大島敦

おおしまあつし

小選挙区(埼玉県第六区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数8回

大島敦の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月20日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○大島(敦)委員 民主党の大島敦です。  国民年金法の質問に入る前に、何点かお伺いさせてください。  まず一点は、雇用保険財政について確認したいと思います。  昨年の十一月の二十一日の当委員会で、雇用保険財政について、弾力条項の発動について坂口厚生労働大臣に伺わせていただき...全文を見る
○大島(敦)委員 次の質問に移らさせていただきます。  次の質問というのは、BSE関連の質問なんですけれども、先月の二月の二十七日の当委員会で、自由党の樋高委員の質問に対して、農林水産省の宮腰政務官より、BSE対策の一つとして、牛一頭一頭につけた一つの番号で農場から食卓まで牛肉...全文を見る
○大島(敦)委員 そうしますと、屠畜されるまでの牛一頭一頭のバーコード管理についてはされるということなんですけれども、屠畜された後、食卓にのるまでの牛肉の個別の管理ということについては、現状では国としては無理であるというような考え方でよろしいでしょうか。
○大島(敦)委員 もう一つ、BSE関連の御質問をしたいんです。  今回の、トレースがもしもできるシステムが確立しても、売り場で表示がごまかされてしまってはどうしようもなかったり、特に昨今、食品の表示についての問題が多々ございますので、そのところの、日本での食品表示に関する法律と...全文を見る
○大島(敦)委員 ありがとうございました。  ともすると縦割り行政でございますので、そこのところを政治主導で、横の連絡を密にとりながら、国として一番安全な食品行政を進めていっていただきたいと思います。  BSEに感染して起こるとされる変異型クロイツフェルト・ヤコブ病がヨーロッ...全文を見る
○大島(敦)委員 国民年金法について質問をさせていただきます。  昨年の三月十六日の厚生労働委員会で我が党の古川委員が質問いたしましたように、完全自動物価スライド制がある以上、年金制度について不安を持っている現役世代、そして若い世代に納得がいく説明、特に国民年金の財政の問題につ...全文を見る
○大島(敦)委員 最後に、年金関連でもう一つ質問をさせてください。  昨年の日本版四〇一k、確定拠出年金の法案が通りまして、もう施行されていると思います。今の現状がどうなっているかというところと、ことしになってから、アメリカのエンロン社の破綻によって非常に影響を受けた方が多かっ...全文を見る
○大島(敦)委員 ありがとうございました。
04月12日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○大島(敦)委員 民主党の大島敦です。きょうは、中小企業退職金共済法の改正案についての審議をさせていただきます。  まず冒頭、今回の対象となる勤労者退職金共済機構について、政府参考人から、その機構の役割について伺わせてください。
○大島(敦)委員 それでは、この勤労者退職金共済機構の、中小企業退職金共済制度、そのほか特定業種退職金共済制度、二つの共済制度があると思いますけれども、この対象従業員数と総資産額について伺わせてください。
○大島(敦)委員 そうしますと、一般の中小企業退職金共済制度の対象従業員数が二百七十万人ぐらい、総資産が三兆円ですから、大体三兆円という総資産は、中堅の生命保険会社と同じぐらいの総資産額であると考えます。一般の中小企業退職金共済制度二百七十万人、そのほか特定業種退職金共済制度の対...全文を見る
○大島(敦)委員 今の私の議論というのは、やはり三兆円の総資産を運用しておりまして、この三兆円の利回りを三%から今回は一%に下げる、今後下げたり上げたりすることに関しては政令で定めるということですから、国会での審議が必要なくなるわけなんです。  例えば、先ほど私が申し述べました...全文を見る
○大島(敦)委員 私も今回の改正案を勉強させていただきまして、利害関係者であるお金を拠出している会社の経営者の方、あるいは退職金を受け取る予定である従業員の方、この利害関係人の声を、こういう予定利率の変更あるいは重要事項の変更にいかに加わらせることが可能であるかということは考えた...全文を見る
○大島(敦)委員 もう一つは、意見をどうやって反映していくかということだと思うんです。  審議会の方も、五人、五人、五人で、十五人で今審議しておりまして、多くの方がいろいろな意見を多分言いたくなるケースもあるかと思う。そうすると、その場合に、パブリックコメントを公に審議会でとっ...全文を見る
○大島(敦)委員 その具体的な方向なんですけれども、この議事録を読んでみると、パブリックコメントを集めた方がいいのではないかというような御発言も審議会の議事録の中にあったものですから、一つの方法として、コストもかからないですし、幅広い意見を集めるためには必要なのかなと。ただ、パブ...全文を見る
○大島(敦)委員 済みません、大臣にちょっと確認したいんですけれども、今回の審議会での議題として、予定運用利率の変更は重要事項として今後も必ず審議会で議論に付す、そういう理解でよろしいでしょうか。
○大島(敦)委員 今の御発言なんですけれども、大筋というところは、予定運用利率の変更も含まれるということで御理解させていただきました。  そしてもう一つは、予定運用利率の変更、これは事後的なものなわけです。やはり契約するときが一番大切でございまして、どういう契約をするのか。中退...全文を見る
○大島(敦)委員 ありがとうございます。  今回、共済制度の中で、予定運用利回りの改正を政令で決めることができる。ほかに政令で決めることができる内容として、例えば、短期の加入者の方がいらっしゃると思います、一年未満の方、二年未満の方。短期の加入者の受取金額についても政令で定める...全文を見る
○大島(敦)委員 そうしますと、政令で定めることができない中に、例えば、加入してから十二カ月未満で従業員の方が退職された場合にはその退職金は受け取れない、あるいは十二カ月から二十三カ月の期間については掛金よりも若干少ない金額しかお支払いできない、そういう理解でよろしいでしょうか。
