逢坂誠二

おおさかせいじ

小選挙区(北海道第八区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数5回

逢坂誠二の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月13日第190回国会 衆議院 法務委員会 第1号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  岩城大臣初め、皆さん、よろしくお願いいたします。  まず、岩城大臣、大臣就任が昨年の十月七日でしたか、それ以来、直接おめでとうございますなんてお祝いを申し上げる機会もなく、三月近くも過ぎてしまいました。かつて、地域も自治体の質も規...全文を見る
○逢坂委員 大臣からお話しいただきましたとおり、私自身も、人事院勧告制度についてはある一定の評価できる部分はあるだろうというふうに思います。  ただ、あわせて、大臣も御指摘いただいたように、やはり課題も多い。特に官民比較の部分での課題が多いし、さらに、この制度そのものが本質的な...全文を見る
○逢坂委員 それでは、次の話に移りたいと思います。  次の話は、少し皆さんにしてみるとシャビーに聞こえる話かもしれないんですが、全国の裁判所や刑務所の事務用品や事務備品、物品の類いですね、あるいは図書の類い、これの調達についてお伺いをしたいんです。  私は、先ほども申し上げま...全文を見る
○逢坂委員 これを見ますと、どちらかというと地元の業者、北海道内の業者が割と大宗を占めているのかなという印象を持つわけでありますけれども、また一方で、随意契約と一般競争契約で見ますと、平成二十二年は一般競争が一二だったのが、平成二十六年は四六にはね上がっているということになる、は...全文を見る
○逢坂委員 要するに、私が何を言いたいかというと、一般競争入札が随意契約に比べてどんどんふえている、それから、刑務所の物品の調達の状況を見ると、道内での調達が多いように一般的には見えるんだけれども、一方、裁判所で具体的なものを出していただきましたけれども、それでは道内ではどこから...全文を見る
○逢坂委員 各省庁において配慮されているものと思うというか、余り配慮されていないんですよ。だから、もう少し具体的に配慮できるような方策を講ずる必要があると私は思っております。  そこで、大臣にこの問題についてお伺いしますけれども、やはり、どんどんこれをやっていくと、地場の事業者...全文を見る
○逢坂委員 ぜひ地元の中小企業に配慮した方法をやってもらいたいと思うんですが、入札の公告を多くの人に見てもらうとか、それだけでは私は十分ではないと思っております。要するに、少額で随意契約できる範囲のものはそういう範囲で発注をするとか、そういう配慮も場合によっては必要なんだろうと思...全文を見る
○逢坂委員 一人の裁判官が、今のお話を聞いていただいてわかるとおり、かつてより減ったとはいえ、東京地裁で百八十件案件を抱えている。大阪地裁で百六十件抱えている。これは事前に調べさせていただきましたが、刑事訴訟では、東京地裁で六十件、大阪地裁で約六十件なんですね。しかも、これは平均...全文を見る
○逢坂委員 すなわち、今の百八十件というのは平均なわけですよね。ということは、抱えている人は、二百件なのか二百五十件なのか、わかりませんよ、それは。わかりませんけれども、そういう人もいるということです。  一年三百六十五日ですよ。百八十件といったらどうなるんですか。土曜、日曜を...全文を見る
○逢坂委員 以上で終わりますけれども、この裁判官の問題についてはこれからももう少し深く掘り下げたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  ありがとうございます。
02月23日第190回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  時間が少なくなりましたので、端的に、まず籾井会長に聞かせていただきます。  籾井会長、二〇一四年の一月二十五日が会長の就任日だと思うんですが、この就任日に、NHK会長以外の仕事、何らかの報酬を得たり、名称はいろいろあるでしょうが、...全文を見る
○逢坂委員 再確認ですけれども、報酬が多い少ない、報酬の多寡にかかわらず、あるいは仕事の内容にかかわらず、全てのNHKの会長の職以外のものは辞したということの発言だったと思いますが、例えば、自動継続されるような仕事があったとか、あるいは、報酬が自動的にどこかの口座に振り込まれるよ...全文を見る
○逢坂委員 ないと思いますと。ないではなくて、ないと思いますということでしょうか。これはどちらでしょうか。ないと思います、ない、断言できる、できない、どちらでしょうか。
○逢坂委員 籾井会長、一〇〇%否定されなかったというふうにこれでは思わざるを得ないんですけれども、それでよろしいでしょうか。
○逢坂委員 今の言葉を裏返すようで大変恐縮ですが、記憶にないところでは、ある可能性もあるということの理解でよろしいでしょうか。
○逢坂委員 この問題、きょうはこれでやめたいと思いますけれども、記憶にある限りは、ないと。記憶にないものはある可能性を否定していないというふうに思われるわけですが、だったら、そこで首をおかしげになるのであれば、一〇〇%ありませんということを言えば済む話だと私は思うんですけれども、...全文を見る
○逢坂委員 たくさん御答弁いただきまして、次に聞こうと思ったことも含めて全部答弁をいただきました。  法規範性があるということでございますけれども、それでは、これを最終的に判断する判断の主体というのは誰なんでしょうか。誰がその法規範性のありなしを判断するのか。
○逢坂委員 最終的には、必要がある場合は総務大臣が判断をするということなんですが、改めてもう一回、憲法二十一条との関係をお伺いしたいんです。  憲法二十一条にはこれは反しない規定なんだ、仮にそれは法規範性があってもそうだということなのでありますけれども、それでは、改めての確認で...全文を見る
○逢坂委員 たくさん答弁いただいたんですけれども、やはり憲法二十一条との関係がわかるような、わからないようなところがある。  改めてもう一回同じ質問をさせていただきますが、放送法四条の規定が憲法二十一条違反ではない、抵触しないとするならば、この四条の規定をもって、根拠にして、政...全文を見る
○逢坂委員 今の話からすれば、やはりちょっとよくわからないんですけれども、憲法二十一条に反しないということの明確な根拠は、放送法四条の各号列挙のことが、それを根拠にして放送の内容に干渉しないんだということがやはり私は非常に大きなことだと思うんですよ。そこの可能性を必ずしも否定され...全文を見る
○逢坂委員 あと、もう一点です。  先ほどの冒頭の答弁の中にも発言がありましたけれども、新聞や雑誌などと違って、放送についてだけ第四条のような編集上守るべき番組編集準則というようなものが定められている。その理由について、もう一回改めて御答弁ください。
○逢坂委員 私、放送法に係る問題、やはり相当に微妙なものだというふうに思っています。  それで、大臣の発言も相当に慎重を期してもらわねばならないというふうに思うんです。きょうはもうこれ以上質問はしませんけれども、昨年の五月十二日の参議院での大臣の答弁の言葉にこういうのがあるんで...全文を見る
02月24日第190回国会 衆議院 総務委員会 第4号
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○逢坂委員 逢坂誠二でございます。それでは、よろしくお願いいたします。  まず最初に、固定資産税についてお伺いします。  今回の地方税法の改正の中に、農水省が進めております農地中間管理機構の利用促進を狙って、農地の固定資産税率にある種の段階をつけるというのが含まれております。...全文を見る
○逢坂委員 大臣の思い、考えはよくわかりましたけれども、安易にこういうのを認めるべきではないというふうに私も思っていますので、よろしくお願いします。  それから、減収額に対する補填は通常の交付税対応だということでありますね。わかりました。もう少し何らかのことがあればなという気は...全文を見る
○逢坂委員 今の板野さんの答弁では、あらかじめ知っていたのか、事前に話があったのかということについての答弁はございましたか。ちょっと確認なんですけれども。
○逢坂委員 では、板野専務理事はそこで初めて知ったということでよろしいわけでしょうか。
○逢坂委員 そこで、監査委員会の監査報告書というのがこの土地の取引に関して出ているわけですが、監査委員会の監査報告書を読むと、NHKビジネスクリエイトがこの土地の問題について買い受け申込書を提出するというようなことが行われているわけです。その際に、財務・経理担当理事、関連事業担当...全文を見る
○逢坂委員 それでは、まず、井上理事にお伺いしますけれども、この買い受け申込書というのに署名捺印したのはいつの時点でしょうか。
○逢坂委員 十一月十三日の時点で買い受け申込書に署名捺印をしていたと。  どちらかといえば、署名捺印をするということは、この土地の購入取引について是である、賛成という言い方がいいかどうかわかりませんけれども、これを推進することについて、ある種、承認、了解があったようにも思われる...全文を見る
○逢坂委員 そこで、会長にお伺いするんですけれども、まず一つ、この買い受け申込書なるものに理事二名が署名捺印をしている、しかも、そういうものを出すということはあらかじめ御存じだったわけですか。
○逢坂委員 事後的に報告を受けたということでありますけれども、それでは、署名捺印されたのは、きょう、福井さんも来ておりますし、井上さんも来ておりますけれども、会長に断らずにやったということでよろしいんでしょうか。  二名、いかがですか。
○逢坂委員 これはまた会長にお伺いしますけれども、この買い受け申込書なるものといいましょうか、これは価格が記載をされているものだというふうに認識をしております。価格が記載されたものを、取引相手か仲介者かわかりませんけれども、どなたかに出すということ、何ぼという価格が書かれているか...全文を見る
○逢坂委員 会長、お聞きしていないことも言っていただいたんですけれども、これは買い受け表明をした後に価格交渉によって変わるんだということであります。  会長としては、この手続をどこの段階で正式に理事会なり経営委員会に諮ろうとしていたんですか。
○逢坂委員 私の質問はそうではなくて、どの時点で理事会や経営委員会にこのことを言うつもりでいたのかという質問です。
○逢坂委員 言うつもりでいたのかということを聞いたわけでありまして、どこで言ったかという話を聞いたわけではないんですけれども。  それでは、あらかじめどの時点で正式な交渉というふうに思われていたのか、そこのところはよくわからないんですけれども、これはちょっと脇に置いておいて、も...全文を見る
○逢坂委員 十月二十七日の経営委員会の議事録を見ると、その時点で予算編成の考え方として示されている事業全体総額が七千十六億なんです。あらかじめ、我々も、何か漏れ聞くところによると、来年のNHKの予算全体は七千十六億円らしいぞという話を聞いていたんですけれども、この十二月八日の理事...全文を見る
○逢坂委員 私が言いたいのは、予算は変わるということはあり得ると思うんですよ。ところが、この間の、十月下旬から十一月、それから十二月八日に至るまでの理事会あるいは経営委員会の議事録を読んでも、予算が変わるということを議論している痕跡が何にもないんですね。  それで、突然、十二月...全文を見る
○逢坂委員 これは、私は経営委員会に対しても失礼だと思いますよ。経営委員会には十月二十七日に予算編成の考え方というのを示して、それから十一月の二十四日の経営委員会でも平成二十八年度予算編成方針というのを出しているんですね。この段階でも、この予算が変わる前のものを出されているはずな...全文を見る
○逢坂委員 会長に改めてお伺いしますが、正式にスタートするというのはどの時点だという認識でおられたんですか。スタートしておらないんだ、おらないんだということを繰り返しおっしゃっておられる。スタートしておらないんだから問題がなかったかのような発言をしているんですけれども、私にはそう...全文を見る
○逢坂委員 籾井会長、三百五十億円というものを買い受け申込書に記載して、交渉相手なのか誰なのか、誰かはわかりませんけれども、そこへ出したということ、これは事実上、取引相手に対してNHK及びNHK関連団体として三百五十億円ぐらいの価格でこれを購入するぞという意思の表明じゃないですか...全文を見る
○逢坂委員 会長、今の話の順番が逆なんですよ。買い受け申込書を出して、その後で実は関連団体の話し合いをしてみんなの合意をとるというのは逆なんですよ。関連団体の皆さんと話をして、こういう方向でいきましょう、それを決めておいてからじゃなかったら本来こういうことはやれないというのは、公...全文を見る
○逢坂委員 直接的な損害が出るかどうかというのは、これは重要なポイントだということは私も否定はいたしません。  ただ、そのほか、せっかく十二月八日に上田監査委員が指摘されているさまざまなこと、これも実は非常に重要だと思っていまして、この間のNHKのさまざまな問題、課題、それの直...全文を見る
○逢坂委員 経営委員長として非常に残念な発言ですね。時間がない中で報告書を受けた。内容についてどうかというところについてもっと踏み込まなかったら、何のために経営委員会があるのかというのが、これはわけがわからなくなってしまいますよ。  監査委員会だって、せっかくいい問題点を指摘し...全文を見る
○逢坂委員 執行部の議事録は執行部の判断でやるんだということなんですけれども、それでは、ここのところをちょっと浜田委員長にお伺いしますけれども、十二月八日の経営委員会の議事録、これは適切だと思われますか。冒頭に土地の問題をいろいろ議論されているわけですが、そのことについては余り書...全文を見る
○逢坂委員 私は、土地の取引について云々かんぬんという気持ちも相当あるんですけれども、あわせて、これは予算編成過程の問題なんですよ。  それで、十二月八日の経営委員会の議事録を読むと、まず冒頭に、今、浜田委員長が言ったとおり、関連団体による土地購入の計画について、執行部から説明...全文を見る
○逢坂委員 内容の非公開を前提にしてやった、そんな言いわけは私は通らないと思いますよ。それだったら、理事会も経営委員会も同じ体質じゃないですか。説明責任に全くなっていない。  そういうことが通らないのが公的機関の宿命なんですよ。だからこそ、役所の皆さんは苦労しているんですよ、公...全文を見る
○逢坂委員 全く理解できません。  十一月二十四日に経営委員会に提示した予算と十二月八日に理事会で議論をしている予算の中身が違う。そして、今、会長から、予算については慎重に経営委員会や理事会で議論をして決めていくと言っていますけれども、この十一月二十四日から十二月八日までの間に...全文を見る
○逢坂委員 行革努力について客観的な基準を用いてというふうにおっしゃられますが、行革努力というのは本当に客観的に全国比較できるのかなという気が私はしますね。もちろん、ある一定程度は比較できますよ。職員数を随分減らしていますねとか、人件費も随分抑えていますねということは言えるけれど...全文を見る
○逢坂委員 大臣、おっしゃっていることが整合的だとは、やはり私には思えないんですね。  番組全体を判断するときに個別の番組を見るということ、それは当然あり得るでしょう、個別の番組を見なければ放送局の番組全体は判断できないわけですから。  ところが、この政府統一見解で言っている...全文を見る
02月25日第190回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○逢坂分科員 民主党の逢坂誠二でございます。  林大臣、きょうはお世話になります。  高木副大臣には何度か私の地元のことをお話しさせてもらっておりましたけれども、林大臣に話をするのは初めてでありますので、少し地元の状況なども踏まえて話をさせていただきたいと思います。  青森...全文を見る
○逢坂分科員 ということは、事業者みずからが何らかの事情によってこの工事は取りやめますと言わない限りは、この工事はとまらないんだということでございますね。はい、ありがとうございます。  そこで、何点かお伺いをしますけれども、まず、エネルギー基本計画の中に、核燃料サイクルの推進を...全文を見る
○逢坂分科員 三十二トンの核分裂性のプルトニウムということで、それは全て利用目的があると。  具体的に、利用目的はどんな内訳になっているでしょうか。
○逢坂分科員 今の質問、必ずしも明確に通告していなかったかもしれません。大変失礼いたしました。  基本的には、その三十二トンのプルトニウムは利用目的があるんだということ、そして、それぞれの事業者に帰属するものは事業者がそれを使うんだということのようであります。  そこで、まず...全文を見る
○逢坂分科員 それでは次に、現在、新規制基準へ適合申請がなされている原発というのは十基あるというふうに承知をしておりますけれども、この全ての原発が稼働した場合、どの程度のプルトニウムが消費されることになるのか、お知らせください。
○逢坂分科員 六ケ所の再処理工場が稼働する、そうすると分裂性のプルトニウムが四トンできる。そして、これが十基稼働した場合には三・九トンということで、トータル、ほぼゼロに近いわけでありますね。  参考までに、この中で大間原発というのは一年間にどの程度のMOX燃料を使用するのか、そ...全文を見る
○逢坂分科員 すなわち、日本全体で仮に十基の原発が動いたら三・九トンのプルトニウムを消費する、そのうち一・一トンが大間で消費されるんだということになりますと、アバウトに四分の一強ということになる。その意味で、核燃料サイクルを考える上で大間原発は非常に重要な位置づけになっていると、...全文を見る
○逢坂分科員 事業者間の契約で定められているから政府としては承知はしていないということでありますけれども、例えば、一般論として、ウラン燃料に比べて何倍高いとかあるいは安いとか、そういうようなことというのはあるんでしょうか。
○逢坂分科員 次に、大間でMOX燃料を仮に使った、それで発電をする。当然、使い終わった後に使用済みMOX燃料というものが出てくるわけでありますけれども、この使用済みMOX燃料の処理方法というのは決まっているのでしょうか。
○逢坂分科員 今の申請書上は再処理をすることになっている。再処理をするということは、もう一回使うということに理解をされるわけでありますけれども、ただ、その具体的な方法はまだ決まっておらないということであります。  私は、実はきのうからこの質問をしようと考えていて、ここまで質問を...全文を見る
○逢坂分科員 仮にタイムラグがあるにせよ、全体量というのは減らないんじゃないですか。それはいかがですか。
○逢坂分科員 着実に減っていくという話をされましたけれども、先ほどの六ケ所の再処理工場、年間八百トン処理するわけですよね。それで、現在日本には使用済み核燃料というのは一万八千トンあるわけですね。これを単純に八百トンで割り算しますと、二十二・五年分になるわけです。二十二・五年分。だ...全文を見る
○逢坂分科員 今大臣お述べになられましたのはエネルギー基本計画の中にある文言そのままですよね。「中長期的な対応の柔軟性」というところの冒頭の文言をお読みいただいたわけでありますけれども、今この短い時間の中でやりとりをさせていただいて、日本が保有しているプルトニウムは、今進めようと...全文を見る
○逢坂分科員 資源の有効利用というのは、例えば、そこにある資源を使うことによって、既存の何かを使うよりもコストが安いとか安全性が高いとか、あるいはもっと別なメリットがあるというときに有効利用と言えるんじゃないでしょうか。危険度は高い、価格も高い、だけれどもその資源を無理して使うと...全文を見る
○逢坂分科員 重ねての質問です。  この二・二兆円は誰が負担することになるんでしょうか。
○逢坂分科員 二・二兆円電力会社が負担をすると。電力会社というのは、電気を発電して、電気料金を納めていただいて経営をしているわけですね。最終的には電気料金に上乗せになるということで、そういう理解でよろしいでしょうか。
○逢坂分科員 大臣、改めてのお伺いなんですけれども、今の話をお聞きいただいて、本当に核燃料サイクルというのは合理性があるんでしょうかね。  このエネルギー基本計画では、核燃料サイクルの推進、これがもう前提条件になっているわけですが、利用目的のないプルトニウムは持たないということ...全文を見る
○逢坂分科員 これでやめますが、エネルギー基本計画をそのまま踏襲していくんだということですが、冷静に考えて、日本の将来のことを考えたら、私はここで立ちどまるべきだろうというふうに思います。  それと、もう一点言わせていただきますと、私も学生時代、放射性物質を使って随分と実験など...全文を見る
03月01日第190回国会 衆議院 本会議 第13号
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○逢坂誠二君 北海道函館から参りました逢坂誠二でございます。  民主・維新・無所属クラブを代表いたしまして、ただいま議題となりました件について討論を行います。(拍手)  昨日と本日、実は北海道は大吹雪であります。この東京の青空のもとにおりますと、その吹雪の様子はまるで想像もつ...全文を見る
03月09日第190回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○逢坂委員 おはようございます。逢坂誠二でございます。  いろいろな委員会に出ていますけれども、こんなに拍手の多い委員会は初めてで、びっくりしました。ちょっと発言が滞ってしまいました。  大臣、きょうはよろしくお願いいたします。きょうから本格論戦ということになるわけですが、法...全文を見る
○逢坂委員 この法秩序の維持という法務省の任務でありますけれども、この任務があるがゆえにといいましょうか、この規定があるからこそ、法務省というのは、自分がまさに所管する法律だけではなくて、やはり法全体に目配りをする役所なんだろうというふうに思います。この法秩序の維持という任務は非...全文を見る
○逢坂委員 お手元に私の資料を用意させていただきましたけれども、今説明をいただいた日米安保条約第六条、日本の安全に寄与し云々かんぬんということが書いてありますけれども、最終的には、「アメリカ合衆国は、その陸軍、空軍及び海軍が日本国において施設及び区域を使用することを許される。」こ...全文を見る
○逢坂委員 それであるならば、日米安保条約が締結された、この間ずっとそのもとで我が国が進んできたわけですので、それはそれで認めるとしても、国民がこれにどうかかわるのかというところが非常に曖昧ではないかというふうに私は思うんですね。国民や国会、国民だけではなくて国会も、それでは、例...全文を見る
○逢坂委員 今、二点のことをおっしゃられました。国会審議を通じて国会でもさまざま議論をしていただく、もう一つは、地元に対しても足を運んで説明して理解してもらう、二点のことをおっしゃられましたので、あえてもう少し突っ込んで聞きたいと思います。  国会審議をして国民の皆様にも広くと...全文を見る
○逢坂委員 これは必ずしも詳細に通告しておりませんでしたので、もし不都合があれば事務方の答弁で補足していただいても構いません。  今、国会審議を通してやっていただくんだということでありますが、その国会審議は、要するに、議員の側がみずから自発的に、質問する側がこの問題がありますよ...全文を見る
○逢坂委員 今の話からすると、決められたルールは基本的にはない、だけれども、防衛白書とかさまざまなもので説明をするということ、それから、地元に対しては足を運んで説明して理解を得るようなことをやるということであります。  もし仮にある県に米軍の基地をつくるとなったときに、その県の...全文を見る
○逢坂委員 プロセスについて丁寧に御説明いただきましてありがとうございます。  今のそのプロセスの中で、地元の意見を聞く、あるいは関係者の意見を聞くという手続があったようにお聞きをしましたけれども、その際に、反対である、土地は提供しない、あるいは、そもそも県など関係自治体の意見...全文を見る
○逢坂委員 実は、今回この問題を私が持ち出したのは、私も長い間、自治の現場におりまして、住民の皆さんに、民主主義を考える上で、自分たちみずからが自分たちの地域のことを考えていろいろと判断をしていくことが大事だ、その前提として情報がしっかり公開されていることが必要である、とにかく、...全文を見る
○逢坂委員 私は、例えば地方自治の世界でしたら、NIMBY、ノット・イン・マイ・バックヤードということで、迷惑施設のようなものは自分の家の裏庭にはつくってほしくないというようなことがあるわけです。それから、私が自治体におりましたときには、忌避政策、住民の皆さん、市民の皆さんからす...全文を見る
○逢坂委員 すなわち、公文書管理法に規定する保存年限が過ぎたら移管であるか廃棄であるかを決定しましょうねというルールを適用せずに置いておいたということでありますね、平たく言えば。うなずいておりますので、それでよろしいかと思います。  それから、次。下の改廃した法律の中で、船舶の...全文を見る
○逢坂委員 ということは、今、三本の法律を例に出しましたが、星取り表ではありませんけれども、一勝二敗という感じでしょうかね。最後の刑事補償法の一部を改正する法律については、保存期間が満了したのでどうするかという判断をして、システム上もちゃんと延長して保管をしている、あとの二本の法...全文を見る
○逢坂委員 すなわち、一応、二十一条に定める行政文書ファイル管理簿に記載はしていたけれども、内容が伴っていなかったということであろうかと思います。  引き続き、二十五条であります。  監査についてでありますけれども、「監査責任者は、行政文書の管理状況について、少なくとも毎年度...全文を見る
○逢坂委員 それでは、引き続いて、規則の第二十六条ですが、「文書管理者は、自ら管理責任を有する行政文書の管理状況について、少なくとも毎年度一回所要の点検を行い、その結果を総括文書管理者に報告するものとする。」これが二十六条の規定です。  それから、あわせて二十九条、「総括文書管...全文を見る
○逢坂委員 個別の条文について聞くのはこれで最後です。私、この条文が実はすごく大事だと思っておりまして、第三十一条に「文書管理者は、総括文書管理者、主任文書管理者及び国立公文書館その他の機関が実施する研修に職員を積極的に参加させなければならない。」との規定があります。  職員研...全文を見る
○逢坂委員 研修については積極的に参加をさせているということで、ぜひ頑張っていただきたいと思うんですが、冒頭にも申し上げましたとおり、私は、今回、法務省の文書について必ずしも適切ではない状況があったということを殊さらあげつらって、それが悪い悪いと言うつもりは必ずしもございません。...全文を見る
○逢坂委員 大臣、ぜひよろしくお願いいたします。  それでは、次の質問に移らせていただきます。次は、大臣の基本姿勢にかかわるところについて少しお伺いをしたいと思います。  まず、法務大臣に就任されれば必ず聞かれることで、記者会見でも聞かれていたというふうに承知はしておりますけ...全文を見る
