岡島一正

おかじまかずまさ

比例代表(南関東)選出
立憲民主党・無所属
当選回数3回

岡島一正の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月30日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○岡島委員 私は、民主党の岡島一正でございます。まさか、こうした緊迫した場面で初めての質問をできるとは思っておりませんでした。  私は、十二年前になりますが、自衛隊最初のPKOのカンボジアで、特派員として自衛隊を迎えて、自衛隊を送った日を、あのときを思い起こしながら御質問させて...全文を見る
○岡島委員 しかし、その後、長官は、代表が議長代理という言葉に変わっていくわけであります。議長代理と代表という言葉が二つ出てきますと、聞いている方でわからないんですね。  私もずっと取材した経験がありますけれども、初めて会った人の身分、肩書を確認することなしに、彼の言っている情...全文を見る
○岡島委員 そうすると、代表という言葉をお使いになっていて、議長代理ということで確認されるわけですけれども、この情報は、そもそも、現場で代表という言葉を言われたと。  では、現場で言われたものが当初は議長ということで認識されておったわけですけれども、そういった情報の間違いはどこ...全文を見る
○岡島委員 私に上がってきたというのは、どこから上がった時点でしょうか。現地から直接長官に連絡が入ったのでしょうか。それとも、そこに情報の流れがあって、内庁なのか。とにかく、東京のしかるべき、どこから長官に上がったのでしょうか。どこで情報が間違ったかを確認することなしに、今後の指...全文を見る
○岡島委員 ということは、先遣隊の報告の段階で議長となっていたということは、現場での確認情報として、単なる一次情報じゃなく、現場での、先遣隊の中での確認情報として議長として扱われたと。  これほど根本的に、非常に、第一次情報として、取材で言おうが何で言おうが、まず、会った人がど...全文を見る
○岡島委員 私は自分の経験を若干申し上げますが、八八年ぐらいから、カンボジアを中心に、アジアの国際紛争の現場にほとんど立ち会いました、多くの場合に立ち会いました、自分で取材をしました。  私の経験からいって、私がもしブッシュ大統領にお会いしたときに、あなたは大統領ですねと聞くこ...全文を見る
○岡島委員 それでは、川口外務大臣にお聞きします。  同じ質問ですが、先遣隊が知事室で向こうの代表者の方と会ったということについて、いつ、どこで、だれからお知りになりましたか。
○岡島委員 それでは、その公電は、今公電とおっしゃいましたので、外務省の場合、公電が何日何時何分に入ったことは記録が残っているはずですので、それは、外務大臣、後で確認して御報告できますでしょうか。
○岡島委員 それでは、二十三日の昼過ぎに、石破長官は、先遣隊から帰国した方々から聞いたとおっしゃいました。それと同時刻、同場所で、外務大臣はその情報をお知りになったのでしょうか、ならないのでしょうか、その時点について教えてください。  石破長官がその情報を得たという、先遣隊から...全文を見る
○岡島委員 ということは、私の認識としては、石破長官がこの情報を報告から知り得たときに、同時に川口外務大臣がそれをお知りになったということではないという判断になります。よろしいですか。
○岡島委員 わかりました。じゃ、いずれにしても、石破長官と同時刻だったかどうか定かでないことは確認いたしました。  ここに、皆さん、政府の方でおつくりになって配った二十八日付の「サマーワ市評議会の解散に関する情報の流れ」という紙があります。この紙によりますと、サマワ市評議会が総...全文を見る
○岡島委員 ということは、現在では、同じように共有して、外務省なり防衛庁あるいは小泉総理のもとに同じような情報が上がるシステムができていないということですね。
○岡島委員 この件についてはもう一点お聞きしますが、この総辞職の情報については、二十六日午後の予算委員会で、民主党の首藤委員が、サマワ市評議会は解散したという情報があるということを何度も申し上げております。  が、しかし、それから丸一日といいますか、翌日ですね、翌日になって、こ...全文を見る
