逢坂誠二

おおさかせいじ

小選挙区(北海道第八区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数5回

逢坂誠二の2021年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月20日第204回国会 衆議院 本会議 第2号
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○逢坂誠二君 緊急事態宣言が発令されております。コロナ感染対策が、現下の国家の最重要課題です。枝野代表に引き続き、コロナ対策を中心に、立憲民主党・無所属を代表して質問をさせていただきます。(拍手)  総理は、仮定のことは考えないと民放のテレビの番組で述べました。私は、この発言を...全文を見る
02月05日第204回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○逢坂委員 立憲民主党・無所属の逢坂誠二でございます。  総理、今日はよろしくお願いいたします。  最近、総理は、国民の命と暮らしを守るということをよくおっしゃられます。以前は、国民の命と健康と言っていたかなと思うんですけれども、命と暮らしを守るということを言っているんですが...全文を見る
○逢坂委員 総理、このCOCOAというアプリがこんなに問題になるのは、このアプリが単なるゲームのアプリやお遊びのアプリじゃないからなんですよ。国民の命を守るためのアプリなんだから、これは問題になるわけですよ。だから、これを信じて七百七十万人の方は、自分は濃厚接触者とは接点がないん...全文を見る
○逢坂委員 ですから、総理、今回のCOCOAの件は、単なるアプリの不具合ではないんです。厚生労働省では、このIT関係のことについて、不具合が同じ年度の中でこれほど重大なことを二度も引き起こしている。しかも、二度目は国民の命に関わることだ。だからこそ我々は、この問題は重たい、そう指...全文を見る
○逢坂委員 それでは、総理は、この分科会の提言、これについては直接お読みになられていないということでよろしいですね。
○逢坂委員 私、今、非常に残念に思います。  私、菅内閣を見ていて、職員と総理のコミュニケーションが目詰まりをしているのではないかと思われる部分が多々あるんですよ。今のこの緊急事態宣言発出の分科会の提言についても、私は目詰まりをしているような気がしてしようがないんです。  分...全文を見る
○逢坂委員 今私が言ったようなことも含めて、要するに、幅広い事業者等を休業させるような緊急事態宣言を出すような状況にはないんだ、ある一定の条件付のこれは話なわけですね。  そこまで伝わっていて、もし緊急事態宣言をあえて出していないんだというんであれば、国民の皆さんにもそれはちゃ...全文を見る
○逢坂委員 秋本さん、私は、秋本さんは今回、ある種割を食っているなというふうに思うんですよ。割を食っているなと思うので、申し訳ない気持ちでこうやってお聞きせざるを得ないんですけれども、誰から電話が来たんですか。何でそれでそれに乗ったんですか。誘われれば、誰とでも御飯を食べるんです...全文を見る
○逢坂委員 最近の国会では、今刑事訴追を受けるおそれがあるから答弁を差し控えますとか、捜査中だから答弁できませんとかいう話があるんですが、今回の案件というのは、捜査されているわけでも、司法の手に渡っているわけでも何でもないんです。もちろん、私は、捜査がされているから答えられないと...全文を見る
○逢坂委員 秋本さん、誰から電話が来て、何で行ったのか、もう一回答えてください。それと、答えられないと言うなら、答えられない理由をちゃんと論理的に言ってくださいよ。
○逢坂委員 総理、総理は行政府の長でありますので、我々は、国権の最高機関として、行政府の監視機能を担っています。今のような答弁が繰り返されるのなら、問題案件を我々は掘り下げることも何もすることはできないんです。これは、立法府に対する、私は、大きなる監視機能に対する侵害だというふう...全文を見る
○逢坂委員 大臣、国会に報告しなくていいという理由には全くなっていない。ただ手続を説明しているだけで、言い訳ですよ、今のは。国会に報告しなくていい、説明しなくていいなんという理由になんか一つもならないじゃないですか。いやいや、答弁しなくていいです。それで、私から質問させてください...全文を見る
○逢坂委員 またいろいろ手続のことを言われていますけれども、これはやはり、国民の目というのがあることもしっかり意識してもらわなきゃならないんですよ。  これは、利害関係者と会食をした、そのことを調査し結論を出すのに、三年も四年もかかるはずがない。三週間も四週間もかかるなんという...全文を見る
○逢坂委員 総理、今日、私は総務省の職員の皆さんに少し厳しい物言いをしたかもしれません。でも、私は、総務省の職員の皆さん、もしかするとお気の毒な立場なんじゃないかと思うんですよ。というのは、総理の息子さん、大臣秘書官もされた、やはりそこには、直接の関係はないにせよ、総理の影がちら...全文を見る
○逢坂委員 小此木大臣の人柄を感じました。ありがとうございます。  総理、融雪災害にも言及いただきまして、ありがとうございます。融雪災害という概念が分かるのも雪国の人間だからだと思います。ありがとうございます。  さて、そこで次ですが、今このコロナ禍の中で、全国の事業者の皆さ...全文を見る
○逢坂委員 それで、対象事業についてお伺いしたいんですけれども、例えば小売事業者、ホテル、旅館、バス、タクシー、農業者、漁業者、あるいはライブハウスのようなところ、あるいは映画館、あるいはビル管理、ホテルのベッドメイクを請け負っているような会社、あるいは就労継続支援の作業所、こう...全文を見る
○逢坂委員 ありがとうございます。これで、全国の皆さん、少し安心されたのではないかと思っております。  ただ、私は、金額が、六十万、三十万は少ないのではないかなというふうに思っておりますので、大臣、これはまだ制度、確定しておらないと思いますので、制度を確定するまでの間、是非、我...全文を見る
○逢坂委員 総理がいろいろ御努力されていることは多としたいと思いますが、総理、実は、総理が一生懸命頑張って、官房長官時代も含めて、補正予算で、例えば緊急包括支援交付金というのを用意しました。これは、最初一千四百九十億だったんですが、二兆七千億、今は三兆を超えるぐらいの額になってい...全文を見る
○逢坂委員 総理は今日、いろいろありがとうございました。最後のベッドの件も含めて、是非、指示をするだけではなくて、きちんと点検をしていただきたいんです。私も、小さな町の首長ですけれども、首長をやった経験上、やはり指示をするだけではうまくいかないこともたくさんあります。今日は本当は...全文を見る
02月16日第204回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○逢坂委員 どうもおはようございます。  五人の参考人の皆さん、今日は本当にありがとうございます。貴重な話を聞かせていただきました。立憲民主党の逢坂誠二でございます。  今日は、五人の参考人の皆さんそれぞれにお話を伺いたいと思っているんですが、もしかすると、時間の都合で全員に...全文を見る
○逢坂委員 舘田先生、ありがとうございました。非常に貴重なお話をいただきました。特に一点目、実は、自治体の現場でも相当議論がありまして、幅広く検査をすべきだということに対して様々な御意見があるんですけれども、今のお話は非常に参考になりました。ありがとうございます。  それでは次...全文を見る
○逢坂委員 どうもありがとうございました。  国の統計では捕捉できないようなところがあるということも、改めて認識をさせていただきました。  それでは、次に前川区長にお伺いしたいんですけれども、私自身も、実は個別接種と集団接種、それをそれぞれの自治体が組み合わせて行うというのは...全文を見る
○逢坂委員 貴重な御意見をありがとうございました。  私自身も自治体の現場におりましたので、予防接種台帳のシステムがそれぞれいろいろ違っていることや、あるいは、また新たなシステムを導入することで既存のシステムとの調整とか、それは平時にゆっくり考えればいいことであって、今、この緊...全文を見る
○逢坂委員 住江先生、ありがとうございました。  それでは、最後に山下参考人にお伺いしたいんですけれども、長い間農政に携わっておられて、また、基本的な今の農水省とまた違った目線での御発言、非常に参考になりました。ありがとうございます。  それで、私は、やはり、今の日本において...全文を見る
○逢坂委員 五人の参考人の皆さん、本当に今日はありがとうございました。大変参考になりました。  ありがとうございます。終わります。
03月01日第204回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○逢坂委員 立憲民主党の逢坂誠二でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  コロナ禍の中で、本当に今全国が大変な状況になっています。緊急事態宣言下であるかないかにかかわらず、ありとあらゆる地域が大変な状況になっている。事業者の皆さんも相当大きな影響を受けている。あるいは、...全文を見る
○逢坂委員 西村大臣、今の御答弁からすると、非常に厳しい状況にある事業者、事業主あるいは個人に対して、今後何らかの対策を、新たな対策を講ずる、それを検討する、あるいはそれも視野に入っている、そういう答弁なんですか、今のは。
