小川淳也

おがわじゅんや

小選挙区(香川県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

小川淳也の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月04日第198回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○小川委員 立憲民主党・無所属フォーラムの小川淳也です。  まず、委員長、賃金がはね上がったのは去年の六月です。システム改修が始まったのは去年の一月です。システム改修を指示したのは一七年五月、一昨年五月の当時の石原統計室長です。それはなぜだったのか。そこには、賃金の水準を、まさ...全文を見る
○小川委員 この国会に対して、これだけの統計不正が起きているわけですからね。ほとんど関係大臣ですよ。そして、この国会に対して、一定の真相究明、国民の期待は高いです。しかし、肝心の真相を知っている人を更迭するわ、出さないわ、全くもって真相の究明のしようがないじゃないですか。  も...全文を見る
○小川委員 委員長、今のお言葉は重いと思いますよ。ここだけやり過ごせばいいということではありませんから、委員長の責任においてしっかりリーダーシップを発揮してください。  与党側も与党側ですよ。なぜ同意しないんですか。今私が申し上げたキーマンを呼ばなければ何もわからないじゃないで...全文を見る
○小川委員 今のは今ので、非常につれない御答弁だと思いますね。  これだけ毎年民間に賃上げ要請、賃上げ要請、そして、昨年は初めて具体的な数字まで出して、そして、毎月毎月、一々と聞いていませんよ、二十一年五カ月ぶりという大きな報道があったわけですから、何らかの印象が残っているので...全文を見る
○小川委員 それは、過去から確かにこの勤労統計についてはいろいろ話はあるんですが、大事なことは、七十年同じ方式で調査してきたんです。少々エコノミストから言われたとか、少々外部から言われたで、私は急ハンドルを切るとは思えない。  思い返すと、総理、これも御記憶だと思うんですが、私...全文を見る
○小川委員 では、大臣のイニシアチブで、発案でこの発言はしたと受けとめました。  統計の精度を上げろというその言葉なんですよね。大体そう言うんですよ。正確な統計を出せ、時代に合った統計を出せ、精度を上げろ、大体そう言うんですよ。それが本当かどうか。裏に隠された意図はないのか。私...全文を見る
○小川委員 役所にいたから聞いているんですよ。ちょっと、この政権は公文書を書き換えさせていますからね。それは具体的に指示したんですか。指示していないのに何でやるんですか、官僚がそんなことを、追い詰められて。そういう政権なんですよ。そういう体質を持った政権なんだ。その前提でこの数字...全文を見る
○小川委員 答えられないんですよ。なぜ統計改革が成長戦略に位置づけられるのか、答えられないんですよ。それはそうでしょう。統計なんて、極めて技術的、客観的、科学的、中立的にやってこそです。  もう一つありますよ。  この委員室にもおられると思いますが、山本幸三先生。当時、経済財...全文を見る
○小川委員 これは私が思っているだけじゃありませんからね。多くの論評でありますよ、これはエコノミストから、外国のメディアから。そして、後ほどお聞きしますが、日銀と内閣府の間でもやりとりしているんですから。もとデータを出せ、そんな話になっているんですよ。  更に言います。  山...全文を見る
○小川委員 私もその数字が正しいのかどうかを議論しているわけですから、大臣、ちゃんと真面目に議論に向き合ってください。わからないならわからないで結構です。  大臣はいつも、俺は経営者だ、経営をやっていないやつにはわからないだろう、よくそういう反論を飛ばしてこられますよね、国会質...全文を見る
○小川委員 それが間違いだから聞いているんですよ。さっき申し上げたでしょう。昭和五十年代から、あるいは平成に入って一桁、まだまだそんなに、今みたいに言われていないころですよ。調べてみてください。毎回下がっている。二年、三年に一回。それぐらい企業の生き残りバイアスと、これは統計委員...全文を見る
○小川委員 大臣、何を御答弁されている。  つまり、そういうことなんです。それで、段差が出ることは統計処理上課題がある。それはそのとおりです。したがって、これを三分の一入れかえ制にすれば比較的統計は連続するでしょう。しかし、それは、世の中の経済実態から少しとはいえ乖離した指標が...全文を見る
○小川委員 わかる範囲でお答えいただければいいとはいえ、どう考えても上がるでしょう。  御紹介しますよ、統計委員会の部会での審議。  実は、今回の勤労統計の統計手法の見直しに当たって、ここは統計委員会から相当警告が来ているんですよね。それを振り切ってやったんですよ、今回、厚生...全文を見る
○小川委員 関根さん、立場は理解しますよ。それは言えないでしょう、ここではね。だけれども、相当いろいろなやりとりをしていることは統計委員会の議事録にも残っていますから。そして、内閣府がそれに抵抗をし、一定の折り合いをつけたんでしょうが、少なくとも、それが外部に漏れて、これだけの報...全文を見る
○小川委員 ただ、実際には、総理、総理の御発言が一五年の九月です。一六年、翌年の十二月、GDPの計算方法が大幅に見直されました。それによって、何とGDPは三十一兆円、こんなに、GDPの国際基準に合わせるという名目のもとにですよ、計算方法を変えて、成長率を伸ばした国はほかにはありま...全文を見る
○小川委員 わかりました。  お言葉ですが、大臣、内閣府に、国民経済計算、つまりGDP計算、次回基準改定に関する研究会で、具体的な方針の検討に入ったのは一三年の三月です。いいですか。そこでの検討を踏まえて、統計委員会GDP計算部会における具体的な審議に入ったのは一四年の十月です...全文を見る
○小川委員 私は、今の御答弁は怪しいと思いながら聞きました。  当時、経済財政担当大臣は甘利さんなんですよ。総理のまさに盟友中の盟友とお聞きをしております。そして、内閣府はさまざま試算をやっているらしいですね。ちょっと私も、これは公開資料からしかたどり着けないので、どれほど詳細...全文を見る
○小川委員 ぜひそうしてください。ここで統計をさわってGDPを上げようなんて思っていますなんという人はいないんですよ、この場で。それが本当かと、一つ一つ情況証拠を積み上げながら聞いているわけです。私にも証拠はない、内部資料は持っていないし。しかし、情況証拠はかなりいろいろ怪しいで...全文を見る
○小川委員 その前に三%上げているじゃないですか、総理。  茂木大臣、今ちょっと言い忘れたんですが、結果として、いろいろ議論あったようですが、私立高校は入っていないんですよ。国際基準に合わせなかった。もし合わせていたら、GDPは〇・八兆円下がっていたんです、どうも議事録を読みま...全文を見る
○小川委員 内部資料という説明は通らないと思いますよ。カレンダーという有価物にあなたの写真を入れたんだ。そして、配っている。公職選挙法違反だと思いますよ。  引責する気はありませんか。
○小川委員 極めて軽率きわまりないと思います。  委員長、次回は、必ず、私どもが要求した参考人をこの場にお呼びいただくことを心からお願い申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
02月12日第198回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○小川委員 立憲民主党・無所属フォーラムの小川淳也です。  先週に引き続いて、統計不正の問題についてお尋ねをしたいと思います。  先週の質疑に対して、本当に多くの御意見また反響をいただきました。これは全部そうなんですけれども、もう数えられないぐらい。それは私、なぜだろうと。統...全文を見る
○小川委員 今の御答弁ですが、酒光前統括官は知っていたのに明示的に引継ぎをしなかった。ということは、二つのことが考えられます。  一つは、暗黙のうちに隠蔽する気があった、隠蔽できるだろうと思った。もう一つは、危機管理能力の欠如があった。いずれかであります。  酒光前統括官の参...全文を見る
○小川委員 大西参考人の言を、この後、信用して、これまでの御発言の上に立って質疑をしたいと思いますが、あなたは、十二月十三日、総務省に説明するに際して、ついに事きわまったわけです。野地さんも、これ以上うそをつけないというふうに観念したわけですね。それで、あなたに正直に状況を告白し...全文を見る
○小川委員 恐らく事態の把握には時間がかかったと思いますが、それにしても、直ちにまず一報を入れるという判断は、管理者として、私はあり得た判断だと思います。  翌十九日です。十九日に、今度は、大西参考人みずから、事務次官、そして宮川審議官、定塚官房長に説明をしています。これは、十...全文を見る
○小川委員 当時お持ちになっていた手持ちの説明資料の委員会への提出を求めたいと思います。
○小川委員 定塚官房長にお聞きします。  この十九日に、何らかの文書を手渡されるか、あるいは見せられた形で概要の説明を受けたと思います。私は、十八日の報告と十九日の報告は質的に異なると思っているんです。  なぜなら、十八日の報告は、本来やるべき全数調査ではなくサンプル調査が行...全文を見る
○小川委員 その点、前任の野地統計室長は、石原室長から、最大でこの誤差は〇・二%に達するという引継ぎを受けているんですね。ということは、野地さんは、その時点で〇・二内外の誤差があるということを知っていたはずだ。それも含めてあなたたちは、私は聞いていた可能性があると思う。  十二...全文を見る
