小川淳也

おがわじゅんや

小選挙区(香川県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

小川淳也の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第190回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○小川委員 民主党の小川淳也でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  続いて四国でございまして、地方の声をぜひ届けてまいりたいと思います。  大臣、まず、先般、二月の九日だったと思います。大変お忙しい中、私どもの要請の時間をいただきました。中身は、中核市とともに地方...全文を見る
○小川委員 ぜひとも精力的な御検討をお願いしたいと思っております。  特に、税源移譲、それから提案募集方式、なかなか税源や財源にかかわる募集ができないといったような事情、それから児童相談所が間もなく必置になるということでありますが、この辺のノウハウや、また重ねて財源の問題等々、...全文を見る
○小川委員 こうした重要な会議が地元高松市で行われるということは、私どもにとっても光栄でございますし、特に、これから先、どうなんでしょう、私も専門家でありませんので、どういう形でIoT、ICTの技術が発展をし、それが暮らしの利便性や社会の発展につながっていくのか、ちょっと想像に余...全文を見る
○小川委員 ありがとうございました。  関連して、地方財政について非常に懸念をしておりますのが、消費税の軽減税率であります。既に予算委員会等を含めてさんざん議論になっておりますので、細かい点はあれですが、私どもは反対の立場であります。  大臣、これは地方財政の観点からいって、...全文を見る
○小川委員 半歩踏み込んでいただいたというふうに受けとめたいと思います。  いずれにしても、これはあくまで中央政府の政策であり、地方から見ればアンタッチャブル、不可抗力の世界でありますので、いろいろな義務づけの多い地方財政の世界でありますから、ここには一銭たりとも迷惑はかけない...全文を見る
○小川委員 大臣、その最後におっしゃった点をもっと強調すべきだったんじゃないかと思いますね。  伝統的に、放送事業者が自律的に遵守すべき倫理規範だという考え方もあったわけです、特に四条については。それから、法律違反だと大臣はおっしゃるんですが、処分規定は放送法一般を根拠にしてい...全文を見る
○小川委員 大臣、本当に当たり前のこととはいえ、極めて重要な御答弁だと思うんですね。  私はなぜこの議論をさせていただくかというと、これは民主党政権時代も含めてなんですが、やはり放送局に関する免許や審査については、本来、第三者機関であるべきではないかという議論も伝統的にあるわけ...全文を見る
○小川委員 総務省、総務大臣に属する権限をできるだけ中立公正に運用していく立場であるということについては、そのとおりだと思います。  しかし、政治家たる高市早苗さんは、私は、政治的に中立であり、政治的に公平であり、政治的に公正であるということはあり得ないと思うんですが、いかがで...全文を見る
○小川委員 建前、きれいごととして、それはよくわかります。  しかし、これはより本質にかかわることなんですよね。政治家であるということは、政治的中立ではあり得ないということなんですよ。特定の党派に立ち、特定の政治的主張を採用し、いわばそこに人生をかけているわけでしょう。その上で...全文を見る
○小川委員 今御答弁になった範囲のことは、努力目標としては受けとめます。それはそうでしょう。  しかし、本質的に政治的公平ではあり得ない高市大臣が政治的公平の旗を安易に振りかざすことの危険さ、危うさ、この議論が私は放送法をめぐる一連の混乱の背景にあると思います。そのことに対して...全文を見る
○小川委員 大臣、このマイナス金利というのは、本当に、ヨーロッパで一部例があるとはいえ、日本経済、日本社会にとってどういう影響をこれから及ぼしていくのか、非常に要注意だと思っています。  その中で、さまざまな議論があり得ると思うんですが、きょうはちょっと一点だけ、郵政事業に絞っ...全文を見る
○小川委員 他の金融機関同様に影響があるじゃなくて、郵政事業の方が影響が大きいんじゃないかと申し上げています。貸し付けできないんですから。債券運用しかないんだから。  そこで、高市大臣、今度四月から、限度額引き上げ、改革されますよね、一千万から一千三百万。それはそれでいいんです...全文を見る
