猪口邦子

いのぐちくにこ

選挙区(千葉県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数2回

猪口邦子の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月19日第163回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○猪口国務大臣 少子化・男女共同参画担当の内閣府特命大臣、猪口邦子でございます。  子供の安全につきましては、昨年、学校からの下校中や通っている学習塾の中で子供が殺害されるという大変痛ましい事件が発生しましたことにより、子供を抱える保護者の方々も不安を抱いておられることと思いま...全文を見る
○猪口国務大臣 先生御指摘のとおり、少子化の観点からも、子供の安全確保は大変重要であります。やはり、安心して子供を生み育てることができる社会をつくるということが少子化対策の非常に重要な柱と考えております。  そのことにつきまして、例えば、昨年の夏、小泉内閣のメールマガジンという...全文を見る
○猪口国務大臣 先生おっしゃいますとおり、非常に重要な課題の一つとして、子供を犯罪から守る、そして安全で安心な子育てができる社会をつくっていくということがございます。私は、少子化担当大臣として、さまざまな施策の検討に当たっても、常に子供の立場から考えていきたいと考えております。 ...全文を見る
01月30日第164回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○猪口国務大臣 森委員にお答え申し上げます。  少子化が進みますと、おっしゃるとおり、税や社会保障の負担の増大あるいは例えば地域社会の活力の低下あるいは経済成長の鈍化、さまざまな深刻な影響が懸念されますことから、私としまして、これは国の基本にかかわる重大な問題であると認識してお...全文を見る
02月02日第164回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(猪口邦子君) まず、私の職務についての受け止め方でございますけれども、総理お話しくださいましたとおり、少子化対策は多岐にわたる施策を総合しなければなりません。関係府省庁との連携を密にしながら、政府一体となって推進することが必要でございますので、そのような役割を担ってい...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 失礼します。  今、小林先生から大変重要な御指摘をいただいたと思っております。  一般的に、働く女性の苦労、ここにまず注目して施策がまずは展開されてきたと思いますけれども、実際に、例えば、しばらく前に厚生労働省のアンケートによりますと、子育ての負担感...全文を見る
02月03日第164回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○国務大臣(猪口邦子君) 恐れ入ります。  柳澤先生にお答え申し上げます。  言うまでもなく、消費者の利益の擁護と増進におきまして食の安全の確保は最も基本的なものでございます。消費者の信頼を確保していくこと、大変重要なことと私として認識しております。  そのような観点から、...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 近藤先生にお答え申し上げます。  この事件は、先生のおっしゃるとおり、非常に意図的で、完了検査の後に障害者のための駐車場や客室を撤去するという非常に悪質な行為でありまして、私として当然ながら大変遺憾であると感じております。言うまでもなく、正に法や条例の...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 先生よく御存じのとおり、一昨年、障害者基本法の改正におきまして、障害を理由とします差別禁止が法律の基本理念等に明示されたところでございまして、そして障害者基本計画に基づきます施策を現在精力的に推進しているところでございます。  また、障害者の皆様が建物...全文を見る
02月08日第164回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第1号
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○国務大臣(猪口邦子君) 恐れ入ります、ありがとうございます。  清水先生、理事の先生方、そしてこの調査会のすべての先生方に感謝申し上げますと同時に、この発言の機会をいただきまして、私として大変貴重な機会と考えております。  少子化・男女共同参画担当、猪口でございます。  ...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) よろしいですか。では、失礼いたします。
02月10日第164回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○猪口国務大臣 加藤先生にお答え申し上げます。  言うまでもなく、障害者の雇用は、障害者の自立、社会参加の非常に重要な柱でございまして、障害者基本計画に基づいて施策を推進しているところでございます。  雇用状況につきまして、先生よく御存じなんですけれども、障害者雇用促進法に基...全文を見る
02月13日第164回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○猪口国務大臣 石井先生にお答え申し上げます。  先生御指摘のとおり、過去十年余りにわたりまして、政府としては非常に積極的に取り組みをしておりますが、少子化の流れを変えることはなかなか難しいという現実がございます。一九九五年度からは御存じのとおりエンゼルプラン、それから二〇〇〇...全文を見る
○猪口国務大臣 平成十七年版の少子化白書におきましても子育て費用について記述してございまして、一人当たりの年間コストは百七十三万円かかると推計しております。年齢が上がるにつれ、先生御指摘のとおり学校教育費などが大きくなりますことから、非常に大きな負担となっているという事実はござい...全文を見る
○猪口国務大臣 先生御指摘のとおり、少子化社会白書百二十二ページにその表はございます。OECD諸国の中で対GDP比に占めます家族政策の財政支出、確かに日本は〇・六%でございまして、スウェーデンやフランスと比べますと、そのような国は日本の五倍であります。ですから、我が国の割合が小さ...全文を見る
○猪口国務大臣 先生御存じのとおり、今般国会に提出されています医療制度改革関連法案の中で、出産と育児の一時金の三十万円から三十五万円への引き上げが提案されているところでございますので、私としては、これがまず少子化対策にとって非常に大きな進展となると考えております。  そして、私...全文を見る
○猪口国務大臣 六月に取りまとめます推進会議において、さまざまなさらなる施策について取りまとめていく可能性も考え、議論を深めなければならないと感じております。多々寄せられる意見として非常に重視しているということはお伝えできると思います。その他、寄せられる意見もたくさんございます。...全文を見る
○猪口国務大臣 御指摘のとおり、フランスにおきましては……(石井(郁)委員「日本の場合で結構です。何がありますか」と呼ぶ)まず、児童手当がございます。直接的に子供にかかわるものとして、児童手当が主要なものと考えております。その他、病児に対するさまざまな手当等、特別の場合はございま...全文を見る
02月15日第164回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○猪口国務大臣 少子化対策・男女共同参画の推進のほか、消費者政策、食育、犯罪被害者等施策、交通安全対策など、国民の暮らしや生活に直結する政策課題を幅広く担当する大臣として、所信の一端を申し述べます。  昨年は、出生数が百十万人を下回り、我が国の総人口は、戦後初めて減少に転じる見...全文を見る
02月15日第164回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○猪口国務大臣 では、篠原先生にお答え申し上げます。  先生よく御存じのとおり、行革会議というのは、行政組織の機能やあり方につきまして非常に幅広い議論をした会議でございます。最終的には、きょう持ってまいりましたけれども、この最終報告書を取りまとめました。この最終報告書を取りまと...全文を見る
02月21日第164回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○猪口国務大臣 臼井先生にお答え申し上げます。  まず、この少子化対策の問題につきまして、これを重視していただきまして、まことにありがとうございます。私は、専任大臣ということで初ということで、担当されている大臣は今までもいらっしゃり、また熱心に取り組んでいただけたと感じておりま...全文を見る
○猪口国務大臣 今お伝えいたしましたように、子ども・子育て応援プランは幅広い観点からの少子化対策を含んでおりますので、まずはその着実な実施が重要であると感じております。  さらに、さまざまな観点からさらなる検討が必要である場合におきましては、今現在、政府としましては、少子化社会...全文を見る
○猪口国務大臣 臼井先生のこの問題につきましての深い御関心、ありがとうございます。  まず、今回の出産育児費用の一時金の引き上げ、非常に有益であるということでございます。  私が申し上げました先生御指摘の点につきましては、これは、今私として、さまざまな方々が寄せられている意見...全文を見る
○猪口国務大臣 先生御指摘のとおり、教育費につきましての負担感が非常に大きいという意見がやはり私のところに多く寄せられています。  子育てにつきましては、私といたしまして、これは皆、国の宝であり社会の宝であり地域の宝であるという認識から出発することが大切であると感じております。...全文を見る
○猪口国務大臣 済みません。まず、先ほどの答弁でちょっと言い違えたところがございまして、都市部では教育費が高く出生率も高いと申しました。これはもちろん出生率が低いの言い間違いでございます。申しわけございませんでした。訂正させてください。  今の先生御指摘の点でございます。  ...全文を見る
○猪口国務大臣 先生からは重要な指摘ばかりをいただいております。  先生今お述べになりました、いわゆる専業主婦の方は多く、その方々のことも考えながら政策を展開する必要があるという御指摘、そのとおりでございまして、実はさまざまな調査から、いわゆる専業主婦の方、在宅育児をされている...全文を見る
○猪口国務大臣 先生からの御発言、ありがとうございます。  実は、私として報告することがございまして、しばらく前に、大臣直属の少子化社会対策特命室というものを立ち上げまして、私の大臣室のすぐ隣の部屋で、非常に強化された体制が整っております。それから、実施につきましては、各省が実...全文を見る
○猪口国務大臣 加藤先生にお答え申し上げます。  先生よく御存じのとおり、これは第一義的には厚生労働大臣の所管事項ではございますけれども、障害者施策担当といたしまして、私の立場からは、障害者の雇用の促進、これは、障害者の自立そして社会参画のために非常に重要な柱であると認識してお...全文を見る
02月23日第164回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○猪口国務大臣 糸川先生にお答え申し上げます。  先生御指摘のとおり、若者の経済的不安定感が未婚化、晩婚化につながっているという御指摘をよく受けるようになりました。  そこで、政府といたしましては、本年度から実施しています子ども・子育て応援プランにおきまして、若年者のためのワ...全文を見る
○猪口国務大臣 まず、基本認識として、若い世代は総体的に収入が低いということを認識しなければならないと思うんです。ですから、やはり、経済的負担の軽減をさまざまな形で検討してあげないとならない。  それから、さまざまな子育て支援の方法についても、地域におけますそのような拠点をつく...全文を見る
○猪口国務大臣 糸川先生のおっしゃるとおりでございます。そのようなことがペナルティーになってはいけないということでございます。  具体的には、育児休業の取得や育児のための勤務時間を短縮するというこのような措置、これは、いわゆる育児・介護休業法に基づきまして労働者に保障されている...全文を見る
○猪口国務大臣 ここも先生おっしゃるとおりでございまして、日本におきましては、七割の女性が第一子の出産とともに職場を退職するわけです。そして、残りの方々の七割が育児休業取得ができる、また、男性の育児休業取得につきまして〇・五六%と、先進国の中でも極端に低い状況ということがございま...全文を見る
○猪口国務大臣 言うまでもなく、子供の発達、成長のために、保護者と過ごす時間は非常に貴重です。親にとっても子供との触れ合いの時間は喜びでございます。  日本では、男性も女性も、あわせて可能な限り子供と育児期においては一緒にいることができるよう、そのような時間を確保することが必要...全文を見る
○猪口国務大臣 既に非常に重要な法律がありまして、次世代育成支援対策推進法というものでございまして、これによりまして、従業員三百一人以上の企業におきましては、昨年四月から行動計画を策定、実施することになっております。他方で、三百人以下のところは努力義務になっていると。それで、多く...全文を見る
02月24日第164回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○猪口国務大臣 木原先生おっしゃるとおり、実に七割の女性が第一子の出産とともに離職するわけです。そして、近年では、育児休業取得率も高まってきています。実際に、職場に残った方の七割が取得している。男性の場合は〇・五六%と、先進国の中でも非常に低いわけでございます。  ですから、課...全文を見る
○猪口国務大臣 漠然としたことを申し上げるというつもりではないんですけれども、基本的には、このような社会政策の分野におきましては、認識を形成していくということは極めて重要なのであります。また、職場を離職する女性の声を聞いてみますと、やはり、冷たい目、同僚に負担をかけているという負...全文を見る
○猪口国務大臣 大変興味深い事例を紹介してくださいました。  私たちといたしましては、お互いによい行動計画をつくった場合に、その好事例を参考にしながら、みずからの企業において、自発的に三百人以下の企業におきましてもそのような行動計画をつくってみよう、実施がどこまでできるか試みて...全文を見る
○猪口国務大臣 非常に重要な御指摘をいただきましたので、私としてぜひ今後参考にしていきたいと思っている点でございます。  今の検討の状況としましては、少子化社会対策推進の専門委員会というのがございまして、そこでもそのような意見が出ております。そこでの議論としましては、日本の場合...全文を見る
○猪口国務大臣 木原委員御指摘のとおり、社会保障の配分につきましては、高齢者用七割、児童、家庭用三・八%、かなりの偏りがある。  私は、政府としましては、若い世代に、そして若い世代の苦労にやはりしっかりと寄り添っていくという姿勢を打ち出すことは必要であると思っております。私のそ...全文を見る
○猪口国務大臣 まず、人工妊娠中絶につきましてでございます。  十六年度におきましては、前年度よりも減少が見られております。にもかかわらず、先生の御指摘のような規模がございます。先生御指摘のとおり、子供は皆、国家の宝、社会の宝、地域の宝と、私、重ねて申しております。  今実施...全文を見る
○猪口国務大臣 小宮山先生の御質問にお答え申し上げます。  先生御指摘のとおり、男女共同参画基本計画、これは男女共同参画社会基本法のさらなる着実な実施を目的としまして策定されるものでございまして、これは各省庁の施策を総合的に定めるものであります。いわば男女共同参画行政の羅針盤と...全文を見る
○猪口国務大臣 社会的性別、ジェンダーにつきましては、今先生が御指摘のとおり、誤解や混乱の解消を図るために明確な定義を置いた、そして、念のため、明確な不適切な事例を具体的に書き込んで混乱がないようにするということでございます。  また、先ほどお伝えしましたように、あわせて、全国...全文を見る
○猪口国務大臣 今、小宮山先生御指摘くださいましたように、第二次基本計画におきましては、発達段階に応じた適切な性教育を実施していくとしております。その進め方について、御指摘のとおり、事例集の作成、そして各教育委員会に周知徹底という文言で書き込んでございます。  私といたしまして...全文を見る
○猪口国務大臣 性教育におきましては、先生今御指摘くださいましたとおり、まず発達段階に応じて、そして男女ともに性及び生殖に関する正確な知識を持つこと、それから自分自身を大切にすること、それから同時に相手の心身の健康について十分な思いやりを持つこと、こういうことの教育は必要であると...全文を見る
○猪口国務大臣 先生御指摘のとおり、やはり若年層の例えば人工妊娠中絶あるいは性感染症の予防、そのためにどういう教育が最も適切か、私は、このことは非常に難しく、かつ重要なことであると思います。これにつきまして、やはり関係者が知恵を出し合っていくということが非常に重要です。よく考えて...全文を見る
