太田昭宏

おおたあきひろ

小選挙区(東京都第十二区)選出
公明党
当選回数8回

太田昭宏の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月28日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○太田(昭)委員 公明党の太田昭宏です。  きょうは質問通告を橋本大臣と麻生大臣にさせていただきましたので、ほかの方は結構でございます。  この内閣委員会がことしから大変重要な委員会になるということで、それも踏まえて質問をさせていただきたいと思いますが、まず経済運営の基本的な...全文を見る
○太田(昭)委員 そしてもう一つ、金融そのものの問題。  九〇年代の不況というのは、やはり消費不況とか資産デフレ、金融不況というのですが、私は、金融不況という面は非常に底流をなす一番大きな問題であったというふうに思うのです。  九兆円負担増というときに、このパネルも一回予算委...全文を見る
○太田(昭)委員 株価との関連につきましても、私は金融政策というのは非常に大事だというふうに思っております。TOPIXとマネタリーベースの推移というものを見ますと、これが連動しているのではないかというふうに思っております。  つまり、株は金融商品ですから、マネタリーベース、すな...全文を見る
○太田(昭)委員 通告をしておりませんが、私の今質問した点、九七年とかその辺のことについて、金融というものが、前年の九六年あたりからかなり影響があった、そして九〇年代不況というものはそこがかなり大きな底流としての要素であった、したがって、九八年の秋口の金融二法というものは、非常に...全文を見る
○太田(昭)委員 行革について、一つの角度だけお聞きをしたいと思っております。  イギリスにおける中央省庁の事務次官の専攻分野というのをある人から聞きまして、その人は、日本はいわゆる東大法学部というもので占められているけれども、しかし、今の時代というのはもう少し幅広い見識といい...全文を見る
○太田(昭)委員 公務員制度の改革という中で、昨年の十二月一日の閣議決定、そこで、「人事評価システムの整備を進めるとともに、採用区分・試験区分に基づく硬直的な人材登用を改める。」ということが書いてございます。現在でも、各省においては何らかの評価システムのもとで人事が検討されている...全文を見る
○太田(昭)委員 ぜひとも、非常に大事なことでもありますし、優秀な方が採用され、登用されていくということで、今の評価システムを含めて整備を精力的に行っていただきたいことを重ねて要望いたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。
03月02日第151回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○太田(昭)分科員 公明党の太田昭宏です。  昨年の三月二十七日だったと思いますが、教育改革国民会議が発足しまして、私も、文部大臣町村先生と一緒にオブザーバー参加をさせていただき、十二月二十二日には、十七の提案という形で報告書が出されました。基本的には、努力した結果があらわれて...全文を見る
○太田(昭)分科員 ボランティアと奉仕の項目については意見が物すごく出まして、私の印象では、義務化がいいとか悪いとか、そういうことではなくて、直接高校生に聞いても、非常に優しい高校生が多いものですから、今の人たちはそういう人が多いと思うのです、無理やり行って、相手に不快な気持ちを...全文を見る
○太田(昭)分科員 それから、「学校は道徳を教えることをためらわない」という項目の下のところに「自然体験、芸術・文化体験などの体験学習を充実する。」ということがあったり、あるいは、十四項目めの「授業を子供の立場に立った、わかりやすく効果的なものにする」というところで「社会人が学校...全文を見る
○太田(昭)分科員 それから、十八歳以上の奉仕活動ということについては、やはり日本社会全体が奉仕活動とかボランティアの体制ができておりませんから、国民会議の報告でも、その辺は、最後の練り上げられた提案ということについては、そうした社会環境をつくるということについてしっかり書かれて...全文を見る
○太田(昭)分科員 一番首をかしげられた項目が、いわゆる問題児の出席停止というような対応の問題であります。この間、浦和でお母さん方に聞きましたら、このことについては、マルが二十でバツが三十名ということで、この項目だけには疑問点が非常にあったわけなんです。  高校生に聞いたところ...全文を見る
○太田(昭)分科員 それから、障害児を抱えているお母様とか、またその問題になりまして、その論議にかなり集中したのですが、これは問題を起こすという範疇が違うのですけれども、多動の子がいるとか、いろいろなことで教育、授業がなかなか難しかったりするというようなことがある。親からいくと、...全文を見る
○太田(昭)分科員 今河村先生からお話がありましたとおり、この国民会議の提言には障害児の問題が入っていない。これは何だという声もあったし、それからエリートを育てようというそこに充実している、立派な人が議論したからなというような皮肉っぽい意見もあったのです。  そのエリートではな...全文を見る
○太田(昭)分科員 ありがとうございました。