○岡島委員 報告は受けていても、今見ても、防衛庁から来る時間も違う、外務省から来る時間も違う。そして、二十六日になっても、局長からなんか来ていないわけですね、翌日になっても。  これほど重要な情報の流れについて、自分に確認情報が来ないことについてどういうふうに対応されたんでしょ...全文を見る
○岡島委員 ということは、自衛隊が派遣される現地の治安状況を確認する上で、評議会の存在そのものが直接的に関係するものだとは認識していないということでしょうか。
○岡島委員 とすると、私たちの認識としては、評議会というのは、サマワの市民の治安を含め、環境、生活を含めた、その生活そのもの、まさにそこの地域そのものを代表する機関と思っております。  そういった中で、その評議会があるかないかは、日本の自衛隊を初め外務省の方もあるいはマスコミも...全文を見る
○岡島委員 本来、まだ質問したいことはたくさんあるのでありますが、最後に、一つだけお願いしたいことがあります。  今回の現地での自衛隊の活動について、マスコミへのブリーフィング、つまり情報開示、これは、陣地ができた場合、自衛隊の基地といいますか本拠地ができた場合、その本拠地内で...全文を見る
○岡島委員 最後に、自衛隊派遣隊は既に行っております。マスコミも既に行っております。基本的に、マスコミの皆さんは、我々国民が現地での自衛隊の活動の情報を知り得る一番大きなよりどころであります。それによって国民の世論も、この問題についての関心、情報を持っていくわけです。ですから、ぜ...全文を見る
○岡島委員 了解しました。  いずれにしても、私は戦争取材をした経験から、銃が私を守ってくれないことがあっても、情報を持つことによって身の安全を確保した、その経験が十数年あります。そういったことをぜひ御承知おきください。  以上です。
03月11日第159回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第8号
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○岡島委員 私は、民主党の岡島一正でございます。  前回、一月三十日の質問以来の二度目の質問をさせていただきます。  前回の質問では、イラク現地での外務省、防衛庁などの情報管理、情報の収集や本部への伝達などについての、日本でのいわゆる縦割り行政そのままに、情報管理が一元化され...全文を見る
○岡島委員 公電は、外務大臣は前回、機密事項とおっしゃいましたので、特に石破長官などもそう思うと思うんですけれども、国家機密を自宅に持ち帰るというのは、なるべくならしない方がいいんじゃないかということを一言申し上げたかったということであります。  石破長官にお聞きします。  ...全文を見る
○岡島委員 それが本当に進んでいればすばらしいことだと私は思いますが、ハード面で進んだというのは、具体的に何か教えていただけることがありますでしょうか。
○岡島委員 いずれにしても、そういった情報の管理、共有化ということが、今回のような、国際貢献とはいっても、武力といったものも含めて見詰めなければいけない事態においては、非常にファンダメンタルに重要なことだと思いますので、今後さらに、ぜひ進めていただきたいということをお願いしたいと...全文を見る
○岡島委員 そういった状況は私どもも把握していることのうちの一部ではありますけれども、三月の一日に、イラクのいわゆる基本法となるものが合意されて、調印は八日まで延びましたけれども、されました。  この基本法について、統治評議会、調印されましたものについての評価というか、川口大臣...全文を見る
○岡島委員 しかし、民主的なプロセスということもおっしゃいましたけれども、統治評議会で合意されました。統治評議会というのは、たしか、シーア派の方が十三名、スンニ派の方は五名入っていますけれども、いわゆるスンニ・トライアングル、一番反抗が激しいあの地区からの代表というのはいないわけ...全文を見る
○岡島委員 私は、基本法というのが出たことによって、合意された時点から、やはりイラクでの、宗教者としてのイスラム教徒、シーア派としてのイスラム教徒、スンニ派としてのイスラム教徒、さまざまな宗教的立場からの不満というのが今顕在化してきているという兆候がその後あらわれたんだろうと思っ...全文を見る
