小川淳也
おがわじゅんや
小選挙区(香川県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月27日 | 第193回国会 衆議院 総務委員会 第1号 議事録を見る | ○小川委員 民進党の小川淳也でございます。 委員長には、この間、特段の心情的な御配慮をいただいてまいりましたけれども、まずもちまして、本日の予算委員会の審議並びに採決、そしてこの総務委員会も委員長の職権によって野党側との合意なく手続が踏まれましたこと自体は甚だ遺憾でございます...全文を見る |
○小川委員 かねてからの財源不足額を国、地方で折半するというルールについて理解しないものではございませんが、やはり地方の立場からいえば、国の税収見積もりを誤った責任は国の側にあり、そして、当年度の地方財政上、恐らく今回の法改正によって資金繰りには影響を及ぼさないということだと思い...全文を見る | ||
○小川委員 大変ありがたい御答弁をいただいたと思います。私もその方針に大きく賛成でございます。 ただ、一方で、前回も申し上げたと思うんですが、毎年三千億も四千億も、あるいは計画上九千億も一兆も返していくという計画は、これは絵に描いた餅でありまして、再三申し上げておりますが、も...全文を見る | ||
○小川委員 これは立法政策の問題であると同時に財政政策の問題でありまして、一定の法的な枠組み、あるいは予測可能性、これは極めて大事です。しかし、再三、総額がわずかでも変わると常に法律改正をしなければならないというこの行き過ぎた硬直性については、私はもっと柔軟であっていいと思うんで...全文を見る | ||
○小川委員 極めて厳格な解釈なりお立場で、一定理解をいたしますが、率直に申し上げて、本当にもう少し柔軟であっていいんじゃないかな。事の重大さ、あるいは逆に言えばささいさに比べて、手続が余りにも重いという感じはいたします。そのことは重ねて指摘をします。 それから、これはお聞きし...全文を見る | ||
○小川委員 きょう発表になった物価も、十カ月連続で下落しているんですかね。それから、年金も切り下げが決まった。これは、今の経済状況はデフレなんじゃないですか。 | ||
○小川委員 今の経済状況、デフレなんじゃないですか、越智副大臣。 | ||
○小川委員 十カ月連続下落というのは、デフレから脱却しつつあるとは言えないんじゃないですか。 | ||
○小川委員 第二次安倍政権発足後、四年たちましたが、先ほど、名目の成長率の見通しが三・一、実績の修正見通しが一・五でした。過去四年間、どのぐらいで推移していますか。 | ||
○小川委員 子細な通告がなかったことはおわびしたいと思いますが、しかし、極めて基本的な数字ですから、後ろの方も含めて、このぐらいは持っておかなきゃだめじゃないですか。苦言を呈したいと思います。 今、実質ベースでお話しいただきましたけれども、ほとんど一%に届かない状況。また、名...全文を見る | ||
○小川委員 これは、達成は相当簡単ではない、困難な目標だということはお認めいただけますね。 | ||
○小川委員 そういう通り一遍の御答弁に感じられる楽観さといいますか、こういうことで見積もりを誤るとまた地方が迷惑を受けるんですよ。 ですから、改めて、かたい見積もりと、それから着実な実行といいますか、その部分については、今の御答弁からは非常に心配になります。そういうことを含め...全文を見る | ||
○小川委員 非常に微妙な御答弁でしたけれども、明確に、ないという報告は受けていないわけですね。うちはありませんという報告は受けていないわけですね。 | ||
○小川委員 では、最後に官房長にお聞きします。 こうした違法、不適切なあっせんは、現在行われているんですか、いないんですか。 | ||
○小川委員 今の時点で、はっきりこの場で、ないとは言い切れないわけですね。 | ||
○小川委員 時間ですので、ひとまずここでおきたいと思いますが、厳正なる調査、そして速やかな公表をお願い申し上げたいと思います。 終わります。ありがとうございました。 | ||
01月27日 | 第193回国会 衆議院 予算委員会 第3号 議事録を見る | ○小川委員 民進党の小川淳也です。 総理初め関係の閣僚の皆様に、天下り問題一本に絞ってお尋ねをしたいと思います。 これは、補正予算あるいは本予算を提出している政府が実は裏で何をやっているかという、信用にかかわる問題ですから、真摯にお答えいただきたいと思います。 まず、...全文を見る |
○小川委員 そうおっしゃると思っていましたけれども、総理、実際天下りを減らすというのは大変なんですよ。本当に大変なんです。役所の方々とのあつれきや、今でも恨まれていることもあると思います。しかし、政権交代直後、やったんですね。二十四年に第二次安倍政権が発足した直後、政務のメンバー...全文を見る | ||
○小川委員 当たり前じゃないですか。この規制緩和そのものに反対したんだから、それを監視する組織に反対するのは当たり前のことです。それをまず申し上げたいと思う。 いろいろおっしゃりたいことはあるでしょうが、総理は天下りを根絶すると言ったんですよ、見つけますと言ったんじゃないんで...全文を見る | ||
○小川委員 何もお答えになっていないんですが。 調査を進めるということですけれども、ちょっと次の資料をごらんいただきたいと思うんです。 これは公開されている資料ですからあえてお示ししますけれども、一般社団法人文教フォーラムのホームページなんです。お名前とお顔は伏せておりま...全文を見る | ||
○小川委員 関連の深い団体でありましょうから、重ねてお聞きしますが、この団体には文科省のOBが複数、役職員として在籍していると思います。それから、関連の文教予算、補助金や委託費、書籍購入等々で巨額の公金が投入されていると思いますが、事実関係について御答弁ください。 | ||
○小川委員 これは典型的な天下り公益法人なんですよね。そういう実態のある非常に大規模な公益法人が存在していることがわかりました。 本題に戻りますが、この天下りをあっせんしていた文教フォーラム、天下りのエージェント的な役割をしていたわけです。この文教フォーラムと文教協会はどのよ...全文を見る | ||
○小川委員 ただいまの文科大臣の御答弁、きのうまで事務的に聞き取った範囲でちょっと図式化しておりますので、ごらんいただきたいと思います。 この文教フォーラムのR氏については、文科省のOBであり人事に詳しい方だと。しかし、そこに一切の文科省としての給与や謝金等の支出はありません...全文を見る | ||
○小川委員 この件に関して、最後に一点だけ聞かせてください。とにかく極めて巧妙な組織ぐるみなんですよ。いま一度この文科省の回答書をごらんいただきたいと思います。 一番下の赤線ですけれども、R氏がどのようにして生計を維持していたかについては、文部科学省として関知しておりませんと...全文を見る | ||
○小川委員 改めてお調べいただきたいと思いますけれども、恐らく、推測ですが、文教協会の中でこのあっせん業務をやっていたんでしょうね。しかし、余りにも機微に触れる情報を扱うために、近くのビルの一室に分室を構えた。そこを任意団体として当初は運営し、以後、法人成りまでさせた。文科省はそ...全文を見る | ||
○小川委員 こんな説明、通りますか。(発言する者あり) 〔菅原委員長代理退席、委員長着席〕 | ||
○小川委員 では、善処をお願いして、ひとまずおきたいと思います。 | ||
○小川委員 小川淳也です。 委員長、わずか三十五分しかない質疑時間を三十分と五分に分けられるというのは、審議の充実にとって甚だ支障があります。極めて遺憾であります。 そのことを申し上げた上でお尋ねをいたしますが、あっせん行為が極めて組織的で悪質だということは、午前中の質疑...全文を見る | ||
○小川委員 司直の手が入っている、検察の手が入っている、警察の捜査が進んでいるのであれば、今の説明も一定理解いたします。しかし、松野大臣、内部調査ですよ。高等教育局長からいえば部下である後輩である審議官から事情を聞かれているから国会では答えられませんという答弁ですよ。これはあり得...全文を見る | ||
○小川委員 文科省全体のことについてつぶさにと言っておりません。常盤教育局長が人事課長時代に知っていたことのみで結構です。正直に答えてください。当時から人事課のあっせんはあったんですね。 | ||
○小川委員 委員長、答弁させてください。 先ほど申し上げましたが、これが検察の捜査や警察の捜査であれば、一定理解いたします。それから、全体像をこの場で明らかにしろと申し上げているなら、時間がかかるでしょう。この常盤局長の個人の経験を正直に述べてくださいとお願いしているだけです...全文を見る | ||
