大島敦
おおしまあつし
小選挙区(埼玉県第六区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数8回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月07日 | 第208回国会 衆議院 予算委員会 第11号 議事録を見る | ○大島委員 衆議院議員の大島です。 何点か質問をさせてください。 冒頭は、日銀総裁の黒田総裁に御答弁をいただきます。 黒田総裁が二〇二〇年に講演をされた中で、日本の民間企業の研究開発費について述べています。そのことについて手短に御説明していただければと思いますので、よ...全文を見る |
○大島委員 黒田総裁、ありがとうございました。お帰りになっていただいて結構でございます。 首相、今の黒田総裁の御答弁に補足の説明をさせてください。 資本主義は人だと思います。どういう人材が経営に当たっているか、ここをイメージできないと、なかなか資本主義を変えていくことは難...全文を見る | ||
○大島委員 ありがとうございます。 国が整備することはインフラだと思っています。 今私たちの産業の中で、例えば自動運転とか、あるいはドローンとか、あるいは民生だとゴルフ場でグリーンまでの距離だとか、様々なこの技術は、我が国の「みちびき」という測位衛星によっています。 ...全文を見る | ||
○大島委員 ありがとうございました。 十年かかりました、政治が決断してから。ですから、総理、先ほどの光電融合、この技術のインフラを日本に敷設、全部、日本に滞りなく十年かけて整備するというのは、日本の産業構造そのものを変えます。新しいビジネスができる。全然違います、これは。コン...全文を見る | ||
○大島委員 両大臣、ありがとうございました。 私、科学技術予算、足りないと思っている立場です。皆さん、国の研究機関で研究者の皆さんとお話しされた方がいいと思います。彼らは、外向きには、大変だとか予算が足りないということは私にはおっしゃいません。ただ、研究というのは、頂点の研究...全文を見る | ||
○大島委員 一番最後なんですけれども、私たちは民主主義国家です。四年前、中国に入国しようとしたときに、日本国国会議員、私の指紋も全部取られました。顔認証もされました。そういう、要は、中央集権的な発展を目指す国家と、言論の自由があって、日本の社会全体での自由な発想が生まれ、人々の独...全文を見る | ||
02月16日 | 第208回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号 議事録を見る | ○大島分科員 時間をいただきまして、何点か質問をさせてください。 これから質問する内容は科学技術に関することでして、大臣の御地元の兵庫県だと、SPring8があると思います。SPring8も視察をしたことがあり、また、国立天文台とか、あるいは物質・材料研究所とか、十二月末には...全文を見る |
○大島分科員 政府参考人、ありがとうございます。 大臣、これまで、各文科省の研究機関、訪問をさせていただいて、その責任者の方あるいは研究者の方と結構率直に意見交換をさせていただいています。数年前、ある研究機関を訪れて、責任者と話したときに、大島さん、以前は、数年前です、以前は...全文を見る | ||
○大島分科員 ありがとうございます。 そして、研究現場が疲弊している現状を踏まえ、研究者が安心して研究活動が行えるよう、研究人材育成に関して長期的展望を持って経済的支援を行うことが必要であると思います。更問いですので、大臣の御所見をお願いいたします。 | ||
○大島分科員 大臣、御答弁ありがとうございます。 先ほど、博士後期課程学生の就職先、民間企業が少なくなっているというお話があったかと思います。私、民間企業出身でして、多分、二〇〇〇年代以降、民間の中央研究所が大分細ってしまったのかなと思っています。例えば、工学部、理学部ですと...全文を見る | ||
○大島分科員 ありがとうございます。 大臣、SPring8は、かつては世界で一番、微細なものまで見ることができる、半径五百五十メーターぐらいの巨大な顕微鏡でして、トヨタの燃料電池車が大分コストが軽減されたという報道を耳にしたときに、多分ここで材料を見て研究開発した結果かなと思...全文を見る | ||
○大島分科員 次の質問に移ります。 核融合エネルギーは、安全性が高く、将来のクリーンエネルギーとして重要な技術であると考えています。その技術開発は長期にわたるため、腰を据えてしっかりと取り組んでいく必要があります。このような核融合の研究開発を推進する意義についての大臣の御所見...全文を見る | ||
