逢坂誠二

おおさかせいじ

小選挙区(北海道第八区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数5回

逢坂誠二の2022年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月03日第208回国会 衆議院 議院運営委員会 第12号
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○逢坂委員 立憲民主党の逢坂誠二でございます。  山中先生、今日はお世話になります。よろしくお願いします。  まず、私から一点目ですけれども、政府は、国会の答弁などで、原発の避難計画について、十分に機能する避難計画がない中では原発は実態として再稼働はできない、それから、新しい...全文を見る
○逢坂委員 今お話ありましたとおり、原子力規制委員会は原子力災害対策指針を策定することになっておりますけれども、原発に関する避難計画がしっかり機能するかしないか、これを判断するのは避難計画を作る市町村であるという考えでよろしいでしょうか。
○逢坂委員 次に、使用済核燃料の処理を山中先生はどのようにすべきとお考えか、さらに、核燃料サイクルについてのお考えをお聞かせください。
○逢坂委員 それでは、核燃料サイクルの結果生ずる使用済MOX燃料についても同様の見解でしょうか。
○逢坂委員 使用済MOX燃料をどうするか、使用済核燃料をどうするかは、エネルギー政策の問題ではなくて、原子力そのものに関わる根本問題だと思うので、それについての見解を述べられないというのは極めて残念であります。  さて、次の質問であります。  政府は、エネルギー基本計画におい...全文を見る
○逢坂委員 質問の意図が理解されていなかったようなんですが、政府は、原子力発電所に関しては、いかなる事情よりも安全性を最優先させると言っているんです。一方で、原子力規制委員会の規制基準に適合すれば原発を再稼働すると言っているんです。  だから、政府の立場は、いかなるものよりも安...全文を見る
○逢坂委員 原子力規制委員会の規制基準に適合しても、それでは、山中委員の考え方でいけば、いかなる事情よりも安全性を全てに最優先させたことにはならない、そういうお考えでしょうか。
○逢坂委員 ちょっと厳しい質問になって恐縮ではありましたけれども、規制委員会の規制基準と政府の安全性の間に私は隙間があると思っていまして、その意味で、厳しい質問をさせていただきました。  ありがとうございました。
○逢坂委員 立憲民主党の逢坂誠二でございます。  山中さん、済みません、もう一問お願いします。  私、日本の原発には致命的な欠陥があると思っているんです。それは、日本の原発の全ては過酷事故が起きないことを前提にして立地を決めております。そのために、今の日本の原発は、万が一過酷...全文を見る
04月28日第208回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号
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○逢坂委員 立憲民主党の逢坂誠二です。  今日はお世話になります。よろしくお願いします。  今、前段、浅野さんが審査のことを質問されましたので、本題に入る前に、ちょっと具体的な話を一点だけお伺いさせてください。  北海道の泊原発ですけれども、規制基準への適合審査、これが今遅...全文を見る
○逢坂委員 分かりました。  それで、もう一点だけ。今後、この泊原発の審査ですけれども、それを例えば前倒しをするとか、何らかの便宜を図るとか、規制委員会として何らかの取組をする、規制委員会自らが何らかのことをやるということはあり得るんでしょうか。
○逢坂委員 今の更田委員長の答弁を聞いて、安心いたしました。  私は、やはり原子力発電所の適合性審査というのは、ルールを飛び越えて特別な便宜を図るべきではないというふうに思っているんですね。決められたルールの下で確実な審査をすべきだというふうに思っておりますので、その方向でよろ...全文を見る
○逢坂委員 どうもありがとうございました。  それでは次に、津軽海峡の話を聞かせてください。  津軽海峡、これは国際海峡であります。国際海峡でありますので、津軽海峡を航行できる外国船舶の種類に制限はないというふうに承知をしております。  そういうわけで、外国の軍用艦も航行で...全文を見る
○逢坂委員 無害通航権があるということは理解をいたしましたけれども、でも、軍用艦の場合は、それは五・五キロ、二十二キロということに規定されるという理解でよろしいでしょうか。
○逢坂委員 ということは、軍用艦であっても、五・五キロを超えて接近することは可能だということでしょうか。
○逢坂委員 了解いたしました。  それでは、ちょっと次の質問をさせていただきます。  これは更田委員長にお伺いしますが、日本の原発、これは原子炉、核燃料プールに限って質問させていただきたいんですが、航空機の落下について、日本の原発というのは耐えられる構造になっているのかどうか...全文を見る
○逢坂委員 委員長、内閣府の平岡さんはもう退室して構いません。よろしくお願いします。
○逢坂委員 どうもありがとうございました。  それでは、更田委員長にもう一つ。  日本の原子炉及び核燃料プールは、ミサイル攻撃については、これは大丈夫な状況なのでしょうか。いかがですか。
○逢坂委員 ということは、まず、ミサイルの方から整理しますと、ミサイル攻撃については、審査においては評価の対象にしていない、検討していないということ。  それから、航空機の事故については、事故によるいわゆる落下、これは落下確率を評価した結果、落下に関する防護については設計上考慮...全文を見る