○小川委員 大臣、全容解明は全容解明できちんとやってください。 今は、人事課長時代に常盤さん個人がどうだったかということを誠意を持ってお答えをしてくださいと言っているわけで、大臣、ちゃんと上司として、正直に答えなさいと常盤局長に言ってください。(発言する者あり) | ||
○小川委員 所管事項、政策のことであれば私も聞きません。違法行為があった可能性があるから聞いているんです。 大臣は、任免権を持ち、懲戒権を持ち、文科行政を正す唯一の権限と責任を持った方じゃないですか。過去の経験についてちゃんと答えさせてください。 | ||
○小川委員 最後に。 総理、全容解明のためにあらゆることをやりますと何度もおっしゃいました。今のような姿勢、答弁で、総理、本気度が問われると思いますよ。ちゃんと答えさせてください。総理のお答えだけ聞いて、時間ですから終わります。 | ||
○小川委員 委員長、ちょっと整理を、委員会として整理をお願いします。政策については聞きませんから。政策については聞きませんから。違法行為や規範にもとる行為があっても一切聞けないということでは…… | ||
○小川委員 行政を正すことは国会はもはや不可能ですよ。 それを、委員長、整理してください。委員会としてルールを整理してください。政策について聞いていませんから。 | ||
○小川委員 それだけお願いして、終わりたいと思います。 | ||
02月01日 | 第193回国会 衆議院 予算委員会 第4号 議事録を見る | ○小川委員 民進党の小川淳也です。 本日の私の役割は、先週の質疑に引き続いて、この天下り問題の全容解明に貢献をすることでございます。 ただ、総理、その前に一言だけ苦言を呈させてください。 私は、このトランプ氏の横暴、無謀な振る舞いに大変怒りさえ覚えております。これに対...全文を見る |
○小川委員 大臣、これは時間をもちろん置いていただいて結構です。ただし、来週にも天下りの集中審議を行うと言っている以上、それまでには、今、独法のことをおっしゃいましたが、特に今回最大の問題になっているのは公益法人ですから、役所のOBが天下っているところに、この総予算、幾ら流れる予...全文を見る | ||
○小川委員 あわせて、山本大臣、午前中に、全省庁調査を昨日始められたということですが、これをいつまでにきちんと報告するのかということに関しては答弁が明確ではありませんでした。 そこで、改めてお願いですが、予算審議という今非常に重要な時期です。この予算審議の最中に、この審議に資...全文を見る | ||
○小川委員 中身を充実させるという理屈が、おくらせる抗弁になってはいけないと思いますよ。 総理にお伺いしますが、この天下りの仕組みについて全容解明は後だけれども、しかし、その資金が流れることが明々白々なこの予算案だけは先に通してほしいというのは虫がいいと思いますので、それはな...全文を見る | ||
○小川委員 語調が強かったところは評価したいと思いますが、予算の流れ道に深くかかわっているわけですね、これはOBを活用して、各天下り団体は。 ですから、予算のあり方そのものに深くかかわる問題ですから、やはり予算審議中に、議了前に、これは委員長にお願いしたいと思いますが、天下り...全文を見る | ||
○小川委員 とにかく、全力でやるとか明らかにしますとか言っている割には出てこないわけですね。隠しているんじゃないか、隠蔽しているんじゃないかという疑いを色濃く持たれると思いますよ。 まず、山本大臣、早速きょうの報道でも、全省調査は各省に丸投げじゃないか、こんなもので成果が上が...全文を見る | ||
○小川委員 直接聞くということですね、対象者に。内閣人事局の職員が直接聞く、各省に丸投げしてその報告を受けるという間接形態ではないということですね。もう一回、確認です。 | ||
○小川委員 心強い答弁でした。ぜひそれは間違いなく実行していただきたいと思いますし、私どもももちろん、しっかり国会の立場から監視をしていきたいと思います。 それからすると、文部科学大臣は午前中、質疑の中で、少し外部の関与に関して曖昧な答弁だったと私は受けとめています。 こ...全文を見る | ||
○小川委員 方向性の決定を外部の方の助言を求めてやるということは、直接の調査は誰がやるんですか。 | ||
○小川委員 非常にまだ曖昧さが拭い切れません。徹底的にやる意思があるのかどうか、迫力は少なくとも伝わってきません。内部の調査ではなれ合いになることは見え見えですし、外部の方が直接調査に入る、ヒアリングを行うということは徹底していただきたい、そのことは申し上げたいと思います。 ...全文を見る | ||
○小川委員 事務員の派遣あるいは電話代の負担、私、きのう事務的にお聞きした範囲では、大臣、ありますと言っていましたよ、ここで明確にされませんでしたけれども。ちゃんともう確定させてくださいよ。だから言っているんですよ、事実が出てこないと。大臣、ちゃんともう明らかにしてください。 | ||
○小川委員 最初から本当にきちんと正直におっしゃっていただきたいと思いますし、幾ら正当化するような口実をつけ加えても、怪しいものは怪しいんですよ、大臣。ですから、もう余計な言い逃れとか口上をつけ加えることはむしろ控えていただきたい。 さらに、今週に入って、このOB、R氏は保険...全文を見る | ||
○小川委員 では、加えて、このR氏以前にも、文科省OBがこのD社に対しては再就職していたということも報じられていますが、これも事実ですね。 | ||
○小川委員 ですから、R氏以前にも、少なくとも一人確認されているということです。この会社との関係はかなり以前からあるようですね。 重ねてお聞きしますが、いわゆる職員団体保険をこのD社にお願いした、あるいは取り扱いが始まったのは、最初はいつだと認識されていますか。 | ||
○小川委員 この点はD社のホームページからも読み取れるんですが、もう半世紀以上のおつき合いということになるんだと思います。 これは推計になろうかと思いますが、直接、文教協会が集金事務を行っていたこのD社の保険契約。これは推計になりますが、大臣、大体どのぐらいの規模の保険契約を...全文を見る | ||
○小川委員 御答弁ありがとうございました。 ただいままで聞き取ったこと、昨日段階で事務的に聞き取ったことですが、改めてちょっと図式化させていただきたいと思います。 文教協会から、家賃、そして、きょう御答弁があったとおり、他の団体だと思いますが、人の派遣、そして電話代等の負...全文を見る | ||
○小川委員 五十年前から保険契約、団体契約を行い、そして、文教協会以外にも多数の契約種類、そして、物によってはかなり規模の大きい保険契約。さらに、本省に自由に出入りできるわけですよね。 確かに、いただいたリストを見ると、飲料メーカーと生命保険がほとんどですよ。しかし、損害保険...全文を見る | ||
○小川委員 これも一つ一つ本当に根掘り葉掘り聞いてかなり努力をしないと一つの事実すらなかなか出てきません。そういう状況の中で、内部調査をやるやると言っているのが本当に信頼できますかということを冒頭から申し上げているわけです。 ちなみに、損保代理店はどのぐらいあるか御存じですか...全文を見る | ||
○小川委員 二十万社以上あるそうですね。その中で一社だけ自由に文科省に出入りできるということなんです。 ただ、D社の名誉のために申し上げたいと思いますが、D社が違法行為を行っているわけではないんです。しかし、長年の保険契約を介在した癒着構造の中に再就職の問題があり、顧問料を払...全文を見る | ||
○小川委員 はい。 もう再三申し上げますが、なかなか、この内部調査に任せていて本当に出てくるのかという疑念を持ちながら、私どももずっと作業しています。委員長もごらんいただいたとおり、この間の経過については、衆参の国会審議を通してかなり明らかになってきている部分が実際にあるわけ...全文を見る | ||
○小川委員 この問題がかなり報道等で扱われるようになり、また、国会が開会した直後にこういうシールが張られた。ちなみに、分室の廃止の決定は前年ですからね。一月まで一カ月、その状態で置いていたわけです。しかし、問題が大きくなる兆しが見えるにつけて、こういうシール張りを行ったということ...全文を見る | ||
○小川委員 しかし、外形的に見て、この一月二十日、国会召集を前に関係の次官をやめさせて、もちろん御本人が辞意を申し出たにしても、そして、内閣がそれを承認し、国会審議が始まるや否や、なかなか関係者が呼べないという状況をつくった、その責任は私は政府にあると思います。 山本大臣、で...全文を見る | ||
○小川委員 では、前回あれっと思っていたので、もう一回、ちょっと別の角度から聞きます。 先週、我が党の玉木委員が、R氏を御存じですかと聞きました。それに対しても、調査中で答えられないという答弁でしたが、それはないんじゃないですか。 まず、ちょっとそこは答えてください。R氏...全文を見る | ||
