岡田克也
おかだかつや
小選挙区(三重県第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数11回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月07日 | 第169回国会 衆議院 予算委員会 第4号 議事録を見る | ○岡田委員 民主党の岡田克也です。 きょうから、あした一日かけまして、野党の方から、福田総理初め各閣僚に質問したいと思います。 私からは総理を中心に質問したいと思いますので、よろしくお願いいたします。 まず、総理にお聞きする前に、きょう持ってまいりましたが、さきの補正...全文を見る |
○岡田委員 その現場に私もおりましたけれども、大臣もかなり勢い込んで全員がと答弁されましたので、以後、よく気をつけていただきたいというふうに思います。 そこで、この署名ですが、私、ちょっと見本を持ってまいりました。名前はちょっと差しさわりがあるかもしれませんから消しておきまし...全文を見る | ||
○岡田委員 国土交通省のホームページを探しますと、この団体にリンクされているんですね。事務局長は旧建設省のOBであります。 ついでに言いますと、これは二〇〇六年のさる新聞社の報道ですけれども、この全国協議会が出版をしていると。出版をしておりまして、例えば道路時刻表とかあるいは...全文を見る | ||
○岡田委員 今大臣は、書籍は必要があれば買っていると言われましたが、たしかこれが報道されたときに、国民の理解を得られるように見直しを検討したいと国土交通省は言ったんじゃないんですか。今でも買っているんですか。 | ||
○岡田委員 それではお聞きしたいと思いますが、この署名集めですけれども、この任意団体が行ったということですが、国土交通省の職員が集めたということはありませんね。 | ||
○岡田委員 もしあったとしたら、大臣はどう思われますか。 | ||
○岡田委員 これは、もしそういう事例があれば、大臣もそれなりの責任を感じていただかないと困るということになりますよ。 それでは、総理にちょっとお聞きしたいんですけれども、全国の市町村長が、六人の例外があったとはいえ、私は六人の例外があったというのは非常に救われた気持ちがするん...全文を見る | ||
○岡田委員 私は、地方に道路予算をという観点で署名をされているのなら、それは市長さんあるいは町長さんのお立場として理解できないわけじゃないんです。ただ、特定財源制度を守れとかそういうことになると国の仕組みの問題ですから、そういったことまで含めて署名を強いているようなことはいかがな...全文を見る | ||
○岡田委員 道路特定財源の話は、後ほどまたしたいと思います。 そこで、一万四千キロの話を少ししたいと思うんですが、この一万四千キロというのは、昭和六十二年六月の四全総、第四次全国総合開発計画に定めたものであります。この昭和六十二年というと、一九八七年ですから二十年前である。二...全文を見る | ||
○岡田委員 冬柴大臣は道路建設を推進するお立場ですから、その立場の意見を私は今議論したいとは思いません。 ただ、一言言わせていただくと、せっかく、政府・与党、公明党から二代続けて国土交通大臣が入りながら、ああ、期待された役割を果たしておられないんじゃないか、今や役所の言うがま...全文を見る | ||
○岡田委員 いろいろ答弁されますが、当時の小泉総理は、この一万四千キロに相当する一万一千五百二十キロについて、これは白紙であると言われたんですよ。白紙であると言われたことが、いつの間にか、それはBバイCで、何か国土交通省が計算したかもしれませんが、それだけで生き返るんですか。総理...全文を見る | ||
○岡田委員 総理、ここは本当によく考えていただきたいんですよ。つまり、二十年の歳月の重みということです。四全総をつくったとき想定した日本と今想定される日本と、かなり違うんですね。 例えば、二〇五〇年の数字について、四全総の前提としている二〇五〇年の人口を御存じですか。これは厚...全文を見る | ||
○岡田委員 BバイCで分析している基準では、たしか二〇三〇年だったと思いますね。だから、それ以降また減っていくんですよ。余りつくり過ぎると、これは維持費だけで大変ですよ。もうそれだけで国の歳出構造が硬直化してしまいますよ。ほかの、社会保障とか介護とか高齢者医療とか子育て支援とか農...全文を見る | ||
○岡田委員 小泉総理の時代に一たん消えた一万四千という数字が当然のように生き返ってくるから、私は申し上げているわけですよ。 それじゃ、もう一つ、先ほど出ていました一般財源化の話ですけれども、これだけ財政が厳しい中で、なぜ道路だけなのかということが私には理解できないんです。もち...全文を見る | ||
○岡田委員 余ったものは一般財源にすると。まず道路予算ありきなんですね。 私は、額賀大臣のこの予算委員会における答弁を何回か聞かせていただいて、やはり財務大臣ですから、財務大臣らしく答弁された方がいいんじゃないかと思うんですね。まるで道路族の一人みたいな答弁をされているじゃな...全文を見る | ||
