岡田克也

おかだかつや

小選挙区(三重県第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数11回

岡田克也の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第180回国会 衆議院 本会議 第2号
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○国務大臣(岡田克也君) まず、谷垣総裁、御質問いただき、ありがとうございます。谷垣総裁の厳しい御指摘は真摯に受けとめさせていただきます。今後ともよろしくお願い申し上げます。  二問、御質問いただきました。  まず、年金民主党案と一体改革の関係についての御質問でございます。 ...全文を見る
01月27日第180回国会 衆議院 本会議 第3号
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○国務大臣(岡田克也君) 私には、二問、御質問いただきました。  まず、消費税率のさらなる引き上げに関する私の発言についての御質問でございます。  政府・与党でまとめました社会保障・税一体改革素案におきまして、次のように表現しております。「二〇五〇年以降、高齢化のピークを迎え...全文を見る
02月01日第180回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○岡田国務大臣 御通告いただいておりませんので、具体的金額はわかりません。御通告をいただければ、ちゃんと調べておきました。
○岡田国務大臣 ここは、一つは自民党と民主党の意思決定の仕方の違いというのはあると思います。つまり、自民党は総務会というものが存在しますが、民主党にはそういうものはございません。  ただ、役員会においてきちんと決定をしておりますので、党として決めたということでございます。
○岡田国務大臣 いろいろな議論がございました。年末、たしか五日間ぐらい議論したと思います。私は全て参加をいたしました。長いときは八時間、九時間議論をいたしまして、最後は総理にも御同席いただいて、結論を出したわけでございます。  いろいろな議論は出ましたが、政府・与党の文書として...全文を見る
○岡田国務大臣 委員は自民党の意思決定の仕組みを念頭にいろいろ御質問になっていますが、各党はそれぞれ意思決定の仕方があります。我々であれば、党務に関することは常任幹事会で決定をする。それ以外のことは役員会でございます。政策については、政調を経て、最終的には役員会で重要なことは決定...全文を見る
○岡田国務大臣 ぜひ素案について御議論いただきたいと思います。  閣議決定をするかどうかということは、これは議論の、協議の前提条件ではないはずだと思うんです。やはり我々としては、できるだけ野党の御意見も聞いていい案をつくり上げ、その上で閣議決定し、法案を提出したい、それを基本に...全文を見る
○岡田国務大臣 今委員は、自見大臣に対しても御質問をされ、民主党の中での意思決定についていろいろお尋ねになりました。つまり、民主党としても与党としてもきちんと意思決定をして、そして出てきている素案であるということは今確認をされたはずでございます。  そうであれば、それを閣議決定...全文を見る
○岡田国務大臣 基本的には、その素案の中に全体像は示されているというふうに考えております。そこで、委員のおっしゃる全体像というのは一体どういうことを意味して聞いておられるのか、もう少し明確に言っていただいた方がいいと思います。
○岡田国務大臣 確かに、検討を残しているものはございます。しかし、そういうことも含めて、ぜひ協議していただきたいんです。我々が全部固めてしまってから協議するよりは、そういったところを残して、そして一緒に御議論いただいて、いろいろ野党で御主張の点も我々は耳を傾け、そして変えるべきは...全文を見る
○岡田国務大臣 法案を出さないと協議しない、そういう意味ですか、今のお話は。それは大変残念なことだというふうに思います。  それから、先ほどから検討の話、確かに社会保障のところに検討という言葉が多いんですが、その中には、この法律では、税・社会保障一体改革の法案ではなくて、やはり...全文を見る
○岡田国務大臣 最後のお話は、ちょっと私、理解できないんですね。  つまり、昨年、私も幹事長をやっておりましたが、各党で震災復興を中心にさまざま御議論いただいて、そして、一緒になって法律を国会に出して通していったということを何度となく繰り返してきたというのが昨年の国会だったんで...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、素案にどう書いてあるかということですが、素案の中には、我々の目指す年金の抜本改革についての基本的考え方が書いてございます。しかし、それは今回の消費税を一〇%に引き上げるということの外の話として書かせていただいておりまして、そこはきちっと書き分けているというこ...全文を見る
○岡田国務大臣 これは、総理もきのう御答弁されたかと思いますが、試算の性格ということをまず正確に知っていただきたいと思うわけですが、昨年、党の中で年金に携わっている担当の皆さんが、そういった計算を厚労省に対して依頼したということだと承知をしております。  私、当時幹事長をやって...全文を見る
○岡田国務大臣 それは、党でお決めになることで、政府からどうこう言う問題ではないと思います。
○岡田国務大臣 恐らくそれぞれ理由はあるんだと思いますが、詳しくは、しっかり有識者の会議を開いて、そこで把握をしていきたいというふうに思っています。  想像するに、非常に厳しい環境の中で、ついつい後回しになってしまったという部分があるのかなとは思いますが、委員も御指摘の、やはり...全文を見る
○岡田国務大臣 現時点で、それぞれの会議について個別に把握をしているわけではございません。しかし、基本的に録音はされていないというふうに受けとめております。それがなぜかというところについても、きちんと検証しなければならない点の一つでございます。  今後どうするか、録音を義務づけ...全文を見る
○岡田国務大臣 これはお答えになるかどうかわかりませんが、当時のこの法案の担当者は、私の前任、蓮舫議員であります。閣議で蓮舫大臣の方から、この法も施行されたので記録は残すようにと、この大震災に関してということではありませんが、法施行に伴ってそういった発言もしております。にもかかわ...全文を見る
○岡田国務大臣 齋藤さんは見識のある方なのであえて申し上げたいと思うんですが、確かに、二〇〇九年のマニフェスト、我々の中に、甘い見通しに基づいて書いた部分がある、そのことは、私が幹事長をしておりますときに、去年の夏に中間評価をして認めております。  もちろん、それだけではなくて...全文を見る
○岡田国務大臣 今ずっと齋藤さんの議論を聞いていまして、随分いい議論をされているなと思っていたんですけれども、やはり最後はちょっと、余りにも上から目線で、いかがなものかなという感じがいたしました。  先ほど、メスを持つ資格がないというふうに言われましたね。しかし、その病気、これ...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、現在、先ほど言及された国家公務員の賃金の引き下げの議論につきましては、これはもう田村委員よく御存じのとおり、各党間で話をしているところでございます。その合意が早急にできることを期待しているということでございます。  御指摘のように、しかしそれだけでは二割に...全文を見る
○岡田国務大臣 これは、二年間引き下げるということを与野党で話し合いをしていただいているわけでありますから、それ以上のことを私が言うことは避けたいというふうに考えております。
○岡田国務大臣 我々としては、七・八%の引き下げについて、一旦は国会に法案も出して、早くこれを御審議いただきたいということを申し上げているわけです。それについて今与野党で話し合いをしていただいているわけで、ぜひ、ここのところをまず結論を出していただきたいというふうに思います。 ...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、先ほどの委員の御発言で、政党間で協議していることが、私は非常に重要なことだと思うんですね。それを何か軽んじるような、そういうような言い方は、やはりお互い政党人として避けるべきだというふうに申し上げておきたいと思います。  それから、地方のことについてお話が...全文を見る
○岡田国務大臣 マニフェストというと、二〇〇九年のマニフェストを言っておられると思いますが、その中で言っていることは、補助金ですね。これに対して、一定の割合でこれを削減するということで、公益法人とか独立行政法人についても言っておりますが、数字としては全体としてお示しをしている、そ...全文を見る
○岡田国務大臣 これは午前中も申し上げたんですが、民主党の調査会の中でそういったことを厚労省に依頼したというふうに私も聞いているんですが、当時は全く、そういうことは私、承知しておりません。幹事長をやっておりましたけれども、聞いておりませんし、それから、何か党としてこの結果について...全文を見る
○岡田国務大臣 ですから、皆さんがというのはどういう意味かということです。  それは、調査会がそういったことをしたということは聞いておりますが、民主党として正式に何か依頼をしたり、あるいは民主党として決めたというものではございません。
○岡田国務大臣 先ほど言いましたように、これは党の調査会の幹部が依頼して出てきたものでありまして、党としても、この扱いをどうするかというのは議論されていないというふうに承知しています。やはり、我々がとか政府がということの話ではございませんので、出されてと言われても、政府としてそれ...全文を見る
○岡田国務大臣 一つ、ちょっと混乱を招きますので念のため申し上げておきますが、先ほど表で、支給範囲4というので御説明になりましたよね。ところが、今説明をしたグラフでは、これは4じゃなくて1なんです。だから、ちょっとこれは、どこから資料をとられたのかわかりませんが、4を言うべきなん...全文を見る
○岡田国務大臣 これは、私は、委員の御指摘はかなりの部分共有するところがございます。  ただ、やはり事実関係をよく確認した上で事を進める必要があると思いますので、まずその作業をしっかりと進めていきたいというふうに考えております。
○岡田国務大臣 石井委員の御指摘もよくわかりますけれども、ただ、年金の話は、これは非常に大きな話で、おっしゃるように長い時間もかかる話です。ですから、それも全部一つにしてしまって議論するのではなくて、やはり並行して議論できる問題だと思うんですね。  将来的に、現行制度をもとにし...全文を見る
○岡田国務大臣 年金をめぐる問題は長い話で、いろいろありますね。今おっしゃったのは、二〇〇五年に、衆参にまたがる年金と社会保障問題に関する協議会、正確な名前は忘れましたが、そういったものを設けて議論したときのことを御指摘になっているのかと思います。  私は、実はあのとき民主党の...全文を見る
○岡田国務大臣 我々、考え方としては明確にもう示しているわけですね。最低保障年金と所得比例年金というものについてお示しをしております。あとは数字がどうなるかということで、どういう前提を置くかでこれは異なってまいります。ですから、党の方でも一時、そういったことを一部の皆さんで試算も...全文を見る
○岡田国務大臣 これは、年金の世界だけの話では必ずしもないんですね。つまり、我々が何が問題かと指摘しているかといいますと、やはり、年金額が極めて少ない、あるいは無年金の方がたくさんいらっしゃる、そこをどういうふうに乗り越えていくのか、そういう問題の意識から最低保障年金というのは出...全文を見る
○岡田国務大臣 議論はぜひしていただきたいと思います。ただ、それがなければ社会保障、税の一体改革が議論できないということになると、それは違うのじゃないかということを申し上げているわけです。
○岡田国務大臣 この中身はぜひ議論させていただきたいと思いますので、今それぞれについて細かくコメントすることは控えたいと思いますが、ですから、メリットとデメリットがございます。  私は、最大のメリットは、今、無年金者あるいは非常に低い年金の額の方が、この制度を入れることで、それ...全文を見る
○岡田国務大臣 今、石井先生の方で大分御説明いただきました。  結局、左の、従来のものの一番下の部分、税率アップによる政府の支出増一%、二・三兆円、これは社会保障以外のものも含まれかねない。つまり、税率をアップすれば物価が上がりますから、それで年金とか医療費がふえるというのはい...全文を見る
○岡田国務大臣 従来と今回で、パーツが変わっているわけではないんですね。  変わっているのは、先ほどの社会保障以外に使われる部分というのは確かにパーツとして変わっているんですが、あとはどういうふうにくくるかという問題で、社会保障の充実一%、従来は機能強化三%というふうにしていた...全文を見る
○岡田国務大臣 石井委員も十分おわかりいただいた上で言っておられると思うんですけれども、先ほどの、例えば高齢化による自然増、これは毎年一兆円強ふえていくわけですね。ですから、二年目には二兆円強、三年目には三兆円強、五年目には五兆円強ふえるということになるわけです。それを、いやいや...全文を見る
○岡田国務大臣 ここは石井委員と私の考え方は違います。やはり、年金は、物価が上がればその分はスライドして上げる、逆に言うと、下がったときには下げる、これは基本だと思います。  デフレ解消は非常に重要な課題ですが、だからといってそれで、物価が下がっているにもかかわらず年金の水準を...全文を見る
○岡田国務大臣 天下りの問題については、政府としても、従来からその根絶に向けて取り組んでいるところでございます。その以前からということはあったかもしれませんが、今後ともしっかりと天下りの根絶に向けて取り組んでいきたいというふうに考えております。
○岡田国務大臣 まず、歳入庁につきましては、我々は、社会保障・税一体改革の素案の中で、「歳入庁の創設による、税と社会保険料を徴収する体制の構築について直ちに本格的な作業に着手する。」というふうに整理をしております。したがって、歳入庁に関して検討を早急に開始したいというふうに考えて...全文を見る
○岡田国務大臣 今のお話で私がどこまで理解しているかですが、給与所得者が五千三百八十八万人いる、これは、厚生年金の対象になる正規の社員がこれだけいるということなんでしょうか。
○岡田国務大臣 なかなか計算どおりにはいかない部分はあると思いますが、私ども、御指摘としては非常に興味深い御指摘ですので、政府の方でも試算をしてみたいというふうに考えています。
02月02日第180回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○岡田国務大臣 お答えします。  まず、今委員御指摘のように、基本的な民主党政権の考え方、例えば、公共事業費を大幅に削った、そして三十五人学級とかあるいは高校授業料無償化という形で教育費をふやした、ここは、従来の政権と違う基本的な考え方に基づく予算の再配分、組み替えということで...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、独法につきましては、先般閣議決定をしたところですけれども、その中身は、一つは、独立行政法人の政策実施機能を強化する、独立行政法人の役割をしっかり果たすべきことは果たしてもらうということが重要になります。同時に、ガバナンスを強化するということであります。そうい...全文を見る
○岡田国務大臣 御指摘のように、一月三十一日の閣議決定で、総理を本部長、私が本部長代行、全閣僚から成る行政改革実行本部を閣議決定によって設置し、第一回の本部会合を開催したところでございます。  その趣旨は、行政改革を実際実行していく上で、各府省それぞれいろいろな御意見があるわけ...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、ちょっと議論を整理したいんですけれども、公文書管理法で求められているのは、必ずしも議事録そのものではございません。この四条で書いておりますのは、文書を作成するということでございます。  公文書管理法四条は、関係行政機関の長で構成される会議等の決定または了解...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、法の趣旨からいうと、今委員も言われましたように、「事務及び事業の実績を合理的に跡付け、又は検証することができるよう、処理に係る事案が軽微なものである場合を除き、」と書いてありますので、軽微なものを除いて、後からきちんと検証できるようなものは必要であるというこ...全文を見る
○岡田国務大臣 それぞれの委員会の所管省にある程度お任せしているわけですが、それぞれの会議は、そう小さな会議、限られた会議ではなくて、役所からも当然、政務だけではなくて、人が出ているということが一般的で、そういう意味では、メモをとっているケースが多いのではないか。そういうものを集...全文を見る
○岡田国務大臣 今回のことは、私も本当に残念なことだと思うんですね。大震災あるいは原発事故、それについてきちんと記録を残す、そして後世に伝えるということは我々の責任ですから、現時点でそのことが十分にできていなかったということは非常に残念なことで、事後的にできる限りのことをしなけれ...全文を見る
○岡田国務大臣 これは各省で違うかもしれませんが、政務三役会議で最終決定をする、政務三役だけでするということは今は余りないんじゃないかと思うんですね。やはり役所の側も入れて決定しているというのが普通ではないかというふうに思います。  いずれにしても、どういう形であっても、意思決...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、私、委員御指摘のように、二〇〇五年、民主党代表だったわけですね。そのときに政府にお願いをして、年金制度をはじめとする社会保障制度改革に関する両院合同会議というものを設けていただきました。そこでいろいろな議論が始まったわけです。  私、代表でしたので、第一回...全文を見る
○岡田国務大臣 今御指摘の各党・政府震災対策合同会議、これは三回開かれました。それから、その下の実務者会議は二十回。私は全て参加をいたしました。柿澤委員にもよく参加をして御議論いただきました。  あの会議の性格がどういうものかということですが、各党からの御要請もあって、迅速正確...全文を見る
02月06日第180回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(岡田克也君) 私は行政刷新会議の担当でございます。
○国務大臣(岡田克也君) 行政刷新会議につきましては、我々も国会に法案を提出をして法定していただきたいということをお願いしていた時期もございます。しかし、残念ながら、御審議いただけないということで法律で定めるには至っておりません。閣議決定で行政刷新会議を設置しているということでご...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 法律で規定することができれば、私はその方がより良いというふうには考えます。しかし、閣議で設定することが否定されているわけではございません。  行政刷新会議で議論された事項について行政刷新会議で執行するということであればともかく、最終的には閣議で決定をし...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員の御意見を聞いていてよく理解できないところは、法律に基づいて設置することになっていると言われますが、その根拠を是非お教えいただきたいと思います。
○国務大臣(岡田克也君) 先ほど言いましたように、必ずしも法律で定める必要はございません。しかし、でき得れば、これは内閣の中で重要な組織でございますので、会議でございますので、我々としては法律で決めることを一旦はお願いをしたところでございます。
○国務大臣(岡田克也君) 民主党の国会議員が具体的な議論に参加をしたことは事実でありますが、それで何かを決定したということではございません。
○国務大臣(岡田克也君) そこは、考え方、解釈の異なるところだと思います。(発言する者あり)今から御説明します。  まず、事業仕分、提言型政策仕分の国会議員評価者は、行政刷新会議の議長である内閣総理大臣が指名した者でございます。行政刷新会議は、内閣府設置法に基づく行政組織ではな...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、今総理が述べられたように、その試算、いろいろメディアでは伝えられておりますが、これは党として決定したものではないんですね。そういうことについての認識がなかなか正確には伝わっていないということを我々は懸念しております。  ですから、昨年、私は幹事長...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは党の方の話になるんですね、党の制度ですから。したがって、党の方でいろいろ御議論されることになると思いますが、我々来年には法案を出すというふうに申し上げておりますので、そこに合わせるタイミングでは数字も必要かというふうに考えております。
○国務大臣(岡田克也君) 林委員、これ非常に大事な話だと私は思うんですね。大事な話というのは、この年金についてやはり与野党でしっかり話し合うということは非常に重要なことだと思うんです。  先ほどお話いただきましたように、私は、民主党代表であった二〇〇五年に……(発言する者あり)...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この年金の問題は、我々の認識は、今の制度にいろいろ限界があるという認識に基づいているわけですね。  まず、現在の年金は基本的に、厚生年金、共済年金もそうですが、同じ職場で四十年間働き続け、そして夫婦の中の一人が働くということを念頭に置いてつくられた制度...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今の想定では、四十年ほど掛けて完全に移行するという、その間、二つの制度が並立するということはあります。ですから、即効性があるかといえばそういうことでは確かにございません。しかし、他方で、今の制度、人口がこれだけ減っていく中で賦課方式を加味した今の制度が果...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 保険料、それは自営業者のことを言っておられるのかと思いますけれども、自営業者の方は今国民年金の保険料を払っておられるわけでございます。そこの部分は基本的にその所得比例部分のところに振り替わっていくと。今の国民年金は定額でございます。その定額ではなくて所得...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) お答えする前に、私、国民年金ですので、昨日も税務申告の資料をちょっと整理しておりまして、私のうちでは私と妻とそして長男は国民年金加入でございます。数字は見たんですが、ちょっと覚えておりませんで、失礼をいたしました。  で、御質問は何でしたっけ。
○国務大臣(岡田克也君) 保険料は、そういったことはこれからの制度設計なんですね。ですから、一五はマックスということですけれども、基本的にこれどういうふうに制度設計するかということは、つまり所得比例年金の部分ですね、それはこれからいろんなケースを考えるということであります。
○国務大臣(岡田克也君) 今、林委員が言われたことは、実は年金の本質論、年金というのはどこまでカバーすべきかということだと思うんですね。従来は、先ほど言いましたように、自営業者とそうでない働く皆さんを分けて、自営業者は低額の国民年金、低い国民年金だけでした。
○国務大臣(岡田克也君) いや、基金は選択ですから。  それはなぜかというと、やっぱり自営業者の方は比較的資産もあるし安定しているという、そういった仮定がかつてはあったと思います。しかし、今国民年金の現実は、自営業者の方自身もより厳しいそういう経済状況に直面しておられる方が多い...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 是非、この我々の社会保障・税一体改革、その中にこの年金の抜本改革も確かに書いてございます。しかし、今回の、これは次のステップの問題として考えているわけで、ですから、そういう意味ではこの二つの一体改革そのもので書いた消費税五%に引き合う様々な維持のための、...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ですから、議論しないと言っているわけではなくて、そのことも含めてしっかりと与野党で議論させていただきたいということでございます。そういったことを踏まえて法案の形になると。法案という意味は、今年出す法案の形になるということでございます。
○国務大臣(岡田克也君) 今回、我々、消費税五%引上げ、それによって二〇一五年度平年度ベースで十三・五兆円程度の増収を予定しているわけでございます。そのうちの一%相当分については制度の中身の充実と安定化のために使うということでございます。残りの四%については今の社会保障制度を守る...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今申し上げましたように、子ども・子育て対策で〇・七兆円程度、医療・介護の充実で一・六兆円弱程度、年金制度の改善、これは低所得者への加算、受給資格期間の短縮などでございますが、これで〇・六兆円程度、こういったことで約二・七兆円、消費税収一%程度を充てるとい...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘のように、一月三十一日に閣議決定で行政改革実行本部を設置をいたしました。政府一丸となって改革を実行していく体制を構築したものでございます。  その中で、総人件費削減についても、公務員の計画的な削減の推進、公務員の人事・給与制度改革の推進、こう...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) もちろん今まで一部下がってきたものもございますが、基本的なことは、これは数字が先行するというよりはしっかりと実現できる見通しを持って進めていきたいというふうに考えておりますので、今申し上げました計画的な削減の推進、これは数の削減ですね、そして人事・給与制...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まあいろいろ議論があり得ると思います。そういったことも、まだ実行本部設置されたばかりでありますから、しっかりと議論を行って、そして地に足の付いた改革をやっていきたいと。しかし、私、会見でも申し上げておりますが、これを実行するためにやや乱暴なことも含めてや...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) どこまでやるかということはこれからの議論ですが、もちろんその出来栄えによって国民の皆さんの消費税引上げへの理解というものが影響されるわけですから、しっかり車の両輪として詰めていきたいというふうに考えております。
○国務大臣(岡田克也君) もちろん、先ほど言いましたように、消費税を引き上げるという場合に国民の理解がこれは必要不可欠でありますから、国民の理解が得られるような結果をしっかり出していきたいというふうに考えております。
○国務大臣(岡田克也君) マニフェストの理解ですが、消費税ですね。ですから、十六・八兆をやるから消費税要らないという言い方はマニフェストの中では決してしていないわけですね。十六・八兆で我々の新しい政策をいろいろやっていくと。消費税については、我々の任期中に上げないということを申し...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員もよくお分かりの上で言っておられることではありますが、やはり今の状況を長く続けるわけにはいかないと、社会保障制度を持続可能にしていくためにも消費税を引き上げることは避けられないと、それは自民党もさきの参議院選挙でそのことを踏まえて一〇%ということを言...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは、特に国会議員の数の方は、これはまさしく国会の中で御議論いただくことで、政府がその実施まで約束するわけにはいかないというふうに思います。したがって、まさしく国会で与野党で御協議いただき、そして是非結論を得ていただきたいというふうに考えております。 ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、松浦委員先ほど御指摘のように、多少昨年自殺された方の数が減ったとはいえ、三万人を超える、そういう状況が続いておりますので、ここで気を緩めることなく更に対策を前に進めていかなければいけないというふうに考えております。  タスクフォースの開催は確かに...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まあいろんな見方があり得るというふうに思います。しかし、これは昨年九月の自殺予防週間終了後に検討に着手して、昨年十一月、当時の政務三役で決定したものでございます。そういった議論を経てはいるものの、必ずしもそのことが、何といいますか、議論の過程に十分に関与...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、委員の皆さんにお願いしたいと思いますが、我々政務三役は多少のやじにも慣れておりますし、それにかかわらず答弁をいたしますが、是非、政府の人間に対してそこはよく十分に考えた上でやっていただきたいと私からお願い申し上げておきたいと思います。(発言する者あ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) そこで、松浦委員に申し上げたいと思いますが、確かにGKB47ですか、その言い方については賛否両論あるかもしれません。しかし、去年の十一月に既に決めたことで、松浦さんは与党でありますので、これはやはりその以前にいろいろと与党として御意見を言っていただく機会...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 先ほど委員長が検討しろというお話でございました。政府の中でいろいろ議論してみたいと思います。しかし、もうこれ、かなりポスターも張られたり、動き出している話でもあるんですね。そこもよく考えていただきたいと思います。  そして、松浦議員、お気持ちはすごく分...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今、梅村委員御指摘のように、昨年十一月の提言型政策仕分で生活保護費の急増の要因、その半分を占める医療扶助であるということで、三つのことを指摘がございました。指定医療機関に対する指導の強化、それから後発医薬品の利用の促進、三番目に、今委員御指摘の翌月償還を...全文を見る
02月07日第180回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(岡田克也君) まず、この震災対応のために設置された会議の意思決定の過程あるいは実績が把握できる文書が十分に残されていなかったということについては、今魚住委員の方からいろいろ御指摘がございました。私は、基本的に委員の言われたこと、全く私の意識も同じでございます。こういう...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 補足させていただきます。  今の国会議員の定数の話とか、あるいは特別会計、あるいは独立行政法人、これらは法案が成立をして初めて実行できたと言える、そういったものでございます。したがって、政府としては法案の提出を是非と思いますが、先ほどの定数の問題につい...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) いや、ですから、今の委員の御質問が増税の法案ができる前に何が必要なのかというふうにおっしゃいますから、しかし、どの法案をどういう順序で成立させるかは、それは国会の意思ですから、そこまでは申し上げられないということを私は説明したわけです。
○国務大臣(岡田克也君) これは政党間で御議論いただいていることで、政府として申し上げることではございません。我々としては今の協議が調うことを期待しておりますけれども、現在まだ継続中でございます。
○国務大臣(岡田克也君) 現在、最終的に合意したということにはなっていないと、そう承知しております。
○国務大臣(岡田克也君) 総務大臣の答弁の前に、今の小野委員の御発言は私はちょっと事実に反しているということを申し上げなければなりません。  我々国会議員の給与、年間三百万、これを減額するということは各党で相談して決めたことであって、合意されたことでございます。六か月でやめると...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 先ほど来答弁しておりますように、まず公務員の給与の引下げ、これは暫定的なものではございますが、今までのものと含めまして大体一割に相当するわけでございます。  残る一割についてどうかということでありますが、我々が想定しておりますことは、一つは、地方支分部...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 二割という目標値に近づけるために今申し上げたことを議論しておりまして、しっかりと見通しを付けたいというふうに考えております。
○国務大臣(岡田克也君) 川端大臣が言われた、説明されたように、二年たてば、その後はこれは労使の中で話し合っていくという話になりますから、今そのことについてしっかりと明言することはできないということはよくお分かりいただいていることだと思います。そのことに定数の削減や給与体系あるい...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 二〇%という目標に向けてしっかりとした検討を行い、着実にそれを進めていきたいというふうに考えております。
○国務大臣(岡田克也君) 一月二十六日の私の答弁というのは、社会保障と税の一体改革を進めるに当たっては、自ら身を切る改革を実現し、国民の納得と信頼を得ることが不可欠ですというふうに述べた上で、このような観点から、公的部門全体で総人件費の削減に係る取組を進めることは重要だと考えてお...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今委員は一月二十六日とおっしゃいましたので、本会議における私の発言でございます。  そこでは、先ほど申し上げましたように、まず公的部門全体の総人件費の話をいたしました。そして、国会議員についての定数削減を言いました。そして最後に、その中で地方も含めた公...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 改革の中身については、それは地方自治の本旨の中でそれぞれの自治体で御判断されることでございます。
○国務大臣(岡田克也君) まず、委員、私が地方の人件費について言及されたということでございますが、どこでどういう言及をされたかお示しいただければ私の考え方は御説明したいというふうに思います。  それから、独法、特会について、我々改革をいたしました。これから法案として提出をいたし...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 無駄遣いをなくすことができるような仕組みはつくりました。あとは個々の予算の中でそれを実現していくということでございます。  なお、独法について、独法全体が無駄だとか、そういうふうに考えるべきではないと思っております。例えば今回の大震災においても、独法の...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 小野委員も総理秘書官もお務めになりましたから、新聞の見方は十分御経験があることだと思います。今読まれた後段は、私が言ったことを直接的に引用しているのではなくて、私の発言について新聞社としての解釈を加えている部分でございます。
○国務大臣(岡田克也君) ですから、私が具体的に申し上げたことはございません。  私が考えている、考えてではなくて……(発言する者あり)そういうことではなくて、それはまさしく地方の自治体が決めることだということを申し上げているわけです。
○国務大臣(岡田克也君) 私は今、閣内におりますので、私が基本的に基礎自治体あるいは地方自治体が決めるべきことについて言及すべきではないと判断しております。
○国務大臣(岡田克也君) 議員歳費の引下げについては政党間でいろいろな御議論、御意見があるということは承知しております。  ただ、基本的には、これは政党間で協議されること、国会で議論されるべきことでございますので、私は閣僚の立場で余り言及しない方がいいというふうに自制をしている...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私の考え方は既に一度発言をしておりますので、それは自らの発言、責任を持たなければいけないと思います。しかし、同じことを繰り返すことは閣僚の立場として控えたいというふうに申し上げているところでございます。
○国務大臣(岡田克也君) 私は少し前まで幹事長をしておりましたので、まだその感覚が抜けないまま率直に申し上げましたが、もちろんこれは各党間でいろいろな御意見があるというふうに承知をしております。  したがって、これも、私の個人の意見を今閣僚ですから控えた方がいいというふうに判断...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今、自制をしているところでございます。
○国務大臣(岡田克也君) これは基本的に、委員もよく御存じのように、党の方で一部試算を行ったもので、党としても何らかの決定をしたものではございません。したがって、その扱いについては党でお決めいただくということで政調会長に一任したところでございます。
○国務大臣(岡田克也君) まず、話は、二つの話を分けて答弁したいと思います。つまり、年金の抜本改革の問題は、これは抜本改革をするかしないかと各党間で御協議いただくことでありますから、この話はちょっと横に置いて、これから協議の中でいろんな試算というのはなされるんだろうというふうに思...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今の制度を前提に考えれば、高齢化が進展していきますから、一〇%では足らなくなる事態というのは当然予想されるわけでございます。
○国務大臣(岡田克也君) ですから、現行制度を前提にしても、二〇一五年以降、高齢化が進めば更なる追加的な財源が必要になるということは申し上げているわけです。しかし、どういう制度設計をするか、つまり、子育て支援にしても医療・介護にしても、その中身によって必要な財源は変わってきますか...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) いや、全く違っていないと思うんですね。  ですから、一〇%にしなければ、これは持続可能じゃなくなるということです。しかし、一〇にしたから、それで将来にわたって、五十年、百年とそのままやっていけるかと、私はそういうふうに考えている国民の皆さんはほとんどい...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 抜本改革というのは、年金の抜本改革の意味ですか。私は今議論しているのは、年金の抜本改革は少し横に置いて、これはつまり、抜本改革をするかしないかということは各党間で協議していただく中身で、民主党だけで決めることではありませんから、それを横に置いたとしても、...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 是非素案をよくお読みいただきたいと思うんですが、その中で我々申し上げていることは、五%引き上げるわけですね、そのうちのかなりの部分は持続可能なためにそれは使われるということであります。その後整理したところでは、四%は持続可能なために使うと、一%は制度を充...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今、私は一生懸命、年金の話を横に置いて、それ以外のことについて御説明をるるしてまいりました。しかし、委員が年金の話をされるということであれば年金の御答弁を差し上げたいと思いますが、年金については、そういった民主党の中で、もちろん民主党で正式に決定しており...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ですから、一体改革の素案の中に年金の抜本改革についても言及してございます。ただ、これは基本的に五%の我々は引上げの外の話であるというふうに考えているところでございます。
○国務大臣(岡田克也君) 年金の中で、最低保障機能を強化するというところは入っておりますが、年金の抜本改革についての必要なお金は入っておりません。
○国務大臣(岡田克也君) そのとおりでございます。
○国務大臣(岡田克也君) 議論、協議の仕方というのはいろいろあるんだと思います。ですから、国会でまさしくこういう場で意見をお互い交換するということ、あるいは我々が御質問にお答えするということも重要でありますが、もう少し突っ込んだやり取りを各党間でやる、こういうことも当然重要なこと...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ちょっと議論を整理したいんですが、委員はこの国会の審議以外に与野党で協議することが駄目だとおっしゃっているのか、それはそれであっていいとおっしゃっているのか。先ほど談合と言われましたから、やっぱりそれは違うと。例えば、私、幹事長時代に、自民党、公明党の幹...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 例えば、国会でこういう形で各委員会でも議論をします。しかし、あと、各委員会の理事間、筆頭間で協議したりするということは当然詰めの段階でありますよね。ですから、いろんなことがあっていいということを申し上げているわけです。
○国務大臣(岡田克也君) 私はいろんな方法をそれぞれ組み合わせながら合意形成に向けてやっていくべきだというふうに考えております。
○国務大臣(岡田克也君) ですから、マニフェストの期間、四年間の中で二割削減に向けてどれだけ道筋が書けるかということで国民に判断していただくということでございます。
○国務大臣(岡田克也君) まず結論を申し上げますと、記録はございます。ただ、この会議の性格は委員もよく出席されていましたから御存じのとおり、これは政府としての意思決定を行う場ではございませんでした。各党とそして政府、政府が持っている情報について各党に共有していただく、そういう場で...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 天下りの根絶は民主党政権の大きな課題であり、二〇〇九年の政権交代直後から取り組んできたところでございます。  政権発足直後、府省庁による天下りあっせんを全面禁止するとともに、独立行政法人の役員公募の実施、特殊会社の役員人事の公平性、透明性を確保するため...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、天下りの問題については、まだまだ国民の中にいろんな疑念もあるというふうに思います。そういう中で、疑念を解消するために、現在、国会に提出している公務員制度改革関連法案において、新たに再就職等監視・適正化委員会を設置し、違反行為を未然に防ぐ等の観点から...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) たしか平成五年だったと思いますが、私が、二〇〇五年ですね、二〇〇五年、民主党の代表をしておりました折に、小泉総理と党首討論でこの問題を何度か取り上げたことを今思い出しております。当時は、これは、何といいますか、個人の財産だから税金は使えないという論理を小...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 必ずしも十分とは思っておりません。しかし、これは税金を、国民の皆さんからお預かりした税金をどう使うかの問題で、ほかにもこの被災地に対していろいろな要望がございます。そういう中でどう振り向けていくかという、そういう問題だと考えております。
○国務大臣(岡田克也君) 当時、水害等、そういった中で住居をなくした方がたくさんおられました。今回は、そういう意味ではより重大な自然災害の中で様々な被害を受けた方がいらっしゃいます。そういう中でのバランスの問題だというふうに申し上げているわけです。
○国務大臣(岡田克也君) まず、密約の問題は、四つの密約について外務省で徹底的に調査をいたしまして明らかにいたしました。  私は余り過去のことを非難するということは好きではありませんので、なるべく抑えて密約の中のその後の記者会見などをしてまいりましたが、ただ、やはり政権交代して...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、マニフェストについては、私、幹事長のときに中間的な総括をいたしました。できていないものがたくさんあるということは事実です。しかし、できているものもたくさんあるということです。例えば高等学校授業料の無償化、まあ子ども手当については残念ながら、それは法...全文を見る
02月08日第180回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(岡田克也君) 先般まとめました社会保障・税一体改革の素案の中には、一項目、障害者施策について書いております。社会保障改革の中で障害者施策を一つの項目として掲げまして、「総合的な障害者施策の充実については、制度の谷間のない支援、障害者の地域移行・地域生活の支援等について...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは、今回の素案の中で社会保障四経費の施策というものを五%の対象にしておりまして、それは、御案内のように、年金、医療・介護、そして子ども・子育て支援ということで、今回の増税の中に障害者福祉予算で賄われる施策は対象になっておりません。
○国務大臣(岡田克也君) 今御説明しましたように、今回の五%の中には含まれておりません。  ただ、政権交代後、障害者の対策については非常に力を入れてきたことは、委員もある程度お認めいただけるんじゃないかというふうに思っております。平成二十一年十二月に全閣僚から成る障がい者制度改...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員の御指摘もごもっともなところはございます。ただ、他方で、この障がい者制度改革推進会議、ここがかなり率直に、障害者の皆さんあるいはそれに関連する皆さんにも御参加いただいて御意見をいただき、そしていい方向性が出せたというふうに思っております。  問題は...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、委員、一言、お答えする前に。  我々の年金の抜本改革で七%ということを言われました。これは五十年先の話ですから、そこは誤解なきようにしていただきたいというふうに思います。  いずれにしても、今の御質問にお答えするとすると、それはまさしく行政改革...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私自身は、初めて今拝見させていただきました。
○国務大臣(岡田克也君) 今回なぜ、議事録までは公文書法上は求められておりませんが、少なくとも記録は残さなきゃいけないということになっております。それがなぜないのかということについて、やっぱり第三者にきちんと調べてもらった方がいいということで、先般、公文書管理法に基づく公文書管理...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) そのことも含めてこの委員会でヒアリングをすると、委員が聞くということになっております。
02月09日第180回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○岡田国務大臣 委員御指摘のように、国民に負担をお願いするときに、その前に行政改革、そしてその前に国会議員みずから身を正せというのが多くの国民の意見だと思います。  政治改革については党を中心に御検討いただいておりますので、私は言及をいたしませんが、そこはまさしく委員が党の執行...全文を見る
○岡田国務大臣 このマニフェストの中間見直し、確かに私が幹事長として中心になって行ったものでございます。ただ、これは党としてのものになっておりますので、今、私、内閣の中にいる者がお話をすることが果たして適切かどうかという感じはいたしますが、せっかくの御質問でございます。  でき...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほど、その表にありますように、五%部分は社会保障のために使うということでございます。したがって、そこからは出てこないということは少なくとも言えます。
○岡田国務大臣 今申し上げましたのは社会保障に使うということですから、先ほどの税制、自動車税制とか、そういうことにはその五%分は使わないという意味でございます。
○岡田国務大臣 年金の問題はとても難しくて、国民から見たらこれは深刻な問題ですから、私はぜひ、我々も過去において、当時の与党の出された案に対して、私、前に申し上げたんですが、マクロ経済スライドなどは評価すべき点も私はあったと思いますが、マイナスの面をより強調した、そういう嫌いがな...全文を見る
○岡田国務大臣 委員のその御要請にそのまま応えることになるかどうかはともかくとして、昨年六月に、社会保障改革の議論の参考として、社会保障に係る費用の将来推計というのをお示ししております。  その推計によりますと、二〇一五年には社会保障の負担全体は百十四・四兆円でありますが、その...全文を見る
○岡田国務大臣 今は総計を申し上げたわけですが、個々の数字になりますと、それはまだ議論が全部煮詰まっているわけではなくて、まさしくこれから与野党でも社会保障のその内訳についてどうすべきかという御議論もいただくわけでございます。そういったことによって、詳細な設計をすることによって金...全文を見る
○岡田国務大臣 現行制度でいいというお話でございましたので、一定の仮定を置いて、現行制度を基準に計算すればこうなるということはお出しできると思います。
○岡田国務大臣 成案が出ましてから、それをもとに議論を重ねました。党内でもけんけんがくがく議論がありまして、ほぼ一週間にわたって、連日四時間、五時間、あるいは九時間、十時間という議論をいたしまして、まとまったのが素案でございます。  したがって、素案を基本にお考えいただければ結...全文を見る
○岡田国務大臣 今回、消費税が五%上がるについて、その内訳について、一%は制度の充実、残りの四%が現在の制度を持続可能にするというか維持するために必要な経費である、そういう整理をさせていただきました。  この委員お示しの最初のページに一%、三%、一%というふうに整理されておりま...全文を見る
○岡田国務大臣 これは説明の仕方でありますから、素案の中には書いてございません。素案を踏まえて、考え方として、国民の皆さんにわかりやすく説明するためにそういった資料を作成しているところでございます。
○岡田国務大臣 ですから、一%、四%の内訳について説明をしているわけでございます。素案に書いていないからといって、中身が変わったわけではございません。
○岡田国務大臣 決定の中に書いてあることをわかりやすく説明したということでございます。全く矛盾はございません。
○岡田国務大臣 この素案の中に書いてあることをわかりやすく説明して、一%、四%という説明をしているわけでございます。
○岡田国務大臣 この素案は、いろいろな具体的数字が確かに入っていないんですね。そういう意味で、入っていないと言われればそのとおりですが、しかし、じゃ違う数字が入っているかといえば、そういうこともないわけです。
○岡田国務大臣 加藤委員は十分わかって言っておられると思いますが、この社会保障・税一体改革の素案には、基本的にいろいろな細かい予算の数字は入っていないんです。ですから、ここから一、三、一とか一、四ということは出てこないんです。しかし、これをもとにして我々としては五%の内訳はこうい...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほど委員が言われた、従来説明をしておりました一%、三%、一%、この中身を変えずに、くくり方を変えただけなんです。ですから、中身は変わっていないんです。個々のパーツは変わっていないんです。説明の仕方として、一、三、一でくくるよりも、本当の意味での充実というのはやは...全文を見る
○岡田国務大臣 何度も言っておりますように、素案の中に具体的数字は入っていないんです。それをくくれば一%と四%ということで、委員いろいろおっしゃっていただきますが、ぜひ協議に参加していただきたい。幾らでも御説明をさせていただきたいと思います。
○岡田国務大臣 一%、四%というものは関係五大臣会合で決定をしたものでございます。素案に基づいてそういった説明をするということを確認したところでございます。この数字がたまたま素案に入っていないからといって、それが大きなことであるというふうには思っておりません。素案にはそういった具...全文を見る
○岡田国務大臣 五大臣で決定して、説明をさせていただいております。もう既に、その五%の内訳については各所で説明をさせていただいているということでございます。
○岡田国務大臣 昨年十二月四日の新聞広報二・九億円、一月二十八日の新聞広報二・八億円のほか、昨年行った雑誌広報、啓発パンフレットを合わせまして六千万円程度でございます。
○岡田国務大臣 これは、野田総理も常々おっしゃっているように、内閣にとって極めて重要なテーマであり、かつ、国民生活、将来の社会保障あるいは増税ということですから、極めて影響が大きい。そういう意味で、幅広く広報が必要だというふうに考えております。  まだ法案もというお話がありまし...全文を見る
○岡田国務大臣 二十五億だそうです。
○岡田国務大臣 きょうはNHKテレビも入っておりますので、国民の皆さんに正しく伝わる必要があるというふうに思います。  我々は、最低保障年金七万円を全員に配るなどということはマニフェストのどこにも書いてございませんし、それは何を根拠に言っておられるのか。我々は、月額七万円の最低...全文を見る
○岡田国務大臣 我々が二〇〇九年のマニフェストなどで使っている絵はこういう絵です。どこに最低保障年金、全員にもらえる絵になっていますか。全くそうなっていないじゃないですか。訂正してください。
○岡田国務大臣 我々が二〇〇九年のマニフェストで書いておりますのは、「消費税を財源とする「最低保障年金」を創設し、全ての人が七万円以上の年金を受け取れるようにする。「所得比例年金」を一定額以上受給できる人には、「最低保障年金」を減額する。」と書いてあるんです。
02月10日第180回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○岡田国務大臣 委員の今のお話を聞いて、私は非常に残念な思いであります。  例えば、子ども手当。これは、我々としてはもっと予算をふやしたいという強い思いはありましたし、今もございます。しかし、それでは法案を認めないという自由民主党の主張に基づいて、お互い幹事長間で協議をして、そ...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、子ども手当については、児童手当法の改正でやる、これは決まったことで、我々もそういう前提で考えております。  各党間、特に三党間で議論をして、そして二つだけ合意できないことがあったんですね。そのうちの一つが名前です。名前については、これからお互い協議して決め...全文を見る
○岡田国務大臣 この数字は一定の前提に基づいて計算されたものでありますが、例えばこの大震災、東日本大震災の影響というものをどう考えるか。委員も御指摘になった高速無料化をやめるということ、これについては一つの判断をしているわけです、それよりはやはり被災地のために使うべきであると。こ...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、委員、先ほど、一旦は非公表を決めたというふうに言われましたが、そういうことはございません。我々はこの数字について、非常に一部の報道が先走った、つまり、すぐに何か七%上げるというようなことが言われておりましたので、一体改革の話がどこかに飛んでしまいかねない、そ...全文を見る
○岡田国務大臣 我々の一体改革の中では年金制度の抜本改革について触れております。しかし、そのことと、今回の具体的財源を伴う社会保障・税の一体改革、そしてその中の年金の具体的な改善点、これは一応切り分けて考えているということでございます。
○岡田国務大臣 この素案の中でもはっきり、「新しい年金制度の創設までには、一定の時間を要する。」というふうに書いてあるわけであります。そういう意味では、きちっと分けて考えているということであります。  ぜひ委員にお願いしたいのは、以前、年金制度等社会保障制度の改革に関する衆参両...全文を見る
○岡田国務大臣 五%、二〇一五年に上がるということの内訳として、一%は制度を改善して充実させるために充てる。残りの四%は今の制度を前提に、それを維持していくために充てる。  例えば、国民年金の二分の一国庫負担、この財源というのはきちんとは決まっていない、それに優先的に充てる。そ...全文を見る
○岡田国務大臣 ちょっと、委員のお話は論理の飛躍があるというふうに思います。  つまり、マニフェストに書いてあることと書いてないことを同じように扱っておられますが、消費税の引き上げは確かにマニフェストには書いてございません。書いてないことを決めたらそれがマニフェスト違反である、...全文を見る
○岡田国務大臣 国民の中に広く年金不信があるということは事実だと思うんですね。それは、以前は五年ごとに改定してきた、するごとに保険料が上がり、そして支給開始年齢も先送りになった、そういう中で、残念ながら、広く年金不信があることは間違いない。  なぜそういうふうになるかといえば、...全文を見る
○岡田国務大臣 年金制度の基本は、私は老後の生活保障というふうに思います。それが基本理念であるということです。  ただ、現状を見ると、所得の少ない方で、国民年金に加入しておられない、あるいは、加入されても保険料はわずかしか払えていないという方がたくさんいらっしゃる。やはりそこに...全文を見る
○岡田国務大臣 まだ厚労省あるいは党で検討されているものですので、私がコメントすることは控えたいと思いますが、ただ、ちょっと私がさっき言ったことで誤解されている部分があるかもしれないので申し上げますが、高所得者の年金を削って低所得者の充実に充てるというのは結果論でありまして、我々...全文を見る
○岡田国務大臣 この社会保障・税一体改革の素案ですね、その中にそういうことも書いてあるわけでございます。  まず一つは最低保障機能の強化ということで、「年金制度の最低保障機能の強化を図り、高齢者等の生活の安定を図るため、以下の改革を行う。」一つが低所得者への加算。「低所得者に重...全文を見る
○岡田国務大臣 委員は非常にいい御議論を提起していただいていると思います。だから、この協議が必要なんです。  ですから、現行制度で税の部分に限って、所得の多い方には少し御遠慮いただいて、それをもって低所得者の方の年金に使っていく、これで十分な対策になればそれはいいわけですが、そ...全文を見る
○岡田国務大臣 いろいろと興味深い話をありがとうございました。  本当に、この人口構造の変化というものを乗り越える、中立的な制度をつくろうとすれば、それは積立方式にまでいかないと無理なんだろうと思います。実は、我々、私とそれから野田先生初め自民党の先生方で年金制度の抜本改革を議...全文を見る
○岡田国務大臣 まず一点申し上げなきゃいけないことは、今の一%、一%で現行制度でいけるという委員のお話ですが、それは違います。  我々、間もなく発表される、我々というか民主党の中の試算ですけれども、それを見ても、現行制度でも、やはり三ポイントぐらい上げないと五十年後にはやってい...全文を見る
○岡田国務大臣 歳入庁については、私のもとで検討チームをつくりまして議論を始めるということにしておりますので、精力的に議論していきたいと思います。  ただ、より重要なことは番号制なんですね。番号制が入らないと、歳入庁をつくっただけでは、これは所得の捕捉が正確にはできませんので、...全文を見る
○岡田国務大臣 お答えする前に、先ほどの議論を聞いていまして、ちょっと違うというふうに私は思うんですね。社会保障費の伸びのところです。  これは、毎年毎年一兆円ずつふえていくということは委員もお認めいただいていると思います。ですから、平成十三年度から二十年度の平均値、もう一方は...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、我々の素案の中で、確かに、公明党の御主張というものは真摯に検討させていただき、同じような中身の部分がございます。最低保障機能の充実とか受給資格期間の短縮とか、そういったことについては恐らく同じ方向性ではないかというふうに思っております。  いろいろな考え方...全文を見る
○岡田国務大臣 私は、ぜひ協議をしていただきたいものですから、かなり謙虚に申し上げておりますが、今の年金制度で本当に大丈夫かということについては、もちろんいろいろな改善を加えてもたせるということもあるいは可能かもしれませんが、しかし、これだけ人口が減っていく中で、問題が非常に出て...全文を見る
○岡田国務大臣 ちょっと重なりますけれども、まず、1の、最低保障年金の創設に伴う巨額の財源確保は困難ではないかと。これは委員は、一七・一%、つまり、一〇%に上げた後、試算値の一番最低保障年金が厚いケースの七・一というのを取り上げておられると思いますが、これは四つのケースがあるわけ...全文を見る
○岡田国務大臣 事実関係でございますので。  五%の中で、二・七兆円程度、消費税収に換算しますと一%程度が社会保障の充実のため、残りは、社会保障制度をいわば守るために、社会保障制度の安定化に向けることにしております。
○岡田国務大臣 今言われた中で、まず年金の物価スライド、これは既に制度としてあるもの、残念ながら最近それがきちんと運用されてこなかったということであります。  年金は、物価が上がればそれに応じて上がる。今度の消費税五%上げるというときにも、それに応じて年金の給付額は上げるという...全文を見る
○岡田国務大臣 今総理の言われたことはそのとおりでございますが、それに加えて、消費税率が三%引き上げられる、二%引き上げられる、それによって負担がふえる、これは消費税の負担を言っておられると思いますね。しかし、年金の額は、消費税を入れることで物価が上がればその分は上がるわけですか...全文を見る
○岡田国務大臣 確かに所得は減っておりますので、一方で厳しい状況がございます。しかし他方で、国民が今一番何を不安に思っているか、何が消費を妨げているかといえば、やはり将来に対する不安、つまり、将来、一体自分たちの生活はどうなるんだろうか、あるいは社会保障制度はどうなるんだろうか、...全文を見る
○岡田国務大臣 私もまだ聞いている段階ですが、党としてこれは正式にオーソライズしたものではございませんが、御指摘の資料について、きょう公表すると聞いております。その後、各党にも、党の方で説明もするやに聞いておりますので、当然この委員会にも、そういった性格のものとして提出をさせてい...全文を見る
○岡田国務大臣 前回、委員とはこの問題を議論させていただきました。  いろいろな前提、仮定に立ってやっておられる話で、その後、私も少し調べさせていただいて、全体で十二兆円、厚生年金保険料、健康保険の保険料合わせて、それが未収だという委員の御指摘ですが、私は、それは相当過剰に計算...全文を見る
○岡田国務大臣 委員の御指摘は、結局、国税庁の民間給与所得者五千三百八十八万人、これに対して厚生年金の被保険者三千四百二十五万人、二千万人少ないという前提に立って、これは統計上の数字でありますが、これらの方々が国民年金ではなくて厚生年金に被保険者として加入すれば、それだけで六兆円...全文を見る
○岡田国務大臣 試算に試算をもって返すというよりは、その試算についての問題点をきちんと指摘して、それが過大であるということを申し上げているわけです。  ほかにも、先ほど言われた標準報酬月額も三十万、これは年収に直すと恐らく四百万以上ということで、かなり多い。つまり、短時間労働者...全文を見る
○岡田国務大臣 もう一つ、これは私はよくわからないので教えていただきたいんですが、それをやれば消費税を上げなくて済む、こういうお話ですよね。  ただ、もし議員のおっしゃることが全て過大でないとしても、それは厚生年金にとってのプラスあるいは健保にとってのプラスであって、そのことが...全文を見る
○岡田国務大臣 それは少しむちゃな議論ではないでしょうか。つまり、健保以外に国保もあるわけです。ですから、健保は助かったとしても、国保はそれは関係ないわけですね。  しかも、例えば、先ほどの年金の方も、厚生年金の収支はそれで改善するかもしれませんが、ほかの年金にとっては関係ない...全文を見る
○岡田国務大臣 これは、年金が違うわけです、厚生年金、共済年金、国民年金。ですから、厚生年金にとって確かに加入者がふえるかもしれません。しかし、それはやがて支払いもふえるわけです。  いずれにしろ、短期的には厚生年金にとってはプラス、でも共済年金や国民年金にとってどこが収入増に...全文を見る
○岡田国務大臣 これもよくわからない議論で、要するに、国民年金の未納率というのは、国民年金に加入すべき人で入っていないという概念ですから、国民年金に加入しておられる人か、あるいは加入しておられない人かはわかりませんが、そういう人たちが厚生年金に移って加入したからといって、そのこと...全文を見る
○岡田国務大臣 ですから、委員のおっしゃる、本来厚生年金に加入すべき人というのは今どうなっているか。つまり、国民年金に加入していないと今委員おっしゃいましたが、国民年金にも加入していないのか、あるいは国民年金に加入しているのかというのはあると思うんですね。  私が承知している限...全文を見る
02月13日第180回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○岡田国務大臣 まさしく委員御指摘のように、国家公務員制度改革関連法案は、自公政権下において成立した国家公務員制度改革基本法において、政府は自律的労使関係制度を措置するために必要な法制上の措置を同法の施行後三年以内をめどとして講ずるものとされていることから、これを踏まえて、昨年六...全文を見る
○岡田国務大臣 この三党合意、確かに私が、石原幹事長、井上幹事長と協議をしてまとめたものでございます。  この三党協議の中で言っておりますのは、高校無償化について、「平成二十四年度以降の制度のあり方については、政策効果の検証をもとに、必要な見直しを検討する。」というものでござい...全文を見る
○岡田国務大臣 このことについて各党間でどういう状況だったのかというのは、私、把握しておりませんので、これ以上ちょっと申し上げることは控えたいと思います。
○岡田国務大臣 この年末は、私、副総理でもなかったわけですが、それは三党間でよく話し合っていただくことだと私は思います。各幹事長間なり政調会長間の中で誠実に話し合っていただくことだと思います。
○岡田国務大臣 ですから、自民党と民主党の間でどういうやりとりがあったのかということは、私、承知しておりませんので、委員は申し入れをしたというふうに言われましたが、私、その事実を承知しておりませんので、これ以上コメントはしかねます。
○岡田国務大臣 三党合意に書かれたことは、それは当然どちらも誠実に対処されるべきことでございます。実際にそれがなされたかどうかは、私は把握をしておりません。
○岡田国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、私は、各党間で合意したものは誠実に守られるべきだというふうに思っております。  ただ、それが、どちらに問題があったのかとかどういう状況だったのかということを私把握しておりませんので、それは各党間でよく話し合っていただくことだと思...全文を見る