○小川委員 これ、改めて、財務省に一報を入れたのは、いつ、誰が入れたのか調べてください。そして、どの時点で、誰が最初に事の重大性に気づき、その後、予算のやり直しにまで至ったのか。この経過の一覧、メモにして委員会に提出を求めたいと思います。
○小川委員 もう一点、今度は賃金構造基本調査について伺います。  十二月に入管法が改正され、調査対象に外国人を含める必要が出ました。その報告を担当室長から受けた大西参考人は、実際には訪問調査をしなければならないのに、そのほとんどが郵送調査であるという報告を受けた。これに対して、...全文を見る
○小川委員 ということは、当日、問題なしと回答したのは室長の独断であり、後に根本大臣が述べておられるんですが、大西参考人は、翌日、二十五日にこれは本来報告すべきことだったと気づいたということであります。  しかし、追いかけて申し上げますと、その結果公表が二十八日ですから、更に四...全文を見る
○小川委員 以上の点について、きちんと、どういう予算計上であり、それがどう使われたか、メモにして委員会への提出を求めたいと思います。
○小川委員 それでは、もう少しお聞きしたいこともあったんですが、時間の制約があります。  官房長官、お帰りなさい。お待ちしておりました。  統計改革について、私は、この勤労統計が、相当いろいろな議論があって、変更されないという厚労省内の研究会で結論がついたのに、なぜ、その後、...全文を見る
○小川委員 官房長官、私も思うんですよ。激怒する官房長官はそんなに怖くない。激怒しない官房長官の方がもっと怖いんですよね。  これは、ある意味、政治家の先輩として、本当に素直にそう申し上げています。ですから、感情的に激怒したかどうかは聞いていません。当時説明を受け、それに対する...全文を見る
○小川委員 御自身の立場からはそうおっしゃるでしょうが。  私、前回以来、官房長官、霞が関の人事権を全権掌握した史上初の官房長官です。史上最大の権力者ですよ、戦後最大の。総理が二番目じゃないかと思うぐらい。(発言する者あり)いや、その自覚がないと、つまり、この間、霞が関で起きて...全文を見る
○小川委員 私は、そうであっても、みんながそんたくするんですからと言っているんですね。みんな、そんたくしているんですよ。どうやったら喜ばれるか、どうやったら喜んでもらえるか、かわいがってもらえるか、出世させてもらえるか。そういうことなんですよ。そういう前提に立ってください。  ...全文を見る
○小川委員 問題はそこなんですよ。労働者数について一%の変動があるということは認めている。統計委員会は、この点、かなり懸念していまして、定義変更に伴う賃金等への影響について十分な情報提供を行えと統計委員会の答申の中で書いています。  そして、私がよく議事録を調べてくることは前回...全文を見る
○小川委員 それは誤解だ。  労働者数の変化率は一%で結構ですよ。賃金はどうなるんですかと盛んに聞かれているわけです。それに対して、こういうことも言っていますよ。もちろん、だから、結局試算しますと言っているんですが、具体的に、二十九年の十二月と三十年の一月で定義が変わるわけです...全文を見る
○小川委員 これは、さんざん事務的に何日も何日もやりとりしていますからね。もし、大臣、これ、全く聞いていないということになると、この勤労統計の問題に限らずですが、あらゆることで大臣の把握力なり危機管理能力なりが問われることになりますよ。その前提で慎重に御答弁ください。  では、...全文を見る
○小川委員 それで結構なんですよ。精査して答えてください。根本大臣、精査して答えてくださいよ、これが正しいのか、間違っているのか。精査して答えてください。
○小川委員 お言葉ですが、大臣、これは朝八時過ぎの理事会に提出しています。そこから、厚生労働省には当然行っているでしょう。それで……(発言する者あり)いや、いいんですよ、ここで直ちにという御答弁は受けとめます。が、日雇労働者の賃金水準がどうなっているかという、これは経済実態にかか...全文を見る
○小川委員 気をつけたいと思います。気をつけたいと思いますが、余りに看過できない御答弁も時々あります。時々あります。そのときは、ぜひ委員長の御指導もお願いしたいと思います。  これは、ある方からお便りをいただいたんですけれども、先週の質疑の中で、日雇が収入の統計から省かれている...全文を見る
○小川委員 厚生労働大臣、もう一回はっきり答弁してください。  これは、とにかく、日雇労働者は社会的に強いとは言えない立場の方々ですよね。その方々の賃金水準を政府としてしっかり見ていますよというメッセージになります。同時に、この上振れした、飾り立てられた数字じゃなくて、政府は、...全文を見る
○小川委員 対応していただけるということで、ぜひ期待して待ちたいと思います。次に、また次回、追いかけさせていただきます。  ありがとうございました。
02月14日第198回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○小川委員 立憲会派の小川淳也です。  まず、根本大臣にお聞きします。  先ほど、大串さんに対する答弁の中で、事前に説明に行ったという話がありました。これは毎回やっているんですか、それとも今回だけですか。
○小川委員 なぜ、毎回やらずに、今回だけやったんですか。
○小川委員 二年に、三年に一回の、入れかえたときは毎回行っているんですね、官邸に。
○小川委員 それを確認して、後日答えてください。  それから、急遽、大変恐縮でしたが、ちょっとその前にお聞きします。  茂木大臣、きょう、GDPの速報がありました。これは、茂木大臣クラスの方で一体いつ知るんですか、この速報値というのは。
○小川委員 いかがですか、皆様、お聞きになって。  担当大臣が聞くのが、けさですよ、発表の。それぐらい厳しいんだ、統計数値の管理というのは。それを、三年に一回のサンプルがえとはいえ、事前も事前、四月発表を三月末にわざわざ官邸に説明に行くこと自体、極めて不自然で異常です。この経過...全文を見る
○小川委員 中江局長、大変急なお呼び立てで、恐縮でした。  まず、最近いかがですか、関税政策をめぐる諸課題は。
○小川委員 いずれも重要な職責と承りました。しっかりとそれはそれで進めていただきたいと思います。  厚生労働省、後ろで控えている方、ちょっと、もし私の質疑時間内に、毎回三年ごとに報告に行っているかどうか確認できたら、質疑時間内に確認してください、急いで。  中江局長、この間の...全文を見る
○小川委員 職責、所管については大変、ただいま承りましたし、それはそれでお進めをいただきたい。  しかし、今、政府が何を言おうと、やろうと、信用されないという極めて重大な状況にあり、その真相、過程を解明しようと国会は一生懸命努力しています。それに対して、引き続き、あなたは国家公...全文を見る
○小川委員 大変残念です。  しかし、じゃ、具体的なことを、いずれ参考人としてお呼びしますよ、国会に、与党の御理解をいただいて。必ず参考人として来てもらう。  その上でお聞きしますが、これは下がったから言ったんでしょう。上がっていたら言わなかったでしょう。最後のお尋ねです。
○小川委員 いずれ必ず参考人として来ていただきますので、今お尋ねしたこと、しっかり事実関係を整理して、改めて頭の整理を責任ある立場の人間としてお願いをした上で、委員長、この中江局長を、当該案件に関する参考人として、当委員会への招致を求めます。
○小川委員 ちょっと趣を変えてお尋ねしますが、総務大臣、十月十八日は何の日ですか。
○小川委員 統計の日を七カ月、八カ月後に控えて、二月の一日に何をやりましたか。
○小川委員 同じ二月一日に、総務省もみずからの不正統計を発表していますね。その内容は何ですか。
○小川委員 では、私の、二月一日に、同じ日に総務省の不正統計に関して何を発表しましたかという質問に答えられないと答えてください。
○小川委員 もうちょっと正確に言っていただきたかったんですが、小売統計手法に不正が発覚したんですよ、総務省の。その日に、国民の皆さん、やがて統計の日が来ます、標語を募集したいという、この危機管理のお粗末さたるや、本当に恥ずかしい。  大臣、ちなみに、一八年、ことしの選ばれた標語...全文を見る
○小川委員 大臣、今、それをお読みになりながら、恥ずかしい気持ちでしたよね。でしたよね、大臣。今、恥ずかしい気持ちだったでしょう、それをお読みになりながら。「活かせ統計、未来の指針。」ですよ。ここで読んでいる私も恥ずかしい、本当に。  それで、問題は、これに対する一般の方々の投...全文を見る
○小川委員 必ずこれはやってくださいよ。こんなので済まないと思いますよ。  それから、大臣、御存じなかったということは受けとめますが、それでも管理者としての監督責任があります。そのことも含めて指摘をさせていただきます。  次に、厚労省にお聞きします。  依然として明らかにな...全文を見る
○小川委員 そうすると、なお一層わからなくなるんですが、これは二通り考えられるんです。  実は、幹部は事の重大性を認識していたが、なお余り表沙汰にしたくないと思って大臣に軽微な報告をしたか、あるいは、こっちの方が、こっちもこっちで嘆かわしいんですが、幹部がこれだけがん首そろえて...全文を見る
○小川委員 重大な認識があった。つまり、これは具体的でなければならないんですが、先日も指摘したとおり、数値が変わる可能性と、給付金に影響を及ぼす可能性、そして予算に及ぼす可能性、この三つを指して重大な認識と。一応議論したいと思います。  それが大臣に、今のお話だと、重大な認識だ...全文を見る