○大島分科員 大臣、ありがとうございます。 那珂研究所を訪問させていただいて、那珂研究所にあるJT60SAという核融合実験装置を事細かく案内をしていただいて、やはり最先端なものをつくるというのは、民間企業に対しても相当な負荷を与えていきます。やはり、最先端のものは民間企業の技...全文を見る | ||
○大島分科員 今の御答弁いただいた内容を聞くと、これまでの商用炉の開発スケジュールが早まっているように思えるんです。ですから、日本も本腰を入れていかないと各国の後塵を拝してしまうのかなと思うものですから、その点よろしくお願いします。 大臣には、核融合は最先端技術の集合体であり...全文を見る | ||
○大島分科員 今、NTTと量子科学技術研究開発機構の間で、ITER計画に光電融合技術を活用する共同研究を開始したと聞いています。光電融合技術の活用は、世界最先端の核融合の研究開発を実施するために重要と考えておりまして、その点についての政府参考人からの御所見をお願いします。 | ||
○大島分科員 大臣、最後に、質問ではなくてお願いなんですけれども、やはりこのITER計画、世界最先端の研究開発です。今の光電融合の技術は、圧縮することなく、時間の遅れもなく、膨大なデータを送れる新しい技術でして、やはり、最先端のものにチャレンジすると次の技術も生まれてくるものです...全文を見る | ||
03月07日 | 第208回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○大島委員 冒頭、鉄軌道について何点か触れさせてください。 沖縄における鉄軌道の整備、導入についての現実的な検討の必要性ということで、令和三年六月の当委員会において、我が党の委員が、沖縄では、唯一、鉄軌道がないと訴え、内閣府が年間約一億円の予算をかけて十年間調査をしてずっとこ...全文を見る |
○大島委員 西銘大臣、OISTについては、私は有馬朗人先生をずっと存じ上げていまして、この間お亡くなりになってしまったんですけれども、設立のときはノーベル賞を受賞された方がOISTの理事になって、その方たちの研究人脈を通じて世界中からいい研究者が集まって、私も、担当している副大臣...全文を見る | ||
○大島委員 大臣、ありがとうございます。 なかなか、沖縄振興にすぐ資するかというと、若干資さないところもあるかもしれないんですけれども、やはり、世界の一番いい研究所が沖縄にあるということが、大臣がお触れになったとおり沖縄の平和に貢献すると思いますので、是非その点、よろしくお願...全文を見る | ||
○大島委員 大臣、ありがとうございました。 終わります。 | ||
03月29日 | 第208回国会 衆議院 内閣委員会経済産業委員会連合審査会 第1号 議事録を見る | ○大島委員 今回の法案の中で、先端的な重要技術の開発支援に関する制度について質問します。 私の問題意識、二〇一七年、五年前の私のレポートの一文を紹介させてください。 量子コンピューターのアイデアを発案したのは東工大の西森秀稔教授でした。しかし、持続的に資金を募って研究開発...全文を見る |
○大島委員 続きまして、技術の切り分けと成果の活用についてお尋ねいたします。 旧ソ連によるスプートニク・ショックを受けて創設された米国のDARPA、国防高等研究計画局や米国国防総省の技術が民生転用された手術支援ロボットのダビンチの例を見ても、最先端技術は防衛技術、安全保障から...全文を見る | ||
○大島委員 小林大臣、先ほども述べたスプートニク・ショックによって、当時のケネディ大統領が、一九七〇年代に月面に人類をという計画を立てられて、そのときに生まれたのが半導体だと承知をしております。 ですから、その半導体にかける投資金額、研究費の金額は、多分莫大な金額を立てて、よ...全文を見る | ||
○大島委員 私は、先端的な重要技術の例として挙げられております人工知能、量子等については、これまで役所の皆様から一番に教えていただいた経験があります。人工知能も、ブームになる前に、人工知能、面白いぞと言われて、日本中の人工知能学者に会い続けたり、量子についても、四年前、五年前です...全文を見る | ||
○大島委員 御答弁ありがとうございました。 ここ三十年間の日本の停滞は、予算配分が間違っていたのではないかなと思っているものですから、毎年二千五百億円ぐらい、毎年毎年積み上げていくことがやはり必要かなという立場です。 続きまして、研究成果の検証、公表について、両大臣にお伺...全文を見る | ||
