逢坂誠二

おおさかせいじ

小選挙区(北海道第八区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数5回

逢坂誠二の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第166回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  きょうは、四人の公述人の皆さんから大変示唆に富む話を聞かせていただきました。心から感謝申し上げます。ありがとうございます。  私ども民主党は、今国会を格差是正国会というふうに位置づけて、地域あるいは個人間、さまざまな分野での格差を...全文を見る
○逢坂委員 どうも急がせたようで大変申しわけなく思っております。  きょうの公述人の中で、宮本公述人から結果格差という話がございました。極めて重要な指摘だというふうに感じたわけですが、この結果格差というものに、例えば、きょう午前中、実は私のところへ、北海道の幌延というところから...全文を見る
○逢坂委員 私も全く同感でありまして、こういうものを宮本公述人がおっしゃる結果格差というふうにとらえられては、これはやはり大変だろうなというふうに思います。  続きまして、もう一点お伺いしたいんですが、例えば、仮に時給八百円の方が一日八時間働く、一週間に六日間働く、しかも一年間...全文を見る
○逢坂委員 まさに今、許容範囲という言葉が出てまいりましたけれども、私は、今私が挙げた例、八百円でフルに一年働いて百八十万円程度の収入というのは少し限度を超えているのではないかなという印象を持っておりますが、これはこの程度にとどめておきたいと思います。  もう一点ですが、宮本公...全文を見る
○逢坂委員 グラフにする際は与条件というものが大事であるということは、私も全く同感であります。  さて、次でございますけれども、きょうは柳沼公述人から、極めて現地の実態に即した話を聞かせていただきました。私も、同じ北海道に生まれ暮らす者として、元気のよかった夕張の時代を知ってい...全文を見る
○逢坂委員 そこで、現在、夕張市では、報道でいろいろ出ているとおり、相当厳しい状況が生まれている。特に、医療、福祉、子育て、あるいは高齢者の問題、こんなことが生まれているわけです。  再度宮本公述人にお伺いしたいのですが、要するに、責任はともかくとしまして、夕張の今のような状況...全文を見る
○逢坂委員 その観点からいたしますと、夕張のこうした状況というのは、やはり憲法の原理原則に照らしても、最低限の是正、補正というものはされるべきなのかなというふうに私も感じております。  さてそこで、きょうは、この場は予算委員会でありまして、柳沼公述人を除いて、それぞれお三方は予...全文を見る
○逢坂委員 実は、私も国会へ来てそんなに日が長いわけではありませんけれども、予算書を見て、あるいは予算を議論しているという場面へ来て、私には、到底予算を議論しているというふうには思えないのであります。  これは先輩の皆さんがいる中で大変失礼だというふうには思いますが、マクロとし...全文を見る
○逢坂委員 きょうは、大変時間が短かったんですけれども、有意義なやりとりができたかなというふうに思っております。  重ねて言うようでございますけれども、私は、自分の恥を忍んで言うようですが、国会議員として議決した予算に責任を持てということを地域の方からよく言われます。しかし、こ...全文を見る
02月28日第166回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○逢坂分科員 民主党の逢坂誠二でございます。  きょうは、私の尊敬する伊吹大臣と議論ができるということで、大変うれしく思っております。  と申しますのは、世間の評価はいろいろあるんでしょうけれども、伊吹大臣のさまざまな場面での身のこなし、仕切り、私は、なかなか学ぶものが多いな...全文を見る
○逢坂分科員 済みません、通告もしないでなかなか答えづらいことを聞きまして。  ただ、やはり冷静になって考えてみると、ああ、なるほど、私も自分なりにふっと気がついて、言われてみると文部という言葉の意味は何だろうなというふうに思うわけでありまして、文部科学省の英訳は、教育、文化、...全文を見る
○逢坂分科員 私も全く同感でありまして、昨今は、やはりインターネットなどの時代で、映像情報だとか極めてわかりやすいメディアが世の中を席巻するようになりました。しかし、映像を中心とするわかりやすいメディアというのは、どちらかというと人の想像力を縮小させるというんでしょうか、伝えるも...全文を見る
○逢坂分科員 図書館あるいは学校図書室というのは非常に重要だという話の中でありますけれども、必ずしも予算というのは潤沢ではなさそうな実態が今言われたのではないかと思っております。  それともう一点でございますが、地方財政措置によってさまざま予算が確保されるという話がございました...全文を見る
○逢坂分科員 学校図書室の状況を全国いろいろ見てみますと、やはり、そこに専任の専門家がいるかいないかということは、随分その図書室の活動度合いというものが変わってくるのではないかなというふうに思っておりまして、多分、この法律の趣旨も、専門職を置くことによって学校図書室が元気になる、...全文を見る
○逢坂分科員 今、伊吹大臣から、十九年度の予算についてはそのような事情で、では来年度については頑張るという言葉がありましたけれども、ぜひとも、やはり知を刺激する予算ですね、これについては、かけたコスト以上の成果が将来得られる可能性が極めて高いわけでございますので、ぜひ文部科学省と...全文を見る
○逢坂分科員 今、そういうことでいろいろ連携が進んでいるという話がございましたが、ただ、文部科学省さんにお願いしたいのは、さまざまな調査をするときに、連携が進んでいるといっても、連携の中身が随分違っていることがあるんですね。単に本を貸し借りというかお互い融通し合っているだけで、人...全文を見る
○逢坂分科員 これで最後になりましたので、きょうは短い時間でしたけれども、非常に有意義な話ができたというふうに思っております。伊吹大臣には、これからもまた、いろいろな場面でさまざまなことを含めて御指導いただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  終わります。ありがと...全文を見る
03月01日第166回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○逢坂分科員 民主党の逢坂誠二と申します。きょうはお世話になります。よろしくお願いいたします。  きょうは、少し、このいわゆる国会の予算委員会で行われる議論としては初歩的以前のといいましょうか、極めて素人的な議論をさせていただきたいというふうに思っております。よろしくお願いいた...全文を見る
○逢坂分科員 今の話からしますと、公表するという言葉があったのは、財務省原案、概算要求、予算案というようなところで、それぞれ国会議員から要求があればそこで示して、議論をしていただくというようなニュアンスにとれたわけですが、それでよろしいでしょうか。
○逢坂分科員 それらの期間的なものでありますけれども、七月から始まって、およそ年度内に予算というものが決まっていくわけでありますけれども、大体、時期といいましょうか時間といいましょうか、それは予算全体から見て、事務方の見る目として、これは適切な時期だ、期間だ、長さだというふうに思...全文を見る
○逢坂分科員 ただいま極めて教科書的な、当たり前の話でありますけれども、ルールについて説明をいただいたわけですが、尾身大臣は、この予算の編成の過程というものが、これは十分な時間があって、きちんとという言葉は適切ではないかもしれませんが、内容深く議論されるに足る今の仕組みであるとい...全文を見る
○逢坂分科員 私、地元へ帰りまして、私は予算委員ではないんですが、予算委員会の状況などを地元の人にお知らせします。そうすると、大体、こういう世界に余り縁のない国民の方からは、私は前、ニセコの町長をやっていたものですから今でも私のことを町長と呼ぶ人が多くて、いやあ町長、予算委員会と...全文を見る
○逢坂分科員 私もまさに同感でありますので、きょうは分科会での皮切りみたいなものでありまして、私が国会議員になろうとした一つの理由が、まさにこの点であります。  先ほども言いましたが、繰り返しになりますけれども、その時々の時局の中のホットな話題ということ、あるいは政局的なことと...全文を見る
○逢坂分科員 種々いわゆる説明の資料などを用意されて、網羅的あるいは場合によっては要約をしてわかりやすく説明をしようとしていることは一部理解をしているわけでありますけれども、例えば、今この予算書の財務省のところ、財務省所管の、財務本省の予算のページを今見ています。四百二十一ページ...全文を見る
○逢坂分科員 私は今の答弁では全く納得はしないわけでありますけれども、大臣、いかがでしょうか、今の私の指摘。この予算書だけではわかりにくい、でも説明資料もある、説明資料も網羅的だという話をされましたが、私は、それでは必ずしも私たちが本当の意味で知りたい予算情報というものではないの...全文を見る
○逢坂分科員 実は私もまさに大臣と同じ思いでございまして、先ほど私が北海道のニセコ町の例を申し上げました。十四年前に私はニセコの町長になりまして、やはりこのままでは、きちんとした、地域の皆さんに説明責任や、議会の皆さんも議決責任が果たせないだろうということで、地元で使っている、こ...全文を見る
○逢坂分科員 きょうは短い時間でしたけれども、いろいろな話ができました。ありがとうございます。  終わります。
03月06日第166回国会 衆議院 本会議 第11号
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○逢坂誠二君 民主党の逢坂誠二でございます。  私は、民主党・無所属クラブを代表いたしまして、ただいま議題となっております案件に反対の立場で討論をさせていただきます。(拍手)  まず最初に、本議題と密接な関係がございます地方分権について、少し言及させていただきます。  自治...全文を見る
○逢坂誠二君(続) 一国の総理には大変失礼な物言いとは思いますが、安倍総理には、ぜひこの現実を直視してもらわなければならないと思います。  地方や個人が抱える根本問題への対応策を全く示していない本案件には断固反対であることを申し上げ、私の反対討論といたします。  御声援、あり...全文を見る
03月15日第166回国会 衆議院 総務委員会 第9号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  最近、余り菅大臣とお話しする機会がないものですから、最初にちょっと通告外のことを二つだけお伺いしたいと思います。  午前中の憲法調査特別委員会、非常に私はやはり残念だったなというふうに思っております。というのは、憲法問題というのは...全文を見る