○逢坂委員 現行の制度と今度始まる一時支援金の中身について私もある一定程度承知はしておりますけれども、今の御答弁は、要するに、まだまだ先のことだと、それでは、対応するのは。  私が今言いたいのは、もう既に足下は大変な状況になっているんだということなんですよ。特に、事業主の方なん...全文を見る
○逢坂委員 最後のところで、必要な対策は予備費の活用も含めて機動的に対応していきたい、その言葉、信用させていただきたいと思いますし、是非そうしてください。そうしなければ本当に大変な状況になる。もう既になっている。  それは、御地元へ帰れる、帰れない、いろいろありますでしょう。で...全文を見る
○逢坂委員 坂本大臣、先ほどの西村大臣は、予備費の活用も念頭に置きながら機動的に対処したいというような趣旨の発言をされましたけれども、やはり国の対応というのは、どちらかというと遅れがち、遅れぎみ。それで、自治体の現場では、困っている人が目の前にいるものですから、どうしても対応せざ...全文を見る
○逢坂委員 私から改めて、生活困窮している個人への支援、それから、収入が大幅に減った事業主への支援、さらに、きめ細かく対応するために地方創生臨時交付金の上増し、これは改めて強く要請をしたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  そこでなんですが、今回、この緊急事...全文を見る
○逢坂委員 現時点では、既存の予算で対応するんだということで、新たな経済対策の必要性については言及いただけませんでしたけれども、私は、新たな経済対策が必要になるということを指摘をさせていただきたいと思います。  官房長官にも同じ質問をさせていただきたいんですが、新たな経済対策、...全文を見る
○逢坂委員 是非、次の経済対策が私は必要になると思っていますので、それは取り組んでいただきたいということを強く要望させていただきます。  そこで、野上農水大臣にお伺いしますけれども、アキタフーズに対する鶏卵生産者経営安定対策事業、この補助金額を明らかにしてほしいと。今回、大臣を...全文を見る
○逢坂委員 そこでなんですが、大臣、この答弁のとおりだとすれば、補助金額を公表すれば推計できるんだということなんですが、本当にこれは推計できるんですか。私、自分でも随分やってみました。これは推計できない。推計できるんですか、これは。いかがですか。
○逢坂委員 大臣、それ、役所の皆さんが書いてくれた答弁をそのままお読みになっていると思うんですけれども、実際に、役所の皆さん、推計してくれました。一時間ほど前に私の手元にその推計値が来ました。中を見て驚きました。これは推計の名に値するとは私には思えないんだよな。  例えば、卵の...全文を見る
○逢坂委員 大臣、私も、これは一時間前にもらったばかりですので、中身をもう少し精査しなければ断定的なことは言えませんが、私のざっとこの一時間見た限りでは、この推計というのは相当無理がある、そう言わざるを得ない。その意味で、大臣のこれまでの答弁は、私は事実に基づかない答弁だ、そう思...全文を見る
○逢坂委員 やっとお話しいただきましたけれども、令和元年度一・三億円、それが令和二年度二・一億円。大幅に増加しているわけですね。今日、今数字を、たった今私も聞いたばかりですから、この中身がどうなっているのか、これから精査しなければなりませんが、ここに、もし政治的な何かの意図が働い...全文を見る
○逢坂委員 大臣、冒頭に私言いましたとおり、推計は簡単にできないんですよ。だから、大臣、自分の答弁を変えない、変えないという姿勢を持っているから、どうしてもそういう矛盾したことが起こるんですよ。だから、補助金額を出しても簡単には推計できないし、推計している値が本当に正しいかどうか...全文を見る
○逢坂委員 そこでなんですが、その次に、私、分からないことがあるんです。  一億四千四百万回分が納入されたことをどうやって確認するんですか。
○逢坂委員 要するに、何か物事を購入する、供給していただく契約を結んだ場合は、当然、契約どおりその数量が入っているかどうかということを確認しなければお金を払うことはできません。  その際に、例えば一万四千四百回分が入っているという判断をするときに、バイアルに換算をして、仮にバイ...全文を見る
○逢坂委員 契約は分かりましたけれども、だから、そのときに本当に、一億四千四百万回分ですか、入ったかどうかというのは何で確認されるんですかということなんですよ。回数で契約していることは理解しましたので。一バイアル当たり五回なのか六回なのか、どうもはっきりしないところもありますので...全文を見る
○逢坂委員 今の大臣の答弁から、私がもしワクチンの納入担当者でいわゆる契約のチェックをする係だとするならば、チェックのしようがないですよ。だから、こんな曖昧な契約で、後にトラブルにならないことを祈っていますけれども、少ないバイアルしか入ってきていないのに同じ額を払わなきゃいけない...全文を見る
○逢坂委員 これも同じ問題になってしまうんですが、三千六百万人で二回分ということですから、七千二百万回分の接種可能なワクチンを配分するという理解でよろしいですね。
○逢坂委員 これも先ほどと同じ議論になっちゃうんですが、この際に、一体、バイアルというのは何本、それぞれ自治体に行くという考え方でいるんでしょうか。
○逢坂委員 実は、実際の現場では、ここも非常に曖昧で困っているんですよ。人数分、三千六百万人分やらなきゃいけないのに、バイアルがどれぐらい入ってくるか分からない。  そもそも、どれぐらいの時期にどれぐらいの量が入ってくるかという前提条件もまだ成り立っていないんですけれども、ここ...全文を見る
○逢坂委員 大臣、ゆゆしき問題だということですけれども、私は、ゆがめられた組織の中で、ゆがんでいる組織の中で様々調査をしても適切な結果は出ないんじゃないか、そういう危惧を持っているんです。  そこで、谷脇さんに来ていただいておりますけれども、政策について反対する者については、そ...全文を見る
○逢坂委員 谷脇さん、私、携帯電話の料金、私も結構高額に支払っているので、携帯電話はないと仕事にもなりませんので、携帯電話の料金が下がるというのは非常にいいことだと思っているんですよ。  ただ、基本的に、携帯電話の料金というのは市場原理で決まっていくというふうに思うんですが、政...全文を見る
○逢坂委員 谷脇さん、それは確かに分からなくもないんですが、それじゃ、これからも谷脇さんは、菅総理がこれをやりなさいとか何らかの指示が下る、そういう場合でも、異論があればきちっと、それは違うんじゃないですかとか、これはこういう方法があるんじゃないですかということは言い続けられます...全文を見る
○逢坂委員 今日は秋本さんにも来ていただいておりますけれども、秋本さんは今回、反論すれば左遷される可能性があるということの中で、今回の調査、これについて、総理の意に沿わないこと、これはやはり言えなかった、そういう側面はございませんか。全部自分の思うとおり今回の調査については対応し...全文を見る
○逢坂委員 武田大臣、私、やはり、異常な状況だと思うんですよ。これほど接待が繰り返されていた、これは異常。恒常的です。もう季節的に、夏が来れば夏なりに、年末になれば年末なりに、新年は新年なりに対応している。そして、その他のところは情報交換と称して、懇談会と称してやっているわけです...全文を見る
○逢坂委員 大臣、真実をちゃんと言うべきだとおっしゃるのは、それは正論だと思いますよ。だがしかし、大臣に、今のこの状況が相当ゆがんだ状況である、そういう状況にあるということを認識してこの問題に対処しないと、私、真相は分からないのと同時に、職員の皆さん、かわいそうだと思いますよ。そ...全文を見る
○逢坂委員 武田大臣、平時ならそれで私はいいと思いますよ。今、全く平時と違うと思っていますので。やはり、大臣としての職員に対する思い、気持ち、これをきちっと打ち出すということがないと私は今回の調査はうまくいかないと思っていますので、そのことを申し上げて質問を終わりたいと思います。...全文を見る
03月16日第204回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○逢坂委員 立憲民主党の逢坂誠二でございます。よろしくお願いいたします。  まず最初に、鈴木部長にお伺いします。  鈴木部長、今日るる答弁されましたけれども、今日の答弁にはうそはございませんか。今後の答弁も、うそのない答弁をしていただけるということを確約いただけますか。
○逢坂委員 鈴木部長、今日、国会に来るに当たって、総務省内で、こういうふうに答弁をすべきだ、ここの質問が来たらこんな答弁をすべきだみたいな打合せを事前にされてから来られましたか。それとも、今日の答弁は全て御自身で考えられている答弁ですか。
○逢坂委員 重ねて質問します。  総務省内で打合せをしてから来られましたか。
○逢坂委員 鈴木部長、総務課長時代のことをちょっとお伺いしたいんですけれども、総務課長時代は、総務課長のお部屋というのはあるんでしたかね。どうですか。
○逢坂委員 鈴木部長、大体、人と会うときはそのお部屋の中で会うということでしょうかね。ほかに応接があってそちらで会うというよりは、御自身のお部屋にお客様に来ていただいて会うということの方が多いでしょうか。
○逢坂委員 鈴木部長、総務課長室があるということは私も実は承知はしているんですが、その際に、秘書的な役割をされている方もいらっしゃったかと思うんですね。だから、ほかの方よりはスケジュール管理は、多分、明確に記録に残す、そういうことだと思っていますので、先ほど来話があるとおり、八月...全文を見る
○逢坂委員 基本はということは、携帯のことも場合によってはあり得るかもしれないと。  あるいは、もう一点、それじゃ、別の聞き方をしますと、部長の携帯電話、公用、私用、いろいろありますけれども、その中に木田さんや菅さんの携帯の番号は登録されておりますか。
