小川淳也

おがわじゅんや

小選挙区(香川県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

小川淳也の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第189回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○小川委員 小川淳也でございます。  総理初め閣僚の皆様、本当にお疲れさまでございます。特にここ数日、総理におかれましては大変な苦悩、苦心の中におられると存じます。  特に外交、安全保障関連をお尋ねいたしますが、事態は進行中であり、なおかつ切迫をしている、さまざま私どもとして...全文を見る
○小川委員 総理は、そうした状況について十分レクチャー等を受けながら、事態を見守っておられたということだと思います。  そういたしますと、その後の情勢として、さまざまなテロ事件も発生をいたしましたし、また、昨年十一月に国連安全保障理事会に提出された報告書によれば、いわゆるイスラ...全文を見る
○小川委員 もう一点、確認させてください。  これもあくまで結果論でありますので、しかし、なお今後慎重を期すという意味で確認をさせていただきたいと思いますが、まさに今回の補正予算の中に、この中東関連の支援が計上されていると思います。予算書並びにその関連資料には、あくまでこれは人...全文を見る
○小川委員 総理の御趣旨には賛同、共感するところ大でございます。  しかし、何分にも、相手は予測がつかない、あるいはこちらの常識の範囲内で動いてくれる相手ではありません。そういう意味でいいますと、より、今後も総理は、積極的平和主義を掲げて、さまざまな外交努力、これ自体は極めて大...全文を見る
○小川委員 恐らく、この国会での終盤、後半は、安全保障法制をめぐる議論が最大の焦点、山になるんだろうと思います。この間、特に集団的自衛権の議論を含めて、やはり総理の御説明なりお答えを拝見している中で私が一番気になるのは、例えば、自衛隊の活動領域が明らかに広がるわけですね。広がらな...全文を見る
○小川委員 総理のおっしゃる国民の命と幸せを守る、非常に美しい言葉です。それから、消防士の例も出されました。恐らく皆さん命がけで、いざというときには出動しておられる。しかし、消防士の例でいえば、これは他国の火事に消防士を派遣するということですから、集団的自衛権を行使するということ...全文を見る
○小川委員 実体経済に本当にいい影響が出ているかどうかは、繰り返しますが、この反動減の戻りぐあいがアベノミクスの前の水準を上回るかどうか、これは本当に注意深く見る必要があると思います。  もう一点。きょうは、日銀総裁、お忙しい中ありがとうございます。もう一つのアベノミクス、アベ...全文を見る
○小川委員 総裁、そして総理、デフレからの脱却は大事ですよね。そういう意味では、緩やかなインフレというのは経済全体にとっては望ましいでしょう。しかし、私はその中身を問うています。  おっしゃったように、雇用やあるいは需給の逼迫を含めて、いい形、需給の逼迫によって安定的に物価が上...全文を見る
○小川委員 総裁、やはり本当に中身が重要なんですよ、同じインフレでも。それは率直に認めてください。これはもっとよく時間をかけて検証する必要があるとは思いますが、日銀のこの金融緩和自体が極めて難しい事態に陥りつつある、出口も見えず、思ったほどの効果も出ず、そういう状況になりつつある...全文を見る
○小川委員 非常に、総理の御説明そのものが、やはり場当たり的といいますか一貫性がないといいますか、私は、外交・安全保障政策にせよ経済財政政策にせよ、そういう印象を拭えません。  日銀総裁、また追って議論をさせていただきます。どうぞ御退室ください。  その上で、もう残り時間は少...全文を見る
○小川委員 理解はいたしません、大臣。  もう時間があれですので、目玉の一つのプレミアムつき商品券について問題点を指摘して、御答弁があれば、石破大臣、どうぞ。  過去、地域振興券を含めて、商品券を発行したことはありました。しかし、実際の経済効果は、その発行額の二五%ということ...全文を見る
○小川委員 一億二千五百万枚、国民全員が一枚以上、一万円出して買うという前提ですからね、この予算は。よく結果を検証させていただきたいと思います。  時間ですので、終わります。ありがとうございました。
02月23日第189回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○小川委員 民主党の小川淳也でございます。  まず、きょうは、お忙しい中、日本郵政の西室社長にお越しをいただきました。西室社長、大変お忙しい中御出席をいただきまして、ありがとうございます。お礼を申し上げます。  郵政事業をめぐりましては、来年、株式上場、そして海外事業の買収、...全文を見る
○小川委員 大変恐縮でございます。できるだけ移動を最小限にしていただけるように、委員長も御配慮いただけたらありがたく思います。  今、郵政事業は、株式上場等々、大変重要な時期を迎えていると思います。そこに当たって、この難しい政治問題に関する有識者懇談会の責任者を務められるという...全文を見る
○小川委員 御答弁が続くようであれば、もう二、三、ちょっとお聞きしたいことがございますので、もし可能であれば、お許しいただければ、このまま。
○小川委員 率直に申し上げまして、今、地元で、例えば郵政の社員の方々あるいは局長会の方々、この間、郵政事業というのは大変政治に翻弄されてきた十年でございましたので、今まさに、経営に専念をし、株式上場に備えるということを、もしかしたら社員の方々は望んでおられるのかなという印象を私自...全文を見る
○小川委員 これでもう最後にいたします。もうお尋ねはいたしませんので。  きょうの時点での早々のお出ましに、まず敬意を表し、感謝を申し上げ、そして、信条を軽々に申し上げられないということについても一定理解いたします。  しかし、昭和十年生まれでいらっしゃって、恐らく物心ついた...全文を見る
○小川委員 大変御協力をありがとうございました。どうぞ、もうこのまま御退室いただいて結構でございます。ありがとうございました。  続いて、きょうは、閣僚の皆様おそろいの中、大変心苦しい思いもございますが、中山外務副大臣が国際会議からお帰りでございます。特に、この国際会議に対する...全文を見る
○小川委員 ISILと日本政府との直接交渉はなかったというふうに官房長官は表明しておられますけれども、現地ではISILとの交渉チャンネルは存在したんですか。それとも、そもそも存在しなかったと。
○小川委員 ISILとの交渉チャンネルはなかったということでいいのか。それから、報道等によりますと、ヨルダン政府からの情報にほとんど頼り切りといいますか、事実上そうだったんだろうなと想像いたします。それ以外に、部族長、それから宗教指導者、今まさにお触れになられましたけれども、この...全文を見る
