岡田克也

おかだかつや

小選挙区(三重県第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数11回

岡田克也の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
10月19日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第4号
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○岡田委員 新生党の岡田克也です。  尊敬する津島先生や鹿野先生を目の前にして、与野党という立場に分かれて、こういう形で質問させていただきますことにつきまして、感慨無量のものがございます。  さて、私が初当選させていただいてから、まず海部内閣で小選挙区比例代表並立制、政府提案...全文を見る
○岡田委員 私は余り過去のことをいろいろ言いたくないわけでありますが、過去二回のこの政治改革の議論、すなわち海部内閣のときの議論、宮澤内閣のときの議論を見ますと、もちろん当時の野党にも政治改革ができなかったことについて責任はあると思いますが、同時に自民党にもあるはずであります。そ...全文を見る
○岡田委員 私も余り昔のことは言いたくないのでこの辺にさせていただきまして、細川総理が八月十日の記者会見におきまして、記者の側から年内の改革実現は公約と受け取っていいかという質問に対しまして、結構である、こう述べられました。さらに、できなければ政治責任をとるということか、こういう...全文を見る
○岡田委員 私がお聞きしましたのは、細川総理の発言に対しまして、じゃできない場合に責任をとるんだなという御質問が自民党の方から多いわけでありますので、同じ意味で津島先生、鹿野先生に、政治家として、御自身ができなかった場合にどういう責任をとられるのかということを聞きたかったわけであ...全文を見る
○岡田委員 ありがとうございました。  それでは次に、この第百二十八臨時国会でありますが、九月の十七日に召集をされております。政治改革法案の審議に入ったのは、本会議の趣旨説明が十月の十三日、そして本特別委員会での質疑は十月の十八日、すなわち昨日からであります。政治改革について主...全文を見る
○岡田委員 基本的には議運という場があるわけでありますから、伊吹さんもその議運のメンバーであるというふうに承知しておりますが、そこで十分議論をされればいいことではないか、このように思っております。  いずれにしましても、十二月十五日が会期末であります。参議院のことは参議院の皆さ...全文を見る
○岡田委員 もちろん理事の間で御議論いただくことでありますが、しかし、事はこの法案の成否に係る問題であります。国民の皆さんは、先ほどの投書にもありますように、このまま時間切れになって、この法案がこの国会で通らないのではないか、そういう心配が声として大きくありますので、私はあえて御...全文を見る
○岡田委員 合意を見出すためのお互いの努力が必要なことはもちろん言うまでもありません。しかし同時に、再々申し上げておりますように、十二月十五日という会期、参議院での審議ということを考えますと、十一月の初めまでには本委員会で結論を出さなければ物理的にできなくなるということもこれまた...全文を見る
○岡田委員 自民党の中でいろいろ議論されるのは結構でありますが、わざわざそういう方を代表質問の場に呼んで意見を言わせるということが私には理解ができないわけであります。これは私だけの意見ではないということを申し上げておきたいと思います。(発言する者あり)
○岡田委員 さて、もう時間も中途半端になりましたので、ちょっと話題を変えまして、腐敗防止の件について一言だけお聞きしたいと思います。  先ほどの保岡議員の説明にもありましたけれども、この腐敗防止は中身としてはほとんど自民案と政府案は変わりがない、こういうふうに思うわけでございま...全文を見る
○岡田委員 時間が参りましたので、この件も午後引き続き多少質問させていただきまして、午後は選挙制度について中心的に質問させていただきたいと思います。ありがとうございました。
○岡田委員 それでは、午前中に引き続いて腐敗防止について少し質問させていただきたいと思います。  午前中の質疑で、自由民主党の案と、それから政府案でありますけれども、基本的な中身において余り大きな違いはない、唯一あるとすれば、公職にある者が収賄罪によって刑に処せられた場合に、そ...全文を見る
○岡田委員 保岡さんの今言われたこともよくわかるわけでありますが、他方で、公民権停止という非常に重いことを単にバランス論で論じていいのか、こういう議論も当然あるのじゃないかと思います。この点はなお引き続き議論をさせていただきたいと思っております。  午前中の話に戻るわけでありま...全文を見る
○岡田委員 どうもありがとうございました。基本的認識は全く同じであります。いずれにしましても、与党、野党問わず、選挙制度改革より先立って腐敗防止をやればいいんだ、こういう議論はもうこの辺でやめにしなければいけない、このことだけを確認をしておきたいと思っております。  さて、時間...全文を見る