○逢坂委員 あと、部長、木田さんと菅さん、このお二人と会食、要するに、私的に会食をしたり、私的にどこかへ一緒に遊びに行ったり、そういうようなことはございましたか。
○逢坂委員 それじゃ、鈴木部長、最後なんですが、八月九日頃に木田氏と会った、そういう事実、それは記憶がないと。それから、外資規制に違反している報告、その事実も記憶はないと。たまたま記憶はないということでありますので、木田氏と会った可能性、これはゼロではない、あるいは、外資規制に違...全文を見る
○逢坂委員 質問に答えてください。  記憶がないということでありますから、そのような事実が皆無であるということではない。よろしいですか、それで。記憶がないだけですから、覚えていないだけですから、そういう事実があったかもしれないという可能性は否定できないわけですね、論理的に考えて...全文を見る
○逢坂委員 この記憶がございませんというのは、一九七六年のロッキード事件以来の国会での常套文句なんですけれども、後で早く記憶を取り戻していただくことを強くお願いを申し上げておきます。  それでは、ちょっと次の話に移りたいと思います。  まず、澤田社長にお伺いしたいんですけれど...全文を見る
○逢坂委員 それで、その上でなんですが、昨日の参議院の答弁で、上場会社の社長が個別にどなたかと会食したか否かを公の場で公開することは事業に影響を与える、回答は控える、このように答弁をされておられます。  私は、この答弁は平時なら理解できます、平時なら理解できます。ところが、今、...全文を見る
○逢坂委員 そのような答弁を繰り返すのであれば、何のために国会に来ていただいているのか、意味がないんですよ。  要するに、職務上の要請は行っていない、それは私も多分そうだろうなとは思っているんです。そんなことをストレートに、今の時代、これを認可してくださいよとか、そのために飲み...全文を見る
○逢坂委員 澤田社長、今の答弁からすれば、総務省にはそれは、全貌はお話をするという意味なんですか。
○逢坂委員 事前のヒアリングでは何をお話しされているんですか。NTTが誰と供応接待、それをやったかという、例えば、政務三役、総務省の職員含めてお話をされているんですか、それとも、職員のことだけしかお話しされていないんですか。
○逢坂委員 今、国会で問題になっているのは、職員の皆さんのこともありますけれども、政務三役も供応接待を受けていたのではないかということが表へ出ているわけです。歴代大臣経験者、高市大臣、野田大臣、こういうことが出ているわけですね。是非これは政務三役も含めて明らかにしないと、国民の皆...全文を見る
○逢坂委員 あと、私、先ほどの澤田社長の答弁でちょっと解せなかったんですが、政府の利害関係者との供応接待というのは法令や大臣規範上問題になる可能性があるかどうかという問いを自民党の盛山委員から質問を受けたときに、そういう認識はなかったという答弁をされたんですが、これは本当にそうで...全文を見る
○逢坂委員 日本を代表する非常に優れた企業のトップとして、余りにもそれはお粗末なことだと言わざるを得ないのではないでしょうか。  職員の皆さんに対しても、きっと、法令遵守、コンプライアンス、こういうことを言わなければならない立場でありますけれども、その御自身が、利害関係者に対す...全文を見る
○逢坂委員 澤田社長、厳しいことを申し上げましたが、NTTは日本を代表する企業だと私は思っております。是非頑張っていただきたい、そう思います。  さて、そこで、武田大臣にお伺いします。  武田大臣、昨年の九月の十八日、携帯電話料金の引下げについて、総理と面談をしているはずです...全文を見る
○逢坂委員 菅総理は、官房長官時代の二〇一八年の八月、北海道において、携帯電話料金は四割引き下げられる、こういうアドバルーンを上げているわけですね。  総理がこういう話をしていることは、多分、総務大臣就任直後といえども、武田大臣も御存じだったと思います。総裁選でもしゃべっており...全文を見る
○逢坂委員 携帯電話料金が引き下がるということは、私も非常にありがたいことです。月々相当の額を私も消費しておりますので、それは非常にありがたいことなんですが。  大臣、ただ、総理から指示を受けた直後に、ぶら下がりでこういう発言をされているんですね。結論は早く出す、一〇〇%やる、...全文を見る
○逢坂委員 私は、なぜあそこまで意気揚々と民間事業者の……(武田国務大臣「揚々じゃない」と呼ぶ)いや、非常に私は力強い、よくもまあここまで言えるものだなと。一〇〇%やる、できるかできないではない、やるかやらないかの話だ、一割程度では改革にならない。私、このぶら下がりの後で起こしを...全文を見る
○逢坂委員 私は携帯電話料金を引き下げるということを否定しているわけではありません。下がることについては私も歓迎です、私も相当毎月払っていますので。それは歓迎なんですけれども、こういう背景に何があったのかということを私は知りたいんですよ。要するに、民間事業者は何もやっていないとお...全文を見る
○逢坂委員 このときに澤田社長はこういうことも発表されているんですね。ドコモが携帯電話の値下げを実行する場合に備えて、NTTとドコモの社員十名ほどのメンバーでチームをつくって、コストダウン、増収、資産の利用、アセットの利用ですね、これら三つのテーマを協議していくんだ、そして将来の...全文を見る
○逢坂委員 武田大臣、今日はちょっと時間がないのでこれ以上深く踏み込めないんですけれども、あたかも、何か菅総理が就任してから携帯電話の引下げが急遽始まったかのように見えているんですけれども、少なくとも今話を聞いた限り、事業者の皆さんは事業者の皆さんで様々準備をされて今日に至ってい...全文を見る
○逢坂委員 この問題はまた引き続きやりたいと思いますけれども、私はやはり、政府が民間事業者のこの料金について頭ごなしにいろんなことを言うというのは、これは……(武田国務大臣「言っていない、言っていない、一回も言ったことない」と呼ぶ)この点も含めて、またいろいろ議論させていただきた...全文を見る
03月31日第204回国会 衆議院 経済産業委員会 第4号
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○逢坂委員 立憲民主党の逢坂誠二でございます。  今日は避難計画についてやらせていただきたいと思っていますが、議事録を見てみると、避難計画については余り突っ込んだ議論がどうもないようですので、しばらくの間は避難計画に特化して、今日一日だけでは終わらないと思いますけれども、やらせ...全文を見る
○逢坂委員 それで、二点目。これも基本的なことですが、それは二〇一一年三月十日以前のことであったと。今後は過酷事故は発生し得る、そう考えているかどうか、規制委員長と経産大臣、両方にお伺いします。
○逢坂委員 次に、これも基本的な事項ですけれども、二〇一四年の十二月十六日、電源開発株式会社から、大間原発に関して新規制基準への適合審査を受けるため、原子炉設置変更許可申請書及び工事計画認可申請書が提出されております。  この申請書の中では原発敷地外に影響のある事故が想定されて...全文を見る
○逢坂委員 想定の事故の妥当性は今後審査で検討するということ、是非しっかりお願いしたいと思います。  そこで、次の質問ですけれども、今年の一月二十日、菅総理が本会議で、国としては、地元の安全、安心の観点から、避難計画がない中での、建設中の原発への核燃料の装荷や再稼働が実態として...全文を見る
○逢坂委員 要するに、原子力災害対策指針に沿うということ、そして地域防災協議会で確認されるということ、これがしっかりとした避難計画の必要条件であるというような答弁に受け止めさせていただきました。  それで、次に、総理答弁の中での、避難計画がない中で、あるいは、大臣も同じく避難計...全文を見る
○逢坂委員 原子力防災会議で了承されるまでの間は避難計画がない中でという理解でよろしいでしょうか。よろしいですか。うなずいておりますので、それで。
○逢坂委員 そこでなんですが、今のその答弁、避難計画がない中での、建設中の原発への核燃料の装荷や再稼働が実態として進むことがないとの答弁、これについては法の根拠はあるんでしょうか。
○逢坂委員 それでは、法の根拠はないけれども、国会答弁を踏まえて、今後、実態として稼働はないんだ、装荷はないんだということを担保していくということでよろしいですね、改めての確認ですが。
○逢坂委員 それで、次に、内閣府の防災担当の副大臣にお伺いをしたいんですが、地域原子力防災協議会で地域の緊急時対応を確認するということになっているんですが、ここで、具体的かつ合理的に確認をするということになっておりますが、これは一体どういう意味なのでしょうか。これの説明をお願いし...全文を見る
○逢坂委員 今の答弁、幾つか重要なお話をされたと思うんですが、実効性があるとかないとかというものではなくてという答弁をされましたが、実効性があるとかないとかというところは極めて大事なんじゃないでしょうか。  実効性のない計画を形式上定めたからといって、それで原子力発電所の災害に...全文を見る
○逢坂委員 要するに、一回、原子力防災会議で了承されてしまったら、一旦計画は策定されたんだから、後はずっと未来永劫的に稼働の条件になるみたいな考え方であっては困ると思うんですよ。そこのところは、やはり、後になって不備が見つかってくれば手直しをするという基本的な姿勢が私は必要だと思...全文を見る
○逢坂委員 今御答弁いただいた方、佐藤さんですか、地域協議会でそこまで本当に話し合っていますか。  私は、この計画をよく見させていただきました。確かに複数経路は指定しております。国道二百三十号経由と道央自動車道経由、大きくこの二つのルートがあることは、形式としては二つのルートが...全文を見る
