逢坂誠二

おおさかせいじ

小選挙区(北海道第八区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数5回

逢坂誠二の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第196回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○逢坂委員 逢坂誠二でございます。よろしくお願いいたします。  今回の国会もまた冒頭で、与野党の質疑時間、長いとか短いとか、野党の時間をどんどん減らすんだといったような話があるわけですが、きょう与党の皆さんの質問を聞いている私の印象でありますけれども、若干台本読みのような、印象...全文を見る
○逢坂委員 河野大臣、もう一点。  この会談の中で、懸念に思うことはございませんでしたか、懸念。これはちょっと問題だな、課題だなと思うことはございませんでしたか。
○逢坂委員 きょう、これをやるのは本題ではないので、これ以上河野大臣には聞きませんが、総理、河野外務大臣の中国での活動、行動、この会談、これについてどのような感想をお持ちでしょうか。
○逢坂委員 きょうはこの問題、これ以上やりませんけれども、総理もおっしゃったように、四十年の節目の年であります。それから、日中の友好に水を差さない、流れに水を差さないということも非常に大事だと思います。課題があることを念頭に置きながら、丁寧な外交を進めていただきたいというふうに思...全文を見る
○逢坂委員 小野寺大臣、言いにくい話をありがとうございます。  そこで、野田大臣、その当時の小野寺大臣が公選法違反に問われたということでありますけれども、そのときから今、法律は変わっていますでしょうか。
○逢坂委員 それで、茂木大臣に今度はお伺いをしたいんですけれども、私は実態は知らないんですけれども、一部報道等によれば、茂木大臣が御地元で議院手帳を配っていたりお線香を配っていたりするのではないかというふうに報道されております。  私は、これは対価をいただいて何か便宜を、お金を...全文を見る
○逢坂委員 政党支部の政治活動ということは、もうちょっと具体的に、それでは、例えば、仮にお線香が三百円だとすれば、三百円のお線香を持っていって、それはどうされているんですか。
○逢坂委員 名前を書いてなければ物を無償で配ってもよい、そういう御理解ですか。茂木大臣の理解を聞いているんです。
○逢坂委員 野田大臣、公選法の規定上、名前を書いてなければ無償で物を配ってもいいという規定になっているんですか。
○逢坂委員 今、野田大臣、いかなる名義をもってしてもという言い方だったでしょうかね、いかなる名義をもってしてもと。  ということは、名前が書いてあろうが書いてなかろうがという意味でよろしいんですか。そこをもう少し国民にわかりやすく、はっきり言っていただけますか。
○逢坂委員 ちょっと、野田大臣、わかりにくい。国民にわかりやすく、もうちょっと言ってもらえますか。名前が書いてあればだめで、名前が書いてなければいいという意味なんですか、今のは。
○逢坂委員 一般論で聞いているんですよ。名前が書いてあればだめで、名前が書いてなければいいということを言っているんですかと、ただそれだけ聞いているだけなんです。
○逢坂委員 それじゃ、きょうはこの問題はこれでやめることにするので、最後にもう一回、事実だけ確認させてください。  それじゃ、茂木大臣は、お線香とか手帳は、御自身のお名前は書いてないけれども、政党活動と言いましたっけ、政党支部の活動の一環として選挙区内でお配りになられている、た...全文を見る
○逢坂委員 それでは、この問題はここでちょっとやめさせていただきたいと思いますが、きょうはその事実を確認しただけでも非常に大きかったなというふうに思っております。  さて、それで、野田大臣、今度は別の案件でちょっと話を聞きたいんですが、最近、自治体の基金の額、これが多い、だから...全文を見る
○逢坂委員 私、野田大臣と非常に共感するところが多くて、今の話も、ぜひこれからもその方向でいっていただきたいなと思います。  私、この野田大臣の話も共感するんですね。野田大臣が明治に関して話したことであります。  明治維新をなぞっても次の日本は描けない、私たちはここで決別しな...全文を見る
○逢坂委員 今御紹介いただいた百二十年ぶりの刑法の改正、私は昨年は法務委員会の筆頭理事でしたので十分その議論もさせてもらって、本当はあれはもっと早く成立させたかったんですが、共謀罪が先行してしまったものですから、あれが成立がおくれてしまったのは非常に残念でありました。  そこで...全文を見る
○逢坂委員 答えになっていないというやじが飛んでまいりましたけれども、私も余り答えになっていないなというふうに思いました。  ただ、私、総理に言っておきたいんですけれども、大変総理に失礼とは思いながらも、総理のその明治の話を聞くと、やはり、明治がすごくよかった、そういう発信に聞...全文を見る
○逢坂委員 石井大臣、今の話は総論としてわかるんですけれども、多分それをそれぞれの地元、私の地元は北海道でありますけれども、秋田でも新潟でも、話したときに、地元に住まわれている皆さんは、じゃ具体的に自分のところがどう変わるんだというところは、やはり目に見えないんですね。やはり少し...全文を見る
○逢坂委員 委員長が急にかわったので、ちょっとびっくりしましたよ。  それでは、それは石井大臣、具体的なことをしっかりやっていただきたいと思いますし、たまたま今回私の地元でこういう事案が発生しておりますので、地元の皆さんの安心を得るためにも、がっちりと対応いただきたいというふう...全文を見る
○逢坂委員 そこで、規制庁の更田さんにきょう来ていただいておりますけれども、私は、原子力規制委員会の規制基準、これに合致をすれば安全である、一〇〇%安全だというものではないというふうに思うんですね。原子力規制委員会の基準というのは、安全基準ではなくて規制基準、ある一定の規制を決め...全文を見る
○逢坂委員 ということは、更田委員長、もう一回念のために聞きますけれども、原子力規制委員会の規制基準をクリアしても万が一の事故はあり得るということでよろしいですね。
○逢坂委員 私も全く同感なんですね。やはり科学技術というのは一〇〇%というのはあり得ないので、だから、事故が起こり得るんだということを前提にしていろいろなものをつくっていくということが私は大事だと思います。  だがしかし、とはいうものの、国民の安心、安全は守らなければいけないわ...全文を見る
○逢坂委員 世耕大臣、しつこいようですが、それでは、万が一の事故というのが起き得る、ただ、事故の規模もいろいろあろうかと思います。大きい事故、小さい事故、いろいろな事故があるとは思いますけれども、今、日本にある全ての原子力発電所で、例えば、例えばですよ、どうしても事故ですから想定...全文を見る
○逢坂委員 世耕大臣も非常にクレバーな方ですので、稼働していてもしていなくても使用済み核燃料があれば危ないんだというのは、全くそれはそのとおりだと思います。  だから、今、日本に五十四基の原子炉がある、廃炉になるものもありますけれども、そこに使用済み核燃料の存在があること自体が...全文を見る
○逢坂委員 余り世耕大臣らしくない答えだったんですが。  要するに、私は、もうストレートなんですよ、具体的に国が計画をつくろうが自治体が計画をつくろうが、まあ、自治体が主体的にかかわらなきゃならないというのは、それは当たり前だと思うんです。  では、もっとストレートに言います...全文を見る
○逢坂委員 私は、全国の原発のサイトあるいは周辺地域を結構見ていますけれども、これはどう考えてみても避難は無理だなというところはあると思います。それはやはり、世耕大臣、丁寧に全国を見られたらいいと私は思います。逆に、きちっと避難できるところの方が少ないのではないか、そういう気持ち...全文を見る
○逢坂委員 更田委員長、若干答弁が足りなかったような気がするんですが、ということは、世界の中では、プラントの規制基準と避難計画、それを一体にしている、そういうところもあるという理解でよろしいですか。  例えば、私の知るところでは、IAEAの基準、あるいはアメリカなどではそういう...全文を見る
○逢坂委員 私、実は、この原子力規制委員会の規制基準のことを世界で最も厳しい基準と言うのは言い過ぎだと思うんですよ。それはやはり、プラントのことを守備範囲にしている。それで、正直言いますと、プラントのことも、全ての基準が実は世界で最も厳しい基準ではない。それからもう一つ、今、更田...全文を見る
○逢坂委員 たくさんお話しいただきましたが、前兆はなかったということだと思います。  それから、文科大臣にお伺いします。  昨年十二月ですが、文科省、地震の担当のところから、千島海溝を震源とするマグニチュード八・八を超える超巨大地震が発生する可能性が高いと発表したと承知をして...全文を見る
○逢坂委員 また先ほどの避難計画の話に戻るんですが、原子力発電所のプラントが単体で何らかの事故を起こす、この際の避難計画をつくるのもなかなか私は容易ではないというふうに思います。  加えて、今、国交大臣、文科大臣からお話しいただきましたとおり、火山の噴火の予知、これもなかなか簡...全文を見る
○逢坂委員 私はあえて日米原子力協定の担当大臣だということを申し上げて言ったわけでありますけれども、そういう冷たい答弁をされるとは思いませんでしたが。  それでは、河野大臣、今回の日米原子力協定、三十年の満期を迎えて、今回自動更新ということになったわけでありますけれども、今回の...全文を見る
○逢坂委員 河野大臣、今度また質問するときは、核燃料サイクルについてもしっかりお答えしてください。担当外だということは私はないと思います。日米原子力協定の大きなところは、再処理をどうするかというところでありますので、よろしくお願いいたします。  それでは、終わります。ありがとう...全文を見る
02月05日第196回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○逢坂委員 おはようございます。逢坂誠二でございます。  まず最初に、きょうは河野大臣にお伺いしたいんですが、週末のことだったので残念ながら通告ができていないんですが、週末の河野大臣の発言を聞いて、私、ちょっと耳を疑いました。それは、アメリカの核戦略の見直しに関する、それに対す...全文を見る
○逢坂委員 私は、オバマ前大統領のときは、アメリカには核廃絶に向けた道義的な責任がある、そういった姿勢を感じておりました。しかし、トランプ大統領になってから、そういった雰囲気が感じられない。どちらかといえば、核の使用について積極的な側面が見られる。核兵器の削減という観点からいえば...全文を見る
○逢坂委員 河野大臣、私は、世界のさまざまな変化、それを取り上げて、核の抑止力、これが日本にとっても必要なんだということ、それはいろいろな御意見があるから述べていいと思いますけれども、だがしかし、こうやって間髪入れず、高く評価をするなどというコメントを出すこと、こういうことにどん...全文を見る
○逢坂委員 この問題は、私は落ちついて冷静に議論すべき問題だと思いますので、きょうはこの程度にとどめさせていただきますけれども、間髪入れず、高く評価をするというふうな発言をしたことについて、相当に問題が多い、そう私は思わざるを得ません。そのことを指摘させていただきます。  それ...全文を見る
○逢坂委員 じゃ、各紙の内容についてコメントすることは差し控えたいのであれば、ストレートに聞きます。  米韓合同軍事演習の実施を韓国やあるいはアメリカに対して働きかける、そういう予定、意向はございますか。
○逢坂委員 総理から、米韓合同軍事演習の開催を要請するということ、アメリカや韓国に対して要請するのかという問いに対して、明確な否定がなかったというふうに思います。明確な否定はしないということでよろしいですね。
○逢坂委員 これも私、今後のこの地域の安全保障にとって非常に大きなことだと思いますし、日本の立場にとっても非常に大きなことだと思います。よくよく丁寧に考えて賢明な対応をしていただきたいと思いますし、今報道されているようなことがもし具体的に起こるとするならば、私は、この先に何が起こ...全文を見る
○逢坂委員 しかし、これは、いわゆる森友問題だけというのは独立してあるわけではありません。それをやっていた方が国税庁長官になって、今後の税の行政にも大きく影響を与える可能性がある、国民の信頼を損ねる可能性がある、だから、潔白であって何にも問題がないんであったら、みんなの前できちん...全文を見る
○逢坂委員 長官本人が記者会見しないということを決めて、それで国民に対する説明責任、丁寧な説明が果たせると大臣は思っているんですか。いかがですか。
○逢坂委員 今、後ろからいろんな声が聞こえましたけれども、国税庁長官の答弁が違っていた、これがことごとく明らかになっているんじゃないですか。売却価格が適正だったか。あるいは、交渉記録がないと言った、ところが、いろんな文書の中にそれも含まれていることが明らかになってきている。事前の...全文を見る
○逢坂委員 官房長官の記者会見での答えは、佐川長官に確認されたらどうかというふうに言っているんですよ。だから、佐川長官に確認するすべが我々には今ないものですから、この発言の意味というのはどういうことなんですかとお伺いしているんです。
○逢坂委員 官房長官、この記者会見はいつの記者会見ですか。これは、一月十五日って、ことしの一月十五日なんじゃないですか。違うんですか。
○逢坂委員 この記者会見から、佐川長官に確認されたらどうかというお答えをされていて、今の答弁じゃ、全く整合性がとれない。  いずれにしても、麻生大臣も菅官房長官も、どうしても佐川国税庁長官を公の場に出したくない、そうとしか思えない。佐川隠しじゃないですか。  これから確定申告...全文を見る
○逢坂委員 さて、もう一つの鍵、安倍昭恵さんの問題であります。  私、これも、週末、ちょっとびっくりしました。安倍昭恵さんが、訪問先の福岡県、そこで森友問題について、私が真実を知りたいって本当に思います、何にもかかわっていないんですというふうに語ったと報じられているんですね。 ...全文を見る
○逢坂委員 総理、報道が違っているとかどうかとかということ、そういう問題が起こるのはなぜなのかというところ、そこが問われているんです。そういう問題というのは、報道が違っているということがどうではなくて、なぜ今回、この森友の問題がいつまでもいつまでも尾を引くような、こういう、みんな...全文を見る
○逢坂委員 そういったことを、直接、安倍昭恵さんからやはり説明すべきだと私は思うんですよ。  そして、逆に、一昨日の発言のように、あたかも自分には無関係だったかのように、自分が真実を知りたい、私が真実を知りたいって本当に思います、何にもかかわっていないんですと。何にもかかわって...全文を見る
○逢坂委員 総理、私は、棟上げ式のことも学校の名称のことも一言もしゃべっていないし、しかも、これまでも、この委員会での私の質問の中でも、全くそのことに私は言及していません。  私は、どういうふうにかかわったのか、そのことだけをお伺いしているんですよ。  だから、そうじゃないん...全文を見る
○逢坂委員 委員長、今の時間、どうされますか。
○逢坂委員 いや、私は、日本には盗人たけだけしいという言葉がありますがと言いかけただけで、これが誰がどうだということを言うつもりはまだ、だから、そこは最後まで聞いてもらわなきゃわからないじゃないですか。  でも、この言葉はもうここでは、これほど大騒ぎになっていますので、これはち...全文を見る
○逢坂委員 じゃ、次に、もう一つ、話題をちょっとかえさせていただきます。  週刊新潮を始め、さまざまな媒体で、茂木大臣の御地元で国会手帳あるいは線香を無料で配ったということが出ているようでありますけれども、茂木大臣に一点だけ確認したいんです。これを御自身で直接配ったということは...全文を見る
○逢坂委員 いや、私が聞きたかったのは、御自身で直接配ったという事実はございませんか、ただそれを聞いているだけです。
○逢坂委員 ということは、御自身が直接配ってはいないということはこの段階では断言できないということでよろしいでしょうか。
○逢坂委員 お供えする行為と配る行為はまた別だと思いますので。直接出向いていって配ったということはあるかないか、この段階では言えないということでよろしいですか。
○逢坂委員 それでは、総務省。きょう選挙部長に来てもらっていますが、選挙部長、公選法百九十九条の三、これについて、本人自身が直接配るということは、氏名を類推する、そういうことに該当するのかしないのか、端的にお答えください。
○逢坂委員 態様によって変わる、だから、法令違反になる場合もあるし、ならない場合もある、そういう答弁だったと思います。  菅長官、ちょっと一点確認させてもらえますか。  菅長官の横浜政経懇話会という、これは菅長官が代表になっている団体があるんですが、こちらで、平成二十三年です...全文を見る
○逢坂委員 野田大臣、ちょっと提案なんですけれども、公選法百九十九条の三、これをめぐっては、やはり、私は、まず一つ、法の規定が少し緩いというかグレーだというか、態様に応じていろいろ変化するんだ、それによって判断するんだということなわけですね。  私、公選法の改正は必要だと思うん...全文を見る
○逢坂委員 これで質問を終わりますけれども、野田大臣、これは公選法の改正、私はやったらいいと思っているので、もし議員立法ということに仮になったとしても、ぜひいろいろとお知恵をおかしいただきたいと思います。  以上申し上げて、終わります。ありがとうございます。
02月15日第196回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○逢坂委員 委員長、まだ大臣が来ていないようなので、ちょっと時計を。
○逢坂委員 逢坂誠二でございます。  それでは、質問させていただきます。  昨日、総理が答弁を撤回しておわびをしたわけでありますけれども、その答弁撤回、おわびに係るその元データになった調査というのは平成二十五年度労働時間等総合実態調査、これでよろしいでしょうか。厚生労働省事務...全文を見る
○逢坂委員 それで、この調査結果に基づいて総理は答弁をしたわけでありますけれども、裁量労働制で働く人の労働時間について、「平均的な方で比べれば一般労働者よりも短いというデータもある」という答弁をしているわけですが、厚生労働省にお伺いします。  この平成二十五年度の総合実態調査結...全文を見る
○逢坂委員 それでは、裁量労働の労働者の勤務時間が一般の労働者よりも短いというのはこの調査一つだけだということで、改めて確認をしますが、よろしいですね。
