岡田克也

おかだかつや

小選挙区(三重県第三区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数11回

岡田克也の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月07日第183回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○岡田委員 岡田克也です。  まず、きょう午前中の質疑について一言申し上げたいと思います。  一昨日の産経新聞の記事を取り上げて、私の発言について質問された方がいらっしゃいました。この記事については、事実に反するということで、私は産経新聞社に既に抗議文を出しております。何らか...全文を見る
○岡田委員 私の承知している限り、民主党政権下で、十五海里距離をあけるべきだというようなことはなかったというふうに承知をしています。もしあるというのなら、そのことを堂々と言っていただきたいと思います。  そのことは、総理、きちんと確認したらわかるはずです、事務方に。防衛省の事務...全文を見る
○岡田委員 私は具体的なことを聞いているわけです。それは確認されれば、すぐ、総理であれば知ることができるはずであります。  そして、きょう、総理の答弁の中で、過度にあつれきを恐れる余りという表現がありました。政権がかわって、いろいろなことの取り扱いが変わるということは理解できま...全文を見る
○岡田委員 個々のことについてはこれは言えないと言いながら、前政権のことをこういった表現を使って批判するというのは、私はフェアじゃないというふうに思いますよ。総理大臣としてはもう少し公平に物事を言われたらいかがでしょうか。  もちろん、中国の軍と日本の自衛隊が必要以上に対峙する...全文を見る
○岡田委員 総理、過度にあつれきを恐れる余りというのはファクトじゃないですよ、それは。だから私は申し上げているんですよ。  大体、総理のパターンは一つあるんですよ。民主党のことを根拠なく批判して、そして、私はそれを変えましたと言って誇る、そういったことを時々やられるんですね。し...全文を見る
○岡田委員 もちろん、普天間の問題は私も責任を感じております。  しかし、にもかかわらず、日米間、それぞれの首脳間で、あるいは外務大臣を初め閣僚間で、あるいは事務方で、さまざまな問題について取り組んで、そして信頼関係を育んできたということも事実じゃないですか。そのことをあなたが...全文を見る
○岡田委員 クリントン長官の発言が責任ある発言だということであれば、最初に紹介した安倍総理の発言は無責任そのものじゃないですか。日米同盟を、お互い努力をして、さまざまなレベルでこれは育てていかなきゃいけない。  例えば、キャンベル国務次官補が朝日新聞の記者会見でこう言っています...全文を見る
○岡田委員 これ以上あなたに何か言っても無駄かもしれませんが、私は、やはり総理大臣というものは常に国益を考えて、そして行動しなければならないというふうに思います。あなたのその物の言い方というのは、私は、日米同盟にとって決してプラスではない、アメリカにも戸惑いはかなりあると思います...全文を見る
○岡田委員 我々、選挙制度を変えるときは、やはり、憲法上の問題、あるいは投票する国民から見てわかりやすい、つまり、各党が自分たちの利害で制度を複雑にいじっている、そういう印象を与えない方がいいと思うんですね。  きょう、前回の選挙における二つ目の判決が出ました。札幌高裁です。ま...全文を見る
○岡田委員 札幌高裁は、平成二十三年大法廷判決の説示に沿った改正とは質的に異なるものであると、この五減案について判断をしているわけであります。したがって、本当に五減案を、既に法律は通っておりますが、これでずっといくのかどうかということは、これまたしっかりとした議論が必要であるとい...全文を見る
○岡田委員 総理も随分インターネット解禁ということで言われたわけですから、そこはぜひお考えいただきたいと思います。  例えば、今、選挙期間中に電話で、この人に投票しようということを一般に言うことは、これは公選法違反でも何でもないわけであります。それがメールになっちゃうと違法だと...全文を見る
○岡田委員 抽象的なことをお聞きしているのではなくて、これは一年以内、つまり八月二十一日までに、国民会議できちんと結論を出して、そして法的な措置を講じなきゃいけない。一年以内に、社会保障制度改革国民会議における審議の結果等を踏まえて、社会保障制度改革を講じるということになっている...全文を見る
○岡田委員 手続を聞いたんじゃないんですね。それから、手続については多分認識が違うと思うんです。この条文の読み方として、我々は、これは、国民会議が審議を行う、その審議を踏まえて政府は法制上の措置を講じる、施行後一年、つまり八月二十一日までに法律上の措置を講じるというふうに考えてい...全文を見る