○小川委員 ちょっと委員長、質疑の前提で、所管事項以外で答弁しない、あるいは国会に出席しないというのは、政策においてはそれはそれで結構だと思います。しかし、過去、違法行為があった可能性がある、あるいは倫理規範にもとる可能性がある場合は、それは属人的に、国家公務員たるに値するかどう...全文を見る | ||
○小川委員 きょうは時間が来ましたのでひとまず終わりますが、来週、天下りの集中審議をやるということは、委員長、そこに対する委員長なりの本気度を見せていただくことをお願い申し上げて、ひとまず質疑を終えたいと思います。 ありがとうございました。 | ||
02月06日 | 第193回国会 衆議院 予算委員会 第7号 議事録を見る | ○小川委員 民進党の小川淳也です。 引き続き、再就職問題についてお聞きします。 まず、監視委員会にお聞きします。ようやく、いわゆる早稲田事案、吉田元局長の再就職について調査報告書をいただきました。 これを私どもが最初にお願いしたのは党内会議だったと思いますが、国会開会...全文を見る |
○小川委員 今回の監視委員会の御活躍については一定敬意を払うところなんです。 委員長、お聞きいただきたいと思いますが、こういう時代ですから、情報公開請求が出るのは最初からわかっていますよね。私どもは二週間ぐらい待ちぼうけの状態なんですよ。ですから、報告書を仕立てられるときから...全文を見る | ||
○小川委員 まるで、十日間もの時間があったにもかかわらず、しかも、今回の報告、これはきょう、今し方いただいたばかりですが、実際にヒアリングを行ったのは二月四日の一日だけですよね。一日だけでこれだけの、それなりのボリュームのある取りまとめをされているわけですから、その気になればでき...全文を見る | ||
○小川委員 それでは、内容について、駆け足になりますけれども、今いただいたばかりですから、気になるところを中心にお伺いをいたします。 まず、そもそも論でありますが、報告書の二ページ、三ページについてお聞きします。 二ページの後段ですけれども、OBの再就職については任用班で...全文を見る | ||
○小川委員 関与していることは誰しも知っている周知の事実だったと思いますが、ここまで赤裸々に書かれると、それは仕事なのかと。 大臣、資料を要求したいと思いますが、改正法施行前の状態において、文部科学省の再就職者のあっせん業務は、一体、設置法何条に基づいて行われていたのか。業と...全文を見る | ||
○小川委員 次に、先ほど玉木委員の指摘の中にもございましたが、この報告書全体を通して、これは嶋貫がやったことだ、嶋貫の周辺がやったことだという印象が極めて色濃い。その背景には人事課長、歴代お越しいただいていますが、人事課は関係ない、人事課長は関係ないと言わんばかりの記述が目立って...全文を見る | ||
○小川委員 常盤局長、調査班のヒアリングは受けたんですね。 | ||
○小川委員 ヒアリングを受けたかどうかをお聞きしています。 | ||
○小川委員 ここに人事課長と書いてあるんだから、もうわかり切ったことじゃないですか。 では、お聞きします。 内部の調査班のヒアリングには答えられて、国会では答えられない理由を教えてください。 | ||
○小川委員 大臣、今お聞きのとおりでありますが、今大臣は真摯に誠意を持って、この全容解明と国会における私どもの質疑に対する応答に努めておられると思います。これに対して、大臣の部下であるこの局長答弁、私どもとしては甚だ遺憾であり、欺瞞に満ちていると思います。 大臣、改めて、もう...全文を見る | ||
○小川委員 大臣、そう読めませんからお聞きしているんですよね。 五ページ、四つ目の丸でありますが、こうした体制については文部科学省人事課長が確かに認識しているものではなかったと考えられると書いてあるんですよ。七ページにも、二つ目の丸ですが、嶋貫氏の関与について、これらの嶋貫氏...全文を見る | ||
○小川委員 先週もお願い申し上げたとおりですけれども、政策課題については申し合わせのとおりですが。(発言する者あり) | ||
○小川委員 委員長、先週もお願い申し上げたとおりであります。政策課題については、現任部署の担当所管事項についてということは一定理解をいたしますが、違法行為の疑いあるいは倫理規範にもとる疑いがある場合には、属人的なことでありますので、真摯に正直にお答えをいただきたい。 こうした...全文を見る | ||
○小川委員 その意義については、委員長も一定御理解をいただいていると思います。この状態であすの集中審議に臨んでも、また同じ答弁が繰り返されるようであれば、それは全くもって実のある審議になりませんので、委員長、改めてこの場でルールをしっかりとお示しいただきたい。 | ||
○小川委員 では、確認ですが、あすは、特に内部調査について、調査中ですから答弁できません、それはないという前提でよろしいんですね、委員長。 | ||
○小川委員 では、きょうお聞きすべき、先ほど玉木委員も触れられましたが、この二十五年九月の検討ペーパー。 これは、伯井大学入試センター理事が当時の人事課長でいらっしゃいました。残念ながら、きょうの段階では政府参考人としてはお越しをいただけていない。恐らく、あした来られるのであ...全文を見る | ||
○小川委員 逆に、保険代理店からすると、それだけのメリットがあるということですよね。入構許可証ですか、全国の国立大学にも波及しているというお話もありますよ。 相当な便宜を図り、そして顧問報酬を法外な形で受け取り、これが財政的な支援となって事実上のあっせん行為が行われていたとい...全文を見る | ||
○小川委員 この事態が発覚して以降、先般もお示ししたとおり、二十六年の一月からの経緯、そしてもっと言えば、国会召集日に合わせた前川前次官の辞任に至るまで、一連、ずっと隠蔽行為は続いているというふうに見なければならないと思います。必要に迫られ、論議に迫られて、小出しにしながら少しず...全文を見る | ||
○小川委員 これだけの、それなりに意味のある御報告をいただくのは、たった一日のヒアリングですからね、たった一日です、その気になればやれるんだな、できるんだなと改めて今回も思いました。それをあえて二月の下旬、三月の下旬とおっしゃるには他意があるのではないかと、こちら側からすれば思わ...全文を見る | ||
○小川委員 総額で約三千億円というお話でありましたが、かなり大きな額ですよね。 実は、何年か前、私どもが政権を担当する前ですが、特に長妻理事初め、予備的調査というのを行わせていただいたことがあります。そのときの統計調査をちょっと引っ張り出してきたんですけれども、当時、対象団体...全文を見る | ||
○小川委員 早期の事態の収拾を図るという意図があるように感じましたが、出版関係を文科省本体に引き取るということとは別に、例えば決算を見ますと約三億円、特に受取負担金等が二億五千万ですか、かなりの収入がほかにもありますからね、簡単に廃止できるような法人ということは、つまり、そもそも...全文を見る | ||
○小川委員 予算の審査は文教協会についても行われているはずですからね。今回、法人の解散と支出の取りやめということが予算審議中に明らかになっているわけですから、もちろん私も全否定していません、物によっては必要なものあるいは緊急性を要するものがあるでしょうが、その前提に、天下りに関す...全文を見る | ||
○小川委員 私どもとしては、やはり予算審議中、特に衆議院における予算審議中に一定の経過報告なり中間的な取りまとめ、文科省はその気になればわずか一日のヒアリングでここまでやったわけですから、これはぜひお願いをしたい、改めて強く主張したいと思います。 最後に、もう残りわずかなんで...全文を見る | ||
○小川委員 これは非常に定義も曖昧でありまして、先ほどおっしゃった現役出向は確かに法律上違反しない、法に触れない情報提供なんですが、再就職のあっせん目的であるかないか、これは極めてわかりづらい、外形的には少なくとも判断しがたい情報提供であります。 事務的に少しお聞きして、明確...全文を見る | ||
○小川委員 まさに山本大臣が全庁調査を行われている中で、今、山本農林大臣は言い切られましたけれども、一説によればですが、監視委員会には今、内部告発等も多発しているというお話もあるようですよ。今大臣はまさに言い切られたわけですから、後々にそういった事態になれば、これは大臣御自身の責...全文を見る | ||
02月07日 | 第193回国会 衆議院 予算委員会 第8号 議事録を見る | ○小川委員 民進党の小川淳也です。 再就職問題等についてお聞きをいたしますが、その前に、金田法務大臣、昨日、共謀罪に関する国会審議、国会質問をあたかも封じ込めるかのような、ちょっと許しがたい文書が記者会見場に、記者の皆さんに配付されたようであります。 既に撤回されたとお聞...全文を見る |