○岡田国務大臣 これは各党間で御議論いただくことであって、私がこの場で申し上げることではないと思います。
○岡田国務大臣 ですから、予算の編成過程は、私は政府に入っておりませんので、これ以上のことを私申し上げる立場にはございません。幹事長でもございません。
○岡田国務大臣 三党合意の中身は誠実に、それは双方履行されるべきであるということは申し上げました。そして、その三党合意の中身は、当然引き継がれているものだというふうに考えております。
○岡田国務大臣 三党合意の中身は、「平成二十四年度以降の制度のあり方については、政策効果の検証をもとに、必要な見直しを検討する。」それからもう一つ、なお書きのところで、「これらを含めた歳出の見直しについて、平成二十三年度における歳出の削減を前提に、平成二十三年度第三次補正予算なら...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほども申し上げましたように、三党合意は、まず検証するということであります。その検証の結果、見直しをする必要があるかどうかということが決まってくるわけでありますので、私は検証はきちんと各党間でなされる必要があるというふうに思います。
○岡田国務大臣 これは党の問題ですから、なかなか私が今の立場で言うのも難しいんですが、検証はきちんとなされる必要がある、その当時の三党合意を結んだ前幹事長としてはそういうふうに受けとめております。
○岡田国務大臣 ですから、先ほど申し上げましたように、三党間で検証をするというのが三党合意の趣旨でございます。検証の結果、変える必要があるかないか、それは検証の結果によるわけで、そのことまでを何かコミットしたものではない。しかし、検証するということはその中で約束されているというこ...全文を見る
○岡田国務大臣 これは三党合意を結んだ当事者として申し上げますが、そして文言上も明らかでありますが、政策効果の検証を行う、検証を行った結果、今を変える必要があるということになれば、それは見直しが必要になってまいりますが、そのことまでをコミットしたものではございません。  検証を...全文を見る
○岡田国務大臣 私は今、党の立場ではないのでなかなか言いにくいんですが、検証はなされる必要があるというふうに考えております。その検証がなされたかどうかというのは、ちょっと今確認中でありますから、私、わかりません。  いずれにしても、その検証というのは、これは政党間の問題ですから...全文を見る
02月15日第180回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○岡田国務大臣 私、この一日半の与野党間の協議というのは国対や幹事長レベルで行われてきたというふうに承知しておりますので、詳細を承知しているわけではございません。しかし、私の発言がきっかけになってこういうことになったということは、委員がそういうふうに御指摘されているということであ...全文を見る
○岡田国務大臣 委員がおっしゃるのは、平成二十年六月の国家公務員制度改革基本法のときということですね。ちょっと私、すぐには出てまいりません。平成二十年、もちろん政権交代前ですから、副代表ではなかったのかなと思いますが。
○岡田国務大臣 現時点では、これは法律でございます。したがって、当然内閣はそれに拘束される。そういう意味では有効でございます。
○岡田国務大臣 委員は二つのことを言っておられると思いますので、分けてお話ししたいと思います。  まず、タイミングの問題。  確かに、改革基本法では、同法の施行後一年以内をめどに内閣人事局を設置するための法制上の措置を講ずる、そして、その他の改革に必要な法制上の措置については...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほど申し上げましたように、国家公務員制度改革基本法においては、政府全体を通ずる国家公務員の人事管理について、国民に説明する責任を負う、幹部人事の一元管理に関する事務を所掌し、これらの事務を実効的に発揮する観点から必要な範囲で、総務省、人事院その他の国の行政機関が...全文を見る
○岡田国務大臣 国家公務員制度改革基本法と趣旨においてどういう差があるかというのはいろいろ議論があるところだと思います。  いずれにしても、我々は今回新しい法案を提案しているわけで、その法案について御議論いただく過程で、今委員の御指摘の点も含めて議論をして、提起していただければ...全文を見る
○岡田国務大臣 こういう長期の推計を行うときに、どういう前提で数字を置くかということは当然議論になることでございます。したがって、そういうことも含めて国会の場でもよく議論していただく必要があるというふうに考えております。  ただ、今回の推計につきましては、これは政府で推計すると...全文を見る
○岡田国務大臣 TPPに関する数字は私が申し上げるべきことではないと思います。  ただ、今回の社会保障・税一体改革に関する推計については、今申し上げましたように、政府の従来からとっている数字、それを採用して計算している。しかも、そのことは明らかにしておりますので、これが絶対だと...全文を見る
○岡田国務大臣 本来は再就職等監視委員会で行うべきことでございます。そういう意味でも、ぜひ、同意人事について提示をいたしますので、御同意いただきたいと思います。
○岡田国務大臣 委員御指摘のように、廃職または過員を生じた場合に、職員の意に反して降任または免職することができるということが、現行の国家公務員法において規定されております。  その判断方法についても人事院規則で定められていて、分限免職の手続については既に明確な規定があるというふ...全文を見る
○岡田国務大臣 所得の捕捉をきちんとして必要な人に給付を行うという、一般論はそのとおりでございます。  ただ、その所得の捕捉について、どこまでしっかりできるかということは、今でも限界があるわけで、そういう限界の中で一定の給付も行われているところであります。  したがって、完全...全文を見る
○岡田国務大臣 委員御指摘のように、国家公務員については七・八%の給与カットということを御提案させていただいておりまして、今各党間で御協議いただいているところでございます。  地方の部分についても各党間で御議論が出ているというふうに承知しておりますが、私、従来から申し上げており...全文を見る
○岡田国務大臣 政府内で議論があったということは、私が就任して以来そういう議論は承知しておりませんが、いずれにしても先ほど答弁したとおりでございます。
○岡田国務大臣 御指摘の大阪市の職員基本条例ですが、まだこれは案の段階で、まさしく議論されているところだと思います。それについて、国で公務員制度改革などを担当している私が具体的にコメントするということは避けるべきだと思います。
○岡田国務大臣 この基本条例の中身は私も見させていただきましたが、例えば、民営化による分限処分の手続等が規定されているということはございます。  国の方も、先ほど御説明いたしましたように、国家公務員法第七十八条第四号の分限処分に関する規定などによって必要な措置を講ずることになっ...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、国家公務員法七十八条に、「その意に反して、これを降任し、又は免職することができる。」という中で、四号で「官制若しくは定員の改廃又は予算の減少により廃職又は過員を生じた場合」、それに基づいて、人事院規則一一—四で「法第七十八条第四号...全文を見る
○岡田国務大臣 委員御指摘のように、人事院から定年延長という話が来ております。  この点について、再雇用か定年延長かということについては、今検討を行っているところでございます。民間の現状などもよく踏まえつつ検討を行っていく必要があるというふうに考えております。
○岡田国務大臣 ですから、そういう民間の状況もよく踏まえつつ検討を行っていく必要があると申し上げたところです。  結論めいたことを、今政府の中で検討しているときに、私が勝手に言うべきではないと考えております。
○岡田国務大臣 まず、先ほどの点に少し加えさせていただきますと、公務員の定年とかあるいは身分とか、そういう問題は、基本的には国の骨格の問題でありまして、やはりいろいろな議論をお聞きしながら慎重に決めなければいけないことだと私は考えております。ですから、こういう国会という公の場で私...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほど言いましたように、天下りのあっせんについては、これを根絶する。そして、定年まで勤務できる環境を整備していく中で、大臣の任命権のもとに、職員が培ってきた専門的な知識経験を同じ公務部門である独法等で活用し、法人の業務の効率化、無駄の排除に取り組むこと、私はそれは...全文を見る
○岡田国務大臣 今、大西委員言われたことで、二つのことが言えると思うんですね。一つは、やはり世代間のその公平性の問題と、それから、高齢者の中で余力のある方により御負担いただけないかということだと思います。  まず、世代間の問題は、確かに若い世代から見ると、これだけ人口が減少して...全文を見る
○岡田国務大臣 終末期医療についての考え方というのは、個人によってかなり異なるところもあると思います。したがって、厚労省の方でもガイドラインを策定したりということで御努力いただいておりますが、私は、政治のレベルでもう少し深い議論があっていいのではないか。国によっては、そういったこ...全文を見る
02月16日第180回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○岡田国務大臣 今回の補正の中身がそういった議員の御指摘のようなものであるというふうには私は考えておりません。  ただ、一般論として申し上げると、予算は国民の税金であります。それが特定の政治目的のために使われるということはあってはならないことで、お互い議会人として、そういうこと...全文を見る
○岡田国務大臣 マニフェストの期間は四年間ということでありますので、今与野党で協議していただいておる、その結論が早急にまとまることを期待しておりますが、まとまれば、その年次においては、その削減額というのは二割削減の一部を構成するということになると思います。
○岡田国務大臣 今回合意されれば、そこで出てくる財源というのは復興のために充てるということは既に確認されていることだと思います。
○岡田国務大臣 我々は、公務員総人件費について、二割を目標に削減するということをマニフェストに書きました。  結果的に、そのうちの今回の合意を目指している公務員給与の引き下げが震災復興のために使われるということは、これもまた各党で協議の上でお決めいただいたことでございます。だか...全文を見る
○岡田国務大臣 私が申し上げたのは、復興財源にそこで出てくるお金を使うということは各党間で合意されたことである、そういうふうに申し上げたところであります。
○岡田国務大臣 まず、地方をどう扱うかということは、私は、それは地方には地方自治というものもありますから、国と同列で論ずべきことではないというふうに考えております。  いずれにしても、人件費の削減についていろいろ自民党の方からお知恵があれば、それは一緒に議論しながら練り上げてい...全文を見る
○岡田国務大臣 私は基本的な考え方を述べているので、基本的にはそれは地方で御議論いただくことだ。条例で決めるということに法律上もなっているわけであります。  そのことを申し上げているわけで、もちろん、地方について、まず総論としては、私は、今回消費税を引き上げるに当たって、そのう...全文を見る
○岡田国務大臣 いろいろな場で与野党で全体の人件費について御議論されるということは、それは悪いことではないし、今回のこの国家公務員の人件費の引き下げの与野党間の議論の中でも、そういったことは一部話題になっているということは承知しております。
○岡田国務大臣 私は持っておりません。
○岡田国務大臣 委員御指摘のように、社会保障・税一体改革で国民の皆さんにある意味御負担をおかけする、それに先立って、まず身を切る努力、そういう意味での行政改革。  もう一つは、そういったこととは別に、やはり行政改革というのは、政府として常にやっていかなければいけないことである。...全文を見る
○岡田国務大臣 委員御指摘のように、今回この行政改革実行本部、その事務局をつくりました。  そこで、行政刷新会議事務局、行政改革推進室、公務員制度改革推進本部事務局、この三つを中心に事務局を構成しているわけでございます。  委員御指摘のように、これを全部一旦白紙に戻して新たな...全文を見る
○岡田国務大臣 個別のことに所管外の私が余り言うべきではないというふうに思います。  ただ、委員のお話、先ほどから聞かせていただいていて、私は、かなり同感でございます。  私自身も、内閣府の大臣、行政刷新はそうなんです、それと、行革や社会保障・税一体改革、これはむしろ内閣であ...全文を見る
○岡田国務大臣 独立行政法人につきましては、先般、閣議決定をさせていただいたところでございます。  中身については、委員御指摘のように、独法制度そのものを大きく変えるという中身も含まれたものでございます。例えば、主務大臣や監事による法人の外部、内部双方からのガバナンスが不十分で...全文を見る
02月20日第180回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○岡田国務大臣 まず、独立行政法人の職員宿舎につきましては、平成二十二年末の閣議決定、独立行政法人の事務・事業の見直しの基本方針において、保有する必要性があるのか、必要な場合でも最小限のものになっているか厳しく検証するということになっております。そのことに基づいて、各独法の持つ職...全文を見る
○岡田国務大臣 今、政府の中でいろいろ行革について議論をしておりますけれども、やはり政府の外、第三者の目でしっかりと骨太の議論を行っていただきたいというふうに思っております。  土光臨調というのは、非常に強烈な一つの成果も出したし、いい形で運営されたというふうに思いますが、平成...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、これは目的は違うんですけれども、公務員の給与の引き下げについて三党政調会長間で合意ができたことは一歩前進だということで、ぜひこれを早く実現できるようにしていただきたいというふうに思います。  そういった個々の給与の水準の話と同時に、数の話がございます。公務...全文を見る
○岡田国務大臣 大綱の中でも、歳入庁の検討ということは明記をされております。政府としても、歳入庁をつくる場合の制度設計、それからメリット、デメリット、そういったことを早急に検討を行っていきたいというふうに考えているところです。
○岡田国務大臣 まず、消費税を引き上げないと社会保障制度は持続可能でないと多くの方がお答えになっております。そういう意味では、消費税引き上げの必要性というものは正しく認識をしていただいている、多くの国民の皆さんがそれをやむを得ないこととして受けとめていただいているというふうに思い...全文を見る
○岡田国務大臣 多分御通告いただいていないと思いますので、数字を今手元に持っておりませんが、確かに、来年度予算については、復興のための予算がふえたりしておりますので、その分の投入額がふえておりますが、基本的に独立行政法人に国庫から支出するお金はかなり減っているということでございま...全文を見る
○岡田国務大臣 二つの話がございます。  一つは、政権交代以降どれだけ減ったかということでございます。それについては、後ほど数字をお知らせしたいと思いますが、確実に減っております。  その上で、今後、今閣議決定した改革でどれだけ減るかということについては、ガバナンスの強化、主...全文を見る
○岡田国務大臣 私は数字を頭に入れるというのは余り好きでないものですから、学生の時代から、暗記は得意ではございませんので、言っていただければ、数字はちゃんと事前に用意しておくわけでございます。  二十一年度と比較して、独立行政法人向けの財政支出は合計で三千百十五億円のマイナスで...全文を見る
○岡田国務大臣 これは、先般閣議決定した大綱の中にも書かれていることでございますが、「名目・実質成長率、物価動向など、種々の経済指標を確認し、経済状況等を総合的に勘案した上で、引上げの停止を含め所要の措置を講ずるものとする」、こういった規定を置く予定にしております。
○岡田国務大臣 大綱の中には、そういった数字は入れておりません。
○岡田国務大臣 委員もわかった上で御質問されていると思いますが、結局、それはそのときの政府が総合判断するしかないんです。ただし、そのときに、名目、実質成長率や物価動向、そういったことで総合判断するということであります。  消費税をいざ引き上げるかどうかというときに、あらかじめい...全文を見る
○岡田国務大臣 これは法律にどう書くかということでありますが、基本的には消費税は引き上げさせていただく、しかし、そういったことがあった場合にはそうでない場合もあるということです。
○岡田国務大臣 委員もおわかりの上で言っておられると思いますが、だからこそ協議をしてくださいということをお願いしているわけです。  委員、国会で議論することは非常に有用だと私は思いますが、まさしく法律の一つの肝の部分でありますから、そういうことについて各党間でしっかり協議をして...全文を見る
○岡田国務大臣 今回の独法改革は、現行の制度、組織を抜本的に見直しをし、法人のガバナンスの強化、政策実施機能の強化を主な目的として、新たな制度、組織を構築しようとするものであります。  まず、制度面の見直しとしては、法人の事務事業の特性を踏まえた類型化を行い、機能の最適化を行う...全文を見る
○岡田国務大臣 今委員御指摘の二〇〇九年のマニフェストにおいては、「独立行政法人の実施する事業について、不要な事業や民間で可能な事業は廃止し、国が責任を負うべき事業は国が直接実施することとして、法人のあり方は全廃を含めて抜本的な見直しを進める。」というふうに書かれております。 ...全文を見る
○岡田国務大臣 今委員御指摘の、例えばURで、特に所得の少ない弱い立場の方がそこで生活をしておられる、そういった場合に、その生活の安定が損なわれることのないようにしっかりとそのことを守る、そういう視点は重要だというふうに思います。  ただ、そうではなくて、一般の居住者で民間と変...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほど、同様の趣旨の御質問をいただいたわけですが、まず、独立行政法人に係る予算の削減などにつきましては、全法人の全事務事業を徹底的に見直した結果、現在までのところ、平成二十二年から約二兆円の不要資産が国庫納付されることになっております。これは実績でございます。 ...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、委員が前半で御指摘の、独法がやっていること、これが全て無駄、あるいは民間がやるべきというのは、これは明らかに誇張であるというふうに思います。  同様のことは、実は小泉改革のときにもあったんですね。小泉政権は、例えば政府系金融機関を民営化する、あるいは一つに...全文を見る
○岡田国務大臣 委員御指摘のように、住宅金融支援機構については、私は成功事例だというふうに思っております。四千四百億円の一般会計からの投入がゼロになったということであります。やり方を変えたということもありますが、それから、まず、何と高い財投金利を払っていたのかということではありま...全文を見る
○岡田国務大臣 第三ワーキンググループ、これは既に検討を行った組織でございます。(高木(陽)委員「終わりましたね」と呼ぶ)はい。  六人の方、では会社の名前を読み上げますと、株式会社ボストンコンサルティンググループ、ライフネット生命保険株式会社、弁護士、三菱UFJリサーチ&コン...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、この第三ワーキンググループにおける議論ですけれども、広くマスコミの傍聴も可能な形で、透明性、中立性、公平性を確保しつつ行われたものでございます。  それから、これは別に、この住宅機構のみを議論しているわけではなくて、さまざまな問題を議論されたということでご...全文を見る
○岡田国務大臣 平成二十二年四月に、事業仕分け第二弾として、URの賃貸住宅事業について、高齢者・低所得者向け住宅供給は自治体または国に移行し、市場家賃部分は民間に移行する方向で整理することが提言をされております。
○岡田国務大臣 この事業仕分けのときも、例えば賃貸住宅事業についても、先ほど申し上げましたように、自治体または国に移行する、あるいは市場家賃部分については民間に移行するということで、一定の分割ということを念頭に置いた答申であるというふうに私は思います。  委員おっしゃるように、...全文を見る
○岡田国務大臣 形から入るというよりは、しかし、この十四兆の問題が単なる先送りになってはいけない、そういう問題意識は持っているわけであります。もちろん、この十四兆が国民負担に安易につながるようなことがあってはなりません。  したがって、自己努力で全体のやりくりができるような、そ...全文を見る
○岡田国務大臣 これは賃貸住宅だけではなくて、その他も含めて、安易に税投入をして解決するということは、基本的にはそれは考えられないということでございます。今ある中で、どうやってやりくりしながらその借入金を減らしていくかということが基本になるかと思います。
○岡田国務大臣 住宅というのは生活の最も基盤となるべきもので、ここについて十分な配慮をしていかなければいけないということは、議員御指摘のとおりでございます。特に、所得の少ない方、高齢者あるいは母子家庭など、弱い立場にある方々に対する配慮は非常に大事なことだというふうに思います。 ...全文を見る
○岡田国務大臣 委員御指摘のように、そういった弱い立場にある方々の意見をきちんと聞くということは大事なことで、そういったことを、十分委員の御指摘も踏まえて、そういう機会はぜひつくりたいというふうに考えているところでございます。
○岡田国務大臣 この点は、私はなかなか難しい議論じゃないかというふうに思っております。例えば、公営住宅になかなか入れる方が少ない、それはそのとおりであります。そうであれば、やはり本当に困っている方が優先的に入れるようにすべきという議論もできると思うんですね。  それから、年金生...全文を見る
02月21日第180回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(岡田克也君) 私には、二問、御質問いただきました。  まず、我が国が債務不履行となった場合の、七十五歳以上の高齢者の年金と医療についての御質問がございました。  仮定の話についてお答えすることは困難ですが、例えば、国債が信用を失い、政府が借り入れを継続できなくなる...全文を見る
02月22日第180回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○岡田国務大臣 大変興味深い御指摘をいただきました。  私は、今の、これは日本だけではなくて多くの先進国に共通する格差の拡大の問題、やはり経済のグローバル化ということが一つの原因になっていることは否定しようがないというふうに思います。ただ、他方で、それでは経済のグローバル化とい...全文を見る
○岡田国務大臣 今回、社会保障・税一体改革、その中で、委員御指摘のように、一%分については制度を充実するために使うというふうに言われました。その柱は三つあって、一つは御指摘のように子ども・子育て支援、もう一つは年金の最低保障機能の強化、そして最後は、医療、介護について、地域に密着...全文を見る
○岡田国務大臣 私は、三つの問題があるということを従来から言ってまいりました。  一つは、やはり年金制度、将来に対する見通しがなければいけない。しかし、残念ながら、従来、五年ごとに見直すたびに保険料は上がり、給付は下がるということを繰り返してきた。もちろん、その背景にあるのは人...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、消費税の議論ですけれども、私は委員とはちょっと認識が違うわけです。  私は、党の中でも、消費税についての議論は避けてはならないということは一貫して言ってまいりました。二〇〇九年の代表選挙、そこでも私はそういうふうに申し上げて、議論すらしないというのは間違っ...全文を見る
○岡田国務大臣 委員の御指摘も、何といいますか、聞けばなるほどと思うところがございます。  私も、介護施設、特養の責任者の方にお話をお伺いすると、亡くなった後に残された通帳を御遺族の方がとりに来られる、それまでは一回も来たことがなかった、極端なケース、そういうこともあるというよ...全文を見る
○岡田国務大臣 それを議論したいわけですね。  つまり、現行制度でどこまで手当てができるのか、あるいは、そうではなくてやはり制度を基本的に変えざるを得ないのか、その両案についてきちんと冷静に議論すべきであるというふうに思っています。  この前、委員といい議論ができたと私は思っ...全文を見る
○岡田国務大臣 委員、ですから申し上げますが、もう一つ根本的な問題、先ほどの小宮山大臣の、若い世代がということに関連するんですが、それはやはり、この人口構成の変化の中で、もらえる年金の額が払った保険料に比べて減らざるを得ないという問題ですね。積立方式であれば、平均余命を生きれば払...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほどの話を一言だけ。  先ほどの話は、我々の制度ならいいと言っているわけではないんです。同じような問題があるという前提で申し上げたことは申し上げておきたいと思います。  それで、私は、厚生年金そのものの問題というのも、確かに三号被保険者とか、そういう問題はあ...全文を見る
○岡田国務大臣 今委員が言われたような、正確な意味でのマクロ経済スライドを入れるということは、特にまだ決めておりません。  ただ、考え方としては、やはり何らかの調整機能がなければ持続可能ではないということでございます。それをどういうタイミングでどういうふうに調整していくかという...全文を見る
○岡田国務大臣 ここはちょっと言い方を気をつけないといけないところなんですが、先ほど言いましたように、何らかの調整機能がなければ持続可能ではありませんので、我々が今考えている制度でもそういったものは必要だということでございます。  ただ、そういったものを世代間で、やはりどのぐら...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほど申し上げましたように、この制度の、最低保障年金と所得比例の部分がありますが、所得比例の部分は、これは保険料を払っていただくわけですが、いただいた保険料で年金を払っていくわけですが、それは一対一対応にはなり得ない、そこに調整をしなければならないということだと思...全文を見る
○岡田国務大臣 最低保障年金の方は、御案内のように、これは消費税で対応するということであります。消費税は全世代で負担しますから、そういう意味では、比較的、少子高齢化の影響は受けにくいということは言えると思います。  所得比例の方は、これは今の制度と同じように、少子高齢化になれば...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、七・何%というのは四つあるケースの、最低保障機能を一番強くしたものでありますので、試算としてそれは計算をいたしましたが、それを採用するということは別に決めているわけではございません。最低保障機能を非常に小さくすれば、現行案でも将来的に三%ぐらい消費税は上げざ...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、自営業者の方々の所得の捕捉の問題ですけれども、これには限界があることは事実であります。  ただ、今もある程度捕捉できるという前提で、例えば社会保障制度の保険料などの算定は行われているわけでありますので、これが全然できていないということではないということであ...全文を見る
○岡田国務大臣 これは歳入庁の話というより、まずは番号制度の話というふうに考えております。  そして、委員、今国民年金の話をされましたが、先ほど言いましたように、国保などは所得がちゃんと自営業者の方あるいは非正規の方についても捕捉できているということで保険料を設定しているわけで...全文を見る
○岡田国務大臣 歳入庁につきましては、私のもとでチームをつくりまして、諸外国の例も見ながら、どういった制度設計があり得るのか、メリット、デメリットも含めて検討を行っているところでございます。
○岡田国務大臣 基本的に、歳入庁をつくる際の議論というのは、一つは、給付つき税額控除を実現していくためには、所得の少ない方、今国税庁では把握できていない、そういうところまで含めてきちんと把握する必要があるのではないか、そういう観点から歳入庁という話が出てきているわけでございます。...全文を見る
○岡田国務大臣 これは、最低保障年金の制度設計にもかかわる話ですね。例えば、七万円をかなりのところまで全額出していくのか、それとも、だんだんだんだん七万円も減額していくのかということにもかかわってくる話で、そういったことも含めてしっかりとした議論が必要だと思います。  歳入庁に...全文を見る
○岡田国務大臣 委員の御指摘もごもっともなところがございます。  そういったことを踏まえて、考えて、実は、この一体改革の閣議決定、表紙のところをごらんいただきますと、そこに「社会保障・税一体改革大綱に盛り込まれた具体的な施策については、政府・与党それぞれが、連携・協力しつつ、そ...全文を見る
○岡田国務大臣 定数の話は、これは院でお決めいただくことでございます。そういうこともあって、ここで「政府・与党それぞれが、連携・協力しつつ、その実現に取り組む。」と書いたわけで、まさしく定数削減の話は、政府・与党の中で、特に与党が中心になってやられる話である、そういうふうに考えて...全文を見る
○岡田国務大臣 委員、これは、ここに書かれたいろいろなことがそのまま決まるわけではないんですね。例えば、法案ですね、ここで先ほど御議論いただいた年金の改革についても、これはまさしく関係の委員会で御議論いただいて、ここに書いたことでない決まり方をしていく可能性は十分あるわけです。 ...全文を見る
○岡田国務大臣 ちょっと私は記憶しておりません。介護保険という具体的制度についてそういうふうに申し上げた記憶は今の私にはないんですが。
○岡田国務大臣 私が申し上げましたのは、ですから、社会保険、税、そういったことの負担がどうなっていくかという全体の計算について、それは仮定を置けばお示しできるというふうに申し上げたので、個々の制度について具体的制度設計がこれから動き得る中で、そういったところまで私は申し上げたつも...全文を見る
○岡田国務大臣 年金の抜本改革案につきましては、現時点で、来年度出すということで大綱でまとめさせていただいております。  具体的中身は、まず党の方で御議論いただくということになっております。
○岡田国務大臣 私が申し上げたのは、今、党の方で御議論いただいているということでございます。そういうものを踏まえて、当然、政府、党の中でしっかりとしたものをつくり上げていくということになると思います。  法形式をどうするかということは今決まっておりません。
○岡田国務大臣 まず、いろいろな制度を議論するときに、党と政府、どういう関係で議論していくかというのは、これは一概には決まっていない。自民党でも同じだと思います。ですから、この年金制度も、まず党の方でチームがスタートして具体的な肉づけ作業が始まりましたので、まずはそれを待って、ど...全文を見る
○岡田国務大臣 党と政府は一体ということですが、だからこそ我々は、まず党で基本的な御議論をいただき、そしてどこかで党と政府が一体になって議論していく。そのことが何かおかしいというふうに言われるのは、私にはちょっと理解がしにくいわけであります。
○岡田国務大臣 委員がつけていただいたこの資料のところにも書いてございます。二枚後ですね。「夫婦の場合は夫婦で平均した一人当たり年収や一人当たり年金額を指すものであり、したがって、夫片働き夫婦の場合には、実質的には基準となる年収を二倍にしたものと、夫の生涯平均年収とを比較すること...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、先ほど鴨下委員との議論の中で私が申し上げたのは、七万円という最低保障年金が、かなりのところまでそのままもらう、そういうやり方もあるし、七万がそれ以外の年金の額によって次第に減っていく、それで最終的にはゼロになるわけですが、そういういずれの制度設計もあり得ると...全文を見る
○岡田国務大臣 委員、やはり、こういうところの議論、テレビも入っておりますし、うそだとかだましたとか、そういう言い方はなるべく控えられた方が私はいいんだろうと思うんですね。国民もやはり深い真摯な議論を求めているというふうに思います。  例えば、先ほど委員がおっしゃいました所得代...全文を見る
○岡田国務大臣 子供に対する手当、名前はまだこれから協議していかなくてはなりませんが、これはこれで私は非常に画期的なことだったと思います。ただ、どういう水準で出すかということは各党で協議しなければなりませんので、まだ残された課題はございます。それは真摯に協議していかなくてはならな...全文を見る
○岡田国務大臣 我々は、この閣議決定いたしました大綱の「新しい年金制度の創設」という項目の中で、その基本的考え方をお示ししているわけでございます。  それに基づいて、今、党でチームをつくって、より具体化作業をしておりますけれども、基本的考え方はこの大綱の中についているというふう...全文を見る
○岡田国務大臣 そういった比較をするときにも、どういう前提で議論するかということも極めて大事ですね。  ですから、今、我々の案は、百年安心プランを自民党、公明党の皆さんが言われたときに、つまり今の制度のときに提案された前提で、同じ前提を使って計算をさせていただいております。ただ...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほど委員が言われた、前提になる数字は専門家の意見を聞いて決めていくべきだ、それはそのとおりでございます。  ただ、専門家が数字を出したときに、それはやはり、各党間でこの数字でいいねということは確認をして、そして計算をさせるべきだと。そうでないと、同じ専門家が出...全文を見る
○岡田国務大臣 なるべくいろいろな数字も計算して出したいとは思いますが、それがないからこの社会保障・税一体改革についての議論がスタートしないというのは、ちょっと私は違うのではないかと受けとめております。
○岡田国務大臣 閣僚は削減をもう既にしているわけでございます。議員のことは、やはりそれは各党間で御議論いただくことが筋ではないか、そういうふうに考えておりますので、ぜひ御協議いただければというふうに思っております。
○岡田国務大臣 まず、今委員が四点について、民主党の年金改革案の問題点を御指摘いただきました。(石井(啓)委員「まず、消費税が必要になる」と呼ぶ)ええ、順番に。  それで、その前提として二〇七五年の数字の御紹介もいただいたわけですが、まずお礼申し上げておきたいと思いますが、非常...全文を見る
○岡田国務大臣 後で厚労大臣に少し追加していただきたいと思いますが、これは、この表だけで議論しているとちょっと間違ってしまうところがあるんです。  つまり、この表に出てこない無年金者、それは膨大な数の無年金者や、あるいは年金が非常に少ない方がいらっしゃる。そういう方々は生活保護...全文を見る
○岡田国務大臣 これは、一つ御指摘しなければならないのは、確かに保険料は上がる、しかし、もらう年金もふえる可能性は大なんですね。つまり、今の国民年金の額しかもらえないのではなくて、新しい制度に基づく年金の給付が行われるわけですから、保険料の負担はふえますが、もらう年金の額もふえる...全文を見る
○岡田国務大臣 ぜひ御協議いただきたいと思うんですね。そして、本当にどちらがいいのか、今の延長がいいのか、それとも抜本改革に行かざるを得ないのかということを、協議の上で決めていくべきだというふうに思います。  今、新聞各紙の話がありました。たまたま昨晩、私、新聞各紙の幹部の皆さ...全文を見る
○岡田国務大臣 これは、いろいろこれから御議論いただく中で、どういった形が一番いいかということで、別に、今委員がおっしゃるように、大綱にそう書いてあるからといってそれで決めたということでは必ずしもございません。
○岡田国務大臣 確かに、社会保険料の負担が重くなっていることは事実、委員御指摘のとおりでございます。  しかし一方で、社会保障に関する支出もふえております。その支出を次世代に先送りすることなく賄うということであれば、それは税か、あるいは保険料という形にならざるを得ない。もちろん...全文を見る
○岡田国務大臣 パートの厚生年金の加入の問題は、今政府の中で、三十時間を引き下げるということで議論をしているところでございます。よく関係方面と調整をして、前に進めたいと思っております。
○岡田国務大臣 先般、浅尾委員の方からいろいろ御指摘いただきまして、調査室と数字をおつくりになったということだったものですから、調査室に問い合わせましたところ、いろいろな資料の提供はしたけれども、基本的には浅尾さんのところでおつくりになったということでございました。  せっかく...全文を見る
○岡田国務大臣 これは、この大綱の中でこういうふうに書いているんですね。「保険料は一五%程度(老齢年金に係る部分)。」ということですから、これをお読みいただければ、老齢年金に係る部分だけが一五%であるということは、誤解されることはないと思います。
○岡田国務大臣 一つの御指摘だと思います。  ただ、情報を共有するという選択肢もあるわけで、そういった制度設計はこれからだというのが先ほどの古川大臣の答弁だと思います。
○岡田国務大臣 そのことも含めて今後の検討であるというのが先ほどの古川大臣の御答弁だったと思います。  歳入庁をつくるというのは、我々、大綱の中でもその検討を述べておりますので、私のもとで検討が始まったところです。歳入庁、そういった形で年金機構とそして国税を一つにするというのは...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほども申し上げましたように、これはかなり大きな改革になります。したがって、二つを一つにしたことによって、より機能が高まり、効率が上がればいいんですが、例えば国税の徴収などに差しさわりが出るような、そういう結果になってはいけないわけで、これだけ大きな改革をするとき...全文を見る
○岡田国務大臣 委員御指摘の点も確かにあるんですね。  少し今、中で議論しているんですが、徴収のところと支払いのところ、例えば給付つき税額控除をつくったときに、どこの窓口でこれを払うんだろうかと。つくった歳入庁でやるのかと。それとも市町村でやるのか、その辺もいろいろな議論はあり...全文を見る
○岡田国務大臣 今の委員のお話を聞いていまして、例えば健保、確かに保険料は違います。しかし、それは健保を構成している組合員の年齢構成とか所得の分布によって変わってくるわけです。所得の多い人がいれば料率が低くても成り立つわけですから。それからあと、健保組合の自己努力ですね。それを全...全文を見る
○岡田国務大臣 そういった点も議論が必要だと思います。調整を全部してしまうと、自立的にやっているという健保組合の本来の趣旨が損なわれる可能性もあります。他方で、おっしゃるように、高齢者の方の多い、あるいは所得の少ない方が多い、そういう組合はより財政が厳しくなりますから、一定の調整...全文を見る
○岡田国務大臣 それでは、三番目の質問は行革でございますので、私からまずと思っております。  委員も、二年以上にわたって、同志として民主党の中でともに汗を流してこられた、そう思っております。そういう中で、我々、埋蔵金はかなりあぶり出しましたし、そして、例えば公共事業予算を大幅に...全文を見る
○岡田国務大臣 独法、特会のお話をされました。委員もおられたときも含めてですが、我々、政権交代後、独法から二兆円のお金を一般会計に入れたはずであります。それから、予算でいいますと、年間三兆円の予算を三千億以上減らしました。そういう成果は上がっております。今回の改革の中では、従来の...全文を見る
02月28日第180回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○岡田国務大臣 私は承知しておりません。
○岡田国務大臣 先ほど財務大臣が言われたように、我々内閣としては、現在の案がベストであるというふうに考えております。
○岡田国務大臣 消費税法案につきましては、閣議決定を行って国会に提出をする予定でございます。ぜひとも、御審議いただき、そして成立をさせていただきたいと考えております。
○岡田国務大臣 消費税法案をいつ国会に提出するかということは、これは内閣の中で財務大臣を中心に、いろいろと協議をして、決定をしていきたいというふうに考えております。
○岡田国務大臣 具体的にこの法案を閣議を経て国会に提出するに当たっては、連立与党である国民新党の御理解も当然いただいた上で出すということになると思います。
○岡田国務大臣 先ほど答えましたように、いつ国会に提出するかということは、協議した上で決定したいというふうに考えております。
○岡田国務大臣 今、財務大臣が発言したとおりでございます。なるべく早く、そういった手続を踏んで国会に提出をし、御審議をお願いしたいというふうに考えております。
02月29日第180回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○岡田国務大臣 まず、委員お示しのこのグラフは大変興味深いものであります。特に、所得の少ない方々に社会保険料の負担が非常に重くなっているということ。例えば、国民年金の定額負担ということもあるかもしれません。それから、国保の保険料が払えないという話は、ここ数年、よく聞かれる話であり...全文を見る
○岡田国務大臣 柿澤委員も十分わかった上で言っておられると思いますが、メディアがいろいろな発言を、勝手にタイトルをつけたりして報道しますから、余りそういったことを前提にして質問されない方がいいと思います。  野田総理も言われているように、我々、今までも、国の業務のスリム化による...全文を見る
○岡田国務大臣 我々、総人件費で二割削減ということを申し上げているわけでございます。この目標をしっかり持って、さまざまな努力を重ねていきたいというふうに考えております。その中には、もちろん地方への移管とかそういったことも含めて、全力を挙げて目標達成に向けて努力したいというふうに考...全文を見る
○岡田国務大臣 今委員が言及されました行政構造改革実行法案、仮称だと思いますが、これは民主党の中で現在議論を行っているところだと承知しております。私もいろいろ連絡は受け、お互い認識は共有化しながら、作業は党の方で進めていただいておりますが、基本的には、これは党でまだ最終決定までい...全文を見る
○岡田国務大臣 私は、マニフェストに書きましたように、この任期の中で総人件費二割削減という目標の達成に向けて全力を挙げていきたいというふうに考えております。
○岡田国務大臣 委員御指摘の点は、二十六年度からの給与水準がどうなるかということかと思います。  このことは、我々は今、法案を国会に提出して御審議をお願いしているわけでありますが、我々は、人事院勧告制度を廃止する、そして国家公務員の人事給与制度全般を所管する公務員庁を設置して、...全文を見る
○岡田国務大臣 現在の国家公務員基本法の中でも、団体交渉によって給与水準が決まるということは認められていることだというふうに思います。ですから、我々も含めて三党で合意して今でき上がっている国家公務員基本法のパッケージと、我々がそれをもとにして御提案している公務員改革四法案のパッケ...全文を見る
03月01日第180回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○岡田国務大臣 今、中島委員御指摘のとおりであります。党の中で真剣に議論をして中間検証をまとめました。その中には、委員御指摘のような、もちろん我々、できたことはたくさんある、そのことをまず申し上げた上で、しかし、できないものもある、それはなぜかということで幾つかの理由を述べたもの...全文を見る
○岡田国務大臣 当時の私の思いは、これは恐らく石原幹事長、井上幹事長も同じだったと思いますが、非常に政治が停滞している、前に進まない、そういう中で、大きな震災もあって、被災地への対応も必要だ、そしてそのほかのことも含めて、政治をしっかりと前に進めていくために三党が協力してやってい...全文を見る
○岡田国務大臣 私の思いとしては、当然それがありました。ただ、私の記憶では、当時、三幹事長の中で、いや、これは別に公債特例法のためにやるんじゃないんだという話は何度も聞かせていただいた記憶がございます。
○岡田国務大臣 まず、三党合意は、先ほど申し上げましたように、このねじれという困難な状況の中で、三党が協力をして政治を前に進める、そういう思いの中でつくられたものでありますので、これは誠実に履行されなければならない、基本的にそう考えております。  ただ、その後、三党合意を八月九...全文を見る
○岡田国務大臣 議事録につきましては、議事録といいますか、これは記録です。しかし、その記録というのは、意思決定の経緯及びその実績が把握できる文書ということでございますので、今それぞれの本部等で議事概要の作成を行っていただいているところでございます。  私の承知している限り、おお...全文を見る
○岡田国務大臣 昨日も開いたわけですが、公文書管理委員会というのがございます。そこに私二つのことをお願いしておりまして、一つは、なぜ今回こういう事態に至ったのかという原因の究明でございます。関係のところからは既にヒアリングをこの委員会のメンバーが行っていただいておりまして、そのこ...全文を見る
○岡田国務大臣 昨年十一月の行政刷新会議が実施をしました提言型政策仕分けの結論として、新規は厳しく抑制していき、選択と集中の考え方をより厳格に進めるべきである、既存ストックの維持管理については、民間資金の一層の活用を図るとともに、重点化、長寿命化を図りつつ、見通しを立てた計画的な...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほどの委員のお話を聞いておりまして、例えば学校であれば、子供の数は減るわけです。そうすれば、全部をそのまま建てかえるのではなくて、いろいろなやり方がそこでも考えられるというふうに思います。ですから、いろいろな工夫はしなければいけないと思います。  その上で、個...全文を見る
○岡田国務大臣 私は、この三党合意を結んだときの二回目の幹事長であります。  先ほど委員、いろいろ言われましたけれども、例えば、消費税を上げないとか、普天間移設は最低でも県外とか、そういう表現は三党合意の中にございません。普天間の問題も、当時、幹事長間で随分議論いたしましたが、...全文を見る
03月02日第180回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○岡田国務大臣 行政改革、社会保障・税一体改革、公務員制度改革担当大臣、行政刷新を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  社会保障と税の一体改革は、少子高齢化が進む中、国民のあしたの安心を実現するため、社会保障の充実、安定化と財政の健全化の同時達成を目指...全文を見る
03月05日第180回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○岡田国務大臣 そもそも総合合算制度とは何かということですが、低所得者の家計に過重な負担をかけない観点から、家計全体をトータルに捉えて、医療、介護、保育等の制度横断的に自己負担の合計額に上限を設定するものでございます。一体改革大綱でも、番号制度の導入を前提に、二〇一五年度以降の導...全文を見る
○岡田国務大臣 この合算制度については二〇一五年度以降の導入ということで、今後さらに具体的な検討をしてまいりますが、今私が申し上げましたように、消費増税に伴い実施する医療保険、それから介護保険の低所得者対策の検討状況、あるいは番号制度の実施に向けた検討状況なども見きわめながら、今...全文を見る
○岡田国務大臣 基本的には、それは申請主義ではなくて、当然、番号が共通に入っているわけですから、計算をして、そして超過するところについてはきちんと対応する、こういう形になっていくということでございます。
○岡田国務大臣 委員の御指摘もよくわかるんですけれども、総合合算制度は、最初に申し上げましたように、これから具体的な制度設計をするということでございます。それから、これは古川大臣が担当しておりまして、私の立場で、余り今、決められていること以外のことは言わない方がいいというふうに思...全文を見る
○岡田国務大臣 これはこれから検討していくことであります。私自身の感想といいますか、そういうものは申し上げない方がいいというふうに考えております。
○岡田国務大臣 従来、税というと取られるばかりということでありますが、所得の少ない方には、もちろん、例えば住民税、所得税が一定の範囲でかからないということでありますが、逆に言うと、税を負担しない所得層の方にとってはいろいろなメリットがそこにないということになります。  給付つき...全文を見る
○岡田国務大臣 歳入庁の検討は、私のもとでチームをつくりまして既に始まっております。その歳入庁を議論する際に、この給付つきの税額控除というのも一つの検討項目、ファクターの一つであるということになっております。  これは一対一に対応するものかどうか、つまり、歳入庁がなければできな...全文を見る
○岡田国務大臣 一つは、ですから、納税していただくということと保険料を御負担いただくという非常に似た行為、これを別々にやることは非効率ではないか、一体的にやることでより効率的にできるのではないか、特に保険料の未納ということが問題になる中で、そういったことに対していい影響が考えられ...全文を見る
○岡田国務大臣 基本的にはそういうことかと思います。  さっきの給付つき税額控除、これの話ですと、もちろん所得の捕捉の問題と、それから支払うという問題が出てまいります。では、支払うのはどこが支払うのか、そういう問題も出てまいりますから、歳入庁の問題というのはそこにもかかわってく...全文を見る
○岡田国務大臣 最も典型的にはそういうことです。  ただ、地方税というのもございます。だから、そこも視野に置いて議論してみないと。実際の保険料ということになりますと、限られた所得の方を対象にしている国税庁というよりは、むしろ住民税など幅広く納税していただいている地方との親和性は...全文を見る
○岡田国務大臣 嫌がっているかどうかということも含めて、私、余り軽々に物を言わない方がいいというふうに思っています。
○岡田国務大臣 全世代型だというふうに思っております。  もちろん、今でも、例えば医療に関して言えば、医療というのは高齢者医療だけではなくて、働く世代もあるいは子供たちの医療もありますので、社会保障というのは別に高齢者だけを対象にしているわけではございません。  しかし、今回...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、消費税で収入を得て、それを社会保障に使うということ自身が、私は所得の再分配につながっているというふうに思います。  もちろん、消費税は所得税に比べれば累進度が低いわけですから、比べるものによるわけですが、基本的に消費の多寡に応じて税を納税していただく。社会...全文を見る
○岡田国務大臣 そこはいろいろな制度設計があり得ると思います。  ただ、今我々が考えているのは、自己負担部分に関しては、それは総合合算して、所得の少ない方に対しては一定の限度以上は御負担いただかなくていいようにしようということで整理をしているわけであります。もちろん、おっしゃる...全文を見る
○岡田国務大臣 歳入庁につきましては、二月二十四日に私のもとに作業チームをスタートさせ、これから検討作業を本格化させるところでございます。大綱の閣議決定を待ってスタートさせたということであります。  いろいろな観点で検討しなければなりません。国民年金保険料の納付率向上にどのぐら...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほどの逗子市での市長時代の御経験の話は、これは非常に興味深いものがございます。  確かに、今の歳入庁、国税と年金の保険料徴収を一体化するということが一つの軸になっておりますが、実際に国税を御負担いただく方々と、それから国民年金の保険料をお支払いいただく方で、必...全文を見る
○岡田国務大臣 ここは議論が分かれるところですね。我々は、将来的には給付つき税額控除ということで考えているわけです。  私は、個人的には複数税率は好きではありません。なぜそう申し上げるかというと、やはり、そこに、国が優劣をつける、そういうにおいが感じられるからです。あるものには...全文を見る
○岡田国務大臣 確かに、人口構成が変化していく中で、賦課方式というものはいろいろな、いろいろなというか、一定の限界があることは間違いありません。そういう中で、積立方式ということが一つあるわけであります。  私は、基本的に二つの問題があるというふうに思っています。  一つは、大...全文を見る
○岡田国務大臣 今、答弁がありましたが、やはり民間企業並みのコスト削減努力ということは当然のこととして求められると思います。今、いろいろなことを政府の中でも検討しておりまして、そういう民間の動きも参考にさせていただきながら、政府の中で一つ一つ徹底していきたいというふうに考えており...全文を見る
○岡田国務大臣 これはなかなか難しいところがあると思います。既存の、今お話しの総務省や外務省、どのぐらい機能しているかということもよく検証する必要があると思います。その上で、意味が十分にあるということであれば他省庁にも及ぼしていくということだと思っております。  我々、行政刷新...全文を見る
○岡田国務大臣 まず最初の御質問、真剣に読んだことはまだございません。  それから、そもそもこういう書類というのは、余り読んでおもしろいものではございませんが、理解されなければ意味がありませんから、御指摘のようなことがあるとすると、それは改善できないか、よく議論してみる必要があ...全文を見る
○岡田国務大臣 私も初代行政改革調査会長ですから、当然、党の中で非常にいい議論が具体的に行われていることはよく承知をしております。その結果が、通って、御提案の法案という形になって、一つ結実しつつあるということだと思っております。  それに加えて、私としては、党でそういったいい議...全文を見る
○岡田国務大臣 委員御指摘の選挙の延期ということですけれども、これは、私、与党の幹事長でありましたので、よく覚えております。  とてもできない状態ということを踏まえて、これは与党、野党なく協力して、非常に重要な決断だったと思いますが、選挙の期日を先送りすることができた。その後、...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほどからの委員の御指摘は、うなずけるものもございます。憲法の中の二つの条項が、そこで矛盾とまでは言わなくても摩擦を起こしているという状態で、そこの部分について、基本的に、もちろん、先ほどの公職選挙法五十七条というのはかなりの部分を解決することが可能だと私は思いま...全文を見る
○岡田国務大臣 委員御指摘のように、確かに、本大綱をもって野党各党に協議を提案し、「与野党協議を踏まえ、法案化を行う。」というふうに書いてございます。私どもとしては、ぜひ与野党でこの問題をしっかりと御協議いただきたいというふうに考えております。  これは増税の問題だけではなくて...全文を見る
○岡田国務大臣 でき得ればそうしたいと思っております。ただ、相手のある話で、やはり法案化してから、国会に法案を出してからでないとなかなか中身の協議はできない、そういう御指摘もいただいているところでありますので、場合によっては、法案化して、その上で御協議を再度お願いするということも...全文を見る
03月06日第180回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○岡田国務大臣 被用者年金の一元化につきましては、今財務大臣が言われたとおりであります。早急に取り組んでいかなければいけない課題であり、現在、政府の中でいろいろ調整を行っているところであります。  それから、短時間労働者への社会保険適用拡大につきましても、短時間労働者であっても...全文を見る
○岡田国務大臣 委員の御指摘もよくわかります。  したがって、我々各大臣、分担して今全国を回ってお願いしているところです。ただ、私の実感としては、消費税の引き上げそのものに対して、これはいかぬ、そう言う方は実はそう多くはないのではないかというふうに受けとめております。そして、必...全文を見る
○岡田国務大臣 これは、委員が今読み上げられたところにも書いてあることでございますが、詳細な制度設計はこれからでございます。給付の開始時期とか対象範囲、基準となる所得の考え方、財源の問題、そういったことについて今後検討していくということであります。  ただ、我々がこういった簡素...全文を見る
○岡田国務大臣 委員のおっしゃることは、基本的には私はそのとおりだと思います。国が何でもやればいいということではない。  我々の一体改革も、別に国がどんどんやることを広げているわけではございません。子ども・子育てについては力を入れたいと思いますが、全体としての、しっかりと見直す...全文を見る
○岡田国務大臣 今、野田委員がおっしゃったことは、確かにかなりの部分で自民党、公明党の時代に御議論をいただいたこと、そこと共通性があるということはそのとおりだと思います。だからこそ私は、いろいろお互い話し合って、胸襟を開いて話し合って合意に達する可能性が高いのではないかというふう...全文を見る
○岡田国務大臣 いろいろ御指摘いただきました。  まず、被用者年金の一元化については、これは必ず実現して、早い段階で法案を国会に提出する、こういうことで今調整を行っているところでございます。  それから、今最低保障年金のお話がございましたが、まずこれは二つ話があって、最低保障...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほども御答弁したところではあるんですけれども、やはり、そういった社会保障制度、特に厚生年金、健康保険、その適用を拡大していくということは、基本的な考え方として私は必要なことだと思いますので、もちろん、御異論もいろいろなところにあるというふうに承知しておりますが、...全文を見る
○岡田国務大臣 今回五%引き上げをさせていただくわけですが、そのうちの一%部分が新しいことに、残り四%が従来の制度の維持のためにということであります。その一%の中の七千億円を子ども・子育てのための対策に使うということが現在の考え方であります。
○岡田国務大臣 既存の医療、年金、介護の中でも、もちろん医療も、これは高齢者医療だけではありません。現役世代の医療も当然あるわけでございます。委員の問題意識は私もよくわかるわけで、世代間の公平の問題、これは非常に重要だというふうに思っています。それを特に持続可能なものにして、若い...全文を見る
○岡田国務大臣 これは、党の中でいろいろ議論してこういう結果になりました。私も非常に残念に思っている一人であります。  ただ、消費税の引き上げを、これは今ではありませんが二〇一四年からお願いする、それから、年金の物価スライド、これはやめていたものを規定どおり下げる、スライドさせ...全文を見る
○岡田国務大臣 我々野党時代の発言、私は私なりに整合性を持って発言しているつもりでありますが、やはり野党の立場になるとどうしても甘くなるというか、そこは、政権を攻撃することに急な余り、どうしても逆に振れてしまうというところはあると思います。これは、お互い、与党、野党を経験していく...全文を見る
○岡田国務大臣 これは、党の中で議論する中で、私もなるほどなと思ったのは、要するに、百円を負担する方は医療を受けられる方ですね。しかし、それを何に使うかといえば、高額療養費、高い医療費を御負担する方に対して、それを緩和するために使う。それは本来、病院に行く方が百円出す形で負担する...全文を見る
○岡田国務大臣 例えば、これが病院に必要以上に行くというようなことに対する一つの歯どめになるということであれば、私は意味のあることだというふうに思います。ただ、そういう高額療養費の負担のためということであれば、論理的にはそれは、医療保険に入っておられる方、保険料全体で負担していた...全文を見る
○岡田国務大臣 つまり、これは何に使うかということなんですね。(小泉(進)委員「高額療養費ですよ」と呼ぶ)はい、高額療養費の負担という意味では、それは私は、税か保険料の方が理屈に合っているというふうに考えています。
○岡田国務大臣 多分思いはそう違わないと思うんですが、そういった、窓口で定額で御負担いただく、あるいは、安い医療であればその部分は自己負担していただくとか、いろいろなアイデアが今までも出てまいりました。そういったことはそれぞれ検討に値する。そして、そのことは、医療費全体の負担を和...全文を見る
○岡田国務大臣 これは私の意見を申し上げております。必ずしも党の意見ではありませんが、私はそういうふうに考えております。
○岡田国務大臣 私の意見も含めて、これから政府の中、党の中で議論していくべきだと考えております。
○岡田国務大臣 今委員の御指摘の、発表しないことにしたというのは、最近の話を御指摘になったというふうに理解をいたします。  党の中の一部で試算をしたものがあった、ただし、それは党として何か決定したものではなかったということがまずございました。私は、当時幹事長でしたが、試算したこ...全文を見る
○岡田国務大臣 別の話という意味は、五%から一〇%に消費税を引き上げさせていただく、その内訳として、年金の抜本改革の部分はカウントしていないということでございます。
○岡田国務大臣 その内訳はちょっと手元にございませんが、五%の中の一%は新しいもの、その一%の中で医療に回りますものがたしか八千億ぐらいだったかと思います。残りの四%は、従来の制度を持続可能なものにするためのものでございます。
○岡田国務大臣 先ほど委員が御指摘された、年金よりもむしろ医療、介護でこれから資金需要が出る。ですから、全体をどういうふうに割り振っていくかということは非常に重要なことで、我々がやや年金に財源をとられるということは、これはなかなか痛いところではあります。  ただ、先ほどの我々の...全文を見る
03月07日第180回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○岡田国務大臣 当時、私は幹事長でした。二〇〇九年の五月に幹事長になりまして、選挙まで三カ月ないし四カ月ございました。この間、マニフェストの作成にもかかわっておりますので、当然中身は読んでおります。
○岡田国務大臣 これはなかなか数字で言うことは難しいんですけれども、我々、私、三回目の幹事長を去年やりましたので、そのときに中間評価というのをいたしました。  その中で、具体的項目についてもいろいろ申し上げましたが、金額でいいますと、二〇一〇年度は、マニフェスト実施目標額が七・...全文を見る
○岡田国務大臣 今委員御指摘の中で、確かにプライマリーバランスを黒字化していくための費用とか、それから社会保障費が毎年一兆円ずつ、このマニフェストの期間後に増額になっていくこととか、そういったことはマニフェストの視野には入っておりません。これは、むしろこの四年の後の話として考えて...全文を見る
○岡田国務大臣 このマニフェストの工程表というのは非常に大きなもので、皆さんがごらんになるところだと思いますが、その中にはっきり、制度設計が平成二十四年度、二十五年度であるというふうに書いているわけでございます。  ですから、そこをごらんいただいた方には、これはすぐスタートする...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほど来申し上げておりますが、マニフェストの中でも、もちろん実現できたこともたくさんあります。ですから、全体ができていないということは、それは全くございません。  そういうことではありますが、去年の中間検証の中では、歳入改革について一部甘い見通しがあったというこ...全文を見る
○岡田国務大臣 事業仕分けは今まで非常に効果を上げてきたというふうに思います。ただ一方で、我々、各府省が本気になって仕分けをしてもらう必要があるというふうに考えて、各府省における事業仕分けともいうべき行政事業レビューの取り組みも、他方で推進してまいりました。  ですから、これを...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、事業仕分けについて御評価いただき、そのことはありがたく思います。  事業仕分けということになると、与党を何年か続けた後の事業仕分けの位置づけというのはなかなか難しいところもございます。それから、国会においても同様のこと、取り組みがスタートしているということ...全文を見る
○岡田国務大臣 これは、まさしく今、政府の中で議論をしているところです。先般、外部の有識者の皆さんにお集まりいただいて、第一回目の議論をしていただきました。もう一回議論が必要だというふうに考えております。  そういった議論も踏まえながら、定年延長でいくのか、それとも再雇用という...全文を見る
○岡田国務大臣 人事院の方からは、六十五歳までの定年延長、そして退職金は七〇%程度という御意見をいただいているところです。他方で、委員御指摘のように、民間の多くは再雇用という形で対応しておられるということであります。  先般の有識者会議でも、多くの有識者の皆さんからは、やはり定...全文を見る
○岡田国務大臣 現段階では、先ほど申し上げましたように、月内になるべく結論を出すということで議論を行っているところです。有識者の中では委員の御指摘のような声が強かったということだけは申し上げておきたいと思います。
○岡田国務大臣 昨日、行政改革実行本部を開きまして、私と総理の方から新規採用についてお願いをいたしました。総務大臣からもお話をいただいたところでございます。  四割とかいう数字が一部報道されておりますが、それは正しくございません。申し上げたことは、二十三年度の採用は二十一年度比...全文を見る
○岡田国務大臣 特に計算しておりませんが、一年間で限ればそう大した額ではございません。  全体の人件費を削るためには、やはり定員を減らさなければいけないので、この結果も、実員は減りますからその分の予算は減るんですけれども、やはり全体の定員をどう考えていくか。そこはやはり短期では...全文を見る
○岡田国務大臣 委員は順番だとおっしゃいましたが、私は、それは一体でというふうに考えております。  全体として、再雇用であれ定年延長であれ、六十歳から六十五歳で働く方は、これは今まではなかった方々が働かれるわけです。そうすると、全体の定員が変わらないとしても、やりくりは窮屈にな...全文を見る
○岡田国務大臣 そうではなくて、全体を、つまり、新しく採用された人から六十歳までの全体をスリムにしないと、六十から六十五の受け皿がなくなるということでございます。別に、新人に特に大きなしわ寄せをするわけではございません。  今回の採用の削減は一時的なもので、これを長く続けるつも...全文を見る
○岡田国務大臣 これは、ですから、いろいろなことをこれからやっていかなければいけないので、全部一緒にということが望ましいかもしれませんが、一つ一つ議論しながら着実に進めていきたいというふうに考えております。  今の委員のお話は、必ずしもそうではないと思います。つまり、六十歳から...全文を見る
○岡田国務大臣 実は、きのうの行政改革実行本部でもう一つお願いをしておりまして、それは、仕事のやり方を変える、霞が関文化を変えるということであります。  具体的にはこれからですが、例えば決裁のとり方。民間はかなりフラット化しているというふうに認識をしておりますが、たまに大臣のと...全文を見る
○岡田国務大臣 これは、昨年の十二月に決めた方針についてお話しになったんだと思います。五年ということですが、ただし二五・五%、五・六万戸程度の削減ということで、従来と比べればこれはかなり踏み込んだものだというふうに思っております。  なお、昨日、これも実行本部の中で決めたことで...全文を見る
○岡田国務大臣 窓口のプラスの負担部分という議論は従来から行われておりまして、今はプラス百円ということですが、あるいは少額のものは自己負担を最初からしていただくとか、そういう議論がなされたこともございます。つまり、本来、診療所、病院に行く必要がないにもかかわらず行くということを抑...全文を見る
