逢坂誠二

おおさかせいじ

小選挙区(北海道第八区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数5回

逢坂誠二の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月23日第197回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○逢坂委員 立憲民主党の逢坂誠二です。よろしくお願いいたします。  外国人の労働問題についてやりたいと思うんですが、外国人材に日本で活躍してもらうというのは非常に大事なことだと思っています。ただ、環境整備をしっかりやらないで、足元の必要性に応じてなし崩し的に受け入れてしまうと将...全文を見る
○逢坂委員 学ぶべき技能を細分化する必要があるんだ、ニーズに応じてやるからということですが、現場の実態はどうですか。実際に、農業においては畑作あるいは果樹あるいは施設園芸と、全部分かれて作業をきちっと縦割りでやっているでしょうか。実際には、やはりそれは、一軒の農家を見ても、果樹だ...全文を見る
○逢坂委員 基本的にはその作業名区分に応じてやっているというふうにおっしゃいました。  基本的にはということであるならば、基本でないものがあるはずなんで、そこはどうなんですか。そこの具体のところを聞きたいんです。基本的には縦割りで、作業名三区分でやっているんだということ、それは...全文を見る
○逢坂委員 果樹をやっている人が畑作をやっている、そういうケースって結構あると思うんですよ。その場合は畑作には全く現場では従事していないという理解なんですか。
○逢坂委員 それを超えない範囲というのは何を指しているんでしょうか。もうちょっと具体的に言っていただければと思うんです。  要するに、私の感覚では、果樹で入ってきたとしても、そこの農家がほかの畑作もやっていれば、一緒にやっているというのが実態なんじゃないですか。それが悪いと私は...全文を見る
○逢坂委員 では、果樹で入ってきても畑作に従事するということはあるんだということですね、それは二分の一を超えない範囲で。そういう理解でよろしいですね。
○逢坂委員 それで、次にですけれども、今度、特定技能になると、その作業名の三つの区分、酪農も農業もなくなる、それで、それぞれ農業と酪農というふうに二つになるわけですね。だから、三つの区分がなくなるんですけれども、これをなくした理由は何ですか。
○逢坂委員 では、この問題、最後に確認ですけれども、ということは、技能実習生と特定技能の方が同じ農業や酪農の現場にいる場合は、技能実習の方がやる仕事と特定技能の方がやられる仕事には差が出るということですね。  要するに、特定技能の方は幅広く酪農、幅広く農業をやれる、でも、技能実...全文を見る
○逢坂委員 これからもやるんですねということには答えていないんですけれども、でも、今の答弁で、これからもやるんだということだと思いますが、問題点を指摘させていただきますと、現場が混乱しますよ。きのうまで技能実習でやっていた人が、きょうからあなたは全般的にやっていいよと。技能実習一...全文を見る
○逢坂委員 済みません、ありがとうございます。  それでは、次にお伺いします。  政省令のことについてお伺いしたいんですけれども、契約、受入れ機関、支援計画等の基準に関する省令、これの中に、行方不明者を発生させていない、行方不明者を発生させたら受入れ機関として受け入れさせない...全文を見る
○逢坂委員 これは結構大事なことだと思うんですよね。受入れ機関にとってみると、自分が受入れ機関たり得るのかどうかというのを判断する非常に大きな要素だと思うんです。  それで、実はこの問題、きのう法務省にお伺いしたら、きのうの時点では、明確に答えられないという話だったんですね。 ...全文を見る
○逢坂委員 いや、私が言っているのはそういうことじゃなくて、今聞いたらちゃんと答えられるようなことは、あらかじめ、もうこういうことを考えているんだということを、相手の立場に立ってやることが大事なんじゃないですかということを私は言っているんですよ。説明会がどうとか、パブリックコメン...全文を見る
○逢坂委員 受入れ機関の責めに帰すべき事由によって行方不明者を出した場合は受入れ機関になれないんだということについては、これは特定技能だけではなくて技能実習生も含まれるという理解でよろしいですか。
○逢坂委員 であればなおのこと、こういうことは早目に周知をして、受入れ機関の皆さんにもそれなりの覚悟を持ってもらうというか、心構えを持ってもらわなきゃいけないんじゃないかと私は思いますよ。  では、次に、日本語教育についてお伺いをします。  日本語教育でありますけれども、法務...全文を見る
○逢坂委員 要するに、長々答弁いただきましたけれども、これまでは、告示前に形式的なチェックあるいは授業の中身のチェックはやっている、それから、変更が出たらそのことについてもチェックはしている、あるいは、何らかの情報提供があったら学校のチェックはしていると。だけれども、定期的にはこ...全文を見る
○逢坂委員 確認、調査する必要がありますと。調査していないということですか。何を確認、調査するんですか。
○逢坂委員 これから検討するということでよろしいですね。うなずいていただければ。
○逢坂委員 日本語教育が大事なことは、大臣、これまでも何度も何度も繰り返し、諸外国の例も含めて言われているわけですよ。寂しい状況だと思いませんか。学校はどんどんどんどんふえていくのに、定期的にもチェックもしていない。これまで、日本語教育がどの程度それによって成果が上がったのかもチ...全文を見る
○逢坂委員 この日本語の問題、最後に文科省にお伺いしたいんですけれども、今回の総合的対応策の実施によって、日本語教育は今までと何が変わるんですか。
○逢坂委員 余り着実に実施できると私には思えないんですよ。というのは、中身を聞いても余り具体的なものが出てこないものですから。  そこで、これは佐々木局長の守備範囲になるんだと思うんですが、総合的対応策、今回、二百十一億ですか、何か数字が変わったようですけれども、これを、国費二...全文を見る
○逢坂委員 今文科省の方で言っていただきましたけれども、日本語教育のために、幾つかこの総合的対応策の中には入っています。日本語教育の全面展開とか、全ての都道府県における夜間中学校の設置促進とか、いろいろなことが入っているんです。これの担い手は自治体若しくは民間ですよ。  ところ...全文を見る
○逢坂委員 総合的対応策をすごく重視して、昨年の臨時国会で山下大臣は本当に、総合的対応策を講ずるから大丈夫だ大丈夫だということを繰り返し言っていたわけですよ。そして、私はそのときに、自治体がこれの担い手になる部分も相当あるだろうから、よっぽど注意してやらなきゃだめだといったような...全文を見る
○逢坂委員 個別の政策は、私、知っていますよ。文科省が二分の一補助するとか三分の一補助するとか、知っていますよ。それで、自治体は、その補助の範囲内でいろいろなことをやりつつ、更に上乗せをしたり、横出しをしたりして事業を拡充していくんです。だから、自治体がお金を幾ら使うか、それはわ...全文を見る
○逢坂委員 質問はもうしませんが、法務省としては、それでは、自治体負担については個別の省庁にお任せをしているから、特段の方針は持っていないということですね。
○逢坂委員 では、終わります。
02月05日第198回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○逢坂委員 逢坂誠二でございます。  総理にまずお伺いします。  今回の毎月勤労統計の不正、不適切な調査、これによって、総理は、セーフティーネットへの信頼を損なう事態を招いたことについておわびをすると繰り返し述べておられますが、ここで言うセーフティーネットというのは、これはど...全文を見る
○逢坂委員 私、総理が繰り返しセーフティーネットだけを言うのは、少し認識が甘いというふうに思っているんですね。  今回、賃金構造基本調査も不適切な取扱いがあった。それから、基幹統計五十六、このうちの二十四についても不適切な取扱いがあった。  私は、もちろん、セーフティーネット...全文を見る
○逢坂委員 そこで、総理にお伺いしますけれども、今、厚生労働省で、特別監察委員会が設置されていろいろ調べられている。この特別監察委員会というものに対する第三者性、自立性、独立性、これは担保すべきだと私は思っているんですが、総理はいかがお考えでしょうか。
○逢坂委員 そこで、根本大臣にお伺いします。  現在の特別監察委員会ですが、これは第三者性を有しているというふうに理解していますでしょうか。第三者委員会なんでしょうか、これは。
○逢坂委員 第三者性を有すると。  それでは、きのうの答弁、やはり私は気になるんですよ。第三者性を強調し過ぎたと。これは一体何を意図しているんですか。  私は、もっと自立的、中立的であるべきだと思っているんですが、根本大臣は一体どういう監察委員会であればいいと思っているんです...全文を見る
○逢坂委員 今の大臣の答弁と、きのうの第三者性を強調し過ぎたと。しかも、その次にもう一言あった。反省しているという言葉もありました。一体これはどういうことなんですか。  第三者性が大事だと総理もおっしゃっておられる。でも、第三者性を強調し過ぎた、反省している、これはどういうこと...全文を見る
○逢坂委員 大臣、全く何を言っているかわからないんですよ。  大臣は、この特別監察委員会に第三者性というものを強調して、それをもっともっと明確にしたいと思っておられるのか。それとも、第三者性というのは、まあまあ、ほどほどのところでいいと思っておられるのか。そのどっちなんですか。
○逢坂委員 第三者性、これを明確にしたいという意図はわかりました。  だとするなら、きのうの答弁は何ですか。第三者性を強調し過ぎた、反省している、意味がわからないんです。これは誰に向けて言っているんですか。こういう曖昧な答弁をするから、職員だってどうしていいのかわからなくなるん...全文を見る
○逢坂委員 今の言葉、これは誤解されるんじゃないですか。根本大臣が言いたいこと、今の答弁で少しわかりました。でも、これは完全に誤解されますよ。強調し過ぎたことを反省している、これは言葉を修正すべきじゃないですか、大臣。これじゃ、何を言われているかわからないですよ。大臣の説明を聞い...全文を見る
○逢坂委員 根本大臣、その言葉は、やはり、本当の意味で反省しているようには受けとめられませんよ。  自分としては第三者委員会だと思っていた、ところが実態はそうではなかった、だから反省しているんだというんなら、まだ国民はわかりますよ。そういう説明でしょう、大臣。  自分としては...全文を見る
○逢坂委員 官房長にお越しいただいています。  定塚官房長にお伺いしたいんですが、午前の答弁で、根本大臣が、第三者性を部下が理解しなかった、こういう答弁をしていたように私は記憶しているんですが、これは大臣の指示を理解できなかったということでよろしいですか。
○逢坂委員 大臣、今の答弁を聞いてどう思われますか。  定塚官房長、もう一点。  今の答弁の中で、委員会の指示によって同席した、そういう答弁があったように記憶しているんですけれども、それでよろしいですか。特別監察委員会の指示があって同席をしたということでいいですか。
○逢坂委員 それは、定塚官房長、重要なポイントなんですけれども、了解を得て同席をした、了解を得るということは、どちらかが申し出るわけですよね。その前後関係はどうなっていますか。どっちがどっちに申し出て、誰が了解をしたんですか。
○逢坂委員 答弁が非常に明確ではない、何を言っているかよくわからないところがあるんですが、それじゃ、もう一点だけ。  職員だけでヒアリングをしたという事例もあったと思いますが、それは誰の判断で行ったんですか。これも委員会の同意ですか、指示ですか。どういう関係があったんでしょうか...全文を見る