○逢坂委員 今のその答弁ですけれども、それは確認できるものはございますか。例えば、議事録があるとか、議事要旨があるとか、こういう作業をしたとか。  いや、私、この地域のことを思うと、夏の、今の時期だと、道路も広いですし、車線も広いですし、二車線になっていて、何でこんなに広い道路...全文を見る
○逢坂委員 では、佐藤審議官自身が何かの書類を見て、間違いなくこれは確認していますねということを実際に自分で確かめたという上での答弁ではないということでよろしいですか。多分、地元ではそういうことも含めて確認しているであろうという、ある種の予測ということでよろしいですか。
○逢坂委員 若干答弁が曖昧ですけれども。  それでは、次の論点、ちょっとお伺いしますが、この緊急時対応の中には、避難のためのバスを確保するということも、台数が書かれています。ただ、これを細かく読むと、その地域にあるバスの台数がただ書いてあるだけで、具体的にそのバスが、いざ緊急時...全文を見る
○逢坂委員 今の答弁のとおり、確かに、バスの総台数、全体の台数は、地域の住民の人口よりも多い定員のバスの数が書かれていることは私も理解いたします。それから、バス協会と協定のようなものを結んで、バスを手配していただくための要領というんでしょうか、要綱というんでしょうか、これも存在し...全文を見る
○逢坂委員 バスの話はこれでやめますけれども、審議官、大分無理があるんじゃないですか。地元でバスが調達できないのに、国の実動省庁でどうやってバスが調達できるんですか。地元のバス協会に頼んでもバスが調達できない、それで、霞が関の皆さんに、それじゃバスを調達してくださいって、東京から...全文を見る
○逢坂委員 紙の上ではそうなっているらしいということは分かりますけれども、福島第一原発の事故のことを思ったら、果たしてそういう余裕というのはあるのかなというような疑問を持たざるを得ないんですよ。  それでは、どうやって確認をするんだというところについては今日はこれぐらいにとどめ...全文を見る
○逢坂委員 地域の実態をよく分かっている基礎的自治体が作るのが一番妥当なんだ、そういう理由で市町村に委ねているんだということは、私は妥当だと思います。この計画をやはり国が作っても血の通ったものにはならないというふうに思うわけですね。  もう一方で、この質問をちょっとしたいんです...全文を見る
○逢坂委員 そうなんですね。仕組みについて答弁しているけれども、内容については必ずしも言及していないわけですね。  だから、地元でいろいろ議論した結果、必ずしも実効性のある計画ができないということもあり得るということだと私は理解するんですよね。先ほどの車両のこと、あるいはバスの...全文を見る
○逢坂委員 なかなか苦しい答弁だとは思いますが。  そこでですけれども、自治体においては、災害対策基本法上、この計画は毎年見直すことになっている、検討することになっておりますが、その見直しをした結果、これはどう考えてみても有効に機能する計画じゃない、バスの確保もこのままの規定で...全文を見る
○逢坂委員 それでは、地域協議会での確認や原子力防災会議でのいわゆる了承ですか、これを取り消すというようなことはないんだ、どんなに地域が言ってきても、一回通っちゃったら、もうそれは、一回確認されているでしょう、了承されているでしょう、だからこれはこれで既に所与の条件として取り消し...全文を見る
○逢坂委員 いや、私は避難計画がないと言っているのではなくて、一旦確認された計画であっても、改めて見直してみた、先ほど私が言ったような点、例えば車は本当にふくそうしないのかというような点も含めて見直してみた結果、これはとんでもないことになる、このまま放置しておいたのではきちんと避...全文を見る
○逢坂委員 私、この泊地域というのは、私は今ここには住んでおりませんが、元々生まれた地域で、ここに四十年以上暮らしておりましたので、目をつぶっても大体地域のことは分かる、そんなイメージでいるんですよ。その私の目から見て、これを相当丁寧に読みました。それから、それぞれの自治体の避難...全文を見る
○逢坂委員 いや、質問に答えていただきたいんですが、時間が来ましたので最後にしますけれども、私は、自治体からこの計画は機能しないんだ、一回了承はされたけれども、これではまずいんだという声があった中でも原発を再稼働させるんですかということを聞いているんです。
○逢坂委員 この問題、これからの原発を考える上で非常に大事なことだと思いますので、引き続きやらせていただきたいと思います。  ありがとうございます。
04月08日第204回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号
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○逢坂委員 立憲民主党の逢坂誠二です。  よろしくお願いします。  今日、私は、避難計画について主に聞かせていただきたいと思っています。  まず冒頭に、大間原発の新規制基準審査申請時に最も影響の大きいものとして想定されている事故、すなわち、原子炉冷却材が流れる配管の破断時に...全文を見る
○逢坂委員 福島の百分の一程度の規模を想定していると。  それじゃ、重ねて規制庁にお伺いします。  大規模な原子力事故が発生したとしても、様々な対策を行った結果、百テラベクレルを下回る対策を講ずることができれば、新規制基準をクリアできるとの理解でよろしいでしょうか。
○逢坂委員 ちょっと今、更田委員長が私の質問の最中に首を横に振っていたようなんですけれども、更田委員長、これはどう理解すればいいんですか。ここのところを私は更田委員長から直接お伺いします。
○逢坂委員 今の話をもう少し、後で掘り下げてみたいと思います。  それでは、今の話から判断すれば、これは規制委員長にお伺いしますけれども、新規制基準をクリアすれば、例えば地震とか津波とかテロ、こういうものがあろうとも、百テラベクレル以上の事故は発生しないという意味ではないんだと...全文を見る
○逢坂委員 よく分かりました。  じゃ、それを踏まえた上で、内閣府の防災担当の副大臣にお伺いしますが、要するに、事業者としては百テラベクレルを下回る規模の事故を前提にして申請をしている、だけれども、市町村が避難計画を作る際に、そもそも事業者が想定している事故規模を想定して作るの...全文を見る
○逢坂委員 防災担当をしている割には、余り明確に市町村がどういう前提において計画を作るのかということは言っていただけなかったように思うんですけれども。  内閣府が答えられないということであれば、原子力災害対策指針を作った規制庁はこの点についてはどう考えているんでしょうか。計画を...全文を見る
○逢坂委員 委員長、面白いですね。内閣防災も規制庁も、市町村が避難計画を作るときにどれを前提にして作るかということを余り明確に言わないんですね。指針の方は大規模なものも想定している、内閣防災は何を答えているのか、余り私にはよく分からない。不思議ですね。  これ、誰に聞いたらいい...全文を見る
○逢坂委員 ということは、更田委員長、福島並みのことも原子力災害対策指針は考えているんだから、避難計画は福島の事故のようなもの、そういう規模まで想定して作るべきだというのが政府の考え方という理解でよろしいですか。
○逢坂委員 何かよく分からなくなってきましたね。それじゃ、市町村の皆さんはどういう基準で、これはどういう考え方で避難計画を作ったらいいのか、前提条件がぐらぐらするような気がするんです。指針は分かりました。指針の考え方は分かりました。  内閣府としては、それは地域原子力防災協議会...全文を見る
○逢坂委員 非常によく分かりました。はっきりしないということが非常によく分かりましたので、一回これは議事録を整理して、もう一回、次の機会に改めて質問をさせていただきます。  次に、それでは、福島の事故以降、原子力災害対策指針に基づいて市町村が避難計画を定めることが義務づけられた...全文を見る
○逢坂委員 福島以降は九十の市町村で新たに計画をつくらなければならなくなったということだということでありますけれども、今言われた九十の市町村、新たに作成義務が生じた市町村に対して、法改正施行前の段階で、新規にあなたの自治体、あなたの市や町や村は避難計画の策定が必要ですよといったよ...全文を見る
○逢坂委員 長々とありがとうございます。規制委員会のことまでお話をいただきました。ふだんは縦割りで言わないはずのところまでしゃべっていただきまして、ありがとうございます。  結論から言うと、原子力発電所の所在市町村や協議会に対しては説明をしている、都道府県にも説明している、だけ...全文を見る
○逢坂委員 委員長、はずであろうという非常に曖昧な答弁ですね。分かりました、はずであろうと。  それでは、次に、現在の災害対策基本法上、避難計画の策定が義務づけられている市町村のうち、地域原子力防災協議会で緊急時対応が確認されていない市町村、この名前を教えてほしいんですね。 ...全文を見る
○逢坂委員 佐藤審議官、今列挙された自治体名が、協議会でまだ確認されていない自治体ということでよろしいですね。うなずいていただければいいです。よろしい。うなずいていただきましたので、そのとおりだということで。  そこで、副大臣にお伺いしたいんですが、今列挙された自治体、大間では...全文を見る
○逢坂委員 策定の開始はそれぞれの自治体判断で、それから、再稼働に関するところはできる限り速やかに、新設については核燃料が装荷されるまでに作ってほしいというのが国の基本的な考え方だと。  そこでなんですけれども、経済産業副大臣にお伺いしたいんですが、梶山大臣が、これは総理も言っ...全文を見る