○逢坂委員 松岡大臣も誠実さに欠けると私は思うんですけれども、今の答弁は、菅大臣も若干誠実さに欠けるかなというふうに思います。それはそれでいいでしょう。  それと、もう一点ですけれども、午前中、寺田委員から質問のあった件ですけれども、参議院の方へ中座されましたので、若干補足をし...全文を見る
○逢坂委員 適切に運用されるべきだというのは、そういう場合でも払わざるを得ないというようなことだというふうに解していいのかと思います。わかりました。  さて、それじゃ、きょうの本題に入りたいと思いますが、橋本会長にお伺いしたいんですけれども、非常にこれは初歩的な質問なんですが、...全文を見る
○逢坂委員 もしかすると、私自身も今橋本会長が説明したような説明の仕方をするかもしれませんが、そういう説明をしたら次にこういう質問が来ると思うんですね。いや、そういうNHKはわかるけれども、私はNHKを見ないんだ、だから払いたくないんですよ、それを私に払えと言うのはさらにどういう...全文を見る
○逢坂委員 ぜひごらんいただきたいという話がありましたけれども、となると、何かセールスマンの勧誘のような感じもしないでもないんですけれども、どうもやはりそのあたりがはっきりとわかりやすく説明できないところに、今のNHKのさまざま抱えている問題の根があるのかなという気がするわけです...全文を見る
○逢坂委員 今の言葉の中に情報格差をなくしていくという発言がございましたけれども、情報格差をなくしていくのはNHKの役割でしょうか。  菅大臣、これは国の役割なんじゃないでしょうか。そうではないんですかね。
○逢坂委員 菅大臣にお出ましいただいたので菅大臣にも、例えば御地元のお年寄りや若い方から、NHKの受信料ってなぜ払わなきゃいけないのと素朴に聞かれたときに、何てお答えになられますか。
○逢坂委員 それで本当に皆さん理解してくれるでしょうか。理解される方もいるとは思うんですが、やはり、どこか説明に窮するようなところがあるのが今の実態ではないかなというふうに思うわけですね。したがいまして、今、義務化の問題もいろいろ議論をされていますけれども、もう一度NHKの原点と...全文を見る
○逢坂委員 今の話、そういう趣旨で発言したということは理解いたしました。  そこで、総務大臣にお伺いをしたいんですが、もし仮に、NHKの受信料徴収に住基ネットを使いたい、使おうというようなことが起こった場合に、現状でどんな問題をクリアすればそれは使えるようになるんでしょうか。あ...全文を見る
○逢坂委員 大臣に改めて確認ですが、現状では住基ネットをNHK受信料の徴収に対して利用するには極めて難しいという趣旨でよろしいでしょうか。
○逢坂委員 了解いたしました。  それで、次なんですけれども、NHKが今後どうあるべきかということについて、残された時間、若干話をしたいと思うんです。  NHKの組織を、これは私が外の人間として見ているときに、極めて中央集権的な組織のように私には思われるわけですね。もっと思い...全文を見る
○逢坂委員 この問題はまたどこかで機会を改めてやりたいと思います。  もう時間がなくなりましたのでこれで終わりたいと思いますが、この質疑の様子はNHKさんで放送されるというふうに聞いておりますが、きょうの橋本会長と菅大臣の話、なぜ受信料を我々は納めなければいけないんですかという...全文を見る
○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。     放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件に対する附帯...全文を見る
03月29日第166回国会 衆議院 総務委員会 第11号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  きょうは、交付税その他について、大臣を中心にお話を聞いていきたいと思いますけれども、できれば採決の前にやりたかったなというふうに思っております。  さて、まず最初に、いわゆる「頑張る地方応援プログラム」についてお伺いをしたいのです...全文を見る
○逢坂委員 まず最初に、いわゆるプロジェクトと言われるものについてお伺いをしたいんですけれども、このプログラムの説明書によれば単年度三千万円を出すんだということになっているわけですが、すべての団体が、プロジェクトというものを出せば、このプロジェクトの中身のよしあしとか、これは本当...全文を見る
○逢坂委員 自治体の関係者からしてみると、これほど財政が厳しいと言われているのにそういうことで三千万円というのは、何かおかしいんじゃないかなという声が出るんですが、この点については後でまた大臣にお伺いをしたいと思います。  次に、今度は、成果指標というものを幾つか準備されている...全文を見る
○逢坂委員 今、それぞれの指標の絶対値、変化率という話がありましたけれども、それでは、変化率あるいは絶対値をつくることによって、ある種、市町村の頑張り度合いにランキングのようなものがつくのでありましょうか。政府参考人、その辺、いかがですか。
○逢坂委員 何度聞いてもよくわからないところもあるんですけれども、もう一度政府参考人にお伺いをしたいんです。  このプログラムについて、全国の自治体とさまざま意見交換されているかというふうには思うんですが、全国の自治体からこれに対してどんな評価が来ていますでしょうか。特に、プラ...全文を見る
○逢坂委員 そこで、大臣にお伺いしたいんですけれども、この制度について、実は交付税本来の趣旨とかけ離れたものではないか。本来、もしこういうものをやるのであるならば、交付税ではなくて、補助金とか別の形なのではないか。  交付税というのは、もう釈迦に説法でありますけれども、財政調整...全文を見る
○逢坂委員 頑張ったところに出すというこの発想そのものが交付税の本来の趣旨とは違うのではないかという気がするわけですね。交付税はやはり、頑張れない、頑張ろうとしてもその分野をどうしても補い切れないというようなところへ、本来、必要な財源、財政の調整というものをしていくことが大事では...全文を見る
○逢坂委員 この点は、多分、幾ら議論をしても溝は埋まらないのだと思うのですが、でも大臣、大臣がおっしゃることを、もし百歩譲って、そうだというふうにしたとしても、いわゆる地方がやるプロジェクト、ことし五百億円程度を用意したという、各市町村に三千万ずつ出すというこのプロジェクト、その...全文を見る
○逢坂委員 そうではなくて、自治体はもうさまざまな取り組みをしている。それで、頑張るというよりも、とにかく地域を何とかしなければならないということで、日常的に不断の取り組みをしているわけですよ。そこをあえて今回このプロジェクトとして提出をさせて、そして出したら黙って三千万というの...全文を見る
○逢坂委員 この点は幾ら議論をしても埋まらないというのは、先ほど私が言ったとおりだとは思うのであります。  大臣、全国で、大臣がこれまでの経験の中で、ああ、ここの地域は頑張っているなとか、ここはよくやっているよとか、そういうようなところをどこか。先般、どこかで大臣は上勝町の話を...全文を見る
○逢坂委員 今回のこの最初のというか、指標でない方のものですね、いわゆるプロジェクトというものですが、ホームページで公表するということですが、公表する理由は、政府参考人、何でしょうか。
○逢坂委員 それでは、次の話題に移りたいと思うんですが、今の話は後でまた出てくるかとは思います。  次に、お手元に資料を配らせていただきました。私の名前を書いた資料一というものですが、これは平成十七年度のいわゆる自治体病院の損益収支の状況でございます。これは地方公営企業決算統計...全文を見る
○逢坂委員 おとといの朝、私は北海道の根室管内の羅臼という町におりました。朝八時から九時にかけて羅臼という町にいたんですが、そこの羅臼の町長さんから、やはり羅臼の国保病院のことについて本当に切々と訴えられました。実は、羅臼に限らず、私の住んでいるニセコの近隣の町でもやはり同じよう...全文を見る
○逢坂委員 そういうことに取り組むのが菅総務大臣としての役割だというふうにおっしゃいました。私もまさにそういうふうに取り組んでいただかなければいけないと思うんですね。そのためにやはり税というものがあり、公権力を持っている行政というものの存在があるのだと思うのです。であるならば、大...全文を見る
○逢坂委員 この問題、きょうは余り深入りはいたしませんけれども、今後、新しい自治体の財政再生法制が議論されるときに、必ず、病院会計の問題でありますとか、あるいは交通事業の問題でありますとか、そういうものが出てくることになろうかと思います。  そのときに、まさに今大臣が発言された...全文を見る
○逢坂委員 支援策を当然検討していくということでございましたので、きょうのところはこの議論はこの程度にしたいと思いますが、再生法制のときにまた議論をさせてください。  それから次に、地方交付税について若干お伺いをしたいんですが、私が自治体、ニセコ町にいたときに、よく道や国の方か...全文を見る
○逢坂委員 今、政府参考人の方からそれぞれケースによって違うという話がありましたが、これについて、十九年度に新たにいわゆる通常の言葉で言う地財対策を講じたものの種類と金額、あるいは、前年と比較して、十九年度において減額になったもの、廃止をしたもの、あるいは増加をしたものというよう...全文を見る
○逢坂委員 菅大臣、今の話を聞いて、何を言われているかというのは、大臣は御理解できると思いますが、一般の国民というのは理解できるでしょうかね。私は、交付税が実はわかりにくいとかと言われる一つのもとは今のような点だと思うんですね。要するに、さまざまな測定単位を設けて、それを緻密にや...全文を見る
○逢坂委員 今回の新型交付税で、大臣、本当にこれは予見可能性が高まったというふうにお考えでしょうか。もちろん、取り組みの初年度ですから、十分ではないという御答弁をされるのかもしれませんが、もし仮に十分ではないとするならば、今後どういう方策によってこの交付税の予見可能性を高め、かつ...全文を見る
○逢坂委員 私にはどうも第一歩には思えないのです。きょうは時間がさほどありませんのでこの点もこの程度にいたしますが、先ほど言いました地財対策という言葉の陰にある不信感を自治体の皆さんから払拭しない限りは、交付税制度というもの、私は交付税は絶対必要なものだとは思っておりますけれども...全文を見る
○逢坂委員 大臣、これは、私はここから将来のことを言っているのではなくて、もう既に国がこれだけ地方に対して交付税の元利償還額をある種保証しているということになるわけですね。将来の議論は、まさに今政府参考人が言ったように、この事業費補正方式というのはいろいろ問題があるだろうというふ...全文を見る
○逢坂委員 この部分はぜひ強く御認識をいただきたい。この元利償還額のところが狂ってしまうと、自治体は多分、財政はパンクです。  それで、次の問題ですが、市町村合併についてお伺いをしたいんです。  市町村合併、いろいろ進められて、約三千三百あった市町村が今千八百程度になっていま...全文を見る
