小川淳也

おがわじゅんや

小選挙区(香川県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

小川淳也の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月17日第171回国会 衆議院 議院運営委員会 第12号
議事録を見る
○小川(淳)委員 民主党の小川淳也でございます。  本日は、所信をいただく機会をいただきまして、ありがとうございました。  率直に、長年の報道機関におけるお勤め、また政府関係機関での御活躍に敬意を表したいと思います。海外での豊かな勤務経験、そして国土審議会を初めとした公務での...全文を見る
02月26日第171回国会 衆議院 総務委員会 第5号
議事録を見る
○小川(淳)委員 民主党の小川淳也でございます。  予算関連法案についてお尋ねをいたしたいと思います。  その前に、鳩山大臣、これは御準備いただいておりませんので、個人的な御所感で結構です。二、三お尋ねをしたいと思います。  私、今週月曜日、上京する前に、地元香川県なんです...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございました。  重ねてこの点、逆サイドから意見を申し上げさせていただきたいと思うんですが、全般に元気のない麻生内閣において、鳩山大臣の存在感というのは、大変勇ましく、また楽しい、今のやりとり一つお聞きしても、際立った存在感だと思いますが、何か人気も...全文を見る
○小川(淳)委員 過分な御答弁をありがとうございました。  今、特に政治に関してわかりやすい発信とか、あるいは単純明快なコメントとか、そういうのがもてはやされる傾向にあるんだと思います。それには確かに一つのニーズがあるのでしょう。しかし、恐らく、本来政治はわかりやすいものではな...全文を見る
○小川(淳)委員 静止した状態で見ると、恐らくそういう冷静な議論ということになるのでしょうが、この間の最近の経過を動態的に見ると、今この瞬間においては、私は地方の言い分に理があるんじゃないかと。そういう方向感でぜひ以下の議論も進めてまいりたいと思います。  今般の八十二兆五千億...全文を見る
○小川(淳)委員 重ねてのお尋ねです。  ついせんだって、今月の十六日ですか、今年度、昨年の十月から十二月期の三カ月間で、年率換算でマイナス一二%という大変衝撃的な数字が報告をされたはずであります。これとの関連はいかがですか。十月から十二月マイナス一二%で、来年度はプラス成長に...全文を見る
○小川(淳)委員 簡潔な御答弁をお願いしたいんですが。  ちょっと、これだけ確認しますよ。昨年の十月から十二月期で年率換算一二%、大臣、GDPが一割減るというのは、恐らくこれは下限でしょうね、年率換算で一割減るというのは。これが十月から十二月期で出ました。これを確認したのはいつ...全文を見る
○小川(淳)委員 大臣、御確認いただいたとおりでありまして、来年度予算の背景になっている経済見通しは、一二%減という大変戦慄に値するような数字だと思いますが、これが確認される前の段階の経済指標をもとに来期を見通し、そして税収を見積もり、地方財政計画に至っているということであります...全文を見る
○小川(淳)委員 本当に現在の経済危機をどの程度深刻に受けとめるかということとも絡むんだと思いますが、いろいろと、大臣、不交付団体のこととか、ここは言いわけを本当はしないで済む方がいいんですよね、格好いいか悪いかという意味でいうと。格好いいかよくないかという意味でいうと、万全の対...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございました。  改めて二点確認したいと思いますが、来年度予算なり来年度の地方財政計画、そして来年度の経済見通しは、戦慄に値するGDPの下落比の前段階を前提に議論がスタートしているということが一つ。そして、七四年の急回復と比べますと、これは世界的な景...全文を見る
○小川(淳)委員 これは年々複雑な制度になってきているという気がしますし、その意味では当局の皆さんも本当に大変でしょうね、毎年毎年。国の予算当局とも大変でしょうし、これは制度をメンテナンスしていくだけでも大変な労力なんだろうと思います。  国税との精算、貸し借りもあるでしょうし...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございました。  そのとおりだと思います。ちょっとそこを後追いさせていただきたいと思うんですが、私は、何も地方に財源確保せよ、確保せよということを申し上げたいわけではありません。むしろ、来年度予算で言うべきことは、もちろん景気対策は別途やればいい、別...全文を見る
○小川(淳)委員 いいですか、大臣、今お聞きのとおりで、これをなぜ県は人口一人当たり地域雇用の創出に二千百七十円なのか、私はその積算の根拠をお聞きしました。市町村については資料をつけていませんけれども、千八百四十円なんですね。なぜ県は二千百七十円で、なぜ市町村は千八百四十円なのか...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございました。
03月17日第171回国会 衆議院 総務委員会 第9号
議事録を見る
○小川(淳)委員 民主党の小川淳也でございます。  参考人の先生方には、きょうは、本当にお忙しい中、貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。  私は、二〇〇五年の郵政解散で初当選させていただきまして、きょう、いろいろなお話をいただきながら、あのときの熱狂を思い返...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございます。  これまでは、多分、収益は絶対の正義という価値観が続いたんだと思うんですが、これはどなたの言葉だったかあれなんですが、「売り手よし、買い手よし、世間よし」。今までの、収益を最大化するということは、つまり売り上げを最大化して経費を最小化す...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございます。  きょう、井手先生のお話をお伺いしながら、これもどなたの言葉だったでしょうか、「本を忘れず、末を乱さず」という言葉を思い返しておりました。確かに、三十万人で三百兆円の資産を運用していますから、今回のかんぽ問題というのは、それからいいます...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございました。