○大島(敦)委員 今後の考え方の方向の議論なんですけれども、今の働き方というのは、御承知のとおり、会社に入ってから一生涯いるというよりも、いろいろな会社を渡り歩いている。あるいは、パート労働のように長期の雇用が確保されないケースも非常に多いと思います。したがいまして、ここに書いて...全文を見る
○大島(敦)委員 わかりました。  企業にとっては、確かに、退職金規程を設けて、三年を超えたら退職金を支払う、これは一般的であると思います。一年目、二年目、三年目を超えたらお支払いする。しかしながら、企業での資金というのは、その間は拠出はしていないわけです。  この中小企業退...全文を見る
○大島(敦)委員 そこのところは、今後、時代に合った検討をしていただきたいと考えます。  今回の勤労者退職金共済機構というのは、昨年の十二月に出ました特殊法人等整理合理化計画の中で、独立行政法人にするという方向が決まっております。  厚生労働省管轄でも多くの事業団あるいは協会...全文を見る
○大島(敦)委員 独立行政法人化しますと、独立行政法人のトップは大臣が任命されまして、独立行政法人のトップになられた方がその役員を自分で選任するという、非常に強い権限を持つような仕組みでございます。もちろん、そこには目標設定とその目標に対する到達度のチェックというのが入りますから...全文を見る
○大島(敦)委員 ありがとうございました。  この理事の方の御出身を見ますと、旧労働省の労働基準局の方が多かったり、あるいは各省庁から一名ずつ入ってきたりして、やはりその機構御出身の方が、専門知識、深くわかっているものですから、その御出身の方の適切な方がいらっしゃったらその枠を...全文を見る
○大島(敦)委員 今の各事業団、機構、協会の御出身の方の役員の数をふやすという問題と、今大臣がおっしゃられた、省の中、中央官庁の中での勤務年数をふやすという問題、私もこれは非常に難しい問題だと思います。  私の知り合いの中央官庁の課長の方とお話ししたところ、若手のモチベーション...全文を見る
○大島(敦)委員 ありがとうございました。  この中小企業退職金共済制度、今、年間三万人の方が支給を受け、十年間の勤務で大体百二十万円強の支給を受けている制度でございます。私としては、非常に弱い立場にある中小企業の従業員の方が少なくとも退職金をしっかりと受け取れるこの制度を、ぜ...全文を見る
04月17日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○大島(敦)委員 民主党の大島敦でございます。  きょうは、午後の一時から五時までの四時間の長丁場でございますので、森英介委員長初め坂口厚生労働大臣、そして宮路副大臣、狩野副大臣、本当に四時間にわたりお疲れさまでございます。  それでは、まず雇用保険の財政状況について何点か質...全文を見る
○大島(敦)委員 ついこの間、本年度の予算が通ったばかりなんですけれども、国としてはそろそろ八月の概算請求ですか、に向けて御議論が始まったところと思います。四月、五月、六月、七月ぐらいには雇用保険についてある一定の方向は出さなければならない時期であると思います。  今後の方針な...全文を見る
○大島(敦)委員 なかなか触れづらいところであると理解いたします。しかしながら、制度設計の方針というのはあるかと思います。  昨年の私たち民主党が出した法案というのは、一年プラス二年間は能力開発のために助成措置を設けようというのが私たちの思想でございました。  国の思想という...全文を見る
○大島(敦)委員 そうしますと、早期の再就職の手段をできるだけ多く講じている、そのように理解しております。  例えば、高年齢雇用継続給付という制度がございまして、この制度、六十歳を超えて就職した場合に一定の助成措置を行おうという制度でございますが、この制度について本当に有用であ...全文を見る
○大島(敦)委員 例えば、非常に今雇用保険財政の方が逼迫しているわけでございます。そうしますと、その予算の配分として、今後国が方針、方向を考えるときに、高年齢者の雇用継続も非常に大切なんだけれども、今やはり現役で御家族を抱えられている方、そちらの方を重点配分しなければいけないな、...全文を見る
○大島(敦)委員 雇用保険の財政に関しては、戦後、御承知のとおり、失業率は二%から三%を超えなくて、ずっと安定的だったと思います。雇用保険の積立金も非常に多くの金額、兆円単位の金額が非常に積み上がってきたという事実がございまして、ですから、この雇用保険の制度設計も非常に豊かな制度...全文を見る
○大島(敦)委員 今の再就職手当に関連する制度、手当の創設ということで、きょうの日経新聞に、失業された方がパート労働とかあるいは非常に低賃金の職業についた場合に、これまでですと、再就職手当は正職員、正社員として就職しないと、それも一年以上の雇用が見込まれないといただけなかった。し...全文を見る
○大島(敦)委員 安心いたしました。  この日経新聞を読んで私も驚きまして、低賃金とか、要は、今まで例えば一千万もらっていた人が、四十歳代、五十歳代で失業するとなかなか、五百万ぐらいしかいただけない。さらにもっと低い職場しかない場合に、助成するということは、ややもすると、悪い言...全文を見る
○大島(敦)委員 なかなかこのような制度設計というのは、非常に、人間の心理もございますから、微妙なところ、あるいはその本音を、失業されている方あるいは会社側の本音がわからないと制度設計は難しいのかなという思いがございます。  そして、もう一つ質問に入りたいんですけれども、先ほど...全文を見る
○大島(敦)委員 私も、キャリアコンサルティングというのは非常に難しい仕事だと思っております。失業した経験がないと、失業された方の気持ちはわからない。  私が一緒に勤めていた友人も、会社をやめられて、なかなか就職できなくて非常に落ち込んで、にっちもさっちもいかなくなって、そして...全文を見る
○大島(敦)委員 ついつい疑った目で見てしまって申しわけないんですけれども、私も、会社にいると、組織というのは膨張するというのを身をもって経験しているものですから、このような制度をつくると、ついつい、また担当の部局ができ、そして助成措置ができるとまた何とか協会とかできて、一元管理...全文を見る