○逢坂委員 質疑時間が終わりましたので、これでやめさせていただきますが、先ほど大臣が地域の優良事例のようなことで例に出されました隠岐島の海士町、ああいうようなところというのは合併は可能だと思いますか。あるいはまた、先般大臣が例に出されました上勝町、人口二千人強、ああいう地域もやは...全文を見る
○逢坂委員 以上で質疑を終わります。またよろしくお願いいたします。
04月26日第166回国会 衆議院 総務委員会 第17号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  よろしくお願いいたします。  本題に入る前に、先ほど福田委員の方から話があったことで若干話をさせていただきたいと思いますけれども、大臣が、地域格差、この是正をしなければいけないという思いを持っている。そして、しかもそれは、財政面に...全文を見る
○逢坂委員 実は、この記事を読んだ国民の方から私のところへメールが来ました。その中身は、東京でそういうことを言うのであれば、食料だとか、水だとか、空気だとか、電気だとか、あるいは原子力発電所だとか、さまざま地方が担っているものを全部東京都内におつくりになればいいのにねというような...全文を見る
○逢坂委員 そこで、引き続き政府参考人の方にお伺いしたいんですけれども、地方債計画に計上する地方債総額というものは一体何によって決められるのかということですね。いわゆる地方債がこれだけ必要だという需要だけによって決められるのか、あるいはまた、地方財政全般の将来にわたる安定度合いと...全文を見る
○逢坂委員 そういう形で地方債計画が決まっていくわけですけれども、地方財政を規律する、要するに、将来とも安定的に不安のないようにしていくというような、そういう視点でのブレーキといいましょうか、たがといいましょうか、そういうものは地方債計画をつくる上では勘案されているんでしょうか。
○逢坂委員 大臣、今のお話、多少わかりにくいところもあろうかと思うんですけれども、今の話を伺っていて、すなわち、自治体の側は地方債計画あるいは地方財政計画にほぼ沿った財政運営をしてきたというふうに、少なくとも地方債残高を見る限りは言えるのではないかというふうに思うわけですね。地方...全文を見る
○逢坂委員 そこで、今まさに大臣の口から出てまいりましたが、地方が独自の判断で財政規律をしていくということも必要だという話でございますけれども、これは政府参考人の方にまず最初にお聞きしたいんですけれども、地方財政を健全に運営していく、あるいは経営していくためのチェックポイント、規...全文を見る
○逢坂委員 今のお話は一般論として非常によくわかるわけですが、その中で特に絞って政府参考人にお伺いをしたいんですけれども、将来負担に対する対応力みたいな話がございました。これは、実は地方議会でも議論をするとき極めて大事なポイントになります。それから、今市町村の合併が進んでいる、あ...全文を見る
○逢坂委員 今の話を伺ってみても、すなわち国のマクロベースの地方財政計画、地方債計画の面も、必ずしもかつては十分に地方財政の規律ということを考えてやられていなかったような印象を私は持ちましたし、では、個々の自治体がそれぞれの立場において財政の姿を判断したい、三年後五年後、十年後は...全文を見る
○逢坂委員 大臣の発言を聞いていても、やはりこれまでは必ずしも予見可能性は高くなかった、だから、これから先、予見可能性を高めるために、せめて菅大臣が就任したからには、三年ぐらいは見通せるようにしたいんだというようなお話だった、そして新しい財政の再建法制によってさらにそれをしっかり...全文を見る
○逢坂委員 さてそこで、新しいこの機構法案なんですけれども、この機構法案に変わることによって、先ほどの指摘によれば、官から民へ資金の調達の流れが移るんだということではなくて、もともと民だったんだから民民じゃないかみたいな指摘があったんですが、機構法案ができることによって、まず客観...全文を見る
○逢坂委員 ということになりますと、これまでの公庫の運営そのものに対する責任が、機構になることによって、今までは国が責任を持っていたのが自治体が責任を持つという変化だというふうに理解ができるわけですが、では、自治体個々の地方債そのものを幾ら借り入れるとか、財政規律をどうするんだと...全文を見る
○逢坂委員 そこで、公庫から機構になることについて、これまでさまざまな質疑がこの委員会であったわけですが、幾つかの部分において、例えば出資総額は六団体を中心に機構の方で今後鋭意検討されるでありますとか、あるいは業務の範囲についても、それは機構ができたら機構の最高決定機関でいろいろ...全文を見る
○逢坂委員 重ねて政府参考人にお伺いしますが、業務の範囲についての自主性というものについてはいかがでしょうか。
○逢坂委員 ということは、公庫から機構に変わることによって、自治体の側の目線で見てみますと、本質的な意味での自由度は余り広がっていないのではないか。要するに、公庫、もしくは機構でもいいんですけれども、資金調達をするとか、その資金を運用して貸付利率を決めるとか、そういう部分における...全文を見る
○逢坂委員 中身の設計は地方公共団体が自由にできるというふうにおっしゃいましたが、具体的にはどういうことでしょうか。
○逢坂委員 となりますと、その際に、地方六団体の方で主張していた、例えば法案では公営企業と臨時三事業に貸付対象が限られているけれども、そこについて代表者会議が話し合って、これはもっと範囲を広げるべきだとか、あるいはもう少し別なものにすべきだというようなものについても、そこで決めれ...全文を見る
○逢坂委員 ということになりますと、要するに、枠の中では自由ですよと言われているけれども、本質的な意味の自由度ではなくて、やはり地方団体にしてみると、私は、責任が高まることは悪いことだとは思ってはおりませんが、そのことについて批判をするつもりはないのですが、今回のことによって財政...全文を見る
○逢坂委員 ここの部分はきっと、実際、現場では相当大変な御苦労をされることになるのではないかと思うんですね。それで、ここの場では、細かい、それでは実際に事務をどう引き継いでいくかとか、どういう体制でやるかというところまではなかなか議論はできないとは思いますけれども、現場の実態、実...全文を見る
○逢坂委員 了解いたしました。  それでは、実は私も地方財政の仕事をやっていて、この公庫の果たしてきた役割の大きさというのは痛感しているものですから、やはりこの機能が急激に変化することに対しては相当大きな不安があるというふうに思いますので、ぜひ円滑な移行と、しかしその円滑な移行...全文を見る
○逢坂委員 これで最後の発言にしたいと思います。  そういう中で、大臣に最後お伺いしたいんですけれども、例えばでありますが、今手元に、平成十七年度の自治体の下水道会計の決算の状況を手にしているんですが、これを見ると、三千六百三十二ある自治体の下水道会計、これは小さな特定公共下水...全文を見る
○逢坂委員 以上で終わります。どうもありがとうございます。
05月08日第166回国会 衆議院 総務委員会 第18号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  きょうは多少いつもと違った毛色の質問を若干したいと思うんですけれども、地域振興と酒税法の関係について若干お伺いをしたいと思っております。  まず最初に、大臣、大臣は果実酒というのを御存じでしょうか。果実酒、例えば、野山に咲いている...全文を見る
○逢坂委員 それは予想外の、お酒が飲めない、それは残念ですね。残念ですねというのは、実は、お酒というのは、やはり人生を非常に楽しくするといいましょうか、お酒で人生失敗するケースもたくさんあるようでございますけれども、大臣、ゴールデンウイーク中、フランスにも行かれたということであり...全文を見る
○逢坂委員 実は、個人で果実酒をつくるということ、それは法の範囲で許されるようなんですね。イチゴを入れたり、あるいはコクワを入れたり、梅を入れたりと。ところが、それを家庭内、自己消費ではなくて、仮によその方に無料でお上げしても、これは酒税法違反なんだそうですね。これはなかなか、そ...全文を見る
○逢坂委員 今の規定を設けているのは酒税保全の観点からだ、すなわち、お酒の税金をちゃんと守るためだということでありますけれども、民間の方が、例えば私が家庭でつくる果実酒、三十五度のしょうちゅうを買ってくる。これは市販されているもので、既に酒税がかかっている。そこに梅を漬け込む。そ...全文を見る
○逢坂委員 なかなか一般国民にはわかりにくいことだというふうには思うんです。  それでは、これも政府参考人がいいのか政務官がいいのかそちらでお決めいただきたいと思いますが、いわゆる混和をすることによるみなし醸造というのがあるわけですが、無免許のみなし醸造、この十年余りの間にどの...全文を見る
○逢坂委員 内訳についてまだ把握していないということでありますけれども、私が問題にしたいのは、実はそこのところなんですよね。  要するに、四十三条の第十一項で言われている、本来酒税法でいえば無免許のお酒づくりだとされているものだけれども、自分で消費をすればそれはいいよと例外的に...全文を見る
○逢坂委員 十年にたった十三件しかないものの内訳を把握していないというのは、なかなか有能な日本の官僚としては悠長な仕事をしておるなという感じがするわけです、調べる気があるのかないのかよくわかりませんが。  ただ、今私が示したこの記事は、結構これは当人にとって、あるいは地域にとっ...全文を見る
○逢坂委員 あわせて林副大臣にお伺いをしたいんですけれども、どぶろく特区では、いわゆる農業者みずからが生産した米を原料にしている特例ということでありますけれども、野山に自生する木の実や薬草を利用した、いわゆる先ほどから私が言っている果実酒ですね、これに関する特区申請というのは何件...全文を見る
○逢坂委員 今林副大臣からあったとおり、やはり地域振興の上では結構この辺は重要だ、いろいろな宿やなんかで果実酒が出ている、どぶろくも似たようなことでやられた。ただ、どぶろくの方は、他地域へ流通しづらい、それから、保存がきかないだろうというようなこと、果実酒の方は、保存がきいて他地...全文を見る
○逢坂委員 酒税というのは、それは流通する先で納めるのでしょうかね。酒税というのは製造のところで納めているんじゃなかったでしょうか。私の認識が違っていれば教えていただきたいのと、それから、特区によって、六キロリットルの規制を、小さなものでも認めるということにしている。小さな量でい...全文を見る
○逢坂委員 それでは、ちょっと議論を先へ進めたいと思うんですけれども、今私が例に示したような、宿や何かで自家製、半自家製的な果実酒を提供する宿のオーナーが、いわゆる、それじゃちゃんと免許を取ってやろうとした場合に、最低製造数量基準というのは幾らになりますか。
○逢坂委員 六キロリットルということは六千リットルですね。ということは、四合瓶換算で八千本を軽く超える。四合瓶換算で八千三百本以上になるわけですね。これは、四合瓶換算で八千本ですから、宿屋で一日四合瓶を二十本消費しても、まだ千本近くが消費し切れない量だということになりますね。 ...全文を見る