○岡島委員 無辜の民に対する攻撃が始まったと見るという視点も、一見正しいかもしれません。  ただ、三月二日の爆弾テロというのは、私は非常に大きな転換点だと思っているわけです。イラクに内在する宗教的対立あるいは民族的対立を含んだ、特にシーア派に対するスンニ派、そういった構図が顕著...全文を見る
○岡島委員 現実に今イラクでは、二月から三月にかけて、宗教を、特にシーア派といったものを、一つのターゲットであり、あるいは、シーア派が主体となって米英軍と交戦するというような事態が起きています。シーア派のイラク・イスラム革命最高評議会、この代表は統治評議会にも出ています。でも、そ...全文を見る
○岡島委員 そこで、今、給水活動などに配慮していきたいとお話に出ました。まさに自衛隊の仕事ですが、今回の自衛隊の派遣の目的というものを考えたときに、私はどうしても聞いておきたいことがあるのです。  二月二十五日、クウェートの米軍基地、ウダリ演習場、自衛隊の主力部隊が実弾射撃訓練...全文を見る
○岡島委員 今回の自衛隊の派遣の目的は、私は、長官の口から、お言葉から、発言から何度かお聞きしています、人道復興支援が目的であると。武器の使用というのは、防衛のための最小限、限りなくないことに近く、あり得るときに備えておくというような意識だと思っております。  つまり、自衛隊は...全文を見る
○岡島委員 しかし、さっき長官がおっしゃったんですが、自衛隊が持っていった装備が違う環境で本当に使えるのかということを確認しなければいけなかった。自衛隊が持っていった装備で最も必要な装備というのは、水の浄化装置であったり給水活動に資するものであったり、それがなければ、幾ら銃があっ...全文を見る
○岡島委員 これは、もう時間ですから次回に譲りますけれども、私は浄水セットのこともいろいろ知っていますけれども、今回、それを民間人主導にしているという可能性も残されています。使ったことのない機械を初めて使っているかもしれません。  さまざまに問題はありますけれども、いずれにして...全文を見る
03月16日第159回国会 衆議院 総務委員会 第8号
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○岡島委員 私は、民主党の岡島一正でございます。  私も、須藤さんと同じ千葉県選出の衆議院議員でございます。そういったことだからというだけではなく、基本的に成田問題、また、きょうは関連して羽田問題、日本国にとって大切な問題という意味を含めて質問させていただきたいと思っております...全文を見る
○岡島委員 その完成ということは、つまり、成田空港周辺の環境というかインフラストラクチャーを含めた整備が、国としての責任を全うできるもう一度の延伸だというふうに考えてよろしいんでしょうか。
○岡島委員 大臣の答弁が非常に私にとっては期待を抱かせていただくような御答弁だったと今認識しました。  つまり、今回の財特法で、今度は平成二十一年の三月になるんですか、それまでに、残った、事業分野でいったら八事業分野にわたって、道路などさまざまにあると思いますが、そういった事業...全文を見る
○岡島委員 例えば、今成田空港は、平行滑走路の二千五百メーターの予定のところが二千百八十メートルで供用開始しているわけです。ただ、二千百八十メートルというのは実際上国際線の飛行場としては十分でないということもあるという中で、二千五百メートルを目指すわけですね。仮に二千五百メートル...全文を見る
○岡島委員 滑走路そのものは国土交通の管轄だということはわかります。  ただ、先ほど大臣の答弁の中で、計画の建設などについてさまざまな要因によって終了しなかった場合さらなる延伸をしたいと思うというお話をされたということの中で、滑走路が例えば延びてしまうような事態が起きれば当然周...全文を見る
○岡島委員 つまり、この時点で確認しておきたいのは、成田空港はこれからもずっと存在するわけですから、その中で、関連八事業分野の仕事、追加措置じゃなくて、現在ある仕事が、建設計画が完遂するまでの間、成田財特法というものを延伸する可能性を含めていくということで大臣が御答弁になったとい...全文を見る