○猪口国務大臣 先生の今の御議論を伺っていまして、私、この問題につきまして非常に重要なのは、まず、人を性的にのみ見るのではないという根本教育をしていく必要があると思うんですね。先ほど申し上げたように、自分自身を大事にする、そして相手の心身の健康を大事にする。私は同時に、ちょっと文...全文を見る
03月02日第164回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○猪口国務大臣 尾身先生にお答え申し上げます。  フランスにおきましては、自国の出生率が低過ぎるという認識をまず持って、出生率を回復させるという、そういう政策のスタンスをとっているのでございます。  その特徴は、まず、手厚くきめ細かい家族給付制度なのでございます。日本のいわゆ...全文を見る
03月06日第164回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(猪口邦子君) 恐れ入ります。  輿石先生に御答弁申し上げます。  まず、少子化の流れ、これは国の基本にかかわる重要な課題として認識しております。そして、そのような問題に取り組むときは、国だけではなく地方公共団体、あるいは企業、あるいは地域の市民社会、様々な主体の積...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 本年度の少子化対策予算でございます。蓮舫先生にお答え申し上げます。一兆五百八十億円でございます。
○国務大臣(猪口邦子君) 少子化の流れが強く認識され始めましたのは一九九〇年代なんです。で、一九九〇年代にはエンゼルプランと新エンゼルプランが策定され、実施されました。で、その特徴は、これは蓮舫先生がおっしゃるとおり、保育関係事業を中心としていたわけです。そして、そういうことにつ...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 財政状況がこれだけ厳しい中で、児童手当の対象拡大、これを調整していただいたわけです。そして、出産育児一時金、それは三十万から三十五万円、それを多いと考えるか、ああその程度かと感じるか、それは人の感じ方かもしれませんけれども、これは、この財政状況の中で最大...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 先ほどお伝えしました子ども・子育て応援プランの中に、安全、安心な中で子育てができるという考え方が入っておりまして、そのための施策についての政府案では十分な予算が確保できております。  更に十分にということであれば、財政状況が厳しい中、工夫をしなければな...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 先般の事件の反省としまして、児童の自宅までの安全確保がどうできるかと、そのための体制づくりをどうするかということの重要性は政府として認識しているところであります。その一つの手段としてスクールバスの導入も検討されるべきという考えを持っております。  この...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 私の発言につきましては記者会見の議事録がございます。そこにそのようにあれば、そのように発言しております。
○国務大臣(猪口邦子君) いえ、私は正確を期すためにそう申し上げたわけでございますけれども、一月十三日の記者会見におきまして、出産無料化につきましての様々な意見が寄せられており、実はここにコピーを私持ってきましたので正確に、よろしいですか……(発言する者あり)はい、正確にですね。...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) その構成要素はどういうものでありますかということも含めて考えなければなりません。(発言する者あり)そして、施策を総合的に組み合わせなければなりませんので、そういう観点から議論をする必要があると。
○国務大臣(猪口邦子君) そこで、さらに、六月をめどに戦略的な少子化対策を提言すべく、推進会議がありますので、その場でということを書いております。  ですから、このように発言しております。(発言する者あり)よろしいですか。済みません。
○国務大臣(猪口邦子君) こういうことなんです。よろしいですか。ちょっと説明さしてください、せっかくの機会ですからね。(発言する者あり)はい。  まず、少子化の流れを変えなければなりません。これは総理が施政方針演説の中でおっしゃったことです。そして、そのためにどうしたらいいのか...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 先ほどお答え申し上げましたとおり、県知事から寄せられている意見、それから若い世代からこれをやってほしいと寄せられる頻繁な意見の一つがこの考え方でございますので、それを私は、先ほど安倍官房長官が御指摘されました推進会議及びその下にあります専門委員会というの...全文を見る
03月09日第164回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○国務大臣(猪口邦子君) 少子化対策・男女共同参画の推進のほか、青少年育成、消費者政策、食育、犯罪被害者等施策、交通安全対策など、国民の暮らしや生活に直結する政策課題を幅広く担当する大臣として、所信の一端を申し述べます。  昨年は、出生数が百十万人を下回り、我が国の総人口は戦後...全文を見る
03月10日第164回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(猪口邦子君) 若林先生にお答え申し上げます。  国民生活白書十七年版によりますと、先生既に御指摘のとおり、所得水準と子供の数との関係におきまして年収四百万円以上の世帯では、これは年収と子供の数との間に明確な相関は見られないわけですね。他方で、年収四百万未満の世帯にお...全文を見る
03月13日第164回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(猪口邦子君) 申し訳ございませんでした。  では、小林先生にお答え申し上げます。  先日お答え申し上げましたとおり、一九九五年度からエンゼルプラン、そして二〇〇〇年度から新エンゼルプランに基づきまして、保育関係事業を中心とします取組を進めたわけでございます。で、目...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 先ほど申し上げましたとおり、少子化対策の枠組みが子ども・子育て応援プランで大きく変わったわけです。で、これは二〇〇四年の十二月に策定されまして、二〇〇五年度、今年度が実施の初年度になっているということでございます。ですから、過去十年のその予算額をあらゆる...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) ですから、十年間にわたって少子化社会対策としては、最初にお答えしておりますとおり、二兆八千億円という規模でございます。それは主として保育関係事業でありますけれども、関連のその他の省庁の予算もその中の項目に含めてございます。
○国務大臣(猪口邦子君) ですから、繰り返しになって申し訳ないんですけれども、エンゼルプランと新エンゼルプランのプランの考え方に基づきます各省施策はその枠内に入っているということなんですね。応援プランは、その二つの前身のプランがあったにもかかわらず、そしてそれは一定の成果を上げた...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 一九九〇年代で各省庁が考えた少子化対策の基本的な課題は、やはり働く母親のための保育関係事業の拡充、これの著しい不十分な問題がまずは先決という理解であったわけです。  ですから、エンゼルプランと新エンゼルプランはそのような考え方に基づいて、それの限りにお...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 基本的には、保育関係事業の拡充及びそれに関連することだけでは不十分であるという総括でございます。そして、より幅広い観点からということでそもそも子ども・子育て応援プランは考えられているということです。  少子化の原因といたしましては、もう既によく論じられ...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) お答え申し上げます。  保育関係事業を中心に計画的な整備を進めてきたということが今までの実績でございます。それによって、そのような保育サービスの必要な家庭はそのようなサービスを受けることができるようになった部分が非常に大きいと。待機児童の問題につきまし...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 小林先生にお答え申し上げるんですが、私といたしましては、民主主義社会において結婚と出産は個人の自由な選択及び状況の結果であると考えております。ですから、出生率につきまして、その水準を数値目標なものを設ける、あるいは現状を断固維持する、あるいは現状を上乗せ...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 小林先生にお答え申し上げます。  昨年の四月にこの個人情報保護法が全面施行になりました。これによりまして、個人情報の保護についての重要性に関する国民の関心、認識、高まっていると思います。また事業者の取組も進んできていると思いますが、しかし、依然として事...全文を見る
03月15日第164回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(猪口邦子君) 福島先生にお答え申し上げます。  出産無料化あるいはそれに類似する考え方、様々ございますけれども、これは私に広く寄せられ、頻繁にまた寄せられる多くの意見の一つでございます。私は、このような少子化対策のような課題につきましては、まず地方の声、それから現場...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 男女共同参画の行政につきましては、第二次基本計画を年末に閣議決定いたしました。その中には非常に重要な施策が多々盛り込まれています。例えば、二〇二〇・三〇と呼んでいるんですけれども、二〇二〇年までに指導的地位に占める女性の割合三〇%になるようにという考え方...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) これは、二〇〇三年八月に出ましたいわゆる最終コメント、コンクルーディングリマークスのところに記載されていることをお指しのことと思いますけれども、我が国は次回の条約実施状況報告において、日本のマイノリティー女性に関する状況の包括的な情報を提供するということ...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 実施状況の報告書の作成のプロセスにおきましては、例えばNGO等の意見を聞く会議なども開催しております、年末にやっております。それから、これからもNGOとの情報あるいは意見交換のための会議等、積極的にやっていく予定にしております。
○国務大臣(猪口邦子君) 私が執筆しました男女共同参画基本計画第二次版でございますけれども、その中の重点分野の一つに、地球社会、平等・開発・平和への貢献部分がございます。そこにおいて、女子差別撤廃条約等の積極的遵守を具体的施策として掲げております。女子差別撤廃条約選択的議定書の締...全文を見る
03月16日第164回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第3号
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○猪口国務大臣 青少年育成を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し上げます。  青少年は次代の担い手であり、我が国社会の未来への希望を託す大切な存在であります。青少年が健やかに成長し、社会に参加し、幅広く活躍できるよう、家庭、学校、地域を初めとする社会全体が取り組む...全文を見る
03月16日第164回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○国務大臣(猪口邦子君) 今局長から説明しましたとおり、この調査によりますと、女性の労働力率が高ければ高いほどまた出生率も高くなるというその二つの変数の間には正の相関、統計的に有意な相関が見られるんですね。ところが、これは最近においてということです。例えば、三十年前のデータを取り...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 秋元先生、大変重要な御指摘くださったと思います。  私個人は仕事を続けてここまで来ましたけれども、出産、育児、やはり非常に大変な時期なので、御近所のいわゆる専業主婦の友人たちがもう夕飯を届けてくれたり、空飛ぶ夕飯というぐらいにもう感謝申し上げて、マンシ...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 誠に柳澤先生、ありがとうございます。  私は就任以来、この少子化の課題につきまして広くその重要性につきまして認識していただけますよう努力してきたつもりでございます。少子化対策の風を起こしていきたいと。そして、風を止めないように国民社会全体にお願いしたい...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 予算委員会でも答弁申し上げましたとおり、出生率につきましては、やはりこれは数値目標のようなものを掲げる性格のものではないかと感じております。  他方で、やはり一・二九、そして下がり続けて三十年ということは、これは対策を講じなければならない。やはり少子化...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 大変重要な御指摘をいただいたと思っております。  先生よく御存じのとおり、パートなどの非正規雇用が増加している、そしてフリーター、ニートのことはもうよく指摘されるとおりでございます。若い世代におきますそのような経済的な不安感ですね、これが結婚するという...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) この調査によりますと、先生今指摘されたんですが、重要なデータがありますのでここで改めて私から申し上げたいんですけれども、例えば夫の一日当たりの仕事時間が十時間以上である、そういう夫婦の場合を考えてください。それは八時間を超えて十時間働いているという御主人...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) そうですね。済みません。  こういうことからして、やはり固定的な性別役割分担、つまり女性は家事、育児をする、だんなさんは外で働くというようなことを超えて、男性も育児、家事にしっかりと参加していただきたいと男女共同参画担当としては思いますし、また先ほど申...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 今先生から御指摘いただきましたので、そのように努力したいと思います。  もちろん、すべての地域を回ることができるわけではありませんが、私が感じますのは、やはり民間企業や地方自治体は非常に国よりも積極的に早く動くことができる、こういう特性を生かして一年で...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) ありがとうございます。浜四津先生より今大変重要な事例の御紹介もいただきまして、正に今御紹介いただいた事例が示しますとおり、男女共同参画を進め、女性が子育てしながら、また男性もですけれども、子育てしながら働き続けることができる社会をつくることによって出生率...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 今、浜四津先生御指摘のところは、企業内託児所の地域的なネットワークという考え方でございますね。私の大臣室にはいろいろいい考えがたくさん全国から寄せられていまして、このような考え方もよく寄せられる意見の一つではありますが、今羽田のケースにつきまして特別に先...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 先生御指摘のとおり、この男女共同参画の基本計画におきまして、このジェンダーに関する様々な現場の混乱があると指摘されておりますことにつきまして対応いたしたつもりでございます。  具体的には、ジェンダーにつきまして社会的性別というまず訳語を確定しまして、そ...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 御指摘の第二次基本計画におけます男女共同参画社会の形成に資する調査・研究は幅広い学問分野を対象とするものであり、女性学やジェンダー学も含まれます。  女性学、ジェンダー学は、女性の視点やジェンダーの視点に立って学際的に研究を進める大切な学問であると考え...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 御指摘の点は大変重要なところでございます。  第二次基本計画の中に盛り込まれています数多くの重要な施策、推進目標の一つでございます。二〇二〇年まで三〇%というのは、私たち二〇二〇・三〇と呼びまして、積極的に推進する必要があると考えております。国の審議会...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 配偶者からの暴力は犯罪となる行為をも含む重大な人権侵害であります。  第二次男女共同参画基本計画におきまして、もちろん被害者を救済しなければなりませんので、被害者の相談、一時保護、あるいは自立支援、そういう取組を盛り込むと同時に、今度は予防啓発プログラ...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 御質問ありがとうございます。  固定的な性別による役割分担、このようなことはやはり克服していかなければならないという思いがございました。例えば、まあ男性の方は非常に立派で頼りがいがあるから責任ある仕事、ああ女性は補助的な仕事と、そういうことを女性として...全文を見る