○逢坂委員 今の答弁からすれば、核燃料の装荷のタイミングが避難計画と連動しないかのような答弁に聞こえたんですけれども、それじゃ、自治体は自治体の事情によって避難計画を淡々と作る、それが仮に六か月で作れるのか、八か月かかるのか十二か月かかるのか分からないけれども、それは自治体がまず...全文を見る
○逢坂委員 協力するというのは内閣府防災がいつも言っていることなんですけれども、それは分かるんですが、時期の問題です。  だから、市町村は電力事業者がどう言おうとこう言おうと避難計画を十分に時間をかけて作るということが許されるのかどうか、どっちが前提になるのだということなんです...全文を見る
○逢坂委員 策定開始の時期はそれぞれの自治体の判断だということは分かりました。  ゴールはどこに設定すべきなのかということも、今日の答弁では非常に曖昧でありますけれども、私の感覚からいえば、市町村の防災計画、避難計画を作る責務というのは専ら市町村にあって、特に内閣防災も規制委員...全文を見る
○逢坂委員 市町村がまずは判断をするというのはもちろん、当然のことだというふうに思います。  その上で、一度、地域原子力防災協議会で確認された緊急時対応であっても、市町村が見直した結果、いや、これは、様々な事情を考えたら、実現可能性は乏しい、不十分な避難計画だということを判断す...全文を見る
○逢坂委員 時間が終わりましたので、これでやめますけれども、不十分な避難計画だとみなされる前に改善をする、不十分だという判断があるから見直すんですよ。みなされる前に改善するんじゃなくて、これはおかしいぞというから見直しが必要だと。これは、災対法の規定もそうですよね、一年に一回検証...全文を見る
04月14日第204回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
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○逢坂委員 立憲民主党の逢坂誠二でございます。  今日も原発の避難計画を中心に、落ち着いて少しやり取りをさせていただきたいと思っていますが、その前に大臣、一点だけ。  福島第一原発の汚染水の関係ですけれども、今回、政府は海へ放出する決定をしたわけですが、これは何年ぐらいかけて...全文を見る
○逢坂委員 報道でしか私はまだ知り得ておりませんけれども、大体百倍に希釈をするということのようであります。となれば、今、タンクが千基ほどあるわけですね、大ざっぱに言って。だから、十万基のタンクの分を捨てるということになるわけですね。  仮に、三十年であれを捨てるとすれば、一日当...全文を見る
○逢坂委員 この問題はもうこれでやめますが、国際機関からのお墨つきを得たからそれでいいというものでは多分ないんですね。多分、やはり、地元の皆さん、国民の皆さんが納得をするということ、あるいは近隣の国の皆さんも納得をするということが最大のポイントだと思いますので、そこは大臣、しっか...全文を見る
○逢坂委員 防災担当の副大臣、いかがですか、今の点。
○逢坂委員 それじゃ、今の話からすれば、市町村は具体的な、このぐらいの規模を想定して計画を作るとかということではなくて、災害対策指針に沿ってやれば福島第一原発事故程度の規模に対応できる避難計画ができるんだ、そういう理解で、規制庁、いいですか。
○逢坂委員 そこで、そういう答弁をいただいたので、内閣府の副大臣に改めてちょっとお伺いしたいんですけれども。  災害対策指針に沿って計画を作れば福島程度の事故にも対応できる計画ができるというのが、今の規制庁の答弁なんですよね。ただ、以前から私が繰り返し言っているとおり、今回、新...全文を見る
○逢坂委員 この問題、通告していないので、今日はこれ以上詰めませんが、規制庁がああいう答弁をしたものですから、指針に沿ってやればそれは対応できるんだという言い方をしたので、では指針に沿う計画が全ての自治体で作れるのかというところはやはり問題になるわけですよ。そこはよく、後でまた、...全文を見る
○逢坂委員 関係自治体をどういうふうに決めるのかと聞いたのに、関係自治体の意向を聞いて決めるというなら、答弁になっていないんですよね。  だから、政府として、関係自治体はまず、じゃ、この程度だと考えているのであれば、それを言っていただければいいし。それを決めないと関係自治体に聞...全文を見る
○逢坂委員 では、時期についてはまだ未定だということでよろしいですね。はい、うなずいていただきました。ありがとうございます。  それでは次に、ちょっと毛色の違う話なんですが、原子力の問題を議論するときに、炉年という考え方があります。一基の原子炉を十年間動かすと十炉年という言い方...全文を見る
○逢坂委員 過去に発生した事故については用いるものではない、そういう理解なんですね。よろしいですね。うなずいております。はい。この答弁を基に、また後日いろいろやらせていただきますので、よろしくお願いいたします。  それでは次に、また話は戻るんですが、今回新規に避難計画の作成義務...全文を見る
○逢坂委員 はい、了解でございます。災対法四条の規定に基づいて都道府県がやったかどうかは、具体的には確認していないということですね。分かりました。  では次、これも前回、佐藤さんが御答弁なさって、規制委員会のことも御答弁なさったのでちょっとびっくりしたんですが、原子力災害対策指...全文を見る
○逢坂委員 了解でございます。それを踏まえて、また後日、深掘りさせていただきます。ありがとうございます。  そこでなんですが、今度は大臣にお伺いしたいんですけれども、実は先日の原子力特別委員会で、副大臣の方からの御答弁の中にこんな話がありました。  建設中の原発について、核燃...全文を見る
○逢坂委員 私も、法定されていないということを改めて確認をしたいわけです。  今の大臣の答弁をもう一歩深めたいんですけれども、仮に電力事業者がいついつまでに装荷したいというふうに言った、関係自治体の方もそれを目指して避難計画作りをやる、それに対して国もいろいろと、特に内閣府中心...全文を見る
○逢坂委員 先ほどの答弁と同じなんですが。だから、そこを私、もう一歩聞きたいんですよ。  多分、自治体の皆さんは、事業者の皆さんがいついつまでにと言うと、それを踏まえて様々計画を作る努力は私はすると思うんです、災対法上も義務がかかっていますし。だけれども、その期限までに作れない...全文を見る
○逢坂委員 いや、大臣のおっしゃることは分かるんですよ。誠実に様々なものに対応しようとする意味で、電力会社はいついつまでに燃料装荷したい、そうしたら、市町村の方も、いついつまでに、その時期までに何とか計画を作りたい、そういう努力をしたとしても計画が作れないことだってあるわけですよ...全文を見る
○逢坂委員 個別の問題の話をしているのではなくて、仮に事業者が期限を示したとしても、その時期までに市町村には避難計画を作る義務は生じませんねということを法的に確認をしているんです。
○逢坂委員 本来これは担当は内閣府だと思うんですけれども、内閣府も同じ見解でよろしいですか。仮に事業者が燃料装荷の時期を示したとしても、市町村はそこまでの間に避難計画を作る義務は法的には生じないということでよろしいですか。
○逢坂委員 支援するという話は、もう十分それを踏まえた上で、支援もいろいろいただくでしょう、様々なアドバイスもいただくでしょう、だけれども、事業者がここまでに燃料を装荷したいと言ったときに、避難計画を作成する市町村がその時期までに避難計画を作成しなければならないという義務は法的に...全文を見る
○逢坂委員 了解であります。  仮に電力事業者が燃料装荷の時期を明示したとしても、関係する市町村はその時期までに避難計画を作成する義務というのは法律上は生じないという確認をさせていただきました。  大臣、何かございますか。時間が迫っておりますので、簡潔にお願いします。
○逢坂委員 話合いの中で行われる、それは多分そうだと思います。私が何度も確認したかったのは法的な義務は生じないねということでありますので、それについては前に答弁いただきましたので、了解いたしました。  それで、時間がもう残り少ないので、規制庁にお伺いします。  原子力災害対策...全文を見る
○逢坂委員 規制庁、改めて確認します。これで最後にしますが、七五%低減するということは四分の一程度被曝ということだと思うんですが、屋内退避をするということは、一定程度の被曝を前提にしている、一定程度の被曝は避けられない、そういう理解でよろしいですか。
○逢坂委員 了解いたしました。ありがとうございます。今日の答弁も踏まえて、また深掘りをさせていただきます。  ありがとうございます。
04月28日第204回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号
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○逢坂委員 どうも、立憲民主党の逢坂誠二でございます。  大臣、今日もお世話になります。よろしくお願いします。  今日は、主に大間原発についてやらせていただきたいんですが、その前に核燃料サイクル全般についてお伺いします。  確認ですけれども、使用済核燃料を再処理してMOX燃...全文を見る
○逢坂委員 ありがとうございます。  私は、今の大臣の説明に一々反論を全部持っておりますので、これは後ほどまたやらせていただきたいと思うんですが、使用済MOX燃料をどうするかということについては、全く今の段階で答えがないんですね。使用済核燃料があるから再処理するんだと。では、使...全文を見る
○逢坂委員 法的要件となっていなかった。  それでは次に、二〇〇八年四月にこの大間の原子炉設置が許可されたわけですが、この時点で自治体からの同意というのは法的要件になっていたでしょうか。事実関係をお願いします。