○岡田委員 最初にまず、私が民意の集約の方の意見をとっていたという話でありましたが、自民党時代に若手議員の会をやっておりまして、その中で一度採決をしたことがあります。どういう制度を若手議員の会として推していくのかと。そのときに私は併用制に賛成をした数少ない一人でありますので、申し...全文を見る
○岡田委員 いろいろ議論は自由にする、当然のことであります。しかし、最後は多数に従っていく、そういう原則の中で、連立与党としては、一票制をとれずに、二票制を採用したということであります。  同時に、憲法問題というのはどうしてもひっかかってくるということであります。繰り返しになり...全文を見る
○岡田委員 これ以上私はこの問題に触れるつもりはございませんが、今の法制局の御意見は、いろいろお立場があって、中立的な立場で物が言えないという話でございました。ということは、中立的な立場で物を言った場合には、これはやはり憲法上問題がある、こういうことではないかと私は理解をするわけ...全文を見る
○岡田委員 時間もほとんどなくなってまいりましたので申し上げますが、しかし、立法政策の問題があるから違憲であってもいいということには決してならないということであります。そのことだけは申し上げておきたいと思います。  それから、もし、今自民党の御答弁になったことを突き詰めていけば...全文を見る
○岡田委員 最初に戻りますけれども、やはり双方が妥協していかないとこの法案はできないわけであります。そういう意味で、今のお考えですと、哲学のところで結局行き詰まってしまうんじゃないか、こういう気がするわけであります。  一つの比喩を申し上げますと、私どもは東京から新幹線に乗って...全文を見る
11月04日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第14号
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○岡田委員 新生党の岡田克也でございます。  この特別委員会での質疑も日を重ねてまいりまして、今お伺いしましたところによりますと、既に一昨日までの段階でほぼ七十時間審議を経過したということでございます。これから地方公聴会等も予定されておりますので、順調にそれが経過をいたしますと...全文を見る
○岡田委員 新聞報道等によりますと、場合によっては自民党の河野総裁とのトップ会談も辞せず、こういう報道もあるわけでございますが、その辺についてはいかがでございましょうか。
○岡田委員 実は、私、きょうこの場に自由民主党の河野総裁または政治改革本部長である三塚さんの出席を委員部を通じて正式に要請をしたわけでありますが、特に三塚政治改革本部長におかれましては、自民党案の法案提出の責任者でもあるわけでありまして、先般も同僚の議員から、ぜひこの場に出てきて...全文を見る
○岡田委員 県連会長のお仕事大変大事であることは理解をいたしますが、あとは政治家の見識の問題ではないかと思います。この政治改革の問題を今この委員会で議論しているそのことと、どちらを優先するかの問題であると私は思います。  今二十一項目ぐらいあるんだと、こういうお話でございました...全文を見る
○岡田委員 明快なる説明、ありがとうございました。  それでは本題に戻りまして、自民党案の一票制であります。このことが憲法上問題ないのかどうか。私、以前の質問のときにも、衆議院法制局の方にお尋ねしたところでございますが、きょうは和田局長においでをいただいております。和田局長の明...全文を見る
○岡田委員 基本的に、前回私が質問したときと同じ御答弁であります。憲法に違反しないということを明言されなかったわけでございます。  さきの三%についての内閣法制局長官の御答弁と比べたときに、その違いというものは明白である、このように思います。(発言する者あり)これは、衆議院の法...全文を見る
○岡田委員 最初の一票制の問題についての鹿野議員の発言、御意見というのは、政策的に必要だ、こう言っておられることはよくわかりますが、そのことは憲法上どうかということについては全く触れられておりません。私はそのことを、憲法上問題があるのではないかということを申し上げているわけであり...全文を見る
○岡田委員 まあ、時間もございませんのでこれ以上この問題触れませんが、少し冷静になってお考えをいただきたいと思います。私は、この一票制の問題、比例制における都道府県制を採用するという問題、いずれももう既に論理的に決着のついた問題である、このように思っておりますし、それが多くの方の...全文を見る
○岡田委員 これで終わりたいと思いますが、先ほどの私の発言に対して、大島委員から場外発言がありました。私も、自民党の委員の先生方全体がそうであると言っているわけではございません。そういうつもりはありません。党内にも、自民党の中にも改革派として頑張っておられる先生方がおられる、その...全文を見る
11月12日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第16号