○岡田国務大臣 本来、病院、診療所に行かなくても済むような、そういう状態ですね。病気でない、あるいは自分で薬を買って治せる、そういった方々が診療所、病院に過剰に行く、そういうことを意味して申し上げました。
○岡田国務大臣 従来、そういう窓口のプラスアルファの負担であるとか、少額のものは自己負担とかいう議論は、そういうコンテクストの中で議論されてきたというふうに私は承知をしております。
○岡田国務大臣 きのう申し上げたのは、そういうことであればわかる、しかし一方で、これは党内の議論でも出てきた話で、私も若干同感なところがあるんですけれども、今回は高額療養費、その負担を軽減するための財源を探している、その財源を、病院に行った人にプラスアルファで百円取って賄うという...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、きのう最後に、私は発言しようと思って手を挙げて、時間がなかったので申し上げられなかったんですが、私は、委員が非常にいい議論をされておられるので、ある意味では大臣という立場を超えて、議論の途中の、私自身の意見も申し上げました。  それがよくないということであ...全文を見る
○岡田国務大臣 それはそのとおりなんです。ただ、高額療養費の負担を百円でというのはダイレクトには結びつかない話なので、何でも取りやすいところから取るということでいいのかな、そういう気持ちを私自身は持っているし、党の中にもそういう議論はあったというふうに思っているわけであります。
○岡田国務大臣 重要なことは、きちんと説明がつくかどうかということだと思います。  私は、自己負担について、聖域だとは思っておりません。私が厚生労働委員会の野党の筆頭理事をしておりましたときに、小泉元総理が厚生労働大臣だったんですが、あのときに健保法の改正をして、一割の自己負担...全文を見る
○岡田国務大臣 いつでも議論したいと思います。  大綱は閣議決定しました。しかし、協議はこれからやるわけですから、閣議決定したものがそのまま最終的な、成立する法律になるわけではありません。その間に法律が出るまでの協議もありますし、法律が国会に出てから協議もある。最終的には、そう...全文を見る
○岡田国務大臣 慎重論が多かったと思います。  ただ、それが自民党の御主張ということになれば、もう一度真剣に受けとめさせていただいて、きちんと協議すればいい。結果は、それはやってみないとわかりませんが、野党第一党である自民党がそういうふうに主張されるということであれば、そのこと...全文を見る
○岡田国務大臣 当然、いろいろな議論はあるわけです。それは、党を代表する者が出てきてそれぞれ協議をするわけですから。もちろん、それを持ち帰って意見を聞くこともあるでしょうけれども、どこかの段階ではそれは授権されて、与野党でお互いに妥協し合って合意に達する。これは普通の交渉だと思い...全文を見る
○岡田国務大臣 我々、党の中でいろいろ議論しまして、きのうも申し上げたんですが、年金については物価スライドを、マイナスのスライドですが、反映させてこなかったことをきちんと是正するということを決めました。  これもなかなか大変なことなんです。年金受給者の皆さんからは厳しい御意見も...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、基本的な議論として、国民年金保険料の納付率の向上、あるいは御指摘の厚生年金の未適用事業所の把握、これを進めていくことが非常に重要な課題であるということはそのとおりでございます。  御指摘のように、国民年金保険料の納付率は、平成二十二年度の現年度分で五九・三...全文を見る
○岡田国務大臣 今、浅尾委員もおられますが、十兆円というのは、私はかなり過大ではないかというふうには思っております。その議論はまた改めて、必要があれば御説明したいというふうに考えております。  つまり、例えば厚生年金の保険料について言えば、厚生年金に加入することが免除されている...全文を見る
○岡田国務大臣 浅尾委員にお時間をいただきながら、ちょっと都合でお会いできなくなりましたので、改めて時間をというふうに思っております。  事務方から事前に説明を受けたんですが、私なりに納得できないところがありまして、再度検討を事務方にお願いしておりますので、私なりに納得をした上...全文を見る
○岡田国務大臣 総人件費を減らすために、あらゆることをやらなきゃいけないというふうに考えております。  ですから、順序は若干いろいろあるかもしれませんが、先ほどもちょっと申し上げたんですけれども、新人の採用を手控えるというのは、二年間ぐらいの限定であって、長くやることではないと...全文を見る
○岡田国務大臣 これは必ずしも連動しているわけではありません。
○岡田国務大臣 いろいろなことをやらなければいけないという意味でおっしゃっているなら、それはそのとおりで、順次これをしっかりやっていきたいというふうに思います。もし、新人の採用について削減を見合わせるべきだとおっしゃっているのであれば、私はそういうつもりはございません。やれること...全文を見る
○岡田国務大臣 行革の一つの視点として、そういった同じような仕事をしているところを束ねていくという観点は当然あるかと思います。  ただ、年金機構とそれから国税庁、歳入庁にして集めるということについて、私のもとで検討チームをつくって今議論を始めたところですが、いろいろな論点がある...全文を見る
○岡田国務大臣 今委員のお話を聞いておりまして、会社にお勤めで、そこから保険料を払っていただいたりあるいは所得税を払っていただくというところは、逆に言うと、余り手間がかからないわけであります。ですから、その先が二つであろうと歳入庁に一本化されていようと、手間暇としては、私はそう変...全文を見る
○岡田国務大臣 そこまで積み上げたものはございません。  ただ、項目の中で、年金の国庫負担二分の一への引き上げ、これは国分でございます。それから、消費税引き上げに伴う社会保障支出の増も、ほとんどの部分が国、地方はごく一部ということになります。
○岡田国務大臣 五%引き上げというときに、そのうちの国の部分について、その範囲の中でおさめなければいけないというのは、そのとおりであります。  もちろん、これは細かな内訳はまだつくっておりませんので、それをはみ出すとか、そういうことがあるとは考えておりませんが、そういうときには...全文を見る
○岡田国務大臣 こういう税収を計算するときに、何らかの仮定を置いて計算せざるを得ないということは御理解いただきたいと思います。  今回、二〇一二年度予算では、消費税収は一%当たり二・六兆円。そこに、内閣府の経済財政の中長期試算における慎重シナリオをもとに二〇一五年度までの経済成...全文を見る
03月07日第180回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○岡田国務大臣 予算委員会でさまざまなテーマについて議論をするということは、私は非常に意味のあることだというふうに思っております。ただ、協議のやり方というか、与野党で話し合うというのは、いろいろな形があっていいというふうに考えております。  質疑という形になりますと、どうしても...全文を見る
○岡田国務大臣 この予算委員会初め各委員会でのやりとり、その中で我々、なるほどと、そういうふうに感ずることもございます。いい御指摘をいただくこと、あるいは、厳しい、我々の思い至らなかったところについて御指摘いただくことも当然ございますので、そういう場合に、我々の政策にそれを反映さ...全文を見る
○岡田国務大臣 我々としてはいろいろな、その間、予算委員会でも御指摘いただきましたが、それを踏まえて各党間で協議をお願いしてきたわけでございます。そういった協議をして、お互いきちんと合意ができれば、それは素案から大綱に至る過程でそれを反映させることは可能だったというふうに思います...全文を見る
○岡田国務大臣 むしろ、閣議決定がなければ協議できないと言われたのは、野党の皆さんの方だったのではないでしょうか。ですから私たちは、やむなく閣議決定をしたということでございます。  この予算委員会でいろいろな御議論をいただくことは非常に有用だと思いますが、ただそれが、例えばあべ...全文を見る
○岡田国務大臣 この急速な少子高齢化という事態の中で、国民の多くが、社会保障制度が持続可能かどうか、将来自分の老後はきちんと保障されるのか、そういう不安を持っているということは事実でございます。だからこそ、しっかりとした社会保障・税の一体改革を進めなければならない、そういうふうに...全文を見る
○岡田国務大臣 御意見を聞く用意はもちろんございます。ただ、それは個々の意見というよりは、やはり党で集約をしていただいて、政党間で正式にきちんと話し合いをするというプロセスは必要だというふうに思います。
○岡田国務大臣 まず、今の大綱に示された中身ですけれども、率直に申し上げて、これは自民党や公明党が今まで御議論いただいてきたことと私はそう大きな違いがあるというふうには思っていないわけです。ある方は、ほとんど一緒じゃないか、こういうふうに言われた方もいらっしゃいます。  我々、...全文を見る
○岡田国務大臣 これは答え方は非常に難しくて、まだまだだと言うと抜本改革じゃないと言われそうな気がしますし、ただ、やはり消費税を五%上げるという中で最大限のものは盛り込んだつもりでございます。一部、確かにまだ検討中というふうに留保してあるものがございます。こういったものも含めて与...全文を見る
○岡田国務大臣 余り細かくは見ておりません。ただ、新聞などで報じられたときに、その程度の中身は承知をしております。
○岡田国務大臣 一九五三年です。ちょうど受益、その一対一ぐらいの世代かと思いますが、この鈴木さんの計算によると、プラスになる、あるいはマイナスになる、その間ぐらいかと思います。
○岡田国務大臣 まず、この内閣府経済社会総合研究所の鈴木先生初め研究員のグループが発表した調査でありますが、これは内閣府の正式なものではないという位置づけでございます。つまり、個人論文であるということでございます。したがって、内閣府の公式見解ではないということでございます。  ...全文を見る
○岡田国務大臣 例えば生活保護などは、そういった資産についてもきちんと調査をして、所得は少ないけれども資産のある方は対象にしない、そういった形で支給されているというふうに理解をしております。
○岡田国務大臣 これは統計ですから、事実を反映したものだというふうに思います。  ただ、気をつけなければいけないのは、所得の格差よりも資産の格差の方が同じ世代の中で比べたときに大きい。つまり、高齢者の皆さんはトータルで見ればこれだけの資産を持っておられますが、ない方は全くない、...全文を見る
○岡田国務大臣 平均寿命が八十代ということですと、六十代ではないかと思います。
○岡田国務大臣 いつの間にか副大臣になってしまいましたが……(あべ委員「ごめんなさい、失礼」と呼ぶ)まあ、それはいいんですが。  消費税を導入したときに、所得の少ない方、少ない方というのはもちろん働いておられる方も含めてですが、そこにどう対応するかということで、一般的には複数税...全文を見る
03月08日第180回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○岡田国務大臣 まず、委員には、今まで御審議に大変御協力いただきまして、本当にありがとうございます。  今の御質問に関してですけれども、もちろん、法案に関しては順次国会の方に提出をさせていただきたいというふうに思っております。それをどういう形で審議するかということは、これは国会...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、三月六日の行政改革実行本部で私から申し上げたことは、確かに二十一年度を基準年度として今まで議論してきましたが、二十三年度は三七%減、二十四年度は二六%減である、二十五年度の新規採用については、そういったこれまでの抑制を大幅に上回る抑制を行うことを要請したとい...全文を見る
○岡田国務大臣 今申し上げましたように、これまでの抑制、つまり、二十三年度、二十四年度、四割弱、三割弱でありますが、これまでの抑制を大幅に上回る抑制を行うということを要請したということで、四割とか二割とか、いろいろな数字がメディアに躍っておりますが、そういう数字は一切私は申し上げ...全文を見る
○岡田国務大臣 これは、従来から、二十三年度のときも二十一年度比、それから二十四年度に行いましたときにも二十一年度比を使っておりますので、同じように二十一年度比を使っただけで、別に政権交代前と比較しようという意図があったわけではございません。
○岡田国務大臣 二十三年度、二十四年度とそれぞれ二十一年度比でやってきておりましたので、それを基準年として、来年度についても同じ基準年度を使ったということで、余り深く考えられる必要はないんじゃないかというふうに思います。
○岡田国務大臣 何度も繰り返しますように、これまでの抑制、つまり、二十三年度、二十四年度、それぞれ四割弱、三割弱でありますが、それを大幅に上回る抑制を行うということでございます。
○岡田国務大臣 四割という数字は私は申し上げておりません。記者の皆さんに何回も言うんですが、なかなか訂正はしていただけないんです。  私が申し上げたのは、過去二年間、四割弱、三割弱、それを大幅に上回る削減を行うということを申し上げているわけで、具体的な数字は申し上げておりません...全文を見る
○岡田国務大臣 委員御指摘のように、昨年の夏にマニフェストの中間検証を行いました。ただ、私の記憶では、政治改革のおっしゃる部分については特に触れていなかったというふうに思います。  もう一つだけ申し上げれば、年末に社会保障・税一体改革の素案をまとめました。そこでは、衆議院議席の...全文を見る
03月09日第180回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(岡田克也君) 委員、これ給付付き税額控除、二つにちょっと分けて考えてみた方がいいというふうに思います。  一つは、消費税の税率を一〇%に引き上げるに当たって、やっぱり所得の少ない方々にその御負担が重くなると、それをどういうふうに乗り越えていくかという問題であります。...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員、これ、まずいろんな議論の前提として、やはり所得格差が拡大しているということに対して、国はあるいは政治はどう対応していくべきか、こういう問題があるんだろうと思います。  私は、やはり経済のグローバル化ということが、いい面はたくさんあるんですが、しか...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは、給付付き税額控除をどのような制度にするかということとも関係することではありますが、諸外国の例を見ますと、制度の適正かつ効率的な運用を確保するためには番号制度を用いた所得把握の仕組みが整えられているということが前提となっているということでありますの...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘のように、所得の捕捉というのは、これは完璧にはできないです、番号を入れてもですね。今でももちろんそれ以上にできていないわけですが、しかし所得税を取ったり、あるいは所得に応じた保険料を減免したりしているわけですから、そこはなるべく正確な捕捉は必要...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 先般、私の下にチームを立ち上げました。大綱の閣議決定を待って速やかにスタートさせたということでございます。  内容としては、幾つかの視点についてきちんとした議論が必要だというふうに考えております。例えば、国民年金保険料などの納付率向上にそれがどの程度つ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、この委員の御指摘は、公文書等の管理に関する法律第四条の解釈の問題だというふうに思います。  第四条においては、途中飛ばしますが、行政機関の職員は、当該行政機関における経緯も含めた意思決定に至る過程並びに当該行政機関の事務及び事業の実績を合理的に跡...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 党の意思決定は、それは党の役員会あるいは政策調査会、役員会で行います。政府の意思決定は閣議で行います。ですから、そういったことの方向合わせといいますか、そういう認識を共有するための会議がこの政府・党三役会議であるということでございます。最終的に決めるのは...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) それは党それぞれでいろんなことが言えると思いますが、我々がマニフェストを作るときに意識したのは、やはり党の決定がどうも政府よりも優越しているのではないかと、部会で決めたことが政府を凌駕しているような、そういうふうにも見受けられますので、我々は、そこはきち...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 法の趣旨は、今第一条で委員が読み上げられたとおりであります。それを具体的にどう担保するかということで四条があるわけですから、何でもかんでも全て党でやっていることまで全部記録を作るとか情報公開ということではないはずでありまして、具体的な担保はこの四条におい...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、お答えする前に、委員今おっしゃいました我が党のマニフェストに対するコメントですが、独法、特会等で六・一兆円を捻出するというふうにマニフェストでうたっているのではないか、それに対して数字が十分ではないと、そういう御指摘をいただきました。我々、確かに六...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは、いろんな仮定を置いて数字を出すよりは実績を見ていただきたいというふうに思います。  これはいろんなやり方あるかと思いますが、私自身は、いろいろ数字を置くと、またそれが過大であったりすることもありますので、これから一年、二年と我々のやり方を見てい...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘の渡辺プラン、それを凍結して、もう一度きちんと見直そうということでやってまいりました。  ただ、渡辺プランの中で書かれたことで、それがそのまま今回の独法改革につながったものもございます。それは、いいものを我々しっかり取り入れさせていただいたと...全文を見る
03月12日第180回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(岡田克也君) いろんな報道、委員も長い議員生活の中でよく承知しておられることだと思いますが、様々な報道がなされますが、そのことに一々コメントする必要はないというふうに思います。(発言する者あり)委員、いいですか。いいんですか。(発言する者あり)
○国務大臣(岡田克也君) いや、いや、山本委員に言ったんではなくて、一つ一つの報道にそれが事実かどうかということは話す必要はありませんが、しかし、その報道は根拠がないものだというふうに受け止めております。(発言する者あり)
○国務大臣(岡田克也君) 私の答弁が十分でなければ陳謝をいたします。
○国務大臣(岡田克也君) 政府として何か決定したとか、そういったことはございません。
○国務大臣(岡田克也君) 法案そのものは今検討中でございます。ただ、既に閣議決定した大綱の中にはこういう記述がございます。今後の改革の検討、二〇五〇年以降、高齢化のピークを迎えることを考慮すれば、今後も改革を進める必要がある。今回の改革に引き続き、少子高齢化の状況、財政の状況、経...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今読み上げました大綱における記述がございます。大綱を法案化するということでございますので、この大綱をもってどういう法案化、法案の中に記述するかということは今後の検討課題でございます。
○国務大臣(岡田克也君) 大綱の中には、次の改革を実施することとし、今後五年をめどに、そのための所要の法制上の措置を講ずることを今回の改革法案の附則に明記するというふうに書いてあるわけでございます。  このことを法案上どのように表現するかということは、それはこれからの検討課題で...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この大綱の表現は先ほど読み上げたとおりであります。それを基に今法案化の作業をしておりますので、それは実際に法案化されたその案を御覧いただくことになると思います。現時点ではまだ決めていないということでございます。
○国務大臣(岡田克也君) この大綱の表現、今後五年をめどに、そのための所要の法制上の措置を講ずることを今回の改革法案の附則に明記をするということでございます。このことをどう表現するかというのは現在の検討課題でございます。
○国務大臣(岡田克也君) 委員の御質問の趣旨が、二〇一六年に新たな増税法案を出すと、そういう意味であれば、そういうことは考えておりません。
○国務大臣(岡田克也君) 委員の御質問の趣旨が、二〇一六年度末までに新たにその一〇%から更に増税するということを……
○国務大臣(岡田克也君) 増税の法案を出すということを明記するということであれば、そういうことは考えておりません。
○国務大臣(岡田克也君) 一六年度に再引上げをすると、そういったことは考えておりません。
○国務大臣(岡田克也君) 法律上の措置というときに、これはいろんなことが考えられるわけですね。消費税の増税以外の増税もあるし、歳出削減もあるわけです。そういったことを全体ひっくるめた意味であの大綱には書いてあるわけで、それを法律的にどういうふうな表現にするかということは検討中であ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まだ法文について今整理中ですけれども、先ほど申し上げましたように一五年度、二〇一五年度ですね。今、平成……
○国務大臣(岡田克也君) ええ、ですから二〇一五年度に一〇%にするということであります。先ほどの御質問は二〇一六年度、山本さんのお話はそうだったと思います。ですから、そういうふうに一年一年どんどん聞かれるだろうと思って私は最初言葉を濁したわけですが。  まあ、そういったことも含...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 大綱の方には、先ほど申し上げましたように、今後五年をめどに、そのための所要の法制上の措置を講ずることを今回の改革法案の附則に明記するというふうに書いてございます。今後五年をめどにということでございますので、具体的に何年何年ということまで大綱に書いてあるわ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この今後五年というときに、それをいつから五年ということは必ずしもこの大綱では明記してございませんから、そのことまで今何年何年と一つずつお答えすることは適切でないと考えております。(発言する者あり)
○国務大臣(岡田克也君) 宮沢委員、これは閣議決定されたものですが、これを踏まえてこれから法制化するわけです。そのプロセスで、もちろん政府の中でも、あるいは与党の中でも議論がなされるわけで、それを先取りして言うのはなかなか難しい。素直に読めば、確かに今後五年といえばこれから五年と...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 歳出の最大のものは社会保障です。この社会保障をどうするかということは国民にとっても国民生活にとっても非常に大きなことでありますので、このことと、しかし、その裏打ちとなる財源というものを一体的に議論しなければいけないということだと思っております。
○国務大臣(岡田克也君) 法案は幾つかございます。既に国会に提出したものもありますし、ほぼ同時期に出るものもある、遅れるものも確かにございます。しかし、一体としてというのは、全て同時期に同じタイミングでということを必ずしも意味しているものではございません。ほぼ同じ時期にというのは...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) タイミングはややずれるかもしれませんが、そう遅れることなく多くのものは出てくるということでございます。
○国務大臣(岡田克也君) いろいろ今議論を行っているところでございます。  現時点では、先ほど委員も御指摘のように、法案を余り税の法案と間隔を空けずに出したいということもありまして、我々としては十九年法と同じような形でまず出させていただき、職域加算については多少時間を掛けて議論...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 当分続くということの意味ですが、我々、例えば一年掛けてこの議論をするとか、そういったふうには考えておりませんので、恐らく法案の形でこの国会あるいは次の国会には出せるように、そういうタイミングで議論していきたいというふうに思っております。
○国務大臣(岡田克也君) 先般、四月上旬には国会提出できるように作業を急げという指示を出したばかりでございます。
○国務大臣(岡田克也君) ここは少し分けて考えた方がいいと思うんですけれども、まず、新しい制度がいつスタートするかというのは先ほど小宮山大臣お答えしたとおりでありますが、それがフルに、何といいますか、実施されるのは、それは更にそれから四十年後、その間は両制度は並行して進んでいくと...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) そういうことも含めて、これは各党間で御議論いただければいいことじゃないかと思います。  私は、二〇〇九年のマニフェストを、自民党のお出しになったマニフェストもよく読んでおりますが、その中には年金の抜本改革について各党で協議するということも約束されている...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 昨年の、何といいますか、集中検討会議、この場で、財界、労働界、地方団体の関係団体、あるいは学識経験者などから幅広い意見を聞いたところでございます。これと並行して党の方でも、社会保障と税の抜本改革調査会を設けてそこで議論をし、あるべき社会保障の実現に向けて...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私の記憶では、そこには含まれていなかったというふうに思います。それに対して、党として、党のサイドで議論をし、そして意見を申し上げて、最終的に入れていただいたというふうに認識しています。
○国務大臣(岡田克也君) まず、お蔵入りさせたという委員の御指摘ですが、六月三十日のその成案の中に新しい年金制度の創設ということで、これは党とやった結果ということですが、きちんと明記をされておりまして、同じことが素案の中にも書いてあると。ただ、委員おっしゃるように、平成二十五年の...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは、私は当時党の側におりまして議論に参加しておりましたが、つまり素案を相当詰めて議論をいたしました。そういう中で、そういった来年度に法案を作るということを明記すべきだという強い意見が出まして、最終的にそれを受けてこういった素案の形になったということで...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員、これ我々も反省があるんですが、我々野党のときは、その抜本改革がなされなければならないからということで、先ほどの被用者年金の一元化も含めて様々な法案に反対と。つまり、抜本改革を念頭に置いているからそういった議論はする必要がないと、こういうふうに申し上...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 二十時間がゼロとおっしゃいましたが、一元化して一つの制度になったとしても、それがフルに給付されるのは四十年後です。その間は二つの制度が併存するわけですから、一方の残る今の制度について改善すべきところは同時に改善していくというのは、私は間違ったやり方だとは...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 当然払うことになります。
○国務大臣(岡田克也君) それがいつから施行されるのかという問題が一方であるわけです。(発言する者あり)
○国務大臣(岡田克也君) 今、私も週末、地方を回って百人から二百人ぐらいの規模の皆さんに御説明しているところですが、そこで今の財政状況の説明ということはやっぱり欠かせないと思っております。  言わば借金をして社会保障をやっていると。これは社会保障だけではありません、ほかの教育そ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この五%をどう使うかという問題でもあります。そのうちの一%は新しいことに、残り四%は持続可能性のためにというふうに説明しております。  新しい一%の、例えば子ども・子育て、これに約七千億使うということであります。それから、年金については、やっぱり最低保...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 政治改革の方は、これは各党間で御議論いただいていることでございますので、私からここで触れるのは適切でないかもしれません。  私の責任は行政改革でございます。行政改革につきましては、今までも独法や特会の改革を進めてまいりました。これはそれぞれこの国会で法...全文を見る
03月13日第180回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(岡田克也君) まず、国家公務員制度をどういうふうにつくるかということは、私は国の基本にかかわることであって極めて重要なテーマであると。こういう問題について、大いに議論は必要でありますが、やはりきちんと結論を出していかなきゃいけない問題であるというふうに考えております。...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この四法案の提出に至る過程におきましては、基本法十二条を踏まえて、国家公務員制度改革推進本部の下に設置された労使関係制度検討委員会における議論なども参考にしつつ検討を重ねたところであります。その上で、自律的労使関係制度構築の目的、制度の概要、便益・費用等...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今回、消費税五%引上げを含む社会保障・税一体改革であります。このうちの一%は制度の充実に、四%はむしろ現在の制度の維持のために必要だというのが基本的な考え方でございます。  その中で、今委員の御指摘の点でありますけれども、例えば地域の実情に応じた保育等...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 是非そういうことも党の中で御議論いただきたいと思います。  私が申し上げているのは、年金制度について、我々は抜本改革が必要であるというふうに考えております。(発言する者あり)
○国務大臣(岡田克也君) そのことと、しかし、野党の皆さんは現行の年金制度の改善でやっていけるというふうに考えておられる。だから、そのことを、両案を机の上に並べてしっかりと国民の前で議論し、より良い制度を考えていくべきだというふうに申し上げているところでございます。  党の中で...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、現在の年金制度に対する認識、今総理述べられましたが、私も全く同じ思いでございます。  特にマクロ経済スライドに対して私自身もかなり厳しく言った時期がございますが、これは人口構成の変化を調整する仕組みで、それ自身なかなか厳しいものでございます。そう...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 多少時間ずれますが、基本的に四月初めまでに被用者年金の一元化、ただし三階部分は別にして、そこまでは出てまいりますので、ほぼ同じ時期に御議論いただけるということだと思っております。
○国務大臣(岡田克也君) 私自身は、昨年、一昨年と比べて更に大幅な削減ということを行革実行本部でお願いしております。具体的な数字を申し上げたことはございません。
○国務大臣(岡田克也君) 先ほど言いましたように、一昨年が四割弱、そして昨年が三割弱であります。それらを大幅に上回る削減という言い方をしております。  多分、新聞に出ておりますのは、総務省の方で各省と具体的な交渉に入っておりますので、そのときにいろいろな数字を各省ごとに投げてお...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員、先ほど申し上げましたように、一昨年既に四割弱カットしているんですね。ですから、今回初めて何かやっているような印象を委員は受けておられるかもしれませんが、我々、政権交代して以降、四割弱、三割弱と、これは二十一年度比ですが、平成、やってきているというこ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私の聞き間違いでなければ、先ほど、災害に対して公務員は一生懸命働いていると、そういう公務員を減らすことはとんでもないという趣旨のことを言われました。別に新人に限らず委員は先ほど言及されたんじゃないんですか。
○国務大臣(岡田克也君) まず、政府として今公務員制度改革について四法提案させていただいているところでございます。この法律が成立をいたしますと、今後の給与水準については労使交渉の中で決まってくるということになります。ですから、この二年間、今回の震災復興のための削減があるわけですが...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この趣旨は各党間で御議論をいただくことだと思いますが、私が昨年、幹事長のときに、この三百万ということについて、今年度について決めさせていただきました。その趣旨はやはり大震災の復興財源を出すということでございました。今回、更に二年間というのは、そういう趣旨...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私も公務員の待遇については厳しく見なければいけないという基本的立場に立っております。  ただ、今委員のおっしゃるのは、私は見解を異にしております。つまり、会社であれ、公務員の場合は国ですが、最終的に辞めたときにどれだけ払うかということは、それはやはり退...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 確かに、今回の場合、対象の企業はたしか五十人以上……(発言する者あり)ええ。ということですから、それ以下のところは含まれていないということは一つ指摘できるかと思います。  ただ、例えば年金がない、そういう企業も、企業年金がない企業はございます。しかし、...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは、我々、従来から平成二十四年度中の法案提出を目指すというふうに申し上げております。といいますのは、被用者年金一元化の検討の動向を踏まえて、この共済年金の職域加算部分をどうするかという議論がございます。それと併せて二十四年度内に提出をしたいと。もちろ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 外務大臣の折に、四つの密約ということについて徹底調査を行って事実関係を明らかにしたものでございます。  これは、岸内閣のときの日米安保条約改定、そして佐藤内閣時の沖縄返還、それぞれ二つずつ密約と言われるものがございまして、合計四つについて明らかにいたし...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この四つの密約ですけれども、やはり私は、やっぱり外交というのは国民の信頼があって初めて成り立つものだというふうに考えております。しかし、多くの国民がこれは事実じゃないんじゃないかと思うようなことを、歴代の総理大臣、外務大臣が、いや、そういう密約はございま...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは、原発の問題だけではなくて、この東日本大震災にかかわる様々な行政組織、その中には一時的につくられたものもございましたが、全体について記録が十分にそろっていないのではないかということで調べた結果、確かにそういうものがございました。  やはり、これだ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、二つほど申し上げたいと思いますが、第一は、憲法二十八条、国家公務員法二十八条違反であるかどうかという点は若干私は見解を異にしております。  その上で、国家公務員制度改革関連法案は、先ほども申し上げましたが、国家公務員制度改革基本法を踏まえて、自律...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この社会保障・税一体改革ですけれども、確かに委員が厚労大臣を長く務められたその間にも議論されてきたことだと思います。そういう意味では、これは続いている話、政権交代してがらっと変わった話ではなくて、かなり共通性を持ったものでございます。そういう社会保障制度...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 分離して議論するということの意味が、どういう趣旨でおっしゃっているのか分かりません。  我々、今後、この社会保障・税一体改革、関連法案たくさんございます。税制だけではございません、もちろん社会保障についての法案がございます。これをどういう形で議論してい...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 子ども手当については、今厚労大臣言われたように、これはもう既に一部実現しているということでございます。  やはり所得が、どうしても控除制度というのは所得の多い方に有利、特に税額控除じゃなくて所得控除になればそういうことでございます。それに対して手当とい...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今委員御指摘の一割、三割の話というのは、確かに、一見それは現役世代により負担が重くなっているように受け取られるかもしれませんが、私は必ずしもそうは考えていないんですね。  つまり、やはり一人当たりの医療費ということで見れば、高齢者は圧倒的に多い。病気に...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 最低保障年金は税でございます。私は、委員の言われることはよく分かりますし、私もほぼ同じような考え方。ですから、この今回の改革の後、より根本的な改革というのは私、これは本当に議論しなきゃいけないんだと思うんです。  つまり、税と保険というものをもう少しき...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今回のこの社会保障・税一体改革、その前提として、今委員が言われたことにも共通するわけですが、一つはやはり、従来この社会保障をある意味で担ってきた企業だとか地域社会とかあるいは大家族とか、そういったところが従来より残念ながら弱くなってしまった。そこは、代わ...全文を見る
03月15日第180回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○国務大臣(岡田克也君) 行政改革、社会保障・税一体改革、公務員制度改革担当大臣、行政刷新を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  社会保障と税の一体改革は、少子高齢化が進む中、国民の明日の安心を実現するため、社会保障の充実、安定化と財政の健全化の同時達...全文を見る
03月15日第180回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(岡田克也君) 大綱の中では、委員御指摘のように、所要の法制上の措置ということになっておりますが、その中身は別に触れておりませんので、様々なことが考えられる、増税もあれば歳出削減もある、まあ増税にもいろいろあるかと思います。そういったことまでは決めていないということでご...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まだ、そのことも含めて、それはないと断言もできませんが、そもそもどういった中身にするのかということも決めておりません。ただ、今まで政府が出しておりますプライマリーバランスという観点からいうと、五%引き上げてもなお赤字は残るわけで、やっぱりこれを、予定した...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、今委員御指摘の中で二つだけちょっと申し上げさせていただきたいんですが、新しい年金制度の下で七・一%というふうに言われました。確かにそういう試算はあると。四つあるケースのうちの一番厚めの、つまり最低保障年金をたくさん払うケースです。しかし、これはいず...全文を見る
03月16日第180回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(岡田克也君) 今回、確かに消費税の五%引上げ、もちろんそれ以外にも相続税や所得税の最高税率の引上げというものはございます。ただ、消費税というのは、これ、広く一般に課されるもので、使われる先が社会保障、つまり年金、医療、介護あるいは子ども・子育て支援ということであります...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは、消費税、我々は常に説明しているんですが、五%のうちの一%は新しい社会保障制度の充実のために使わせていただきたいと。その中には子ども・子育てを中心に年金や医療も含まれるということでございます。残りの四%につきましては、現在ある社会保障制度を持続可能...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 実は法案、まだ固まっておりません。今、党の中で御議論をいただいているところでございます。ただ、あくまで原案では五年ということ、法律的に書きますとはっきりとその年を書くということで、おっしゃるようなことでございます。
○国務大臣(岡田克也君) 委員の御指摘もよく分かるわけですが、いざというときは停止できる、そういった構成にしているわけでございます。  景気の循環がありますから、一番いいときにといってもなかなか、本当に一番いいときはいつか、しかもそれが、実際に決めた後またいろんな民間の準備もあ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この措置を決めた前提として、プライマリーバランスの赤字半減ということで二〇一五年というものが念頭にございました。それと、一定の時期をもってということで、その前年である二〇一四年の四月ということにしたところでございます。
○国務大臣(岡田克也君) 委員、これは我々は来年法律を出すということを申し上げているわけであります。  ただ、もちろんこれは、法律を出すことはできますが、これが制度として成立するためには与野党で合意しなければなりません。少なくとも参議院で法案を法律にしていただくためには我々だけ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今のこの参議院の構成を前提にすれば、自民党がと、私は自民党と是非協議したいというふうに思っておりますが、いずれにしても、全体で過半数がないと法律にはならないということでございます。
○国務大臣(岡田克也君) そういった詳細なことまでは承知しておりません。
○国務大臣(岡田克也君) まず、基本的に財政の置かれた状況が違うというふうに思います。  つまり、今回、我々、社会保障制度を持続可能なものにするために消費税の五%引上げをお願いしているわけですが、そのことによってもまだプライマリーバランスの赤字が半減するだけ、まだ道は遠いわけで...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ちょっと質問の趣旨がよく分からないんですが、いずれにしても、今お話聞いておりまして、確かにこれは深刻な問題で、しっかりとした対応が求められると思います。  ただ、これはいろんな、なぜこういうことになったのかということをしっかり検証して、その上で再発防止...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員が無理に私の方に振られているような気がしないわけではございませんが、いずれにしても、今関係省庁でそれぞれ調査を行っているところで、それは委員がおっしゃるように、時間を余り掛けずにしっかりと調査を行って、そして原因究明、再発防止、そのことに努めなければ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今の委員御指摘の意味は、我々が今やろうとしている年金の抜本改革、その抜本改革というのは、共済、厚生年金、そして国民年金の一元化を含むものでありますので、そのことと、今回のパートに対する厚生年金の適用の拡大ということの関係をお聞きになったものだと理解をいた...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今答弁いたしましたように、新たな制度がスタートするまでは今までの制度及びそれを改善したものでやっていくということになります。
○国務大臣(岡田克也君) 私、この問題で自分の親族と話をしたことはございませんので、ちょっとコメントは差し控えたいというふうに思います。
○国務大臣(岡田克也君) 先ほどの総理の答弁に少し補足させていただきたいと思いますが、結局マニフェストで我々がうたった新たな政策、自民党さんおっしゃる四Kも含めてです、新たな政策というものを賄うために我々は歳出の削減その他を提案したわけでございます。  今回の消費税の五%の引上...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今委員御指摘の中で、確かにまだ国会に法案を提出することに至っていない問題があると。後期高齢者の問題とか、それから職域加算の部分についてももう少し時間が掛かると思います、一元化の話ですね。  しかし、大部分のものはこの国会に法案を出すもうめどを付けて順次...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今御指摘の附則で書かれている問題は、これは消費税へということで言っているわけではなくて、税制全体の改正という中で申し上げているところでございます。  いずれにしても、委員もよく御承知の上で言っておられることだと思いますが、我々、今回五%上げて一〇%にし...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは党内で議論していることでございますので余りはっきり物は言いにくいんですが、私は、やっぱりそれはまさしく政治的な、そのときの内閣の判断だと思います。余り形式的に何か数字を挙げて、どの数字に該当するからやらないとか、あるいはやれるとかいうことではなくて...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) いろいろな考慮すべき要素がございますので、そのうちの幾つかあるいは一つを抜き出して、それに形式的に当たるか当たらないかで判断するというのは私は正しくないというふうに思います。私が申し上げていることは、そのときの内閣が総合的な判断をして、そして決断をする、...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私はあらゆることをやらなければならないというふうに思っております。公務員の数を減らす、数を減らすに先立ってやっぱり働き方を変えなきゃいけない、それはおっしゃるとおりであります。  先般、新規採用について抑制を各大臣にお願いをいたしましたが、そのとき同時...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今委員、負担と給付の額ということを言われました。それはもちろん基本的なことではございます。ただ、例えば生活保護というのもあります。このままいけば、年金に未加入とかあるいは非常に低額しか受け取れない方が増えていけば、それは生活保護という形で別の形で国の支出...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、合意ができたことは本当に良かったというふうに思っております。  我々としては、例えば手当、控除から手当へとか中学生にも交付されるというところなどは従来の児童手当とは変わったところだと思いますが、いずれにしても、各党が合意されて、早く新しいこの児童...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 歳入庁につきましては、今委員御指摘のように、去る二月二十四日に作業チームを立ち上げたところでございます。このタイミングで立ち上げたのは、大綱の閣議決定を待って立ち上げたということでございます。  検討に際しては、国民年金保険料などの納付率向上につながる...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今の委員の御指摘は二〇〇八年から九年にかけてのこの低下を言われていると思いますが、これはまさしくリーマン・ショックもあって一時的にこうなったんであって、それはまさしく一時的な要因であって、そのことをもって全て判断するというのは私は適切ではないと思います。
○国務大臣(岡田克也君) リーマン・ショックの影響から日本経済は順次立ち直りつつあるということで、それが全部一度にリカバリーしなければ前提を満たしているとは言えないというふうに考える必要はないと思います。
○国務大臣(岡田克也君) いや、水準がそういった外的要因があって大きく下がったと、それが元に戻らなければ条件を満たしていないと考える必要はない、まさしくそれが戻る過程にあるということで私は十分だと思います。
○国務大臣(岡田克也君) 私は、一時的要因によってこれ下がっているという事実を申し上げたわけで、元に戻らなければそれは違うとか、そういったことを言った覚えはございません。
○国務大臣(岡田克也君) 私、このグラフをさっきから見ていて少し不思議に思うのは、二〇一〇年、名目GDPって書いてありますが、二〇一一年はどうなっているんでしょうか。もうその数字はあるんじゃないかと思うんですね。  ですから、そういう最近の数字も見てみないとこれ判断できないわけ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ここは基本的考え方が違うんだと思います。ですから、いろんな条件が満たされれば消費税引上げはやむを得ないというふうにお考えいただくのか、それとも何が何でも反対だと、そういうふうにお考えなのかで、多分委員は私は消費税増税には絶対反対だというお立場だと思います...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 古川大臣が答弁される前に、やっぱり議論の前提が消費税を増税するかしないかという、そういう議論の仕方を、立て方をすれば、それはやはり消費税増税しない方がいいというふうにお答えになる方は多いと思います。  しかし、消費税を増税することで社会保障を賄うと、我...全文を見る
03月19日第180回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(岡田克也君) 今のお話聞いておりまして、やっぱり私は、そういった過去に行われた間違いということに対してきちんと総括をする、それから、そのとき決めた人たちは今やもういなくなっているとは思いますが、そういう経緯も含めてきちんと総括がなされなければ同じことがまた繰り返される...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) エネルギー、取りあえず自然エネルギーの分野についての規制改革について現在議論を行っているところです。  今後、原子力エネルギーに対する依存が低下する中で、他方で、今ガスの輸入なども増えておりますけれども、地球温暖化問題を考えれば、なるべく自然エネルギー...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 規制改革の議論というのは、どういう規制があって、どこをどう変えなきゃいけないかという、そういう議論をしておりますので、当然、それは法律の問題なのか、政令、省令の問題なのか、運用の問題なのかということは当然明らかでございます。  今回、方向性を出すだけで...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 明記をするというか、それはもちろん明らかなんですが、そういったことを、何が障害になっていて、それをどう変えるかということも当然今議論しておりますので、明らかにしたいと考えております。決めたことはきちんとやるという前提で物事を議論させていただいているところ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは救命ボートであり、かつ大きな船であるということだと私は思います。  今回五%の消費税の引上げをお願いしておりますが、その中で、新しいことに対しては一%、残りの四%は既存の制度を強化する、持続可能にするということのために使われるということでございま...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この一〇%引上げまでの財源の中には含まれておりません。
03月21日第180回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(岡田克也君) 私に対しまして、国家公務員について、世代間バランスを崩さずに人員削減をする方法を追求すべきではないかという御質問がございました。  まず初めに、新規採用に関し私から要請しておりますのは、これまでよりも大幅な抑制ということでございます。七割という数字を申...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 国家公務員の新規採用につきまして御質問がございました。  先ほども申し上げましたように、私自身が七割という数字を申し上げた事実はございません。ただ、平成二十二年度比で四割弱、三割弱と削減を続けてまいりましたが、今回はそういった過去の実績と比べてもより大...全文を見る
03月21日第180回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(岡田克也君) まず、寺田委員には、知事時代に大変秋田県の行革をお進めいただいたということで、また様々御示唆いただければ大変有り難いことだと思っております。  もう既に、政権交代以降、国の業務のスリム化による定員の純減、人事院勧告に基づく給与改定などを進めてまいりまし...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、先ほどの七・八%減についての考え方ですけれども、これは午前中の参議院本会議で総理も御答弁になったところでございます。基本的には、これは大震災のための必要な経費に充てるということでございます。ただ同時に、それは現下の情勢を見て、公務員給与の削減、人件...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これ、公務員バッシングとか、そういうことはあってはならないことだと思います。そのためには、やはり無駄を削減すること、それからもう一つは、やはり仕事そのもののやり方を変えていかなきゃいけないということだと思います。  先般、私、閣僚懇でも発言をしたんです...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私は昭和五十一年で、役所には今同期で残っているのは一名ということでございます。  ただ、これは十年ぐらい前、よく話したことなんですが、若いころに我々がやっていた仕事とほぼ同じようなことを今もやっているねという話によくなるんですね。つまり、仕事の中身が、...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今委員御指摘のことはそのとおりでありまして、先ほどちょっと申し上げたことをもう少し敷衍して申し上げたいと思います。  まず、希望退職の導入であります。  これは二つの意味で必要になっております。一つは、全体の、今でいうと四、五十代ぐらいがかなり多いと...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) もちろん一律ではございません。まず、七割という数字自身は私が語った言葉ではございません。大幅に抑制ということを言っているわけであります。もちろん各省庁の状況は違いますし、仕事の中身も違いますので、一律で示すということはしておりません。そして、各省庁とコミ...全文を見る
03月22日第180回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○国務大臣(岡田克也君) 委員の方から何点か御質問をいただいたというふうに思っております。  まず、七・八%、国家公務員の給与の引下げの問題、これが一時的なものかどうかということでございます。  基本的にはこれは復興財源に充てるために、まあ人事院総裁は衆議院の予算委員会に出て...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、七・八%を三年目以降継続するのかどうかということについては、現時点でははっきりとはお答えできない問題だと思います。  というのは、これは大震災への対応ということで、言わば人事院勧告とは異なることを決めたわけでございます。人事院勧告によって給与の水...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、今回の削減について、今各省とまさしく調整を行っているところですが、一律にという考え方は全くございません。それぞれの必要性を見極めて決めていくということでございます。全体としては非常に厳しい新規採用の削減をと考えておりますが、実態を無視して一律になど...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私は、この公務員について全体の人件費は減らす必要があると思いますが、しかし同時に、より良くこれは機能していかなければいけないわけで、やっぱり国の果たす役割、極めて重要なところがございます。  したがって、意欲を持って公務員の皆さんが働いていただく、そう...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今、衆議院の方は、この政治改革の問題について各党で協議をしていただいているところでございます。  課題は三つあって、一票の格差の是正、これは憲法上の問題が既に指摘されているわけでございます。それから、定数の削減。三番目に、選挙制度改革と。この三つの課題...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは、ですから、区割り審の審議が始まって、そこでどういう議論がなされるかと、その中身まで今政府の立場で何か物を言う状況にはございません。  したがって、早く区割り審が動くようにしなければいけないという、先ほどの答弁に戻ってしまうわけでございます。
○国務大臣(岡田克也君) まず、一部報道ありました、私が自民党幹部に大連立を申し入れて、そしてかつ断られたという報道は全く事実に反するものでございます。極めて遺憾なことだと私は思っております。  その上で、しかし、委員も御指摘のように今衆参ねじれの状況でありますし、日本も大変厳...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 基本的に、今の仕組みというのは中央集権ということが色濃くまだ残った制度だというふうに思っております。これを改革をして、国と地方が対等、協力の関係であるということを名実共に実現していくということは非常に重要なことだと思っております。  あわせて、地方でで...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 中央集権型というのは、言わばキャッチアップ型の国といいますか、そういった国には適した制度かもしれません。効率的に先進国に追い付くと。しかし、もう日本はそういう状況ではございません、成熟した民主国家であります。そうであれば、なるべく分権化して、先ほど言いま...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 基本的にそういうふうに考えております。
○国務大臣(岡田克也君) ここも先ほど申し上げたわけですが、基本的に、分権社会、その分権というのは、基礎自治体を重視、基礎自治体でできることは基礎自治体で行う、それでできないときに現在であれば都道府県が行うということであります。ここは都道府県かあるいは道州制かという議論は分かれる...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 行政改革の目的は、私は大きく言って二つあると思います。一つは、そういった無駄を削減し、政府を効率化していくこと、もう一つは、政府がより良く機能するために改革していくこと、その両面があるというふうに考えております。  その無駄を削減することの一環として、...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、私は基本的に道州制論者ではございません。したがって、どういう道州制をという御質問ですけれども、むしろ江口委員のお考えを聞かせていただいた方がいいのかなというふうに思っております。  私は基本的に、基礎自治体を強くすると。基礎自治体を強くすれば、当...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私は、それぞれ個人の意見に賛成か反対かを言う立場にはございません。ただ、民主党としては、基礎自治体重視ということは従来から申し上げてきたし、マニフェストにもそのことを明らかにしているところでございます。  ただ、だから道州制が反対だというところまで言っ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私、非常に難しいと思うのは、基礎自治体がある程度の規模にまでなって、そしていろいろな役割を果たせるということであればいいと思うんですが、町村の中にはなかなかそういう基礎体力を欠いたところもございます。  そういうところと、そして、都道府県がなくなって州...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 先ほど委員がおっしゃった、橋下市長に反対であることがよく分かったという言い方は、これは私はそういうことは言っておりません。ですから、何か私の言っていることを違う形で言われたことは、私はいかがかというふうに思っております。そういうことは私は言っておりません...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 名前は聞いた記憶がございます。二千何年ですか。
○国務大臣(岡田克也君) 二〇〇〇年。ただ、私、その中身は余り記憶にございません。
○国務大臣(岡田克也君) 覚えておりません。
03月23日第180回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘のように、今回、消費税を五%引き上げさせていただくということになりますと、我々考えておりますのは、社会保障の充実にそのうちの一%相当分、二・七兆円、そして現在の制度の安定化、例えば国民年金、基礎年金の国庫負担三分の一を二分の一に引き上げる、その...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、今回の措置をとらなければ、もうこれはやはり社会保障制度を持続していくことは非常に困難だというふうに思います。そういう意味で是非これはお願いしたいと思います。  その後、先ほど申し上げましたプライマリー赤字というものを消していくためにどうするかとい...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 率直に申し上げて、現時点では具体的なことは決まっていないと言うべきだと思います。  それはやはり、先ほど申し上げましたように、これからデフレ脱却で経済成長がなされれば、税収はある程度上がることも予想されます。それから、これは社会保障も含めて歳出削減につ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員、今の地球温暖化の話は、数字を挙げて、それに向けて政府が様々な施策をして努力すると、そういう意味での目標値です。今議論されているのは、ある数字になったら、じゃ消費税の引上げをやめるという、その数字を決めるということで、数字の性格は違うと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 御指名でございますので。  今のお話、自主運用を制限するということになりますと、これは今の形からむしろ公社とかそういった形にまで戻さないと難しいことではないかと。一〇〇%民営化するかどうかということについては横に置くとして、一定の民間の資本を入れて株を...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 御指摘のように、一%分は子ども・子育て始め新しい施策のために、残り四%は既存の制度を持続可能にするために行うものでございます。