○岡田委員 担当大臣としてはそういうお考えかもしれませんが、基本的に、公的年金制度、高齢者医療制度については法律で明記されているわけであります。  いろいろ具体的なことは、年金の受給、二十五年を十年にするとか、そして共済と厚生年金を一つにするとか、そういう改革は確かにやりました...全文を見る
○岡田委員 先ほども申し上げたように、これは各党間で意見が異なっているんですよ。ですから、それをきちんと国民の前で議論して、最終的に一つの答えを見出さなければだめだということを申し上げているわけです。  総理は、今のお話を聞いても、この社会保障制度改革を何が何でもやり遂げる、そ...全文を見る
○岡田委員 私が今質問したのは、国民会議の担当大臣は誰ですかというふうに申し上げたわけです。  これは十四条にはっきり書いてあります。国民会議の責任大臣は内閣総理大臣とすると書いてありますよ。ですから、総理がこれは責任者なんです。社会保障・税一体改革の担当は甘利大臣かもしれませ...全文を見る
○岡田委員 それは総理の楽観的な見通しですけれども、少なくとも私たちは、私たちというのは民主党だけではなくて三党、自民党も公明党も含めて、消費税の引き上げは、これは社会保障のために使いますということを説明してきました。  お金に色はついていませんから、結局、消費税を引き上げるこ...全文を見る
○岡田委員 私はいつも気になるんですが、笹子トンネルの話をよくされますが、あれは株式会社の責任ですよね、笹子トンネルをきちんとメンテナンスするということは。国じゃないですよね。ですから、そこは何か、こういうところで話が出るのはよくわからないわけですね。高速道路株式会社の責任。 ...全文を見る
○岡田委員 確かに、国会答弁の中で総理は、財政健全化を、立法を含め、どのような形式と仕組みで確保していくかについて検討してまいりたい、こうおっしゃったわけですね。立法を含めということをおっしゃったわけです。  私は、財政再建、健全化のために立法するかしないかというのは、それは例...全文を見る
○岡田委員 財務大臣は、その直後の記者会見で否定されておりますけれども。  では、もう一つ、二%の物価目標についてお聞きしたいんですが、総理は、この二%の物価目標について、日本銀行において責任を持って実現していただくというふうに、これは二月七日、石井委員に対して答弁されています...全文を見る
○岡田委員 一義的か二義的かというのは非常に抽象的な話ですが、もちろん、日本銀行がまず責任を負うということは私は否定いたしません。  しかし、政府みずから三本の矢と言っておられるわけです。つまり、金融だけでこういったデフレ脱却とかあるいは二%の消費者物価上昇ということが確実にで...全文を見る
○岡田委員 総理は、デフレというのは貨幣現象だというふうにも言っておられますよね。そういう考え方は、一つ、学者の中にもあります。ですから、全て金融で解決できる、そういう立場に立っておられるようにも聞こえる。しかし、三本の矢と言っておられるところから見ると、そうではないようにも聞こ...全文を見る
○岡田委員 総理の御答弁をお聞きしていると、果たして総理御自身が責任というものをどう考えておられるのか、よくわからないんですね。やはりそれは、もちろん日銀は一義的責任がある、しかし、政府全体も責任を負っているということを明確にして、そしてしっかりとやっていただきたいと思います。 ...全文を見る
04月03日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○岡田委員 民主党の岡田克也です。  まず、番号制度についてお尋ねしたいと思います。  この法案は、前政権時代から煮詰めて議論してきたものであり、三党間でも協議をしたものですから、なかなか個々の中身については質問しにくいところがあるんですが、もう少し大局的な見地から幾つか御質...全文を見る
○岡田委員 なかなか根拠のある数字というのは示されないわけですけれども、これは、民間の投資ということで考えてみれば、例えばある会社がそういったIT化を行う、そうすると、今まで手作業とかそういったことで行われていた事務が効率化される、その結果としてどのぐらい人が必要なくなり、そして...全文を見る
○岡田委員 添付書類が省略できるというのは、これはユーザーが、つまり国民から見てのメリットだというふうに思いますが、そのことが行政側にとって具体的にどういう手間が省けるのかということはいかがでしょうか。
○岡田委員 ある程度そういうものを数量化する、件数はわかっているわけだし、どういう手間が省けるかということも具体的に特定して、全体としての仕事量はどのぐらい減るか、それにかかわる人はどのぐらい必要がなくなるかということを、これは窓口業務と国の業務とそれぞれあると思いますが、そうい...全文を見る
○岡田委員 番号制導入を前提に、まず現在の番号制を前提にしていない業務の仕事のやり方そのものを改革する。そして、それに合ったシステム開発も当然必要になるはずであります。そういうことを番号制導入とあわせて同時にやっていかないといけないというふうに思いますし、それはなるべく、各省庁ば...全文を見る
