岡田克也

おかだかつや

小選挙区(三重県第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数11回

岡田克也の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月21日第174回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○岡田国務大臣 委員御指摘のように、私は、EPAの締結がかなりおくれをとった。特に韓国などを見ておりましても、非常に積極的に進めておられます。それと比べるとかなりおくれた、そういう思いを持っています。  今、インド、韓国、豪州について委員は言及されましたが、インドですと、二〇〇...全文を見る
○岡田国務大臣 今回のハイチの地震ですけれども、いろいろ御意見もいただいております。もっと早くできなかったか、調査隊を出すのではなくて最初から緊急支援隊を送るべきではなかったか、こういう御意見もございます。そのあたりについて十分これから検証しなければいけないというふうに思いますが...全文を見る
○岡田国務大臣 天皇皇后両陛下への外国賓客の謁見については、謁見を希望する外国が外務省に申し入れを行った後、外務省から宮内庁に対し謁見を願い出る、願い出が提出されるという手続がとられております。これは、宮内庁と外務省の間のルールでございます。  しかしながら、過去において御日程...全文を見る
○岡田国務大臣 もう一度。先ほどの御質問ですから。  いわゆる一カ月ルールは、天皇陛下への謁見の願い出が謁見希望日の間近に行われること自体が望ましくなく、さらに、御日程調整にも支障を来すということのために設けられたものであり、天皇陛下の政治利用の問題とは直接的な関係はないという...全文を見る
○岡田国務大臣 今委員のおっしゃった第二点についてお答えしたいと思います。  委員御自身も言われたように、公的行為というのは非常に多様な内容を含むわけでございます。今議論しているのは、そのうちの、外国賓客の謁見についての議論でございます。  この外国賓客の謁見につきましては、...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほどの発言について一言申し上げたいと思います。当時の枝野政調会長の発言であります。  常任幹事会におきまして、自由党と民主党の合併に関しましては、当時の代表である菅さんと幹事長である私に一任をするという手続を経まして、その上で合併交渉を行ってまいりました。 ...全文を見る
01月22日第174回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○岡田国務大臣 まず、委員が、早く出した結果、空振りになったとしても、それに対する批判はすべきでない、こうおっしゃったことは評価をしたいと思います。  今回の案件について、きのう私が答弁をいたしましたが、その中でまず申し上げたことは、現在のハイチの状況の特殊性ということがあった...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、先ほどの御質問について一言、議論を整理しておいた方がいいと思いますが、緊急事態において日本が緊急隊をすぐに出せないということにはなっておりません。対応は十分にできます。  委員がおっしゃったのは、一般法と言われましたが、どういう趣旨で一般法とおっしゃったの...全文を見る
○岡田国務大臣 今、委員御指摘の五十億ドル、これは五年間で最大五十億ドルということでありますが、昨年の十一月に新たに決定したものでございます。  大きな柱は三つであります。  第一に、治安能力の向上であります。これには、現在も既に行っておりますけれども、アフガニスタン警察官の...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、一カ月ルールというのは、中国側は承知していたと私は思います。  それ以上のことは、今委員がおっしゃったことは憶測ですから、特にコメントはいたしません。
○岡田国務大臣 まず、中国の新しい立法の動きは承知をしております。  そして、沖ノ鳥島の問題でありますが、十九日の中国外交部の定例記者会見で、記者の質問に対して沖ノ鳥島に対する応答があったということを承知しております。  我が国は、一九三一年七月の内務省告示以来現在に至るまで...全文を見る
○岡田国務大臣 お答えします。  まず、昨年六月の我が党の出した政治資金規正法の改正案、私は政治改革本部長として取りまとめましたが、今委員御指摘の会計責任者の選任、監督に関する規定は含まれておりません。  その上で申し上げたいと思いますが、我が党の法律案は幾つかの中身で成って...全文を見る
○岡田国務大臣 お答えします。  私は、昨年十一月、十二月、二度沖縄を訪問いたしました。嘉手納飛行場、それから嘉手納町の役所を訪問いたしまして、そこで、町長あるいは市長とお会いをさせていただきました。二人の町長そして沖縄市長が言われたことは、騒音の問題の厳しさ、そういう中で、嘉...全文を見る
○岡田国務大臣 嘉手納統合の話というのは、当時、その可能性について検証を行ったところですが、今、改めて官房長官のもとで検討委員会が設けられ、そこでゼロベースで議論しているところでありますので、余り嘉手納統合の話を今ここで詳しく述べるのは必ずしも適切でないというふうに思います。 ...全文を見る
○岡田国務大臣 この問題、議論のスタートは、現在の普天間基地の危険な状況を除去しなければならない、ここから始まっているわけであります。除去するために、普天間の機能をどこかに移さなければならない。  私は、沖縄を訪れまして、確かに基地が非常に多いということは実感をいたしました。し...全文を見る
○岡田国務大臣 沖縄の皆さんが大変な負担のもとにその重圧に苦しんでこられたこと、そのことは我々政治家として十分にわきまえて、踏まえていかなければいけないというふうに思っております。  委員は嘉手納の現状について言及されましたが、嘉手納の基地の騒音が決していい状態にない、解消して...全文を見る
01月25日第174回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○岡田国務大臣 まず、現在の日本の自衛隊の能力ということと、周辺の、例えば北朝鮮やあるいは中国と比べたときに、そこに大きな差がある。したがって、米軍が日本にいるということは、それを補う役割を果たしているということを申し上げなければならないと思います。そこに圧倒的な差があるというこ...全文を見る
○岡田国務大臣 今グアムに行く予定になっております八千名は、それはヘッドクオーター機能であって、実際に現場に行く、そういう機能は沖縄に残るというのが現在の計画であります。
○岡田国務大臣 普天間の移転先については、今、官房長官のもとで検討委員会をつくって、そこで議論をしているところであります。議論はゼロベースであります。ゼロベースということは、あらゆる可能性が含まれるということであります。
01月26日第174回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(岡田克也君) 今総理も言われましたように、政府の中で検討委員会をつくってゼロベースで議論しているところでありますので、現時点でどこがということは言うべきではないと。それこそ二転三転ということになりかねません。しっかりと議論をして結論を出したいというふうに考えております...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員おっしゃるように、同盟というときに、いわゆる狭い意味では安全保障面ということになると思います。日米安保条約ということに関して申し上げれば、あるいは日米安全保障という観点で申し上げれば、基本的にアメリカは日本及び極東において平和を維持する責任があり、そ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 従来の政府の考え方、舛添委員も与党としてその考え方の下でやっておられたと思いますけれども、日本国憲法は、集団的自衛権、それは自然権として自衛権を持っておりますけれども、しかしその行使は認めていないと、こういうことであります。
○国務大臣(岡田克也君) 国連憲章に基づく集団的安全保障というのは、国連決議に基づいて共同で行使するというものであります。  自衛権との関係、私は、基本的に集団的安全保障というものとそして自衛権というものは切り離して考えております。集団的自衛権というものは切り離して考えておりま...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 結局、対等ということの意味だと思います。  対等というのは、私は必ずしも同じことをやらなければいけないということではないと思います。委員は先ほど、日本が攻撃されたときにアメリカは守るのに、アメリカが攻撃されたときに日本は守らない、だから対等でないと。し...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 毎回必ず見ております。
○国務大臣(岡田克也君) 鳩山総理、菅副総理と同じです。
○国務大臣(岡田克也君) 今委員お話しのように、ハイチにおける地震は極めて深刻な状況でございます。  そういう中で、我が国としてはこれまで国際緊急援助隊による医療活動等の支援を行ってまいりました。それに加えて、官房長官からもお話をいただいたところでありますが、昨日、モントリオー...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) なるべく早くと思っておりますが、実は国連安保理のその求めに応じて各国が手を挙げておりまして、その中で日本に対してどのぐらいの要員を求めるかということが決定されます。決定され次第、迅速に現地に派遣をしたいと、こういうふうに考えております。
○国務大臣(岡田克也君) まず、今の御質問の中で、藤崎駐米大使が国務省を訪ねたということは事実でありますが、それと外相会談は直接関係はございませんので、その点はちょっと修正をさせていただきたいと思います。  さて、日米首脳会談、ハワイにおいて行われましたけれども、全体で約八十分...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この問題は、現在、平野官房長官を中心に三党から人が出て検討委員会で検討しているところでございます。そういう検討委員会の検討結果も踏まえ、これは総理が国会で何度も強調されているところでありますが、五月までに政府としての結論を得ると、こういうことでございます...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) いわゆる密約の問題、私がここで密約と言うのは安保改定時の二つ、そして沖縄返還時の二つ、合計四つを意味しておりますが、こういう問題につきまして、今まで国会等で問題になりますと、そういうものは存在しないと歴代の総理あるいは外務大臣が述べてきたところであります...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは外務省自身が行うものではなくて、有識者の先生方がかなり厳しい状況の中で今作業をしていただいています。厳しい状況というのは、二月に入りますと受験のシーズンで採点等かなりマンパワーを割かれると。そして、この検証作業は実は資料の持ち帰りを認めておりません...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは、基本的なルールとしては三十年で公開するということになっておりますが、残念ながら現実は、日本の場合には、例えばアメリカなどと比べますとかなりその範囲が狭いということは言えるかと思います。  したがいまして、今のこの密約の検証作業と併せてこういった...全文を見る
01月27日第174回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(岡田克也君) お答えする前に、ちょっと今の委員のお話の中で現地の大使館が機能していないというお話がありましたが、それは事実誤認でありますので。  まず、大使館が被災したことは事実であります。ですから、瞬間的にはそういうことはありました。しかし、そして、今御発言の中で...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今委員御指摘の話は、名護市の、どちらかというとキャンプ・シュワブ沖に移転することに反対する、そういう立場の皆さんの集会で発言をしたものでございます。  私の意図は、今総理がおっしゃった話と同じでありまして、もちろん沖縄の皆さんの理解を得る、その努力は必...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘の五原則、特に紛争当事者の合意ということでありますが、これは国連PKO活動、国際連合平和維持活動の定義の中に出てくる言葉であります。そこの定義の中で、同じく括弧書きで「(武力紛争が発生していない場合においては、当該活動が行われる地域の属する国の...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 確かにハイチにはその治安状況について若干問題があり、だからこそPKO部隊が展開をしているわけであります。  しかし、それは何か反政府勢力があって、そして政府と対立するということではなくて、政府はしっかりあります、建物は壊れましたが。大統領も依然として当...全文を見る
01月28日第174回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(岡田克也君) 総理の方は、総理の方は先ほどから必ず結論を出すというふうにおっしゃっているわけです。これから国内も、そして米国との間も交渉をしていくことになります。その交渉をするに当たってのポジションを、何か後ろを、内閣の存続まで含めて切ってしまって、それで有利な交渉が...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 様々な検証作業を行ってまいりましたが、今、官房長官の下で検討委員会を改めてつくり、そこでゼロベースで議論するということになっておりますので、具体的なことにはお答えしかねます。
○国務大臣(岡田克也君) 私は、この与党三党連立合意を作ったときの責任者、幹事長でありましたので、そういうことも踏まえて申し上げたいと思います。  この三党合意、委員言われたとおりでありますが、その前に、より強固な相互の、これは日米の話です、相互の信頼を醸成しつつ、沖縄県民負担...全文を見る
01月29日第174回国会 衆議院 本会議 第4号
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○国務大臣(岡田克也君) 第百七十四回国会の開会に当たり、外交の基本方針について所信を申し述べます。  まず冒頭、さきにハイチで発生した地震において犠牲となった方々に心から哀悼の意を表するとともに、被災者の方々にお見舞いを申し上げます。  我が国としては、これまで国際緊急援助...全文を見る
01月29日第174回国会 参議院 本会議 第4号
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○国務大臣(岡田克也君) 第百七十四国会の開会に当たり、外交の基本方針について所信を申し述べます。  まず冒頭、さきにハイチで発生した地震において犠牲となった方々に心から哀悼の意を表するとともに、被災者の方々にお見舞いを申し上げます。我が国としては、これまでに国際緊急援助隊によ...全文を見る
02月01日第174回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(岡田克也君) 私には二問、御質問いただいたと思っております。  第一問は、一月十三日のクリントン長官との日米外相会談で、日米関係の深化のプロセスを開始することだけしか合意できなかった、これは信頼なくして日米関係の深化が進まないということのあらわれではないかと。  ...全文を見る
02月02日第174回国会 参議院 本会議 第5号
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○国務大臣(岡田克也君) 私につきまして、二点御質問いただきました。  第一問は、普天間飛行場の移設問題についてであります。  この問題につきましては、現在、官房長官を中心に沖縄基地問題検討委員会において精力的に議論を行っているところであります。  私は、この問題を考えるに...全文を見る
02月04日第174回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(岡田克也君) 今委員御指摘の国家人権委員会の調査結果でありますが、脱北者を中心にヒアリングを行って、その結果をまとめたものだというふうに理解をしております。委員おっしゃるように、約二十万人の政治犯、そして拷問や強制労働など深刻な人権被害に遭っているという旨の調査であり...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この発言の前後の脈絡を読んでいただければよく分かるわけでありますが、そもそもこの問題は普天間の現在の極めて危険な状況、民家の中に、住宅の中に基地があると、それを何とかしなければいけないと、ここから始まった話であります。そして、何とかするために今、官房長官...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この唯一目的説、先ほど総理も御答弁ありましたが、私は非常に重要なものだと注目をしております。ただ、日本だけがこれを宣言するということよりは、やはり核保有国がそれぞれきちんとこのことを合意の上でやっていけるように持っていくということが大事だと私は考えており...全文を見る
02月05日第174回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○岡田国務大臣 日米地位協定に伴うさまざまな問題があるということは認識をしております。  一つは、話し合いによって、運用によってできる部分もあります。そういったことが十分なされていなかったのではないか、こういう御指摘もございますので、そこはしっかりと日米間で協議をしていきたいと...全文を見る
○岡田国務大臣 嘉手納ラプコンに関しましては、日程的には今委員御指摘のとおりでございます。そして、現在、日本側関係当局は日本側管制官の訓練など移管のために必要な準備を行ってきているところでございます。  具体的に移管日程がどうなるかということは今、日米間で話し合いをしております...全文を見る
○岡田国務大臣 基本的にそういう認識を持っております。  ただ一方で、日米同盟、日本に米軍基地がある、その行動ということについての制約、なるべく少なくしなければいけない、こういう要請もございます。そこのバランスをどうとっていくかという問題だというふうに考えております。
○岡田国務大臣 若干補足させていただきます。  グアム協定そのものを改定するというのは、これは一連の手続でありますので、今総理が言われたのは、そういう手続まで含めて言われたものではなく、合衆国との関係で合意に事実上至るということを申し上げたものでございます。
○岡田国務大臣 委員の議論は、ちょっと私は納得できません。  例えば、もちろん、条約、これは守る義務がある、当然であります。法律も同じです。しかし、例えば法律について、我々が選挙のときに、既に成立している法律についてこれをこういうふうに改正するんだということを言うことは、別にそ...全文を見る
○岡田国務大臣 私は、今の議論というのはよくわからないんですね。  ですから、政府間で約束をする、しかし、その後、手続が議会などで要る、議会できちんと調ったことを条件に政府間で合意するということは、何ら不思議ではないと私は思います。
○岡田国務大臣 ちょっと、言っておられる意味がよくわからないんですが、政府間で合意をする、もちろん、合意するまでは今の協定が、合意して、その上で国会にお諮りする、きちんと手続を経たら新しい協定が発効する、それまでの間は今の協定が生きている、こういうことだと思います。
○岡田国務大臣 これは、中国がどういう意図を持って軍事力の強化をやっているかということは、今正確にはわかりませんが、しかし、特に海軍力の強化ということが見られますので、これはやはり、これから中国の経済力もふえていく中で、さまざまな海上権益について、中国側がそれを守るための準備をし...全文を見る
○岡田国務大臣 まず最初の、先ほど石破委員の言われたことですが、アメリカが中国についてどう考えるのか、あるいは日本は考えるのか。石破委員は一つの考え方をお示しになったと思いますが、いずれにしても、重要なことは、日米両国が同盟国として共通の認識を持つことであります。  したがって...全文を見る
○岡田国務大臣 委員のおっしゃること、私もわからないわけではありません。ですから、沖縄とは言いませんが、日本に海兵隊は必要であるということは国会で既に答弁申し上げているところであります。
○岡田国務大臣 現在の北朝鮮の状況は憂慮すべき状況だと思いますが、日本とアメリカと韓国、この三カ国の北朝鮮に対する対応は現在きちんとそろっております。過去においては、それがばらばらな時代も残念ながらありました。しかし、現時点においては三カ国の方向はそろい、そして、きちんと今の国連...全文を見る
○岡田国務大臣 六カ国協議への復帰まで、まず復帰を求めるということについて、日中韓とアメリカ、四カ国の間で、その意思の違いといいますか、考え方の違いはございません。
○岡田国務大臣 きのう、逮捕という事態になって、恐らく御自身、今いろいろ考えておられると思います。その段階で私の個人的な見解を述べるべきではないと思っております。
02月08日第174回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○岡田国務大臣 今の答弁にもかかわりますが、何が一番いいかというのは非常に難しい。米の後、大豆も大事ですし、小麦も大事だと思います。
○岡田国務大臣 それは私の秘書が逮捕されたときという仮定の質問だと思いますけれども、そのときの状況をよく見きわめなければなりません。それ以上の仮定の議論にはお答えはしかねます。
02月09日第174回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○岡田国務大臣 平岡委員には、核の軍縮、不拡散の問題について日ごろからさまざま御関心を持ち、真摯な提言をいただいておりますことを、心から感謝申し上げたいと思います。  今の御質問についてですけれども、本来、一月末ぐらいをめどに作業をお願いしておりました。  ただ、検証委員会で...全文を見る
○岡田国務大臣 外務省としての調査は十一月いっぱいで終了しております。  ただ、なかなか、一つの結論をどう解釈するかというのはそう簡単ではございません。密約があったのかないのかということについても、いろいろな解釈があり得る。だからこそ、現時点で考えられる最高のメンバーで検証作業...全文を見る
○岡田国務大臣 私のゲーツ長官、クリントン長官あての書簡は、基本的な中身としては、核の拡大抑止、つまり核の我が国の安全のために果たしている役割を評価しつつ、しかし他方で、オバマ大統領がプラハ演説で言われた核なき世界を目指す、その目的を我々も共有し、そのためにしっかりとやっていくと...全文を見る
○岡田国務大臣 グアム協定については、基本的に、海兵隊の要員の八千人及びその家族九千人の沖縄からグアムの移転のための費用の一部として、二十八億ドルを限度とする資金の提供を行うということが書かれているわけであります。  したがって、委員おっしゃるように、普天間代替基地をロードマッ...全文を見る
○岡田国務大臣 今、二つのことを御指摘いただいたと思います。  最初は、JICAの有償資金協力勘定の五千九百億円の準備金の話であります。これについては、委員おっしゃるように、基本的には金利変動リスクに対処するものということでございます。  今、過去には余り損失が出たことはない...全文を見る
02月12日第174回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○岡田国務大臣 この点は前回も発言させていただいたんですが、委員もお認めになるように、一つのパッケージになっております。したがって、普天間の基地を移設する、どこに移設するかということについて日米間の合意も必要だ、そういう議論の中で、パッケージ全体が議論されることにもなるわけですか...全文を見る
○岡田国務大臣 今、御質問は二つ、議員をやめるべきかどうかと幹事長をやめるべきかどうかという二つあったと思いますが、まず、議員をやめるべきかどうかという質問は、私は御質問の趣旨はよくわかりませんが、私は、やめなきゃいけない理由はないというふうに思っております。  それから、幹事...全文を見る
○岡田国務大臣 今までの経緯等を改めて確認したところ、かつて外務省の報償費が総理大臣官邸の外交用務に使われていたことが判明したということで、質問主意書の答弁になりました。  今、御指摘の点について、そのことについて検討したわけではございません。
○岡田国務大臣 外務省としては、外交用務に使ったということを確認しているところでございます。
○岡田国務大臣 具体的なことはお答えしかねます。
○岡田国務大臣 これは報償費ですから、その時代、私はもちろん知る立場にありませんが、恐らく、どういうふうに使われたかということはその政権の中の限られた人しか御存じないことだろう、そういう性格であります。  私としては、とはいえ、外交用務に使った、官邸の中で使ったということについ...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、地方議員の扱いは本部で決めたものではないと思います。  せっかくの御質問ですから、あのときのことを思い出しますと、浅尾さんはそのときに次の内閣の防衛大臣という要職にありました。そして、選挙区において民主党の公認候補がいながら、離党をされてそこから立候補され...全文を見る
○岡田国務大臣 冷戦期におけるヨーロッパの国々の核の先制使用に関する認識というのは、十分承知しております。  それから、私のことに関しては、私の外交演説でも述べておりますし、それから、私のクリントン長官とゲーツ長官に対するレター、手紙は、これは記者会見でも公表しておりますので、...全文を見る
02月15日第174回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○岡田国務大臣 私が申し上げたのは、今まさしく委員もメンバーとして検討委員会を官房長官のもとでやっておられます。そのときに、私の考え方、例えば沖縄になければならないとか、そういうことを言ってしまいますと、これは検討委員会での議論に影響を及ぼすということで、私としては、そこは私の考...全文を見る
02月16日第174回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○岡田国務大臣 今委員がお触れになった若泉敬さんの「他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス」、私もこの本が出たときに読みまして、あえて書かれたことに大変感動いたしました。  そして、最も印象的な部分は、ホワイトハウスでニクソン大統領と佐藤首相が、一連の沖縄返還手続を終えた後、隣の小部屋に入...全文を見る
○岡田国務大臣 私の外交演説の中でも東アジア共同体について言及をしておりまして、これは一つは、長期的なビジョンである、そして具体的には、貿易・投資、金融、環境、エネルギー、開発、災害救援、教育、人の交流、感染症などの分野で開放的で透明性の高い地域協力を推進していく、こういうふうに...全文を見る
○岡田国務大臣 委員御指摘のように、人の交流というのは非常に重要であります。  二〇〇七年以降、毎年六千名規模の東アジアの青少年を招聘するプログラムを政府としては実施しております。それに加えて、さきの総理の施政方針演説の中で、東アジア共同体の中核を担う人材育成の観点から、今後五...全文を見る
02月17日第174回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○岡田国務大臣 自衛隊がやる場合とNGOの皆さんにお願いする場合というのは大分状況が違うと一般的には思うわけですね。非常に自己完結性が求められ、あるいはいろいろな意味でのリスクの高いときには自衛隊にお願いをするということが多いと思います。もう少し平穏な状態であればNGOにお願いす...全文を見る
○岡田国務大臣 大変いい御指摘をいただいたと思います。  我々野党のときには、例えばイラクにおける自衛隊の給水事業について、これはコストが高過ぎるのではないか、もっと既存の施設を使って安くできるのではないかという議論も国会でした記憶がございます。  しかし、自衛隊にしかできな...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、予算の面ですけれども、確かに一般会計ベースでは減っていることは否めませんが、事業費ベースで見ると、つまり円借款などを含めますと、五・一%の増ということではあります。  事業仕分けで御指摘いただいたのは、特に無償について、箱物を減らすべきである、むしろ人に対...全文を見る
○岡田国務大臣 定義はなかなか難しいというふうに思います。  ただ、俗に密約と言われるものの中で、今回、私が調査命令を発して調査をしておりますのは四つ。日米安保改定期、つまり今から五十年前ですが、一九六〇年の安保改定時の、核持ち込みに関する密約。それから、同じく安保改定期の、朝...全文を見る
○岡田国務大臣 何ゆえにこの四つなのかという点に対してまずお答えいたしますと、メディア等で取り上げられていた密約なるものはこの四つであった。しかし、これに尽きるものではないかもしれません。ほかにもいろいろあるという説もあります。今回はこの四つに特定をして調べているということであり...全文を見る
○岡田国務大臣 委員御指摘のように、この文書は、日本と同時にアメリカにもあるという可能性が高いわけであります。かなり情報公開も既にされてしまっていることも事実ですが。  したがって、一つは、この検証委員会の中にそういったことについてかなり専門性を持ってやっておられる委員がおられ...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、検証委員会の委員の中にアメリカの文書について非常に専門的にやっておられる方々もいらっしゃいますので、そういう方々がアメリカの公文書館などに行って書類を調べているということであります。  それから、政府との関係では、日米両国政府間でコミュニケーションをとって...全文を見る
○岡田国務大臣 まさしく、今、訴訟にかかわる話でありますので、コメントしない方がいいというふうに思います。  ただ、そこで証人として証言をされた元外務省の局長ですけれども、それは、私自身が守秘義務を解くという判断をして証言台に立ってもらったということであります。
○岡田国務大臣 今、委員見つからないと言われましたが、訴訟の中身に関することについては私はコメントを控えた方がいいというふうに思っております。  そして、外務省としては、これは四番目の密約の話でありますが、外務省の文書も調査をし、そして、関係者からの聞き取りなども検証委員会で広...全文を見る
○岡田国務大臣 調査は終わっております。ただ、それをどう解釈するかというのは、いろいろな見方があるということなんですね。ですから、検証委員会で、第三者の目でそういった作業も含めてやっていただいているということでございます。  裁判は終わりましたが、判決はまだ少し先というふうに理...全文を見る
○岡田国務大臣 まだ検証作業中でありますので、それより先のことを今言うべきではないというふうに思いますが、私の気持ちとしては、今検証委員の先生方に資料を外務省の中で読んでいただいているわけですね、そういう形で作業をしていただいているという部分がございます、そういう文書については、...全文を見る
○岡田国務大臣 こういう密約というのは、できればないにこしたことはないんだと思いますけれども、しかし、当時の時代背景からいってそれがやむを得なかったという見方もあるかもしれません。そういうことについて、さまざまな見解について検証をし、一方的に、こういうものを、密約を勝手にやってけ...全文を見る
○岡田国務大臣 委員今御指摘の非核三原則については、鳩山総理もこの国会の場で非核三原則堅持ということを繰り返し言っておられます。そういう前提で考えております。
○岡田国務大臣 今の委員の御質問趣旨ですが、密約の問題ではなくて別の問題として御質問されているというふうに受け取ってよろしいのでしょうか。  そういう前提でお話し申し上げさせていただくと、やはりオバマ大統領によるプラハ演説、あるいはその前の、アメリカの四人の有識者による投稿、あ...全文を見る
○岡田国務大臣 基本的には変わっておりません、私もかなり頑固な方ですので。  先ほど委員言われた質問主意書は、これは内閣としての閣議決定をするものですので、やはり、閣内で確認されたものを書くということになれば、少し抑えた書き方になるのはやむを得ないというふうに思っております。た...全文を見る
○岡田国務大臣 一つは、まず、外務省の中で異論があるというわけではありません。私のもとで外務省の意見は統一されております。  それから、今、核におけるあいまい戦略というのはよく言われることでありますが、その話と密約の話は関係がないというふうに思います。密約というのは、表で行って...全文を見る
○岡田国務大臣 長島政務官のことはむしろ防衛大臣にお聞きいただきたいと思いますが、それは政府の見解ではありません。非核三原則は守っていきますというのが総理の答弁であり、考え方でありますので、我々閣内にある者として、その方針のもとでやっていくのは当然だというふうに考えております。 ...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、我々の調査結果と検証結果の公表については、いつまでにと言うと、またずれてしまうといけませんので。  というのは、これは検証されるのは外務省の人間ではなくて大学の先生方で、いろいろ御都合もおありですから、我々ははっきりとは決められないわけですけれども、しかし...全文を見る
○岡田国務大臣 私は混同しているつもりはないんですが。  例えば、今、委員が言われた中で、私は、この前もクリントン長官とお会いしたときに、というか最初にクリントン長官とニューヨークで会ったときに申し上げたんですが、やはり日米同盟は非常に重要だ、日米同盟をこれから三十年、五十年持...全文を見る
○岡田国務大臣 今のその「世界」の記事、私がインタビューを受けたわけですけれども、これは外務大臣になる前、選挙直後か選挙前だったか、そういう時期のものでございます。そのときは外務大臣になるということは想定しておりませんでした。  ただ、そこで書きましたように、私は、やはり政権が...全文を見る
○岡田国務大臣 もちろん、普天間の基地に関して言うと、現行案が最善であるというアメリカの考え方は変わっていない。しかし、その案に至るに至ったそのプロセスについて検証するだけの時間は日本に認めるということで、そこは話し合いをしながら進めてくる、そういう基本的な姿勢であるというふうに...全文を見る
02月18日第174回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○岡田国務大臣 委員御指摘の、いわゆるA規約十三条の2(b)及び(c)の規定でありますけれども、ここを留保している国は日本とマダガスカル、二国のみであります。
○岡田国務大臣 まず、十三条2の(b)に規定する中等教育のうちの後期中等教育、すなわち日本で言う高校教育でありますけれども、この点については、鳩山内閣として高校実質無償化法案が提出されておりますので、外務省としては、そのことを受けて、同法案と我が国が規定上負う義務との関係について...全文を見る
○岡田国務大臣 今委員御指摘の件については、昨年の十二月二十二日に、いわゆるA規約の第三回政府報告を国連事務局に提出したところでございます。  この報告につきましては、第二回政府報告提出後の一九九八年八月から二〇〇九年四月時点のことについて報告をしておりまして、同時に、この報告...全文を見る
○岡田国務大臣 これは、どのぐらい厳密に物事を考えるかという問題でもあると思います。ですから、法案とか予算というものが、まさしくこの予算委員会で予算が審議されており、そして法案もこれから国会の中で議論されるというときに、それを先取りして言うべきかどうか、そういう問題でもあると思う...全文を見る
○岡田国務大臣 ありがとうございます。  先ほど、ベトナムそしてUAEの話が出ましたけれども、若干、ロシアのような国と日本とは違うところもありますね。言われているような、例えば武器と結びつけるとか、そういうことはなかなか日本にはできないことでありまして、そういう限界もございます...全文を見る
02月19日第174回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○岡田国務大臣 外務委員会の開催に当たり、ごあいさつを申し上げるとともに、主な国際情勢について報告いたします。  国際社会は、新たな協調の時代を迎えています。日本の平和と豊かさは、世界の平和と繁栄、そしてそれを実現するための国際協調の中でこそ実現が可能です。  このような認識...全文を見る
02月22日第174回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○岡田国務大臣 まず、委員御指摘の安全保障と防衛力に関する懇談会の報告書、我々はこれにかわるものとして今新たな議論をスタートしているわけでありますが、便宜これを使わせていただくとして、御指摘の、日本及び日本周辺における事態の抑止・実効的対処というアからオまであります。  私は、...全文を見る
○岡田国務大臣 今、普天間の移設の問題について、官房長官のもとに阿部委員もお入りいただいて議論されている最中であります。ですから、私は余り具体的なことは言わない方がいいということでこの間控えているわけですけれども、日本自身というよりも、その周辺、アジア太平洋地域ということで見ます...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、委員が先ほど言われた私の答弁は、先ほど言いましたように検討委員会で議論しているところでありますので、沖縄でなければならない、そういう言い方は私は控えたということであります。しかし、日本には少なくとも必要であるという言い方にとどめたということでございます。 ...全文を見る
○岡田国務大臣 今委員御指摘の点は、二〇〇六年五月の再編の実施のための日米ロードマップの中で、沖縄に関連する再編案について三つのこと、つまり、普天間飛行場の移設の問題と、在沖縄海兵隊の八千人のグアムへの移転、そして、その移転に伴って、嘉手納以南の施設・区域の統合及び土地の返還、こ...全文を見る
○岡田国務大臣 まずポイントは、普天間の移設先、これは当然日米間の交渉の結果としてアメリカ政府も合意し得るもの、認め得るもの、こういうことにならなければなりません。そういうものがきちんとできたときには、それが現在の日米合意案であれ、あるいはそうでないということであれ、きちんと合意...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、アメリカ政府は、現在の日米合意案が最善のものであるという姿勢は変えていないわけですね。それに比べると、ウェッブ議員の言い方は、ある意味では少し幅を持たせた言い方であるということであります。  私もウェッブ議員とこの前お会いをして意見交換いたしましたが、政府...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほど来お答えしておりますように、要するに、日米政府が合意できるかどうかということにかかわるわけですね。そして、今のアメリカ政府は現行案が最善であるということを言っております。しかし、それでは沖縄の負担軽減にならないということで、今検討委員会で議論しているわけで、...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、私がすぐでないと言ったのは、先制不使用の問題であります。先制不使用の問題というのは、私は大きな方向としてはそういう方向を目指すべきではないかと思っておりますが、しかし、実際にそれを実現するための、先制不使用と宣言するのは簡単ですが、それを検証する仕組みという...全文を見る
02月23日第174回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○岡田国務大臣 私が承知しておりますのは、EUを中心に一部に、そういった環境、地球温暖化ガスの規制をしない国に対して、これは主として、どちらかというと新興国ということになると思いますが、そういった国の輸出に対して、そこに一定のCO2が含まれているということをみなして、いわば関税的...全文を見る
02月25日第174回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○岡田国務大臣 平成二十二年度外務省所管予算案について概要を説明いたします。  平成二十二年度一般会計予算において、外務省は、六千五百七十一億八千五百五十四万円を計上しています。これを前年度と比較いたしますと一・九%の減額となっております。  ODA予算は、外務省所管分として...全文を見る
○岡田国務大臣 委員御指摘の一九六四年のエードメモワール、そこで動力装置とは、英語ではパワープラントであります。
○岡田国務大臣 二〇〇六年のファクトシートで修理を行わない対象とされた原子炉、英語ではリアクターであります。
○岡田国務大臣 一九六四年のエードメモワールによる動力装置、パワープラントと、二〇〇六年のファクトシートでの原子炉、リアクターというのは、同義であります。したがって、そのことによって修理を行わないとされる範囲が変わったということはございません。
○岡田国務大臣 ここで委員御指摘のワンシャフトが何を意味するのかということは必ずしも明確でないわけですが、一九六四年のエードメモワールで修理を行わない対象とされたパワープラント、動力装置と、二〇〇六年のファクトシートで修理を行わない対象とされた原子炉、リアクターは同義であるという...全文を見る
○岡田国務大臣 この密約の問題は、私が外相に就任したときに外務省の中で命令を発し、十一月いっぱいで外務省内の調査は完了しております。今委員御指摘の有識者委員会において精力的に検証作業を行っていただいているところでございます。三月のしかるべき時期には対外的に公表できるようにしたいと...全文を見る
○岡田国務大臣 北岡教授は、密約の問題でも非常に精力的に座長として活動していただいておりまして、かなりの時間を費やして、関係者からのヒアリングあるいは検証作業に取り組んでいただいております。  そして同時に、これは外務省が関与したとはいえ、自由に物を言う場でありますので、学者と...全文を見る
○岡田国務大臣 今委員御指摘いただいた薩摩半島における低空飛行訓練については、今武正副大臣が申し上げましたように七月三十日まででありまして、七月三十日までについて我々は承知をしておりますので、それ以降あったとすれば、その部分についてはアメリカ側の答えには含まれていないというふうに...全文を見る
○岡田国務大臣 七月三十日以降のことについては、改めて米軍側に事実関係を照会したいというふうに思っております。
○岡田国務大臣 この屋久島空港におけるローアプローチ訓練でありますけれども、平成十八年に三回、十九年に七回、二十年に二回、二十一年は、三月十八日、六月二十二日、七月九日、把握しているだけで三回行われております。  我々としては、これは委員御指摘のようにかなり危険も伴いますし、基...全文を見る
○岡田国務大臣 昨年十二月に沖縄を訪問した際に、キャンプ・ハンセンを視察し、私の方からロブリング在沖縄米軍四軍調整官に対して、訓練の安全対策に万全を期すよう申し上げたところでございます。  なお、その際、米国側からは、昨年の三月に本国から弾道の専門家チームを呼んで調査をしたとい...全文を見る
03月01日第174回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第3号
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○岡田国務大臣 普天間基地の移設の問題につきましては、鳩山総理が国会で何度も答弁しておりますが、五月末までに、日米両国政府の合意を得て、日本国政府として移設先を決定するということを申し上げております。
○岡田国務大臣 今委員のおっしゃったことは私は初めて聞く話でありますが、私たちが主張しておりますのは、先ほども申し上げましたように、普天間基地の移設先を決定するということであります。
○岡田国務大臣 まず、委員のおっしゃった話ですが、基本的に、今、官房長官のもとに検討委員会をつくって議論しているところで、その内容について、途中の段階のことでお話しすることはございません。  ただ、今の委員の御質問に関して申し上げると、まず、現在の日米合意案というものも、空中給...全文を見る
○岡田国務大臣 繰り返しになりますけれども、日米合意案でも、空中給油機については岩国に持っていくというふうに決めているわけでございます。
○岡田国務大臣 御存じのように、検討委員会では連立三党の、特に国民新党、社民党の代表も入っていただいて議論をしております。ですから、それぞれの政党がそれぞれの案について言われること、主張されること、そういったところまで、それを規制するということはできないというふうに思います。 ...全文を見る
○岡田国務大臣 委員の解釈は、それはそれで一つの考え方だと思いますけれども、アメリカにとっての太平洋地域における同盟国というのは日本だけではございません、韓国もあれば豪州もあります。毎回毎回日本のことが写真に載らなければ、何か日本はアメリカからよく思われていないんじゃないかとか、...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、総理が上海万博の開会に合わせて訪中するという報道がありましたが、これは別に何か決まったわけではございません。事実関係は、そういったことは現時点においてございません。  それから、総理の訪米あるいは私の訪米でありますが、総理も、例えば核セキュリティーサミット...全文を見る
○岡田国務大臣 委員おっしゃるように、基本的にはこれはトヨタという一つの企業の問題でありますが、しかし、それにとどまらず、日本全体の商品の信用、あるいは日本という国の信用にかかわる問題であります。そして、私も記者会見で何度か申し上げておりますけれども、日本政府としてもできる限りの...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、先ほどの、日米関係ですが、もちろん普天間の問題は私は重要な問題だというふうに認識をしております。したがって、五月末までに必ず決着をつけるという決意で総理ともども挑んでいるところでございます。  一月十三日にもハワイでクリントン長官と三回目の会談を行いました...全文を見る
○岡田国務大臣 今議員御指摘の麻酔薬の問題は、確かに今回の医療支援の中で課題として浮かび上がってきた問題であります。  他方で、これは日本だけで決め得ることではなくて、国際的な麻薬取り締まりという中で求められていることであります。しかし、周りを見てみると、そういったルールがある...全文を見る
○岡田国務大臣 一般法にするかどうかというのは、それは一つの議論でありますが、今、政府としてはそういうことを考えているわけではございません。  ただ、今回のハイチの経験、私は合格点だと思いますが、しかし、もっと早く出すことができなかったのかということを、今いろいろ検討を行ってい...全文を見る
○岡田国務大臣 北朝鮮の問題は、基本的な考え方としては、六カ国協議に無条件で北朝鮮を戻し、そして、その場で、核、ミサイルそして拉致の問題も含めてしっかりと解決をしていくというものであります。  中国の役割が非常に重要であることは論をまたないことだと思います。先日も、アメリカのボ...全文を見る
03月03日第174回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(岡田克也君) 今委員御指摘の点ですけれども、若干事実関係が違うのではないかと思いますが、民主党と自由党の合併の際に、合併に際する選挙あるいは組織にかかわる経費の清算を寄附で行ったものでございます。民主党は、その寄附に関して政党助成金は一切充当しておりません。
○国務大臣(岡田克也君) これは、先ほど言いましたように、自由党と民主党の合併に伴ってその清算のために出したものであります。その後の、お金に色は付いていないとは思いますが、その後のお金の使い方については、これは民主党の関知するところではございません。
○国務大臣(岡田克也君) 今委員が言われたその不動産取得の原資になったというのは、私は根拠を是非お聞かせいただきたいと思います。私は、そういうふうには理解しておりません。
○国務大臣(岡田克也君) それぞれの個人の意見はあるでしょうが、我が国の制度、我が国の政府としては、竹島は我が国の領土であるということで一貫しております。
○国務大臣(岡田克也君) 今回は、現在の改定日米安保五十周年ということで、それぞれの首脳が談話を出すと、そして2プラス2で防衛大臣そして国防大臣が日米で共通の声明を出したということであります。  同時に、これから約一年を掛けて日米同盟の深化について更に議論を深めていくことにして...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) そういうことは全くございません。
03月04日第174回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(岡田克也君) まず、谷合委員には現地まで行っていただき、本当にありがとうございました。  そして、今の御指摘の点はなかなか難しい問題を含むと思います。原則は要請主義、要請がないのに押しかけるというのは普通はないことであります。ただし、今回のように相手方の政府の行政機...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私も副団長の方にお帰りになったときにお話を聞きました。非常に示唆に富むいろんなお話を聞くことができたと思います。  一つは、そういった麻酔薬の問題、これは麻薬取締法の問題であります。現時点においては、海外に麻薬、まあ麻酔薬でありますが、これを持ち出すと...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員おっしゃるように、ニューヨークで三十一日に、三月、ハイチ復興会議が行われます。潘基文事務総長、それからクリントン国務長官の主宰ということであります。  私も国会のお許しがいただければ是非出席をして、そしてハイチ復興支援に向けて日本のしっかりとした姿...全文を見る
03月08日第174回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘のように、将来を担う子供の環境と保健が侵されているということは各国共通の深刻な問題であります。この子供の健康の問題を含め、G8サミットの議題について、今後、本年の議長国のカナダを始め関係国と協議をして進めていく必要がございます。  外務省とし...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 我が国としてはこれまで、委員御指摘の国際再生可能エネルギー機関の早期立ち上げ、本格活動の開始に向けて積極的に協力を行ってきたところでございます。正式発足までにはIRENA憲章を締結しリーダーシップを発揮したいと考えております。こうした観点から、今後、我が...全文を見る
03月09日第174回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○岡田国務大臣 衆議院安全保障委員会の開催に当たり、安全保障政策について、所信を申し述べたいと思います。  まず、我が国周辺地域においては、北朝鮮による拉致、核及びミサイル開発の問題が存在します。また、中国が不透明なまま進める軍事力の近代化等、不確実性、不安定性が依然として存在...全文を見る
03月09日第174回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(岡田克也君) 官房長官と同じであります。
○国務大臣(岡田克也君) 委員御質問の意味が必ずしも明確ではないというふうに思います。もう少しおっしゃっていただいた方が質問に答えられると思いますが。
○国務大臣(岡田克也君) ちょっと御質問の趣旨がよく分からないんですが、普天間問題が終わったということですか。ちょっとよく質問の趣旨が分かりませんので、もう一度おっしゃっていただきたいと思います。
○国務大臣(岡田克也君) 済みません、ちょっと意味がよく分かりませんので。
03月10日第174回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○岡田国務大臣 まず、委員から今回の密約に関する調査について評価をいただいたことに感謝を申し上げたいと思います。  そして、今の御質問の件ですけれども、これは外務省の中での文書であります。ですから、私は外務省がきちんと調査をするというのがまず第一だというふうに考えます。したがっ...全文を見る
○岡田国務大臣 昨日公表した資料の中で、非核三原則の中の特に持ち込ませずに関する解釈、日米間で違いがあるということが明確になりました。  外務省の調査もそして有識者の調査も、最初からそういう認識の違いがあったというふうには考えていないわけですけれども、しかし、例えば日本側がアメ...全文を見る
○岡田国務大臣 米国が一九九一年に、水上艦船及び攻撃型潜水艦を含む米海軍の艦船及び航空機から戦術核兵器を撤去する旨表明したということでございます。これに加えて、九四年に、核体制見直しの結果として、水上艦船及び空母艦載機から戦術核兵器の搭載能力を撤去することとしたということでござい...全文を見る
○岡田国務大臣 基本的に戦略核というのは潜水艦に搭載されたもの、これは今もあります。しかし、戦略核を積んだ潜水艦というのは機種で特定できますし、そもそも日本の近海には基本的にはいない、これはアメリカの周りにいるということであります。航続距離も長くて、より安全度の高いところにいると...全文を見る
○岡田国務大臣 戦略潜水艦が日本に来たことはありませんし、これは機種で特定できますから、来ればわかります。もちろんその潜水艦が現実に戦略核を積んでいるかどうかは別ですけれども、積み得るものというのはわかります。
○岡田国務大臣 今、寄港の問題というよりも領海通過の問題を委員は言われているんだと思いますが、潜水艦は領海通過する際には洋上に浮上しなければいけない、これが国際的なルールであります。
○岡田国務大臣 具体的なことには答えないというのがアメリカの政策であります。具体的なことには答えないというその前提の上で、アメリカの先ほど言いました九一年の政策、九四年の政策、そこについては確認をしております。
○岡田国務大臣 今の委員の御質問を聞いていて、逆にまずこれは明らかにしていただきたいんですが、密約というものについてどういう定義をしておられますか。  今、委員の質問は、広義の密約と狭義の密約がある、そして広義の密約に関して今の発言をされたわけですが、基本的に私が理解している有...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、九一年のアメリカの政策、九四年の政策、それぞれの意味については日米間で確認をしております。ですから、何かあうんの呼吸でやっているということではございません。
○岡田国務大臣 鳩山内閣としては、非核三原則を見直す考えはございません。
○岡田国務大臣 今の委員のおっしゃった質問の意味がよくわからないんですが、密約を続けていくという、その密約というのは一体何ですか。そこを定義していただかないとお答えできません。
○岡田国務大臣 勝手に理解していないなどということを言われるのは心外でありますが、基本的に私が申し上げているのは、戦略核を搭載する艦船というのは、あるいは航空機というのは、それは特定できる、その能力を持つものというのは特定できるということを申し上げているわけです。
○岡田国務大臣 アメリカは、先ほど言いました、政策として、戦術核についてはこれは撤去するということを決めて、現に実行しているわけです。
○岡田国務大臣 個別のことはアメリカは政策として言いません。これはアメリカの政策で、そこは変わりません。しかし、アメリカが従来、戦術核について九一年、九四年の政策を明らかにしておりますから、それを見る限り、日本に来ることはないというふうに考えているわけであります。
○岡田国務大臣 アメリカが政策として、九一年に水上艦船及び攻撃型潜水艦を含む米海軍の艦船及び航空機から戦術核を撤去する、こう表明をいたしました。九四年には、核体制見直しの結果として、水上艦船及び空母艦載機から戦術核兵器の搭載能力を撤去するということを決定いたしました。アメリカが公...全文を見る
○岡田国務大臣 これは最初に申し上げたように、持ち込みということに関する解釈は日米間で違う、そのことを今回明確にしたわけであります。
○岡田国務大臣 議論の繰り返しだと思いますけれども、違う、しかし現実に問題はない、そのことはアメリカ政府との間できちんとお互いに説明をし、そしてその上で私は申し上げているわけであります。
○岡田国務大臣 繰り返しておりますけれども、戦略核については、それを搭載可能なものというのは判別できます。
○岡田国務大臣 外形的に判別できますから、それについて確認する必要はないと思います。
○岡田国務大臣 今いろいろ日米間で議論しておりますが、具体的なことについては私は申し上げる立場にはございません。
○岡田国務大臣 ですから、こういう議論ですから厳密に議論したいと思うんですが、委員がどういう意味で密約という言葉を使っておられるのか、明確に定義をされた上でおっしゃっていただかないと、密約の上に密約を重ねると言われましたが、そこで言う密約の定義をまずおっしゃった上で言っていただき...全文を見る
○岡田国務大臣 委員は今隠すことになったというふうに言われましたが、方針は自民党が政権についていた時代と基本的に変わっておりません。
○岡田国務大臣 今まで写真を示したことがあるのは、今委員が言われたように、上空から視察された際にその説明をよりわかりやすくするために写真を示すことはありましたが、一般的に写真を出すということはしておりません。
○岡田国務大臣 今委員言われましたが、密約の今回の公開の問題とこの写真の問題を同列に論ずるのは、私は少し違うのではないかというふうに思います。  そして、密約については、私は、単に暴露しよう、そんなことを思っているわけではありません。その時々において、時の指導者がいろいろ悩みな...全文を見る
○岡田国務大臣 竹島が日本の領土であるということは、日本政府の一貫した主張でございます。
○岡田国務大臣 今御指摘の点につきましては、文部科学大臣の判断で決定されたものというふうに理解しております。
○岡田国務大臣 外務大臣として、この件について決定にかかわる、そういう立場にはございません。
○岡田国務大臣 報告は受けております。文部科学大臣が決定をされるということについて、私は報告を受けました。
○岡田国務大臣 この問題、高等学校の学習指導要領解説にどういうふうに表現するかというのは、文部科学大臣が決めるべきことであるというふうに理解をしております。
○岡田国務大臣 そういうことを、事実関係を何度もお聞きになるのはいかがかと思いますが、もちろん日本の領土です。
○岡田国務大臣 いろいろな政策決定のときにどこまでそういった議事録という形で残すかどうかというのは、これは一つの政策判断であります。委員がおっしゃるように、重要な問題についてはすべて議事録を残せと言うのであれば、私は、閣議などは最も議事録を残すべきことだというふうに思います。しか...全文を見る
○岡田国務大臣 委員御指摘のように、日本は、アメリカの核あるいは核を含むアメリカの軍事力全体の抑止力に依存して、日本自身の安全やアジア太平洋地域における平和と安定を維持している、そういう状況にございます。その現実はもちろん変わりませんし、今回の二つの報告書をもって、具体的に日米に...全文を見る
○岡田国務大臣 この有識者の報告書の中で、情報の一部が欠落していることについて厳しく御指摘をいただきました。情報をしっかりと管理し、保全し、そして今のルールでも、三十年たてば公開を原則とすることになっております。その情報の管理、保全が不十分であった、これをまずきちんとする体制をつ...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、総理もたびたび言っておられますように、鳩山政権として非核三原則は堅持をしてまいります。それから、日本の現在の安全というものは、米軍の存在、アメリカの軍事力によって守られている、その抑止力によって守られているところが大だというふうに思います。その中には、核とい...全文を見る
○岡田国務大臣 藤田議員のお考えは個人の意見、それは委員も先ほど言われたとおりであります。そして、藤田議員は、政府の中で何らかの責任ある立場にあるわけではございません。したがって、政府として、今おっしゃったことについて何か言う立場にはないということでございます。
○岡田国務大臣 政府としては、藤田議員の個人の意見に対して、これは全く政府の見解とは異なるわけで、それ以上に何か言いようもないといいますか、それは党の問題ですから、政府として、党の問題あるいは個人の問題にかかわるということは、それはできないと思います。
○岡田国務大臣 二月に私が参りましたのは、十日は夜に移動いたしましたので、十一日、一日でございます。  そのときに、日韓外相会談において竹島問題に関するやりとりは行っておりません。竹島の領有権に関する我が国の立場については、さまざまな機会をとらえて韓国政府に伝えてきているところ...全文を見る
○岡田国務大臣 今突然の御質問ですので、ちょっと私の記憶も定かではありませんが、私の理解ですと、外相間で出たというよりは、記者会見で記者に質問されたということではなかったかと思います。ちょっと定かではありません。
○岡田国務大臣 これはちょっと確認しないといけませんが、記者に聞かれたことは事実です。そして、そのときに私は、政府の中で検討中であるというふうに答えました。  ただ、外相間で出たかどうかというのは、必ずしも記憶が定かではございません。
○岡田国務大臣 今、確認をさせましたけれども、会談の中でも、確かに、向こうから、外相の方から、そういった外国人参政権の問題について期待感の表明というものはあったということであります。  ただ、それをめぐって議論を長く交わしたりということはございません。相手方が主張した、それをこ...全文を見る
○岡田国務大臣 私も、避けているわけではないんですね。ただ、限られた時間の中で外相会談をやるときに、やはりそのときの主要なテーマは何か、そこの力点の置き方が変わるといいますか、重いものと軽いものと言うとちょっと言い方はおかしいですが、主として議論しなきゃいけないものというものがあ...全文を見る
○岡田国務大臣 まず議論の前提として、どの範囲を軍事費として計上しているのかという問題もあると思います。そういったことについての透明性ということは非常に重要だと思います。そうでないと、伸び率だけ議論してみても、ベースの議論というのが、やはりきちんともう少し透明性を持ってなされなけ...全文を見る
○岡田国務大臣 今までも、この問題をヨウケツチ外相と議論したこともございます。引き続き、私としては大きな関心を持っているということは伝えたいと思いますし、機会を見てしっかり議論していきたいというふうに考えております。
○岡田国務大臣 五月末までにということを鳩山総理は何度も国会の場でも明言しておりますし、アメリカ政府もそういうふうに受け取っております。ですから、その約束が果たされないということは、やはり日米間の信頼関係にとって私は大変重要なことになりかねないということを申し上げたところでござい...全文を見る
○岡田国務大臣 地元の皆様の理解、そして信頼、そういうものを損ねないように進めていく必要があるというふうに思います。
○岡田国務大臣 いろいろな方の意見を聞くときに、どういう方にお集まりいただこうかということは考えました。なかなか、たくさんの方に来ていただくといっても限界がありますが、あのときには百五十人ぐらいの方でしたか、そこは私は、一つのやり方として、我が党所属議員にお願いして集めていただく...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、永住外国人参政権の問題、つまり外国人地方参政権法の問題については、現在、政府の中で、あるいは政党間、与党間でいろいろ議論を行っているところでございます。  私の基本的立場というのは委員が先ほど言われたとおりでありますけれども、今私は閣内において閣僚の一人で...全文を見る
○岡田国務大臣 今委員御説明いただいたこの資料の性格というのは、ちょっと今、急に聞かれても、私、把握しておりませんので、わかりません。  外務省発表集第十号と書いてありますので、外務省が関与した資料であることは間違いないというふうに思いますが、これが現在の外務省の考え方を示すも...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほど言いましたように、突然のお尋ねでありますのでこの場でお答えすることはできませんが、その後、これに類するものあるいはこれと異なるもの、そういうものがあるのかどうか調べて御返事したいと思います。
○岡田国務大臣 これは、どの定義が正しいかという問題ではなくて、どういう定義のもとに議論するか、そういうものだと思います。  そして、この有識者委員会の報告書で、今委員御指摘のように、二つの密約、狭義と広義ということを定義しております。私は、狭義と広義の違いを一言で言えば、文書...全文を見る
○岡田国務大臣 今、委員が言われたこと、私は確かに朝日新聞社のインタビューで答えております。