○逢坂委員 実は、この果実酒の問題、ニセコの問題ですが、五月の三日に地元のSTVという、札幌テレビ放送という会社で何か報道されたようです。それから、私が今皆さんに資料で出したのが、五月五日日刊スポーツで報道された。そして、本日は毎日新聞、北海道新聞でも北海道内では報道されている。...全文を見る
○逢坂委員 法は生きた法でなければならない、すなわち、不都合があれば、それは生きているわけだから成長し、あるいは場合によっては変化をしていくということだというふうに理解をするわけですが、そういう観点からすると、椎名政務官、林副大臣の思いを受け入れるということは非常に重要ではないか...全文を見る
○逢坂委員 菅総務大臣、今までの話を聞いていて、冒頭に、大臣自身もまさか果実酒みたいな自家製のものを譲り受けることも酒税法に違反するとは存じ上げなかったという話でありました。私自身もそこまでは知りませんでした。しかし、社会一般的にはそういうことは随分行われているのが現実ではないか...全文を見る
○逢坂委員 未来が明るいという言葉を聞いて、私も明るく質問を終わりたいと思います。  どうもありがとうございました。
05月15日第166回国会 衆議院 総務委員会 第20号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  最初に菅大臣、先週、果実酒の話を菅大臣にさせていただきました。私がつくった果実酒を大臣にプレゼントしたら、それが違法になるかどうかという話で、大臣が、いや、それは違法になるとはわからなかったという話を正直にされました。私の地元に帰り...全文を見る
○逢坂委員 この住民基本台帳法の運用については、やはり全国の各自治体で運用に多少のずれがこれまであったのかなという気もしないでもありません。  ちょっと話はそれますけれども、統一地方選挙が終わって、私も全国各地へ行きましたら、あれ、公職選挙法というのは随分各地で運用が違うんだな...全文を見る
○逢坂委員 では、藤井局長の今の答弁からしますと、住民票情報で足りるものはあえて戸籍の付票の交付はしないというふうに判断してよろしいんでしょうか。戸籍の付票の請求目的を見たら、これはそんな過去の住所まで要らないだろう、そういうようなものであるならば住民票の写しで大丈夫だという場合...全文を見る
○逢坂委員 戸籍の付票の議論はきょうはこの程度でやめたいと思いますが、住民票の写し以上に、場合によっては相当重たい情報が入っているのが戸籍の付票である、しかも、その存在を国民が余り知らない、そういうものがあることすら実は知らない国民も相当多いだろうというふうに思いますので、この取...全文を見る
○逢坂委員 いずれにしましても、国民にとって少しでも安心感を与えるようなことで情報の提供をお願いしたい。そのことによって、おかしいぞというチェックもきいてくるでしょうし、ひいてはそれは、最終的に国民全体のためになるというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。  住...全文を見る
○逢坂委員 そうなんですね。私も多くの方に聞いてみたんですけれども、戸籍の付票の存在を知らない方も多いですし、存在を知っていても、自分の付票を見たことがないという人が結構多いんですね。ところが、やはり、生まれてから今までの、どこに居住していたかの情報が全部載っているものですから、...全文を見る
○逢坂委員 もう一点お伺いしたいんですけれども、このふるさと納税というのは、発案はそれでは菅総務大臣ということでよろしいのでしょうか。報道を見ると随分大きく、総理も、この件についてやったらいいというような発言をしているようにも報道ではされておりますけれども、総理の発案なんですか、...全文を見る
○逢坂委員 このふるさと納税というのは、一見、ちょっと聞くと、非常によい、ああ、そういうものがあるといいねと、多くの方がそういうふうに言う性質のものだというふうに思うんですが、税制でありますとかあるいは日本の都市と地方の関係でありますとか、そういうことをいろいろ考えてみますと、や...全文を見る
○逢坂委員 今の大臣のお考えを聞いて、私はやはり、今の大臣のお考えがベースにあるのであれば、ふるさと納税はおやめいただくべきかなというふうに思っています。きょうは、このことを議論する本当の場ではないので余り深くは言いませんが、幾つか問題点だけをさらに指摘させていただきたいと思いま...全文を見る
○逢坂委員 あと、幾つか、現時点で思い当たることを時間の範囲で指摘をしたいと思うんです。  住民税の課税主体というのは全国にたくさんいるわけですね。自治体の数だけ住民税の課税をする主体がいるわけであります。そのことと、一〇%を切り離して自由に納税させるということになるその関係と...全文を見る
○逢坂委員 質疑時間が来ましたのでこれでやめますけれども、研究会をおつくりになることは、私はそれは押しとどめることはできないのでありますけれども、研究会のメンバーは、偏った意見を持った方だけを集めて御自身の考えを追認するような研究会にすることのないように。どこかにそういう研究会が...全文を見る
05月18日第166回国会 衆議院 総務委員会 第21号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。きょうもよろしくお願いいたします。  まず、本題に入る前に、先ほど一時過ぎに私のところへあるニュースが入ってまいりました。愛媛県のある町で、住民基本台帳に記載された個人情報が五万五千人分とかという、これは新聞報道、ネット報道なんですけれ...全文を見る
○逢坂委員 いや、私もネット上のニュースで見ただけなので。ただ、今までの個人情報の流出としては非常に数が多いのかなというふうに思いますので、ぜひしっかりとした原因究明そして対策というものをとっていただければなというふうに思っております。このテーマはこれだけでやめたいと思います。 ...全文を見る
○逢坂委員 引き続き政府参考人にお伺いしたいんですけれども、今回の事故で影響を受けた契約者というのはどれぐらいいたのかということと、先ほどの説明で、ルーターが自動的に書きかえをするんだ、書きかえの処理能力を超えたという話でございましたけれども、その処理能力を超える理由というのは、...全文を見る
○逢坂委員 今話がありましたとおり、東京二十三区と千葉、神奈川などを除く東日本ということでありますが、そのエリアの中で約二百四十万に近い契約者の方に影響が出る、やはりこれは相当重大なことなんだろうというふうに推察をいたします。  ただ、幸いという言葉を使っていいかどうかわかりま...全文を見る
○逢坂委員 ネットワークもさまざまな会社が担うようになっておりますけれども、この一、二年、二年程度で構わないかというふうに思いますけれども、その間に、今回のNTTのような事案、事故案件は大体何件ぐらいあったのか、どんな規模のものがあったのか、簡単で結構ですのでお知らせ願えますでし...全文を見る
○逢坂委員 今回の五月十五日のは、NTTの関係、たくさんのユーザーが長い時間というふうに私は思っていたんですけれども、実はこの一、二年の間にも結構な件数の事故が起きているんだなということを今改めて理解した次第であります。  こうした事故を生じさせないために、総務省としてはどんな...全文を見る
○逢坂委員 やはり国民生活に非常に大きな影響を与えるものでありますから、サービスをうまく維持するということも大変大事でありますけれども、いざ万が一発生した場合にどうするかということも非常に大事なことかなというふうに思っております。  今回の事故でございますけれども、私のところに...全文を見る
○逢坂委員 この点は私、非常に大事だと思っているんです。特に、いわゆるIP電話を救急用に使うということ、一一〇番、一一九番というようなこともありますので、その電話が不通だということがわからずに何度もかけて、おかしいということがあっては、これはまさに人命にかかわるようなこともありま...全文を見る
○逢坂委員 あと、今回は余り大きな声になっていないというふうには聞いておりますけれども、今回、七時間近くネットワークがとまった。ネットワークがとまることによって、例えば株取引の決済をしようとしていた方が決済できなくなる、あるいはネットオークションなどを活用して、今まさにここで落札...全文を見る
○逢坂委員 大臣、今お聞きになって御理解いただけたかと思いますが、二十四時間通信がとまる、そうした場合に、日割りで通信料金、いわゆる電話料金を返還するような約款になっているということで、損害をこうむった逸失利益については免責されているという話だったんですが、いかにもこれは国民にと...全文を見る
○逢坂委員 あともう一つなんですけれども、今回のこの事故、原因を究明する、こうした事故が起こらないように事業者の皆さんにもしっかりとやってもらわなければいけないというのは当然のことだと思うのですが、どんな仕組みでもどんなシステムでもそうでありますけれども、間違いが起こる、事故が起...全文を見る
○逢坂委員 この点につきましてはこの程度で終わりにしたいと思いますけれども、今のNTTの事故に関連してもし大臣の方で何か一言ございましたら、特に危機管理対策について何かありましたらお願いします。
○逢坂委員 では、よろしくお願いいたします。  それでは、きょうの大きな柱の二つ目に入りたいと思いますが、市町村のこれからの形について多少議論したいと思います。  まず、平成の大合併を経て、現在の人口規模別の市町村の現況でありますとか、あるいは、平成の大合併の目的の一つは市町...全文を見る
○逢坂委員 今の話を聞く限りは、まだ具体的な能力向上、例えばこういう点で能力が向上したということを客観的に言えるというような雰囲気ではなくて、アンケートなり聞き取りなりで、何ができるようになりましたかということを言っているにすぎない。住民の皆さんから見て、本当に能力が上がっている...全文を見る
○逢坂委員 菅大臣のお言葉の中から、やはりある一定程度の規模という話と、千という数字が出てまいりましたけれども、ということから推察いたしますと、やはり今後も合併というものを前提にして市町村の能力を高めていきたいという御発言だったかというふうに私にはとれるんです。  私は、もちろ...全文を見る
○逢坂委員 時間が参りましたのでこれで終わりたいと思いますが、二十九次の地制調の中で地域の実態に合った議論が展開されることを強く期待しております。  ありがとうございました。
05月22日第166回国会 衆議院 総務委員会 第22号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。きょうは、自治体の財政再建法制について、一時間時間をいただきましたので、いろいろ議論をしたいと思います。  今回の再建法制について、非常に評価をする声、要するに、人間の健康診断に例えると、健康診断項目が多くなって非常によいではないかとい...全文を見る