○逢坂委員 私が聞いたのは、裁量型労働の方の勤務時間が短いというデータ、調査、この厚生労働省が示したもの以外にあるのかと聞いたんです。
○逢坂委員 それでは、今回のこの調査のいわゆる精度、この確からしさというのは非常に重要になるわけですが、この調査はどういう方法で行ったんですか。
○逢坂委員 それでは、この裁量労働の勤務時間が短いという今回の調査と、一般の労働者の勤務時間の調査、それは同じ条件で行っていますか。  比較するときには、二つのものが同じ条件で調査をしなければ一般的には比較対象にはなりません。条件の違うものを並べて、どちらかが多いとか少ないとか...全文を見る
○逢坂委員 私、もともと理科系の勉強をしておりまして、実は、大学へ入ったときに最も最初に指導されるのがここなんですよ。条件の違うものを同じグラフ上にプロットすることは絶対やってはならない、そんなことをしてしまうとデータの捏造になる、それぞれのデータが正しくても表へ出す結果が捏造に...全文を見る
○逢坂委員 質問の意味、わかりますか。裁量型労働の勤務時間の調査と一般労働者の勤務時間の調査は同一条件でやったんですかと私は聞いているんです。
○逢坂委員 今の話を聞く限りは、後で議事録をよく読ませていただきますけれども、同じ条件で調査をしていないということでよろしいですよね。
○逢坂委員 それじゃ、ちょっと質問の仕方を変えましょう。  この裁量型労働の勤務時間を調べた調査と、一般労働者の勤務時間を調べた調査、時期はそれぞれいつやっていて、対象事業者は一緒ですか。対象事業所と言うべきでしょうか、それは一緒ですか。
○逢坂委員 きょうわかったのは、どうも、この裁量型労働の勤務時間が一般労働者よりも短いという調査は厚生労働省が示したあの一つのデータしかないらしいということ、それから、一般の勤務者と裁量型労働の勤務者の時間の比較、それぞれ条件の違うものを並べて比較をしている、これは統計的に有意な...全文を見る
○逢坂委員 終わります。ありがとうございます。
02月19日第196回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○逢坂委員 委員長、発言させていただきます。委員長のお許しをいただいて発言をさせていただきます。  先日の総理の答弁の撤回、おわび、それに関連するけさの理事会において、厚生労働省から資料を提出していただくということになっております。現在、その資料についてまだ協議が調っておりませ...全文を見る
○逢坂委員 逢坂誠二でございます。  それでは、早速、引き続きやらせていただきますが、まず、厚生労働省にお伺いしますけれども、今回、総理はこの裁量労働に関する答弁、撤回をしておわびをした。何で撤回したんですか。
○逢坂委員 精査が必要なデータに基づいて答弁をした、だから撤回をしたと。  精査をした結果は何が問題だったんですか。
○逢坂委員 異なる仕方でやった調査、それを比較したから適切ではなかったと。  異なる仕方の具体的なことを教えてください。国民の皆さんは全くわかりません。
○逢坂委員 もっとわかりやすく言えば、労働時間のとり方、これは一般労働者と裁量型労働者で違う定義で労働時間を調査した。それから、平均的な者、これについても、一般労働と裁量労働、実は、言葉としては平均的な者と言っているけれども、中身の違うものを対象にして調査をした、そういう意味です...全文を見る
○逢坂委員 もう一回言いますよ。  裁量と一般労働者、労働時間の定義が違っている、それから平均的な者の定義も違っている、そういう調査をやった結果をあたかも同じであるかのように比較をした、比較できないものを比較したから、これは適切ではなかった、だから総理の答弁を撤回した、そういう...全文を見る
○逢坂委員 そこで、私、先ほどから局長の答弁を聞いていてどうも疑問なんですが、異なる条件で調査したものを比べたから不適切だったと言っているんですが、調査そのものには問題はなかったんですか。
○逢坂委員 まず、今回の調査は調査なんですか。これは、具体的にはどういう名称でこの数値を調べられておりますか。調査ですか。
○逢坂委員 総合実態調査ということで全国の労働基準監督署には通知、通達を出しておられますか。
○逢坂委員 じゃ、質問の仕方を変えましょう。  先ほど出された資料ですけれども、平成二十五年二月十三日に出された「監督指導業務の運営に当たって留意すべき事項について」、こういうものが全国の労働局長に出されています。それから、平成二十五年三月八日に全国の労働局長に「労働時間等に関...全文を見る
○逢坂委員 すなわち、総合的調査という言い方は現場ではしていない。  これは、二月の十三日の労働局長宛ての監督指導業務の運営に当たって留意すべき事項の中では何と言っているか。「労働時間等の調査的監督」、こう言っているわけですね。調査的監督なんですよ。監督的調査でもないんですよ。...全文を見る
○逢坂委員 調査的監督の結果、それを調査結果とまとめるかどうかは、それは厚生労働省の判断でしょう。でも、現場では、これは調査的監督ということで行っていたというふうに理解せざるを得ないんです、出された資料を見る限りは。  そこで、調査が適切だったとおっしゃっているんですが、三月と...全文を見る
○逢坂委員 報告書の中に定義があっても、調査的監督を行う時点で定義がはっきりしていないと、現場では指導的監督を行うことはできないのではないですか。定義が明らかでないものを調査せよと言われても、現場は困るんじゃないですか。
○逢坂委員 それでは、労働時間等に関する調査的監督について、どこで平均的な者と労働時間のことについて指示をしているのか、ここで明示ください。
○逢坂委員 ちゃんと読み上げてよ。ちょっと探せないんだけれども。三段落ってどこですか。
○逢坂委員 これは両方の調査に共通ですか。一般的な労働をしている者と裁量労働をしている者、両方に共通する説明ですか。片方だけなんじゃないですか。
○逢坂委員 これは労働時間の状況ですけれども、平均的な者についてはどこに書いてありますか。
○逢坂委員 局長、私、比較したことはそもそももう大間違いだと思っているんですよ。違う条件のデータを比較して、あたかも裁量労働の方が短い勤務時間であるかのような印象を全国に振りまいたことは、これはとんでもないことだと思っています。  それからもう一つ、調査の内容が適切だ適切だと言...全文を見る
○逢坂委員 だから、それは後づけできょう皆さんが出してきた話であって、三月と二月の通知の中に、どこに書いてあるんですか。  これは、私、現場でそれぞれどんな方が調査しているのかわかりませんけれども、これを見る限りは適切な調査ができるとは思えない。いかがですか。
○逢坂委員 十七年のときと監督官は一緒なのかという今やじが飛んでいましたけれども、普通、物事の調査をするときには、これこれこういう項目について調査をする、その調査の内容というのはこういうことをやるんだということを明確にしておかないと、調査としての有意性というのはないんですよ。何を...全文を見る
○逢坂委員 委員長、質問に答えさせてください。
○逢坂委員 局長、何もこれ、あなたにここで考えて答弁してくれと言っているんじゃなくて、事実だけ言ってもらえばいいんですけれども。  労政審の答申の中では、労働側から、裁量労働制については勤務時間が長くなる、そういう指摘も出ている、懸念も出ている、こういうのが答申に加えられている...全文を見る
○逢坂委員 すなわち、労政審の中でもやはり裁量型労働については勤務時間が長くなるという指摘がされていた。  それじゃ、それについて政府はどうやって反論をしたんですか。どうやってそれについて議論をしたんですか。
○逢坂委員 局長、今おっしゃったのは、裁量型労働を導入した後に、どうやって勤務時間が長くなることを防止するかとか、長くなった場合にどういう対処をするか、そういう事後の話ですよね。  そうじゃなくて、裁量型労働を導入するときに懸念がある、勤務時間が長くなるおそれがあるんだ、それに...全文を見る
○逢坂委員 それでは、局長、現場での議論ですから先ほどからずっと局長に聞いているんですが、労政審の中では、裁量型労働に対する懸念、勤務時間が長くなるんだということに対して、具体的な事実や具体的な数値をもって反論、あるいはそれについて議論をしたという経過はないという理解でよろしいで...全文を見る
○逢坂委員 局長、今の二つのその数値、調査、指導的監督も含めて、これはその中で裁量型労働の勤務時間の方が短いというデータがあるんですか、それでは。
○逢坂委員 ちょっと、今の最後、よく聞こえなかったので、最後を明確に言ってください。もう一回答弁をお願いします。
○逢坂委員 それじゃ、局長、何に基づいて裁量型労働がいいのか悪いのかという議論をしたんですか。何に基づいて議論をしたんですか。労働の実態も調査していない、仮に調査をしていても比較にならないような調査をしている、よその機関がやったデータもそれは労政審には出していない。何に基づいて議...全文を見る
○逢坂委員 大臣、今のやりとりを聞いていただいて、大臣は労政審の議論の全ての期間において大臣ではなかったはずですから、おわかりにならない、把握していないところもあるかもしれませんが、少なくとも、今私が聞く限りは、比較してはならないデータを比較したということ、それから、調査的監督に...全文を見る
○逢坂委員 まず、調査の定義について、この間厚生労働省がこの委員会で明確に答えられなかったというのは、私は相当大きな失点だというふうに思います。これほど重要なことについて、認識が十分ではない。日本の働き方を変える、これは大きなポイントでありますし、今回の働き方改革の大きな柱です。...全文を見る
○逢坂委員 改めて確認ですけれども、労政審では、それでは裁量型労働の方が勤務時間が短いといったデータをもとに議論した事実はないということ、大臣もそれはお認めになりますね。
○逢坂委員 そこで、もう一回局長にお伺いするんですけれども、今回の、二〇一五年ですか、皆さん方が言う労働時間の総合的調査なるもの、私にしてみると調査的監督ですか、このデータというのは、どこで、どの程度使われているんですか。どういうところへお出しになっているんですか、これは。
○逢坂委員 労働政策審議会で出している。  それ以外で、国会答弁などでどの程度これを答弁されていますか。いつぐらいから答弁されていますか。
○逢坂委員 しつこいようですけれども、再確認です。  それでは、今回のこの平成二十五年に実施した調査的監督、調査的監督によって得られた数値、これの信憑性については私はいろいろと疑義がありますけれども、少なくともこの調査的監督によって得られた数値からは裁量労働の方が一般の労働より...全文を見る
○逢坂委員 どうして皆さん、質問にきちんと答えないんですか。  裁量労働の方が一般よりも短い、そういう事実をこの調査的監督からはうかがい知ることはできない、そういうことでよろしいですね。
○逢坂委員 適当でないということですから、そこから裁量労働が短いというデータもあるというのは全くの誤りであるというふうに私は指摘せざるを得ません。  この間、新聞各紙を見ても、あたかも裁量労働が短いという実態があるかのような印象を国民全体に振りまいている。これは何としても、政府...全文を見る
02月20日第196回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○逢坂委員 逢坂誠二でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  総理、実はちょっと通告はしていないんですけれども、ことしの豪雪ですけれども、これはやはり異常な状況だと思います。いろいろな委員の方が質問されておられますけれども。  私は、雪国生まれ、雪国育ちであります。私...全文を見る
○逢坂委員 これほどの豪雪になると、実は今この瞬間も結構大変なんですけれども、融雪災害、雪が解けるときにまた新たな災害が出るということも懸念されますので、これから春に向かって気を抜くことのないように、総理、対応をお願いしたいと思います。  それから、予算の関係ですけれども、今ま...全文を見る
○逢坂委員 そこで、問題になるのが、原子力発電所が、万が一の事故が発生する、事故が起きたときに十分な避難計画がなければこれは安全とは言えないということでありますが、先日の答弁の中で、世耕大臣からは、避難計画というのはやはり地域のことをよく熟知している自治体を中心につくってもらう、...全文を見る
○逢坂委員 世耕大臣、もう一点確認ですが、この避難計画の策定主体は地域のことをよく熟知している自治体を中心にやるということでありますけれども、その避難計画そのものがきちんと機能するかどうか、万全であるかどうか、それを判断する主体も地域のことを熟知している自治体であるべきと私は思う...全文を見る
○逢坂委員 世耕大臣、仕組みとしては、その原子力防災会議で了承するという仕組みは私は理解はしておりますけれども、事実上、でも、そのつくり上げた避難計画が実態に合っているかどうか、それがきちんとワークするのか、機能するのかどうか、この判断の主体はやはり地域のことがよくわかっている自...全文を見る
○逢坂委員 仕組みとしてはそうであることは私は、繰り返しますけれども、理解はしております。ただし、やはり地域で避難計画をつくった際に、これはどうも機能しないなということも私はあり得ると思うんです。  例えば、ことしのような豪雪の状態、こうなりますと、北国では、夏の状態とは全く違...全文を見る
○逢坂委員 これは重要なポイントなので。  自治体で計画をつくる。それでは、自治体で計画をつくる段階において、これは十分な計画がつくれないということも私はあり得ると思うんですよ。  例えば、私が住んでいる函館なんというのは、原子力発電所から避けようとすると北へ避難しなければな...全文を見る
○逢坂委員 きょうは、これが主題ではありませんので、この程度にとどめさせていただきますが、ぜひ、きちんとワークする避難計画がなければ原発を稼働させることはあってはならないということを改めて指摘しておきたいと思います。  さて、そこで、きょうのまた本題の一つでありますけれども、午...全文を見る
○逢坂委員 過去の答弁にも遡及するという話をいただきましたので、それで私は了としたいと思いますが、ぜひ、過去の答弁もいろいろなところでしておりますので、そのことの影響に対して十分な配慮をしていただきたいと思います。  そこでなんですが、しつこいようですけれども、この間、一般の労...全文を見る
○逢坂委員 国会等で取り上げていただきということでありますので、これは国会の方の話でありますけれども、これからもこの問題は国会の中で十分に議論させていただきたいと思いますので、菅原筆頭、いませんね、河村委員長、質疑時間の十分な確保をよろしくお願いしたいと思います。  さて、そこ...全文を見る
○逢坂委員 局長、確認ですが、裁量労働に関する労働時間に関しては、この平成二十五年の労働時間等総合実態調査のデータのみということでよろしいですか。
○逢坂委員 こんなところで時間を食いたくないんですよ。事実の確認なんですよ。  労政審に出したのは、この平成二十五年の労働時間等総合実態調査、裁量型労働に関する労働時間についてはこのデータだけですね。
○逢坂委員 今局長から、このデータのみだという話がございました。  私のもしかして聞き違いであるならばあれなので、午前の長妻委員の質問の中では、労働時間に関して、あたかもこのデータ以外にもほかのデータが出ているかのような印象を私は受けたのでありますけれども、労政審においては政府...全文を見る
○逢坂委員 大臣、労政審で問題になっているのは、裁量型労働を導入すると勤務時間が長くなるんじゃないか、こういう懸念がずっと言われているわけです。だから、勤務時間がこの労政審の一つの大きな焦点だったわけです。特にそれは労働側から、働く者の立場からそういうことを言われているわけですね...全文を見る
○逢坂委員 いや、このJILPTというのは半分公的な組織であるというふうに私は認識しているんですね。  山越局長、お伺いします。  山越局長は、JILPTとの関係は、どんな関係でありましたか。私の記憶では、理事を務められていたというふうに思うんですが、二〇一三年から二〇一五年...全文を見る
○逢坂委員 大臣、JILPTの調査、調査の手法はいろいろあると思いますけれども、それによれば、企画型裁量労働者の方が勤務時間が長いという結果が出ているわけですね。  私は、労政審で議論になっているのは、勤務時間が長くなるのか短くなるのか、それがまさに議論の焦点でありますから、こ...全文を見る
○逢坂委員 余り加藤大臣にしては説得力のない答弁だったと思うんですね。  労政審の議論の中で労働側が言っているのは、対象業務の範囲の明確化とか健康確保措置の強化といったいろいろな疑問が出されて修正もしたんだ、だけれども、長時間労働を助長するおそれがなお払拭されておらないから実施...全文を見る
○逢坂委員 私は、労政審の議論をきのうからきょうにかけても随分また読ませていただきました。私が感ずるのは、やはり労政審の議論をやり直すべきだと思いますよ。生煮えですよ。  それで、今回は労働側も賛成できるような内容も含まれていることも事実なんです。だから、どうしても労働側にも歯...全文を見る
○逢坂委員 実は、今回のこの調査的監督はどの場面で行うのかということが、厚生労働省から全国に発出した文書の中に書かれています。それは臨検監督で行う。臨検監督ですね。  臨検監督、これは労働業界の人しかわからない言葉だと思いますけれども、実際に労働時間がどうなっているかということ...全文を見る
○逢坂委員 すなわち、労働時間の実態をきちっとあるがままに聞くというよりは、どちらかといえば監査的な意味合いというか検査的な意味合いというか、事業所の側にしてみるとある種怖い、あらかじめ何の準備もない中でぽっと来られて、いかがですかということをやるわけですから。  そういう状況...全文を見る
○逢坂委員 そこで、これは大臣よりも局長に聞いた方がいいでしょうかね。  局長、国において労働時間の調査、特に裁量型労働の時間について調査した直近のデータというのは、この平成二十五年のものだけですか。それ以降はないんですか。
○逢坂委員 改めて提案というか指摘をさせていただきたいと思うんですが、裁量型労働を導入したいという政府の意向は痛いほど何か伝わってきます。もう何が何でも入れたいんだというふうに私には感じられるんですが、それにしても、この裁量型労働を入れることによって、多くの皆さんが長時間労働で苦...全文を見る
