岡本充功

おかもとみつのり

比例代表(東海)選出
立憲民主党・無所属
当選回数5回

岡本充功の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月25日第190回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○岡本(充)分科員 民主党の岡本でございます。  きょうは、警察庁に関する質問をさせていただきたいと思いますが、まず冒頭は、お配りをさせていただいております資料に基づいて、少し地元の課題についてから、ちょっと順番が違いますけれども、質問させていただきたいと思います。  資料三...全文を見る
○岡本(充)分科員 警察も研究機関を持っているわけですから、そうした技術もぜひ研究ぐらいはしていっていただきたいなと思うんです。  今回の資料の4にあります、ドリフトが行われているという愛知県の飛島村の現場でありますけれども、私も見たことがあります。多くの若者がたくさん取り巻く...全文を見る
○岡本(充)分科員 ドリフト走行を今後ともさせることがないように、ぜひしっかり対策をとってもらいたいんですが、質問して、今週末とは言いませんけれども、しばらくして見に行って、まだやっているなんという話になるのでは、私は、本当に対策として不十分と言わざるを得ないと思いますよ。  ...全文を見る
○岡本(充)分科員 国会の議事録に残る形で指摘をしているわけでありますから、対策に期待をしたいと思いますし、もちろんまた、できていないことであれば、こうした指摘をこういう場で繰り返し行わせていただきたいと思います。  続いて、資料の一番最初に戻るわけですけれども、同じく道交法に...全文を見る
○岡本(充)分科員 都道府県によって差があるものというのは、それ以外に大きな差があるものはないという理解でよろしいですか。軽車両における取り扱いのみということでよろしいですか。
○岡本(充)分科員 大臣、今の駐車の要件だとかさまざまな要件が、これは都道府県ごとに差があるということで、その合理性についてやはり評価をする必要もあるんじゃないかという気もするんですね、ある県ならよくて、ある県ならだめという話になると。場合によっては、それが取り締まりの対象になる...全文を見る
○岡本(充)分科員 差異があってはいけないと言っているわけじゃないんです。差異があるものについて整理をして、合理的なものかどうか評価をしたいというふうに私は考えておりまして、そういうきちっとした、まとめたものを出してくれと言ったら、なかなかまとめられないという話、きょうまでに。 ...全文を見る
○岡本(充)分科員 では、それをいただきたいと思います。  その上で、例えば、さまざまな道路の規制等があります。取り締まりをどういうところでやるのかというのもあると思います。  一般論としてしかお話ができませんので、ここでこの場所というふうに示すわけにはいかないんですが、例え...全文を見る
○岡本(充)分科員 違反は生じるんですよ。ただ、それが直ちに検挙の対象になるのかどうかというと、どうなんでしょうか。一般論ですよ。
○岡本(充)分科員 私は、いろいろな事情があって、それは周辺の安全性の問題だとか、危険性をどう評価するかとか、交通量だとか、見通しだとか、そういうものを見た上で取り締まりがあるべきだ。今のような答弁だと、結局、違反をすれば、どこで取り締まることも都道府県警のもちろん自由な裁量の範...全文を見る
○岡本(充)分科員 私は、警察行政というのは住民の皆さんとの理解があって進むんだと思っているんです。だから、住民の皆さん方の意見を聞きながら、やはり今のような交通の取り締まりのあり方、規制としてこういう規制になっているものも、例えば、一方通行のところでも、斜めに道路が交差していた...全文を見る
○岡本(充)分科員 そういう意味で、実情に合った取り締まりが行われるべきだと私も思う中で、ちょっと気になることが一つあって、路線バス用の車両が制限時速六十キロを超えるような高速道路でお客さんを乗せて走っているという状況、こういう状況は現にこの日本で存在するのか、国土交通省にまず確...全文を見る
○岡本(充)分科員 違うんです。私はきのうのレクで思ったんですけれども、道路交通法と車両法の高速道路の概念がそれぞれ違っていまして、ここで言うと時間が来てしまいますからあれなんですけれども、言葉が確かに、ワードが違うんです。高速道路とか高速国道等でしたか、とにかく表現が微妙に違っ...全文を見る
○岡本(充)分科員 そこの住民の皆さんの利便性もあるでしょう。さっきの話です。にわかにそれで禁止をしろというのも私は酷な話だと思うし、どういう工夫ができるのかということはぜひ考えてもらいたいんです。  それだけのスピードが出ているところで急ブレーキをかければ、一番わかりやすい例...全文を見る
○岡本(充)分科員 立って乗車をされている方もいらっしゃいます。したがって、そこも含めて、私は、事故が起こってから対策をとるというのではまずいと思いますので、ぜひ国交省とよく相談をしていただいた上でまた御報告をいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○岡本(充)分科員 続いて、資料二の変死体の取り扱い等についてお伺いしたいと思います。  そもそも、死体取扱総数がこのところ減ってきている理由というのはどういうことなんでしょうか。
○岡本(充)分科員 私は、もう一つ聞きたいのは、変死体とされている、もしくは犯罪死体とされている死体のうち、司法解剖もしくは新法解剖に付されなかった死体の数は、平成二十七年度、平成二十六年度、それぞれ何体ですか。
○岡本(充)分科員 つまり、大臣、この数字を見てもらうと、変死体と言われているもののうち、半数以上が司法解剖されていないんです。  では、検視官の臨場死体取り扱い、臨場率七六%ですが、変死体のうち検視官が臨場死体取り扱いしなかった死体は何体ですか。なおかつ、司法解剖、新法解剖も...全文を見る
○岡本(充)分科員 時間もないので、大臣、もうまとめに入らなきゃいけないんですけれども、変死体とされているのに、検視官も行かない、司法解剖も新法解剖もされていないものがないとは言えないというのが今の答弁なわけですよ。  一方で死体の取扱件数は減っているという状況の中で、私は、犯...全文を見る
○岡本(充)分科員 終わります。
02月25日第190回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○岡本(充)分科員 きょうは、教育行政について文部科学省にお尋ねをしていきたいと思います。  まずは、医学部の大学院生に対するさまざまな課題というか、文科省側から取り組むべき課題について。  私は、これまで何度か質問をしてまいったところであります。馳大臣も重々御承知おきのとお...全文を見る
○岡本(充)分科員 時間が限られていたので、二十四年十月時点で静脈注射実施が一〇〇%でない大学にのみ、きのう聞いていただいたということでありますけれども、改めて、全大学がどのような状況になっているのか、確認、御報告を求めたいと思いますが、いかがでしょうか。
○岡本(充)分科員 それでもなお実施ができないところがあるとすれば、どのように対応する所存でしょうか。
○岡本(充)分科員 まずと言いますけれども、これは何年やっていると局長は思われますか。
○岡本(充)分科員 これは前もお聞きしたことがあるから、大臣もおわかりだろうと思います。きのうきょうの話じゃないんですね。もうかれこれ十年ですよ。まずこれから状況を確認するなんという話じゃいけない話ですから、また来年この質問をしなきゃいけないというのは大変残念ですので、大臣、決意...全文を見る
○岡本(充)分科員 早急にといって、次は馳文科大臣が総理になられるかもしれませんが、そのときにこんな話をするわけにもいきませんので、ことしじゅうには本当に必ず一〇〇%達成する、そういう決意でよろしいですか。
○岡本(充)分科員 ぜひよろしくお願いします。それぞれの大学の事情はあるとはいえ、十年たっても、事情があって、ほかの医科大学はみんなやっているのに、やれないという話はないわけですから、そこはお願いします。  では、続いて、スーパーサイエンスハイスクール、スーパーグローバルハイス...全文を見る
○岡本(充)分科員 そのアンケートは大臣のお手元に資料として届いていますか。お渡しをしているペーパーのところの一枚目ですけれども、今、局長答弁の「未知の事柄への興味(好奇心)」、一番上ですよ。色がこの色でわかりづらいんですけれども、「大変向上した」というのが二〇%で、「やや向上し...全文を見る
○岡本(充)分科員 一億一千万余りのお金としても、残り四千万近くのお金は何に使っているんですか。
○岡本(充)分科員 大臣、これはそもそも、予算の規模を見ると、先ほどお話をしましたように、来年度予算は一億七千万円を計上しているんでしょう、このお金。発表会をやることを悪いと言っているんじゃないんです。その中で四千万円が間接経費なんですよ、はっきり言うと。JSTに流れているお金な...全文を見る
○岡本(充)分科員 予算を何十億もかけているわけですよ。かけた結果、フォローできているのは一七%。それも、そもそも全員ではない母数で、八千人に送って一七%と。これで、この事業がうまくいっているどうのこうのという評価をするのは難しい。この事業は十年以上やっているんですよ。そろそろこ...全文を見る
○岡本(充)分科員 見直しがまず先だったと思うんですが。  一方で、本年度予算に十一億円のスーパーグローバルハイスクールという予算が積まれています。十一億円の中身は何なのかという話も聞きました。まず、政策目標と評価についてどうしていくのか、これについて、やはり同様にしっかりと考...全文を見る
○岡本(充)分科員 大臣、これも現状どんなお金の使い方なのかと聞いてみたら、レクで聞かれたかもしれませんけれども、一校当たり一千万円お金が入って、今年度までは三〇%までが生徒の旅費ですか、来年から四〇%まで使えるそうですけれども、その多くの部分を旅費で海外に行かせてもらえる。そし...全文を見る
○岡本(充)分科員 大臣、見に行くときは、役所の方がお勧めにならないところへ行かれた方がいいですよ。私も政務のとき、見に行くときには一覧表を出してもらって、役所の人は、ここはいいですよ、ここはいいですよ、こう言われるわけですけれども、いやいや、ちょっとここを見に行きたいと言って違...全文を見る
○岡本(充)分科員 それでははっきりしないんです。ここまで行ったら無償化だ、一体無償化とは何を指すのか。幼稚園の教育の要領に含まれる部分のお金と言っていますけれども、今、現に保育料が物すごく高い幼稚園もあるわけですね。こういう幼稚園においては、一体どこまでが見るべきお金なのかとい...全文を見る
○岡本(充)分科員 そんな中で、最後の資料、これは政府からもらった資料ですよ。幼児教育無償化に向けたという資料の右下に、三十万八千円の今回の一人親世帯等への補助単価引き上げで無償化と書いてあるんですね。これで無償化というのは、今の話でいえば、大臣、この資料は正しくないですよ。 ...全文を見る
○岡本(充)分科員 ありがとうございました。終わります。
03月08日第190回国会 衆議院 本会議 第14号
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○岡本充功君 民主党の岡本充功です。  私は、民主・維新・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりました雇用保険法等の一部を改正する法律案及び介護・障害福祉従事者の人材確保に関する特別措置法案に対し質問を行います。(拍手)  政府は、提出法案に、施行がかなり先の政策も目いっぱ...全文を見る