○逢坂委員 では、今お答えいただいた両方の政府参考人にお伺いするんですけれども、法的要件ではないということは、自治体との関係はどうであったのか。自治体からはどのような方法で同意なり承認なり理解なりを得たのか。あるいは、自治体と相談をしているとすれば、同意を得た範囲というのはどこな...全文を見る
○逢坂委員 要するに、私、今、日本の原子力発電所の立地のプロセスをある程度丁寧に見させていただいているんですが、法的に実は自治体からきちんと同意を得るということは位置づけられていないんですね。これは非常に曖昧なんです。それで、特に炉の設置許可に当たっては、これは全く自治体から聞く...全文を見る
○逢坂委員 改めて、プロセスの中で自治体からの同意というのは全く要件になっていないということなんです。ただ、これほど重要な施設を設置するのに要件になっていなかったというのは、私は驚くほかはないなというふうに思っております。  そこで、大臣にお伺いしますけれども、大間原発に関して...全文を見る
○逢坂委員 今の大臣の答弁の中で、地元の理解という話がありました。あるいは過去の政府の質問主意書に対する答弁でも、稼働に当たっては立地自治体など関係者の理解と協力を得るというふうに政府は答弁しているわけですが、この場合の、大臣が今おっしゃった地元の理解、地元、立地自治体などという...全文を見る
○逢坂委員 では、今大臣がおっしゃる立地自治体というのは、立地自治体と周辺自治体という言葉を使われましたが、立地自治体というのは、まさに原子力のプラントが存在している、その住所地の自治体、そういう理解でよろしいですか。
○逢坂委員 では、ちょっと具体例でお話しさせていただきますけれども、大間原子力発電所の場合、まさに青森県大間町がその立地自治体になるわけですが、大臣の言うところの周辺自治体あるいは周辺都道府県として、北海道は入るのかどうか。北海道が入るとすれば、その中で函館市は入るのかどうか。函...全文を見る
○逢坂委員 地域の事情によって入るか入らないかを決めていくべきだと。  それを決めるのは誰なんでしょうか。
○逢坂委員 今、周辺自治体の中に、具体的に函館も含めてという答弁がございましたけれども、そうなりますと、当然、都道府県としては、北海道知事とも話し合う案件になるという理解でよろしいんでしょうか。
○逢坂委員 ありがとうございます。  それでは次に、この再稼働あるいは稼働について、立地自治体の理解という言葉を繰り返し使われているわけですね。この理解というのは一体どういうことなのか。  私は、立地自治体が、いわゆる平たい、国民の一般的な言葉で言うと同意という言葉を使うわけ...全文を見る
○逢坂委員 法令上の同意ではない。もちろん、それはそうですね。法的要件になっていないし、法律に規定もないですから、それは、何々に基づいて同意をするということではないとは思うんですが。  今の話からすると、自治体としては同意はしていないけれども理解は得られたというケースはあり得る...全文を見る
○逢坂委員 事業者は安全手続で自治体の同意を得ることは、それはルール上あることは私も承知しているんですが、あれは、でも、よく読みますと、同意が得られていなくても申請できるんですよね。様式の中に、同意が得られていない場合はそのことを書けということも書いてあるものですから。だから、必...全文を見る
○逢坂委員 実際にその発電所が運転してよいかの御理解を得る必要があると。そうなると、一般市民からしてみると、それは同意したかどうかということになるのではないかと私は思うんですけれども、今日の今までのやり取りを踏まえて、これは後でもう一回精査をさせていただきたいと思います。  そ...全文を見る
○逢坂委員 それでは、佐藤参考人に聞けばいいんでしょうか、この半径十から三十キロ圏内に位置する自治体、函館市、これが、今回、二〇一三年以降、新規に避難計画を作成する可能性の高い、UPZ内に位置する自治体という理解でよろしいでしょうか。
○逢坂委員 さて、そこでなんですが、二〇一三年以降、新規に避難計画を作成しなければならない義務が生じた自治体から、原子力発電所の立地について同意を得ているのか、あるいは、その立地に関して意見を聞くといったような法的な規定はあるのかないのか、この辺り、佐藤参考人でしょうか、いかがで...全文を見る
○逢坂委員 これは政府参考人に改めてお伺いするんですけれども、立地のときは法的要件ではなかったけれども、都道府県からも話を聞いて、立地については、一定の理解を得た上で立地を決めているわけですね。電源開発計画にも入れているわけですね。  ところが、今回、この避難計画を作成する義務...全文を見る
○逢坂委員 地点指定をするときに都道府県の意見を聞くということは、法律の規定ではないけれども、それはあることは私も承知しておりますし、現段階においても、あれは二〇〇五年でしたかに新しい規程ができて、あの規程の四条の一項第七号だったと記憶していますけれども、そこの所在の市町村の同意...全文を見る
○逢坂委員 大臣、今の松山さんの答弁は、電源開発、地域開発という観点では、改めてそのプロセスをやり直す必要はないんだという答弁だったように私は理解しているんですが、でも、新たに、三・一一の事故を経て、避難計画の策定の範囲も広がり、原発の事故の影響の及ぶ範囲というのは従前とは全く違...全文を見る
○逢坂委員 丁寧な理解を求めていく、それには、先ほどの松山さんの答弁によれば、稼働の是非も含めてという、稼働への理解も含めてということだったとは思うのですが、私はそれでは不十分だと思うんですよね。立地そのものをやはり問わなければならないのではないかという気がするんですよ。  だ...全文を見る
○逢坂委員 基礎自治体の立場からしてみると、法律が変わったから、自動的にもう義務が生じたから避難計画を作りなさいというのは、やはりどう考えても承服できない。  前にもお話ししましたけれども、私、以前、原発の避難計画を作ろうとしたんですよ。そのとき、実は止められているんですね、二...全文を見る
05月14日第204回国会 衆議院 経済産業委員会 第13号
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○逢坂委員 立憲民主党の逢坂誠二です。  大臣、今日もよろしくお願いします。  冒頭、先ほど後藤委員が質問された件で、一時支援金ですけれども、そもそも知らないということに加えて、一時支援金は知っていても、そもそも自分は該当にならないと思っている人がむちゃくちゃ多いんですね。特...全文を見る
○逢坂委員 大臣、よろしくお願いいたします。ありがとうございます。  それでは、今日の本題に入りたいと思うんですが、私は、政治の役割は国民の命と暮らしを守ることだと思っています、命と暮らしを守ること。そして、更に言うならば、命と暮らしを守る上で、やはり最終的に国民が幸せでなけれ...全文を見る
○逢坂委員 従業員にしっかり給料を払うこと、あるいは分配という話もございました。あるいは、従業員にきちんと給料が払えないようなときは、例えば政治の力でそれを補正していくというような趣旨のことも話されたと思います。  私はやはり、最終的に一人一人の国民に、きちんとした、生活に足る...全文を見る
○逢坂委員 一口に私は売りという言い方をしましたけれども、なかなか簡単なことではないというのは事実だと思います。ただ、これからの社会、多分、日本がたくさん物を作って、安く物を世界に売っていくという時代では必ずしもないんだろうと思うんですね。やはり、知の集積とか、この技術がなければ...全文を見る
○逢坂委員 率直に日本の賃金が諸外国に比べて上がっていないということを御発言いただきましたけれども、非常にこれは私は重要な認識だと思うんですね。  ここの認識をしっかり持った上で、それは政治のパフォーマンスとして、政治のアピールとして、いや、実は賃金は我々の内閣になって上がりま...全文を見る
○逢坂委員 一昨日のこの委員会で、大臣はこのように答弁されておられました。企業が収益を上げて、それが賃金の形で分配され、国民の所得や消費が増えることで成長が進むという分配をすることによる成長と、企業が成長することで賃金支払いのパイが増えるという成長からの分配が循環することで、成長...全文を見る
○逢坂委員 好循環を目標にするというのは私も全くそのとおりだと思うんですが、もう一歩踏み込んでお伺いしたいんですけれども、賃金がうまく分配されない、その原因、理由というのはどういうところにあると見ていますかね。
○逢坂委員 私、ここでやはり一つは、非正規雇用というのはどうしてもこれは考えざるを得ないのだと。考えざるというのは、ここの課題を考えなきゃいけないんだと思うんですね。  経営者にしてみると、非正規雇用というのはある一定程度使いやすい仕組みであると思います。景気が悪くなって会社の...全文を見る
○逢坂委員 非正規雇用の課題、いろいろあると思うんですが、今、新原さんからいろいろお話しいただきましたけれども、確かにそういう雇用を望んでいる方もいるとは思うんですけれども、非正規雇用の課題というのはやはり、自分の賃金が将来どうなるのか、なかなか予見可能性、見通すことができないと...全文を見る
○逢坂委員 大臣、今言いましたとおり、人口問題というのはやはり子育て政策だけでは解決しないんですね。それは、子育て政策の適用を受けられる方は、国内では条件のいい方だというふうに思わざるを得ないんです、今のこの私が示したデータを見ると。  だから、そういう意味でいうと、働き方をど...全文を見る
05月27日第204回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第7号