○逢坂委員 残念ながら労働時間の再調査はしていただけないということでありますけれども。  総理、改めて、労政審での議論、データは政府が調査したものしか出していないということ、それから、この労働時間の調査は臨検的監督というやり方でやっている。どちらかというと検査ですね、その中でや...全文を見る
○逢坂委員 総理からも、労働時間の再調査と法案の提出をとりあえず見合わせるというようなことはやらないという答弁でございます。私は非常に残念であります。これは将来に禍根を残さないように、私はこれからも、この問題、がっちり議論をしてまいりたいと思います。  そこで、次です。  森...全文を見る
○逢坂委員 それで、総理自身は、私も妻もこの問題にかかわっていたら国会議員も大臣もやめるという発言をされているんですが、私、総理夫人におつきになっておられた谷さんという職員、国家公務員の方でありますけれども、この方が籠池さんに出したファクスを見ると、最後の方にこう書いてあるんです...全文を見る
○逢坂委員 今の答弁を改めて聞いてみて感ずるんですけれども、払下げには関与していないけれども貸付けには関与していたというふうに聞こえるんですが、払下げには関与していない、それはあくまでも払下げだというような話をしておられました。  それから、内容には関与していない。内容には関与...全文を見る
○逢坂委員 太田局長、答える立場にないんですか。それでよろしいですか、答える立場にないということで。  では、この間、何度、何のために答弁しに来ていたんですか。答える立場にないんだったら、今までの答弁をみんな取り消して、別の人に答えるように言ってくれればよかったじゃないですか。
○逢坂委員 太田局長、これまでの交渉記録はもう廃棄して、ない。それはそれで、どうもそれが事実のようでありますから、それは認めざるを得ないんですが、なぜ知り得る立場にないということが言えるんですか。なぜそういうことが言えるんですか。交渉の経過は知っているんでしょう。交渉の経過も知ら...全文を見る
○逢坂委員 それでは、太田局長にお願いしたいんですけれども、交渉の経過は重々承知をしているというふうにおっしゃいました。交渉記録は廃棄して、ないということでありますけれども、重々承知している内容を、知り得る限り、文字に起こして提出いただけませんか。  委員長、これを理事会で協議...全文を見る
○逢坂委員 自分の半生を語るなどというやじがありましたけれども、そんなことはございません。たった三年ぐらい前の、この森友事案に係ることだけ、交渉の経過を重々承知しているということでありますから、それを明らかにしていただきたいんです。できますよね。
○逢坂委員 太田理財局長も、交渉の経過については重々承知をしているというふうにおっしゃっていますけれども、実は御本人がわかっているところはそんなに多くはないと私は思うんですよ。実際直接かかわった職員の皆さんに聞いた上で、どうであるかということを答弁しているだけですよね。  だか...全文を見る
○逢坂委員 これで最後にしますけれども、総理、この問題を明らかにするのは、やはり情報公開が私は鍵だと思っています。  今、太田局長は検討するようなニュアンスのことを言っていましたけれども、総理から御指示いただければ、書類はなくても記憶をたどれば、三年前からのことですから、ある程...全文を見る
○逢坂委員 総理、いかがですか。重々検討ではなくて、確実に実行していただきたいと思うんです。
○逢坂委員 以上で終わります。ありがとうございます。
02月22日第196回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○逢坂委員 逢坂誠二でございます。  きょうも、働き方改革、とりわけてもなお裁量労働制の部分について質問をしたいと思います。  この裁量労働制の件についてはこの間もいろいろ議論をしてきましたが、特に問題になっているのは、平成二十五年の労働時間等総合調査ですか、このデータについ...全文を見る
○逢坂委員 そこで、私は、いろいろと見ていて疑問に思うことがあるんです。  今回、労政審で裁量型労働の議論をスタートするきっかけになったのが、いわゆる日本再興戦略会議ですか、これが、労働時間法制の見直しということで、平成二十五年の六月十四日に閣議決定しているものの中にこれが含ま...全文を見る
○逢坂委員 なぜ出さなかったのかわからないということでありますけれども、でも、これはおかしいですよね。そもそも厚生労働省では、労政審で使う資料だから調査してくださいと頼んでいるわけですよ。なぜあえてこれを出さないのか。  しかも、私は、二十五年二月にその労働時間の調査をしたこと...全文を見る
○逢坂委員 でも、これは十九日の議事録ですね。十九日の議事録で、これは誰に対する答弁ですか、高井委員ですね、山越政府参考人。  私が言っているのは、データについては適正なものだということを十九日の時点で言っているということなんですよ。これでいいんですかということなんです。
○逢坂委員 十九日まで精査をして、十九日の時点で、適正であるというふうに言っていた。ところが、そのデータを我々が手にして、我々も随分努力をして、長妻政調会長を先頭に中身を見させていただいた。その結果、百十七件、これは我々が見つけたものでありますけれども、適正でないデータがあったと...全文を見る
○逢坂委員 この点について、もとにある調査票、いわゆる原票と呼んでいいかと思いますけれども、当初は原票がないと言っていた。ところが、原票が出てきた。これは、だから、原票がないと言っていた答弁は誤りだったということでよろしいですね。
○逢坂委員 大臣、私、なかったものが出てきたのはよかったと思うんですよ。だから、それは正直に言えばいいのに、言葉として、いや、あのときはないと言ったけれども実は二十日の夜に出てきましたでいいと思うんだけれども、なぜストレートに言わないのか。誠実さに欠けるというふうに私は思います。...全文を見る
○逢坂委員 大臣、この間、個々のデータにはきちんと一万件当たったんですか。当たっていないとしか私には思われないんですね。当たったんですか、一万件。
○逢坂委員 今回、我々がこのデータを見て、百十七件、不適切なデータを見つけたわけであります。その中にある代表的なものというのは、お手元に資料を配らせていただきましたけれども、例えば、平均的な者について、一日の残業時間よりも一週間の残業時間の方が少ない。これは明らかに、どう見てもデ...全文を見る
○逢坂委員 先ほど、一万件全部に当たっていないということでありましたけれども、私たち、このデータの誤りに気がついたのは、実は非常に単純なことなんですね。  明らかに、一日の残業時間よりも月の残業時間が短いデータがあれば、それはおかしいわけです。これが皆さんから提供いただいたいわ...全文を見る
○逢坂委員 大臣、それは私は正しい姿勢だと思いますよ。いや、よもや大臣がここで、百十七だけが誤りで、あとはないともし答弁されたら、ここでもう爆発しようかと思ったんですが。これは、やはり一万件しっかり調べなきゃいけないと思うんですよ。  それで、大臣、このデータの不備が出ても法案...全文を見る
○逢坂委員 確かに、今私が例示したのは一般の者であります。  それじゃ、裁量型労働の方のデータには誤りがないということは断言できるわけですか。
○逢坂委員 大臣、労政審に出すデータというのは、私は結構大事だと思いますよ。  それで、労政審の中で、裁量が長いとか短いとか、一般が長いとか短いとかの議論がなかった、そういう事実を話されましたけれども、だからといって、提出したデータがいいかげんでいいということにはならないんです...全文を見る
○逢坂委員 私、労政審の議論も相当疑問があるんです。  この平成二十五年の労働時間等実態調査の出し方が相当問題がある。これは先日、長妻委員も指摘をしましたけれども、労政審では、平均的な者の定義や、一般労働者の勤務時間と裁量労働者の勤務時間の調査手法とか調査条件の違い、こういうこ...全文を見る
○逢坂委員 驚きの答弁ですね。  一々定義は説明しない、専門家の方が議論されている。  専門家の方が議論されている、それはそうかもしれません。だがしかし、皆さんがこの三年間誤っていたんですよ。一般労働者と裁量労働者、調査の条件が違っている。それをあたかも同一であるかのように、...全文を見る
○逢坂委員 労政審に一般労働者と裁量型の労働者のデータの比較は出さなかったというところは、それは私は何度も説明を聞いていますから理解しています。  だけれども、比較をしてはならないデータだという説明はしていないですよね。このデータは条件が違うから比較してはならないデータだという...全文を見る
○逢坂委員 大臣の答弁は非常に都合がいいですね。労政審の皆さんは、こういう調査データを出せば、それは専門家だから理解するはずだと。  だがしかし、政府の皆さんは、一般労働者と裁量労働者のデータを比較してはならないものだという認識を持たずにこの三年間来たわけですから、皆さんが間違...全文を見る
○逢坂委員 今のやじのとおりです。でも、政府はその違うものをずっと比べてきたわけですよ。なぜ労政審の中でそういう認識が広がるかもしれないということを正直に認められないんですか。政府がずっと誤ってきたんですよ。政府は誤ってきた、それで謝罪もした、撤回もした。労政審の議論は正しかった...全文を見る
○逢坂委員 労政審の議論は、私は適切でないというふうに思います、政府すらが三年間間違うようなデータでありますから。その点は強く指摘をしたいと思います。  改めてデータの問題に戻りたいと思いますが、百十七件、これは、我々がこのデータをざあっと見て、これはおかしいというので、直観的...全文を見る
○逢坂委員 今回の裁量労働の議論の中での大きな柱なんです、このデータは。大臣は余り重視しておられないようでありますけれども、このデータが振りまいてきたイメージというのは相当に実態と違うものだと思わざるを得ないんです。だからこそ、皆さんも、これは撤回をしたし、謝罪もしたんだと思うん...全文を見る
○逢坂委員 このデータが出発点になって多くの答弁が、要するに、裁量労働が長いというデータもある、三年間これを言い続けてきたのは政府の側ですからね。そして、しかも、そのデータそのものが今、信憑性がもう揺らいでいるわけですよ。百十七件だけという保証はないんですよ。だから、このデータを...全文を見る
○逢坂委員 総理、やじの皆さんがいろいろと的確な指導をしてくれるので、総理。  この間、総理が答弁を撤回された。不適切な比較をしてしまった、加えて、データそのものに不備がある。今は百十七件ですが、全件当たってみたら、これはどうなるかわかりません。  それで、総理、もしこれ以上...全文を見る
○逢坂委員 データ撤回と労政審のやり直し、それを私も求めたいと思います。  加藤大臣、これは人の命がかかっていると何度も何度も繰り返し指摘されています。きのう、公述人の方もそのことを本当に、つらい立場なのに、ここでお話をされました。  データが不適切、そういう中で、影響がない...全文を見る
○逢坂委員 加藤大臣、今のお話は間違ったデータに基づいた議論で、なぜ政策を変えないのかという説明には全くなっていません。  それから、間違ったデータに基づいた議論をしているその労政審の分科会、ここでもこう書かれているんです。これはもう加藤大臣、十分おわかりだ。裁量労働制について...全文を見る
○逢坂委員 終わります。ありがとうございます。
02月23日第196回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○逢坂分科員 逢坂誠二でございます。  私も引き続き裁量労働制についてやらせていただきますが、まず冒頭に、裁量労働制と高度プロフェッショナル制度、これはやはり今回の法案から切り離して、相当やはり問題が多い、それと反対も非常に多い、労政審の議論、建議、答申ともに、この裁量労働制、...全文を見る
○逢坂分科員 おおむね妥当であるというのは、労働時間の時間外、これに、時間外を超えたら罰則を付加するとか、同一労働同一賃金とか、そういうものも含まれているから、まあ、おおむね妥当とするけれども、だがしかし、裁量労働制と高度プロフェッショナルは導入すべきではない、こういうふうに書い...全文を見る
○逢坂分科員 労政審の答申、建議、その段階でそういうふうに理解を仮にされているとしたとしても、昨今のこの議論を聞いて、あるいはこのデータの不備、こういうものを聞いて、私は、改めてお考え直してもらうということが妥当だと思っております。  実は、今、この議論を殊のほか注目している人...全文を見る
○逢坂分科員 そして、その上で、いわゆるどう抑制すべきかということが議論されたというのは、多分労政審の議論の残っている記録から読み取れることなんだと思うんですが、それは、あらかじめ、裁量型労働というのは長時間労働になるんだというある種の前提があったのではないかと思うんですが、それ...全文を見る
○逢坂分科員 そういうことからすれば、労政審の議論を見る限り、裁量型労働というのは長時間労働の側に傾きがちである、そういう傾向が読み取れるというふうに大臣はお感じになりませんか。
○逢坂分科員 私もそうだと思うんですね。実態としてそうなる傾向が私は強いような気がします。  変なことを言うようですが、私自身、自治体の首長をやっていました。自治体の首長は、勤務時間はありません。実は労災もありません。出勤時間も何もないんです。自分の判断によってやるんです。でも...全文を見る
○逢坂分科員 本当に精査はしているんでしょうか。  先ほど山井委員の発言を聞いて、私は、あら、本当に精査しているのかなと思ったんですが、先ほど厚生労働省の地下二階に行かれたと。それで、段ボール箱を見た、段ボール箱を見たということは、個票、原票はまだ地下にあるわけですよね。原票が...全文を見る
○逢坂分科員 電子データをまず形式的に当たる、それから原票にも当たる、同時並行で作業をやっている、ほどほど時間がかかるだろうということでありますけれども。  その結果、やはりデータに相当に瑕疵がある、これは物事を判断するに足るデータではないというような状況になったら、これはデー...全文を見る
○逢坂分科員 ぜひ早急に精査をしていただいて、法案を出したいとおっしゃっているわけですから。そのデータの精査なしに法案を出すということは、特にこの裁量労働のところについては私は控えるべきだと思いますが、そのことは申し伝えておきたいと思います。  さて、そこで、私、裁量労働制とい...全文を見る
○逢坂分科員 私は、裁量労働制というのは悪いところばかりではないということも現実だと思います。今、大臣がおっしゃったような事例もきっとあるというふうに思います。  だけれども、これを制度としてしっかり、現実的にももう既に入っているわけですが、拡大をして、更に日本の社会の中でこの...全文を見る
○逢坂分科員 労働法制というのは、これは誰のためにあるのか。もちろん、それは使用者のためにもあるでしょうし、労働者のためにもあるでしょうし、多くの人のために労働法制はあるんですが、労働法制の力点はどこに置かなきゃならないか。働く人の立場に私は力点を置かなければならない、そう思うん...全文を見る
○逢坂分科員 労働法制は経営者のためにやるものでもない、生産性が結果として上がることは悪いことではないけれども、生産性が上がることだけを目的にしてやると、労働法制は私は間違う、そう思っています。  使用者と働く者の力関係、これは歴然としているというのは大臣も御承知のとおりだと思...全文を見る
○逢坂分科員 私は先ほど言いました。この労働の問題について、裁量労働をやりたいという人もいるのも多分事実だと思います。だけれども、そのことによって、対象範囲を広げて、更に困る人が出るような状況はつくってはいけない。  人間は、働いている人は、サンプルや試験のためにやるわけではな...全文を見る
○逢坂分科員 労政審の答申、建議、この中に、ほぼ同じ文言だと理解しておりますけれども、こう書いてあるんですよね。裁量労働制は、対象業務範囲の明確化、健康確保措置の強化といった修正がなされたが、長時間労働を助長するおそれがなお払拭されておらず、実施すべきではない。  すなわち、今...全文を見る
○逢坂分科員 山井委員が繰り返ししゃべるのは、おおむね妥当であろうが何であろうが、長時間労働になる懸念が払拭されないんだと。だから、どんなに規制を入れても困る人が出てくるのではないか。山井委員は、死ぬ人が必ず出るという言い方をしております。私はなかなかそういう過激な言葉は使いづら...全文を見る
○逢坂分科員 労働現場の実態は、私は、法律や規則や、そういうものの文言からは推しはかれない実態があると思っています。労働時間を把握することですら簡単なことではないと私は思います。例えば、労基署が臨検監督で行って労働時間はどうですかと聞く。本当にそれで実態がつかめるか。簡単ではない...全文を見る
○逢坂分科員 私には全く理解できません。  問題点があることがわかっている、だから規制強化をしなければならない。普通の考え方でいけば、人の命を守るのであれば、問題点がある、規制強化をする、その規制強化がうまく機能する、そのことを確認して対象業種を拡大していくのなら、まだ私は、人...全文を見る
○逢坂分科員 私、無責任だというのは、労政審の議論の経過を見ていて無責任だなと思うんですよ。  それは、平成二十五年の労働時間等総合実態調査、この数値を出した。そして、一般労働と裁量型労働、この両者は比較はしていない。でも、その数値は出したわけです。通常、この数値が出されれば、...全文を見る
○逢坂分科員 局長、何と答弁していますか。これも局長も答弁していますよね、この問題。
○逢坂分科員 局長、時間がありませんのでもう聞きませんが、労働時間についてはJILPTの調査を出していないわけですよね。なぜ出さなかったんですか、そういう問いかけに対して、局長も、その当時のことはよくわからない、そういう答弁ではなかったですか。いかがですか。局長はそのことをわかっ...全文を見る
○逢坂分科員 だから私は無責任だと言うんですよ。それでいいんですか。  例えば、佐川理財局長の問題に関して言うと、繰り返し国会で答弁を求めていて、何て言っているか、政府は。後任の同じ職にある者が答弁をするんだ、それが行政の継続性だと言っているんだ。いや、違う、その現場を知ってい...全文を見る
○逢坂分科員 最後に一言。  裁量労働、高度プロフェッショナル、この法案は切り離して国会に提出をする、あるいは、政策決定過程が不透明であるならばその法案は国会に出さない、そのことを申し上げて、終わります。  ありがとうございます。