○岡田委員 安倍さんは、二〇〇六年十一月には、揮発油税を含めて道路特定財源全体を見直しの対象としたい、こう言われたんですよ。ただ、その後後退されて、余ったものは一般財源化、こう言われている。私は、ですから、その後退した安倍総理のそういう視点で総理は言っておられるわけですから、小泉...全文を見る | ||
○岡田委員 大臣、今、一般財源化の話をしているんですよ。私の質問に全然答えていないし、違うことばかり言っているじゃないですか。 総理、この道路特定財源について、今、財務大臣も言われましたけれども、道路特定財源というのは、道路に関する受益と負担の関係が明確であることから、納税者...全文を見る | ||
○岡田委員 その総理の発言を前提にしたとしても、私、納得いかないんですね。 つまり、六十五兆円という数字が、今は五十九兆になっていますが、ありましたよね。そのときに、国際競争力の確保として二十四兆円なんですよ。国際競争力の確保というのはユーザーと関係ありますか。それはもちろん...全文を見る | ||
○岡田委員 私は長期計画の話を聞いているんじゃないんですよ。要するに、国際競争力の確保ということで一般のユーザーから税金を取っているのは、もし総理のような特定財源の論理を認めるのならおかしいんじゃないかと言っているわけですよ。いかがですか、総理。総理以外にならもうお答えいただく必...全文を見る | ||
○岡田委員 繰り返しますが、六十五兆円の中の二十四兆円が国際競争力の確保ということで位置づけられているということです。 道路の話はこれで終わりますけれども、最後にもう一度、先ほど言いましたように、一万四千キロ、二十年前の四全総をつくったときと時代状況が全く変わっているというこ...全文を見る | ||
○岡田委員 次のパネルを見ていただきたいんですが。 要するに、日本がこれだけ疑心暗鬼で見られるのは、この十年間のパフォーマンスが余りにも悪かったということだと思うんですね。一九九〇年の基準、十二・六億トン。二〇〇五年度の排出量は十三・六億トン。七・七%ふえました。 実は、...全文を見る | ||
○岡田委員 ですから、二〇一二年までに六%削減という目標を達成するということであれば、今大臣が御説明になったようなことをいろいろやりくりやりくりして、あるいは可能かもしれません。 しかし、問題はそこで終わるのではなくて、二〇二〇年に、それが、後ほどまた時間があれば議論したいと...全文を見る | ||
○岡田委員 総理に明確に御答弁いただいたと思います。私もバリで随分言われたんですが、もうサイエンスは結論を出したんだ、あとは政治家がその前提をどう実現していくか、それは政治家の責任であるというふうに言われました。私はそのとおりだというふうに思いますし、総理の今の御答弁も同じ趣旨だ...全文を見る | ||
○岡田委員 セクター別の積み上げというのは手法としては私もありかなと思いますが、ただ、やはり最終的には、日本全体でどれだけ削減するか、その削減の量が少なければ意味がないわけですよ。二〇五〇年、先進国全体で五〇をかなり深掘りするような目標に向かって進むとすれば、やはり二〇二〇年には...全文を見る | ||
○岡田委員 この表で見てわかるように、各国がかなり野心的な数字を出しているわけですね。そういう中で、日本が自分の数字も持たないでサミットでやるといっても、説得力持ちませんよ、それは。もちろん、アメリカのことはあるかもしれません。しかし、アメリカは大統領がかわりますよね。ヒラリー・...全文を見る | ||
02月14日 | 第169回国会 衆議院 予算委員会 第8号 議事録を見る | ○岡田委員 民主党の岡田克也です。 きょうは、今まで余り取り上げられておりませんが、核軍縮、不拡散の問題について、まず外務大臣にお聞きしたいと思います。 この核の問題ですけれども、例えば最近、一月の十五日のウォールストリート・ジャーナルで、キッシンジャー、シュルツ、ペリー...全文を見る |
○岡田委員 私は、私自身も先ほど申し上げましたように、広島、長崎の被爆経験ということは我が国にとって非常に大きなことですが、同時に、それにとどまらずに、世界の中で核のない世界を目指していくということは日本外交の大きな柱であるべきで、核を持たない大国としての日本、そこにおける外交政...全文を見る | ||
○岡田委員 インドにどういったスタンスで対応していくべきかというのは非常に難しい問題であるということは、私も認識を共有するわけです。 ただ、今までは、そういう中で具体的な政策の転換なく、いつの間にか気がついたら最大の援助供与国になっていたということで、私は、やはり少し考え方を...全文を見る | ||
○岡田委員 今、IAEAの保障措置協定の話をされましたが、これは、ですから、二十二基のうちの十四基についてどういう中身にするかということを議論しているのであって、残る八基については放置されているといいますか、そこはもう前提として入っていないわけですね。ですから、IAEAの保障措置...全文を見る | ||
○岡田委員 先ほど言いましたように、米印の原子力協力協定はすべてカバーしているわけではありませんので、IAEAの保障措置がかからないものがその中にあるという前提なんですね。 ですから、そのIAEAの保障措置の交渉の後は、おっしゃったように、原子力供給国グループで議論するという...全文を見る | ||
