小川淳也

おがわじゅんや

小選挙区(香川県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

小川淳也の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第164回国会 衆議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○小川(淳)委員 民主党の小川淳也でございます。よろしくお願いいたします。  これまでの我が党の質疑並びに先ほどの大串さんの質疑に関連をいたしまして、テンポよくお尋ねをさせていただきたいと思っております。  まず、BSEの問題に関しまして、副大臣にお尋ねをいたします。  こ...全文を見る
○小川(淳)委員 きのうも、質疑の中でも、小泉総理は同様のことをおっしゃっておられますね。アメリカ側の関係者等にルール違反という責任がある。  その後の対応ですが、ゼーリック国務副長官、ジョハンズ農務長官と中川大臣との電話のやりとり、抗議を含めてなされたと思っておりますが、その...全文を見る
○小川(淳)委員 しっかりやっていただきたいと思いますね、農水省さんには、本当に。  これは、農林省では農林省で大臣中心に徹底的にやっていただかなきゃいけません。しかし、この問題は、御存じのとおり、昨年十一月の日米首脳会談、これを一つの時間的な軸にして大きく事が動いてきた、そう...全文を見る
○小川(淳)委員 これも、安倍官房長官を中心に官邸でしっかりやっていただきたいと思います。  私が官邸と申し上げているのは、当然これは、小泉総理とブッシュ大統領との首脳同士の人間関係に基づいて、政治判断のもと、日本政府での検討が進められた。これに対しては、既に議論になっておりま...全文を見る
○小川(淳)委員 小泉総理は、この問題のある牛肉の輸入が発覚した後、ブッシュ大統領とは直接のやりとりをしておられますか。直接抗議しておられますか、あるいは逆に、ブッシュ大統領から小泉総理におわびの電話の一本でもございましたか。
○小川(淳)委員 これは、本当に私は怒っていますよ。日本国民は怒っていると思いますよ、なめられているんじゃないか、ふざけるなと。  しかも、この問題は、小泉総理とブッシュ大統領との恐らく個人的な信頼関係があるんでしょう、首脳中心で、首脳主導で、官邸主導で進めてきた話題。しかも、...全文を見る
○小川(淳)委員 とにかく、日本国民の誇りがしっかりと維持できるように政府として対応していただきたい。厳しいことも強いこともしっかり言っていただきたい、首脳同士で。強くお願いをしておきます。  さて、これはアメリカに責任があるというお話でした。被害者は日本国民ですよ。政府を信頼...全文を見る
○小川(淳)委員 当然ですよ。これはしっかり調査して、私の地元にも、早速輸入して、消費者の口にまで届けようとしたスーパーがありました。急いで店頭から引き揚げた。これは、賞味期限内に処分できなければ廃棄せざるを得ないと思いますよ。  七百五十トンという牛肉が経済的にどれだけの損失...全文を見る
○小川(淳)委員 二月までにまとめていただきたい。アメリカの結論を待つんじゃありませんよ、これは。日本政府として、これは日本の国内の事業者に、こんな被害に遭って、牛肉、たとえ一円分でも二円分でも、廃棄処分しなければならない責任は一切ありませんよ。アメリカ政府の決断を待つんじゃなく...全文を見る
○小川(淳)委員 とにかく、私たちの誇りが侵されないようにしっかり筋道立てていただきたい、お願いしますよ。  そして、今回のこの失態、農林省では一体どなたが責任を負われるんですか。副大臣、どうぞ。
○小川(淳)委員 アメリカが悪いですよ、確かに。しっかりやってもらわぬとだめですよ、こんなものは。でも、日本政府はだれもこれは責任をとらない。私、これは国民感情として、素朴な国民感情として納得できないと思いますよ。  副大臣、あなたはBSE対策本部本部長でおられますね。責任は、...全文を見る
○小川(淳)委員 頼みますよ、本当に。  三つ申し上げました。米国へのしっかりした抗議、そして被害を受けた事業者に対するおわび、謝罪と補償、そして責任者、担当者のかなえの軽重をしっかり日本国民に対して示すような処分、これ三つ、しっかり検討して対応していただきたいと思います。 ...全文を見る
○小川(淳)委員 はっきりしていただいて、ありがとうございました。  とにかく、ごめんなさいとか、賠償とか、申しわけないとかいうことじゃないということですね。あくまで公益性なんだ、建物がほっておいたら危険じゃないか、そこに住んでいる人、周りの人が迷惑をこうむるじゃないかというこ...全文を見る
○小川(淳)委員 事業者だから収益性もあるし、自己責任の度合いも高い、これはもうそのとおりですよ。だから、やはりそういう違いがあることは理解できますよ。  でも、公益性と言った以上、本質は変わらないですから、しっかり追跡して、本当に被害に遭われる方あるいは周辺におられる方、御迷...全文を見る
○小川(淳)委員 財務大臣、基本的に同じとおっしゃったわけですが、大臣は財政演説の中で、この構造改革の先にある社会は弱肉強食の社会ではないんだ、家族や地域社会のきずなの中で支え合っていく、活力と信頼に満ちた社会なんだとおっしゃったわけなんですね。  私は大臣に期待したいんですよ...全文を見る
○小川(淳)委員 こんなものは論証のしようがないんだ。  いいですか、世帯の単位が小さくなるということは、確かに一世帯当たりの所得は小さくなりますよ。だけれども、これはあくまで格差分布の話なんだ。小さい所得の世帯がふえたって、所得の大きな世帯も小さくなるんですよ。これは、世帯の...全文を見る
○小川(淳)委員 御存じないようだから申し上げますよ。  全国消費実態調査による年代別のジニ係数格差。三十代未満、平成十一年〇・二二〇、平成十六年〇・二三七に拡大。三十歳代、平成十一年〇・二二〇、平成十六年〇・二二三に拡大。四十代変わらず。五十代、平成十一年〇・二七七から十六年...全文を見る
○小川(淳)委員 私がお尋ねしているのは、これはやはり閣僚の皆さんはもう異論はないと思いますよ。やはり世の中の時流、社会の風潮の典型例として何らかの警鐘を鳴らしている、そう受けとめるアンテナが必要だと思いますよ。今統治を任されている日本国の内閣の閣僚としてですよ。お願いしますよ、...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございました。  とにかく、あの事件は私たち、ショックでした。閣僚の皆さんもショックだったと思います。しかし、その事件に対して、それとこれは別問題だとか、あるいは候補者として擁立したこと、これも別問題だとか、こういうことをすっぱりお答えになることの軽...全文を見る
○小川(淳)委員 ちょっと整理して申し上げますね。平成十五年から昨年までの二年間で交番数は百一軒減っているんです、日本全国で。いいですか。それで、来年春までの二年間にもう百五十五軒交番を減らすと言っているんです、警察庁の計画では。駐在所は、私がいただいた資料で、ピークは平成八年で...全文を見る
02月13日第164回国会 衆議院 予算委員会 第10号
議事録を見る
○小川(淳)委員 民主党の小川淳也でございます。一時間お時間をお預かりいたしました。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  松田大臣には大変気合いのこもった御答弁、ずっとお聞きをいたしておりましたが、少し冷静に、事実関係、前回の質疑の流れを踏まえまして、お尋ねを申し上げたいと思...全文を見る
○小川(淳)委員 五百七十五トンのうち四百八十一トンについては追跡できたというお答えですね。残りの九十三・四トンについてはいまだ追跡、確認ができないということ、これは引き続き当然確認をしていただかなければなりませんし、また、既にどなたかの口に入っている可能性がある、しかも、それが...全文を見る
○小川(淳)委員 まず、危険部位が混入したおそれがなければ念のために調査をする必要はない、おそれがあるから念のために調査をする必要性を感じた、そして指示をされた。そこは、そうおっしゃりたいお気持ちはよくわかりますが、やはり、既に輸入された分についても、政府として、日本国として心配...全文を見る
○小川(淳)委員 中川大臣、輸出入協会のこの要望、趣旨は理解いただけると思います。これは、農林省として、大臣として応援していただけますね。
○小川(淳)委員 既に輸入業者が抱えてしまって処分しようもなくて困っているものですね。これを買い戻せという主張に対して、日本政府として、そうだ、確かに買い取れという応援をしていただけますねという確認です。
○小川(淳)委員 両方です。