02月23日第196回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○逢坂分科員 どうも、逢坂誠二でございます。よろしくお願いします。  まず、それでは第一問目、簡単な方から行きましょうか。  まず、新幹線の携帯電話の関係ですけれども、新幹線で携帯電話の通じないエリアが相当あるということで、総務省では遮蔽対策という言い方をしているというふうに...全文を見る
○逢坂分科員 ありがとうございます。  全国に新幹線網が広がっていって、新幹線の移動中というのはやはり仕事をするにちょうどいい時間なんですよね。そのときに電話が通じない、電話だけじゃなくて、今は、このような類いのものが使えないとなると、これはなかなか、せっかくの時間が有効に使え...全文を見る
○逢坂分科員 日本には四十七の都道府県があって、同じ通貨、円を使っている。それから、県と県の間には関税はないということですね。同じような状況が実はEUなんです。EUは、ごく一部を除いて全部同じユーロを使っている、国と国との間には関税はない、これがEUですね。だから、お金の流れとい...全文を見る
○逢坂分科員 冒頭に大臣が言った、国があって地方があるんじゃないというのはまさにそのとおりで、実は私の選挙のキャッチフレーズは、「地域の元気!それが、国の元気!」、あるいは「地域があって、国がある」というのが私のポスターにいつも書いてあることなんですね。だから、まさにその意味では...全文を見る
○逢坂分科員 ありがとうございます。  今大臣がおっしゃった中で、地方の方が先に取り組んで、後で国がそれを平準化するというようなニュアンスの話がありましたけれども、ほとんどの政策、私そうだと思います。  例えば、情報公開もそうです、あるいは行政評価もそうです、住民参加の仕組み...全文を見る
○逢坂分科員 大事なのは、よそから見て立派だね、すばらしいねということをやることでは私は必ずしもないと思っていて、自分たちの頭で考えて自分たちが行動するということが私はいろいろなものの原点になると思います。そして、その積み重ねが最終的に大きなうねりになっていくというふうに思うんで...全文を見る
○逢坂分科員 終わります。ありがとうございます。
02月28日第196回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○逢坂委員 逢坂誠二でございます。よろしくお願いいたします。  きょうの予算委員会ですけれども、この予算委員会は、与野党の合意なしに、委員長の職権でこれは立てられました。これに強く抗議をしたいと思います。  しかしながら、我々は、今回の予算委員会全体を通して見て、質疑時間がま...全文を見る
○逢坂委員 強く抗議をさせていただきます。  それでは、質問に入ります。  きょうは通告はしておらないのですけれども、我々の仲間であります福井予算委員会の理事が今回、大臣に就任されました。心からお祝いを申し上げます。  残念ながら通告する時間がなかったものですから、沖縄北方...全文を見る
○逢坂委員 福井大臣、予算委員会で一緒の仲間でありましたので、緊張感を持って職務に励んでいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  それから、もう一点です。  世耕大臣にお伺いしますが、世耕大臣、我が党が今法案を提出しようとしている原発ゼロ法案、これについて、責任あ...全文を見る
○逢坂委員 世耕大臣、この問題についてはまた今後じっくり議論をさせていただきたいと思いますが、我が党は、原発ゼロ基本法案、これを三月十一日までに国会に提出したいと思っています。それを提出するに当たって、現在、全国の十六カ所でタウンミーティングを開いて、千七百人余りの国民の皆様にも...全文を見る
○逢坂委員 加藤大臣、それでは、その労政審の議論は、これは取り消さないんだということなんですね。  ただ、労政審に出されているこの裁量労働にかかわる労働時間のデータというのは、この平成二十五年の調査しかないんですよ。それ以外の労働時間のデータは出ていないんですよ。ということは、...全文を見る
○逢坂委員 繰り返しますけれども、大臣、それでは、JILPTのデータも出されていると言いますけれども、JILPTでは、裁量についての労働時間のデータは出していないわけですよ。  そこで、裁量型労働の問題点というのは、私は、みなし労働時間と実際に働いた労働時間の間に大きな乖離があ...全文を見る
○逢坂委員 大臣、みなし労働時間よりも実際に働いている労働時間の方が長い、そういうデータもお示ししたという答弁に聞こえたんですが、それは具体的に示したんですか、個別に。
○逢坂委員 大臣、今、私の質問にストレートに答えませんでしたけれども、あの冊子の中には、個別具体的に、みなし労働時間が何時間で、そしてその方に対応する形で、実はその方の労働時間は何時間長いんだといったようなことが載っているとは私は認識しておりません。したがいまして、適切な議論が行...全文を見る
○逢坂委員 大臣のこれまでの答弁の中で、裁量型労働でもさまざまな方々がいて、勤務時間が長い方も短い方もいるんだといったような答弁をされていたかと思います。  そういう観点からいうと、トータルの時間を比較しても、本当の実態はわからないんです。個別の労働者に着目をしてこれは中身を見...全文を見る
○逢坂委員 大臣、労政審で労働側の代表が言っていること、これはもう大臣も十分御承知だと思います。裁量型、裁量労働制の対象業務の拡大及び高度プロフェッショナル制度の創設については、長時間労働を助長するおそれがなお払拭されておらず、実施すべきではない、こう言っているわけですよ。しかも...全文を見る
○逢坂委員 おおむね妥当と妥当の違いについては、後で我が党の岡本あき子議員が質疑してくれる、やってくれると思いますので、その議論はまたそちらに委ねたいと思いますけれども、総理、お伺いします。  私は、今回、ずさんなデータに基づいて労政審で議論されたというふうに認識をしております...全文を見る
○逢坂委員 総理は今、実態把握しない限り前に進めないということでありましたけれども、前に進めない、実態把握、まず、実態把握って、これはどういう意味ですか。  実態把握というのは、我々は、例えば労働時間についても再調査すべきだという話もさせてもらっています。あるいは、例えば十七年...全文を見る
○逢坂委員 では、総理、確約いただけますね。その実態把握の内容は検討はするけれども、とにかく実態把握というものはやるんだということでよろしいですね。
○逢坂委員 実態把握をしない限り政府全体として前へ進めない、それは、法案の閣議決定や、国会への提出や、そういうことも含むという意味でしょうか。
○逢坂委員 今の答弁の中で、実態把握について非常に前向きな、実態把握をしなければ前へ進めないということでありますので、前向きな答弁をいただいたというふうに理解をいたしますが、実態把握にどれぐらい時間を要すると見ていますか。
○逢坂委員 実態把握をしない、ちょっと委員長、閣僚席から今何かおっしゃったようですけれども。閣僚席から、今、外野うるさいよ、何とおっしゃったんですか。
○逢坂委員 ちょっと驚きました。ちょっと御注意ください。
○逢坂委員 それでは、総理、実態把握をしない限り政府全体として前へ進めない、しかもその実態把握は相応の時間がかかるということでありますので、相応の時間がなければ前へ進めないというふうに理解をいたしました。  いずれにしても、実態把握、我々は調査という言い方をしておりますけれども...全文を見る
○逢坂委員 今あるデータでは必ずしもという発言がございました。それも踏まえて、がっちり調査をしていただきたい、私はそう思います。  裁量型労働においてはやはり労働時間の長短が相当大きな問題になっているわけですから、その現実の把握なしに対象業務の拡大をするというのは絶対にやっては...全文を見る
○逢坂委員 政治の関与があるか、何かお金が流れたかという言い方をしておりましたけれども、それでは、それは貸付けであろうが売却であろうが、どの状態においてもそういうことがもし疑われるのであれば総理も議員もやめる、そういう意味ですか。
○逢坂委員 それでは、総理、これは何度も答弁されておりますけれども、例の総理夫人付の谷さんという方、経産省から来ていた方でありますけれども、あの方が籠池さんに出したファクスの中の最後で、このことについては昭恵夫人にも報告をしているということを書かれているわけですが、例えばこういう...全文を見る
○逢坂委員 今の答弁からすれば、売却の過程にはかかわっていないけれども、貸付けの過程については一般論としてかかわっていた、一般論ではあるけれども、一般的な内容について問合せをするというところにはかかわっていたということでよろしいですか。
○逢坂委員 便宜を与えていないけれども、何らかの、関与という言葉を使うかどうかはわからないけれども、報告を受けるような立場にあったわけですから、そのプロセス、事情は知っている、知り得る立場にあったということでよろしいですよね。そうでなければ報告は普通受けないわけですから。よろしい...全文を見る
○逢坂委員 便宜を与えるような関与ではなかったということは、かかわりがあった上ででなければそういう話にはならないわけですので、かかわりがあったけれども便宜を与えるような関与ではなかった、その前の部分は総理の言葉の中で括弧に入っているように思うんですが、そういう理解をせざるを得ない...全文を見る
○逢坂委員 多分、多くの国民の皆さんは、そうは理解していないと思うんです。  総理は、関与について、きょう定義を述べられました。政治の何らかの力あるいはお金というような言葉がございましたけれども、それ以外にもさまざまな関与の仕方があって、そのことによって、この貸付けあるいは売却...全文を見る
○逢坂委員 あのファクスが出た段階ではゼロ回答ではありませんでしたけれども、その後の経過を見ると、それはゼロ回答ではなかったというふうに多くの国民は理解していると思います。そのことを改めて指摘させていただきますが、質疑時間が終了しましたので、これでやめさせていただきます。  改...全文を見る
03月27日第196回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○逢坂委員 逢坂誠二です。  佐川さん、お世話になります。よろしくお願いします。  まず、去年の二月十七日、総理が、かかわっていたら総理も議員もやめるという答弁をした、その前後で佐川さんの答弁は変化がないというふうにおっしゃいました。  答弁は変化がなかったかもしれませんが...全文を見る
○逢坂委員 通常、上司がああいう発言をすると、組織内は相当震撼をするというか、ものだと思うんですが、特段のことはなかったということですね。はい、了解いたしました。  それでは次に、退職されてから官邸の関係者とお会いになったことはございますでしょうか。例えば、総理、官房長官、ある...全文を見る
○逢坂委員 午前中の参議院でも出ておりましたけれども、総理秘書官の今井さんとお会いになったのは、最後はいつでしょうか。
○逢坂委員 これも午前中の質疑でしたけれども、今回の森友の案件に関して官邸から指示を受けたとかさまざまな指摘を受けたとか、そういうことはないというような答弁だったかと思うんですが、それでよろしいでしょうか。
○逢坂委員 決裁文書ではなく、取引、貸付け、売買、値引き、あるいは分割、さまざまなことについて、官邸から何らかの指示、示唆、そういうものはございませんでしたか。
○逢坂委員 確かに、佐川さんの前の迫田さんの時代にさまざまな案件が行われているわけですから、佐川さん自身が全てについて官邸からの指示がなかったと言い切るのは、私は少し無理があるんだろうというふうに思っていますが、ただ、昨日、参議院の予算委員会で菅官房長官がこんな答弁をしているんで...全文を見る
○逢坂委員 それでは、そのときには何らの指示はなかったということでよろしいでしょうか。
○逢坂委員 実は私、佐川さん、知らない仲ではないので、今回、理財局長になられて、理財局長になる前と、なって、今、多分、人生設計も大きく変わられたんだろうというふうに思わざるを得ません。  それで、その中で、例えばですよ、今回のこの証人喚問を受けるに当たって、さまざま答弁をする。...全文を見る
○逢坂委員 きょうのこの参考人の答弁に当たって、事前に与党の皆さんと何らかの形で、例えば直接でもいい、間接でもいい、何らかの形で、きょうの答弁の内容のすり合わせ、情報交換、こういうことはございましたか。
○逢坂委員 それと次に、今回のこの森友案件に関して、これは財務省内で、この森友案件については、総理夫妻がかかわる案件であり、安倍事案などと称されている、こういう言い方をしている職員がいる、こういうことについては承知をしておりますか。
○逢坂委員 森友問題は、なぜこんな大きな問題になったというふうにお考えでしょうか。
○逢坂委員 午前中の答弁の中で、国会を混乱させたのはひとえに私の責任だと、それで改ざんについておわびをするということでございましたけれども、ただ、この案件は、改ざんとそれから丁寧さに欠ける答弁だけが問題ではない、貸付けや契約や値引きや、あるいは分割にしたといったようなことも問題に...全文を見る
○逢坂委員 おわびの言葉を何度も述べておられますけれども、貸付け、売買、その一連のプロセスについてはおわびをするような事態はないという理解でよろしいでしょうか。
○逢坂委員 適正に取引が行われているのに、なぜ文書を改ざんするのか、適正に取引が行われているのに、なぜ丁寧さに欠く答弁をせざるを得なかったのか、これが問題の核心だというふうに思うんですが、今回の案件は、これ、迫田理財局長から引継ぎを受けるわけですね、そういうことですよね。前任は迫...全文を見る
○逢坂委員 これについては、迫田さんから直接の引継ぎは受けていないと。  午前中の答弁には勉強という言葉がありましたけれども、本事案については、それでは、この昨年の二月あたりから事案が大きくなった段階で勉強させてもらったということでしょうか。
○逢坂委員 この本事案は、佐川さんの理財局長に就任したときにはおおむね完結をしているというか、全てではありませんけれども、迫田さんの時代に行われた案件なわけですよね。であるにもかかわらず、事案の本当の当事者でないにもかかわらず、こうして証人喚問を受けるということについて、理不尽だ...全文を見る
○逢坂委員 私は、佐川さんは被害者のような気がしてならないんですけれども。だって、事案発生そのものは自分のときじゃないんですよ。そして、そのことについて自分は直接引継ぎを受けていない。そして後になって書類を見て、あるいはそれに携わった職員から話を聞いて、それに基づいて答弁をしてい...全文を見る
○逢坂委員 だから、問題はそこなんですよ。事案が適切に行われていたというふうに認識をしているにもかかわらず、改ざんや丁寧さに欠く答弁を繰り返さざるを得なかった、その理由は何なんだというところなんですね。それはお答えいただけますか。
○逢坂委員 その丁寧さを欠く答弁について、午前中の答弁の中で、交渉記録に関する答弁に関し、今になって思えば丁寧さを欠いた旨の発言をした、そして、その理由として、局内が混乱していたといったような趣旨の発言をされたんですが、局内はなぜ混乱していたんですか。
○逢坂委員 改めて聞きますが、予算委員会の最中というのは基本的に財務省は忙しい、これは多分どこのセクションも忙しいんだろうと思うんですが、本件に関してだけ、なぜ特に理財局は忙しい、混乱をする、混乱という言葉を使われていたかと思うんですけれども、混乱という事態になったんでしょうか。
○逢坂委員 それでは、ちょっと話題をかえますが、補佐人、今回つかれておりますけれども、この補佐人の方は、今回のこの事案をお願いするに当たって、与党関係者や政府関係者との接触というのはありますでしょうか。
○逢坂委員 それでは、与党、政府関係者との接触は否定されないということに受けとめられるんですけれども、それでよろしいでしょうか。
○逢坂委員 はい、了解いたしました。  それでは、公文書の中で安倍昭恵さんの名前を見たときに、どのような印象を受けましたか。
○逢坂委員 今の話は、なかなか理解されないと思います。  改ざんにかかわったと言っていて、安倍昭恵さんの名前が落ちているわけです。改ざんにかかわった方が安倍昭恵さんの名前を見たか見なかったかも言えないというのは、私は、それは合理性がない。  私は、いつ見たかと聞いているんじゃ...全文を見る
○逢坂委員 改ざんに携わったといっておわびをしている、改ざんに携わっている人が、改ざんの核心部分、個人の名前のところ、見たか見ないかも言えないなんて、それじゃ、改ざんに携わっていないかもしれないじゃないですか。
○逢坂委員 時間が残り少なくなりましたので。  総理や昭恵夫人がこの問題にかかわっていなかったということで午前の質疑で断言をしておりますけれども、その理由として、価格について不動産鑑定にかけたからだ、そういう理由でかかわっていないと言っておられましたが、不動産鑑定というのは、鑑...全文を見る
○逢坂委員 価格については、それでは、仮に、かかわっていなかった、影響がなかったとしても、分割払いにするとか、ごみをどう算定するとか、ごみの価格をどうするかとか、さまざまな要素が今回のことにはあります。それらのことについてもかかわっていないとなぜ断言できるんでしょうか。
○逢坂委員 今回の案件は、もう先ほど竹内委員からも話が出ましたけれども、職員が自殺をする。それからさらに、これは私の仄聞するところでは、この事案に絡んで民間の方も何か命を落とされた方がいるように、これは私は確認はとれておりませんけれども、そういう情報もあるようでございます。  ...全文を見る
05月17日第196回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第2号
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○逢坂委員 逢坂誠二でございます。  きょうは、質問の機会をいただきました。委員長を始め、与野党の理事の皆さんに心からお礼申し上げます。  ただ、原子力特別委員会の開催回数が余りにも少な過ぎる。今国会、これは初めてですかね。今国会初めて。  この原子力特別委員会は、東日本大...全文を見る
○逢坂委員 よろしくお願いします。  それから、似たような観点で、もう一つ。  これは直接、原子力特別委員会に関係はないのでありますけれども、ここ一、二年余りの安倍政権の公文書に対する姿勢、改ざん、隠蔽、捏造、廃棄、これは余りにもひど過ぎる。こんなことをやってしまうと民主主義...全文を見る
