逢坂誠二

おおさかせいじ

小選挙区(北海道第八区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数5回

逢坂誠二の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月08日第171回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  麻生大臣、閣僚の皆さん、お世話になります。よろしくお願いいたします。  私、ゆうべといいましょうか、けさといいましょうか、夢を見ました。夢を見て、それは地球だったのかどこだったのかわかりませんけれども、ある国でございました。その国...全文を見る
○逢坂委員 今総務大臣がおっしゃられたとおり、地方財政は本当にひどい状況でございまして、三位一体改革で六・八兆が削られた年、前年の十二月でしたけれども、NHKホールで全国町村長大会というのがございまして、私はあの席で当時の総理大臣に、総理、総理、このままなら日本がつぶれますと、大...全文を見る
○逢坂委員 医療、雇用、年金、介護という、まさに人間が生きていくために大切なもの、そこに二兆円使いたいというふうに今舛添大臣から言われたんだと。先ほどやじで、夢のような話というようなことがございましたけれども、今国会は松の内に始まっておりますので、多少夢があってもいいのかなとは思...全文を見る
○逢坂委員 今総理がそうおっしゃられたこと、例えば交付税がふえるとか、私は、それは五・一兆も減らされているわけですから、一兆や二兆ふえるのはそれは当然だろうというふうに思いますし、それがふえたところで平成十五年レベルには到達できない、それぐらい今大変な状況になっている。かつて私が...全文を見る
○逢坂委員 総理としては年度内というお約束はしていないということでよろしいんでしょうか。
○逢坂委員 そこで、政府参考人にお伺いしたいんですけれども、政府参考人、これをもし自治体が年度内に配るとすれば、自治体や議会の手続だとか補助申請だとか、どういうスケジュールでやらなければいけないのか。今私が手元に「想定される事務スケジュール」というのを出しましたけれども、政府参考...全文を見る
○逢坂委員 政府参考人から、大体今私が示したようなスケジュールによってやるんだということでございますけれども、皆さん、よくごらんください。自治体で三月の議会で予算を議決いたします。予算議決後に、短期間の間に相当のことをやらなければ、実は年度内給付は実現いたしません。  そして、...全文を見る
○逢坂委員 ちょっと待ってください。  これは毎月の住民票の移動の件数でございます。住民票の移動の件数、一年間に五百五十万件ほど住民票の移動があるわけでございますけれども、御承知のとおり、三月、四月は住民票の移動が非常に多い時期でございます。この時期に合わせてこれは給付をせざる...全文を見る
○逢坂委員 これは、いかにも国の勝手な都合なんですよ。今この時期に補正予算を出しておいて、三月までにやるともしおっしゃるんでしたら、なぜそれは昨年のうちに補正予算を出せなかったんですか。昨年出せば、自治体の議会は十二月議会の対応だってできるんですよ。  そして、現に、自治体の皆...全文を見る
○逢坂委員 私、総理に今回の質問の中で分権に対する総理のお考えを聞こうと思ったんですけれども、今の答弁を聞いてあきれました。  だって、自分で自由に決められる、それが分権だと、個人の財布の中身のことを分権だということを聞いているわけじゃないんですよ。自治体の裁量が全くないから、...全文を見る
○逢坂委員 先日の衆議院本会議の、私どもの鳩山議員の代表質問の中で、総理はこういうふうに言っているんですね。「国民からは、給付を待っているという声もあり、」というふうに言っているわけですが、「給付を待っているという声もあり、」ですから、待っていない声もあるんだとは思うんです。 ...全文を見る
○逢坂委員 政府参考人から余り意味のある答弁が得られなかったので、総理、大変恐縮ですけれども、総理の御答弁でございますから、「給付を待っているという声もあり、」、給付を待っているというのは、総理、どういう方だと思われますか。
○逢坂委員 現金を目の前に出されて、受け取るか受け取らないかと言われたら、やはり多くの方は欲しいと思うのは、そういう動きになるのは無理からぬことだというふうに私は思うのです。  だがしかし、例えば、朝日新聞社の世論調査では六三%が必要な政策とは思わない、NHKの調査でも八一%の...全文を見る
○逢坂委員 私は、もう少しまともに、建設的に議論ができるのではないかというふうに思っておりました。  所得についても、そんなもの、自治体にいたってみんなわからないじゃないかみたいな話。そうじゃないでしょう。ある程度物事を想定して、個別の所得の、この人がどうこうということを言って...全文を見る
○逢坂委員 総理、愚策だと思わないのであるならば、ぜひ、私も胸を張って受け取りますというふうに言ってくださいよ。閣僚の皆さんだって、自信がないんでしょう。本当にこれを受け取る資格があるのかどうかについて自信がないんでしょう。本当に苦しい人を差しおいて一万二千円や二万円をもらうとい...全文を見る
○逢坂委員 これが本当の自治事務であるならば、自治体の裁量が振るえて、自治体の皆さんが本当にこの方向へ使うことがいいのだ、個人に給付をするもよし、団体としてまとめて使うもよしというような二兆円になることを私は切に願って、質疑を終わらせていただきます。  どうもありがとうございま...全文を見る
02月06日第171回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。きょうはお世話になります。よろしくお願いいたします。  きょうは午前中、細野委員の方から、天下り、また民主党としてこれを徹底的にやらなきゃいけないという決意がありましたけれども、私もその一人として、天下りの問題を取り上げていきたいと思い...全文を見る
○逢坂委員 今、官房長官からお話がございました。私も、幾つか天下りやわたりに関する文献や本なんかを読んでみますと、いろいろな事例が出ております。例えば、私がメモに用意しましたのは、政策的意義の乏しい天下り受け入れ団体が創出、維持され、そのために無駄な税金が払われる。あるいは、天下...全文を見る
○逢坂委員 そうですね。そういう指摘は承知をしているということでありますので、あっせんのありなしにかかわらず、いわゆる天下りというものには弊害がつきまとっている可能性がある。もちろん、退職した公務員が再就職したからといって、すべてが悪いということではないのは事実でありますけれども...全文を見る
○逢坂委員 さて、さらに続けてお伺いしますけれども、この天下りの問題を議論するときに常に出てくるのが、公務員が勧奨による退職をする、早期に退職をするから天下りにつながるんだ。もちろんそれは否定できないというふうに思いますが、それでは裏返してお尋ねすると、六十歳定年制にしたら、国民...全文を見る
○逢坂委員 私は、やはりあっせんをやめても、あるいは仮に定年制、早期退職というのをやめても、先ほどもやじが飛んでおりましたけれども、そこから天下れば同じことだという声もございましたので、国民の疑念を持つような天下りというのはやはりなくならないのだろうというふうに思うわけです。 ...全文を見る
○逢坂委員 そこで、官房長官、これはどうしても、受け皿となる団体側からのチェックに踏み込まざるを得ないと私は思うんです。幾ら供給側の方で、あっせんやめましょう、定年を上げましょうと言っても、職業選択の自由があるわけですから、それを盾にされると何も言えなくなるわけです。受け皿となる...全文を見る
○逢坂委員 官房長官から、今、今後のあるべき姿だという話がございました。  いみじくも冒頭に、一般企業では簡単ではないだろうというような趣旨の御発言がございましたが、その裏を返せば、まさに御自身が御発言なさったように、公的な団体についてはまずやれるわけですね。ですから、特に公務...全文を見る
○逢坂委員 そこで、次の問題なんですけれども、今回、天下りの問題に関しまして、通称言っている天下り政令といいましょうか、法律の目をかいくぐってといったらいいのでしょうか、多くの人が知らない中で職員の退職管理に関する政令というのが昨年の十二月に成立をしているわけです。  手元の資...全文を見る
○逢坂委員 そこで、行政手続法第三十九条という規定がございます。これは、意見公募の手続ということで、「命令等制定機関は、命令等を定めようとする場合には、当該命令等の案及びこれに関連する資料をあらかじめ公示し、意見の提出先及び意見の提出のための期間を定めて広く一般の意見を求めなけれ...全文を見る
○逢坂委員 そこで、私がこれを見せていただきました。四ページをごらんください。これがその意見公募のいわゆる電子政府のホームページに出ているものでございます。二〇〇八年の十一月十八日から二〇〇八年十二月十七日まで意見の募集を行ったというものでございますけれども、こういう結果が出てい...全文を見る
○逢坂委員 そうですね。まさに国民の意見を広く取り入れて、政策あるいは政令などにも反映していくということだと思います。  手元に、これは平成十八年三月二十日に総務省行政管理局長が各府省等の官房長官等に発した行政手続法第六章に定める意見公募手続の運用についてというものを私持ってお...全文を見る
○逢坂委員 三ページは確かに総務省のものではありますけれども、「職員の退職管理に関する政令については、内閣官房が意見公募手続を実施するものである。」ということで、これは各省にまたがっておりますので、二ページと三ページ、両方これは決裁がついているわけですね。  それで、たまたま私...全文を見る
○逢坂委員 私は、問題意識は、決裁が一日早いのではなくて、起案そのものが早過ぎるんですよ。パブコメをやっている最中に起案できるなんということは、そもそもパブコメなんか全然相手にしないよと言っているに等しいわけですね。これはやはりどうにも、ここの点は直していただかなきゃいけない。 ...全文を見る
○逢坂委員 それでは、この問題はこれで終了することにして、次に、道路特定財源の一般財源化のところにちょっと移りたいと思うんですが、金子大臣にお伺いします。  道路特定財源、平成二十一年度から一般財源化されるということでありますけれども、一体幾らの額を一般財源化して、それをどのよ...全文を見る
○逢坂委員 大臣、続けてお願いしたいんですけれども、その九千四百億円はどのように使われるか、どういう交付の仕方を予定しているのか、お知らせください。
○逢坂委員 大臣、何度もで大変恐縮です。その交付ですけれども、すべての市町村にあまねく交付されるものなんですか。それとも、要望や申請や、そういうことがあった市町村にのみ交付されるものでしょうか。
○逢坂委員 六ページをごらんください。六ページが、実は国土交通省からいただきました、今回の一般財源化の地域活力基盤創造交付金の内容といいましょうか、どういう方向で考えておりますかというものをいただいたものでございます。これは二月四日の日にいただきました。  対象は、道路事業だ、...全文を見る
○逢坂委員 一般財源化の話をする前に、ちょっと今横から、焼け太りじゃないかというやじが聞こえてきましたので、まず七ページをごらんください。  私の配った資料の七ページをごらんいただくと、「道路特定財源の「一般財源化」による道路向け歳出の変化」という表をつくりました。これは、立教...全文を見る
○逢坂委員 いろいろ苦しい説明はあろうかと思いますけれども、これまでも道路事業に関連して道路以外のインフラにもお金が使われていたことは大臣も御承知だというふうに思います。道路関連で地下鉄をつくったという話はございませんでしたでしょうか。道路関連でモノレールをつくったという話はござ...全文を見る
○逢坂委員 中川財務大臣にお伺いしたいんですけれども、中川財務大臣の説明で、歳入の一般財源化ということを再度御説明いただけますか。先ほどから発言したがっているようなので。