○小川(淳)委員 大臣、その理解できるというお気持ちを私は大事にしていただきたいと思いますね。  まさに、川崎大臣にしても中川大臣にしても、個人的に想像をしてこうだろうなと思う気持ちと、やはり大臣として、役所の責任者として口が裂けても言えないということとの矛盾、せめぎ合っておら...全文を見る
○小川(淳)委員 大臣、必要と考えているとした答弁書の中身を私はもっとよく読まれるべきじゃないかと申し上げているんですね。  必要と考えていただけなんですよ、答弁書では。それを、簡単に答弁書と事実が違っていたということをお答えになったこと自体の不正確さ、私はこの点についてもよく...全文を見る
○小川(淳)委員 大臣、口が裂けても言ったらだめですよ、閣議決定に従わなかったとか、やめる覚悟ができたとき以外は。その辺、よく額賀長官に御助言をいただいたらいいと思いますが。これ、口が裂けても言ったらだめですよ、こんな場で本当に。その辺の御自覚をいただかないと、牛肉輸入の再開だと...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございました。  二十七日にお尋ねをして、相談体制をつくるとおっしゃった。それが二月の一日にはきちんと立ち上がっている、大変歓迎すべきことだと思います。ただ、言いっ放しも多いんですが、つくりっ放しということも多いのが行政です。しっかりとつくっていただ...全文を見る
○小川(淳)委員 額賀長官、今、いろいろな方面、いろいろな角度からお答えをいただきました。どれ一つとっても大変大事な課題だと思いますね。  これは、十一年四月、調達改革の具体的措置、防衛庁、二〇〇五年の十二月、工事発注事務の適正化策、成田空港、十七年の七月、入札談合の再発防止に...全文を見る
○小川(淳)委員 北側大臣、ありがとうございました。ぜひその認識を大事にしていただきたいと思います。  これは決して揚げ足をとるわけではないんですが、十七年の七月七日、参議院の国土交通委員会、これは橋梁談合の問題を審議している最中です。公明党の山本香苗委員が北側大臣にただしてお...全文を見る
○小川(淳)委員 では、なぜ人事院がこの規制を所管しておられますか。
○小川(淳)委員 国家公務員の再就職については人事院の承認を要する。しかし、例外的に承認を要さない事例があると思いますが、総裁、その内容について御説明ください。
○小川(淳)委員 今、総裁がお答えになりました、人事院が直接承認しているのが、いただいた資料ですと、平成十六年、八十九件あります。人事院が直接承認している課長職以上の再就職ですね。課長職未満の再就職については各省に委任をされている。この件数が、同じ十六年で六百三十件、ほぼ七倍です...全文を見る
○小川(淳)委員 いや、ぜひそうなんですよね。やはりこれは、当事者に任せてしまってはお手盛りになる危険性が高いわけですね。だからこそ、人事院という第三者機関が監視をして、基準をつくって個別に承認をしている、これがあくまで原則だと。そして、人事院規則において、わざわざ危険性の低いと...全文を見る
○小川(淳)委員 確かに、命を投げ出して職務を全うすることが求められる特殊な公務員であることは事実だと思います。しかしそのことと、再就職規制に関して、他の各省庁に対しては原則的に独自には基本的には行わせていない、しかし防衛庁についてはいいんだ、あるいは道路公団、空港公団については...全文を見る
○小川(淳)委員 今のお答えで人事院総裁としてはもう精いっぱいだと思いますね。とにかく一般職の公務員についてはしっかり管理をしているんだ、それ以上のことを求められても困るんだ、そのとおりだと思いますよ。もう今ので精いっぱいだと思います。  しかし、政府全体としていえば、例えば防...全文を見る
○小川(淳)委員 それぞれでは不十分だと私は申し上げているんですね。  これ、もう一つ指摘をしたいと思いますが、営利企業への就職承認に関する年次報告、人事院の方で出されています。これは平成十六年。これを見ると、いかにもやはり再就職を支援したいんだな、できるものなら再就職させてあ...全文を見る
○小川(淳)委員 もう端的に申し上げます。  人事院とやはり公正取引委員会、この二つが公務員の再就職については、公務員の利益保護ももちろん必要、そして市場環境が不正常な環境にならないこと、これも必要、これをしっかり議論し合っていくことが私は求められるのではないかと。これ、思索を...全文を見る
○小川(淳)委員 今議論されている公務員制度改革では、五%削減するだとか、五年間でやるだとか、数字がやはり躍っているんですよね。数字は悪いことじゃありません。悪いことじゃありませんが、できれば、数字は目標ではなくて結果であっていただきたい。何を目指した、どんな理解に基づいた政策で...全文を見る
○小川(淳)委員 では、この件については次回以降にまたお尋ねしたいと思います。  ありがとうございました。
02月22日第164回国会 衆議院 予算委員会 第17号
議事録を見る
○小川(淳)委員 民主党の小川淳也でございます。  官製談合に関してお尋ねをさせていただきます。  まず、先立つ質疑の中で気になるやりとりがございました。額賀長官、世の中にはいい談合と悪い談合がありますか。また、談合とは結果の平等を図るものですか。
○小川(淳)委員 そのとおりだと思います。  ただ、先ほどの議論の中で、いい談合、悪い談合という言葉に対して失笑が起きるようなこの雰囲気、これこそが、その深層心理にやはり切り込んでいかないと本質的な解決にはならないんだと思います。  私は、とにかくこの談合の問題、本質的な課題...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございます。  二つ目です。資料の中ほどにございます、人事院から各省に委任をされた再就職承認に関して、独自に審査機関を設けているところはどうもないようであります。この点、例えば防衛庁には中央大学の外間先生、専修大学の岩井先生、弁護士の小室先生、このた...全文を見る
○小川(淳)委員 明確な基準であるかどうか、これはまた機会を改めて議論したいと思いますし、こういう時代ですから、念には念を入れた方がいいと私は思います。  三つ目です。各省ごとに談合情報等がいろいろ入ると思うんですね、調達契約に関して。そのときにどう対応するのかという事前の取り...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございました。  とにかく、これはどこかの組織のどこかの個人の問題ではありません。政府全体として信頼回復に努めて、とにかくできることから手をつけていただきたいと思います。  官房長官、ありがとうございました。  続きまして、額賀長官に再びお尋ねい...全文を見る
○小川(淳)委員 大変きれいな御答弁ですが、やはり関係者に対する処分、これはしっかりと念頭に置いて検討していただきたいと思います。  まさに額賀長官、調達本部事件のときに、事務次官を初め、これは全部で何人ですか、三十一名ですか、減給等々の処分をされておられますし、みずから進退を...全文を見る
○小川(淳)委員 これは略式命令でいいんですか。五十万円の罰金でいいんですか。
○小川(淳)委員 施設庁にお尋ねをいたします。  今回、この嫌疑の対象になっています契約、空調工事に関する契約、三件あるとお伺いしていますが、全部で総額幾らぐらいになりますか。
○小川(淳)委員 三件でおおむね三十億前後の空調工事、これに絡んだ談合事件というふうに了解をいたしました。  公正取引委員会にお伺いします。  大変勇気ある調査を、これは経済財政諮問会議ですか、十六年の三月十一日、「競争政策について」ということで提出をしておられますね。この中...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございました。  こういう調査をするというのは本当に思い切りが要ると思いますが、こういう分析をしていかないと、この問題というのはなかなか明るみに出していくことはできません。大変評価したいと思います。  その上で、三十億の発注工事に対して、一〇%台後...全文を見る
○小川(淳)委員 国会が、個別に罰則を強化せよ、個別の事件に対してもっと厳罰をもって臨めとかいうふうに申し上げるのは筋違いだと思います。しかし、仕組みの問題として、構造の問題として、もちろん、もっと罰則強化、これはかねてからの課題ですよね。  現在の刑法でも、二年以下の懲役刑は...全文を見る
