岡本充功

おかもとみつのり

比例代表(東海)選出
立憲民主党・無所属
当選回数5回

岡本充功の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第164回国会 衆議院 環境委員会 第1号
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○岡本(充)委員 民主党の岡本でございます。  きょうは、環境委員会での私にとっても初めての質問でございまして、大臣、どうかいい御答弁をいただきますよう、よろしくお願いします。  まずは、今回の石綿対策、アスベスト対策について、私のこれまで感じてきた所感を少し述べさせていただ...全文を見る
○岡本(充)委員 今、診断がなされた場合にはと言われましたけれども、私は、その診断をどのようにつけるかというふうに聞いているんですね。  ちなみに、その次の私の資料なんですけれども、これは医学部の学生がよく使う勉強の資料、そしてまた、ほとんどの医学部の学生はこの資料を見ていると...全文を見る
○岡本(充)委員 ちょっと後から聞こうと思っていましたけれども、アスベスト由来の中皮腫の専門医による判断、こう言われましたけれども、その専門医は何人いるんですか。
○岡本(充)委員 しかるべき人数だというのは極めてあいまいであって、把握をしていないんです。私ははっきり言わせていただく。  それで、確認をしたい。しかるべき先生と言われるけれども、これはあいまいとしています。アナムネーゼ、問診で石綿由来であることが疑われる問診であり、居住歴と...全文を見る
○岡本(充)委員 臨床医が中皮腫だというふうに臨床診断をしたという場合、今のお話では、明らかな相違が認められなければ、アナムネーゼを含めて、居住歴を含めて、職業歴を含めて、問診の結果と検査の客観的な蓋然性とを照らし合わせて、たとえアスベスト小体が、石綿小体が見つからなくても、確定...全文を見る
○岡本(充)委員 それでは定義ができないじゃないですか。きちっとここで認めていただいて、どういう方が対象になるのか、どういう方が対象にならないのかということが決められなければ、この質問、私は続けられませんよ。それでは私は質問を続けられない。委員長、ちょっと答えてもらってください。
○岡本(充)委員 あと、では何があればいいですか。
○岡本(充)委員 今、お話、最初にしたじゃないですか。苦しい検査でこれ以上侵襲的な検査ができない人もいる、検査をしても七割から八割は見つからない、こういうふうに書いてある。この人たちが救われないじゃないですか。その病理組織がにしきの御旗で、これがなければ全部だめという話ではないと...全文を見る
○岡本(充)委員 今、手順を私聞いているんじゃないです。こういう方は認めようとこの新法の中で考えてみえるのか、政府としてのその考え方を聞いているわけです。すき間なく埋めると言っているわけだ。  検査の結果、七割から八割は出ないかもしれない、そういう話もあるわけです。こういう人た...全文を見る
○岡本(充)委員 それでは、この法案の対象者がどういう方になるのかがはっきりしないわけですよ。これでは審議のしようがないじゃないですか。大臣、ちょっと前向きに答弁ください。
○岡本(充)委員 私、ほかの疾患についても聞こうと思ったんですけれども、この問題がちょっと長引いちゃって時間をとられて、余り時間がない中で端的に聞きたいんです。  もちろん手順が必要なのはよくわかるんです。ただ、今、では、もし手順が必要であれば、どういう方が対象になるのかがはっ...全文を見る
○岡本(充)委員 答えになっていないと思うんですね。順番が逆なんじゃないですかという話をしているのと、一〇〇%中皮腫と診断された方は今回の救済法の対象になりますというのとは違うので、中皮腫とは何なのかということが決まっていない中で中皮腫の人は全部救いますと言ったって、だれが中皮腫...全文を見る
○岡本(充)委員 必要条件と十分条件という言葉がありますよね。すき間なく埋めるというのは必要十分か、もしくはもっと広い範囲をとらなきゃいけなくなってくるんですが、恐らくは、レントゲン所見で石綿由来だという所見を見られる方はそんなに、もちろん見えるのはわかる、ある一定はいる。その一...全文を見る
○岡本(充)委員 いや、死亡診断書に、肺がんで(石綿による)とか、もしくはその起因、アスベストによるなんて書いてある死亡診断書、医系技官だというふうに伺っていますけれども、見られたことはありますか。実際ないと思うんですよ、そういう人。そんな、死亡診断書に死亡原因、それが肺がんと書...全文を見る
○岡本(充)委員 では、個別的な話をさせていただきますと、例えば、かつての職場が石綿、アスベストを取り扱う会社だった、この会社に勤めていた、そしてその期間も、そんな一カ月や二カ月ではなく、年単位で勤めていた、こういう方がみえて、その方がおよそ二十年から三十年後、例えば二十代で就職...全文を見る
○岡本(充)委員 私は、肺がんだと聞いているんです。
○岡本(充)委員 そういう話になると、かなりの方が漏れるということをもう委員各位は認識をされると思いますけれども、今の肺がんの方、確かに救済するのは難しい、認定するのは難しいというのはわかるけれども、もうカルテがない人、たくさんみえるわけですよね。アナムネーゼが、もしくはそこへ就...全文を見る
○岡本(充)委員 いや、認識の違いと言われましたけれども、すき間なく救済しようという言葉を聞けば、やはりすき間なく救済してもらえるものだと思ってみえる患者さんもしくは御遺族の方、たくさんみえる。今、労災の対象だと言われましたけれども、労災の対象だといっても、今回のこの新法が対象に...全文を見る
○岡本(充)委員 しっかりと、ほかの疾患についても毎年見直すというぐらいの心意気が欲しいというふうに思いますけれども、これは今後、科学的な、医学的な知見も変わってくるかもしれない、また新しい疾患が石綿由来で出てくるかもしれない、そういった意味では、新法を、この精神を生かして、ほか...全文を見る
○岡本(充)委員 大分時間も押してきました。  きょう、いろいろ伺おうと思いましたが、また機会を改めて、中皮腫の専門医の数が少ないことはもう先ほど答弁いただいた。これを育てていかなきゃいけないという取り組みもお答えをいただきたかったけれども、その決意をちょっとお聞かせいただきた...全文を見る
○岡本(充)委員 もう時間が参りましたので、最後に私の残りのペーパー、最後の二枚ですけれども、ちょうど下段から下のあたりに悪性中皮腫の文言があります。左上は、悪性中皮腫になられて亡くなられた方の肺の、亡くなられた後に切った像です。白っぽいところが悪性中皮腫に侵されていて、もう黒い...全文を見る
○岡本(充)委員 終わります。
02月15日第164回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○岡本(充)委員 民主党の岡本です。  まず、ちょっと質問の順番が変わりますけれども、松田大臣に御質問したいんですが、先ほどの篠原委員への答弁として、今回のリスク評価の評価結果自体が崩壊したわけではない、間違っていたわけではないと言われたけれども、結果、読まれるとこう書いている...全文を見る
○岡本(充)委員 評価が成立するかしないかと聞いている。その一点だけ。大臣、ほかのことはいいです。評価が今成立しないと書いてある。この場合は評価が成立しないんですよね。
○岡本(充)委員 質問に答えてないじゃないですか。評価が成立するのかしないのかと聞いているんですから、それは今、私は、見守っているかどうかを聞いているんじゃない。評価が成立するのかしないのか、どっちかなんですよ。
○岡本(充)委員 評価が成立しているとするならば、大臣、この文言はどうなるんですか。「もし、輸出プログラムが遵守されない場合」、今遵守されてないんですよ。されてないから輸出がとまったんじゃないですか。違いますか。遵守されない場合は成立しないとはっきり書いているじゃないですか。
○岡本(充)委員 だから、輸出プログラムが遵守されてないということはお認めになるんですね、今。輸出プログラムは遵守されてないところまではお認めになられるわけですか、大臣。それのイエスかノーだけ。
○岡本(充)委員 では、最後の一文の前半「輸出プログラムが遵守されない場合」に当たるわけですね。「この評価結果は成立しない。」と書いてある。ここは無視されるんですか、大臣。
○岡本(充)委員 いや、僕はせっかちなものですからね、早く聞きたいんです。  大臣の答弁、なってないですよ。だって、ここに書いてある文章に「輸出プログラムが遵守されない場合」、ここまではお認めになられている。それで「この評価結果は成立しない。」と書いている。委員長、これで、文章...全文を見る
○岡本(充)委員 皆さん、しっかり聞いてください。これは文章に書いてある。「輸出プログラムが遵守されない場合はこの評価結果は成立しない。」と書いてある。これは、とめたとかとめないじゃないんですよ。評価結果ですよ、リスク管理の問題じゃない。評価として成立しないという言葉が書いている...全文を見る
○岡本(充)委員 いや、ちょっと待ってください。同じ質問をしているんだから、答えてもらわないと困るんです。
○岡本(充)委員 努力をしていれば評価結果が成立するという言葉はどこにも書いてないですよ。その遵守の努力をすれば評価結果は成立するとは書いてない。  書いてあるのは、今、現時点で輸出プログラムが遵守されていないんだと大臣はおっしゃったじゃないですか。現時点で守られていなければ、...全文を見る
○岡本(充)委員 責任持って見守るという言葉は私にはよくわからないし、それから、努力をすれば報われるというたぐいの話とは違うんです。リスクを評価する食品安全の分野を担当されているんですよ、大臣。これは科学的な知見に基づいた話であって、努力だとかそれからその過程だとかじゃなくて、結...全文を見る
○岡本(充)委員 ありがとうございました。これで二十分かかってしまいました。  さて、私の質問の本旨の方に入りたいと思います。これは大変重要な発言でありまして、現時点で評価が成立していないということを大臣が言われましたので、私はそれは極めて重要だと思っています。自民党の皆さんも...全文を見る
○岡本(充)委員 心強い発言でありまして、私も、日本の食の安全を守るのは日本の政治家の大きな責務であると思いますし、アメリカが悪いんだ、アメリカだけの責任だ、こういう理論はおかしいのではないかというふうに思います。  そして、今回のこの一連の流れの中で、総理初め政府の方から、ア...全文を見る
○岡本(充)委員 理解しているじゃない、それを厚労省としては確認してきたというふうに理解してよろしいわけですか。
○岡本(充)委員 農水省と厚労省の話が違うじゃないですか。厚労省は、内臓も含めて突合しているという確認をしてきたという報告を受けていると、農水省は、現時点では内臓は行われていない、舌のみだと言っている。これじゃ、見てきたことが違うことになるわけなんですけれども。
○岡本(充)委員 現実的には、内臓にタグをつけるというのは極めて難しいんです。この写真を見ていただきたいと思いますけれども、このつるつるした内臓につけるのは難しいわけで、いわゆる小腸を日本向けに輸出するというのは難しいということを、ぜひ委員の皆様にも御認識をいただきたいということ...全文を見る
○岡本(充)委員 いや、食肉の処理過程には入らないんですけれども、日本で言ったら例えば焼却とかもしくは廃棄とかいう言葉がありますけれども、どういうふうにされているかということなんです。
○岡本(充)委員 そうなんですよ。それで、実はぜひ大臣に、私、大変失礼ながら、きょうお話しさせていただきたいのは、結局、へたった牛をいわゆる食物連鎖のサイクルから排除するという方法をアメリカはとってない。その牛についても、一〇〇%BSE検査をしているわけではない。BSEかもしれな...全文を見る
○岡本(充)委員 私は減るというふうに、話を、今大臣が言われたように、二十万頭ぐらい検査をしているのを、例えばもとの四万頭に戻すんじゃないかという危惧を持っているわけなんですが、ここにもう一つ重要なことが書いてあるんです。APHISは、こんなプロトコールではまずいから、実験確認を...全文を見る
○岡本(充)委員 ぜひこの実験方法、検査の確認方法についても適切な検査方法をとるように言っていただきたい。  それから、また続きで先に行きます。  同じくこのレポートの中にあるわけですけれども、FSISの管理情報システムではSRM規則違反の傾向を把握していないのではないか、こ...全文を見る
○岡本(充)委員 AMRで処理をした肉というのは今後とも日本に入れないというふうな認識でよろしいんでしょうか。
○岡本(充)委員 ぜひ皆様にちょっと御紹介をしたいわけなんですけれども、では、今大臣が言われたとおり、このAMRを使用している工場から日本向けの肉は来ていないという理解をさせていただいた上でお話をさせていただくと、実は、サンプル調査をすると六%ぐらい中枢神経組織が入っている、こう...全文を見る
○岡本(充)委員 それだと、混入する可能性を排除し切れないんじゃないかというふうに思うわけなんですが、大臣。
○岡本(充)委員 ぜひ今後とも、輸出再々開になっても、こういう手法での、肉をそぎとるという方法での肉は輸出しないということで確認をさせていただいたと理解をさせていただきます。  その上で、ちょっと続いて、先ほどお話をしました、昨年八月にFSISが、SRM除去やHACCPに関して...全文を見る
○岡本(充)委員 いや、査察に行くときに、例えば査察に行く施設、十一カ所選ばれたわけですね。その選ぶときに、例えばこの千三十六件のNRの情報を参考にして施設を選ぶだとか、実際に見てくるときにその施設に問題点をただすとか、してこられましたか。
○岡本(充)委員 では、ちょっと言い方を変えますと、日本は、この千三十六件のNRが一体どこの施設であったか、もしくはどこの施設でどういったNR違反があったかについて把握をされていないということですか。
○岡本(充)委員 調べようと思ったら調べられるんですよ、大臣。私、日本が許可している三十八の施設が一体何件のNRを犯しているかということについての資料、調べたらわかりました。これ、国として把握しようと思ったら把握できるんじゃないですか。それを、八月に発表されているのにいまだに把握...全文を見る
○岡本(充)委員 ということは、今でもまだ八月にもらった千三十六件の内容について精査している最中だという御答弁でしょうか、それだけ今でも時間がかかっているのか。それとも、精査する気がなかったから精査しなかったということなのか。このどちらかかをお答えいただきたいと思います。
○岡本(充)委員 どこでどういう違反があったかがわからないのに、何を視察に行くんですか。  私、大臣は持っていなくても、持っていますよ。どこの施設で何件ずつSRMの除去違反があったか、月齢確認の問題があったか。この資料、持っていますよ。  何でこれをもとにその問題点を聞いてこ...全文を見る
○岡本(充)委員 いや、十一施設だけじゃないんです。日本向けに、今現在三十八施設あります。三十八施設がどういうふうなNR違反を犯しているかについては、当然把握をされているわけですね。十一じゃないですよ。三十八、今認定施設があるわけです。
○岡本(充)委員 それは、リスクを管理する機関としてはどうなんですか。三十八施設の、もしかしたらもっとたくさんNR違反が出ている施設があるかもしれない。NR違反がたくさん出ている、例えば集中している施設があれば、そこを見に行くのは当然じゃないですか。何でここはこんなに多いんだと。...全文を見る
○岡本(充)委員 でも、把握をしてないのに、何を確認しに行ったんですか。数を把握して、どういった違反があったか。改善をするのは確かにされたかもしれない。だけれども、されたかどうかは日本が確認しなきゃいけない、リスク管理官庁として確認をしなきゃいけないはずですよ。  そういう意味...全文を見る
○岡本(充)委員 では、ちょっと違う角度で聞かせてください。行かれたこの十一施設の中で、ではどこが一番NRの件数が多かったですか。
○岡本(充)委員 どこが一番違反件数が多かったかということについて、後から調べると言われますけれども、例えば、注目して見るべきところというのは決まっているはずなんですよね。特に異様に多いところがありますよ、異様に多いところが。  実は、査察に行かれた人がこの部屋の中にも、政府側...全文を見る