○逢坂委員 大体今の範囲で、実は、自治体関係者に今回の法制のことについて聞きますと、健康診断の項目がふえてよいことだという声がある一方で、これができることで国の関与が強まるのではないか、何か必要以上にああだこうだ、やいのやいのと言われるのではないかと、岡本局長はそんなことはないと...全文を見る
○逢坂委員 この点につきましてはこの程度でやめたいと思いますけれども、こういう健康診断の項目がふえることはよいことではありますけれども、ぜひ、過度な自治体への関与というものがないようにやはり御配慮願いたいということを一点、申し上げておきたいと思います。  それから、次になんです...全文を見る
○逢坂委員 今岡本局長から話がありましたとおり、これはやはり一律に当てはめるということでは地域の崩壊が起こってしまうおそれがありますので、ぜひ慎重にやらなければいけないというふうに思っております。  そこで、きょうは菅原厚生労働政務官にもお越しいただいておりますけれども、菅原政...全文を見る
○逢坂委員 しっかり取り組むというようなことでありますけれども、自治体病院の存在意義というのは何かということを考えてみたら、民間病院というのは、やはり収益性、ちゃんとやってももうかるんだという地域でやるわけですね。自治体病院というのは、収益が上がらない地域であっても、そこに医療ニ...全文を見る
○逢坂委員 診療報酬のことについては私は一つの例示として申し上げたわけで、必ずしもそれだけをやれということではなくて、もし、国民がひとしく医療を受ける権利、チャンスというものを保障する意味で診療報酬は全国一律の方がいいという結論になるというのであるならば、では、実際の機会、チャン...全文を見る
○逢坂委員 数字を把握していない、しかし、自治体には一応ちゃんとやりなさいという文書を出している。自治体にしてみると、この文書を受け取ると、やはりこれはなかなか深刻なわけであります。  そうして、現に、それでは一体どの程度料金を引き上げればこの国土交通省が出した十六年度の文書に...全文を見る
○逢坂委員 現在のシステムの中で最大限の努力をするというのは、これはまず第一条件として当たり前のことだというふうに感じます。  さて、そこで、今度は総務省の政府参考人にまた改めてお伺いをしたいんですが、下水道会計が今のような状況、実態であります。いわゆる会計を適切に運用していく...全文を見る
○逢坂委員 そこで、菅総務大臣にお伺いをしたいんですが、今たまたま私は病院会計と下水道会計の例を出しました。特に病院会計などというのは、今回の再建法制の適用を一足飛びにやってしまうと大混乱が起こる可能性も否定できない、それで一兆円、二兆円近い累積赤字もあるわけであります。したがい...全文を見る
○逢坂委員 今、菅総務大臣から、一律に適用するということではやはりまずいだろうというような答弁がございました。しかも、あわせて、病院のあり方についても厚生労働省ともしっかり考えていきたいということでございますが、ぜひ、これはやはりギアを一段も二段も入れかえてスピードを速くやらなけ...全文を見る
○逢坂委員 法律的な枠組みはないということでございますけれども、であるならば、これも次長にお伺いしたいんですが、どんな方式で国民の皆様に客観的に日本の財政の状況をお知らせするのか。あるいは、そういう指標がなければ客観性というのは得られないのではないかという気がするんですが、いかが...全文を見る
○逢坂委員 すなわち、財務省ではその時々でいろいろな手だてといいましょうか、やり方で財政は厳しいんですよということを言っているんですが、私はそれはもちろん大事なことだとは思うのですが、ある一定のルール、やはり客観性というものを持たなければまずいのではないか。確かに財政の厳しさは私...全文を見る
○逢坂委員 私は適正かどうかということを聞いたんですが、私の感じで言いますと、これは同じグラフに温度と湿度のグラフを書いて、こんなに差がありますよと言っているようにしか思えないんです。  といいますのは、地方の財政というのは、もう皆さん、釈迦に説法でありますけれども、基本的には...全文を見る
○逢坂委員 意気込みは非常によく理解をできます。日本の国の財政が大変だということも理解をできます。この委員会でも先ほど来、夕張市の問題が随分取りざたされておりますけれども、実は、夕張市の一万倍モデルが日本の国だというふうによく言われます。夕張の人口を一万倍すると一億二千数百万、夕...全文を見る
○逢坂委員 二十年度の予算編成に間に合うようにできるだけ多くの自治体の意見を聞きながら決めていきたい、これだけしゃべれば多分よかったんだと思うんです。  それはそれでわかるんですが、この際に、多分、自治体側の立場、意見というのは多様だというふうに思います。この部分はもう少し基準...全文を見る
○逢坂委員 ありがとうございました。  ぜひ、地域の実態に応じた形で声を聞いていただきたいというふうに思います。  そのときに、大臣、単に自治体の首長が、再生団体になりたくないとか再建団体になりたくないというようなことで判断するのは、やはり私は決して適切なことではないだろうと...全文を見る
○逢坂委員 ぜひ大臣、よろしくお願いしたいと思います。  それでは次でございますけれども、菅大臣は日ごろからこういうことをおっしゃっておられますよね、今、国と自治体の歳入のバランスと歳出のバランスに乖離があるんだと。大ざっぱに言うと、国が六歳入をして、地方が四歳入。でも、支出は...全文を見る
○逢坂委員 法人二税と地方消費税が一つの眼目にあるということは理解をいたしましたけれども、それは大臣は税源移譲でやろうということでございましょうか、それとも、税源移譲ではなくて財源を移すということでやろうということでありましょうか。その辺のお考えというのは今決まっていますでしょう...全文を見る
○逢坂委員 では、まだそのあたりについては考えが決まっていないということに理解をするわけですが、私は、例えばことし三兆円の税源移譲がございましたけれども、これ以上の自治体への税源移譲というのは自治体間の財政格差を助長する、その方向へどんどんどんどん進んでいくのではないかなという気...全文を見る
○逢坂委員 交付税の法定率の引き上げについては言及されませんでしたが、その中で、地方間の調整という話が出ました。  そうすれば、例えばこういう考え方、地方六団体、知事会が提案しています地方共同税というよな方式。そもそも交付税は地方固有の財源だということは、これはもう、ここにいら...全文を見る
○逢坂委員 今回の自治体の財政の再建法制、冒頭にも申し上げましたとおり、健康診断の項目がふえるということで、特にもし私が今現にニセコ町長をやっているとしたら、基本的には歓迎をしただろうなというふうに思います。  しかも、こういう法制ができるできないにかかわらず財政状況をきちんと...全文を見る
○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  四名の意見陳述者の皆さんには、地元ということもありまして、公私ともに日ごろから大変お世話になっております。この場をかりまして、厚くお礼申し上げます。  では、早速中身に入りたいと思います。  先ほどの話の中で、西川市長の方から、...全文を見る
○逢坂委員 よくわかりました。ありがとうございます。  それから、次の質問ですが、一般的には、お金を使うときには、入ってくる額がどれくらいあるからこんなことにお金が使えるというふうに考えるのが普通であります。ところが、私もニセコの町長を長い間やっておりまして、自治体の財政という...全文を見る
○逢坂委員 ありがとうございます。  それでは、次に三つ目の質問でございますけれども、今、新聞などで取りざたされておりますふるさと納税制度についてお伺いをしたいんです。  ふるさと納税制度、住民税の一〇%程度を自分の住んでいる自治体ではなくて自分が育った自治体であるとか、ある...全文を見る
○逢坂委員 四人のお話を聞いていて、本当の意味での格差是正が行われることが重要なのかなというような理解をいたしました。  それでは最後の質問です。  自治体の会計は御承知のとおり大福帳方式ですね。歳入と歳出しかないわけであります。これが自治体の会計情報を適切にあらわしていない...全文を見る
○逢坂委員 質疑時間が終わりました。四人の皆さん、本当に貴重な御意見、ありがとうございました。
05月24日第166回国会 衆議院 総務委員会 第23号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。     地方公共団体の財政の健全化に関する法律案に対する附帯決議(案) ...全文を見る
06月14日第166回国会 衆議院 総務委員会 第26号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  ただいま議案となりました消防法について、何点かお伺いをさせていただきます。  まず、今回の消防法改正案では、管理権原者に自衛消防組織設置の義務が生じているわけですけれども、この管理権原者や自衛消防組織が地震災害の際に行うべきことと...全文を見る
○逢坂委員 それで、次にお伺いしたいんですけれども、この自衛消防組織の活動などに国民の皆さん、住民の皆さんが不満だとか不服がある、あるいは消防法そのものに対していろいろと何か疑問があるなというような場合、これは総務省の所管する、現在の行政相談の対象になるんでしょうか。
○逢坂委員 今、自治体消防もあっせんの対象ではないということでしたが、それでは、消防法に関して、国の業務に関してはあっせんの対象になるのでしょうか。それと、あっせんの対象になるというのであれば、あっせんとはいかなる行為を指しているのかということと、あっせんは関係行政庁に対して強制...全文を見る
○逢坂委員 それで、またさらに熊谷行政評価局長にお伺いしたいんですけれども、もし仮に私が国民年金の受給者だったとして、そういうときに、あれ、おれの年金ちょっと変だよなと思ったときにも、これも今の行政相談の対象になるのでございましょうか。そしてその際も、あっせんという行為に最終的に...全文を見る
○逢坂委員 六月十一日の参議院の決算委員会で、総理が年金に関して、台帳やオンラインに記載がない方については、領収書等の証拠がなくても、社会保険庁だけの判断に任せるのではなく、総務省の第三者委員会で、申し立てた方のお気持ちに立ちながら公正に判断する仕組みを設けることといたしていると...全文を見る
○逢坂委員 そこで、政府参考人にお伺いしたいんですけれども、この委員会を設置するというときの根拠法令、それと、現時点で構わないんですけれども、決まっている取り扱いの仕事の範囲でありますとか役割、権限、設置のスケジュールなどについて、現時点で決まっている範囲で構いませんので、政府参...全文を見る
○逢坂委員 今月中に設置をするということでありますけれども、きょうは六月十四日で、今ほとんど具体的な話がなかったんですけれども、大臣の方で、これはこの程度の認識なんでしょうか。今の時点でどんなことをお考えでしょうか。
○逢坂委員 次に、きょうは社会保険庁からもお越しいただいているんですけれども、お伺いしたいんですけれども、もし仮に私が、自分が国民年金の受給者で、今の、いわゆる総務省の行政相談の仕組みを通じていろいろと相談をした、その結果、総務省からあっせんがあったとした場合、最終的に、そのあっ...全文を見る