○岡田国務大臣 先ほど、小野寺委員とのやりとりをお聞きいただいたと思いますが、九一年それから九四年、それぞれ、戦術核について艦船や航空機に搭載しない、そういう政策にアメリカは転換したということであります。
○岡田国務大臣 問題は、過去というのはいつの過去をいうのかということだと思います。  先ほどもちょっと申し上げましたが、冷戦時代、特にこの密約ができ上がった、今の安保条約ができた五十年前、それから沖縄返還時、そういう厳しい東西対立の時代、これは今とはかなり状況は違ったというふう...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、アメリカの核政策ですけれども、基本的に、核の役割を制限していこう、そういう流れの中にあります。そういう中にあって、私は、九一年、九四年の政策が逆戻りする、それがさらにそこから逆戻りしていく可能性は極めて低いというふうに考えているわけであります。もし、委員がそ...全文を見る
○岡田国務大臣 アメリカの核を初めとする軍事力による抑止力に期待をするというところは変わりません。非核三原則も変わりません。  しかし、これから、オバマ大統領が登場して、そして核のない世界を目指していこう、これは日本の従来の政府の考え方と私は一致しているというふうに思いますが、...全文を見る
○岡田国務大臣 この点に関しましては、前回の日中外相会談の中で、議論のテーマになった問題であります。  東シナ海の資源開発問題については、二〇〇八年六月に合意がなされております。その合意に基づいて協力を進めることが重要であるというふうに考えております。中国側の認識も、この点につ...全文を見る
○岡田国務大臣 恐らく、中国側の主張はそういうことだというふうに思います。  ただ、現実に、では、それで合意に向けて、その実現に向けて進んでいるかというと、具体的には進んでおりません。あの合意の中で約束された北部における共同開発、そして白樺に対する日本側の出資ということについて...全文を見る
○岡田国務大臣 この東シナ海の問題、これは私は、日中間に具体的にある、何といいますか、非常に困難な課題だと。やはりこういうものをしっかりと日中両国が乗り越えていかないといけないというふうに考えて、先ほど申し上げましたように、前回の外相会談、ヨウケツチ外相との間の会談で、かなり長い...全文を見る
○岡田国務大臣 私が承知している限り、具体的な目立った変化というものはございません。
○岡田国務大臣 今回、伸びが一けたになったということでありますが、先ほど言いましたように、全体の透明性の問題もありますし、このことだけをもって変化があったというふうに判断するのは、私はやや根拠として十分なものを得ていないというふうに思います。
○岡田国務大臣 いろいろな方がいろいろな御意見を開陳されるのは自由だと思いますけれども、一々それに対してコメントする必要はないというふうに思います。日本国政府としては、五月末までにきちんと結論を出すということを申し上げているわけであります。  そして、そもそも、この問題は、普天...全文を見る
○岡田国務大臣 今、平野官房長官のもとで、検討委員会、そこで議論を行っております。どこかの段階で政府としての案を持ち、そして沖縄、アメリカ、そういったところと調整をしていかなくてはならないということでございます。いつ、どういったことを行うのかということについては、今、私の予測なり...全文を見る
○岡田国務大臣 今おっしゃった点は、この有識者委員会の報告書だけではなくて、政府の報告書においても、政府の報告書の場合には、実際に入手し得たといいますか、確認した資料に基づいて判断をしているわけでありますけれども、その判断として、最初からそういった密約といいますか、持ち込みについ...全文を見る
○岡田国務大臣 ここはさまざまな議論が今までなされてきましたし、私は、違う意見があるからといって、それをすべて否定するということではなくて、さらに議論がなされていく、そういうことだろうと思っております。ただ、我々が調べた結果はそうではないということであります。  今おっしゃった...全文を見る
○岡田国務大臣 今委員がおっしゃったことは、いろいろな議論があり得るんだろうと思います。委員も、アメリカ側のそういった大平・ライシャワー会談のアメリカ政府に対する報告、それがそのまま事実かどうかということについて、必ずしも確信は持っておられないというふうに思うんですね。つまり、そ...全文を見る
○岡田国務大臣 間違っていたとかうそだったとかいうつもりはありません。しかし、こういう報告をする際に、微妙なニュアンスの違いというのは、これは時々そういったことがあるというのは常識として理解し得ることではないかというふうに思います。
○岡田国務大臣 このライシャワー大使と大平外相の会談、これは朝食会という形で行われましたが、いろいろな意味でちょっと異例な会談だったと思います。まず、外務省の職員が入っていないということであります。そういう中でどういうやりとりをなされたのか、いろいろな考え方があるというふうに思い...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、先ほどの大平・ライシャワー会談について若干つけ加えたいと思いますが、この有識者委員会の報告書にも出てくるわけでありますけれども、この会談において両者の対応がどうであったかということについて、大平外相がライシャワーの見解に対していずれとも見解を述べられなかった...全文を見る
○岡田国務大臣 ですから、日米双方がそれぞれの解釈で行ってきたということであります。  結果として、アメリカはアメリカの解釈に基づいて、一時寄港は事前協議の対象でないということですから、事前協議しなかったわけです。  そういう中で、日本は事前協議の対象であるといいながら、そし...全文を見る
○岡田国務大臣 そもそも討論記録に対する意義づけといいますか、それが委員と私、違いますので、私は、それを廃棄するという意味もよくわかりませんが、しかし、そういうつもりはございません。
○岡田国務大臣 この点については、従来からこの場でも申し上げておりますように、一九九一年に、水上艦船及び攻撃型潜水艦を含む米海軍の艦船及び航空機から戦術核兵器を撤去する旨表明がなされました。そして、一九九四年の核体制見直しの結果として、水上艦船及び空母艦載機から戦術核兵器の搭載能...全文を見る
○岡田国務大臣 日米政府間でいろいろ深いやりとりをしております。それすべてをここで申し上げるわけにはまいりません。しかし、今、トマホークの件を委員は言われましたが、私は、トマホークは再度積まれることはないというふうに考えております。
○岡田国務大臣 九一年の政策、九四年の政策、これは変わっておりません。確認はしております。
○岡田国務大臣 委員の御心配の点につきましては、具体的なことは申し上げるわけにはいきませんけれども、私は確信をしております。
○岡田国務大臣 委員は結論が先にあって、その上でさまざまおっしゃっておられますが、我々は、米軍といいますかアメリカの軍事力、核兵器を含む軍事力、その抑止力というものは日本の安全にとって重要である、そういう前提でありますので、そういう前提でない前提で御議論されたとしても、それは結局...全文を見る
○岡田国務大臣 今回の密約をめぐる問題、これは核に限らず朝鮮半島有事の際の問題なども含まれるわけでありますが、非核三原則に関しては、その方針を堅持するということは昨日来申し上げているところであります。  私は、この密約に絡む問題あるいは日本が非核三原則を維持していくという問題と...全文を見る
○岡田国務大臣 午前中も申し上げましたように、九一年、九四年、アメリカの核政策が変わったわけであります。そして、その政策は、現在、アメリカの政策であります。同盟国であるアメリカがそういった政策、具体的には航空機やあるいは艦船に戦術核を搭載しない、そういう政策を明確にしているときに...全文を見る
○岡田国務大臣 この密約の問題を検討していく中で、議論する中で、アメリカ政府とも適宜意見交換をしながら進めております。そこに何か見解の相違とか、そういうことはございません。そして、九一年、九四年の政策が現在も有効であることもアメリカ政府は明確にしておりますので、それ以上に一体何が...全文を見る
○岡田国務大臣 交渉ではなくて、今ないということです。ですから、具体的なことは彼らは言いません。しかし、政策としてそういう政策をとっていない以上、そういうことはあり得ないということです。明確に申し上げておきたいと思います。
○岡田国務大臣 まず、二月十九日の民主党核軍縮議連からオバマ大統領あてのレターの内容については承知をしております。  実は、十二月の二十四日だったか二十五日だったか、そういった時点で、私からも、アメリカのクリントン長官、それからゲーツ国防長官あてに手紙を出しております。その中の...全文を見る
○岡田国務大臣 今の御質問にお答えする前に、核軍縮議連、創設者は私でありますので、大臣になりましてそれを離れたということであります。ですから、考え方は基本的に一致しているということでございます。  オバマ大統領の広島訪問でありますが、オバマ大統領のプラハ演説、核兵器のない世界と...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、これはなかなか難しい質問なんですね。というのは、では、自民党政権下における、あるいは自公政権下における外交というのは一体何かというのは、一言では語れないことではないか。時の総理がだれかによってもかなり違うということも、私は事実だと思います。小泉さんのとき、あ...全文を見る
○岡田国務大臣 私は、外務大臣として最も語らなければいけないことは、一方で沖縄の負担の軽減、しかし同時に、やはり米軍の果たしている抑止力としての役割、米軍があることで日本の安全が保たれているということについて、国民にもっと率直に語らなければならない。そのことがなしに議論が行われる...全文を見る
○岡田国務大臣 鳩山総理も何度も言われておりますように、非核三原則というのは、我々の政権の考え方で、これを堅持するということは繰り返し申し上げているとおりであります。
○岡田国務大臣 ちょっと質問が大き過ぎて、何と答えていいのか戸惑ってしまいますが、委員とカンボジアでお会いしたときに、ともにお会いした中田さんがその後カンボジアの地においてお亡くなりになったということは、私、今もよく覚えておりますし、これは私だけではなくて、ここには岩屋議員もおら...全文を見る
○岡田国務大臣 今までの自衛隊の派遣についての検証というのは必要だというふうに思います。ただ、これはコストだけでははかれない問題であります。  最近も、例えばインドネシアとかあるいはハイチに緊急支援隊を出しました。医療部隊であります。そういった医療部隊を出すときに、自衛隊を最初...全文を見る
○岡田国務大臣 イラクの問題に入る前に、先ほどの件なんですが、自衛隊とそれにかかった費用ということ。  先般の予算委員会で、山内委員から、NGOと自衛隊と、どういうふうに役割分担していくのかという質問をいただきました。山内さんもたしかJICAで御活動された経験がおありの方だと思...全文を見る
○岡田国務大臣 人権という視点は、私は非常に重要だと思います。ただ、一部の欧米の国々に見られるように、余りこのことばかり強調して、そして厳しい態度でさまざまな制裁も含めてやるということが結果的にいい結論になるかどうかということは、よく考えなければいけないと思います。  例えばミ...全文を見る
○岡田国務大臣 私も、三年ほど前、野党時代にミャンマーを訪れて、農村地帯を中心に現場を見る機会もありましたし、非常に気になっている国の一つであります。今まで外相とは二回ないし三回、会談を行ってまいりましたし、繰り返しになりますが、公平で開かれた選挙が実現できるようにしっかりと見守...全文を見る
○岡田国務大臣 経済は一流、政治は三流というのは十年ぐらい前に言われたと思いますが、今や経済も一流なのか、そういう議論もあるかと思います。ただ、私、外交が五流というのは初めて聞きましたので、そういう議論があるんでしょうか、そこまでちょっと言わなくてもいいんじゃないかと。私は外務大...全文を見る
○岡田国務大臣 私は、今までの外交もそう捨てたものではないというふうに思うわけです。  例えば、私は二十一世紀はアジアの時代というふうに思うわけですけれども、そのもとは、やはり日本の政策、特に経済援助、アジアの国々に対して日本が経済支援をしてきた、そのことがASEANの国々、あ...全文を見る
○岡田国務大臣 これは、何か新しいことをやっているんじゃなくて、やむを得ずやっているということ。つまり、特に国会開会中は週末しか行けない、とれないんですね。我々も野党のときには同じようなことを言っていましたので、やむを得ない部分もあるんですが、やはり日本の国益を考えれば、もう少し...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、インド洋の自衛隊の派遣の問題ですけれども、現場の自衛官の皆さんは本当によくやられた、厳しい、過酷な環境の中で頑張っていただいたことを、これは心から敬意を表したいというふうに思っております。  ただ、あれをやめたことは、今、武正副大臣から説明がありましたが、...全文を見る
○岡田国務大臣 確かにODA、今委員も地元で聞いてみれば、多分、多くの人が、無駄じゃないかとか、これだけ国内が困っているんだから何で外国にお金を出す必要があるんだ、そういう声がかなりあるということを実感されると思います。私もよくそういう声は聞かされるわけです。  説明するとわか...全文を見る
○岡田国務大臣 基本的には、委員の言われること、私も同意をいたします。もっと連携をとってやっていった方がいいというふうに考えます。  ただ、新興国と言われる国の中には、日本が既にODAをすべき対象ではない国、つまり卒業してしまった国も含まれますので、そういった国には、ODAの投...全文を見る
○岡田国務大臣 私は、記者会見などで、トヨタ自動車について、これは一つは安全にかかわる問題でありますので、この問題についてはやはりトヨタの責任でしっかりと対応してもらいたいということを申し上げました。しかし、日本国政府として、必要があれば支援を惜しまないということも申し上げてきた...全文を見る
○岡田国務大臣 東京大空襲、委員御指摘のような、大変多くの人々が被災をされ、命を落とした事件であります。ただ、これは実は、東京だけではなくて、私は三重県四日市でありますが、四日市も同じように工業都市でありましたので、空襲を受けて多くの人が命を落としております。全国でこういうことが...全文を見る
○岡田国務大臣 委員もよく御存じのように、官房長官のもとに検討委員会をつくって、ゼロベースで議論をしております。したがって、特定の案件について可能性があるとかないとか、そういう議論は政府として行っていない、私はそう理解しております。
○岡田国務大臣 その記事が、防衛大臣、北澤大臣の発言を正確に伝えたものかどうかということは、私は確認しておりません。ただ、政府としての正式な見解というのは、ゼロベースで検討を現在行っているというのが政府としての正式な見解でございます。  北澤大臣に具体的な発言について確認をして...全文を見る
○岡田国務大臣 ですから、グアム協定違反ではない。しかし、グアム協定違反でないということは、その中で約束された海兵隊要員八千名、その家族九千名の沖縄からグアムへの移転というものが無条件でなされるということを意味するものではありません。これは場合によっては、この普天間移転の問題の対...全文を見る
○岡田国務大臣 委員もよく理解された上で言っておられると思いますが、そういう事態を招かないことが大事なんですね。ですから、普天間の基地、非常に安全性に問題がある、これを何とかしなければいけないということから議論はスタートしておりますので、それが残るということは、余りそういう議論を...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、委員御指摘の米国債の問題ですけれども、日本の場合、これは政府だけではなくて民間が保有するということも当然あり得るので、あり得るというかそれが多いわけですから、一概にイラク戦争あるいは九・一一事件と関連づけて議論するのは、必ずしも十分な根拠を持って言われている...全文を見る
○岡田国務大臣 ただいま議題となりました在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案について御説明いたします。  改正の第一は、本年一月一日に実館化された在ベナン日本国大使館の位置を改正することであります。  改正の第二は、...全文を見る
03月11日第174回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○岡田国務大臣 かなり抽象的な御質問ですので一言でお答えするのは難しいんですけれども、五十年を迎えて、同盟の深化ということをことし一年行うことにしております。その前提にあるのは、日本自身の安全あるいはアジア太平洋地域における平和と安定にとって日米同盟は不可欠である、そういう認識で...全文を見る
○岡田国務大臣 中谷さんも、大臣をやられた御経験から、日本のメディアがどういったものか、時には全く根拠のない報道をするということはよく御存じのはずであります。  この普天間基地をめぐる日米の交渉というのは外務省が責任を持って行う、当然のことであります。
○岡田国務大臣 私は個々のメディアについてコメントしないことにしております。一々コメントする必要はないと思います。  しかし、御質問ですからお答えすれば、私は全くそういったことは承知しておりませんし、あり得ないことであります。
○岡田国務大臣 ちょっと質問をクリアにしたいんですけれども、QDRが出たことは事実であります。そこにアメリカの地域的抑止も含めた考え方が書かれていることも事実であります。そのことと、今回の日米合意をめぐる普天間代替施設の議論、もちろんその議論をする際に日米間で協議をしなければなり...全文を見る
○岡田国務大臣 率直に申し上げて、地域的抑止という概念は、実は余り聞きなれない概念であります。ですから、そこのところをどういうふうにとらえるかということによって、多分議論の中身が変わってくるんだろうというふうに思います。QDRの中で地域的抑止という言葉が扱われたことは事実でありま...全文を見る
○岡田国務大臣 その前に、中谷委員の言われたことですが、拡大抑止というときに、それは核抑止だけではなくて通常兵器による抑止も含むというのが、新しい概念ではなくて、私は従来からそういう考え方だというふうに思います。ですから、そこに新しさがあるということでは必ずしもないというふうに思...全文を見る
○岡田国務大臣 委員御指摘のこの密約に関する発表、外務省の調査結果そして有識者委員会の調査結果、二つのものがありますが、そういう中で、持ち込みに関して、一時的寄港などを含むのかどうかということについて日米の間で明らかに解釈が異なったということを明らかにしたものであります。したがっ...全文を見る
○岡田国務大臣 委員もよくおわかりの上で言っておられると思いますが、戦略核を積んだ潜水艦というのは日本に寄港しておりません。本来、戦略核を積んだ潜水艦というのはアメリカの本土の周りにいることが通常でありまして、別にわざわざ極東まで来る必要はないわけであります。そういうことで、それ...全文を見る
○岡田国務大臣 委員の今の御意見は、ですから、非核三原則を変えて二・五原則にしろとか、そういう御趣旨なのでしょうか。そういう御意見を自民党の中でおまとめになるのなら、そういう御議論をぜひ党の中でやっていただきたいと思います。私たちは非核三原則は変えません。
○岡田国務大臣 委員は、先ほども言われたんですが、違いを明らかにした以上はというふうに言われますが、それでは、今まではどうだったのか。違いがあることはわかりながら、歴代総理や外務大臣が国会においてそれに異なる答弁を続けてきた、それがよかったというふうにお考えなんでしょうか。そこの...全文を見る
○岡田国務大臣 委員は、防衛大臣も経験されました、国の安全保障政策の責任の一端を担ってこられた方だと思います。  今回のこの検証の中で明らかになったことは、時の、防衛大臣はどうだったかは知りません、しかし、少なくとも外務大臣、総理大臣は、日本の解釈とアメリカの解釈が異なることを...全文を見る
○岡田国務大臣 委員、報告書をよく読んでいただきたいんです。そして、私がさっき申し上げたことも思い返していただきたいと思います。  五十年前に当時の岸総理が事前協議制度を導入した、そのことは私は評価しているんです。困難な状況の中でああいう制度を入れられたことは、立派なことだった...全文を見る
○岡田国務大臣 今回のハイチの場合の難しさは、国連のPKO部隊が展開するような、そういう状況において地震が発生したということで、普通の国の場合とはかなり状況が違ったということであります。そして、現に医療の緊急支援隊を日本は派遣いたしましたが、彼らもスリランカの兵によって二十四時間...全文を見る
○岡田国務大臣 この問題は、委員御指摘のように、今、平野官房長官のもとで検討委員会をつくり、そこで議論しているわけであります。  確かに、政府と党は別だということになりますが、民主党の場合には、基本的に、政策は政府でという考え方がございます。そういうこともあって、党としての案を...全文を見る
○岡田国務大臣 委員御指摘のように、五月末というのは、関係閣僚が集まって最終的に決めたものでございます。その議論の中身についてお話しする必要はないというふうに私は思います。
○岡田国務大臣 我々が決めたことは、これは関係閣僚だけではなくて、たしか福島党首、亀井党首も入った基本政策閣僚会議、この場でも確認をしたと私は記憶しておりますが、五月末までに結論を出す、決めたときから見ると大体半年後ということであります。
○岡田国務大臣 私が一月十三日にハワイにおいてクリントン長官と会談をいたしまして、そこでまず決めたことは、安保五十年という区切りの年であります、したがって、日米同盟についてより議論を深化させて、できれば年内にその成果物を出そうということにいたしました。そして、それは2プラス2の枠...全文を見る
○岡田国務大臣 鳩山総理は、五月末までに政府としての結論を出すというふうに言われております。政府としての結論を出すという意味は、地元の理解を求めつつ、アメリカともすり合わせをし、そのアメリカの理解のもとで政府としての結論を出すということであります。
○岡田国務大臣 政府としての結論を出すということですから、今連立三党で政府を構成しておりますので、連立三党の合意というのは当然であります。
○岡田国務大臣 ここは発言を気をつけてしませんと、言葉じりをとらえられがちであります。  私が申し上げていることは、もともとは、これは普天間の危険性除去のためにどこに移設するかということで始まった話であります。したがって、そういった結論が出ずに今のまま残るということのないように...全文を見る
○岡田国務大臣 当然、すり合わせをして発言をしております。今申し上げたとおりでございます。ですから、そういうことのないように、しっかりと結論を出すということであります。
○岡田国務大臣 ですから、繰り返しになりますが、食い違っておりません。よくすり合わせをした上で発言をしております。
○岡田国務大臣 先ほど答弁を既にいたしましたが、米国との交渉は外務省で責任を持って行う、そのこと以外の答えはございません。
○岡田国務大臣 これは国益に関することですから、申し上げておきたいと思います。  総理との間で、外交ルートを通じてきちんとやるということは確認しておりますし、それ以外のことは考えられないことだというふうに明言しておきます。
○岡田国務大臣 まず、お答えする前に、選挙の前、民主党のマニフェストに書かれていたことは、県外とか国外ということではございません。そのことは申し上げておきたいと思います。事実として申し上げておきたいと思います。  それから、今の御質問にお答えいたしますと、私は、外相演説の中で、...全文を見る
○岡田国務大臣 私が申し上げたのは、客観的な見通しを申し上げたわけであります。  沖縄の外に持っていくというのは、具体的な候補地を選定しなければなりません、それはなかなかこの限られた時間の中では大変なことであると。もちろん、大変だからといって、不可能だと言ったわけではありません...全文を見る
○岡田国務大臣 私は言葉を厳密に選びながら常に発言しているつもりでありますが、ですから、客観的な見通しとして、非常に困難さがあるということ。それから、しかし海兵隊が果たしている役割は重要だというときに、今は主として沖縄にある、そして岩国に一部あるということですけれども、それが、で...全文を見る
○岡田国務大臣 官房長官のもとでゼロベースで議論しております。ゼロベースというのは、あらゆる案が対象になっているということでございます。したがって、現行案もその対象としてあるということであります。  それから、日米合意の重要さということを私は触れておりますが、これは、普天間の移...全文を見る
○岡田国務大臣 新聞はいろいろ報道することは委員も御案内のとおりであります。小沢幹事長は、その後、会見で、そういった発言をしたことはないというふうに否定されたと承知しております。
○岡田国務大臣 先日発表した密約に関する調査は二つございます。一つは、外務省の中における調査。これは、外務省にある資料を徹底的に調べて、調査結果を十一月の末にまとめたものでございます。そして、その外務省の調査を受けて有識者によって議論していただいたものが、二つ目の調査結果でありま...全文を見る
○岡田国務大臣 今回四つの検証対象になったいわゆる密約の中で、委員御指摘のように、三つは、アメリカにおいて、情報公開などでかなりの資料が既に出ていたものでございます。沖縄返還時の核再持ち込み密約に関しては、むしろ日本の交渉に携わったとされる学者の本が出ていた、今回、佐藤総理の御遺...全文を見る
○岡田国務大臣 今回の作業で、四千を超えるファイルについて、外務省の中を徹底的に精査いたしました。もちろん、それは四つの密約に関するものでありますが、当然その過程で文書について精査をしておりますのでこれ以上のものはないというふうに考えておりますが、もし具体的にこういったものがある...全文を見る
03月11日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○国務大臣(岡田克也君) 外交防衛委員会の開催に当たり、ごあいさつを申し上げるとともに、所信を申し述べます。  国際社会は新たな協調の時代を迎えています。日本の平和と豊かさは、世界の平和と繁栄、そして、それを実現するための国際協調の中でこそ実現が可能です。  このような認識に...全文を見る
03月11日第174回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(岡田克也君) 官房長官と同じであります。
○国務大臣(岡田克也君) 地位協定の問題につきましては、私のこの国会における外交演説の中で、まず普天間飛行場の移設の問題について五月末までに政府として具体的な移設先を決定するというふうに述べた上で、その上で日米地位協定や在日米軍駐留経費負担の問題についても取り組んでまいりますとい...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 地位協定につきましては、従来の政権においては、運用の改善ということは言われましたが、見直しということは必ずしも言っておられなかったのではないかと思います。  そして、今委員の御指摘ですけれども、まず地位協定の改定をというそういう趣旨かと思いますが、結局...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 四つの密約がありますが、全体くくってお話ししたいと思いますが、一つは、やはりこういう密約を、今の安保条約を五十年前に結んだ岸内閣、そして沖縄返還のときの佐藤内閣、その時代に身を置きますと、相当苦渋の決断をされたなというふうに思います。  例えば、今の安...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、今回の調査で分かりましたことは、資料が一部なくなっているということですね。これはやはり非常に問題だというふうに思います。これは外務省に限ったことでは必ずしもありませんが、重要な資料が欠落している、そういうことのないようにしなければいけない。  そ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、先ほどちょっと私の答弁の中で、核が入った可能性は排除し得ないと、これは九一年までのことを私申し上げましたので、訂正しておきたいと思います。  それから、我々は非核三原則は変えない、鳩山内閣として変えないということを申し上げております。先ほど言いま...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) アメリカ側ともいろいろ協議はしているところでありますが、基本的に九一年、九四年、これをもって戦術核というのは撤去されたということでありますが、もちろん、戦略核による拡大抑止というのはそれ以降も日本に対して保障されている、その状況は変わらないということであ...全文を見る
03月12日第174回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○岡田国務大臣 外務委員会の開催に当たり、いわゆる「密約」問題の調査結果について御報告いたします。  九日、いわゆる「密約」問題に関する有識者委員会から報告書を提出いただいたことを受け、外務省調査チームによる調査報告書とあわせて、調査の結果を公表いたしました。  いわゆる「密...全文を見る
○岡田国務大臣 いろいろ今御指摘いただきましたが、基本的に、日本に外相なりあるいは首脳なりがお見えになったときに、さまざまな具体的な話もしております。例えば地球温暖化についての理解を求めるとか、あるいは日本の常任理事国についての話をするとか、それは重要性、プライオリティーをつけて...全文を見る
○岡田国務大臣 議員の議論を聞いていまして、かなり共感できる部分はあるんです、いろいろな無駄があるんじゃないかと。少なくとも、国民の中にはそういう声があることは事実だと思います。したがって、我々もよく見直しはしていかなきゃいけない。  しかし、外交にはある程度のものが必要な場合...全文を見る
○岡田国務大臣 急激にがらりと変えることはなかなか、諸般の事情を考えると難しいところはあると思います。そして、基本的には国対ベースでお決めいただくことであります。ただ、どうしてもこれだけは出なければならないというものについては、特にお願いをすることもございます。それは野党の御協力...全文を見る
○岡田国務大臣 外務大臣になるに当たって、私は当然、そのときの考え方というものを申し上げたわけですが、例えば現場主義、なるべく現場に行くことでありますとか、それからわかりやすく率直に語ることでありますとか、そういうことは申し上げましたが、在外公館だけに何か具体的に申し上げたという...全文を見る
○岡田国務大臣 ちょっと具体的な数字はないんですけれども、これは新設にかかるお金、建物を建てるという話とランニングコスト、例えば、委員おっしゃるように十人ぐらいの規模であれば、給与も含めて一人当たり三千万必要だとしますね、我々政治家の事務所なんかを見たって給与以外にいろいろなもの...全文を見る
○岡田国務大臣 子ども手当の中身は厚生労働委員会で御議論されることだと思いますので、私はコメントをいたしませんが、これは別に大使館の経費だけではなくて、ODAなども含めて、やはり日本の存在感が落ちてきていることの一つに、そういった予算が減っているということはあると思いますので、も...全文を見る
○岡田国務大臣 委員御指摘のような問題が内在していることは事実であります。しかし、他方で、今、日本の抱える問題の一つは、やはり国際機関で働く日本人が余りにも少ないということであります。そして、もちろんその中にはいろいろな人がいるわけですが、日本の公務員で派遣されて、そして国際機関...全文を見る
○岡田国務大臣 海外で働く際に、いろいろな費用もかかるということもあると思います。ですから私は、全面的にそれを見直すというのはいかがかと思いますが、例えば百分の七十という数字が適正かどうかとか、あるいは、より本質的な問題、つまり国際公務員としての中立性の問題、そういうことについて...全文を見る
○岡田国務大臣 なかなかおもしろい発想だと思います。  まず、この第三国定住の難民の受け入れは、いわばパイロットケースといいますか、我が国として初めて取り組むことであって、こういったものはこれから定着させていかなければいけないと私は思います。非常に重要な新しい試みであります。 ...全文を見る
○岡田国務大臣 委員、ちょっと泥棒呼ばわりはやめていただきたいと思うんですね。外務省の職員は、これは誠心誠意やったと思います。  外部にやらせるというのは一つの手法ですけれども、一つは、非常に限りがあると思います。外務省じゅう全部調べるなどということはできません。どこにどういう...全文を見る
○岡田国務大臣 ここはやり方の問題ですが、私は、当初考えたのは、そういった形でまず内部で徹底的に調査をさせる、しかし、そこで終わることなく、外部の第三者による評価を行うということで組み立てまして、ですから、調査しっ放しではなくて、そういった有識者による徹底した調査、三カ月かかった...全文を見る
○岡田国務大臣 この報告書が出た日に省議を開きまして、省の中に私をヘッドにするそういった組織をつくりました。一つは、委員御指摘の、資料の保存に関する、そのあり方に対する議論、もう一つは公開に関する議論。三十年ルールはありますが、しかし、それにもかかわらず非常に公開が少なかった、そ...全文を見る
○岡田国務大臣 そういうふうには考えておりません。日米同盟というのは非常に幅広いものであります。もちろん、普天間の問題は重要な問題であるというふうに認識をしておりますが、例えば、最近であれば、中身はなかなか申し上げられないのは残念ですけれども、北朝鮮をめぐる日米でのやりとり、ある...全文を見る
○岡田国務大臣 今、副大臣が述べましたように、けさ質問通告をいただいて、調べておりますが、現時点では確認できていないということでございます。もう少し時間をかけていろいろ調べるべき重要な資料であるという御指摘ならわかりますが、けさ指摘してすぐ調べろということであれば、ちょっと私は納...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほどもちょっと述べたところなんですが、一つの考え方だと思います。なるべく大使館がないという国を減らす。具体的に言うと、これはアフリカに集中的に大使館を確保していくという考え方であります。  ハイチの例に見られるように、いざ災害など、あるいは何か起きたときに、大...全文を見る
○岡田国務大臣 実は、私は、領事シニアボランティアという存在を知りませんでした。委員の質問の中で、けさ知ったところでありますが、定期的にいただいている活動報告も先ほど少し読ませていただいて、民間での発想で、特に窓口業務を中心にやっていただくというのは非常にいいアイデアだと思います...全文を見る
○岡田国務大臣 私は、核兵器というのは人類にとって大量破壊兵器の最たるものでありますから、非人道的であって、そして扱いを間違えれば人類全体が絶滅の危機に瀕するような、そういうものであるというふうに考えます。したがって、核なき世界、核兵器のない世界を目指していくということは、これは...全文を見る
○岡田国務大臣 その方向性が正しいということは言うまでもないと思います。ただ、それをどのようにして実現していくかというところにいろいろな議論があるということだと思います。
○岡田国務大臣 委員御指摘のとおりでございます。  それをいかに広げていくかということについて、核保有国の中の特定の国がこういった考え方をとったとしても、それは余り意味がないわけでありまして、やる以上は、それは実効性を持たなければいけない。そういったことのためにどうやってこの考...全文を見る
○岡田国務大臣 ですから、核なき世界をどういうステップを踏んでやっていくかということだと思います。  大きく言って二つあると思うんですが、一つは、核を持っている国が核軍縮を進めていくということですね。これは米ロの間でまさしく今話し合いの最終的な段階まで来ているというふうに思いま...全文を見る
○岡田国務大臣 いろいろな議論があっていいと思いますが、唯一目的、核兵器の目的を今言ったことに限定するという考え方については、私の理解するところ、多くのNGOも、ぜひその方向で進めろ、進めるべきだというふうに主張しているところが多いというふうに思います。
○岡田国務大臣 在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を可決いただきまして、まことにありがとうございました。  外務省としては、ただいまの附帯決議の御趣旨を踏まえつつ、今後とも外交実施体制の強化を図り、種々の外交課題に全...全文を見る
03月15日第174回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○岡田国務大臣 今委員御指摘のように、いろいろな動きがあることは事実でありますが、必ずしも楽観的には見ておりません。北朝鮮は、六カ国会合、六者会合再開に当たり、制裁の解除などを求めております。今委員御指摘のとおりであります。現在、六者会合の再開見通しについて、そういった制裁の解除...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、日本政府としての基本的な考え方は、日朝関係については、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して国交正常化を図るという方針であります。  拉致問題については、一昨年八月に日朝間で合意があります。その合意に従って北朝鮮による調査の...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、六者協議がそう簡単に再開されるものではないというふうに思っております。我々は原則を曲げるつもりはございません。したがって、一部報道はいろいろありますけれども、無条件に六者協議の場に戻ってくるということでなければ、例えば、制裁を解除しろと今北朝鮮が言っているわ...全文を見る
○岡田国務大臣 今委員が言われた中で、対話と圧力という言い方がありますが、いずれも、私は、それは手段であって、大事なことは拉致の問題をしっかり解決するということだと思っております。
○岡田国務大臣 委員、いろいろ御指摘いただきました。  アメリカでありますけれども、私は、アメリカ政府の拉致問題に対する関心というものは非常に大きなものがあるというふうに思っております。今までクリントン長官と会談をした三回、いずれも拉致の問題は議論になっております。そして、長官...全文を見る
○岡田国務大臣 北朝鮮がどう考えているかということは、これは推測しかできませんので、私の立場でここで断定的に言うことは避けたいというふうに思います。  ただ、言えることは、拉致の問題がしっかり解決しない限り、その先にある国交正常化とかあるいは本格的な経済的な支援とか、そういうも...全文を見る
○岡田国務大臣 この発言は、日韓外相会談後の記者会見で私が述べたものでございます。  その前にもう一言ありまして、私は、日本人として自分自身日本人であることを誇りに思う、その考え方に立てば、日韓併合によって国を奪われ、そして民族の誇りを深く傷つけられた朝鮮半島の人々に対して、私...全文を見る
○岡田国務大臣 高校の実質無償化に関する法案における専修学校、各種学校の対象範囲については、法案において、高等学校の課程に類する課程として文部科学省令で定めるものを高等学校等就学支援金の支給の対象とすることとされており、外交上の観点で判断するものではございません。今後の国会におけ...全文を見る
03月15日第174回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(岡田克也君) 時間が許せば見たいというふうに考えております。
○国務大臣(岡田克也君) 約九万三千名の北朝鮮帰還者のうち、朝鮮半島出身者の夫と共に北朝鮮に渡航した日本人配偶者と推定される者は約千八百名であります。  従来より、政府としては、家族に対するアンケート調査を実施するとともに、親族の要望に応じて赤十字ルートを通じた北朝鮮側への安否...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘のように、本年一月二十日に韓国政府機関である国家人権委員会は、韓国国内の脱北者による聞き取り調査の結果、北朝鮮内には計六か所の政治犯収容所があり、約二十万人の政治犯が拷問や強制労働、殴打など深刻な人権被害に遭っているという事実が確認された旨の調...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今申し上げましたように、日本人配偶者が強制収容所にいるかどうかということについて確固たる情報を持っているわけではございません。  いずれにしても、政府としては、日本人配偶者の方々の問題は重要な人道的問題であるというふうに位置付けており、様々な機会をとら...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今、委員御指摘のように、現在でも頻繁に訪日する必要のある方々に対しては既に最長五年間有効なビザを発給しております。そして、ビザの有効期間内であれば何回でも訪日が可能であるということになっております。具体的には、企業関係者、文化人、企業関係者や文化人の配偶...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今の制度でも、公館長が適当と認める者その他という項目はあるわけですが、これから新しい成長戦略を追求していく中で、そういったニーズは確かにある、あとは受入れ体制がどのぐらい整っているかということもあると思いますが、そういったことと併せて、おっしゃる医療を受...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) いろんな課題があるかと思います。そういうものを検討していく中で、ビザの問題も一つの課題として検討してみたいと思います。
○国務大臣(岡田克也君) 基本的には、日本にいる米軍というのは日本の安全のためにいる、もう一つはアジア太平洋地域の平和と安定のためにいるということでありますから、それは日本全体で分かち合うというのは本来だというふうに思います。今、米軍専用基地の七割が沖縄に集中しているというのは、...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 沖縄の負担をなるべく軽減したいというのは、これは鳩山政権における閣僚に共通した思いだと思います。他方で、しかし、米軍が現に果たしている抑止力、そのことをしっかりと踏まえなければならないということも事実だと思います。そういう中でどうバランスを取っていくかと...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) できるだけというふうに申し上げたのは、一方でその抑止力という問題があって、そことのバランスを取らなければいけないという意味で申し上げました。もちろん、沖縄の負担を軽減する、そのために全力を挙げなければいけないことは、それは当たり前でございます。
○国務大臣(岡田克也君) 本土並みというのは、今委員、基地に限ってというふうにおっしゃいましたが、恐らくあのときの佐藤総理の本土並みというのは、基地のことだけではなくて全体の日本国民としての権利義務、そういったことに関して言われたことではないかというふうに思います。  核抜きと...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) そこは私の想像ですけれども、やっぱり当時の佐藤総理のぎりぎりの思いがそこにこもっているというふうに思います。つまり、政府のものにしてしまうと、それはまさしく日本国政府を拘束する、自分だけのものにして、ひそかに自分の自宅の机の引き出しにしまい込んだと、そう...全文を見る
03月16日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○国務大臣(岡田克也君) 今、ODAに係る資金の問題について御質問いただきました。  その前に、委員御指摘のように、ODAの改革について今、省の中で議論をスタートさせているところであります。私も経験があるんですが、やはりODAというと、なかなか、一体何のためにやるんだと、もっと...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今、委員御指摘の二点というのは、核なき世界を目指すためのステップとして非常に重要であるというふうに考えております。  外交演説の中でも述べさせていただきましたが、その後、具体的な動きとしては、先般、豪州で日豪外相共同ステートメントというのを発しまして、...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘の非核地帯条約、現に実は地球のかなりの部分がこの条約に、それぞれの条約に入っておりますので、こういう条約がどんどんできてまいりますと、結局、核を持っている国以外がみんなこの条約のいずれかの条約に入る、あるいはそれを最終的に一つの条約にするという...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 北朝鮮の場合は、核実験を既に行い、核保有も宣言しているわけでありますので、やっぱりそこのところが変わらないと、幾らその先の話をしても実際には進まないということだと思います。
○国務大臣(岡田克也君) 私が先ほど申し上げたのは、そういう形で核を持っていない国、非核地帯条約が広がることで、残るのは核を持っている国だけになるというふうに申し上げたんですね。  委員御指摘の核兵器禁止条約というのは、核を持っている国も含めて、つまりこの世の中から核をなくすと...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) その前に、先ほど来私が申し上げております例えば核の役割を限定するというような話などは、日本ができる重要な貢献ではないかというふうに思います。核の廃絶ということは日本も従来から強く主張してまいりましたけれども、もちろんそれは非常に重要なことなんですが、それ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、日本のこの巨額の五年間で五十億ドルというお金について、私は、これは国民の税金であると、先般もアフガニスタンのある大臣がお見えになって、そのときにも申し上げました。これは国民の税金によって成り立っている、したがって無駄のないように使ってもらいたい、そ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今ちょっと手元に具体的な議事録を持っておりませんが、当時私が申し上げたことは、それはできるだけ県外にというそういう考え方、それは変わっていないということであって、必ず県外にということまで私はその時点で申し上げたつもりはありません。
○国務大臣(岡田克也君) 日米合意案、これについて、まず、先ほどちょっと委員がお触れになった点ですが、政権をつくるに当たって三党合意、このときに連立のパートナーである政党からは、具体的に県外、国外という主張もありました。そういう御主張もありました。私は幹事長ですから連立合意をつく...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) なるべく誤解のないように丁寧に答弁しなければいけない場合もあると思いますが、御質問にお答えするとすると、今官房長官の下で行っている議論というのはゼロベースであります。ですから、現行案がその対象外ということではございません。現行案も含めてゼロベースで行って...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私が昨年申し上げてきたことは、年内が望ましいと、しかし最終的にはそれはトップである鳩山総理が決めることであるというふうに申し上げてきたところであります。  いろんな事情がありましたけれども、一つは、我々連立政権でありますので、やはり連立のパートナーが合...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 当時私が考えましたのは、やはり二〇一四年という一つの時期的なものであります。そういうことを考えますと、新たに県外に基地を求めて、そして一からそれを建設していくということでは二〇一四年という期間の中に収まり切らない、そういうふうに判断をして、県内しかないと...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 在日米軍の役割というのは二つあると思います。  まず、日本の平和、そしてアジア太平洋地域の平和と安定ということであります。日本の平和あるいは安全ということに関して言えば、朝鮮半島情勢あるいは中国を始めとする周辺国の環境というものは厳しいものがありますの...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) グアムはアメリカであります。したがって、最も西側にあるアメリカの領土といいますか、アメリカであるということだと思います。
○国務大臣(岡田克也君) ちょっと具体的人数は承知しておりません。事実関係ですから、事前に通知しておいていただければ用意したと思います。
○国務大臣(岡田克也君) 仮定の議論でありますが、アメリカ側が予算を計上しないということになりますと、当然日本もそれに対応した予算を使用するということは、それはできないというふうに考えるべきだと思います。
○国務大臣(岡田克也君) 私も承知しておりません。  ただ、北澤大臣、今御発言されましたが、私は一面トップというのは時々外れるということを承知しておりますので、余り驚きはございません。
○国務大臣(岡田克也君) 私は、自分の責任を持つ外交ですから、自分で得点は言いません。ただ、委員も今御指摘になりましたが、ひどいというのは何がひどいかはっきり言ってもらいたいと思います。
○国務大臣(岡田克也君) 私何度も申し上げておりますが、アメリカ政府としては日米の合意した現行案が最善のものであると、そのことは繰り返し伝えているわけでございます。
○国務大臣(岡田克也君) 五月末までに政府としての結論を出すということは、これは鳩山政権として約束を内外にしているわけでありまして、この約束が果たせないということになれば、それは日米関係も含めて様々な問題が起こり得るということは当然そういうふうに認識をしているところであり、私は重...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員の今の御質問は、キャンベル次官補が言われたことを御紹介されたわけですが、それが事実かどうかということは私には確認はできません。恐らくキャンベル次官補は、国会でこんなに事細かく自分の発言が紹介をされるということはちょっと驚いておられるのじゃないかと。普...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 期待が高まっているというか、日本国としてあるいは鳩山内閣として明言しているわけでありますから、その約束は果たされると、そういうふうに受け取られているというふうに私は思っております。
○国務大臣(岡田克也君) 先般、キャンベル国務次官補が小沢幹事長とお会いになったときにそういう話が出たという報道は承知しておりますが、その後、具体的に進展があったという話、外交ベースでは聞いておりません。
○国務大臣(岡田克也君) 具体的な話が進展すれば、当然これは外交ルートで行われることですから、外務省がきちんと関与をして、そしてもしそれを実現すべきだという双方の声があるのであれば、その実現に向けて外務省は努力しなければならないというふうに思います。ただ、まだそこまで話が煮詰まっ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私はなるべく率直に語るというふうに心掛けておりますが、時には率直に語り過ぎることもあります。  今おっしゃった二つのうちの最初の現行の日米合意案、これはゼロベースと言っている以上、それも否定するものではないというふうに思います、ゼロベースというのはそう...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 一つ一つとらえていろいろ言いますと、これは今ゼロベースで官房長官の下で議論しているという趣旨に反しますので、申し上げません。ゼロベースだということだけ申し上げておきたいと思います。
○国務大臣(岡田克也君) 先ほどから言っておりますように、これは官房長官の下で今ゼロベースで議論しているわけで、個々のことについてコメントをすべきでないというふうに考えております。
○国務大臣(岡田克也君) 特にコメントはございません。  それから、先ほど、何か総理と私と防衛大臣の発言が異なることがいかにまずいことかということを強調されたわけであります。そういうおしかりも十分踏まえて、現在、我々は官房長官の下にゼロベースでという答弁で、違ういろんな意見が出...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 閣僚級の作業部会で行ってきたのは、なぜ今の日米合意案になったのかという検証作業であります。その段階からゼロベースで普天間代替移設について検討するというステージに変わりましたので、この日米の閣僚級の会議というのはいったん中断をしているということであります。
○国務大臣(岡田克也君) そういうメディアの報道があることは承知しておりますが、全く根拠のないことであります。
○国務大臣(岡田克也君) どういうふうに行うかというのは、今後最善の方法を考えたいというふうに思いますが、外交ルートを通じてきちんと行うというのは当然のことであります。
○国務大臣(岡田克也君) それは、たまたま一度そういうことがあったということであります。できればゲーツ長官、クリントン長官と私と北澤大臣でやるというのがいいに決まっていますが、なかなか四人が会うというのはそう年に何回もできることではございません。したがって、その合間に関しては若干...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、今月中にまとまるというのは、それは私は確認をしておりません。そういう報道があったことは知っております。  それから、どこかの段階で政府の案がほぼまとまり、そしてアメリカ政府と話をしなければいけないということになれば、それは当然外交ルートを通じて行...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 官房長官が一度ルース大使と会った方がいいという話は前からありまして、まだお会いになっていない中で、あのタイミングでそれが持たれたものだというふうに思います。事前に、例えば今日会うとかあした会うとか、そういうことを私承知していたわけではありませんが、やはり...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ですから、北澤大臣は会っていると言っていないと今言われています。  それはともかくとして、普天間問題で会っているという前提そのものが仮定の議論だと思うんですね。どういう中身を話されたかということは、私は日米双方の関係者から直接に聞いて把握をしているつも...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 当然、この案を煮詰めていくそのプロセスにおいて外務大臣や防衛大臣は当事者ですから、その議論の中に入って、そして共に責任を負うというのは当然のことであります。わざわざ御心配いただかなくても大丈夫です。
○国務大臣(岡田克也君) これは北朝鮮に限らず、やっぱり私は外交というのは一元的にやっていかないと必ず国益を損なうという信念を持っております。  したがって、もちろん総理がその最高責任者でありますが、総理の下で外務大臣、そして外務省がしっかりと外交をやっていくということが非常に...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 拉致問題に関しては、中井担当大臣が非常にしっかりと活動していただいております。ただ、中井大臣とはコミュニケーションがしっかり取れているというふうに思っております。
○国務大臣(岡田克也君) 拉致、核、ミサイルを包括的にという表現は入れたつもりでございます。それ以上の表現を入れるかどうかというのは一つの判断ですが、私は、中井大臣が担当大臣として今までにない活動をしておられるというふうに思っておりますので、そこは役割分担というものも当然考えてお...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私は、北朝鮮との交渉を考えるときにやはり忍耐強くなければならないと、余り一喜一憂しない方がいいというふうに考えております。いろいろな動きがあるということは事実であります。詳細は申し上げられませんが、いろんな動きはあります。しかし、それが最終的な六者会合の...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 自民党時代は分かりませんけれども、今この北朝鮮の問題でアメリカと日本と韓国と、この三つの政府は完全にベクトルが合っています。それは自民党時代は知りませんが。そういう意味で私は非常にいい方向にあると。そして、中国、ロシアに対しても働きかけをしているというこ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 民主党として毎年一回、長城計画訪中団を、非常に大きなものを中国に送って、そして交流を進めてきたと。これはもう過去十年ぐらい続いていることだというふうに思います。その一環として今年も行かれたということで、私は、与党第一党の幹事長がそういった形で日中の交流と...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、その正三角形論というのは、先ほど言いましたように、果たして小沢幹事長の言われたことなのかあるいは山岡国対委員長が言われたことなのかというのは私ちょっと確認できておりません。  それから、私はそういう意見を取りませんが、いろんな意見はそれはあるんだ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この検討委員会、官房長官の下で開催をされておりまして、どのように運営していくかということは官房長官を中心にメンバーの皆さんで御相談しながら決められているものだというふうに思います。  個人か党かということですが、もちろん党の中で選ばれて参加をしている、...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、国連決議がある場合に九条の問題にそもそもならないと、こういう考え方があるということは承知をしておりますが、私はそういう考え方に立っておりません。  ただ、ここはこれからの議論の問題として、何のために憲法九条があり武力行使を禁じているかということを...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 憲法そのものは武力行使そのものを禁じているというふうに考えるべきではないかと。一体化というのは、憲法にない、その後つくられた概念でありますので、その概念で武力行使にならないように周りも含めて禁止をしてしまうという考え方も分かりますが、しかしそれは憲法その...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私、過去十年間、国会では総理大臣や大臣と議論するという方針でやってまいりましたので、政府委員やあるいはこういった法制局長官と議論したことは基本的にございません。したがって、それが何か問題があったかなかったかということはちょっとお答えしかねるところでござい...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 定かには記憶にございませんが、賛成したと思います。
○国務大臣(岡田克也君) 私の記憶が間違いなければ、私も委員御指摘の新聞記事を読みましたが、違っているなというふうに思いました。  当時の記憶にさかのぼりますと、法案が政府から提案されたわけでありますが、湾岸戦争のときに、それは決して自衛隊を武力行使させるというものではありませ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私もその新聞記事については承知しておりませんが、民主党の中で議論が始まったと、これから与党の中の議論もあるでしょう。まだ国会にも出てきておりませんので、政府の一員である外務大臣である私がその法案の中身についてこういう場でコメントすることは控えたいというふ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 突然のお尋ねでございますが、まず、委員御指摘のように、一月からジョージ・ワシントンのメンテナンス作業が開始されているということは事実でございます。米国ワシントン州にあるピュージェットサウンド海軍造船所から六百名の作業員が派遣されているという説明を受けてお...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 先ほども答弁いたしましたが、これは通常のメンテナンス作業である、そして、燃料交換及び原子炉の修理は我が国国内で行われないという説明を受けているところであります。
○国務大臣(岡田克也君) 原子力空母そのものを認めないという立場でいろいろ議論しますと、それは、我々がそれは受け入れるところではございません。  ですから、先ほど来答弁しておりますように、通常のメンテナンス作業であること、燃料交換及び原子炉の修理は我が国国内においては行われてい...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) そこのところはこういうふうに御理解いただきたいと思います。  先ほど申し上げましたように、燃料交換及び原子炉の修理は日本国内で行われないということは我々は確認をしております。そして、それら以外の放射能の管理を必要とする作業が日本国内にあるジョージ・ワシ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 従来と答えぶりが違いますので私がここで答弁をしたわけでございます。私の申し上げたことが正確な答弁でございます。
○国務大臣(岡田克也君) 先ほど来申し上げておりますように、燃料交換及び原子炉の修理は日本国内で行われないと。しかし、それら以外の放射能の管理を必要とする作業が日本国内にあるジョージ・ワシントンの艦内において行われることは、完全には排除されていないということでございます。
○国務大臣(岡田克也君) ここは正確に申し上げた方がいいと思いますが、委員御指摘のように、一九六四年のエードメモワール、そこには、放射能にさらされた物質は、通常、外国の港にある間は、通常の原子力潜水艦から搬出されることはないと、こう述べております。  今回、通常、放射能にさらさ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 繰り返しになりますが、外国の港にある間は、通常の原子力潜水艦から搬出されることはないというふうにエードメモワールは述べております。したがって、空母ジョージ・ワシントンからコンテナに納めて別の米軍艦船に移し替えることは、陸揚げを伴わないことから、このコミッ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員の御質問を聞いておりますと、よほど危険なものが搬出されているという印象を受けますが、昨年三月、通常のメンテナンスの一環として、ふき掃除用の布やプラスチックシートのような非常に低レベルの放射能にさらされたものが収められたコンテナを空母ジョージ・ワシント...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 繰り返しになりますが、エードメモワールに書かれた、放射能にさらされた物質は、通常、外国の港にある間は、通常の原子力潜水艦から搬出されることはない、ここの解釈の問題であります。私が申し上げたことは、このことに全く矛盾しないというふうに考えております。
○国務大臣(岡田克也君) 核抜き本土並みということで、当時の佐藤政権の下で沖縄返還が実現したわけであります。  私は、やはり両国政府がきちんと合意をして、そして、そのプロセスを見ても、核の再持込みについてさんざん議論を行ってきたということを見ても、いったんは少なくとも核はない沖...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今回のこの密約の検証作業に当たりまして、関連すると思われる資料は調べました。その調べた結果で申し上げますと、沖縄返還後も核がそのまま引き続き残っていたということをうかがわせる資料はございません。    〔理事山根隆治君退席、委員長着席〕
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘のように、当時の佐藤首相とそれからニクソン大統領の間で有事の際の核再持込みに関する合意文書が存在すると。これは、我々外務省の調査では外務省の中からは全く出てこなかったわけですが、その後、佐藤元首相の御遺族から現物が示されたということで、そういう...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 沖縄の海兵隊、元々は岐阜、山梨にいたということは、私もそういう理解をしております。ただ、それが沖縄になぜ移ったかということは、それは委員のおっしゃるようなことなのか、ほかに理由があったのか、それは私、簡単になかなかお答えできる問題ではないのかなというふう...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ここは判断なかなか難しいところですけれども、一般の市民が出入りできるような場所ということで考えれば、これは地位協定の問題ではなくて、日本の国内法の問題だということになるんだというふうに思います。病院ですから、そういう解釈ということが成り立つのかなというふ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、私は在日米軍の規律といいますか、非常に基本的にはしっかりと保たれていると思いますし、そして在日米軍の指導者の皆さんといろんな意見交換をしてもしっかりとやっておられるというふうに基本的に思っております。  ただ、御指摘のように、そういった痛ましい事...全文を見る