○逢坂委員 丁寧に御答弁いただきましてありがとうございます。大臣としては、慎重に判断をした結果、死刑についても場合によっては執行する場面もきっとあるのだということだと。うなずかれておりますので、そういうことだと理解をいたしました。  それでは、次でございますけれども、大臣の所信...全文を見る
○逢坂委員 あわせて、今、難民申請の中で就労を目的にする難民申請があるということでありますが、今度は所信の中で、外国人材の受け入れについても言及をされているわけですね。  今、日本は少子化社会であります。人口が減っていくということで、日本の経済の活力を維持するためにはどうしたら...全文を見る
○逢坂委員 政府の基本姿勢としては、慎重であるということだと理解をいたしました。  さて、そこで次です。  これも所信の中でありますけれども、法教育のところなんですが、法教育をどうするかということは、実は先日、質問主意書を出させていただきまして御回答いただいておりますので、法...全文を見る
○逢坂委員 私は、最近、日本の社会を見ていますと、どちらかというと、やはり議論になりそうなことを避けるというような風潮が感じられるわけですね。  大学の学祭というんですか学校祭で政治的な議論をしてはいけないということを言っている大学があると聞いて、私はちょっと驚きまして、学生時...全文を見る
○逢坂委員 そうですね。これはなかなか難しい問題だと思います。  社会の中では、やはり夫婦が同じ姓を名乗らなければいけないということで、特に日本においては、女性の方が従前何らかのことで仕事をしていた、そして自分の名前、いわゆる旧姓がその仕事の中でもう通用している。だけれども、結...全文を見る
○逢坂委員 これも非常に難しい問題でありまして、フランスが五割を超えているというのは本当に驚きの事実なのでありますけれども、これからこの問題も、どう捉えていくのか、我々に大きな課題を突きつけられているというふうに私も思っております。  この点、私も、こうやって質問をしながら、ど...全文を見る
○逢坂委員 きょういろいろ議論をしてきて、何か、初めてここでぶつかり合う、そごが生じたような気がするのでありますけれども。  私は、条文をストレートに読むと、やはり条文上そごが生じているような気がするんですよね。行政機関が安全保障に著しい支障があると判断すれば特定秘密の提供を拒...全文を見る
○逢坂委員 ますますそごが広がっているような気がするんですが。  私はきょう、ここをぎりぎり詰めたいということを必ずしも思っているわけではないんですが、これは私の考えでありますけれども、やはりこの二つの条文は、法文上どう見てもそごがあるというふうに言わざるを得ない、私はそう考え...全文を見る
○逢坂委員 私は、法律というのは、いろいろ不都合なところというか、いろいろな法律を見ると、不都合なところがある法律というのは世の中にはあると思っています。この条文とこの条文はちょっと別なことを定めているなというようなものも中にはあると思うんですけれども、今回の憲法と特定秘密保護法...全文を見る
○逢坂委員 今、憲法に列挙されている国会議員、大臣、公務員、裁判官、これらの人たちは、私も含めてでありますけれども、平たく言うと権力者なんですね。どういう意味での権力者かというと、法を通じて国民の自由を制限する力を持っているわけですね。  国会議員は、唯一の立法機関である国会で...全文を見る
○逢坂委員 それでは、今度、またこれも基本的認識なんですが、憲法二十一条に定められている知る権利についてお伺いをしたいんです。  最近、国会でこういう質問をすると、クイズのようだ、クイズのようだと言われて、ちょっと困っちゃう場面があるんですが、知る権利は優越的人権というふうに法...全文を見る
○逢坂委員 そうなんですね。経済的自由の保障というのは何らかの手だてによって回復できる可能性はあるけれども、先ほど知る権利などと言っちゃって大変申しわけございませんでしたが、表現の自由というのは、それが阻害されると、それを回復する手だてというのはないんですね。  そして、特に表...全文を見る
○逢坂委員 憲法の規定というよりも、表現の自由ということに留保をつけることについてどう思うかということを聞いたわけですね。  明治憲法、大日本帝国憲法は、「日本臣民ハ法律ノ範囲内ニ於テ言論著作印行集会及結社ノ自由ヲ有ス」というふうになっているわけですね。一方、現行日本国憲法は、...全文を見る
○逢坂委員 私は、やはり表現の自由というのが優越的人権だと言われているのは全くそのとおりであるというふうに思っていまして、これに留保をつけることで社会が随分と変な方向に変わってきたという過去の歴史も私なりに学んでいるつもりでありますので、表現の自由については留保をつけるべきではな...全文を見る
○逢坂委員 質疑時間が終了しましたのでこれで終わりたいと思いますが、大臣、きょうはどうもありがとうございました。特定秘密保護法と憲法に関する見解、大臣と私のそごが埋まらなかったのが非常に残念でありますけれども、これからもよろしくお願いいたします。  ありがとうございました。
03月10日第190回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  それでは、早速質疑に入らせていただきます。  まず最初に、NHKの籾井会長にお越しいただいておりますが、私、これから経営委員会の議事録から引用したところをちょっと読ませていただきたいと思うんです。   今回の不祥事は、職員や関連...全文を見る
○逢坂委員 籾井会長、至らぬ点があろうかとは思いますけれどもという話でありましたが、少なくとも、この議事録を見ると、至らぬ点ばかりなのではないかという気がするんですね。  それで、例えば、ここに、何を決めたのか、それがわかりにくい状況になってしまったとか、一致して目指す方向を打...全文を見る
○逢坂委員 この議事録の問題はこれでやめにさせていただきますけれども、籾井会長にぜひこの専務の発言を重く受けとめていただきたいと思いますし、最後にこう言っているんですよ。「そろそろ限界に近づいているのではないかと私は感じています。」この言葉は相当重く受けとめなきゃいけないというふ...全文を見る
○逢坂委員 ぜひ、三百一人以上といえば結構な規模の事業所だと思いますので、もう少しその範囲が広がっていくように、今後の取り組みの中でまた御検討いただければというふうに思います。  それでは次に、この法律の制定に当たって衆参で附帯決議がされているわけでありますけれども、衆議院の附...全文を見る
○逢坂委員 大臣、ありがとうございました。事務方の答弁でいいと言っていたんですが、大臣にわざわざ答弁いただきまして、ありがとうございます。  附帯決議については、内閣府、総務省とも真摯に受けとめて、しっかり検討すべきことは検討して対応していただきたいと思いますし、この類いの法律...全文を見る
○逢坂委員 自治体の現場における非常勤職員の実態というのはなかなか複雑なところがあるというふうに私は承知しております。したがいまして、法令上、これとこれというふうに区分せざるを得ないところもあるのかもしれないんですけれども、自治体の現場の実態に応じて、なるべく広い範囲の方がこの法...全文を見る
○逢坂委員 国連でも評価している法律でありますので、実効性のある法律になるようにぜひまた御努力をお願いしたいと思います。  それで、最後に大臣にお伺いしたいのは、先ほどの答弁の中にも一部あったというふうには承知はするんですが、参議院の附帯決議の中で、こういう附帯決議がされており...全文を見る
○逢坂委員 大臣、ぜひよろしくお願いします。自治体の現場も、四月までにつくらなきゃいけないということで結構混乱していて大変だというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  次に、平成二十一年に制定されました公共サービス基本法についてお伺いをしたいと思います。  ...全文を見る
○逢坂委員 それでは次に、法制定前と法制定後で対応がどのように変わったかということを、法の条文に照らしてお伺いしたいんです。  まず一点目は、法第七条の必要な措置、これは努力規定でありますけれども、政府における具体的な対応はどうであったかということ。それから二点目、法八条の委託...全文を見る
○逢坂委員 こうした基本法というのは、どちらかというと、制定時は、ああ、よかったよかったと言われることが多いんですけれども、その後こうした基本法の存在を忘れてしまうということもありますので、ぜひ、法に定められた取り組みについては積極的に行ってもらいたいというふうに思います。  ...全文を見る
○逢坂委員 重ねてでありますけれども、ぜひ、法の趣旨に沿って、公共サービスが適切に提供されるような環境整備に努めていただきたいと思います。  それで、籾井会長、済みません、お待たせしました。籾井会長の方にまた改めて質問をさせていただきます。  平成二十六年四月七日に、籾井会長...全文を見る
○逢坂委員 今の話を聞いても、やはり私はよくわからないし、一千七百万が五千万にはね上がったのも、見通しが甘かったという一言だけで済ますことのできる問題ではないというふうに私は感じます。  先ほどの塚田専務の経営委員会における発言も含めて、NHKの今の状況というのは相当に危ういと...全文を見る
03月15日第190回国会 衆議院 総務委員会 第8号
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○逢坂委員 逢坂誠二でございます。  委員長、先ほど階委員がNHKに対して求めた資料でありますけれども、あれは、あたかも非公式なものでまだ決まっていないものであるかのような言い回しがされている部分が多いんですが、十二月八日の理事会レベルで、会長自身が、もうこれは経営委員会に出す...全文を見る
○逢坂委員 それでは、籾井会長にお伺いしたいんですが、二月九日の経営委員会で出されました幾つかの発言について、籾井会長の考え方をお伺いしたいというふうに思います。  前の委員会でも籾井会長にコメントを求めたんですけれども、籾井会長はコメントする立場にないんだということを言われた...全文を見る
○逢坂委員 それでは、その経験は風化していないんだという御判断のようでありますけれども、その次にこの経営委員会の中で、「今回の不祥事は、職員や関連団体の社員の問題とともに、経営の問題も顕在化していると思っています。」という指摘があるわけですね。  私、確かにNHKの中の社風とい...全文を見る
○逢坂委員 それでは、籾井会長、経営の問題もやはりあるというふうな認識でよろしいですか。籾井会長、経営の問題もあるんだという認識でよろしいですか。
○逢坂委員 その次に、それでは、この二月九日の経営委員会で出された発言を紹介させていただきますが、「この二年間は一体何だったのでしょうか、という思いが募っております。会長の就任記者会見以来、」この「会長」というのは籾井会長のことであります、「会長の就任記者会見以来、相次いで発生す...全文を見る
○逢坂委員 籾井会長の発言は非常に説得力がないですね。ちゃんとやってきたつもりだと言いながらこれだけ不祥事が頻発するわけですから、対症療法的だったという指摘に対して真摯に耳を傾けるべきではないかというふうに思うわけです。  その次に、こう言っているんですね。「対症療法的な対応を...全文を見る
○逢坂委員 「一致して目指す方向をなかなか打ち出すことができず、誰が責任を持って何を決めたのか、決めなかったのかがわかりにくい状況になってしまった」、こういう指摘があるわけですが、具体的に例を出してほしいとおっしゃられましたので、出させていただきます。  三百五十億円の土地の購...全文を見る
○逢坂委員 籾井会長、そのプロセス、経過を聞いているんじゃないんですよ。  一致して目指す方向を打ち出せない体質になっているんじゃないのかということ、誰が責任を持って決めたか決めないかわからないような状況になっている、こういう声に真摯に耳を傾けて、どこを改めるべきかというのを考...全文を見る
○逢坂委員 理事会の議事録を、少なくとも、発表されているものだけを読む限りにおいては、耳を傾けているようにはあの議事録からは私には読み取れない。特段延ばす理由もないから、このまま経営委員会に提案しますと言っている。でも、経営委員会の議事録を見たら、それはなぜ取り下げることになった...全文を見る
○逢坂委員 要するに、理事会の段階では押し切っているわけですから、そこで耳を傾けているということではない。経営委員会の前段になって、そこでやっと、ああ、これはできないんだな、そういうことになった。本来であるならば、理事会の段階で、それはしっかり耳を傾けるべきですよ。  しかも、...全文を見る
○逢坂委員 全体的に非常に無責任なんじゃないでしょうか。経営委員会の場で問題点が指摘されている、会長はそれにはコメントしないと言っている、その姿勢そのものも無責任ですし、コメントしない会長に対して、それはちゃんとしっかり聞けよとか、その問題はどうなっているんだと言うのが、お互い責...全文を見る
03月17日第190回国会 衆議院 総務委員会 第9号
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○逢坂委員 北海道函館から参りました逢坂誠二でございます。  もうすぐ民進党になりますけれども、どうぞよろしくお願いいたします。  まず、最初に籾井会長に改めて確認をさせていただきたいんですが、以前にもお伺いしたんですけれども、繰り返しの確認でありますけれども、籾井会長がNH...全文を見る
○逢坂委員 了解いたしました。よそから報酬をもらって別の仕事についているということは、NHKの会長になってからないということを改めて確認させていただきました。  そこで、きょうの本題に入りたいと思うんですが、先ほど来、与党の議員の方からも、さまざまこの二年間のことについて話がご...全文を見る
○逢坂委員 向いているか向いていないか、自分がコメントすることではないということでありますけれども、私は、リーダーたる者、やはり自分がどういう適格性があるかということをしっかり考えた上でやらなければいけないというふうに思っているわけです。  これほど国会の場で、あるいは内外、週...全文を見る
○逢坂委員 いろいろ説明いただきましたが、国民の皆さんには少しわかりにくいのではないかというふうに思いますので、もう少しかみ砕いて質問させていただきたいと思います。  まず一つ、よく、NHKのことを国営放送だなんということを、半ばやゆをするような言いぶりで言われることがあるんで...全文を見る
○逢坂委員 それでは、改めて、国営放送と公共放送の違いについてお聞きしたいんですけれども、国営放送ではこんな番組を流せるけれども、公共放送では流せないというような番組はございますでしょうか。
○逢坂委員 今会長が言った、自主的にというところは非常に大事なことだと思います。自主的、自律的にNHKがまさに判断をしてやっていく。国から指図されることなく、国が右だと言っても左だと言えないなんということのないようにやるということが、やはり公共放送として非常に大事なことだと私は思...全文を見る
○逢坂委員 それでは次に、公共放送と民間放送の違いについてお伺いをしたいんです。  NHKにはこれができる、だけれども民間放送にはこれはなかなかやりにくいだろうなというものもあると思う。だからこその公共放送だと思うんですが、この点についていかがでしょうか。NHKにはできる、でも...全文を見る
○逢坂委員 最も大事な、公共放送でしかやれないようなことについて、具体的に余りお話がなかったのは私は非常に残念に思っています。  公共放送というのは、特定の利益や視聴率、これに左右されないということが非常に大事だと思います。民間放送は、広告収入を得てやっているわけですから、やは...全文を見る
○逢坂委員 基本的にはタッチしないということでありますけれども、最終責任は会長が負わざるを得ない、そういう仕組みになっているということはよく御理解をいただきたいと思います。  そこで、受信料についてお伺いをしたいと思いますが、受信料、これを義務化すべきではないかといったような声...全文を見る
○逢坂委員 会長、今NHKの受信料というのは、支払いは義務ではないという認識なんでしょうか。
○逢坂委員 会長、これは多分ではないんです。義務は明確になっているとNHKも言っているんですよ。  だから、私は会長に申し上げたいのは、公共放送に対する認識も受信料に対する認識も、少しこの二年の間お勉強が足りないんじゃないかなというふうに思います。その意味で、適格性という点でも...全文を見る
03月23日第190回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号
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○逢坂議員 おはようございます。  それでは、お答えいたします。  現在、期日前投票所、どのような場所にあるか、どのような状況になっているかということでございますけれども、総務省の調査によれば、現状では、例えば直近の平成二十六年十二月に行われた衆議院総選挙においては、全体で四...全文を見る
○逢坂議員 お答えいたします。  私自身も市町村の選挙管理委員会で選挙事務の仕事をさせてもらったことがございまして、そういう中で、私の経験からいいますと、やはり期日前投票所の数については少し柔軟にふやしてほしいといったような声を聞いていたという経験がございます。  実態だけ若...全文を見る
○逢坂議員 数の問題は、これはなかなか難しいところがあるかなというふうに思っています。  それから、具体的な数を、どの程度増設するかということにつきましては、やはりそれぞれの各市町村の選挙管理委員会において、市町村の現実、実態、それを踏まえた上で自主的に判断されるべきところが非...全文を見る
03月23日第190回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○逢坂委員 民主党の逢坂誠二でございます。  きょうは、いわゆる選択的夫婦別氏問題について御質問したいと思います。  この点に関しましては、もう御案内のとおり、昨年十二月十六日の最高裁大法廷判決の中で言及されているわけであります。一部、その判決を途中省略して引用させていただき...全文を見る
○逢坂委員 今紹介していただきましたとおり、随分早い時期から、昭和三十年ぐらいから法務省も夫婦別氏制度について検討していた、さらに、法案の提出まで、その直前まで行っていたというような経過がある。私は、この話を聞いて、政府は割と積極的にこの問題に取り組んできたんだなという印象を持つ...全文を見る
○逢坂委員 今、内閣府からも紹介いただきましたが、第一次の男女共同参画基本計画から第四次、今に至るまで、夫婦別氏制度というのは計画の中に位置づけられている。こういう点から見ても、歴代の政府、どこが政権を握っていたかは別にしても、これは割と積極的に取り組まれていたのではないかなとい...全文を見る
○逢坂委員 確かに、政府もこれまでこの問題には割と前向きに取り組んできた。だけれども、越えなければならない課題もあるということだと思います。  そうはいうものの、昨年十二月の判決でありますけれども、改めて読ませていただきますと、「この種の制度の在り方」、すなわち選択的夫婦別氏制...全文を見る
○逢坂委員 一般論としては大臣はそう言わざるを得ないんだというふうに思うんですが、私は、今、この問題を、最高裁から、「国会で論ぜられ、判断されるべき事柄にほかならない」というふうな、ボールがこちら側へ来ている状況の中で、ただ単に、それでは国会で論じてくださいと言っても、これは、論...全文を見る
○逢坂委員 それが一般的な議論だとは思うんですが、ただ、やはり私は、核になるものがないとなかなか議論が進まないなという考え方は変わらない。もし核がないままでこの議論を進めようとするならば、例えば憲法審査会のように、それぞれの委員が意見を闘わす場みたいなものの設置がなければなかなか...全文を見る
○逢坂委員 その際に、先ほど私は閣法という言い方をさせていただきましたけれども、これはやはり、議員有志が、ある種、立法して出す、そのことを議論することによって、それを一つの題材にしてやっていくという方法もあるのだろうというふうに思っています。あるいは、議員有志ではなくてどこかの党...全文を見る
○逢坂委員 終わります。ありがとうございました。
03月25日第190回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
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○逢坂委員 おはようございます。北海道函館から来ました逢坂誠二でございます。  きょうは、内閣委員会で質問の機会をいただきまして、西村委員長あるいは理事の皆さん、関係者の皆さんに心からお礼申し上げます。  それでは早速質問に入りたいと思いますが、きょうは、特定秘密保護法につい...全文を見る
○逢坂委員 若干納得できないところもあるんですが、これは後でまた詳しく聞きたいと思います。  それから次に、第十条の規定によれば、我が国の安全保障に著しい支障を及ぼすおそれがあれば、公益上の必要があっても提供できない情報があるとの理解になるけれども、これでよろしいでしょうか。田...全文を見る
○逢坂委員 改めての確認でありますけれども、そういうことであれば、提供できない情報があるという理解になりますけれども、それでよろしいでしょうか。
○逢坂委員 一定の特定秘密が当然に提供できないというものではございませんということは、裏返して言うと、提供できないものもあるという意味に解していいですか。
○逢坂委員 あるジャンルのものが提供できないとあらかじめ決まっているものではないけれども、全て、一〇〇%提供できるものではないという理解でよろしいですか、特定秘密の。
○逢坂委員 非常にわかりにくい答弁なんですけれども、今の言葉は後でまた冷静に分析してみたいと思います。  私の感覚からすると、今の話だと、特定秘密の全ては提供できないんだというふうに理解せざるを得ない。その理由は何か。あえて三条と十条を書き分けているわけですから、それを書き分け...全文を見る
○逢坂委員 ということは、会計検査院は、特定秘密保護法第十条の規定によって情報の提供を受ける。だがしかし、施行令の措置もとらなければならない。  施行令の措置を見ると、例えば「知る者の範囲を制限すること。」とか、「伝達の方法を制限すること。」とか、「利用の状況の検査の方法を定め...全文を見る
○逢坂委員 一般に関するルール、特定秘密保護法の一般的なルールで会計検査院にも情報が提供されることになるということでありますね。  それでは、会計検査院に伺いたいんですが、決算の中で、特定秘密保護法に関連する決算に関して、何か疑義が生じる不適切な決算があったという場合、これは国...全文を見る
○逢坂委員 具体的な事象がないから余り答弁はできないんだということでありますけれども、事例としてはいろいろなことが想定できると思うんですね。  例えば、きのうも役所との議論の中で出てきたんですけれども、戦車の鉄板の厚さ。防衛上非常に重要な情報であって、これは表へ出せないというも...全文を見る
○逢坂委員 具体の案件があったときに検討するんだということでありますけれども、それでは、会計検査院に改めてお伺いをします。  例えば、先ほどの説明によれば、施行令の第十八条の規定も会計検査院に適用されるんだということでしたよね。「当該特定秘密の伝達の方法を制限すること。」とか、...全文を見る
○逢坂委員 改めて会計検査院に伺いますけれども、特定秘密に関する保護措置を十分に講じた上でやるんだということでありますけれども、それで一〇〇%会計検査の役割が果たせる、それを断言できますか。
○逢坂委員 残念ながら今のは答えになっていないので、また後日これは詰めさせてもらいますけれども、会計検査報告というのは広くみんなに知らせるのが建前でありますから、その中に特定秘密に関する事項がもし含まれないことによって会計検査の目的が達成されないということは一〇〇%ないとは断言で...全文を見る
○逢坂委員 実務上想定し得ないという根拠を述べてください。
○逢坂委員 十分留意はするけれども、そこに言及しなければ会計検査の報告、役割を果たせないケースはないということは断言できるんですか。いかがですか。
○逢坂委員 きょうは時間の関係もありましてもうこれぐらいにさせていただきますけれども、岩城大臣、今のやりとりを聞いていてわかるとおり、実は特定秘密保護法と会計検査院の関係は、情報提供の上でもいろいろ課題があるということはもうこれまでも指摘をされておりましたけれども、会計検査をした...全文を見る
○逢坂委員 残念ながら十分な答弁とは思えないものですから、また後刻これはやらせていただきたいと思います。私は、今の法の不整合を残したままで今後進んでいくと、どこかで現実にそごが生ずるような気がしてしようがありません。  それでは次に、公文書管理法の関係に移らせていただきます。 ...全文を見る
○逢坂委員 これでやめますけれども、河野大臣、お手元の資料は内閣府が発表している資料でありますけれども、今説明のとおり、実は保存期間が満了した行政文書のファイル数というのは必ずしも全体数がここに載っていないということなんですよ。今、法務省のごくごく一部をサンプル的に調べただけでも...全文を見る
○逢坂委員 終わります。ありがとうございます。
03月30日第190回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第5号
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○逢坂委員 提出者を代表いたしまして、本起草案の趣旨及び内容について御説明申し上げます。  本案は、船員の投票の機会を拡充するため、洋上投票の対象を広げるとともに、選挙において候補者の政策等を有権者が知る機会を拡充するため、要約筆記者に対する報酬支払いを解禁しようとするものであ...全文を見る
○逢坂委員 お答えいたします。  今回の制度の拡充によりましては、まず、投票の公正性や投票の秘密、これが十分に確保されるといった観点から適切に対処する必要があると認識をしております。その上で、今回の法案によって投票の拡充がなされた場合には、現行の施行令、これをベースにして新たな...全文を見る
○逢坂委員 現行のもの以外に新たな不正防止策ということでございますけれども、先ほど答弁いたしましたとおり、投票時間を限定するでありますとか、二重投票をどうやって防ぐかといったようなことを、法成立後、政省令の中で検討してまいりたい、そのように思っております。
○逢坂委員 まさに、今委員御指摘のとおり、これはある種例外中の例外という観点から、何とか実現できないかということで検討させていただきました。  これを検討するに当たって、現行公選法の中でも、お一人で投票しているものが幾つかございます。その一つは、海外から郵便投票する際に、在外公...全文を見る
○逢坂委員 御指摘のとおり、選挙は民主主義の根幹でありまして、その正当性を保つことは大変重要なことだと認識をいたしております。そして、秘密投票や一人一票主義といった基本原則は当然に維持されるべきものと考えております。  今回拡大をする洋上投票におきましても、施行まで一年をかけま...全文を見る