03月16日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○太田(昭)委員 きょうは質問の時間をいただきましたが、実は、この犯罪被害給付制度ということについては私は特別な思いがありまして、きょうは質問に立たせていただきました。  今から二十五年ほど前に、この法律がまだないときに、私は公明新聞の記者でありましたが、公明党がいわゆる犯罪被...全文を見る
○太田(昭)委員 そこで、今回はこれで前進をしましたが、さらに私は取り組みをしていただきたいと思います。特に取り組みの中では、地下鉄サリン事件等の調査が九九年にありますけれども、その中に、突然事件の光景がよみがえるというようなことをおっしゃっている方が非常にいらっしゃる。また、松...全文を見る
○太田(昭)委員 ぜひともこれからいろいろな意味で取り組みを強化していただきたいというふうに思いますが、その四十一年から始まった運動がなかなか広がりを見せなかったのはなぜかというふうにいいますと、経済的になかなか運動を持ちこたえられなかったということがあります。先ほど申し上げた市...全文を見る
○太田(昭)委員 この犯給法というのは、故意の身体犯ということが対象になっていますが、被害者が困窮するとか精神的、経済的な被害、ダメージということについては、過失ということにおいて生じた結果ということでも、私は同じ苦しみであろうというふうに思うのですね。  こうした点に対して、...全文を見る
○太田(昭)委員 あと時間が若干ありますので、せっかく伊吹大臣がいらっしゃるので。  この間、原潜とえひめ丸のときに、危機管理だ、事故だという立て分けは、あの論議の延長線上では、それはそれで結構。しかし、もう一つ考えなくちゃいけないのは、総理が駆けつけてくるとかこないという以上...全文を見る
○太田(昭)委員 終わります。ありがとうございました。
03月22日第151回国会 衆議院 憲法調査会 第4号
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○太田(昭)委員 公明党の太田昭宏です。  私は、二十世紀というのは、いろいろな言い方があるんでしょうが、ネーションステーツ、ネーションとステーツという違うものが一つとなって猛威を振るった時代とも言えるかな、こう思っています。  その中で、ハンチントンは「文明の衝突」というこ...全文を見る
○太田(昭)委員 もう二分ぐらいしかないので簡単に聞きますが、私は、日本は明治までは多元的な、共生的な国家であったというふうに思うんですね。明治以来、なぜそれが変わってきたとお考えになるのかということと、永住外国人の地方参政権付与の法案について我々公明党が今一生懸命やってきている...全文を見る
○太田(昭)委員 ありがとうございました。
05月17日第151回国会 衆議院 憲法調査会 第6号
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○太田(昭)委員 公明党の太田昭宏です。三つぐらい質問させていただきます。  私は、二十一世紀の憲法論議は未来志向でなくてはならないとかねがね言ってきました。この調査会でも、まず憲法制定過程というのを学んだわけですが、それを踏まえることは大事かもしれない。しかしまた、憲法制定当...全文を見る
○太田(昭)委員 学者の先生としてはそういうお答えになるかと思います。  地方あるいは住民が大事である、またそれが時代の潮流であり、そして調査をするとそういうことが出てきますよということはよくわかりますが、潮流に迎合するというのが何もいいわけではありませんから、思想的な拠点とい...全文を見る
○太田(昭)委員 最後になりますが、今、国会で永住外国人の地方参政権付与法案というのが、私どもにとりましては、主張してきまして、大詰めを迎えているというふうに思います。  私は、今申し上げたような観点からも、三つの観点があると思って、この法案がいいというふうに思っているのです。...全文を見る
○太田(昭)委員 現在の憲法ということでの十五条、九十三条の問題は、この間の最高裁判決とかさまざまなことの中で承知しているつもりですが、きょう先生のおっしゃった、この住民ということをこれから単なる解釈だけでなくて広げていくという方向は望ましいということは、私にとりまして大変参考に...全文を見る
05月18日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○太田(昭)委員 総合科学技術会議が発足をしました。科学技術立国にするということは極めて大事なことで、まずこの問題についてお聞きをしたいと思いますが、頑張ってもらいたいということなんです。  日進月歩の科学技術の諸分野についての調査とか評価が不可欠だというふうに私は思いますけれ...全文を見る
○太田(昭)委員 私は、尾身大臣が長年手がけてきた科学技術関係について、大臣に就任されて、二十一世紀ということを考えますと、ぜひともその辺のリーダーシップを発揮していただきたい、このように思っています。  予算委員会でも私は何度も言ったことなんですが、技術力の低下ということが非...全文を見る
○太田(昭)委員 教育というと、すぐそれは文部省の仕事でございますとかいう、今までそういうことだったと思いますが、ぜひともこれからは尾身大臣のもとで、そういうようなことも含めて、横断的といいますか、そうした体制をとっていただきたいというふうに思います。  尾身大臣に最後の質問で...全文を見る
