太田昭宏

おおたあきひろ

小選挙区(東京都第十二区)選出
公明党
当選回数8回

太田昭宏の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第140回国会 衆議院 本会議 第4号
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○太田昭宏君 私は、新進党を代表して、ただいま議題となっております政府提出の平成八年度補正予算三案に対して反対、新進党、民主党、太陽党提出の組み替え動議に賛成の立場から、討論を行います。(拍手)  まず初めに、本日の予算委員会、地方行政委員会において、与党は、新進、民主、太陽の...全文を見る
○太田昭宏君(続) 第五の理由は、政府案が財政再建に逆行し、財政破綻への道をさらに一歩大きく踏み出していることであります。  たまたま当初予算より税収が三千九百十億円多く見積もりできるからといって、これ見よがしに特例公債を三千三百七十億円減額して、あたかも財政再建を進めたかのよ...全文を見る
○太田昭宏君(続) しかし、他方では、無節操に追加した公共投資の財源を賄うために建設国債を一兆六千七百六十億円も発行しております。全体としては、財政悪化を加速させる補正予算であります。  以上の理由により、政府提出の補正予算三案に反対し、三党共同の組み替え動議に賛成するのが当然...全文を見る
02月06日第140回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○太田(昭)委員 新進党の太田昭宏です。よろしくお願いします。  行革、財政再建の論議の中で、税の大盤振る舞いであるとかあるいはむだとか、公共投資について批判が多いと思います。もちろん私は、必要なものは必要と、亀井大臣がよく言われますけれども、何も悪玉というようなことでは考えて...全文を見る
○太田(昭)委員 聖域にしないということがたびたび言われるんですが、これは社会保障とかいうことでもそうでしょうか。
○太田(昭)委員 重ねて申しわけないのですが、ウルグアイ・ラウンド対策費ももちろん聖域としないという判断でよろしいですか。
○太田(昭)委員 総理もおっしゃいましたが、国家戦略、グランドデザインというのが確かに私は非常に大事だと思います。人口が急激に高齢社会にこれから向かっていくということからいいましても、かなり早いスピードでインフラ整備をしなくてはならないということは当然だろうし、また、日本の国土事...全文を見る
○太田(昭)委員 国土軸の問題はまた別の機会に論議をしたいと思いますが、先般、情報通信関係をずっとやっている先輩に会いましたら、とにかく日本から四つのハブが逃げていると。人、金、物、そして情報、今日本は大変であると。この人、空港、物、港、金、金融、そして今、本当に世界は固まって一...全文を見る
○太田(昭)委員 金融という面からいえば、端的に一つだけ聞きますが、有取税というのは廃止をすべきではないですか。
○太田(昭)委員 有取税については、総合的な観点も、それはそちらの手順なんでしょうが、四つのハブということもそうなんですが、とにかくそういうことで国民の間には相当いらいらが募っていますよ。  それを受けて、重ねてもう一遍聞きますけれども、有取税だけでも前倒しして検討するというわ...全文を見る
○太田(昭)委員 自分でそういうことを言われてしまっては困るのですが、私の今の話について、ぜひともそれは検討していただきたいし、景気の認識あるいは株価の低落というものについて私は全く違う考え方を持っていますから、そこだけ注文しておきます。  六百三十兆の公共投資基本計画の見直し...全文を見る
○太田(昭)委員 公共投資のこの基本計画、ここで、文書を読みますと非常に特徴的なことがあって、この中に具体的な数字が出ているところはたった一カ所、大都市圏の都市中心部において良質な住宅を百六十万戸、これしか具体的な数字が出ておりません。それはそれでいいのですけれども、この百六十万...全文を見る
○太田(昭)委員 もう一つ私大事だと思いますのは、国で何でもやるという、そういう時代が終わりを告げてきた。国でやるものは国家戦略に基づいて、先ほどのハブ空港とかそうしたことになる。そうではなくて、農道とか町づくりとか下水道とか港とか、そういうものは地方に任せる。その方がはるかに効...全文を見る
○太田(昭)委員 五カ年計画が十六本あります。この十六本の五カ年計画が、昨年の十二月十三日、そのうちの七本が閣議決定をされました。都市公園等の整備、あるいは海岸事業、空港整備、七本閣議決定されたんですが、これが合計で五十一兆円。私は大変驚いたんですが、いずれも前計画費を大幅に上回...全文を見る
○太田(昭)委員 四一%増というのは余りにも突出していると思いませんか。それについて、そういうような、財政は均衡しなくてはならないという観点からも、あるいは九兆円の増税というようなことからいっても、ここの一般会計の議論とは別のところで五十一兆円ということが十二月十三日の閣議で決定...全文を見る
○太田(昭)委員 今までの歴史で、この五カ年計画が一〇〇%全部達成されていませんか、現実のところ。大幅に減ったという例がありますか、五カ年計画は。毎年毎年この五カ年計画に現実には基づいて予算編成が行われたんではないですか。一〇〇%が全部行われたんじゃないですか、どうですか。
○太田(昭)委員 私は、実績を今聞いて、一・四倍になったという。財政逼迫であると一方では言い、六百三十兆も見直しましょうという前向きの答弁があって、そして一般会計では相当抑えたと言って、そして国民には増税を押しつける、財政均衡が大事だと言う。だけれども、基本的なこういうところで一...全文を見る
○太田(昭)委員 今、恐らく低い方のことを言ったんでしょう。八割ということは、一・四掛ける〇・八は幾つですか。明らかにGDPの五・〇五%とか、あるいは一割ぐらいの予算編成のこの五年間のアップというよりも、はるかに多過ぎませんか。特に、今の時点での一・四倍ということが、私はわかりま...全文を見る
○太田(昭)委員 それでは、十二月十三日の閣議でそういう論議が行われて、大蔵大臣、何か大蔵大臣はそこで意見を述べられましたか、こういうことについて。閣議がさまざまなことでお忙しかったり、私はよくわかりませんが、こういうことについて私はぜひとも論議をして、国民に負担を一方では押しつ...全文を見る
○太田(昭)委員 私は全然御理解はいただけないのですけれども。  ちょうど十二月十三日というあたりは来年度の予算の編成作業の一番大事な基本的なものが出ているという中で、どういう形で閣議が行われて、どういう発言を大蔵大臣がされたのかということを私は聞いているわけです。
○太田(昭)委員 どういう発言をされたんでしょうか、十二月十三日は。抑えるという方向でお話をされていないんでしょうか。
○太田(昭)委員 縮減をしてください、御理解をいただきたい、わかりました、私はそういうことを言っているんじゃないんですよ。縮減をしてください、わかりました縮減しますというのが普通じゃないですか。
○太田(昭)委員 一・四一倍ということについて、抑えるという具体的な話がそこでなかったのですか。されなかったのですか。