○小川(淳)委員 こういう時代ですから、ぜひ厳正に対処していただきたいと思います。厳しい基準をもって臨んでいただきたい。決して甘い処罰になることがないようにお願いをしたいと思います。  加えて、もっと罰則強化の観点からお尋ねを申し上げます。  この談合事件、逮捕された道路公団...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございました。  関与行為が認められた個人はもちろんですが、やはり組織として、法人として構造的な問題をぜひ考えていただきたいと思います。  空港会社にお尋ねをいたします。  これも私ども、捜査機関ではありません、新聞報道された事実をもとにお尋ねを...全文を見る
○小川(淳)委員 施設庁にお伺いをいたします。これも報道された事実に基づいてお尋ねをいたします。  官製談合の受注配分に伴って天下りファイルが作成をされていた。受注金額とか受注件数、それを採点してポストの受け入れ先を調整していた。これは事実ですか。
○小川(淳)委員 徹底的に調査をお願いしたいと思います。  今、この場でそれぞれ関係者の皆様からお答えをいただいたとおり、私が申し上げたいのは、ただ一点です。この官製談合は個人の問題ではありません、組織犯罪です。何かのために脈々営々と続けられてきた、営まれ続けてきた組織犯罪であ...全文を見る
○小川(淳)委員 法務大臣、そうお答えにならざるを得ないと思いますが、もっと、法律にどう書いてあるか、組織犯罪処罰法にどう書いてあるかに忠実であるべきだと思います。初心に返るべきだと思いますよ。  これは、団体要件、共同の目的を有する多人数の継続的結合体としか書いていませんよ。...全文を見る
○小川(淳)委員 ぜひ再就職を一たん停止してみることをお考えいただきたいと思いますが、引き続き、国土交通大臣、昨年の五月から橋梁談合の問題が大きな問題になりました。これはもちろん、本省の話ではありません。ありませんが、厳重なる当事者意識を感じていただかなければならないと思いますが...全文を見る
○小川(淳)委員 おっしゃるとおりですね。  ただ、ここは誤解のないように指摘をしておきますが、早期退職慣行で四十代とか五十代とか、小泉総理もおっしゃっています。しかし、よくごらんになってください。これはほとんどが六十前ですよ。五十七、八、九、幹部職が終わった後、再就職していま...全文を見る
○小川(淳)委員 必要だったんだと思いますよね。  そこで、竹中大臣、なぜ必要なのかというところ、本当にこれはもう三歩、四歩掘り下げないと答えは出ないと思っています。  私は三年前、役所をやめました。そのとき嫌だったこと。一つ、退職金が少ないこと。一つ、医療、年金を初めとした...全文を見る
○小川(淳)委員 この日本の社会を硬直化させている、構造変化を難しくしている本質は雇用制度の硬直さにあること、これはぜひ本質を見きわめていただいて、今後の議論にちょっとでも生かしていただけたらなと思います。  谷垣大臣、ほとんど予算の話がなかったこの予算委員会、いかがでしたです...全文を見る
○小川(淳)委員 まあ、せめぎ合いをやっていることは事実ですよね、与野党間で。それは事実です。しかし、いろいろな事件が起きること、不祥事が起きること、失態が起きること、これらすべてが予算を調製されたその責任主体そのものの信頼性にかかわってくること、これはぜひ御自覚をいただきたいと...全文を見る
○小川(淳)委員 重ねてお尋ねいたします。  今回、特別会計それから一般会計、予算案を調製されました。この一般会計七十九兆六千八百六十億二千四百二十二万一千円、この中に、一円たりとも一銭たりとも無駄、むら、非効率はありませんね。
○小川(淳)委員 谷垣大臣、それ、言いたい気持ちはわかりますが、そこをぐっとこらえないとだめですよ。無謬であるかどうかなんて言ったらだめ。責任持ってやりましたと言わないとだめですよ。  それで、最後にお尋ねします。  そこまで努力して七十九兆円の予算をつくった。今回、国債発行...全文を見る
○小川(淳)委員 やはりそうだと思うんですよね。三十兆を守った守ったといって、予算の要旨ですか、もう一様に書いていますよ。それはいいことかもわかりません。だけれども、なおこの国は三十兆借金しないとやっていけないんですよ。そのことに対する責任意識というか規範意識、これは本当に重いと...全文を見る
02月24日第164回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
議事録を見る
○小川(淳)委員 先生方、きょうは本当にありがとうございました。たくさん示唆に富んだお話でしたし、何より、それぞれの分野において、先生方の熱情といいますか、その分野に対する情熱を感じることができたことは本当に幸せなことだと思っています。本当にありがとうございました。  その上で...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございます。私もそのとおりだと思います。  いわば自由主義は、社会主義との百年戦争に勝って、完勝して、私は、何かおごりが出てきているのかな。アメリカの市場主義もそうですし、対外的な外交、軍事の強硬路線を見ても、ライバルを失ったアメリカの大変なおごりが...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございます。  私も本当に近い考え方を持っていまして、つまりは、日本は高度成長期の幻想から覚めなきゃいかぬ。こんな、三十年間、四十年間かけてあなたの雇用を保障します、しかも退職するときにすべての元を取らせますという言い方そのものが、高度成長期のみに成...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございます。  とにかく日本というのは、本当にいろいろなことを根底から組みかえていかなければならない時期にそろそろ来ているんだろうなと、本当に心からそう思います。  郷原先生、お待たせいたしました。きょうは、郷原先生にお目にかかるのを楽しみにしてい...全文を見る
○小川(淳)委員 先生、なぜ私たちはそこをさまよっているんでしょう。未熟なんでしょうか、精神的に。
○小川(淳)委員 自由化とか規制緩和とか、自由、自由というわけなんですが、何か思うんですよね、多分、自由ほど不自由なことはない。自由というのは、本当は不自由なことであるはず。それまで外側に設けられていたさくを、今度は自分の心の中に立て直さなければならないはずなんですね、恐らく自由...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございます。  吉野先生、これは私の考えなんですが、先ほど、日本人は低負担・高福祉を望むんだということをおっしゃいましたね。  私は、日本にこういう時代が来ればいいなと思っているんですが、この間、ある民放番組でニュース番組を見ていましたら、北欧で街...全文を見る
04月11日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第9号
議事録を見る
○小川(淳)委員 民主党の小川淳也でございます。初めてこの行政改革特別委員会に参戦、参画をさせていただきます。委員長初め委員の皆様、閣僚の皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。  きょうは、特別会計改革また市場化テスト法案に対する集中審議ということでございます。  まず、特...全文を見る
○小川(淳)委員 幾つかポイントをおっしゃっていただきましたが、説明責任を果たすとか、透明にする、見えやすくする、これはすべて恐らく最初に谷垣大臣がおっしゃった無駄をなくしていくための手段ではないかという気がいたします。  とにかく、この特会改革の主眼は、私は、無駄をなくするん...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございました。  とにかく、無駄なものは無駄ですし、反省すべきは反省すべきだと思いますし、一方で、今大臣がおっしゃったように、これは自信を持ってやったんだ、何が悪いんだとむしろ胸を張って言えるぐらいのことがもっとほかにもあっていいと思います。一々、国...全文を見る
○小川(淳)委員 今のお話、整理して申し上げますが、このエコ・ステーション協会というのは、さまざまなそういう天然ガス等々の事業に対して、年間二百万円の補助金を三年間交付しているわけですね、年間二百万円を三年間。そして、その三年間、補助金を受けた会社に対して、年間五十万円を支払う賛...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございました。  本当にこれは喫緊の課題だと思いますが、いただいた資料によりますと、もちろんそういうところにもお金を使っておられるんでしょうね。その他、ニートの自立を支援するための地域における体制の構築三億円、若者自立塾十一億、若者の就業をめぐる悩み...全文を見る