○岡本(充)委員 十二件というのは、細かな話はあれですけれども、SRM除去違反が十二件、それ以外にも実は年齢確認違反がまだあるわけですね。  やはり、政府はこの内容についてきちっと調べていっていなかったということは明らかじゃないですか。十二じゃないんですよ。年齢確認違反もあるわ...全文を見る
○岡本(充)委員 三十八施設のうちの残りの施設では違反が指摘をされているわけですね。この状況であれば、SRM除去が完璧だったということは私は言えないというふうに、実際にこれだけの施設、やはり出るわけなんですよ、現実問題。  これをきちっと把握して、一体どこが問題点であり、FSI...全文を見る
○岡本(充)委員 現認してきたというか、遵守をされているのはアメリカの責任だからということではなくて、日本が遵守をされているかどうかを確認する、それを現認するためにはきちっと精査をしておく必要があったのに、精査をしていなかったということをお認めになられたじゃないですか。これから精...全文を見る
○岡本(充)委員 どうもありがとうございました。
02月24日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○岡本(充)委員 民主党の岡本でございます。  きょうは、大臣所信に対する質問ということで、答弁者を川崎大臣だけにさせていただいて、大臣に直接御質問させていただきたいというふうに思っております。  今回、私が取り上げますのは、BSE問題に関しての質問でございます。  大臣も...全文を見る
○岡本(充)委員 恐らくは、大臣就任のときにレクを受けられてBSE問題についても知識を深められたというのが実情なんじゃないかというふうに私は推察をさせていただいておるわけですけれども。  そういった中で、今確認をしておきたいことは、米国のBSEの汚染状況、これについては大臣はど...全文を見る
○岡本(充)委員 米国で飼育されている牛におけるBSEの汚染状況、これについてはどのように御認識をされていますでしょうか。
○岡本(充)委員 米国産牛肉のBSEの問題がこれだけ大きなテーマになってくる中で、米国のBSEの汚染の状況を把握していないというのは、私は、大臣として甚だこれは問題なんじゃないかという気がするんですね。今大変驚いたわけなんですけれども、米国におけるBSEの汚染状況、そしてまた、米...全文を見る
○岡本(充)委員 大臣、例えば、これまた大臣にもぜひお知りをいただきたいと思いますけれども、これも米国の話につながるわけですが、米国で今牛肉、BSEの検査、されているのは一%前後であります。ヨーロッパ、いろんな国が、うちはBSEの感染国じゃない、清浄国だと言って主張をしていた。そ...全文を見る
○岡本(充)委員 大臣の言う、きちっとというのはどういう申し入れでしょうか。
○岡本(充)委員 米国は、まだ予算がもちろん決まったわけではないでしょうけれども、サーベイランスを減らす方向だということを私も聞いております。頭数をきちっとある一定の頭数、できることであればそれは全頭検査でするのが、全量検査をするのがサーベイランスとしては科学的に徹底をしているわ...全文を見る
○岡本(充)委員 そうしましたら、基本的なBSEの認識の問題はここら辺までにさせていただいて、大臣、実は前回、二月十五日、覚えてみえると思いますけれども、BSEの集中審議が予算委員会である中で、私、大臣に幾つか御質問させていただきました。  そのときに大臣にお話をさせていただい...全文を見る
○岡本(充)委員 ということは、現時点でもまだ千三十六件の精査というのはできていないということでしょうか。あの時点では書類をお持ちでなかったからお答えになられなかったのか、それとも、厚生労働省として、私が指摘をしたから精査を始めたということなんでしょうか、どちらですか。
○岡本(充)委員 実際にまだということは、調べができていなかったということであるわけであります。  あのときにも指摘をさせていただきましたけれども、その十一施設についても精査が十分されていなかったということであれば、大臣が御答弁になられた、施設に対して、それぞれ今回の指摘につい...全文を見る
○岡本(充)委員 ということは、向こうに包括的に、ちゃんとやっているんですよねと聞いて、ええ、やっていますと言われて、その口返事で一応確認をしたということになるのであれば、これは確認としては極めてあやふやな確認であります。やったのか、ええ、やりました、何をやったのかというその言葉...全文を見る
○岡本(充)委員 そうは言われますけれども、ちょっと一例を挙げさせていただきますと、日本が査察に行った施設のうちの一つで、SRM除去関係でこんな指摘もされています。  牛の場合、舌から口蓋及び舌扁桃を除去するために、有郭乳頭の後部を横に切断することとされているが、この規則の遵守...全文を見る
○岡本(充)委員 大臣、この書類、僕は大変不思議なのは、だれがだれに対する報告書ということがこれは書いてないんですね、何も。いきなりサマリーからスタートするんですけれども、本来であれば、例えば、川崎大臣じゃなくてもいいとは思いますけれども、しかるべき事務担当者がそれなりの責任ある...全文を見る
○岡本(充)委員 いや、ぜひ大臣、戻られたら、この三十四ページを見ていただけると、ちゃんとこのレポートの書いている内容は、マイク・ジョハンズさんあてに、例えばOIGがレポートをまとめました、こういうような、だれそれさんあてにこういうものをつくりましたというふうに書式は出ていますよ...全文を見る
○岡本(充)委員 いや、きのうちょっと伺った話では、大使は大臣のところに来て、いついつ何時にホームページに載せるから見てくれという話、これを持ってきたわけではないというふうに私は聞いていますよ。いついつ何時にアップロードする、ついては、概要はこんなふうになっている、ぜひ見てくださ...全文を見る
○岡本(充)委員 いや、私が言っているのは、いついつ出ますと言っている、そのいついつ出ます、それはそれで報告の一つでしょう。ただ、内容についてはこれですよといって、普通は、例えばこの三十四ページを帰って見てください、今お持ちじゃないでしょうから。見ていただければおわかりですけれど...全文を見る
○岡本(充)委員 その復元をするかどうかは、食品安全委員会がもう一度確認をしなきゃいけませんよね。大臣が復元をするというふうに言い切る話ではないと私は指摘をしたいんだが、それについては大臣はいかがですか。
○岡本(充)委員 違います。私が聞いているのは、大臣、復元するかどうかの判断は、厚労省が復元するという判断をするわけではありませんよね、それを判断するのは食品安全委員会ですよねと私は質問をしています。
○岡本(充)委員 では、私の指摘のとおりの答弁を松田大臣はされたということですね。  そうしますと、その上で確認をしたい。  大臣も、だから松田大臣と同様に、今後、その輸出プログラムがどういうふうに機能していくかまた見ていかなきゃいけないと御認識なんだろうと思いますが、これに...全文を見る
○岡本(充)委員 いや、それは私、議事録をもう一度読んでいただきたいと思いますけれども、明らかに松田大臣は評価は成立しないというふうに答弁をされた。それは、現時点で評価が成立していないわけだから、評価が成立するかどうかについては独立機関である食品安全委員会がきちっと判定をするべき...全文を見る
03月01日第164回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○岡本(充)分科員 きょうは、医療制度改革が訴えられている昨今でありますので、文部科学行政の中でも医療に関する学問、特に医学教育について御質問をさせていただきたいというふうに思っています。  大臣も、恐らく、私のきのうの質問の趣旨をお聞きになられていると思いますけれども、今現状...全文を見る
○岡本(充)分科員 大臣、くしくも先の質問までお答えいただいたわけですけれども、私は、診療科の偏在ということももちろん指摘をさせていただきたいと思っているわけですね。  それで、職業選択の自由がありますから、強制をするわけにはいかないのは事実でありますし、勤務地についても希望の...全文を見る
○岡本(充)分科員 今のモデル・コア・カリキュラムというのをいただきました。平成十三年三月二十七日、医学・歯学教育の在り方に関する調査研究協力者会議、このペーパーでいいわけですね。  この中で、地域医療の機能と体制を説明できるというのがコアになっているんですよね。それは説明はで...全文を見る
○岡本(充)分科員 続いて、同じくその偏在を解消するための一つの施策として、省庁そして都道府県連携で、地域における医療対策協議会というものを設立しています。  愛知県も設立されておりまして、協議がされているという話は聞きますが、ここから医師を派遣されたという話はとんと聞いたこと...全文を見る
○岡本(充)分科員 それは把握するべきじゃないですか。もう二年以上たっているわけですね。成果を出さなきゃいけない、医療制度改革でこれを使うだなんと政府は言っているわけで、この協議会の制度を使うんだと言っているわけですから、その現状を把握もしない中で、それぞれの都道府県がどうなって...全文を見る
○岡本(充)分科員 三すくみという言葉がありますから、そうならないようにしていただかなければなりません。  続いて私が指摘をしたい話は、今、同じく医学教育の中で、新たに共用試験というものが実施をされるに至ったというふうに聞いております。  今後、この共用試験は、今でも大分普及...全文を見る
○岡本(充)分科員 ということであれば、必須の試験になっていくという認識でよろしいわけですね。うなずかれていますね。  そういった中で、この試験の費用ですけれども、およそ一人当たり二万八千円かかるというお話でした。この二万八千円の費用というのは、今どうなんでしょうか。現状、学生...全文を見る
○岡本(充)分科員 例えば国立大学に限っても、国公立大学でも結構です。進級に必要な試験なのに別途その試験料を徴収する。それぞれの進級に必要な単位を取るための試験で、別途試験料を徴収している例がほかにあるんですか。
○岡本(充)分科員 ということは、大臣、聞いてください。進級に必須の試験でありながら二万八千円の金額を学生に負担してもらうということは、ほかの試験ではあり得ない話なんですね。これを受けなければ進級できないわけです。  例えば、ほかのさまざまな資格試験や技能試験はあると思います。...全文を見る
○岡本(充)分科員 それではカリキュラムの中に入らないじゃないですか。先ほど言われたように、卒業をするために必要、進級をするために必要、もう既にそういう大学があるんですよ。そういう状況になっていて、例えばそこの学生が別途費用を負担しなければいけないという話になったら、これは、医学...全文を見る
○岡本(充)分科員 ほかにはこういう試験がないということも、今局長が答弁されたとおりでありますから、ぜひ一度御検討をいただいて、この試験だけ進級に必要で、二万八千円、どうぞ皆さん払ってくださいという話はおかしいという話を私はしている。しかも、これが今後多くの、ほとんどの大学で実施...全文を見る
○岡本(充)分科員 こういった皆さん方は自発的にやっているというふうにお考えなんですか。自分の技術を磨きたいから、自発的な意思でやっているというふうにお考えなんでしょうか。
○岡本(充)分科員 まず、そもそも、その位置づけが私は大変現実と違っていると思うんですね。ということであれば、指揮命令系統はなく、自主的にやっているという話になってしまうんじゃないですか。例えば、だれそれさんの患者さんを診てください、だれそれさんの担当をお願いします、こういうふう...全文を見る
○岡本(充)分科員 では、その大学院生、研究生が、万一、医療的な手技等によってウイルス感染症等に感染した場合はどういった責任の所在となり、その人に対する費用やさまざまな意味での補償はなされるのか、それについて御答弁いただきたいと思います。
○岡本(充)分科員 いや、具体的な話で申しわけないけれども、例えば、あるウイルス感染症の患者さんに点滴を刺す。過って自分の手に刺してしまった。  この場合、病院で正職員として働いている看護師さんには、当然、労災での補償がなされると認識をしているわけですが、その一方、大学院生や研...全文を見る
○岡本(充)分科員 いや、実情は今お話をしたとおりですよ。  もう一つ指摘をしたいのは、何で大学病院の看護師さんは点滴をとらないかということが、一つやはり私は大きな疑問なんですね。  大学病院、各地の病院で言われていることですが、看護師さんはこう言われます。看護業務をするため...全文を見る
○岡本(充)分科員 では、はっきりお答えください。それを検討して私のところにきちっと、どういう実態か、今お話をさせていただいた持続点滴のルート確保の問題、注射の問題、看護師さんが実施をしない大学病院がかなりある、私はそう思っています。もちろん、やっているところもあるかもしれない。...全文を見る
○岡本(充)分科員 今でも、そういう大変危険な感染症と隣り合わせで、全く補償もない中で点滴や注射をしている、そういう医師がいる。その医師が大学病院に囲われているからだけではないけれども、囲われているその結果、残念ながら、地域への医師の配分ができない、こういう話もあるということを、...全文を見る
○岡本(充)分科員 ありがとうございました。
03月01日第164回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
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○岡本(充)分科員 きょうは、総務省所管の消防の問題についてと、それから地域の公立病院についての話、近いようで話は全然違うんですけれども、二つ、短い時間ではありますけれども、御議論させていただきたいと思います。  まず、救急救命士の件ですけれども、制度施行から時間がたつ中で、か...全文を見る
○岡本(充)分科員 それは、これまでにも恐らくやってこられたことなんですね。もう、ほぼこの十数年この取り組みをしてこられた結果として、これまでどおり救急救命士の育成促進を促すだけでは偏在は解消できないということが明らかじゃないか。  私、いただいた資料を拝見させていただくと、救...全文を見る
○岡本(充)分科員 私は、そういった中でも、インセンティブを設けるとか、何らかの、あめとむちではありませんけれども、やはりさらなる踏み込んだ対処をとらないと、これは人の命にかかわることで、後ほどお話をさせていただきますけれども、確かに、救急救命士の方が蘇生をされると、大臣、救命率...全文を見る
○岡本(充)分科員 そうしましたら、数年後、跛行性についてぜひまた長官にお尋ねをさせていただこうと思っております。  続いて、救急救命士の再教育の問題です。  資格を取られた後、講習をしていくわけですけれども、この講習についても、今進んでいる県と進んでいない県がある。また、近...全文を見る
○岡本(充)分科員 そのように答弁されるんだろうと思いまして、私、さらにちょっと、これをよく見ると、例えば今御指摘をさせていただいた新潟県は、十六年の十月にもう既に運用が開始されている。ところが、ずっと後に開始している例えば香川県、都市部はちょっと症例数も違うでしょうから単純に比...全文を見る
○岡本(充)分科員 重ねて言っておきますと、これでやれと言っているわけじゃない、指針を示すということです。  大臣、ぜひ総務省の中でも見解を統一していただいて、これでやれといって命令をするわけじゃない、こういうときにはやるべきだという指針があると、メディカルコントロールの協定を...全文を見る
○岡本(充)分科員 続いて、先ほどからお話ししている救命効果については、この制度導入以来、一カ月生存率というような形での、救急救命士が関与した症例と関与しなかった症例についての一カ月後の生存率という数字はいただいているんですが、社会復帰の割合というのはどのようになっているのか、消...全文を見る
○岡本(充)分科員 私がいただいた数字は、一カ月後の生存率という数字でいただいていますが、ぜひここも大臣、一度、多分数字がないんだと思います。  一カ月後生存をしていても、心臓と呼吸がとまっていて病院に来た、心拍再開した、そして一カ月後生きていた、しかし、その状況はさまざまであ...全文を見る
○岡本(充)分科員 ぜひ、一度また検討いただきたいと思います。  時間の関係で次の話題に移らせていただきたいと思いますが、地域の公立病院のあり方です。  本年、医療制度改革が話題となっておりますけれども、この医療制度改革の中でも、地域の公立病院、特に離島や山間僻地等については...全文を見る