○小川委員 しかし、二十日の時点で、予算や、あるいは、翌日二十一日の確報値の発表に思いが及ばなかったということは繰り返し答弁されているんですよ。したがって、重大性の認識があったのかあるいはなかったのか、そして、あったのに迅速な対応に至らない、危機管理能力の欠如なのか、これはいずれ...全文を見る
○小川委員 では、その二十八日の時点では、予算に影響するという認識はあったんですね。
○小川委員 じゃ、最終的に判断したのはいつですか。財務省に報告したのが二十八日、総理に報告したのも二十八日。  ちょっといぶかって申し上げますが、この日にすっぱ抜かれているんですよ、この二十八日に。したがって、もし二十八日のこの報道がなければ、総理への報告や財務省への報告もなか...全文を見る
○小川委員 ありがとうございました。  二十七日にその可能性を感じ、そして二十八日以降関係先と調整に入り、最終的に対外的に公表したのは一月の十日で、年末年始を挟んでいるという状況と承りました。  これ、もうちょっと詳細に日程を整理して、ぜひ委員会に提出をお願いしたいと思います...全文を見る
○小川委員 それでは、もう一件、かねてから私自身が高い関心を寄せております日雇外しについてお聞きします。  この間、八時時点でしたので、すぐには判断できないという大臣の御答弁でした。あれから四十八時間たちました。大臣、いかがですか。私の試算では、〇・五%程度、影響は甚大だという...全文を見る
○小川委員 いずれ、せめて予算の採決前に、必ず厚生労働省として、私の試算をどう評価するか、評価してください。委員長、ぜひ御指導をお願いしたいと思います。いいんですよ、私の試算が間違っているなら間違っていると言ってくれればいい、あるいは、このぐらい違うと言ってくれればいい。  た...全文を見る
○小川委員 ありがとうございました。  今お聞きいただいたのは、ちょっとすぐにはわからないと思うんですが、私が事前に調べたのとそう変わりませんので、私の調査した数字を申し上げます。  大体、十月に前年比で九万人増です、一七年の。十一月が十三万人増。十二月が五万人増。そして、問...全文を見る
○小川委員 大臣、そこまでおっしゃった以上、過去の経済センサスの変化で、どのぐらいこの雇用者数が十二月から一月にかけて本当に変わったのか、数字を出してくださいよ。今の御答弁には責任が生じると思いますよ。そんな、その場しのぎでおっしゃってもらっても困りますからね。  とにかく、こ...全文を見る
○小川委員 また徹底して、これは議論を継続させていただきます。  それで、ごめんなさい、各大臣、ちょっとお越しいただいたので。  麻生大臣、一つだけ。ちょっと連続でお聞きしますので、短く御答弁いただけたらありがたいです。  麻生大臣、私、今回の消費増税、とても心配しているこ...全文を見る
○小川委員 世耕大臣、茂木大臣、茂木大臣は一つお尋ねしたから、そうか、農林大臣も、ごめんなさい。またちょっと改めて議論させていただきます。  ありがとうございました。
02月18日第198回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○小川委員 立憲会派の小川淳也です。  きょうは、同志の高井さんと一緒に、二人三脚で質疑をさせていただきます。  ただいまの大串さんの指摘なんですが、四重にげたを履かせたことで、総理、これだけはぜひ記憶にとどめてください。総理が就任されてから五年間で上がった賃金の伸びは一・四...全文を見る
○小川委員 戦闘機を買えと言われれば買い、ミサイルを買い、そしてノーベル平和賞に推薦してくれと言われればし、そこまで対米追従、対米従属をしなければ、やはりこの国の総理大臣というのは務まらないものなんでしょうか。そういうことまで私は今回感じた上で、あえてのお尋ねでございました。(安...全文を見る
○小川委員 今、重要な御答弁を抜かされたんですが、今、〇八国際基準とおっしゃっているのでちょっとややこしいんですが、国際基準に〇八年のものとそれ以前のものがあるんです。そこを私、整理して申し上げます。  国際基準に適合させたのは、今回二十九項目なんですよ。そして、試算が明確にな...全文を見る
○小川委員 お言葉ですが、今私が試算したところ、新基準になって伸び率は一・五倍になっています。旧基準では残念ながら出してもらえないんですよね、一六年、一七年がどうなっているか。一五年までしか出さない。新基準で一・五倍ですから、恐らく、旧基準でやっていれば一・五分の一だと思いますよ...全文を見る
○小川委員 総理、申し上げます。  四百万人近く雇用がふえたと言われておりますが、そのうち約三割以上、百三十四万人は六十五歳以上のお年寄りです。百八十二万人、五割近くは現役世代の女性です。パートやアルバイトに出られているんでしょう。そして、約二割、七十万人強は高校生や大学生です...全文を見る
○小川委員 まず、その前に、総理、この表をもう一回ちょっとよくごらんいただきたいんですが、賃金の低い方がふえたことで下がるのは名目賃金なんですね。名目なんです。実質賃金が下がるのは、ひとえに名目賃金の上昇が物価上昇に追いつかない場合に起こるんです。そして、この物価上昇は、一四年の...全文を見る
○小川委員 総理が今、もしおっしゃることが本当にそうであれば、何で国民の七割、八割が景気回復を実感しないと答えるんですか。総理の実感が、総理の仮説が間違っているんじゃないですか。世の中の実感はとてもそんな状況じゃないんじゃないですか。一方的な思い込みじゃないですか、総理の。  ...全文を見る
○小川委員 総理、お願いします。ちょっと、私の申し上げていることをよく聞いていただきたいんです。仮に少々ふえても、この固定費の増加に追いつかないでしょうと申し上げているわけです。格段に違いますから、少人数世帯化が進むということは。そのことに思いをいたして御答弁いただかないと、国民...全文を見る
○小川委員 終わります。
02月21日第198回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○小川委員 立憲民主党・無所属フォーラムの小川淳也です。  きょうは一般質疑でございますので、少し丁寧に経過確認などをさせていただきたいと思います。  冒頭、昨日の議事録を前提に、少しフォローをさせてください。  根本厚労大臣は、昨日、長妻委員の指摘に対して、委員以外の意見...全文を見る
○小川委員 ですから、そこをお聞きしているんですが、大臣、御答弁いただければと思います。  姉崎さんに加えて、宮野さんもそう言っているという理解でよろしいですか。
○小川委員 ということは、大臣は、宮野さんもそう言っているかどうかは現状把握しておられないということですねと承りました。
○小川委員 では、事務方にお聞きします。  姉崎さんに電話か何かで確認されたんだと思いますが、宮野さんもそう言っているという理解でよろしいですか。中江さんはそう言っていますから。
○小川委員 それでは、中江さんにお聞きします。  きのうの朝、官邸経由で、姉崎さんと宮野さんが六月にボーナス等の状況について説明を行った際、中江さん御自身がこの点の問題意識を伝えた可能性があるという連絡が入ったということですので、中江さんとしては、姉崎さん、宮野さん、両方がそう...全文を見る
○小川委員 わかりました。そういう理解をした上で、今後質疑をさせていただきたいと思います。  つまり、当時の第三者は、中江さんであったという指摘は、姉崎さんから出ており、宮野さんまでそれをおっしゃっているかどうかはわからないということでありました。  これは大臣、確認していた...全文を見る
○小川委員 ありがとうございます。ぜひお願いします。  つまり、これは、中江さんはこの日に限って記憶を失っておられますので。姉崎さんがそうだとお一人言う場合と、宮野さんもそうだと言う場合、更に言えば、石原さん、当時ですね、複数の厚生労働省の責任ある立場の方がいらっしゃいますから...全文を見る
○小川委員 当然のお答えだと思いますが、既にこうした方向感がにじんでいるということ自体、次の監察委員会の報告書にも疑いが及ぶことになります。  それから、念のため指摘しておきますが、最初の報告書が出たのは一月二十二日でした。そして、そのたたき台は人事課がつくったことを認めておら...全文を見る
○小川委員 どこまで精緻に推計しても、推計値は推計値なんですね。確定値は得られないんです。平均給与額を基礎として省令で定めるというふうに法的には書かれています。その基礎とすべき平均給与額が存在しないという状態が法的に発生しています。現状、厚生労働省には、足して十二で割りなさい程度...全文を見る
○小川委員 それにしても、不都合なことをきちんと統計委員会で説明しているかどうか。ちょっと、きのう発表されたばかりですから、改めて検証しますが、相当結論ありきでねじ曲がった説明が行われているのではないかという疑惑を持っています。この点も追ってまた指摘したいと思います。  それで...全文を見る
○小川委員 何年か前から、森友問題や加計問題で同様の御答弁を、例えば佐川さん、例えば柳瀬さん、総理秘書官として恐らく同時期を務められた方々も含め、国会での答弁に当たられている様子ははた目にごらんになっていたと思います。これ自体、どういう気持ちでごらんになっていたんだろうなと私は想...全文を見る
○小川委員 そうすると、確認ですが、中江さんの御記憶がどうだったかは別として、この第五回の研究会で全数入れかえを維持するとしていたのが、第六回の研究会で部分入れかえを含めて検討すると結論が書きかわった直接のきっかけは、この中江さんからの問題提起だった、今の御答弁を前提にすると、そ...全文を見る
