岡田克也
おかだかつや
小選挙区(三重県第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数11回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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05月12日 | 第171回国会 衆議院 予算委員会 第27号 議事録を見る | ○岡田委員 民主党の岡田克也です。 きょうは、時間をいただきまして、幾つかの当面の政治課題、そして将来の日本社会のあり方について議論させていただきたいと思います。 まず、先ほど自民党の鈴木議員の方からも議論が出ておりましたいわゆる世襲の問題について、総理のお考えを聞かせて...全文を見る |
○岡田委員 今、総理が言われた中で、たまたま近い親族に政治家がいた場合に、有力な、能力のある人が出られなくなるじゃないかと。ここは、私はこう考えるんです。本当にその方が有能であれば、もちろん、今でも有能な二世議員、三世議員、たくさんおられるわけですけれども、本当に有能であれば違う...全文を見る | ||
○岡田委員 そこで、総理お考えの、我が党のように公認そのものを同じ選挙区からは認めないという考え方に立つのか、あるいは、ちょっと先ほど総理が言われた、一定のルールで、公募して手続を経て、支部で、公募手続の中で決めればいいというふうにお考えなのか、どっちなんでしょうか。 | ||
○岡田委員 私も申し上げましたように、ですから、二世、三世候補というのは強い候補なんですね、基本的には。ですから、政党としては出したくなる、そういう誘惑は当然あります。我々もそういうふうに今までも考えてきました。しかし、そのことに甘えてしまうと、中長期的に見ると、やはり政党そのも...全文を見る | ||
○岡田委員 私は、いい方法かどうかを聞いたのではなくて、既に自民党にこういうルールがありますねということを確認したわけです。(麻生内閣総理大臣「はい、ございます」と呼ぶ)あるというふうに総理もおっしゃっておられるわけです。 そこで、私は、個別のことに触れるのはいかがかと思うん...全文を見る | ||
○岡田委員 こういう形で、非常に有力な議員が選挙直前になって、あのときはもう解散近しと言われていたわけですから、近くになって、実は自分は次は出ないんだと。突然そう言われても、では次、手を挙げるチャンスがあるかというと、時間的にもう事実上ない、だから、では親族に、こういうことになる...全文を見る | ||
○岡田委員 この政治資金、いわば相続税、贈与税のかからない資金の移動ということに対して、私は、自民党の中にもさまざまな議論があるんだと思います。 この予算委員会で、数年前でしたけれども、当選一回の議員だったと思いますけれども、そのことを取り上げられたことがございます。やはりス...全文を見る | ||
○岡田委員 ルールを守らなければならないのは当然であります。 ただ、先ほど私申し上げましたように、細川政権、そして一九九九年の改正へと、大きな流れは企業・団体献金をやめる、そういう流れの中で累次の改正が行われてきた。にもかかわらず、現実はそうはなっていないということについて、...全文を見る | ||
○岡田委員 グリーンスパン元FRB議長が、百年に一回の危機だという表現を使った。グリーンスパンさんは、金融危機についてそういうふうに言ったと思うんですね。確かにアメリカの金融は、おっしゃるように百年に一回の危機だ、そう言っても決して大げさではなかったかもしれません。 しかし、...全文を見る | ||
○岡田委員 私は、百年に一度の危機という総理の発言に非常に違和感を感じました。大変深刻な状況であるということは間違いありません。しかし、百年に一度の危機というふうに言いっ放しで、一国のリーダーが言われる、これは、私は、国民に大きな不安を抱かせたというふうに思います。 私は、一...全文を見る | ||
○岡田委員 私は、小泉改革そのものを丸ごと否定していることはありません。 私がいつも言っておりますのは、小泉改革は二つ評価できる点がある。それは今総理もおっしゃったことなんですけれども、一つは不良債権の処理を比較的迅速に進めた、これは大変だったと思います。そしてもう一つは、公...全文を見る | ||
○岡田委員 六つの案それぞれ、その案を採用した場合にどういう負担がかかるかということも述べられております。国民に当然負担がかかる話、私はそのことをしっかり述べるということは大事だと思います。 しかし、私は、あの六つの案、例えば一番厳しい案はマイナス二五%、これは民主党が国会に...全文を見る | ||
○岡田委員 総理、やはりここは、過去の失敗というものをきちんと反省をして、その反省に基づいて次のことを考えるべきだというふうに思うんですね。 反省というのは、要するに、二〇〇七年度の日本のこの排出量というのは九%増ですね。ですから、六%減らさなきゃいけないときに九%もふえちゃ...全文を見る | ||
○岡田委員 もう終わりますけれども、やはり核兵器というのは特別だからこそ、オバマ大統領もプラハでわざわざ演説をし、そして世界も議論しているわけです。 例えば、ほかの大量破壊兵器、生物化学兵器については、禁止をするということはもう確立しているわけです。残された核兵器について、少...全文を見る | ||
10月29日 | 第173回国会 参議院 本会議 第2号 議事録を見る | ○国務大臣(岡田克也君) 外務大臣の岡田克也です。 衆議院においては私に対する質問はありませんでした。答弁の機会を与えていただいた林議員に感謝申し上げたいと思います。 さて質問は、普天間の県外移設は難しい、嘉手納統合案が選択肢という私の発言は個人の発言か、また会見において...全文を見る |
10月30日 | 第173回国会 参議院 本会議 第3号 議事録を見る | ○国務大臣(岡田克也君) 私に対しまして、外交の基本方針についてのお尋ねをいただきました。 鳩山内閣における外務大臣として、鳩山総理が先ほど答弁をされた基本的な考え方に基づいて積極的にしっかりと外交を推進していきたいと思います。 一言だけ私の思いを付け加えさせていただけれ...全文を見る |
○国務大臣(岡田克也君) 普天間飛行場の移設についてのお尋ねですけれども、本件については、現在、現行案での合意に至った経緯を検証しているところです。 先ほど日米間で議論がし尽くされた結果であるという御指摘をいただきましたが、当時の一部の政府関係者以外にその内容を知る人はいない...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 私に対しまして、給油活動に関する私とアフガニスタン大統領及び外務大臣のやり取りについてお尋ねをいただきました。 私は、本年九月に国連総会出席のためにニューヨークを訪れた機会に約三十分間会談を行いましたスパンタ・アフガニスタン外相より、我が国によるイン...全文を見る | ||
11月02日 | 第173回国会 衆議院 予算委員会 第2号 議事録を見る | ○岡田国務大臣 お答えします。 私の実感からすると、必ずしも十分なものではなかったというふうに思います。 特に、ブッシュ大統領、アメリカはブッシュ政権の時代には、包括的核実験禁止条約に対して後ろ向きでありました。あるいは、ブッシュ大統領御自身が核の先制攻撃についてたびたび...全文を見る |
○岡田国務大臣 お答えしたいと思います。 今の御質問は、岩国基地への米海兵隊の空母艦載機移転計画についての御質問であります。 私も、当時、現場を見まして、岩国市役所が新築をするということで工事が進んでいた、その途中で突然補助金を打ち切られ、そして工事が中断している、これは...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 まず、この問題、二つの視点で考えなければいけないと思います。 一方は、日米間で既に、先ほども御指摘がありましたが、一定の合意に達しているという現実があります。そのことは我々が合意したものではありませんけれども、前政権の中で行われたものではありますけれども、その...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 今委員いろいろお話しになりましたように、この普天間の移転の問題は極めて厳しい狭い道を通っていかなければいけない、こういう問題であります。 ただ、先ほども申し上げましたように、普天間基地の周辺の住民の安全の確保ということが議論のスタートでありますから、私は、結論...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 まず、今の御質問にお答えする前に……(町村委員「前はもういい」と呼ぶ)いやいや、先ほどおっしゃったこの最初の表ですけれども、私の外務省における記者会見はすべて公開されておりまして、アクセス可能ですから、しっかりそれを見ていただきたいと思います。自分の都合のいいとこ...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 まず、騒音の問題ですけれども、先ほど私が申し上げましたように、もし、統合した場合にも、騒音レベルが今より上がるようならだめだ、したがって現在の嘉手納の機能をさらにどこかに持っていくということが前提になってくるだろう、そういうふうに思います。そういうパッケージが何と...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 午前中にも申し上げましたように、防衛省からも、もちろん外務省からも、そして米国からも、さまざまな意見交換を行いながら検証作業を行っているところです。 もう少し時間が要ると思いますが、同時に、今委員言われたように、私は普天間の今の危険な状況をいつまでもおいておく...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 先ほどの答えに一つつけ加えさせていただきたいと思うんですけれども、答えを出すというのは、政府が勝手に出す問題ではありません。先ほど来の話にありますように、そのことについて沖縄の皆さんがきちんとある程度納得をしていただかなくては、これは答えになりません。変に、今の政...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 今の町村委員のお話を聞いておりまして、確かに、知事が今の案でいいというふうに言っていただいていることは、私はありがたいことだと思います。それはいろいろな意見がある中で、本来であれば思いは県外、しかし、今の限定された条件の中で、今の案でいいというかやむを得ないという...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 先ほど町村委員に、各閣僚がばらばらなことを言っているといって叱責されたばかりでありますので、今ここで私の意見を申し上げることは控えたいと思います。 | ||
○岡田国務大臣 アフガニスタンの復興支援について、今までいろいろやっているという御指摘はそのとおりであります。 現在まで、ほぼ二十億ドルの支援ということをやってまいりました。その内訳は、町村委員おまとめになったところであります。重なりますので申し上げませんが、このほかにも、例...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 この問題はなかなか難しい問題があることも事実であります。 特に気をつけなければならないのは、今、アフガニスタンに対して増派の話がアメリカではあります。そして、いろいろな国で、むしろアフガニスタンに対してこれ以上コミットするのはやめた方がいいんじゃないか、減らす...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 鳩山総理が言われたのは、その具体的なあらわれとしてのかけ橋ということであります。かけ橋というのは、例えばアジアの中でのかけ橋、あるいはアジアと西欧あるいはアメリカとのかけ橋、そういったことの象徴的な言葉として、友愛という言葉を使われたと思います。 | ||
11月04日 | 第173回国会 衆議院 予算委員会 第3号 議事録を見る | ○岡田国務大臣 これは国際交渉の話であります。 まず、その前に、齋藤委員に一言申し上げたいと思います。 先ほど、当時の自民党が麻生総理も含めて随分国民に説明を尽くした、こういうお話がありました。しかし、我々の調査ではっきりしたことですが、当時、麻生総理は、国民負担は三十六...全文を見る |
○岡田国務大臣 基本的な認識が委員とは違うんだと思います。 我々は、二〇五〇年において全世界で五〇%削減しないと次の世代に対して責任を果たしたことにならない、こういう国際社会において共有されている認識をもとに、そうであれば二〇二〇年の段階でどれだけの削減が必要か、ある意味では...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 私の方は若干補足を。 まず、議定書が物理的に不可能だと事務局長が言ったというのは、私は正確な報道ではないというふうに思います。法的拘束力のある、そういった合意を目指して、今、COP15、各国努力をしているところであります。 そして、鳩山総理のあの国連におけ...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 今、石破委員の言われること、私はよく質問の意味がわからないわけですが、先日、町村委員もこの場でパネルを使って説明されましたけれども、日本国政府としては、現時点においても、例えば農業支援、あるいはカブールの都市の再開発、あるいは学校をつくり、病院を建て、そういった活...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 これは米軍再編の議論の中でさまざま議論されてきたことだと思います。ただ、我々はその議論に参加をしておりません。ですから、今そのことをもう一度検証しているということであります。 海兵隊が沖縄になければ抑止力が完全に失われるかといえば、そういうことはないと思います...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 東アジア共同体の概念は将来の大きなビジョンであります。したがって、詳細までまだ決めているわけではありませんが、委員の御質問にお答えをするとすれば、今のこのアジアの状況の中で、さまざまな政治体制の国がある、そういう中で、例えばNATO的な集団的な安全保障体制、そうい...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 だからこそ、いたずらに結論を先送りするつもりはないということを申し上げているわけであります。 ただ、我々も、責任を持って判断をするためには、きちんと過去の状況について検証をしなければならない。その検証作業を懸命に今行っているところであります。 委員のお話を...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 日米安保条約に基づけば、日本に基地を確保する責任が日本にはあります。しかし、日米安保条約そのものは、日本国の意思としてこれを締結しているものです。 | ||
○岡田国務大臣 日米安保条約上は義務です。しかし、日米安保条約は、それを締結するかどうかは日本国の意思です。 | ||
○岡田国務大臣 基地を提供するのは日本国政府の義務ですが、その基地をどうするかということについて、日本国政府の意思が全く反映されていないということではありません。 | ||
○岡田国務大臣 まず、今の核の先制不使用の話ですが、いろいろ報道も正確ではないと思いますが、私がゲーツ長官に申し上げたことをそのまま申し上げますと、核の先制不使用というのは、核なき世界を目指すというときにあって、大きな方向性としてはそうだ、しかし、直ちにそれはできない、したがって...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 まず、斉藤委員が環境大臣のときを含めて、この地球温暖化の問題に真剣に取り組まれ、そして成果を上げてこられたことに対して敬意を表したいと思います。 そして、政権がかわって、我々、公明党と同じ二五%という数字、これはもちろん我々が野党の時代から唱えていた数字であり...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 普天間基地の現状が大変危険な状況にあるというのは、委員御指摘のとおりであります。我々もその問題意識を共有しておりますので、一刻も早く移転をしなければならない、そういうふうに考えているところであります。 それから、先ほど総理、御答弁ありましたが、若干補足をさせて...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 先ほど申し上げましたように、民主党のマニフェストは、「日米地位協定の改定を提起し、米軍再編や在日米軍基地のあり方についても見直しの方向で臨む。」こういうものであります。これは、連立に当たっての三党間での政策合意も同じものであります。 一年前の沖縄ビジョンでは、...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 まず笠井委員、言葉を正確に使うべきだと私は思います、国会の場ですから。 つまり、公約だという言葉の中で、いろいろな意味を込めて笠井委員は語っておられるんですよ。公約とそれから選挙中の発言とは、これはイコールではありません。公約というのはマニフェストです。公約と...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 嘉手納の基地の地元の市及び町の皆様が、日ごろ、大変騒音など厳しい状況にあるということは、十分承知をしております。 そういう中で、私自身、可能性を今検証しているという段階ではありますけれども、地元の皆さんがそういう決議をされたということは重く受けとめさせていただ...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 今の笠井委員のお話は、二〇〇四年当時の、私が代表の当時のインタビューであります。その後、二〇〇五年の総選挙で私は代表として敗れて、そして政権交代はならなかったわけであります。 あのときの、つまり四年前の状況と、そして、日米間でこの再編論議が煮詰まってきて、そし...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 まず、委員今言われましたが、私の名誉のために申し上げておきたいと思います。 私が代表を務めたのは、御案内のように二〇〇五年の九月まで。2プラス2の共同文書において新たな案、つまりL字形建設が決まったのは二〇〇五年の十月、V字形が決まったのが二〇〇六年の四月、つ...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 今の笠井委員の沖縄県民のアンケート調査の結果、これは重く受けとめなければならないと思います。沖縄県民の皆さんの気持ちをしっかりと受けとめながら、我々、物事を進めていかなければいけないというふうに思っています。 ただ、この問題は、沖縄県民の皆さんのお気持ちを尊重...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 まず、先ほど言いましたように、二〇〇五年の状況と現在では、かなり状況は変わっています。ただし、沖縄の負担を軽くしたいという私の思いは変わっておりません。したがって、先般ゲーツ長官が来たときも含めて、私は真剣勝負で議論をさせていただいております。いろいろ笠井さんは報...全文を見る | ||