03月18日第171回国会 衆議院 議院運営委員会 第19号
議事録を見る
○小川(淳)委員 民主党の小川淳也でございます。  篠塚参考人におかれましては、きょうは御出席をいただきましてありがとうございました。  まずは、教育者として、また研究者としての長年の御活躍に対し、心より敬意を表したいと思います。  その上で、参考人がお書きになられました論...全文を見る
03月18日第171回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○小川(淳)委員 民主党の小川淳也でございます。  記念すべきこの消費者問題に関する委員会の初日に質疑の機会をいただきました。感謝を申し上げたいと思います。  先ほど来、野田大臣の大変誠意ある御答弁ぶりをお聞きしておりますと、お尋ねするのが非常に気の毒な気もいたしますが、私と...全文を見る
○小川(淳)委員 反省というお言葉までいただきましたので余り深追いはいたしませんが、しかしながら、法案をよく知らなかった、あるいは派閥の先輩に関係の会社の方を紹介された、そこでやはりぴんとこないとだめですよね。歴史的な消費者行政の責任者であられるわけですから。私のような駆け出しが...全文を見る
○小川(淳)委員 この消費者行政に限らず、あらゆる面で、小泉・竹中路線から転換される面があるとすれば、ひとまず私どもとしてもこれはよく拝見したいと思いますが、では、それが本当に現実に役立っているのか、成果につながっているのか。  委員長のお許しをいただいてお配りさせていただいた...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございました。  私も、もう一枚おめくりいただきたいと思うんですが、地元が香川県高松市でございまして、実際に香川県の消費者行政の現場と、それから高松市の現場を拝見してまいりました。  資料の四枚目でごらんいただきたいのは、高松市の消費者行政に関する...全文を見る
○小川(淳)委員 香川県の担当者の方はおっしゃっていましたですね。ここには数字は入っていませんけれども、県の一年間の消費者行政予算が大体四千八百万円なんだそうです。予算総額が大体五千億前後ですから、〇・〇一%ぐらい消費者行政予算に使っているということだそうです。  この百五十億...全文を見る
○小川(淳)委員 交付税、三百万円に拡充される。それは幾らから三百万円になるんですか、もしわかれば。わからなければ、また次回以降で結構です。
○小川(淳)委員 大臣、私もともと自治省におりまして、交付税というのは、確かに単位費用で組むんですね。根拠はあいまいなケースも多いです。しかし、問題は総額でありまして、単位費用で積みましたというのは、勢い、これは言いわけに使われることが多い。やったふりをしたということに使われるこ...全文を見る
○小川(淳)委員 大臣、ここで水かけ論をしてもしようがないんですが、交付税というのは、一応見積もりを立てて、その中で税金が幾ら入るか。税金が入ったら減るんですね、トータルの財源不足額を許された財源の範囲で分配する基準にすぎませんから。ここは、余り私を相手にこの議論に深入りしないよ...全文を見る
○小川(淳)委員 人件費に使ってはならないという理由は何ですか。
○小川(淳)委員 何で自治事務の方、人件費は出せないんですか。
○小川(淳)委員 定額給付金も自治事務、自治事務と盛んにおっしゃっていますが、人件費を八百億の経費の中に入れているんでしょう。わかる人がいれば、わかる人がいなければ次回で結構です。  わかる人がいれば答えてください。わかる人がいなければ次回以降でも結構です。  いや、大臣、わ...全文を見る
○小川(淳)委員 その点、ちょっと今の御答弁との整合性、後日、理事会なりに、委員長、お取り計らいをいただきたいと思います。  それで、まどろっこしい議論をいたしましたが、民主党案、これはどうするんですか。地方は今ごらんいただいたような状況ですが、民主党は、これはかぎだと思います...全文を見る
○小川(淳)委員 これは聞いてもいいのかな、財源はどうするんですか。
○小川(淳)委員 ほっとしました。ありがとうございました。  やりましょうよ、本当に。何でもかんでも地方分権じゃありませんよ。やはり全国的におくれているものは国家が責任を持って、昔は鉄道だって国が引きました、電話だって国が引いた、そして郵便局も国営で始まった。  民主党案にも...全文を見る
○小川(淳)委員 安心しました。その点、そのあたりに着地点を置いた制度設計が恐らく一番理解が進むんではないかと個人的に思います。  さて、午後の質疑につなぎたいと思うんですが、きょうは法務省にお越しいただきました。  今回、消費者庁に移管をする法律、先ほど来議論になっています...全文を見る
○小川(淳)委員 またその辺をちょっと具体的に午後あれしたいと思います。  ひとまずこれで終わります。ありがとうございました。
○小川(淳)委員 民主党の小川淳也でございます。  与党の委員の方々が非常にロープ際に追い込んで答弁のしようがないということで、民主党の提案者の方は大変フラストレーションをためておられると思いますが、少々お時間をいただきたいと思います。  麻生総理、ようこそ消費者委員会へお越...全文を見る
○小川(淳)委員 そんなことを言っているから、半世紀にわたって引きずっている消費者問題がずっと今まで残っているんでしょう。  これは、資料をお配りしましたが、総理もごらんになってください。  保険金の不払い事件、保険業法、これは金融庁ですよ、消費者庁に移管対象外。カードのスキ...全文を見る
○小川(淳)委員 法律を所管するとかなんとかという議論に余り費やしても、消費者の側から見れば不毛ですよ。いっそ、すべてに対してオールマイティーで対応するという議論があっていいと思いますよ。  総理、各法律には必ず業界団体があります、監督している業界団体がある。その先には天下りし...全文を見る
○小川(淳)委員 総理から、経営者側に立ったような価値観を何度も聞いてきたわけでありますが、経営団体、日本経団連それから同友会は、消費者行政に関しては、みずからの判断と責任において主体的に選択ができる自立的な消費者を育成することが行政に求められるとか、これは本当に時代に合った価値...全文を見る
○小川(淳)委員 これは時間をかけて本当はもっと議論したいんですが、国民政治協会が十九年度に収入したのは四十一億円、そのうち企業・団体献金は三十五億ですよ。一千万以上献金した会社、団体が八十六者、こういうもので成り立っているんですよ、今の政治というのは。それで消費者、生活者と言わ...全文を見る