○小川委員 では、どう思った、思っていないの水かけ論ではらちが明きませんので、事実関係をお聞きします。これも、昨日、文書で通告した点です。  この第六回の研究会の素案、つまり、それまで、第五回は全数入れかえにするという結論でしたから、これが大きく変わった第六回の検討会の取りまと...全文を見る
○小川委員 今の答弁はだめですよ。ごまかしだ。  全般にどう書きかわったとは聞いていません。全数入れかえが、部分入れかえも含めて検討と変わったのはいつかと聞いています。それは特定できるはずです、日にちを追って保存しているはずだから。  しかも、同じこの九月十四日に、座長の阿部...全文を見る
○小川委員 確認して報告してくださいと言っています。
○小川委員 委員長、今お聞きのとおり、極めて具体に、詳細に文書で通告をしています。大事な点だからです。  したがって、ただいまの曖昧なごまかしの答弁で、これは質疑を深めることができません。  委員長、ぜひ確認をさせてください。できれば、私、待ちます、これが確認できるまで。
○小川委員 場内での御協議、ありがとうございました。  これは詳細に文書で昨日通告した点でございまして、今回の一連の事態を明るみに出すために、極めて重要なポイントでございます。  したがって、いま一度、御答弁いただくチャンスといいますか機会を設けたいと思いますが、この御答弁で...全文を見る
○小川委員 それでは、それを受けて、改めて質問の機会をいただきたいと思います。
02月22日第198回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○小川委員 おはようございます。立憲会派の小川淳也です。  それでは、早速質疑に入らせていただきます。  まず、昨夜、北海道で大きな地震があったという報道に接しております。官房長官、国会に現段階で御説明いただけることがあればお願いしたいと思います。
○小川委員 いつ何どきこういう事態になるかわからないという意味で、大変な御多忙と、また緊張感の中かと思います。官房長官には一刻も早くこちらの方の対応にお戻りをいただきたいので、きょうお聞きしたかった点、ちょっと早々にお聞きして、御退室、委員長のお取り計らいをお願いしたいと思います...全文を見る
○小川委員 御答弁を受けとめたいと思いますが、内閣官房長官の面談記録なり、あるいは応答録が定かに確認できないということ自体、非常に危機管理あるいは業務管理上不適切だと思います。これはしっかりやっていただきませんと、曖昧な御答弁では納得いたしかねます。追加で御答弁があればいただきた...全文を見る
○小川委員 これで御退室いただきたいと思いますが、記録がないということは堂々とおっしゃるようなことではありません。そして、記憶のあるなしが今最大の問題になっています。そういう意味で、改めてこれは、ちょっと国会、政府全体で考えなきゃいけないことかもしれませんね、もし今のような御答弁...全文を見る
○小川委員 以後、くれぐれも抜かりのないように御答弁をお願いしたいと思います。  それでは、この内容に入りたいと思います。  皆様もお手元の資料で御確認をいただきたいと思うんですが、この結論部分が書きかわったのは、確認できる限り、現在の総入れかえで行うことが適当、つまり、結論...全文を見る
○小川委員 誠意ある御答弁、ありがとうございます。  それは何時のことですか。九月十四日、昨日通告、まあ、記憶をたどっていただくわけですが、それは何時のことですか。
○小川委員 それでは、率直にお尋ねいたします。  今、やや曖昧におっしゃったんですが、いろいろと意見があったことはそうだとしても、この時点では、八月七日の検討会で全数入れかえを維持するという結論になっています、この九月十四日の時点では、依然として。  ということは、姉崎参考人...全文を見る
○小川委員 ちょっと怪しいですよ、御答弁ぶりが。  では、もう一つお聞きします。  同じ九月十四日に、当時の研究会の座長であった阿部先生に対して、委員外から意見があったので、やや検討を、少し玉虫色といいますか、引き続き検討というふうに、五回目までの議論を修正、変更させてほしい...全文を見る
○小川委員 では、通告に従って、藤澤統括官から、確認した上での答弁を求めます。
○小川委員 これはまたとめますか、委員会。
○小川委員 では、いつ出してくれるんですか。
○小川委員 ちょっと、皆様、御確認いただきたいと思うんですが、書面で詳細に通告しておりますので、もう二、三聞いて同じ答弁であれば、全くこの審議は意味がないと判断して、続行不能という御判断を委員長からぜひいただきたい。  その前提で、もう二、三お聞きします。  姉崎参考人におか...全文を見る
○小川委員 では、なぜですか。何がきっかけで、九月の十一日又は十四日の朝に、誰に対して結論の書きかえを指示したんですか。
○小川委員 苦しいつじつま合わせを一生懸命されているとしか受けとめられない答弁です。  では、通告に従って、統括官の答弁を求めます。  当時、姉崎さんから結論を書きかえるように指示を受けたのは誰ですか。そして、それはいつ、なぜとその当時の担当者は言いましたか。確認をした上での...全文を見る
○小川委員 まあ、よくできた口裏合わせになっているじゃないですか。  これは、委員長、メールの中身が出てきませんと、この記憶を闘わせ、認識を闘わせただけでは、真相、事実が明らかになりません。メールを出していただくまで、審議、やめましょうか。こんなばかばかしい話につき合っていられ...全文を見る
○小川委員 では、委員長、ぜひ国会として求めていただきたいと思います。
○小川委員 では、中江参考人にお聞きします。  これだけのやりとりをいたしましたので、少し御記憶が戻ったのではないかと思いますけれども、改めて、九月の十四日。席を一つ挟んでお隣におられる姉崎さんの顔をよく見てください。九月の十四日、姉崎さんから、勤労統計並びに勤労統計研究会の方...全文を見る
○小川委員 では、今ごろになって姉崎さんからこんなことを言われるのは迷惑だと言わんばかりの答弁じゃないですか。  姉崎さんは、本当に職責をかけてやっていたと思いますよ。いろいろ、当時、賃金の水準が議論になっていたことは事実ですからね。悪い数字が出たら官邸から怒られる、統計方法に...全文を見る
○小川委員 当時の総理秘書官、きのうもちょっと指摘したんですが、森友問題でも財務省がフル回転している時期です。それから、加計問題でも、柳瀬さんを始め総理秘書官がフル稼働しているときです。  ちょうどこの一五年の二月、三月から秋にかけては、恐らく総理官邸は相当我が世の春だったんじ...全文を見る
○小川委員 では、中江さん、ちょっと聞き方を変えますね。  変わるのはおかしいということですが、これは下がったから文句を言ったんでしょう。上がったら文句を言っていないでしょう。それぐらい、当時、賃金水準が政権として相当関心事項であった。だから、下がったから文句を言った、上がった...全文を見る
○小川委員 上がったら言っていないと思いますよ。  総理大臣秘書官の職務なんですが、内閣法の二十三条、秘書官は、内閣総理大臣の命を受け、事務をつかさどる、事務を助けるのが仕事なんですよ。  総理には報告も相談もしていないという中江さんの御答弁ですが、少なくとも、総理の御意向を...全文を見る
○小川委員 これは、一つ一つというより、重大な変更に至っているからこれだけ問題になっているんです、勤労統計のやり方が。それを、もし総理に一切報告せずに、あなたの一存が仮に大きな影響力となってやらせていたとしたら、大問題ですよ。総理に報告も相談もせずに、一体何の権限に基づいてやって...全文を見る
○小川委員 では、もう一つお聞きしますね。  最後の九月の研究会で大きく結論が変わるわけです。研究会を招集し、本当にどうしていくのか、改めて委員の皆様に御相談したいとあなたがおっしゃって、研究会を閉じているんです。以後、二度と研究会は開かれていません。  残念ながら、あなたは...全文を見る
○小川委員 では、小川部長は、その引継ぎを受けたはずなのにやっていないことになります。  小川部長の参考人招致を求めます。
○小川委員 最後に、けさの日経新聞の報道ですが、研究会の阿部座長は、第六回、最後の会合の直前に電話でも省職員と話した、電話で省職員から、厚労省の職員から連絡があった、第六回会合の直前ですよ。「「結論は決めず(厚労省に)フリーハンドを与えてほしい」と言われた」と証言しています。 ...全文を見る
○小川委員 では、この電話をした職員が誰かも確認の上、追って委員会に報告を求めたいと思います。  委員長、お聞きのとおりです。記憶や認識同士を闘わせても十分生産的な議論にならない。これは非常に残念なことであり、決定的な事実はメールが出てこないと、今そこで証言された、それぞれ証言...全文を見る
○小川委員 それでは、統計問題については、引き続き、後続質疑者に譲りたいと思います。  二点だけ、ちょっと通告外ですが、お聞きしたいと思います。  まず、麻生財務大臣、元総裁としてお聞きしたいんです。非常に経験ある元自民党総裁としてお聞きしたいんです。  御党の田畑議員の離...全文を見る
○小川委員 違います。
○小川委員 本当に残念な反応が続いていると思います。  最後に、櫻田大臣、済みません、お待たせしました。  きのうの委員会の遅刻に関しては、十分反省をしておられると思いますし、おわびもいただきました。理由もお述べになられました。つまり、先立つ質疑が中断したことを受けて、時間の...全文を見る
○小川委員 ちょっとはっきりさせていただきたいんですが、大臣御自身の判断ミスですか、あるいは、私は秘書官そして国会連絡室にも責任があると思うんですが、いずれの判断ミスですか、そこをちょっとはっきりさせていただきたい。
