岡田克也

おかだかつや

小選挙区(三重県第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数11回

岡田克也の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月15日第132回国会 衆議院 規制緩和に関する特別委員会 第5号
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○岡田委員 新進党の岡田克也でございます。時間も限られておりますので、手短に進めていきたいと思います。  まず、皆さん規制緩和検討委員会のメンバーでありますけれども、先ほど島田参考人の方から規制緩和検討委員会の運営について大変厳しい御意見がございました。大変限られた回数で限られ...全文を見る
○岡田委員 ILOのことはさておきまして、鷲尾参考人に同じ質問をしたいと思います。この検討委員会の運営について御意見がありましたら、お願い申し上げます。
○岡田委員 先ほど来、各参考人の方から、この規制緩和検討委員会の常設化という話が出ております。報告書の中にも、全会一致でそういうことを求めるという話になっておりますが、伊藤参考人の方からは、先ほどの御説明では出なかったような気がするのですけれども、同じ御意見でしょうか。
○岡田委員 五人の参考人の皆さん全員が常設化ということをはっきりとここでも明言されたわけでございますので、与党の委員の先生方もその方向で、政府に対する働きかけの方をぜひよろしくお願い申し上げたい、こういうふうに思います。  それでは次に、この十日に各省庁の方から中間取りまとめが...全文を見る
○岡田委員 今、宮内参考人からは合格点は与えられないということと、それから島田参考人からは千メートル歩むのに五センチということですから、点数にすれば十万分の五点ということになるのかもしれませんが、そういうお話がございました。  これは、今まで内外の各種団体に村山総理みずから要望...全文を見る
○岡田委員 同じ質問を、島田先生にしたいと思います。
○岡田委員 私も、公正取引委員会の機能強化、行革の問題も当然ありますけれども、人員の強化、それからもう少しきちんと遇するというか、例えば、公正取引委員会に事務局長というポストがありますが、役所でいいますと局長ポストであります。次官ポストでは決してございません。もちろん機構の問題は...全文を見る
○岡田委員 同じ質問を中西参考人にしたいと思います。
○岡田委員 同じ質問を伊藤参考人にしたいと思います。国会に対する何といいますか、期待ですね。
○岡田委員 宮内参考人、いかがでしょうか。
○岡田委員 それでは、島田参考人、お願いします。
○岡田委員 今、我々政治家にとって、本当に反省しなければいけない御発言が続いたと思います。  この特別委員会も、この国会あるわけでありますけれども、例えば十日の中間報告についても、政府の方は外国政府も含めて説明をしているわけでありますが、この委員会でその説明があって議論をすると...全文を見る
04月26日第132回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○岡田委員 新進党の岡田克也です。きょうはPKOの問題を中心にいろいろ議論してみたいと思いますが、その本題に入る前に、この連休中に総理が中国に行かれるという話を聞いておりますが、どういった目的で何をしようということで行かれるのか、まずお聞かせをいただきたいと思います。
○岡田委員 大体の大まかな日程について、外務省事務当局の方からお話をいただけますでしょうか。
○岡田委員 もちろん日本の総理が行かれて、西安で歴史的なものに触れられたり、あるいは上海で経済的な発展の状況を自分の目で見るということも大事なことかとは思いますが、やはり基本的には、両首脳間できちんとお話をするというところが第一の目的だろうと思うのです。  その中で、ことし予定...全文を見る
○岡田委員 前例踏襲も結構だと思いますが、しかし、台湾の状況を見ておりますと、非常に微妙な人選になる可能性もあるわけでありまして、その辺も含めて、多分前例踏襲ということだけでは中国は納得せずに、さらに詳しく詰めてくるのではないかと思うのですが、その点についてどうお考えでしょうか。
○岡田委員 こういう場でなかなか具体的なことは話しにくいというお立場はわかりますが、聞いていて余りよくわからないわけであります。  前例というお話が出ました。確かにこういう国際会議ですから前例というのは大事だと思いますが、ただこの背景にある問題というのは、日本として台湾の問題を...全文を見る
○岡田委員 私が申し上げたかったのは、これだけ経済的な実態を持つものについて、政治的にも全くないものとして扱っでいいのかどうか。そしてまた、台湾と中国の問題というのは、国内問題かもしれませんが、しかしこれは日本にとってもあるいはアジアにとっても極めて影響が大きい問題でありますから...全文を見る
○岡田委員 その施政方針演説どおりのお考えであれば、どうしてこんなに、一年近くもこのUNDOFの問題がかかっているのか、そこが非常に理解に苦しむところであるわけですが、ちょっとおさらいのために、外務省の方からこのUNDOFへの自衛隊の派遣問題について、昨年五月の国連からの非公式の...全文を見る