03月25日第171回国会 衆議院 総務委員会 第10号
議事録を見る
○小川(淳)委員 民主党の小川淳也でございます。  福地会長におかれましては、一年二カ月、大変な御苦心、困難もおありだったかと思いますが、外目に拝見しておりましても、大変安定感のある御発言、御答弁、そして経営手腕、何か内部の信望も非常に厚いように、外目ですけれども感じております...全文を見る
○小川(淳)委員 全部で五百六十件の徴収業務に百六十万円ということですが、たしかNHKさんの受信料というのは一カ月当たり千三百円前後ですか、これを収納するのに、平均しますと一件当たり三千円の費用がかかるというのは、事実関係は間違いございませんか。また、その点に対する評価はいかがで...全文を見る
○小川(淳)委員 物事のおっしゃり方もあると思うんですが、千三百円の受信料、一件あたり徴収に三千円かかっている。それはいろいろ地域的な事情もあるでしょう。  福地会長には、もう一年三カ月のお勤めですから重々御承知かと思いますが、現在、NHKに対する国民・視聴者の信頼度は約五割、...全文を見る
○小川(淳)委員 今おっしゃったとおりです。経営委員会は執行部を監督される立場におありですから、なおさらのこと。なおさらのこと、御自身の関連会社を含めて、さまざまなことには慎重な上にも慎重な御配慮をいただきたいと思います。  それからもう一点、少し気になる、昨年も議論させていた...全文を見る
○小川(淳)委員 福地会長の、大体非正規雇用が二千八百人前後でそんなに大きく推移していないという御答弁、これは、ここまでは確かにそのとおりです。しかし、よくよく中身を見ますと、有期雇用契約は、五年前一千九百名、現在一千七百名、雇用期間が限定された職員数は確かに二百人ぐらい減ってい...全文を見る
○小川(淳)委員 ここはやはり財界の御出身であるだけに、経営委員長もそうです、会長もそうです、一概にこれを悪いとは私は言えないと思います。むしろ、この雇用市場の組み立てを成長期のままほったらかしている政治の責任が重大だと思います。しかし、NHKという公共放送体ですから、その体質、...全文を見る
○小川(淳)委員 拝見しますと、さまざまな角度から、いろいろと指標を整理しておられます。  これは資料をお配りすべきだったんですが、まことに申しわけありません、ちょっと口頭で御説明しますが、幾つかのNHKに対する評価指標を、約束委員会が五点満点で評価しています。一方、一般視聴者...全文を見る
○小川(淳)委員 こういうものは、わざわざ外部の先生にお願いしてやっているわけでしょうから、全体の信頼性を高めるためにも、むしろ一般より厳しい評価をするぐらい、中をごらんになったからこそあっていいと思いますよ。数字の調整という御説明は、後づけでは可能でしょうが、むしろ報告書全体の...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございました。
03月31日第171回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第9号
議事録を見る
○小川(淳)委員 民主党の小川淳也でございます。  野田大臣には、連日、質疑への対応、お疲れさまでございます。  まず、午前中の泉委員の質疑を少し追っておきたいと思います。当局から事前に参考人に対して説明がなされるというのは、時によって予断を持たせかねない、また無言の圧力にな...全文を見る
○小川(淳)委員 いや、大臣、御認識が甘いと思いますよ。中央官庁の幹部の方というのは、やはり一般の方からしますと大変敷居の高い方です。私でもやはり怖いですものね、いろいろと御説明いただくときは。  それで、そこは、中立公平な委員会審議の信頼性をより高めるために、ぜひ抑制的にお考...全文を見る
○小川(淳)委員 大臣、お出しいただけますね。だれが、いつ、どの参考人に事前に御説明に上がったかの一覧を当委員会へお出しいただけますね。
○小川(淳)委員 それから、前回の委員会質疑、少しこれもフォローしておきたいと思いますが、地方はとにかく人件費に使いたいんだ、せっかくいただく基金ですから。手薄な人員等については、前回申し上げました、これを補充したいという声が切実であります。  これは、なぜ人件費に使えないんだ...全文を見る
○小川(淳)委員 野田大臣、お聞きのとおりですので、法的には問題ないみたいですね、人件費に充てるのは。時間外でも結構ですよ。  とにかく、地方の現場では今どういう議論が起きているか。何かこういう営業が来ているんだそうですよ。基金で大きな画面のテレビを買いませんかとか、トイレをシ...全文を見る
○小川(淳)委員 大臣、水かけ論をしてもあれなんですが、人を育てることも大事でしょうけれども、絶対的に足りないと言っているんですからね、地方は。人件費が九五%だそうですよ、消費者行政予算に関連して。  これをとにかく自由に使わせるようにしないと、何でこういうことが成り立つんだろ...全文を見る
○小川(淳)委員 そういう意味では、責任の追及は私ども一同待ち望んでいたことですので、これからもこの推移をしっかりと見守ってまいりたいと思いますが、野田大臣、この事件は、消費者安全法案に言う消費者事故、そして重大事故に該当しますね。
○小川(淳)委員 ということは、関係各省庁に対する措置要求、そして、関連する業界に対する勧告権限を近い将来お持ちになるかもしれないという前提でお答えをいただきたいと思うんですが、まず、事故の原因、これは、被害者のお母様正子さんが最も待ち望んでおられた見解だと思います。保守点検の不...全文を見る
○小川(淳)委員 いずれも、保守点検に関する過失というふうに承りました。  国土交通省は、このエレベーター事故の原因、どう評価しておられるんですか。
○小川(淳)委員 既に副大臣が御答弁の中で触れておられますが、昨年十二月に、これは直接調査に入ったんですね、警察の御協力をいただいて。  逆のお尋ねです。これをなぜ昨年十二月までほっておいたんですか。事件が十八年六月に起こって、二年半なぜほっておいたか。お尋ねします。
○小川(淳)委員 野田大臣に、これは重大事故だという前提で評価をお伺いしたいんです。  これ、調査まで二年半かかったことと、送検まで三年近くですか、二年八カ月……(発言する者あり)ですか、かかったことは、消費者行政、後続の事故を防ぐ、あるいは被害者の感情に救済を与える、いろいろ...全文を見る