03月22日第164回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○国務大臣(猪口邦子君) それでは、近藤先生にお答え申し上げたいと思いますけれども、先生御指摘のとおり、このパート、アルバイトなどの非正規雇用、増加しております。特に女性のその割合が五二・四%というところでございます。そして、先生も示唆されていることだとは思いますけれども、その賃...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) この男女共同参画基本計画の改定は昨年末の閣議でなされたわけですね。私といたしましては、この基本計画の改定は非常に重要な仕事であると考えておりまして、これを着実に推進していく、そしてこの中には、この部分も含めて非常に広範な意欲的な内容が組み込まれていますの...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 近藤先生おっしゃいますとおり、その大綱、五年ごとの見直しになっています。そして、政府としてより、更にきめ細かい対策が必要な場合にはプランを作ったりいたしますね。そのプランがございまして、実は若者自立・挑戦プランというものがございまして、これ三年ごとの見直...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 木俣先生にお答え申し上げます。  食育と申しましてもなかなか分かりにくいという方もいらっしゃいますので、そこで基本計画の中ではいろいろな目標、そして定量的な目標も含めまして提示しております。朝御飯を小学生にみんな食べさせようという子供の視点から、また食...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) この基本計画は検討会という、専門家の先生方に集まっていただきまして、そして各省からも参加していただきまして、原案を作成してございまして、パブリックコメントに既に付しまして、その結果を得ています。それを更に盛り込んで修正をいたしまして、年度末の推進会議にお...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 今先生御指摘のところは、例えば少子化の観点から見ましても、全般的に男性も含めた働き方の見直しをしていただき、仕事と子育て、両立できる社会をつくるということを主張しております。そして、この食育の推進の基本計画におきましても、男女共同参画を通じてこれを行うと...全文を見る
03月23日第164回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(猪口邦子君) 前回の小林先生からの御質問あるいは御指摘を私として踏まえて対応することといたしました。で、この先生が今日提出してくださいました資料を作成することができましたので、これは先生とのやり取りの中で私としても、実にその十年さかのぼって、かつ、現在やっている応援プ...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) そのグラフは当初予算をベースにしたものでございますが、おおむね実際に使った金額と理解していただいて結構でございます。
○国務大臣(猪口邦子君) エンゼルプランと新エンゼルプランにおきましては、もう先生もよく御存じなんですけれども、やはり保育関係事業を中心に組んできたということでございます。そして、それにつきましては、大半の事業におきましてその計画目標を達成しております。保育サービスの充実及び子育...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 働く女性のための施策が保育関係事業の中心を占めていました。そのときも私、答弁申し上げましたけれども、それは絶対に必要な保育支援であります。さらに、待機児童ゼロ作戦を小泉政権の下で推進し、そのニーズは増えているということでございまして、そういう部分について...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 例えば、育児休業制度があっても女性が辞めると。妊娠とともにあるいは出産で辞めるという場合に、なぜかということをいろいろ調べていきますと、中小企業などにおいては育児休業制度を活用したそもそも先輩女性が一人もいないと。ですから、自分の場合も無理だろうなと、認...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 私が考えましたことを申し述べます。  若者が安心して子供を産み育て、子育て世帯を社会全体で支援する環境や子育ての喜びを感じながら働き続けることができる環境が整備されることにより、急速な出生率の低下傾向が緩和し、可能であれば反転していく状態であると考えま...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 今お答え申し上げましたとおり、子育て世帯を社会全体で支援する体制などが整い、先ほど申し上げましたような両立支援などが整うことによって、急速な出生率の低下傾向が緩和し、可能であればそれが反転するというところで、頑張りどころといいましても、結果というよりも、...全文を見る
03月24日第164回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(猪口邦子君) 関口先生にお答え申し上げます。  私は、専業主婦として生きる生き方というのは大変尊く、また尊重すべき選択であり、尊い献身を伴う判断があると感じております。  男女共同参画を担当する私といたしましては、男性、女性それぞれが能力や個性を十分に生かして自由...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 喜納先生にお答えを申し上げます。  私は、犯罪被害者等の施策につきましての担当大臣といたしまして、昨年末に犯罪被害者等基本計画を取りまとめ、また年末に閣議決定いただいております。  それで、この基本計画におきまして、犯罪被害者等施策推進会議の下に有識...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) この制度を私が知っていたかということでございますか。この質問に来るまでにもちろん当然勉強してきております。そして、これが重要であるというふうに認識しております。
○国務大臣(猪口邦子君) 所管の大臣がお答えになりましたけれども、同じでございます。
○国務大臣(猪口邦子君) 所管の大臣が説明されましたけれども……
○国務大臣(猪口邦子君) ええ、少子化担当大臣としてどういう気持ちで保護者が支払っているかということにつきましては、それはその制度を信じて、また何らかの形で安定的な運用がなされると考えて支払い続けているに違いないと思います。
○国務大臣(猪口邦子君) まず、障害のあるお子様につきまして、その能力や可能性、最大限に伸ばして自立、社会参加のために必要な力を培うということ、そしてそれぞれの障害の程度によりましてきめ細かな支援を行っていく、こういうことが大事であるとまず認識しております。また、乳幼児期から学校...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 十八年度予算についてということの御質問でよろしいでしょうか。
○国務大臣(猪口邦子君) 子ども・子育て応援プランの今申し上げました事業の推進に必要な予算は確保してございます。
○国務大臣(猪口邦子君) 御指摘のデイサービス、それから障害児タイムケア事業、いずれも厚生労働大臣の所管、厚生労働省の所管の事業として行っていただいております。財政の厳しい中、必要な経費、確実に確保してまいっているところであると私は承知しております。
○国務大臣(猪口邦子君) 社会政策の分野におきまして、十分かどうかと問われることは大変難しい、私としては難しい、答えは難しいと思います。  それは、もっと手厚く、もっと広く、いろいろと考えることはできますが、しかし、この障害児通園の事業なんですけれども、それにつきまして、これは...全文を見る
03月29日第164回国会 参議院 本会議 第11号
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○国務大臣(猪口邦子君) 少子化対策についてお尋ねがありました。  少子化の流れを変えるためには、待機児童ゼロ作戦など保育関係事業を引き続き拡充するほか、子育て家庭への経済的支援、仕事と家庭の両立支援、若者の就労支援、また子供の安全についての取組の強化など、幅広い観点からの施策...全文を見る
03月30日第164回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第4号
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○猪口国務大臣 福岡先生、ありがとうございます。先生が積極的に青少年育成につきまして御指導くださるということ、担当大臣として大変心強く思っております。  御指摘のとおり、また、私が所信において述べましたとおり、私は、青少年育成の問題は、我が国の政策上最も重要な政策分野の一つであ...全文を見る
○猪口国務大臣 私、先生のおっしゃるとおりだと思っています。共通の価値観、共同体として共有していく、そして伝承していくような内容を私たちもまたどういうふうに語り続けていくことができるかということが、非常に重要なところであると思うんです。  それで、規範意識、機会あるごとに、青少...全文を見る
○猪口国務大臣 井脇先生の御指摘のとおりで、非常に重要な問題、分野でございます。今統括官から説明申し上げましたような施策を推進してはいますけれども、どういうふうに総合的に、早い段階で、さまざまな困難を抱え、特別の支援を必要としている青少年に対して、しっかりとその人の発展性、可能性...全文を見る
○猪口国務大臣 統括官からいろいろお答え申し上げましたけれども、まず、国といたしましては、青少年育成の施策大綱がございまして、その中で、まず有害情報につきましても対応を盛り込んでおります。また、先生今御指摘の家族の重要性の観点からは、非行少年の家族への働きかけ、こういう観点も盛り...全文を見る
○猪口国務大臣 私は、日本という社会は、子供を非常に大事にする社会であるとは思います。私もそういう社会で生まれ育ち、大事にされてきた、それをどう受け継いでいくかということであると思います。  さまざまな取り組みが地域の中でもなされていますよね。そういうこともありますが、国として...全文を見る
○猪口国務大臣 先ほど申し上げましたとおり、構造改革を推進する中で、捻出できる財源を少子化対策にできるだけ振り向けてもらえるよう、私は担当大臣として最大限の努力をしていきたいと思っております。その場合に、少子化対策というこの政策分野が、まずこれは内閣の重要政策分野であるのですけれ...全文を見る
○猪口国務大臣 まず、最初の御指摘のところは、調整せずに発言したということではなくて、地方ブロックプロセスの中でさまざまな意見が私に寄せられておりまして、その意見の一つとして、しかし積極的に私が紹介したというプロセスの中で、新聞がそのように書いたということではございます。  そ...全文を見る
○猪口国務大臣 先ほどからの、前の質問者に対する政策統括官の答弁の中でも議論した内容ではないかとは思いますけれども、既に政府の中で、有害情報に対する、子供を守る環境を整備する方法は有していると考えております。それをどう積極的に推進し、連携を強化しながら、実効ある結果を得ていくかと...全文を見る
○猪口国務大臣 泉先生にお答え申し上げます。  私、先生と全く同じ印象を持っております。御指摘のとおり、不良行為少年の補導人員、これは百四十万人強であったわけでございますけれども、ただ、平成十七年度は十六年度に比べて三・六%減少しています。しかし、依然として非常に高い状態である...全文を見る
○猪口国務大臣 不良行為といいますか、そういう少年たちの状況、そして背後にある原因、さまざまであると思うんです。また、ニーズも非常に多様であると思うんです。ですから、一般的には、社会環境がかなり激変しています。それは大人にとってもなかなかついていけない部分がある。子供にとって、敏...全文を見る
○猪口国務大臣 政策統括官がお答え申し上げましたけれども、先生も御指摘のとおり、やはり地域に密着した経緯というのがあるのではないかと思うんです。そして、重要なことはやはり未然防止、この少年たちが立ち直って、また健全育成されていくということが重要ですから、どう実を上げることができる...全文を見る
○猪口国務大臣 今御指摘のところは、青少年育成施策大綱の中で補導活動についての記述がございますということであります。そしてまた、奈良県において、補導活動の範囲や根拠、またその手続を明確化した条例、これが制定されているということはよく承知しております。  私としては、その施行状況...全文を見る
○猪口国務大臣 いろいろな観点から、私、それについて述べたいと思います。  まず、放課後児童につきまして……(泉委員「未就学」と呼ぶ)未就学ですね、未就学もありますけれども、放課後児童の対策も同時に進めなければならないというところを思っております。  未就学の少年の非行防止、...全文を見る
○猪口国務大臣 まず、私の基本的な考え方として、障害のある子供について、その能力や可能性を最大限に伸ばさなければいけない。そして、障害の内容は本当にさまざまである。ですから、自立して社会参加するための必要な能力を、さまざまな形で支援していかなければならない。御指摘の発達障害の児童...全文を見る
○猪口国務大臣 石井先生にお答え申し上げます。  児童権利条約並びに今御指摘いただきましたその補充的解釈をしました一般的注釈、読んでまいりましたが、それをまつまでもなく、乳幼児につきましては、憲法でも定められました基本的人権の享有主体であるという認識を私は持っております。  ...全文を見る
○猪口国務大臣 我が国はこの条約を批准しております。それがまず政府の根本的な立場であり、その条約を遵守するということが責務でございます。  先生よく御存じなんですけれども、この児童の権利に関する条約につきまして、一九八九年に国連総会において採択されて、我が国は一九九四年に批准し...全文を見る
○猪口国務大臣 我が国におきましては、公立の保育園それから民間の保育園、さまざま、まあ両方とも認可を受けている場合にはその基準を満たしているという形でここまで来ているわけですね。  それにつきましては、設置基準もあり、それから保育士さんの配置基準などがあって、設置形態については...全文を見る
○猪口国務大臣 児童権利条約と我が国政府の関係につきましては冒頭に申し上げたとおりで、これは我が国として批准しており、その遵守は政府として非常に責任を持って考えている、推進しているということでございます。  世界にさまざまな国がありまして、我が国は批准した条約については非常に真...全文を見る
○猪口国務大臣 保坂先生にお答え申し上げます。ちょっと通告がなかった質問ではありますけれども、重要な点ですので、申し述べさせていただきます。  まず、ニート、引きこもりということを名指しで申し上げてはおりませんで、私がその発言の中で申し上げたかったことは、そもそも物事を、二者択...全文を見る
○猪口国務大臣 今先生が御指摘されたような方々は、実に努力して挑戦されているわけですね。ですから、フリーターの中でも、仕事をして、できれば正規雇用に入りたいと努力している方々、そういう方々は、待っているということではないと思います。  私は、勝ち組、負け組という表現自体に非常に...全文を見る