○岡田委員 非常に素朴な疑問なんですが、調査団の派遣までほぼ十一カ月かかっているわけですが、なぜ単に調査団を派遣するだけで十一カ月かかったのでしょうか。中身を議論しているというなら別ですが、まず実態認識をして、そこから議論するということだと思うのです。その実態認識をするための調査...全文を見る
○岡田委員 お聞きをしておりますと、一つ一つやっていくのだ、こういう感じがあるわけです。しかし、調査団というのは、別に本体の派遣とは関係がないわけですから、そういった他のPKOに派遣をしているときにも並行してやることは十分可能だったと思うわけで、余りお答えになっていないような気が...全文を見る
○岡田委員 引き続きUNDOFの問題について議論したいと思います。  外務大臣にお尋ねしたいと思うんですが、まず政府調査団の報告が出て、全体として前向きの内容になっている、あるいは与党調査団の報告について、一部政府調査団の報告と比べてトーンの違うところについても国連の方から返事...全文を見る
○岡田委員 与党三党での議論を注意深く見ている、こういう御答弁だったわけですが、外務大臣は自民党総裁でもあるわけでありまして、村山政権ができるときの政権合意でも、PKOについては積極的に推進していく、こういう合意があったと思いますが、その合意に基づいて社会党に対して自民党総裁とし...全文を見る
○岡田委員 今自民党総裁としての立場をお聞きしたわけでありますが、外務大臣としても、国連平和協力法の六条の三項に「外務大臣は、国際平和協力業務を実施することが適当であると認めるときは、内閣総理大臣に対し、第一項の閣議の決定を求めるよう要請することができる。」こういう規定が置かれて...全文を見る
○岡田委員 外務大臣と議論していると何となく外務大臣のペースにはまっていきそうな気もしますが、しかし、例えば政府そして与党の調査団の報告が出たのが四月の十九日、二十日でありまして、もうそれから一週間たっております。そして今社会党の党内手続を待っているということですが、いつまで待て...全文を見る
○岡田委員 私が申し上げたかったのは単に国際貢献の問題だけではなくて、それは一つの例として申し上げたわけでありますが、先ほどの台湾の問題もそうであります。こういうことが続きますと、日本の政治に何を期待してもむだじゃないかこういう考え方が、国の内にもありますが、外にも広がっていくと...全文を見る
○岡田委員 この二十四条三項の主語が「自衛官はこということになっておりまして、私もこの法律をつくるときの審議に参加をしておりましたが、この「自衛官はことなっていることも一つの理由として挙げられていたように思いますが、武器の使用というのは個々の自衛官が行うものであって、その部隊にお...全文を見る
○岡田委員 ちょっと法律の問題を離れて、実体論として少しお話ししたいと思うのですが、まず、この自衛隊法は、刑法三十六条、三十七条に該当する場合以外は勝手に個々の隊員の判断で武器を使用してはいけない、こういうことになっていますね。その前提としてある議論というのは、そういう正当防衛や...全文を見る
○岡田委員 わかったようなわからないような御答弁だったと思いますが、恐らく自衛隊のその部隊の隊長は、もし武器使用があれば自分がすべて責任を負って辞表を出さなければいかぬ、そういう気持ちで出ていかれているのではないか、こういうふうに思います。これはやはり実態と法律が合っていない一つ...全文を見る
○岡田委員 ちょっとここで法律を離れて憲法との関係で少し議論したいと思うのですが、PKO五原則がありまして、日本の自衛隊が派遣される場合には、当事者間に停戦の合意があるということが当然前提になるわけでありますが、そういう停戦の合意があるというときに、たまたまPKOに派遣された自衛...全文を見る
○岡田委員 停戦の合意が崩れれば自衛隊は撤収しなければいけないわけですから、その合意があるという前提で考えれば、そこで戦闘行為が起こっても、それは国としては停戦をしているという意思表示はきちんとされた上での行為でありますから、この攻撃というのは一部のはね上がりによるゲリラ的な攻撃...全文を見る
○岡田委員 今のお話で、私は、必ずしも私の申し上げたことが憲法上できないというわけではないというふうに法制局もお考えになっているように受け取ったわけであります。議論の余地は十分にある、こういうふうに受け取ったわけであります。  私がこの武器の使用の問題を申し上げておりますのは、...全文を見る
○岡田委員 私が申し上げたのは、単なる解釈論の問題じゃなくて、立法論も含めて、法律の改正も含めて申し上げたわけであります。今外務大臣も言及されました三年後の見直し条項というのもあるわけであります。それから、そのときに、当時の自公民三党による合意があって、二年後、つまり今からいうと...全文を見る
○岡田委員 ありがとうございました。
05月12日第132回国会 衆議院 外務委員会 第17号
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○岡田委員 通告いたしました本論に入る前に、ちょっと午前中の質疑を聞いておりまして少し気になるところがありましたので、一、二、大臣にまず御質問させていただきたいと思います。  日米関係でありますが、午前中の大臣の答弁で、日米関係全体として、自動車問題等若干の問題はあるが全体とし...全文を見る