○逢坂委員 全く私も御指摘のとおりだと思います。  国民の皆様に少しでも投票の機会を均等に享受いただくということのために、選挙権の機会を拡充していくことというのは非常に大事なことでありますけれども、そのことによって公正性が失われるということがあってはならないというふうに思います...全文を見る
03月30日第190回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○逢坂委員 逢坂誠二でございます。  法テラスの問題に早速入りたいんですけれども、その前にちょっと、一昨日でしたか、最高裁判所の事務総局から一つの文書が届けられまして、これについて最高裁の方にお伺いしたいんです。  「不適切な郵便切手管理に関する全国調査結果と今後の対応」とす...全文を見る
○逢坂委員 このことで、私は、悪いとかなんとかということをあえて無理をして言うつもりはないんですけれども、債権執行の流れの中で、当事者に費用を負担してもらおうという原則的な考え方は、それはそれで私は大事なことだと思うんですよ。ただし、五百円の切手をやりとりして、そのことによって費...全文を見る
○逢坂委員 今回の法律相談の三十条の一項二号、三十四条の二項一号、こういったところです。要するに、資力を問わない法律相談でもオーケーですよということで来る、でも、その後に資力があれば負担をしてもらうよということなので、その際のことです。
○逢坂委員 相談をしたいと思う者があらかじめそのスキームを知っていた場合に、今は、自分は資力がないということで相談をしに行く、ところが、後で調べられたら資力があると判断されて、場合によっては負担金を求められるかもしれないというふうになった場合に、一つの問題は、そういうことがあるん...全文を見る
○逢坂委員 いずれにしても、ちゅうちょすることのないように、せっかくの制度がそれによって使われなくなるというようなことのないように、これは、先ほど来、みんながるる指摘していることでありますので、そこの制度設計をしっかりやっていただきたいと思います。  それからもう一つですが、今...全文を見る
○逢坂委員 この法律が施行されて、政省令が決まった段階で、多分、相当これはしっかり周知をして皆さんにこの法の趣旨を認識してもらわないと、全国でそれぞれ違った運用がされるようなことでも困りますし、あるいは、今言ったようなことで、問題があるのにそれが表へ出てこないというようなことでも...全文を見る
○逢坂委員 災害の範囲については、ぜひ実態を見て検討していただきたい、そのことを要望したいと思います。  それから、以前の震災特例法では、広くADR一般に震災特例法の中で広げているわけですが、今回の改正にはADRというのは入っていないわけですが、この理由はどういうことでしょうか...全文を見る
○逢坂委員 ADRに関して、確かに、震災特例法施行後も相談という点でいうと必ずしも多くはないと思うんですけれども、事件別の内訳で見ると、ADRに関する事件というのは結構多いんですよね。だから、その点も頭に置いて、今回は盛り込まなかったということでありますけれども、実際、ADRの需...全文を見る
○逢坂委員 今の答弁の中でちょっと気になる言葉があったんですけれども、すみ分けができている、あるいは事件の振り分けというような言葉があったかと思うんですが、それでは、相談に来たものについてどう対応するかということは、法テラスでそのまま引き受けていくのかどうか、あるいは、これは法テ...全文を見る
○逢坂委員 これから多分、法テラスの役割が今回の法改正によって大きくなってくる。例えば、契約弁護士さんの数も、今は民事法律扶助業務、震災法律援助業務などで二万人余りということですが、これが仮に、三万六千人、弁護士さんの全てがこれにかかわるんだということになったときの姿を考えてみた...全文を見る
○逢坂委員 私自身も、弁護士さんがいない、いわゆるゼロワン地域と言われるものの対応について、弁護士会の皆さんと協力をしながら、その解消に向けて過去に幾ばくかの取り組みをしたことがあります。それらの取り組みを踏まえて、平成十六年ですか、法律ができて、十八年から法テラスが具体的に動い...全文を見る
○逢坂委員 終わります。
04月01日第190回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○逢坂委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     総合法律支援法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府及び日本司法支援センターは、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮...全文を見る
04月01日第190回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第3号
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○衆議院議員(逢坂誠二君) ただいま議題となりました国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律及び公職選挙法の一部を改正する法律案に対する衆議院における修正部分につきまして、その趣旨及び内容を御説明申し上げます。  本修正は、公職選挙法の改正に関する部分について、期日前投票所...全文を見る
○衆議院議員(逢坂誠二君) お答えいたします。  質問、全部で三点あったかと思いますが、今回の洋上投票規定の目的、さらに効果、さらに課題ということでありますけれども、現行の制度下で洋上投票を行うことができるのは一定の日本船舶でございまして、日本人船員が三名以上乗っている船舶の船...全文を見る
○衆議院議員(逢坂誠二君) お答えいたします。  これは昨年の三月二十六日でございますけれども、当時の民主党が全日本海員組合からこの洋上投票の拡充についていろいろな申入れを受けたわけでありますけれども、その際に、国際物流を担う日本商船隊ですね、日本商船隊、これ約二千八百隻の船が...全文を見る
04月06日第190回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○逢坂委員 きょうが技能実習制度の事実上の最初の審議ということになるわけですが、私も冒頭に、この技能実習制度に対する感想を少しお話ししたいと思うんです。  やはり、技能実習という名前と実態が随分とかけ離れてきているのではないかという印象を持たざるを得ない。もちろん、そのことが日...全文を見る
○逢坂委員 開発途上国に技能などを移転して人づくりに貢献をしていくことだということでありますけれども、いわゆる国際貢献というふうに捉えていいんだろうというふうに思います。  そこで、今回、同じくだりでありますけれども、「国内外で人材需要が高まることが見込まれる分野・職種のうち、...全文を見る
○逢坂委員 この日本再興戦略の閣議決定以降、七つを追加したということでありますけれども、現時点でそれ以外に何らか考えているもの、予定されているもの、「分野・職種のうち、」ということがあるんですけれども、その点、何かありますか。
○逢坂委員 そこで、ちょっと通告していなかったんですが、多分、宮川局長は資料をお持ちだと思うので教えていただきたいんです。  先ほど、途上国に貢献する、国際貢献の意味合いがあるという制度趣旨をおっしゃられました。それで、本当に貢献しているのかどうかについてフォローアップの調査を...全文を見る
○逢坂委員 確かに、アンケートといいましょうかフォローアップ調査の上では、非常に有効にこの制度が機能しているように一見聞こえるんですけれども、調査の対象が、全体数から見ると回答しているのが九%余りということなわけですよね。だから、ほかに回答していない方はどんな理由で回答していない...全文を見る
○逢坂委員 国内の人材不足対策ではないんだと。それから、送り出し国にそういうニーズがあることが大事なんだということ。あわせて、日本側の受け入れ能力という言葉がございました。受け入れ能力という言葉はなかなか一般的には理解しがたい言葉のような気もするんですけれども、これはもっと具体的...全文を見る
○逢坂委員 雇用のニーズがある、キャパシティーがあると英語で言われました。もう少し日本語でわかりやすく言っていただきたいんですけれども、要するに、雇用できるだけの余裕があるという意味なんでしょうか。それはどういうことなんでしょうか。
○逢坂委員 雇用する能力があるということは、具体的に言うと、例えば、業績を拡大する、どんどんどんどん業績を拡大していって人を受け入れる能力があるということなのか、あるいは、業績の拡大はしないけれども、そもそもそこに人材がいないから受け入れなければいけないということなのか、あるいは...全文を見る
○逢坂委員 いや、私は、閣議決定で国内外と書いてあるのを見て非常に気になったわけですね。「国内外で人材需要が高まることが見込まれる」と書いてある。  それで、冒頭に宮川局長からも、決してこれは人材不足対策ではないんだという話があったんですが、雇用を受け入れる能力があるということ...全文を見る
○逢坂委員 必ずしも質問に答えてもらっていないんですけれども、業界団体からいわゆる人材需要があるんだということを踏まえて追加していくんだといったような答弁だったかと思うんですが、要するに、結果から見ると、確かに技能実習、技能実習とは言っているんですけれども、雇用の受け入れ能力、い...全文を見る
○逢坂委員 業界団体からの聞き取りといいましょうか、そういう話を聞いた上でということでありますけれども、ざっくばらんに言って、私などが見ているところは、事実上、いわゆる労働の担い手というふうになっているところが相当多いのではないかという気がするんですね。  だから、確かに言葉で...全文を見る
○逢坂委員 移転すべき技能として適当なもの、適当なものを判断するその基準みたいなものを今おっしゃっていただいたんだと思いますが、単純作業ではない、送り出し国の実習ニーズに合致する、実習の成果が評価できる公的評価システムがあることなどを、適当なものと判断するある種の基準だというふう...全文を見る
○逢坂委員 それでは、改めてまた別の観点から聞きますけれども、業界団体から人材需要が高まるよと見込まれるものがあった、それから、国外からも実習のニーズがあったということでありますけれども、そういうふうに、両者の、国内外の人材需要が高まるというようなものがあった場合、移転すべき技能...全文を見る
○逢坂委員 個人情報でもなければ、単に職種がどんなものがあったんですかと聞いているので、差し控える意味は余りないような気はするんですけれども。まあ、よろしいでしょう。次回までに差し控えないで言っていただければと思うんですが。  それでは、今度、送り出し国のニーズというところがご...全文を見る
○逢坂委員 今、関係団体とおっしゃったのは、これは日本国内の関係団体ということでしょうか。
○逢坂委員 日本国内の関係団体から、あえて、どこか送り出し国、あそこにこういうニーズがあるんだということを聞いていると。  本来、直接的に送り出し国の側に聞くのが私は筋のような気がするんですけれども、なぜあえて関係団体から聞いているんでしょうか。
○逢坂委員 複数国からのニーズを関係団体に証明させるという意味で聞いているというふうにおっしゃったのかもしれませんが、ということは、最初に、他国、発展途上国などに対して、何かニーズはございませんか、日本はこういう制度を持っていますよ、だから皆さんの方でニーズがあったら教えてくださ...全文を見る
○逢坂委員 私のうがった見方かもしれないんですけれども、ある種、日本の関係団体を基本にして、関係団体に人材需要がある、受け入れ能力がある、先ほどの話でありますと、雇用の受け入れ能力があることをまず一つの出発点にして、関係団体から話を聞いてやるということになりますと、私のうがった見...全文を見る
○逢坂委員 この話はもっともっとやらなきゃいけないんですけれども、それでは次に、ちょっと別な観点でお話をさせていただきます。  この技能実習制度のルールとして、送り出し国で全く別の仕事についていた、例えば、日本へ来て農業実習に従事をしたいというふうに言われている方が、実は、送り...全文を見る
○逢坂委員 そうなんですね。この技能実習制度というのは、送り出し国において同種の仕事をしている、その経験があるということが非常に大事だというふうに言われているわけですね。  それでは、これはどちらに聞けばいいのかわかりませんけれども、多分、法務省かな、同種の職種についていたとい...全文を見る
○逢坂委員 私の記憶では、その職務についていたという証明の文書、これの信憑性が危ういとか、あるいはそれが虚偽であったといったような事案もあったように記憶をしているんですが、そのような事案があったかなかったかということと、もしあった場合には、その職種についていたかどうかというのはど...全文を見る
○逢坂委員 そこで、まず一つお伺いしたいのは、なぜ同種の職種についていた経験があるということを必要としているのかということと、もう一つは、日本で技能実習を終えて、送り出し国、自分の母国へお帰りになった後、同じような職種につくということを期待しているのかどうか、その二点、いかがです...全文を見る
○逢坂委員 多分、そういうことが制度設計の建前としては必要になる、技能実習ですから、国へ帰られてから全く違ったものにつかれては困るということもそうなんだろうというふうに思います。  ただ、発展途上国に対して貢献をするという意味であるならば、母国にいたときに同じ仕事についていたと...全文を見る
○逢坂委員 今のは例外的な取り扱いということですけれども、件数として全体にどの程度あるかというのはおわかりですか。それはわからないですか。ごくごくまれな例ということですか。数字はありますか。通告していないので、ごめんなさい。
○逢坂委員 私は、純粋なという言い方をするとちょっと変な言い方かもしれませんが、発展途上国の皆さんに対する日本としての貢献であるということであるならば、前職が何であっても、新たなものにチャレンジをしたいということであれば認めてもいいのかなという気は内心しないでもないんですけれども...全文を見る
○逢坂委員 実は、私は、この技能実習制度について、多分、国会で議論されている方、私も場合によってはそうなのかもしれませんし、制度設計を実際にされている方も場合によってはそうなのかもしれないんですが、本当の現場でどういうやりとりがあって海外から研修生に来ていただいているのかとか、実...全文を見る
○逢坂委員 もっと簡単に言って、例えば、四十数度のいわゆる温かい風呂に入って、いやあ、落ちついたな、きょうも一日終わったか、こういう、風呂に入ってちゃぷちゃぷやる文化の国というのは、私は余り世界になさそうな気がする。バスタブに入って、泡いっぱいのところへ入ってというようなのは、何...全文を見る
○逢坂委員 きょうは入り口の議論ですからまだ余り深い議論になっておりませんけれども、竹内副大臣、ありがとうございました。  大臣、最後に、先ほどの井出委員の質問もそうですし、何か本質的なところで、ターゲットというか、この技能実習制度というのはどこかちょっとずれているような気がす...全文を見る
○逢坂委員 終わります。
04月07日第190回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第2号
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○逢坂委員 民進党の逢坂誠二でございます。  それではまず、きょうは最初に、先ほど来若干出ておりましたけれども、原子力発電所のテロ対策についてお伺いをしたいと思います。  現在の規制基準の中で、意図的な航空機衝突などへのテロ対策といいましょうか、あえて飛行機をぶつけて原発を何...全文を見る
○逢坂委員 ただいま説明がありましたとおり、可搬型設備を中心とした対策、あるいはバックアップ対策として常設化を要求している。具体的には、特定重大事故等対策施設の整備というようなことだと思うわけですが。  先ほどの荒井委員の質問の答えが私はどうもよくわからなかったんですが、改めて...全文を見る
○逢坂委員 ということは、現在、先ほど紹介された意図的な航空機衝突などへの対策を講ずることによって、事故というか飛行機の規模などにもよるけれども、一応は何とかクリアできる水準にあるんだということなんでしょうか。
○逢坂委員 それでは次に、同じくテロ対策についてお伺いをしたいんです。  日本の原発のほとんどが海岸縁にあります。それで、領海は基本的には十二海里ということであります。  ところが、私の地元のすぐそばに今建設が進んでおります大間原子力発電所は、国際海峡に面していて、領海が十二...全文を見る
○逢坂委員 質問の趣旨は極めてストレートで、三海里、十二海里によってテロ対策の内容、事業者がいろいろやるんだということは理解しましたけれども、原子力規制庁として、その事業者がやる対応について、領海の距離の違いによって対応を変えるということはあり得るのかという質問なんですが。
○逢坂委員 この点、きょうはこの程度にとどめたいと思いますけれども、結構大事な問題ではないかなというふうに思っておりますので、またいろいろ勉強させてください。  それでは次に、核燃料サイクルについてお伺いをしたいんです。  私は、この核燃料サイクル、何度聞いてもというか、何度...全文を見る
○逢坂委員 そこで、それでは改めて質問させてもらいますが、高レベル放射性廃棄物の発生体積比、これが約四分の一に減容化される、これがメリットの一つなんだとおっしゃいましたけれども、何に比べて四分の一になるんですか。
○逢坂委員 この際に、核燃料サイクルを実施したら、使用済み核燃料というのは消えてなくなるんでしょうか。
○逢坂委員 ということは、核燃料サイクルを実施しても使用済み何らかの核燃料が残るということになるわけですから、それへの対応をどうするかということを考えなければならないのではないかというふうに思うんです。この発生体積比四分の一に減容化というふうに比較をしている対象が、私は間違ってい...全文を見る
○逢坂委員 丁寧に核燃料サイクルを説明いただきました。それから、使用済みMOX燃料もまた再処理するんだというところまで言っていただいたんですが、今の話からすれば、核燃料サイクルの意義として、高レベル放射性廃棄物の体積を約四分の一に低減可能というのは、これはメリットとして挙げるのは...全文を見る
○逢坂委員 それでは、改めて聞きますけれども、使用済みMOX燃料が天然ウラン並みになるまでの期間というのはどれぐらいかかるんでしょうかね。
○逢坂委員 ということは、少なくとも、潜在的有害度が低減できる、低くすることができるということは確実に言えないということではないでしょうかね。  要するに、高レベル放射性廃棄物、これについては八千年や三百年というふうに持っていくことはできるけれども、使用済みMOX燃料が常に存在...全文を見る
○逢坂委員 時間が来ましたのでこれでやめますけれども、最後の答弁は、私には本当に理解できない答弁であります。  以上、やめます。終わります。
04月19日第190回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第7号
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○逢坂委員 民進党の逢坂誠二でございます。  きょうは、残された時間、質疑をしたいと思いますが、まず冒頭に、九州の地震で亡くなられた方に、私からも心からの哀悼の誠をささげたいと思います。また、きょう、今この時点でも避難されている方が多数おられます。心からお見舞いを申し上げると同...全文を見る
○逢坂委員 病気やけがの場合は外からある程度見えるといいましょうか、血が出ているとか足が痛いとか顔色が悪いとかということがわかるんですけれども、慢性疾患の薬の場合は、自己判断で、薬がないから仕方がないわといってみずから意思を表明しないというケースがあって、それでどんどん病状が悪化...全文を見る
○逢坂委員 森山大臣から、北海道の酪農の状況は痛いほどよくわかるという話でありましたけれども、そして、規制改革会議が今回三月三十一日に出されたものについても、指定団体制度は何としても守らなきゃいけないんだということでありますけれども、仮に指定団体制度を守ったにしても、ほかの人も取...全文を見る
○逢坂委員 この点については、塩崎大臣も同じ認識ということでよろしいんでしょうか。うなずいておられるので、同じ認識ということで理解をさせていただきます。  そこで、もっと突っ込んで石原大臣にお伺いしたいんですけれども、なぜ今回のTPPで、例えば診療報酬、薬価、医療分野に影響がな...全文を見る
○逢坂委員 今お話しになったところは、投資の第九章ですね。社会事業サービス、保健、社会保障、社会保険等については、内国民待遇など、ほかにも幾つかありますけれども、これらの義務に関し留保を行っているということなんだろうというふうに思うんです。でも、内国民待遇とか最恵国待遇とか、この...全文を見る
○逢坂委員 答弁が全く理解できないのでありますけれども、本来であれば答弁がよくわかりませんよと言いたいところなんですが、時間もありませんので、次に、別の角度からお話をさせていただきます。  C型肝炎の治療薬でハーボニー配合錠というのが、特効薬として、非常にいい薬が出た。これは実...全文を見る
○逢坂委員 たまたまハーボニーはそういうことであった。企業に意見を聞いて、企業もそれで納得をしたからいいと。  それでは、唐澤局長にもう一回聞きますけれども、企業がノーと言ったら八万円は下げられないということでいいんでしょうか。
○逢坂委員 今、唐澤局長が言うように、最初の収載のときは、意見が異なって価格が折り合わなければ、それは収載を取りやめるということはあると思うんですよ。  ところが、一回収載されて、八万円という価格がついて、今度は市場拡大の再算定をするというときに、それは意見がたまたま今回のハー...全文を見る
○逢坂委員 そこで、改めて、両大臣、どちらがお答えになってもいいんですけれども、今のようなやりとり、これは多分、薬価を決めるプロセスの中ではあり得るんですね。そして、当初の段階であれば、薬価を決めるときに、いや、折り合いがつかないんだったら最初から保険収載しなければいいということ...全文を見る
○逢坂委員 これでやめますけれども、合理的な理由があればそれはという説明でしたけれども、合理的な理由というのはお互いの国の条件によって私は変わると思うんですよ。日本は、国民皆保険制度を前提としながら合理的な理由を言うし、国民皆保険制度のない国は、それを前提としながら合理的な理由と...全文を見る
04月19日第190回国会 衆議院 総務委員会 第14号
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○逢坂委員 民進党の逢坂誠二でございます。  きょうもよろしくお願いいたします。  きょう、NHKの籾井会長にお越しいただいているんですが、二つポイントがございまして、お越しいただいたのは、一つは、今回の九州の震災に関してどういう報道をするかというようなこと。それからもう一つ...全文を見る
○逢坂委員 一つ一つについて丁寧に対応している最中だということがございました。  その中で、今回、予算審議に当たって、私は、予算審議が必ずしも円滑でなかったような感じがしている。だから我々もどうしても賛成しかねるということだったわけでありますけれども、その一つの理由が、やはり協...全文を見る
○逢坂委員 今のお話からも何となくうかがい知れるんですけれども、籾井会長は、ホームページに載せているのは議事録ではない、議事概要だというふうな捉え方でいいんでしょうか。  と申しますのは、これは四月七日の会長の記者会見、このときに籾井会長はこのように発言しているというふうに聞い...全文を見る
○逢坂委員 籾井会長、それでは、ちょっと私、疑問なんですが、議事録は作成しないということなんでしょうか。
○逢坂委員 改めて確認しますが、議事録はつくらない、議事概要のみだということでよろしいんでしょうか。
○逢坂委員 この問題でこんなにかみ合わないとは思わなかったんですが、となれば、ホームページには、今後、議事概要ということで発表する、議事録ということでは発表しないということでよろしいんでしょうか。
○逢坂委員 ということは、籾井会長、議事録はつくるんですよね。
○逢坂委員 籾井会長はなぜそこであえて議事録と呼ばずに議事概要と呼ぶんですか。
○逢坂委員 改めて言いますけれども、議事録、これは作成するんですね。
○逢坂委員 やっとここで話がスタートに立つことができました。  そこで、もう一回、改めてなんですよ。あの委員会決議は、「議事録の作成に関し、議論や案件の経緯も含めた意思決定に至る過程並びに事務及び事業の実績を合理的に跡付け、又は検証することができるよう」、こういうものをつくらな...全文を見る
○逢坂委員 繰り返して言いますが、四月七日の記者会見で、会長はこのようにも言っているんですね。御承知のとおり、理事会議事録というのは公式にはないんですねと。こういう認識をお持ちになっている。私はやはり、この認識を見て相当危機感を持ったんです。我々が総務委員会であれほど議論したこと...全文を見る
○逢坂委員 ちょっと本題になかなか入れなくて、私、なぜ議事録をきちんと作成するということを正面から言えないのかが、どうも理解に苦しむんですね。  てにをはのことを言っているのではないんだということを何度も繰り返し言いました。それから、私たちが少なくともこの委員会で求めていること...全文を見る
○逢坂委員 冒頭から議論がかみ合わなかったのは、議事録というものの存在を必ずしも籾井会長は認識していなかったというところで議論が最初からかみ合っていなかった。途中で、議事録というものはあるんだ、つくるんだということをおっしゃっていただきましたので、やっとそこから議論のスタートに立...全文を見る
○逢坂委員 これは本当に、今籾井会長がおっしゃったように、早急に、もう次の理事会からでも、私はやれるものはやるというのが基本姿勢だと思います。ぜひその方向で取り組んでいただきたいと思いますし、この議事録の問題というのは私は非常に大事だと思うんです。ここが国民の皆様とNHKをつなぐ...全文を見る
○逢坂委員 私は、この保護法は情報の保護だということはわかるんですけれども、それにしても、目的規定、書き過ぎではないかなという気がするんですね。個人情報の有用性に配慮しつつもぐらいならまだわかりますけれども、産業の創出、活力ある経済社会、豊かな国民生活の実現に資する。  利活用...全文を見る
○逢坂委員 私は、ビッグデータを利活用することを必ずしも否定しているわけではないんです。ただ、法に書く目的としてはやはりバランスを逸しているという気がしてしようがないものですから、あえてこういうことを言うわけであります。  少し踏み込み過ぎなのではないかなという気がするんですが...全文を見る
○逢坂委員 基本的なところ、多分余り確認されていないのかもしれませんけれども、これは、民間が利用するときは料金はいただくんですか。料金の設定というのはどのように考えておられるか。
○逢坂委員 改めて基本的なところを確認したいんですが、民間事業者がこの仕組みによって情報提供を受けて、匿名加工情報、民間の段階では匿名加工情報となって利活用するわけですが、それは、一回利活用していいよと言われた民間事業者は、別の企業にその情報を提供することは可能なんですか。
