太田昭宏

おおたあきひろ

小選挙区(東京都第十二区)選出
公明党
当選回数8回

太田昭宏の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月26日第142回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○太田(昭)委員 新党平和の太田昭宏です。よろしくお願いします。  総理、この四カ月、三カ月の間、いろいろな意味で、国民のいらいらといいますか、それが募っていると思います。不という字がこんなに多い年明けはなかったと思います。不況や不満や不正やあるいは不公平、さまざまな不というの...全文を見る
○太田(昭)委員 昨年の臨時国会で、私は、財政改革論議の中で、三塚大蔵大臣でしたが、この財革法は、補正も、そして建設国債も、ある意味では規制がない、しかし、精神からいって大事なのは、補正というのは財政法二十九条の厳正な適用が大事ですね、ウルグアイ・ラウンド費は補正には入りませんね...全文を見る
○太田(昭)委員 昨年十月十七日、衆議院の本会議、これは財革法の冒頭でした。三塚大蔵大臣は、減税の財源につきまして、財源を特例公債によらざるを得ない特別減税を実施することは、後世にツケ回しをすることに相なる観点からも適当ではない、こういうふうに答えています。  これが十二月十七...全文を見る
○太田(昭)委員 私は、この間の榊原財務官の発言といい、一つ一つの発言というものの政府として整合性を持ってしっかりと国民に話をし、また、本会議の場でこういう発言を大蔵大臣がして、そしてそれを変更するならば、あるいは本会議とかしかるべき場で、単なる記者会見ではなくて、発言を、かくか...全文を見る
○太田(昭)委員 私は、議会というものを重視するという姿勢を重ねてやる必要がある、このように思います。  私は、この財革法というものは、今考えてみると、余りにも手足を縛り過ぎているということを政府みずからが実感をしていると思います。矛盾が非常に内包されている。一方ではキャップを...全文を見る
○太田(昭)委員 率直という言葉の割には率直じゃないと思いますが、公共事業か減税か、公共事業も減税もか、これについてお答えいただきたいと私は質問しています。
○太田(昭)委員 大変警戒をしながら御答弁をいただいたわけなんですが、減税について、私は、減税は必要である。総理も恐らく減税ということは頭に当然あろうと思います。公共事業ということについても当然頭にあろうと思います。これから経済が大変になった場合に、減税も使う、あるいは公共事業も...全文を見る
○太田(昭)委員 これは、総理が帰ってから申し上げますが、非常に難しい問題をはらんでいると思います。特に、財革法のこの原則の、今言った赤字公債、特例公債を二〇〇三年にゼロにする。これは、途中、毎年毎年減らしていくということが書かれていて、そして、その毎年毎年という意味は、補正とい...全文を見る
○太田(昭)委員 そこが弾力性を奪うということになりませんかと私は聞いているわけです。総理、どうですか。
○太田(昭)委員 総理、減税要求というのは非常に今国民からも、まあ世界が何と言おうとそれは自由かもしれませんが、あります。来年は減税をやる、そういう可能性、余地というのはありますか。
○太田(昭)委員 総理のおっしゃるとおり、もしこれを本格的にどうするかということになると、これは税体系全体の問題になるかもしれません。もう一つは、今度は行政改革をどういうふうにしていくのか、そういう問題になるかもしれません。  しかし、例えばことしの夏から秋にかけてもう一遍補正...全文を見る
○太田(昭)委員 頭がそれでいっぱいというのでは本当はないんだと思います。それは秋口のことは当然考えていらっしゃらなくては困るし、本年度予算というのは、そんな三カ月、四カ月のためにこの予算委員会が行われているわけではないと思います。今の発言は取り消してください。秋口は頭にありませ...全文を見る
○太田(昭)委員 それはそうでしょう。しかし、その後のことを心配だという声は、この間深谷委員が話をしたり、私が後から申し上げようと実は思っておりますが、手を目先のもの目先のものに打っていく。そして秋口は、さあどうなんだ。秋口というよりはむしろ、六月終わった後ぐらいがどうなんだ。 ...全文を見る
○太田(昭)委員 総理、先ほどちょっと出ていらっしゃったんですが、結局、補正をやったということで枠が一兆三千八百八十億に広がった。このことをずっと突き詰めて考えてみると、大蔵の出している中期財政の試算、赤字国債は毎年目安として一・四兆は減らしていかなくちゃならない。そうすると今度...全文を見る
○太田(昭)委員 今総理がおっしゃったり、この間テレビでも尾身長官が発言をされていて、今の予算、法人税の減税もある、特にゼロ国債一・五兆、これは史上最高ですよと。  そうしますと、この間の深谷委員の話のように、公共事業というものについても、この執行の前倒しというお考えはあります...全文を見る
○太田(昭)委員 財革法に戻りますけれども、この財革法は歳出削減あるいは行革によって実現するということが大事ですが、くぎを刺しておくということになるかと思いますが、増税によって赤字削減をするということは厳に慎むべきであると思いますが、これについてはいかがですか。私は財革法論議のと...全文を見る
○太田(昭)委員 そこだけはくぎを刺しておきたいと思います。  減税について触れましたけれども、もう一つ、私は公共事業についても触れたいと思います。  十年度予算、大蔵からの説明を聞きますと、大きな目玉として二つ言われています。一つは再評価システムの導入、いわゆる時のアセスメ...全文を見る
○太田(昭)委員 大蔵からいただいた書類に、「シェアの大幅な見直し」、ここに「農業農村整備事業の見直し等実額では千八百億円程度の大幅なシェア変動」とありますが、この千八百億円というのはどういう数字ですか。私はいろいろ話を聞きましたが、これは積分の世界みたいな感じがしたんですが、千...全文を見る
○太田(昭)委員 財革法では公共事業の七%削減ということを言いましたが、結果として、平成十年度予算というものを見ますと七・八%と、〇・八%。非常に現場ではきついわけですね。七%でも死活問題だということで、私は、財革法のときに、こんな急激に落とすというようなやり方はまずい、激減緩和...全文を見る
○太田(昭)委員 例えば今お話しになったこの四百四十億円、農業農村整備事業の見直しの四百四十億円をカットして、シェアが大幅に見直されたという論拠にしておりますが、この農業農村整備事業の見直しの四百四十億円というのは、一体、内容はどういうものですか、農水大臣。
○太田(昭)委員 今お話のあったとおり、これは公共事業予算を非公共事業予算に移したというだけにすぎないのではありませんか。どうですか。
○太田(昭)委員 よう説明してやれというお話もありましたが、私は一応、今の説明ではよくわかりませんけれども、内容については調べてわかっているつもりです。  農水省としては、そういう方向の方がいいであろう、これからの機動的な対応というのが必要であろう、二十ヘクタールを五ヘクタール...全文を見る
○太田(昭)委員 大変わかりやすい、そういう話ですよ。ですから、胸を張って言えるような話ではないですよ。  もう一つ、私は再評価システムの導入という、このもう一つの大きな項目について聞きたいと思います。  総理は、昨年の十二月五日、これからの公共事業ということについては再評価...全文を見る
○太田(昭)委員 問題は、この総理の発言が十年度予算にどう反映しているのか、具体的にどうメスを入れたのか、私はそこは非常に大事なことであろうと思います。  私は、公共事業が要らないという立場に立ってはおりません。それはかねてから総理も存じていることだと思います。私は、めり張りを...全文を見る
○太田(昭)委員 結構です。  今建設大臣のお話ですと、継続された場合、ダム等で十六億、そして海岸事業等で約六億ということで、二十二億ぐらいはもしそれがついた場合はかかったのだけれども、それは削りましたと。  私は、ダムについてはもう去年の八月、ほとんどけりがついたんだなとい...全文を見る
○太田(昭)委員 農水省は、具体的に何を削り、金銭的には、例えば継続された場合には幾ら平成十年度予算では削ったということになりますか。
○太田(昭)委員 今、農水大臣のお話しになった羊角湾あるいは静清庵、特に羊角湾については思い切った措置をとったという評価を私は聞いております。  しかし、今、お話にあって、これらの事業は、よく調べてみますと、今まで休止されていたというものを追認した。これは、羊角湾などについては...全文を見る
○太田(昭)委員 運輸省は何を削り、十年度予算で幾らぐらい削減したんでしょうか。
○太田(昭)委員 総理、今までそういうことがないという中に踏み込んだと。それで、金額にして約五十億円ぐらい。これは少ないという見方もあるかもしれませんが、そういう芽が出たということは一面評価をしなくてはならない。  去年の十二月五日の総理の発言からいけば、もっともっとこれは進め...全文を見る
○太田(昭)委員 今、私がこれから聞こうとすることについてもお答えをいただいたんですが、費用対効果分析ということは非常にある意味では難しい。ヘドニック法等の、地価に換算をして、A事業、B事業、同じ河川なら河川、道路なら道路とか、同じ河川でも、今建設省等では環境という面を入れた費用...全文を見る
○太田(昭)委員 もう一点だけ最後に申し上げたいと思いますが、今、公共事業という問題については、建設国債の対象を広げよ、あるいは別角度で、今までのいわゆる土木建築よりも情報通信産業にというような話があって、いかにもわかりやすい話のように聞けるのかもしれませんが、私は、現実問題とし...全文を見る
○太田(昭)委員 終わります。
03月11日第142回国会 衆議院 建設委員会 第2号
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○太田(昭)委員 新党平和の太田昭宏です。同僚議員の御配慮をいただいて、二十分時間をちょうだいしました。  きょうは、住宅ローン破産と今後の住宅政策ということについて聞きたいのですが、どうしても二言言いたいことがあります。  七%の削減が、現場の建設業界を初めとして大変深刻な...全文を見る
○太田(昭)委員 ぜひとも、金融面に即しても、建設大臣が前に出て、政府としてのリーダーシップをお願いしたい、このように思います。  そこで、住宅ローン破産ということが大変問題になっておりまして、私は、これ自体の問題と今後の住宅政策のあり方というのは非常に転換点のような気がします...全文を見る
○太田(昭)委員 きのうの新聞に、自己破産件数が急激にふえて、九六年では五万六千四百九十四だったのですが、七万件を超えたという報道がされていて、資料をいただいたのですが、住宅ローンがこの自己破産の引き金になっていないか、この辺についてどう認識されていますか。