○国務大臣(岡田克也君) 委員おっしゃるようなことができれば、それは非常に理想だと思います。しかし、社会保障制度について一方でかなり削ってきたのは、例えばかつての小泉政権だったんではないでしょうか。  結局、新しいことはやりたいけれども、しかし、今委員は赤字国債を減らすためにと...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 先ほど答弁いたしましたが、委員の言われることはそのとおりなんですね。ですから、景気拡大のための成長戦略を始めとする、あるいは金融政策をしっかりやっていくことと、そして税を、増税を、今回上げさせていただくということは並行してやっていかなければいけないという...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) プライマリーバランスの赤字半減というために増税を行うということを今考えているわけです。もちろん、ある程度の経済成長、税収増というのはあります。しかし、経済成長が突然今までのトレンドから比べて高くなって、税収も弾性値が二だから更に上がって、したがって増税が...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 先ほど来説明しておりますように、成長戦略、経済成長を上げるための政策は当然やらなければいけないという前提です。  ただ、私が申し上げておりますのは、消費税一〇%上げてもなおかつプライマリー赤字は残るわけで、それが幸いにして経済成長がたくさんできて税収が...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 先ほど来申し上げているように、そのことは必要だということを申し上げているわけです。  ただ、問題は、その結果として税収が上がる、そのことは期待されますが、しかし、税収が現に上がる前からそのことを前提にして、税収が上がるからそれでやっていけるというふうに...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今、委員がおっしゃった考え方はそのとおりです。今、会場でやじが大分飛んでいますが、委員のおっしゃった考え方はそのやじとは全然違うというふうに私は受け止めております。  そして、問題は、今やっている政策がそれが十分かどうかと、そういう御質問であれば、その...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 先ほど委員も御指摘のように、経済成長がどうなるか、その結果として税収がどのぐらい上がるかということは、現時点では見通せません。そこがどのぐらい出てくるかによって、それからもう一つは歳出削減、これは社会保障も含めて私はきちんとやるべきだと、見直すべきだと思...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今、消費税を上げたときの機械的な計算として財務大臣申し上げたとおりですけれども、ここで委員が取り上げておられるのは潜在的な国民負担率の話であります。  ですから、消費税を上げることによって赤字の部分が税に置き換わるというところがありますので、この今ある...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 国民負担率そのものをとらえて議論したということは今回はないと私は思います。  ただ、これはどういう国家を、福祉国家を描いて、例えば北欧諸国のように高い負担で高い給付という姿を思い描いていくのか、あるいは中福祉中負担なのか、あるいは福祉は少なくて負担も少...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員の御指摘、おおむね私も問題意識を共有するところでございます。特に、税の中の直接税か間接税か、やはり景気の変動に影響を受けにくい消費税、そこにやはりこの社会保障の財源を求めていくというのは私は必要なことであるというふうに考えております。そういう観点から...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 所得制限を入れるということは、私は基本的に必要なことだと思います。  ただ、子供にかかわるもの、それについては、やっぱりそれは親の所得で、子供の所得じゃないんですね。ですから、子供にとってはそれは平等であるべきだと。親が所得があっても少なくても、子供に...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今総理も言われたように、今何が一番問題かといいますと、やっぱり将来に対する不安感だと思います。社会保障制度もこのままでは、例えば年金がもらえなくなるんじゃないかとか、医療や介護も、特に若い世代は将来自分たちが高齢者となったときに一体どうなっているのかと。...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) いろいろ御指摘いただきました。  まず、歳入庁自身については、これをつくるということについて、今、私の下で、政府で検討を具体的に行っているところであります。  ただ、委員がおっしゃった十兆円のお金が出てくるという話については、私はそれは過大だと思いま...全文を見る
03月28日第180回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘のように、三月二十三日に政府の基本方針を決定いたしました。  民間企業において高齢者雇用確保措置実施企業の八二・六%が継続雇用制度によって対応しているという現状を踏まえまして、人事院からは定年延長という御意見もいただいていたわけでありますが、...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 定年延長という声がある中で再任用、つまり一旦は六十歳で退職をしていただき退職金も払うと、その後は毎年一年契約で再雇用していくということは、人事院の考え方からするとかなり厳しい、人事院の御意見とは異なる、そういう結論にしたということでございます。  あわ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今のお話以外に、もう一つやらなければいけないことがございます。それは、先般、人事院の方で退職給付調査の結果を発表されました。つまり、退職金とそれから年金、これを合算したもの、年金については現在価値に一定の率で引き直さなければいけませんが、その官民比較でご...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 先ほどのは来年度ですので、訂正しておきます。  それから、委員御指摘のように、再生可能エネルギー、これをしっかりと進めていかなければなりません。これ、エネルギー不足に対応するということもありますし、地球温暖化問題という観点も重要であります。  再生可...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 独法改革は、政権交代後、党が中心になってかなりのことがなされてきていると私は思います。例えば、二兆円のお金を独法から一般会計に移して財源として使わせていただきました。それから、毎年毎年一般会計から独法への支出は三兆三千億、四千億ぐらいなんですが、一割、現...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 内閣委員である江口さんとも思えない御発言かと思いますが、私は、内閣府というのは非常に重要な仕事をたくさんしているところだというふうに思うわけですね。だからこそ、国会の中でも内閣委員会というのは非常に位置付けも高いんだというふうに思っております。全体の企画...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この点は、私、国会の中でも以前に申し上げたことがございますが、なかなか、委員御指摘のように、組織としては非常に分かりにくいし、ある意味では効率的でない形がございます。一つは、内閣府、非常に重要な役割を担っているわけですが、発足後時間もたって仕事が非常に増...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 社会保障と税一体改革全体につきまして、まずは民主党の中で議論を続けてまいりました。かなり丁寧な議論を続けてまいりまして、昨夜その議論が、何といいますか、一応の結論に達したというふうに思っております。  ただ、具体的なことは党の中でもいろいろ執行部で御議...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今日の政府・民主連絡会議の場で党の方から、党の執行部の方からきちんとした認識が示され、それを受けてこの会議で今後の取扱いを検討すると、こういうことでございます。現時点では党の執行部として昨日までの会議を受けてどう判断しているかということを最終的に私は聞い...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) いや、党としての了解は、これは執行部の判断でありますので、三役会議、政府・民主という場で決まるということではありません。むしろ、執行部として今までの、昨日までの会議をどう総括してどう判断するかということを御報告いただくと、こういうことだと思っています。
○国務大臣(岡田克也君) 当然、執行部、つまり幹事長や政調会長、国対委員長、そこで最終的な判断をされるというふうに私は認識をしております。
○国務大臣(岡田克也君) どういう条文にするかということについては、昨日も、私も入っておりましたが、総理そして私、幹事長、政調会長と最終的な調整を行いまして、それをその議論の場に提示をしたというふうに伺っております。  政調会長からは、その条文を読めば一目瞭然ではありますが、こ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 昨日かなりここの点についても議論が行われましたので、今日の執行部からの報告を待って私御説明した方がいいと、それに先立って説明するということは避けた方がいいかと思いますので、是非そこは御理解いただきたいと思います。
○国務大臣(岡田克也君) 我々の考えております年金の抜本改革、その改革の中で大きな柱が、委員御指摘のように、今の国民年金、厚生年金、共済年金を一本にするということであります。そして、所得比例年金については所得に応じて保険料を負担し、負担した保険料に応じて年金が支給されると、一定の...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 一歩も進まないとおっしゃらずに、是非、この点も協議していただきたいというふうに思います。  まず、年金制度が今の制度を前提にしてその改善だけで本当に大丈夫なのかということは、これは多くの方が共通してやはり不安を持っている。これは国民だけではなくて、例え...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、二〇〇五年辺りで、確かに、当時の与党は自民党、公明党ですけれども、まずは厚生年金、共済年金の一元化を議論すべきであるという御主張をされ、そこは、我々はその考え方には合意できないというふうに申し上げたことは事実であります。そのときの思いは、年金の抜本...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 税というのは、あるいは保険料も含めてですが、それは国にとっても地方自治体にとっても基本的なことで、そのことについてきちんと調べて、そして公平に徴収するということは、それは誰もが否定できない、何といいますか、それはある程度建前の世界かもしれませんが、しかし...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) そういう点も含めて、今私の下で、三谷政務官もメンバーではありますが、様々な論点を整理しているところであります。四月中には中間的な論点整理をしてもらうことになっておりますので、それを先取りしてお話しすることは避けた方がいいのかなというふうに思います。  ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私がそういう主張をしているということではありませんので、今の段階で私、余りお答えしない方がいいというふうに思います。
○国務大臣(岡田克也君) 詳細には分かりませんけれども、保険料を徴収しているということは、何といいますか、国税庁が把握していないような所得の少ない方々に、より少ない方々に対しての所得状況について把握することにつながっていると。したがって、そこに税の取り漏れがあれば税についても徴収...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) それが役に立たないかどうかということも含めて、今議論を整理してもらっているということであります。
○国務大臣(岡田克也君) なかなかいいところをついておられると思います。  そういった点もこれから議論しなければなりません。事業主負担ということになるとそれはかなり重い負担ということにもつながってまいりますので、今であればこれは国民年金に加入しておられるんだと思うんですね、厚生...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) そういった点は、先ほど言いましたように一つの論点でありますので、余りここで細かな議論に入らない方がいいだろうというふうに思っております。
○国務大臣(岡田克也君) それはまだ決まっておりません。  それから、先ほどの委員のお話、しかし今、確かに厚生年金、国民年金あるとはいえ、同じ従業員あるいは被用者という立場でありながら、やはり一定規模以下のところは厚生年金の適用対象になっていないわけでありますから、今もそういう...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、外務大臣時代もこの情報収集衛星の画像については、大変、外交を行う上でも重要なものでございました。その必要性については私は非常に高く評価しているというか、日本独自にそういった画像が撮れるということは外交力の強化に非常につながっているというふうに思って...全文を見る
03月30日第180回国会 衆議院 予算委員会 第23号
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○岡田国務大臣 今委員御指摘の埋蔵金以外に、政権交代後、公共事業予算についても一・三兆円削減したということを申し添えたいと思います。  その上で、人件費に関しましては、政権交代後、人事院勧告に従った給与の引き下げやあるいは人数の純減などを重ねてまいりましたが、それに加えて、二月...全文を見る
○岡田国務大臣 我々は、今回の五%引き上げ分について全額社会保障のために使うということを明言しているわけでございます。  そして、この点について、法律の条文上も担保をしなければならないというふうに考えておりまして、本日、閣議決定した法案においては、消費税法第一条第二項に、「消費...全文を見る
○岡田国務大臣 何人いたかということは、これは検証のしようがありません。  ただ、新しい我々の制度が完全にフルに動くためには、それは四十年後であるということは、実は選挙以前に、委員も御記憶だと思いますが、参議院と衆議院で合同の年金と社会保障協議会というのをつくりました。その中で...全文を見る
○岡田国務大臣 基本的には、国民年金の給付額を参考にし、それに若干上乗せをしたということでございます。  委員が先ほどお話しになった中で、選挙の際のいろいろな議論、限られた時間の中でどうしても、これは反省を込めて言うんですが、やはり有利なところ、それを選んで言うという傾向がある...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、これは一つの試算であります。正確なものはきちんと計算し直さなければならないというふうに考えております。  その上で、四百二十万というのは、夫婦の場合はこれは八百四十万ということでございます。ですから、必ずしも所得の少ないということではないということでござい...全文を見る
○岡田国務大臣 その試算が可能になったのは、我々が与党になって、厚生労働省にその試算を依頼することが可能になったということでございます。
○岡田国務大臣 これは、どこまで選挙のときにわかっていたかということでもございます。  ただ、我々、基本的な考え方として、所得の少ない方の年金が十分ではない、やがてこれは生活保護ということになるのかもしれませんが、でき得れば年金という形で老後の生活を安心してできるようにしたい。...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、委員、私も週末各地区を回って、いろいろお話をさせていただいております。厳しい御意見もたくさん確かにあります。しかし、同時に、消費税の引き上げは必要だという声もかなりあることは事実で、きょうこれを持ってまいりましたが、こういう意見も出していただいて、私も目を通...全文を見る
○岡田国務大臣 消費税という形で国民に負担をお願いする際に、行財政改革あるいは社会保障制度の改革、そして景気回復、こういったことが重要であるということは委員御指摘のとおりでございます。  特に行財政改革につきましては、私も担当大臣として現在全力で取り組んでいるところですが、政権...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほど申し上げましたように、行財政改革については、政権交代後、我々は真剣に取り組んで成果も上げているつもりでございます。委員も最近まで民主党におられたわけですから、そのことはよく御存じのはずであります。それは仲間の議員に対して、私は、適切な言葉ではないんじゃないか...全文を見る
○岡田国務大臣 まず行財政改革ですけれども、この国会に、特別会計それから独法についての改革法案は出します。それから、党の方でいろいろ本当に真摯な御議論をいただいて、行政改革を実行するための法案が既にできております。あとは出すタイミングだけでございまして、党内手続は全て終わっている...全文を見る
03月30日第180回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(岡田克也君) 公務員人件費の二割削減を目標に今、全力を挙げて取り組んでいるところでございます。野党の皆さんの御協力もいただきながら公務員の人件費の七・八%の引下げは決定をいたしました。しかし、今までやってきた、民主党が中心になってやってきた純減やあるいは人事院勧告に従...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 批判的な御意見としては、年齢構成にゆがみが生じる、あるいは就職難の状況を深刻にする、若者へのしわ寄せ、あるいは現役の若手官僚に負担増をもたらすといった批判もございます。他方で、全体の総人件費抑制の中で是非頑張ってもらいたいと、こういう声もございます。
○国務大臣(岡田克也君) 先ほども申し上げましたが、若い皆さんだけではなくて、希望退職を募集したり、あるいは定年延長をせずに一旦退職をお願いしたり、様々な総人件費抑制のための努力を重ねてまいりたいと思います。
○国務大臣(岡田克也君) 私は当時幹事長をやりまして、各党党首もおられましたが、幹事長間でこれは数日間議論してこの三党合意をつくり上げたものでございます。そのベースになっているのは、我々、二〇〇九年のマニフェストでございます。そこに書かれたことを委員お読みいただいたとおりかと思い...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 先ほど答弁をいたしましたが、期間内に引上げをしないということは、引上げをすることを決定しないということではございません。
○国務大臣(岡田克也君) 私は、幹事長として責任を持って、御党の幹事長も含めて三人で議論をいたしました。まあ委員の解釈は一つの解釈かと思いますが、そういう解釈で統一したわけではございません。  社民党はもう既に連立も離れておられますので……(発言する者あり)
○国務大臣(岡田克也君) 連立についての合意についての解釈は、我々与党にお任せいただきたいと思います。
○国務大臣(岡田克也君) 先ほどから議論が続いておりますが、考え方が違うわけです。それを一方的な解釈に基づいて責めるというやり方が私は正しいとは思いません。  しかも、委員は既に連立を離れておられるわけですから、三党合意、連立のときの合意の解釈は我々にお任せいただきたいと思いま...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 三党合意のときにいろいろ時間を掛けて議論いたしました。県外とか国外という表現はその中に、三党合意の中に書きませんでした。書くべきだという社民党の御主張もありましたが、議論した結果、これは避けようということにしたわけでございます。委員のお話は、そういう経緯...全文を見る
04月02日第180回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(岡田克也君) 私、注意深く聞きましたが、今委員の質問の御趣旨が理解できません。
○国務大臣(岡田克也君) 結局、それは政治家のこの政府における役割をどう考えるかという根本的な問題だと思います。  我々は、政治主導というのは別に政治家何でもかんでもやるということではありません。もちろん官僚を使いこなしてやっていくということではありますが、やはりそういった原子...全文を見る
04月03日第180回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘の点は非常に重要なことで、急速に団塊世代の皆さんが六十五歳、そしてやがて七十五歳と、今そういう中で我が国の社会保障制度を持続可能なものにするためにどうすればいいかということは我が国にとって極めて重要な政策課題である、そういう中で社会保障・税一体...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今回の一体改革は、社会保障の安定財源確保と財政健全化の同時達成の第一歩を踏み出すものでございます。これを通じて、二〇一五年度段階での財政健全化目標、基礎的財政収支、赤字対GDP比半減の達成に向かうことになります。まずは、その目標を達成した上で二〇二〇年度...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、この附則十八条の意味でありますが、第一項と第二項の関係ですが、第一項で、確かに名目で三%、実質で二%という、そういった積極シナリオの数字を書いております。しかし、この一項は二項の条件付けになっているわけではございません。これはあくまでも目標として、...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この十八条の一項の意味でありますけれども、ここは、あくまでも名目三、実質二という数字を掲げて、それを目指した望ましい経済成長の在り方に早期に近づけるための総合的な施策の実施その他の必要な措置を講ずるというふうに書いているわけでございます。  ですから、...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この名目三、実質二というものを目指して全力を挙げていくということを一項で明記したものでございます。
○国務大臣(岡田克也君) 目標として目指すものと実質的に消費税の全体の税収を見込む場合と、それらの考え方が違うということは、それは当然あってしかるべきだと思っております。
○国務大臣(岡田克也君) 今手元に数字は持ってきておりませんけれども、それは数字の話ですから、事前に御通知いただければお答えできるんですが、今手元には数字ございません。
○国務大臣(岡田克也君) これは、政府としてもちろんある程度高い成長を目指すというのは当然のことでありますが、要は、それは積極的なシナリオであります。しかし、そのことと税収を見込むときのその成長率というものに違いがあっておかしいわけではありません。  目標として目指す高いものと...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この二項の意味は、経済状況が、まあいろんな要素を考えなきゃいけませんが、悪化した場合のその停止、先送りというものを規定したものでございます。
○国務大臣(岡田克也君) まず、それだけ経済成長率が高くなって、かつ金利が上がらないという事態というのは非常に想像しにくいわけであります。成長率が上がれば当然金利も上がるリスクも高い。そうすれば、歳出、国債費も増えるということになるわけであります。  ですから、税収が増えたから...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) いずれにしろ、この二〇一五年という数字は一里塚であります。つまり、プライマリーバランスの赤字を半減するということであって、そこで終わりではなくて、このプライマリーバランスを黒字化するというかバランスさせなきゃいけない、あるいは、今これだけ膨大な、ずっとで...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 歳入庁につきましては、現在、私の下に作業チームをつくりまして検討を行っているところでございます。検討の観点は三点、国民の年金に対する信頼回復の視点、行政効率化の視点、新制度への対応の視点、以上三点に基づきまして、今月中にも中間報告を私に対していただく予定...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 四月中に私に中間報告をいただくということでございます。
○国務大臣(岡田克也君) まず、被用者年金一元化、厚生年金と共済年金の一元化については四月上旬をめどに国会に法案を提出したいというふうに考えております。  それから、何を前提に議論するかなんですけれども、消費税の引上げだけを議論するのか、それとも消費税を引き上げることによって、...全文を見る
04月04日第180回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(岡田克也君) 行政改革は非常に幅広い概念でございます。その中で、総人件費の抑制というのは、これはマニフェストでも公務員の人件費二割削減ということを言われておりまして、非常に大きななすべきことだというふうに考えております。
○国務大臣(岡田克也君) 私は、総人件費の抑制のためにやるべきことは全てやると、そういう決意で挑んでいるところでございます。この新規採用抑制の話は、これ、試験がこれから行われますので順番として早い段階で参りましたが、国会の場でも何度も申し上げておりますように、それにとどめるつもり...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 櫻井委員も党の政調会長代理、党の方からは総人件費二割削減ということは強く御示唆をいただいております。そのために私も全力を尽くしているということでございます。もちろん、いろんな行政のやり方を変えなきゃいけないということも同時に申し上げているわけでございます...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 御指摘のとおりであります。
○国務大臣(岡田克也君) 成案の段階から、素案、大綱、そして法案と具体化する中で、より議論を重ねた結果、党の中の御意見もあり、今おっしゃった年金のところの、まあ抜本改革についての記述は成案にもありましたが、委員御指摘のように、来年法案提出というのは新たに加わったところでございます...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) いや、これは、ですから議論を重ねていく中で、矛盾したことを言っているわけではないんですね。抜本改革はやるということは成案の中にも書いてあった。あとはいつ法案を出すかということについて、具体的にその後議論した結果を反映したということであります。
○国務大臣(岡田克也君) 結局、成案に書いたことの中で、全てを一気にやり切るということではなくて、もう一度きちんと党の中でも精査をしていただいた中で、直ちにやるものともう少し議論しなければいけないこと、そこにある意味では割り振りが行われたということでございます。  支給開始年齢...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、申込みは確かに四月二日から九日までということで、現在進行中でございます。なるべく早く厳しい抑制ということをお知らせするために、早い段階で、具体的な数字は確かに昨日決めたわけですが、大幅な削減ということは申し上げさせていただいたところでございます。そ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 以前から申し上げておりますが、これが若者にとっていいことではないというふうには思っております。ただ、全体で総人件費の抑制というものを、我々二割を目標にしているわけですが、それを成し遂げていく中であらゆることをやらなければいけないと。ですから、委員御指摘の...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは、前回も福島委員との間でも議論になったところでございます。  今委員読み上げられた、現行の消費税五%は据え置くこととし、今回の選挙において負託された政権担当期間中において、歳出の見直し等の努力を最大限行い、税率引上げは行わない、このことは、税率引...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 三党合意を結んだときには、社民党、国民新党、民主党で結んだわけで、これは極めて重要でございます。ただ、福島委員がその解釈についていろいろ福島委員の解釈を述べられましたので、これは現に、この三党合意というのは今は国民新党と民主党の間の二党間の合意ということ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 先ほど申し上げましたように、三党合意を結んだときに、その三党合意は極めて重要であり、これは当然尊重されるべきであります。しかし、今やその三党合意から二党間の合意になっているわけで、しかも、その解釈については、私は当事者として委員の解釈とは異なる解釈、それ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 現在の雇用情勢は非常に厳しいわけであります。したがって、民間で経済的に余裕があるといいますか、そういったところには是非採用増というものをお願いしていかなければならないというふうに思っております。  国の今回の新規採用の削減につきましては、これは総人件費...全文を見る
04月05日第180回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○国務大臣(岡田克也君) まず、これは民主党というより議連なんですね。私は会長を務めておりました。おっしゃるとおり、二〇〇八年八月八日に東北アジア非核地帯構想の条約案を発表したところでございます。これは是非実現したいと思います。ただ、総理も言われたように、北朝鮮が非核化しないと、...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この非核地帯条約というのは、日本、韓国、北朝鮮が核を持たないということを前提として成り立つ条約ですから、先ほど答弁のように申し上げました。しかし、委員御指摘のように、これは核を北朝鮮に諦めさせるための手段としても活用することは、私は可能だというふうに思っ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 外交は総理大臣、外務大臣がしっかり行うべきだというのが私の持論でございます。しかし、もちろん私も閣僚の一人ですから、よく意見交換はしていきたいというふうに思います。
○国務大臣(岡田克也君) ここは我々も伝える努力をいろいろしなければならないと思います。今、週末ごとに各地域で説明しておりますが、例えば年金受給者の方が消費税が上がると大変な状況になるという御意見をいただくことがあります。それはもちろんそういう面があることは事実ですけれども、しか...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今のお話聞いておりまして、例えば年金の物価が下がった部分にスライドして下げるという問題、これを委員はけしからぬとおっしゃるわけですが、それをやらなければ、それは次の世代が全部かぶるわけですね。それはそこの部分も含めて議論しないと、表面的に上がる部分、負担...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 消費税五%引上げのうちの一%は、制度の、新たな制度、例えば子ども・子育て、あるいは所得の少ない方への年金、最低機能の充実など、そして四%は、現在の制度を持続可能にするため、例えば基礎年金の国庫負担率二分の一に上げた、その部分についてきちんと財源手当てをす...全文を見る
04月12日第180回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○岡田国務大臣 まず、階委員には、党において行政改革調査会の事務局長として大変御尽力いただいておりますこと、感謝申し上げたいと思います。  その上で、行政改革ということをどういうふうに考えているかということでありますけれども、やはりこれからの時代にふさわしい我が国の行政のあるべ...全文を見る
○岡田国務大臣 一義的にはそういうことだと思います。そして、具体的メニューとして、ここに書かれたような、大綱の中に書かれたことが具体的なやるべきことだということだと思います。  ただ、もう少し行革というのを大きく捉えますと、これにとどまるものでは必ずしもない。例えば、省庁再編成...全文を見る
○岡田国務大臣 なかなか定量化は難しい部分がございます。しかし、例えば、人件費二割削減を目指してやっていくということは、我々はマニフェストでもお約束したことだし、ぜひ、目標として二割ということを念頭にしっかりやっていきたいと思います。  先般、新規採用の削減についていろいろ御意...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、党の方で御検討いただいた行政改革実行法案は、これは議員立法ということですが、ぜひ、各党の御理解を得て成立に向けて御努力いただきたいというふうに考えております。  しかし、それまでの間といいますか、にもかかわらず、できることはどんどん進めていくということは、...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほどもちょっと申し上げたんですが、まず、今までに実現していることとして、定員の純減を進めてまいりました。あるいは、人事院の勧告に従って、給与を民間準拠ということで引き下げもしてまいりました。そういったことに加えて、二月二十九日に、国家公務員給与の平均七・八%の削...全文を見る
○岡田国務大臣 全体の行政改革を進めていく上で、工程表を作成して、しっかりと工程管理を進めながらわかりやすくやっていくということは非常に重要なことだと思います。  我々は、内々では三カ月ぐらい先までの工程表はつくりながらいろいろな作業はしております。ただ、法案の中にその工程表の...全文を見る
04月17日第180回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○岡田国務大臣 二問御質問いただきました。  後者の方からお答えさせていただくと、かなり思い切った採用抑制をさせていただきました。いろいろな御批判もあることも承知しております。しかし、私としては、総人件費抑制のためにできることは全てやる、そういう思いの中で進めてきていることの一...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、後期高齢者医療制度の廃止の問題は、今厚労大臣が答弁されましたように、厚労省内でいろいろ御努力をいただいているところだというふうに考えております。  特別委員会での議論について、委員の御指摘ですが、そういう御意見もあるいはおありかもしれませんが、基本的にはそ...全文を見る
○岡田国務大臣 特別委員会を設置して社会保障・税一体改革について議論をするということについては、昨日の国対委員長間でかなり方向性は出たのではないか、各党、共産党を除いて、そういう方向で大体合意されたのではないかと私は伺っております。  その特別委員会でどういう内容を盛り込むかと...全文を見る
○岡田国務大臣 委員のその御意見は御意見としてわかりますが、基本的にはこれは各党間で話し合うことで、ここで何か、こういう条件だとか、そういう話では私はないというふうに思います。
○岡田国務大臣 社会保障・税一体改革の中で、確かにタイミング的には今回法案が出ていないわけですから、タイミングがずれているわけです。そのことをもって私は社会保障・税一体改革が議論ができないというふうには考えておりません。
○岡田国務大臣 今、田村委員言われた中で、ちょっと見解が違うところが幾つかあるんですね。  まず、消費税が五%上がったときに年金は五%上がるわけではありません。物価スライドということですから、消費税が五%上がったときに物価がどれだけ上がるかと。丸々上がることはないわけですから、...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほどの和田委員のお話、いろいろ考えさせられるところはございます。  これが、もし働き盛りというか、例えば三十代、四十代であればかなり大変なことだなというふうに一方で思います。ただ、和田委員のお話ではたしか五十一歳というお話だったので、民間企業でも五十を超えれば...全文を見る
○岡田国務大臣 これは、全体として公務員の定数が変わらないとしても、六十歳以降六十五歳まで、定年延長はいたしませんが、しかし、一方で雇用を基本的に行うということになりますと、全体としてスリム化しないと数が合わなくなるということもございます。  四十代、五十代で早目に第二の人生を...全文を見る
○岡田国務大臣 希望退職というのは強制ではございません。それは、選択肢としてそういうものをつくるということであります。  公務員と民間でどのぐらいの賃金格差があるのか、退職金については先般調査が行われたところですが、そこは職種によってもかなり差があるというふうに思います。  ...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほどの田村委員の最後の御意見に私が答えるチャンスがなかったので、ここで申し上げたいと思いますが、消費税のカバー率の問題というのがございます、全体のGDPの中で。ですから、それは全部カバーしているわけではありませんので、例えば七割しかカバーしていなければ、五%上げ...全文を見る
○岡田国務大臣 物価が上がったときに賃金がそれと同じく上がるということは、必ずしも言えないと思います。
○岡田国務大臣 そこは一つ議論のあり得るところかと思います。  我々は、今回、消費税を上げて、それに伴って物価が上がった分は、従来のルールどおり、年金はその分スライドして上げるということを申し上げております。従来もそういう形で、自民党の時代にもやってこられたはずでございます。た...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、今回、支出の方では我々、社会保障三事業から四事業ということで、子ども・子育てに対して消費税のうちの一部を充てるということを行っております。これは従来とは違うところであります。  それから、もう一つ、委員の御指摘を聞いておりまして、多分私の考え方と違うと思う...全文を見る
○岡田国務大臣 委員が先ほど言われたことは、確かにそういうふうに言われたかもしれませんが、そうであれば、やはり結論は、消費税を上げたら、それは若い世代にだけ負担が行く、高齢者は負担が行かないという議論にはならないだろうということを私は申し上げているわけであります。
○岡田国務大臣 まず、委員に申し上げたいと思いますが、私もぜひ議論のチャンスを与えていただかないと、一方的に言われるだけでは、きちんと答弁をするチャンスを与えていただきたい。そうでないと、これは生産的な議論にならないと思います。そういう意味で、私、先ほど申し上げたところであります...全文を見る
○岡田国務大臣 基本的にそういうふうに考えております。
○岡田国務大臣 今、国、地方あわせて、一%、四%の使い道ということで申し上げました。もちろん、そのうちの一部は地方に行くということでございます。
○岡田国務大臣 これは、きのうも国と地方の協議の場がありまして、知事、市長、そして町長、それから三つの議会の代表者の皆さんと議論いたしました。  地方自治の本旨ということもありますから、国の法律でそれを強制することはできませんが、事実上それが裏づけられるようにしているということ...全文を見る
○岡田国務大臣 これは詳しいことはぜひ総務省に聞いていただきたいと思いますが、各自治体との話し合いの中で、基本的に社会保障に使う、そういう約束のもとで合意をしているところでございます。
○岡田国務大臣 交付税に関しては、これは交付税の性格上、それを法律上縛るということはできません。ですから、そういうものはございません。  しかし、その分について、これは社会保障のために使うということについては、これは地方との間で合意をしているところでございます。
○岡田国務大臣 これは法的に縛ることはできない、それは地方自治の本旨というところからきているわけであります。
○岡田国務大臣 まず、うそという表現は取り消していただきたいと思います。国会にふさわしくないと思います。  そして、法律では縛っておりませんが、これは総務大臣と各地方六団体との間の議論の中でそういった方針が確認されているということを申し上げているわけであります。
○岡田国務大臣 私は、国会の権威を守るために、これ以上申し上げません。大変残念に思います。本当に残念だと思っております、こういうやりとりは。  そして、何度も繰り返しますが、これは総務大臣と地方六団体の間で一定の確認ということになっているわけであります。しかし、法的に縛るという...全文を見る
○岡田国務大臣 残念ながら、そういうことではないと思います。四%は維持のために充てますが、それで安定するということではございません。  これは、今までのさまざまなことの積み重ねとしてそうなっているわけで、それを何とか、これは与野党を超えて、こういう状況を早く抜け出していくという...全文を見る
○岡田国務大臣 今小宮山大臣答弁されましたように、全部充てるということでは必ずしもありません。消費税額よりも多いわけですから、それだけでは賄えない、賄うことができないというのが現状であります。
○岡田国務大臣 具体的には、それはどういうものかといいますと、物価が上がることによって政府歳出が膨れ上がる、そういったものであります。それをどう担保するかというのは、これは、消費税の今回の増税以外のところで賄うということになります。
○岡田国務大臣 そのことは、現時点では決めておりません。  歳出削減もあれば、あるいは、そもそも社会保障費そのものがこの枠からはみ出しておりますので、まあ、それは玉突きのような議論かもしれませんが、そういう形になる部分もあるかもしれません。そういうことは予算編成のときに議論して...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、最初のお話ですが、どちらがわかりやすいかという問題だと思います。  今回の五%引き上げ分は社会保障に全額充てるというふうにいうのであれば、それ以外の歳出の増というものが入ってくるというのは、これは正確ではなくなりますので、そういったものは除いたということで...全文を見る
○岡田国務大臣 臨時的な措置に関しては、これは消費税収五%引き上げの外のことであるというふうに整理をしております。
○岡田国務大臣 大変残念に思いますが、今の御質問にお答えするとすると、基本的に、こういった一時的な給付と恒久的な措置ということで、その趣旨は違います。  消費税を導入することに伴う一時的なショックを和らげるための措置というのがこの臨時の給付措置でありまして、最低保障機能の充実な...全文を見る
○岡田国務大臣 この一時的な給付措置というのは、これは、我々が考えております給付つき税額控除というものができるまでの一時的なものでありまして、恒久的なものではございません。したがって、それは、ショックを和らげるために導入する、導入時に入れるということでございます。  それから、...全文を見る
○岡田国務大臣 時限か恒久かということの背景にある考え方が、そこにそれぞれあるわけであります。時限というのは、そういった導入のショックを和らげるということで申し上げましたが、他方で、高齢者の所得の格差というのが広がっている、所得の非常に少ない高齢者に対してやはりしっかり手当てをし...全文を見る
○岡田国務大臣 ですから、結果的にそういう機能は果たすかもしれませんが、主たる目的は、そういった所得の二分化ということに対して対応していく、そういう趣旨でございます。
○岡田国務大臣 ですから、一つの制度が両方の機能を持っているということだと私は思っております。
○岡田国務大臣 田村委員の御質問は、そういった恒久的な措置も消費税導入のショックを和らげるためだけの意味合いで御質問になりましたから、私はそこは違うというふうに申し上げました。
○岡田国務大臣 これは十八条の一項と二項の関係ということにも関連するわけでありますが、一項を達成するということは二項の条件にはなっておりません。  したがって、最終的に、ここに書いてありますように、二項に書いてありますように、名目、実質の成長率や物価動向など種々の経済指標を勘案...全文を見る
○岡田国務大臣 私は、この二項の意味はあるというふうに思います。もちろん、委員がおっしゃるように、最終的に判断するのはそのときの政治判断、総合的な判断で、まさしく政権が命運をかけて停止するかどうかということを決めるということだと思います。  しかし、その停止ということを含めた所...全文を見る
○岡田国務大臣 急速に高齢化が進みますので、そういう中で社会保障制度はどうあるべきか、より大きな議論も将来的には必要かと思います。  今回のものは、五%引き上げのうちの四%を持続可能のために使うということからしても、新たな展開ということでは必ずしもない。それは一%でとどまってい...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、坂口先輩には、同じ三重県の先輩議員として、この間、御指導いただいておりまして、本当にありがとうございます。きょうも、ぜひお手やわらかにお願いしたいと思います。  御質問は、税の方は二〇一五年までだけれども、社会保障の方はもう少し長い期間をとって考えるべきで...全文を見る
○岡田国務大臣 基本的にはこれは別のものだというふうに考えておりますが、そうはいいましても、国会の方で将来のあるべき社会保障制度について御議論いただくということであれば、そのことは当然反映させて議論していかなければいけないことだというふうに思っております。  午前中も出ましたが...全文を見る
○岡田国務大臣 年金制度については、我々、大綱の中で、来年度、来年出すということを申し上げているところでございます。  ただ、私、記者会見でも申し上げたことがあるんですが、法案を国会に出すことは可能かというふうに思います。しかし、これが成立するということになれば、現在のねじれの...全文を見る
○岡田国務大臣 私は従来から、年金制度について、超党派で議論の場を設定していただきたいということを申し上げているわけでございます。  そういう場ができて、議論が進んでいくということになれば、我々、何が何でも来年法律を出す、これが目的ではございません、新しい、よりよい年金制度をつ...全文を見る
○岡田国務大臣 この点はまだ決めたわけではございません。  ただ、やはり年金制度に加入していただくということは、私は当然前提になるべきだというふうに考えております。年金制度に加入いただいても、例えば所得が少ないために減免措置があったり、あるいは、その所得に応じた保険料ということ...全文を見る
○岡田国務大臣 ここは、きちんと加入して所得に応じた保険料を支払っていれば、最低限、今我々七万円という額を想定しておりますが、これは確実にもらえるということが明確であれば、私は、多くの方が保険料をより払われるだろうと。  今、将来に対する不安感とか、あるいは、中途半端に払っても...全文を見る
○岡田国務大臣 坂口先生に非常にいい御議論をいただいておりますので、その御指摘を大事にしながら、少しお答えをさせていただきたいと思います。  五点ほどちょっと簡単に申し上げたいと思いますが、まず、我々の制度でも、所得の高い人への年金を、ずっと所得に比例して保険料を取って、それに...全文を見る
○岡田国務大臣 将来のビジョンをということですけれども、我々、社会保障改革の工程表を示しております。そして、そこのかなりの部分は、公明党の御主張と私は重なり合っているのではないかというふうに思っております。といいますか、自民党、公明党が政権与党の時代におつくりになった原型をかなり...全文を見る
○岡田国務大臣 委員御指摘のように、できるだけ住みなれた地域で在宅を基本とした生活の継続を目指すために、医療、介護、予防、住まい、生活支援サービスが連携した地域包括ケアシステムの構築は極めて重要であるというふうに考えております。  ことし四月から施行された介護保険制度改正や介護...全文を見る
○岡田国務大臣 委員と同様の御質問は、たしか予算委員会の分科会でも、自民党の議員だったと思いますが、いただきまして、そのときからは承知をしております。  私は、政策の内容、特に増税ということを伴う政策、国民生活に極めて重要な政策でありますので、それについて幅広く議論をしていただ...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、委員御指摘のように、消費税を五%引き上げた場合の四%は既存制度の維持、持続のためにということで、一%が充実のためということでございます。  その充実、年金、医療、介護とかいろいろありますが、大きく言うと、子ども・子育てと、そしてもう一つは、所得の少ない方の...全文を見る
○岡田国務大臣 今回、五%引き上げ分については、全額を社会保障財源とするということは何度も申し上げているとおりでございます。  法律の条文上もそのことを明確にするということにしておりまして、先般閣議決定した法案におきましては、消費税法第一条第二項に、消費税の収入については、地方...全文を見る
○岡田国務大臣 これは見方はいろいろあるというふうに思います。所得税などは、やはり所得がふえておりませんので、結果として税収がふえていないということもあるかと思います。そして、間接税の割合が高まってきていることも事実であります。  ただ、社会保障ということでいえば、やはり私は消...全文を見る
○岡田国務大臣 これだけグローバル化した世界ですから、経済がグローバル化しておりますので、日本といえどもそれは例外ではないと思います。  特に法人税につきましては、やはり法人税収が周りの国々と比べて高いということは、日本に対する投資も期待できないし、あるいは逆に、日本から海外に...全文を見る
○岡田国務大臣 当時の私の質問は、新進党の、消費税の引き上げに対して非常に批判的な、そういう党の考え方に沿って質問をしております。  そのことに加えて、私はこのとき九兆円の負担増ということを申し上げているんですが、消費税の引き上げだけではなくて、減税をやめたり、一挙に九兆円負担...全文を見る
○岡田国務大臣 このときの経済状況と今とどちらが悪いかといえば、私は、このときの、平成十年の方がより深刻であったというふうに思います。山一証券初め金融機関が次々と破綻をしていく、不良債権の問題が足を引っ張って、ある意味でクレジットクランチといいますか、お金が回らなくなっている、そ...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、消費税を引き上げるということについて、確かに所得の少ない方に逆進的に負担がかかるということは事実であります。それを和らげるために、基本的には三つのことがあると思います。  一つは、そもそも論ですが、これは消費税を引き上げて何に使うか、社会保障に使うというこ...全文を見る
○岡田国務大臣 基本的には、先ほど申し上げたインボイス方式の導入ということが前提になるときに、それに対してなかなか合意が得られないということは一つあると思います。  もう一つは、客観的に決めるとはいえ、何に軽減税率を適用し、何に適用しないかということ自身が、非常に大きな権限とい...全文を見る
○岡田国務大臣 今、党の中でもそうですが、住宅とかそういう非常に金額の張るものについて何らかの対策が必要ではないかと、これは別に軽減税率ということではないんですが、そういう議論はなされているところでございます。  非常に難しいのは、例外を設ければ設けるほど税収がその分減ってしま...全文を見る
○岡田国務大臣 難病を初め、弱い立場にある方々に十分な配慮が必要だという小林委員の御指摘は、そのとおりだというふうに思います。  我々も、この消費税、五%上げて、四%は実は今の制度を維持していくために必要なもので、一%しか新しいことには使えない。逆に言うと、それだけ財政は逼迫し...全文を見る
○岡田国務大臣 委員御指摘のように、貧困率がOECD諸国の中でもかなり高い状況、特に、親が一人、そして子供がいる、そういう家庭の貧困率はOECD諸国の中で一番高いということで、そこは非常に深刻な状況であることは私もよく認識をしております。そういったことを早く方向を変えなければいけ...全文を見る
○岡田国務大臣 基本的には変わっておりません。そして、その中にあります、やはり消費中心の内需、そこで経済成長していくという基本的考え方、非常に重要だと思っております。  ただ、そのためには、やはり将来に対する安心感というものがなければならない。今、もちろん、委員御指摘のように、...全文を見る
○岡田国務大臣 もちろん、個人の所得が上がるような政策、成長戦略というふうに一言で言えるかもしれませんが、これが並行してなされなければ、単に増税だけで物事が賄われるわけではないというのは御指摘のとおりだと思います。  ただ、一方で、今委員は、二〇一〇年度と一六年度を比べて、消費...全文を見る
○岡田国務大臣 特に、若い方々が働く意欲を持ちながら働く場が持ち得ないということは、これは極めて残念なことですし、政治として何とかしなければいけないことだというふうに思います。  例えば、介護とかあるいは医療も含めて、いろいろな福祉の現場では人が足らないという部分もございます。...全文を見る
○岡田国務大臣 この欧州二〇二〇、そしてドイツの改革計画二〇一一の目標は、私もかなり共感を持って今見ておりました。目指す方向は同じだなという感じはいたします。  ただ、いろいろな数字といいますと、何となくマニフェストを思い出して、余り数字ばかり先行するのもどうかというふうには思...全文を見る
○岡田国務大臣 恐らく、考えているところは余り変わらないと思うんですが、やはり社会保障制度というと、生活の安定ということがまずあるのではないかと思います。  所得再配分というのは、社会保障制度の一つの重要な中身ではありますが、もう少し大きく捉えると、生活を安定させるためというこ...全文を見る
○岡田国務大臣 特に欧州諸国では、消費税率は、あるいはそれにかわる付加価値税率は非常に高い、そして、そのことによって社会保障の財源を賄ってきているというふうに私は基本的に考えております。  消費税は、確かに、所得の少ない方にとって逆進的な部分があります。しかし、先ほど来申し上げ...全文を見る
○岡田国務大臣 かなり明確にお答えしたつもりですが。  ですから、税だけ見ているのではなくて、その税が社会保障に使われるということで、歳入歳出、セットでお考えいただきたいというふうに思います。  社会保障というのはそういう再配分機能がありますので、消費税を増税してその税収を社...全文を見る
○岡田国務大臣 例えばこれを所得税で賄うということになりますと、今の所得税収から見ると、かなりの増税が必要になります。つまり、それは、税率を上げるというだけではなくて、今所得税のかかっていない方々に対しても所得税を課税するということでもしない限り、これだけの、五%分の税収というの...全文を見る
○岡田国務大臣 例えば、委員の御指摘のように、所得税でこれを賄うということになりますと、消費税五%相当分というのは大体十四兆弱ということになりますが、現在の所得税収というのは大体その程度であります。ですから、同じだけの税額を取ろうとすれば、所得税を倍増しなければいけない。倍増する...全文を見る
○岡田国務大臣 今の財政の現状は、今回五%上げたからといって、それで全て賄えるわけではないという厳しい状況にあります。ですから、将来的に一〇%に消費税がなった上で、それでも足らざる社会保障の経費あるいはプライマリー赤字の部分をどういう形で賄うかというのは、次の議論だと思います。 ...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、委員最初に御指摘の世代間格差という視点は非常に重要だと思いますが、高齢世代というのは基本的に所得が二極分化している、ある程度資産をお持ちで年金以外にも収入のある方と、それから、国民年金だけ、あるいはそれも、満額ない、そういう二つに分化しているということであり...全文を見る
○岡田国務大臣 もう一つ言い忘れていたんですが、さっき委員は、所得税ということを言われました、消費税ではなくてですね。しかし、所得ということになると、高齢者の方は、資産は持っていても、所得ということでは余りないかもしれない、そういう方も多いわけであります。しかし、資産はありますか...全文を見る
○岡田国務大臣 一言で言えば、社会保険制度というのは共助を体現するものだというふうに思います。みずからやる自助、それから、税金などでやる生活保護などの公助、その中間に属するものというふうに考えております。
○岡田国務大臣 基本的には、社会保険料というのは対象が限られている、税は一定の同じルールの中で課される。社会保険というのは、一定の保険者というのがありますから、そこで完結している、そういうふうに一般的には言えると思います。  しかし、現実には、この制度の境はかなり曖昧で、自分た...全文を見る
○岡田国務大臣 これは大きな議論ですので、私は、こういった問題は国会の場でしっかりと議論がなされるべきだというふうに思います。  やはり、社会保険というのは、社会保険をある程度貫いていく中で、いろいろな効率化とか、そういうことも期待できる、自己努力ということも期待できるわけであ...全文を見る
05月08日第180回国会 衆議院 本会議 第18号
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○国務大臣(岡田克也君) まず、貧困削減に向けた数値目標についてお尋ねがありました。  民主党政権では、ハローワークによるフリーターの正社員化への支援や求職者支援制度の創設などの非正規雇用や貧困、格差対策の充実を行ってまいりました。また、民主党政権になってから厚生労働省で相対的...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 被用者年金一元化法案に関して、三点、お尋ねがございました。  まず第一に、新しい年金制度との整合性についてです。  民主党の主張する新しい年金制度をいつから施行するかについては、新制度の設計に関する議論の中で総合的に検討することになるものと考えており...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、年金財源についてお尋ねがありました。  現在の基礎年金は、現役時代に拠出した保険料の実績に応じて年金額が決まる、社会保険方式の仕組みとなっております。ただし、基礎年金の半分は税金で賄われており、財源面で見ると、社会保険方式と税金との組み合わせにな...全文を見る
05月10日第180回国会 衆議院 本会議 第19号
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○国務大臣(岡田克也君) 幼児教育、保育の質の向上のための恒久財源についての御質問がございました。  御指摘のように、子ども・子育て新システムによる幼児教育、保育の量と質の充実のため、今回の税制抜本改革による財源で、〇・七兆円程度を確保することとしております。うち、量の拡充で〇...全文を見る
05月17日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第3号
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○岡田国務大臣 今、前原政調会長御指摘のとおりであります。  五%は全額社会保障のために充てる。一%は機能の充実、四%は現在の社会保障制度を基本に持続可能のためにやるということでございます。
○岡田国務大臣 実は今、総理の御答弁、そして細川委員の御発言の中に尽きているわけでございます。  今まで、日本の社会保障制度、年金、医療、介護、総理も御発言になりましたように、それぞれ非常にしっかりとした制度だったというふうに思います。いろいろな問題はあるにしろ、その骨格という...全文を見る
05月21日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第4号
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○岡田国務大臣 まず、この消費税の問題は、実は、五月に小沢代表が退任して、私が鳩山さんと代表選を戦ったときの大きな争点だったわけです。当時、鳩山さんは、消費税の引き上げの議論すらすべきではない。私は、それはない、やはりきちんと議論すべきだ。これが一つの大きな争点でありました。した...全文を見る
○岡田国務大臣 私、実は、これをよく覚えております。非常に悩んだ設問でした。  つまり、消費税引き上げ、賛成か反対かという質問であれば、任期中には上げないということで、それは反対というふうに書いたわけですけれども、ここは、決めることにと書いてありますので、なかなかつらいところ。...全文を見る
○岡田国務大臣 ここで世代間それから世代内ということを申し上げているわけですが、世代内でいえば、この法案は消費税だけではなくて税制全体に対する法案でございます。最高税率、所得税、相続税についても引き上げるということにしております。つまり、高齢者の中にも所得の多い方はいらっしゃる、...全文を見る
○岡田国務大臣 もう一つの話は、人口構成が変化して、世代間の公平化というものを図らなければいけないということであります。  持続可能な制度にすることによって、今、若い世代が、払った保険料に対応した給付が受けられないんじゃないか、そういう不安感も高まっているところですが、制度を持...全文を見る
○岡田国務大臣 社会保障制度が持続可能であるためには、先ほどの伊吹先生のお話ではありませんが、借金をして社会保障をやるのではなくて、きちんとそのときの税及び保険料によって社会保障制度が成り立つ状況をつくり出さなければいけない、こういうことであります。  したがって、今回それで全...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、今委員御指摘の数字ですけれども、私どもがお出ししたものを基本に御議論いただいているわけでございます。  ただ、ここで二つのことをやはりきちんと分けて議論すべきだと思います。つまり、少子高齢化が進むことによって、これから、先ほど、平成二十三年度と三十七年度の...全文を見る
○岡田国務大臣 委員いろいろおっしゃいましたので、少し発言させていただきたいと思います。  まず、私は、自助がまずあるべきだということは、それはそのとおりであって、そこに大きな意見の違いはないというふうに思います。  ただ、それだけではなかなかやっていけなくなっていることも事...全文を見る
○岡田国務大臣 今、加藤委員の言われる問題意識というのは、私もかなり共有する部分はございます。  そういう問題があることは十分に踏まえた上で、しかし他方で、いま一つは、自営業者は定年がない、こういうふうに言われましたが、実際に国民年金の加入者の中での自営業者の割合というのは今二...全文を見る
○岡田国務大臣 これは、今の年金制度を大きく変えるという提案は、我々の提案は一つですけれども、別に我々だけではないんですね。例えば、主要な新聞社などもそういったものを提案している。もちろん、その中には今の改善に重点を置いたものもありますが、そうではないものもあるわけで、やはり、そ...全文を見る
○岡田国務大臣 私も、できたもの、できないものがあるということであります。  ただ、やはり、今までのしがらみにとらわれずに思い切ってできたものとして、例えば、これは恐らく各党で議論は分かれると思いますが、公共事業費を大幅に削減したこと。これは自民党から見るとけしからぬというお話...全文を見る
○岡田国務大臣 これは考え方が二つに分かれるところだと思います。  委員のおっしゃるように、一つの年金制度の中で、基本的に、既に保険料を払った方について、流用するといいますか、それを使うのはおかしいという見方もある。  しかし、これは完全な保険原理ではなくて、税金が入っている...全文を見る
○岡田国務大臣 妥当だと思っております。  それは、これだけいろいろな意味で少子高齢化が進む中で、同じ世代の中でも公平ということは大事なことで、やはり、同じ高齢者の中でもそれだけ余裕のある方には御負担いただくという考え方の中で、しかし、確かに、払った保険料についてそれを流用する...全文を見る
○岡田国務大臣 見解の差が今あるわけではございません。  中間的に取りまとめた政府の案は、これは一定の方向性について、三つの方向性を示したもので、まだ途中であります。したがって、これから党ともよく意見交換をしながら最終的なものをつくり上げていきたいというふうに考えております。今...全文を見る
05月22日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第5号
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○岡田国務大臣 まず、先ほどの、なぜ二〇一四年からかということについて一言申し上げさせていただきたいと思います。  これは委員もよく御存じのように、やはり、消費税を上げるというときに、それなりの準備というのが必要です。まず、中小企業の皆さん初め周知徹底しないと。やはり、こういう...全文を見る
○岡田国務大臣 もちろん、この問題は厚生労働省がまず前面に立ってやることですので、私自身がこの問題で知事クラスの皆さんと議論したことはありません。  しかし、今、厚労大臣は会ったというふうに言っておられるにもかかわらず、委員は何の努力もしておられないと言うのは、私はちょっと違う...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、法案をことし出さない理由ですけれども、前々から申し上げておりますように、これはやはり、問題として、所得の少ない層で十分な年金が受け取れない、あるいはそもそも加入していないという、そういう国民年金の厳しい状況があることは事実で、そこに対してどういう手当てを政策...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、私が説明をさせていただきます。  先ほど申し上げましたように、今の制度のままでもやがて年金について足らなくなるんです。それを消費税で補うということであれば、同じように何%かは上げなきゃいけないわけで、私は、余りこういう議論をしていることは必ずしも生産的では...全文を見る
○岡田国務大臣 まず一つは、そういう内閣の人事は総理が行うもので、こういう委員会でそういうことまで取り上げられるというのは私はよくわからないわけであります。  そういうことを申し上げた上で、私の方で少し説明をさせていただきます。私のお名前を言われたわけですから、申し上げたいと思...全文を見る
○岡田国務大臣 私は当時幹事長としてこの中間検証をまとめましたので、御説明させていただきます。  その前に、先ほど総理の言われたことですが、やはり見通しの甘さがあったということは検証の中でもはっきりと認めて、そして、マニフェストに多くの政策を盛り込み過ぎたり、実現に至る困難さを...全文を見る
○岡田国務大臣 マニフェストの中間検証に書いたものと先般私のところで財源確保の状況ということで発表させていただいたものの間に、若干数字の違いがございます。その数字の違いは、主として、特会からの、財投特会の積立金とか外為特会の剰余金というところのカウントをするかしないかという違いで...全文を見る
○岡田国務大臣 今委員の御指摘ですが、マニフェストも、そういう埋蔵金、一時的なお金も入れて十六・八兆ということでございます。  ここにマニフェストのコピーを持ってきておりますが、十六・八兆のうちの五兆円、埋蔵金の活用が四・三兆、それから政府資産の計画的売却が〇・七兆、合計五兆円...全文を見る
○岡田国務大臣 ほぼ同じことなんですが、社会保障のところ、つまり、委員は非常に良心的に国債費とか税収減をきちんとカウントしていただいて、そこは本当にありがとうございます。  その上で、これは二〇〇一年から二〇〇八年までのこの間の、例えば中央値である二〇〇四、二〇〇五年から、二〇...全文を見る
○岡田国務大臣 その前にちょっと、行革の話ですが、これは委員御指摘のように、まだまだやらなきゃいけないというふうに思っております。私、責任者ですけれども、少し乱暴と言われてもいいから思い切ってやっていこうというふうに思っております。  ただし、独法については、実は一般会計から独...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、年金制度破綻というのは、私もそれに近いことをかつて申し上げたことがございます。それは大変申しわけないことだというふうに思っております。やや言葉が過ぎたことは間違いありません。  我々の主張は、今の国民年金なら国民年金というのは、確かにこれは持続可能であると...全文を見る