○逢坂委員 大臣、今の定塚官房長の答弁、私はすごく大事だと思っていて、委員会の了解を得て実は同席しているんだということなんですよね。これは、監察委員会そのものが本当に自立性とかを感じてやっていたのか。  大臣、午前中の答弁では、部下が理解しなかったという答弁をしているんですよ。...全文を見る
○逢坂委員 大臣、今の答弁、私はあべこべに聞こえますよ。だって、特別委員会の了解を得て職員が同席をした、特別委員会の了解を得て職員だけでヒアリングをした、すなわち特別委員会そのものが自主性、自立性を理解していないということを大臣そのものが証言しているようなものじゃないですか。 ...全文を見る
○逢坂委員 大臣、もっとその答弁、ひどいですよ。主体的に判断して、自主性、自立性を損ねるようなヒアリングを自分たちが主導しているという答弁をしているんですよ、それは。だから問題だと言っているんですよ。  そもそも、今の特別監査委員会のメンバーの皆さん、個々人に私は何のしがらみも...全文を見る
○逢坂委員 主体的な判断でやっているということは理解をいたしました。  しかし、その主体的な判断の内容が間違っているんです。職員を同席させるとか職員だけでヒアリングをさせる、そんなことをやるから疑念を持たれるんじゃないですか。この点、大臣、これからもしっかり追及させてもらいます...全文を見る
02月08日第198回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○逢坂委員 逢坂誠二でございます。  根本大臣、毎勤統計、今回、これが出ました。きょうの朝八時半に出されましたけれども、これを見ていると、実質賃金指数、現金給与総額は一〇〇・八ということで、〇・二%の増ということであります。  これについて、大臣、ちょっと所感をお伺いしたいん...全文を見る
○逢坂委員 大臣、簡単な質問です。  これまでの国会の議論の中で、本系列と共通事業所、これを比較すれば、どこの年とかということではなくて、これまでの国会議論の中で、平成三十年の実質賃金、毎勤における、大臣、聞いていますか。だめだ、これは。聞いていない。時計をとめてください。
○逢坂委員 もう一回質問していいですか。  要するに、本系列と共通事業所、昨年、平成三十年、これまで何度も議論してきましたけれども、平成三十年は共通事業所の方が低く出ている、このことは理解していますよね、その認識でよろしいですねということ、単純にそれだけです。
○逢坂委員 認識しているということであれば、今回、毎勤を出されましたけれども、本系列の実質賃金については、これは出さないということのようでありますけれども、今回、伸び率が、例えば一〇〇・八、〇・二%増。  だから、これは本系列で出しているものですよね、本系列で出しているもの。こ...全文を見る
○逢坂委員 大臣、大変恐縮なんですが、質問をよく聞いていただきたいんです。  要するに、共通事業所は全般的に低く去年は出ていた。今回これを出したのは、共通事業所の数値ではなくて本系列の数値で出している。そういうことになれば、これと同じ考え方で、これを共通事業所でやれば、今回ここ...全文を見る
○逢坂委員 厚生労働省において検討中なのは、私は十分承知しています。  ただ、私は、全体のトレンドとして、この間まで、昨年一月から十一月までの数値を共通事業所も本系列も出してグラフに並べて、ここで何度も何度も議論をしていて、先ほど大臣が答弁したとおり、六月の数値でいうならば二・...全文を見る
○逢坂委員 それじゃ、三十年を通しての共通事業所の数字については今検討中だということですが、十二月の共通事業所、これは数値はどれぐらいになっていますか。先ほどの一・四に対応する数字を教えていただけますか。(発言する者あり)
○逢坂委員 大臣、今、一・四だという数字が出ましたけれども、大臣が冒頭に答弁なさったとおり、共通事業所は、本系列に比べれば少なくとも平成三十年は低くなる傾向があるということは、大臣はお認めになられました。  であるならば、共通事業所を通年でやってみた場合に、きょう発表されたこの...全文を見る
○逢坂委員 トレンド、傾向すら言わないということであるならば、共通事業所の数値を隠しているとしか思われない、私はそう思いますよ。はっきりおっしゃればいいんですよ。傾向すら言えないなんて、どう考えてみてもおかしいですよ。  それと、大臣、この共通事業所のサンプルは少ないとか脱落す...全文を見る
○逢坂委員 要するに、大臣、共通事業所は一万件以上あるんですよ。それから、三万件に単純に四〇%を掛けても、一万二千件ですよ。それを数字が小さいとか少ないとかと、印象操作はやめてくださいよ。  これは、統計的に一万件もあるということであれば、私は、有意なものだと一般的には思われる...全文を見る
○逢坂委員 それじゃ、この毎勤の、きょう発表されたものについての話は、ちょっとここで一区切りつけさせていただいて。  総理、きのう、北方領土の日でした。それで、外交の関係についてお伺いしたいんですが、きのう、北方領土の日で、東京でも、それから返還運動の原点である根室でも大会が行...全文を見る
○逢坂委員 宮腰大臣、今、我が国が主権を有する島、あるいは島々なんでしょうか、言葉ははっきりしませんでしたが、その島々というのは具体的にどこなんですか。
○逢坂委員 改めて、宮腰大臣、北方領土担当大臣としてお伺いしますけれども、北方領土の現状というのは不法占拠状態であるということでよろしいですか。
○逢坂委員 質問にお答えいただきたいんですけれども、北方領土の現状は不法占拠という認識はありますか、北方領土担当大臣としてお答えをいただきたいということであります。
○逢坂委員 私は、総理が何度もプーチン大統領に会って交渉をされている、その労は非常に多としたいというふうに思うのでありますけれども、国民の皆さんが総理の言葉を聞いていると北方領土に対して不安を覚える、もしかすると日本の姿勢が後退しているんじゃないか。そこのやはり基本姿勢は、はっき...全文を見る
○逢坂委員 今私が言ったこの言葉、北方四島は一度も他の国の領土となっていない我が国の固有の領土ということは、答えられないということでよろしいですね。法的立場は変わらないということだけれども、具体的には言えないということですね。
○逢坂委員 きのう、根室で北方領土の大会がありました。  そこで、千島歯舞諸島居住者連盟の脇紀美夫理事長さん、この方は羅臼の町長を務められた方で、私も尊敬する町長さんでした。この羅臼の町長さんがこういうふうに言っているんです。これは報道ですけれども、四島返還というメッセージが影...全文を見る
○逢坂委員 総理、私は、交渉事ですから、簡単ではないというふうにはそれは理解はしています。ただ、北方領土に関して、国民に残念だというようなそういう気持ちを抱かせることのないように、やはり方針を明確にして、日本の主張はこうですよ、だけれども交渉事ですから交渉の詳細は言えませんという...全文を見る
○逢坂委員 今、同僚議員からやじがありましたけれども、そこまで言い切れるのか、調査している最中なんだからという指摘ですよ。大臣、私、そこまで言い切れないんじゃないかと思うんですね。  今、手元に平成二十九年度の厚生労働省の数理職採用のしおり、職員採用のしおりというのがあります。...全文を見る
○逢坂委員 大臣、李下に冠を正さずということで、疑念を持たれることのないようにやっていただきたいと思いますし、今調査をしているんだという最中に、断定的に決めつけるような答弁は、私はしない方がいいと思いますよ。これは、やはりきちんと調査をした上で、明らかにこれは政治的な作用はなかっ...全文を見る
○逢坂委員 先ほどの答弁から少し変わったようですけれども、要請に基づいてやったと。  それじゃ、たたき台をつくる、たたき台のようなものをつくるというのは、どちらから持ちかけたんですか。どういうことですか。
○逢坂委員 そのたたき台のようなものですけれども、委員長、これは委員会にお出しいただくということを委員会でお決めいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○逢坂委員 よろしくお願いいたします。  それで、これは大臣にお伺いするんですけれども、事務方の方、今質問しますので、ちょっとお待ちいただけますか。  大臣、今回のこの中間報告のたたき台、これを、いずれにしても、人事課が書いたということでありますけれども、今の話だと、委員会か...全文を見る
○逢坂委員 大臣、ヒアリングの方法もそうですし、このたたき台を書くのも、これは先ほど我々の会派の大串議員も指摘していましたけれども、全部内部でやろう、そういう意図が私には見えるんですよ。本当の意味での第三者性があるとは言えない。  だから、私、この中間報告を一度撤回されたらいい...全文を見る
○逢坂委員 大臣、余り認識されておられないようですけれども、職員だけでヒアリングをしたのはまずい、そういう指摘もされているわけですよ。それを何か殊さら誇るように、私は職員の皆さんが随分御苦労されていることは理解しますよ。でも、今、それを誇れる状況じゃないんじゃないですか。  改...全文を見る
○逢坂委員 よろしくお願いいたします。  きょう、大西前政策統括官に来ていただいております。  まず、大西統括官にお伺いしたいんですが、今回、マスコミあるいは根本大臣の言葉でも、大西さんを前の政策統括官としての職に置いておくわけにはいかないんだということで、官房付にしたという...全文を見る
○逢坂委員 大西さん、組織ですから、私は、報告漏れがあったということは、それは大臣が何度も言っているとおり事実なんだと思いますけれども、大西さん一人がなぜその責めを負うのかというのがわからないんですよ。理不尽だと思われませんか。  ほかにも多分、大西さん自身が直接そのことを聞い...全文を見る
○逢坂委員 根本大臣、何で今回、大西さんだけの処分になったんですか。報告をしなかったという責めは大西さんだけにあるんですか。これは違うんじゃないですか。ほかの方も間にかかわっているんじゃないですか。大臣、いかがですか。
○逢坂委員 私は、組織ですから、責任ある立場の者がいろいろな処分を受けるということは理解しなくもありませんけれども、大臣、これは大臣の御指示ですか、誰かのアドバイスですか。
○逢坂委員 この案件の決裁権者が大臣であるらしい、書面を見ていないので私はわかりませんけれども、どうもそうらしいということは漏れ聞いております。それから、閣議で決められたということも私は承知をしております。  それでは、大臣、これは誰が言い出したんですか。大臣が言い出したのか、...全文を見る
○逢坂委員 人事異動であることは、手続上、理解はしております。  ただ、大臣がこの職に置いておくことはできないんだという御発言をされているので、これは、いわゆる世間で一般的に言うところの更迭ということになるんだろうと理解せざるを得ないんですよ。そういう処分をするときに、大臣がお...全文を見る
○逢坂委員 私たちは、大西さんに事実をきちんとお話しいただきたいなと思っていた。そうしたところが、国会の予算委員会が始まる直前に更迭されて、あたかもこれは、発言を封じていた、証人を隠していた、参考人を隠していたのではないか、そう思わざるを得ないんですよ。  そして、予算委員会の...全文を見る
○逢坂委員 今の、予算編成替えをしなければならないというのは、大臣にいつ報告されましたか。
○逢坂委員 大臣、先ほどの大西さんの処分、報告漏れがあったと。それは確かに小さくないことかもしれません。だけれども、一度閣議決定した予算、これを編成替えすること、これの方が私は相当大きなことだと思いますよ。処分の矛先、違うんじゃないですか。  それで、今聞いたら、いつ予算の変更...全文を見る
○逢坂委員 ということは、大臣、事務方は早い段階から予算の編成替えが必要であるということを認識していたという理解でよろしいですね。十一日に報告があって、そのときに数字が出てきているわけですから、そう思わざるを得ないですよね、事務方がもうやっているわけですから。うなずいていただけれ...全文を見る