○太田(昭)委員 今、この住宅ローン破産で問題になっているのはいわゆるゆとり償還、九三年、九四年の住宅金融公庫の行ったこのゆとり償還というのがちょうど返済時期に差しかかっているということが問題になっています。このゆとりの部分をもう少し返済を長くするというような措置がとられていると...全文を見る
○太田(昭)委員 今言った二世代返済を認めるとか中高年に対しての融資期間の延長、これは具体的にどうでしょうか。
○太田(昭)委員 ぜひともその辺の措置について行っていただきたいと思います。  それから、今回、譲渡損失の税制が、単年から四年に繰越控除制度として拡充されたということがありますが、これは買いかえ促進ということであって、ローン破産をしている人は買いかえ自体ができないわけですから、...全文を見る
○太田(昭)委員 私は、きょう通常国会の冒頭のこの建設委員会で時間をいただいたのは、この住宅ローン破産ということを考えると、決してゆとり償還とかローン破産で苦しんでいる人だけの問題ではなくて、みんなが家を持てなくなってきているという一つの経済的な状況が生まれてきている。これについ...全文を見る
○太田(昭)委員 最後になりますが、特にこれから高齢社会というものに向かう。高齢者というのは、社会保障とか、さまざまな意味で国がどこまで、どういう形で社会保障を考えていくのか、これは非常にこれから大事な問題になってくると思います。住宅ということを考えても、住宅を持っている、持ち家...全文を見る
○太田(昭)委員 認識は大臣も同じでしょうか。
○太田(昭)委員 終わります。
03月11日第142回国会 衆議院 商工委員会 第3号
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○太田(昭)委員 新党平和の太田昭宏でございます。  貸し渋りの問題について質問をしたいと思いますが、今から考えますと、私は、昨年の十一月この動きが、現在の貸し渋りやあるいは銀行を取り巻く状況、もうすべて昨年の十一月に、ある意味では根源といいますか、問題点が集中したのだというふ...全文を見る
○太田(昭)委員 そこで、今、実は非常にデリケートな話をされたと私は思う。まず、私が申し上げたインターバンク市場の三洋のデフォルト、そして山一、拓銀、徳陽シティの破綻、こうした事態が一体現在はどうなっているか。この面は、ある意味では隠れたり、ある意味では大丈夫だというメッセージだ...全文を見る
○太田(昭)委員 確認しますが、そこに意思が働いたか働かないかということについて、イエス・ノーだけで結構です、お答えください。
○太田(昭)委員 一般的には十二月ぐらいから落ちつきを見せた。これは貸し渋りとかいうことの、宮崎先生の前段階の話としてはなかなか話題にならない。ですから、ある意味では、インターバンク市場がほぼ落ちつきを見せて安定化している。しかし、現実はかなり、今度の安定化法の中で、逆に言います...全文を見る
○太田(昭)委員 そうしますと、インターバンク市場はそういう状況だ。もう一つのBIS八%、これについては、この三十兆投入ということが、二十一行で公的資金二兆一千億円の受け入れ、貸し出しということで、十二・五倍、約二十兆円。貸し渋りがなくなるかというと、とてもじゃないけれどもそうい...全文を見る
○太田(昭)委員 私も、本当にそこが一番大事だと思うのですね。体制はつくりました、午前中の質問で伊藤先生の発言もありましたが、これだけの枠はとりましたと。しかし、現実にはそれが現場に行ってない。銀行のどこを回ったって貸してくれないというような現状があるわけですから、まさにきょうか...全文を見る
○太田(昭)委員 三月三十一日をクリアして銀行がわきをあける、私は全く逆だと思うのです。全く逆。  それは、先ほど申し上げたように、金融ビッグバン対応の貸し渋り現象というのが四月から起きてくる。それは、体質改善というものを本質的にして勝負しようとしている。スリムにしようとする、...全文を見る
○太田(昭)委員 景気自体ということが底流には一番大事でありますから、その辺も含めてよく対応していただきたいというふうに思っております。よろしくお願いします。  以上です。
03月18日第142回国会 衆議院 商工委員会 第5号
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○太田(昭)委員 新党平和の太田昭宏です。  まず、今も質問に出ましたが、統合されるアジ研の存在がどうなっているか、非常に心配をする声も聞くわけで、アジ研所属の方々からも要望書等が出されたりして今日まで来ていると思います。  そこで、現アジア研究所法における組織の目的が今回の...全文を見る
○太田(昭)委員 私、日本という国の今後を考えますと、私も理科系でありますけれども、研究室にいたこともありまして、非常に薄っぺらな基礎という上には建物が建たない、そういう気がするわけで、アジ研の方々が大変に心配をしているというのは非常にもっともなことだろう、私はこういうふうに思い...全文を見る
○太田(昭)委員 そこで、ジェトロの側からいきますと、アジア貿易が拡大をする、さらに通貨危機に直面をしているアジアである、アジ研とジェトロがその中で統合していく。私は、極めてその役割は大きいと思いますし、問題は、何事もそうでありますけれども、統合した、ある一つのものができ上がりま...全文を見る
○太田(昭)委員 まさに今御答弁いただいたように、またその内容においても、資本財がふえて消費財が低下をしている、非常に世界的なリンクをしている、そういう状況になって、二十年前ぐらいとは随分異なった様相を呈しているのだと思います。  そこで、きょうの日経新聞等を見ますと、非常に貿...全文を見る
○太田(昭)委員 まさに産業界、製造業の人々が一番その置かれている状況を、先ほど私は急速令蔵庫とか急速冷凍庫という表現を皆さんがしているという話をしましたが、これだけ手を打ちました、ゼロ国債もあります、恐らく公共事業の前倒しもするでしょう、税制もさまざまな手を打ちました、二兆円も...全文を見る
○太田(昭)委員 私も、このアジ研の方の言うよりももう少し十分な回復ではない、しかし、数年ぶりに貿易は黒字になってきたというその事実というものを踏まえたということであろうというふうに思います。  この間総理が行きましたインドネシアの場合、これはなかなか難しい問題もさまざまありま...全文を見る
○太田(昭)委員 まさにきょうからそうした具体的な展開ということで、あえて私はこのインドネシアのことを言うのですが、そういう場合の一番底流となる物事のとらえ方、情報、そういうものがまさにジェトロ、そしてそこの深みを持つものとしてアジ研の存在がなくてはならないということで、もう一歩...全文を見る
○太田(昭)委員 私は、今のこのアジアの見方というので、中期的なポテンシャルは高い、潜在力はある、なぜ中期的なポテンシャルは高いのか、そこの中には構造がある、こう思うわけですね。例えば、先ほど私が申し上げた渡辺先生なんかもそういう指摘をしているし、通産にいらっしゃって今ジェトロの...全文を見る
○太田(昭)委員 最後に二つだけ聞きたいと思います。  一つは、ジェトロの海外スタッフ、これはそういう意味ではますます大事になると私は思います。全世界に散らばっていて、大変な働きをしているというふうに聞いていますし、あるところでは一人か二人しかいなくて、日本からのミッションを案...全文を見る
○太田(昭)委員 終わります。
○太田(昭)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     日本貿易振興会法及び通商産業省設置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法施行に当たり、次の諸...全文を見る
03月19日第142回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○太田(昭)分科員 新党平和の太田昭宏です。  東京の板橋区に大和町交差点というところがございます。国道十七号、環七、高速五号池袋線の交差するところで、上に二重のふたがかかっているというようなところで、都内でも二酸化窒素の濃度が極めて高い、こういう地域になっております。私も昨年...全文を見る
○太田(昭)分科員 これまでさまざまな努力をされて、例えば光触媒によるNOx除去策が行われてきたわけですけれども、これはある意味ではかなり注目をされた実験的なものであろうというふうに思いますが、平成九年十一月三十日までに中央分離帯のガードレール千百九十メーター、歩車道境のガードパ...全文を見る
○太田(昭)分科員 これはひとつ期待をしているところでありますので、効果については随時示していただきたいというふうに思っております。  さて、このたび換気施設が二基設置されまして、これは日本では初めてのことだというふうに聞いておりますが、二月四日からこのフィールド実験が行われて...全文を見る
○太田(昭)分科員 三五%という話がありましたけれども、大体その程度というのは可能というふうに見ているのでしょうか。それについて。
○太田(昭)分科員 これが効果あれば、またそれをふやすとか、さまざまな措置というものもあろうかと思いますが、また、この換気施設がばらまく、拡散をするということによって周辺に影響が出るのではないか。それからもう一つは、騒音の問題ですが、騒音は特に夜、生活への影響があるかないかという...全文を見る
○太田(昭)分科員 一部の新聞等におきまして、そのほかの脱硝システム等の技術開発についてこの地域で公募を行っている、既に手を挙げているところもあるというふうに聞いているわけなんですが、大和町交差点に係る新たな技術開発についてのお取り組み状況について、現状を報告いただきたいと思いま...全文を見る
○太田(昭)分科員 公共事業全般にわたりますと、PFIとかBOTとか、さまざまな新しい民間技術を使っての技術展開ということは、私は非常に大事な段階に来ているというふうに思います。そういう意味では、こうした環境という側面についてさまざまな民間の技術というものが開発されたりしていくと...全文を見る
○太田(昭)分科員 今、全国でこのような場所が非常に多いと思います。どこがどうあるということについてはきょうはお聞きいたしませんが、私は、大臣、ここの板橋区の大和町交差点というところで行われている建設省の意欲的な試みというのが、全国のさまざまなそうした環境汚染、大気汚染というもの...全文を見る
○太田(昭)分科員 次に、都市計画道路の問題について触れたいと思います。  この都市内道路というのは、単に交通を確保するということだけでなくて、都市の生活に必要な電気、上下水道など各種の公共施設を収容する、あるいはまた、防災、日照、通風のための空間を確保する、さまざまな意味での...全文を見る
○太田(昭)分科員 今答弁いただいたように、大いに進めていって不安を解消していただきたいと私は思います。  計画線内の建築制限につきましては、事業化されたときに支障のないよう、また補償も少ない方がいいでしようというようなこともあってのことだと思いますが、しかし、これが、土地利用...全文を見る