○岡田委員 これは並行してやっていかないと、番号制を入れてからよいこらしょと立ち上げたのでは、恐らく手おくれになってしまうと思いますので、ぜひそこは積極的な取り組みをお願いしたいと思います。  さっき年金についてお聞きしましたが、例えば税についてこの番号制を入れることで、少なく...全文を見る
○岡田委員 番号は全ての法人に振るということでよろしいんでしょうか。そういうふうにしますと、かなりの数の法人が、例えば厚生年金に入っていない、そういったことが全て明らかになって、そういう法人に対して厚生年金加入をきちんと指示できる、こういう仕組みになるというふうに考えていいんでし...全文を見る
○岡田委員 そのときに、例えば、税の対象になっている法人とそれから社会保険の対象法人で、ずれがあるというようなことがたびたび主張されるわけですが、そういったものを突き合わせて、そこに差があるとか、そういうことはきちんと仕組みとしてできるようになるというところまで考えておられるんで...全文を見る
○岡田委員 それから、これは国の中だけじゃなくて、国と地方の関係というのもあると思うんですけれども、我々のときも議論していたんですが、例えば旅費のシステムとか給与システムというのが、これは各省庁でそれぞれ独自の体系をお持ちで、そのことによって、公務員には基本的に番号がついていても...全文を見る
○岡田委員 今、政府CIOの話が出ましたので、この点に移りたいと思います。  実は、平成二十四年十一月三十日に、前政権時代ですけれども、高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部決定、行政改革実行本部決定ということで、幾つかの重要なことを決めております。その中の一つに、政府CIO...全文を見る
○岡田委員 まず、現在の政府CIOについて、山本大臣はどのぐらいの頻度で会っておられますか。例えば、毎週会っておられますか、それとももう少し回数は多いんでしょうか、少ないんでしょうか。
○岡田委員 顔を見るというより、直接一対一でお話しになる、そういった機会がやはりもう少しあった方がいいと思うんですね。  それから、総理とはどのぐらい、何回ぐらいお会いになったんでしょうか。
○岡田委員 今度、これは危機管理監と同等という高い位置づけ、もちろん権限的には問題があるというのは先ほど申し上げたとおりなんですが、危機管理監であれば、恐らく週に一回は総理と会っておられるはずですね。  そういうことを考えても、単に形式的にその位置づけがどうということだけではな...全文を見る
○岡田委員 アメリカなどでも、大統領との近さといいますか、あるいは大統領自身がどのぐらいの問題意識を持っているかということが、やはり政府のIT化を進めるに当たって非常に重要だったというふうに理解をしております。そこはぜひお願いしたいということ。  あと、山本大臣、各省のCIO、...全文を見る
○岡田委員 各省庁のCIOは大体官房長が兼任されていることが多いんですが、それぞれの各省の官房長がどのぐらいITに関する理解とか、あるいは必要性についてきちんとした考え方を持っておられるかというと、官房長も大変忙しいし、それまでのキャリアの中で、ITとは全く関係のないところで育っ...全文を見る
○岡田委員 もう一つは、勧告権の話は後ほどまた同僚議員がやられると思いますが、対象として、独法に対しての権限というのが直接及ばない形になっているわけです。これは、先ほどの平成二十四年十一月の本部決定の中では、独法に対してもということを書き込みました。大きな情報システムを持っている...全文を見る
○岡田委員 独法の業務に関する独立性というのは一つの重要なポイントだと思いますが、こういった基盤となる仕組み、システムの問題ですから、そういうところで余り独立性を発揮されるよりは、そこはやはり政府としての一体感を持った仕組みというのが非常に重要だと思うんですね。  それに対して...全文を見る
○岡田委員 この機構の役員の任命、解任については、新法に基づく機構ということですけれども、総務大臣への届け出ということになっております。今までの自治情報センターと比べると、国の関与は弱まっております。  そこにある基本的な考え方をお聞きしたいと思います。
○岡田委員 地方が主体となってやるということは、それはそれで結構なことだと思いますが、一方で、情報化ということを考えたときに、やはりここも、先ほどの、各省庁間で例えば旅費システムとかそういったことがばらばらであるということが効率性を阻害していたということと同じように、やはり国と地...全文を見る
○岡田委員 我々、独法に関しては、役員について、天下りを基本的には禁止する、少なくとも公募によるということにいたしまして、公務員OBの役員の数というのは短期間のうちに八分の一ぐらいになったわけであります。  この機構はもちろん独法ではありませんけれども、しかし、仕事の中身はそう...全文を見る
