逢坂誠二

おおさかせいじ

小選挙区(北海道第八区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数5回

逢坂誠二の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第193回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○逢坂委員 逢坂誠二でございます。よろしくお願いします。  まず、冒頭に、先ほど自民党の山下委員から呼びかけがありました。きょう、私、共謀罪について質問するんですけれども、条文がまだできておらない。できておらない段階だから、条文ができてから冷静に議論をするというような呼びかけが...全文を見る
○逢坂委員 官房長官は撤回しないということでよいかと思います。  総理、総理の発言を撤回なさいませんか、全く間違いだというのは。全く間違いだと言い切っているわけですね。
○逢坂委員 意欲を示したものだと。発言について言及はありませんでしたが、撤回するしないについて言及はありませんでしたが、意欲を示したものだということでありますので、ならば我々も、その意欲を受けとめて、これからもがっちり、条文が出る前であっても議論をさせていただきたいと思います。条...全文を見る
○逢坂委員 東京オリンピック・パラリンピックに限らず、いろいろな国際大会や国際会議を誘致する、開催する、あるいは国内の中でいろいろなことをやるときに、安全、安心の中でやるというのは当然のことですよ。誰が考えたって当たり前のことですよ。だから、そんなものは要らないんだと言っているみ...全文を見る
○逢坂委員 条約の解釈に変更はないということは理解をいたしましたが、なぜ合意罪に変えたのかというのはちょっと意味がわからなかったのであります。  それで、確かに条約にはこう書いてあるんですね。重大な犯罪を行うことを一または二以上の者と合意すること、それから当該合意の内容を推進す...全文を見る
○逢坂委員 現実的な合意ということで含まれると。  そうじゃないですね。これは、金田大臣、ここで言うところの合意というのは、重大な犯罪の合意なんですよ。  要するに、合意というのは、あらゆる合意をこの条約の対象にしているわけではないんですよ。重大な犯罪の合意なんですよ。だから...全文を見る
○逢坂委員 そこで、改めて金田大臣に伺いますが、要するに、あらゆる合意がこの罪の対象になるのではなくて、重大な犯罪の合意がこの条約上の対象になるという理解でよろしいですか。
○逢坂委員 そこで、改めて考えてみたいんですけれども、今回のこの条約が対象にしているのは単なる合意ではないんだ、重大な犯罪につながる合意がこの条約の対象なんだということであります。  すなわち、我々は、物事をいろいろと相談し合うときに合意という概念をいろいろな場面で使います。し...全文を見る
○逢坂委員 意味不明の答弁をだらだらされても困るんです。時間が限られているんです。  要するに、この条約の中に共謀という概念が含まれているのかどうかということをただ聞いているだけなんですよ。共謀という概念があるのかないのかということなんですよ。ただそこだけなんですよ。  要す...全文を見る
○逢坂委員 当初からそう答えていただければ何の問題もなかったんですが。  それで、共謀という概念はやはり含まれているんですよ。共謀という概念が含まれているのに、なぜ合意罪にしたのか、なぜ合意罪と呼んでいるのかということなんです。  それで、これは、合意で罪になるのかならないの...全文を見る
○逢坂委員 そういうことを、実は世間一般では共謀と呼ぶんですよ。  例えば、これは二〇〇五年十月二十八日、当時の大林刑事局長の答弁で、共謀というのは、ある犯罪を計画して実行しようということで、具体的に相談することであるということを言っているんですね。だから、今、岸田大臣が言った...全文を見る
○逢坂委員 今の総理の答弁、最後のところをもう一回聞きたいぐらいなんですけれども、準備行為を加えることによって初めて処罰をすることにしたというふうに答弁されたんでしょうか。そこのくだりだけをもう一回おっしゃっていただけますか。重要なくだりです。
○逢坂委員 合意した、加えて準備行為があって初めて処罰できるという答弁がありました。  それでは、金田大臣に聞きます。この準備行為というのは、これは、いわゆる共謀罪、あるいは皆さんが言うところの準備罪の構成要件ですか、処罰要件ですか。どっちですか。
○逢坂委員 金田大臣、では、もう一つあわせて聞きますけれども、準備行為が構成要件であるか処罰要件であるかはまだ検討中であるということは、それはそういうこともあり得ると思います。だけれども、それでは、事前の合意なくして準備行為だけで処罰ということは可能ですか。
○逢坂委員 そうなんですね。合意なき準備行為はできないんですよ。しかも、この合意というのは、条約上、重要な犯罪を犯すということを合意したという合意であります。  すなわち、そういうことから考えると、準備というものが必ずしもこの条約が求めている罪の主眼ではないんです。合意が主眼な...全文を見る
○逢坂委員 外務大臣、今の準備行為、条約で言うところの当該合意の内容を推進するための行為、これを多分、準備行為というふうに読みかえているんだと思うんですが、この当該合意の内容を推進するための行為は、条約上は、必ずこれを実現しなければいけないということで国内法に求めているものでしょ...全文を見る
○逢坂委員 すなわち、事前の準備行為というのは、これは必須の条件ではないんですね。国内法上求められるのであれば、それは準備行為をつけてもいいよということなわけであります、条約上は。であるにもかかわらず、あたかも準備行為を前面に出すような名称で呼ぶのは、私はやはり本筋を外していると...全文を見る
○逢坂委員 総理、確認しますけれども、本当にそのとおりでよろしいですか。今、これまでの答弁の重大な転換ですよ。合意だけで検挙できないとおっしゃいましたよね。それでいいんですか、合意だけで検挙できないと。従来の答弁は、合意があれば逮捕も可能であるというような答弁もあったように記憶し...全文を見る
○逢坂委員 総理のお考えは十分了解いたしました。  私がなぜこういう質問をするかというと、以前の共謀罪議論の中で、政府提出法案に対して多分あれは当時自民党からも修正案が出ていたのではないかと思っているんですが、その際に準備行為が入ったんですよ。そして、準備行為が入ったときに、こ...全文を見る
○逢坂委員 国内のテロ犯罪については判例法があるからだということは私も理解をいたしますけれども、大臣、それは具体的に確認されましたか。どの要件で例えばセントクリストファーネービスでそういう判例法を適用した事例があるかというのを確認されましたか。多分確認されていないんじゃないかと思...全文を見る
○逢坂委員 質問の時間が終わりましたのでこれでやめますけれども、今の国際性のところについても、セントクリストファーネービスについてはいろいろな方が指摘をしているんですけれども、ぜひ、岸田大臣、それは正確な発信をしていただきたい。それは判例法理によるんだということで理解は一定程度し...全文を見る
02月08日第193回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○逢坂委員 民進党の逢坂誠二でございます。  大臣、きょうはよろしくお願いします。  大臣、今回の文書、一昨日マスコミに配った文書、これを作成するに当たって、今回これほど問題になっているわけですが、今、自分のお気持ちの中で、いや、役所の方でこれをつくるときにとめてくれればよか...全文を見る
○逢坂委員 委員長、今の答弁をお聞きになってどう思われたか。  私の聞いたことに全く的確に答えていないと私は思います。最後の一言、反省していると言っただけで、その前に五分近くああいう答弁をされては、これは質問になりません、質疑になりません。  ちょっと、委員長、これは注意して...全文を見る
○逢坂委員 大臣、今回のこの文書を出すに当たって、内部決裁、内部の稟議、これはどういう状況になっていますか。
○逢坂委員 大臣、私は、大臣の資質云々のことも非常に気になるんですけれども、法務省の中で大臣は今、孤立無援の状態じゃないかなと思うんですよ。通常、こういう文書を大臣がしたためたいというふうに思ったら、私は事務方はとめると思いますよ。あるいは、事務方がとめられなければ、これまでの私...全文を見る
○逢坂委員 大臣、やはり大臣の資質に欠けると私は思います。  マスコミは大臣の応援団ではないんですよ。マスコミはどちらかといえば権力に批判的な立場で物を伝えるというのが基本姿勢ですよ。それをあたかも自分の応援団であるかのように、私の思いを伝える、法務行政の先行きを心配している、...全文を見る
○逢坂委員 公文書に近いと。大臣、実は、きのうの秘書課長の説明によれば、官房長と事務次官がこの文書の内容をチェックしているんです。そして、その上で了解ということでこれは表に出しているんです。これは判こをついているいないの問題ではなくて、その段階でチェックがかかっている。しかし、こ...全文を見る
○逢坂委員 大臣、先ほど決裁をとっていないという言い方をしました、そう答弁されました。だけれども、事実上、判をついているかついていないかは別にして、官房長と次官がチェックをしていた、これは御存じでしたか。
○逢坂委員 大臣、今、掌握していないという答弁でよろしいですか。うなずいていただければと思います。掌握していないという答弁でよろしいですか。
○逢坂委員 大臣、今の事実は重く受けとめた方がいいですよ。  大臣は大臣の思いでこの文書を出された。それはそれで事実だからいいでしょう。だがしかし、役所の中でも判こを押す押さないにかかわらずチェックを受けていた。しかし、こういう懸念のある文書をそのまま出されてしまった。大臣、そ...全文を見る
○逢坂委員 大臣、私は驚きました。局長には局長の所掌事務があり、大臣には大臣の所掌事務があると。国民が聞いたら驚きますよ。  大臣は法務行政の全てにおいて責任を持たなきゃいけないんですよ。大臣、ありとあらゆることについて大臣は最終責任を負わなきゃいけないんですよ。だから、大臣に...全文を見る
○逢坂委員 まず、矛盾を二つ指摘したいと思います。  一つは、現在、一般の方が対象にならないように検討中なんだというふうに言っている。それが成文として上がるかどうかわからない段階で、一般の人が対象にならないという明確な発言をするというのは、私はそれは言い過ぎだと思う。そういう目...全文を見る
○逢坂委員 大臣、残念ながらお答えになられないようですので。  では、大臣の考え方でいえば、一般の人が対象にならないように今検討中なんだと。一般の人が対象になるかならないかはここで断言できないということでいいですね、検討がうまくいかないことだってあり得るわけですから。いかがです...全文を見る
○逢坂委員 大臣、私もテロ対策は必要だと思っている、テロ対策はしっかりやらなきゃいけないと思っている。だけれども、大臣、今回の共謀罪、これを創設してTOC条約を批准して、テロ対策が万全にできるんですか。
○逢坂委員 テロのない社会をつくる、国民の安心、安全をしっかり守ると先ほど大臣は階委員の質問に力説されておりましたけれども、私、大臣の役割は違うと思うんですよ。  テロのない社会をつくっていく、そのために刑法、刑罰を強化するということがある反面、共謀罪を何でみんながこんなに不安...全文を見る
○逢坂委員 大臣、私はもう本当にがっかりしました。  先ほどの、なぜ一般の人が新しい皆さんが言うところのテロ等準備罪の対象にならないのかと聞いても、明確な根拠が言えないんですよ。そんなものは明確だと言っている、それだけなんだ。それでは理由にならない、説明にならないんだ。  そ...全文を見る
○逢坂委員 大臣、それでは説明にならないんですよ、例を挙げているだけで。一般的に通用する説明をしなければ、国民の皆さんはどこまでが合意でどこからが準備かわからないんですよ。だから、どこからが合意か準備かわからないようなことを今検討していて、だから今度のテロ等準備罪が今までの共謀罪...全文を見る
○逢坂委員 委員長、大変恐縮ですけれども、聞いていないことを長々と述べられて、私の質問時間を随分浪費したというふうに私は思っています。  大臣、やはり基本的事項を答弁できないのであれば決めつけちゃいけないんですよ、一般の人が対象にならないとか、今までの共謀罪とは全く違うものだと...全文を見る
02月16日第193回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○逢坂委員 民進党の逢坂誠二でございます。北海道函館からやってまいりました。  まず、高市大臣に冒頭お伺いしたいんですけれども、一昨日の記者会見だったと承知をしておりますが、固定電話のユニバーサルサービスについて言及されていたと承知をしておりますけれども、どういう内容で固定電話...全文を見る
○逢坂委員 高市大臣、全国のさまざまな地域でしっかり情報通信の手段が確保されるというのは大事なことでありますので、固定電話の議論もいろいろあろうかと思いますけれども、これからまたさまざまな形で議論を深めてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。  そこで、次に、きょうは...全文を見る
○逢坂委員 職員の育成最優先でということは、ぜひしっかりやっていただきたいと思います。  私、毎朝、国会に向かうときに、電車で国会まで来るわけであります。最近の電車のホームを見ると、その会社の社員の方というのは極めて少ない。委託によって、朝のラッシュなどもさまざまな方がホームの...全文を見る
○逢坂委員 ぜひよろしくお願いいたします。  それでは、次の話に移りたいんですけれども、きょうは内閣官房の方からも説明にお越しいただいております。  まず、内閣官房にお伺いしたいんですけれども、政府の会議、政府にはさまざまな会議がありますけれども、これの公開でありますとか取材...全文を見る
○逢坂委員 今の答弁は、お答えする立場にはないということは、それぞれの会議を主催するそれぞれの省庁が独自に判断をするという理解でよろしいでしょうか。
○逢坂委員 了解いたしました。  それでは次に、政府の会議を政府自身が撮影して、その映像をマスコミに渡すといったようなことは、内閣広報室としては、そういうようなことというのはあるんでしょうか。
○逢坂委員 そこで、外務省に来ていただいているのでありますけれども、外務省にお伺いします。  国家公務員には秘密を守る義務というものがございます。そして、外務省が開く会議の中でも、外交上さまざま守らなければならない秘密、そういったものが話し合われる会議というものもあろうかと思い...全文を見る
○逢坂委員 もう一度確認ですけれども、外務省として、国家公務員として漏らしてはいけない秘密、あるいは政務三役として漏らしてはいけない大臣規範などに抵触するような会議の議論というのは当然あり得ると思うんですね。こういうものであっても、今の答弁は、取材をさせるという意味でしょうか、そ...全文を見る
○逢坂委員 取材を認めることはあり得るということは理解をいたしましたが、その際に、特定のマスコミに限って取材を許可するということはあるんでしょうか。通常で考えますと、外務省の記者クラブ、あるいは官邸が絡むものであれば官邸の記者クラブ、そういうものに広く一般に、クラブに公開されると...全文を見る
○逢坂委員 了解いたしました。  そこで、実は、お手元に資料を用意させていただきました。一枚は、安倍総理が真ん中に写って、両側に、これは総理秘書官が二人と、それから谷内国家安全保障局長、それから秋葉外務審議官が写っている写真であります。これは、昨年の十二月にNHKで放送されまし...全文を見る
○逢坂委員 私はNHKの報道内容や取材について聞いているのではありません。私が聞いているのは、この映像を誰が撮ったのか、あるいはその周りの状況はどうであったのか。報道のことを聞いているのではなくて、この会議が行われたときのその状況を聞いているわけであります。放送とは全く別の問題で...全文を見る
○逢坂委員 報道機関が、さまざまな手法を用いていろいろな情報収集をする、そういう機関であることは私は理解はしています。だから、どういう経過でNHKがこれを入手したか、そのことをここで問うつもりはありません。  そうではなくて、この映像そのものが流れたということで、この会議のこと...全文を見る
○逢坂委員 私は、繰り返しますけれども、報道の中身について聞いているわけではないんです。政府の対応について聞いているんです。  それでは、外務省にストレートにお伺いします。  こういう映像が放送で流れることについて、外務省はどう思われますか。これは妥当なことだ、あるいは、不都...全文を見る
○逢坂委員 相木審議官、これは、職務上の秘密を漏らす、それには抵触しないんだと答弁されましたけれども、本当にそれでよろしいですか。  私の知り合いに読唇術に詳しい者がいるんですよ。これは、画像を見て、これだけの映像があって、唇の動きを見たら、どういうことが話し合われているか、確...全文を見る
○逢坂委員 ということは、外務省は、この映像が流れていることを、問題なし、容認している、そういうことでいいんですね。
○逢坂委員 それでは、相木審議官、その法律に抵触しなかったという根拠を教えてくださいよ。  こうこうこういう場面で撮影されているから法律には抵触しないんだ、こうこうこういう事情でこの映像は撮影されているから秘密は漏れないんだと説明してください。それがない限りは、全然理由、説明に...全文を見る
○逢坂委員 違反がなかった根拠をもう一度お伺いします。  どういう事実に基づいて、違反がなかった、そう言えるんですか。そこを御説明ください。
○逢坂委員 委員長、今のやりとりで委員長は御理解いただけますでしょうか。  国家公務員法上、秘密を漏らすという事案には該当しないんだ、個別に判断をしたらそうだというふうにおっしゃる。だがしかし、それでは、それはどういう事実に基づいてそれを判断しているんだと私は聞いているんです。...全文を見る
○逢坂委員 それでは、相木審議官に改めてお伺いするんですけれども、これは誰が撮影したか。例えばNHKが撮影した、あるいはその他のマスコミが撮影した、あるいは政府が撮影した、あるいは第三者が撮影した。これらの課題について、私は、それぞれ、先ほど、いずれにしても問題があるということを...全文を見る
○逢坂委員 相木審議官、私はマスコミの取材姿勢のことを言っているのではないんですよ。こういう映像が流れた、そのことについて外務省としてどう判断しているかということなんです。  これは、広く公開の場で、どこか野っ原でやっている会議を誰かが撮って流したというなら、こんなことにはなら...全文を見る
○逢坂委員 これは、今、場内からやじが飛びましたけれども、あたかもスクープのように盗み撮りされてということでもしあるとするならば、それはそれで大問題なんですよ。あるいは、政府の側がこれを撮影してマスコミに便宜供与したというのでも、これは私は問題があると思いますよ。あるいは、マスコ...全文を見る
○逢坂委員 私、相木審議官は気の毒だと思っているんですよ。この現場にいたのかいないのかわかりませんけれども、お役目上ここへ出ざるを得なくて出てきた。本来であれば秋葉外務審議官に聞いた方がその状況というのはよりわかるだろうというふうに思うわけです。  私は報道の内容を問うているの...全文を見る
02月20日第193回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○逢坂委員 民進党の逢坂誠二でございます。  まず冒頭に、委員長、そして与野党の理事の皆さん、それから今回質問時間を後ろの方へ繰り下げていただきましていろいろ御迷惑をかけました関係者の皆さんに、お気遣いいただきまして、心からお礼申し上げたいと思います。ありがとうございます。北海...全文を見る
○逢坂委員 極めて遺憾であるということでありますけれども、多分これは予算委員会の理事会でも随分、早く資料を出してくれ、早く資料を出してくれと言っていたはずなんですね。それで、本来国民の皆様の代表が議論する場にはなかなか出せずに、なぜマスコミに渡るのだ。今の説明では全く説明になって...全文を見る
○逢坂委員 松野大臣、今、中間報告をまだ最終決定はしていないんだということですけれども、中身の概要などについてはもうお聞きになっていますか。新聞にここまで出ているわけですから、当然聞いていると思うんですけれども、いかがですか。
○逢坂委員 大臣、私は新聞記事をもとにして質問するというのは余り好まないんですけれども、ただ、事が事だけに、予算委員会でこれまで求めていて出てこなかったのが先に新聞に先走って出るということでありますから、やはり中身をお聞きせざるを得ないんですよ。ここに約三十件違法認定ということに...全文を見る
○逢坂委員 監視委員会で違法だと言われたもの以外に別のものが新たにあるんだという、そのことはそれでよろしいですね。はい、うなずいていただいたので、そうだということで。  それは三十件ということに記事ではなっておりますけれども、大体、おおよそそのぐらいの数ということでよろしいわけ...全文を見る
○逢坂委員 いずれにしても、監視委員会が違法と言ったもの以外のものがあるということは明らかになったわけですが、大臣、もうここまで報道されているわけですから、早目に中間報告をお出しになられた方が私は問題は少なくて済むというふうに思いますよ。ペーパーが出れば、それはそれなりにまた議論...全文を見る
○逢坂委員 大臣、そのような答弁をしていると、時間稼ぎをしているんじゃないかなというふうに思われかねないんですよ。いつぐらいに出るんですか。明確にしてくださいよ。だって、大臣の腹でこれはやれるはずですよ。  しかも、大臣、政治がリーダーシップを発揮しなければこの分野のことはなか...全文を見る
○逢坂委員 大臣、非常に残念であります。もっと政治のリーダーシップで切れ味よくやらないと。こういう分野で政治家が力を発揮する。役所の皆さんも、もしかすると大臣の鶴の一声を待っているかもしれませんよ。御決断いただければと思うんですが、きょうの段階ではどうも優柔不断な姿勢しか私には見...全文を見る
○逢坂委員 約一万九千五百トンだと。十トントラックで千九百五十台分。  十トントラックというのは、作業効率でいいますと、多分、三十分に一回積めるというのが、積算するときの作業効率なんかではよく使われていることだと思います。仮に一日七時間、朝から晩までフル稼働するというふうになる...全文を見る
○逢坂委員 局長が今言ったことをもとに、廃棄物だけでなくて全体の土量がどれぐらいになるかということを仮定を置いて計算すると、五千百九十を九・九まで全部掘らない、浅いところもあるということで仮に四メートル掘るとした場合に、このときの土量が二万七千六十立米なんですね。  これを十ト...全文を見る