03月17日第174回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○岡田国務大臣 私は、野党時代から、この密約をめぐる議論を聞いておりまして、これは非常にまずいなというふうに受けとめておりました。外交に対する国民の理解、信頼、そういうものが私は極めて重要だというふうに思っております。強い外交を推進していくために国民の理解がその土台になければなら...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、岩屋委員おっしゃった、国民はわかっているというお話でありますが、そういう部分もあると思います。そして、私は、今回の密約調査の一つの目的として、なぜ当時、こういう判断を下さざるを得なかったのかということについて国民の皆さんに考えていただく、そういう材料も提供で...全文を見る
○岡田国務大臣 今回の密約に関する調査、結果は二つの報告書になってあらわれております。一つは外務省の調査、いま一つは有識者による報告書。  外務省による調査は、約二カ月かけて外務省にある文書を徹底的に調査して、その結果、出てきた事実というものを書いたものでございます。ですから、...全文を見る
○岡田国務大臣 ここは、もともと密約に対する定義がきちんとあったわけではなくて、それぞれのこの問題を論ずる方が自分の定義で議論していた。それをきちんと、狭義の密約、そして広義の密約というふうに定義づけたというのは、私は、これから議論を整理する上で非常に重要だというふうに思っており...全文を見る
○岡田国務大臣 この「明白な嘘をつき続けた」、それから「嘘をふくむ不正直な説明」、これは外務省にとっても大変厳しい御指摘でございます。別に時の総理や外務大臣だけではなくて、外務省全体がそのことを真摯に受けとめなくてはならない。私は、いや、厳しい表現だなというふうに思いましたけれど...全文を見る
○岡田国務大臣 これは先ほどの最初の議論に戻るわけですが、やはり私は、余りにも明らかなうそといいますか、少なくとも、アメリカの情報公開などで明らかになっているにもかかわらず、歴代の総理や外務大臣がそういうことはありませんと言い続ける、そういう状況を終わらせることが、国民の政治に対...全文を見る
○岡田国務大臣 九一年に、アメリカの核政策が変わり、それを反映してNPRも出たという段階で、しかも、その前提は、東西冷戦が終わったということであります。その前提で私は決断できたというふうに思います。今と基本的に状況は変わっていないというふうに考えております。
○岡田国務大臣 委員のおっしゃった攻撃型潜水艦、私、そういう表現をかつて使ったかどうか記憶にないんですが、攻撃型潜水艦というのは戦術核を積んだ潜水艦のことであって、私が申し上げたのは、戦略核を積んだ潜水艦の話を申し上げたわけであります。  そして、そこで申し上げましたように、戦...全文を見る
○岡田国務大臣 オハイオ級潜水艦、その中には核を積んでいないものもあります。しかし、どのオハイオ級潜水艦が核を積んでいるかということは、既にそれは明らかになっていることでございます。したがって、それが日本に寄港するということになれば当然わかる。そういうことは私はないというふうに思...全文を見る
○岡田国務大臣 いろいろな議論が成り立ち得るということは、そのとおりだと思います。私は、基本的に、戦略核の抑止力というものが最終的に担保されているということ、そのことが核抑止という意味で役割を果たしているというふうに考えております。  委員のおっしゃることは、恐らく、緊急時にそ...全文を見る
○岡田国務大臣 もちろん、最悪に備えるということが非常に重要であることは、そのとおりであります。ただ、この議論をするときに、狭く論理だけを突き詰めていくと、誤った議論になりがちだ。東西冷戦、非常に対立が深まったときの核戦略の議論などを見ておりますと、例えば相互確証破壊、論理的には...全文を見る
○岡田国務大臣 非核三原則と事前協議の関係で問題になるというのは、いわゆる持ち込みの場合であります。ですから、持ち込みというのは、一時的寄港、領海通過、そして据えつけという本来狭い意味での持ち込みということがあると思いますが、この狭い意味での持ち込みというのは、我々としては、基本...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、今後あいまい戦略を続けていく、そういうことではありません。はっきりしているわけです、日本の考え方、アメリカの考え方。しかし、そこに食い違いがある。食い違いがあるということも含めてはっきりしたということで、そこにあいまいさは残されておりません。  問題は、委...全文を見る
○岡田国務大臣 今、世界の大きな流れがどちらに行っているかというと、核なき世界ということを目指して、しかし、それは一挙にはできませんので、具体的に現実的な手段を講じていく。  それは、アメリカとロシアの間で行われている戦略核に対する軍縮交渉もそうであります、間もなく合意に至るこ...全文を見る
○岡田国務大臣 これは、今の時点では、とにかく案を絞り込まなきゃいけないということで、絞り込む際に、もちろん沖縄初め国内で理解される、同時にアメリカがそれで合意するということで、両面あるわけですけれども、まずは国内調整ということで、官房長官をそのまとめ役ということに決め、行ってい...全文を見る
○岡田国務大臣 五月末までに決着、政府として案を、何といいますか、決着をつけるということは、そのとおりであります。三月中に政府の案をつくるというのは、これは私は、そういう話をメディアで報じたところもありますが、そういう話を総理から聞いているわけではございません。  もちろん、な...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほど申し上げましたように、三月いっぱいで案を取りまとめる、そういう話を私は総理や官房長官から聞いておりません。
○岡田国務大臣 急に予定が変わるというのは、決して望ましいことではありません。しかし、相手方、アメリカ側にはそれなりの事情があったということでありますから、それは理解しなければいけないというふうに思います。  私の経験で言いますと、外務大臣で日本に来るということが決まっていて直...全文を見る
○岡田国務大臣 その心配は必要ないというふうに思います。  核サミットについて、まだ日本政府としてだれが出るかということを最終的に決めているわけではございません。ただ、核サミットには各国の首脳がかなり集まることも予想されますので、そういう中で日米がどうなるかというのは、これは日...全文を見る
○岡田国務大臣 ちょっと今、議事録を読ませていただいておりますが、これが正しい議事録かどうかというのは確認しないといけませんが、私が申し上げていることは、要するに、ゼロベースでやっているということですから、もとの、現状のままというのは、それはそこを何とかしようということで議論をス...全文を見る
○岡田国務大臣 今、政府の中で具体的にどういうことを議論しているかということは別であります。ただ、議論の前提としてゼロベース。  では、今のままということがあり得るのかということですが、ここは少し注意深く発言をしたいと思いますけれども、我々としては、現状のこの普天間の危険な状況...全文を見る
○岡田国務大臣 今、官房長官のもとで検討しているところでありますので、具体的なことについてのコメントは控えたいと思います。
○岡田国務大臣 私は、事実関係について承知しておりませんので、コメントできません。
○岡田国務大臣 PKO活動、これは私が初当選のときに、PKO法というのを大議論の結果つくったわけであります。当時は自衛隊を海外に出すこと自身が非常に大きな出来事で、これに対してどういう縛りをかけるかということをさまざま議論したことを思い出します。そして、その直後に行われたカンボジ...全文を見る
○岡田国務大臣 いろいろな検討をしておりますけれども、ただ、やはりこういうものはきちんと決まった段階で明らかにすべきだ。途中のプロセスを言いますと、それに対するいろいろな反応も出てまいります、期待感も出てくるかもしれませんし、めどがついた段階で明らかにする。まだそういう意味でのめ...全文を見る
○岡田国務大臣 ぜひ、そういった問題についても、国会の中でも議論していただきたいというふうに思います。  今、具体的に政府の中で、武器使用の問題を初め五原則について、見直しの議論をしているわけではございません。そして、連立の中にもいろいろな御意見も当然あるというふうに思います。...全文を見る
○岡田国務大臣 最初の問題は、私の意見というのは幹事長の意見と必ずしも同じではありません。このことは委員もよく御存じだと思いますが、かつて委員も同じ党におられて、新進党時代にも盛んに議論されたわけであります。私の意見はそのときから変わっておりません。  国連決議があれば憲法九条...全文を見る
○岡田国務大臣 今、二つの話が政府としてはあるということで、防衛政務官がお話しになったのは、幹部自衛官に対する国際平和協力活動に関する教育訓練、教育課程、調査研究に従事する、そういうものであります。そしてもう一つは、先ほど委員も言及をされましたが、平和構築人材育成事業、今、広島で...全文を見る
○岡田国務大臣 私は、旧政権時代に考えられたものを全部否定するつもりはありません。いいものはどんどんやっていきたいと思います。  ただ、委員今言われたことで、なかなか難しいなと思う点があります。それはやはり、イラク戦争へのかかわり、インド洋への自衛隊の派遣、そういったものに対す...全文を見る
○岡田国務大臣 九一年の政策、戦術核というものは航空機及び艦船から撤去する。もちろん、委員のおっしゃるように、将来にわたって完全にないということを言っているわけではありません。緊急事態における可能性というものは残しております。しかし、現実に、今日までの間、そういう事態にはなってい...全文を見る
○岡田国務大臣 今まではなかったということは言えます。  今後の問題というのは、先ほど岩屋議員とも議論をしたところであります。我々としては、非核三原則、鳩山内閣として堅持するという方針であります。しかし、日本自身の安全にかかわるような重大な局面というものが訪れて、そしてそのとき...全文を見る
○岡田国務大臣 アメリカの政策が変わった、つまり九一年の政策を変更する、そういったことは承知しておりません。
○岡田国務大臣 具体的な詳細を明らかにすることはできませんが、いろいろな議論というのは当然あるわけであります。ただ、その中身が問題であります。  一部伝えられたようなトマホーク撤去、今恐らく議論されていると思いますが、そういうアメリカの政策ということについて、日本の政府として、...全文を見る
○岡田国務大臣 具体的にだれかということは申し上げませんが、その会議に出て、日本の考え方というものについて一般的に説明をしたということはございます。
○岡田国務大臣 どういう議論が行われたかということは、詳細に承知をしております。
○岡田国務大臣 外務大臣として、そこでの議論について把握をした上で私は申し上げております。
○岡田国務大臣 さまざまな議論が行われたというふうに思います。しかし、基本的にはやはり、それは両国政府間での話し合いということが基本であって、さまざまな議論の場があるということは理解しますけれども、最終的に責任を持って決めるのはそれぞれの国の政府であります。
○岡田国務大臣 我が国としては、アメリカの核抑止力に依存をしている、これは現実であります。そして、その核抑止力が減ずるということになるとどういう影響が出てくるかということも冷静に判断しなければいけないわけであります。梅本局長はそういう視点で答弁をされているというふうに思います。 ...全文を見る
○岡田国務大臣 委員が何をもってそういうふうに推測されるのか、ぜひ教えていただきたいと思いますが、それを日本だというふうに決めつけるのは根拠のないことだと私は思います。  いずれにしましても、日本で政権交代が行われ、そして、新しい政権の考え方というものを私はクリントン長官とゲー...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、その報告書そのものが公開されているものかということもよくわかりませんが、いずれにしても、私の考え方、新しい鳩山政権のもとにおける外務省の考え方というものを明確にしております。そういった趣旨はしっかりと両長官に伝わっている、そういうことでございます。
○岡田国務大臣 まず、核トマホークの扱いについて、アメリカ政府は現時点で何も発表しておりません。そういう段階で私が仮定の議論をすることは避けるべきだというふうに思います。  ただ、一般論として申し上げると、アメリカの核の傘にこれだけ依存しながら、アメリカの核戦略について日本政府...全文を見る
○岡田国務大臣 ですから、委員の御質問が、核トマホークが退役をする、撤去されるということを前提で聞いておられますから、そのことについてはコメントできません。
○岡田国務大臣 返事はございました。  それから、一月十三日にハワイで日米外相会談を行ったときにも、このレターをもとに議論を行っております。
○岡田国務大臣 繰り返しになりますが、トマホークをどうするかということについて、アメリカ政府はまだ決めておりません。そういう段階で中身についてコメントすることは控えたいと思います。
○岡田国務大臣 外交というのは、すぐに成果が出るものではないと基本的には思います。  重要なことは、やはりネットワークをいかにつくっていくか。この間、中国のヨウケツチ外相とは四回、クリントン長官とは三回、外相会談をする機会がありました。しかし、もう少し広げて見ると、例えばフラン...全文を見る
○岡田国務大臣 今の御質問の答弁の前に、先ほど来、委員の言われている話ですが、例えば年金の基金を利用してリスクの高い投資にそれを使うということについては、多分両論あると思います。  我々、野党の時代には、やはり株式市場などで損失を出すことに対して厳しく批判をしてきたわけです。そ...全文を見る
○岡田国務大臣 私も、あら探し、あるいは一方的に批判をするだけではだめだというふうに思います。  この密約の問題、火曜日に発表させていただきましたが、歴代の総理、外務大臣、私自身も含めて説明を可能な限りで事前にさせていただいております。やはり、過去にそういう重責を担った皆様には...全文を見る
○岡田国務大臣 鳩山内閣として、非核三原則、これを堅持してまいります。これは内閣の方針であります。  ただ、先ほど来議論になっておりますように、ぎりぎりの局面で内閣としての判断ということを今後迫られることが将来全くないということではない、それはそのときの内閣が判断するしかないと...全文を見る
○岡田国務大臣 鳩山内閣として、そういう考え方は持っておりません。  それから、これはぜひ、内閣の方針はそういうことでありますが、国会の中などでも議論していただきたいテーマだというふうに思っております。  率直に申し上げたいと思いますが、法制化する際の問題点、私は少なくとも二...全文を見る
○岡田国務大臣 私は、先般、記者会見で、西山さん、ジャーナリストとして非常に優秀な方であったし、惜しいことだというふうに申し上げました。  ただ、西山元記者は、この沖縄返還交渉をめぐる取材に当たって、国家公務員による秘密漏えいを唆し、その取材行為が正当な取材活動の範囲を逸脱して...全文を見る
03月17日第174回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(岡田克也君) 沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、謹んで所信を申し述べます。  まず、沖縄に関する事項について述べます。  日米同盟は我が国外交の基軸であり、特に日米安保体制はその中核を成しています。アジア太平洋地域には依然として不安定、不確実な要素...全文を見る
03月17日第174回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(岡田克也君) 北澤大臣と同じであります。
○国務大臣(岡田克也君) 副大臣から答弁させます。(発言する者あり)
○国務大臣(岡田克也君) それは外務大臣に聞かれる御質問でしょうか。ちょっと私には理解しかねるんですが。
○国務大臣(岡田克也君) 日米間に御指摘のような密約はないということは今回改めてアメリカ側に確認をしております。
○国務大臣(岡田克也君) 日米間に御指摘のような密約はない、そのことは今回改めてアメリカ側にも確認しております。
03月18日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○国務大臣(岡田克也君) ただいま議題となりました在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案について御説明いたします。  改正の第一は、本年一月一日に実館化された在ベナン日本国大使館の位置を改正することであります。  改正...全文を見る
03月19日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○国務大臣(岡田克也君) 平成二十二年度外務省所管予算案について概要を説明いたします。  平成二十二年度一般会計予算において、外務省は六千五百七十一億八千五百五十四万円を計上しています。これを前年度と比較いたしますと、一・九%の減額となっております。  ODA予算は、外務省所...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私は野党時代からこの密約の問題に大きな関心を持ってまいりました。外交文書、アメリカでは既にもう公開されているにもかかわらず、それに対応する日本の文書については公開されない。それどころか、歴代総理、外務大臣が、そういう密約はありませんというふうに断言されて...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今回の密約調査で明らかになったことを、特に密約の第一ですね、核持ち込みに対する密約でありますけれども、これは我々の調査でも、有識者の結果でも、最初から、六〇年の改定安保を結んだときに明確に密約があったということは言えないというふうにしながら、途中の段階で...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今委員が言及された訴訟でありますが、外務省及び財務省による不開示決定処分の取消しなどを求めて昨年三月東京地裁に提起され、五回にわたる口頭弁論を経て結審し、来る四月九日に判決が言い渡される予定でございます。まだ途中の段階でありますので、今の段階で判決の内容...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 情報公開法施行前に情報、その書類を整理したと、書類を整理するということはよく分かることでありまして、情報公開請求があったときにきちんと出せるようにするためにファイリングとかそういうことをやり直した省庁が多かったんじゃないかと思うんです。その過程で、同じよ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今、歴史資料として重要な公文書の保存については、閣議決定に基づいて各行政機関から、委員御指摘のように、国立公文書館に移管して保存することになっております。他方、保存及び利用に供する適当な機関を有する省庁については当該機関に移管することとなっておりまして、...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、今委員御指摘のいわゆるパッケージ論でありますが、私の思いとしては、やはりアフガニスタンの問題で、プラスマイナスでこういうことを言うのも変なんですが、これがマイナスというふうに受け止められると、それはやはり普天間問題で少しでも沖縄の負担を減らす、そう...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) アフガニスタン支援ということでは全く無関係ではございません。インド洋における補給支援、これもアフガニスタン支援ということで行われたということは事実であります。  しかし、我々の判断としてこのインド洋の補給支援を継続しなくても理解が得られるというふうに判...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) そこにダブっている部分というのはあるというふうに考えております。
○国務大臣(岡田克也君) ただいま交流協会が台湾側との間で調整を行っているところでございますが、現時点では台湾側から交流協会に対して新ルートの設置に関する正式な連絡はないというふうに承知をしております。  いずれにしろ、引き続き、与那国島島民の方々の利便性向上のために、また台湾...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まだ最終的には結論は出ていないというふうに思っております。  台北駐日経済文化代表処によれば、新ルートの設置について代表処は前向きであると、そういうことでそういう報道もあったかというふうに思います。  しかし、国防部門等と調整を行う必要があると、した...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 先ほど申し上げましたように、まだ台湾の中で調整を要するところを残しているようでありますが、そういったことが早く終わり、今委員御指摘の不便さというものが解消されるよう、政府としてもしっかり取り組んでいきたいというふうに思います。
○国務大臣(岡田克也君) 今、平野官房長官の下で検討委員会をつくり、ゼロベースで検討を行っているところであります。
○国務大臣(岡田克也君) 今委員言われたことに関連して申し上げますと、さきの総選挙において、当時の鳩山代表が沖縄で県外、国外ということを発言されたことは、これは事実であります。  ただ、民主党のマニフェストにおいてはそういった表現はしておりません。そのことも事実であります。
○国務大臣(岡田克也君) ちょっと質問の御趣旨よく分からないんですけれども、先ほど言いましたように、確かに代表が言われたことは事実であります。ただ、民主党マニフェストの中には県外という表現は使っておりませんし、それから、政権をつくるときに、連立与党の中で三党合意というものを作りま...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今、政府として決めておりますのは、五月末までに政府としての結論を得るということでございます。  委員も十分お分かりの上で言っておられると思いますが、こういうことは事前にいろんな情報が出ますと、当然その地域で反対という決議がなされたり、できるものもできな...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、今月末までに何か具体的な政府案が決まるかのごとき報道がありますが、私はそういうふうには理解しておりません。決まるのは五月末までに政府の案を決めると、政府として案を決めるということであります。
○国務大臣(岡田克也君) まだ候補地も決まっていない中でどこだということは非常に難しいと思いますが、地元といえば地元の市町村及び都道府県ということになるかと思います。
○国務大臣(岡田克也君) この問題は、普天間の危険な現状にかんがみて普天間基地を移設する、そのときにゼロベースで考えると、こういうことでございます。普天間がそのまま残るということは、これは避けなければならないというふうに考えております。
○国務大臣(岡田克也君) まず、今月末のG8外相会合への出席についてはまだ決まっておりません。国会のお許しをいただければ是非出席したいというふうに考えております。そして、日米双方の都合が付くのであれば、その際に日米外相会談を開催したいというふうに考えております。  日米の外相会...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今回の密約の調査を徹底的にやる中で、委員御指摘のように、あるべき資料でないものが幾つか出てまいりました。私は、今日も東郷参考人も言われていたと思いますが、全体の流れをつかむには十分な資料が見付かったと思っておりますが、しかし、本来あるべきものでないものが...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 御指摘のとおりだというふうに思います。  あわせて、もう一つだけ。かなりたまっております、三十年以上たったものがですね。これをいかに速やかに公表していくかということも非常に重要でありまして、そのためにはやっぱりある程度の予算とそれから人手も必要になりま...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) イランという国、私は、長い歴史とそして立派な文化を持つ、そういう国だと敬意を表しているところであります。ただ、もしそのイランが核を持つということになりますと、これはやはり中東地域あるいは世界全体に及ぼす影響は計り知れないものがある、ですから核兵器を持つと...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘のように、先般オーストラリアに参りまして、スミス外相との間で、核なき世界を目指すということで両国外相による宣言を公表したところでございます。非常にいい宣言文ができたというふうに思っておりますが、メディアの方は捕鯨の問題でそちらに集中しまして、や...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 先般まとまりましたオーストラリアのエバンズ氏とそれから川口さんとの報告書の中では、国連安保理の中でこのことについて合意するという趣旨のことが書かれております。それは一つの姿かと思います。ただ、なかなかそこまで簡単に行けるというふうにも思っておりません。核...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この問題は非常に複雑だというふうに思いますけれども、イランはもちろん今、自らは核兵器を持とうというふうには全く考えていないと、そういうふうに説明をしているわけであります。そして、そのことがより明確になれば、今委員おっしゃったようなこと、一つのイランの、何...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この唯一の目的宣言、これは先ほど言いました消極的安全保障と比べるとハードルは高いというふうに思っております。しかし、核の役割というものを限定していく、小さくしていくという中では非常に重要なステップだというふうに考えております。  オーストラリアのスミス...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今の日本を取り巻く環境ということを考えたときに、アメリカの拡大抑止、つまり核の傘ということはこれは必要なものだというふうに考えております。そして、この核、そして通常兵器、この双方による抑止ということの中で日本の平和というものが確保されているというふうに考...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは一月にクリントン長官とこの核についての議論を行ったときに認識は一致したわけですが、結局この問題は、核なき世界を目指すという将来に向かっての大きな理想、そして、しかし現実に核抑止ということに依存せざるを得ないという現状、これはアメリカも日本もそうです...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 確かに昨年十一月二十七日の質疑において、私は、国民の税金が無駄に使われることのないようしっかり検証していきたいということを申し上げました。鳩山政権としてそういう思いの中で概算要求の見直しを行い、そして最終的な予算案を作ったところでございます。  グアム...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは、今申し上げましたように、防衛省において計上されている予算であります。防衛省において適切に作業を行ったというふうに考えております。
○国務大臣(岡田克也君) 植民地というのは何かという定義の問題かと思いますが、常識的に考えれば、それは主権がないというのが植民地でありますので、もちろん沖縄は日本の一部であり、日本の主権下にあり、そして沖縄自身も知事がおられ県議会があるわけですから、私は植民地だとは思っておりませ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) いや、大丈夫です。
03月23日第174回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第5号
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○国務大臣(岡田克也君) ただいま委員長から御発言のありましたとおり、参議院におかれましては、本委員会を中心として、ODA調査団の派遣を始めODAに関する積極的な取組や幅広い御議論をいただいており、外務省といたしましても大変感謝申し上げます。  私は、現在のODAについて、国民...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 平成二十二年度政府開発援助に係る予算案について概要説明をいたします。  平成二十二年度一般会計予算案のうち開発援助に係る予算は、極めて厳しい財政状況を受け、また、行政刷新会議による事業仕分の結果等を反映して、政府全体で対前年度比七・九%減の六千百八十七...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今のお話の中で、国益というものをどう位置付けるかという話と、それから日本をどうアピールするかという話、これは必ずしもイコールではないというふうに思います。  私は、国益云々の問題とは別に、やっぱりこれは日本が行った援助であるということはきちんと伝わるよ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 要するに、国益というものをどう定義するかということだと思います。国民の税金を使う以上、納税者に説明をきちんとできなければならないということも事実であります。その辺の議論の整理というものをこれから夏に向けてしっかりと行っていきたいと思っております。
○国務大臣(岡田克也君) なかなかお答えするのに難しい御質問かと思いますが、やはり日本というのは、何といいますか、今の日本国憲法の下で、軍事的な貢献以外のところで貢献する、そして、それはやはり人に対する貢献ということを、私は日本の貢献の中心になるべきだというふうに考えております。
○国務大臣(岡田克也君) 幾つか申し上げたいと思うんですが、先ほど委員がお尋ねの予算の件ですが、確かに当初予算では減っているんですが、実は補正でかなり積むということをここ数年来やってきております。そういうやり方が果たしていいのかどうか、これは様々な理由によってそうなっておりますが...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) TICADⅣで打ち出した支援策は現在着実に実施中であります。  例えば、平成二十年のアフリカ向けODA、公約の十八億ドルに迫る十七・五億ドルというところまで来ております。そして、平成二十二年度外務省ODA予算案におけるアフリカ支援経費は五百八十一億円を...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ODA、これからどうすべきかということは、今まさしく外務省を中心に政府の中で議論をしているところでございます。理念的なものから始まって現実の制度まで踏み込んで様々検討課題があるというふうに思います。  ただ、私がそういうふうにODAの見直しということを...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘のように、様々な国際的な約束というものがございます。今まで自民党政権、自公政権の中でお約束されたことと、それから政権が替わってからも、例えばアフガニスタンに対してはおおむね五年間で最大五十億ドルというお約束をさせていただいております。それから、...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) TICADⅣの開催に当たって、いろんな議論もあったと思います。私はどちらかというとNGOの皆さんと交流する機会が多かったものですから、あの場で、政府の方は経済成長に資するような援助ということをかなり強調されたと思いますが、NGOの側からは、そうではなくて...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 議論はまだこれからであります。昨年の税調の中でもテーマには挙がりまして、今年議論すべき項目にはなっておりますが、本格的な議論はこれからであります。フランスなどが中心にそういった議論を盛んに行っているわけですが、日本としてもより積極的に関与していきたいと思...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、そういった調査団について与党、野党別々あるいは一緒にというようなことはそれは与野党でお話合いになることで、政府として特に関与するところではございません。  そして、今回かなり早い段階で民主党が調査団を出すということになりました。私が現場に申し上げ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) それがどのぐらい活用の余地があるかということだと思います。船ですから脚は遅いということはあります。ですから、近場であればいいと思いますが、離れたところであれば余り使い勝手は良くないということも言えると思います。それから、アメリカのような国ですと、軍とリン...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 結核対策を所管する省庁の行政官の能力向上に関して、我々は幾つかの研修を実施してきているところでございます。  委員の御発言のように、結核というのは日本では、最近また出てきたという話はありますが、かなり克服した、しかし世界的に見るとまだまだ非常に深刻な影...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘のように、今まで日本で研修を受けた方で、その後母国で保健行政部局の要職に就いた方というのはたくさんいらっしゃいます。中国では結核予防会の会長、インドネシアでは保健省の感染症対策総局長、ネパールでは保健大臣、ザンビアでも保健省検査局長などなどでご...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今、福山副大臣発言しましたように、中期的な、中長期的な仕組みの、枠組みの中では委員の御指摘を踏まえてしっかり議論していきたいというふうに考えております。
○国務大臣(岡田克也君) 実態は基準年をいつに取ろうと余り変わらないとは思いますが、ただ私はやはり九〇年比ということを日本は取るべきだというふうに基本的には考えております。  それは、やはり京都議定書に定めるところに従って日本が一九九〇年以降きちんと努力をして減らしてきたのなら...全文を見る
03月23日第174回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(岡田克也君) 鳩山内閣としては、PKOをもう少し積極的に活用していくべきだと、基本的にはそう考えております。  カンボジアにおける成功体験を持ちながら、その後PKO要員の派遣がだんだん先細りになってきて、ゴラン高原を除いてはほとんどないという状況。先般、ハイチに三百...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今の御質問は私の発言を引いたものだというふうに考えますので、申し上げたいと思います。  先般、この問題について御質問をいただきました。御質問は、非核三原則を法制化しないのかという社民党の議員の御質問でありました。そういう中で、私が御指摘を申し上げたわけ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私、野党時代から、歴代の総理あるいは外務大臣が密約はないということを国会の場で答弁する姿を見ておりまして、やはりこういう状態は早く終わらなければいけないと、終えなければいけないというふうに考えておりました。あわせて、歴代の外務省の事務次官経験者からも、実...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 情報公開というのは、委員おっしゃるように、やはり一定期限たったところで後から振り返る、そのことによって説明できないことが起こらないと、こういうことで、私は民主主義にとって非常に重要な一つのルールだというふうに思っております。  外務省も、外交文書に関し...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 一月にハワイでクリントン長官と会談しました折にこの問題が議論になりました。日本もアメリカも、将来の核なき世界を目指すという理想は共有しております。しかし一方で、現実の国際社会の中で核による抑止というものはこれは必要なものである、その理想と現実のバランスを...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘のように、資源エネルギーのほとんどを海外に依存しております日本ですから、国民の安定的な経済生活を維持する上で、資源エネルギーの安定供給の確保は外交政策上も極めて重要な課題でございます。  このため、我が国としてはハイレベルでの要人往来やODA...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 週末、防衛省の長島政務官とともにハイチを訪れてまいりました。今月の末にG8外相会合がございます。引き続き、ニューヨークでハイチ支援国会合と。そういった会合に国会のお許しがいただければ私は出たいというふうに考えておりますが、そういう場でも、やっぱり現地を見...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員もよく指摘されますように、〇・六%しかない、国土面積の〇・六%しかない沖縄に七四%の米軍専用基地があるということ、その結果としての負担、その軽減と危険性の除去は沖縄県民の切実な思いであり、そして日本国政府としての責任であるというふうに考えております。...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 米国政府との交渉というのはまだ始まっておりません。これからの課題でありますが、何らかのそういう条件が付いているとか、そういったことは私は承知しておりません。
○国務大臣(岡田克也君) これは、委員御指摘のように、四つの密約の三つ目、沖縄返還時の交渉において、当時の佐藤総理は核抜き本土並みということを強調されました。しかし、密約として、緊急事態においては核を持込みをすることが可能であるという旨の約束、合意が両首脳間であったというものであ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 普通、国と国との約束ですと、それぞれの手続というものがあるはずです、例えば閣議決定とか。しかし、そういうものはないんですね。それから、説明も全くない。外務省には全く資料が残っていない。恐らく外務大臣も知らなかったのではないかと推察されるわけでございます。...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) それは政府が何か言うものではないというふうに思います。  それから、先ほどの核の再持ち込みの密約でありますが、確かに核抜き本土並みということで沖縄返還を実現したわけですから、そういう意味ではこれは表で言っていたことと実際違うということは言えると思います...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ここは非常に注意深く私は答弁を申し上げたつもりでございます。  まず、鳩山内閣としては非核三原則は変えません。そのことはまずはっきり申し上げておきたいと思います。  将来にわたって、これは仮定の議論ですが、仮定の議論はしなくていいという、そういう考え...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この密約についての報告書が公表される前後、直前直後に、関係のある自治体にはそれぞれ外務省の職員が出向いて御説明をさせていただいております。沖縄ももちろん含まれております。
○国務大臣(岡田克也君) これは本来官房長官がお答えする話だというふうに思いますが、そういったことを私は全く承知しておりません。
○国務大臣(岡田克也君) 今の委員のお話聞いておりまして、委員の属する政党は日米安保廃棄ですから、それは前提が違うわけです。  じゃ、どういうふうにして日本国民の安全を維持していくんでしょうか。安保条約なくして、どうやって維持していくのか。やっぱりそこのところの議論がないと、こ...全文を見る
03月24日第174回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○岡田国務大臣 ただいま議題となりました刑事に関する共助に関する日本国とロシア連邦との間の条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、平成十八年十二月に、ロシアとの間でこの条約の交渉を開始しました。鋭意交渉を行った結果、平成二十一年五...全文を見る
03月24日第174回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(岡田克也君) 参議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の開催に当たり、ごあいさつ申し上げます。  本日は、核問題及び日朝関係を中心とする最近の北朝鮮をめぐる状況について御報告いたします。  昨年四月、北朝鮮は、我が国を含む関係各国が自制を求めたにもかかわらず...全文を見る
03月24日第174回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(岡田克也君) 今まさに内閣の中で議論をしているところでありますので、それはゼロベースであらゆる可能性について議論をしている。きちんと内閣として決まれば御説明することもあると思いますが、現時点ではこれ以上のことを申し上げるべきではないと思います。
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘のように、様々な国際的なコミットメントがございます。今ハイチについては委員数字を挙げられましたが、ハイチの数字は現時点では七千万ドルでございます。もちろんこれから開かれるハイチ支援国会合でそれを積み増すという方向にはございますが、現時点でコミッ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは委員もよくお分かりだと思いますけれども、これだけのコミットメントの中で、例えば来年度予算、再来年度予算、それぞれどれだけを計上するかということは、その時々の判断で、もちろん予算委員会での御審議も必要なわけでありますから、それを先々について今お話しす...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) イエメンの巡視船の問題については、現在前向きに検討を行っているところでございます。  それから、今委員いろいろ御指摘になりましたが、一つだけちょっと言わせていただきたいと思います。  我々の様々なコミットメント、私は、これは必ずやる、その決意でまいり...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ソマリアの問題につきましては、テロとその温床を除去するための経済的な支援、それから統治機構の強化、人道復興支援活動などの実施を通じて貧困の根絶と国家の再建に向けて積極的な役割を果たすべきだと、そういうふうに考えているところでございます。
○国務大臣(岡田克也君) 日米地位協定と、米国が、今御指摘の韓国でありますが、他国と締結している地位協定との比較については、規定ぶりのみならず、実際の運用や背景も含めた全体像の中で検討する必要があるため、一概に論ずることは困難だと思います。  その上であえて申し上げますと、日米...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 普天間飛行場の移設問題については、先ほど来議論になっておりますように、現在検討中でありますが、土壌汚染に関連して、あくまで一般論として申し上げますと、日米地位協定では、在日米軍施設・区域の返還に際して、米国はこれを提供時の状況に回復し、又はその回復の代わ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私は、率直に申し上げて、普天間基地の返還ということが、あるいは危険性の除去ということが第一のプライオリティーでありまして、やっぱりそのことを実現するためにどうすべきかということで考えていくべきではないかと。確かに費用負担の問題も重要でありますが、より重要...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、委員御指摘の一九六〇年の討議の記録の解釈、委員のおっしゃった解釈はこの有識者委員会の考える解釈とは異なります。そこはまずはっきり申し上げておきたいと思います。  その上で御質問にお答えするとすれば、アメリカ側は、確かに一時的寄港というのは持ち込ま...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 日米間で確かに解釈は異なります。しかし、そのことについて現実には問題は発生しないというふうに考えております。九一年のアメリカの核政策の変更によって戦術核が艦船や航空機に搭載することはない、したがって委員の御指摘のような具体的な問題は発生しない、そういうふ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 繰り返しになりますが、現実にそういうことは起こり得ない、したがってする必要はないというふうに考えております。
○国務大臣(岡田克也君) まず、これまでの政権との違いは、日米で考え方、解釈が異なるということを明らかにすることによって密約というものがなくなったということであります。そこが決定的な違いであります。  なお、アメリカの考え方をどうして変えさせないのかという御質問ですが、率直に申...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員は今、正確な物の言われ方をしませんでした。九四年の政策は、攻撃型原潜にトマホーク型のミサイルを将来積み得るということを言っているだけであって、現に積んでいるということではありません。そして、アメリカ政府は積むということを決定したということを言っており...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ですから、アメリカは、今委員おっしゃいましたが、個々の核については明らかにいたしませんが、政策としてはっきり決めたことはきちっとそれをやっております。ですから、確かにトマホーク型のミサイルについて、将来それを積む可能性は否定をしておりませんが、現在は積ん...全文を見る
03月25日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○国務大臣(岡田克也君) ハイチの地震発生の際の大使館の状況ですが、お聞きいただいて本当ありがとうございます。  まず、地震が発生したことによって、臨時代理大使の宿舎は全壊をいたしました。それから、三名の館員の住居も安全性が確保できず、そこに住める状況ではないということで、車中...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今いろいろ御指摘いただきましたが、もちろんいろんな手当あるいは給与水準、議論はあると思います。  ただ、民主党政権として公務員人件費の二割削減という大きな方針を掲げておりますので、そういう中で、やはり民間との比較など、あるいは国内との比較などを行いなが...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 基本的にはそういうことであります。
○国務大臣(岡田克也君) 基本的に今政府の中で検討しておりますので、個別のことにはお答えはしかねます。
○国務大臣(岡田克也君) 委員、不安をあおるといいますか、そういうお話ですが、いろんなことが個別に断片的に出ることこそが地方の不信感といいますか不安感をあおるわけでありまして、基本的に、政府として決めるまでは私は個別のことは言わない方がいいと、そういうふうに判断しております。
○国務大臣(岡田克也君) それ、時期はいつですか。
○国務大臣(岡田克也君) ちょっと分かりません。
○国務大臣(岡田克也君) 国会はクイズ番組ではありません。もう少し敬意を持って質問していただきたいと、まずそのことを申し上げておきたいと思います。ましてや私は、県議会の知事なり、発言が分かるはずがないじゃないですか。それは余りにも失礼だと私は思う。  それから、今の御発言ですが...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私は行っておりません。
○国務大臣(岡田克也君) 基本的には、それはそれぞれの国の決めることであります。恐らく東京よりも北京の方がコスト的に安いということもあるかもしれません。もちろん、それぞれの国が日本と中国をどう見ているかということの反映でもある。非常に残念なことではあると思います。  しかし、そ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは別の場所でも答弁をしたわけでありますが、この百五十館体制というものをどうするか、今検討中であります。  考え方は、委員おっしゃるように、なるべく大使館のない国をなくしていく、少なくとも主要なる先進国と同じ体制をつくっていくというのは一つの考え方で...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) そういう考え方も当然あると思いますし、私はどちらかというとそういう考え方に近いわけであります。  それから、この前ハイチに行って思いましたが、ハイチにも大使はいないと。そうしますと、これからやっぱり十年あるいは二十年、三十年とハイチの国づくりというもの...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、核セキュリティーサミットへの総理の出席ですが、総理が大変な意欲をお持ちであることは間違いありません。ただ、政府としては最終的に決めておりませんので、そのことだけはちょっと申し上げておきたいと思います。なるべく総理の御意向というものを尊重してと思いま...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) イランの問題は非常に重要で、一昨日も私はモッタキ外相と一時間以上話をいたしました。様々なことを話をしているところでございます。  ただ、イランは、自分たちは核の平和利用はするけれども、核兵器の開発は絶対しないと、そういう姿勢でおりますので、核開発をする...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) G8外相会議の場で言うのがいいのかどうかですが、当然バイの会談もかなり時間の許す限りやっていこうと思っておりますので、アメリカには、ゲーツ長官やクリントン長官には、手紙で私はこの報告書というのは非常に重要な中身を含んでいるということは申し上げたところです...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 先ほど申し上げましたように、この勧告自身は法的拘束力を持つものではありませんが、その中で述べられた今委員の引用された部分というのは、これはやはり、そういったことは子供には全く罪はないわけでありまして、それに対して差別的な言葉を投げ付けるとかいろいろな嫌が...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) そこまで行きますとちょっと、何といいますか、想像にわたる部分があるのかなというふうに思います。閣僚の発言がそういった行為を助長しているというふうには私は思いませんが、しかし、委員が今御指摘のようなことがあちこちで起きているとすると、それについては、政府と...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を可決いただきまして、誠にありがとうございました。  外務省としては、ただいまの附帯決議の御趣旨を踏まえつつ、今後とも外交実施体制の強化を図り、種々の外交課...全文を見る
03月26日第174回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○岡田国務大臣 この問題は、きのう参議院の方でも御質問をいただきました。私、そのときも申し上げたんですが、やはりハイチについては、これから十年、二十年、あるいはそれ以上かかるかもしれませんが、本格的な復興をするための国際的な支援ということが重要になってまいります。そういうときに大...全文を見る
○岡田国務大臣 普天間基地の移転の問題は、官房長官のもとにゼロベースで検討を行っているところであります。まだ検討の途上にありますので、それ以上申し上げることはありません。  報道はいろいろありますが、それは正しいものではございません。憶測に基づくものでございます。ルース大使とは...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほど平沢委員にも御答弁いたしましたが、けさ、ルース大使と会って、普天間移設問題に対する日本国政府の検討の状況について説明をしたところであります。
○岡田国務大臣 会談の内容について明らかにすることは避けたいというふうに思います。
○岡田国務大臣 先ほども答弁申し上げましたが、日本国政府の検討の現在の状況について説明をしたところでございます。中身については申し上げるつもりはございません。  それから、新聞報道、いろいろありますけれども、新聞報道が正しいものとは認識をしておりません。
○岡田国務大臣 私は三月までに政府案をまとめるという発言は一度もしていないんですが、少なくとも、何か具体的なものとして対外的に発表できるものを三月末までにまとめるということは、私はないものと承知をしております。
○岡田国務大臣 総理も、それを対外的に明らかにするということは言われてないと承知をしております。
○岡田国務大臣 いつ明らかにできるか、それは、その案でしっかりとまとまるという確信を持ったときに明らかにすることになるというふうに思います。
○岡田国務大臣 こういった問題は、議論のプロセスが明らかになることによって話が結局うまくいかないということが多いわけでありますので、そういうことがあることはやむを得ないと思います。そのことは委員も、現在のV字形滑走路の案というのがどういう経緯で出てきたかということを考えれば、十分...全文を見る
○岡田国務大臣 勝連沖が今、検討の対象になっているかどうかということについては、私はコメントを控えたいと思います。  それから、御質問にお答えするとすると、勝連沖、私は行ったことはございません。
○岡田国務大臣 政府として、五月末までに結論を得るということをお約束しております。
○岡田国務大臣 仮定の議論にお答えするのは適当でないと思います。  それから、先ほど委員が引用された、県外ということに私の政治生命を云々という発言でありますが、それは二〇〇五年の発言、日米合意案ができる以前の問題であります。そのことだけは事実として申し上げておきたいと思います。
○岡田国務大臣 それがいつの記事かは私は承知をいたしませんが、そういったことを言った事実は全くございません。
○岡田国務大臣 私もこの国会の場で答弁を既にしておりますが、竹島の領有権に関する我が国の立場は一貫をしております。韓国側に対して累次の機会に我が国の立場を申し入れているところであります。  今後とも、竹島問題の解決のために、より有効な方策を不断に検討しながら、粘り強く努力をして...全文を見る
○岡田国務大臣 当然、竹島は日本の領土であります。
○岡田国務大臣 その竹島を日本が占有していないことは事実であります。
○岡田国務大臣 今、副大臣が述べたとおりであります。
○岡田国務大臣 先ほど、私の言葉で申し上げたところです。
○岡田国務大臣 竹島は日本の領土であります。しかし、今、実効支配をするには至っておりません。
○岡田国務大臣 もう私は何回もお答えしていると思いますが、そういう表現を使いたければそういう表現もできると思います。
○岡田国務大臣 まあ、委員、そういう言い方で答弁まで指示される、そういう立場に私はないと思います。考えていることは一緒ですけれども、どう答えろということまで私は委員に指示される立場にはないと思います。
○岡田国務大臣 先ほど来言っておりますように、竹島は日本の領土であり、そして現在、実効支配をしておりませんということを申し上げております。
○岡田国務大臣 首脳間のことは私は十分に承知しておりませんが、私の記憶している限り、竹島について明示的にテーマとして取り上げたことはないものと承知をしております。私の外相会談では、少なくとも取り上げておりません。
○岡田国務大臣 この報道そのものは承知をしておりますけれども、報道の後に報告を受けたところであります。
○岡田国務大臣 直後に受けたということではありません。
○岡田国務大臣 その時点では承知をしておりませんでした。
○岡田国務大臣 詳細にまでわたって私も一々記憶しているわけではございません。言われて思い出しました。亀井さんの質問主意書は、私は自分できちんと決裁をいたしました。  ただ、できるだけ、もう少し事前に言っておいていただかないと、そういう前後の、時系列的なやりとりなど詳細に記憶して...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほどの答弁については訂正をしたいと思います。
○岡田国務大臣 東郷参考人の質疑の中で、東郷参考人が取りまとめ、そして後任者に引き継ぎをしたとされる資料リストの中で、今回外務省が調査を行い、そして公表した資料と、その間に食い違いがあるということが判明をいたしました。  私どもは、外務省の中では徹底的に調査をした、そういうふう...全文を見る
○岡田国務大臣 チームは、現在、形成中であります。まだスタートしておりません。大体めどはつきつつございます。  それから、資料をたくさん、東郷氏から提供があった文書リストによりますと五十八点であります。そのうち東郷氏みずからも重要と二重丸をつけたというのは十六点、そのうちの十点...全文を見る
○岡田国務大臣 代々引き継いでいく資料として、どこでそごが生じるかということだと思います。そのそごが生じたところがやはり問題だ、その前後どちらかに問題があった、こういうふうに論理的には類推できます。
○岡田国務大臣 外務省としては、外務省がかかわった問題について調査をしたということであります。沖縄返還時の土地の原状回復義務に関する必要な負担をどちらが行うかというのが外務省のかかわった問題であります。  それ以外の問題、沖縄返還にかかわるさまざまな負担の問題、これはむしろ財務...全文を見る
○岡田国務大臣 トーンは変わっておりません。  アメリカ側が述べていることは、九一年、九四年、戦術核は艦船及び航空機に積まないということであります。しかし、それは必ずしも永遠に積まないと言っているわけではなくて、将来の可能性まで否定はしていないんです。政策が変わることはあるとい...全文を見る
○岡田国務大臣 アメリカの核政策が今変わるという見通しは、私はないと思います。  むしろ、核の役割を減じるというのが今のアメリカの大きな政策の方向性でございます。そういうことを念頭に置いて、私は発言をしているわけでございます。  しかし、そのアメリカの政策が変わるということで...全文を見る
○岡田国務大臣 今委員御指摘の点につきましては、米軍関係受刑者に対する取り扱いについて、一九五三年の刑事裁判管轄権に関する事項についての日米合同委員会合意において、我が国の当局が米軍関係者を拘束した場合には、日米両国間の習慣等の相違に適当な考慮を払う旨、定められており、それを踏ま...全文を見る
○岡田国務大臣 これは相手もあることですから、一方的にこちらが言うのは適切ではないというふうに基本的には思います。  ただ、先ほどの文書が、最初、日米合同委員会の合意というのは一九五三年十月であります。私が生まれたころ、そういう時期に、日米両国間の言語及び習慣の相違に適当な考慮...全文を見る
○岡田国務大臣 よく話し合いたいというふうに思います。そして、国民に対してもきちんと説明できる範囲にとどめる、そのために努力したいと思います。
03月26日第174回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘のように、拉致問題については、二〇〇八年八月の日朝間の合意に従い、北朝鮮による調査のやり直しが早期に開始され、生存者の帰国につながる成果が早期に得られるよう、引き続き北朝鮮側に強く求めているところでございます。  この二〇〇八年八月、これはも...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) いろいろな考え方があると思います。ブルーリボン、ほかにも様々なリボンがございます。  ただ私は、私の信念として、議員バッジも含めて、そういったものは最低限しか付けないというふうにしております。ですから、議員バッジも国会に入るときと議員会館に入るときだけ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 二〇〇二年の小泉訪朝に伴う日朝平壌宣言、確かにあの時点で、私はたしか政調会長をしていたかと記憶をいたしますが、民主党としては拉致問題について十分触れていないということをもって批判をいたしました。  しかし、今の時点で考えれば、そういう不満は残るものの、...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 福田政権のときに、調査をやり直すということを北朝鮮側は認めたわけであります。その後、この調査は進んでおりません。福田政権から麻生政権に替わったことがその原因なのかどうかということは、これは推測しかありませんので、私は断定することはいたしませんが。そして、...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 確かに、我々のその文書の中には三番目の点は書いてありませんが、基本的考え方は変わっておりません。
○国務大臣(岡田克也君) どうしてあのときにああいう結果になったのかというのは、これは我々、北朝鮮側がどう考えたのか、金正日氏がどう考えたのかというのは、これは憶測でしか物が言えませんので、余り憶測で物を言うべきでないというふうに思います。当時の国際情勢あるいは北朝鮮の国内情勢も...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員おっしゃることは非常に大事なことだというふうに思います。  ブッシュ政権の末期にやっぱり日米のベクトルは合ってなかったというふうに思います、テロ支援国家の解除が突然なされたり。今幸いにして、この北朝鮮の問題に対して日本とアメリカと韓国、この三か国の...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今、中井大臣が言われたことと同じであります。今の段階で制裁を緩めるという選択肢は、私はないと思っております。
○国務大臣(岡田克也君) 安保理決議を受けての諸外国の対応の詳細については、それぞれの機会をとらえて、関係国や国連との間で意見交換、情報収集を行っております。貨物検査に関しては各国とも現行法で対応し、また、新規立法の要否や対処すべき官庁との分担を含めた検討作業を行っているものと承...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) どこまでお話しするかということですが、例えば米国及び韓国における船舶検査の国内法制について申し上げると、以下のとおりであります。  米国の沿岸警備隊は公海上も含め警察権の行使が可能である一方、海軍は法執行活動に携わる例もあります。韓国については、韓国海...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 具体的に事例として挙がっているかどうかをもって、効果があったかなかったかということを判断することは必ずしも適当でないというふうに思います。そういう可能性があるということをもっても、北朝鮮側にかなりの、そのことが自制を強いることになるということも考えられる...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私も、法案を早く国会で御審議いただき、そして一刻も早く成立をさせたいというふうに思っております。さきの国会においても、是非審議していただきたいということを申し上げたところでございます。所管が異なりますので、私の立場からなかなか言いにくいところはありますが...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、六者会合そのものの再開について何か具体的な話があるわけではございません。そして、メディアはいろいろ報じますが、必ずしも正しくない報道もございます。具体的な、詳細な各国との間のやり取りというものは明らかにできないことは御容赦いただきたいと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) そのことに関しては、ここで中身についてお話をすること、あるいは予備的会合が、そういう議論があるのかどうかということについてもここで明らかにすることは控えたいと思います。