○逢坂委員 これは、実は非常に都合のいいようにやはり国の皆さんがやっているんだなというふうに私は思わざるを得ないんですよ。  というのは、金子大臣、昨年までの地方道路整備臨時交付金、これは特定財源ですか、一般財源ですか。どうですか。
○逢坂委員 そうですね。これは特定財源なんです。そして、自治体の予算書上も、先ほど私が示した特定財源国庫支出金のところに上がるんです。  ところが、摩訶不思議なことがあるんです。自治体の決算を総務省に報告するのに、決算統計というのがあるんです。この地方道路整備臨時交付金は、「一...全文を見る
○逢坂委員 これは確かに道路のための財源なんですけれども、先ほどの中川大臣的な説明で言いますと、法律上使途が限定されているわけではないんです。慣例上これを特定財源にするということが言われているだけで、実は法に決めがないわけです。法に決めがないものを特定財源とこれまでずっと言ってき...全文を見る
○逢坂委員 私、今の金子大臣の答弁を聞いていて、一瞬間違えてしまいました。一般財源の説明をしているんじゃなくて、特定財源の説明を延々とされているように聞こえてどうしようもなかったのでありますけれども、大変苦しい答弁だったのではないかなというふうに思います。  私は、全国の首長さ...全文を見る
○逢坂委員 金子大臣、今回のこの交付金が自治体に支出できる根拠の法令を教えてください。
○逢坂委員 実は、この問題は午前中もいろいろ議論をいたしました。地方財政法十六条に基づくか基づかないかということは午前中議論になったわけですが、予算だけで本当に自治体の自治事務にこの国庫支出金が出せるかどうかということについては、いろいろと午前中の議論でも疑義がありました。  ...全文を見る
○逢坂委員 法令に違反している要素は全くないということで、仮にあったとしても、分権推進委員会のあの計画の趣旨からすれば、地方財政法十六条の補助金というのは極力ふやさない方向だ、けさの段階でa、b、cという類型がございましたけれども、あれに該当しないものは極力ふやさない方がいい、そ...全文を見る
○逢坂委員 これで最後にしたいと思いますが、私は、この道路財源の問題を議論して、先ほど来やじが飛んでおりました、ならば北海道は道路財源要らないんだな、ならば北海道は道路要らないんだなと。まさに卑劣な、本当に卑劣なことだというふうに私は思います。真っ当に政策を議論しよう、そして財源...全文を見る
02月16日第171回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  四人の公述人の皆様、本当に御苦労さまでございます。貴重な御意見を聞かせていただきました。ありがたく思います。  それでは、私から四人の先生、それぞれ順を追ってお伺いをさせていただきたいと思いますが、まず最初に中林先生の方にお伺いさ...全文を見る
○逢坂委員 貴重なお話をありがとうございます。  そこで、ことしの予算を見たときに、その大きな方向感という観点でいいますと、中林先生も御用意いただきました「世界経済の見通し」という資料を見させていただきますと、例えば、IMFの二〇〇九年度のGDP実質成長率、これは三角の〇・二、...全文を見る
○逢坂委員 ありがとうございました。たくさん中林先生には聞きたいことがあるんですけれども、もし後でまた時間があればお伺いさせていただきます。  次に、住江先生にお伺いしたいと思うんですが、住江先生にいただきましたペーパーの一番最初に「給付金のバラまきでなく、」ということが書いて...全文を見る
○逢坂委員 定額給付金の経済押し上げ効果については、政府が〇・二だと言っている。二兆円のうち一兆がそっちへ回るんだろうという政府の見通しですが、二兆のうち一兆ということは、五〇%がそちらへ回るということですから、地域振興券のときよりも多い見積もりをしているわけですね。  現金が...全文を見る
○逢坂委員 どうもありがとうございました。  そういう観点からしてみますと、やはり、これまでの予算配分のあり方というのは、先ほどの中林先生の質問にもかかわるわけですが、大胆な予算配分の転換というのができない日本の予算議論にいろいろ問題があるのだなという気がせざるを得ないわけであ...全文を見る
○逢坂委員 今度はまた別の観点から大久保公述人にお伺いしますが、今、全国的に仕事がない、あるいは首切りが多いと言われている中で、一方でこんな現象もあるのは御存じかと思います。  それは、水産加工場とかあるいは縫製の世界だとか、そういうところでは、実は必ずしも日本の労働者の方が集...全文を見る
○逢坂委員 その意味において、大久保公述人、私は、要するに、三月で学校を卒業して四月に新規就職、一括採用という、この日本ならではの慣行といいましょうか、これにそろそろ限界が来ているのではないかなと。  学校を卒業して即みんながそろって就職というようなことではなくて、そこの、学校...全文を見る
○逢坂委員 それでは、次に神岡公述人にお伺いします。  実は、私は田舎生まれ田舎育ちで、自分の実家が小さな酒やたばこを売る商売をやっていまして、その傍ら、郵便切手の売りさばきもやっておりました。だから、郵便局とは子供のころから非常に近い関係にいたわけでありまして、地域の郵便局と...全文を見る
○逢坂委員 そこで、ちょっと原理原則というか原点の話をさせていただきたいと思うんです。  今回の郵政の分割・民営化に当たって、平成十六年から十七年の秋にかけまして、郵政民営化準備室という政府の担当部署がアメリカと十八回にわたって交渉をしているという事実がございます。しかし残念な...全文を見る
○逢坂委員 もう時間もないようですので、これで終わります。  どうもありがとうございました。
02月23日第171回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  質疑に先立って、委員長にお願いがございます。  と申しますのは、今、百年に一度と言われる世界的な経済危機であります。かつまた、今の麻生内閣が、秋のつるべ落としのように支持率が一けた台に急落をする、あるいはまた、不支持率は夏の入道雲...全文を見る
○逢坂委員 大変僣越でございます。  それで、きょうはまず最初に、舛添大臣にお伺いをいたします。  舛添大臣には、先般香川県で発生した受精卵移植の取り違え問題、これについてお伺いをしたいと思うんですが、これは極めて重大な問題であるというふうに思っております。  そこで、まず...全文を見る
○逢坂委員 大臣、大変ありがとうございます。  実は、けさになって体外受精の数について厚生労働省の方にお願いをしたものですから、手元に資料がもしかしたらなかったのかもしれませんが、私の方からしゃべらせていただきますと、十八年の数でいきますと、年間に百九万二千人ほど新生児が生まれ...全文を見る
○逢坂委員 制度設計するときに、制度設計というのはすべてを厚生労働省がやるわけではないことは私も理解をいたしますけれども。  実は、かつて私がよく読んでいた本に、きょう、たまたま原本がなかったものですから表紙だけをコピーして持ってまいりましたけれども、「人は誰でも間違える」とい...全文を見る
○逢坂委員 解散をしなかった理由はわからないということでありますけれども、私は、あの時点で解散をしていれば、今のこの状況はもっと別な展開になっていた、もっと力強い政策の展開が、それは仮に、今の与党の皆さんがそのまま政権をお続けになるか、あるいは我々の方に政権がかわっているかどうか...全文を見る
○逢坂委員 そうですね。いろいろなところで私も僣越ながらいろいろな方の話を聞くと、政治家の言葉は政治の命であるみたいな表現をよくされるところがございます。  それから、先般あるものを読んでおりましたら、コロンビア大学のジェラルド・カーティスさんという方が、これはインターネット上...全文を見る
○逢坂委員 ここでこの議論をいつまでも続けていても仕方がないのでありますけれども、例えば、試験の点数五十点の学生を六十点に引き上げて、不可を何とか可にしようということは、これは割とやりやすい。私も家庭教師などをしたことがありますので。ただ、十点の方を六十点に引き上げるというのはな...全文を見る
○逢坂委員 真摯な御答弁、ありがとうございました。  私もまさにそう思っておりまして、私も、幾ばくかの期間、自治体の首長を務めさせていただいて、その立場にまた立ち返って考えてみますと、やはり国の予算の成立は、しっかり年度初めから執行できるようになっていなければまずいというふうに...全文を見る
○逢坂委員 いろいろなとらえ方はあるというふうには思いますけれども、私ども、少なくとも私個人は、今の日本の置かれている状況を思えば、予算について与党と野党がしっかり話し合いをして、合意できるところは合意をして、直せるものは直して、相違点は相違点として明確にして、そして次のステップ...全文を見る
○逢坂委員 できるだけ早くすっきりとした形にしたいというのは、まさに多くの国民もそう願っているというふうに思います。  しかし、大臣、私は、今回の入札が不透明であったかどうかとか、あるいはできレースであったかどうか、そういう問題とは別に、また幾つかの問題があるというふうに思って...全文を見る
○逢坂委員 減損会計ということはわからなくもないのでありますけれども。  かんぽの宿の公社時代の位置づけでございますけれども、これはもう何度も言われているとおり、加入者福祉施設との位置づけなわけですね。これに減損処理を適用するということは適切なことなんでしょうか。日本郵政、いか...全文を見る
○逢坂委員 そこで総務省にお伺いしたいんですけれども、日本郵政がこの減損会計をやってきたということは、政府参考人、総務省としてはこれは適切だというふうに考えていたんでしょうか。
○逢坂委員 次に、日本郵政にまたお伺いしたいんですけれども、日本郵政公社が閉鎖されて、その次に日本郵政株式会社になるわけですが、ここへその百二十九億のかんぽの宿の資産が承継されていくときの簿価というものは、どういうふうに決められたものでしょうか。
○逢坂委員 日本郵政株式会社に移るときは、資産評価委員会というものがあって簿価を決めているということでございます。  そこで、総務省政府参考人にお伺いしますが、資産評価委員会というのは、どういう議論が行われてこの最終的な価額を決めたのか、お知らせください。
○逢坂委員 ということになりますと、内容の是非はともかくとして、二千四百億が百二十六億になるまでのプロセスというのは、手続上はきちっとした正当性のある手続だったのではないかというふうに、内容はちょっとともかくとして、とりあえずは思わざるを得ないのではないかと思うのですが、総務大臣...全文を見る
○逢坂委員 今大臣の方から話がありましたけれども、まさにこれ、譲渡などを前提にして減損処理ということをやったわけですね。  そこで、また政府参考人の方にお伺いをします。民営化法の附則第二条に、「譲渡又は廃止」という言葉が書かれているわけでありますけれども、まず、総務省の政府参考...全文を見る
○逢坂委員 今の答弁に見られるように、私は、この附則第二条の「譲渡又は廃止」というところが、必ずしもその内容が十分に吟味されていなかったのではないか。「譲渡」というのは、事業をやりながら本当に譲渡するのかというところは、そこは本当にみんながそうだというふうに思っていたのかどうか。...全文を見る
○逢坂委員 まさに大臣から、私が指摘しようと思ったことを御自身の口から言っていただきましたけれども、日本郵政株式会社法の附則第二条、この議論がやはり足りていなかったんだろうというふうに思うんですね。ここにやはり法的な問題がある。特に、加入者福祉施設というものを、内容を十分に吟味せ...全文を見る
○逢坂委員 さて、そこで、十二月二十二日のところに、「契約内容について説明(十二月二十六日(金)開催予定の日本郵政(株)取締役会の承認が前提)。」という記述があるわけでございます。  日本郵政にお伺いしますが、今回のこのかんぽの宿の売却に関して、日本郵政のルールの中ではこういう...全文を見る
○逢坂委員 今の答弁、ちょっと私の聞き方がまずかったのかもしれませんが、取締役会での承認が前提というふうに日本郵政の出された資料の中にあるんですが、この取締役会での承認がなければ日本郵政としてはこのことを決定できないのですか、かんぽの宿を売り払うという最後の契約の段階のところを決...全文を見る