○岡島委員 了解しました。  そして、先ほど黒野総裁もおられたようですけれども、今回の財特法と直接絡んでいないかもしれませんが、ただ、成田の事情の中でいえば、一番大きく変化したことの一つは、空港公団が民営化されるということだと思います。今は総裁ですが、今度社長ということになるわ...全文を見る
○岡島委員 では確認いたしますのは、今回の財特法の延長という問題が現実になったとして、その上で空港公団が民営化されるという事実がもうすぐ生まれるという中においても、空港周辺地域の振興に関しての財特法の位置づけや財特法による国のかかわりは変わらないということでよろしいでしょうか。
○岡島委員 新しい環境の中でも変わらないということを確認させていただきました。  ここまでは財特法の位置づけなどについて質問させていただきましたが、財特法についても、公共事業を行った中での地域住民との、あるいは地元自治体との問題から生じた問題などについてどのような解決策があるか...全文を見る
○岡島委員 ということは、こういった委員会で新しい予算についての話が、これは国土交通の方ですね、行われるという中で、直前の二月に具体的な飛行ルートを説明した。これが二月直前になった理由というのは何かあるんですか。  飛行ルート案を示すのが二月の九日になったということについて、私...全文を見る
○岡島委員 今、事前にある程度地方の話も聞いたと言っていますけれども、どこでいつ聞いたのか、私たちは覚えていないのですが、いつ事前に、千葉県内の自治体などを含めて、ある程度話を聞いたのですか。
○岡島委員 今、事前にやったということについて、できれば、その日時、場所、出席者を含めた資料を、これは後ほどで結構ですから、委員会の方に提出していただきたいと要望いたします。  質問がいろいろありますので、次に行きますが、そのことをお願いした上で、航空局、国土交通省としては、千...全文を見る
○岡島委員 そこでの不満はたくさんあったと思います。浦安市の上空を飛ぶことや木更津の上空も飛ぶこと、とにかく、騒音が若干小さくなると国土交通省は言っているものの、低騒音による騒音の件数は明らかにふえるわけであります。そういったことを踏まえて、多くの不満があるというふうに思っており...全文を見る
○岡島委員 検討する状況はいろいろあると思います。今回、千葉県側は、羽田拡張そのものに反対しているということでは必ずしもないわけであります。そうしたものが公益にかなうということは千葉県民含めて理解はできる、しかし、それによる被害が千葉県民にだけ、だけとは言いませんが、その多くが押...全文を見る
○岡島委員 今の部長の発言によると、例えば、神奈川から都心北上ルート、それを早朝の数時間の十五便程度とかじゃなくて終日運用に変更できないかというふうな提案を千葉県が出している。さらには、滑走路の問題もありますね。浦安の滑走路の向きですね、これはありきで今進んでいますけれども。さら...全文を見る
○岡島委員 いずれにしても、今出ている分散ルートなどを含めたこの計画案について、さらに検討の余地が残されているということで、千葉県の提案なども当然踏まえていくというふうに部長は認識しているというふうに私は認識します。それでよろしいですね。ちゃんと言ってください。千葉県の提案につい...全文を見る
○岡島委員 それでは、具体的に聞きます。  新滑走路の設置角度ですけれども、滑走路が二本、Bと新しいDが平行にあるというのを前提で話が進んでいるようですけれども、この滑走路は、そのさまざまな状況というのは、飛行の安全、そして自然環境もありますね。もう一つ大事なのは、地域住民の置...全文を見る
○岡島委員 これまで平行滑走路については、世界の空港では、平行滑走路を二本有するところは基本的に本当に平行なんだ、それが世界基準だというようなことを御答弁されてきたというような話も聞いてきました。きょうじゃなくですよ、これまでのいろいろな話の中で、千葉県などでも。  滑走路が仮...全文を見る
○岡島委員 最後に一言だけ言いますけれども、恐らく、世界の空港で平行滑走路は双方向に使っているわけです。これは一方向しか行かないということで、安全性に関する説明にはトリックがあるということを申し上げて、いずれにしても、公共事業をやるときには、住民の意見、自治体の意見をきちんと聞く...全文を見る