○逢坂委員 政府としては、これからも原発を使い続けるんだ、もちろん可能な限りその使用の割合を減らしていくということを前提にしながらも、使い続けるということで、幾つかの理由を申し述べられたわけでありますけれども、果たして、日本の国でこれ以上使用済み核燃料をふやしてよいんでしょうか。...全文を見る
○逢坂委員 今の話を聞く限り、一般国民の感覚でいうと、半径五キロ、半径三十キロ、あるいはそれ以外のエリアについてもその状況に応じてということであります。範囲についてはよくわかるんですけれども、被害想定というものがなければ避難計画なんかつくれないんじゃないかという声があるんですけれ...全文を見る
○逢坂委員 それでは次に、ことしの一月の予算委員会だったと思いますけれども、世耕大臣からこのような答弁をいただいております。改めて副大臣に確認をさせていただきたいんですが、原発の事故の際の、万が一の事故があった場合に、有効に機能する避難計画が策定されない状態で原発を実際上は稼働す...全文を見る
○逢坂委員 そこでなんですが、避難計画の策定主体は自治体である、それで、避難計画は具体的にはどこでつくるかというと、県や市町村の防災会議の中で避難計画をつくっていくわけでありますけれども、この段階で、直接住民に接する市町村の段階で有効な避難計画はつくることはなかなか難しい。  ...全文を見る
○逢坂委員 現時点までに市町村から避難計画がつくれないといったような声はないんだということ、もし仮にその避難計画策定に何らかの隘路があった場合は国ががっちりと支援をするといったようなお話をいただいたかと思うんですが、確かに現時点まではなかったかと思います。それはやはり、三・一一以...全文を見る
○逢坂委員 政府にくれぐれもお願いしたいんですけれども、実際上、有効に機能する避難計画がつくれないにもかかわらず、文言だけ、あるいは計画上だけであたかも避難できるようなことでその場を取り繕って、これで有効な避難計画ができました、だから地域原子力防災協議会でそれを了承しましたと言っ...全文を見る
○逢坂委員 避難計画の策定主体は自治体であるということですけれども、地域原子力防災協議会の構成員、これを見ますと、ここの正式な構成員になっているのは関係道府県の副知事だけなんですね。実際に住民に直接対応する市町村、これはオブザーバーなんですよ。でも、市町村こそがこの避難計画の肝を...全文を見る
○逢坂委員 都道府県の計画は市町村の計画も包含しているんだという話ですけれども、でも、私は、当事者である市町村の意見が一番大事だと思いますよ。そこはオブザーバーで、いや、その話は都道府県がある種代弁できるんだ、そしてその場にはオブザーバーとしているんだといっても、正式メンバーにし...全文を見る
○逢坂委員 では次に、政府にお伺いします。経産省にお伺いしますが、経産省の認識も、日本にはこのNRCのような規定はないという理解でよろしいでしょうか。
○逢坂委員 更田委員長にお伺いしたいんですが、規制委員会は直接的に避難計画の担当ではないというふうに承知はしておりますけれども、更田委員長の見解としても、NRCのような規定は日本にはないという理解でよろしいでしょうか。
○逢坂委員 実は、ここが大きな問題だと私は思っています。きちんとした避難計画がつくれなかったら原発は動かさないというのは、これは当たり前のことだというふうに思います。  三・一一以前だったら、それは日本の原発は事故は起こさないんだというある種の前提があったように思います。それは...全文を見る
○逢坂委員 今私が言ったアメリカのNRCの規定は、曖昧にしないで、日本でもしっかりこれを位置づけるんだということを、これは事務屋さんに任せるんじゃなくて、政治の判断でやったらいいと私は思いますよ。こういうことをやっていくのが政治の力なんですよ。今までの流れを変えられないのは、事務...全文を見る
○逢坂委員 私は、原子力技術の実用化においては、先ほど、被害が固定化しないということを一つの例として申し上げましたけれども、人類への影響、人体への影響もどの程度なのかということ。  先ほど、更田委員長が程度という言葉を使いました。もちろん、事故の規模や程度が小さければ、それはさ...全文を見る
○逢坂委員 この問題は簡単な問題じゃないので、きょうここですぐ結論は出るとは思いませんが、今お話を伺っていて、基本的な考え方が私とは随分差があるというふうに思います。  例えば、原子力でいうならば、あえて実験炉、原型炉、実証炉、実用炉、こういう四段階に分けている。これはまさに、...全文を見る
○逢坂委員 だから、具体的に、格納容器を二重にしても場合によってはよいかもしれないし、航空機事故にうまく対応できるのならですね、そういうことなんだろうというふうには思うんですが、そこで、今現に日本でとられている、世界最高基準と言われる、二重の格納容器にかわる技術というのはどういう...全文を見る
○逢坂委員 更田委員長から具体的に言及がございませんでしたので。  二重の格納容器にかわるものとして日本で実際に行われているのは、大容量の泡放水システム、これを設備することとか、あるいは特定重大事故等対処施設を設けること、しかも、それは原子炉から少し距離を離してですね。さらにも...全文を見る
○逢坂委員 二重の格納容器と同等の性能を備えていることを確認したということでありますけれども、私は素人でありますけれども、本当にそうなのかなと、一般国民的な目線でいうと思わざるを得ないということを申し上げて、終わります。  ありがとうございます。
05月28日第196回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○逢坂委員 麻生財務大臣、お伺いをします。  麻生財務大臣は、なぜ大臣を辞任しないんですか。なぜ大臣を辞任しないのか、私はわからない。麻生大臣、何かおやりになりたいことがあるんですか。いかがですか。
○逢坂委員 私は、麻生財務大臣が、この森友の問題だとか公文書の問題だとか、さまざまな問題を解明するその任にふさわしくないと思うんです。それはなぜか。だって、これほどの問題が起きているんですよ。公文書の改ざん、隠蔽、虚偽答弁、事務次官のセクハラ、国税庁長官の辞任、不適切な土地取引、...全文を見る
○逢坂委員 見解の相違とおっしゃいますけれども、それじゃ、麻生大臣、この間、公文書の改ざんとか隠蔽とか虚偽答弁に対して、積極的に、そんなことしちゃいけないなんという対応をしたことはありますか。この一年間、容認していたんじゃないですか。
○逢坂委員 それじゃ、一つ例を挙げさせていただきますが、昨年の六月に財務省はコンピューターのシステムを入れかえました。五十二億円かけました。あのときに、もう既に文書の存在ありなしが議論になっていたんですよ。そのときに麻生大臣が、この文書の存在を少しでも解明しようじゃないか、捜そう...全文を見る
○逢坂委員 昨年の答弁ではそうなっておりませんでした。佐川さんは、旧システムは、全部廃棄をして、文書が復元できないようになっている、そういう答弁をしていた。だから、それを容認して、今、後ろから聞いて、そうなっているなんというのは、全く御都合主義じゃないですか。問題を解明する任には...全文を見る
○逢坂委員 では、事務次官はいかがですか。事務次官も、任命しなくても混乱が起きていないから、それじゃ、ずっと任命しなくていい、そういう考えですか。
○逢坂委員 総理、トイレへ行かれていたので、やりとりは聞かれていないとは思いますけれども、私は、麻生大臣が財務大臣の任にあり続けることは不適切だと思っております。  しかも、この間の一連の公文書の改ざんや虚偽や隠蔽や、あるいは事務次官のセクハラの問題、あるいは国税庁長官の辞任の...全文を見る
○逢坂委員 財務大臣、私は、この任にとどまることはふさわしくないというふうに思っておりますので、改めて財務大臣の罷免を強く求めたいと思います。  さて、そこで、先ほどの、総理、加計学園関係者などを含む飲食とゴルフなどの問題ですけれども、総理だけではなくて奥様も、海外へ渡航された...全文を見る
○逢坂委員 今の答弁からすれば、完全に自費で全て払っているかどうかはつまびらかではないように聞こえたんですが……(安倍内閣総理大臣「旅行は」と呼ぶ)旅行ですね。だから、そういうことですよね。(安倍内閣総理大臣「払っている」と呼ぶ)旅行は払っている、飲食その他についてはわからないと...全文を見る
○逢坂委員 先ほど長妻委員とのやりとりの中で例示にあった十九回の飲食、ゴルフについては、加計理事長が払っている部分もあるという答弁というふうに承知をいたしましたけれども、総理、国家戦略会議のトップである総理が、特区申請をしている学校法人の理事長から接待や供応を受ける、これはまずい...全文を見る
○逢坂委員 それでは、今、総理の答弁からすれば、総理は、もし加計理事長が国家戦略特区の利害関係人であるということを知っていて、食事を、ある種、お金を払ってもらったりするということはまずい、そういう認識ですか。
○逢坂委員 委員長、大変恐縮なんですが総理に御指導願いたいんですが、質問に答えていただきたいんです。  私が聞いたのは、相手が利害関係人であるというふうに知っていて、国家戦略特区会議の議長である総理がそこで食事代金をおごってもらうとかということは問題があるという認識ですか、そう...全文を見る
○逢坂委員 私が聞いているのはそういうことじゃないんですよ。利害関係人というふうに知っている場合は問題があるんですか、そういう認識を総理がお持ちなんですかと聞いただけなんです。  総理は、加計孝太郎さんが獣医学部の申請をしたいということを初めて知ったのは二〇一七年の一月二十日だ...全文を見る
○逢坂委員 それじゃ、ちょっと、利害関係人の定義に深入りする、私の質問の手順としてそれはないものですから、別の質問をさせていただきましょう。  では、昨年の六月の参議院の答弁で、総理は、加計学園の獣医学部の新設は国家戦略特区に今治が申請したときに知った、さらに、構造改革特区に申...全文を見る
○逢坂委員 結論から言えば、知り得る立場にあったけれども結果的には知らないんだ、知らなかったんだという御答弁だと思いますけれども、ただ、総理、私、どうも総理の答弁を読んでいて不思議に思うんです。  これは二〇一七年の三月十三日、これも参議院の予算委員会の答弁なんですが、総理、こ...全文を見る
○逢坂委員 多くの人たちが知っているけれども、なぜか不思議に総理だけが知らなかった、わからなかったという御答弁なんだと思います。  それで、総理、もう一つお伺いします。  これは質問主意書が出ているんですね。質問主意書、要するに、獣医学部の新設について、二〇一七年の四月十八日...全文を見る
○逢坂委員 総理、先ほどの閣議決定の答弁書ですけれども、あの中には、確かに総理が知っているとは書いてないんです。ただし、逆に、総理が知らなかったとも書いてないんです。だから、あれは総理が知らなかったことの証明にはならないんですよ。  私は、これまでの総理の答弁を聞いていると、相...全文を見る
○逢坂委員 時間が過ぎましたけれども、総理、今非常に重要な答弁をされました。特区というのは、やる事業者がいなければ空振りになるんだと。要するに、事業者がある程度想定されていて初めて特区というのは成り立ち得るということを総理の口から御答弁されました。これは非常に重要な答弁だと私は思...全文を見る
06月15日第196回国会 衆議院 法務委員会 第21号
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○逢坂委員 逢坂誠二でございます。大臣、よろしくお願いします。  この一年余り、あるいはもっと前から、公文書の改ざん、あるいは隠蔽、廃棄、あるいは土地売却データの捏造まがいのこと、あるいは国会での虚偽答弁、こういうことがあからさまに行われていたということが今判明しております。私...全文を見る
○逢坂委員 この問題はまた別途、別の場で議論したいと思いますけれども、ぜひ上川大臣、これからも公文書管理が日本の中で適切に行われるように、立場はさまざまありますけれども、これからも御配慮いただきたい、御尽力いただきたいと思います。  日本の公文書管理の中で、やはり上川大臣を差し...全文を見る
○逢坂委員 相続法上の制度、形式的にはそうですね、民法の相続のところに入っているわけですから、それはそうなんですが、だがしかし相続ではないということであろうかと思います。まずこれを一つ確認をさせていただきました。  それから、今回の特別寄与制度の創設の目的、改めて、もう一回言っ...全文を見る
○逢坂委員 そこでなんですけれども、介護などによって被相続人に対して貢献をするということは、これは親族だけができるものではなくて、親族以外の方もできるという理解だと私は思うんですけれども、これでよいかどうかということと、それは親族以外の者も介護などによって被相続人に貢献ができると...全文を見る
○逢坂委員 大きく理由は二つ、紛争が長期化、複雑化する、それから、近しい関係にある者の利益を保護するというふうに認識をしましたけれども、法制審議会の議論を読むと、例えば内縁関係とか同性婚、それら婚姻関係のあり方にかかわる問題だから親族に限定したといったような議論もあるというふうに...全文を見る
○逢坂委員 要するに、婚姻関係のあり方にかかわる問題だから親族に限定したということではないんだ、あくまでも、紛争が長期化、複雑化するから親族に限定した、そういう理解でよろしいですか。
○逢坂委員 では、改めて確認しますが、婚姻関係のあり方にかかわる問題だから親族に限定したのではないということでよろしいですね。
○逢坂委員 それと、今回、そうはいうものの、事実上、親族以外の人たちも被相続人に貢献するということは、現実に、一般社会、生活の中では行われているわけですね。だから、そういう点でいいますと、親族以外の方が貢献したものに報いていただく、その方法として幾つかのことは御紹介いただきました...全文を見る
○逢坂委員 法律上は、不当利得によって、そういう考え方によって請求できるということはある、だけれども現実にはなかなか難しいという今の法務省の見解だったかと思いますが、過去に、不当利得によって、被相続人に対する貢献度合い、それに報いたという事例はあるんでしょうか。
○逢坂委員 ということなんですよね。  すなわち、親族、親族でないにかかわらず、被相続人には貢献している実態があると。だがしかし、今回の制度で親族に限るというふうにしてしまうと、親族以外の人たちというのは、被相続人の意思で、例えば遺言によって何らかの寄与を認めるとか、あるいは契...全文を見る
○逢坂委員 一方で、法制審でも議論があったとおり、親族以外に広げるべしという声があったのも事実、それから、パブリックコメントではそういった声も多かったのも事実です。  それでは、これから、仮に今回の法律がこのまま通ったとして、今後、親族以外に広げるための方策、工夫、努力、それは...全文を見る
○逢坂委員 多分、事実上もう、同居している、内縁関係にあるとか、こういうことは日本の社会の中では認められているというか、認知されていることだと思います。それから、同性婚についても、随分、最近は各自治体レベルでもさまざまな対応が出てきております。  そういったことを踏まえると、紛...全文を見る
○逢坂委員 法案を提出して、新たな特別寄与料というものを創設する。でも、そのときに、法案提出の段階で税法上の扱いは決まっていない、これから検討するんだ、与党の税制調査会で検討してもらうんだ、これはそういう姿勢でいいんですか。  この政策がよいかどうかを判断をする。相続というのは...全文を見る
○逢坂委員 税法上の取扱いについて、やはりある程度の見通しを持ってもらわないと、制度を議論する上で私は十分な態勢だとは思えない。制度ができてから、後は財務省に考えてもらいます、与党税調でやるなんというのは、それは責任放棄だと私は指摘をしたいと思います。  最後に、大臣、私は、特...全文を見る
○逢坂委員 以上で終わります。ありがとうございます。
11月01日第197回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○逢坂委員 立憲民主党の逢坂誠二でございます。よろしくお願いします。  まず、片山大臣にお伺いします。  片山大臣、昨日、政治資金収支報告書を訂正されたと。寄附金二百万円記載漏れ、これを新たに記載をしたということでありますけれども、二点お伺いします。  今回のこの収支報告書...全文を見る
○逢坂委員 一点質問に答えておりません。  今後、政治資金収支報告書を訂正する予定、そういう案件はありますかと聞いたんです。
○逢坂委員 片山大臣、それでは、冒頭にこの質問をしたので、引き続きお話を伺わせていただきます。  片山大臣が国税庁に口ききをして百万円のお金の動きがあったといったようなことが複数のメディアで流れているわけですが、本件のてんまつをお知らせいただきたいと思います。
○逢坂委員 大臣、戻る時間がもったいないので引き続き話をさせていただきますが、記事が事実ではないということをおっしゃられました。  百万円を受け取った、振り込めと言った事実はないという話でありますけれども、それ以外に記事が事実でないところ、どの点でしょうか。御説明願えますか。
○逢坂委員 片山大臣、誰と誰が会ったという日付に関して、それは事実でないということでありますけれども、それでは、二〇一五年の七月十日以降に、週刊誌上のX氏とされている方と、これは七月十日以降、X氏とされている方とお会いになったことはありますか。
○逢坂委員 ちょっと後ろから質問するようで大変恐縮ですが、七月に会ったということで、それ以降はお会いしている事実はありますか。
○逢坂委員 大臣、私、この問題、もし大臣が週刊誌が事実誤認だと言うのであれば、これはきっちり説明されたらいいと思うんですよ。  本来、大臣が訴えられているということであるならば、これは大臣もいろいろ、相手が何を言ってくるかわからないから不用意なことは言えないという場面はあるかと...全文を見る
○逢坂委員 大臣、また背中を向いての質問で大変恐縮です、時間がもったいないものですから。  それでは、大臣、南村さんという方、先ほども名前を出させていただきましたが、この方を秘書として雇っていたということはございますでしょうか。あるいは、秘書契約をしているとか、給与、報酬などを...全文を見る
○逢坂委員 今、ちょっとよく聞き取れなかったんですが、相手方の代理人もと言ったように聞こえたんですけれども、相手方の代理人も南村さんが秘書であったことはないということを認めているということをおっしゃられたんでしょうか。
○逢坂委員 確認です。  それでは、訴えた相手方の代理人が南村さんを秘書ではなかったんだということを認めたということではないということでよろしいですね。