○小川(淳)委員 やはり時間がかかり過ぎでしょうね。二年半調査もできない。あるいは送検、これだけはいろいろな要素があるでしょうね、捜査に関しては。これは何とも私も申し上げにくいところはありますが、しかし、警視庁がブレーキ異常だと断定した、これは事故の二週間後ですよ、報道ベースで。...全文を見る
○小川(淳)委員 二〇〇二年の排除勧告は三菱系列だとお聞きをしています。しかし、公正取引委員会委員長、せっかくお越しいただいたのであれなんですが、エレベーターの保守分野が非常に寡占的な市場だという基本的な問題意識はお持ちなんでしょう。それなしで単に排除勧告をやっているんですか。
○小川(淳)委員 御答弁のとおりで、単に三菱ビルテクノがどうだこうだ、三菱が独立系の会社に対して部品の納期をおくらせたとか、そういうことに対して、今回は具体的に二〇〇二年に勧告されている、これは確かに個別の問題ですよ。しかし、それらを受けて、平成十五年に発表しているじゃないですか...全文を見る
○小川(淳)委員 仮にそうだとしても、これは警戒すべきでしょうね。こういう寡占市場で、どういう力任せのことがやられるかわからない。  そこで、国土交通省に何らかの警鐘を鳴らしましたか。国土交通省は何らかの対応をとりましたか。
○小川(淳)委員 まず、野田大臣には、これは重大事故という前提で議論を進めていますので、業界構造がこういう構造だということについてもぜひ理解をいただきたいと思います。  関連してもう一点、今回送検の対象になった方だと思いますが、実際に点検をしていた方、この方は保守点検の資格を持...全文を見る
○小川(淳)委員 それでは、報道は誤りですか。  そうしたら、一般論にしましょうか。保守点検を行う資格に関しては、相当な割合の方々が、経歴を詐称するあるいは実務経験が足りない等々、虚偽の申請をしている、こういう実態があると言われておりますが、国土交通省、この点、いかがですか。
○小川(淳)委員 これは、経歴詐称等の虚偽で取得をしても何の罰則も行政処分もないんでしょう。いかがですか。
○小川(淳)委員 野田大臣、こういうのはいかがですか。重要な保守点検に関連してエレベーターの事故がたび重なっているわけでありまして、この保守点検というのはこれからますます重要な資格なり業務になるんだと思います。これは虚偽で取得をしても取り消ししかないんですけれども、ぜひ罰則あるい...全文を見る
○小川(淳)委員 罰則は必要なんですか、必要じゃないんですか。どう思われますか。
○小川(淳)委員 野田大臣、いずれ、もしそういう権限をお持ちになったら、これは罰則が必要だとかつけろとかいうことをおっしゃらないといけないわけですからね、御自身が。措置要求の是非を一々御判断されないとだめなわけですから、ぜひ、せめてシミュレーションといいますか、当事者意識を持って...全文を見る
○小川(淳)委員 ちょっと、そこなんですが、ことしの九月から施行される部分、安全装置を追加で設置する等々ございますが、去年の四月、これは保守点検に関連して、基準の明確化それから資格者の明記、結果表の添付などの義務づけを行ったわけですね。  その後、事件がまた多発したんでしょう、...全文を見る
○小川(淳)委員 こういうのは完全にというのは、ひょっとしたらそれはなかなか難しいのかもわかりません。しかし、対策が後手後手に回っているようでは、こういう事故は防ぎ切れないと思いますし、保守点検に関するマニュアルを建築確認に添付するようにしたとお聞きいたしましたが、その内容につい...全文を見る
○小川(淳)委員 大臣、お聞きのとおり、建築確認のときの保守点検の内容については、まだ標準化されていません。それはもう、幾らやってもこれは事故を繰り返すということ、現実はなかなかそうなのかもわかりませんが、とにかくそういうお立場に立たれて、これからより大きな権限を持たれるとしたら...全文を見る
○小川(淳)委員 こういうことは、一義的には所管官庁だという定例的なお答えの仕方があるんでしょうけれども、それを言い続ける限り、これはやはり被害者の、積極的にやっていきますとか、そういう御答弁がせめて出てこないと、これは利用者、消費者側からするとほとんど期待できないじゃないですか...全文を見る
○小川(淳)委員 ぜひ期待したいと思いますし、野田大臣、これは、私、前回、建築基準法を何で所管しないんだ、口出せるような関係をつくらないんだというお尋ねをしたときに、こうお答えになりましたよ。この法律は、建築物の利用が消費者である場合とその他の場合で差を設けていない、必ずしも消費...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございました。
04月08日第171回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第12号
議事録を見る
○小川(淳)委員 民主党の小川淳也でございます。  野田大臣には、毎回申し上げますが、本当に連日お疲れさまでございます。  まず、一昨日、北海道、そして昨日も参考人からいろいろな御意見をいただきましたので、それを踏まえてお尋ねを申し上げます。  お配りをさせていただきました...全文を見る
○小川(淳)委員 これは、この間、建築基準法についてお尋ねしたときも同様の御答弁をいただきました。必ずしも利用者が消費者に限られない。しかし、消費者が利用しているものに関しては幅広く物を言っていきますよという姿勢を明確に打ち出していただかないと、消費者以外が利用するものに関しては...全文を見る
○小川(淳)委員 野田大臣、もう今週で審議は四週間目ですか。四週間目に入りました。最初から、所管法律をどうするんだということは議論してきました。結果的に、今、政府案では二十九法案。民主党案はゼロですから、法律そのものの所管は。  私は、無限に所管法を広げて巨大官庁をつくれと申し...全文を見る
○小川(淳)委員 地域総合整備事業債に関する元利償還費をなぜ人口単位にして測定するんですか。
○小川(淳)委員 いや、これは地方債の元利償還を手当てすると言い続けて、地方に対していろいろな景気対策とかやらせてきたわけでしょう。これは、本来ですと、地方債の残高に一定の割合なり一定の額を償還しますというふうにやるのが筋道じゃありませんか。
○小川(淳)委員 そこは本当に裏腹なんですが、もともと地方は、借金してやれば交付税で面倒を見てもらえるんだという前提で事業をやってきたわけでしょう。それで、ある日気づいたら人口単位になりましたと。この地方債をやった団体も、やっていない団体も、人口になると関係ないわけですよ。  ...全文を見る