○小川委員 御答弁、受けとめました。  きょうは本当に早くからお越しでございましたので、以後もしっかりと拝見をさせていただきたいと思います。  なお、石田総務大臣、まことに申しわけございません。統計全般についてお聞きする予定でございましたが、時間の都合により、また次回にさせて...全文を見る
02月25日第198回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○小川委員 立憲民主党・無所属フォーラムの小川淳也です。  週末、いろいろなことがありました。  皇室においても、大変節目の週末となりました。  そして、キーンさんも亡くなられたということで、御冥福を祈りたいと思います。  そして、大きな出来事として、沖縄県において県民投...全文を見る
○小川委員 この後、枝野代表が質問に立たれますので、ぜひお譲りをしたいと思いますが、私どもとしては、一旦工事を中断し、民意を体現する玉城デニー知事と、真摯に沖縄県民の気持ちに寄り添って話し合われることを求めていくことになろうかと思います。  それでは、統計不正に関連して御質問い...全文を見る
○小川委員 それでは、少しあらましを追わせていただきたいと思います。  この一連の問題の経過と、そして発信されたメールの時期、さらにその内容をポイントだけ整理いたしました。  三月に、中江秘書官から、姉崎氏に問題意識を伝達したところから全てが始まります。六月に、厚労省が異例の...全文を見る
○小川委員 続けます。  この八日の時点で、姉崎部長は、ローテーションに切りかえろという意見すら出てくることを恐れて、それを誘発しかねない記述は削除するという整理をしているわけです。  ところが、六日後の十四日、姉崎、そして総理補佐官である中江さん、両者が午後早い時間に面会し...全文を見る
○小川委員 そういう説明について、これは私が言っているんじゃありません、ある報道の社説のくだりを紹介しますね。「報告書の書き換えは面会の前に部下に指示してあったとして、秘書官の影響を否定した。誰がそんな説明に納得するだろう。」これは、私が言っているんではありません、報道の社説であ...全文を見る
○小川委員 十一日か十四日か思い出せない、しかし、確かに、中江さんに会う前だった、それだけは覚えているんですね。
○小川委員 では、具体的に答えてください。  この時期、メールによると、いいですか、あなたの部下は真摯に仕事をしていますよ、メールを見る限り。その部下の名誉にかけて、部下が何か取り違えたんじゃないかとか、あなたの意向と違う仕事をしていたんじゃないかなんという答弁は許されない、役...全文を見る
○小川委員 曖昧な言い方。だんだん自信がなくなってきているじゃないですか。  この時期、まさに、このメールによれば、担当者は委員にいろいろと意見を伺っているんです。それを反映する努力をしているんです。そのさまざまな記述について、あなたと議論している可能性はあるし、その中であなた...全文を見る
○小川委員 担当課長の発言を慌てて覆いかぶせたかのような発言が続いているわけです。  では、聞きますよ、藤澤統括官。  この九月の報告会が終わった後、十二月に統計委員会での審議が始まっていますね。これも何度も指摘しますが、通常、統計法は申請主義なんです。各省から、統計のかくか...全文を見る
○小川委員 もう正直にやりましょう。  ローテーションサンプリングに変更できないかと提出資料に書いているじゃないですか、統計委員会に。そして、全数入れかえの利点、あるいはローテーションサンプリングに対する慎重意見、どこにも出ていないじゃないですか。結論ありきでやっているじゃない...全文を見る
○小川委員 では、最後に、姉崎さんにお聞きします。  官邸に厚労省出身の横幕参事官がいらっしゃいましたね。九月四日のメールによると、官邸関係者には説明している、もっと言えば、恐らく頻繁に連絡をとり、定期的に意見交換していたと思われます。  横幕さんとはどのような頻度で、あるい...全文を見る
○小川委員 それでは、当時の担当課長についても参考人招致を求めます。
○小川委員 時間の制約もありますので、中江さんにもお聞きいたします。  このメールが出てきまして、いろいろ政府・与党側にも言い分はあるでしょう。しかし、疑惑が深まっていることは事実であります。  中江秘書官、十四日の午後早い時間に、姉崎さんと面会した記憶は戻っていないんですね...全文を見る
○小川委員 残念です。  それで、総理、ぜひ聞いてください。今、中江さんが主張されたことは、このテーマの極めて重要な論点なんです。なぜ私どもが官邸の関与を問題視しているかということについてです。  これは非常に口幅ったいことになりますが、民主主義の仕組みがあり、そして法治国家...全文を見る
○小川委員 皆さん、余りにも都合よく、都合が悪い日の記憶をなくされますからね。それはうそじゃないかと……(発言する者あり)
○小川委員 私のみならず、思う人は多いと思います。  では、もう一つ、今、中江さん、重要なことをおっしゃったので、そこをちょっと論点にさせてください。  これも、一部報道を引用しながら、総理にお聞きします。  総理秘書官というのは、一体どういう職責なのかという報道についてで...全文を見る
○小川委員 中江さん、ごめんなさい。もし、責任が軽いとか、重くない仕事だと受けとめられたのなら、おわびします。総理、そこは、もしそうとられたなら、私は率直におわびします。  ただ、誤解なく。私が申し上げているのは、行政は法律上の職務権限についても行使されているということを申し上...全文を見る
○小川委員 総理、平和安全法制をやっているときだったから、支持率も下がるから、賃金を始め、ほかで成果が欲しかったんでしょう。  申し上げましたよ、統計も森友も加計問題も、このまさに二〇一五年なんです。意見を言うぐらい、いいじゃないか、いや、それはそうかもしれない。しかし、そこに...全文を見る
03月01日第198回国会 衆議院 本会議 第8号
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○小川淳也君 立憲民主党・無所属フォーラムの小川淳也です。  私は、立憲民主党・無所属フォーラム、国民民主党・無所属クラブ、日本共産党、社会保障を立て直す国民会議、社会民主党・市民連合を代表して、ただいま議題となりました根本厚生労働大臣の不信任決議案について、その趣旨の弁明を行...全文を見る
○小川淳也君(続) 一体、国民の誰が、好きこのんで消費増税の負担を受け入れ、引上げに賛成、やむなしと回答するのでしょうか。一%で三兆円近い純増税です。他の新税、税目とは桁外れの国民負担です。日々の買物、毎日の取引に余りにも重大な影響と負荷を与えます。そんな中で四割もの国民が消費増...全文を見る
○小川淳也君(続) 国民は、改めて、誠実で本質をごまかさない、正直で信頼に足る政治を求めているということです。  今回の国会審議を通して、私自身のその思いもまた揺るぎない確信に変わりました。なぜなら、私自身が少し前までその絶望とも渇望ともつかぬ思いと闘ってきたからです。こんな政...全文を見る
○小川淳也君(続) 本来、ここで……(発言する者あり)まだまだ原稿がありました。
○小川淳也君(続) 本来、ここで、根本厚生労働大臣が所管する社会保障改革のその大切さと、そしてその難しさと、そしてその背景にある日本の人口動態の激変と、そしてその背景にある世界的な経済社会環境の変化と、これについて最後に議論し、党派を超えて皆様の理解を求めたいと思っていました。し...全文を見る
03月01日第198回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○小川委員 立憲民主党・無所属フォーラムの小川淳也です。  率直に、先月からの予算審議に敬意を表したいと思います。また、委員長におかれましては、冒頭、野党側に配慮した御発言をいただき、感謝を申し上げます。  とはいえ、この締めくくり質疑なんですが、与野党の合意なく委員長の職権...全文を見る
○小川委員 私ども野党の立場は、さらなる審議を求める立場でございますし、採決は時期尚早という立場でございます。その点ははっきりさせていただきたいと思います。  次に、根本厚生労働大臣、先ほどは本会議場でありがとうございました。不信任案を読み上げさせていただくのも、また読み上げら...全文を見る
○小川委員 それはよくわかっております。  大臣ももう御存じだと思います。統計委員会は、景況判断の参考となる実質賃金の水準は、むしろ、大幅にサンプルを入れかえ、そしてウエート補正を無視し、さまざまに条件変更した公表値は参考にならないと指摘しています。  重ねてになりますが、継...全文を見る
○小川委員 衆議院として確認したいんです、予算審議に当たって。だから求めています。  それから、名目値で既に公表しているんですね、継続事業所は。サンプル数が少ないとかなんとかいう理屈も途中おっしゃっておられましたが、名目も実質もサンプル数は同じです。サンプル数が少ないなんという...全文を見る
○小川委員 それでは、そのお言葉の責任を果たしていただくためにも、少なくとも採決前に、理事会においてこの点を協議していただくことを求めたいと思います。
○小川委員 本来、大変な見識を備えた方でありますので、今のような建前の御答弁は大変残念であります。改めて、真摯な御協議を求めたいと思います。  とにかく早く出してください、実質賃金は。日雇を除外した影響も含めて。これは重ねてお願いを申し上げたいと思います。  それから、二、三...全文を見る
○小川委員 それでは、大変残念ですけれども、厚労省の統括官、お聞きします。  既に、かねてから、もう何日も前から要求していることですので、私は依然として、九月十四日、まさに結論が書きかわった日の朝、部下に指示したという姉崎参考人の証言にはなお疑問を持っています。したがって、責任...全文を見る