○岡田委員 日米の自動車問題は、私も今回はこういう解決しかあるいはなかったかもしれないな、そういう気がいたします。やはり言うべきことはきちんと日本としても言うべきでありますので、やむを得ない結果であったかもしれません。  しかし、この自動車の問題のバックグラウンドとして巨大な貿...全文を見る
○岡田委員 私が申し上げたかったのは、自動車の問題はこれは役所と役所、政府と政府であるいは処理できる問題、処理すべき問題かもしれませんが、その背景に巨大な貿易インバランスあるいは日本の貿易黒字、こういうものがあるということであれば、やはりこの巨大な貿易黒字をいかにして減らしていく...全文を見る
○岡田委員 日米の依存関係、非常に大きいものがあるからそう簡単に崩れるものではないという御趣旨の御答弁だったと思うのですが、確かに経済の問題ではそうであろうと思います。これだけもうお互い入り組んで、いろいろ国と国が違いますから限界はあるにしても、双方が完全に一体化しつつあるような...全文を見る
○岡田委員 今の御議論を総合いたしますと、五月の中ごろまでには大体決めなきゃいかぬのじゃないかというふうに考えるわけですが、いまだに派遣の決定がなされていない真の理由はどこにあるのか、お聞かせをいただきたいと思います。これはまあ政党間の話ですから、ぜひ自民党総裁としての河野大臣に...全文を見る
○岡田委員 連休前に同じ質問をしましたときに、同じような大臣の御答弁ですが、一つだけ違う点がありまして、連休前には、調査団は帰ったばかりだからというのがそれに加わっておりまして、それから二週間たって、さすがにそのことは言えなくなったのかなという思いで聞かせていただきました。  ...全文を見る
○岡田委員 要員の撤退や武器使用について独自の原則、独自の原則という意味は、我が国の国連平和協力法に定める原則が貫かれるかどうか不安があるということも述べられているわけでありますが、この点についてはどういうふうにお考えでしょうか。
○岡田委員 このゴラン高原へのPKOの派遣問題ですが、この件について国連の方からいろいろお話があったと思います。大臣も直接たしかガリさんとお会いになったときにその話が出たのじゃないかと思うのですが、今の点も含めまして、どのレベルで今まで要請があったのか。国連はどなたが日本のだれに...全文を見る
○岡田委員 ガリ事務総長みずから大臣にお話があった、あるいは政府調査団をわざわざ出して、現地でそれぞれ各国の首脳がこの点について日本に対して期待を述べたり要請をしたりした。そういう全体の国際情勢がある中で、なかなか結論が出ずにここまで来ている。私は非常にこれは日本の信用問題といい...全文を見る
○岡田委員 いずれにしましても、十一月に間に合わないのなら、それなりのきちんとした理由をつけて説明をしなければいけないと思うのです。ひょっとしたら十一月に間に合うように出るかもしれませんよという期待をいつまでも持たせるわけにはいかない問題だと私は思うのですね。  では、そのとき...全文を見る
○岡田委員 私どもも、与党時代に連立政権の難しさというものは経験をしておりますので、大臣のお立場もなかなか大変なものだと思いますが、しかし、そろそろタイムリミットは来つつあって、どこかでやはり言うべき方が言わないと、この問題はまとまらないのじゃないか、そんな気がいたします。  ...全文を見る
○岡田委員 いろいろお話しいただいて大変感謝しておりますが、ほとんどよくわかりませんでした。  私ども、地元で一般の住民の皆さんとお話をしておりますと、よく出る話が、どうして一兆円もかけて経済協力なんかしなきゃいけないのか、そんなぐらいなら税金まけてほしい、こういう話が実はかな...全文を見る
○岡田委員 先ほど事務当局の方からお話がありましたように、平成四年に政府開発援助大綱ができているわけであります。改めてこれを読み直してみまして、私は、本当にわかりにくい大綱だな、何を言いたいのかよくわからないなという思いであります。恐らく国民の皆さんも同じ思いであろう、こういうふ...全文を見る
○岡田委員 余り細かく言うつもりはありませんが、私も環境問題は極めて大事な問題だと思いますが、では環境問題のほか大事な問題はないのか。例えば、地球規模的問題としては、環境問題と並んで人口問題がある。人口問題はどうしてここに書かないのか。あるいは、基礎生活分野とか人づくりとかそうい...全文を見る
○岡田委員 そういう考え方に立ったときに、日本にとっての国益、これは狭い意味の国益ではありません、広い意味での国益という観点に立って、やはりここの相互依存関係というところの援助の相手方あるいは援助の中身、こういうものも考えていかれるべきではないかと思うんです。最初の人道的援助のと...全文を見る
○岡田委員 どのくらい重点を置いてやるかという問題だと思いますが、限られた予算の中でそれを効率的にやっていくときに、もちろん全部できればこれは一番いいわけでありますが、限られている以上、どのくらい国益の観点というものを前面に出してやっていくのか、こういう問題だと思います。私は、も...全文を見る
○岡田委員 きょうは各論をするつもりはありませんが、例えば中国の問題等を見ておりまして、果たしてこの四原則がある意味があるんだろうかそんな気がするわけであります。よくよく読んでみると、さすがお役所が一生懸命つくられた文章だけありまして、四原則といいながら、これは無原則に近い状態で...全文を見る