11月06日 | 第173回国会 参議院 予算委員会 第2号 議事録を見る | ○国務大臣(岡田克也君) 日米同盟は、当然これは我々非常に重要なものだというふうに思っておりますので、堅持することはもとより、三十年、五十年先に日米同盟が更に深いものになるように努力をしていきたいというふうに考えております。 |
○国務大臣(岡田克也君) まず、同盟というのは私は軍事的なものだけではないというふうに思います。 昨日も、国務次官補のカート・キャンベルさんとお話をしたんですが、彼はミャンマーから帰ってきたところで、やっぱりミャンマーの問題にどう対応するかというのは、これはアメリカ側も今政策...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 御指摘のように、オバマ大統領が来週訪日されます。 いろいろ普天間の問題に焦点が当たっているかのような報道もありますが、日米関係というのはより幅広いものであります。したがって、両首脳の間では、例えば地球温暖化の問題、あるいは核の拡散、軍縮の問題、そうい...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 今の川口委員のお話を聞いておりまして、やはり物事の定義をきちんとした上で議論をしないと、例えば今、川口委員の質問の中で、安保条約と安保体制というものを違うものとして言っておられるのか、同じものとして言っておられるのか、必ずしも私は聞いていて理解できません...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) お答えする前に、今、川口委員は九五年から米軍再編というふうに言われましたが、私の理解では、米軍再編は、これはブッシュ政権になってラムズフェルド国防長官の下で行われたもので、もう少し後だというふうに私は理解をしております。 そして、いつまでにというのは...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 私が十二月というふうに言いましたのは、来年度予算との関係がございます。どういう形の決着を付けるかによって予算の計上の仕方が異なってまいりますので、そういう意味で十二月いっぱいというのが一つの区切りであることは間違いありません。それに間に合うように努力はし...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 私の理解では、一か月というふうに理解をしております。 ただ、これはアメリカ側ともよく話をするんですけれども、アメリカの場合には、政権は替わりましたけれども、元々この沖縄の基地の問題というのはクリントン政権のときにもやっていた話、それからブッシュ政権に...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) この検証作業を今行っているところですが、国内での防衛省そして外務省、それに加えて米国側からも様々説明をいただいたり資料をいただいたりしております。 しかし、委員よく御存じのように、そういう中で、これは非常に限られた人しか接することのできない情報がたく...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 委員もおっしゃるように、この審議というのは非常に全世界で注目されておりますから、それだけ言葉に対しては慎重にお互い運ばなければいけないと思います。私はなるべく早くというふうに申し上げておりまして、十二月いっぱいで出ませんと、そんなことは全く申し上げており...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 突然言われて、ちょっと私、すぐには思い出せません。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) 決議があることは存じております。そして、国連決議だけではなくて、私が外務大臣になってからでも、例えば英国のミリバンド外相、もちろんアフガニスタンの外相、パキスタンの首相、外相と、様々な人からこの給油活動について評価をする声というのは聞いております。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) まず、川口委員のお話は少し整理が必要だと思います。 まず、国連決議、確かに評価をする決議はしておりますが、しかし、根拠になる決議ではありません。つまり、ISAFに関してはこれは国連決議に基づく活動であります。しかし、この補給支援活動、その基になってい...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) まず、お答えする前に、私は外務大臣として様々な外相からこの日本の活動に対する評価をいただきながら、やはり今、このアフガニスタンに対する、兵士を送り、そして多くの犠牲者を生んでいるという、そういうことに対してそれぞれの国でいろんな議論が出ていると、アメリカ...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 結局、要するにテロ対策ということの定義の問題かとも思いますけれども、例えば、今総理がお答えになったことは、我々が、今総理が答弁された民生支援、これもやっぱりテロの根絶のためには、アフガニスタン、パキスタンの国境地帯にあるそういう組織といいますかあるいは勢...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 私は今、川口委員の質問の趣旨がよく分からなかったのですが、なぜ一つの今ある行動をやめたときに代わるものが必ず必要になるんでしょうか。(発言する者あり) | ||
○国務大臣(岡田克也君) まず、アフガニスタン対策は今政府の中で検討しているところで、詳細は今お話しできる状況にはございません。 ただ、どうやってということですが、委員もよく御存じのように、今までも日本国政府としては様々な支援活動を厳しい状況の中で行ってまいりました。現時点で...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 先ほど申し上げたように、具体的な対策の中身は現在検討中ではあります。ただ、今委員の言われたことにプラスさせていただくと、日本のNGOの中に、こういう状況ではありますが、あえてこのアフガニスタンの中で活動していこうという動きがあるということも一つ申し上げて...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) ちょっと誤解されたかもしれませんが、私は前文とは言っておりません。ただ、その行為そのものを国連決議に基づいてやっている今のISAFと、それから国連決議で評価をしているという今のOEFとは、それは違うということを申し上げただけであります。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) 私の記憶では、カルザイ大統領とは約三十分、それからスパンタ外相とは、これはニューヨークで三十分ほどやった上でですが、カブールでも一時間ほど議論をいたしました。 私の方からは、もちろんアフガニスタンの状況についてまず聞いた上で、今までの日本の支援につい...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) まず、委員非常にタイミングよく御質問いただきました。実は、今朝、政府の中にEPA、WTO交渉を推進するための関係閣僚委員会を設置をしたところでございます。今までWTO、EPAいずれも、どうしても時間が掛かってしまっている。EPAなどは韓国と比べてもはるか...全文を見る | ||
11月09日 | 第173回国会 参議院 予算委員会 第3号 議事録を見る | ○国務大臣(岡田克也君) まず、委員御指摘の点につきましては、ちょっと具体的にドイツの例もよく調べてみないと分かりませんので、是非委員にも御協力いただきながら、どういう運用をなされているのか確認をしてみたいと、いいものであればもちろん採用していきたいというふうに考えております。 ...全文を見る |
○国務大臣(岡田克也君) まず、今最後に委員おっしゃった点ですけれども、確かに非常に重要な点だと思います。 JICAは緒方理事長の下でなるべく現場主義というモットーを掲げておりまして、様々な複雑困難な課題に機動的に対処するために、まず在外への人員シフトを進めております。そして...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 失礼しました。 核の問題は、人類が直面する極めて大きな課題の一つだというふうに思います。他の大量破壊兵器については既に禁止をされておりますけれども、核についてはそうはなっておりません。現実になかなか難しい問題があることは事実でありますが、一瞬にして人...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 今総理が述べられたとおりです。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) 具体的な日米首脳会談におけるテーマについては、現在協議中であります。 ただ、オバマ大統領も日本にお見えになります。そのときに、日米間の二国間の問題は当然でありますが、それにとどまることなく、アジア太平洋地域における日米両国でできること、そしてグローバ...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) NPT条約、これは不拡散ということを目的にしたものでありますが、同時に、核を既に持っている国に対して核を軍縮、核を減らすということを求めているものでもあります。したがって、これは車の両輪、それにプラスして原子力の平和利用ということになるわけですけれども、...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 日本国政府としては、従来からそういった分野でのアフガニスタン支援ということは続けておりまして、例えば学校建設、五百以上の学校の建設又は修復、それから日本のJICAによる一万人の教師の育成、あるいは三十万人を対象とした識字教育、そのほか延べ四千万人に対する...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 今委員、EUのことを例に引かれました。五十年近くということですが、その前の鉄鋼石炭共同体の時期も含めますとそれ以上であります。 考えてみますと、そういったEUの中におけるフランス、ドイツが中心になって、二度と戦争をしないという決意を込めてこの試みが始...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 我々考えるときに、東アジア共同体を考えるときに、もう一つ重要な前提として日米同盟ということを考えております。日米同盟がこの東アジア地域において果たしている役割というのは非常に大きなものがあります。そのことも忘れてはならないことだというふうに考えております...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘のことはそのとおりだと思います。そういう観点から、先般、外務、財務、経済産業、農林水産、この四大臣、そして副大臣で関係閣僚委員会を設けまして、これから定期的に会合を持ちながら全体的な戦略性を持ってこの問題をやっていこうということを決め、先般第一...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘のインドネシア西スマトラ州パダン沖地震ですけれども、我が国としては、地震発生とともに国際緊急援助隊の派遣、それから医療部隊を含む自衛隊の派遣などを迅速に行ったところでございます。そして加えて、緊急支援物資の供与やあるいはNGOへの資金提供なども...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 委員の方が恐らくお詳しいと思いますが、私の理解では、二〇〇五年に我が国で開催された国連防災世界会議でもその災害に関するデータ、情報の共有の必要性というのは確認されておりまして、現在、各国における災害の情報について国連人道問題調整部が二十四時間体制でウエブ...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 今のお話は鳩山政権の下での話ではございません。 核の傘の問題と核なき世界を目指すということは必ずしも私は矛盾するわけではないと思いますけれども、しかし、言い過ぎると確かに一貫性がなくなってくる部分があります。核ない世界を目指すという大きな流れの中で、...全文を見る | ||
11月10日 | 第173回国会 参議院 予算委員会 第4号 議事録を見る | ○国務大臣(岡田克也君) 今の佐藤委員の議論を聞いておりまして、私は非常に懸念を持ちます。 つまり、テロ特措法の法目的は何か。海賊対策ではありません。したがって、テロ特措法に基づいて今委員がおっしゃったように海賊対策をするとすれば、それは違法であります。やっぱり法律に基づいて...全文を見る |
○国務大臣(岡田克也君) 自衛隊は、ISAFに参加をしている他の国の軍隊と違い、武器の使用その他について厳しい制約があります。そういう中で出すべきではないということを申し上げたわけです。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) まあこれは表現の問題だと思いますけれども、そういった制約、武器が使用できないという意味では普通の軍隊とは違う制約を抱えているわけで、それを象徴的に若葉マークという言葉で申し上げたわけであります。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) まあ若葉マークという表現が良かったかどうかというのは議論があると思います。しかし、私の申し上げた趣旨は先ほど申し上げたとおりで、それを変えるつもりはありません。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) 過去のことについては私、今御指摘のことを具体的に記憶があるわけではありませんが、ただ、委員御指摘のように、先般、EPA・WTO推進本部を関係四閣僚で設けることを決定をいたしました。 やはり、私はEPA、WTOを進めるということは日本の国益であるという...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 日米間で今既に合意があるわけですが、御提案はそれとは違う統合案、全体を日本から海兵隊を移設すると、こういう御提案かと思います。 その可能性があるのかどうかということも含めてよく検討してみたいと思います。 | ||
11月12日 | 第173回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号 議事録を見る | ○岡田国務大臣 外務大臣の岡田克也です。 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、謹んでごあいさつ申し上げます。 まず、沖縄に関する事項について述べます。 日米同盟は我が国外交の基盤であり、特に、日米安保体制はその中核をなしています。アジア太平洋地域の安全保...全文を見る |
11月12日 | 第173回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号 議事録を見る | ○国務大臣(岡田克也君) 外務大臣の岡田克也でございます。 外交防衛委員会の開催に当たり、謹んでごあいさつ申し上げます。 外交は国民の理解と信頼に裏付けられたものでなければならないというのが私の信念です。就任直後、いわゆる密約をめぐる問題を調査するように命じたのも、このた...全文を見る |
11月13日 | 第173回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号 議事録を見る | ○岡田国務大臣 外務大臣の岡田克也です。 衆議院安全保障委員会の開催に当たり、委員各位に謹んでごあいさつを申し上げ、安全保障政策について所信を申し述べたいと思います。 私は、外務大臣就任に当たり、特に米軍再編と沖縄の基地問題及びアフガニスタン・パキスタン支援について、年内...全文を見る |