○小川委員 もう統括官もよくおわかりだと思いますが、これだけ研究会の専門家を集めて四カ月にわたって議論し、その結論が大きくひっくり返ったんです、この日。それを、担当者に口頭で、朝、忙しい中、ばたばたしながら伝えたというのは、甚だ信憑性に疑いがある。そんな重要な政策決定の変更を、そ...全文を見る
○小川委員 残念ですが、続けます。  では、かねてから要求しております、九月十四日と十一日の、当時の姉崎部長の日程表の提出を求めています。お答えをお願いします。
○小川委員 これはもうあり得ないんですよ。やはり、部長、部局長、課長でもそうだと思うんですが、手帳で自分で自分の日程を管理するのは大体課長補佐ぐらいまでですよね、霞が関では。  統括官の日程はどうしているんですか。自分で手帳で管理しているんですか、それとも職員がきちんと公に管理...全文を見る
○小川委員 閣僚の皆様もそうでしょう、御自身の日程を自分の手帳で管理している人はいますか。いないんですよ。秘書室なり秘書官がきちんと管理をし、それで業務が成り立っているんです。そして、それは事務次官も、局長も、部長も、審議官も同様です。  今の文書管理に関する建前はそうなんです...全文を見る
○小川委員 それでは、採決の前にぜひ理事会を開いて、先ほどの件とあわせて御協議をいただきたいと思います。  もう一点。この最終報告書に関連して、きょう、樋口委員長にも再度、最終盤ですけれども、お越しいただきたいとお願いをいたしました。  委員長、なぜ樋口委員長はお呼びいただけ...全文を見る
○小川委員 これも大変残念であります。  それでは、統括官に代理でお答えしていただかざるを得ませんので、お聞きします。もし所管が官房長でしたら、官房長でも結構です。  この報告書は、私どもは、最初に結論ありきで、組織的隠蔽はないという前提のもとにつくられたという疑いの目を持っ...全文を見る
○小川委員 ちょっと、質問に答えてください。  隠蔽という言葉が多義的だとあえておっしゃるのは、隠蔽という言葉を当てたくないからでしょう。必要以上に限定解釈する必要はありませんよ。日本人が普通に日本語として受けとめる言葉の意味、これを前提にお答えをいただきたい。  それから、...全文を見る
○小川委員 もう言わずもがなですが、中央官庁の仕事は、基本的に課単位で一固まりです。局がそれを束ねています。したがって、この最終報告にもありますが、「下部組織においても同様の「組織的」行為が行われることはあり得る」、つまり、大臣やこれに準ずる者以外にも、下部組織において同様の組織...全文を見る
○小川委員 追加で処分者はあるのかないのかと聞いています。
○小川委員 大臣、処分権限者として答弁してください。  これは厳正に、改めて最終報告をごらんいただき、必要に応じてという留保はつくとはいえ、私、厳しいと思いますよ、これは。大臣、しっかりと追加処分を行っていくと、ここで表明してください。
○小川委員 非常に曖昧ですけれども、しっかりやってくださいよ、本当に。改めて要請をいたしたいと思います。  いずれにしても、委員長、お聞きのとおり、甚だまだ審議は不十分であります。衆議院側において責任を持って解明すべきことがまだ残っていると思います。改めて、採決は時期尚早、拙速...全文を見る
○小川委員 再三、総理のそのような御答弁は何度もお聞きしてきたわけですが、まさにそれがここで言うあれでしょう、都合のいい数字ばかり強調するのは、政策の展開に当たりよいことではないという指摘ではないかと思うんです。  それで、今私が読み上げたこの主張なんですが、これは野党とかメデ...全文を見る
○小川委員 いや、ここまで日本の統計に対する信頼は揺らいでいますから、私は、それが政権の意図的なものでない、すぐれて技術的なものである、なぜなら結果を見ればこうだということで、きちんと立証するのが一番の近道であり、一番の誠意ある対応だと思いますよ。これは、ぜひ御検討をお願いしたい...全文を見る
○小川委員 私も、一定のマナーなり、あるいは、本会議場でもあえて申し上げたんですが、私どもに、野党議員も含めて、敬意を要するという御意見には賛同する部分はあるんです、一定のマナーなり敬意はですね。それはそのとおりです。しかし、お聞きすることの手を緩めていいとは思いませんし、厳しく...全文を見る
○小川委員 はい。  では、本当に簡潔に。  これは、一月二十日、国会召集前の事態の収拾だと批判しました。官房長官は、それを大臣が処分を行った後に聞いたというふうに私に答弁しました。しかし、半年後の七月の記者会見で、実は、一月の段階で前川さんの辞任に関しても聞いているというこ...全文を見る
○小川委員 極めて国会答弁が不誠実であり、それこそ事実に基づいて御答弁をいただく必要があります。このことを指摘して、もう答弁は求めません。  委員長、重ねて、政治姿勢なり予算案、いまだ不十分であります。採決には強く反対をすることを申し上げて、質疑を終わります。  ありがとうご...全文を見る
03月14日第198回国会 衆議院 総務委員会 第9号
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○小川委員 立憲民主党・無所属フォーラムの小川淳也です。  まず、今般の予算でありますが、赤字予算である。それから、基金を取り崩して補う。さらに、そうまでして受信料を引き下げる。一連、私どもも理解をするところでございまして、党なり会派の決定に従って、私も賛成するつもりでおります...全文を見る
○小川委員 まさに今会長がおっしゃったお題目がきちんと実践されていますか、チェック機能は働いていますかという趣旨でお尋ねをしています。  一部異論もあるようですが、最近NHKを退職された記者の方が出版された「官邸vs.NHK」という書籍です。特に森友問題に焦点が当たっています。...全文を見る
○小川委員 これは会長、今お聞きのとおりでして、森友問題に関する苦情が百五十件なんですね、この記者の方によると。この一週間、十日の間に百七十件の苦情が寄せられているということは、それなりに重く受けとめていただかなきゃいけないと私は思っています。  それで、もう一点、これは答えら...全文を見る
○小川委員 何だかそういうルールがあるようなんですけれども、私の責任において推測で申し上げると、恐らく五%から一〇%ぐらいの間なのではないかと想像しています。そうすると、日本国民の五百万人から一千万人の視聴者、多くは、そのほとんどは受信料を払っている視聴者にこのNHKの切取り方が...全文を見る
○小川委員 正確に捉えていただいていると思います。これは賛否両論あっていいんです。賛否両論あっていいんですが、少なくとも野党側の主張はそうだった。先ほど来申し上げているように、放送法なりみずからの基準に従えば、多角的にその意見を取り上げる責任がある。  その実際の報道、のっけか...全文を見る
○小川委員 それは趣旨弁明の趣旨ですかと聞いているんですよ。ということなんです。  それから、十二時と七時でやったから九時はやらなくていいということにもならないんです。会長、そうでしょう。そういうことなんですよ。  それで、これだけの視聴者からのいろんな意見が出たことを軽んじ...全文を見る
○小川委員 その上で、何度も水を飲む姿に議長が注意したというのも、これは事実と異なるでしょう。何度も水を飲む姿に議長が注意されたとは私は思いませんよ。もう少し早く読めないかとか、時間を短縮できないかという議長の思いがおありになったことは想像していますが、水を飲んだこと、これは時間...全文を見る
○小川委員 いや、質問に答えてください。水を飲んだことを議長が注意したというのは事実誤認じゃないですかと聞いています。
○小川委員 じゃ、議長が、水を飲んだことに注意したと受けとめているという理解でいいですね。
○小川委員 とにかく、水分補給の際にと、今、上手におっしゃいましたが、ナレーションは違いますからね。何度も水を飲む姿にですから。そういう言い方を変えられること自体、ちょっと適切だったかどうか内部でも議論があるということでしょう、これは。  とにかく賛否両論あっていいんですよ。だ...全文を見る
○小川委員 まず、冒頭おっしゃったコメントは私も重く受けとめたいと思います。  これは私自身も大変わきまえながら質問しなきゃいけないことだということはよくわかっているつもりなんです。しかし、これだけの声がある以上、私も看過できないという心づもりで質問しています。  NHKさん...全文を見る
○小川委員 いろいろと、会長、重ねてになりますが、受信料を払っている視聴者の半分は政権支持層、そしてもう半分はこの政権に対して不満や不安、疑問を持っている不支持層です、約半分。そのことも改めて御認識をいただいた上で、大変出過ぎたことを申し上げた部分はよく自覚した上で質疑を終えたい...全文を見る
04月11日第198回国会 衆議院 総務委員会 第12号
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○小川委員 おはようございます。立憲民主党・無所属フォーラムの小川淳也です。  一般質疑でございますので、総務行政始め、またこれに関連する事項について、順次お尋ねをさせていただきます。  国交省、厚労省始め関係省庁の皆様にも、いろいろと日程の繰り合わせをいただいたとお聞きして...全文を見る
○小川委員 間接的な御答弁でございますが、当然視するべきかと思う一方、非常に独特の魅力のある方ですよね、櫻田先生。  ああいう失言癖というのは、どこから生まれるんでしょうか。サービス精神が旺盛なんですかね。そのことと政治とか政策は全く別問題で、切り分けなきゃいけないと思うんです...全文を見る