○小川委員 大臣、大変失礼ですが、ちょっとのんきな御答弁をされている場合じゃないと思うんですよね。手数料、これは外国の金融機関は口座維持管理手数料まで取っているんですよ。日本にはそんな慣例はないんだ。  早く、この貸付業務を含めて、郵政事業の抜本的な改革を進めていくべきじゃあり...全文を見る
○小川委員 もう少し危機感を持って御検討、御答弁をいただきたいと思います。  最後に、くぎを刺して終わります。  今後、債券運用が今までのようにプラス金利で順当にいかなくなった場合、私が懸念しているのは、この二百兆円余りの銀行資産、そして八十兆円余り、合わせて三百兆近いお金を...全文を見る
○小川委員 また追って議論させていただきます。  ありがとうございました。
02月25日第190回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○小川分科員 民主党の小川淳也です。よろしくお願いをいたします。  大臣におかれましては、連日の長時間の御審議、また日ごろの御公務、大変お疲れさまでございます。  きょうは分科会ということで、いろいろと各地域の実情を踏まえた課題、場合によっては陳情合戦というようなこともあり得...全文を見る
○小川分科員 今の御答弁ですと、諦めていないということだと受けとめますが、現場からは、少し無理があるんじゃないかということも聞こえてきたりします。このあたりは、追ってこちらとしてもフォローしたいと思いますけれども、ある意味、鉄道事業者にしますと、どちらでいくのかということは、ある...全文を見る
○小川分科員 民主党内でもさまざまな議員連盟の活動等を通して、大臣にも昨年、特にJR九州の株式上場に伴う税制特例について御要請させていただくような時間をいただきました。大変感謝いたしております。  そういった政治的ないろいろな判断も交えながら最終的な御決断をされるということだと...全文を見る
○小川分科員 まず、門前払いいただかなかったことに感謝を申し上げたいと思います。それから、後方より山本委員の大変力強い応援のかけ声をいただきました。感謝を申し上げたいと思います。  大臣、では、ここについてぜひ御同意をいただきたいと思っています。  まず、交通政策基本法が成立...全文を見る
○小川分科員 ありがとうございます。  もう一歩踏み込んで、人口が減り、高齢化が進み、インバウンドで外国人が入ってくる、そういう日本列島においては、これまで以上に公共交通が機能を果たさないと活力を維持できないということを問題提起として重ねて申し上げたいと思います。  もう一点...全文を見る
○小川分科員 全くそのとおりだと思います。そのとおりだと思いますが、いま一歩踏み込んで、やはり、もっと端的に言えば、五割が料金収入、五割が公金投入という形でやっていっているところがふえつつあるんですね、欧州では。そのぐらい思い切った形で公共インフラを維持活用しているということなん...全文を見る
○小川分科員 大臣、冷たい御答弁であります。  先ほど申し上げた高速道路については、きのう実は、遅くまで資料を整理していただいて、事務方からいただきました。全国の総投資額が三十四兆円だそうです。そのうち四国に投資いただいたのは約一割、三兆円。これは深くお礼を申し上げなければなら...全文を見る
○小川分科員 現状はそうだと思いますが、将来に向けては、そういう問題意識は大いにあり得ると思います、大臣。  ぜひ、これは大変なことだと思います。局をまたいで資源配分を変えていくというのは大変なことだと思いますが、それこそがまさに国家戦略であり、将来を見通した形での政策配分だと...全文を見る
○小川分科員 この点、きょうは最初の機会でございましたので、一定、背景となる考え方や地域の状況、また感じ方の変化も含めて、まずは大臣の頭にインプットしていただきたいという願いを込めて質問させていただきました。これは、きょう、あす、直ちに結論が出るような簡単な課題ではありませんので...全文を見る
○小川分科員 終わります。ありがとうございました。
03月01日第190回国会 衆議院 総務委員会 第6号
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○小川委員 民主党の小川淳也です。  大臣、体調の方はいかがですか。ちょっと私も、けさから少し頭がぼうっとしておりまして、きょうは精いっぱい頑張りたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。  まず、長時間の予算審議、大変お疲れさまでございました。関連法案について最...全文を見る