○大島(敦)委員 副大臣の今の御発言の中で、不安を取り除くというのが一番大切なわけでございまして、やはり経済というのは気持ちなものですから、例えば、これから出てくるだろう、これは宮路副大臣の担当であります医療制度改革の、負担割合をふやすということがやはり不安をあおるものですから、...全文を見る
05月29日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
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○大島(敦)委員 おはようございます。民主党の大島敦でございます。  きょうは、健康保険法の改正案の審議をさせていただきます。  日本の健康保険制度というのは、私、世界で一番だと思っていまして、健康保険証があれば日本じゅうどこでも一定の診療が受けられる、この健康保険制度があり...全文を見る
○大島(敦)委員 そうしますと、日本の医療の中においては、健康保険の対象になっている医療、プラス、健康保険の医療に足されるもの、例えば差額ベッドとかあるいは高度先進医療とか、これが特定療養費と言われている部分、もう一つが、自由診療というのは、全くそれとは別に、例えば今政務官がおっ...全文を見る
○大島(敦)委員 田口参事官に確認なんですけれども、今の商品というのは、例えば保険会社と民間の病院が契約を結びまして、その契約者、保険契約者が民間の病院で、がんにかかって治療を受けるといったときには、その治療費及び薬剤費、そして入院費について全額保険会社がこちらの病院の方にお支払...全文を見る
○大島(敦)委員 先ほど田村政務官は、美容整形のようなものが自由診療だと例を挙げられたんですけれども、今の医療ですと大分さま変わりしていまして、がんのように特定の療養に関して、今までですと、入院した一日当たり一万円とか、そういう費用しかお支払いしなかったんですけれども、今の民間の...全文を見る
○大島(敦)委員 そうしますと、がん、特定の疾病に限らないで、例えば今、健康保険が対象としているような疾病に関して、その全部を民間の生命保険会社が給付の対象とするような保険商品をつくった場合に、金融庁の方は粛々と申請に対して審査をして、公序良俗、よっぽどひどい商品あるいは保険数理...全文を見る
○大島(敦)委員 今の健康保険制度というのはなぜ抜本的な改革が必要かというのは、ここのところにあるかと思うんです。抜本的な改革をしないと、民間の知恵でゆがんだ形で新しい保険商品が出てきて、民間の方がゆがんだ形で大きくなって、抜本的改正あるいは国民皆保険というのが根底から崩れる、そ...全文を見る
○大島(敦)委員 坂口厚生労働大臣の方にちょっと御確認したいんですけれども、今回の審議を聞いておりまして、保険料、特に政府管掌健康保険の保険料あるいは組合健保の保険料というのは、大体今八・五%ぐらい前後だと思います。それは、今後値上げしたとしても一〇%ぐらいがマックス、上限値なの...全文を見る
○大島(敦)委員 そうしますと、保険料に関しては一〇%、給付に関しては七割を維持するということ。しかしながら、今の団塊の世代、よく言われておりますように、高齢化が進みますと、今三十兆円の医療の予算というのか医療の費用というのが、今後十年、二十年、三十年たつと非常に大きくなってくる...全文を見る
○大島(敦)委員 非常にこれは矛盾というのかな、抜本的な改正というのはそこのところにあるかと思います。一〇%、七割給付というところを維持するとすれば、今三十兆だったものが七十兆、十年後にも十兆円から十五兆円ぐらいふえる予測がございます。  そうすると、対策としては二つか三つだと...全文を見る
○大島(敦)委員 大臣の御決意は非常によくわかります。しかしながら、今回の制度の改定によって、例えば政府管掌健康保険が黒字化するのは向こう三年間。四年目、五年目は赤字で、トータル五年間を通してプラマイ・ゼロというのが今回の改定の内容でございまして、その後、もう一度、五年ごとの改定...全文を見る
○大島(敦)委員 本来であれば、大臣そして田村政務官がおっしゃられたとおり、老人医療については税金で賄えたらいいにこしたことはないのですけれども、御承知のとおり、日本の財政というのは非常に厳しいものですから、どこまで税金を投入できるかというのも非常に疑わしいと思うのです。  そ...全文を見る
○大島(敦)委員 今の大臣の答弁ですと、今回の法改正に伴う各メニュー、こういうふうに二年後、三年後に方向づけますよというのは、抜本的な改革とはいっても、それはあくまで財政を大きく組みかえるのではなくて、今の足元の医療を健全化するという方向の改革だ、そういう理解でよろしいでしょうか...全文を見る
○大島(敦)委員 今回の改正案、読ませていただきまして、私もメーカーで、ずっと工場で合理化を進めてきた人間でして、合理化というのは限りがあるんです。コストが半分になるわけじゃなくて、一割、二割というのが限界なんです。ですから、今回のこの制度をずっと目を通させていただいて、抜本的な...全文を見る
○大島(敦)委員 政府全体の方向というのは、私は余りいい方向ではないと思っておりまして、昨年この場で審議させていただいた確定拠出年金法、この一条に、私いまだにこだわっているんですけれども、「自己の責任において運用の指図を行い、」という文言がございまして、厚生労働省として、この文言...全文を見る
○大島(敦)委員 私も坂口厚生労働大臣と同じ立場なんですけれども、ただ、先ほどの、公的医療保険にかわるような民間の保険はできないというお話なんですけれども、これは民間の保険の場合ですと、リスク、個人に対するリスクというのをすべてはじいているわけなんです。例えば、年齢によるリスク、...全文を見る
○大島(敦)委員 ありがとうございました。  国民皆保険を守るためには、先ほどの、今回の法改正ですと抜本的な改革とはいってもそれは抜本的よりも今の制度を多少よくするのが今の改革でして、本来であれば僕はこの場で抜本的な改革、十年後、二十年後、しっかり今の二十代、三十代、四十代、五...全文を見る