○逢坂委員 大臣、だから、結論的に言うと、大臣は法律改正の必要はないということだと思います。  大臣、それでは、平成二十三年以前の推計値というのは、これは毎月勤労統計に定めるいわゆる統計数値という理解でよろしいですか。平成二十三年以前です、過去のものです。
○逢坂委員 私は、一刻も早く追加給付の作業を開始して、不利益をこうむった皆さんにおわびをしながら、その不利益を補うということは非常に大事なことだと思っています。だけれども、だからといって、法律に反することをやっていいとは私は思えない。  今大臣はおっしゃいましたね、二十三年以前...全文を見る
○逢坂委員 私、二十四年からこちら側の数字についても、統計法上、本当に真正な、正当性のある数字かどうかというのは疑わしいと思っているんですが、二十三年より古い数字に至っては、もっともっとその統計法からはかけ離れた数字になっているんですよ。それをこの法律の中で給付をするというのは、...全文を見る
○逢坂委員 私は、これは疑義のあるところだと思っています。この点、きょうはもうやる時間がありませんけれども。  私は、給付を急ぐということは、それは理解をします。しかしながら、法に反していいということは、理解をいたしません。これは明確にお話をしてもらいたいと思いますし、消えた年...全文を見る
02月13日第198回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○逢坂委員 逢坂誠二でございます。  随分昔のことになるんですが、私も、自衛隊の募集事務を三年ほどやったことがございます。防衛省の、当時は防衛省ではございませんでしたけれども、地方協力本部の皆さんと一緒に学校を回ったり、あるいは自衛隊父兄会の行事に参加をしたり、いろいろなことを...全文を見る
○逢坂委員 石田総務大臣にお伺いします。  住民基本台帳法上、住民基本台帳のコピーを許されるというのは誰ですか、これは。住民基本台帳のコピーを許されているのは誰ですか。あるいは、本人でもない方が、役所の窓口へ来て、住民台帳のコピーを下さいということは、これは可能なんですか。私の...全文を見る
○逢坂委員 石田大臣、今の説明、よくわからないんですが、住民台帳は閲覧しかできない、住民台帳そのものはコピーできないんだ、そういう理解でよろしいですよね。
○逢坂委員 では、岩屋大臣にお伺いします。  この自衛隊法施行令百二十条の「求めることができる。」というのは、これは住民基本台帳のコピーを求めることができるという意味なんですか。
○逢坂委員 私は、自衛隊の募集事務をないがしろにしろという意味でこれを言っているのではありません。私自身も自衛隊の募集事務をやっていました。大事なものだと思っています。精いっぱいやらせてもらいましたし、今も、地元の自治体の行事にはできる限り出席をして、自衛隊の皆様の激励をしたいと...全文を見る
○逢坂委員 総務大臣にお伺いします。  自治体側の御理解と御協力があれば、住民基本台帳はコピーをして出してもいい、防衛省との間で話が成り立てば、そういう理解でよろしいですか。
○逢坂委員 いや、明確に言っていただきたいんですが、それじゃ、自衛隊との間で自治体が合意すればコピーを出していい、そういう理解でよろしいですね。
○逢坂委員 出していいと総務大臣がおっしゃっておられますので、それじゃ、その方向で今後調整するというのは、それでよろしいんですかね、防衛大臣。
○逢坂委員 質問時間が終わりましたのでこれでやめますが、総理、今のやりとりを聞いてわかっていただけるとおり、必ずしも明確な規定がないんですよ。そういう中で自治体からの協力が得られないと言い切るのは、私は少し言い過ぎだと思いますよ。閲覧をして書き写すというのが法律上の大原則であるん...全文を見る
○逢坂委員 そこのところを総理、よく認識をした上でこれから発言をしていただきたい、そのことを申し上げさせていただきます。  終わります。
02月14日第198回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○逢坂委員 立憲民主党の逢坂誠二です。  まず冒頭、中江税関局長にお越しいただいております。中江さんにお伺いします。  今、自分は税関局長の立場だ、秘書官時代のことについては答えられないという話でありましたけれども、中江さんが答えられないとするならば、誰が答えられるのか教えて...全文を見る
○逢坂委員 私、所管外のことについて、きょうこの場で聞くつもりはないんです。  ただ、例えば、他の職であれば、随分議論になりました大西政策統括官のことでいえば、後任の藤澤に聞いてくれというような話を大臣は答弁するわけです。  だから、その意味で、中江さんが答えられない、今は別...全文を見る
○逢坂委員 中江さんもおわかりだと思うんですが、中江さんが直接やった仕事は中江さんしか答えられないんですよ。中江さんが、今、別の職にいるから答えないということは、そのことを永久に闇に葬り去るということになるんですよ。中江さん、そのことをわかっておっしゃっておられるんですか。それは...全文を見る
○逢坂委員 それじゃ、中江さん、大変恐縮なんですが、最後の質問です。  予算委員会で参考人として招致をするということが決まれば、ここへ来て、御自身の秘書官時代の話もしていただけますね。あなたしかしゃべる人はいないんですから。よろしいですね、これ。
○逢坂委員 ということでありますので、国会で決めてくれればそれに従うということですから、反対する理由はないと思いますので、与党の理事の皆さんもしっかりと賛成をいただきたいというふうに思います。  中江局長、もうよろしいです。ありがとうございます。急なお呼び立てで済みません。
○逢坂委員 それじゃ、次の質問をさせていただきます。  防衛大臣、きのうの議論の続きを若干だけさせてください。  まず、自衛隊は現行憲法下で合憲ですよね。この認識はよろしいですね。
○逢坂委員 総務大臣、お伺いします。  自衛隊の募集事務に関して、防衛省から防衛省の施行令百二十条に基づいて資料の提出要求があった場合、市町村と防衛省・自衛隊が合意すれば住民票のコピーは出すということでよろしいですね。きのう、そういう話をされました。
○逢坂委員 そういうことであれば、岩屋防衛大臣、自衛隊募集事務に関して資料を出す、出さないに関して、憲法改正とこれは何の関係もないということでよろしいですよね。自衛隊は合憲だし、それから、市町村と自衛隊が合意すれば住民票のコピーを出してもいいと所管の総務大臣も言っているわけですか...全文を見る
○逢坂委員 岩屋大臣、私、憲法改正の中身を聞いているわけではなくて、憲法を改正するかしないかが自衛隊の募集事務の資料を集めることには影響はありませんよねということを聞いているんです。それでよろしいですよね。現行憲法下でも自衛隊は合憲ですし、それから、総務大臣も、きちんと現場で合意...全文を見る
○逢坂委員 ここにこれ以上、きょう深入りする時間はないので、これでとどめさせていただきますが、岩屋大臣、一言だけ。  自衛隊の募集事務は、市町村の法定受託事務ではないんです。自衛隊募集事務の一部はなんです。これを誤解しないようにしてください。  総理の国会の、本会議の中でも、...全文を見る
○逢坂委員 根本大臣、私、統計の問題についていろいろ聞きたいことがあるんですが、先ほど来の答弁の中で、やはり私は、根本大臣は適任じゃないと思う。多分御見識もいろいろあることは私は理解するんですけれども、先ほどの、毎月勤労統計の中から日雇労働者の数値を外したことについて、何の問題も...全文を見る
○逢坂委員 大臣、精査するのはいいんですけれども、手順が逆だということはお認めになられますね。  それで、もし、精査をした結果、やはりこれは重大な影響が出ているんだ、統計として看過しがたい重大な影響が出ているとなった場合は、それをもとへ戻す、あるいは何らかの是正をする。そうでな...全文を見る
○逢坂委員 すなわち、大臣、日雇労働者の数値を外したことによってどんな影響が出るかということをわからないままに、世の中に今回、この毎月勤労統計の数値が出歩いているんですよ。  だから、これは、そのことをちゃんと社会に対してコメントしなきゃいけないですよ。こういう不都合があって今...全文を見る
○逢坂委員 その情報提供をしっかりやっていただきたいと改めてお願い申し上げます。  この点でもっともっと聞きたいことがあるんですが、もう一つ大臣の答弁で、非常に私、気になっていることがあるんです。  共通事業所の実質賃金、これを公表するかしないかについて、以前は大臣は、これは...全文を見る
○逢坂委員 全く実質化に当たって何が問題点かもよくわからないで検討してくれと言っているように、私には聞こえましたよ。  それと、専門家に専門家にとおっしゃるんですけれども、厚生労働省内に統計をつかさどる専門家というのはいないんですか。私は、このぐらいの問題は省内で検討して、それ...全文を見る
○逢坂委員 委員長にお願いします。  省内でも検討している、問題点も指摘しているということですので、それを整理して、この委員会に出していただくように要請いたします。
○逢坂委員 それじゃ、私がきょう一番やりたかったのはこっちなんですが、今回の勤労統計の不正によって追加給付が発生する。繰り返し言いますが、追加給付は、不利益をこうむった方にはなるべく早く給付をすべきだと私は思っています。だがしかし、違法な給付はしてはいけないというふうに思っていま...全文を見る
○逢坂委員 それじゃ、現在法制局とやりとりしているのは、追加の法律が必要か必要でないかの議論ではなくて、もう法律は要らないんだ、だから今度は、その法律が要らない中でどんな政省令の改正が必要か、その議論をしているという理解でよろしいですか。
○逢坂委員 今の答弁、私、ちょっと理解できないんですが。追加給付はできないとの回答は法制局からもらっていない、追加給付はできないとの。じゃ、できるとの回答はもらっているんですか。
○逢坂委員 それじゃ、定塚官房長、法制局はこの点について、何か懸念事項、こういう課題があると指摘はされておられましたか。できないとは言っていないけれども、できるとも言っていないわけですから。どういう指摘を受けていますか。
○逢坂委員 非常にグレーですね。法制局がきちんとできるとは言わない中で、あとは厚生労働省の判断でやっていいと。  私、この問題はこれからもまだまだちょっと追及させてもらいたいと思います。  私は追加給付は急ぐべきだと思っていますが、こうした、法にのっとらない給付を認めてしまえ...全文を見る
○逢坂委員 オリンピックの時期まで大臣をやられますかという意味です。
○逢坂委員 私は、大臣から、オリンピック担当大臣を拝命したので、それはオリンピックの時期までがっちりやれるように頑張るという答弁があるのかと思ったら、割と気が弱いですね。  大臣、オリンピック担当大臣ですから、これから世界からいろいろな方が来る、いろいろな方の接遇というようなこ...全文を見る
○逢坂委員 櫻田大臣、従軍慰安婦の問題について謝罪しろと言われたら、どうお答えになられますか。
○逢坂委員 大臣、多分、オリンピック担当大臣をやられると、国内のさまざまなことに対応すると同時に、海外へ向かってもいろいろな発信をしなきゃなりませんし、いろいろな方とも交流しなきゃなりません。そのときに、くれぐれも誤った発信をすることがないようにしていただきたいと思うんですが、昨...全文を見る
○逢坂委員 大臣、全く質問に答えていないです。ただ私の質疑時間を無駄に使っただけなんですが、避難計画がつくれないという地域において原子力発電所を再稼働させることを容認するのかと私は聞いているんです。
○逢坂委員 安全な避難計画をつくれない中で原子力発電所を動かすか動かさないか、防災担当大臣がその判断もできないでどうするんですか。何を一体防災担当大臣は所管するんですか。  それじゃ、聞き方を変えましょう。  全国の全ての原発地域で、安全な避難計画はつくれるというふうに御理解...全文を見る