○小川委員 地方の赤字地方債である臨時財政対策債を相当額減少させたということに関しては私も同意をいたしますし、また評価をするところなんです。  ところが、一・三兆円繰越財源を確保したはずなのに、実際の手取りベースでは交付税は前年より減っているということに関しては、自治体の思いと...全文を見る
○小川委員 税収増があったにもかかわらず交付税が抑制されていることで、実際に地方財政の伸長性がなくなっているということを指摘しています。その点については、ぜひ率直にお認めをいただきたい。  ですから、繰り返しますが、自主財源、独自財源だといいながら、実際は地方交付税がマクロでの...全文を見る
○小川委員 局長、適切に算定と口ではおっしゃいますが、申し上げたとおり、大臣、これはぜひよく頭に入れていただきたいと思う点なんですが、いろいろ名目はつくんですよ、交付税の配分基準というのは。  しかし、それは、実際には人口一人当たり幾らで計算している例が多いんですね。ほかにも、...全文を見る
○小川委員 名目は変わっても、同じ人口単位で計算して、百円乗せたり百円引いたりしているだけですから、おっしゃるめり張りというのは余り実効的になっていないんですよ。  この質問を機に、ぜひ大臣、そういう形で配られているんだということを頭の片隅のどこかに置いていただいて、今後の制度...全文を見る
○小川委員 都市部なり富裕層に恩恵が行き過ぎる環境については、地方税制、地方財政上は必ずしも望ましいとは言い切れない。その点と、それから、確かにいい面もあるでしょう、ふるさと納税については。しかし、弊害も大いに議論されている制度であるということについては、改めて指摘をしたいと思い...全文を見る
○小川委員 この議論、大変尾を引いているわけです。  先般の私自身の質疑の中で、大臣、総務大臣として、中立公正に職務を遂行することに心を砕きたいという御答弁がございました。そういう努力目標としては受けとめたわけですが、そう答弁せざるを得ないこと自体が、本質的に政治家は、あるいは...全文を見る
○小川委員 大臣、希望的観測をお聞きしていません。法的環境について聞いています。  今、現に大臣が心配されているような事態が起きれば、大臣御自身がこの権限を行使されますね。
○小川委員 事と次第によっては大臣みずから行使されるという御答弁と受けとめました。  つまり、これはそのぐらい腹をくくって言わなきゃいけないことなんですよ、大臣。法的環境次第ではあり得るが私のときはやりませんなんという答弁は許されない、そもそもです。それぐらい覚悟を持って言わな...全文を見る
○小川委員 皆さんが想像する以上の深刻な域に達しています。我々は、今、伝えるべきことを伝えられていないという自責の念に日々駆られています。表向き、各局の記者やコメンテーター、経営陣が恥ずかしくて認めないため、多くの国民の知るところとなっていませんが、現場には明らかに大きな影響が出...全文を見る
○小川委員 報道機関内部でのこうした自粛なり萎縮の動きについて、放送免許を所管される総務大臣として、極めて繊細な危機感を抱くべきだと私は思いますが、大臣、この点いかがですか。
○小川委員 放送局、経営層の方々との接触の方が、大臣、多いと思うんですね。ここで言われている懸念は、報道の現場です。取材の現場であり、制作の現場です。ここが経営層の意思をそんたく、おもんぱかって、現場が萎縮することに対しての危機感が表明されているわけです。  これは仮にとしか言...全文を見る
○小川委員 また追って議論したいと思います。  ありがとうございました。
03月17日第190回国会 衆議院 総務委員会 第9号
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○小川委員 民主党の小川淳也です。  NHKに関連してお尋ねをいたしますが、その前に、委員長、御高配まことにありがとうございました。日本郵政から長門ゆうちょ銀行社長にお越しをいただいております。  先般、西室現社長に当委員会出席の要請を申し上げましたところ、体調の関係で来られ...全文を見る
○小川委員 大変かくしゃくとした雰囲気の中にも的確、簡潔な御答弁、まことにありがとうございました。  ぜひとも、これから難しい時代だと思いますが、的確なかじ取りを御期待申し上げたいと思いますし、先般の委員会質疑においては、高市大臣の郵政事業改革に向けた御答弁、私としては、非常に...全文を見る
○小川委員 立派な御答弁だと思います。  やはり、お客さんを相手に商売をしていた時代と、国民を相手に事業を展開しなければならない、せざるを得ない環境とは、根本的に異なるだろうと思います。  それは、実体面でも、放送法を初めとしたさまざまな規制があります。そして、総務大臣の許認...全文を見る