○猪口国務大臣 しかし、勝ち組、負け組というラベルこそがすさまじいラベリングでありまして……(保坂(展)委員「いや、だから、待ち組って何なんですかと聞いているわけです」と呼ぶ)ですから、私の発言意図は、そういう二項対立で人間存在をラベリングすること、そのこと自体適切でないというこ...全文を見る
○猪口国務大臣 大変さわやかな質問をいただきました。さわやかな方々、たくさんいます。  ただ、負け組、勝ち組という、確かにそうですね、そういう概念化も、二項対立ではないというときに、いろいろな言い方が可能であると思います。
○猪口国務大臣 ニート、ノット・イン・エンプロイメント・エデュケーション・オア・トレーニングですよね。ですから、海外から来ている概念で、確かに日本で、ニートと呼ばれる方々についての認識が非常に重視されるようになっている。それは、社会的にあるいは経済的に自立しにくい環境があるとする...全文を見る
○猪口国務大臣 御指摘いただきましたので、私として、本日の議論をしっかりと受けとめ、高齢化していく、高齢化といいますか、徐々に年齢が上がっていくニート、引きこもりの問題につきまして、さらに考えを深めてまいりたいと思っております。
04月04日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第4号
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○猪口国務大臣 民法規定に基づきまして、民であると考えます。また、行政でも企業でもなく、第三の主体というふうに位置づけております。
○猪口国務大臣 市村先生にお答え申し上げます。  私の所信表明におきまして、「国民が安全に、かつ安心して暮らせるよう、」「NPOの活動基盤の充実、」ということを述べております、御指摘のとおりでございます。  今の御質問につきましては、NPO法人のことをお聞きになったと……(市...全文を見る
04月05日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第5号
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○猪口国務大臣 市村先生にお答え申し上げます。  準則主義でございますと、原則非課税のところの問題が出てくるということはございます。  そして、今一連の議論を伺いまして私として感じたことは、まず、市民が担う公益性の高い自由な社会の部分、ここの拡大は重要であるということでござい...全文を見る
04月06日第164回国会 衆議院 本会議 第20号
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○国務大臣(猪口邦子君) 高井議員に御答弁申し上げます。  まず、目指すべき生活保障システムについてのお尋ねがありました。  これにつきましては、働き方の見直しや、仕事と家庭や育児の両立支援、また男女共同参画の推進等を通じて、男性も女性もともに能力を発揮できる環境を整備する中...全文を見る
04月07日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第7号
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○猪口国務大臣 お答え申し上げます。  男女共同参画社会の形成に当たりましては、女性のさまざまな方針決定への参画が重要であるわけですけれども、実際には、諸外国と比べて、我が国のそのような状況が不十分であると考えております。そのような状況の中で、やはり国は率先垂範して、新たなる目...全文を見る
04月10日第164回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○国務大臣(猪口邦子君) よろしいですか。
○国務大臣(猪口邦子君) 恐れ入ります。  神本先生にお答え申し上げたいと思います。  私のところでは、男女共同参画、そして少子化につきましても、各省庁との連携におきまして総合調整機能を発揮するよう努力しております。したがって、決算につきましては、各省においての決算を出してい...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 神本先生おっしゃいますとおり、少子化と男女共同参画はワンセットの政策として推進しなければならない我が国におけます最重要課題と認識しております。そして、私としては、決してよろしくと申し上げているだけではなく、連携しながらも、今までの政策のまず分析から見直し...全文を見る
04月11日第164回国会 参議院 内閣委員会 第6号
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○国務大臣(猪口邦子君) 芝先生にお答え申し上げます。  先生御指摘のとおり、この本部の下におきましてこの基本計画が毎年決定されまして、そして前年度の取組についてのフォローアップを行うという形でこの分野の施策が推進されてきているところでございます。  現在は、いろいろな連携の...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 先生御指摘のとおり、銃器をめぐります全般的な情勢につきまして非常に懸念される要素がたくさんございます。特に、海外との関係におきます銃器の、不法銃器の流入でございます等のことから、水際対策の強化が重要であるという認識の下に、水際対策の的確な推進、その他銃器...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) ありがとうございます。  私は、先生の御指摘は誠に真実であると思います。この銃器犯罪というものは正に平穏な市民の日常をある日突然、直接かつ重大な形で恐怖に陥れるものでありますので、社会としてはこの絶無を期すために全力を尽くさなければならないと、まずその...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 恐れ入ります。  おっしゃいますとおり、国会におきます決定をもってこの条約を批准することができるか、また議定書の締結をすることができるかということでございますが、まず私といたしまして、銃器等の不正な製造、取引防止、これと戦うためには締約国間の協力を推進...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 人身取引等の他の分野でも具体的な取組の事務を詰めることは非常に難しい部分が多々あったと思いますが、それはなされたわけでございます。そして、銃器につきましても、実際には、国際的な観点からどの水準のものが求められているか、どのような対応が求められているかとい...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 主に警察庁、外務省、経産省、法務省でございます。
○国務大臣(猪口邦子君) 大変難しい質問をいただいたのですが、まず非常に重要であるという認識を、この内閣委員会の場を通じましても、また先生の御質問に答弁させていただく形をもっても改めて再確認できたところでございます。  私といたしましては、まずこの推進本部の副本部長としての立場...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 既に私として最大級の決意を述べたつもりでございます。  私は、この分野につきまして、先ほどから答弁させていただいておりますとおり、その専門性にかんがみ、かつて国際的なプロセスにおいて専門家としてまた日本の大使として活動したことがございますので、その込み...全文を見る
04月12日第164回国会 参議院 本会議 第15号
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○国務大臣(猪口邦子君) 神本先生の御質問にお答え申し上げます。  先生の御質問にありました内閣府の共生社会形成促進のための政策研究会でございますが、ここにおきましては、我が国の目指すべき社会像につきまして有識者の方々に御議論いただきましたところでございます。この研究会では、論...全文を見る
04月13日第164回国会 衆議院 本会議 第22号
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○国務大臣(猪口邦子君) 消費者契約法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  消費者と事業者との間の情報の質及び量並びに交渉力の格差にかんがみ、消費者が契約の取り消しや契約条項の無効を主張できる場合を類型的に定めた消費者契約法が平成十三年から施行さ...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 林田議員より三問御質問をいただいておりますので、お答え申し上げます。  まず、消費者団体訴訟制度の必要性と意義について御質問がありました。  消費者と事業者の間に、情報力と交渉力の格差があります。そのようなことにかんがみまして、平成十三年から消費者契...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 泉議員から六問御質問をいただきましたので、お答え申し上げます。  まず、消費者トラブルが多発しており、社会不信が増幅することへの解決策を示すべきとの御質問でございます。  消費者を取り巻く経済社会情勢が大きく変化する中、一昨年、議員立法によりまして制...全文を見る
04月14日第164回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○猪口国務大臣 小野先生にお答え申し上げます。  女性の労働力率と出生率の関係でございますけれども、これにつきまして、男女共同参画会議のもとに設置されました少子化と男女共同参画に関する専門調査会の報告によりますと、国民一人当たりGDP一万ドル以上のOECD二十四カ国につきまして...全文を見る
○猪口国務大臣 小野先生の次の質問にお答え申し上げたいと思います。  専業主婦の方々、非常に献身的な努力を傾けていらっしゃると私は常に認識しております。まずそのことを申し述べたいと思います。  そしてまた、先生御指摘のとおり、乳幼児期におきまして、親から、これは男性の親、女性...全文を見る
○猪口国務大臣 まず、少子化の原因につきましてですが、御指摘のように、結婚しない若者がふえている、未婚化の進行という現象は確実に見られます。また、結婚年齢が高くなること、晩婚化の進行もございます。また、夫婦の子供の数の減少傾向、これも実はございます。  そして、私として申し上げ...全文を見る
○猪口国務大臣 先生御指摘のとおり、若い子育て期の方々、いろいろな社会環境の変化によりまして経済的な負担感を強く感じるようになっているという事実がございますので、そのような住宅政策も含めまして、総合的に、どういうふうに若い子育て期の方々への支援を重点化できるか、私としてもよく考え...全文を見る
○猪口国務大臣 先生の御指摘のとおり、適格消費者団体は、その趣旨を逸脱して政治色を強めたり、あるいは業務の公正性、信頼性を損なうことがあってはならないという強い規定がございます。これは政府案の三十六条で規定してございます。  そして、今先生が御提案されました内容につきましては、...全文を見る
○猪口国務大臣 太田先生の御質問に初めて答弁させていただきます。よろしくお願いいたします。  先生の御指摘のとおり、ワーク・ライフ・バランス、これは仕事と生活の調和と訳しておりますけれども、その取り組みは大変重要でございます。  このワーク・ライフ・バランスは、もともと、イギ...全文を見る
○猪口国務大臣 先生御指摘のとおり、この次世代育成法におきましては、三百人以上の企業に行動計画の策定が義務づけられていますけれども、公表義務はない。実際に、策定届け出が義務づけられている企業はおおむね一〇〇%それをなしているという状況にはありますけれども、その公表につきましては義...全文を見る
○猪口国務大臣 先生の御指摘のとおり、放課後児童の居場所、これを確保することは子供の安全のためにも不可欠なことと考えております。  現在、放課後の子供の居場所対策としましては、御指摘のとおり、厚生労働省では放課後児童クラブの取り組み、文部科学省では地域子ども教室推進事業などの取...全文を見る
○猪口国務大臣 先生の御質問にお答え申し上げたいと思います。  私といたしましては、いわゆるニートと呼ばれる若者につきましては、本人の意欲といった問題ではなく、あるいはそれだけではなく、先生御指摘のとおり、景気の後退により企業が新規採用を抑制する、あるいは採用する場合もパート、...全文を見る
○猪口国務大臣 女性の再就職につきましては、女性再チャレンジプランによりまして着実に推進していきたいと存じます。  また、先生御指摘のラーンダイレクト、イギリスの取り組みですが、これは、基礎学力のレベルにつきましては、日本におきましては小学校教育の中で非常に着実になされていると...全文を見る
○猪口国務大臣 消費者契約法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。  消費者と事業者との間の情報の質及び量並びに交渉力の格差にかんがみ、消費者が契約の取り消しや契約条項の無効を主張できる場合を類型的に定めた消費者契約法が平成十三年から施行...全文を見る
04月14日第164回国会 参議院 本会議 第16号
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○国務大臣(猪口邦子君) 内藤議員から個人情報保護法に対するいわゆる過剰反応をめぐる質問がございましたので、お答え申し上げます。  昨年四月に個人情報保護法等が全面施行されましたことによりまして、個人情報保護に関する国民の意識が高まるとともに、事業者の取組も進んできていますが、...全文を見る
04月19日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第13号
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○猪口国務大臣 御指摘の件につきましては、私は承知しております。
○猪口国務大臣 まず、男女共同参画につきましてでございますが、これは非常に重要であると私当然ながら認識しております。基本法の前文にも規定されておりますとおり、男女共同参画社会の形成は二十一世紀我が国の社会を決定する最重要課題の一つであると認識しておりますから、政府を挙げて施策を推...全文を見る
○猪口国務大臣 基本法に基づきまして、地方公共団体は、国の施策の方針に準じまして、また、必要があれば地域の特性を考慮しながら男女共同参画社会の推進を行う責務を有しております。それを例えばどのような施設において行うか、そういうことの実施の細部におきましては、これは、その当該地方公共...全文を見る
04月21日第164回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○猪口国務大臣 川内先生にお答え申し上げます。  まず、国民生活審議会のメンバーにつきまして御指摘がございましたので申し上げますけれども、審議会の運営に当たっては、当然ながら、公正で透明性の高い運営を図っております。また、この構成員の割合につきましてでございますけれども、消費者...全文を見る
○猪口国務大臣 私といたしましては、国民生活審議会のこの報告書の取りまとめにおきましては、座長が公正な取りまとめを行ったと考えております。
○猪口国務大臣 川内先生が御指摘されましたとおり、例えば、少額の被害を受けて、その損害賠償の裁判をすることにつきまして、大変だと思う方々がたくさんいらっしゃると思います。そういう損害賠償につきまして私どもが考えましたことは、まず、それはそもそも個々人の消費者に請求権はありまして、...全文を見る
○猪口国務大臣 今お願いしております、消費者契約法を改正します政府案といたしましては、被害の拡大を防ぐことに重点を置きまして、そのための差しとめ請求権を適格消費者団体に付与するという考えでございます。(発言する者あり)今後の検討につきましての御質問でございますけれども、司法アクセ...全文を見る
○猪口国務大臣 田端先生にお答え申し上げます。  消費者、事業者間には情報力、交渉力の格差がありますので、そのことにかんがみまして、平成十三年から消費者契約法が施行され、被害に遭った消費者の救済が個別的、事後的に図られることにはなりました。  しかし、同種の被害が発生したり、...全文を見る
○猪口国務大臣 お答え申し上げます。  第三十六条の規定につきましては、適格団体が政治色を強めたり、業務の公正性、信頼性を損なうことがあってはならないという趣旨を踏まえて運用する必要がございます。  したがって、消費者政策に関する提言や意見表明などがありますけれども、その提言...全文を見る