○太田(昭)委員 私は東京ですが、三宅島の噴火災害について質問したいのです。  昨年の六月二十六日に噴火が始まりましてもう一年になろうとしています。今までの災害は、災害を受けてその対応をどうするかということであったのですが、もう発想を変えなくちゃだめだ。昨年の九月一日に私は船で...全文を見る
○太田(昭)委員 借入金が返せない、あるいは医療費が増加している。四一・七%の人が医療費が増加しているとおっしゃっているわけですね。私も聞きますと、病院に行く交通費とか、お年寄りが多いわけですから、付き添いが必要になるというようなことで、そうした細かい配慮を、二千世帯という限られ...全文を見る
○太田(昭)委員 終わります。
06月14日第151回国会 衆議院 憲法調査会 第7号
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○太田(昭)委員 まず第一に、昨年の一月から憲法調査会が始まりまして、中山会長、鹿野会長代理を初めとして、一貫して丁寧に論議が常にされてきたということについて、大変よかったと敬意を表したいと思っております。  と申しますのは、我が党は論憲ということを掲げておりますが、この論憲と...全文を見る
10月01日第153回国会 衆議院 本会議 第2号
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○太田昭宏君 私は、公明党を代表し、さきの小泉総理の所信表明演説に対し、質問をいたします。(拍手)  初めに、米国における同時多発テロ事件で犠牲になられた方々に心から哀悼の意を表しますとともに、いまだ行方のわからない被害者の方々と御家族、関係者の皆様、そして、米国国民の御心痛に...全文を見る
11月08日第153回国会 衆議院 憲法調査会 第3号
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○太田(昭)委員 現実的な問題について幾つかアドバイスをいただきたいというふうに思います。  内閣機能の強化や国会審議の活性化ということについては、いろいろな試みがこの数年行われてきたことは事実だと思います。それが果たして本当に機能しているのかなということについては、私たち自身...全文を見る
○太田(昭)委員 国会改革の中で、先ほど、同じ議院内閣制でもイギリスと日本との違いということで、イギリスの場合は与党が行政部門を管理監督するということで、与党対野党という図式になるという話がありまして、クエスチョンタイム、いわゆる党首討論、あるいはその場合の議席のレイアウト自体を...全文を見る
○太田(昭)委員 特に、いわゆる職業としての政治家と職業としての行政官ということの関係性を先ほど先生は述べられておりましたが、私たちも、政治家は政治家の果たすべき役割がある、役人の人は役人の果たすべき役割がある。それは、何も政策的に詳しくて、役人よりも詳しいというよりは、もう少し...全文を見る
○太田(昭)委員 私も、どの党も今そこは大きな悩みではないかというふうに思っておりまして、そこのブレーン集団あるいは政策をくみ上げてくるシステムをどう育てるかというのは非常に難しい問題なんですが、同時に、公務員の人たちも、相当たたかれたりいろいろしまして、自信がなくなったりやる気...全文を見る
○太田(昭)委員 ありがとうございました。
11月29日第153回国会 衆議院 憲法調査会 第4号
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○太田(昭)委員 過去の違憲判決の例ということからいきますと、薬局距離制限訴訟とか、共有林の分割訴訟であるとか、愛媛の玉ぐし料の問題とか、あるいは尊属殺人の問題であるとか、一票の格差ということがあったということですが、なかなか消極的といいますか、これが閉塞状況にあるということから...全文を見る
○太田(昭)委員 私は、憲法というものを考えるときには、未来志向で考えなくてはいけないということで、過去から振り返ってきて現在がなかなか憲法は事態に合っていないというよりは、新しい社会、三十年後の時代を想定してみるときに、キーワードとしては、ITであるとかゲノムであるとかあるいは...全文を見る
○太田(昭)委員 ドイツと日米という簡単な比較をさせていただくと、憲法裁判所については、物の考え方がすごく違う気がするんですね。戦後、大変そういうことをとる国がふえてきて、オーストリアから始まった話が先ほどあったりして、また今村先生から、ドイツの場合は連邦制の維持というようなこと...全文を見る
○太田(昭)委員 ドイツ、フランス、あるいは東欧諸国がそうした憲法裁判所をつくってきたという経過は、ナチスというのがかなり底流にあるのじゃないでしょうか。いかがでしょうか。
○太田(昭)委員 きょうのお話の中でも、司法裁判所による違憲審査での時間がかなりかかることとか、裁判の長期化とか、あるいは職業裁判官的思考では違憲審査を積極的に行うことは期待できないとかいうお話があったわけです。理念ということからいきますと、現実にはそうなってきているという批判が...全文を見る
○太田(昭)委員 きょうの冒頭、違憲判決の例として一票の格差の話がありまして、昭和四十七年の衆議院議員の一対四・九九ということ、我々は今、格差二倍以内に抑えようという政治的な判断ということですね。もっと言えば、個人的には、私は、四捨五入して一になるような、アメリカ型の一・四九まで...全文を見る
○太田(昭)委員 終わります。ありがとうございました。