○逢坂委員 局長、八億分の具体的な工事、いや、それは、八億分を全部確認したかと私は聞いているんじゃないんですよ。どのような工事をやってその廃棄物を撤去したかということは、財務省としては直接確認はしておらないということでよろしいですね。
○逢坂委員 要するに、相手方から、学校建設に必要な廃棄物の撤去についてはやらせていただきましたと。八億円分を積算したものについてきちっとやったかどうかについては、少なくとも財務省は直接確認しておらないという答弁でよろしいですね。
○逢坂委員 麻生大臣、お伺いするんですけれども、八億円分、土地の値段を廃棄物が埋まっているからということで値引きしたわけであります。実際にその工事をやっているかどうかもわからない。相手は、自分が建てる建物の用に供するために適切に自分でやったと。でも、その八億をやったかどうかはわか...全文を見る
○逢坂委員 質問通告の話は、行き違いがあったのかなかったのか、それは私はあえて言いませんけれども、大臣、これぐらいの話は、この場の話を聞いて答えられない、通告がないから答えられないなんという性質のものだとは思われません。  それで、通告があるなしはともかくとして、大臣、これで特...全文を見る
○逢坂委員 麻生大臣ならそういう答弁をするかもしれないなと思っていたんですけれども、案の定そういう答弁をされまして、本当にそれで国民の皆さんが納得するでしょうかね。  八億円分を値引きした。値引きした算定の根拠が、廃棄物がこれこれの量埋まっている、それを撤去することが目的だった...全文を見る
○逢坂委員 では、よろしくお願いいたします。  それで、松野文科大臣にちょっとお伺いしたいんですけれども、一般論として、例えば小学校とか中学校に名誉校長という職はあるというふうに理解していいんでしょうかね。これは学校法人の勝手ということなんでしょうか。それと、この名誉校長なる職...全文を見る
○逢坂委員 この点はきょうはこれ以上深入りしませんけれども、名誉校長という職が今回の案件ではいろいろと取り沙汰されているようでありますので、松野大臣の方も少しこれについてどんなものなのかなというところをお調べいただいておけば、どこかでまた質問できるかもしれません。よろしくお願いし...全文を見る
○逢坂委員 岸田大臣、特定のマスコミに取材を許すということは、それに合理性があるということが背景にあるんでしょうかね。どういう理由で特定のマスコミにそれを認めるんでしょうか。
○逢坂委員 お手元にちょっと資料を用意させていただきました。  お手元に、真ん中に総理が写っている写真があろうかと思いますが、これは昨年の十二月にNHKで放送された「スクープドキュメント 北方領土交渉」という番組の中での一シーンであります。それはテレビから写真を撮って資料にさせ...全文を見る
○逢坂委員 それは、岸田大臣、私は番組の中身を問うているのではないんですよ、こういった場面が撮影されて表に流れることの是非を問うているわけですよ。誰が撮影しても課題、問題はありますねという指摘をさせていただいて、その上で感想はいかがですかということなんです。報道内容がどうこうとい...全文を見る
○逢坂委員 非常に残念です。  私は、岸田大臣は将来のある方だと思っています。そんな、役所の人が考えたような答弁じゃなくて、もっとちゃんとしたことを私は言ったらいいと思いますよ、自分の言葉で。いや、自分の言葉でお話しになっているとは思いますけれども、役人の方が言うよりは踏み込ん...全文を見る
02月22日第193回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○逢坂分科員 民進党の逢坂誠二でございます。  まず冒頭に、金田大臣、おわび申し上げます。  先日の予算委員会では、御準備いただきましたけれども、最後に時間が足りなくなって大臣に質問できなくなって、大変申しわけございませんでした。これからまたしっかりやらせていただきたいと思い...全文を見る
○逢坂分科員 私は報道の内容を問うているわけではありません。会議そのもの、この打ち合わせそのものの映像を撮られていたことを認識しているかと聞いているのみであります。放送の中身を問うているわけでも、あるいは報道機関の取材姿勢を問うているわけでもありません。  そして、この問題は、...全文を見る
○逢坂分科員 報道の内容を問うているのではないということは理解いただけますか。
○逢坂分科員 では、きょうはこれ以上はもうやめますけれども、これは私、続けてやらせていただきますが、報道の内容を問うているのでもないにもかかわらず答えられない理由を、後で明確にしておいてください。どこかの機会で、また質問したいと思いますので。  なぜ私はこの質問をするか。仮にこ...全文を見る
○逢坂分科員 私、この答弁を読んで、ああ、なるほどなというふうに思ったわけですが、これは、政府が示したいわゆるテロ事案と薬物事案が、現行法で一〇〇%罰することはできないとは言っていないということに私は理解するんですよね。  要するに、このような解釈を踏まえて個別の事案ごとに判断...全文を見る
○逢坂分科員 今の答弁の中で、十分な対処ができない場合があり得る、そういうことの立法事実の一つとして出したということでありますけれども、場合によってはそれでは十分な対処ができるというケースもあり得るというふうに聞こえるわけですが、それでよろしいでしょうか。
○逢坂分科員 予備罪が成立しない事案が多い。ということは、予備罪が成立する事案もあるということでよろしいですね。
○逢坂分科員 そうですね。予備罪を全く否定するものではないということ、だから、政府が示した二つの事例、これは、予備罪が成立する可能性は全く否定されていない。すなわち、裏返して言うならば、予備罪が成立する可能性も個別事案に応じてはあり得るという答弁をいただいたんだと私は理解をいたし...全文を見る
○逢坂分科員 変わらないのであれば、なぜ新たな準備行為といったものを付加するということになるのかですね。  今度、新しい共謀罪には、合意だけではなくて、新たな準備行為というものを設けるわけですよね。ここが変わるのであれば、それは何らか必要になるということも場合によってはわからな...全文を見る
○逢坂分科員 予備罪について話をした。  それでは、今度の、新たにつくるであろう政府の言うところのテロ等準備罪は、この判決が示している解釈、「客観的に相当の危険性の認められる程度の準備が整えられた場合たることを要する」という解釈は、今度の新しい共謀罪では、この解釈は適用にならな...全文を見る
○逢坂分科員 予備行為と実行準備行為は別のものであると。  もう少し具体的に説明いただけますか。
○逢坂分科員 きょうは分科会で、余りこのことをぎりぎりやるつもりはないんですけれども、やはり曖昧な感じが私はするんですよ。  それで、なぜ今回のこの新しい共謀罪が必要なのかなというのは、やはりわからない。一般論としては、テロに備えるとかいろいろ言うことは、それは理解ができる、理...全文を見る
○逢坂分科員 わかりました。  現時点では以前の答弁は変えてはいないけれども、もし仮に何らかの形でそれと変わるような法案が出た場合は、その時点できちんと整合性がとれる。とれなければ、それは法案として成り立たないわけでありますので、そのときに説明させていただくというような理解でよ...全文を見る
○逢坂分科員 その説明のときに、私は、対象法律を減らしたからいいとか悪いとかという議論は、余り理解ができないところがあるんですよね。それから、現行法体系の中でも、共謀あるいは予備、準備、こういった罪は規定されているわけなので、現行法で足らなくて、なぜ、例えば六百七十六で、今の外務...全文を見る
○逢坂分科員 一般の方々が処罰されるという不安を取り除くためにということをおっしゃられましたけれども、一般の方々というのはどういう方々なんでしょうか。
○逢坂分科員 当たり前のことですよね。  今度の共謀罪は組織的犯罪を防止しようということでやっているわけですから、組織的犯罪を犯そうとする者が処罰の対象になる、これは当たり前のことなんですよね。そして、それ以外の人はこの処罰の対象にならない、これは当たり前のことを言っているだけ...全文を見る
○逢坂分科員 きょうはもう時間がないので、余りこれ以上深入りできませんけれども、先般、二月十六日に法務省が発表したあのペーパー、「もともと正当な活動を行っていた団体についても、団体の結合の目的が犯罪を実行することにある団体に一変したと認められる場合には、組織的犯罪集団に当たり得る...全文を見る
○逢坂分科員 裁判所が認めるというのは、それは確かにそうなんだと思いますけれども、捜査の対象にするとかというときに、それじゃ、裁判所が最後は決めるのは、それはそうだと思いますけれども、捜査の対象にするかしないかというのは誰が決めるんですか。
○逢坂分科員 それでは、捜査機関が、一変したと認める前に、いわゆる正当な活動をしている団体について何らかの情報収集なり、いわゆる、平たい言葉で言うならば、当たりをつけるなんということはあり得るんですか。
○逢坂分科員 時間が来ましたので、これでやめますけれども、そのあたり、すごく私は大事だと思うんですよ。いわゆる大臣の言葉で言う一般の方々が該当するかしないかというところは、今のところをもう少しクリアに議論をしないと、私はまずいような気がしております。  これからもまたよろしくお...全文を見る
02月22日第193回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○逢坂分科員 民進党の逢坂誠二でございます。  きょうは、前段は主に田中委員長に原子力発電所のテロ対策などについてお伺いをする、それから、後段は世耕大臣の方に核燃料サイクルについてお伺いをしたいと思っています。  まず、田中委員長、この認識でいいかどうかお伺いをしたいんですけ...全文を見る
○逢坂分科員 以前よりもテロ対策は向上しているというのは、多分、委員長のお話のとおりなんだろうと思いますし、それがまた向上していなければ困るというふうにも思います。  私が先ほどお話をさせていただいたのは、確立された国際的な基準を踏まえる、そして、テロリズムその他犯罪行為の発生...全文を見る
○逢坂分科員 そうなんですね。  改めて言いますと、原子炉等規制法の第一条の「目的」の中に、テロリズムその他の犯罪行為の発生も想定した必要な規制を行うことが明示されている。それから、原子力基本法二条二項では、安全確保は確立された国際的な基準を踏まえるべきということが明示されてい...全文を見る
○逢坂分科員 田中委員長から今言っていただいたとおり、世界で最も厳しい基準、それを頭に置きながらさまざま審査を行っているという御発言がございました。  それでは、個別具体的に見て、それがそうなのかというところを幾つかお話をお伺いしたいと思うんです。  例えば、日本の原子力発電...全文を見る
○逢坂分科員 そうですね。万が一航空機が墜落をする、仮に故意であって航空機をぶつけてくるといったような場合に、特定重大事故等対処施設という言い方をしているんだと思いますけれども、これは、原子炉建屋との隔離要件を確保するでありますとか、あるいは、故意による大型航空機の衝突に対して頑...全文を見る
○逢坂分科員 今は事実の確認をさせていただいたわけであります。  ただ、委員長、私がやはり不思議だなと思うのは、原子炉そのものにはこうした規制は求めているんでしょうか。今のは、要するに特定重大事故等対処施設でありまして、原子炉でありますとか使用済み核燃料を保管するプール、これに...全文を見る
○逢坂分科員 いや、私が疑問に思うのは、先ほどの特定重大事故等対処施設というのは原子炉本体のことではありませんよね。うなずいていただきましたので、そうなんだということです。例えばそれは、原子炉建屋との隔離条件があるとか、あるいは、航空機の衝突に対して頑健な建屋に収納する、これは私...全文を見る
○逢坂分科員 私は、その田中委員長の言い分はわかります。だから、万が一事故が起きたときに、その事故がさらに重大なものにならないように、対処施設の方で、そこが、物が壊れないように頑健な建物に置いておく、それから、原子炉から距離をある一定程度離すという、そのことは理解できます。  ...全文を見る
○逢坂分科員 今の話は使用済み核燃料プールについても同様でしょうか。
○逢坂分科員 すなわち、私が指摘したいのは、特定重大事故等対処施設、こういったものには非常に頑健なものを求めたりしているわけですが、原子炉本体や使用済み核燃料プール、ここが一番の事故の、危険度でいえば一番高いところといいましょうか、事故の発生源という言い方、悪い影響の発生源になる...全文を見る
○逢坂分科員 以前よりは個人に対する確認度合いが上がったということは私も理解はするのでありますけれども、例えばアメリカの例を申し上げますと、国家安全に係る業務、そういうものにつく人については、いわゆる信頼性確認制度というものがあるそうであります。身元の裏づけ、職歴、学歴、クレジッ...全文を見る
○逢坂分科員 私の調べが必ずしも十分ではないところもありますので、ここで断定をするのは差し控えたいとは思いますけれども、例えば、原子力発電所で働く人たちに対する信頼度確認の制度、これは諸外国に比べると、特に私は今、米国の例を出しましたけれども、日本は必ずしもそれは同等の水準ではな...全文を見る
○逢坂分科員 高レベル放射性廃棄物の量を減らすということ、資源の有効利用になるということ、そのようなことを言われたんですが、そもそも、放射能あるいは放射性物質の性質を考えたときに、それを長い間、さまざまな工程にさらしていくこと、これは非常に大きなリスクがあるというふうに私は思いま...全文を見る
○逢坂分科員 核燃料サイクル、資源の有効利用ということを言われました。  それでは、使用済み核燃料を再加工したMOX燃料の製造単価、これはウラン燃料と比べて高いというふうにこれまでも幾度も幾度も委員会の中で言われていますけれども、これについては大臣もそのような認識でよろしいでし...全文を見る
○逢坂分科員 それでは、今度は使用済みMOX燃料が出るわけですね。ウラン燃料を使って使用済み核燃料が出て、それを再加工してMOX燃料ができ上がる、MOX燃料を使えば使用済みMOX燃料ができ上がるわけでありますけれども、この使用済みMOX燃料というのはどうなるんでしょうか。
○逢坂分科員 すなわち、そういう観点でいいますと、私は言葉にこだわるわけではないんですけれども、核燃料サイクルと言えるのかどうかなんですね。核燃料リニア、少なくとも、リニアというのは閉じていないわけです。  ウラン燃料があって使用済み核燃料が出てきて、再加工してMOX燃料をつく...全文を見る
○逢坂分科員 政府の方針であることはわかるんですが、大臣、正直に言っていただきましたけれども、現実的にはまだそのサイクルが確立していないということを、ほかの、以前の大臣は余り認めなかったような気がするんですけれども、はっきり正直に言っていただきました。事実上そうだと思うんですよ。...全文を見る
○逢坂分科員 これで終わりますけれども、大臣、そこまで核燃料サイクルにこだわるというか、利用目的のないプルトニウムを持たないという方針を持つのであれば、三十二トンの核分裂性のプルトニウムを先に使った方が道は手っ取り早いと私は思いますけれども、数学的に考えて私はそういう気がするんで...全文を見る
02月23日第193回国会 衆議院 総務委員会 第5号
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○逢坂委員 民進党の逢坂誠二でございます。  直前まで予算委員会でちょっとヒートアップしていたものですから、少しクールダウンしながらやりたいと思います。  私は、大学を卒業してから、人口規模の少ない、小さな町の役場の職員として、社会人としての生活をスタートさせていただいたわけ...全文を見る
○逢坂委員 そうなんですね。固定資産税は極めて重要な歳入であります。  ただ、御案内のとおり、景気に左右されないということは、景気が下がっているときも納めていただかなきゃいけないので、そういう意味では、納税する立場からすると、何だ、もうかってもいないのに納めなきゃいけないのかと...全文を見る
○逢坂委員 井原政務官の説明はわからなくもないのでありますけれども、中小企業が重要な役割を果たしている、東京と地方の開き、格差のようなものもある、そういうことで、税制によってある種、政策誘導しようということは全く理解しないわけではないのでありますけれども、私は、これの決め方、ここ...全文を見る
○逢坂委員 井原政務官、ぜひ地方の声もよく聞いて、三年の時限ということでありますので、その後どうなるのか、この時点ではなかなか言い切れないところだとは思うんですが、税制の特例措置は、一度つくっちゃうと、その効果も余り検証しない中で、継続することが目的になっている税制もあるようにも...全文を見る
○逢坂委員 ぜひ地方の現状も踏まえた上で、あるいは税制の健全な姿というんでしょうか、そういうことを確保していく上でも、こういう政策を必ずしも私は否定はしませんけれども、慎重に実施をしていただきたいし、地方と十分議論をしていただきたい、そう思っております。  それでは、最後にと思...全文を見る
○逢坂委員 時間が終わりましたのでこれでやめますが、非常に厳しいということが冒頭にありました。安倍政権の経済政策についてもう少し議論したかったんですが、それはまた次回にしたいと思います。  ありがとうございます。
02月23日第193回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○逢坂委員 きょうは、昨今随分取り上げられております森友学園の問題について、非常に疑問点が多いものですから、質問させていただきたいと思います。  疑問点は幾つかあるんですけれども、当初、一括で購入すべき土地がなぜか有償の貸借になっているとか、あるいは有償の貸借だったものが突然購...全文を見る
○逢坂委員 私、これはすごく不思議に思ったんですよね。普通、買い取りの価格もわからない、十億近い買い物を決断するというのはなかなか勇気の要ることだなと思ったんですが、これは、財務省、よくよく考えてみたら、この契約、このまま買い受けにしないで放置しておいたら何が起こるんですか。二十...全文を見る
○逢坂委員 質問に答えていただけないんですけれども、うなずいていただければ結構なんですが、二十八年の三月三十一日までに工事を完了し学校の設置認可が得られなかったら、この契約は破棄されることになっても異論はないという内容になっていますよね。それでよろしいですね。
○逢坂委員 それでは、現況をちょっと確認させていただきたいんですけれども、まず一つ、平成二十一年から二十四年にかけて国が行った調査で、この土地にはコンクリートなどの廃棄物、一般生活ごみのようなもの、あるいは毒物の汚染があったということ、そしてこれを除去するということを森友学園側が...全文を見る
○逢坂委員 要するに、ここの土地は、一億三千万の有益費を払った段階ではコンクリートのがらを取っただけで、三メートルの範囲内にはごみがたくさん詰まっている状態だったということなわけであります。  財務省は、このことは理解しておりますでしょうか。
○逢坂委員 それから、きょうは環境省に来ていただいておりますので、長い間座っていただいているのは恐縮なので、最初に聞いておきたいと思います。  工事現場からごみが出てくる、一般ごみであるか産業廃棄物であるかは、それは法定受託事務によって当該市の方で一般ごみか産廃であるか判断する...全文を見る
○逢坂委員 環境省から指摘をしていただきましたが、例えば自分の土地であっても、ごみが出てきて、それを埋め戻すことは廃掃法に抵触するという答弁だったかと思いますので、この点は確認をしておきたいと思います。  環境省、もうよろしいですので、どうもありがとうございました。  それで...全文を見る
○逢坂委員 それでは、せっかくお答えいただいたので、局長にお伺いしたいんですけれども、瑕疵担保責任が及ばない範囲として三メートル以内のごみのことが書いてあって、さらに地盤の強度について瑕疵担保責任が及ばないと書いてある。でも、四条四項で地盤の現況を価格要素として考慮すると書いてあ...全文を見る
○逢坂委員 これでは瑕疵担保責任の範囲というものが非常に曖昧になって、私は矛盾するというふうに思うんですが、この点はまたしっかり確認をさせていただきたいと思います。  それでは、今度は国土交通省にお伺いします。今回、八億一千九百万の算定をしたときに、地表から三メートルの範囲内も...全文を見る
○逢坂委員 それでは財務省にお伺いしますが、今、国土交通省から説明があったとおり、地表から最大で九・九メートルの範囲内を八億一千九百万の対象としているということなんですが、先ほどの瑕疵担保責任の及ばない範囲、本契約へ移る、売買契約に移る前の段階ですから、その段階では三メートルまで...全文を見る
○逢坂委員 それでは、三メートルまでの範囲内のあらかじめ確認されているごみについては瑕疵担保責任を負わないということになるわけですので、今回問題になっている八億一千九百万を算定する出発点になるのは、三メートル以下のごみでなければ基本的には瑕疵担保責任の対象にならないというふうに理...全文を見る
○逢坂委員 だから私は、四条四項、次の契約、売買契約に移ったときにそれは規定がぶつかるのではないかということを指摘したんですけれども、まさにそれは規定がぶつかっている。あらかじめ瑕疵担保責任の及ばないものを貸付契約で規定しておいて、でも売買契約に移ったらそれは及ばないという、そん...全文を見る
○逢坂委員 こんな契約をやっているんだったら、土地に少しでも瑕疵が見つかったら何でもかんでも責任を負わなきゃならないということになるんじゃないでしょうか。  私の思いでは、三メートルまでのごみについては、貸付契約書においてはそこについては承諾をしている、そして、そのことについて...全文を見る
○逢坂委員 今の話からすれば、八億一千九百万の算定の前に、そのごみがどこから見つかったものかは確認されていないという答弁に私は思えるんですよ。そうですよね。確認されていない。今、確認すると言っているんですよね。よろしいですよね、それで。うなずいていただいて構わないです。
○逢坂委員 ということは、今回のそもそもの八億一千九百万を算定する瑕疵担保責任の及ぶ範囲から出てきたのかどうかということはわからないということが指摘できると私は思うんですよ。  三メートルの範囲内にはごみが詰まっていることは財務省も国交省もわかっているわけですし、それは事業者の...全文を見る
○逢坂委員 要するに、グラウンド、地上から三メートルの範囲内のごみの撤去については瑕疵担保責任が回避できるということで、そこのごみを入れることはやめようというふうに仮定を置いて、国交省がやった積算をもう一回はじき直してみると六億二千四百万というふうに出るんですよ。すなわち、この時...全文を見る
○逢坂委員 だから私はおかしいと言っているんですよ。貸付契約では、三メートルまでに入っている、あらかじめわかっているごみについては瑕疵担保責任を負わないことになっているんですよ。それなのに、何で売買契約になったらその責任を負うということになるんですか。こんなおかしな話はないじゃな...全文を見る