11月13日 | 第173回国会 衆議院 外務委員会 第1号 議事録を見る | ○岡田国務大臣 外務大臣の岡田克也です。 外務委員会の開催に当たり、謹んでごあいさつ申し上げます。 外交は国民の理解と信頼に裏づけられたものでなければならないというのが、私の信念です。就任直後、いわゆる密約をめぐる問題を調査するように命じたのも、このためです。国民のための...全文を見る |
11月17日 | 第173回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号 議事録を見る | ○岡田国務大臣 核なき世界というときに、核のない世界のその前に、核を使わない世界というのが当然あるんだろうと思います。核を使わないというときに、報復としての核はともかくとして、先制的には使わないというのがその前のステップとして当然ある。したがって、核なき世界を目指していく中で、先...全文を見る |
○岡田国務大臣 昨日、一昨日と沖縄を訪れまして、昨日、地元の伊波市長の御案内で、外務大臣としては初めて普天間飛行場を視察してまいりました。危険な状況、そして、私が前回訪れたのはたしか二〇〇四年だったと思いますが、例の国際大学にヘリコプターが墜落をした直後だったと記憶をしております...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 今委員が言われた、この基地の問題は沖縄の問題ではなくて日本全体の問題だというのは、そのとおりであります。 私は、クリントン長官とシンガポールでお目にかかったときに、少し時間を割いてさきの戦争における沖縄における戦闘の状況、いかに非戦闘員がそこで犠牲を強いられた...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 今の武正副大臣の答弁は外務省としての考え方であって、大臣ももちろん同じであります。 | ||
○岡田国務大臣 まず、先ほど武正副大臣からも言いましたように、これは法的拘束力はございません。しかし、国家と国家が合意したものですから、そのことは重いというふうに考えております。したがって、合意したことをすべて白紙に戻して議論ができるかというと、そういうものではないというふうに考...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 お答えは武正副大臣からと思いますが、ちょっとその前に、誤解を招かないように、やはり国会の場の議論というのは大事ですから、この議論というのは当然世界じゅうで見ていますので。 私がお答えしたのは、今検証を行っているということです。検証は、日本政府が勝手に行っている...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 この問題は記者の質問に端を発するものですが、結局、前提ということの定義を明確にしないまま議論されておりまして、そこが非常に混乱を招いている一つの例だというふうに思います。こういった記者とのやりとりというのはその場でなされますので、本来は、お互いきちんと定義をした上...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 中谷さんも防衛大臣をやられたわけですけれども、やはりここでの質疑が誤解を増幅するようなことになってはいけないと思うんです。(発言する者あり) | ||
○岡田国務大臣 今おっしゃいましたが、前提とするという表現は、これは記者と鳩山総理とのやりとりであって、オバマ大統領が使ったわけではありません。そういう意味で、私が先ほど申し上げたように、前提ということの解釈が日米で違うと今、中谷さんは私の発言をとらえておっしゃったけれども、私は...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 履行のためというのは、これはアメリカ側は、検証作業に当たってこの合意を変える必要性はアメリカとしては現時点では認めていないということでありますから、そういう思いが入った大統領の演説だったのではないかと思います。 | ||
○岡田国務大臣 この協議会の設置は私とルース大使の間で先日決めたものですが、そのときの前提は、外務、防衛担当大臣、日米双方ということであります。 ただ、現実に、この問題についてできるだけ早く、あるいは速やかに結論を出そうということになると、我々がアメリカに行くにしても、時間的...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 そこは考え方の問題で、私は、もちろん私のもとに優秀な外務官僚がおりますけれども、しかし、この日米合意をつくってきた人たちにいろいろなことをさせるに当たって、限界もあると思います。やはりこういう問題は政治主導でやっていかなきゃいけない、そういう思いで、私はこの問題に...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 全く思いません。ですから、必要があれば、それは官僚であれ、日本人であれ、あるいは米国人であれ、どのレベルの方であってもしっかりと、実際に最も知識があり能力のある、そういう方であれば、私はそれにとらわれずに大いに議論していきたいというふうに考えております。 官僚...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 まず、今の委員のお話、これも誤解を招きやすいので私から少しお話ししたいと思いますが、長島政務官はアメリカに行って嘉手納の話をしたわけではありません。そのことはきちんと申し上げておきたいと思います。まるでそう話をしたかのような今のお話しぶりでしたから……(発言する者...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 後で議事録を確認してください。そういうふうにおっしゃったと思います。(中谷委員「だから、防衛大臣が命じて行ったというだけの話でしょう」と呼ぶ) | ||
○岡田国務大臣 今の私に対する質問の中で、そうとられかねないような御発言がありました。それは違うということをまず申し上げたいと思います。 さて、私、きのうも嘉手納の空軍基地を視察させていただき、そして関係の市長、町長とも意見交換をさせていただいたところでございます。 私が...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 委員は大臣経験者ですからいろいろ御存じだと思いますが、文化の違いというものが、決定的に一つの基地に同居できないという性格のものなのか。例えば日本で、自衛隊の基地で、空軍と陸軍がそういった理由で同居できないという議論があったときに、そのことについてどれだけの賛同を得...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 委員いろいろおっしゃいますけれども、今の御発言を聞いておりますと、確かに委員が大臣のときに相当詳細に事態を把握されておられたのかなというふうに思いますけれども、やはり防衛大臣にしても外務大臣にしても、その責任が非常に大きいわけで、一日二日でそれについて習熟できるよ...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 ちょっと質問の趣旨がわかりませんが、どの基地を恒久化するという意味ですか。 | ||
○岡田国務大臣 恒久化の意味ですけれども、辺野古にヘリポートをつくれば、まあヘリポートといってもこれはかなり大きな構造物でありますが、それは恒久化ということではないかと思います。嘉手納に統合すれば恒久化という言い方も言えるかもしれませんが、将来的にそれがずっと存在するのかどうかと...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 私は、行政刷新会議というのは、民間の力もかりながら、無駄遣いがないかどうか、いわばその分析を行うということでありますので、基本的に、何をそこにかけるかということは別に聖域があるわけではないというふうに思います。ただし、最終的に決定するのは政府でありますので、行政刷...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 失礼ながら、今、委員のお話を聞いておりますと、私は違和感を感じました。つまり、安いからやるんだというふうにも聞こえかねない御質問で、それは私は、現場の自衛隊、頑張っている皆さんに対しても失礼だというふうに思います。 そして、中身の問題として、今まで、日本国政府...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 大臣としての主張を余り言いますと、またばらばらだ、こういう御批判もいただくわけですが、私は、大臣就任以来、その当日に申し上げた、百日以内の課題として三つ挙げましたが、そのうちの一つが、米軍再編、沖縄の基地問題ということであります。 百日というのは年内ということ...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 私個人がどこがいいとか悪いとかいうことはありません。ただ、これは沖縄でも御説明申し上げましたが、そもそものスタートは、普天間の危険な状況を早期に除去するということなんです。長く放置すべきでない、そういう前提に立てば、時間のかかる解決方法というのはだめだということに...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 まず、議論の前提として、委員も政治家ですからよくおわかりだと思いますが、報道というものを前提に議論するのか、あるいは、こういう場で議論するときに、その報道のもとになった議事録などが公表されているときはそこまで戻って議論するのかということは非常に大事だと思います。 ...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 まず日程的なことを言うと、日米首脳会談で期限について何か約束をしたということはありません。できるだけ早く、迅速にということであります。 それから、先ほどもちょっと議論になったんですけれども、鳩山総理の御発言は、オバマ大統領としての気持ちとすれば日米合意というも...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 解釈が違っているはずはありません。必要があれば、きょうのワーキンググループの中でそのことを確認したいと思います。 | ||
○岡田国務大臣 ですから、前提ということの意味合いを違うように考えているんだと思います。(発言する者あり) | ||
○岡田国務大臣 何か発言があったということは承知をしておりません。 いずれにしても、きょう、たまたまワーキングチームが開かれますので、誤解を招きやすい表現がどちらかにあったとすれば、あるいは双方にあったとすれば、その誤解がないようにしておかなければいけないというふうに思います...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 御心配いただかなくても、外務大臣や官房長官などとはしょっちゅう意見交換をしておりますし、もちろん総理とも意見交換をしております。 ただ、多分今までと違うのは、閣僚の発言というのは、例えばこの国会答弁もそうですけれども、政府の中でそれぞれの官僚がつくったものをベ...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 ですから、連立の協議ということの意味ですけれども、意見交換はもちろんしています。 | ||
○岡田国務大臣 この問題の難しさは、委員もいろいろおっしゃいましたが、私があえて言わせていただくと、やはり沖縄県民の意識、そこに十分に思いをいたさせながら物事が進んできたのかどうか。もちろん、知事や地元の市長は誘致やむなしという決断をしてもらいました。しかし、県民全体の中にはその...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 端的にお答えすれば、それはかなり厳しいというふうに思います。 ただ、それは、日本がそうであるだけではなくて、日米同盟ですけれども、日本の協力なくしてアメリカも、特にアジア太平洋地域において単独でやっていくことは難しい。そういう意味で、相互補完関係にあるというこ...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 鳩山総理がかつて、常時駐留なき安保ということを言われた時期があったことは事実であります。 ただ、今の民主党ができた後、党としてそういったことを言ったことはありませんし、鳩山さん御自身も、今の民主党になってから、今の民主党というのは我々が合流して民主党を形づくっ...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 委員はいろいろ言われたわけですが、外務省と防衛省の関係にも言及されました。それは、自民党政権の時代の外務省と防衛省の関係です。今の民主党政権においてそういうことはありません。 そして……(武田委員「時間がないから、もうそれでいいです」と呼ぶ)いやいや、いろいろ...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 普天間の移転の問題は、普天間基地の周辺の状況から見て、これは持続可能でない、大変危険な状況にある、そういう意味で日本が求めた。もちろん、アメリカ側もそういう危険な状況は同時に、例えばラムズフェルド長官が現場に行って、これはもし事故でも起きれば基地の存続そのものが危...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 アメリカ側の気持ちの中まで私は推しはかることはできません。 | ||
11月17日 | 第173回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号 議事録を見る | ○国務大臣(岡田克也君) 十一月十二日の陛下のお言葉は、私も大変感動しながら聞かせていただいた一人であります。非常に短いお言葉でしたけれども、その中に様々な陛下の思いが込められたものだったと思います。 もしお許しをいただければ、若干私自身が感じたところを申し上げたいと思います...全文を見る |
○国務大臣(岡田克也君) まず、現在、日米関係についていろいろな報道がなされます。もちろん厳しいものもあるわけですが、基本的に私は、政権交代が戦後本格的な、選挙で選択されたという意味ではほとんど初めてだと言ってもいいぐらいの政権交代、大きな変化が日本にありましたので、その結果とし...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 身に余るお言葉をいただいたのでちょっとコメントの仕方が難しいんですけれども、本当に、日米同盟、そしてその中での外相と国務長官ということでありますので、しっかりその責任を自覚しながら、世界にとって、アジアにとって意味のある仕事をしていきたいというふうに思っ...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 外務大臣になりまして、当然カウンターパートはほぼ外務大臣であります。そこで感じることは、例えばアジアの、ASEANの外務大臣が集まりますと、最近替わった人もいますが、基本的には何年もやっている人たちばかりで、お互い友人であり意思疎通が既にもうできるだけの...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) オバマ大統領の抹茶アイスの話は先般サントリーホールにおけるオバマ大統領の演説の中にも出てまいりましたが、その前夜、首脳会談が終わった後、食事をしたときに抹茶アイスクリームが出たんですね、これは鳩山総理のアイデアで。見た瞬間、これは何だと、これはアイスクリ...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 憲法上の権利というのは様々ございます。そういう中で、非常に一般的な御質問ですのでなかなか答えにくいところはあるわけでありますが、ただ、私、先日も沖縄を訪れまして、当然のことながら、沖縄本島でいえば二割近い基地の存在、これは沖縄以外の日本の各地区では見られ...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘のように、辺野古のあの海の美しさ、私は丘の上からだけ見たのではなくて、下の基地が建設される予定のところも参りまして、その砂浜も少し歩いてみました。大変美しい砂浜であるというふうに改めて感じました。そこに巨大な構造物を造ることがどうなのかという委...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 様々なそういった安全保障上の義務ということを考えたときに、もちろんそれは基地の負担ということだけではありませんので、税の負担もあればそのほかの負担もございます。ですから一概に言うことはできませんが、ただ最初に申し上げたように、沖縄に今余りにも多くの基地が...全文を見る | ||
11月18日 | 第173回国会 衆議院 外務委員会 第2号 議事録を見る | ○岡田国務大臣 ワーキンググループの中では、できるだけ早く、迅速にということで合意をしております。 |