○小川(淳)委員 もし仕事をとられた公務員の方は、その間どうするんですか、これは。民間へ移るんですか、いかがですか。
○小川(淳)委員 恐らく、担保されているとおっしゃったのは退職金のことだと思いますが、日本の退職金制度というのは、御存じだと思います、一年たったら一年分、三年で三年分、五年で五年分というふうに比例曲線になっていませんよね。つまり、少しでも空白期間があると不利になる仕組みになってい...全文を見る
○小川(淳)委員 とにかく、総じて申し上げますが、そういうことも含めて、政府全体が本当にやれることをやっていますという迫力を取り戻さないと、本当に必要な議論に入れないんですよね。  そこで、関連してもう一つお尋ねします。  今まで政府系金融機関とか周辺のことをお尋ねしてまいり...全文を見る
○小川(淳)委員 例えば、政府系金融機関からお金を借りた方が何%の延滞税を支払っているか、御存じですか、谷垣大臣。
○小川(淳)委員 一四%台なんですね。国税の延滞税もそうです、一四%。この低金利の時代に、国は、おれたちにきちんと期限までに払わなかった場合は一四%払えと言っているわけです。一方、国家公務員が不正に旅費を受給した、この返還は五%でいいよと言っている。もっと言えば、政府が債務の支払...全文を見る
○小川(淳)委員 竹中大臣、地方にはいろいろな事情を抱えたところが千差万別あります。ぜひそういったことも含めて、よく御検討いただきたいと思います。  時間もなくなりました。非常に限られた時間でしたが、とにかく申し上げたかったのは、この法案に書いているようなことは、言ってみれば庭...全文を見る
04月13日第164回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第8号
議事録を見る
○小川(淳)委員 民主党の小川淳也でございます。  きょうは、両参考人におかれましては、本当に貴重なお時間をこうして割いていただきまして、御意見を賜りますことを重ねて感謝を申し上げます。ありがとうございます。また、委員長には質問の機会をいただきましてありがとうございました。 ...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございます。  まずはその影響力の大きさと不偏不党というのがいかに難しいことかということを御自覚いただくことが恐らく出発点、それをもちろん研修とか良識、社員教育に充てていただく、さらには、やはり仕組みの問題としてお考えをいただくという順序立てになるの...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございます。もちろん、そうお答えにならざるを得ないことは、よく理解できます。そして、そうなることに関して、私は、恐らく視聴率の獲得という放送業界にとっては至上命題が大変大きな影響力を及ぼすのではないかというふうに想像いたしております。  そこで、両参...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございました。  私が下調べでお聞きした範囲ですと、関東地方で六百世帯がモニターされているということだそうですね。前日の一分ごとの視聴率が翌朝開示をされるということで、これは非常に、よく言えば速報性が高い、速報値が高い、細かい分析ができる、悪く言えば...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございます。おっしゃるとおりだと思います。  本当に、私ども選挙をやっておりますと、もちろん政策も大事なんですが、これに加えてさまざまな人間関係がせめぎ合うわけですね。そうすると、ある種の熱情を持って、勢いを持って、一気に短期間を駆け抜ける。それに伴...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございました。大変参考になりました。本当にありがとうございました。
04月25日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第13号
議事録を見る
○小川(淳)委員 民主党の小川淳也でございます。  委員長を初め理事の皆様、委員の皆様、また当局の皆様には、大変おくればせながらこの財務金融委員会に所属をさせていただいておりまして、何分にも初心者でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  きょうは木原委員の方から、木...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございました。  大変いい御趣味だと思いますが、やはり組織論、制度論としてもしっかりと考えていくこと、これはまさに両輪だと思います。そうした声が世の中にあることを、追って議論を進めてまいりたいと思います。  二つ目です。三条委員会であるのか八条委員...全文を見る
○小川(淳)委員 平成十八年二月二日、参議院予算委員会での与謝野大臣の御答弁を御紹介申し上げます。三条委員会、八条委員会の議論は大いにあり、我が党内でももちろんそういう問題はある、この事件が一件落着した後、落ち着いた雰囲気の中でこういう問題を含めて議論をきちんとする必要があると思...全文を見る
○小川(淳)委員 権限のお話、もちろんでございますが、そこにはやはり、三条委員会にしてしっかりと権限を持たせた上で何を載っけていくかという議論を進めたいわけでありまして、今の時点では、拮抗しているというお答えをいただいただけで満足であります。  それで、もっと本当は御紹介申し上...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございました。  私ども、本当に手も限られていますし、そう対案対案と走り回る余裕はありません。イギリスには伝統的に、与党は統治を担当する、野党は批判を行う、これでもって国家の運営のバランスをとっていくという伝統的な、何百年かけて血を流して民主主義の仕...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございました。  そういった工夫をして出していただいているわけですが、与謝野大臣、お答えになれる範囲で結構です。昨年の四月に、民主党提出の証券取引委員会設置法案を当然否決されたわけでありますが、当時、与謝野大臣は自由民主党の政務調査会長でおられたと思...全文を見る
○小川(淳)委員 まあ、そうでしょうね。そうなんでしょうね。そういうことなんでしょうが、その中身を本当は、また今度、機会を改めて、ぜひ詰めさせていただきたいと思います。  今、企画立案を切り分けたと古本委員おっしゃいました。企画立案とそれから現場監督、検査というのは、金融に限ら...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございました。  これは本当に行政の世界では永遠の命題だと思うんですが、私も、きょう質疑に立つに当たって、一体どっちなんだろうと相当自分なりに苦悶しました。  私なりの考えなんですが、企画をする人間と、それから制度設計に従って現場で動いている者を監...全文を見る
○小川(淳)委員 とにかく、できるんなら、企画立案と現場監督と検査というのは、資源が許すんならやはり分かれた方がいいと思います。  ただ、普通は、通常の行政の現場において、それだけの人員とかお金をかけるというのは無理ですね。しかし、この証券市場というのは、投資家の数は三千万人で...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございました。  横断化というのはやはり大きなテーマだと思いますね。今までばらばらにやっていたもの、それから網の目をくぐっていたものをあぶり出すんだという、大変いい取り組みだと思います。  では、お伺いするんですが、なぜ銀行と保険は入らないんですか...全文を見る
○小川(淳)委員 投資性が強いものについてはそうだというお話でしたが、預金とか保険というのはリスクがないんですか、いかがですか。
○小川(淳)委員 私は、もうそろそろ日本人として発想の転換が必要な時期だと思うんですが、預金というのはやはり銀行に金を貸しているんですよね、金を貸された銀行がまた貸しているんですよ。これがあたかも安全で元本を保証されているかのように装ってきたのは、これは幾ら突っ込んだんですか、十...全文を見る
○小川(淳)委員 あれはやはり余力のある人を見定めて電話しているんでしょうかね。私も、金を買えとかなんとか、よく電話がかかってきて嫌なんですが。  今回、そういう電話勧誘を禁止するのは、外国為替証拠金取引を今予定されているわけですね。なぜ商品取引、しないんですか。なぜですか。