○太田(昭)委員 理解できませんが、私、聞きたいことがいっぱいあるので次に移ります。これは、五カ年計画ということについても、六百三十兆という問題も含めてぜひともその検討をしていただきたいというふうに思います。  随分むだということが言われているのですが、私、いろいろなことを聞き...全文を見る
○太田(昭)委員 例えば徳島に細川内ダムというのがあって、会計検査院、これがどういう指摘になっていて、今までどれだけの金が投入されていますか。  私は現地にもいろいろ聞いたり調査をしまして、とにかく賛否両論があって、それぞれの言い分があって、なかなかこれは難しい問題ではあるので...全文を見る
○太田(昭)委員 行革は断念から始めよという言葉があるようですが、亀井大臣、こういうものは、もう撤退するものは撤退するという、そういう方向で、現地にとにかく駆けつけていくとかリーダーシップをとって、いろいろな意見があることはわかりますが、ずるずるいって結局のところお金が使われてい...全文を見る
○太田(昭)委員 会計検査院の指摘が三百億だということで、三百億じゃ会計検査院は余りにも少な過ぎる、何の仕事をしているんだみたいなひどい批判も一方ではあるわけですね。これは一生懸命やられているのでしょう。そして、決算ということの上でチェックをされると。しかし、会計検査院がせっかく...全文を見る
○太田(昭)委員 もう一つ、きょうの新聞に「漁港建設ずさん32カ所」というのが出ておりまして、検査院が指摘していると。漁港整備ということの中で、これはむだという、あるいはずさんという見方も、むだということが適当なのか、なかなか予定どおりいかなかったから有効利用をした方がいいという...全文を見る
○太田(昭)委員 私は、この問題は、むだというよりは、ずさんということと有効利用ということの方が適当と思いますが、これら批判の対象となっている問題で、撤退する方がいいという場面が私は当然出てくると思います。  ところが、ここにネックがあるわけですね。補助金等に係る予算の執行の適...全文を見る
○太田(昭)委員 ぜひともこれは、政府側としても、また我々も検討しなくてはいけないことなので、よろしくお願いしたいと思います。  公共事業を決めるという場合、六百三十兆とかあるいは五カ年計画とか、さまざまなことがあって、さっき二見委員からは審議会というものが多過ぎるのではないか...全文を見る
○太田(昭)委員 今、前向きのお話がありましたが、審議会や五カ年計画も全く同じです。  私、例えば国土庁がインターネットでどのような情報公開というかサービスをしているかということでアクセスしました。ここにあります。全総計画を引っ張る、これは全総計画は出ています。これは、打ち込む...全文を見る
○太田(昭)委員 もう時間がなくなってきましたから、最後に、公共事業費の単価の問題についてお聞きします。  単価が二、三割高い、こういうことがよく指摘されるわけなんですが、だからこれを削ってしまえば数兆円削れる、以上終わりであるというような、これは極めて乱暴な議論であろうという...全文を見る
○太田(昭)委員 終わります。
02月20日第140回国会 衆議院 建設委員会 第3号
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○太田(昭)委員 私は、蒲原沢の土石流災害について基本的には質問したいと思いますが、予算委員会等を通じましても、建設あるいは国土庁関係については、公共投資の問題であるとか、あるいは住都公団等々の問題であるとか、阪神・淡路の地震の問題であるとか、いろんな問題が出されてきましたが、大...全文を見る
○太田(昭)委員 気になることが最近二つありまして、一つは、今出ているかなりしっかりした有名な雑誌の中に、住都公団の分譲が大変高くて人気がないということで空き家がある。そこで、JSの百億円と言われる利益、七十億円ぐらいをそこで単価をいじって縮減をさせるということで、それを住都公団...全文を見る
○太田(昭)委員 この辺は非常にデリケートな問題をはらみがちで、誤解なのか、では、現実には相当それはできるのかという話になりますから、きょうはこの問題ばかりやっていると、私、次に移れませんから、ここでやめますが、改めてまた内容等については御質問したり研究したいと思います。  も...全文を見る
○太田(昭)委員 削減すべきものは我々は当然削減するということを堂々と予算委員会の中では発言するということが大事だと思いますが、こんなこそくなやり方については同じ考えであるということを確認できたと思います。  住都公団についてたびたび議論が行われているのですが、いろいろな問題が...全文を見る
○太田(昭)委員 今話がちょうど出ましたから、お聞きしたいのです。  一月二十九日でしたか、参議院の補正の審議のときに、地域公団との統合について、亀井大臣の発言と通産大臣の発言と国土庁長官の発言、三人が食い違ったという報道があって、私も議事録を見ますと、確かに三人の話はちょっと...全文を見る
○太田(昭)委員 住都公団が発行している特別住宅債券の購入者が五千二百人ぐらいいまして、三百億円ぐらいなんですが、この分譲住宅の入居優遇措置ということをかなり意識して債券を買っているということがあるんですが、これがどうなるかというまた不安を持っている方が随分いらっしゃると思います...全文を見る
○太田(昭)委員 ぜひともその辺は検討してもらいたいと思います。  もう一つ食い違いというと、住宅金融公庫の問題で三塚大蔵大臣が、これは食い違いなのか亀井大臣と一緒なのか知りませんが、住宅金融公庫の業務見直しや廃止も含めて検討するという発言を、正確には予算委員会での発言は、民業...全文を見る
○太田(昭)委員 国土庁として、十日の閣議で政府が新総合土地政策推進要綱を発表しましたが、端的にお答えいただきたいのですが、これはいわゆる下げどまり宣言という認識でいいのか。そして、現在の地価の水準をどう見ているのか。三つ目には、具体的な土地流動化策というのが、きょう日経等で出た...全文を見る
○太田(昭)委員 蒲原沢の土石流災害について、私は、十二月八日でちょうど大臣と入れ違いになったのですが、現地に入りました。地盤がとにかく弱いなと、改めて現地に行きましてそう思いまして、こういう事故というのは、当然という言葉はいけないかもしれませんけれども、起こるという可能性はもう...全文を見る
○太田(昭)委員 私は、この雨量、土石流というのは当然、雨が降っていないときに土石流が発生する例というのが今まであったかどうかということについてはあれですが、そういう例がありますか、今まで。雨が降っていないときの土石流発生ということがありますか。
○太田(昭)委員 私は、ここは確かに地盤の問題というのは非常に大きいと思うのですね。地盤を調べると、姫川の右岸のところには蛇紋岩があって、左岸、ちょうど蒲原沢のところもやはり蛇紋岩、そして姫川の直接のぶつかるところ、このあたりは砂岩、頁岩、泥質のチャート等がある。そこの上のところ...全文を見る
○太田(昭)委員 土石流発生のメカニズムは五つぐらいある、こう言うそうなんですが、もっと言えば、今回の例に即して言えば、二つぐらいのパターンであろうと思います。  一つは、斜面が何かの理由で崩壊をして、それが一気に、急傾斜ですから、なだれ込んでいってしまうという形の土石流のパタ...全文を見る