○岡田委員 なかなか外務省の御苦労もわかるわけでありますが、今のこの四原則全体じゃなくて、その中の特に重要な部分について限定をして、例えばこれを法律に書いて、そして国会でも常に、具体的な案件の中でややグレーなものについてはこの場で議論をし、そしてその結果が反映できるようにする、そ...全文を見る
○岡田委員 実は、私も法制化することについて確信があって言っているわけではなくて、外務省の御意見も聞きながら頭の中を整理している最中であるわけですが、参議院の方で国際開発協力基本法の問題というのが以前に出てまいりました。その中にもODA大綱の法文化の問題というのが入っていた。ある...全文を見る
○岡田委員 私も、ここの箇所については、今お話しのあったとおりだと思っておりまして、ASEAN中心にアジアの国々が次々と経済的なテークオフを果たしている、そこに日本の援助というものが非常に大きな役割を果たしたということは、これは紛れもない事実だと私は思いますし、そのことは我が国と...全文を見る
○岡田委員 大変申しわけないのですが、二条約について若干の質問をしようと思っておったのですけれども、時間が過ぎてしまいましたので、日米宇宙損害協定、それから政府調達協定、この二つについては私自身賛成であるということだけ申し上げて、私の質問を終わらせていただきたいと思います。ありが...全文を見る
05月24日第132回国会 衆議院 規制緩和に関する特別委員会 第9号
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○岡田委員 新進党の岡田克也でございます。  田中参考人に一言お聞きしたいと思うのですが、先ほど医療分野における規制緩和の必要性についてお話しになられたと思うのですが、この問題を考える際に、医療の分野の特殊性というものがどうしてもあるかと思います。  というのは、サービスを受...全文を見る
○岡田委員 新進党の岡田克也でございます。  いただきました時間の中でそれぞれの参考人に御質問をしたいと思いますが、若干率直にお話をさせていただきますので失礼なこともあるかもしれませんが、お許しをいただきたいと思います。  私は、規制緩和の問題というのは基本的に生活者、消費者...全文を見る
○岡田委員 例えば、買い物に行ったり金融機関の窓口に行きますと、まずいらっしゃいませという言葉から始まるわけですね、お客さんをお迎えするのに。物を買ったり用事が済みますと、ありがとうございましたという言葉がまず間違いなく返ってまいります。タクシーの場合に、自動ドアになっておるのは...全文を見る
○岡田委員 私は、やはり規制がそういうサービスの不在を生んでいるのではないか、そういう気がするわけであります。例えば社会主義国ではサービスが非常に悪い、これは常識でありますけれども、規制によって守られていることによって消費者の方、お客様の方を向いていない、そういう営業がまかり通っ...全文を見る
○岡田委員 これは証拠が何もあるわけではありませんので、この辺にしたいと思いますが、私は別に、運転しておられるドライバーの方だけの問題ではなくて、会社も含めて、規制があって自由に競争がなされないためにそこに力が入らないのではないか、幾ら上から業界団体やいろいろなところを通じて指導...全文を見る
○岡田委員 私の質問は、ここで、需給が不均衡になってタクシーサービスの提供が受けられない地域が発生するというふうに書いてありますので、ということは、逆に読みますと、とにかくタクシーのニーズが少ない地域において今無理にあなた営業しなさいということでお上が命令を発して営業しているよう...全文を見る
○岡田委員 つまり、事業者の数が一定である、そういう前提での御議論だと思うのですが、そもそも事業者の数が一定であるかどうかというのは、これまた規制の問題でありまして、必ずしもそう考える必要はないような気がするわけであります。  では、他方で、供給過剰、都市部においては供給過剰の...全文を見る
○岡田委員 その辺よくわからないところでありますが、ほかの産業でも若干のそういう迷惑は発生するかもしれません、個別に見れば。しかし、全体として見たときに、自由に競争することによるメリットの方が大きいというのが一般的な考え方ではないか。タクシーに固有の理由というのが特にあるとは私に...全文を見る
○岡田委員 なかなか議論がかみ合わなくて、ちょっと考え方が大分違うかなという気がいたしますが、急ぐ人はそれは高いものも乗るでしょうし、急がない人は、少し二、三台やり過ごしてでも選ぶんじゃないかという気がいたしますし、それから、乗り場で混乱が生じるというのは、事業者の方、タクシー会...全文を見る
○岡田委員 それでは次に、濱中参考人にお聞きしたいと思いますが、今お触れにならなかった点なのですが、車検の問題がございます。車検の規制緩和は少しずつ進んできているようには思っておりますが、営業車検は一年ごとにやる、こういうことに基本的になっていると思います。私の考えでは、まさしく...全文を見る
○岡田委員 具体的に検査をするところとそれからその車検について整備をするところを別に、同じでなくてもいいようにするということなのです が。