○小川委員 具体的に、最近報道にもございますが、ヨルダン政府側の交渉役だったというふうにISIL側が公開をした、イスラム厳格派指導者アブムハンマド・マクデシ氏の存在は認知していましたか。
○小川委員 それは、知らないということですね。知らなかったということですね。
○小川委員 今になってああいう形で報道もされておりますが、当時、これも想像でなかなか物を言えませんけれども、相当程度ヨルダン政府に頼らざるを得ない状況、そして、その交渉役の存在そのものに対する認知も必ずしも十分でないというふうに想像される答弁であります。  一月二十日以前、既に...全文を見る
○小川委員 出張ベースでいろいろと体制をということでございますが、いただいた資料ですと、八月から十一月にかけてヨルダン大使館の配置は減員になっていますよね。このあたりも含めて、今、現地の中山本部長、中山副大臣にお聞きをしております。  時間もあれですので、あわせてお聞きしますが...全文を見る
○小川委員 情報を共有すべき課題がある。それは、誰と誰との間ですか。コミュニケーションが不十分だったということですか。
○小川委員 なかなか私どもとしても、正直、情報が限られている中でありますので、ここはひとつ、大衆紙等も含めて報道で目にすること等で、一つ一つとはまいりませんが、副大臣に直接確認をさせていただかざるを得ない面もございます。その点はお許しをいただきたいと思います。  その上で、今、...全文を見る
○小川委員 今度は、副大臣御自身の、日本におられたときの情報掌握についてもちょっと確認させていただきたいと思います。  八月に湯川さん拘束と思われて以降、その後、九月に副大臣に就任しておられます。一連の現地対策本部の設置を含めたこの拘束事案の発生については、副大臣はどの時点で認...全文を見る
○小川委員 官房長官ははっきり答弁されていますから、副大臣もはっきり、どの時点でということぐらいおっしゃれると思いますよ。御存じなかったら御存じないで御答弁されてもやむを得ないかもしれませんが、もう少しはっきり御答弁してください。  あわせて、現地で報道対応しておられました。日...全文を見る
○小川委員 ここから先、大衆紙の報道ですので非常にお聞きしにくいことも含めてでありますが、一部に大変厳しい評価が報道されているようです。日本食が欲しいから米を送ってほしいと要請したとか、一時電話がつながらなくなって連絡がとれないとか、あるいは、あいた時間を見て日本の議員に電話して...全文を見る
○小川委員 当然、そう期待したいところでございます。  それ以外にも、極端な話でありますが、外務大臣から発言を慎重にするようにという指示があったとか、あるいは、官邸では交代論までささやかれたというような話もございます。  このあたりについては極めて、そういう報道があったこと自...全文を見る
○小川委員 副大臣、本当に大変な御苦心の中にあられたことと思います。ただ、こうした形でいろいろなことが出ること自体は、残念だとやはり受けとめていますし……(発言する者あり)いや、それはそうだと思いますよね。ブログへのアップの仕方も含めて、やはり事態の緊迫度からいえば、御自身の反省...全文を見る
○小川委員 ありがとうございました。  官房長官、ただ、一点、官房副長官への職務代行でございますが、岡田代表は、法律の議論をしたのではなくて政治の議論をしたんだと私は思います。その点からは、やはり振り返っていただきたい点があるということは一言申し上げたいと思います。  もうあ...全文を見る
○小川委員 特に集団的自衛権の行使については、イラク戦争、アフガン戦争には総理は行かないとおっしゃっている。その点に関して、ぜひ改めて時間をいただいて、詰めた議論をさせていただきたいと思います。  きょうは時間ですので、終わります。ありがとうございました。
03月05日第189回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○小川委員 民主党の小川淳也でございます。  四名の陳述者の皆様、きょうは本当にありがとうございます。  まず、谷本知事とそして西田事務局長のお二人にお伺いしたいと思っております。  先ほど小倉委員が御指摘になられたように、私ども一同、この金沢の熱気、興奮、期待を非常に肌で...全文を見る
○小川委員 ありがとうございます。  谷本知事様は、大変長年県政を担っておられた、その自信に満ちたお言葉には非常に力強さを感じました。さらなる御活躍、御発展を心より祈念申し上げたいと思います。  また、西田事務局長様、これは、民主党、連合、石川県に限らず、大変大きな課題だと思...全文を見る
○小川委員 改めて、四名の皆様、大変貴重な御提言をいただきましたことに心から感謝を申し上げ、予算審議も大詰めでございますが、しっかりと国会において反映させてまいる決意を申し上げまして、お礼にかえさせていただきます。  ありがとうございました。
03月06日第189回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○小川委員 民主党の小川淳也でございます。  きょうは地方創生に関連してお尋ねをいたします。  その一つの柱である農業の再生、農政改革等々、政務三役の資質を含めてきょうは御質問をさせていただく予定でございましたが、残念ながら、通告をいたしました中川農水政務官、御出席いただいて...全文を見る
○小川委員 大事な国会審議の場でございますので、政策及び政務三役の資質等についてもきちんとした説明を求める機会であります。きちんとした御報告を受けていただきたいと思います。  また、委員長にお願いがございます。  こういう公式な場に出られないということでありますので、医師の診...全文を見る
○小川委員 よろしくお取り計らいをお願いしたいと思います。  御本人のお言葉をかりれば、軽率な行動であったという事案でございますが、報道によればですけれども、二月の二十三日月曜日といえば、まさに前西川農水大臣が辞任を突如表明され、そして林新大臣が就任をされる。その間、夕刻から夜...全文を見る
○小川委員 職責にたえられるかどうか、診断書の提出等も待った上で、野党のサイドからもしっかり議論をさせていただきたいと思います。  少し、私自身の感想でありますけれども、私も、想像いたしました。  政権を担当させていただいたときに、総務省の政務官を務めさせていただきました。当...全文を見る
○小川委員 都内待機では足りないと申し上げています。極めて当事者意識、当事者感覚に欠けているのではないか、業務を進める上に当たっての責任意識にも欠けているのではないかということを指摘しております。  最後に、この問題に関して内閣総理大臣にお尋ねをいたします。  先ごろ、政治と...全文を見る
○小川委員 より緊張感を持って、もっともっと厳しく、政務のメンバーに対しては統率をお願いする、その姿勢が大切だと思いますよ。  中川政務官には、御退院後は速やかに国会にお出ましをいただき、さまざま説明責任を果たしていただきたい。また、野党としてもその立場から引き続き議論をさせて...全文を見る