○逢坂委員 最終的には社会保険庁の方が判断権限を持っているというのは、今の行政相談の仕組み上そういうことになろうかと思うんです。  第三者委員会について、今度は熊谷行政評価局長にお伺いしたいんですけれども、第三者委員会も、あっせんが最終的な権能というふうになると解してよろしいで...全文を見る
○逢坂委員 それでは、再度また熊谷行政評価局長にお伺いしたいんですけれども、今の現行の行政相談の仕組みと、今回新たに、今月いっぱいぐらいに設けたいと思われているこの第三者委員会の仕組み、これとの違いというのはどういうことになるのでしょうか。今お聞きしますと、最終的な法律的な効力、...全文を見る
○逢坂委員 今、今度新しくできる第三者委員会というのは、年金に特化するんだ、本人の立場に立つんだ、さまざまな資料を集めて公正に判断するんだ、そして、その話を受けて、総務省としてあっせんをしていくんだという話ですけれども、これ、熊谷行政局長、今までの行政相談も、年金というところを除...全文を見る
○逢坂委員 現行行政相談の中にも、有識者を集めて議論する場というのがあるというふうに私も承知しておるんですけれども、そういう観点からしますと、もうこれ以上局長にはこの点お伺いしませんけれども、要するに、今の行政相談の枠の中でしか、今回の第三者委員会というのはとらえられないのではな...全文を見る
○逢坂委員 今、社会保険庁の方、あっせんをして尊重してもらえるという話をしましたが、あくまでも、法律的に言うとあっせんなわけであります。であるならば、尊重してもらえるというその法的根拠、論拠ですね、それをどのような形で担保するのかについてお伺いしたいんですが、もしそれを明確に担保...全文を見る
○逢坂委員 これ以上この問題を言っても、尊重していただけるしか言わないわけですから、私には、その法的な根拠、要するに、尊重していただけるというものを担保できる根拠はないというふうに判断せざるを得ないわけでありますけれども、要するに、それはあくまでも総務大臣の期待であるというふうに...全文を見る
○逢坂委員 それではお伺いをしたいんですけれども、今回の第三者委員会が関係ないとして、もし仮に、これもまた、私が国民年金の受給者であったとして、私の年金にいろいろと不満があるとした場合に、社会保険庁からの処分があったときに、今、審査請求のできる仕組みがありますね。これは、いわゆる...全文を見る
○逢坂委員 引き続き社会保険庁にお伺いしたいんですけれども、もし仮に、社会保険審査会の裁定が下ったという後に、私の苦情申し立て、異議申し立てに対して、社会保険審査会の裁定が最終的に、要するに現行法制の中で行政不服審査の手続がすべて終了したというようなときに、さらに第三者委員会にこ...全文を見る
○逢坂委員 今の答弁、本当によろしいんですね。行政不服審査の手続が全部終了した後でも、再度第三者委員会でその問題を取り扱ってまた議論ができるということでよろしいわけですね。そして、さらにまたあっせんをするわけですね。よろしいんですか。
○逢坂委員 それでは菅総務大臣にお伺いをしたいんですけれども、菅総務大臣も今と同じようなお考えでしょうか。  社会保険庁、社会保険審査会で行政不服審査の手続が全部終了すると、これまでの我々の行政不服審査に対する考え方であるならば、すべての手続が終わって社会保険審査会からの裁定が...全文を見る
○逢坂委員 では、あえて聞きますけれども、棄却裁決ではない、拘束力のある裁決の場合はいかがですか。
○逢坂委員 ところが、きのうの衆議院の厚生労働委員会で、今度はこれは田村副大臣の発言なんですけれども、今のようなケースの場合、現状においては第三者委員会にお持ちいただくことは可能だというふうに答弁をしているんですね。一体どうなっているんですか、これは。  これは、我々にしてみる...全文を見る
○逢坂委員 きょうの話から明らかなように、今回、総理が発案をされた第三者委員会、十一日に菅総務大臣の方に直接御指示をなさったという第三者委員会ですが、残念ながら、法的にはあっせんの域を出ないものである、もしあっせん以上のことをするというのであれば具体的な法整備が必要であろう、それ...全文を見る
○逢坂委員 隅から隅までということは現職も含めてというふうに解釈をいたしましたので、これで質疑を終わりたいと思います。  ありがとうございます。
10月18日第168回国会 衆議院 総務委員会 第2号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  増田大臣、大臣御就任おめでとうございます。心からお祝いを申し上げます。  かつて一緒に、例えば二十一世紀臨調でありますとか、あるいは、先ほど原口筆頭からもありましたとおり、プラトンでありますとか、あるいはまたさまざまな勉強会、研究...全文を見る
○逢坂委員 今回の、午前中にごあいさつされましたあの内容でございますけれども、御自身で書かれた部分というのはどの辺でしょうか。あれは全部役所が書いたものなんでしょうか。
○逢坂委員 かつて私も、増田知事時代にいろいろと御議論をさせていただいたときに、例えば、鳥取の前片山知事なんかとよく話をする、あるいは宮城の知事さんとも話をするなんということ、あるいは、盛岡やなんかにシンポジウムか学会で行ったときは、秋田の寺田知事とも一緒になって話をしたなんとい...全文を見る
○逢坂委員 情報の公開性の重要性は御認識いただいているというふうに思うのですが、やはり、国においても、大臣となられた今後も、ぜひその点には十分に御留意をいただきたい。この姿勢を貫くということで、大臣、よろしいでしょうか。改めて確認をしたいと思います。
○逢坂委員 しつこいようですが、再度確認をさせていただきたいんですが、今、順次という言葉がございました。私も、自治体、小さいとはいえ首長をやっておりまして、すべての情報を一から十まで全部あけっ広げにできない事情というのもあることも理解はする一人だというふうに思っています。  が...全文を見る
○逢坂委員 大臣、重ねて確認ですけれども、予算情報というのは、それは個別に判断しなければ出せないものなんでしょうか。予算、まさにこれは国民の税金にかかわることでありまして、これについて、出す出さないなどということは判断しなきゃならないことなんでしょうか。いかがでしょうか。
○逢坂委員 私、非常に残念に思います。私、知事に御就任の直後に初めてお会いさせていただいて、あれから十二年以上が経過したわけですが、この間議論してきたこと、ともに議論をしてきたことは、情報がやはり原点だという話が議論の大きな柱だったかと思うのですが、今、予算情報に関してですら歯切...全文を見る
○逢坂委員 私、個別の問題で特に案件を抱えているわけではございません。  いわゆる日本の今の、特に国政、国の予算の非公開性に極めて驚いている。実は、自治体の現場の予算も必ずしも十分公開されていないところもあるんですが、それ以上に非公開度合いが強いということで、ここにやはり風穴を...全文を見る
○逢坂委員 審議会の改革が平成十一年に行われて、資料の二が総務省の今の審議会なんですけれども、見ますと、審議会の下に分科会ですとか部会ですとか、部会の下にもそれに連なる下部会合というんでしょうか、そういうものがあるのが、私が提出した資料の二なんです。三枚目でございます。三枚目が総...全文を見る
○逢坂委員 例えば、十一年の閣議決定ですと、兼職は原則として最高三つだとか、一つの審議会の委員の任期は十年を超えてやってはいけないとか、余り年齢の高い方は原則として委員にしないとか、あるいは、府省庁の出身者の委員への任命は厳に抑制するとか、こんなことがあるわけですが、これは当然、...全文を見る
○逢坂委員 そこで、総務省の審議会についてはそういうことで適切にやられているということなんですけれども、きょうは内閣官房から参考人にお越しいただいております。他の省庁の審議会で、例えば、府省出身者、OBを厳に抑制するというような閣議決定がありますけれども、これなんというのはちゃん...全文を見る
○逢坂委員 政府参考人に再度お伺いしたいんですけれども、今の話を聞くと、ある程度各省庁にお任せしているようなニュアンスのところもあるように感じたんですけれども、やはり審議会全体として、審議会の本会、それから分科会、部会、そしてその下に連なるさまざまな会合、これに内閣官房として閣議...全文を見る
○逢坂委員 政府参考人に再度確認したいんですけれども、国家行政組織法の規定に基づくという話がございました。要するに、審議会というのは一体のものだというふうに理解をするのですが、例えば、先ほど私が出した資料二の総務省の部分でございますが、これ全体に閣議決定がかかるという先ほどの大臣...全文を見る
○逢坂委員 精神をやはりしっかりやらなきゃいけないということがあったんですが、じゃ、きょうはこの問題はこの程度にとどめたいと思いますが、先ほど増田大臣から話があったとおり、審議会の数は減っているけれども下部が膨らんでいるというような実態があるわけですね。したがいまして、やはり審議...全文を見る
○逢坂委員 きょうは分権の話をいっぱいしようと思って、久々に増田大臣とやれるなと思って来たんですが、時間が残り少なくなりましたので、地域で今悩んでいる問題を一つだけやらせていただいて終わりたいと思うんですが、それは公立病院、公的病院の関係です。  先ほど来、岩手の話も出ていまし...全文を見る
○逢坂委員 財政の健全化法制が自治体病院の崩壊のトリガーにならないようにやはり配慮をしなければいけない。公的セクターでなければ担えないような医療サービスも地域にはたくさんあるのだということをぜひ御認識いただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  そこで、最...全文を見る
○逢坂委員 以上で終わります。今後ともよろしくお願いいたします。
11月02日第168回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  きょうは、本題に入ります前に、地元で非常に困っていることがありまして、急ぐ方を先に質問させていただきたいと思います。御承知のとおり、建築確認申請の問題でございます。  お手元に資料を用意させていただきました。資料の2の方をごらんい...全文を見る
○逢坂委員 この件に関して、建築確認申請がいろいろ滞る、その結果、住宅に着工できないということで、設計事業者、建築事業者、資材事業者、木材事業者、そして設備事業者、それから自治体関係者、さまざまな人たちが今相当に困っているというような報道がされているわけですが、これも政府参考人に...全文を見る
○逢坂委員 今のお話を聞きますと、私が予想している実態把握、調査というものとは違うような気がするんですね。窓口を設けたとか、あるいは相談を受けているとか、あくまでも受け身の姿勢のように感じるんですが、そうではなくて、より一歩踏み込んで実態調査をする必要がある。各団体、各業界に接触...全文を見る