○小川委員 解任の意思はないという御答弁だと受けとめました。  であるならば、監督責任、より大きいと思いますよ。任期はあと一年だと思いますが、どうあれ、的確な御指導をこの場をおかりしてお願い申し上げたいと思います。  それを前提に、籾井会長に二点具体的にお尋ねしたいと思います...全文を見る
○小川委員 みんなそれぞれ違うと、偏っているという日本語の意味は、違いますからね、会長。偏っているというのは、価値判断が入っている、違うというのは、違うという事実しか言っていない。  こういうところにもっと繊細な感覚を持たないと、公共放送体の責任者としては常に疑義を生じますよと...全文を見る
○小川委員 残念ながら、時間です。  大臣、申しわけございません、停波の件については訂正して、謝罪、おわび申し上げます。  その上で、大臣、これは一度ごらんになってくださいね。五十ページの報告書中、二十三ページが真っ黒塗りで、一字も判別できません。こういうものを提出している。...全文を見る
○小川委員 大変残念です。また改めて議論したいと思います。
03月22日第190回国会 衆議院 総務委員会 第10号
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○小川委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。     放送法第七十条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件に対する附帯決議(案)   政府及び日本放送協会...全文を見る
04月07日第190回国会 衆議院 総務委員会 第12号
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○小川委員 民進党の小川淳也です。よろしくお願い申し上げます。  情報通信研究機構法の改正を初めとして、今般の法案については、私ども野党もおおむね賛同の立場でございます。それを前提に、幾つか質問をさせていただきたいと思います。  まず、一つ目の大きなテーマでありますサイバーセ...全文を見る
○小川委員 大幅にふえているというお答えですが、もう少し、もちろん精査は後々よくしていただくとして、おおむねの傾向をつかみたいんですが、それ以上言えることはありませんか。
○小川委員 よくこの数字について精査いただきたいと思いますが、事務的にお聞きしたところですと、ざっと、先ほどおっしゃったように、上半期だけで前年並みということでありますので、恐らく二倍ないしはそれ以上の脅威、それから、感知をして注意喚起した件数も恐らく二倍近いペースだということの...全文を見る
○小川委員 折しも、月末は高松で、情報通信大臣会合でございます。ぜひ、こういった新しい局面展開についても、大臣がこの国際的な会議体の場をリードしていただけることを御期待申し上げたいと思います。  その観点で、少し、昨日の事務的な説明の中で、私自身ちょっと不十分じゃないかと感じた...全文を見る
○小川委員 もうあと四年でありますので、どういう知見を得たのか、そしてそれをどう生かすのかについては、政府としても、もう少し具体的に答えられるぐらい、その熟度を上げていただきたい。数を大きく表に出すのは結構なんですが、中身についてもう少し説明できるほどに、努力をぜひお願いしたいと...全文を見る
○小川委員 これは、冒頭議論いたしました、攻撃が厚みを増してきているということからすれば、今回拡大するのは大いに結構なことだと思いますが、これでも十分と言えるかどうか。ますます充実していくという方向感なんだろうと思います。  ただ、少し中身について気になるのは、例えば、最近よく...全文を見る
○小川委員 今の御報告なんですが、まさに二十三年とか四年とか五年とか、あるいは六年とかという報告はある一方で、二十七年度以降はこれはやっていないんですか。  報告を実務的に拝見すると、標的メールの訓練における開封率、どうもこれは二回訓練したようなんですが、一回目の開封率が一〇・...全文を見る
○小川委員 それはまとまっているんですか。各府省に任せっきり。二十七年度、二十八年度もやるんですね。ちょっとその点だけ確認を。
○小川委員 ということは、二十七年度の実施状況も把握しているということですね、確認ですが。
○小川委員 であれば、私が資料要求したら、直近の状況を知らせるようにしてください。  それから、二十八年度以降も、この開封後の善後策の演習も大いに大事だと思いますが、申し上げたように、そもそも開封しないような、開封率を下げていく努力をするためには、この標的型メールに対する教育訓...全文を見る