○逢坂委員 それでは、片山大臣の側で私設秘書の定義をある程度決めて、それには該当しないんだ、そういう言い方をしているということでよろしいでしょうか。
○逢坂委員 それでは、法律上の定義あるいは訴訟上どう秘書を定義したかということは脇に置くとして、事実上、南村氏が片山さつき参議院議員の秘書であるというような名刺を持って歩いたり、片山さんの名前を使って、私は秘書なんですよという活動をして歩いたというような事実はございませんか。
○逢坂委員 それでは、片山大臣本人があずかり知らぬところで、南村さんという方が片山さつき参議院議員の秘書というような名刺を使っていたらしい、それを週刊誌で知った、そういう意味なんでしょうか、今のは。
○逢坂委員 事実関係がどうもよくわからないんですが、片山大臣、これは片山大臣の側が訴えているわけですので、ぜひ御自身の正当性をあらゆる場面でしっかり主張していただきたい、そう思います。  そこで、ちょっと、きのう、片山大臣のホームページといいましょうか、それを見ておりましたら、...全文を見る
○逢坂委員 これはこれ以上やる気はないんですけれども、二〇一二年だけじゃなくて、その後も、二〇一三年片山さつきカレンダーというのも印刷されているようです。だから、野党時代だけじゃなくて与党になってもおやりになられている。それから、ここにある、手元にある資料では二〇一四年片山さつき...全文を見る
○逢坂委員 形式的にはそういうことなんでしょうけれども、実務上は公平で中立な第三者と言えるのかどうか、そこは疑義のあるところではないかというふうに思いますが、この点も後でもう一回整理をしたいと思います。  さて、それでは、総理が今行かれてしまいましたので、アベノミクスについて若...全文を見る
○逢坂委員 総理、戻ってこられましたので、今、実は、総理がアベノミクスによってさまざまな指標が改善したというような話をされている、反面、でも、地域を歩くとそういう声ばかりではなくて、生活が苦しいとか地域経済の先行きが不安だとか地域に元気がない、こういった声を聞くんだということを今...全文を見る
○逢坂委員 総理、確かに、輸入枠を拡大する、国内としてのイカの加工原料の総量は確保できる。だけれども、地場で一番必要な中小のところへそれが行き渡っていない。こういうところにまでやはり目を配らなければ、地域の隅々までに景気、経済のよい循環というのは行かないんだろうと思うんです。こう...全文を見る
○逢坂委員 吉川大臣、今おっしゃっていただいたのは、後段、積立ぷらすのことと承知をしておりますけれども、積立ぷらすを確かに拡充するというのは大事なことですが、それだけでは、やはり漁師さんたちは漁をして何ぼのものですから、個別の漁師さんの実態をよく見て、そういうところに丁寧に対応す...全文を見る
○逢坂委員 きょうも総理は十分なものであったというお話をされているんですが、北海道はこれから降雪期を迎えます。雪が降ってまいります。札幌の清田区の液状化の現場では今も家が傾きつつある、日々傾いている、そんな情報もあります。それから、山崩れの現場、ここでは、雪が降る前に危険な土砂を...全文を見る
○逢坂委員 被災団体の財政の悪化がいたずらに広がることのないように、しっかりした対応をお願いしたいと思います。  次に、国際戦略特区、これについてお伺いをしたいんですが、担当は片山大臣ということでありますけれども、加計学園の獣医学部の今回の選定プロセス、国際戦略特区において、片...全文を見る
○逢坂委員 片山大臣、一点の曇りがないというのであれば、なぜ、全ての会議の議事録、オブザーバーの発言も含めて、公開されないんですか。一点の曇りもないんだったら、全ての議事録を公開していただけますか。
○逢坂委員 御承知のとおりと言われても、私は承知しておりません。  要するに、一点の曇りもないというのであれば、会議にかかわった皆さんの発言を全部公開すればいいじゃないですか。何でそれができないんですか。  しかも、議事録に等しい議事要旨というのは何ですか、それは一体。都合の...全文を見る
○逢坂委員 片山大臣、今回のこの加計学園の問題というのは、どこが国民の皆さんはおかしいと思っているか。加計学園の関係者がどうかかわったかというところが、多くの人の疑問なんですよ。  加計学園の関係者は正式な出席者じゃないから、その発言はだから公開しないんだ、それは御承知のとおり...全文を見る
○逢坂委員 今の大臣の発言を聞いていると、一番重要なところはやはり隠して、出していないんだ、そう国民の皆さんには見えますよ。加計学園の発言が一番大事なんだ、そのかかわりがどうだったのかが今問われているわけですから、そこを公開できない、そう言うのなら、やはりそこにやましいところがあ...全文を見る
○逢坂委員 今のお話を聞いていて、私は、私と全く考え方が違うんだなということがよくわかりました。  全てを否定するわけではありませんけれども、今のような発想では地方創生はうまくいかないと思います。地域の人が望むようなものにはならない、私にはそう思われます。  それと、片山大臣...全文を見る
○逢坂委員 今の発言、うまくいっていないということにしかとれないような気がするんですが、以上申し上げて、終わりたいと思います。  ありがとうございます。
11月13日第197回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○逢坂委員 立憲民主党の逢坂誠二でございます。  それでは、早速質問に入らせていただきます。  きょうは大臣の所信への質疑ということでありますので、先ごろ、性犯罪を厳罰化する刑法改正が行われました。これに関して、随分、附帯決議もたくさんつけられました。大臣は、今回の所信の中で...全文を見る
○逢坂委員 大臣、たくさん答弁いただきましたけれども、それでは、法務省で今このことについて、幼児期に性犯罪を受けた方々がこの消滅時効によって実際には訴えられないというケースがあるわけですけれども、そういうことについて具体的にどんな取組をしているのか、もう一回、端的に言ってもらえま...全文を見る
○逢坂委員 公訴時効が過ぎたために事件化できなかった性暴力の詳細、あるいは相談件数、不起訴件数、そういうものについて具体的にチェックをしているというわけではないということですね。要するに、制度とか心理状況がどうであるとかということを専門家からヒアリングをしているということなわけで...全文を見る
○逢坂委員 この問題、これ以上きょうは突っ込みませんけれども、いずれにしても、幼児期に犯罪を受けた被害者の救済をどうするかということにしっかり対応していただきたいと思います。先ほどの答弁を聞いていると、幼児期に性被害を受けた人は何となく泣き寝入り、仕方がないんじゃないかというふう...全文を見る
○逢坂委員 もう一回、端的にお伺いします。  それでは、今回、新たに法で決められる外国人人材について、特定技能一号、二号について、その方々に対する報酬というのは日本人と同等以上という理解でよろしいでしょうか。
○逢坂委員 他の在留資格と同様の規定ということは、日本人と同等の報酬以上ということでよろしいですか。
○逢坂委員 外国人材の場合は、それに加えて、例えば日本語教育でありますとか住宅環境の整備でありますとかさまざまな相談事とか、いろいろなことをやらなければいけない、日本人と違った側面があると思っています。日本人と同等の報酬以上を払う、若しくは同等、さらに、日本語や居住やいろいろな相...全文を見る
○逢坂委員 何を答弁しているか意味がよくわからないんですが、私は、この外国人人材に対する日本人の認識をやはり変える必要があると思っているんですよ。今までの技能実習や留学生の労働の現場を見ていると、留学生や技能実習の方が安い、だから使う、そういう認識が広がっているのではないかという...全文を見る
○逢坂委員 余り質問にきちんと誠実に答えていただいていないんですが。  安価な労働力でないという答弁はいただきました。だけれども、報酬をお払いする、報酬以外にも、日本人以上にさまざまな対応、対策が必要になる。だから、報酬以外のコストも考えたら、日本人の人材を活用するよりも実はお...全文を見る
○逢坂委員 私が聞いているのは、どういう価値判断をするかを聞いているんでは全くなくて、日本人の人材よりも外国人の人材を使うということは、報酬条件が日本人と同等以上というふうに定めているんなら、それ以外にかかるコストが外国人材の方が多いから、客観的に見て外国人材の方がお金がかかるん...全文を見る
○逢坂委員 私の質問に一面的に過ぎるという御批判をいただきましたけれども、私はそういうことを言っているんじゃないんですよ。単に、外国人材を活用する方が同じ報酬の日本人を活用するよりも社会全体としてのコストはかかりますよね、その認識はございますかと、ただそれだけの話ですよ。  お...全文を見る
○逢坂委員 選ばれる日本になるためにはさまざまな対策が必要だ、その総合的な対策を今つくろうとしているんだということ。その具体的な中身については必ずしも十分答弁があったとは思えませんけれども、今言ったその総合的な対策というのは、いつまでにつくるんですか、もうできているんですか。
○逢坂委員 法案を提出しているわけですから、私は、その対応というのは非常に大事なものだと思うんです。いらしていただく外国人材にどういう対応をするのか、それをことしの、年内にというのは少し遅過ぎるというふうに思います。なるべく早くそれを、法務省としての考え方を整理して、こういう考え...全文を見る
○逢坂委員 基本的な考え方について、私は理解します。  ただ、私が聞いたのは、日本人の雇用が奪われないようにするためにどうするのかということを聞いたんです。何か考えていますかということを聞いたんです。  だから、雇用を奪われないために、確かに、生産性の向上とか日本人の雇用、例...全文を見る
○逢坂委員 特定技能一号は五年だということは明確におっしゃいました。  特定技能は、その特定技能の資格活動をしていただくことが前提だと。それは帰国を前提にしているんですか、それとも、そうではないんですか。その点、はっきりさせてください。
○逢坂委員 それは当然の話です。在留資格に認められない活動をしたら、それは帰国していただくのは当たり前です。  それでは、裏返して言うならば、在留資格に該当するような活動をしていれば、特定二号については何年でもいられるということが制度設計の前提ですかということを聞いているんです...全文を見る
○逢坂委員 それでは、特定技能二号については、法文上あるいは政省令上、在留の上限期限を定めるということはしないという理解でよろしいですね。その都度、更新に当たって判断をするということですから、在留の上限期間を定めるということはしないということでよろしいですね。
○逢坂委員 了解いたしました。特定技能二号については上限を定めないということのようでございます。  さて、そこで、厚生労働省、政務官に来ていただきました。ちょっと質問の順番を入れかえましてお話を伺いたいんですが、現状で、今回提出された法律がどうこうではなくて、現状の外国人材への...全文を見る
○逢坂委員 改めて確認をさせていただきましたが、今回の特定技能一号、二号ができても、さまざまな社会保障制度の適用は、日本人と同様の条件のもとで、同様に適用されるんだということでございますね。よろしいですね。うなずいていらっしゃいますので、それで理解いたしました。  そこでなんで...全文を見る
○逢坂委員 じゃ、先の見通しは決まっていないという理解でよろしいでしょうか。  現状は今聞きました。今後、在留資格が拡大をされる、外国人材の受入れをこれから、法務省の姿勢としては人手不足なのでやっていこうという基本姿勢が示されているわけですので、それによって、今の、現状の社会保...全文を見る
○逢坂委員 そこまでは理解しました。その制度を、それじゃ、これからも、来年も再来年もその次も続ける予定でいるという理解でしょうか。
○逢坂委員 検討してまいりますということは、方向性を含めて今の時点では未定だ、検討の中でどうするかを決めるということでしょうか。そうであれば、うなずいていただければ。
○逢坂委員 社会保障の適用関係についても未定だということなのかなというふうに思いました。  今の政務官の答弁では、今の、現行の制度をそのまま続けるとも答弁されませんでした。検討中なんだという話をされました。検討の中身もお話しされませんでした。現時点でそこは明らかになっていないと...全文を見る
○逢坂委員 さて、それで、次です。  今回の特定技能の一号、これは技能実習の延長というふうに見えるわけですが、技能実習を終えた者は無試験で特定技能一号に移行できるわけですので、延長というふうに見ることができるわけですが、大臣、現行の技能実習制度、この実態についてどういう認識を持...全文を見る
○逢坂委員 大臣はどう思っているかということを聞いたんですが、たくさんお話しいただきました。  高く評価されている、その面は私はないわけではないんだろうと思うんですが、制度を考えるときには、高く評価されているところよりも、課題や問題になっているところをしっかり克服していくという...全文を見る
○逢坂委員 まず、取りまとめの結果については、出せそうなニュアンスの答弁を今いただきましたが、ニュアンスの答弁です、出すとは言明していないようですが、それは出すのは当たり前ですよ。調査していて、そのまとめも出さないなんというのは、税金で仕事をしていて、その結果もちゃんと公表しない...全文を見る
○逢坂委員 今の答弁、全く理解できません。改めて個票の提出を求めたいと思います。個人情報に関するところはマスクして構いませんので。それがないと本格的な審議に入れないということを指摘したいと思います。  次に、十一月の、先般の参議院の予算委員会で、山下大臣はこう発言されております...全文を見る
○逢坂委員 きょうの午後の本会議の質疑までには出せないという答弁ですか、今のは。
○逢坂委員 きょうの本会議までには出せないという答弁と理解をいたします。そう理解せざるを得ません。これでは本当に法案の審議に入れないということを指摘をしておきたいと思います。  最後です。日本人学校のことについてお伺いをします。  内容をたくさん聞きたいんですけれども、平成二...全文を見る
○逢坂委員 この問題、また深くやりたいと思いますので。  きょうはこれで終わりたいと思います。ありがとうございます。
11月20日第197回国会 衆議院 本会議 第7号
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○逢坂誠二君 立憲民主党の逢坂誠二でございます。  私は、立憲民主党・市民クラブを代表し、法務委員長葉梨康弘君解任決議案の趣旨の提案をさせていただきます。(拍手)  まず冒頭に、実は、本日のこの趣旨弁明でありますけれども、ペーパーレスあるいは利便性の観点から、私は、日ごろから...全文を見る
11月21日第197回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○逢坂委員 立憲民主党の逢坂誠二でございます。どうぞ、きょうはよろしくお願いします。  きょうは、地方創生について、片山大臣と議論したいと思っております。  ただ、その前に何点か確認をしたいことがありますので、地方創生の議論に入る前に確認をさせていただきたいと思います。  ...全文を見る
○逢坂委員 個人の方がやられた。片山さんは関与をしていないという意味でしょうか。それはどういう意味ですか。
○逢坂委員 応援していただくというところだということで、関係がないというようなニュアンスの話なんですけれども、応援していただく団体というのは、例えば、政治資金規正法第三条、「特定の公職の候補者を推薦し、支持し、又はこれに反対することを本来の目的とする団体」、あるいは、「特定の公職...全文を見る
○逢坂委員 片山さつき関西後援会、一回しか活動していない。本当にそうですか。  例えば、フェイスブックに、片山さつき関西後援会というフェイスブックのページがございます。例えば七月の六日の日、きょうは二十七回目の赤坂自民亭アット議員宿舎会議室、若手議員との交流の場ですが、こういう...全文を見る
○逢坂委員 私は政治活動とは言っておりません。「特定の公職の候補者を推薦し、支持し、」そういう活動を継続的にやっているんじゃないですかという意味で言っているんです。やっていませんか。
○逢坂委員 私が言っているのはそういうことじゃないんですよ。  関西片山さつき後援会の設立総会をやって、会費一万円をいただいて、あるいは人によっては六千円をいただいて、三百人ほどが集まったというふうに承知はしておりますけれども、そういう会合をやっていた団体の収支報告、これが明ら...全文を見る
○逢坂委員 ここで片山大臣の認識を、それでは、正確に整理をさせていただきます。  片山さつき関西後援会なるものは、勝手に任意で、自分のあずかり知らない人たちがやったんだ。それで、そこの収支報告、収支、中身、報告というよりも、どれぐらい収益があって、どれぐらいの会費が集まったかな...全文を見る
○逢坂委員 今の答弁、私は、いい悪いまでまだ踏み込んでいないんですよ。いいとか悪いとかまで踏み込んでいない。事実だけを確認している。  だから、片山さつき関西後援会設立記念の集いなるものが、これは要するに、お金を取ってやっていますね、片山さんはその収支については全く知らないし、...全文を見る
○逢坂委員 これは、片山さつきなる方のホームページ、なる方、これは片山大臣のホームページかどうかは私はわかりません、本人かどうか特定できないのでわかりませんが、片山さつきという方が書いているホームページと思われるものの中にこう書いてあるんですよ。  「明日の片山さつき関西後援会...全文を見る
○逢坂委員 私、政治資金パーティーに該当するかどうかまでまだ議論していないんですよ。そこまでまだ言っていないんです。  だから、この行われた集いの収支が明らかになっていますかという点で、明らかにはなっていませんねということだけを確認したい。よろしいですね、これで。明らかになって...全文を見る
○逢坂委員 意図が全くなければどんな会合を開いても政治資金パーティーには該当しない、そういう理解でしょうか。
○逢坂委員 対価を徴収している、これは事実ですね、今回のこと。経費もかかっている、これも事実ですね。それによって赤字が出たか黒字が出たかはわかりませんけれども、収支が公表されておりませんので。でも、それを政治活動に使う意図がなければ、それは全く何の問題もないんだ、こういう理解です...全文を見る
○逢坂委員 全く了解はできないんですけれども、この問題、きょうの答弁をもう一回整理をして、私、今いろいろ聞いていて、やはりよくわからないなと思うことがあるんです。それでもし世の中が通るのなら、場合によっては、全ての政治資金パーティーが、片山さんの言うとおり、何の関係もない、収支報...全文を見る