○逢坂委員 それでは局長にお伺いしますけれども、新たなごみであるという確認はどうやってとったんですか、新たなごみであると。  資料の三枚目に、今回の柱状改良工法の概要、ペーパーをつけさせていただきました。  柱状改良工法というのは、通常のくい打ちと違って、ドリルのようなもので...全文を見る
○逢坂委員 具体的にどういうふうに確認されたんですか。現場で話を聞いただけで確認したんですか。目視できたんですか。具体的な数値、データはあるんですか。  実は、この柱状改良工法というのは最近随分進んでいまして、ドリルがどの辺に進んだか、どのぐらいの圧力で進んだかということも自動...全文を見る
○逢坂委員 そんな曖昧なことで八億一千九百万も土地代金をおまけするなんてことは到底納得できない。ただ話を聞いただけで、それではそれでいいですねなんてことにならない。  私も、国有地の購入というのは何度かやったことがありますよ。相当厳しい条件を課されて国有地の購入をしているんです...全文を見る
○逢坂委員 十四日の写真を現地に行っていただきました。確かに、十四日の写真を見ると、これはごみがいっぱい出ております。  でも、これは、私の推測では、実はあの一億三千万の有益費というのは、全部土を掘って総取っかえしたわけではないので、コンクリートとか大きながら類をかき集めたよう...全文を見る
○逢坂委員 それでは、これは八億一千九百万を算定する出発点になるところですから、その根拠になる資料、そこで議論した議事録があるのかないのかも含めて、委員長、この資料を提出してもらわないと、これは八億一千九百万も値引きしているわけですから、その出発点がわからないということでは困りま...全文を見る
○逢坂委員 それでは、もう一つ、簡単な質問であります。  九・九メートルまで、これは柱の長さが九・九メートルだから九・九メートルまで今回撤去するお金を積算したということです。でも、一般的に、先ほども言いましたけれども、工事のときのくいというのは支持層に届かないと、くいの役割を果...全文を見る
○逢坂委員 これは完全に過剰サービスだと私は思いますよ。本来であればお金を出してはいけないところまで出しているというふうに思います。  最後に、麻生大臣、これは財政法九条違反ではないかと思うんですよ。財政法九条、麻生大臣は十分御案内のことだと思いますけれども、国の財産は、適正な...全文を見る
○逢坂委員 適正ではないという指摘を今私はさせてもらったんですよ。だったら財政法九条に違反するのではないかという指摘をしましたけれども、お答えにならないということであれば、これは予算審議でありますから、来年度予算にもかかわることでありますので、これは継続してやらなきゃいけないとい...全文を見る
02月27日第193回国会 衆議院 本会議 第7号
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○逢坂誠二君 逢坂誠二でございます。  私は、民進党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました地方税法及び航空機燃料譲与税法の一部改正法律案、地方税法等の一部を改正する法律案につきまして、両案とも反対の立場から討論を行います。(拍手)  安倍総理が推進するアベノミクス...全文を見る
03月08日第193回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○逢坂委員 民進党の逢坂でございます。大臣、きょうもよろしくお願いいたします。  きのうも三人の我が党の質疑者が質問させていただきまして、その冒頭に、それぞれがそれぞれの言葉で大臣の辞任を求めるという発言をされました。私も、大臣とは親しい雰囲気でいろいろとやりとりはさせていただ...全文を見る
○逢坂委員 大臣、テロ等準備罪、危機感、緊張感、覚悟を持ってこの法案審議に臨む。私、今の大臣の答弁を聞いていて、本当にそうなのかなと思わざるを得ないんですよ。  テロ等準備罪、これはまさに、今、焦点ですよね。それを、答弁の紙を見て、その最後、テロ等準備罪のところへたどり着くまで...全文を見る
○逢坂委員 大臣の今の説明の中で、用いられる文脈の中で変わってくるといった趣旨の話がありました。  そういうものを、法令上、例えばここからここまでがテロだというふうにきちんと限定できるかどうか、この点、私、非常に曖昧だと思います。これは、もし今後出てくる法案の中で、ここからここ...全文を見る
○逢坂委員 特定の主義主張に基づく、そこには思想信条というものは入るのか入らないのか。
○逢坂委員 一概には申し上げられないということは、特定の思想信条も、場合によってはテロ等準備罪の対象になり得るということ……(発言する者あり)その辺を丁寧に説明してください。後ろから全然違うという声が上がっていますけれども。
○逢坂委員 これも法文がちゃんと出てからしっかり議論したいと思いますが、非常にやはりこれは危ういというか微妙なところなんですね。  やはり、きのうも大臣はおっしゃっておられましたけれども、内心を取り締まることはできない、憲法十九条でしたかの規定に反する。非常にこれは微妙なんです...全文を見る
○逢坂委員 大臣の答弁のとおりだと思うんですよ。予備罪が成立しない事案もあるだろうし、政府が示したいわゆる今回の三つの穴と言われるもの、テロ事案も、場合によっては現行法の中で殺人予備罪やハイジャック予備罪が適用される場合もあるというのが、私は、それは正しい物の見方だというふうに思...全文を見る
○逢坂委員 今の説明で、従前の予備罪と新たにつくろうとしているテロ等準備罪の違い、どこが違っているのか、指摘できますか。
○逢坂委員 法案がまだきちっとでき上がっていない、前だということで、これ以上はやりませんが、この昭和四十二年の東京高裁の判決、「客観的に相当の危険性の認められる程度の準備」、ここのところの基準といいましょうか、この準備が整えられることがこれまでの予備罪の条件であった。  でも、...全文を見る
○逢坂委員 今大臣が説明になったのは、テロ等準備罪という新たな法律の効果ではないんですよ。今大臣が説明になったのは、パレルモ条約、TOC条約を締結すれば、国際的にそういうやりとりが可能になるという話なんですね。私が聞きたいのはそこではないんです。  テロ等準備罪なる法律ができる...全文を見る
○逢坂委員 実行着手前に取り締まることができる。  今、予備罪も実行着手前というふうに捉えることができると思うんですが、それは違いますか、大臣。
○逢坂委員 であるならば、予備罪ではだめで、なぜテロ等準備罪なら有効なのか、ここはやはり明らかにしなきゃいけないと思うんですよ。いかがですか、大臣。
○逢坂委員 「客観的に相当の危険性の認められる程度」では不十分である、だからテロ等準備罪を創設するんだというふうに私には今聞こえたんですが、ここは本当に、私は非常に大きなポイントだと思いますよ。  客観的に相当の危険性が認められなくても場合によっては罪になり得るというのが今度の...全文を見る
○逢坂委員 政府の中において責任ある答弁ができるようなレベルになるまでなかなか表に出しづらいんだということには、私は、ある一定の合理性があるような気がします。ただ、まあ、私はそれは必ずしも支持はしないんですけれどもね。民主主義はプロセスだと思っていますから。  私が聞いているの...全文を見る
○逢坂委員 残念です、大臣。  民主的である、あるいは民主制とか民主主義というのはどういうものか。結果だけよければいいのではないんですよ。民主制というのは、物事を解決していくプロセスが共有されるということが非常に大事なんです。そのことによって、国民にとって不都合な結果であっても...全文を見る
○逢坂委員 後ろの方からのやじの中にも、議院内閣制だからそれは当然なんだというやじも飛んでおります。  議院内閣制であるということは、確かにそれは私もそのとおりだと思うんですが、一方で、三権分立という観点でありますとか、あるいは国民という目線で考えたときに、答弁がしっかり固まら...全文を見る
○逢坂委員 そういう基本姿勢であるならば、テロ等準備罪について限定的なことは言わない方が私はいいと思うんですよ。従来の共謀罪と全く違う、一般の人は対象にならない、そして、報道などでは、構成要件を厳しくしたというような報道がされています。構成要件を厳しくしたかどうかなんて、まだわか...全文を見る
○逢坂委員 失礼しました。
○逢坂委員 それじゃ、構成要件を厳しくしたテロ等準備罪は今の段階ではまだ言えないということだと理解をいたしました。  質問したいことは山のようにありますけれども、時間になりましたのでやめます。  大臣、どうもありがとうございます。
03月21日第193回国会 衆議院 総務委員会 第10号
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○逢坂委員 民進党の逢坂誠二でございます。  きょうは、NHK予算について少し議論をさせていただきたいと思いますが、その前に、最近世間を騒がせている森友学園の話を若干させていただきたいと思うんです。  二十三日に籠池理事長の証人喚問が決まったということなんですが、私は、籠池理...全文を見る
○逢坂委員 全く面識がない、知り合い関係でもないということでよろしいでしょうか。
○逢坂委員 どうもありがとうございます。  唐突な質問で大変申しわけございませんでした。ありがとうございます。  それでは、NHKのことについて議論させていただきたいと思いますが、まず最初は、きょう私は、NHKの理事会と経営委員会の議事録についてお伺いをしたいと思っているんで...全文を見る
○逢坂委員 経営委員会の方はいかがでしょうか。
○逢坂委員 それでは、上田会長に改めてお伺いしたいんですが、昨年の附帯決議を踏まえて理事会の議事録については随分改善がされているということでありますけれども、それでは、理事会の議事録を概要のみにするというのは何で決まっていたんでしょうか。この点、わかりますでしょうか。
○逢坂委員 私が聞いたのは、それはどこかに、協会内部の規程なりなんなりで、ルールが明確に記載されているのかということなんです。  といいますのは、例えば、経営委員会でしたら経営委員会規程というのがあって、その六条に経営委員会の議事録の規定があって、「議事録の作成・公表および会議...全文を見る
○逢坂委員 それでは、上田会長、議事の概要の公表という基本姿勢は変わらないということでよろしいでしょうか。
○逢坂委員 理事会も経営委員会も私は同じだと思うんですが、例えば、国の公文書管理法という法律があって、そこにはこう書いてあるんですね。経緯も含めた意思決定に至る過程並びに当該行政機関の事務及び事業の実績を合理的に跡づけ、または検証することができるよう文書を作成しなければならない。...全文を見る
○逢坂委員 今すぐここでそれを、私が言うように、概要の公表というのをやめて、基本は全てを公表するんだという方向へ転換するのは、私は簡単ではないというふうには思っておりますけれども、ぜひお考えをいただきたいと思います。そうしなければ、やはり、皆様のNHKではなくて、皆様が国民ではな...全文を見る
○逢坂委員 まず一点指摘したいのは、事前のヒアリングによりますと、考査室は年間千本余りの番組のチェックをしているんだというふうに伺いました。  ただ、NHKが一日に流す放送番組の数というのは百八十本程度と聞いておりますので、これを年間に換算しますと六万五千本を超えるわけでありま...全文を見る
○逢坂委員 私は、この考査会議とそれから放送倫理委員会の話を、余り深くは聞けなかったんですが、聞いた限りでは、両者の違いが余りよくわからなかったんですけれども、機能的に、受け持ちはどういう違いがあるのかというのをもう少し説明できますでしょうか。
○逢坂委員 私は、国民の皆様がNHKに期待する役割の大きな柱は報道だというふうに思っています。もちろん、バラエティー番組やいろいろなものにもNHKには期待はしておりますけれども、報道はやはりNHKならではだというところが、多くの国民の皆さんが感じているのではないかと思います。 ...全文を見る
○逢坂委員 きょうは資料は持ってくることができませんでしたが、今、きょうですか、多分法務省の方で、共謀罪の法案が閣議決定されたと思うんですが、この法案に対する各社の報道姿勢が随分違っているというふうに私は感じているんです。  したがって、例えば、政府がいうところのテロ等準備罪を...全文を見る
03月21日第193回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○逢坂委員 民進党の逢坂誠二です。  きょうは、ちょっと喉が痛くて、余り体調がすぐれないんですけれども、頑張ってやりたいと思います。  まず、幾つかやじが飛んでいた、そのやじに一々答えるというわけではないんですけれども、きょう共謀罪の法案が閣議決定されたわけでありますけれども...全文を見る
○逢坂委員 閣法であるということ以外に違いがあるかどうかは後の機会に答弁をするということで、それは了解いたしました。ぜひ、どういう違いがあるか、教えていただきたいと思います。  それじゃ、もう一つ、きょうは閣議決定されてからの一回目のやりとりでありますので、初歩的なことを若干聞...全文を見る
○逢坂委員 重大な犯罪の合意、計画、そしてそれに伴う実行準備行為、これがあって初めて処罰の対象になるのがテロ等準備罪だというふうに理解をいたしました。  そこで、それじゃ、もう一歩聞きたいんですけれども、大臣、計画それから準備行為、これがあって処罰の対象になる、これがテロ等準備...全文を見る
○逢坂委員 私が聞いたのは、犯罪の成立の要件ではなくて、検挙できるのはどの時点かということであります。計画の段階で検挙できるのか、それとも、準備行為までいかなければ検挙できないのかということを聞いたんです。
○逢坂委員 テロ等準備罪の嫌疑が認められるというのはどの時点であるのかという質問であります。すなわち、計画をした段階でテロ等準備罪の嫌疑というふうになるのか、あるいは、準備行為まで入った段階で嫌疑になるのか。  この点は、実はこれまでの国会のやりとりの中でも何度も聞いている話で...全文を見る
○逢坂委員 大臣の答弁、それはその言葉をそのまま受けとめたいと思いますが、ということは、これもさっきの話と同じになるんですけれども、可能性としては、計画の段階で検挙をすることも否定されないということに受けとめられるわけですね。それは絶対あり得ないんだというのなら、それぞれの事案に...全文を見る
○逢坂委員 以前に、大臣も御記憶かもしれませんけれども、予算委員会だったと思いますけれども、私から、合意する行為、今の法案で言うところの計画する行為と準備行為の境目というのは実はなかなかわかりづらいというのが世界でもいろいろ議論されているところだ、だからこれはなかなか大変なんです...全文を見る
○逢坂委員 一概に言うことが難しいというのは、計画段階で捜査に入れるか入れないかということを一概に言うことが難しいという理解でよろしいでしょうか。
○逢坂委員 きょうの段階では、ということであるならば、計画だけでは国民の皆さんにいろいろ不安があるんだ、だから準備行為を付加したんだということをおっしゃっているわけですが、準備行為を付加した意味、それは全くないとは私は言いませんが、どの段階で嫌疑が出るのかということがもし仮に言え...全文を見る
○逢坂委員 TOC条約の締結が目的であるということは理解をいたしました。  大臣、改めてでありますけれども、以前の議論の中で、このテロ等準備罪、新共謀罪の立法事実は何かということを随分問われていたかと思います。立法事実については、大臣の頭の中にたくさんあるというような発言をして...全文を見る
○逢坂委員 きょうの答弁、もう少し、議事録、文字になった段階で精査をさせていただいて、さらに深く議論したいと思いますが、今、大臣、今の日本の現行法規で定められている予備罪は合意を処罰するものになっていないから、合意を処罰する必要があるから今回このテロ等準備罪をやるんだという答弁に...全文を見る
○逢坂委員 そこで、きょう、私、資料を用意しました。ちょっとわけのわからない資料に見えるかもしれませんが、一番上がTOC条約、その次が新共謀罪、これはいわゆる政府が言うところのテロ等準備罪、そして三番目が新共謀罪の対象犯罪ということで書かせていただきました。時間の流れは左から右へ...全文を見る
○逢坂委員 それでは大臣、以前に政府が立法事実の三類型というふうに出されたものの中でハイジャック事案がございましたね。ハイジャックを計画する、そして、自分たちが搭乗するあるいは狙っている飛行機の航空券を購入しに行く。航空券を購入しに行くのは予備行為である。でも、これは、予備行為だ...全文を見る
○逢坂委員 私にはやはり今のお話ではよく理解できませんでしたので、後で、これも文字を見て、どういう答弁をされているかを確認させていただきたいと思います。  私の法的な理解力の課題もあるんだとは思いますけれども、やはり言葉で答弁されることが、その場で即、どういうことを言っているの...全文を見る
○逢坂委員 悪質で重大性が高い犯罪であるから未然に防止をする必要がある、一般論としてはわからなくもないんですけれども、でも、刑法の原則を大幅に超えているということだけは大臣には御理解いただきたい。そういう判断をしているのではないかということを指摘させていただいて、終わりたいと思い...全文を見る
03月22日第193回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○逢坂委員 民進党の逢坂誠二でございます。  きょうは時間がありませんので、早速中身に入りたいと思います。  今回、給付金が復活したというのは非常によかったなと思っております。この復活の陰というと変ですけれども、与党の先生方の頑張りもあったでしょうし、野党の議員もいろいろなと...全文を見る
○逢坂委員 まず一点目については、最高裁としても問題意識を持って、給付金が始まった後、これが適切なものであるかはやはりしっかりチェックをしていくという基本姿勢だったと思います。  それから、貸与制と給付金とのいわゆる差、ギャップについては、今は発言を差し控えるということでありま...全文を見る
○逢坂委員 大臣、これを笑いで済ませるのではなくて、できれば、今度の金曜日の閣議後とか来週の火曜日の閣議後の記者会見で、法務委員会でこういう非常に鋭い指摘もあった、だから、司法試験のあり方についてはやはり大臣としてもしっかり検討していかなければならないぐらいの発信を、具体的なもの...全文を見る
04月04日第193回国会 衆議院 総務委員会 第11号
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○逢坂委員 おはようございます。民進党の逢坂誠二でございます。  それでは、質問させていただきたいと思います。  私は、民主主義を考える上で情報というものは非常に大事なものである、主権者である国民の皆様にしっかりと情報が伝わっていること、あるいは、求めに応じて単に情報を出すと...全文を見る
○逢坂委員 保存期間一年未満の行政文書も開示請求の対象になるということなんですが、私は、ただ、国民の立場に立ってみると、保存期間一年未満の文書というのは、ほとんど国民にとってみると存在すらわからないのではないか。保存期間一年を超えると、行政文書ファイル管理簿に登載されるなどして文...全文を見る
○逢坂委員 保存期間の長い短いによって開示するかしないかのルールがないので、それに基づく情報の整理はしていないという答弁だったと思いますが、それはそれで仕方がないのだろうと思うんですが、私は、現実問題として、一年未満の文書を国民が情報開示請求によって請求するということはほぼ、場合...全文を見る
○逢坂委員 田中審議官、追加してもう一点お聞きしたいんですけれども、今、保存期間を満了してもそのまま置いてあればそれは行政文書であるというふうにおっしゃった中で、組織的に用いるものであればという限定がつきましたけれども、それはどういう概念なんでしょうか。
○逢坂委員 くどいようですけれども、保存期間が満了した、満了して、そのまま廃棄の手続もあるいは移管の手続も行っていない、そういう場合、役所ではその文書をどこかへ移すということは通常考えがたいような、例えば紙媒体の文書であれば考えがたいようなイメージを持つんですが、要するに、保存期...全文を見る
○逢坂委員 それでは、それを踏まえた上で総務省に改めてお伺いしたいんですけれども、保存期間満了後の行政文書を破棄もしない、移管もしない、そうして当該役所内で保持していた行政文書、これは情報公開の対象になり得るかということ。  あわせて、これはもしお答えになれるようならお答えして...全文を見る
○逢坂委員 そこで、きょうは三木財務大臣政務官にお越しをいただいているんですが、財務省の文書管理についてお伺いをしたいんです。  以前のさまざまな委員会の中でももう既に事務方の方から答弁はいただいていると思いますが、改めて、確認の意味で答弁をお願いしたいんですが、今回の森友学園...全文を見る
○逢坂委員 一年未満の保存期間だから、それは売買契約完了と同時に、今、最後のところはよく聞き取れなかったんですが、それは完全に廃棄されたということなんでしょうか。それとも、一年未満の保存期間のものだから、それはもうお見せする必要がないという判断なんでしょうか。現実にそれは全て廃棄...全文を見る
○逢坂委員 事案終了後、速やかにということでありますけれども、廃棄の時期、廃棄の方法、あるいは廃棄の枚数、こういったものは記録されているでしょうか。
○逢坂委員 そうなんですね。契約をしていく上で一番もとになる、もとデータといいましょうか、どういう具体的なやりとりをされたかというところの文書については、それは存在すらも、行政文書のファイル管理簿にも載せないし、いつ廃棄したかもわからないし、これは全く、国民の目線から見ると、一番...全文を見る
○逢坂委員 形式的な文書は存在しているということは、それは当然だと思います。それがなければ役所としては全く不備なことでありますから、そういうものはあるのは、私はそうだとは思うんですが。  それでは、今、政務官が御説明いただいた、現に残っている保存期間三十年の文書と、それから既に...全文を見る
○逢坂委員 もう少し具体的に教えていただきたいんですけれども、廃棄した文書と、契約書などの類いのものが残っているものと、載っている情報でどんな違いがありますか。
○逢坂委員 残されている決裁文書に集約されている。そこに集約されなかった情報とはどういうものがあるんですか。
○逢坂委員 私、そこが問題だと思うんですよ。  私も、役所にいたころは熱心にメモをとりました。メモをとって、そのメモからやはりそのエッセンスをとるというのは、私もそれはそうだと思います。  だけれども、そのもとになるメモが残っていなければ、何の情報を取捨選択したのかということ...全文を見る