○小川委員 例えば、電子投票ですか、ネット投票みたいなこともちらほら聞こえてきます。それから、ちょっとやや思い切った議論になるんですが、投票というのは、今まさに大臣おっしゃったように国民主権の発露であり権利であるということと同時に、義務なのかどうかですよね、投票って。  でも、...全文を見る
○小川委員 夏ごろというお話で、事務的にいただいた資料にも六月から七月と書いてあります。これはぜひ国会会期内に統計委員会から一定の取りまとめをいただけるように、ぜひこの場をおかりしてお願いを申し上げたいと思います。  同時に、二月以来いろんな議論がありましたが、一つは自己点検の...全文を見る
○小川委員 一般的な関心を持って、これ、当然、検査事項の一つとして行っていく必要があると思いますが、私がちょっと要求をお願いしているのは、特別な関心を持ってやるべきだと、この一連の議論に照らしてですね。  それで、具体的に申し上げますと、これも委員長、ちょっとお聞きいただきたい...全文を見る
○小川委員 委員長そして各党の理事にもぜひ御検討をお願いし、前向きに、ぜひ国会の権能を発揮していただくようにお願いをしたいと思います。  既に統計集中でも議論になっておりますが、きょうは厚生労働省から上野政務官にもお越しをいただいております。  まず、火曜日にも議論になってお...全文を見る
○小川委員 質問に答えていただきたいんですが、国会会期をまたぐ可能性はありますか、結論まで。
○小川委員 答えられないんですね、国会会期をまたぐかどうかについては。あるいは、参院選までには出せますか。もう一回。
○小川委員 ことし、終わりますよ、これ、そうこう言っていたら。一八年の数字ですからね、今議論しているのは。お立場はわかるんですよ。お立場はわかるんですが、私どもがお願いしている議論も御理解はいただけますよね。  これ、参考までにお聞きします。藤澤統括官にお聞きするんですが、これ...全文を見る
○小川委員 質問に答えてください。名目値を実質化するのに何分かかりますかと聞いています。
○小川委員 本系列の公表値の名目値を実質化していますよね。これは作業的にはどのぐらいの手間と時間なんですか。
○小川委員 これは毎月やっていることでしょう。だから、いろいろと政治的、政策的に検討されているのはわかりますが、聞いているのは技術的にどうだと聞いているんですよ。  なので、今おっしゃった、通告どうこうは当然そうなんですけれども、これは、委員長、ちょっと資料提出を求めます。公表...全文を見る
○小川委員 では、委員長、この資料提出、ただいま要求しました資料提出についても、理事会でそのフォローアップをお願いしたいと思います。
○小川委員 政務官、今のやりとりもお聞きいただいた上で、これ、私どもの受けとめは、極めて政治的に、マイナスになるのは明らかですから、この名目値と物価の傾向からいえば、それを嫌がって、公表を避けるために、さまざま迂遠な議論を繰り返し、時間稼ぎをしていると私たちは受けとめていますよ。...全文を見る
○小川委員 今、それ、大事な御答弁、おっしゃったんですが、そうであれば、これ、きのう、私、事務的に聞いた段階でそれは出ていたんですかね。何らかのお答えをしますという意味深な事務的な伝達はあったんですが、今みたいな大事なお話であれば、ちゃんとこれ、整理して、何をもってそういうふうに...全文を見る
○小川委員 手元に法制局の見解、メモをいただいているんですが、これ、物すごく、トートロジーというんですか、ちょっと論理が、法制局も自信ないんでしょう、これ。法理的にこれらの規定が適用される限りにおいて、これらの法律の規定を根拠として行うことは考えられるという入りと出なんですね。法...全文を見る
○小川委員 それはおかしいな。法律の番人ですからね、法制局さん。  ちょっと聞き方を変えます。  このデータを紛失した期間において、雇用保険法第十八条に言う労働者の平均定期給与額は存在するんですか、世の中に。
○小川委員 いや、具体の事象と法的評価を結びつけるのが法制局の仕事でしょうと申し上げているんですよ。  法律の解釈、そんな曖昧にして大丈夫ですか、これ。存在しないんですよ、データを失った期間は。つまり、難癖つけているわけじゃなくて、ちゃんとこれ法改正が必要でしょうと申し上げてい...全文を見る
○小川委員 そこは、私どもあるいは国民の受けとめも含めて、うのみにしていいのかどうか、大変疑問の残る答弁であります。これは、王手飛車取りというんですか、八方塞がりというんですかね。どっちにしても行き詰まっているんですよね。うそをついたのか、本当にやっていたのか。うそをついたのか、...全文を見る
○小川委員 それは具体的にどういう事業があるのか、資料提出、お願いします、道路局長。もう答弁は結構です。調査に至ったのに、後に事業化されていない事業がどういうものが具体的にあったのか、これは資料提出をぜひお願いしたいと思います。  参考までに、これは国交省の記者会見の資料かな、...全文を見る
○小川委員 まさに、そういうことがないように、大臣……(発言する者あり)
○小川委員 ぜひリーダーシップを発揮していただくことをお願いして、質疑を終わります。
04月23日第198回国会 衆議院 総務委員会 第15号
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○小川委員 立憲会派の小川淳也です。  引き続き、統一地方選挙に関連してお尋ねします。  ちょっとその前に、大臣、先週、新元号の選定過程について、議事概要ですか、公表されたようですので、ちょっと関心がありますので、一点だけお聞かせください。閣僚も相当数発言されたようであります...全文を見る
○小川委員 そういうことのようですね。よく言えば情報管理が徹底されていたと思いますが、一方で、こういう議論もあります。非常に、ある意味慶事であり、もう少しオープンに議論されてもよかったのではないかという議論も一部にあるようでございまして、その関連でお尋ねしました。  そういう御...全文を見る
○小川委員 一部、影響なり関連性を認められたというふうに受けとめました。  私も、この問題、本当に、関連性があるんだろう、なくはないんだろうと思う一方、明確に関連性を認めると、この仕事の価値というか、報酬があるからやりたい、報酬がないからやりたくないという仕事にしてはいけないん...全文を見る
○小川委員 これも同様でして、やはり殊さら議員にだけ特権がある必要はないと思うんですよね、こういう時代ですから。しかし、おっしゃったように、これも議員報酬と似ているんですよ、やはり。大事なことだろうなと思う反面、やはり年金があるから議員になろうかとか、年金がないから議員になるのを...全文を見る
○小川委員 これ、今わかりませんか。今おっしゃった二十時間に満たない方、八万八千円に満たない方、一年未満の方、五百人以下の会社の方、どのぐらいあるか、今はわかりませんか。今わからなかったら、後で教えてください。わからないならわからないで結構です。
○小川委員 大臣、お聞きのとおりでして、一部拡大されたとはいえ、まだ、厚生年金に入りたくて入れない非常勤職員というのは、一般にはたくさんおられる可能性があります。そういう中で、地方議員だけつまみ食いのように特別に加入できるということは、少し筋道が立たないんじゃないかというふうに感...全文を見る
○小川委員 確かに、私も知り合いの方で、これは今、あれですよね、五十万近い給料を合計で超えると年金が減額になるという制度になっていると思うんですよ。確かに、年金が減らされるほど働きたくないと言っている人は現にいます。  一方、これ、年金制度をどう捉えるかなんですが、社会的生活保...全文を見る
○小川委員 これもずばりお答えになられないようですが、またちょっと引き続き関心を持って拝見したいと思います。  終わります。ありがとうございました。
10月11日第200回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○小川委員 野党新会派の小川淳也です。  きょうは、尾辻かな子さんと二人三脚で質疑をさせていただきたいと思います。  二日目のきょうも、新会派では、それぞれ役割分担いたしまして、効率的、効果的に政権の姿勢についてたださせていただいております。私は、みずからの職責に照らして、N...全文を見る
○小川委員 おやめにならないというふうに受けとめましたが、これは関電もそれでもたなくなっていますからね。早目にみずからの進退を含めて、これは、お偉いさんの考えは変えられないんですよ、恐らく。お偉いさんをかえるしかないんだ。厳しい指摘ですが、受けとめていただきたい。もう時間の関係で...全文を見る
○小川委員 全く認識が甘いと思いますよ。みずからの経歴、人脈、あらゆることをかさに着て、それは受け取った方は圧力に感じるでしょう。  ちなみに、NHKの石原経営委員長は、御就任が二〇一〇年の十二月十一日だと思いますが、そのときの事務次官なんですよね、鈴木さんは。そうなんですよ。...全文を見る
○小川委員 だったら、その提出した文書を提出してください。まだ公開していないでしょう。自信があるなら公開してくださいね。  委員長、要求します。委員会、理事会に、郵政のNHKに提出した抗議文書一連、三通ぐらいあるんですが、それを委員会に討議資料として提出するように委員長のお取り...全文を見る
○小川委員 これは石原経営委員長にもお聞きしなきゃいけないんですが、なぜこの程度のことで会長を厳重注意するんですか。  これは御存じない方もいらっしゃると思いますが、NHKが釈明に行ったときに、会長名の文書提出を求められるんですよね、日本郵政から。そこで、職員は、いや、会長は直...全文を見る