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○逢坂委員 おはようございます。  本起草案の趣旨及び内容につきまして、提出者を代表して御説明申し上げます。  災害時等における船舶を活用した医療提供体制の整備に関しては、政府において、阪神・淡路大震災の経験等を踏まえ、病床や手術室を備えた艦船の整備等の取組が行われてきました...全文を見る
○逢坂委員 御質問ありがとうございました。  今、幾つか森山委員から具体的な数値なども含めて御質問がございましたけれども、現時点で、特に、二万トン規模で五百床であるとか、そういったことが具体的に決まっているわけではない。五百床、二万トンというのは、政府の検討会においてそれらを念...全文を見る
05月28日第204回国会 衆議院 環境委員会 第12号
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○逢坂委員 立憲民主党の逢坂誠二でございます。  今日は質問の機会をいただきました。理事並びに委員長に心からお礼申し上げます。ありがとうございます。  それでは、小泉大臣、今日は、原発の避難計画、大臣が担当というふうに承知をしておりますので、それについてお伺いをさせていただき...全文を見る
○逢坂委員 知っていたか知っていなかったかは、それは大した問題ではないんですが、それは事実であったことであります。  しかし、三・一一の事故以降は、日本の原発全てについて、過酷事故は起きる可能性はゼロではない、起き得るんだというふうに政府の認識が変わったということは御理解されて...全文を見る
○逢坂委員 要するに、三・一一以降、日本の原発も全てにおいて過酷事故は起き得るんだというふうに政府の考え方も変わっているわけですが、そのときに問題になるのが、実は避難計画であります。  以前は、過酷事故は起きないという前提に立っておりましたので、避難計画もそれに沿って作っている...全文を見る
○逢坂委員 認識は全く同じという話を聞いて、若干安心いたしました。  一つ事例を紹介いたしますと、一九八四年、アメリカのニューヨーク州にショアハムという原発が完成いたしました。一九八四年であります。ところが、この原発に関連して地域の住民の皆さんから、避難がきちんとできないのでは...全文を見る
○逢坂委員 私、今の発言は非常に認識が甘いと思いますよ。  一緒に作っていくというのはいいでしょう。完璧なゴールがないというのもいいでしょう。だけれども、本当に、最初の段階、完璧なものはないけれども、まず形として作ったものが全く機能しないものである、そういうところだって私はある...全文を見る
○逢坂委員 今の答弁からしますと、安全協定を結ぶ範囲というのは、それぞれの地域ごとに、実態に応じて、自治体と電力事業者、これらが相談をして決めるということでよろしいですか。
○逢坂委員 加えて、協定の内容それから見直し、これも、地域の実態に応じて、地域で相談の上、柔軟に実施すべきものだ、こういう理解でよろしいでしょうか。
○逢坂委員 そこでなんですが、これも長坂副大臣の認識、政府の認識を伺いたいんですが、安全協定を締結している自治体自らが、避難計画に関して、十分にこの避難計画では地域の住民の皆さんの安全を守ることはできない、命を守ることができない、私たちの地域ではそういう避難計画の策定は無理である...全文を見る
○逢坂委員 改めて確認をさせていただきました。しっかりとした避難計画がない中では実態として原発が稼働することはないという御答弁だというふうに理解をいたします。  ただ、もう一方で、原発が稼働する、しないにかかわらず避難計画は必要であるという認識がございましたけれども、私も、稼働...全文を見る
○逢坂委員 それでは、ここでまた小泉大臣の方へ質問が戻るわけですが、まず、必ずしも大臣の所管ではないんですけれども、梶山大臣が発言している自治体の同意というのは、法令上、原発稼働の要件ではないということでありますけれども、この認識も、大臣、一緒でしょうか。
○逢坂委員 そこで、改めて、この質問は小泉大臣に聞くのは初めてなんですが、総理も梶山大臣も、しっかりとした避難計画がなければ、先ほど長坂副大臣から答弁があったとおり、原発は稼働しない、実態として稼働しない。加えて、新しく造る原発、新設原発に関しては、しっかりとした避難計画がなけれ...全文を見る
○逢坂委員 そこでなんですが、ここで問題になるのは、しっかりとした避難計画というのは一体いかなるものかということなんですけれども、これについての大臣の御認識はいかがですか。
○逢坂委員 経産大臣からの答弁はそうなんですけれども、防災担当、避難計画担当大臣としての認識はどうかと私は聞いているんです。経産大臣と一緒なら一緒ということでもよろしいですし、多少そこは違うんだということであれば、まさに避難計画担当大臣でありますから、自分の言葉できちんとお答えい...全文を見る
○逢坂委員 結論的に言うと、地域原子力防災会議、ここで原子力災害対策指針などに照らして具体的かつ合理的であることを確認された計画、これを大臣はしっかりとした避難計画というふうに認識をしているとの理解でよろしいですか。
○逢坂委員 そこでなんですが、地域防災計画あるいは原子力発電所の避難計画、これをまず策定するのは市町村防災会議であります。しかも、地域の事情に精通している市町村がこの防災計画や避難計画を作るというのは非常に合理性があることだと私は思っているんですが、この避難計画がきちんと機能する...全文を見る
○逢坂委員 まず、やはり当該自治体、特に、都道府県ではなく、私はやはり市町村だというふうに思っておりますが、市町村が、この避難計画はきちんと機能しますねとか、これじゃやはり無理ですねといったようなことを判断するのが第一義的には重要なことだというふうに思っております。  そこでな...全文を見る
○逢坂委員 まず二つといいましょうか、地域原子力防災協議会で確認することはないということを言いましたけれども、この会議を開かないとはおっしゃいませんでしたが、市町村が納得できない場合、開かないということでよろしいかどうか、一点確認したいんです。よろしいでしょうか。
○逢坂委員 事実上開けないということを確認させていただきました。  それともう一点。大臣の言葉尻を捉えるわけではないんですけれども、防災基本法上、市町村に防災計画を作る責務があるということは私も重々承知をしております。ただ、自然災害などにおける市町村の責務と、私は、原子力防災、...全文を見る
○逢坂委員 なぜ私がこういう認識を持つかというのは、冒頭にもお話ししたとおり、二十年前に防災計画、原発の避難計画を作ろうと思った、ところが、事故は起きないんだ、だから作ってもらいたくない、慎重に、そういう要請が、要請というか、要請とも言えないんですけれども、でも役所の雰囲気はお分...全文を見る
○逢坂委員 荒木さん、今の答弁からすれば、課題ごとにやるということは、それは理解はいたしますが、課題ごとであっても、自治体の側から、これは作業部会を開いてもらう段階ではないんだ、これは開けないんだというような話があった場合、それでも開くということですか。課題を解決するために、それ...全文を見る
○逢坂委員 作業部会というわけではなくて、要するに日常のやり取り、こういうものもやっていくんだというふうに理解をさせていただきました。  是非大臣に認識をいただきたいんですけれども、原発の立地地域へ行ってみてください。実際に行ってみて、本当にここで機能する避難計画が作れるのかど...全文を見る
○逢坂委員 一般的に、国民の皆さんは、避難計画というものを考えるときに、被曝しないように避難計画があるのかなというふうに思うわけですが、実はそうではなくて、原子力災害対策指針は一定程度の被曝を許容せざるを得ないということが前提になっているんですね。  避難の前に屋内退避というの...全文を見る
○逢坂委員 これで最後にしますが、先ほど大臣は、しっかりした避難計画というのは地域防災協議会で確認された計画だという発言をしているわけです。私が言っているのは、そうではなくて、しっかりとした避難計画ではなくて、市町村そのものが、仮に確認された計画であっても、これでは機能しない、こ...全文を見る
○逢坂委員 了解いたしました。  今日はありがとうございました。終わります。
06月09日第204回国会 参議院 災害対策特別委員会 第8号
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○衆議院議員(逢坂誠二君) 御質問ありがとうございます。答弁させていただきます。  今回のこの法案の中では病院船という文言は用いてはおりませんけれども、一般的に病院船とは、災害時において船内で医療行為を行うことを主要な機能とする船舶をいうと、そのように理解しております。  そ...全文を見る
○衆議院議員(逢坂誠二君) 御質問いただいた中で、まず施行期日を公布日から三年以内の政令で定める日とした理由について申し上げますと、まず、この病院船、いわゆる病院船を具現化していくためには様々な法制上の措置も必要になることも考えられますので、そのための準備も必要であろうということ...全文を見る
12月14日第207回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○逢坂委員 おはようございます。逢坂誠二でございます。  総理、今日はお世話になります。委員長もよろしくお願いします。  特に政調会長時代、いろいろお世話になりまして、ありがとうございました。岸田総理と話をしていて、政策や考え方に私と近いところがあるなというふうに思っていまし...全文を見る
○逢坂委員 突然の質問で恐縮でありました。池田さん、所得倍増ということでありますけれども。  それぞれ、目指す政治家、似ているところもあるのかなというふうに思いつつも、とにかく国民の命と暮らしを守るために様々な政策を具体的に実行する、そのために私も頑張ってまいりたい、そう思いま...全文を見る