○岡本(充)分科員 きょうは分科会ですので、その中でも私の選挙区の病院について少し総務省の方から御評価をいただけるというふうに伺っておりまして、大臣の方からうちの選挙区の病院についてそれぞれ、多分お手元に資料が行っていると思います、それについての御評価をいただきたいと思います。
○岡本(充)分科員 まさに今大臣言われたような赤字の自治体病院、こういう病院をどういうふうに存続していくか、どういうふうにあり方を考えていくか。もちろん、地域の住民の皆さんの民意が重要であるのは間違いないわけでありますけれども、その中でも、民間の医療法人に託すべきなのか、それとも...全文を見る
○岡本(充)分科員 続いて、先ほど話題には出ませんでしたが、病院における設備投資のあり方について、病院の整備事業についての議論をちょっとさせていただきたいと思います。  病院が新しく建物を建てる、また医療機器をそろえる場合、多くの場合、もちろん基金をつくっている自治体もあるかも...全文を見る
○岡本(充)分科員 実際には、例えば高額の医療機器を買う場合に、しかも設置型のもの、多分、今局長が御答弁されたのは、私も調べてきてくれと通告しているはずなので、それを調べてきていただいていないのは大変残念ですけれども、私は、今言われているのはいわゆる器具であって、設置型の、例えば...全文を見る
○岡本(充)分科員 大臣も、私は医学の専門家ですけれども、大臣は恐らくこういう分野の専門家なんではないかというふうに私は考えているわけでありまして、ぜひ一度お考えをいただきたいと思うんです。  先ほどの話で、不採算部門というのは何で不採算部門になるか。例えば、最初の投資が多額に...全文を見る
○岡本(充)分科員 最後にもう一点。今度は、耐震化の予算措置について最後に少しお伺いをしたいと思います。  自治体病院の中では、耐震化の施設整備を早急に求められている病院があります。こういった病院に対して、この耐震化に限って特段の政府の措置、政府の御配慮というものはいただけない...全文を見る
○岡本(充)分科員 ぜひ一般病院についても、また地域の実施の事情についても御判断いただいての整備をお願いしたいと思います。  以上で終わります。
03月08日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○岡本(充)委員 民主党の岡本でございます。  きょうは、独立行政法人の今後の行方と、そして国の公務員の数を将来的に見据えていく重要な審議の入口でもある独立行政法人の統合、廃止、こういったものについて審議をさせていただくわけであります。  まず、その大前提として、私は、昨日夕...全文を見る
○岡本(充)委員 これ、いつ出していただけるかということがわからないと、これは採決もできないということになるんですね。これは重要な数字なんです。これが出なければ議論が始まらないと私は思っている。
○岡本(充)委員 いつ出していただけるんですか。それから審議をしたいと思うんです。
○岡本(充)委員 後でその数字についてもう一回審議させていただけるなら、ほかの部分をやりますよ。
○岡本(充)委員 何できのうの段階でこの数字を出してもらえなかったのかということは、大変私は疑問だし、今ここで出したということは、これは、詳細を私は検討したいから出してくれと言ったのに、詳細を検討する時間を与えないというやり方だ。これは出し方自体も私は問題だと思う。  しっかり...全文を見る
○岡本(充)委員 出向者はどうなっていますか。
○岡本(充)委員 ということになりますと、これは、厚生労働省に籍を置く、もしくは出向を含む人間、また、特殊法人、厚生労働省の大臣が主務大臣を務められる独立行政法人、すべてを含む人数だと承知をさせていただきたいと思いますが、この人数の変化というのは極めて私は少ないという印象を持つわ...全文を見る
○岡本(充)委員 私は、それを聞いているんじゃないんです。この五年間の人員の変化、厚生労働省に関する公務員、もしくは非公務員型を含みますけれども、国から人件費の出ている人間の数が十二万九千人から十二万二千人ですか、独立行政法人の評価として、効果として、大臣はこの人員の変化について...全文を見る
○岡本(充)委員 大臣、私も別に急な質問をしたかったわけじゃないんです。このデータが出てきたら、それに伴って質問通告をしたかったわけなんです。しかし、それができなかったことを大臣もぜひ御了解をいただきたいというふうに思います。  その上で、では、厚生労働省関連の仕事がふえてきて...全文を見る
○岡本(充)委員 これは今大臣くしくも言われましたが、確かに公務員でなければできない仕事という概念は刻々と変わってくると思いますが、個別的な話として、平成十三年の段階では、業務の停滞が国民の生活または社会経済の安定に直接かつ著しい支障を及ぼすと認められるもの、もしくは当該独立行政...全文を見る
○岡本(充)委員 今、答弁にありましたけれども、法的措置、例えば労働安全衛生法の一部改正を伴うことで措置をすれば、公務員型でなく非公務員型でも当初からできたということをお認めに、産業安全研究所についてはそのように認識をされるのかどうか、まずそれが一点。  それから、今、もう一つ...全文を見る
○岡本(充)委員 今お話がありましたけれども、まずは今回の統合と、そして非公務員化の問題、それぞれ、特に非公務員化の問題については、発足時点で努力をすれば、もしくはきちっと技術的な面について検討を重ねれば非公務員化することができたということをそれぞれお認めになったんだというふうに...全文を見る
○岡本(充)委員 こういった今の公務員型、非公務員型という今の議論を踏まえた上で、もう一つ重ねて、国立健康・栄養研究所についてお伺いをしたいと思います。  頭になぜ国立という文字がつくのかということでございます。お答えいただけますか。
○岡本(充)委員 私は、名前は確かにすべてではないということは認めます。内容も必要だと思います。内容を見ると、もう公務員じゃないんですよ、それから独立行政法人ですよ、確かにお金は運営費交付金という形で国から出ていますよ、そういう話であれば、残る理由は、広く国民にこれまで国立という...全文を見る
○岡本(充)委員 続きまして、今度は、独立行政法人の今後について少しお伺いをしたいと思っています。  今度新しくできる労働安全衛生研究所、国立健康・栄養研究所、それぞれ国から運営費交付金という名前で、今後も渡し切りでお金が渡されるわけであります。このお金についてはどういうふうな...全文を見る
○岡本(充)委員 これは数を減らすということなのか、単価を減らすということなのか、どちらなんでしょうか。
○岡本(充)委員 大体残り時間があと五分になったわけですけれども、実は最初、これは内訳を聞いて、人数の話で質問したかった部分がありました。それについて、きょうじゅうに正確な資料をもらえるということなので、それを踏まえて、金曜日にこの人数の部分、残り五分でやりたいと思うんですけれど...全文を見る
○岡本(充)委員 では、これで終わります。
03月10日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○岡本(充)委員 民主党の岡本でございます。一昨日に続きまして、引き続き質疑をさせていただきます。  まず、私の一昨日の質問に関して御答弁をいただきました厚生労働省に関係する常勤の公務員の数、そして出向者を含むと言われた人数の把握、こういった部分について、私は受けた説明と違って...全文を見る
○岡本(充)委員 さらに重ねて言わせていただきますが、賃金職員というのは非常勤の職員でありまして、厚生労働省に関する非常勤の職員のみを比較してみると、平成十二年七月一日と平成十七年七月一日、差を比べてみると、賃金職員の分を含めてトータルで見てみても差はほとんどない、四人ふえている...全文を見る
○岡本(充)委員 それでは不十分です。ちゃんと出していただけるという明確な答弁をいただきたい。推計を含めてどのような形で答弁できるかを持ってくるだけでは、数字が出てきません。きちっと数字が出せるという御答弁をいただけないと、私は審議が進められない。どうかお答えをいただきたい。
○岡本(充)委員 数字を出していただけないということですか。イエスかノーか、それだけお答えください。
○岡本(充)委員 そうしましたら、続きまして、もう一点質問させていただきます。  まず一点は、国土交通省所管における独立行政法人で、官民交流の名のもと、企業からの人材受け入れを行っているという話がありました。人材交流自体悪いことではありませんが、その受け入れ企業に対して当該独法...全文を見る
○岡本(充)委員 調べるのか調べないのかを、調べるというお約束をいただきたいということです。
○岡本(充)委員 最後に一点、もう一点だけ。  独立行政法人の、設立時期の違う法人がそれぞれ今後統合をしていく必要性も出てくると思いますが、例えば、十三年四月設立、そして十五年十月設立、十六年四月設立など設立時期の異なる独立行政法人それぞれが独立行政法人通則法の中で規定され、ま...全文を見る
○岡本(充)委員 終わります。
○岡本(充)委員 私は、民主党を代表し、独立行政法人に係る改革を推進するための厚生労働省関係法律の整備に関する法律案に対し、反対の立場から討論をいたします。  そもそも独立行政法人は、国の行政活動から政策の実施部門のうち一定の事務及び事業を分離し、これを担当する機関に独立の法人...全文を見る
03月17日第164回国会 衆議院 本会議 第15号
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○岡本充功君 松木議員の御質問にお答えいたします。  まず、備蓄についてお答えいたします。  麦、大豆などに米並みの収入を確保することを目的とした直接支払いにより、米の生産が長期的に減少することが予想されます。その一方、米の生産調整を廃止し、かつ米も直接支払いの対象とすること...全文を見る
03月23日第164回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○岡本(充)委員 民主党の岡本でございます。  きょうは、農林水産関係に関する一般質疑ということで、私は幾つかの項目について御質問させていただきたいと思います。  まずは、民主党として取り組んでおります食の安全議員連盟、こちらの方で私は事務局長をさせていただいております。食の...全文を見る
○岡本(充)委員 ぜひ食料自給率の向上に寄与していただく研究をしていただきたい。  実は、以前の一般質問、農林水産委員会の質疑の中でも、私、スパゲッティの話をさせていただきました。なかなか日本産の小麦でスパゲッティをつくるのが難しく、何年後にできるかどうかはちょっとお約束しかね...全文を見る
○岡本(充)委員 恐らく今局長が言われたのは、家畜疾病経営維持資金の活用をするように、こういう話だと思いますけれども、これも申請できる金融機関が決まっているというふうに伺いました。例えば、自分の取引している銀行がその指定金融機関でない場合には、新たな取引先を探す、信用関係をそこか...全文を見る
○岡本(充)委員 しっかりとした御答弁、ありがとうございました。  その上で、今経営者の方に視点を当てた話をしましたけれども、今度は都道府県の対策としての方向に焦点を当ててみたいと思います。  茨城県の職員の方ともお話をしました。今回は弱毒性のH5N2亜型というインフルエンザ...全文を見る
○岡本(充)委員 周知徹底を図るという話でありますけれども、大臣、例えば死んでいる野鳥が見つかったときに、一般の国民の皆様方がこれを保健所に届けなきゃいけないという周知徹底がなされているとお思いでしょうか。恐らく、これは、マスクをして手袋をしてその野鳥に接するようにというような周...全文を見る
○岡本(充)委員 確かに、おっしゃるとおり、国民の命と健康を守るのは日本の政治家の責任だということは常々私も各所で私自身が発言をしております。そういう意味では、後段お話をしますBSEの問題も同様ですけれども、そういう日本人の命と健康にかかわる問題は、ぜひ、変な政治的妥協ではなくて...全文を見る
○岡本(充)委員 きちっとした究明をしていただいて対策を打つことこそが、次なる感染、発症の防止に大きく寄与するということで、ぜひ可能な範囲で努力をしていただきたいと思います。  さて、話は今度、米国からの牛肉輸入にかかわるさまざまな問題について話を移したいと思います。  三月...全文を見る
○岡本(充)委員 詳細については、この中の私が感じた疑問点については後ほどちょっとお伺いをしたいというふうに思っております。  そういった中で、報道等によると、実務者協議が今週中にも日米間で行われるんじゃないかというような報道を週初めにしていた報道機関もありました。  今後の...全文を見る
○岡本(充)委員 ということは、実務者協議は今週、来週等は実質的に開く予定はないというふうに理解してよろしいでしょうか。
○岡本(充)委員 そうすると、それは協議ではないですね、今の大臣のお話だと。協議というのは、お互いに字のごとく議論するわけなんでしょうけれども、今の話は、一方的に先方が報告に来るのか、一方的に先方が話しに来るといったたぐいの話だというふうに理解をさせていただいてよろしいんでしょう...全文を見る
○岡本(充)委員 もちろん、先ほどもお話ししたとおり、安易な妥協をする、政治的な決着を図る問題ではないということをきちっと確認していただきたい。大臣もうなずかれておりますので、私もそのように信じたいと思います。  そういった中で、今回の回答書の中で、委員各位の中でも読まれた方も...全文を見る
○岡本(充)委員 続いて、少し指摘をさせていただきたいと思います。  この先さらに、公表された資料の十ページの方に載っておるんですが、「今回の事案に関与した検査官は、どのような周知・研修を受けていたのか。」こういうところから始まって、「具体的に、検査官が閲覧していたことの確認や...全文を見る
○岡本(充)委員 とすれば、この部分についても、事実と異なる回答であるならばきちっと抗議をする、ここにも事実誤認だということを書いていますけれども、それについてはきちっともう一度抗議をするべきであります。  最後に、今回の香港の事例で判明をしました、米国の大手食肉業者における香...全文を見る
○岡本(充)委員 残された時間も少ないので、大臣、聞いてください。  私は一月の下旬から言っている。二月の予算委員会のときも、私は質問取りに来たそれぞれのスタッフに、いつになるのかと言っている。二月の中旬に照会した、そして、二月の中旬に照会したっきり、回答がまだ来ていないのに、...全文を見る
○岡本(充)委員 ありがとうございました。
04月06日第164回国会 衆議院 本会議 第20号
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○岡本充功君 ただいま議題となりました医療を受ける者の尊厳の保持及び自己決定に資する医療情報の提供、相談支援及び医療事故等の原因究明の促進等に関する法律案、通称医療の安心・納得・安全法案について、提出者を代表し、その趣旨及び概要を御説明申し上げます。  本法案は、第百五十四回通...全文を見る
04月07日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○岡本(充)議員 ただいま議題となりました医療を受ける者の尊厳の保持及び自己決定に資する医療情報の提供、相談支援及び医療事故等の原因究明の促進等に関する法律案、通称医療の安心・納得・安全法案について、提出者を代表し、その趣旨及び概要を御説明申し上げます。  本法案は、第百五十四...全文を見る
04月11日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第9号
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○岡本(充)委員 民主党の岡本でございます。  きょうは、行政改革特別委員会において、これまで私が厚生労働委員会並びに予算委員会の分科会等で質問させていただいた公務員のあり方、またさらには独立行政法人改革に関する一連の話について、少し整理をさせていただきたいというふうに思ってお...全文を見る
○岡本(充)委員 人件費がなぜ鉛筆や消しゴムを買う例えば庁費のようなもの、また謝礼の意味を込める諸謝金などのお金で出ているのかということがそもそも私にとっては大変疑問でありますし、一般的な会計学的に項目立てをするときに、そういう事務物品と人件費が同じところから出るということは考え...全文を見る