03月16日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○岡本(充)委員 引き続きまして、私からも質問させていただきます。  きょうは、通告をしていないんですけれども、いわゆる春闘の集中回答日でありました。  いろいろな報道がありますけれども、大臣は、今回の春闘の集中回答日であるきょう、金属労協などを中心に回答があったと聞いており...全文を見る
○岡本(充)委員 そもそも要求が去年を下回っているというのは、やはり物価の上昇がそれだけ現実に起こっていない、デフレからの脱却ができていないということの裏返しでもあると私は思いますよ。  また、今回、報道によると、トヨタは三千円の要求に対して千五百円、それ以外でも、日立やパナソ...全文を見る
○岡本(充)委員 大臣、得意の金融政策の話にされましたけれども、やはり、労使の関係において、賃上げができるムードが遠のいているということを、まさにこれは経営側から発言があったということでありまして、そういう意味では、残念ながら、大臣が言われるような、経済の好循環や、また、いわゆる...全文を見る
○岡本(充)委員 だけれども、この制度を入れるときに、総理も当時の厚労大臣も、成熟から成長産業へとか、失業なき労働移動だとか、キャリアアップだとか、収入確保とか、こういうキーワードを使って説明をしていたんですよ。これはどれも実現できていないじゃないですか、現に。  二ページ目を...全文を見る
○岡本(充)委員 六百一というのは想定の範囲ですか。つまり、三千三百人のうち六百一人、二割近い方が職なく、雇用保険なく年末を迎える、これは予想どおりの数字ですか。想定された範囲ですか、それとも想定外に多かったか、大臣の感想を教えてください。
○岡本(充)委員 それなりの数字ですか。二割の方が再就職できないことがそれなりの数字でいいんですか、大臣。この制度は、ある意味、労働移動を促す、その目的で設置されたお金ですよね。労働移動を促すんですよね。移動できていない方が二割いることが、想定をされたそれなりの数字。冷たい話です...全文を見る
○岡本(充)委員 六百一人というのはそれなりの数字ということで本当にいいんですね。
○岡本(充)委員 ひどい話ですね。大臣、そういう答弁をされるとは思わなかった。やはり二割の方に寄り添うのが大臣の仕事ですよ。  もう一回発言される気はありますか。もうないということなら、そういう方だ、二割の方に寄り添わない、そういう大臣だと我々認識しますよ。
○岡本(充)委員 そんなのは、この制度で離職しなかった方についても同じことが言えるんですよ。(塩崎国務大臣「これは離職の制度じゃないから」と呼ぶ)離職をしているんですよ。離職をしているんですよ。現に離職が発生しているんですよ。離職の制度じゃないと言うけれども、移動できていない人が...全文を見る
○岡本(充)委員 私、まだそこのことを聞いていないんですよ、大臣。就職できていないということについてどう思うんだと。つまり、離職のところは聞いていないんです。これから聞くんです、それは。大臣、答弁を先読みし過ぎです。私が言っているのは、就職できていないということについてどう思うか...全文を見る
○岡本(充)委員 ぜひ理事会でもこれは協議をしていただきたいと思います。
○岡本(充)委員 その上で、離職の経緯のところを確認したいんですが、これまでも我が党の部門会議等で厚生労働省の担当者からの説明もありましたが、退職か再就職先を探せ、もしくは自分の再就職先を探すという業務命令は適当ではないというお話を聞いてはおりますが、出向先を探せ、これも同様に適...全文を見る
○岡本(充)委員 そこで、今度三枚目、これは理事会提出資料で、これは委員長にもお願いしておきますが、理事会提出の資料ですから、理事会での協議だという話ですけれども、提出の資料ですから、それをさらに加工しろというのは私はどうかというふうに思っております。それは委員長に申し上げておき...全文を見る
○岡本(充)委員 であれば、その啓発指導がどのようにうまくいったか、当然この理事会に出していただけるということでよろしいですか。
○岡本(充)委員 それは、だって、おかしいでしょう。  一回目があって、二回目がないということはないはずですよ。そのとおりでしょう。あるんですよ。  では、委員長、お願いしますね。
○岡本(充)委員 そうしましたら、それを見た上で、再度の必要性があるかを私も確認をしたいと思います。  その上で、六ページ目に行きたいと思います。これは、我が党の部門会議等で要望されていた、労働移動支援助成金に対する労働者側のアンケートです。  ここに「退職勧奨を受けた際の状...全文を見る
○岡本(充)委員 だけれどもね、これはきのうのレクでも言ったんですよ。今度は、六百一人は仕方がない、解雇された人は裁判を起こせ、ADRで解決しろ、弁護士雇え、それはなかなか無理ですよ、会社側は弁護士が出てくるんだから。こっちは、労働者がみずからADRの場に出ていくというのは、もう...全文を見る
○岡本(充)委員 そういう話ですから、ここで確認をしておきたいと思いました。  では、その上で、こうした話でもう一つ私が気になるのは、七ページ、今回の予算で、生涯現役起業支援助成金。  これは、高齢者の皆さん方に起業してください、起業して誰か雇用してくれたら、採用の経費を見ま...全文を見る
○岡本(充)委員 銀行が融資をするという前提で、銀行がその中身をチェックしているんだなんという、銀行に投げちゃだめですよ。銀行は、これから先、貸出先を一生懸命探したいわけですから、担保のお金があれば、多少リスクのものでも銀行は融資するかもしれません。そうしたら担保がなくなる。担保...全文を見る
○岡本(充)委員 ようやっと前向きな答弁をいただいて。塩崎大臣、頼みますよ、お願いしますよ。  その上で、もう一つ。その中でも、雇用保険の給付の金額に上限を設けているんですけれども、上限を撤廃したときの保険財政への影響というのもやはり検討するべきじゃないか。それは先ほどと同じで...全文を見る
○岡本(充)委員 したがって、そういうところがあるから、そしてまた、保険財政にもどういう影響を及ぼすのかを含めて、ちゃんと検討してくださいねというお願いをしているんですから、それは検討していただけるんですね。
○岡本(充)委員 時間になりましたから終わります。  最後に一つだけ指摘。  平成二十九年度末に待機児童を解消すると本会議で答弁されましたね。二十九年度までもう限られた時間の中で、保育士の確保も進んでいないし、待機児童の数も減っていないという状況があるということをしっかり見据...全文を見る
03月17日第190回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○岡本(充)委員 きょうは、水害と、そして地震について質問をしたいと思います。民主党、岡本でございます。  まずは、大規模水害対策についてお尋ねいたします。  水防法が昨年改正されて、全国で浸水想定を策定していると承知をしています。  平成二十二年に既に内閣府において、関東...全文を見る
○岡本(充)委員 出水期という言葉がわかりづらいんですけれども、来年の五月、六月ぐらいだというイメージだと聞きました。  各自治体がこの被害想定を見て対策を打つためには予算を組まなきゃいけない、その予算を組むためには、申しわけないけれども、五月、六月では遅いんですね。やはりもっ...全文を見る
○岡本(充)委員 なるべく早くじゃなくて、年内を目標に頑張れる、そう御答弁いただくときのう事務方より聞いておりますが、責任者が来ると急に答弁が変わるんじゃ困ります。ちゃんと答弁してください。
○岡本(充)委員 ぜひお願いをします。  それで、きょうは委員の皆さんのお手元に、そんな中、なかなか遅々として進まない国の浸水想定にしびれを切らしたわけではないでしょうが、東海ネーデルランド高潮・洪水地域協議会、この協議会は、国土交通省の中部地方整備局も入っているようですけれど...全文を見る
○岡本(充)委員 この図は、できてから大分たつんじゃないですか、局長。
○岡本(充)委員 つまり、十年も前の想定なんですね。やはりしっかり見直していかなきゃいけない、そういう思いでさまざまなシミュレーション、あれから東日本大震災のような大きな災害もありました、想定外ということでは済まされないわけでありまして、ですからこそ、早く水防法の改正に基づくこう...全文を見る
○岡本(充)委員 その中で排水機場の能力が十分かどうかということも当然評価をする、こういうことでよろしいですか。
○岡本(充)委員 続いて、この東海ネーデルランド高潮・洪水地域協議会策定のマップ、このマップを使って、地元の自治体、そしてまた政府内の連携をどういうふうにこれまで、平成十八年以降とってこられたか、御説明をいただきたいと思います。
○岡本(充)委員 大臣、これを見てもらっていますか、この図。これだけの被害が出るということが、十年間、地元の自治会など住民に周知されていない。今答弁を聞いてもらったとおりです。  こういう対応で適切だったと思いますか。
○岡本(充)委員 過去もきちっと反省してもらいたいんです。この十年間これが活用されていなかったという事態について、大臣がどう思われるか。適切だと思われるのか、やはり反省すべき点があったとお考えなのか、お答えをいただきたい。
○岡本(充)委員 やはり役所の中で、次にお話しする堤防もそうなんですが、縦割りで、これは国土交通省だ、これは農水省だ、それは県だどうだと言って、結局のところ、一本の堤防でも、それぞれの管理者が違って、それぞれがお見合いをしているような状況が続いています。  「木曽川河口部周辺の...全文を見る
○岡本(充)委員 農林水産省もメンバーの一つですから、あわせて、国交省、農水省、そういう対応をお願いできるということでいいのか、それぞれ政務の方、内閣府、お越しですから、政務からお答えをいただきたいと思います。
○岡本(充)委員 愛知県がやる、三重県がやるといって、長いこと液状化の評価すらできていなかった地域でありますから、本当に早急にしてもらわなきゃいけないし、二十八年四月以降と書いてあって、いつまでに終わるかわからない、こんな状況です。  最後に、この問題について、もう一度大臣にお...全文を見る
○岡本(充)委員 そう言っている間に、堤防が地震で液状化で沈み、ここから海水が入ってきて多数の方が亡くなるというような話になると、私は本当にこれは人災だと思いますよ、こうやって、予算が確保できればと。長さはあと限られているんですよ。ただ一カ所でも沈めば、整備したこれまでのところは...全文を見る
○岡本(充)委員 大臣、全国で滋賀県の大津市だけなんですよ、この予算を使っているのは。  液状化するところが想定されているのはいっぱいあるんですよ。先ほどの木曽川の河口もそうでしょう。東京だって液状化の危険があると言われているところがありますね。関西だってありますよ。いろいろな...全文を見る
○岡本(充)委員 今のは、液状化の写真をつけるというだけでは、それが自分のところで来る液状化のイメージなのか、要するに、液状化にもいろいろな状況があるはずですから、やはりその評価のあり方は定量的にあるべきだと考えているんですね。  その定量的な評価の指標をつくっていくという方針...全文を見る
○岡本(充)委員 今の答弁で、いずれ目で見てわかるようにしてもらえるということでありますけれども、もう既に、液状化の可能性が高いか低いかというのは、さまざまな自治体でもマップをつくったりもされています。今、大津市だってそういうのをやろうと思っているわけですよね。  そういう意味...全文を見る