○小川委員 そこは少し言葉として大事なところなんですが、百二十五万件以外の流出は確認はされていない、確認はされていませんね。しかし、ないとは言い切れないんですか。確認されているのは百二十五万件、それ以外にないとは言い切れないんですか、一年たった今も。
○小川委員 世の中、常に、喉元過ぎればではありませんが、少し時間がたちますと、話そのものが話題に上らなくなりがちであります。しかし、一年たった今も、もちろんこれ以外にないことを期待したいと思いますが、なかなか、そうしたことの確認すらとるのが技術的には現実の問題としては難しいという...全文を見る
○小川委員 システム改修の件については、今御説明で、軌道修正されたということだと思いますが、それにしても、一月から七回にわたる、一時的とはいえシステムダウン、これは大変残念なことであります。  大臣、これの受けとめについてもお聞きしたいですし、それから、大変重大な事案でしたけれ...全文を見る
○小川委員 非常に申し上げにくいことではありますが、やはり大変お粗末だったと思います。それから、人事の法制上の面も含めて今大臣の御答弁がございましたが、全般的な監督権限、許認可権限等々を通して大臣の御意向というのは非常に大きな影響力もございますので、その限りにおける大臣の責任につ...全文を見る
○小川委員 追って議論したいと思います。  ありがとうございました。
04月26日第190回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○小川委員 民進党の小川淳也です。よろしくお願いいたします。  まず、岸田外務大臣、冒頭、通告外ですが、けさほど、北朝鮮の弾道ミサイルの発射に対して外交ルートを通して抗議をされたという報道に接しました。その事実関係なり経緯を少しお述べいただきたいと思います。
○小川委員 特に年明け以降、たび重なる核実験、それからミサイルの発射、非常に、自分自身も含めてなんですが、これになれっこになっちゃいけないなという気がするぐらい頻発をしています。  それで、新たな金正恩体制について大臣はどうごらんになっているか。  具体的に言うと、私は、金正...全文を見る
○小川委員 昨年訪中いたしました折に、中国の関係者といろいろ話をする中で、北朝鮮が少々暴れている方が中国にとっては便利だというような感触すら私は受け取って帰ってきました。その意味で、今回、中国が少し毅然たる態度に出てきていることは一つの明るい展望だと思うんです。  しかし、後ほ...全文を見る
○小川委員 大変個人的なことに立ち入ってはいけないんですが、質問に当たっての参考ということで、ありがとうございました。  かく言う私も、今から二十二年前、自治省に入省いたしまして、そしてみずから希望して沖縄県庁に赴任をいたしました。ですから、社会人としてのスタートは沖縄。そして...全文を見る
○小川委員 今のお答えに関連して、これは、国地方係争処理委員会の審査結果の通知は申し立てから九十日以内ということでありますから、六月の二十一日が期限になるというふうにお聞きしています。恐らくその後も、和解協議中にあるとはいえ、政府側の意向と沖縄県の意向はすれ違い、あるいは平行線で...全文を見る
○小川委員 重要な確認だと思います。直ちに、法的拘束力、もちろん一定の法的拘束力のある紳士協定だという理解かと思いますが、今後も、沖縄県知事あるいは沖縄県政にとっては、さまざまな法的対抗措置なり事実上の対抗措置の余地は残した合意、あるいは、これは判決確定後もそうだというふうに理解...全文を見る
○小川委員 あのとき、宜野湾市長選挙があの時期にああいう形で行われることに関して、私はどう感じたか。一言で言うと、宜野湾市民にとって極めて酷な選挙だと感じたんです。  辺野古移設は、オール沖縄という言葉が何を指すのか、これは少しあやふやな部分がありますが、沖縄県民全体でいえば、...全文を見る
○小川委員 沖縄県連会長としての御発言と沖縄担当大臣としての御発言を区別することもできないと思いますし、繰り返しになりますが、あの選挙は宜野湾市民にとっては私は極めて酷な選挙だったと思います。  したがって、もう一点確認いたしますが、あれは辺野古移設を宜野湾市民が容認した選挙だ...全文を見る
○小川委員 大臣にもう一つ、関連して酷なお尋ねをいたします。  大臣は、まさにこの夏、改選期を迎えるわけであります。六年前の選挙の際には、私ども旧民主党政権にも、結果としてこの問題の大きな混乱をもたらした責任は大きいと思っています。そこは本当に自覚しています。  しかし、その...全文を見る