○逢坂委員 そういう考え方だから、原発事故が起きたときに重大な被害が出るんですよ。全ての地域で本当に十分に機能する原子力の避難計画がつくれると、本当に大臣、そう思っているんですか。不可能な地域はたくさんありますよ。そのことを認識しなかったら、原子力防災担当大臣なんてやっている意味...全文を見る
○逢坂委員 終わります。
02月18日第198回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○逢坂委員 立憲民主党の逢坂誠二です。よろしくお願いします。  最近、総理は悪夢という言葉を何か使われているというふうに承知をしておりますけれども、確かに、総理にとってみれば、二〇〇九年の政権交代というのは悪夢だったんだと思います。ただ、私は、過去の総理の悪夢の議論をしている今...全文を見る
○逢坂委員 肝心な質問に答えておりません。出ていない資料を出していただけますかと、私はそれ一点聞いただけです。無駄なことを言って、人の質問時間を減らすのはやめてください。
○逢坂委員 それじゃ、総理の方で、この資料を出すなとか、この参考人を出すななどということは言っていないということでよろしいですね。
○逢坂委員 委員長、今の総理の言葉を聞いて、総理は、その書類を出すことも、あるいは参考人についても、国会で決めてもらえばそれには反対はしないんだという御答弁でありますから、ぜひそのことをしっかり胸に刻んでいただいて、与党筆頭も、このままいけば、例えば統計の問題についても、参考人を...全文を見る
○逢坂委員 鋭意検討中って、一体いつまでやればいいんですか。もうこの事案が世の中に出て二月ですよ、繰り返させていただきますけれども。いつになったら出せるんですか、めどをお話しください。やる気があるんですか、それよりも何よりも。
○逢坂委員 あらゆるものについて、そういう答弁じゃないですか。  共通事業所の実質賃金の変化率、これはどうですか。検討会をつくったと言っていますけれども、これもまとまり次第早急に出す、そういう答弁ですか。だったら、そんなもの、大臣の答弁じゃなくったって、誰だって言えますよ。実質...全文を見る
○逢坂委員 今の質疑は、全国に生中継で流れていると思います。国民の皆さんによく見ていただきたいと私は思うんですよ。  私は、共通事業所の実質賃金、この変化率はいつまでに出せるんですかと、こんな単純な質問を聞いただけなんですよ。本質に関係のない話をだらだらだらだらしゃべって、結果...全文を見る
○逢坂委員 システムエラーというのは具体的に、先ほどは小数点以下の数値に違いがあったという答弁だったと思いますけれども、先ほどはシステムエラーとは言っていませんでした。これは関連性があるんですか。
○逢坂委員 もう少し経過を詳しく教えてください。  システムエラーを発見されたのは、それは誰ですか。どのような職の方がどの時点で発見されて、どういう経過でこれを決定するに至ったんですか。教えていただけますか。
○逢坂委員 担当課の職員が発見して、それは、どのような意思決定過程を経て最終的に三十一日に公開しないということになったのか、その経過を教えていただけますか。
○逢坂委員 このシステムエラーというのは、原因は何かということは特定できておりますか。
○逢坂委員 余り具体性がないんですけれども、突合結果に問題があることがわかったと。原因は何であるかわかったんですか。  そのシステムは、もっと、この二〇一五年の三月以前は、それはエラーがなかった。じゃ、エラーが出たということは、それはシステムの変更をどこかでやったということです...全文を見る
○逢坂委員 すなわち、こういうことだから、おかしなことだと疑わざるを得ないんですよ。システムの変更をしているかどうかもわからないのに、突然、問題になっている二〇一五年の三月三十一日の公表データの公表をやめる。それは、簡単にシステムのエラーだと言いますけれども、普通は、システムのエ...全文を見る
○逢坂委員 さて、そこでなんですが、私、やはり、ここでまた気になることがある。それは中江元秘書官なんですが、中江さんは、経歴を見ると、統計の専門家でも必ずしもなさそうに思います。なぜここで統計のことに興味をお持ちになられたのか、どうも理解できないんです。  そこで、まず厚生労働...全文を見る
○逢坂委員 でも、藤澤さん、このサンプルの入れかえというのは、別に今回だけではなくて、過去にもありました。ある一定の年限ごとにやっている。  なぜ今回だけ、特にサンプルの入れかえによって数値に変動があるということをとりたてて説明に行くんですか。定例の毎月勤労統計の発表だったら、...全文を見る
○逢坂委員 では、厚生労働省は、それ以降、このサンプルの入れかえがあるたびに事細かに官邸に報告をしている、そういう理解でよろしいですか。そのときだけやったんですか。
○逢坂委員 だから不思議なんですよ。何で二〇一五年三月だけ、二十七年三月だけ説明に行くのか。その後もサンプルの入れかえはあった、でもそのときは行かない。  これは定例的な統計ですから、なぜそのときだけ変えるのかというのがわからない。意味がわからない。毎月やっているルーチンなんだ...全文を見る
○逢坂委員 これは、問題意識を伝えるということは、自分の考えを表明したということなんですか、それとも自分の感想なんですか。これはどういうことなんだ、問題意識を伝えたと。  政府の方はこの問題の答弁で、みんな口をそろえて、言葉を合わせたように、問題意識を伝えたと言っている。官房長...全文を見る
○逢坂委員 問題意識が伝えられた。  厚生労働省、問題意識が伝えられて、何をしましたか。どんな対応をされましたか。
○逢坂委員 藤澤さん、もう少し詳しく教えてください。  問題意識を伝えられて、厚生労働省内で議論をして、それで検討会を設置した、する、そこはどうなんですか。検討会にそれはつながるんですか、つながらないんですか。  問題意識を伝えられて、何もしなければ、それは総理秘書官の問題意...全文を見る
○逢坂委員 問題意識を伝えられて、だから、具体的にどうしたんですか。  前から検討しているということは、それは百歩譲って認めることにしましょう。それは、私は、この統計の問題はずっとそれを議論しているんですよ、実は。全数入れかえるか、あるいはローテーション方式にするかと。それで、...全文を見る
○逢坂委員 実は、二〇一五年の六月のこの検討会の開始、これに当たって、内部でどのような意思決定のプロセスがあったのか、検討会はどういう目的でつくられたのか、あるいはその決定の稟議書、決定書、これを表に出してほしいと言っても、厚生労働省に先週からお願いしているんですけれども、一向に...全文を見る
○逢坂委員 総理、総理は先ほど、その資料なんかも出すんだという話をしていますけれども、一事が万事、この調子なんですよ。何の問題もないと思われる毎月勤労統計の検討会をどういう理由でつくったのか。そのときの決定書といいましょうか、稟議書といいましょうか、役所の中にはそういう公文書がな...全文を見る
○逢坂委員 では、藤澤さん、その書類はあるんですか。
○逢坂委員 厚生労働省のオフィスというのはどこにあるんですか。南極や北極にあるんじゃないんですよ。あなた方が仕事をしているその場がそうなんですよ。何でそんなものを確認するのに一週間もかかるんですか。不誠実ですよ。だから疑われるんですよ。だから悪夢だと言われるんですよ。  悪夢の...全文を見る
○逢坂委員 次、樋口理事長、恐縮です。  きょうはJILPTの理事長としてお越しをいただいたんですが、これは長妻委員の初期のころの質問にあったんですが、私、どうも答弁が理解できないんですね。  JILPTは厚生労働省から運営費を始め、あるいは事業費も始め多額のお金をいただいて...全文を見る
○逢坂委員 JILPTの理事長として、今回の仕事を引き受けること、JILPTは厚生労働省から運営費やら事業費やらをもらっている、そういう立場の理事長が今回のこの仕事を引き受けることは公平性、中立性を欠く、そういうお気持ちはございませんか、私はそう聞いているんです。なぜ引き受けたか...全文を見る
○逢坂委員 私は、JILPTの理事長として中立性を阻害するのではないかと聞いているんですよ。なぜそれに答えられないんですか。  委員長、今の答弁はおかしいと思いますよ。再度答弁させてください。これは委員会の申合せと違いますよ。
○逢坂委員 はい。  それじゃ、大臣、今のJILPTと厚生労働省の関係を踏まえて、厚生労働省から多額のお金がJILPTに渡っている、そういうところのトップを今回の特別監査委員会の委員長にすることで中立性を保てるのか、それは厚生労働省に聞いてくれということですから、いかがですか。
○逢坂委員 個人の資質だということで、問題にしているのは、組織の長の点を問題にしているわけで、答弁に答えていない、そのことを申し上げて、終わります。  ありがとうございます。
02月20日第198回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○逢坂委員 どうも御苦労さまでございます。逢坂誠二でございます。  私は地元でありますので、地域の課題をきょうこのような形で、予算委員会の場を通して全国の皆さんに発信できる機会が得られたことというのは本当にありがたく思っています。関係者の皆さんの努力に心からお礼申し上げます。 ...全文を見る
○逢坂委員 ありがとうございます。
02月22日第198回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○逢坂委員 立憲民主党の逢坂誠二でございます。よろしくお願いいたします。  それでは、まず、姉崎参考人、どうもきょうはありがとうございます。御苦労さまでございます。  我々は、今回のこの統計の問題に関して、姉崎参考人の役割といいましょうか、いろいろおやりになられてきたことが今...全文を見る
○逢坂委員 姉崎参考人、来いと厚生労働省から言われなかったからだと。  それでは、来ていただきたいと言われれば、実はもっと早く来ることができたという理解でよろしいでしょうか。
○逢坂委員 そうなんですね。要するに、御本人は、来いと言われれば来て説明するんだ、そういう思いがあったんだと思うんですよ。  それをとめていたのは誰か。国会の御判断があれば来ると言っているわけですから、とめていたのは、厚生労働省なのかあるいは与党の皆さんなのか。  もう最近ず...全文を見る
○逢坂委員 ちょっと記憶が定かではない、そのようでありますので。  それで、姉崎参考人、最近、中江さんとはいつお会いになられましたか。最も直近でお会いになられたというのはいつか、覚えておられますか。
○逢坂委員 それで、姉崎参考人、今回の統計の問題が発生してから、主に昨年の十二月というふうに言ってよいと思いますが、それ以降、中江さんとメールとか電話とかでやりとりをした経過というのはございますか、この件について。  首を横に振りましたので、ないというふうに理解をいたしました。...全文を見る
○逢坂委員 その際に、御自身のお考えは述べるということはいいんですけれども、そのやりとりというのは何度もあったんですか、厚生労働省との間で。それは一度だけですか。メールの件と今おっしゃられた件と、その二度だけ。その辺はいかがですか。
○逢坂委員 私は、基本的に、この予算委員会に、多分一番、財務大臣に次いで長く座っている方だと思うんですよね。財務大臣がずっと座っておられて、私はたまたま打合せで出ざるを得ないことがあるんですが。姉崎さんに聞いて答弁してくれと言った質問は、そんなに数が多かったようには思わないんです...全文を見る
○逢坂委員 私はすごくその答弁を聞いて違和感を持ったんですが、官邸からなぜ中江さんのところに、二〇一五年の九月十四日に会っていますよということの連絡が来るんでしょうかね。それは、誰がどのような形で連絡をしたんでしょうか。