○逢坂委員 ということは、契約の中で決まるということですから、一概にそれは禁止しているというわけではないという理解でよろしいでしょうか。
○逢坂委員 具体例、二つだけお伺いします。  一つ、戸籍情報。これを匿名加工情報、行政ですから非識別加工情報というふうに加工した場合、戸籍情報は使えるのかどうか。それからもう一つ、住民基本台帳。これは自治体の事務でありますから、国の方がどうこう言う問題ではないというふうにお答え...全文を見る
○逢坂委員 戸籍情報と住民基本台帳については事前に通告していなかったものですから、大変申しわけございません。これは後でもう少し調べて、きちっと整理をしておいた方がいいのではないかというふうに思います。  それで、大臣、最後なんですけれども、私は、ビッグデータの利活用というのはこ...全文を見る
○逢坂委員 基本的には、ビッグデータの活用というのはこれから進んでいくんだろうとは思うんですが、その負の側面といったことも、私は、場合によっては多分あるんだろうと思っています。  それから、先ほど戸籍の話をあえて、究極的な一つの事例かもしれませんが、出させていただきましたけれど...全文を見る
04月19日第190回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○逢坂委員 大臣、きょうもお世話になります。よろしくお願いいたします。  私、今回、この技能実習の法案、以前からも相当これは気になる制度ではあったんですけれども、勉強すればするほどといいましょうか、それから、先日、入管法の提案理由の趣旨説明もいただきましたけれども、入管法改正、...全文を見る
○逢坂委員 ということは、今回の改正は二〇〇九年改正とは別のものなんだ、だけれども、二〇〇九年改正のところについては、今、附則の規定にのっとってさまざま検討を進めている最中であるということ、そういう認識でよろしいということですね。わかりました。  それが妥当であるかどうかはまた...全文を見る
○逢坂委員 当局が恣意的な運用をするものではないんだということであります。もちろん、それは当然のことだと思います。ここが恣意的に運用されるというようなことになれば、とんでもないことだと思うんです。  ただ、これは条文でありますから、今の説明がそのとおり、それでは現場で行われるか...全文を見る
○逢坂委員 六号、新六号というふうに言ってよいですけれども、これに違反するとして在留資格の取り消し処分というのは、年間どれぐらい出されていますか。お手元にデータはありますか。私は年間六十件程度ではないかなと認識しているんですけれども、どの程度ありますか。
○逢坂委員 要するに、新六号というふうになるもの、旧、改正前の法律にも残っているものが大体五十件、六十件、八十件という程度で、それほど数は多くないというふうにも感ずるんですけれども、これらの内容についてもう少し精査をしなければ、新五号を設置する、新たに設ける意味というか立法事実、...全文を見る
○逢坂委員 今の説明、一見、聞くと、ああ、そうですかと言いたくなっちゃうんですが、所在不明になるおそれがあるということで今回の新五号は適用できるんですか。
○逢坂委員 ですから、今私が聞いたのは、なぜ新五号が要るのか。それで、三カ月待っていたら失踪する、そういう可能性がある、過去にもそういうことがあった、そういう場合に対処するんだということで一つの例示として挙げられたと思うんですけれども、失踪をする可能性があるということは、今回のこ...全文を見る
○逢坂委員 後でまた、今のやりとり、議事録をよく見てもう一回整理をしたいと思うんですけれども、今のやりとりからもわかるとおり、実は、技能実習生の失踪の一つの大きな理由といいましょうか、それは、先ほど井出委員も質問した、転籍ができる、できないというところが私は非常に大きいんだと思う...全文を見る
○逢坂委員 それでは、次にお伺いしたいんですけれども、今回の五号がそうでありますけれども、在留資格を取り消されるということになりますと、自治体に即これは通知をするということになって、住民票が消除されるということになるというふうに思います。  住民票が削除されてしまいますと何が起...全文を見る
○逢坂委員 仮に三十日猶予があるにしても、その間に、例えば、国民健康保険の資格は喪失するわけですから、病気になったというような場合はどのような対応がされるんでしょうか。
○逢坂委員 それぞれの自治体において定められていると。  私も大臣も首長をやっていましたので、住民票がなくなったら国保から除かざるを得ないんですね、制度上は。こういう状況が生まれる、それについてどう思うか、それでいいのかということを聞いているわけです。
○逢坂委員 それでは、もう一点、ちょっと違った角度から聞きます。  憲法の規定でありますけれども、憲法にさまざまな権利が定められている。在日外国人については、憲法のさまざまな権利の規定は基本的には適用されると考えてよろしいんでしょうか、参政権を除いて。そのあたりはいかがですか。...全文を見る
○逢坂委員 基本権については外国人に対しても及ぶんだということでありますけれども、それでは、今の規定ですね。  在留資格を取り消した、それで国民健康保険にも制度上加入できない、でも、その間に病気になった、その場合にどうするのかということについて、基本権にぶつかるのではないかとい...全文を見る
○逢坂委員 今の答弁、大分小声になっていて、私はどきどきしながら聞いていたんですが、在留資格制度、この趣旨を徹底する、その結果として人権を一部制限することがあってもそれはいいのだという答弁のように聞こえたわけであります。  大臣、もう時間がございませんのでこれで最後にしますけれ...全文を見る
○逢坂委員 これで終わりたいと思いますが、今後とも丁寧な議論をよろしくお願いいたします。  ありがとうございます。
04月20日第190回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
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○逢坂委員 逢坂誠二でございます。  きょうは、経産委員会で質問の機会をいただきまして、委員長初め理事の皆さんに心からお礼申し上げます。ありがとうございます。  それでは、きょうは、私も、今回の法案の対象になっております、主に核燃料サイクルについてお伺いをしたいと思うんです。...全文を見る
○逢坂委員 核燃料サイクルを進める意義について、大臣の方から簡潔に御説明いただければと思います。
○逢坂委員 今の説明はこれまでも何度も政府が繰り返し話してきたことなんですけれども、ただ、私、先ほど阿部委員と大臣のやりとりを聞いていて若干不安に思ったものですから、実はこれは通告はしていないんですけれども、重ねてお伺いしたいと思うんです。  大臣、今の原子力政策の中で課題とい...全文を見る
○逢坂委員 通告していないのでこれ以上深入りは避けたいと思いますけれども、確かに日本の国はこれほどの地震大国でありますから、その国において五十基を超える原子力発電所を抱え込むということは、安全性の面で大丈夫かということは一つあろうかと思います。  もう一つ、原子力発電で根本的な...全文を見る
○逢坂委員 核燃料サイクルの課題というのは、これも私が思うところ、実は、どんなに核燃料サイクルを続けても、使用済みMOX燃料というのは出るんですね。だから、通常のウラン燃料の発電と結果的には全く一緒だということなんだろうというふうに思っています。  加えて、使用済み核燃料を再処...全文を見る
○逢坂委員 その点、使用済みMOX燃料を再処理してもう一回使っていけば御理解いただけるのではないかというところについては、これからまた議論させていただきたいと思いますが、ここであえて言わせていただきますと、それでは、使用済みMOX燃料の再処理の方式とか、現状ではそれは決まっている...全文を見る
○逢坂委員 私の資料をごらんいただきたいんですが、ちょっと先の議論になってしまいましたけれども、話題が出たのであえて言わせていただきます。  私の資料の下の方に「使用済MOX燃料が発生(新規)」と書いてあって、処理の方策は、二〇一〇年ころから検討を開始する、その処理のための施設...全文を見る
○逢坂委員 そこで、多田部長、六ケ所の再処理工場というのは、いつ操業予定で、何年ぐらい使う予定でおられますか。
○逢坂委員 核燃料サイクルが回ることに意義があるんだというような説明、すなわち、一回回れば四分の一になる、さらにもう一回回れば体積の面でさらにそれが減っていくんだ、そういう言い方をしているわけですが、事実上、現時点で核燃料サイクルは、少なくとも国内においては回っているというふうに...全文を見る
○逢坂委員 では、もう一回話を戻させていただきます。  それでは、まず、使用済みウラン燃料の再処理、加工、MOX燃料にして発電をするという、いわゆる政府の言うところの核燃料サイクルの一回目の輪、この一回目の輪というのは、今、国内で完結できるようにさまざまな整備は進んでいるんでし...全文を見る
○逢坂委員 すなわち、核燃料サイクルが有効だ、有効だとは言っているものの、現在、国内でまだ一つ目の輪を回すための条件すら整っていないのが実態ではないかというふうに思います。  多田部長、もしわかったら教えていただきたいんです。六ケ所の再処理工場というのは、最初、数千億の規模で竣...全文を見る
○逢坂委員 すなわち、今回の法案は、核燃料サイクルに対して電力会社からお金を出していくことを今まで以上に明確化しようという法案なのでありますけれども、そもそも、今回、政府が重要だと思っている核燃料サイクル自身が、国内の条件整備もまだまだ不十分な中だろうというふうに思うわけですね。...全文を見る
○逢坂委員 後で指摘をさせていただきますが、六ケ所を仮に稼働させても加工工場が国内にないとすれば、六ケ所は単なるプルトニウムの製造工場にしかならないんですね、新たにできたプルトニウムを使ったMOX燃料の加工を海外に頼まなければいけないわけですから。これだけ見ると、日本は極めて危う...全文を見る
○逢坂委員 まず話を整理させていただきますと、使用済みMOX燃料は使用済みウラン燃料よりも毒性が高いということでよろしいですね。  崩壊熱についてはいかがですか。一般的に使用済みMOX燃料の方が、崩壊熱容量というふうに言ってよいかどうかわかりませんけれども、それは高いというふう...全文を見る
○逢坂委員 今の話からすれば、使用済みウラン燃料と使用済みMOX燃料は崩壊熱においてはほぼ同じだろう、熱が下がっていくのはMOX燃料の方が長くかかるけれども、取り扱い上はほぼ同じだろうという話であります。  であるなら、先ほど多田部長の方から、取り扱いの厄介なとおっしゃったかど...全文を見る
○逢坂委員 それでいうならば、再処理をし続けるということなんでしょうか。
○逢坂委員 それでは、その今の説明をそうですかということでとりあえず聞いたとして、では具体的に、例えば六ケ所の再処理工場の操業終了、これは四十年後ですね。ということは、二〇一八年に操業するわけですから、二〇五八年。二〇五八年時点で、我が国で原子炉の四十年ルールを適用したときに残っ...全文を見る
○逢坂委員 そうなんですね。実は数基しか残らないということなんですね。それも、六十年ルールを適用すれば十基を超えるということなんです。  すなわち、今、核燃料サイクルを回して再処理する、再処理すると言っているんですけれども、実は使用済みMOX燃料の再処理のめどについては必ずしも...全文を見る
○逢坂委員 使用済みMOX燃料の再処理、再加工の準備が整うまで安全にしっかり管理をしながらということなんですけれども、その論点というか、その物言いでいいますと、現在の使用済みウラン燃料についても同様のことが当てはまって、それは、非常に不確かな核燃料サイクルに乗り出すというのも政策...全文を見る
○逢坂委員 普通の人なら、そこで、はい、そうですかと言うんだと思うんですが、私は普通じゃないのかもしれないので、では、コストの面でいかがですかというところなんですね。  今、日本は資源に乏しいというふうにおっしゃいましたけれども、それでは、この核燃料サイクルをやってどれぐらいコ...全文を見る
○逢坂委員 ちょっと私の質問の仕方が悪かったのかもしれません。  私が聞いたのは、海外でMOX燃料の加工をしたのと比較ということではなくて、そもそも核燃料サイクルをやらずに、資源に乏しい我が国だということであるけれども、核燃料サイクルにかかるコストがもし物すごく大きいのであるな...全文を見る
○逢坂委員 話を少し戻させていただきたいんですけれども、先ほど、私の質問の仕方がちょっとまずかったのかもしれませんが、海外でMOX燃料に加工するということに言及をいただきました。海外でMOX燃料に加工すれば、それはコストは一般的には高いだろう、輸送のこともあるから安全性の面でもそ...全文を見る
○逢坂委員 正直申し上げまして、やはり聞いても私には理解できないんですよ。私の理解力が乏しいのかどうかわかりませんけれども。  それで、多田部長、この核燃料サイクルというのはいつまで続けるんですか。どこかではやはりやめるんですよね。やめないんでしょうか。永遠に続けるんでしょうか...全文を見る
○逢坂委員 私、今の多田部長の話を聞いていて、デジャビュを見ているような気がするんですね。  デジャビュを見ているというのは、三十年前とか四十年前、四十年前は少し行き過ぎかもしれませんが、三十年ぐらい前に、原子力発電所をやっていって使用済み核燃料の問題はどうするんですかというと...全文を見る
○逢坂委員 終わります。
04月22日第190回国会 衆議院 本会議 第27号
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○逢坂誠二君 穀田議員の質問にお答えいたします。  私も、与党時代、各党の選挙制度の協議会全てに出席をさせていただきました。その際、細田先生、さらにまた穀田先生からもたくさんの御指導をいただきました。そのことに対して厚くお礼申し上げたいと思います。  その上で、選挙制度に関す...全文を見る
○逢坂誠二君 浦野議員から御質問いただきました。  まず最初に、民主党政権時代の選挙制度改革に対する取り組みについて御質問いただきましたけれども、民主党政権時代に各党に呼びかけまして、定数削減も含んで精力的に選挙制度改革の議論を重ねてまいりましたが、まことに残念ながら合意には至...全文を見る
04月25日第190回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第7号
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○逢坂議員 お答えいたします。  今回の選挙制度については、塩川委員御案内のとおり、二〇一一年の秋から、先ほど来話がありますとおり、二十九回各党協議が行われた。しかしながら、結論が出なかった。一方で、最高裁から過去三回連続で違憲状態という指摘もされているということでありますので...全文を見る
○逢坂議員 塩川委員御指摘のとおり、二〇二〇年以降にも対応した法案というふうに理解しております。
○逢坂議員 お尋ねの平成二十五年六月の確認事項については、私も認識をしております。  ただし、その際に、当時の民主党でございますけれども、あわせてこのようなことを言わせていただいております。  都道府県への議席配分は、一人別枠方式を撤廃し、人口比例に基づき行うべきこと、さらに...全文を見る
○逢坂議員 現行制度の弊害、問題点については、もうるる塩川委員も、それから今の答弁でも指摘をされたとおりだというふうに私も思っております。  しかし、その一方で、政権交代可能な政治の状況をつくり出すんだ、あるいは政策本位の政治を実現するんだといったような観点からは、ある一定程度...全文を見る
○逢坂議員 確かに、民意が過度に集約され過ぎるという課題というのはあるんだと私も認識しておりますし、加えて、私自身も、全国を歩いておりますと、国民の声が必ずしも今の政府、政権に届いていないのではないか、思いと政府、政権がやっていることは違うのではないかという声も随分と聞きます。具...全文を見る
○逢坂議員 御質問の趣旨に沿うかどうかわかりませんけれども、選挙のときに、たくさん公約あるいはマニフェスト項目を掲げる。ただ、有権者の皆さんは、その全ての項目、公約がいいと思って一票を投じる方もいらっしゃるし、公約は全部だめなんだけれども、相手との比較において、まあこちらの方がい...全文を見る
○逢坂議員 今回のようなこの大規模な選挙制度の改正について、各党各会派が必ずしも合意をしない中でやられるということについて問題はないか。私は、やはり各党各会派が、少数政党も含めて、全会一致でやっていくというのがこの選挙制度を考える上での原則だろうというふうに思っております。その原...全文を見る
○逢坂議員 お答えいたします。  当時、かつての民主党ですけれども、二〇一四年の総選挙では具体的な削減数は明示しておりません。それから、二〇一三年の参議院選挙、二〇一二年の総選挙では、衆議院は八十議席、参議院は四十議席程度の削減をマニフェストに掲げております。  また、参考ま...全文を見る
○逢坂議員 お答えいたします。  先ほど来申し上げているとおり、選挙制度というのは、基本的には、やはり各党各会派が合意をした上で進めていくというのが大原則だろうと思います。この原則を崩してしまいますと、もう御指摘のとおりでありますけれども、その時々の政権与党あるいは政府のある種...全文を見る
○逢坂議員 浦野先生に改めてなんですけれども、二〇一三年の参議院選挙と二〇一二年の総選挙では、衆議院は八十議席、参議院は四十議席程度の削減というものを当時の民主党はマニフェストに掲げておりました。それで、二〇一四年の総選挙では具体的な削減数を明示していないということでありますので...全文を見る
04月27日第190回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第9号
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○逢坂議員 御答弁いたします。  政治家も公務員もそうなんですけれども、最小の経費で最大の効果を上げるということが常に求められているわけであります。  そして、政治家は国民のために仕事をしているわけですが、国民のために仕事をしているから、国民にとってよいこと、これをどんどんや...全文を見る
○逢坂議員 身を切る改革ですけれども、政治家はみずからにとって不都合なことをやる、政治家にとって不利なことをやる、そのことによって国民の皆さんに難しい問題について対応してくださいよということを御理解いただく、そういうような意味合いで使われているんだろうと思います。  今回、定数...全文を見る
○逢坂議員 お答えいたします。  先ほど言いましたとおり、一つの国会で、通常国会、百五十日で数十件から百本近い案件を議論するんだといったような話を私の地元の皆さんに説明したり、あるいはまた、国会議員の政策スタッフの数がどの程度かといったような話をしたりしますと、有権者の皆さんの...全文を見る
○逢坂議員 現状の国会のあり方をどう思うかという御質問でありますけれども、浦野先生が分権ということを冒頭におっしゃられましたので、分権に絡めてお話をさせていただきますと、私、二十二年間自治体の現場で仕事をしていました。  それで、国会へ来て、初登院してから十一年が経過したわけで...全文を見る
○逢坂議員 議員定数の問題というのは、これはなかなか、深遠なといいましょうか、深い議論が必要なんだろうと私は思っています。  ただ、現実として、答申も示しているとおり、日本の国会議員の数は必ずしも多い方ではないといったような話、片や一方で、二〇一二年十一月十四日の党首討論で、国...全文を見る
○逢坂議員 ちょっと違った観点からお話をさせていただきますと、直接民主制というのは、国民の意思、意見がストレートに政治の結果に反映される、ある種、先鋭的に反映されるのが直接民主制であります。  今の定数の話は間接民主制の話であって、間接民主制というのは、国民の意思や思いというの...全文を見る
04月27日第190回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
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○逢坂委員 民進党の逢坂誠二でございます。  きょうは、文部科学委員会で質問の機会をいただきまして、本当にありがとうございます。委員長を初め理事、委員の皆様に心からお礼申し上げます。  それでは、早速質問に入らせていただきますが、きょうは、世界遺産について幾つかお伺いしたいと...全文を見る
○逢坂委員 ありがとうございます。  私自身も、この世界遺産というのは本当に大変重要なものだと思っております。  現在で千余り世界遺産が登録されている、そのうち日本は十九、世界遺産に登録されているということで、世界でトップはイタリアの五十一だというふうに承知をしているんですけ...全文を見る
○逢坂委員 参考までにお伺いしたいんですけれども、現在四件、三月末までに全国から世界遺産に登録してほしいというような申し出があったということですが、どことどこになっていますか、教えてください。
○逢坂委員 今四件御紹介いただきましたうちの、私自身の地元にもかかわることでありますので、ひとつ例として教えていただきたいんですが、北海道・北東北の縄文遺跡群に対して、これまで、一体、さらにどういう事項について検討すべきかとか、どういう課題があるかといったことについて御紹介いただ...全文を見る
○逢坂委員 今、二点について御紹介いただいたわけでありますけれども、そのほかにも幾つか、「更に検討を深めるべき事項」というふうに指摘をされていると承知しておりますけれども、そのほかについても簡潔に御紹介いただけますでしょうか。
○逢坂委員 子細に御説明いただきまして、ありがとうございました。  その中で、改めてお伺いをしたいんですが、今回登録するに当たって、今、全部で九点の御説明があったかというふうに思いますけれども、特に課題だなと思われているようなものはございますでしょうか。
○逢坂委員 北海道・北東北の縄文遺跡群が主張する顕著な普遍的価値のわかりやすい表現ということでありますけれども、もう少しかみ砕いて言うとどういうことになるんでしょうか。今の、北海道・北東北の縄文遺跡群が主張する顕著な普遍的価値のわかりやすい表現というふうに聞いても、なかなか一般の...全文を見る
○逢坂委員 繰り返しになりますけれども、全国に縄文遺跡群というのはあるんだ、だけれども、今回、あえてなぜ北海道・北東北の縄文遺跡群を世界遺産に登録するのか、全国と比較して特別すぐれていると言っていいのか特徴があると言っていいのかわかりませんけれども、その秀でている価値のようなもの...全文を見る
○逢坂委員 そこで、また一般論に戻らせていただきたいのでありますけれども、本年の九月の末までには暫定版の推薦書をユネスコ世界遺産センターへ提出するということでありますけれども、この推薦書を提出するに当たって考慮すべき事項といいましょうか、一般論で構わないんですけれども、どういう点...全文を見る
○逢坂委員 二つお話しいただいたかと思うんですが、一つは、専門的な見地から十分にちゃんとした説明ができる、検討するというような話、それからもう一つが、昨年七月に出されたこの意見、九項目先ほど御紹介いただきましたけれども、これにしっかりと対応できているかどうかというところがポイント...全文を見る
○逢坂委員 私は、世界遺産については、いろいろなポイントがあって登録されるんだろうというふうに思っていますが、世界的に見て価値のあるものが国内にいろいろあったにしても、やはり地元の熱意というのも一つ大きなポイントだろうというふうに思っています。しかしながら、どんなに地元の熱意があ...全文を見る
○逢坂委員 考えてみると、大臣とこうやって委員会で話をするのは初めてかもしれないんですけれども、本当にいつもお世話になりまして、ありがとうございます。  世界文化遺産に登録されるということは、私は、本当に国民としてこれは非常にうれしい、誇りに思うことだと思います。日本に、世界に...全文を見る
05月11日第190回国会 衆議院 法務委員会 第16号
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○逢坂委員 ただいま議題となりました修正案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨及び内容を御説明申し上げます。  これまで、当委員会においては、政府提出の法律案について、数次にわたる参考人質疑や視察を含め、熱心な審査を行ってまいりました。委員会における議論を踏まえ、今...全文を見る
05月18日第190回国会 衆議院 法務委員会 第18号
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○逢坂委員 民進党の逢坂誠二でございます。  きょうは二十分という短い時間ですけれども、大臣初め皆さんにお世話になります。よろしくお願いいたします。  きょうは、まず最初に熊本地震の話をさせていただきたいと思うんですが、まず冒頭に、今回被災された皆さんに改めて心からお見舞いを...全文を見る
○逢坂委員 法務省としては割と慎重な姿勢ということのように受けとめたわけでありますけれども、ただ、今回の熊本のようなこと、前回の東日本大震災もそうでありますけれども、そういう状況を考えると、何らかの形で恒久化しておくことがいいのではないか。  もちろん、これは、法務省として難し...全文を見る
○逢坂委員 まず、今の話からすれば、東日本大震災あるいは熊本地震、まあ、熊本地震の方は発災後時間がまだそれほどたっていないので、具体的なものはなかなかまだつかめていないのかもしれませんけれども、いずれにしても、生活保護と義援金との関係で、受給者の方にしてみると、何らかの不利益とい...全文を見る
○逢坂委員 厚生労働省の皆さん、ぜひよろしくお願いします。  それでは、この質問はこれで終わりますので、厚生労働省さん、どうぞお引き取りいただいて構いません。ありがとうございます。  それでは、次でありますけれども、お手元に資料を用意させていただきました。日本の報道自由度ラン...全文を見る
○逢坂委員 輿水政務官、こうした調査の手法についても承知していないから特段のコメントをすることはできないんだということでありますけれども、こういう状況になっているということは、これは日本国として恥ずかしいことだと私は思うんですよ。でありますので、中身はいろいろあろうかと思いますけ...全文を見る
○逢坂委員 それは法を所管する側の説明だというふうに思うんですが、それを受けとめる側は必ずしもそう思っていないからこういうランキングにきっとなっているんだと思うわけでありますので、ぜひ、受けとめる側といいましょうか、そちら側の不安がきちっと払拭できるように、これからもきちんとした...全文を見る
○逢坂委員 岩城大臣にも聞きたかったんですが、時間が来ましたのでこれでやめますが、まず一つ、NGOがどうやってこれを調査しているかというのは、能動的に調べようと思ったら調べられるんですね。だから、どういう項目でどういう配点基準にしているかということはわかるわけですので、承知してい...全文を見る