○小川(淳)委員 経済産業省からお越しいただきました。  これは、商品先物取引に関する苦情件数というのは最近減っているそうですね。直近の数字でどのくらいおありですか。
○小川(淳)委員 いいことですよね、七千件から四千件に減るということは。でも、対象にしないんでしょう。しないんですよね。  外国為替証拠金取引については、同じく国民生活センターにどのくらい相談件数が寄せられていますか。
○小川(淳)委員 今お聞きいただいた数字のとおりですよね。商品先物の方は、これは頑張っておられるんですから七千件から四千件に減少。確かにこれは、外国為替、気をつけなきゃいかぬですね。一千四百件から二千九百件に増加しています。しかし、それでも一千三百件ぐらいの開きがありますよ。世の...全文を見る
○小川(淳)委員 とにかく、しっかり闘ってくださいね。  もう一つ、罰則をこれは強化されていますが、例えば、インサイダー取引に関してどういうふうに罰則を強化されましたか。
○小川(淳)委員 平成十八年の一月十三日付で、株式会社ガーラの社員に係るインサイダー取引に関して課徴金を科しておられますね。どういう事案ですか。簡単に御説明ください。
○小川(淳)委員 ありがとうございました。  つまり、百五十万円出さなきゃ買えない株をインサイダー取引によって百二十万円で買ったわけですね。そうすると、三十万円の不正利益があった。これを課徴金で取り上げるのはわかりますよ、三十万円を。しかし、これ、重ねて罰金を科されるんでしょう...全文を見る
○小川(淳)委員 これ、談合の事案もそうなんですよ。この間、防衛施設庁の談合事件、三十億の不正利益が推計されていますよ。五十万円の課徴金で終わりましたよ。やった者勝ちですか、こういうのは。当然、不正利益は吸い上げなきゃいかぬし、罰則を三百万円から五百万円に上げたって、かけなきゃ意...全文を見る
○小川(淳)委員 私もやはり答弁席でそう言う側に回りたいですね。  もう時間もあれですから、最後、申し上げます。  とにかく、今回の法案、いい試みだと思いますよ。それは私ども、みんな評価しているわけです。しかし、私どもの仕事は、それを検証して批判をして、さらに高めていただくこ...全文を見る
○小川(淳)委員 私は、もう一つ、士気だと思います。  どうもありがとうございました。
05月16日第164回国会 衆議院 本会議 第30号
議事録を見る
○小川淳也君 民主党の小川淳也でございます。  小野委員長の御報告には、お言葉ではございますが、ただいま議題となりました政府提出、証券取引法等の一部を改正する法律案外一案に反対、我が党提出の証券取引委員会設置法案に賛成の立場から討論を行わせていただきます。(拍手)  大変残念...全文を見る
06月01日第164回国会 衆議院 本会議 第33号
議事録を見る
○小川淳也君 古川議員にお答えを申し上げます。  まず、国民投票法制の整備が改憲を目的とするものではないか、その批判についてのお尋ねがございました。  率直に申し上げて、そうした御批判に対しては耳を傾けねばならないと思います。しかしながら、あくまで冷静に、客観的に理解を求めね...全文を見る
○小川淳也君 石井議員の残余の御質問にお答え申し上げます。  まず、発議の方法と投票の方法に関するイメージについてお尋ねがございました。  憲法改正は、国家の基本的なルールの変更に当たります。それだけに、できるだけ具体的に、的確に民意を反映せねばなりません。だからこそ、可能な...全文を見る
06月05日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第1号
議事録を見る
○小川(淳)分科員 民主党の小川淳也でございます。  竹中大臣には本当に予算委員会以来いろいろとお世話になりまして、ありがとうございました。大変勉強になりましたし、今国会最後にこうして竹中大臣と向き合わせていただきますことを、本当に光栄に存じております。  また、この五年間を...全文を見る
○小川(淳)分科員 大臣、御指摘になられましたとおり、各省ごとのシェアというのは例年ほとんど変わっていないんですね。大体、毎年三百件から四百件の指摘事項があります。  総務省は、十五年も五件、今回が七件。これはちょっと不思議なんですが、十二年、十三年、十四年、全部四十件台なんで...全文を見る
○小川(淳)分科員 ぜひこれは一回分析してみてください。十四年まで四十件台でずっと来ている。十五年になっていきなり五件、劇的な変化です。ぜひこれは分析をしていただきたいと思います。  これを見てみますと、一番ひどいのが、ひどいというのはちょっと言い方があれですが、厚生労働省なん...全文を見る
○小川(淳)分科員 おっしゃることはわかりますよ。通知どおりに、規則どおりにやらなきゃいかぬということなんでしょうが、会計検査院としては、規則どおりにやられているかどうかを見る権能しかないわけですね。  しかし、それを受け取った側の判断、発想としては、そもそも何でリースはだめな...全文を見る
○小川(淳)分科員 もちろん、そのようにお答えにならざるを得ないと思いますが、これは平成十年に創設されて八年間たっている。その間、民間ベースでさまざまな基本的なインフラというのがどんどん進んでいる。これを、こういう時代ですから、やはり事業の存在意義そのものを厳しく見直していくとい...全文を見る
○小川(淳)分科員 これは、契約は義務なんですね。契約は義務であり、支払いは義務でない、そこの矛盾、これはどう説明すればいいんですか。
○小川(淳)分科員 大変苦しい御答弁、感情的にはよくわかります。わかりますが、法的にきちんと整理しないと、契約は義務なのに支払わなくていいということ自体の矛盾、これはNHKさんが信頼を取り戻していく過程と多分歩調を合わすんだと思いますが、私も、いろいろ御取材をいただくに当たって、...全文を見る
○小川(淳)分科員 ありがとうございます。  確かに、新しい役割を担うためにもリストラしていくという価値観は大変大事だと思うんですが、NHKさんというのは言うほどチャンネル数が多岐にわたっているわけでもなくて、例えば、地上波は総合放送と教育、それからラジオが第一、第二とFM、そ...全文を見る
○小川(淳)分科員 率直な御感想、ありがとうございました。  その上でお尋ねに入りますが、大きく二つお尋ねします。  まず、十六年から十八年にかけて大変大きな動きがあったといえば、三位一体改革だと思いますが、三位一体の三位、つまり補助金と交付税と税源移譲、この三つについて、こ...全文を見る
○小川(淳)分科員 ありがとうございます。私も、これはまずボリューム的には大変大きな一歩だという点、全く同感であります。  ところが、大臣もおっしゃいましたとおり、やはり、質的に本当に自治体の自由度を増したものなのか、そういうかぎのかけ方においては課題が残った手法だったな。特に...全文を見る
○小川(淳)分科員 ぜひお願いをしたいと思います。  足早に申し上げますが、交付税改革、これは、本当にすべての矛盾を解消してきたのが特会の借り入れだと思います。それから、国の借金もそうですね。あらゆる国家の矛盾を借金という形で解消してきた。これが本当に懸念材料。これは、それこそ...全文を見る
○小川(淳)分科員 本当に、おっしゃるとおり、数の上では、もともと明治時代に七万あった市町村が三十年かけて一万に減って、昭和になって三千、これがいよいよ千八百と。劇的な変化を推し進められたその実績というのは、本当に大きいことだと思います。  しかし、今、一・八兆円の削減効果とお...全文を見る
○小川(淳)分科員 ありがとうございました。  道州制の議論に関して、ぜひ一つ価値観をねじ込んでいただきたいんですが、市町村合併が多分広域化なり効率化というキーワードだったとすれば、例えば私は四国なんですが、四国四県を合わせますと人口四百万人、これは北欧諸国に匹敵する人口規模な...全文を見る
06月13日第164回国会 衆議院 財務金融委員会 第18号
議事録を見る
○小川(淳)委員 民主党の小川淳也でございます。  初めての国会も、終盤になりますと大分くたびれてまいっておりますが、元気に参らせていただきたいと思います。  まず、本当に、一月のライブドア事件に始まりまして村上ファンドの事件に終わったこの通常国会の会期ではなかったかと思いま...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございました。本当に何事にも動じない、本当に淡々とした御答弁だと思います。  これはいろいろな見方があろうかと思います。例えば、これはある報道で目にいたしました。六日の記者会見で経済同友会の北城代表幹事は、この村上ファンドの事件に関して、今回も検察が...全文を見る