○岡田委員 主張すべきことを主張するというなら、別に今だって主張できるわけですよね。保障措置協定、その交渉が終わる以前だって日本のスタンスというのは明らかにできるわけです。とにかく先送りしているとしか見えないんですね。 問題の難しさはわかります。私も大臣のお立場だったら相当悩...全文を見る | ||
○岡田委員 タイムリミットが来てから何か決断をするということでは、それはリーダーシップということとは全く無縁の進め方だと私は思うんですね。 インドについては、一方で、原子力の平和利用についてのいろいろな売り込みとか、最近、フランス・サルコジ大統領なんかを見ていましてもそういう...全文を見る | ||
○岡田委員 今、大臣も言われましたように、原子力協力というものをどうするかというのがもう一つあるわけですね、経済協力全般以外の問題として。 アメリカの米印原子力協力協定の中では、これは議会の方が条件をつけて、そして米印平和原子力協力法の中で、インドが核実験を行った場合には原子...全文を見る | ||
○岡田委員 この問題はもうこれでやめたいと思いますけれども、私は、やはり核不拡散、核軍縮ということに対する日本のスタンス、先ほど言いましたように、重要な外交の柱だと思うわけですね。ところが、国連には決議を毎年出しておられるということですが、それがもうお題目になりつつあるのではない...全文を見る | ||
○岡田委員 これを素直に読みますと、最初の四年間は二%あるいはそれをかなり上回る、その後の残りの後半六年は少しそれが落ちつくのかなというような印象を受けるんですが、そういう理解でいいですか。 | ||
○岡田委員 文章を素直に読めばそういう理解だと私も思うんですね。 そこで、十九年版はどう書いてあったかということなんですが、この「経済成長」のところをごらんいただきますと、「日本経済を中長期的に新たな成長のステージへと引き上げ、今後五年間で「新成長経済」への移行を目指す。こう...全文を見る | ||
○岡田委員 この文章を読む限りわかりにくいんですけれども。 済みません、経産大臣と環境大臣、多分行けないと思いますから、お帰りください。申しわけないです。そこまで回らないだろうと思いますので。 そこで、もう一つは、物価の伸び、それから長期金利の見方のところについて質問した...全文を見る | ||
○岡田委員 ここでよくわからないのが、名目成長率は、三・九だったのが三・三というふうにマイナス〇・六ポイント、下方修正されたわけですね。長期金利の方は、二〇一一年度四%だったんですよ、十九年版見通しは。それが二・九。レベルとして一・一ポイント下がっているわけですね。 どうして...全文を見る | ||
○岡田委員 そこはモデルか何かでやっておられるんだと思いますが、その結果どうなっているかといいますと、次のページをごらんいただきますと、国債費というのが、二〇一一年度で、十九年版では二十八・九兆円、それが二十四・一兆円ということで、四・八兆円減っているんですね。税収の方は二兆円減...全文を見る | ||
○岡田委員 そこで、もう一つちょっと確認をしたいんですが、私は、安倍内閣のときの新経済成長戦略、日本は高目の成長を目指していくということ自身に異論があるわけではありません。ただ、非常に違和感を感じたのは、その高目の成長を目指すということを、財政の収支の中にそのまま反映して、高目の...全文を見る | ||
○岡田委員 大田大臣は安倍さんのときも大臣をやっておられたわけですから、考え方ががらっと変わりましたというのはなかなか言えないだろうと思いますが。 やはり私は、財政の収支の見通しについては堅実に、そして経済成長はもちろん高目を目指していく、この二つはやはりきちんと分けて考えな...全文を見る | ||
○岡田委員 全くしていないというのは、今していないのか、安倍内閣でどうだったのか、わかりませんが、経済財政諮問会議では随分議論も、激論も交わされたわけですから、そう簡単な話じゃないというふうに思うんですけれども、あるいは自民党の中でもさまざまな議論があることも承知をしておりますが...全文を見る | ||
○岡田委員 テーマが少なければ、ある程度議論は活発になるかと思うんですが、例えば第一回や第二回、それぞれどうだったんですか。 例えば第一回の会議では、何が議論されて、そして状況はどうだったんでしょうか。 | ||
○岡田委員 第一回は、今大臣おっしゃったように、九十分という時間を使いまして、平成十五年十二月ですけれども、新直轄に一部切りかえるということの議論を中心にしているわけですね。そこで有料道路に適しない六百九十九キロメートルについて、二十七区間ですけれども、事業費でいうと二・四兆円相...全文を見る | ||
○岡田委員 政府の審議会で、一定の役所がつくった結論をオーソライズするための審議会というのもよくあるわけですけれども、そういう審議会ではなくて、きちんと中身が議論されて、その中身が反映される、そういう意味での国幹会議であるというふうに大臣は認識しておられますか。それとも、単に役所...全文を見る | ||
○岡田委員 例えば、先ほど言いましたように、二十七区間、六百九十九キロメートルを有料道路に適していないということで、第一回の話をしているんですが、これを新直轄に持っていくということになれば、それぞれの区間についてBバイC分析をして、こういうことだから有料道路に適さないんだ、新直轄...全文を見る | ||