○小川(淳)委員 これは本当に時代認識ともかかわるわけですが、今の消費者行政そのものが非常に危機的な状況だという認識に立てばこそ、地方の現場からは、北海道では、例えば、交付税で措置しましたという、来るか来ないかわからない、あるいは来たとしても認識がはっきりできない、そういうお金よ...全文を見る
○小川(淳)委員 ですから、前回も申し上げましたが、この基金の縛りに関しては大臣の一存でどうにでもなることですから、地方の声を踏まえて改めて御検討を、再三再四お願いしたいと思います。  そして、地方財政の議論をしてまいりましたし、ここは本当に難しいところだと思いますが、政府は、...全文を見る
○小川(淳)委員 本当に国民の皆様が望んでおられるのは、とにかく両者しっかり議論をして、いい案ということでしょうから、いよいよ委員会審議も大詰めだと思いますので、私自身のことを含めて、しっかりと建設的な前向きな議論をしてまいりたいと思います。  最後に、残り時間、私が冒頭申し上...全文を見る
○小川(淳)委員 これは表示を、野田大臣、どう思われますか。既に岡本委員とのやりとりの中で、表示は任意じゃなくて強制だという方向へ持っていく、そのお尋ねに対して、「はい。」とお答えになっていますよ、野田大臣。  これは、ぜひその方向でお願いしたいと思うんですが、表示が任意である...全文を見る
○小川(淳)委員 野田大臣、これがまさに業界行政なんですよね。パブリックコメントとか、そういうことのみのをかぶった業界行政ですよ、これがまさに。野田大臣には、これと闘っていただかなければならない。  もう時間がありませんが、ちょっと資料の三枚目をごらんいただきたいんです。食品安...全文を見る
○小川(淳)委員 本当に意地悪するつもりはないんですが、聞いてみたかったんですよね。  これは、平成二十年三月十九日、自由民主党政務調査会消費者問題調査会最終取りまとめ骨子ですよ。自由民主党の政務調査会、平成二十年の三月十九日、これは会長はどなたですか。
○小川(淳)委員 何回も言いますけれども、意地悪するつもりはないんですが、やはりここまで議論しておきながら、最終的にこういうところに落ちついていること。何回も繰り返しますが、この歴史的な消費者行政の出だしが各省横並びの業界行政に埋もれてはならない、改めてそのことをお願いもし、また...全文を見る
○小川(淳)委員 民主党の小川淳也でございます。  きょうは、諸先生方には、大変お忙しい中、お時間をいただきまして、また、貴重な御意見をいただきましたことに心から感謝を申し上げたいと思います。  時間の関係もございますので、まとめてそれぞれ二、三点ずつお尋ねをいたしますので、...全文を見る
○小川(淳)委員 大変参考になりました。  ありがとうございました。
04月14日第171回国会 衆議院 総務委員会 第14号
議事録を見る
○小川(淳)委員 民主党の小川淳也でございます。  大臣、きょうは近しく議論をさせていただき、大変光栄でございます。  まず、先週末、十五兆円に及ぶという補正予算、景気対策が発表されたようであります。総務大臣、総務省はどういう役割を果たすんですか、あるいは地方自治体に対してど...全文を見る
○小川(淳)委員 本題は、もちろん予算委員会なり関連法案の質疑の中で議論をさせていただきたいと思いますが、まさに、昨年の景気対策の中で、今、各自治体は定額給付金で大変な事務に追われているさなかであります。景気対策の実施に当たって、こういった理不尽な形で地方に厄介なところだけ押しつ...全文を見る
○小川(淳)委員 日本郵政の西川社長が、調査を表明されたのが二〇〇七年の五月であります。実際に調査を開始したのが昨年の夏。ですから、当初の表明からいいますと、二年近くになろうとしています。  きょう、かんぽ会社にお越しをいただきましたが、これはなぜこんなに時間がかかっているんで...全文を見る
○小川(淳)委員 これはいつまでですか。いつまでに全容を明らかにして、対処し終えるんですか。
○小川(淳)委員 確かに、数が膨大ですから、ある程度の時間は必要なんだと思いますが、機械点検はもう八割方終了しているというような報道発表もあるようですので、適宜、中間報告なり情報の発信に努めていただきたいと思います。  関連して、きょうは金融庁にもお越しいただきましたので、ちょ...全文を見る
○小川(淳)委員 検査に入っているんでしょう、金融庁。検査に入っているんでしょうから、これは事務ミスだと言っているんですよ、これは何も言えないでは済まないんじゃないですか。いかがですか。
○小川(淳)委員 では、いつといつといつ検査に入ったのか、事実だけ下さい。
○小川(淳)委員 この間、民営化の過程をたどったわけですから、金融庁としても難しいお立場はあるでしょう。しかし、大変強い姿勢で臨まれましたね、民間の生命保険、損害保険会社に対しては。これは推測で物を言うのははばかられますが、恐らく民間の生損保に比べると意図的な支払い拒否等は少ない...全文を見る
○小川(淳)委員 では、書類は残っているんですね、五年分は、二〇〇二年の支払いについて。二〇〇二年度の支払い分について、書類を破棄していないんですね。
○小川(淳)委員 繰り返しになりますが、確かに、ここ何年か法人形態がころころ変わっていますから、ルールの変更とかいろいろあるのかもわかりませんが、これは顧客の側から見ると関係ありませんからね、お客さんの側から見ると。  もしそれが調査できていないなら、これは報道がひとり歩きして...全文を見る
○小川(淳)委員 簡保の問題については、大臣にも以後引き続き注意深く監督をお願いしたいと思います。  ちょっと時間の都合で、もう二、三お尋ねしたいことがございますので、簡潔な御答弁にぜひ御協力をいただけたらと思います。  もう一つ、ぜひ最近の話題でお聞きをしておきたいのは、地...全文を見る
○小川(淳)委員 総務大臣には大変力強い御答弁をいただきましたので、ぜひその方向でお取り組みをいただきたいと思います。  少し概要だけ確認したいと思います。  残念ながらこの問題は、大変残念ながらなんですが、香川県議会において新年度の予算を審議する中で、庁舎、国道事務所の建設...全文を見る
○小川(淳)委員 国道事務所の建設費用なり人件費がどのぐらい入っているかとお聞きしています。
○小川(淳)委員 大臣も、これは資料をごらんいただいて、なるほどと思っていただけると思うんですが、事業内容のところには、まさか国道事務所の建設費なり、そこで働いておられる国家公務員、国道事務所の職員の人件費が入っているとは思わない、思えないつくりになっております。  ちなみに、...全文を見る