○太田(昭)委員 ダムアップ現象は、現地の人によると、沢の水が減っていたという証言もあるので、私は、その二のパターンというのも複合的に起こっていたのかなという感じがするのですが、それは調査委員会に任せるとします。  さっき岩盤の話をしましたが、やはり、今回の一番の特徴は、十二月...全文を見る
○太田(昭)委員 もう一つ、今回、雪の量とか、岩盤とか、雨が降らなくても崩落が起きる、土石流が発生するということは、もう本当に、これはよく研究して、対策を練らなくてはいけないと思うのです。  一月二十九日に、京大の防災研究所で、蒲原沢の土石流を中心としたシンポジウムがあって、そ...全文を見る
○太田(昭)委員 けさ、NHKテレビで八時四十分から、私も見ようと思って見たのではなくて、突然、二カ月というこの蒲原沢の土石流のことが四、五十分放映されていまして、思わずずっと見ていたのですが、被害に遭った方が、松本の人が一人、あとは全部長野県外なんです。北海道の苫小牧の方がいら...全文を見る
○太田(昭)委員 大臣、もう一つ、私、なぜこういうところで工事を急いだかという議論が随分されましたね。それで長野オリンピックのために急いだのではないかとかいろいろな話がありましたが、よく調べてみますと、そういうことよりももっと大きな構造的な問題があるのではないかということで、私が...全文を見る
○太田(昭)委員 一月二十七日に労働省の労働基準局監督課が「砂防工事現場等に対する一斉監督の実施結果について」という報告書を出しています。  先ほど赤城先生からも話がありましたが、千二百二十カ所のうち五百九現場で違反があって、違反率は四一・七%。私が一番気になったのは、重大な労...全文を見る
○太田(昭)委員 労働基準監督署から、長野県の場合でも、一昨年の七月に勧告があったりしたというようなことがあったりしますし、今回の事例もありますから、これが単にそういう指摘がありましたというのではなくて、ぜひとも大臣、この辺の労働省との関係とかそれについて、実行について、ぜひとも...全文を見る
02月21日第140回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
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○太田(昭)委員 新進党の太田昭宏です。きょうは、大変お忙しい中ありがとうございます。  まず、財部公述人にお尋ねをしたいと思います。  先ほど御提案のありましたニューヨークのナショナル・デット・クロック、大変これはいい案といいますか、もう既にやっているということで、インター...全文を見る
○太田(昭)委員 先ほど今井公述人から、経済構造の改革ということで、高コスト構造の是正を初めとして四項目お話をお聞きしました。  確かにおっしゃるとおり、公共投資の見直し、この委員会でも大変な問題になってきているわけなんですが、一律に投資規模を落とすというのではない、何が大事か...全文を見る
○太田(昭)委員 財投の問題が先ほど出ました。確かになかなか財投についてこれまで切り込んでいないという状況が続いていたと思いますが、ことしに入りまして、財投ということもこれは聖域ではないということで、相当踏み込みを始めたと思います。  そこで、財投とその出口である特殊法人の問題...全文を見る
○太田(昭)委員 時間がなかなか短くてあれなんですが、ぜひとも聞いておきたいのは、公的資金導入の話が随分いろいろなところから出ております。先ほどからビッグバンのことが出ておりますが、不良債権処理と公的資金導入の問題とビッグバンの問題は避けて通れない問題だと思います。八六年にイギリ...全文を見る
○太田(昭)委員 ありがとうございました。
02月27日第140回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○太田(昭)委員 おはようございます。新進党の太田昭宏です。  政府は、景気は堅調である、ファンダメンタルズは悪くないと繰り返しこの委員会でもずっと大蔵大臣初めとして皆さんおっしゃってきたんですが、三月期、特に景気の失速はもとよりのこと、特に金融機関の不良債権問題あるいは含み益...全文を見る
○太田(昭)委員 それから、九兆円の増税が行われ、歳出削減に踏み込んでいないということに対する大変な不満がありますし、それからきょうの例えば新聞等見ましても、「広がる「消費税ノー」の輪」ということで、「お年寄りや主婦に切実」である。特に、ここに「「払えぬ」消費者金融から借金」とい...全文を見る
○太田(昭)委員 それから、特に個人破産が、昨年といいますか、この八年度五万件を突破したということで、昨日も最高裁から資料をいただいたんですが、私もさらにこれがはね上がっていることについて大変危惧をしました。実に、報告によりますと五万九千六百十七件の平成八年度の個人破産、昨年度が...全文を見る
○太田(昭)委員 今この特別減税への連合の毎日の座り込みとか、あるいは九兆円の増税であるとか個人破産の非常に多い状況あるいは倒産も多いというような状況があるわけで、国民生活が大変なんですが、昨日の夕刊です。富士総研が、個人消費は大幅に減速をしている、「一家庭十八万円の負担増」これ...全文を見る
○太田(昭)委員 かなり私は状況認識が甘いと思うのです。例えば自動車、今大臣がおっしゃったのですが、私いろいろ聞いてみますと、大手自動車メーカーの社長は、駆け込み需要の反動減の方が大きい、景気の足元はしっかりしていない、こう言っていますし、別の大手自動車メーカーの社長は、これは実...全文を見る
○太田(昭)委員 もう一つ、一月にまとめた日経の消費DI、これによりますと、とにかくこれもやはり、消費者の支出意欲に対するDI値がマイナス二六と、前回調査より非常に低下しているのですね。  特に私が心配をしておりますのは、そのときに同時に出しておりますけれども、この日経から出て...全文を見る
○太田(昭)委員 私の主張しております。その辺の消費者心理の暗転ということについて、ぜひとも認識していただきたいということなのですが、なかなか、大きな角度といいますか漠然としたお話しがいただけないのですが、一家庭を見ますと、これは年間十八万円ということがよく言われて、確かにそのと...全文を見る
○太田(昭)委員 もう一つ、やはり今大変なのは中小企業の皆様方であろうというふうに思いますし、これは、先日の法案が提出されたりというようなことはそのままそういうようなことだと思いますが、中小企業庁が、ことし二月の「最近の中小企業の景況について」という中で、かなり厳しいという認識を...全文を見る
○太田(昭)委員 一月三十一日、日本商工会議所が示した調査結果でも、これは全国二千五百六十八の中小の業種組合からヒアリングによったデータですから、かなりの母集団であろうというふうに思いますが、これも平成七年十二月以来のマイナス三〇ということで相当深刻な状況だし、私は、上で見た指標...全文を見る