○小川委員 まずは、大臣に率直にお認めをいただいたことに敬意を表し、感謝を申し上げたいと思います。  まさにそのとおりなんですよね。これは各自治体の努力によるところですから、評価するべき部分もあると思います。しかし、もともと、住民税ですから、本来、住んでいる地域の学校や病院、ご...全文を見る
○小川委員 正式な通知は、法律が成立して以降だと思います。しかし、一月の時点で事務連絡は既に行っている。それから、二年前ですかね、二〇一三年にも事実上の指導は行っている。しかし、一向に改善が見られる傾向にないということを前提に、大臣には指導力を発揮していただかなければならない。 ...全文を見る
○小川委員 大臣、一時所得は五十万円の控除がありますから、五十万円分のお土産をもらうというのは、それだけで異常な事態です。  それから、非常に純朴なことをおっしゃっていますが、先ほどの本のくだりをあえて改めて紹介しますと、私は今後も毎年数百万円のふるさと納税をする、それもこれも...全文を見る
○小川委員 統一見解ですか。
○小川委員 きょうは、この点はまず受けとめたいと思っているんですが、二、三、指摘をさせてください。  過去の総理大臣答弁と比較をしますと、厳密な文理解釈が、今おっしゃった見解で本当に耐えられるかどうか、これはちょっと、なお疑問があります。  そして、この法律改正によって、今後...全文を見る
○小川委員 私は、疑問は持っていません。ただ、法律が成立していないので、最低限のマナーとしてクエスチョンマークをつけましたが、総理は一〇〇%この方向でやられるんだろうという確信を持っています。その上で心配をし、質問をしているわけであります。  周辺事態の概念について言えば、これ...全文を見る
○小川委員 私は、総理、その答弁はおかしいと思うんですよ。  武力行使の新三要件は、武力行使をするための要件なんですね。総理は、武力行使を目的として自衛隊を海外に派遣することはないとおっしゃっている。違うんですよ。武力行使をする場合はどういう場合ですかとお聞きしているんです。 ...全文を見る
○小川委員 では、逆にお尋ねしますが、必要最小限度の反撃にとどまる反撃であれば、イラク戦争や湾岸戦争、アフガン戦争のような事態に際しては行使し得るということを今おっしゃったんですね。
○小川委員 総理、質問に答えてください。  必要最小限内にとどまる反撃であればできるということ、加えて、このアフガン戦争やイラク戦争のきっかけになった事態は、日本にとって存立事態に当たり得る、つまり、第一の要件は満たす可能性があると今おっしゃったと私は受けとめましたが。(発言す...全文を見る
○小川委員 残念ながら時間ですので、また改めたいと思いますが、これは、総理、極めて大事な議論なんですよ。日本が戦争をどういうときにするのかしないのかの、ぎりぎりの議論なんですよ。  必要最小限の実力行使にとどまるからできないとおっしゃるということは、第一、第二の要件には当てはま...全文を見る
○小川委員 もう終わりにしますが、今、中谷大臣が閣僚席から不規則発言で、第一、第二は判断しないとおっしゃった。それは、つまり、武力を出すかどうか、武力行使するかどうかは白紙委任、ブラックボックスということだ、この要件は。何のための新三要件かわからない。そのことを申し上げて、質疑を...全文を見る
03月13日第189回国会 衆議院 本会議 第10号
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○小川淳也君 民主党の小川淳也でございます。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました政府提出、平成二十七年度予算三案について、反対の立場から討論いたします。(拍手)  まず初めに、三月も半ばに差しかかった今、既に予算の年度内成立は困難な情勢であり、い...全文を見る
03月24日第189回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○小川委員 民主党の小川淳也でございます。大臣各位におかれましては、各委員会でいろいろと御指導いただき、感謝を申し上げます。また、中谷大臣は同じ四国でございまして、御活躍ぶりを大変頼もしく拝見いたしております。  まず、大串委員の朝の御指摘にできるだけ重ならないように、質問が重...全文を見る
○小川委員 ほぼ行えたとまで評価できるかどうかはちょっと、よく検証していただく必要があるでしょうね。  それから、メールアドレスを登録しないと連絡できないんでしょう。そういうことも含めて、岸田大臣、今ショートメールによる連絡手段も御検討中だとお聞きをしております。これはどうも北...全文を見る
○小川委員 この場ですから、改めて、この間の経過も含めて、少し指摘しておきたいと思います。  百名という人数を確認できたのは、この答弁には間に合ったということですね。私は、けさの段階で、ゆうべから、ここに記述があるこれは何人に送れたのかという事実関係を聞いたときに、把握できない...全文を見る
○小川委員 大臣、遺憾は遺憾で結構です。  お尋ねしているのは、違法な指示ではないんですねということを聞いています。違法ではありませんね。
○小川委員 いや、ちょっと言葉が過ぎると思うんですよ。日本は法治国家であるとか、この期に及んでとか。  それで、昨年八月の仲井真知事からの許可書によれば、九つ条件がつけられています。大臣御案内のとおりだと思います。公益上の理由により別途指示をした場合は、その指示に従ってくれと。...全文を見る
○小川委員 入っているんですよ、別途指示があった場合にはそれに従うことという条項、条件が。  そして、公益上の事由があるかどうかでありますが、今回、直接議論の対象になっています岩礁破砕に関する協議書によれば、確かに、わざわざ許可を求めなくて結構ですと、沖縄県知事側から、これも沖...全文を見る
○小川委員 きょうは質問時間がちょっと限られましたので。  私は、実は二十年前に自治省に入りました。そして、希望いたしまして沖縄県庁に赴任をし、二年間県庁勤務をしながら、沖縄で社会人としての第一歩を切らせていただきました。  やはりいろいろなことを感じたわけですが、折しも、九...全文を見る
○小川委員 事柄の性質上、そういうこともあり得べしとはいえ、やはり、両大臣がこの重大な知事の決定を記者会見後にお知りになるということ自体が大変コミュニケーションのチャンネルが傷んでいるということの象徴であるということはあえて指摘をしたいと思います。  そして、まさに中谷大臣が今...全文を見る
04月02日第189回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○小川委員 おはようございます。民主党の小川淳也でございます。  きょうは、質疑者が私一人ということでございまして、心して御質問申し上げたいと思っております。  まず、通告に従って質疑をさせていただくんですが、その前に、本日、沖縄県知事が上京されているようであります。大臣がお...全文を見る