03月23日第159回国会 衆議院 総務委員会 第10号
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○岡島委員 民主党の岡島一正でございます。  きょうは、先ほどからの質問の中で、NHKビジョンの中からの質問が多いようでありますが、私も、三年前にNHKを退職するまでは、NHKビジョンがよく出ていましたけれども、あのころはなぜか、仕事が忙しかったこともありまして、余り詳しくは、...全文を見る
○岡島委員 技術的なことに関してはかなり可能性はあるし、可能だろうと思います。  放送と通信のもう一つの違いは、それを管轄する法律が違うというふうに思います。放送の場合は放送法、特にNHKの場合は放送法というものの枠の中で自由な報道をどれだけできるかということに挑戦しているわけ...全文を見る
○岡島委員 法律については、今後、新しい時代の放送のあり方、既にインターネット放送局という言葉もあるような時代においての新しい法律のあり方などについては、またいずれ私どもも勉強して御質問を総務省などにもしていきたいと思っています。  次に、ビジョンの中には携帯端末の話も出てきま...全文を見る
○岡島委員 これは本当にぜひ私は実現すべきものだというふうに考えております。それによって多くの人の命が実際救われるということが私の取材体験の中にもあります。情報がなければ幾ら銃があっても人の命は守れないというようなことも、私は戦争取材で経験しました。国内においては、少なくとも情報...全文を見る
○岡島委員 最後に一つだけ質問させてください。  私は特派員をずっとやっていましたから、世界に行くと、時差があります。そういった意味では、今のイラクと日本もそうです。情報は二十四時間世界を飛び回っているわけです。日本国内もさまざまな、民間の商店なども含めて、二十四時間営業という...全文を見る
○岡島委員 以上で質問を終わります。ありがとうございました。
05月26日第159回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第6号
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○岡島委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、きょう決算委員会で、羽田空港の再拡張に関しての質問をさせていただきます。  本来、羽田空港の再拡張については、総務委員会でも質問いたしましたが、検討事項がその後どうなったのかという穏やかな質問をけさまで用意してありましたが、私が...全文を見る
○岡島委員 私が今質問したのは、この羽田の再拡張についての発表の説明ではなくて、こういったものにかんがみて、公共事業に取り組む上での自治体や住民との向き合い方をどのように国土交通省は考えているのかという、基本的な考えを一言聞きたいということで、質問であります。それについてお伺いし...全文を見る
○岡島委員 今の局長の御答弁は、これまでそういった住民視点も持ってきたということをおっしゃりたかったんだろうと思いますが、今回、羽田空港の再拡張に絡んでは、交通省の役人の方の中には、今局長がおっしゃったように、私個人としては、自身としては十数回あるいは何十回にわたって千葉県庁に出...全文を見る
○岡島委員 一般的に、司法、立法、行政とあるわけですけれども、住民の代表という言葉を使うんであれば、多分、議会が適当だろうと思うわけであります。その議会に対して初めて飛行ルートが具体的に示されたのは、二月九日になるわけであります。そういったことの中で、わずか一カ月のうちに審議が進...全文を見る
○岡島委員 そのような言い方をすると、知事が大臣との時間をセットしてくれと頼んだように聞こえますけれども、私が知っている範囲では、大臣との面談がセットされているという中で、急いで十四市町村に声をかけてくれ、そういう事実関係があったと聞いているわけです。  いずれにしても、物事を...全文を見る
○岡島委員 多分、世の中、終わりよければすべてよしというわけにはいかないと思います。いずれにしましても、その問題について民主主義のプロセスというのが、やはり結果だけではなくそのプロセスによって、同じ結果でも、軍事独裁政権でもできることもあれば民主主義国家だからできること、同じ結果...全文を見る