○太田(昭)委員 私が、大蔵大臣、ずっと申し上げてきたのは、こうした中小企業あるいは庶民の生活、結局消費者心理を冷やして、個人消費を暗転させて、やっと上向きになった景気というような認識をされていると思いますがその足を引っ張ってしまうというようなことが現在行われている。景気を失速さ...全文を見る
○太田(昭)委員 弾性設計とか塑性設計とか、線型振動論とか非線型振動論と言っても、なかなか恐らくよくおわかりにならないと思うのですが、素人っぽく言えば、今、橋脚とかいろいろな高速道路で補修がされています。補正予算とか本予算でも今いっぱいあります。大臣がきょうは大勢来てくださってい...全文を見る
○太田(昭)委員 まさにそのとおりだと思います。弾性設計としての強さ、そして塑性設計としての粘り、その粘りと強さというものをドッキングさせて、そしてもとに完全に戻るという弾性設計でなくて、崩れてしまって、勇断破壊が起きないというところまで持っていって、そこの人命だけは守るという考...全文を見る
○太田(昭)委員 昨年十一月に、道路については新しい仕様書で最大想定加速度八百ガル、保有耐力二g、こういう設計震度ということで決まったというのですが、間違いないですか。
○太田(昭)委員 ところが、建築では、弾塑性設計にはなっているのですが、八百ガルというふうに橋脚ではなっているのですが、弾塑性設計で一gということで、入力としては三百から四百ガル、保有耐力一g、こういうことになっているというのですが、間違いないですか。
○太田(昭)委員 それでは、私はこの土木、橋脚等と調整をすべきであるというふうに思っておりますが、例えば消防庁、石油タンク、この場合の最大想定加速度、最大の保有耐力は幾つにして震度設計をするということになっていますか。
○太田(昭)委員 運輸省の耐震岸壁、液状化等が一番問題ですが、これはどうなっていますか。耐震岸壁の最大人力と新基準、また液状化対策、これについて簡単に言ってください。
○太田(昭)委員 通産省のコンビナートの最大人力、新基準あるいはガス設備、これはどうなっていますか。
○太田(昭)委員 要するに、今いろいろお聞きしたところ、おわかりいただいたと思いますが、耐震岸壁、運輸省は活断層も考慮して約二百七十ガルの入力を想定する、道路橋では八百ガル、石油タンクでは四百五十ガル、コンビナートでは六百ガル、建築物では三百から四百ガル、あるいはガス設備では改定...全文を見る
○太田(昭)委員 ちょっと、五分しかなくなっちゃって困っているのですが、国土庁長官、短くちょっと同じように。これは国土庁の役割とも思いますが、どうでしょう。
○太田(昭)委員 御出席をいただいて大変申しわけないのですが、私、非常に心配をしておりますのは、例えば学校とか病院でございます。  いろいろ調べたり、またお聞きをしますと、学校もなかなかこれが、五十六年に新しい耐震基準が建築ではできましたから、それ以前のものがどれだけあってどう...全文を見る
○太田(昭)委員 終わります。
03月03日第140回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○太田(昭)分科員 新進党の太田昭宏です。  アマチュアのスポーツの代表的なものはオリンピックであって、昨年も大変な話題を呼んだわけですが、メダルの数などが常に話題になるわけなんです。しかし、日本のスポーツ界は、世界の強化策に比べまして施設とか制度とかが整っていないという、こう...全文を見る
○太田(昭)分科員 今お聞きをしまして、とにかく、先ほどから私も申し上げましたが、この建設の目的、あるいは、施設というものがかなり拡充をされていきますと、日本でもこうした施設は初めてのことでもありますし、望まれてきたということもありますから、私は非常に大事な施設になろうというふう...全文を見る
○太田(昭)分科員 そこで、今お話がありましたように、私いろいろ聞きますと、合宿の施設が備えられているということなんですけれども、選手が独自のメニューでいろいろやられている、コーチとマンツーマンのようにやられている、それらの選手がほかのコーチあるいはメニューで練習することに対して...全文を見る
○太田(昭)分科員 その辺の各競技団体との連携とか、それから、スポーツ医・科学の総合的研究というのはスポーツの国際的競技力向上に寄与するのが目的というのですが、具体的に、もう少し細かく、どういうふうに詰めて、どういうふうにやられているのか。研究内容とかその辺について、よろしくお願...全文を見る
○太田(昭)分科員 それと、例えば、アトランタ・オリンピックの日本選手団本部役員の福田さんという、日本レスリング協会の常務理事の方が「暑き夏の熱き闘いアトランタ」というのを出してくださっていまして、いろいろな話を聞いたりしてみますと、この本の中にも書いてあるわけなんですが、日本で...全文を見る
○太田(昭)分科員 そのことはぜひともよろしくお願いしたいし、リーダーシップもまたお願いをしたいと思います。  もう一つ、そういう施設をつくると同時に、やはり今回は地元が随分いろいろ使っていたわけでありまして、サッカー専用のグラウンドと総合体育館などによる屋内外の総合スポーツ施...全文を見る
○太田(昭)分科員 それはぜひとも強力にお願いしたいし、地元もそういうことで強い要望がありますから、その辺はよく受けてやりたいと思います。これらのスポーツの関係の代表、あるいはまた利用者の代表等との話し合いということが私は十分行われていく、これまで若干私は欠けていたのかなという感...全文を見る
○太田(昭)分科員 その中にスポーツサウナが現在ありまして、私も、聞きますと汗を流したりして、そのスポーツサウナは非常に大事な位置づけになっているということを改めて認識をしたのです。このスポーツサウナが、国立スポーツ科学センターになった場合にどうなるのか。利用者とかあるいは地元の...全文を見る
○太田(昭)分科員 それはもう、ぜひとも今大臣の答弁のように責任を持っていただきたいし、十二年というとまだ時間がありますから、その間もぜひとも地元にも、そういう方向であるとか、さまざまなことについてお話をいただけるように、説明いただけるようにお願いしたいと思います。  それから...全文を見る
○太田(昭)分科員 地元の北区とか板橋区も受け入れなさいということで相当努力しているのですが、なかなか施設が十分ではないものですからこれができないというようなことで悩んでいる状況もありまして、今答弁にありましたように、私は、例えば直接地方自治体との関係だけでなくて、ここを管理運営...全文を見る
○太田(昭)分科員 文部大臣、るるお話をさせていただきましたが、私、これは今非常に大事な分岐点かな。  ある意味では、世界的に通用するようなオリンピック選手を養成する。オリンピックのときだけ、日本は弱くなった、メダルが少ないじゃないかなんというようなことを言うと、選手の方あるい...全文を見る
○太田(昭)分科員 終わります。
03月04日第140回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○太田(昭)主査代理 これにて竹本直一君の質疑は終了いたしました。  次に、山元勉君。
○太田(昭)主査代理 これにて山元勉君の質疑は終了いたしました。  次に、川内博史君。
05月09日第140回国会 衆議院 建設委員会 第12号
