大島敦
おおしまあつし
小選挙区(埼玉県第六区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数8回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月11日 | 第190回国会 衆議院 外務委員会 第3号 議事録を見る | ○大島(敦)委員 おはようございます。民主党の大島です。 十六年間衆議院議員を務めていて外務委員会は初めてでして、なかなか、極めて抽象的な質問が多くて困ってしまっていまして、ただ、大切な委員会だと考えておりますので、一つ一つ質問をさせていただきたいと考えております。 まず...全文を見る |
○大島(敦)委員 ありがとうございました。 昨年の十二月に、ジェトロとJICAの皆さんにお世話になって、二泊三日でデリーに視察をさせていただきました。その際に、ニムラナですか、工業団地を訪問して、日系企業二社、工場の中を隅々見せていただきました。僕、びっくりしました。日本でい...全文を見る | ||
○大島(敦)委員 多分、領事から格が上がって総領事になるということは、相手方の官僚機構の皆さんも出てくる相手の方が違ったり、交渉も有利に働くと思うんですよ。そのために、今回法律を改正して総領事を一名置くわけですから。ぜひ大臣の方からも、日系企業、結構苦労して彼ら独自に州政府とやり...全文を見る | ||
○大島(敦)委員 ありがとうございます。 現地のJICA、ジェトロの皆さんも一生懸命やっていることは承知をしておりますので、それを前提としながら、新しく総領事になって、恐らくよく役割はわかっていらっしゃるとは思いますので、恐らく、今回のベンガルールだけではなくて、今後、インド...全文を見る | ||
○大島(敦)委員 ありがとうございました。 ドイツがインダストリアル四・〇というのを、まあ成功するかどうかはわかりませんけれども、一つのヨーロッパ人の考え方で、標準化戦略、世界の物づくりを多分ドイツ流にしていこうという考え方があると思うんです。ですから、我が国としてもそういう...全文を見る | ||
○大島(敦)委員 今年度予算はもう成立をしておりまして、来年度予算ですと、技術協力活用型・新興国市場開拓事業は二十四億円、低炭素技術輸出促進人材育成支援事業九億円。そんなに大きな金額じゃないと思います、経産省の予算は。 この中で、先ほど副大臣が述べられました人材育成にダイレク...全文を見る | ||
○大島(敦)委員 再度ありがとう。ちょっとその点は重要だと思ったので、伺わせていただきました。 来年度予算ですから、また八月ぐらいになると概算要求が始まると思います。副大臣はよくわかっていらっしゃると思いますので、この予算、そんなに大きな金額の予算じゃないと思います。 き...全文を見る | ||
○大島(敦)委員 大臣、私、今からもう二十年以上前ですね、ドイモイ政策直後のベトナムに行ったことがあるんです、ハノイとホーチミンシティー。当時は、ハノイにガソリンスタンドはなかったんです。オートバイしか走っていなくて、ガソリンは路端で瓶詰めして売っていましたね。ただ、二十ぐらいの...全文を見る | ||
○大島(敦)委員 ありがとうございます。 大臣がおっしゃっていた普遍的な価値観は、私は物すごく大切だと思っています。国連という組織の価値観ですね。まあ、西洋的な価値観かもしれない。でも、対中国を考える場合には、この普遍的な価値観のルールで、要は、国としてのあり方、外交を考えて...全文を見る | ||
04月20日 | 第190回国会 衆議院 外務委員会 第10号 議事録を見る | ○大島(敦)委員 きょうは、普遍的価値について質問をさせていただきます。 外交青書を読んでいますと、各年度ごとに普遍的価値あるいは基本的価値ということでの指摘があります。 二〇〇六年の十一月三十日の外務大臣の演説の中で、「民主主義、自由、人権、法の支配、そして市場経済。そ...全文を見る |
○大島(敦)委員 大臣に伺いたいんですけれども、この普遍的価値、冒頭大臣がおっしゃられたことは、私の理解なんですけれども、文明とか、あるいはその社会の生い立ちによらず、この自由とか民主主義とか基本的人権という価値を尊重する。 ただ、ここの概念というのは、一番最初に私が聞いたと...全文を見る | ||
○大島(敦)委員 私も、政府に二回ほど入ったときに結構悩む事例があって、その中で考えた帰結というのは、明治維新後の日本の発展というのは、多分、西洋的な価値観を霞が関で一回かみ砕いて、日本の国土の中に広めたのかなと思っていまして、一回かみ砕くという作業があって、私たちが受け入れてき...全文を見る | ||