05月20日第190回国会 衆議院 法務委員会 第19号
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○逢坂委員 民進党の逢坂誠二でございます。  きょうは、ストレートに、今議題になっております民法改正法案、このことについてお伺いをしたいと思います。  今回の民法改正法案に関連して、先ほど安藤委員からも質問がありましたけれども、戸籍のない方々の問題、これも惹起されているわけで...全文を見る
○逢坂委員 新しい法務省の調べによれば、六百八十九名の無戸籍の方がいるということでありますが、多分これは、把握できている最少という言い方は変でありましょうけれども、実態としては多分把握し切れていない方もいるということを考えれば、これよりも数は多いのかもしれないということは想像がつ...全文を見る
○逢坂委員 私がいろいろ聞いたところによりますと、当然といえば当然なんですけれども、戸籍がないと住民票がつくれないということもあって、選挙権の行使ができないとか、印鑑登録ができないとか、マイナンバーの取得ができない、国民健康保険、国民年金への加入ができない、あるいは運転免許証の取...全文を見る
○逢坂委員 そうなんですね。戸籍法による出生届が出て初めて住民票がつくられる、そこに人が存在しているから自動的に住民票がつくられるものではないんだということであります。すなわち、出生届が出されなければ住民票もつくられない。  それでは、もう一点だけ総務省に突っ込んでお伺いします...全文を見る
○逢坂委員 具体的にどんな事案ですか。
○逢坂委員 今話がありましたとおり、認知などの件について法廷で議論をしている、そういった事実があれば住民票をつくることができるんだということでありますけれども、そもそも戸籍を持てない方というのは、さまざまな理由で出生届を出さない、出せない、出したくないということが背景にあるわけで...全文を見る
○逢坂委員 今の説明は、聞いている方もおわかりになったと思いますけれども、百日と決めた根拠は、民法七百七十二条の嫡出の推定、これの第二項に規定しております、婚姻成立の日から二百日を経過した後に生まれた子は、婚姻中に懐胎したものと推定する、この二百という数字、それから、同じ第二項で...全文を見る
○逢坂委員 それでは、二百日を超えて生まれた子は嫡出推定の及ぶ子ということで、実は私も、今回調べてみたんですが、両親が結婚してから五百日か六百日目ぐらいに生まれているようでありますので、私は民法で言う七百七十二条の第二項該当ということになるんでしょうか、二百日より後に生まれている...全文を見る
○逢坂委員 そこで、もう一つお伺いしたいんですけれども、昭和十五年の、先ほど言いました、内縁関係があって、その後に婚姻して二百日以内に生まれていても嫡出子だということでありますけれども、これを設けた理由といいましょうか、これの実数といいましょうか、あるいは、こういうことを発するわ...全文を見る
○逢坂委員 要するに、昭和十五年の、二百日以内でも嫡出子ですよという、このことについては、実際、事実がどれぐらいあるのかわからない。  あるいは、さらにまた、二百日を超えた後に生まれた子、これは七百七十二条の二項に規定するところでありますけれども、嫡出の推定、これは多分数限りな...全文を見る
○逢坂委員 法的安定性で両者に違いがあることは理解はするんですけれども、であるならば、法的安定性の少ない方、すなわち、二百日以内に生まれたというところを少しでも減らすということは非常に大事なことかもしれないと思うんです。  その上で、二百日と決める合理性はどこにあるのかというの...全文を見る
○逢坂委員 正直申し上げまして、私は、このルールがいいとか悪いとかということを判断できるぐらい知識がまだ深まっていないんですけれども、聞けば聞くほど、なぜこの二百日があるのかなというのがだんだんわからなくなるというか、立法事実といいましょうか、そういう点でも、これを本当に存置する...全文を見る
○逢坂委員 余りこういう問題をぎりぎりやっても仕方がないところもあるのかもしれないんですけれども。  通常、我々が議員立法なんかをつくるときにいつも言われるのは、立法事実があるのかどうか、社会にそういうニーズがあるのかどうかということをよく言われるわけですが、この点については、...全文を見る
○逢坂委員 それでは、民法七百七十二条二項の三百日規定についての例外というのはあるんでしょうか。これについて教えていただけますか。
○逢坂委員 今御説明いただいたのは、七百七十二条の規定にかかわらず、離婚後、婚姻の解消後の新たな懐胎であることが証明できれば嫡出推定の三百日以内というものは適用しない、これは平成十九年五月の民事局長通達というふうに理解していいでしょうか。
○逢坂委員 それでは、今の、平成十九年の一〇〇七号通達に該当するケースというのは年間どれぐらいあるんでしょうか。
○逢坂委員 平成十九年通達、年間、二十六年でいうと二百四十件程度があるということでありますけれども、この通達の意味するところ、なぜこういう通達が出たのかということ。なぜこういう通達を出したか、出した理由、出す意味、これについて、もう少しかみ砕いて説明いただけますか。
○逢坂委員 すなわち、何でこんなことをくどくど一々聞いているかというと、三百日というふうに決まっていると、三百日を何かそのまま額面どおりきっちり守る、これが嫡出推定の基本ルールだというふうには思うんですけれども、目的というのはそうではない。三百日を厳格に適用することが目的ではなく...全文を見る
○逢坂委員 まず一つ確認したいんですけれども、嫡出推定制度というのは、子供の法的身分関係を早期に安定させるんだ、お父さんが誰かということを決めるというのは直接的な目的でありますけれども、本当の目的は子供の法的身分関係をちゃんと安定させるんだ、そのことによって、最終的にはそれは子供...全文を見る
○逢坂委員 それで、局長、ちょっと誤解しないでいただきたい、私は、嫡出推定の仕組みというのを全廃すればいいというふうには必ずしも思っていないんですね。ただ、嫡出推定の現在の仕組みがあるがゆえに、冒頭にも言いましたとおり、戸籍のない人たちが出ざるを得ないという実態がある、これをどう...全文を見る
○逢坂委員 そうですね。ただし、その違いがあるというのは、先ほど言いましたとおり、二百日を一つの境にして法的安定性に違いがあるんだという説明だったわけですね。  ただ、その法的安定性に違いがあるんだという説明ですけれども、それは人の決めでありますから、ではなぜ二百日を決めたんだ...全文を見る
○逢坂委員 政府としてはというか法務省としては、これは合理的な理由があるということで、その合理的な理由について、これからも国際社会に説明をしていきたいというような趣旨なんだろうと思いますけれども、この百日の再婚禁止期間についての例外というのはあるんでしょうか。
○逢坂委員 大変恐縮です、もうちょっと言葉として詳しく説明していただけますか。その例外規定です。
○逢坂委員 そうなんですね。この再婚禁止期間を設ける理由というのは、要するに、誰の子供かわからないといったような混乱を避けるためなのが大きな理由でありますから、今の、離婚後に出産をしたとか、離婚後の新たな懐胎であるというようなことがわかれば、それは当然結婚を認めていいものだろうと...全文を見る
○逢坂委員 ありがとうございます。  そこで、改めてもう一回、無戸籍のことに、全体に戻らせていただきたいんです。  無戸籍者をつくらないために、つくらないというのは変な言い方かな、そういうものを生み出さないために法務省としてはどんな工夫というか努力というか、されているでしょう...全文を見る
○逢坂委員 ぜひいろいろなPRをしていただいて、戸籍のない人を新たに生み出さないという努力をしていただきたいと思います。  と同時に、現在、もう既に戸籍がない状態で長い間人生を送られている方々もいるわけですので、法務省として、戸籍のない方々を、現に、もう既になっている方ですね、...全文を見る
○逢坂委員 民事局長、どうもありがとうございました。  それで、次、ちょっと目線を変えて、事務的な質問をさせていただきたいんです。  戸籍事務は国の事務でありますけれども、実際の事務は自治体がやっているということで、法定受託事務であります。戸籍の原本は市区町村の役所に置かれて...全文を見る
○逢坂委員 それで、あわせて、その行政文書ですけれども、公文書管理法の規定、例えば保存期間満了後の廃棄、移管の手続でありますとか、いわゆる公文書管理法の一般法の規定は適用されるのかどうかという点と、それから、もし適用されないんだとするならば、それぞれの保存年限、これは原本ではなく...全文を見る
○逢坂委員 どうもありがとうございました。  公文書管理、あるいは先ほど我が党の井出委員も特定秘密についてやっていただきましたけれども、私の持論は、民主主義において、さまざまな情報というのは民主主義を動かす原動力だと思っています。この情報が適時適切に提供されることがなければ民主...全文を見る
○逢坂委員 ぜひ、大臣、やはりこの制度の持つ意義というのは、百二十年続いているわけですから、ある一定程度は私はそれは認めるところだと思いますけれども、そのことによって不利益をこうむっているという現実もありますので、あるいは、本当にこの制度の存続がよいのかといった意見も社会の中にあ...全文を見る
○逢坂委員 ただいま議題となりました修正案につきまして、提出者を代表いたしまして、その提出の趣旨を御説明申し上げます。  本修正案は、法律案の附則に、政府は、この法律の施行後三年を目途として、この法律による改正後の規定の施行の状況等を勘案し、再婚禁止に係る制度のあり方について検...全文を見る
○逢坂委員 民進党の逢坂誠二でございます。  きょうは、いわゆるヘイトスピーチ対策法案について質疑をさせていただきます。  参議院でさまざま、もう論点は出尽くしているかというふうには思いますけれども、確認の意味も込めて、法案の提出者にお伺いしたいと思います。  まず、前提と...全文を見る
○逢坂委員 それでは、次の点をお伺いします。  今回の法律の制定の意義、これを制定することによってどんなことが想定されるのか、意義についてお知らせください。
○逢坂委員 それでは、ちょっと具体的なことをお伺いしますけれども、今回の法案の成立によって、警察の対応というのは変わるのかどうかですね。  例えば、警察の対応といいますと、デモについて、デモをやっていいですよ、このデモを許可しますよというようなことなんですけれども、この法律がで...全文を見る
○逢坂委員 ちょっと、今の答弁、若干わかりにくかったとは思うんですけれども、いわゆる警察の判断、本来警察は、表現の自由その他のことを考えますと、形式上、このデモをやってしまうといろいろと交通にも不都合になるから、それは厳しいですねというような判断はあるかもしれない、だが、内容によ...全文を見る
○逢坂委員 デモの内容によってその判断は変わるものではないというところは確認をさせていただきました。  次に、今回の法案の対象ですけれども、これは本邦外出身者というふうになっているわけですが、本邦内出身者を加えなかった理由についてお知らせください。
○逢坂委員 立法事実に基づいて本邦外出身者というふうにしたということですけれども、先日、このヘイトスピーチ対策法に関連してあるテレビ番組に出演しましたら、ジャーナリストの方が、本邦外出身者だけではなくて、本邦内の人に向けてもこういうヘイトのデモがあるんだということをおっしゃってお...全文を見る
○逢坂委員 適法に居住していないからといって、いわゆるヘイトスピーチは許されないということについての考え方は私も共有しておりますし、そのことは冒頭にも確認をさせていただきましたが、今回あえて法律からそこを外している、要するに、適法居住者ではない人をこの法律の対象にしなかった積極的...全文を見る
○逢坂委員 なかなか微妙なところがあるとは思うんですが、適法に居住されていない方をこの法の対象にするというところに対しては少し悩ましいものがあるんだなという、発議者の心のうちは伝わってまいりました。ただ、これも、今後、場合によっては課題になるかもしれないなという気がいたしますので...全文を見る
○逢坂委員 私も、実は、このヘイトスピーチの問題を考えるときに、憲法二十一条との関係というのはやはり相当悩ましいなというふうに感じております。とはいうものの、禁止しないから、これじゃ法律の効力が弱いだろうとおっしゃる方の気持ちもわからなくもない。それは、ヘイトスピーチの現状を思う...全文を見る
○逢坂委員 私は、この法律もそうなんですけれども、こうした事態が生じて、これを法律で対応せざるを得ない状況になっていることに本当に心痛む思いであります。本来、こうしたことというのは、常識の範囲内で本当は対応されるべきが社会としてあるべき姿なんだろうと思うんです。法で対応することに...全文を見る
○逢坂委員 終わります。ありがとうございました。
05月26日第190回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第5号
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○逢坂委員 おはようございます。民進党の逢坂誠二でございます。  先日の高浜原発の視察、三原委員長、本当にありがとうございました。貴重な機会を与えていただきまして、まさに百聞は一見にしかずということで、いろいろなことをまた学ぶことができました。貴重な視察の機会を与えていただきま...全文を見る
○逢坂委員 それでは、その日米原子力協定に基づく合意がなければ、日本単独では使用済み核燃料の再処理はできないのだということでよろしいでしょうか。多田部長、うなずいていただければ。  うなずいておりますので、そういうことでよろしいということであります。  それでは次に、ちょっと...全文を見る
○逢坂委員 御丁寧に説明、ありがとうございました。  それでは、重ねてお伺いしますけれども、日本の独自の政策といいましょうか、使用済み核燃料を再処理するかどうかということは日本の独自の政策であるというふうには一般的には思われるわけですが、それであるにもかかわらず、他国とこういっ...全文を見る
○逢坂委員 今のところをもう少し詳しくお伺いしたいんですが、平和的利用である、それで、使用済み核燃料を再処理するというようなことになれば軍事的利用のおそれ、そういったものにも言及をされたわけでありますけれども、再処理をすることがなぜ軍事的利用のおそれ、あるいは平和利用に反するとい...全文を見る
○逢坂委員 核の不拡散、それをある種防ぐというか、そういう意味合いでこの協定を結んで、再処理について合意を得た、そうでなければこれはできないということだということでありますけれども、今度逆に、日本が今回、仮に原子力発電をやめましょうとか、あるいは使用済み核燃料の再処理をやめましょ...全文を見る
○逢坂委員 この点につきましては、経済産業省も同様の認識でよろしいでしょうか。
○逢坂委員 私は、核燃料サイクルから撤退するしないについてどう思うかということではなくて、日米原子力協定上、核燃料サイクルから撤退することについて何か妨げるものはあるのかどうか、その認識について、先ほど外務省が説明したのと同様の認識を持っているかということを尋ねただけであります。
○逢坂委員 多分、言葉としてはおっしゃっておられませんけれども、外務省と同様の認識というふうに理解をさせていただきました。  考えてみればそうなんですね。日米原子力協定を結んでいるアメリカ自身が実は核燃料サイクルから撤退をしているわけでありますから、そのことについて、日本は、同...全文を見る
○逢坂委員 いつも説明しているメリットの裏返しを言っていただいた、そのメリットが得られなくなるんだという説明をしていただいたわけであります。  もちろん、私は核燃料サイクルに極めて否定的な立場であります。コストの観点からも、あるいは環境への負荷の観点からも、あるいは核不拡散とい...全文を見る
○逢坂委員 今の説明で理解いたしましたが、この規定、十六条の三項というのは非常に悪い規定でとんでもないものだというふうに一般的に言われている場面もあるわけですが、そうではないんだ、核物質が存在している限り、それを安全に保有する、管理するためにこれは欠くことのできない規定であるとい...全文を見る
○逢坂委員 先ほどの十六条の三項の規定によれば、日本が使用済み核燃料を再処理できる規定として第五条を引き合いに出されたわけであります。第五条を引き合いに出されて、十六条三項の規定によれば、原子力協定の期間が満了した後でも五条の規定は残ることになっているわけですから、一般的に、この...全文を見る
○逢坂委員 了解いたしました。ありがとうございます。  それでは次に、お手元にちょっと資料を用意させていただきました。A4一枚物の資料でありますけれども、新聞記事二本であります。  一つは日本経済新聞の記事でありまして、これはことしの三月十八日であります。アメリカのカントリー...全文を見る
○逢坂委員 きのう、この記事を書いた共同通信の記者と電話で話をさせていただきました。たまたま取材の都合でベトナムにいらっしゃるということだったんですが、ベトナムへ電話をかけまして話を聞かせてもらったところ、この記事に書いてあることは確かにこの一人の、ウルフソル上級部長の発言ではあ...全文を見る
○逢坂委員 きょうの質疑で、日本が原子力政策を変更する、あるいは核燃料サイクルから撤退をする、そういうことは日米原子力協定に左右されずに独自の判断で行うということが改めて確認をされたということだと思います。  それから、アメリカの意向については、日本の核燃料サイクルについても理...全文を見る
10月19日第192回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○逢坂委員 おはようございます。民進党の逢坂誠二でございます。  きょうはまたお世話になりますけれども、よろしくお願いいたします。(発言する者あり)与党席から声がかかると、何か緊張いたします。  さて、それでは早速、まず、きょうは一番目に、司法修習生の経済問題について先にお話...全文を見る
○逢坂委員 それぞれお三方、メッセージを出す出さないはともかくとして、しっかりそういった司法修習生あるいは若手の皆さんの声に耳を傾けるということだったかというふうに思います。特に、副大臣と政務官におかれてはメッセージも出しているということでありますので、この問題、ぜひ前向きに取り...全文を見る
○逢坂委員 今大臣に御紹介いただきましたとおり、平成二十七年に法曹養成制度改革推進会議が司法修習生に対する経済的支援のあり方を検討するというふうに言っている。それから、ことしになりましてから、いわゆる骨太の方針の中で、司法修習生に対する経済的支援を含む法曹人材確保の充実強化を推進...全文を見る
○逢坂委員 この間、若手の法律を勉強する皆さんと話をしていて、こんな話が出ました。国会議員は七百十七名いる、そのうち四百名を超える皆さんがこの給費制の復活、何らかの形で司法修習生を応援するということについて賛同している、国会議員の半数以上が賛成しているのに、なぜこれが動かないんで...全文を見る
○逢坂委員 この問題については、ぜひ、多くの国会議員が賛同しているという現実も踏まえて、積極的に取り組んでいただきたいということを重ねて申し上げさせていただきます。  それでは、次の問題に移らせていただきます。  大臣所信の中のことについて幾つかやりたいと思っているんですが、...全文を見る
○逢坂委員 入国の審査というのは、海外から来られた方にとってみると、日本のまず最初、第一印象、そこでどうなるかということが非常に大きいと思います。その一方で、しっかり審査をしなければ、おかしな方が入ってくるということでも困るわけであります。  昨年、実は私、ウズベキスタンという...全文を見る
○逢坂委員 私自身も、総務省で定員管理の仕事に携わらせていただいたとき、当時は、海上保安庁、それから刑務官、それから出入国の関係者、こういったところは、定員を減らせ減らせという風潮のある中で、これは絶対減らしてはいけない、ふやさなきゃいけないんだということで、随分頑張ってやらせて...全文を見る
○逢坂委員 ただいまの答弁からすると、呼び出しに応じないというケースの場合は事情聴取などはそもそもできないわけでありますから、それは多分そうだと思うんですが。  それでは、重ねてお伺いですが、呼び出す行為、あるいは、その当事者と接点を全く持たない中で検察庁へ送るということはあり...全文を見る
○逢坂委員 それで、次になんですが、今度、検察に送られた場合、起訴猶予となる、あるいは起訴される、いずれかのことになるわけでありますけれども、不起訴、起訴、どちらかの判断になるわけですが、起訴猶予が事由となって不起訴になった、こういう場合は、私なんかは、違反したんだけれども不起訴...全文を見る
○逢坂委員 重ねてでありますけれども、そうなった場合、起訴猶予になった場合に、被疑者がその処分について、自分は不満である、一般的にはなかなかそういうケースは少ないのかもしれませんけれども、そういう場合に、不満を申し立てる方法というのはあるんでしょうか。
○逢坂委員 制度的には存在しない、だがしかし、実務上、上級検察庁の長に対して不服を申し立てることは可能だ、そういう理解でよろしいわけですね。はい、わかりました。ありがとうございます。  それから、もう一つ同じような種類の話なんですけれども、検察に事件を送致して、起訴するか起訴し...全文を見る
○逢坂委員 法務省の事務方はいかがでしょうか。
○逢坂委員 多分、実際に実務に携わられている皆さんは、個々の事案について、精いっぱい、一生懸命捜査をしたりさまざまな証拠を積み重ねた結果、結果として九九%を超える有罪率になっているんだ、あるいは検察の方も、さまざまな事実を積み重ねた結果、起訴するしないを決めて、それが結果として高...全文を見る
○逢坂委員 この問題、結構奥が深いような気がしますので、きょうはこれにとどめさせていただきますが、これからも、あるべき検察と裁判の姿を探っていくために、またいつかの時期にやらせていただきたいと思います。  それでは、また大臣所信の方へ戻らせていただきますが、大臣所信の中で、今回...全文を見る
○逢坂委員 今大臣から御紹介いただきましたとおり、平成八年、法制審議会がこれについて答申をしている。それを受けて、政府の方も平成八年に改正法案の準備をしたという経過もあるわけですね。二十二年にも改正法案の準備をしたという経過があるわけですが。この問題について慎重に検討するというの...全文を見る
○逢坂委員 これでこの問題の最後の質問にしたいと思いますけれども、国民的な議論を待ちたいというようなこと、それから、いろいろな議論があるんだということ、私もそうだと思います。  夫婦の間だけのことを思えば、割とすんなりいくこともあるのかなという気もするんですが、それでは子供はど...全文を見る
○逢坂委員 これから考えをおまとめになるということでありますので、またいずれかの機会に、私以外の人も多分やると思いますので。結構これは、与党の中にも、この制度についてもっと深く考えたらいいんじゃないかなとおっしゃっている方もおられるように私は感じておりますので、大臣、ぜひ、早目に...全文を見る
○逢坂委員 死刑を廃止することは適当ではないという考え方、私はそれも一理あるというふうに思います。犯罪被害に遭われた方々の心情を思うと、やはり、これはもう、死刑ということをもってしても、そのつらい気持ちを補うといいましょうか、それを乗り越えるということはできない、そういう本当に悲...全文を見る
○逢坂委員 今、死刑の執行そのものについてのお考えだったかと思いますが、私は、この死刑制度をこれからどう考えていくのか、どのように国民的なさまざまな議論を引き出し、かつまた、この死刑制度に対する、将来に向かってのあり方をどう考えていくのかという意味で質問させていただきましたけれど...全文を見る
○逢坂委員 必ずしも明確な方向感が見えたわけではない答弁だったと認識をいたしましたけれども、これからもまた、この問題、機会を改めてお話しさせていただきたいと思います。  それでは次に、これも大臣の基本姿勢にかかわるところでありますけれども、戦没者への追悼というようなことについて...全文を見る
○逢坂委員 それで、もう一点ですけれども、これも、大臣に就任されるとあらゆる大臣が聞かれる問題かと思いますけれども、靖国神社に対しては大臣はどのようにお考えでしょうか。ここに参拝されるという御意向があるのかないのか、この点などについてお伺いできればと思います。
○逢坂委員 この問題はこれ以上は言及いたしませんが、やはり私は今の時代を見ていて、特に若い方というふうに言ってよいかどうかわかりませんけれども、さきの大戦を初めとする戦争の悲惨さがどんどんどんどん風化していっていると思います。  私も四、五年前から、戦争に関する小説でありますと...全文を見る
○逢坂委員 追加して教えていただきたいんですが、政府の方では無戸籍の方の人数はどれぐらいいるというふうに見ているのかということと、ここ何年かでいいんですけれども、それがどの程度解消という、一年間にどの程度無戸籍でない方に復帰しているのか、それを教えていただけますか。
○逢坂委員 無戸籍の方々の現実、実態についてはきょうは深くは申し上げませんけれども、相当悲惨な状況であることは事実でありますし、国民の皆さんも、実はそういう方がいることはほとんどわからない。この間も、あるお店で、そのことを知ったという奥さんから、逢坂さん、こんなひどいことってある...全文を見る
10月21日第192回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○逢坂委員 民進党の逢坂誠二でございます。  外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律案に対する修正案、ただいま議題となりました修正案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨及び内容を御説明申し上げます。  これまで、当委員会においては、政府提出の...全文を見る
○逢坂委員 民進党の逢坂誠二でございます。  きょうの法務委員会の質疑、やりとりは非常に緊張感のあるやりとりで、特に、枝野委員が大臣の所信を読んで、法律的な用語、文言の使い方というのはいかに厳格にせねばならないかということを非常に強く勉強させてもらいました。あるいは、法制度とい...全文を見る
○逢坂委員 大臣、私は、平和安全法制の話を聞いているのではありません。そのことは一言も申し上げておりません。  ただ、この間の国会議論の中で、昭和四十七年以降、日本においては今の現行憲法九条のもとにおいても集団的自衛権が一部認められている、そう読み取れるんだ、それに気づいた者が...全文を見る
○逢坂委員 集団的自衛権は法務省の所管ではない、法務省の所管ではないから答えられないんだという答弁も、それはこの場しのぎとしては私はあり得ると思います。そこで私も矛をおさめるということもあり得るかと思いますが、少なくとも大臣は、憲法も所管し、内閣の一員であります。そして、この間、...全文を見る
○逢坂委員 私が問うているのは、内閣を代表して答えてくれと言っているのではありません。法務大臣として、もしこの間の内閣の見解と同じであるというのであれば、同じであるというふうに言っていただければ、それで済むことなんです。  昭和四十七年以降、集団的自衛権は現行の憲法九条下におい...全文を見る