○小川委員 大臣、もちろん、今、閣僚の一員でいらっしゃるから、その立場上、言えること、言えないこと、あるいは言うべきこと、控えるべきことはあると思いますが、いずれ国政選挙の候補者ですから。しかも、そういった形で戦ってきた経緯がある。そして、あらゆる選択肢を排除しないどころか、辺野...全文を見る
○小川委員 もし今大臣がおっしゃったことがそのとおりなのであれば、そういう誤解を招くような、これを言葉尻と言う人もいるのかもしれませんが、そういう誤解を招くような発言すら控えるべきです。よくよく気をつけるべきですよ。全くないとは考えていませんとか言うべきじゃない。そのことに対して...全文を見る
○小川委員 今、島尻大臣は、沖縄振興予算と基地問題とは全く別だということを再確認する、誤解を与えた表現があったのならそれは真意と違うという答弁をされたわけです。これは政府全体の見解でしょうから、文部科学省も同じですねとお聞きしています。
○小川委員 一方、教科書検定は文部科学大臣の責任のもとに置かれていると思いますが、これは既に訂正がなされたとはいえ、なぜ、帝国書院の教科書で、日本政府も、事実上、基地の存続と引きかえに莫大な振興資金を沖縄県に支出しており、県内の経済が基地に依存している度合いは極めて高いなどという...全文を見る
○小川委員 教科書の記述をある程度自主性に委ねるのはそうでしょう。しかし、この記述は一般的な事実や認識を書いたものではありませんよ。日本政府がどうかということを書いているんですから。日本政府が基地の存続と引きかえに莫大な金を沖縄県に支出していると書いているんですよ。最初の検定で、...全文を見る
○小川委員 なぜ、全く異なるのに訂正を求めないんですか。まさに検定委員会の職務怠慢じゃありませんか、不作為じゃありませんか。こういうことは一つ一つ沖縄の心をかき乱し、問題を複雑化し、逆なですることになると思いますよ。  それから、訂正後についても一言申し上げます。  訂正後は...全文を見る
○小川委員 三千億円全部が特別じゃないでしょうと聞いているんです。
○小川委員 これを事実と認めるということですか。三千億円が、こういう特殊事情に配慮して沖縄県に、他県と異なってですよ、他県とは異なって全部交付している特別なお金ですということを認めるということですか。追認するということですか。
○小川委員 政務官、よく御自身でお考えをいただいた上でお答えいただきたいと思いますが、一般的経費も含めて、それはどういう意味ですか。
○小川委員 政務官、沖縄政策について聞いているのではないんです。政府の沖縄政策を前提に、教科書で子供たちにどう教えられるべきか、そこに正確性のそごや事実誤認があってはならないのではないですかと聞いているんです。政務官、責任を持って答えてください。
○小川委員 答弁の意味がわかりません。  これは、沖縄県に対する交付金を、全国とは全く異なる余りにも特別なものと誤解を与える記述ではありませんかと聞いているんです。
○小川委員 では、こうしてください。  一人当たりの公共事業費は、沖縄県は、昨年、上位何番目ですか。わかる人がいれば。
○小川委員 特に、ソフト交付金が入りましたから、恐らくそれを込めて計算するとそういうことでしょう。  しかし、政務官、よく聞いてくださいよ、公共事業を中心にして三千億の資金が全部特別であるかのような記述は、事実と違うし、誤解を与えるおそれがある。今後の検定等に当たってはよくよく...全文を見る
○小川委員 ぜひ、これは沖縄県民の思いもそうですし、また、本土の人間がそれをどう理解するかという面からも極めて重要でありますので、こういったところは本当に細部にしっかり配慮した記述なりが必要だと思います。そういう意味で、しっかりと職責を果たしていただけるように、改めてお願いを申し...全文を見る
○小川委員 よくわかりません。目的が違うとはいえ、同じだと思いますよ。各省にまたがった補助金を、自治体の選考に委ねて、取りまとめて交付する、その意味で自由度を高めたという点においては変わるところはないと思います。  それから、なぜ、沖縄だけ手続が煩雑ではなくて、その他が手続が煩...全文を見る
○小川委員 ソフトが使い勝手がいいのであれば全国展開すればいいんですよ。誠意を持って御答弁をいただいておりますが、中身において全く納得できない、そのことは申し上げたいと思います。  大変残念です。岸田大臣には、北方外交、対ロ外交、北方政策、それから核政策等についてもお聞きしたか...全文を見る