○岡田国務大臣 今まで社会保障制度の改革に真剣に取り組んでこられた古屋さんだからこそ、いろいろな今までのことでお怒りはよくわかります。  私は、社会保障制度について、二つの立場がこの国会にも、そして各議員の中にもあるんだと思うんですね。今おっしゃったように、対立の歴史というのは...全文を見る
○岡田国務大臣 具体案は、今、党の中で検討しているところでございます。  この委員会にという委員の御指摘ですが、ここは政府とそして各委員の議論の場でありますので、そういった年金についての協議の場をおつくりいただいて、そこで私どもの考え方も出させていただき、そして、御党の考え方も...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほど小宮山大臣がお答えしましたように、今党の中で精力的に議論しておりますので、その結果を見てお示しをさせていただきたいというふうに思っております。
○岡田国務大臣 坂口先生のこのお話は、各党間で協議をするということを前提にしての議論でございます。したがって、各党間で協議をして、そして成案が得られれば、別に民主党の案にこだわる必要はないというふうに考えております。
○岡田国務大臣 論理的には、委員のおっしゃることもわかります。  しかし、年金の抜本改革が、我々これを主張しているわけですけれども、各党間で合意され成立するということは、それは結局、御党を含め野党の皆さんが理解していただき、お互い折り合いをつけなければできないわけです。したがっ...全文を見る
○岡田国務大臣 委員の前提は、今まさしく赤字国債で社会保障を賄っている、それを前提にして変えずにということで言われていると思います。そういった、いつまでも赤字国債で社会保障費を賄うということは続けられませんので、その部分の置きかわりというものもある。それから、自然増でふえていく、...全文を見る
○岡田国務大臣 もう既に今でもというか、増税をした後でも、社会保障四経費というのは消費税収を上回っておりますので、そういう中で、委員の御主張は、ですから、現在の赤字国債をずっと出し続けろということであれば、それは論理的につじつまが合いますが、そういうことではないと思います。
○岡田国務大臣 委員今言われた、米軍思いやり予算とか無駄な公共事業の財源になるんじゃないか。公共事業予算をどう組むか、あるいは思いやり予算をどう組むかというのは、それはそれでそのときの政府の判断ですが、ここで七兆円あるからその部分をふやす、そういう発想に立つわけではございません。
○岡田国務大臣 議論の根本的な立て方が多分違うと思うんですが、例えば年金の減額、これは、物価が下がった分下がっていない、それを下げるということです。  もしこれをやらなければ何が起こるかといえば、将来世代の年金のやりくりがつかなくなるということです。  ですから、今はそれでい...全文を見る
○岡田国務大臣 確かに、高齢者世帯の状況は非常に厳しいというのは、委員の御指摘もよくわかります。  ただ、一方で、少子高齢化が進んでいく中で、我々は今まで国債に頼って、借金に頼っていろいろなことをやってきた。そういったことはいつまでも続かない中で、やはり少子高齢化の負担というも...全文を見る
○岡田国務大臣 これは、ですから、借金でやっている、それが、先ほど来の議論で消費税というものに置きかわるということになれば、いつまでも借金を続けられないということが将来の不安になって現在の消費に影響を及ぼしているということがございますので、将来的な見通しがつくということは、私は、...全文を見る
○岡田国務大臣 委員御指摘のように、もちろん経済的な状況というのは十分見きわめながら考えていかなくてはならない、そういったことは我々も法案の中にもそういう考え方を盛り込んでいるところであります。  他方で、やはり、今の時代だけではなくて将来世代に対しても考えていかなくてはならな...全文を見る
○岡田国務大臣 委員の御指摘もわからないわけではありません。  小泉政権の後期に、確かに、輸出が好調で企業も収益を上げるにもかかわらずなかなか賃金が上がらないとか、そういう議論を国会でも盛んにしていたことを思い出します。  逆に考えますと、私はあのときに、やはり消費税を上げる...全文を見る
○岡田国務大臣 これは、委員、すき間と言われましたが、すき間と言うには余りにも大きな額でございます。  二つ、今おっしゃった四経費を消費税で賄い切れていないという問題と、もう一つは、プライマリー赤字を黒字化するためにはまだ足らないという話と、二つあるわけですけれども、いずれにし...全文を見る
○岡田国務大臣 今、内山委員、いろいろと列挙されました。もちろん、被災地の状況は非常に厳しい、そういった対策を全力を挙げてやらなきゃいけない、それは今総理の言われたとおりであります。  ただ、今内山委員が列挙されたことを全部やらなければ社会保障・税一体改革をやらないということで...全文を見る
○岡田国務大臣 これは総合判断なんです。ですから、条件にはしておりません。しかし、全体の状況を見て、まさしくそれはそのときのリーダーの本当に重要な政治判断、総合的に判断して、最終的に決めるということだと思います。  それから、先ほど橋本政権のことを言われましたけれども、先ほど江...全文を見る
05月23日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第6号
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○岡田国務大臣 まず、委員御指摘の厚生年金の範囲の拡大でありますが、もともと我々は、働き方に中立な、そして基本的に一つの年金制度ということを申し上げてきたわけでございます。  今、例えばパートで働いておられる方で三十時間以下の方というのは、多くは国民年金に加入しておられるという...全文を見る
○岡田国務大臣 私は、政府の中でこの問題の責任者でございます。  委員御指摘のような問題が、複数税率、軽減税率にはあるということと、それから、加えて、やはり何を対象にするかということで、ここでまたいろいろな議論があり得る。これは、それぞれの国を見ても混乱があるというか、必ずしも...全文を見る
○岡田国務大臣 この歳入庁も、私のもとで検討させているところでございます。中間報告は出ましたが、そのことが一定の結論の方向性を出したものではございません。今、それぞれの論点についてしっかりと議論をしているところでございます。  一つの論点は、やはり国税当局と、それから国民年金の...全文を見る
○岡田国務大臣 私からも階委員に、大変熱心に取り組んでいただき、本当にありがとうございます。  党の時代に調査会長として、特に若手の皆さん、階さんを初めとする若手の皆さんと意見交換をさせていただいたことは、今、私の非常に大きな財産になっております。党と連携をよくして行政改革を力...全文を見る
○岡田国務大臣 国有資産の売却、スリム化は非常に重要なテーマでございます。したがって、工程表をつくって順次やっていくということは非常に重要なことなので、取り組ませていただきたいと考えております。  ただ、その前に、実際どのぐらいの可能性があるのかということについて、ある程度見通...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、AIJは、これは公益法人ではないという、ちょっと範疇が別の話になります。  公益法人というと、財団、社団、こういうことになるわけですけれども、全ての財団、社団に網をかけるというのは必ずしも適切ではないというふうに思います。それぞれの活動の自由というものもあ...全文を見る
○岡田国務大臣 この点については、ある意味では既に対応されておりまして、そういうことについて評価をすべしという通達も出しているところでございます。  ただ、私、考えますと、やはりそもそも公務員における評価というものをどう考えるかという、もう少し大きな問題として議論しなければいけ...全文を見る
○岡田国務大臣 この行政事業レビューというのは、各省が自主的に取り組むということで、私は政権交代の非常に大きな成果であるというふうに思います。そして、その中の公開プロセスについては、これは六月から、各省庁、始めるということになっております。  いずれにしても、若干、まだ国民の中...全文を見る
○岡田国務大臣 今おっしゃったのは、消費税を入れることで社会保障制度が安定化する、そのことによって、将来の消費というもの、将来、安心感が来て、消費がその分ふえる、こういうお話だと思いますが、これは非常に心理的な問題であって、なかなか、数字で計量する、結果を出すというのは、私は余り...全文を見る
○岡田国務大臣 今委員が言われた、この法案からおろしてくださいということの意味がよくわからないんですが、この一体改革の中で、我々、年金についてのさまざまな法案、改革内容を出しているわけですね、二法案を出しているわけです。その中に、恐らく御党と我々で意見の違うものがあると思いますが...全文を見る
○岡田国務大臣 今委員が御指摘になった問題があることは事実であります。  きょう、先ほど馬淵委員の質問に対して、私、それに加えてお答えいたしましたのは、やはり対象が大分異なると。国民年金の加入者の所得層、かなり低い方もたくさん入っている。それと、国税の対象になる所得層というのは...全文を見る
○岡田国務大臣 認定こども園、私も先般、ある認定こども園にお邪魔をして子供たちと遊んで、その後、経営者の皆さんのお話も聞いたわけです。今九百十一ぐらいまでふえてきたということで、非常に有効な試みだというふうに思います。保護者の評価も高い。  ただ、経営者の方がこう言われました。...全文を見る
○岡田国務大臣 実は、この答弁、私も、自分でもやりながら、何と不十分な答弁かというふうに思っておりました。つまり、具体的なことが何も述べられていないわけで。しかし、七千億という新たな財源がプラスされることは事実であります。それにあとプラス三千億ということになるわけですので、ここは...全文を見る
○岡田国務大臣 委員の御心配もよくわかります。ですから、これはまずしっかり検証をする必要があると思います。しかし、それを二年も三年もかけて検証するということではなくて、やはり、この法案を今御提案して、審議していただいているわけですから、まずそこでしっかり御審議いただき、そして、我...全文を見る
○岡田国務大臣 私、行革担当で、今、行革についてのいろいろな構想を練っているところです。その中で、省庁についても見直しを考えているところでございます。  これはそう何年もかける話ではなくて、議論をしているところですが、そういう中で、子ども家庭省、まあ、子供の問題というのは国にと...全文を見る
○岡田国務大臣 今の委員のお話を聞いておりまして、ちょっと腑に落ちないのは、全建総連の例なんですね。  全建総連、例えば、家をつくるというときに、一千万の家をつくる。一千万の契約をしますね。それが、例えば五%上がって五十万円ですね、消費税がその分に上乗せされる。それを払わなかっ...全文を見る
○岡田国務大臣 午前中の審議の中で総理が言われたこと、これは、自民党が出された今後の社会保障に対する我が党の基本的考え方、この中の基本的立場というところで、額に汗して働く人が報われる制度にから始まって、全体で四つのことが書いてあるわけです。このことについて違和感がないというふうに...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、おっしゃるような年金の抜本改革について、我々、党の中で今いろいろ議論しているところでございます。その中には、年金の一元化、つまり、委員御指摘の国民年金と厚生年金、共済年金を一つの制度にするということが含まれております。ただ、現時点では、その議論がまだ煮詰まっ...全文を見る
○岡田国務大臣 委員の御指摘もよくわかります。確かに、若い世代から見たら、払った保険料の何倍も年金を受け取っている方々がいる一方で、自分たちは、払った保険料、それは税金分も含めればもちろんそれ以上にもらえるわけですけれども、何となく不公平という感じがあるということは事実です。 ...全文を見る
○岡田国務大臣 これは、社会保険というものをどう考えるべきかという考え方によると思うんですね。ですから、基本的に社会保険というのは、それぞれ母集団があって、その中で自律的にやるというのが基本的な考え方、今は拠出金とかいろいろなことがあって話がわかりにくくなっておりますが、基本的に...全文を見る
○岡田国務大臣 ここも考え方の問題ですよね。  ですから、先ほど委員が例示で挙げた自賠責、これは別に所得によって差があるわけじゃないと思うんです。たしか定額だったんじゃないかと思うんですね。ただ、どう制度設計するかの問題で、おっしゃるように、所得がある一定以上高い人に頭打ち、上...全文を見る
○岡田国務大臣 ここは考え方としては、確かに、例えば健保組合ではなくて都道府県単位でくくるとか、あるいは全国一つにするとか、いろいろな考え方があると思います。全国一つにすれば、これは社会保険というよりは、もう税と余り差がなくなってくるのかなというふうには思いますが、いろいろな考え...全文を見る
○岡田国務大臣 政府の方も、私が責任者として、関係大臣、そしてそのもとにチームをつくって検討いたしまして、先般、中間報告をいたしました。ただ、まだ結論には至っておりませんので、引き続き、いろいろな論点について議論を行っているというところでございます。  午前中も申し上げましたが...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、行革、今懸命に取り組んでいるところです。そして、これは民主党も必死になってこの政権交代以降進めてきたことで、委員も民主党にかつて属しておられたわけですから、そのことはわかっているはずであります。(豊田委員「それができないから飛び出したんですよ」と呼ぶ)それが...全文を見る
05月24日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第7号
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○岡田国務大臣 今のやりとりを聞いていまして、総理は非常にかたい決意で、党内をまとめて、そして関連法案、七法案を成立させるという思いでございます。  あとは、これは党の中のことでありますので、ぜひ、そこのところは我々に、特に野田総理に任せていただきたい。御心配いただくのは大変あ...全文を見る
○岡田国務大臣 今総理も答弁されましたように、複数税率、あるいは軽減税率については、いろいろ問題もございます。他方で、我々が御提案させていただいている給付つき税額控除、これにも難しい問題がある。  そのことについて、我々は、給付つき税額控除がいいと、これは党の中でも随分長年議論...全文を見る
○岡田国務大臣 独立行政法人改革、非常に重要であるということは委員も十分に御了解いただけることだと思います。ずっとこれは政府の中で議論をし、そして与党とも協議をしながら進めてきたもので、それがようやく整って、五月十一日に閣議決定をいたしました。ぜひ、この法案も成立させたいというふ...全文を見る
○岡田国務大臣 先生からいろいろ御指摘いただきました。  まず、人件費については、既に各党で御了解をいただいて、公務員の人件費の二年間引き下げを決めたところでありますが、それにとどまらず、さらなる深掘りを検討させていただいているところでございます。  既に決めたこととしては、...全文を見る
○岡田国務大臣 今委員御指摘の資料につきましては、政府の中で検討し、誠意を持って対応させていただきたいと思います。  いろいろな御指摘をいただきました。行革についてはもう少し言いたいこともあったんですが、独立行政法人や特別会計の改革も法案として国会に既に出させていただいていると...全文を見る
○岡田国務大臣 若者の今の気持ち、今委員からいろいろ御指摘いただきましたが、私もそう変わるところはございません。  そこで大事なことは二つだと思うんですね。一つは、やはり将来に希望が持てるために、ある程度日本経済が持続的に成長していくということがなければ、いろいろなことの可能性...全文を見る
○岡田国務大臣 これは、私が外務大臣のときにも政府として取り組んできた問題でございます。いろいろな課題があることは事実、しかし、他方で、EUというかフランスを中心に、連帯税についての積極論もございます。日本もそのことについて精力的に関与してまいりました。  その前提としては、や...全文を見る
○岡田国務大臣 政府における作業チームの最終責任者は私でございます。これは、実は党も政府も中間報告で、最終報告ではございません。特に政府の方は、三つの類型などを示しておりますが、現段階での大まかな方向性について議論したということで、なお、その後も議論を続けております。いろいろな具...全文を見る
○岡田国務大臣 この点も非常に重要な論点であります。  ただ、私は、情報を共有するということは、これは可能だと思います。しかし、徴収、納税者からすれば支払いということになりますが、この窓口を一つにするということについては、これはよくよく考えなければいけない問題がある。  つま...全文を見る
○岡田国務大臣 大変いい御指摘をいただいたと思うんですね。  実はきょう行政刷新会議を開いて、今後各省庁で行います事業評価の公開プロセスの、いろいろなことについて議論いたしますが、その中でこのエコカー減税についても議論として取り上げたいというふうに考えておりますし、おっしゃるよ...全文を見る
○岡田国務大臣 職域加算部分について廃止をした後に新たな年金制度を設ける。その具体的内容についてどうするかということは、人事院調査等を踏まえて、今後、官民均衡の観点から検討を進めるということに法案上なっております。
○岡田国務大臣 委員御指摘の有識者会議、これを設けて、専門家十名の皆さんで、今日まで三回議論していただきました。昨日はその三回目で、中間的な議論の整理をいただいたところでございます。  まず、この有識者会議の結論がそのまま政府の結論になるわけではなくて、この結論を参考にしつつ政...全文を見る
○岡田国務大臣 実は、新たな年金制度のあり方については、これからその有識者会議で次回以降御議論いただくことでございますので、余り私がその前にいろいろ言わない方がいいというふうには考えております。  ただ、今まで有識者会議でも確認されたことですが、先ほどのように四百二万六千円の、...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、今委員言われた、年金生活者の方から、消費税が引き上げになると大変だと。私も、全国を今回っておりますと、そういう御質問がよく出ます。そのときにまず申し上げることは、年金は、消費税を五%上げて、その結果、消費者物価が例えば四%上がれば、それにスライドして年金の給...全文を見る
○岡田国務大臣 委員の方から給付つき税額控除の論点を整理していただいて、本当にありがとうございました。そういったことについて議論しなければならないことは御指摘のとおりであります。  ただ同時に、その前に簡易な給付措置というのがありますので、まずこちらを固めた上でそういった議論に...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、世論調査の結果というのは、これは重要でありますので、謙虚に耳を傾けなければならないというふうに思います。  一方で、ある意味、具体的に、この消費増税、これは消費増税だけじゃなくて、社会保障の一体改革ということではありますが、その中の消費増税について聞かれれ...全文を見る
○岡田国務大臣 もちろん経済情勢というのは非常に重要で、そのことを、いざ増税を最終決定するときには見きわめなければならないということだと思います。したがって、我々も、最終的な経済状況を総合判断するということにしているところであります。  しかし、景気の動向というのは日々変わって...全文を見る
○岡田国務大臣 もちろん、ずっと最近の状況を見ますと、この目標を達成することは容易なことではありません。しかし、それを断固やり抜くという決意のもとで、まずは震災、原発事故からの復活に全力を尽くす、そして経済成長、財政健全化を両立するマクロ経済財政運営を実現する、そういった形の中で...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、委員御指摘の新成長戦略に対するフォローアップでありますが、我々の調査の結果でも九八・五%が実施または一部実施済みであります。  ただ、これから年央にまとめます日本再生戦略をより強力で実効性あるものにするためには、あえて厳しい目で見て、単に着手しているとか実...全文を見る
○岡田国務大臣 確かに、同時減税とかそういった具体的な形ではない。それは、やはり財政の状況がそれをなかなか許さない状況にある、時代はそれだけより厳しくなったということはあると思います。  それから、橋本総理のときの九兆円の負担増、私も言いました。あのときに、それが景気の後退を招...全文を見る
○岡田国務大臣 たくさんおっしゃいましたので、それぞれについて申し上げたいわけですが、まず、今言われた独法の公務員OBの問題です。  ここにつきましては、公募で選ぶ、公務員OBポストの後任者を任命する場合には公募を行うということにしております。その結果として、延べ百二十一法人の...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、我々が天下り根絶というふうに申し上げましたのは、マニフェストにも明確に書いてありますが、天下りのあっせんをやめるということでございます。そして、現にそれは行われていないということでございます。  あっせんしないけれども、これは主として民間企業に関するもので...全文を見る
○岡田国務大臣 私は、二〇〇九年選挙のときの幹事長であります。五月に小沢代表がやめられて、鳩山さんと私で代表選挙をやって、鳩山さんが代表になられました。そのもとでの幹事長ということになりました。  選挙までは三カ月ほどしかございませんでしたが、そういう中で、マニフェストについて...全文を見る
○岡田国務大臣 このマニフェストは恒久財源だけではないんです。このコピーしていただいた資料にも書いてありますが、九・一兆は、ある意味では無駄遣いをやめて生み出す、そういったお金でございます。それに加えて、埋蔵金や資産売却によって五兆、それから租税特別措置などを見直して二・七兆とい...全文を見る
○岡田国務大臣 そこで一時的財源を含まずに九・一兆と自分で言っていたことを聞いて、ちょっと安心をいたしました。  この九・一兆の中でできたものは、例えば公共事業、一・三兆と書いてありますが、これはきちんと初年度からできているということであります。  人件費は、御案内のように、...全文を見る
○岡田国務大臣 ちょっと御質問の趣旨がよくわからなかったんですが、人件費は二割削減で一・一兆出すということがマニフェストに書かれたことです。そこについては、約半分は実現できている、しかしまだ半分が残されているということを申し上げたところで。この人件費じゃないところの御指摘ですか。
○岡田国務大臣 マニフェストで書いたときは、これはたしか一割削減ということで、積み上げではございません。
○岡田国務大臣 天下りの定義につきましては、政権交代後に平成二十三年二月の予算委員会で、例えば、自民党の平議員に対して、当時の中野公務員制度改革担当大臣の方から、「府省庁が退職後の職員を企業、団体等に再就職させることをいっていることは、もちろん御存じのとおりでございます。したがっ...全文を見る
○岡田国務大臣 御通告いただいておりましたので、数字をちょっと見てまいりましたが、全体四千二百四十人、再就職しているということでありますが、そのうちの二千百三十九人は独法等への現役出向であります。したがって、これを除く二千百一人というのが再就職者ということになります。  この二...全文を見る
○岡田国務大臣 もしあっせんをしていれば、これは法令違反ですから、そういうことはないというふうに考えております。  ただ、委員も先ほど御指摘されたように、現役公務員も全体に高齢化してしまうということもありますので、今有識者の中で御議論を始めていただいているところですが、やはり早...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、十二兆円が全部なくなるとか、さすがにそこまで言った人はいないんじゃないかと思いますが、かなりそこに無駄があるということは申し上げたと思います。  確かに、独立行政法人や公益法人の中で、きちんと仕事をしていただいているところがほとんどだと思いますが、公益法人...全文を見る
○岡田国務大臣 三千億というのは、独立行政法人の事業費が全体で三・四兆、政権交代前に。独法への支出ですね、一般会計からの。それが、三・四兆が、二十四年度予算では三・一兆になっている。  この中には、被災地で活動している独法、URなども含まれますので、そういうものを込みでも〇・三...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほど言いましたように、十二兆全部が無駄遣いだという言い方は、私はさすがになかったと思うんですね、かなりの無駄があるという言い方はしたかもしれませんが。そして、その中の一・二兆について、これは削減できた。  これはまだ現在、継続中でございます。いろいろな努力を今...全文を見る
○岡田国務大臣 これは昨日もたしか申し上げたと思いますが、国民年金制度の中そのものは、これはきちんと給付が確保できる計算になっているということであります。  ただ、国民年金に本来加入すべき人たちが、多くが無年金者になっているという意味では、本来の国民年金制度の趣旨を果たしていな...全文を見る
○岡田国務大臣 今動いている国民年金制度としては、これはきちんと給付は確保できるということであります。しかし、本来の目的からいうと、決して望ましい状態ではないというふうに思います。  破綻するという言葉はややきついと、きのうもちょっとおわびを申し上げたところであります。
○岡田国務大臣 先ほど申し上げましたように、今の年金制度に加入しておられる方がきちんと給付を受けられるという意味では破綻はしておりません。ただ、本来もっと加入してもらわなければいけない方々が入っていない。  それは、もちろん年金不信という中で入っておられない方もいますが、例えば...全文を見る
○岡田国務大臣 ですから、ここで案を出すというのは、もう既に我々は基本的考え方はまとめたものがあるわけです。細かい具体的な数字をどうするか、もっと言えば、最低保障年金、税を投入する部分のその面積をどうするか、そういう議論は残されておりますけれども、基本的考え方はありますので、御議...全文を見る
○岡田国務大臣 我々、十兆円ということは申し上げておりません。そのことを申し上げた上で、今、中間的な取りまとめをしたところで、これから論点をきちんと一つ一つ吟味をして、最終結論を得たいというふうに考えております。  そういう中で、おっしゃるように、やはり国税庁の税を徴収する力、...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、この試算は、委員もよく御存じのように、民主党の年金制度の抜本改革調査会の一部役員の研究用として行われたものでございます。私は当時幹事長をしておりましたが、そういう存在すら知らされておりませんでした。そういう性格のものでございます。  ただ、御質問にお答えす...全文を見る
○岡田国務大臣 別の数字を置くとすれば、それはそれなりに根拠のあるものが必要になります。これは、先ほど申し上げたように、当時の与党案と比較するために同じ数字を使って計算してみたということであります。  現にメディアは、百年安心プランと比べて、例えば年金の額が多いとか少ないとか、...全文を見る
○岡田国務大臣 なかなか御理解いただけないのは残念ですが、やはり比較しないと議論できないわけですよ。そのために同じ前提で計算しただけで、その前提が、必ずしもこれが正しいとか、これでなければいけないとは全く言っていないわけです。  違う前提を置いて、百年安心プランと我々の抜本改革...全文を見る
○岡田国務大臣 これは党の方で御議論いただいているところですから、私からこれ以上のことは申し上げられません。  しかし、最終的に出すときには、やはり前提条件の置き方、その妥当性というものも吟味した上で数字は出すことになるというふうに思います。
○岡田国務大臣 これは、党の中でそういったことも含めていろいろ議論がなされているものだというふうに思っております。  ただ、これはあくまでも試算でありますから、この試算を発表したときにも党の方から申し上げたと思いますが、当時の与党の方も、マクロ経済スライドというものを入れて制度...全文を見る
○岡田国務大臣 この試算は、先ほど言いましたように、いろいろな前提を置いて、試みの計算でございます。私も詳細を承知しているわけではございません。その〇・二%アップで済むというのはどこか具体的に書いてありますか、私はちょっと記憶にないんですけれども。
05月25日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第8号
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○岡田国務大臣 今、委員御指摘のように、政権交代後、国民の生活が第一という基本理念のもとで社会保障の充実に取り組んできたところでございます。特に、子ども・子育て支援強化など、人生前半の社会保障の充実に努めてきたところです。  具体的に申し上げますと、まず、新たな児童手当制度の構...全文を見る
○岡田国務大臣 政権交代後、我々はさまざまな取り組みをしてまいりました。  行革も、まだまだやるべきことはあると思いますが、しかし、例えばこれから公開プロセスが始まります行政事業レビューなど、ある意味では革命的な、今まででは考えられなかったことを各省庁がみずからやるということ。...全文を見る
○岡田国務大臣 私は基本的には同じ感覚であります。もちろん、何が中というのか、それはなかなか定義は難しいわけですが、北欧諸国のような高福祉・高負担ではないし、アメリカのような、低福祉と言い切っていいかどうかは別にして、より民間に委ねる、例えば医療の皆保険すらない、そういう意味での...全文を見る
○岡田国務大臣 この場で総理からも、あるいは私からも申し上げておりますように、経済成長とそれから今回の社会保障・税一体改革というものは車の両輪としてやっていかなければいけない。消費税の増税を中心とする歳入増だけではいけないので、やはり経済成長を果たす中で税収増も図っていかなきゃい...全文を見る
○岡田国務大臣 私の方からは、まず、委員が御指摘の被用者年金の一元化、どうして前回できなかったかと。  それは私も、委員のおっしゃることは大部分合意をいたします。やはりあのときに、できることだけでも先にやっておくべきであったというふうに今思っております。  一元化の全体のスケ...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほど言いましたように、有識者会議を開いて、これも議論をこれからスタートいたします。そんなに時間がかかるものではないと思いますが、その結果も踏まえないと、議論をしていただく前に余り先取りして言うべきではないと思います。  ただ、さっき言いましたように四百万の差が...全文を見る
○岡田国務大臣 委員の御指摘はよくわかります。ただ、公平かどうかというのは、四百万の差をきちんと是正することが公平だということなので、そこはちょっと誤解なきように、年金に税金を入れたらその分プラスアルファではなくて、その分退職金が減るわけですから、そこの構造だけは理解していただい...全文を見る
○岡田国務大臣 最低保障年金を満額もらうためには、それはずっと四十年間入らなければいけないということであって、あとは、入った期間に応じて減額されていくということで、七万円を一円でも欠けたら最低保障年金と呼ぶか呼ばないか、それは定義の問題ですけれども、それは、入って払った期間によっ...全文を見る
○岡田国務大臣 基本的にはそういうことです。  ただ、所得が少ないことによって保険料が減免される、加入はきちんとしているけれども減免されるとか、あるいは、場合によったら免除されるということも、それはあると思います。ちゃんと四十年間入っていただくことが前提ですね。
○岡田国務大臣 その辺の制度設計をこれから議論しなきゃいけませんが、例えば国民年金でも、当然、所得が少ない方にはそういう措置はある。そういうところは、なければゼロか満額かということではないと思うんですね。しかし、具体的な制度設計は党でしておりますので、それ以上のことは余り私が申し...全文を見る
○岡田国務大臣 そういう議論もあると思います。ですから、ちょっと私も言葉が過ぎたかもしれませんが、具体的には党の中で今、さまざまな可能性について議論しているというふうに御理解いただきたいと思います。
○岡田国務大臣 どこかの段階で政府と党で調整しなければいけないというふうには思っています。  ただ、今、党で非常に熱心に御議論いただいているというふうに聞いておりますので、やはり、ある程度そこであらあら案をまとめていただいた上で、政府と調整をして、そして各党と調整をさせていただ...全文を見る
○岡田国務大臣 今回の社会保障・税一体改革の中身からはこれは除いてあるわけです。ですから、この法案の審議とは別途議論するということだと私は思っております。  いずれにしろ、党の状況をよく踏まえてやらないといけませんので、私、ここで余り勝手に申し上げるといけないというふうに思って...全文を見る
○岡田国務大臣 前回の法制局長官の答弁、私もあの後確認をいたしました。正確には長官に改めて答弁させた方がいいと思いますけれども、長官が答えましたのは、市町村がみずからやっているそういった保育園について何かあれば、これは国賠法の対象になる、これは当たり前だと思うんですね。しかし、市...全文を見る
05月28日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第9号
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○岡田国務大臣 委員御指摘のように、子供の立場に立ったときに、幼稚園、文科省、そして保育所、厚生労働省、こういうことではなくて、かなり機能も共通するところもある。それぞれのいいところをとって一本にまとめていかなければいけないという基本的考え方が必要だと思います。そして、まさしくそ...全文を見る
○岡田国務大臣 今回の子ども・子育て新システム、その中で、国民から見てわかりやすい一元的な制度にするために、責任の明確化、それから体制の整備、窓口の一本化が必要であるというふうに考えております。  このため、内閣府に、子ども家庭省の基盤となる、一定の独立性を有した特別の機関とし...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、全体で一兆、そのうち、今回の消費税引き上げに伴う、内容の充実の一%分の重要な中身が七千億の子ども・子育て支援ということであります。  七千億の中の概略四千億につきましては量的拡充のため、そして三千億については質的な充実のためというふうに考えております。 ...全文を見る
○岡田国務大臣 五年間の経過措置があるということは、先ほど小宮山大臣から御説明したところであります。やはりその間に、資格は一本化するという方向で政府の中で検討すべきであるというふうに考えております。
○岡田国務大臣 今、小宮山大臣が答弁されたとおりでございます。  御指摘の次世代育成支援対策推進法は二十六年度までの時限立法でありますが、二十七年度以降、その考え方もしっかりと踏まえながら、どういう対応をするか検討していくべきことだというふうに考えております。
○岡田国務大臣 突然の御質問でございました。  少なくとも私は承知をしておりません。
○岡田国務大臣 私に対する御質問であれば、私はそういうことはしておりません。
○岡田国務大臣 私はその記事も読んでおりませんので、岐阜県警というふうにおっしゃいましたけれども、前田大臣にかかわるものなのか、あるいは、我が党の議員が同時に名前も挙がっておりますので、そちらの方なのかということも含めて、ちょっと承知をしておりませんので、今の段階でコメントはでき...全文を見る
○岡田国務大臣 捜査に着手という報道ですが、まだ私、その事実も確認しておりませんので、今、具体的なことを申し上げるのは控えたいと思います。
○岡田国務大臣 私の所掌の中で、そういった立場には必ずしもございませんので、これ以上のことは申し上げることは控えたいと思います。
○岡田国務大臣 事実関係というのは、捜査に着手したかどうかの事実関係という意味でございますか。
○岡田国務大臣 捜査に着手ということの法的な意味がどういうことなのか、そこをはっきりさせないと、私、答弁することはできないというふうに考えております。
○岡田国務大臣 ですから、捜査に着手という報道ですが、まず、報道に対して、一々政府がそれに対して確認するということもいかがかと思いますが、捜査に着手ということが法的に何か意味のあることなのかどうかということをはっきりいたしませんと、単なる事実行為として報道しているのかもしれません...全文を見る
○岡田国務大臣 参議院において問責が可決されたということは、それは非常に重いことだと思っております。しかし、そのことと二大臣が辞任しなければならないということは、必ずしも結びつかないというふうに考えております。
○岡田国務大臣 なかなか法案の審議が進んでいないことは非常に残念なことで、ぜひ審議を進めていただきたい。これはお互い、与野党、努力しなければいけないことだと思います。
05月29日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第10号
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○岡田国務大臣 まさしく社会保障・税一体改革ということで、社会保障制度の安定、そして同時に、その裏打ちとなる財政をしっかりと確保するということだと思います。
○岡田国務大臣 今回の社会保障・税一体改革の中で、改革という意味は効率化という意味でおっしゃっているのかもしれませんが、例えば、ずっと実現いたしませんでした年金の物価スライドの問題。本来物価が下がれば年金は下げるべき、にもかかわらずそれを実施してこなかった、そのことについて、きち...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、委員の今の年金の話ですが、マクロ経済スライドの話ではこれはないんです。物価が下がれば年金は下げる、このこと自身も実現できていなかったということを申し上げているわけで、マクロ経済スライド以前の問題として申し上げたわけでございます。やはりきちっとやるべきことはや...全文を見る
○岡田国務大臣 もう少し具体的に言っていただければと思いますけれども、制度間というのは、年金の話ですか、それとも医療の話ですか、介護の話ですか。
○岡田国務大臣 非常に抽象的な言い方ですが、例えば年金について言えば、制度間というべきかどうかは別として、やはり国民年金に本来加入すべきであるにもかかわらず加入しておられない方がいる、結局無年金者ということで、最終的には生活保護ということになりかねない。  こういう問題はやはり...全文を見る
○岡田国務大臣 我々としては、最低保障年金をぜひやりたいというふうに考えております。もちろん、自民党の御意見がそれに対して撤回を言っておられるということは承知をしておりますが、ぜひここは議論させていただきたいというふうに思います。  先ほど申し上げました、国民年金に本来加入すべ...全文を見る
○岡田国務大臣 できる、できないというのは、どのぐらいの負担になるかということだと思いますが、そういう制度設計は、今、党の方でいろいろ試算をしてもらっているところであります。そういったものを受けて検討していかなければいけないと思っております。
○岡田国務大臣 最低保障年金の話が現在の国民年金の未納率あるいは未加入ということにどういうふうに影響したかと言うことは、定量的にはなかなか難しいことだと思います。
○岡田国務大臣 今のこの時代の変化、特に、所得が分化しているというか、非常に所得の少ない方がふえている中で、そもそも国民年金に加入すること自身を避ける、そういった傾向がより強くなっていることは事実だと思います。
○岡田国務大臣 まず、最初に言われたことですが、おっしゃるようなことがあったかもしれません。そのことは私も率直に認めるわけであります。  ただ、やはり年金不信の最大は、未納の問題なんですね。そしてもう一つは、払ったにもかかわらず、それがきちんと実際に記載されていなかったという問...全文を見る
○岡田国務大臣 我々の制度設計の基本というのは、最低保障年金と所得比例年金の組み合わせであります。  保険料というのは所得に比例して払っていただくということで、所得がゼロの人は保険料は基本的にはゼロ、所得の多寡に応じて保険料をお払いいただく。そして、それによって所得比例年金を受...全文を見る
○岡田国務大臣 今いろいろ試算をしているところですが、少なくとも最低保障年金として七万円ということは申し上げているところであります。
○岡田国務大臣 ちょっと質問の趣旨がよくわからないんですが、七万円から半分上がるとか四分の一上がるというのは、どういうことなんでしょうか。質問の御趣旨がよくわからないんです。
○岡田国務大臣 まず、我々の制度の基本的考え方を御理解いただきたいと思いますが、先ほど申し上げましたように、所得に応じて保険料を支払う、そのことによって所得比例年金を受ける。しかし、それが一定額に達しない、そういう方々に対しては、それに加えて最低保障年金を支払う、こういう考え方で...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、全く払わなかったということの意味ですが、所得がないことによって、制度には加入しているけれども結果的に保険料を払わないときがあった、生涯所得がゼロという方はまず考えにくいものですから、所得がなかったときには保険料はゼロになるわけで、そういうことが中ではあったと...全文を見る
○岡田国務大臣 そういうことが起こり得るということは承知をしております。  ただ、いずれにしても、今回の最低保障機能の強化の話と、年金を抜本改革した上での最低保障年金の話というのは違う話ですので、そこはぜひ御理解いただきたいと思います。
○岡田国務大臣 ここは選択肢としては、給付つき税額控除と、それから軽減税率、複数税率といいますか、この二つの選択肢があるということで、我々、民主党の時代には、この問題は随分議論をしてまいりました。さまざまなことを比較した結果、給付つき税額控除がベターである、そういう判断をしたとこ...全文を見る
○岡田国務大臣 これは各党の国対間での話し合いの結果ですから、私がそれをお答えする立場にはないんじゃないでしょうか。むしろ国対にお聞きになられたらいかがでしょうか、自民党の。
○岡田国務大臣 全体、法案の数が余り多くなり過ぎると委員会での審議に非常に時間もかかるということで、そういうこともあって今の結果になったというふうに聞いておりますが、いずれにしろ、これは各党間での話し合いの結果ですから、勝手に政府が決めたことではございません。
○岡田国務大臣 できれば、それはこの委員会でやっていただくことも一案だったかもしれませんが、これは国対間で決まったことでありますので、私がここで何か言う立場にはございません。
○岡田国務大臣 社会保障全体ができないわけではありません、今もやっているわけですから。ただ、給付つき税額控除を実施するに当たって、やはりマイナンバーというのは必要だというふうに考えております。
○岡田国務大臣 ですから、給付つき税額控除を導入する前には、一時的な給付措置ということで対応するということにしているわけであります。
○岡田国務大臣 今の御質問は、給付つき税額控除を入れる際の話をしておられるんですか、それともその前の話をしておられるんですか。ちょっと理解できなかったものですから。
○岡田国務大臣 より正確を期していくということは公平性の観点から重要だと思いますが、現在もそういったことが正確には把握できないまま、さまざまな措置をとっているわけですから、それはなるべくしっかりと把握していくという方向性は重要だと思いますけれども、全てきちっとできないとできないと...全文を見る
○岡田国務大臣 なるべく政府内でまとめて具体的な法案の形で出すべきだ、そういう委員の御主張はよくわかります。  ただ、これだけ、この委員会だけでも、子ども・子育てで三本、年金で二本、法案をお出ししているわけで、やはり物事は一つ一つやっていかないと、一遍に出してもなかなか、それで...全文を見る
○岡田国務大臣 確認と言われましたが、むしろ御党が提案されている話でありますので、それについて私がどうコメントすべきかということはありますが、いずれにしても、中長期的に、多少時間をかけて議論しなければいけない問題について、与野党で議論して方向性を出すということは、私は非常に重要な...全文を見る
○岡田国務大臣 それはまさしくこれからの議論でありますが、私は、介護保険制度をつくったときから比べると、かなり給付、したがって負担もふえている。それは評価すべきところもある、それだけ多くの方が活用されているということですから、基本的には評価すべきことだと思います。  ただ、国民...全文を見る
○岡田国務大臣 介護保険に関して言えば、私は、より重点化という方向は必要だというふうに思っております。もちろん、そのことによって質が落ちてはいけないわけでありますから、そこのバランスの問題というのはあると思いますけれども、まだまだやれる余地はあるのではないかというふうに思っており...全文を見る
○岡田国務大臣 あと、私が思うのは、介護保険というのは保険の一つでありますから、やはり保険料の負担をする人が、これ以上の保険料の負担には耐えられないので、給付の効率化とか中身の見直しをすべきだということは言い得るわけであります。  単位としては、基本的には市町村単位ということで...全文を見る
○岡田国務大臣 国は四事業にしか使いません。これは国の方針であります。  その上で、地方にどうするか。それに準じた扱いということでありますが、そこは、地方には地方の、地方自治というものもありますから、そういう中で、基本的には準じた扱いにしていただいているということでございます。
○岡田国務大臣 これは一〇%にした後の話であります。  まず、そのときの税収全体がどういう状況になっているかということがございます、これは消費税だけではなくて。その前提として、経済成長がどの程度実現しているかということによって税収は変わるわけであります。  それからもう一つは...全文を見る
○岡田国務大臣 委員御指摘のように、今回の改革の中で、先ほどの年金の最低保障機能の充実とか、あるいは国民健康保険や介護保険の保険料の軽減措置とか、所得の少ない方に対する対策というのは盛り込まれております。そのことは前提にして、それでもなお逆進的に働いているところについて給付つき税...全文を見る
○岡田国務大臣 今、委員のお話を聞いておりまして、もちろん少子化というのは非常に重要なことですけれども、同時に、これは結果でもあるわけですね。  だから、そこのところを強調する言い方、それが大事だという委員の御指摘もよくわかりますけれども、同時にやはり、それがなぜ生じたかという...全文を見る
○岡田国務大臣 そういった形で総合的に捉えていくということは非常に重要なことだと思います。  ただ、具体的政策ということになりますと、これは一つ一つやっていかなくてはならないので、その中で、我々、幼保一元化ということを軸にして、子供をきちんと預けるといいますか、あるいは教育とい...全文を見る
○岡田国務大臣 これだけ少子化担当大臣がかわるということはいいことではありません。それは御指摘のとおりであります。  ただ、この国会でどうしても子ども・子育て関連三法案を審議を経て成立させようということを考えたときに、やはり小宮山大臣にやっていただくことが一番いいだろうという判...全文を見る
○岡田国務大臣 今回の子ども・子育て新システムというお話ですと、ちょっとそれは必ずしも明確な答えはできないんですが、我々が子ども手当というものを提唱し、現在は児童手当ということになっておりますが、その背景にあったのは控除から手当へということであって、年少扶養控除を廃止して、それを...全文を見る
○岡田国務大臣 私は、配偶者控除は廃止をすべきだという意見の持ち主でございます。それから、党としても、マニフェストにはそういうふうに記載をしております。  ただやはり、政権交代してそういったことを党の中でも随分議論されたはずですが、慎重論もあって、なかなか実現するには至っていな...全文を見る
○岡田国務大臣 今の坂口先生の厚生労働大臣時代の御苦労を、お聞きして思い出しておりました。  その前に、小泉総理というお話がありましたが、小泉厚生労働大臣のときに私は野党の筆頭理事をしておりまして、そのときに、一割を二割にということだったんですね。そのときの我々の主張は、坂口先...全文を見る
○岡田国務大臣 当然、閣議決定が上位であるということでございます。
○岡田国務大臣 医師数をどうするかという問題、委員御指摘のように、我が党は医師数をふやすということをお約束しているわけでございます。  いろいろな財源の問題、その他難しい問題もございます。しかし、これからますます、先ほどのお話のように、お医者さん自身も高齢化が進んでくる中で、一...全文を見る
○岡田国務大臣 新しい年金制度の詳細は、今、党の方で検討しているところです。しかし、基本的に考えれば、四十年間併存期間があるというふうに考えるべきだと思います。  その間、併存するということで余分なコストがかかるのではないかという御指摘ですが、そういう観点ではまだ余り議論は進ん...全文を見る
○岡田国務大臣 ここでの保険料というのは、所得比例年金の保険料ということになります。これは所得に比例して保険料を御負担いただくということですので、例えば所得のない方が、この制度に加入しておられながら所得がないということになれば、保険料はその間はゼロだということになります。  そ...全文を見る
○岡田国務大臣 今我々が考えておりますのは、そういう方は受け取れないということになります。つまり、ある意味では加入していないわけですから、そういった人は年金を受け取れない。  ただ、今と比べてよりきちんと保険料を徴収する、そういう仕組みをしっかりとつくらなきゃいけないんじゃない...全文を見る
○岡田国務大臣 そういったことはこれから検討しなければいけないんですが、私は、やはり期間というのは必要だというふうに思います。  それから、所得の捕捉の問題は、確かに難しい問題です。ただ、これは全てにつきまとう話、今の所得税だって住民税だって同じ問題があるわけで、それは一〇〇%...全文を見る
○岡田国務大臣 その辺の具体的なことはまだ党の方で議論しておりますので、私が余りここで申し上げない方がいいとは思います。  今ですと二十五年、これを十年というふうに我々御提案申し上げているわけですが、やはりそれが、例えば二十五年払わないと所得比例年金が全く受け取れないというのも...全文を見る
○岡田国務大臣 保険料を払えるにもかかわらず全く払っていない方が最低保障年金を受け取るということは考えておりません。
○岡田国務大臣 まず、デフレ脱却、一定程度の、我々は名目三%というふうに言っておりますが、そういった経済成長が重要であることは間違いありません。我々もそのことをぜひ実現しなければならないというふうに考えております。ただし、それを今回の消費税引き上げの条件にはしないということでござ...全文を見る
○岡田国務大臣 なぜ消費税という前に、まず全体の負担の問題があると思います。  年金、医療、介護、それぞれ、もちろん医療などは働く世代も含めて当然給付の対象になるわけですが、しかし、基本的にはやはり高齢者の医療というのはこれからふえていく。それから、年金、介護についても基本的に...全文を見る
○岡田国務大臣 基本的にはそういうことだと思います。
○岡田国務大臣 基本的には、税、保険料の負担というのは現役世代が行うということで、その現役世代と高齢者ということを比較しているということであります。
○岡田国務大臣 基本的には現役世代であります。
○岡田国務大臣 委員の御指摘は、従来から共産党の御指摘でもありますが、要するに、子供の世代と高齢者を足し合わせれば、現役世代との比率において余り変わらないじゃないか、こういう御指摘かと思います。  しかし、それは、たまたま子供の世代が減っていることによってそういう事態が現に起き...全文を見る
○岡田国務大臣 これ、二〇六〇年以降はどうなるんですか。  私の感覚では、子供の数が減っていくということは将来的に働く世代の数が減るということですから、二一〇〇年ぐらいまで延ばしてみると、恐らくかなり、安定的ではなくて、割合が変化していくのではないかというふうに思いますが、いか...全文を見る
○岡田国務大臣 ちょっと、今読まれたものを、私、理解ができなかったんですが、ただ、委員の言われていることは、高齢者一人当たりの年金、医療、介護等の社会保障費と比べると、子供に係る税とか社会保障のその額が同じであれば、委員のような御指摘、比率が変わっていないという議論はできると思い...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、思い出しました。その内閣府のレポートは、内閣府として出したものではなくて、内閣府の依頼に基づいて研究者が出したもので、政府として正式に見解として出したものではないというふうに私は記憶をしております。もし間違いがあればおっしゃっていただきたいと思います。ですか...全文を見る
○岡田国務大臣 最終的には転嫁をされて、消費者が負担をするということです。  ただ、御党も盛んに言っておられるように、中小零細企業は、結局、転嫁ができなくて、みずから負担をせざるを得ないというふうに言っておられるわけですから、それは、取引の状況その他によっては、企業の中にも不本...全文を見る
○岡田国務大臣 これは、いろいろな考え方があり得るというふうに思います。しかし、今回とっております低所得者の範囲としては、他の社会保障制度、つまり、介護保険の保険料軽減、高齢者医療の窓口負担軽減などで多く用いられている範囲を基本としております。  具体的には、市町村民税が家族全...全文を見る
○岡田国務大臣 それだけ捉えれば、確かに委員のような議論は成り立ち得ると思います。  しかし、これは制度ですからどこかで割り切らないと、全てそれで資産を調査して、その上でこの膨大な数について支払うということが果たして可能かどうかという問題。それから、例えば、たまたま都心に住まい...全文を見る
05月30日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第11号
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○岡田国務大臣 実は、今委員が言われた数字、特に経済前提は、先般明らかになりました民主党の、これは全体のものではありませんが、試算においても同じ数字を使って計算しているわけであります。それは、やはり比較をするために、そういった、従来の政府がとってきた前提をそのまま使っているという...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、マクロ経済スライドの前に、物価スライドそのものが発動されていないという問題があったわけですね。年金は、基本的には、物価が上がればそれに応じて上げる、下がれば下げる。現に、今度消費税をもし五%引き上げさせていただくということになりますと、それに基づいて消費者物...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、今回、被用者年金の一元化、つまり、国民年金ではなくて、厚生年金と共済年金を一つにするということであります。  今回の法案の中では、共済組合、私学事業団を厚生年金保険法上の実施機関として位置づけ、引き続き、事務組織として活用することとしております。積立金の管...全文を見る
○岡田国務大臣 委員御指摘のように、職域加算部分、この部分は廃止をするということになっておりまして、新たな年金制度をつくるということになっております。  そのあり方につきましては、私のもとに設けられました共済年金職域部分と退職給付に関する有識者会議において御議論いただいていると...全文を見る
○岡田国務大臣 私は、いずれも大事であるというふうに考えております。デフレを脱却して経済成長を遂げていかなければいけない、これは当然、日本国政府として目指さなければいけないわけですが、同時に、今のこの財政の状況というのも放置できませんので、それぞれしっかりと政権の至上命題としてや...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、委員御指摘の金融危機時のIMFの対応ですけれども、インドネシアは確かに象徴的な事例だったと思うんですね。専務理事が大統領がサインしているところに立って、腕組みして写真に写ったというのは、今でも思い出します。  しかし、あのときにやはり韓国も同じような状況で...全文を見る
○岡田国務大臣 どちらが先かというか、ともにやらなければいけないこと、そういったことで、今、年央をめどに取りまとめ作業をしていると。消費税の具体的な引き上げは、二〇一四年四月ということでございます。
○岡田国務大臣 欧州と今の日本を比較するというのはかなり無理があると思います。もちろん、どういった状況で日本が欧州のようにならないということは私は言えないと思いますが、現時点においては、欧州のような厳しい状況には経済はまだないという状況であります。むしろそういうときにしっかりとし...全文を見る
○岡田国務大臣 確かに負担増というのは、それを好む方はいないわけで、そういう意味では、国民の皆さんの気持ちというのは、今のおっしゃった数字にあらわれている。頭では理解して、将来的にはこれではもたない、ですから増税は仕方がない、しかし現に上げることについてはいろいろと抵抗があるとい...全文を見る
○岡田国務大臣 私は、消費税を余り政策目的として使うべきではないという考え方でございます。したがって、複数税率についても慎重であります。やはり、そういうことにしますと、どうしても全体がゆがむというか、例えば複数税率に関して言えば、こういうものは軽減税率にする、しない、そこに行政な...全文を見る
○岡田国務大臣 ギリシャと日本は経済の規模が違う、それはそのとおりであります。しかし、これはギリシャだけではなくて、例えばフランスとかイタリアも含めて、EU全体の危機の問題になっている。そういう中で、やはり財政を立て直すという意味では、かなりの努力を強いられているし、それをしてい...全文を見る
○岡田国務大臣 民間需要を何とか拡大するということは私は非常に重要なことで、そういう意味で、規制改革などはしっかりもっと進めるべきだと、私の責任の範囲ですから、そのことに今取り組んでいるところであります。  同時に、成長戦略、先ほど石田副大臣が説明した成長戦略をしっかりやってい...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、鳩山総理の時代の二五%削減は、これは日本単独でやるということではなくて、諸外国がそれに見合った努力をするということを条件につけて申し上げたところでございます。かつ、原子力発電にかなり依存するという前提ではじかれた数字。原子力に対する依存をどうするかということ...全文を見る
○岡田国務大臣 ぜひ当時のことを思い出していただきたいんですが、麻生内閣のときの環境大臣は斉藤さんだったと思います。斉藤大臣は二五と言っておられたんじゃないですか。私の記憶ではたしかそうだったわけで、閣内でもいろいろな議論があった。そういう中で麻生さんは一五というふうに言われたか...全文を見る
○岡田国務大臣 ですから、今後どうするかは今政府の中で検討しておりますので、原発の稼働率が従来のようには見込めない、どうするかはこれから議論するわけですけれども、そういう新しい環境の中でどういう数字を打ち出していくかということを現在検討しているところであります。
○岡田国務大臣 何度も同じことを申し上げますが、今政府の中でいろいろ議論をしているところですから、どこかのタイミングで、今後どういう数字を出すかということを決めて、それは対外的にもちろん発信するということになります。
○岡田国務大臣 御発言の趣旨がよくわからないんですが、政治に対しての失望感という意味でいえば、私は、これはきのうきょうの話ではなくて、恐らく、あの二〇〇五年の小泉さんの郵政選挙、それから二〇〇九年の政権交代選挙、いずれも非常に極端な形で結果が出てきております。  その背景には、...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほども言いましたように、政治に対する不満、不信というのは間違いなくある。特にそれは既存政党に対して、もちろん与党である民主党に対してより強くあると思いますが、しかし、野党に対しても、動かない政治に対する不満は国民は持っているというふうに思います。それは私の認識で...全文を見る
○岡田国務大臣 歳入庁については、この場でも何度か取り上げられておりますので委員も御存じのはずですが、政府の中それから民主党の中で御議論いただいていて、政府の中は既に中間的な取りまとめを行ったところであります。それを受けて、さらに具体的な問題点について今詰めているという段階でござ...全文を見る
○岡田国務大臣 私も先ほど小沢元代表のぶら下がりはテレビで見ておりましたが、総理も恐らくぶら下がりをされるだろうと思いますが、それは見ておりませんので正確に中身を把握できておりません。  そういう段階ですから一般論で申し上げますが、総理は真摯に社会保障・税一体改革の必要性につい...全文を見る
○岡田国務大臣 まずその前に、先ほどの御発言ですけれども、この社会保障・税一体改革は、もちろん、きちんと内閣で閣議決定してお出しをさせていただいているものでございます。その前には党の議論も尽くしております。そういう意味では、中には、個々には違う意見の方もいらっしゃることも事実です...全文を見る
○岡田国務大臣 この場でも何度か申し上げましたが、私は、やはり、あのときの年金改正の中で、国民年金の問題、これが一番気になったところでございます。  国民年金そのものは、計算上これも成り立つということで、そのことはこの場でも私は申し上げているわけですけれども、しかし、そこに入っ...全文を見る
○岡田国務大臣 今党で検討している新しい年金制度、いろいろ活発に議論はなされているというふうに私聞いておりますが、そういったものがまとまり、そして、できればそれは与野党できちんと調整をして、国会に、来年のいずれかの機会にお出しをしたい、そういうことだと思います。
○岡田国務大臣 来年のいつかということはまだ決めておりません。まず党で検討していただいた上で、政府としても、それをもとにきちんと議論をしなければなりません。あるいは、野党の皆さんとの協議も必要だと思います。来年のいつかというところを申し上げるまでには至っていないということでござい...全文を見る
○岡田国務大臣 この議論は、もう随分この委員会でも、あるいは厚労委員会で坂口先生との間でもさせていただいておりますので、余り繰り返して申し上げるつもりはございません。  基本的考え方は大体固まって、しかし、数字に落とすとどうなるか、やはり幾つかのケースに分けて計算しなければいけ...全文を見る
○岡田国務大臣 委員の御指摘は、先ほど言いましたように、一定の筋の通ったものだと思います。ただ、党で今検討しているところですから、それを待たないといけない部分がありますので、閣僚である私が、党で検討しているものについて何か申し上げるということは現時点ではできないということでござい...全文を見る
○岡田国務大臣 ちょっと誤解を招くといけませんので申し上げておきますが、私がその前提条件の話をしましたのは、これから出すとすれば、我々、前提条件、何といいますか、去年行った試算、これは御党が与党のときにおつくりになった百年安心プランと同じ前提で計算させていただいているんですね。し...全文を見る
○岡田国務大臣 質的には異なるものです。我々の新しい年金制度とは違うものでございます。  ただ、方向性として、何が対応しなければいけない課題かということを考えたときに、一つの答えを出すものである、そういうふうには言えると思います。
○岡田国務大臣 基本的に、今厚労大臣も言われたとおりでありまして、社会保障、税の改革というときに、社会保障の持続可能性と財政の持続可能性というのは、ほぼイコールだと私は思います。したがって、それは、どちらというよりは双方、そういう意味で一体改革だということを申し上げているわけです...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、例えば一般会計で見ますと、その中の国債費とそれから地方交付税を除きました一般歳出の中で、社会保障関係費は半分以上を占める。その他の、教育やあるいは防衛や中小企業対策や農林水産や、全部ひっくるめても社会保障関係費より少ない。そういうボリュームがあるということは...全文を見る
○岡田国務大臣 いろいろな前提を置いた計算になりますが、委員おっしゃるとおり、十七兆程度の差があるということでございます。
○岡田国務大臣 議論のいろいろな前提があると思います。  まず、十七兆という金額を申し上げましたが、これを全て今後のさらなる消費税の増税で賄うということは、何も決まっていないわけであります。そこは、今のトレンドの中でこういう数字が出てまいりますが、例えば、経済成長をより遂げれば...全文を見る
○岡田国務大臣 結局、年金というものをどう考えるかということだと思います。やはり、年金に加入された方、もちろん世代を超えて加入するわけですが、持続可能な形で支払いを受けなければいけない。そのために、例えばマクロ経済スライドも入れた。これも厳しい制度ですけれども、人口構成が変わる中...全文を見る
○岡田国務大臣 例えば、基礎年金二分の一部分ということで税を入れることにしたわけですね。そのことについて、しかし、残念ながら財源がきちんとは確保できていなかった。したがって、毎年毎年苦労してそれを確保してきましたが、今回の消費税の中でそれを充当するということにしたわけです。
○岡田国務大臣 まず最初に、ないない尽くしと言われましたが、我々、現に、子ども・子育てで三本、年金で二本の法案をこの委員会に出しておりますので、その内容についていろいろ御議論があることはわかっております、しかし、きちんと我々としては提案をさせていただいている、別に税法二本だけを出...全文を見る
○岡田国務大臣 私は記憶が非常に悪いので、聞かれても正確には答えられませんが、所得税の減税が一回目も二回目もあったのではないかというふうに思います。そのほかに、所得税以外ちょっと思い浮かびませんが、基本的に増減税ということでいえば、減税規模の方が一回目は多かった記憶がしますし、二...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、前提として置いている数字は、今、自民党、公明党が与党だったときにおつくりになった百年安心プラン、そのときの数字をそのまま置いている。なぜならば、それは比較可能にするためにということでございます。  それから時間もたって、異なる前提で試算をしてみるということ...全文を見る
○岡田国務大臣 ですから、もし、ある程度公式なそういう試算で利子率を使っているものがあれば具体的にお教えいただきたいというふうに申し上げているわけです。普通は実質賃金ということで、賃金上昇率で割り戻すというのが普通だというふうに私は思っております。  試算等で、これは党で正式に...全文を見る
○岡田国務大臣 これは、新しい制度をどう制度設計するかで決まることなので、今まさしくそのことを党で検討している段階で、一概には申し上げられないということを小宮山大臣は言われたわけでございます。
○岡田国務大臣 いろいろな前提を置けばいろいろな数字は出ると思いますが、基本的には、過去のトレンドを見て我々は数字をお示ししております。もし、それにとどまらないということになれば、その分、結局賄い切れなくなって、赤字国債というか、そういった公債に頼る部分がふえる、何もしなければで...全文を見る
○岡田国務大臣 今、今回の改正で国民年金の不信が払拭できるかどうか、そういう御質問でしたが、今回の改正のどこの部分が国民年金の不信解消に意味がないというふうにお考えなんでしょうか。
○岡田国務大臣 数字はともかくとして、委員は、今回の改正で果たして年金不信が払拭できると考えているのかという御質問ですから、今回の年金改正のどこの部分を言っておられるのか、教えていただきたいと言っているわけです。