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○岡田委員 新生党の岡田克也です。時間も十五分しかございませんので、端的にいろいろ御質問したいと思います。  今お聞きをしておりまして、皆さんの中で堀込さん、土田さん、野本さん、大体私、同意見であります。特に土田さん、非常に説得的なお話をされていたと思います。それから永田さん、...全文を見る
○岡田委員 今の松沢さんの御意見は政策論なんですね。それで、そこは一票制、二票制それぞれの立場からいろいろな議論があると思うのですが、私がしておりますのは憲法論でありまして、幾ら政策的によくても憲法に違反しては、これは憲法が最高法規でありますから、できないわけであります。  も...全文を見る
○岡田委員 ですから、せっかくの地方公聴会でありますから、国会ではそういう議論がある、それを踏まえて御議論をいただきたいということを申し上げるわけであります。  それから、飯塚さんにお聞きしたいと思いますが、先ほど、比例区で全国単位だと女性が出にくくなる、こういうお話がございま...全文を見る
○岡田委員 今の衆議院も参議院もそうなんですが、現状を見ますと、とりわけ自由民主党、私も自由民主党であったわけですが、自由民主党の場合には女性議員が地方区において非常に少ないという現実があります。これは恐らく個人本位の選挙ということと無縁ではないだろうと私は思うわけであります。現...全文を見る
○岡田委員 それから、ちょっと時間もありませんので一言コメントさせていただきますが、先ほどの飯塚さんのお話の中で、選挙というのは直接選挙するのが大原則だ、本人を選びたいというのが有権者の権利である、こういうお話がありました。  これは、我々今の制度になじんでしまっていますので、...全文を見る
○岡田委員 時間もございませんので、最後にこの法案の今後の問題でございます。  先ほど石破さんの方からもいろいろお話があったのですが、会期が十二月十五日になっている。そして参議院でもそれなりのきちんとした審議をしていただかなければならない。こういうふうに逆算をしてまいりますと、...全文を見る
○岡田委員 私どももなるべく合意の上で成案を得たい、こういうふうに思っておりますが、最後に一言だけ申し上げさせていただきますと、この国会が始まってから政治改革特別委員会の審議が始まるまで一カ月かかりました。もしあのときにもう少し早くこの特別委員会の審議に入っていれば、これだけ日程...全文を見る
○岡田委員 一言、最後に。  それぞれの国民の理解が進んでいないというのはおっしゃるとおりかもしれません。しかし、それは、一つはマスコミの仕事であると同時に、それぞれの地域選出の国会議員がそれぞれの地域に帰って語りかけて、そして有権者の皆さんに御理解をいただくというのが仕事であ...全文を見る
○岡田委員 新生党の岡田克也です。時間も限られておりますので、ある程度限ってお話をさせていただきたいと思います。  ずっとお伺いをさせていただいて、伊藤さん、岡田さん、土屋さん、三人の御意見は私の考えとおおむね一致をしていたと思いますので、そのほかの三人の皆さんに絞ってお伺いし...全文を見る
○岡田委員 僕の質問には答えていないのでどうかと思いますが、公聴会はきょうやりまして、あした、それぞれの公聴会の結果を政治改革特別委員会で報告をいたします。それは当然、総理にもそれから関係の方々にも報告されるわけでありまして、それを踏まえて最後の政治改革の詰めを行う、こういうこと...全文を見る
○岡田委員 それは県議会も同じだと思うのですが、もちろん将来的には例えばCATVをアメリカのように入れるとか、だれでもそれにアクセスできるようにするとか、そういうことが望ましいと思います。今はそういうところにはまだ至っておりません。しかし、アクセスをしようとすればすることができる...全文を見る
○岡田委員 今二点御指摘をいただいたわけであります。  まず、参議院の問題ですけれども、これはおっしゃるように、参議院と衆議院は同じ制度を持ったのでは二院制の意味がない、こういうことだろうと思います。このことは実は随分、私も当時自民党におりましたが、党内でも議論をいたしまして、...全文を見る
○岡田委員 ありがとうございます。  それでは、天野さんにちょっとお聞きしたいと思うのです。  必ずしも趣旨がよく読み取れないところもあったのですが、最後の公的助成について、地方は地方で勝手にやれということになりかねない、それは財政難の折、困るんだ、こういうお話がございました...全文を見る
○岡田委員 町や村までどのぐらい公的助成が要るのかよくわかりませんが……。  それでは松本さんにもう一つ、ちょっと済みません。  経済状態が非常に厳しいからちょっと六カ月ぐらい凍結して、それで景気対策を先にやったらどうか、こういうお話がありました。確かに経済状態は非常に深刻で...全文を見る
○岡田委員 いろいろな御意見があると思いますけれども、今、国会の方で、経済状態が苦しいから早くこれを仕上げなきゃいかぬ、こういう議論は余りないと思います。むしろ、この国会でやることが国民に対する約束である、だから、そのためにはもう来週中にも衆議院を何とかしなければいけない、こうい...全文を見る