○逢坂委員 私は、多分そう言わざるを得ないのだろうと思います、内閣ではこの間そう言い続けたわけですから。ただし、そうなってくると疑義が生ずるものがあるというのが先ほど来の議論なんですね。先ほど来の議論です。  そうなると、先ほど山尾委員が指摘をした平成十九年の司法試験、この問題...全文を見る
○逢坂委員 大臣がそういう答弁をされるので、疑義があるんですよ。  私は、先ほど大臣が答弁されたように、平成十九年の司法試験以降、事後の事情の変更によって何らかの変更があるのだとするならば、十九年の答えというのは変わらないと言ってもいいと思うんですよ。  だけれども、四十七年...全文を見る
○逢坂委員 疑義をどうするかということを司法試験委員会が決めるんだ、認めるんだということについては、私も承知いたします。最終的にはそこが公平中立な立場で判断をしなければならないというふうに思います。  私が聞いているのはそうではないんです。単純な話なんです。  四十七年から日...全文を見る
○逢坂委員 大臣、私の話をよく聞いていただきたいんです。私は委員会に意見を述べてくれとかということは一言も申しておりません。事実を二つ並べただけなんです。  昭和四十七年以降、日本の国においては憲法九条下においても一部といえども集団的自衛権を読み取ることができたんだ、だから、こ...全文を見る
○逢坂委員 大臣、本当にその答弁でよろしいですか。これから先、法務委員会で議論するときに、平和安全法制そのものを直接は扱わないということは場合によってはあるかもしれません。だがしかし、自分の所管以外の事項で、集団的自衛権についても今後答えられない、そんなことでこの委員会が回ると思...全文を見る
○逢坂委員 非常に残念なんですね。私は平和安全法制のことを聞いているわけでもありません。司法試験の中身に立ち入って、司法試験委員会に何だかんだと言ってくれということを言っているわけでもありません。  二つの事実を並べただけです。昭和四十七年以降、現行憲法九条下において、一部とい...全文を見る
○逢坂委員 大臣、それでは、これからも所管でないことについては答えない、そういう姿勢をお持ちになるという理解でよろしいでしょうか。
○逢坂委員 集団的自衛権の行使、これは憲法にかかわる問題であります。大臣の所管の中に憲法も入っているかというふうに認識はしておりますけれども、集団的自衛権の行使、憲法に関連して一言も答えられない根拠を述べてください。
○逢坂委員 きょうの法務委員会、私は非常に重要な転機になると思います。私どももこれまでずっと疑問に思っていたことが一気に噴き出したような感じがいたします。無理をして後づけで、解釈が変わっていないとか、本当は解釈を変えたのにそういうふうに言っているほころびが一気に噴き出たような気が...全文を見る
10月25日第192回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○逢坂委員 おはようございます。逢坂誠二でございます。  きょうは質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  きょうは、まず最初に、地方交付税の問題について質問させていただきたいと思います。  地方交付税は、地方固有の財源であるということ、そして、客観的な基準によ...全文を見る
○逢坂委員 具体的に言いますと、今のいわゆる行革算定でありますけれども、職員数の削減率、前年度のラスパイレス指数、直近五カ年平均のラスパイレス指数、人件費削減率、人件費を除く経常的経費削減率、それから地方債残高削減率、こういったものが項目に含まれていると承知をしているわけですが、...全文を見る
○逢坂委員 そこが私には理解できないんですね。  行革を一生懸命やって、地方で少しでも一般財源を節約しようということはやる。でも、この交付税の算定を見ていると、そういうふうに行革を一生懸命やったところが地域経済活性化に係る事業もたくさんやっているかのような算定に見えるわけであり...全文を見る
○逢坂委員 徴税の方は私は一定程度理解するんですよ。徴税努力をするためにはお金もかかる、さまざま対策、対応をするためにお金もかかる。徴税努力をして税収が上がる、それで基準財政収入額がふえるわけで、それによって交付税が減るのは何かちょっとおかしいなというふうに思っている首長さんが多...全文を見る
○逢坂委員 加えて説明をお願いしたいんですけれども、二十八年度には具体的にどういう項目がトップランナー方式に入れられたのか、それから、二十九年度以降導入を検討しようとしているものにどんな項目があるのか、簡潔に説明をお願いします。
○逢坂委員 まず一つ、民間化、ある種、民間業務委託を進める、そういう意図で交付税の中にこういうトップランナー方式というものを入れているということについて、交付税による政策誘導の側面が非常に強いのではないかという気がするわけで、これは少し慎重にやるべきだろうと私は思っています。 ...全文を見る
○逢坂委員 私は、図書館の民間委託が全て一〇〇%問題があるというふうには必ずしも言いません。中には非常にいい民間委託をしているケースもあろうかというふうに思いますが、総じて、図書館にしても博物館にしても、あるいは公民館なんかもそうなんですが、公民館活動というのは、単なる施設の鍵を...全文を見る
○逢坂委員 それでは、この問題はまた少し深めたいと思いますので、後日またよろしくお願いします。  それでは次に、これは必ずしも政策の話というわけではないんですが、いわゆる政治資金パーティーにおける金額が白紙の領収書の問題について実態を教えていただきたいということで、大臣と少しや...全文を見る
○逢坂委員 私、わからないんですけれども、なぜそういうことが必要なんですか。そこのあたりを教えていただきたい。  私は、パーティーに行くと、例えばパーティーの会費が一万円なら一万円払う、二人で行けば二万円払う、そうしたら定額の領収書を二枚もらってくれば済むことなんだろうなと思う...全文を見る
○逢坂委員 いろいろ御説明いただきましたが、領収書そのものは金額がなくても、法令上、領収書の様式についてのルールがないから、それは違法とは言えないんだという話だったかというふうに思います。それから、金額を記載しない領収書を発行する理由は、受付の混乱、煩瑣になるというようなことも含...全文を見る
○逢坂委員 虚偽の記載をすればそれは法律違反だということは私も理解するんですが、要するに、それが虚偽であるのか虚偽でないのかをどうやってチェックするんですかということを私は聞いているんです。
○逢坂委員 大臣らしくない、説得力のない説明を長々としてもらったなと思うんですね。  私は、どうすればその領収書が虚偽でないのかということがわかるのかということを聞いたんです。それは監査人が監査しているから全体として大丈夫なんだという話をされておられましたけれども、それだけでは...全文を見る
○逢坂委員 私、今の話を総務省に調査しろと言っているのではなくて、大臣の事務所ではどうやっているんですかということを知りたかったんです。  大臣の事務所では、それでは、白紙の領収書をもらって金額を以前に書いていたと。それは、白紙の領収書をいただいたもとの事務所に確認をして、五万...全文を見る
○逢坂委員 これでやめますけれども、実は、私の事務所で幾つかの政治家の皆さんの政治資金収支報告書を見せていただきました、総務省へお邪魔をして。そうしたら、その領収書の確からしさが、どうもその収支報告書を見るだけでは必ずしもわからないというものが結構多いんですね。  この点、もう...全文を見る
10月26日第192回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○逢坂委員 民進党の逢坂誠二です。よろしくお願いします。  今の、私の前の吉田委員の冒頭の話を聞いていまして、私も昔の公務員時代を思い出しました。  日本の公務員はすごく優遇されているように多くの人は感じているかもしれないんですけれども、私の勤めていた役所も夜と週末は暖房が入...全文を見る
○逢坂委員 今も一部説明があったんですが、一般国民の感覚からすれば、刑務官という職は、きちっと勤務時間が決まっていて、しかも交代制になっていて、必要以上の超過勤務なんというのはないんじゃないかというふうに思ったりもしますし、突発的な事態なんというのはそれほど起きないのではないか、...全文を見る
○逢坂委員 聞けば聞くほど、刑務官の皆さんは大変な環境の中で仕事をしているんだなということが改めてわかるわけであります。今の休日の関係も、刑務官の皆さんは五・九日、一般の国家公務員が十三・一日という数字はきょう初めて聞いたんですけれども、これは大変な話だなということを改めて実感い...全文を見る
○逢坂委員 聞けば聞くほど、刑務官の皆さんの職場環境といいましょうか、状況が非常に厳しいということが理解できるわけであります。  私は、この刑務官の問題を取り上げるのは、刑務官の皆さんそのものの処遇ということももちろんありますけれども、刑務官の皆さんの職場環境、仕事の環境が悪く...全文を見る
○逢坂委員 ぜひ大臣、今後、将来に向かって混乱が起きないように適切な対応をお願いしたいと思います。  それから、きょうは少年刑務所の問題についてもちょっとお伺いする予定だったんですが、ちょっと時間の都合がありまして、これはまたの機会にしたいと思いますので、よろしくお願いいたしま...全文を見る
○逢坂委員 警察や機動隊の皆さんが沖縄のその現場において、反対をする住民の皆さん、あるいは反対するかしないかは別にしても、さまざまな住民の皆さんを道路から排除したり、一時的とはいえ身柄を拘束できる、その根拠はどこにあるんでしょうか。
○逢坂委員 そうなんですね。今御指摘のあったとおり、警察法第二条にその規定があって、「警察は、個人の生命、身体及び財産の保護に任じ、犯罪の予防、鎮圧及び捜査、被疑者の逮捕、交通の取締その他公共の安全と秩序の維持に当ることをもつてその責務とする。」ということになっているわけでありま...全文を見る
○逢坂委員 単なる他人に対する侮辱的な発言ではないんだ、警察がそういうことを発することはさらに国民に対して極めて大きな影響を与える発言だということを理解していただきたいと思います。  この件に関して、先般、ネット上でこんなものを見かけました。反対している住民の皆さんだっていろい...全文を見る
○逢坂委員 TPP、法務省関連で法令の改正は今のところ予定していないと。  それでは、将来出るかもしれないという留保はあるという理解で、大臣、よろしいでしょうか。
○逢坂委員 大臣、私は、ここで大臣が現時点で法令の改正をする案件はないんだということ、そしてさらに将来もないんだとかあるんだとかということを言ったから将来どうこうということを言いたいわけではないんです。今の時点で現在ないと言った、後に、実は法令の改正の必要が出てきた、何だ、昔ない...全文を見る
○逢坂委員 大臣が法務省所管の法律を将来変えるとか変えないとか、影響が出るとか出ないとかということを私は責めるつもりはないんです。ただ、せっかくの機会だから、TPPの、私の持っている懸念、不安、これを大臣にお知らせして、大臣としての個人的な思いといいましょうか、あるいは閣僚として...全文を見る
○逢坂委員 最後に、残された時間の範囲内で一つだけ例を申し上げますと、オプジーボという薬があります。あるいはC型肝炎の治療薬、非常にすぐれた薬が出まして、今多くの国民の皆さんがそれで命を助けられております。ところが、べらぼうに価格が高いということで、市場拡大再算定というルールがあ...全文を見る
10月28日第192回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○逢坂議員 どうも御質問ありがとうございます。  今法案の流れについては、まず出発点としては、現在もなお部落差別が存在するとともに、情報化の進展に伴って部落差別に関する状況の変化が生じておりますというのが問題意識の出発点なわけですね。  私、今法案について、当初、与党の法案提...全文を見る
○逢坂議員 ただいま藤野委員が御紹介いただいたような声は、私はやはり非常に重く受けとめなければいけないというふうに思っております。片や一方で、まだ部落差別が存在しているんだという声、こうした声にもどう応えるのかということも私はあるんだというふうに思っています。  きょうの議論を...全文を見る
11月01日第192回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○衆議院議員(逢坂誠二君) 外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律案の衆議院における修正部分につきまして、御説明申し上げます。  本修正の内容は、第一に、技能実習計画に記載すべき技能実習生の待遇の内容として、報酬、労働時間、休日、休暇、宿泊施設、技能実習生...全文を見る
11月02日第192回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○逢坂委員 民進党の逢坂誠二でございます。  それでは、きょう、少し質疑をしたいと思うんですが、まず冒頭に、私の趣味には余り合わないんですけれども、山本農水大臣のことにちょっと言及させてください。  山本農水大臣が、きのうのパーティーですか、そこでこんな発言をしている。先日、...全文を見る
○逢坂委員 そうなんですね。条約というのは、条約という名前がついていなくても、例えば協定とか、取り決めとか、規約とか、憲章とか、規定とか、宣言とか、議定書とか、いろいろな名称があっても、それは条約と法的拘束力を有するもの、そういうものがあるということなんだと理解をしております。今...全文を見る
○逢坂委員 これも、何も新しいことではなくて、これまでもずっと言われていることなんだというふうに思いますが、条約というのは法律に優位をする場面があるんだということでありますので、国民にとってみると、法律以上に条約というのは重視しなければならないものだということだと思います。さまざ...全文を見る
○逢坂委員 久しぶりに大平三原則を聞いたのでありますけれども。私、きょうはここは深入りしませんけれども、今の大平三原則が最近少し緩んでいるのではないかという気が若干しております。それはまたいずれ外務委員会などの場でお伺いしたいと思います。いずれにしても、そういうルールがあって、批...全文を見る
○逢坂委員 武井政務官、御答弁ありがとうございました。  私は、その前に、条約の成立のプロセス、過程はどのようなものであるかということをちょっとお伺いしたかったので、その辺、事務方、教えてもらえますか。
○逢坂委員 その上で、国民はどこで参加できるのですかという質問をしたかったのでありますけれども、政務官、もうお答えいただきましたので、条約交渉のプロセスを公開することは、手のうちを見せることになるのでまずいということと、国益を害することになるという発言があったわけですが、これは本...全文を見る
○逢坂委員 妥当なものであると。主権者である国民に知らせないことが妥当だということでよろしいんですか。
○逢坂委員 国際交渉になれば急に、鉄のカーテンといいましょうか、それが閉ざされるということなんですけれども、私は、かつての国際交渉はもっとオープンだったような記憶があるんです。  例えば、日米繊維交渉でありますとか、オレンジの交渉をやったとか、半導体の交渉をやったとか、自動車の...全文を見る
○逢坂委員 今回の国連の核兵器禁止条約に関する決議、日本は反対をしたわけでありますけれども、この決議のどこが今の日本政府の基本的立場と違っていて相入れないということで反対されたのでしょうか。どこが相入れない部分だったのかということであります。
○逢坂委員 今回の決議は、核兵器禁止の法的措置を国連としてとっていこうということで、その交渉をするための会議を国連で始めようじゃないかということを言っているものだというふうに私は理解をしているんですけれども、こういうことについても賛同できないということなんでしょうか。
○逢坂委員 今回の決議というのは、直ちに核兵器を禁止しろということを決議の中で言っているものではないんですね。直ちに核兵器を禁止しろということであるならば、核を持っている国と持たない国との間の亀裂が深まるというようなことも考えられますし、国際社会に対して相当な激震をもたらすという...全文を見る
○逢坂委員 すなわち、日本は核の抑止力の影響下にあるということなんだろうと思うんですけれども、今回の決議に対する日本の姿勢は、核を持っている国と持たない国との間を世界唯一の被爆国として取り持つという姿勢よりも、核保有国の立場に立った判断をしたんだというふうに思わざるを得ないような...全文を見る
○逢坂委員 民主主義で大事なのは、結果が白であるか黒であるか、賛成であるか反対であるかということも大事なことですけれども、民主主義はプロセスです。プロセスがしっかりしていなければ民主的とは言えないというのは世界の常識であります。  我々もこの問題について幾つか意見を発しましたけ...全文を見る
○逢坂委員 署名については決まっていないという答弁なんですけれども、今回の日印原子力協定は結構大事な中身が入ってくるんだろうというふうに推測をします。それから、原子力に関する資機材という言い方をしましたけれども、最終的には原子力発電所の輸出も可能になり得るというふうにも理解される...全文を見る
○逢坂委員 基本的には、今私がお願いした項目についてはお話しできないということなんだと思いますけれども、これは、先ほど政務官が説明していただいた、あらかじめ開示することで手のうちがばれてしまうという性質のようなものでしょうか。あるいは、あらかじめ開示することで国益に反するというよ...全文を見る
○逢坂委員 こんなことを住民に身近な自治体の現場でやっていたら、そこの首長はすぐ失職ですよ。決まったことだけを報告して、あとは御了解くださいなんてやっていたら、これは失職なんですよ。でも、国政レベルではそういうことが簡単に行われるし、条約というふうになれば特にその傾向が強い。これ...全文を見る
○逢坂委員 大臣、厳しい中での答弁ありがとうございました。相通ずるかどうか、ちょっと悩ましく思っております。  あと、外務省の皆さんに日ソ共同宣言等についても質問を用意しておりましたけれども、これについては時間の関係で割愛となりました。質問主意書などでまた教えてもらいたいと思っ...全文を見る
11月17日第192回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○逢坂委員 民進党の逢坂でございます。よろしくお願いします。  今回、育児と介護についてのお休み、この制度が拡充されていくということで、私は非常にいいことだなというふうに思っています。  諸外国の例を見ても、いわゆる仕事をする時間とそれ以外の生活をする時間、これのバランスがと...全文を見る
○逢坂委員 今のは女性活躍推進法での話ということでありますから、女性に限って、しかも公表している団体に限ってという答弁、そういう理解でよろしいのかということと、それぞれ時間が述べられましたけれども、それは月十数時間というような答弁でよろしいのか、再度確認させてください。
○逢坂委員 男女を問わずということは理解いたしました。  それで、今のその時間でありますけれども、時間外勤務の時間だということでありますが、それは時間外勤務手当を支給されている時間なのか、それとも実際に時間外勤務をした時間なのか、その区分は明確になっていますでしょうか。
○逢坂委員 ということは、今の話は、時間外勤務を命じた、そして時間外勤務手当を払ったというものに多分限られる調査なんだろう、答弁では明確ではありませんけれども。  でも、職場の実態を見ると、必ずしも時間外勤務命令が発せられていなくても仕事をしているケースというのは私はあるように...全文を見る
○逢坂委員 それでは、先ほどの時間外勤務の調査というか、公表されているものの中にはこれは含まれているんでしょうか。
○逢坂委員 ということは、時間外勤務手当の発生がないということであれば、それは、先ほどの調査、公表されているものには含まれていないという理解だというふうに思います。  だから、事ほどさように、私は、時間外勤務手当の支給状況だけを見ていたのでは地方公務員の長時間労働の実態はわから...全文を見る
○逢坂委員 一般職の公務員に関して言うと、国家公務員も地方公務員も私はさほど変わらないのではないかと思うんですけれども、それをあえて、今、法律の出発点が違っているというような説明だったかというふうに理解するんですが、それはなぜ違うんですか。
○逢坂委員 説明が私は余りよくわからないんですが。  それでは、高原部長、これは、この法律を受けて全国の自治体は、先ほどもどなたかの質問にありましたけれども、条例を制定することになるわけですね。条例上、例えば育児休業なのか育児休暇なのか、介護休業なのか介護休暇なのか。条例上はど...全文を見る
○逢坂委員 細かいことのように思うんですけれども、私、何でこんなことにこだわるのかというと、国家公務員と地方公務員、一般職の公務員であるならば、ほぼ仕事の雰囲気というのは似ているかというふうに思うんですけれども、どうもこの国家公務員と地方公務員のさまざまな勤務条件あるいは勤務の態...全文を見る
○逢坂委員 今の説明によれば、争議権と労働協約締結権とが否定されることになった、それはマッカーサー書簡によるんだということでありますけれども、だから労働基準法は適用しないんだということです。  それでは、今度、総務省の方にお伺いしますけれども、争議権と労働協約締結権は、地方公務...全文を見る
○逢坂委員 すなわち、人事院がその理由として挙げた、公務員に対する労働法制の変更の一環、その法制の変更の一環というのは何か、労働基本権のうち争議権と労働協約締結権が否定されることになった、だから労働基準法は適用されないという理由を言ったわけですが、地方公務員も争議権と労働協約締結...全文を見る
○逢坂委員 そうすると、もう一つお伺いしたいんですけれども、今回の法律の中で国家公務員と地方公務員が違うところは、介護休業、介護休暇、この法律上の定めが、国家公務員は六月、地方公務員は三月というふうに理解をしているんですけれども、これでよろしいでしょうか。  あわせて、この違い...全文を見る
○逢坂委員 私、ここもやはり疑問なんですよ。  先ほどの言葉もそうなんですけれども、介護休業と法律上はなっているけれども、条例上は介護休暇というふうになっているところが多い。国家公務員は両方とも介護休暇、育児休暇である。それから、今の話も、法律上は、国家公務員は六月と介護は定め...全文を見る
○逢坂委員 私は、地方公務員に公務災害補償基金が存在しているということは合理性があるというふうに思っているんですね。それはやはり地方自治体の規模なども随分違いますし、それぞれの地方自治体が直接やるということでは経済的合理性も得られないだろうと思いますので、別機関、基金をつくってや...全文を見る
○逢坂委員 言葉としては、今の人事院の答弁、私は理解するんですよ。使用者が直接探知できる、だから探知主義でも合理性があるんだということは、言葉としては理解できるんですけれども、一般論として、国家公務員の組織の方が地方自治体の組織よりも大きくて、場合によっては直接性というのがないよ...全文を見る
○逢坂委員 実は、私も公務災害の仕事を何年かやったことがありまして、地方自治体の現場では、公務災害の認定をしてもらうのは物すごくハードルが高くて、骨の折れることです。もちろん、別機関に申請するわけですから、そうならざるを得ないということはわかるわけでありますけれども。  一方、...全文を見る
○逢坂委員 すなわち、地方公務員の方は審査前置なんですね。でも、国家公務員の方は、きょうの答弁では余りはっきりは申しておりませんでしたけれども、前置主義というのは置かれていないんですね。  ここにも私は差があると思っていまして、これは、地方公務員と国家公務員、単純に比較すると、...全文を見る
○逢坂委員 ちょっと高市大臣らしくない答弁で、若干寂しく思っていますけれども、もっと、法文を読み上げるんじゃなくて自分の言葉で答弁していただければなと思いましたけれども、きょうは、この点はこの程度にしたいと思います。  残された時間、ちょっと少ないんですけれども、総務省が所管し...全文を見る
○逢坂委員 憲法改正を問う事案に応じて適切なタイトルがつけられるということに理解をいたしましたが、地方自治体の住民投票の例を見ていると、投票用紙にどういうタイトルを書くかによって投票の結果に多少影響があるのではないかと思われる事案もあるんですね。だから、その際に、今回の憲法改正に...全文を見る
○逢坂委員 そういうことから判断すると、資金力のある人が、たくさん、ある一定のビラをまいたり印刷物を出したりすることも可能だという理解でよろしいですね。
○逢坂委員 それから、仮に、国会で憲法改正の原案というんでしょうか、それが発議をされる議論をしているというような最中に、国民の皆さんが、それには賛成である、反対であるということをたくさんビラをまいて言うことも、もちろんこれは何の制限もないということですね。
○逢坂委員 きょうは時間が来たのでこれでやめたいと思いますが、実は、私は、全国の地方自治体が行っている住民投票の例を見ると、やはり少し注意が必要だなと思うところが幾つか感じられるものですから、あえてきょうこの問題を提示させていただきました。  憲法を変えるということになれば、や...全文を見る
11月18日第192回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○逢坂委員 おはようございます。民進党の逢坂誠二でございます。  それでは、民法の改正について質疑をさせていただきたいと思います。  私は、今回の民法の改正、いろいろたくさん、範囲が多岐にわたっているんですけれども、原理、原則、原点をしっかり確認しながらやっていくことが大事で...全文を見る
○逢坂委員 それで、原理、原則、原点みたいなことを確認させていただきたいんですが、まず、民法という法律は何のために存在をしているのか、どういうことを意図して民法というのは存在しているのか、そして、その作用を受ける者、誰のために存在している法律なのか、この点、いかがですか。
○逢坂委員 そうなんですね。民法、私人間の取引、私人間のいろいろな関係に関する法律、それから広く人のためにある法律ということだというふうに私も理解をしております。  そこで、加えて、今度は民法全般ではなくて債権法、これは同じような意味で、どういう目的、どういう作用をする法律であ...全文を見る
○逢坂委員 民法全般も広く人のためのもの、それから、債権法、これも広く人のためのものということを改めて確認をさせていただきました。  その上で、今回の民法の改正は、社会経済情勢の変化、これが制定後百二十年たって随分あるんだということと、国民にわかりやすくする。それは今までの判例...全文を見る
○逢坂委員 二十一年十月に当時の法務大臣から法制審議会に対して、民法のうちの債権関係の規定について、同法制定以来の社会経済情勢の変化への対応を図り国民一般にわかりやすいものとするなどの観点から、国民の日常生活や経済活動にかかわりの深い契約に関する規定を中心に見直す必要があるとして...全文を見る