○逢坂委員 そうなんですね。お伺いしますと、取締役会の決定がなくても日本郵政の意思決定としてはできるわけであります。  そこで、なぜこの取締役会の決定というものが前提というふうに日本郵政の資料に書いてあるのかということなんです。この点、もし日本郵政の方で何か、これはなぜこういう...全文を見る
○逢坂委員 次に、総務省にお伺いします。政府参考人にお伺いしますが、総務省はこの件に関して、例えばですよ、これは私は事実はわかりませんけれども、日本郵政に対して、本来は取締役会の決定事項ではないけれども、日本郵政さん、取締役会で決定したらいいですからねというようなことを話したとい...全文を見る
○逢坂委員 すなわち、私がここで何を言いたいかといいますと、事務方レベルでは、先ほどのあの内容でほぼいいのではないかというふうに、これは推測ですよ、あと取締役会の承認さえとってもらえばオーケーですよというような話になっていたのではないかと推察されるわけですね。すなわち、全くこれは...全文を見る
○逢坂委員 大臣からお話をいただきましたとおり、日本郵政株式会社法の十四条に「監督」ということが書いてございます。十四条、「会社は、総務大臣がこの法律の定めるところに従い監督する。」という法律の文言になっているわけです。でも、よくよく読むと、どうもこの法律の文言も若干意味不明かな...全文を見る
○逢坂委員 今の答弁だと私は理解できませんけれども。もう少し何か踏み込んだ答弁というものはできないんでしょうか。総務大臣、今の答弁じゃどうにもならないような気がするんですが。
○逢坂委員 この条文についていろいろ調べてみましたら、やはりここについて余り言及している形跡がないんですね。あるいはコンメンタールなどもないんです。したがって、この点においても、やはり法のしつらえが私は十分ではなかったというふうに思うんです。  これほどといいましょうか、あれほ...全文を見る
○逢坂委員 正義のために闘うという姿勢、それは非常に私も尊敬申し上げたいと思います。  しかし、大臣、最後に申し上げたいことがございます。それは、なぜこういう状況になるのかということであります。それは、やはり長期に同じ勢力が政権の中枢にいるということで、ある種のなれ合いというも...全文を見る
02月24日第171回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  きょうは、川口参考人、宇都宮参考人、本当にありがとうございます。  それでは、私の方から何点かお話を伺わせていただきますが、まず最初に宇都宮参考人にお伺いしたいんです。  宇都宮参考人から、格差問題を議論するよりもまず貧困への対...全文を見る
○逢坂委員 宇都宮参考人、ありがとうございます。また時間があれば、最後の方にもう一度お伺いさせていただきたいと思います。  次に、川口参考人にお伺いします。  厳しい業界の状況をるる御説明いただきました。しかも、需要が蒸発したという言葉でありますけれども、まさに今の状況を端的...全文を見る
○逢坂委員 次に、実は宇都宮参考人からも若干指摘があった点でございますけれども、日本の大企業が、この十年余り、会社の内部留保をどんどんふやしている、それから株主配当の割合も高くなってきている、その一方で、労働者への賃金は必ずしも高くなっていない、どちらかといえば抑制傾向にある。こ...全文を見る
○逢坂委員 今、内部留保それから株主配当について説明がありました。  私も、現時点では川口参考人のおっしゃるような状況だというふうにもわかるわけでありますけれども、これまでの会社経営のあり方ですね、これまで、要するに、ステークホルダー三者が本当に均等にいわゆる利益を共有できてい...全文を見る
○逢坂委員 それでは次に、また続けて川口参考人にお伺いしますけれども、派遣というような雇用の体系などができたことによって製造業に非常にいわゆる柔軟性、弾力性が出てきたという発言がございました。それは事実なんだろうなというふうには思うわけでありますけれども、それは、経営する側から見...全文を見る
○逢坂委員 これから話す話は私個人の考え方でありますけれども、確かに派遣労働などの方々は、いわゆる正社員、しかも契約期間のない正社員に比べるとリスクが高いというふうに一般的には思うわけです。それから、先ほど宇都宮参考人からも指摘がありましたとおり、非常に賃金が安いというような現実...全文を見る
○逢坂委員 それでは、宇都宮参考人に改めてまたお伺いします。  一つは、先ほど根本委員、江田委員からも、現在の政府がとっている対応、対策というものについての説明がございましたけれども、宇都宮参考人からもさまざまな御提案がございました。それらの観点からしますと、今の政府がとろうと...全文を見る
○逢坂委員 終わります。どうもありがとうございます。
02月25日第171回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  きょうは、前半が三十分で間が入って四十五分ということで、若干時間が変則なんですが、やらせていただきたいと思います。  まず最初に、きのう私どもの同僚の細野議員から話のありましたアフラトキシンについて若干お伺いをさせていただきたいと...全文を見る
○逢坂委員 同じく今度は石破大臣にお伺いしますけれども、国内産の農産物からアフラトキシンが見つかった例というのはこれまであるのでしょうか、お伺いいたします。
○逢坂委員 そうなんですね。これまでアフラトキシンが検出されているのはすべて海外からの農産物あるいは食品ということでありまして、国内産からは検出されないわけであります。その理由は、既に石破大臣、舛添大臣御存じかと思いますけれども、アフラトキシンを産出するカビというものが実は基本的...全文を見る
○逢坂委員 ぜひこの点は強く認識をしていただきたい。単にアフラトキシンが検出されなければよいということではなく、そのカビの存在そのものが国内を脅かすもとになりかねないということでございます。  実は、なぜ私がこういうことを言うかといいますと、私、学生時代にある菌類を使って一年半...全文を見る
○逢坂委員 今、十九年度ということでありますけれども、ほかの年度については、大臣、いかがでしょうか。これまでそういう例はあったのかなかったのか、それはいかがですか。
○逢坂委員 データがないのであればこれ以上議論になりませんので、また後ほどということにしますが、今度は石破大臣にお伺いします。  小麦に関して……
○逢坂委員 石破大臣にお伺いしますけれども、農水省として、国家貿易枠というんでしょうか、これで小麦を輸入している。商社の親玉という言い方は失礼ですが、そのような役割をして小麦を輸入しているというふうに伺っておりますけれども、これについては農水省として検査はやっているんでしょうか。
○逢坂委員 石破大臣、麦をやらない理由は一体何なのでしょうか。
○逢坂委員 今まで行っていなかった理由、そんなのが理由になるかと言われそうだということを石破大臣みずからおっしゃいました。私もそのように、石破大臣のおっしゃったとおり、思うわけでありまして、ぜひ、大臣、これは今後検討していただきたいというふうに思うんですね。  と申しますのは、...全文を見る
○逢坂委員 順調に質疑が進んでおりまして、ありがたく思います。  それでは、何せ三十分しかないものですから、次の話題に入りたいと思いますが、ことしの一月一日、NHKのニュースでこういう報道が流れました。ちょっとその全文を読ませていただきます。  去年、全国の自治体で裏金づくり...全文を見る
○逢坂委員 全く総務大臣のおっしゃることで私は正しいと思うんですが、会計検査院にお伺いというか、お願いをしたいんです。  先ほども言いましたとおり、地方交付税の交付を受けた団体の検査を行う場合には、交付税法の第三条二項、「国は、交付税の交付に当つては、地方自治の本旨を尊重し、条...全文を見る
○逢坂委員 それでは、このNHKの件については、以上で一件落着ということで終わりたいと思います。  それで、一問ちょっと戻らせていただきたいんですが、石破大臣、大変恐縮です。  昨日、大臣は、既にカビの分析発注をしたものの分析が終了していない三十三件について、最後まで分析を行...全文を見る
○逢坂委員 石破大臣、もうよろしいと思います。ありがとうございます。  それでは、次の問題に入りたいと思いますけれども、一昨日、二十三日に、国民年金及び厚生年金に係る財政の現況及び見通しというものが発表されております。これに対して、各新聞などを見ましても、非常にこの見通しが楽観...全文を見る
○逢坂委員 そこで、舛添大臣、経済の情勢、雇用の情勢などについてはいろいろなことが言われると思うのでありますが、今回のこの財政検証の中で、国民年金の財政見通しというのも持っているわけですね。この国民年金の財政見通し、これは収納率を一体何%で見ておられますか。
○逢坂委員 そこで、社会保険庁にお伺いします。  直近のデータで国民年金の収納率というのは何%になっていますか。そうして、努力目標で今八〇%というふうに舛添大臣からお伺いをしましたけれども、事務方から伺ったところ、今回のこの推計のどこから八〇%を適用させるかについては、平成二十...全文を見る
○逢坂委員 今社会保険庁の長官から、努力目標として、二十一年、八〇%だということが披瀝をされた。しかしながら、なかなか容易ではないという話も率直にされたわけであります。  舛添大臣、今六三%だ、もし仮にこれが二十一年までに八〇にならないとするならばどの程度の影響が出るのかという...全文を見る
○逢坂委員 私が申し上げたのは、年金制度が直ちに破綻をするということを申し上げたのではなくて、この財政の検証結果というものそのものが破綻をしているのではないかということを言いたいわけであります。  そして、法律上の規定では、五年ごとに見直すではなくて、五年以内という規定になって...全文を見る
○逢坂委員 それで、もう一つ、年金に関して御質問があります。  実は、消えた年金記録の問題でございますけれども、あれについて、十九年度の決算から二十一年度の予算までどのぐらいの経費がこれまでかかっているかということでありますけれども、総務省分でこれまで二十一年の予算まで含めて二...全文を見る
○逢坂委員 一部、終了いたします。
○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  先ほどに続きまして、またやらせていただきます。  お手元にちょっと資料を用意させていただきましたけれども、まず最初に、金子国土交通大臣にお伺いをしたいと思います。  お手元の一枚目の資料でございますけれども、これはことしの一月九...全文を見る
○逢坂委員 金子大臣、今、この入札のための準備には六カ月程度必要だという話がございました。これは実際、入札は何月ぐらいに予定されているんですか。
○逢坂委員 金子大臣、これを例えば三カ月ずらすということはそれほど不都合のあることなんですか。三カ月ずらすというのは、今回の入札公告を一月にしないで、予算が成立した四月一日にする、それで事実上は三カ月程度ずれるわけですね。それでそんなに問題のあることなんですか、今のスケジュールを...全文を見る
○逢坂委員 いや、それであるならば、二十年度は二回も補正予算を提出しているわけですし、別にやりようというのは幾らでもあるんじゃないですか。二十年度の中でやっていくということだって可能だし、二十年度の補正でやり切れないものであるならば二十一年度に繰り越すということだってあるわけです...全文を見る
○逢坂委員 それは工事としては理解できるわけですけれども、ならば、二十一年度予算じゃなくて二十年度予算に計上して、予算をはっきりと議決した上でやればいい話じゃないですか。しかも、八ツ場というのはきのうきょう始まった事業じゃないわけで、去年から要望を受けているとか、前からずっと要望...全文を見る
○逢坂委員 これは、過去にもやっていたという話でございましたけれども、幾ら条件がつこうがどうしようが、私は、国会の予算審議を形骸化させる、やはり本来やってはいけないやり方だというふうに思うんですね。  それで、これはぜひとも私は避けるべきだと。あらかじめそういうことになって手続...全文を見る