○岡田委員 恐らく自家用の場合と営業で大分話が違うのだろうと思います。  それから、山本参考人にお尋ねしたいと思いますが、大規模店の問題で、いろいろお話しいただいたのですが、一方で小売店のこれからの生き残りあるいは消費者のニーズに合わせて変えていくための助成策というものを当然国...全文を見る
○岡田委員 終わります。
06月09日第132回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○岡田委員 新進党の岡田克也です。まず、オウム真理教関連で質問をしたいと思っております。  まず、これは事務当局にお答えいただければ結構だと思いますが、本件、オウム真理教関連で処分をされた自衛隊員の五名の氏名、身分、そして規則違反の内容、処分内容について簡単にお答えをいただきた...全文を見る
○岡田委員 以上の五名の中で、四名までが第一空挺団所属、こういうことでありますが、この第一空挺団というのは一体どういう仕事の中身なのか、御説明をいただきたいと思います。
○岡田委員 聞くところによりますと、この第一空挺団というのはかなり選ばれた人たちの組織である、重要な組織である、こういうことであります。  それでは長官にお聞きしたいと思いますが、七日に監督者の行政処分というのが出ておりますが、言うまでもなく最高責任者は長官であります。これだけ...全文を見る
○岡田委員 月給二割分お返しをしますというのは、国民から見るとほとんど説得力がないだろうと思います。  ただ、私は、長官みずからおっしゃったように、これからの再発防止というところが非常に大事なことだ、こういうふうに思うわけでありますが、再発防止について具体的に今までどのような対...全文を見る
○岡田委員 自衛隊員がオウム真理教に関連をした今回の事件について、国民が非常に不安に思っている。心配をしている。それはなぜかといえば、自衛隊が、戦車、戦闘機も含めて、そういう武器を持った集団であるからであります。したがって、こういうことが二度と起きないように  つまり、考えてみれ...全文を見る
○岡田委員 長官のおっしゃることはわかるんですが、繰り返しになるかと思いますが、とにかく短期間に現職の自衛隊員の中で五名も、こういったいわば荒唐無稽とも思われるオウム真理教の考え方に賛同をする、あるいはそればかりではなくてその実行部隊となって動いた、こういう隊員州出てきたというこ...全文を見る
○岡田委員 いろいろ御検討されているということはわかっているわけですけれども、それじゃ長官にお聞きしたいと思うんですが、もし何らかの有事で自衛隊が出動をしなければいけないという事態、これは予想できないわけですね、突然来るわけです。そのときに、今のこの現行法制下で自衛隊の活動に私は...全文を見る
○岡田委員 骨格においてはできるということなんですが、例えば、道路に爆弾が落ちて、戦車が通れない、自動車が通れないという状態になっているときに、例えばどうされるおつもりですか。
○岡田委員 要するに、そういった法律面での整備をしなければ、いざ有事の際に自衛隊は動かせない、動けないというのが実態だと思います。もしやるとすれば、有事だから超法規的にやるということで、すべての法令を無視して行動をするのか、あるいは緊急に国会を召集して、皆さんもう既に持っているか...全文を見る
○岡田委員 高度の政治判断とおっしゃいますが、その政治判断をするのは総理であり、そして防衛庁長官であると思いますし、世論も、やはり必要だと思う人が声を上げて主張しない限り世論というのは出てこないわけでありますから、私はぜひ長官に、他人事のようなことではなくて、責任を持ってこれを進...全文を見る
○岡田委員 国会の議論はもちろんでありますが、与党できちんと態度を決めていただきたいと思います。我々はいつでも議論する用意があります。そのことだけ申し上げておきたいと思います。  次に、PKOにおける武器使用について少し議論をしたいと思います。  この点については、私も外務委...全文を見る
○岡田委員 例えば威嚇射撃のような場合を考えたときに、自衛隊法ではそういうものは個々の判断ではしてはいけないということになっております。条文上そうなっております。それがなぜPKOの場合には、そういうこととはむしろ逆に、個々の判断でなければしてはいけないということになっているのか、...全文を見る
○岡田委員 なかなか議論がかみ合っていないと思うのですが、私が申し上げたのは、自衛隊法八十九条二項で、自衛官が武器を使用するには、正当防衛または緊急避難に該当する場合を除いては、当該部隊指揮官の命令によらなければならない、こういうふうになっているわけであります。つまり、威嚇射撃の...全文を見る
○岡田委員 私は、現行法のもとでその法律に違反しでやれなどということは一言も申し上げでおりません。立法論として、防衛庁長官が発案されて法律を改正をするということにしてはどうかということを申し上げでいるわけでありますので、その点について長官の御意見を聞きたいと思います。
○岡田委員 実際に隊員で行かれる自衛隊員の皆さんの気持ちを思うときに、本当にそれでいいのだろうか、こういう気がするわけであります。ぜひ御議論をしていただきたい、こういうふうに思っております。宮澤元総理ですら、今言ったように言われでいるということも念頭に置いていただきたい、このよう...全文を見る
○岡田委員 国連、カナダ、あるいは中東の、調査団を派遣した先の国々に対して、十一月派遣はできない、これこれこういう理由によってできない、そういうことをはっきり言うべきであると私は思いますが、そういうお気持ちはありませんでしょうか。