○岡島委員 今、岩崎保安部長がお話しになりましたけれども、今言ったLDAだったり航路が二つに分かれるとか、これは三月の段階だろうと去年の夏の段階だろうと、日本の航空にかかわる管制技術や着陸のシステムなどを踏まえても、何ら新しいことではないはずです。これは、もともとあったものを組み...全文を見る
○岡島委員 それでは、二月九日に発表した段階では、十分な検討がなされてないものを発表したということになります。それでいいんですか。
○岡島委員 それでは、本会議の法案の採決をする三月の段階では、きょうと違って、きのうと違って、まだ千葉県の検討に対して十分な答えを出せていないにもかかわらず、千三百億円も予算を貸すから、皆さんが借り受けたという形の予算措置をする、そういう法案を、十分な検討が終わっていない、きょう...全文を見る
○岡島委員 では、その十分な検討の答えが出ないうちにそういうプロセスを進めたということは、これはもう事実なわけですね。  いずれにしましても、この問題について不思議なことはたくさんあります。多摩川の河川敷の洪水を防ぐためにあの滑走路の角度は変えられないと言っておる。新しいオフセ...全文を見る
○岡島委員 いずれにしても、アクアラインの換気塔とか首都高の換気塔の話は、具体的には出ていなかったわけですね、千葉県のときも。あなた方がおっしゃったのは、港湾機能、それを阻害しちゃならないと言っている。具体的に、アクアラインの換気塔とこの換気塔ということは、千葉県では一度もしゃべ...全文を見る
○岡島委員 局長のおっしゃることは、私の思っていることと全く一緒であります。つまり、航空局長はそういうお考えであったかもしれませんけれども、航空局全体の中としては、こういう飛行場建設に当たってのきちんとした、住民のために、地域のために、負担がかかる千葉県のために、どうしたら、最大...全文を見る
○岡島委員 いずれにしましても、本来、やればできる努力を最大限した上で、これが決まったことですと言うならわかりますが、洪水のことも今回は何も触れていない、小型船舶も触れていない、今までるる述べてきた理由を全く触れていない、具体的に初めて触れた理由によって、角度を変えることができま...全文を見る
○岡島委員 最後に、いずれにしても、そういう中に、また住民という言葉が抜けておりましたが、できれば、住民という視点を踏まえた住民参加の協議会というふうにしていただければと思います。黒野さんという皆さん方の先輩の事務次官が言った、空港は国民のものだという言葉を、私も皆さんも含めて肝...全文を見る
11月01日第161回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○岡島委員 民主党の岡島一正であります。  きょうは、香田さんの事件の結末などを踏まえて、外務大臣及び防衛庁長官にお聞きします。  まず、香田さんの今回の結末、お亡くなりになったことに対しましては、深く御冥福をお祈り申し上げたいと思っております。質問が、民主党できょうは三人目...全文を見る
○岡島委員 自分なりの考えがまだまとまっていない、見つからないということは、なぜ防げなかったのかはまだ解明できていないということになります。  先ほどの藤田議員や末松議員の質問にお答えになっているときに、これまで、広報活動といいますか危険情報などは、やるだけのことはやってきたと...全文を見る
○岡島委員 外務省のいろいろな情報宣伝活動の中にホームページの運用があるというふうに、先ほど何回もお話しになっておりました。外務省の安全情報を提供するコーナーにさまざまな情報が書いてあります。あの中に、テロの概要というコーナーがあります。危険情報と、テロの概要というコーナーがちゃ...全文を見る
○岡島委員 しかし、これは、外務大臣がさっきおっしゃった、安全情報を全世界の邦人に流すための情報手段としてホームページは非常に有効だというお話があったと思うんですね。そのテロの概要の情報更新は、二〇〇三年十二月から行われておりません。日本の脅威、日本人への脅威という項目のところに...全文を見る