○小川委員 この文書の作成、配付の指示は、大臣がみずから行われたんですね。 | ||
○小川委員 大臣、極めて判断を誤られていると思いますよ。 後の会見も拝見しましたが、口頭でもよかったと思うと。ですから、文書は撤回しても、実は、大臣の本音、本当のお考えはこの文書のとおりじゃないか。 私ども、改めて、共謀罪について、法案提出後、審議をするのは当たり前です。...全文を見る | ||
○小川委員 監視委員会の報告の中で、山中事務次官がこの吉田元局長の早稲田大学への就職に前向きな回答をした、これは、処分を受けた藤原当時の人事課長があっせん行為を行い、そしてその関係で処分を受けた、そして山中次官には報告したとあります。 藤原参考人にお聞きします。この件は、前川...全文を見る | ||
○小川委員 それではそのように受けとめたいと思いますが、このOBを含めたあっせんルートは実態がどうであったのかということに関連して、さらに正直にお答えをいただきたいと思います。 よく資料を見、またきょうもお話をお聞きするにつけ、このあっせんの仕組みについては、まさに二十一年七...全文を見る | ||
○小川委員 人事課長が知らないと言っていますが、それは納得できるんですね。それを聞いているんです。 | ||
○小川委員 初期段階はそういった関係性があり得たのかもしれません。ただ、心配しているのは、これは嶋貫参考人にも大いに反省してもらわなければいけないんですが、トカゲの尻尾切りに終わらせてはいけないんですよね。 この文科省の報告書を見ると、きのうも指摘しましたが、人事課長は知らな...全文を見る | ||
○小川委員 あってはならないことであり、違法なことはわかっているんです。しかし、前川さんは文教協会理事長ルートを、みずからあっせん行為に乗り出したじゃないですか。だから聞いているんですよ。 そして、嶋貫さんの関与と人事課の関与との間に、お互い知っている、知らないという言いわけ...全文を見る | ||
○小川委員 財団の中ではやっていないんですね。 | ||
○小川委員 当時の理事長が財団の業務であるかの誤解を受けることに難色を示したわけですから、相当一体でやっていたんでしょう。だから、昼休みなども含めて、財団の中でやっていたということで理解していいですか。 | ||
○小川委員 では、この時期の人事課との関係について聞きます。 報告書によれば、この時期は少し表現が変わってきているんですね。この嶋貫氏のあっせん拡大に関して、人事課の任用計画官は認識しているが、人事課長が確かに認識しているものではなかったとあります。 そこで、当時の人事課...全文を見る | ||
○小川委員 徐々に距離は縮まりつつあるが、決定的ではない時期であったというふうに理解します。 しかし、その後、完成期を迎えるわけですが、決定的だったのは、報告書によれば、生涯福祉財団から切り離さなければならなくなったということ。 そして、資料をごらんいただきたいと思います...全文を見る | ||
○小川委員 この文書は、一つの文科省内の組織文化であり、つくられた仕組みの素案段階です。 前川さんが文科審議官に就任をし、そして事務次官に就任したのはこの後のことなんですね。文教協会理事長のあっせんにはみずから乗り出しているわけです。そうしたことについても、前の次官、前の前の...全文を見る | ||
○小川委員 それは容易に想像がつくじゃないですか。そんな言い逃れをこの場でされるのでは、ますます疑惑は深まりますよ。何のために出てこられているんですか。後々、あなたの後輩も含めて、同じような思いをする人を二度と出しちゃいけないんじゃないですか。本当のことをきちんと真摯に語っていた...全文を見る | ||
○小川委員 本当に、個人的なことにもかかわるでしょうから、お聞きしにくいことでありますが、しかし、やはり国民感情から見て法外だという認識はおありだったと思うんですよね。 さきの起案文書にもあったとおり、まさに報酬を確保することを通して、あなたの本業はあっせんだった。逆に言えば...全文を見る | ||
○小川委員 文教フォーラムについては、先般の質疑でも指摘しましたが、資料にあるとおり、ホームページを見ると、この時点では嶋貫さんはお顔と名前は伏せていたんですね。ホームページはこれ一枚なんですよ。とても活動の実態があると思えない。だからこそ、私はおかしいと思って文教協会を調べたわ...全文を見る | ||
○小川委員 適正な御判断だと思いますが、きのうも指摘があったとおり、この法人の解散が隠蔽行為につながることがないように、これは松野文科大臣にもお願いを申し上げておきたいと思います。 大臣、この資料、先般も指摘した資料ですが、これだけの、生命保険会社の顧問とか、生計の心配をさん...全文を見る | ||
○小川委員 ぜひ、国会審議が盛んに行われている時期にこそ、きちんと実態を明らかにしていただきたい。 もう一点、前川参考人初め、きょうは御出席に感謝を申し上げたいと思いますが、今後もぜひともお聞きしたいことがありますので、今後とも御出席をいただくようにお願い申し上げまして、質疑...全文を見る | ||
02月17日 | 第193回国会 衆議院 予算委員会 第12号 議事録を見る | ○小川委員 民進党の小川淳也と申します。 きょうは、四名の陳述者の皆様、ありがとうございます。 私、実は二十年前に沖縄県庁で勤務をいたしておりまして、当時、小学生の女の子が米兵の暴行を受け、県民総決起集会には家内と二人で参加をいたしました。その後、普天間合意、返還合意がな...全文を見る |
○小川委員 ありがとうございました。 両方の感覚がわかる人間として、そこのずれを少し心配している立場からのお尋ねでございました。 再び富川陳述者にお聞きをしたいんですが、先ほど、今年度予算の減額について、その基準を示すべきだというお話がございました。きのうの赤嶺先生と安倍...全文を見る | ||
○小川委員 ありがとうございます。 その点は、野党の立場からもしっかりとチェック機能を果たしていきたいと思っております。 実は、五年前に沖振法を抜本改正したときに、民主党政権でございまして、私どもも、担当者の一人だったんですが、やはり、日本の成長の最後列にいた沖縄ではなく...全文を見る | ||
○小川委員 終わります。ありがとうございました。 | ||
02月21日 | 第193回国会 衆議院 総務委員会 第4号 議事録を見る | ○小川委員 民進党の小川淳也です。 地方税法、地方交付税法についてお聞きをしたいと思います。 まず、高市大臣にお聞きをいたします。 今般の地方税法改正の全体の仕上がりについて、どのような所感をお持ちですか。ちょっと全体像についてお聞かせください。 |
○小川委員 今回、地方税法の多岐にわたる改正ですが、その全体像、仕上がりについて、全体的な所感、まずお聞きしたいと思います。 | ||
○小川委員 大変多岐にわたる改正項目なんですが、根本的なテーマから個別特例まで、さまざまなものが入ってくるわけです。その中で、まさに大臣がお触れになった働き方改革に関連して、やはり目玉の一つはこの配偶者控除の見直しだったんだろうというふうに受けとめております。 ただ、議論の経...全文を見る | ||
○小川委員 まさに、配偶者の収入状況について一定配慮するということは一つの考え方としてあると思うんですが、この配偶者控除の見直しには、思い切った立場からいえば大きく二つの方法があって、収入制限を撤廃し、全ての配偶者を控除の対象にするというのが一つです。一方、この控除そのものを廃止...全文を見る | ||
○小川委員 答弁をお読みいただくのもいいんですが、質問に直接お答えをいただきたいんですね。 厚生労働省としては、社会保険、厚生年金の適用対象を百三十万から百六万に下げたわけです。所得税、住民税においては、百三万と言われる壁があったわけですね。そうすると、むしろこの壁はあった方...全文を見る | ||
○小川委員 どういうふうに検討するんですか。 | ||
○小川委員 ということは、社会保険の方では限度額を引き下げ、税の方では限度額を引き上げたということは矛盾しているということはお認めいただけますね。 | ||
○小川委員 そうはいっても、働き方に対して中立な仕組みを目指すわけでありまして、現に、就労調整を疑わしめる百万円前後の壁と百三十万円前後の壁は存在しているわけですから。 ですから、当然、社会保険と税に政策目的の違いはあると思いますが、しかし、特定の給付を対価として、まあ税の場...全文を見る | ||
○小川委員 ちょっと林崎先輩、恐縮ですが、それは次お聞きする予定でした。 なぜ配偶者控除は収入制限が配偶者に限って百五十万、子供や親といった扶養親族については百三万のままなのですか、税理論上これはどう説明するんですかとお聞きしています。 できれば大臣から御見識をお聞きした...全文を見る | ||