○小川委員 あさってには菅官房長官が西普天間住宅地の返還に伴う式典に参加をされ、その都合により翁長知事と初めて面談するというようなことも報じられております。  防衛大臣は、この式典への対応をどうされるのか、また、一刻も早く、再度の上京を待たれるというよりは、みずから沖縄をお訪ね...全文を見る
○小川委員 引き続き、沖縄県側とのコミュニケーションにしっかりと意を用いていただきたいということをお願い申し上げます。  関連してもう一点だけ。きょうは外務省から政務官にお越しいただいています。ちょっと御担当かどうかは別ですので、お答えになられるかどうか。  昨日の報道で、仲...全文を見る
○小川委員 ひとまずこの点についてはその御答弁で承っておきたいと思いますが、さまざま、政治問題であり、政治案件でありますので、臆測も含めて、いろいろと議論が起き得るということについては改めて御認識をお願いしたいと思います。  それでは、防衛調達に関してお尋ねをいたします。  ...全文を見る
○小川委員 計画的調達、それからスケールメリット、効率性という御答弁でございました。  では、ちょっとお聞きしたいんですが、こういう財政法の特例については今回が初めてではありません。平成十一年のPFI法、平成十四年の排出権取引法、十八年の市場化テスト法、そして十九年の省エネ改修...全文を見る
○小川委員 政務官、恐縮ですが、ちょっと不十分な御答弁だと思いますよ。今の御答弁だと、たとえ調達コストがふえても、法目的遂行のためにはやむを得ないとまで聞き取れる御答弁であります。そもそも、これは、PFIにしても市場化テストにしても、行政の効率化なり国政の無駄の排除なりということ...全文を見る
○小川委員 今回、中谷大臣にも御注意をいただきたいのは、五年間の時限立法なんですね。五年後に、恐らくこれは、本当に成果を生んだのか、あるいは弊害はなかったのかということを極めて検証しなければならないタイミングが早期にやってきます。という意味では、重ねてになりますが、財務当局からの...全文を見る
○小川委員 大臣、それは次にお尋ねする予定だった質問なんですけれども。  まず、みずから振り返っていただきたい防衛調達に関する不祥事、大きなもので、では私の方から申し上げますが、平成十年の調達実施本部の水増し請求、そして、それに関連をした天下りの問題。当時、額賀防衛庁長官は、こ...全文を見る
○小川委員 大臣、お聞きのとおりでありまして、何と、随意契約が件数ベースで六割、金額ベースで八割という構成であります。額そのものも巨額ですから、やはりこういうところにも、極めて特殊な世界であるということが如実にあらわれている。  だからこそ、この契約のあり方なり、また、防衛当局...全文を見る
○小川委員 落札率、ちゃんと定期的に見てください。お願いします。もうここで指摘されるまでもなく、みずからの目で。  それから、体制強化とあわせて、もう一点、先ほども申し上げました関連企業との癒着の問題、天下りの問題であります。これも、直近、拝見して、余り事態が改善しているように...全文を見る
○小川委員 大臣、形式的に内閣府に移ったのは事実です。しかし、御答弁ぶりは、形式的にはそうだけれども、業務上極めて関連の深い団体であり、私どもとしてもしっかり見ていきたいというふうに御答弁されるべきではありませんか。私は、そこに大臣の当事者意識なり、今回法案そのものは長期調達に係...全文を見る
○小川委員 比較的明確な御答弁をありがとうございました。極めて、善処、改善、しかも直ちにできることを含めて、ぜひ大臣のリーダーシップを発揮していただくことをお願い申し上げ、重ねてになりますが、防衛調達、長期調達もそうですし、また調達そのものにさまざまな課題があるということを申し上...全文を見る
○小川委員 ちょっと、過去にはなかなか想定しなくていいような、あるいはすべきでないような事態も含めて、極めて高い危機管理が求められるんだということを今回突きつけられたわけでございまして、改めて対応をお願いしたいと思います。  最後に、アジアインフラ投資銀行についてであります。 ...全文を見る
○小川委員 時間ですので終わりますが、いずれにしても、緊張感を持った対応をお願いしたいと思います。  ありがとうございました。
04月17日第189回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○小川委員 民主党の小川淳也でございます。  いよいよ、先ほど防衛省の設置法の改正案、審議入りをいたしました。大変歴史的な部分を含むものでございまして、これは法案審議の場において十分議論させていただきたいと思います。  ただ、本会議の席上、私どもの立場からすれば大変いい質問を...全文を見る
○小川委員 ぜひそうお願いしたいと思いますが、日程が合えばというお言葉の中に、いま一つ積極性に欠けるものも感じます。ぜひ日程を合わせて、一刻も早く直接のコミュニケーション、対話をお願い申し上げたいと思います。  それで、きょうは沖縄問題もメーンなんですけれども、一般質疑というこ...全文を見る
○小川委員 お聞きしたところ、外国艦船によって邦人の安全が確保された事例というのは、過去にも、ほかにもあるようであります。しかし、いずれも例外なく、正式な日本政府からの要請によって、日本政府がきちんと関与をし、ある意味責任を負う形で進められた事案が全てでありまして、恐らく、今回政...全文を見る
○小川委員 最大限なんですけれども、一義的に、最優先であるということも含めて。  それで、当該邦人と連絡をとるのは当たり前だと思うんですが、私が今申し上げているのは、これは政府間関係だということであり、どうも、事務的にお聞きしたところ、六日にこの救出劇が実行されたようであります...全文を見る
○小川委員 きのう事務的にお聞きしたところですと、二十八年にはしっかりとやりますということですが、これは、同じく指摘を受けている消防庁は直ちにやっているようなんですね。  予算、それほどお金のかかる話でもないようなんですよ、せいぜい何十人、何百人、何千人分の水や食料の話ですから...全文を見る
○小川委員 けが人がなかったことは幸いでしょう。しかし、だからといって、その調査、真相究明なり、あるいは再発防止なりが緩んでいいということにはならないわけであります。  それで、二点お尋ねします。  一つは、今回、模擬とはいえ、エンジンの停止試験を、これは上空でやったというこ...全文を見る
○小川委員 二月にも、これは和歌山県沖で海上に不時着しているんですよね。今大臣がまさにおっしゃったように、海の上ならなるほどと思います。しかし、耕作地上空といえば、日本には、確かに一部には広い田園地帯もありますが、およそ都市型であり、およそ住宅地に近接しているということが通例だと...全文を見る
○小川委員 報道で二百時間と見たときに、私は驚いたんですね。今の御答弁では、さらにその半分の百時間しかなかったということですから、今申し上げた危険な対応の訓練を、極めて古い機材、耐用の極めて限られた機材で、機体で行っていたということもこれからいろいろと検証されるんでしょうが、こう...全文を見る