○岡田委員 国のお金も随分入る、そういった機構ですから、やはりそこの人選、天下りの排除、それから、公募も排除せずにということですけれども、排除せずにではなくて、公募を原則にというふうにぜひやっていただきたいと思います。  結局、こういう機構がいかにきちんと機能するかどうかという...全文を見る
○岡田委員 最適な人材、あらゆる可能性を排除しないという中で大体天下りとかそういったことは続いてきたので、そこはぜひ大臣のリーダーシップをお願いしたいというふうに思います。  終わります。
05月10日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○岡田委員 民主党の岡田克也です。  官房長官は記者会見があるということなので、最初に官房長官にお聞きしたいと思います。  まず、内閣の件でお聞きをしたいと思いますが、閣議の議事録の件です。  所掌は稲田大臣だということも承知しておりますが、これは、私が閣内におりましたとき...全文を見る
○岡田委員 閣議、それから閣僚懇あわせてということでありますが、今、閣議のあり方というふうに言われましたが、具体的にどういうことが問題となって、ひっかかっているんでしょうか。具体的にお話しいただけますか。
○岡田委員 閣議がかなり形式化しているということは、私はそのとおりだと思います。ただ、閣僚懇では、かなり自由な議論というのは、これは内閣によって違うと思いますが、行うことは可能ですし、そして、重要な問題があれば、現に今までの内閣もやってきたと思うんですね。  そういうときに、後...全文を見る
○岡田委員 しかし、閣僚懇は、安倍内閣でも、実質的な議論は時にやられているんじゃないんですか。全くの形式であるはずがないし、本来、各省のトップであり、閣議の構成メンバーである大臣、大臣というのは各省の代表だけではないんですね。閣議の構成メンバーとして、そういうものを離れて議論する...全文を見る
○岡田委員 関係閣僚会合も、正式なものであれば、これは議事録を残さなきゃいけない、少なくとも記録は残さなきゃいけないことになっているはずであります。ですから、閣僚懇だけ除くというのはよくわからない話で、これは、日本を代表する有識者の皆さんにかなり熱心に御議論いただいて結論を得てい...全文を見る
○岡田委員 質問に答えていただいていないんですが、植民地支配あるいは侵略ということについてはどうお考えかと聞いているわけです。
○岡田委員 歴代内閣といえば、この村山談話あるいは小泉談話、いずれも植民地支配とかあるいは侵略という言葉が出てまいります。ですから、認識は同じということは、この言葉を当然共有されているわけですね。
○岡田委員 ですから、内閣の立場を引き継いでいるということは、「植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。」村山談話ですね。「私は、未来に過ち無からしめんとするが故に、疑うべくもないこの歴史の事実を謙虚に受け止め、」この「...全文を見る
○岡田委員 官房長官は、朝鮮半島において過去に日本が植民地支配を行ったということは、お認めになるんですか、ならないんですか。
○岡田委員 先ほどから全く答えていただけないんですが、植民地支配を朝鮮半島に対して行ったということについて、官房長官の認識はイエスかノーか、お答えください。
○岡田委員 引き継いでいくと言われながら、今も、「植民地支配と侵略によって、」という、その言葉についてあえて引用されませんでした。ですから、この二つの言葉については、これは同意していないということですね。そういうふうに受け取られても仕方ありませんよ。それを覚悟で言っておられるんで...全文を見る
○岡田委員 植民地支配と侵略という言葉を引き継いでいるんですか、どうですかと私は何回もお聞きしているわけです。お答えください。
○岡田委員 私が何度も何度も、植民地支配と侵略という言葉について聞いているにもかかわらず、歴代内閣を引き継いでいるという抽象論だけで、この言葉は絶対言われませんよね。  ということは、やはり内閣として、この二つの言葉についてはノーだというふうに言われても仕方がありませんよ。それ...全文を見る
○岡田委員 ですから、立場といいながら、私が聞いている植民地支配、侵略ということについては具体的にコメントされていないわけです。これは非常に大きなことだと思いますよ。今までの内閣とは違う。  そして、例えば、この談話だけではなくて、日朝平壌宣言の中に何て書いてありますか。「日本...全文を見る
○岡田委員 最後まで植民地支配と侵略については触れられませんでした。安倍内閣としては、この二つについては歴代内閣と異なる解釈をしているというふうに受け取らざるを得ません。これは、私だけじゃなくて、このやりとりを聞いていた人は普通そう考えるというふうに思います。  私は、それは大...全文を見る