○逢坂委員 それじゃ先ほどの答弁と少し違いますね。お金の収支については全く知らないと言っていたけれども、でも、確認をして、その収益については政治活動には使っていないということを確認しているわけですから、多少は知っているわけですよね。いえいえ、私はまだ聞いていません。  それで、...全文を見る
○逢坂委員 私は単純に聞いているんですよ。片山さんの名前をかたってパーティーを、かたるというのは失礼かもしれません、御本人も承知しているわけですから。片山さんも承知の上でパーティーが開かれて、それでその御友人の方が収益を上げている可能性がある、それでよろしいですねということを確認...全文を見る
○逢坂委員 私は、収支をあずかり知らないかどうかの質問は、今はしておりません。片山さんの名前でパーティーを開いて、それで、それが政治資金収支報告に該当するかしないかではなくて、しないということを今るる述べられておりますので、そのことによって片山さんではない第三者が収益を上げている...全文を見る
○逢坂委員 会費一万円、それと六千円。三百人ぐらいが集まっている。そして、ホテルかどこか、私、この太閤園というのはどういうところか知りませんけれども、そこでパーティーをやった。それでホテルにお金を払う。そのことによって、私はどういうパーティーだったか中身は承知しておりませんけれど...全文を見る
○逢坂委員 見る立場にあるかないかを聞いているのではなくて、お金を集めた、それを開催している会場なりなんなりに払った、そこでは当然、黒字になるか赤字になるか。収益の中身を知っているかどうかを聞いているのではありません。中身を知っているかどうかではなく、その結果、要するに、会費を集...全文を見る
○逢坂委員 黒字になる。黒字になるといえば、それはその主催した方の利益になる。赤字になるといえば、主催した方が損益になる。(片山国務大臣「損益じゃない、損失です」と呼ぶ)いろいろとアドバイスをありがとうございます。いずれにしても、赤字になればその人の損になるわけですよね。  そ...全文を見る
○逢坂委員 きょう明らかになったことは、二〇一四年の二月、関西片山さつき後援会の設立の集い、そこでの収益については全く明らかになっていないし、そのことは片山さんも知らない。ただし、赤字になっているか黒字になっているかの事実はあるだろう。そういうことですね。(片山国務大臣「そうです...全文を見る
○逢坂委員 ありがとうございました。非常にいい答弁をいただいたなと思っております。  個人であれば許される、そういう感覚なんですね。企業、団体がやるものにだんだんなっていったから、そういう感覚。それから、一回だけならいいということも、何度もおっしゃっていましたけれども、それでい...全文を見る
○逢坂委員 非常に重要なお話をきょういただいたと思っております。  先ほど脱法行為だというやじが飛びましたけれども、脱法かどうかは、私はこれから、きょうの答弁を踏まえて、もう一回きちんとチェックをさせていただきたいと思います。  次にお伺いしたいのは、片山さつきさんの事務所、...全文を見る
○逢坂委員 ここに事務所があったということですが、家賃は幾らでしたか。
○逢坂委員 そのマンションの部屋の広さはどれぐらいでしたか、複数の団体が使っているということであるならば。複数で共有していたという意味ですか。複数の方々が入れるぐらい、そんなに広いところだったんですか。
○逢坂委員 ほかには何団体が入っていたんですか。
○逢坂委員 六。いずれにしても、二や三ではないということでよろしいですか。
○逢坂委員 ということは、五か六の事務所が麻布のワンルームマンションの部屋に事務所として登録をされている。  そこに事務員なり秘書なりはいたんですか。
○逢坂委員 片山さんの論法でいけば、ある一室がある、その広さは問わない、そこに幾つの団体が登録されていても構わない、そして、たまに用事のあるときだけ行く、そしてそこで物の仕分をする、そして、そこの家賃についてはたくさんの団体が登録しているから多分安くなる、それで支部の事務所として...全文を見る
○逢坂委員 ということであれば、架空の事務所を設置することだって可能なわけですよ、片山さんの論法でいけば。  要するに、ワンルームマンションに六つの団体が事務所を構えていた、そういうことですよね、今の。ワンルームマンションに六つの団体が事務所を構えるわけですよ。そして、そこに事...全文を見る
○逢坂委員 ここでは、事務所用の専用の電話などは敷設しておりましたでしょうか。
○逢坂委員 今の電話のことがよくわからないんですけれども、事務所の電話はありますということと私の質問と一致するんですか。片山事務所専用の電話はないということでしょうか、どういうことですか。
○逢坂委員 いや、今のことに照らしてとかという話をしていましたが、私はそんなことは何も言っていなくて、事実だけをまず教えていただきたいので、よくわからないんですよ。  ワンルームのマンションに六つも登録してあって、自分の事務所専用の電話もない、それで、電話はどうも共用のようだと...全文を見る
○逢坂委員 はい、わかりました。  きょうの話を聞いて、そういったようなところを本当に政治家の事務所として登録をすることが妥当なのかどうかということがまた問題になろうかと思っております。このこと、また後でやらせていただきたいと思います。  終わります。
11月21日第197回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○逢坂委員 逢坂誠二でございます。よろしくお願いします。  きょうは、与野党合意のない中で、いびつな形で委員会がスタートしております。さまざまなイレギュラーなことが起こるような気がしますけれども、委員長、よろしくお願いいたします。  委員長に一点確認したいんですが、この法務委...全文を見る
○逢坂委員 了解であります。  しっかりその点を確認させていただいた上で、質疑に入らせていただきます。  私は、やはりこの問題は国家百年の計にかかわる問題だと思いますので、十分な質疑が必要だと思っております。  その前に、冒頭に、私、共謀罪の議論のときも随分法務委員会で質問...全文を見る
○逢坂委員 それでは、二十六年三月ということでありますから、それ以降、年ごとに何人から聞き取りを行っているのか、最新のデータまでわかりますか。
○逢坂委員 三十年はいかがですか。
○逢坂委員 現在わかっているものだけでも、大体これぐらいということはわからないんでしょうか。失踪されている方が四千名というふうに伺っておりますので、そのうち大体これぐらいは聞いているということぐらいはわかりますでしょうか。
○逢坂委員 それで、二十九年の聞き取りについてお伺いしますけれども、二十九年の聞き取りの中で、最低賃金、この聴取票の中にありますけれども、低賃金(最低賃金以下)というところにチェックをされたものというのは何件あったでしょうか。
○逢坂委員 この聞き取り、聴取票というのは、どういう場面で、どのような状況でつくられるのか、少し細かく説明していただけますか。  これが技能実習の実態を知るために非常に重要な手がかりになるわけですので、どういう条件の中で聞き取られているかがわからないと、この聴取票に出ている事実...全文を見る
○逢坂委員 その聴取というのは、任意、強制性が伴う、そのあたりはいかがですか。
○逢坂委員 聴取した結果というのはどのように利用されるのか、それについてはいかがですか。
○逢坂委員 先ほど、二十九年で二十二件、最低賃金のチェック欄にチェックがついていたということでありますけれども、最低賃金以下というのは、これは合法なんでしょうか。
○逢坂委員 違法なケースが見つかった場合は、どのような対応をされているんでしょうか。
○逢坂委員 確度のある情報であるかどうかをどのように確認しているんでしょうか。
○逢坂委員 二十九年のこの最賃以下にチェックした二十二件全件について、そのようなことはやられているでしょうか。それとも、そのうちの何件かについて行われたか。そのあたり、いかがですか。
○逢坂委員 私は、個別の事案について聞いているのではありません。二十二件のうち何件行われたか、確度のあるものなのかどうかという確認作業をやったか、ただそれを聞いているだけです。
○逢坂委員 統計をとる、統計という言葉の概念がよくわかりませんけれども、要するに、その数字はわからないという意味ですか。
○逢坂委員 その言葉を別の日本語で言うと、本省では、二十二件のうちどれほどが確度のある情報であるかを確認したかどうかはわからないということでよろしいですね。
○逢坂委員 大臣、ここがやはり一つの問題ではないかと思います。  明らかに違法だとわかっているところにチェックをしている、だがしかし、違法であるかどうかを更に詳しく調べているかどうかについては本省では把握していない、こういうことが違法行為を放置していたというふうに言われかねない...全文を見る
○逢坂委員 今、山尾委員が言ったのと全く同じことを私も言おうと思っていたんですが、刑事訴追のおそれがある、そういうものがあるのであれば、これは公開しないでくれと言わなきゃいけないんじゃないですか。それをあえて出しているんですか。これはいかがですか。
○逢坂委員 閲覧をしてもらうために、公開をしたとの認識はないと。閲覧をしてもらうと。  閲覧をして、書き取りはそれじゃ、禁止しているんですか。
○逢坂委員 そういうことであるならば、刑事訴追のおそれがあるというふうに先ほど大臣は言った、それを我々は書き取りをしている。我々はそのおそれはないんだろうと思っているんですが、大臣、先ほどの答弁、変わらないんですか。刑事訴追のおそれは本当にあるんですか。  というのは、個人の特...全文を見る
○逢坂委員 今入国警備官の話をされましたけれども、それはなぜ、個人の情報が特定されているもので入国警備官のことが推測される、特定できるんですか。
○逢坂委員 私、書き写してみた結果、その同一性がわかるなどというものは私には感じられませんでした。  まず、我々が書き写していますから、筆跡の問題は全く関係ないということは理解していただけますよね。  あと、同一性というのは例えばどういうところですか。
○逢坂委員 同一の人が書いてあるということがどうしてわかるんですか。
○逢坂委員 誰の訴追のおそれを懸念しているんですか。どうもよくわからないです。
○逢坂委員 それじゃ、どうやって技能実習の実態というのを知るんですか。そして、我々はどうやってそれを把握すればいいんですか。  皆さんはこういうものを聞き取りをしている、だけれども、それを全面公開したら、全面公開といっても、個人情報はちゃんとマスクしてと我々は言っているんですよ...全文を見る
○逢坂委員 取りまとめがまず信頼できないということが今回二件続いたことは承知していますよね。厚生労働省の裁量データの問題と、今回のこの件もそうですよ。だから、取りまとめそのものを見てくれというのは、まず信頼できない。それに当たって、だから、個票をちゃんと見せてほしいと言っている。...全文を見る
○逢坂委員 では、我々はどうやって実態把握すればいいんですか。
○逢坂委員 何を答弁されているのか全くわかりません。我々はどうやってそれじゃ実態を知ればいいんですかということを聞いているんですよ。  これは要するに、では、一枚一枚これからも手書きでやるんだ、そして、大臣としては、それが表へ出ることは不適当だということを言っているんですか。
○逢坂委員 まさに今、山尾委員が言ったんですけれども、今まで、見せないと大臣が言ってきたんですよね。まあ、それはそれでいいでしょう。脇に置くとして、我々は手書きでやっている。これはそれじゃ、理事会の決定だとしましょう。  でも、大臣の先ほどの答弁を聞けば、それを公開することは不...全文を見る
○逢坂委員 技能実習がどういう状況になっているかということは、やはり国民の皆様もしっかり認識をすべきだと思うんですよ。  繰り返して、きのうも同じことを言わせていただきましたが、今回の入管法の改正は、現行の技能実習制度の上にといいましょうか、それと連結させる形でこれができている...全文を見る
○逢坂委員 制度の説明が今ありましたが、大臣は、今の技能実習制度と今度の新たな特定技能一号、二号、これは密接不可分の関係だというふうには思っていない。
○逢坂委員 密接不可分とは言えないという答弁がありました。  それで、その点でいうならば、先ほども、多分、山尾委員も聞いていたかと思うんですが、今回、特定技能に技能実習から移行されると予想されている方はどれぐらいいるんですか。
○逢坂委員 初年度、五割から六割、技能実習から移行するんですよ。半分以上、技能実習ですよ。それでも密接不可分でないんだ、そういう答弁ですか。
○逢坂委員 密接不可分ではないという答弁でございました。  それでは、個票の公開その他につきましては、委員長もお話しなされましたとおり、理事会で今後また協議をするということですから。私の希望としては、現在出されている程度のものであるならば、コピーをして、みんなに渡しても構わない...全文を見る
○逢坂委員 はい、よろしくお願いいたします。  それじゃ、次の質問に入らせていただきます。  今回の入国管理法の改正ですけれども、この中で目的規定が変わるわけですね。入国管理、この点についてはどちらかというと強化される方向というふうに思うわけですけれども、大臣にまずお伺いしま...全文を見る
○逢坂委員 そうであるならば、なぜ、今回の法目的の中に、出入国の管理のことだけに言及をして、それ以外の政策、統合政策と呼ぶか多文化共生政策と呼ぶかは別にして、その面についての記述がないのか。今回、外国人の入国の制度を大きく変えるということであるならば、両方きちんと書くべきではなか...全文を見る
○逢坂委員 所管法だから書けないというのは、一部理解できなくもありません。であるならば、外国人が入ってくるこの政策が重要だというふうにもし感じているならば、基本法をつくればよかったんじゃないですか。そういう思いは持ちませんか。  基本法をつくった中で、入国管理もちゃんとやる、多...全文を見る
○逢坂委員 それじゃ、結論的に言いますと、法には、多文化共生とか統合政策とか、その規定はない。ないけれども、総合調整によってそれができるのではないかという答弁がありましたけれども、できるのではないか、そういう理解でよろしいですか、結論的に言うと。
○逢坂委員 今の答弁の内容は理解しております。  だから、法律には規定がないんだ、入国管理に関する規定は法律には規定はあるけれども、それ以外のいわゆる統合政策あるいは多文化共生政策、それについては規定はない。ただ、閣議決定で法務省が総合調整せよと言われたから、その中でできるので...全文を見る
○逢坂委員 そこも理解はいたしております。  だがしかし、目的規定の中に入れていない。だから、私は、統合政策とか多文化共生という観点が非常に薄いのではないか、そういう指摘をさせていただいているわけです。しかも、それは閣議決定でやるんだということですけれども、それで本当にやれるの...全文を見る
○逢坂委員 来年の五千は、これは技能実習からの移行はないと承知をしているのでありますけれども、全て試験ということでよろしいですか。
○逢坂委員 それでは、全て試験で行うとするならば、この試験は海外で行うということになるのではないかと思うんですが、これは制度の全体のことですから個別の省庁に聞く問題ではないと私は思うんですけれども、海外で行うということでよろしいですか。
○逢坂委員 厚生労働省で検討されている。  試験の個別の内容は多分厚生労働省で検討するんですけれども、試験全体のグレードといいましょうか、介護だとか建設だとか農業だとかいろいろあると思うんですけれども、それ全体については、例えばこういうやり方をするんだとか、こういう程度の水準が...全文を見る
○逢坂委員 一定の技能水準を満たしているかどうかというのは、それは多分業所管官庁の方が非常に得意なところなのかなと思うんですが、私がお伺いしたいのはそうではなくて、試験の公平性とか、あるいは妥当性というんでしょうか、試験が適正に行われているかどうかとか、あるいはもっと平たい言葉で...全文を見る
○逢坂委員 介護以外にも、海外で試験をする分野というのはあろうかというふうに思います。これは現時点でもし予測がついていればでいいんですが、来年度は何カ所程度で試験が行われると見込んでおられますか。
○逢坂委員 私、試験の実施、試験の内容そのものもそうですけれども、試験の適切な実施というのは非常に大事なことだと思います。最近、聞くところによりますと、日本語の幾つかの検定試験も身がわりで行われていた、当人ではなかったといったような情報も流れているようですから。  私、海外で、...全文を見る
○逢坂委員 これは大臣、各省の業所管官庁の職員が出向いていってやるんですか。それとも、委託をするか何か、海外の人がやられるんですか。それとも、海外にある大使館か何かがかかわるんですか。そのぐらいのイメージでも今ありますか。
○逢坂委員 いや、私、場所の細かいことを聞いているわけじゃなくて、制度全体を所管する法務省として、基本方針ですか、その中に盛っていくということでありますから、では今の時点で、試験というのはどんなイメージでやろうとしているのか、その腹づもりぐらいないんですかということを聞いているわ...全文を見る
○逢坂委員 それでは、現時点では在外公館と交渉中であって、試験の具体的な実施に対するイメージ、イメージですよ、詳細とは言っていませんよ、それはまだ決まっておらないということでよろしいですか。
○逢坂委員 それでは所管省庁に聞かせていただきますが、きょうの時点で明らかになったのは、法務省がこの制度を主に所管している、それから総合調整もやるという話でございましたけれども、その法務省は試験の実施のイメージすら把握をしていない、きょうの時点ではそういう状況であるということだと...全文を見る
○逢坂委員 言葉は非常にきれいに聞こえるんですけれども、今の答弁を聞いて、かつて自治体で仕事をしていた者としては、非常に心もとない。それから、各省任せのように聞こえる。やはり、総合調整する原点になっているのは法務省ですから、もっと主体性を持ってやってもらわなきゃ困ると私は思います...全文を見る
○逢坂委員 地方六団体、地方三団体からのヒアリング、それから、今地方がどういう具体的な予算上の対応をしているのか、これについての答弁は具体的になかったようでありますけれども、その調査をやるということはいかがですか。  それともう一点、今、それじゃ、各省に聞いてくれという話であり...全文を見る