○逢坂委員 そうなんですね。個別法でいろいろ民法の改正されていないところを対応してきた、製造物責任法であるとか借地借家法であるとか、そういうことをやってきた。だがしかし、だんだん、私のイメージでは、多分それだけではもう済まない状況になってきているのかなと。  だから、地震などに...全文を見る
○逢坂委員 今ちょっと、横の方から、遅きに失したという、やじのようなつぶやきが聞こえましたけれども。  これは何で百二十年間改正できなかったか。本来であれば、何か事象が生ずるたびに少しずつ改正をしていくというのがある種の理想形、その方が国民にとっても都合がいいのではないかという...全文を見る
○逢坂委員 大臣から御丁寧に説明いただきまして、ありがとうございます。  そこで、百二十年ぶりの改正ということなんですが、改正の理由、大きく二つ、社会経済情勢の変化ということでありますけれども、この社会経済情勢の変化というのはどういう変化というふうに、政府、立法している側として...全文を見る
○逢坂委員 今、局長の中で、新しい類型の契約という発言がございました、新しい類型の契約というふうに発言したかと思っているんですが、具体的にそれはどんなものがありますかね。
○逢坂委員 あと、私は、今回の社会経済情勢の変化の中にもう一つ含めておかなければならないのは、取引がやはりグローバル化しているというところもあろうかと思うんですね。それからもう一つは、世界のいわゆる民法典の中の債権法、あるいは、世界の中では必ずしも債権法とは呼ばずに別な言い方をし...全文を見る
○逢坂委員 契約のところは、私は実は余り、さほど詳しいわけではないんですけれども、世界の債権法といいましょうか、契約法といいましょうか、それと比較した場合、日本の民法の債権法というのはどういう違いがあるというか、あるいはどういう特色があるといいましょうか、世界のこの分野の法律と比...全文を見る
○逢坂委員 普遍的な考え方を共有している、それが日本の債権法の一つの特徴だということでありますけれども、もう一つ、社会経済情勢の変化ということが今回の民法改正の一つのきっかけ、理由でありますので、改めて、世界の債権法のトレンドみたいなもの、そういうことは今回、何か視野に入っている...全文を見る
○逢坂委員 国際的な動きも、全面的にというか大幅にというかどうかは別にしても、多少視野に入っているということが理解できました。  次に、もう一つの今回の改正の論点というか出発点として、国民にわかりやすくというのがあると。  これまで、民法は、具体的に条文改正を行わずに、判例な...全文を見る
○逢坂委員 御丁寧な説明、ありがとうございます。  私のところへ今回の民法改正についていろいろ意見が寄せられる中の懸念の一つは、今回のわかりやすくするというところ、このことによって従来の判例とか従来の解釈が少し狭くなるのではないか、あるいは、それが変更されるのではないかという懸...全文を見る
○逢坂委員 判例のあるものについては判例にのっとってやった、通説については通説をある種条文化したと。でも、通説は、必ずいろいろな解釈の幅があったり、通説の範囲というのでしょうか、通説ですから、必ずしもそれが事実をピンポイントで的を射たことになっていないケースもあるわけですので、通...全文を見る
○逢坂委員 もう全く、私は善意に解釈してそうなんだろうなというふうには思います。  ただ、法律の条文は、私、この間も幾度か経験があるんですが、恐ろしいなと思うことがあるんです。国会でいろいろ議論をしていて、いや実はこの条文はこういう解釈ですよというような議論が、例えばある件につ...全文を見る
○逢坂委員 これほどの大改正ですから、私は議論のプロセスが結構大事だと思っていまして、中間的な論点整理をされたときは五百項目ほどの改正、あるいはその論点についての中間報告があったというふうに承知しているんですけれども、これがどういうプロセスを経て現在のこの民法改正の法案につながっ...全文を見る
○逢坂委員 私の質問の仕方がちょっと悪かったみたいで、ごめんなさい。  中間論点整理で五百項目だった、それで、最終的に今回の改正法案に盛り込まれているのは二百程度の項目だというふうに承知をしているんですが、五百がどういう議論によって二百になったのか。どういう議論というのは、細か...全文を見る
○逢坂委員 幾つか類型をお示しいただきまして、ありがとうございました。  五百が二百に絞り込まれていく類型を御紹介いただいたんですが、それぞれの、例えば立法化が難しいとか、あるいは反対、賛成が対立していたといったような類型の中で、代表例を幾つか御紹介いただけますか。例えば、こん...全文を見る
○逢坂委員 そうですね、私も事情変更の法理というのを勉強させてもらいまして、ああ、なるほどなと。これは、確かにそういう思いを持っている人がいることは理解するけれども、そういうものが盛り込まれたときに、そのことによって不利益をこうむる人もいるなというような印象を私も持ちまして、こう...全文を見る
○逢坂委員 私は、今回の民法の改正がだめだとかということを必ずしも言っているわけではなくて、やはりこれほどの改正ですから、合成の誤謬が起こってはいけないなと思っているんです。  合成の誤謬というのは、それぞれ個々の条文を見ると、それはそれで改正は理にかなっている、合理性があると...全文を見る
○逢坂委員 ちなみに、その二十一団体ですけれども、ここで読み上げさせていただきますと、日本貿易会、それから情報サービス産業協会、コンピュータソフトウェア協会、日本チェーンストア協会、日本証券業協会、京都消費者契約ネットワーク、消費者支援機構福岡、それから住宅生産団体連合会、日本建...全文を見る
○逢坂委員 閣法として提出するからには、不都合があったら修正もいいですよなんてことは軽々しく言えないことは、それは私もよくわかるんですが、ただ、やはり百二十年でありますので、この積み重ねの中でやることでありますから、私は、場合によっては、ここは少しというようなところはよく考えてみ...全文を見る
○逢坂委員 そうなんですね。そうなんですねというのは、私も見てびっくりしたんですが、二百十五本なんですよ。それで、いや、もちろん、私は残念ながらこの二百十五本のどこがどう改正されているのかを全部チェックし切るだけの能力も時間的余裕もないんですけれども、やはり今回の改正はそれぐらい...全文を見る
○逢坂委員 多分、丁寧に丁寧にやり出したら相当な時間がかかるというふうに思っています。それは、与野党の中で、どの程度の密度の濃さでやるかということは古川筆頭とも協議しながら決めていきたいと思うんですけれども、でも、やはり、不安を残したままで、大丈夫だよということでやる部分というの...全文を見る
11月21日第192回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
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○逢坂分科員 民進党の逢坂誠二でございます。  きょうはお世話になります。よろしくお願いいたします。  きょうは、日印原子力協定について話を伺いたい、教えていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。  まず最初に、原子力発電所の輸出、あるいは原子力発電に関する...全文を見る
○逢坂分科員 成長戦略の一環として、相手国が望むのであれば、日本の技術も期待されているから原発を輸出していこうというのが政府の基本姿勢、そのように理解をいたしました。  そこで、現在の状況についてお伺いしたいんですが、現在、日印原子力協定は、十一月十一日に双方の国が署名をした段...全文を見る
○逢坂分科員 それでは、仮に、日印原子力協定が国会でも承認をされて発効するというようになりますと、現時点では輸出はできないということでありますけれども、この状況がどのように変化をするのか、お知らせください。
○逢坂分科員 原子力協定が発効すれば、原子力資機材、あるいは、もっとストレートに言えば原子力発電所の輸出が可能になるということなんだろうと思うわけですが、その際に、核燃料の再処理と言われるものがあります。  使用済み核燃料を再処理できるのかどうかというようなあたり、これを日本政...全文を見る
○逢坂分科員 何か条件が付されるのかということに対して、厳格な条件があるんだ、それから、平和的利用、その目的以外には使えないんだといったような話だったかと思うんです。  実は、これは必ずしも明確に通告していなかったので、もしかするとちょっとお答えにくいのかもしれないんですが、も...全文を見る
○逢坂分科員 申しわけございません。この点、必ずしも明確に通告していなかったと承知しております。あす、また原子力特別委員会がありますので、そちらで改めて伺わせていただきたいと思います。  そこで、再処理をするとなれば、当然プルトニウムが抽出されるということになる、しかもそれは平...全文を見る
○逢坂分科員 そこで、私は疑問が湧くんです。  実は、日本でもプルトニウムが四十八トンほどある。それで、核分裂性のプルトニウムはそのうち三十二トンぐらいというふうに理解をしているんですが、日本において、例えばプルサーマル発電でありますとか、あるいはフルMOX発電というものは、必...全文を見る
○逢坂分科員 書面上はそれは明確だということは私も理解できるんですけれども、実際上、日本の国でも、再処理したプルトニウムの取り扱いに苦慮しているのが実態だというふうに思います。そういう中で、書面上は、確かに今副大臣おっしゃったとおりだと思いますけれども、実務上、それをインドに求め...全文を見る
○逢坂分科員 では次に、御案内のとおり、先ほど来も幾つか話がありましたが、インドは、一九七四年ですか、独自の技術でプルトニウムを分離して核実験を行っているわけでありますけれども、二〇〇八年の宣言によって、インドは、これから核実験については非常に慎重な姿勢であるというふうには承知は...全文を見る
○逢坂分科員 インドがもし核実験を行った場合には、この協定の十四条の規定によって日本はこの協定を終了させる、そして、しかも協力を停止するんだ、そういう方針であるんだという説明でしたが、それはインド政府も了解をしているという理解でよろしいでしょうか。
○逢坂分科員 両国とも了解をしているという、インドがもし仮に核実験を行った場合は、十四条の規定に基づいて日本が協定を終了させるという通告をし、さらにそれが具体化すれば、協力については停止をする、そういう方針であるということをインドも了解しているということでよろしいですね。
○逢坂分科員 それでは、公文の話になりましたので、公文の性質について改めて確認をさせていただきたいと思うんです。  今回取り交わした公文は、本協定第十六条第二項と言っていいんでしょうか、第十六条2というふうに言うべきでしょうか、その中に言う附属書に含まれるという理解でよろしいで...全文を見る
○逢坂分科員 今の話ですと、附属書には含まれないんだと。でも、十六条2によりますと、「この協定の附属書は、この協定の不可分の一部を成す。」というふうに言っているわけですよね。「不可分の一部を成す。」と言っている。  それでは、公文は、今の答弁からすれば、この協定の不可分の一部を...全文を見る
○逢坂分科員 いずれにしても、十六条の2の附属書の類いには公文は入らないという理解をさせていただきました。  そこで、私、公文を読んで、どうも日本語がよくわからないんです。先ほど副大臣御説明いただきました、公文の二項ですか、「前記については、両国の見解の正確な反映であることが了...全文を見る
○逢坂分科員 法的に縛るということ、了解されるということが法的に縛ることなんだという説明ですけれども、それは、平たく言うと、日本語で言うと、それでは、両国が両国の述べたことをお互いに了解しましたよというふうに受けとめていいのか、それとも、単にそういう発言があった事実があるというこ...全文を見る
○逢坂分科員 改めて確認をさせてもらって、法的拘束力を持つんだということは、それはそこで一応理解をさせていただきまして、後でまた議事録を見て、その上でわからないところがあれば御質問させていただきたいと思います。  それから、公文に関してもう一つ私が読んでいてわからないところがあ...全文を見る
○逢坂分科員 であるならば、ほかのところ、一の(1)でありますとか一の(2)でありますとか、これは全て「述べた。」「述べた。」となっているんですが、この(3)だけ、もし今おっしゃったような答弁であるならば、なぜ、深刻な逸脱とみなされることとなる及び協定の適用を受ける云々かんぬん、...全文を見る
○逢坂分科員 表現としては強いものだと、ちょっと何かにわかには私は理解できない、一般国民の感覚としては、外交というのはそういうものなのかどうなのかわかりませんが、ちょっと理解しがたい感じがしますけれども、これも後ほどもう少し詰めさせていただきたいと思います。  それで、時間も押...全文を見る
○逢坂分科員 であるならば、この日本の規制基準と同様でない限り輸出はしないという総理の発言は、具体的にどうやって担保されることになるんでしょうか。これは経産省でしょうか。
○逢坂分科員 やはり、今の話を聞いた限りでは、この総理の日本の規制基準と同様でない限り輸出はしないという発言が担保されているというふうには思われないんですね。  原発の設置国が安全を守るということは、それは当然だと思います。そして、そのために人的な応援をしたりする、あるいは相手...全文を見る
11月22日第192回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第2号
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○逢坂委員 民進党の逢坂誠二です。  引き続きまして、原子力の関係をやらせていただきます。  先ほど阿部委員の方から、お金がどこでどう決まっているのかわかりにくいという話があったんですが、私もそのことをちょっと言わせていただきたいんです。  お手元に資料を用意しました。これ...全文を見る
○逢坂委員 このまま順番に各省に答えられたら二十五分終わっちゃいますので。  資源エネルギー庁はどうですか。考え方は何かありますか。簡潔に。
○逢坂委員 各省は、私は何をやっている、何をやっているとみんな縦割りで答えるんだと思うんですよね。でも、国民は、それは縦割りのものを全部集めて、そして自分が走り回って情報を集めるなんてことは一般的にはしない。国会議員ですらわからないものを、こんな会議体がたくさんあるというのは、私...全文を見る
○逢坂委員 きょうは、これ以上この問題はやりません、答えが出ないと思いますので。ただ、委員長にも御理解いただきたいんです。こんなに数多くあったら、わけわからないですよ。覚えられないですよ。  したがいまして、これを何とかしなきゃならないという問題意識を明確にさせてもらって、この...全文を見る
○逢坂委員 ただ、今回、日印原子力協定の署名をするに当たって、署名した後に政府が発表した共同記者会見における安倍総理の発言によれば、日本は、NPTの普遍化、CTBT早期発効など、これらの進展に向け対話を続けていきたいと考えておりますと言っているんですよね。それから、インドが日本と...全文を見る
○逢坂委員 明確な規定はないということでありますけれども、でも、これは、インドが核実験するかどうかということが、日本がこの原子力協力をするかどうかの根幹部分を握っているところだと思うんですね。それが明確な規定がないというのは、これはやはりどう考えてみても、私は、この協定は十分なも...全文を見る
○逢坂委員 大変申しわけないんですけれども、もう少し質問に真正面から答えていただきたいんです。  私は、例えばトルコと日本の原子力協定は、協定を結んでいる、でも、協定を結んだ後に両国の書面による合意というもう一つの手続がなければ、再処理はできない。ただ、今回の日印原子力協定は、...全文を見る
○逢坂委員 すなわち、ベトナムやトルコ、UAEなどとの協定と違って、インドとの協定は、協定を結びさえすれば再処理ができる、その後の特段の合意の手続、書面による確認などということはなくてもいいということだというふうに思います。  しかし、これは私はおかしいと思うんですよ。インドの...全文を見る
○逢坂委員 この問題、これ以上きょうはやりません、また、どこかの機会でやりますが。それでは、トルコあるいはベトナム、ヨルダン、UAE、無条件で再処理を認めているわけではないはずなんですよ。そちらについても条件がかかっているんです。その点においては同じなんですよ。だから、今の答弁と...全文を見る
○逢坂委員 私がここで懸念するのは、再処理できる能力は持っている、インドは独自にプルトニウムを取り出せる、そこまではそれは事実としてそうでしょう。だがしかし、その後、そのプルトニウムを使って発電できるかどうかについては必ずしも十分な検証があるわけではないと私は思っています。  ...全文を見る
○逢坂委員 返還を要求することができるということは、文言上、私もそれは読み取りました。  ただ、問題は、事実上、その協力の停止によって返還をしてもらうのかどうかということなんですね。協力を停止するということは、協力によって生み出された相手国の利益、これをやはりそのままにしておく...全文を見る
○逢坂委員 文言上は協力の停止というのはわかるんですけれども、実務を考えてみたときに、本当にそれが実効力があって、インドに対して、協力が停止するんですよ、だから核の実験はやらないでくださいよという本当の意味での核の実験をとめる、抑止になっているのかというと、私は、実務を考えるとな...全文を見る
○逢坂委員 保証期間は、個々の資機材によって違う、それから、民間企業者同士の契約によってそれは決められる、だから、政府としては必ずしもつまびらかにわかっておらないというようなニュアンスに聞こえましたけれども。  それでは、もう一つ突っ込んで、日本が提供した資機材や、あるいは日本...全文を見る
○逢坂委員 ただ、日本の国は、あの福島第一原発といった非常に過酷な事故を経験した国です。原子力発電所がああした事故が起こらないということはないんだということは、私たちはこれは体験をしているわけであります。先ほどの阿部委員の質問でもわかるとおり、そして、その福島第一原子力発電所の廃...全文を見る
○逢坂委員 原子力発電という技術は、技術としてもっともっと精度を上げていくとか、いろいろ、人類としてそれを探求していくという姿勢は、私はあり得ると思っているんですよ。  ただ、今回、実用上のものとして使用済み核燃料の処理がまだ日本でもうまくいっていない、それから、日本では福島第...全文を見る
○逢坂委員 日印原子力協定については、まだこれは正式に国会に出ていない案件でありますから、きょうは事実確認ということだけやらせていただきましたが、後にまた、内容についていろいろ議論させていただきたいと思います。  ありがとうございます。
11月25日第192回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○逢坂委員 おはようございます。民進党の逢坂誠二でございます。  先日、参考人質疑が行われて、私は非常によかったなというふうに思っています。いろいろな論点が見えてきましたし、賛成と思われる参考人の方からも、この論点はさらに深掘りをした方がいいというふうな指摘もあったりして、これ...全文を見る
○逢坂委員 今例示に出されたことについては、私もある一定程度理解いたします。例えば法定利率でありますとか保証の問題でありますとか定型約款の問題、これらをクリアしていくということは非常に大事な問題だというふうに思っています。  片や、一方で私が懸念を持っておりますのは、判例などを...全文を見る
12月01日第192回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○衆議院議員(逢坂誠二君) 御質問ありがとうございます。  私は実は北海道生まれ、北海道育ちでありまして、子供の頃から、実は部落という言葉は地域の農村集落を指し示す言葉でありまして、当たり前のように使っておりました。だから、部落問題というものの存在というのは子供の頃は全く念頭に...全文を見る
○衆議院議員(逢坂誠二君) 今、有田委員が御用意いただいた資料を見て、私は本当に大きな衝撃を受けているわけであります。先ほども申し上げましたとおり、北海道においては多分また違った結果が出る、片や一方でこういう意識調査の結果が出てくる。あるいは、この念書を見ても、こういう念書を今の...全文を見る
○衆議院議員(逢坂誠二君) 有田委員からいろいろ御指摘をいただいていること、御懸念は、私も様々な過去にも課題があったんだろうというふうに思っております。  そういう中で、今回、この理念法として提出をしたというのは、やはり、いろんな懸念がある中で、しかしながら、この部落差別の解消...全文を見る
○衆議院議員(逢坂誠二君) 実はこの問題は、例えば部落差別というような概念といいましょうか、そういうものが社会から全部消えてなくなってしまった、だからそれでよいのかというと、必ずしもそうではないのではないかという気も私自身はしております。  特に、時間の経過とともにそういうもの...全文を見る
12月02日第192回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○逢坂委員 民進党の逢坂誠二でございます。  北海道函館からやってまいりました。三時間ほど前までは風速三十メートルぐらいで、時折ふぶいている状況だったんですが、この東京の青空のもとへ来ると、そういう厳しい情景を忘れてしまうというか、人間というのは随分勝手なものだなというふうに思...全文を見る
○逢坂委員 第三者保証を全部禁止すると金融閉塞が起こるんだ、それから、個人の意思に基づいて投資をしようという人もいるんだということでありましたけれども、これは通告していませんけれども、個人の意思によって投資をしようという人は、全体の割合からするとそんなに多くなかったですよね。どう...全文を見る
○逢坂委員 だから、個人の意思に基づいてやる投資家がいるから金融閉塞が起こるんだということは、私は必ずしもそうではないのではないかという気がするわけであります。だから、原則禁止にして、そういうところだけを例外的に残すという方法はあるんだというふうに私は感ずるわけであります。それは...全文を見る
○逢坂委員 今の金融庁の話、改めて確認をさせていただきたいんですが、個人の自発的な意思に基づく保証という言い方をされたかと思うんですけれども、それは、いわゆるエンジェルとか言われる、そういうもののことを言っているんでしょうか、それとも、どういうことを言っているんでしょうか。
○逢坂委員 それでは、みずから連帯保証の申し出を行っていない、要するに、みずからは行わないけれども、お願いされてなった方は含まれていない、そういう意味でしょうか。
○逢坂委員 わかりました。  びっくりしました。金融庁の答弁のとおりだったら、これは立法事実がないということになってしまうものですから、ちょっとどきどきしました。  法務省に、それじゃ改めてお伺いしますけれども、立法事実はあるんですよね。要するに、今回の四百六十五条の六に該当...全文を見る
○逢坂委員 ちょっと冒頭聞き逃したんですが、民事局長、今の、最初に言った三万三千というのは、銀行協会の何と言いましたでしょうか。
○逢坂委員 それで、三万三千と母数を千葉銀行の方がおっしゃったということでありますけれども、その三千五百と五十五以外というのは、それはどういうことなんでしょうか。どういうふうに法務省では見ているんでしょうか。
○逢坂委員 わかりました。  それでは、千葉銀行さんを例にとれば、大体三千件強が今回の公正証書作成の対象になり得る可能性があるということ、そのように理解をしましたけれども、よろしいですか。五十五だけですか。
○逢坂委員 私が何でこんな話をするかというと、立法事実がどれぐらいあるかということをやはり確認する必要があると思うんですね。  法務省として、これは、今回の件でどの程度の数があるかという推計、累計みたいなことというのは必ずしもやられておらないんでしょうか。
○逢坂委員 四万数千件というのは日本全体でということで、改めて確認していいんでしょうか。うなずいておりますので、そういうこと……。どうぞ答弁ください。
○逢坂委員 金融庁にはこれは通告していないんですけれども、今言ったような形での数字みたいなものは、金融庁としては何らか把握しているものはあるんでしょうか。あればある、なければないで構わないんですけれども。
○逢坂委員 では、金融庁に改めて問いたいんですけれども、金融庁はこの間ずっと、この第三者保証というものを縮小する方向で頑張ってこられたというふうに認識をしているんですが、これを最初やるときにどの程度の件数があって、それをどういう程度縮小しようとか、そういう目標が必ずしも金融庁はあ...全文を見る
○逢坂委員 私、ちょっと、今、正直申し上げまして愕然としているんですが、こういう法改正をするからには、どの程度の件数があってというようなことはやはりしっかり把握をした上で、立法事実がこうである、しかも、今回の手だてを講ずることによってそれがどの程度減ぜられるのかということをやはり...全文を見る
○逢坂委員 正直なところ、驚きました。  私は、今回のこの改正を必ずしも否定的に思っているわけではないんです。ただ、もう少し緻密な見通しがあってやっているのかなと思ったんですけれども。  今回の改正によって、私が冒頭に言ったとおり、軽率で安易な保証というのは、それには抑止がか...全文を見る
○逢坂委員 二十二万件公正証書が作成されている。今回、それでは新たな、民法のこの公正証書の作成ということが保証人について出た場合には、それがどのぐらいふえるというふうに見込んでいるんでしょうか。
○逢坂委員 四万数千件程度、多目に見積もってという発言がありましたけれども、私は、そこはそのまましゃべっていいのかなという気が内心しないでもないんですが、であるならば、公正証書作成業務という観点でいえば、全体の枚数のうち二割弱仕事がふえるという理解でよろしいんでしょうか。
○逢坂委員 それで、現在、公証人役場というのは全国に三百ぐらいある、それから公証人の方は五百人ぐらいいるというふうに承知をしているんですが、これに間違いがないかどうかと、仮に四万ふえたとしても、現在の体制のままでそれは十分業務としてはやれる、そういう認識でいるということでありまし...全文を見る
○逢坂委員 仮に四万という推計が正しければ、多分それはそのとおりなんだろうなというふうに聞いて、私は若干安心はいたしました。  ただ、やはり一番問題になるのは、出発点である四万というところが本当にそうなのかどうかというところは、多分かつてに比べれば第三者保証というのは減っている...全文を見る
○逢坂委員 午前中は終わります。
○逢坂委員 逢坂でございます。  それでは、午前中に引き続いて質問させていただきます。  午前中の質疑の中で、今回の四百六十五条の六の立法事実が私は薄弱だとは思いません。立法事実はあるんだと思います、いろいろ困っている方がたくさんいらっしゃいますから。だが、法務省の立法事実の...全文を見る
○逢坂委員 私が最近ちょっと実務から遠ざかっているので現場に疎いのかもしれないんですけれども、ということは、例えば信用保証協会なんかを使うということもあるけれども、それを使わないで個人事業主にお金を貸すというケースもあり得るということですか。その個人事業主の信用度合いが高ければそ...全文を見る