○岡田国務大臣 国民年金加入者のことを委員御指摘ですから、今回の年金の改正の中で国民年金にかかわる部分というのは、一つは、消費税収によって基礎年金国庫負担の割合を恒久的に二分の一にすること、もう一つは、これは国民年金だけではないんですが、国民年金にも関係するという意味で、年金額の...全文を見る
○岡田国務大臣 委員御指摘のように、職域加算の部分を廃止した後、新たな年金のあり方について、別に法律で定め、必要な措置を講ずるというふうに被用者年金一元化法案に書いております。  その具体的中身についてはこれから検討するということで、私のもとに有識者会議を開きまして、次回以降、...全文を見る
○岡田国務大臣 制度の中身はこれからです。これから有識者に御議論いただくのに、私がそれに先立って何かを言うべきではないと思います。  ただ、言えることは、先般の人事院の調査で、官民の退職給付、これは年金と退職金の合計ですが、その官民格差が四百万強あるということが明らかになりまし...全文を見る
○岡田国務大臣 白石さん、これはマニフェストにも書いてありますし、私は基本的に歳入庁をつくる方向で議論しております。  ただ、今、安住財務大臣も言いましたが、やはり本当につくるということであれば、いろいろ悩まなければいけない点があるわけで、それはぜひ党の方でも同じ意識で議論して...全文を見る
○岡田国務大臣 マニフェストというのは、政権公約でございます。政権交代が実現した際にこれだけのことをやるという、そういうお約束でございます。  特に民主党はマニフェストに力を入れておりまして、従来の選挙公約というのはかなり抽象的なものが多かったし、ウイッシュリストというか、こう...全文を見る
05月31日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第12号
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○岡田国務大臣 直接的には、一つは今回の子ども・子育て支援策、これは、働くことと子育てがきちんと両立する、そういう日本をつくるということですから、まさしく中間層の皆さんを中心にそのメリットは享受できるというふうに思います。それから、厚生年金の適用範囲の拡大もその一つだと思います。...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、経済への影響ですけれども、普通に考えれば、そう大きくはないというふうに考えております。これは、前回の橋本政権のときにはかなりの影響があったことは事実で、私も、野党のときにそのことについて国会で取り上げたことを思い出します。  ただ、後から考えてみると、数字...全文を見る
○岡田国務大臣 突然の御指名だったんですけれども、基本的に、日銀と政府の関係はきちんとコミュニケーションができている。これは、総理と日銀総裁の間、私も総裁と時々お話をすることはありますが、もちろん、財務大臣や古川大臣との間も含めて、コミュニケーションできております。基本的認識も変...全文を見る
○岡田国務大臣 私は、野田総理とともに、この社会保障・税一体改革を必ず実現するということで頑張っておりますが、それを一生懸命サポートしてくれていますので、同じ考えだと思います。
○岡田国務大臣 私は、ちょっと大騒ぎし過ぎだと思いますね。党の中で確かに元代表は非常に影響力のある方ですから、元代表と総理が会談をする、メディアがいろいろ騒ぎ立てるのはわかりますが、しょせん党内のこと、そして、党の中の方針はもう決まっている。手続を経て、閣議決定もして、法案を国会...全文を見る
○岡田国務大臣 ちょっと言葉が私はいかがなものかと思うんです。これは党の中の問題ですから、切るとか切らないとか、そういう問題は党にお任せいただいて、我々は、やはり党に所属する議員の皆さん、いろいろ意見がある、それは最後までしっかり説得をするということでございます。(発言する者あり...全文を見る
○岡田国務大臣 二〇〇九年の選挙のとき、私は幹事長でございました。今は副総理という立場でおります。  心が変わったとか体質が変わったという言い方は、ちょっと党に対して失礼ではないかと私は思います。我々は全く変わっておりませんし、国民の生活が第一、こう訴えて二〇〇九年の選挙を戦い...全文を見る
○岡田国務大臣 政権交代後、委員御指摘のことはいろいろと進めてまいりました。その結果として、例えば二十二年度は、新たな財源確保として十四兆円。歳出削減で二・三兆、そのうちには公共事業一・三兆を含みます。税制改正で一・一兆、これは年少扶養控除の廃止であります。それから、税外収入で十...全文を見る
○岡田国務大臣 委員御指摘のように、やはり経済成長をしっかりと進めていかないと、経済成長をすれば税収がふえるということもございますし、そもそも、経済が落ち込んだということになると、その税収も期待できないわけであります。そういう意味で、新成長戦略を着実に実施することが重要だというふ...全文を見る
○岡田国務大臣 この辺になると、大分、委員と意見が違うということになってくると思います。  我々は、コンクリートから人へというのは、一つの象徴ではありますが、人にもっと投資を、そういう趣旨で申し上げました。そして、公共事業については、先ほど申し上げましたが、政権交代前と比べて大...全文を見る
○岡田国務大臣 基本的には、委員のおっしゃるとおりであります。  ただ、現状を見ると、歳入の半分を国債に頼っているという状況ですから、やはり今の社会保障制度を維持していくだけでも、何とか消費税を含めて歳入をふやさなければいけないというのが現状。しかし、将来的なしっかりとした社会...全文を見る
○岡田国務大臣 これは、いろいろな論点は残っております。ですから、それはぜひ協議をしていただいて、御党を初め各党の賛成をいただいて、しっかり採決をしたいというふうに考えております。     〔委員長退席、古本委員長代理着席〕
○岡田国務大臣 この社会保障・税一体改革をこの国会でなし遂げる、これは総理のかたい決意でございます。そのためには衆参で可決しなければなりません。ぜひ御党の賛同をいただいて、そしてしっかりと採決をしてまいりたいというふうに思います。
○岡田国務大臣 行革などは、私、担当であります。そもそも、政権交代以降、党内もさまざまな議論をしながら進めてまいりました。ですから、全然できていないとか、そう言われると、それは違うだろうという気持ちはございます。  ただ、小沢元代表が言われている中で、消費税に別に反対なんじゃな...全文を見る
○岡田国務大臣 歳入庁のメリットの最大のものは、恐らく、国民年金の保険料、もちろんそのほかの年金の保険料もあるんですが、国民年金の保険料と国税の徴収が一元化されることによって、特に納付率の非常に低い国民年金の保険料が改善するということが期待されるということだと思います。
○岡田国務大臣 今委員御指摘の点は、私、きのう、この場でも申し上げ、指摘をしたところでございます。  重なっている部分はもちろんあるんですけれども、そうでない部分もありますから、国税にそれを一本化するということになれば、しかも、我が党の主張も年金機構の人は連れていかない、こうい...全文を見る
○岡田国務大臣 それがどこまで可能かという問題はあります。全体の公務員人件費を抑制していくという一方の要請もございます。  それから、機構の皆さんは合流しない、では、今機構で働いておられる方々はどうなるのか、こういう問題も当然あるわけで、やはり連れていってしっかりとバージョンア...全文を見る
○岡田国務大臣 今政府の中で議論しているところで、方向性を出しているわけではありません。いろいろな今申し上げたような論点を、きちんと答えを出していかなきゃいけないということであります。
○岡田国務大臣 今委員が御指摘のような問題は、当然頭の中には入っております。そういった中で総合判断していかなければいけません。しかし、国民年金のこの現状は何とかしなきゃいけません。  それは、徴収体制の問題だけではなくて、やはり年金に対する信頼、必ず払った保険料以上のものが返っ...全文を見る
○岡田国務大臣 論理的には、委員の言われるとおりだと思います。  ただ、現実、今回の五%引き上げの中でも、新たなことは一%で、あとの四%は既存のことの延長であります、率直に言って。ですから、全ての社会保障費を消費税を目的税化して賄うような、そういう増税のときには、当然それに見合...全文を見る
○岡田国務大臣 私は、国家観とか歴史認識とか、そういったこと以前の問題だと思っております。  つまり、国の財政が半分借金で賄われている、こういうことがいつまでも持続可能だとは思いません。逆に言うと、今までよくもったと思います。やはりそういう事態を、早く是正の第一歩を踏み出さない...全文を見る
○岡田国務大臣 なかなかお答えするのは難しいんですが、私は、御党が提案された国土強靱化、その中で最も重点を置いておられるのは、大規模災害への対応ということだと理解をしております。  これはやはり、東日本大震災が起きて、我々、非常にある意味では楽観的だったというか、軽視してきたこ...全文を見る
○岡田国務大臣 今委員御指摘の北欧の高福祉・高負担、なかなかそこまではいけないのではないか。しかし、アメリカのようなそういった社会保障にはしたくないという意味では、私は、かなりの国民の多くが、やはり中福祉・中負担というか、中という言葉自身が非常に曖昧ではありますが、北欧型でもない...全文を見る
○岡田国務大臣 遠藤委員の御心配もよくわかります。そういう指摘は、ある意味では我々も共有するところであります。  ただ一方、では過去を振り返って、いつがチャンスだったのか。私は、そういう観点で見れば一回しかなかった、小泉政権のときの二〇〇四年あたりからの成長期。あとはずっと日本...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、我々、マニフェストの中で天下りについて厳しい態度をとりました。マニフェストの中で言っていることは「天下りのあっせんを全面的に禁止します。」ということであります。その天下りのあっせんは現在全面的に禁止されております。  その他、独立行政法人の役員公募を実施し...全文を見る
○岡田国務大臣 天下りのあっせん禁止です、マニフェストで言っていたのは。そのことは制度的には確保されました。ただ、やはり国民感情から見ると、そうはいっても、どこかでそういったことをやっているんじゃないか、そういう疑念というか、そういった気持ちで受け取られている部分がないわけではな...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、委員、マニフェスト二〇〇九年をごらんいただきますと、明らかに「天下りのあっせんは全面的に禁止する。」というふうに書かれておりますので、委員は読まれていないかもしれませんが、明確に書かれております。  そして、我々が気にしているのはあっせんですから、それは民...全文を見る
○岡田国務大臣 そこにあっせん行為あるいは癒着のようなことがなければそれは問題ないし、もしそれに問題があるということであれば、公務員に籍を置いた者は再就職できないということになって、実は現在、あっせんをなくしたことによって、国家公務員の退職が非常に減っております。かなり高齢化する...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、私と私の親族が役員を務めている会社とは関係ございません。そういう言い方は、私は非常に不本意であります。  それから、天下りと言われましたが、それは、能力のある人が民間企業で働くことは問題がないと思います。  たまたま今言われた二人は、私、検事総長の方は多...全文を見る
○岡田国務大臣 マニフェストの中で我々が書いたものは、あと配偶者控除なんですね。これは党の中でいろいろ議論されました。私は将来的には廃止をすべきだという考え方ですが、随分違う意見の方もたくさんいらっしゃって、なかなかそれは実現できていないでいるというのが現状だと思います。
○岡田国務大臣 四%は現行の社会保障制度の維持、安定のためにという言い方をしております。  それはどういうことかといえば、今、借金とか、それから基礎年金の国庫負担分を二分の一にする、そこの部分の財源に充てるという部分はあるんですね。それ以外は、基本的には、現在借金で賄われている...全文を見る
06月01日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第13号
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○岡田国務大臣 委員御指摘のように、五月二十二日の民主党における報告を受けて、政府の中で検討を進めております。実は昨日、政府の検討本部において中間整理を取りまとめたところでございます。  その中では、第一に、原則として消費税の転嫁の拒否あるいはこれに類する行為を行えないような立...全文を見る
○岡田国務大臣 今の財政の状況は、まず、今年度の予算は税収よりも借金の方が大きい、こういう状況が正常であるとは私は思いません。それからもう一つは、今までの蓄積で見ても、GDPの倍以上の借金を持つ。これは過去二十年間、ほぼ一貫してふえ続けているということであります。そういう状況がい...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、この特別委員会で社会保障・税一体改革について協力しながらいい審議ができておりますことを、自民党初め各党の御協力に対して心からお礼申し上げたいというふうに思います。  その上で、公務員四法の関係ですけれども、これはこれでまた重要な法案でございます。我々、既に...全文を見る
○岡田国務大臣 そういう二者択一の問題ではないと思います。しかし、社会保障・税一体改革、私は担当でございます。これはぜひ御審議をお願いしたいと思います。  それから、誰が決めているんだというのは、これは政府・与党で、特に民主党と政府で決めているということでございます。もちろん、...全文を見る
○岡田国務大臣 私は、幹事長とはしょっちゅう会って、意思疎通はよくしているところでございます。もちろん、国会の運営は一義的には幹事長の責任でやっておられることですけれども、意思疎通はきちんとできているというふうに考えております。
○岡田国務大臣 内閣委員会の進め方は、基本的にはそれは現場で御相談になることであって、私から言及すべきことではないというふうに思っております。
○岡田国務大臣 いろいろな考え方はあると思いますけれども、幹事長と私の間にいろいろな意見の違いはございません。
○岡田国務大臣 今古川大臣言われましたことに尽きると思います。  基本的に、国民にとっては利便性、行政にとっては効率的な行政ということだと思います。
○岡田国務大臣 まず、私は、二回は賛成者、二回は提案者ということでございます。  当時、私は、党の政調会長とかいろいろな立場におりましたが、やはりプライバシーの保護ということは非常に重要で、そこのところが十分に手当てできているかどうかということで、党の中で議論した結果、これは反...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、番号制度について、民主党としてこれが必要であるということをずっと党として掲げてきたことは、それは資料をごらんいただければわかることだと思います。しかし、住基ネットについては反対ということであります。  マイナンバー制度については、私はもちろん賛成ですが、昨...全文を見る
○岡田国務大臣 事業仕分けの第三弾、平成二十二年十一月、ここで、財団法人地方自治情報センターについて見直しを行うという結論となりました。  その中身は、今委員言われたとおり、公務員OBの再就職の自粛、役員報酬の見直し、それに加えて、調達を改善してコストの削減を図ること、こういっ...全文を見る
○岡田国務大臣 委員がイメージしておられる仕分けではなく、各省庁が自主的に行うものでございます。これを公開プロセスでやるということです。
○岡田国務大臣 先ほど古川大臣が言及されました、内閣府の中に置かれました情報戦略会議でも、委員の御指摘のように、政府CIOを早く設けるべきだという御意見もいただいております。私も同じ意見でありますので、そのための作業はもう既に指示が出してありまして、なるべく早くそういった形をとり...全文を見る
○岡田国務大臣 私、竹内委員の御質問に対してお答えをいたしましたが、まず、天下り法人というのは独法のことを言っておりますが、十二兆円のお金がそこに行っている。つまり、役人OBが天下っている、そういう独法を中心とする団体、そこに十二兆円のお金が行っているというのは、これは一定の仮定...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほども申し上げましたように、例えば独法について、それが全て要らないなどということは我々は言っておりません。そこにいろいろな無駄があるので、そういうものを何とかすべきだということであります。  現に我々は、例えば震災対応でURとか、あるいは中小企業対策で政策投資...全文を見る
○岡田国務大臣 委員も十分御承知の上で言っておられるんだと思いますが、昨年の夏、私が幹事長のときにマニフェストの中間検証を行いました。なぜできていないものがあるのか。できたものもあるが、できていないものもある。そのことについて、もちろん大震災とか事情の変化というものもあるけれども...全文を見る
○岡田国務大臣 私の記憶では、そうだと思います。
○岡田国務大臣 まず、子ども・子育てをしっかり支援する、そういった政策を打ち出そうというふうに考えました。  その際に、そういったお金の面、つまり手当ですね、それから保育所の整備といった両面でやっていかなきゃいけないということで、従来、児童手当があったわけですが、それを抜本的に...全文を見る
○岡田国務大臣 非常に厳しい状況かというふうに思います。  そして、多くの夫婦が子供二人を望みながら実質的にはそこに届いていないということの大きな理由の、二つ理由はあると思うんですが、やはり、経済的な理由が数からいえば一番多い。もう一つは、仕事との両立ができない。二つの理由があ...全文を見る
○岡田国務大臣 この新しい児童手当、これと従来の自公政権時代の児童手当を比較してということですが、ゼロ—三歳未満で一万円が一万五千円、それから、三歳以上は五千円が一万円、中学生はゼロが一万円ということで、そういう意味で、額は非常にふえたということは言えると思います。
○岡田国務大臣 全体の額は、法律を成立させるためには各党との話し合いが必要になったわけで、何とかもう少しという気持ちは非常に強く持っておりましたが、最終的に、旧児童手当に戻さないためにはどこかで合意しなければならないという中で、こういう数字になっております。  私も非常に残念に...全文を見る
○岡田国務大臣 実は、いろいろな意味でのそういったお金がかかるのは、むしろ中学生や高校生、そして高校生には授業料無償化があるわけで、そこも含めて考えると、状況は大分違うと思います。  いずれにしても、批判は甘んじて受けますけれども、これは制度を改善、よりよくするために、我々とし...全文を見る
○岡田国務大臣 委員、金額が同じだからといって、法人税の減税と児童手当の問題を同列に論じるというのは、ちょっと乱暴な議論だと思うんですね。  そして、児童手当、旧子ども手当ですが、この件について言えば、確かに赤字のところがあるという御指摘はそのとおりですけれども、限られた財源の...全文を見る
○岡田国務大臣 先生、お言葉ですけれども、まず、復興増税とか消費税の問題は、これは別に、子ども・子育て世代だけではなくて全体に及ぶわけですから、子ども・子育て家庭だけ集中的にということではないんですね。全体としての負担。  それは、歳入の方だけ考えればそういうことですが、同時に...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、今のお話を聞いていまして、例えば所得税について、復興増税のお話をされました。それは、復興増税自身はかなり長期間ですけれども、復興のために短期間で使われるんです。経済という観点から見れば、むしろプラスであります。  それから、消費税の話もされましたが、社会保...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、ビジョンの件ですけれども、例えば子ども・子育てについては、子ども・子育てビジョンを示して、所要の金額も目標も示させていただいていると思っております。  それから、医療・介護サービスにつきましても、一体改革の成案、平成二十三年度ですが、この中で、二〇二五年の...全文を見る
○岡田国務大臣 軽減税率の問題というのは、きょう午前中も随分議論になりました。  まず、どこを対象にするかというその境目が非常に難しい議論がある。ヨーロッパの国々はみんなその問題に直面をしております。どこまでを対象にするかという問題です。  それからもう一つは、全体にかかりま...全文を見る
○岡田国務大臣 きょうは本会議でも公明党の高木先生の御質問に対してお答えいたしましたが、今回の採用の削減は、もちろん、社会保障・税一体改革、そこに国民の御理解をいただくということもありますが、同時に、財政の現状ということを考えたときに、公務員総人件費の削減ということは避けて通れな...全文を見る
○岡田国務大臣 今回の採用抑制に当たりまして、業務遂行に大きな支障が生じることのないよう、各府省の実情を踏まえつつ、一律ではなく、めり張りをつけることとしたところでございます。  各府省においても、必要な業務分野への採用者数の重点化、業務の見直し、工夫などによって、行政サービス...全文を見る
06月01日第180回国会 衆議院 本会議 第23号
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○国務大臣(岡田克也君) 私には、二問、高木先生から御質問いただきました。  まず、新規採用抑制方針についてでございます。  高木先生御指摘のように、若者の雇用の問題は大変重要であります。しかし、同時に、公務員総人件費抑制の問題も重要であるというふうに考えております。  現...全文を見る
06月05日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第14号
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○岡田国務大臣 事実関係というか数字は、今、大串政務官の方から述べたとおりですけれども、短期的にはそういったことで、確かに、消費税を引き上げるということになれば、駆け込み需要はありますし、その反動減がありますから、影響があることは間違いない。  しかし、もう少し長い目で見れば、...全文を見る
○岡田国務大臣 今回予定している消費税の引き上げに当たりまして、きちんとそれが価格に転嫁されるということは、私は非常に大きなポイントだというふうに思っております。  今回、前回の引き上げと比べて、異なることが幾つかございます。一つは、やはり経済の状況。デフレといいますか、物価が...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、問責の問題は、これは与党、野党、お互い立場をこれからも変えていくわけなので、やはりどう考えるべきかというのはお互い知恵を出した方がいい。確かに問責は、そういう決議がされれば、それは重く受けとめなければならないことは事実ですが、そのことによって、今回も、だから...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、昨日の記者会見で総理が明確に述べられましたが、六月二十一日、今国会の会期末であります、というお尻を見据えてそれまでに衆議院で採決する、そのために最大限の努力をするのが政府・与党の務めであるということを記者会見で述べられております。そのことに尽きるわけですけれ...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、十五日という数字は総理は口にしておられないんですね。きのうの記者会見でも、記者から、十五日までに採決しろという指示と受けとめていいかという質問がありまして、それに対して総理は、二十一日がお尻であるということを言われております。それに向けて環境整備をしなきゃい...全文を見る
○岡田国務大臣 これは、各党間で御協議いただく中身ですので、今余り政府が言わない方がいいと思います。  いずれにしろ、私は、社会保障・税一体改革は待ったなしだと思いますので、国民の立場に立って真摯な話し合いがなされる、そのことは必要だと思います。  それから、委員の質問に直接...全文を見る
○岡田国務大臣 今の御質問については、私はお答えしない方がいいと思います。  しっかり各党間で、協議が始まれば、もちろん、その協議というのも恐らく、全部の政党とやるというよりは一対一でお願いすることになるだろうと思いますけれども、その場でいろいろなお話をさせていただくことになる...全文を見る
○岡田国務大臣 今委員御指摘のように、国民年金制度を含めて、年金の支払いはきちんとなされるということであります。ただ、年金の外、国民年金に入っておられない方がたくさんいて、そういう方が将来無年金になる、そして生活保護に頼る、そういったことについての政策課題があることは間違いない、...全文を見る
○岡田国務大臣 いろいろな集会に出ておりまして、私、実感することは、委員おっしゃったことは事実です。しかし、そのほかに、消えた年金の問題というのもあるんですね。だから、やはりここはきちっと回復をして、年金に対する信頼を取り戻さなければいけない。  それからもう一つは、若い世代が...全文を見る
○岡田国務大臣 これは今まで誤解があったかもしれませんが、我々も、所得に応じて保険料をお払いいただく所得比例年金、ここに加入いただくことが前提ですので、そこに加入すらしていないということであれば、それは最低保障年金も受け取れないということになるわけであります。  所得比例年金に...全文を見る
○岡田国務大臣 これは国会でも事前に議論がいろいろな場でなされてきておりますが、保険料が全くなしで、つまり制度に加入すらしていない方に最低保障年金を支払う、そういう議論は国会の場などで我が党はしていないし、逆の議論をしたことは何度かあるんじゃないかと私は思っております。
○岡田国務大臣 ちょっと今手元に持ってきていないんですが、年金の審議をしていく中で、私が先ほど申し上げたように、保険料をそもそも加入せずに払っていない、そういう人には受け取る資格がないということは、何度か我が党の議員の口から出ているはずであります。  ですから、変えたとか、そう...全文を見る
○岡田国務大臣 我々の制度は、確かに保険料が上がるんですが、給付も上がるんですね、所得比例年金ということで。  ですから、そこで給付が上がれば、その部分、今、国民年金基金に加入しておられる方も、給付が上がる部分は別に国民年金基金に頼らなくていいという部分が出てまいりますので、額...全文を見る
○岡田国務大臣 これは基本的に仕組みが違うわけですね。国民年金基金、私も、もう二十二年間、初当選以来加入しておりまして、議員年金がなくなることを見越していたかもしれません。そういう意味では非常に助かるわけですけれども。  いずれにしても、これは積み立てに非常に近いものだと思うん...全文を見る
○岡田国務大臣 これは、年金の本質をどう考えるか、そういう議論なんだろうと思うんですね。  委員おっしゃるように、最低限のところを公的年金でカバーして、あとは自助努力的な、積立方式とかあるいは任意加入というふうに構成することは、白地で書くのなら、本来ある厚生年金、共済年金でカバ...全文を見る
○岡田国務大臣 このマニフェストの中で最低保障年金に必要なお金が入っているかと言えば、それは、結論を言えば入っておりません。  この十三・二兆円というのが、十六・八兆だけれども、そのうちの三・六兆はペイ・アズ・ユー・ゴーだということで十三・二兆円という金額がここに大きく書いてあ...全文を見る
○岡田国務大臣 この十三・二兆円ですね。十三・二兆円の内訳が、全部金額が書いてあるんです、ここに。これを全部足すと十三・二兆円になるんです。年金のところは書いてないんです。(発言する者あり)いや、言いわけじゃありません。  ですから、これは新たに財源を必要とする、これの枠外であ...全文を見る
○岡田国務大臣 これをつくったのは私ですので、幹事長になって、かなり苦労しながら、やはり十六・八というのはなかなか大きな数字ですので、十三・二ということにして、そして、幾つかのことについては、ペイ・アズ・ユー・ゴーで三・六兆、財源を見つけながらやっていくもの、それは具体的にここに...全文を見る
○岡田国務大臣 私の記憶にはございません。  ただ、これは国会の会期ごとに設置を決めなければいけない会議で、私は、小泉総理と党首会談で、秋までに年金については一定の方向性を出すということを明言していただいて、この協議会を始めたものであります。  しかし、現実には、秋に至るまで...全文を見る
○岡田国務大臣 その点については、まことに申しわけなかったと思います。行き過ぎがあったことは間違いありません。年金の抜本改革を目指すとしても、しかし、それにいろいろな議論あるいは時間がかかるとすれば、できることからやるという現実的な手法をとるべきではなかったかというふうに今思って...全文を見る
○岡田国務大臣 具体的なことは各党間の協議でお話しいただきたいと思います。  ただ、マニフェストを全面撤回と言われると非常につらいものがあって、例えば、我々は、チルドレンファーストとかコンクリートから人へというようなことを申し上げました。いろいろ御議論はあると思います、そういう...全文を見る
○岡田国務大臣 私も、例えば幹事長とかいろいろなポジションでいろいろな地方を見る機会も多かったわけですが、もちろん、これは地方によっても違います。違いますが、やはり非常に疲弊している地域がかなりふえてきていることは間違いないと思います。  その原因は何か。いろいろあると思います...全文を見る
○岡田国務大臣 今委員の御指摘をお聞きしておりまして、まず、メディアはいろいろ書きますけれども、輿石幹事長と野田総理の間に考え方の違いはございません。私も輿石幹事長とは頻繁にコミュニケーションをとっておりますが、話していて違和感を感じたことはないんです。もちろん、多少のスピード感...全文を見る
○岡田国務大臣 そういう議論はしておりません、考えておりません。  それから、簡素な給付措置、五大臣の間でいろいろ基本的考え方については議論しておりますが、これは非常に重要な問題であります。所得の少ない方々に非常に御負担をいただくわけですから、その痛みをどうやって和らげるかとい...全文を見る
○岡田国務大臣 現時点で、地方負担ということを議論していることはございませんので、考えておりません。
○岡田国務大臣 総合合算に伴う四千億をという議論は、一時、政府としても、そういったことを党との議論の中で提示したことはございます。しかし、それは取り下げられておりまして、それとは別の問題として考えようということであります。  どのくらいの規模でやるのか、これは、どの範囲でやるの...全文を見る
○岡田国務大臣 給付つき税額控除というのを将来のあり方として考えるわけですが、ここはかなり絞り込まないと、余り中所得の方までというふうには考えていないわけです。  ですから、今回、その前段である簡素な給付措置についても、範囲を広げるということは薄くなるということにもなりかねませ...全文を見る
○岡田国務大臣 軽減税率も、どの範囲で軽減税率を適用するかということによって額は当然違ってくるわけです。例えば、食料品全般にするのか、食料品の中の一部にするのか、あるいはそれ以外も含めるのか、それによって金額が違うわけで、軽減税率をどうするか、それを五%、一〇%の五%のままにして...全文を見る
○岡田国務大臣 今ここの新しい年金制度については、私のもとの有識者会議で議論を行っているところであります。  いずれにしろ、委員御指摘のように、四百万の官民格差があるということははっきりしましたので、これは速やかに是正しなければいけない、そこのところまでは有識者会議でも結論をい...全文を見る
○岡田国務大臣 今回、五閣僚の交代ということでありますが、適材適所で、もちろん今までがどうかということではないんですが、私は、非常にいい顔ぶれがそろった、きょう閣議を行いましたが、改めてそういうふうに感じておりました。
○岡田国務大臣 これは答えにくいですね。注意深く答えないといけない御質問だと思います。  いずれにしろ、社会保障・税一体改革、野田政権にとって今最大の課題であります。この内閣改造というもの、私は、それを前進させるためにも意味のあることだというふうに考えております。
○岡田国務大臣 まず、我々、二〇〇九年の総選挙において四年間消費税を上げないと言ったことは事実であります。そのこととの関連で、国民の皆さんが、この任期の間に消費税を上げることを決定するということもないだろうというふうに思われた方は多かったかもしれません。  私は、マニフェストに...全文を見る
○岡田国務大臣 今の御質問は、いろいろな仮定に基づいておりますので、すぐにお答えすべきではないし、また、次回の選挙におけるマニフェストをどうするかというのはまさしく党で議論を今行っておりますので、そこは控えさせていただきたいと思います。  ただ、いろいろな具体的な考え方というも...全文を見る
○岡田国務大臣 今石田副大臣が言われたとおり、今我々は計算しているわけですけれども、そういった短期的な問題と、それから、やはり中長期的に見て、今の日本の財政の状況、あるいはそれを前提とした社会保障の持続可能性、そういうことに対して多くの国民が不安感を持っている。だから、若い人が貯...全文を見る
○岡田国務大臣 今の話は、経済に及ぼす影響というよりは、やはり、消費税の負担というものを、国民が最終的に担うものなのか、あるいは企業にも負担させるべきなのか、こういう話だろうというふうに思います。  もちろん、法人税が、最終的に全部企業が担っているのかというと、そこはいろいろ議...全文を見る
○岡田国務大臣 今委員もみずからおっしゃったように、これはどちらかというと、政府と各党との関係というよりは委員会の運営の話でありますので、各党間で、理事会などでお話しいただく問題ではないかというふうに思います。委員のお話を聞いていて、気持ちはわかる部分もありますし、よく理事会の場...全文を見る
○岡田国務大臣 政府の方でいろいろ検討して三つの類型というのをまとめたわけですが、その中には、徴収のところを一本化するという構想も含まれております。年金の支払いのところまで、一本化した組織、歳入庁に担わせるとすると、これまた大分性格が変わってまいりますので、そういう意味では、徴収...全文を見る
○岡田国務大臣 環境税といいますか炭素税、これは固定価格買い取り制度と並んで、やはり地球のCO2を減らしていくための重要な手段だと思います。  したがって、長い目で見れば、委員御指摘のような形で炭素税あるいは環境税というものを活用していくというのは一つの方向性だと思います。私の...全文を見る
○岡田国務大臣 これはきのうの会見で総理も言っておられますように、やはり、より実施能力というか、そういうものを高めるために今回の内閣改造を行ったということだと思います。
○岡田国務大臣 自民党案には、基本理念のところと具体論のところとあるわけですが、基本理念としては、我々と余り大きな違いはないということは総理も申し上げているところであります。  ところが、具体的なことになりますと、例えば年金については持続可能な現行年金制度を基本とするというふう...全文を見る
○岡田国務大臣 政府としては、この七法案、税と社会保障、これを最善のものとして国会に提出させていただいております。その基本的考え方は変わりません。  ただ、これは各党と協議をして合意点を見出さなければなりませんので、それは政府というよりは、各党間でよく協議をしていただいて何とか...全文を見る
○岡田国務大臣 この社会保障・税一体改革の議論というのは、そういった将来についての見通しといいますか、あるいは目標とか、そういう問題以前のこととして、この日本を持続可能にしなければいけないと。したがって、いろいろ、将来目指す方向は、それぞれ方向感覚は違うかもしれませんが、誰であっ...全文を見る
○岡田国務大臣 今回の消費税の五%引き上げによってプライマリーバランスの赤字が半減するという状態で、なお、プライマリーバランスが黒字化するには至っていないということだと思います。
○岡田国務大臣 私は行政改革も担当しておりまして、まだ行政改革で、すぐに効果が出なくても、少し時間がかかっても効果の出るものはあると思います。総人件費の抑制などもその一つですし、それから、政府の情報システムの見直しを今進めております。私のところと古川大臣のところで協力してやってお...全文を見る
○岡田国務大臣 随分いろいろな意味での行政改革も進めてまいりました。しかし、それは終わりはないので、これからも全力でやっていかなければいけないというふうに思います。  しかし、先ほど言いましたように、消費税を五%上げたとしても、それでプライマリー赤字が半減するだけ、まだ半分残る...全文を見る
06月06日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第15号
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○岡田国務大臣 この特別委員会の場でも申し上げたんですが、恐らく井戸知事が言っておられるのは、就業者と非就業者で比較した場合にそれほど大きな変化はないではないか、こういうことだと思うんですね。  確かに、そういった形で比較をすると大きな変化はない。しかし、変化があることは間違い...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、そういうことにならないようにしっかり対応しなければいけないことは間違いありません。税収を確保するということは非常に重要です。  その上で、私は、機能の充実か機能の安定か、そういう切り口で今委員は言われましたが、もう少し、ちょっと切り口を変えると、社会保障制...全文を見る
○岡田国務大臣 特に、国民年金の保険料の徴収、これについては、もちろん、歳入庁という考え方もあります。今具体的な詰めを行っているところです。しかし、本格的に立ち上がるには多少時間もかかる。ですから、今できることはちゃんとやるということがまず必要だと思うんですね。  例えば、国民...全文を見る
○岡田国務大臣 マニフェスト選挙というのは、少し歴史がありまして、従来の公約というのが余りにも抽象的過ぎる、もっと具体的にきちんと約束すべきであると。イギリスの例などを参考にしながら、より具体的なものとしてマニフェスト選挙というものは提唱され、我々は何回かマニフェストを掲げて選挙...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、修正協議という話が出ております。これは、基本的には各党間で行われるものであります。もちろん、政府も与党の後ろにいてバックアップするということは当然だと思いますが、基本的には、それは各党間の話し合い。  したがって、各党の代表者というのはその党の中での意見を...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、今までの話を聞いておりまして、馳委員の子ども・子育てにかける思いというか、そういうものを非常に感じ取ることができました。  やはり重要なことは、子ども・子育てについて、国として、どうやってここにしっかりしたものを、より強化していくかということだと思います。...全文を見る
○岡田国務大臣 私のときには考えもつかなかったことなんですが、今度、三重県の知事がとるという宣言をいたしました。まあ、民主党が推した知事ではなかったんですけれども。ただ、私は、県民から見るとすごく意識改革につながったと思うんですね。  ですから、そういういろいろなリーダーシップ...全文を見る
○岡田国務大臣 私は地方公聴会に出ておりませんので、直接お聞きしているわけではございません。ただ、きのうの報告にも少しありましたし、議事録もよく精査したいと思いますが、いろいろな意見が出たというふうに私は認識しております。  確かに、委員御指摘のように、白河市長あるいは商工会連...全文を見る
○岡田国務大臣 私は、アンケートの数字は一喜一憂しないという方針であります。ただ、今回見まして、どういうことで聞かれたかという、これは聞き方によっても随分違うわけであります。メディアの報道は、会期中といいますか、この国会ではなかなか難しいんじゃないかという報道が随分されていますか...全文を見る
06月07日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第16号
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○岡田国務大臣 まず、転嫁の問題は非常に重要だという委員の御指摘は、そのとおりであります。  党の方でもいろいろ御検討いただいて、非常に有用な御提言をいただきました。それを踏まえて、政府としての考え方も、先般、中間的に整理をして、お示ししたところであります。今までとは異なる、法...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、今回の消費税税率五%引き上げということですが、残念ながら、新しいことの充実のためには一%、現在の制度の安定のために四%ということでお願いをさせていただいております。  この委員会でも、全て新しいことに投入すべきだという御意見が出たこともあります。しかし、今...全文を見る
○岡田国務大臣 今回のこの社会保障・税一体改革で、三つの再分配の機能があるというふうに私は申し上げているんです。  第一は、まず、社会保障制度そのものが再分配機能がある。消費税、これは消費の多寡に応じて御負担が変わってまいります。しかし、社会保障、例えば医療とか介護のサービスと...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、事実認識の問題として、私は、福田さんは問責があったからやめたとは全く思っておりませんし、御本人もそういう気持ちはないと思うんですね。それから、額賀大臣も、問責の後、一カ月ほどしておやめになりましたが、問責というのも一つの理由だったかもしれませんが、それだけで...全文を見る
○岡田国務大臣 私、幹事長のときにも各党の幹事長に申し上げたんですが、まず、総理に対する参議院の問責の効果いかんと。私は、これはやはり、だから総理がやめなければいけないということはないと。憲法上、内閣総理大臣に対する不信任案の提出というのは衆議院にのみ認められているわけで、しかも...全文を見る
○岡田国務大臣 その前に、今委員が言われたことについて一言。  結局、田村さんは若いですから期待しておられる有権者の方も多いと思うんですが、あなたの今の発言というのは、また与党になったときに言われてしまいますよ。だから、お互い、そこはやはり踏まえて議論すべきだということを私は申...全文を見る
○岡田国務大臣 そういうことも、各党間でよく協議をすべき問題だと思います。  ただ、厚生年金の適用範囲の拡大、これは我々の制度でも実は同じ問題を抱えるわけですが、やはり事業主負担というのは非常に重いということで、厚年の拡大については大変な抵抗に遭っているわけですね。さらに、それ...全文を見る
○岡田国務大臣 基本的には、自民党、公明党の時代に計算されて、それが成り立つものであることは立証されているということだと思います。  ただ、その後、時間もたったし、それから、その前提そのものがどうなのかということについては、これも私は、本当に各党間で協議をして、つまり、これは別...全文を見る
○岡田国務大臣 私は、これだけの財源が厳しい中で、やはり高齢者の中でも負担能力のある方には御負担いただくという発想は必要だと思うんですね。それを税でやるのか、それとも先ほどのような年金の中の国庫負担の部分でやるのか、そこは議論はあり得ると思いますけれども。  私は、三分の一の国...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほど来、総合こども園についてもいろいろな議論が交わされました。  私は、与野党でこの子ども・子育てについて虚心坦懐に御議論いただき、そして、よりよい制度、合意できれば、子ども・子育て対策の必要性ということはお互い合意されているわけですから、必要な財源についても...全文を見る
○岡田国務大臣 委員御指摘の、特にゼロ歳から二歳までの子供たちの教育、そこについてしっかりと国として国家戦略として考えるべきだという考え方は、私は基本的に認識を共有しております。  ただ、今小宮山大臣も言われましたように、例えばゼロ歳児について委員のような御指摘があったとしても...全文を見る
○岡田国務大臣 我々民主党として、後期高齢者医療制度については廃止ということを申し上げてきたわけでございます。基本的にはそういう考え方に立っておりますが、今後、与野党協議ということも決まったようですので、そういう場でさまざま御議論いただければと思います。  我々は我々の主張を持...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほど厚労大臣も御答弁しましたように、これは党として廃止という方向性を出しているわけで、私も当然党員でありますから、同じ考え方であります。  ただ、具体的な内容については、各党間で協議の場もできましたので、そこで御議論いただければというふうに考えております。
○岡田国務大臣 一つは、ネーミングの問題というのがあったと思います。同時に、やはり、そういった一部の年齢層の人たちに限って制度をつくるということに対する違和感というか、そういうものが強くあったということは言えるというふうに思います。
○岡田国務大臣 今、担当者が述べたわけですから、それはそのとおりだと思います。
○岡田国務大臣 これはどういうふうに受け取られたかの問題で、高齢者の皆さんから見ると、それが一種の差別ではないかというふうに受け取られたからこそ、あれだけの社会問題になったというふうに思います。
○岡田国務大臣 四十六歳で青年というのは、ちょっと私はもう少し若い方がいいような気がしますが、それはともかくとして、私が申し上げたのは、この後期高齢者医療制度を入れたときの高齢者の皆さんの受けとめ方が、それを差別と受けとめたということであります。  年齢に応じていろいろな仕組み...全文を見る
○岡田国務大臣 差別というのは、これは先ほども言いましたように、受けとめ方の問題というのは非常に重要です。だから、そのことを横に置いて一般論として申し上げますと、年齢で区切って一つの仕組みをつくり上げるということは、それは当然、あっておかしいことではないというふうに思います。
○岡田国務大臣 この制度を廃止するということ以上に、今、私、余り記憶が残っておりません。
○岡田国務大臣 これは、ですから、どのぐらい原点に戻ってというか白紙に戻して議論するかにもよると思います。  率直に言って、私は、やはり拠出金制度というのは、なるべくそういったものが少ない方がいいとは思います、それが余りにも多くなると、保険というものは働かなくなってまいりますの...全文を見る
○岡田国務大臣 制度の内容につきましては、党の方でいろいろ御議論いただいておりますので、私は、政府の一員として党の議論を待つというか、関係者の理解を得るということにもなっておりますから、その理解を得るための努力を行いつつというのが現状であります。  中身について、いろいろと私の...全文を見る
○岡田国務大臣 ちょっと質問の意味がよくわからなかったんですが。
○岡田国務大臣 そこは斉藤委員のおっしゃるとおりですね。ですから、今回の給付つき税額控除はその前段階としての一時的な措置ということですけれども、どの層を念頭に置いてつくり上げるかということは非常に重要なところだと思います。  おっしゃるように、年金とかあるいは生活保護とか、物価...全文を見る
○岡田国務大臣 この年金制度の問題は、そろそろきちんと政治が答えを出さなければいけない問題だと思うんです。  我々は、委員御指摘のように、抜本改革ということを主張してきております。御党は、現行制度を基本に、それを改善することでしっかりとした制度になるということをずっと主張してこ...全文を見る
○岡田国務大臣 最近の新聞社の調査、確かに厳しい結果が出ております。ただ、私は、それは調査のやり方にもよりますし、そういう数字には一喜一憂しない、その結果を無視するというわけではありませんが、そのことによって余り判断を左右されないという基本的考え方に立っております。  私も週末...全文を見る
○岡田国務大臣 委員から大変いい御意見をいただいたと思うんですね。  もちろん我々は、成長戦略ということで、名目三、実質二ということを目指す、そのことは非常に重要なことだと思っております。しかし、それが達成できないという場合であっても、やはり財政のバランスというものがそれでまた...全文を見る
○岡田国務大臣 今、小沢元代表ということで言われましたが、そういう発言は、私、確認しておりません。少なくとも、もし御発言が事実だとしても、私や野田総理のことを言ったというふうには理解しておりません。  つまり、前提は、増税さえできれば後はどうでもいい、そんなことは全く考えていな...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、直接の協議の対象は、我々は、国会に出しておりますこの七つの法案だというふうに考えております。その他のことももちろん協議の中で議論の対象になる、そういったことはあり得るかと思いますが、それに対してどう対応するかということは、これはまさしく、協議の中で、各党間で...全文を見る
○岡田国務大臣 三党で合意することになるのか二党なのか、ちょっとよくわかりませんが、あるいは御党も含めて合意できればもっといいと思いますが、いずれにしろ、それは、各党間で、まず党の中での合意というのが要るわけですね。勝手に三党の代表者だけが合意するだけじゃなくて、党の中で、一定の...全文を見る
○岡田国務大臣 協議が調わなければ、採決しても、参議院では通らないという事態が予想されるわけです。ですから、何としてでも協議はまとめなければならないというふうに考えております。それ以上、仮定の議論にはお答えする必要はないと思います。
○岡田国務大臣 ちょっと私も記憶が定かではないんですが、政権交代があった後、私は幹事長でしたが、私の記憶では、当時の河村官房長官その他と相談をして、まず引き継ぎをさせていただいたという記憶がございます。  つまり、政権移行期にあって、たしか当時は、SARSでしたか、いろいろな幾...全文を見る
○岡田国務大臣 国家戦略担当は副総理を兼任する菅さんが担当されたということで、いろいろ最初、御苦労があったと思います。なかなかスタッフが具体的に集まらないとか、物理的なスペースの確保も含めて、一から始まったということで、それがうまく動き出すまでに若干の時間を要したことは事実だと思...全文を見る
○岡田国務大臣 小沢先生は、私が選挙を経て国会議員になったときの幹事長であり、かつ、自民党経世会の、派閥の長ではなかったんですけれども、我々新人議員の指導者として、私は大変影響を受けましたし尊敬もしてきたわけであります。途中から党が変わりまして、新進党までは一緒だったんですが、そ...全文を見る
○岡田国務大臣 小沢先生も、増税が絶対反対、特に消費税引き上げが反対と言っているわけでは必ずしもないんですね。今消費税を引き上げることに反対という言い方を一貫してしておられると思います。  したがって、私は、もし与野党協議が相なって、そのことを私は必ず実現したいと思いますが、そ...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、二〇〇九年の選挙、なぜ民主党が勝たせていただいたかというのは、きのうも私申し上げましたが、やはり基本的に、ここで政権をかえて自民党政治を一旦終わらせたいという国民の声が非常にあったというふうに思います。個々の政策というよりは、やはり政権交代そのものに意義を見...全文を見る
○岡田国務大臣 これは党のことではありますが、昨日も幹事長会談が開かれまして、輿石幹事長の方から、ぜひ協議をお願いしたいということで、自民党、公明党の幹事長にお願いさせていただきました。お受けをいただいて、これから協議がスタートする、そういうふうに思っているところであります。
○岡田国務大臣 これは政党間でこれから協議することですので、政府としては、それを見守るというか、あるいは与党民主党が協議するに際してよく御相談をしたい、受けたいと思いますけれども、基本的には政党間でお決めいただくことだと思います。  我々、七法案を出させていただいておりますので...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、修正協議に参加をされるところとされないところがあると思うんですね。ですから、やはり国会の中でしっかりと議論することは意味のあることだというふうに思います。  あとのことは、これは委員会の運びの問題ですので、私から何か言うというよりは、理事会などで御協議いた...全文を見る
06月11日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第18号
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○岡田国務大臣 勝又委員今御指摘のように、年金、医療、介護、子ども・子育て、それぞれ国民の関心は非常に高い。そういう中で、どうしても政治的な、争点化しやすいという問題はあります。そういう中で、我々も、勝又さんも御指摘いただいたように、それを必要以上に強く言う、そういったことが過去...全文を見る
○岡田国務大臣 湯原委員、八点にうまく集約していただきました。  これを少し言い方をかえれば、一つは、やはり税率が一〇%で足らなくなる、そういう問題が一つあります。  もう一つは、先ほど委員御指摘のいろいろな点、これは政治のあるいは政府の関与が深まるということで、大きな政府と...全文を見る
○岡田国務大臣 少し議論を整理したいと思うんですが、我々、年金で二本、子ども・子育てで三本の法案をこの特別委員会に提出させていただいております。今までさまざまな御議論をいただきました。いい御指摘もいただきました。そういう中で、各党間の協議、特に御党と公明党と我が党の間で行われてお...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、先ほどの答弁は失礼いたしました。私、後期高齢者医療制度とちょっと取り違えておりましたので、失礼をいたしました。  そして、我々の年金の抜本改革、これは最低保障年金だけではないんですが、抜本改革について、来年度法案を提出するということについて書いていることは...全文を見る
○岡田国務大臣 大綱は閣議決定されたものであるという委員の御指摘です。  いろいろな法案についても閣議決定をいたします。しかし、その後、各党間で話し合って議員修正するということは幾らでもございます。そのときに、何かもとの閣議決定に戻って取り消すとか、そういうことにはならないわけ...全文を見る
○岡田国務大臣 まさしくそういうことも含めて、各党間でもう議論は始まっておりますので、そこで御議論をいただければいいことではないかというふうに考えております。  委員の御指摘もよくわかりますが、この基本法の取り扱いも含めて各党間で今議論されているというふうに私は認識をしておりま...全文を見る
○岡田国務大臣 これは、今、各党間、御党も含めて協議を行っているわけです。その協議の結果がどうなるかということは、我々は、ぜひまとめたい、こう思っておりますけれども、しかし、現に協議を行っているわけですから、余り仮定に仮定を重ねた御質問にお答えするのは非常に難しいというふうに思い...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、我々、ぜひ協議をまとめたいというふうに考えているわけです。ですから、御党や公明党との協議がまとまらなかったら、そういう仮定にはお答えしたくないというか、ぜひまとめたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
○岡田国務大臣 今各党で協議をしているわけです。そのときに、何かをおろさなければ議論ができないとか、そういったことになれば、これはなかなか協議が進まないわけですね。やはり虚心坦懐に議論して、その結果どうなるかということは、これは合意した中身によるわけですけれども、最初から何か条件...全文を見る
○岡田国務大臣 今委員の言われた七・何%という話は、幾つかあるケースの試算の一つにすぎません。かつ、そのときには、今の年金制度でも三ポイントぐらいは消費税をプラスアルファしなければ、上げなければできない、そういう中での話だということをまず御理解いただきたいと思います。  いずれ...全文を見る
○岡田国務大臣 委員の御指摘もよくわかります。ただ、以前にもこの場で申し上げましたが、やはり時代の変化ということも考えなければならないというふうに思います。  かつてのように、社会保障制度の支え手が多層になっていた、例えば大家族であったり地域社会であったりあるいは企業であったり...全文を見る
○岡田国務大臣 撤回しろというお話は、私の受けとめ方では、これは、協議に入る前にまずそれを取り下げろ、こういうふうに言われたというふうに受けとめております。やはり協議に入るときに、何か、まずそれを全部やめてしまえと言われると、これは協議になりませんので、協議した上でいろいろ御相談...全文を見る
○岡田国務大臣 私が先生と厚生労働委員会で議論させていただいたときに申し上げたことは、これは国民の立場に立って、やはり年金制度は非常に重要でありますので、しっかり議論する、そういう場を必要としているということを申し上げました。そして、そういう場で真摯な議論が必要だと。  真摯な...全文を見る
○岡田国務大臣 委員の御指摘の点は、恐らく後期高齢者医療制度の廃止の問題、そして年金の抜本改革の問題、この二つの問題についての御指摘だと思います。  御指摘のように、いずれもまだ法案は国会に出ておりません。したがって、今具体的に協議で御議論いただいている問題とは少し時差がありま...全文を見る
○岡田国務大臣 ですから、協議をしていただくわけですから、今国会に出すとか来年出すとか、いろいろなことが書いてありますが、それに優先するのが協議であるということは間違いないと思います。協議の結果がそれと異なることになれば、それは協議の結果を優先するということであります。
○岡田国務大臣 坂口先生の今の御指摘、肝に銘じなければならないところがございます。限られた財源の中で年金にとり過ぎては医療、介護に回る金がなくなるではないかというのは、これは非常に厳しい御指摘でございます。  ただ、その上で、先生は今、消費税の話を中心にお話をされたわけでありま...全文を見る
○岡田国務大臣 我々、総合こども園とかそういう提案もさせていただいていますが、問題は中身だと思います。要するに、子供の立場に立ってどう考えていくか。幼児の保育と教育というものを一体としてやっていくために、従来は認定こども園という考え方で取り組んできていただいた。我々は、それをかな...全文を見る
○岡田国務大臣 時間も限られておりますが、先生が今御指摘になられた三点、いずれも非常に重要な御指摘だと思っております。基本的には協議の場で議論されることかと思いますが、私は、先生の御指摘の三点について、しっかりと協議の中で取り組んでいくべきだというふうに考えております。
○岡田国務大臣 私が私のブログで述べましたことは、本来、今回の社会保障・税一体改革は、若い世代のためにもやっているという意識が非常に強いわけでございます。  例えば、消費税の御負担は、高齢者であっても負担能力のある方には御負担をいただくということになります、世代を超えて負担して...全文を見る
○岡田国務大臣 これは一つの考え方でありますが、まず、所得税については、所得税というか直接税に関しては、二十三歳から所得を得るものという仮定を置いているところでございます。  それから、消費税などの間接税につきましては、もちろん、議員御指摘のように、二十三歳未満の者も負担してい...全文を見る
○岡田国務大臣 こういう資料をわかりやすく描くというところもございます。それから、一定の前提を置かなければならないということもございます。ですから、個々の御指摘についていろいろいただくのであれば、それはもちろん議論していただくことにやぶさかではございませんが、しかし、事実でないと...全文を見る
○岡田国務大臣 簡素な給付措置の制度設計はこれからでございます。ただ、基本的に、学生だけにというような形での給付措置というのは余り考えられないかなというふうに思っております。  ただ、先生、学生だけで考えて消費税の負担があるかないかという御議論ですが、やはりこれは、学生もやがて...全文を見る
○岡田国務大臣 我々は、社会保障制度の改革について先送りをするというふうには考えておりません。あくまでも、社会保障制度とそして税制の一体改革について各党と議論していただきたいということでスタートさせていただいております。  委員の方で消費税引き上げについて御賛同いただける可能性...全文を見る
○岡田国務大臣 それは、これからの三党間の協議次第ということだと思います。  私たちとしては、ぜひ、真摯な協議の結果、合意ができることを強く期待しているところでございます。また、そのことは、我々の責任、与党としての責任でもあるというふうに考えております。
○岡田国務大臣 まず、マイナンバー制度、この法案を内閣委員会にと思っておりますが、まだ議論は始まっておりません。法案が成立することが大前提になります。その上で、制度設計が必要です、大きな仕組み、システムですので。  そういったことも考えますと、なかなか前倒しというのは簡単なこと...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、まず、協議の具体的対象は七法案ということでございます。しかし、そういう中で、後期高齢者医療制度の廃止と年金の抜本改革、この二つが議論の俎上に上るということは、当然あり得ることでございます。  この一、二週間で結論が出る話ではござ...全文を見る
○岡田国務大臣 それも一つの考え方かというふうに思います。いずれにしても、それはもう協議の中で決まってくることでございます。  いずれにしても、我々は、我々の案がベストと思って提案させていただいております。しかし、それを主張するだけでは協議になりませんので、お互いそれを机の上に...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほど来申し上げておりますように、協議の対象は基本的には七法案でございます。そのうちの二法案は税ですけれども、残りの五法案、つまり、子ども・子育て三法案、年金の二法案、これは社会保障制度でございます。したがって、それを全体として協議しているということでございます。...全文を見る
○岡田国務大臣 選挙制度改革の話は、各党幹事長間で議論されているところでございます。  我が党、私は閣内におりますからちょっと言い方は難しいんですが、輿石幹事長のところで提案をさせていただくというふうに聞いておりますので、そのことをきっかけに、しっかりと議論がまとまることを期待...全文を見る
06月12日第180回国会 衆議院 予算委員会 第25号
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○岡田国務大臣 まず、委員は消費税の問題だけで論じておられますが、やはり私は、消費税で税収を得てそれを何に使うかということとセットで議論すべき話だと思います。  つまり、我々は、これを社会保障のために使うということを申し上げているわけで、社会保障の方は、例えば医療にしてもあるい...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、働く世代と高齢世代の人口比が変わる、そういう中で賦課方式をとっておりますので、積立方式ではありませんので、若干の違いが出てくる、そういう意味においては、委員の御指摘、正しい部分がございます。ただ、そこでやはり考えておかなければならないことが幾つかあります。 ...全文を見る
○岡田国務大臣 委員御指摘の積立方式、平均寿命まで生きたとしたら全額返ってくる、それ以上長生きすればより返ってくるということになるんでしょうけれども、そういう積立方式は非常にシンプルでわかりやすい、そういうメリットはあると思います。ですから、ゼロベースで議論できるなら、そういう積...全文を見る
○岡田国務大臣 私は、この表以外の知識がございませんのでわかりませんが、これは積立方式とどこが違うのか、このやり方ならなぜ過去債務が発生しないのかというのは、ちょっとこの表だけでは、私、理解できないんです。
○岡田国務大臣 先般、委員の御地元たる流山市でも対話集会を開かせていただきました。そのときにも申し上げたんですが、確かに、我々、マニフェストの中で任期中消費税を上げないというお約束をした。本当に多くの方に、決定も含めてやらないと思われた、そこは申しわけないというふうに申し上げた上...全文を見る
06月13日第180回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○国務大臣(岡田克也君) 今の件ですけれども、党の中で現在議論を重ねているというふうに承知をしております。  様々な、委員お示しになった案は昨年計算したもので、党としての正式なものでは必ずしもございません。党としてのきちんとした考え方、そしてそれに基づく試算、そういった作業を現...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ちょっと今委員の言われたこと、私理解に苦しむんですけれども、その月額の保険料について国民年金の保険料を言われました。それが上がるということはおっしゃるとおりであります。しかし、受け取る年金の額も上がるわけで、そういう意味で、この基礎年金のみの点線よりは上...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、たまたま私、先日、日経センターのこの年金についての議論する場に参加をして少しお話をさせていただきましたが、やはり今の年金制度についていろいろ問題があって、ある程度最低保障のところは税を使って少し変えなきゃいけないという問題意識は、これは多くの学識経...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ①、②、③、④というのは昨年の試算の結果ですけれども、それ以外の選択肢というのも私は考え得るというふうに思っております。(発言する者あり)
○国務大臣(岡田克也君) 先ほどの小宮山大臣の最後の答弁も、①、②、③、④に限定するというふうには答弁していないことは委員も御承知のとおりであります。
○国務大臣(岡田克也君) 給付付き税額控除、私は優れた制度だと思いますが、委員御指摘のように、所得あるいは資産の捕捉がどのぐらい正確にできるかということによって制度が生きてくるかどうかということになるわけで、そういう問題が内在していることは事実であります。それをどこまできちんとで...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 昨日、関係五大臣が集まって基本的考え方について中間的な整理をしたところであります。  御指摘のように、二〇一八年以降速やかに徴収業務統合型の歳入庁を創設することを目指すということにしております。  給付のところは、やはりこれは例えば地方自治体が担うべ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) そこのところについて結論はまだ出していないということです。人が増えることは間違いありませんが、それは基本的には国家公務員ということになると思います。したがって、今の年金機構の人を持ってくるのか、あるいは別の方法を考えるのかということについては、結論はまだ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 年金機構をつくったいろいろな経緯もあります。それから、現在はもう公務員ではないということであります。そういったことも勘案しつつ、どういう形がいいか今後検討していくということであります。
○国務大臣(岡田克也君) 理屈からいうとそういうことになりますが、ですから、その年金機構の今いる人たちを持ってくるということも選択肢として排除しているわけではないんです。まだ結論を出していないということを申し上げているわけです。