○逢坂委員 大臣、この問題はやはり相当能動的に調べていただかなければいけないというふうに思うんですね。これまでの答弁の中でも、徐々に回復しているとか、いずれ持ち直すだろうというお話をされている。多分それは、いずれ持ち直さなければいけないのが事実であります。  しかし、大臣、例え...全文を見る
○逢坂委員 再び政府参考人にお伺いをしたいんですが、先ほど、習熟していないという言葉、設計する側、建築確認審査をする側、両方ともに習熟していないことが原因だというふうにおっしゃられました。習熟していないというのは事実でありますけれども、それではもう一つ突っ込んでお伺いするんですが...全文を見る
○逢坂委員 この点について、現場の皆さんからはこういう声が聞こえるんですよ。我々だってそういう業務をやっているから一生懸命レベルを上げたいと思う、学びたいと思っている、しかし、国の方からいろいろなものが示されるのが遅過ぎるではないか、その範囲の中で実際に業務をやれと言ってもそれは...全文を見る
○逢坂委員 大臣にお伺いしたいんですけれども、今の資料3を出したのは、これは通知レベルの正式な文書の話ですが、どうもやはり現場の状況を聞くと、法施行以後に出された情報の方が圧倒的に多いというのが現実のようであります。そして、実際上、大臣認定プログラムもまだできていないというような...全文を見る
○逢坂委員 しつこいようですけれども、もう一つだけお伺いしたいんです。  きのうの朝日新聞なんですが、今回、新築着工が減少したことによって、朝日の見出しは「住宅関連産業に冷や水 在庫増や販売減広がる」というようなこと、あるいは「景気への影響懸念の声」というようなのが出ております...全文を見る
○逢坂委員 この点、最後に一つだけ指摘をして終わりたいと思うんですが、私は、今回のことは、いわゆる現場の皆さんの習熟の問題だけではなくて、建築基準法の持つ性質、性格、あるいは国土交通省の持っている体質の問題ではないかというふうに思うんですね。  それはどういうことかといいますと...全文を見る
○逢坂委員 大臣、ぜひよろしくお願いいたします。  それでは、きょうの本題に入りたいと思うんですが、北朝鮮籍船の入港禁止措置に対する問題ですが、これまでの入港禁止措置に対する評価と、それを踏まえて今回これを延長する理由について、端的に述べていただきたいと思います。
○逢坂委員 さてそこで、資料の1をごらんいただきたいんですけれども、昨年の十月に北朝鮮籍船の入港を禁止した、輸入も全面的にストップをさせたということでございますが、二〇〇四年、二〇〇五年を見ますと、これは北朝鮮からの輸入量を調べたものですが、百七十億円程度、あるいは二〇〇五年は百...全文を見る
○逢坂委員 次に、海上保安庁にお伺いをしたいんですけれども、北朝鮮船籍以外の船が日本の港に入港して、日本からまた出港していったときに、北朝鮮を経由してどこかへ行くとか、あるいは北朝鮮を経由して日本へ入ってくる船というようなもの、この船の数は把握されているんでしょうか。
○逢坂委員 日本を出港してどこへ行くかということについては把握できていないということでありますが、そういうことになれば、先ほど経産副大臣からも話がありましたけれども、日本から物が出ていくこと、北朝鮮へ入ることについては今回の措置では禁止をしていないということになるわけですね。すな...全文を見る
○逢坂委員 何かよくわからない答弁なんですけれども、だれが責任を持ってこういう問題に答えるのか私もよくわからないんですけれども、ちょっと、外交だということで、外交だということでと振ると皆さんどきっとされるかもしれないので、それでは、端的に、制裁として十分ではないのではないか、抜け...全文を見る
○逢坂委員 それでは、外務政務官にお伺いしたいんですけれども、北朝鮮の拉致に対して、拉致問題に対する対応をどう評価しているかということが一つ。  あと、今回の入港禁止の閣議決定の中には拉致問題というのは含まれていないんですけれども、事実上それは拉致があってのことだということは私...全文を見る
○逢坂委員 それで、福田政権になってから、北朝鮮対応に対する戦略を決めかねているように思うけれども、それに対するコメントはあるかという点です。
○逢坂委員 対応を変えていないということであれば、前政権から同じ姿勢だということに理解をさせていただきます。  さてそれで、冬柴大臣にお伺いしたいんですけれども、今回、こういう措置をとるということなんですが、これは、どんな条件が達成されればこの措置というのは解除される状態になる...全文を見る
○逢坂委員 それでは、最後にもう一点、ちょっと急ぎの問題が発生しておりますので、これについて伺って終わりたいと思います。  ニチアスという建築資材の会社が、準耐火性能試験において、試験に持ち込む試験体を、虚偽の、にせものを持ち込んで試験を受けて合格したということが、十月三十日、...全文を見る
○逢坂委員 以上で終わります。ありがとうございました。
11月06日第168回国会 衆議院 総務委員会 第4号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  大臣、きょうの本題に入ります前に、先ほど寺田委員、森本委員からもお話のあった、先ほど寺田委員が出された資料ですが、アメリカの民営化準備室に対する要請の会議ですね、これはやはり常識的に考えて、その記録とかメモがないということは、これは...全文を見る
○逢坂委員 室長と確認するとかなんとかじゃなくて、大臣の権限として、ちゃんと調べろ、あるのかないのかはっきりさせろと言えばこれは済むことじゃないですか。後にこれが出てくるとか出てこないとかなんということをやったら、国民の皆さんは見ていて、またあのエイズのときと一緒かとか、またC型...全文を見る
○逢坂委員 これは、総裁、やはり日本の将来を考えるときに非常に重要なポイントだと思うんですね。  私も田舎の町役場の町長でしたけれども、職員を一人採用するとなると、生涯賃金を考えると二億から三億かかるわけですよね。だから、よく箱物批判をいろいろされるんですが、職員を一人採用する...全文を見る
○逢坂委員 この点も、きょうはちょっと問題意識の発表だけにとどめさせていただきたいと思うんですが、実は、私、前にある省庁の新任職員の研修に行きまして、何人ぐらいいたのかちょっと忘れましたが、結構広い会場でたくさんいたんですね。四月に採用された職員の研修、五月だったか何かに行きまし...全文を見る
○逢坂委員 総務大臣も、研修の重要性というのは、多分岩手県の時代も身をもってお感じになられたんだというふうに思います。  こうした中で、少し話はそれるんですけれども、今、全国の自治体が極めて厳しい財政の中にあって予算を削減せねばならない、こういう至上命題があるわけですね。そうな...全文を見る
○逢坂委員 ぜひ大臣、その点、よろしくお願いしたいと思いますね。多様な研修の機会をちゃんと確保できるというようなことも大事なことだと思いますので、よろしくお願いします。  さて、そこで、増田大臣、増田大臣はなぜ総務大臣になれたんでしょうかね。これはちょっとばかみたいな質問なんで...全文を見る
○逢坂委員 副大臣、ぜひやりましょうや。そうすれば、財務省の職員さんが今苦労して財源確保せなならぬというふうに言っている、地方の実態がわかるんじゃなくて、国の実態が地方にいるとわかるんです。だから、そういう点で、財務副大臣、せっかくここへ来られたんですから、よし、おれはちょっとや...全文を見る
○逢坂委員 時間が来ましたので、これで終わりますが、私は、日本の公務員というのは非常に貴重なものだ、重要な役割を果たしているというふうに思っています。今のような、単に公務員バッシングさえしていれば何とかなるという、この状況を脱却しなければいけないというふうに思っています。  そ...全文を見る
11月15日第168回国会 衆議院 総務委員会 第5号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  きょうは、大きく二つ議論をしたいと思っています。一つは公立病院改革のガイドラインの問題、もう一つは市町村のあり方ということで、大きく二つの議論をしたいと思うんです。  その前に、先ほど玄葉委員が指摘をした子供の携帯電話、特にネット...全文を見る
○逢坂委員 増田大臣から、地域では危機感があるというような話があった言葉に象徴されるとおり、日本の医療制度、お三方ともに、さまざまな立場、目線で、決していい状態ではないのではないかという話だったかと思うのです。  そこで、今回、十二日に総務省の中に設けられた公立病院改革懇談会の...全文を見る
○逢坂委員 総務省の政府参考人、久保財政局長にお伺いしたいのですけれども、今回のガイドラインの中に、地域において真に必要な公立病院という言葉が幾つか出てくる。これがすべての出発点になっているように思うのですが、地域において真に必要な公立病院というのは、どんな基準でだれがその選定を...全文を見る
○逢坂委員 いろいろたくさん言っていただいたんですが、ガイドライン案をただ読み上げただけの部分も相当多くて、何を言っているのか、聞いている皆さんはわからなかったのではないかというふうに思うんです。  はっきり言わせていただいて、要するに、民間病院でやったら不採算なところを公立病...全文を見る
○逢坂委員 要するに、診療報酬だけでは公立病院の経営が全部カバーできないということは、何らかの補てんみたいなものがなければ赤字になることもあり得るということだというふうに理解をするわけですが、増田大臣、真に地域にとって必要な医療というものがあるという定義が今回のガイドラインの中に...全文を見る
○逢坂委員 診療報酬の中でさまざま工夫されていることは私自身も承知をしておりますけれども、それでもなお、例えば、今、公立病院でいくと、約九百の公立病院施設があるうち六百ぐらいが赤字であり、単年度の赤字額が一千八百億円ぐらい、累積ではもう今二兆円に迫ろうとしているわけですから、これ...全文を見る
○逢坂委員 今回、総務省がこの公立病院改革のガイドラインをつくろうとしたということは、私は、総務省の皆さんに大変失礼なんだけれども、限界があるんじゃないかというふうに思うんですね。総務省の皆さんが切り込めるのは、地方財政上の効率がいいとか、会計がプラスになったとかマイナスになった...全文を見る
○逢坂委員 三人の方の答弁を聞いていて、私は、役人の答弁を聞いているよりまだ悪いと。まだ悪いというのは、自分で書いていないものを自分で読んでいるわけですから、これはやはり政治家としてきっちり責任ある答弁を、国民に対してメッセージを発するべきだ。それぐらい、この医療の問題は今大変な...全文を見る
○逢坂委員 終わります。  ありがとうございます。
11月29日第168回国会 衆議院 総務委員会 第6号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  放送法について少し議論をさせていただきたいと思います。  放送というのは、もう私たちの生活に欠くことのできない重要なものになっているわけであります。そして、放送は、自主性とか自律性とか、あるいは、権力みたいなものから不当に介入され...全文を見る