○岡本(充)委員 私は、事業レビューしていただくのも結構ですけれども、もう一つ大きいのは、先ほど言ったいわゆる液状化の被害が定量的にイメージできていないのと同様に、やはり地元自治体の負担がかなり大きくなるということを懸念してではないかと思っています。  そういう意味では、今の補...全文を見る
○岡本(充)委員 そういうことで、残念ながら、役所に任せていたのではなかなか事業が進まなかったのも事実なわけですから、この三年間。そういう意味では、そういう対応では不十分ではないかというふうに私は思いますし、大臣の政治的なリーダーシップを発揮する絶好の場ではないかというふうにこれ...全文を見る
○岡本(充)委員 もう終わりますけれども、それも早くやらないとだめですよ。ゆっくりやって、これまでと同様のスピード感ではだめだ、本当に早くやっていただきたいとお願い申し上げて、質問を終わります。
03月23日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○岡本(充)委員 きょうは、戦傷病者等の妻に対する特別給付金支給法及び戦没者等の妻に対する特別給付金支給法の一部を改正する法律案ということで質疑に立たせていただきますが、まずもって、厚生労働省がその設置法上援護の対象としている方というのはどういった方であるのか、きのう大分議論をし...全文を見る
○岡本(充)委員 私が聞いているのは、厚生労働省設置法上は、第一次世界大戦であれ日露戦争であれ、今の厚生労働省において援護の対象ですね、これについて答えてもらいたいんです。
○岡本(充)委員 違う。私が聞きたいのは、援護法じゃなくて、厚生労働省として援護の対象はどなたなんですかと聞いているんです。ちゃんと答えてもらわないと次の質問に行けないんですよ。これはきのうも大分議論して、もう答えが出ているんですから。  第二次世界大戦以前の、第一次世界大戦で...全文を見る
○岡本(充)委員 であれば、なぜ今回のこの法律では対象者を絞ったのか、それについてお答えいただきたいと思います。
○岡本(充)委員 事情は何かと聞いているんです。そこを絞った政策的な目的は何だったのか、どういう事情なのか、それをはっきりさせてください。
○岡本(充)委員 組織がなくなって、弔慰を示すものがなくなったから、国債でお金を出すという仕組みをつくったんだ、こういう理屈であるとすると、これはある意味、これまでのいわゆる恩給法の世界に上乗せをする、二階建ての制度をつくった、その理由が、それを所掌するところがなくなったから、こ...全文を見る
○岡本(充)委員 それで、三ページにつけたんです。厚生労働省設置法の第四条の百四には、縛りがないんですよ。「戦傷病者、戦没者遺族、未帰還者留守家族及びこれらに類する者の援護に関すること。」としか書いていない。  ちょっと前に戻ってもらうと、二ページですね、この昔の法律に、やはり...全文を見る
○岡本(充)委員 いやいや、二ページを見てください。二十七年の援護法、ここにも縛りはないんですよ。縛りはない。  では、ちょっと防衛省に来てもらっています。  防衛省、いいんですか、では、援護は防衛省でやるということで。
○岡本(充)委員 弔慰を示すことは、それは弔慰を示されるんだと思います。援護を誰がするのかという話をしているんです。  援護は不必要だと大臣はお考えですか。大臣、御答弁いただきたいと思います。内閣の一員として、援護は不必要ですか。
○岡本(充)委員 であれば、一体これは誰がやるのかということをはっきりさせておかなきゃいけないんですよ。  これは、防衛省も違うと言う、厚労省も違うと言う。厚労省は違うと言えないと私は思いますよ。これをぎりぎりやり出せば、何で設置法に書いてない、援護法だってこれは書いてないんで...全文を見る
○岡本(充)委員 そう言っていただくなら、それは誰がやるのかということをやはり考えていくべきだと思います。一体どのくらいお金がかかるのかも含めて、費用の面でもやはり検討していく必要があるんじゃないかと私は思いますよ。  特に、今回ちょっと通告をしている範囲でお聞きをしますけれど...全文を見る
○岡本(充)委員 それは、当時、物価がいろいろ違ってきますけれども、公務員の給与見合いでいうと、およそ何倍ということになりますか。
○岡本(充)委員 それが一体、先ほどの、積み上げた六兆円のお金が国家公務員の給与にすると何カ月分に相当するのか、こういうふうに聞いているわけでありまして、どのぐらいに相当されるんですか。
○岡本(充)委員 違う、違う。先ほどの六兆円というお金はトータルで何カ月分に当たるんですか、こう聞いているんです。(発言する者あり)
○岡本(充)委員 私、総務省には実は正式に通告していないので、厚労省にはそうやって、何カ月分に当たるんだという話は聞いたんですよ。総務省の担当の方も、今、後ろの方に見えますけれども、一緒にその場に見えて、恩給についてはその計算ができていないので、きょう厚労省に、それを何カ月分と言...全文を見る
○岡本(充)委員 大臣、これは、後ろで今一生懸命計算していただいているんですけれども、いいですよ。では、後でちゃんと教えてください。そこは、きちっと何カ月分だということを後でちゃんとお届けいただければというふうに思います。  次に行きます。  それで、厳密に、どれだけお金がか...全文を見る
○岡本(充)委員 現に亡くなって、そしてお支払いをされるということになった場合は、すごく幅があるんですよね。非常に大きな金額の幅がある。だから、なかなか予算立てが難しいんだと思います。  私は、こうしたいわゆる国家公務員として出るお金以外に援護をしていくということをどうしていく...全文を見る
○岡本(充)委員 最初の話に戻るんですけれども、大臣、我が国の政府の大臣として、戦死者、戦没者は発生していない、戦後、第二次世界大戦後、日本においては発生していない、こういう認識でしょうか、ちょっとお伺いしたいんですけれども。
○岡本(充)委員 大臣、申しわけない、もう一回聞きます。  世界じゅうで、さまざまなところで、私は、戦争が起こり、そして戦死者が出ていると理解をしていますけれども、今の外務省の説明は、ややもすると、ちょっと一つ抜けているのは、個別的自衛権の行使について政務官は触れませんでしたけ...全文を見る
○岡本(充)委員 確かに、通告はしていません。  それで、私は聞きたい。  戦没者のところにまた戻るわけですけれども、戦没者というのは一体誰を指すのかといったときに、戦死をした者という理解であるとすれば、これは当然、戦死をした者というものがいるのかいないのかということについて...全文を見る
○岡本(充)委員 対象ではないという話をされますけれども、先ほどからお話をしているように、議論をすると、厚生労働省は、戦争で亡くなった人はいないと言わんばかりの立場をとられるし、外務省においては、先ほどのこうした条約の解釈上、戦争で死ぬ人は現にいる、こういう理解だと。  それで...全文を見る
○岡本(充)委員 それは、武力紛争というのはいろいろあるんですよ、武力の紛争ですから。  ぎりぎり言ったら、もうそういう話になるかと思ってつけたんですけれども、国連憲章では、第二条の四項で、全て加盟国はと書いて、いわゆる戦争について慎まなければならないとする一方で、五十一条で個...全文を見る
○岡本(充)委員 委員長、サポートするために登録だけさせてくださいという話で、答弁をするという話じゃなかったんですよ。政治家に対して、こういう方を戦死者と称するのかどうかということを答弁してくださいと言っているのにもかかわらず、事前の話と違う形で答弁をされるというのは、私は約束違...全文を見る
○岡本(充)委員 どこで、国際法上、戦争を否定しているんですか。はっきり答えてください。どこに書いてあるんですか。
○岡本(充)委員 ちゃんと条文に基づいた答弁をしてもらわないと困ります。残念ながら、答弁をはぐらかしているとしか言いようがありません。  極めて不誠実な答弁に対して抗議をして、質問を終わります。
04月01日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○岡本(充)委員 岡本でございます。  きょうは、一般質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。早速ですけれども、質問に入りたいと思います。  これまでも、この委員会でもたびたび話題になりました労働移動支援助成金について、まずお伺いをします。  当委員会でも資料要求...全文を見る
○岡本(充)委員 加えて、例えば二十七年度分、二ページですけれども、四千四百三十四人が再就職しているとはいうものの、再就職者のうち労働移動支援助成金の支給申請があった方は、このうちの二千六百九十八人と、この数字も合っていないんですね。したがって、それぞれ詳細がどうなっているのか、...全文を見る
○岡本(充)委員 どちらにしても、国がある意味主導をして行っているこれらの事業で離職を余儀なくされて、結果として、みずからの意思だという人ももちろんいらっしゃいましょうけれども、退職勧奨があったという方が現にいらっしゃるわけでありますから、しっかり調べていただかなければいけないと...全文を見る
○岡本(充)委員 大企業に対して委託時に十万円が支払われるというこの状況、再就職実現後ではなく、委託時に出る十万円、ここはやはり少なくとも見直すべきではないかと私は思うんですが、その点について、大臣の御見解はいかがですか。
○岡本(充)委員 大臣おっしゃるように、労働が移動していれば、ある意味この政策目的を達したと言われるのは、私もわからなくはない部分はあります。もちろん、それが非正規であったり、大変給与が下がったりという問題はありますよ。ただ、労働者が自分の能力や自分の職歴を考えて次の職に転職をす...全文を見る
○岡本(充)委員 会社が介在する調査票のあり方についても見直すという理解でよろしいですか。
○岡本(充)委員 ちょっと今のだと、見直すというふうに明言されたように私も聞こえなかったんですけれども、介在しないような形にするという理解でいいんですね。そこだけ答えてください。
○岡本(充)委員 それを含めて検討して、結果、結局介在しても、大臣、それでいいと思うんですか、本当に。それできちっと本心が吐露されると思われますか。やはりそこは、会社や上司やこれまで退職強要されている人たちの目の前で、あなたから退職強要を受けたんですと丸をつけて退職するより、立つ...全文を見る
○岡本(充)委員 本当に残念な話ですけれども、はっきりと、趣旨はそのとおりで、やり方はさまざまありますけれども、そこは検討だと思いますけれども、会社が介在しないように検討しますと答えていただければもう少し明確なんだと思いますが、大臣、そういう趣旨でよろしいということであれば、そう...全文を見る
○岡本(充)委員 よろしくお願いします。  では、次の保育の話に行きたいと思います。  保育の待機児童の話、すごく議論になっています。本当に二十九年度末に待機児童がゼロになるのか。厚労省が出しているさまざまな数字、きょう局長がいらっしゃっていますけれども、私は本当に懐疑的なん...全文を見る
○岡本(充)委員 大臣、私に、本会議で、二十九年度末にゼロにすると答えちゃっているんですよね。一方、局長は、二十九年度末にゼロにできるかどうかわかりませんがと言っているんですよね。正直だと思いますよ、局長はかなり。  でも、私、そういう不安があるんだったら、市町村に推計してくれ...全文を見る
○岡本(充)委員 本当にいろいろな考え方があると思いますよ。私も知っているのは限られていますけれども、恐らく、統計や調査の世界ではいろいろな手法があるんだと思います。これまで、残念ながら、それでは把握できなかったニーズがあったりするわけですし、保育士さんのニーズもあるでしょう、そ...全文を見る