○国務大臣(岡田克也君) その徴収にかかわる人というのは要らなくなるわけですから、その部分は年金機構から削減しなければなりません。新しくこの歳入庁の陣容は、それは拡充しないとできないということであります。それを年金機構から持っていくのか、それとも新たに採用するのか、別の道を考える...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) そういった詳細についてはまだ議論しておりません。少なくとも、ただ、年金機構もそこで働いている方々がいるわけですから、余り安易に解雇とかそういう言葉は使いたくありません。
○国務大臣(岡田克也君) いろんな議論はあると思います。ただ、一方は、これ公務員です、歳入庁はですね。ですから、公務員としての適性というものはあるわけですから、そういったことも全体勘案しつつこれから議論していかなければいけないと。まだ今現在では結論は出していないということでありま...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ようやく考え方についての整理を昨日したところで、具体的にどのぐらいの陣容が必要かということについては、これはまだ結論を出しておりません。
○国務大臣(岡田克也君) 歳入庁という考え方は我々マニフェストにも書いております。ただ、その中身について議論を詰めてきて、昨日一つの答えを出したわけでございます。いずれにしろ、二〇一八年以降にその歳入業務について、徴収業務について、それを統合する歳入庁を創設するということでありま...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) マニフェストに歳入庁を書いたのは、それはまさしくそういった、少なくとも歳入部分については統合すべきだという考え方で書いておりますが、しかし、例えば地方の徴収部分をどうするかとか、そういったことも含めて論点は多々ございます。したがって、そういったことについ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘のように、今、我が党と自民党、公明党、それぞれ協議を行っているところであります。我が党からは細川さん、長妻さんが社会保障については責任者として出て、各党と厳しい交渉を行っているところでございます。  もちろん、党から出ている以上、民主党の考え...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員、昨日も党の議員百数十名お集まりいただいて、細川さんや長妻さんから経緯についても御説明をさせていただき、御質問もいただきました。そういった党の方でしっかりと交渉しているわけですし、我々も、もちろん法案について責任を持つ立場ではありますけれども、それは...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 先ほど総理申し上げましたように、今七本の法案が特別委員会、衆議院にかかって、百時間もう超えたかもしれませんが、審議をしているわけであります。その七本のうち二本が税にかかわるもの、三本が子ども・子育てにかかわるもの、二本が年金にかかわるもの、そのことについ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは党内でいろいろ御議論いただき閣議決定した七本の法案、これが基本になっているわけです。七本の法案の中には、例えば厚生年金の適用範囲の拡大とか、あるいは被用者年金の一元化とか、あるいは子ども・子育てについての様々な新しい提案が含まれているということであ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 何度も言っておりますように、五本の法案について、社会保障に関する、これをどこかに委ねてしまう、別の場で議論するということはございません。
○国務大臣(岡田克也君) 川上委員、ちょっと変な感じなんですよ、とても。  つまり、今、政党間で協議しているわけですね。それで、我々、税は藤井さんを代表者として出して自民党と交渉しているということであります。そういう中ですから、我々政府としては、ある意味では固唾をのんで見守って...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この場でも何度か申し上げておりますが、今まさしく七法案について各党と議論をさせていただいております。税法だけやってそのほかのものは先送りというのは、それは事実に反します。  それから、我々、特別委員会で、衆議院の方は百時間という長い時間審議をしてまいり...全文を見る
06月14日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第19号
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○岡田国務大臣 いろいろ、いい質疑をしていただきまして、ありがとうございました。  委員御指摘のように、今、我々は歳入の半分以上を借金に頼っている。一般歳出の半分以上は、実は社会保障費であります。この社会保障費をしっかり持続可能にすることは今の世代にとっても必要ですし、同時に、...全文を見る
○岡田国務大臣 消費税引き上げに当たって、その消費税分がきちんと最終価格に転嫁されるということは極めて重要なことであります。  もしそういったことができない、例えば、取引上優越した地位にある事業者が税率引き上げ後に消費税分の支払いを理由なく拒んだりすれば、優越的地位の濫用に該当...全文を見る
○岡田国務大臣 そこは委員御指摘のとおりであります。  我々、総合こども園ということで御提案をさせていただいておりますが、これは、従来お考えいただいていた、今現在あります認定こども園のいわば延長線上にあるというものであります。  認定こども園がなかなか広がらないことの理由とし...全文を見る
○岡田国務大臣 野田総理が従来言われていることについては、全く変わりはございません。  そして、あすが十五日でありますので、何とか各党の御協力をいただいて、今行われている各党間の協議をまとめなければいけない、非常に大事な局面だというふうに考えております。  社会保障と税の一体...全文を見る
○岡田国務大臣 昨日は参議院の予算委員会で、委員御指摘のように、この問題が議論されました。  総理としては、最初に委員が言われた日程感というのがありますので、まずその日程感に沿ってしっかりとやり遂げるということが最優先であると。その上で、必要に応じて、会期の延長の問題について、...全文を見る
○岡田国務大臣 今日まで党内手続はきちんと進めてきております。そして、党の中で議論をして、閣議決定して法案を国会に、七法案出させていただいているわけであります。  ただ、今、御党を含めて各党協議、なかなか厳しい御意見もいただいておりますので、今まで閣議決定した法案の修正というこ...全文を見る
○岡田国務大臣 これは、今回消費税五%引き上げをお願いし、実現した後の展望ということになると思います。  それはやはり、財政がどうなるか、どうするかということとの裏腹の問題で、一つは、経済成長がどの程度実現できるかによって税収はかなり変わるということであります。それから行革、こ...全文を見る
○岡田国務大臣 今回も、年金の物価スライドについては、おくれていた部分をきちんと実施するということはお願いしているわけでございます。  しかし、もちろん、給付とそして財源のギャップというのはまだ現にたくさんございます。税収も限られていますし、一方で、社会保険料の負担というのも限...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、民主党が現在主張しております新しい年金制度、その中の最低保障年金、この制度が、本来制度に加入すべきであるにもかかわらず加入していない、そういった方々についてまで最低保障年金を保障するものではないというのは、委員御指摘のとおりでございます。  その上で、今の...全文を見る
○岡田国務大臣 子ども・子育て支援策を充実するためには、財源が必要でございます。  消費税の増税、所得税その他もございますが、そういった措置なくして実施をするということは、それは困難であるということです。
○岡田国務大臣 基本的には、理解が違うと思います。  後期高齢者医療制度それから年金の抜本改革について、名前はどういう名前になるかというのは各党で協議されていると思いますが、そういった別の場で議論をすることがどうして棚上げなのか、私には理解に苦しむところでございます。
○岡田国務大臣 ですから、そういう議論の場をつくって議論することがどうして棚上げなのかというふうにお聞きをしているわけです。  社会保障制度というのは、政権がかわるたびに変わるというものではございません。なるべく多くの党が共通認識を持って制度改革をしていかなければなりません。加...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほど来、先送りということは、なぜ先送りとおっしゃるのかということを私はむしろ逆に聞いているわけであります。  今回、七つの法案についてこの特別委員会で御審議をお願いしてまいりました。そのうちの、税関係は二本、子ども・子育てが三本、年金が二本であります。今、各党...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほど言いましたように、この特別委員会で御議論をいただいているのは、七つの法案であります。そのうちの税関係、地方税、国税合わせて二本、その中に消費税も含まれているということでございます。  ですから、委員、消費税だけここで決めるというふうにおっしゃいましたが、ど...全文を見る
○岡田国務大臣 そこは、いろいろな御意見がある、難しいところだと思います。  もちろん、ここでの議論の結果というのは、そういった協議者にはきちんと報告がなされて、キャッチボールがなされていますので、それが反映されていないということはございません。同時に、協議者の意見というのも、...全文を見る
○岡田国務大臣 今、公取委員長が話をしたとおりなんですが、一つ加えさせていただきますと、やはりそういう人員を時限的にふやすということは十分考えられることだと思います。今まで類似の業務に携わってきた、例えば退職者とかそういった方々などに時限的にこの職務についていただくというような形...全文を見る
○岡田国務大臣 今まで、日本年金機構の方は、雇用保険の適用事業所のデータを活用するなどしてきたわけであります。今年度末には、新たに、法務省の保有する法人登記簿情報を一括して入手できるようにするということであります。  確かに、実は国税庁の方もこの法務省のデータを使ってやってきた...全文を見る
○岡田国務大臣 委員御指摘の提言というのは、自民党の野田先生や河野太郎先生、それから民主党では私や枝野議員や古川議員で議論をしてつくり上げたものでございます。そこは確かに、基礎年金部分は税方式ということを言っております。  今、我々の党として提案しております最低保障年金というの...全文を見る
○岡田国務大臣 非常にいい御指摘だと思うんですね。  我々は、五%消費税を引き上げたその使い道として、一%は子ども・子育てなど新しいことに使わせていただく、残りの四%は現在の制度の安定化ということで、そういう考え方に立っているわけであります。しかし、委員御指摘のように、消費税を...全文を見る
○岡田国務大臣 今、民主党、自由民主党、公明党、三党間で政党間協議を行っているということは承知しておりますが、これはまさしく、まだ途中ですし、政党としてやっておられる話ですので、政府とはちょっと違う立場、したがって、私がその内容について何かこの国会の場でお話しする立場にはないとい...全文を見る
○岡田国務大臣 どちらが先かというのは、何か特別の意味があるわけではないと思いますが、やはり我々、社会保障制度を充実する、あるいは安定させる、そのために消費税の五%引き上げをお願いしている、そういうことからいえば、素直に社会保障と税の一体改革といったことの方が、より内容を示してい...全文を見る
○岡田国務大臣 我々、この特別委員会に七本の法案の審議をお願いして、約一カ月間御審議いただいているわけです。七本は、税法、地方税、国税で二本、それから子ども・子育てで三本、年金で二本であります。その七本について今各党間で協議していただいていますが、中身の修正はあると思いますけれど...全文を見る
○岡田国務大臣 繰り返しになりますが、この特別委員会、七本の法案をお願いしていたわけです。その中の五本というのは、現在の社会保障制度を改革するというものであります。協議しておりますので、中身は少し変わると思います。しかし、基本的に、その七本の法案について、これを修正した上で成立さ...全文を見る
06月22日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第20号
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○岡田国務大臣 前回私が申し上げたのは、二点なんですね。一つは、国民年金について、基礎年金国庫負担分二分の一の恒久化、それから、今回、年金の持続可能性の確保のための特例水準の解消。この二つは、今回の三党協議によって中身が変わっておりませんので、何か後退したということはございません...全文を見る
○岡田国務大臣 最低保障年金を初め年金制度に関しては、これは、先ほど来ずっと議論がありますように、これから各党間でよく議論をしていくということです。  長妻さんも言われたように、今、自民党、公明党、あるいは民主党、それぞれが、単独あるいは二党で何か法案修正とか新しい法律をつくる...全文を見る
○岡田国務大臣 ここで百時間を超える御審議をいただき、委員にも御協力いただき、本当にありがとうございました。  私は、ここで本当に真摯な御議論をいただいた結果として、いろいろな論点が浮かび上がり、どこが対立し、調整が必要かということが明らかになった、そのことを踏まえて三党間で協...全文を見る
○岡田国務大臣 三党合意の中身は協議していただいた方々に御答弁いただきたいと思いますが、私は、非常にいい議論をしていただいた結果、合意点ができたというふうに思います。  増税だけではもちろんありません。中身をごらんいただければ十分御理解いただけるわけですが、重要な問題についてそ...全文を見る
○岡田国務大臣 消費税しかないという委員のお話ですが、そうではなくて、消費税も必要ですが、同時に、経済成長も必要だし行政改革も要る、全てをやっても、それでもなお残念ながら今の財政の状況というのは深刻だ、あらゆることをやっていかなければならない、その一環としての今回の増税であるとい...全文を見る
○岡田国務大臣 委員も、与党民主党で何年間か過ごされたわけです。ですから、よくおわかりいただいていると思いますが。  例えば、我々、行革に一生懸命取り組んできたわけです。そして、成果も上がっています、事業仕分けもやりましたし。例えば、独立行政法人に関して言えば、その事業規模も、...全文を見る
○岡田国務大臣 今回のこの一連の決定も、社会保障制度を持続可能なものにする、そしてよりよくするという観点から行われたもので、国民の生活が第一というふうに考えております。
○岡田国務大臣 委員の今の御議論を聞いていまして、二つのことを言っておられて、論点をうまくすりかえておられると思うんです。先ほど言われたのは、税について、所得税や資産課税について、年末に送ったんじゃないかという話、その話と、社会保障が何もなくて消費税だけだ、これは違う話であります...全文を見る
○岡田国務大臣 謝罪する必要はないと思います。現実にあるものをないと言っておられますから、私はそれはどうしてなのかということを確認しているわけです。いや、それで、お答えにならないというのなら、それはそれで自由ですけれども、それなら、やはりそういう議論を展開される根拠が示されないと...全文を見る
06月25日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第21号
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○岡田国務大臣 行政改革、委員御指摘のように、これは不断に進めていかなければならないこと、政権交代以降、鳩山内閣、菅内閣、そして野田内閣の中で積極的に取り組んでいるところであります。  そういう中で、委員御指摘の行政事業レビュー、これはまた政権交代の大きな成果だと思いますが、各...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、この三党合意の結果は、先週の金曜日、そしてきょうと御審議いただいております。  時間をどうするかというのは、まさしく委員会の運びの問題で、政府が言及することではございませんが、きょうも一日テレビが入った中で御審議いただいているということは、国民の皆様に御理...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、委員が、先ほど、一千兆円に上る借金をつくったことに、長く与党をやられた自民党として責任がある、そのことが、今回、消費税の引き上げについて、三党合意につながった一つの理由としてあるということを率直に認められたことは評価したいというふうに思います。そのことを自覚...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、国民の非常に関心の高い年金制度について協議の場を設けて議論していただくことになったこと、そのことは私は大変よかったというふうに思っております。それに倣って三党間で協議をするということも確認されました。  我々の最低保障年金がどうなるかということはまさしく協...全文を見る
○岡田国務大臣 石井議員御指摘のとおり、まず、経済の状況がよくなければ転嫁は難しい、そこは先ほどもお触れになったところで、経済の回復ということが非常に重要になると思います。その上で、やはり、消費税が上がった分の転嫁は当然であるということについて、国民にもしっかりPRしなければいけ...全文を見る
○岡田国務大臣 なかなか興味深い御指摘をいただきました。こういった点についてもよく議論をする必要があるというふうに思っております。  ただ、一点だけ、社会保障の方は、介護にしても、あるいは基礎年金にしても、あるいは医療にしても、サービスは同じですね。所得の多い人は多いサービス、...全文を見る
○岡田国務大臣 委員は最初、被災地、仮設に住む方のお話から入られまして、後段は一般論として言われたと思うんですね。ですから、もちろん、被災地の皆さんに対してしっかりとした対応をしなければいけないということは当然でありますが、委員の一般論についてちょっと一言申し上げたいと思います。...全文を見る
06月26日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第22号
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○岡田国務大臣 これは、各党それぞれ主張があって、それを協議するということですから、現時点でそれぞれの主張をということになれば、その政党紙の主張になるのかもしれませんけれども、我々は我々の考え方を持っておりまして、そこは真摯に議論させていただきたいというふうに思っております。
○岡田国務大臣 ですから、合意に向けて協議をする。合意に向けて協議をするという確認がされているということでございます。  合意に向けて真摯に努力をしていきたいというふうに考えております。
○岡田国務大臣 委員、マニフェストに言及されておりますので。  二〇〇九年のマニフェストで、我々は天下りに対して、これをなくすということをお約束しました。その意味は、あっせんをやめるということを申し上げたわけです。マニフェストに明記されています。そのことはきちっと厳守されている...全文を見る
○岡田国務大臣 衆議院議員長妻昭君外五名提出の社会保障制度改革推進法案につきましては、政府としては異議はございません。
07月09日第180回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○岡田国務大臣 社会保障・税一体改革のための「明日の安心」対話集会、御指摘のように、二月十八日から開始をいたしまして、四大臣、総理それから私、総務大臣、財務大臣、厚労大臣が手分けをして、副大臣が御参加いただくこともあります。全国各地で、七月九日までに六十三回開催をしております。こ...全文を見る
○岡田国務大臣 今委員御指摘のとおりであります。  今回の五%の引き上げのうち、一%は新しいこと、つまり社会保障の充実に使わせていただく、内訳は先ほど委員が言われたとおりであります、四%については現状の社会保障制度の安定化のために使うという、その基本的フレームワークは変わってお...全文を見る
○岡田国務大臣 自民党の先ほどの御質問については、これは我々、誠意を持ってきちんとお答えしなきゃいけないと思います。ただ、今この場で委員が言われると、非常に違和感を覚えるわけであります。  これは、民主党の中での手続の話であります。そして、私は、委員を見ていて思うんですけれども...全文を見る
○岡田国務大臣 もし委員がそういうふうにお感じであれば、どうして政府の中で、あるいは厚生労働省の中でそういう御主張を展開し、そうでないようにされなかったんでしょうか。そういう機会は幾らでもあったはずであります。今さら言われることに、私は非常に違和感を感じております。
○岡田国務大臣 私は、率直に自分の感想を申し上げたわけであります。党の中のことと言われても、その大半、委員は、三月までは政府の要職にあられたわけであります。ですから、そういう立場にあって、もし社会保障と税一体改革の中身が実は増税だけなんだというふうにおっしゃるのであれば、それをま...全文を見る
○岡田国務大臣 私は、今回の三党合意ですけれども、本当に日本の戦後史の中でも特筆すべき出来事ではないかというふうに思っております。野党の皆さんも本当によく合意していただいたというふうに感謝をしております。  それは、今の国の財政そして社会保障の現状を見たときに、ここはやはり違い...全文を見る
○岡田国務大臣 これはちょっと牧さんの言葉とも思えないんですけれども、今回、八法案あるわけですね。そのうちの一本はもちろん議員立法ですが、残りの七法案、税は二法ですから、子ども・子育ての三本と年金の二法、これは政府が出した法案でございます。そして、そこに三党の合意で修正を加えて、...全文を見る
○岡田国務大臣 その前に一言。  先ほどの話は、結局、自民党、公明党の時代に進めていただいていた認定こども園、その問題点として、一つはお金の絶対額が不足している、もう一つは省庁間の縦割りの弊害がある、そういったことは小渕先生が大臣を務めておられたころに指摘をされていることであり...全文を見る
○岡田国務大臣 お金に色がついていないので、なかなか言うのは難しいんですが、それから、かつ、もう一つは、地方に行くわけですから、五%丸々国に来るわけではございません。国に来る部分については、基本的に、本来赤字国債を発行して賄っていた分を税に置きかえるということになります。
○岡田国務大臣 先ほどの委員の質問にも関係するんですけれども、社会保障に対する必要な税投入というのは毎年一兆円以上ふえてまいります。これは、高齢化が進むということ一つをもってしてもそういう構造になっているということがございます。  そういう中で、それから今回、交付国債という形で...全文を見る
○岡田国務大臣 私、当時の幹事長として、ちょっと委員の今の御指摘は少し理解が違うんです。  十六・八兆ということを申し上げたことは事実ですね。それが全部はできていないということもおっしゃるとおりであります。そこに我々は反省しなければいけない点もございます。ただ、それをやるから消...全文を見る
○岡田国務大臣 軽減税率についてのメリット、デメリット、今委員に御指摘をいただきました。私も同じ思いでございます。  最大のメリットはわかりやすさだと思います。ただ、必需品というときにどこまで広げるのかという問題はございます。特に、それを五%ということで、全体が一〇になったとき...全文を見る
○岡田国務大臣 今回は、共済年金と厚生年金の一元化であります。したがって、国民年金の一元化は含まれておりません。全体の一元化の問題は、年金制度の抜本改革の問題として国民会議で議論をするというふうに我が方としては思っているところでございます。他の各党ともよく協議をして、真摯な議論を...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、今回の厚生年金、共済年金一元化の中で、職域加算部分の廃止ということが書かれております。そして、それにかわる新しい年金制度を検討するということでございます。  有識者の方々に集まっていただいて、合計七回議論をいたしました。私も全て参加をして、一緒に議論をいた...全文を見る
○岡田国務大臣 退職給付、つまり、一時金で出すか、年金で出すか、いずれにしても合計額は、官民格差を調査の結果、完全になくすという前提であります。ですから、税投入額は変わらないわけです。  その中で、それを全て一時金で出すのではなくて、一部年金の形で出す、そういった制度設計をした...全文を見る
○岡田国務大臣 企業にも企業年金がございます。それは、全てではもちろんございません。  委員、誤解しておられるのは、そういった形で年金の部分に税が半分入るということですが、その分、一時金が減っているということです。全体で官民格差がゼロになっているということです。
07月10日第180回国会 参議院 予算委員会 第22号
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○国務大臣(岡田克也君) 今の委員の御指摘ですけれども、やはり内閣というのは継続性、安定性というものが求められます。したがって、政権交代したから従来の政府の憲法解釈を全て変えるということはできません。基本的にはそれを引き継いだ上で、必要があればまた政府の新しい解釈を御提案するとい...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、この五%消費税引上げを含む社会保障・税一体改革でありますが、こういったことをやらなければ社会保障制度はやがて持続可能ではなくなる、あるいは更に借金をどんどん増やすことになりかねない、そういう事態を食い止めたということが一つあると思います。  その...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘の社会保障制度改革国民会議、これは公布の日に施行するということになっております。そして、期限は一年以内ということでございますので、やはり時間を置かずに法律成立後速やかに立ち上げなければいけないというふうに考えております。  法律上は、委員二十...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、我々は、チルドレンファーストということで子ども・子育て対策に力を入れるということを従来から申し上げてまいりました。そのうちの一つが現在の児童手当、名前は児童手当になりましたが、内容的には従来の児童手当と比べればかなり充実されたものになったというふう...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、雇用であります。今回、医療、介護の分野で患者ニーズに応じて入院患者一人当たりの人員配置を手厚くするということ、あるいは在宅医療・介護の充実を図ることを考えております。そのことによって、二〇一一年度から二〇一五年度までの見通しとして約六十三万人から八...全文を見る
07月12日第180回国会 衆議院 予算委員会 第27号
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○岡田国務大臣 政府としても、二割削減を目標に、その達成に向けて努力をしているところでございます。  今委員御指摘のように、公務員の給与の七・八%削減を含めて、約五千億円の削減、つまり一割までは来ております。  今後、それに追加してどうするかということですが、現在、公務員とあ...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、委員御指摘のように、政権交代後、天下りのあっせんの全面禁止、そのことは貫徹されております。加えて、独立行政法人の役員について、公募でやるということも進めてまいりました。  この結果、例えば、公務員OBの独法役員というのは、政権交代前の平成二十年十月一日時点...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、金子さんが先ほど言われた牧さんの話ですが、私が申し上げたのは、牧さんは厚生労働副大臣を、野田政権スタートとともに、少なくとも半年以上やられたはずなんですね。この間、社会保障制度改革の省内の本部長代理あるいは代行もやられたということですから、やはり社会保障制度...全文を見る
○岡田国務大臣 わかりました。
○岡田国務大臣 まず、委員、増税先行とおっしゃいましたけれども、もちろんそうではなくて、今回、全体で八本の法案が衆議院で可決されました。税金に関するものは二本であって、残り六本は社会保障に関するものでございます。年金で二本、子ども・子育てで三本、そして議員立法一本でございます。 ...全文を見る
○岡田国務大臣 もちろん、我々の高齢者医療の考え方とか年金の、最低保障年金あるいは所得比例年金、これは、自民党、公明党から見れば、賛成できないということになると思います。だからこそこれは議論が必要なわけで、我々はこれが重要な政策だと。  例えば、今の年金制度を考えたときに、やは...全文を見る
07月13日第180回国会 参議院 本会議 第20号
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○国務大臣(岡田克也君) 私には三問御質問をいただきました。  まず、軽減税率や給付付き税額控除の検討の方向性についての質問であります。  低所得者への配慮については、三党合意に基づく法案の修正により、給付付き税額控除及び複数税率の各々について様々な角度から総合的に検討するこ...全文を見る
07月18日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(岡田克也君) 委員の御指摘の点は、党の中でもいろいろ議論のあったところだと思います。ただ、午前中もありましたが、やっぱり例えば今年度の予算を見ても、借金の方が税収より多い。多少景気回復すればその状況は変わるかもしれませんが、大きく変わることは期待できない状況です。そう...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、先ほど総理も指摘されましたが、今回の改革はかなりの社会保障制度の改革を増税とともに提案しておりますので、そこは是非御認識をいただきたいというふうに思います。  テレビを見ておられる方も多いと思いますが、例えば年金であれば、被用者年金の一元化、それ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ここは委員御指摘のとおりでございます。  今回の消費税、五%引き上げるわけですが、これは全額社会保障のために使うということでございます。  例えば消費税法、改正後の消費税法では、毎年度、制度として確立された年金、医療及び介護の社会保障給付並びに少子化...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今委員御指摘の、医療についての国民皆保険を守る、そして介護についても大枠を守っていくという、そこの基本的認識は全く同じでございます。
○国務大臣(岡田克也君) 先ほど委員がいろいろ言われたこの社会保障改革推進法案でございます。これを是非この委員会で御審議いただき、そして成立をお願いしたいというふうに思っているわけでございます。  まだこの法案は審議されている最中ですから、この法案が成立したことを前提の委員の御...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今の我々の考え方からいえば、それは後期高齢者医療制度の廃止という考え方は、それは持っているわけでございます。この国会に法案をという考え方も、それは今あるかないかと言われれば、それはあるわけでございます。  しかし、その後、今御審議いただいているこの法案...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘いただきました、まず五条の一号のところですね、「公的年金制度については、財政の現況及び見通し等を踏まえ、」と書いてあると。しかし、ここはそのとおりだというふうに思いますが、しかし国民年金については、今の年金に入っている人以外のところで入っていな...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘のように、基本的に被用者年金、今回一元化しますが、ここについてはこれは成り立つ制度であるという基本認識です。  したがって、問題はそれ以外のところ、自営業者やあるいは正規で働いていない方々の年金をどうするか。それが今は、委員も御指摘のように、...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 七万円という数字を出しているのは事実でございます。
○国務大臣(岡田克也君) その点については、この国会でも何度も答弁させていただいております。あくまでも年金制度に加入するということが前提で、意図的に年金制度に加入していない方々まで七万円を保障するものではございません。
○国務大臣(岡田克也君) 基本的な制度設計は、いろいろなパターンがあると思いますので、現在党の中で議論しているところです。ただ、基本的には、やはり払った保険料に応じて、あるいは加入期間に応じてその額が決まってくるというのが基本的な考え方でございます。
○国務大臣(岡田克也君) 具体的な制度設計は今議論しているところで、何年加入すれば満額七万ということになるかということについては現時点では申し上げられません。  ただ、具体的に払ったか払わないかではなくて、年金制度に加入して、所得がなくて払えないと、そういう方についてはきちっと...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 具体的な制度設計は党の中でやっておりますので、それは各党の協議の場でお示ししたいというふうに考えております。  ただ、今委員おっしゃいましたが、我々は、最低保障年金は全額税でというふうに考えておりますので、そこは半額税である今の仕組みと比べれば、加入は...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今委員は、基礎年金を全額税にすれば二十二兆というふうにおっしゃいました。我々は、今の基礎年金を全額税にして、そして最低保障年金と言っているわけではございません。我々の最低保障年金というのは、最も所得の少ない方については満額ということで七万円ということです...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ですから、我々の考え方は先ほど申し上げたわけですが、一つ委員がちょっと誤解しておられるのは、払っていない人には払わないと言われましたが、そうではなくて、加入していない人には払わないということです。加入しても払うだけの能力がなくて、保険料を、そういう方につ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 確かに、委員御指摘の埋蔵金とか資産売却は、これはワンショットのものでございます。ただ、それを毎年可能な限り続けていくという考え方に立っていたわけでございます。  そして、そのことは現実に可能で、例えば埋蔵金の活用の中で外為特別会計の問題、運用の問題など...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 中川委員、その表ですけれども、かなりのことはできているわけですね。例えば、一番上に書いてあります公共事業一・三兆円ですね、これは一〇〇%できております。それから、人件費は一・一兆、これは残念ながら半分ですが、五千億までは来ております。それから、税のところ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私、当時の幹事長でありますので、私は責任者の一人でございます。  五月に幹事長に就任したときに、かなりの原型はできておりました。そこからいろいろ削ったりというところはございましたが、最終的に私は幹事長としてこのマニフェストについて責任を負う一人でござい...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 当時の代表は鳩山さん、そして選挙の責任者は小沢さん、幹事長は私でございます。
07月19日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(岡田克也君) これは事実関係でございますので、私の方から。  当時、幹事長をしておりました。基本的には政調、政調会長は直嶋さんだったと思いますが、を中心にマニフェストについて議論し、検討する、そういう組織がたしかあったというふうに思います。もちろん個々のパーツはそれ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは基本的に党としてまとめたものでありますので、鳩山代表であり、小沢代表代行であり、幹事長である私でございます。
○国務大臣(岡田克也君) その具体的に計算したかどうかより、これは党としてまとめたものですから、最終的には今言ったそういった体制の中できちんと決めたということでございます。
○国務大臣(岡田克也君) これは、法案の中で、三党で協議すること、これは三党間で約束しておりますし、法案では国民会議をつくってそこで議論するということになっておりますから、そこできちんと議論してまとまれば、それが優先するのは当然のことであります。
○国務大臣(岡田克也君) 我々はこの国民会議の場できちんと議論をしてまとまることを当然期待しておりますので、それが優先するということでございます。
○国務大臣(岡田克也君) その三党で議論して結論が出るという、そういった場合にはここは意味がなくなるということでございます。
○国務大臣(岡田克也君) 今回の改革の中でも社会保障制度の重点化というものは入っておりますし、長年実現できなかった物価のスライド制、デフレ下での物価の水準の引下げ、これも我々は考えているということでございます。
○国務大臣(岡田克也君) 今委員御指摘の点は非常に重要な点でございます。  まず、政府として消費税の引上げ分はきちんと最終価格に転嫁されるべきだということをしっかりとPRするということが必要だと考えております。そしてその上で、今までもいろんなことを政府としてやってまいりましたけ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 消費税を引き上げていく中で最も重要な問題であるというふうに考えております。  先ほど申し上げたことは繰り返しませんが、加えて、しっかり転嫁状況に対する検査体制を強化するということを考えなければならないというふうに思っております。臨時的にもそういったいわ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、私の答弁の機会を奪っている事務方がいるとしたら、それはけしからぬ話ですから後からよく言っておきたいと思います。  国民会議で議論するテーマ以外に、先ほども話が出ておりましたが、今回八本の法案が御審議いただいているわけで、そのうちの税に係るものは二...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、世代間格差は、委員御指摘のように、やっぱり人口構成の変化、だんだんだんだん人口が減っていく中で賦課方式というか世代間の助け合いということになると、それは若い世代に相対的に負担が掛かるということであります。したがって、今回、消費税で社会保障を賄うと、...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) もちろん、今回も重点化、効率化というのは含まれております。その一つが、物価スライド制をきちんと反映して引き下げる、年金の給付額を引き下げるということであります。ただ、全体として見たときに、一方で消費税の負担増をお願いすると、他方で社会保障費を大幅に見直し...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 支出が増えるということは、これはある意味では社会保障の充実ということもございます。例えば、七千億、子ども・子育てに我々は充てるということにしているわけでありますけれども、そのことは若い世代にとってのプラスですし、将来のことを考えてもこういったものは必要と...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ざっくり言えば、その中身は基本的には変わっておりません。  先ほど御指摘のようなところはありますが、二・七兆の内訳というものは基本的には変わっていないというふうに考えていただきたいと思います。
○国務大臣(岡田克也君) まず、一兆円という数字は入っておりますが、午前中も議論になったんですが、七千億と一兆円の差額三千億をどうするかということは、これはまだ決まっていない、どういう財源手当てでするかということは決まっていないということでございます。  それから、簡素な給付措...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 先ほど申し上げました年金の物価スライド、つまり、デフレ下において引き下げるべきものを引き下げていなかったと、これを引き下げるということは一・二兆の内訳でございます。
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘のように、行政改革というか、歳出の削減というのは非常に重要でございます。  我々も、政権交代後、いろんなことをやってまいりました。今委員の御指摘の中では、例えば公共事業予算ですと、一・三兆円、二十二年度に削減しまして、それ以上のものを毎年削減...全文を見る
07月20日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第5号
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○国務大臣(岡田克也君) 委員の御指摘もよく分かるところがございます。問題は選択と集中で、しっかりと中身を精査して必要なものと必要性が薄いものとしっかりとより分けて、必要なものはしっかりやっていく必要があるというふうに思います。
○国務大臣(岡田克也君) 基本的に委員のおっしゃることに、考え方が違うわけではございません。  ただ、一言付け加えさせていただきますと、やはり民間のお金が回るようにするということも同時に重要で、それは一つは規制改革であり、あるいは今度始まる新エネルギーの固定価格買取り制度のよう...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ここは三党の間で議論にはならなかったという今、加藤議員のお話でございますが、政府としては、一%を新規、新しいこと、そのうちの七千億は子ども・子育て、その他、年金や医療、介護ということで内訳をお示ししているわけでございます。残る四%は現在の制度の安定にと、...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今の委員の質問の御趣旨が、今回五%引き上げるその範囲の中で国民会議が議論するのかと、こういう御趣旨かと思いますが、それは必ずしもそういうことではないと思います。  例えば、年金にしても医療にしても介護にしても、子ども・子育てにしても、もっと幅広い観点か...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず五%の内訳、一%、四%ということについて、政府としての考え方はもちろんあるわけでございます。しかし、それは各党間での御議論というものがあれば、それは踏まえた上で政府としても考えを受け止めていかなければいけないというふうに考えております。  財源のな...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは衆議院の内閣委員会の中での話で、我々政府としてもなかなか言い難いところはあるんですが、今財務大臣が申し上げましたように、非常に重要な法案でありますので、是非国会での議論を進めていただきたいと思います。  いろいろな問題点があれば各党間で話し合って...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 各委員会で法案をどういう順序で議論していくかということは理事間で話し合われていることでもございますので、ちょっと私、これ以上のことを政府から申し上げるのは適当でないと思います。  ただ、そこは委員のお考えと私は全く同じでありまして、この法案、非常に重要...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、今回の社会保障・税一体改革、これが税先行ではないということは委員も同じ意見お持ちいただいているというふうに思います。年金や子ども・子育てについてしっかりとした改革案とセットになったものであるということでございます。  そういう中で、医療とか介護に...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは、やはりそのときの政権の命運を懸けた判断だと私は思います。総合判断と書いてありますが、その判断を誤れば、これは日本にとって、どちらの誤りもあると思いますが、やるべきときにやらない、やるべきでないときにやる。いずれにしても、それはまさしく日本の政治の...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員の御指摘、非常に重要なことで、今、週末ごとに全国を回ってこの社会保障・税一体改革についての対話集会というのを開いております。  そういう中で、まず、全体で百十兆円社会保障で給付されているんですよということを言いますと、しかもそのうちの半分が年金であ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、現状、社会保障制度について様々な改革を必要とするという現実がございます。年金制度にしても子ども・子育てにしても、現状のまま放置はできないという中で改革をする。具体的には、年金については二本、子ども・子育てについては三本の法案を国会に提出をさせていた...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員は基本的認識が違うと思うんですね。今おっしゃった後期高齢者医療制度の廃止の問題とか年金の抜本改革、これはそもそもの我々の提案した法案の中には入っていないわけであります。我々が言っている社会保障・税一体改革というのは、具体的に示されているのは八本の法案...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) そもそも入っていないというのは、例えば我々の言っている年金の抜本改革について党内の中で試算をしたものでも、消費税に換算すればプラスアルファの税率アップが必要であるという結果が出ております。そういうものは五%に入っていないんです。  ですから、五%に入っ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) それが五%の枠の中でやるという議論であれば、そんな議論は私、党の中でも聞いたことありませんよ。
○国務大臣(岡田克也君) これは党の中でもずっと議論されてきたことですが、五%のうち一%は充実に、四%は現在の制度の安定に、そういう整理をしております。  充実の中には、先ほど申し上げた年金の、例えば被用者年金の一元化とか、これは別に税金を使うわけではありませんけれども、それか...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 五%については先ほど申し上げたことでございます。  それで、委員御指摘の後期高齢者医療制度の廃止とか年金の抜本改革については、我々、もちろんこれは非常に重要な政策だというふうに考えておりまして、これから国民会議の場でもそれから三党間の協議の場でもしっか...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ここも党の中でも議論を何度もされていると思いますし、この場でも議論になっておりますけれども、基本的にプライマリーバランスを黒字化する二〇三〇年という目標からすれば、今回の一〇%ではまだプライマリー赤字を半分にするというところまでしか行かないわけで、そうい...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず答弁の前に、先ほど、プライマリーバランスの黒字化、二〇三〇年と申し上げましたが、二〇年でございます。訂正したいと思います。  それで、今回のタイミングですが、もちろん経済に多大なマイナスの影響を及ぼしてはなりません。そういうこともありますから、最終...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員、これ、公共事業についてまずどういうスタンスかということから議論すべきだと思うんですね。  民主党はマニフェストの中で公共事業の大幅削減を訴えて、現に七・九兆から一・三兆減らすという約束をし、それは確実に今実施をしております。基本的にこの考え方とい...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 同じ税金でもちょっと意味合い違うと思うんですね。ですから、今回の税金というのは、それは使用者が国であるから税金になっているのであって、企業であればそれは企業負担ということになっていた、そういう税金と、それから昨日議論しておりましたのは、基礎年金のうちの国...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは有識者会議で御議論をいただきまして、おっしゃるような結論をいただきました。我々としてはその有識者会議の結論を最大限尊重したいというふうに考えております。私もこの会議は、これ七回か八回やったと思いますが、ほとんど全て参加をして、活発に議論してまいりま...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) もちろん三階建てを持っている企業もございますが、持っていない企業もございます。官民比較をしたのは、従業員五十人以上の企業ということで官民比較をしておりまして、その中にはそういった三階建てを持っているものも持っていないものもあると。持っていないところはそれ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ここは、ですから、基本的には平均寿命を生きるということを前提に計算をいたしますので、計算をきちんとやれば差は出ないはずなんですね、理論上は。いかにそれを保守的な、より着実な計算をするかということだと思います。  そもそも、今回の新たな年金制度についての...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今回のこの一元化法案では、共済組合あるいは私学事業団を厚生年金保険法上の実施機関として位置付け、引き続き事務組織として活用することにしております。積立金の管理運用についても、保険料の徴収から年金給付に至る年金事務の一部であるということから、各実施機関を管...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 一つは、このGPIFの実績よりも共済の実績の方がいいということはあるんですね。もちろん、最終的にはこれを一元化、計算上は一元化されますから、そういったことは直接、給付には関係してこない、同じ給付ですから関係してこないわけですけれども、先ほど言いましたよう...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 混合診療に対しての基本的考え方は、今まで政府の取っている考え方と基本的には変わらないというふうに思っております。  ただ、国民会議で選ばれた委員の皆さん、この中には、有識者の皆さんですから、その中で有識者の皆さんがどういう議論を展開するかということまで...全文を見る
07月23日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第6号
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○国務大臣(岡田克也君) 医療費の話は厚労大臣の方から後ほど答弁をしていただきたいと思いますが、価格転嫁の問題については、委員御指摘のように、特に今回五%、短時間に五%引き上げるということですから、従来にも増して強力な対策が必要であるというふうに考えております。  既に政府とし...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 基本的には、今お話があったとおり、古本さんのお話と認識は共有しております。  ただ、一点、委員の御指摘の中で一%の新規の話以外に四%分というお話がございましたが、これは地方に行く分も含めておりますので、全額が一般会計上の国債の発行減につながるわけではな...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは委員御指摘のように、今回短い間で五%上げますから、それだけ転嫁がきちんとなされるということの重要性はより増しているというふうに思います。  今委員御指摘の中で、これは二つケースがあって、最終的な消費者という場合と、それからBツーBの場合で状況は違...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 介護予防の重要性については、先ほど厚労大臣述べたところでございます。  この介護予防に関連して、介護給付費それから地域支援事業交付金によって行われる介護予防の推進に係る費用につきましては、これは先ほどの話とは異なりまして、まさしく社会保障四経費に該当す...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 予防関係費用として、二〇一五年度に六千七百億円と推計されておりますが、これは二〇一二年と比べて千二百億円増の見込みでございます。公費別では六百億円の増であります。  現在のまま行った場合と比べて、この改革を行ってということでございますと、四百億円の増、...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ここの言い方は非常に難しいんですけれども、特に後期高齢者医療制度についてはこの国会でということになっております。同時に、今この国会でこの八本の法案を、改革推進法案も含めて御議論をいただいております。国会の会期を考えれば、事実上、後期高齢者医療制度の法案を...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ここはなかなか難しいところで、この後期高齢者医療制度の話とそれから年金の話でまたちょっと状況が違うと思うんですね。年金の場合には来年ということになっておりますので、もちろん順調にこの国民会議が立ち上がってそこで合意されるということを我々当然期待しておりま...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは、今、古本委員言われたように、三党間で意見の相違があってこういう表現に最終的になったということであります。  しかし、歳入庁という言葉は、委員は例示と言われるかもしれませんが、具体的に残ったというか入っているわけであります。我々としては、政府とし...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今委員御指摘の点で一つだけちょっと付け加えさせていただきますと、この税による再分配効果が低いと、日本のですね、ということの一つに、やはり税収が少ないということはあると思うんですね。つまり、国債によって一般会計でいえば半分賄っているということですから、そう...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今、閣議あるいは閣僚懇の議事録というか記録について公開できないかということを有識者の中で議論をこれからスタートさせるところです。  ただ、前提がありまして、それは直ちに公開ということではなくて、例えばドイツなどは三十年後ということにしておりますが、やっ...全文を見る
07月24日第180回国会 参議院 予算委員会 第23号
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○国務大臣(岡田克也君) 今の委員の御指摘は、特に軽減税率を適用した場合に、食料品以外の原材料については普通の税率が掛かり、しかし最終製品は軽減税率と、そこに差が出てまいりますので余計転嫁が難しくなるという、そういう側面について御指摘されたんだと思います。  そういう問題がござ...全文を見る
07月25日第180回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○岡田国務大臣 今までの独法制度が失敗ではなかったのかという委員の御指摘であります。いろいろな問題があったことは事実、だからこそ、今回、新たな提案をさせていただいているわけでございます。  独立行政法人という形にして、その独立性を認め、自主的にいろいろなことを判断しながら進みや...全文を見る
○岡田国務大臣 国がやるべき仕事であっても、一つの固まりがあって、別組織にした方が効率的に執行しやすいというものは当然あるわけで、そういうものが今回の執行型の行政法人ということになっているわけであります。一部国に戻したものも確かにあります。本来国がやるべきことということで戻したも...全文を見る
○岡田国務大臣 まず数字を申し上げますが、政権交代後、独法の役員人事について、我々、基本的に公募ということで厳しく見ております。私自身がはねた独立行政法人のトップのケースも幾つかございます。そういうことで、政権交代前に百八十九名おられた退職公務員の方で独法の役員についておられる方...全文を見る
○岡田国務大臣 具体的には、法案は中川大臣の所管ですので、また御議論いただきたいと思いますが、やはり共通なルールというのはかなりあるんですね。全部、一つ一つ個別にやっていくということになれば、それはより複雑化いたします。もちろん個別に法律を制定するということを予定しているものもご...全文を見る
○岡田国務大臣 保険制度ということですから税と同じではありませんが、しかし、基本的にそれは法律に基づいて国民に御負担をいただくものですから、そういう意味では、かなり税と似た性格があるというふうに思っております。
○岡田国務大臣 歳入庁につきましては、政府の中でもいろいろ検討をして、そして、基本的に歳入庁をつくるという方向でロードマップといいますか工程表を既にお示しをさせていただいているところでございます。  非常に大きな組織ですし、国税の方は比較的パフォーマンスが高い、それに対して年金...全文を見る
07月25日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第7号
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○国務大臣(岡田克也君) かつては自民党も小さな政府ということを言われたことがあると思います。私は、小さな政府という言葉は私は好きではありませんが、やはり効率的で機能する政府にはしなければならないというふうに思っております。そこで、やはりそれを実現していくためには総論賛成各論反対...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ちょっと私のところに来るとは想定しておりませんでしたが、先ほどのユニット化も、これは政権交代後そういう政策転換をしたわけではなくて、その前からあった政策ですよね。  私は、委員のおっしゃることも、まあ同感といいますか、共感するところもございます。今でも...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 具体的なことは厚労大臣からお答えさせていただきたいと思います。  ただ、私もこの間、全国、この社会保障・税一体改革の対話集会で回っておりまして、合間を見ていろいろな施設も見させていただいております。確かに一生懸命努力して、委員おっしゃるように、胃瘻をな...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まあ目が合ったものですから。  これも厚労大臣がお答えするのが適切だと思いますが、要するに、保育所の修了者の多いところは待機児童が少ないということは言えると思います。幼稚園がどうかということよりは、やはり保育所が整っているところは待機児童が少ないという...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ここはやっぱりしっかりと伝えることがまだできていないのかなというふうに思います。例えば、消費税を引き上げて、そして今回の四経費に充てる、その中には〇・七兆円の子ども・子育ての費用も含まれている、そのこと自身知られておりませんし、それから、消費税を充てると...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この表は、一つは子供、三歳以上小学生以下の子供ということで計算されております。中学生ということになると、今までは児童手当、旧児童手当では中学生には出しておりませんので、今の新しい制度では出しているということで、その数字はかなり変わってくるということは申し...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この問題は、私、幹事長として三党間の協議ずっと携わってまいりました。  いろんな議論はあったんです。我々は、ですからやはり、今の児童手当という名前になりましたが、もう少し所得の多いところについても手厚くやるべきではないかという御主張もさせていただきまし...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この懇談会は、私の下で今で五回議論しております。行政改革の大枠についての御議論をいただいておりまして、この八月中に一つの、第一回目の提言をおまとめいただきたいというふうに思っております。行革についての大きな方向性と具体的な提言をいただくということにしてい...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 確かに、この国民年金の保険料が未納が多いということは問題であります。そして、それを高めるための具体的な方法の一つとして歳入庁ということがあり、政府としては、歳入庁を設置をするというそういう方向性で、既に工程表も発表しているところであります。もちろん各党の...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員のおっしゃることも同意できる部分もあります。特に、人口構成の変化、従来のピラミッド型から逆の形になってくれば、特に年金など、賦課方式を取っていれば、それは人口構成の変化が給付に大きな影響を及ぼすということはこれは事実ですから、そのことに対して、若い世...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 修正賦課方式を積立方式に変えるというのは、理屈としては非常に分かりやすい考え方であります。ただ、委員自身も御指摘のように、今までの積立不足といいますか過去債務といいますか、それ巨額なものがあると。これをどうやって賄っていくかということについて明確な答えが...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私、どちらかというと積立方式にそれなりのシンパシーを感じている方ですので、ここは役所の皆さんとは議論にどうしてもなってしまうんですけれども、確かに、想定を超えるインフレがあったという場合に積立方式だと額が非常に小さくなってしまうということは心配としてあり...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) そうすると百年で七兆円にはならないんじゃないでしょうか。    〔桜内文城君「いや、現在価値で」と述ぶ〕
○国務大臣(岡田克也君) 分かりました。
○国務大臣(岡田克也君) いずれにしても、そこの計算はいろいろあると思いますし、全体で九百二十二兆円なのかどうかというところもこれは議論があるところですけれども、いずれにしても、仮に七兆円だとしても、これを毎年償却していくというか払っていくということは、これは簡単なことではなく、...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これが果たして現実的かどうかという中で、百年という期間の長さもありますよね。これは、百年にわたって、今の世代も負担するかもしれませんが、例えば所得税ということになれば、今の現役世代以降の若い世代が負担するということになるわけですね。相続税であれば今の年金...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この歳入庁の問題、党の中でもいろいろ議論してまいりました。  今委員が言われる中でも私はなかなか難しいなと思うのは、一つはやっぱり地方の税との関係ですね。これ全部一括して、国税、地方税、保険料、全てを歳入庁でということになりますと、やっぱり地方自治、地...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これ、厚労大臣も言いましたように、これから高齢化が進んでいく中でどうやって負担を分かち合っていくかの問題、委員は、いや、ほかに財源はあると。確かに、政党助成金とか大企業への助成とかいろいろ言われますが、それでどれだけのお金が集まるのかという問題も同時に指...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この前申し上げたんですけれども、これ地方に行く分もありますから、そのまま赤字国債の額にイコールにはならないということです。
07月26日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第8号
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○国務大臣(岡田克也君) 今、週末を利用して全国各地を回って対話集会を開いております。そこでも、一つ言えることは、若い人の参加が少ないということ、それから、アンケートの結果などを見ておりますと、その若い人から、雇用の問題とか、つまり自分たちの世代のことについてももっとしっかりとし...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今の古川大臣からお話がありましたように、これは、行政事業レビューの公開プロセスの中で廃止、そして、それに基づく取りまとめコメントにおいては抜本的再検討ということになったわけであります。その理由としては、既存の資格認定制度との関係が不透明ということに加えて...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは、今回の行政事業レビューの公開プロセスもそうですが、そもそも仕分もそうなんです。外の方の目を入れて見直そうということですから、時にはそれが行き過ぎるというか、政府の考え方、どう考えてもこれはちょっと取れないという場合が出てくることは、これはやむを得...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 給付付き税額控除というのは、確かに今実施している国を見てもいろいろな政策目的のために行っているもので、この消費税引上げに伴ってやっているというのはちょっと異例な感じがいたします。ですから、本来、もう少し幅広く、新しい行政ツールとしてきちんと議論されるべき...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 給付付き税額控除を行う際のその財源は、消費税の今回引上げの五%の枠内なのかどうかと、こういう話かと思います。もちろん、これ給付付き税額控除は所得税の体系の中の話ではありますけれども、そこに必要な財源をどこから持ってくるのかというのは、必ずしも私は所得税と...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今考えられることとして、情報といいますか、保険機構が十分な情報を持っていないということがありますから、そういったことに対してもう少し幅広く情報を取ることによって、そういった本来払わなければいけない事業主がそれを免れているということを、そういうことを防止し...全文を見る