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○太田(昭)委員 私は、昔、建設省の工事事務所でダムの建設工事に加わったことがあります。熊本県の緑川上流の緑川ダム、それから天竜川上流の砂防工事や、あるいは小渋ダムというのがちょうど建設中だったのですけれども、そういうことで、流量計算をしたりいろいろなことをしたことがあります。 ...全文を見る
○太田(昭)委員 村長さんたちがなぜそこに出てこないかというのにはそれなりの理由があるわけで、そういうこともよく含めて私は決断を下さなくてはいけないというふうに思いますから、よろしくお願いしたいと思います。  例えば大井川ですが、去年の二月に「渇水に対する利水安全度」という調査...全文を見る
○太田(昭)委員 渇水対策ということで、すぐダムというのに論議の焦点が行ってしまうのですが、今大野さんからもお話のありましたように、いろいろな意味での、私は、大野さんは雨水ということを言われましたけれども、総合的なそうした対策を施していかなくてはいけない。雨が少ないです、また、ど...全文を見る
○太田(昭)委員 ダムを建設する、地方自治体もお金を出す、負担金もある、支払いもしなくてはいけない。節水と一方では言いながら、そういうのを水道料金というようなことで、豊富にあるときにはある程度使っていただいた方がいいとか、いろいろな、そういうような構造問題というようなことも、これ...全文を見る
○太田(昭)委員 ダムをやめて農業用水路合理化へシフトをしていくというような話もあったりして、私は、一つ一つそういうことも真摯に受けとめてやっていくという必要があろうと思います。  今回、渇水調整の規定が初めて改正されようとしていて、渇水調整協議会というのは、審議会の提言では法...全文を見る
○太田(昭)委員 ちょうど一週間前にプレジャーボートの不法係留問題が発表されて新聞にも出ていますが、これまた私の地元でも結構深刻だったり、問題になったりして、いっぱいあってイタチごっこになってしまっている。地元の人は、例えば、ここを入ったあそこにマリーナをつくったらどうですかとい...全文を見る
○太田(昭)委員 時間がもうなくなって、大きな問題なのですが、水質の問題です。  今回、「環境」が入ったということは、生活環境の保護あるいは飲み水の安全、こうしたことを第一義に考えることである、そういう角度も非常に大事だというふうに私は思っています。  日本の、この水質の汚染...全文を見る
○太田(昭)委員 水源二法というのも、そういう意味ではちょっと弱いし、中途半端なものだなというふうに私は思っておりまして、流域全体でこれは水質保護をやる必要がある。  最後に大臣、それについて一言。
○太田(昭)委員 終わります。
05月26日第140回国会 衆議院 決算委員会第三分科会 第1号
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○太田(昭)分科員 おはようございます。  昨年の秋ごろから特に、再生紙の原料となる古紙のだぶつきが目立っておりまして、古紙価格が暴落していることが最近大きな問題となっております。これをこのまま放置しておきますと、回収業者の生活が破壊されることはもちろんでありますし、現実に今そ...全文を見る
○太田(昭)分科員 回収業者が卸売業者に引き渡す古紙価格が暴落をしている。一日トラックで集めても油代にもならないというようなことです。よく考えてみると、行政が全部やるというようなことであれば相当な予算がかかるわけですけれども、相当これに助けられているというふうに考えることもできる...全文を見る
○太田(昭)分科員 今回このように至った原因についてどのように認識をしているか。リサイクル意識の向上初めいろいろなことがあると思いますが、通産省として、何が原因でこうなったのかという認識をお聞きしたいと思います。
○太田(昭)分科員 そのとおりでしょう。  私は、今お触れになりませんでしたが、容器包装リサイクル法、この影響が今回明確にあると思います。これがリサイクル意識を喚起した、それは当然のことなんですが、それ以上に、この法律の中で、地方自治体には収集義務というものがある。  これは...全文を見る
○太田(昭)分科員 今出た財団法人の古紙再生促進センター、これがこういうときにこそもっと働くべきであろう。歴史を見ると、何か頑張れないような事情があったようなことも私はちょっと聞いておりますけれども、二十八日にあるということなんですけれども、今こそここが活性化されて大いに頑張ると...全文を見る
○太田(昭)分科員 リサイクル56、私はこれの実現への方向性が非常に弱いと思います。通産、厚生からも資料をいただいたのですが、九一年五二・三%、九二年五二・六%、九三年五三・一%、九四年五三・五%、九五年五三・三%、九六年五三・六%、伸びていない。これを伸びているというふうに言う...全文を見る
○太田(昭)分科員 その問題、具体論に入りますけれども、民間の方でも非常に努力をしている、私はそう思うのですね。  では、どうやったら古紙の利用がふえるのか。紙の生産は、九六年三千万トン。その中で古紙は千六百万トンぐらい使われているわけなんですが、特に印刷情報用紙が千五十六万ト...全文を見る
○太田(昭)分科員 今のは、私現場から聞いてきた話でもありますし、ぜひともこれは検討していただきたい。  これは十八日の日経ですか、ある製紙会社が古紙一〇〇%の汎用印刷用紙というようなことでいろいろ今研究をしている。これはちょっとコストが高くなるという嫌いもあるらしいのですが、...全文を見る
○太田(昭)分科員 局長おっしゃるように、まさにそうした雰囲気をつくるというこの作業は勇気を持って、こういうような新聞もそうですし、一般のものもそうですし、記事を扱うということもそうだし、いろいろな角度で大いに推進をしていただきたいというふうに私は思います。  東京都が先月、通...全文を見る
○太田(昭)分科員 厚生省、来ておりますか。一言。
○太田(昭)分科員 そのほか、紙以外にも使うというような努力も含めて、ぜひとも全力で取り組んでいただきたいことを要望しまして、質問を終わります。
10月22日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第5号
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○太田(昭)委員 おはようございます。新進党の太田昭宏です。  今回の財政構造改革の中で、公共事業が七%削減をされる、これがまあ一つの大きな柱になっております。この公共事業につきましては、さまざまな批判もあり、風当たりが非常に強いわけです。公共事業は本来の社会資本整備の原点に戻...全文を見る
○太田(昭)委員 公共事業の目的、柱というものは、おくれていると言われている社会資本整備、これについて、とにかく高齢社会を前にして急ぐ必要があるということが言われているわけですが、まさにそのとおりでしょう。  しかし、きのうも同僚議員からありましたように、九〇年代の経済財政状況...全文を見る