○岡本(充)委員 いや、行政改革の一環なわけですよね。これまでのいわゆる予算立ての方式、いろいろある、それは確かに財政的な大臣の管轄でありましょう。しかし、行政改革の一環として、人件費が消しゴム、ノートと同じ項目から出ているということは変えていく決意は大臣としてもおっしゃっていた...全文を見る
○岡本(充)委員 非常に残念なお答えでありますけれども、これは私は大変大きな問題だと思っていますので、今後また場を改めて聞かせていただきたいと思います。  続いて、国立高度専門医療センターの独立行政法人化に伴う議論でございます。  この独立行政法人については、今後、平成二十二...全文を見る
○岡本(充)委員 ぜひお願いをしておきたいのは、このセンター、六センターあるわけですけれども、それぞれのセンターの事務的部分については統合できる部分もあると私は思っています。それぞれの病院の機能が違うという議論もありますけれども、国立病院でも、機能の違う国立病院を一つにして国立病...全文を見る
○岡本(充)委員 もう一つ、国立病院の今後のあり方についてですが、国立ハンセン病療養所、今、入所者が大体三千人前後と伺っておりますが、高齢化が進んでいく中で、今後入所者が減っていくことが予想されます。  十三病院あるこの病院の今後の見通し、最後のお一方までもちろん国としてきちっ...全文を見る
○岡本(充)委員 続いて、公務員の仕事のあり方についてですけれども、これは衆議院の予算委員会分科会でも文部科学大臣の方にお尋ねをしました。以来、一カ月以上たつわけですが、大学病院における看護師の業務の内容について調査をする、このように伺っておりました。その調査の結果がいかがであっ...全文を見る
○岡本(充)委員 もう一カ月以上たっているんですね。もう集計ができてもしかるべきですし、前回の委員会でもお話をしました。  文部科学省の所管の病院では看護師は静脈注射をしない、厚生労働省が所管をするというか一般の病院では看護師さんが静脈注射をする、これでは縦割り行政も最たるとこ...全文を見る
○岡本(充)委員 今、医療制度改革が話題になっている昨今ですから、委員の皆様にもぜひお教えをいただきたいんですが、なぜ地域で医者が少ないか。私は医師出身ですからわかりますが、大学病院で、結局、医者が注射もしている、カルテの紙ののりづけも医者がやっている。胃カメラをやった、検体をと...全文を見る
○岡本(充)委員 言っておきますけれども、今言われた、そういう判断をしていると。医師に検体の運びから注射まで全部やらせているのは大学病院だけですから、ぜひ、その点を踏まえて、もう一度検討いただきたい。  最後に、もう一問だけ。  大学病院において、大学院生や研究生が正式な雇用...全文を見る
○岡本(充)委員 もう時間が来ましたので、終わります。
04月12日第164回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○岡本(充)委員 民主党の岡本でございます。  本日は、農業の担い手に対する経営安定のための交付金の交付に関する法律案について質問をさせていただこうと思います。  私は、食料の国内生産及び安全性の確保等のための農政等の改革に関する基本法案、民主党案でございますが、こちらの提出...全文を見る
○岡本(充)委員 四月中にぜひ提出をいただきたいと思います。  それでは、法案の内容についての議論に入りたいと思います。  まず、質問通告をしておらなかった質問から入るのは恐縮でございますが、先ほどの佐々木委員の質問で私も非常に感じたところがありまして、このばらまき政策という...全文を見る
○岡本(充)委員 大臣おっしゃるとおり、多くの農業者も、これまで気前よく金銭をもらったという思いもないでしょうし、農作物の対価としてのお金はもらったとしても、税金は払ったとしても、国からそういう意味でお金をもらったという印象は持っていないと思います。  そういった中で、ばらまき...全文を見る
○岡本(充)委員 先ほども御指摘させていただきましたけれども、望ましい消費の姿といっても、年々減っていく米の消費のみならず、残念ながら、その努力目標を達成するには現状ではかなり厳しいことが予想されるわけでありますが、とはいいながら、目標でありますから、この目標はある程度望ましい目...全文を見る
○岡本(充)委員 そういった意味では、望ましい姿というのであれば、目標を高目に設定して、それに向けて努力をしていく、そういうことも可能なわけであります。実際に、では食料自給率を向上させるために、本当は、生産努力目標自体ももっと高く設定をして、もっとたくさんつくってもらうようにした...全文を見る
○岡本(充)委員 大臣、確かにカロリーベース以外の自給率の計算方法はありますが、これまで、一つの理由として、政府はカロリーベースの自給率で比較をしてきた、それをこの段になって、ちょっとなかなか上がるのが難しいから金額ベースに移したんじゃないかといううがった見方をされるという話もあ...全文を見る
○岡本(充)委員 今大臣、売れる農業を支援すると言った。では、売れない農業の方は一体どうなっていくのか。つまり、これがまさに四ページ目なんですが、今後の「農業構造の展望」、平成二十七年はこういう展望になると御説明いただきました。  例えば、総農家数はおよそ八十万戸ぐらい減るんで...全文を見る
○岡本(充)委員 そういったお話になるんだと思いましたけれども、この図の、ただ、大臣、御指摘をさせていただきたいのは、それでも、販売農家として残るこの百三十万から百四十万の農家は農地を持つわけです。土地の集積が本当にできているのかといったら、この農家はいわゆる効率的かつ安定的な農...全文を見る
○岡本(充)委員 今、そういう経営局長の答弁をいただきましたけれども、土地利用型農業はやはり主業農家が少ない。野菜はそれより随分多く主業農家がいるわけですね。もっと言えば、酪農なんかは主業農家がはっきり言ったら主ですよ。そういう意味でいったら、土地利用型農業に今回焦点を当てたのは...全文を見る
○岡本(充)委員 局長、もうそれはこれまでもやってきた話ですね。今回この法案を出す前から、規模拡大がどれだけメリットがあるのか、そして、もっと言えば、どうすればより収益が上がるのかということは農林水産省がこれまでお話をされてこられたじゃないですか。しかし、今回あえてこの法律を出す...全文を見る
○岡本(充)委員 きょうは時間がないので、また後日、深く入ろうと思っていますが、ざっと、大臣、ちょっとこの表を見てください。大臣もきっと恐らく食堂で、農林水産省の食堂に張ってあると言われましたから、見られたことがあると思います。私、これは非常にわかりづらいんじゃないかと思っている...全文を見る
○岡本(充)委員 そういう意味では、大臣、これまでもいろいろやってきたんですよ。今、カロリーの話をした。厚生労働省だったと思いますけれども、三十品目、食品とりましょう、こういう話もあった。今度はあれだこれだと言ったら、さっき大臣が、午前中言われたとおり、いろいろなポスターがあって...全文を見る
○岡本(充)委員 終わります。ありがとうございました。
04月14日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
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○岡本(充)議員 菊田議員にお答えさせていただきます。  政府案では、入院時診療計画書の作成と交付、そしてその説明を義務づけており、また退院時療養計画書の作成、交付と説明を努力義務化としておりますが、病院と診療所の病診連携が十分になされていない現状では、特にこの退院時療養計画書...全文を見る
04月20日第164回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○岡本(充)委員 民主党の岡本でございます。  きょうは、前回の質問で時間の関係上質問をし切れなかった残余の質問、並びに日本の今回の経営安定対策と他国との比較、そしてさらには、今回のこの法案、WTO交渉上の今後の行く末なども含めてお話を伺いたい、また、大臣の御意見を伺いたいとい...全文を見る
○岡本(充)委員 特定の制度を参考にしたわけではないと最後言われたのは、どこの部分だったかちょっと聞き取れなかったので、もう一回お話しいただけますか。
○岡本(充)委員 私は、てっきりカナダの政策を、CAISと言われているカナダの政策を参考にしたのかと思いましたが、そういうわけではないという答弁でよろしいわけですね。  今回、私はいろいろな国の制度も調べました。日本の直接支払いは、経営安定対策は、その対象を一定規模以上の生産者...全文を見る
○岡本(充)委員 アメリカの直接支払いの実績というところでサマライズした資料があったので、ちょっとそこのところを私読ませていただくと、アメリカの直接支払いについて、各論者いろいろ論じておりますが、零細な農業規模の生産者は、書類を作成し、例えばアメリカの場合でしたら、カウンティーと...全文を見る
○岡本(充)委員 大臣から考え方はお聞かせいただきましたけれども、食料自給率の向上につながらないのではないかという私の指摘に対しての答弁がまだいただけていないので、政府参考人で結構ですから、お答えいただきたい。
○岡本(充)委員 大臣が答えられたので、私はてっきり、今回そういうアメリカの情勢を踏まえて、参考にして、各年の生産量、品質に基づく支払い、あえて黄色の政策をつけて食料自給率を向上させるためのものを備えています、こういう答弁が出るのかなというふうに思ったんですね。  大臣は、やる...全文を見る
○岡本(充)委員 大臣、お聞きいただいておわかりいただけたと思いますけれども、今局長が答弁されたとおり、ぜひお考えいただきたいのは、この地代の問題をきちっと整理づけて、今後起こるかもしれない地代の上昇、例えば、変な話、一反あれば集落営農になる、あなた貸してください、何々さん貸して...全文を見る
○岡本(充)委員 私は、担い手の負担の部分が問題だ、個人の経営体の負担が問題だと指摘しているわけじゃなく、大規模農家であればあるほど収量が多いわけですから、当然、何らかの天災が起こったときの損害額、実質の金額としても大きくなる。今言われた共済制度もありましょう。もちろん今回のナラ...全文を見る
○岡本(充)委員 大臣、他国の場合には、そういったいろいろな要因で収入変動が起こる、そのための措置をいろいろ手厚く措置しているところもあるわけです、法律として、制度として。日本も、天災がある可能性もあるし、また、いろいろな理由で農作物の価格が長期に低迷することもあると思います。そ...全文を見る
○岡本(充)委員 大臣、くしくも個々の農家の話をされましたから、きょうお配りをさせていただいた資料の農林水産統計、こちらの方で少しお伺いをしたいと思います。  個々の農家の収入がどうなるのかというのは二枚目のところにありますが、二枚目のグラフ、集落営農二十ヘクタール以上は一戸当...全文を見る
○岡本(充)委員 それぞれ、各県ごとに農林水産省は統計を出してみえます。そういう意味では、その統計をもとにすれば、どういうような収入形態になっていくのか。私が本当に危惧しているのが、先ほどもお話ししましたように、国民年金だけの収入になってしまう、あと、地代だけの収入になってしまう...全文を見る
○岡本(充)委員 さて、この数字、一枚めくっていくと、きょう統計部長も来られていますから、私の好きな統計の話になるので恐縮でございますが、ではこれは一体統計としてどうなのか。まず、サンプル数がかなり少ないですね。どういうところでこのサンプリング調査をされたのか。つまり、対象となっ...全文を見る
○岡本(充)委員 無作為抽出かどうかということです。
○岡本(充)委員 いや、農家がたくさんある中で無作為抽出といっても、非常に難しいと思うんですよね、いろいろな経営体があって、いろいろな人があって、それをどういうふうに無作為抽出するかというのは。例えば、農家というものの電話番号があって、その電話番号の中で選ぶというならわかるけれど...全文を見る
○岡本(充)委員 それでは無作為にならないんじゃないですか。無作為というのは、本当に、例えば選挙のときでもそうですけれども、電話番号をコンピューターで発生させて、ここの家に電話しようと世論調査をする、そういうのが無作為であって、ある一定の分布図に従って、分布図の中でピックアップを...全文を見る
○岡本(充)委員 今、部長は水田作付面積で言われたけれども、経営耕地面積で農業粗収入は決まるのだと私は思うので、この数字をここで細かく取り上げて云々かんぬんともうちょっとやりたいけれども、時間の関係で。  私は何が言いたいかというと、そもそも、この八万円と四十三万円を出すのは結...全文を見る
○岡本(充)委員 大臣、私が指摘をしたいのは、もし本当にこれだけの顕著な差があっても集落営農が進んでこなかったとするのであれば、これは、農家の方がこの事実を知らないか、つまり農林水産省の周知徹底がなされていないから農家の方が知らなかったか、それとも実際にはこんなに差がないか、もし...全文を見る
○岡本(充)委員 どうもありがとうございました。終わります。
04月21日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○岡本(充)委員 民主党の岡本でございます。  きょうは医療制度改革の審議でありますけれども、冒頭、どうしても確認をしておきたいテーマが二つあります。  かねてより私の請求しております資料の提出の件でありますが、本法案とは直接は関係がないものが一件ありますけれども、恐縮でござ...全文を見る
○岡本(充)委員 川崎大臣、私、実は農林水産委員会でも同じことをお伺いしたら、四月の中旬に報告書が米国から返ってくるんだ、したがって、公表は四月の二十八日までには必ずできる、必ずとは言われませんでしたが、四月の末までに報告をするというふうに言われておりますが、四月の二十八日までに...全文を見る
○岡本(充)委員 そうしますと、私が農林水産大臣より御答弁をいただいた答弁と違ってくるわけなんですけれども。  共同でなされている査察でありますから、当然それに関する査察内容の公表は同時に行われるものと認識をしておりましたが、これは時期がずれるというふうに認識をするべきなのか。...全文を見る
○岡本(充)委員 これは、きのう質問通告しているはずですよ。きちっとした答弁がきょうもらえないのでは、これを確認した上で医療制度改革の質問に入るというお約束になっているわけですから、きちっとした御答弁を今いただきたい。
○岡本(充)委員 時間がなくなるので、余りこれに固執はしたくないんですが。  四月の中旬だと言われた、米国からの返事が。四月の中旬に米国からの返事が来ていない。現段階で、来ていない段階で、では、四月中旬以降きょうまでに米国側に督促をされたんですか。
○岡本(充)委員 四月の中旬からきょうまでの間に、米国に督促をしたか、していないかだけお答えいただけますか。
○岡本(充)委員 そうしましたら、では、私は期日をしっかり含めて、今週はもうきょうで終わりでございますから、来週中に御提出いただけると伺っておりますので、それを提出していただけることを信じております。  それでは、馳副大臣にお答えいただきましたので、その話は後ほどさせていただき...全文を見る
○岡本(充)委員 それでは、医療制度改革の本題の方に入っていきたいと思います。  まずは、医療費の適正化の話について少し質問させていただきたいと思います。  今回の医療費の適正化の政策目標として、平均在院日数の縮減や生活習慣病の減少、こういうような目標が立てられています。 ...全文を見る
○岡本(充)委員 やはり明確な目標達成のための工程表をつくっていく必要がある中で、今大臣おっしゃられましたけれども、厚生労働省としてそう考えるということであって、本当に実効性が上がるのかどうかということに甚だ疑問を感じているということであります。  二つ目の私の医療費適正化に関...全文を見る
○岡本(充)委員 もう一つ突っ込んで聞きたいんですけれども、後発医薬品メーカーへの指導と言われましたけれども、具体的にはどういった指導をされているんでしょうか。
○岡本(充)委員 いや、しつこいようですけれども、その通知がどういうものでどういうふうな目標を持って何をしろ、先ほどのPDCA管理じゃないけれども、そういうことがきっちりしていなければ、通知を出したところでこれは改善されない可能性がある。それが何なのかということを聞いているんです...全文を見る