○国務大臣(岡田克也君) 明確に方針が決まった場合にはもちろんお話をさせていただきたいと思いますし、説明もしたいと思いますが、物事が決まるまでの間いろんなことがあります。特に、北朝鮮を相手にしているときには様々なことがあり、そしてそれがうまくいかなかったり、相当忍耐力を要する交渉...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 先ほど答弁申し上げましたように、予備的会合そのものが今議論になっているかどうかということも含めて、内容について触れることは差し控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(岡田克也君) 外務省としては、ただいまの決議の御趣旨を踏まえつつ、生存者の方々の一刻も早い帰国につながるような成果が早期に得られるよう、引き続き北朝鮮側に強く求めていくことを含め、今後とも全力で取り組んでいく所存です。
04月06日第174回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
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○岡田国務大臣 腹案という言葉が総理から出て、若干いろいろ議論を呼んだかもしれませんが、内閣としては、平野官房長官のもとで、普天間の移設先についてさまざま議論を行ってまいりました。そのことを受けて、関係閣僚が集まって議論を行ったところであります。  内容については、具体的なこと...全文を見る
○岡田国務大臣 私は、確かに、ルース大使を通じて米国側に現状の説明を行ったところであります。  ただ、具体的にきちんと一つに固まったものがあるわけではなくて、さまざまな考え方、現在の状況についてアメリカに説明した。アメリカ側とそれから地元側と同時並行的に説明をしながら、意見交換...全文を見る
○岡田国務大臣 私は、三月二十九日に、基本的にはG8外相会合がカナダで行われますので、それに参加をするためにオタワを訪問したわけですが、それに先立って、ワシントンでゲーツ国防長官と、そしてオタワでクリントン国務長官と会談をそれぞれいたしました。  会談の中身について詳細を語るこ...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほど申し上げましたように、ルース駐日米国大使を通じて現在の考え方、現状について説明をしているということでございます。  それから、先ほどの現行合意案については、我々、ゼロベースで検討してきておりますので、これがだめだ、これができないなどということは言うつもりは...全文を見る
○岡田国務大臣 政府として、現在どういう案を考えているかということは申し上げておりませんので、仮定の議論にはお答えしかねます。
○岡田国務大臣 まず、今委員のお話の中で、外野がハワイ、内野がグアムということになると、沖縄なり在日基地は何になるのかちょっと、どういうふうに言われたのか非常に関心のあるところであります。  いずれにしても、今、具体的にどこということを申し上げる立場にはございません。委員の御関...全文を見る
○岡田国務大臣 特定の場所についてはコメントいたしません。徳之島ということを委員は前提にしておられますけれども、政府としてそういったことを申し上げているわけではございませんので、それに対するコメントは控えたいというふうに考えております。  それから、委員、いろいろな御指摘をいた...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほど来何度も申し上げておりますように、具体的などこかを前提にした議論というのは控えさせていただきたいというふうに思います。
○岡田国務大臣 何度も申し上げますけれども、ホワイトビーチという話が出ましたけれども、具体的な地点についてのコメントは差し控えたいというふうに考えております。
○岡田国務大臣 何度も申し上げておりますように、五月末までに政府としての案を決定するということでございます。
○岡田国務大臣 政府としては、五月末までに政府としての案を決定するということは既に申し上げているとおりでございます。基本的にゼロベースで議論しておりますので、現行案について、今我々が考えているものより、より困難性があるということは私申し上げておりますが、それ以上でもそれ以下でもな...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、けさ七時半ごろだったでしょうか、クリントン長官と電話で話をいたしまして、クリントン長官からは、アメリカでいうあすというか、日本時間でいうと恐らくあすの未明ということになると思いますが、NPRを発表したい、こういうお話でございました。中身についても一定の説明を...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、今の御質問にお答えする前に、アメリカのNPRの内容について、委員は断定的におっしゃいましたが、アメリカはまだ発表しておりませんので、委員のおっしゃったことも一定の報道に基づくものだと思いますが、それが正しいかどうかは発表を待たなければならないということは申し...全文を見る
○岡田国務大臣 委員の今の御指摘は、要するに、一時的寄港やあるいは領海通過について、これは非核三原則の適用をしない、つまり持ち込みに当たらないというふうにすべきだ、そういうお考えを言っておられるのだと思います。  私は、今の鳩山政権において、現在までの非核三原則を変える、そうい...全文を見る
○岡田国務大臣 実は私も、今回、ゲーツ長官を訪問した後、長官は入っておられなかったのですが、さまざまな議論を国防省の皆さんとしてまいりました。その中で、核の問題も相当議論をさせていただきました。  今まで余り核の問題について日本政府は深い議論をしてこなかったんじゃないかというふ...全文を見る
○岡田国務大臣 今官房副長官が述べられたのは、現状認識について述べられたというふうに思います。その上で、官房長官のもとでゼロベースで今議論しているところでございます。  沖縄に今ある海兵隊の抑止力というものを維持するという前提でありますが、それが沖縄でなければならないのか、ある...全文を見る
○岡田国務大臣 我々、現行案ありきということでは議論しておりません。しかし、現行案を排除するということでも議論しておりません。そこはまさしくゼロベースで、どういった案が最も米軍の抑止力を減ずることなく沖縄の負担を軽減できるか、そういう視点でゼロベースで議論を行ったところであります...全文を見る
○岡田国務大臣 ゼロベースはゼロベースでございます。したがって、あらゆる前提を排除しておりますので、現行案も当然含まれております。
○岡田国務大臣 私の記者会見などにおける従来の答弁は全く変わっておりません。  ですから、より困難さが大きいということを相対的な問題として申し上げた。我々が今考えている案と比べ、現行案というのはより困難性が大きいということであって、できないとかそういう話ではもちろんございません...全文を見る
○岡田国務大臣 必ずしもそうではございません。私が申し上げたのは、ルース大使を通じて我々の現状について説明をしたということであって、クリントン長官やゲーツ長官に対して私の口から、その現状について、あるいは案について何か説明をしたということはございません。
○岡田国務大臣 ルース大使に現状について説明をしたということで、ゲーツ長官に、ルース大使からあるいはお聞きになっているかもしれないがということは申し上げましたが、中身については触れておりません。
○岡田国務大臣 いろいろな御意見があると思います。今の日米合意案でも、空中給油機などは岩国にということになっていて、そういう意味で、機能の一部移転ということは織り込まれているわけであります。  これから具体的な案を煮詰めていく段階で、現在の米軍の果たしている抑止力というものを減...全文を見る
○岡田国務大臣 今おっしゃった三つのことを達成するために、それはどこかをまず完全に固めた上で他の問題にということではなくて、同時並行的にやっていかなくちゃいけない、こういうことだと思っております。
○岡田国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、実現可能性ということで考えていったときに、我々が今さまざま考えておりますものの方が現行案よりもより困難性が少ない、これは相対的な比較の問題ですが、そういうふうに考えているからこそ、そういった案を今検討しているところでございます。 ...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、現在の日米合意案が九割方できていたというのは、私は認識が異なります。さまざまな困難を抱えての合意案、そして沖縄県側が日米合意案で一〇〇%了解していたかというと、必ずしもそうではなかったということも明らかになっているわけであります。  そして、委員の御質問に...全文を見る
○岡田国務大臣 私が従来記者会見などで述べておりますように、これは関係五閣僚が集まって議論している、その案について、総理が腹案という表現を使われたというふうに考えております。
○岡田国務大臣 政府の中のことですから、最終的には政府としてきちんと一つにまとまらなきゃいけない、五月末までに政府の案を出すということですから。そのプロセスのことについては政府にお任せをいただきたい、そういうふうに思っております。
○岡田国務大臣 複数案とか一つの案とかいろいろな数が出てまいりますが、一定の幅を持ったもので交渉していくというふうに御理解いただければいいと思います。
○岡田国務大臣 議論の中身を具体的に申し上げるということは避けたいと思いますが、ただ、この話、もともとは、普天間が非常に危険な状況にある現在、危険性を除去するために移転先を考えるというところが議論のスタートでございます。
○岡田国務大臣 中身を今お話しすることは私は避けたいというふうに思います。ただ、議論のスタートが先ほど申し上げたようなことでありますから、そのことは踏まえて議論しているということを申し上げておきたいと思います。
○岡田国務大臣 ですから、議論の中身について今申し上げることは避けたいということでございます。しかし、ゼロベースというときに、今のままということは、それまで含んだゼロベースということではもちろんございません。
○岡田国務大臣 今、宜野湾市の市長の伊波さんのお話を引用されました。  ただ、委員もよくおわかりになって言っておられると思いますが、伊波市長が言っておられるのは日米合意案はだめだということですから、キャンプ・シュワブ沖の移転というのは伊波市長は反対しておられて、グアムへの全面移...全文を見る
○岡田国務大臣 私としては、総理の参議院予算委員会における答弁というものをベースにして議論させていただいております。  ただ、思いとして、普天間の危険性を除去する、そのために移転するということは、我々、そういう思いで、今一生懸命かわり得るところを議論しているということであります...全文を見る
○岡田国務大臣 私は訪米前から記者会見などで明確に述べているんですが、今回、国防長官、国務長官それからジョーンズ補佐官、ジョーンズ補佐官とは、彼がアフガニスタンに大統領と同行されたということで、電話での一時間ほどの会談になったんですけれども、いずれにしても、これは普天間の問題で行...全文を見る
○岡田国務大臣 会談の具体的内容について触れることは避けたいと思いますが、ただ、今委員おっしゃったことはアメリカ側の発言にあることでもありますので、それについてあえてお答えをいたしますと、もちろん、米軍の現在果たしている抑止力、そういうものを減ずるものであってはならない、それは議...全文を見る
○岡田国務大臣 米国政府との意見のやりとりといいますか、それは基本的にルース大使を通じて行っております。それについては、まだ議論がスタートしたところでありまして、その状態でゲーツ長官が何らかの判断を示したというふうには全く受けとめておりませんし、そういうことではございません。
○岡田国務大臣 前回申し上げたのは、私の考え方であります。しかし、そのことについてよく政府の中で議論していきたいというふうに思います。  その上で、あえて敷衍すれば、一部にありますように、必要だからその使用を拡大すべきだという考え方には私は立ちません。きちんと、論理的に、今の憲...全文を見る
○岡田国務大臣 今委員御指摘のことについて、私は必ずしもそういうふうには認識しておりませんけれども、ただ、これから、さまざま地位協定についても議論がスタートしていくと思います。その際に、過去の経緯について検証するということについては、それは必要なことだと思っております。
○岡田国務大臣 難しいというと、何かできないような印象を与えておりますが、私が申し上げたのは、今我々が考えている案と比べると現行案はより困難さが増しているという相対的な問題として申し上げたということで、記者会見でも明らかにしておりますが、アメリカのゲーツ長官と会って何か新しいこと...全文を見る
○岡田国務大臣 国際緊急援助隊の所管は外務省であり、外務大臣が、全体を考えて、必要に応じて自衛隊に対しても依頼をする、こういうことになっております。
○岡田国務大臣 委員も御存じのように、当時の日本国政府は、米国を初めとする国々によるイラクに対する武力行使を支持し、自衛隊を派遣したわけでございます。  当時、私は民主党のたしか幹事長をやっておりまして、小泉総理が支持表明された、つまり、米国による攻撃が始まったその日の本会議に...全文を見る
○岡田国務大臣 委員御指摘の鳥島、久米島の射爆撃場及びホテル・ホテル訓練区域の返還などについては、私も知事からたびたび要請をされているところでございます。  いろいろ難しい問題もあるというふうに思いますけれども、沖縄県の基本的に最も重視する実現事項の一つであるというふうに理解し...全文を見る
○岡田国務大臣 委員御指摘のように、三月二十四日から三十日にかけて、写真展「私のオキナワ」が開催をされました。  この写真展の予算は、業者委託経費及び審査員等への謝礼金を合計して、百三万四百三十九円でございます。  こういった催し物につきましては、私は、在沖縄米軍関係者が、沖...全文を見る
○岡田国務大臣 今、我が国を取り巻く環境、安全保障環境、北朝鮮の情勢あるいはアジア太平洋地域をめぐるその不安定、不確実な状況、こういった状況が、近い将来、大幅に改善されるという見込みはございません。  そういう中で、我が国の自衛力のみでは自国の安全が侵されるようなあらゆる事態に...全文を見る
○岡田国務大臣 これは、海兵隊だけで物事を考えるわけではなくて、在日米軍全体、空軍、海軍を含めて考えるべき問題で、海兵隊だけを切り出して論ずる話ではないというふうに思います。  それから、それは事態の状況に応じて、現在沖縄にある海兵隊だけではなくて、グアムやハワイからも必要に応...全文を見る
○岡田国務大臣 さまざまな役割が求められていると思います。例えば、朝鮮半島においても、邦人の救出とか、あるいはもちろん米国人もあるとは思いますけれども、そういった救出に当たるということもあり得ると思いますし、それから、朝鮮半島以外でも、災害時の救出ということもありますし、それから...全文を見る
○岡田国務大臣 今委員は沖縄の海兵隊ということで議論されているわけですけれども、私は、従来から申し上げておりますように、これはゼロベースでということでありますので、必ずしも沖縄ということを大前提にして議論するということになりますとこれはゼロベースではなくなりますので、日本に海兵隊...全文を見る
○岡田国務大臣 まだ具体的に、先般、ルース大使に対して現在の日本の検討状況を説明したという段階でございます。
04月06日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○国務大臣(岡田克也君) ただいま議題となりました社会保障に関する日本国政府とアイルランド政府との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、平成二十一年三月に、アイルランド政府との間でこの協定の交渉を開始しました。鋭意交渉を行っ...全文を見る
04月07日第174回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○岡田国務大臣 今回のNPR、いろいろなことを語っておりますが、一つの大きな特徴は、核の役割の低減ということであります。そして、その中で具体的に、消極的安全保証、核を持っていない国に対する核使用は行わないということを明確に述べたということだと思います。  そして、核の目的という...全文を見る
○岡田国務大臣 密約の調査をほぼ半年かけて終えたわけですが、それに伴って二つの問題が出てまいりました。  一つは、従来の文書保存が必ずしも十分になされておらず、かつ情報公開も十分でないということであります。そのことにつきましては、省内に私を本部長とします検討組織をつくり、三十年...全文を見る
○岡田国務大臣 二つの報告書、特に有識者による報告書は、百ページちょっとのボリュームがあるものですが、読んでいて戦後史という意味でも非常に興味深い中身を含むものでございます。したがって、海外からもそれについてアクセスしたいという声があるのはよく理解できるところであります。  そ...全文を見る
○岡田国務大臣 これは条約でありますから、最終的に、決定するということになれば、国際司法裁判所で決定するということになると思います。
○岡田国務大臣 人権外交ということでいいますと、先ほど委員御指摘のODAなどの外交手段と、それから、人権を実現するための、ある国において人権の侵害がある可能性があるときに、そういう外交手段を使って何らかの働きかけを行っていくという問題もございます。  今、具体的に問題になってい...全文を見る
○岡田国務大臣 率直に申し上げて、かなり間違った報道であるというふうに申し上げなければなりません。  まず、案の中身は、そもそも説明しておりません。現行案ももちろん説明しておりませんが、現在、政府あるいは五閣僚の中で検討しておりますそういった中身についても説明はしていないという...全文を見る
○岡田国務大臣 困難があるということは申し上げました。  困難があるということは、インポシブルと言っているわけではありません、難しさがあると。当然のことであります、難しくなければできるわけですから。当然のことを言っただけでございます。
○岡田国務大臣 アメリカ側がどういうふうに述べたかということは、これはルールとして言わないことになっております。ただ、アメリカ側の公表された資料にはその趣旨のことが書かれておりますので、御説明申し上げたいと思います。  アメリカ側が言ったのは、合意を必要とするとか、そんなことは...全文を見る
○岡田国務大臣 地元の理解が得られていることが必要である、そういう趣旨のことを言われたと記憶しております。
○岡田国務大臣 了解とか合意とか、いろいろな表現を委員もお使いになりますが、基本的に、法的に言えば、先ほど言いました公有水面の埋め立てということについては知事の権限であります。
○岡田国務大臣 何度も言いますが、合意ということを必ずしもアメリカ側は言っているわけではありませんし、私も、もちろん県議会で決議をしたということは非常に重いということは十分認識をしておりますけれども、法的な合意なのかどうかという、そこの用語は厳密に考えた方がいいというふうに思いま...全文を見る
○岡田国務大臣 沖縄の中にもいろいろなお考えがあるというふうに思います。ただ、そういった声が高まっているということは事実の問題として、私はそう認識をしております。  そういう中でこの問題をどう解決していくかということ。先ほど言いましたように、移転先がないということになれば現状が...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、今回の密約調査について、基本的な性格というものを御理解いただきたいと思います。外務省は、事実をきちんと出すということで外務省の報告書をつくりました。そして、その事実に基づいて、一部推論も加え、どう考えるべきかということを六人の有識者が議論した結果まとまったの...全文を見る
○岡田国務大臣 委員御指摘のように、日本人として四名、そのうち一名はもう既に執行されたということでありますが、日本人が死刑判決を受け、あるいは執行されるということは非常に残念なことであるというふうに思います。  ただ、それぞれの国に法律があり、司法制度があり、それにのっとって行...全文を見る
○岡田国務大臣 もちろん、この件で日本政府として何もしてこなかったわけではなくて、四名の執行ということが伝えられた直後、私が程永華駐日中国大使を呼んで、そして日本国民としての懸念ということを表明したところでございます。  それから、この四名の受刑者に対して領事面会の実施というこ...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、事実関係については、赤野受刑者は、起訴事実を認めた上で情状酌量を求めた。武田受刑者も、起訴事実を認めた上で情状酌量を求めた。鵜飼受刑者も、携帯した物品が禁制品であることは知っていたが、他人から犯罪に加わるよう指示を受けただけだと。つまり、役割としては、主たる...全文を見る
○岡田国務大臣 私が懸念を伝えましたのは、裁判の中身とか量刑について懸念を伝えたのではなくて、それはそれぞれの国が決定することでありますので、そういうことは申し上げた上で、しかし、これだけ、四名という死刑判決があり、その執行がなされるということになりますと、日本人として違和感を持...全文を見る
○岡田国務大臣 ですから、裁判の中身に関与することはできませんので、そういう意味で、日本政府としてぎりぎりのところという意味で関心ということであって、そして、それが執行されるということになると、国民感情の問題が出てまいりますので、懸念ということを申し上げたということであります。
○岡田国務大臣 まず、私から何を言ったかということを正確に申し上げた方がいいかと思いますが、私が申し上げたのは、三月二十九日に赤野受刑者、四月一日には武田受刑者、鵜飼受刑者、森受刑者の三名に対する死刑執行の事前通報がなされたと承知しており、四名の相次ぐ死刑執行の決定を重く受けとめ...全文を見る
○岡田国務大臣 中国側は、その私の発言について、それをそのまま本国に伝えたいということでございました。
○岡田国務大臣 これはなかなか難しい問題だと思います。  犯罪を犯した中国人に対して死刑判決ということは、日本はたしか判決が出たということもあると思います。そのときに中国政府が何らかの意見を述べたとしたら、国内的に、日本国内でどういう反応があったかということは一定の想像ができる...全文を見る
○岡田国務大臣 今いろいろ御議論いただきましたが、私から国民の皆さんに申し上げたいことは、麻薬の取引というのは、これはやはり大きな犯罪であるということと、そして、そのことに関して最高、死刑をもって規定している国というのは、中国だけではなくて、アジアにはたくさんございます。そのこと...全文を見る
○岡田国務大臣 私は、その考え方は変わっていないということを申し上げました。
○岡田国務大臣 地元の理解を得て、日米で合意する案を五月末までに政府案としてまとめるということであります。
○岡田国務大臣 事柄の性格上、相手がどう言われたかということは言えませんが、私から申し上げたことは、ホスト・ネーション・サポート、これの見直しの時期でありますので、その作業を急がなければならないということを申し上げました。  そして、日本の財政は大変厳しい状況にある、しかし、そ...全文を見る
○岡田国務大臣 今回の会談では出ておりません。  ただ、地位協定についてしっかりと議論をするということは実は我々が政権をつくるときの三党合意の中にも書いてありまして、ただ、一遍にあれもこれもというわけになかなかいきませんので、順序をつけて検討していかなければいけない。そして、地...全文を見る
○岡田国務大臣 北朝鮮の問題は、クリントン長官というよりも、G8外相会合の中で私が中心になって、私のリードで議論をいたしましたので、そこで集中的に、北朝鮮の現状について、あるいは、制裁といいますか、六カ国協議というのは無条件で開始しなければならないということとか、現在の制裁をしっ...全文を見る
○岡田国務大臣 拉致問題についても、G8外相会談の中で私から発言をいたしまして、成果物の中にも、文書としても残っております。
○岡田国務大臣 閣僚間で役割分担をいたしまして、私は対米交渉ということで、沖縄に対しては、あるいは移転先に対しては私は全く関与しておりませんので、若干申し上げにくいところはありますが、いろいろな報道というのは相当先走りしているということは間違いないというふうに思います。  その...全文を見る
○岡田国務大臣 そういったことについては十分に考えていかなければいけない問題だというふうに思います。  もともとは琉球王国という独立した存在であり、それがやがて日本の支配下に入って、そして太平洋戦争における激戦地、多くの、十五万を超える県民が命を落としたということでありますので...全文を見る
○岡田国務大臣 恐らく、ロードマップ、特に普天間の移転の問題について日米間で何らかの合意に達するというときには、このグアム協定の扱いも同時に議論がなされるということになると思います。したがって、グアム協定を現状のままでいくのか、あるいは変えるのかということも同時セットの問題、トー...全文を見る
○岡田国務大臣 正確には関係閣僚、つまり総理を含む官房長官、外務大臣、防衛大臣、それから沖縄担当大臣、この五閣僚、総理を含む五閣僚の間では共通した認識のもとで役割分担を行っているということであります。
○岡田国務大臣 共通の認識に立っているというふうに理解をしております。
○岡田国務大臣 今、我々が考えている案の中身について、私がお話しすることはございません。
○岡田国務大臣 先ほどの答弁に尽きているわけであります。  ただ、一つだけつけ加えるとすると、かちっとしたものが一つあってそれでやっているというよりは、ある程度の幅を持ったもので、これは交渉ですから、日米間もそれからさまざまな地元も。そういった幅のあるものとして我々はやっている...全文を見る
○岡田国務大臣 さまざまなそういった地元の意向というものが、県議会であったりあるいは市議会であったり、あるいは首長の市長や知事の意見として述べられるわけで、そういうものについて、我々、十分に重く受けとめながら、移設先を決定していかなければならないというふうに思います。  ただ、...全文を見る
○岡田国務大臣 そういう仮定の議論を行うことは生産的でないというふうに私は思います。
○岡田国務大臣 無視をするという表現は、私は全く使っておりません。重く受けとめていかなければいけないというふうに申し上げております。
○岡田国務大臣 私は、先ほど申し上げましたように、今我々の考えている案がどういうものかということにはコメントいたしません。したがって、仮定に基づく御質問にはお答えできません。
○岡田国務大臣 ロードマップ上、二〇一四年の返還が目標というふうに書かれていることは承知をしております。
○岡田国務大臣 今まさしく普天間の返還について、その代替地について議論を行っているところであります。現時点でいえば、ロードマップ、そこに書かれたのは、「普天間飛行場代替施設の建設は、二〇一四年までの完成が目標とされる。」こう書かれております。その趣旨は十分に理解をしております。
○岡田国務大臣 ロードマップ上は目標というふうに明確に書かれているわけであります。  それから、前政権で二〇一四年ということを目指してさまざまな作業をしておられたということは承知をしておりますが、しかし、現実にそれが二〇一四年に必ずできるという一〇〇%の確信があったのかどうかと...全文を見る
○岡田国務大臣 ロードマップ上に書かれておりますのは、「普天間飛行場代替施設の建設は、二〇一四年までの完成が目標とされる。」ということでございます。
○岡田国務大臣 なお、ロードマップ上は、「普天間飛行場代替施設への移設は、同施設が完全に運用上の能力を備えた時に実施される。」という表現もあります。  ですから、ロードマップ上の表現というのは、委員が言われているのと必ずしも一致していないというふうに思います。
○岡田国務大臣 先ほど服部委員の質問に対して私、お答えをしたわけですが、ですから、ここもだめ、あそこもだめということを言い続けると、最も議論のスタートであった普天間の移設ということが結局先に延びざるを得なくなるかもしれない、そういうことのないようにやはりお互い努力をしていかなけれ...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほどの私の発言は、与党である服部委員の答弁の中で申し上げたところであります。もちろん、野党の皆さんにも、ぜひ心ある方には御協力いただきたいと思っております。
○岡田国務大臣 私の理解では、そこに発着していないというのは、必ずしも、外部から来た固定翼というものは発着しているのではないかというふうに思っております。
○岡田国務大臣 嘉手納統合案というのは、国民新党が今でも提案されていると承知しております。私自身はゼロベースで検討するという政府の立場でございますので、個別のことに何か申し上げるつもりはございません。  ただ、今の嘉手納の状況というのは、これは固定翼機の話であって、嘉手納で非常...全文を見る
○岡田国務大臣 ですから、いろいろなことを仮定を置いた上での御議論ですから、そういったことについてコメントは控えたいと思います。
○岡田国務大臣 そういう事態は想定しておりません。
○岡田国務大臣 これは認識の問題ではなくて、表現の問題なんですね。
○岡田国務大臣 これは韓国の問題だけではなくて、ロシアの問題もそうなんです。  私は、交渉当事者です。交渉当事者として、一定の余裕を持って交渉する、なるべく不必要な摩擦は招かないようにしたい、そういうふうに心がけて、これは信念としてそうしているところでございます。
○岡田国務大臣 従来の考え方というものを変えるということではなくて、私自身はそういった表現は使わないというふうに御理解いただきたいと思います。
○岡田国務大臣 ですから、先ほどから、これは事実の問題ではなくて表現の問題である、私としてはそういう表現は使わないということを申し上げているわけであります。
○岡田国務大臣 まだ存じ上げておりません。
○岡田国務大臣 先ほど来の委員のお話を聞いていまして、委員も、外務の政務官、副大臣を御経験になった方だと思うんです。やはり領土問題というのは、これは論理の問題だけではなくて、感情が絡む問題であります。  ですから、私は私の信念として、委員の言われる表現は、これは韓国だけではなく...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、正確に私の発言を受け取っていただきたいと思いますが、私は今、地元との交渉は担当していないということを申し上げただけであって、具体的にどういう案をどういうプランでいくかということについては、これは関係大臣の間で協議をしながら進めていくことであって、私が関与して...全文を見る
○岡田国務大臣 そういった交渉の内容について、私からお話しすることはございません。
○岡田国務大臣 対米交渉の内容について、私からお話しすることはございません。
○岡田国務大臣 それは、常識で御判断いただければ、例えば私がルース大使に会ったということはもう事実として報道されておりますし、何もやっていないということはあり得ないということは当然おわかりだと思います。
○岡田国務大臣 先ほども答弁したところでありますが、委員も十分御承知の上で言っておられると思いますが、多くのことをアメリカと交渉していくということではなくて、やはりきちんと一つ一つやっていかなければいけないという部分はあると思います。  この普天間の移転の問題一つとっても、これ...全文を見る
○岡田国務大臣 ですから、今沖縄の負担軽減のために普天間の移設の問題について取り組んでいるわけでございます。そして、マニフェストでお約束した、三党で合意した三党合意もあります、そういったものについてはこの四年間の中でやっていくということであります。  具体的にどこでどういうふう...全文を見る
○岡田国務大臣 改定、その具体的な中身について明らかにするということであります。そして、当然、その三党合意の中にある表現だと思いますが、それは、その明らかにしたことについて日米間で交渉して実現を図っていくということも含まれるものでございます。
○岡田国務大臣 それをすべてその四年間のマニフェストの期間中にやるのか、それとも、これまた順番をつけて、お互いが合意を得やすいところから交渉に入っていくのか、それもまさしくやり方の問題でありますので、今具体的に決めているわけではありませんし、ある意味ではそれは政府の中で決めるべき...全文を見る
○岡田国務大臣 私、最近、日本と琉球をめぐる交流を書いた本を読みまして、改めて、非常に長い歴史のあるものだ、例えば山口と沖縄との交流とか、必ずしも鹿児島を通したものだけではない、そういうものがあった、そういう時代もあったということも知りました。  いずれにしても、そういう時代を...全文を見る
○岡田国務大臣 そこについて認識の相違があったということであります。
○岡田国務大臣 ですから、共通の理解を文書にしたものということでありますが、その理解ということについて日本政府と米国政府の間に認識の差があったということであります。
○岡田国務大臣 結局、その持ち込みということに関して、一時的寄港の扱い、そこについて日米両国政府で認識の違いがあったということであります。
○岡田国務大臣 ですから、この文書を、日本国政府はその一時的寄港というものも持ち込みに含まれるという前提で考えており、アメリカ政府としては、そうではない、一時的寄港というのはその持ち込みには当たらない、そういう理解で考えていた、そういう認識の相違があったということであります。
○岡田国務大臣 ですから、共通の理解のための文書でありますが、そこにおいて認識のずれがあったということを申し上げているわけです。
○岡田国務大臣 委員は、ですから、そういった米国側の資料、公電といいますか、それを根拠にしてそういう議論を展開しておられるわけです。ただ、そういった米国側の資料だけを根拠にして立論するということが果たして妥当なのかどうかということも問われなければいけない。外交ということを考えたと...全文を見る
○岡田国務大臣 お互い認識が違うということですから、それを示した途端に、それは認識が違うということをお互い了解していたということになるわけですから、それは、ないものを証明しろと言われているに等しいというふうに思います。  私は、この問題は、六〇年当時にそういう密約があったかなか...全文を見る
○岡田国務大臣 いろいろなことをおっしゃいましたので、どれだけ答えるべきかというのは迷いますけれども。  ですから、よくお調べになっているとは思いますが、最初の、安保改定期、つまり五十年前ですね、そのときにどういうことだったのかということは、これからもいろいろな議論が出てくるの...全文を見る
○岡田国務大臣 我々は、一時的寄港ということについて、それは持ち込みに当たるということを明確に申し上げているわけであります。  そして、それに加えて、仮に緊急事態ということで、その持ち込みを認めなければ日本国国民の安全ということが確保できないという事態になれば、それは、そういう...全文を見る
○岡田国務大臣 ただいま議題となりました所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国政府とシンガポール共和国政府との間の協定を改正する議定書の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、平成二十一年十一月に、シンガポー...全文を見る
04月08日第174回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○岡田国務大臣 外務大臣の岡田克也です。  沖縄及び北方問題に関する特別委員会の開催に当たり、謹んで所信を申し述べます。  まず、沖縄に関する事項について述べます。  日米同盟は我が国外交の基軸であり、特に、日米安保体制はその中核をなしています。アジア太平洋地域には依然とし...全文を見る
04月08日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○国務大臣(岡田克也君) 米国側が首脳会談を行う国というのを発表したというふうに承知をしておりますが、日米というのはその中には入っておりません。
○国務大臣(岡田克也君) 議論の前提がかなり違うなというふうに思いました。もちろん、日米首脳会談というのは機会があれば行った方がいいと、一般論としてはそういうふうに思っております。  しかし、今年、年内にもそういう機会は何度か考えられますので、今回、アメリカの方で優先順位を付け...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、普天間の問題について、総理の決意、国会において示されたわけでありますが、それは当然総理はそういうふうに考えておられるということであります。  しかし、物事はタイミングがあります。まだそのタイミングではない。まず、実際のその可能性、可能性というのは...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、何らかのそういう両首脳が会う機会をつくるべきだという委員の御指摘、大変有り難いことだというふうに思います。そういう方向に向けて努力したいというふうに考えております。  メディアはいろいろ書きますが、私は余り自虐的と言うと言い過ぎかもしれませんが、...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ボールが日本側にあるというのはそのとおりであります。ただ、日本側というのは、日本政府と言うべきだと思います。  したがって、地元との調整、それからアメリカとの調整というこの両面あるわけですが、それはある意味同時並行的にやらなきゃいけない部分もあると。こ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 協議はまだ終わってはおりません。それは、これから案をまとめていく過程の中で当然、連立与党でありますから、社民党、国民新党と一定の協議ということは必要になりますが、まだその段階ではないというふうに考えております。いつ協議をするかということは、これは政府の中...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 政府案の定義ですけれども、政府案と言うためには、やはり政府としての正式な案ということで、そこには至っていないと思います。ただ、五閣僚間で、五閣僚というのは総理、そして防衛大臣、外務大臣、それから沖縄担当大臣、官房長官。五閣僚間で共通の認識はあると、しかし...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 法的に定義をすれば、政府案というのは閣議決定したものというふうに考えるべきだと思います。そういう意味では政府案というのは今はない、あるのは関係閣僚間で認識を共有した案、考え方ということだと思います。総理はそのことを腹案というふうに表現されたのだというふう...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 我が国がこれまで締結した社会保障協定は、我が国の年金制度が保険料方式であるということを前提に締結しているところでございます。  委員御指摘のように、民主党のマニフェストにおいて税方式の導入ということを述べているところでございます。ただ、新しい民主党の年...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 民主党の新たな年金制度をどう制度設計するかということはこれから議論していくということですので、税方式という言われ方もしますが、その税方式ということも様々なバラエティーがあるわけで、純粋の税方式と言うべきなのかどうかということもあると思います。そういったこ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) こういう年金制度を新たに組み立てるときには、私はそれは超党派で考えなきゃいけない問題だというふうに思うんですね。与党だけではなくて与野党でなるべく合意してつくっていくということだと思いますので、余り特定の制度というものを念頭に置いて、それに対して準備をす...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 外務大臣としての答弁というのは、特に省の中でこういったことを議論を少なくとも私になってからしておりませんので、ちょっとお答えは控えさせていただきたいと思います。  個人的にと言われれば、本来私の趣味には合わない話でございます。こういった一時的なことで金...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、今政府の中でどういう状況にあるかというのは、先ほど佐藤委員の御質問に対してお答えしたところでありますが、関係閣僚間で共有するそういう考え方ということでございます。その中身については明らかにしておりません。したがって、今の御質問は政府で検討中の案がこ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 国土面積の〇・六%という沖縄県内に、米軍専用施設でいえば全国の七四%が集中をしておりますので、その負担の軽減と危険性の除去、それについて沖縄県民の皆さんが強い思いを持っているということはよく認識をしております。様々な決議が最近相次いでなされているというこ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 普天間基地というものがどうなるかということについては、もちろん我々はその移設ということを念頭に置いているということでございますが、それ以上のことについてはここでお答えは控えたいというふうに思います。  ただ、一般論として申し上げますと、有事ということ、...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私が就任いたしましてから、クリントン長官とはたしか五回、ゲーツ長官とは二回会談をしております。私は一貫して、何か強圧的であるというように感じたことはございません。お互いしっかりと議論ができているというふうに感じております。  そういう中で、今回でありま...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今御指摘の米国の飛行場計画の基準というものがどのようなものを念頭に置いておられるのか必ずしも定かではないわけでありますけれども、米側によれば、米国内の軍用飛行場については、騒音、安全などの観点から、飛行場周辺の自治体に対してAICUZと呼ばれる土地利用の...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、先ほどの話について繰り返しになりますが、AICUZというのはこれは自治体に対してのガイドラインでありまして、最終的にそれに沿った土地利用を行うかどうかは自治体が判断するというふうに理解をしております。もちろんその自治体というのは、アメリカの国内の自...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員の御質問がアメリカの飛行場計画の基準についての御質問でありましたので、私はお答えをしたわけでございます。  もちろん、今の普天間の現状というのが大変危険な状況にあるという、そのことは十分認識をしているところでございます。そして、それは基本的にそうい...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘の、有事において適用される一九四九年のジュネーブ諸条約を補完、拡充するために作成された同諸条約第一追加議定書は、国際的な武力紛争の犠牲者を一層保護することを目的とするものでありまして、傷病者、捕虜、文民等の保護並びに戦闘の方法及び手段の規制など...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、六日に発表されたNPRの中で、本当に人類に希望を与えるような、そういう一歩を踏み出した内容のものであったということは本当に喜ばしいことであったと思います。消極的安全保証について強調するとともに、唯一の目的ということに関しても今後の検討課題ということ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今、旧民主党というお話されましたが、旧民主党のときにそういう議論があったということは承知をしておりますけれども、果たして旧民主党の党としての見解であったのかどうかというのは私は余り記憶をしておりません。ただ、我々が民主党に合流したときに、この点は、私は政...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、今委員言われましたが、普天間飛行場代替施設の建設、二〇一四年というのは目標であります。目標であるということをまず申し上げておきたいと思います。  それから、ロードマップというのは、我々それを念頭に置いて作業をしておりますが、普天間移設ということに...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) それは、前も後も含めて、我々はこの目標ということを尊重したいというふうに考えますが、それはかなり中身が変わるわけですから、そのことについて断定的には言えないということを申し上げているわけです。
○国務大臣(岡田克也君) ですから、私は日米交渉に携わっているわけでありますが、現在の抑止力を減ずることがないという前提で日米で協議を行うという、これは当然であります。  それから、今お話を聞いておりまして一つちょっと見逃せないなと思いましたのは、オスプレーについて予定されると...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 来週ワシントンで開催される核セキュリティーサミットにおきましては、核のセキュリティー、つまり核テロ対策中心に議論が行われる予定でございます。我が国の貢献策については現在詰めの作業を行っておりますけれども、原子力先進国としてしかるべき貢献を行いたいというふ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘のように、この四月は日本が国連安保理の議長国を務めることになっております。国際社会の平和と安定に関する重要な問題について、議長として積極的に取り組んでいきたいと考えております。  十六日に我が国が重視をしております平和構築の問題を取り上げて、...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これだけのメンバーがこの核セキュリティーサミットに出席をするということが定まったのは最近であります。それぞれ大変多忙な人たちでありますから、核セキュリティーサミットに出席ということで集まっておられるわけで、国連安保理にそのまま引き続き参加をという、そうい...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員の御指摘は、NPT再検討会議を控えてということで御議論されていると思います。  まず、NPT再検討会議について、見通しといいますか、どう考えるかという問題でありますが、御承知のように、前回はまとまらなかったわけです。核の軍縮・不拡散、あるいは平和利...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 消極的安全保証について、それがすんなりとまとまるのであれば、それは一つの考え方だと思います。しかし、物事はそう簡単ではございません。そのことは私自身実感をしておりまして、先般のG8外相会合で消極的安全保証あるいは核の役割を減ずるということについて問題提起...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 個別の話の中身は余り言うべきでないというふうに思います。ただ、クシュネール外相について一言申し上げますと、彼自身は国境なき医師団をつくった創設者の一人でありまして、非常に柔軟な考え方を持った人であるということは申し上げておきたいと思います。しかし、やはり...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ロシアは、核の先制使用についても否定しないという考え方を、ソ連時代には先制不使用ということを言っていた時期もあるかと思いますが、今はむしろ先制使用、あるいは場合によっては核を持っていないそういう国に対しても使用するという、そういうニュアンスのことも最近言...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) その報告書そのものを議論し出すと話が長くなってしまうんですね、どういう経緯でそういうものができたかと、そして中身がどうであるということですから。ですから、そこまで引用はしておりませんが、ただ、私の考え方として、消極的安全保証あるいは委員もおっしゃった唯一...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、核の役割の低減その他についての私の発言でありますが、G8外相会合で核の問題をこれだけ議論したということは今までにないということであります。一時間近くやりましたけれども、これ以上やると、今度の日本の外務大臣はちょっと変わっているんじゃないかと思われか...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この安保理での議論はほぼ一日掛けて行われます。ですから、もう一日いただければ、国会のお許しがいただければそういうことも可能かというふうに思いますが、日曜日中に日本に帰ってこいということでございますので、そういう前提で物事を考えているところでございます。
○国務大臣(岡田克也君) いずれにしても、もう来週の話でありますので、いろんな日程というものは既に決定をしているところでございます。
○国務大臣(岡田克也君) その実数、かなりの基地を減らしているということの中身をやはり見てみないといけないというふうに思います。そのことによって抑止力というものが減ずる結果になっているのかどうかという点、私は中身について現在よく承知をしておりません。  いずれにしても、普天間基...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員に御指摘いただくまでもなく、沖縄に米軍基地、米軍専用基地が非常に集中しているということは事実であります。本来であれば、それは全国民がその負担を分かち合わなければいけない、当然そのことは言えるわけであります。  したがって……
○国務大臣(岡田克也君) したがって、沖縄の負担の軽減ということを念頭に置きながら、普天間基地の移設の問題について政府内で検討を行っているところであります。
○国務大臣(岡田克也君) 先ほど申し上げましたように、普天間基地の移設に当たっては、二つのことを前提に考えている、そのことは繰り返し申し上げているところであります。それは、米軍の抑止力の維持、そして沖縄の負担の軽減、この二つのことを両立する、それが普天間基地の移設に当たっての前提...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この問題、普天間の危険性除去、そのための移設というところから話は始まっているということであります。
○国務大臣(岡田克也君) この議論の前提は、先ほど申し上げたように、普天間の危険性の除去、そのための移転ということであります。同時に、八千人の海兵隊のグアムへの移転、そして基地の集約化という、そういう全体が一つの言わばパッケージになっているということであります。そのことを念頭に置...全文を見る
04月09日第174回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○岡田国務大臣 EPAの問題でありますが、まず、鳩山内閣として、戦略的に各国・地域とのEPA締結ということに取り組んでいるところでございます。  当初はなるべくやりやすいところからということで進んできた感がなきにしもあらずでありますが、やはり、今おっしゃったEU、それから韓国、...全文を見る
○岡田国務大臣 報道の自由はありますからいろいろ報道されるんだと思いますが、そもそも、何度も御説明しておりますように、今、具体的な案ということを外に向かって我々は言っておりません。関係五閣僚で共通の認識に立ったものはありますが、それが何であるかということは言っておりません。言って...全文を見る
○岡田国務大臣 ここに私の名前も登場いたしますので、「二日の首相と平野、岡田両氏ら関係閣僚の協議で「長期的な検討課題」にすぎないと結論づけ、米側にも伝達した。」、全くこういう事実はございません。
○岡田国務大臣 まず、委員御指摘の中で、砂川事件に関する日米間での問題であります。当時の外務大臣と米国側とで意見交換が行われたということについては、もちろん、情報公開法規に基づいて四月二日に開示したわけでありますが、その前に、三月九日に関連の情報を開示しておりまして、その中に既に...全文を見る
○岡田国務大臣 限られた時間の中で、どういう形で二国間会談を行っていくかというのは、一つの判断の問題であります。余り、日米間がないからといって、それがさも大変なことのように考える必要はない、もう少し堂々としていればいいというふうに私は思っております。  現に私は、外務大臣として...全文を見る
○岡田国務大臣 小野寺さんもわかっていて言っておられるんだと思います、外務省で仕事をされたことがあるわけですから、それなりの判断をしておられるんだと思いますが、まず、先ほど言われましたけれども、日米間というのがほかの二国間をやる国と比べて何かグレードが低いかのような言い方をされま...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、今回の米ロ間での合意というのは、戦略核についての上限を下げるということであります。  数を減らすというと、確かに、そのことによって抑止力が失われるんじゃないか、そういう議論というのはあるかと思いますが、しかし、もともと余りにも過大な数を両国が持っていたとい...全文を見る
○岡田国務大臣 その前に、私、先ほど述べましたのは、日ロ間のSTART後継条約、ニューSTARTについてコメントしたところでございます。  NPRについて御質問いただきましたが、まずトマホークの退役、従来、もうトマホークについては既に外されていたということですが、従来ですと、政...全文を見る
○岡田国務大臣 ミサイル防衛については、これはさらに増強していくというのがNPRの中でアメリカが述べていることでありますし、日本については、今、防衛大綱の見直しの議論を行っているところでありますので、このミサイル防衛についてどうするかということは、当然大きな議論のテーマであるとい...全文を見る
○岡田国務大臣 ですから、そういうことも含めて、今、大綱の議論を年末までかけて行っていくということですので、まだ連立間で議論を行うというところまで話は進んでおりませんが、そう時間があるわけではございませんので、しっかり議論していきたいというふうに考えております。
○岡田国務大臣 委員とちょっと認識が私は違うんですが、まず戦術核については、トマホークは退役をいたします。しかし、従来からもう既に取り外されていたわけで、実態としては変わらない。今回退役するということで、より明確にはなりましたが、従来の核の抑止という観点から見て、既に戦術核につい...全文を見る
○岡田国務大臣 読み方はいろいろあると思いますが、もちろん、北朝鮮あるいは中国、ロシアの核の問題というのはありますから、それは我が国としても中国やロシアとも対話をしていかなければいけないし、そして、どういうふうに対応していくかということについて、日米間の話し合いも当然必要でありま...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほど服部委員のときに申し上げましたその記事、今お触れになったところ、それは全く事実に反するということをはっきりと申し上げておきたいと思います。  新聞の報道はいろいろありますが、国会という場ですから、やはりそれは新聞が報じているというだけではなくて、もう少し根...全文を見る
○岡田国務大臣 どういうテーマで会っているかということは申し上げる必要はないと思います。総理とはしょっちゅう顔を合わせて意思疎通を図っているところでございます。  ただ、あの新聞記事は、全くこれは事実に反するということは申し上げておきたいと思います。
○岡田国務大臣 御指摘のように、キルギスで、最近の原油価格上昇による生活困窮などによる国民の不満の高まりの中、四月七日、首都ビシュケクにおいて、野党勢力など反政府デモ隊と治安部隊との間で衝突があり、これまで、七十名以上の犠牲者、それから一千名を超える負傷者が発生をしております。 ...全文を見る
○岡田国務大臣 少し総論的に申し上げたいと思いますが、私も、やはり投資マネー、もちろん、それは資本主義ですから非常に有用な部分もあるんですが、それが余りにも短期的になって、投機的になるということは、さまざまな弊害もあるというふうに思っております。そういうことに対して、もう少し透明...全文を見る
○岡田国務大臣 役所の中の規程は、そういった一定のルールが決まっているわけであります。その規程についても、少し見直した方がいいのではないかというところはございます。現在、検討中です。  ただ、若干誤解があるかもしれませんが、そこで言う文書というのは、いわゆる原義といいますか、元...全文を見る
○岡田国務大臣 それはもちろんそうなんですが、そこで言う廃棄処分というのは、元本の話をしているわけですね。しかし、問題になり得るのは、元本だけではなくて、そのコピーということもあるわけですから、元本の廃棄の問題とコピーの廃棄の問題というのは、混同しないように議論した方がいいという...全文を見る
○岡田国務大臣 率直に申し上げて、論文そのものはまだ読んでおりません。  ただ、日露戦争時に日本の外交がどういうことを行ったのかというのは、私、かねてから非常に関心がございます。明石大佐でしたか、革命勢力勃興するロシアの中でさまざまな役割を果たしたということも含めて、当時、非常...全文を見る
○岡田国務大臣 ですから、関与していないということの意味、解釈の問題であります。  つまり、私が申し上げたことは、どういうところに移転すべきかという議論に参加をしていないということは一言も言っていないわけでありまして、それぞれの地元に行って、私が地元に理解を求めるための活動、そ...全文を見る
○岡田国務大臣 ですから、委員が関与していないのはけしからぬ、そういう意味でおっしゃったから、私は、そういった意味での関与というのはしていないということを申し上げたわけで、中身の話し合いは、もちろん私は入ってやっているわけであります。そういうことすらしていないというニュアンスで委...全文を見る
○岡田国務大臣 私は、言葉を正確に使うということを常に心がけております。
○岡田国務大臣 納税というのは、一つのルールに基づいて、法律に基づいて行われるものでありますが、そのルールはきちっと守られるべきというのは当然のことだと思います。
04月12日第174回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○国務大臣(岡田克也君) 副大臣と手分けしてお答えをさせていただきますが、まず緊急支援隊、これは法律に基づくものでありますので権限は外務大臣であります。そのことは見直しにおいてももちろん変化はございません。  いろんな国の事例があるかとは思いますけれども、結局、権限というのは責...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず最初の要請主義ということでありますが、我が国の国際緊急援助隊の派遣に関する法律は、第一条で、政府又は国際機関の要請に応じ、国際緊急援助隊を派遣するというふうに規定をしております。したがって、我が国の法律上は相手方政府又は国際機関の要請がない状態で派遣...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 藤田委員に大変御配慮いただき、感謝を申し上げたいと思います。  小さな飛行機でサンフランシスコまで行くのが、果たして健康にどっちがいいかというのは議論は分かれるところだとは思いますが、ただ、私も真剣にこれはいかぬなと思ったのは、実はさっきのハイチの地震...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今委員の方から様々御指摘いただきましたが、やはり日豪、日米ということを考えたときに、戦争によって捕虜としてとらわれ、また非常に苦しい状況にあった、そういう方々を日本にお呼びしてということは一つの和解のプロセスだろうというふうに思っております。藤崎大使もこ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私も、心情的には委員のおっしゃることに非常に共通するものを感じるわけですが、今委員御指摘のように、今年は最大十四名ということであります。予算額が千八百五十三万円という予算が計上されております。これは予算措置がされておりますので、初年度としてはこういう形で...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 地元とそして米国政府、これはどちらが先に決まるということではなくて、相互にやり取りしながら決めていくということだと思います。したがって、今米国側にも一定の幅を持って提案を行い、そして説明をしているところであります。  それから、最初の質問は、実務者協議...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ちょっと質問の趣旨がよく理解できなかったのですが、外国人捕虜についての資料が外務省にあるはずだと、そういう御趣旨かと私は承りましたが、ちょっと事実関係を把握しておりませんので、帰って調べたいと思います。
○国務大臣(岡田克也君) これは国内の受入れの問題でありますので、私が答えるのが適切なのかどうかという議論はあるかと思います。むしろ厚生労働省が答えるべき問題だというふうに思っておりますが、聞いておりますところによりますと、雇用情勢が依然厳しい中で、病院や介護施設において日本人職...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) その点については、外務大臣として責任あるお答えはできません。それはむしろ厚労大臣あるいは副大臣にお聞きいただきたいというふうに思っております。
○国務大臣(岡田克也君) 今、この介護士あるいは看護師の外国人の候補者の受入れの問題、私は非常に懸念をしているところでございます。というのは、今回試験に受かった方が出たことは非常に良かったと思いますが、非常に試験に受かるということが難しい、そういう状況にある。  それは、日本語...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私は直接は承知しておりません。
○国務大臣(岡田克也君) インドネシア、フィリピンから介護士あるいは看護師を受け入れるということは国として決定をしたことであります。  決定をしながら、いざ実際に制度を動かしてみるとほとんどの人が合格できないということであれば、それはやはり非常に大きな問題だというふうに思います...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘のように、タイには、そこで働いている方あるいはその家族、それから観光客とたくさんの邦人がございます。したがって、今回の現在のタイのバンコクにおける状況というものを踏まえて、そのことについて政府としてもしっかりと状況を把握しながら、邦人がそれに巻...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この事件は、平成二十年八月、PCI関係者が不正競争防止法違反、つまり外国公務員への贈賄容疑で逮捕、起訴されたものでございます。平成二十一年三月にこのPCIの関係者については有罪が確定をしております。そして、日・ベトナム両国で昨年二月に、これは旧政権時代で...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘のように、今回のNPRにおいて米国は同盟国の安全保障上必要な核戦力を維持するというふうにしておりまして、我が国を含む同盟国の安全保障へのコミットメントを引き続き保証しているところでございます。また、NPRでは、米国及び同盟国などの安全保障を強化...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 何を対象にしているかということをあからさまに言うのは控えるべきだと思いますが、少し一般論で言わせていただくと、我が国を取り巻く安全保障環境の中で北朝鮮の核あるいは中国やロシアの核、そういったものが日本に対する安全保障環境を考えたときに考慮しなければいけな...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今回のNPRの一つの特徴は、今委員御指摘の消極的安全保証、核を持たない国に対しては核を使用しないということを改めてアメリカが強調したことにあるというふうに考えております。  私は、この消極的安全保証をアメリカが宣言したということは、これにとどめるのでは...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 少なくとも私は承知をしておりません。