○猪口国務大臣 田端先生にお答え申し上げます。  先生御指摘のとおり、適格消費者団体は、差しとめ請求権を適切に行使するために、例えば情報収集力、人材、そして十分な財政基盤を備えている必要があるわけです。これらの適格要件の要素でありますさまざまな基盤を備えるためには、まずは自主的...全文を見る
○猪口国務大臣 枝野先生にお答え申し上げます。  この制度は、通常の個別訴訟とは異なります。これは、消費者全体の利益を擁護するため、直接被害を受けていない第三者たる適格消費者団体に政策的に差しとめ請求権を付与するものでございます。  適格消費者団体によります真摯な訴訟追行の結...全文を見る
○猪口国務大臣 先ほど申し上げましたように、通常の民事訴訟とは異なる、これは第三者たる適格消費者団体に政策的に差しとめ請求権を付与するものであるということをまず申し述べた上で、先生御指摘のようなことにつきまして、この制度では、他の適格消費者団体に対する手続保障の観点から、まず訴訟...全文を見る
○猪口国務大臣 これは、まず内閣総理大臣が管理する電子掲示板、これは内閣総理大臣によりその利用権限を設定されたすべての適格消費者団体及び内閣総理大臣が読み書きできるものでございますが、そのようなもの、または内閣総理大臣が管理するメーリングリスト、これは、リストにメールアドレスを登...全文を見る
○猪口国務大臣 電子掲示板の場合、毎日クリックすれば同じ効果が得られると思います。
○猪口国務大臣 張り出しと電子掲示板は、実際の使いやすさ、利用者にとっての情報共有性についてやや違うものがあるのではないかと思います。電子掲示板の場合、まず、今申し上げましたとおり、自分でクリックすることによって、それは封をあけるというのと似ていると思いますけれども、そのような作...全文を見る
○猪口国務大臣 まず、今御指摘いただいておりますところは、訴訟が起きているという状況の中ですね。ですから、訴訟係属中の中で一定の訴訟上の行為について情報を共有していくことが特に重要でございますので、訴訟係属中の問題につきまして情報を共有していくということを考えれば、電子掲示板とい...全文を見る
○猪口国務大臣 私、冒頭にお答え申し上げましたとおり、メーリングリストのことも、そういう手法を用意することを想定しているとお伝えしたわけです。ですから、電子掲示板またはメーリングリストの手法を用意することを想定しており、これは、いろいろ意見をよく聞き、進めてまいりたいと思っており...全文を見る
○猪口国務大臣 訴訟の数を私として予断することはできません。
○猪口国務大臣 ですから、その数につきまして予断することができません。  また、今、問題として先生が御指摘されていますことにつきましては、いろいろな意見がございます。消費者団体は電子掲示板の方がいいと言っている部分もございますので、これは、電子掲示板かメーリングリストか、そのよ...全文を見る
○猪口国務大臣 枝野先生からの御議論ございました。最初に答弁したとおりではございますけれども、メーリングリストを実施する方向で私として検討してまいりたいと考えております。
○猪口国務大臣 これは、「等」でございますので、確定判決と同一の効力を有するものを言います。先生御存じでいらっしゃいますけれども、裁判上の和解それから請求の放棄あるいは認諾及び調停合意あるいは仲裁裁判所等が該当するものと言えると思います。
○猪口国務大臣 そのようなことにつきまして、内閣府令で基準を定めることといたしたいと思います。
○猪口国務大臣 枝野先生の御指摘でございますので、内閣府令におきましてそのような方向で基準を定めたいと考えております。
○猪口国務大臣 民訴の第五条の特別裁判籍による管轄につきまして、第五号を除き適用しないこととしております。
○猪口国務大臣 例えば、財産権上の訴えあるいは不法行為に関する訴え等でございます。
○猪口国務大臣 そのとおりでございます。
○猪口国務大臣 変更していないということでございます。
○猪口国務大臣 これは、先ほども議論いたしました、判決の矛盾等の弊害を排除する観点から、審理の統一化を図るため、ある程度管轄裁判所を集中させた方が好ましいと考えます。また、被告事業者の予測可能性を害することなく事業者と適格消費者団体が公平に攻撃防御を尽くせること、このようなことか...全文を見る
○猪口国務大臣 まず、この制度は、個別の事件を離れた不特定多数の消費者全体の利益擁護を目的とする制度でございます。ですから、個々の消費者の被害地に着目するのは適当でないと考えて設計されております。
○猪口国務大臣 先生御指摘のようなケースであれば、そのようなことになります。
○猪口国務大臣 まず、仮に、事業者の不当な行為がなされた地あるいはそのおそれがあるような地において管轄を認めた場合、多数の消費者を相手方とする消費者取引の特性にかんがみますと、結果的に、全国津々浦々、あらゆる地において提訴可能となります。ですから、事業者の予測可能性を著しく害する...全文を見る
○猪口国務大臣 消費者の全体の利益を擁護するために適格消費者団体が機能するわけでございます。
○猪口国務大臣 裁判を起こされる事業者の方についても配慮しなければならないのではないでしょうか。事業者といっても、大企業ばかりではなく、中小零細企業に至るまでいろいろあると思いますので、行為地等を管轄として認めるのは、私としては適切でないと考えております。
○猪口国務大臣 まず、制度の基本設計の考え方として、個別の事件に着目したといいますよりは、個別の事件を離れた不特定多数、消費者全体の利益擁護を目的としているのがこの制度設計の基本にありますので、そこはどうか御理解いただきたいんですね。  ですから、個々の消費者の被害地に着目した...全文を見る
○猪口国務大臣 制度を設計いたしますときは、事業者と適格消費者団体が公平に攻撃防御を尽くせるという仕組みにしておく必要があると考えます。そして、先ほどから何度も枝野先生に何とかわかっていただこうと思いまして説明している、これは、消費者全体の利益擁護であって、個別の、個々のという着...全文を見る
○猪口国務大臣 まず、裁判の過程におきまして、その被害の拡大の範囲ということも明らかになるのではないかと思います。  そして、やはり先ほどからお伝えしていますとおり、個別の事件を離れた消費者全体の利益擁護のための制度でございますので、また、事業者と適格消費者団体の間での公平な攻...全文を見る
○猪口国務大臣 訴えの提起時でございます。
○猪口国務大臣 営業所でございます。
○猪口国務大臣 先ほども議論いたしましたけれども、事業者にとってのことも考えなければいけない。そして、それは大企業ばかりではなく、さまざまな企業があるということでございます。  また、いずれにしましても、個別の事件を離れた消費者全体のための設計でございます。そして、先ほどからお...全文を見る
○猪口国務大臣 先生は悪徳なる行為をしているという前提でお話しになっていらっしゃいますけれども、裁判の過程においてしか本来はそれは明らかにならないことではないかと思います。
○猪口国務大臣 先生の御議論されていますことは個別のことでございます。  この制度設計は、消費者全体の利益擁護のために差しとめ請求権を適格消費者団体に認める、そういう制度設計の基本の考え方の違いを御理解いただければありがたいです。
○猪口国務大臣 私、やはり自分のここまでやってきました答弁に戻るしかないと思うんですね。  やはり、事業者と適格消費者団体の間の公平性を確保するということから、このような制度設計となっています。
○猪口国務大臣 先ほども、そのような場合においては、全国津々浦々、あらゆる地において提訴が可能になるわけですよ。ですから、行為地の管轄という考え方をとりますと、やはり予測可能性が著しくなくなるわけでございますから、そのような問題を、事業者と適格消費者団体間の公平性ということを考え...全文を見る
○猪口国務大臣 まず、営業所あるいは事務所、問題とされるそういう勧誘行為を行う場合、そういう従業員等もそこに所在するでありましょうし、あるいは約款でありますとか契約書、そういうものも存在するのが通常であります。  そして、やはり私は基本に戻らないとなりません。それは、個別の消費...全文を見る
○猪口国務大臣 被害者の九九%が一定の地域におられるということは、裁判の過程においてしかわからないことだと思います。
○猪口国務大臣 先生がおっしゃるような、そういう不合理なことをやっていることではございません。それは、個別の訴訟とは考え方として非常に違うものを制度設計しているので、画期的な制度であるわけでございます。
○猪口国務大臣 そのとおりです。
○猪口国務大臣 午前中も答弁いたしましたけれども、管轄裁判所については、事業者と適格消費者団体が公平に攻撃防御を尽くせるという観点から、被告事業者の普通裁判籍所在地を管轄する裁判所を基本としつつ、あわせて、実体を伴う営業所所在地等による管轄を認めるのが適当であると考えます。  ...全文を見る
○猪口国務大臣 枝野先生御指摘のような事例もあるかもしれませんが、いわゆる悪徳事業者だけを対象にしている制度設計をやっているわけではございません。また、もう繰り返しませんけれども、個別事例のことではないという議論は午前中もし尽くしましたので、それは繰り返しませんが、個別の事案にお...全文を見る
○猪口国務大臣 すり抜けるということでは決してありませんで、適格消費者団体は、そのような行為を行っている事業者に対する消費者全体の利益を擁護し、さらなる被害の拡散を防ぐための訴訟を起こすのでございます。
○猪口国務大臣 まず、適格消費者団体は全国的な規模で活動する団体が生まれてくる可能性も十分にございます。  また、先ほどお伝えしましたように、実体を伴う営業所の所在地がどこにあるかについては、適格消費者団体によって訴えが提起されるわけですから、その段階で判断されます。
○猪口国務大臣 午前中から答弁申し上げているのですけれども、そもそもの制度設計の基本が、個別の事案に即してあるいはそれに着目して行うといいますよりは、消費者全体の利益擁護の観点から、そして被害の拡大を防ぐという観点からですので、個別の事件、事案あるいは個別の被害の発生した地、そう...全文を見る
○猪口国務大臣 原告が主張する場合には、被告はその管轄裁判所で応訴せざるを得なくなります。なりますので、この場合、大量の消費者を相手方とする消費者取引の特性にかんがみますと、管轄裁判所の主張が無限定に拡張されるおそれがあるということでございます。  ですから、被告となる事業者に...全文を見る
○猪口国務大臣 支部がたくさんあるという場合のことのお尋ねでございますか。そうですね。  その場合は、民事訴訟法の五条に言います事務所あるいは営業所で、そこで提起できるということだと思います。
○猪口国務大臣 基本的には訴えはできると思いますけれども、その場合、併合されて裁判がとり行われると思います。
○猪口国務大臣 併合される裁判所につきましては、それは裁判所の裁量であります。
○猪口国務大臣 まず、推奨行為につきましては、消費者、事業者間の契約を直接規定するものではありません。そして、推奨行為の主体あるいは程度、さまざまなものがございます。ですから、もし推奨行為をも差しとめ対象とする場合には、これは事業者団体による取引の適正化のための正当な活動まで萎縮...全文を見る
○猪口国務大臣 先生御指摘のとおり、ドイツ、イギリスでは差しとめ対象になっています。フランスの場合はそうではない。ですから、各国それぞれの事情を反映した法制度となっていると理解しております。(発言する者あり)
○猪口国務大臣 今、局長が答弁いたしましたとおり、各国それぞれの、今までの法体系も違いますし、法事情が異なりますので、イギリス、ドイツにおきましては先生の御指摘のとおり、また、その他のヨーロッパの国々で推奨行為を差しとめの対象としていないところはあります。
○猪口国務大臣 責任ある答弁をいたしたいと思いますので、ドイツ及びイギリスの法体系の理由につきまして、私からその答弁をいたすことは適切でないと思います。
○猪口国務大臣 今、局長から答弁したとおりでございまして、詳細の個別内容がわからなければなかなか断定できませんけれども、入居期間にかかわらず、契約解除の際の一時金を一切返還しないというようなことにつきましては、これは消費者契約の解除に伴う損害賠償額の予定または違約金条項の無効を定...全文を見る
○猪口国務大臣 消費者契約法第九条第一号に該当する。
○猪口国務大臣 これは損害賠償額の予定に関する条項なのでございますが、読み上げなくてもよろしいでしょうか、先生よく御存じのとおりの条項でございます。
○猪口国務大臣 済みません。ですから、まさに第九条一号に該当し得ると答えております。
○猪口国務大臣 この制度の設計は、被害の発生や拡大を防ぐ、そのために差しとめ請求権を適格消費者団体に付与する、これが基本でございます。そして、社会的また経済的な影響は非常に大きいわけですから、差しとめ請求権としているというところでございます。  損害賠償につきましては、事後救済...全文を見る
○猪口国務大臣 決してそんなことなく、消費者と事業者との間におきます例えば情報力、交渉力の差でありますとか、さまざまなことを踏まえまして、消費者全体の利益を擁護するためにこの法律改正を行いたいと考えているわけでございます。  この団体訴権の制度は、民間団体であります適格消費者団...全文を見る
○猪口国務大臣 明確に、消費者の立場からこの制度を導入しようとしているわけでございます。  これは、被害の拡大を未然に防ぐという最も根本的な目的を掲げているわけでございます。そしてさらに、政策的に、被害者ではない第三者である適格消費者団体に差しとめ請求権を認めるという非常に画期...全文を見る
○猪口国務大臣 午前中も答弁いたしたんですが、司法アクセス改善との関係も踏まえなければならないと思います。
○猪口国務大臣 先生の御指摘のことにつきまして、この段階で特段決まったスケジュールでそれを検討するということはございません。また、重ねて答弁申し上げているとおりですが、まずは、今般、差しとめ請求に関します法制度を社会に定着させていくことが私としては非常に重要であると考えております...全文を見る
○猪口国務大臣 国民生活審議会の報告書においては、その必要性も含めて慎重に検討されるべきとまとめられているところでありますから、その指摘を踏まえて対応してまいりたい。
○猪口国務大臣 適格消費者団体の対応といいますか、その活動内容等、状況等、体制も含めて多様なものが想定されると思います。ですから、適格要件は、具体的な数値基準等で一律に想定し得るものではなく、やはり、活動実績、業務体制、それから業務の企画等に関する要件に関して、適格団体としてまさ...全文を見る
○猪口国務大臣 消費者契約法の規定は、消費者契約における事業者の不当行為をできるだけ明確な形で類型化したものでございます。どのような行為が差しとめ請求の対象となるのか、その予見可能性が高いことが重要であると考え、そのようなものを対象にして設計してございます。
○猪口国務大臣 民法九十条と九十六条のことでございますが、抽象的な規定であると考えてございます。消費者契約法は、まさに今お伝えしましたとおり、非常にはっきりと明確な形で類型化したものであり、その差しとめ請求の対象となるわけですから、それがどのような具体的な行為なのか、その予見可能...全文を見る
○猪口国務大臣 民法は一般法で、その九十条、九十六条は、十分に具体的、個別的に理解されるものかということにつきましては、抽象的な概念であるという考え方はとり得るものだと思います。  第三者に付与された差しとめ請求の権利、これが政策的に付与されるわけですから、その対象は極めて具体...全文を見る
○猪口国務大臣 認定の有効期間につきまして、三年としております。これは、適格消費者団体の業務の適正な運営、これを確保しなければなりません。また、制度の信頼性を維持するという観点から三年と考えております。
○猪口国務大臣 適格団体が政治色を強めたり、あるいは業務の公正性、信頼性を損なうようなことがあってはならないと考えます。例えば、適格団体が総会等で、特定の公職の候補者の支持を決議したり、その人への投票を会員に促すこと等は禁止されている。一方、制度の改善を求める政策提言あるいは陳情...全文を見る
○猪口国務大臣 この制度が社会的に着実に定着していくということが大変重要であるとまず考えまして、いささかでも業務の公正性、信頼性を損なうことがあってはならないと考えるわけでございます。  ですから、事実上、その提言や意見表明が明らかに特定の政党あるいは候補者の支援と同視できるよ...全文を見る
○猪口国務大臣 石井先生にお答え申し上げます。  先生おっしゃいますとおり、この制度が円滑に実施されるためには環境整備を図っていくことが必要であると考えます。したがいまして、まず、この制度の意義や適格団体の活動について国民の理解が深まるよう、制度全般の周知、広報に努めてまいりた...全文を見る
○猪口国務大臣 既に局長からも答弁しておりますけれども、今回は、被害の拡大、これを防ぐことを何よりも優先して、差しとめ請求権を直接の被害者ではない第三者である適格消費者団体に付与する、こういう画期的な制度を導入しており、まずこの定着をしっかりと確実なものにしていきたいと考えており...全文を見る
○猪口国務大臣 制度の実効性を考え、そして濫用などを防ぐ、そのバランスの中で制度を設計したと考えております。