○岡本(充)委員 そこまでですと、プランとドゥーをされた、あとはチェックをしてアクションをするということになるわけなんですが、それについても今後引き続き行われるというふうに理解をしてよろしいですね。もう時間がないから、いいですね。うなずかれていますので、次の質問に入りたいと思いま...全文を見る
○岡本(充)委員 その各保険者の負担減になるという概算根拠や将来の数値について、きちっとした報告という形で公表されるおつもりはありませんでしょうか。
○岡本(充)委員 ではお伺いしますが、その各保険者の負担減となる概算根拠、それをお示しいただきたい。今二〇一五年、二〇二五年と言われた、それぞれの概算根拠、計算をどのようにされたのか、それをこの場でお示しいただけるのでしょうか。
○岡本(充)委員 その説明では、全く数字が入っておりませんから、なぜ先ほどの数字になったかわからない。きちっとした計算式を含めて早急にお持ちをいただきたいと思うわけですが、この委員会で結構です、提出をいただきたいと思うんですが、提出いただけますか。
○岡本(充)委員 なぜこう言っているかといったら、各保険者がそれぞれどういった財政負担をしていくのか未来予想図がなければ、持続可能かどうかがわからない。それは、五年に一度見直すんだとか、この制度が未来まで続く制度じゃないんだと今お認めになられたわけなんですけれども、二〇二五年のと...全文を見る
○岡本(充)委員 だから、個別具体的に今頼んだんです。出していただけますね。
○岡本(充)委員 先ほど午前中の質疑でもあったと思いますけれども、例えば広域連合の財政的責任はだれにあるんだと言ったら、広域連合にあると大臣はお答えになられたでしょう。その責任を問うのであれば、どういう未来図になるか出さなければ、彼らに責任はあると言っておいて、そしてその未来図は...全文を見る
○岡本(充)委員 わかりました。  では、理事会での協議でこの資料については御協議をいただくという話であれば、次の、医療制度についての同じく資料の話もしたいと思います。  まずは、今回、支援金という話で、後期高齢者の医療制度を支えるお金を健保組合も含めて各保険者に拠出をお願い...全文を見る
○岡本(充)委員 二〇二五年についてはいかがなんでしょうか。
○岡本(充)委員 図らずも、保険局長、二〇二五年まではこれは持続しないということをお認めになられているわけなんですが、二〇一五年の段階で考えても、今お話しになられた数字というのは、いわゆる保険料収入に対しての割合ということでよろしいんですね。
○岡本(充)委員 公費を除く部分というところがくせ者なんだと思います。そこを、この数字をまた後ほど私もチェックをしたいと思うんですが、どういった根拠でその数字を出されたかについての、その資料の積算根拠、それも後ほどお示しいただけますでしょうか。
○岡本(充)委員 いや、その資料がなければ、同じ話なんだけれども、私が試算をすると、どうやら、いわゆる支援金等への使途が、もしかしたら保険料収入の半分を超えるんじゃないかというふうに試算をする方もみえるんです。これは、試算の式がなければ比較のしようがない。  今回、私がお伝えを...全文を見る
○岡本(充)委員 いや、負担調整を行うというのは、それはわかっていますよ。ただ、今お話をしているように、弱い健保組合が幾つも集まっても、弱いと言ったら語弊があるかもしれないけれども、政府は財政逼迫というような表現をこのいただいた資料の中で使っておりますが、財政が大変に厳しい状況の...全文を見る
○岡本(充)委員 続きまして、今回の高齢者医療制度改革の一つの目的に、高齢者の医療費を公費によって重点的に支えていこうというお考えがあるように私には見受けられます。  私が昨日の段階で質問通告したときには、マクロの財源構造を見ると、六十四歳までの若人の公費負担の割合が二割ではな...全文を見る
○岡本(充)委員 だから、どのように計算をされたか、私もその団体からその話を伺った、恐らく同じことを言ってみえると思いますが、この団体はそれぞれ計算式お持ちのようであります。政府側の計算はどのような計算式で公費の負担割合を出されたのか、それはお聞かせいただけますか。
○岡本(充)委員 いや、どれもこれも全部理事会だという話になってくると、これは委員会で質問をしている意味がなくなっちゃうじゃないですか。私が質問して、出してくれますか、はい出します、こういう答弁があれば、これは審議が進んでいくのはわかる。この資料を出してください、これは理事会です...全文を見る
○岡本(充)委員 二〇一五年のデータも同様に出していただけますね。二〇二五年については、これも同様に、持続が、この制度がどのように変わってくるかわからないから出しづらいけれども、二〇一五年であれば同じように積算根拠を含めて出していただけますよね。
○岡本(充)委員 では、一つだけ。  二〇一五年の数字、私が言っているのは、先ほどまで理事会で協議をすると言われたものと全く違うんですよ。給付費に占める公費負担の割合、ゼロ歳から六十四歳の割合、前期高齢者の割合、それぞれ計算ができるはずであります。二〇一五年の分についても、そし...全文を見る
○岡本(充)委員 さっきの説明と違うじゃないですか。何で適切じゃないんですか。
○岡本(充)委員 そうしたら、二〇二五年、それは目安だと言うけれども、二〇二五年までの間の国民の医療費と患者の負担の推移を含めて数字を出されているわけですよ。これをもとに医療費を適正化していかなきゃいけないという話が出て、きょうやりたかった生活習慣病の話も、食育の話もできないじゃ...全文を見る
○岡本(充)委員 二〇二五年の数字、二〇一五年だって積み上げたものがあると言われたでしょう。二〇一五年は少なくとも積み上げたものはない、数字がない。それだけ、先ほど答えられたすべての数字、先ほどの数字を含めて、これは根拠がないということですか。先ほどお答えになられたのは、積み上げ...全文を見る
○岡本(充)委員 だとすれば、先ほど言われた各保険者、もとに戻って、さっきわかりましたと言ってしまったけれども、これは各保険者の負担の減の数字言われた、二〇一五年は幾ら減になるんだと言われた。さっき答弁いただいたこの数字だって根拠がないということじゃないですか。だって、積み上げた...全文を見る
○岡本(充)委員 違う。二〇一五年の数字も答えたでしょう。二〇一五年はこれだけ負担減になると言われたんでしょう。
○岡本(充)委員 いつまでに、今私がお願いしたのは、各保険者の負担減の数字のこと、二〇一五年についてですよ。それから、保険料収入の半分が支援金になるんじゃないかという指摘の中で、二〇一五年の支援金等の金額、対保険料の割合。さらにもう一つ、今お話をさせていただいたのは、給付費に占め...全文を見る
○岡本(充)委員 では、その数字が出てから審議ということになるわけですね。これがなければ私の質問が続行できないので、委員長、この数字が出てから私は残余の時間、質問させていただきたい。
○岡本(充)委員 ほかの部分については当然審議はできますが、この部分についても、数字が出てきた後きちっと審議をさせていただきたい。それがいつ出てくるかはわかりませんけれども、来週を目途に出るのであれば、それを踏まえて私はこの部分についても審議をさせていただきたい。
○岡本(充)委員 では、残余の質問をいずれ理事会で協議をした上でさせていただけるというふうに理解をしてもよろしい、残余のというのは、今の部分について、資料が出た後、その部分については質疑をさせていただけるということであれば、次の質問に移ります。
○岡本(充)委員 では、全然違うテーマに行きます。  今後の質疑でまた私は取り上げたいと思っていますが、きょうは、労働基準局長ですか、来られています。確認をしておきたい。労働とは一体何なのか。きょうはここまでしかできない、労働とはどういうものを指すのか。そしてまた、その労働をし...全文を見る
○岡本(充)委員 労働者ではないです。労働とは何なんですか。賃金を支払われるのは労働者だから支払われる、労働とは何かと聞いています。
○岡本(充)委員 使用従属に関する解釈というのは、労働基準法の第九条の解釈集の中に入っています。その中に書いてある労働者の使用従属性に関する判断基準、指揮監督下の労働に関する判断基準は、使用者の具体的な仕事の依頼、業務従事の指示等に対して拒否の自由を有していれば指揮監督関係を否定...全文を見る
○岡本(充)委員 時間が参りましたのできょうはこの辺にしておきますが、次回を楽しみにしておきます。終わります。
04月28日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号
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○岡本(充)委員 民主党の岡本でございます。きょうは民主党議員が総勢四人立つわけですけれども、その四人で、きょうは、がんのことについて特に重点を置いて御質問をさせていただきたい、そういうふうに思っております。  まずは先頭を切って、私、岡本がやらせていただくわけですけれども、が...全文を見る
○岡本(充)委員 その御報告をいつまでにもらえるように、その目安をお願いするというふうにきのうは伺ったんですが、その期日については、大臣はある程度お考えの部分もあるのでしょうか。米国任せでしょうか。
○岡本(充)委員 また三カ月待つというようなことにはならないようにしてもらわなきゃいけないわけでありまして、常識的に考えても、アメリカ側の対応が遅かったからといって公表が三カ月もおくれるということ自体が信じられない話でありまして、同じことを繰り返すべきではない。これはまた場を改め...全文を見る
○岡本(充)委員 大臣、私、がんの今の高度機能病院もしくはがん情報の均てん化、これについては冒頭お話をしたとおりです。  一番のところを見てください。がん情報のネットワークの構築と、相談体制の確立という中に、がん情報ネットワークを構築し、全国どこでも情報をひとしく受け取れるよう...全文を見る
○岡本(充)委員 二点言われたので、私もそれに対してきちっと反論させていただこうと思う。  ステージ1で肺がんが見つかった場合の治癒率、それからステージ3で見つかった場合の治癒率、それぞれ局長は御存じですか。お答えいただけますか。
○岡本(充)委員 委員の皆さんも聞かれておわかりだと思いますが、ステージ1は確かに七〇%を超えている、それからステージ3は、AとBがあるけれども、五年生存率は三割だけれども、最終的には亡くなられる方の方がさらにこれよりふえます、一割前後に落ちるという評価が定まってきているわけであ...全文を見る
○岡本(充)委員 いや、パイロットは一回だけじゃないですからね、往復するのは。考えてみれば、年に一回CTを撮る被曝量とパイロットが乗っている被曝量と、年間にトータルしたら、委員の皆さんも考えてみればわかるはずです。今の〇・二というのは通常期です。それが太陽の状況によっては被曝量は...全文を見る
○岡本(充)委員 ということは、これからヘリカルCTの導入を推進するかどうかもこれから考えなきゃいけないというお考えなんですか。私は、今、もうここまでお話をしたとおりで、その効果、それを論を待っていて、いつまでも導入をしない、ましてや、これまでの対がん十カ年計画ではヘリカルCTに...全文を見る
○岡本(充)委員 では、これまで専門家の意見も定まらないものを推進してきたんですか。そういうわけじゃないでしょう。これが被曝量も少なくて有用な検診となり得ることが、もうほぼ明らかになってきているじゃないですか。私は、政府としてきっちり把握をして、これは推進していっていただきたい。...全文を見る
○岡本(充)委員 大臣、その台数は診療に使われているという話であって、検診とはまた別の話ですから、ぜひ、そこの点、私は検診での早期発見に活用していくべきだ。費用の面は確かにかかるのは私も難点だとは思いますが、ぜひもう一度お考えをいただきたい。  それから、二点目、対がん十カ年。...全文を見る
○岡本(充)委員 日本全国で百三十五人と六十五人ですか。そんな数字、それはがんセンターだけだと言われますけれども、そのほかのところはほとんど進んでいないはずですよ。ほかのところの数字も同様に把握をされているんですか。お知らせいただけますか。
○岡本(充)委員 これが国を挙げてやっている対がん十カ年総合戦略の現状ですよ、委員の皆さん、これが現状。大体、百三十五人で五億の予算だって、年間の給与が一人幾らなんですか、四百万ですか。医学部を卒業して、レジデントだという名前で、まあそんなものですよ、実際の給与、三十万あるやなし...全文を見る
○岡本(充)委員 期間を短くする努力をするという話はいただけないんですか。
○岡本(充)委員 それでは多くの患者団体が待っている状況は変わらないじゃないですか。例えば、未承認薬使用問題検討会議、こちらの会議で、類似薬があるからという理由で今回ワーキンググループの設置に至っていない薬でも、例えば薬剤耐性の問題など一つ考えても、これは別の意味でこの薬の有用性...全文を見る
○岡本(充)委員 よく検討させていただきたいじゃなくて、これはもう一度取り上げていただけるということなんですよね、私はそう伺いましたけれども。患者団体並びに学会等からの要請があれば薬剤耐性の問題については再度取り上げる、よろしいですか、それを短く。
○岡本(充)委員 続いて、薬価収載までの時間です。私の質問も時間が短くなってきたから手短に答えていただきたい。  薬価収載も、今、先ほどお話ししたように、原則六十日から九十日だと言っている。審査で承認がおりて実際に薬価収載になって初めて保険で薬が使えるようになるわけですが、この...全文を見る
○岡本(充)委員 全部をやってくれというふうに言っているわけじゃない。やはりこれも優先をつけるべきだ、優先的に審査をするものがあれば当然優先的に薬価収載を早めるものがあってしかるべきだ、こう思うわけなんですけれども、大臣、薬価収載の期間も、一律ではなくて、やはり薬によって、今HI...全文を見る
○岡本(充)委員 大臣、認識が違うんです。私が言っているのは、薬価収載までの日程なんです。薬価収載は承認をされた後なんですよ。つまり、官報に載せるために、印刷の時間だとか、薬価の計算をする計算式で計算をする時間だとか、こんなのは薬の薬効とは関係ないんですよ。大臣、そこは御認識が違...全文を見る
○岡本(充)委員 前回私が要請をしました、健保組合を含む、政府管掌保険、市町村国保などの今回の法改正の影響について財政的負担がどうなっていくのかという話をしました。このときには、診療報酬改定を含めて財政負担が減ると言っていた。診療報酬改定はもう既に終わっているんです。今審議してい...全文を見る
○岡本(充)委員 数字の訂正は。
○岡本(充)委員 時間が来たから、この問題はまた後日やらせていただこうと思いますが、大体、健保組合の負担は減るんだと言っていたのに、ふたをあけてみたらやはりふえるという話であったわけでありまして、あのときさんざん議論をしました。委員長も覚えていると思います。  結局、出てきた数...全文を見る
05月12日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号
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○岡本(充)委員 民主党の岡本でございます。  きょうは、政府提出法案の財政的な部分について質問をしていきたいというふうに思っています。  民主党は、医療の質の方、満足感の方、安心感、納得感の方を大きなテーマとし、そして政府案は、将来推計、目安だと言っていますが、二〇二五年の...全文を見る
○岡本(充)委員 それでは、まずその一つ目の柱であります生活習慣病対策から質問をしていきたいと思います。  生活習慣病対策ということで、今回提出をされております政府案の中には、保健指導、健診などを通じてのメタボリックシンドロームの改善、もしくはそれを通じて糖尿病や高脂血症、そし...全文を見る
○岡本(充)委員 まず、そもそも健診と保健指導を通じてメタボリックシンドロームを減らしていこうという考えの中で、このメタボリックシンドロームというのは、今回の長期的、二〇二五年の医療費抑制の一つの大きな柱だと理解しておりますが、どのような概念で日本でメタボリックシンドロームなるも...全文を見る
○岡本(充)委員 そうしますと、どういう根拠で医療費が抑制をされるのか。結局のところ、私が調べた範囲、またきのうからお伺いをしている範囲では、実際に医療費が抑制をされるというデータがないのではないかというふうに私は考えています。メタボリックシンドロームの基準については、これもまた...全文を見る