○逢坂委員 一日しか在籍しないのに満額払われることは国民の理解は得られない、これは政治家が考えなければならない課題であるということであります。  もう一方、現在、文通費、これは使途を公開しなくてもよいということになっております。ところが、世論調査などを見ると、この点についても多...全文を見る
○逢坂委員 総理は今、事実を述べただけで、国民の皆さん、それは疑問に思うのは当然だろう、それを受けて各党各会派で議論をしていると認識をしているということでありますけれども、総理御自身、どう思われますか、この使途は公開しなくてもいいよということについて。これは、やはり国民の皆さんが...全文を見る
○逢坂委員 国民の疑問に応えていくことは重要であると。国民の疑問は、要するに、使途が公開されないのはおかしいだろうという疑問があるわけで、その疑問に応えることは重要だという認識でよろしいですか。
○逢坂委員 内容について総理が踏み込まないというのは、私、いささか残念であります。総理自身も国会議員の一員でありますし、文通費も受け取っておりますから、そこに踏み込まないのは非常に残念なんですが。  立憲民主党としては、これまで、日割り、それから返還、使途の公開、これを三点セッ...全文を見る
○逢坂委員 この点について、日割りだけでよいと考えているのか。我々は三点セットが大事ですよと、日割りが大事ですよ、返還が大事ですよ、使途公開の三点セット……(発言する者あり)
○逢坂委員 これが大事ですよということを言っているわけですが、どうも御党の議論を見ると日割りだけでいいんじゃないかというふうにも聞こえるんですが、この点は、総理、いかがですか。
○逢坂委員 総理の立場は、もうこれはいつも語り尽くされていることですが、総理の立場であると同時に自民党総裁です。党の立場、これはよく予算委員会の答弁でも、使い分けた答弁をされる場面もありますので。  私どもは、繰り返し言いますけれども、日割りをやること、返還をすること、使途を明...全文を見る
○逢坂委員 総理、総理としてのお立場は私は理解はいたします。でも、自民党の総裁でもありますから、是非、議論を見守るということではなくて、野党も、今我々が主張している三点セット、日割り、返還、使途の公開というのは、多くの野党の皆さんからも、それはいい方向じゃないですかということを御...全文を見る
○逢坂委員 是非、総理、しっかり議論をしてくれということを言っていただきたいと思います。  我々は、何度も繰り返しますけれども、日割り、そして返還、それから使途を公開する、この考え方を明確に旗印と掲げ、そしてこれを法案として提出をしておりますので、是非よろしくお願いしたいと思い...全文を見る
○逢坂委員 希望する方へ配付をする、あるいは福祉施設などへ配付をするということですが、後藤大臣、ガーゼのマスクは、今、コロナのこの感染の中で、こういう不織布のマスクに比べて効果が薄いということで、私も実は以前、布のマスクをしていたんですが、それをしているだけでも批判を受けるという...全文を見る
○逢坂委員 じゃ、この八千二百七十二万枚のマスクは、いつ在庫がはけるかまだ今の時点では分からない、だけれども在庫は抱え続けるということでよろしいですか、後藤大臣。
○逢坂委員 じゃ、改めて総理にお伺いしますが、今の後藤大臣の答弁からすれば、廃棄よりもまず有効活用を考えるんだということ。ただ、今のペースでいけば、簡単にこの八千二百七十二万枚の在庫が減るとはちょっと私には思われない。ということは、保管料、今、年間大体十億ぐらいかかるんですね、去...全文を見る
○逢坂委員 費用対効果の観点から何か検討させたいと。その中には、廃棄という選択肢もあるんでしょうか。それは、あくまでも有効活用ということでしょうか。
○逢坂委員 中身について予断を持って答えるのは控えたいというよりも、中身は今の時点で想定がつかないから答えられないというのが現実じゃないかと思うんですが、それはちょっと脇に置くとして、今回のこのアベノマスクですけれども、私は、どうもこの政策は、この政策の発足当初といいましょうか、...全文を見る
○逢坂委員 今、総理が答弁する前に、私の隣の与党筆頭の谷公一さんから、それは失敗したとは言えないよというつぶやきが聞こえたんですけれども、確かに総理の立場でなかなか失敗したとは言えないというふうに思います。  だけれども、今、総理が真摯にお答えいただきました、会計検査院のことも...全文を見る
○逢坂委員 私は、政策を様々実行する上で、岸田総理の聞く力、これが本当に妥当かどうかということを聞くということがあれば、多分こんなことにはならなかったんじゃないかと思うんですね。昨年、予算委員会でもこの問題、私も安倍総理ともやり取りをさせていただいたこともありますけれども、何かや...全文を見る
○逢坂委員 私、今の総理の判断は、国民の皆さんには納得いただけないと思いますよ。副大臣自身も、国民の理解は得られないと言っている。総理自身も、理解は得られない、そうお感じになっておられる。その上で、副大臣は、任命についてはもう、どう身を処するかということについては全てを任命権者に...全文を見る
○逢坂委員 現時点で総理が何も処分をしないというか、要するに、このまま継続して副大臣を続けるという判断をされていることについて、多分、私は、国民の皆さんにしてみると、そうか、そんな程度なんだという思いを持たれるんじゃないかと思っています。  この問題については、私の後の時間に同...全文を見る
○逢坂委員 コミュニケーションを続ける中で、柔軟な制度設計ということで対応してまいりたいということでありますから、自治体から追加の要望などがあれば見直しもあり得るという理解でよろしいですか。大きくうなずいておりますので、それでよろしいという理解をいたしました。  それでは、総理...全文を見る
○逢坂委員 余り説得力がないですね、山際大臣。  今のような話であるならば、どっちも選択できますよということでいいんじゃないですか、どっちにもメリットがあるんだから。だから、クーポンをやりたいというところはクーポンどうぞ、現金でやりたいというところはどうぞと。クーポンを原則にす...全文を見る
○逢坂委員 総理、全く説得力がないというふうに思うんですがね。  今回のこの混乱の要因というのは、総理、何だと思いますか。政府がクーポンにこだわったことじゃないですか。二回給付、クーポンにこだわるから自治体の現場は混乱して、本当にそんなのこの短期間の中で二つもやらなきゃいけない...全文を見る
○逢坂委員 大変不満ではあります、クーポンの原則は変えないと。ただ、クーポンであれ現金であれ、どっちを選択してもいいんだ、そこに条件はつけないということについては評価をしたいというふうに思います。  じゃ、もう一点、総理にお願いがあるんですよ。所得制限です。  これは相当不公...全文を見る
○逢坂委員 何を答弁されているのか、後半、ちょっとよく分かりませんでした。  それはともかくとして、児童手当の所得についていろいろ議論すれば、これまで受給されている方がそこから外れる可能性があるので、そこは慎重にやらなければ駄目なんだという議論は、私は十分承知をいたしております...全文を見る
○逢坂委員 それぞれの立場で全力で取り組んだ結果であると。だけれども、所得制限は不公平でしたよとか、自治体の現場は混乱しましたよということでは、やはり納得できない。全力で取り組んだけれども、やはり聞く時期をもっと早くすべきだったと私は思います。  そこで、総理、今、十八歳までの...全文を見る
○逢坂委員 緊急小口は、あくまでもこれは貸付けですね。それから、生活者自立支援というのは、実は要件が厳し過ぎてほとんど活用できないといって、物すごく苦情が多いんですよ。だから、今回有効になるのは、住民税非課税世帯への十万円の給付というのは、これは直接的に有効になると私は思っていま...全文を見る
○逢坂委員 山際大臣、この予算というのは、国が直接支給するんですか、自治体に移し替えるんじゃないですか。それはどちらですか。
○逢坂委員 総理、今最もお金を必要とされる方々、生活に困窮されている方々への対応は、これから補正予算、明日、衆議院では採決というふうに伺っておりますけれども、その後、参議院でも同じような日程をかけて採決をして、その後、今度、自治体の議会で議決しなきゃいけないんですよ、予算を計上し...全文を見る
○逢坂委員 次に、あわせて、最近余り議論になりませんが、事業者への支援についても若干言及をさせていただきたいと思うんですが、地域を問わない、業種を問わない、規模別で事業者に支援をする、これは、総理、所信の中で述べていただきました。  総理、もしかするとお忘れかもしれませんが、こ...全文を見る
○逢坂委員 今後の検討課題ということで考えていくということの発言をいただきましたので、〇・五歩前進かなと思っておりますが、私は工夫の余地はあると思っていますので、是非また御相談させてください。  それじゃ、今日、時間がなくなりましたので、最後に一つ。  介護、保育、幼児教育の...全文を見る
○逢坂委員 厚労大臣、それじゃ、確認させてください。  所信では、介護、保育、幼児教育の現場で働く方については、来年二月から三%、年間十一万円程度給与を引き上げますと言っているんですよ。これだけを読むと、この介護や保育の現場にいる方の給与はみんな上がるような印象を持つんですが、...全文を見る
○逢坂委員 岸田総理、今日はありがとうございました。今日は公文書管理と憲法についてもじっくりやりたかったんですが、残念ながら時間切れとなりました。これはまた次回に譲りたいと思いますけれども、正すところはきっちり正してもらって、国民のために少しでもよい政策を実現するということに我々...全文を見る