04月25日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○猪口国務大臣 逢坂先生にお答え申し上げます。  昨年四月に個人情報保護法等が全面施行されました。これによりまして、個人情報保護に関する国民の意識が高まるとともに、事業者の取り組みも進んできていると考えております。  この法の趣旨でございますが、まさに個人情報を守っていく、「...全文を見る
○猪口国務大臣 さまざまなことが指摘されていますので、今お伝えいたしましたとおり、政府としまして、この関係省庁会議を開催して、さまざまな申し合わせを政府一体として取り組めるよう、したところでございます。  例えば、具体策といたしまして、インターネットの活用、説明会の実施などによ...全文を見る
○猪口国務大臣 いろいろな議論がございます。やはり個人情報保護の考え方は民主主義の発展の中で非常に重要であり、さらにこれを徹底すべきという考えもございます。また、先生御指摘のとおり、これは法律に対する誤解等に起因していると思われますけれども、過剰反応があるということは広く指摘され...全文を見る
○猪口国務大臣 そうですね、施行後一年たちまして、国民の意識が個人情報保護に関して非常に高まっている、また事業者の方も取り組んできている、そういうところがあると評価できるのではないかと思います。  同時に、附帯決議が採決時においてございました。また、平成十六年四月に閣議決定され...全文を見る
○猪口国務大臣 政府といたしまして、これは大臣としてということでもございますけれども、懸念されることがあると考えましたので、そもそも関係省庁会議を開催したのでございます。そして、そこでは非常に真摯な議論が展開されました。それで先ほど先生の御質問に答える形で、具体的なそこでの検討内...全文を見る
○猪口国務大臣 法が策定され、決定され、採決され、そしてそれを実施していくというプロセスと合わせて、その法の精神が適切に社会の中で意味を持つものではないかと思います。  そして、実施の段階におきまして懸念が表明されています。それは誤解等からかもしれず、またその他の理由もあるかも...全文を見る
○猪口国務大臣 先生御指摘のとおりの事例につきましては、関係省庁の今申し上げました連絡会議や国民生活審議会においても、関係者は念頭に置きながら議論をされていると考えております。  また、先生が今御指摘されました内容の中で、コミュニティーの力、地域力、これをもって福祉や教育、さま...全文を見る
○猪口国務大臣 先生御指摘のような実態があるということは、私も報告を受けており、存じております。今申し上げましたような政府の中の機関においても、議論のときに認識されていることと思います。
○猪口国務大臣 私はここで個人的な意見を述べるべき立場ではございませんが、公務員の仕事につきましては、これは公正になされなければならず、また、そのように対処すべく総務大臣が統括されているというふうに考えております。
○猪口国務大臣 個人情報保護法は非常に重要な法律でございます。その見直しにつきまして、全面施行後三年を目途にということが、先ほど申し上げました附帯決議及び閣議決定で定められている。これは重い決定でございますので、そこはやはり重視していかなければならないと思います。  必要な観点...全文を見る
04月28日第164回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○猪口国務大臣 先生既にまとめてくださいましたとおり、法案第三十六条は、適格団体が政治色を強め、業務の公正性、信頼性を損なうことがあってはならないという趣旨でございます。既に私答弁申し上げておりますとおり、提言や意見表明を超えて特定の政党や候補者の支援と同視できるような場合には、...全文を見る
○猪口国務大臣 そもそも今回の法案の趣旨に常に立ち戻りまして、我が国におきます消費者政策を充実させていくということとの関係におきまして、積極的、建設的な活動を行う中で、その他政党候補者等がそれを利用するようなこともあるのではないかという場面の御指摘なんですけれども、これも場合場合...全文を見る
○猪口国務大臣 そのような場合、特に制限されないと考えてよろしいと思います。
○猪口国務大臣 先生、今、純粋に中立にとおっしゃいましたので、その趣旨にかんがみ、制限されないと考えます。
○猪口国務大臣 もともと、私、特定の政党や候補者の支援と直接的に同視できるような場合ということを申し上げておりますので、今先生の御指摘のような場合においては、そもそも適格消費者団体が純粋に中立的な立場に立って真摯な取り組みをしているということを前提に、制限されないと考えてよろしい...全文を見る
○猪口国務大臣 まず、第五十条第二号の秘密でございますけれども、これは、第二十五条に規定されているとおり、適格消費者団体の役員あるいは職員などが差しとめ請求関係業務を遂行するに当たり、あるいはそのプロセスを通じて、知り得た秘密でございます。  具体的には、差しとめ請求権の行使に...全文を見る
○猪口国務大臣 被害に遭っているという状態があるわけですね。そのことについて申し立て、救済、ないし、さらに被害が拡大しないような差しとめ請求が必要ではないかというような情報をまず寄せていて適格団体が活動するということです。そうすると、被害に遭っておられるわけですから、いろいろなケ...全文を見る
○猪口国務大臣 そのように解釈して差し支えないと思います。
○猪口国務大臣 識別できるということですので、同一性が認識できるということまでを意味すると考えます。
○猪口国務大臣 その識別された個人がどのような知名度であるかということは、このこととの関係において関係がないと考えます。それは、その個人に対しても同意を取りつけるという必要がございます。
○猪口国務大臣 同意を取りつける方法はさまざまあると考えますけれども、一般消費者を対象とした場合、本人に直接確認をとる、そもそも苦情が寄せられた段階で同意をとっておくという方法でもよろしいと思います。つまり、情報の利用目的等を説明した上で、同意をその段階で、苦情を寄せている段階で...全文を見る
○猪口国務大臣 差しとめ請求権の行使のために消費者から収集した情報である限りは、裁判後の事例公表であっても、この規定の対象になるということでございます。
○猪口国務大臣 そのとおりでございます。
○猪口国務大臣 そのとおりでございます。  ですから、まず、苦情相談が寄せられた際に、適格消費者団体の活動の趣旨を十分に理解していただき、その情報の利用目的を説明した上で、そもそも同意を得ておく、あるいはその情報提供者の例えば名簿などを作成しておき、裁判などで利用する際に同意を...全文を見る
○猪口国務大臣 今、先生も私の前回の答弁を引用してくださいましたとおり、やはり自主的なルールづくりなども含めて萎縮させるおそれがあるのではないか。ですから、事業者の方の正当な活動までも害することがないようにここは考える必要があると整理してございます。  事業者が、不特定かつ多数...全文を見る
○猪口国務大臣 それぞれの団体の今までの実績を十分に考慮するということでございます。法の全体の趣旨に照らして、今後の活動への真摯な取り組みを期待するという観点から、実質を備えたという考え方にしておりますけれども、先生の御指摘のようなケースについて、個々の場合において判断はしなけれ...全文を見る
○猪口国務大臣 非常に残念な、重大な被害が発生していると認識しております。  これにつきまして、別の法律において特別の規定がございますので、これは、消費者契約法に規定される事業者の不当行為、すなわち不当な勧誘行為と不当な契約条項の使用に該当する、そして、不特定多数の消費者に被害...全文を見る
○猪口国務大臣 今答弁申し上げましたとおり、特別の規定が既にある場合においては含まれないわけでございます。しかしながら、今後、そもそも、法の施行状況あるいは社会経済状況の変化等を常に見ながら、必要な対応あるいは見直しはとるもの、必要に応じて検討するものと考えておりますが、現在のと...全文を見る
○猪口国務大臣 今回の改正案の趣旨をまず踏まえまして、施行後の状況を随時点検する必要があると考えております。  先生御指摘のとおり、検討委員会で慎重に検討とされ、今回の制度化の対象にはならなかった事項があるわけですけれども、そもそも、消費者政策にかかわりますこの制度をよりよいも...全文を見る
○猪口国務大臣 検討の形態につきましては、まだここで決めているわけではございませんが、国民生活審議会は最も基本的に重要な審議会でございます。また、内閣府といたしましても、随時行政機関といたしまして検討をしてまいりたいと考えております。
○猪口国務大臣 国生審は一つの場でございますが、広く国民の意見を聞き、また、担当大臣といたしまして、必要な判断に基づき、検討が必要な場合において検討を進めるということでございます。
○猪口国務大臣 枝野先生にお答え申し上げます。  不実告知のところでございます。  消費者契約法第四条第一項第一号につきまして、事業者が重要事項について事実と異なることを告げるという要件を満たす場合には、消費者による契約の取り消しの主張が認められ、要件が類型化されて、具体的、...全文を見る
○猪口国務大臣 結構でございます。
○猪口国務大臣 二号のところは、断定的判断の提供というところでございます。  同じように、要件が類型化され、具体的、明確に規定されている、この要件に該当するか否かの判断、予測は簡明であり、容易であるというところが消費者契約法の特徴であり、これに対して、民法の詐欺につきましては、...全文を見る
○猪口国務大臣 そのとおりでございます。
○猪口国務大臣 二項のところ、これは不利益事実の不告知という部分でございます。  これは、事業者が重要事項について消費者の利益となる旨を告げ、かつ、当該重要事項について消費者の不利益となる事実を故意に告げなかったことという要件を満たす場合、消費者による契約の取り消しの主張が認め...全文を見る
○猪口国務大臣 枝野先生のおっしゃるとおりでございます。
○猪口国務大臣 差しとめ請求権でございますが、民事上、相手方の一定の行為を間接強制の制裁をもって禁止するという非常に強力な効果を持つ権利でございます。  したがって、差しとめ請求権を法定する場合におきましては、仮に差しとめ請求の対象が抽象的、不明確でありますと、相手方としては、...全文を見る
○猪口国務大臣 法律行為の方でございます。法律に明確に規定してございます。
○猪口国務大臣 まず、事業者にとりましては、そもそもどういう行為が許されているのか、差しとめ対象になり得るのかということがやはりわかった方が安心して事業を展開できると思いますので、今回の法律案は非常に有意義な内容となっていると思います。  さらに、民法で規定しています、そしてそ...全文を見る
○猪口国務大臣 おっしゃることはわかるんですけれども、詐欺に当たるかどうか、これをあらかじめ予測することはやはり難しいのではないかということにおいて、消費者契約法でやろうとしていることと違うのではないかと思います。  ただし、先ほどもお伝えしたことと同じなのですけれども、いろい...全文を見る
○猪口国務大臣 これは四条三項のところでございます。これは、事業者が消費者を困惑させるような不当な勧誘行為を行ったという場合ですね。  例えば、消費者の自宅に行って、帰ってほしいと言っているのに長時間その勧誘行為を行うなど、非常に消費者が困惑するような、そのような不当な勧誘行為...全文を見る
○猪口国務大臣 今枝野先生のおっしゃったとおりでございます。
○猪口国務大臣 やはり、民法の場合は、類型化されているということではなく、抽象的な、一般的な規定であるという法の条項につきます特徴がございます。もちろん、先生が今おっしゃったような場合もあり得ると思いますけれども、九十六条一項の規定は、では、具体的にどういう行為としてそれを特定す...全文を見る
○猪口国務大臣 先生がおっしゃるとおり、認定取り消しというのは非常に重いことでございます。ですから、これは極めて悪質な場合に限定されると考えてまいりたいと思っております。また、先生の本日の御指摘も踏まえまして、できるだけ認定の取り消しについては、これから運用の基準を明確化すること...全文を見る
○猪口国務大臣 糸川先生にお答え申し上げます。  消費者は事業者と比べて情報力や交渉力においてやはり差異があると考えまして、消費者団体が個々の消費者にかわって事業者の行為を監視するなど、消費者の視点に立った市場の監督者としての役割を担うことが重要になってきております。  です...全文を見る
○猪口国務大臣 糸川先生にお答え申し上げます。  消費者団体訴訟制度の導入は、消費者被害の発生や拡大を防止し、国民生活の安心、安定の確保を図ることを目的とするものでございます。また、直接の被害者でない第三者たる消費者団体に差しとめ請求権を政策的に付与するという点におきまして画期...全文を見る
○猪口国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重して、適切な措置の実施に努めてまいります。     —————————————
05月12日第164回国会 参議院 本会議 第23号
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○国務大臣(猪口邦子君) 消費者契約法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  消費者と事業者との間の情報の質及び量並びに交渉力の格差にかんがみ、消費者が契約の取消しや契約条項の無効を主張できる場合を類型的に定めた消費者契約法が平成十三年から施行され...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 芝議員から七問御質問いただきましたので、お答え申し上げます。  消費者被害をなくしていくため、あらゆる策を講じていくことが必要との御指摘がまずございました。  消費者トラブルが多様化、複雑化している今日、行政による対応の充実強化が重要であることは言う...全文を見る
05月16日第164回国会 衆議院 本会議 第30号
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○国務大臣(猪口邦子君) 保坂議員からの、親の教育の自由と国や教育行政による関与についての御質問にお答えいたします。  本法案におきましては、家庭教育がすべての教育の出発点であり、重要な役割を担うことにかんがみ、父母その他の保護者が子の教育について第一義的責任を有することを規定...全文を見る
05月18日第164回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○国務大臣(猪口邦子君) よろしくお願いいたします。  消費者契約法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。  消費者と事業者との間の情報の質及び量並びに交渉力の格差にかんがみ、消費者が契約の取消しや契約条項の無効を主張できる場合を類型的...全文を見る
05月19日第164回国会 参議院 本会議 第25号
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○国務大臣(猪口邦子君) 林議員から少子化対策に関する担当省庁や窓口の一本化についての御質問ありましたので、お答え申し上げます。  少子化対策につきましては、各省にわたる幅広い施策を総合的に推進していく必要があり、全閣僚が参加する少子化社会対策会議を中心に、政府を挙げて少子化対...全文を見る
05月23日第164回国会 参議院 内閣委員会 第8号
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○国務大臣(猪口邦子君) 恐れ入ります。お願いいたします。  本制度の目的でございますけれども、消費者契約法が平成十三年から施行されています。これによりまして、被害を受けた個々の消費者の事後的な救済が図られていますが、同種の被害の発生拡大を防止するにはやはり限界があると考えてお...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 先生の今の御議論、私もしっかりと伺って考えるところございます。  この消費者契約法の改正に係ります適格消費者団体のことにつきましては、今の局長答弁でもるる申し上げたところでございますが、基本的には消費者によって支えられている、そして恐らく活動の大半の部...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 黒岩先生にお答え申し上げます。  通ったことはございません。