○国務大臣(岡田克也君) クリントン長官の発言は私は承知をしておりません。  いずれにしましても、承知をしている、承知をしていないにかかわらず、それぞれの日米両国間で一定の守秘義務を伴って意見交換をしたことについて外に出せないことがあるということは、委員も御承知のとおりでありま...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 先ほどのクリントン長官の発言ですが、それがどういう経緯で明らかになったものかということは、私、承知しておりませんので、それに対するコメントは控えたいというふうに思います。
○国務大臣(岡田克也君) 基本的に、爆撃機に戦略核を積むという場合というのは、基本的にそれは核の残存率を高めるといいますか、そういったことで、基本的に、米国内にある航空機が非常に危機的状況になれば、空中に存在することによっていざという攻撃に備えると、こういうものでありますから、そ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 将来についての仮定の議論をすることは慎重でなければならないというふうに思います。ただ、すべてがないということを断言することもできません。  したがって、そういう緊急時におけるそういった事態が生じたとすれば、それは私が従来から申し上げておりますように、そ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 従来、非核三原則は守るということはずっと政府が言い続けてきたことであります。しかし、そこに事実に対するごまかしがあるということは、今回の密約の調査の結果明らかになりました。つまり、一時的な寄港というのは、日本の考え方ではこれは当然持込みに当たるということ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) イランの核の問題、つまりイランが核武装を目指しているのではないかということは、もしそういうことが事実であるとすれば、これは中東のみならず世界の安全保障環境に大きな影響を与える極めて重要なことであるというふうに考えております。私が先般カナダで行われたG8外...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、この事件は大変悲惨な事件でありまして、日本人の方もそういった形で犠牲者を出したと、したがって、そういった皆さんに対して政府としてもできるだけのことをしなければいけないと、そういうふうに基本的には考えております。  今の再審の話でありますが、我々の...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この件については、委員は既に外務省に対して御質問をほかの委員会でされ、そのときにも吉良政務官の方から御答弁を行っているところであります。  繰り返しになりますけれども、もちろん外務省としては、事件発生直後から、本件事故の御遺族に対する情報提供やオースト...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今委員御指摘の点は、福島大臣と外務省職員の間でどういうやり取りがあったのかということを私は承知をしておりません。委員の言われたことがそのとおりなのかあるいは違うのかということは、それは私には判断できませんが、もし本当にそうであれば福島大臣は私に何かあるは...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ですから、二つの話がございますので、これは分けて考えなければいけないことだと思います。  今言われたのは、オーストリアにおきます再審請求の話、このことについては、私は再審請求を既に行っているのかどうかは承知をしておりませんが、今の委員のお話ですともう既...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 外務省の予算ではありませんので、私が答えることが適切かどうかという感じはいたしますが、まず、この移設の問題は五月末までに政府として結論を出すということにしておりまして、それまでの間、仮定に基づく質問にはお答えしない方がいいというふうに私は考えております。
○国務大臣(岡田克也君) 五月末までに政府の案を決定をするということであります。現時点でその内容に立ち入ったことはコメントしない、それが私の考え方であります。
○国務大臣(岡田克也君) 私も経験がございますが、閣僚の発言というのは様々に報道されますが、どういう状況の中でどういった発言が出たのかということを正確に確認しておりませんので、今の委員のその発言だけで私は詳細を申し上げるわけにはいかないということでございます。  いずれにしろ、...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今回の件ではなくて一般論として言えば、そういうことは言えるかと思います。  例えば、既に国会の中の議論でも出てまいりましたが、オスプレーを導入するということになれば、これは今までの調査というものはやり直しになりかねない問題であるというふうに認識をしてお...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは場所によりけりだと思います。環境影響調査、特に国の環境影響調査をやらなければいけない場合とそうでない場合があるというふうに考えております。それはもう場所によりけりであります。
○国務大臣(岡田克也君) そういう話をしていきますとだんだん中身に入ってまいりますので、それは一般的な常識で、その法に定める要件に該当しない場合というふうにお答えしておきます。
○国務大臣(岡田克也君) 私は今、国の話をしたわけであります。県は県の条例がそれぞれありますから、それぞれの条例に基づいて判断されることだというふうに思っております。
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘のように、二国間の首脳会談ということは予定をされておりません。しかし、何らかの形で鳩山総理とオバマ大統領が意見を交わすことができる、そういう機会を確保したいというふうに考えているところでございます。それ以上のことは現時点では申し上げられません。...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 先ほど申し上げましたように、現時点でどういう形の意見交換になるかということについては申し上げられません。
○国務大臣(岡田克也君) 先般、ゲーツ長官、クリントン長官とお会いしたときに、五月末までに日本国政府として結論を出すということは私も申し上げたところであります。総理からそういった総理御自身の決意について大統領にお話をなさるということは、私は意味のあることだというふうに思います。 ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) いろんな憶測に基づいた記事というのはありますが、事実関係を申し上げますと、先般、ルース大使と会いまして、基本的には、外務大臣、私とルース大使の間で議論を進めていこうということについて合意をしているところであります。  そういった合意に基づいて、先般会い...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 過去にということについては私コメントいたしませんが、現段階ではルース大使と私の間で意見交換を行っているという段階でございます。
○国務大臣(岡田克也君) 一歩とか半歩とかいうことが具体的に何を意味するのかというのが必ずしも明確でないと思うんですね。  交渉を担当する者としては、必ず地元との調整が一歩あるいは半歩先を行かなければいけないというような、何といいますか、交渉をある意味で縛るような、そういったこ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ちょっと金額については、事前に御通告いただいておりませんので、数字的なことはなるべく事前にお教えいただいた方がいいかと思いますが、十月十五日、概算要求を再提出をしたわけでございます。在勤手当に関しては、人件費コスト削減の観点から、前政権下で要求していた三...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員の今御指摘の問題意識は私も全く共有しているところであります。  外人審というのは外務省設置法に基づく審議会でありますが、その意味するところは、人事院に代わる、一般の公務員に対して人事院がありますが、もちろん外務公務員についても人事院のその適用はある...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今の御質問にお答えする前に、先ほどの在勤手当の額でありますが、三百九億円というふうに申し上げました。これは三百十二億円という概算要求から十月十五日に概算要求を出し直した時点での額でありまして、その後、最終的な予算額としては二百七十六億円、マイナス七・八%...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、沖縄において在日米軍にかかわる様々な事件、事故が頻発をしております。そのことについては、これは沖縄の皆様に大変申し訳ないことだと思いますし、我々としても在日米軍に対して、そういったことが続けざまに起きておりますので、そういったことに対して物を申し上...全文を見る
04月13日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○国務大臣(岡田克也君) なかなか答えるのに難しい御質問をいただいたと思います。  ただ、今委員おっしゃった中で、トヨタの問題について一言申し上げておきたいと思いますが、このトヨタの問題が起きたとき、私は記者会見で、これは安全にかかわる問題であって、トヨタ自動車はきちんと、何と...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今委員いろいろ言われたわけでありますが、もちろん鳩山総理として、ポーランドの大統領がお亡くなりになったことについて、正式にそれについてお悔やみの言葉というものは述べているわけであります。  そういう中で、このツイッターという、多くの人とつながった一つの...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 核セキュリティーサミット、鳩山総理にも参加をいただいているところでありますが、国際社会にとって重要かつ緊急の課題である核セキュリティー、いわゆる核テロ対策について議論すべく、十二日及び十三日の日程で現在開催しているところでございます。
○国務大臣(岡田克也君) まず、先ほど晩さん会合が終わったところでありますが、我が国は、原子力先進国として核セキュリティー分野における途上国との協力を促進するため、我が国におけるアジア総合支援センターの設立、核物質の測定、検知及び核鑑識に係る技術開発など、四つの協力措置を表明した...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 確たる根拠なく特定の国を挙げる、そういう愚は避けたいというふうに思います。  ただ、核関連物質というのは、これは何といいますか、特定の国を今委員は挙げられましたが、それに限らず、常にそれがテロリストの手に渡るという可能性がある、そういう認識の中でこの核...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) そういった議論は従来からあるというふうに承知をしております。しかし、これは国際的な場での意思決定のメカニズムそのものにかかわる話でありまして、コンセンサス方式を貫いていくのか、それとも多数決のような形にするのか、昨年の十二月のCOP15でもかなり意思決定...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 無差別に人を殺傷する大量破壊兵器、生物兵器、化学兵器においてはこれは禁止という国際規範が確立していると思いますが、核についてはそうはなっていないということであります。  これを、将来的には核のない世界をつくるためにどういう手順で進めていくのか。いきなり...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 物事を進めていく上でどういうふうに進めていくことが最終的にその目的達成に一番近道かという判断の問題だと思います。例えば非核地帯条約という発想もあります。そして、核兵器そのものを禁止するという考え方もあります。私が先ほど言ったようなアプローチもあります。 ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 例えばNGOがそういったことを言われるのは非常に有益だと私は思います。ただ、政府として具体的に現実に交渉することも可能な中で、何に重点を置いていくべきかという問題だと私は思っております。  議論することも大事だと委員おっしゃいましたが、今まで議論はなさ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘のように、十六日、ニューヨーク時間でありますが、私がニューヨークに赴いて議長を務め、我が国が重視してきております平和構築の問題を取り上げて、テーマ別討論、公開会合ですが、を開催する予定であります。  紛争終結後、多くの国が紛争状態に今逆戻りし...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ですから、秘密会ではないということであります。
○国務大臣(岡田克也君) この場にNGOの方々がどれだけおられるかというのは、ちょっと私、今承知しておりません。もしそういう御要望があれば、それにこたえるにやぶさかではございません。
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘のように、四月十日付けでそういった報道がなされたわけでありますが、文書自身は三月九日にこの核密約をめぐる調査の結果としてホームページに掲載して発表を既に我々として行ったものであります。  この文書では、確かに一九五三年十月二十八日、刑事裁判権...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、そういった調査は行っておりません。そして、先ほど言いましたように、それをやるとしたら徹底的にやる、今回の密約調査のように徹底的にやらなければならないわけであります。  密約調査のときには十五人の人間をフルに使って、二か月掛かって調査結果が出たとい...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ですから、一通り調査したけど出てこなかったということですね。これは二〇〇八年、そんなに昔のことではないわけであります。  密約のときには、外務省中の資料を徹底的に調査をして、そういう中でいろいろな資料、今回のものもそうなんですが、いろんなものが出てきた...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 社民党がかねてから国外ということを御主張されているということは承知をしております。  平野官房長官が中心になって検討を行ってきたわけでありますが、そういう中でグアムに加えてそういった北マリアナ連邦という御意見もあったというふうに伺っております。したがっ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず返還時の話でありますが、沖縄返還に当たっては、核抜き本土並みを基本方針として日米間で交渉を行った結果としてこれが実現し、一九七二年の沖縄返還協定によって沖縄の祖国復帰の運びになったということであります。そして、返還後の沖縄に核兵器があったことを示す文...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) はい。  沖縄返還の際の財政事項に係るいわゆる密約問題に関する情報公開訴訟の争点は、情報公開法に基づく不開示決定処分、平成二十年十月二日であります、の時点における特定の対象文書の存否であります。  今般の判決は、同時点においても外務省が請求対象文書を...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ただいま議題となりました特権及び免除に関する日本国政府と国際移住機関との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、平成十六年十月に、国際移住機関との間でこの協定の交渉を開始しました。鋭意交渉を行った結果...全文を見る
04月14日第174回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○岡田国務大臣 まず、今のお話を聞いていまして、ここは国会であります。そして、もし逆の立場だったら当然撃ち落とされていると。私はそれは少し言い過ぎじゃないかというふうに思うんですね、日本の国会議員として。いろいろな御意見があるのはわかりますけれども、もちろん抗議すべきはきちんと抗...全文を見る
○岡田国務大臣 長くやればその国は重視されており、短ければ重視されていないという考え方は、私は根本的に違うんじゃないかというふうに思っております。  米中間は、今非常に重要な時期。それぞれ、さまざまな事件の中で米中関係が非常に悪くなった。そういう中で、よりを戻し、そして、恐らく...全文を見る
○岡田国務大臣 今まで政府が申し上げておりますのは、地元の理解を求めつつ、米国ともすり合わせをして理解を求め、政府として本年五月末までに具体的な移設先を決定する。  以上であります。
○岡田国務大臣 私は、総理がそういう言い方をしたということは私自身の記憶にはないんですが、いずれにしても五月末までに決着をつける、政府として決着をする、こういうことでございます。
○岡田国務大臣 今、政府として決着をつける、決めるというふうに申し上げているわけで、そうでないことを前提にした議論というのを私はするつもりはございません。
○岡田国務大臣 まず、今委員の御発言の中で、県外ということができなければ政治家としての責任をとる、政治生命をかけるというふうに私が言ったというお話ですが、それは二〇〇五年の、私が代表を務めておりました折の発言であります。その後、総選挙があり、そしてロードマップが決まったという中で...全文を見る
○岡田国務大臣 あした会談があるというのは、どこかの新聞が書いていると思いますが、そういうことを私はコメントしておりません。  それから、私は、今交渉しておる、その最中でありますので、今の段階で中身についてコメントするつもりはございません。
○岡田国務大臣 いろいろ報道はございますけれども、その報道が正しいわけではありません。ただ、現状を申し上げると、私とルース大使の間でいろいろ意見交換を行っているということであります。
○岡田国務大臣 委員の議論の前提になっております事実、どういう事実に基づいて言っておられるのかわかりませんが、今おっしゃったことに私はコメントのしようがありません。
○岡田国務大臣 委員の議論というのは、仮定に仮定、想像に想像を重ねて言っておられるというふうに思います。答えは一つです。現在交渉中であります。中身を言うつもりはありません。
○岡田国務大臣 現在ロードマップというものが前提になっておりまして、その中身について、場所が決まるということで内容について修正をする必要があるかもしれません。しかし、基本的には、現在の期限、二〇一四年ということが今は前提になっているということであります。
○岡田国務大臣 我々は、普天間の危険性の除去あるいは移設ということをスタートに議論をしているということでございます。
○岡田国務大臣 先ほども申し上げたんですが、危険性の除去そして普天間の移設ということが議論の前提であります。
○岡田国務大臣 もう少し生産的な議論をした方がいいと思います。私は、危険性の除去そして普天間の移設と三回言っております。
○岡田国務大臣 私が申し上げていることは、現行案ということの困難性、それよりも我々が今考えている案の方が困難性が少ない、そういったことを申し上げているところであります。
○岡田国務大臣 何度も繰り返しますが、交渉している最中で、中身についてコメントすることはございません。  ただ、委員の今の議論を聞いていまして、果たして現行案に当時の与党が至った経緯というのをどこまで御存じなのかな、そういう思いはいたします。当時も地元の反対はたくさんありました...全文を見る
○岡田国務大臣 繰り返しになりますが、具体的な交渉の中身については、私はコメントをいたしません。
○岡田国務大臣 現時点はそういうふうに考えております。  ただ、委員も十分わかった上で言っておられると思いますが、現行案についての環境影響調査をやってまいりました。しかし、沖縄県知事は、やはり現行の案ではなくて、もう少し沖合に移動させた案ということを言っておられます。場合によっ...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、災害復旧支援活動というものが外交政策上非常に重要になってきているというのは御指摘のとおりであります。ハイチのときにも、各国が集まって、まさしくそういった災害復旧活動を、いわば競い合うような形で力を入れたということであります。  もちろん、宣伝の場ということ...全文を見る
○岡田国務大臣 どういった脈絡で出てきた話なのか今のだけでは理解できないところもありますが、外務省事務当局とかそういう趣旨のことだというふうに思っております。  私は外務大臣であって、当然外務省の人間でありますから、御指摘のように、今の表現は余り適切でないというふうに思います。
○岡田国務大臣 先ほど小宮山委員のお話にもありましたが、できるだけ時間を割いてというふうには思います。特に、たくさんの大使が集まっておられるとき、そういう機会を見て意見交換できればいいというふうに思っております。私も今まで、南アメリカ、アフリカ、それからASEAN、そういった国々...全文を見る
○岡田国務大臣 国賓、公賓ということであれば、それは一定の予算の範囲の中で決定をしていかなくてはなりません。今年度についてもそういったところについては大体もう既に決まっておりますので、そういう形ではなかなか難しいかというふうに思っております。  委員の御指摘、その発想というのは...全文を見る
○岡田国務大臣 このニクソン・佐藤両首脳間のサインのある文書をどう見るかというのは、これは専門家の間でも意見が分かれる、外務省の有識者の結論は、委員おっしゃるように、これは密約とは言えないというものでありました。ただ、有識者の中でも議論はいろいろあったというふうに聞いております。...全文を見る
○岡田国務大臣 その答えはあえて出しておりません。つまり、外務省としては、事実関係を明らかにいたしました、そのときはなかったわけですけれども。そして、その上で有識者に議論をしてもらったわけです。それで有識者の結論が出ました。外務省として、有識者にお任せをして、そして結論を出してい...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、外交に、表に出せない一定の秘密というか、そういうものが絶対ないとは言えないと思います。それは、状況に応じてそういうことが必要とされる場合もある。現に、例えば、私がよく例に挙げますのは、四つの密約の中の二つ目、朝鮮半島有事の際の、事前協議を経ることなく直接出撃...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、この前も申し上げたんですが、これは韓国に関してだけではございません。よく聞いてください。韓国に関するものだけではございません。私は、ロシアに対しても同じであります。委員のおっしゃる言葉は使わない、そういうふうに決めております。  それは、やはり感情を排して...全文を見る
○岡田国務大臣 一つの言葉遣いについて、一々それを総理にお諮りするということではありません。私の判断、外務大臣としての私の判断であります。
○岡田国務大臣 委員、いろいろなお考えはあると思います。私がこういうふうにすると、ネットの世界で一部、一体何をやっているんだ、そういう議論が巻き起こり盛り上がる、そういうことも念頭に置いて委員はいろいろ言われているのではないかというふうにも思いますが、私は、外交当事者として、しっ...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほどお答えをしたとおりであります。外交ですからいろいろなことがあるわけですけれども、外務大臣の言葉というのは非常に重いわけで、私は、それが両国国民の間で感情的な問題になって本質的な問題というものが見失われてしまうということは、それは国益を考えてもいいことではない...全文を見る
○岡田国務大臣 ホームページというのは、もちろん、それは状況に応じて、その表現といいますか、中身を刻々新しくしていくということは必要なことだというふうに思います。ただ、今おっしゃったところについては、特にそういう予定はしておりません。
○岡田国務大臣 今の委員長の御発言ですけれども、我々の、外務省としての考えというのは、先ほど武正副大臣が答弁したとおりであります。
○岡田国務大臣 先ほどからいろいろなことをおっしゃったわけですけれども、日韓関係を全体としてどうマネージするか、そしてそういう中で個々の問題にどう対応するか、それは外交そのものであって、私の責任で決めることであります。
○岡田国務大臣 もう少しお互い、国民も聞いておられますので、きちんとした議論をした方がいいというふうに思います。  私が申し上げましたのは、外交は外務大臣の責任で行うということを言ったわけでございます。
○岡田国務大臣 何についてお聞きなのかよくわかりませんが、外務省は、組織としてしっかりと意思決定をし、最終的には外務大臣である私が責任をとる、そういう形でございます。  私は、外務大臣になって感じるところはありますが、今までそういった形で、大臣初め政務三役が主導して物事をきちん...全文を見る
○岡田国務大臣 外務大臣になりましたので、そういう役職からは退いております。
○岡田国務大臣 私、外務大臣になりまして、今までの外交を振り返って、密約の問題がその典型でありますが、さまざま、今までのやり方ではだめだ、私なりの信念を持ってやっていこうと決意をしたところであります。
○岡田国務大臣 まず、委員御指摘のように、タイにはたくさんの日本のビジネスをする人たち、その家族、そして観光客もおられます。邦人の保護ということは外務省の行うべき最も基本的な仕事でありますので、これからどういうふうに展開をしていくかわかりませんが、邦人の保護について万全を期したい...全文を見る
○岡田国務大臣 今委員がお触れになった件につきましては、平成二十年二月十四日の予算委員会における私と当時の高村大臣とのやりとりだと思います。  ここで私が「大きな構想を持って」というふうに申し上げましたのは、これは実は、新たな核保有国、例えばインドあるいはパキスタン、そういった...全文を見る
○岡田国務大臣 NPT上、核保有国というのは一定の義務を負っております。しかし、NPTに加盟していない新たに核を保有するに至った国はそういう義務は負っておりません。では、NPTに加盟しろ。その核を捨てて加盟するということも非常に考えにくい状況。そういう中で、私は、NPTという枠組...全文を見る
○岡田国務大臣 これは大きな話でありまして、なかなか、慎重に事を運ばないといけない。つまり、北朝鮮について、その核を認めるつもりは全くございませんので、この北朝鮮の話と関連してくるということは避けなければならないというふうに思います。  ただ、そういった問題が現にあるときに、き...全文を見る
○岡田国務大臣 今委員のおっしゃった二つの点は、私、外交演説の中でも述べましたし、それから、昨年の十二月、クリントン長官とゲーツ長官に対して、そういったことについて議論を深めたいと意見を申し上げたところでございます。そういったことが今回のNPRというものにも一定の影響を及ぼした可...全文を見る
○岡田国務大臣 私も委員と同じく、この国際司法裁判所、核兵器使用の違法性についての勧告的意見について、当時、たしか細川政権だったと思うんですが……(赤松(正)委員「羽田政権」と呼ぶ)羽田政権ですか。いずれにしても、大分議論が巻き起こったことを思い出します。  基本的に、我が国と...全文を見る
○岡田国務大臣 一たんは確認したけれども出てこなかったということであります。ただ、今回、あの密約調査を徹底的にやった結果、今まで情報公開請求に対してそういうものは存在しないというふうに回答してきたものも、もう既に幾つか出てきているわけであります。ですから、現時点ではそういうことで...全文を見る
○岡田国務大臣 文書の存在が我々は確認できていないということでありますので、なかなかコメントするのは難しいんですが、五十メートル以内で原則的にはできないんだというふうにもし米側が今でも主張するとしたら、その根拠は何ですか、そういうふうに聞くことになると思います。
○岡田国務大臣 私の感覚では、日米で何らかの合意ができたときに文書化しないというのは考えられません。口頭でという、これは引き継ぎの問題もありますから、普通はきちんと文書にして、そして残すものだというふうに思います。
○岡田国務大臣 私も全体を把握しているわけではございませんので、よく把握した上でお答えした方がいいかと思います。  それから、平成十四年版はともかくとして、原則三十年たてば公開するという考え方、そして、例えば個人情報にかかわる部分とか、国の安全に直接影響を及ぼす、そういった例外...全文を見る
○岡田国務大臣 ただいま議題となりました脱税の防止のための情報の交換及び個人の所得についての課税権の配分に関する日本国政府とバミューダ政府との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、平成二十一年六月に、バミューダ政府との間でこ...全文を見る
04月14日第174回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第6号
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○国務大臣(岡田克也君) 政府開発援助等に関する特別委員会の開催に当たり、岩永浩美委員長を始め委員各位に謹んでごあいさつ申し上げます。  我が国の平和と豊かさは、世界の平和と繁栄、そしてそれを実現するための国際協調の中でこそ実現が可能です。国際社会の様々な課題の解決に向けて、政...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ODAの在り方に対する検討につきましては、本年一月に外務省内にタスクフォースを立ち上げて現在議論を行っているところであります。  項目については先ほど申し上げたところでありますが、国際協力に関する理念、基本方針、援助の効果的、効率的な実施、多様な関係者...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今委員御指摘のように、我が国は、開発のための革新的資金調達に関するリーディンググループ次期総会において議長国を務めることになっております。これは、各メンバーの我が国に対する期待、信頼の表れであるとともに、我が国の革新的資金調達に関する議論に対する真摯な姿...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今の話に付け加えまして、これは今日の五時に発表予定でございますので、まだ詳細はここでは申し上げられないんですが、OECDの開発援助委員会、DACの事務局が二〇〇九暦年の各国のODAの実績を公表いたしました。数字の詳細はちょっと御勘弁いただきたいと思います...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今委員のお話聞きまして、最近は農業の現場も大分変わってきておりまして、先進的な取組をしているところでは、そういう曲がった野菜や少し傷付いた果物も加工して総菜用に使うとか、なるべく無駄の出ないように工夫をしているというところもかなり増えてきているというふう...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 途上国の元首に地方訪問というお話がありました。  先般、タンザニアの首相が日本に来られまして、つくばの方に視察に行かれたその後、私と会談する機会がございました。農業技術についてのつくばでの日本の研究成果に触れられ、そして農業の現場も御覧になって、非常に...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) そういった今委員御指摘の大規模災害、特にアジアにおける大規模災害に当たって、各国の援助隊は被災国政府あるいは国連による調整にのっとって活動するというふうに理解をしております。我が国の国際緊急援助隊がそういった調整に沿って可能な限りアメリカ、米国等と連携協...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今委員御指摘のように、昨年五月の第五回太平洋・島サミット、三年間で五百億円の規模での支援、そしてその中で環境・気候変動問題というのを第一に挙げたということで、私は非常に先見の明ある、何といいますか、そういった中身のある決定であったというふうに思っておりま...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 確かに、この島嶼国におきましては、台湾とそして中国、十二か国のうち中国と台湾はそれぞれ六か国と外交関係を樹立しているということですが、ある意味では熾烈なそういった援助合戦が行われているという面はあるかと思います。  ただ、伝統的に日本に対して大変いい関...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今委員御指摘の中で、鳩山総理の気候変動にまつわる鳩山イニシアティブ、これはODAの範囲に必ずしもとどまるものではないわけでございます。それから、私もというか鳩山内閣として、アフガニスタンに対して五年間で最大五十億ドルという、そういった約束もしております。...全文を見る
04月15日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○国務大臣(岡田克也君) 委員もよくお分かりの上で質問されているんだと思いますが、個々のメディアのそういった記事に対して、外務大臣としてあるいは外務省として公式に何かコメントすることはございません。
○国務大臣(岡田克也君) どういうことをもってこういう記事になったのかということ分かりませんので、コメントは特にございません。
○国務大臣(岡田克也君) アメリカ側から見て今何を議論すべきかと、そういう判断で今回の二国間会談の相手を決めたということだと私は認識しております。
○国務大臣(岡田克也君) 外交上のやり取りの一々について言わないというルールがあることは、政務次官もやられた山本さんなら当然御存じの上で聞いておられることだと思います。そして、私の今の答えで私は誠意を持ってお答えしたつもりであります。
○国務大臣(岡田克也君) 私は答えたつもりなんですが、基本的に両国間の、日米両国間の首脳、会う機会があればなるべく会った方がいいと、そういうふうに考えているところであります。
○国務大臣(岡田克也君) アメリカが拒否したという報道も私は承知をしておりませんけれども、率直に申し上げて、日本国政府としては両国首脳が会う機会があった方がいい、なるべく多い方がいいと、そう考えて、そういう機会がもし可能であればということはアメリカ政府に申し上げたということで御理...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ですから、正式な会談、形での二国間会談というのはなかったことは事実であります。  ただ、委員がどういう意図を持って言っておられるかよく分かりませんが、私はこの会談の前から国会の場でもあるいは記者会見でも申し上げているわけですけれども、普天間の問題が両国...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 話がだんだん正確でなくなっていると思いますが、会談は十分です。二・五分ではありません。そしてですね……
○国務大臣(岡田克也君) いやいや、それは普天間ということになればそうかもしれませんが、普天間というのはメーンのテーマじゃないというふうに私は外務大臣として申し上げているわけであります。  そして、今委員の言われたNPRとかあるいはニューSTARTとか、つまり米ロの新たな核軍縮...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) その前に、私はよく本当に理解できないんですが、両国首脳の間で普天間の問題についてきちんと議論しなかったことが問題であるかのような発言というのは、全く私は理解できませんし、私は事前にこの件でルース大使とも意見交換をしておりますが、そのときにも私が記者会見で...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 具体的な案ということの定義の問題だというふうに思います。一つの案ということではなくて、五大臣、前原大臣も含めてですね、五大臣の間で共有した認識、そのことについて、それは幅のあるものであります。その幅のあるものについて、地元そして米国との調整、そういったも...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 二人の間での話合いの中身を個々に申し上げることはございません。  報道については、日本の報道がこういう場面でどの程度の正確性があるかということは委員もよく御存じのとおりであります。
○国務大臣(岡田克也君) 具体的な議論をするに際して、私と大使の間とともに、より技術的な検討というものも必要ではないかと、そういうことを申し上げたことはございます。
○国務大臣(岡田克也君) ですから、二者間での議論の詳細を私が言うべきではないというふうに思います。やがてそういったことも私は必要だと思いますが、現時点においては私とルース大使の間でいろいろなやり取りを行っているということでございます。
○国務大臣(岡田克也君) 五大臣間で共通の認識に立ったその内容については、私は申し上げるべきではないというふうに考えております。ただ、一つだけ言えることは、総理は、とにかく沖縄の負担を減らしたい、その真摯な思いの中で我々に対して指示を出しておられるということであります。
○国務大臣(岡田克也君) 官房長官がどういう質問に対してどうお答えになったのか、その前後の脈絡はどうなのか、そのことを承知しておりませんので、私は答えることはできません。
○国務大臣(岡田克也君) ですから、五大臣間での共通認識の中身については、それは外には言わない、言うべきでないというふうに私は考えております。官房長官、いろいろ、それぞれ調整作業というものが必要になりますのでいろんな御発言になっていると思いますが、その真意は官房長官に是非お聞きい...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ちょっと質問の趣旨がよく分からなかったのですが、イランに関しては、ですから、議長国でもあるし、そういった制裁の議論、取りまとめに対して日本に役割を果たしてもらいたいというふうにアメリカ側から日本政府に基本的に依頼といいますか、そういうことが期待されている...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) そういうことは一〇〇%ございません。
○国務大臣(岡田克也君) 外国人を我が国がどの程度受け入れていくかということ自身が大きなこれは政治的な決断を要する問題だというふうに思います。  そして、受け入れる場合に、やはり受け入れた以上はきちんと日本社会の中で安定した生活ができるようにするということは、これは当然のことで...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 話の個別の中身は、私、言うべきでないと、それはお互い信頼関係でやっていることでありますので、そういうふうに思います。  ただ、一部報道の中で、これはどの場でということではありませんが、地元とのきちんとした合意がなければその話合いが行われない、そういうこ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは以前から申し上げておりますように、五大臣の間で共通の認識を持ち、そして日米間、地元、それぞれ議論しながら最終的に一つの案になると、こういうことだと思います。どちらが先とか後とかいうことではございません。
○国務大臣(岡田克也君) 個別の中身をお話しするつもりはございませんが、そういったことではございません。そういったことであれば話合いは続いていないわけであります。
○国務大臣(岡田克也君) その見出しにありますような拒否という事実はございません。
○国務大臣(岡田克也君) 今、これが駄目あれはないと言うつもりは私はございません。ただ、五人の閣僚が集まって共通の認識に立ったものは現行案ではないもの、そのことについて今努力をしているところでございます。  ただ、委員、これは沖縄の負担の軽減という総理の強い思いの中でいろいろ今...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今、最後は国外というふうに委員は言われたわけでありますが、この集会、県外、国外と、そういうふうに主張されている方が多いと思います。その県外にという沖縄県民の皆さんの思いというものは我々日本国民一人一人が重く受け止めなければいけない問題であるというふうに思...全文を見る
04月20日第174回国会 衆議院 本会議 第24号
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○国務大臣(岡田克也君) 今後の気候変動交渉及び鳩山イニシアチブの具体化についてのお尋ねについて、答弁をいたします。  外交演説で述べたように、気候変動問題は人類にとっての危機であり、その解決は、次の世代への責任です。  今後の国際交渉においては、コペンハーゲン合意を踏まえて...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私には、二問いただきました。  まず、中長期目標及び中期目標の前提条件についてのお尋ねです。  ただいま総理から御答弁があったとおり、前提条件を削除したり見直すことは考えておりません。前提条件の削除は、自由に排出する主要国がある一方で、日本のみが厳し...全文を見る
04月20日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○国務大臣(岡田克也君) まず、これだけ多くの皆さんが参加をされた集会ということですから、そのことは重く受け止めなければならないというふうに感じております。  ただ、政府として何か具体的な案を提示したわけではございませんので、いろんな報道とかあるいは想定に基づいて多くの方が行動...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 繰り返しになりますが、政府の案というのはあるわけでは、あるわけでといいますか、それが提示されたわけではございません。そういう中での今回の集会でありますので、実際にどういう案になるのか、どこにどれだけ移設をするのか、そういったことについて正式に決まった上で...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 我々五人の閣僚で意見交換をしながらこの普天間移転の問題を取り組んでおりまして、基本的に五人の閣僚の間で、総理も含めて、意見の食い違いがあるというふうには思っておりません。
○国務大臣(岡田克也君) 私の理解している限り、総理は私的な場で発言されたというふうに承知をしております。したがって、伝聞でしか私は分かりませんので、分からないことにはお答えしかねます。
○国務大臣(岡田克也君) オバマ大統領がどのような発言をしたかということは私は言うべきでないというふうに思います。  ただ、今お尋ねの読売新聞の報道でありますが、キャン・ユー・フォロー・スルーということは、そういった事実は私が確認した限りございません。したがって、どういう根拠で...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 新聞の一面トップというものにどのぐらいの価値を置くかというのは人によって違うんだというふうに思います。毎日のように、連日のようにいろんな報道がされております。そのことに一々私は、何といいますか、そういった事実であるかないかということについてコメントする気...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) メディアに対してどういうふうに対処すべきかというのは、それはそれぞれの、役所といいますか、今回について言えば私の判断、私自身はそういったことに一々コメントする、そういうつもりはございません。  ただ、国会の場で正式に申し上げておきますが、私が、あるいは...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 正式な提案ということの定義の問題だというふうに思います。  ルース大使の間で何度か意見交換を行っておりますが、我々の考え方はこういうものである、一定の幅を持ってですけれども、そういったことはお示しをしてございます。
○国務大臣(岡田克也君) 以前から申し上げておりますように、この問題はアメリカとの意見交換、そして地元の理解、そういうものを同時並行的に進めていかなければなりませんので、そういう意味で、きちんと決まったというコンクリートな案として提案しているわけではないということでございます。
○国務大臣(岡田克也君) キャンベル国務次官補が日本に来るということ自身も我々正式に提示を受けておりませんので、そういったものがやめになったとか、そういったことについてコメントする必要はないと思います。
○国務大臣(岡田克也君) 国務次官補が来るか来ないかということは、大臣に基本的に上がってくる、そういう問題ではございませんが、なぜそれだけ国務次官補、日本では局長が、日本に来るか来ないかということをそれだけ問題にされるのかよく私には理解できないわけでありますが、確認しましたところ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 総理が言われていること、それが答えでございます。私はその総理の考え方に従っております。
○国務大臣(岡田克也君) 今委員がお話しになった案は、社は違いますがどこかの新聞の一面トップだったのではないでしょうか。ですから、そういうことに一々コメントしないことにしております。
○国務大臣(岡田克也君) 具体的な中身について一々コメントすることはいたしません。  ただ、先ほどのオバマ大統領の発言に対する私の答弁と比較していただければ御理解いただけるものだと思います。
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘のように、非常任理事国、日本はなるべくそういう立場にあった方がいいというふうに思います。したがって、今委員が言われた中で、それぞれの年にもう既に手を挙げている国があるわけでありますが、余り長く間を置かないようにしながらどこかでチャレンジしたいと...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 大変困難な課題ではありますが、総理の御指導の下、しっかりと対応していきたいと思います。
○国務大臣(岡田克也君) 仮定の質問には答えないことにしております。
○国務大臣(岡田克也君) 承知しておりません。
○国務大臣(岡田克也君) 気を付けてまいりたいと思います。
○国務大臣(岡田克也君) 先ほど御答弁したとおりであります。重く受け止めております。
○国務大臣(岡田克也君) 首脳ではなくて閣僚レベルが議長を務めるということは、それはかなりあることではございます。ただ、やはり閣僚が出ていくということで、他の国も閣僚も出てくるということもございます。今回の私が議長を務めました際には、安保理のメンバー国以外から閣僚が何人か出席を、...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今回のセキュリティ・サミットは、非常に技術的な側面も多いということで、なかなか国民に伝わりにくい面があったのではないかというふうに思います。本来であればもう少し実務者のレベルで行われてきた、そういう会議だったと思います。それをオバマ大統領が自ら主宰するこ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは愚痴に聞こえてはいけませんけれども、この核セキュリティ・サミットにおける日本の報道ぶり、それはオバマ大統領との十分間の意見交換、しかも普天間、ここが大部分を占めたわけであります。  実は、G8外相会合で記者会見の場がありまして、各国の記者が一問ず...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、午前中も申し上げましたが、これだけ多くの皆さんが集会に結集されたということは、そのことを重く受け止めなければならないというふうに思います。あわせて、今委員が御指摘のように、徳之島あるいは奄美の歴史というものもあります。そういったことが一つの背景とし...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) それは、そういった地元の理解をいただけるように努力をしなければならないということで、合意ができない、あるいは理解がもらえない、そういったことで済むことではない。これは何が何でも理解を求めなければならない。そのために懸命の努力をしなければならない、そういう...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 我々、この日米地位協定について、見直しの作業、これは必要だと、そのための議論を始めたいというふうに考えておりますが、これはそのことによって成果を出さなければいけないというふうに思います。そのことを考えたときに、例えば今普天間の問題でこれだけ日米間である意...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まだ地位協定の中のどこをどのように見直していくかということについて、我々、全面的な見直しの案を野党時代に作った経験は持ちますが、その中である程度プライオリティーを付けてやっていくと。そういうときに、具体的にどこをどうするということを政権内で決まったものが...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ただいま議題となりました刑事に関する共助に関する日本国とロシア連邦との間の条約の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、平成十八年十二月に、ロシアとの間でこの条約の交渉を開始しました。鋭意交渉を行った結果、平成...全文を見る
04月21日第174回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○岡田国務大臣 私が納税者の視点と言ったのは、まさしく、納税者の視点で税金の無駄遣いをなくしていくことの重要性を言ったもので、ちょっと今の委員の質問とは直接つながるものではないというふうに思います。  納税者の権利というものをどうやって保護していくかということを一般論として申し...全文を見る
○岡田国務大臣 国民の生命と財産を守ることは外交の一つの重要な柱であるということは言うまでもありません。  例えば、さきにハイチで大きな地震がありました。あのときに、みずから被災しながら、ハイチにある日本の外交官が行ったことは、まず邦人の安全の確認であります。大使館の最も重要な...全文を見る
○岡田国務大臣 瀧野副長官が電話で依頼をしたということは、報道で知りました。
○岡田国務大臣 私の理解では、北澤大臣の発言は、閣議後の記者会見、そして参議院の委員会でということだと思います。私は、そのとき隣におりました。  私が申し上げましたのは、今、具体的に中身を明確に明らかにしておりませんので、個別のことについてお答えはできない、そういうふうに申し上...全文を見る
○岡田国務大臣 参議院の場合は二人大臣が並びますので、コミュニケーションをとりながら答弁しているわけですけれども、私、聞いていて、何かだめだとか、そういうニュアンスで必ずしも受け取れなかったんですけれども。
○岡田国務大臣 先ほど申し上げましたように、徳之島案なるものを内閣として何か決めているわけではございませんので、個別のことにはコメントすべきでない、そういうふうに考えております。
○岡田国務大臣 具体的なところは今、決まっておりません。ただ、適宜、電話では連絡をとり合っております。
○岡田国務大臣 基地問題についてアメリカ側の要人と何か意見交換をしたということはございません。  私が会いましたアメリカ側、アメリカ政府の人間というのはライス国連大使、話した中身はイランの問題でありまして、基地の問題は、彼女の所掌ではありませんし、一言も出ておりません。
○岡田国務大臣 私は、その二週間前にG8外相会合、その折にクリントン長官やゲーツ長官とは話をしております。そして、基本的にはルース大使と私の間で話をしていく、こういうふうに確認をしております。  したがって、再度そういった政府の要人と会う必要は必ずしもない。もう少しルース大使と...全文を見る
○岡田国務大臣 外務大臣が参加したのは、ボスニア・ヘルツェゴビナの外務大臣であります。  ただ、この会合は、安保理のメンバー以外の出席も認められておりまして、シエラレオネ、東ティモール、それからアフガニスタンから、それぞれ閣僚に出席していただきました。     〔委員長退席、...全文を見る
○岡田国務大臣 私のところに公電という形では、文書で来ておりましたのが九日だったのではないかと思います。たしか、九日だと思います。
○岡田国務大臣 ちょっと先ほどの答弁を訂正させていただきます。私のところに参りましたのは、十二日月曜日であります。
○岡田国務大臣 四日間といいましても、九日が金曜日でありますので、十、十一は土日ということで、十二日は月曜日になるわけであります。大臣のところに上がってきたのは、十二日の昼ごろであります。
○岡田国務大臣 これは二つの出来事があったわけですね、大ざっぱに言えば。ヘリが非常に接近したという話、これが八日。それに対して九日に、北京におりました審議官、そして公使から申し入れを行ったということであります。(小野寺委員「九日ですか」と呼ぶ)失礼しました。十二日です。二つの事件...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、ヘリの近接飛行事案については、現場で何度も起こったわけではないわけであります。そういうものについて、この事案の法的評価をしっかりと行う必要があったということであります。これが国際法上どういう扱いになるかということであります。そういったこともあって、内容の申し...全文を見る
○岡田国務大臣 そういう報道があるということは承知しております。
○岡田国務大臣 今回の事案で、我が国の在外公館は一生懸命に対応したというふうに私は思っております。  臨時の飛行機を飛ばすべきではないかとか、そういう議論はあるかもしれませんが、飛ばせる状況なら飛ぶわけであります。それが安全上の問題で足どめになっていた、そういう段階では飛ばせる...全文を見る
○岡田国務大臣 アブダビの件は、鳩山政権になってからというのはむしろ最後の終盤であって、前政権の時代からいろいろな働きかけをしてきた問題であります。  例えば二〇〇九年三月、福田前総理が総理特使としてUAEを訪問して、ムハンマド・アブダビ皇太子と会談した。それから、四月に、アブ...全文を見る
○岡田国務大臣 中国政府がどういう考えかということは、これは推測しかできませんので、余り推測に基づいて物を言うべきでないというふうに思います。事実として、中国政府は、そういった支援の要請ということに対しては、特に人的支援の要請は行わないというふうに言っているわけであります。  ...全文を見る
○岡田国務大臣 今、平沢委員が言われたことと同じことを事務当局に私から申し上げたところでございます。
○岡田国務大臣 五月末までに決定をするということは、鳩山総理も強く言われておりますし、内閣としてそういうふうに考えているところでございます。
○岡田国務大臣 変わっておりません。
○岡田国務大臣 そういうことにならないように、日米間のコミュニケーションをとりながら進めているところでございます。
○岡田国務大臣 中身を申し上げるわけにはまいりませんが、いろいろなレベルでコミュニケーションをとっております。
○岡田国務大臣 それぞれ、いろいろな会う機会はございますので、そういう折にこの基地移設の問題というのも、コミュニケーションは行われているというふうに御理解いただきたいと思います。
○岡田国務大臣 かなり報道が先行して過熱している、そういったことが島民の皆さんにも影響を与えているということは事実だと思います。まだ政府として具体的なことを決定したわけではございません。そういう段階で、これは徳之島に限らず、どの地域であれ、そういった報道が先行することで、そこに住...全文を見る
○岡田国務大臣 政府として具体的な案を決めたわけではありませんので、特定の場所、地点を前提にしたその質問にはお答えしかねます。
○岡田国務大臣 私は、最悪のケースというのは、委員御指摘の普天間の固定化、それに加えて、八千人のグアムへの移転が白紙撤回されること、そして、八千人の移転を前提とした一部の基地の返還もなされないこと、これが最悪であります。そういうことにならないように、しっかりと今、鳩山総理を先頭に...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、アメリカ側は、日米合意案、これが最善であるというスタンスは変わっておりません。ただ、だから話を聞かないということではなくて、話は聞きましょう、こういうスタンスであります。  どういう話をしているかというのは、それは申し上げられませんが、我々として、特に五大...全文を見る
○岡田国務大臣 お互い、外には中身は言わないことになっておりますので、御容赦いただきたいと思います。
○岡田国務大臣 非常に答えるに難しい御質問をいただいたと思っております。  インドについては、委員御指摘のように、核を持っている、NPT条約に加盟していない、そういう存在でありながら、例外扱いをするということを二〇〇八年に原子力供給国グループで決めた、日本もその中に入っていると...全文を見る
○岡田国務大臣 これは外交交渉でありますので、具体的中身を申し上げるわけにはまいりません。  ただ、それを離れて申し上げたいと思いますけれども、確かに、核実験をしないということ、これは実はインドとアメリカとの話し合いの中でも、アメリカの議会の中で大きな議論になって、私の理解では...全文を見る
○岡田国務大臣 結局、それは核なき世界を目指すということになるんだと思います。そして、核なき世界を目指すときに、それを具体的にどう進めていくかということについて、やはり日本はもっと発信すべきだというふうに思います。  保有国に対しては、核の数を減らすこと、そして核の役割を減ずる...全文を見る
04月22日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○国務大臣(岡田克也君) 今副大臣が答弁したとおりでありますが、我が国は歴史的に沖ノ鳥島を島として有効に支配してきており、同島が我が国固有の領土であることに疑問の余地はございません。我が国としては、歴史的に島としての地位を確立してきた沖ノ鳥島は国連海洋法条約によって領海、排他的経...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 中井大臣とは、今まさしく福山副大臣が説明をしたそういったことを私からお話をいたしまして、その上で御理解をいただいたということでございます。
○国務大臣(岡田克也君) 昨日、今委員が読み上げられたやり取りがあったわけでございます。総理が昨日述べられたとおりであります。
○国務大臣(岡田克也君) 委員がいろいろ今おっしゃいましたが、私が申し上げたことは、昨日総理が述べられたとおりであるということを申し上げた、それ以上でもそれ以下でもございません。
○国務大臣(岡田克也君) 以前から申し上げておりますように、地元の理解、そして日米間の合意ということのために、これは同時並行的に進めなければいけない、そういうことで水面下でやり取りを行っているということであります。どちらかをまず一〇〇%固めて、その上で他方に、つまり地元とアメリカ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) どういうふうに交渉をするかというのは政府にお任せいただきたいと思います。
○国務大臣(岡田克也君) 我々は我々のやり方で進めているところでございます。その内容について詳しくお話しすることはございません。
○国務大臣(岡田克也君) この場で何度も申し上げておりますように、五大臣の間で一定の幅を持った考え方を共有し、そして活動しているところでございます。その共有している中身については、現時点で申し上げる、そういうことは差し控えたいと考えております。
○国務大臣(岡田克也君) 政府として何らかの意思決定を行った段階ではそれは明らかにすべきというふうに思いますが、それ以前の段階でその中身について何かお話しすることは私は差し控えたいと思います。
○国務大臣(岡田克也君) 私の答弁は、従来からこういう答弁を申し上げております。そのことは委員もよく御存じのはずでございます。(発言する者あり)
○国務大臣(岡田克也君) 官房長官が官房副長官をして電話をしたということは私も報道で承知しておりますが、あれだけの人口の島で大規模な集会が行われたということですから、それはどういうことだったのかということを把握したいと思うのは、それは当然理由のあることであると。それが別に委員のお...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私は、言えないというのは具体的なことは言えないと申し上げたわけでありまして、非常任理事国入りを目指すと、チャレンジするということについてはそのとき申し上げたはずでございます。  具体的にいつチャレンジするのか、どういうやり方でその目的を達成するのか、そ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今の委員のお話は私に関してのものでもありますから答弁させていただきたいと思いますが、外務大臣として様々な課題を抱えております。  私がアフリカに参りますのは、横浜で開かれたTICADⅣのフォローアップ会議、アフリカに対する支援というものをどうしていくか...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) なぜそういったことが二度繰り返されたかということは、それは中国側でないと分かりませんので、私から責任ある答弁はできません。
○国務大臣(岡田克也君) こういった、八日に起きて、また立て続けに二十一日も起きたと、同様の事案が立て続けに発生したということについて、外交ルートを通じて中国側に抗議を行ったところであります。
○国務大臣(岡田克也君) 今委員いろいろおっしゃったわけでありますが、首脳会談に関しましては、鳩山総理から胡錦濤主席に対して、防衛当局間の海上連絡メカニズム創設といった、東シナ海における日中間での危機管理メカニズムの構築を進めていく必要があるという指摘を行ったところであります。そ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今の議論を聞いておりまして、まるで我々政府が自衛隊員の命を軽んじているかのような、そういう御質問は私は容認できません。  これはまず、今回の事故が起きて、継続的にそういうことが繰り返されていたということであれば、委員の言うようなこともあるいは当たるかも...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘の、マネーロンダリングを防ぐということはそれは重要なことだというふうに思います。ただ、一方で国内法というのを拡大していく。刑法というのは非常に厳格な構成要件の下で適用されるというものでありますから、その解釈が非常に広がるようなそういう余地を無制...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今委員御指摘のこの密約といいますか、一九五三年に、日米地位協定の前身である行政協定について、我が国が一定の場合に刑事裁判権を放棄することを日米間で秘密のうちに合意していたのではないかという指摘があるということは承知をしております。  ただ、これ、現時点...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 昨日、党首討論において鳩山総理の述べられたとおりであります。
○国務大臣(岡田克也君) 海兵隊がそこに存在することによって、日本国内に存在することによって果たしている日本の安全、あるいはアジア太平洋地域における平和と安定、そういったことを考えますと、海兵隊を日本の外に出すということは考えにくいことだというふうに私は一貫して申し上げております...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 昨日も党首討論において、総理からも、これは言い方は違うんですが、沖縄から余り距離的に遠くまで海兵隊を移すことは必ずしも適当ではない旨述べておられるわけであります。私は総理の考え方と同じでございます。
04月27日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第13号