○大島委員 ありがとうございます。 また、経済安全保障担当大臣にお伺いいたします。 今後、国費を投じて研究開発を推進していく以上、失敗、成功のいかんにかかわらず、その結果を分析、検証し、公表していくことは、政府の説明責任の観点から、我が国の研究開発を前に進めていく上でも、...全文を見る | ||
○大島委員 時間が来ました。終わります。 ありがとうございました。 | ||
04月06日 | 第208回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号 議事録を見る | ○大島委員 冒頭、燃料油価格激変緩和対策事業について確認をさせてください。経済産業省政府参考人からの答弁を求めます。 元売事業者に対する価格抑制原資の支給額の上限を五円から二十五円に引き上げたとのことです。これは、毎週水曜日に公表している全国平均ガソリン価格に原油価格変動分を...全文を見る |
○大島委員 政府参考人はここで大丈夫ですから、下がってください。 続きまして、農水副大臣に質問をしたいと思います。 二〇一四年、関東で大雪が降った際に、多くのハウス農家のハウスが倒壊をいたしました。そこで、私の地元のハウス農家に取材をして、一週間後、金曜日の内閣委員会で官...全文を見る | ||
○大島委員 副大臣、ありがとうございます。 農家のことはよく取材をしていただいて、なかなか、先ほど申し上げましたとおり、すぐにマーケット価格、小麦とかあるいはスーパーマーケットで売っている食料品のように、なかなか転嫁がしづらいです、これは。ですから、今皆さんお困りなものですか...全文を見る | ||
○大島委員 農水副大臣、ありがとうございました。ここで御退席をください。 続きまして、標準と規格についての質問を久しぶりにさせてください。 今、政府の方の認識を伺いたいんですけれども、先日、経産省の方から説明を受けまして、標準化をめぐる環境変化、新興国の台頭、主導権争いの...全文を見る | ||
○大島委員 この経産省の資料の中で、標準化対応で後れを取ったことで対応コスト増や市場機会の逸失等の事例も散見されると書いてあるんですけれども、これは本当のことでしょうか。 | ||
○大島委員 若干、私の質問と答えが違っていたんですけれども。ここに書いてある、標準化の対応で後れを取ったことで対応コスト増や市場機会の逸失等の事例も散見と書いてありまして。 私、実は、今から十五年前、二〇〇七年に、当委員会で甘利大臣と標準化、規格について議論をさせていただいて...全文を見る | ||
○大島委員 大臣、御答弁ありがとうございます。 規格、標準という分野は結構地味な分野でして、特に、規格、標準の分野で国際会議に出ると、ドクター、博士号を持っていないと相手にされないところがあります。やはり、博士号を取るような人材育成が必要だと思いまして、国際標準化機関でのプレ...全文を見る | ||
○大島委員 当方理事から、対応しているという御発言がありましたので。 その中で、十五年前の議事録で、日本として独自の国際規格をアジアの周辺国の皆さんの協力を得ながら出してみるということも必要じゃないかという発言をしていまして、友達をつくることが結構大切です。識者の中には、EU...全文を見る | ||
04月15日 | 第208回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号 議事録を見る | ○大島委員 質の高い電気、安定した電力の供給は、産業の基盤だと考えています。 数年前、インドのデリーの近くにニムラナという日系企業の工業団地があって、訪問したことがあります。最大の課題は、一日一回か二回停電するので、州政府に対して、停電をやめてくれ、停電しないようにしてくれと...全文を見る |
○大島委員 二〇一六年から始まった電力自由化の下では、収益性が見込めない発電所を休廃止するという民間事業者の自律的な経営判断は合理的で当然の経営判断であり、これに従った発電所等の休廃止も原則として許容されるものと考えますが、政府の見解をお願いします。 | ||
○大島委員 今般の電気事業法の改正による事前届出制の導入については、改正案において、現下の安定供給リスクが顕在していることを踏まえ、発電所の休廃止を事前に把握、管理し、必要な供給力確保策を講ずるまでの時間を確保することが目的とされています。 これにより、電力自由化の下で休廃止...全文を見る | ||