○国務大臣(猪口邦子君) 黒岩先生御指摘のとおり、やはり消費者についての教育、消費者教育というのは非常に重要なことと私感じております。そして、御指摘の消費者基本法第十七条に定めてございますのは、啓発活動及び教育の推進でございます。消費者基本計画におきまして、消費者政策の重点事項と...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) この連絡協議会は三回開催されたと承知しております。  また、調査を実施して消費者教育を体系化しなければならないということの努力でございますが、これにつきまして、まだ途上と答えるべきだと感じております。先生からこのたび冒頭におきましてこの特別な御質問をい...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) まず、御審議いただいておりますこの消費者契約法の改正案につきまして、この骨子を作りました段階でパブリックコメントにもちろん付してございまして、積極的に消費者の皆様の御意見をいただきたいと呼び掛けております。あと、その他、パンフレット等の作成は内閣府として...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) この基本計画は、毎年進捗状況につきまして検証、評価、監視を行うこととなっていると認識しておりまして、その際に国民生活審議会の意見を聴くということになっております。  数値目標は、行政の仕事が適切に、また十分な効果を上げて達成されているかどうかをチェック...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) はい、分かりました。
○国務大臣(猪口邦子君) 黒岩先生にお答え申し上げます。  そのようなことをしたことがございません。
○国務大臣(猪口邦子君) 後訴の制限についての御指摘なんですけれども、この請求内容の同一性につきましては、個別の事案ごとにやはり考えられるべきとしか申し上げることなかなかできないと思います。そして、社会的な事実関係の同一性と、そして差止請求の根拠となる法規への該当性の同一性が認め...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) どの程度細かくかということについてはやはり個別に判断しなければなりませんが、一般的にやはり総合的に判断するという観点に立たざるを得ないんではないかと考えております。
○国務大臣(猪口邦子君) 個別の事例ごとにということですが、その事例についてやはり総合的に考えるということではないですかね。ほかの類似の事例が出てきましたときに、総合的に、個別事案について考えるわけですが、その個別事案について様々なその個別事案を構成している要素につきまして総合的...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) でありますから、個別事案ごとに考えるんですけれども、その事案を構成している様々な要素がございますね。ですから、それは総合的に、例えばある構成要素の一点だけが違うので、これはまた新たなる訴訟行為として追行するかというような判断にはなかなかならないんではない...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 細かく考えれば、黒岩先生のおっしゃるような、何といいますか、事例の比較というのは出てくるかもしれませんけれども、いや、総合的に、訴訟追行をする場合においては新たなる訴訟としてそれを追求していくかと、差止請求権を追求していくかということについての判断として...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) そのすべてをくくると申し上げているのではなくて、個別事案ごとに考えられるべきであるというふうに申し上げているんです。
○国務大臣(猪口邦子君) 個別事案ごとに考えられるべきであり、しかし、その個別事案を構成する要素についてはその個別事案ごとに総合的に考えるということでお願いいたします。
○国務大臣(猪口邦子君) 今答弁申し上げたとおりでございます。
○国務大臣(猪口邦子君) 同一事案につきまして、他の適格団体が差止請求権を行使できることともしいたしますと、先ほど申し上げたような訴訟の不経済でありますとか、過大な応訴負担でありますとか、あるいは矛盾した判決が併存するというようなことになりかねないということから、正に個別事案ごと...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 相当たるということで、はい、そのとおりだと考えております。
○国務大臣(猪口邦子君) 矛盾する判決というものは、同一の事案に対しまして結果の異なる判決が出るということです。
○国務大臣(猪口邦子君) いずれにしましても、そのような矛盾する判決が出るような事態となりますれば、この団体訴権の考え方は、政策的に差止請求権を第三者であるそういう特定の団体に付与するわけですから、政策的に付与するということの制度の特性にかんがみますと……
○国務大臣(猪口邦子君) ええ。これは制度として成立しなくなります。ですから、やはり矛盾する、万が一も矛盾する判決が併存することのないよう、紛争の一回的解決という制度設計でございます。  判決そのもの、一般論として、個人間の紛争解決の場合においてそれぞれ判決内容が出るということ...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) そのような事態が懸念されますので、このように規定してございます。
○国務大臣(猪口邦子君) そもそもこの適格消費者団体は、消費者全体の利益を図るということが大きな課題でございます。ですから、特定の被害について考えるということよりも、消費者全体の利益を図るということです。  それから、先ほど申し上げましたように、政策的に付与された権限でございま...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 先ほど一般論として、判決の結論が個別事案について異なることが一般論として、かつ私人間の紛争の解決であり得るということを私は述べましたが、この団体訴権の場合におきましては、例えばある勧誘行為があったとします。それが違法であると、差し止めなければならないとい...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) そんなことないですよ。
○国務大臣(猪口邦子君) 申し訳ございませんが、本会議での答弁は、時間的な制約もあり、短く申し上げたのだと思いますが、本来……
○国務大臣(猪口邦子君) いえいえ、私が申し上げました、今この委員会はそういうためにあるんじゃないですか。こういう議論を深くできるためにですね。先生の御指摘を受けまして、今私がるる答弁申し上げたわけです。ですから、本来そういうふうに答弁書も作成すべきと考えます。  つまり、本来...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 私、答弁申し上げたつもりなんですけれども、最初に確定判決を得るプロセスにおいて、その時代の適格消費者団体の能力の粋を集めてその訴訟は追行されるべきであると。そして、そのような連携と協力関係、そしてそのような働き、そしてそれをまた情報開示しながら、市民の英...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) そのような考え方での設計であると考えております。──違う、済みません、ごめんなさい。
○国務大臣(猪口邦子君) 済みません、違った。
○国務大臣(猪口邦子君) できます、B団体、ちょっと質問の趣旨を取り違えていまして、済みませんでした。ちょっと資料を見ていましたんで。
○国務大臣(猪口邦子君) B団体が再訴できる、再訴……
○国務大臣(猪口邦子君) 具体的にということでございますが、例えばその後、同じような勧誘行為でもあっても、他の地域で拡大して行うようになった場合もそうでございますし、やはり社会的な状況変化、そういう中で、消費者利益を一方的に害すると認められるように、そのような社会的情勢の変化の中...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 他地域ですね、他地域で拡大されている場合、これにより当該勧誘行為が不特定かつ多数の消費者に対して現に行われ、又は行われるおそれがあると認められる場合に至っていると、そういうことであれば再訴は認められることになると考えております。
○国務大臣(猪口邦子君) 失礼しました。  社会的問題となるということはどういうことかということにもよりますけれども、当該契約条項に関する問題が単に顕在化しただけの場合であれば再訴は認められないと考えております。
○国務大臣(猪口邦子君) なりません。当たりません。
○国務大臣(猪口邦子君) そのとおりです。
○国務大臣(猪口邦子君) ちょっと、先生の具体的なその事例の説明を細かくフォローし切れたかどうかちょっと自信ないんですけれども、そもそも、先ほど申し上げたように、適格消費者団体は最善の情報とお互いに持ち得る能力でその証拠の収集等にも当たると、そして得られたものについてはお互いに協...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 黒岩先生にお答え申し上げたいと思います。  まず、消費者契約法上、違法な契約条項であることが明らかであるにもかかわらず、例えば一部の契約条項についてのみ使用しない、そういうふうに取り決めてしまい、他の契約条項については使用することとする内容の和解、こう...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) ですから、そのような消費者全体の利益を明らかに害すると考えられる和解をした場合には認定の取消しにつながるということでございます。
○国務大臣(猪口邦子君) 先生の御指摘のとおりのことを私は申し上げました。
○国務大臣(猪口邦子君) そのようなことはございません。
○国務大臣(猪口邦子君) まず私から、そして局長も答弁をいたしますが、先生御指摘のとおり、過度に詳細な内容について正確に通知又は報告しなければならないとすると、紛争の早期解決、阻害される可能性もあります。また、先生のおっしゃるような、どこまで詳細にということについて、これにつきま...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 入ってございます。
○国務大臣(猪口邦子君) 適格団体の認定につきましては内閣総理大臣になりますので、内閣総理大臣がその消費者団体が適格に活動しているかを判断いたします。
○国務大臣(猪口邦子君) まず、内閣総理大臣は適格消費者団体を認定いたしますとともに、認定後も適格な活動がなされるよう指揮監督権、済みません、各種の監督権、監督措置を講ずることとされています。済みません、ちょっと言い違えました。監督措置を講ずることとされています。その意味で、消費...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) はい、そのとおりでございます。
○国務大臣(猪口邦子君) この適格消費者団体の考え方、制度設計は、先ほども答弁させていただいているんですけれども、政策的に特別に認定された適格団体に付与される権限でありますので、そういう意味での制度の特殊性ということはあるわけです。  一方で、消費者全体の利益を擁護するという制...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 先生御指摘のとおり、政治色を強めたり、又は政治的な目的に利用されることは絶対あってはならないと考えております。今副大臣も答弁申し上げましたとおり、同視できるような内容ということだと思うんですね。特定の候補者あるいは特定の政党の支援、明らかにこれは応援的な...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 白浜先生より本日いただきました今の御意見につきまして、私として大切にしてまいりたいと考えております。  また、この制度全体の趣旨にかんがみて、さらにこの制度が社会に着実に定着した後どのようなことが考えられるのか含めて、しっかりとこの定着に、この制度のま...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 口頭弁論終結後におきまして……
○国務大臣(猪口邦子君) ではなくて……
○国務大臣(猪口邦子君) そうですね。  判決が確定した後、地域的に被害が広がっていくような場合におきましては、不特定多数に拡散した被害が発生しているという場合におきましては、後訴、個別の事案ごとに考えられるべきであると、そして社会的事実関係の同一性ということを申し上げましたけ...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 極端に離れていれば別事件と考えられることもあろうかと思いますが、しかしながら、原則としてまず個別事案ごとに考えられるべきであるということと、社会的同一性、社会的事実関係の同一性ということについては、それを個別事件ごとにやはり考えるということではないかと思...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) その新証拠が例えば新たな事実に関する証拠として利用できるような場合、そう考えることができると思います。そうであれば、その新たな事実を主張するとともに、その証拠を利用して他の適格団体が同一事件に係る差止請求をすることができるということですね。
○国務大臣(猪口邦子君) 木俣先生にお答え申し上げます。  地方自治体におきまして、消費生活条例等においていわゆる消費者訴訟援助制度を設けている場合が多いのでございます。制度の内容は自治体ごとに異なりますけれども、制度の趣旨としては、被害を受けた消費者が、消費者トラブルの解決に...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 済みません、続けてよろしいですか。  一方、消費者団体訴訟制度は、被害を受けた消費者個人ではなく第三者たる適格団体に請求権を認める制度であり、財政基盤を備えていることを請求権を付与する要件としているところであります。したがって、いわゆる消費者訴訟援助制...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 先生からの御意見いただきましたので、私として、それを受け止めていきたいと、まいりますが、制度といたしましては、先ほど答弁いたしましたようなことでございます。  もちろん、自治体あるいは消費者センターの有する例えば情報でありますとか情報面でのサポート、自...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 損害賠償訴訟制度につきまして、その導入について現時点で具体的なスケジュールがあるわけではございませんが、度々答弁しているところでございますけれども、司法アクセスの改善の手法の展開を踏まえつつ、その必要性等も検討してまいりたいと考えております。
○国務大臣(猪口邦子君) 恐れ入ります。  まず、この法案、我が国で初めて団体訴訟制度を導入しようとする画期的なものでございまして、この制度の導入、運用、実績、これが見えてきますと、ほかの法律につきましても検討をしていただけるよう、ほかの法律における類似の考え方の検討に恐らく参...全文を見る
05月25日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第13号
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○国務大臣(猪口邦子君) 岡崎先生にお答え申し上げます。  先生御指摘のところは、先週、経済財政諮問会議に私が提出しました資料についてだと思うんですけれども、それはどれか一つの報告書や提言を提出するという性格のものではないわけですね。少子化対策の抜本的な強化のため、一つがこの専...全文を見る
05月26日第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第4号
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○猪口国務大臣 今官房長官からお答えされたとおりだと思いますが、私は、日本国民には一般的に、国を愛する、そういう気持ちはあると思います。だからこそ、我が国は、そもそも戦後多くの困難を抱えながらここまで来たのだと思います。我が国は、無資源国であり、戦後の社会において敗戦からの再出発...全文を見る
○猪口国務大臣 お答え申し上げます。  今、文科大臣がお答え申し上げたとおりでございます。  また、教育につきましては、国も地方も、そしてまさにレーマンコントロールという考え方から、教育委員会も含めて、総合的に責任を果たしていく必要があると考えます。憲法に規定されているとおり...全文を見る
05月30日第164回国会 参議院 内閣委員会 第10号
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○国務大臣(猪口邦子君) この「相当期間」でございます。また、黒岩先生ありがとうございます。  この申請団体自身の活動実績が数年であることは原則としつつ、申請団体の専門性やあるいは構成団体の活動実績等を勘案して、適格団体にふさわしい活動の実績と評価し得る合理的な期間、これを一定...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) そのとおりでございます、黒岩先生。