○逢坂委員 公文書管理法上のルールあるいはガイドライン、そういうものにのっとってやっているというその発言は、それはそう聞きますよ、聞こえますよ。だけれども、具体的にその中身がわかるような対応を全然されていないじゃないですか。それで本当によいのですかという問いかけなんですね。まあ、...全文を見る
○逢坂委員 全く釈然としないんですが、あえて政務官に来ていただいたのは、やはり事務屋さんではない、一歩踏み込んだ政治家としての見地からの判断みたいなものを発言していただきたかったなというふうに思っています。ちょっときょうは残念な気がいたします。  ただ、公文書管理法上の問題点、...全文を見る
○逢坂委員 私は、多分、この研究会報告書が出たときはもう少し別のイメージだったのかなというふうに思っているんですが、今のふるさと納税は、自治を進化させるというよりも、やはり納税した人がどれほど返礼品によって見返りをたくさんもらえるかというところに力点が行き過ぎているような気がする...全文を見る
○逢坂委員 私は、総務省がこういった通知、技術的助言をせざるを得ないその背景については、必ずしもそれを理解しないわけではないんですけれども、本来、制度発足の趣旨からいけば、自治体みずからが、こういう状況が発生したときに、自分たちの力でこれを解決していこう、そういう動きになっていく...全文を見る
○逢坂委員 ありがとうございます。
04月06日第193回国会 衆議院 本会議 第17号
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○逢坂誠二君 民進党の逢坂誠二でございます。  私は、民進党・無所属クラブを代表して質問をさせていただきます。(拍手)  私は、今、激しい怒りの中にあります。  その怒りの一番目は、今村復興担当大臣であります。  一昨日の記者会見で、福島第一原発事故の自主避難者に対して、...全文を見る
04月10日第193回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○逢坂分科員 民進党の逢坂誠二でございます。  世耕大臣、きょうはよろしくお願いします。  私は、この間、何度議論してもよくわからないことがあるんです。何で核燃料サイクルをやる意味があるのか、メリットがあるのか、理由があるのかというのを、何度説明を聞いてもわからないんですよ。...全文を見る
○逢坂分科員 今、三つのポイントを言っていただきましたが、いずれも私はそれについて疑問がありまして、これは長い話し合いになりそうですけれども、また教えていただければと思います。  そこで、まず最初に、「核燃料サイクルの仕組み」というペーパーを配らせていただきました。これについて...全文を見る
○逢坂分科員 現時点で使用済みMOX燃料の再処理工場はない。  あるいは、使用済みMOX燃料を再処理をして商業的に使うめどというのは立っているんでしょうか。いかがですか。
○逢坂分科員 仮に、使用済みMOX燃料の再処理のめどが立つと、新たな工場をつくるか、あるいは六ケ所を改造するか拡張するかして、使用済みMOX燃料をまた再処理をして、新たな、今度は第二MOX燃料をつくる。第二MOX燃料をつくって、それを原子力発電所で使った後の第二MOX燃料の使用済...全文を見る
○逢坂分科員 大臣、大臣ももうおわかりのことと思うんですけれども、この絵はサイクルじゃないんですよ、少なくとも現時点では。だから、私は、MOX燃料を仮に認めるとして、MOX燃料を軽水炉で燃やす、燃やした後は、もう一本横にラインがあって、当面は保管というラインがないと、これは誤解を...全文を見る
○逢坂分科員 確かに、注記の入ったものもあるんですが、やはりそれも私は決して正しいとは思えないんですね。米がついていまして、文字でだけ書いてあるんです。使用済みMOX燃料の扱いは未定と書いてあるんです。未定と書いてあるんだけれども、図面上はやはりサイクルになっているわけですよ。 ...全文を見る
○逢坂分科員 軽水炉サイクルと高速炉サイクルの比較だ、それはそれで、私は譲る気はないんですけれども、まあその説明をとりあえず受けとめるとして。こっちの絵は、でも、軽水炉しか描いてないんですね。これも経産省が出していただいた、これはきょう資料として提出はしていないんですけれども、こ...全文を見る
○逢坂分科員 当面保管するしかないということだったというふうに思います。  さて、そこでなんですが、それではMOX燃料と通常のウラン燃料の価格はどうなっているのか、一般的にはMOX燃料の方が高いと言われているんですが、コスト差はどれぐらいあるのかわかりますでしょうか。
○逢坂分科員 私が聞きたかったのは、その前に、MOX燃料と通常のウラン燃料の値段はどう違いますかというところをまずお伺いしたかったんですが、それはいかがですか。
○逢坂分科員 少し答弁が変わりましたね。以前はそう言っておらずに、以前は、これは民間ベースのことだから国としてはMOX燃料のコストには関与しない的な発言をしていたかと思うんですけれども、今度は、有価物とそれから高レベル放射性廃棄物の話になってきたようですが。まあ、どっちでもいいん...全文を見る
○逢坂分科員 細かいところは抜きにして、核燃料サイクルをやった発電の方が高い、これは事実でよろしいですね。政府が出していただいたこの表にもそう書いてありますので。キロワットアワー当たり一円と一・五円ということで、一・五倍の差があるということで、これはよろしいですね。
○逢坂分科員 次に、政府のいろいろな計画の中に、利用目的のないプルトニウムは持たないという記載があるんですけれども、これはどういう意味なのか。利用目的のないプルトニウムは持たないということは、どういう利用をするんだというところについて、簡単に教えてください。
○逢坂分科員 現在、我が国が保有している発電由来のプルトニウム、四十八トンというふうに承知をしているんですけれども、これはどういうプロセスで四十八トンのプルトニウムができたのかというか、私は、単純に、原子力発電所でウラン燃料を使って発電する、その段階ではプルトニウムというのは出て...全文を見る
○逢坂分科員 すなわち、利用目的のないプルトニウムを持たないという言葉なんですけれども、そもそも、プルトニウムを持って利用しようという意図があったということですよね、だから再処理をしたんだということですよね。  何か、あたかも自然発生的にプルトニウムが出てきて、でも、そういうプ...全文を見る
○逢坂分科員 そこで、このプルサーマル発電とかフルMOX発電というのは、これは民間事業者がやることでありますけれども、民間事業者が自主的に、自主判断で行っているものなのかどうかということなんですね。国の政策の中に利用目的のないプルトニウムは持たないと書いてあって、それは民間事業者...全文を見る
○逢坂分科員 そのときに、もう既に四十八トンもしくは核分裂性三十二トンを抱えている我が国として、これは本当に消費できる見込みがあるのかどうか。利用目的のないプルトニウムは持たないということは、それはそれで、一歩理解するとしても、これはちゃんと消費できるのかどうか。この点はいかがで...全文を見る
○逢坂分科員 話がだんだんずれてきたので、私の質問が悪いんですけれども。  「核燃料サイクルの意義」というペーパーを用意させていただいたんですけれども、先ほど大臣から説明していただいたように、資源の有効利用だというふうに書いてあって、ワンススルーでは資源の有効利用はできないとい...全文を見る
○逢坂分科員 仮に百歩譲って、この上段の表現が適切だとしても、この両者を比較する際には、軽水炉サイクルでも現時点では使用済み核燃料が残るんだということをあわせて書かないと、私はこれは実態が伝えられないのではないかという気がするんですね。  先ほど説明したとおり、あくまでも目指す...全文を見る
○逢坂分科員 あと、高レベル放射性廃棄物の体積の問題。ワンススルーで一で、軽水炉サイクルだったら四分の一だ、ガラス固化体は四分の一になるんだというふうに言っています。  ここがまさに問題でありまして、使用済み燃料は確かに一なんですが、軽水炉サイクルは、ガラス固化体四分の一プラス...全文を見る
○逢坂分科員 ということは、永遠にサイクルを続け続けるということでありましょうかね。そうしなければ今の話は成り立たないわけですよね。どこかでやめると必ず使用済みMOX燃料というのが残るんじゃないですか。
○逢坂分科員 全量再処理をするということは仮にわかったとしても、でも、必ず使用済み燃料というのは何らかの形で残らざるを得ない、どこかでサイクルをやめればですよ。やめないで永遠に続けるというのなら、それはそれも、いつもいつも燃料になっていくわけですが、この点はいかがですか。
○逢坂分科員 大臣、どこかでやめれば、必ず使用済み核燃料というのは残るんですよ。だから、使用済み核燃料があたかもなくなるかのようなこれは表なんですけれども、永遠に続けていればこういう状態は続くんだろうとは思いますけれども、多分永遠には続かないんですね。どこかで使用済み核燃料の問題...全文を見る
○逢坂分科員 私が問題にしたいのは、最終的に残るガラス固化体とかあるいは使用済み燃料の量の問題もあるんですが、プロセスの問題なんです。そういう作業をしていくということは、使用済み核燃料を再処理する、再処理を常に繰り返していくということは、何にもしないよりは、やはり環境に与える負荷...全文を見る
○逢坂分科員 コストはいかがですか。それをやり続ければやり続けるほどコストはかかっていくのではないでしょうか。
○逢坂分科員 世耕大臣、私、やはりわからないんですよ、正直言いまして、いろいろ説明を受けても。  大臣は冒頭、三つのポイントを話されましたけれども、大臣、本当に大臣も頭から大丈夫だ、核燃料サイクルが有効なんだというふうに思われますでしょうかね。いや、今この時点で思わないとは言え...全文を見る
○逢坂分科員 終わります。ありがとうございます。これからもやらせていただきます。
04月10日第193回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第1号
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○逢坂分科員 まばらな拍手の中に迎えられまして、質問させていただきます。  まず冒頭に、先週の六日、与野党の合意なしに衆議院の本会議がセットされて、そこで共謀罪法案、趣旨説明、そして質疑に入らざるを得ないという状況になりました。このことは、我々にとってみると非常に残念なことであ...全文を見る
○逢坂分科員 大きく言えば二つということでよろしいんでしょうか。テロ等を含む組織犯罪の防止のために共謀罪法案を提出する。それからもう一つは、TOC条約を締結するために国内法を整備する。端的に言うとこの二つということで、大臣、よろしいんでしょうか。
○逢坂分科員 今のところは明確には割と言えないものなんですか。今の話、二回目の答弁からすると、TOC条約を結ぶためにやるんだというふうに聞こえましたけれども、そこはどうなんでしょうか。
○逢坂分科員 それじゃ、国内のテロあるいは組織犯罪の防止という目的は、必ずしも主目的ではないということでしょうか。
○逢坂分科員 それじゃ、TOC条約を締結するために国内法の整備が必要である、そのために今回の共謀罪法案を提出した。でも、結果として、そのことが付随的に国内のテロ対策あるいは組織犯罪防止にも資する、そういう理解なんでしょうか。
○逢坂分科員 どうもよくわからないんですが、TOC条約を結ぶのが主目的だというふうに私には聞こえる。そのために国内法の整備が必要である、国内法の整備をした結果として、テロもしくは組織犯罪、この防止に資するんだという意味の発言なんでしょうか。それとも、また別の発言なんでしょうか。そ...全文を見る
○逢坂分科員 改めて整理をさせていただきたいんですが、それじゃ、国際組織犯罪の防止、それが主目的であるということでよろしいですか。国内のテロ、国内の組織犯罪については付随的なものであるという理解でよろしいですか。
○逢坂分科員 冒頭におっしゃられた、テロを含む組織犯罪を防止するためのTOC条約、その際のテロを含む組織犯罪というのは、国際的な組織犯罪、テロのことなのか、それとも国内にも主眼を置いているのかというところを聞いているんです。ただそれだけです。
○逢坂分科員 余り釈然とはしないんですけれども、こればかりやっているわけにはいきませんので、きょうの段階では、それでは、国内外のテロ等を含む組織犯罪を防止する、それと、TOC条約を締結する、この二つの目的だということで理解をしてよろしいですか。
○逢坂分科員 わかりました。  きょうこの時点では、TOC条約の締結が目的である、それで、テロを含む組織犯罪の防止という点においては、国内外が、どちらに重きがあるのかという点については必ずしもはっきりしない、とりあえずそういう整理をさせていただきたいと思います。  そこで、次...全文を見る
○逢坂分科員 私、マスコミ報道が正しいかどうかはわからないんですけれども、マスコミ報道では百十がテロに直接関係のある犯罪だというふうに出ている。今大臣が例示されましたのは、私、今、指を折るのをちょっと忘れましたけれども、二十なかったような気がするのでありますけれども、数としては百...全文を見る
○逢坂分科員 多分、私も、あの類型に全部きちっきちっと当てはめるというのはなかなか簡単ではないというふうに思っているんです。ところが、マスコミ報道では百十とかということで決め打ちで出てくるものですから、いや、不思議なものだなと私は思っていました。  ということは、法務大臣、百十...全文を見る
○逢坂分科員 それでは、改めて確認ですが、公式には発表していない、だけれども、非公式にそういう考えを持っていたということもないという理解でよろしいですか。公式には発表していないということは、多分、今の答弁で、そうなんだろうと思います。非公式には、実は百十ぐらいあるんだけれどもなと...全文を見る
○逢坂分科員 この問題については明確に、私は、文字で、文書で通告をさせていただいておりました。共謀罪法案対象の二百七十七犯罪のうち、テロの実行に直接かかわる犯罪を列挙してくださいということを言ったわけでありますけれども、先ほどの列挙では二十に満たないぐらいの例示があったかというふ...全文を見る
○逢坂分科員 私が質問したのは、公式発表のところはもう整理がつきました。でも、百十というのはなぜ出たのかなというふうに思うわけです。  本来的には、マスコミの皆さんが自分独自で、マスコミ独自で専門家を雇って、あるいはお願いをして、今回の二百七十七が五類型のどれに該当しますかとい...全文を見る
○逢坂分科員 私はさほど難しい質問をしているつもりはなくて、五つの分類が出されて、そのうちテロに該当するのは百十だという報道があった、それは法務省が発表したものですかと言ったら、それは法務省は発表していないと。それでは、事務方がそういう情報を流しているのかどうか、そういう事実は非...全文を見る
○逢坂分科員 この間、外務大臣の答弁の中に、国内法の中に、予備罪ですとか、要するに、既に実際に犯罪を犯さなくても罰することのできる規定はあるけれども、それがごく少ないんだ、だからだめなんだという趣旨の答弁もあったかというふうに思います。それは、数が多ければいいということなんですか...全文を見る
○逢坂分科員 副大臣、各国、実は、刑法に定められている犯罪というのは一緒じゃないんですよ。それぞれまちまちなんですよ。だから、それは各国の事情によって随分違うんですよね。  例えば、日本が、今、薗浦副大臣のおっしゃるように、重大な犯罪、四年以上、しかも組織犯罪に通ずるようなもの...全文を見る
○逢坂分科員 そういうことであるならば、例えば、立法府において、二百七十七の犯罪のうち、これとこれは外してもいいんじゃないか、あるいは、諸外国の例を見て、諸外国にない、例えば日本独自の犯罪が仮にあったとするならば、世界の共通という観点から見てこれは外してもいいなと思われるものがあ...全文を見る
○逢坂分科員 そこが私はわからないんですよ。  薗浦副大臣も御理解いただけると思うんですが、各国の刑法犯罪の制定状況というのは一緒じゃないんですよ。それぞればらばらなんですよね、共通している部分もあるかもしれませんけれども。そのときに、なぜ各国が独自の判断で、今、形式的に見ると...全文を見る
○逢坂分科員 やはりきょうの答弁では私は理解できないので、これ以上は、きょうこの問題はやめますけれども、ぜひ考えてみてください。各国とも状況が違っているんだというところを踏まえた上で、真に何が要るのかということを主権国家として判断するということがあっていいのではないかと私は思うん...全文を見る
○逢坂分科員 大きな一点を確認させてもらったと思っています。百十がテロに該当するんだというのは、法務省としては必ずしも公式な見解ではなくて、それは単なる報道ベースのものであるということを大きく確認をさせていただきました。(金田国務大臣「ちょっと、一点つけ加えさせてください」と呼ぶ...全文を見る
○逢坂分科員 終わります。
04月11日第193回国会 衆議院 総務委員会 第13号
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○逢坂委員 おはようございます。民進党の逢坂誠二でございます。  きょうも、三十分余り、少しやりとりをさせていただきたいと思います。  お手元に新聞記事を用意させていただきました。一昨日の東京新聞の記事でありますけれども、「特定秘密、開示せず廃棄可能 公文書管理に「抜け穴」」...全文を見る
○逢坂委員 最初、まず五年を指定する、さらにまたそれが延長の必要があるとなればさらにプラス五年というような考え方になっていくのか、五年の都度やるのかということと、上限は、いつまでそれができるのかというところについて、お知らせください。
○逢坂委員 五年ごとに更新をしていくんだ、それで三十年が原則である、しかしながら、三十年を超えても、特別の理由がある場合はそれは延長することができる、ただし六十年を超えることはできないという説明でありますけれども、もう一度確認をしたいんですけれども、これは、その六十年をさらに超え...全文を見る
○逢坂委員 六十年を超えるのは例外的ではあるけれども、例外も制度上はあり得るという理解をさせていただきました。  そこで、もう一つなんですが、特定秘密でありますけれども、これはいわゆる文書を指定する、そういう性質のものなのか、そうではない、情報を指定するというふうに理解をしてい...全文を見る
○逢坂委員 すなわち、特定秘密保護法においては文書を指定しているのではないのだ、情報を指定するのだということでありますが、情報の指定の仕方というのは、当然それは何か書き物にならなければ指定ができないというふうに思いますけれども、そのあたりはいかがでしょうか。
○逢坂委員 それでは次に、公文書管理法の観点からお伺いをしたいんですが、公文書管理法上、公文書の保存年限というのは特定秘密の指定年限と何らか関連があるのかないのか、このあたりはいかがでしょうか。
○逢坂委員 ということは、特定秘密に指定されている、指定されていないとは、そのことと公文書、行政文書の管理の期間というのは全く連携、関係がないという説明に受け取るわけですが、それでよろしいでしょうか。
○逢坂委員 それでは、次のようなケースの場合はどういうことになるのかをお知らせいただきたいんですが、特定秘密の指定を何度か更新を繰り返して、特例的に三十五年の特定秘密の指定期間が与えられた情報がある、その情報が記載されている行政文書、それがたまたま保存期間が二十年であったというよ...全文を見る
○逢坂委員 今回のこの東京新聞の一面で指摘する問題は、今のようなことなわけでありますね。すなわち、特定秘密に指定されている、その特定秘密の指定期間は、仮に三十五年になっていた、だけれども、行政文書の保存期間というのは二十年であるとするならば、それは特定秘密が記載されている文書が破...全文を見る
○逢坂委員 ちょっと私の聞き方が悪かったのかもしれませんが、特定秘密の指定が三十五年だ、二十年で公文書の保存期間が満了した、その際に廃棄されていたというような場合に、これを情報公開請求をしたらどうなるかという話であります。
○逢坂委員 では、仮に、かつて特定秘密として指定されていた行政文書がある。ところが、その特定秘密は公文書の保存期間内に特定秘密が解除された。その時点で実は、同時に、特定秘密の指定期間と文書の保存期間年限がイコールであった、その時点で文書が廃棄をされるケースも、場合によっては、公文...全文を見る
○逢坂委員 それでは、もう一回特定秘密の方へ戻りたいんですけれども、特定秘密の指定年限が三十年を超えた文書というものについては、特定秘密保護法の観点から、保存に関しての特別なルールというのは何かあるんでしょうか。
○逢坂委員 そうなんですね。特定秘密の指定期間が三十年を超えれば公文書館に移管をするということでありますので、三十年を超えさえすれば今回のこの廃棄の問題は出てこないというふうに理解をするわけですが、それでよろしいですか。これは特定秘密の担当の方からお願いします。
○逢坂委員 公文書館です。  それでは、その特定秘密の指定期間が三十年に満たないものについて改めてお伺いをしますが、三十年に満たないもの、例えば特定秘密の指定期間が五年であって、文書の保存期間が三年であるというようなものについては、三年の期間が満了すれば、これは廃棄、あるいは公...全文を見る
○逢坂委員 一般国民の感覚からすれば、特定秘密の指定期間と公文書の保存年限のずれがあるというのは少し違和感があるように思うんですが、このずれがあるということについて、特定秘密の担当あるいは公文書管理の担当、両者から、このずれの存在については合理性があるというふうにお考えでしょうか...全文を見る
○逢坂委員 どちらも、特定秘密の指定期間と公文書の保存期間が一致していなくてもそれは問題がないという答弁でありますけれども、でも、これをもし政府の側が悪用しようとすれば、特定秘密を指定期間を超えて国民に知らせないということを、悪用できるのではないかという気がするわけでありますけれ...全文を見る
○逢坂委員 特定秘密保護法を担当する方に聞きたいんですけれども、特定秘密は、文書の指定ではないんだ、情報の指定なんだということです。だから、情報が指定され、その指定された情報が載っている公文書というのは、場合によっては一つではなくて複数であるケースがあるというふうに理解をいたしま...全文を見る
○逢坂委員 今の答弁、ちょっとわかりにくかったんですけれども、今私が言ったようなケースがあっても、それは文書が適切に管理されるという意味なんでしょうか。それとも、特定秘密に指定した情報が後にもわかるように何らかの措置を講ずるという意味なんでしょうか。もう少し丁寧に教えていただけま...全文を見る
○逢坂委員 文書が廃棄されてしまって後に問題が生ずるような情報についてはしっかり対応するというような話でありましたけれども、それを判断するのは誰なんでしょうか。後に問題が生ずるようになるようなものについてはしっかり対応する。後に問題が生ずるというようなことを判断するのは誰なんでし...全文を見る