○小川(淳)委員 確かに、こうして摘発をしていただいて、逮捕に踏み切って適正に処罰をしていただくということ、これは本当に大いに大切なことですし、大いに結構なことだと思います。一方で、こういった体制の問題、市場監視をもっと体制から考えていかないといけない。  与謝野大臣、せんだっ...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございます。  法律立てとかいろいろな議論はございますが、とにかく、道半ばの半ばの半ばということで、さらにさらに向上していただき、力を尽くしていただくということだと思いますし、この国会の議論でも、大変僣越ながら、やはり手綱を緩めることなく、しっかりと...全文を見る
○小川(淳)委員 おっしゃるとおりです。懲役に関しては三年から五年、そして罰金に関しては、個人で三百万円から五百万円、法人で三億円から五億円という罰則強化をされておられます。  加えて、これはおわかりになったらお答えください。今回の村上ファンドの事件、不正利益はどのくらいだと推...全文を見る
○小川(淳)委員 これも一説として申し上げます。一説として、不正利益は三十億と言われています。三十億の不正利益に対して、これは個人で罰するのか法人で罰するのかわかりませんが、五百万円の罰金とか五億の罰金、これはとてもじゃないですが量刑の均衡がとれません。  あわせて、これは不正...全文を見る
○小川(淳)委員 大臣、まさにおっしゃるとおりだと思います。器はでき上がった。問題は個々の事案に対するその適用の姿勢といいますか、最近の金融庁ですから、非常に厳罰をもって臨んでおられますので、その辺はある意味心配はしておりませんが、これまでの課徴金等々の様子を見ておりますと、まだ...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございました。  この委員会でも本当に審議を尽くした点でございますが、ぜひとも様子をよくごらんいただくことはもとよりですが、勢い後追い後追いになりがちな規制でございます。できるだけ先手先手で、消費者に被害が及ばないように、そういった姿勢で臨んでいただ...全文を見る
○小川(淳)委員 この足利銀行の破綻処理ですが、いつごろ終えられるめどをお持ちですか。
○小川(淳)委員 そういった方向性でぜひとも迅速に進めていただきたいんですが、足利銀行の破綻の発覚が十五年の十一月ですね。その仕掛かり中ですから、丸二年と七カ月、破綻処理に手を煩っておられるということです。その他、今まで百八十一行ですか、破綻処理。ずっと信用組合、信用金庫を含めて...全文を見る
○小川(淳)委員 おっしゃるとおり、長銀が一年五カ月、日債銀が一年九カ月、国民銀行が一年四カ月、幸福銀行が一年九カ月等々、大体一年、早いもので一年、長くても一年半程度で破綻処理を完了されております。  これは、当時の法制と足利銀行の破綻処理法制は、異なるんですか、同じですか。
○小川(淳)委員 大臣、おっしゃるとおりですよ。迅速に終えるというのと、それから、できるだけ国民負担を少なくして地域経済に対する悪影響を排除していく、これをうまく両立しながらこれまでの破綻処理もやってこられたんでしょう。そうですね。  ということは、この足利銀行のみに特殊な要因...全文を見る
○小川(淳)委員 大臣、お聞きのとおりでございまして、それまでの破綻処理に関しては、一年以内に処理を終えねばならないという法的な制約がございました。この足利銀行に関しては、できるだけ速やかに、可能な限り速やかにという、やや緩やかな制限になっているわけですね。  もちろん、一生懸...全文を見る
○小川(淳)委員 当時の価値観で確定して、とにかく税金を突っ込んででも金融システムを守るんだというのはそのとおりだと思います。  しかし、後から元を取っていくというんですか、そういう発想もあっていいんじゃないかと思いますね。資本増強で突っ込んだお金も、株価が上昇したことで元が取...全文を見る
○小川(淳)委員 八百億を余る訴訟での責任追及。これはざっと見ますと、例えば、長銀に対して、二十七名の役員に九十四億円の損害賠償、不正融資とか違法配当。それから、日債銀が、十二名の役員に対して四十五億。大きなところに行きますと、東京相和銀行は、十八名の役員に対して百八十九億。今仕...全文を見る
○小川(淳)委員 これは一人当たり大体十億、多いところだと十億ぐらいの損害賠償請求なんですが、これは実効性があるものだとすると、かねてから西川さんの退職金がどうだとかいう議論も国会でなされているみたいでありますが、やはりそんなにいいんですか、銀行の経営陣の方の報酬なり退職金という...全文を見る
○小川(淳)委員 実際には、遂行されて一部これは本当に獲得しているんですね、損害額、この請求額の一部は。本当にこれは意味ある訴訟であればいいんですが、限界なんですかね。こういう形で責任を追及して、普通であれば、これは本当に破産に追い込まれるでしょうね、これだけの額が確定すれば。 ...全文を見る
○小川(淳)委員 大臣、それはなぜですか。なぜ幅広く持っていただきたいんですか。
○小川(淳)委員 果実が多くなるというのは、預金者、投資家にとってですか。
○小川(淳)委員 大臣おっしゃるとおり、投資家にとっての果実というのも私もすごく大事な要素だと思いますが、やはり国内経済全体で見て、なぜ貯蓄から投資なのかということに関しては、ぜひすっきりした理念といいますか哲学といいますか、御説明をお聞きしたいと思うんです。  これは二月二十...全文を見る
○小川(淳)委員 大臣、ありがとうございました。  ぜひ、そういう観点に立って、これからも自由な経済、自由な市場を強く守りつつ育てていただきたいと思いますし、これからも我が党との間でいろいろ議論になると思いますが、そのためには十分な費用と人をかけて市場を守って育てなければならな...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございました。  全く同感です。私は、本当にこの財政赤字というのは、政府なり政治家の、目の前にいる国民に対して、もう百円、もう千円足りませんから出してくださいということを言う力の不足、信頼の不足、説得をして納得を得る力の不足、これが借金という形でずっ...全文を見る
10月26日第165回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第3号
議事録を見る
○小川(淳)議員 お答えを申し上げます。  改正案の発議方式についてのお尋ねでございますが、これは本当に国家の基本的なルールの変更に当たるわけでございまして、できるだけ民意を的確に、適正に反映してまいる必要があると考えております。したがいまして、委員御指摘のとおり、例えば安全保...全文を見る
○小川(淳)議員 同様でございまして、とにかく今改憲を望んでおられるかおられないか、そのことと切り離して手続法は議論するということでございます。御指摘のように、既にこの二時間余りの審議の中で、憲法の性格ですとか、あるいは委員長から子供たちに対するしつけといったことまで議論が深まっ...全文を見る
11月02日第165回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第4号
議事録を見る
○小川(淳)議員 民主党案におきましては、教育者の地位利用につきましても特段の制限を加えていないわけでございまして、議論になっております公務員の方、検察官、裁判官、教育者、これは極めて良識的な、高い良識を持った行動が常に求められているわけですから、まずはそこへ信頼を置きたいと思い...全文を見る
○小川(淳)議員 同様でございまして、とにかく表現の自由、自由な運動、自由闊達な意見交換を根本的に保障していきたいということでございます。その意味で、国民のいろいろな運動、意見交換を萎縮させないという意味で必要最小限の罰則に限定をしているわけでございまして、今回の法律案の中では、...全文を見る
○小川(淳)議員 一般論として、若い世代の当事者感覚といいますか、そういったことを啓発していく教育というのは本当に必要だと思います。  今、もう保岡先生がおっしゃったとおりでございまして、重ねて申し上げることはないんですが、私どもは、現実に十八歳以上という具体的な提案をしている...全文を見る
11月09日第165回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第5号
議事録を見る
○小川(淳)議員 民主党案につきましても同様でございます。  とにかく自由闊達な議論を巻き起こしたいわけでございますから、そのツールとしてテレビ広告等も例外では決してないという大前提に立っております。その点では、民放連さん、日弁連さんのおっしゃることもよく理解できるわけでござい...全文を見る