○逢坂委員 官邸から、今回、二〇一五年の九月十四日に姉崎さんと中江さんが会っているんだということを知らされたということなんだろうと思いますが、それは、中江さんが官邸の方に求めたから来たんですか、それとも、何も求めていないのに連絡が突然入ったということですか。
○逢坂委員 そこがちょっとよくわからないんですが、それは官邸の誰から、どのような形で連絡があったんでしょうか。いかがですか。
○逢坂委員 それは、携帯電話か何かで連絡があったんですか。伝達の手段を教えていただきたいのと、その総理秘書官から連絡があったときに、どういう意図で、唐突だと思うんですね、突然そういう話が中江さんのところへ来るのは。何か伝える意図のようなことは話されていたでしょうか。
○逢坂委員 ということは、今の出来事は全て、一昨日の朝ですか、官邸から、中江さんの後任の秘書官から連絡が来た、それは電話かどうかという話はちょっとまだ聞いていませんけれども、連絡が来たと。そのときに、厚生労働省がそのメールに登場している第三者というのは中江さんであるというような答...全文を見る
○逢坂委員 なるほど。ということは、おとついの朝の時点で、官邸の総理秘書官は厚生労働省がどのような答弁をするかを知っていたということなわけですね。なるほど、わかりました。  それで、中江さん、お手元にたくさん答弁のための資料をお持ちになられておられます。よく答弁のときはそういう...全文を見る
○逢坂委員 全ての今お手持ちの書類は、議事録のコピーとか、あるいは中江さん御自身がおつくりになられたものであり、この資料をおつくりになるに当たって、どなたかと相談をしたとか、どなたかにお願いをして答弁を書いてもらったとか、そういうことはない、全て御自身でやられたということでよろし...全文を見る
○逢坂委員 私が中江さんの立場なら、自分はこういうことで国会に行くことになった、それで、当時のことも余り覚えていないことも多い、少し資料を用意しなきゃならぬかな、いろいろなことを聞かれるだろう、ついてはこの資料とこの資料を誰か用意してくれないかというようなことを、最低限私ならお願...全文を見る
○逢坂委員 議事録をとるのは誰かに手伝ってもらった、それから、基本的に自分でやったという説明をされましたけれども、議事録をとるのはどなたに手伝ってもらいましたか。
○逢坂委員 これも私は、中江さんほどのいわゆる政府高官と言ってよい立場にある方です、税関局長です、過去は総理秘書官もやられていたということですけれども、全くどなたにも手伝ってもらわないで準備をしている、なかなか思いがたいんですけれども。  それでは、今回の、参考人として国会に来...全文を見る
○逢坂委員 ちょっと私、不思議に思うんですけれども、中江さんは、二〇一五年のことを非常にクリアに覚えているところもあれば、二〇一五年の九月十四日のところについては余り覚えていないと言って、余りというか記憶にほとんどないといったようなことをおっしゃっておられる。  先週のことにつ...全文を見る
○逢坂委員 今のお話から、二点、改めてお伺いします。  検索システムの話をされましたけれども、検索システムを実際に使って議事録を発見したというのは、中江さんなのかどうか。  それから、今、もらったという話をされましたけれども、それでは、お渡しした、いただいた相手方は誰なのか、...全文を見る
○逢坂委員 先ほど、中江参考人、官邸と多少やりとりをしたかのような、官邸と連絡をとり合ったかのような答弁をされておられましたけれども、それでは、この統計の問題、昨年の例えば十二月の十三日がある種の起点でありますけれども、そこから現在までの間、議事録をもらうということで官邸とやりと...全文を見る
○逢坂委員 最後の、サンプル入れかえの件で総理に報告をしたことがあるかと聞かれたのは、それは誰に聞かれたんですか。いつ、誰に聞かれたんですか。
○逢坂委員 そうですよね。私、おかしいと思うんですが、官房長官も中江さんのことについて答弁しているんですよね、当時の秘書官が問題意識を伝えたんだと。  ということになると、当然、官房長官と直接ではないにせよ、官邸とある程度のやりとりをしなければ、官邸が独自に、問題意識を伝えたな...全文を見る
○逢坂委員 そうですよね。答弁の前に中江さん自身が官邸に情報提供する、官邸とのある種のやりとりがなければ、あのような答弁はできないはずでありますから。  中江さん、ここまで来るのに大体三十五分かかっているんですよ。なぜストレートに、私は政府関係者とかいろいろな方と話をされました...全文を見る
○逢坂委員 私は、御自身のことなので、しかもこれは直近のことですから、通告はあえて必要ないだろうとは思いました。それは大変失礼なことだったかもしれませんが。  それでは、中江さん、ここでお願いです。  この間、この問題が発覚してから、昨年の十二月からこれまでの間に、どのような...全文を見る
○逢坂委員 よろしくお願いいたします。  それで、中江さん、私、どうしても理解できないことがあるんです。  二〇一五年の三月三十一日に、統計の問題について姉崎さんとやりとりをした、それは個人的な問題意識を伝えたということなんですけれども、個人的な問題意識というのは、これはどう...全文を見る
○逢坂委員 今回の中江さんの個人的な問題意識を二〇一五年の三月三十一日に厚生労働省に伝えるきっかけになったことは何でしょうか。何かがないと、あえて参事官にお願いして厚労省に来てもらおうということはしないと思うんです。しかも、それは公務ではなくて個人的問題意識ですから、官邸で個人的...全文を見る
○逢坂委員 私が聞きたいのは、三月三十一日その日のことではなくて、三月三十一日に至る経過なんです。  三月三十一日になぜ厚生労働省から話を聞こうと思ったのか。それ以前に毎月勤労統計に関する情報を持っていなければ、それはそういった行動にはつながらないわけです。この点、お伺いをした...全文を見る
○逢坂委員 では、次回は通告をして聞きたいと思います。よろしくお願いします。
02月25日第198回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○逢坂委員 立憲民主党の逢坂誠二でございます。  先週の金曜日になりますけれども、厚生労働省から、二〇一五年の九月に毎月勤労統計の座長に厚生労働省から出されたメールが公開されました。  総理、これはメールが公開されて私は非常によかったと思っているんですが、残念ながら、このメー...全文を見る
○逢坂委員 ありがとうございます。  それでは、与党の皆さん、ぜひ御賛同いただいて、書類や参考人の国会への招致に協力をいただきたいと思います。  さて、そこで、根本大臣、お伺いします。  毎月勤労統計の検討会について、この内容については官邸には報告はしておらないという答弁を...全文を見る
○逢坂委員 先週火曜日の記者会見でそうおっしゃっているので、その考えは今も変わりませんかということです。
○逢坂委員 それじゃ、改めてお伺いします。  記者会見とは全く関係なしに、毎月勤労統計の検討会の内容について官邸に報告をしているかいないか、それについてお答えください。
○逢坂委員 大臣は直接報告はしていないけれども、厚生労働省が官邸に報告をしていたと、大臣は今そういう答弁をされて、よろしいですね。大臣、首を縦に振っていただければ。
○逢坂委員 そこで、中江さんにお伺いしたいんですけれども、中江さん、二〇一五年の三月三十一日、厚生労働省の姉崎部長を官邸に呼んで個人的問題意識を伝えたということでありますけれども、毎月勤労統計に関する個人的問題意識を伝えたということでありますが、その際に、これは個人的問題意識だと...全文を見る
○逢坂委員 姉崎さんにお伺いします。  二〇一五年の三月三十一日、中江さんとやりとりをした中で、中江さんが話したことは個人的問題意識だというふうに理解をしておられましたか。
○逢坂委員 姉崎さんは、個人的かどうかはわからないけれども、秘書官の発言だというふうに受けとめたと。  その発言を受けとめて、姉崎さんは、何かをこれはやらなければいけないとか、何かをやるべきだとか、どう対応するかとか、そういうことは考えましたでしょうか。それとも、ただ聞いておけ...全文を見る
○逢坂委員 個人的問題意識を共有するのは、それはそれで私は何も悪いことだとは思っていませんけれども、総理秘書官がわざわざ官邸に呼んで、しかも、統計情報部長を呼んで、個人的問題意識をすり合わせして、お互い同じ意識ですねと、ただそれだけのためにやったんですか。それは時間の無駄ですよ。...全文を見る
○逢坂委員 私、今の中江さんの認識は正しいと思うんですよ。やはり、そういう疑問があったら総理秘書官として各役所に来てもらっていろいろ話をするということは、私はおかしなことだとは思っていないんです。  改めて姉崎さんにお伺いしますけれども、今、専門家を交えて検討してみたらいかがで...全文を見る
○逢坂委員 私は、中江さんの話を受けて、そのこともあるし、ふだんからも私も考えていたし、それもあわせて検討会を立ち上げたんだというのが当たり前の答弁のような気がするんですが、なぜ中江さんのところだけ遮断するんですか。  個人的問題意識だということもわからないで、検討したらいかが...全文を見る
○逢坂委員 質問に答えてください。  私が聞いたのは、説明をしたとか、説明を終えましたとかならまだ、なるほどなと思うところもないわけじゃないんですけれども、「説明をしている段階であります。」と、なぜこれは「段階」という言葉がつくんですか。段階だということは、多分次があるんですよ...全文を見る
○逢坂委員 この「段階」という言葉については、私は、これはプロセスの途中をあらわしている言葉だと思うんですよ。今はこの段階だ、次はこの段階に行くということですから、この次に官邸から何らかの反応があるということをある種期待している言葉なのかなというふうに私は思うんですが、それを藤澤...全文を見る
○逢坂委員 それで、もう一つ。  これは姉崎さんにお伺いしたいんですけれども、九月十四日の中江さんとのレクですが、総理秘書官レクよりもその修正の指示が前だったと記憶している、だから官邸関係者の指示により報告書の記載が変わったという事実はございませんと言い切っているんですが、これ...全文を見る
○逢坂委員 ということは、姉崎部長、姉崎部長の記憶の限りでは、指示をした後に官邸の中江さんと会っているから官邸の指示を受けてやったものではないという認識を持っているけれども、それは確証としてそう言えるものではないという理解でよろしいですね。  というのは、官邸とのやりとりという...全文を見る
○逢坂委員 答弁が非常に曖昧になってきたんですけれども、先日は、けさもそうなんですが、藤澤統括官が、官邸関係者の指示等により報告書の記載が変わったという事実はございませんと、けさ、午前中、言い切っていました。これに対して、姉崎さんも、今、政策統括官から御説明がありましたけれども、...全文を見る
○逢坂委員 非常に根拠が薄弱です。皆さんの都合のいいように解釈しているとしか思えないので、この問題はまた引き続きやらせていただきますが、きょうは時間が来ましたので、これで終わらせていただきます。  ありがとうございます。
02月26日第198回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○逢坂委員 立憲民主党の逢坂誠二でございます。  きょうは、それぞれの公述人の皆さんから大変貴重な話をいただきまして、ありがとうございます。  特に、江口所長から、現場の実態、現状に基づく非常に貴重な御意見をいただきました。さまざまな思いをめぐらさせていただきました。本当にあ...全文を見る
○逢坂委員 どうもありがとうございます。  私は、今、日本の民主主義が非常に大きな危機を迎えていると思っています。それは、数年前から、公文書の改ざん、廃棄、隠蔽、捏造、こうしたことが、本当に信じられないことなんですけれども、行われているということ。  それからもう一つ。  ...全文を見る