06月07日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○大島(敦)委員 おはようございます。民主党の大島敦でございます。  今回の健康保険法の改正案の法案審議に当たりまして、地元のお医者さんあるいは歯科医師の皆さん、そして社会保険労務士さん、今までおつき合いしている健康保険組合、労働組合、さまざまな諸団体の方、私の方から出向いたり...全文を見る
○大島(敦)委員 今、大塚保険局長の方から御答弁ございましたとおり、政府管掌健康保険の未適用の事業所について、今社会保険庁の方で非常に取り組まれているというお話は伺っております。  それでは、法人の役員が加入する公的医療保険について、その対象はどのような公的医療保険があるのか、...全文を見る
○大島(敦)委員 そうしますと、法人がございまして、これは有限会社あるいは株式会社、合資、合名、従業員を一人でも雇っていれば、その法人の役員が入る医療保険というのは健康保険という理解でよろしいでしょうか。
○大島(敦)委員 そうしますと、法人の役員の方が健康保険に入っている。健康保険というのは業務外の傷病等を対象としているかと思うんですけれども、その理解でよろしいでしょうか。
○大島(敦)委員 そうすると、法人の役員の方が業務上において今の疾病あるいは傷病、事故を起こした場合には、これは健康保険法の対象になるんでしょうか。
○大島(敦)委員 そうしますと、今の法人というのは恐らく、町の小さなペンキ屋さん、あるいは家族で物をつくっていらっしゃる方、食品を製造されている方、非常に小さな会社の役員の方が対象になるかと思います。その方が、今社会保険庁の方では、政府管掌健康保険に入ってくれよ、国民健康保険では...全文を見る
○大島(敦)委員 そうしますと、今社会保険庁あるいは厚生労働省の方で行っている政府管掌保険の未適用事業所の解消に向けての取り組みというのは、法人の役員の方、小さなペンキ屋さんあるいは肉屋さん、あるいは小さな製造業、物をつくっていらっしゃる方、そういう方を対象にして、国民健康保険の...全文を見る
○大島(敦)委員 しかしながら、今の労働者災害補償保険法の中の特別加入というのは強制ではないと思うのですけれども、それについて、労働基準局長、この特別加入は強制でしょうか。
○大島(敦)委員 そうしますと、今の政府の行っていることというのは、非常に矛盾するわけです。町場の小さな会社、本当に一生懸命働いている、従業員に残業代が出せないから、今、土曜も日曜も真剣に働いていますよ。そういう人たちが事故を起こした場合には、国民健康保険では面倒を見られたのに、...全文を見る
○大島(敦)委員 ありがとうございました。  もう少し質問させてください、この問題につきまして。  労働者災害補償保険法の特別加入、この条件については、雇用する労働者について労働保険関係が成立していることということになっておりまして、従業員を一人でも雇用していて、それについて...全文を見る
○大島(敦)委員 ただいまの労働基準局長のお話ですと、労働者、従業員の方がいらっしゃって、従業員と一緒に働いている際の事業主の方、あるいは、一緒に働いているんですけれども、その従業員の勤務時間より前に出社されて準備をされる方、あるいは、従業員さんが帰った後に残業して、その仕事を継...全文を見る
○大島(敦)委員 そうしますと、先ほど、大塚保険局長の方での御答弁の中で、もしも健康保険法の対象にならなくても労働者災害補償保険法の特別加入がある、それで救うことは可能であるかもしれないという御答弁がございましたけれども、ただいまの日比労働基準局長の御答弁では、あくまで、救えるの...全文を見る
○大島(敦)委員 そうしますと、これは平成九年の七月三十一日ですから、今からもう五年も前に、今、坂口厚生労働大臣がおっしゃられたような内容について社会保険審査会の方ではもう裁決しているわけなんです。これは、労災保険法の業務上の事由に該当しない傷病等を健康保険法の業務外の保険事故と...全文を見る
○大島(敦)委員 ありがとうございました。  そうしますと、今までですと、このような、労働者災害補償保険法でも救済されない、健康保険法でも救済されない、中小企業の事業主の方、事故を起こしたのにどちらからも救済されない。そのためには、まずは不服の申し立てを労働保険審査官にして、さ...全文を見る
○大島(敦)委員 まことにありがとうございました。  それで、一応、国家公務員の方の労災、あるいは業務上、業務外、公務による、公務によらないのケースについて、今回、人事院の方、財務省の方、お願いしておりますので、今私が御質問したようなことというのは国家公務員の場合には起こり得る...全文を見る
○大島(敦)委員 最後に、坂口厚生労働大臣にお願いしたいんですけれども、私の今までの論点というのは、中小企業の事業主の方が対象でございまして、今後、せっかく旧労働省と旧厚生省一緒になったものですから、健康保険法と労災保険法の業務という概念が若干違うんです。今これは、ちょっと、詳し...全文を見る
○大島(敦)委員 ありがとうございました。  それでは、また違った論点から質問させてください。今度は、リハビリテーションに関して。  今回の診療報酬の見直しによって、地元のお医者さんの方にヒアリングしますと、今回のリハビリテーションに関して幾つかの疑問点がございまして、それに...全文を見る
○大島(敦)委員 私も、もう少し細かく設定してもいいのかなとは思います。ちょっと今の大塚保険局長の答弁は若干私と認識が違うようですので、これは今後改めて議論していきたいと思います。  申しわけありません。人事院の方、財務省の方、答弁を求めませんので、お帰りいただいて結構でござい...全文を見る
○大島(敦)委員 早期リハビリテーション、回復期リハビリテーションを優遇しても、今回はできるだけ早目のリハビリテーションを優遇しているかと思います。それ以降、医療型の慢性期病床に回されることになると、今までの老人病院へのたらい回しとは変わらず、医療費の削減にはならないのではないか...全文を見る
○大島(敦)委員 坂口厚生労働大臣も、今の保険局長の御意見と同じという理解でよろしいでしょうか。
○大島(敦)委員 ありがとうございました。  次に、診療報酬について、また違った観点から質問をしたいと思います。  特に、今回さまざまな文献を読ませていただきますと、日本のお医者さんの技術料は外国と比べて非常に安いのではないかという御指摘がございまして、安い技術料のために日本...全文を見る