○岡本(充)委員 大臣、ちょっと今の話だと、やるのかやらないのか、香取さんの話だとよくわからない。  大臣、やはり皆さん、本当にこれで自分たち、踏み出して経営が成り立つか、すごく気にされているんです。どういうモデルケースで、どういうことであれば事業として成り立つのかというモデル...全文を見る
○岡本(充)委員 支援があるべきかもそうですけれども、どのくらいの規模でやったらどういう収支になるのかという見通しというか、そういうイメージですよ、それは事実とは違うと思います。こういうお金が入ってきて、こういう支援があって、こういう部分は利用者にも負担を求めなきゃいけないという...全文を見る
○岡本(充)委員 ぜひそれをお願いしたいと思います。  それから、きょうは医政局にお越しいただいていますけれども、二十四時間の院内保育、これはなかなかやはり進んでいかない。これも同様に、やはりモデルケースを示すべきだと思います。どういうような収支の、経営にどういう影響を与えるの...全文を見る
○岡本(充)委員 ぜひ大臣、これも、ビジネスモデルも含めて検討してお示しをされると、より進むと私は思います。したがって、それもあわせてお願いをしておきます。  続いて、きょうは農水省にもお越しをいただいておりますが、ちょっと労働の支援のあり方、これは私の提案でありますけれども、...全文を見る
○岡本(充)委員 ぜひお願いしたいと思います。  最後に、保険局と老健局に来てもらっています。  保険局は、調剤の話。きょうから始まった新しい診療報酬改定で、かかりつけ薬剤師指導料というのが始まりますが、これが過度に患者の奪い合い等になったり、本当に真の指導が行われているか、...全文を見る
○岡本(充)委員 ぜひよろしくお願いします。頑張ってください。  終わります。
04月22日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○岡本(充)委員 民進党の岡本です。  きょうは、質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  私も、今般の熊本地震で被害に遭われた方、本当に大変な思いをされていると思います。本当に心よりお見舞いを申し上げるとともに、本当に、亡くなられた方に哀悼の意を表したいと思いま...全文を見る
○岡本(充)委員 今大臣が言われた、私はそれを次に聞こうと思ったんです。  備蓄の場所も、パンデミックワクチンの、備蓄をしている場所、オープンにされていないと思いますけれども、私の記憶が正しければ、かなり限られた箇所に備蓄をしていたと思います。  そういう意味で、もちろん場所...全文を見る
○岡本(充)委員 ぜひよろしくお願いします。  それでは、通告した質問に入っていきますけれども、一つは、今回、法改正で新たに、発症からもしくは診断から二十年を超えた皆さん、除斥とされていた皆さん方にも給付金をお支払いしようと。  それで、これは民主党政権のときにこの法律をつく...全文を見る
○岡本(充)委員 いろいろな他制度との、横目で見ながら制度設計する必要もあるでしょうから、この給付金制度だけが突出するというのはなかなか難しいところもあるし、また一方で、この給付金について現に弁護団から要請があるというわけではないというふうにも聞いておりますので、これで完成形だと...全文を見る
○岡本(充)委員 それと、給付金の請求期限も、これは五年延長するんですね。実際になかなか思ったほど提訴をしてこられなかった、こういう話があります。これはちょっと後段で質問をするとして。  まず最初は、この給付金をいただくために弁護士さんを利用した場合の弁護士費用についてお伺いし...全文を見る
○岡本(充)委員 これで弁護団と合意したわけですよね。合意しましたね。合意したんですよ、合意書があるから。  そうすると、二ページ目、これを見ると、全国B型肝炎大阪弁護団、こことは合意をしているんですか。
○岡本(充)委員 全国B型肝炎大阪弁護団、この皆さん方とも、この合意文書、このメンバーもいらっしゃったんですよね、当然、この合意の中には。
○岡本(充)委員 にもかかわらず、ここにあるのは、弁護士費用は、弁護士報酬、和解金の一五%、弁護団活動費、和解金の一%、原告団活動費、和解金の一%、これは合わせると一七%も弁護士費用を要する。そこに御丁寧に、「和解金とは別に国から四%の訴訟手当金が支払われますので、実質負担は一一...全文を見る
○岡本(充)委員 いやいや、合意した人の中にいたわけでしょう、この方々も。それで、四%で合意しておきながら、訴訟費用を一七%請求している。  全く違う弁護士事務所が、今盛んに訴訟提起をCMされています。そこは合意している弁護士さんはいないかもしれませんけれども、この中にいらっし...全文を見る
○岡本(充)委員 弁護士会ともちょっと協議されたらいかがですか。弁護士会でも、私の聞いている話だと、過払い金のときにも、弁護士会として、五割、六割の手数料はさすがに高過ぎるだろうという話があったと聞いています。  そういう意味では、基本合意はこうであるということ、これを弁護士会...全文を見る
○岡本(充)委員 ぜひお願いします。  大臣、なかなかいい御答弁をいただきまして、ありがとうございます。大臣の答弁はいい答弁だと私はいつも評価しておりますけれども。  和解手続、次にちょっと行きたいと思います。  厚労省が配っている手引に書いてあるんですけれども、「上図の説...全文を見る
○岡本(充)委員 裁判所に行かなくていいんですよ。  したがって、大臣、私、きのうのレクで、封筒を用意して切手をつけてあげたって訴訟費用の四%いかないですから、そんな高い封筒はないですから。国の方としても、やはり、封筒も用意して、医療機関で書いてもらってくださいという紙を用意す...全文を見る
○岡本(充)委員 私の提案も検討していただけるということでいいんですよね、そこは。
○岡本(充)委員 ありがとうございます。  きょうはいい御答弁、きょうもいい御答弁をありがとうございます。  その上で、きょうは障害部にもお越しいただいています。やはり、こうした皆さん方の医療費の支援のあり方というのも考え方として重要だと思います。しっかり通院をしていただいて...全文を見る
○岡本(充)委員 時間が過ぎましたから終えますけれども、今の定義だと、肝機能障害を改善する根本的な治療となり得る肝臓移植をだから対象にしているんだと言いましたけれども、新しいインターフェロンフリー療法は、それに準ずる効果を生じると言っているんです。だからこそ、それも対象になる可能...全文を見る
04月26日第190回国会 衆議院 法務委員会厚生労働委員会連合審査会 第1号
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○岡本(充)委員 民進党の岡本です。  本日は、法務厚生労働連合審査会ということで、質問の機会をいただきました。  今回、議論の論点になっている外国人の技能実習、それからいわゆる介護という在留資格をつくっていくということについて、さまざま問題があると思っています。  冒頭、...全文を見る
○岡本(充)委員 年金機構のときもあったんですけれども、保険料で例えば黒塗りの自動車を買うとか、どこまでパソコンを買うのか、批判があったことがありましたね、大臣。  私は、そういう手数料である意味じゃぶじゃぶとお金が使える環境ができるというのはまずいという話でありまして、事務費...全文を見る
○岡本(充)委員 時間がないですから、大臣、これは本当に、私は指摘しましたからね。同じような批判を浴びることがないように、予算の費目をしっかり見ないと、同じ批判になりますよ。手数料でじゃぶじゃぶ使っているという話になるのはまずい、それを御指摘しておきたいと思います。  続いて、...全文を見る
○岡本(充)委員 局長、それは今やっていることですよね。この法律ができたら何が強化されるのか、そこを一点、そこだけでいいです、もう一回答えてください。
○岡本(充)委員 一点確認したいです。  現時点で、内部通報もしくは垂れ込みがないにもかかわらず、入国管理局が技能実習の要件で滞在をしている方々の現状を調べに行ったことはあるんですか、おのずから出向いていって。
○岡本(充)委員 これまで行っていないんですよね。  だから、大きく違うのは、これまでやらなかったことをやる、機構をつくって、情報がなくても、先ほど私が言ったように、三年間で実習実施機関を全部見に行こう、これが変わる、こういうことなんでしょう。そういうふうに答えないといけないん...全文を見る
○岡本(充)委員 その中には、不当に高い寮費等を取っているものも一発アウト、同じ賃金の不払いに類似する行為というふうに考えられるということでよろしいですか。
○岡本(充)委員 ぜひしっかり見てもらいたいと思いますね。  その上で、本来の趣旨に合致しているのかということで確認をしたいんですが、技術移転が本当にできているのか、帰国後、フォローアップはどうなのか、皆さんのお手元に配りました。残念ながら二〇〇八年約二〇%だった調査の回答率、...全文を見る
○岡本(充)委員 できるだけ高くじゃだめです。ちゃんと目標値が決まっているでしょう。目標は幾つなんですか。数値が書いていませんか、その答弁書に。
○岡本(充)委員 書いているはずですよ、大臣。局長に答えられているようじゃ、大臣、残念ですよ、それは本当に。(塩崎国務大臣「いやいや……」と呼ぶ)いやいやじゃなく。局長が持っていて大臣が持っていないなんておかしいじゃないですか。  それは、やはり大臣、ちゃんと理解してくださいよ...全文を見る
○岡本(充)委員 大臣、そうおっしゃるなら、二〇じゃなくて、大臣の目標をちょっとお答えください。
○岡本(充)委員 いや、大臣、情けないですよ。だって、そう言われるんだったら、いや、私はこれを目標にしますと。そこでやはり、二〇は、確かに役所として事務方はそう言うけれども、私は例えば三〇を目指すんだ、二五を目指すんだ、少なくともこのぐらいは目指すんだと言ってほしいですよね、そう...全文を見る
○岡本(充)委員 その必要な対応はそこで初めて言うのでは、やはり向こうとの信頼関係もあります。あらかじめ二国間協議でこういう場合には退場なんだということを盛り込んでおけば、それはこちらとしても言いやすいわけですよ。二国間協議のときにそれを定めておかずに、後になってから、この機関に...全文を見る
○岡本(充)委員 ぜひ、そこは外交交渉ですから、最初にきちっと言っておかずして、後から言ったのでは、なかなか、それは二国間協議がもめますから、そこのところの取り扱いをお願いしたいと思います。  続いて、法務省にお伺いする話ですが、私のお配りしたペーパーの裏面です。  長く日本...全文を見る
○岡本(充)委員 そのときに、大臣、ここに書いてありますけれども、日本の永住権の資格喪失、どういうときに永住資格がなくなるのか。  大臣、どういうときに日本はなくなりますか。
○岡本(充)委員 再入国許可は何年以内にとればいいですか。
○岡本(充)委員 特別な事由があれば六年でいいですね。これは、六年に一回、日本に一日でも滞在していれば、再入国許可、その日からまた六年延長できますね。
○岡本(充)委員 つまり、大臣、原則五年、何か特別な事由があれば六年の間に一日でも日本に来れば、永住権は、日本は更新し続けることができるんです。納税の要件もありません。  世界各国を見ると、ここに書いてあるとおり、こんな緩い永住権の更新手続を認めている国はないんです。実際に住ん...全文を見る
○岡本(充)委員 いや、これは短縮するんですよ。かなり短い日本の在留で永住権を与え、そして、実際に住んでいるか住んでいないかにかかわらず更新することができる、こんな緩い制度で本当にいいんですか。  大臣、この制度、今、永住権の付与の要件を緩和することを丁寧に検討していると言われ...全文を見る