10月03日第192回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○小川委員 民進党の小川淳也でございます。  通告に従って質疑をさせていただきたいと思います。もちろん、オリンピックについても後ほどお聞きをいたします。  その前に、ちょっと、先立つ審議、質疑を受けて、二、三、総理に確認させていただきたいことがございます。  まず、改憲につ...全文を見る
○小川委員 先立つ細野委員との審議、また長妻委員との審議を見ても非常に、よく言えば、総理の憲法に関する発言は慎重になってきていると思います。一方で、再三野党の側から指摘しているように、内容も、また手続も、そして在任中にやられるのかどうかも含めて、非常に覚悟を感じなくなってきていま...全文を見る
○小川委員 残念ながら、日本国の総理大臣の任期は、政党の党規、それから衆議院の任期、両方の制約があります。これはいいことかどうか、これについてはいろいろ議論があり得ると思います。それから、衆議院の解散についても総理の胸先三寸、総理の一存で行われるという非常に先進国の中では珍しい国...全文を見る
○小川委員 ひとまず受けとめさせていただきたいと思います。  それでは、通告に従って、まずアベノミクスに関連してお尋ねをいたします。  日本銀行総裁にお越しをいただいております。  三十日に少し日銀の買い入れオペレーションを縮小したという報道に接しております。しかし、大変皮...全文を見る
○小川委員 そろそろ限界に来ていることに加えて、効果が出ていないというふうに思うわけであります。  そもそも、このオーバーシュートコミットメントですか、物価が二%に上がるまで緩和を続けるということ。操作目標を金利に置きました。量的緩和から金利に置いた。しかし、やることは変わらな...全文を見る
○小川委員 総裁は御就任以来、できるだけ早期、できるだけ早期と言い続けてこられました。三年半たった今、物価下落率は総裁が大胆な金融緩和を始める以前の一三年三月に戻っているんですよね。長期金利をコントロールできるとおっしゃいましたけれども、果たしてそれはすべきなのかどうかという議論...全文を見る
○小川委員 金融政策においても非常に厳しい状態を迎えている、そのことを改めて指摘したいと思います。  どうぞ、総裁、お帰りいただいて結構です。  安倍総理、補正予算についてもお聞きしたかったんですが、既に江田代行が指摘したとおり、昨年度の補正には一兆九千億円の税収上振れがあり...全文を見る
○小川委員 お答えいただけなかったわけですが、基準を上回る有害物質が検出されたことについてどう受けとめているのかという質問であります。
○小川委員 大臣、甚だ当事者意識に欠けた御答弁だと思いますよ。この重大な事態をどう所管大臣として受けとめているのかというのは国民的な関心事です。  では、ちょっと聞き方を変えます。  これから、いずれにしても認可申請は上がってくるでしょう。そのときに、いわゆる、今世の中で問題...全文を見る
○小川委員 いや、最終的に認可されるのは大臣御自身ですからね。だからお聞きしているんですよ。  この資料もちょっとごらんいただきたいと思いますが、これは農林水産省のホームページからとりました。着工前の二十六年三月二十八日、農政審議会の食料産業部会で、東京都豊洲市場からこのような...全文を見る
○小川委員 大臣、ちょっと、簡潔に、聞かれたことに答えてください。  では、確認しますが、大臣、盛り土のあるなしは市場認可に際しては関係ないということですね。盛り土のあるなしは前提になっていないということですね。
○小川委員 今これは大変、都民、国民の関心が高まり、また不安が高まっています。そもそも盛り土がないことに関して心配が高まったわけで、今、盛り土のあるなしは関係ないという御答弁は極めて重要な御答弁だというふうに承りました。  では、重ねて、仮にそうだとすればですが、市場の移転に対...全文を見る
○小川委員 大臣、この点はまさに、過去、農政審議会で審議されているんですよね。  ちなみに御紹介しますと、どのように農水省として安全性を確認していくのかという農政審での委員の問いに対して、事務局の回答ですが、農林水産省が土壌等に係る専門知識や権限を有していない中で認可の是非を判...全文を見る
○小川委員 適切に判断する資格と権能はありますかとお聞きしているんです。全く無責任な答弁だと思いますよ、大臣。これはオリンピックとも似ていますよね、閣僚の、政府の当事者意識の低さ、責任感覚の低さ。極めて、東京都任せという発言が相次いでいますが、全くもって私は不十分だと思いますよ。...全文を見る