○岡本(充)委員 私は、恐らく二千八百人、非常に少ない数を調べているんだと思いますよ。  皆さんのお手元にお配りをした資料の三ページ目をごらんいただくとわかるんですが、これは、つい先日、ゴールデンウイーク中に厚生労働省は幾つか情報を提供されまして、御苦労なことでございますけれど...全文を見る
○岡本(充)委員 そうじゃないんです、私が聞いているのは。メタボリックシンドロームでもいいですよ、では医療費が上がるというデータがあるんですか、局長。
○岡本(充)委員 それは何できのうの段階で出さないんですか。今議論できないじゃないですか、資料としてなければ。これはきのうの段階で出すべきだったんですよ、それがあるのなら。
○岡本(充)委員 私はもらっていませんけれども。  何を言うかというと、その中で、二千八百人という数字で、これで出ているように、肥満が一つの大きなメタボリックシンドロームの要素なんです。肥満であってメタボリックシンドロームでない人はわずか一割程度だ、そういうふうに厚生労働省から...全文を見る
○岡本(充)委員 では違うじゃないですか。メタボリックシンドロームで医療費が上がるという根拠があるのかと聞いているんです。そうしたら、ないと答えるべきだ。
○岡本(充)委員 その診断基準は全く一緒なんですか。そのクライテリアで言う、例えば肥満の程度、例えば血圧の数値、それから代謝異常、全部このメタボリックシンドロームの数値と合致するんですか。
○岡本(充)委員 大きな傾向って、二千人でこれは大きな傾向として言えるのか。  もっと言えば、米国のシンクタンク、ランド研究所が発表した二〇三〇年までの推計医療費に関する論文で、例えば、これらが掲載されているヘルスアフェアーズという雑誌、二〇〇五年の二十四巻で、序文でこう書いて...全文を見る
○岡本(充)委員 何人調べたんですか。私が調べたところ、日本肥満学会の論文では、男性五百五十四人、女性は百九十四人分調べたと書いてある。えらく差がありますね、男女差に。これではサンプル数として、今局長は豊富にあると言われた、豊富に調べたと言えないじゃないですか。
○岡本(充)委員 私もやぶさかでないと聞いている。しかも、今月の、最新のディアベティックメディスンに、日本はもっと調べるべきだと書かれてしまった。それをもとに医療費が下がる、これをもとに今後糖尿病が予防できる、さらに言えば、生活習慣病が二五%減るという話自体が土台からおかしいじゃ...全文を見る
○岡本(充)委員 喫煙は自己責任だったら、ウエストの太さは自己責任じゃないのか。ウエストの太さが自己責任でなくて、喫煙が自己責任だという根拠は何なんですか。
○岡本(充)委員 ちょっと待ってくださいよ。たばこは自己責任だということもあるから、目標値を設定しないという結論に至ったわけだね、意見があって。だとすれば、メタボリックシンドロームだって自己責任なんだから、同様に、こんなもの、数値を目標にして生活習慣病を二五%削減させるという話自...全文を見る
○岡本(充)委員 それはどちらも自己責任の世界であると今局長みずからお認めになられたけれども、これはどちらも同じことなんだよ。確かに個人の嗜好の部分も大きいわけですから、それに対して国が関与をしていくということが本当に個人の幸せなのかどうかという究極的な話にも僕は結びつくと思うん...全文を見る
○岡本(充)委員 続いて、ちょっと今医療費の話になったから少し言わせていただきますが、私、本当にまじめに医療費を削減しようと思うなら、きのうもちょっとある人に言ったけれども、たばこももちろんそう。それからもう一つは、今大臣が言われた、では、どういう数値になったらザイロリックやめら...全文を見る
○岡本(充)委員 一日一時間、普通のサラリーマンが運動するというのはなかなか難しいんですよ。役所の皆さんも思うでしょう。きのう何時に皆さん帰られたか知らない、私と一緒に遅くまで皆さんつき合った。あの後、一時間歩いて帰ろうと、大変だよ。本当にそう思います、皆さん笑われるけれども。 ...全文を見る
○岡本(充)委員 学会のガイドラインだけに頼っていてはいけないんじゃないかということは、前から私は皆さんにお話をしているところです、この委員会でも。この話をしていても時間がたっちゃうから、また別の機会にやりたいと思います。  四枚目を見てください。こちらの方で、改めてもう一度確...全文を見る
○岡本(充)委員 さっきの根拠がなかったこと、皆さん、今からお示ししますよ。局長はこれで医療費が下がると言った。  見てください。どうですか。例えば、BMIで指導区分一、一八・五から二四・九、上を見てくださいね、異常なしと言われるところ、そして、二五以上、こういうところと比べて...全文を見る
○岡本(充)委員 私が言っているのは、四つ全部そろえばそれはそうかもしれない。でも、メタボリックシンドロームは四つ全部ある必要がないんですよ。四つ全部ある必要ないんです。最初のところの診断基準を見てください。内臓脂肪蓄積、あと、脂質異常、高血圧、高血糖、これは海外とちょっと実態が...全文を見る
○岡本(充)委員 責任を逃れているじゃないですか。責任逃れですよ、それは。これは、まさか、医療費が下がらなかったからといって、いわゆる都道府県ごとに保険者にペナルティーを科して、都道府県単位の広域連合にペナルティーを科して、診療報酬は普通は一点十円だ、それを、あなたの都道府県は、...全文を見る
○岡本(充)委員 でも、今の話では、最終的に診療報酬が下がることで、医療費適正化計画に沿えなかった都道府県の医療機関は診療報酬が下がるということになる。これでは、私は、とてもじゃないけれども、責任は自分にない、医療費が適正化できなかったときにはその責任は医療機関が負え、こういうふ...全文を見る
○岡本(充)委員 違うんですよ、その積算の方法はもう聞きました。  私が言っているのは、今言ったように、医療型療養病床を十万床減らすんでしょう。医療型療養病床、療養病床の平均在院日数は百七十二日なんでしょう。この十万床がなくなったとすれば、これだけ長い在院日数のベッドがなくなる...全文を見る
○岡本(充)委員 違うんですよ、これは二十七日の平均在院日数を目指すと言っているんでしょう、二十七日の平均在院日数を目指すのなら、二十七日の平均在院日数がなし遂げられた日本の医療の現状の中で一体幾ら医療費の削減効果が出るのか。それは厚労省の試算の仕方もある。私がやったこの試算の仕...全文を見る
○岡本(充)委員 それでは、ぜひその資料をお待ちしたいと思います。  本日は、時間になりましたので、これで終わります。
05月26日第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第25号
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○岡本(充)委員 民主党の岡本です。  今の村井さんの質疑を聞いていて、ちょっと僕は腹立たしく思ったことが幾つかあるので、少し教えていただきたいんですけれども、村井さんにお配りをされた二月三日の社会保険事務局長会議説明資料、年金保険課、こう書いているのと、きのう、同じく私が資料...全文を見る
○岡本(充)委員 私は、きのう、全国社会保険事務局長会議説明資料、そのとき配った資料をよこしてください、こう頼んだ。持ってきたのはこちらの薄っぺらい資料だけで、この分厚い資料は九時間かかったのかもしれませんけれども、私は十時にいただきました。十一時半になったらこの分厚い資料が出て...全文を見る
○岡本(充)委員 免除に関するところだけ、これは免除に関するところだけじゃない。長官、答弁を間違っている。
○岡本(充)委員 免除の簡素化に関する資料じゃない、局長会議の資料を持ってこいと言ったんですよ。免除の簡素化に関する資料はまた別の話で、それはくれと言った。それは違う。  それからもう一つ、資料提出の姿勢について言っておきたい。これは、民主党の議員の仲間を含めて複数名で要求をし...全文を見る
○岡本(充)委員 違う。出しなさいともう一回僕は、朝も言っているんだよ。朝から社会保険庁に要求していますよ、きょうも。(発言する者あり)そうだ、今も要求し続けている。  では、国民年金の保険料免除事務の取り扱いというのは国民年金の収納に係る問題とは違うんですか、収納率の問題その...全文を見る
○岡本(充)委員 こればかりやっていてもしようがない。免除事務の取り扱いというのはまさに指示じゃないですか。どういうふうに事務を取り扱うかが指示じゃないんですか。それがまさに指示なんですよ。どういう指示を出しているのか。免除事務の取り扱いについて指示を出しているはずです。それをな...全文を見る
○岡本(充)委員 村井さんじゃないけれども、九時間かかって来るんじゃないでしょうね。もうきょうは僕はそんなに、十時や十一時や十二時まで待っていられませんよ。午前中に出してくださいね。
○岡本(充)委員 はっきり答えられないんでしょうけれども、では、必ず午前中に出てくると信じて審議を続けます。  では、長官、社会保険庁で指示を出す文書の中で、行動計画書、アクションプログラム、こういうものがある、いろいろあると思うんですけれども。長官、社会保険庁の本来の使命、役...全文を見る
○岡本(充)委員 いろいろ言われます。最重要課題は何か。この平成十七年の三月三日、平成十七年度のアクションプログラム策定手順書の送付についてという文書で始まり、実際に策定手順書というのが送られてきます。  第一ページ目に書いてあるのは、国民年金保険料の目標納付率達成こそが、社会...全文を見る
○岡本(充)委員 市町村から所得情報がもらえるということは、十七年三月の段階でわかっていなかったんですか、わかっていたはずですよ。これからもらえるようになってくるということはわかっていたはずです。  これは、なぜ十七年度のこの時期だけこういう目標になり、さらに言うと、十八年三月...全文を見る
○岡本(充)委員 長官、もう少し言うと、十七年九月のこの手順書二ページ目には、留意事項と書いて分母対策をさらに細かく書いている。納付率の換算値の目標については、目標獲得者数も含め、既に事務局で具体的な目標値を設定し、これを事務所別に展開して取り組んでいくことが必要である。未設定の...全文を見る
○岡本(充)委員 その割には目標値は変更しないんですけれどもね。目標値です。  先ほどちょっと言いそびれましたけれども、実際に平成十六年度の実績としては、いわゆる国民年金の納付率、十六年度が六三・六、十五年度が六三・四だというふうに承知をしているわけでありまして、実際に六三・六...全文を見る
○岡本(充)委員 大体、来てもらうと真相が解明されて困ってしまうのはだれかということが、ほとんど皆さんおわかりだと思いますから、それは多数を持っている与党はなかなかうんと言わないのかもしれませんけれども、私は、これについては、真相解明のためにはどうしても必要だと思っています。 ...全文を見る
○岡本(充)委員 私は、それなりにということは、では、中には隠されているものもあるというふうな認識を示されたのかと思ったわけなんですけれども、長官としては、では必要かつ重要な案件についてはすべて上がってきていると今でもお思いですか。
○岡本(充)委員 それでは、今回の京都の事案について、各社会保険事務局にどのようにして今回の事案の不適切なケースについて報告、周知をされたのか、御答弁をいただきたいと思います。
○岡本(充)委員 水曜日の答弁と違いますが、そこについてはどうお答えになられますか。
○岡本(充)委員 どういうふうな方法でそれぞれの事務所に不適切な処理について報告をされているか、その一番重要なところ、省内のLANを使っているということを長官は御存じなかったわけなんですよね。それは私は知らなかったですよ。でも、長官たる者、どのようなことでその不祥事をそれぞれの事...全文を見る
○岡本(充)委員 大阪の指示系統、組織的だったのか、だれがどういう指示系統でやったかという調査は大阪への調査であって、全局長を集めて聞く話じゃないんです。大阪へ指示を出しているのか、そしてどこまで進捗しているのか。水曜日に早急にやると言ったじゃないですか。
○岡本(充)委員 現状把握はまだできていないんですか。これだけ時間がたってまだ現状把握もできていないんですか。二日も三日もかかるんですか、現状把握に。  次に、同じく答弁されている。不正行為が全国に広がっているのかこれから調査すると山井委員にお答えをされた上で、どこがやっている...全文を見る
○岡本(充)委員 全然早くどんどんじゃないじゃないですか。どこが不適切な処理をしていたかも、二十七日に同時にわかるわけでしょう。国会答弁できちっと正確に答えてもらわなければ困ります。やっていないところがどこか、これを答えるのだって私は難しいと思う。やっているところはどこか、不適切...全文を見る
○岡本(充)委員 金融庁にもう一つ質問です。  その前身である安田火災海上は、それ以前に同様の何らかの事案をもって行政処分等を受けたことがあるんでしょうか。
○岡本(充)委員 結局、今お話をいただきましたけれども、安田火災はその以前に業務改善命令を受け、その後も不適切な契約を続けてきた、こういうような状況にあるわけなんです。  ちなみに、ここで村瀬長官、安田火災並びに損保ジャパン御出身でありますけれども、こういう契約をしているという...全文を見る
○岡本(充)委員 そのときの不適切な契約がその中でもまだ粛々と続けられて、三千件近い不適切な契約をしていた。印鑑がないのに、つまり、印鑑がないもしくは本人の意思が確認できないまま契約を継続している案件を、今回まさに損保ジャパンだけですよね、指摘をされているのは。ほかの損保では同じ...全文を見る
○岡本(充)委員 現時点では、だから処分をする対象にはなっていないということなんですね。だから、こういう同じ手法なんですよ。本人の意思を確認しないまま、親心があったという言いわけができるかもしれない。それは、自動車保険が更新できていなかったら困るでしょう。事故があったときに、あっ...全文を見る
○岡本(充)委員 お客様の契約を担当する部署には、では、村瀬さんはおられなかった、そういうことですか。
○岡本(充)委員 では、トップとしていたときに、組織で同じように不適切な保険契約を結んでいたんですよ。同じですよ。恐らく、中部本部長、それで静岡本部長、やってみえた。中部であったのか静岡であったのか、私もそこまで、金融庁、まだこれからだという話ですから、山口での案件がやや悪質性が...全文を見る
○岡本(充)委員 そうなんですよ。まさにそのとおりなんです。今の構図じゃないですか。  他人の権利、いろいろな、年金の受給権にしろ、自動車保険の更新にしろ、自動車保険の場合はお金がかかる話ですから、これでもし御本人のところに契約書が届いて、えっ、これ私、契約してないよ、ほかの会...全文を見る
○岡本(充)委員 そういうような犯罪的行為ももしかしたら視野に入れなきゃいけないような状況に片や陥っている損保ジャパン。民間の手法だと小泉総理は言われる、そちらから民間の手法を取り入れること、それはいいところもあるかもしれない。でも、実際に、くしくもトップが同じようなタイミングで...全文を見る
○岡本(充)委員 事務局長が何人もやめて部下の幹部が何人もやめていく中で、更迭される中で、私は関係ありませんと本当にしらを切れるのか。私は、大変その精神、神経を疑いますよ。  では、もうこれ以上言ってもしようがない。重要なところをちょっと一、二点聞きたい。  一番困るのは、今...全文を見る
○岡本(充)委員 いつまでに取り消しをするかによって、六月の二十五日に取り消しをした、あと五日間で免除の申請を出してください。これではとてもじゃないけれども六月末までに免除の申請を出せないですよね。  こういう不適切な免除申請をされて、新たに取り消しになりましたと言われた人には...全文を見る
○岡本(充)委員 延長してあげなければいけないと思いますよ。大臣、どう思いますか。五日間で免除申請しろと言われたら、申しわけないでしょう。  大臣としてもそれは指示を出すべきじゃないですか。六月末までが平成十七年度の免除の申請期間なんですよ。これを今から取り消しをされて、私が先...全文を見る
○岡本(充)委員 これはなかなか、本当に文書だけの通知でいいのか、例えばはがきだけで通知をしていいのか。会ってもちろんそれぞれに、もしくは電話でそれぞれに事情を説明するわけでしょう、長官。それが何万人もの分が一カ月で本当に全部終えることが可能なのか。大臣、現実に考えてくださいよ。...全文を見る