○大島(敦)委員 私の先週の質問では、自由診療の保険、これを民間の保険会社が今つくり始めているという御指摘をさせていただきました。今回、お医者さんとお話しすると、海外の経験がある方は自由診療とか混合診療に非常な理解を示されている方も多いのが現状でございます。  医療制度改革とい...全文を見る
○大島(敦)委員 外国との比較で、先ほどは日本のお医者さんの技術料の問題を御指摘させていただきました。  あともう一つは、よく言われている薬価の問題がございまして、外国に比べて日本の薬は高過ぎるのかなという御指摘があります。製薬会社の方はまた違った、そうではないよ、しっかり物事...全文を見る
○大島(敦)委員 今、物流の合理化、物のいろいろな流通経路の合理化ということで、日本の会社はそれぞれ非常な努力をしているものですから、製薬業界もまだまだそのような合理化努力をするところがあるのかなという実感は持っておりますので、そこのところを今後も十分に御検討されて、よりよい医療...全文を見る
○大島(敦)委員 今回、食品添加物あるいは香料の問題、食品の安全管理の問題で、相当ことしに入ってから問題が起きております。そして、あるいはシックハウスの問題等、私たちの体が非常に敏感になっておりまして、環境ホルモンの問題というのは非常に重要な問題だと私は考えております。そして、ピ...全文を見る
○大島(敦)委員 今後とも、これは特に教育現場がタッチする問題ですから、厚生労働省の方でつくられたとしても、今局長がおっしゃったとおり、やはり教育現場の意見も聞いて配付すべきものだと思うんです。  その点について、厚生労働大臣の方から、今後、文部科学省とはこのような問題について...全文を見る
○大島(敦)委員 ありがとうございました。
07月17日第154回国会 衆議院 厚生労働委員会 第25号
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○大島(敦)委員 鍵田委員に引き続き、SSK、佐世保重工の今回の助成金の不正受給の問題について質問させていただきます。  まず、厚生労働省が今回の佐世保重工の助成金不正受給の問題について知ったのはいつでしょうか。
○大島(敦)委員 次に、当委員会で小沢委員が今回のこの不正受給の問題について質問されていると思いますけれども、いつ質問されたでしょうか。
○大島(敦)委員 今回のこの事件については厚生労働省としても非常に根深い問題だと考えておりまして、先ほどの鍵田委員の方から指摘ありましたとおり、雇用三事業、この五千億円の予算の使われ方について、千分の三・五、各小さな会社も大きな会社もお支払いしているわけなんです。この五千億円の使...全文を見る
○大島(敦)委員 私は、今回のこの質問に関しまして、普通の仕事であれば過去のこの委員会の議事録というのは読まれているのが当然だと思いまして、事前通告はしておりません。  今、国会のインターネットのホームページで、例えば今回の佐世保重工というキーワードを入れると、それに関する議事...全文を見る
○大島(敦)委員 小沢委員の四月十七日の質問に澤田政府参考人はこのように答えております。   そして現在、本助成金を使っていわば出向した下請関連会社十九社、八百八十一人のうち、二十一人を除いた残りの人全員について、不正受給の有無、その実態についての事実確認を行っております。一月...全文を見る
○大島(敦)委員 それでは、先ほどの鍵田委員の質問の確認なんですけれども、今回の中高年労働移動支援特別助成金の申請があったときの従業員数について、もう一度御答弁お願いします。
○大島(敦)委員 佐世保重工の財務諸表をとりまして、この従業員の数の推移について若干目を通させていただきました。  当時平成十一年の話でございまして、例えば四年前の平成七年のときの従業員数は一千九百九十八人です、大体二千人ぐらいです。平成十一年の三月のときの従業員数は一千二百四...全文を見る
○大島(敦)委員 今の御答弁はちょっと私、よくわかりづらかったんですけれども、平成十一年の三月三十一日で大体一千二百五十名だったものが、二カ月たってしまうと四百人ふえているということ。先ほどおっしゃっていました造船不況だということ、三割受注が減っているというお話がございました。非...全文を見る
○大島(敦)委員 そうしますと、先ほどの一千六百五名というのは、純粋に佐世保重工のもともといた会社の従業員の方ではなくて、二カ月前の三月時点に従業員として財務諸表に残っている一千二百四十九名が、恐らく、もともと佐世保重工にいらっしゃった社員の方。一千二百四十九名中の八百六十一名が...全文を見る
○大島(敦)委員 今回の中高年労働移動支援特別助成金、これは雇用・能力開発機構が担当する助成金だと思います。先ほど鍵田委員の御指摘にもありましたとおり、三年間の期間の中で一一%、これは一年間に区切った助成金ですから、百五十億円が全体だとすれば、一年ごとに五十億円ずつというのが比較...全文を見る
○大島(敦)委員 そうしますと、この中高年労働移動支援特別助成金の支給対象事業主のところで、営業の譲渡に伴うものでないこと、これだけの縛りであると、制度としては非常に不整備であったという御答弁だったと思います。  今回のこの受給というのは、千二百人の会社の八百六十名が出向するわ...全文を見る
○大島(敦)委員 今の御答弁を聞いていますと、その十七億円はもう仕方がないと聞こえるわけです。十七億円についてはこの規定どおり粛々としてやっておりまして、確かに今までの状況を一つ一つ検証していくと非常に疑わしい。先ほど質問の中で、生涯能力開発給付金についての不正受給に見られたよう...全文を見る
○大島(敦)委員 警察の調査の状況を待ってということなんですけれども、警察の状況を待って、本当に明らかにクロ、明らかに犯罪を犯しているという確信がなければ告訴をしないというお話ですと、これからその五千億円の雇用三事業の助成金を申請する人は非常に楽ですよね。どんな助成金やってもおと...全文を見る