○小川委員 ちょっと、またそこは、少し事実に基づいて一度御説明をいただくように、この場をおかりしてお願い申し上げたいと思います。  今いただいたところですと、かなり古い機体もふえているようですね、自衛隊が保有する航空機についても。ですから、古い機体をどう扱うか、そして今申し上げ...全文を見る
○小川委員 積極的な御答弁をありがとうございました。  ぜひとも、高い信頼なり自己規律を求められる組織でありますので、みずからに厳しい姿勢を、大臣みずから指導力を持って、事に当たっていただきたいと思います。  では、最後に、徳島空港の管制ミスについてお尋ねをいたします。  ...全文を見る
○小川委員 これは、二人体制で海上自衛隊もしっかり足並みをそろえるということで、速やかに御対応をお願いしたい。  失礼しました。総務省からお越しいただいたんですね。ごめんなさい。大変失礼しました。  災害備蓄、実際にごらんになって、防衛省のみならず、そして所管の消防庁も含めて...全文を見る
○小川委員 きょうは、不祥事、自己規律、風紀という観点から複数お尋ねをいたしましたが、それぞれ改めて襟を正し、国民の信頼にたえ得る業務に当たっていただくことをお願い申し上げまして、質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。
04月24日第189回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号
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○小川委員 おはようございます。  早速ですが、質疑に入らせていただきたいと思います。  大臣には、一番最初に着席をされておりまして、頭の下がる思いでございます。  まず、さらに一昼夜たちましたので、ドローンの官邸屋上墜落事案についてお尋ねをさせていただきます。もし、続報や...全文を見る
○小川委員 ほぼ山谷大臣と同時刻ということで承りたいと思います。  加藤副長官、ありがとうございます。では、官邸にお尋ねしたいと思います。  これは、昨日の報道等によりますと、墜落がいつだかまずわからない、しかし機材には雨水がたまっていたというような報道もあります。恐らく、一...全文を見る
○小川委員 官邸の警備にかかわるというのは非常に便利な言い回しでありまして、お答え、詳細にできかねる部分は確かにあろうかと思います。しかし、屋根の上に何らかの異常な事態があったことを恐らく知らずに相当時間を経過したことは間違いないわけでありまして、その点は改めて、今から急いで御検...全文を見る
○小川委員 今回、結果的には、恐らくその判断の範疇におさまる事案だったんだと思いますが、事と次第によっては、直ちに周辺に対するさまざまな注意喚起、あるいは場合によっては避難の勧告等々、そういった事態まで想定し得る、今後を含めて、そういう事案であったということを改めて認識を共有させ...全文を見る
○小川委員 空港周辺で二百五十メートルですか、それ以上上げてはいけないという規制は辛うじてある。しかも、空港周辺なり航路周辺ということですよね。ですから、今回の事案を踏まえて新たなルールづくりを研究されるんだと思いますが、全く違った観点から規制なりルール化を検討しなければならない...全文を見る
○小川委員 政府一丸は当然だと思います。どこが責任を持って、主管課として、主管担当部局として、このかつて経験したことのない、研究したことのない切り口で空の規制をする、どこが主に責任を担うんですか、それをお聞きしています。
○小川委員 官邸の警備上のことですから言えないにしても、あるいは関係省庁連携にしても、通りはいいんですよ。しかし、非常に便利な言い回しであるがゆえに、その責任の所在なりあるいは実効性なりという観点からすれば甚だ疑問の多い御答弁であります。これはまだ起きて間がない事案でありますので...全文を見る
○小川委員 文官の方々が大臣その他、特に政務のメンバーをしっかりと補佐することによってシビリアンコントロールに実効性を持たせるというところに対しては、私どもも全く異論を挟むものではありません。そのとおりだと思います。おっしゃるように、シビリアンコントロールの本質、本義は、大臣が御...全文を見る
○小川委員 その本質については、何度も申し上げているとおり、そのとおりだと思います。  しかし、戦前の特殊な経緯に鑑みて、一定程度、内局にある事務官が、人事や政策や予算を通して積極的関与、そして、大臣を初めとした政務と幕僚の制服組との間に立つ形でさまざまな調整業務に奔走している...全文を見る
○小川委員 大臣、お互い言っていることが実はそんなに遠くないんだろうと思いますが、私が申し上げていることの方がより歴史に即した、また実感に即した御提案をしているのではないかと思いますし、大臣は非常にかたくなに、過去、文官をもって制服組との関係をしっかり統御、制御することを通してシ...全文を見る
○小川委員 大臣、今私がお尋ねした当時の事案、そしてそれに対する防衛庁の公式文書、ここでは内局が統制に当たる建前となっているとはっきり明記しています。  この歴史的経過をお認めいただき、なおかつ、この訓令廃止後も、一定の実績が積み重なったことで、大幅に事務の変更が行われたりとい...全文を見る
○小川委員 当然、過去の経緯、そして今後の運用においても、大きな変更があるはずもないでしょうし、あってはならないんだと思います。  文民統制、なかなかちょっと水かけ論になりがちなんですが、私どもの認識からすれば、変わらないのであればこの十二条の改正は必要ないし、そしてこれは、過...全文を見る
○小川委員 そこは議論のあるところだと思いますが、ちょっと大臣のサイドからお答えください。  なぜ、これは現役の陸上自衛官に対して改憲草案を提出してくれないかというようなことをおっしゃったんですか。これ自体、ちょっと不適切ではないかと思いますが、いかがですか。
○小川委員 大臣、それは適切だったということをおっしゃっているんですか。政治家として、個人的な縁をたどり、そして現職の現場の自衛官に対して改憲草案を出させるということは適切だったということですか。
○小川委員 大臣、そこは最初からそうおっしゃってください。やはりどう見られるかということも大事ですよね。あるいは、結果として、これは現職の自衛官が注意処分を受けているわけですから、大臣は直接にこれを誘発、誘引してしまったという側の責任もあるわけです。そこはやはり、文民統制を今議論...全文を見る
○小川委員 アメリカ、イギリス、フランス、事務的に確認したところで、同盟国を含めた他の先進国、幕僚監部、参謀本部を含めて軍人が議会に出席しないという例はないと思いますが、私の通告に従ってお調べいただいていると思いますので、大臣の口からお答えいただきたい。
○小川委員 今回の法制ももちろんでありますが、まさにこれから集団的自衛権を含めていろいろと自衛隊の活動範囲が広がり、また、国際社会における責任もあるいはリスクも増していく、そして、それは翻って国民に対してさまざまな影響を及ぼすことも今後あろうかと思います。その際に、軍事的見地から...全文を見る