○逢坂委員 ということは、総理するということと、可否同数のときは委員長が決めるというこの二つが、現行法制上、委員長に与えられた特別な権限というふうに解釈してよいかと思うのですが、法改正されたらこれはどのように変化をするのでしょうか。
○逢坂委員 改正法上もう一つ委員会の招集というのはなかったでしょうか。私の理解ではあったような気がするんですが、まあそれはいいでしょう、書いてあることですので。  ただし、やはり権能、権限においては、議事録と委員会の招集というものが、後でまた発言していただければと思うんですが、...全文を見る
○逢坂委員 そういうことから考えてみますと、またちょっと現行法の枠の中でお伺いをしたいんですけれども、経営委員会の権限でありますとか責任というものは、今のお話からしますと、委員長独自の判断で果たすということは簡単にはできないというふうに理解してよいでしょうか。独善的にという言葉は...全文を見る
○逢坂委員 大変恐縮です。一緒に聞けばよかったんですが、今の点につきまして法改正後はいかがでしょうか。
○逢坂委員 昨今のNHKの経営委員会の現行法制下での動きをさまざま見ておりますと、別に経営委員会の委員長が独善的に何かをしているということは全くないようにも思われますけれども、さまざまな不安がよぎっているところもあるようにもうかがい知れる部分もありますので、現行法においてもあるい...全文を見る
○逢坂委員 役人に聞いているので極めて役人的な答弁でありますけれども、私はあらゆる事項についてということをお伺いしたのですが、その重要事項というようなことも含めて、それでは、今の話からすると、重要である、重要でないというのはだれが判断をすることになるのでしょうか。
○逢坂委員 となれば、十四条に列挙している事項ですから、私の話したあらゆる事項ということではないというふうに解釈をしてよろしいでしょうか。政府参考人、いかがですか。
○逢坂委員 大変細かいところばかり聞いて恐縮なんですけれども、非常にやはり微妙なところがあると思いますので、改めて一つずつ確認をしていきたいと思うんですが、今の点において、今度は、法改正されたらどうなるかということについてお伺いをします。政府参考人、お願いします。
○逢坂委員 この点に関して、改正後あるいは改正前いずれも、現行法もそうなんですが、最後に「その他経営委員会が特に必要と認めた事項」という項目が入っているわけですが、これについてはどのように解釈されるでしょうか。その他経営委員会が認めるというようなことについて、どのような基準でやる...全文を見る
○逢坂委員 今のやりとりの中から、私は、現行法下においてもあるいは改正法下においても、経営委員会が、ありとあらゆる問題について、すべてを議論し決定していけるというものではないというふうに理解をいたしたところでありますけれども、先ほど、冒頭に私が申し上げましたとおり、放送法の規定と...全文を見る
○逢坂委員 ここのところがやはり非常に難しいところだというふうに私は感ずるんです。最高意思決定機関だというふうに言われていれば、ありとあらゆるものについて意思決定をしていくのがその役割なんだというふうに思いがちなんですが、最高意思決定機関ではありつつも、議論し審議していくことにつ...全文を見る
○逢坂委員 次に、現行法制上の経営委員会の公開と、まさに今話が出ました議事録についてお伺いをしたいんですけれども、まず、政府参考人、現行法制上で経営委員会の議事の透明性というのはどんな方法によって確保、担保しているのか、お知らせください。
○逢坂委員 法上は議事録を義務づけていないということでありますけれども、それでは、政府参考人、現在、議事録の作成責任というのはだれにもないというふうに理解をしていいわけですか。
○逢坂委員 そこで、事実上の作成責任は経営委員会にあるということなんですが、私、昨今の経営委員会の議事録を見ていて、やはりどうも腑に落ちないところがあるんですね。  例えば、九月二十五日に、これは新聞報道もされていますから多くの方は御承知だと思いますが、NHKの「五カ年経営計画...全文を見る
○逢坂委員 それで、同じような意味で、実は昨今の経営委員会、これは手元に千四十七回から千五十三回までの経営委員会の開催状況をNHKからつくって出してもらったものがあるんですけれども、これを見ると、経営委員会と銘打っているものの会議のほかに、経営委員打ち合わせというのが結構入ってい...全文を見る
○逢坂委員 私は、先ほど例に示しましたけれども、この九月二十五日の「五カ年経営計画(執行部案)についての経営委員会の見解」みたいなもの、こういうものが議事録にも残らずに、しかも、これが経営委員全員の一致した決定であるなどということを言われても、これは国民としては理解ができないわけ...全文を見る
○逢坂委員 立法技術上の変更によるもので、意味に変更はないんだということでありますが、なぜここをかえているのかが、私はどうも意味がよくわからないんですね。  その一方で、改正放送法の二十三条には議決という言葉が残っているわけですね。だから、あえてここで、立法技術上の問題だという...全文を見る
○逢坂委員 そうですよね。やはり私の目も間違っていなかったですね。いや、どう見ても、ここには議決という言葉が残っている。そして、あえて十四条の議決のところだけを議決という言葉ではないものにしているわけですが、それが何か立法技術上の問題だということなのかどうか、私には大いに疑問と言...全文を見る
○逢坂委員 基本的にはNHKにゆだねられるということでありますけれども、放送法の趣旨といいますか、放送というものに対する基本的な認識からすれば、自主性とか自律性とか、そういうものを考えていくならば、しかも、この法文の言葉は基本計画ということになりますから、一々個々の番組一つずつを...全文を見る
○逢坂委員 私が言いたい趣旨が改正法ではより明らかになっているということでありますので、当然これは個別の番組に対してああだこうだと言う趣旨ではないというふうに解釈をして、大臣、よろしいでしょうか。
○逢坂委員 それでは、次にお伺いしたいのが、これもちょっと重箱の隅みたいなことで大変恐縮なんですが、改正法の十四条第一項第一号ハの中に、協会の業務の適正さを確保するために必要なものとして総務省令で定める体制の整備というのを書いているんですね。総務省令で定めるということが書いてある...全文を見る
○逢坂委員 私は、今政府参考人からお話しいただいたんですが、そういうふうに具体的にある種予定されていることがあるのであれば、もうできる限りやはり法文上明確化しておくことが大切なのかなと。特に、経営委員会の恣意性を排除するとか、あるいは行政からの関与というものを極力減らしてやってい...全文を見る
○逢坂委員 根幹にかかわるようなことを今例に挙げた条項を利用してやるというのは、それはやはりルール違反だというふうに思いますので、できる限り法文に明確化しておく。あるいは、逆に言うと、こういうことについてはこの条項を利用してはいけないのだというような書きぶりというものも必要なので...全文を見る
○逢坂委員 私も、今政府参考人から答弁あったとおり、まさにそうではないかなというふうに思うんですね。経営委員の位置づけというのは非常に重たいわけでありますし、今回の法改正でも、ガバナンス強化ということで、経営委員会の役割というものを重視する方向になっているわけですから、法改正前で...全文を見る
○逢坂委員 政府参考人にはしつこくいろいろ聞いて大変恐縮でございます、いつも本当にお世話になっているのに。  大臣、これから先は大臣と少し議論をしたいと思うんですが、やはりよく言われるのが、放送について、政府の関与というか、思いとか、横文字で言うとバイアスみたいなものがかかって...全文を見る
○逢坂委員 基本的にはやはり、よこしまな力というんでしょうか、そういうものはかかわってはいけないということだと思うんですが、それを明確化するためにも、議事録とか会議の公開性とか、あるいはどんなことをきちんと議論したのか、するのかということはやはり明確になっていなければいけないのだ...全文を見る
○逢坂委員 お金の力によってローカルが消し去られることのないように、ぜひ大臣、よろしくお願いしたいと思います。  以上で終わります。ありがとうございます。
12月07日第168回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  福田委員に引き続きまして、私からも今回の法案について幾つかお伺いいたします。  電子投票に関しては、皆様方御承知のとおり、随分メリットもあるというふうに言われております。例えば、開票作業が迅速化されるとか、開票作業に伴う人件費が削...全文を見る
○逢坂委員 私が幾つか事前に通告をして、それらについてそれぞれ具体的に対処方法を提出者としてどう考えているか教えていただきたいというふうにお願いしていたのでありますが、今の答弁を聞くと、具体的なものは何もない、しっかりと対応したいということでありました。しっかりと対応したいという...全文を見る
○逢坂委員 久元部長、一点だけ確認ですけれども、設計基準があった、製造した、製造してちゃんとできているかどうかもちゃんとチェックするというふうにおっしゃいましたけれども、それを一台一台全部やるんですか。
○逢坂委員 選挙においては、その機械そのものがちゃんとうまく機能しているかどうかということが大事なわけであって、型式認定ではだめなんですね。だから、その意味で、このカーネギーメロン大学の論文なんかの指摘も、リスクが高いというふうに言っているんだと思うんです。しかも、この機器が広範...全文を見る
○逢坂委員 この点は、新しい分野のものというのは、やはりどうしても急ぎたい気持ちというのは私もわかるんです。新しいものにチャレンジしていくというのは大事なことですからね。しかし、急ぐことの裏に利益の拡大になるとかそういうような気持ちがあったのでは、これは結果がよろしくないことにな...全文を見る
○逢坂委員 きょう、私、答弁を聞いておりまして、少し、何か考えを変えなきゃいけないかなと思っているというか、具体的な話が何にも出てこない。ちょっと考えただけでも、今私が言ったようなデメリットが浮かんでくる。そして、それに対して事前にお話をさせていただいた。にもかかわらず、それへの...全文を見る
○逢坂委員 今回の法案は、全国の自治体、選挙を執行する機関に対して、電子投票でやらねばならないという法案ではありませんので、希望したところがやることができるという内容でございますから、それはそれぞれの、その判断主体のある種責任においてやるべきものだというふうにも思いますし、あるい...全文を見る
○逢坂委員 私は、繰り返しますが、この電子投票というものを否定しているわけではございません。検討に値する、メリットの多いものであることも事実だ、だから、それにチャレンジをしたいという方に道を開いておくことは、それはそれで一つ意味のあることだろうというふうに考えております。  し...全文を見る
○逢坂委員 以上で終わります。ありがとうございます。