○太田(昭)委員 総理のおっしゃっているように、それなりの社会資本整備ということで、おくれておる分野を何とか追いつくようにするという側面と同時に、かなり景気対策的な要素というのがあるということは、今の答弁でも、きのう、一昨日からの答弁でもあるわけですが、特にこの間、補正予算が景気...全文を見る
○太田(昭)委員 二十九条ではないですか、二十九条。――今、財政法二十九条のことを厳正に行うと。  ところが、ことしの一月の予算委員会でもたびたびこのことは問題になったわけなんですが、補正予算の中身を見ますと、例えばことしの一月の補正予算の中身、阪神・淡路大震災の復興対策、これ...全文を見る
○太田(昭)委員 私は、今までのこの補正予算論議の中で、今のような論調は随分あったと思います。しかし、今回、財政改革法案が出る、財政が非常に厳しい中での補正予算というのは、批判が出ないようにという言い方をされましたが、厳正ということは、例えば景気対策というものに対する公共事業につ...全文を見る
○太田(昭)委員 今の答弁で私は明確だと思います。本予算の中でそれはやるべきものであって補正でやってはならない、こういう答弁をいただいたと思いますが、非常に明快だと思います。そこで、今回の財政構造改革法案、とにかく数値的目標にのみ重点が置かれている、こういう嫌いがあります。GDP...全文を見る
○太田(昭)委員 今答弁にありましたその適正な水準という基準は何でしょうか。
○太田(昭)委員 その五%というのはなぜ適正かということを私は聞いているわけなんですが、公共事業が社会資本整備という原点を保持していた、景気対策としての公共事業の九〇年代ではなくて、その前の八〇年代後半、景気対策としての補正とかそういうものが行われていない時期が適正だと言う。 ...全文を見る
○太田(昭)委員 私は、それはちょっと納得ができないわけなのですが、しかし、そうしますと、この五%、これから、三年間これがもう経過をした、それから十年ある、先ほど四百七十兆である、毎年毎年、既に三年終わって約五十一兆ずつ来ている、その後の十年間、六百三十あるいは六百を基準にしてあ...全文を見る
○太田(昭)委員 一般会計という国の予算の中における七%削減、しかし経企庁が出しているこの六百三十兆というものの公共投資の定義は何ですか。この六百三十兆というものの中の公共投資というのは、何を定義して公共投資と言っているのですか。今の答えは違うのじゃないですか。
○太田(昭)委員 先ほどから経企庁からの話というのは、これは私は五十一兆とかそういう数字を出して、そして四百七十兆。しかし七%削減というのは、その全体にかかっているわけじゃないでしょう、どうですか。本予算にかかった七%なんでしょう。話が食い違っているでしょう。
○太田(昭)委員 厳密に一致するどころか、全く違う数字でしょう。  私はこういうことで時間を使っちゃってもったいないんですが、この六百三十兆、三年経過した、さあ毎年これからどのくらいの目安でいくのかという、そこのところを私は示してもらいたいと言っているわけです。
○太田(昭)委員 これは現実には、今までの公共投資基本計画というものの延長線上でこの財政改革特別委員会で論議をしてはならないと私は思っているんです。毎年毎年毎年毎年が、どのくらいの目安でどこをシーリングかけてやっていくかという目算がなければ、六百三十兆というのは一体何かという話に...全文を見る
○太田(昭)委員 非常に入り口で大事なことなんですが、これは今、はしなくも経企庁長官が財政改革基本法という言葉を使われた。間違いですよ。財政改革法案ですよ。基本法というようなイメージを持ってやっているから、漠然とやっているからそういうことになるわけでしょう。数値がある、明確な数値...全文を見る
○太田(昭)委員 私は、今基本法的に政府が考えているということが問題で、これは基本法ではありませんよ。数値が明確に出ているでしょう。それがキャップでしょう。毎年毎年、六百三十兆やるというならば、これは七%の問題だけでなくて、六月三日の閣議決定というものを受けての法案でしょう。そう...全文を見る
○太田(昭)委員 目安が当然あって、三年という根拠というものがあるのでしょうから、粗っぽく言って、ここでとまってしまってはもう何の質問かわからない。  四百七十兆を十年間で、例えば四十七兆と仮にしましょう。その六百三十兆なら六百三十兆さっきの話、補正予算に戻りますが、きのうは同...全文を見る
○太田(昭)委員 私はそういうことを言っているわけではなくて、この法案というものは事実の上で六百三十兆というもののシーリングはかかって、毎年、例えば仮置きして四十七兆としましょう、それを超えるという場合の補正予算は組めなくなってしまうでしょうということを申し上げているわけです。 ...全文を見る
○太田(昭)委員 私が質問したことに、この二十分間何も答えがない。これは審議、私はできませんよ。何の答えもないじゃありませんか。今のような答えで時間をつぶされたら困りますよ。わかった上で言っているのですから。六百三十兆は、それは法律事項じゃないからと言って、わざわざ私はそういう説...全文を見る
○太田(昭)委員 私の質問に明確に答えてもらわなくては困るのですが、どうしたらいいか、よくわからないのですが……。
○太田(昭)委員 この法案の中には、先ほど尾身長官がいみじくも基本法という言い間違いをしたりですが、この基本法的な、公共投資基本計画あるいは五カ年計画というものはそういうものであったと思います。  しかし、この法案の中に五カ年計画は二年延長こ明示され、公共投資基本計画というもの...全文を見る
○太田(昭)委員 二〇〇三年まで、例えば各年度ごとの目安というか基準が出るでしょうか。また、私の先ほど申し上げた質問に再度お答えいただきたいと思います。
○太田(昭)委員 もう次に、私、一遍移ります。  五カ年計画の問題に移りますが、昨年十二月十三日に七本が閣議決定になりまして、平均しますと一・四一倍と大変な伸びであるわけです。今回これが、あらゆるものが一緒に二年延長ということになりましたが、同じように内容、中身には全く触れられ...全文を見る
○太田(昭)委員 私は、そういうことを聞いているわけではなくて、二年延長の根拠は何ですかということを聞いているわけです。  それで、単純な、小学生程度の算数みたいなもので、一・四掛ける五年ですから、一・四掛ける五を七で割ってイコール一というような、単純なことでまさかしておりませ...全文を見る
○太田(昭)委員 私は二年の意味を聞いているわけで、お答えいただけませんが話を変えまして、この法案に、二年単純に延長する、しかし「各計画に定める事業の量を変更することなく」ということがわざわざ書いてあるわけなんですが、昨年の十二月十三日に七本が閣議決定をされた。そのときに一・四一...全文を見る
○太田(昭)委員 きょうは、やけによくわからない答弁が続いて困ってしまうのですが、事業量を減らさないとわざわざ書いてあるということは、構造改革ということにならないんじゃないですかということを私は申し上げているのです。もう一遍、この構造改革というその構造に踏み込むということが一番大...全文を見る
○太田(昭)委員 時間が限られてきたので、私、今回の問題の具体的な部分、七%削減ということについて最後にお伺いをしたいと思いますが、同じように、七%と決めた根拠は一体何でしょうか。