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○国務大臣(岡田克也君) ただいま議題となりました所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国政府とシンガポール共和国政府との間の協定を改正する議定書の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、平成二十一年十一月に、...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 総理のその御発言は総理の政治家、そして日本国総理大臣としての決意を述べられたものであって、そのことの解釈を閣僚である私が、私の考え方を述べるのは適切でないというふうに考えております。
○国務大臣(岡田克也君) 多くの県民の皆様が集まり、そして知事あるいは市長を始め各団体の皆さんも集まった上での集会でありますので、そのことについては重く受け止めさせていただきたいというふうに思っております。
○国務大臣(岡田克也君) この議論のスタートは何かと。これは、知事も集会で言われたと承知をしておりますが、普天間の危険性の除去ということであります。そのためにどこに移転するのかというところが議論のスタートであると、そういうふうに認識をしております。  それ以上、じゃ、それを具体...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 先ほど申し上げましたように、重く受け止めなくてはならないというふうに思っております。  ただ、議論のスタートは、普天間のこの危険な状況を何とかして変えなきゃいけないということであります。そのことも忘れてはならないというふうに思っております。
○国務大臣(岡田克也君) こういう時期ですから、総理の御発言について我々がいろいろ想像で物を言うことは控えたいと思います。もし必要なら、それは総理にお聞きいただきたいと思います。
○国務大臣(岡田克也君) 様々なことがこれから検討対象ということであります。個々のことについてコメントすることは控えたいと思います。
○国務大臣(岡田克也君) 日米の具体的なやり取りを個々にお話しするということはございません。  ただ、報道内容については、私は承知しておりません。
○国務大臣(岡田克也君) 私も同じ日に記者から聞かれて答えておりますが、御指摘の報道については承知をしておりますが、そのような事実はございません。
○国務大臣(岡田克也君) ルース大使と会ったり電話したり、そういったことはしょっちゅうやっております。
○国務大臣(岡田克也君) いつ会ったかとかそういったことを個々に言うべきではないというふうに思いますが、その前後で会ったことは事実です。
○国務大臣(岡田克也君) 総理も二十三日とはっきり言われたわけではなくて、昨日か一昨日かというふうに言われたというふうに思います。  こういったことを、何といいますか、一々言い出すと、毎回聞かれて毎回答えなきゃいけないということになると思います。やっぱりこういった様々な意見交換...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) そのような事実はございません。
○国務大臣(岡田克也君) ですから、そういうことを一々お話しすることではないというふうに思うんですね。もちろん雑談もいたしますけれども、しかし、この普天間の問題について意見交換をしているということは事実であります。中身についてはお話しするのは適切でないというふうに考えております。
○国務大臣(岡田克也君) キャンベル国務次官補のインタビュー記事というのは、私も今朝見まして非常に驚いたわけであります。米国政府側に照会をしておりますけれども、こういう発言というのは、私はなぜこういう発言が出てくるのか、理解に苦しむところであります。是非、日本にキャンベル国務次官...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 日本側として何か具体的な提案をしたということがキャンベル次官補の発言にあるとすれば、それは事実ではございません。
○国務大臣(岡田克也君) 山本委員はいろいろとお作りになってお話しになるわけですけれども、(発言する者あり)私は、キャンベル次官補、日本の問題について国務省の中で担当局長としてしっかりとやっておられるというふうに思います。ただ、何か長官か副長官のように扱うのはちょっと違うと。それ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まあメディアの報道に一々コメントすべきでないと私は思います。  ただ、一般論として申し上げますと、これは、何といいますか、一対一で会ったものであります。ディナーの席で、その始まる前に十分間会ったということで、通訳以外は入っておりません。したがって、メモ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 何について議論しているのかということでありますが、委員の御指摘はPKO活動の一環としての自衛隊の派遣ということではないかと思います。スーダンの南北についても、現在、国連のPKO活動、行われているわけでございます。  ですから、そういうことであれば、それ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 日米間のやり取りといいますか、交渉と言ってもいいかもしれません。そういったことについては、私が責任を負って従来から進めているところでございます。
○国務大臣(岡田克也君) どういうふうに時間を使うかということは私にお任せをいただきたいというふうに思います。  先週も土曜日、私は佐世保に参りまして、佐世保市長、そして米海軍の責任者にもお会いをし、そこで特に市長に対しては、密約の問題で歴代政権が間違ったことを市長に述べてきた...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この参議院の予算委員会、そして国家基本政策委員会の合同審査会における鳩山総理の発言でありますが、これは内閣総理大臣としての発言というよりはむしろ国会議員、衆議院議員としての鳩山由紀夫の発言であるというふうに私は理解をしております。したがいまして、そのこと...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私は当事者でございませんので、ここに議事録が残っておりますが、どういう趣旨でお話しになったかということを詳細に知り得る立場にもございません。私が外務大臣として衆議院議員鳩山由紀夫氏の述べたことについてコメントするのは適切でないというふうに思っております。
○国務大臣(岡田克也君) その総理の御発言がどういうシチュエーションでどういう質問に対して行われたのかということは、私、詳細には把握していないんですが、新聞でそういう発言があったというのを見ただけであります。ですから、一概になかなかコメントすることはできない問題であります。埋立て...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私が埋立ては必ずしも自然への冒涜というふうに直結しないというのは一般論として申し上げたわけで、私の地元四日市も海岸を埋め立てることによって、すばらしい海岸はなくなりましたけれども、コンビナートが立地をして産業都市として発展したということでありますので、そ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私はその場には、総理の発言の場にはいなかったんですけれども、後で議事録を拝見させていただきますと、若干意味が分かりにくいところはあるんですけれども、総理が言われておりますのは、核廃絶サミット開催の御提案を真剣に受け止めるというふうに述べられた上で、我が国...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘の核廃絶サミットということの中身ということがまずあると思うんですね。どういった内容のものをどういった形で行うのかと、そういうことも煮詰めていく必要がありますので、言葉だけが先に行って、そこで、公の場でそういったものを是非開催というふうに言うこと...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 答弁としては福山副大臣が述べたとおりであります。  ただ、脱退のこの規定というのは非常に重要でありまして、今後ともこれは、北朝鮮については先ほど福山副大臣述べたとおりでありますが、今後ともその脱退というものが余り安易に行われないようにするためにどうする...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員もよくお分かりの上で言っておられると思いますけれども、このNPT運用検討会議、前回は合意に至らなかったということです。今回は何とかして合意に至る必要があると。しかし、現実を見ると、核を持っている国と持っていない国、非常に厳しい対立状況にあります。そう...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私は今、北朝鮮だけを挙げたわけではありませんが、余り個別の話はしたくないわけですけれども、この場においてやはり、例えばイランの問題は一方で制裁の議論があるわけですので、もちろんそれが国連安保理において四月中にまとまれば別ですが、そうでなければこのイランの...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 北朝鮮については基本的に六者協議という場があります。
○国務大臣(岡田克也君) 外交について責任を持っているのは我々であります。どういうふうに動かしていくのが最も適切かということは我々の判断に一義的にはお任せいただきたいと思います。
○国務大臣(岡田克也君) ですから、六者協議とNPT運用検討会議をどうするかということではなくて、NPT運用検討会議をまとめるためにどういうふうに持っていくべきかということについて、基本的には外務当局あるいは外務大臣である私の判断というものを一義的には尊重していただきたいというこ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) このNPT運用検討会議に際して日豪でまとめた一つの提案、これをパッケージとして出していると。この一つを取っても日本としての積極姿勢というのは御理解いただけることだというふうに思います。  この会議の場で、北朝鮮の問題始めいろいろな外交課題についてどう扱...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 大会における決議といいますか、そのことは私、承知をしております。そして、多くの方が集まったこと、あるいは、代理の方もたしか二名いらっしゃったと思いますけれども、基本的にそこの自治体の長がほぼ全員お集まりになったということ、そういうことは非常に重いことだと...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今委員のお話、私とルース大使の間でやり取りが行われているという、その具体的なお話がございました。あるいはキャンベル国務次官補の話、いずれもこれは報道に基づくものであって、そういう仮定の議論に私からはお答えしない方がいいというふうに思います。
○国務大臣(岡田克也君) 私は日本人ですから、日本は文明国家であるというふうに信じたいと思っております。
○国務大臣(岡田克也君) 委員の御質問、仮定というものを置いての御質問ですから、そのことについて直接お答えすることは控えたいと思います。  ただ、この普天間移転の問題というのは、普天間飛行場の極めて危険な状況、それを早期に除去しなければいけない、そのためには移転しなければいけな...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 鳩山内閣総理大臣の下で、我々その閣僚として一体となって、何とかして普天間のその負担の軽減、あるいは沖縄の負担の軽減、そのことを実現する、そのために今頑張っているところでございます。
○国務大臣(岡田克也君) まず、委員の御質問の前提になっている様々な新聞記事でありますが、私は、先ほど来答弁しておりますように、事実に基づかないものがたくさんございます。それを前提にしたそういう御質問には、簡単には答え難いわけでございます。  それから、屈するとか押し付けるとか...全文を見る
04月28日第174回国会 衆議院 外務委員会 第14号
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○岡田国務大臣 今、副大臣の方から基本的な考え方を述べたわけですが、それに若干加えることがあるとすると、一つは、やはり、当初予算ベースで額を抑えるということを公共事業と並んでずっとやってきたということで、当初予算がかなり減っている、それを補正予算で積むことで補ってきたという面がご...全文を見る
○岡田国務大臣 今、委員は、常任理事国入りを目指した前回のことに触れられたわけですが、やはりそういったことを目指すのであれば、例えば日中関係というものがしっかりとしていないと難しいということは、前回の教訓の一つではないかというふうに私は思います。そういったことを、一方で対立をしな...全文を見る
○岡田国務大臣 前回の反省はいろいろあるかと思います。おっしゃるように、アメリカは、日本はいい、しかし、常任理事国というものがきちんと機能しないようになる、つまり、数がふえ過ぎることに対しては基本的にノーだ、こういうことだったと思います。  ここは非常に難しいところでありますが...全文を見る
○岡田国務大臣 経済連携協定を議論する際に、一つはやはり、委員御指摘のように、国内調整ということが非常に重要であります。ここのところをきちんと行える体制をどうつくるかということで、実は昨日決めたところでありますけれども、関係大臣が集まりまして、そして、そういう国内調整については仙...全文を見る
○岡田国務大臣 今、委員御指摘のように、多くの沖縄県民の皆さんが、そして知事や首長の皆さん、議会の皆さん、超党派でお集まりになったということで、そのことについて重く受けとめさせていただいているところでございます。
○岡田国務大臣 この御発言は総理がなされたものでありますけれども、それはどういう思いでおっしゃったのかということを私が勝手に推測するわけにはまいりませんので、お答えは差し控えさせていただきたいと思います。  きのう、私の記者会見でも同じような質問が出ました。私は、記者の皆さんに...全文を見る
○岡田国務大臣 もちろん、私も現場に行きましたので、いろいろな思いはございます。しかし、同時に、私は、海兵隊が果たしている、日本の国民の生命財産を守るために役割を果たしているというふうに考えておりますし、あるいは地域の平和と安定のためにも役割を果たしているということも、そういうふ...全文を見る
○岡田国務大臣 普天間の移設の問題に関して、ルース大使と私との間で何度かやりとりを行っております。ただ、その中身について明らかにするということは、私は、それは途中の経過でありますので、申し上げるべきでないというふうに思っております。  いろいろな報道がございますが、私は何も話し...全文を見る
○岡田国務大臣 内容については、先ほどお話し申し上げましたように、今まだ途中の、意見のやりとりの段階でありますので、私は、途中のことを明らかにすべきでないというふうに考えております。  いろいろなレベルで意見交換は行っておりますが、おっしゃるような実務レベルで云々と、何か決めた...全文を見る
○岡田国務大臣 実務者協議というもの、特定のものがあるわけではございません。ただ、日米で関係者が会う機会というのはたくさんございます。そういう際にこの問題について議論するということは、それは当然あるというふうに思っております。  とにかく、日米間で意見を交わしながら、現実可能で...全文を見る
○岡田国務大臣 実は、昨日、大会の主催者の代表者の皆さん、あるいは議員の皆さんや市長さん、町長さん、大臣室にお見えいただきまして、三十分ほど意見交換をさせていただきました。名護市長もおられましたので、御発言があって、名護市長としての御意見といいますか、そういうものも直接お聞かせを...全文を見る
○岡田国務大臣 五月末というのは総理の思いであります。  振り返ってみますと、昨年の十二月の段階でいろいろ議論をいたしました。福島党首も入っていただいて、基本政策閣僚委員会も開かれたわけであります。そういう中で、早急に結論を出さずに半年ぐらい時間をかけてしっかり議論をしよう、こ...全文を見る
○岡田国務大臣 委員も御指摘になっておられると思いますけれども、金賢姫氏を日本に招くということは、同氏が拉致被害者についての重要な証言者であるということですから、さまざまな機会に同氏に証言をしていただくということは、拉致問題の真相究明という観点から意味があることだというふうに外務...全文を見る
○岡田国務大臣 そういったことにならないように、十分注意をして行いたいというふうに思っております。
○岡田国務大臣 会談記録を残したか残さないかということについては、外務省としては特にコメントしておりません。
○岡田国務大臣 外交のやり方というのは、いろいろなやり方がございます。ノートテーカーを入れて会う場合もありますし、首脳だけで、二人で会うというケースもあります。二人で会えば、そういう記録は残りません。  今回の場合は、事実関係を申し上げますと、もちろん席としてはディナーの席です...全文を見る
○岡田国務大臣 過去の外務大臣経験者の方がどういうふうにお話しになったかわかりませんが、外交上のやりとりについて、お話しできることとできないことがございます。
○岡田国務大臣 先ほども申し上げましたように、文書があるかないかということについて、私はコメントいたしません。
○岡田国務大臣 同じ質問が過去にあれば、恐らくそのときの外務大臣は同じ答弁をしたというふうに思います。(小野寺委員「いや、そんなことはないですよ」と呼ぶ)こういう場合に、私は、文書をつくったかどうかということについて、そこまでコメントする必要はないというふうに考えております。
○岡田国務大臣 あるかないかということはコメントいたしません。  ただ、一般論として申し上げれば、文書になっていれば、三十年たてば原則公開、そういった外交文書の例に倣うということになります。
○岡田国務大臣 内容については、少なくとも日本側、鳩山総理がどういったことをお話しになったかということは、総理御自身が明らかにされているところでございます。  今の委員とのやりとり、あるいは最近の委員とのやりとり、私は思うわけですけれども、外交にはさまざまな表に出せないことがご...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、先ほどの話ですけれども、報道をそのまま真に受けて、それをこの場で持ち出して、それを唯一の根拠にお話をなさるというのは、私はどうかなというふうに思います。報道、日米の外交関係者と非常に漠然とした言い方でありますが、どこまで範囲に入るのかというのはよくわかりませ...全文を見る
○岡田国務大臣 中国のことのみを挙げてそういうお話をしたわけではありません。朝鮮半島あるいは中国を初めとする周辺国の、特に海軍力を中心とする増強の状況、そういう中で、日本国民の生命財産を守る、あるいは地域の平和と安定、そういうことを考えたときに、日本に海兵隊は必要であるというふう...全文を見る
○岡田国務大臣 日米間の協議といいますか、意見交換をルース大使と私というルートで行っております。さまざまな意見交換は行っておりますが、これが日本政府として決めた案である、こういう提案は行っておりません。
○岡田国務大臣 前から申し上げておりますように、これは地元もあります、アメリカもあります。ですから、相互に対して、どちらかを完全に固め切って他方にということではなくて、双方の感触を探りながら最終的に着手していく、そういう問題だと思っております。
○岡田国務大臣 まず、TICADのフォローアップ会議は、私は非常に重要だというふうに思います。前政権時代も、中曽根大臣は出られたというふうに私は承知しておりますが、非常に短時間、数時間出られて、ほかの場所に行かれた、トンボ返りのような状況であったというふうに聞いております。  ...全文を見る
○岡田国務大臣 御心配はわかります。ですから、必要があればもちろん早く帰ってくるということも、それは全く考えていないわけではありません。それは状況を見ながらということであります。  ただ、ルース大使も、大使日程をこういう場で言うことは余り適切でないかもしれませんが、今週は多分、...全文を見る
○岡田国務大臣 よくそういった質問を聞かれるわけでございます。私は今、鳩山内閣の閣僚であります。そういう立場がございますので、そういった問題についてはコメントしないことにしております。
○岡田国務大臣 金賢姫氏は、かつての死刑囚であります。しかし、そこは、韓国の中の法的手続を経て、現在はそういうことではないということであります。  一般論として言えば、かつて有罪判決を受けたとしても、そのことについて何らかの理由で、刑期を終えたりあるいは恩赦を受けたり、さまざま...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、委員御指摘の「インビクタス」は、私も見ております。クリント・イーストウッドの映画は私は非常に好きなんですが、その中でも非常にすぐれた映画ではないかというふうに思っております。政権交代というものを確かに扱った映画でもありますので、非常にいろいろな意味で参考にな...全文を見る
○岡田国務大臣 もちろん、日本を離れる間も、報告はきちんと受け、そして指示を行う、これは当然のことであります。
○岡田国務大臣 懸念という法律用語が適切かどうかという議論はあると思います。ただ、中国がこれから海軍力を増強するという流れにある中で、それに対して我が国あるいは日米同盟というものがどう対応すべきかということは当然議論を行わなければなりませんし、そういった日本周辺の安全保障環境とい...全文を見る
○岡田国務大臣 その点については委員のおっしゃるとおりであります。  ただ、今回のこの一連の出来事の中で二つ問題があって、今委員のおっしゃった話というのはより本質的な話だというふうに思いますが、同時に、ヘリコプターが極めて近距離飛来をした、非常に危険な状態であった。このことにつ...全文を見る
○岡田国務大臣 そういったものが必要であるということは、実は、この時期に行われた日中首脳会談でも鳩山総理の方から提案をしているところでございます。  二十七日に程永華大使が講演で、日本に対してこういうことを言われているわけですね。海上自衛隊は上海沖から中国艦隊を執拗に追尾してい...全文を見る
○岡田国務大臣 徳田元議員のところに総理が行かれるというのは、病気のお見舞いに行かれるというふうに聞いております。そのときに、おっしゃるような普天間に関する話し合いが行われたかどうかということは、それは総理みずからがお話しになることだというふうに思っております。現時点では私は承知...全文を見る
○岡田国務大臣 従来から私、申し上げておりますように、それはどちらかを完全に決め切った上で、例えばアメリカとの間で完全に決めて地元に、あるいは地元で完全に決めてからアメリカに、いずれもそれは現実的ではありませんので、双方向やりながら次第に固めていく、現在そういう段階であると思って...全文を見る
○岡田国務大臣 外務大臣として多くの重要な仕事を抱えておりますけれども、この普天間の移設の問題はその中でも非常に重要な問題であるというふうに考えております。
○岡田国務大臣 私は、そういう表現を私の信条として安易に使うということはしておりません。
○岡田国務大臣 この件については、やや繰り返しになるかと思いますが、三月の我々の調査結果の発表あるいは有識者の調査結果の発表とともに、関連文書、大量の文書をホームページに公開いたしました。その中にさまざまな情報が含まれているわけでありますが、そのうちの一つが今回のことで、マスコミ...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほど申し上げましたように、このたぐいの話というのは一つではございません。それから、もっと関心を持って見られている、そういう一群の文書もございます。そういう中で、どういう優先順位をつけていくかという問題だというふうに思います。  この問題は、私、一つ思いますのは...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、日米地位協定について、その見直しというものを検討するということは、我々、政権をつくるに当たっての与党三党の合意の中にも、その旨、書かれていることでございます。その認識は全く変わっておりません。  ただ、日米間でさまざまな課題があるときに、特に現在、普天間の...全文を見る
○岡田国務大臣 正式な提起ということでは、それはございません。  ただ、いろいろなやりとりの中で、そういうことについて問題意識を日本側として持っているということは申し上げております。
○岡田国務大臣 まず、御質問にお答えする前に、その前の環境条項について、日米間できちんと提起すべきではないかという委員の御意見に対しては、しっかりと受けとめさせていただきたいというふうに思います。沖縄の負担の軽減という中で、沖縄県からも御要望をいただいている重要な点でございます。...全文を見る
○岡田国務大臣 特にゴールデンウイークのために新たな体制をつくったということはございません。  ただ、ゴールデンウイーク、この十日間ぐらいを見通して、どういったことを行わなければならないかというようなことは、総理や官房長官とはよくすり合わせをしているところでございます。それをき...全文を見る
○岡田国務大臣 我々が野党の時代につくった法案については、そういう条件は特に付していなかったというふうに記憶をしております。
○岡田国務大臣 この二五%削減ということについては、閣内でもいろいろな議論がありますし、国会の場でもさまざま御指摘もいただいております。  日本だけがそういった拘束を受けるということになると、それは地球規模全体の温暖化問題にはほとんど効果がないといいますか、日本の温暖化ガスの排...全文を見る
○岡田国務大臣 いや、ですから、今晩からアフリカに向かうわけですが、アフリカの諸国というのは最も影響を受ける国々であります。そういった国々に対して、コペンハーゲン合意に賛同して、そしてその先、COP16においてよりしっかりとした国際合意をつくる、そのことを私はお話ししてこようと思...全文を見る
○岡田国務大臣 今、日本の二五%という数字は、国際的には高く評価されているというふうに思っております。それから、そういう条件がついているから目標がないということではなくて、それは、COP16に向けて、そういった国際環境を整えるために最大限の努力をするということが前提でございます。...全文を見る
○岡田国務大臣 これは主として国内であります。もちろん経済界の一部からもそういう声はあります。しかし、国民レベルでもなかなか、そういった高い目標を掲げることが大きな負担につながる、そういう認識が残念ながら一部にございますので、そういったところからは批判をいただいているところでござ...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、今、経済界の一部というふうに申し上げましたが、労働界の一部もというふうに申し上げておきたいと思います。もちろん国民の中にも、先ほど言いましたように、そういった声はございます。そういったところにきちんと説明し、そして納得をしてもらわなければいけない、そういうふ...全文を見る
○岡田国務大臣 委員御指摘のように、この温暖化の問題と生物多様性というのは、非常に結びついた問題でございます。気温が上がれば、例えば鳥類などは羽がありますからある程度移動できるかもしれませんが、委員御指摘のサンゴとか、あるいはカエルとか、そういった羽のないものはなかなか動けないと...全文を見る
○岡田国務大臣 総量方式と原単位方式というのは、二つの局面があるというふうに思います。  私が野党時代に議論してきたのは、国としての目標そのものを、原単位というものを加味してやるべきだという意見に対して、それはやはり総量でやらなければ意味がないということ、つまり、例えば二五%と...全文を見る
05月10日第174回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○岡田国務大臣 委員も大臣まで経験されたわけですから、十分わかっていて質問されているんだと思いますが、メディアの報道、いろいろな思惑もあり、あるいは不正確さもあります。そういう中で、一々記事について私はコメントすることはございません。
○岡田国務大臣 私の理解では、インドを取り巻く拠点を整備している、そういうことだと理解をしております。
○岡田国務大臣 今、委員のお話を聞いておりまして、私は二つのことを考えておりました。  一つは、地元の合意ということを委員は盛んに言われるわけでありますが、それでは、日米合意案というのは地元の沖縄知事は合意していたのかということであります。今のままではやはりだめで、もう少し沖合...全文を見る
○岡田国務大臣 普天間の移設についてそこまで具体的にお考えだというのは、私は初めて聞きました。
○岡田国務大臣 まず、今委員御指摘の総理を含む五閣僚で、きょうも集まったわけですけれども、意思疎通をしながらお互い共通認識を持ってこの間ずっとやってきているということは申し上げておきたいと思います。  それでは、それは具体的にどういう案なのかということでありますが、これはまだ政...全文を見る
○岡田国務大臣 方向性ということの意味をもう少し明確にしていただければというふうに思いますが。  ただ、委員、率直に申し上げて、いろいろな考え方がメディアで報じられます。そうすると、先ほど私は小池委員に指摘したんですけれども、例えば徳之島という名前が出ると、徳之島で反対集会が持...全文を見る
○岡田国務大臣 私は、海兵隊は少なくとも日本の中にある必要があるというふうに思っております。国外という考え方はとっておりません。今の在日米軍の抑止力ということを考えたときに、やはり、例えば福島党首の言っておられるグアムとかテニアンということでは、これは遠いというふうに思っておりま...全文を見る
○岡田国務大臣 これはどういう状況で聞かれたかということにもよると思いますが、実は私、去年のたしか十一月ぐらいだったかと思いますが、同じようなことを記者会見で聞かれて述べております。つまり、質問は、県外、国外というのは公約だったのかという質問でありましたので、私は、党の公約という...全文を見る
○岡田国務大臣 私が申し上げたことは、先ほどと同じですが、民主党のマニフェストの中に県外という言葉は出てこない、しかし、代表が言われたことは重いということであります。
○岡田国務大臣 まず、先ほど委員が海兵隊が沖縄に抑止力としてあることの自明さということを言われました。私もずっと国会答弁で一貫して、海兵隊は日本にある必要があるというふうに申し上げております。  ただ、本当に沖縄でなければならないのかというところは必ずしも自明ではなくて、そこは...全文を見る
○岡田国務大臣 日米間の協議というのは、今行っていることは事実であります。行っているという意味は、ことしは日米安保五十年、日米同盟を深めるための議論ということを一月からスタートして随時行っているということであります。その集まったときに普天間の問題もテーマになっていないわけではござ...全文を見る
○岡田国務大臣 当時、私が十一月の段階で九合目までと申し上げたのは、今委員御指摘のように、知事の完全なる合意というのはないけれども、そのほかのことについて日米で合意があって、沖縄もおおむねそれに対して、少なくとも地元の市長はそれに賛成をしておりましたので、そういう意味でほぼ合意が...全文を見る
○岡田国務大臣 有効ということの意味ですけれども、日米合意としては今もあります。しかし、地元の状況はかなり厳しくなっている。先般の沖縄の県民大会とか、あるいは地元の市長選とか、そういうものがあって困難さを増しているということは率直に認めなければならないと思います。それを、どうやっ...全文を見る
○岡田国務大臣 党のマニフェスト、これは党によってつくられ方はあるいは違うかもしれませんが、党の中で議論を重ね、そして最終的には党の意思決定機関できちんと議論をして決定するという手続を経たものであります。これが党の公約であるということであります。  一般論として申し上げますと、...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、アメリカ側に、沖縄の負担を軽減する必要性ということについてはいろいろなレベルで議論しておりますので、それは一定の理解は進んでいるというふうに思います。  私もクリントン長官と何度か会見をいたしましたが、そういう中では、沖縄の過去の歴史、つまり独立の国家であ...全文を見る
○岡田国務大臣 総理が沖縄にみずから行かれ、沖縄の負担をできるだけ減らしたいという総理の思いを直接お伝えになったことは、これは私はよかったというふうに思います。いろいろなことが予想されましたけれども、それでもなおかつ直接お話ししたいと、そこに総理のやはり沖縄の負担をできるだけ減ら...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、在日米軍の抑止力ということがあって、その上で海兵隊の抑止力ということがあると思います。  委員もよく御承知いただいていることだと思いますが、日本の自衛隊というのは、敵を攻撃する能力を持ちません。防衛力ということで整備をしてきております。そういう中で、それを...全文を見る
○岡田国務大臣 それは抑止力というものをどうとらえるかということでありますが、抑止力というのは、攻撃をしたときにそれに対して反撃をされる、反撃というのは、単に防衛するということだけではなくて、その攻撃した相手国に対して攻撃を加える、そういうことも含んだ概念である、そういうふうに私...全文を見る
○岡田国務大臣 ですから、日本に対して仮にある国が侵略をするということになれば、その国に対して在日米軍が攻撃をする、そういった能力もあるということを見せることで抑止になっているということであります。
○岡田国務大臣 日本にある米軍の役割というのは大きく言って二つある。それは、日本自身の安全、そしてもう一つは地域の平和と安定、二つの意味があるということであります。したがって、どちらを強調するかということで、その時々、言い方に若干の差が出るということだと思います。  日本の安定...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほど来申し上げていると思いますが、例えば日本がある国から攻撃を受けた際に、もちろん日本そのものを防衛することは自衛隊の役割であります。いわば盾の役割。しかし、矛、つまり、その相手国を攻撃するということは、それは米軍の役割。役割分担であります。そういった能力を持つ...全文を見る
○岡田国務大臣 ですから、日本がいずれかの国から侵略を受けるということを事前に抑止するために海兵隊の存在があるということであります。
○岡田国務大臣 委員は今北朝鮮のことを言われましたので申し上げたいと思いますが、北朝鮮はミサイルを持っております。核についても、核実験を行っております。北朝鮮が例えば日本に向かってミサイルを撃とうと考えたときに、日本にはそれに対抗する手段、もちろん、それを撃ち落とすための若干の装...全文を見る
○岡田国務大臣 現実にどういう手段をその場において用いるかという話と、なるべく選択肢を多く持っている、そういう話というのは違う話であります。選択肢がなければ、やはりとり得る手段というのは限られるわけで、多くの選択肢を持ちながらその状況に応じて最善のものを判断していく、こういうこと...全文を見る
○岡田国務大臣 総理の思いは、沖縄の負担をできるだけ軽減したい、そういう思いの中で非常に困難な道を歩んできておられるということであります。  他方で、米軍が日本にあることで日本の安全というものが保たれている、あるいはこの地域の平和と安定が保たれている。そういう役割を認識しつつ、...全文を見る
○岡田国務大臣 海兵隊は即応力があるということでありますから、何か事件があったときに最も早くその現場に行くことができる、そういう能力を持っているというふうに思います。もちろん、空軍も海軍もありますが、そういう意味で海兵隊の役割というものはほかの軍にない機能がある、それが海兵隊の果...全文を見る
○岡田国務大臣 それは委員のおっしゃるとおりであります。  日本も非常に平和な時代が続きましたので、日本の安全というものが具体的に脅かされる事態に対する想像力を欠いてきた、あるいは政治がそのことを率直に語らなかったということが私はあったというふうに思います。そういう中で、平和な...全文を見る
○岡田国務大臣 現在の我が国の体制というのは、よく言われる盾と矛。ですから、防衛については自衛隊が責任を持つ。相手に対する攻撃ということになれば、これは米軍が行う。そういうふうに基本的には考えられているということであります。  したがって、日本に対する侵略があったときに、日本を...全文を見る
○岡田国務大臣 今、日米安保五十年という一つの区切りの年を迎えまして、日米同盟をいかに深めていくか、こういう議論を日米間で行っているところであります。  一月からスタートしてまだ議論は初期の段階にありますが、今現在行っておりますのは、日本を取り巻く東アジアの安全保障環境、これを...全文を見る
05月12日第174回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(岡田克也君) 地位協定の問題というのは非常に難しい問題だと思います。日本人の立場からすれば、同じ日本にあってどうして違うルールが適用されるのかと、当然そういうことになりますし、しかしアメリカの立場からすれば、異国の地でその地を守るために勤務をしている、そういう軍人たち...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、委員が今いろいろマスコミの報道を引いて言われましたが、それがすべて正しいものであるというふうに私は考えておりません。メディアの報道が常に正確なものであるということではないということは、委員も政治家として活動しておられる中で十分御存じのことでございま...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私はその集会には出ておりません。したがって、直接見聞きしたわけではございませんが、報道などを通じて理解するところ、大変厳しい御意見をたくさんいただいたというふうに理解をしております。
○国務大臣(岡田克也君) この普天間の危険性除去、移転の問題は、鳩山総理としては特に、とにかく沖縄の負担を軽減したい、そういう中でこの普天間の移転の問題を実現したいという非常に強い思いがあって、したがって県外ということを言われたこともあります。現在に至っても、とにかく少しでも沖縄...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 徳之島、沖縄、いずれの集会も、何人かという議論はあるにしろ、しかし非常にたくさんの方が集まって集会を行われたということであります。したがって、そのことはきちんと受け止めなければいけないというふうに考えております。
○国務大臣(岡田克也君) まず、沖縄県民の皆様の気持ち、そのことは総理始め我々もしっかりと受け止めて、沖縄の負担の軽減ということに極力努めなければいけない、実現しなければいけない。だからこそ、これだけ様々な時間を掛けて検討を行っているわけであります。  ただ同時に、そのことだけ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この問題、非常に難しいのは、この問題というのは普天間の問題そのものをいうわけですが、率直に自分の言葉で語りますと、閣僚間で言っていることが違うと、すぐそういうふうに書かれてしまうという、そういう難しさがございます。ですから私は、率直に語るよりは、なるべく...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 五月末に決着を見るというのが内閣の方針であります。その方針の下で今鋭意努力をしているところでございます。
○国務大臣(岡田克也君) 地元、特に沖縄の県民の皆さんの気持ち、状況、どういうものであるかというのは、先ほど来お話に出てきたとおりであります。県民集会も開かれました。そして、知事始め各首長の皆さんの御意見もお伺いしているところでございます。そのことは十分にわきまえて、そして物事を...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、実務者協議という何か組織のようなものがあるわけではございません。現在行っておりますのは、外務、防衛の審議官級でございます。日米間で様々な問題点、技術的なことも含めて、そういったことについて意見交換を行っているということでございます。
○国務大臣(岡田克也君) 何といいますか、見解の相違があったり、あるいは技術的に詰めなければいけない点があると、そういうところを議論しているということであります。  交渉という意味では、内閣の中で私と、そして本来であればクリントン長官ということになるわけですけれども、そうしょっ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 総理が再度行かれるかどうかということは、私の理解では決まっておりません。それはもう総理のお気持ち次第というところもかなりあるというふうに思います。したがって、その仮定に基づく御質問ということについてはお答えは控えさせていただきたいと思います。
○国務大臣(岡田克也君) この普天間の危険性の除去、そしてもっと言えば普天間飛行場の移転、移設ということが議論のスタートであります。そのために様々な議論を行っている、こういうことでありますから、何といいますか、普天間飛行場がそのまま残ってしまうということであってはならないというふ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘のように、徳之島では主催者発表で一万五千人、そして沖縄では主催者発表で九万人、少なくとも非常に多くの皆さんがお集まりになって、そして集会が持たれたということについては、そのことを真摯に重く受け止めさせていただいているところでございます。
○国務大臣(岡田克也君) そこで示された民意というものについて重く受け止めさせていただいているところでございます。
○国務大臣(岡田克也君) 政府がどういう現在考え方を持って米国政府と意見の交換をしているかということについては、いろいろ報道はございますが、その中身についてはここで申し上げることは差し控えさせていただきたいというふうに思っております。
○国務大臣(岡田克也君) 委員の御質問は一定の前提に立って、仮定に立っているわけですから、それについて私はコメントいたしません。
○国務大臣(岡田克也君) 委員のお立場は日米安保反対という前提で御議論になっているんだと思いますが、先ほど申し上げましたように、私は、在日米軍、その抑止力というものが日本の国民の命を守るために必要であるという前提でお話ししているところでございます。
○国務大臣(岡田克也君) 総理の御発言、自然への冒涜ということを前提にしての御質問かと思います。  私は、総理はどういう思いで言われたのか必ずしも理解をしているわけではございません。記者会見で記者の皆さんに同じようなコメントを求められたときに私がお答えしたことは、それは総理に直...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今政府の中で様々な議論を行っているところでございます。どういったことが議論されているかということは、これは政府としてまだ最終的に決めたわけではございませんので、この場で申し上げることは控えたいと思います。
○国務大臣(岡田克也君) 私も嘉手納町長には直接お会いをして、そして町役場の中でお話をお聞かせいただいたところでございます。  今委員のお話を聞いておりまして、やや論理に混乱が見られるのかなというふうに思います。  二つの話を言われたわけであります。  一つは、いろいろな日...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 先ほど前原大臣からも御答弁がありましたように、抑止力というのは、例えば日本ということで考えますと、日本を攻撃した場合に、その攻撃、場合によってはそれ以上の反撃を受ける、そのことをもって攻撃を思いとどまるということであります。  他方で、日本の自衛隊とい...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員と共通のところもあるのだなと思って今聞いておりましたが、私は、アメリカのイラク戦争には反対をした一人であります。ああいった明確な国連決議がない中での攻撃ということに対し、武力行使ということに対して、私は今でもそのことに対してこれを是とする、そういう考...全文を見る
05月13日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
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○国務大臣(岡田克也君) 委員いろいろおっしゃるわけですけれども、今懸命に努力を行っているところであります。したがって、その仮定の議論にはお答えすべきではないと思います。
○国務大臣(岡田克也君) 何について聞かれたのかちょっとよく分からないのですけれども、普天間、五月末ということについての御質問であれば、私は総理と同じであります。総理の言い方以外の言い方をするつもりはございません。  少し自分の言葉で語りますと、その言葉じりをとらえていろいろ報...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) どのような案にするのかということは、まさしく今関係閣僚間で議論をしながら関係方面と意見交換をしているということですから、最終的なものとしてどういった形になっているのかということを述べる状況にはございません。
○国務大臣(岡田克也君) 先ほども申し上げましたように、いろいろなことを試みてはおりますが、最終的に決まったものはございません。
○国務大臣(岡田克也君) 総理が沖縄で徳之島の皆様にお願いをしたいという、そういう発言をしたことは事実であります。しかし、それに対して徳之島の三町長は否定的なお答えも、お会いになったときにですね、官邸でお会いになったときにしているわけで、そういうことですから、最終的にどうなるかと...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 途中の段階を言うべきでないというふうに思います。その範囲の中で総理御自身がお述べになったことは、それは事実であります。それ以上のことを私の口から申し上げるつもりはございません。
○国務大臣(岡田克也君) 政府の中で検討をしている段階のことを出す必要はないというふうに私は考えております。(発言する者あり)
○国務大臣(岡田克也君) 今政府の中で様々関係方面に試みながら検討している最中ですから、その途中のプロセスをお話しできないということは御理解いただきたいと思います。委員も与党におられたその時代に同じようにお答えになったのではないかと思います。(発言する者あり)
○国務大臣(岡田克也君) 先ほど来、総理が徳之島の皆様にも御負担をお願いしたいというふうに言われたことは、これは事実であります。そういうふうに答弁をされたということは、おっしゃったときに、徳之島の皆さんに御負担をお願いしたいということですから、徳之島に何らかの負担をお願いするとい...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、私の先ほどの答弁ですが、委員が言われたのは私の言ったこととは少しずれがありますので。私が申し上げたのは、総理が徳之島の皆様に御負担をお願いしたいと言った以上、そのときに徳之島に何らかの御負担をお願いする、そういう考え方であったと。しかし、現在の時点...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まさしくまだこういった日米間の協議というのは途中の段階にありますので、途中の段階についてのお話はすべきでないというふうに考えております。
○国務大臣(岡田克也君) まず、委員御指摘の五月の四日ですか、この議論はどちらかというと、どこかでも御答弁申し上げたと思いますが、日米安保五十年ということで、その関連の議論を行うというのがメーンテーマであったというふうに御理解いただきたいと思います。ただし、普天間の移転の問題も議...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 具体的なことは承知をしておりません。ですから、若干一般論として申し上げさせていただきますと、これは民主党の議員に限らず、いろんな方がこれこそ本当の案であるということでいろんなことを言われたりするということは過去にもございました。そういったところについてア...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今委員御指摘の総理の発言ですけれども、総理と私も長くお付き合いさせていただいておりますが、非常に謙虚な方なんですね。ですから、浅かったということを言われたのは事実のようですけれども、それはやっぱり鳩山さんらしい表現であって、そのことをその言葉どおり取ると...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 当時、私、幹事長でありますので、選挙を控えてマニフェストの作成、それから選挙が終わった後の三党連立に当たっての三党合意、これを他党と議論しながらまとめた責任者でございます。  委員御指摘のように、そこに抑止力という言葉が出てこないと。だから、抑止力につ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 五月末までに一定の結論を出すという前提で我々議論をしておりますので、仮定の議論というのは控えたいというふうに思います。  ただ、もう少し一般論として申し上げると、普天間基地の移設の問題というのは、これはこれで一つの独立したことではありますが、しかし八千...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 先ほども申し上げましたとおり、総理が徳之島に言及されたのは事実であります。その時点で徳之島に何らかの御負担をお掛けするかもしれないということが念頭にあったことは間違いございません。  そのことと、現時点で今政府が考えているものはどうなのかと、引き続き徳...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 変わったと言っているわけではございません。  今、現に議論しているものについて、すべて中身についてお話しすることは控えさせていただきたいということを申し上げる、その一環として言っているわけでございます。
○国務大臣(岡田克也君) 注意深く聞いていただきたいと思います。注意深くお聞きいただきたいと思います。  総理が沖縄において、たしか沖縄だったと思いますが、徳之島の皆様にも御負担をお掛けするかもしれないと言われたときには、当然総理の念頭にその徳之島に何かのお願いをするということ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 何度でも同じことを申し上げます。  総理は徳之島に言及をされました。その時点で、それは当然政府の考え方として徳之島に一定の御負担をお掛けするということはあったわけであります。別に総理が勝手にお話しになったということは私は全く申し上げていないわけでござい...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ですから、その時点で、それは政府としてそういうことを考えていた、だから鳩山総理はそれに基づいて言われたということであります。それ以上でもそれ以下でもございません。
○国務大臣(岡田克也君) 変わったとか変わらないとか、今どうだとか、そういうことは私は申し上げる立場にはございません。
○国務大臣(岡田克也君) 私は、それぞれの閣僚が言われたことについてコメントすることは控えたいというふうに思います。  私は、いつも申し上げますように、総理が言われていることが、これが政府の考え方であって、私はその総理の考え方と全く同じであります。
○国務大臣(岡田克也君) それは前提という言葉の意味、解釈の問題だと思います。総理は、先ほど言いましたように、徳之島に御負担をお願いしたいという総理のお気持ちを伝えたわけでありますが、御承知のように、三人の町長からはそれに対し否定的な答えも返ってまいりました。  今、政府として...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ですから、前提ということの意味がどうなのかということを先ほど申し上げました。それが、何があってもこれは絶対やるんだという意味だとすれば、それは違うだろうと。これだけ徳之島でいろんな方の御意見言われているときに、それでもしゃにむに何があっても無条件にやると...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今、徳之島に関する総理の言及について再び委員は触れられたわけですが、そこで徳之島に対してこういうことをお願いするということを具体的に総理は述べられたわけではございません。  一定の負担ということはたしか言われたと思いますけれども、どこをどうするというこ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ですから、それは進め方の問題であります。いろんなメディアが先行して徳之島ということを報じたわけで、そういう中で何も言わないというよりは、やはりその可能性があるということを言う方が私は誠意ある対応だというふうに思います。  先ほど来、何も言わないといって...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 当時、もちろん党としてのマニフェストというのは民主党の責任で作ったわけですが、各県連においてその責任に基づいて県連限りのマニフェストというものを作ったところが幾つかございます。これはそのうちの一つということでございます。  中身については、これは県連の...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) どういう経緯で鳩山代表のサインが入ったのかというのは私は承知をいたしません。そもそもこれを見たのはつい最近であります。ただ、率直に申し上げて、中身を見まして、県連限りで約束できないことが含まれているなと、そういうふうに思っております。
○国務大臣(岡田克也君) 私はこの鹿児島県連のマニフェストを見まして、当時の幹事長としてこれは遺憾なことだと思います。
○国務大臣(岡田克也君) 私はといいますか、この鳩山内閣はなるべく政治家が自分の言葉で答弁するということを基本に置いておりますので、政府委員の出席というのは、これは基本的には行わない、そういうことで進めているところでございます。  なお、今の発言の中で、私の答弁が不十分であると...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、今回のこのNPT運用検討会議、共産党の志位委員長、そして委員御自身も御出席されて、そして非常に有益な意見交換をされたこと、日本としての存在感を示すことにもつながりましたので、感謝申し上げたいというふうに思います。  その上で、今回のこの会議、総理...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ここは率直に言って、なかなか難しいところだと思います。  核を廃絶するということになりますと、やはり今、核を持っている国はなかなか、それは将来の核なき世界を目指すということはよくても、直ちにということについては簡単にはそれは合意できないと。もちろん、こ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 部分的措置といっても、例えば非核地帯条約、残念ながらこの北東アジアにおいては北朝鮮がありますので、北朝鮮が完全に核を放棄をするということがないと北東アジア非核地帯条約というのは前に進めないわけでありますが、しかし、この非核地帯条約というのはアメリカも大分...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 何といいますか、委員のおっしゃることも分からないわけではないんですが、ただ、例えばEUについて言及されたわけですが、EUで今議論をされているのは、確かにアメリカのEUにある戦術核の撤去ということはかなり議論されております。私が話し合ったドイツのウェスター...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 鳩山総理もできるだけ可能な限り沖縄の負担を減らしたいという思いで今日まで御苦労されながらやってこられたわけで、その鳩山総理の下で我々閣僚も同じ思いで頑張っているところでございます。最終的にまとまったものになるためには、沖縄の県民の皆様の理解ということは当...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ただいま議題となりました脱税の防止のための情報の交換及び個人の所得についての課税権の配分に関する日本国政府とバミューダ政府との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、平成二十一年六月に、バミューダ政府...全文を見る
05月14日第174回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○岡田国務大臣 上海万博でありますが、日本館は、非常に内外の評価が高くて、人気館の一つになっているというふうに承知をしております。  御質問の国旗の件でありますが、上海万博の日本館では国旗を常時掲揚するということはしておりません。他方、国家元首級の訪問が今後ある際に、当該国の国...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、事実関係でございます。  委員は日本だけが国旗を掲揚していないというふうに言われましたが、五月十三日現在、我々が総領事館を通じて確認したところ、国旗を掲揚していない国は、日本のほか、アメリカ、カナダ、ドイツ、トルコ、メキシコ、アルゼンチン、ブラジル、南アフ...全文を見る
○岡田国務大臣 今回のことですけれども、まず、委員御指摘の、日本だけが掲げていない、そういう事実はございません。先ほど申し上げたとおりであります。それから、自民党政権時代の今までの万国博覧会において掲げてこなかったという事実もございます。そのことは明確に申し上げておきたいというふ...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、この件について、先ほど武正副大臣も答弁いたしましたように、法的にどういうことなのかということについては関係部署できちんと詰めて、その上で中国側に通報したということであります。たまたま本省の審議官、アジア局審議官が月曜日に中国におりましたので、高いレベルで中国...全文を見る
○岡田国務大臣 国際的な一般的な慣例がどうなっているかということだと思うんですね。ですから、国際法上、一般的な海域で訓練を行うことは何ら問題があるということではございませんので、日本の領海を通過することすら、これは別に、国際法上認められた権利であります。  そういう中で、どこま...全文を見る
○岡田国務大臣 私も、なるべくそういったいろいろな不測の事態が起こらないように、お互い意思疎通をよくしておくということは重要だと思います。しかし、それをどこまでルール化するのかということは慎重な議論を要する問題である、そういうふうに思います。双方向であるだけに、それは冷静に日本に...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、日中間の東シナ海のガス田の開発については、これは大きく言って二つあります。  正確に私は申し上げたいと思いますが、中国側の言う春暁、我々の言う白樺については、中国側が行っていることに対して日本側が出資をするという話であります。中国側の法律に基づいて行ってい...全文を見る
○岡田国務大臣 現時点では、関係閣僚間で綿密に連絡、協議を行いながら、鳩山総理を筆頭に努力を行っているところであります。最終的には、今の連立政権、つまり国民新党、社民党の御理解も得て、しっかりと五月末の決着ということを目指していきたいというふうに考えております。
○岡田国務大臣 まず、御答弁する前に、その前に委員がおっしゃったことに関して一言申し上げたいと思います。  日米間の信頼関係は重要である、それはそのとおりであります。したがって、日米間で意見交換を行いながら物事を進めているということでございます。お互い意思疎通を欠いている状態に...全文を見る
○岡田国務大臣 昨日も鳩山総理は、五月末までに決着をさせるという考え方を変えているわけではないということを言われております。私も同じ考えでございます。
○岡田国務大臣 この普天間の移設の件、報道はかなり過熱しておりますけれども、何か具体的なことを決めたということはございません。そして、今の検討状況について、基本的に、一々具体的に述べるということは差し控えたいと思います。  いろいろな混乱を招くという委員の御指摘はそのとおりであ...全文を見る
○岡田国務大臣 五月末までに結論を出すということで、今まさしく非常に重要な時期でありますから、そのときに、その途中のプロセスというものを出すことはあり得ないということは委員もよく御承知いただいていることだというふうに思います。  普通の交渉事というのはそういうことで、あのV字形...全文を見る
○岡田国務大臣 ですから、委員は、一定の報道に基づいて、その報道が事実であるという前提でお聞きになっているわけであります。日米間でいろいろな協議は行っておりますが、その内容についてお話しすることはございません。  それから、今、外務大臣としてちょっと聞き逃すわけにはいかない言葉...全文を見る
○岡田国務大臣 そこは、委員も外務省でかつて政務三役をお務めになったわけですが、私の感触は全く違います。  やはり、機密を守るということがいかに重要か、そのことはしっかり私は省内でも申し上げておりますし、それは当然のことであります。日米間のいろいろな協議の中でも、日本からいろい...全文を見る
○岡田国務大臣 ですから、そういう報道を一々余り信用しない方がいいというふうに思うわけであります。それは、委員も政務官をやられたからよくおわかりだと思いますが、事実に反する報道というのはたくさんあるわけであります。  もちろん、実務者間での詰めというものは、特に技術的な詰めも含...全文を見る
○岡田国務大臣 そういう間違ったことを言う人がいたとすれば、それは、外務省の幹部にそういう人がいるとは私は全く思っておりません、信じがたい発言であります。
○岡田国務大臣 まず質問にお答えしますと、そういう議論はしょっちゅう行っているところであります。  ただ、鳩山総理の御発言を今引用されましたが、鳩山総理は非常に謙虚な方でありますので、今委員が言われたことがそのまま鳩山総理の思いかどうかということについては、私は必ずしもそういう...全文を見る
○岡田国務大臣 ですから、政府の案というものを、特にこれだということを今申し上げているわけではありませんので、質問に直接お答えすることにはなりませんが、ただ、我々、政権がかわって、そして沖縄の民意ということを考えたときに、もっと負担を減らす、できるだけ負担を減らしてもらいたい、こ...全文を見る
○岡田国務大臣 自民党案というより日米合意案というふうに申し上げた方が正確だと思いますが……(新藤委員「これまでの政府案ですね」と呼ぶ)これまでの日米合意案ですね。それだからだめだ、そういう考え方は全くございません。  ただ、先ほど来御説明しておりますように、やはり沖縄の負担軽...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、今回、日中韓の外相会談があります。その際に、日中間、日韓間の外相というバイの会談も予定しているところでございます。そこでどういうテーマを話し合うかということは、これは外務大臣たる私が決めることでございます。今この場で何か申し上げることはございません。  そ...全文を見る
○岡田国務大臣 委員の御指摘は御指摘として受けとめさせていただきたいと思います。  ただ、随分昔のことだとおっしゃいましたが、しかし、鳩山政権を批判するのであれば、まずみずからを省みてもらいたいという意味で、これは自民党政権のときに現にここまでの構築物ができたという事実を私は指...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほど来答弁しておりますように、政府の中で検討しているその状況についてお話をすべきではないというふうに思います。  いろいろな報道も先走っております。混乱することのないように、最後の詰めの段階ですからしっかりとやっていきたいというふうに思います。ただ、最後の詰め...全文を見る
○岡田国務大臣 ですから、我々は政府原案という言葉を一度も使ったことはございません、メディアがいろいろ報じていることは承知しておりますけれども。  これは、関係五閣僚の中で、これだと何かあるみたいに思えますが、そうではなくて、関係五閣僚の中で、お互いしっかり方向性を確認しながら...全文を見る
○岡田国務大臣 政府内でのコンセンサス、これを最終的にとる必要があることは、もちろんそのとおりであります。どのような手順でどうするかということは、これは政府にお任せいただきたいと思います。
○岡田国務大臣 政府内でいろいろ進めていることについての一つ一つのことをお話しするというのは適切でないというふうに思います。  ただ、一般論として申し上げますと、国内の調整は官房長官が中心になって進めている、もちろん防衛大臣も担当大臣として大変な御苦労をされているわけですが、官...全文を見る
○岡田国務大臣 我々としては、きちんと着地させるために、今全力で努力しているところでございます。  それから、今、総理の沖縄行きの話がありました。これはやはり、沖縄の負担を軽減したいという強い思いの中で、総理御自身が決断されたことであります。それだけの強い気持ち、沖縄の負担を減...全文を見る