○岡本(充)委員 ということは、あしたの数字が出た後に新たな不祥事が発生した場合は、長官、これはもう長官の責任ということでよろしいわけですね。
○岡本(充)委員 無責任だということを指摘して、私の質問を終わります。
06月06日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第2号
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○岡本(充)分科員 民主党の岡本でございます。  きょうは、去る三月一日に行われました予算委員会分科会での私の質疑に対して、大臣、副大臣初め文部科学省当局の皆さんにお答えをいただきましたことのフォローアップを一つ、それに関連して、同じく文部科学省関連でも、私として大変気になる雇...全文を見る
○岡本(充)分科員 副大臣、前回は私の目を見てお答えいただけたんですが、きょうはペーパーで大変残念でありますが、冷静に考えていただいて、やはり診療行為の中でも特に危険を伴う行為を、雇用関係のない、しかも学生にやらせているということはどう考えてもおかしいというのは、だれが考えてもそ...全文を見る
○岡本(充)分科員 ちょっとここで観点を変えまして、きょうは医政局長にもお越しいただいておりますが、そもそもどういった医療行為、侵襲を伴う医療行為の中で、保健師助産師看護師法第五条の規定する診療補助行為の範疇、どういう医療行為をその範疇に入れているのか、解釈が非常にあいまいだと思...全文を見る
○岡本(充)分科員 副大臣、お聞きいただいたとおり、いろいろな医療がある中で、線引きは難しいと言っていても、明らかに絶対的医行為だ、手術、どんな状況の人であれ、看護師さんがするのは、やはりそれは範疇を超えている、こういう話を今言われた。その一方で、静脈採血は看護師さんに行っていた...全文を見る
○岡本(充)分科員 明確な御答弁、ありがとうございました。  それでは、大学院生に診療をさせることがそもそも適切なのかどうかということで、きょうは厚生労働省の労働関係についての解釈もまた伺いながら話を進めていきたいと思います。  そもそも、教官と学生、特に大学院生の場合は指導...全文を見る
○岡本(充)分科員 そうなんですよ。はっきり言えないような状況なんですよ。  今、労働契約がある前提で話をされた。そうじゃない、教官と学生ですからね。学位の認定の権限を持っている、これが一つ。全然労働契約があるわけじゃない。それと労働は全く違うんです。さっき言われた、ミシン工と...全文を見る
○岡本(充)分科員 今まさにその改善に向けての道半ばだと私は聞いています。大いに期待をしていますし、皆様方のきちっとした結論を出していただきたいと思っています。  最後にもう一つ、この関連について指摘をさせていただくと、科学技術政策研究所などが二〇〇五年三月に報告をした、主要ジ...全文を見る
○岡本(充)分科員 いや、大臣、聞いてくださいよ。週三十時間教えようと思ったらどういうことか、わかりますか。一日六時間で、掛ける五日間で、毎日毎時間教えている人なんかおるわけないんですよ、そんな人は。  大臣、お答えいただけるそうですから、時間がありませんので、明確な答弁をいた...全文を見る
○岡本(充)分科員 時間がありませんので、その実態が把握できましたら、また教えていただきたいと思います。  非常勤講師でも、テストの問題作成、採点、成績づけまでやっています。黒板の前で立っている時間だけが働いている時間じゃない、同じなんです。  したがって、もう一つ言わせてい...全文を見る
○岡本(充)分科員 ぜひ、大変危険性が高いと思いますので、早急な対応をお願いして、質問を終わります。  ありがとうございました。
06月07日第164回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
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○岡本(充)委員 民主党の岡本です。  きょうは、米国産牛肉の輸入再開が近いのかという報道等もなされておりますので、この点に絞って質問をしていきたいと思います。  まずは、私が、かねてより厚生労働委員会等で要求をしております、米国のいわゆる食肉処理施設を日本政府として査察をし...全文を見る
○岡本(充)委員 いや、私たち日本人の命や健康にかかわる重要な情報がこの黒塗りの中に入っているというふうに大臣は思われますか、思われませんか、それだけです。
○岡本(充)委員 大臣、話をそらさないでください。黒塗りの部分にダウナー牛が何頭いるのか、EVプログラムがどういうプログラムになっているのか、枝肉が洗浄されているのか、されていないのか、こういったことは、まさに牛肉の安全性を確保するための重要な情報です。この情報が黒塗りになってい...全文を見る
○岡本(充)委員 それています、話が。  私たちの命や健康にかかわる情報が、この黒塗り、そういう情報じゃないですか。そう思いますか、そう思いませんか、それだけを聞いているんです。
○岡本(充)委員 では、いいですよ。  食品安全委員会の委員長もきょう来られている。  ダウナー牛が何頭いるか、たくさんいるのかいないのか、検査官がいるのかいないのか、こういうことは、当然私たちの命、健康にかかわる情報ですよね。実際に、この牛肉が安全なのかどうか、どういう処理...全文を見る
○岡本(充)委員 委員長はそうやっておっしゃった。大臣、大変重要な命と健康にかかわる情報だと私も思う。食品安全委員会の委員長もそうおっしゃっている。  であれば、まさに情報公開法によるところの、人の生命、健康、生活または財産を保護するために、公にすることが必要であると認められる...全文を見る
○岡本(充)委員 違うんですよ。もう日本の行政文書として文書があるんだから。アメリカに今から聞く話じゃないんですよ。もう日本にある文書を開示するかしないかなんです。そのお伺いをアメリカに立てている時点で、この法律に違反するんですよ。  きょうは法制局に来ていただいてはおりません...全文を見る
○岡本(充)委員 それは、公開をすることによって相手方に影響を及ぼすという配慮なのかもしれませんが、人の命と健康、生活、または財産を保護するということがより優先に掲げられているのがこの概念じゃないですか。関係を重視するということで、私たちの命にかかわる重大な情報を隠しておくという...全文を見る
○岡本(充)委員 はっきり言っておきますけれども、検査官の数がわかったら処理能力がおおよそわかるだとか、獣医の数がわかればおおよその工場の規模がわかるなんというのは、工場を見に行けばわかるんですよ、同業者が見に行けば。同業者のライバルに気を使っての話かもしれないけれども、そんなも...全文を見る
○岡本(充)委員 しっかり急いでやってもらわないと、これは実質協議に入れないどころか、リスクコミュニケーションでリスクを国民の皆さんに説明することもできない。リスコミが終わった後、ダウナー牛はこんなにいたんですよと後から発表されても、これは国民の皆さんはだまし討ちに遭ったと思いま...全文を見る
○岡本(充)委員 今言われたのは、確かにそういう例があったと私も聞いておりました。では、冒頭の話を少し修正させていただいて、平成十三年の十月に飼料規制が行われて、買った肉骨粉をそのまま使っていた可能性もある、代用乳が悪かったのかわかりませんが、肉骨粉がその牛の口に入った可能性もあ...全文を見る
○岡本(充)委員 その必要な措置というのはどういうことを想定してみえるのかということについて、食品安全委員会に諮る、御報告をする、そういうことではなくて、いわゆる行政措置としてどういうことをさらに考えてみえるのかということを具体的にお答えいただきたい。
○岡本(充)委員 そういう事態にならないことを祈るわけでありますけれども、不幸にして、もし平成十四年の春以降に生まれた牛で同様の事態が起こった場合、BSEが確認された場合には、今までのBSEの追跡調査より一層の重点的な調査が必要であろうということは、今までどおりではいけないんだと...全文を見る
○岡本(充)委員 多寡のみをもってと言われたけれども、多寡も一つの判断要因じゃないかと私は思うわけですね。  先ほどの話じゃないですが、十割、みんなどこへ行っても反対だという話を、強硬に政府として推進するというわけにはやはりいかないと私は思うんですよ、極端な話だけれども。やはり...全文を見る
○岡本(充)委員 粛々と事務手続の一つで行っているというようなものではなくて、これは確かに事務手続ではあるけれども、これはきちっと厚生労働省とともに農林水産省も国民の皆さん方に説明をし、理解してもらう、そのとおりだなと思ってもらえる、もしストーリーがあれば、科学的な、もしくは論理...全文を見る
○岡本(充)委員 では、その中で、USDAが抜き打ち検査をすることをEVプログラムの一つとするということで、二〇〇六年四月、またはそれ以前から、FSISの検査プログラムの担当職員が抜き打ち訪問を実施する、こう書いている。実際、抜き打ち訪問はどれだけ行われて、その結果はどうだったの...全文を見る
○岡本(充)委員 まだ確認をしていないんですか。それは対策としてとると書いているじゃないですか。  では、その後に行われた、これは十八年の三月六日、日本政府が米国の報告書に関して照会を行いました。この照会の中で指摘をし、米国からも回答が来ている部分、例えば米国内や諸外国向け輸出...全文を見る
○岡本(充)委員 それだけじゃない。日本向けEVプログラムについて、雇用者を訓練するために企業が実施しなければならない、いわゆる研修ですよ。こういう研修をやっていることを確認したんですか。確認しているか、確認していないか。
○岡本(充)委員 研修は終わっているんですか。どういうプログラムで、どういう研修をしたか、確認しているんですね。
○岡本(充)委員 違う。この三月の段階で具体的にどのような研修が行われたかと聞いているじゃないですか。それで、米国側からの回答は不十分じゃないですか。書いていない。さらに聞くようにと私は言ったはずですよ。どういう研修をして、実際に日本向けのEVプログラムがどういうふうにして遵守を...全文を見る
○岡本(充)委員 それは督促しているんですか。結局、情報がありません、確認していませんと。  大臣、聞いてみえるとおり、私が一人で調べたって、これは確認していない、これはできていないというものがまだいっぱいあるんですよ。  では、個別にもう少し細かく聞いていきましょうか。 ...全文を見る
○岡本(充)委員 これは、米国が五月の会合で新たにAMSによる監査報告を持ってきたんですね。三十五施設のチェックをして、レビューをしてきた。この中で、重要度の高い不適合事例、こういうものと、重要度の低い不適合事例と書いているけれども、例えば、この中でも、二月の時点の報告書で五十九...全文を見る
○岡本(充)委員 されたと、向こうが言っているだけを聞いているだけじゃないですか。  このほかにも、例えば、OIGの報告書で指摘されている以前、急に急性外傷を負った、生体検査の後に急性外傷を負って歩けなくなったという牛が二十頭ぐらいいたんですか、これについて詳細な事実関係を要求...全文を見る
○岡本(充)委員 違う。それは指示をしたというだけで、実際にそれが完了したかどうかについては書かれていないし、それから、もっと言うと、今回の三十五のレビューについて、きのうもらった資料で、米国側のレビューに際して日本側から追加要請した重要項目として、屠畜場における特定危険部位の除...全文を見る
○岡本(充)委員 その事前調査もぜひ公表してもらわなきゃいけませんよ。頼みますよ。  それで、その上で、私はもう一点、ちょっと時間がないので、気になる点を聞いておきたい。  大臣、ここまでの話を聞いていただいて、まだ詰め切れていない部分がたくさんあることをおわかりいただいたと...全文を見る
○岡本(充)委員 答えていないじゃないですか。  食品安全委員会がリスク評価が成立していないと言ったときの輸入してきた肉ですよ。これを流通させるという論理は、全箱あけるからいいというものじゃないでしょう。食品安全委員会が評価が成立していないと言っているんだから、これはこの時期の...全文を見る
○岡本(充)委員 食品安全委員会の論理をどこで超えるか。答えになっていない。委員長、答えていない。ちょっとおかしい。どこで食品安全委員会の論理を超えるのか。答弁になっていない。
○岡本(充)委員 一月の輸入再停止、この時点において食品安全委員会が出した、米国産牛肉、日本産牛肉のBSEに対するリスクの差は、無視できるかどうかは別として、小さいという答申を出した。この評価が成立していないと松田大臣は言われている、私に予算委員会の答弁で。  したがって、停止...全文を見る
○岡本(充)委員 ちょっと違うよ。ちょっとおかしいよ。食品安全委員会は、評価は成立していないと言っているんだから。
○岡本(充)委員 そうしましたら、理事会での推移を見守りたいと思います。  一言だけ言っておきますと、このときの予算委員会、二月十五日の委員会で、松田大臣はこう言っている。輸出プログラムが守られていなかったから評価は成立していない、はっきり言っている。輸出プログラムが守られてい...全文を見る
06月13日第164回国会 衆議院 環境委員会 第18号
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○岡本(充)委員 民主党の岡本でございます。  まずは、時間がありませんので、事実確認を最初にやらせていただきたいと思います。  まず、今回の新法による救済、もしくは、例えば新法施行時点で療養中であり、この方が非常に末期の状態で三月二十七日を迎えられた、その後に死亡した場合、...全文を見る
○岡本(充)委員 そのとおりですね。  それで、こういう形で生前に末期的な状況を迎え、なかなか申請に行く余裕もなく直後に亡くなられたような方というのは一体何件ぐらいあるのか、環境省や環境再生保全機構として把握をしているのでしょうか。
○岡本(充)委員 それは、申請していないから救済金が支給されない、認定されないということで相談にも行っていないんじゃないかと思うんですけれども、かなりの数みえるんじゃないかと思うんです。  これについて把握をされる、調査をされるおつもりはありませんでしょうか。
○岡本(充)委員 お配りをした資料によると、平成十六年でも中皮腫の死亡者数というのは九百人を超える死亡者数が出ていまして、一日平均すると、まあ平均するのが妥当かどうかわかりませんけれども、かなりの方が亡くなられているのが皆さんおわかりだと思います。  と考えると、私が今お話をし...全文を見る
○岡本(充)委員 三月二十八日に亡くなられた方も三十人ぐらいいるんじゃないか、こう思われる、二十九日に亡くなられる、非常に重症の中で申請に来いということ自体がナンセンスだ、小池大臣、入院されたことがあるとお聞きしておりますけれども、入院をして自分がしんどいときに、家族もそばにいて...全文を見る
○岡本(充)委員 なかなか中皮腫の診断は難しいわけです。検査も苦しいんです。そういった中で検査をして、その検査結果で残念ながら中皮腫という確定診断が得られない、こういう方はたくさんみえる。これも同じく救済されない、現法の中では救済されないということを今いみじくも部長は認められまし...全文を見る
○岡本(充)委員 現場で、環境機構の方で、労災申請しているのであれば、新法の対象にならない可能性があるから申請は待ってくれという話があるやに聞いておるんですけれども、そういうことがないように徹底をしていただけますね。
○岡本(充)委員 続きまして、申請から認定までの平均処理期間はどのくらいと想定をしているのか、また、標準処理期間というのは定めてみえるのかどうか、それについてお答えをいただきたいと思います。
○岡本(充)委員 では、近々、平均処理期間もしくは標準処理期間を定めるということでよろしいんでしょうか。
○岡本(充)委員 十分相談をした結果、期間は決まらなかったということでは納得できないんですが。結局これは認定されて、そこから治療費を面倒見てもらえるというか、さまざまな、医療費を含めて救済されるということなんでしょうけれども、今回のこの新法ですよ、新法で認定をされなければスタート...全文を見る
○岡本(充)委員 私が言っているのは、認定をされるまでの間は自分で払わなきゃいけないんでしょう。後から自分で環境再生機構に申請をして、そのお金を払ってくださいということを自分で申請しなきゃいけないんですよね。その間、ずっと立てかえという形になるんじゃないですか。そう聞いております...全文を見る