○岡田委員 事実上無理になったということを伝えてあるということでありますが、なぜできないのか、その理由も明確に伝えないと、日本の外交というのは一体どうなっているんだ、こういうことになるだろうと私は思うのです。  そこで、これはお願いでありますが、関係国に対してきちんと理由をつけ...全文を見る
○岡田委員 ここでは、カナダという国に対して、それを意識して二月の派遣を早く決断しなければいけない、こういうことであります。これは、カナダに限らず、中東諸国にとっても同じことだと思います。  政府もあるいは与党も調査団を派遣して、別に出すという約束はされなかったとは思いますが、...全文を見る
○岡田委員 柳井局長は多分私と同じ気持ちだろう、こう思っているわけですが、この新聞記事を見てややほっとしたのは、河野外務大臣も、このままほっておいたのでは国際信用を著しく損なうことになるのじゃないかということで、認識はきちんとされているということが今回わかりまして、私もその点はほ...全文を見る
11月09日第134回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○岡田委員 新進党の岡田克也でございます。  六十分というお時間をいただきまして、主として大綱についていろいろ議論させていただきたいと思います。  議論に入ります前に、先ほどの愛知委員の質問に対する議論の中で、つまり与党の中で大分意見の差があるじゃないか、こういう問いに対しま...全文を見る
○岡田委員 ぜひ立派な大綱ができるように議論を尽くしていただきたい、こういうふうに思いますが、もしその集約ができないということになれば、国の根幹にかかわる安全保障の問題でありますから、内閣総辞職に値することである、こういうふうに私は思うわけでございます。この点についてはこの場でこ...全文を見る
○岡田委員 今御説明いただきましたように、基本的には米ソのデタント、そして米中関係の改善、それから中ソの対立、そういう状況の中でこの大綱ができ上がっているという御説明であったと思いますが、その後、そういったどちらかというと緊張緩和の時代からまた逆戻りといいますか、アフガン侵攻もあ...全文を見る
○岡田委員 二十年間、これだけ国際情勢が変化をする中で今の大綱が続いてきたというのはやや不思議な感じもいたしますが、いずれにしても、現在この大綱があるわけでございます。  この大綱の中で、本当にこの大網が前提としているかどうかは私もよくわからないのですが、基盤的防衛力という考え...全文を見る
○岡田委員 今の防衛計画の大綱ですが、これを全体目を通しても、今局長がおっしゃった中の後半の部分、「防衛上必要な各種の機能を備え、後方支援体制を含めてその組織及び配備において均衡のとれた態勢を保有する」こういう表現は出てくるわけでありますが、前段の部分あるいは基盤的防衛力構想とい...全文を見る
○岡田委員 私の知るところによりますと、間違っていたら御指摘いただきたいと思いますが、基盤的防衛力という考え方はこの大綱以前からあったんではないか、こういうふうに思いますが、いかがでしょうか。
○岡田委員 今の大綱の中にもう一つ概念が出てまいります。つまり「限定的かつ小規模な侵略までの事態に有効に対処し得る」いわゆる限定的かつ小規模侵略事態、こういうことであろうと思います。この概念と基盤的防衛力というのはどういう関係にあるんでしょう。
○岡田委員 私がお聞きしておりますのは、今のこの大網に定める防衛力の装備水準、これは先ほど述べられた基盤的防衛力ということでできているのか、あるいは限定的かつ小規模侵略事態ということを想定してできているのか、どちらなのかということをお聞きしているわけでございます。
○岡田委員 非常に分かりにくいわけで、聞いていてもほとんどわからないわけです。私の理解では、基盤的防衛力というのはいわば絶対的な概念である。周囲の環境とか特定の国を想定せずに、我が国自身がそれ自身必要なものとして持っているものである。それに対して限定的小規模侵略というのは、特定の...全文を見る
○岡田委員 安保論争や防衛論争というのは神学論争だというふうによく言われますが、今の議論を聞いていて恐らく、私も理解ができませんし、多くの国民は全く理解できないだろう、こういうふうに思うわけであります。  私がここでこういう議論をわざわざしておりますのは、今までは社会党という存...全文を見る
○岡田委員 今の御説明の中でも幾つかわからない点がございます。例えば、みずからが力の空白とならないように、こういうことでありますが、既に日米安保条約が存在する中で、日本のみの防衛力の装備の水準が空白を呼ぶということは非常に考えにくいのではないかと思いますが、この点についてはどう考...全文を見る
○岡田委員 もちろん米軍は万能ではございません。特定の機能に偏っておりますから、米軍だけで力の空白が埋まるということにはならないと思いますけれども、しかし、もし基盤的防衛力の具体的水準をこの空白論で行うとしたときに、本当に有効な基準となり得るのかどうかというのは私は大変疑問に思う...全文を見る