○大島(敦)委員 坂口厚生労働大臣の方に伺いたいんですけれども、助成金のあり方につきまして、今までの政府参考人の答弁ですと、しっかりと立件されなければ告訴もしないし、詐欺罪として訴えることもないということだと思うんですけれども、そのような助成金のあり方でよろしいんでしょうか。
○大島(敦)委員 五千億円という、要は千分の三・五を会社は支払っているわけでして、それだけの利益を上げるということは、物すごく努力をしないと上げられないわけなんです。ついつい、税金を集めて配る立場になると、そのお金のボリュームあるいは感覚というのが麻痺してしまうと思うんです。です...全文を見る
○大島(敦)委員 小山孝雄当時の政務次官は、今は議員をやめられております。先ほどの鍵田委員の方からも御指摘ありましたとおり、KSDの問題で、昨年はこの場で皆さんに質問させていただきました。  今回のこの中高年の労働移動支援特別助成金に関して、小山当時の政務次官の方から、当時の職...全文を見る
○大島(敦)委員 質問時間が、持ち時間が終わりましたので、ここで一たんこの問題につきましては終了させていただきます。  今後とも、お金の使い方に関しては、特に中小零細の方、御苦労して納めているものですから、今後とも質問あるいはこの問題については取り組ませていただきます。どうもあ...全文を見る
07月23日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第4号
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○大島(敦)分科員 まず、圏央道についてお伺いいたします。  現時点では、埼玉県から成田空港方面あるいは横浜方面に車で行くには、どうしても東京都心部を通過するしかありません。埼玉から成田あるいは横浜方面へのアクセスは決してよいとは言えません。圏央道建設は、そうしたアクセスの向上...全文を見る
○大島(敦)分科員 ただいま扇大臣の方から指摘いただいたとおり、非常に付加価値のある道路なんです。  私の地元というのは、今、埼玉都民と言われている方が多く住んでいるところでございまして、高崎線で五十分から一時間半ぐらいかけて東京都内に通われているサラリーマンの多い地域なんです...全文を見る
○大島(敦)分科員 ただいま御指摘のありました埼玉県内の地域、あるいは、埼玉県内ではなくても建設予定地の近辺で、希少動物でありますオオタカが生息しているということが最近確認されております。  これまでも地域によってはもう既に確認がされ、そして対策がとられている地域もあるかと思い...全文を見る
○大島(敦)分科員 今回の圏央道とそれに併設される上尾道路が通る荒川沿いの建設予定地付近は、地元でも非常に古いところなんです。高崎線は大宮台地の上を通っておりまして、大宮台地というのは台地ですから、荒川の付近が水辺で、非常に古くから発展した地域でございまして、この地域には何代も前...全文を見る
○大島(敦)分科員 圏央道というのは、横浜の方から、関東を広域に円周上に回って、成田空港、そして木更津の方につながる。上尾道路というのは縦に通っている道路なんです。  上尾道路の前に、まず上尾バイパスという計画がありまして、この計画は今のところと同じなんですけれども、一番最初に...全文を見る
○大島(敦)分科員 今の局長のお話というのは、まず一般道路があって、その真ん中を自動車専用道路が通るという話でして、一番最初の一般道路をつくるというのが昭和四十四年ですから、もう三十年ぐらい前に決定されておりまして、それから、真ん中を埋めるという計画が平成の元年にあったというお話...全文を見る
11月01日第155回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○大島(敦)委員 民主党の大島敦です。  鍵田委員の質問に引き続き、雇用対策関連について御質問をさせてください。  十月の末に発表されました改革加速のための総合対策案として、産業再生・雇用対策戦略本部をつくるというお話があるんですけれども、厚生労働省との関係、そして厚生労働省...全文を見る
○大島(敦)委員 今回の小泉内閣のやり方というのは、先ほど大臣答弁の中でもございました経済諮問会議等、諮問会議あるいは本部を設けまして、各省庁の上部機関をつくって、混乱を招いているのかなという感じがします。  昨年の臨時国会は、雇用対策国会であったはずでございます。ですから、昨...全文を見る
○大島(敦)委員 私は、一番の雇用対策は景気対策だと思っております。景気回復なくて雇用対策なしでございまして、景気がよくなることが一番であると考えております。しかしながら、今回の小泉内閣におきましては、構造改革をしないと景気回復なしという立場ですから、それは私の考え方とは違う立場...全文を見る
○大島(敦)委員 今、私どもの選挙区、皆さんもそうだと思うんですけれども、個別に中小零細、町の商店主の方あるいは工場の経営者の方にお話を伺いますと、一段と冷え込んでおります。経営者の多くは、自分の給与は取らずに従業員の給与をお支払いしているという状態が三カ月、六カ月続いておりまし...全文を見る
○大島(敦)委員 その中の要件の一つとして、一週間以内という要件があると思うんですけれども、その点についてはいかがお考えでしょうか。
○大島(敦)委員 一週間以内だったものを三カ月以内に変えることによりまして、今御説明のございました再就職支援会社なんですけれども、企業が従業員をリストラするときに新しく再就職支援会社に頼むというよりも、今まで頼んでいた、今まで再就職支援会社を起用していたそのリストラする会社が、今...全文を見る
○大島(敦)委員 私の理解がちょっとまだ十分ではないんですけれども、今のお話の中で、中小企業の団体を通して再就職支援給付金を使うやのお話があったんですけれども、そこについて、ちょっと確認の御答弁をお願いします。
○大島(敦)委員 まず、今回の再就職支援給付金につきまして、これから要件を緩和することによって実態が明らかになってくると思います、三カ月、半年後に。それを踏まえてもう一度質問をさせていただきます。  特に大企業、大きな会社ですと、リストラする費用というのが一定でございまして、一...全文を見る
○大島(敦)委員 小泉内閣になってから政治家の言葉が非常に軽くなっていると私は考えています。これまでの総理大臣の答弁あるいは大臣の答弁というのは、官僚答弁というのが非常に多かったんですけれども、回答したことについては守ろうという意思が非常に強かったのがこれまでの私たちの国会であっ...全文を見る