○小川委員 就業調整という意味では、子供であっても親であっても変わらないんじゃないですか。そういう意味では、今答弁されましたが、あくまで途中経過ということで受けとめていいんですね。 | ||
○小川委員 仮にそう受けとめるとしても、税制体系というのはある意味一つの本当に整った体系ですから、縦横、上下、前後ろ、それほど矛盾なく説明できるのがやはり理想でありまして、今般、非常に突起物が一つできたわけです。だから、途中経過ということであれば受けとめますけれども、やはり、非常...全文を見る | ||
○小川委員 配偶者特別控除については、調整措置としてこれをどう位置づけるかというのは議論のあるところでしょうけれども、一番典型的なのは基礎控除ですよね、基礎控除。本人に関して、同額、国税であれば三十八万円、地方税が三十五ですか、六ですか、三十三でしたか、この基礎控除については所得...全文を見る | ||
○小川委員 では、ひとまず午前中は終わりまして、午後、改めてお願いしたいと思います。 ありがとうございました。 | ||
○小川委員 小川淳也です。 それでは、午前中に引き続いて、まずは配偶者控除の点について追加でお尋ねをいたします。 重ねてになりますが、安倍総理大臣はことし、今国会の冒頭の施政方針演説で、「百三万円の壁を打ち破ります。」と大変強い表現で決意を表明されたわけですが、しかし、結...全文を見る | ||
○小川委員 その点は午前中も指摘しましたが、では、基礎控除もやるんですか。基礎控除も不適当なんですか。矛盾を抱えた制度ですよ、これは。 あえて御答弁があるならどうぞ。 | ||
○小川委員 当然、配偶者控除でこうやった以上、そういう議論になるんでしょうね、整合的にいえば。しかし、午前中にも指摘したとおり、収入の多寡にかかわらず最低生計費というものはありますから、最低生計費には課税しないというのは税の基本的な考え方として大いにあり得る考え方であります。この...全文を見る | ||
○小川委員 これも長い間議論されつつ、しかし、なかなか踏み込むのが大変なことはわかります。わかりますが、やはり控除の問題とあわせて、この年金、社会保険の仕組みについても、働き方に中立で、そして不公平のない仕組みに見直していく、不断の取り組みをぜひともお願い申し上げたいと思います。...全文を見る | ||
○小川委員 ここで明確におっしゃれない部分だろうと思いますが、少なからず、ただ、影響は与えますよね。それから、民間企業にも影響すると思います、人事院がどうするかは。 加えて、午前中も指摘しましたが、今まさに配偶者と扶養親族を区別していない制度になっているというお話でした。しか...全文を見る | ||
○小川委員 実際の取引価格に着目した課税方法の変更ですから、本当に、これはどう評価されるのか、もう少し時間を置く必要があるかなと思いますが、とにかく、思い切った対応という意味では前向きに受けとめたいと思います。 ただ、指摘したように、これを一旦やると、こういう仕様の方がもっと...全文を見る | ||
○小川委員 私も、魅力的な制度だなと正直思うこともあるんです。あるんですが、やはりちょっと制度的に、地方税の理論からするとどうかという問題を提起してきた側ですから、したことはありません。 加えて思いますのは、一千六百億ということは、相当数、件数ベースで七百万件でしたか、もちろ...全文を見る | ||
○小川委員 大臣も御答弁になられましたが、被災地とか、それからこの間の火災ですよね、こういったときに寄附が非常に厚くなるというのは、大変喜ばしく、また感動的ですらあると思います。 しかし、この返礼品については、私は、ある種、これはなぜなのかなと自分なりに考えたんですが、ある部...全文を見る | ||
02月22日 | 第193回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号 議事録を見る | ○小川分科員 民進党の小川淳也です。 大臣、昨日は、中間報告、お疲れさまでございました。 率直に申し上げて、非常に赤裸々にいろいろなものを開示していただいたというふうに受けとめております。しかし、見るにつけて、一定の安心感なり収束感が広がるというよりは、むしろ逆で、どんど...全文を見る |
○小川分科員 まず、指摘事案三十七事案のうち、今回、監視委員会の段階では九事案ですかね、違法の認定があったのは。これに加えて二十六事案、いや、ごめんなさい……(松野国務大臣「十七」と呼ぶ)十七か。合計で二十六事案、違法行為を確認したと。 ただ、残りの十一事案についても、中身を...全文を見る | ||
○小川分科員 そうしますと、最終報告のタイミングで、恐らく関与した職員の処分の拡大に踏み切られるのではないかと想像いたしますが、まずその点を確認したいと思います。幹部職員の処分に既に中間報告で言及しておられますので、そのタイミングは最終報告の段階でいいのかどうか、それをまず確認し...全文を見る | ||
○小川分科員 厳正にとは、どういう意味ですか。最終報告をして、なお処分まで間を置くということがあり得るということですか。 | ||
○小川分科員 そうすると、監視委員会とのすり合わせが終われば、処分まで、それはほぼ同時といいますか、そんなに間をあける必要はありませんよね。 | ||
○小川分科員 現実に、一回目の処分は、一月の二十日に、国会召集と同時に、監視委員会の報告の公表、即日処分ですから。通常、そうじゃないともたないと思いますよ。最終報告はしているけれども処分まで間があいているというのは、通常もたないと思います。 重ねてお聞きしますが、大臣御自身の...全文を見る | ||
○小川分科員 非常に申し上げにくいんですが、そうすると、一月二十日に大臣がみずからに科されたみずからの処分ないし責任は、違法九事案、認定された九件に対する責任の果たし方ではなくて、過去から綿々と続いてきたであろうこの水面下に埋もれたもの、潜在的なものを含めて、総体としての責任は既...全文を見る | ||
○小川分科員 そこは一つの考え方だと思いますが、これだけ事態が、あたかも進行しているかのように進捗している状況の中ですから、国民感情がそれで許すかどうか。ちょっとそれは、一つ別問題だと思います。 それと、非常に細かい話で恐縮ですが、大臣がみずからに処分を科されたときに、大臣報...全文を見る | ||
○小川分科員 これも国民感情との兼ね合いで申し上げているわけですが、大臣が受け取っておられる大臣報酬の四分の三が議員報酬だということを国民は御存じないと思います、一般的には。大臣報酬を全額返納という表現をされますと、この方は、責任を痛感して、収入一切なしで、半年ですか、歯を食いし...全文を見る | ||
○小川分科員 三十七事案については逃げられないわけでありまして、それ以外に出てこないということになりますと、これはかえって最終報告の信憑性が疑われるということになりかねません。そのことは、非常にここから先はつらい作業だと思いますが、ここから先が本当の勝負だということを御指摘をし、...全文を見る | ||
○小川分科員 これも世の中の受けとめを申し上げたいと思いますが、まさに前の事務次官の山中さんですか、欧州の方へ大使で転任しておられますよね、そういう方は複数いると思います。逆に、外務省から大学の先生として転身されている方も複数、相当数あるでしょう。これはバーターじゃないかという疑...全文を見る | ||
○小川分科員 相当決意なり覚悟の要るお話だと思いますが、ぜひともお願いをしたいと思います。 ちょっと予算に戻りますが、今回、新たに違法認定した事案が二十六事案でありますから、これに関連した二十六法人ですか、ここに支出される本年度予算、二十九年度予算は総額で幾らぐらいになります...全文を見る | ||
○小川分科員 それは早急な御対応をお願いしたいと思います。 ちょっと時間の関係で、中身にきょうのところは入れませんが、またあす以降も予算委員会等の場において議論させていただきたいと思います。 今回、私が中間報告を拝見して、非常に衝撃を持って拝読させていただいたわけですが、...全文を見る | ||
○小川分科員 石田筆頭理事がおられますので、ぜひ御配慮をお願い申し上げまして、きょうのところは終わりたいと思います。 ありがとうございました。 | ||
02月23日 | 第193回国会 衆議院 予算委員会 第14号 議事録を見る | ○小川委員 民進党の小川淳也です。 再就職問題等についてお聞きをいたします。 まず、きょうは、参考人の皆様の御出席をいただきました。ありがとうございました。 前川前事務次官にまずお聞きいたします。 中間報告に沿ってお尋ねするわけですが、かつて違法の認定がありました...全文を見る |