○逢坂委員 地方六団体からヒアリングすると明確に言っていただけませんでしたし、それから、今の地方の現状をちゃんとヒアリングしてほしい、把握してほしいということも明確に言っていただけませんでした。これについては後でまたやりたいと思います。  最後に、登録支援機関について教えてくだ...全文を見る
○逢坂委員 聞きたいことはたくさんありますので、また引き続きやらせていただきます。  ありがとうございます。
11月26日第197回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○逢坂委員 立憲民主党の逢坂誠二でございます。  今のやりとりを聞いて多くの皆さんが理解をされたと思うんですが、今回の入管法の改正、実は中身は、何にも決まっていないんです、すかすかなんです。新たな在留資格をつくるんだということだけは明確であります。しかしながら、永住権の扱い、あ...全文を見る
○逢坂委員 よろしくお願いします。  それでは、総理にお伺いします。  全く基本的な事項なのでありますけれども、今回の入管法の改正は、人手不足、これがある種の立法事実になっているというふうに思います。  人手不足だから労働力として海外の方に来ていただくということでありますけ...全文を見る
○逢坂委員 例えば、それが総理の言うところの移民政策であろうが移民政策でなかろうが、どんなものであろうといえども、国内へ入ってこられる方は一人の人間である、そういう意識であるということに間違いはございませんか。
○逢坂委員 次に、多くの人が悩ましく思っているポイントがあります。それは、今回の在留資格が拡大される皆さん、あるいは技能実習生の皆さん、この方々が、日本人よりも安い賃金で働く、いわゆる安価な労働力なのではないか、そういう認識の人もいるようにも思います。  しかし、私は、日本人と...全文を見る
○逢坂委員 日本人と同等以上の給料を払う。  それでは、例えば、日本よりもいわゆる経済力の低い国というのは世界にあります。そういう国から来られる方々に対しても、日本人と同程度の賃金できちっと働いてもらうんだ、仮にそういう方々が来ても低賃金で働いてもらうということはない、こういう...全文を見る
○逢坂委員 明確に余りおっしゃっていただけませんでしたけれども、日本よりも経済力の弱い国から来た方々に対しても、日本人と同様、同じような仕事についているのであれば、同程度以上の給与を払う、そういう認識であるということを改めて確認させてもらいます。
○逢坂委員 それと、もう一つ総理は言いました、外国人の労働者の方々の賃金が下がるということによって日本人の賃金も下がっていくようなことにはしないんだという答弁もされましたけれども、これはこの認識でよろしいかということを改めて確認すると同時に、これはどうやって担保するんでしょうか。
○逢坂委員 山下大臣は、今、受入れ機関に対して指導助言をすることによって日本人の賃金が下がらないようにするんだということですが、現行の技能実習制度でそれはうまくいっているんでしょうか。  先般、私も、技能実習生の調査、あの個票を見せていただきました。時給三百円というものがありま...全文を見る
○逢坂委員 先ほど私が例に出した個票は二十九年の旧法のものであるんだと。であるならば、大臣、三十年、ことしももう既に四千名の方が実習先からいなくなっていて、調査もしているわけですから、この半年間の調査結果を出してくださいよ。本当に新法が機能しているのかどうか、それは検証しなきゃな...全文を見る
○逢坂委員 新法による効果がどうなっているのか、精査、作業中である。しかし、今回の新たな在留資格は、技能実習制度の上に積み重ねるものです。制度としては別であるとの主張を百歩譲って認めるにしても、技能実習制度を前提にしているわけですから、技能実習の実態がどうなっているのか、これを明...全文を見る
○逢坂委員 さまざまな調査、それを総体として点検をして考えていくんだということですけれども、それはこれからやられるわけですよ。今、法案審査をしているこの段階で、我々にその結果が示されているわけではないんですよ。個票の結果も出ない、ほかの調査の結果も出ない、何にも出ていない。  ...全文を見る
○逢坂委員 対応策はいつまでにできるんですか。簡単にお願いします。
○逢坂委員 これも、生煮えどころか全く示されていないわけですよ。入国管理、これを強化するということ、これは法案上多少見えるところはあります。しかしながら、新たに入ってくる外国人の方を人として受け入れる、そのための対応策は年内だ、これでは法案の議論のしようがないじゃないですか。一体...全文を見る
○逢坂委員 それでは、来年四月以降も、法律が提出されない限りは、日本人と同じ条件でさまざまな社会保険が適用されるということを確認させていただきました。  もう一つ懸念されていることが、総理、あります。今回の外国人の労働者の方が来ることによって日本人の職が奪われるのではないか、こ...全文を見る
○逢坂委員 今の答弁、非常に心もとない感じがするんですが、そのときに、総理、大事になるのが、人手不足あるいは人手が充足された、それを判断する基準が非常に大事になると思います。  人手不足を判断する基準、人手が充足された基準、これがそれぞれ違っていれば、それは使い物にならないわけ...全文を見る
○逢坂委員 それは、具体的に客観性のあるものになるという保証はありますでしょうか。例えば、声の大きい業界からだけ聞いてしまうとか、あるいは、本当は人手不足なんだけれども、政府とのつながりが薄いので声に出せないとか、そういった声はどうやって酌み上げるんでしょうか。
○逢坂委員 山下大臣、せっかく答弁いただきましたので、今おっしゃったような具体的に客観性のある指標、それはいつ決まるんですか。
○逢坂委員 すなわち、日本人の職が奪われるかどうか、それが懸念されている、それの判断の非常に重要なもとになる人手不足を判断する指標、これも法律が通った後に決めるんだと。  結局、これも丸投げじゃないですか。新しい在留資格をつくるということだけ判断してください、あとは全て政府にお...全文を見る
○逢坂委員 それと、ほかにもデータのミス、こういったことがたくさんある。このことについても、改めてまた指摘をさせていただきたいと思います。  終わります。
11月27日第197回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○逢坂委員 立憲民主党の逢坂誠二でございます。  第二次安倍内閣がスタートして以降、年々歳々、国会の権威がおとしめられているということで、私は相当な強い危機感を持っております。  安保法制のときもひどいものだったと思いますけれども、あのとき政府はまだ、とにかく必死になって答弁...全文を見る
○逢坂委員 今お手元に配付した資料が、けさ私のもとに届けられた、香川県警察本部作成とされる資料であります。  まず、警察庁にお伺いします。  この資料は香川県警察本部が作成したものなのか、作成したものであるとするならばどういう意図を持ってこれを作成したのかを説明いただけますか...全文を見る
○逢坂委員 さて、そこで大臣、この今香川県警察本部が作成した資料ですけれども、問題点があると思いませんか。
○逢坂委員 なぜですか。
○逢坂委員 これは、大臣が所管している技能実習に関する、香川県警察本部が今作成したものなわけですよね。だから所管大臣に聞いているわけですよ。それで、これを見て何か問題のあるところはありませんかと聞いているんだよ。  指摘されたらそれについて答えるなんて、何でそんな傲慢なことを言...全文を見る
○逢坂委員 では、これを見て大臣は、指摘を受けない限りはこれは問題があるものだとは思わないということでよろしいですか。
○逢坂委員 それでは、これは、人権を所管している法務大臣として問題ありませんか。
○逢坂委員 技能実習制度を所管する大臣として、技能実習生の失踪の理由については、これは問題ありませんか。
○逢坂委員 低賃金という現状認識を踏まえて、待遇のよい仕事を求めてと、この理由が適切だと言うんですか。これまでのこの法務委員会の議論と全く違うじゃないですか。これまでの法務委員会で、この点についてどれほど議論したと思っているんですか。これは適切な表現ではないというのが大臣の認識じ...全文を見る
○逢坂委員 繰り返し、同じ質問をします。  技能実習生が失踪する理由として、待遇のよい仕事を求めてという理由が記載されている。これは大臣の今の立場として、適切だと思いますか。
○逢坂委員 大臣、この間の法務委員会の質疑の中で、個別の、個票の聞き取りの結果を取りまとめた、あれについて謝罪したんじゃなかったでしたっけ。それで、これは必ずしもその謝罪のこととは関連しないんだ、待遇のよい仕事を求めてというのは、これはこれでいいというふうに判断しているんだ。全然...全文を見る
○逢坂委員 私が大臣の立場だったら、これまでの議論を踏まえて、この表現は必ずしも適切ではないと思われる、警察とも相談しながら、もっと適切な表現になるように協議したいと思うぐらいのことは、私なら言いますよ。これが当たり前の姿だと私は思いますよ。詭弁ですよ、今大臣が言っているのは。 ...全文を見る
○逢坂委員 私は、いろいろな新たな制度設計をするときに、個別具体的な制度の細部、これについてもさまざま議論することが大事だと思っているんですが、俯瞰をして、その制度全体の基本的な考え方、それが正しいかどうかというところもよく見る必要があると思っています。  今回、技能実習の制度...全文を見る
○逢坂委員 答弁が全然かみ合わないんですけれども。  例えば、私は、韓国も日本と同じように技能実習制度のようなものを持っていたけれども、いろいろトラブルがあって、それを見直したということを承知しております。その際に韓国は何をやったか。各国に出先機関を置いて労働者の受入れに当たる...全文を見る
○逢坂委員 重く受けとめてというのは、今後やはり政府の関与を強める方向でいくということでしょうか。今、民民のやりとりですね、これが技能実習は中心ですけれども、そうではないと。場合によっては韓国のように、私は韓国の例を今出させていただきましたけれども、政府が前面に出るというような部...全文を見る
○逢坂委員 私、技能実習制度の全体像を俯瞰して眺めていて、やはり政府の関与が足りないというふうに感じております。  その観点で、ここからは、今度は新しい在留資格の拡大ですが、今まさに大臣がおっしゃられた、これは政府が配っている資料でありますけれども、出入国在留管理庁と外国人材と...全文を見る
○逢坂委員 繰り返しますけれども、この制度設計で、大臣は全体の大枠、枠組み、これは十分だというふうに感じておられますか。私は、技能実習と比べても国の関与が少ない、そういう観点からいって、危うい、大丈夫なのかという思いを本当に思うんですよ。そういう懸念は、大臣、ございませんか。 ...全文を見る
○逢坂委員 それじゃ、大臣、この枠組みの中で、国の関与も、技能実習よりも有効に機能する仕組みにしているので大丈夫だという答弁でよろしいですね。
○逢坂委員 他人事ですね、対応されているものって。対応していこうとかということではないのかと思いますけれども。  私は、今回の入管法の改正、やはり政府が関与しているのは、業種、それから受入れの人数、ここは関与していますね。でも、そのほかはどうなのかというと、政府の関与はここまで...全文を見る
○逢坂委員 私の問題意識を改めて言っておきますけれども、たくさんの例を私は知っているわけではありませんけれども、カナダの例やオーストラリアの例や韓国の例などを見ると、やはり政府の関与というのはもっと明確だというふうに思います。  外国人材の方々に来ていただいて、この国の中で活躍...全文を見る
○逢坂委員 立憲民主党の逢坂誠二です。  私も国会へ来て十年以上たちますけれども、こんな経験、初めてです。前代未聞です。  大臣、お伺いします。  法務省の中では、こういう委員会がダブルブックしている、重なっている、こんなもの、内部で調整しないんですか。何で今、政務官のせい...全文を見る
○逢坂委員 これは、私は、門山政務官が確かに悪い部分もあるとは思いますけれども、法務省全体の問題ですよ。連絡調整、ちゃんとできていない。これは猛省してもらいたい。一番の責任者は大臣ですよ。大臣にも、これからしっかりやってもらわなきゃならない。  大臣、私は先ほど、午前の質疑の中...全文を見る
○逢坂委員 これは、今まさに大臣言ったとおり、法律事項じゃないんですね。閣議決定の中で決められていることでありまして、その点からも私は弱いと思っていますよ。法律の中で対等に位置づける、入管行政もしっかりやるし、多文化共生行政もやる、その車の二つの両輪でやっていくんだというなら、法...全文を見る
○逢坂委員 この問題は議論したら切りがない、幾らでも問題点は出てくる。だったら、問題を議論しようじゃないですか。(発言する者あり)
○逢坂委員 ここで採決をしたら、与党筆頭の言葉、これはまさに矛盾に満ちたものになってしまいますよ。(発言する者あり)
○逢坂委員 こんなことで採決をするなどということは絶対認めるわけにはいかない、そのことを申し上げて、終わらせていただきます。
11月29日第197回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第2号
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○逢坂委員 立憲民主党の逢坂誠二でございます。きょうはよろしくお願いいたします。  きょうは、大間原発の審査の状況について主に聞かせていただきたいと思っております。技術的なこともあろうかと思いますが、事実関係を淡々と確認したいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ...全文を見る
○逢坂委員 了解いたしました。  それでは次に、今月の十五日、十六日、大間の現地で断層調査を行ったと承知をしておりますけれども、その内容と今後の見通しなどについてお伺いしたいことと同時に、今回の調査の中で、東洋大学の渡辺教授が指摘しております大間北方沖断層、このありなしの確認、...全文を見る
○逢坂委員 北方沖断層の件ですけれども、事業者が独自に調査しているということですけれども、規制委員会としては、そのデータをチェックするということだけにとどまるんでしょうか。それとも、規制委員会として、何らか具体的に自分のところでも調査をするというようなことは、それは予定されている...全文を見る
○逢坂委員 今、データの信頼性という発言がありましたけれども、仮にデータの信頼性が危ういのではないかということになれば、その先も場合によってはあり得るという、その点は今の段階では未定ということでしょうか。うなずいておられますから、よろしいです。了解です。  それでは次に、大間原...全文を見る
○逢坂委員 この事業者の主張に対して、引き続き厳正に審査を行うということなんですけれども、規制委員会が具体的にこれをどのように審査を行うのかというような具体的な手法等は、今予定されているものはありますでしょうか。
○逢坂委員 私の承知しているところでは、電源開発の方では、断層の上にある洞爺カルデラの火山灰、これが十一万から十二万年前のものであると。これがずれていないから、後期更新世以降の断層は動いていないと主張しているというふうに承知はしているんですけれども、この洞爺カルデラの火山灰である...全文を見る
○逢坂委員 それでは、繰り返しますけれども、洞爺カルデラの火山灰であるか否かといったものを調査するという予定にはなっておらない、現時点ではないということでしょうか。昨日はそういう話を事務方から聞いているんですが、そうではないという理解でいいでしょうか。
○逢坂委員 わかりました。  それでは、次でございますけれども、下北半島西部の隆起、これについて、事業者側、電源開発はどのような主張をされておるでしょうか。
○逢坂委員 もうちょっと、よくわからないんですけれども、事業者が言っているのは、どういう隆起だと言っているんですか。それは地震ではないとか火山ではないとか、そういう、もう少し具体的に、国民にわかりやすい説明はできますでしょうか。
○逢坂委員 もう少しちょっと教えていただきたいんです。下北半島全体が隆起していれば、それは原子炉を設置するに当たって妥当であるということなんでしょうか。国民の感覚からすれば、下北半島全体が隆起している、そういうような場所に原子炉をつくっていいのかという感覚にもなるような気がするん...全文を見る
○逢坂委員 全体として隆起をしていれば活断層に該当するものがないんだ、だから大丈夫なんだというのが事業者の主張。それに対して規制庁は、そうではないのではないかといったようなことを先ほど述べられたと思います。もうちょっとわかりやすく言っていただけますか。
○逢坂委員 それでは、もう一度先ほどのところにちょっと戻りたいんですけれども、もう一回先ほどの、重要施設の直下の断層ですか、これについての事業者の主張というのをもうちょっとわかりやすく言っていただけますか。
○逢坂委員 事業者の主張はいかがですか。事業者は具体的にどういう主張をしているのかを教えていただきたい。
○逢坂委員 変形の可能性がない。ないというからには、その根拠みたいなものを、これこれこうだから可能性がないということを事業者は言わなきゃいけないと思うんですけれども、それは何か言っているんですか。
○逢坂委員 それでは、次の質問に移ります。  規制委員会は、二十一日でしたか、福井県の関西電力美浜、大飯、高浜の三原発の火山噴火による降灰量が関電の想定よりも多かった可能性があるというふうにして、三つの原発への影響を再評価する方針を決めているわけです。  大間についても、事業...全文を見る
○逢坂委員 今回の関電への評価、再評価するということは、影響は与える、与えない、それについてはいかがですか。
○逢坂委員 了解いたしました。  それと、事業者は、今回、銭亀カルデラ、この影響を考慮していないと承知をしているんですけれども、これは今後検討の対象になるのかどうか。  あわせて、事業者が降下火砕物の最大層厚の想定を三十センチとしている、あるいは降下火砕物の大気中濃度の想定は...全文を見る
○逢坂委員 それでは、次に磯崎副大臣にお伺いしたいんですけれども、通常の原子力発電所とフルMOXの燃料による発電コスト、このコスト比較というのは政府はされているでしょうか。
○逢坂委員 フルMOXのコストは民間事業であるから政府は試算をしていないんだということなんですが、再処理関係事業費だけで十三兆九千三百億、それからMOX燃料加工事業が二兆三千三百億、両方足すと十六兆二千六百億、これは巨大プロジェクトですよ。しかも、核燃料サイクルというのは、この今...全文を見る
○逢坂委員 終わります。ありがとうございます。