○岡田委員 事前説明は大事だとしても、事前説明があるからといって、実質四十五分できちんとした議論ができるとは思えないわけですね。 大臣おっしゃいましたが、現実に、例えば第一回の議事録に書かれた中でも、例えば井田由美さん、日本テレビ、二・四兆円を一時間半の会議で決めることは疑問...全文を見る | ||
○岡田委員 御審議といっても、国幹会議というのは平成十三年から三回しか開いていないわけでしょう。だから、何か役所が案をつくったときに、あるいは政府が案をつくったときに、それをオーソライズするためにやっている。 私は、これは国会議員十人と民間十人でやっている会議ですけれども、国...全文を見る | ||
○岡田委員 私は、国会で徹底的に議論する、そういう場をつくるべきだというふうに申し上げておきたいと思います。 きのう、国土審議会で了承された次期の国土形成計画、四全総というのは盛んに議論になりましたが、その次の次ですね、これは。これは年度内に閣議決定されるというふうにも聞いて...全文を見る | ||
○岡田委員 具体的に確認したいんですが、そういう既存のものも使えば一・二以上になるというのはどこに書いてあるんですか。 | ||
○岡田委員 ここに明文では書いていないけれどもそういうふうにしているんだということであれば、資料を全部出してください。 結論は、二千九百キロの点検対象区間すべてが、結局何らかの形で道路をつくるという結果になったということですよね。今おっしゃったように、それが一・〇じゃなくて一...全文を見る | ||
○岡田委員 それでは、それはぜひ資料を出していただいて、すべてグループ三が一・二を超えているということを明らかにする、そういう資料を出していただきたいと思います。 いずれにしても、ここは、二千九百キロについて、今までさまざま議論されてきたような不十分な前提を置いて計算して一・...全文を見る | ||
02月21日 | 第169回国会 衆議院 予算委員会 第12号 議事録を見る | ○岡田委員 岡田克也です。 今までの民主党の議論を踏まえて、最後ですから、総括的に総理に御質問したいと思います。 まず、総理、最初にお聞きしたいと思いますが、道路の中期計画の素案、これは内閣のものですか、それとも国土交通省のものですか、いずれでしょうか。 |
○岡田委員 そこでお聞きしたいんですけれども、平成十八年十二月八日の閣議決定、「道路特定財源の見直しに関する具体策」、その中で、「道路整備に対するニーズを踏まえ、その必要性を具体的に精査し、」中略ということですが、「十九年中に、今後の具体的な道路整備の姿を示した中期的な計画を作成...全文を見る | ||
○岡田委員 私は、大臣に経緯を聞いたのではありません。 私たちは、閣議決定というのは非常に重いですから、その閣議決定で、十九年中に中期的な計画が、具体的な道路整備の姿を示した中期的な計画が閣議決定される、内閣として定められるという前提で考えておりましたから、それがないまま、素...全文を見る | ||
○岡田委員 ですから、この素案は六十五兆円の案なんですね。しかし、我々が議論しているのは五十九兆円なんです。その五十九兆円の案はどこにあるんですか。案がないまま我々議論させられているんですか。そんなことってあるんですか、総理。 | ||
○岡田委員 ですから、具体的な案ができたところできちんと議論をしたいと思うんです。それまでは結論出せませんよ。 それから、今おっしゃったことは先ほど本会議でもおっしゃったんだけれども、コスト削減で三兆円ですか。一声で三兆円、コスト削減できるんですか。そうすると、六十五兆円とい...全文を見る | ||
○岡田委員 ぜひ一兆円の資料を示していただきたいと思います。 私が申し上げたいのは、一声で三兆円コストが削減できたり、要するに、一体この六十五兆なり五十九兆の計画の中身はどれだけしっかりしたものなのかということなんですよ。つまり、総理、よく聞いていただきたいんですけれども、何...全文を見る | ||
○岡田委員 ことし秋の交通センサスを考えられる、見直せばいいという、その総理の御発言は重く受けとめさせていただいて、後ほどまた議論したいと思います。 まず、将来交通量の推計については、先ほど馬淵委員がお話しされたとおりです。基本的に人口が減っていく中で最新の数字を使えば、それ...全文を見る | ||
○岡田委員 もう一つ費用便益分析の中で、これも今まで触れられた点でありますが、実際にこの費用便益分析を行った財団法人国土技術研究センター、ここの常勤役員四名は、全員が国土交通省のOBであるということが審議の中で明らかになりました。そして、そこには建設会社の出向者もたくさんおられる...全文を見る | ||
○岡田委員 その件もここで問題になりました。随意契約ではないという前提ですが、具体的にこの財団法人の名前を挙げて、ここと同等の能力を有するというようなことで、結局は随意契約に実質的にはなっているということも明らかになったわけですよ。だから、もう一度これは全部やり直す必要があると私...全文を見る | ||