○岡島委員 そんなことは、私は毎日見ていますからわかっています。  が、テロとは何かということが、もともと日本人にとっては、意識してもらわなければ自分の問題としてとらえられない。それが起きているからみんな騒いでいる。それが日本人に初めて向けられた。  とすれば、ホームページの...全文を見る
○岡島委員 そこがおかしいんです。何が起きた、今回も、二十七日にこういうのが起きたというのがおくればせながら載りました。だけれども、過去を教訓にしてこれからいろいろなことを防止するんです。起きたことの背景や、その事件が起きたことはなぜだったのかということをきちんと分析、説明するこ...全文を見る
○岡島委員 私は、コンストラクティブに発言したいと思いますので、いずれにしても、そういったことは更新すべきだ、きちんとしていただければと思うのであります。  そして、質問がダブるかもしれませんが、今回の小泉首相の発言について、やはりあの発言が、事件が起きてからわずか数時間のうち...全文を見る
○岡島委員 私は、今、本来ならば、ここに小泉首相がいらっしゃれば、小泉さんにお聞きしたいと思っております。つまり、国家の判断というのは、その裏には、特に国際的問題があればあるほど、情報源を持ち、情報を確認し、把握し、そして熟慮した上に判断していくだろうと思います。  今回は、事...全文を見る
○岡島委員 外務大臣が日本政府の考えを外務大臣として伝える前に、日本の首相は結論を言っていた。外務大臣の努力は初めからむなしいものだったということにもなりかねません。  次に、私は、ことし、既に六月ごろから、中東地域の複数の日本大使館が、世界からイラク国内に外国人のテロリスト、...全文を見る
○岡島委員 問題は、暫定政権が発足して以降、明らかに外国人の誘拐事件がふえ、殺害される人がふえたという事実、その事実を踏まえると、この香田さんの事件に絡んでも、とにかく最も危険に、本当にとんでもない状況になっているという事態だろうと思っております。  そういった状況は既に把握し...全文を見る
○岡島委員 まだまだ外務大臣に御質問したいこともありますが、時間がありませんので、では防衛庁長官にお伺いをしたいと思います。  サマワの治安問題についてですが、サマワでは、十月八日、日本・イラク友好記念碑が爆破されましたね。二十二日にはロケット弾、信管がなかったが着弾した。きょ...全文を見る
○岡島委員 ということは、活動できないのは、宿営地外が安全確認できない、確保できないときは活動していないということになります。  今回のロケット弾ですけれども、現地時間二十二日、このロケット弾、どの国の製造で性能など、すべて解明できましたか。
○岡島委員 私は自分で戦争取材をずっとしていましたからわかりますが、迫撃砲と違って、ロケット弾というのは一人や二人では稼働できません。弾を運ぶ車も必要です、人も必要です。一個分隊ぐらいの形で動くのが普通です。  そういった意味では、一個分隊規模の反米勢力が、自衛隊の基地十キロあ...全文を見る
○岡島委員 いずれにしても、戦場へ行ったらわかりますけれども、行った経験はないと思いますが、戦場に行ってロケット弾が来るということは、いつ自分の身が危険にさらされてもおかしくないどころか、常に危険だということであります。これは戦場の常識であります。いつ弾が当たってもおかしくないん...全文を見る
○岡島委員 ODAということじゃなくて、私が言いたかったのは、根本的に復興支援活動するには、治安が安全な日がすべてではないという状況の中で、遅々として進まない復興支援活動の実態もあるということであります。  ODAに絡めれば、石油パイプラインなどの大きな施設をねらったテロという...全文を見る
○岡島委員 親しい住民になったとしても、砲撃ができる砲弾を移動できるということは、親しくない人たちの協力があるからできるんです。私は、アフガニスタンもカンボジアも戦場にいました。住民の協力なしにそういう活動はできないんです。そういう事実を踏まえれば、ロケット弾が毎日のように飛んで...全文を見る
○岡島委員 新聞各社の世論調査などを見ますと、朝日では六三%、産経などでも、危険が高まれば八〇%の人が自衛隊を撤退すべきだという、国民の過半数以上が今の治安の悪化した状況での自衛隊の支援活動をやめるべきだという意見になっているわけです。そういった中でも、国民の意思に反して復興支援...全文を見る