○逢坂委員 財務大臣の御答弁ではありますけれども、そうはいうものの、閣議でも決まっていない、実際の入札をしようとするときから八カ月も前だ、では、いつまでさかのぼることができるんだ。  しかも、合理的な理由がある場合というふうにおっしゃいましたけれども、補正だって二度も二十年度予...全文を見る
○逢坂委員 そうなんですね。これは、首都機能移転の関係の予算というのは四千八百万計上されているんです。  そこで、大臣に確認でお伺いしますけれども、十八年度にはこれが三億四百万、それから十九年度は二億六千二百万、二十年度は二億三千万、そして二十一年度、四千八百万というふうに盛り...全文を見る
○逢坂委員 私がここで問題にしたいことは幾つかあるのでありますけれども、一つは、やはり首都機能移転という議論が、もうある程度の大きな山を越えて収束に向かっているにもかかわらず、議員立法でつくったもので両院の協議もあったからといって、予算を、ある種、惰性のようにつけ続けているという...全文を見る
○逢坂委員 私は、ここで首都機能移転の是非を問うということよりも、そういったことが、公式に出されている予算のこのデータからはわからない、こういう仕組みになっていることが今の日本の予算審議の問題点だということを言いたいわけです。だから、財政法も、項に区分するということにはなっていま...全文を見る
○逢坂委員 今の財務大臣の説明は、ルールとしては私も理解をするわけでありますけれども、そこでまた、もう一つ指摘をしたいんです。  確かに、予備費、使途もある種限定されているということでございましたけれども、その使途の限定の仕方も、先ほど私が言うところの、財政法で言うところの項の...全文を見る
○逢坂委員 それでは、次の問題に移りたいと思うんですが、金子大臣にお伺いします。  金子大臣、二月四日の私どもの馬淵委員の質疑の中で、予算審議のあり方についてこうしゃべっているんです。「予算審議では全体の枠の調整と決定をやらせていただく。」あるいはまた別のところで、「この予算委...全文を見る
○逢坂委員 本当はもう少し深く議論したいんですが、時間の関係もありますので、与謝野大臣に、日本の予算審議のあり方についてちょっとお話をさせていただきたいんです。  手元に資料を用意いたしました。資料の二枚目でございます。これは、私の事務所が国会図書館にお願いをいたしまして、各国...全文を見る
○逢坂委員 財務大臣、与党であれば割と野党よりも先に内容を知れるとか、より詳しく知ることができるとか、野党であるならば予算案ができてからだみたいな、そういうことではなくて、国民主権という立場に立って考えるならば与党も野党もないわけでございまして、国民にとって本当にこの予算の中身が...全文を見る
○逢坂委員 それで、私が用意したこの三枚目の資料を見ていただきたいんですが、これを見ると、「社会保障に係る公費」というのが左側の欄にございまして、次に「公債依存度」というのがございます。「公債依存度」ですね。すなわち、この中期プログラムで言っている、社会保障の公費負担のうちの三分...全文を見る
○逢坂委員 そうなんですね。まさに私は、この中期プログラムを読んで、社会保障というものを引き合いに出せば国民が納得しやすい、あるいは、国民が社会保障であるならばある種財源の確保についてイエスと言いやすいというような、そういうものを出したのではないかというふうに思わざるを得ないんで...全文を見る
○逢坂委員 いみじくも大臣の方から、幻想とかだますという言葉がございましたけれども、私は、一般論としてこの社会保障の中期プログラムを見ると、国民の皆さんは、ともすれば、もしかしたらこれが実現すれば社会保障のサービスが今よりも充実するんじゃないかというふうに思われるんじゃないかと思...全文を見る
○逢坂委員 財務大臣のおっしゃる話も、私もわからなくもありません。  国民にとってつらい政策というものを実現していくときに、どうやって御納得をいただくか、どうやって説得をしていくか、説明をするかという点において、やはり社会保障というものを柱に据えるということは、あってはならない...全文を見る
02月27日第171回国会 衆議院 総務委員会 第6号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  大臣、お世話になります。よろしくお願いします。  この間、大臣就任以来、いろいろなところで大臣のお話を聞かせていただいて、私はすっかり大臣のファンになってしまいました。率直で非常にストレートな物言い、しかも、官僚の書いた答弁を読み...全文を見る
○逢坂委員 私も全く同感でありまして、きょう発表されました一月の鉱工業生産指数が対前月比マイナス一〇%、これは史上最大の落ち込みであります。それから、きのうの日経二百二十五銘柄のPERが七十を超えている。七十を超えているということは、今の日本の株価が実力以上に評価をされている。七...全文を見る
○逢坂委員 全くそのとおりでありまして、まず二十年度の決算がどうなるかというのも心配ですし、二十一年度中に歳入欠陥というのが見えてくるかもしれない。そして、さらに大臣が御指摘になったとおり、二十二年度の予算編成がそもそもできるのかという心配が相当あるわけですね。したがいまして、こ...全文を見る
○逢坂委員 ぜひその認識を持って、これからのさまざまな地方財政対策をやっていただきたいと思います。  そこで、次にちょっと夕張市の話をさせていただきたいと思うんですが、隣に小平先生がいらっしゃいます。まさに夕張の問題を専門的にやられている小平先生ですが、私も夕張に随分友人が多い...全文を見る
○逢坂委員 具体的な言及は避けますけれども、大臣、ぜひその温かい支援をお願いしたいというふうに思います。やはり自立できる基盤を失ってしまえば大変なことになるということだと思います。よろしくお願いいたします。  さて、きょう宮澤副大臣にもお越しをいただきました。わざわざお越しいた...全文を見る
○逢坂委員 宮澤副大臣、そんなに同級生などがいらっしゃるのでしたら、ぜひ鳩山大臣とタッグを組んで、そのミクロの政策を今以上に、より地域の実態、実情に合う形でおやりいただきたい。鳩山大臣にもよろしくお願い申し上げます。  宮澤副大臣、もうよろしいです。どうもありがとうございました...全文を見る
○逢坂委員 これで終わります。どうもありがとうございます。
02月27日第171回国会 衆議院 本会議 第11号
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○逢坂誠二君 逢坂誠二でございます。  私は、民主党・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりました平成二十一年度政府関係予算三案に対し、反対の立場から討論をいたします。(拍手)  まず、冒頭に申し上げたいことがございます。  それは、本日の衆議院予算委員会でございますけれ...全文を見る
02月27日第171回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  質疑を始める前に、委員長に一言申し上げたいことがございます。  私、前回の質疑の中で、日本の予算審議というのは諸外国に比べて必ずしも時間が長い方ではない、どちらかといえば短い方である、しかもその内容においても必ずしも十分ではない、...全文を見る
○逢坂委員 やはり総理に本当の意味での危機感がないのではないかというふうに私には感じられるわけでありますが、二階大臣にお伺いします。  二階大臣、けさ、経産省から一月の鉱工業生産指数が発表されました。対前月比マイナス一〇%だそうですね。これは過去最大の落ち込みです。こういう状況...全文を見る
○逢坂委員 私は、今の二階大臣の言葉からも、マイナス一〇%という過去最大の落ち込みというこの現実を突きつけられても、本当の意味での危機感があるのかどうかというところについては疑問を持たざるを得ません。  そこで、総理、総理は今回サハリンを訪問されました。そしてまた、その後アメリ...全文を見る
○逢坂委員 私が言いたいのは、この百年に一度の危機だと言われているときに、しかも予算審議の真っ最中に、あえて行くまでのことがあったのかということを言いたいわけです。エネルギーを確保しなければならない、エネルギー供給源を多様化しなければいけないということは理解をするわけでありますけ...全文を見る
○逢坂委員 ところで、総理、そんなすばらしい制度であるなら、総理、もらうんでしょうね、この定額給付金。いかがですか。
○逢坂委員 要するに、いまだにこの定額給付金に対して御自身の対応すらしゃべれない。それぐらい、あいまいなものだというふうに言わざるを得ない。  そして、本来、分権の旗振り役であるべき総務省が、いかにも中央集権的な、今、全国の自治体の現場へ行きますと、総務省から技術的指導、助言と...全文を見る
○逢坂委員 今、ぶれまくっているという声がありましたけれども、私はまさにぶれまくっているというふうに思います。  それでは、前財務大臣、中川財務大臣のことについてはいかがですか。  ローマでああいう記者会見があった。そして二月の十六日に帰国をした。その日の夜に総理は、中川財務...全文を見る
○逢坂委員 私は、今回のこの予算委員会の質疑を通して、本当に政治家の質が問われているというふうに思うんですね。総理のこの判断のぶれ、発言のぶれ、あるいは中川財務大臣のことに対するその決断力のなさ、これをやはり国民は見ているというふうに思います。  そして、私はこんなことは言いた...全文を見る
○逢坂委員 自戒をしているからだということは、やはり総理、新聞はお読みになっていないわけですね。総理、お読みになっていないわけですね。
○逢坂委員 次に、議会制民主主義という観点から今回のこの予算議論を少し見てみたいと思うんですが、総理、民主主義というのは多様な意見があるということが実は議論の出発点であります。違いを認め合うというところが議論の出発点なんですね。  その意味において、新聞というのはいろいろ偏って...全文を見る
○逢坂委員 高木副社長さんは郵政民営化準備室のナンバーツーだったはずでありますけれども、ほとんど関与していない、ナンバーツーがほとんど関与していないということ、それがもし事実だとすれば、これはこれでまた大変なことであります。郵政民営化準備室のナンバーツーが、これほどアメリカと交渉...全文を見る
○逢坂委員 これは、総理、今総務大臣から一歩踏み込んだ発言がありましたけれども、協議の内容も含めて公開しない限りは、今回の郵政民営化という問題の正当性、レジティマシーが問われる問題だと思うんですね。これはまさに民主主義に反するということが明らかになるわけであります。  そうして...全文を見る
○逢坂委員 これは、これからこうやってさまざまな意見が拮抗してくる、そして衆院と参院の意思が違うということも出てくるでしょう。そういう中において、自分の思い、意見だけを押し通そうという姿勢はどこかでやはり改めなければならない。  これは先般もこの予算委員会で紹介されましたが、ア...全文を見る
○逢坂委員 この紙芝居の最後に、こういうことが書いてあるんですね。「三百五十兆円に及ぶ郵貯・簡保資金の民間市場での効果的な運用を図り、日本経済のさらなる活性化を達成します。」と書いてあるんですよ。  高木副社長に続けてお伺いしますけれども、この三百五十兆円の郵貯、簡保の資金とい...全文を見る
○逢坂委員 今の話、わかりづらかったと思いますけれども、結果的に言うと、最初にあった郵貯、簡保の資金はもう目減りしているんだということを言っているんです。これで本当に郵貯、簡保の資金を民間市場で有効に運用して日本経済の活性化を達成するなんということが守られているのか。私は全く違う...全文を見る
○逢坂委員 最後に総理にお伺いしたいことがあるんですが、総理、総理は一体だれのために政治家を続けていられるんですか。だれのためにやっていられるんですか。どうも私は、国民のためにやっている、日本のためにやっているというふうには思えないんです。  それは、政策は大きくぶれる、あるい...全文を見る