○小川委員 では、この際ですからお聞きいたします。 一昨日の中間報告は、きのうも分科会で松野大臣にお尋ねをしましたが、半歩前進だと思います、全容の解明という意味では。しかし、監視委員会から指摘があった三十七事案の分析に限られているんです。この間、改正法施行以降届け出があった文...全文を見る | ||
○小川委員 記憶にないというのは常套、よく使われる答弁でありますが、全省的、省内の調査がいよいよ三十七事案以外も含めて行われます。そして、OBに関しても既に書面調査が行っているはずです。その締め切りは二月の十四日と聞いています。そこに対しては真正の内容をもって誠意を持って御回答い...全文を見る | ||
○小川委員 中岡参考人、そこは不用意にでは済まないんですね。なぜなのかと。たとえ人事課から聞かれても通常は答えませんということを、最初に身ぶりをもって御答弁いただきました。なぜその人事課に対して答えたのか、そこをお聞きしています。 | ||
○小川委員 職員情報はこの際関係ないと思うんですよ、大学の設置認可にかかわる話ですから。 では、もう端的に突っ込んでお聞きしますが、この背景には嶋貫さんを学長就任予定とする大学の設置案件だということは御存じの上で人事課に情報提供をしたんですか。 | ||
○小川委員 嶋貫さんが学長に就任する予定の大学だということを知っていた。したがって、人事課も特段の関心を持っているということを、あうんの呼吸なのかどうかわかりませんが、理解してということですね。 では、当時の人事課長は伯井さんでいらっしゃいます。伯井さんにお聞きします。なぜ当...全文を見る | ||
○小川委員 これも首を縦に振っていただければ結構ですが、嶋貫さんの処遇にかかわることだけに人事課としても重大な関心を持っていたという理解でよろしいですね。お答えになりますか。 | ||
○小川委員 では、具体的に嶋貫さんから大学設置認可の状況について情報が欲しいという依頼はありましたか、伯井さん。 | ||
○小川委員 情報提供の依頼があったかということなんですが、嶋貫さんにお聞きします。情報提供の依頼はしましたか、していませんか、人事課に対して。 | ||
○小川委員 中間報告によりますと、嶋貫さんからこの大学設置に関して不当な働きかけはなかったと書いてあるんです。お読みになられたと思いますがね、中間報告については。 これは微妙な言い方でありまして、不当でない働きかけがあり得るのかどうかわかりませんが、何らかのこの大学設置に関す...全文を見る | ||
○小川委員 ただいまの御答弁の信憑性については、なかなか素直にのみ込めない部分もありますし、よく検証する必要があると思いますが、仮に御答弁のとおりだとすれば、人事課が非常に嶋貫さんの影響力の大きさをおもんぱかって、おもんぱかるがゆえに、便宜を最終的に図るつもりだったかどうかはわか...全文を見る | ||
○小川委員 今のは、事前に耳に入っていたということですね。意見具申の当日に公式なものをもって初めて知ったということですか。(嶋貫参考人「そうです」と呼ぶ)そういうことですか。そういうことであれば、少なくとも、文科省の外に対してはとまった、辛うじて情報管理は守られたというふうに、今...全文を見る | ||
○小川委員 ぎりぎりその範囲で解釈するにしても、これは外部の学校法人の学長人事ですから、あるいは副学長人事ですから、文科省の高官が当然のごとく、その人事を差配できるかのような発言を内部でしていること自体極めて不穏当だと思いますし、またこの問題の構造の根深さといいますか、それは核心...全文を見る | ||
○小川委員 これは全省調査と絡めて鋭意行っていただきたいと思いますが、こちらから指摘します。 元外交官で現在大学に再就職している方が全部で三十八名、改正法施行以降いらっしゃるようです。逆に、文科省の職員が海外の大使館等へ勤務している数が改正法施行以降百七名。これも、世の中の受...全文を見る | ||
○小川委員 あらゆるOB人事を一手に引き受けていた嶋貫さんはいかがですか。この外交官の東京外大への転出人事は御存じでしたか。 | ||
○小川委員 ただいまのお二人の答弁は真正なものとして受けとめたいと思いますが、そうであるならば、この間どういう経緯で、わずか二日、三日で転職が実行されているわけでありますから、先ほど岸田大臣が御答弁になられたとおり、事実の御確認をぜひ急いで進めていただきたいと思います。 最後...全文を見る | ||
○小川委員 今御答弁のとおりで、百十八名のうち九十三名が、同日、七月一日付で再就職している。これは、大臣、ちょっと不自然な感じが私はするんですが、多くの人がそう思うと思いますが、大臣はいかがですか。 | ||
○小川委員 民主党政権時代も含めて、申しわけない点でもあるんですが、過去にありましたよね、指摘されたことは。 ですから、決して油断している場合ではありませんし、今お聞きしたのは、不自然な感じはしませんかとお聞きしたんです。百十八人中九十三人が同じ七月一日付で異動している。 ...全文を見る | ||
○小川委員 その再就職期日が七月一日というのも、いかにも奇妙な一致です。 そして、九十日以内の再就職者数はゼロということは、判で押したように三月、四月にやめて七月一日に再就職しているわけですね。これに不自然さを感じないというのはおかしな御答弁だと思います。 今回、一つ非常...全文を見る | ||
○小川委員 お答えになれないと思いますが、そういう各省の新たなスキームなり慣例ができつつあるということはよく頭に置いていただきたいと思います。 最後にこのお尋ねをして、終えたいと思います。 前川前次官は、先ほど、外交官の東京外大への転身については御存じないという御答弁であ...全文を見る | ||
○小川委員 その御答弁が本当かどうか、全省調査の結果を待ちたいと思いますが、三十七事案については監視委員会から具体的に指摘を受けている以上逃れられないという意味で、一昨日の中間報告が出ました。ここには、私も率直に、赤裸々な、不都合なことを含めて、松野大臣のリーダーシップだと思いま...全文を見る | ||
02月27日 | 第193回国会 衆議院 予算委員会 第16号 議事録を見る | ○小川委員 民進党の小川淳也です。 まず、与野党の合意が丁寧に積み重ねられたとは言えない中での採決の強行に、大変遺憾であり、強く抗議をいたします。 その上で、民進党・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりました政府提出の平成二十九年度予算三案について反対、民進党・無所属...全文を見る |
03月21日 | 第193回国会 衆議院 総務委員会 第10号 議事録を見る | ○小川委員 民進党の小川淳也です。 新体制発足後初めての予算審議ということで、限られた時間ではございますが、お尋ねをしてまいりたいと思います。 まず、石原経営委員長にお聞きします。 内部、経営委員会からの会長指名、特に監査委員でいらした上田さんを会長に指名するというこ...全文を見る |
○小川委員 一定程度、前体制が極めて物議を醸したという教訓なり反省があっての人選ではないかと想像をいたします。 この資格要件には、公共放送としての使命を十分に理解している、あるいは、政治的に中立である、人格高潔であり、説明力にすぐれ、広く国民から信頼を得られる、構想力やリーダ...全文を見る | ||
○小川委員 前体制下で、私どもは、非常に政権寄りに過ぎるのではないかということを懸念してまいりました。 ただ、私どもの主張に言う政治的に公平なり中立とは、ここを誤解なくお伝えしたいんですが、何も、野党に配慮しろとか、野党にもう少し距離感を縮めてほしいとかということでは決してな...全文を見る | ||
○小川委員 大変力強い御答弁でございました。 刑事事件を含めて不祥事が後を絶たない状況であります。大変苦難の船出かと存じますが、ぜひとも、信頼に足り得る協会運営に粉骨砕身の御尽力をいただきますことをお願い申し上げたいと思います。 きょうお聞きしませんけれども、視聴者からさ...全文を見る | ||
○小川委員 ありがとうございました。終わります。 | ||
○小川委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきます。 放送法第七十条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件に対する附帯決議(案) 政府及び日本放送協会...全文を見る | ||
04月06日 | 第193回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○小川委員 民進党の小川淳也です。 分権一括法に関連してお尋ねをしたいと思います。 まず、先ほども議論のありました手挙げ方式が始まってから、要望件数が初年度に比べますと半分以下、かなり減っているように思います。分権に対する熱が冷めているんじゃないかという気がしますが、大臣...全文を見る |