○小川委員 いや、これは各閣僚の当事者意識を聞いているんだ。  では、お聞きしましょう。本部長は総理大臣ですよ、本部長は総理大臣。副本部長の自覚がある方はいらっしゃいますか。(発言する者あり)いや、丸川大臣は正しい。菅官房長官もそうですよ。本部員は全閣僚だ。  それで、八月に...全文を見る
○小川委員 総理もよく御自覚いただきたいと思うんですが、最終の会議は五月、その前は二月なんです。ところが、これは持ち回りです。会議の招集すらしていない。最終の会議招集は昨年の十一月なんですよ。ほぼ一年間開催していない。ここに、この間の不十分な答弁、責任意識の欠如、全くもってハンド...全文を見る
○小川委員 東京都が主体となってやることはそのとおりですよ。しかし、それじゃ済まないから聞いているんです。  例えば、北京オリンピックで、中国政府がこれは北京市の責任だと言うはずないでしょう。ブラジルで、リオ・オリンピックで、これはリオ市の責任だと言うはずないじゃないですか。シ...全文を見る
○小川委員 手元にいただいているのは二百六億ですよ。その差額は何なんですか。  重ねて伺いますが、今回の補正は、全体計画、全体予算にどう位置づけられたものか。その説明が審議なり採決の最低条件だ。その資料の提出を委員会に対して行うことを要求して、質問を終わります。  ありがとう...全文を見る
10月04日第192回国会 衆議院 総務委員会 第1号
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○小川委員 民進党の小川淳也でございます。  まず冒頭、大変恐縮ですが、この委員会の立ち上がりが異例の形をとらざるを得ませんでした。私ども理事間のコミュニケーションが十分でなかったということで、委員の皆様にも大変御迷惑をおかけしたことをおわびし、あわせて、私自身も心したいと思い...全文を見る
○小川委員 結論から言えば、基金という形での支援は、私は、やはりスピード感とかあるいは柔軟性を考えれば、やむを得ないというふうにも思います。  一方で、基金の設置そのものについては、国政上もさまざまな批判もございます。また、基金を繰り戻してもらうというようなケースもほかの政策メ...全文を見る
○小川委員 財政民主主義という観点からいえば、そうだと思うんですね。  もう一つお聞きしたいのは、法的な手続の重たさについてなんです。  これは、毎年予算を組む、また、地財計画をつくるたびに交付税法の改正というのは行われるわけです。法律、具体的に拝見しても、具体的な金額が並ん...全文を見る
○小川委員 今回は熊本地震対策がメーンであります。大臣が今おっしゃったのは、そのとおりなんです。ただ、私が申し上げている問題意識はちょっと逆サイドの問題意識でして、より法律改正を伴わずに柔軟な対応ができれば、より便利な部分もあろうかというふうに思います。  ただ、交付税財源の確...全文を見る
○小川委員 大臣、この間、予算委員会では相当指摘もさせていただいたとおりなんですが、第二次安倍政権ができて初めて、大幅に国債を発行しなければ補正が組めなかったというのがこの二十八年度補正なんです。  総理は盛んにアベノミクスの果実ということを主張されるわけですけれども、実際には...全文を見る
○小川委員 比較的正面からお答えいただけたことに敬意を表したいと思います。  安倍総理は、いつも都合のいい数字を並べられて、全くかみ合わない議論をされる傾向があります。これをまねする閣僚の諸先生方が多くて、私ども野党の立場からすると、なかなか建設的な議論にならずに四苦八苦するこ...全文を見る
○小川委員 では、また追っての機会に議論させていただきます。  ありがとうございました。
10月04日第192回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○小川委員 民進党の小川淳也です。  私は、民進党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました政府提出の平成二十八年度第二次補正予算に反対の立場から討論を行います。  まず第一に、本補正予算案の審議を通して、アベノミクスの行き詰まりが明らかとなりました。  異常なまで...全文を見る
11月01日第192回国会 衆議院 総務委員会 第5号
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○小川委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。     社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する...全文を見る