○岡田委員 そのほか、その費用便益分析はいろいろな問題があるわけですよね。 例えば、今回のその前提が全く古い過大な分析であっても、BバイCが一・二を確保できない。したがって、四車線を二車線にしたものが四百二十二キロありますね、一四%。それから、それでもBバイCが一・二を超えな...全文を見る | ||
○岡田委員 その点、最後にまた総理と議論したいと思いますが、私は、ほとんど意味のない今の古い数字を用いたものではなくて、ことしの秋までに出るというのであれば、それで全面的に、今私が具体的に申し上げたところの再検討も含めて、だれが見てもきちっと信頼に値するだけの数字をもう一度計算し...全文を見る | ||
○岡田委員 全く物の考え方が違います。 人口が減るからこそ、必要なことは選択と集中なんです。あなたのように、どんどんどんどん道路をつくっていく、本当にそれでこの国は大丈夫ですか。選択と集中ですよ。そのための議論をしているんでしょう、今。それなら、百兆とか二百兆でもつくったらど...全文を見る | ||
○岡田委員 私が聞いたところでは、資料がないそうです。資料がない。つまり、八・七兆円の内訳は今ないと。私は、それは信じがたいことですが、だって二〇〇〇年の計算ですからね。しかし、その公団がなくなった、主体が変わったからないと。 いずれにしても、そのときに、二〇〇〇年十二月で一...全文を見る | ||
○岡田委員 地方の件もちょっと申し上げたいと思います。 先ほど来出ている表ではありますが、実績値、例えばあかずの踏切を除去する対策、よく言われますよね、四年間で四十カ所です。それが、今度は十年間で千四百カ所。交通事故対策、四年間で九千六百区間。括弧してあるのは一年間。四で割っ...全文を見る | ||
○岡田委員 私は、今の発言、理解できないんですよね。 つまり、責任を持ってやるとかやり遂げるというふうに言われていますけれども、これ、全部国がやる話ですか。違うでしょう。だって、地方道の踏切とか地方道の通学路の歩道整備、これは地方の責任でやる話でしょう。国がやる話じゃないです...全文を見る | ||
○岡田委員 財務大臣も、前回と比べると、一般財源化の方向というふうに言われたのだけ、少し財務大臣としてはいい答弁だったと私は思いますよ、前回まではまるで道路族みたいな答弁をしていましたからね。 先輩の塩川財務大臣、何て言われましたか。母屋でおかゆ、離れですき焼き、これは特定財...全文を見る | ||
○岡田委員 もちろん、ユーザーへの説明は必要です。ただ、私は、やはり自動車が社会的に与えている外部不経済、例えばCO2、これはもちろん、ガソリン、石油製品だけではなくて、石炭やガスも共通ですね、温暖化対策税のような意味合い。それからもう一つは、NOx、SOxを出している。あるいは...全文を見る | ||
○岡田委員 終わりますけれども、もう一度私言います。 これは総理の政治決断ですよ。新しいデータに基づいて、国民だれもが信頼できるような計画をつくる。しかし、そのためには一年の空白ができます。この間、さまざまな問題があるでしょう、暫定税率をどうするか、あるいは一般財源化するのか...全文を見る | ||
02月28日 | 第169回国会 衆議院 予算委員会 第15号 議事録を見る | ○岡田委員 民主党の岡田克也です。 まず、今、最後に富田委員の言われた話について、総理の御答弁について、私は予算委員会の野党側の筆頭理事として申し上げておきたいと思います。 この委員会、さまざまな議論をしてまいりましたけれども、私たちはまだまだ議論が足らないというふうに考...全文を見る |
○岡田委員 私は二点申し上げたんですが、地下駐車場の財団の役員の給与が二千万近くあるという指摘に対しては、何か対応されましたか。 | ||
○岡田委員 冬柴大臣の答弁を先ほどから聞いておりまして、救急車が通らない道があるとか、命の道だとか、さまざまなことを言われるわけですが、であれば、こういった無駄遣いに対してどうして怒りが込み上げてこないのか。こういう無駄遣いをやめれば、そういった救急車の入れない道だって、どれだけ...全文を見る | ||
○岡田委員 基本的な方向としては、一般財源化が望ましいという考え方をお持ちなわけですね。 | ||
○岡田委員 一般財源化する余地がある、しかし、ユーザーの理解がまだ得られていないということであれば、ユーザーの理解を得るために、総理はどういう努力をされているんですか。 | ||
○岡田委員 今議論されている法律というのは、余った分は一般財源化するということですから、それは一般財源化という名前には値しないわけですね。一般財源化というのは、まさしく一般財源化ですから、余り物を他へ、一般財源として使う、しかも、今の法律では、それも翌年にはまた道路予算として充当...全文を見る | ||
○岡田委員 小泉元総理がこういうことを言われていますよね。野党の議論もなかなかいい点をついている、妥協は総理にしか言えない、そろそろ福田総理が、福田首相が一般財源化を前提に、譲るべきは譲っていい案をまとめようと言えば、自民党も仕方ないと妥協の話が出てくる時期だ、そういう答弁をして...全文を見る | ||
○岡田委員 私も、一般財源化と一たんは言いながら、最後はお茶を濁してしまった小泉さんですから、余りその小泉さんの言葉を重く受けとめる気にはなれないわけですけれども。 しかし、総理はこういうことも言っているんですよね。これは国会答弁です、総理の。環境の問題、これに対する意識も国...全文を見る | ||