○小川委員 実績が上がっているから提案件数が減っているという御認識ですか、大臣。 | ||
○小川委員 最初は、書いたものを読まれたからそういう御答弁だったんだと思いますが、やはり、実績が上がっているから提案が減っているという御認識だとすれば、それは甚だ世の中の実感、私ども野党の立場とはいえ、感じている実感と異なるんじゃないかという気がします。 ちょっと確認しておき...全文を見る | ||
○小川委員 まさに、知事会と市長会の意見が合わないようなときこそ、大臣のリーダーシップが問われる、その真価が問われる事案だと思うんですよね。そういう意味で、大臣に期待される力量といいますか、それは非常に大なるものがあろうかと思います。 今回、幾つか複数の改正項目がありますが、...全文を見る | ||
○小川委員 ちょっと政府の担当官の方に申し上げますが、参考人登録は容認しています。が、私は大臣に聞いている。大臣は今、手を挙げようとされたんですよ。それを横から挙手して出てこられて長々と答弁されるようだと、参考人登録を拒否しますよ。 今、歴史的なことをおっしゃったが、私は今、...全文を見る | ||
○小川委員 大臣もこの数字をちょっと頭に入れていただきたいわけですけれども、まさにゼロ歳児は、十年前の千九百から現在の三千六百にほぼ倍増しているわけですね。一、二歳児は一万一千から一万六千、一・五倍です。ところが、三歳児以上は、当時の六千人、十年前の六千人から現在三千人ということ...全文を見る | ||
○小川委員 大臣、これはどう思われますか。 申し上げたように、まさに保育需要が増大しているのはゼロ、一、二歳児、三歳児以上は減っているわけです。保育所の定員がふえたふえたと言っていますが、年齢別に違いますよね、ゼロ、一、二歳児の受け入れ体制と三歳児以上の受け入れ体制は、極めて...全文を見る | ||
○小川委員 いや、そういうことをおっしゃるのなら、きのうレクチャーに来た事務局の方、参考人で来ていただいてもいいですよ。 今ないのか、持ち合わせていないのか、そもそもデータがないのか、仮にないとすれば、これは政策検証評価上どう考えるか、あわせて御答弁ください。 | ||
○小川委員 ちょっと言葉が紛らわしいんですが、今ないのか、厚生労働省にそもそもないのか、どっちですか。 | ||
○小川委員 じゃ、あわせてお尋ねしたい。 それはどうですか。これだけ、年齢ごとに見ると極めて重大な変化が確認できるにもかかわらず、その受け入れ体制たる定員面から年齢ごとの分析をしていないという現在の厚生労働省の政策検証なり評価なり、どう思われますか。 | ||
○小川委員 ただいまの御答弁に従って、これは、いや、山本大臣にも今お聞きいただいたとおりですが、大事なことですよね、この指摘は。恐らく、人員もそうですし、設備関係を整えるのも単価が大きく異なると思いますよ。 そういう意味で、これは委員長、ぜひ厚生労働省から関連の資料を委員会に...全文を見る | ||
○小川委員 ということ、一事が万事でありまして、分権という切り口からのお尋ねではありますが、非常に、政策効果の検証また実現に向けた意気込みにおいては極めて道半ばだということは改めて指摘をしたいと思います。 二、三、追加でお尋ねしたいのが、大臣、私ども民主党政権時代、もちろん大...全文を見る | ||
○小川委員 大臣、肝心なところで読まれるのは非常に残念なんですが、なぜ沖縄は自由度が高くて、他の四十六都道府県はそうでないのか。 確かに沖縄は特殊事情を抱えていますよ、歴史的にも。仮にそうだとしても、交付金の自由度が高い高くないは説明にはなりません、沖縄の歴史的な経緯のみをも...全文を見る | ||
○小川委員 また改めて議論させていただきます。 終わります。ありがとうございました。 | ||
04月25日 | 第193回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第8号 議事録を見る | ○小川委員 民進党の小川淳也でございます。 大臣、のっけから大変厳しいお尋ねで恐縮ですが、週末の世論調査、ある報道機関ですが、山本大臣は閣僚として適任だと思いますかという問いに対して、適任だと思わない八〇・五%、大変厳しい数字が出ております。この受けとめと、なぜそうなのか、理...全文を見る |
○小川委員 この世論調査の数字は御存じだったと思いますが、いかがですか。 | ||
○小川委員 いや、それは甚だアンテナ不足ではありませんか。週末の世論調査の、大臣御自身の資質にかかわる回答であります。 改めてお聞きしますが、適任だと思わない八〇・五%、どう受けとめ、その理由は何だとお考えになりますか。 | ||
○小川委員 個別ではありません。大臣の資質に関する国民の声であります。 これは、法案審議に当たって、もう少し謙虚な御答弁がむしろあった方がいいと私は思いますよ。これは、厳しく受けとめているという一言があってしかるべきだと思います。 では、重ねてお聞きします。 この間、...全文を見る | ||
○小川委員 事実関係はお聞きのとおりでありますが、大臣、御発言を撤回して謝罪をされるということは大事だと思います、不適切だと思えばですね。 しかし、今の事実関係、お聞きのとおりでありまして、私は謝罪と撤回はひとまず受けとめたいと思うんですが、なぜそういう発言に至ったのか、その...全文を見る | ||
○小川委員 大臣、ここはぜひ、読まずに、大臣のお言葉でお聞きしたい部分なんですね。 事実関係が不確かであった。恐らく、この類いの話を過去に聞かれていたわけでしょう。今回、御発言されるに当たって、その事実確認は必要だったと思います。それから、過去の記憶でしょうから、今どうなって...全文を見る | ||
○小川委員 お聞きしたことに直接答えてください。 三歳から五歳を受け入れるということは、今ですら待機児童がふえ続けているゼロから二歳児を結果的に追い出すことになりませんかとお聞きしています。 | ||
○小川委員 仮に受けとめるとして、前回指摘しましたが、要するに、三歳の壁というのは確かにあるんでしょうね。三歳になるときにほかを探さなきゃいけない、これは何とかしてやりたい、それはそのとおりだと思います。しかし、現実に待機児童が増加の一途をたどっているのはゼロから二歳児ですから。...全文を見る | ||
○小川委員 いつまでですか。きのう事務的に少し聞き取っていますが、いつまでにですか。 | ||
○小川委員 今年度といいますと、最長約一年ありますから、決して早いとは言えませんけれども、さりとて一刻を争うことでもないとすれば、さまざまな事務負担なり、あるいはいろいろな調査の兼ね合いの中で、ぜひとも正確に状況を把握していただきたい、改めてお願いを申し上げたいと思います。 ...全文を見る | ||
○小川委員 まさにそれは一つの重要な要素であります。やはり政権トップあるいは政権幹部に距離の近しい方々が、何らかの、それは法的であれ、あるいは予算措置であれ、特別の恩典に浴するということであってはならないわけでありまして、非常に今回、この学園の責任者と政権の責任者たる安倍総理との...全文を見る | ||
○小川委員 その御説明が、にわかには信じがたいわけですよね。 いただいた資料によりますと、例えば家畜、二十年前ですか、豚一千万頭が現在九百五十万。肉用牛が二百九十万から二百五十万。乳用牛は二百二万から百四十万。ペット、犬はかつて、十年前の一千三百万から現在九百九十万。猫が一千...全文を見る | ||
○小川委員 改めて、では、もしそういうデータがあるのであれば、それをぜひ委員会にも提出していただいて、よく検証させてください。とにかく冒頭申し上げたように、合理的かつ客観的な説得力があれば、今回の疑念は払拭できるわけでありますから。 もし、仮に、申し上げたとおり、ペットも家畜...全文を見る | ||
○小川委員 そうすると、齋藤副大臣、今、全国の獣医学部が、九百三十しかいないんですね。それで、恐らく大きいと予想される、例えば北海道大学で四十人ですよ。あるいは、酪農学園大学、これが最大規模ですかね、百二十人。青森の北里大学で百二十人。 百六十人、新たにつくるということは、九...全文を見る | ||
○小川委員 それはちょっとおかしいんじゃないですか、副大臣。 義家副大臣、今のでいいんですか。文部科学省が確かに形式的にあらゆる大学のあらゆる学部の定員を管理しておられるのでしょう。そこに当たって、例えば医師の需給、例えば獣医師の需給を、厚労省や農林省の意見、意向を踏まえずに...全文を見る | ||
○小川委員 ということは、農林省の意向を踏まえて、少なくとも合意を得て、定員を二割ふやしたということですね。 | ||
○小川委員 ということは、齋藤副大臣、何をもって二割の定員増、今、義家副大臣は具体的なニーズとおっしゃった、御答弁の中で。何が具体的なニーズなんですか。二割ですよ、定員をふやすのは。 | ||