○岡本(充)委員 ぜひそれはお願いします。  我が国において外国人が日本人の雇用や日本人の暮らしを圧迫していくという話になると、これは本当に大きな問題になると思います。ぜひ丁寧な検討をお願いして、私の質問を終わります。
05月11日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○岡本(充)委員 きょうは、質問の機会をいただきまして、障害者総合支援法及び児童福祉法の一部改正案の質疑に立たせていただきます。  まず、大臣に、確認というか、ちょっとお聞かせいただきたいんですけれども、平成二十二年一月七日に、国と十四地裁、七十一人の原告の皆さんとで結ばれた和...全文を見る
○岡本(充)委員 全部読んだ方が望ましいわけですけれども、なかなか忙しいから全部読めないということも理解しなくはないんですけれども、長きにわたって自立支援法のもとで応益負担だということで重い負担を求められ、そしてまた、自分たちのことを自分たちで決めたいという障害をお持ちの多くの皆...全文を見る
○岡本(充)委員 私が大臣にお伺いしたいのは、与党時代に自立支援法を改正してくれという声を聞いてみえたはずなんですね。それは二〇〇九年のいわゆる衆議院選挙の前でもこうした声はあったわけですよ。そういうときに大臣はどういうふうにお考えになられていたのか。先ほど、能力に応じて払うんだ...全文を見る
○岡本(充)委員 いや、それは事実をかなり曲げていますよ。最後に確かに法案を出しましたよ。その前の段階はどうだったんですか。思い出してくださいよ。多くの障害者の皆さん方からどれだけ当時厚生労働省は言われたんですか。やはり紙を見て話す話じゃないですよ。  大臣、厚生労働大臣になら...全文を見る
○岡本(充)委員 これも、ページ数が百四十三ページだったかな、百四十ページを超えるぐらいのページ数ですから、それはなかなか全部読めないぐらいの量だと思います。  しかし、やはりこれだけの思いを皆さんがまとめるに当たって、この総合福祉部会は、半数以上の方が実際に障害当事者の方だっ...全文を見る
○岡本(充)委員 大幅に障害を持っている方が減ったんです。  こういう実態、やはり、障害者の皆さんの声を、障害者の当事者抜きに決めないでほしいという強い願いが、今また、残念ながら、かなえられていないという状況にあるということを私は指摘せざるを得ないと思います。  そういう意味...全文を見る
○岡本(充)委員 今回できなかったからといって、では次にまた御期待をという話ではなくて、やはり、前回指摘をされているものがどうだったのか。  例えば、私のお配りした資料の三ページ目、これは修正案を提出したときにここで私が発言をしたものでありますけれども、このとき、公明党さんも自...全文を見る
○岡本(充)委員 結局、現時点でまだこれはできていないわけですよね。それで、恐らく、また同じような指摘を委員会から受けることになるんです。これは繰り返しなんですよね。本当にちゃんとやらなきゃいけないことであれば、やはりちゃんとやるべきですよ。  笑い話じゃないですけれども、私の...全文を見る
○岡本(充)委員 結局、これも検討、検討なんですね。  こうやって法改正して、当時の自民党さんも公明党さんもこれでいこうという話になり、ある意味、政権がかわっても変わらない価値観の一つだったはずですよ。  同様に、では、もう一つ伺いますけれども、市町村及び都道府県が障害福祉計...全文を見る
○岡本(充)委員 部長、これは議事録に残して言うべきかどうかとも思いますけれども、正直言って、これは紙をコピーして渡していますからね。この私の、修正案の提出のときの、この実施の状況について聞きますよとちゃんと言ってきのう聞いていますから、ぜひそこはちゃんとお答えください。  私...全文を見る
○岡本(充)委員 私、さらっと聞いて、ここから言いたかったんですよ。そこまではきのうの段階で、質問取りに来られている方と私、議論したんですよ。市町村、都道府県、把握していないとそこで話を聞いているんです、私。それを踏まえて、これを言いたくて、把握していませんと、これだけ答えてもら...全文を見る
○岡本(充)委員 ぜひお願いします。  それと、やはり、きのうもらった資料で、きょうはつけませんでしたけれども、都道府県、サービス別で見た請求事業所数というのを、一覧表をもらったんです。いや、つけていませんから手元にないと思います。またぜひ事務方からもらって見てください。  ...全文を見る
○岡本(充)委員 ぜひお願いしたいと思います、次に向けての課題だと思いますので。  その上で、もう一つ。きのう事務方の人が来られて大分ディスカッションしたんですけれども、いろいろな福祉サービスの原則無料を求める声が結構あるんですね。原則自己負担無料を求める声がある。こういう自己...全文を見る
○岡本(充)委員 あわせて、次への課題のもう一つ、これは診療報酬にもかかわるんですけれども、いわゆる地域区分による加算の級地の問題ですね。  皆さんの手元にも、東京の西部、それから愛知県を示しました。  例えば愛知県なんかは、名古屋市のすぐ隣の大治町は、三級地の名古屋市と、そ...全文を見る
○岡本(充)委員 よろしくお願いします。  それでは、きょうは文科省にもお越しいただいています。  資料では五ページ以降、特別支援学校に通う生徒さん、もしくは特別支援学校を含めて義務教育自体を免除、猶予されている子供さんがいらっしゃると聞きました。その線引きは一体どこなのかと...全文を見る
○岡本(充)委員 最終決定はそれでいいんですよ。ただ、大枠、考え方、これはもっと示すべきじゃないですか。個別具体にといって小さな市町村の教育委員会に投げられても、なかなか、医学的な見地から、例えば、情報収集するのは難しい、こういうところもあるんですよ。もっと大枠を示すべきだという...全文を見る
○岡本(充)委員 いや、一律と言っているわけじゃないです。  きょうはせっかく義家さんにも来ていただいていますから、答えてください。  私が言っているのは、一律と言っているわけじゃないです、大きな枠組み。例えば脳波の状況を見て決めるでもいいでしょう。それは例ですよ。何か例を示...全文を見る
○岡本(充)委員 そういう対応だと、なかなか現場の市町村の教育委員会もお困りだと思いますよ。それはなかなか難しい。大きな方針というか、事例の提示なり、そういうものがないと、これは、やはり小さな市町村の教育委員会で議論をしてくれというのは本当に酷な話だと思います。ぜひとも検討してい...全文を見る
○岡本(充)委員 ぜひお願いします。  それから、学校内での支援ということで、看護師を配置するための予算をつけましたということで、その資料をいただいたから、きょうも皆様のお手元に、六ページ目、これは文科省からもらった資料ですけれども、つけました。  必ずしも看護職である必要は...全文を見る
○岡本(充)委員 できる医療的ケアの範囲もぜひ相談してくださいという趣旨で聞いているんです。  厚労省としても、ぜひこうしたことに協力していただきたいと思いますが、大臣、どうでしょう。
○岡本(充)委員 ぜひよろしくお願いします。  そして、最後に、雇用の話を少ししたいと思います。障害者雇用の話。  障害者雇用の好事例を収集すること、これは重要だと思うんですね。実際にどういう好事例を収集し、どう展開をしていくか、どのような工夫をされているのか、お答えいただき...全文を見る
○岡本(充)委員 好事例、やはりしっかり展開していっていただきたい。  一方で、いわゆる法定雇用率を満たしていない企業をどうやって公表して、ペナルティーを与えていくかという話でありますけれども、これは流れ図をいただきました。  八ページからあるわけですけれども、昨年はたしか八...全文を見る
○岡本(充)委員 でも、第二回目で多少なりともと言っているんです。多少なりとも雇われればそれでいいという理解なんですか。それとも、達成しなければだめという理解なんですか。それは、判断をするのは二回目の雇い入れ計画満了のときなんですか。いつこれは判断するんですか。
○岡本(充)委員 だから、平均までいかなくても、それに近いところまでいけば公表しないんですよね。
○岡本(充)委員 はい、済みません。残り時間が短くなったので、ちょっと急いでしまいました。  これは、大臣、平均の雇用率まで達しなくても、多少雇い入れが進めば公表しないという仕組みになっているという問題点、二回目がね。  もう一つは、二回目が、これは計画期間が一年以上の期間が...全文を見る
○岡本(充)委員 終わります。
05月18日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○岡本(充)委員 民進党の岡本です。  きょうは、児童福祉法の改正についてまず問うていきたいと思います。  最初に、児童虐待に関しての話であります。  児童虐待は、さまざまな議論があったところでありますけれども、どのようにして児童虐待を把握するのか、虐待の端緒をどのようにつ...全文を見る
○岡本(充)委員 学校の先生は早期発見に努めるといったって、どういうところが端緒かということをやはり示さないと、学校の先生に早期発見してくれといったって、こういうものが端緒につながるんだということがわからなければ、これは端緒にならないわけですよ。そういったものをきちっと調査する、...全文を見る
○岡本(充)委員 きょうは政務官にもお越しいただいていますけれども、私の趣旨は、今、役所の答弁ではなくて、そういう端緒がどういうものがあるのか、こういうものを研究していくべきだ、これは厚労省も同じことです。  大臣、ぜひ、もちろん学問の自由ですから、強制をすることはなかなかでき...全文を見る
○岡本(充)委員 対応を聞いているんじゃないです。そういう調査を、研究をされてみてはいかがか、こう言っているんです。
○岡本(充)委員 対応じゃないんです。文科省はやはり自分たちがその当事者、最前線にいるという認識がないといけないですよ、これは本当に。どういうものが端緒かわからずして、どういうものが虐待につながるかということがわからずして研修をやったって、これは困るわけですから、今はどういうもの...全文を見る
○岡本(充)委員 であれば、それはちょっと後段の方の話で、前段の方の、要するに就学前の子供、未就学の子供で、そして、幼稚園、保育園に通っていない子供さん、三歳から六歳、接する機会がない。調査をするといったって、調査をする方法が現時点で法律上定められているわけではないですよね。 ...全文を見る
○岡本(充)委員 ぜひ早急にそういった調査を行っていただきたいと思います。  その上で、これは今後の要請ですけれども、健診を受けていない子供はどうなっているのか。もっと突き詰めて、情報を上げてもらうようにした方がいいと思います。その人数、実態等も、ぜひ全市町村にアンケートでも送...全文を見る
○岡本(充)委員 違うんです。国としてきちっとその把握をしてくれと言っているんです。市町村に任せて、何人だと言って、わからないと言っている話じゃなくて、やはりきちっと国として、それも、全自治体、読売が送ったって千七百四十二の市町村がアンケートを返してきているんですから、国もぜひ調...全文を見る
○岡本(充)委員 ぜひ早急にやっていただいて、ぜひこの厚生労働委員会でもやはり議論していくべき課題だと思いますので、委員長、理事会でも、そうした数字が出るように御配慮いただきたいと思います。
○岡本(充)委員 さて、続いて、厚生労働省がさまざまな研究をやっています。児童部会の児童虐待等要保護事例の検証に関する専門委員会を開いていたり、いずれにしても、「子ども虐待による死亡事例等の検証結果等について」というのを一次から十一次まで取りまとめています。その中でも、望まない妊...全文を見る