○岡本(充)委員 それが何カ月にも及ぶという話になると、これはこれでかなりの医療費の負担ということになるわけでありまして、それは早く処理が進むにこしたことはない。そういった意味で、そもそも行政手続なんだから、平均的な処理期間を大体定めるべきだ。行政手続なんでしょう。であれば、定め...全文を見る
○岡本(充)委員 いましばらくと言いますけれども、では定めるんですね。それだけ答えてください。定めるということでいいですね。
○岡本(充)委員 続きまして、六月七日の医学的判定の結果、指定疾病と判定された件数が二十七件にとどまったことにつき、環境省としてどのように考えているのか。  それから、判定保留とされた事例は診断の確からしさが担保されていないと考えたのか、判定に足る資料がなかったと言うが、判定に...全文を見る
○岡本(充)委員 現場の医師としては、これで十分だろうと思って出した資料で不十分だと言われる。それを第三者というか素人である申請者並びにその家族で、口伝えにこういう資料が要りますよと言ったって、その人が的確に医療機関にこういう資料が必要だと言えない可能性がある。  ここで明確に...全文を見る
○岡本(充)委員 そういう場合、追加の検査が必要になる可能性があるわけなんですけれども、もしこの追加の検査が必要になった場合、その費用はだれが負担をするのか。結論として認定されなかった場合でも、追加の検査をする可能性があります。その結論として認定をされない場合を含めてだれが負担を...全文を見る
○岡本(充)委員 もう一点確認したいんです。  民間の保険会社や損保の会社では委任状をもとに必要な医学的所見を病院に求めに行きますが、迅速な対応が必要であるならば、環境保全機構の方から、どういう資料が必要か、直接医療機関に話をする方がより具体的で、第三者を介さないということでよ...全文を見る
○岡本(充)委員 当然そうあるべきだと思いますね。  では、今度はすき間なく救済というのですが、労災とこの新法との救済の範囲について少し確認をしたいと思います。  きょうは、厚生労働省からも来ておられます。小野安全衛生部長さんが御存じなのかなと思いますが、石綿肺、良性石綿胸水...全文を見る
○岡本(充)委員 それはどういった場合に、そういった疾病にかかるとお考えなんですか。
○岡本(充)委員 石綿肺というのはどうですか。石綿肺、良性石綿胸水。これは石綿以外で罹患する可能性があるというふうにお考えなんでしょうか。
○岡本(充)委員 そうなんですよ。石綿肺といえば当然石綿が原因に決まっているのです。  では、良性石綿胸水、これも同じく石綿が原因であろうと思われるわけですが、こういった疾病は当然石綿が原因だと厚生労働省が言っているにもかかわらず、何で新法では石綿が原因だということを認めないの...全文を見る
○岡本(充)委員 それで、認められた場合には、新たに疾患を追加するんですね。
○岡本(充)委員 海外のデータと言われましたけれども、アスベスト、石綿とほかのがんとの因果関係については、今環境省はどのような情報を把握していますか、肺がんと中皮腫以外で。
○岡本(充)委員 皆様にお配りをした最後の二枚、英語のもの。済みません、和訳をしている時間がなかったものですから。  これは、六月七日だったと思いますけれども、アメリカの科学アカデミーで出版をされた、「アスベストズ セレクテッド・キャンサーズ(二〇〇六)」と書いています。これは...全文を見る
○岡本(充)委員 最後に一点ですけれども、きょうお示しをしたこの中皮腫の死亡者数のデータ、一番最初ですが、中皮腫というのは、平成七年ぐらいから急激にその認知が広まってまいりまして、中皮腫だと認定をされる方がふえてきています。実際には、恐らく昭和六十年前後は、中皮腫だという診断がつ...全文を見る
○岡本(充)委員 どうもありがとうございました。終わります。
10月25日第165回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○岡本(充)委員 民主党の岡本でございます。  きょうは、松岡大臣と初めて議論させていただく場であります。  まずは、松岡大臣、御就任おめでとうございます。  これからいろいろ議論させていただきますのは、農林水産大臣としての松岡先生のお考え、そしてもちろん、松岡先生がこれま...全文を見る
○岡本(充)委員 大臣個人としてのお考えを今聞かせていただいたということで、結構でございます。  それでは、まずは農林水産大臣の所信として、先般の委員会で御発言をいただきました所信について、少し私なりに御質問をしたいと思います。  まず最初に、大臣、もしペーパー、もしくは御記...全文を見る
○岡本(充)委員 大臣の御答弁いただきましたけれども、例えば海外への攻めの農業だとか、それから土地の集約化、権利移転の問題、これまでも議論をされてきている話でありますし、私は、それを上回る斬新なアイデアをまたひとつお出しいただければと思っておるわけであります。  続きまして、こ...全文を見る
○岡本(充)委員 新規就農、いわゆる他産業においての再チャレンジを必要とする方からの新規就農の問題のみならず、農業というのは毎年毎年、まさにチャレンジをされているわけでありますけれども、こういった今の既存の農家の皆様方の中にも再チャレンジをしたいと思われる方もみえると思います。そ...全文を見る
○岡本(充)委員 今、大臣がくしくもおっしゃられましたように、輸出も食料自給率にカウントをされます。大臣は物理的に無理だと言われますけれども、当時の、先ほども固定観念を打ち破って議論されるという話でありますから、大臣、物理的に無理だという固定観念はぜひ取り除いていただいて御議論を...全文を見る
○岡本(充)委員 そういった中、もちろん安倍総理は、九月二十九日の所信表明演説の中で、ドーハ・ラウンドの再開に尽力をしていく旨の御発言をされております。松岡大臣としては、そういった中で、同じ農業輸入国であるグループ10のノルウェーや韓国、スイスなどといった国々の農林水産大臣とは、...全文を見る
○岡本(充)委員 そのほかのグループ10、G10の農林水産を所管する大臣とはまだ電話会談されていないという認識でよろしいですね。(松岡国務大臣「ノルウェー以外」と呼ぶ)ノルウェー以外。(松岡国務大臣「まだほかはしておりません。近々に」と呼ぶ)はい。  それでは、ぜひ、そういう同...全文を見る
○岡本(充)委員 そういった中で、私も一、二事例を伺っていますと、農業委員会への謝礼、金品、委員長へのさまざまな意味での、そういった収賄を疑わなければいけないかもしれないような行為等が行われているやに聞くこともありましたけれども、こういった実態について、農林水産省としてはこれまで...全文を見る
○岡本(充)委員 個別の案件でこういう事案があった、ああいう事案があったということではなくて、そういう事案が私が回っている範囲でも聞こえる、もしくは、恐らくはここに見える多くの委員の地元でもそういう話が聞こえてくることがあるのではないかと思うんですね。私は、そういう意味で、指導の...全文を見る
○岡本(充)委員 検討はしていただけるということですね。  続きまして、土地改良区の実施をしている事業の中で特に国が直轄をする事業、幾つかあるわけでありますが、例えば農業農村整備事業、国の直轄事業が、きのうヒアリングをさせていただきましたところ、年間およそ二千八百億前後あると。...全文を見る
○岡本(充)委員 それでは十二月にならないと出てこないという話になります。  きのうお話をいただいた話では、もっとより迅速に対応するという話をいただいておりますが、きのうのお話とは違うお答えでありますが、より迅速に、特に件数として極端に多い件数ではありません。今お話をしているの...全文を見る
○岡本(充)委員 それとあわせて、きょうは時間がありませんから、また場を改めてお問いをしたいですが、土地改良区における外部監査の必要性、これについては私はかねがねいろいろな場でお話を伺うに感じておるわけですけれども、帳簿を見て数字が合っているか、こういう監査だけではなく、例えば高...全文を見る
○岡本(充)委員 まさに透明性のある政策運営を行うという大臣の所信に基づいて、ぜひ行っていただきたいと思います。  同じく透明性という話でいえば、今度は話はがらっとかわりますが、外食産業におけるいわゆる食品の表示のあり方、これについてはそれぞれ通達等があるという話は聞いておりま...全文を見る
○岡本(充)委員 きょうは文部科学省にも来ていただいています。  そういう意味で、学校給食において米国産牛肉を使用している事例や近々使用するという情報を把握しているのかということ、そしてまた、今大臣ともお話をさせていただいた議論も聞かれた上で、学校給食において、本来、消費者とい...全文を見る
○岡本(充)委員 ぜひ、きょうは副大臣がお越しですから、もう一度改めてお願いをしておきますけれども、保護者の方が場合によっては実施者の献立委員会に入らない例も理論的にはあり得るというふうにきのう私は聞いております。  そういう意味で、現状の仕組みのままでは保護者に伝わらない例が...全文を見る
11月01日第165回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○岡本(充)委員 民主党の岡本でございます。  きょうは感染症法の改正案に対する質疑でございますが、まず、この感染症の中でも、私、かねてより大いな関心を持っておりますプリオン病、特にBSE対策について、前回農林水産委員会で厚生労働省に指摘をさせていただいた件につき、再度お尋ねを...全文を見る
○岡本(充)委員 状況が変わったから答弁が変わるということがあり得るのかどうか。そういう状況を前提だと言うけれども、こういう状況が前提なんですというふうな答弁であればわかりますが、答弁はそういう状況を説明されていません。明らかに、輸出の遵守プログラムが守られていなかったと、ここの...全文を見る
○岡本(充)委員 いや、部長、今の答弁で指摘をしたいのは、状況がそうだとか、当時はそういうふうな認識のもと答弁したとかではなくて、答弁は、輸出プログラムが守られていなかったと言っているんです。であれば、この二施設だけ守られていないか、それとも全般が守られていないかを判定する必要が...全文を見る
○岡本(充)委員 質問主意書について僕は聞いていないんですよ。それは答弁のすりかえです。しかも、評価結果について成立するのかしないのかとか、再評価をする必要があるのかという部分についてもその質問主意書では聞いているわけで、その部分について答弁をしてくれと言っているわけじゃない。 ...全文を見る
○岡本(充)委員 後からそれを調べたら、当時遵守していなかったという答弁をひっくり返すことができるのかということなんですよ。  だから、大臣がもう言ったことは事実だし、そのときにどういう状況だったか、思いだったかじゃなくて、大臣がそうやって一回答弁をしているものを、今から全箱調...全文を見る
○岡本(充)委員 そうしたら、これでどうでしょう。松田大臣の答弁が不十分であった、もしくは状況説明に対して不十分であったというような御認識ということでよろしいわけですか。
○岡本(充)委員 そう答弁されるでしょうね。  大臣、初めてお目にかかりますが、よろしくお願いします。  繰り返しになって恐縮なんですが、私、かねてより、この米国産牛肉のBSEの問題に関心を持っておりまして、非常に日本での流布を危惧しております。  そういう中で、今回の未通...全文を見る
○岡本(充)委員 大臣、改めて御説明いただいて恐縮でございますけれども、そのとおりで、プログラムも全体としてワークをしているわけですね。結局、各施設ごとのプログラムもある、ただし、そのプログラム遵守を保障するための研修だとか報告システムがあるべきところがワークしていなかった。これ...全文を見る
○岡本(充)委員 同じ答弁になるかどうかは、しっかりゼロベースでもう一度考え直していただきたいということを指摘させていただいて、私も、では次に進ませていただきたいと思います。この件については、また機会がありましたら取り上げさせていただきますので、よろしくお願いします。  それで...全文を見る
○岡本(充)委員 事前にいただいた資料によると、文部科学省はボツリヌス菌、ボツリヌス毒素についても、また南米出血熱ウイルスについても調査が終了していると聞いておりますが、厚生労働省においてはこれらについて調査が終了していないと私は聞いております。これを、本来であれば、どこが所有し...全文を見る
○岡本(充)委員 ということでありますと、私が聞いておりますSARSコロナウイルス五施設、炭疽菌三十五施設、ペスト菌十三施設というのは、必ずしもこれが確定した数字ではない、これ以外にも所持しているものがあるやもしれないというふうな認識でよろしいということであるわけですね。  今...全文を見る
○岡本(充)委員 現時点で不適切なところがあると認識をしているかという答弁をいただいていないようですが、改めて、現時点で不適切だと思われるような施設があると認識をしているかどうかだけ、それぞれお答えをいただけますか。
○岡本(充)委員 きょうは財務省にもお越しをいただいておりますけれども、今回のこの法律が施行されるまでの現状、私がお聞きしましたところ、一種、二種病原体、実質日本に持ち込むことができる状況にあるやに聞いておるわけですが、その認識で現状は正しいのかということ。  それから、今後、...全文を見る
○岡本(充)委員 まず、きょうは財務省の森川参事官に改めてお願いをしたいわけですけれども、ぜひ今後工夫を重ねていただいて、今現状厳しいというのは、私も正直そのようだと思います。摘発するのはなかなか厳しいと思いますが、こういった病原体が日本に入ってくること、感染して知らないうちに持...全文を見る
○岡本(充)委員 病原体を取り扱う者の必要要件もしくは病原体等取扱主任者としてどういう資格が必要か等について先般少しお伺いをしましたところ、医師、獣医師等もしくは大学の生物学の教授等というお答えをいただきましたけれども、この医師、獣医師等は、一体どういう「等」までを含むのか。薬剤...全文を見る
○岡本(充)委員 大学の教授以外、助教授、講師なども含まれてくるということで理解してよろしいわけですよね。
○岡本(充)委員 続いて、検査体制についても少しお伺いをしようと思っております。  きょうは文部科学省にもお越しをいただいておりますが、今実際、RI法に基づく検査が行われております。法令で定められております特定許可使用者、これは、RIの使用量が多い非密封線源の取扱事業所のうち、...全文を見る
○岡本(充)委員 そこで、今回の感染症予防法における検査体制について指摘をさせていただきたいと思うわけです。  そもそも、今回、細菌の量による区分をしておりません。細菌、ウイルスは数を数えることが、定量することが可能であります。それは、実験で現在使用しているものについては同様に...全文を見る
○岡本(充)委員 時間も来ておりますので、最後に大臣。  今回の新法施行後、きょうはちょっと時間の関係で、私も研究をしていた者の立場の一端として、研究に大きな後退をするような、ブレーキをかけるような作用を及ぼさないような配慮もしていただきたいという観点できょうは質問させていただ...全文を見る
○岡本(充)委員 終わります。
11月09日第165回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○岡本(充)委員 民主党の岡本でございます。  きょうは民主党の先頭の質問者でありますが、私からも、まずは一昨日の北海道佐呂間町におきます竜巻被害、亡くなられた皆様方の御冥福をお祈りするとともに、御遺族の皆様方にお悔やみを申し上げ、さらに、被災をされた方、負傷をされた方の一刻も...全文を見る
○岡本(充)委員 続きまして、私の地元のテーマに話を移らせていただきます。  九月の二十五日でしたか、読売新聞の朝刊に載りましたが、浸透破堤の問題、河川の堤防の強度、三六%強度不足だ、こういう話が出ました。  国土交通省の説明によると、平成二十一年までに堤防を点検すると聞いて...全文を見る
○岡本(充)委員 そういった中で、きょうお配りしているのは、高潮に関する検討会の資料の一部として国交省の河川局のホームページに載っていたわけですけれども、ごらんいただきますとわかりますとおり、東京そして大阪に比べていわゆる一メートル以下の地域が広い。特に愛知県の西部、これは、実は...全文を見る
○岡本(充)委員 きょうはたくさん質問を用意してまいりましたが、質問できなかった方にはおわびをさせていただいて、終わらせていただきます。ありがとうございました。