○太田(昭)分科員 私は、この都市計画道路等について早く結論を出すということが住民のためにも必要だということの筋の上で、経過措置としても、例えば都市計画道路に敷地がかかっているというところにおける固定資産税の減免措置というようなことについてはいかがでしょうか。
○太田(昭)分科員 事業化に至らない都市計画道路の計画線内に居住する住民が土地や家屋を売ろうとしても極めて低価格になってしまうということで、東京都などでは、一部、事業に先行して買収を行う制度があるということですが、この先行買収についてはいかがお考えでしょうか。
○太田(昭)分科員 大変ありがとうございます。  最後に大臣、私は、公共事業の評価基準とかあるいは時のアセスメント、非常に大事な問題だというふうにずっととらえて質問等もしてきたのです。考えてみますと、この都市計画道路というのがなかなか遅々として進まない、そして住民がある意味では...全文を見る
○太田(昭)分科員 終わります。
04月07日第142回国会 衆議院 地方行政委員会 第11号
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○太田(昭)委員 新党平和の太田昭宏でございます。同僚議員の御配慮をいただいて、きょうは都区制度について質問の機会を与えていただきました。  今回の都区制度の改革は、従来の特別区の基本的な性格を根本的に改革するものであり、地方分権の先駆けとして私は高く評価できるものであろうとい...全文を見る
○太田(昭)委員 大変明確な踏み込んだ発言をしていただきましたが、この廃置分合ということについても可能性として当然あり得る。今回、三十三事業が移譲されるわけですが、それについてもこれから前進する可能性があるということで、もう一遍、三十三事業以上にこれから移譲の可能ありということで...全文を見る
○太田(昭)委員 国側として、これは東京都と区の真ん中に立っての行司役ではないわけで、まさに大きな水脈といいますか、川の流れというのは国がつくっていく、それがまさに分権の流れだというお話を今いただいたと思います。  そうしますと、この支援というものをどうするかということが非常に...全文を見る
○太田(昭)委員 今の話ですと、大体同じぐらいの感じが出ているということで、この財政調整交付金の割合というのは非常に高い。  そうしますと、財政調整交付金の比率が大きいということは、財政調整交付金を制度的に残した根拠というのは一体何か。また、交付金として法定化したという背景には...全文を見る
○太田(昭)委員 要するに、今回はこの二百八十二条第二項「特別区がひとしくその行うべき事務を遂行できるように」という、ここのところを明確に法的に規定したということですね。  先ほど、冒頭の大臣の発言のように、これから移譲する方向に行くであろう、そして地方分権の流れを私たちは加速...全文を見る
○太田(昭)委員 この税源の移譲という問題で、今回幾つかが都から区へ移される、そういう財源問題であります。しかし、一部制限が残されています。例えば事業所税とか都市計画税、これもぜひともいただきたいという、区側はそういうことを言っているわけですね。ここは一つまた攻防戦みたいなことに...全文を見る
○太田(昭)委員 今のお話は、それはそのとおりなのでしょう。しかし、後から申し上げますが、都市開発あるいは都市計画、そういうことについても現実には移譲が始まるわけですね。そういうことについて、私は再度聞きますけれども、今後どのような方針でというのはまさにその仕事量というのに通じて...全文を見る
○太田(昭)委員 今度はもう一つ別の税源問題ですが、総額補てんの廃止に伴い財源不足になる区が出てくるという場合があります。そこで、区が課税する法定外普通税があるわけで、現実には税とは言いませんけれども、いろいろな区で、たばこの自動販売機についてどうだとか、あるいは使わなくなった校...全文を見る
○太田(昭)委員 次に、権限の問題ですが、特別区が基礎的な地方公共団体として位置づけられて、自主性、自立性が強化をされる。そこで、今後、特別区の存する区域において、第一義的にはこれは市町村事務を担うのは特別区である、こういう位置づけになるわけなのですが、三十三事業の権限移譲が今回...全文を見る
○太田(昭)委員 今たびたび出てきました言葉の、行政の一体性、統一性、これをもう少し広い立場でくぎを刺しておくというか聞いておきたいのですが、これを強調するということが、一面で特別区の自治権というのを制約するといった状況が起きるのではないかというおそれがあります。これについて、大...全文を見る
○太田(昭)委員 もう一つの観点は、バブル崩壊後の東京ということについては、今までのその流れからいって、今度は東京の再生といいますか、あり方自体が私は大変問われているのだというふうに思います。日本の都市というのはどちらかというと街道沿いに、あるいは自然発生的にできてきた。一つの計...全文を見る
○太田(昭)委員 冒頭、住民へのメリットという観点がちょっと抜け落ちているのではないかということを私は申し上げましたが、今回の意義というのは、まさに行政の責任者と住民との距離感が縮まる、ここが非常に大事なことであろうというふうに思います。  清掃事業が移管をされる、そうしますと...全文を見る
○太田(昭)委員 最後に、ダイオキシンの問題について、厚生省になるのかどこになるのか、お聞きしたいと思いますが、池袋の駅の、我々が行きますと高速から見えるところにも大変大きな煙突があって、それがまさに、それぞれのところに清掃工場ができるという、ある意味では象徴かもしれません。しか...全文を見る
○太田(昭)委員 終わります。
04月24日第142回国会 衆議院 商工委員会 第10号
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○太田(昭)委員 平和・改革の太田昭宏です。  大店法が廃止され、町づくりの観点、地方分権の観点が大きく変わり、そして日本の国土三十七万平方キロ、これを一体どういうふうに使っていくのかという根本的な町づくり、あるいは地方分権、国土の利用計画、そうした理念が果たして政府の間で共有...全文を見る
○太田(昭)委員 まさに今農水省の人が言ったように、都市計画区域外あるいは農振白地地域、こういうところにまずアグレッシブな大型店が、どんどんとは言いませんけれども、進出する、それに果たして対応できるのかどうか、優良農用地についてはとかそういうことですが、私の言っているのは、地方分...全文を見る
○太田(昭)委員 なっているところでございますというのではなくて、そういう意識を明確に農水省は持っていますかということを聞いているのです。
○太田(昭)委員 建設省、町づくりという観点が、市街化調整区域の弾力化、今回の都市計画法改正で明確化されたと思っているのかどうか、町づくりという観点と未線引き、白地地域とをどういうふうに考えているか、お答えください。
○太田(昭)委員 市街化調整区域というものの中で、今回、特に住宅がある程度建つようにという緩和というのが、都市計画法の一つの大きな流れだと私は思います。今、乱開発を阻止しながらとお話がありましたが、そういう乱開発というイメージの中に町をつくるということと、住宅をある程度建てなけれ...全文を見る
○太田(昭)委員 私はやはり、農水省の管轄のところ、それから建設省の管轄をしているところ、そこのところが、いわゆる通産が志向している今回のこの大店法にかわっての新しい町づくりという観点からどういうふうに展開していくか、ここのところが一番大事で、冒頭に私は、農水と建設と通産、政府が...全文を見る
○太田(昭)委員 それでは、政府全体として町づくりの観点に立って、ある意味では理念の大きな変更というものが今回の立法趣旨というか根底にある、こうとらえていいわけですね。  そうしますと、それでは町づくりの概念というのは一体何か。それが共有されていかなければいけない、私はこう思う...全文を見る
○太田(昭)委員 審議会で強調されたということを私は聞いているわけではなくて、今の答弁は、まさに通産省としてそういう考え方でいいということでいいんですね。イエスかノーで答えてください。
○太田(昭)委員 私は極めて大事なことを言ったのだと思います。  おっしゃったとおり、今の答弁をお引きしますが、効率性ということよりも、住みやすい、地域の住民の意思が反映する、そのバックグラウンド、枠組みというのをどう用意するかという観点に立っている。これは後からその思想の連続...全文を見る
○太田(昭)委員 よくわかりました。  そこで、今までの日本の高度成長、これはコミュニティーの崩壊を私は一方ではもたらしたと思います。そして、共同体、人、心のつながり、そういうものがある意味では分断された。また、別角度でいきますと、それは経済的な、効率的な、そういう志向性を持っ...全文を見る
○太田(昭)委員 まさに、大店法が廃止をされる、新しいものを用意しなくてはいけない、壮大な理念の転換というものがなされていく。建設省なら建設省で全面的にそういう対応をするということは、時間的にも無理かもしれない。通産省もそうかもしれない。ですから、これで完璧とは言わないけれども、...全文を見る
○太田(昭)委員 詰めさせていただきますが、今さまざまなことを言われましたが、この五条の届け出もそうですけれども、これが非常に重要です。これは通産省及び関係省庁が勝手にしていいわけじゃなくて、いろいろな意見を聞きながらという話をされましたが、いろいろな意見をどう聞くのか。審議会を...全文を見る
○太田(昭)委員 答弁、全然なっていません。国会審議をやれと私は言っている。国会審議をやるのか、審議会という形をとるのか。意見を聞くといったって、いろいろなところから意見を聞いて、それがいつ、どう意見を聞いたかわからないといえば、そこが一番問題ですから、そういうことが一体具体的に...全文を見る
○太田(昭)委員 なっていないということですか、もう一遍。
○太田(昭)委員 なっていないという、それを、意見を聞くという範疇の枠の中にそういう含みを持つということが、大臣、政治的に必要なのではないかと私は申し上げているわけで、条文を解釈するとなっているとかいないという話じゃなくて、それがなかったら委員会の質疑なんかは何の意味もない。その...全文を見る
○太田(昭)委員 そこら辺は、まだこの委員会の論議というのはあるわけですから、一歩も二歩も踏み込んで、私の質問の趣旨に沿って、どなたの答弁でも結構ですから、明確に述べて、お答えをちょうだいしたいと私は思います。  指針の内容というものはどのようになると考えていますか。
○太田(昭)委員 今の答弁で指摘したいことがありますが、告示という形は私は弱いと思うのです。  それから、岩田さんは文科系だからそういうことを言うかもしれないけれども、例えば私は学生時代に我が研究室で耐震工学をやりました。震動とかそういうことについては研究室でやったわけですが、...全文を見る
○太田(昭)委員 大変いい答弁を私はいただいたと思いますが、この書いた指針というものの範疇の中でしか議論ができないのではなくて、それは指針自体がほかの項目について縛るということではなくて、かなりの幅があるということでいいんですね。