○小川委員 やはり、鈴木さんが陰でいろいろ動いて、事実上の影響力を行使しているんですよね。それにNHKは屈したんですよ。はねつけられなかったんだ。  これは他党が扱っていることですからあれですけれども、叱られない範囲で。郵便局の転居届にNHKの転居届だけセットされているそうです...全文を見る
○小川委員 もうこれは、時間ですから、また総務委員会で徹底的にやりましょう。不十分な答弁です。  総理、この間、本会議で、安倍政権への連日の報道を見れば、萎縮している報道機関などない、ありもしない危機をいたずらにあおる言動だと質問者を批判しました。これ、総理、ちょっと認識が甘く...全文を見る
○小川委員 それはうそだ。実質賃金は名目賃金に八一・四%を掛けているはずですよ。  ここで押し問答してもあれなんで、私から言いましょう。  これは国民の皆様にも、わかりにくいので、本当にどうわかりやすくお伝えすればと思ったんですが。  とにかく、政府が公開しているのは、こと...全文を見る
○小川委員 まさに物価の名をかりて実態をはぐらかしているんですよ。  この議論は結構深い議論でして、例えば三十年後も米、みそ、しょうゆは同じ値段、同じ負担で買えますよということは言っているんですよ。だけれども、三十年前に買えた例えば扇風機、三十年後にほぼ同じ値段、同じ負担で買え...全文を見る
○小川委員 今のお話は、本当に支給開始年齢そのものを動かすのなら筋が通っているんですよ。しかし、働きながら年金をもらえる、年金をもらっていることが働き方を阻害するのか。これは厚生労働省も内閣府も、ほとんど影響ないという試算を出していますからね。これはまた厚生労働委員会でやりましょ...全文を見る
○小川委員 やるんですね。検討して、やるんじゃないですか、これ、年末に突貫工事で。  これは厚生労働省の年金部会で議論された資料ですが、山田先生の社会政策学会での報告を資料として出していますよね。その中では、六十五歳から六十九歳では、この在職老齢年金、つまり年金がカットされてい...全文を見る
○小川委員 それは論理のすりかえでしょう。それは、総合課税とか、まさにやらなきゃいけないですけれども。  働いている人に関して、現役世代も今困っていますよ、それは比較的。現役世代より収入の多い方々ですよ。その方々に、十万円、年間百万円年金を乗せ、そして、それ以外の低年金者、残り...全文を見る
11月13日第200回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○小川委員 野党共同会派の小川淳也です。  まず、加藤大臣、念のためお聞きします。公金、公権力に対する疑念が高まっているようですので。  加藤大臣のお地元から、いわゆる桜を見る会への参加者数というのは相当数あるんでしょうか。
○小川委員 既に、午前中の文科委員会かと思いますが、萩生田大臣もそのような御答弁のようであります。  参加者については、加藤先生の事務所で取りまとめるというようなことは行っておられますか。
○小川委員 最終的に内閣から案内状が届くに当たって、加藤先生の事務所で案内先等について調整を行う、連絡を行う、取りまとめを行うということはございませんか。
○小川委員 橋本副大臣、いかがですか。同趣旨のお尋ねです。
○小川委員 小島政務官、同趣旨のお尋ねです。
○小川委員 加藤大臣、もう一つお尋ねします。  石破先生は既に、党役員でおられたときに、役員には何か特別枠のようなものがあったということを公に発言しておられますが、総務会長を御経験ですので、その点についてもお聞かせください。
○小川委員 加藤大臣、御飯論法という言葉の生みの親でもあられるわけで、その点、言葉尻は置いておくとして、よく質問の趣旨を踏まえて御答弁いただきたいんですが、枠というのは、つまり、大体何人ぐらいでしたら加藤先生の関係者を受け入れるよという内々の指示であり、暗示でありという意味でお聞...全文を見る
○小川委員 その信憑性については随分と疑念は高まっていますから。これは通告していませんから、しかし、よく一度事務所にお尋ねをいただいて、整理をお願いしたいと思います。  同時に、加藤大臣は官房副長官もお務めでしたから、こういった政府のいろいろな取りまとめのそれこそかなめになる方...全文を見る
○小川委員 各省庁などの中に安倍先生の事務所は入りますか。
○小川委員 各省庁等の中に安倍先生の事務所は入りますか。
○小川委員 ないならないで明言してください、安倍晋三先生の事務所からの連絡はないと。ないならないで、ここで明言してください。
○小川委員 大変苦しい御答弁ですかね。  もう一点お聞きします。  この明らかになったと思われる申込書類には、御夫妻で参加の場合は配偶者欄を御記入くださいとあります。参加される方が御家族、知人、友人の場合は別途用紙でお申し込みください。つまり、コピーして利用してくださいと書い...全文を見る
○小川委員 この際、疑念が高まっていますので、その一定の範囲について明確にしていただく必要があると思います。  委員長にお願いをいたします。先ほど来官房長が御答弁されている各省庁等の中身について、詳細な説明を委員会として求めていただきたいので、理事会での御協議をお願いしたい。
○小川委員 いま一点、最後にしますが、一万八千人近くに参加者数が相当膨れ上がっているようです。参加者数を含めた名簿の廃棄をしたということを言われているようですが、ちょっと考えられない対応だと思います。  個人名の特定は要求いたしませんが、例えば県別に、各県からそれぞれどの程度の...全文を見る
○小川委員 けさの理事会で御説明をいただいた議事録等についてもお聞きをいたします。  まず、河西さん、連日の御対応ありがとうございます。  高齢者在職老齢年金制度の見直しに係る重要な論点であります。つまり、この制度を見直すことは高齢者の就労意欲を増すということが重要な根拠にな...全文を見る
○小川委員 今の御答弁、重要な点が二つあると思うんですが、記者ブリーフであえて担当者が数ある発言のうちこの発言を紹介したということは、この発言の重要性を極めて的確に認識しておられたということです、担当官が。これは国民に知らしめるべき必要な要素を含んだ重要な証言だ、発言だということ...全文を見る
○小川委員 政策論として真面目に答えてください。この重要な論点を特段の意図なく落とすほど、霞が関は劣化しているんですか。担当者の資質は、管理職の資質は、特段の意図なくこんな重要な証言を落とすほど劣化しているんですか。  では、本来、議事録に掲載すべき重要発言だった。その点、認め...全文を見る
○小川委員 本当に苦しい御答弁なんですが、理事会でも要求していますので、ちょっとこの議論は追って継続させていただきます。  今、具体的に、この議事録作成のもとになった速記録の要求をしています。それから、重ねて、どういう判断で最初の段階で落ちたのか。そして、経団連から異議の申出が...全文を見る
○小川委員 今、もうこれは午後の理事会を再開しても意味がないという御答弁でした。速記録の開示を要求していますから。今、もうここで開示しませんと言いました。  委員長、これは理事会、どうしますか、お昼。
○小川委員 ぜひここは、委員長の指導力を重ねてお願いしたいと思います。  加藤大臣、一言御答弁ください。  これは、前回の質疑で、他者の発言だから言及、論評しないというお立場をおとりになった。しかし、大臣は委員としてこの全世代型社会保障検討会議に参画をされておられます。重要委...全文を見る
○小川委員 いや、不十分ですよ。厚生労働大臣として一言見識を述べるべき場ですよ、これは。内容の重大性に鑑みて、手続の瑕疵に鑑みて。  大臣、この間もそうでした。どういう経緯かわからない、どういう議論か私は知らないからとよくおっしゃいますが、これは理事会でさんざん議論になっている...全文を見る
○小川委員 まさにそこが理事会で議論になっているんですよ。  小島政務官、大変恐縮ですが、いつも理事会に御陪席をいただいて、ありがたく、敬意を持ってお迎えをしております。時に、与野党協議の場ですから、議論が激しくなったり、いろいろと政務官に御負担をおかけしていることも自覚をして...全文を見る
○小川委員 質問者を罵倒するようなただいまの政務官の御答弁はいかがですか、委員長。
○小川委員 政務官、いろいろと御負担をおかけしていることは事実ですから、それは私もよく自覚したいと思います。しかし、政務官には政務官の職責があります。  しかし、最終責任は大臣にあると思いますよ。大臣が、不都合なことは何かといえば知らぬ存ぜぬで、そういう大臣の姿勢が政務官の今の...全文を見る
○小川委員 そういう意味では、今般の早期承認制度を含めて、革新的な創薬というんですか、先進的な薬の開発を含めて、いろいろと環境を整えるということは、日本の抱える産業政策としても、また患者対策としても一つ必要なことだろうと思います。  ただ、ちょっと懸念するのは、健康被害救済制度...全文を見る
○小川委員 大臣、いかがですか、今の御答弁。これは一般論として認めていただけますよね。製薬業界と厚生労働省との間に不適切な関係を疑わしめるような事案はあってはならないわけで、この点については厳しく処していくと一言おっしゃってください。
○小川委員 最後に、これは現場の薬剤師さん、地域の医薬を支えておられる薬剤師さんからの声ですので、一部代弁をさせていただきますので、ちょっと今後の方向感等について御答弁をいただいて、質疑を終えたいと思います。  まず一点目。薬局には、責任者たる管理薬剤師さんがいらっしゃる。そし...全文を見る
○小川委員 それでは、議事録問題、それから公的行事に関する疑惑、さらなる善処をお願い申し上げまして、質疑を終わります。ありがとうございました。