○岡田国務大臣 これは相手のあることであります。それから、日本側としてはこれで政府としての決定ということになりますので、今いつまでにということを私が確定的に申し上げる立場にはございません。 私の思いとしては、やはり予算要求もあり、十二月中にできるだけというふうに、これは北澤防...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 委員御指摘のように、今のアジアとEUを比べれば、その多様性においてかなり違いがあるということは言えると思います。 ただ、私は、今のEUでも、例えばキリスト教というふうに委員はおっしゃいましたが、プロテスタントとカソリック、この間には宗教戦争を戦ってきた、そうい...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 委員御指摘のように、就任をした当日にこの密約の問題の調査を命じたところであります。外交は国民の理解と信頼がなければ成り立たない、そういう考え方に基づいて事実を明らかにするということを命じました。 十一月末というのは、その調査の期間であります。内部調査の期間。今...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 外務大臣として御答弁する話ではないと思います。 | ||
○岡田国務大臣 外務大臣がお答えする話ではありません。 | ||
○岡田国務大臣 先ほど来委員御指摘の点は、これは内閣総理大臣としての発言ではないと私は理解をしております。鳩山由紀夫氏の政治家としての献金にかかわる問題であります。そのことについて外務大臣が答弁することは、私は適切ではないと思っております。 | ||
○岡田国務大臣 私の発言がさまざま誤解を呼んで、私が陛下のお言葉に対して何か注文をつけたような、そういう誤解を呼んでいる面があると思います。 開会式における陛下のお言葉というのは、国事行為そのものではありませんが、それに準ずる行為であります。したがって、作成は内閣官房で行い、...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 陛下に御負担をおかけする結果になったら、それはもちろん私の本意ではございません。 先般、陛下御在位二十周年の式典があり、陛下のごあいさつ、お言葉がありました。先日も国会でこのことについて、参議院ですけれども、私の感想を聞かれましたので少し述べたところですが、本...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 ちょっと議連の具体的名称を私忘れてしまいましたが、永住外国人に地方参政権を付与すべきという立場で議連があり、そこの会長を務めておりました。ただし、外務大臣になったということで、その資格は今停止中であります。 | ||
○岡田国務大臣 私は、外務大臣になりまして、党での活動というのは停止しておりますので、現時点の私の考え方を申し上げるつもりはありません。 ただ、議連の会長として活動しておりました折のまとめとしては、地方における選挙権、つまり参政権ですね、被選挙権は含まないという整理をしたとこ...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 先ほど申し上げましたように、外務大臣になりました折にこの議連の立場を事実上離れておりますので、中身について特にお話をする立場にはございません。 | ||
○岡田国務大臣 一定の前提に立つ御質問ですので、一般的にお答えするのは非常に難しいと思います。 | ||
○岡田国務大臣 まず、埋め立てについての許可は、これは知事の権限です。 それから、私が嘉手納町長初め関係者の方とお会いしたのは、基地というものの存在が騒音その他周辺の市町村に多大な影響を及ぼしているということですから、そのことについて十分に御意見をお聞きしたい、そういう思いで...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 これは外務大臣として答弁すべきかどうか、ちょっとちゅうちょしながら申し上げますが、先ほど階さんが言われたように、これは立法政策の問題だと思います、どこで切るかですね。 しかし、政治活動の自由というのは基本的人権にとってかなり根本的なものですから、それを外国人と...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 委員いろいろ言われましたが、二〇〇五年の八月の私の発言も引用されました。 当時、私は民主党代表で、選挙戦のさなかにそういう発言をした記憶がございます。選挙で勝てば、当然、民主党政権になって、そういったことをまさしく政治生命をかけてやった。しかし、残念ながら選挙...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 私は当時幹事長でした。鳩山代表も私も思いはありました。しかし、それを明確な形でマニフェストに書くということになると、それだけ、当然マニフェストというのは国民に対する約束ですから、多少、選挙を戦うに当たり、あるいは選挙の後に懐の深さを持つべきだ、そういう判断をしたわ...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 今言われた九月の私の発言ですか。(平沢委員「九月十六日です」と呼ぶ)ぜひ、それは記者会見として全文が公開されておりますので、それを見ていただきたいと思います。報道はそのうちの一部を切り取ります。場合によっては、県外という言葉を本人が使わなくても、質問が県外であって...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 今でも県外、国外という思いがあるかと言われれば、思いがあるというふうに答えます。 | ||
○岡田国務大臣 ちょっと私今手元に議事録を持っておりませんが、必ず県外、国外に移転させるということは、私はそういう言い方は申し上げたことはありません、この選挙に関して。 | ||
○岡田国務大臣 このワーキンググループの使命というのは、現在の合意に至った、つまり普天間の移転についての検証なんですね。したがって、そのプロセスを検証するわけですから、どこに行くとか行かないとか、そういう議論には至っていないんです。その手前の段階での、なぜ今の案になったかというこ...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 言葉はちょっと正確に申し上げたいんですが、できるだけ迅速にという表現はありません。できるだけ早く、迅速に、この二つの表現であります。(平沢委員「それはいつまでですか」と呼ぶ)これがいつまでかということは、日米間では何ら合意はございません。ただ、私の思いとしては、こ...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 今のお話ですが、確かに十名の警察官を日本に呼んで研修をしているということです。 今、警察はこんなものは全く役に立たないと言っているというお話でしたが、もしそれが警察庁としての正式な見解であれば、我々はこれを続けるつもりはありません。警察庁もこういったことが重要...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 別に現時点で決めているわけではありませんが、ただ、今のアフガニスタンの現状を見ると、かなりの部分が無償にならざるを得ない、借款ということは現時点では考えにくいと思います。 | ||
○岡田国務大臣 これは内閣として、アフガニスタン支援、あるいはアフガニスタン・パキスタン支援ということが、最終的に世界をテロの恐怖から解放するために極めて重要である、そういう判断に立ってこの五十億ドルの支援策を決定したわけですから、別に、既存の枠に必ずしもとらわれるものではなく、...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 私がお会いした外務大臣あるいは国家元首クラスの中で、インド洋に対する給油支援を継続してもらいたい、そういう声はありました。例えばアフガニスタン、パキスタン、あるいはイギリス等々、そういう声があったことは事実です。 | ||
○岡田国務大臣 まず、法律的に言うと、これは継続ではなくて廃止なんです。一たん廃止したものを再度やるかどうかの意思決定の問題。我々は、一たん切れると、もうそこでそれ以上の新たな給油活動は行わない、そういうふうに判断をしているところであります。 いろいろな見方があると思いますけ...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 岩屋さんとは、かつて、政権交代ある政治、政治改革をともに闘った仲間であり、同志であります。当時よく岩屋さんから言われた話に、自分はクリントン、そして岡田はゴアだ、こういうことを言われました。ゴアは結局大統領になりませんでしたので、よく人を見ておられたな、そういう思...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 今、委員がいろいろ言われた個別の話は、それぞれしっかり議論させていただきたいと思います。 マスコミは、日米いずれもいろいろ書きます。特に、これは政権が日本もアメリカもかわっていますから、やはり従来の発想になれ親しんだマスコミもかなりあると思います。アメリカでい...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 日米同盟が日本外交の基軸であるという考え方は、我々はそういう考え方であります。 ただ、基軸であるということは、その中身の問題というのはあると思います。それが一方的な依存になってしまってはもちろんいけないわけであります。 私は、この間、自民党時代の外交を見て...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 これは考え方の問題なんですが、つまり、意見がばらばらだという御指摘ですけれども、下から積み上げる方式でやっていけば、多分、大臣間の意見が異なるということはないと思います。しかし、我々は、そういうやり方ではなくて、政治主導でやっております。 例えば、事務次官会議...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 御意見は御意見としてお伺いしておきたいと思います。 ただ、今、沖縄の県民の皆さんの思い、それをまとめてというふうに言われました。本来、それは日米合意をつくったときに当時の与党がすべき話だったんだと私は思います。それが十分にできていない。もちろん、知事はやむを得...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 これは、本来の日程ではそうはなっていなかったわけですけれども、アメリカの不幸な事件があって、大統領の訪日がおくれるということになりました。その結果、しかし大統領としては、これは当然ですけれども、首脳会談をきちんと行い、そしてアジア演説もこれはぜひ東京でやりたい、天...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 アフガニスタンの問題は、今オバマ政権が米国内で直面する大きな課題の一つであることは間違いないというふうに思います。政治的にもかなり厳しい問題であり、大きな課題であるというふうに考えています。 私がそのパッケージ的なことを申し上げたのは、相手は同じアメリカですか...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 まず、東アジア共同体という考え方は、アジアの中でかなり期待感を持って迎えられているというふうに思います。私は、この東アジア共同体ということで共通のビジョンをアジアの国々が持つということは、お互いの狭いナショナリズムというものを乗り越えて、そして同じ方向を目指すとい...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 いろいろ政局に絡めるべきでないと言われました。私もそのとおりだと思います。 ただ、最初にテロ特措法をつくったとき、私は責任者として自民党側と交渉したわけですが、あのときに考えたのは、九・一一の直後でしたから、これはアメリカの自衛権の行使である、そして国連もその...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 私は、PKO法は最近余りにも実績がない。ですから、今の法律のもとでももっと出せるところはあるというふうに考えますし、それから、PKO五原則について一定の見直しを検討すべきではないか、そういうふうに思っております。今の憲法の枠組みの中で見直しの余地はあるというふうに...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 ちょうど二〇〇五年の総選挙の前であります。選挙に勝てば私が総理大臣としてこの問題に誠心誠意取り組む、そういう思いで発言をいたしました。ただ、選挙の結果は委員御案内のとおりでありまして、そういうチャンスは失われたというふうに感じております。 | ||
○岡田国務大臣 これは言葉の定義をはっきりさせないと非常に誤解を招きやすい問題だと思います。 私が今考えていることは、この問題のスタートは、普天間の危険な状況について、それを一刻も早く除去することである、こういうことです。そのために一体何が望ましいかということを考えなければい...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 非常に言葉じりをとらえる質問だと思いますが、二〇〇五年、選挙は九月に行われました。そして、たしか十月だったと思います、日米合意が成り立ったのは。合意が成り立つまでと合意ができた後では当然状況は違う。我々は、もちろん政権がかわりましたから、日米の合意ができたというこ...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 委員も質問されるなら正確に答弁を引用していただきたいというふうに思います。でないと、ここでの議論というのは、国民も見ているわけですから、意味がなくなってしまいます。 私が申し上げたのは、二〇〇五年の総選挙の後、日米の合意ができた、これは非常に大きな出来事だとい...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 まず、沖縄ビジョン自身が県外を模索するというふうに書いてあるんですね。そして、マニフェストの政策インデックスの中で普天間とか県外という言葉は使わなかったということです。使わなかったからあきらめたということではありません。しかし、そこは文字どおり読んでいただきたいと...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 マニフェストそのものの中には県外に移設をするというふうには書いておりません。そういう意味では、マニフェストに反すると必ずしも言えないというふうに思っております。 | ||
○岡田国務大臣 選挙に影響があったかどうかということは、客観的にそれを確定することは難しいと思います。 | ||
○岡田国務大臣 だんだん答弁する意欲がなくなってくるんですが、私が言ったのは、客観的にそれを決定することは困難であるというふうに言っただけで、それが影響はなかったとかあったとか言っておりませんので、委員も質問のときに答弁者の答えを正確に引用して質問していただきたいと思います。 | ||
○岡田国務大臣 まずお答えする前に、先ほどの委員のまじめにという言葉を取り消していただきたいと思います。 | ||
○岡田国務大臣 また話をかえておられるんですが、先ほど言われたのは、私の答弁に対してまじめに答弁しろと。私はまじめに答弁しております。ですから、取り消してください。 | ||
○岡田国務大臣 今、日米両国間でワーキンググループを通じて検証しているところです。それ以上のことは今申し上げられません。 | ||
○岡田国務大臣 昨日から協議が始まったわけですから、協議というか、正確には検証なんですが、予断を持って仮定の議論をすることは避けたいと思います。 | ||
○岡田国務大臣 私もビデオをチェックしておりませんので必ずしも記憶は定かではありませんが、私はそういうときに必ず答えないという方針で来ておりますので、そのテレビでも同じように答えなかったと思います。 | ||
○岡田国務大臣 こういった基地の問題は非常に難しい問題だと思います。委員、いろいろおっしゃいましたが、例えば、これは沖縄もそうですが、岩国、その移転に対して反対を唱えれば市役所の補助金が突然とまる、建設途中で建設ができなくなる、こういうこともありました。 ですから、こういう問...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 私の記憶では、カルザイ大統領とお会いしたときにはその話はありませんでした。外務大臣ともありませんでした。ただし、外務大臣とニューヨークでその前にお会いしたときには継続についての要請があったと記憶しています。 | ||
○岡田国務大臣 給油の問題はそもそも話題になりませんでしたので、私にはよくわかりません。 ただ、アフガニスタンに対する日本国の支援ということに対しては、大統領の方からは大変感謝の意が述べられ、日本が最初からアフガニスタンの復興のために大変な努力をしてくれたと。確かに、東京で復...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 単純延長はしない、そういう考えですから、あえて触れる必要性は認めませんでした。 | ||
○岡田国務大臣 会談の予定というのは、客観的にあるわけではなくて、私が決めるわけですけれども、私はもともとそのつもりはありませんでした。もちろん、大統領の方から出れば、少しは議論になった、説明することになったと思います。 | ||
○岡田国務大臣 大統領との会談の時間は三十分ほどでした。この限られた時間の中で私が最もやらなければならなかったのは、どのような支援が望ましいのかということです。 したがって、そういった問題について、例えば大統領からは、エネルギーとか水とか、もちろん農業なども出ましたが、そうい...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 基本的な考え方として、我々は三つの支援策ということを考えております。一つはアフガニスタン自身の治安能力の向上、二つは元タリバン末端兵士の再統合、三つ目が、従来も力を入れてまいりました、アフガニスタンの持続的、自立的発展のための支援、農業とかそういったものはここに含...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 具体的な積算がないという意味ではそうですが、こういうときに金額である程度の上限を示すということはよくあることで、例えばイラク戦争のときにもやはり五十億ドルだったんですね、イラク戦争の終わった後の日本の支援策というのは。今まで二十億ドルということでやってきましたので...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 五十億ドルというのは、私が外務省の中で調整をして、その上で、財務大臣その他と折衝をして最終的に決まった数字です。 | ||