○太田(昭)委員 私は、そこは食い違っているわけですよ。これはまた機会を得て、しっかり詰めたいと思います。  それで、五条の「届出」です。五条の第一項の一、二、三、四、これはもう当然だと思います。六の「運営方法」。運営方法は、私は営業形態の話になってくると思う。単なる運営の方法...全文を見る
○太田(昭)委員 では、ここで教えてもらいたい。何を売るという、その何をというのはどこの項目になるのですか。
○太田(昭)委員 例えば、安いビールをたくさん、酒類を売りますということは、何をということは、駐車場やそういう店舗の配置とか、いろいろなものにかかわってくるでしょう、運営方法自体に。何をということがわからなければならない。営業形態、運営方法に物品内容、そういうものが必要なんじゃあ...全文を見る
○太田(昭)委員 私は、先ほど申し上げましたが、ここは可能な限り列挙して、このほかに自治体が必要なものをこれに盛り込んでおくべきだと思いますが、どうですか、届け出事項。
○太田(昭)委員 ナショナルスタンダードというのは何ですか。グローバルスタンダードというものの中で、私はきょう時間がないから十分聞きませんけれども、グローバルスタンダードとかナショナルスタンダードと。  グローバルスタンダードというのは、例えば生活環境概念、今から私、十三条に絡...全文を見る
○太田(昭)委員 何の答えにもなっていない。  出店側も住民も国もみんなで一緒になって町づくりの観点でいきましようというのが法律でしょう。それが今回の立法趣旨でしょう。これは大店側がかくかくしかじかでございますという話じゃないですよ。大店側も町づくりという観点は踏まえながらやる...全文を見る
○太田(昭)委員 やっと入り口です。生活の利便性ということの延長線上に、近くにパン屋があるとか魚屋があるとかないとか……。  この間テレビで、足立区のある商店街で魚屋がなくなった、町が壊れる、会社を設立してみんなで魚屋をつくって交代で運営して、必死になって商店街を支えていると。...全文を見る
○太田(昭)委員 通産省自体、あなたたち自体の中に、町づくりをこうしていくんだという路線転換というか、方針がぴしっとしたら、怖いものはないですよ。人が住んで生活しやすくするためには、需給調整的な要素があったって当たり前ですよ。何もそんなものをうろたえてやることはないですよ。町づく...全文を見る
○太田(昭)委員 まさに積極的にそういうものを町が選べばいいのですよ。何も国が世界を恐れて、それで、だめだとか、いいとか言う必要はないのですよ。  きのう、私は東京のあるところに視察に行った。大規模店をわざわざ引き寄せて、そしてダイナミックな動きのある町づくりというものに入って...全文を見る
○太田(昭)委員 あるわけですね。
○太田(昭)委員 ありがとうございました。  終わります。
04月28日第142回国会 衆議院 商工委員会建設委員会連合審査会 第1号
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○太田(昭)委員 新党平和の太田昭宏です。  まず、通産に一問だけお聞きします。  立地法で勧告、公表でいいのか。命令までやらないと、反対を押し切って安売りをしてしまう、逆に人気を博するというような情けない現実も私はあろうかと思います。午前中の審議でも今までの審議でもこの点は...全文を見る
○太田(昭)委員 まさに今までの、大型店が出店をする、そこで問題になっているのはかなりあるわけですね。非常にお行儀が悪いというか、姿勢が悪い。幾ら地元が言っても朝まで電気がごうごうとしていて対応がされない、中身もどうも違うようだ、一つ一つのそういう事例があって、そこでこのことが繰...全文を見る
○太田(昭)委員 私は、もう一歩工夫をしたらどうですか、例えば二段階ということがあるのではないかということなんですよ。それを、検討しました、ありません、そこでガードしているというのではなくて、一番そこをみんなが心配しているわけですから、少し勉強を、ここで知恵を出す、ゴールデンウイ...全文を見る
○太田(昭)委員 建設大臣がせっかく来られていらっしゃるのでお聞きをしますが、結局、国土をどう利用するかという全体系の問題が一つ大事な問題と思うのですね。町づくりをその方向に大きく転じていく。  そうしますと、農水省の管轄というのがある、そして建設省の管轄がある、そこに一つの流...全文を見る
○太田(昭)委員 支援をさせていただきたいという、これは間違いなく具体的に支援をするのですね。イエス、ノーで答えてください。
○太田(昭)委員 マスタープランの問題だけではないのですけれども、県かあるいは市町村か。  ところが、町づくりというのは、私は愛知県の東三河というところの、豊橋からさらに入った新城市というところで生まれました。人口が昔も今も約三万です。豊橋市というところは大体三十万ぐらいの新幹...全文を見る
○太田(昭)委員 あとわずかになってしまったので、急いでしゃべりますので、急いで答えてください。  田んぼに大規模店が出ます、これが非常に心配です、こう言います。この数値を明確に、イメージ化するために教えてください。  都市計画区域内の用途地域に千平米以上の大規模店が現在幾つ...全文を見る
○太田(昭)委員 日本の用途地域の決め方、それから用途地域の中の内容、これが容積率が幾つもあったり、やはり欧米に比べて甘さがあるということはよく指摘されるわけですね。住宅と商店、オフィスを相互に排他的に扱っていないので、住居地域の一部のみ商店はだめだが、商業地域には住宅はよい、こ...全文を見る
○太田(昭)委員 具体的には、昨今の特徴として、工場が移転をします、その跡地に、まさにこれは工業地域、準工業地域なんですけれども、そこの工場が移転した跡地のところに大型店が進出するということは、都市計画法上から考えますと、工業地域と商業地域が非常に思想的には混乱するという形で町づ...全文を見る
○太田(昭)委員 終わります。
05月06日第142回国会 衆議院 商工委員会 第11号
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○太田(昭)委員 新党平和、平和・改革の太田昭宏でございます。  きょうは、大変お忙しいときにわざわざ出席をいただきまして、ありがとうございました。また、先ほどは大変貴重なる御意見をさまざまちょうだいをしまして、大変勉強させていただいて、また審議に生かしたい、このように考えてお...全文を見る
○太田(昭)委員 小林参考人にお聞きをいたします。  私もさまざま本を読ませていただきまして、日本の中ではなく、海外から日本に相当大規模に参入をしてくるということとの戦いということが、一つ大事な要素として頭の中には想定されているというふうに私は思います。  その意味で、先ほど...全文を見る
○太田(昭)委員 一丸参考人、先ほどお話を聞きましたことについては、私自身が四月の委員会でも同じ趣旨の質問をさせていただきました。  欧米並みの町づくりの概念あるいは生活環境概念というものをこの立地法というときに打ち立てることが必要であること、身近な買い物機会の確保であるとか利...全文を見る
○太田(昭)委員 三村参考人、一言だけになってしまいましたが、住みよい町づくりというと、単に狭義の問題の生活環境ではない、先ほどの話でも、身近に買い物ができる場所があるとか毎日開いている店があるというのは非常に大事だという話を聞きましたが、私は、住民の利便というのは非常に大事な点...全文を見る
○太田(昭)委員 ありがとうございました。
05月07日第142回国会 衆議院 商工委員会 第12号
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○太田(昭)委員 新党平和の太田昭宏です。  きょう、いよいよ最後の詰めの段階に入ったと思いますが、勧告、公表だけで果たして実効性があるかどうかということについて、多くの方が不安に思っています。これは先月末、二十八日、連合審査のときに、ゴールデンウイークもあることだし、しっかり...全文を見る
○太田(昭)委員 大臣みずから答弁をいただいて、さまざま考え抜いて答弁をいただいたのだというふうに私は思います。ありがとうございます。  その上に、やはり心得の悪いそういう大店があるということについて、非常に気にしている。この心得の悪いといいますか、お行儀の悪い出店者の行動を何...全文を見る
○太田(昭)委員 私が連休前に申し上げた宿題については、冒頭に岩田さんの方からああいうお話、なかなか知恵が出ないという話がありましたが、私は、今の大臣の話や岩田さんの話を聞きまして、これはいろいろ考えて知恵を出してきたんだなという、その気持ちはよく理解をするつもりです。  ぜひ...全文を見る
○太田(昭)委員 十三条の「地域的な需給状況を勘案することなく、」というのはこの委員会で何度も何度も出たことなんですが、今、身近な買い物機会の確保、こういうような発想での対応を地方独自の判断で行おうとしても、この規定があることによって、およそ否定されることを心配する向きがあるわけ...全文を見る
○太田(昭)委員 非常に大事なことなので大臣にも聞いていただいて、答弁するしないは御自由なんですが、要するに、一番問題になっているのは、省庁間のすき間に町づくりという概念があり生活環境という概念があるが、省庁間のすき間を非常に多くの方が不安に思っていますね。そしてまた、全体の生活...全文を見る
○太田(昭)委員 終わりますが、今私、論じていて、ここでふと思って、一分だけ許しを得てお話をしますが、司馬遼太郎の「「明治」という国家」、最近は「「昭和」という国家」というのが出て、改めて行ったり来たりで読み直したわけなんですが、明治という時代の一番大事なところは、その明治という...全文を見る
○太田(昭)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     大規模小売店舗立地法案に対する附帯決議(案)   政府は、本法が、大規模小売店舗の立地と地域社会との調和を促進するため...全文を見る
05月14日第142回国会 衆議院 緊急経済対策に関する特別委員会 第3号
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○太田(昭)委員 新党平和の太田昭宏です。  平和・改革を代表して、質問をさせていただきます。  まず、冒頭ですが、インドの核実験について若干お聞きをしたいと思います。  サミットを前にして、インドの核実験という衝撃的なニュースが走りました。大変憂うべき事態です。一昨年九月...全文を見る
○太田(昭)委員 政府は昨日、インドヘの無償資金協力の凍結などの制裁措置を発表したわけですが、二回行われたということで、私は、さらに追加的な措置というものが必要であろう、このように思っております。  それで、午前中の質疑でも、総理はさらなる措置を検討しているという話がありますが...全文を見る