○岡田国務大臣 常時駐留なき安保、確かに、鳩山総理がかつてそういったことを主張されたことはございます。  今から十年ちょっと前に、今の民主党になりました。そのときに、私は政策の責任者を務めておりましたので、安全保障論議を党の中で、主要な幹部が集まって二十回ぐらいやりましたか、そ...全文を見る
○岡田国務大臣 今のお話は、ちょっと返すようで申しわけないですが、私はやはり、この間いろいろ議論してきて、国民の中に安全保障に関する感覚が欠如しているというか、これは政治がきちっと説明してこなかったという問題があると思うんですね。  つまり、例えば、何のために米軍が日本に存在す...全文を見る
○岡田国務大臣 これは総理がみずから語っておられるとおりであります。総理が言われたことは、私は五月末に決着するという考え方を変えているわけではありませんということを述べられた上で、五月ですべてのことができ上がったということはなかなか難しいかもしれません、六月以降も安全保障の問題は...全文を見る
○岡田国務大臣 五月末決着というのは、地元の理解を求めつつ、米国とすり合わせをして理解を求め、政府として本年五月末までに具体的な移設先を決定するということであります。
○岡田国務大臣 矛盾することはないと考えております。
○岡田国務大臣 先ほど言いましたように、総理御自身も、五月末に決着するという考え方を変えているわけではないということをまず明確に述べているわけであります。鳩山内閣として、その総理の考え方が我々の考え方でもあるということであります。  委員、こういったところの言葉遣いは非常に注意...全文を見る
○岡田国務大臣 総理御自身が、五月末に決着をするという考え方を変えているわけではありませんというふうに述べられているわけです。もちろん、委員御指摘のように、その後いろいろなことを言っておられます。先ほども御紹介しましたが、五月ですべてのことができ上がったということはなかなか難しい...全文を見る
○岡田国務大臣 私、従来から申し上げておりますことは、一つは、海兵隊の抑止力というもの、それからもう一つは、沖縄にある海兵隊の機能というのは、さまざまな機能を持っておりますけれども、その中で、訓練ということとそれから実行部隊、これを切り離すということは難しい。全体をワンパッケージ...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、日本を取り巻く安全保障環境、かなりの状況にあるということは、率直に申し上げなければいけないと思います。特に、北朝鮮はミサイル実験を繰り返しておりますし、核実験も行った、そういう状況でございます。そういったことが一つ。  それからもう一つは、中国を初めとする...全文を見る
○岡田国務大臣 今、佐藤委員が言われたとおりなんです。そのことを率直に語らなければならない。  委員は今、自分は変わり者ではないかと言われましたが、そうではなくて、政治家たる者、そのことをしっかり国民に語らなきゃいけない。私は、それが必ずしも十分ではなかったのではないか、少なく...全文を見る
○岡田国務大臣 日中外相会談、あすですか、あさってですか、いずれにしろ、日中韓の外相が集まって会議を持つ、その合間に日中の外相、二国間でも行うということは事実であります。  何を話すかということは、それは私の決めることで、今ここで何か申し上げることは控えたいというふうに思います...全文を見る
○岡田国務大臣 五月末ということは、関係閣僚政策委員会ですか、つまり、他の与党二党も含めて閣僚が集まったときに確認をしたことだと記憶しております。
○岡田国務大臣 私は明確に答えていますので、もう少し礼をわきまえて言っていただいた方がいいと思います。  つまり、関係閣僚委員会、構成は当然御存じのはずですが、そこで確認をしているということは、もちろんそこには鳩山総理もメンバーであることは御存じのはずですから、当然そういうこと...全文を見る
○岡田国務大臣 言葉は正確にと思いますが、鳩山総理御自身が勝手に決めたのではありません。関係閣僚で確認をしたということでございます。だれが言い出したかという物理的な問題ではなくて、どういう決定の仕方をしたかということが重要ですから、私は丁寧に説明をさせていただきました。  その...全文を見る
○岡田国務大臣 ベストかどうかは別にして、関係閣僚でそのことを確認したということです。  総理大臣がこうだと決めればそうなるというのは、総理大臣によってはそういうことはあるかもしれませんが、我々は閣僚間できちんと議論をして、そして決めているということであります。
○岡田国務大臣 五月末決着というのは、これは関係閣僚間で合意をしていることでありますから、それは総理一人の問題ではもちろんございません。
○岡田国務大臣 先ほども言いましたように、この問題をいつまでも先に送るわけにはいかない、そういう中で、決めたのは十二月だったと記憶しますが、それから半年後ということで、五月末ということを決めたわけでございます。
○岡田国務大臣 そのことが念頭になかったかどうかというのは、個々人の頭の中にあったかどうかわかりませんが、そういうことを明示的に議論したことはございません。
○岡田国務大臣 なぜ五月末かというのは、先ほどお答えをしたとおりであります。  それから、これは事実関係ですから、今委員の引用された総理の発言というのは、どういう問いに対してそう答えられたのか明確にしていただきたいと思うんです。つまり、なぜ五月末にしたのかということで聞かれたの...全文を見る
○岡田国務大臣 その前に、やはり国会審議というのは、豊かに、中身のある議論をなるべく心がけたいというふうに私は思っております。  ですから、さっきの話、つまり総理の答えがどういう問いに対してなされたのかということは、これは決定的に違うわけであります。つまり、総理が沖縄に行かれた...全文を見る
○岡田国務大臣 もう一度言いますけれども、それは、だから総理を連れてこいということではなくて、どういう場面で問われた問いなのかということを明確にした上で誠実にお答えしたいということを私は申し上げているわけです。  それから、もう一つの問い、五月末の決着というのは、地元の理解を得...全文を見る
○岡田国務大臣 私、先ほど答えたはずであります。地元の理解を得、アメリカの理解を得ながら政府として結論を出すということであります。それ以上でもそれ以下でもございません。
○岡田国務大臣 これは親譲りなのか、物事を非常にシンプルに言うということですが、私が申し上げておりますのは、地元の理解、アメリカの理解を得て政府案を決定する、政府として決定するということであります。  その解釈をどうするかということは、私が一義的に行うものではなくて、これは内閣...全文を見る
○岡田国務大臣 理解という表現を使っているはずでございます。
○岡田国務大臣 この間述べておりますのは理解ということであります。  逆に、合意というなら、合意の定義をはっきりしてもらえませんか。何をもって合意というんでしょうか。
○岡田国務大臣 私は合意という表現を使っておりませんので、その定義を述べる立場にはないんですね。ですから、あなたが合意だというなら、何をもって合意というのか、そのことを明確にした上で質問しないと答えられないじゃないですか。
○岡田国務大臣 ですから、合意というのはいろいろな考え方があるんです。それは一つじゃないんです。当然委員もおわかりのはずです。  合意というのは、知事が了解するということなのか、あるいは地元の首長が御了解するということなのか、あるいは議会がどうなのか、あるいは沖縄県民がどうなの...全文を見る
○岡田国務大臣 ですから、我々は理解ということを言っているわけです。
○岡田国務大臣 何度もお答えしていると思いますけれども、地元の理解を得、アメリカの理解を得ながら政府として決定をする、政府案を決めるということであります。
○岡田国務大臣 政府として案を決めるというのは、もちろんこれからであります。
○岡田国務大臣 委員は午前中のやりとりを聞いておられたと思いますけれども、今、政府案なるものはございません。五閣僚で共通の認識を持って、そして政府案として決めるべく現在さまざまに調整を行っている、そういう段階でございます。
○岡田国務大臣 非常に漠然とした問いであります。閣僚でいえば五閣僚であります。
○岡田国務大臣 そのとおりです。
○岡田国務大臣 そういうことは政府の中で責任を持って我々がやっていることですから、一々お話しすることではないと思います。
○岡田国務大臣 小泉政権を初め自民党政権のときにどうだったか私は知りませんが、鳩山政権においてはきちんと、意思疎通をよくしながら進めているところでございます。
○岡田国務大臣 その連絡をとり合うということの密度の問題ですけれども、それは委員もよく御存じだと思いますが、総理大臣というのはいろいろなことを同時にやっていかなければなりません。ですから、電話で三町長に連絡したということを総理が御存じなかったとしても、そのことをもってこの問題に対...全文を見る
○岡田国務大臣 もう少しきちんとした議論を私はしたいと思いますが、つまり、そのこと一つを総理が御存じなかったからといって、そのことが何か連絡がとれていないということではないということを私は申し上げているわけで、関知していないということを私は申し上げたわけじゃありません。事実として...全文を見る
○岡田国務大臣 もちろん総理は、徳之島に対して何か官房長官が働きかけを行っているということは十分御存じだったと思います。ただ、個々の電話をしたかどうかということまで一々、それを知らないから悪い、だめだ、連絡がとれていないというふうに私は全く考えておりません。
○岡田国務大臣 委員はいろいろおっしゃったわけですけれども、最初におっしゃった話、県議会の皆さんには徳之島の話をしたのに知事にはしなかったというお話をされました。  それはオープンの場ではしなかったかもしれませんが、そのことはそのまま、知事に徳之島の話をしなかったということを意...全文を見る
○岡田国務大臣 もちろん、米軍も日本を守るということについては、広い意味で守るということは日米安保条約上の義務でありますし、日米共同対処ということもあるわけですから、米軍が全く日本を守ることに責任がないとか守らないとかいうことを言っているわけではありません。しかし、基本的にそれは...全文を見る
○岡田国務大臣 今委員がおっしゃったこと全部を私は事実として認めるつもりはございません。例えば無差別殺人とか、そういうことについては認識が違うというふうに思います。  ただ、沖縄の米軍基地から移動して、そして対イラク戦争に一定の人数が参加をしていたというのは、それは先ほど副大臣...全文を見る
○岡田国務大臣 どこからということは明確には申し上げられませんが、しかし、海兵隊だけではなくて海軍も含めてそういったものに参加をしていたということは事実であると思います。
○岡田国務大臣 沖縄に、あるいは日本にいる海兵隊やあるいは海軍、そういった兵士が移動して、そしてイラク戦争、アフガニスタンにおける作戦に参加をしているということは、それはそのとおりだと思います。
○岡田国務大臣 先ほど副大臣が答弁いたしましたように、米軍が施設・区域外において訓練を実施することが日米地位協定に必ず違反するというものではありません。それはケース・バイ・ケース。したがって、日米地位協定上認められるかどうかに関しては、個々の訓練の目的、態様などの具体的な実態に即...全文を見る
○岡田国務大臣 私は、イラク戦争が始まった折に、委員御指摘のように、本会議場で、イラク戦争が始まったことについて果たして国連の決議が明確にあるのかということで、時の小泉総理に対して問いかけたわけであります。特に小泉総理がそのときに直ちに支持をしたということに対して、私は、直ちに支...全文を見る
○岡田国務大臣 ですから、ここのところは、在日米軍基地というものは日本及び極東の平和のためにあるということだけではなくて、安保条約上はそういうことでありますが、そこにいる米軍というものがアジア太平洋地域全般について、その平和と安定のために役割を果たしているということでございます。
○岡田国務大臣 イラク戦争の現実がどうであったかということは、今委員は一人の、あるいは一人じゃなくて複数かもしれませんが、元米軍兵士の発言を紹介されたわけであります。それがすべてであったかどうかという問題はございます。私の認識と委員の認識は同じではございません。  そして、イラ...全文を見る
○岡田国務大臣 私もよく覚えております。あのときに、私の発言に対して一部罵声が飛びました。それはなぜかというと、集会の目的は普天間基地の即時返還ということだったわけであります、即時閉鎖、返還。私は、それがテーマであるけれども、しかし、ここは心を一つにして、まずは県外ということを実...全文を見る
○岡田国務大臣 委員の触れられた個々のことは別にして、復帰前の沖縄というのは日本の法令が適用されず、そういう中で、米軍の施政権下、沖縄というものがあったということは事実であります。だからこそ、先ほどの佐藤首相の当時の発言、復帰をすれば日本の法令が適用される、したがって状況は変わる...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほど申し上げましたように、日本に沖縄が復帰するまでの間は日本の法令は適用されなかった。その間、さまざまな、民有地を含む土地を米軍が接収して建設したということは確かにありました。もちろん、復帰後、日本の法令が適用されることによって、そういうことはございません。 ...全文を見る
○岡田国務大臣 基地がこれだけ集中している沖縄県民の皆様の思いということは十分に理解をしながら、そして、その負担の軽減ということでしっかりとやっていかなければいけないことは事実であります。  ただ同時に、日本政府の閣僚として、日本国民の平和といいますか、外部からの侵略にさらされ...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほどからの委員の御指摘は、非常に大事なことを言っておられるというふうに思うんですね。  私も、国会の事前承認ということは野党時代の主張で、特にテロ特措法を最初につくったときに、実はこの一点だけで我々は法案に賛成をしなかったわけであります。そういうことも過去には...全文を見る
05月17日第174回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第1号
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○岡田国務大臣 平成二十年度外務省所管一般会計歳出決算につきまして、その概要を御説明いたします。  歳出予算現額は九千六百九十一億九千二百八十二万円余でありまして、支出済み歳出額は九千四十一億二千三百三十七万円余、翌年度繰越額は五百十一億二千三百四十九万円余、不用額は百三十九億...全文を見る
○岡田国務大臣 ただいま会計検査院から御指摘のありました政府開発援助の実施につきましては、会計検査院の検査の結果を踏まえ、援助効果が十分発現するよう、相手国等との協議、検討を十分に行うなどにより、所要の措置を講じてきております。  今後とも、より効果的な政府開発援助の実施に努め...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、先ほど武正副大臣からもお話が出ましたが、前回の失敗を繰り返してはならない、合意文書をしっかりまとめる必要があるということであります。ただし、事態はそう楽観を許すものではなく、さまざまな利害が錯綜しております。イランの核の疑惑もあります。そういう中で、合意文書...全文を見る
○岡田国務大臣 普天間基地の危険性除去、そして移設の問題について、今、政府の中で、関係五大臣が中心になってさまざまな検討を行っているところであります。今御指摘のような、そういう具体的な内容について、特にそういうものが決まっているわけではございません。
○岡田国務大臣 今、関係五閣僚でいろいろ議論していることについて、詳細を申し上げるべきではないというふうに思います。  ただ、北澤大臣がおっしゃったことについて、私は、そういったものを、具体的なものについて承知をしているわけではございません。  しかし、言えることは、沖縄の負...全文を見る
○岡田国務大臣 いろいろな報道がなされておりますけれども、クリントン長官が日本に来るのかどうかということはまだ正式な発表にはなっていないと思いますので、そのことについてコメントするのは適切ではないというふうに思います。  ただ、仮に、今、例えば今週のどこかでということを考えたと...全文を見る
○岡田国務大臣 どういう趣旨でおっしゃっているかわかりませんが、私は、何かあると、普天間の問題が関係しているということを根拠なく言われることが非常に多いものですから、何か具体的なことがあればぜひ御指摘をいただきたいと思います。  最近、何かあると普天間、あるいは何かあると中国と...全文を見る
○岡田国務大臣 今の北澤大臣の答弁、どういう脈絡の中で答弁されたのか、ちょっと私は承知しませんので、コメントは控えたいと思います。
○岡田国務大臣 国際機関で日本人がもっとたくさん活躍をする、しかもハイレベルで、世界に顔の見えるような形で活躍してくれるということを願うのは委員や私だけではないというふうに思います。まさしく緒方さんのような、そういった活躍があれば、これは日本に対しても世界の認識も非常に変わるとい...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、先ほど委員言われた、大臣経験者あるいは総理経験者が国際機関のトップに座るというのは、最近そういう傾向がかなり出てきたことは事実です。私も、そういった意欲をお持ちの総理経験者とかがおられれば非常におもしろいなというふうに思います。語学の問題とか、いろいろ越えな...全文を見る
○岡田国務大臣 私も、青年海外協力隊に非常に注目している一人であります。先般も、南アフリカとタンザニアに行ったときにも、それぞれ現地で活動中の皆さんにわざわざお集まりいただいて、意見交換をいたしました。  おっしゃるように、やはりこれは男女問わず、帰った後、何か資格を持っておら...全文を見る
05月18日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
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○国務大臣(岡田克也君) 私の先般の答弁を前向きというふうにおっしゃっていただいたんですが、果たして前向きと言うべきかどうかということでもあると思います。  前政権の時代に、原子力供給グループにおいてインドを例外化するということが決定されました。NSGは、委員も御存じのように全...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 他方で、これマイナスの点もあるということも委員も十分お分かりの上で言っておられると思いますが、結局、不拡散条約に加盟していない、そういう国にある意味でお墨付きを与えるということになるわけであります。そうすると、今まさしく核を持とうとしているのではないかと...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 日中韓外相会談、これは一つは、二週間後に控えた日中韓の首脳会談の粗ごなし的役割ということがございます。したがって、どういうテーマを首脳間で議論すべきかということについてある程度方向性を決め、そして議論を行ったということでございます。そういう意味では、網羅...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これ中身は、まだ現在調査が続行中でありますので、中身を詳細にお話しするということはできません。ただ、しっかりと調査の結果を見守ろうと、冷静に見守ろうということは、これは日中韓三人の外相の共通認識であります。それまでは余りいろんなことを予断を持って言うべき...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) それは申し上げました。ですから、調査の中身ということではなくて、調査結果が出れば、それはいかなる調査結果が出るかということは今予断を持って言うべきではないということでありますが、その結果についてもちろん日本自身がきちんと検証をして、その調査結果について納...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 会談の中身をお話ししないという前提で意見交換しておりますから、私からお話しすることは控えたいと思います。
○国務大臣(岡田克也君) 韓国においてはかなりメディアは今報道は過熱しております。それは多くの方々が亡くなったわけですから、ある意味当然のところもあると私は思いますけれども、いろんな報道がありますけれども、それは政府が正式に発表したものではございませんので、そういった記事に基づい...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 一般論として言えば、六か国協議というものを早期に再開して、そして核の問題、ミサイルの問題、あるいは日本側からいえば拉致の問題も含めてしっかり解決をしていくということは非常に重要なことであります。ただ、もし仮に北朝鮮の関与が調査結果として明らかになるという...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ですから、そうやって具体的に話していくと何か調査結果を先取りしたような議論になりますので、なかなかそれを申し上げるのは難しいわけでありますけれども、例えば、それは国連の場で議論をするということになれば、どういう対応をするかということについてお互い連携を取...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) その前提は、調査結果について日本としてもきちんとそれを自ら検証し、そして納得をするということが必要だと思います、非常に重要な話でありますので。もちろんその調査結果も、これは韓国だけで行っているものではなくて、米国とかあるいはスウェーデンとか幾つかの国の人...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 一つは、やはり調査結果がどれだけ、客観的に見て、そしてその結果が妥当であるというものなのかどうかということだと思います。科学的に検証してこういう結果ということになれば、それを否定するにはそれなりのやはりそれに対する説明が求められるわけですから、そういう意...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 会談内容については、特にコメントすることは控えたいと思います。
○国務大臣(岡田克也君) 総理の発言、今官房副長官が御説明をされたわけであります。私の考え方は官房副長官と同じであります。
○国務大臣(岡田克也君) 閣議了解という言葉を使ったかどうか分かりませんが、内閣として意思統一をするという趣旨のことは、私の理解では確認されたというふうに思っております。
○国務大臣(岡田克也君) ちょっと今のくだりというのは私、正確に認識しておりませんが、訓練移転ということを考えているということは私申し上げたところでございます。
○国務大臣(岡田克也君) ここはいろんな議論があるんだと思います。ただ、この米印原子力協定をNSGで合意したというのは、これは政権交代の前の政権の時代の話であります。ですから、それは私がどういうふうに言っても、それは批判に受け止められたり、必ずしも客観的に評価することになりません...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、この議論、私も予算委員会等で何度か取り上げた記憶がございます。そのたびに、時の外務大臣からはまともな答弁は返ってこなかったという記憶がございます。そして、何といいますか、最終的に政府が決めるに当たって、野党である民主党に対して、あるいは私に対して、...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員の言われることが可能なのかどうかというのは注意深く検討しなければいけない問題であります。  ただ、もう少し一般化して言うことをお許しいただくとすると、やはりインドを、インドだけではなくてパキスタンも含めてでありますが、こういう核を持ってしまった、し...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私の政治家として取り組んできた問題、この核の不拡散、軍縮の問題、あるいは平和利用の問題ということでありますので、しっかりと取り組んでいきたいと思います。
○国務大臣(岡田克也君) 今お配りいただいた資料の一段目の後ろから五行目に、あなたたちの答弁が不十分だと思って呼んでいるのにというふうに言われたわけで、あなたたちと言われたので、これは、私、閣僚ですから、私も含めた話ではないかということで理解をしたところでございます。  ただし...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) もし私がこの選挙期間中あるいはその前にこういったものが配布されているということを承知していれば、何らかのまず是正策といいますか、そういうものを講じたはずであります。ただ、私は、この鹿児島県連のマニフェストを知ったのは、委員のこの質疑の中で初めて知りました...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘のように、私、今幹事長じゃございません。  ただ、今私が政治家として問われれば、先ほど申し上げたとおり、遺憾であるというのは今の私の発言であります。
○国務大臣(岡田克也君) ここでそれぞれの意見を言いますと、それがまた新聞の紙面を飾ることになりますので、そういう聞かれ方をすると非常に難しいんですが、何らかの移設先を決めるということはそれは変わっていないと、移設先を決めるということはですね、そういうふうに思っております。もちろ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この日米のロードマップでは、普天間飛行場代替施設の建設は二〇一四年までの完成が目標とされるということで、目標であります。そして、言わばそのことを前提に八千人の移転、そして嘉手納以南の基地の返還ということになっているというふうに理解しております。  この...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この問題は非常に難しい問題でありますが、クラスター弾を装着して訓練したという報道につきまして米側に確認をしたところ、米軍は日米安全保障条約の目的の達成のために必要な訓練を定期的に行っているが、訓練内容、使用弾種、訓練実施場所などの詳細については運用上の理...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは、クラスター爆弾を現に戦場で使用するということと訓練ということは少し次元が違う話であるということは申し上げておかなければいけないと思います。  そして、米国は現在クラスター弾に対する条約を締結しておりませんので、在日米軍に対してこの条約上の義務が...全文を見る
05月19日第174回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○岡田国務大臣 私は、今回のその海保が妨害されたという問題は、非常に問題があるというふうに思います。  その前の委員御指摘のヘリの話というのは、もちろんこれも大変問題だというふうには思いますが、中国側は、その前に海上自衛隊が随分その中国側の艦船につきまとったということを言ってい...全文を見る
○岡田国務大臣 中国の海軍力の能力増ということは、これは疑いの余地のないことであります。それはやはり国力が増しておりますし、それに伴って資源も必要でありますので、そういう意味で、この東アジアの海域に非常に活発に進出を試みているということは言えると思います。  それが国際的なルー...全文を見る
○岡田国務大臣 私が申し上げましたのは、核、米ロの間で戦略核の削減ということが合意された、それからイギリスもフランスも自主的に保有核の数を減らしている、そういう中にあって中国はどうなのか、むしろふやしているではないか、少なくとも現状維持あるいは減らす。私はかなり遠慮深く現状維持と...全文を見る
○岡田国務大臣 御指摘の東シナ海資源開発問題につきましては、私から申し上げたことは、今まで課長級でずっとやってきたんですね、局長級に上がったということは評価しつつ、単に議論するクラスを局長に上げたというだけではなくて、今後精力的に協議を進めて、早急に国際約束締結に向けた進展を図り...全文を見る
○岡田国務大臣 この問題は、今まさしく調査が行われている。これは、韓国政府を中心に、そのほかの国々からの人も入って客観的な調査を今行っているところでありますので、結果が発表されるのはそんなに先ではないと思います。発表されるまでの間、何か予断を持って物を言うべきでないというふうに思...全文を見る
○岡田国務大臣 報道が間違いと言いますと、どれが間違っていてどれが間違っていないのかという議論になりますので、まだ調査は行われている最中で、そういう前提の中で調査の現状についての説明があったということでございます。
○岡田国務大臣 一つ一つの記事について、これは間違っています、これは正しいというふうに言うべきでないと思いますが。  正確に申し上げますと、これは、調査の結果が定まったとき、そして、我が国としては、その調査の結果を精査して、我が国としてその結果を受け入れるかどうかということを決...全文を見る
○岡田国務大臣 これも、ですから、一時間という限られた時間の中で、私の記憶では、ある議論は少ししたというふうに思いますけれども、そう突っ込んで行ったわけではありません。  むしろ、私は中国側から聞きたかったんですね、訪中でありますから。しかし、中国側とも盛りだくさんやることがあ...全文を見る
○岡田国務大臣 竹島に関しましては、最近この委員会でもいろいろ御指摘いただいております幾つかの出来事もあったわけですので、私から、竹島に関する最近の動きを踏まえて、竹島問題に関する日本の立場を申し入れつつ、この問題が日韓関係に悪影響を及ぼすことがないよう努力すべきであるというふう...全文を見る
○岡田国務大臣 総理は、沖縄に行かれるに当たって、これは総理の強い御希望で実現したことでありますが、率直に、正直に語ろうというふうに決意されて行かれたと思います。そのことに加えて、非常に謙虚な方でありますので、今御指摘のような発言があったんだと思います。  最初の発言は、そうい...全文を見る
○岡田国務大臣 私は、鳩山内閣のもとで外務大臣を務めております。総理の考え方と同じであります。
○岡田国務大臣 合意というよりも理解ということだと私は思いますけれども。今、沖縄の現状が大変厳しい状況にあるということは、それは委員御指摘のとおりでございます。そういう中で、五月末決着ということを目指して、各閣僚は今懸命な努力をしている、総理も沖縄の理解を求めるための努力をなお続...全文を見る
○岡田国務大臣 その前提として、委員のおっしゃる合意というものの定義をしていただいた方がいいと思うんですね。それは、合意、一般的な意味でのニュアンスは伝わってまいりますが、例えば沖縄の合意と言うときに、それは沖縄県を代表、知事の合意が得られることなのか、議会なのか、あるいは地元の...全文を見る
○岡田国務大臣 余りプロセスを語らない方がいいと思うんですね。そのたびにまた新聞などで大きく書かれる。閣僚が違うことを言っているとか、変わったとか、そういうことになるわけでありますので、私はプロセスは語らないということにしております。そして、総理のおっしゃることが内閣の考え方であ...全文を見る
○岡田国務大臣 普天間の問題だけがすべてではございません。現に、今週、クリントン長官が日本に立ち寄って、外相会談が予定されておりますが、そこでの主たるテーマは、一つは、先ほど委員御指摘の韓国の沈没船の問題であります。これはかなり、まだ調査結果は出ておりませんが、結果によっては深刻...全文を見る
○岡田国務大臣 毎日のように報道がございます。その中には正しいものも正しくないものもございます。それについて一々コメントすることは避けたいというふうに思っております。でき上がったものを見て、またこの委員会の場でもさまざま御意見いただければありがたいことだと思います。
○岡田国務大臣 もちろん、それは内閣として解決に向けて必要だというふうに考えることをそれぞれの閣僚が手分けをして行っているということであります。  沖縄に行かれたのは、やはり総理の強い思いということもございます。そして、何とか沖縄の負担を軽減したい、そういう思いの中で、委員御指...全文を見る
○岡田国務大臣 今の委員のお話を聞いておりまして、例えばメキシコですけれども、確かに現在、EPAを締結しております。これはかなり中身が濃いもので、私の記憶に間違いなければ、お亡くなりになった中川さんが農水大臣のときにかなり思い切った交渉を行って、EPAができております。  ただ...全文を見る
○岡田国務大臣 ぜひ、そのためにも、外務大臣が海外に出ることについて御理解をいただきたいと思います。  ですから、この連休も、委員のおっしゃるような日程であれば、結局、連休の最後の木曜日、金曜日という平日、このときが使えれば、委員のおっしゃるような日程も可能だったんですね。NP...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほど長島政務官も言われましたが、くい打ち方式そのものについて、我々、そのことを前提に交渉を行っている、議論を行っているというふうに言ったことはないと思います。  したがって、そのことの断念ということについても、特に申し上げることはございません。
○岡田国務大臣 まず、先般、G8外相会談がカナダで行われるに際して、その前後にクリントン長官やゲーツ長官とお会いをいたしました。  そのとき、私は、行く前からはっきり申し上げておりました。これは普天間の問題で行くんじゃない、日米間で話し合うべき課題がたくさんある、特にイランの問...全文を見る
○岡田国務大臣 私は、案がないだろうということは一言も答弁しておりません。今、日米間の話し合いをあらゆるレベルで行っております。専門的見地から詰めなきゃいけない問題もございます。そういう問題は当然あるんですけれども、この来られるタイミング、金曜日ですけれども、その段階で、これを今...全文を見る
○岡田国務大臣 今まさに交渉中でありますので、そのプロセスについて語るべきではないというふうに思います。ただ、鳩山総理のもと、とにかく沖縄の負担を軽減する、そういう強い思いで今さまざまな議論を行っているところであります。
○岡田国務大臣 費用については、もちろんそのとおりであります。  その前に、まず訓練移転をきちんと受け入れていただけるかどうかという問題が、より重要な問題としてあると思います。もちろん、それはさまざまな負担を伴うわけであります。しかし、そこはぜひ、沖縄の負担軽減という見地から、...全文を見る
○岡田国務大臣 今回、核なき世界を目指して着実に軍縮を進めていくということと、それから核の不拡散、そして平和利用、そういったことについて国際社会がきちんと認識を一にして、最終的な合意文書に至るということがまず重要なことだと思います。前回はそういった合意文書には至らなかったというこ...全文を見る
○岡田国務大臣 日豪で出したものも非常に盛りだくさんの中身でありますので、どれだけその中に書かれたことが盛り込まれるかということを目指して今交渉しているところでございます。
○岡田国務大臣 脱退の規定というのは非常に重要な問題であります。詳しくはまた御質問があれば申し上げたいと思いますが、今の条約上も、脱退については簡単に脱退できないようにはなっているわけでありますが、委員御指摘のように、これはどこの国がということは申し上げませんが、突然脱退してしま...全文を見る
○岡田国務大臣 私が外務大臣として力を入れている問題の一つが核軍縮、核不拡散の問題であります。ですから、先ほど委員も言及していただきましたように、日豪でともに一つのパッケージをつくり、NPTの議論の場に我々は提出をいたしました。日独の外相で、核のない世界に向かってどういうふうに進...全文を見る
○岡田国務大臣 これはやはり調査結果が出ないと、その前から一定の予断を持って言うべきではないというふうに思っております。  それから、もう一つ重要なことは、その調査結果が、もちろんこれは韓国だけではなくていろいろな国が入って行っていることでありますので、客観的な、説得力のある、...全文を見る
○岡田国務大臣 中国からは、首相の訪日を目前に控えて、それを成功させるということと、それから、日中の経済協力、特に環境面での協力とか、そういうことについて御提案がありました。そういうことについて私自身賛成といいますか、一緒にやっていこうというふうに考えておりますので、それが何か厳...全文を見る
○岡田国務大臣 個別のやりとりは申し上げるべきでないと思いますが、核の部分については、確かに、私が提起した問題、つまり、主要な核保有国五カ国の中で、米ロは今回、戦略核の削減に合意をした、イギリスやフランスもそれぞれ減らしている、そういう中で中国はふやしている、あるいは不透明ではっ...全文を見る
○岡田国務大臣 鳩山総理は、北方領土の問題の解決ということに非常に力点を置いておられるというのは委員御指摘のとおりであります。その北方領土の問題の解決のためには両首脳間の信頼関係をきちんと構築しなければならない、そういう考え方で、昨年の九月、十一月、そして本年の四月、三回の日ロ首...全文を見る
○岡田国務大臣 帰属が確定した後生じる問題、課題についてもきちんと話し合いを行っておかないと、結局、帰属の問題そのものも進まないということにもなりかねないわけで、ここはこことして、それなりに議論も深めているところでございます。  しかし、重要なのは、委員も御指摘のように、帰属の...全文を見る
○岡田国務大臣 前回お会いしたときは、これはカナダにおけるG8外相会談の合間を縫っての議論ですから、そう時間がたくさんとれたわけではありません。昨年の十二月に私がモスクワに参りましたときには、かなり時間をとって、相当厳しいやりとりになったわけでございます。  私は、外交交渉とい...全文を見る
○岡田国務大臣 我が国が北方領土の返還を求めているということが、このドクトリンで言うロシアの領土要求というものに該当しないことは明らかだと思います。  日ロ間においては、第二次世界大戦後、これまでに国境は画定していない。そうであるからこそ、日ロ間、両首脳が、我々の世代で北方領土...全文を見る
○岡田国務大臣 委員も、そして志位委員長も会議に参加をしていただき、そして大いなる刺激を与えていただいたということに対して感謝申し上げたいと思います。  委員も御指摘のように、今回のこの運用検討会議は、前回とはかなり違う雰囲気の中で行われているというふうに思います。前回の失敗を...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、委員、今御指摘の文書は一応非公表ということになっておりますので、そのことを明確に前提にした議論というのは少し控えたいというふうに思います。  そして、日本としては、日豪共同提案による核軍縮・不拡散に関する実践的措置のための新しいパッケージ、そして、軍縮・不...全文を見る
○岡田国務大臣 この会議は大きな会議でありますので、それぞれいろいろな思惑を持って議論をされるということであります。イランの問題もあります、北朝鮮の問題もあります、そして中東におけるイスラエルの問題というのもあります。さまざまな問題があって、そういったことを念頭に置きながら、ここ...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほども申し上げましたように、今回の会議の最も重要なことは、きちんと文書がまとまること、文書がまとまらないという事態を避けることであります。そのことを前提にした上で、どれだけの内容をそこに盛り込めるか。不拡散の問題もありますし、軍縮の問題もありますし、そして平和利...全文を見る
○岡田国務大臣 それは先ほども言いましたように、核を持っている国々から見ると、それは国の安全保障の根幹にかかわることである、そして場合によっては、それは国威発揚といいますか、国の威厳にもかかわる問題だということで、例えば米ロのように自分たちで話し合って減らす、あるいはフランスやイ...全文を見る
○岡田国務大臣 心はそう方向性が違うわけではございません。しかし、現実に、しっかりとした文書をつくり上げるためにはどうしたらいいか、そういう観点で、しかし、きょうの委員の御指摘も十分念頭に置いて議論を進めてまいりたいと思います。
○岡田国務大臣 ただいま議題となりました社会保障に関する日本国政府とアイルランド政府との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、平成二十一年三月に、アイルランド政府との間でこの協定の交渉を開始しました。鋭意交渉を行った結果、同...全文を見る
05月20日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○国務大臣(岡田克也君) まず、様々な報道がどのぐらいの正確さを持って報道されているかということは、委員もよく御存じのとおりであります。常に事実であるということはとても言えないということは委員も同意されることだと思います。  その上で、今回の件については、現在政府の中で様々議論...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) そもそも、くい打ち桟橋方式なるものについて政府として正式にコメントしたことはございません。したがって、それがまたなくなったとかあるとか、そういう議論についてもコメントすることは控えたいと思います。
○国務大臣(岡田克也君) 混乱を招いてきたというお話ですが、いろんな憶測やあるいは根拠のないそういった情報が私は混乱を招いてきたというふうに思います。  ですから、我々五月末ということを申し上げているわけですから、出てきたものについてどうかこの場で様々御意見いただきたいというふ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私が申し上げているのは、プロセスについて何か明らかにすることはないということでございます。結果を見て御意見をいただきたいと思います。
○国務大臣(岡田克也君) 今いろいろ議論を行っているところであります、それは全般についてですね。したがって、その個々のことについて途中の段階でコメントする、内容をお話しするということは差し控えたいと思います。
○国務大臣(岡田克也君) 少し正確に申し上げたいと思いますが、さきの総選挙の際に、民主党としては米軍基地の再編についてそれを見直すということをマニフェストでお約束をいたしました。そして、時の代表であった鳩山現総理が沖縄で県外ということを言われたわけであります。その背景にあったのは...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 新聞の報道はいろいろなされておりますけれども、韓国政府が昨日の時点で何か公式に発表したということはございません。そして、今日の十時から韓国政府の発表が始まっておりまして、今もまだそれが続いているというふうに理解をしております。  私が把握している範囲で...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今回のこの韓国政府の発表、現在続いているわけでありますが、まずそれを注意深く見させていただきたいと思います。もちろん、事前に情報交換は行っておりますが、発表されたものをもう一度確認をしたい。そして、それが十分説得力があるというものであれば、これは我が国と...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 韓国側の対応というのはまだ承知をしておりません。いろいろな可能性について検討しているというふうには思いますけれども、方針が何か決まったということは確認をしておりません。これから韓国政府とそして米国政府とも意思疎通をよくしながら、しっかりと韓国政府を支持し...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この普天間の移転の問題というのは重要な問題であります。しかし、何度も申し上げておりますように、そのことによって日米同盟が現在大きく損なわれているということはございません。あしたもクリントン長官が日本に来られて、そして議論するわけですけれども、この韓国の沈...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、私は現在有事であるというふうには考えておりません。やはりここは冷静に、もちろんしっかりとした対応が求められておりまして、言葉というものは非常に大事ですので、私は注意深く使うべきであるというふうに思っております。  それから、私が先ほど山本議員に申...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員もよく御承知のように、沖縄には米軍基地が集中しております。その負担は極めて重いものがあります。その負担をできるだけ減らしたいと、日本全体の抑止力がこれは減ずることがないその前提で、つまり抑止力を維持しながら沖縄の負担を減らすと、そのためにはどういった...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 沖縄の負担軽減というのは、もちろん一つ考えられることは普天間の基地の移転ということであります。そして、それ以外にも沖縄県からも様々な要望をいただいております。基地の返還とか、あるいは訓練飛行の移転とか、そのほか、知事にお会いすればいろいろなことをいつもお...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) そういう断定口調で結論を先取りして言われるのは、私は非常に不本意であります。  それから、沖縄との合意ということを言われますが、沖縄県としては必ずしも政府案に納得していたわけではないと、そのことは知事は言い続けておられるわけであります。現行の日米合意案...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今、沖縄県民の負担ということを言われましたが、沖縄県民の皆さんの気持ち、今の気持ちということでいえば、やはり日米合意案では困るということだと思います。そういう民意というものも十分に踏まえて、そして進めていかなければならないということでございます。
○国務大臣(岡田克也君) 今のお話の中で、私は、今の沖縄県民の皆さんの気持ち、さきの集会でも多くの方が集まって、そして自らの意思を明らかにされました。そこには、知事もそうですし、県下の首長のほとんどの方が出席をされました。そういう沖縄県民の民意というものを、私はあおられた結果だと...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今委員は海兵隊が沖縄になければならないという前提でお話をされたと思いますが、それは疑問の余地なきことではないというふうに思います。少なくとも日本の中のどこかに移設可能であれば、そういう選択肢というものは全く考えられないわけではない。例えば、それは専門家の...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 以前にもこの場でも申し上げましたが、そういった予算が付かない、そのことによってグアムへの移転が遅れるということが起きないように、そこは日米間で真剣に話もさせていただいているところでございます。  委員の今の御指摘、そういった具体例を承知していないのはま...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、委員御指摘のこの群馬県前橋市上空における飛行訓練でありますが、これが米軍が定義するところの低空飛行訓練であったのかどうか。私の聞くところでは、それが低空飛行訓練であったということは、私自身承知をしておりません。  そして、低空飛行訓練に関して申し...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) グアム協定に書いてあることの解釈の問題でもあると思います。  私の理解するところによれば、沖縄から八千人を移転するということであります。しかし、その機能は主として司令部機能的なもので、最前線の部隊については引き続き沖縄に置くという、そういう整理をしたも...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 山内委員の御指摘、しっかりと聞かさせていただきました。ただ、委員も連立政権の一員でありますので、是非この歴史的な連立政権、鳩山政権、これを支えるためにお力を貸していただきたいと思います。
05月26日第174回国会 衆議院 外務委員会 第16号
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○岡田国務大臣 まず、今回の北朝鮮のこの事案については、我が国としては、冷静に、しかししっかりと対応していくことが必要だというふうに思っております。我が国独自でとるべき措置というのは、今政府の中で検討しているところです。  委員も御案内のように、日本はかなりのことを既に北朝鮮に...全文を見る
○岡田国務大臣 こういうときに重要なのは、きちんと事実関係を把握するということであります。今回の件も、そういう意味で、そこがおざなりになってはいけないということを、私も調査結果が発表になる前から申し上げてきたところであります。  ただ、今回の調査、その構成が、韓国以外の、今委員...全文を見る
○岡田国務大臣 報道はいろいろありますが、最終的にいつということはまだ申し上げられません。ただ、五月末までにという約束をぜひ果たしたいというふうに考えて、まだまだ課題はございますけれども、その約束実現に向けて、内閣を挙げて今努力を行っているところでございます。したがって、日米合意...全文を見る
○岡田国務大臣 この協定が発効いたしますと、英語及び日本語が併記されたアイルランドの年金の給付申請書類を日本の年金事務所で入手することができます。そして、それを提出することもできるということであります。逆の場合もまた同じであります。この協定を締結することによってそういった両国の年...全文を見る
○岡田国務大臣 こういう問題ですから、想像で物を言うべきではないというふうに思います。政府としては、そのことについて特に何か確たるものを持っているわけではございません。  ただ、やや、なぜということを考えたときに、ますますなぞが深まるといいますか、よくわからないのは、北朝鮮とし...全文を見る
○岡田国務大臣 そのことは明確ではございません。韓国側の発表も、個人の名前を挙げておりませんし、そして、実行した者に対する処罰を求める、こういう言い方でございます。それ以上のことは言っておりません。
○岡田国務大臣 総理の御発言は、安保理に関しての、その場で発言されたというふうに私は記憶しております。したがって、日本も非常任理事国でありますので、今後、安保理で議論されるということになれば、非常任理事国として安保理における議論をしっかりリードしたい、そういう趣旨で言われたものだ...全文を見る
○岡田国務大臣 基本的に、テロ支援国家の指定の問題は、これはすべて米国内法令の解釈、適用の問題でございます。政府がこれを有権的に解釈するという立場にはございません。私からは、クリントン長官に対して、この問題についてどう考えているのかということを聞いたわけでございます。それに対する...全文を見る
○岡田国務大臣 今回、停戦協定違反というふうにアメリカは今回の北朝鮮の行為を位置づけているということであります。
○岡田国務大臣 個人ということの意味ですけれども、要するに、テロというのは何か。それは、国家に対するものというよりは、不特定の個人に対するものであるというふうに基本的には考えられる、そう思っております。
○岡田国務大臣 先般のクリントン長官との議論においてもそのことは話題になりました。そして、もう既に、中国にクリントン長官も行かれて、当然この問題についても話し合いを行われたものだというふうに考えております。  今回、日中の首脳会談も行われます。温家宝首相も日本に来られます。そう...全文を見る
○岡田国務大臣 いろいろ報道されておりますが、日米間の合意というのはまだ発表されているわけではございません。しかし、総理が沖縄で辺野古近辺と、正確な表現はちょっと忘れましたが、そういう趣旨のことを知事に説明されたことは事実であります。  もとに戻るというふうに言われましたが、こ...全文を見る
○岡田国務大臣 この普天間移転の問題が沖縄のすべての選挙区において最大の問題であったかどうかというのは、これはいろいろ議論のあるところだと思います。私も幹事長として、当時、選挙全体を見ておりました。候補者がそれぞれ県外にというふうに言ったことは事実であります。しかし、そのことは、...全文を見る
○岡田国務大臣 五月中ということは、私自身も言ってまいりました。日米間の合意は五月中に明らかになるというふうに思っております。  連立間の問題は、今まさしく連立与党の御理解を得るために努力を重ねているところでございます。  沖縄県民の皆さんの理解という意味では、その理解が十分...全文を見る
○岡田国務大臣 まず福島党首、福島さんが言われている三党合意に反するというのは、これは明確に間違いであります。私は、当時、幹事長として、三党合意を福島さん御自身と議論をいたしました。さまざまな議論がありましたけれども、結局、普天間とか辺野古とか、そういう表現は入れずに、そして三党...全文を見る
○岡田国務大臣 日米の合意につきましては、さまざま議論してまいりました。おおむね論点は尽きております。ただ、細かい表現とか、そういうところは残しております。そういう状況であります。  いつ発表するかということは、政府としてまだ明らかにしておりませんので、ここで私が言うわけにはま...全文を見る
○岡田国務大臣 内容を今の段階で言うべきではないというふうに思っておりますが、辺野古岬近辺ということは、その趣旨のことを総理も沖縄で明言をされましたし、そういう総理の基本的考え方に沿って日米合意はできているということでございます。
○岡田国務大臣 恐らく日米合意は、従来の例からいっても、2プラス2、四人の外務、防衛両大臣、そういう文書としてでき上がるというふうに思います。  そのでき上がった文書について、閣議としてそれを決定するのか了解するのか、あるいはほかのやり方があるのか、そういうことについては平野官...全文を見る
○岡田国務大臣 これは関係五閣僚で確認をして作業をしてきたところでございます。
○岡田国務大臣 政府の中でどういう議論があったかということは申し上げるべきではないというふうに思います。  そして、これは沖縄の皆さんに対しては大変申しわけないことであります。そのことは十分認識をし、そして、沖縄の負担軽減ということをあわせ日米合意の中でなるべく盛り込むというこ...全文を見る
○岡田国務大臣 私がいつまで県外と言ったかということはさておきまして、ただ、これは内閣として沖縄の負担軽減ということでずっと取り組んできたわけであります。そして、普天間の移設先として県外ということをいろいろ検討したということも事実であります。しかし、検討を重ねる中で、現在、間もな...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、委員は現行案ということをよく言われるんですが、これは発表になったものをごらんいただくしかないんですけれども、現在ある日米合意案そのものではございません。そのことは申し上げておきたいと思います。  そして、御質問は何でしたっけ。(小野寺委員「地元の合意が現段...全文を見る
○岡田国務大臣 現時点で受け入れている、つまり、辺野古周辺につくるということについて、それを沖縄県民の皆様が、その多くの皆さんが了解している、受け入れるというふうには、私は現時点では思っておりません。  ですから、これからしっかりと考え方を説明し、その考え方というのは、全体とし...全文を見る
○岡田国務大臣 もちろんアメリカもそのことは十分わかっているわけでありますが、私からも、今の沖縄の置かれた現状というものを十分に説明し、だからこそ、負担の軽減が必要である、ある意味では、長かった交渉のメーンテーマがそこにあった、沖縄の県民の皆さんに受け入れていただくためには負担軽...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほど申し上げましたように、この日米合意案というものが明らかになったその段階が私はスタートだというふうに理解をしております。つまり、沖縄県民の皆様に、皆さんにそのことについて受け入れていただくための努力というものを内閣挙げて重ねていかなければならないというふうに思...全文を見る
○岡田国務大臣 今のお話は、委員が一定の仮定とそして想定のもとにお話しになったことであります。そういうことにしないために、しっかりと内閣を挙げて取り組んでまいりたいというふうに思います。  普天間の固定化というのは日米両国政府ともに決して望まないことであって、だからこそ、これだ...全文を見る
○岡田国務大臣 現在のロードマップでも二〇一四年を原則とするというふうに書いてあったと思います。そういった考え方はできるだけ維持したいというふうには考えますが、それはまさしくこれからの進展状況次第というところがあることは否めません。  なるべくそういったことが可能になるように行...全文を見る
○岡田国務大臣 現在の案に比べて五年とか十年おくれるということは想定しておりません。あとは、これから中身について日米合意案の発表の後も検証しなきゃいけない問題がございます。具体的に、辺野古岬近辺であるとしても、その中のどの辺にどういうやり方でやるかというところについては日米合意案...全文を見る
○岡田国務大臣 何度も申し上げておりますように、間もなく日米合意案というのが明らかになりますので、それを先取りしたことはお話ししない方がいいというふうに思います。  それから、委員が御指摘の五年かかるということですが、それは一から全部やり直せばそういうことでしょうが、しかし、必...全文を見る
○岡田国務大臣 委員はいろいろ前提を置いて議論されております。その前提すべてが正しいものかどうかということについては私はここで議論するつもりはありませんが、日米合意案を見た上で、発表になった上で、必要があればまたこの場で議論をさせていただきたいというふうに思います。  いずれに...全文を見る
○岡田国務大臣 閣内のことは政府にお任せをいただきたいというふうに思います。いずれにしても、五月末までにという中での話であります。  それから、アメリカ政府は、もちろん沖縄の現状というものは十分に理解した上で、今回の日米合意文書というものを交渉し、そして間もなく合意に至るわけで...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、委員も外務副大臣をやられたわけですから、当然わかった上で言っておられると思いますが、日米間でしっかりと公表するまではその中身について触れることができない、そのことは十分に御理解されているはずだと思います。新聞はいろいろ報道しておりますけれども、それはすべて憶...全文を見る
○岡田国務大臣 なるべく誠実に答弁しようと思って言うと、何か五月末までにと言っているのに沖縄の理解をこれから得るというのはおかしいとか、そういうふうに言われるわけでありますが、もちろん五月末までにすべてクリアできれば一番いい。しかし、もうこのタイミングになって、沖縄の県民の皆さん...全文を見る
○岡田国務大臣 ですから、今回の日米合意案をつくり上げるに当たって、沖縄の負担の軽減ということをどれだけそこに盛り込むことができるかということを、政府を挙げて、鳩山総理のもとで取り組んできたわけであります。今までなかなかアメリカ政府として認めてこなかったこともその中には入っており...全文を見る
○岡田国務大臣 日米合意案の中身については、今申し上げるべきではないというふうに思います。間もなく明らかになった段階で、またこの場でさまざま議論していただければというふうに思っております。  ただ、そもそもこの普天間の移設の問題が問題提起されたのは、非常に危険な基地であるという...全文を見る
○岡田国務大臣 それは、これから内閣の中で、お互い、どういう役割分担をして、どういう責任を負ってやっていくかということをよく議論しなければいけないというふうに思います。  ただ、それまでに、まず内閣として何らかの、それは決定であれ了解であれ、内閣としての意思決定というものが必要...全文を見る
○岡田国務大臣 今の点は委員おっしゃるとおりだと思います。私も、クリントン長官とたしかシンガポールで外相会談を行ったときに、私の方から、沖縄の歴史、かつて独立国であったこと、そしてその文化、さきの戦争における大きな犠牲、そういったことについてクリントン長官に私からお話をし、非常に...全文を見る
○岡田国務大臣 基本的には、各政党がどういうお考えをお持ちかということについて政府の立場でコメントするのはいかがかというふうには思います。  ただ、私、率直にお聞きをして、一つは、委員御指摘のように、軍事的な緊張の拡大、悪循環につなげることなく、外交的、政治的方法で解決するよう...全文を見る
○岡田国務大臣 我が国を取り巻く安全保障環境、特に朝鮮半島情勢あるいは周辺国の海軍力の増強、そういった環境の中にあって、日本の抑止力というものを確保していかなければいけない。自衛隊というのは、盾と矛でいえば盾の役割でありますので、そういう意味で、それを補っているのが在日米軍である...全文を見る
○岡田国務大臣 五月末までに地元の理解も得られるように、内閣としては全力を挙げて努力をしてまいりました。この間、鳩山総理も二度にわたり沖縄に行かれたわけでございます。  しかし、現状、県民の皆さんの理解が得られている状況にないということは、私はそう思います。したがって、日米合意...全文を見る
○岡田国務大臣 ですから、それは日米合意案が発表された段階でぜひそれをごらんいただきたいし、またこの場でも御議論いただきたいというふうに思います。沖縄のさまざまな、今まで県として出されてきた御要望とか、あるいは沖縄の負担を軽減するための項目について、日米間で真摯に議論をさせていた...全文を見る
○岡田国務大臣 そのための努力を内閣を挙げて行っていかなければならないということであります。真摯に行っていきたいと思います。
○岡田国務大臣 総理のその言葉は重いということは私は確かに申し上げました。総理もそういう気持ちは非常に強くお持ちだったと思います。だからこそ、沖縄の負担を軽減するためのそういった中身を今回、日米合意案に盛り込むために真摯にアメリカ側と厳しい交渉を行い、そして、ある程度そういうもの...全文を見る
05月27日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○国務大臣(岡田克也君) メディアはいろいろ報じるわけでありますが、必ずしも正確なものではございません。いずれにしても、近々にこれは明らかになるわけでありますので、それを御覧いただくということだと思います。  ただ、幾つか報じる中で余りにも目に余るものというのがありましたので、...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘のように、北朝鮮に対して日本はかなりのことを既に行っておりますので、そうたくさんメニューがあるわけではございません。それから、これは外交的な観点からいって、すべて出し切るということもいかがなものかというふうに思います。  しかし、これだけの事...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 具体的な我が国独自の制裁措置、その中身については現在政府の中で検討しているところであります。そう長く時間が掛かるものではないというふうに思いますが、現時点では、検討しているところでございますので、中身について言及することは避けたいというふうに考えておりま...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今はまだ韓国の方から具体的な方向性が出されているわけではございません。どういう形になるかということも含めて、事前によく韓国政府とは意見交換を行い、そして日本政府として韓国政府をしっかりと支持をする、そういう立場で、どういうやり方が一番いいかということを検...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 先ほども言いましたように、これは出したらというよりも、恐らく、出すに当たって緊密な協議を行い、そしてその結果として何らかのアクションを起こすということになりますので、今、韓国政府が出したらとかそういう仮定の議論ではなくて、よく協議をしながら協力していきた...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 我が国として韓国の立場を支持をするということを申し上げているわけであります。
○国務大臣(岡田克也君) いずれにしても、政府としては法案の採決についてお願いをしているところでありますので、これは国会の問題ではありますけれども、速やかに御審議、採決いただくことを期待しているところでございます。
○国務大臣(岡田克也君) 日米韓の局長級協議でありますが、御案内のように、クリントン長官が日本に来られまして、そのときのメーンテーマがこの韓国船の沈没事案であります。そして、その後、中国に行かれて中国とも当然その話をされたということでありますので、そういうことを踏まえてもう一度意...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今回の事案というのは、魚雷攻撃によって軍艦を沈め、四十六名の方々が亡くなっているわけでありますから、これは非常に深刻な事態であることは間違いがありません。そして、そのことに端を発して、今韓国と北朝鮮との間で様々な言葉の応酬や、あるいはいろいろなことがあり...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 余り言葉が躍らないようにしたいというふうに私は思います。しかし、今の状況がどういうふうにこれから展開していくかということについては、それは日本国政府として、どういったことになったとしてもしっかりと対応できるようにしておかなければいけないというふうに考えて...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 先ほど来答弁しておりますが、現状が何か、私は有事と聞かれて、有事というのは法律上の定義された言葉ですから、余りやっぱりこういう国会の場で言葉についてきちんと定義に基づかずに言うことはいかがかと、率直にそういう感じがいたしました。  そして、今の、何とい...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 先ほど来答えていると思いますが、どういう状況になったとしてもそれに対してきちんと対応できるようにしておかなければいけないというふうに思っております。