○逢坂委員 そこのところはよくわかっているんですが、そうではなくて、文書が廃棄されてしまって、でも、特定秘密として指定されている、しかも、特定秘密が記載されている文書はその文書一つしかない。であれば、特定秘密が解除された後に、その情報は、国民は知り得るすべがないですよねという質問...全文を見る
○逢坂委員 私は、そこのところがやはり問題だと思っていまして、特定秘密に指定をするということでありますから、それはやはり国民にとっても、場合によっては、関心の高い情報ということにもなる場合もあろうかと思います。特定秘密というものが解除されたら、その情報がやはり全部残っているという...全文を見る
○逢坂委員 答弁がよくわからないんですが、例えば今のようなケースを避けるために何らかの手だてを講ずることはできないのかということを端的に私は質問したんですけれども、公文書管理の側面から何らかこういうケースを避けるというようなことはできないのかという点、いかがでしょうか。
○逢坂委員 ということで、今度は特定秘密保護法の方に、そちら側で対応すべきではないかという今の答弁でありますけれども、特定秘密保護法の中で今回のようなケースを避けるための手だてを講ずることは可能でしょうか。いかがですか。
○逢坂委員 現時点では特別なことは考えていないということなんですが、長坂政務官と盛山副大臣にもお越しいただいていますけれども、これは単純な話だと思うんですよ。特定秘密の指定期間よりも公文書の管理期間を長くとっておけばこういう問題は生じないわけですね。そういう手だてを講ずるというよ...全文を見る
○逢坂委員 私は理由がわからないんですけれども、特定秘密に指定されていても、それが載っている行政文書が廃棄されてしまう可能性が制度上はあるんだ。しかも、それは、複数の文書に特定秘密が記載されている場合は、一つの文書を捨てられても、何らかの手だてで、秘密が解除された後それを知ること...全文を見る
○逢坂委員 終わります。
04月12日第193回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○逢坂委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。     民法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たり、次の事項について格...全文を見る
04月14日第193回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○逢坂委員 民進党の逢坂誠二でございます。  本会議では、もう既に四月六日の日に、この共謀罪法案、審議入りということで、委員会では、きょうこの後、その提案理由の説明がされて、いよいよ本格的な審議に入るということになるわけです。ぜひ、日本の刑法の原則を大きく変える可能性の高いもの...全文を見る
○逢坂委員 両方とも重要だということは、それは閣法で出しているから、そういう答弁になることは当然だと思います。どっちかが重要でなくてどっちかが特に重要なんだという言い方はなかなかしづらいものだというふうに思います。  しかしながら、この性犯罪の厳罰化法案については、やはり国民の...全文を見る
○逢坂委員 大臣の方から感想でも多少聞けるかなと思ったんですけれども、非常に残念であります。  さて、それではこの問題をちょっと……(金田国務大臣「両方とも大事」と呼ぶ)いや、それはもう聞いております、両方大事だというのは聞いております。ただ、両方の法案を一緒に審議するというの...全文を見る
○逢坂委員 過去の議論を参考にしたということでありますけれども、過去の議論、例えば私が今御紹介をしました自民党と公明党の修正案、平成十八年の六月十六日の会議録にこれをあえて添付したというふうに伺っておりますけれども、その修正案を見る限りは、この修正案と今回の閣法を比べると、やはり...全文を見る
○逢坂委員 確認的に話を伺わせていただきました。  そこで、今回、二百七十七の犯罪をこの共謀罪の対象としたわけですが、二百七十七にした理由、それはどういう考え方で二百七十七にしたのか。これは法務省に聞いた方がいいんでしょうか。外務省ではないのかな、法務省でしょうか。大臣、いかが...全文を見る
○逢坂委員 刑期の長さに着目をしているんだ、刑期四年以上だということ、それ以外に、今回二百七十七にした理由というのが何かあるはずなんですが、いかがですか。
○逢坂委員 今回、二百七十七にした理由は、一つは刑期の長さ、それからもう一つは、一般の方々が対象にならない組織的犯罪性、そういうものが非常に高いものをこの対象にしたということでよろしいですか、整理をすると。うなずいていただいたので、それでいいですか。
○逢坂委員 例えば、そういう目で考えたときに、公職選挙法違反というものがあります。これは刑期五年以上というものも、公職選挙法の中には幾つかの公職選挙法違反があるわけですが、例えば、これが含まれない理由というのはどういうことなのか。  あるいは、逆に言うと、例えば、この含まれてい...全文を見る
○逢坂委員 組織的犯罪集団が実行する可能性が低いという意味だったんでしょうかね。(金田国務大臣「実行を計画することが現実的に想定しがたい」と呼ぶ)ありがとうございます。計画することが現実的に。  なかなか、こちらからいろいろな、やじともつかない付随の御説明がいろいろ入るものです...全文を見る
○逢坂委員 それでは、個別の内容について、法務省、この二百七十七をただの一つも減らすことはまかりならないのかどうか、そのあたりはいかがでしょうか。
○逢坂委員 最も適当であるということであれば、減らしても、それは最もではないかもしれないけれども、適当なものはあり得るという理解でよろしいですか。
○逢坂委員 外務省では答えにくいという話でありましたけれども、今、法務省は最も適当だというふうに言われました。  それじゃ、仮に国会議論の中で、最も適当ではないと……。  例えば、今私が指摘したような森林法のようなもの、森林法の森林窃盗というのがあるんですけれども、これはどう...全文を見る
○逢坂委員 組織的犯罪集団が関与するかどうか。それじゃ先ほどの話にまたもう一回引き戻しますけれども、公職選挙法違反というのは組織的な集団が全く関与しないというふうに断言できるでしょうか。これはどちらに聞けばいいでしょうか。どちらでも構いません。
○逢坂委員 では、逆に言うと、森林法の方は、森林内の窃盗、すなわちキノコをとるとかそういうことは、組織的犯罪集団が関与する必然性が公選法よりも高いということでしょうか。私は、キノコをとりに行くことの方が、個人の方が多いような気はするんですけれども、現実社会としてですよ。  これ...全文を見る
○逢坂委員 したがいまして、それは現在の政府としての仕分けであり、政府としてのある一定の考え方に基づいてやられたものだと私は理解をするわけです。だから、それはある種の政策判断だというふうにも思うわけです。  だから、例えば、科学といいましょうか、自然科学のように、ある一定程度の...全文を見る
○逢坂委員 ただ、その仕分けを、今おっしゃった基準に従って仕分けをする際に、それが絶対的な基準では必ずしもない、そこに判断の分かれるものも私はあるような気がする、組織犯罪に該当するかどうかというのは判断が分かれるようなものがあると私は認識するんですね。  だから、それを一つ減ら...全文を見る
○逢坂委員 政府としては最適だというふうにおっしゃっておられる。だがしかし、それはほかの解、解というのは、二百七十八でも二百九十でも、あるいは百五十でもいいとは思うんですが、そういう解というのも考え方によってはあり得るというふうに私は思うんですが、その点はいかがですか。これは法務...全文を見る
○逢坂委員 外務省は個別の法律については判断はしないということのようでありますけれども、仮に、それじゃ外務省が、法務省の方で、あるいは国会議論の中で、いや、これはやはり組織性が薄いですよねという犯罪が国会議論の中であったとして、これからそういう議論を我々はしようと思っているんです...全文を見る
○逢坂委員 私、武井政務官に大変失礼なんですけれども、ほとんど答弁になっていないような気がいたしました。なぜこれを減らして締結できないのかというのが、私はどうも明確に答弁されているようには思われないです。  組織性がある犯罪かどうかというような判断はなかなか難しいと私は思うんで...全文を見る
○逢坂委員 盛山副大臣のおっしゃることは、それはそのとおりなんだと思います。外務省と法務省と法制局も入れて議論した結果が二百七十七なんだということだと思いますが、その中身を審査するのが国会の役割でありますから、その三者でやったから、それが妥当性があるという答弁には必ずしもならない...全文を見る
○逢坂委員 私は、個別の罪名のことを言っているのではありません。今回の二百七十七というのが、ただの一つも動かせないのかということなんです。  その理由は何かというと、この犯罪の組織性というものについて、議論の分かれるものも中にはあるでしょうと。だから、そのことによって、つけ加わ...全文を見る
○逢坂委員 履行できる範囲という言葉が出てきましたけれども、それはそれでまた難しい言葉でありまして、多分、条約が予定しているものより幅広い範囲でこれを対象犯罪にすれば、それで条約は多分履行できるんですね。ただ、刑法の原則からいけば、新たなこういう共謀罪のようなものをつくるというの...全文を見る
○逢坂委員 そのわかりやすく示した例示、これを削除したとして、今回の法律の効果は変わるんですかと私は聞いているんです。
○逢坂委員 すなわち、単なる例示で、テロ等というのは、法律的な、罪に及ぼす効果は変わらないということだったかと思います。  これから丁寧に議論をしていきたいと思います。ありがとうございました。
04月19日第193回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○逢坂委員 民進党の逢坂誠二でございます。  まず冒頭に委員長にお尋ねをいたしますが、きょうこの委員会の冒頭で、政府参考人招致をめぐって与野党の合意がない、そういう中で、委員長の方から、職権でという言い方が正しいのかどうかわかりませんけれども、半ば強行的に政府参考人を、刑事局長...全文を見る
○逢坂委員 これまで、私も国会に何年か籍を置く者として、こんなことは本当に初めてなんですよ。そして、やはり質疑する側がこの方に答えていただきたいというふうに言っているのがこれまでの通例であります。それをあえてたがえて、こういうことをする。しかも、我々は政府参考人の答弁を否定してい...全文を見る
○逢坂委員 そのように理解をしてもらいたいというのは、私が言ったとおりの理解でよいという意味でしょうか。そのようにの理解とはどういう意味でしょうか。  私は、単なる例示であるから、法文上テロ集団等の言葉があるけれども、これも単なる例示であり、定義もない、仮にこの文言を削除しても...全文を見る
○逢坂委員 文言が必要であるかどうか、どの例示を出すかは、それはまたいろいろ価値判断が分かれるところだと思いますけれども、いずれにしても対象となる犯罪の範囲は変わらない、この言葉を抜いても変わらないんだということを改めて確認させていただきました。  よく組織的犯罪集団の例として...全文を見る
○逢坂委員 まず一点、私が申し上げたいのは、やはり国民の皆様は、テロだテロだと言えば、それは大変だな、テロを防がなきゃいけないな、そういう気持ちになるのは、私自身も一緒ですよ。だけれども、今回の法律の目的が、この間ずっとあるように、テロを防ぐためなんだ、テロを防ぐためなんだと言っ...全文を見る
○逢坂委員 組織的犯罪集団にかかわりのない方が一般の方であるということで、大臣、よろしいですね、今、井出政務官が答弁いたしましたけれども。
○逢坂委員 先ほど、井出、井野、名前を取り違えて本当に申しわけございません。  組織的犯罪集団とはかかわりのない方々、それを一般の方々というふうにいうと。我が党の井出委員は、そういう言葉は使わない方がいいのになという言い方をしておるわけですが、ただ、そこを否定してしまいますと、...全文を見る
○逢坂委員 ということであれば、嫌疑が生ずればこれは捜査をするんだということですね。組織的犯罪集団であるか否かの嫌疑が生ずれば、特にテロ等準備罪の嫌疑が生じる、そうしたら、その団体が組織的犯罪集団になるか否か、それをやっと捜査するんだという順番ですよね。  テロ等準備罪の嫌疑が...全文を見る
○逢坂委員 絶対どれが先だとか後だとかという要件はないというふうに言っていますが、これは事実ですよね、テロ等準備罪の嫌疑が生じていない段階で、ある団体が組織的犯罪集団になるか否か、こういったことが捜査の対象となることはない。これは事実でいいですよね、林刑事局長、答弁しているわけだ...全文を見る
○逢坂委員 そこで、これは大臣に前御答弁いただいて、そのまま答えが出ない状況になっているんですが、今回の共謀罪は、いわゆる計画、以前で言う共謀、プラス、条約で言うところの共謀を推進する行為、法律で言うところの実行準備行為、この二つが処罰の要件であると。これは、私は説明を聞いて、あ...全文を見る
○逢坂委員 それでは、犯罪の嫌疑というのはどの段階で生ずるのか。これについても私はそのとき質問したような気がするんですが、計画段階で生ずるのか、あるいは実行準備段階で生ずるのか、あるいは、個別事例によって違うから、どこの時点で嫌疑が生ずるかは具体的にはこの段階では言えないというこ...全文を見る
○逢坂委員 平たく、国民の皆様にわかりやすく言えば、計画段階であろうが実行準備段階であろうが、どの時点で嫌疑が生じてどの時点で捜査が行われるのかは、それは個別、ケース・バイ・ケースだということで、大臣、よろしいですよね。
○逢坂委員 大臣、これぐらいのことは、横を向いて確認しないで、大臣みずからお答えいただければと思うのでありますけれども。今目くばせで確認をしておりましたけれども、大臣、ぜひよろしくお願いいたします。  そこで、さっきの話に戻るわけであります。  大臣は、一般の方々というのは、...全文を見る
○逢坂委員 大臣、今、副大臣は非常に上手な答弁をして、グレーになるんだという言い方をしましたけれども、大臣の答弁では、組織的犯罪集団とかかわりのない、そういう方々は一般の方々として受けとめてよろしいというふうに言っておられる。でも、テロ等準備罪の嫌疑が生じた段階で、その団体が組織...全文を見る
○逢坂委員 大臣、御自身の発言を冷静に整理していただきたいんですが、テロ等準備罪の嫌疑、我々の言うところの共謀罪の嫌疑が出る、嫌疑が発生する。嫌疑が発生して初めて、当該団体が組織的犯罪集団であるか否か、この捜査が始まる。嫌疑が生じない段階では捜査はしないと林刑事局長は明言している...全文を見る
○逢坂委員 組織的犯罪集団であるか否か、これを捜査するのは嫌疑が生じて初めてなんですよ。嫌疑が生じた段階では、当該組織が組織的犯罪集団であるかどうかはわからない。それが組織的犯罪集団であるかどうかわからないところにかかわっている人を捜査しなければ、それが組織的犯罪集団であるかどう...全文を見る
○逢坂委員 真っ白だったら捜査はしないって、何か全く意味がわからないんですよ。真っ白かどうかは捜査しなきゃわからないんです。(発言する者あり)
○逢坂委員 笑い声が出るぐらい、今の答弁はおかしいですよ。
○逢坂委員 いや、まだ何も質問していません。  そこで、私はもう一つ伺いたいんです。この問題はちょっと脇へ、一旦置かせていただきます。  一般の方々は対象にならない。対象にならないというのは、これはどういう意味なんでしょうか。
○逢坂委員 要するに、林刑事局長、せっかく御答弁いただきましたので、重ねての確認でありますけれども、処罰の対象にならない、そういう理解でよろしいですか。
○逢坂委員 一般の方々は処罰の対象にはならない、これは多分、大臣の定義からいってもそうなんだと思います。組織的犯罪集団に関係のない方々は処罰の対象にはならない、私は、それはそれでいいのだろうという気がしています、もう少し整理はしますけれども。  ただ、私が指摘したいのは、処罰の...全文を見る
○逢坂委員 林刑事局長、今の答弁は私はわかりますよ、だけれども、私が言ったのは、いわゆる組織的犯罪集団に関係のない方々が捜査の対象になり得るという可能性はただの一%もないということですか、そうじゃないですよね。  組織的犯罪集団に関係のない方々が、嫌疑の状況やいろいろな事案の状...全文を見る
○逢坂委員 それでは、もう少し。  これは、先ほどの林刑事局長の、前の答弁でありますけれども、テロ等準備罪の嫌疑が生じていない段階で、ある団体が組織的犯罪集団になるか否か、こういったことが捜査の対象となることはないというふうに答弁をしている。ということは、この答弁を裏返せば、テ...全文を見る
○逢坂委員 だから、大臣、今の林刑事局長の答弁をよく聞いておいていただきたかったんですが、テロ等準備罪の嫌疑が生じなければ組織的犯罪集団になるか否かは捜査しないんですよ。テロ等準備罪の嫌疑が出て初めて組織的犯罪集団になるか否かの捜査をするんですよ。そして、捜査の段階ではまだ、組織...全文を見る
○逢坂委員 たくさんおっしゃっていただきましたけれども、まず一つ、きょう明らかになったのは、一般の方々が対象にならない、今度の新しい共謀罪、対象にならないと言っているのは、犯罪の対象にならないというふうに言っている、このことは明確になったと思います。  やじで、そんなの当たり前...全文を見る
○逢坂委員 それからもう一つ。先ほど刑事局長からも答弁ありましたとおり、テロ等準備罪の嫌疑が生じなければ、これは当該団体が組織的犯罪集団であるかどうかは捜査はしないと明言しているわけですよ。その段階では当該団体が組織的犯罪集団であるかどうかはわからないわけですよ。だから、大臣の言...全文を見る
○逢坂委員 ちょっと、大臣、もう一回言っていただけますか。大変恐縮です、もう一回。
○逢坂委員 最後に、大きくそごを生ずる答弁だったというふうに思うんですが、であるならば、林刑事局長の、テロ等準備罪の嫌疑が生じていない段階で、ある団体が組織的犯罪集団になるか否か、こういったことが捜査の対象となることはない、この答弁と大きく私はそごがあるような気がするんですが、も...全文を見る
○逢坂委員 時間になりましたので、これで終わりますけれども、武井政務官、本当に申しわけございませんでした。今度また十分にやらせていただきたいと思います。  終わります。
04月21日第193回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○逢坂委員 民進党の逢坂誠二でございます。  きょうも質問させていただきますが、冒頭に、本当にこんなことを二度言わなきゃいけないのかと思うと腹立たしい思いなんですけれども、委員長に抗議をさせていただきます。  まず、きょうの委員会、与野党の合意なしに職権でセットされているとい...全文を見る
○逢坂委員 すなわち、こういう質疑のやり方もあるわけでありまして、一律に政府参考人を登録して、こちらがお願いもしていないのに政府参考人が答弁をするといったようなことは厳に慎んでいただきたい。そのことを委員長にお願い申し上げます。  きょうは、私自身は、政府参考人、刑事局長につい...全文を見る
○逢坂委員 大臣、暴力団が組織的犯罪集団であるか否か、これは例示して何度も言っていることでありますから、そういう基本的なことについてはやはりさくさくとお答えいただきたいと思うんですよ。  それで、私は、暴力団だからといって、イコール即組織的犯罪集団になるとは思っておりません。こ...全文を見る
○逢坂委員 大臣、ですから、基礎的なところについてはぜひ自信を持ってこれからもお答えいただきたい。
○逢坂委員 そのとおりであります。私は、暴力団が組織的犯罪集団であるか否かは通告はしておりませんでしたので、だから、もしお答えにならなければそれでもよろしいと、それを前提にした上でお伺いさせていただきました。  さて、それでは次の話題に移らせていただきますが、私は、今回のこの共...全文を見る
○逢坂委員 一般市民の方の感覚を思えば、確かに犯罪を犯して逮捕されてある一定の罰を与えられる、これはこれで大変重要なこと、大変なことでありますけれども、だがしかし、何らかの罪の嫌疑が湧き上がってそして捜査の対象にされる、そのことだけでもこれは非常にダメージの大きいことであります。...全文を見る
○逢坂委員 それじゃ、これはいかがですか。  テロ等準備罪の嫌疑のある団体にかかわる方、これは一般の方々と言えるんですか。
○逢坂委員 ということは、井野政務官、嫌疑がある段階では、その団体にかかわる方は、金田大臣の言いぶりでいけば、一般の方々という理解でよろしいですか。
○逢坂委員 私は、その答弁は全くそのとおりだと思うんですよ。  それで、後ろの方から副音声で、そういう一般の方々とかなんとか、そういう議論をするなよみたいな、やじのように聞こえるのがあるんですけれども、なぜ私がこれにこだわるかというと、これは繰り返し私が言っていることであります...全文を見る
○逢坂委員 前回のやりとりの中で、盛山副大臣、こうおっしゃっておられましたよね。私が、テロ等準備罪の嫌疑が出てきた、そうなって初めて当該団体について捜査が始まる、その際に、私は、そのとき一般の人にこれは捜査が及ぶということではないですかということを問いかけたわけであります。そのと...全文を見る
○逢坂委員 これは盛山副大臣に聞いていいかどうか、私は金田大臣に答えてもらった方がいいのかもしれませんけれども、グレーになった段階の人は、先ほどと同じ質問でありますけれども、これは金田大臣の言うところの一般の方々というふうに言えるんでしょうか。グレーになる前の方々は多分一般の方々...全文を見る
○逢坂委員 すなわち、テロ等準備罪の嫌疑が生じて、ある団体が組織的犯罪集団であるかどうか、これは初めて捜査になるわけですね。でも、嫌疑が生ずる、その段階では組織的犯罪集団かどうかわかっていないわけですから、大臣の定義でいえば、それは一般の人々なのではないかというふうに思いますが、...全文を見る
○逢坂委員 答弁が難しいようですので、では、それはよろしいです。  金田大臣はこう言っているんですよ。「組織的犯罪集団とはかかわりのない、そういう方々は一般の方々として受けとめてよろしいのではないかと考えております。」と。私、何回も何回も聞いているんだ、これは。  だから、繰...全文を見る
○逢坂委員 組織的犯罪集団とかかわりのない方が捜査の対象になることはない、であるならば、嫌疑が生じた段階で、嫌疑というのはテロ等準備罪の嫌疑が生じた段階で当該団体が組織的犯罪集団であるか否かを捜査するということは不可能だということでしょうか。  もう一回説明します。  今のは...全文を見る