○太田(昭)委員 考え方としての整理の仕方は、私は結構だと思います。  その上で、私は、明日からサミットが始まるわけですが、非常に大事なときのサミットであろうというふうに思います。この核実験が議題になるわけですが、しかし、その中で、G8の中で四カ国は核保有国、そして四カ国が非核...全文を見る
○太田(昭)委員 財革法、経済の論議に移りますが、正直申し上げまして、今こうして財革法の改正論議というのがここで行われる。私にとりましては、総理もそうかもしれませんが、朝令暮改で、大変情けないことだなという気持ちがどうしてもよぎるわけです。  昨年、この場所で私たちは、私自身も...全文を見る
○太田(昭)委員 今の御答弁については、私はまた後から一つ一つ詳しくしたいと思いますが、まず、この財革法というのは一体何であったのか、ここの認識が非常に実は大事なことです。どういう方向に経済を向けていくかというところの象徴的なものが、私はこの財革法という法律であろうというふうに思...全文を見る
○太田(昭)委員 私は、ここで明確なメッセージを国民に送る必要がある。それは、経済再建なくして財政再建はないんだ、経済再建ということに全面的にここで出動するということを国民は求めている。  私は全面転回ということを言いましたが、なぜかといいますと、いろいろな企業の方あるいはいろ...全文を見る
○太田(昭)委員 フィナンシャル・ダイムズの、四月の末だったと思いますが、大きな見出しがついていまして、ブリージングスペースということを日本の経済対策について書いてある。そこにはもうさまざまな批判がいっぱい書いてあるんですが、まさに飛び飛びで、島が飛んでいるように、細切れでどんど...全文を見る
○太田(昭)委員 それは、政策のやり方についてツーリトル・ツーレートということで、審議は、私たちはちゃんとこうしてきょうから始めて全力でやっているわけですから、それは取り消してください。  それから、政策路線の誤りと私は申し上げたわけですが、もう一つやはり反省すべきことがありま...全文を見る
○太田(昭)委員 私は理解できないですよ。  もう一つ、私は後から今のことについてはまとめて御質問しますが、言葉の重さといいますか、これは私は二月の予算委員会の総括でも申し上げたのですが、閣僚等の発言が非常に軽過ぎるということも最近の特徴であって、これが私は、日本のあるいは世界...全文を見る
○太田(昭)委員 素直な答弁であったと思います。  それで、申しわけありませんだけでは困るわけで、日本国民が本当に、自殺する人がどれだけいるかとか、大変な状況という、そこの現実感覚というものと政治の責任ということはしっかり考えてもらわなければいけないし、これは大変な責任だと私は...全文を見る
○太田(昭)委員 私は思うのですけれども、政府はいかなる経済的な理論を持って、また支えとして、何を目指しているのかということが、どうも国民にも世界にも、お持ちかもしれません、ないのかもしれません、そういう説明が私は非常に欠けているんだと思います。  レーガノミックスについても評...全文を見る
○太田(昭)委員 財革法の内容に入りますが、目標年次を二年延長する。なぜ二年なのかという論議が先ほどからありました。  それを踏まえて申し上げますと、一つは、大蔵省みずからが出した、先ほどもありましたが、「財政事情の試算」。私は、この一・七五%の成長率、これで要調整額が、歳出が...全文を見る
○太田(昭)委員 二〇〇三年で厳しくて、二〇〇五年は何とかなるのですか。どうですか。あり得ないんじゃないですか。
○太田(昭)委員 そのためには、二〇〇三年はだめで何とか二〇〇五年はというためには、今、経済再建ということと歳出削減という二つを言われたけれども、そのためには、景気を回復するためには、この財革法が結局は、今回の改正では中途半端な縛りになって、経済再建、景気回復はできないのじゃあり...全文を見る
○太田(昭)委員 私がなぜそういうことを言ったかといいますと、もう一つ民間シンクタンクが出したシミュレーションがありまして、大蔵みずからがその要調整額のことについて言ったことを私は今触れたんですが、この民間シンクタンクの報告によれば、「現行財革法の枠組みを維持する限り、二〇〇五年...全文を見る
○太田(昭)委員 それで結構です。  そして、これは総理に、この二〇〇五年問題については念を押しておきたいんですが、一昨年の十二月の閣議決定でこれは二〇〇五年にするはずだったのを、昨年三月でしたかね、総理は、これは不退転の決意だったと思います、二〇〇三年ということにした。これを...全文を見る
○太田(昭)委員 実は先ほど来出ているので、はしょりますけれども、総理が五月一日の自民党の全国研修会で恒久減税に触れて、参議院選挙が終わったころから党税制調査会が間違いなく真正面から取り組んでくれる、政府税調も作業をしてくれると述べたというのが先ほどもありました。  一昨日の財...全文を見る
○太田(昭)委員 それは、協力して恒久減税をやりますという発言とも見ていいですか。そういうことになりますよ、今の論理は。
○太田(昭)委員 私が先ほどから経済理論ということを申し上げたのは、まさにそういうことで、この恒久減税というのは構造改革ということをもたらすわけですよ。行革なくして財政再建なし、経済再建なくして財政再建なしですよ。つまり、小さな政府ということに踏み込んで、構造改革をするため、その...全文を見る
○太田(昭)委員 そういうことを五月一日とかあるいは一昨日の本会議の財政演説等でも言いながら、今度は、新聞とかそういうところを見ますと、赤字法人への課税というような、外形課税の導入というようなことを自民党の幹部が発言をしたり、あるいは課税最低限ということについても、これは庶民から...全文を見る
○太田(昭)委員 財革法が赤字国債を縛っているがゆえに建設国債の方になだれ込む、非常にバランスを失するということは、私は事実の問題としてあろうと思います。  建設大臣、昨年来、公共事業悪玉論というような流れの中から七%公共事業を削る。これがキャップです。社会保障のキャップを外し...全文を見る
○太田(昭)委員 今回の補正を初め総合経済対策の十六兆のうち、公共事業費は四・五兆、そのうち国費が二・三兆、キャップは外していないわけですね。キャップがきいているから、来年度は九兆円を下回る予算にせざるを得ないのですね。そうすると、またしても二・三兆以上の当初ダウンですから、そう...全文を見る
○太田(昭)委員 最後に一問だけ聞きますが、貸し渋りが非常に深刻な状況になっています。この貸し渋りには、京大の宮崎先生がおっしゃっているように二つあるということで、一つは、昨年十一月のインターバンク市場における銀行間のいわゆる貸し渋り、もう一つは、銀行のいろいろな企業に対する貸し...全文を見る
○太田(昭)委員 終わります。
05月19日第142回国会 衆議院 緊急経済対策に関する特別委員会 第5号
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○太田(昭)委員 平和・改革の太田昭宏です。  今、石井委員からも質疑がございましたけれども、私は、十四日の質問の中で、やはり今の経済状況、そして今後というものを考えると、日本の経済構造改革というものが必要である。それが財政の改革にもつながりていくんだ。特にその場合に、恒久減税...全文を見る
○太田(昭)委員 まさに、この財革法改正の持つ根本的な欠陥ということを、石井委員も私も今指摘したわけなんです。  もう一つ大事なことは、現在の不況ということを考えますと、それは消費不況であり、金融不況であり、そして資産デフレという複合不況であると同時に、これほどの低金利でも資金...全文を見る
○太田(昭)委員 五月十五日発表の労働省の毎月勤労統計調査の平成九年度分の結果によりますと、実質賃金は前年度比一・三%減ということで、平成五年度以来、四年ぶりの減少となっているんですね。同じ月勤、五月一日、三月分の結果速報によりますと、実質賃金が前年同月比一・五%減で、八カ月連続...全文を見る
○太田(昭)委員 貸し渋りも四月以降なお悪い状況、そして倒産が、きょうの新聞にも出ておりますが、大変な悪化をした状況。それにもう一つ、消費の問題に影響している不安感というものが一体どうなっているか。将来に不安があるから消費が低迷する、こういうわけなんです。  私は、日本リサーチ...全文を見る
○太田(昭)委員 もう一つ、これは俗説なのかもしれません、もう買う物がないから消費が低迷するという声をよく聞いたりするわけです。  きのうも、庶民とはだれかとかいろいろな話がここでありましたが、私が直接聞くところ、また特に三十代、四十代の人たちにとりましては、後から福祉の問題に...全文を見る
○太田(昭)委員 今のお話の中にも出てきましたが、もう一つ最近の大きな特徴として、また特に金融ビッグバンの影響というのは、私は社会全体の大きな変更であろうというふうに思っております。  非情な競争社会、あるいは優勝劣敗、弱肉強食、二極分化、こういうことが非常に今後の日本の社会と...全文を見る
○太田(昭)委員 まさにそこの、最近のこの二極分化の傾向として、例えば総理府の平成九年の国民生活に関する世論調査、中流意識はあるのです。中流意識の中で、中の上、中、下と分けたときに、中の下というところがふえたというところに最近の動きがあるのだという指摘を私はしておきます。  そ...全文を見る
○太田(昭)委員 だからこそ、私は社会保障が緊急避難というような言葉で表現できるのかなという大変な疑問を実は持っていますから質問したわけなんですが、例えば難病対策というのが削られる。  あるいはまた、私自身も主張してきましたが、子育て減税ということは、非常に少子化が進んでいる。...全文を見る
○太田(昭)委員 真摯な受けとめ方をしていただいておりますが、私は、税制改革の本格的な論議ということが今後予定をされているというようなことも聞いておりますし、その中でのしっかりした論議ということもありましょう。それから同時に、歳出面も含めた御答弁を今いただきました。そういうことも...全文を見る
○太田(昭)委員 終わります。
05月22日第142回国会 衆議院 商工委員会 第16号
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○太田(昭)委員 新党平和の太田昭宏でございます。  三月の失業率が三・九%という過去最高の数字が出ました。我が国の企業の雇用者数の推移を事業所の規模別に見ますと、大企業の雇用者数がバブル崩壊以降減少しているのに対しまして、中小・中堅企業による雇用者数は増加している、こういう状...全文を見る
○太田(昭)委員 今大臣から御答弁がありましたように、雇用が大変だ、三・九%の失業率だ、リストラが進んでいる。しかし、本当にそこで中小企業が雇用を抱えているというこの視点が、どうも最近の論調の中では欠けているのではないか。いろいろな意味で中小企業が奮闘しているがゆえに今の雇用情勢...全文を見る