○逢坂委員 多分、今の三人の方、まあ、上西先生はこの問題を指摘されたわけですけれども、の感覚が、私はある種、国民の感覚として正しいのかもしれないと思うんですね。そんなに公文書が改ざん、廃棄、隠蔽されるような、そういう国なのかどうか、そんなに深刻に思っていないかもしれない。国会で参...全文を見る
○逢坂委員 終わります。
02月27日第198回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○逢坂分科員 立憲民主党の逢坂誠二でございます。よろしくお願いします。  ちょっと順番を変えまして、先に放射線副読本の話を最初に聞かせていただきたいと思います。  この放射線副読本ですけれども、予算額がどれぐらいで、何部ぐらいつくって、どういうところへ配付をしているのか、これ...全文を見る
○逢坂分科員 こういう副読本をつくる根拠は、一体どういうところにあるんでしょうか。
○逢坂分科員 放射線に対する理解を深めるということですが、これは、なぜ放射線への理解を深める必要があるんですか。世の中にはいろいろな物質がありますけれども、なぜ放射線だけを取り上げて、深めるということを考えられたのか。
○逢坂分科員 放射線のことを理解してもらおうって、放射線はどういうものであるという理解をしてもらいたいと思っているんでしょうかね。その点はいかがですか。
○逢坂分科員 放射線についての理解を深める、それはどういう理解を深める、要するに、放射線ってどういうものであるということを知ってもらいたいんですかね。  これは簡単なことじゃないと思うんですよ。だから、こういう副読本をつくるからには、どういう立ち位置でこれをやっているのか。理解...全文を見る
○逢坂分科員 少し具体的なことをお伺いしたいんです。  きのうこの副読本をいただきまして、中を見て、例えば、このマル・バツ問題というのがあって、放射線は風邪のように人から人へとうつることがあるかないかという問いがあるんですよね。風邪のように人から人へうつることがあるかないか。こ...全文を見る
○逢坂分科員 その説明は、必ずしもわからなくもないんですけれども。  でも、放射性物質を体に浴びている人がそばに来る、私が、今、お答えいただいたのは矢野さんですか、矢野さんのそばへ私が行く、そうなったときに、矢野さんには放射線の影響というのは及びますでしょうかね。私が放射性物質...全文を見る
○逢坂分科員 それじゃ、放射性物質のそばへ人間が近寄っていったら、その放射線の影響は受けるかどうか。いかがですか。
○逢坂分科員 そうなんですよね。放射性物質のそばへ行くと、放射線量の高い低い、いろいろな種類はありますけれども、影響は受けるわけですね。だから、風邪のように人から人へうつることはないというのは、確かに風邪のようにうつることはないかもしれませんけれども、放射性物質を浴びてしまった人...全文を見る
○逢坂分科員 この副読本の中には、広島、長崎の原子力爆弾、そのことによって日本が大変な被害をこうむった、世界で唯一の被爆国であるといったような記述はありますか。
○逢坂分科員 日本の歴史を考えたときに、広島、長崎のことというのは非常に大事なことだと思いますので、全体的に記述が、私はこの程度でいいのかなという印象は持っております。  それで、もう一点です。  この副読本を全国の学校に配ったと。これを利用するかしないかは、それぞれの学校現...全文を見る
○逢坂分科員 文部科学省として、この副読本を使っているか使っていないか、こういうことを調査する予定というのはありますでしょうか。
○逢坂分科員 学校現場で副読本を使うか使わないか、それは学校の現場の判断だということ。でも、一方で、どういう教科に使ったか、どういう工夫をしているかということを調査、フォローアップという言葉を言いましたけれども、調査をするんだということでありますけれども、そんなことをやってしまっ...全文を見る
○逢坂分科員 調査をするときに、私は、調査そのものも、現場の判断に任せているのなら必要ないんじゃないかなという気はするんですが、ただ、税金を使っているんですから、やはり調査しなきゃならないという声もどこかにあるのかもしれません。でも、それは、あくまでも副読本を使うのは学校の自主的...全文を見る
○逢坂分科員 放射線の問題というのは、すごく、私、難しいと思うんです。本当に不思議な物質なので、いろいろな誤解を生んだり、あるいは、正しく知っていても正しいことがうまく人に伝えられなかったりするわけですので、こういうものをつくるということも、相当慎重にやらなければ誤ったイメージを...全文を見る
○逢坂分科員 それでは、次に、泊原発の規制庁の審査の関係についてお伺いをしますけれども、規制委員会では、泊原発の活断層について今審査をしている最中だというふうに承知をしております。  泊原発の敷地内にF―1という活断層があるということですが、これの現在の審査の状況と、その内容を...全文を見る
○逢坂分科員 更田委員長みずからお答えいただきまして、ありがとうございます。  山田部長でも更田委員長でもいいんですけれども、もう少し素人にもわかりやすく教えてもらいたいんですが、断層がある、それが活断層であるかないかということは、泊の場合は、なぜ今その証明ができないのか。 ...全文を見る
○逢坂分科員 なるほど。断層がある、断層の上にある種の層がある、その層がある一定程度古いものであって、それが動いていなければ、その断層というのは、ある一定の期間よりも後には、こちらの新しい時期には動いていないという証明になるんだ、こういう理解で、首を縦に振っていただきました。 ...全文を見る
○逢坂分科員 仮に北海道電力がこのF―1断層を活断層ではないんだということを立証できないとした場合に、これは原子力発電所の施設の直下にあるものではないというふうに理解をしていますけれども、直下にない断層であるという場合に、活断層ではないんだという証明ができない場合は、何らかの対策...全文を見る
○逢坂分科員 私、余り地震のことは詳しくないんですが、活断層だけが地震の発生の原因みたいな言われ方を多くの場面でされているんですけれども、規制委員会としては、活断層以外にも地震の発生ということを考慮するような要素というのはあるんでしょうか。この点、最後にお伺いして、この質問を終わ...全文を見る
○逢坂分科員 どうもありがとうございました。  それでは、更田委員長、山田部長、これで質問を終わりますので、どうぞ御退室ください。
○逢坂分科員 それじゃ、最後に、北海道と本州の送電線、北本連系線についてお伺いをします。  北海道と本州の間にとって、北本連系線、非常に重要で、現在六十万キロということですが、三十万キロの新たな工事もされているということですので、この工事の状況と供用開始の時期などについてお知ら...全文を見る
○逢坂分科員 これで本州と北海道の間が九十万キロになるということなんですが、例えば、四国と本州の間は百二十万キロ、九州と本州の間は二百三十七万キロ、こういう送電線があるというふうに承知をしております。  北海道についても、先般のブラックアウトなどを考えると、さらなる北本連系線、...全文を見る
○逢坂分科員 費用対効果を考えるということですけれども、今青函トンネルを走っている北本連系線、この費用は北海道電力が負担したというふうに承知はしていますけれども、新たに計画する北本連系線の費用負担というのはどうなる予定でしょうか。
○逢坂分科員 大臣、去年のブラックアウト、本当に大変でした。私も二日間電気のない暮らしをして、マンションの七階にいて、水が出ないということ、当然トイレが使えないということ、さまざまな不都合があったんですが、ただ、幸いに九月だったということで、暖房の必要のない時期だったので、よかっ...全文を見る
○逢坂分科員 最後に一言だけ。余りBバイCにとらわれることなく、国民の命を守るという観点で、ぜひ整備に積極的に取り組んでいただきたいと思います。  ありがとうございます。
02月28日第198回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○逢坂委員 立憲民主党の逢坂誠二でございます。よろしくお願いします。きょう最後の質問です。  きょうのこの委員会に樋口特別監察委員会の委員長、それから姉崎参考人をお呼びしていたんですけれども、どういう理由か余り判然としないんですけれども、おいでいただけないということであります。...全文を見る
○逢坂委員 それでは、大臣は、この追加的報告を受けとめて、今後この報告に基づいてさまざまな対応をしていく、そういう理解でよろしいですか。
○逢坂委員 大臣、けさの新聞各紙、お読みになられたかどうかわからないんですけれども、これほどまでに新聞各紙が今回の追加的報告について批判的、各紙ほぼそろって批判的なんですよ。  例えば、「やはり隠蔽の疑念残る」、これはどこでしょうかね、東京新聞。それから、「政府が解明を阻んでい...全文を見る
○逢坂委員 それでは、大臣、具体的なところを一、二ちょっとお伺いしますけれども、例えば、平成二十三年に実際の調査方法と異なる計画で変更承認申請を実施した、これは震災対応のときのことなんですが、「担当者は、震災対応が中心であったため、深く考えないまま、例外的な東京都の取扱いを記載す...全文を見る
○逢坂委員 大臣、この特別監察委員会を設置したのは誰ですか。
○逢坂委員 この特別監察委員会は大臣が設置しているんです。  それで、調査そのものは中立的な第三者性のあるところにやってもらった。だがしかし、その調査報告を受けて、最終的にこれをどう扱うか、それをどう判断するかは、全て私は大臣の責任だと思いますよ。だから、これは第三者委員会が出...全文を見る
○逢坂委員 大臣のお考えがよくわかりました。これほど報道でも疑念を持たれている、批判がある。原因究明はまだだ、阻んでいるのは政府だ、そういう批判まである中で、一般国民から見ても、虚偽だということは認めている、だけれどもそれは隠蔽ではないと言う。課や室がいろいろなことを、不正をやっ...全文を見る
○逢坂委員 定塚官房長、六名が出席をする中で決定されたと。  この特別監察委員会の委員というのは何名ですか。
○逢坂委員 定塚官房長、そういう場合、いろいろなケースがあると私は思うんですよ、欠席をする場合も。内容に賛同できない、だけれども波風を立てたくないから委員長に一任しておこうかというようなケースもあると思いますし、そもそも内容に賛同できないから最後の回には出席しない、そういうケース...全文を見る
○逢坂委員 最終決定のところは非常に不透明な印象を私は持ちます。  それで、大臣にお伺いします。  今回の追加報告を受けて、職員の処分はされるんでしょうか。
○逢坂委員 それでは、これから処分もあり得るという理解でよろしいんですね。
○逢坂委員 その際に、既に一月に職員を処分しておりますけれども、一月に処分された職員に対しても重ねて処分をするということも含めて、要否を検討するということでよろしいですか。
○逢坂委員 大臣、一般的に、憲法の規定から、一度同じ案件で処分した職員を再度重ねて処分するというのはなかなかこれは難しい、そういうルールになっていると私は承知しています。  だから、一月に処分した職員をもし重ねて処分するのであれば、よくよく考えて処分をしなければ、本人にとって非...全文を見る
○逢坂委員 大臣、この追加報告の最後のところに、公的統計をめぐる問題について、「今後、必要に応じて検討を続けていく所存である。」という報告がされているわけですが、それじゃ、この組織を存続させて、統計問題については引き続き検討を続ける、そういう本部長としてのお考えという理解でよろし...全文を見る
○逢坂委員 改めて、この追加報告、これでは私は不十分だと思いますので、ぜひ、きょうお帰りになったら、お疲れのところかもしれませんけれども、きょうの新聞報道をよくお読みになっていただきたい。これほどまでに批判がある。これは、私は改めるべきだと思いますよ。この批判はおさまりませんよ。...全文を見る