○岡田国務大臣 もちろん政務三役ですが、外務省の事務方ともよく議論を、非常に大きな額ですので、しっかり議論をして、その結果、五十億という数字を設定したものであります。 | ||
○岡田国務大臣 具体的な積み上げに基づくものではないということは、私も答弁しているとおりであります。 上の方からというのは、説明者がだれであったか存じませんが、少なくとも審議官、局長クラスであれば十分に承知している話であります。 | ||
○岡田国務大臣 もちろん政府の中で決めるわけでありますので、事前に総理にはもちろん御報告をし、総理の感触も確かめて、五十億という数字を財務省と協議に入ったということであります。 | ||
○岡田国務大臣 今、民主党は政策と党務を分けておりますので、党の意見を聞くということになりますと、それは政策会議という部会に当たるものが、ただし、これは政府の中のものとしてあります。 ただ、事前にその場で決まっていない数字を出すということはしておりません。それはやはり、表に数...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 現時点における治安状況がかなり厳しいのは事実ですね。それは、大統領選挙の混乱もありました。JICAの職員も、今、一時的に第三国に避難をしている状況です。我々としては、今回、大統領の就任式が行われますが、カルザイ大統領が求心力を持って、これから治安情勢も改善に向かう...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 まず、小切手外交という言葉がよく使われますが、その意味するところは何か。 私の記憶では、湾岸戦争のときにそういうことが言われたと思いますけれども、あのとき世界じゅうから日本のやり方が批判を受けたのは、最初十億ドル、二回目もたしか十億ドル、最後、合計で九十億ドル...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 それは違うと思います。ただ、私、従来からそのことはずっと思ってまいりました。ただ、従来はそういったことを言う立場にはありませんでした。今回、閣議でお言葉を承認するという、そういう閣議の一員ということになりましたので、責任が生じましたので申し上げたわけです。 た...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 鳩山政権も、日米同盟は基軸であるということは申し上げております。そこは変わりません。同時に、アジア重視。これは、どちらかをとればどちらかをやめなきゃいけないというものではなくて、いずれも極めて重要なものであるというふうに思っております。 今、アジアの中での共同...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 狭い意味での命令というのは出しておりませんが、当然、私、大臣として事務方から従来の経緯については聞いております。これは、外務省からだけではなく防衛省からも聞いております。 | ||
○岡田国務大臣 総理はさまざまな問題に取り組んでおられますので、いつも総理とお話をしているわけではありませんが、この問題は、基本的には官房長官、それから沖縄担当の前原大臣、そして私と北澤防衛大臣、この四者で時々意見交換をしながら物事を進めております。あとは、四者が集まらなくても個...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 今は、どうして今の案になったのかということを検証しているところです。これは簡単な作業ではありません。そして、それぞれやってきたのを、昨日から日米両国政府、大臣クラスがヘッドになってきちんと検証しよう、こういうことであります。そういった手続を経て、私も含めて、それぞ...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 私、就任したときに、国民の理解と信頼がなければ外交は成り立たないというふうに申し上げました。やはり、国民と離れたところで外交というのは存在しないんだと思います。 そういう意味では、例の密約の問題も、歴代外務大臣なり総理大臣がそんなものはないと言って強弁してきた...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 情報というのは、まず広く薄く収集する部分と、具体的な問題について深く収集する部分と、その組み合わせの問題だというふうに思います。 外務省は、御案内のように、世界各国に大使館なり公館を抱えておりますので、そこから不断に情報が上がってくる。まだすべての国に大使館が...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 何回か申し上げておりますが、まず、国民の理解と信頼を得た外交という観点からすると、やはり密約の問題についてきちんと答えを出さなきゃいけないというふうに思います。歴代総理や歴代外務大臣がありませんというふうに断言をされてまいりましたが、多くの国民は首をかしげていると...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 申しわけないんですが、中身はちょっと申し上げられません。 ただ、中間報告を受けておりますけれども、十五人体制で調査を進めているところです。これは、本省にいる職員、それから一部、在外の大使館からも一時的に日本に呼び戻して、日米問題にかかわった経験のある人材を集め...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 ですから、私のところに外務省の内部調査の結果が上がってくるのが十一月いっぱいぐらいというふうに認識をしております。その上で、その前に第三者委員会をスタートさせて、そこの作業がございます。ですから、外向けにその成果物をお示しできるのはもう少し時間がかかる、年内という...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 国会に報告するというか、それは調査報告書として公表をすることになると思いますので、それに関する御質疑というものも、これは理事会で御協議いただくことですけれども、もちろん御質問があればそれは答える、一般質疑の中でもということになると思います。 | ||
○岡田国務大臣 私が今調査を命じたのは、四つの密約の問題であります。今委員がおっしゃったことは、最近報道で私も目にして、非常に興味深いことだと思っておりますが、外交上の機密というのは常にあるわけで、それをどのタイミングで機密を解いて情報公開していくかというのは一つの政策判断であり...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 これはなかなか簡単なことではないというふうに思います。しかし、その大きな目標に向かって着実に進めていかなければなりません。 私は、日本の核の不拡散そして核の軍縮、平和利用、こういった核政策について、一度きちんと見直しをしてみたいというふうに思っております。ただ...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 きのうの会合の中で私の沖縄に行ったことの報告も若干いたしましたので、沖縄の県民の七割は県外移転を望んでいるという調査も出ているし、知事初め各関係首長あるいは県会議員、私のお会いした議長初め、そういった皆さんが基本的にこういうことを述べられたということは簡単には御紹...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 沖縄の本島の二割近くを占める米軍基地、その負担をさまざまな意味で減らさなければいけないということは、強くそう思っております。そのための努力を今行っているところですが。 沖縄に行きましたときに私、申し上げたわけですが、日米の合意があります。日米の合意について、こ...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 私は日米同盟というものは非常に重要だと考えますが、これを三十年、五十年、持続可能なものにする、そのためにも現在の例えば沖縄における基地の問題、こういうものをきちんと、その負担を軽減していくということをしっかりやらないといけない、そういうふうに考えているところであり...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 ただいま議題となりました万国郵便連合憲章の第八追加議定書、万国郵便連合一般規則の第一追加議定書及び万国郵便条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。 万国郵便連合憲章の第八追加議定書、万国郵便連合一般規則の第一追加議定書及び万...全文を見る | ||
11月18日 | 第173回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号 議事録を見る | ○国務大臣(岡田克也君) 外務大臣の岡田克也です。 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、沖縄及び北方問題に関しての諸施策についての方針を述べます。 まず、沖縄に関する事項について述べます。 日米同盟は我が国外交の基盤であり、特に日米安保体制はその中核を成...全文を見る |
11月19日 | 第173回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号 議事録を見る | ○国務大臣(岡田克也君) 幾つかの新聞が今委員が言われたトラスト・ミーということについて報じているやに聞いておりますが、会談の中身について、それは外務省としてあるいは政府として表に発表している以上のものを、私がそういうことがあったかなかったかということも含めてコメントすることは適...全文を見る |
○国務大臣(岡田克也君) まず、前提として、私と北澤大臣、あるいは総理、その間に考え方が違うということは基本的にありません。意思疎通は不断にやっておりますので、基本的な考え方に違いはない。勝手にそれぞれが言っているわけではないということを申し上げた上で、しかし物事がきちんと一定の...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 私、丁寧に答えようと思ったんですが、ちょっと紋切り型で答えます。 記者会見でも申し上げておりますが、記者の皆さんもいろいろ聞きます、いろいろなところでいろいろなことを聞かれますが、私はなるべく誠実にと思っております。その結果として、幅が若干ある段階で...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) それでは一つ一つお話ししたいと思います。 まず、私はできるだけ年内に、予算のことを考えればというふうにお答えをしています。ただ、ほとんどの場合、そのときにそれだけを言っているのではなくて、しかし最終的には総理が決めるとおっしゃっている、少なくとも内閣...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) まあ余り大声を上げて言うような中身の話じゃなかったと思いますが……(発言する者あり) | ||
○国務大臣(岡田克也君) 今の御質問ですが、私は、物事が決まるまでに各大臣が自らの信念に基づいて様々な発言すること、あっていけないという、そういうふうには思っておりません。(発言する者あり) | ||
○国務大臣(岡田克也君) ですから、委員の御指摘ですから、御質問ですから答えたわけですけれども、大臣の発言が総理と違う、あるいは大臣間で違うということは大変なことだとおっしゃいますが、私は、物事が決まるまでにいろいろな発言があるということは必ずしもそのことを、もしそれができないと...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) なるべく冷静にしっかりと中身を議論したいと思っております。(発言する者あり) | ||
○国務大臣(岡田克也君) このワーキンググループの役割は、検証する、なぜ今の案になったのかというその経緯を検証するということが主たる任務であります。その検証していく中で、場合によってはどういう案がいいかということに話が及ぶことはあるかもしれません。話が及べば、外務大臣、防衛大臣、...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) ワーキンググループ自身は検証を行うということでありますので、何といいますか、このワーキンググループの前提は白紙に戻して議論をしているわけじゃないんですね。今の日米で合意があるということを白紙に戻しているわけではないんです。日米で合意があることを、ある意味...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 結論が出ないというよりも、日米合意に至ったそのプロセスについて、それは納得するかしないかという、そういう結論になるんだと思います。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) 予算のこと、その他、あと余り時間を掛けるべき問題ではないというふうに考えれば、年内で決着した方がいいと私は思っております。ただ、何度も言いますように、最終的にはこれは総理がお決めになると言っておられますし、少なくとも内閣として私は決めるべき話だと思います...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) まだいろいろ議論をスタートしたばかりですから、余り予断を持たせるような言い方は気を付けた方がいいと思うんですね。私はそういう質問をよく記者から受けるんです。そこで論理的にはあるなどと答えようものなら、もう辺野古に外務大臣は認めたと、こういうふうに書くメデ...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 委員会の質疑は大事だと思いますが、同時にメディアも注目しておりますから、非常に気を付けた言い方をしなければなりません。論理的にはあらゆる可能性はあります。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) 論理的にはあらゆる可能性があります。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) 党としてそういうことがあるかというと、私もずっと党にかかわっていたわけでは必ずしもないんですけれども、私の記憶にはありません。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) 数量的に非常に言うのは難しいんですけれども、ただ、私は、嘉手納ということが今まで何度か上がってまいりました、この十三年間で、日本側からも、あるいは米側からも。ということは、それなりの理由があって上がってきているわけで、なぜそういったことが、嘉手納という案...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) ワーキンググループとしては、先日第一回をやりました。これから様々な議論を大臣ベースあるいは高級事務ベースでやっていくことになると思いますが、まだ始まったばかりですから、結論を先取りして言うようなことは避けるべきだと私は思います。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) 今の言われた中でちょっと理解に苦しむのは、私の発言が県外移設の人々の期待を高めているというふうに委員おっしゃったと思うんですが、むしろ逆でありまして、私は県外は非常に難しいということを言っておりますので、沖縄の地元紙なども、私が記者会見したことに対して、...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 最終的には、この五十億ドルの支援ということは、各閣僚のいる閣僚懇談会の場でこれでいくということは確認をいたしましたが、元々は私が外務省の中を取りまとめて、そして最終的にはもちろん総理の了解を得て、そして財務省その他と折衝する中で決めたものであります。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) 同じような質問は財務省にされたような記憶がありますが、もちろん個々に積み上げて作ったものではありません。そういう意味じゃ、五十億ドルでなくて何で四十五億ドルでは駄目だったのかと言われると、それに対して非常に明快に答えることは難しいと思います。 しかし...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) このアフガニスタン支援につきましては三つの分野ということを申し上げているわけです。一つはアフガニスタン自身の治安能力の向上、そして、いま一つは元タリバーンの末端兵士の再統合、三番目にアフガニスタンの持続的・自立的発展のための支援、この三つの分野で二〇〇九...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 今の御質問に対してお答えする前に、ちょっと一言だけ。