○岡田委員 今局長の方から、大綱の五の「陸上、海上及び航空自衛隊の体制」のところの御説明をいただいたと思うのですが、私が質問しておりますのは、ではなぜこれだけ、ここに書いてあるようなことが独立国として最小限必要な装備なのかというところの説明がないではないかということであります。 ...全文を見る
○岡田委員 私が何度も繰り返して申し上げるのは、せっかくこの大綱をおつくりいただいて、そして国民が、確かに我が国を防衛するためにはこれだけの装備が必要である、こうしっかり認識をしていただくためには、わかる大綱でなければ、読んで理解できる、聞いてわかる大綱でなければ意味がない、そう...全文を見る
○岡田委員 もちろん、特定の脅威を積み上げるということになりますと特定の国を前提にするわけでありますから、外交上いろいろ新しい摩擦も起こるかもしれない、そういう御配慮はよくわかるわけであります。  では、今局長のおっしゃった、特定の脅威を積み上げる方式でない、我が国のような基盤...全文を見る
○岡田委員 それではちょっと話題を変えまして、我が国を取り巻く軍事情勢ということですが、基本的にまずロシアが重要であると思いますが、ロシアの現時点における我が国に対する軍事的な脅威についてどのように認識しておられるのかあるいは将来的にどのような可能性があると見ておられるのか、お聞...全文を見る
○岡田委員 よく、東西冷戦が終わった、こう言われるわけであります。東西冷戦が終わったということの意味でありますけれども、欧州における東西冷戦終結の意味とそれから極東における意味というのは大分違うのじゃないか、こういうふうに私は思っておりますが、この点についてどういうふうにお考えで...全文を見る
○岡田委員 今の御説明に加えて、私は、ヨーロッパにおいては広大な緩衝地帯ができたということは非常に大きいのではないかと思っております。今までは、東西ドイツのところで、前線といいますか、そういうものがあったと思うのですが、ドイツも統一された、あるいは東ヨーロッパ諸国もそれぞれ民主化...全文を見る
○岡田委員 今の御説明でありますが、そういうものを踏まえて、しかし、安全保障という問題は常に最悪の事態を考えて備えておかなければいけない。別に中国が我が国にとって具体的な脅威になるとかそういうことではなくて、可能性の問題として、最悪の事態としてそういうこともあり得るんだということ...全文を見る
○岡田委員 今の大綱は、先ほど言いましたように小規模限定侵略という概念が入っておりまして、これが消えたことは、かえって今の大綱よりもさらにわかりにくくなっているのではないか、そんな気がするわけでございます。  いずれにいたしましても、ぜひ長官初め皆様の御努力で、大綱が国民にわか...全文を見る
○岡田委員 具体的装備についてはそういうことかもしれませんが、もう少しこの辺は敷衍して、大綱の中に基本的な考え方だけでも書いておいていただいた方がいいのではないか、そういう気がいたします。  それから、今局長御答弁の、例を挙げて大規模災害や無差別テロについて御説明があったわけで...全文を見る
○岡田委員 余り具体的な御説明ではなかったように思いますが、時間も限られておりますので、最後に有事法制の問題についてお尋ねをしたいと思います。  先ほど来いろいろ議論が出ておりますが、先ほどの局長の御答弁だったと思いますが、法制整備が望ましいけれども、国会や国民世論の動向を踏ま...全文を見る
○岡田委員 防衛庁の方でこの有事法制についての研究の結果を取りまとめになっておられると思いますが、一つは、昭和五十三年九月二十一日、防衛庁の見解として「防衛庁における有事法制の研究について」というものが発表されております。それから、昭和五十六年四月二十二日にもその追加的なものが同...全文を見る
○岡田委員 この問題で余り事務当局にいろいろ言っても気の毒な面があるのだと思います。むしろ国会の責任、あるいは政治の責任だと思うのです。  例えば、今度の大綱では予備自衛官というものが非常に重視されています。しかし、予備自衛官についてこの防衛庁がおまとめになった五十六年四月二十...全文を見る
○岡田委員 私が申し上げたのは、そういう形で予備自衛官を大綱の中で位置づけられるのは結構だけれども、規定が不備で、そういう自衛官を置いておいたとしても実際には間に合わない、今のままでは。いざ防衛出動のときには使えないんだということを、防衛庁の研究そのものも認めてお られる。そう...全文を見る
○岡田委員 そのシステムの問題というのは、つまりそれは法律を、有事法制等、言葉は何でもいいのですけれども、そういう法律をきちんと整備しなければだめだということなんですね。  これは一例であります。ほかにも防衛庁の方でいろいろ御研究になって、どういう問題があるかということはあらか...全文を見る
○岡田委員 高度の政治判断とおっしゃいますが、国会に出すことは政治判断でも何でもなくて、その結果国会でそれを審議するのは、それは政治判断かもしれません。しかし、出てこないと審議もできないわけであります。  それで、毎年五兆円程度の防衛費を使って、新しい大綱に基づいてこれからもい...全文を見る
○岡田委員 もう時間も参りましたのでこれで終わりますが、いろいろ難しい問題もあると思うのですけれども、ぜひ長官が中心になっていただいて閣内でもきちんと御議論いただきたい。これはまじめに議論したら、このことについて、有事法制について、だれも後ろ向きになるはずはないと思うのです。いろ...全文を見る