○小川委員 これは、あるんですか、こういう例は。外局の人事規定で、ほかにあるんですか。
○小川委員 これは、大臣、どう思われますか。御自身の人事権ですよ、御自身の人事権です。これに部下たる装備庁長官から、何らかの上申が上がってくるんでしょう、それは通例ですよ。しかし、法的に、法的に大臣にそれを尊重しなさいという規定が潜り込んでいる。  これは、大臣御存じでしたか、...全文を見る
○小川委員 まさに文民統制、きょう全体として議論ですが、大臣が、部下たる長官の人事に関する上申を尊重しなければ、それはいいですよ、実務として尊重されるのは大いに結構。しかし、法的にそういう制約がかかるというのは異常事態だ、異常だと私は思いますし、大臣は、これ、法改正、もし御存じな...全文を見る
05月14日第189回国会 衆議院 安全保障委員会 第10号
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○小川委員 ただいま議題となりました防衛省設置法等の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、民主党を代表し、その提案理由及び内容について御説明いたします。  政府提出の防衛省設置法等の一部を改正する法律案は、まず、防衛省の内部の文官統制を定めた防衛省設置法第十二条をその...全文を見る
05月19日第189回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第3号
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○小川委員 民主党の小川淳也でございます。  きょうは、大臣の所信に関連をし、また、先立ちました津村理事の問題意識もしっかりと引き継ぎながらお尋ねを申し上げたいと思います。  大臣とは同じ四国でございまして、よく御一緒させていただき、また御期待も申し上げるところでございます。...全文を見る
○小川委員 大臣、ありがとうございました。大変意地悪な質問なんですけれども、そのとおりだと思うんですよ。  しかし、今回、所信の中に災害という言葉は出てこないんですね。もちろん、宇宙開発からさまざまな科学技術・イノベーションまで含めて、いろいろな分野からアプローチが必要ですし、...全文を見る
○小川委員 ありがとうございました。  御嶽の噴火以降、補正予算によるさまざまな装備品の強化、それから監視すべき火山の追加等も行われているというふうにお聞きしています。  ことしの三月の二十六日ですか、対策の強化について、有識者からの、今触れられた部分にかかわると思いますが、...全文を見る
○小川委員 報告からもう二カ月ですよ。基準を公表するというだけの話ですから、これは本当に速やかに対応をお願いしたい。  加えて、噴火速報。どうも、御嶽の噴火の際は、噴火がありましたという事実を公表するまでに、噴火時点から三十分の時間を要しているというふうにお聞きしています。これ...全文を見る
○小川委員 大臣、今のやりとりは直接科学技術という切り口ではないかもしれませんが、お聞きのとおりでありまして、私がちょっと事前に事務的にお聞きした範囲で言いますと、いいことを報告を受けているんですが、実施段階に移すペースが極めて遅いという印象であります。そういう中で、五月に入って...全文を見る
○小川委員 非常に前向きとはとれない御答弁だったというふうに感じますけれども、観光立国を標榜し、そして同時に災害多発地帯であるこの日本でありますので、やはり観光産業に対する、災害あるいは災害には及ばないが今回の箱根のように緊迫しているような事態に対しては、産業政策の面からも何らか...全文を見る
○小川委員 この会議に限らずさまざまな場面で接触をし御議論いただくというのは大事なことだと思いますし、当然のことだと思います。  しかし、このせっかく設けられた総合科学技術会議の中の三役と有識者会合という正式の場に、十八回中、大臣の御出席が六回、三分の一。政務三役、副大臣、政務...全文を見る
○小川委員 これは、御参加いただいた有識者から見てもそうだと思いますよ。行っても大臣がいない、三役がいない。政府の本気度、これは格好だけかという印象を彼らは受けるんじゃないかと想像します。非公式な場面は重要でしょうが、公式な場面はもっと重要です。その点、ぜひ今後の取り組みに反映を...全文を見る
○小川委員 八十七本中六十四本については不正がなかったことを確認したということのようでありますが、残り二十三本。きのうお聞きした時点では七機関だったんですが、正確には、今御答弁になられた十機関なんですね。  中身を見ると、これはほとんど国立機関でしょう。例えば、大学に関して言っ...全文を見る
○小川委員 確認ですが、では、三十日以内の予備調査に関しては、全機関から、予備調査の結果はこういうことだという報告はあったんですね。
○小川委員 早いのが必ずしもいいとは限らないというのはそのとおりかもしれませんが、予備調査で、わからないならわからない、どういうところにもう少し時間を注ぎたいと。  しかも、私が気になっているのは、これは国立機関ばかりなんですよ。私立大学は真面目にやっている。これは文部科学省の...全文を見る
05月27日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○小川委員 民主党の小川淳也でございます。  このたび、急遽、厚生労働委員会に移籍になりました。委員長初め理事、委員の皆様、どうぞよろしくお願いを申し上げます。  初めてでありますので、ちょっと基本的なこともお聞きすることをお許しいただきたいと思います。  塩崎大臣、午前中...全文を見る
○小川委員 経済のことを考える人は政権内に必要だと思います。しかし、塩崎大臣にはこれにあらがう形で、時に労働者の立場に立ち、労働者の保護なり雇用市場の安定なりのために闘っていただかなきゃいけないんですよね。個人的な御趣味は別ですよ、どちらに関心があるのか。しかし、厚生労働省の大き...全文を見る
○小川委員 その「経済の発展に寄与するため、」では、その後を読みましょう。「社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上」なんですよね。お互い都合のいいところだけつまみ食いするのは、では、やめましょうか。  しかし、では今の大臣の御答弁を前提にすると、時によって、経済の発展のために、雇...全文を見る
○小川委員 閣僚としておっしゃりたい気持ちはわかりますが、ぐっとこらえなきゃいけない一言もありますからね、よく読んでいるとか読んでいないとかも含めて。  そのことは指摘した上で、大臣、やはり今、これは日本だけじゃないと思います、世界じゅうそうだと思いますが、経済がよくなっても、...全文を見る
○小川委員 ごめんなさい、ちょっと時間がかかり過ぎました。ありがとうございました。  ただ、派遣法の議論がきょうはもちろん一番大事なことなんですが、少し、やはりやや視野を広げて、そういう構造問題をしっかり背景に見据えて議論しないと、極めて各論に落ち込むし、本当の解決方法は見えて...全文を見る