03月25日第171回国会 衆議院 総務委員会 第10号
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○逢坂委員 逢坂誠二でございます。きょうはよろしくお願いいたします。  お手元に今資料が配られるかというふうに思いますけれども、ことしの一月一日のNHKで流されましたニュースを題材にして、幾つか議論をさせていただきたいと思います。  お手元の資料を、配られましたら、ちょっとご...全文を見る
○逢坂委員 今のお話からしますと、記者としての、報道を担う者としての能力を高めるという研修を特に力を入れてやっているというふうには聞こえなかったわけであります。一般的な研修のように聞こえたわけですね。要するに、ちゃんと報道の裏をとるとか、そういうふうに聞こえたんですけれども。 ...全文を見る
○逢坂委員 そこで、この一月一日の報道を例にとってまたお伺いしたいのですけれども、先ほどいろいろなレベルでチェックをしているというようなことがございましたけれども、報道された内容の事後検証みたいなことはやられているのでしょうか。
○逢坂委員 十分な取材、裏づけをしたというふうに聞いているということでありますけれども、残念ながら、どうも会計検査院の話を聞くと、そうでもないということでありますし、もう一つは、内容そのものが法の趣旨に照らすと適切だったというふうにはなかなか言い切れないのではないかという部分もあ...全文を見る
○逢坂委員 報道には正確を期すと。そして、内容も、ちょっと見ただけで、ちょっと聞いただけで、これはおかしいと思うような報道は流さないようにぜひ御留意いただきたいなというふうに思います。  そこで、次の質問に移りたいと思うんです。  先ほども若干話が出ておりましたけれども、先般...全文を見る
○逢坂委員 もう一点会長にお伺いしたいのですけれども、今お示ししたように、キー局の営業状況に比べてローカルの方は非常に悪いということになりますと、地方の放送局の独自性というのがどんどん失われる可能性があるわけですね。自分のところで放送番組をつくるよりも、キー局のものをそのまま流し...全文を見る
○逢坂委員 ぜひ、福地会長、そういう方向で頑張っていただきたいというふうに思います。  それでは次に、総務大臣にお伺いしたいんですけれども、今の民放のような経営状況の中で、総務大臣としては、NHKがどんな役割を果たすべきだというふうに思われますか。民放の経営状況がどんどん悪くな...全文を見る
○逢坂委員 御丁寧に答弁いただきまして、ありがとうございます。  それで、大臣、実は地デジについて随分国民にも広がってきたかなというふうに私は思っているんですが、広がってきたというのは、実際の普及率がどうかということは別にして、地デジというものに変わるんだねということはわかって...全文を見る
○逢坂委員 終わります。
04月06日第171回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  きょうは、少しの時間をいただきまして、質疑をさせていただきたいと思います。  まず最初に、日本の大学、薬学部の定員の問題について少しお伺いをしたいと思います。  お手元に資料を用意させていただきました。これは文部科学省が作成した...全文を見る
○逢坂委員 今お伺いすると、いわゆる規制改革の中でやったということでありますけれども、規制改革をして、どんどん設置基準に合ってさえいればやるということでありますけれども、逆にそのことが薬学教育の劣化を招くということは相当懸念されているわけですね。  しかも、薬学部が六年制になっ...全文を見る
○逢坂委員 文科大臣、厚労大臣、ぜひ、これは最終的には国民の不利益につながるということでございますので、両者で協議をして、あるべき姿を早急につくり上げていただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。  それでは、お二人の大臣、これで私のこの分野の質問は終わりますの...全文を見る
○逢坂委員 局長、確かに説明をしたというふうにおっしゃっておるようでございますけれども、きょう来られた町村長さんが言っていたのは、三月三十日の午後に突然やってきて、実はこうこうこうでこれをあした発表しますという説明だったと。これは事前の説明とかというレベルのものではない、全く入り...全文を見る
○逢坂委員 局長、やはり、皆さんが考える以上に、道路の継続事業を突然天から降ってきたようにとめられるということは、地元の混乱は非常に大きいわけですね。新規のものがことしやれるかやれないかということであるならば、それはそれなりに納得をするわけでありますけれども、やはり、前日の午後に...全文を見る
○逢坂委員 若干コンサーバティブという言葉を使いましたけれども、余り私は英語がよくわからないので、後で日本語に直して説明をしていただきたいと思いますけれども。  局長にお伺いしますけれども、道路整備をするときに、幅員の狭い道路と幅員の広い道路、どっちがコストが高いでしょうか。そ...全文を見る
○逢坂委員 そうなんですね。例えば、同じ経済効果をもたらそうと思っても、北海道における道路というのは、堆雪スペース、のけた雪を一時置いておくスペースというのはどうしても必要になる。そうしなければ、夏と同じ幅員が確保できないということになるわけですね。  それから、今、路面が凍る...全文を見る
○逢坂委員 局長に続けてお伺いしますけれども、今まさに過小評価であるという話がございましたけれども、私が子供のころに住んでいた地域のすぐそばにある集落がありまして、そこは実は船じゃないと行けないんですね。半島に突き出たところの岬の向こう側にあるようなところでした。そこに道路をつく...全文を見る
○逢坂委員 そこで、今回BバイCが一に満たないとされた十八路線の今後についてでありますけれども、局長、今後これはどういうスケジュールで見直しをされる予定になっておりますか。
○逢坂委員 そこで、金子大臣、今のやりとりを聞いていただきまして、BバイCの評価というのは私は否定をするものではない、これはある種大事な一つの指標であろうとは思うんですけれども、必ずしもこれは完全ではないわけですね。完全な判定基準というのができるかどうかという議論もいろいろあろう...全文を見る
○逢坂委員 大臣、誤解があるといけないんですけれども、私は、必要な道路はつくるべきだという、どちらかといえば積極論者であります。ただ、コストは必要以上にかけないで、でも必要な道路はしっかりつくっていかなきゃならない。それは、地域に暮らしていて、私も自治体で二十二年仕事をしていて、...全文を見る
○逢坂委員 以上で終わります。どうもありがとうございます。
04月09日第171回国会 衆議院 総務委員会 第13号
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○逢坂委員 逢坂誠二でございます。  私も、引き続き地上デジタルを質問したいと思いますけれども、山川局長、あらかじめ質問通告をしていることと、きょうの議論をいろいろ聞いて、多少通告外のこともお伺いしたいと思いますので、もし答弁できないものがあれば答弁できないと言っていただければ...全文を見る
○逢坂委員 受信側の方で対応できない人を出さないようにすることということでありますけれども、そこにやはり具体的な、先ほど因数分解という言葉も用いておられましたけれども、まさに因数分解なら、具体的な数値がなければ因数分解のしようがないんですね。だから、寺田委員は総務省の意気込みで決...全文を見る
○逢坂委員 全く納得できない答弁なんですけれども、具体的な数値目標もないままに物事を進めるということはほとんど論理性がないというふうに言わざるを得ません。まあ、人の軒をかりての質問はこの程度にして、あらかじめ私が話していた内容に入っていきたいと思うんです。  まず最初に、地デジ...全文を見る
○逢坂委員 そこで、山川局長に二つお伺いするんですけれども、アナログからデジタルに移行したら、メリットが強調されていますけれども、デメリットというのは何かありますでしょうか。考えられているデメリットというのはございますか。
○逢坂委員 ちょっと、何を議論しているのか質問している方がわからなくなるような話でございますけれども。  局長、さらに引き続きお伺いするんですけれども、もし今回地デジに移行しなければ何が起こるんですか。どういうことが予想されるから、今回地デジに移行するということを二〇〇一年に決...全文を見る
○逢坂委員 そこで局長にお伺いしますけれども、今回の地上デジタルというのは国民に選択権はあるんですか。要するに、今までアナログテレビを見ていた、やはりアナログで見たいなという選択権はあるんですか。
○逢坂委員 先ほどの自己負担の問題に絡むんですけれども、選択権がない、だけれどもそれは自己負担でかえてくれ、今まで受けていたサービスを中断する、これはやはり少し横暴なんじゃないでしょうか。どうでしょうか。選択権があるのなら、それは自己負担ということもいいかもしれない。どうですか。
○逢坂委員 選択権がない中で、なぜ国民が自己負担をしなければならないのかという質問をしているんです。お答えください。
○逢坂委員 きょうはこれ以上やりませんけれども、やはり少し無理があるというふうに思います。  私の父も八十歳近くでひとり暮らしをしていて、今回こういうふうにかわるということを説明しても、父からは、何にも変わらないものなのに、何でおれが金を払わなきゃいけないんだというのが父の言い...全文を見る
○逢坂委員 お伺いしますと、この石川県の珠洲市というエリアは、非常にケーブルテレビの普及率が高いところだというふうに聞いております。ケーブルテレビの整備率が一〇〇%、そして接続率が六三%ということです。こういう地域でアナログ停波のリハーサルをやるということは、局長、妥当なんでしょ...全文を見る
○逢坂委員 何か変な感じがするんですけれども、だとするならば、局長、石川県珠洲市を対象としてリハーサルをするというときに、珠洲市エリア、能登町というところも一部入るように聞いておりますけれども、そこの世帯数全部を対象にしてやったというふうに分母をするのは間違いだという気がするんで...全文を見る
○逢坂委員 今の話は若干詭弁のようにも思うわけであります。アンテナを立てているうちだって複数台テレビがあって、いろいろなことが想定されるわけですから。まあ、それはそれでいいでしょう。  ところで、これは自治体負担はあるんですか。
○逢坂委員 それで、きょう一番議論したかったテーマにこれから入りたいと思うんですけれども、一つは、総務大臣、これからの日本の放送と通信の技術革新がもたらす社会のあるべき姿というものをどういうふうに描くかということなんですね。  常に技術革新が進んできて、いろいろなものがどんどん...全文を見る
○逢坂委員 まさに大臣がおっしゃるとおり、科学技術が進歩して、こういういろいろなものが手にできるからといって必ずしも人間は幸せにならないというのは、私はそのとおりだと思うんですね。だから、あるべき社会の姿をしっかりとデザインして、その上でこの科学技術というものの応用はこれでよいか...全文を見る
○逢坂委員 大臣の御懸念のとおり、私は、電気通信事業法ですか、それが三十年前に改正する以前からコンピューターネットワークというものに非常に興味を持っておりまして、自作したパソコンを線につないで、それでお互いが通信し合うというようなことも自分でつくった音響カプラーでやっていた時代が...全文を見る
○逢坂委員 今、大変な経済危機の中にあるわけです。与党も、またさらに追加の経済対策をするということで、今回お出しになられるようでございます。我々の側も、そういうことでまた経済対策をやらねばならないというふうになっているわけですが、大臣、もう答弁は時間が終わりのようですからよろしい...全文を見る
04月20日第171回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○逢坂分科員 おはようございます。逢坂誠二でございます。  それではきょうは、厚生労働関係について幾問か質問をさせていただきます。時間が限られた中でたくさん質問を用意してございますので、簡潔にやりとりをしたいと思います。よろしくお願いします。  まず最初に、自治体病院の関係で...全文を見る