○岡田委員 ここで言われた意味は、ガソリン税を環境対策に使うという意味で言われたのか、それとも、ガソリンに課税していることが環境対策の面で合理化される、そういうふうに言われたのか、どちらなんでしょうか。 | ||
○岡田委員 そうすると、政府の中でも一部議論されている、環境省などが提案していますが、地球温暖化税、炭素の含有量に着目して、これはガソリンだけではなくて石炭とかガスも含めて広くかける、そういった構想に対しては、総理はどうお考えですか。 | ||
○岡田委員 確かに、環境省の提案する環境税、温暖化税というのは、環境対策を捻出するためのものとして考えていると。三千億円程度のものだったと記憶しますが、ガソリンにするとリッター一・五円ぐらいのものですか。そういうふうな考え方もあれば、総理も先ほどおっしゃったように、やはり温暖化を...全文を見る | ||
○岡田委員 私は、道路をつくらなくていいと言っているわけではありません。必要な道路はつくる、しかし、必要でないものもかなりあるのではないかという視点で議論しているわけです。 総理は、一般財源化ということについての一定の方向性を示されて、そして、その中で環境というキーワードが出...全文を見る | ||
○岡田委員 いや、今大臣が言われたこの重みづけの偏差値というもので、十六の指標が書いてありますね。こういうものも含めてBバイCが一とか一・二とかいう議論をされているんじゃないんですか。 | ||
○岡田委員 私の質問に対しても、BバイCが一・二を切るものについては既存の道路などを使いながら、つまり一以上一・二の、グループ三ですね、これについては既存の道路などを使いながら一・二を超えるという説明をされたんじゃないんですか。 ですから、すべては一・二を超える場合にやるとい...全文を見る | ||
○岡田委員 今、冬柴大臣は、一・二を超えるようなものでないとできないというふうにおっしゃいました。 総理、考え方は同じでいいですね。確認です。 | ||
○岡田委員 質問に答えていただいていないんですが、一・二を超えたものに限って道路はつくる、そういう冬柴大臣の答弁、総理もそれを認められますね。いかがですか。 | ||
○岡田委員 ですから、質問に答えていただきたいんですが、一・二を超えた場合に限ってつくるんだということでよろしいですね。 | ||
○岡田委員 中期計画の話をしているんじゃなくて、政府の方針を聞いているんです。一・二を超えた場合にのみ着手するということでいいんですね。先ほど冬柴大臣、そうはっきり言われましたよ。総理がそれを認められないと閣内不一致になりますよ。どうですか。総理の御見解を聞かせてください。ぜひお...全文を見る | ||
○岡田委員 基準としているという意味は、一・二を超えた場合につくる、一・二を超えない場合はつくらない、そういう意味ですよね。確認です、これは。 | ||
○岡田委員 これは先ほどの冬柴大臣の答弁とも違いますし、この予算委員会で、何度か私は一・二ということを聞いているんですよ。それが突然何か、一・〇になるんですか。何かこれは、では今までの質疑は一体何だったんですか。私自身も大臣と議論して、そして大臣は、いや、今ある道、一・〇から一・...全文を見る | ||
○岡田委員 一・二以上で組み立てられているのに、どうして一・〇でやるんですか。理解不能ですよ。 | ||
○岡田委員 これは、この委員会で何度か発言された国土交通大臣の答弁と違いますから、政府としての統一見解を出していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 | ||
○岡田委員 いや、先ほど答弁されたじゃないですか。ですから、政府としてのきちんとした、従来の答弁と食い違っているんなら、それはきちんとその説明も必要ですよ。だから、政府としての統一見解を示してください。答弁だけで取り消せるような問題じゃないですよ。 | ||
○岡田委員 委員長、私自身も、この一・〇、一・二の話は質疑の中でやっているわけですね。一・二という話は聞きました、一・二を割ればやりませんと。しかし、一・〇などという話は今初めてですよ、そんなの。今までの答弁と全然違うじゃありませんか。 一・二を切ればやりませんという答弁が今...全文を見る | ||
○岡田委員 政府の見解がはっきりしないですよ。 申しわけないけれども、私は冬柴大臣の今までの答弁を見ていまして、非常に振れますよね。特に私が不信感を持っている理由を言いましょうか。 冬柴さんが幹事長のとき、私も幹事長でしたよね。イラクの大量破壊兵器の存在について、冬柴さん...全文を見る | ||
○岡田委員 エルバラダイの報告は、なお調査が必要だ、結論はまだ出せない、それは数年じゃない、数カ月だということも言っているんですよ。だから、今はまだ武力行使をするには早過ぎるということを言っていたわけです。 自分に都合のいいところばかり取り出して、そして、国民に対して誤った印...全文を見る | ||