○岡本(充)委員 これは、望まない妊娠というのはどういう事例なのかというのをきちっと調査して、事例それぞれに対してやはり打つべき手だては違うはずなんです。  したがって、望まない妊娠というのがふわっとして何かよくわからない、だけれども、対策として主に多そうなものだけ手を打ってお...全文を見る
○岡本(充)委員 同様に、文科省も、これは私の配っている資料、「健康な生活を送るために」、高校一年生全員にこれを配っているそうです。  私も、看護師の養成施設で講師をやっていますから、聞いてみたら、結構皆さん知っていました。やはり関心があるんだと思うんです、看護師になろうかとい...全文を見る
○岡本(充)委員 文科省も望まない妊娠という言葉を使われたけれども、文科省だって定義はないはずですよ。だから、そうしたキーワードを使われるのであればやはりきちっと、どういうものであり、その後どういう大変なことが起こる、もしくは課題が起こるか、こういったことも周知する必要があると思...全文を見る
○岡本(充)委員 ホームページに載せるだけではだめだと思いますよ。やはり、こういうものなんだという通知なり何か文書で出して、きちっとやっていただくということが重要だと思います。五月十三日にホームページに上げたというのをきのう聞きました。それだけではやはり不十分だということを指摘し...全文を見る
○岡本(充)委員 ぜひ、それをまた周知してください。  終わります。ありがとうございました。
05月25日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
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○岡本(充)委員 民進党の岡本です。  きょうも質問の機会をいただき、ありがとうございます。  今の中島委員とのやりとりを聞きながら、改めて、なかなかこの法律、難しいなと。特に、新薬を求める、新しい医療機器を求める患者さんの声と、薬害被害に遭われて、二度と繰り返してほしくない...全文を見る
○岡本(充)委員 大臣、答弁、それは十九条と二十条をごちゃまぜにしているんです。十九条は聞いていません、二十条。二十条で言うところの改善命令はどういうときに出るんですか。
○岡本(充)委員 規定に違反していたらすぐに改善命令、そして、改善命令に従わなければ中止命令に移行する、こういうことですか。適合しないものが一つでもあれば小さなものでも許さないぞ、こういうスタンスでいくということですか。違うでしょう。
○岡本(充)委員 これは憲法の権利を制限するものですから、もっと明確にそこは定めておくべきなんですよ。厚生労働省令で定めるところにするとか、落としてもいいと思いますよ、法律に書くのがベストだと思いますけれども。  きちっと、どういうときには改善命令が出て、そして、改善命令に従わ...全文を見る
○岡本(充)委員 今大臣が言われた生命の話は十九条なんですよ。二十条の方の、いろいろな、基準に合致しているかどうかというのは、すなわち、即、生命に危害が及ぶ、もしくは、十九条で言うところのいわゆる保健衛生上の危害発生とはまた違う話なんですから、その部分のところで、二十条で研究の一...全文を見る
○岡本(充)委員 大臣、そうやって事務方の答弁を読まれていますけれども、私が随分それをきのうやったんですよ。罰金五十万円で、医道審議会にかけられて、どういう刑罰が来る可能性があるのか、これも横並びで見ているわけですよ。過去例を調べてきてもらいましたよ。そういうのを見ても、今言われ...全文を見る
○岡本(充)委員 登録をされていないけれども各病院にそれぞれある倫理審査委員会はどうなっていますか。
○岡本(充)委員 それぞれの病院で、さまざまな倫理について検討する委員会をつくっている病院もありますよね。これは、これから先、さまざまな病院で臨床試験をやるに当たって、本当に一年以内に認定臨床研究審査委員会に衣がえができるんでしょうか。  ちなみに、この認定臨床研究審査委員会、...全文を見る
○岡本(充)委員 今の登録をされている倫理審査委員会と、何が、どこが変わるんですか。今だって、医学や医療の専門家はいますよ、法律や倫理の専門家は入っていますよ。入っていずに倫理審査委員会をやっているところがあるんですか。そんなことないですよね。そういう人を入れています。外部の委員...全文を見る
○岡本(充)委員 大臣、苦しい答弁なんですよ。では、ぎりぎり詰めていってもいいですよ。もう詰めろですよ、これは。いや、武士の情けでこれ以上詰めませんけれども。では、何に基づいて行政指導に行っているんだ、どの法律で、どの条項について聞いているんだという話になっていったら、これは詰め...全文を見る
○岡本(充)委員 当然、このディオバンのときだって、実施基準を自社の中では定めていて、その基準に基づいて研究のお願いをして歩いていたわけですよ。  もう一回だけ聞きますよ。では、どの条文がきいてディオバン事案が防げるのか。この条文が適用されると、今回のような虚偽記載だとか、それ...全文を見る
○岡本(充)委員 時間になりましたから終わりますけれども、モニタリングにしろ、今の登録することにしろ、これは後からわかる話であって、残念ながら、現に行われているその臨床研究の違反をとめる効力がないということを指摘して、質問を終わります。
05月25日第190回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第7号
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○岡本(充)委員 きょうは、熊本地震の経験をどのように次に生かしていくのかという観点を中心に質問していきたいと思います。  まず冒頭、私からも、本当に多くの皆さんがこの地震で被災をされ、今なお避難生活、また不自由な生活を余儀なくされている方がいらっしゃいます。先ほどの神山委員の...全文を見る
○岡本(充)委員 なかなか、地震も火山も、まだまだ予知するのが難しいという中なんでしょうが、きのうのニュースで、ごらんになられた方もいらっしゃるかもしれませんが、海上保安庁がいわゆるプレートのひずみを計測していた、その結果が公表されました。  きょうは海上保安庁にも来ていただい...全文を見る
○岡本(充)委員 これまで政府として巨大地震の発生するという震源域よりもややずれた場所でも見つかった、こういう理解でよろしいですか。
○岡本(充)委員 私が聞きたいのは、これまで政府が想定していた地震の発生域と少しずれた部分でもひずみがあった、こういう理解でよろしいですか。
○岡本(充)委員 つまり、おおむねということは、ちょっとずれているところがやはりあるわけなんですよ。  それで、きょうはいろいろな各省庁に来てもらっているんですけれども、これを受けて、どのように今後地震のシミュレーションをしていくか。おおむねという話でしたけれども、どこにより大...全文を見る
○岡本(充)委員 今、気象庁の方は、新たな知見が得られたんだ、したがって、これを踏まえてという話をされました。  内閣府の方は、当然、これを踏まえて新たな被害想定もしくは対策を考えていかざるを得ない、こういう理解でいいんですよね。
○岡本(充)委員 何か内閣府だけ後ろ向きなんですよね。新しい知見が得られたわけだから、これを用いて、どこで大きな地震が起こる可能性があるか、検討ができる状況になったんです。必要に応じてと言いますけれども、そうしたら、何のためにこれを研究しているのかわからないわけであります。  ...全文を見る
○岡本(充)委員 これは二ページ目にもあるように、実は観測点は、日本にある海溝、プレートの中で、まだ観測できているポイントが少ないですね。北海道沖だとか、それから沖縄の方面、そして小笠原諸島の方にも海溝があるわけであります。こうしたところでも地殻の動きがあるわけですから、今後こう...全文を見る
○岡本(充)委員 それは、観測点を広げていくという理解でよろしいんですか。
○岡本(充)委員 これはやはり、大臣、観測地点を広げていく必要があると思いますよ。内閣においても防災の観点から発言をする責任者でもある河野大臣に、この今の観測点の状況は、日本周辺のプレートを把握している状況にはないわけですから、それ以外の地域にも多くの国民が住んでいるという事実を...全文を見る
○岡本(充)委員 続いて、きょうは、三月十七日に私が当委員会で質問をさせていただき、そしてその際、皆さんのお手元にお配りをした資料に、ある意味、間違った情報が載っていた、こういう話がありました。これをちょっと訂正させていただきたいと思います。  きょうは国土交通省にお越しいただ...全文を見る
○岡本(充)委員 きょうは政務官にお越しいただいていますけれども、これで議論した記憶がおありだと思います。  やはり本当に、資料が間違っていたというのなら、これは、たまたま私、きょう質問になるので、ことしの分はどうなんですかと聞いたら、ことしの分はこうですと持ってきた。持ってき...全文を見る
○岡本(充)委員 政務官、政務官として申しわけなかったというお気持ちはないんですか、こういう資料で議論をさせてしまった結果として。誰もそれを言わないんですけれども。
○岡本(充)委員 いやこれは、こんな議論、この紙で議論をしたんですよ。これが五月だとか六月に議論したものが進まなかったというなら別ですよ。それは間違いなく、三月の十六日に持ってきた資料。それが三月の末までに終わらないのは、もうわかっていたんですよ。それにもかかわらず、三月十六日に...全文を見る
○岡本(充)委員 当然だと思いますよ。だって、それがなければ対策をとる必要がないんですから。したがって、今お話しになられたことをしっかりやっていただいて、こういうことが二度とないようにしていただきたいと思います。  その上で、そのときの資料とがらっと変わっちゃいましたから、一つ...全文を見る
○岡本(充)委員 内閣府は、この五十五年間に少なくともマグニチュード八級の地震が、東南海地震が起こる可能性は何%と想定していますか。
○岡本(充)委員 つまり、九〇%程度の確率で、この事業が終わる前に地震が来るということを今政府として認めたわけですよ。このペースでいくと、五十五年かかってしまう。そして、五十年以内にマグニチュード八から九、このクラスの地震が起こる可能性は九〇%程度だと言っているんですよ。九〇%程...全文を見る
○岡本(充)委員 終わりますけれども、ちょっと、そんなトーンでやっていたら間に合わないし、もう何十万人の人がここに住んでいる、その事実を、ぜひ大臣、認識をしていただきたいと思います。  終わります。
10月28日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○岡本(充)委員 委員長、今の運営でもそうですけれども、私からもちょっとお願いしておきたい。  きのう、この委員会が開かれる時間が二転三転しました。十時十五分に、この委員会、私の質問は十二時直前だという話になり、そして夜の十一時三十八分に、やっぱり九時五十八分から質問してくれと...全文を見る
○岡本(充)委員 ぜひ、もう今後こういう運営をしないでいただきたいことをお願いして、質問に入ります。  それでは、まず最初、今回大きな議論になっている、この法案の施行日についてお伺いをしたいと思います。  委員として御質問に立たれた井坂委員が、施行日を四月一日にすることについ...全文を見る
○岡本(充)委員 そこで、もう一つさらに問いたいんですけれども、これは、四月一日にすると、当然必要な財源がふえてくると思うんですけれども、財源は幾らというふうに提出者は考えているのか、御答弁いただきたいと思います。