○逢坂委員 もう一言だけちょっと。私は頭の中でイメージできないんです。  ということは、金融庁が目指している姿というのは、第三者保証はどんどん少なくなっていったらいいなということは、それはそれでいいんです。だけれども、では個人事業主にお金を貸すときに、本人に信用力があれば、それ...全文を見る
○逢坂委員 いや、確かに言っていることはわかるけれども、それで金融機関は納得するのかなという気がしないでもないんですが、この問題はきょうの本質ではないので、後でまたちょっと。  いやいや、言っているのは私は優等生の答弁だと思いますよ。だけれども、それで現実社会が回っていくのかど...全文を見る
○逢坂委員 この業界というか、この類いの議論というのは、何となく、言葉だけ聞いていると、ああなるほどなと思いがちなところは多いんですけれども、実務を頭に思い浮かべると、何か現実と合っていないような話のところがあるような気がしてしようがないんですね。  金融庁に対する質問はきょう...全文を見る
○逢坂委員 一万一千円の手数料をかけて公正証書をつくってもらって保証人になる、その一万一千円は事実上誰が負担するのかはともかくとして、公証人役場へ行ったときは、その保証人になる人がきっと基本的には払わざるを得ないのだろうというふうに推測しております。  さてそこで、公正証書のつ...全文を見る
○逢坂委員 代理嘱託はできないということですけれども、それじゃ、もう一歩別な形で、本人は余り上手にしゃべれないので、代理嘱託ではないけれども、本人も公証人役場へ行きます、だけれども、銀行の方が誰かがついてきて、その方がある種、本人の話を、この人はこうこうこういうことを言うつもりで...全文を見る
○逢坂委員 ここは結構私は重要だと思っていまして、かつてのいろいろなお金の貸し借りの契約の中でも、私も目の前で見ていたケースがあるんですが、やはり御本人はよくわからない、でも御本人がそこに座っている、それで金融機関の方ですとか、JAの方ですとか漁連の方ですとかが来て、横に座って、...全文を見る
○逢坂委員 では次に、お金を貸し借りする契約の中で、返済が滞ったと。返済が滞ったら、裁判の手だてなしに強制的に保証人の財産を没収する、いわゆる強制執行ができるというケースもあろうかと思うんですが、こういうことになるのは、どういう手続を経たらこういうふうになるんでしょうか。
○逢坂委員 ここも多くの方が気にしているところだと思うんですが、債務が滞ったら強制執行しますよというふうに、仮にそのお金を貸し借りする契約書の中に書いてある。書いてあっただけで、そこに保証人として名前を連ねても強制執行はされない。強制執行されるためには、公正証書に別途、もし債務が...全文を見る
○逢坂委員 ここも結構大事なところだと思っていまして、余りこれは多くの人はわからない。しかも、今の言葉は難しいですよね、執行認諾文言つき公正証書。ニンダクと言われてすぐさま漢字が思い浮かぶ人は相当業界に近い人で、ニンダク、ニンダクと言って思い浮かぶ人はなかなか私はいないような気が...全文を見る
○逢坂委員 本人の意思確認の公正証書以外に、認諾文言つきというところについては、分けて、ちゃんとやれるように、これは今後とも法務省にはちゃんとやってもらいたいと思います。もし法案が通ればの話でありますが。  それから、私は、公証人役場のことについて、これは前に藤野先生も多分御質...全文を見る
○逢坂委員 公証人役場の地理的な業務の範囲というのは、必ずしも国民の皆様はわかっていないような気が私はするんですが。  私は、今、函館に住んでいます。私が東京の公証人役場へ出向いていって公正証書をつくってもらうことは可能かどうか。逆に、私が函館にいる、その際に、東京の公証人役場...全文を見る
○逢坂委員 そうなんですね。  そういうことを考えてみると、実は、広い地域を所管している公証人役場にいる公証人の方というのは実は人数が結構少なくて、人口密集しているところ、割と多くの公証人役場があるところにいる公証人の方というのは、どっちかというと配置の人数が多いんですね。 ...全文を見る
○逢坂委員 大臣、ありがとうございました。  ただ、私は、大臣に反論するわけではないんですけれども、安易にならない傾向が強くなるというのは私も同じ感想なんですが、ではそれが具体的に大体どの程度なのかとか、そういうところを、かっちりとした数字は言えないにしても、母集団をちゃんと捉...全文を見る
12月06日第192回国会 衆議院 法務委員会 第13号
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○逢坂委員 民進党の逢坂誠二でございます。  それでは、きょうもまた民法について少し勉強させてもらいたいと思うんですが、その前に、通告はしていなかったんですが、大臣にちょっと感想を聞きたいと思う案件がありまして。  私、けさ起きましてちょっとびっくりいたしました。それは、先般...全文を見る
○逢坂委員 一般論としてと大臣はおっしゃっていますけれども、私は質問の中身を聞いているわけではなくて、質問もせずに般若心経を読んでいるなんて論外だというふうに思うんですね。  だから、私は、ちょっと国会全体が少し緩んでいるというか緊張感に欠けているというか、私も含めてであります...全文を見る
○逢坂委員 債権の発生時点で新法の時効のルールが適用されるということでありますと、そうして考えると、新たに発生した債権が早く時効消滅して、新たに発生した債権よりも古い時代の債権の時効消滅がまだだという逆転現象が起こり得るということでよろしいんでしょうか。そういうケースもあり得ると...全文を見る
○逢坂委員 これは、今回の立法者として、逆転現象もあり得るんだということを承知の上で、そういう状況になっても大丈夫なんだということで今回のこの時効消滅の経過規定を設けているということでしょうか。
○逢坂委員 わかりました。法律上、法律をつくるときにも、ずれが生じるとか逆転が生ずるということも含んでの今回の規定だということを理解させていただきました。一般論として、逆転すると何か不都合が起こるのではないかなという気がするわけです。とりあえず、今の説明で、この場は一応納得をさせ...全文を見る
○逢坂委員 ということになりますと、この場合の短期貸し付けの平均利率というのは、これはどこかで具体的に明示をされているものというふうに理解していいんでしょうか。
○逢坂委員 それでは、イメージというか具体的な数字を入れて言うと、例えば、ことしの四月にこの変動金利を新たに適用する判断をしたいとした場合に、そのときの過去五年間の金利の五年の末尾というのは二年前の十二月ということでいいわけですね。  二年前の十二月までの五年間の平均、しかも、...全文を見る
○逢坂委員 この見直しは三年に一回ということですが、三年に一回のどこの日から新たな金利を適用させるんだというようなことは法律上決めているんでしょうか。
○逢坂委員 法務省令で定めるということは、それでは、それは今後の検討という理解でよろしいでしょうか。うなずいておられるので、そのように理解いたしました。  法定金利のところ、金利の中身はどうするかというのは、いろいろ悩ましい問題がありますので、機会があればまた議論させてもらいた...全文を見る
○逢坂委員 今の答弁はこれまでも伺っていて、多分繰り返し読まれている答弁だと思うんですが。  そこで、私がわからないところは、自発的な意思に基づく申し出、そういうものもあるんだということでありますけれども、ここについて、もう少し詳しく説明いただけますか。
○逢坂委員 エンジェルと言われるものがあるんだ、そしてそれはみずから保証を申し出るというようなこともある、そしてそれは、純粋に応援をしたいという気持ちでやっているものもあるし、あるいはもう少し別な、投資的な意味合いでやっているものもあるというような答弁だったかなと思うんですが。 ...全文を見る
○逢坂委員 私、残念ながら、法制審の審議の記録を全部目を通す余裕がないものですからわからないんですけれども、もし仮に、エンジェルだけを残したいんだ、でも、片や一方で、第三者保証はやはり相当弊害があるのでやめるべきなんだということであるならば、原則、第三者保証は禁止、例外的にエンジ...全文を見る
○逢坂委員 今例に出されました金融庁の監督指針に載っている類型ですけれども、それは今回は第三者保証の類型には入らない、入る、そこはどうなんですか。
○逢坂委員 何度も繰り返すようなんですけれども、第三者保証そのものはできる限り抑制すべきであるというのが政府の基本方針というふうに理解をするわけですね。  それでは、一律に禁止したら困るんだということがある程度予測がついているのであれば、第三者保証を原則禁止にして、そうして、た...全文を見る
○逢坂委員 それであれば、いわゆる小川局長が例示として出しているエンジェルなどの自発的な意思に基づく申し出というものと、公証人役場へ行って私は自発的な意思がありますよと言っているものの区別みたいなものというのは、どこかでうまくつけられるんですか。どっちも自発的だというふうには思う...全文を見る
○逢坂委員 私もだんだん議論がわからなくなってきたんですけれども、自発的な意思に基づく申し出は民法の要件にはならないというふうに今の話は多分おっしゃっているんだと思うんですけれども、だがしかし、自発的な投資、あるいは第三者の保証みたいなものは大切にしなきゃならないというか、そこま...全文を見る
○逢坂委員 ですから、私の思いは、誰からも何も言われないで、まさに自発的に私は保証しますよとおっしゃる方だけを残すということではやはりまずかったというところが、どうもよくわからないんです。  要するに、この第三者保証の問題点は、お願いされたり、するというところで、この間も話に出...全文を見る
○逢坂委員 ちょっとまた後で考えてみなきゃいけないですけれども。  今おっしゃったようなことを例示してということはやはりだめだったということなんですかね。それらに特例的に、それでは認めますよと。今、小川局長が言っていただいた、エンジェル以外にも、経営者の配偶者であるとかというこ...全文を見る
○逢坂委員 保証意思があるとして、その効力を否定するのは民法としては行き過ぎということは、そう思わなくもないところもあるんですけれども、今回の第三者保証の問題点はまさにそこなんですよね。  そこなんですよねというのは、別に、保証を求めている人と悪意の関係にあるわけでも何でもない...全文を見る
○逢坂委員 軽率な保証が減るであろうということは理解はしつつも、だがしかし、逆に、公証人役場に行くことによって不確かな意思をある種固められてしまったというか、契約書に保証人が判をつくことで、それはもちろん意思が固められたということになるんでしょうけれども、不確かな人にしてみると、...全文を見る
○逢坂委員 例えば、私はインターネットとかそういう技術に非常に興味があるものですから、電気通信事業法なんて非常に興味のある法律なんですけれども、その中には個別に事業法で約款があるということは理解をいたします。ただ、それ以外に、約款という言葉であるかどうかは別にして、今回の民法の改...全文を見る
○逢坂委員 幅広い取引における契約書の類い、冒頭に例示を出していただいた電気とか鉄道とかについては、これは個別事業法で載っているものですね。だから、今回、個別事業法ではなくて一般法としてというか、民法を基本法として定めるからには、どこを一体対象にしているんだというところを明らかに...全文を見る
○逢坂委員 その定型約款なるものでありますけれども、定型約款を作成するかしないかは、定型約款を作成しようとする者の自由意思というふうに理解していいんでしょうかね。
○逢坂委員 それでは、日常の取引の中で似たような商売というか事業をやっている人でも、A社には約款はあるけれどもB社には約款がないという、例えば類似の事業をやっているケースでも、それは事業法に規定がない限り、そういうことは存在し得るということでよろしいでしょうか。
○逢坂委員 それで、A社、B社で約款の内容が違っている、でも、A社、B社の取引の内容が、いわゆる法律で言うところの定型取引というふうにもし理解されるのであれば、そのA社、B社の内容の違う約款も定型約款というふうに法律上は位置づけられるということでいいんでしょうか。
○逢坂委員 これは国民からしてみると、いろいろな取引をするときにある約款が、定型約款であるか約款でないかということは、それは今後わかることになるんでしょうか。それとも、それはその中身に応じて判断をするということになるんでしょうか。
○逢坂委員 ちょっとどきどきする答弁ですね。どきどきする答弁というのは、定型約款のさまざまなルールというか決め事について、この先、条文ごとにちょっとお伺いしたいと思っているんですが、当該約款が定型約款であるかどうかというのは裁判によって明らかになるという今答弁だったかと思うんです...全文を見る
○逢坂委員 午前中はこれで終わりますけれども、私は、トラブルが起きて何かをするというところも、約款の問題点というよりも、それは約款があるからトラブルが起きたときにいろいろやれるという約款のメリットだと思うんですが、約款の課題というのは、約款があるから何となく泣き寝入りをするケース...全文を見る
○逢坂委員 逢坂誠二でございます。午前中に引き続いて質疑をさせていただきます。  午前中の話を聞いていて私もだんだんわからなくなってきたんですが、定型約款であるか否かというのは最終的に裁判所が判断する、それはそうなんだろうとは思いますけれども、しかしながら、それぞれの事業者の皆...全文を見る
○逢坂委員 広報、周知に努める、それは当然だというふうには思いますけれども、ちょっと疑問が残りますね。  要するに……(発言する者あり)何か土屋先生がいろいろとつぶやいておられますけれども。要するに、広報していただいて、この条文を読んで、ああそうか、俺の仕事はこれは定型取引なん...全文を見る
○逢坂委員 この問題はひとまずおくとして、次に、ちょっとお伺いしたいと思います。  五百四十八条の二の第一項の二号、相手方に表示をしていたとき、これについては合意をしたものとみなすという規定でありますけれども、相手方に表示をするというのは、具体的にどういう行為を想定されているで...全文を見る
○逢坂委員 今のをもう少し国民生活でわかりやすく言うと、例えば携帯電話の契約をする際に、約款が店のどこかにぶら下がっていればそれでよいとするのか、それとも、携帯電話を契約するときに、今は大体カウンターに座って携帯電話の契約なんかをやりますけれども、目の前に指し示すということなのか...全文を見る
○逢坂委員 それでは、契約の内容とする旨を相手方に表示する、だから、定型約款を契約の内容にするんですよということが書いてあればいいんですか。言葉で言えばいいんですか。それはどういうことなんですか。
○逢坂委員 細かいことを聞いているようなんですけれども、初めてのことなのでやはり丁寧にやった方がいいと私は思うんですよ。やはり約款というのは、国民から見ると、今までは約款イコール小さな字、わかりにくいもの、読まないものということだったわけで、それをやはり民法に規定するからには多少...全文を見る
○逢坂委員 では次に、私はここがちょっとわからないところ、いや、ここもと言うべきでしょうか、五百四十八条の二の二項なんですが、「前項の規定にかかわらず、同項の条項のうち、相手方の権利を制限し、又は相手方の義務を加重する条項であって、」云々かんぬんというふうにありまして、「相手方の...全文を見る
○逢坂委員 普通に考えると、例えば、相手方の権利を制限するとか、相手方の義務を加重する条項が含まれているもの、相手方の利益を一方的に害すると認められるようなもの、こういうことは定型約款とは言わないんですよ、これは定型約款には含まれませんよというのが何となく一般社会なのかなという気...全文を見る
○逢坂委員 今回の民法の改正の大きな二つの柱、一つは社会情勢の変化に応じてさまざま新規に追加しなきゃならないものがあると同時に、わかりやすい民法。ここの条項は、そのわかりやすい民法の方の判例法理の条文化ではないと承知はするわけですけれども、何か非常にわかりにくい印象がありますね。...全文を見る
○逢坂委員 私はここも、要するに、本当の意味で消費者の保護になっているのかなというふうに思うんですよ。  今の五百四十八条の二の二項のような条項がある。確かに、こういう条項があるから、これは合意をしていないので、例えば裁判になったときに、それは消費者が保護される結論に場合によっ...全文を見る
○逢坂委員 この定型約款のところの全体を見ると、これは私の印象ですよ、印象は、やはり事業者の側に何となく、有利とまでは言わないけれども、若干都合のいい雰囲気に感じられるなという気がするわけです。  定型約款とはいかなるものであるかということについても、必ずしも具体的な提示という...全文を見る
○逢坂委員 通常の取引であれば、ただ単に事業者側の事情だけを見ることはないというふうには私は思うんですけれども、それでは、事業者側が一方的に事業者側だけの事情によって変更できないというか変更しないという、そのことのために何か、たががはまっているんでしょうか。
○逢坂委員 そういうことになりますと、基本的には、事業者側の判断を前提にして、それが合理性があるかどうかということを後にチェックされるということになるんだと思うんですが、ただ、日常の取引の中でそういうことがやれていないところがやはり課題なのかなという気が私はするんです。  それ...全文を見る
○逢坂委員 諸外国には基本的には法文上はない。諸外国というか、今例があったドイツとフランスにはない。それで、日本でこれを設けたのは我が国の実態を踏まえたものだという答弁でありましたけれども、ちょっとここのところは私は、海外の例を私もたくさん聞いているわけでは必ずしもないんですけれ...全文を見る
○逢坂委員 時間が来ましたので、きょうはこれでやめさせていただきますけれども、もう少し勉強しなきゃいけない部分があるというふうに思っていますので、これからもよろしくお願いいたします。  ありがとうございます。
12月08日第192回国会 参議院 法務委員会 第13号
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○衆議院議員(逢坂誠二君) 御質問ありがとうございます。  今、有田委員がお話しいただいたように、江戸や明治の時代に比べればそれは随分状況は変わっているんだろうというふうには思います。ただ、その中でも、十二月一日の質疑においても有田委員から、部落出身者との結婚に反対する両親が逃...全文を見る
○衆議院議員(逢坂誠二君) 今、有田委員の御指摘、非常に大事なものだというふうに思っております。  まず、本法案が成立する前の状態、今の状態であっても確かに対応できるものというのは、インターネットへの書き込みの削除要請だとかそういうことはできるわけでありますけれども、この法律が...全文を見る
12月09日第192回国会 衆議院 法務委員会 第15号
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○逢坂委員 民進党の逢坂誠二でございます。  それでは、小川局長、長い質疑ですけれども、よろしくお願いします。きょうの私の時間は短いんですけれども。  この間の議論を聞いていて、やはり課題が多いなというふうに感じております。やはり定型約款のところも、今の変更のところも、定型約...全文を見る
○逢坂委員 そこで、この公証人法施行規則十三条の中身を少しお伺いしたいんですが、まず、条文をちょっと読み上げます。  「公証人は、法律行為につき証書を作成し、又は認証を与える場合に、その法律行為が有効であるかどうか、当事者が相当の考慮をしたかどうか又はその法律行為をする能力があ...全文を見る
○逢坂委員 それでは、ちょっと一つずつ確認をさせていただきたいんですが、「その法律行為が有効であるかどうか、」という文言が条文の中にあります。その法律行為が有効であるかどうか。  今回のこの第三者保証の公正証書の作成において、その法律行為が有効であるかどうかというのは、これは何...全文を見る
○逢坂委員 ちょっと最後の方がよくわからなかったんですが、要するに、お金の貸し借りの契約そのもののことをいっているのではないと。だけれども、最後に、それはどういう説明だったでしょうか。
○逢坂委員 はい、わかりました。  それでは次、「当事者が相当の考慮をしたかどうか」というところでありますけれども、これは具体的にどういうふうにして確認をするということになりますでしょうか。
○逢坂委員 それじゃ、公証人役場へ行って公正証書を作成してもらう際には、当然、公証人はそういうことを聞くということになるわけでしょうか。そういうことを聞かないということはあり得るのでしょうか。
○逢坂委員 了解いたしました。  それでは次に、次が私が気になっているところなんですが、「その法律行為をする能力があるかどうかについて」というところです。その法律行為をする能力があるかどうか。  これも当然、公証人が公正証書を作成する際に、ある種、考慮の一つのポイントになるん...全文を見る
○逢坂委員 ということは、保証するに当たって、保証人となろうとする者がしっかり資産があって、もし保証する内容が履行されなかったときにお金を返すとか返さないとか、その資産能力があるとかないとかということを言っているものではないという理解でよろしいでしょうか。
○逢坂委員 あと、その次でありますけれども、「疑があるときは、関係人に注意をし、且つ、その者に必要な説明をさせなければならない。」。  関係人に注意をする、その者に必要な説明をさせなければならない、これについては、今回のケースに当てはめると具体的にはどういうことになりますでしょ...全文を見る
○逢坂委員 御本人にという言葉を使われましたけれども、関係人というのは本人ということなんでしょうか。「関係人に注意をし、」ということは、保証人になろうとする人に注意をするという意味なんでしょうか。
○逢坂委員 そうですか。法律の文章というのは難しいですね。関係人というから保証人ではないのかというふうに思っていましたけれども、これは、保証人本人に注意をし、かつ、その者に必要な説明をさせなければならないということ。了解いたしました。  そこで、もう一つ、いわゆる貸し付けの際の...全文を見る
○逢坂委員 代理人による公正証書の作成は認められるということでありますけれども、その際に、この十三条との関係というのはどうなるんでしょうか。「相当の考慮をしたかどうか」とか「法律行為をする能力があるかどうか」とか。
○逢坂委員 私は、ここは結構大事だというふうに思っているんです。  特に、法律行為をする能力があるかどうかという判断をしているということでありますけれども、例えば、商工ローンの話を聞いたときに、複写三枚の委任状、そして、その委任状の三枚目には、実は一枚目に書いていたことと違った...全文を見る
○逢坂委員 了解いたしました。  公正証書を作成するところが、これまでの議論を聞いていると、必ずしも精緻な雰囲気ではないなという印象を今私は受けているんですが、このあたりについては、きょうの答弁も踏まえてもう少し確認をさせてもらいたいと思います。  それから次に、約款のところ...全文を見る
○逢坂委員 それじゃ、個人商店が取引をしている中で、私なんかは自分の家の商売のことをすぐ思い浮かべちゃうものですから、例えば、毎日、我が店で売る牛乳を百本届けてほしいというようなことに関して、牛乳を納入する業者、納入の仲卸の業者と我が店が何らかの取り決めをしている、これは定型約款...全文を見る
○逢坂委員 先ほどの運送の観点でいけば、それは定型約款かもしれない、それから、牛乳の仲卸というか問屋さんからの仕入れで牛乳百本というのであれば、それは定型約款には当たらないという今答弁だったかと思いますけれども、やはり定型約款というものの定義というか何というか、どれがそれに当たる...全文を見る
12月13日第192回国会 衆議院 法務委員会 第16号
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○逢坂委員 逢坂誠二でございます。きょうもよろしくお願いいたします。  きょうは、この間もちょっと質問しかけたのでありますけれども、暴利行為についてお伺いをしたいと思います。  今回、暴利行為、いろいろ議論されたんだけれども、これを法文化することは見送ったということであります...全文を見る
○逢坂委員 今回、暴利行為について、法文化、明文化は見送られたということでありますけれども、どういう議論を経て今回この暴利行為が盛り込まれるのが見送られたか、御説明いただけますでしょうか。
○逢坂委員 いろいろ説明いただいたんですが、すぐ、すとんとは理解できない。理解できないというのは、今の説明が悪いという意味ではなくて、どういう理由であったかというのはすとんとわからないところもあるんですが、いずれにしても、その暴利行為なるものの範囲というか、それがどういうものであ...全文を見る
○逢坂委員 でも、私は、法律というのはやはり何を守るのかというところが非常に大事だと思っていまして、経済活動を守るということもそれは大事なんでしょうけれども、そのことによって現に困っている人がいる、困る人がいるということ、そちらの方、困りかねないというか、それはもちろん判例法理に...全文を見る
○逢坂委員 今後、この暴利行為なるものが法文化される可能性というか、あるいは、法文化されるともしするならば、どんな課題を乗り越えなければこれは法文化されないというふうに考えているでしょうか。
○逢坂委員 そこが、何となく私は、法律の無力さと言うとちょっと言い過ぎかもしれませんけれども、力のなさを感ずるんですね。  実は、昔、よくこんなことがありまして、結構危険な交差点があって、信号を設置してほしい、いろいろ公安委員会にお願いすると、なかなか設置してもらえない。そのお...全文を見る
○逢坂委員 これは何も責めているわけではなくて、そういう事情もわからなくもないんですけれども、何となく無力を感じるなという気がするんですね。これをどうやって乗り越えていくのかというのをもう少し私も勉強させてもらいたいと思いますけれども、暴利行為の規定については、できれば早い時期に...全文を見る
○逢坂委員 そうなんですねというか、公の秩序単体ではなかなか意味がつかみにくいというか、公序良俗と、セットで何となく全体のイメージをつくっているわけですね。  それで、もう一つ、我々の社会の中に公益という言葉がある。これは、民法の中には、公益という言葉、そういう概念が含まれてい...全文を見る
○逢坂委員 公益ということでいいますと、先ほどの第九十条の公序良俗でありますけれども、公益に反する法律行為は無効になるということは、この条文から読めるんでしょうか。  先ほど、公の秩序とは何かとか、善良の風俗のところまで説明をいただきましたが、その中にも公の利益という言葉があっ...全文を見る
○逢坂委員 私が何でこんなことを言い出しているかといいますと、最近、TPPの議論のときもそうだったんですけれども、国益という言葉が出てきたり、社会の利益みたいなことをよく言われるところがあるんですが、非常にその辺が曖昧で、何か、国益とか、公の利益、公益といえば、さまざまな議論を捨...全文を見る
○逢坂委員 発言しないつもりだったんですが、関係各界から必要性が要請されている、これも冒頭の私の問題意識に戻るんですけれども、確かに関係各界は必要としているのかもしれませんけれども、国民が本当にそのことを理解して必要としているのかというところは、もう少し丁寧に議論をしなきゃいけな...全文を見る