○逢坂委員 組織的犯罪集団とかかわりのない方々を一般の方々と言っている、それは多分そうなんでしょう。だけれども、私は捜査の対象になるかどうかということを繰り返し聞いているんですよ。  通常の犯罪捜査として、テロ等準備罪の嫌疑がある、疑わしい、この団体はもしかしたらそうではないか...全文を見る
○逢坂委員 静かにしてください。  これは私は非常に重要な問題だと思うんですよ。国民の不安の一つはここなんですよ。(発言する者あり)
○逢坂委員 これは、国民の不安の一つはここなんですよ。罪になるかならないかということも不安ですけれども、捜査の対象になるかならないかというのは非常に大きな不安なんです。  しかも、この共謀罪、テロ等準備罪、これは計画段階ということが入っているわけですので、計画段階のものを私たち...全文を見る
○逢坂委員 捜査の対象になり得る、なる可能性は否定できない、そういうことではないかと思うんですが、いかがですか、大臣。
○逢坂委員 盛山副大臣、それでは、その一般の方々と言われる人々が捜査の対象になる、あるいは調査の対象になるでもいいでしょう、限られているということは、皆無ではないということでよろしいですね。うなずいていただいて。皆無ではないと。
○逢坂委員 今の副大臣の答弁と先ほどの大臣の答弁、違っているんですけれども、大臣、修正された方がいいと思うんですが、いかがでしょうか。
○逢坂委員 大臣、残念ながら認識が多少違うようでありますけれども、私は、盛山副大臣の認識が正確だというふうに思っております。一般の方々も捜査、あるいは調査という言葉を盛山副大臣は使われましたけれども、その対象になる可能性が否定できないということを、うなずいていただきましたので、そ...全文を見る
○逢坂委員 動議を求めます。  逢坂誠二、委員長に発言、説明をしていただきたいことがございますので、発言をお許しいただきますよう、動議を求めます。
○逢坂委員 委員長、発言の機会をいただきました。ありがとうございます。  委員長から御説明をいただきたいことがございます。  本日、当委員会において、政府参考人として法務省刑事局長林眞琴君の出席を求める、その決議をきょうの朝、強行的に行われておりますけれども、その際の説明、提...全文を見る
○逢坂委員 その際に、委員長、きょうの提案の中で、本審査中、政府参考人として法務省刑事局長林眞琴君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、これに賛成の諸君の起立を求めます、このように委員長は提案されたと承知をしておりますが、間違いございませんか。
○逢坂委員 この提案の中で、本審査中の意味について御説明いただけますでしょうか。(発言する者あり)本案審査中、大変失礼いたしました。
○逢坂委員 確認でありますけれども、きょうのこの朝の強行的な採決によって、今後の委員会においては常に刑事局長林眞琴君の出席が可能になるという意味に理解してよろしいでしょうか。
○逢坂委員 この件につきましては、質疑者が望まない政府参考人の登録については、これはやってはならない、しかも、十九日に行われた採決についても憲政史上初めてのことである、これは暴挙である、そういうことを我々は主張させていただきました。  けさの理事会においても、これは絶対にやって...全文を見る
○逢坂委員 委員長、これは撤回しない、そういうことでよろしいでしょうか。
○逢坂委員 委員長の今の発言を重く受けとめ、この件については強く抗議を申し上げ、今後の審議についてもさまざま対応を考えさせていただきます。  委員長、発言、お許しいただきましてありがとうございます。
04月28日第193回国会 衆議院 法務委員会 第14号
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○逢坂委員 民進党の逢坂誠二でございます。  それでは、きょうも質問をさせていただきますが、質問に入る前に、きょうの午前中の階委員と委員長のやりとりについて少し言及をさせていただきます。  きょうの階委員とのやりとりの中で、鈴木委員長は、四月二十一日の階委員の質問、あれは局長...全文を見る
○逢坂委員 理事会で協議をするということで、それは承知はいたしましたが、一点目でありますけれども、委員長、これはこれまでの通常の委員会運営と違うんですよ。これまでの通常の委員会運営は、質疑者も了解した上で政府参考人の登録がされているわけですよ。今回はそうではないんです。質疑者が了...全文を見る
○逢坂委員 さて、そこで、法案の中身を議論したいんですが、また委員長にお願いしたいんですが、私は、技術的な細目についてもし及ぶような質問が私からあった場合は、それは、大臣なり副大臣なり政務官が答えられないということであれば、その旨を言っていただければ十分かと思います。そして、それ...全文を見る
○逢坂委員 私は、これまでの答弁のやりとりを見ると、この法が施行された直後に組織的犯罪集団というのは存在していないのではないかというふうに思うんですね。  それはなぜかというと、これまでの答弁の中で、共謀罪の嫌疑が生じた段階で当該団体が組織的犯罪集団であるか否かを判断する、捜査...全文を見る
○逢坂委員 具体的個別の事件を離れて組織的犯罪集団の存在を判断するものではないから、答えることは困難であるというような……(金田国務大臣「該当性ですよ、該当性だけを検討するものではない」と呼ぶ)該当性、検討するものではないので、答えることは困難であると。  それでは、重ねて言い...全文を見る
○逢坂委員 盛山副大臣、丁寧に答弁いただきましたけれども、私が聞いているのはそういうことではないんですよ。  要するに、法が施行されたその瞬間に世の中に組織的犯罪集団なるものがそもそも存在する、そういう考え方なのか、それとも、具体的な嫌疑が生じた段階で当該団体についていろいろと...全文を見る
○逢坂委員 後段はそのとおりだとおっしゃっていただきましたけれども、すなわち、法が施行された瞬間、その瞬間は組織的犯罪集団というのは私は存在していないというふうに思うんですよ。それは、仮にその時点で嫌疑が生じる団体があったとしても、その瞬間に、本当にその嫌疑が罪であるかどうか、確...全文を見る
○逢坂委員 すなわち、大臣の答弁、個別の事件を離れてその団体が組織的犯罪集団であるかどうかというのは判断できない、それはそのとおりだと思うんですよ。ということは、法が施行された瞬間、そのときは組織的犯罪集団はない、論理上ないというふうに言わざるを得ないと私は思うんですね。  そ...全文を見る
○逢坂委員 それともう一つ、組織的犯罪集団というのは、個別の事案によって、これが組織的犯罪集団だとか、ないとかといろいろ判断をしていくことになると思うんですが、その数というのは変化し得るということでよろしいですよね。事案によって、共謀罪の嫌疑が生ずるようなことが起こる、そして、当...全文を見る
○逢坂委員 そういうふうに考えてみると、嫌疑が生じた段階で組織的犯罪集団であるか否かを判断する、しかもその件数は、総体として減ることもあるだろうし、ふえることもあるだろうし。事件が終了すれば、それは場合によっては解散するということもあるかもしれませんから。でも、ふえるということも...全文を見る
○逢坂委員 だから、白の方がいる、でも、嫌疑が生じた段階で白の方が盛山副大臣の言葉をかりるとグレーになる、でも、それを調べた結果、黒にもなり得るし、白にもなり得るということですよね。  だったら、出発点はやはり白の方、嫌疑がかかった段階で白の方、盛山副大臣はグレーになるという非...全文を見る
○逢坂委員 しつこいようですけれども、白の方が盛山副大臣の言い方で言うとグレーになる、グレーになった段階でそれは一般の方々ではないのだということをおっしゃいました。でも、グレーの方は、調べたら、白にもなり得るわけですよね、黒にも白にもなり得る。ということは、もともと一般の方々に対...全文を見る
○逢坂委員 大臣、御答弁ありがとうございます。  大臣、嫌疑というのは誰に生ずるんですか。嫌疑というのは誰に生ずるのか、教えていただけますか。組織的犯罪集団に属している人は、嫌疑ではなくてすっかり黒なわけですから、それは嫌疑ではなくてまさに罪に該当することになる。嫌疑というのは...全文を見る
○逢坂委員 組織的犯罪集団にかかわりがある方というのは、どういうふうに調べるんですか。  大臣、今の件は答えられないということでよろしいでしょうか。技術的細目にかかわることだから答えられない、組織的犯罪集団にかかわる方はどのようにして調べるのかということは技術的細目であるから答...全文を見る
○逢坂委員 今ちょっと声が出ましたけれども、大臣、技術的細目にかかわることについては政府参考人が答弁をするというようなルールですので、実務だから政府参考人が答弁するという規則にはなっておりませんので、そこのところはお間違えのないようにしていただきたいと思います。  よろしいです...全文を見る
○逢坂委員 一般の生活を送っている方々は捜査の対象にはならない。きょうはこの質問はもうこの程度にとどめたいと思うんですが、後でもう一回議事録を丁寧に読んで再質問したいと思いますが、それでは、大臣のお気持ちというかお考えでは、いわゆる組織的犯罪集団にかかわりのない方、これが大臣の定...全文を見る
○逢坂委員 わかりました。非常に重要な答弁をいただいたと思っております。組織的犯罪集団にかかわりのない方々は一〇〇%捜査の対象にはならないと。了解いたしました。  それでは、次の質問に移らせていただきます。  きょうは警察庁からも来ていただいておりますが、その前に、まず、これ...全文を見る
○逢坂委員 そこで、実は、捜査というのは一般の国民はなかなかわかりにくいものだと私は思います。私自身もそんなに詳しいわけではない。  警察庁にお伺いしますが、捜査令状をとる前に、嫌疑が生じた段階でいろいろな捜査をするということになろうと思います。捜査と言ってよいのか、調べと言っ...全文を見る
○逢坂委員 今私が言ったような捜査手法はあり得るということ。  それでは次に、もうちょっと進んで、例えば近所の聞き込み。家族構成はどうですか、御主人は何時ぐらいに帰ってくるんでしょうね、帰宅時間、あるいは、どのような人が出入りしているんでしょうねといったようなことを聞くこと、聞...全文を見る
○逢坂委員 そうですね、捜査事項照会で入手できるということは結構あるんだと私も承知はしております。以前も、私、随分、捜査事項照会を受けて、いろいろな情報を私の判断で提供したことがかつてございました。  この捜査事項照会というのは、裁判所の判断は不要という理解でよろしいでしょうか...全文を見る
○逢坂委員 それでは、もう少し例示を言いたいと思うんですが、捜査事項照会で入手できる情報として、戸籍、住民票、それから在学に関するもの、例えば通信簿とか学校にどれぐらい行っていたかの出欠日数、あるいは車両情報、不動産情報、所有者の情報の登記など、あるいは会社情報の調査、役員にどん...全文を見る
○逢坂委員 今幾つか例示を出させていただきましたが、国民の皆さんは余りこういうことを聞くことがないと思いましたので、あえて例示を出して質疑させていただきました。  ただ、金田大臣によりますと、一般の方々は一〇〇%捜査の対象にはならないというふうにおっしゃっておられましたので、こ...全文を見る
○逢坂委員 刑事局長、今私が言った以外の条件をちょっと付加したように思うんですが。計画されることが現実的に想定されるものを加味すれば二百七十七と言ったんですけれども、私が聞いたのは、四年以上の刑で、しかも組織的な犯罪集団が関与するもの、関与できるものというふうに読んでもいいかと思...全文を見る
○逢坂委員 計画されることが現実的に想定されるか否かの基準にのっとってというお話をされました。  この基準というのは具体的にどういうことなのかということをお伺いしたいんですが、今回の刑期四年以上の犯罪が規定されている刑、例えば公職選挙法違反なんというのも、これは多分五年だったか...全文を見る
○逢坂委員 幾つか具体的な基準をお話しいただきましたが、あえて鉱業法を取り上げさせていただきますが、鉱業法はなぜ組織的犯罪集団が具体的に現実的に計画することが想定されないのか。私は、一般論としては、鉱業法、鉱山からあるいは土地の中から不法に鉱物をとること、これの罪が規定されている...全文を見る
○逢坂委員 刑事局長、私、逆じゃないかと思うんですよね。  要するに、今いみじくも刑事局長も答弁されましたけれども、鉱業権を取得しないで鉱物を不法にとる、そのためには、大きな組織や、場合によっては機械や設備がなければこれはとれないのだというふうに言いました。個人ではやり得ない可...全文を見る
○逢坂委員 何で私はこの質問をするかというと、私の地元に大規模なセメントの原料になる鉱山があるんです。これは露天掘りです。  そして、そこは非常に広大な土地でありまして、場合によっては誰でもが入っていける。もちろん、道は限られていて、フェンスがあって中には入れないというものがあ...全文を見る
○逢坂委員 これは、林局長、後でまた丁寧にやりますけれども、私、判断の分かれるものはあると思うんですよ。二百七十七が絶対、これで唯一無二の対象犯罪だというふうには言えないのではないかと思うんです。  外務省から武井政務官に来ていただいておりますけれども、二つ。  今回のTOC...全文を見る
○逢坂委員 随分疑問がたくさん出ましたので、またやらせていただきます。  ありがとうございます。
05月08日第193回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○逢坂委員 民進党の逢坂誠二でございます。  きょうは、共謀罪について質問させていただきます。  まず最初に、共謀罪について一般の方々が捜査の対象になるかどうか。金田大臣と盛山副大臣の間で答弁が随分ぶれているということも報道されておりますし、委員会で聞いていてもそう思います。...全文を見る
○逢坂委員 総理も一般の方々は捜査の対象にはならないんだという認識だというふうに理解をいたしましたが、そこで、金田大臣、お伺いします。一般の方々が捜査の対象にならないということを具体的にどのように保証されるんでしょうか。
○逢坂委員 金田大臣、同じ答弁を繰り返すのなら言わないでください。時間の無駄です。私も限られた時間の中で質疑をしておりますので。  そこで、では聞き方を変えましょう、一般の方々は共謀罪の、今度は、嫌疑の対象に一〇〇%ならないと言い切れますか。(発言する者あり)
○逢坂委員 一般の方々は共謀罪の嫌疑の対象にもならない、これはなかなか激しい答弁だと私は思います。  それでは、もう一つお聞きしましょう。告発という制度があります。告発は誰でもできる制度であります。そして、ここに何か事件があるのではないかというふうに思ったら、それは誰でも告発が...全文を見る
○逢坂委員 大臣、告発された場合、嫌疑がないというのはどういうふうにわかるんですか。  告発されるとどういうことになるか。犯罪捜査規範六十七条、告発があった事件については特に速やかに捜査を行うように努める、こういう規定があるんですよ。告発があったら、まず速やかに捜査をしようとい...全文を見る
○逢坂委員 大臣、嫌疑がないことはどうやってわかるんですか。
○逢坂委員 大臣、大分苦しい答弁なんですが、告発されたら基本的には速やかに捜査をする、これが捜査規範のルールであります。そして、嫌疑があるかないかは、やはり捜査をする、調べるということがなければわからない。  これはどうですか、調べないでわかるんですか。大臣、いかがですか。
○逢坂委員 嫌疑がないことがなぜわかるんですかということを私は繰り返し聞いているんです。簡単な話なんです。  捜査しなければ嫌疑がないことはわからない、これが一般の国民の感覚ではないかというふうに思います。自動的に嫌疑がないことがわかる、そんなはずはない。であるならば、それは警...全文を見る
○逢坂委員 形式的に捜査の対象となることと被疑者の対象となることは違う。きょうはもう時間がありませんので、ここはもうこれ以上詳しくは聞きません。  大臣は何で私が告発にこだわると思いますか。今回の共謀罪というのは、秘密裏に犯罪を計画するということ、その中身を知るということになる...全文を見る
○逢坂委員 一〇〇%ないという、これは極めて大きい答弁だと私は思いますが、それでは、大臣、少しまた質問の仕方を変えます。  現行の捜査法規上、共謀罪の嫌疑で嫌疑が生じた一般の方々を捜査すること、任意捜査も含めてでありますけれども、これは現在の捜査権の濫用に当たりますか、当たりま...全文を見る
○逢坂委員 私は、被疑者として捜査の対象になるかというふうに聞いているわけでは必ずしもありません。そこは、嫌疑が生じる、確かに被疑者かもしれませんけれども、告発も含めて一般の方々を共謀罪の嫌疑によって捜査することは、それでは聞き方をまた変えましょう、共謀罪の嫌疑が生じて捜査するこ...全文を見る
○逢坂委員 共謀罪の嫌疑で嫌疑が生じた一般の方々を捜査することは現行法上違法でありますかというふうに聞いているんです。
○逢坂委員 それでは、大臣、改めて聞きます。嫌疑が生ずる対象になる方々に一般の方々というのは含まれますか。
○逢坂委員 大臣の発言からいけば、嫌疑が生ずる方々というのはあらかじめカテゴリーが決まっているように私には感じられるんですよ。  大臣、一般の団体も犯罪集団であるということに一変すれば組織的犯罪集団になり得る、こういう答弁も大臣はかつてされていたかと思います。一般の団体に属して...全文を見る
○逢坂委員 大臣、これも繰り返しの質問なんですが、当該団体が組織的犯罪集団に一変したかどうかというのは大臣には自動的にわかるんですか、捜査をしなければわからないんじゃないですか。捜査しなきゃわからないんじゃないですか、大臣。いかがですか。
○逢坂委員 大臣、もう時間が午前中は来ましたので、大臣の考え方でいきますと、一般の方々は捜査の対象にもならない、一般の方々は嫌疑の対象にもならない、一般の方々は嫌疑の対象になる母集団の中にも含まれない、一般の方々は告発の対象にもならない、こういう整理でよろしいんですか。
○逢坂委員 大臣、告発というのは広く何人もできるんですよ。国民に限らず何人も告発できるんです。告発する人の意思によってそれはできるわけですよ。  告発の対象にならないということをなぜ大臣が言い切れるんですか。受理するかしないかの問題ではなく、まず告発するかしないかのところですよ...全文を見る
○逢坂委員 大臣、告発の対象にはなり得るということでよろしいですね。それは告発する側の判断なのですから。いかがですか。
○逢坂委員 それでは、形式的に告発の対象になり得るということは認めたということでよろしいですか。いかがですか。
○逢坂委員 大臣、告発されて、それがもし内容が十分整っていて受理されたら、捜査の対象になるんじゃないですか。捜査の対象にならないというのは言い過ぎじゃないですか。
○逢坂委員 午前中に引き続きやらせていただきます。  午前中、私は簡単なことを三つ聞いただけなんです。一般の方々が捜査の対象になるか、一般の方々が嫌疑の対象になるか、一般の方々が告発の対象になるか、たったこれだけのことを聞いただけなんですけれども、あれほどある種答弁が混乱すると...全文を見る
○逢坂委員 今、大臣は何とおっしゃったでしょうか。答えられないというふうにおっしゃったんでしょうか。
○逢坂委員 それでは、これから共謀罪の捜査が仮に法案が通って始まるというときには、間違って一般の方々が捜査の対象になることは一〇〇%あり得ないということですね、間違っても。誤りもないということですね。
○逢坂委員 私、細かいことを聞いているんじゃなくて、単に捜査や嫌疑や告発の対象になるかということだけを聞いているだけであります。細かい実務については聞いておりません。それは脇にちょっと置きましょう、時間ももうございませんので。  私たちは、今回の共謀罪法案、これはやはり廃案にす...全文を見る
○逢坂委員 総理、総理がおっしゃることは、それは政府としてはそう言わざるを得ないのだと思うんですが、九百名のうち二百九十名も離職せざるを得ないという実態があることは、もう少し重く受けとめるべきだと私は思います。そのことも念頭に置いて、私は、今述べたこと以外にも具体的な対応、対策を...全文を見る
○逢坂委員 大臣、先日の答弁の中では、にわかには組織的犯罪集団になるかどうかは即答はできないということだったんですね。その理由は何かということをあえてもう私から申し上げますと、実は、今回の組織的犯罪集団の要件として、結合の基礎としての共通の目標が必要であるということ、それから犯罪...全文を見る
○逢坂委員 聞いていることに全く答弁してもらえないのでは、質疑にならない、やりとりにならないんです。私の質問時間は終わりましたので、もうきょうはこれでやめますけれども、大臣、一般論で聞けば具体論でというふうに言う、具体論で聞けば個別具体の例には答えられないと言う、こういう答弁はや...全文を見る
05月12日第193回国会 衆議院 法務委員会 第16号
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○逢坂委員 民進党の逢坂誠二でございます。  まず、大臣、けさの段階でちょっと急遽通告をさせていただきましたけれども、この件について見解をお伺いいたします。  昨日十三時三十五分ころ、羽田空港国際線ターミナル上陸審査事務室において上陸審査中の手続にあったインドネシア人男性、三...全文を見る
○逢坂委員 大臣、これは、共謀罪の議論をいろいろしていますけれども、テロ対策を考える上で水際というのは非常に大事なことであります。  今回のことについては二つの問題があるんですよ。一つは、まず、入国審査の段階でこれは何かおかしいなと思って、別室へ連れていってそこで再度の審査をし...全文を見る
○逢坂委員 重ねて警察庁にお伺いしますが、公共の安全と秩序の維持ということで公安部門がさまざま活動しているということでありますけれども、そこには、具体的な犯罪、事件、そういうものがない場合であっても、公共の安全と秩序の維持の観点から必要があると認めれば、何らかの捜査活動あるいは情...全文を見る
○逢坂委員 必ずしも私の質問に正確に答えていただいていないんですが、具体的な事件、事故、そういうものがない場合であっても、現在の公共の安全と秩序の維持の観点から何らか必要があると認めれば、公安部門として情報収集の活動を行ったりするんですかということを私は聞いているんです。
○逢坂委員 ということは、事件、事故がありなしにかかわらず必要なことをやるというふうに私は理解せざるを得ないのでありますけれども、それでよろしいですか。うなずいてもいただけませんし、首を横にも振ってもいただけないんですが、いかがですか。もう一度御答弁ください。
○逢坂委員 これ以上やっても時間の無駄のようにも思いますけれども。  そこで、今回の共謀罪でありますけれども、この共謀罪法案について、これが公安部門の情報収集の対象になるかどうかということはいろいろ議論のあるところでしょうが、もし今回の共謀罪法案による組織的犯罪集団の疑いがある...全文を見る