○逢坂分科員 ぜひその件はしっかり検討していただきたい。そうしなければ、自治体財政そのものがもう根本からおかしくなるというところがあるというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。  それで、二つ目ですけれども、今度は厚生労働省と総務省、両方の政府参考人にお伺いした...全文を見る
○逢坂分科員 だから、財政支援せざるを得ないということ、そうしなければ維持できないんだ、医療が崩壊してしまう、もちろんそうですが、過疎地、救急、小児、こういうところは、採算が合わなくても、やはりどうしても自治体病院がやらざるを得ないというのが全国にあるわけです。だからその点は、厚...全文を見る
○逢坂分科員 それで、大臣にもう一つなんですが、医療制度改革を考える上でお医者さんの実態把握というのが、これは非常に大事なことだと思うんです。  ところが、お手元に資料を配らせていただきましたけれども、医師の届け出票というのがございます。これは、医師、歯科医師、薬剤師、必ず届け...全文を見る
○逢坂分科員 しっかりと検討していただきたいと思います。  それでは次に、後発医薬品の問題についてお伺いをしたいんです。  後発医薬品については、厚生労働省では、医療費の負担軽減、医療保険の財政負担の軽減に資するとか、患者の自己負担が下がるというような理由で、ジェネリック、後...全文を見る
○逢坂分科員 適切な対応というのは、しっかり前向きに検討してもらわないと、本質的に医療費を削減したいということでジェネリックを一つの柱に据えるときに、これは進みませんよ、こういうことをやっていると。  では次に、手元の資料その一というのを配らせていただきました。ジェネリックとい...全文を見る
○逢坂分科員 今の点ですけれども、何も病名を直接書かなくてもいいわけでありまして、医師と薬剤師だけがわかるようなルールで書くことはこれは幾らでも可能なわけですから、実体の病気をそのまま書く以外にもやり方は幾らでもあると思うんですね。そして、それを書くことによる調剤の質の向上のメリ...全文を見る
○逢坂分科員 ぜひ今後の検討課題として、デメリットだけを言うのではなくて、それをやることによってやはり調剤の質が上がっていくというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  それから次に、ビタミンAの過剰摂取についてちょっとお伺いをしたいんですけれども、お手元の資料のその...全文を見る
○逢坂分科員 ぜひその点、しっかりやっていただきたい。思わぬところでこれが出ているというふうに聞きます。例えば、毎日レバーをたくさん食べてなんという方も、この間聞いたらいるようでございますので。レバーをたくさん食べると調子がいいというのはお気をつけになられた方が。  そこでなん...全文を見る
○逢坂分科員 総務省の参考人、もうよろしいですよ。  それでは大臣、今の点、ネット販売、例えばサプリメントとかビタミンでもこういうことが起こり得る可能性があるので、ネット販売は慎重であるべきだ、そう思うんですけれども、いかがでしょうか。
○逢坂分科員 その安全性が第一でありますので、利便性を優先する余り、薬害で困られる方が出たときの責任をだれがとるんだということになってしまうわけですので、大臣、その点、ぜひよろしくお願いします。  それでは次に、介護保険の散歩同行についてちょっとお伺いをしたいと思います。  ...全文を見る
○逢坂分科員 でも大臣、せっかく容認の姿勢を出して、私は一律基準を示せと言っているのではなくて、例示でもいいから、こういうケースの場合だったら大丈夫でしょうみたいなことを示さないと、やる自治体、やらない自治体、ためらう自治体、いろいろ出てくるわけです。この点、大臣、何らかの方向を...全文を見る
○逢坂分科員 ぜひそれでは、今の方向で都道府県にまずやっていただく、そうすれば今よりもためらう自治体は減るというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  それで次にですけれども、盛りだくさんできょうは済みません、レセプトのオンライン化についてちょっとお伺いをしたいんです...全文を見る
○逢坂分科員 今の代行請求機関についてですけれども、私、今どの程度まで話が進んでいるか必ずしも十分に承知していないところもあるんですけれども、例えば代行請求機関の資格の問題だとか、どうやって認定するのかとか、そこがどういう事務を所掌するのかとか、あるいは、何か不都合なことがあった...全文を見る
○逢坂分科員 大臣ももうこれは十分おわかりのことと思いますけれども、レセプトのオンライン化は必ずしも有効なのかどうか、現場ではいろいろな声があるんですね。それで、これは国にとっては利便性が高いかもしれない。でも、現場のお医者さんや患者さんにしてみれば、それが実現したからといってど...全文を見る
○逢坂分科員 では、以上で終わります。どうもありがとうございます。
05月11日第171回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○逢坂委員 逢坂でございます。よろしくお願いします。  大島議員の後だと、何となくトーンがやわらかくいかないとまずいのかなという気もするんですけれども、少しでも自分のペースを取り戻せるようにやりたいと思います。(発言する者あり)人間性の問題という声もありましたけれども、まさにそ...全文を見る
○逢坂委員 その点、これはこれ以上、やめることにしますけれども、憲法の七十三条には予算を提出できるのは内閣というふうになっておりますので、やはりその点を踏まえて、ただし、違った考え方、こういう考え方もあるということを闘わせるのは非常に大事なことだと私も思っております。  さてそ...全文を見る
○逢坂委員 外需という言葉がありまして、それが非常に大きいんだという話がございましたけれども、私は、今回の危機は、今後この国というのはどうあるべきかということを考える、逆に言うといいチャンスではないかというふうに思うんですね。  それで、例えば需給ギャップの問題、後にまた議論し...全文を見る
○逢坂委員 ちょっとここ、うるさいですね。  与謝野大臣のお言葉を、今の、きょうの発言を、額面どおり、私は本当にそのとおりだと思うんですよ。しかしながら、予算の中身がそうなっているかといえば、どうもそうは思われないわけですね。それで、こちら側からもやじが飛ぶんだというふうに思う...全文を見る
○逢坂委員 積み上げも、それからマクロ的にも、国際的にも一致した点が十五兆だということでございますけれども、この予算で、与謝野大臣が常々おっしゃっているのは、二十一年度の実質GDPを一・九%程度押し上げるんだという話をしているわけですね。しかし、本当にこれはその押し上げ効果がある...全文を見る
○逢坂委員 今のその話からすれば、ことしが一・九だ、後年度以降〇・八とかというような数字だということを考えれば、それでは、本年支出すべきお金というのは大体十兆ぐらい、大ざっぱに今の比率から判断すれば。支出すべきという言い方は変ですが、基金とかなんとかで事実上機能しないお金の部分が...全文を見る
○逢坂委員 そこで、与謝野大臣、もし仮に与謝野大臣のおっしゃるとおり、ことしが十兆で後年度が五兆だというふうにしても、実は、私はことしの十兆も相当厳しいのではないかと思っているんですね。  と申しますのは、私、一九九八年、小渕内閣の七兆円の補正のときに自治体の現場で首長をやって...全文を見る
○逢坂委員 今まさに大臣から話がありましたけれども、土地の取得、土地の場所がまだ決まっておらないと。当然、土地の場所が決まらなければ、これは実施設計は不可能です。それで、しかも百十七億……(発言する者あり)今、予算がついていないという話がございましたけれども、ある程度の目星すら、...全文を見る
○逢坂委員 今、前回は公共事業中心だったというふうにおっしゃいますけれども、ただ、今回の財源構成を見ると、七兆三千三百二十億円、これが建設国債なわけですよ。ですから、ある種の何らかの、箱物なのか道路なのかわかりませんけれども、ハード系のものをやるんだということはやはり間違いがない...全文を見る
○逢坂委員 骨太方針二〇〇六ということになりますと、また財政は緊縮だということになろうかと思うんですけれども、果たしてそれで本当によいのかどうかも含めて、これからやはりもう少し議論が必要ではないかなというふうに思います。  次に、本年度の税収見通しについてお伺いしたいんです。 ...全文を見る
○逢坂委員 確実に税収は下がると。そうですね。経済成長見通しをゼロからマイナス三・三に補正をせざるを得ない状況でありますから、税収は間違いなく下がるんだというのは私もそうだと思います。  正直に今大臣におっしゃっていただきましたが、さすれば、今後、二十一年度予算というのは、税収...全文を見る
○逢坂委員 税収は間違いなく下がりそうだ、もし乖離が出たら、それは国債、公債によって埋めるということをそれでは改めて確認をさせていただきました。  そこで次に、今、国と地方、随分借金が多いという話はかねてから言われております。二十一年度末、来年の三月末にこの借金の額がどの程度に...全文を見る
○逢坂委員 私は、確かに今大臣が御指摘なさったような点もあろうかと思うんですけれども、国会審議が機能していなかったのではないかというふうに思わざるを得ないんですね。それは、支出がふえざるを得ない局面があったことは確かですけれども、どこかの段階でそこに歯どめをかけられるような国会審...全文を見る
○逢坂委員 それは、確かにスタートはそうであったのかもしれないし、「経済の下支えに必要な施策や将来の成長力を高める施策などを厳選いたしました。」ということで財政演説も言っているわけですが、本当にそうなのかどうかということを、二、三、例を挙げてお伺いしたいんです。  まず最初に、...全文を見る
○逢坂委員 聞いたことに答えていただきたいんですが、当初幾ら要求したかというのをちゃんと言っていただけますか。
○逢坂委員 次に、農水省にお伺いしたいんですけれども、農地集積加速化事業、二千九百七十九億円を補正予算に計上されていますが、簡潔で結構ですので、政府参考人、要求した額と決定した額を教えてください。
○逢坂委員 聞いたことに何も答えていないんですけれども。要求した額と決定した額に乖離があるかと聞いたんです。
○逢坂委員 これはどう考えてみても理解できないんです。私も、自治体の現場ではありますけれども、十五年近くにわたって予算査定の仕事をやらせてもらいましたけれども、要求なしに予算を決めるなんということは普通あり得ない。まあ、それはいいでしょう。  では、内閣府、世界最先端研究支援強...全文を見る
○逢坂委員 これ以上やっても無駄なような感じもしますので。  はっきり、実は、先週金曜日の段階の事務方からの打ち合わせでは、実際に今回補正予算に計上された額は、要求した額どおり、特段何の変化もなく認められているんだという話だったわけですね。だから、私は、ここに厳選という言葉が入...全文を見る
○逢坂委員 すなわち、与謝野大臣、要求書がない、法律にないから要求書もとっていない、だから、査定も具体的にどうやったかという痕跡がないわけですよ。調整はしたという言葉はありましたよ。だけれども、それを出せるものがないということなんですね、今の答弁を簡潔に言ってしまえば。そうすれば...全文を見る
05月12日第171回国会 衆議院 総務委員会 第18号
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○逢坂委員 逢坂誠二でございます。よろしくお願いいたします。  まず最初に、住民の定義について、先ほど寺田委員の質問の中にもございましたけれども、若干確認をさせていただきたいと思います。  地方自治法では「市町村の区域内に住所を有する者は、当該市町村及びこれを包括する都道府県...全文を見る