○逢坂委員 そこでなんですが、これは大臣にお伺いしていいのか、事務方に聞いていいのかわかりませんけれども、この検討会では、この数値をいつまでに明らかにする予定で、きょうまでの二回の会議をやっていたんでしょうか。
○逢坂委員 できるだけ早くということですが、大臣、重要さを認識いただいているんですけれども、この検討会を設置するときに、いつぐらいまでに結論を出せという指示はされていますか。国会でこれは急ぐんだ、これがないと予算審議ができないという声も物すごいたくさん上がっている、その認識をされ...全文を見る
○逢坂委員 明らかになったと思うんですけれども、速やかに速やかにと言いながら、検討してくれとお願いしている方が、いつぐらいをめどにというような時期については全く言っていない。これで本当に真摯にこの問題を受けとめてやろうとしているのか。  私がもし大臣だったら、国会でもいろいろ問...全文を見る
○逢坂委員 全く真剣味が感じられない。  改めて申し添えますけれども、この間の議論の中で、この共通事業所の賃金の実質化、このデータが出なければ予算の議論はできない、こういう指摘が何度も何度もありました。したがって、これが出ないと、採決などはほど遠いということを念押しさせていただ...全文を見る
○逢坂委員 それでは、時間ももうございませんので、お一人お一人聞こうかと思ったんですが、当時の秘書官室におられたのは、山田さん、総務省の女性の方ですね、あと、大石さん、島田さん、鈴木さん、柳瀬さん、そして中江さんと、あと今井秘書官ではないかと思うんですが、これがその当時の職員録の...全文を見る
○逢坂委員 何でこんなことを聞くかというと、二〇一五年の九月三日も一つのポイントというふうに多くの方が見ていまして、そこでどんなことが行われたのか。私、中江さんだけに聞くのはちょっと酷だと思っていまして、だから、どなたかそこに陪席をしている方がいれば、その方にも聞けばよりそのとき...全文を見る
04月09日第198回国会 衆議院 総務委員会 第11号
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○逢坂委員 立憲民主党の逢坂誠二です。  よろしくお願いします。  まず最初に、四月の二十七日から始まる十連休への対応についてお伺いをします。  次の三点についてお伺いしたいんですが、まず一つ、生活保護費、これの支給日は、通常、毎月一日から五日の間、この間に大体全国の自治体...全文を見る
○逢坂委員 厚労省お二人から答弁いただきましたけれども、単に通知を出すということだけではなくて、その通知がちゃんと実効性あるものになるように、それぞれの自治体や企業とも連携をとって、漏れのないようにしていただきたい、そのことをお願い申し上げます。  次に、総務省ですが、総務省は...全文を見る
○逢坂委員 大臣、その通知は単に休みになりますよという通知だけですよね。休みで何らか支障があるとかないとか、そういうときにきちんと対応してくださいとか何とか、そういうことはないんですか。
○逢坂委員 きょうはこの問題をこれ以上やりませんけれども、総務大臣、全国の自治体の皆さんは、総務省は自治体の応援団だと思っているし、頼りになる相談役だと思っている、私はそう思うんですよ。だから、ほかの役所でやろうがどうしようが、総務省ががっちりやるんだ、俺が先頭に立つんだ、そうい...全文を見る
○逢坂委員 それでは、きょうのテーマであります統計の問題についてお伺いをしますが。  きょうは、西村統計委員長、ありがとうございます。多分、自分の人生の中でも、思いもかけぬ忙しさの中で、さまざまな対応をされている、自分の人生の中でこんなことはなかったんではないかというふうに思う...全文を見る
○逢坂委員 景気判断指標として非常に重要である、しかも、その景気の変化、委員長の言葉から理解すると、景気が上向いているのか下向いているのかとか、そういったことを判断する上でも、共通事業所というのは非常に大事なんだ、できれば、個々人に着目をして同じ人のデータをとりたいけれども、それ...全文を見る
○逢坂委員 ということになりますと、国民のその実感に近いのは共通事業所系列ということになるんだと思うんですが、これもあえて聞くまでもないことだとは思うんですが、実質賃金と名目賃金、これもさまざまな考え方がありますけれども、国民の実感に近いのは、これはどちらというふうに判断されます...全文を見る
○逢坂委員 わかりました。どっちも意味があるという説明だというふうに理解をいたしました。うなずいておられるので、そのように理解をいたしました。  そこでなんですけれども、景気判断としてよりふさわしい指標にするんだという観点、これが統計委員会の中でも随分議論されていたかと思うんで...全文を見る
○逢坂委員 西村委員長の話を聞いていて、私も全く同感であります。  やはり、一つの統計データや一つの数値だけで物事を説明できるか、判断できるということはなかなかないというふうに私も考えておりますし、だから、多様な、さまざまな指標が出ることが私も望ましいというふうに思っています。...全文を見る
○逢坂委員 ありがとうございました。丁寧に御説明いただきました。  西村委員長のおっしゃることは非常に私もよくわかります。そういう丁寧な議論をちゃんと厚生労働省でやっているのかどうか私には非常に疑問なんですが。  それでは、今度、厚生労働省にお伺いします。  毎月勤労統計の...全文を見る
○逢坂委員 ということは、それは、藤澤統括官、賃金の実質化の具体的な議論をしているわけではない、実質化に当たっての論点の整理をしているんだ、実質化をどうするか、実質化の是非、実質化をするかしないか、それを決めるのはまた別の場である、そしてさらに、その実質化するということが決まれば...全文を見る
○逢坂委員 これ、今までの説明、多分、そういう説明はされていないんだと思うんですけれども、多くの人が受けている印象は、この検討会で実質化の可否も決まって、あたかも検討会から実質化された数値が出てくるような印象を持っているんですが、そういう検討会ではないという理解でよろしいですね。
○逢坂委員 質問に簡単に答えてもらいたいんですけれども、今の検討会では、だから実質化の指数が出るというわけではないという理解でよろしいですよね。それとも、出るんですか。出るか出ないかもわからないんですか。それはどうなんですか。
○逢坂委員 実質化できるかできないか、実質化の数字を出すために検討会をやっているかのような答弁がこれまで繰り返されているわけですが、今回の検討会は全くそうではない、まだその結論がどうなるかも、どういう結論を出すかすらもまだわからない、そういう検討会をつくったということなんですね。...全文を見る
○逢坂委員 できるだけ早期っていうのは、どのぐらいを想定して、この検討会を立ち上げたんですか。
○逢坂委員 すなわち、国会であれほど問題になっていて、大臣も最初は、実質化の指数を早目に出すんだといったような答弁をしていた。そのうち専門家の意見を聞くと言っていた。そして、検討会をつくると言っていた。  結局、検討会をつくったら、いつまでに結論を出すか、何を議論してもらうか、...全文を見る
○逢坂委員 じゃ、きょうはお越しいただいたのは、上野政務官にお越しいただいておりますけれども、これまでの国会の議論を上野政務官は十分御承知だと思います。特に予算審議の中でこの問題が出てきて、特に秋には消費増税がある、それから、景気を判断するために今回の共通事業所の実質指数というの...全文を見る
○逢坂委員 役所の答弁と一緒じゃないですか。だって、先ほどの答弁を聞いていただければわかるとおり、今回の検討会というのは、この検討会の結果が出たからといって、何が出てくるかわからないで検討しているんですよ。実質化の数値が出るのかどうかもわからない。どんな課題がこれから出されるのか...全文を見る
○逢坂委員 たまたま政務官になられてこういう質問を受けて、大変私は気の毒だとは思っておりますけれども。  それじゃ、こういう厚生労働省の姿勢を見て、こんなものは議論の引き延ばしだろう、結局は、実質化をしないための、先延ばしのために検討会をつくって、もうしなくてもいい議論を、課題...全文を見る
○逢坂委員 じゃ、それはどれぐらいかかるんですか、統計的な議論というのは。どれぐらい精緻な議論をするんですか。  統計には、先ほど西村委員長からも話がありましたけれども、ある一定程度の数字のぶれ、これを誤差と言ってもいい、いろいろなものがあるでしょう。それはどの程度精度の高いも...全文を見る
○逢坂委員 それじゃ、きょうの段階では、政務官の判断としては、いつ出せるかわからないということでよろしいですね。
○逢坂委員 実質化については、政府は単に出さないための方便をやっている、そのことを指摘して、終わりたいと思います。
05月23日第198回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第4号
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○逢坂委員 逢坂誠二でございます。よろしくお願いいたします。  それでは、更田委員長にまず一点お伺いしたいんですが、現在日本で稼働している原子力発電所、この中で、現行の規制基準に適合しないで動いている発電所があろうかと思うんですけれども、そういうものはないという認識でしょうか。...全文を見る
○逢坂委員 全て規制基準に適合しているという認識でしょうか。テロ対策を含め、全部規制基準に適合しているんでしょうか。
○逢坂委員 それは、法律的に言って、規制基準の中で、今現在工事をやっている、やっていて、ある一定の期間が終わったらそれで規制基準をクリアする、そういう性質のものじゃないんですか。
○逢坂委員 では、その点について御質問しますけれども、それじゃ、五年を経過した日にテロ対策が講じられていないとなれば、これは原発をとめる、そういう理解でよろしいでしょうか。
○逢坂委員 それについて、例えば、事業者の特段の事情があるとか、事業者がこれこれこういう理由でそれはやめてくれといったような話があった場合であっても、それは、五年というものの期間の中で今まで対策を講じていたわけだから、その延長とか猶予というのはあり得ないということでよろしいですか...全文を見る
○逢坂委員 了解いたしました。明確な答弁ありがとうございました。  それでは、次に磯崎副大臣にお伺いをしたいと思います。  我が党は、原発ゼロ法案、これを国会に提出させていただきまして、原発ゼロ、これを目指していくんだという基本的な考え方を持っております。ただ、その前提として...全文を見る
○逢坂委員 原発ゼロは責任あるエネルギー政策ではないんだという御発言でありますけれども、原子力発電所は、政府としてはいつまでお使いになるつもりでおられるんでしょうか。
○逢坂委員 二〇五〇年時点で原発を使うか使わないか、それは今の時点では選択肢としては使う選択肢はあるけれどもわからない、そういう答弁だったというふうに承知をしました。  そこでですけれども、現在、我が国はプルトニウムを四十七トン保有していると承知をしておりますけれども、このプル...全文を見る
○逢坂委員 具体的に、それでは、まず四十七トンのプルトニウムについてお伺いしたいんですけれども、それは何年ぐらいで消費できると見込んでいるんですか。
○逢坂委員 四十七トンのプルトニウムの処理、国際的にはこれは利用するんだということを日本は立場を明確にしているわけですね。だけれども、今の答弁からすれば、それはどのぐらいの年限でどう消費できるかということは明確にできない、わからないということなわけですね。それじゃ、このプルサーマ...全文を見る
○逢坂委員 それじゃ、今度は一万八千トンの使用済み核燃料についてお伺いをしますけれども、一万八千トン、今、使用済み核燃料がある。六ケ所の再処理工場が稼働すれば最大で年間八百トン、これが再処理できるわけですね。それから、それから取り出したプルトニウムを使ってMOX燃料加工工場で燃料...全文を見る