○小川(淳)委員 今まさにごらんいただいた二十年度の通知がこういう状況ですからね。している、しているという一方的なお答えでは、これは地方に届かないと意味がないんでしょう、指摘をするとともに、もちろん善処をお願いしたいと思うんです。  最後に、これは見直す、見直すと盛んにおっしゃ...全文を見る
○小川(淳)委員 できるだけ速やかにやれるところからやる、これは当たり前です。  では、事実関係だけ答えてください。  国交省内に既にこういう制度のあり方を見直すための検討チームは立ち上がっているのかどうか。もう一個は、目標はいつですか。もう一回お聞きします、いつまでにこうい...全文を見る
○小川(淳)委員 おっしゃったとおり関係各課にまたがるんでしょうから、本気になれば、私もかつて中央官庁で勤めさせていただきました、当然検討チームとか検討会とかいうのが立ち上がるのが、多分本気になったときの一発目、最初の一歩なんだろうと思います。そこはぜひ積極的な取り組みをお願いし...全文を見る
○小川(淳)委員 総務大臣、もしかしたら御存じだと思うんですが、これはお聞きしていると時間があれですので、ちょっと申し上げます。ETCの設置は、現在、全車両八千万台のうち三割だそうです。トラックとかバスは統計がとれましたか。トラックは九割ぐらいついているんでしょう。バスはとれまし...全文を見る
○小川(淳)委員 大臣、お聞きのとおりでして、これも見方によっては、ついているところはいいや、ついていないところに一生懸命つけさせようととられかねない制度設計で、これは本当に景気対策ですか。そうとられかねない制度設計になっています。  道路整備特別措置法という法律がある。二十三...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございました。
04月16日第171回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第14号
議事録を見る
○小川(淳)委員 民主党の小川淳也でございます。  民主党のしんがりを務めさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。  麻生総理には、積極的に御出席をいただきましたことに感謝を申し上げたいと思います。  当初、我が党案と政府案との間には、哲学も含めて大変な開きがあ...全文を見る
○小川(淳)委員 一昨年の参議院選挙以降、大変国会ではねじれが強調され、また与野党の対立が大きく報じられてきたという経過があったと思いますが、そのことに照らしてみても、今回、こういう歴史的な消費者行政の転換において与野党が歩み寄ったということは、私は、その意義は本当に大きい、小さ...全文を見る
○小川(淳)委員 内閣の外に出すことを当初主張した私どもからしますと依然課題は残る状況ですし、先ほど提出者から御答弁あったとおり、運用面をぜひ国会でもしっかりとチェックをしていく必要があろうかと思っております。  それに当たりまして、まず、せっかく独立性を強めた、権限を強めた消...全文を見る
○小川(淳)委員 あわせて、事務局、実際にその委員の仕事を支えていく事務局の体制の充実、これが大変にかぎを握ってくると思いますが、この事務局の体制、そして事務局員の外部、民間からの登用、さらには専任体制として十分な体制をとっていくおつもりがあるかどうか。この点、お聞きしたいと思い...全文を見る
○小川(淳)委員 消費者委員会また消費者委員会の事務局については民間からという明確な御答弁をいただきました。  さらに、現在、国家公務員制度全般をめぐっていろいろな議論がございますし、また、天下り等々の弊害については、ここ数年来、最大の国家行政組織上の問題の一つと言っても過言で...全文を見る
○小川(淳)委員 いいですね、麻生総理、本当に。持ち味を発揮しておられるというか、非常に政権運営にもあれでしょうか、ゆとりを最近お持ちなのか。敵失もあるのかもわかりませんが、まあ余計なことはあれにして。  私も、せっかくのこういう機会をいただきましたので、もちろん消費者行政に関...全文を見る
○小川(淳)委員 その点については、とにかく消費者以外が使っているから所管になりませんというのは、これは理由にならないと私は思います。バランスはとっていただいて結構です。何も巨大官庁を望んでいるわけではありませんし、森羅万象すべてをと申し上げているつもりもありません。しかし、理由...全文を見る
○小川(淳)委員 では、退職後すぐこの消費者委員会の委員になることができるということですか。そういう趣旨でおっしゃっていて、今、野田大臣はすべて民間から登用するとおっしゃった。その趣旨はその程度の意味しかないんですか。
○小川(淳)委員 本当に、これは消費者問題に限らず、国家の統治のあり方あるいは国家公務員制度、国家行政組織のあり方において根本的な問題の一つですよ。  今、野田大臣は三年なんておっしゃいましたけれども、人事院の天下り承認が離職後二年ですよ。(発言する者あり)いや、これは、消費者...全文を見る
○小川(淳)委員 それは、やめてから二年や三年の国家公務員をそのまま登用しますということが想定されていること自体、今回の修正協議の趣旨に反すると思いますが、いかがですか。
○小川(淳)委員 私、きょうは対決モードを控えたいと思ってこの場に参ったんですね。そこは、今後もこれは国会として注意深く拝見させていただきたいと思います。  時間の都合もございますので、お聞きしたいと思っていたことも含めてちょっと指摘にとどめる点も出ようかと思いますが、これから...全文を見る
○小川(淳)委員 なお、実際の運用ですから、総理が冒頭御答弁されたとおり、やはり運用にかかってくる、そういう意味では決して楽観できる状況ではないと思いますが、それにしても、今回の与野党合意については、私は、歴史的な意義が大きいと思います。そのことに触れ、委員長初め各党理事の皆様、...全文を見る
05月21日第171回国会 衆議院 総務委員会 第19号
議事録を見る
○小川(淳)委員 民主党の小川淳也でございます。  それでは、早速ですが、この臨時勧告を前提に質疑をさせていただきます。福田委員があらゆる論点を網羅していただきましたので、追い重ねになります点はお許しをいただきたいと思います。  まず、副大臣にお尋ねいたします。  きのう、...全文を見る
○小川(淳)委員 副大臣の評価をお聞きしています。
○小川(淳)委員 賛成ですか、反対ですか。
○小川(淳)委員 精いっぱいの御答弁であろうかと思いますが、私は賛成であります。大いにやるべきだと思います。その前提に立ちませんと、今回のこの臨時勧告は議論にすら入れないと思います。  そこで、谷総裁、先ほどから大変信念に満ちた御答弁、ある種敬意の気持ちを持ちながらお聞きをして...全文を見る