○逢坂委員 では、重ねての確認でございますけれども、今の答弁からすれば、地方自治法第十条第二項の「住民は、法律の定めるところにより、その属する普通地方公共団体の役務の提供をひとしく受ける権利を有し、その負担を分任する義務を負う。」ということで、その地域内に住所を有する住民はすべて...全文を見る
○逢坂委員 私は、今回の住民基本台帳法の改正は、ある一定程度前進だろうというふうに思います。外国人登録制度も、確かに、外国人を適正にある種把握をして管理をするという意味では一定の役割を果たしてきましたけれども、随分問題点も多かったわけであります。そういう意味では、今回の改正はある...全文を見る
○逢坂委員 ということは、今現時点では外国人登録証を持っている、だけれども、改正法が施行された段階では住民票にも記載されないし、外国人登録証も持たないという方が出現するというふうに理解をされるわけでございますけれども、そうなると、例えば自治体が行政サービスを提供するという観点から...全文を見る
○逢坂委員 法務省の目線で見れば、今私が指摘をする、外国人登録証を持っていて、今度の新しい制度では住民基本台帳に登録されない方については、適法じゃないんだから管理をする必要はないんだという観点をお持ちなのかもしれないんですけれども、これは自治体の目線で見れば、先ほどの地方自治法の...全文を見る
○逢坂委員 そこで、法務省にまたお伺いするんですけれども、難民認定申請中の者についてお伺いをしたいんです。  現在、難民認定申請というのは大体どれぐらいの年限がかかっているのか、あるいは難民認定申請を最初にしてから結論が出るまで最長の方というのはどれぐらいの年限がかかるのか、こ...全文を見る
○逢坂委員 すなわち、難民認定申請をされている方は、平均で、例えば今の例だと異議申し立ても含めると二年以上、異議申し立てのない場合であっても二年近くかかっているのが現実なんですね。  それから、私がいろいろな方からヒアリングを受けた結果、難民認定申請には最大で九年かかっていると...全文を見る
○逢坂委員 一番整合性がとれているとおっしゃっているので、これ以上議論しても仕方がないとは思うんですけれども、私は自治の現場にいた者として、これはちょっと問題だなというふうに思うんですね。せっかく新たな制度をつくってよくしようと思っているのに、現状よりも後退する部分が出るというの...全文を見る
○逢坂委員 まさにそうなんですね。今、大臣が説明くださった前半部分、要するに、ある種適法に難民認定申請の状態にある方はいいんですけれども、仮放免の状態で難民認定申請している方もいらっしゃいまして、その方たちは今回の住民基本台帳登録からの対象外になってしまうわけですね。しかも、それ...全文を見る
○逢坂委員 今、何か総務大臣から法務省に質問があったような感じもするんですけれども、その点も含めてもう一点お伺いしたいのは、やはり問題なのは、難民認定申請に時間が相当かかっているというところも問題だと思うんですね。平均で二年近くかかっている、最長で九年だ。しかも、昨今の状況を見れ...全文を見る
○逢坂委員 いろいろなところに問題はあるとは思うんですけれども、今の話を聞いてみると、法務省としても、仮放免の状態でその他の在留資格を得ずに難民認定申請している方の存在を認めていて、そこが問題だという発言をやはり事務方もされるわけですよね。  ですから、ぜひ政務官にお願いしたい...全文を見る
○逢坂委員 次に、行政サービスと住民登録あるいは外国人登録との関係についてちょっとお伺いしたいんです。  まず、総務省にお伺いしますけれども、行政サービスを受けるときに、住民登録があるかないかとか、あるいは現行法でいうと外国人登録があるかないかとか、そのことと行政サービス提供の...全文を見る
○逢坂委員 加えて総務省に質問させていただきますが、現行法体系と新しい改正住民基本台帳法が施行された後で、行政サービスを受ける対象範囲というのは法改正によって変わる部分というのはあるんでしょうか。
○逢坂委員 その意味では、今回の法改正があったからといって、行政サービスの提供関係に変更が出ないと考えてよいのだというふうには思います。  そこで、厚生労働省にお越しいただいておりますが、厚生労働省が所管する法のいわゆる行政サービス、例えば健康保険だとか年金だとか生活保護だとか...全文を見る
○逢坂委員 外国人の対象範囲が狭くなることはないということでありますので、今回の法が施行されてもその点では安心だというふうになろうかと思います。  ところで、これも引き続き厚生労働省にお伺いしたいんですけれども、例えば、厚生労働省の見解としては、医療保険については、現在、不法滞...全文を見る
○逢坂委員 ところが、確かにそれは厚生労働省がそういうふうにおっしゃるわけですけれども、現実を見ると、そうではない実態があるということもぜひ御認識をいただきたいと思います。  それは、例えばこんなケースであります。  適法な在留資格を持っている方が国民健康保険に入る、ところが...全文を見る
○逢坂委員 ということは、今、厚生労働省も認識をしているという答弁だと思うんですけれども、それはそれで、現実としてそうなんだということなんです。  今度は、実はこういうケースが生まれるわけです。  今までは、自治体の側ではオーバーステイになったということは必ずしも現行制度では...全文を見る
○逢坂委員 法改正によって今私が指摘をしたような事項というのは減っていくことであろうというふうには思うわけですが、だがしかし、現実に自治体で保険料もちゃんと納めています、まさに適切に住民としてそこで暮らしていますという方に対して、オーバーステイになった、だから遡及して保険料は戻し...全文を見る
○逢坂委員 今、答弁が、私が言ったことと若干違う分野の話をされたんじゃないかなと思うんですが、いずれにしても、新制度になっても市町村に通知されるまでタイムラグがあるわけですね。  そうなりますと、改めて厚生労働省に言っておきたいと思うんですけれども、新制度になっても遡及をせざる...全文を見る
○逢坂委員 そこで、総務省にお伺いするんですけれども、今回の住民基本台帳法の制度変更は、基本的には住民基本台帳は自治事務だということですけれども、先ほども寺田委員の質問にも多少ありましたけれども、今回、自治体は相当な負担を強いられるのかなというふうに思います。  一つは住基台帳...全文を見る
○逢坂委員 移行に伴う費用については万全の対応をということでございますけれども、実際の運用に当たっても、予期しないことが生まれることもあるかと思いますので、その場合にはぜひ何らかの対応を考えていただきたいということを一つお願いしておきます。  それともう一つ、住基カードでござい...全文を見る
○逢坂委員 将来的には一本化するということでありますけれども、それが多分原則なんだろうというふうに思います。  片やその一方で、情報がすべて集約されるということに対するある種の懸念もあるということも考え合わせながらやらなきゃいけないということで、これは結構難しい問題だなというふ...全文を見る
○逢坂委員 ぜひ友愛の政治でお願いしたいと思います。  以上で終わります。ありがとうございます。
05月26日第171回国会 衆議院 総務委員会 第20号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。よろしくお願いいたします。  それでは、早速質問に入りたいと思います。  今回のこの五月一日に出されました人事院勧告でございますけれども、これについてはいろいろなところで、今回の勧告というのは、確かに経済情勢も厳しいということはあるけ...全文を見る
○逢坂委員 改めて総裁にお伺いしたいんですけれども、幾つかの場面で、やはり今回の勧告は経済の情勢もあるけれども政治家からの圧力があったんじゃないのかなというような声を聞くんですが、総裁もどこかでそういうことはお耳にされているかとも思うんですが、総裁は委員会で一度あったけれどもそれ...全文を見る
○逢坂委員 政治的に圧力を受けて今回の勧告をしたなどというふうに言われるのは、総裁としても決して心穏やかならぬことだというふうに思うわけですね。しかも、その事実はないということであればなおさらのことであります。  片や一方で、私は、これは具体的な名前などは控えさせていただきます...全文を見る
○逢坂委員 基準を定めることは考えていないということであります。それはそれでまた一つの見識だというふうには思いますけれども、せっかくの人事院の行いがほかのいろいろな力によってゆがめられるということがあってはなりませんので、ぜひそんなことは絶対にないんだという強い姿勢を貫いてやるべ...全文を見る
○逢坂委員 確かに、強制力のない助言だということではありますけれども、二枚目の資料をごらんいただきたいんです。この四月六日の給与能率推進室長さんの文書とあわせて、同じように今度は別の事務連絡が出ているんですね。それで、この事務連絡によれば、今回の一時金についてどういう対応をするの...全文を見る
○逢坂委員 でも、これは、四月六日のいわゆる技術的助言、上のレベルの技術的助言というんでしょうか、事務連絡以外のものですね。これは先ほど大臣から説明がありましたけれども、三回あるわけですね、四月六日、五月一日、五月八日と。そのそれぞれに全部この事務連絡、調査というのがついていたわ...全文を見る
○逢坂委員 大臣、一般的に、事務連絡以外の公になる文書では余り自治体を縛っているようには見えないんですけれども、今大臣が御感想をお持ちになられたように、こういう事務連絡か何かで結構微に入り細に入り自治体の行動を結果として縛るようなことになっているものがあるのではないかというふうに...全文を見る
○逢坂委員 当然、これは自治体の議会で条例によって自治体は決めていくわけでございますので、自治体の側にしても、条例提案前にもう既にこういう調査があって、何となくそれに従うんだみたいにやっちゃうのは自治体議会の軽視にもつながりかねませんので、十分御留意いただきたいと思います。  ...全文を見る
○逢坂委員 すなわち、要するに人事院勧告が出た段階では先ほど言ったような技術的な助言をする、そして、事細かに事務連絡でその方針まで確認をする。そして、一方で特別交付税で、超過すれば減額をするというような措置がある。もちろん、特別交付税で減額をするというのは裕福な団体なんでしょう、...全文を見る
○逢坂委員 この場合の特別交付税の扱いはどうなりますか。
○逢坂委員 ぜひ先行していろいろな行革に取り組んでいる自治体の努力が無駄にならないようによろしくお願いしたいというふうに思います。  そこで、次は、少しざっくりとした議論をさせていただきたいんです。  私は、一九八三年に公務員になりました。公務員になったときに、私の同級生とか...全文を見る
○逢坂委員 公務員の給与というのはなかなか難しいものだと思います。地域へ帰ると、公務員の皆さんに対して、おまえたちは税金で食っているんだからみたいな言われ方をよくされて、つらい思いをする場面もあるんですね。だから、そういうことも含めて、さらにこれは不断の検討が常に必要なんだろうと...全文を見る
○逢坂委員 微に入り細に入り御説明いただきましたけれども、結論から言うと、実は、同じような職種であっても、自治体の現場によって法の適用カテゴリーが変わっているというような話を冒頭されていたかと思うんですね。  まさにそういうことなんです。同じような職をやっていても、ある自治体に...全文を見る
○逢坂委員 すなわち、簡単に要約して言えば、国の臨時、非常勤職員の場合は、当該職務に有益であると認められる場合は、いわゆる前歴換算、職務経験を考慮していくということをやる。だけれども、自治体の臨時、非常勤職員の場合は、今の説明を平たく言えば、いわゆる職務経験の考慮というものは原則...全文を見る
○逢坂委員 最後に、大臣にちょっと御認識だけいただきたいんですけれども、実は、自治体の臨時、非常勤職員の問題というのは、これはなかなか根深いというふうに思います。それぞれ地域の実情によっていろいろな運用がされている。それは柔軟でいいという考え方もある一方で、例えば財政が厳しくなっ...全文を見る
○逢坂委員 終わります。どうもありがとうございます。