先ほど委員は三党合意で県外ということを言われたと思いますが、三党合意は選挙の前も後も含めて県外ということを決めた事実はございませんので、申し上げさせていただきたいと思います。よく誤解をされているケースが...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 現時点で特に申し上げることはありません。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) これは、私も野党のときによく思いましたけれども、例えば外務委員会の理事間で秘密会を設けて、罰則も担保して、そして外交上のお話しできないことをその間で情報を共有するというふうなことは私は考えられていいんじゃないかと野党のときに思っておりましたけれども、なか...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 以前どういう経緯で委員のおっしゃるようなことがあったのかどうか、そのことはよく検証してみたいと思いますが、私の判断で申し上げますが、この場で申し上げることはありません。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) これは北朝鮮ということではなくて、もう少し一般論として申し上げたいと思いますが、まず議員外交というのは当然あっていいし、あるべきだと思うわけですね。非常に大事なことだと思います。 ただ、非常に国益の懸かった重要な問題に関して言えば、私はそれは外交を統...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 対話と圧力というのはこれは手段ですから、目的ではありませんので、状況に応じて使い分けていくということだと思います。 現時点で見れば、北朝鮮は国連決議に対してもこれを守っていないという状況ですから、圧力ということに傾斜したそういうやり方をすることが正し...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 先ほどかなり具体的に答弁したとおりであります。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) 委員言われた御指摘のとおり、十一月十七日の本会議において、全会一致でグアム移転関連予算三億五千万ドルのうち二億一千百万ドルが削減されて可決されたということであります。 どうしてそうかとかいう御質問でしたけれども、議会の中の話について私がコメントするの...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 当時、イラクへの自衛隊の派遣について様々な議論があったことは、国会でもですね、事実であります。もちろん、法律が成立した後、それに基づいて行かれた自衛隊の皆さん、そのことに対して我々は敬意を持つわけですけれども、しかし事前の国会での議論が行われたことは当然...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 二〇〇九年から五年間で、最大限五十億ドル。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) 一千億円ではないと思いますが。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) 正確に申し上げたいと思います。 早急に必要とされる八百億円の支援、これが二〇〇九年です。全体では、二〇〇九年からおおむね五年間で最大限五十億ドル。したがって、二〇〇九年については八百億円ということであります。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) 委員にも外務省から御説明したと思いますが、その際にはこれは非公式にということでお伝えをしたはずであります。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) まず、質問主意書に対するお答え、憲法九条の解釈については現時点で従来の解釈を変えていないという事実をきちんと述べたものであります。 今後についてここで述べております趣旨は、憲法解釈というのは、これは内閣法制局、内閣法制局というのは内閣の一部ですから、...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 内閣法制局長官が憲法解釈を最終的に決定しているというのは、私は明らかにおかしいと思うんですね、これは内閣の一員ですから。ただ、私は、憲法解釈というのは、これは国の基本となる憲法をどう解釈するかという問題ですから、やはり論理的にきちんと整合性のある、そうい...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 縛られないというのは、どういう状況の中で官房長官が言われたかによりますが、もちろん憲法解釈を変えるときには当然今私が申し上げたような要件を満たさなければならないということであります。今までの法制局長官の解釈とはいえ、しかしそれは内閣としての解釈でもあった...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 一般論として言えば、憲法解釈を絶対変えてはいけないというのは私は成り立たないというふうに思います。もちろん、変えるときには、先ほどから繰り返しておりますように、きちんと論理的にそれが成り立つような解釈でなければならない。委員もいろいろ御質問されていますけ...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) この委員の質問主意書ですけれども、問いは、小沢幹事長のその憲法解釈について問うているものですね。鳩山内閣もこの小沢幹事長の憲法解釈と同様の解釈をしているのかという問いですから、いや、現時点では従来の解釈を変えていないというふうに否定をしたわけであります。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) まず、私は、内閣の一員でありますが、内閣そのものではありません。それは、ですから、私の意見がそのまま内閣の決定になるわけではありませんから、委員のおっしゃったようなことはちょっとお答えできないというふうに思います。 官房長官も、議事録を見てみないとよ...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 先ほどから外務大臣のというふうに言われますが、この雑誌「世界」に書いたのは平成二十一年七月号でありまして、外務大臣になる前の私の見解です。私個人の見解と、そして内閣を構成する外務大臣の意見というところにそれは一致しないところが出てくるのはこれはやむを得な...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) ですから、そのことについても私がここで意見を述べることは、先ほど来、山本先生始め皆さんから言われているわけですけれども、内閣というのは一致しなきゃいけないと、決めたことをきちんと発信する、個人の、個人というか、外務大臣としての意見を述べる、余り述べ過ぎな...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) ここで書いた趣旨は、先制不使用をある国が宣言したとしても、あるいはお互い約束したとしても、それがどこまで守られるかということが何らかの形で担保されないと、結局それは口だけの約束に終わってしまう、その可能性があるということです。 ですから、そういうこと...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) なぜこれが官僚答弁なのかというのはよく分かりませんが、現時点であればこういうことだと私は思います。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) ここで書いてありますのは、抑止というのは核戦力と通常戦力、これを合わせたものとして考えるべきだということを述べているだけであって、それ以上でもそれ以下でもありません。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) ここはいろんな議論があり得るんだと思います。通常兵器といっても、例えば大量破壊兵器ですね、そこによる攻撃を受けたときに、核による報復というのを認めるかどうかと。そこは議論があると思いますが、いずれにしてもこれは相手もある話ですから、勝手に日本が今までの考...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) オバマ演説の読み方ですけれども、核兵器が存在する限り効果的な核抑止力を維持するということを言っているわけですけれども、これは核兵器がある限りはきちんと核で抑止しますよということを言っているわけですが、核兵器がなくなった場合にどうするかということについては...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) ここに書いてあるのは、核が存在する限り効果的な核抑止力を維持するということであって、それ以上でもそれ以下でもないと思います。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) いや、ちょっと私、理解に苦しむんですが、マニフェストに書いた「北東アジア地域の非核化をめざす。」というのは、もちろん北朝鮮が非核化するということを含めて言っているわけですね。非核地帯条約もそうです。北朝鮮が核を持っている状況の中で、そういうことはあり得な...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 森本教授がどういう趣旨で言われたのか、私は承知をいたしません。 委員おっしゃることをこういう意味だとすれば私は理解できます。つまり、非核地帯条約というものが、北朝鮮が非核化した後にそういうものが控えているということを言うことがもし北朝鮮の非核化につな...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) どういう状況下において外務大臣としてどういう発言をすべきかということは常に考えておかなければならないと思います。今の状況は、北朝鮮が国連安保理の決議に違反して核実験を行ったりあるいはミサイルを飛ばしたり、そういう状況でこちらがそういったカードを切るという...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 鳩山総理は、オバマ大統領のプラハ演説に非常に共鳴をし、そして首脳会談においても、核のない世界を目指して日米が協力していこうということを力強くメッセージとして述べられております。 基本的に外務省としては、その総理の基本的な方針に沿って、今後、日米協力し...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) この密約、これは核だけでは実はないわけですけれども、四つの密約については現在外務省の中で調査をしているところであります。 私は、最初にこの密約の調査を命じたときに、そのときから一貫して申し上げておりますが、外務省の内部調査は十一月いっぱいと、そして第...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) まず、非核三原則に対する政府の方針は変わっておりません。それから、調査の中身、あるいはその調査を前提とした仮定の質問には現時点ではお答えできません。まずしっかりと事実を出すということが重要だということで現在調査を行っているところであります。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) 現在調査中であり、調査の結果どうなるであろうという仮定に基づく御質問にはお答えすべきではないと思います。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) 今調査をしているところであって、存在すればという、そういう仮定の質問にはお答えしない方がいいと思います。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) 非核三原則の中身は委員おっしゃるとおりであります。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) 鳩山総理は非核三原則は堅持すると言われました。非核三原則の内容は委員が言われたものも含まれております。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) まず、今委員御指摘の具体的な話は私は承知しておりませんし、外務省としても、そういったことについて、今委員が御指摘のことを我々が認めたわけではないということを申し上げておきたいと思います。詳細についてここで述べる立場にはございません。 そして、核の傘の...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 私は、委員が御指摘の方がどういう意図を持って言われているのかというのは知り得る立場に今ございません。そして、密約と同じだというふうにおっしゃいましたが、密約というのは一九五〇年代、六〇年代の話であります。外交に一定の機密というものが伴うことは当然のことで...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) アメリカのそういった記録があったとしても、それはどういう意図でそういう証言になったのかということもよく分かりませんし、私はやはり外交上守るべき秘密というのはあると思いますので、すべて明らかにできるものではないというふうに思います。 特に、それが前政権...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 九月の国連総会であったとしても、日本で政権交代があったということは今や広く世界の中で周知徹底されているところであって、そして鳩山総理がどういう演説を国連総会で行ったかということも明らかになっているわけですから、今までの問題とこれからの問題というのは区別し...全文を見る | ||
11月20日 | 第173回国会 衆議院 外務委員会 第3号 議事録を見る | ○岡田国務大臣 ここはいろいろ議論があるところだと思います。 例えば、核による抑止というものは、核による攻撃に対する抑止という場合にのみ限定するという考え方もあり得るわけですし、もっとより広く核の抑止というものを考えるという考え方もあります。そういったことも含めて、ここはしっ...全文を見る |
○岡田国務大臣 ここは将来的に、究極的に核のない世界を目指すということではありますが、しかし、それは一度に達成できるものではありません。やはり、現実的にどうやって核に対する依存というものを減らしていくのか。核のない世界というのは、ある日突然できるわけではなくて、やはり持っている核...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 そこは言葉の意味をよくわきまえて使わなきゃいけないと思います。 そして、今、委員言われたことなんですが、きちんとした議論をぜひ一度してみたいと思っておりますが、前も言及しましたオーストラリアのエバンスさんと日本の川口さんが共同議長になったレポートが間もなく発表...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 政府として適切に対処してまいりたいと思います。 | ||
○岡田国務大臣 まず、マニフェストに書いたことは、これは政党としての約束ですから、私は重いことだと思います。そして、方向性はもちろん正しい方向だというふうに思っております。あとは、政府の中でいろいろな考え方がありますので、その調整が必要です。 したがって、余り安受け合いはでき...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 文部科学大臣、川端大臣とも連携をよくしながら相談してまいりたいと思います。 | ||
○岡田国務大臣 もちろん、川端大臣も積極的な方向性を示されました。ベクトルは同じです。 | ||
○岡田国務大臣 私が代表のときの話でありますが、私は、県外移設で心を一つにしよう、そういうふうに申し上げた記憶がございます。 あの集会の中には若干いろいろな主張があって、そもそも普天間の基地の廃止と主張した方と、それから、私のように、廃止ではなくて移設である、ただし、その移設...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 市長、町長はどう受けとめていたかという趣旨の御質問だと思います。 私に対しましては、現在でも十分騒音レベルが高い、非常に危険な状態でもある、そういう中で普天間の統合というのは考えられない、そういう趣旨のことを三人の市長及び町長は言われたと記憶しております。 | ||
○岡田国務大臣 日米間で嘉手納の騒音の件で一定の合意があることは事実であります。時間的な制限を設けて、ただし例外はあると。その例外が非常に多いというのが現実であります。 ただ、嘉手納に常駐している戦闘機がその決められた時間外に発着をするという、その数は非常に減ってきているとい...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 従来の政権でさまざまなことを言いながらそれが実現しなかったということは、それは事実かもしれません。 しかし、政権もかわりました。我々は、日米間でしっかり協議をするという姿勢であります。もちろん、相手のあることで、しかも、日米間の約束の中で例外規定が置かれていま...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 あとは、それをどれだけ信頼していただけるかということだと思います。 | ||
○岡田国務大臣 私も承知しておりません。 | ||