○大島(敦)委員 世界の中では、この普遍的価値になじまない国とか地域があるのかなと考えておりまして、その普遍的価値観にまだなじんでいない国、地域に対しての我が国外交のあり方というのはどのように考えたらよろしいんでしょうか。 | ||
○大島(敦)委員 私たちの近隣諸国の中には、この普遍的価値にまだなじんでいない国があるのかなと思います。 例えば中国なんですけれども、日中関係については、普遍的価値を共有する関係ではなく、戦略的互恵関係という表現、多分、そういう表現が外交青書二〇一五年の中で用いられていると思...全文を見る | ||
○大島(敦)委員 民主主義のコストは結構かかると思っています。民主主義の合意形成のコストというのは、選挙というコストもかかりますし、国会の中でも、あるいは個々の合意形成を積み重ねていくというのは、結構丁寧に行われ、多くのコストがかかってくると思います。 例えば工場の立地につい...全文を見る | ||
○大島(敦)委員 次にお伺いしたいことは、世界秩序。 今、世界の秩序は結構変化していると思っていまして、新たな世界秩序をつくっていく上で、共通の価値観を有する先進民主主義国が行うべきことは何かということで。 これは結構難しくて、中東の春が訪れたときに、我が党の中東の専門家...全文を見る | ||
○大島(敦)委員 ありがとうございました。 時間となりましたので、最後に。 基本は、この普遍的価値による外交だとは思います。ただ、さまざまな文化的背景を持った価値観が極めて多様になっている今の世界だと思っていて、テクノロジーの進歩が物すごく速いと思います。私がインターネッ...全文を見る | ||
05月12日 | 第190回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第3号 議事録を見る | ○大島(敦)委員 民進党の大島です。 島尻大臣には初めてかと思います。質問をさせていただきます。 科学技術・イノベーション特別委員会、私は非常に好きな委員会でして、科学技術が世界を規定すると思っています。 一九八三年に、私は西ドイツのデュッセルドルフ、当時、駐在をして...全文を見る |
○大島(敦)委員 小宮事務局長、まことにありがとうございます。 総合商社にも宇宙ビジネスをやっている部局があるかと聞いたことがあるの。なかったんです、多分、五年前は。総合商社に誰も、宇宙がビジネスだという観点は持たなかった。やはり政府の皆さんの尽力によって、最近は、宇宙がビジ...全文を見る | ||
○大島(敦)委員 ありがとうございます。 四基体制から七基体制、一番最初の閣議決定を考える段階で、四基じゃなくて七基というのは結構こだわっていまして、四基だと、アメリカのGPS衛星の助けをかりないと精度が出ないと聞いているんです。七基にすると、私たちの国のシステムだけで測位が...全文を見る | ||
○大島(敦)委員 あと衛星を打ち上げるまで二年間しかないので、なかなか、私も民間企業に勤めていて、仕様の問題等々で、これまでの国際的な電波の条約のレギュレーション等があって困難だとは思うんだけれども、せっかく携帯電話にアタッチメントをつけるんだったら、僕は衛星携帯だってあり得るか...全文を見る | ||
○大島(敦)委員 残りの時間が少ないので、最後の一問で、先ほどの横山先生の質問の中にもあったんですけれども、予算。 こちらの方の第五期科学技術基本計画とか、あるいは総合戦略、毎年のローリングだと思うんですけれども、中身よりも一番大切なのは、一番最後のこのGDP比一%、二十六兆...全文を見る | ||
○大島(敦)委員 ありがとうございました。 終わります。どうもありがとうございました。 | ||
05月16日 | 第190回国会 衆議院 予算委員会 第20号 議事録を見る | ○大島(敦)委員 民進党、衆議院議員の大島です。 きょうは、締めくくり総括質疑ですので、被災関連の質問をさせていただきたいと考えております。 私も、先日、五月四日、熊本を訪問いたしまして、被災された集落を訪れました。西原村です。地元の区長さんのお話を伺ったり、あるいは、市...全文を見る |
○大島(敦)委員 官房長官の御答弁、その点、ぜひ早急に御対応いただければと思います。 もう一点が、松野委員がこだわっておりました被災に対する予算措置の問題です。 松野委員は、基本法なり特別立法なりで手当てをした方が住民の皆さんが安心される、市役所あるいは町村で行政に携わっ...全文を見る | ||