○小川(淳)議員 民主党案も同様でございます。  発議の主体となりました国会、その国会の中では、ある程度政党ごとにまとまった考え、価値観を持って発議をするわけでございますから、その政党に、議論の経過あるいは議論の状況、内容を当事者としてよく国民の皆様に御説明をするという責任があ...全文を見る
○小川(淳)議員 諸外国の例については大いに参考にすべきだと思います。ただ、今この委員会で、きょう現在において、このポーランドの事例をすぐに当てはめられるかどうかも含めて、これは慎重な検討を要すると考えております。
○小川(淳)議員 民主党案についても同様でございまして、現在、考え方を練り直している最中でございます。  当初は、とにかく各議員を平等に扱うという発想から来ていたわけでございますが、これはちょっと突っ込んだことを申し上げますが、私は、代表制の誤謬といいますか、現在の国会の勢力図...全文を見る
○小川(淳)議員 民主党案も同様でございます。発議者としての責任においてこの広報協議会を設置していくわけでございますが、他の国会のさまざまな組織、機関と同様に、基本的には所属議員数に応じてそのメンバーを選んでいくということでございます。ただ、この憲法調査委員会の運営でも既に体現さ...全文を見る
11月10日第165回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
議事録を見る
○小川(淳)委員 民主党の小川淳也でございます。  大臣、副大臣におかれましては、大変長時間の御審議、本当にお疲れさまでございます。また、委員の皆様もお疲れかと存じますが、もう一踏ん張り頑張ってまいりたいと思います。  冒頭、大臣から大変ありがたい御報告がございました。みずか...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございました。  同趣旨のことを、平成十八年の二月二十八日、総務委員会、竹中前総務大臣が我が党の渡辺周委員の質問に対してこのように答弁されております。「そもそも道州制特区は、道州制を考えるに当たって、北海道に関しては、道州制が将来とられたとしても多分...全文を見る
○小川(淳)委員 私は余り揚げ足をとるようなことを申し上げるのは本当は嫌いなんですが、二つだけ確認させてください。  大臣は、十一月八日、本内閣委員会における我が党の市村委員とのやりとりの中で、こう答えられました。今回の場合は、北海道の道民のいろいろな意見を聞いて、その中から、...全文を見る
○小川(淳)委員 林副大臣に重ねてお尋ねいたします。  副大臣も、同じく十一月八日、本内閣委員会の会議の最中、我が党の逢坂委員の質疑に対しまして、今お尋ねのありました議論の発端、問題意識、最初におっしゃられましたけれども、まさに北海道がなぜ最初のモデルなのかというところにもかか...全文を見る
○小川(淳)委員 もう余りくどくど申し上げません。私が申し上げたいのは、これはやはり政府として推進していくんだという強い意思があってしかるべきなんですね。そのエンジンがどこにあったか。小泉前総理が北海道からモデル的にやってみたらどうだという発想をされたとしたら、これは私はすばらし...全文を見る
○小川(淳)委員 その点だけ確認させていただければ満足であります。ありがとうございました。  そして二つ目。さきの委員会の質疑の中で、四百回ですか、タウンミーティングを行われた。これは、私自身、あるいは我が党我が会派としてのお願い、要請になりますが、具体的に、どこで、いつやられ...全文を見る
○小川(淳)委員 これは要請になりますが、改めて、既に教育基本法をめぐるタウンミーティング等でああいう遺憾な事態も発生しております。そういう意味でも、十分な御説明ないしは事実関係の確認をしていただきたいと思います。これは、各個別の資料、もちろん北海道庁の協力を得ないといけないんだ...全文を見る
○小川(淳)委員 御協力ありがとうございました。  それでは三点目、きょう午前中、四名の有識者の方、参考人をお呼びして、いろいろな御意見を承りました。これももちろん院として、内閣委員会として承ったものですが、これは政府にとっても大変参考になる意見が多かったと思います。大臣あるい...全文を見る
○小川(淳)委員 もちろん、積極的に評価される御意見も中にはございましたし、あるいは、大臣、副大臣にとっては非常に耳の痛い御意見もあったことも事実でございます。  それらを含めてここで議論を進めていくわけでありますが、特に私が非常に心にとどまりましたのは、やはり今回の道州制特区...全文を見る
○小川(淳)委員 道州制議論の本質論をつかまえたいと思っているんですが、今大臣から、ぜい肉とか行革というお言葉が出ました。道州制というのは行革ですか。
○小川(淳)委員 済みません、しばらく道州制本体の議論、本当にすべき本質的な議論におつき合いをいただきたいと思いますが、本来の道州制とは大臣にとって何ですか。何を目指しているのが道州制ですか。
○小川(淳)委員 副大臣、何かございますか。
○小川(淳)委員 目下のところ、大臣、副大臣のお務めはこの法案を通されることだと思います。しかし、本来の道州制に対して、この国の道州制担当大臣、副大臣ですから、本来の道州制とはいかなるものか、一体この国をどこへ引っ張っていこうとされるのか。そこには、やはりある種の哲学といいますか...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございました。  要点をうまく整理して議論を進めていかないといけないんですが、地制調の答申を御紹介します。  道州制の導入は都道府県制度の見直しにとどまらない。国と地方の双方のあり方の再構築、道府県制度に関する問題への対応にとどまらず、国の形の見直...全文を見る
○小川(淳)委員 人口とか面積ですと、これは四十七都道府県さまざまですから、なかなかぴたっとした理由に当てはまらない、これはもうお認めになられているとおりです。ずっと、例えば北海道が、三つ合併しただとか、国の所管機関が似ているのが大体三つだとか、これは情況証拠的な説明というのが成...全文を見る
○小川(淳)委員 鹿児島か宮崎か大分と一緒になれということですか。
○小川(淳)委員 沖縄がどうしても北海道並みになりたいと思ったときは、鹿児島、熊本、宮崎、いずれかと一緒にならざるを得ないと思いますが、いかがですか。大臣、いかがですか。大臣、今の政府の答弁、いかがですか。
○小川(淳)委員 沖縄に隣接した都道府県というのはどこですか。
○小川(淳)委員 大臣、百三十万人の沖縄県民を前にして、それ言えますか、本当に。私、やや感情的になって本当に申しわけないんですが、平成六年、自治省に入省しまして、最初の赴任地が沖縄県なんですよね。  日本には、本土のことを内地と呼ぶ地域が二つあります。一つは北海道、一つは沖縄。...全文を見る
○小川(淳)委員 大臣、予想していましたよ、文化の中に歴史が入るというお答えは。だけれども、本当にそうですか。  大臣、十一月八日、我が党の市村委員の質疑に対して、九州と北海道を比較されて、それは、地域、歴史、文化、いろいろ違うと。きょうの質疑、群馬県内の高崎とどちらでしたっけ...全文を見る
○小川(淳)委員 副大臣、お言葉ですが、つまり歴史を考えれば考えるほど、九州と沖縄は一緒になれないんですよね。やはり琉球王国と内地なんですよ。琉球王国の歴史を背負った百三十万県民とその他なんですよね。これは、私が申し上げているのは特に沖縄のことをやはりよく知っているからというのは...全文を見る
○小川(淳)委員 私は、今回のこの制度を見まして一番に、一番にというか、いろいろなやりとりをしながら思い浮かんだのが、政令指定都市なんですよね。市町村制度があって、特に人口要件、面積要件、面積要件は最近外れたんですかね、政令市、中核市、特例市という特別の市域制度があることは御存じ...全文を見る
○小川(淳)委員 北海道についてはいかがですか。
○小川(淳)委員 はっきり確認させてください。北海道が嫌なら、この法案が通った後もこの特例県にはならないんですね。北海道が嫌なら、拒否すれば。
○小川(淳)委員 これは、住民投票の要否とも絡んで、実は意外に法制的には重要なところだと思うんですが、自主的にやっていただく、あるいはぎりぎりのところを拒否できる可能性があるという法制を前提に、これは当然のことですが、やはりよく北海道の意向をお聞きいただかなければなりませんし、北...全文を見る
○小川(淳)委員 それは思ったより忙しそうだなということですか。
○小川(淳)委員 大臣、既に御答弁の中で、そういう少ないという意見があるだとか、あるいはシャビー、シャビーというのは英語ですか、私よく知らないんですけれども、シャビーだという声もあるとかいうことをおっしゃっているんですが、それは世間にある声ですか、大臣御自身の評価ですか。