○逢坂委員 そういうことからすれば、委員長、航空機の意図的な落下、あるいはテロ、あるいはミサイル攻撃、それによって日本の原子炉あるいは核燃料プールは破壊される可能性があるということが、破壊されないということを言っているわけではありませんので、破壊される可能性がある、そういう理解で...全文を見る
○逢坂委員 航空機についてはいかがでしょうか。意図的な航空機の衝突、あるいはテロ、この場合については、プラントが損傷することを前提にして可搬型設備のことに言及しているのではないでしょうか。
○逢坂委員 そこに私は若干飛躍があるような気がするんですが、ミサイルの場合は、破壊される可能性というのはあるかもしれない。航空機の場合は、原子炉建屋に限って何か破壊されているようにしか聞こえないんですけれども、原子炉あるいは核燃料プールには影響がない、そういう前提で考えておられる...全文を見る
○逢坂委員 ちょっと私は分からないんですけれども、航空機の場合は、原子炉が破損する、壊れるということについては言及されないんですが、意図的な航空機の墜落、あるいはテロ、その場合、原子炉そのものは破壊される可能性というのはないという判断をしているのかどうか、そこはいかがですか。
○逢坂委員 事故に至るというのは、原子炉が壊れるような事故に至ることもあるということでしょうか。いかがでしょうか。
○逢坂委員 この間のやり取りを総合しますと、ミサイルでは原子炉も壊れる可能性がある、航空機の意図的な落下、若しくはテロによっては、放射性物質が放出される可能性のある事故につながる可能性も否定できないということだというふうに理解をいたしました。  そうすれば、とにかく、ミサイル攻...全文を見る
○逢坂委員 自衛隊が治安出動で対処することができるということは可能だということは理解をいたしております。  経産省にお伺いしたいんですけれども、とにかく、航空機の意図的な落下、テロ、ミサイルによる攻撃、これから日本の原子炉を守らなければいけないと思っているんですね。その際に、自...全文を見る
○逢坂委員 細田副大臣、今の答弁を私は理解するんですけれども、例えば、武力攻撃が発生したときに、多層防衛を含め、自衛隊が適切に対処するといったような答弁をされたかと思うんですが、これは別に原発に限りませんよね。だから、どの施設であっても、仮にこの国会であっても、もしそういう事態に...全文を見る
○逢坂委員 ちょっと今の答弁はよく分からなかったんですけれども、後でちょっと議事録をよく読ませていただきます。  そこで、もう一点、経産省にお伺いしますが、海外の原子力施設、これは、例えば軍が警備をしているという例があるというふうに承知をしているんですが、これについて、経産省の...全文を見る
○逢坂委員 アメリカはそういうルールになっているということは、私も、余り深くではありませんが、何となく承知はしております。  一方、例えば、フランスのラ・アーグというところにある再処理工場、ここには地対空ミサイルが配備されているというふうに承知をしているんですが、これについての...全文を見る
○逢坂委員 先ほど更田委員長から話があったとおり、ミサイル攻撃には、やはり原発は壊される可能性がある、航空機の落下であっても、放射性物質が外へ漏れ出る、あるいは激しく外へ出る可能性もあるというふうなことを言われているわけですね。だから、原発の守りというのは、やはり今の段階で本当に...全文を見る
○逢坂委員 それでは次に、核燃料サイクルについてお伺いをします。  日本の原子力発電所に限らず、世界の原子力発電所は、使用済核燃料の処理にみんな苦慮をしている。日本では、使用済核燃料の処理に対処するために、使用済核燃料を再処理をしてMOX燃料を作ってそれを使うということで、核燃...全文を見る
○逢坂委員 要するに、核燃料サイクルをやれば、使用済核燃料の問題というのは解決するんですか。  要するに、新たな使用済MOX燃料が出るだけであって、その使用済MOX燃料を、例えば直接処分をするというならまた話は変わってくるわけですが、今のお話からすると、使用済MOX燃料を直接処...全文を見る
○逢坂委員 後で冷静になってというか、丁寧にお考えいただきたいんですけれども、使用済核燃料を再処理すれば、減容化される、毒性の低減、あるいは、放射性物質の半減期、十万年以上から約一万年ぐらい、八千年ぐらいに短くなる、それは私は十分理解しますよ。  だけれども、それで作った燃料を...全文を見る
○逢坂委員 ということは、技術開発がされるまでは使い続ける、技術開発がされたら、使用済MOX燃料、MOX燃料、核燃料サイクルはやらないということなんですか。そこも何もまだ決まっていないということなんでしょうか。
○逢坂委員 ちょっと理解できないんですが、使用済燃料を再処理をして処分するというふうにおっしゃいましたよね。再処理をして処分する。再処理をした後、それでは、その作ったMOX燃料は使わないという意味ですか、それは。どういう意味ですか。何を処分するんですか。
○逢坂委員 繰り返すようですが、やはり再使用するんですよね。再使用したら、また使用済みのものが出るわけですよね。それをまた再使用するんですね。それではまた使用済みのものが出るわけですね。いつになったら終わるんですかということなんですよ。  それでは、それは現時点では不明確だけれ...全文を見る
○逢坂委員 使用済MOX燃料の再処理の技術開発を二〇三〇年度を目途に進めるということですか。ということは、やはり使用済MOX燃料も改めて使うということですね。  そうなれば、使用済MOX燃料を使った後のまた使用済燃料も出るという想定で今はいるということですか。
○逢坂委員 私は、原子力発電のやはり最大の問題というのは、幾つも問題があるんですけれども、この使用済燃料の処理ができないということだと思っているんですよ。  核燃料サイクルは、確かに減容化ですとか毒性の低下という観点は、それはあるんだろうとは思いますけれども、やればやるほど、使...全文を見る