○大島(敦)委員 震度七というのを体験したことは私もなくて、地元の区長さんにお話を聞くと、二回目の震度七を経験すると震度五がそれほどでもないというお話をされておりました。二回目の震度七ですと、突き上げるような実感と、あと、部屋の中でもたんすの引き出しが飛んでくるそうです。もう一つ...全文を見る | ||
○大島(敦)委員 おととし、この関東でも二月に積雪災害があって、その際には、内閣委員会で官房長官に質問をさせていただいて、各党の協力、政府の協力もあって十分な対応がとれたと考えております。特に、ハウス農家については、稲作農家とは違って、後継者がしっかりといる農家が多いです。ですか...全文を見る | ||
○大島(敦)委員 ありがとうございます。 おととしの豪雪災害に対する国の支援につきましては、各農家の後継者の皆さんは非常に安心して、次につながっております。今回につきましても、ぜひその点について、十分の九の助成、正確には、十分の五が国だと思います、交付税措置で十分の四のうちの...全文を見る | ||
○大島(敦)委員 ありがとうございました。 続きましてなんですけれども、農水大臣です。稲作農家。 私たちの政権での稲作の政策は恐らくソフトランディング政策だと思っていて、今の稲作の政策は結構ハードランディングに近い政策かなと思っています。その点については議論はしません。 ...全文を見る | ||
○大島(敦)委員 御答弁ありがとうございます。 震災については、ここにいらっしゃる委員の皆さんの気持ちは同じだと思います。国民の気持ちも同じだと思います。多くの方が募金活動に協力をしていただいて、募金活動をさせていただくと、高校生でも、余りエリート校に行っていない高校生の方が...全文を見る | ||
○大島(敦)委員 一点、先ほどの募金は、全ての高校生とか中学生の皆さんが学校に関係なく募金していただいたので、その点はちょっと訂正をさせてください。 続きまして、私たちの国は、本当に毎年大きな災害、数年に一回は大災害、大震災がある国です。ですから、その点につきましての国の対応...全文を見る | ||
○大島(敦)委員 二〇一一年三月十一日の東日本大震災、ここの南三陸沖で大きな地震が起きると、貞観の地震があり、慶長年間、明治、昭和とあって、その前後には、首都直下型、あるいは東海、東南海、南海の地震が起きたと言われていて、私たちの国のリスクは高くなっております。そうすると、気象庁...全文を見る | ||
○大島(敦)委員 地震が起きる可能性、おそれが非常に高い国なものですから、地震学者というのは極めてクローズドなソサエティーの皆さんですので、それ以外の方の意見を競わせて、競わせるということは国がオーソライズしているものじゃないものですから、ぜひ、その点につきましての今後の私たち国...全文を見る | ||
○大島(敦)委員 準天頂衛星については、超党派の宇宙基本法があって、その後、超党派の議連の前原先生、野田先生は政権にいましたので、多分七基体制ということになったかと思います。今の国の成長戦略の中の一つにもなっております。 そこで、もう一つ加えたいことがありまして、今、防災担当...全文を見る | ||
○大島(敦)委員 麻生大臣がおっしゃるとおり、金額面ではそんなに大きくないと思いますし、国の防災、危機管理に対する思いは、ここにいらっしゃる先生方は皆さん同じだと思います。 それで、総務大臣に今後お願いしたいのは、電波というのは国際間のやりとりがあります。今、準天頂衛星の電波...全文を見る | ||
○大島(敦)委員 ありがとうございます。 話はかわりまして、同一労働同一賃金についてのお話をさせてください。 これは結構難しい概念でして、同一労働同一賃金、同一価値労働同一賃金、均等待遇、均衡待遇、さまざまなワードがあります。その中で、安倍内閣総理大臣は、同一労働同一賃金...全文を見る | ||
○大島(敦)委員 同一労働同一賃金で一番大変なのは、中小企業の皆さんだと思います。中小企業の皆さんは、そんなにこれはたやすくないと思っています。 私も、衆議院議員になるまで生命保険のセールスを五年間して、何千社という中小企業の経営者の皆さんとお話をさせていただいて、中小企業の...全文を見る | ||
○大島(敦)委員 私たちの文脈は、きょうの議論にございました、もともとのヨーロッパ、これは大陸ヨーロッパの発想です、同一労働同一賃金。これは、男女の格差をなくす、あるいは労働界全体の格差をなくす。日本ですと社内組合、大陸ヨーロッパですと、社内組合ではなくて業界ごとの組合になってい...全文を見る | ||