○国務大臣(猪口邦子君) 例えば、事業者に対して改善申入れを行う活動などをやっているといたします。それで、これは合理的な根拠を持って行うことを意味するものでありますが、例えば実績づくりのつじつま合わせといいますか、そのような活動を仮にやるような場合があったとすると、合理的な根拠も...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) これは、差止請求関係業務に関しまして、理事会、検討部会、事務局、職員等の組織、またどのような組織が何をするのかといった役割分担、こういうことが適切に整備されているということが大前提でございます。また、空間としては、事務所を所有というか有していることが必要...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) そうですね、これはまず、消費者団体の活動といっても様々な活動が実際にはございます。例えばバザーをやっているとか、例えば産地から直送をしてそういうネットワークをつくるとか、いろいろな活動があるかもしれません。  先生御指摘の本号で規定する「知識」というの...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 私、黒岩先生は非常に重要な御指摘をされていると感じているんですね。私の答えは、それは二百万でも適格団体として認定され得るケースというのはあり得ると思うんです。  それはどういう場合かと考えますと、まずボランティアで専門的な知識を活用できる。それは、私は...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 黒岩先生、そもそもこの消費者適格団体の活動をどういうふうに日本社会というものは今後とらえていくのかということを考えますと、その根本にはその消費者としての意識啓発、そして能力の高さ、知識の高さ、これを触発していく、そして誘導していくということが重要だと思う...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) まあ、いろいろな支援の仕方はあると思いますが、私先ほど申し上げましたように、セミナーやシンポジウムを通じて広報活動で日本の消費者の意識全体をレベルアップするために働いてもらいたいという気持ちは強くあるんですね。そういうところから収益を上げるという方法もあ...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 内閣府として把握している限りでございますけれども、昨年百二十ぐらいということで、あっ、百二十万。
○国務大臣(猪口邦子君) 大変重要な御指摘で、私も消費者全体の意識のレベルアップを図ることによってより良い消費者生活が可能になると考えております。  特に最近は、高齢者、そして実に若者も中心に被害が広まっていると。一つは、学校や社会教育施設における消費者教育の推進が必要、これは...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) 十八年度予算といたしまして、内閣府では、今申し上げました消費者問題出前講座の実施あるいは消費者教育体系化のための調査、消費者教育の教材などの作成を中心にしまして、一億五千八百万円の予算を計上しているところでございます。また、今申し上げましたとおり、消費者...全文を見る
○国務大臣(猪口邦子君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重して、適切な措置の実施に努めてまいります。
05月31日第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第6号
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○猪口国務大臣 先生にお答え申し上げます。  文部科学大臣より非常に的確な答弁がございましたので、少子化担当の私としてはそれにつけ加えることはございませんが、一人の政治家として一言お答え申し上げるならば、民主主義国家同士の関係において、どちらの慣行、どちらの方法がよりすぐれてい...全文を見る
○猪口国務大臣 石井先生にお答え申し上げたいと思います。  まず、男女の平等という表現ですけれども、これは非常に重要、そして非常に積極的な趣旨で規定したものでございます。政府提出の法案におきまして、第二条第三項、これはまず正義と責任、あるいは自他の敬愛と協力、あるいは先生もおっ...全文を見る
○猪口国務大臣 糸川先生にお答え申し上げます。  今文部科学大臣が答弁されましたとおり、私は、義務教育は国が責任を持って充実を図るべく、最重要政策、そう考えております。その必要な財源は確実に確保されなければならないと考えております。  また、義務教育につきまして、例えば本年度...全文を見る
○猪口国務大臣 奥村先生、どうもありがとうございます。  私は、内閣府特命担当大臣といたしまして、各省庁との連携を強化しながら、子供と家族、家庭という観点から、この社会をよりよくしていくために日々仕事をしているわけです。一つの省庁というものを設置する、そのような組織的なことをも...全文を見る
○猪口国務大臣 お答え申し上げます。  子供を妊娠したときに、安心感を持って出産に至る、そのプロセスを生きることがすべての妊娠している女性にとってとても大事だと思います。  そのためには、出産につきましての安全、安心環境を確保すること、また、例えば妊娠中の健診について、もし経...全文を見る
○猪口国務大臣 保坂先生にお答え申し上げます。  私は、先ほど答弁申し上げましたとおり、男女の平等ということは積極的な趣旨を持って規定しておりますので、そのことの重さ、重要性ということを申し上げたいと存じます。  この男女共学について定めている現行法の五条のところでございます...全文を見る
06月01日第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第7号
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○猪口国務大臣 達増先生に、難しい御質問なんですけれども、お答え申し上げたいと思います。  まず、古い問題か新しい問題かということですけれども、国や郷土を愛する気持ちや態度はどういう場合によく見られるのかということをちょっと調べましたところ、一般的には、苦難に耐えて共同体を守ろ...全文を見る
06月02日第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第8号
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○猪口国務大臣 大畠先生にお答え申し上げますが、既に文科大臣と官房長官から答弁があったとおりであると考えております。  やはり民主的で平和な国家をつくるというところへの思いが、当時日本政府として発意し、そして帝国議会で制定されていくそのプロセスにあったのではないか、その部分がと...全文を見る
○猪口国務大臣 大畠先生おっしゃいますとおり、少子化担当大臣として、子供が事件に巻き込まれたり被害に遭う状況につきまして、日々、胸を痛めるだけでなく、本当に深く私としても悩んでいるところでございます。一体何がこういうことの背後にあるのだろうか。施策で解決できることと、もっと根本的...全文を見る
○猪口国務大臣 高井先生にお答え申し上げます。  先生御指摘のとおり、我が国の少子化傾向、なかなか流れを変えることができずに来ております。今回、少子化の背景にあります社会意識なども問い直しながら、例えば、家族の重要性を再認識していただくように何らかの努力を傾注し、また、若い世代...全文を見る
○猪口国務大臣 言葉足らずで申しわけございませんでしたが、まさに高井先生の御指摘のような観点は既に子ども・子育て応援プランの中に入ってございます。また、今回、抜本的にそのような視点も強化していきたいと考えております。  先ほど家庭のことが重要であると申し上げましたのは、例えば家...全文を見る
○猪口国務大臣 個々の尊厳を大切にしながら、また社会的な責任も果たしていく、そのような中で人格の完成を目指して努力していくということであると思います。
○猪口国務大臣 戸井田先生にお答え申し上げます。  今文部科学大臣がお伝え申し上げたとおりでございますと思いますが、憲法十四条においては、性別により差別されない旨が明記されております。また、憲法二十四条において、「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有するこ...全文を見る
○猪口国務大臣 まず、生物学的に男女が違うということは、これは議論の必要のないことでございますが、男女が、今申し上げましたとおり、固定的な性別による役割分担を認めていくということはないような観点からの平等教育は必要であると考えておりますし、今回、政府提案の教育基本法におきまして、...全文を見る
○猪口国務大臣 生物学的な違いはありますけれども、そこで、例えば家庭において女性だけが育児を行うというような考え方はとっていないわけです。男女ともに子育てについて協力して子供のために時間を割いていく必要もあり、出産は女性ですね、それから母乳育児も女性ですね、しかし、その他の保育、...全文を見る
○猪口国務大臣 糸川先生にお答え申し上げます。  家庭教育との関係におきます少子化の取り組みとしましては、私は、保護者としては、自信を取り戻してしっかりと伝えるべきことを、マナーにせよ、いろいろな心得るべきことについても伝えることができるようになることが重要であると思っておりま...全文を見る
○猪口国務大臣 糸川先生、ありがとうございます。  私は、就任以来、全国を十ブロックに分けまして、自分みずから出向いて、そこに全県知事に集まってもらって、知事みずから、自治体こそが少子化対策の拠点であって、陣頭指揮をとってもらわないと困るんだということを訴えていったんですね。行...全文を見る
06月05日第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第9号
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○猪口国務大臣 私は、戦後、GHQの方々は、日本社会が強い精神性とそして高い文化性を持っているという認識を持ったと思います。そして、さらに付加しなければならないことについて明記するという考えで恐らくいろいろなことを進めたのではないかと思います。それで、まさに戦後、我が国は、日本的...全文を見る
○猪口国務大臣 この政府提案で述べている四条二項のところは、文科大臣がお伝えしたように解釈されているものと思います。  つまり、まず保護者の意見は徹底的に重視する、そして交流及び共同学習の方向性を、これは国連で議論されているインクルージョンの思想を取り入れ、そのように実質的な運...全文を見る
○猪口国務大臣 先生にお答え申し上げます。  特に若年層の人工妊娠中絶の割合が多いということについて、深刻な問題と受けとめておりまして、発達段階に応じました適切な性教育の実施が必要であるというようなことは、男女共同参画基本計画の第二次版においても指摘しております。  また、出...全文を見る
○猪口国務大臣 田嶋先生にお答え申し上げたいと思います。  先生御指摘のとおり、子供の安全を守るは大人社会全体の最優先であるべき責任であると思います。そして、少子化の観点から考えれば、生まれてきたすべての子供が、安全な環境でそれぞれ輝くような発展ができるように指導していくことが...全文を見る
○猪口国務大臣 まさに先生今御説明いただきましたとおり、第十四条、政治的教育についての規定は、これはそのことを示していて、現行法におきましても、そして政府案におきましてもそのように明記しているわけであります。  やはり、民主主義社会にあって、国民は国家や社会を形成していく、そし...全文を見る
06月07日第164回国会 参議院 決算委員会 第12号
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○国務大臣(猪口邦子君) ただいまの少子化対策及び男女共同参画推進に関し一元的に決算状況を把握する必要性についての審査措置要求決議につきましては、予算書と決算書の見直し状況を踏まえながら、適切に対処してまいる所存でございます。
06月08日第164回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第12号
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○猪口国務大臣 小杉先生にお答え申し上げます。  今官房長官がお伝え申し上げましたとおり、昨年は初めて百十万人台ですね、出生数において割ったわけです。一方で、昨年後半から徐々に婚姻件数が上昇し始め、ことしに入りまして、この上昇基調が確実なものとなったと考えております。ですから、...全文を見る
○猪口国務大臣 保利先生にお答え申し上げたく思います。  保利先生、今御指摘されましたとおりのことではないかと思います。  そもそも現行法五条におきましては、戦前の教育制度におきます男女の制度的な教育面における差異を解消するということがあったと考えられまして、その歴史的な意義...全文を見る
○猪口国務大臣 政府案におきまして、二条の三号におきまして、男女の平等を重んずる態度と、明白に教育の目標として規定してございます。先生御存じのとおり、正義と責任の後に男女の平等を入れているわけでございまして、非常に重い扱いをしていると考えております。  ここに申します平等とは、...全文を見る
○猪口国務大臣 小宮山先生に御答弁申し上げます。  今、文科大臣が答弁されたとおりでございますけれども、具体的には、教育の機会均等、第四条、生涯学習の理念及び学校教育、第三条、第六条二項、家庭教育及び幼児期の教育、これは第十条、第十一条に関する規定が政府案において盛り込まれまし...全文を見る
○猪口国務大臣 今官房長官がおっしゃいましたとおりで、私からつけ加えることは特別ございませんが、一人の政治家としては、一般的には日本(にっぽん)と発音することが自分としては多いと思いますし、海外では日本(にっぽん)と呼ばれることもまた多いと感じております。
○猪口国務大臣 少子化対策といたしましては、さまざまなことを総合的に組み合わせて行わなければならないのですが、教育費が過重な負担を保護者にかけているという指摘は多々受けております。  したがいまして、奨学金の充実は大きな柱となっております。また、先ほどからの米百俵の御議論の中の...全文を見る
○猪口国務大臣 今、先生のお話、本当に私聞き入ってしまいました。非常に重要な御指摘をされたと思います。私も教育委員を務めていたことがございますので、小学校、中学校を美しく花で飾っていく、そして育てていく、そういうことの重要性は十分に認識しているつもりでございます。  政府提出の...全文を見る
○猪口国務大臣 私は、少子化・男女共同参画大臣でございますが、同時に食育担当大臣でもございますので、今の御質問に答えさせていただきます。  まさに、私のところで取りまとめました食育推進基本計画というものがございます。これは、昨年の食育基本法の成立を受けまして、政府として基本計画...全文を見る
○猪口国務大臣 児童権利条約の考え方は、我が国におきまして、まず日本国憲法、教育を受ける権利、あるいは現行の国内法制によって保障されていると考えております。  そして、政府教育基本法案におきまして、個別に議論することも可能ですけれども、実際にさまざまなところを取り入れていると考...全文を見る
06月12日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第7号
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○猪口国務大臣 斉藤先生にお答え申し上げます。  経済的支援につきましてでございますけれども、例えば子供がいる世帯といない世帯を可処分所得の観点から比べますと、やはり子供のいる世帯の方が低くなっているということがまずございます。  先生御指摘のとおり、子供が小さいときは概して...全文を見る
○猪口国務大臣 菅先生にお答え申し上げたいと思いますが、まず婚姻件数ですけれども、実は最近、非常に着実に伸びているのでございます。昨年の秋から上昇傾向に転じまして、ことしに入りましてからその傾向は非常に着実なものになっていますというのがまず最初でございます。  それから、確かに...全文を見る
11月09日第165回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第9号
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○猪口委員 この教育基本法に関する特別委員会の委員、また衆議院議員であります猪口邦子でございます。会派は自民党でございます。  まず、本日、非常に率直かつ明快な御意見をお述べいただきまして感謝申し上げますとともに、多くの点において参考になるところがあったと感じております。  ...全文を見る