○岡田委員 もう時間も余りありません。中期計画の補足資料をやろうと思ったんですが、時間がないので一つだけお聞きしたいと思います。 この基幹ネットワークの整備、五十九兆円ベースで二十二兆円について、私はその内訳、根拠を問うたわけですけれども、結局返ってきたのは、十九年度の実績値...全文を見る | ||
○岡田委員 結局、この基幹ネットワークの部分というのは、全体の三七%を占めるわけですね、六十五兆円ベースあるいは五十九兆円ベースのいずれにしても。その三七%を占める部分については、内訳があるんじゃなくて、単に十九年度の実績掛ける十だ、こういうことですから、これでは中期計画というの...全文を見る | ||
○岡田委員 具体的に、基幹ネットワークのここの部分をつくるんだということがあって、例えばAという路線、Bという路線、それぞれ幾らかかる、それを集積していくと全体で幾らになる、二十二兆になるというのが本来の中期計画であって、おっしゃるような単純に掛ける十であれば、別に十九年度をベー...全文を見る | ||
10月07日 | 第170回国会 衆議院 予算委員会 第4号 議事録を見る | ○岡田委員 民主党の岡田克也です。 まず、国政の基本に関することで幾つか総理に質問したいと思います。 福田総理が、前総理が突然おやめになりました。私、あの突然の記者会見を見ておりまして、どうも納得がいかない、だんだん腹も立ってきました。つまり、なぜおやめになったのかの説明...全文を見る |
○岡田委員 やめることは確かに重いことです。しかし、当時幹事長の職にあった麻生総理にとって、なぜやめるのかということは当然問われたと思うんですけれども、国民に対してきちんと説明されるおつもりはありませんか。 | ||
○岡田委員 安倍さん、そして福田さんと、一年間でそれぞれおやめになったわけですね。もちろん本人の事情あるいは資質の問題もあるかと思いますけれども、やはりそれを支えるだけのものが自由民主党になかった、そういうことをもって私は、もう自由民主党は政権政党としては落第だ、こう思うんですが...全文を見る | ||
○岡田委員 先ほど来聞いておりますと、要するに、福田さんがおやめになった理由を説明するつもりはないと。御存じないはずありませんからね、当然引きとめられたはずだし。そのことだけはわかりました。 さて、この予算委員会、今審議をしておりますけれども、一時期、総裁選挙のさなかで、麻生...全文を見る | ||
○岡田委員 ですから、我々、この補正予算の審議をいたずらに引き延ばすつもりはない、そのことははっきりと申し上げているわけでございます。もし本当に金融危機も含めて前からわかっていたということであれば、本来であれば、この補正予算の中にそういうことも含めて当然提出されるべきであったとい...全文を見る | ||
○岡田委員 随分拍手が沸きましたけれども、わかりやすく言えば、やはり、選挙の結果に対する調査の結果が、今そのときにあらずということなんじゃないですか。その段階で急に政府の考え方が変わったというふうに私は思っておりますけれども。 さて、では次に、地球温暖化についてちょっと申し上...全文を見る | ||
○岡田委員 この地球温暖化の問題を、成長にとっての制約要因じゃなくて成長要因である、経済にとっての、そういうふうに考えるべきだというのは私も同じ。恐らく福田さんも同じだったと思うんです。 ただ、今お話しになった中で、若干私なりの感想を申し上げると、確かにGDP原単位はかなり日...全文を見る | ||
○岡田委員 そこで、世界全体がこの問題をクリアしていくために、やはり、数値目標といいますか、数字が一つ極めて重要になると思うんですね。二〇五〇年に世界全体で温暖化ガスの排出量を半減するというのは安倍さんも主張されたところだし、福田さんも、そしてG8サミットでも、まあ不十分ですけれ...全文を見る | ||
○岡田委員 二〇五〇年、六〇から八〇という数字は、国際的な合意はない。ただ、福田総理はそれを言われたということですが、違いますか。 | ||
○岡田委員 ちょっと、今お聞きしていると、心もとないな。二〇五〇年の数字が、福田総理の言われた数字がまだ頭に入っておられないかなという感じですけれども。 二〇二〇年に、これは中期目標の話なんですね、福田総理は、今は言わないとサミットの前に言われたんですね。今は言わない、しかし...全文を見る | ||
○岡田委員 いや、総理の考えを聞きたいんです。環境大臣には後で聞きます、私。環境大臣じゃなくて総理に聞いているんです。 | ||
○岡田委員 総理の考えを聞いているんです。環境大臣の考えは聞いていない。総理に聞いているんです、総理に。 | ||
○岡田委員 いや、総理に聞いているんです。環境大臣には後から聞きますから、いいです。要りません。総理、総理。 | ||
○岡田委員 斉藤さんにもう一つお聞きしておきますけれども、環境大臣になる前に随分いろいろな環境のシンポジウムで御一緒しましたね。そのときに公明党の政調会長として言われていたのが、二〇二〇年に最低でも二五%削減するということを公言されていたと思いますが、そのお考えは今も変わらないで...全文を見る | ||
○岡田委員 長々と御答弁されましたけれども、公明党の政策責任者のときは二五%削減と言ったけれども、政府の一員となった今は二五という数字は言えない、こういうことですね。簡単に言えばそういうことだと思うんですよ、今のお話は。 そこで、麻生大臣にちょっとお聞きしますが、先ほどコスト...全文を見る | ||