○太田(昭)委員 貸し渋りの局面といいますか、見ている景色が私は変わってきていると思うのですが、去年の十一月は明確に私はインターバンク市場の一つの破綻である。その後、それに驚いたということもあり、不況というものは明確化してきた。いつからこの不況という認識があったかということを、羅...全文を見る
○太田(昭)委員 私の言うことをやっていただければ、答弁は結構です。  そこで、本論に入らなくてはいけませんから申し上げますが、中小企業基本法第二十五条、ここには自己資本の充実ということがうたわれているわけなんですが、この自己資本比率ということを見ますと、アメリカでは、大企業の...全文を見る
○太田(昭)委員 ベンチャー企業ということから考えますと、特にそこにお金が銀行から供給されないということは、日本がどうも高度成長以来、昔はそうじやなかったと思うのですね、松下、本田、創業には相当アイデアあるいは意欲、そういうことについて銀行も対応したと思いますが、いつの間にか、物...全文を見る
○太田(昭)委員 我が国のベンチャーキャピタル投資というのは、アメリカに比べて、ストック、フローで五分の一程度にすぎない。大きな差がついておりますが、一九九〇年ごろにはそんな差がなかったというふうに言われております。その原因には、この法案の提起ということもそうなんでしょうけれども...全文を見る
○太田(昭)委員 今すそ野を広げるというお話がありましたが、まさにそのために一体何をするかということで、今回情報公開とか有限責任ということが言われているわけなんですが、もっと根本的に言うと、私は信頼度であろうというふうに思うのですね。  ベンチャーキャピタルへの信頼度、これをど...全文を見る
○太田(昭)委員 情報開示ということがその面では非常に大事で、すそ野を広げて多くの人が参加して、そして、ベンチャーキャピタルというものに、組合に参加をして、有能なベンチャービジネスに投資がされるということについて、やはり情報公開の内容、それから同時に、これは世界から の資金とい...全文を見る
○太田(昭)委員 年金資金がどう入るかということは非常に大事な問題ですが、年金の方も大変な状況にあることはもう御承知のとおりで、企業年金は積み立て不足で、予定した金利ではとても回るわけではない。去年の八月ごろでしたか、アメリカ型の会計のところだけは公表されるものですから、二十数社...全文を見る
○太田(昭)委員 終わります。
05月22日第142回国会 衆議院 本会議 第42号
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○太田昭宏君 私は、平和・改革を代表して、内閣提出の財政構造改革法の一部改正案及び平成十年分特別減税関連三法案の四法案に反対、中小企業信用保険法等の一部改正案には貸し渋り緩和等の観点より賛成、以上の立場から討論を行います。  今、日本経済が直面している不況は、非常に特異、かつ深...全文を見る
06月05日第142回国会 衆議院 科学技術委員会 第13号
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○太田(昭)委員 新党平和の太田昭宏です。  きょうは、同僚議員の御配慮をいただいて、質問の機会をいただきました。  私は、かねてから、特に地震につきまして、防災の観点、あるいは耐震の改修、補強、さらに科学技術的というか、国の全体からいいますと、土木構造物とそれから運輸省関連...全文を見る
○太田(昭)委員 そうしますと、高感度地震計、これが五百数十カ所、約六百。これは千カ所ということになると、いつごろまでに、どういう計画になってそれは実現できるという予算措置がとられようという流れになっていますか。これは科学技術庁長官に頑張ってもらわなくてはいけないのですけれども、...全文を見る
○太田(昭)委員 もう一つ大事なのは、データの処理、流通、分析なんですね。  これは、いろいろな機関にそれぞれ体制があって集めるわけですから、そこに集めて、そしてデータベースを作成する、そして今後の取り組み方について地震調査委員会がいろいろ研究をしたりする。これからの課題として...全文を見る
○太田(昭)委員 前進をして、また、長官みずからがいろいろリーダーシップをとっていただいているということは大変感謝をいたしますし、またさらに推進をしていただきたいというふうに思っております。  かなり中身も詰まってきたと思いますが、大学やそういうところの、その部分だけで結構です...全文を見る
○太田(昭)委員 その辺は、ぜひとも推進をしていただきたいというふうに思います。  地震の長期評価、予知研究といいますか、そのあたりで、新しい予知研究でVAN法とか電波による予知法などさまざまなものがあったり、民間でもいろいろなことが言われているわけなんですが、特に柱になるのは...全文を見る
○太田(昭)委員 大変結構なことだと思いますが、阪神大震災のときに一番注目されたのは活断層ということなので、活断層の調査というのはその後三年間ぐらいでどういうふうに展開されて、現在どのような状況にあるのかということについて御報告いだだきたいと思います。
○太田(昭)委員 阪神のとき、これは活断層が動いた、ずれを生じたわけなんですが、その影響が、ちょうど地震波が六甲に当たって返ってくる、そこに第二の地震波が行く、そこに、横にちょうど同じように活断層が走っていて、それがさらに影響を与える。その活断層上そのものにということよりも、いわ...全文を見る
○太田(昭)委員 具体的な日本列島の観測体制という全体のことでいいましても、やはり東海地震、それから切迫しているという指摘があってもう六年にもなります南関東直下地震、あるいは石橋先生なんかが指摘するには小田原地震、あるいは琉球大学の木村先生たちが火山との関係の中で言っている房総沖...全文を見る
○太田(昭)委員 これは科技庁になるのか気象庁になるのか、どちらでも結構ですからお答えいただきたいのですが、科技庁の防災科研が一月に、静岡県とその周辺で観測された微小地震を分析して、防災対策強化地域判定会というところにこういう資料を提出をしているわけです。これについて、「掛川市付...全文を見る
○太田(昭)委員 もう一つ、国土地理院が一月に行った水準測量、静岡県の御前崎の沈降の度合いが鈍化している、こういうことがあるわけですね。これは、隆起においても沈降においても、トラフのところにプレートが沈み込むわけですから、当然、この上下というのは非常に微妙な、ここは判定の大事な基...全文を見る
○太田(昭)委員 そういう幾つかの点で、東海地震について、あるいはこの関東地域全体の地震について、かなりこれは注意する必要があるというデータが幾つも出ている。これは、いたずらに不安感をかき立てるというのではなくて、やはり、政府としてはしっかりと、特に東海地震については見ていく必要...全文を見る
○太田(昭)委員 南関東直下地震の切迫性ということを、平成四年、国土庁の中央防災会議が発表しておりますが、その内容は、直下地震がそろそろ静穏期から活動期に入りつつあるので、東京都などに、直下地震についての被害想定など地震対策を呼びかけた、こういうことになっているわけです。  こ...全文を見る
○太田(昭)委員 私は、東海地震もさることながら、この南関東直下型、これは、二十四時間防災体制というか、そういうシフトを東海地震並みにとれとは申し上げませんが、しかし、ある程度それに準ずるといいますか、そろそろそういう体制をとっていかなければ、人口が集中しているということもありま...全文を見る
○太田(昭)委員 最後に、谷垣長官、私は今なかなか理解できなかったのは、これは気象庁でございます、これは国土地理院でございます、これは科学技術庁でございます、そういうのが皆さんはよく理解をしているのかもしらぬけれども、私はこういうのを調べるのに大変実は苦労します。やはり科技庁長官...全文を見る
○太田(昭)委員 ありがとうございました。
09月08日第143回国会 衆議院 商工委員会 第4号
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○太田(昭)委員 今回の法改正の背景には、公正な市場の確保、また島さんから今も話のありましたように、アメリカの業界の不満というようなものも背景にあるということが言えると思います。  そこで、根本的な考え方、思想ということについてまず冒頭お聞きしますが、やはり、公正な市場の確保と...全文を見る
○太田(昭)委員 そうしますと、贈賄のみに限らないのではないか。条約は贈賄者側のみを対象としているわけですが、収賄側ということについても当然大事なことであろうというふうに思います。それは一体なぜなのか。  あるいは、国内法で対処ということになると思いますが、問題点と対処の仕方と...全文を見る
○太田(昭)委員 そうしますと、それは、具体的に進む方向というものはある程度予測をしているということですか。
○太田(昭)委員 贈賄側と収賄側の双方を考えますと、できるだけ世界が同じ思想、土俵の上でこの問題に取り組むことが大事になると思います。そうした観点からも、OECD非加盟国も含めて、多くの国の参加が必要だと思います。これについての働きかけを積極的にやるべきだと思いますが、いかがでし...全文を見る
○太田(昭)委員 そのセミナー等は、どんな規模で、どういう形で今後行われていくという状況なのでしょうか。
○太田(昭)委員 公正な市場ということで、せっかく大臣が来られていますからちょっとお話を聞きたいのですけれども、金融ビッグバンというのが行われて、これは不良債権を抱えていて大変早かったのではないかというような声が当初からありましたが、二カ月前ぐらいですか、特にそんな声が出たり。 ...全文を見る
○太田(昭)委員 問題意識が共有されていると思いますので、ぜひとも大きく、早く推進をしていただきたいというふうに思います。  先ほど島さんからもありましたが、この法改正を別の角度から見ますと、世界各国による企業監視といいますか、経済監視という問題でもあろうと思います。  アメ...全文を見る
○太田(昭)委員 自国の企業監視はいいのですが、他国の企業監視ということに相当行くのではないかということについて、もう一遍お答えください。
○太田(昭)委員 バックグラウンドの整地というのが、商慣行がばらばらでありますから、私は非常に大事な点になろうというふうに思います。商慣行あるいは文化の大きな違いの中での取引ですから、その辺のバックグラウンドの整地作業や理解させる作業ということについてしっかり通産省としても取り組...全文を見る
○太田(昭)委員 要するに、統一基準というのは現実には非常に、同じ言葉を使っても日本語に置きかえればニュアンスは当然違ってくるというようなことで、この辺は大変苦労することだと思いますが、そうしたことも含めた統一基準の準備ということが私は非常に大事だと思います。  犯罪の構成要件...全文を見る
○太田(昭)委員 きょうはせっかくの時間をいただきましたので、前通常国会の一番焦点でありました、大店法の廃止に伴って町づくり三法を審議したわけなんですが、この三法の意味するところは、共同体意識に立っての町づくりというものを、各省庁結束して、同じ思想のもとで展開するということにあろ...全文を見る