○太田(昭)委員 私が補足をしますと、今答弁のありましたことは、橋本総理が、ことし三月の財政構造改革五原則、その中で「十年度予算においては、政策的経費である一般歳出を対九年度比マイナスとする。」と、これが三月十八日でしたかね、そこで言われた。  そういうものを受けて、さあ何をど...全文を見る
○太田(昭)委員 そうしたら話を変えて、今まで投資部門という中で、この七%今回削減ですが、過去最高であったというのは一体何年のときの予算で、そして何%でしたか、お答えください。
○太田(昭)委員 七%今回削減なら、今までで最高であったのは何%で、何年度の予算ですかということを聞いておるわけです。
○太田(昭)委員 概算要求を見ますと、そのときは五十九年、六十年度、六十一年度、六十二年度、四年間にわたって五%削減というのが最高であった、こういうことなんですが、現実に今言った数字は間違いないですか。今、五十九年度は入っていない。六十年度、六十一年、六十二年、三年間、これが同じ...全文を見る
○太田(昭)委員 まさに、そのときにはまだ経済成長率が、五十九年は四・一、六十年四・一、六十一年三・一、六十二年四・八。まだまだ経済成長率があって、そしてその後にはバブルの時代に突入をする、そして右肩上がりであるという時代の中で五%削減という、中曽根行革の中でもさらにこれは厳しい...全文を見る
10月28日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第9号
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○太田(昭)委員 先ほども西川委員からありましたけれども、株価の大暴落が起きていまして、きのうの終わり値が一万七千三十八円、本日の終わり値が一万六千三百十二円、実に七百二十五円下げということで、本年の最安値を記録をしておりますし、四%下げということです。あわせて、香港もきょうは一...全文を見る
○太田(昭)委員 株式市況の状況が実は日本にとりましては八カ月後の経済状況の先行指標である、こういうことを言う方がいらっしゃいます。現実にそういうグラフをかいてみるとぴたっと当たったりする。  私は、今申し上げたのは、常に経企庁のそういう話が国民の実感とか心理というものについて...全文を見る
○太田(昭)委員 私は、ファンダメンタルズが悪いからこそ構造改革というのが今この法案でも必要だろうということを申し上げたいし、この二月の予算委員会でも私は申し上げたんですが、消費者心理を示すDIが当時でも、駆け込み需要のときですよ、非常に下がっているというようなことが懸念されてい...全文を見る
○太田(昭)委員 私四つと申しましたのはあと二つなんですが、一つは、そういうときにこの財革法が、今大蔵大臣の答弁まさにそうなのですが、そこのまさに構造というところに踏み込んでいないというところに市場が反応したということがあるのですね。  もう一つは、規制緩和、規制緩和ということ...全文を見る
○太田(昭)委員 ところが、島村農水大臣は、このUR費と補正予算の問題について、これまでもその趣旨、緊要性を踏まえて各年度の予算に補正を含む所要額を計上し、適切に対応してきたところであり、本年度においても本対策の効果ある推進が図られるよう、追加補正措置の検討も含め万全を期してまい...全文を見る
○太田(昭)委員 六月三日の橋本総理の記者会見でも、この財政法二十九条の趣旨を厳正に判断していくという明確な会見がなされておりますし、今お話のありましたように、UR費の内容についての見直しということも当然あるわけですから、今回のこういうことでまた、UR費も半分以上来ているわけです...全文を見る
○太田(昭)委員 この法案の骨格にかかわる話なのですが、一週間にわたる論戦が行われてきたわけなのですが、大蔵大臣、この法案は、要するに財政赤字を削減するための法案なのですか、どうですか。
○太田(昭)委員 私の申し上げたかったことは、その方法が、財政赤字の削減というならば、これは増税によってもできるわけですね。しかし、本法案の一番の趣旨というのは、まさに財政構造そして経済構造改革というものがあって、もしその構造改革の目標を赤字削減として、歳出削減が不十分ならば、必...全文を見る
○太田(昭)委員 増税ではなくて財政構造を変える、そういう答弁なんですね。確認します。
○太田(昭)委員 法案を出された大蔵大臣また総理から考えますと、今の答弁、決意というものを明確にお話しいただいたというふうに私は解釈します。  そこで、先ほどから構造になかなか踏み込んでいないということをずっと言ってきたのですが、公共事業予算の重点化、効率化ということが非常に大...全文を見る
○太田(昭)委員 ということは、経済構造関連の社会資本について、物流の効率化に資するものを中心として優先的、重点的と。その社会資本というのは、高規格道路、拠点空港、中枢港湾、市街地整備、これでいいわけですね。社会資本整備というのはそういうことですか。
○太田(昭)委員 つまり、ここで言っていることは、拠点空港や高規格道などの優先的、重点的な配備、つまり一言で言えば、国家のグランドデザインが描かれることがこの法案の基本にあって公共投資は考えられなくてはいけないんですよということを私は述べていると思います。国家の総合政策理念、戦略...全文を見る
○太田(昭)委員 今話のありました新しい全総計画、これは、ことしの六月ごろにもうでき上がって発表されるという手はずだったという記憶をしておりますが、なぜおくれて、今どういう状況にあるかということを示してもらいたいと思います。
○太田(昭)委員 全総計画でずっと今まで検討をしてきて、六月ごろに一つの決定を見るのがずれ込んでいる。概算要求の後にした方がいいというような話し合いがあったようにも伺っているし、この財政構造改革というものの審議の過程を見ながらということも当然あったでしょうが、私は、そういうことか...全文を見る
○太田(昭)委員 なぜグランドデザインというのが示せないか。これは構造改革の問題にもかかわりますし、実は、ゼネコン危機というような、各企業にとっても、一体どういう国をつくろうとして、何を投資しようとして、どうなっているんだろうという方向性が、規制緩和とかあるいは透明性確保とか、い...全文を見る
○太田(昭)委員 まさに今言われたところの、今回の目玉なんでしょう。物流の効率化というところでどれだけのお金かといいますと、大蔵大臣、今のこの物流の効率化が目玉なんですが、幾らですか、来年度。
○太田(昭)委員 生活関連の枠が二千五百億、それから物流の効率化という、今のいわゆる高規格道路とかさまざまなものがあるわけなんですが、これが千五百。今大蔵大臣が答弁になったように、去年は五千億あるのですよ。それが、構造改革の法案と銘打って、さあ、来年度どれだけやりましょう、これが...全文を見る
○太田(昭)委員 もう一つは、このグランドデザインのできない原因として、これは総務庁長官になるかと思いますが、制度、体制、組織の問題であろうと思います。十年、二十年先の国土のあるべき姿を描く組織がない。国土庁がその任に当たっていると思いますが、これからより重点化、効率化ということ...全文を見る