○岡田委員 スケジュールは私も承知していますが、お尻が切れていますよね、八月という。ですから、私は、消費税引き上げを責任大臣として担当してまいりましたけれども、やはりあのときに、一つは経済状況を見きわめるということ、それからもう一つは、やはり社会保障改革をしっかりやるということが...全文を見る
○岡田委員 最初に申し上げたように、今この年金制度が壊れているとか、そういうことを我々は言っているわけじゃないんですね。ただ、先ほど言ったように、例えばマクロ経済スライドということで額が減っていくということも考えられるし、それから、今の百年安心プランをつくってから、この数年間のい...全文を見る
○岡田委員 このURの問題やあるいは独法改革全体、特会改革、こういうものを、我々は法案を用意したり報告書をまとめたりいたしました。政権がかわれば、それをもう一回再吟味するという時間が必要だということは私はわかります。わかりますが、ぜひこれがうやむやにならないようにしっかりと受けと...全文を見る
10月22日第185回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○岡田委員 民主党の岡田克也です。  きょうは、いろいろな点について御議論いただきたいと思いますが、少し順番を変えて、政治改革から議論したいというふうに考えております。  まず、衆議院の選挙制度、これは、基本的に、一票の格差をなるべく平等なものにするというのは民主主義にとって...全文を見る
○岡田委員 総理、時間も限られていますので、なるべく簡潔にやりとりしたいと思うんですが、私の質問にお答えいただいていないんですね。  つまり、五減案というのは、緊急避難的な措置であって、最高裁の判決の趣旨を十分に体現していない。したがって、次の選挙までに、小選挙区も含めて、きち...全文を見る
○岡田委員 一人別枠方式がなくなったというのは、絶対言えませんよね。だって、今まで、一人別枠方式の配分をもとに、五つの県で一つずつ減らしただけですから。もしそういった一人別枠方式をとらなければ、東京はもっとふえますよ。あるいは神奈川もふえますよ。それで、もっと減る選挙区はたくさん...全文を見る
○岡田委員 一人別枠方式を廃止したというのは、区割り法の配分基準の一人別枠方式を削除したというだけなんですよ。考え方としてはそのまま残っている。これは、誰に聞いても、専門家はそう言うと思いますよ、メディアもそうですよ。ですから、そういう解釈を総務大臣がしておられるということは、私...全文を見る
○岡田委員 行政府の長だから立法府にお任せすると言いながら、今、小選挙区の方はいじらないというようなことを、もう基本的なことをおっしゃっているわけですね。ぜひ、そこは、自由に議論できる、そのためのたがをはめないようにはしていただきたい。  我々が五減案に賛成したのは、緊急避難措...全文を見る
○岡田委員 先ほど申し上げたように、総理の積極的平和主義、我が国が、国際協調主義に基づき、こういうふうに、全体が、国際協調主義であるということを言っておられるんですね。集団的自衛権というのは、必ずしも国際協調主義と同じということではありません。これは二国間関係ですから、同盟国との...全文を見る
○岡田委員 憲法上権利を持つということと、それから行使をするということは分けて考えるべきだという総理のお考えですけれども、行使をすることを制限するというのは、これは法律上制限するということをお考えなんだと思うんですね。憲法上は集団的自衛権を認めるということになれば、論理的には、憲...全文を見る
○岡田委員 いろいろと今議論されているケースは、それぞれ悩ましいと私も思います。  ただ、必要だから解釈を変えるというのは、やっていいときとやっていけないときがあると思うんですね。もちろん、憲法解釈は、時代を超えて同じではありません。時にはそれは変えなきゃいけない、最高裁も変え...全文を見る
○岡田委員 私は、憲法九条の淵源といいますか、根幹的なところというのは、やはり過去の戦争に対する反省だと思うんですね。どこの国も、侵略戦争をしますと言って戦争を始めるところはないのであって、やはり、安易な海外における武力行使、それがあの悲惨な戦争につながった。だから、それについて...全文を見る
○岡田委員 総理、またお答えにならなかったんですよ。この最初のところの、「植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えた」。総理が引用されるときは、多くの国々のところから引用されて、今もそうでした、植民地支配とか侵略によってというと...全文を見る
○岡田委員 これで終わりますけれども、総理、今も、否定はしていないということですけれども、認めるとは絶対言っておられないんですね。  村山談話は戦後五十年で出たものですが、戦後六十年で小泉談話が出ています。同じことを言っています。それから、金大中大統領と小渕総理との間の日韓共同...全文を見る