○逢坂委員 要するに、現行の使用済み核燃料の処理だけで二十五年かかる、最大、最速でも、八百トンの処理をフルにやったとしても。ということは、現実にはもっともっと長くかかるんだということなんだろうと思うんですね。  それじゃ、多分これもなかなか答えにくい質問なんだろうとは思いますけ...全文を見る
○逢坂委員 ですから、四十年間で処理をするということであれば、これから先、何年、原子力発電所はその計算でいけば動かさなきゃいけないんですか。
○逢坂委員 ということは、何年原子力発電所を動かさなければそれは消費できないんですかということについては、現時点では答えられないということでよろしいでしょうか。
○逢坂委員 以前の計画によれば、まあ今もその計画はお持ちなのかもしれませんけれども、日本でプルサーマルとそれからフルMOX発電をフルに活用したとして、年間で消費できるプルトニウムの量が約四トン程度というふうに承知はしているんですけれども。これはフルにやってですよ。予定している原発...全文を見る
○逢坂委員 すなわち、現時点で、使用済みMOX燃料も再処理をすることは方針としては決めているけれども、処理の方法やその内容については全くわかっていない、白紙だというふうな答弁ですよね。その中でプルサーマルを続けたりフルMOXをやるということが責任ある政策なんですか。処理もできない...全文を見る
○逢坂委員 余剰プルトニウムの処理の見通しも語れない、使用済みMOX燃料がどれぐらいの年限で使えるか、これもわからない、あるいは使用済みMOX燃料、これからどういう処理の方法をするかもわからない。これで責任ある政策と言えると私には思えないですよ。  それから、先ほどコストの話を...全文を見る
○逢坂委員 各事業者が判断することで、政府として答える立場にない。だけれども、コストの問題もあるから原発をやるんだと、原発が安いということが前提になっている。論理矛盾じゃないですか。コストが幾ら幾らだ、だからこれをやるんだ、コストが安いからやるんだと言ってくれるのならまだしも、フ...全文を見る
○逢坂委員 使用済みMOX燃料の再処理のコストも聞きたいところなんですが、それも多分わからないでやろうとしているんですよね。それは責任ある政策だとは言えないということを改めて申し上げて、終わりたいと思います。  ありがとうございます。
06月19日第198回国会 衆議院 経済産業委員会 第17号
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○逢坂委員 おはようございます。立憲民主党の逢坂誠二でございます。  まず冒頭に、昨夜の地震で、新潟、山形、被災されました皆さん、被害に遭われました皆さんに心からお見舞いを申し上げたいと思います。  また、我が党も今さまざまな手段で情報収集しておりますけれども、政府の皆さんに...全文を見る
○逢坂委員 閣議決定した閣僚の一人でありますし、これは、何も金融庁だけの問題ではなくて、今後、さまざまな審議会、諮問、答申という行政のルール、これにかかわる問題でありますので、あえて聞かせていただきました。  私は、これは、民間の全く政府に関係ない団体が何らかの報告書をつくって...全文を見る
○逢坂委員 規制委員会の関与がある、ただし、避難計画の妥当性を判断するものではないという理解はよろしいですか。  関与があるというふうにあえて大臣がおっしゃられましたので。本当はそこまで聞く気はなかったんですけれども、関与があるとおっしゃられたので。避難計画の妥当性は規制委員会...全文を見る
○逢坂委員 原子力規制委員会が、災害対策指針、それを設けていることは私も承知をしております。それから、防災会議に規制委員会の委員長が出ることも私は承知をしております。だからといって、原子力規制委員会が地域の避難計画についてお墨つきを与えているのかどうか、そういう性質のものであるの...全文を見る
○逢坂委員 私が聞いているのは、規制委員会が避難計画について、これは妥当なものであるというふうに判断を下す、そういう仕組みになっていますかということを聞いているんです。
○逢坂委員 じゃ、規制委員会が直接そのことについて判断を下しているわけではないということでよろしいですね。
○逢坂委員 最初からそう言っていただければよかったのでありますけれども。  そうなんですね。原子力規制委員会は、防災計画の指針は示しておりますけれども、個別計画に立ち入るというようなことは審査の中でもやっていないと私は承知をしております。  その上で、これも大臣の御認識を伺い...全文を見る
○逢坂委員 あらゆる科学技術、あるいはそれをもとにしたいろいろな装置、仕組み、システム、そういうものは、誤りがないとか事故が起きないということはあり得ない、全くそれはそのとおりだと思います。  ただ、特に原子力災害が重篤なのは、やはり、他の災害と随分違った側面を持っているという...全文を見る
○逢坂委員 理解の中に避難計画がある、地元の理解の中に避難計画があると。  政府が言うところの、いかなる事情よりも安全性を全てに優先させる、この安全性の中に避難計画はない、そういう意味ですか。
○逢坂委員 実態として進むことはないの実態としての意味を教えてください。
○逢坂委員 今、実態としての説明の中に、避難計画ができていないとなれば実態として再稼働はあり得ないという話でしたが、避難計画ができていない、避難計画がつくれない、そういうことも場合によってはあると思うんですけれども。できていないというよりも、物理的につくれない、そういう事情もこの...全文を見る
○逢坂委員 つくれないことは想定していないと。わかりました。非常に重要な答弁だったと思います。  それで、原子力防災担当のあきもと副大臣にきょう来ていただきましたが、あきもと副大臣も、原発については事故が起こり得るという御認識をお持ちなのかどうかと、ストレートに直接お聞きしたい...全文を見る
○逢坂委員 有効な避難計画が策定できるものと考えているって、そういうふうに考える根拠は何ですか。全てのプラント立地地域で有効な避難計画がつくれるものと考えている、そう判断する理由は何ですか。
○逢坂委員 余り答弁になっているとは思えないんですが。  なぜ私がこういう質問をするかといいますと、日本の原発立地地域は、原発を立地する際に、有効に避難計画がつくれるかどうかを事前にチェックして立地地域を決めてきたわけでは歴史的にはないわけです。従前は、事故は起きないんだという...全文を見る
○逢坂委員 だから、有効な避難計画が策定できるという根拠が全くわからないじゃないですか。これこれこうだから有効な避難計画が策定できるんだということが、説明があればいいですよ。例えば、原発立地地域から人口が密集しているところまでの距離は、日本の原発というのは歴史的に何キロの範囲につ...全文を見る
○逢坂委員 今の答弁を聞いていると、原発については、以前は安全神話というのがあった。今はさすがに、安全神話はもうないんだということに変えていますよ。避難計画も安全神話じゃないですか、それだったら。有効に機能する避難計画がつくれると根拠もなしに言っている。避難計画に対する安全神話じ...全文を見る
○逢坂委員 その答弁ってなぜ出てくるのか。稼働を前提にしているからでしょう。稼働させないんだ、この原発はやめるんだとなれば、避難計画をつくれないところではもう稼働させない、そういう方針が明確になっていれば、今のような答弁にはならないはずなんですよ。  あらゆるものを稼働させる前...全文を見る
○逢坂委員 実は、それは全くそのとおりでありまして、そもそも避難計画をつくれるかどうかわからないところに使用済み核燃料や使用前の核燃料が、稼働する、しないにかかわらず存在しているということそのものが極めて危うい状況なんですよ。その状況でもつくり出してきたのは、これまでの日本の原子...全文を見る
○逢坂委員 私の今の質問は、再稼働するかしないかの判断を聞いたのではありません。避難計画がつくれない状況というのは安全が確保されていないということでよろしいですかという質問をしたんです。稼働するかしないかを聞いたわけではありません。いかがですか。
○逢坂委員 有効な避難計画をきちんと策定することが重要なのは、私はそれは認識は一緒です。ただ、そういう計画が策定できないという状況は安全性が確保されたと言えないという理解でよろしいですかと私は聞いているんです。
○逢坂委員 なぜ早期の策定が必要なんですか。
○逢坂委員 安心のために避難計画が必要だ。じゃ、その避難計画ができなければ安心が確保されていないという理解でよろしいですね。
○逢坂委員 私、再稼働のことを聞いているんじゃないんです。避難計画がなければ安心できない、あるいは安全性が確保できない、そういう認識がどうかだけを聞いているだけなんです。  それは、稼働する、しないにかかわらず、そこに使用済み核燃料があり、使用前の燃料がある、原子炉がそこに存在...全文を見る
○逢坂委員 私は、避難計画があれば安全だという質問はただの一度もしておりません。避難計画がつくれない状況は安全性が確保されていないのではないか、少なくともそう言えるのではないかということを言っているわけです。避難計画がちゃんとできれば一〇〇%安全などということも言うつもりもありま...全文を見る
○逢坂委員 流れの話を聞いているわけじゃないんですよ。  それから、大臣、非常に重要な答弁をされました。自分が避難計画の安全性にお墨つきを与える立場ではないんだと。全くそれはそのとおりだと思いますよ。ここが実は日本の原子力行政の問題点なんですよ。  避難計画について誰もきちん...全文を見る
06月26日第198回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○逢坂委員 委員長、動議を提出いたします。
○逢坂委員 この間、百十七日間にわたって衆議院の予算委員会が開催されておりません。そのことに関して発言を求める、その動議を提出いたします。
12月05日第200回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号
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○逢坂委員 逢坂誠二でございます。  きょうは、黒川参考人、石橋参考人、益田参考人、それぞれありがとうございます。  まず冒頭に、お三人から、若干言葉は違っておりますけれども、基本的には、国会事故調の提言の実現に向けた実施計画を速やかに策定すること、その進捗の状況を国民に公表...全文を見る
○逢坂委員 理事会で議論していただく、それは非常に結構なことだと思いますけれども、ただ議論するだけではなく、実現に向けて踏み出す、そういう姿勢で議論していただきたいということを委員長にはお願い申し上げたいと思います。
○逢坂委員 それでは、私の方から、規制行政の中で私が問題だなと思うこと、避難計画についてちょっとお伺いをしたいと思っています。  三・一一の事故以降、これは、原子力規制委員会、前任の田中委員長も更田委員長も、どんなに規制基準をしっかりクリアしたとしても事故は起こり得るんだという...全文を見る
○逢坂委員 それぞれの先生から、黒川委員から御指摘のとおりという発言をいただいたかと思うんですが、規制基準の中にやはり入れるべきだと私も思います。ただ、現実にはそうなっておらないということでありますので。  その現実を踏まえたときに、私は、一番やはり鍵を握るのは自治体の皆さんだ...全文を見る
○逢坂委員 日本の防災計画といいましょうか、避難計画も含む防災計画のやはりつくりというのは、私は非常に甘いというふうに思うんですね。私も自治体で二十二年仕事をしておりましたので、必ずしも十分ではないと。しかも、これは国の関与が非常に弱いわけですね。国は、自治体が避難計画をつくると...全文を見る
○逢坂委員 では、以上で終わります。ありがとうございます。