○小川委員 今の御説明を本当に具体化する資料提出を求めたいと思います。何をもって二割も、具体的なニーズとおっしゃったわけですから、何に何人必要なのか、委員長、資料提出を求めたいと思います、委員会に。 | ||
○小川委員 獣医学部の定員を二割ふやすわけですから、具体的なニーズがあると、今、両副大臣はおっしゃっているわけですから、それが何なのかということに関する具体的な資料です。 | ||
○小川委員 いや、委員長、そんな首をかしげるような話ですか、これは。当たり前のことじゃないですか。 | ||
○小川委員 委員長、お言葉ですが、委員長と質疑する場面ではありませんが、政策判断の妥当性を聞いているわけですから。説得力ある説明をしてくださいとお願いしているわけですから。 | ||
○小川委員 総量に関しては、では、具体的な資料要求をしました、今。お願いします。 それともう一つ、空白区に限るという今回の判断の根拠なんですが、確かに、四国には獣医学部はありませんよね。確かにない。 では、恐らくこれは諮問会議の方で議論されたはずだと思いますが、地域ごとに...全文を見る | ||
○小川委員 総量に関して、二割ふやす、その具体的な説明を先ほど求めましたし、今の御説明も、大臣、やはり具体的で説得的な説明にはなっていないと思うんですよね。空白地域に獣医学部を置くということですから、そこに家畜やペットのニーズがあって、獣医師がどのぐらいいて、その拠点となる獣医学...全文を見る | ||
○小川委員 はい、お願いします。 もう一点、一六年の十月に、関係する、京都ですかね、からヒアリングを行って、十一月に空白地域に限るという、いわば後出しじゃんけんのような形で条件を変更した、これもさらに疑念を深めています。そんな事例がほかにもあるのかどうか。歴史の長いこの国家戦...全文を見る | ||
○小川委員 では、ひとまず終わります。 | ||
05月09日 | 第193回国会 衆議院 総務委員会 第16号 議事録を見る | ○小川委員 民進党の小川淳也です。 まず、この地方公務員法については、大変、きょうは関係諸団体の皆様も傍聴席にお越しでございます、国会の諸事情によりまして、既に参議院で審議が終わっているものを、きょうこうして衆議院で受けとめるということでございまして、しばらくお時間をいただい...全文を見る |
○小川委員 少なくとも、建前としては、ただいまの大臣の御答弁を受けとめたいと思いますが、先立つ池田委員の質疑の中で、まさに地方公共団体における労務管理、人事管理の仕事をしていたその一環として、行革の観点から正規職員数を減らしてきたという、大変正直な質疑があったわけであります。 ...全文を見る | ||
○小川委員 高原部長にお尋ねしますが、今、国家公務員の支給状況を見ながら決めたいという御答弁と、今し方の萩生田副長官の、国家公務員においては把握していないという御答弁の、このはざま、どう埋めるんですか。 | ||
○小川委員 萩生田副長官、どうされますか、これ。割合でいうと九七%の職員に期末手当が支給されているとお聞きしています。しかし、金額は把握していない。これは把握すべきではありませんか。 | ||
○小川委員 実態がさまざまである、あるいは時間が少々かかる、それは結構だと思いますが、少し答弁の末尾を確認したいと思いますが、国家公務員においてきちんと把握する、各省に調査するということでよろしいですね。 | ||
○小川委員 そうしますと、各省ばらばらに行っている任用の仕組み、あるいは支給の水準等を均てん化していくといいますか、標準化していくといいますか、そういう方向感を持って、地方公務員に対する対処上、参考になる指標なりデータも提供するというふうに理解をいたしました。 では、その前提...全文を見る | ||
○小川委員 全く白紙というふうに受けとめざるを得ない御答弁なんですが、正確にとまでは申し上げておりません、あらかたと申し上げておりまして、大体どのぐらいの費用がかかるのか。だからこそ自治体には慎重な意見もあるのかということからいえば、あらあらの議論は先行してあっていいと思うんです...全文を見る | ||
○小川委員 それは仮にそうだとしても、二千が三千、五千になったり、二千が千やゼロになったりする話じゃないでしょう。あくまで誤差の範囲内。そうすると、ざっと二千億円前後の追加経費がかかるというもくろみは、当然総務省当局としては持っておられる。私はその前提に立ちたいと思います。 ...全文を見る | ||
○小川委員 現時点では今の御答弁をひとまず受けとめたいと思いますが、大臣、そういう課題があるという前提のもとに、今後、具体的な地方財政措置をぜひとも御検討いただきたい。 最後のお尋ねです。 冒頭の問題意識に戻るんですが、やはり非常に財政が逼迫する中で、定員管理の外に置かれ...全文を見る | ||
○小川委員 ただいまの御答弁も、一面からする建前としてはそのとおりだと思いますが、実際に非常勤の反復更新が行われて、常態化しているわけです。 最後に、厚生労働省が出版をされています無期転換ルールハンドブックの一部を読み上げて、質問を終わりたいと思います。 多くの会社にとっ...全文を見る | ||
05月18日 | 第193回国会 衆議院 総務委員会 第20号 議事録を見る | ○小川委員 民進党の小川淳也です。 私は、民進党・無所属クラブを代表して、地方自治法等の一部を改正する法律案につきまして、修正案に賛成、原案に反対の立場から討論を行います。 第三十一次地方制度調査会の答申では、住民訴訟制度等の見直しの方向性として、全体のガバナンスの見直し...全文を見る |
06月01日 | 第193回国会 衆議院 総務委員会 第22号 議事録を見る | ○小川委員 民進党の小川淳也でございます。 大臣、連日の国会質疑、お疲れさまでございます。最後の内閣提出法案と今国会はお聞きをしておりますので、真摯な御答弁をぜひお願い申し上げたいと思います。 まず、電子委任状法に関連して、この法案に私どもは賛成をいたします、したがって、...全文を見る |
○小川委員 ぜひ大臣から御答弁、大臣にもちょっとお考えいただきたいところがありましたので、昨日も、局長の陪席については了といたしますが、大臣にお聞きしますということで御出席いただいていますので、細則は結構ですが、基本的なところは大臣から御答弁いただきたい。ちょっと確認させていただ...全文を見る | ||
○小川委員 今の御答弁、ひとまず受けとめたいと思います。それに、電子化を推進していくということからいえば、一里塚であり、そしてさらに便宜を図ったという意味で、今回、私どもも賛成するわけなんです。 しかし、後にちょっと質問させていただきますが、例えば今般、ふるさと納税に関して、...全文を見る | ||
○小川委員 ちょっとしつこくて恐縮です。半歩前向きなニュアンスを受けとめましたが、まさにその点、法人は実在しているのか、あるいは擬制されたものなのか、これは非常に学術的な問いであり、なかなか一義的に答えが出にくいことかもしれません。 まさに今大臣がおっしゃった点を、昨日、担当...全文を見る | ||
○小川委員 これからも、もちろん、個人情報を含めた安全管理の研究と利便性を高める研究、そして冒頭申し上げた法人にとっての便宜、これらのセットでぜひとも御議論をいただきますようにお願いを申し上げ、この点についての質問をひとまず終えたいと思います。 後半、ちょっと総務行政全般につ...全文を見る | ||
○小川委員 最終的には当然そのような御答弁だろうと予想もしておりますし、また、日本政府として反論書を送られたということでありますので、そういうことだとは受けとめているんですね。 ただ、後にももう一点お聞きしたいんですが、やはり少なくとも国連の、まあどういう、国連を代表する方か...全文を見る | ||
○小川委員 反論の内容については、私も受けとめるべき部分はあると思うんですよね。 ただ、やはり、ちょっと国会審議の場ですから、余り曖昧なこと、中途半端なことを申し上げにくいんですが、野党としては、これはずっと懸念してきたことです。政府側の反論、高市大臣の反論はあると思いますが...全文を見る | ||
○小川委員 建前からいえば、大臣のおっしゃったことは全て正しいと思いますが、今、中央官庁の幹部人事は、内閣が一元的に取り扱うということになりました。これはもともと民主党政権が志向したことで、実現できなかったことでありますので、それ自体を否定するものではありません。 あわせて、...全文を見る | ||
○小川委員 この評価も、私もできる立場にありませんし、重ねて断定は避けたいと思いますが、同時刻同時間帯には民放各社がそろってニュース番組を提供しています。社によっては、二十分を超える重大な取り扱いをした局もあります。 そして、好むと好まざるとにかかわらず、非常に民放界で権威あ...全文を見る |