05月27日第171回国会 衆議院 内閣委員会 第12号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  それでは、一時間、よろしくお願いいたします。  最初に、お手元に資料を配らせていただいておりますが、届いておりますでしょうか。一枚目の資料でございます。「諸外国における公文書館の制度と現状」ということで、国会図書館におまとめをいた...全文を見る
○逢坂委員 民主主義のインフラだという言葉がございましたけれども、まさにそのとおりなんですね。  実は、アメリカの公文書館の館長がこういうことを言っているんです。公文書館は、社会がどれだけ民主的であるかをはかるバロメーターになるんだ、公文書館は、アメリカが百年後も民主的な社会で...全文を見る
○逢坂委員 では、その認識を踏まえた上で、条文、それぞれの中身をちょっと議論していきたいと思うんです。  まず、私、今回の法案の目的規定を読みまして、ちょっとやはり残念だなというふうに思いました。と申しますのは、これをストレートに読むと、やはり、政府が決める公文書というある種の...全文を見る
○逢坂委員 まず、財産のことについてですけれども、では、財産がだめだったら、ほかの言葉もあるわけですね。国民共有の資源であるとか、国民共有の資産であるとかという言い方もできるわけでありまして、それによって法の思う概念というのは十分伝わるのではないかと思うんです。そのあたり、いかが...全文を見る
○逢坂委員 余り答えになっていないようなんですけれども。  財産という言葉が法律上難しいのであれば、ほかの言葉を使うことは可能ではないかという問いかけを私はしたわけでありますけれども、再度、いかがですか。
○逢坂委員 ぜひそういうところも、これから法案の中身を、我々も一緒になって、より考えていきたいなというふうに思います。  それともう一つですが、先ほどの答弁で、説明責任を全うするという話は、全く同感で、それはそれでいいのでありますけれども、国民が利活用するという観点もやはり公文...全文を見る
○逢坂委員 ぜひこの二つは目的規定に検討していくべきだというふうに私はとりあえず申し上げておきたいと思います。  それから次に、やはり問題になりますのは二条の「定義」でございますね。  小渕大臣、行政文書というのは何だと思いますか、どういうものだと思いますか。
○逢坂委員 今のは行政情報公開法の定義と一緒のことなわけですね。  今の行政情報公開法の定義で、これまでの公文書に係るさまざまな国会での議論や、国民への説明責任というのは十分に果たされているというふうにお考えですか。いろいろな事件が起きていますね。そういうことを踏まえてみて、公...全文を見る
○逢坂委員 またアメリカの例を引き出して大変恐縮ですけれども、アメリカでは、いわゆる起案文書に当たるものだけではなくて、メモ、電信文書、あるいは手書きの草稿、あるいは電話録、電子メール、これらも公文書の範囲に含めて公開をするということをやることによって、政府の意思形成過程がどうい...全文を見る
○逢坂委員 必ずしも議論がかみ合っていないんですけれども。  ですから、私が主張したいのは、公文書というものの定義はある一定の時期にこうであるというふうに決めることは、それはそれでいいとは思うのですが、公文書の定義について、やはり不断の見直しをしておく。不断の見直しというのは、...全文を見る
○逢坂委員 ぜひ、公文書の定義、行政文書の定義のところが出発点でありますから、ここを何度も何度も議論をしていくということが大事だと私は思います。  これもまたアメリカの例でありますけれども、アメリカでは、公文書とは何か、私文書とは何かということについて、具体的な事例をもって、こ...全文を見る
○逢坂委員 私は、最低限やはり、これは有識者会議でも何度も出ていることでありますけれども、意思決定に至る過程を合理的に跡づけることができるようにするとか、あるいは、例えば閣議だとか関係行政機関の長で構成される会議または省議の決定、了解及びその経過みたいなものは必ずちゃんと残すとか...全文を見る
○逢坂委員 でも、もし法律に書けるのであれば、私は可能な範囲で書いた方がよいのではないかなというふうに思います。例えば、今私が言ったようなことを例示として書くことは、それほど法文としては問題のないことだというふうに思いますので、この点は指摘をしておきたいなというふうに思います。 ...全文を見る
○逢坂委員 法律のしつらえは私も理解をしておりますけれども、いわゆる公文書管理委員会や公文書管理担当機関は独立性が強くなければだめだという私の指摘に対してはどうお考えですか。
○逢坂委員 今の体制で十分にその独立性は担保できるという根拠は何ですか。
○逢坂委員 私の指摘はそうじゃないんですね。  先ほどウォーターゲート事件の例を引っ張り出したのは、大統領であっても自分の都合のいいように文書を廃棄してしまうということだから、アメリカの公文書館は独立性をさらに強めて、政治からある程度離れた場所に置くということに最終的になったわ...全文を見る
○逢坂委員 現状ではこういう法案が出されているというのは、それは事実としては理解をいたしますけれども、今後においては、この公文書管理担当機関というものがより独立性を強めていくということを考えざるを得ないと私は思います。  当初は、やはり政治のリーダーシップによって、日本の公文書...全文を見る
○逢坂委員 そういう観点から見たときに、今度は、第五条「整理」という規定がございます。第五条の五項に「行政機関の長は、」ということで、ここで、移管をするのか廃棄をするのかということを行政機関の長が定めることになっていますね。五条の五項、行政機関の長が定めるわけであります。あるいは...全文を見る
○逢坂委員 今大臣、もともと統一的なルールがあってとおっしゃいました。もともと統一的なルールというのは何ですか。
○逢坂委員 すなわち、現在のこの法案は枠組み法なんですね。眼鏡でいえば、枠だけはあるんですけれども、眼鏡の度数がまだ入っていないんですよ。だから、先ほど来もいろいろなことが、有識者会議で決めます、政令で決めます、どっちで決めますと。本当のことを言うと、余り議論にならないんですね、...全文を見る
○逢坂委員 それじゃ、逐条の方は若干お休みをして、ほかの話題に行きたいと思いますので、しばしお休みください。体にさわるといけませんので。  それで、今度は総務省にお伺いしたいんですけれども、総務省では、文書管理業務の業務・システム最適化計画というのをお持ちになって、これは二〇〇...全文を見る
○逢坂委員 今回のシステムのイメージ図を見ますと、これはどうも紙ベースではなくて電子媒体でやるのかなというふうに思うんですけれども、そこで、総務省の政府参考人にお伺いするんですけれども、これは電子媒体ということでよろしいのでありましょうか。
○逢坂委員 ちょっと通告はしていないんですけれども、総務省でもし答えられれば答えていただきたいし、副大臣でもよろしいんですが、電子媒体でこういうものを管理するということになると、私は、電子媒体のメリットというのはあるとは思うんですけれども、電子媒体には相当デメリットも多いんですね...全文を見る
○逢坂委員 非常に認識が甘いですね。  実は、紙媒体というのは古臭くてだめなシステムのように思われるかもしれないんですけれども、紙ベースの記録は千年残っているという実証がございます。電子媒体が千年残るという実証はまだございません。  それから、一覧性、一覧性というのは、ぱっと...全文を見る
○逢坂委員 きょうの本論ではないので、これはまたどこか別の場でやりたいと思うんですけれども、行政文書の電子化というのは極めて危うい部分があるということをぜひ皆さんにも御認識いただきたいんです。  繰り返しますけれども、紙といえば、古臭くて何か古典的な、レガシーシステムだというふ...全文を見る
○逢坂委員 分類について適切にやれるようにという、そのことだけだったんですか。ほかはなかったですか。主張は、総務省としてはなかったですか。
○逢坂委員 私先ほども指摘したとおり、公文書管理ということは、日本で、まさに入り口に今立っているわけですね。これからスタートなんですね。そのときにまた新たなシステムが入るということでありますから、これは、相当に注意を持って、整合性を持ってやらなければ、日本の公文書が本当にむちゃく...全文を見る
○逢坂委員 ちょっと通告していないんですけれども、参考までに、総務省、教えていただけますか。  このシステムがフル稼働したら、年間の維持管理費、どれぐらいだというふうに見込まれておりますか。
○逢坂委員 今二十五億かかっているというのは、今の紙ベース、現状の、今のシステムを動かしているということではなくてということですか。今、そもそも総務省として行政文書の管理に二十五億かけているという意味ですか。
○逢坂委員 この点についてはまた別の機会に詳しくやらせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  さて次に、今度、現在のところについて再度お伺いしたいんですけれども、電子政府の総合窓口というのが政府のホームページにございますね。ここに行政文書ファイル管理簿の検索とい...全文を見る
○逢坂委員 今、御実感されたように、余り使えないんですね。それで、ファイル名、行政文書ファイルの名前を、ある種恣意的というか、皆さんが自由につけられるわけですから、それにうまくヒットしなければ目的の文書に到達できないわけですね。  そこで、こういうものをやるときにはメタデータと...全文を見る
○逢坂委員 次に、「二〇〇八年国会審議における行政文書の保存期間問題」というペーパーを、資料を用意させていただきました。裏表で六ページにわたるものでございます。  これは日本計画行政学会のある報告の中からおかりをしてきたものでございますけれども、これ以上にももしかしたら国会審議...全文を見る
○逢坂委員 隣の席からも、もっと踏み込めという話がございましたけれども、ぜひ、役人答弁ではなくて、政治のリーダーシップでこれはいかなきゃいけない。  先ほども言ったとおり、行政文書の管理というのは、私は、何も役人の皆さんが悪いというふうに言うわけではないのでありますけれども、や...全文を見る
○逢坂委員 次に、もう一つの事例をちょっと出したいと思います。  私が用意したペーパーの六分の四、四ページ目です。六分の四の上から二番目でございます。  郵政民営化準備室というのが二〇〇四年から二〇〇五年にございました。これは有名な話になりました。この郵政民営化準備室がアメリ...全文を見る
○逢坂委員 今皆さんお笑いになっておりましたけれども、まさにこの事例は、今回の法案の第四条の問題でありますとか、第二条の公文書の定義、行政文書の定義の問題でありますとか、五条の廃棄の問題でありますとか、しかも、それは行政機関の長の裁量によってやっているわけですね。やはりこういうこ...全文を見る
○逢坂委員 ぜひ、今度統一的なルールをつくる、あるいは各行政機関が規則をつくるというときには今のことも頭に置きながら、これじゃやはりだめなんだと。各行政機関の長が、これは儀礼的で簡単だなんと言って、でも、本当に儀礼的だったのか、簡単であったのか、後でそれを証明できないんですから。...全文を見る
○逢坂委員 ぜひ、公文書の統一的なルールをつくるとか規則をつくるときに、ここも配慮が必要だと思うんですね。委託であってももとデータは必ず我々の方に、民間事業者であっても開示をして、我々がそれをハンドリングできるんだというふうにしなければ、本当の意味での政策の発生源がわからなくなっ...全文を見る
○逢坂委員 業務を進める上でのノウハウみたいなものとか、そういうのはまさに秘密、それぞれの事業者の専門性だと思うんですね。ところが、やはり生データみたいなものというのはそうじゃないので、それはしっかり担保できるようにしてもらわなきゃ困ると思います。  最後に、一つだけ申し上げて...全文を見る
○逢坂委員 終わります。
12月01日第173回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○逢坂委員 動議を提出いたします。  ただいま議題となっております本案に対する質疑は終局されんことを望みます。