○大島委員 例えば、容量市場において電源が落札されないなど、発電事業の将来性を見通すことができないために発電所の休廃止を決断したにもかかわらず、国の判断で、必要な供給力確保策を講じるまでの間、その発電所の維持を求めることとするのであれば、事業者に対する事業補償や支援措置が必要にな...全文を見る | ||
○大島委員 確認ですが、今般の改正による事前届出制では、届出を出してから休廃止するまでに供給力が不足する場合には、国が必要な供給力確保策を講ずるまでの間、事業者は休廃止を行うことができなくなってしまうのでしょうか。政府の見解をお願いします。 | ||
○大島委員 国に発電所の休廃止を届け出るまでのプロセスにおいて、事業者は、地元や自治体との調整、協議を踏まえて休廃止を決定するというふうに私は理解していますが、必要な供給力確保策が講じられるまでの間は、引き続き当該発電所を運用させることになろうかと思います。 この場合、発電所...全文を見る | ||
○大島委員 政府参考人に更問いなんですけれども、発電所を止めるというのは結構長いプロセスが必要だと思っています。地域、自治体との協議もありますし、あと、従業員の皆さんも、恐らく定年退職等を見ながら、できるだけ要員を減らしながら、うまくフェードアウトするように、数年かけて発電所とい...全文を見る | ||
○大島委員 先ほど申し上げましたとおり、電力というのは物づくりの基本でして、電力が安定的に供給されないと、それを前提としての工場の操業はできなくなります。このことをなかなか、空気のように吸っている電力なので、なかなか認識しづらいんですけれども、やはりここをしっかり踏まえた上で、電...全文を見る | ||
○大島委員 続きまして、我が国全体の供給力確保に関する最終責任について質問します。 以前は、旧一般電気事業者が、電力事業の地域独占を認められていた代わりに、電力の安定供給に責任を負っていたわけですが、電力システム改革によって、安定供給に対して一義的に責任を負う主体が存在しなく...全文を見る | ||
○大島委員 続きまして、今般のような法制上の事前規制を課すのであれば、少なくとも、電力広域的運営推進機関による電力入札制度を実施するなど、まずは国の責任において供給力確保策を講じることが先決ではないかと考えますが、政府の考えをお伺いします。 | ||
○大島委員 今月十二日に開催された経済産業省の審議会では、今年の冬が十年に一度の寒さとなった場合、例えば、東京電力管内の電力の予備率が一月と二月にマイナスとなることが示されました。これは、先月の福島県沖地震で壊れた火力発電所の復旧の見通しが立っていないことなどが原因とされています...全文を見る | ||
○大島委員 今の局面だと難しい局面だと思います。我が国としては、化石エネルギーに頼らざるを得ないところもあったり、あるいは、CO2削減に向けてはやはり再生可能エネルギーを増強し続けなければいけない等、様々な難しい局面が、今回の地震あるいはエネルギー価格の高騰で顕在化したのかなと思...全文を見る | ||
○大島委員 最後の質問になるんですけれども、今後の二〇五〇年代に向けての日本のエネルギーをどうしていくかということが結構課題かと思っていまして、去年の末なんですけれども、量子科学技術研究開発機構那珂研究所でJT60SAという核融合炉の実験装置を視察をしてきました。ですから、今、各...全文を見る | ||
○大島委員 ありがとうございました。 | ||
04月21日 | 第208回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号 議事録を見る | ○大島委員 手短に質問させてください。 国会議員になる前の話ですが、初めて沖縄を訪問したときのことで、那覇空港に降り立って車で那覇市内を走っているときに、沖縄として独特の文化を持っているんだなと感じました。それが私の沖縄に対する第一印象でして、沖縄の時間の流れは悠々としていて...全文を見る |
○大島委員 西銘大臣、ありがとうございます。 私としては、OISTとは別に、平和構築のための大学院大学をもう一つつくってもいいかなと思うものですから、その点を触れさせていただいて、私の質問を終わります。ありがとうございました。 | ||
○大島委員 ただいま議題となりました沖縄の本土復帰五十年及び沖縄問題の解決促進に関する件につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 案文の朗読により趣旨の説明に代えさせていただきます。 沖縄の本土復帰五十年及び沖縄問題の解決促進に関する件(案) ...全文を見る |