○太田(昭)委員 指針の策定に当たっては、この法律が広義の生活環境の保持、住民利便の確保ということを目的にするということで、私も生活環境概念ということについてここで相当議論をさせていただきました。この辺が確認をされて推進をされているのかどうかということについて大変懸念をしているわ...全文を見る
○太田(昭)委員 町づくり三法の論議の中でもありましたが、郊外誘導というものを来すのではないかということが言われて、また最近もそういうことを心配する向きがあるのですが、これについてはいかがですか。
○太田(昭)委員 大臣、今私がずっと立地法について、町づくり三法について言ってきたのですが、この指針づくりとか附帯決議をつけた内容とかいうことが極めて大事な要素になってきておりまして、法律が通過をしたのですが、その指針の内容とか事項とかあるいは解釈とかさまざまなこと以上に、これは...全文を見る
○太田(昭)委員 終わります。
09月25日第143回国会 衆議院 商工委員会 第6号
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○太田(昭)委員 新党平和の太田でございます。  まず、条約批准、国内法整備のおくれについて質問をしたいと思います。  対人地雷は、被害者の半数が死ぬという被害の残虐性、また被害の無差別性、さらに、今も毎日七十人、一年で二万五千人が被害に遭うという被害の永続性からいっても極め...全文を見る
○太田(昭)委員 今大臣からの話もありましたが、各省庁間の調整とかに時間がかかったと。私は、そこのリーダーシップをとるのが政府である。総理自身がそれだけ熱意を入れてということであるならば、そこをもっと督促してやっていくというのが政府の役割であろうというふうに思います。各省庁の調整...全文を見る
○太田(昭)委員 防衛庁も同じですか。
○太田(昭)委員 条約の解釈や安保との関係、こういうことについて時間がかかったということですが、全体の前提として、与謝野大臣、要するに対人地雷の軍事的有効性、専守防衛というこの日本において対人地雷は必要であるという論点に立つ人もいるわけですが、しかし、私があえて申し上げますと、世...全文を見る
○太田(昭)委員 大臣、どうですか。
○太田(昭)委員 そこで、在日米軍の問題ですが、在日米軍の保有する対人地雷、基本的に、一国が対人地雷の全面禁止を決めているのに、その国内にある外国の軍事基地がその禁止された武器を保持しているのは基本的な矛盾であろうと私は思います。米軍基地からの対人地雷撤去問題をどのように考えてい...全文を見る
○太田(昭)委員 適当でないと考えたので、そういう主張はしなかったということですか。
○太田(昭)委員 確認をしますが、今まで自衛隊や日本の運送会社が輸送を担当した。特に、在日米軍には地雷の専門家がいないということを私は聞いているのですが、そうなりますと、この輸送というのは在日米軍が全部担うということになりますね。これは当たり前のことですが、確認しておきます。日本...全文を見る
○太田(昭)委員 国内の運用上の問題についてお聞きします。  この法案の「目的」に、「この法律は、対人地雷の使用、貯蔵、生産及び移譲の禁止並びに廃棄に関する条約の適確な実施を確保するため、対人地雷の製造を禁止するとともに、対人地雷の所持を規制する等の措置を講ずることを目的とする...全文を見る
○太田(昭)委員 移譲という事項については、これは輸出入、そういう解釈でいいのですね。トランスファー、移動ではなくて。
○太田(昭)委員 通産省、違いがありませんか、今の答弁と。
○太田(昭)委員 防衛庁、日本はどの程度地雷を保有しているか。百万個と聞いていますが、どれだけつかんでいますか。
○太田(昭)委員 地雷の廃棄というのは非常に大事になるのですが、廃棄計画の概要、それからどれだけ残すのか、ここがあいまいであってはならないと思います。だれの手でどのように、どれだけ残し、どういう計画になっているのか。そして、廃棄に当たっては、情報公開、公開廃棄ということが極めて大...全文を見る
○太田(昭)委員 公開というのは、みんなの前で、ぽんと抜いているところとかというようなことよりも、情報の公開ですからね、情報の。その辺についての的確な配慮というか、そういう考えを持っているかどうかということが極めて大事なので、もう一遍答えてください。時間がないので短く答えてくださ...全文を見る
○太田(昭)委員 条約についてちょっと触れたいと思います。  先ほどから、折衝の間の定義のところからありましたが、対人地雷の定義の問題については、将来または現在、対人地雷と同じ結果を引き起こしながらほかの名称になっているとか、さまざまなそういうものがあろうと思います。クレイモア...全文を見る
○太田(昭)委員 昨年の十二月三日、当時の小渕外務大臣は、対人地雷全面禁止条約の署名に先立っ演説で、昨年三月に主催しました対人地雷に関する東京会議における東京ガイドライン、これを踏まえて、今後五年間を目途とした百億円規模の支援によって、地雷除去関連機材、技術の供与、犠牲者支援、カ...全文を見る
○太田(昭)委員 地雷の撤去技術は日本はかなり進んでいる、優秀である。モザンビークなんかでは、日本の三倍ぐらいの面積ですから、その三分の一が地雷原であるということは日本全体ぐらいが地雷原であるという話になるわけですが、その撤去技術というのが日本はどの程度のものなのか。  そして...全文を見る
○太田(昭)委員 最後になりますが、日本が今回の対人地雷の廃絶に向けて第一歩を踏み出したという意義は大変私は大きいと思います。大事なことは、そうしたことでさらに日本が世界にどういうアピールをし、また貢献をしていくか。そういう中で、アメリカ、ロシア、中国、インド、特にこうしたオタワ...全文を見る
○太田(昭)委員 ぜひともその辺の積極的な役割を果たしていけるよう要望して、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
10月13日第143回国会 衆議院 商工委員会 第8号
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○太田(昭)委員 先ほど大畠章宏さんの方からも、バブル後の、またバブル前からの経済情勢について話があったわけですが、私も特に昨今、世界的な景気ということについて、後からこれは質疑もしたいと思いますけれども、大変危機的な状況にあるという認識をしております。  ただ、この一年間ぐら...全文を見る
○太田(昭)委員 私は「油断!」から「峠の群像」を初めとして、ほとんどの本は読んできたのではないかというふうに思います。  質問通告は全くしておりませんが、例えば享保の改革とか寛政、さまざまな改革がありますね。この改革ということはなかなか成功しないわけなんですが、私は、橋本六大...全文を見る
○太田(昭)委員 そうしますと、同じようなことなんでしょうが、橋本内閣の財政構造改革自体、非常に緊縮財政へ持っていったことは、これは疑問であったということについては私と全く同じなのです。  せっかく海外に行ってこられましたから、アジアの、東南アジアのいわゆるIMFのとった今回の...全文を見る
○太田(昭)委員 そこで、デフレギャップをどう埋めるかということは今の経済を再建するには極めて大事なのですが、二十兆とも三十兆とも言われ、そして、NHKのテレビ討論でも、与謝野大臣は二十兆を超えるというような表現をされたというふうに記憶をしておりますが、私は、消費をどう上向かせて...全文を見る
○太田(昭)委員 私は、デフレギャップというときに、今大臣からお話もありましたように四つほど指摘したいと思いますけれども、例えば、個人消費を年率二%ほど伸ばすための有効な減税政策。  二つ目には、住宅投資ということを一段と推進できるようなインセンティブ等々を与える。それはこの通...全文を見る
○太田(昭)委員 その流れで二つお聞きしますが、一つは堺屋長官、一つは岩田さんになるのか、商店街の活性化のことを聞きたいと思います。  住宅政策はみんなそうなんだと言うんですが、こういう話。住宅そのものは足りている、そして少子化社会になっている。だから都市部では、親の家があると...全文を見る
○太田(昭)委員 通常国会で、大店立地法、町づくり三法ということが最大の焦点となって、私もここで相当時間質問させていただき、みんなの合意で附帯決議もつけ、そしてこの間の九月の上旬のこの場でも私は、その指針等について、しっかりそめ流れに沿ってやるように、大丈夫ですねということを念を...全文を見る
○太田(昭)委員 これを論じますと一時間ぐらいかかるので、仰せのとおりという、私の言ったとおりということが中にありましたから、そこだけは確認をしておきます。  そこで、さっきから出ている住宅の問題について、二点だけ聞きます。  私は、今の住宅政策等々については、一つは、持ち家...全文を見る
○太田(昭)委員 将来の不安感ということがローン自体を組めないということにもつながっていて、それが右肩上がりの社会というのが終えんしたという中からいきますと、現行の住宅取得促進税制を抜本的に拡充するとか、あるいは住宅ローン利子所得控除制度を創設するというような手を打って、右肩上が...全文を見る
○太田(昭)委員 貸し渋りの問題についてお聞きしますが、ことしの三月十一日だったと思いますが、私、質問をしました。今考えてみますと、貸し渋りという言葉は一年じゅう同じ言葉が使われていますが、明確に私は四段階、四波来ているのかなという感じがするのです。  昨年の十一月はインターバ...全文を見る
○太田(昭)委員 あと二つだけ質問したいので、簡単にお答えいただきたいのですが、十月一日から信用保険法の改正で施行されたわけですが、枠は広がったが保証渋りというようなことが現場にないか。これが具体的に本当に喜ばれて、セーフティーネットとしてできているかということが非常に大事であろ...全文を見る
○太田(昭)委員 最後に、石油公団の問題についてお聞きをします。  石油公団につきましては、巨額の不良債権が発生する、こう言われ、また堀内前通産大臣みずからが踏み込んだ問題でございます。その後、私の見るところ、一生懸命調べたり、さまざまな手を打ってきた努力というものが通産省の中...全文を見る
○太田(昭)委員 終わります。
12月04日第144回国会 衆議院 商工委員会 第1号
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○太田(昭)委員 小規模企業共済法及び中小企業事業団法について、初めに質問をしたいと思います。  改正の内容といたしましては、共済制度の利率改定や共済貸付制度の拡充が挙げられておりまして、共済制度の利率の改定が四%から二・五%ということ、また、共済貸付制度の拡充ということで、福...全文を見る
○太田(昭)委員 共済制度自体について、利回りを下げるであるとか、あるいは、下げない以前の問題として、中小企業経営者の高齢化あるいはまた後継ぎの問題とか、特に小規模の経営者が抱える問題によって今後加入者が減少して、制度自体の維持存続が難しくなるのではないかというように思うわけでご...全文を見る