○大島(敦)委員 最後の質問といたします。  政府が立てる政策あるいは実施する各政策というのは政治のメッセージであると考えておりまして、先ほどの、景気回復なければ雇用対策なしといったときの景気回復というのは、一般消費をふやすということであると考えます。  そうしますと、今まで...全文を見る
○大島(敦)委員 ありがとうございました。
11月15日第155回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○大島(敦)委員 民主党の大島敦です。  きょうは、雇用関係の集中審議ということで、雇用関連で質問させていただきます。  まずは、小泉内閣、この間までは補正は組まないという話だったんですけれども、今回、財源が不足することもあり、補正予算編成を考えているやに伺っておりますけれど...全文を見る
○大島(敦)委員 まず現状認識なんですけれども、この雇用の問題は昨年から非常に厳しくなっておりまして、去年のこの年末を迎える時期においても、雇用の問題、この厚生労働委員会で十分に議論をしているはずでございます。  今回、去年とことしの違いなんですけれども、埼玉県の連合埼玉の方で...全文を見る
○大島(敦)委員 この一年間で労働相談件数がふえた、あるいはその内容も変わってきているというお話がございまして、これから改革を加速していきますと、さらに労働相談についても多くなってくるかと思います。  雇用関係は極めて深刻になっております。十一月一日の当厚生労働委員会で坂口大臣...全文を見る
○大島(敦)委員 そうしますと、どのような影響を雇用に対して及ぼすのか今の時点ではわからないと私は理解するんですけれども、今の時点でわからないとなると、抜本的な雇用対策を立案するのは難しいのではないかと思うのですけれども、その点はいかが考えればよろしいのでしょうか。
○大島(敦)委員 今回の産業再生・雇用対策本部ですか、これは抜本的に改組をしたということで、設立してから一年間がたっておりまして、これまでも、経済産業省とそして厚生労働省が本部の中に入りながら、産業再生あるいは雇用対策を議論してきたかと思います。  国の政策を見てみると、産業再...全文を見る
○大島(敦)委員 逆に、厚生労働省としては、内閣なりが、このくらいの速度で不良債権処理するというその計画をあるいは想定を待つのではなくて、もともとこのままいったとしたらこのくらいの、例えば今五%強の失業率が七%ぐらいになりますということでリードした方が、厚生労働省の立場としては政...全文を見る
○大島(敦)委員 前回の質問でも指摘させていただいているんですけれども、今必要なのは、国民に対して大丈夫だよというメッセージが必要でして、雇用対策については、いつも毎回事後的に、ふえたから後追いで失業対策を打っていくというイタチごっこに近い雇用対策であったと私は認識しております。...全文を見る
○大島(敦)委員 この場は、産業再生のできるできないについて論じる委員会ではないので、そこのところは細かく触れるつもりはないんですけれども、ただ、今回の産業再生機構ですか、国が産業再生にタッチするということに関しては、私個人としては非常に懐疑的です。これは、民間は民間に任せるべき...全文を見る
○大島(敦)委員 労働生産性のお話を大臣の方から指摘されまして、私たちは今、例えばヨーロッパと比較するとかアメリカと比較するとか、欧米と比較して指標をつくることが多々あると思うんですけれども、私は今考え方を変えておりまして、ヨーロッパというのは、一つの、ユーロに始まる、余り、ちょ...全文を見る
○大島(敦)委員 直近の数字についてお知らせください。
○大島(敦)委員 今の御答弁によりますと、一九七〇年が、就業者、働いている人に占める雇用者イコールサラリーマンの割合というのが大体七割ぐらい、そして、九〇年になるとそれが八割に上がり、今、直近ですと八四%、働いている人のうちの八十四人が雇用者ですから、自営業じゃない人の割合になっ...全文を見る
○大島(敦)委員 前回も指摘しましたけれども、今、これだけ失業なんですけれども、雇う人がいないのが日本の社会でして、新しく仕事を始めて、お金に、資本については国がいろいろな諸制度をつくっていますから、ある程度資本は調達できる。しかしながら、仕事を求めている優秀な方も非常に多い、そ...全文を見る
○大島(敦)委員 ここ数年、雇用保険の保険料は大分アップされていると思うんですけれども、ここ一回、二回ほど雇用保険料がアップされておりまして、そのトータルの保険料の増額、トータルの金額を教えていただきたいんですけれども。
○大島(敦)委員 そうしますと、ここ二年間で八千億強、大体九千億ぐらいだと私は認識しているのですけれども、そのくらいの金額が雇用保険料として日本全体で増額されたという理解でよろしいでしょうか。
○大島(敦)委員 そうしますと、今言われているのはもう千分の二、〇・二%保険料を上げるということは、プラス三千億円ですから、ここ三年間ぐらいで一兆二千億円分保険料が増額されるということでよろしいでしょうか。
○大島(敦)委員 ことしの通常国会で健康保険法の改正をしておりまして、来年の四月一日から一年間の保険料の値上げの増分と自己負担額の増分について、概略の数字を教えていただければ幸いです。
○大島(敦)委員 自己負担についてもちょっと教えてください。
○大島(敦)委員 あと、また来年の通常国会冒頭で年金の審議が入ると思うのですけれども、年金、完全物価スライドしなかった場合と、現時点での差分ですか、年金をもしも完全物価スライドにするとすれば、来年一年間で年金受給者が受け取る減額分というのはどのくらいの規模になるのでしょうか。
○大島(敦)委員 そうすると、ここ三年間の雇用保険料のアップが一兆二千億円、来年四月一日から始まります健康保険法の改正による国民負担分の増が一兆五千億円、プラス、年金を完全物価スライドにするとすれば六千七百億円ぐらいまた国民の年金の受給額が減るということになりまして、二兆から三兆...全文を見る