○小川(淳)委員 ということは、大臣としてはどう評価されていますか。
○小川(淳)委員 どの仕事も重要なことは間違いありません。  冒頭申し上げた本来の道州制議論、やはりここを常に頭のどこかに置きながらこの法案審議には臨んでいただかなければなりませんね、担当大臣として。それで、申し上げたように、この法案が一体そこに向かって一里塚なのか、二里塚なの...全文を見る
○小川(淳)委員 大臣、もう一度お尋ね申し上げます。  将来の本来の道州制、冒頭議論しました。国家内国家、国家内準国家をつくっていくぐらいの国家構造の変革という大目的をにらんで、今回の法案に具体的に盛り込まれた、申し上げますよ、結核児童の療育給付、従来国立病院については道が指定...全文を見る
○小川(淳)委員 副大臣、お考えありますか、今の質問。
○小川(淳)委員 大臣、私はボリュームについてお聞きをしたかったわけですが、それは器が大事だ、そのとおりでしょう。であるならばなおさらですが、私は本当は揚げ足をとるのは嫌いなんですけれども、間違っても弾み車だとかいうことをこの場で担当大臣としておっしゃるべきではないと思いますが、...全文を見る
○小川(淳)委員 見苦しい水かけ論をしたくありませんので指摘にとどめさせていただきますが、とにかく残された時間、ぜひとももう一つ本質に行き当たっていただきたいんです。  私は、これはなかなか公式にお認めになるのは難しいと思います。難しいと思いますが、さっき申し上げた将来の大目的...全文を見る
○小川(淳)委員 私の方から大臣にお答えをいただきたかった内容を申し上げます。  つまり、道州制を進めるに当たって、やはり二つあると思うんですよね。  一つは、本当に不安なんですよ。本当にどこまでやっていいのか。これは手探りです。リスクをとりながらやっていかなきゃいけない。こ...全文を見る
○小川(淳)委員 そのとおりだと思いますね。本当にそういう目で取り組んでいただきたいと思うわけですが、であるならば、先ほどお尋ねをした、例えば個々の特例に関して本当にどれくらい事務量があるんだろうと、これは、もちろんお忙しいと思いますよ。お忙しいと思いますが、当然出てこなければな...全文を見る
○小川(淳)委員 やはりそこに意識を持っていただくと、これは北海道が出してきたのは本当に全部か、水面下で調整した結果抹殺されたみたいなのはないだろうなというところまで、大臣、副大臣、意識を持っていただかないと、この話は生きてきませんよ。  それからもう一つ。ジェットエンジンだと...全文を見る
11月30日第165回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第6号
議事録を見る
○小川(淳)議員 今与党の方からのお答えと同趣旨でございますが、時に扱っているテーマが非常に抽象的でしたり、あるいは専門的であったりといったようなことがあるのも事実でございまして、これに対しては簡単で早い道のりというのはないんだと思います。とにかく国会でしっかりと本筋にのっとった...全文を見る
○小川(淳)議員 そもそも、憲法が最上位に位置する最高法規でございまして、あらゆる法律案がその価値観にのっとった格好で体系的に整備されているわけですから、憲法の改廃を議論するということであれば、当然、さまざまな影響について調査するということは基本的な要請だと思います。  ただ、...全文を見る
○小川(淳)議員 発議をした当事者が最も経過、内容をよく知る者としての責任を果たしていくという意味で、国会議員、国会そのものが広報協議会を構成していくという立場に立っておるわけでございますが、ただ、高見参考人御指摘のようにそれぞれの議員は採決において旗幟を鮮明にしているわけでござ...全文を見る
○小川(淳)議員 民主党案も同様でございまして、実質的に発議と投票という一連の手続を整備するものでございますから、法形式上も今回の法律案で一体的に改正していく、実質に合わせて形式を整えるという趣旨でございます。  所管委員会も同様でございまして、国会法が議院運営委員会に所属をす...全文を見る
○小川(淳)議員 民主党案も同様でございます。  この憲法改正に関する投票ということの重みに事は尽きるんだと思います。とにかく、公開で慎重に十分な審議を要する、相当長期の審議に臨まなければならない、そして国会での特別多数決に備えなければならない、こういった要請から、特別の審査会...全文を見る
○小川(淳)議員 民主党案も同様でございます。  とにかく、最高法規をさわるわけですから、それが下部の法規、法体系にどういう影響を及ぼすかということについては、基本的な調査を進めていくというのは必要な要請だと思います。  ただ、一方で、憲法的な価値観からする基本的な調査は必要...全文を見る
○小川(淳)議員 民主党案につきましても同様でございまして、とにかく国会の総議員の三分の二という特別多数決を要請されているわけでございますから、それを意識した、例えば意見表明、意見交換、そして意見集約という運びの部分についても、相当その特別な要請に対応した形をイメージする必要があ...全文を見る
○小川(淳)議員 私どもといたしましても、将来的にこれはあるかといえば、あり得ることなんだと思っています。  ただ、現在には現在で、やはり三権分立ですとか、それから司法による違憲審査とかいう現在の体系があるわけでございまして、今、国民投票制度について審議をしているその延長線上に...全文を見る
12月07日第165回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第8号
議事録を見る
○小川(淳)議員 お答え申し上げます。  委員御指摘のように、そもそも、公職選挙と異なりまして、厳格に無効票を排除して相対的な順位を競うという性質の案件ではないことから、私どもとしては、積極的な賛意を拾っていけば国民の承認を得られるのかどうか判断できるというところから出発したわ...全文を見る
○小川(淳)議員 民主党案も同様でございます。投票率の高い低いに関しては、これは公職選挙の際も同じような議論が出てくるわけでございまして、やはり高いにこしたことはありませんし、低いことは望ましくないという全く同様の考えを持っております。  そこで、投票率を上げていくように努力す...全文を見る
○小川(淳)議員 民主党案についてお答えを申し上げます。  この点は、まさに出発点においては与党案との間に相当な開きがあったところでございまして、私どもはそもそも一般的な国政問題に関する国民投票制度をこの際設けたらどうかという主張をさせていただきました。その意味では、御指摘の予...全文を見る
○小川(淳)議員 民主党案も同様でございます。基本的な調査をしっかりやるべきだ、あるいは別の機関でやるべきだという御主張については、それなりに力のあるものだと思っております。  ただ、大きく違いますのは、国民投票法制がこの法案が成立した時点で完備をされる、つまり、いつどの段階で...全文を見る
○小川(淳)議員 民主党も同様に考えておりまして、これは両党がそれぞれ案を提示したことで、かえって国民の皆様から見える場でいろいろな意見集約が進んできたというのが、この委員会審議の一つの成果じゃなかったかという気がいたします。その意味で、大分歩み寄りができてきたところもございます...全文を見る
○小川(淳)議員 今赤松先生から、世代を反映した御答弁がございました。  私は四十六年生まれでございまして、やはりそれなりに公民教育とか憲法教育、社会科での授業は充実していました。しかし、振り返りますと、憲法というのはやはり変わらないもの、変えられないもの、変えてはならないもの...全文を見る
○小川(淳)議員 私どもも同様でございまして、これは本当に、報道番組あるいはバラエティー番組を含めて、大変大きな影響力をメディアが持つことになるだろうという気がいたします。その上で、それをやはり信頼して、自律的、自主的な倫理観でもって報道に努めていただくということで、今回、特に規...全文を見る
○小川(淳)議員 民主党といたしましても、立法府あるいは政党に所属する者として、この国民の意識喚起というのは大変重要と考えております。  まずは、議論を進めてきた内容、経過を一番よく知っている当事者として、この広報協議会あるいは投票公報の発行、それから無料広告枠を活用しての意識...全文を見る
○小川(淳)議員 ここもやや私見が入らざるを得ないあれかもしれませんけれども、御指摘のように、特に歴史認識とかあるいは核武装それから集団的自衛権、委員が個別に御指摘になりましたこういうものについては、まるで遠心分離器にかけたかのように議論がどんどん拡散をしてさらに対立が深まる。こ...全文を見る