○逢坂委員 繰り返しますけれども、公共の安全と秩序維持の観点から必要があれば、それは、組織的犯罪集団もしくは組織的犯罪集団と思われるようなものについても何らかの情報収集活動をしても違法ではない、必要があってやることであるからそれは違法ではないという理解でよろしいですね。
○逢坂委員 私、ここで無理に決めつけるつもりはないのでありますけれども、公安部門においては、具体的な事件、事故がない場合であっても、公共の安全と秩序維持の観点から必要があると思えば情報収集活動をしているということだと思います。  加えて、今回、共謀罪という新たな犯罪の類型ができ...全文を見る
○逢坂委員 要するに、あくまでも公共の安全と秩序維持の観点と。でも、これに対する必要が出てくれば、団体に限らず、それは情報収集を行うということに理解をいたしましたけれども、よろしいですね。うなずいていただければ。
○逢坂委員 要するに、対象にならないということは否定できないということでありますので。  これまでいろいろ議論になっていましたのは公安部門以外の警察の捜査ということで、この問題、いろいろ議論になっておりましたけれども、公安部門としても当然、公共の安全と秩序の維持の観点から課題が...全文を見る
○逢坂委員 すなわち、大臣の説明は、今回の共謀罪法案、これが成立しても日本の刑法体系の大転換ではないんだという説明であります。うなずいておりますので、そのとおりなんだろうと思いますけれども。  ただ、その要件として、組織的犯罪集団がかかわるかどうかというところが一つの大きな要件...全文を見る
○逢坂議員 ただいま議題となりました法律案につきまして、民進党・無所属クラブ及び自由党を代表し、その趣旨を御説明申し上げます。  政府が提出しているいわゆる共謀罪法案に対しては、多くの国民が不安を感じ、国民的な理解が得られているとは到底言えない状況であり、断じて賛成することはで...全文を見る
05月18日第193回国会 衆議院 本会議 第26号
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○逢坂誠二君 民進党の逢坂誠二でございます。  本題に入る前に申し上げます。  安倍総理の古くからの友人が理事長を務める学校法人加計学園が国家戦略特区に獣医学部を新設する計画について、安倍総理の何らかの関与や影響が疑われております。昨日の報道によれば、文部科学省が、特区を担当...全文を見る
05月19日第193回国会 衆議院 法務委員会 第18号
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○逢坂議員 吉田委員の質問にお答えいたします。  平成十八年、二〇〇六年当時の議論でありますけれども、我が党は、当時、閣法が提出された、そういうことを前提にして、その範囲の中で最大限、刑法の謙抑的な考え方、これに合致するような対応がとれないかということで修正案を提出させていただ...全文を見る
○逢坂委員 民進党の逢坂誠二でございます。  まず冒頭に、きょうの朝のこの法務委員会の理事会におきまして、与党筆頭から、きょうのこの委員会においてこの共謀罪法案の質疑を終局したい、そして、さらにその上で採決をしたいという提案がございました。もちろん、この提案は受け入れることはで...全文を見る
○逢坂委員 大臣、それは法令上明確に、調査、検討、捜査の対象にならないということは明らかになっていますか。
○逢坂委員 今回の犯罪の主体になるのは組織的犯罪集団だというのは法文上書いてありますけれども、いわゆる大臣の言うところの一般の方々が捜査や調査や検討の対象にならないということは法令上明らかですかと聞いているんです。
○逢坂委員 犯罪の主体を組織的犯罪集団に限定したから一般の方々が捜査の対象にならない、その意味をもう少し詳しく教えてください。
○逢坂委員 同じ答弁の繰り返しなので、納得はできないのでありますけれども。  それじゃ、警察庁に来てもらっていますので、警察庁にお伺いしますが、今回のこの共謀罪に関して、今大臣が言うとおり、組織的犯罪集団にかかわりのない方々を、何らかの、例えば刑事訴訟法でもいいでしょう、あるい...全文を見る
○逢坂委員 警察庁は、警察法二条の規定に基づいて必要な情報収集を行うということでありますね。その際に、今の大臣の答弁と整合性はとれるんでしょうかね。大臣は、一般の方々は全く調査も検討も捜査の対象にもならないと言い切っているわけでありますけれども、それで警察の捜査あるいは日常活動の...全文を見る
○逢坂委員 それじゃ、白川さん、質問の仕方を変えましょう。警察法二条に言うところの責務を達成するために情報収集をしたりいろいろ調べたりする範囲には、対象になる方には法令上限定はありますか。
○逢坂委員 ということは、白川審議官、この方は警察法二条の規定によっても調査やいろいろ情報収集の対象にはしないんだとかということは、警察法上は明確ではない、これは明文化されていないという理解になるわけですけれども、相当性、妥当性、それを考慮しながら二条の責務をどう果たすかというこ...全文を見る
○逢坂委員 しつこいようですけれども、ここがこの共謀罪法案の入り口の最も大きな議論だったわけですが、その際に、警察法二条の責務を達成するためにいろいろな情報収集をする、その対象の中にいわゆるこの組織的犯罪にかかわりがあるかないか、疑義のある方が含まれないという保証はありますか。
○逢坂委員 それじゃ、刑事訴訟法の規定に基づいて、犯罪があると思料されるときは捜査をするということになっているわけですが、この中で、実際に組織的犯罪集団にかかわりがある、ない、それを前提にしてこれは捜査をするということになるわけでしょうか。金田大臣の答弁からすれば、組織的犯罪集団...全文を見る
○逢坂委員 私が聞いているのは、どのような場合に捜査が開始されるのかと聞いているのではなくて、捜査の対象になる人のことを聞いているんですが、それも法務省の守備範囲ですか。それは警察庁じゃないんですか。
○逢坂委員 それじゃ、金田大臣、大臣のおっしゃっていること、一般の方々は捜査や情報収集や検討の対象にもならないということでありますけれども、私は、先ほどの、今回の共謀罪法案の六条の二、この規定からはどう逆立ちしても読み取れないような気がするんですよ。まあ、ここはいろいろ議論が分か...全文を見る
○逢坂委員 それじゃ、警察庁に改めて聞きます。  今の大臣と刑事局長の答弁から、もし仮にこの共謀罪の法案が成立をする、そうした場合に、いわゆる大臣の言うところの一般の方々は捜査の対象にしない、あるいは捜査以前の情報収集、検討の対象にしない、そういうことでよろしいですか。
○逢坂委員 それじゃ、警察法二条の規定によるさまざまな情報収集活動、これにはいわゆる今回のさまざま議論になっている一般の方々も含まれるということでよろしいですか。
○逢坂委員 それじゃ、運用にかかわることなので、刑事局長に同じ質問をします。  警察法二条に基づいてさまざまな情報収集をする対象に、いわゆる大臣の言うところの一般の方々は含まれないという理解でよろしいですか。
○逢坂委員 的確に周知をして、刑事局長、どのような範囲を対象にして捜査するかは、的確に周知をしたその内容が守られていれば、それは法務省としては問わないということでよろしいですか。
○逢坂委員 今の答弁で白川審議官もよろしいですか。これによっていわゆる犯罪の主体が組織的犯罪集団に限定されているから一般の方々は捜査の対象にしないというふうに言っているようにも聞こえるし、言っていないようにも聞こえるんですが、今の答弁でよろしいですか。
○逢坂委員 私は今百八十九条の話だけをしているのではなくて、警察法二条も含めて、情報収集の対象にはならないということでよろしいですか。
○逢坂委員 特定の犯罪の捜査を念頭に置いていないということであれば、広く多くの人が対象になり得るという理解でよろしいですか。
○逢坂委員 大臣、これまで一般の方々問題をずっとやってきたんですけれども、やはり私は釈然としないんですよ。大臣は、対象にならない、対象にならないというふうにおっしゃるのでありますけれども、それは具体的にどういうことなのか、これはやはりもう少し、きょうの議事録も踏まえて私は精査させ...全文を見る
○逢坂議員 この点について明確な通告はなかったわけでありますけれども、お答えさせていただきたいと思います。  この件については、平岡法務大臣の折に、TOC条約に加入するために国内法の整備が必要か、ありやなしやということで、平岡法務大臣は当時、国内法の整備は不要であろうというふう...全文を見る
05月23日第193回国会 衆議院 本会議 第27号
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○逢坂誠二君 私は、民進党の逢坂誠二でございます。  民進党・無所属クラブを代表いたしまして、ただいま議題となりました共謀罪法案及び同法案修正案に対し、反対の立場から討論を行います。(拍手)  今回の法務委員会の運びは極めて異常でありました。  共謀罪法案の審議の直前、自民...全文を見る
05月25日第193回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第2号
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○逢坂委員 民進党の逢坂誠二でございます。  きょうは、原子力発電所の万が一の事故の際の避難計画などを中心に話を聞かせていただきたいと思います。  まず冒頭に、何点か確認をさせていただきたいんですが、以前もちょっと確認したことはあるんですが、もう一度改めて確認をさせていただき...全文を見る
○逢坂委員 それでは、次でありますけれども、原子炉規制法、いわゆる一般に炉規制法と言われるものでありますけれども、炉規制法の中には、「この法律は、原子力基本法の精神にのつとり、」ということで、第一条に目的が書かれているわけでありますけれども、原子力基本法の精神にのっとるということ...全文を見る
○逢坂委員 それから、最後の法律でありますけれども、原子力規制委員会設置法の第一条の「目的」、この中にも、「確立された国際的な基準を踏まえて」という文言があるわけでありますけれども、原子力規制委員会における原子力発電所利用の安全確保においても、確立された国際的な基準を踏まえるとい...全文を見る
○逢坂委員 原子力基本法においても、炉規制法においても、そして原子力規制委員会設置法においても、確立された国際的な基準というものが基本になるということを改めて確認させていただきましたけれども、そこで、確立された国際的な基準というのは一体何を指すのか、具体的に何を想定しているのか。...全文を見る
○逢坂委員 IAEAの安全基準を確立された国際的な基準というふうに認識しているという答弁でありました。  しかしながら、IAEAの安全基準は加盟国を法的に拘束するものではないということでありましたけれども、IAEAの原子力の安全にかかわる国際的な機関としての目的でありますとか性...全文を見る
○逢坂委員 そこで、IAEAの安全基準に関する、特に緊急時計画あるいは人口に関する規定について何点かお伺いをしたいのでありますけれども、これについては、あれでしょうか、概括的にこんな記載があるということは説明いただけますでしょうか。それとも、こちらが項目ごとに聞いた方がいいですか...全文を見る
○逢坂委員 それでは、私の方でちょっとIAEAの基準について読み上げさせていただきますので、それが確かに基準に含まれているかということを御答弁いただきたいと思うんです。  改めまして、緊急事態に至り得るような事態を含む事故状態に伴う住民への放射能リスクが容認可能なほどに低いとい...全文を見る
○逢坂委員 これは立地場所をどうするかの評価であるということで、今の発言は、それはどういう意味でしょうかね。それは要するに、確立された国際的な基準に該当するとかしないとか、そういうことを言っているんですか、それとも、これも確立された国際的な基準というふうに考えていいのでしょうか。
○逢坂委員 であるならば、この今私が述べた基準でありますけれども、緊急時の避難計画、緊急時の対応、こうしたものの実効性確保のための措置が何らかの形で規制に取り込まれていることに加えて、プラントの運転開始前の段階で何らかの形でそれを審査する、そういう仕組みになっているという理解でよ...全文を見る
○逢坂委員 それでは、今の答弁からしますと、立地段階から例えば避難計画について何らかの形で審査すること、これは確立された国際的な基準というふうには判断していないという意味なんでしょうか。IAEAのものもございますけれども、例えば英国の立地に関する基準でありますとか、あるいはアメリ...全文を見る
○逢坂委員 規制当局であるか否かは別にして、私が確認したいのは、いわゆる立地段階から、緊急時の対応策あるいは緊急時における避難計画、これを何らかの形で審査するということは、確立された国際的な基準というふうに理解しているのですかということを聞いているんです。それを日本がやっているや...全文を見る
○逢坂委員 それでは、もう一回聞きます。  先ほどIAEAのことに私が言及したわけでありますけれども、きのう、これは役所からいただいたものでありますけれども、IAEAセーフティースタンダードというものがあって、その中のくだりに、日本語で言いますと、プラント運転開始に先立つ外部領...全文を見る
○逢坂委員 この日本語を読むと、プラントの建設が始まる前に克服できない障害が存在しないことを確認しなければならないということでありますから、先ほど私が何度も言ったとおり、立地段階から、例えば緊急時避難計画や緊急時の対応について何らかの形で審査することは、確立された国際基準という理...全文を見る
○逢坂委員 何度言ってもかみ合わないんですけれども、それは確立された国際的な基準という理解ではないのですかという単純な質問なんですけれども。立地だとかなんとかということを聞いているわけではないんです。
○逢坂委員 大分時間を消費しましたけれども、確立された国際的な基準だという御答弁をいただきました。  そこで、日本の状況についてお伺いをしたいわけでありますけれども、日本で原子力災害、緊急事態が生じたときのいわゆる防災計画とか避難計画というのは、どういう手順で作成されることにな...全文を見る
○逢坂委員 日本においては、国の防災基本計画でありますとか、これも国の原子力災害対策指針に基づいて自治体で計画をつくるということは理解をいたしましたが、その際に、お伺いしたいのは、自治体がつくるいわゆる防災計画でありますけれども、これは、プラントの運転開始前や、あるいはプラントの...全文を見る
○逢坂委員 そういうことからいたしますと、日本の今立地している原子力発電所については、プラントの設置の時点あるいはプラントの運転開始前の時点で、必ずしも、実効性のあるいわゆる緊急時対応計画あるいは避難計画、こういうものがつくられているとは限らないという理解でよろしいでしょうか。
○逢坂委員 ということは、原子力のプラントが現に存在している地域において、現在の人口でありますとか人口分布でありますとか、あるいは地形だとか気象の条件だとか、あるいは避難するためのさまざまな状況、例えば、対応する車両があるかとか、あるいは福祉施設の状況がどうなっているとか、そうい...全文を見る
○逢坂委員 それぞれの自治体において努力をしていることは確かに私も理解はしますし、私の生まれた町でも今一生懸命計画をどうもつくっているようであります。  だがしかし、その結果、その避難計画なるもの、あるいは緊急時の対応計画なるものが有効に機能する、そういうものであり得るかどうか...全文を見る
○逢坂委員 それでは、少し聞き方を変えますけれども、自治体の側でこの計画を策定している、その際に、いろいろな手だてを講じてみた、地域にあるさまざまな車両もかき集めた、福祉施設にもいろいろかけ合ってみた、だがしかし、ある一定の期間内といいましょうか、ある一定の範囲内といいましょうか...全文を見る
○逢坂委員 国も一緒になってやる仕組みに変化してきていることは私も理解はいたしますけれども、だからといって、国が、乗り越えられない課題が仮にあったとして、それを無理やり、これでも大丈夫ですよなんということは、私は権限としてはやれないと思うんですよ。  例えば、南の側に原子力施設...全文を見る
○逢坂委員 私は、答えにくいやりとりをしていることは理解をしております。答えにくいやりとりを多分させてもらっているんだろう、私がもしそこに座っていたらなかなか答えにくいなと思います。  だがしかし、やはり避難計画というのは大事です。万が一の事故はないということではないことはもう...全文を見る
○逢坂委員 全く答弁になっていないような気がするんですが。  私は、単純なことを聞いているだけです。もう答弁はよろしいんですけれども、IAEAの基準によれば、実際にプラントが動く前、プラントが立地する前に、避難を初めとする計画、これがちゃんと機能するかどうか、それを確認するルー...全文を見る
06月02日第193回国会 衆議院 法務委員会 第19号
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○逢坂委員 民進党の逢坂誠二でございます。  時間が限られておりますので早速質問に入りたいと思いますが、その前に、冒頭に、きょう、アメリカのCIAの元職員でありましたスノーデン氏のインタビューを共同通信が配信しております。それを読みますと、日本の共謀罪法案についてどう思うかとい...全文を見る
○逢坂委員 要するに、この書簡を確知したのが十八日の夜、確知して即その日の夜のうちに、いわゆる抗議、官房長官の言うところの抗議をしたということだと思うんですが。  まず一つ、官房副長官にお越しいただいているんですけれども、私、この書簡を読むと、これは、要するに、疑問点について答...全文を見る
○逢坂委員 今の説明、国連の職としての立場であるかどうかといったような、あえて後で説明を加えなければ国民が理解できないような反論をすることは、私はやはり二重基準というふうにとられると思いますよ。国民には国連の立場じゃないんだと明確に言っておきながら、この書簡ではやはりそういうふう...全文を見る
○逢坂委員 それでは、国際法秩序に適合することは明らかだから、この特別報告者の言うところの助言あるいは専門知識、この提供を受ける気はないということで、大臣、よろしいですね。うなずいてお答えいただければと思うんですが。
○逢坂委員 聞いていることと違うことを答弁されているんですけれども、時間がありませんので、ちょっと次に進みます。  そこで、大臣、例の立法事実、どうなりましたか。頭の中にたくさんあると言っていた立法事実、そろそろ頭の中にたくさんあるのを教えていただきたいんですが、二つか三つでも...全文を見る
○逢坂委員 質問時間が終わりましたのでこれでやめますが、結局、大臣、今、きょうこの時点になっても、具体的な立法事実が言えないというのが真実なんじゃないですか。TOC条約を締結することが立法事実だという説明は何度も何度も聞いておりますけれども、国内で具体的な事例を紹介して、こういう...全文を見る
06月07日第193回国会 衆議院 法務委員会 第21号
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○逢坂委員 民進党の逢坂誠二でございます。  今回の性犯罪の厳罰化法案でありますけれども、多くの方が一日も早い成立を望んでいるということでありまして、私も基本的方向については了とするものでありますし、早く成立をさせたい、そう願っております。  しかしながら、きょうの法案審議が...全文を見る
○逢坂委員 それでは、少し個別的事項について質問をさせていただきます。通告が必ずしも十分ではなかった部分もあろうかと思っておりますので、もし通告が十分ではなかったので答えられないというものがあれば、それについては答弁を留保いただいても構いません。  まず最初でありますけれども、...全文を見る
○逢坂委員 ということは、これは、今、林刑事局長が言うところからすれば、対象にならないものはないという理解でよろしいでしょうか。子供がそういう性犯罪の被害に遭うといったようなことについては、あらゆるものについて対象にするということでよろしいですか。
○逢坂委員 了解いたしました。  それでは、次にお伺いをしますけれども、この大臣が言うところの、三者連携の仕組みを利用し、適切に対処をするということでありますけれども、これをいわゆる司法面接と言ってよいのかどうか、いろいろあるんでしょうけれども、ここで言われていた内容、訴訟手続...全文を見る
○逢坂委員 今の答弁からしますと、いわゆる司法面接というものを林刑事局長に説明いただきましたけれども、三者連携の仕組みは必ずしも、刑事局長の言う司法面接の機能を十分に現行法の中では備えていないという認識でよろしいでしょうか。一部そういう側面はあるけれども、必ずしも十分ではない。そ...全文を見る
○逢坂委員 それでは、金田大臣にお伺いをするんですが、金田大臣の答弁は、三者連携の仕組みを利用し、適切に対処するという答弁をされていたかと思うんですが、適切に対処するというのはどういう観点、どういう意味、どういう意図なんでしょうか。
○逢坂委員 適切に対処をするというのは、検察当局側との連携強化、そういう意味合いだということでよろしいですか。うなずいておられますので、そういうことだと。わかりました。  多分、これだけでは必ずしも十分ではないのだというふうに思いますので、この点についてはより議論を深めて、今後...全文を見る
○逢坂委員 その場合に、法定代理人そのものが加害者であるとか、いわゆる親にも話しにくいというような事情、あるいはそのような性的被害を受けた場合、何らかの救済措置、そういうものが被害者である子供に対してあるんでしょうか。
○逢坂委員 そこの点は理解いたしました。  それで、重ねてでありますけれども、いわゆる法定代理人としてそもそもふさわしくないといいましょうか、そういう事情がある場合に、第三者が子供被害者の代理人となるといったようなことは、法的にはそういう余地はあるでしょうか。
○逢坂委員 要するに、親権者が法定代理人、原則そうなっていると。その親権者が法定代理人としての機能を果たし得ないということは、例えば、親には絶対話せないような内容であるとか、あるいは親そのものが加害者であるとか、そういったような場合に、被害者である子供はどうしますかということです...全文を見る
○逢坂委員 この点、実は私自身もまだ勉強がちょっと十分ではないのでありますけれども、そういうケースは実際に多分あるんだろうなというふうに思われますので、こうしたところもこれからまだまだ詰めていかなければいけないポイントの一つだと私は思っています。  それでは、次に、ちょっと話題...全文を見る
○逢坂委員 性別は問わないと。  それから、LGBTなどの被害者の方についても、これは対象になるということでよろしいですか、性別を問わないということであれば。