○小川(淳)委員 そのマイナス一三%、これは、総裁、いつの時点で四月に調査するということを決断されたんですか。
○小川(淳)委員 総裁は既に御答弁されましたが、過去の勧告を拝見いたしますと、平成十五年には〇・二五月分減額勧告。その前年の民間のボーナスの落ち込みがマイナス四・三%、中小企業に限って言えばマイナス八・七%。平成十一年には〇・三月分減額勧告。この前年は、御答弁されたとおり、民間ボ...全文を見る
○小川(淳)委員 いや、過去に、平成十一年に〇・三月分、平成十五年に〇・二五月分をやっていますからね。そこで私は何回も申し上げますが、合理的な説明が必要でしょうと申し上げているんです。  ということは、こういうことでいいんですか、民間のボーナスがマイナス五%、六%、あるいは中小...全文を見る
○小川(淳)委員 もっともらしい御答弁ですが、これはある程度予見可能性を持たさないとだめなんですよ、人事院の機能、役割からいって。ということは、二けたの落ち込みになったらこれは踏み込みますというぐらいの予見可能性は、私は持たせた方がいいと思いますよ。  関連してお尋ねします。 ...全文を見る
○小川(淳)委員 いや、総裁、経済情勢の観察、分析、これは踏み込まないと勧告そのものが説得力を持たないじゃないですか。  これは勧告の一ページ目に書かれているでしょう。ボーナスは、民間労使の妥結資料によると、製造業は前年比で大幅な減少、それ以外の一部産業ではほぼ前年並みとなると...全文を見る
○小川(淳)委員 いや、だから説得力が薄いんじゃないですかと申し上げているんですよ。  昭和四十九年の第一・四半期の経済の落ち込みは、ほとんどは原油高に伴う内需です。今回、去年の第四・四半期は特にそうです、同じ一三%台の落ち込みですが、ほとんど外需です、輸出。恐らく、ことしの第...全文を見る
○小川(淳)委員 お聞きしたところによりますと、通常は五月から六月の中旬まで六週間かけて一万一千社。今回は、四月の七日から二十四日ですから、三週間かけて二千七百社。通常の調査の半分の期間で四分の一。しかも、郵便。  これは、その気になればもっとやれたんじゃありませんか。
○小川(淳)委員 いや、戦後二回しかない。伝家の宝刀を抜いたわけですから、より説得力を増す合理的な説明が必要ではないですかと先ほど来申し上げています。  急ぐ急ぐとおっしゃったって、三週間の期間はとられたんです。通常の調査期間が六週間。繰り返しになりますが、半分の期間があったわ...全文を見る
○小川(淳)委員 こういう臨時異例の措置には、なおさらのこと強い説得力が必要だと私は思います。その点からの指摘は重ね重ね申し上げておきたいと思います。  関連して、調査の対象企業でありますが、従業員三千人以上の大企業においては四百七十二社中四百七十二社を調査した、千人から三千人...全文を見る
○小川(淳)委員 ということは、大企業に偏った調査だということはお認めいただけるということですね。
○小川(淳)委員 従業員数でとるとどうなるんですか。この大企業に偏った状況は緩和されるんですか。
○小川(淳)委員 先ほど御紹介しましたが、大体ボーナスが落ち込むときというのは、中小の方が二割から三割増しで落ち込んでいますよ、過去の例を見ますと。  ということは、とにかく、繰り返しになるんですが、暫定的な措置だから大ざっぱな調査でいいんだとおっしゃるなら、これは八月にすれば...全文を見る
○小川(淳)委員 総裁の信念なり姿勢に関しては、私は、冒頭申し上げたとおり、ある種敬意の気持ちを持ちながらお聞きしています。しかし、いただきたいのは合理的な、具体的な説明です。  今回、大企業を中心にとりました、そういう意味では暫定的な措置、あるいは速やかな決定のためにやむを得...全文を見る
○小川(淳)委員 大変御見識ある御答弁だとは思いますが、世の中一般から、特に私どもの立場から申し上げても、一方にこういう見方というのはあり得るわけです。  現に、今葉梨委員がおられますけれども、これは五月七日の予算委員会ですか、あるいは四月の十四日、与党のプロジェクトチームが立...全文を見る
○小川(淳)委員 当然、それぞれにさまざまなお立場なりお考えがあるのはそのとおりだと思いますが、まさに逆サイドから人事院の存在意義が問われかねない今回の事態だと私は思います。やはり、戦後たった二回しかないこの伝家の宝刀を抜いたわけですから、相当な説得力なり客観情勢をもって御説明を...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございました。  それぞれの信条から御答弁いただいたわけですが、私も一人の国会議員としてちょっと見識だけ申し上げさせていただいて、質疑を終わりたいと思います。  公務員の人件費は、例えば諸外国、OECDなんかの統計でいきますと、経済規模に応じても、...全文を見る
06月30日第171回国会 衆議院 総務委員会 第24号
議事録を見る
○小川(淳)委員 民主党の小川淳也でございます。  時節柄、取り決めによりまして、ネクタイと上着の着用を御容赦いただきまして質疑に立たせていただきます。委員長にはお許しをいただきたいと思いますし、また、大臣、西川社長初め御当局の皆様にも、どうぞ遠慮なく上着の脱着を御自由にしてい...全文を見る
○小川(淳)委員 お立場からすればそのようなお答えにならざるを得ない点は理解をいたします。  私は、ずっとこの総務委員会で鳩山前総務大臣といろいろな議論をさせていただいてまいりました。その間の所感から申し上げますと、非常にメディアの耳目を集める方、集める方へと言動の流れやすい方...全文を見る
○小川(淳)委員 少し突っ込んでお尋ねしますが、西川社長は三井住友銀行で社長業、頭取をお務めでいらっしゃいました。そのときに経験された株主総会で受けとめられた緊張感、あるいは株主総会の時間、質疑の内容等々、そのときに受けられた感想と今回を比較すると、どういう違いがございますか。
○小川(淳)委員 銀行時代には大変シビアな株主総会を、また時間も恐らく長時間なんでしょう、乗り切られた社長の御経験に照らせば非常に形式的な二十分間の株主総会ということで、ずっとこの間、株主としての責任を十分果たしているのか、あるいは、株主の側からするガバナンスは十分きいているのか...全文を見る
○小川(淳)委員 通常、このような形で株主総会をやり過ごしてきたというのが実態だと思いますが、石田財務副大臣にもお越しをいただきました。  副大臣、こうした特殊会社の重要な株主総会、これに限らずでありますが、きちんと大局的な判断、政治的な発言をみずからの責任において行うことがで...全文を見る