○岡田国務大臣 いろいろな理由があると思いますけれども、まず、日米間の合意もなかなかできなかったということもあると思います。同時に、やはり日米間で合意するに当たって、地元沖縄の皆さんの気持ちということと離れた合意というのは、なかなか実現が難しいということだと思います。 | ||
○岡田国務大臣 沖縄の本島でいうと二〇%近い基地がある、その負担を減らしたいという思いは私も同じです。しかし、そのことを考えたときに、現在の案、辺野古という以外にどういうものがあるかということを考えたときに、やはり大前提は、余り時間がかけられないということだと私は思っております。...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 普天間基地の現状が大変危険な状態にあるということは、委員御指摘のとおりであります。その経緯もおおむね委員の言われたとおりだと思います。 しかし、だからこそ、この普天間を移転するということで議論がなされてきたわけであります。移転の先として現在ある案がいいのかどう...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 県外に七割ということで、必ずしも私は総意として廃止ということではないというふうには思います。 それから、委員の言われた、あれだけの沖縄の限られた範囲に大きな基地が二つある、そういうことに対しては、私もそういう思いがないわけではありません。 しかし、これは長...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 ですから、日米安保、日米同盟に反対するという方の中に廃止という意見は多いと思いますけれども、日米同盟、日米安保を認める方の中に県外にという意見の方は、それはいらっしゃると思います。別に県内移設と言っているわけではなくて、県外にと言っておられる方はいらっしゃると思い...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 今の委員のお話を聞きまして、もう一つ申し上げなければいけないことは、やはり日米安保あるいは日米同盟というのは日本の平和と安定のために必要である、我々はそう考えて、その前提の中で議論をしているということであります。 | ||
11月25日 | 第173回国会 衆議院 外務委員会 第4号 議事録を見る | ○岡田国務大臣 いわゆる核密約の問題は、私が就任しました当日に、薮中事務次官あてに大臣命令を発しまして、調査を開始いたしました。十一月いっぱいをかけて内部的な調査を終える、そういうスケジュールで作業を進めてまいりまして、間もなく十一月末になるわけですが、調査は順調に進んでおります...全文を見る |
○岡田国務大臣 なるべくない方がいいとは思いますが、しかし、外交交渉の上で直ちに出すことができない、そういうものは必要悪としてやむを得ない場合がある、そういうふうに私は考えております。 ただ問題は、それが三十年も四十年もたっても、いつまでも出てこない。もちろん、三十年、四十年...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 私の理解では、戦略核を積んだ潜水艦以外に艦艇で核を積んだものはないというふうに理解をしております。 | ||
○岡田国務大臣 今の御質問は、今の米国の艦船にない、そういう意味ですね。(小野寺委員「はい」と呼ぶ)そこは、米国政府がそのように発表しておりますので、間違いはないだろうというふうに考えております。 | ||
○岡田国務大臣 私は、先ほど一般論ですからお答えしましたが、今密約に関しては調査中であります。ですから、調査の結果が出るまでに一定の仮定に基づいて答弁することは避けたいと思います。私は、とにかく今、しっかりと事実を出すということに専念したいと思います。 いろいろなことを考える...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 委員がおっしゃるように、簡単な問題でないことは十分に理解をしております。 ただ、だからといって、時の総理が、あるいは閣僚が国民に対して、相当疑わしいことを、アメリカの情報公開などで一部明らかになっているにもかかわらず、ありませんとしらを切り続ける、そのことが日...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 今、委員の御議論を聞いていまして、委員御指摘の、米軍がきちんと連れてくることによって事情聴取ができる、そういう条件が満たされている限り引き渡しを求めない、では、そういう条件が満たされない場合に必ず引き渡しを求めるのかというと、必ずしもそれは、逆は必ずしも真ならずで...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 現時点で個別の案件について、今、私の判断はまだしておりませんけれども、ただ、この「考慮されるべきと信ずるその他の特定の場合」というのは、かなり限定した言い方であります。その前にあるのは「殺人」「強姦」ということであります。そういう意味では、これは慎重に考えないと、...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 先ほど申し上げましたように、この問題に対して、私とルース大使との間で、あるいはクリントン長官との間で、全面的に協力をする、そういう話になっておりますので、状況が膠着状態に陥るようであれば、もう一度そのことをしっかり確認をして協力を求めたいというふうに考えております...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 まず、嘉手納統合の案というのは、私がそれを決めつけているわけではなくて、今検証作業を行っている中で、かつて出てきた、何度も出てきた案ですから、果たしてどこがだめだったのかということを検証しているということであります。私は嘉手納案にとことんこだわっているわけではない...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 F15をグアムに移すのか、その他の場所に移すのかということは、私は具体的にまだ検討しておりません。 ただ、嘉手納の基地を訪問した折に、関係の町長さん、市長さんとお話をしたときにも申し上げました。それ以外にも申し上げているんですが、嘉手納統合という場合の前提は、...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 ですから、どの程度移すのかという問題も当然あるわけです。全部移すのか、あるいは一部移すのかという問題もあります。そのことによって変わると思いますし、それが緊急事態にどういうふうに展開するのかという問題もあると思います。 ですから、一概にお答えすることは非常に難...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 ここはかなり慎重に私は物を言っているわけですが、今行っているのは検証作業です。なぜ今の案になったのかということを検証している、あるいはほかの案がどうしてだめだったのかということを検証している、そういう段階であります。したがって、その検証の結果を見なければ、その先の...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 ここの答え方は非常に難しい、率直にそう思います。 この場でしたか、ほかの委員会でしたか、以前に、論理的に可能性はないのかと何度も聞かれて、論理的には可能性がないとは言えないと答えたところ、大臣は積極的である、意図があるというふうに答弁したというふうに書かれてし...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 まず、普天間の移転の問題は、迅速に、できるだけ早くということが日米で合意されております。これは、内閣全体として最終的に意思決定をしなければいけない問題。鳩山総理も、自分が最後は決めるとおっしゃっております。迅速に、できるだけ早く結論が出るように、外務大臣として最大...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 先ほども答弁いたしましたように、今行っているのは、なぜ今の案になったのか、そして、ほかの案がどうしてだめだったのかという検証作業であります。その検証の一環として嘉手納統合についても何度かこの間出てきた案でありますので、これは日本側からも米側からも出てきた案でありま...全文を見る | ||
11月25日 | 第173回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○国務大臣(岡田克也君) まず、衆議院の外務委員会の日程が遅れましたので私のこの委員会への出席が遅れましたことをおわび申し上げたいと思います。 さて、今の御質問の件ですが、基本的には、在日米軍というのは、我が国の平和と安全を確保するためにその抑止力というのは非常に重要であると...全文を見る |
○国務大臣(岡田克也君) まず、今までの表現でありますが、例えば平成二十一年三月十三日の沖北特において、これは参議院ですけれども、中曽根外務大臣所信あいさつの中で、在日米軍の兵力態勢の再編は、抑止力を維持しつつ沖縄の負担の軽減を実現するものでありますと。抑止力という言葉は、何とい...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) もちろんそうです。ですから、在沖米軍を含む在日米軍について、その抑止力を我が国としては必要としているということを申し上げたわけで、そのことが論理必然的に委員御質問の在沖米軍が必要不可欠だと、まあ私は必要不可欠だとは思っておりますが、論理的にそう必ずしもな...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) どの程度の基地が必要かということは議論のあるところだと思いますが、私は、基本的に必要であると、必要不可欠であるというふうに考えております。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘の沖縄の皆さんの御負担あるいは沖縄に対する思い、そのことについて、我々がそれを重視するからこそ鳩山総理始め我々は今アメリカ側とぎりぎりの交渉をしているわけであります。 しかし同時に、議員もおっしゃるように、いつまでも時間を掛ける問題ではござ...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) まず、独創的アプローチというのは、本来、メドベージェフ大統領から使われた言葉であります。何度も繰り返して大統領はこの言葉を例えばニューヨークにおける日ロ首脳会談でも使われました。 それに対して、APECの首脳会談の際に鳩山総理から、冷戦的な思考にとら...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 四島を一括してその帰属を明らかにするというのは基本であるということであります。 外相会談に関しては、ニューヨークでもそういう議論が出ましたし、今回、シンガポールでも出ました。私としても次期通常国会までの時期を見て是非ロシアにという思いはありますが、先...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 普天間の問題は、これは早急に解決しなければならない問題、つまり移転を実現しなければならない問題であります。もう随分今までも時間がたってしまいました。 そういう前提の下で、既に前政権の折に一連の日米合意があるわけであります。普天間基地の辺野古への移転、...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) ここも気を付けて答弁しなければならないわけですが、私は従来、最終的に決めるのは総理だと、総理自らおっしゃっていると。したがって、何といいますか、なるべく早くとか迅速にという言葉の前提の下で最終的には総理がお決めになると。私としては予算もあるので年内が望ま...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 私自身、十五日から十六日にかけて沖縄を訪問し、今御指摘のように、知事、そして名護市長、嘉手納町長を始め自治体の関係者の皆さん、そして議長を始め県議会の各会派の代表の方々とも意見交換をさせていただきました、会派すべてではありませんでしたけれども。改めて沖縄...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) まず、九合目までという表現を私が申し上げたのは、委員御指摘のように、確かに新しい移設場所での工事は始まっておりません。そういう意味ではまだ始まっていないわけですが、しかし、最初から数えれば十三年に及ぶ様々な議論がなされ、そして日米間で一定の合意に達し、そ...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 様々な議論を米国側とはしております。ただし、議論の前提は、現在の案になったその経緯を検証するという前提で行っております。したがって、今委員が御質問になったようなそういう議論には至っておりません。 そして、マスコミはいろんなアンケートをされています。委...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 先ほどの委員の御発言に関し一言だけ申し上げますと、やはり日米同盟ということを、これは必要なことだという前提で考えるのか、それに否定的な立場で考えるのかというところで基本的に違う問題だというふうに私は思っております。 さて、北方四島の問題ですが、APE...全文を見る | ||
11月26日 | 第173回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号 議事録を見る | ○岡田国務大臣 私と北澤大臣はワーキンググループの責任者でありますので、年内にできるだけ結論を出したいというふうに考えております。 ただ、最終的に決定するのは内閣であり、そして内閣総理大臣であります。鳩山総理は、自分が最後は決める、こういうふうにもおっしゃっているわけで、そう...全文を見る |
○岡田国務大臣 この件に関しても何回も御答弁申し上げているわけですけれども、普天間の現在の極めて危険な状況を何とか早く除去しなければならない、これが議論のスタートであったはずであります。にもかかわらず、随分時間もかかりました。これ以上かけるわけにはいかないというふうに考えておりま...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 まさしく今検証中でありますので、細部に至ることは避けたいというふうに思いますが、今委員のおっしゃったようなことも念頭にあって、空軍として嘉手納基地をどのように位置づけているかということをまずしっかりと確認した上で、そういう余地があるのかないのかということも含めて検...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 核なき社会を目指していく具体的なステップを考えたときに、先制不使用というのは非常に重要な概念だというふうに考えています。 ただ、核の先制不使用という中にもさまざまな段階があるというふうに考えておりまして、例えば一国だけが先制不使用を宣言してもそれはほとんど意味...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 ですから、核を持っていない国に対する核の使用、これがだめだ、それは問題があるという議論というのは、別に北朝鮮は関係ありません、北朝鮮は核を持っているわけでありますから。ですから、きちんと議論をした方がいいというふうに申し上げておきたいと思います。 | ||
○岡田国務大臣 ここは報道のされ方ということに絡むわけですが、ただ、十一月二十二日に私の発言を報じた新聞が確かにありましたが、そこの中では、十二月いっぱいに決着させた方がいいという報道で、させなければならないと今委員が言われた言い方はしておりません。 そして、報道されたのは私...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 この十二月の米議会の動向というのは、よく注視しなければいけないというふうに考えております。 ただ、委員おっしゃった中で、ことしの話ではなくて、もう少し大きな意味でとらえると、八千人の海兵隊の沖縄からグアムへの移転、これは沖縄の負担軽減につながることであると私は...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 まず、いつまでに結論を出さなければいけないという、そういう期限を日米間で定めているわけではありません。ただ、日米間で決めたのは、迅速に、できるだけ早く、この二つの言葉であります。そういう言葉に沿って今議論を行っているところであります。 私、担当大臣としての思い...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 まず、私が民主党代表だった折、これは二〇〇五年の九月までであります。この間、私は、県外に何とか実現できないか、そう思っておりましたし、そういうふうに発言もしてまいりました。当時は、まだロードマップが日米で合意する前のことであります。したがって、日米で真剣に交渉すれ...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 嘉手納統合というときに、私はいつも申し上げているんですけれども、地元に対する騒音とかさまざまなリスクがありますね、そういう負荷が今よりも減る、そういう案でなければこれは実現できないということを申し上げているところであります。 そのためには、現在嘉手納が持つ機能...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 議論の中身を今言うべきでないというふうに思います。 ただ、一般論として言わせていただくと、ヘリと戦闘機が共存できないという議論をよくされます。それはもちろん、リスクは高まります。しかし、それは受忍限度を超えるようなリスクなのかどうかということを本当に突き詰めて...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 私は必ずしも違憲だというふうには思っておりません。 そもそも、この法律のもともとはテロ特措法であります。私は、当時政調会長として、この法案を党内で取りまとめる責任者及び自民党、与党側と調整、協議をする、そういう立場にありました。当時のことを思い出しますと、民主...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 まず、委員御指摘の今回の流弾事件に関しては、地元が大変御心配になっていること、そこはよく理解できるところであります。 今、中井大臣が御答弁されましたように、警察の方で捜査を行っているところでありますので、外務省としても、米国側に協力を求めながら、連携して事実の...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 演習場の撤去を求めるかどうかは別として、よく実態を把握する必要があると思いますので、私も機会を見て現場に行ってみたいと思います。 | ||