07月27日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第9号
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○国務大臣(岡田克也君) 記者会見での私の発言は軽減税率との比較の中で申し上げたことで、それぞれのメリット、デメリットについて申し上げたところです。給付付き税額控除の最大の問題は、きちんと本当に必要な方、つまり所得が少ない方が特定できるかどうかということにあるということを申し上げ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員の言われることは私も同意いたしますが、若干申し上げたいと思います。  確かに、我々、制度の充実に一%、安定に四%という言い方をしているわけであります。その安定ということは、これは社会保障制度もいつまでも赤字国債で賄うことはできないわけで、きちんとし...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この中小企業、中小零細企業の皆さんがきちんと価格転嫁できるかどうかというのは非常に重要な課題、委員御指摘のとおりであります。今回特に、前回、前々回と比べて短い期間の間に二回、五%上げるということですから、それだけ十分な対策が必要であるというふうに考えてお...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 議論として、短期の話と中長期の話をやはり分けて考えなければいけないと思うんですね。短期的には、もちろん消費税を上げればそれは景気にマイナスの影響はある。しかし、そういったことで財政の立て直しが進むことで中長期的には安心感を与え、消費性向は上がり、消費にも...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ですから、私は中長期だというふうに申し上げているわけです。確かに、負担が増えるというのは短期的にはそのとおりですけれども、これ、じゃ、やらなければどうなるかといったら、借金増えるわけ、国の借金が。つまり、次の世代の負担を増やしているということになるわけで...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員のおっしゃることは、それはそのとおりなんですね。  ですから、私も週末、先般香川にも参りましたけれども、各地区で二百人規模の対話集会を開いております。そのときに申し上げていることは、まさしく委員の言われることで、これは第一歩であるということと、それ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私、幹事長として昨年この問題にかかわりましたので、お答え申し上げたいと思います。  確かに、委員おっしゃるように、トータルの財源としては残念ながら余り増えていないことは事実なんですね。その結果として、特に所得の多い層は減額になったりしていることも事実で...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 自民党の皆さんからは、むしろ年少扶養控除を復活させるべきだというお声もあります。この場でもそういう議論も出ました。私はそれよりはやはり手当を積み増した方がいいというふうに考えておりますので、なおここは議論していきたいと思います。  それから、先ほど委員...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ここは、ですから、考えられる追加的な経済対策とかそういったことも含めて、あるいは低所得者対策と、いろんなメニューがあるわけですが、それを積み増しするとか、そういったことも含む概念だというふうに考えております。
○国務大臣(岡田克也君) これはこれから検討するということでありますが、ただ、これ委員、三党で議論して、そしてメニューとして今おっしゃった三つのことが挙げられているわけです。したがって、三党で御協議いただくということも非常に重要で、政府としては、その状況も踏まえながら最終的によく...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この点は、実は衆議院でもかなり議論がなされました。一つ言えることは、給付付き税額控除の方がより少ない財源で必要なところに手当てができる可能性が高いということでございます。軽減税率になりますと、これは所得の多い方も含めてその恩恵を受けるわけですから、そうい...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 現時点で政府としてどうかと言われれば、おっしゃるとおり給付付き税額控除の方がいいのではないかというふうに考えております。ただ、もちろんいろいろな御議論をいただいているわけですから、そのことも踏まえて決めていかなければならないと思います。  確かに、本当...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは、一つ一つの制度を取るとそういうこともあるかもしれません。しかし、全体としては、かねがね申し上げておりますように、我々は消費税を上げて、消費税というのは、これは所得税や保険料を御負担でない高齢者の方にも御負担いただくわけですから、そういう形で全世代...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、先ほどの件、一言だけ。  やはり、三党の場で議論するということ、それから国民会議を設けるということを三党協議でお決めいただきましたので、我々はそこで是非議論をするつもりでおりますので、何か最初から入口が閉まっているような言い方は、今日はテレビも入...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは、払った保険料以上のものがきちんと将来返ってくるということが論理的に説明され納得されるようなものであれば、私は払っていただけるものだというふうに考えております。
○国務大臣(岡田克也君) これはどういう制度設計をするかですけれども、現在の国民年金でも、所得の少ない方に対してそれを軽減する措置はございます。そういった措置と同じようなものを導入するということも当然考えられるわけであります。そういったことの制度設計は今党の方で様々議論していただ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは政府の方で今制度設計をしているわけではございません。先ほど言いましたように、党の方ではいろいろ議論をしていただいております。もちろん、党も結論を得られているわけではなくて、まだ途上だということではありますが、必要があれば党の方で責任を持つ人に、長妻...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 政府と与党でそれをきっちりとした案に仕上げた上で、これは三党間で協議しなければなりません。政府と協議する前に三党間でということでは順番は違うと思いますので、そういう意味で申し上げたところであります。
○国務大臣(岡田克也君) これも制度設計の一部ですので、まだ何か党でお決めになったわけではないと理解しておりますが、基本的な考え方としては、それはおっしゃるように、従業員四人以下であっても全てそういった形で、規模の大小にかかわらず御負担いただかなくてはならないということになると思...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 常識的には、それは政府提出でないと難しいところはあると思います。  ただ、委員いろいろ御指摘になりましたが、党の方は相当精力的に検討を進めているというふうに私は承知しております。私も気になりましたので、かなり確認をしております。  そして、これ、国民...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 基本的に、こういう制度設計をすればこれだけ税収が必要になると、それを例えば消費税に置き換えれば何%だということは当然示さなければならないというふうに思います。
○国務大臣(岡田克也君) 総理も言われたように、これ、いつからそうするかということについてはいろいろな判断があり得るわけで、しかし、例えば二〇五〇年の段階でどのぐらいの財源が要るかとか、二〇七五年はどうかとか、そういう数字は当然示さなければなりません。  それをいつから引き上げ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員ほど頭の回転が速くないのでよく分からないんですが、しかし、一年分は確かにそういう新しい制度で払うという部分は出てまいります。しかし、そうすると、旧制度で払う分は、その分対応して減るわけですね。旧制度で払う分がその分減るわけです。  ですから、旧制度...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 先ほどの委員のお話で、確かに、所得を偽って、そして少ない保険料、しかし最低保障年金を取ると、こういうことが一番問題で、そうならないための工夫がどうできるかということは重要な議論すべきテーマだと思います。(発言する者あり)ええ、思うんですね。  いずれに...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) それは、今回の八法案が成立をして、それに基づいて国民会議が設置されます。その中でしっかり議論をしていただく、あるいは三党間でも協議をしていただく。そういう中で、我々の提案する案が現状よりいいという判断をしていただいて、三党が一緒になって新しい年金制度の改...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 現時点で反対というのはよく承知をしております。ただ、我々が出した案が、それがいろいろな、専門家の目から見ても国民の目から見てもより説得力があるということになれば、それはまた変わる可能性は当然あるわけであります。  私は、やっぱり今の年金制度に対する国民...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 貴重な御指摘をいただきました。  まず、基本的には、これは三党間でも御議論をいただき、軽減税率か給付付き税額控除かということについてはよく協議をすることになっておりますので、そういった前提の上で現時点における政府の考え方をお話し申し上げたいと思います。...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 門前払いしているわけではございません。これは非常に重要な話なので、どちらがいいかということをしっかり議論しなければいけないと、そういうことの一環として申し上げております。  捕捉率の話は、委員の御指摘のことが事実だとすれば、これは複数税率を適用するしな...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) いずれも線引きは難しいというところはございます。  ただ、簡素な給付措置は、これずっとやるのではなくて、そういう選択もあるかもしれませんが、基本的には、これは将来的にはよりコンクリートな制度に変えていくという暫定的なものとして取りあえずは考えているわけ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 事前に御通告いただいておりませんでしたので制度の詳細承知しておりませんけれども、記帳を適正化していくために指導をしっかりする、相談に乗るということは非常に重要なことなので、そのための予算措置が必要であるということであれば、そういったことも今回消費税を引上...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、今日はいろいろな御指摘いただき、ありがとうございました。  まず、政府の中で、今まで議論してきた経緯もありますので、まず私の下で、関係各省集まってその軽減税率の問題も含めてしっかりと議論をしたいというふうに思います。三党での議論も踏まえつつ、最終...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは、一方で社会保障費の当然増というのもございます。それから、七兆円というのは、これ、国、地方合わせての話でありますので、残念ながらかなりの部分が地方に行くということもございますので、それがそのまま全部国債の減額につながるというわけではございません。
07月30日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第10号
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○国務大臣(岡田克也君) なかなか難しい御質問をいただいたと思います。  まず、委員、今おっしゃった中で、小泉改革をどう評価するかと。私も、例えば社会保障費の一律削減などが特に弱いところに集中的になされた感があるということは事実だと思います。ただ、ある意味では、小泉改革というよ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、今の質問にお答えする前に、今、この社会保障・税一体改革の必要性について、御党も支持をしていただく方々あるいは国民の皆さんに対して真剣に説明をしておられることに敬意を表したいと思います。我が党も同様に、今懸命に説明をしておりまして、最近の調査によりま...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員、これはやっぱり戦後初めての本格的な政権交代、これを掲げた選挙だったわけです。そして、それが実現したと。やっぱり、国民の期待は、今までのやり方を大きく変えてもらいたいというところにあったわけですから、我々はそのことにまず取りかかったということは、それ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私はこの問題の責任者ですから、一日も早く成立をさせていただきたいと、そういうふうに願っているところであります。  もちろん、ただ、国会の中で三党以外の政党もあります。いろいろな議論がまだ十分でないということであればそこはもう国会の中でお話合いをしていた...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは国会の中で御議論いただくことなので、私が申し上げることではありません。ただ、なるべくできるだけ早くという思いは持っております。
○国務大臣(岡田克也君) 転嫁対策の重要性については、委員御指摘のとおりであります。そして、これは直接の担当官庁である公正取引委員会や中小企業庁、独禁法や下請法、所管しておりますが、そこだけでは駄目だということであります。  一つは、そういった公取や中小企業庁が自らしっかりと情...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今委員御指摘の総額表示の話、それからもう一つは表示カルテルの話というのがございます。  総額表示につきましては、御指摘のように、先般政府の検討本部で取りまとめました中間整理におきましては、消費税率の引上げが段階的に実施されるため、事業者における値札の張...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、委員先ほど言われた、被災地のことが先ではないかと。  被災地に対してもうこれはでき得る限りのことをしなければいけない、これはこの野田政権の意思であります。しかし、それが先で消費税を今上げるのはおかしいと。被災地にもいろいろな御意見あることは承知し...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 参議院選挙敗北の理由は、いろいろ分析はあるでしょう。言い方が非常に誤解を招いたということもあったのではないかと私は思っております。もっと信念に基づいてはっきり言われたら、私は違う結果になったんじゃないかというふうに思っております。その日のうちに若干こうい...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 具体的に何を言っているのかよく分からないんですが、いずれにしても、そのときは姫井さんも民主党の議員であったし、そういう意味では責任を免れるものではないし、そしてその後代表選挙もやっているわけであります。そういったことを踏まえて、一方的に何か物を言われるこ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 我が家はコミュニケーションちゃんと取っておりますので、賛成しております。
○国務大臣(岡田克也君) 地方のことは地方で決めていただくという基本的な考え方はあります。  ただ、私、常々申し上げておりますのは、今回消費税の引上げを国民にお願いしている。これは容易なことではない。そのことについて、その一部は地方にも行くということでありますので、国が自ら身を...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この国民会議は政府の機関でありますので、私からお答えをいたします。  これは三党間の協議の中で出てきた話でございますが、具体的に今御指摘のような問題もございます。それから、本来、各党間でということであれば、国会でそういったものを設けるべきだという議論も...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) その点についてはまだ決めておりません。ですから、私、先ほど三党でと言ったのは、三党の御意見も聞き、各方面の御意見も聞きながら政府としては最終的に決めていきたいと考えております。
○国務大臣(岡田克也君) まず、今おっしゃった消費税でやるのかほかでやるのかというような議論は今ここで御議論いただいている話であって、あの国民会議というのは、消費税法案始め関連法案がきちんと国会で決まった上で行うものですから、今委員のおっしゃったようなことまでを議論するものではな...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 何度も申し上げておりますように、政府としてはそのことはまだ決めておりません。これからです。
○国務大臣(岡田克也君) ここで、国民会議でいろいろな年金、医療、介護その他の重要な事項について議論するということになっております。で、重要な事項について議論して、それは当然法案の形になる、あるいは予算であれば予算案になる、それぞれ国会に出てきて国会で御審議いただき、そして可否を...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) このことは、この委員会でも何度も申し上げております。繰り返しになりますけれども申し上げますが、確かに二〇〇九年のマニフェストには消費税の増税ということは言っておりません。むしろ、四年間増税しない、消費税を上げないということを、マニフェストには書いていない...全文を見る
07月31日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第11号
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○国務大臣(岡田克也君) 今委員御指摘の三つのパネルの中の二枚目、三枚目は非常に興味深いことだと思います。  ただ、一枚目は、これ、若い世代、働く世代と高齢者が一緒になった数字になっていますので、例えば、これ所得が五十万未満というと、一つは委員のおっしゃった生活保護を受けておら...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 二点御指摘いただきまして、一つは年金の積立方式への転換、これは一つの考え方だと思います。  ただ、委員は今十・五兆、これはもう基礎年金の国庫負担分二分の一の金額ですが、これが七・二兆になるということであります。これは、ですからもう税金は投入しないという...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) そして、歳入庁についても、政府としてはそれを設けるという前提で各党とよく御相談したいというふうに考えているところでございます。
○国務大臣(岡田克也君) この見方はいろいろあると思いますが、一方で、この指導件数全体は同じ十年間で二万七千六十一件もあるわけです。ですから、指導をしていないということではなくて、きちんと指導していると、その中で消費税に係る指導件数が十件しかなかったということであります。というこ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 本来であれば、消費税の転嫁について、これを拒否するということになれば、不公正な取引方法ということに該当する可能性があるということであります。そのことをより類型化して、明確化して、法制化するということは、私は法律的には十分可能なことだというふうに思っており...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今申し上げたように、類型化して、それに何らかの罰則などを担保として付けるということであれば、それは罰則ということが付くわけですから、できなくなるということであります。  いずれにしても、具体的な法制についてはこれから関係省庁で更なる検討を行うということ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ここで問題になっておりますのは、消費税の転嫁ができないという場合の問題であって、一般的な商取引の問題ではないというふうに思います。  先生から厳しく追及されれば事務方は消極的な物言いになるかもしれませんが、そういったことについてしっかり検討するというこ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今委員が御指摘になった商工会や商工会議所のアンケート調査の結果というのは、私も見ております。これは、やっぱりBツーBじゃなくてBツーC、つまり消費者に対するそういった転嫁が容易ではないと。
○国務大臣(岡田克也君) これは独禁法の問題では基本的にはないというふうに考えております。
○国務大臣(岡田克也君) これは、悲観的なことを並べればこういう見方もできるかもしれませんが、もう一つの負のスパイラル、どう考えておられるんですか。  つまり、これだけのずっと借金を増やして、社会保障をやってきて、それを全部次の世代にかぶせて、それを繰り返してきたと。今はもう世...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今委員がお配りいただいた資料ですね、御指摘のように、生涯所得で見た消費税の負担はある時点の所得で見た場合と比べて逆進性が小さいということを確かに述べておられます。しかし、実際に軽減税率のことについては、この三ページにも書いてありますように、食料品への軽減...全文を見る
08月02日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第12号
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○国務大臣(岡田克也君) ここは議論をよく整理して行う必要があると思います。  給付付き税額控除は、委員御指摘のように、これは別に逆進性のためだけのものではなくて、今後の社会保障政策を行っていく上での非常に有力な行政ツールの一つであるというふうに位置付けるべきだと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 控除から手当を見直すという御趣旨がちょっと、もう少し確認したいんですけれども、確かに、手当と給付付き税額控除を、何といいますか、給付付き税額控除の控除とここでいう控除から手当の控除というのは違うと思うんですね。控除から手当というときは、基本的には、所得控...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今回は、これ消費税の逆進性対策として考えているわけですが、委員おっしゃるように、私も思っているんですけれども、給付付き税額控除というのは将来の有力な行政ツール、まあプラットホームという言い方を委員されましたが、そういうふうに思っています。  もちろん、...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、給付付き税額控除か軽減税率かという話のときに、やっぱり規模をどうするかということはきちんと議論しなければならないと思います。もし食料品全体に軽減税率ということになれば、それは先ほどの試算のように消費税一%を超えるような規模になるわけで、その財源をど...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) なかなか難しい御質問をいただいたなと思うんですが、分かりやすく語るということは非常に大事ですね。ですから、確かに複数税率、軽減税率というのは分かりやすい。しかし、給付付き税額控除ということになると、一体それは何というふうに私も地方を回っていてよく言われま...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 逆進性対策、一時的な給付という考え方もあり、そして軽減税率もあり、給付付き税額控除もあると、そこは三党を中心に議論していくということになっております。委員も与党の一員として、当然これは党内にフィードバックしながら議論していくことになりますので、いろいろな...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 高校授業料無償化制度につきましては、全ての意思ある高校生が安心して勉学に打ち込めるよう、その費用を社会全体で負担するという観点から、所得制限を設けずに実施しているところであります。  ただ、この無償化につきましては、今年の二月に三党で御協議いただいて、...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘のように、関係省庁間で転嫁の拒否、これに類する行為を行えないような立法措置の在り方について更なる検討を行うということにしております。もう一つは、取引上の優越的地位の濫用等の監視、取締りに関する各省横断的な仕組みを検討するということになっておりま...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、URについては、一月二十日の閣議決定、これはURだけではなくて、独立行政法人の制度及び組織の見直しの基本方針というものを内閣として決めております。  その中で、持続可能な町づくりを効率的かつ的確に実施できるよう、業務の見直しと併せて、分割、再編し...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これはまだ具体的なところまではこの調査会でも結論を出しておりませんが、例えば家賃十万円程度というところで一つの区切りをする、もう少し高いというのもあり得るし、低いというのもあるいはあり得るかもしれませんが、そこにお住まいの方がそれだけの経済的な負担能力が...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) どのように充当していくかという、そういう組織論も残っております。それから、ずっと存続していくのか、どこかで株式会社として株式を民間に売却して、その売却益を充当していくという考え方もあり得るというふうに思っております。そういったところの具体的制度設計を今、...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) そういう選択もあるとは思いますが、十四兆円、これ簡単には返らないお金です。なるべくこれを急ぐべきだというふうに考えているわけですが、もし株式を売却するという形になりましたときには、その会社の上げている利益を基に株が決まってまいりますので、そういう意味では...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ですからそれは配当ということになるわけですね。だから、NTTなどの民営化の経過を御覧いただいても、そのNTTの株の売却益は国へ入った。それから、NTTの株主としての国という立場もありますから、株のその配当という形で国にもその利益が入ると、こういうイメージ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ですから、一〇〇%国が持っていて、そして、その利益でおっしゃるような行政法人の方の借金を返していくというのが基本的な構図なんですけれども、もう一方は、どこかでそれを民間に株を売却して、その配当と株の売却益で借金を返すということも考えられるというふうに思い...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) セーフティーネットというときに、本当にこれは安い低廉な家賃で住み続けることが必要な方々、そこはしっかりと守らなければならないと思います。  しかし、民間と競合するような、そういう部分については民間並みの家賃をいただくということも考えていかないと、これだ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今委員いろいろおっしゃった中で、行革とか社会保障制度の充実と、これはまさしく並行して進めているわけですので、委員も民主党時代、いろいろな改革に率先取り組んでいただいたことだと思いますけれども、それは並行して進めるべきことであって、何かやらないと消費税取り...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、民主党としてはこの議論はずっと長くやってきた話なんですね。消費税引上げに伴う負担増について、やっぱり複数税率よりは給付付き税額控除がいいと、これはもう五年以上の歴史がある話だと私は思うんです。我々は、そういう考え方を民主党としては持っているし、政府...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 基本は子供だというふうに思います。  したがって、例えば子ども手当のときも随分いろんな議論がありましたが、やっぱり親の所得によって左右されるべきではないと、同じ額が子供に着目して行くべきだと、そういう議論が当然あるわけであります。ただ、そうはいっても、...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今回は、子ども・子育て、年金、医療、介護に加えてということでございます。そして、その中で、幼児教育、保育の質の改善ということのために消費税収から〇・七兆充てるということにしているところでございます。もちろん、それ以外の、子供に対する、子供の教育という部分...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) いろんなそれぞれ事情がありますから、そのことは十分考えなければいけませんが、委員の御指摘も私もかなり共感するところがございます。でき得れば、また一緒に政策をつくっていきたいというふうに思っております。
08月03日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第13号
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○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘のように、これは地方移管も含めてではありますが、人件費の二割削減という目標を掲げております。その目標達成に向けて今までも真摯な努力を行い、既に一割は達成をしたところでありますが、その後も引き続き二割達成に向けて努力を行っているところであります。...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) さっきの中高年齢の公務員の早期退職のための仕組みづくり、これにどれだけ応じるかと、これ強制はできませんので、そういったことはやってみないと分からない部分というのは確かにございます。そういう不確定要素が残るということは、これは御承知いただきたいというふうに...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 自由裁量ということではもちろんございません。最終的には、そのときの内閣が附則十八条の規定を踏まえて行うということであります。  より詳細に申し上げますと、附則の十八条三項では、経済状況の好転について、名目及び実質の経済成長率、物価動向等、種々の経済指標...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 自由な判断ということではございません。第一項のことについても、それが条件ではありませんが、そういったことを踏まえるということになっているわけですから、自由奔放に何決めてもいいという、そういう意味での自由裁量ではございません。
○国務大臣(岡田克也君) 本来この法案で実施は基本的に決めるという方向、しかし最終的には留保条件を付けていると、それはこの十八条の基本的な意味だということだと思います。  したがって、何か軟弱な地盤の上に建っているということではなくて、基本は、やはりこの法案を成立させるというこ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 名目三%、実質二%という数字は、これは条件ではございません。そのことは明確に申し上げているところであります。それに反する説明を行っているとしたら、それは正確ではございません。
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘のように、我々、我が国最大の財産である人材の育成により重点を置くべきだと、そういう観点で、子育てや教育といった人に対する予算配分を重視することを選挙のときにも申し上げましたし、政権交代後、それを実施してきたところであります。そして、この理念に基...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) いや、今申し上げたつもりなんですが、我々、政権交代以降、一・三兆円公共事業予算を削減してまいりました。基本的にこの考え方は変わっておりません。
○国務大臣(岡田克也君) これは経緯がございます。  無料化については、我々その試行というものを政権交代後始めました。そういう中で起きたのが三月十一日の東日本大震災であります。当時、私、幹事長をしておりましたが、いろいろ相談をした結果、やはり被災地の道路の復興あるいは港湾その他...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ちょっと質問の御趣旨がよく分からないんですが、いずれにしろ、法案が法律になれば、これは客観的なものですから、いずれの内閣であれ、この法律の下で法律の規定に従って進めていくということだと思います。我々としては、野田内閣がそれを行うことを当然前提としていると...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) だから、小野さん、答えたじゃないですか。我々としては野田内閣が続くことを期待するが、この法案は、法律になればそれは客観的な存在ですから、この法律に基づいて国民会議が設置をされ、そしてその議論が進み、そして改革案が実現する。この道筋に対して、それが違うとい...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) この法案を早く成立をさせていただければ、これは公布後即施行に近いということでありますので、早く国民会議を立ち上げ、議論をスタートさせたいというふうに考えているところでございます。
○国務大臣(岡田克也君) それは、法律は法律としてそれは客観的な存在でありますので、我々としてはそのことを期待しております。  私としては、三党で合意した以上、その三党が中心になって議論していくということを期待しておりますが、しかし、それは、選挙の結果は民意の反映ですから、違う...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) おっしゃっている意味がよく分からないんですが、法案が法律になれば、それは客観的な存在であるというふうに申し上げているわけです。
○国務大臣(岡田克也君) 私は、他の二党も一緒だと思いますが、この国の社会保障制度に責任を持って議論をし、決めていくというのがこの三党の決意でありますので、それはよほどのことがない限り、しっかりと選挙後も、この社会保障の分野に関して言えば、それはしっかり三党で責任を持って議論する...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 失礼な言い方は取り消していただきたいと思います。まず、それを申し上げたいと思います。
○国務大臣(岡田克也君) まず、国会においてどのような発言しようと、それはかなりの自由度が認められておりますが、詐欺だと言われたのは私は許せませんので、これは委員会で是非、理事会で協議をしていただきたいというふうに思います。  その上で、今言われたことは、しかし選挙の結果は民意...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 国民会議というのは、これは総理がメンバーを決めてやっていくということで、そこでどういうメンバー構成にするかとか、政党の扱いはどうするかということはまだ決まっておりません。いずれにしても、我々としては、これ速やかにスタートさせたいというふうに考えております...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 小野さん、もうちょっと冷静に考えていただいた方がいいと思うんですが。  だから、我々は選挙で勝利をして、我々の理想とする政策を実現する、選挙でも当然そう訴えます。そして、選挙で勝てばそのことを実現するということです。しかし、選挙で敗れる議論は余りしたく...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 我々の主張はきちんと選挙で訴えて、そして選挙で我々が引き続き政権を担うということになれば、それは実現に向かって、他党との協議もありますが、しっかり努力をさせていただくと。このことが何かおかしいと言われること自身が私には全く理解できないわけで、もう少し場合...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員のおっしゃることを受ければ、選挙がそう遠くない先に予想される限りは、その先のことは何も言ってはいけないということになるんじゃないですか。
○国務大臣(岡田克也君) JALや東電というのはかなり厳しい状況の企業の例であります。それぞれの企業年金を取り巻く環境が大きく変化する中で、企業年金法制に定められた所定のルールに従って減額の手続が行われているものでございます。JALについては会社更生法の申請、そして東電についても...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) よろしいですか。
○国務大臣(岡田克也君) 社会保障・税一体改革は極めて重要な課題だと考えております。
○国務大臣(岡田克也君) 今委員、二つのことを言われたと思うんですね。  一つは、消費税に逆進性があるのかないのかという話で、これは学者とかいろんな御意見あると思います。逆進性がない、ある、両様あると思いますが、私はやはり逆進性はある程度はあると言うべきだと思うんですね。つまり...全文を見る
08月10日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第14号
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○国務大臣(岡田克也君) まず、最低保障年金というのは、それは独立したものではないんですね。所得比例年金と最低保障年金を併せて我々は年金の抜本改革ということで提案させていただいているわけです。  委員御指摘の全ての人に最低保障年金として七万円という話は、これは以前はそういう議論...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 七万円は、これは保障するといっても、それは最低保障年金で保障している部分と所得比例年金で保障している分、それを組み合わせて出すということは、これははっきりしておりますので、我々の図を見ていただいてもそのことははっきりしております。  それからもう一点、...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 以前に申し上げたように、基本は国債の発行を抑制するために使うということであります。  もちろん、予算はこれ全体で見なきゃいけませんから、ほかの要因で増えたりすると、その結果としての国債の発行という議論はあると思いますが、基本的にはそれは抑制に充てるとい...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 今委員が正確に言われたように、最低保障年金で七万円とは言っていないんですね。全ての人が七万円受け取れるようにする、そのために最低保障年金制度というのがあるということであって、それは所得比例年金と最低保障年金合計して全ての人が七万円受け取れるようにすると、...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 財源がどのぐらい必要かということについては、制度設計いかんによります、最低保障年金の大きさをどの程度にするかということによって。つまり、どのような所得層の人まで最低保障年金というものを出していくかということによって変わりますので、その計算は現在党の中で行...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘の法案はそれぞれ重要であります。是非、この国会の中で御審議いただきたいというふうに思っております。  特に、行革実行法案は民主党の中で議論し、そして作り上げられたものでございます。行田先生も中心メンバーとしてお作りいただいたわけですから、でき...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。
08月27日第180回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○国務大臣(岡田克也君) まず、東日本大震災、こういった我が国にとって未曽有の国難であり、国民の関心、社会的影響が非常に大きな事案について、議事録といいますか、記録の作成がなされていなかった、議事内容の記録が一年近く未作成であったということは誠に遺憾であるということを私も何度も申...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、公文書管理法上要請されているのは議事録ではございません、記録であります。したがって、詳細な議事録そのものを作るということは法律上求められていないということをまず申し上げたいと思います。その上で、しかし、こういう歴史的な事態についてはきちんと作らなけ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 委員の御質問が、既にあった東日本大震災に関してのことだということであれば、それは既に、事後的になりますが、いろいろな記録を当たって、既に本年三月に、五つの会議について議事内容の記録が十分ではなかった、未作成であるということになったわけですが、本年三月にこ...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは災害に限らず、そういった物事を決める、そういった会議体の所掌する大臣が責任を持って記録を残すということになっております。
○国務大臣(岡田克也君) 防災といいますか、何かそういった災害があったときの対応として各省庁の中で完結しているものもございます。そういったものはもちろん、国土交通大臣とか、その他の大臣が当然責任を負うと。しかし、防災担当全般に横断的にある災害について対応すると、そういう会議を開い...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) これは公文書管理法という法律があって、その法律にそういった所掌のところできちんとするということになっているわけであります。  東日本大震災の場合には、委員も御指摘になりました新たな会議が設けられて、それを果たしてどこが所掌しているのか、実ははっきりして...全文を見る
10月18日第180回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(岡田克也君) 今の委員の御指摘ですが、国会が重要な予算の使い方についてのチェック機能を発揮していただくということは当然のことですし、必要なことだと私は思っております。ただ、そのことが、政府が政府の中でそういうチェックをしなくていいということでは私はないというふうに考え...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) まず、予算を付けるときには、当然財政当局のチェックあるいはその省庁のもちろん一定の審査を経て、財政当局が予算を査定するということは当然であります。そして、そういった予算について、民間の視点も入れながらそれをチェックするのが刷新会議の役割であるというふうに...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 私はその社説は読んでおりませんが、その趣旨がどういうものかよく承知しておりません。しかし、先ほど申し上げたように、政府はチェックしなくていいと、そういう趣旨であったとすれば、私はその論は間違いであるというふうに考えております。
○国務大臣(岡田克也君) まず、委員、二つの問題があると思います。  一つは、やはり全国的な防災にも使えるということは、これは法律上そういう形にしたわけですから、そのことについて、つまり被災地のためだけに使われているわけではないということについて、これはやはり法律がそれを予定し...全文を見る
10月19日第180回国会 参議院 行政監視委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(岡田克也君) 今度、十一月の半ばに新仕分ということで公開の中で幾つかのものを取り上げたいというふうに考えております。これは来年度の予算を作るに当たって行うものでありまして、そういう意味では二十四年度に実施されたもの、二十三年度補正で実施されたものは含まれますが、既に事...全文を見る
○国務大臣(岡田克也君) 現在のこの全国防災を含んだ法律が、三党を中心に議員間で議論して作られたものであるということはそのとおりであります。当初の政府案というものは被災地に対するものであった、そこは考え方が変わったということは言えると思います。
○国務大臣(岡田克也君) これは総理の御指示であり、そしていろんなことを考えましても、来年度予算を編成するに当たって被災地に最優先で考えていくというのは当然のことだと考えております。
○国務大臣(岡田克也君) ここはいろんな考え方があると思います。今の基本方針の枠の中で、その中でも特に重点を置くべきだということで総理の御指示が出たというふうに考えることはできるというふうに思います。  あと、全国防災のようなものをどう考えていくのかと。これを全くなしにするのか...全文を見る
11月02日第181回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○岡田国務大臣 行政改革、社会保障・税一体改革、公務員制度改革担当大臣、行政刷新を担当する内閣府特命担当大臣として、一言御挨拶申し述べます。  社会保障と税の一体改革に関しては、きめ細やかな社会保障や税制の基盤となるマイナンバー制度を実現するための法案を今国会に提出しているとこ...全文を見る
11月07日第181回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○岡田国務大臣 詳細は、副大臣も来ておりますので、所管から聞いていただくことがいいかと思います。  日本の個人情報保護制度は、民間部門、国の行政機関、地方自治体、それぞれの体系に基づいて行われているというふうに承知をしております。民間部門に対しましては、各事業分野を所管する関係...全文を見る
○岡田国務大臣 行政事業レビューということで、各予算について、項目ごとにまず刷新会議事務局でいろいろな検証を行ってまいりました。  そういったものを踏まえまして、特に重要なものとして、大きく三つぐらいを考えております。  三つといいますのは、一つは、やはり復興関連の予算。そし...全文を見る
○岡田国務大臣 済みません。まず、今週末じゃなくて、来週末に行うということでした。  それから、今委員御指摘の中の、山中教授のiPS細胞に関する研究は、これは仕分けの中で予算が減ったものではございません。その前に、政権交代時に全体的な予算の組み替えをやった、そういう過程の中で全...全文を見る
○岡田国務大臣 私は、党でまとめている資料、多分途中段階のものだと思いますが、それは内容は承知しておりません。私も新聞を見ただけであります。たしか、全面的に謝罪という表現だったと思いますが、それがいいかどうかは別にして、私は幹事長の折に中間検証というものを行いました。もう一年以上...全文を見る
○岡田国務大臣 ちょっと今の内容は私承知しておりませんので、直接お答えするわけにはいきませんが、例えば、税制でいえば、マニフェストで書いてできなかった最大のものは配偶者控除の廃止なんです。これは金額が非常に大きいんですね。しかし、改めて政権与党になった上で議論してみたところ、特に...全文を見る
○岡田国務大臣 政府対党の中でそれができていないということを私は申し上げたのではなくて、基本的に政府と党は一体ですから、そういう中で党の御理解もいただく、それから、もちろん大臣の中にもいろいろな意見はありますから、そういう中で政府・与党全体としてなかなか意見が一致しなかったものが...全文を見る
○岡田国務大臣 税制改正については、委員も御案内のとおり、消費税の一〇%への引き上げということを二〇一四年度から予定しておりますので、それ以外の負担増というのはなかなか厳しい面があるということであります。  そして歳出の削減は、今、予算編成中でありますが、重点三分野に特化をして...全文を見る
○岡田国務大臣 党の方でいろいろ御議論いただいているんだと思います。  普天間の県外移設については、我々マニフェストには書きませんでしたが、にもかかわらず、そういったことの発言があり、そして、一時はそのことを、それで選挙を戦ったわけですから、何とか実現しようとして頑張ったことも...全文を見る
○岡田国務大臣 この普天間の問題に関して言えば、その表現はそのままかどうかは別にして、私は、方向性としてはそういうことではないかというふうに思っております。
○岡田国務大臣 私は、問題があるものについては率直にそれは反省しおわびを申し上げる。しかし、それだけではなくて、最初に申し上げたように、できたこともたくさんあります。そのこともしっかり伝えていかなければならない。その上で、国民の皆さんがそれを全体としてどう判断されるかという問題だ...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほど申し上げたように、今年度予算の中においても、もちろん、既存予算について必要性の薄いものの切り込みというものは懸命に今作業しているところであります。  来週の金、土、日には新仕分けも行います。来年度要求の中で、特に問題のある復興予算、生活保護を含む社会保障、...全文を見る
○岡田国務大臣 この問題、委員と議論したことはよく覚えております。私の考え方は、もちろん変わっておりません。  ここは、三井大臣もたしかその後もう一度答弁されたというふうに私の記憶にはあるんですが、いずれにしても、この社会保障・税一体改革大綱、これは二月十七日に閣議決定されたも...全文を見る
○岡田国務大臣 私の考えは今申し上げたとおりなんですが、もちろんこれは政府として決めなければなりませんので、どこかの段階で関係大臣がしっかりと意思疎通をして、そして最終的な決着をしなければいけないというふうに思います。  私、七十歳から七十五歳未満の方々の医療費の負担は現在その...全文を見る
○岡田国務大臣 私は、委員と思いは同じです。ただ、もちろん、これは閣内で、政府として決める必要がありますので、その議論をこれから行うということであります。  ただ、一言申し上げておくと、なかなか政治的には難しいところもあって、だからこそ、これは自公政権においても凍結ということで...全文を見る
○岡田国務大臣 先ほどから申し上げておりますように、来年度予算編成過程の中でこれはきちんと議論して結論を出さなければいけない大きな話の一つであります。  ですから、どこかのタイミングで当然そういうことを行わなければなりません。散発的にではなくて、幾つかの大きな課題、全体としてパ...全文を見る
○岡田国務大臣 政府の予算編成プロセスというのがありますので、そういう中で、その流れの中でしっかりと議論して結論を出したいというふうに思っております。
○岡田国務大臣 できないということではなくて、この大綱の中にも、二十五年度予算編成に当たってそれを検討するというふうに書いてありますので、議論するタイミングというものがあるということであります。
○岡田国務大臣 先ほどちょっと言いかけたんですが、もう一つ、年金の話もあるんですね。(小泉(進)委員「すりかえないでください」と呼ぶ)いや、すりかえるんじゃなくて。  いずれも、これは国民の皆さんにある意味では負担をお願いする話ですから、そういうのを全体として考えて、どういうふ...全文を見る
○岡田国務大臣 これは、ですから、国会というよりは政府の意思決定の話でありますので、予算編成作業を今やっておりまして、そのプロセスの中でどこかで、この問題を含む幾つかの社会保障を取り巻く重要な問題について、きちんと決めなければいけない。ですから、先送りしているのではなくて、来年度...全文を見る
○岡田国務大臣 ですから、その決めるということは、私は、これは当然、本則に戻すべきだというふうに考えているわけですが、政府の中でそのことについてきちんと議論をして結論を得なければならないというふうに考えております。
○岡田国務大臣 これは来年度予算編成に関する話ですから、どういうタイミングでやるかということは、ここは政府にお任せいただきたいというふうに思います。
○岡田国務大臣 これも、閣議決定した大綱の中で、「中長期的課題として、支給開始年齢の在り方について検討する。」ということで、中長期的課題というふうに位置づけております。  現在、その六十五歳までの引き上げが進行中であります。どこかではきちっと議論しなければいけないと思いますが、...全文を見る
○岡田国務大臣 委員の御指摘、私、かなり共有するところはあるんですけれども、ただ、だからこそやはり年金制度をどうすべきかという議論をやるべきだと思うんですね。国民会議というのはそのためにも設けられたというふうに思います。  我々は抜本改革ということを主張し、そして、自民党や公明...全文を見る
○岡田国務大臣 これは政府でそういう議論をしているということではございません。私の個人的な考え方として、そういう選択肢も含めて幅広く議論してみたらどうなのかというふうに私は思っております。
○岡田国務大臣 前もそういうことで小泉委員に大分問い詰められた記憶がありますが、副総理の意見ではありません。ただ、そういう意見も私は存在すると思いますので、いろいろな意見について議論してみたらいいということで、そういう趣旨で申し上げたところでございます。
○岡田国務大臣 委員と議論していますと、委員は若いですし、私もなるべく率直に、少し今の立場を踏み外してでも議論したいなという気になってきますのでちょっと申し上げましたが、もちろん、政府として今そういうことを何か正式に申し上げているということではありません。  ただ、国民会議とい...全文を見る
○岡田国務大臣 前倒しの議論を始めたいということではありません。さまざまな議論があり得るということの一例として申し上げたところであります。  もちろん、副総理としての私の答弁でありますが、決まったことだけ議論するのなら国会の議論というのは深まりませんので、そこは私の責任でさまざ...全文を見る
○岡田国務大臣 さっきから言いそびれていたんですけれども、年金の二・五%特例水準の是正の問題、これは、我々として、政府として法案を既に国会に出しております。いろいろな理由があって、これはまだ審議されるに至っていないんですが、これこそ私は急いでやるべき話というふうに思うんですね。 ...全文を見る
○岡田国務大臣 ラスパイレスの話ですね。  政府としては、一定のルールに基づいてそういう数字を計算しているわけですが、地方には地方のいろいろな御意見もおありのようですから、なるべく共通の基盤に立った議論ができるような、そういうすり合わせというのは必要なのではないかというふうに思...全文を見る
○岡田国務大臣 今の官房長官のお答えに尽きていると思いますが、政府、そして特に現場の職員の皆さんは懸命に取り組んでいると思います。  ただ、これだけ大きな災害で、十分行き届かないところがあることは事実。そして、いまだに、かつて生活をしておられたそういったみずからの地域あるいは家...全文を見る
○岡田国務大臣 来週新仕分けをというふうに思っておりますが、その中の一つの重要な柱がこの復興予算であります。  ただ、ここで言う復興予算は、どちらかといいますと、本来の、被災地で使われている復興予算ではなくて、それ以外の、例えば全国防災という名前のもとで被災地以外で使われている...全文を見る
○岡田国務大臣 具体的な期間を述べるのは適切ではないと私は思いますし、それはちょっとわからないところもあります。ただ、やはり高齢化も進んでいますし、それから非常に厳しい寒さもございます。大事なことは、どこまで我慢すれば仮設を出てきちんとした住宅に住むことができるのかという具体的な...全文を見る
○岡田国務大臣 総理が欠けたとき、欠けたときというのはいろいろな意味がありますが、そのときには私がその代理を務めるということになっております。
○岡田国務大臣 みずからも被災の経験のある委員の御指摘ですから、しっかりと受けとめさせていただいて、政府の中でどういったことができるのか検討していきたいというふうに考えております。
○岡田国務大臣 先ほど前原大臣のお話にもありましたように、鳩山政権のときには、党は基本的に政策決定には自主的にはタッチしないという完全に分離した形になりました。これはこれで政府で一元的に決められるというふうにも思えますが、実は与党の議員の知恵もかりなきゃいけないし、当然その声も反...全文を見る
○岡田国務大臣 今の委員の御指摘の点は、マイナンバー制度の問題というよりも、やはり今の仕組みがそうなっているということだと思います。  例えば、ことしの所得は翌年三月の確定申告で確定する、そして、五月末以降、地方税の賦課決定が行われる、こういうことになっておりますから、どうして...全文を見る
○岡田国務大臣 実は、マイナンバー制度をこの委員会で御議論いただくことになっておりますが、残念ながら、まだ審議に入っておりません。この国会でぜひ成立をというふうに政府としてはお願い申し上げておりまして、会期も非常に短いところから、ぜひ、そこのところについて委員の先生方にお願いした...全文を見る
○岡田国務大臣 私が答弁するより委員長が答弁された方が本当は詳しいと思いますが。  おっしゃるように、どういう情報を扱うかということが一つのポイントであります。そこのところについては十分配慮した制度設計をして、私は、特に経済的な活動についての情報の保護、プライバシーの保護の問題...全文を見る
○岡田国務大臣 委員御指摘のように、複数税率ということになりますと、基本的にはインボイスの導入、それをきちんと管理していくためには法人に番号を付す必要がある。他方で、給付つき税額控除ということになっても、これはマイナンバーが必要だ。ですから、どちらの策をとるにしてもマイナンバー制...全文を見る
11月12日第181回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○岡田国務大臣 委員御指摘のように、私は、五月に小沢代表から鳩山代表にかわったときに幹事長に就任をいたしました。そのときに幹事長代理を引き受けていただいたのが野田さんであります。  マニフェストについていろいろな思いを持っておりましたので、少しコンパクトにしようということで、た...全文を見る
○岡田国務大臣 委員御指摘のように、例えば特会とか独法とか、数を減らしたりあるいは中身を改革したり、そういう法案は国会に既に提出をしております。ぜひこれは野党の皆さんも一緒に御審議いただきたい、問題があれば直していけばいいわけですから。残念ながらまだ審議されていないということは、...全文を見る
○岡田国務大臣 委員御指摘のように、我々は改革のために集まった党であります。いろいろなことをしてまいりましたが、任期四年の最後の予算ですから、これを、党の全ての力、政府の全ての力を結集して、国民の皆さんに納得のいく、そういった予算編成をしていく必要があるというふうに考えております...全文を見る
○岡田国務大臣 これは刷新の関係で、私、今担当もしておりますので。  委員は非常に重要なことを言われたと思うんですね。十九兆という枠はつくって、そしてそれは増税と国有資産の売却で賄うということになっております。それがもう既にほぼ使われている。もちろん、被災地のためにとにかくしっ...全文を見る
○岡田国務大臣 今の議論は一つの議論だと思います。  ただ、そのままお返ししたいのは、では、麻生政権のときはどうだったのか。やはり同じように、予算を最終的に組むまでに解散するという道もあったと思いますけれども、結局、それを八月まで解散はされなかったわけで、それはその時々の政権の...全文を見る
○岡田国務大臣 これは、国民会議を速やかに設置して、そして議論を始めるということが非常に重要だと思います。  最終的には来年の八月二十一日までに具体策を決めなければいけない、そういうタイムスケジュールの中で行われていることで、我々としては、早く、これは経緯からいって自民党さん、...全文を見る
○岡田国務大臣 これは、条件のような話で議論されるとそれはちょっと違うんですが、やはり、基本的には早く人選をする、そして立ち上げる、できればそれは議論も始めたい、そういうふうに考えております。八月二十一日まで余り時間もありませんから、一刻も早く議論を始めること、これは重要だと思っ...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、偏りのない人選、これは非常に重要なことだと思います。  八月二十一日までには当然総選挙も挟みますから、そこでまた人選が変わったり中身が変わるということではなくて、しっかりとした議論が行われていくということは非常に重要なことで、実は、我々としてはもう名簿はつ...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、委員の先ほどの議論ですね。三つのことが条件ではないんです。これは、環境整備のためにとりわけ急がれるものとして、総理は三つを言われている。今委員が所信の表明の中で読まれたとおりであります。ですから、この三つが条件であるという前提で、この三つが満たされれば即解散...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、二つ申し上げたいと思いますが、先ほど申し上げたように、谷垣総裁と野田総理の間の約束、近いうちにという言葉は確かに出ました。しかし、三つの条件ということは全くありません。それは安倍さんとの間で出た話で、しかも、それは環境整備の中でとりわけ重要なものだということ...全文を見る
○岡田国務大臣 解散がいつになるかはわかりませんが、いずれにしても、来年の八月二十一日ということでお尻が決まっていますから、やはりなるべく豊かな議論をするためには、早く始めるべきだということであります。  選挙で、一つのイシューで議論されるわけではありません。もし選挙の結果が全...全文を見る
11月13日第181回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○岡田国務大臣 いろいろ言われました。  ただ、先ほど御指摘があったように、それでは、自民党政権時代に外務大臣が竹島についてどれだけのことを言われてきたかということであります。そのことははっきり申し上げておきます。  あわせて、私が担当したときはどういうときであったか。日韓併...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、全体のスケジュール感というか時間の問題ですけれども、私は、それはきょう、あす、そういうことで言うつもりはございませんが、五年、十年と言われると、まず思い浮かぶのは、対GDP比で国債債務残高がどこまでいくんだろうか。二〇〇%を超えている状態から、三〇〇%あるい...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、いろいろなことを具体的に申し上げたいと思いますが、これは、党を挙げて行革調査会中心にやってきたことです。委員もその民主党に長年在籍をされたはずであります。それができていないというのなら、それは、あなた自身もその責任を感じてもらわなければ困る。  その上で、...全文を見る
○岡田国務大臣 委員が今御指摘された中で、地方の現状に対する御指摘は、私も共感するところがございます。  ただ、今回、消費税を五%引き上げて、それは全部国が使うわけではございません。地方にもかなりの部分が流れ、地方の社会保障の充実のために使われるということになっております。そし...全文を見る
○岡田国務大臣 基本的には、委員のおっしゃるとおりだと思います。  今言われた基本方針三つから見ても、どうも読み切れないようなもの、それが何かということはちょっと今具体的に申し上げませんが、そういうものが紛れ込んでいることは事実で、そういったことは避けなければいけない。今週金曜...全文を見る
○岡田国務大臣 まず、石井委員が言われた医療、介護のテーマは、私も大体同じようなことではないかと思っております。  そこで、公的年金制度と高齢者医療制度に関するものですが、委員御指摘のように、「今後の公的年金制度、今後の高齢者医療制度にかかる改革については、あらかじめその内容等...全文を見る
○岡田国務大臣 ここはこの場でもきょうも議論になったんですけれども、全国防災ゼロという議論は余りないんだと思います。つまり、法律の中に全国防災というのが書いてあるわけですから、被災地のために集中的に使うということは今総理が言われたとおりですが、だからといって、それ以外の大震災に備...全文を見る
○岡田国務大臣 委員が取り上げられたものが全国防災の厳しい定義に当てはまるかどうかというと、私はかなりいろいろな議論がそこにあり得ると思います。  いずれにしても、今度の金曜日に新仕分けを行いますので、その中でしっかりと、私は、直接は取り上げないものも含めて一定のルールというも...全文を見る