○小川(淳)委員 総務大臣にもお尋ねしたいと思うんです。  財務大臣が株主であるというのはどういうことですか。株主は政府ですか、それとも財務大臣ですか。  そして、定款の変更なり役員人事については、総務大臣御自身の認可が必要であります。そういうことからすれば、私自身の見方とし...全文を見る
○小川(淳)委員 これ以上申し上げませんが、今回、これだけ話題になった株主総会で、あのような形で、まあ、報道ベースでしか見ることができておりませんけれども、わずか二十分、そして御発言の内容たるや、総務省とよく相談をしてくださいと言うにとどまっている。  これを見ますと、今私が申...全文を見る
○小川(淳)委員 もちろん、そうあっていただきたいわけでありますが、この間の事件、事象を見ておりますと、少なくともそういう疑念が生じかねない状況にあることは改めて指摘をしたいと思います。  副大臣初め財務省の関係の方、お忙しいでしょうから、どうぞ御退席いただいて結構です。ありが...全文を見る
○小川(淳)委員 取締役会にゆだねるという、一つの御見識だとは思いますが、取締役兼代表執行役社長ですから、そこは何らかの御見識があってしかるべきだと思いますし、この場でどこまで言えるかというのは確かに非常に微妙なところかと思いますが、その辺については、来るべきときに備えてしっかり...全文を見る
○小川(淳)委員 そして、私自身、大変失礼なことを、僣越なお尋ねも申し上げましたが、西川社長のこの間のお務めぶりに対しては、非常にある種の敬意といいますか、そういう気持ちを持ちながらこの間の事業運営なりを拝見してきた、そういう気持ちが一方にあることも事実であります。  その面か...全文を見る
○小川(淳)委員 変わったところと変わらないところが恐らくおありなんだと思いますが、この間の実際の事業運営に照らして、幾つか具体的に絞ってお尋ねしたいと思います。  まず一番目。この間の三年半の事業経営を踏まえられて、郵便事業は民間ビジネス、民営事業になじむ事業ですか。
○小川(淳)委員 昨年の九月でありましたが、私ども民主党は国民新党さんと両党間の合意をしたわけであります。その要点は、株式の売却を凍結するということが一つ。そして、郵政事業の四分社化を見直すということ。これらについて両党間で合意をしたわけであります。  私どもには郵政事業の経営...全文を見る
○小川(淳)委員 おっしゃったようなお考えはあり得ると思いますが、現場での板張りを含めて、不自然な分割、区分については、ぜひ見直しも含めて御検討いただきたい。  最後に、例えば三井住友銀行の経営において、窓口業務を行う会社を分社化してここへ委託するということは、これは経営判断と...全文を見る
○小川(淳)委員 以上三点、私自身、個人的にも大変疑問に思うところでありますが、お立場を踏まえながらの御答弁をいただいたと思いますし、お立場ながらなかなか言えない部分も含めて、これは、国民にとって、利用者側にとってよりよい郵政事業の実現のためにぜひ引き続き御検討をいただきたいと思...全文を見る
○小川(淳)委員 時間が限られていますので申し上げますが、もともとこの減損会計というのは、経済情勢の低迷に伴って不動産が過大評価されてはならないという立場から入った会計原則であります。  しかし、今回問題になっているのは、これは過小評価されているんじゃないかということでありまし...全文を見る
○小川(淳)委員 もう時間ですから、佐藤大臣、現状だけお知りおきをいただきたいと思いますが、こういうOB管理というのは必ずやっています。精緻にやっています。そして、その中には、今具体的には御答弁なさりませんでしたが、申告した三名以外に、これは時系列で私は名簿を追いました、ほかに四...全文を見る
○小川(淳)委員 ありがとうございました。
11月12日第173回国会 参議院 総務委員会 第2号
議事録を見る
○大臣政務官(小川淳也君) 政務官を拝命をいたしました衆議院議員の小川淳也でございます。  かつて自治省で勤務をしておりました経験もございまして、そうした経験も生かしながら、担当いたします地方自治分野で大臣、副大臣をしっかりお支えをしたいと思っております。  どうぞ、委員長始...全文を見る
11月19日第173回国会 参議院 総務委員会 第4号
議事録を見る
○大臣政務官(小川淳也君) 消防に関しましては、委員もよく御存じのとおり、全国の消防本部それから消防職員中心に活動しているわけでございますが、消防団、御指摘の点は、質問の流れからしますと兼職も含めてお尋ねだと思いますので、その辺を改めてよく調査をして確認をした上で正式に御答弁申し...全文を見る
○大臣政務官(小川淳也君) 礒崎先輩にお答えをいたしたいと思います。いろいろと御指導をいただいてまいりましたことにも感謝を申し上げたいと思います。  大臣の御答弁、少し補足をさせていただきたいと思いますが、まず先ほどの御質問に関連して、一兆一千億という御指摘ございました。考え方...全文を見る
○大臣政務官(小川淳也君) はい。  移譲に伴いまして、その一定割合は本来交付税に戻してほしかったというところから、繰入率を機械的に算定しますと、結果として一兆一千五百十二億ということでございますので、ちょっと事実関係だけ補足をさせていただきます。  あわせて、御指摘の需要額...全文を見る
○大臣政務官(小川淳也君) 先ほどから大変重要な御指摘をいただいていることには感謝を申し上げたいと思います。  交渉のまさに今真っただ中でございますので、道路がどうだと細かいことを今御報告する段にはございませんが、少なくとも単独事業を始めとした行政経費、それから投資的経費につき...全文を見る
11月20日第173回国会 衆議院 総務委員会 第1号
議事録を見る
○小川大臣政務官 総務大臣政務官を拝命いたしました小川淳也でございます。  原口大臣、渡辺副大臣のもとで、地方自治行財政を担当いたします。  近藤委員長を初め理事、委員の皆様の御指導をお願い申し上げ、ごあいさつにかえさせていただきます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。(拍...全文を見る
11月27日第173回国会 参議院 総務委員会 第6号
議事録を見る
○大臣政務官(小川淳也君) 政務官の小川でございます。  まず、私の就任時に職員の皆様にごあいさつをさせていただいた点を委員にお取り上げをいただいているわけでございますが、このような形で目に留めていただきましたことに感謝を申し上げたいと思います。  これ、実は私自身の実体験か...全文を見る