○岡田委員 そこで、ちょっと具体的な問題を一つお聞きしたいと思うんですけれども、今、日本は、京都議定書で、地球温暖化ガスの排出量を九〇年比六%削減という義務を負っております。しかし、現時点では、六・二%プラスということになって、このままではとても責任を果たせない、そういう状況にご...全文を見る | ||
○岡田委員 私は、これは本当に惜しいことをしたと思うんですよ。一九九〇年から二〇〇六年まで六・二%ふえてしまった、その増分は、石炭火力の増設や、それから原子力の稼働率が下がったことで石炭火力の稼働率を上げたということも含めてですけれども、これでほとんど一〇〇%説明できてしまう。 ...全文を見る | ||
○岡田委員 先ほどから、中期目標の話とか二〇五〇年の数字の話を総理としていますと、まだ温暖化の問題をきちんと認識されていないのかな、そんな気がしてならないわけで、ここはやはり全人類的な課題、私は、政治の中で極めて大きなプライオリティーを持った問題だと思いますから、しっかりとこの温...全文を見る | ||
○岡田委員 この問題にこだわりますけれども、例えば排出権取引一つとっても、強制的なキャップをかぶせないんです、今の試行というのは。自分でキャップをつくる、それでは意味がないわけです、やはり強制的にキャップをかぶせる中で取引をしていかないと。そういう意味で、極めて今対応がおくれてい...全文を見る | ||
○岡田委員 今総理が言われた、国家のために命を亡くされた方々あるいはその遺族の皆さんに対して最大の敬意を払うべきことは当然だと私も思います。そして、こういう問題を余り政治の場で声を荒げて議論したくないとは思います。しかし、やはり基本的な、憲法の原則にかかわることであれば議論しなけ...全文を見る | ||
○岡田委員 さて、総理の言われた、靖国神社を非宗教的なものにすると。 総理は、靖国の名称をもともとの招魂社にでも戻して宗教法人を任意解散し、管轄を政府に移管して国が追悼行為を行うべきだ、こういうふうに言われていますね。もちろん、総理も言われるように、これは宗教法人である現在の...全文を見る | ||
○岡田委員 総理にお聞きしたいんですけれども、例えば、靖国神社の名称を変えるとか、あるいは宗教法人を解散するということであれば、今の靖国神社、そういうふうに変えるということであれば、それで宗教性は除去されるというふうにお考えなんですか。 | ||
○岡田委員 私は、この靖国神社というのは、亡くなった兵士の霊を、その遺族の霊ではなくて国家神道下の神霊として祭っているものだ、今はもう国家神道はないとしても、それは靖国神社がいわば神様として祭っているものだというふうに思うわけですね。そこの部分はいかにしても変えようがないとすれば...全文を見る | ||
○岡田委員 いや、私がお聞きしているのは、亡くなった兵士の霊を神として祭るという、これは、国家神道であるにしろ、そうでないと考えるにしろ、一つの宗教であります。そこの基本骨格が変わらないまま国の施設にするということは、それはあり得ないことだと私は思うんですが、いかがですかと聞いて...全文を見る | ||
○岡田委員 総理は私の言うことをわかってかわからずか誤解しておられるんですが、私は、神でなくせと言っているんじゃないんです。そういう、神であるということを前提にして国の施設にすることは無理だと言っているわけです。今の靖国神社のままならいいんですよ。だけれども、それをそういう宗教性...全文を見る | ||
○岡田委員 それはすべての議論の前提ですよ、もちろん。そのことを前提にした上で、あえて麻生太郎としての考え方をわざわざ雑誌に書かれたわけでしょう。 ですから、何といいますか、軽いんですよ。軽いんです。政治家としてみずから意見を出したのなら、そのことを堂々と説明してもらいたいん...全文を見る | ||
○岡田委員 三兆円の税源移譲は私は評価しています。ただ、問題は四兆円の国庫補助負担金の改革なんですね、私が言ったのは。これを小泉総理は知事会と地方六団体に丸投げして、けんけんがくがく議論して、まとまらないと思ったけれども案がまとまってきた。それをそのまま受け入れるかと思ったら、ま...全文を見る | ||
○岡田委員 ここのところがきちんとしないと、我々は一括交付金ということを言っておるわけですけれども、地方の権限がふえませんから、地方の自由度がありませんから、結局何の意味もない。同じ失敗を繰り返さないようにということを申し上げておきたいと思います。 最後に、総理、これをごらん...全文を見る | ||
○岡田委員 あと、「改革を止めるな。」と。あるいは小泉総理は、改革なくして成長なしと。麻生総理は、緊急な上にも緊急の課題は日本経済の立て直しであると。大分トーンが違うんですね。 前回の総選挙のときに、私も非常にびっくりしたんですが、今まで改革ということとはほとんど関係のなかっ...全文を見る | ||
○岡田委員 それぞれの選挙区で有権者の皆さんは、二〇〇五年に候補者が何を訴え、そして今回何を訴えるか、そこにきちんと整合性があるか、そのことは、もちろん我々民主党も含めてしっかり見られているということを申し上げておきたいと思います。 以上です。 |