11月29日第134回国会 衆議院 外務委員会安全保障委員会沖縄及び北方問題に関する特別委員会連合審査会 第1号
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○岡田委員 新進党の岡田克也でございます。  きょう私は、日米安保条約の関係を中心に議論したい、こう思っております。質疑ではなくて議論したいと思っておりますので、細かいことを聞くつもりはございませんので、ぜひ大臣の皆様からの御答弁をお願い申し上げたいと思います。  さて、日米...全文を見る
○岡田委員 今周辺地域という言葉を使われたのですが、総理はよくアジア・太平洋という言葉を使うわけです。これは同義というふうに解釈してよろしいでしょうか。
○岡田委員 それでは防衛庁長官にお聞きしたいと思いますが、去る十一月の一日に、東京においてペリー国防長官と日米防衛首脳会談を開催されて、共同発表がなされております。その中に、「両長官は、十一月の日米首脳会談」、これは延期をされたわけでありますが、「十一月の日米首脳会談が、両国にと...全文を見る
○岡田委員 今私が読み上げた文章の中で、日本の防衛に日米同盟が重要である、これはいわば当たり前のことの確認だと思います。したがって、私は、「歴史的」という意味は、「アジア太平洋地域の平和と安定にとって」重要性を持つ、こういうことを認めたところに非常に大きな意義があるのではないか、...全文を見る
○岡田委員 今の長官の御認識は私の認識と同じであります。まさしくそういう意味で歴史的な意義があるんだ、こう思うわけであります。  そこで、アメリカ国防省の「東アジア・太平洋安全保障戦略」、東アジア戦略レポートというふうに言われているようでありますが、この中にも、米国の国益にとっ...全文を見る
○岡田委員 もちろん、そういった紛争が発生した場合に、一義的には国連で紛争処理に当たる、当然のことだと思います。しかし、国連がうまく機能しないような場合に、今までの例から見て、アメリカ軍あるいは多国籍軍、いろいろな形でこういう紛争に介入をしていくということは当然あり得る話だ、少な...全文を見る
○岡田委員 この点はいろいろ長い歴史のある議論でありまして、かつてベトナム戦争の時代に、日本の基地から米軍が出ていく場合に、フィリピンの例えはクラーク空軍基地を経由して行く、フィリピンは極東の範囲内に入る、そして、クラーク基地から先どこに行くかは日本は関知しない、こういう論理構成...全文を見る
○岡田委員 おとといですか、野坂官房長官が記者会見で、クリントン大統領に対して、日米安保条約の適用範囲を極東から拡大しないように首脳会談で求めるつもりである、こういうふうに言われたと聞くわけであります。恐らくクリントンさん、びっくりするだろうと思うのですね。お互い歴史的な場となる...全文を見る
○岡田委員 やはり相当かつての冷戦時代の安保条約の解釈、これしかなかったのかもしれませんが、私は、そろそろ現実に合わせて条約そのものを変えていく、そういう努力をすべきではないか、こんな気がいたします。  極東条項そのものはあっていいと思いますが、それ以外にもう一つ、例えばアジア...全文を見る
○岡田委員 今私が申し上げたのは、極東以外のアジア・太平洋地域で何らかの紛争が起きた、そこに米軍が出ていって介入をする、こういう場合に事前協議の対象になりますかということを質問いたしました。イエスかノーかでお答えいただきたいと思います。
○岡田委員 それではもう少し端的にお聞きしますが、かつてベトナム戦争時に、日本の基地からクラーク米軍基地を経て出撃した爆撃機について、これは事前協議の対象になっておりましたでしょうか。
○岡田委員 そういった極端なケースでも事前協議の対象になっていなかったということですと、どこかを経由すれば、極東以外の地域で何か紛争が起こって米軍が介入するという場合にはほとんど事前協議の対象にならない、そういうふうに言わざるを得ないわけであります。そういうことになったときに、本...全文を見る
○岡田委員 私も、アジア・太平洋地域において、日米が中心になってお互い協力しながらこの地域の平和と安定を図っていかなければいけない、そのことについては全く異論はございません。しかし、そのことはアメリカの行うことが一〇〇%正しいということでは決してないと私は思います。個々に見ていけ...全文を見る
○岡田委員 大臣の御答弁でありますけれども、今その安保条約の再定義の議論をしておりまして、しかも軍事行動を伴うような場合にどうしたらいいかという議論をしているわけであります。もちろん、そういうことにならないように最善の努力をするのは当然であります。しかし、そうなったときに、我が国...全文を見る
○岡田委員 なかなか厄介な安保条約でありますので、これをいじり出すともう収拾かつかなくなる、恐らくそういうお考えで政府の方は解釈その他でやっていこうということだと思いますが、日米安保条約がいかに重要であるかということを国民に理解させるためには、やはりそういった改正も含めて大いに議...全文を見る
○岡田委員 これで終わりますが、最後に私は、海兵隊というのは朝鮮半島を念頭に置いたものである、もちろん将来また新たな事態が発生する可能性もありますから、それでもう要らないということは断言できないと思いますが、朝鮮半島に安定的な状況が訪れれば海兵隊の存在というのは失われるであろう、...全文を見る