○逢坂委員 あと、これらの財政支援についてですけれども、財政支援を予定しているということであります。設立当初のイニシャルコスト、これへの財政支援というのは多分予定されているんでしょうけれども、ランニングコストについてはどのように考えておられるでしょうか。
○逢坂委員 今の答弁から、ランニングの一部は支援の用意があるというふうに理解をいたしました。  そこで、ちょっと政務官にお願いなんですけれども、各県一つずつ当面設置することを予定しているということでありますが、各県一つであれば、北海道は全くこれは機能しないというふうに思います。...全文を見る
○逢坂委員 私は、先ほど井出委員が指摘をした教育というのが、一つやはり重要なポイントだというふうに思います。これは法務省の問題では必ずしもないのかもしれませんけれども、やはり政府を挙げてというか、我々も含めてでありますけれども、どういうふうに未然に発生させないかということが最も大...全文を見る
06月12日第193回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第4号
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○逢坂委員 委員長、どうもありがとうございます。  民進党の逢坂誠二でございます。  きょう、このような場ができたことを大変高く評価したいと思いますし、与野党の理事の皆さん、それから三原委員長に敬意を表したいと思います。  三原委員長にお願いがあるんですけれども、このアドバ...全文を見る
○逢坂委員 そこで、アドバイザリー・ボードの先生方にお伺いしたいんですが、基本的なことと具体的なこと、聞きたいことが山のようにあるんですが、きょうは具体的なことを二点だけ。  まず一点は、先ほど黒川先生がもう言及されましたけれども、避難計画のことであります。  IAEAの立地...全文を見る
11月15日第195回国会 衆議院 文部科学委員会 第1号
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○逢坂委員 立憲民主党の逢坂誠二でございます。それでは、きょうはよろしくお願いいたします。  早速質問に入りたいと思います。大臣、よろしくお願いします。  まず、大臣、前提条件を確認させていただきたいんですが、今回の加計学園の大学の設置申請ですけれども、これは、特区の認定がな...全文を見る
○逢坂委員 それから、もう一点、大臣に前提を確認したいんですけれども、今回の加計学園の問題に対して総理や官邸が何らかの肩入れをしたのではないかとか関与をしたのではないかというふうに言われているわけですが、総理や官邸が加計学園の問題に肩入れをする、関与をするということについては適切...全文を見る
○逢坂委員 最後に御答弁いただきましたけれども、そういうことがあったとすれば適切ではないという御認識だというふうに理解をいたしました。  さてそこで、今度は長坂政務官にお伺いをしたいんですが、これまで内閣府の皆さんとは事務方と随分いろいろやらせていただいたんですけれども、どうも...全文を見る
○逢坂委員 もう一点、前提条件を確認させてください。  今回の加計学園の特区認定の前提になるのは、石破四条件のクリア、これが前提になっている、石破四条件のクリアがなければ特区認定の前提は成り立っていないということでよろしいですか。
○逢坂委員 そこでなんですが、私は、この間、事務方からいろいろ話を聞いているんですが、石破四条件がクリアされたというふうには全く思えないんですよ。どこのどの時点でどうクリアされたのか、きょうはそれを明確にしていただきたいと思います。  これは非常に大事な問題だと思います。全ての...全文を見る
○逢坂委員 長坂政務官、本当にそれでよろしいですか。現在の提案主体と言っている現在というのは平成二十七年六月三十日です。その時点で京都産業大学は提案をしておりません。それでも京都産業大学は入るということですか。
○逢坂委員 今の答弁の意味がちょっとよくわかりません。整理してください。
○逢坂委員 それでは、再確認ですけれども、石破四条件の第一番目の、現在の提案主体による構想が具体化しということは、新潟県と今治の構想が具体化をする、こういうことでよろしいですね。(発言する者あり)
○逢坂委員 私が聞いたのはそういうことではありません。  私が聞いたのは、現在の提案主体というのは新潟と今治、二つなんだ、であるならば、石破四条件の第一番目の構想が具現化するというのは、新潟と今治の構想が具現化することが四条件のまず一番目ですねという質問をしているんです。
○逢坂委員 全く意味がわかりません。  六月三十日時点で現在という閣議決定をしている。だがしかし、その現在という言葉は六月三十日という時点を指すものではない、現在、過去、未来の中での現在だと。どういう意味なんですか、これは。
○逢坂委員 これは六月三十日の閣議決定なんです。六月三十日の閣議決定で現在の提案主体によると書いてあったら、普通、日本語を解釈するものは、現在の提案主体だから現在提案されているものだというふうに読むのが通例だと思います。もしこれに将来も含むということであれば、現在及び将来とか、こ...全文を見る
○逢坂委員 わかりました。わかりましたというのは、それを納得したというわけではなくて、判断した時点での現在だ、そういう解釈だということなんですね、そちらの言い分は。わかりました。  それでは、具体的な質問に入りましょう。  この既存の獣医師養成ではない構想が具体化した、この四...全文を見る
○逢坂委員 大臣が確認をしたと。  だから、私が聞いているのは、具体的にどういう事実を確認したのかということを聞いているんですよ。ただ大臣が確認したでは、確認した根拠がわからないんですよ。こういう構想の提案があった、これが具体化されたもとなんだ、根拠なんだ、それを言ってもらわな...全文を見る
○逢坂委員 長坂政務官、今、今治と愛媛の構想のことについて話をされましたが、それが提出されたのは六月五日なんですよ。閣議決定は六月三十日なんですよ。  だから、要するに、これは事務方にも確認しているんですけれども、六月三十日の時点では、構想が具現化したものはあるのかないのかとい...全文を見る
○逢坂委員 ならば、どの構想が具現化したというふうに判断したんですかということを聞いているんです。  私は、京都府の提案というのは、石破四条件も念頭に置いた非常に丁寧な提案だなというふうに読ませていただきました。ところが、六月五日の今治の提案というのは必ずしも具体性に及んでいる...全文を見る
○逢坂委員 六月五日の今治、愛媛からの提案以降、公に開かれた場で構想の中身についてきちんと聞いている場面はございますか。
○逢坂委員 だから私は言っているんですよ。六月五日の時点で聞いている構想が具体化しているんだったら、逆に、何で六月三十日に、特区を認める要件の一つに構想が具現化する、具体化するということを入れるんですかと。既に構想が具体化しているんだったら、そんなものを入れる必要ないじゃないです...全文を見る
○逢坂委員 四条件とワーキンググループは並行して進んでいる。だから、四条件に、今、最後、何とおっしゃったんですか。
○逢坂委員 極めて奇異な答弁ですね。  では、何を条件にして石破四条件の一番目をクリアしたと判断したんですか。六月五日の構想は四条件の対象範囲外だというふうに今答弁をしたわけですよね、それを考慮したわけではないと言ったわけだから。  では、何を、どの構想を見て石破四条件の一番...全文を見る
○逢坂委員 充足性を確認した。  だから、私は、充足性を確認したという言葉は、それは結果としてはそうなんでしょうけれども、何を見て、どういうことだから、具体的にこれこれこういうものを見て充足されているなという判断をしたかということを聞いているんです。しかも、それは公開の場で行わ...全文を見る
○逢坂委員 それは公開されている議事録に残っておりますか。
○逢坂委員 ワーキンググループ等により段階的に判断をした、議事録には残っていない、公開されていない、それでよろしいですか。
○逢坂委員 議事要旨に、石破四条件の第一番の条件が確実にクリアした、そういう要旨は残っておりますか。
○逢坂委員 後に理事会にその議事要旨を御提出いただきたいと思います。  それから、異論がないことがわかるということでありますけれども、異論がないということは、議論していないことも異論がないことの一つなんですよ。議論されているかどうかの痕跡はありますか。
○逢坂委員 四条件の一番目がクリアされたかどうかの答弁には全くなっておりません。  構造改革特区、国家戦略特区の基本的な考え方が今おっしゃったようなことであることは私も多少は理解しています、それが適切であるかどうかは、私は相当異論がありますけれども。  それでは、聞き方を変え...全文を見る
○逢坂委員 それでは、石破四条件のうちの一番目の、既存の獣医養成でない構想が具体化しという、この具体化しというところについては、円滑かつ確実に実施されると見込まれるというようなことは加味しなくてもよい、言葉の羅列でよい、そういう意味ですか。  私は政務官が答弁しているのを十分理...全文を見る
○逢坂委員 十一月九日の段階では、具体的にどこの地域だということは想定はしておらないと。  それでは、ここで言う石破四条件のうちの一番目の、獣医師の養成でない構想が具体化しの具体化は、極めて曖昧な具体化。できるかもしれませんね、できないかもしれませんね、とりあえず、言葉の羅列、...全文を見る
○逢坂委員 今の答弁は極めて大事な答弁ですよ。一月二十日の段階では、もう一つに絞られているわけですから。  実は、十一月九日の段階、それから十一月十八日のパブリックコメントの段階、この段階で京都産業大学が徐々に徐々に申請できないような状況に追い込まれていくわけですよ。  二十...全文を見る
○逢坂委員 それでは、繰り返しますが、石破四条件の一番目、現在の提案主体による既存の獣医師養成ではない構想が具体化し、この閣議決定が間違っているということですか。もし今のような答弁をされるのであれば、既存の獣医師養成ではない構想が具体化しというなら私はまだわかります。提案主体とい...全文を見る
○逢坂委員 私は、この間、事務方から四条件の達成状況についていろいろ話を聞いたんですが、全く理解できないんですよ。それで、最終的には政治の判断ですから、政治家である副大臣でも政務官でもどちらでもよろしいですから、答弁できる方に来ていただきたいという話をしたんです。  きょうは、...全文を見る
○逢坂委員 今の答弁の最後、より一層具体化していく。では、その時点では具体化していないということを答弁したかったんですか。
○逢坂委員 今の答弁は矛盾していませんか。  十一月九日に決めたことというのは、一月四日に共同告示になって出ていくわけですよ。そこからは、今度は、単なる獣医養成の新たな構想ではなくて、具体的な獣医学部の設置に対する申請の前段階になるものなんですよ。だから、もうその六月五日に提案...全文を見る
○逢坂委員 多分その答弁をされるだろうと思って、そのペーパーを手元に用意してあります。これで構想が本当に具体化しているでしょうか。  これは、今治商工会議所の特別顧問である加戸さんという方、前の知事さんでありますけれども、が提案をしたものです。でも、私から見れば、これは構想は何...全文を見る
○逢坂委員 二点。要望を聞いたということと、出されている構想の中身をチェックすることは別です。  それともう一点。今おっしゃったことは議事録などに残っておられますか。残っておられないとするならば、だから、判断が恣意性があるんじゃないか、密室なんじゃないかと勘ぐられるんですよ。 ...全文を見る
○逢坂委員 要望を受け付けることと、提案されている構想の中身をチェックすることは別です。  私の質問は、提案されている構想の中身を専門家によるチェックを行っておりますか、そしてそれは公開されておりますか、この二点です。
○逢坂委員 個別のことは残っていないけれども結論だけ残っている、その答弁は、だから結果ありきだと批判されるんですよ。  きょう明らかになったのは、石破四条件の第一番目の条件すらクリアされていない、これが明らかになったんじゃないですか。私はこの後、石破四条件の二番目、三番目、四番...全文を見る
11月28日第195回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○逢坂委員 立憲民主党の逢坂誠二でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  川内議員の質問を引き継いで、総理に改めて確認をさせていただきます。  総理は、今回の森友学園との土地の取引について、適正だと総理御自身の口でこれまで言ったことはないということでよろしいでしょうか...全文を見る
○逢坂委員 私は会計検査院の報告後の話を聞いているのではなくて、これまでの答弁の中で、総理自身がこの森友学園との土地の取引について、御自身の考えとして適正だと言ったことはないということでよいかということを確認しているんです。
○逢坂委員 すなわち、各省から報告があった、各省からは適切に対応しているんだという報告があった、それを総理は信頼して、さきのような答弁をしたと。  御自身の口から、みずから適正だと言ったことはないということでよろしいですか。
○逢坂委員 総理の口、みずからは適正だということは言っていないということに理解をいたしましたけれども。  そこで、総理、今回、会計検査院から報告書が出ました。この報告書を受けて、その前に、総理、この会計検査院の報告書はお読みになられましたか。
○逢坂委員 ぜひ、個別にかかわるところも、非常に興味深い内容が書かれておりますので、事務方から十分なレクを受けていただきたいとは思うんですが。  概要をお聞きになられたということですので、総理、この概要の報告を受けて、これまでの各省からの報告、これまでは信頼をしていたということ...全文を見る
○逢坂委員 傍観者のように見えるんですがね。  総理自身が、このことについて、各省から適切に対応していますと報告を受けていた、それを信頼している、そして国民に対しては、各省はこういう説明をしていますのでということも総理としては認識をしているということをこれまでも答弁している。 ...全文を見る
○逢坂委員 総理、森友学園の問題と加計学園の問題、この二つの問題というのは、なぜこれほどまでに国会で議論されなければならないのか、この点についてはどうお考えですか。
○逢坂委員 私は、この森友学園、加計学園、両方に共通することがあると思っているんです。  一つは、今総理がお話しになられた、総理の奥様がかかわっていたのではないか、総理の非常に親しい友人が理事長を務めているから、そこが何か不都合なことがあるのではないかということで、いわゆる行政...全文を見る
○逢坂委員 総理自身も、一点目の行政の私物化についてはいろいろ言い分があるようですけれども、私は総理の言い分がなかなか理解できないんですけれども、いずれにしても、三点の問題があるということは御認識されているというふうに今の答弁で理解をいたしました。  その中で、最後の公文書の管...全文を見る
○逢坂委員 丁寧に説明を行うというのは、総理、それは具体的にどういうことなんでしょうか。例えば、例えばですよ、価格決定のプロセスについて総理が説明をするとか、あるいは戦略特区の認可の過程について総理が説明する、そういうことではないですよね。
○逢坂委員 それでは、総理が直接丁寧に説明する事項というのは具体的に何かあるんでしょうか、具体的な事柄として。
○逢坂委員 そうなんですね。総理が説明できるのは、総理自身がどのようにかかわったかということについては、総理がまさにみずから説明しなければならないというふうに思います。  しかしながら、私は、総理がこの問題について説明できる範囲というのは必ずしも多くないんだというふうに思うんで...全文を見る
○逢坂委員 そこで、ぜひ総理にお願いしたいことがあるんです。  これは、政府全体としてきちんと説明するためには、やはり、かかわった皆さんやこの問題の経過がわかっている方々に、きちんとわかるように説明しろという指示を出していただきたいわけであります。その指示が、やはり総理が丁寧に...全文を見る
○逢坂委員 総理、ありがとうございます。その言葉を聞いて安心いたしました。  総理の丁寧な説明という言葉が、ともすれば国民の皆様には、一から十まで、先ほど森羅万象という言葉を使いましたけれども、全てを総理が説明するかのように受けとめられている方もいらっしゃるかもしれませんけれど...全文を見る
○逢坂委員 そこでなんですけれども、これは総理に直接は関係のない話でありますけれども、今、国会のこの予算委員会を開催するに当たって、この森友問題、加計問題についていろいろと議論をしようというときに、やはり政府参考人を国会に呼ばねばならないということで、我々がいろいろお願いをしてお...全文を見る
○逢坂委員 委員長、今お聞きになったとおり、総理自身は、国会でお決めになられればそれはきちんと説明をする、そういう姿勢を今話をされたんだと思います。  ですから、これまでの慣例やルールにとらわれずに、この問題の解明、解決に必要な方についてはきちんと国会の場にお越しいただくという...全文を見る
○逢坂委員 それでは、総理、総理に改めてまた、私が次に言おうとしていたことをちゃんとサジェスチョンいただきまして、私人についてはちょっと違いますけれどもという話が先ほどございました。私も、私人、いわゆる公務員でない方々をこの場へ呼ぶというのは、それはやはり十分に考えた上で慎重にや...全文を見る
○逢坂委員 そこでなんですが、改めてお伺いしたいんですけれども、総理の御夫人というのは私人なんでしょうか。  私は、閣議決定上は、私人だという閣議決定をされたことは承知はいたしておりますけれども、私人的な側面もありますけれども公人的な側面もあるというのが現実ではないかと思うんで...全文を見る
○逢坂委員 公務を補助する、すなわち、公人と言い切れるかどうかはわからないけれども、でも、公務にもやはり携わる場面がある、そういう理解でよろしいでしょうか、補助をするわけですから。
○逢坂委員 だから、そういう面からいたしますと、いわゆる閣議決定されたように総理夫人は私人であるというふうに純然に決めつけるというのは、私は現実に合っていないのかなというふうに思うわけです。  そこで、しつこいようですけれども、国会へ参考人として来ていただくことについて、純然た...全文を見る
○逢坂委員 それでは、委員会で、総理の奥様昭恵様がここへ来て、参考人なりなんなりの形で御説明願いたいということが国会で決まれば、総理はそれに応ずるということでよろしいでしょうか。
○逢坂委員 きょうの時点では残念ながら参考人として総理の奥様にお越しをいただいておりませんので、総理にこれはかわってお聞きするしかないのでありますけれども、この森友学園との土地取引に関しまして、谷さんという、総理の奥様の身の回りのお世話をしていたというんでしょうか、秘書というんで...全文を見る
○逢坂委員 私、今の答弁、これまでも聞いておりますので、その答弁を聞いて、奥様がかかわっていなかったということの証明には何もなっていないなというふうに思っています。  全くその問題にかかわりがない方に、それほどの深い内容のものを例えば留守番電話であれ何であれ説明をして、すぐ、こ...全文を見る
○逢坂委員 前後の話は、それは総理のおっしゃるとおりなんだと思いますけれども、だまされたというのは、これはどういうことなんですか。
○逢坂委員 説明がよくわからないんですけれども。  だまされたとまで言うわけですから、これは相当、私はそれこそ重たい発言だなと思って聞いていたんですけれども。しかも総理がおっしゃるわけですから、だまされると。総理自身ではないですけれども、奥さんがだまされるということでありますか...全文を見る
○逢坂委員 それでは、お伺いをしますけれども、きょうは財務省から局長さんに来てもらっていますが、会計検査報告を受けて、これは先ほどの川内委員の質問にも通ずるんですけれども、森友学園との土地取引の一連のプロセス、これは適切だったというふうに今でも考えておられますか。
○逢坂委員 改めて、局長、では、適切ではない部分もあったということでよろしいですか。
○逢坂委員 聞き方を変えましょうか。  それでは、前任の佐川局長が、法にのっとって適切に処理をしている、対応しているという発言をずっと繰り返しされておられましたけれども、この答弁は今も適切な答弁だったと思いますか。
○逢坂委員 局長、詭弁もいいかげんにしてもらいたいんですよ。あのときと今回と、法令は何も変わっていないんですよ。あのときの法令のもとで適切だった、会計検査院での報告が出てきて変わる、こんなもの、根拠は何もないじゃないですか。  もう一回答弁してくださいよ。佐川局長の答弁は、今も...全文を見る
○逢坂委員 局長、我々は、先ほども申し上げましたとおり、今回の問題は、行政手続の不透明さを問題にしているんです。だから、逆に言うならば、なぜ佐川局長がああいう答弁をしたのか、せざるを得なかったのか、そこを問題にしているんですよ。  その時々で答弁をしたんだったら、それでは、その...全文を見る
○逢坂委員 それでは、また聞き方を変えましょう。  その時々の状況に応じて、会計検査報告が出たこの状況であります、この今の状況の中で、佐川局長と同じような質問をされた場合に、局長は、法にのっとって適正に対処した、対処していた事案であるというふうに言い切れますか。
○逢坂委員 今の答弁、私はやはり驚くんですね。あのときの答弁が最善の答弁だったというふうには思われないんですよ。  それは、会計検査院の指摘からも客観的に明らかなように、判断のもとになる情報がないんですよ。判断のもとになる情報がない中で、それは法にのっとっているとか適切だとか言...全文を見る
○逢坂委員 それは、現存する、現有する土地と建物についての対応だと思います。  それから、これまでの手続であります。手続について、算定の根拠がはっきりしないとかあるいは延納といったようなことについても、なぜそうなっているんだというところも必ずしもはっきりしないといったようなこと...全文を見る
○逢坂委員 何で私がこれを局長に聞くかというと、先ほどの総理の答弁、きのうの総理の答弁からもそうなんでありますけれども、大臣や総理自身がそういった問題を直接やるわけではないんですよね。総理も、この問題の適切さはそれぞれ各省から報告を受けていたと。  多分、大臣だって、直接やるわ...全文を見る
○逢坂委員 そこで、麻生大臣にお伺いしたいんですけれども、事務方の方ではそういうことで、この森友学園の問題、さまざまな意思決定について検証をしていく、何が問題であったのかも明らかにしてまいりたいという話なわけでありますけれども、その中で二つお伺いしたいんです。  この間、事務方...全文を見る
○逢坂委員 これからの事案に対してやるのは当然でありますけれども、この森友学園の問題についてしっかりやっていただきたいということ、しっかり検証していただきたいということを改めて申し上げまして、終わらせていただきます。  ありがとうございます。