○小川委員 いろいろなルートで意見を吸い上げられることは大事だと思いますが、公式に労働政策審議会があるわけですから、そこでどういう形で、事務的にお聞きしたら、個人情報にかかわるので、聞いたことの詳細なり、あるいはどういう人から聞いたかという報告はありませんでした。  個人名は結...全文を見る
○小川委員 きょうは最初ですので、私も、積年の思いもありまして、少し持論が先行して申しわけなかったんですが、大臣、日本の労働者の権利は、やはり私は十分に守られていないと思います。  今回、労働政策審議会でも、連合さんは労働者を代表して頑張ったと思います。でも、連合の組織率という...全文を見る
06月18日第189回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○小川委員 民主党の小川淳也です。よろしくお願いいたします。  まず、年金記録の漏えいについてでありますが、総理、私、この一報に触れたとき、またかと思いました。非常に残念であると同時に、私は今、野党ですけれども、国民の皆様に対して本当に申しわけない、生活の根幹にかかわる、老後の...全文を見る
○小川委員 今回は年金情報の漏えい、年金記録の漏えいということでありますが、さかのぼること八年前、いわゆる宙に浮いた、消えた年金問題、これは第一次安倍政権の存亡を揺るがしたわけでございまして、当時の記憶なり、また総理なりのいろいろな教訓なり反省なりということが少し頭をよぎられた可...全文を見る
○小川委員 それはそのとおりですが、やはりけじめのつけ方の一つの表現の仕方は処分しかありません。  中でも、理事長におかれましては、大変重い処分の可能性を含めて、みずからに課しておられるという雰囲気を感じ取りました。もちろん、当面責任を果たしていただくということは別のことだと思...全文を見る
○小川委員 ざっと、その五千万件のうち、解決したのは八年たって三千万件なんですね。二千万件は未解決のまま残っているんです。  厚生労働大臣、厚生労働大臣として責任を果たせなかったからこういう問題が起きてきたんですよ。だから総務省に第三者委員会をつくった。その経過というのは私は重...全文を見る
○小川委員 しっかりこれは確認、今の時代ですから、できる可能性はあると思いますし、とにかく、およそ考えられない書き込みが行われているということであります。その可能性がある。  外部からの、やはり第三者の目で厳しいチェックというのを機構に対して私は改めて行っていく必要があると思い...全文を見る
○小川委員 理事長、今お聞きしたのはデータの総量なんですね。普通、パソコンの中あるいはサーバーでも、ワンクリック、ツークリックでぱっと出てくる数字なんですよ。それぐらいはすぐわかるでしょうと私はお尋ねしたんですが、事務的には、なかなかそれはお答えできないということだったんです。だ...全文を見る
○小川委員 それに関連して、ちょっと総理、ここはよくお聞きをいただきたいところなんですが、今回、私は最初は、百二十五万件の個人情報の流出事案だと思ったんです。でも、いろいろとよく聞けば聞くほど、これはそうじゃないと。  この間、さまざまなサイバー攻撃に政府機関はさらされ続けてい...全文を見る
○小川委員 今お聞きのとおりでありまして、一年間に五百万件の攻撃を受けているわけです。そして、不審な通信を察知して警報を発したのが百三十件余り、今回はそのうちの一件なんですね。  塩崎大臣にもお聞きいただきたいんですが、なぜこの情報のやりとりが係長レベルで三週間もとどめられてい...全文を見る
○小川委員 安倍総理、そして塩崎大臣、そういうことなんですよね。もう極めてシンプルで簡単なこと。これからそれを徹底していくべきではありませんか、政府機関を含めて。  どうぞ、大臣。
○小川委員 そこは改めてちょっと確認したいと思います。  ここで大事なことは、基幹となっているシステムから個人情報を個人の端末に、ましてや外部接続されている端末に持ち出すことを国税庁はやっていないわけです。年金機構はやっているわけです。しかも、パスワードも含めて甘い。  甘利...全文を見る
○小川委員 それは足し込まなきゃいけないんでしょうけれども、ざっと何百万主体が何千万、何億件の個人情報を番号つきであちこちで預かっている状態が一月以降やってくるということですよね。  この事業者の方ですが、それは大企業もあれば個人事業所もあるでしょう。規模も管理能力も、あるいは...全文を見る
○小川委員 行政側のシステム対応というのは、大臣が言うとおり、しっかりやっていると私も思うんですよ。でも、その議論が、今、事の本質をかえって見えなくするので申し上げているんです。  民間事業者はそうじゃないんです。全て番号にひもづけられた、恐らく何億件という情報が飛び交っている...全文を見る
○小川委員 ということは、塩崎大臣、マイナンバーの接続、業務が始まるのは一月ですから、年内がお尻ということでしょう、検証委員会の結論を出すのは。明言してください。
○小川委員 塩崎大臣、ここは力強い答弁が欲しいところでした、ぜひリーダーシップを発揮していただいて。  総理、最後に、ちょっとごらんいただきたい資料がありますので、これをごらんいただいて終わりたいと思います。  私は、ずっと注目している数字がありまして、国民の国に対する期待で...全文を見る
○小川委員 国民が満足しているというのは違うと思います。それはまた次回にしたいと思います。  ありがとうございました。
07月01日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第27号
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○小川委員 民主党の小川淳也です。  十二日ぶりの委員会ということでございまして、まずは委員長の御無事のお姿を拝見し、こうして委員会の采配を振るっていただけるということに大変ほっとしておりますし、率直に、この場をおかりして、私どもの言動等の行き過ぎについては改めておわびを申し上...全文を見る
○小川委員 誠意ある御見解を御披瀝いただきまして、ありがとうございました。  その上で、直接の委員会の混乱のきっかけは派遣法の審議でございました。現在、形式的には参議院に進んでおりますけれども、私は、本院において説明は尽くされず、審議はまだまだ不十分であるというふうに認識してお...全文を見る
○小川委員 大臣、この点に関して私どもが疑念を深めている理由なんですけれども、さきの週の金曜日の段階で、派遣法がああいう形で強行的に衆議院を通過したわけであります。恐らく、それまでは世の中を揺るがせてはいけないので、不都合な情報はできるだけ隠蔽、隠匿した方がいい、得策だという判断...全文を見る
○小川委員 非常に後づけの、御都合主義的な説明が万事において繰り返されているわけです。  それで、今、不十分な対応ということに言及されましたが、やはりこれは、私どもは野党ですよ、野党ですが、しかし、国会に席を預かる者として、真相の究明なりあるいは再発防止なりに、批判的立場から貢...全文を見る