○大島(敦)委員 別の質問をさせていただきます。  今、独立行政法人化について法案の審議をされておりまして、独立行政法人について私が一番着目しているのは評価委員会です。国の方で独立行政法人の目標を決めて、その目標に対して評価をする評価委員会がポイントであるかと考えておりまして、...全文を見る
○大島(敦)委員 独立行政法人というのは組織ですから、組織がわかった方がいいかと思うんです。今回の評価委員会のメンバーを見ると、確かに優秀、学識経験者で、学識の部分が非常に強調されているかと思うんですけれども、今の独立行政法人の評価委員会のメンバーをリストをいただきまして見ますと...全文を見る
○大島(敦)委員 大臣、雇用・能力開発機構、これは研究機関じゃなくて実際に業務を執行する独立行政法人でありまして、その機関に対する評価委員会というのはポイントなんです。このポイントというのは、経営がわかった人ではないと組織はわからないんです。学者の方と経営者は違いまして、この評価...全文を見る
○大島(敦)委員 ありがとうございました。
11月22日第155回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○大島(敦)委員 民主党の大島です。  数字の確認の方からさせていただきます。国立病院の一般会計からの受入金、受入額は年間幾らか、また累計でこれまでどのくらい積み上がっているでしょうか。
○大島(敦)委員 直近の一般会計からの繰入額の予算額及び、今まで傾向として受入額はふえているのか減っているのか、御説明をお願いします。
○大島(敦)委員 ピークが平成六年の二千五百八十八億円、そして平成十四年度ですと一千二百二十二億円ということで、半減しております。この理由について、もう少し詳細に説明していただければ幸いです。
○大島(敦)委員 坂口厚生労働大臣に伺いたいんですけれども、今回の独立行政法人国立病院機構を新たに設置するということは、ただいま部長の方から御指摘がありました一般会計繰入予算額、これは半減しておりまして、ということは、経営努力をすれば、私たちの国の、国民の税金を使う額が半分になっ...全文を見る
○大島(敦)委員 国立病院・療養所の借入金の残高は、現在お幾らでしょうか。
○大島(敦)委員 今の借り入れの残高が八千四百億円。そして、これまで御指摘ございましたとおり、足元で一千二百二十二億円を一般会計から繰り入れております。そして今、これまで一般会計の繰り入れの累計額は四兆円以上に上っておりまして、かつ、これまでの国立病院というのは、税制面においては...全文を見る
○大島(敦)委員 今のは答えになっていないと思うんですけれども。恐らく、繰り入れ、借入金の残高がふえてしまったのは、もちろん政策医療的な採算に乗らない医療を行ったということとともに、経営努力が足りなかったと私は理解しております。  それでは、借入金の返済計画はどうなっているんで...全文を見る
○大島(敦)委員 この八千四百億円をいつまでに全額償還するんでしょうか。
○大島(敦)委員 現在八千四百億円の残高については、平成四十年度までに返済していくと。これから施設を整備していくと借り入れ等を起こしますから、この八千四百億円が多分大きく減ることは難しいかなと考えております。  それでは、ちょっと論点を変えまして、先ほどの一般会計からの繰入予算...全文を見る
○大島(敦)委員 そうしますと、この運営費交付金、これは今までの一般会計からの繰入予算、これは呼び方が変わりまして運営費交付金になりますけれども、この運営費交付金については、先ほどの政策医療分野に特定して使っていく、政策医療分野だけに充当していく、そういう理解でよろしいでしょうか...全文を見る
○大島(敦)委員 そうしますと、先ほど午前中五島委員の方からの指摘があったんですけれども、今四万四千人いる、これから、四万四千人の職員だと思うんですけれども、四万四千人の職員の方の退職金の引き当て、いわば退職金債務の合計というのは大体計算してあるんでしょうか。
○大島(敦)委員 今の答弁ですと、従業員、職員の方の退職金の引き当てについては、運営費交付金の中から充当するというように理解できるんですけれども、そういう理解でよろしいんですか。
○大島(敦)委員 今回の八千四百億円、そして職員の方の退職金の引き当てがまだ明確に見積もられていない、そして独立行政法人にした場合、先ほど厚生労働大臣の方から御指摘がありましたとおり、今回の独立行政法人を運営するのは非常に難しいと考えております。  今まで、当委員会で、厚生労働...全文を見る
○大島(敦)委員 今回の独立行政法人国立病院機構ですと、多分二つの考え方があって、一つは、今までどおり国立病院が維持されて、国の方の税金が一たん運営費交付金としていろいろな理屈をつけながらこちらの機構の方に投入されていくという考え方、これは経営努力をしなくてもどうにかもつという考...全文を見る
○大島(敦)委員 これは、たびたびこの場で議論のあった政策医療がどの分野かということが大切になってくるのですけれども、大臣、今後細目を詰めるに当たっては、この政策医療について個別に別枠で細かく管理できるようにしてほしいと考えます。  この運営費交付金が政策医療の分野に充当される...全文を見る
○大島(敦)委員 ありがとうございます。政策医療について基準を明らかにして、しっかりと管理できるようにするという御答弁でしたので、ありがとうございます。  そして、診療報酬というのが今回も下げられました。今後も恐らく下がるおそれもあります。その中でこの国立病院機構がしっかりと採...全文を見る
○大島(敦)委員 もう一つは、先日も質問させていただきました評価委員会なんですけれども、今回の評価委員会というのは、規定上、常勤ではなくて非常勤であると聞いております。非常勤の評価委員会、その最大限の委員の人数は三十人だと聞いております。そして三十人が幾つかの所管の独立行政法人を...全文を見る
○大島(敦)委員 私たち立法府の機能というのはシステムを議論するのが役目であると思いまして、私も、KSDとかSSKとか、幾つかの不正について追及したことはあるんですけれども、そういう不正が起きないシステムをこの立法府、法律としてつくっていくのが私たちの仕事であると私は考えておりま...全文を見る
○大島(敦)委員 以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。