○太田(昭)委員 小規模企業にとりまして共済制度は経営上有効な事業であるかどうかという点についてもちょっと疑念があるわけですが、ほかの中小企業に比べて、小規模企業の加入者が受けられるメリットというのは一体どういうものであるのか。また、貸付事業におけるメリットということについて、答...全文を見る
○太田(昭)委員 四%から二・五%になるわけですが、二・五%という数字の根拠。また、引き下げに当たりまして、中小企業事業団の管理の改善とか管理費の節約、そうしたことが必要ではないかというふうに思うわけですが、この点についていかがでしょうか。
○太田(昭)委員 新事業創出ということで、法案自体は私はいいと思いますが、今回のこの不況というのは、よく見ますと、中小企業が先に落ちていく、そこに金融が非常にリンクしている。貸し渋りということが実は二年前の秋ぐらいから始まってきているということがデータ的にも出ております。  新...全文を見る
○太田(昭)委員 私の質問したことと全然関係ないことをお答えになっているようですが。質問通告しておりません。私が先ほど申し上げたようなことに対して、中小企業庁としてしっかりやっているのかどうか。中小企業の置かれている状況、貸し渋りの問題、設備投資ができていないというような問題、賃...全文を見る
○太田(昭)委員 今回の緊急経済対策で百万人雇用創出、こう言っているわけですが、昨年の十二月に閣議決定されました、いわゆる行動計画、ここで新産業とかさまざまなことについて十五分野があるわけですが、この十五分野のもの、そこで新規雇用ができるようなこと等について、新事業創出促進法と十...全文を見る
○太田(昭)委員 最後に大臣に一問だけお聞きします。  とにかく、今の日本全体、新事業創出というのは非常に大事なことなんですが、それにはリスクをとってチャレンジするという精神というのは非常に大事なことだし、社会全体にそういう気風がなくてはならないと私は思います。文部大臣もおやり...全文を見る
○太田(昭)委員 終わります。
12月07日第144回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○太田(昭)委員 太田昭宏です。公明党・改革クラブを代表し、質問をさせていただきます。  総理、今回の二十三・九兆円の緊急経済対策、そして補正予算、これは財政構造改革法の凍結とセットになっております。  しかし、ちょうど一年前、私たちはこの財革法には徹底して反対をし、時はちょ...全文を見る
○太田(昭)委員 私は、率直に今国民の皆様の前で、この一年間の動機ということについては御容赦いただきたいが、しかし、結果としては誤りの面があったという表現であったと思います。  確かに、この一年間、倒産があったり自殺があったり大変な状況で、例えば建設業界でも、財政再建路線という...全文を見る
○太田(昭)委員 実は、ことしの五月十四日、私は橋本総理に、ちょうどこの場ですけれども、質問をしました。そのときに小渕総理は主要閣僚の外務大臣です。  そのときの論議は、目標年次を二〇〇三年から二〇〇五年にする。私たちは、この二年停止ということをそのときに強く主張をしました。今...全文を見る
○太田(昭)委員 二〇〇五年にきちんと仕上げるということについては、同じような願望は少なくとも持っていらっしゃるかどうか、お聞きします。
○太田(昭)委員 そこで、その論議の中で、一つ私は大事なことを聞きまして、ぜひともここはきちんとお答えをいただきたいし、くぎを刺しておきたいと思いますが、私はそのときに、これは二回にわたって聞いて、また二回にわたって答弁をいただいたんですが、増税による赤字削減はしない、このことを...全文を見る
○太田(昭)委員 何となく、ちょっとあいまいな気がしましたが、増税による財政再建はしないという私の質問ですが、もう一度お答えください。
○太田(昭)委員 さて、今回の二十三・九兆円の緊急経済対策、そして第三次補正。問題は、これで景気が持ち上がるかどうかということであろうというふうに思います。  総理は所信表明演説で、来年度ははっきりしたプラス成長に転換させると、はっきりという言葉を二回言われております。非常に明...全文を見る
○太田(昭)委員 巷間、一%という数字が与謝野大臣から発言をされたと聞いておりますが、事実はありやなしや、イエスかノーで結構です。
○太田(昭)委員 そういう発言をされたことがあるかどうかということで、イエスかノーかです。
○太田(昭)委員 そこで、実は多くのエコノミストを初めとして、これではっきり持ち上がってもらいたいという願望はあると思う。  私は、非常に今はデリケートな時期だと思うのですよ。堺屋長官の午前中の話を聞くと、胎動があると。私はここで、胎動があるかないかなんということを質問はしませ...全文を見る
○太田(昭)委員 後からこれは分析させていただきますので、お答えいただければ結構なんですが、しかし、少なくとも、四月のいわゆる総合経済対策十六兆。このとき経企庁は、GDPが名目で二%膨らんで、一・九%の実質成長と見通しを立てた。もろくもこれが外れた。また外れるんではないのかなとい...全文を見る
○太田(昭)委員 私は、実はことしの二月であったと記憶をしておりますが、この不況はどこから来たのかと聞きましたら、何か答弁をする方はアジアから来たみたいなことを答えたような気がするんですが、しかし、このアジア経済というのは去年の話で、ことしということを考えると、この間の七—九の結...全文を見る
○太田(昭)委員 今おっしゃった、設備投資と住宅が低落した、これが底が抜けたみたいになった、それで金融問題であると。私はそのとおりであろうと思います。  物事には急所というものがあるんだと思いますが、二十三・九兆円、非常に規模は大きい。しかし、内実はどうか、どこが急所であるかと...全文を見る
○太田(昭)委員 私は、中小企業と大企業という、ここの急激に広がっている落差、ここのところを、全体の貸し渋りとかいうことも大事ですよ、しかし、ここから始まっているという認識はしっかり持っていただきたいんです。  それから、もう一点。実は、日銀の調査統計の月報があります。銀行の企...全文を見る
○太田(昭)委員 そこで、それがそのまま現在の時点に続いておりまして、今回、五・九兆、一番の目玉は貸し渋り対策だと。そこが、私はここにも落差が出ていると。そこをよく見て、どこが一番傷んでいるか、ダメージを受けているかということについて、ぜひとも、総理初め閣僚の方々がよく認識して、...全文を見る
○太田(昭)委員 私は、今まで申し上げてきたように、二極分化傾向あるいは優勝劣敗傾向、置いておかれる人たち、そういうものをよく見て、そこをバックアップしたりフォローしないと、この景気というのが際どいところに来ているのは、マクロで見て、上から見ている、しかし、現場の方でどう見るかと...全文を見る
○太田(昭)委員 十月の初めだったと思いますが、野中官房長官がこういうお話を聞いて、とんでもないことだ、こう言って調査をされたんだと思います。それで、調査をしましたら、余りくっきりしたデータがありませんみたいな報道を私は見ました。これは、官房長官ではありません、役所の人がそういう...全文を見る
○太田(昭)委員 金融監督庁、しっかりやってくださいよ。
○太田(昭)委員 まさにそこの地方にという、きょうやったということなんですが、そこのところが非常にデータに出ていますよ。ですから、通達を発したとかいうことを今ごろ言っていないで、私は、そこのところは厳密にしっかりやってもらいたいと思います。担当大臣、どうですか。
○太田(昭)委員 中小企業の人たちが大変であるということについて、貸し渋り等についてずっと申し上げてきたのですが、従業員がこれに直撃されているということは当然であります。  中小企業の従業員というのは全部で四千五百万人、全従業員数にしますと大体七七%ということになります。私は、...全文を見る
○太田(昭)委員 特に総務庁の調査によりますと、一人から二十九人、こういう企業でいきますと、この八月の前年同月比でマイナス一万二千円。一万二千円毎月減るなんということは大変なことで、これは十二掛けますともう大変な額です。そうしますと、中小企業も傷んで、働いている人も傷んでいる、そ...全文を見る
○太田(昭)委員 だれが吸収をされたということを明言して、国民に、四月の時点で二兆円の特別減税は、これは公約であり約束事です。そして、来年もということを明言して、書類にもなっている。こういうことが一体どこへ消えたのですか。これは総理でしょう、答弁は。
○太田(昭)委員 明確にそういうふうに国民の前に言ってからでなければいけないのだというふうに私は思います。  ところが、そういうことが経過としてあって、二兆円の特別減税ということが明確に言われて、国民の間には、それは二兆から四兆にふえたという——私が先ほどから申し上げているのは...全文を見る
○太田(昭)委員 委員長にも出しましたが、それは、十一年度ではなくて来年というふうに明確に書いてありますよ。年度ではありません、年です。  包摂されたと言いますが、はみ出ているから私は、それでは結論から言いますと、上積みをすべきで、やはり国民への公約ですから、減税額を上積みして...全文を見る
○太田(昭)委員 それぞれの人にとってはそれは包摂をされないわけで、私はそのことをまず申し上げているわけですよ。五百万円の人、五百五十万円の人、六百万円年収の人は、包摂されたなんということは納得できませんよと。そこについて政府は、景気対策、緊急経済対策というならば、緊急ですから、...全文を見る
○太田(昭)委員 それを担保にとって私はここであれこれ言わないんですが、少なくとも中低所得者ということに対して手厚くということで、先ほどから申し上げておりますように、橋本総理の時代、そのときは閣僚の外務大臣であったわけですから、そういう意味では、やはりそういう一人一人に対しても手...全文を見る
○太田(昭)委員 ぜひともそこは、減税の上積み、そして一番最初の答弁で各界各層ということを総理もおっしゃいました、本当にそういうふうに私はしていただきたいというふうに思うんです。  そこでもう一つ。働いている方たちと同時に、私は商工委員会にも所属をして、ことしは中心市街地の活性...全文を見る
○太田(昭)委員 なりかねないというよりは、なるということを断言していただいたらいいんですが、実は、なるというふうに私が断言するのは、この間本会議では野中官房長官の弟さんのところのお話がありましたが、私の住んでいる板橋区で十年前の平成元年から、板橋区の商店連合会が中心となって区内...全文を見る
○太田(昭)委員 経済効果と景気対策ということからいきますと、ともすると従来型の消費の中に組み込まれて、商品券は使うけれども現金の方が貯蓄に回るというようなことを言う方がいるんですが、エコノミストと私さまざま話をしてみますと、公明党は現場に近いですねというお褒めの言葉もいただいた...全文を見る
○太田(昭)委員 経企庁長官も御答弁したいようなあれですから。
○太田(昭)委員 終わります。