○岡田国務大臣 日米合意ができるプロセスでのとらえ方と、それから、既にもうそれができてしまった後で、考え方に若干の差が出ることは私はやむを得ないことだというふうに思います。 八千人の海兵隊が沖縄からグアムに移るということは、そのこと自身をとれば、それは沖縄にとって負担の軽減で...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 撤退する結果として、そのことにコストがかかる、それを日本政府が一部見るということは、アメリカ側からすれば、沖縄にそのままいてもいい、しかし、日本政府と協議の結果、グアムに行く、それに伴って一定の資金的な支援をしてもらいたいというのは、資金の程度がどうかという議論を...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 まだ話はそこまでいっていないんですね。つまり、普天間の移設の問題を議論しておりますから、まだ八千人、これが恐らく、普天間の問題の対応いかんによっては八千人ということがすんなり実現できるかどうかということもわからない状況であります。 したがって、今優先すべきは普...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 さまざまな疑問があるというのはわかりますけれども、両国政府で合意した数字でありますので、それを前提に議論するというのは私は当然だと思います。 | ||
○岡田国務大臣 仮に八千人が過大であったとしても、しかし、それが何人であったとしても極端な数字にはならないわけで、そういう意味で沖縄県民の、あるいは沖縄の負担軽減になることは間違いないと思います。 | ||
○岡田国務大臣 そこは、根本的に委員と意見の分かれるところだと思います。 我々は、日米同盟というものは日本の、そしてアジア太平洋地域の平和と安定のために極めて重要なものである、そういう前提に立って議論をしているわけであります。 それから、先ほど委員が言われた海兵隊の問題で...全文を見る | ||
○岡田国務大臣 先ほど来申し上げているように、やはり日米間のコミュニケーションをもう少しよくした方がいいというふうに思っています。 例えば、嘉手納基地に行きましたときに、嘉手納町長からも、日米合意があって本来騒音は減るはずだったけれども、沖縄の外から来る飛行機の数が深夜、早朝...全文を見る | ||
11月26日 | 第173回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号 議事録を見る | ○国務大臣(岡田克也君) ただいま議題となりました万国郵便連合憲章の第八追加議定書、万国郵便連合一般規則の第一追加議定書及び万国郵便条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。 万国郵便連合憲章の第八追加議定書、万国郵便連合一般規則の第一追加議...全文を見る |
11月27日 | 第173回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号 議事録を見る | ○国務大臣(岡田克也君) 我が党の、民主党の政策インデックスとマニフェストというのは若干位置付けが異なると思います。マニフェストというのは選挙におけるまさしく公約、インデックスはその参考となるものというふうに思っております。 ただ、委員の御質問にお答えするといたしますと、今の...全文を見る |
○国務大臣(岡田克也君) 現在、私と北澤大臣、そして米側の国務長官と国防大臣をヘッドにしますワーキングチームは、私とクリントン長官との間で最終的に合意され、そしてスタートしたものでありますが、これは普天間の移転に関する現在までの、なぜ今の案になったのかということを検証するというこ...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 今の中井大臣の答弁に尽きているというふうに思いますが、いずれにしても、逮捕する前の状態で引渡しをするということは、それはあり得ないことでありますので、若干認識の違いがあるのかなと、委員の質問を聞いておりまして、そう思っております。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) 誤解があるといけませんが、これは我が国においても同じですが、逮捕状が出ない状態で身柄を拘束するということはこれはあり得ませんし、これは人権の侵害につながる話であります。そのことは前提にした上で議論しないと非常に誤解を招きやすい、そういうふうに思っています...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 委員が今お話しになっていることは、報道はされておりますけれども、それが事実かどうかということは未確認の状況の話であるというふうに私は理解をしております。 そして、本件については、総理御自身が捜査中でコメントを控えるというふうに言われておりますので、私...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) まず、この川口・エバンズ委員会ですけれども、まずそれと外務省なり日本政府との関係ですけれども、これは有識者によるものでありまして、外務省も様々サポートはしてまいりましたが、基本的には違うもの。私は川口さんに申し上げたんですが、これは存分に委員会で議論をし...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) これもこれから議論していくべきテーマであるというふうに考えております。核の抑止力というのは核による攻撃に対するものに限定をするという考え方は一つの考え方として私は見識だというふうに思いますが、従来の日本政府の考え方は必ずしもそういう立場ではなかったという...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 先般の総選挙でのマニフェストについての御質問だと思いますが、この中では国家公務員総人件費五・三兆円、その二割に相当する一・一兆円を削減すると、こういうふうにしております。 したがって、その五・三兆円のベースというのは六十万人の国家公務員ということです...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 先ほど、先般の総選挙ではというふうに申し上げましたが、二〇〇五年の私が代表をしていたときの考え方と今回の総選挙における考え方は完全に一致しているわけではないということだと思います。 私が代表のときには、委員今御指摘のように、一つは採用を停止する、三分...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) そこはマニフェストに書かれたとおりであります。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) PKO活動をより積極的に行うべきだというのは、私もそういう考えでおります。残念ながら、今の日本の現状は非常にその志とは相異なり、実績が非常に少なくなっているのは残念なことでございます。何とかもう少しPKO活動を活発にできないかというふうに考えているところ...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) まず、在日米軍駐留経費負担につきましては、現行特別協定が有効な二〇一一年三月末までの間により効率的で効果的な在日米軍駐留経費負担とするために日米間で包括的見直しを行うということになっております。これから本格的にその見直し作業を行っていくことになります。 ...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 先ほど答弁したことに重なるわけではありますが、全体的な見直しということを行っていきたいと思いますけれども、しかし、それが日米同盟というものに悪い影響を及ぼすようなものであってはならないと。国民の理解とそして日米同盟、このバランスを取りながらしっかりと議論...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 国民の理解が得られるように努力してまいりたいと思います。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘のように、米軍人などが私的な旅行のために米軍関係機関が貸し出すレンタカーを使用し有料道路を通行した場合に、その通行料金が日米地位協定上認められる免除の対象になるのか否かについては日米間で解釈の相違があり、現在協議を行っているところです。 政...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) まず、今の委員のお話の中で産業界という言葉が出てまいりました。私は産業界の意見もいろいろだというふうに思います。一方的に二五という数字に対してノーという答えばかりではないというふうに思います。 そもそも、この二五という数字は確かに野心的な数字でありま...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 私は前回のG8サミットを思い出すわけですが、麻生総理が出席をされて、この温暖化の問題で全くリーダーシップを発揮できなかった、日本はほとんど相手にされない状況であったと。そのときと比べると今は国際交渉の場で日本はリーダーシップを発揮しております。ですから、...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 御質問の件につきましては、既に何度も現在の鳩山内閣としての考え方を述べてきているところであります。 天下りとは、府省庁が退職後の職員を企業、団体等に再就職させることをいい、わたりとは、府省庁が退職後の職員を企業、団体等に再就職させることを複数繰り返す...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 府省庁というのは基本的に──今、政務三役とおっしゃいましたか。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) 政務三役がそれに入っているというふうに私は認識をしておりません。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) 府省庁のOBということは、府省庁の退職後の職員のことを言っているんでしょうか。私は今、府省庁の退職後の職員を企業、団体等に再就職させることが天下りであると、こういうふうに申し上げました。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) 府省庁が組織的に行うものがここで言う天下りのあっせんということだと思います。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) 余り具体的なことを言われますと、ここは法案審査である外務委員会ですから、私も具体的に細かく把握しているわけではありません。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) 今御指摘の件は、前政権時代の出来事ではあります。ただ、事実関係、報道されることが事実であるのかどうかということについて、まず外務省内、しっかりとその事実関係を把握をしたいというふうに考えております。今そのための調査中であります。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) しっかりとどういう事実があったのか把握をしたいというふうに考えております。 ただ、それをどこまで出すかというのはまた別の判断であるということも申し上げておきたいと思います。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) 政府の中での出来事をどこまで明らかにするかというのは、一つの判断の問題だというふうに考えております。 そして、いずれにしても、まず事実関係をしっかり把握をするということが先ですから、私としてはそのことに全力を挙げたいと考えております。 〔委員...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 事実関係を把握することがまず先だと思います。報道によれば、本来機密扱いのペーパーについてその一部が報道されているということも言われておりますので、まずそういう事実があったのかどうかも定かでない段階でその扱いについてこういう場で申し上げるのは適切でないとい...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 旧政権の時代に我が党がこの移転協定に反対をしたのは事実であります。そのときの理由として、情報開示が、あるいは政府の説明責任が果たされていないということがその理由として挙げられました。その協定の賛否を決めるときの話と、既にでき上がった協定についてこれをどう...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 私は、八千人のグアムへの移転の問題、そのことは沖縄の負担軽減という観点からは評価できる面もあるというふうに思っております。 ただ、そのことに関しての日本の国民の税金を使っての負担の問題、そういうところについては今後、これは今回の検証とは別の話というふ...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 委員も御案内のように、今、日米両国で両国の大臣をヘッドにいたしますワーキンググループをつくりまして、現在の案になった、現在の案というのは辺野古沿岸部のV字形滑走路ということになった経緯を検証しているところであります。その経緯検証の過程で、かつて議論された...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 生きている死んでいるというよりは、検証を今行っているところであります。その検証というのは、現在の案になった経緯を検証している。その中で、かつて唱えられた嘉手納統合案というのも、なぜ嘉手納案が駄目だったのか、途中でそれが採用されなかったのかということは当然...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) 先ほど来申し上げておりますように、二国間のこのワーキンググループというのは、現在の案になったことの経緯についての検証を行っているわけで、それをすべて白紙に戻してどの案がある、この案があると、そういう議論をしているわけでは必ずしもありません。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) 現在、そのワーキンググループで議論する一環として様々なレベルで行っているわけですけれども、その経緯をお話しするのは適切でないと考えております。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) 今の御質問は、私と北澤大臣が総理官邸に行ったということですか、昨日。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) 官邸にはよく行きますが、私は何のために行ったかという質問には一切答えないことにしておりますので、直接質問にはお答えしない方がいいかと思いますが、ただ、昨日私と北澤大臣が総理をお訪ねしたということはなかったと思います。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) まず、読谷村におけるこのひき逃げ事件がまだ解決をしていないということは誠に遺憾だというふうに思っております。 そういう中で、地元の警察も懸命に活動しているわけでございますが、委員御指摘のように、身柄をということになりますと、これは逮捕状がないと身柄と...全文を見る | ||
○国務大臣(岡田克也君) これは現地の警察の判断ですから、そのことについて私がコメントすることは適切でないというふうに思います。 ただ、一般論として申し上げれば、やはり逮捕するためには逮捕に値するだけの証拠がそろうということが前提であります。 | ||
○国務大臣(岡田克也君) 今その犯人と疑われている者が例えば弁護士を付けるというのは、これはそのこと自身が何か問題であるというふうには思っておりません。 私からはこの事件発生直後に駐日ルース大使に対して全面的な協力を要請をし、その後シンガポールでクリントン国務長官と会談をした...全文を見る |