○国務大臣(岡田克也君) それは緊迫したということの言葉の定義の問題でもあると思いますが、少なくとも四十六名の方が、魚雷攻撃によって軍艦が沈み四十六名の方が亡くなっているという、そういうことが起きているわけでありますから、そのことの意味するところということは、これはやはりきちんと...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今の沖縄の現状を考えれば、日米合意ができたとして、それをそのまま直ちに受け入れるという、そういうことにはならない。つまり、沖縄の皆さんに対して政府として説明をし理解を得る努力ということが必要になります。それにどのぐらい掛かるのかということも関係してまいり...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 五年、十年というのは、質問した方が五年、十年遅れるんじゃないかと、こういうふうに言われましたから、そこまでは考えていないということを申し上げたわけであります。  今後どうなるかというのは、日米間でも、もちろん沖縄の理解を得ながら議論していかなきゃいけな...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ちょっと議論の前提が違うのかなと思いますが、これは日米合意案というものが明らかになった時点でまたこの場でも議論させていただければというふうに思いますけれども、今回の合意案、我々としては、鳩山総理の沖縄負担軽減という強い思いを受けて米国側と交渉してまいりま...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 閣議及びその後の閣僚懇でどういう議論が行われているかということは明らかにしないことになっております。  それから、今日も官房長官が中心になって与党間の調整を行われているというふうに思っております。私としては、日米合意というものがもう出ているといいますか...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 官房長官、大変努力されているわけであります。いずれにしても、今日中にしっかりと決着を付けて、そして速やかに内閣としての方向性を出すべきだというふうに考えております。
○国務大臣(岡田克也君) どういう形で行うかということは、これは内閣、特に官房長官を中心に総理と御相談になって決めることだというふうに考えております。  もちろんその結果が、今回でいえば日米合意案ということが対象になっておりますので、その日米合意案の趣旨をゆがめるものであっては...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 先ほど申し上げたわけでありますが、日米合意案、その合意の意味を、これをゆるがせにするというものであってはならないということは当然であります。  どういう形で行うかということは、官房長官を中心に総理ともよく相談して最終的に決めていくことになるということで...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 事案が事案でありますし、タイミングがタイミングですから、余りここで仮定の議論はしない方がいいと思います。(発言する者あり)
○国務大臣(岡田克也君) 私は、そういう意味でちょっとこういうタイミングで言われることはいかがかと思いますが、一般論として申し上げれば、その国連軍に参加をして武力行使をするということは、これは憲法の禁ずるところであると私は思います。(発言する者あり)
○国務大臣(岡田克也君) 外に向かってそういったことを韓国政府が明らかにしたことはございません。ただ、今までの歴史、それから数々の事案も起きておりますので、様々なことが起こり得るということを予想しながら、しっかりとした対応ができるように、当然政府としてはそういう対処方針で挑んでい...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 外務省では、今後の情勢を見守りつつ、個別具体的な状況に応じて、在留邦人及び邦人渡航者に対し、渡航情報の発出などを通じて必要な安全対策や注意喚起を行うこととしております。    〔委員長退席、理事山根隆治君着席〕  在韓国日本国大使館では、平素より現地...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 最初に申し上げましたように、今後の情勢を見守りつつ、個別具体的な状況に応じて様々な必要な安全対策や注意喚起を行うことにしております。  現時点においては、しっかりと静かに対応するという、そういう状況であるというふうに考えております。
○国務大臣(岡田克也君) 基本はやはり韓国を支持をするという、これは米国とともにしっかり支持をするということだと思います。  しかし、私、何度か国会でも申し上げておりますが、やはりこの事案に関しては冷静に、しかししっかりと対応していくということが重要であるというふうに思っており...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) いずれにしましても、この日米合意というものは、どういう形であるにしろ閣議に諮るということにはなるわけであります。それが、閣議に諮った結果が、決定なのか了解なのかあるいは意見なのか、いろいろ報道されておりますが、それはこれから相談していくことだというふうに...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ですから、閣議でどういう形でかかるかというのはこれから最終的に決めていくことでございます。  しかし、閣議に何らかからない、かかるということの意味ですけれども、日米でこれは恐らく2プラス2、防衛大臣、外務大臣、両国のですね、で合意するということは、これ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私文書偽造に当たるかどうかというのはそれは別にしまして、このサインは、例えば民主党のマニフェストに当時の鳩山代表がサインしておられるものと同じであると。同じというか、それはサインですから違っては困るわけですけれども、民主党のマニフェストにも同じようなサイ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは以前から申し上げておりますが、私は当時の幹事長であります。幹事長として全く承知をしておりません。これは鹿児島県連としてお約束をされたものだというふうに考えておりますけれども、党としてはこういうものを認知しておりません。(発言する者あり)
○国務大臣(岡田克也君) 問われれば、他国の議会の審議の見通しについてお答えする立場にないということでありますが、この予算が確実にきちんと議会の中で審議が行われ、そして計上される、決まるように、日米間の信頼関係、非常に重要なことだというふうに考えております。
○国務大臣(岡田克也君) 従来から知事も日米合意案そのものではなくて多少の移動ということも言われているわけであります。したがって、これは沖縄県の考え方もよく聞いた上で、もちろん日米合意できる、そのことが前提でありますけれども、様々な可能性について検討していきたいというふうに考えて...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) さきの県民大会の様子など、沖縄の県民の皆さんのこの問題に対する関心の高まりということは十分に理解をしているところでございます。だからこそ、そういったことも含めて、米国側とかなり長い意見のやり取りを行って日米合意ということになりました。この日米合意が明らか...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 沖縄県内の今の状況というものはもちろん米国政府も十分に認識をしておりますが、この日米合意をつくるに当たって様々伝え、そしてそういう下で沖縄の負担を減らすと、そのためにどうすればいいかということを真剣に議論した結果としての日米合意でございます。これは是非、...全文を見る
05月28日第174回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○岡田国務大臣 それでは、私から、日米安全保障協議委員会、いわゆる2プラス2のまとまった結果について御報告申し上げたいと思います。ポイントだけ申し上げます。  お手元に資料も届いているかと思いますが、一枚めくっていただいて、二ページからごらんいただきたいと思います。「両政府は、...全文を見る
○岡田国務大臣 その点については、先ほど申し上げましたように、そのことについて、二ページのところでありますが、「普天間飛行場のできる限り速やかな返還を実現するために、閣僚は、代替の施設の位置、配置及び工法に関する専門家による検討を速やかに(いかなる場合でも二〇一〇年八月末日までに...全文を見る
○岡田国務大臣 そのことについては、これから専門家の議論をまたなければなりませんが、あらゆる可能性がある。  もちろん、その後に、二ページの先ほど読み上げましたところの次の段落で、「代替の施設の環境影響評価手続及び建設が著しい遅延がなく完了できることを確保するような方法で、代替...全文を見る
○岡田国務大臣 ここで決定するのは、八月末日までにというのは専門家であります。そして、検証及び確認を次回のSCCまでに完了するというのは閣僚であります。したがって、それまでに環境影響評価を終えていなければならないということではございません。
○岡田国務大臣 そのことは何も語っておりません。ですから、今の環境影響評価を前提にするということを確認したわけではございません。むしろそうではないわけで、ただ、制約がかかっておりますのは、著しい遅延がなく完了できるということであります。
○岡田国務大臣 そもそも現行の日米合意案は、沖縄県としては必ずしも受け入れているものではございません。それを沖合により出すということを知事も主張しておられたわけであります。その出し方によっては環境影響評価も今のままでは使えないということも、もともとあり得るというのが日米合意案だっ...全文を見る
○岡田国務大臣 この紙をごらんいただきますと、単に戻ったということではなくて、そこにさまざま、より環境に優しいとか、あるいは負担が少ないとか、そういったものについて議論する余地があるということでございます。  同時に、この紙、2プラス2の閣僚間の合意でありますが、これは、単に普...全文を見る
○岡田国務大臣 この共同発表は、2プラス2であります。ですから、両国の外務、防衛担当大臣の名前で出されております。しかし、もちろん、担当大臣だけがこの文書について出したわけではなくて、それは政府として責任を負うわけであります。  いろいろ御心配いただいておりますが、そういったこ...全文を見る
○岡田国務大臣 これは、日米の2プラス2で合意をして、そしてこのタイミングで発表するということを決めたものでございます。それに先立ちまして、鳩山総理は、オバマ大統領と電話で会談をし、そのことについて確認をしたところでございます。
○岡田国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、この紙自身は2プラス2で合意したものでございます。ですから、それを発表するということは、恐らく自民党政権時代においても同じように、2プラス2について、そういったやり方をしておられたのではないかと思います。  しかし、当然これは政...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、今委員は条約と法律の関係について言われました。その限りにおいては、それはそのとおりであります。  しかし、この文書は条約ではございません。両国閣僚の政治的意図をここに明らかにしたということでございます。それから、もちろん、今政府がやろうとしているのも法律で...全文を見る
○岡田国務大臣 こういう議論は厳密にした方がいいと思います。条約そのものではありません。  しかし、政治的に両国政府、特に関係四閣僚が政治的な意図を明確に約束したものでありますから、それが軽いということを言っているわけではありません。方程式として議論した場合に、これを条約と言う...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、私、それから北澤大臣も当然そうだというふうに考えますけれども、この共同文書は四閣僚がきちんと議論を行い、約束したものでありますので、これは確実に実施をしていく、その責任を負っているわけでございます。そのことに疑いの余地はございません。  そして、それを政府...全文を見る
○岡田国務大臣 どういう形をとるかということは、これは内閣の問題でありますので、内閣にお任せをいただきたい。その結果についていろいろこの場などを通じて御意見をいただくことは当然だと思いますが、決めるのは内閣であります。  しかし、総理の考え方は揺らぎはございませんし、そして、私...全文を見る
○岡田国務大臣 ですから、先ほど来申し上げておりますように、整合性のとれたものでなければならないということでございます。  そして、この共同文書の中にも明記されておりますように、「代替施設の位置、配置及び工法に関する専門家による検討」というのは二〇一〇年八月末日までに決めるとい...全文を見る
○岡田国務大臣 これは私の考え方、受けとめ方でありますので、総理は総理でまた何らかのお考えをお述べになるというふうに思いますが、五月末決着ということの意味は、国会で私も答弁をしておりますけれども、これは、沖縄の理解を得、そして米国政府の理解を得た上で政府として決定をするということ...全文を見る
○岡田国務大臣 まさしく今、連立与党の中で話し合いが行われているわけであります。したがって、そのことについて一閣僚である私が言及するのではなく、それは結果を見ていただきたいというふうに思っております。
○岡田国務大臣 今、そういう二者択一の状況になっているわけではございません。先ほど北澤大臣も言われたように、官房長官を中心に、連立のパートナーとの議論、意見交換というものを続けているところでございます。ですから、議員の質問に直接お答えすることはできません。  ただ、私の感想とい...全文を見る
○岡田国務大臣 その総理発言もたびたび国会で取り上げているわけでありますが、総理は非常に謙虚な方でありますから、委員がおっしゃったことに近いことは言ったかもしれませんが、現実がそうであるというふうに私は考えておりません。
○岡田国務大臣 私自身の考え方は先ほどお話をしたところでございます。五月末までにということを申し上げながら、沖縄県民の皆さんの御理解を得る状況にはなっていないということについては、私はおわびを申し上げなければならないというふうに思っております。そして、早くその御理解をいただき、今...全文を見る
○岡田国務大臣 政府方針なるものは、具体的なものが出てきた上で、決定された上で御議論いただかないと、今どういう表現がなされるかということを想定しても、それはまさしくこれから決まるわけであります。  私からは、この二つの文書は整合性がとれたものでなければならない、そのことを申し上...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、委員の議論の前提が、政府方針なるものと今回の合意文書に矛盾があるという前提であれば、どちらがという議論は非常に重要なことになるわけでありますが、そういうことがないようにするということを申し上げているわけであります。  その上で、一般論として申し上げれば、政...全文を見る
○岡田国務大臣 どういう状況下でどういう質問がなされ、そして官房長官が、その部分はわかりますけれども、それ以外に前後でどういうことを言われたか私は承知しておりません。委員もよく御存じのとおり、いろいろなことを考えてきちんと発言しても、そのうちの一部が切り出される、そこだけ報じられ...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、先ほどの委員の御指摘ですが、私は誠意を持って答弁しているというふうに思っておりますし、議事録をごらんいただければ、私がいかに正面から答えているか。ただし、やはり言葉は正確に用いなければなりませんから、先ほどの中谷委員の御発言なども、これは条約ではございません...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほど来答弁しておりますように、この日米共同文書というものは、既に両国政府が明らかにし、対外発表したものであります。したがって、これが変わることはございません。
○岡田国務大臣 私が最近申し上げたことは、福島党首が三党合意、これは連立政権をつくるに当たって交わした文書でありますが、今回の日米共同文書がそのことに反しているというふうに言われますので、それは違うということを申し上げているわけであります。  この三党合意というのは、私は民主党...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほど委員が、安全保障の問題は、与野党なく、そして政局に絡めずにやらなければいけないというお話をされて、私はそのことについて非常に感服をして聞いていたわけであります。そういう観点からすると、今の御発言は非常に残念なことだと私は思っております。  いずれにしても、...全文を見る
○岡田国務大臣 五月十六日の日韓外相会談では、私から柳明桓外交通商部長官に対して、竹島をめぐる最近のさまざまな動きについて韓国側の抑制を求めた上で、竹島問題に関する我が国の立場について申し入れを行ったところでございます。
○岡田国務大臣 外交、特に首脳会談において何を取り上げるかということは政府が決定することでございます。今、私がここで述べることはございません。  それから、先ほど来、政権がかわって以降、竹島について、そこで劇的に変わったかのような御発言ですが、そこの写真に構築されている建物は、...全文を見る
○岡田国務大臣 今までそういった資料が出てこなかったということは、私はそういうふうには考えておりませんが、役所として、外務省として、これは与野党の別なく、必要な資料というものは提出する、そういうふうに申し上げておきたいと思います。
○岡田国務大臣 そういう報道があるということは承知をしております。
○岡田国務大臣 ロシア外務省のホームページにその旨記載をされております。したがって、報道されたことは事実であるというふうに考えております。
○岡田国務大臣 まず、先ほどのラブロフ外相の発言でありますが、ラブロフ外相は、プロの外交官、そして外相としても長くやっておりますので、なかなか、原理原則ということで述べられているのだと思います。昨年の十二月にモスクワで長い会談を行ったときにも、相当、そういった原理原則論で意見の応...全文を見る
○岡田国務大臣 また報道がと言われるとおしかりを受けるかもしれませんが、私が同席して聞いていた限り、そういう趣旨の、特に後段、総理が言われたというふうに私は認識をしなかったわけです。認識をすれば、当然発言をしております。ただ、あの場はオープンで行われたものでありますので、そういう...全文を見る
○岡田国務大臣 総理が御発言になったのは、韓国の立場を支持する、すなわち、もし韓国が安保理に決議を求めるということであれば、ある意味で日本として先頭を切って走るべきだ、そのように考えております、こういうふうに言われたわけでございます。したがって、安保理に韓国が決議を求めるというと...全文を見る
○岡田国務大臣 それは総理の御発言ですから、私からそのことについてコメントすることはいたしませんけれども、私が記者会見やさまざまな場でこの北朝鮮の韓国船撃沈事案について申し上げていることは、日本国政府としては冷静に、かつしっかりと対応していく必要があるということでございます。
○岡田国務大臣 どういう形で国民に伝えるかというのは、それぞれの、そのときの総理がお決めになることだというふうに思います。今まで、このぶら下がり方式というのは小泉総理の時代に始まったことで、そのときにはかなり国民の期待を集めたという面もあるかと思います。それ以来これは定着している...全文を見る
○岡田国務大臣 この問題は関係委員会でかなり議論、審議が行われたわけでありますので、そのことについて私が外務大臣として言うことが適切かどうかということはあると思います。ただ、自衛隊という言葉が出てこないからといって、それで法的意味が違うというふうに私は理解しておりませんので、中身...全文を見る
○岡田国務大臣 この件は、実は先ほど官房長官が定例の記者会見の中で述べたところでございます。それに先立つ閣議で確認をしたところでございます。  具体的な措置としては、第一に、北朝鮮を仕向け地とする支払い手段等の携帯輸出について届け出を要する金額を現行の三十万円超から十万円超に引...全文を見る
○岡田国務大臣 この韓国政府が中心となって行った調査結果について、多くの国はその調査結果を受け入れているわけでありますが、若干慎重な姿勢を示しているのがロシアと中国ということでございます。中国政府に対して、これはロシアも同じでありますが、機会をとらえて意見交換をし、そして、日本の...全文を見る
○岡田国務大臣 こういった重大な事件が起きたときに、四十六名の韓国国民が魚雷の発射によって亡くなっているわけですから、当面は、そのまま六カ国協議をすんなりと開こうということにはなり得ないというふうに考えております。したがって、まずは、今回のこの事案について、国際社会がどう対応し、...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほど来答弁しておりますように、きょうじゅうにどうするかということは明確になるわけで、今官房長官を中心に調整を行っているところであります。一閣僚の立場で、今のタイミングで何か物を言うということは避けたいというふうに思っております。  ただ、この日米合意文書と、そ...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほど御質問にお答えして、いずれも重要であるということを申し上げたところであります。
○岡田国務大臣 私は、その発言をこの審議の場で知りましたので、当然、そのことについて官房長官とこの件で意見交換はしておりません。
○岡田国務大臣 この日米共同文書と、そして政府のつくる文書の間、それは整合性があるものにしなければいけない、そのことは当然であります。
○岡田国務大臣 これは三党合意をつくる際に議論はしたわけでありますが、なお議論が不足していると言われれば、それはそのとおりかもしれません。そういったことも行っていきたいと思います。  それから、先ほど来、こういう問題は与野党を超えてというお話もございます。したがって、野党の皆さ...全文を見る
○岡田国務大臣 率直に言って、ここは日米両国政府で議論になったところであります。なるべく今の環境影響調査をそのままにという考え方が一方である中で、それでは自由度がないということで、議論を行った結果、こういう表現になっております。  したがって、どこまでいけば著しい遅延なくという...全文を見る
○岡田国務大臣 結局、これで新しい場所といいますか、これが決まったとしても、沖縄側が受け入れなければ、これは絵にかいたもちになるわけであります。ですから、沖縄の皆さんにも受け入れ可能な、そういうもので、かつ著しい遅延がなく行われるというものを具体的に決めていくということでございま...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、従来決められておりましたのは、二〇一四年を目標とするという言い方でございます。そしてそこで、目標ということですから、若干のアローアンスといいますか、そういうものはそもそもあるということでございます。  そして、結果としてできなければ意味がないわけであります...全文を見る
○岡田国務大臣 正確に申し上げますと、二〇一〇年八月末日というのは、位置、配置及び工法に関する専門家による検討の結果であります。それを受けて検証及び確認を行い、次回のSCCまでに完了する、こういうことでございます。次回のSCCがいつかということは書かれておりませんが、それは常識に...全文を見る
○岡田国務大臣 私は、五年も十年もというのは、著しい遅延がなくという範囲を超えているというふうに思います。  何年までが認められるのかというのは、それをあえてここに書かなかったところに意味があるわけで、それは、これから日米で協議していく中で、新たな案の場所とか工法とか、そういう...全文を見る
○岡田国務大臣 交渉の経緯を余り細かく言うべきではないというふうに思います。  ただ、もちろん、アメリカの議会で予算の審議が行われている中で、全体像が見えないということになれば予算がつきにくいということはあり得る話でございます。  それから、二〇一〇年八月末日かどうかは別にし...全文を見る
○岡田国務大臣 恐縮ですが、交渉のやりとりについて申し上げることは控えさせていただきたいと思います。  今回、さまざまな問題について交渉した結果として、結論を得たのはホテル・ホテル訓練区域の使用制限の一部解除、これは決定をいたしました。そのほかの問題については、引き続き協議をす...全文を見る
○岡田国務大臣 具体的に決めたわけではありませんが、一構成要素とするということを含め、検討するということにしたものでございます。  ですから、全体の趣旨としては、委員がおっしゃったことで結構だと思います。
○岡田国務大臣 意味するところは、ここに書かれたとおりでございます。  すなわち、ここに書いてありますように、「環境関連事故の際の米軍施設・区域への合理的な立入り、返還前の環境調査のための米軍施設・区域への合理的な立入りを含む環境に関する合意」、英語で言うとアグリーメントを「速...全文を見る
○岡田国務大臣 鳩山総理とは、私は自民党時代に同じグループに属しておりましたので、そういう意味で二十年、おおむね理解しているというふうに思っております。
○岡田国務大臣 政治家の発言というのは、気をつけないと、部分だけを切り出されてしまうと非常に真意が伝わらないということはございます。そのことは私も実感をするわけで、したがって、結果的にどうなるかというと、記者会見などでも話す言葉は短くなる。小泉元総理のような言い方に私もだんだん近...全文を見る
○岡田国務大臣 いろいろな総理の御発言、その真意がどこにあるかということを私は一々確認しているわけではございません。それこそまさしく、自民党の中で機会を得て、そして予算委員会その他で総理と議論をされてはいかがかというふうに思います。  ただ、政治家の言葉は重いわけでありますので...全文を見る
○岡田国務大臣 政府としての具体的な移設先を決定するということに関しては、もちろん沖縄県からの、受け入れといいますか、そういったものはないわけであります。ただ、政府として、「キャンプ・シュワブ辺野古崎地区及びこれに隣接する水域に設置する」ということは、これは日米共同発表の中に書か...全文を見る
○岡田国務大臣 政府としてはこういう考え方でいく、しかし、沖縄県側から、それを受け入れる、そういうことにはなっておりませんので、それはこれからの作業である。そういう意味で、沖縄県側も含めた決着ということにはなっておりません。そのことについては、私は先日来、沖縄の皆さんに対して大変...全文を見る
○岡田国務大臣 私の個人的な思いとしては県外は難しいということは、昨年のたしか十月か十一月の記者会見でそういうふうに申し上げたことがございます。
○岡田国務大臣 まず、その十月の記者会見でありますが、私はあそこで言うべきではなかったのかなと今反省をしております。閣僚として、やはり内閣の中で議論した上で発言すべきではなかったか。  ただ、当時は、この普天間の移設の問題を、私は外務大臣として、そして防衛大臣である北澤さんとと...全文を見る
○岡田国務大臣 私は、私自身の責任というのは、この日米合意を実現することだというふうに考えております。  そして、きょうのことについては、もうきょう結果はわかることでありますので、今官房長官を中心に、一生懸命に最後の調整をやっておられるわけですから、私からそのことについて触れる...全文を見る
○岡田国務大臣 どういう形で政府の意思を明らかにするかということは、政府にお任せをいただきたいと思います。私も、政府の一員として、先ほど申し上げましたように、きちんと整合性のある形というものを実現してまいります。
○岡田国務大臣 そういうことをこの場で私が申し上げるべきではないというふうに思っております。  ただ、この合意文書、数カ月かけてつくってまいりました。つくるに当たっては、数限りない議論を行ってまいりました。外務省も防衛省も、それぞれの職員が土日返上で議論をし、私自身もルース大使...全文を見る
○岡田国務大臣 閣議決定、閣議了解、あるいは総理としての発言、それぞれ法律的な意味は若干異なります。そういうことも含めて、きょうじゅうには結論が出るわけでありますので、一定の仮定に基づいて今物を言うべきではないと思います。  それから、委員がいろいろ言われた社民党との関係につい...全文を見る
○岡田国務大臣 もともと五月末ということを目指して、日米間で議論してきたものでございます。それがまとまりました。  もちろん、沖縄の理解を得べく、総理みずからも二度にわたり沖縄に行かれ、そして努力をさせていただきました。しかし、残念ながら、今日に至るまでその理解が得られたと言え...全文を見る
○岡田国務大臣 地元の理解を得るための最善の努力、総理初め内閣として、その最善の努力を払ってきたところでございます。しかし、結果を見れば、理解を得るに至っていないということでございます。
○岡田国務大臣 今パッケージというふうに申し上げましたが、その中にはもちろん、ここにも書きました、八千名のグアムへの移転、家族九千名も含めて合計一万七千名の沖縄からグアムへの移転、そして移転に伴ってあいた基地の返還ということも含まれているわけでございます。  そういったことを総...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほど来議論をお聞きしておりますが、例えばホテル・ホテル訓練区域の使用制限の一部解除を決定したということでございます。そういった形で沖縄県知事が非常に強く求めておられたところが解除されることで、沖縄の漁業に携わる皆様を中心に負担の軽減ができるわけでございます。 ...全文を見る
○岡田国務大臣 今委員も御指摘になりましたように、キャンプ・シュワブ辺野古崎地区及びこれに隣接する水域ということでございます。ここに書かれたとおりでございます。
○岡田国務大臣 この場できょうも答弁させていただきましたが、そういう前提には立っておりません。
○岡田国務大臣 それは、環境アセスというその趣旨を逸脱しない、その範囲内において使えるものは使うことはあるかもしれません。しかし、そういったことも含めて、何もまだ具体的に決めているということはございません。
○岡田国務大臣 私は、基地に反対することが一方的であるというふうに言ったのではありません。日本にいる米軍あるいは米兵、その役割というものも同時にきちんと評価すべきであるということを申し上げているわけでございます。
06月01日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
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○国務大臣(岡田克也君) 今回の閣議決定は、文字どおり閣議決定でございます。鳩山総理の下、内閣として決定をしたものでございます。  もちろん、その基になった日米合意につきまして、これは日米両国政府間で合意したものでありまして、沖縄県民の皆さんの理解を得たものということには至って...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 総理は二度にわたり沖縄に行かれました。何とか御理解を得たいという、政府を挙げてそういう努力もしてまいりました。しかし、残念ながらそういう状況には至っていないという中で、しかし、この普天間の問題について一定の方向性を出すということは内閣としてこれはどうして...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 検証作業は政権スタート直後に合意がなされ、これはキャンベル次官補と行ったということではなくて、私とクリントン長官との間で合意をし、検証作業は累次行ってきたわけでございます。この検証作業というのは、なぜ現在の、現在のというのは日米の合意案、自民党政権の下で...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ございません。
○国務大臣(岡田克也君) 私は、かなり初期の段階でパッケージという言葉を使いました。これはどういう意味かというのは、もう委員も御存じのとおりであります。アフガニスタンで日米間でお互いが了解できるような、そういう形ができずして普天間の問題がいい結果が出るはずがないと。ですから、アフ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私個人の意見というよりも、それは鳩山総理の下で、我々は県外の可能性というものを官房長官の下で検討委員会をつくり、様々検討したわけでございます。
○国務大臣(岡田克也君) 今の世論調査などを見れば、非常に厳しい向かい風にあるということは事実だと思います。なぜ向かい風になったのかということは、様々理由がございます。私が一々言う必要はないというふうに思いますが、様々な要因が重なってこういうふうになっていると思います。それを何と...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 党と政府を分けるという考え方は、これは鳩山政権として、党と、つまりもっと言えば鳩山総理と小沢幹事長の間で決めた一つの仕切りでございます。それについていろいろ御議論はあると思いますけれども、それはそういうことで鳩山政権はスタートしたと、当時の幹事長として私...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 日本の刑事訴訟手続において、逮捕というのはそれは手続を踏まなければ逮捕できません。そのことを私は申し上げたわけであります。
○国務大臣(岡田克也君) 結局、警察、検察が逮捕、起訴に至るだけの証拠を集められるかどうかという問題で、最終的なそういった手続に時間が掛かったというふうに私は承知をしております。
○国務大臣(岡田克也君) 事実関係ですから申し上げますが、名護の市長選挙について党本部は推薦をしておりません。政令指定都市の首長については党本部のマターでありますけれども、それ以下の首長選は、これは県連で決めるということになっております。県連の判断であります。党本部として決めたも...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは共同声明、共同発表の解釈の問題ですから私から申し上げますが、これは八月末日までにと書いてあるのは、ここに書いてありますように、代替施設の位置、配置及び工法に関する専門家による検討であります。それ以上でもそれ以外でもございません。
○国務大臣(岡田克也君) この共同発表の文章をお読みいただければ分かることでありますが、この訓練移転の中の文章ですね、両政府は、二国間及び単独の訓練を含め、米軍の活動の沖縄県外への移転を拡充することを決意したと。ですから、訓練、二国間及び単独の訓練は含まれておりますが、それ以外も...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今、機能移転というふうに言われましたが、ここで使っておりますのは活動ということで、その活動ということに何が含まれるかということについては特に語っておりません。念のために。
○国務大臣(岡田克也君) ここに書かれているとおりでございます。委員の御指摘のとおりです。
○国務大臣(岡田克也君) ですから、今の普天間基地を無条件で撤去するという、共産党のお考えに立てばそういうお話も出てくるんだと思いますが、この辺野古への移転というものが円滑に進まないということになりますと現在の状況が固定化されかねないということですから、それは絶対避けなければいけ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 国会でも以前にも答弁いたしましたが、あのときかなり私はやじと怒号に包まれたわけであります。つまり、集会のメーンテーマが普天間の廃止ということであったわけです。そういう中で、私は、それは行き過ぎであると、せめて県外ということでまとまろうというふうに言った。...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まずここで書いてあることは、在日米軍駐留経費負担の一構成要素とすることを含め検討するということでございます。そして、そもそもこのホスト・ネーション・サポートの中で、実は国内の基地の光熱水費というのは日本が全部持つということになっております。その一部を再生...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) そこはこれから具体的に議論して詰めていく話でありますが、例えば住宅をグアムに造る際に、それがより環境に優しいものに造るということは、私はおかしなことではないというふうに思います。  その負担というものを、国民の税金をどれだけお願いするかということについ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは委員の御質問だけではないわけですけれども、もちろん負担の軽減ということは、これは真剣に考えていかなければいけない問題であります。しかし一方で、やはり日本の安全というものをどうやって確保していくかという議論が欠落して、一方的な議論だけするわけには私は...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 鳩山総理の沖縄の負担を何とか軽くしたいという思い、あるいは連立のパートナーである社民党の理解を得たいという思い、そのために数か月間を要し、そして支持率もかなり下げました。そういった犠牲を払いながら社民党さんにもお願いをしたわけですけれども、結局国外という...全文を見る
06月16日第174回国会 衆議院 外務委員会 第17号
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○岡田国務大臣 ただいま議題となりました特権及び免除に関する日本国政府と国際移住機関との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、提案理由を御説明いたします。  政府は、平成十六年十月に、国際移住機関との間でこの協定の交渉を開始しました。鋭意交渉を行った結果、本年二月...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、それぞれの必要性については今、武正副大臣の方から御答弁申し上げたところであります。  こういう国会の状況になりまして、大変厳しい中で、あえてそういう中で、参議院においては可決された両条約について御審議いただくことは大変ありがたいことだというふうに思っており...全文を見る
08月02日第175回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○岡田国務大臣 ロシア政府がボストーク二〇一〇を行ったことは事実であります。ただ、その発表の内容に北朝鮮難民とか難民ということが含まれているわけではございません。むしろ日本政府としては、このボストーク二〇一〇の中で、択捉島においてその一部が行われたということに対して、我が国の法的...全文を見る
○岡田国務大臣 委員も御案内のように、北朝鮮の状況というのはかなり厳しいものがあるというふうには認識をしております。それに対し、政府としては、あらゆる事態に備えてしっかりとした対応を考えているところでございます。  具体的なその中身については、具体的にお話をすることは控えさせて...全文を見る
○岡田国務大臣 そういった問題も含めて、しっかりとした対応が必要であるというふうに認識をしております。従来、細川政権の折にも同様の朝鮮半島の危機的状況というのがあって、いろいろ議論したということがあるわけでありますけれども、邦人の保護というのは日本国政府が果たすべき最も重要な役割...全文を見る
○岡田国務大臣 緊急事態が発生した場合に、邦人の保護というのは政府が果たすべき最も重要な役割でありますが、同時に、それは日本だけではなくて、同様な状況にあるということになれば、同盟国アメリカも含めてしっかりとした対応が日本政府に求められる、また、日本政府としてはアメリカのその能力...全文を見る
○岡田国務大臣 私は当事者でありますので、御説明したいと思います。  今委員が読み上げられたとおりでありますが、閣僚は、代替の施設の位置、配置及び工法に関する専門家による検討を速やかに、いかなる場合でも二〇一〇年八月末日までに完了させるということであります。完了させるということ...全文を見る
○岡田国務大臣 これはこの日米合意に書いてある限りのことで、それ以上のことは特に確認をしたり決めたりしていないわけであります。  ここに書いてあるのは、専門家による検討を二〇一〇年八月末日までに完了させるということであります。そして、その結果について検証及び確認を、次回のSCC...全文を見る
○岡田国務大臣 この日米協議委員会の合意には、そのことについては特に語っておりません。
○岡田国務大臣 公表しないと私は言っておりません。ここにはそういったことについては語っていないと。まさしくこれは両国政府間でこれから協議をしていくことだというふうに思います。  繰り返しになりますが、専門家による検討を八月末日までに行うということでございます。
○岡田国務大臣 何度も繰り返しますが、公表しないということを私は一度もこの場で申し上げておりません。その取り扱いについてはまだ決めていないということであります。  そして、委員いろいろおっしゃいますけれども、では、この八月末日までにこれしかありませんというような決め方をすること...全文を見る
○岡田国務大臣 今委員のおっしゃったことは、この協議委員会の合意の中に含まれていることでございます。
○岡田国務大臣 先ほど官房長官がこの委員会の場でお答えをしたとおりでありまして、今、そういった談話を出すかどうかということについては議論を行っているところであります。
08月03日第175回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○岡田国務大臣 まず、二年前の状況ですけれども、確かにそういった接触もあり、そして、北朝鮮側は日本側に再調査の約束をその後しているわけですね。しかし、残念ながら、その再調査の約束は全く果たされていないわけであります。  ですから、日本国政府としては、さまざまな機会をとらえて、拉...全文を見る
○岡田国務大臣 今の委員御指摘のゴルフ場の問題も、それだけとらえれば、日本人の税金で賄うべきなのかどうか、そういう声は当然上がると思います。  ただ、先ほど北澤大臣から御説明いたしましたように、これは移転でありまして、移転をぜひ実現してもらいたいという地元の要望にこたえつつ、し...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、数字の議論でありますが、先ほど、民主党政権になって最高になったというそのグラフでありますが、それは、皆さんの言う思いやり予算、我々で言うホスト・ネーション・サポートだけではなくて、米軍再編経費も含めて、その部分が膨らんでいるわけでありますから、別に思いやり予...全文を見る
08月04日第175回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(岡田克也君) まず、委員の今の御発言の中で、正確に申し上げたいと思います。  まず、八月末までに行うことは、これは専門家による配置や工法の検討でございます。もちろんそこで結論を出すということにはなっておりますが、あくまでも専門家による検討であります。  そういうも...全文を見る
08月05日第175回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘のように、日本とインドで原子力協定の交渉を開始をいたしました。  これは簡単な判断ではありませんでした。私も、委員御存じのように、核の軍縮や不拡散については最も熱心に取り組んできた議員の一人でありますので、この判断をするに当たってはいろいろ考...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ミレニアム開発目標、MDGsの進捗の中でも、この保健の分野というのは特に遅れた部分でございます。したがって、外務省としても、先般のODA改革の中でも、この保健と教育に重点的に取り組むということを確認したところでございます。  様々な国際機関がございます...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 宜野湾市民の皆さんのその思いというものはしっかりと受け止めなければならないというふうに考えております。  ただ、一方で、我々は米軍のその抑止力というものが日本にとって必要であるという前提で物事を考えております。無条件撤去ということで、移設することなく撤...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員の御指摘もよく理解するところですが、だからこそ、普天間基地の早期移設、そしてそれに伴って八千人の海兵隊の沖縄からグアムへの移転、そしてその結果としての嘉手納以南の基地の返還、そういったことをパッケージとしてやっていく、それに加えて、日米合意の中で定め...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 県議会一致ということですから、これは非常に重いものだというふうに受け止めております。  ただ、一方で日本全体で見たときに、日本にはやっぱり米軍の存在というものが日本の安全のために、あるいは地域の平和と安定のために必要であります。  そういった県民の皆...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 我々、さきの選挙の前にマニフェストを出しました。その中では県外、国外という表現はあえて使わなかったことは委員も御存じのとおりであります。その後、三党で連立の協議をいたしました。私と福島委員との間でも直接意見も交わしましたが、あのときにも県外、国外という社...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員が国際情勢の変化ということがよく分からないとおっしゃるわけですが、例えば朝鮮半島情勢一つを取っても、哨戒艇が沈められ四十六名の人命が失われたと、これは現実につい最近起こった出来事であります。そういった非常に緊迫した状況の中で、もちろんこれは話合いによ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 確かに、グアムへの移転、八千名の移転ということは決定をされております。しかし、残った約一万名、この機能はなかなか分割できない。もちろん、一部は沖縄に、そして残った者は日本のその他の地域にということができればいいわけですけれども、これを分割することはできな...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ですから、沖縄の皆さんの理解が必要であるというふうに申し上げているわけであります。もちろん、それを踏みにじるとか、そういったことを考えているわけではありません。  福島委員のお話を聞いておりますと、確かに沖縄の県民の皆さんの気持ち、おっしゃるとおりだと...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今の御議論、私は若干納得できないものがあるんですね。  つまり、新たな基地を造ること、確かにそれは負担であります。しかし、その結果として普天間の基地がなくなるんです。それは非常に大きな負担の軽減ではないでしょうか。そして、そのことと関連して、八千名の海...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員もよく御存じのように、アメリカの核搭載艦船というのは、まず戦術核と戦略核に分かれます。  戦術核については、これは艦船に搭載しないということが九〇年に決定されておりまして、そういうことがありません。したがって、そういう事実は起こり得ません。戦略核に...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ちょっと核密約の廃棄というところの関連がよく分からなかったんですけれども。  それから、委員は原潜とおっしゃいましたが、原潜の中には核を積んでいないものがたくさんあります。というか、むしろそれが通常でありますので、原潜そのものを認めないということではご...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) そのことは国会でも何度も私答弁しておりますけれども、先ほど申し上げましたように、核を積んだ艦船というものは、戦術核を積んだものはアメリカの政策によってありませんので、そういうことは起こり得ないということであります。
○国務大臣(岡田克也君) これは鳩山政権の時代にも同じ答弁をしていると記憶しておりますけれども、現時点でそれを変える予定はございません。
○国務大臣(岡田克也君) イラク戦争に関しては、当時の政府は、イラクが十二年間にわたり累次の国連安保理決議に違反し続け、国際社会が与えた平和的解決の機会を生かそうとせず、最後まで国際社会の真摯な努力にこたえようとしなかったという認識の下で、米国を始めとする国々による武力行使を支持...全文を見る
09月09日第175回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(岡田克也君) 基本的に、先ほどのグアムへの移転の問題と普天間の移設の問題とそして嘉手納以南の基地の返還の問題の関係は、先ほど副大臣が述べたとおりであります。  ただ、それに加えて、五月二十八日の日米の共同発表の中では、両政府は、嘉手納以南の施設・区域の返還が、再編の...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 普天間の返還の問題については五月の日米合意がございます。その合意を基本に、沖縄の理解も得ながら、しっかりと普天間の危険性除去、辺野古への移設のために誠心誠意努力してまいりたいというふうに考えております。
○国務大臣(岡田克也君) 議会で一致して決められたわけですから、そのことは重いというふうに思います。  ただ、やはりこれは、この日米合意というものがあった上で、国内で、沖縄の県民の皆様とお話をしないと、何もないところで議論するというわけにはまいりません。もちろんこれは日米両国政...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 日米合意を踏まえてこの普天間の基地の移設の問題を進めていくというのは内閣の方針であります。  もちろん、日米合意、私がアメリカ側と交渉するに際して特に力を入れましたのは、これが全く動く余地のないものであってはそれは頭越しと言われても仕方がないわけで、若...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、私自身は余り対等という言葉を殊更言うのは好きではありません。まるで対等でないこと、現状が対等でないかのようなそういう印象を与えるからであります。ただ、党としてはマニフェストなどでも対等な日米関係という言葉は使っております。  今の委員の御指摘です...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) どういうと言われてもちょっと困ってしまうんですが、お互い同盟国としてそれぞれの責任を果たすということで私は十分であると思います。
○国務大臣(岡田克也君) 基本的認識が大分違うなというふうに思います。  日米間で、先ほど言いましたように、外務大臣同士でも頻繁に議論を行っておりますし、共同して様々な事柄に当たっているわけでございます。その間の信頼関係というのはしっかりありますし、まあいろんなことを言う人はい...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 首脳という意味が総理大臣という意味であれば、これは菅総理が就任されてG8サミットの折にオバマ大統領と会って会談をしたということでございます。
○国務大臣(岡田克也君) まず、私は中国が脅威であるというふうには考えておりません。もし、恐らく脅威という、正式な意味での脅威というふうに委員が言われるとすれば、それは恐らく多くの議員が共有する認識ではないと、そういうふうに私は思います。  その上で、もちろん日米間でいろいろな...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 報道されるところがどこまで正確かということを私分かりませんので余り断定的なことは言いたくないのですが、今のお話の中で、沖縄に海兵隊は必要かという問いに対して、海兵隊の実戦部隊は要らないと思うと、アメリカも要らないと思うから引き揚げているという御発言があり...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 米側の示しているものが日本側の従来説明してきたものよりもはるかに広いというふうには考えておりません。ただ、それが陸地に近づいているということは言えるかと思います。  なぜ、我々といいますか、従来の、前政権の時代ですけれども、自民党政権の時代ですが、台形...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私が先ほど広い狭いと申し上げたのは、全体の面積でいうと必ずしもアメリカの主張しているものが日本の台形案よりも広いと、面積として広いという、必ずしもそういうことではないと、そういう趣旨で申し上げたわけであります。ただ、より陸上に近いということはおっしゃると...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ですから、まだ日米間でそのことを確認しておりませんので、正式に何か政府としてそれを調査しているということはないと思います。  騒音とかそういった問題でどういう影響があるのかということについて、もし導入するということであればそのことをしっかり見極めていか...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) オスプレイは導入当初かなり事故があったということは事実です。しかし、そういうものは克服されたからこそ今幅広く導入されているわけで、私、今数字手元に持っておりませんが、オスプレイが従来のヘリコプターと比べて事故率がどのぐらい高いのかとか、あるいはそもそも高...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 繰り返しになりますが、過去においてはいろいろトラブルが多かったということは認識をしております。しかし、そういうものが基本的に克服されたからこそ、今広く配備されているというふうに考えております。  騒音の問題も、これは科学的に計量して数字がきちんと出てく...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ですから、飛行経路がどう変わるのか、そして騒音とかそういったものが多いのか少ないのか、そういう事実をきちんと把握をした上で、環境影響調査、まあ全面的な見直しというふうには私考えませんが、やや追加的なものが必要なのかどうかということも、そういった今申し上げ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ですから、それは導入するということになれば、先ほど申し上げましたように客観的な数字として特定できるわけですから、それに基づいて、より追加的な調査が要るかどうかというのが決まってくるということであります。飛行経路とか、そういうことによってもその結果というの...全文を見る
09月09日第175回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(岡田克也君) 鈴木外務委員長は、外務委員長として様々な御尽力をされ、私は非常に立派な外務委員長であったというふうに思っております。しかし、その鈴木議員が、こういった判決が出て、そして収監の可能性が高まったということは非常に残念なことでございます。
○国務大臣(岡田克也君) もちろん私も委員長選任に当たって賛成したわけであります。これは党で決めたことでありますので、私はそれに従ったわけで、そのこと自身は当然のこと、党所属議員として行ったというふうに考えております。  ただ、若干私自身葛藤がなかったわけではありません。そうい...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 党の意向というより党で決めたことであります。私は党の議員でありますから、私ももちろんその責任を共有しているわけでございます。  ただ、やはり国会ということを考えたときに、そういった有罪判決を受ける可能性があったということを見たときに、しかも最高裁まで行...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは、特定人の意向で鈴木議員を委員長にしたわけではありません。党としてきちんと決めたことであります。したがって、総理が替わってもそこの基本線は変わらなかったということであります。
○国務大臣(岡田克也君) この番組での小沢さんの発言は、やや誤解があるかなというふうに聞いておりました。沖縄からグアムに移転するということをもって実戦部隊が要らないということを言われたかに聞くわけですが、沖縄に、移すのは司令部要員を中心としたもので、実戦部隊は残るわけです。ですか...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今まさしく代表選の真っ最中でありますので、まあ私は余り今それにかかわるような、先ほどの御質問のような事実関係について私お答えしますが、何か今のようなちょっとくせ球のような質問には余りお答えしない方がいいんじゃないかというふうに思います。  もちろん、小...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今まさに選挙が行われているわけですから、その選挙について予断を持たせるようなそういう発言は控えたいというふうに考えております。
○国務大臣(岡田克也君) 選挙でだれを応援するかしないかというのは、一つの問題だけで決まるわけではありません。それは総合的に判断するわけであります。ですから、政府の方針に明らかに反することをすれば、それは党公認の地方議員であれば当然そのことは問題になり得るということでありますが、...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず最初に委員の言われたことですが、私の記憶では沖縄の自民党も県外という決議に参加をしておられると思うんです。自民党本体も県外というお考えなのかですね。ばらばらだということをそれだけ批判されるわけですから、沖縄の県議会と同じ考えなのかと思いますが、その辺...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) オスプレイを導入するということになれば飛行経路その他に影響も出てまいります。ですから、そういうことについて、アメリカが可能性がないと断言すれば別ですけれども、そうでなければそういうことも含めてきちんと説明をする必要があると、そういうふうに私は考えておりま...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 2プラス2の折には飛行経路についても示さなければならなくなる可能性高いと思うんですね。そういうことであればそれまでにオスプレイをどうするかということについてきちんと方針を決めて、そしてそのことを前提に飛行経路をかき説明をしなければいけないと、こういうこと...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 融資は、これは約束ですから、きちんとお返しいただくということは当然であります。
○国務大臣(岡田克也君) 特に予定は決めておりません。
○国務大臣(岡田克也君) この問題は要するに普天間基地の辺野古への移設の問題であります。政府間で合意すればそれで済むという問題ではありません。沖縄の理解ということが必要であります。  したがって、そういう作業も進めていく中で最終的にある程度の見通しを持って決定をしなければ、単に...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、核軍縮についていろいろ御意見いただきましたが、私は、野党時代に政府の核軍縮政策について極めて不満足でありました。したがって、それを全体について見直すということで組み立てたものが私の核軍縮の考え方であります。核の役割の低減とか核リスクの少ない世界とい...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私は昨年、二度沖縄に行きましてかなり率直な意見交換をさせていただきました。  歴代外務大臣でこの基地の問題で沖縄に行って直接やられたという方は、私は余りいらっしゃらないんじゃないかというふうに思うんです。(発言する者あり)ちょっと静かにしてくれますか。...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) SCCは2プラス2、私と防衛大臣の会議でありますので、担当の私からお答えした方がいいかと思います。  なるべく早くという気持ちはございます。ただ、これはやはり勝手に日米両国政府で決めてそれで話が済むものではありません。やっぱり沖縄の皆さんの理解がなけれ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 外交課題たくさんありますが、一つは委員先ほど言及されたようにやっぱりグローバルな課題ですね。特に私は、核軍縮・不拡散とかそれから貧困の問題、MDGsの達成ですね、それから温暖化、そういった問題により積極的に日本外交として取り組み、展開していきたいというふ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 在外公館の数については、先ほど武正副大臣の発言を引用されましたが、まさしくそういうことで百五十というものを目指していきたいと。特にアフリカを中心にまだ大使館のないところについてこれから重点的にやっていきたいというふうに考えております。  ただ一方で、も...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私は、昨年の十一月と十二月の二回訪れております。仲井眞知事始め関係の市町村長それから米側の関係者、経済界や労働界、言論界の関係者と意見交換を行っております。また、名護市においては地元住民との対話集会を、それから糸満市においては懇談会を行いました。そのほか...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 沖縄の皆さんの御理解をいただくために政府として真摯な努力をしなければいけない、それはそのとおりであります。
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘の従来日本政府が言ってまいりました台形の飛行経路につきましては、二〇〇六年にV字案に合意した当時、住宅地上空の飛行を回避する観点から、ヘリの有視界飛行の考えられる飛行経路として日米間の協議の過程において作成されたものであるというふうに認識をして...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 最初に、我々は正直でなければならないというふうに考えております。私はルース大使とよくこういう問題で議論するんですが、正直に出すということがまず重要であるということでは二人の間で完全に意見は一致しているわけでございます。従来どういう経緯があったか分かりませ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 確かに前政権時代の辺野古への移転という合意につきましても知事は必ずしも合意そのものには納得してないという状況は続きましたし、もちろん地元で強硬に反対する運動もあったわけであります。ですから、非常に難しい問題ですが、しかし我々、菅総理も言われておりますが、...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 準決勝を除くと圧勝ですから、それぞれですね、大変なものだということで心からエールを送りたいというふうに思います。  私は高校野球以外に、北澤大臣じゃありませんが、ゴルフを見ることが好きですが、女子ゴルフでも大変な沖縄出身の選手の世界の舞台での活躍と……
○国務大臣(岡田克也君) はい、よく存じております。  その活躍も、何が彼女をあれだけ強くさせているんだろうかという思いで、すばらしいなと思っていつも拝見しているところであります。