○岡本(充)委員 特にこれについて私が指摘をしたいのは、大臣は、十月二十六日の柚木委員への答弁に立って、老齢基礎年金の平均受給額、この場合は老齢基礎年金の話をしていたんですけれども、二・一万円であるから、一人当たりは四カ月分で八・四万円の増額、二・一掛ける四。それから、総額は、二...全文を見る
○岡本(充)委員 三百四十億円がどこから出すのかというのを、その後言われるわけですね。三百四十億円の財源が要るわけであります、こう言われているんですけれども、この三百四十億円のいわゆる財源を探してくる話じゃなくて、半分は保険料から出るという意味でいえば、これだけのお金が必要なんだ...全文を見る
○岡本(充)委員 数字が、やはり結構な金額が出ていくことになるんですよね。私の推計、大臣のお話から推測すると、老齢基礎年金で五百十億円ぐらいのお金が必要になってくる。それも、積立金の方から必要になってくる、保険料の方から必要になってくるという理解で正しいですよね。  だとすると...全文を見る
○岡本(充)委員 五百十億という数字は、それでよろしいですか。
○岡本(充)委員 いやいや、金額は幾らかと聞いているんです。そうしたら、五百十億じゃないのであれば、幾らなんですか。
○岡本(充)委員 つまり、では、給付費として一千億円であるということは、先ほどのお話で、保険料はざくっと言うと五百億から五百十億、これでいいということですね、いわゆる積立金の方に与える影響。
○岡本(充)委員 ちょっと時間がありませんので、これは後ほどまた聞こうと思いますけれども、六百五十億円になる前提の根拠というのもあるんでしょうし、またお聞かせいただきたいと思います。  その上で、未統合記録が問題になった時代がありました。これは結局、先ほどの議論で気になっている...全文を見る
○岡本(充)委員 何件の記録があるんですか。何万人ではなくて、何件の記録があるんですか。
○岡本(充)委員 ちなみに、そうすると、これは通告していませんから、これもぜひ調べてもらいたいんですけれども、十年未満で、今から加入すれば十年を満たす方、こういった方は未統合記録の中にやはりいらっしゃいますよね。こういう方が何人いて、その方が一体、先ほどのお話で、何件ぐらいの記録...全文を見る
○岡本(充)委員 この八・五万人というのは、先ほどから話題になっている六十四万人の中に入るという理解ですか。それとも、その外にいるんですか。
○岡本(充)委員 これは、さらに言いますと、もう一度確認をしたいんですけれども、六十五歳以上で、今から加入すれば十年を満たす方が六万人という答弁を過去にされていますね。これは、後納できる制度を利用して、それで十年を満たす方が六万人ですか。それとも、これは今から前向きにお支払いした...全文を見る
○岡本(充)委員 では、これは後納制度を使うと、さらにこの人数が膨らむということですね。
○岡本(充)委員 六十五歳から七十歳の人に限って言うと、それは任意加入していますけれども、要するに、十年を満たす可能性がある方、これを機に、本来であれば、六十五歳から七十歳だけでそうですよ。  では、六十歳から七十歳でもいいです、六十歳から七十歳でもいい。要するに、今現在では十...全文を見る
○岡本(充)委員 そこで大臣、ここまでの話を聞いていていただいて、ちょっと答えていただきたい。  どうやら、今から任意加入をすれば、六万人の方が六十五歳以上でも十年を満たす可能性が出てくる。それ以上に、二十五年を払うことを前提にしたこれまでの制度で諦めていた方でも、十年を満たせ...全文を見る
○岡本(充)委員 ただ、これは、周知期間を設けて、例えば十年、二十五年の記録を持っている方に対してお知らせをしたけれども裁定の手続に来ない、こういう方が必ず出てきますよ。こういう方々に再度のお知らせをする必要がある。また、今から入れば加入できる可能性がある方で、お知らせをしたけれ...全文を見る
○岡本(充)委員 質問を終わりますけれども、これは、そんなに時間をかけずにちゃんと督促しないと、高齢の方が中心ですから、ぜひしっかりと再度の通知をするようにしてください。  終わります。
11月18日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○岡本(充)委員 大臣、午前中の議論を聞いていて、私、今回この法案に対しては初めて質疑に立つんですけれども、これまでの議事録もいろいろ読みましたけれども、本当にこの年金の議論は深刻だと思いますよ。  大臣、冷静に聞いてほしいんですけれども、これは本当に、抜本的な見直しをせずして...全文を見る
○岡本(充)委員 いや、大臣、それ以外の政策は考えていないんですか。例えば基礎年金の国庫負担率を上げるとか、オプションはほかにもあると思いますよ。今、大臣が考えている、以前に指摘をされているものはそういう話であるけれども、大臣として、もちろんやると言っているわけじゃない、検討する...全文を見る
○岡本(充)委員 いや、大臣、私はびほう策だと言ったけれども、小出しに出していくのが国民の信頼性を失っているという話をしているんですよ。これから先、支給開始年齢を引き上げるかもしれない、今回の年金のスライドの名目下限措置、維持をすると言っているけれども、これを撤廃するという話にな...全文を見る
○岡本(充)委員 結局、この資料で一番最後のところですけれども、財政再検証の話になるんですけれども、私は、国民年金の年度末の積立金を出してくれという話をしました。十六年検証に基づいた将来見通しと推計が出ていませんが、これは出してもらうようになっていますが、数字を教えてください。
○岡本(充)委員 きのうのレクの中で、平成二十一年財政再検証においての見通しと決算、二十六年財政検証の見通しと決算、そして十六年も検証しているわけですから、これについての見通しと決算、これを出してくれと言ったら、答弁の中で答えますという話でしたので、お答えをいただきたいと思います...全文を見る
○岡本(充)委員 いや、難しいからこの日には出ないけれども、委員会の中では答弁をさせてもらうと。これは結局、本当に、財政検証の見通しと実績、決算がどうだったかというのを見ないと、つまり、検証はしているけれども、その検証が正しかったかどうかはわからないんですよ。二十六年は、二年しか...全文を見る
○岡本(充)委員 だとすると、これは既に繰り延べ分は四千億円なんですから、それに利息が多少ついたとして、それがはっきりしないということだとしても、これを見ていただくと、二十六年財政再検証で、国民年金の積立金は、本当は十兆七千億円、ことしの三月三十一日時点でなきゃいけないお金が、八...全文を見る
○岡本(充)委員 先ほどの答弁で、四千四百五十四億円が幾らになっているかが確定するのは返すときだと言っておきながら、今度は二兆三千億円という、この先ほどの答弁とのそごはどういうふうに説明するんですか。
○岡本(充)委員 平成六年、平成七年の元本が四千四百億円だったものが、一兆九千億円、つまり五倍近い運用益を上げている。ほかの積立金も、そういうふうにふえていますか。(発言する者あり)
○岡本(充)委員 さっきの答弁と違うじゃないですか。一・九兆円は運用益だと言ったじゃないですか。ちょっとそれは、さっきの答弁……
○岡本(充)委員 さっきの答弁とそれは違うじゃないですか。一・九兆円は運用益だと言ったのに、今になって、昭和の時代の話があったというのでは、それは答弁が違う。さっきの答弁は何だったんですか。ちょっと、ちゃんと時間を返してください。こんないいかげんな答弁じゃ困りますよ、委員長。 ...全文を見る
○岡本(充)委員 いや、それは、今はそうやって言っているけれども、さっきは運用収入と言ったんですよ、大臣。それは先ほどの答弁と違いますよ。  もっと言うと、そもそも、その四千億円の前に、一兆三千億円、昭和の時代に貸しているお金がある、私はそれを聞いていたよ。聞いていましたから、...全文を見る
○岡本(充)委員 委員長、これが出なければ、やはり質問の続きができないんですよ。結局、検証をきちっとして、本当に想定をしたとおりになっているのか。つまりは、委員長、この一ページ前を見てください。こういう経済前提でやってきているわけですよ。  この経済前提、実際に、平成の二十一年...全文を見る
○岡本(充)委員 では、十二年間のうちで、何年見通しどおりになったのか、言ってください。
○岡本(充)委員 物価はどうですか。
○岡本(充)委員 賃金で十二年間で一回だけ、物価で十二年間で二回だけ、あとは全部外れているその推計に基づいて、国民に年金の将来像を出しているんですよ。  抜本改革するのを私はやはり避けてはいけないと思う。こういう経済情勢になっていることをみんなで共有して、私は年金の抜本改革をや...全文を見る
11月22日第192回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○岡本(充)委員 民進党の岡本でございます。  本日は、質問の機会をいただきまして、久しぶりに農林水産委員会での質問をさせていただきますが、いろいろな課題が山積をしておりますので、端的に御答弁をいただきたいと思います。  まず初めに、ちょっと先ほどの質疑を聞いていて、先ほど公...全文を見る
○岡本(充)委員 いや、私の聞いていることに答えてもらっていないんです。  この案は農家不安を起こす案だ、だから対策をしなければならない、このように大臣はお考えなんでしょうか。それとも、農家不安は起こらないから、この提言を実行するかしないかはもちろんこれからですけれども、実行す...全文を見る
○岡本(充)委員 どこが一致して、どこが一致しないんでしょう。では、ちゃんとはっきり答えてください。
○岡本(充)委員 大臣、これはちゃんとはっきり言ってくださいよ。これは農家不安を起こすのではないか、起こさないようにしなきゃいけない、こうおっしゃられるのであれば、どこが問題点だと農林水産省として考えているのか。合わないところがあると言われたんですから、それはどこですか。それは一...全文を見る
○岡本(充)委員 農林水産省が、こうした規制改革会議から出てきた意見で、もう既に二週間近くたとうとしているのに、何ら考えがない、意見がない、こういうことでいいんですか。意見があるんでしょう。お考えがあるんでしょう。やはりそれはきちっとお話をされるべきじゃないですか。言われっ放しで...全文を見る
○岡本(充)委員 傍観者ですね。それでは何か仲裁人みたいな話ですよ。やはり、政策をつくって、それを主導していく立場にある政府が、そんな、当事者間で合意してくれ、それを見て、落としどころができればそれでよかったというような話でいいのか。本当にこれは、こんな責任のない対応ではまずいと...全文を見る
○岡本(充)委員 見守っているだけでは、やはり農家が不安に思っているわけですよ、どうなるんだろうと。これは国会の決議に対する違反じゃないですか。ちゃんと政府として認識してやっているんですか。  では、例えばワーキンググループのこの意見はこの決議に沿ったもの、こうお考えですか。そ...全文を見る
○岡本(充)委員 例えば、先ほどの准組合員の利用に当たってはという話ですけれども、これは今回の提言でも出ておりますけれども、いわゆる准組合員の利用のあり方については、ことしの一月ですか、在日米国商工会議所意見書の中でも、准組合員の事業利用が多くなっていることに対して懸念が示され、...全文を見る
○岡本(充)委員 こういったまさに提言、これは海外からの提言でありますが、一方で、政府からもこれとほぼ同様の今回の提言、これがまさに国会決議の「自主的な取組」という文言と合致している、こうお考えでしょうか。いかがですか。
○岡本(充)委員 もう一回答えてください。自主的な取り組みにならない、こういう提言によってある意味強制的にやらされるというのは自主的な取り組みにはならない、こういう理解でいいんですね。
○岡本(充)委員 その考える主体は農協、こういうことでいいわけですね。