○小川委員 理事長は時に本当に率直に御答弁されるので、その点は私も敬意を表したいと思っておりますが、部下の方のさまざまな対応を含めて、しっかりと指導監督に当たっていただきたい、重ねてお願い申し上げたいと思います。  委員長、ちょっとしつこいんですが、この点について、私は、与党側...全文を見る
○小川委員 率直な御答弁、ありがとうございます。  理事長あるいは厚生労働大臣、これは不十分ではありませんか。国会において厚生労働行政全般に責任を持っておられる委員長に事前にきちんと御説明をし、こういう方向で当局としては情報を取りまとめております、ついては速やかに公表したいとい...全文を見る
○小川委員 委員長、今のような御答弁を委員長御自身が是認されるのか、よしとされるのか。  国会において、厚生労働行政全般に対して、さまざまな法案の見直しを含めて責任を負っておられる立場であります。その職責に照らして、一般国民とほぼ変わらずしてこの情報に触れましたということがあっ...全文を見る
○小川委員 委員長、ありがとうございました。  そういう気持ちですよ。委員長はぎりぎりのところで代弁されたんだ。  一事が万事です。そういうことも含めて、今後もさまざまな情報整理なりあるいは公表手続なりあろうかと思いますが、事をこじらせないためにも、少なくとも感情的な信頼関係...全文を見る
○小川委員 資料によりますと、特殊技術を習得するための教育訓練の経費だとか、いろいろなことを書いていますよ。  もしですよ、もし本当に派遣労働者の方に払うのが一万円、そしてその教育訓練に必要な経費が九万円であれば、私、これは心情的にも、みんな生身の人間ですから、派遣委託費の中に...全文を見る
○小川委員 大臣の御答弁ぶり、かねてからお聞きしていますけれども、私は、ある種の、雇用行政に責任を持っているということに対する正義感といいますか、そういう感覚が伝わってこないことが一番不足なんですよね。やはり弱い労働者の立場に立たないと、最終的には企業経営だってうまくいきませんし...全文を見る
○小川委員 労政審は三者ということでありますけれども、今回に関して言えば、そもそも連合さんが派遣労働者の権利を十分、まあ、きょうお聞きしたい点が幾つもあって、残念ながらちょっとそこまでたどり着けませんが、例えば労政審において派遣労働者の意見すら聞いていないんですよね。聞かずにやっ...全文を見る
○小川委員 私どもも、仕事柄、郵便の発送というのは常に多数行うわけでありますが、やはり相当数、住所を把握し切れていなくて、追跡できていなくて戻ってくるということは多々あります。その戻ってくるのは意外と早いんですよね。びっくりするぐらい早期に、宛名、尋ね当てられませんでしたというこ...全文を見る
○小川委員 これは、住所をどのぐらい年金機構が本当にきちんと追跡できているかという意味で一つの指標になる可能性がありますし、そういう意味での関心は高いと思います。冒頭議論させていただいたきちんとしたプロセスも含めて、適正に整理の上、公表いただきたいと思います。  それから、あと...全文を見る
○小川委員 もう一回時間をいただいてしっかり議論したいと思いますが、非常にNISC自身の当事者意識が欠けているということもこの間感じています。単に警報機関にすぎないという状況をいかに実効ある監督、監視そして対策機関にするかというのも、今回の事案を通して非常に大きな課題だというふう...全文を見る
08月07日第189回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○小川委員 民主党の小川淳也です。  総理、先ほどの階委員の問いに引き続いてちょっとお尋ねをいたします。  非核三原則を堅持すると毎年歴代の総理大臣は明言したわけでありますが、昨年以前の文案と比較をいたしまして非常に私はこれは、言わなくてもわかるだろうというのでは済まない、明...全文を見る
○小川委員 懇談会の場でおっしゃったということはお聞きしておりますが、大勢の集会参加者、式典参加者を前に総理は明言されるべきでした。そして、世界に向けて中継もあったわけですね、その場で、私は、申し上げるべきだったと思います。  総理はこの原稿を、もし総理の指示でないとすれば、目...全文を見る
○小川委員 あえて落としたのでないとすれば、うっかり落ちた。しかし、それは今回、さまざまな波紋を呼びました。素直に、長崎ではきちんと文言を入れるということでありますので、それはしっかりと受けとめたいと思いますが、特に今、国民の一人一人が戦争の惨禍をそれぞれの立場で振り返っているこ...全文を見る
○小川委員 総理は確かに再三、過去の談話を全体として引き継ぐとはおっしゃっています。しかし、個別に、特にキーワードを引き継がなければ、大きくその精神が変わったととられるリスクがあるわけですね。  私は、この過去の談話は、ある意味日本外交が積み重ねてきた一つの外交資産でもあると思...全文を見る
○小川委員 この武藤議員の、戦争に行きたくないというのは自分中心で極端な利己的考えですか、これに対して総理はどう評価しておられますかとお聞きしています。
○小川委員 総理、何で正面からお答えいただけないんですか、こんなことに対して。戦争に行きたくないというのは当たり前のことでしょう。普遍的な思いでしょう、平和に対する思い。こんな発言はけしからぬとなぜここで一言言えないんですか。そういう総理の甘い姿勢、この手の発言に対する甘い姿勢が...全文を見る
○小川委員 それをいとも簡単に覆したから申し上げているわけです。これは重大だと申し上げているわけです。  引き続き精励するからそれを認めるということは、総理大臣として、極めて甘いし、けじめがついていない、矜持を示せていない。だから、この手の発言が頻発、連発するんですよ。これは、...全文を見る
○小川委員 一カ月前から検討をしたと総理はおっしゃっているんです。七月十七日の一カ月前、六月中旬、下村大臣もそうお答えになっている。  であれば、なぜ七月九日に、スタンド工区の工事三十三億ですか、あるいは工事監理業務二十三億ですか、何で契約するんですか。保留すべきでしょう、せめ...全文を見る
○小川委員 何で契約を保留しなかったのかと聞いているんですよ。ストップと言っていませんよ。せめて保留すべきでしょう、結論が出るまで。全くもって真摯な検討をしていると思えない。  六十億というのは、これは既に支払い済みの分だけで、総理、もし御存じでしたらでいいんですが、選手強化費...全文を見る
○小川委員 パラリンピックの十億分を含めてそうなんですよ。オリンピックに関して言えば六十億なんです。  総理が白紙撤回したことで全く無駄になった支出ですよ、デザイン、設計、監修業務から。これは誰が払うんですか、この六十億。オリンピック選手の強化費とほぼ同額ですよ。何のためのオリ...全文を見る
○小川委員 私どもとしては、デザインまでは当然そうでありますが、それも含めて、国民は見透かしていますよ、総理。そのことを申し上げて、質問を終わります。  ありがとうございました。