○大島(敦)委員 残り時間、もうすぐですので。 私たちの考え方は、期間の定めのない働き方が一番だと思っています。期間の定めのない働き方、正社員です。 私たちは、私も一回転職した経験があって、やはり安定した雇用は物すごく大切です。年収が高い、低いもあるかもしれないけれども、...全文を見る | ||
05月18日 | 第190回国会 衆議院 外務委員会 第15号 議事録を見る | ○大島(敦)委員 おはようございます。二十五分間、質問をさせていただきます。 きょうは、テロ対策についての質問をさせていただきます。 今から三十年前に、私、デュッセルドルフで駐在員をしていました、二十代後半。当時の経験で今でも鮮烈に思っている経験があって、ドイツに住んでい...全文を見る |
○大島(敦)委員 外務大臣としては、我が国に対するテロのリスクが高まっているのか高まっていないのかというのはなかなか言いにくいところかなと思います。ですから、テロのリスクについては、これだけ政府が取り組んでいるのはテロのリスクが高まっているから取り組んでいるというふうに考えたいな...全文を見る | ||
○大島(敦)委員 ありがとうございます。 過去のテロの事案は、行ったのは日本人だと思うんですよ。日本人が考え、日本人が日本人を対象にしてテロを行ったということだと思っています。でも、今のテロの危機は、日本人が起こすテロリズムではなくて、海外の影響下に置かれた者あるいは海外の影...全文を見る | ||
○大島(敦)委員 政府内の情報の共有というのは結構難しいし、仕組みも必要だなと思っています。外務省もそうですし、警察の皆さんも、あるいは防衛省の皆さんも、それぞれの省庁、内調もそうですし公安調査庁もそうだと思うんですが、それぞれの役所が相当努力をして情報を収集していますから、それ...全文を見る | ||
○大島(敦)委員 キッシンジャーの書物というのは結構示唆に富んでおりまして、この審議に当たって、「キッシンジャー秘録」の中にこういう文があるんです。官僚同士の論争では、自分の方が上だから権利があるのだという以外の論拠を持たない側は敗れがちである。やはり、NSCに、できる規定ではな...全文を見る | ||
○大島(敦)委員 制度改革を行うときに、私たち政治の側は、昔はハードの箱をつくる、今は組織の箱をつくったりすると、そこで問題が解決してしまうのかなというふうに勘違いしがちなんですけれども、既存の組織に魂を入れるということがまずその前に必要だと考えております。ですから、その点を御留...全文を見る | ||
○大島(敦)委員 私が聞いているのは、四千四百人、ガザ地区から四百人で、その後、JICAの職員の方とお話しすると、当時、これは国連の枠組みでガザ地区への人道的支援を日本国政府は行っています。そのときに、地元のJICAの事務所と我が国で研修を受けたガザ地区の方がテレビ会議でやりとり...全文を見る | ||
○大島(敦)委員 ぜひその点についてお願いしたいんです。予算規模としては、私が聞いたので年間百万円ぐらいだったと思います。そんなに多くの費用をこの同窓会の運営には使っていないはずなんです。 ですから、私たちの国として中東にできることは、できるだけ人的なネットワークを強く持って...全文を見る | ||
○大島(敦)委員 御答弁ありがとうございました。 終わります。ありがとうございます。 | ||
09月28日 | 第192回国会 衆議院 懲罰委員会 第1号 議事録を見る | ○大島委員長 これより会議を開きます。 一言御挨拶を申し上げます。 去る二十六日の本会議におきまして、懲罰委員長に選任されました大島敦でございます。 当委員会は、議院の秩序維持及び規律保持に関し重大なる責務を課せられており、その職責の重大さを痛感している次第であります...全文を見る |
○大島委員長 この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。 委員の異動に伴い、現在理事が二名欠員となっております。その補欠選任を行いたいと存じますが、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 | ||
○大島委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 それでは、委員長は、理事に 江崎 鐵磨君 鴨下 一郎君 を指名いたします。 本日は、これにて散会いたします。 午後一時三十一分散会 |