○岡本(充)委員 逆に言えば、私は、大臣、この協同組合、ロッチデールの原則、これは平成十六年の五月、私の国会質問に当たっても、この協同組合の原則の話を役所の方とした記憶がありますが、このロッチデールの原則の中には、やはり一人一票、民主的な運営というのが入っているんですよ。決めるの...全文を見る
○岡本(充)委員 いずれにしても、私も、決して農協改革を、全く後ろ向きというわけではなくて、この平成十六年五月二十日の私の議事録をもう一回読み直しても、監査のあり方だとか、当時の農協のさまざまな信用事業の課題だとか、こういう話も当時お話をしておりまして、決して改革が必要でないと言...全文を見る
○岡本(充)委員 そして、もう一つ聞きたいんですが、もし規制改革推進会議のとおりに改革を進めていって、単協や、またさまざまな事業主体が行き詰まる、場合によっては組合として存続できないよというような状況になった場合には、誰がどういう責任をとるのか、そして組合員や准組合員にはどういう...全文を見る
○岡本(充)委員 その検討というのは、大臣、いつ結論を出すんですか。
○岡本(充)委員 先ほどもお話をしましたけれども、農家は今不安に陥っている、どうなるんだろうと思っている、そこは大臣も認めますよね。今現状どうなるんだろうと不安に思っている農家の方がいらっしゃいますよね。どうですか、そこは。
○岡本(充)委員 結局、農家不安が今起こっているわけですよ。これでいつまでに農林水産省としてその打ち返しをつくるのかすら言わない。この状況が続いていくということは、もっと不安ですよ。せめてこのころまでに農家の皆さんに寄り添った対策をしますと、大臣として、責任者としてお答えをいただ...全文を見る
○岡本(充)委員 大臣、ということは、今月末までに農家の立場に寄り添った農林水産省としての打ち返し、先ほどから私も打ち返しという言葉を使っているわけです、打ち返しをちゃんとつくって、そして農家不安を取り除く、それでよろしいですね。
○岡本(充)委員 私の質問は、結論じゃないんです。農家の立場に寄り添って、きちっと規制改革推進会議のこの意見に対して打ち返しをつくり、そして農家不安を取り除く、今月末までに。よろしいですね、この点です。
○岡本(充)委員 私の地元の愛知県の農協の組合長の皆さんも、きのう多くの組合長の皆さんが陳情に回ったと聞いています。  本当に、農協の職員の皆さん方ももちろんそうですが、地元の農家の皆さん方もどうなってしまうんだろうと思っているということだけはもう一度お伝えをしておきたいと思い...全文を見る
○岡本(充)委員 紛争解決する、紛争を解決した結果、我が国の国益にならないと多くの国会議員が考えているけれども、それについて、国会でそれを覆すことはできない、こういう理解ですね。
○岡本(充)委員 いじらないような紛争解決の場合には、これは基本的に改めての批准の手続は不要なわけですから、紛争解決ですから、個別の事案について、これについては、国会でのいわゆる決議やさまざまな法改正等によってこれを覆すということはできない、こういう理解ですね。
○岡本(充)委員 私の聞いていることに答えていないんですよ。  だから、法改正も必要ない、紛争解決であって、解決をしましたと両国が言っているものに対して国会が介入することは、条文をいじらない、法改正が必要でないものについては国会としての関与はできない、これでいいですね。
○岡本(充)委員 なかなかこのTPPは、自民党の皆さんの中にもいろいろ思う方がいらっしゃると思いますけれども、農業分野に関して言うと、国益にかなうのかなと私は本当に疑問を感じているところでありますけれども、きょうは農林水産委員会ですから、主に、ちょっと別の観点で、食料自給率の話を...全文を見る
○岡本(充)委員 私は、今回のTPP交渉の結果を受けてじゃないんです。  一般論として、自由貿易が進行していき、関税が撤廃をされていく中で、カロリーベース、生産額ベースでの自給率というのは、日本の場合、下がっていく傾向になる可能性が高いですよね、こう聞いているんです。TPPに特...全文を見る
○岡本(充)委員 したがって、輸出をどうしていくかというのはもちろん鍵ですけれども、今の現状でなかなか輸出が伸びないということになってくると、やはり食料自給率は下がっていく、一般論としてはこういう理解でよろしいですね。いいか悪いかだけ。
○岡本(充)委員 それで、輸出をふやしていくということが重要だ、一兆円に、二〇二〇年、目指すんだ、これは今も変わりませんね。
○岡本(充)委員 その輸出を支援するための予算も、今回は補正予算でつけましたと。  現実的に、私の地元の話で恐縮なんですが、例えば、レンコン、ギンナン、また金魚を海外に向けて輸出をしたいと思っている人たちもいる。残念ながら、こうしたものに対しての支援と実績が明確でないと思うんで...全文を見る
○岡本(充)委員 いや、それは、私の地元なんかでも希望している人はいっぱいいますよ。  では、これは農林水産省としてしっかり支援していくということで、動いていただけるということでよろしいんですね。
○岡本(充)委員 では、具体的な動きを期待しております。  最後に、一つ抜けていました。金魚に対してはどうなんですか。
○岡本(充)委員 具体的には、随分、最近、中国などは国を挙げて支援をしているようですけれども、こうした内水面漁業の中でも観賞魚の分野、やはり日本が金魚などでも明治以来いろいろな取り組みをして品種改良を重ねてきた、こうしたものが海外で知られていない、これはやはり努力不足のところがあ...全文を見る
○岡本(充)委員 本当に最後に一つだけ、大臣にちょっと意見を申し上げて終わりますが、私の地元の弥富市の鍋八農産が、このたび、平成二十八年度の農林水産祭において天皇杯を受賞するということになりました。大変栄誉ある賞だと私は思っております。  この鍋八農産、私もよくお邪魔するんです...全文を見る
○岡本(充)委員 終わります。
12月02日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○岡本(充)委員 きょうは、非常に重要な長時間労働是正の議論をする場でありますが、委員の人数が足りないんじゃないかと思うんですね。非常に少ないと思います。この状況で議論するんですか、委員長。
○岡本(充)委員 いや、もう本当に、与党席、がらがらですよ。私は、こういう重要な話をする場でありますから、やはりきちっと、特に与党の議員に出席をお願いしたいと思います。  その上で、きょうは、労働安全衛生の観点から質問をさせていただきます。  大臣、そもそも、この労働安全衛生...全文を見る
○岡本(充)委員 産業医という制度は、確かに会社に対して勧告をすることもできるという話になっていますが、そもそも、この産業医が、例えば長時間労働をしている労働者の労働時間の是正を求めた結果、長時間労働をしている労働者の労働時間が短縮されなかった場合、どういう行動がとれるんですか。
○岡本(充)委員 部長、それは勧告等じゃないです。「勧告を」なんですよね。これは私の資料の十三条のところ、勧告等じゃないんです。勧告を行うんです。勧告を受けたときにはこれを尊重しなきゃいけないと書いているけれども、尊重しましたと言って長時間労働が是正されていなかった場合は、どうい...全文を見る
○岡本(充)委員 違うんです。産業医がどういう行動がとれるのか。産業医の仕組みというのが、今大臣がおっしゃられた、唯一の、心身の異常を来している労働者を救う、勧告ができる者なんですよ。この者が、今言ったような、おかしいじゃないか、こうするべきじゃないかと勧告をした、したけれども、...全文を見る
○岡本(充)委員 そうすると、部長、責任は会社にあって、長時間労働をしている社員がいて、その者が心身に異常を来し、それを産業医が気づいて会社に勧告し、勧告をしたけれども会社が何もしなかった、そうすれば、会社の責任であって産業医はその責任を免れる、そういう理解でいいんですか。
○岡本(充)委員 今回の電通の話でもそうですけれども、長時間労働している人がいて、これは本当に長時間働かせちゃまずいな、勧告をした、しかし、勧告をしても事業主が守らなかった、その場合に、労働安全衛生法上の違反はそこにはないわけですよね、ないんですね。  尊重だけしましたけれども...全文を見る
○岡本(充)委員 その話が大変驚きで、結局のところ、産業医が勧告をしても、それに対して一応尊重しましたと言えば、その後、長時間労働を是正しなくてもいいという今の答弁なんですよ、大臣。わかっていただけたと思います。  一方で、産業医の巡視及び権限の付与、これは二ページですけれども...全文を見る
○岡本(充)委員 ただ、それは、マスクがあればいいんですけれども、マスクを買いなさいと言ったとき、買わない可能性があるんです。物がそこにあって、耳栓をしなさい、耳栓をしませんでしたじゃなくて、耳栓すらないところで買わなきゃいけない場合には、産業医が買うわけにはいかないですね。 ...全文を見る
○岡本(充)委員 大臣、これは性善説に立っているんですよ。なかなか法律も、そもそも「直ちに、」と規則には書いてあるけれども、今部長は、直ちにじゃなくてもいい、こういう答弁をするわけですね。だって、安全衛生委員会を直ちに開くんですか。違いますよね。  これは、やはり実態と規則と法...全文を見る
○岡本(充)委員 大臣、二ページの上のところですけれども、これは十四条の四ですけれども、「事業者は、産業医が法第十三条第三項の規定による勧告をしたこと又は前項の規定による勧告、指導若しくは助言をしたことを理由として、産業医に対し、解任その他不利益な取扱いをしないようにしなければな...全文を見る
○岡本(充)委員 大臣、これはお金の話じゃないんです。人の命がかかっていますからね。会計監査のお金の話よりも、私は労働者の命がかかっているという意味で大変重いと思いますから、例示として適切ではないと思いますよ。ぜひそこは取り組みをしていただきたいと思います。  一方で、これは通...全文を見る
○岡本(充)委員 ぜひ確認をして、理事会に御報告をいただきたいと思います。  委員長、よろしくお願いします。
○岡本(充)委員 やはり、党の職員も労働者ですからね。だから、きちっとそこは選任してやってもらわないと困りますよ。  その上で、厚生労働省の職員の長時間労働について質問したいと思います。  厚生労働省の、まさに長時間労働の是正を含む労働基準法の遵守の担い手でもあります労働基準...全文を見る
○岡本(充)委員 これは、今すぐにとは言いませんけれども、どのくらい長時間労働しているか、一回調べて資料を提出していただきたいんですけれども、出せますか、めどを示して。
○岡本(充)委員 では、ぜひ検討した上で調べていただきたいと思います。  続いて、地方公務員の勤務の状況はどうなのかというので、もしくは国家公務員、ほかの公務員も含めて、人事院と総務省に来てもらっています。  資料におつけしているのは奈良県の時間外労働に関する協定ですけれども...全文を見る
○岡本(充)委員 今の奈良県の事例、こんな時間勤務させているかどうか、しっかり確認して、もしくは、どういう対応をとるのかということを総務省にぜひお願いしたいと思います。  それから、今の、厚生労働省でも、この三六協定、こんな協定でも受け取っちゃうというような話になったのでは、こ...全文を見る
○岡本(充)委員 時間が来たから終わりますけれども、千六百八十時間はやはり適正じゃない、できるだけ短くさせるといって、二十二時間四十五分働かせるのは適正になっているのかと言われたら、大臣、とてもじゃないけれども、これはそんな答弁じゃ済まないですよ。もう一回ちゃんと答弁してください...全文を見る
○岡本(充)委員 では、理事会でぜひ諮ってください、委員長、よろしくお願いします。  終わります。