○太田(昭)委員 私は、それからもう一つ、ソフトみたいなことも非常に大事なことだと思うのです。例えば耐震とか地震予知の問題などについて私はたびたび触れてきたのですが、今まで科技庁、国土庁、気象庁あるいは通産、さまざまのところがそれぞれいろいろなデータを集めたりというようなことがあ...全文を見る
○太田(昭)委員 基盤整備官庁を大くくりしてグランドデザイン担当を置くとか、あるいは小里長官から官邸の機能強化ということがありましたが、行政改革会議の中間報告で、最近にわかに新聞に出たりマスコミに報道されているわけなんですが、国土開発、そして国土保全、これを分離して、国土保全の中...全文を見る
○太田(昭)委員 初めてのこういう場での発言である上に、私の先ほど申し上げた主張というものに大変合致した、非常に前進的な、修正の含みを持ったお話であろうというふうに思いますが、勇気を得て、建設大臣、さっきからずっと座っていらっしゃって申しわけないのですが、一言これについて答弁をお...全文を見る
○太田(昭)委員 コスト縮減問題ということが、今回のまた一つ大事な、公共事業については言えるわけなんですが、このコスト縮減ということについて、ともすると、減らした分だけ減らせばという乱暴な論議があったり、単価が高いんじゃないかとかいうようなことも言われたりするんですけれども、単価...全文を見る
○太田(昭)委員 もう最後の質問になりますが、伊吹労働大臣には大変申しわけなかったのですが、建設大臣にお答えいただきたいのです。  現場からいきますと、コスト縮減の数値目標が歩切り目標になる、こういう危惧があるわけなんですが、歩切り目標にならない措置がとられているかどうかという...全文を見る
○太田(昭)委員 終わります。
12月03日第141回国会 衆議院 建設委員会 第3号
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○太田(昭)委員 太田昭宏です。  国土庁長官に、新しい全総計画、お聞きしたいと思いますが、公共事業の七%削減、あるいは公共事業悪玉論というようなものがとかく言われ、削るべきものは削らなくてはいけない、しかしやるべきものはやらなくてはいけない、その観点から、国家のグランドデザイ...全文を見る
○太田(昭)委員 年内に政府としてまとめ、閣議決定も年度内には急ぐという話が伝わっているのですが、どうなんですか。
○太田(昭)委員 おくれた理由は財政構造改革ということにあると思うのですが、それで間違いないですか。
○太田(昭)委員 それゆえに、私は、内容が変わらなくてはならない。この間の、十月三十日の経過報告を見ますと、果たしてこれで変わっているのかなという感じがするわけなのですが、昨年から延び延びになって、何が変化をしたのかということを端的にお答えいただきたいと思います。
○太田(昭)委員 私は、財政構造改革という、お金がない、さあどうするか、そのときこそ国家のやるべきことは一体何かということを強調すべきだと思うのです。  長官おっしゃったように、今回これを読ませていただきますと参加と連携とかあるいは重点的な投資あるいは効率的というような、どうい...全文を見る
○太田(昭)委員 ある新聞によれば、下河辺会長が、株価が下落し、財政再建も厳しい時期だからこそ政府が二十一世紀の夢を確認する明るさが重要である、だから急げと。しかし、いろいろな方に聞いてみると、財政事情が大変だからおくれてきました、すぐ決めることはなかなか難しいね、こう言うのです...全文を見る
○太田(昭)委員 移りますが、けさの新聞を見ますと、日商の十一月の早期景気観測調査、小さく出ているところが多かったのですが、全産業の中で好転と回答したというのはもう大変なマイナス五三・七、「業種別にみると、電気機械や情報関連で「上向きの動きがみられる」ものの、他は総じて景況感が悪...全文を見る
○太田(昭)委員 与党は、通した限りはそれに沿ってやっていただかなくてはならないというふうに思うわけです。ただ、同じやるにしても、明確に透明性があって、理屈がついてということは、こういう時期だからこそ私は大事だと思います。そこは最低限踏まえておいていただきたいと思いますし、やるか...全文を見る
○太田(昭)委員 七%削減がどの程度経済に影響を与えるか、試算されていると思うのですが、どういうふうになっていますか。  建設経済研究所の分析によりますと、これは八月ですからちょっと私のは古いので、新しい資料があるのと思うのですが、それによりますと、九八年度実質公的固定資本形成...全文を見る
○太田(昭)委員 新しいデータはありませんかということを聞いています。
○太田(昭)委員 建設省そのものでこの後の試算というのはありませんか。
○太田(昭)委員 建設業界の倒産件数が急増している。私がいただいた資料によれば、これはかなり深刻で、建設業の倒産件数、負債総額は既に昨年を超えて、負債総額たるやもう昨年の比ではない。それは、一月から十月の時点で既に倒産件数は昨年度を上回り、負債総額はもう三倍ぐらいになるというよう...全文を見る
○太田(昭)委員 まさに今おっしゃったように、一千万から五千万、そういうところがこの年を越せるかどうか、借りようと思っても、とてもじゃないけれども資金繰りができない、そういう中で、この十二月は非常に大事なときだと思いますね。  しかも、失業といいましても、建設業就業者の年齢が非...全文を見る
○太田(昭)委員 さらにお聞きしますが、七%削減というのは実は七%削減ではないのですよ。それは建設省自体がいろいろ試算をされて、例えば中国地建の局長さんが書かれている新聞もあるわけなんですが、結局のところ、工事国債、用地費、維持管理費等、これはいわゆる固定費ということからいきます...全文を見る
○太田(昭)委員 制度の改革も含めてというのは何を想定されておっしゃったのですか。
○太田(昭)委員 食い上がりとか経常JVとかいうことで数字も今いただいたのですが、私は、そういうことは進んでいかなくてはいけないというふうに思いますし、同時に、赤字のゼネコンを公共事業の入札から除外しないようにという通達が何回も何回も出されて、十月には事務次官名で出されている。特...全文を見る
○太田(昭)委員 今私が言い、そしてまたお答えいただいているのには、大臣、かなり落差があるのですね。それは、経済的なそういう全体の底上げは非常に必要だし、建設省ができる部分、できない部分、当然あるかと思いますが、本当にこれは深刻な事態であるわけです。官房長も先ほど、それは皆さんの...全文を見る
○太田(昭)委員 政府の経済対策の一一・一八のものを見ますと、民間活力を使って社会資本を整備する、いわゆるBOTとかPFIというのがかなり大きな要素としてアドバルーン的に上がっているような気がしますが、私は、まだ研究段階というか、アイデアの段階にすぎないなというふうに思えてなりま...全文を見る
○太田(昭)委員 もうかれば民間としてはなかなか返したくはないという状況もあるでしょうし、海外のBOTが、東南アジア等で、これからまた新聞記事になってくるかもしれませんが、なかなか難しいという状況があったりというような事態が生まれかねない。慎重に、しかも早くこれについてはやってい...全文を見る