奥野総一郎

おくのそういちろう

小選挙区(千葉県第九区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数5回

奥野総一郎の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月13日第183回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○奥野(総)委員 民主党の奥野総一郎でございます。  昨日、大西健介議員の方から、サバイバーファイブということで、民主党一期生から二期生に上がれた五人、私が最後の一人であります。きょうは、質問の機会をいただきまして、ありがとうございました。  まず、お手元にお配りの資料をごら...全文を見る
○奥野(総)委員 復興の速やかな加速につながるという意味では、三千百七十七億円の部分に使えるものについてはそうだと思いますが、来年度の方に先送りする部分については来年度の当初予算で、二十五年度当初予算でやることも可能だったはずなんですね。わざわざこれをやっている、この補正で処理し...全文を見る
○奥野(総)委員 要するに、この四兆円の根拠を伺いたいと思います。
○奥野(総)委員 郵政事業については総務大臣にも伺いますが、例えば簡保は、今新規契約がどんどん減って、契約が減少しています。これは、早晩赤字に転落するおそれもあります。また、郵便事業についても物数が伸びていない。郵貯については、国債の運用が収益減で非常に収益率が低い運用ということ...全文を見る
○奥野(総)委員 経営の効率化はもちろん図っていかなきゃいけないんですが、今、手足を縛られた状況であります。新規サービスは認められていないということなんですね。  今、日本郵政の方から、学資保険の改定の認可申請、それから住宅ローンサービスの申請が金融庁の方に上がっているかと思い...全文を見る
○奥野(総)委員 これは昔からよく言われる議論でして、郵政には運用能力がない、あるいは貸し付け能力がない、人がいないからできないんだ、だからさせるべきじゃないという議論は昔からよくされるのでありますが、私は逆だと思うんですね。きちんとサービスインのスケジュールがわかっていれば、そ...全文を見る
○奥野(総)委員 これも申し上げましたけれども、少なくとも郵政株よりは高く、現時点で売れると思いますし、財源として私は確実だと思いますから、しっかり御検討を願えればと思います。  引き続きまして、このフレームの歳出の方を見ていきたいんですけれども、黒三角が立っていまして、東京電...全文を見る
○奥野(総)委員 目標達成に向けて、今は全力で当たっている。それは当然のことだと思いますけれども、それをきちんとレビューして、達成できたかできないのかということを検討した上で、さらに次の工程を検討していかなければならない。  先ほど申し上げたように、中間貯蔵施設の問題もあります...全文を見る
○奥野(総)委員 その二兆円の中には今の除染の費用というのは入っていないという理解でよろしいですよね。政府から求償が行っていないはずですから。
○奥野(総)委員 これは恐らく個人の方が請求してきたことだと思いますので、国が、この一兆五千億、ここで黒三角が立って東電に求償と書いてある部分については、まだ求償はされていないということだと思うんですね。さらに、これからまた幾らかかるかわからないということであります。  もう一...全文を見る
○奥野(総)委員 交付国債を渡してそれを現金化して、そのお金を東電ないし電力会社が長年かけて返していく、こういうことで、一見負担がかかっていないように見えますが、実は政府が借り入れているということですね。数兆円ものお金を借り入れているということになると思います。  これからまた...全文を見る
○奥野(総)委員 必ずお願いをいたします。  それからもう一点、今、効率的な除染というふうにおっしゃいました。この間、大西健介議員が質問しましたけれども、手抜き除染の話、あるのかないのかわからないとおっしゃっておられましたけれども、きちんと環境省の方で現場を調査していただいて、...全文を見る
○奥野(総)委員 今申し上げたように、この復興予算、除染の費用というのはこれからいわば隠れ借金のようにふえていくということで、国の債務はどんどんふえていくということだと思います。それに対して、やはり郵政株の売却であるとかJT株の売却であるとか、国のスリム化、資産の売却をあわせて進...全文を見る
○奥野(総)委員 これはぜひ実行していただきたいと思います。  同じ中身でありますけれども、世間をにぎわせた公務員宿舎の問題でありますが、公務員宿舎については、財務省の方で報告書を取りまとめられて、およそ五万六千戸、千七百億円の売却収入を得るということ、それから宿舎に係る歳出を...全文を見る
○奥野(総)委員 五万六千戸、千七百億円、売却をやっていただけるということで理解をいたしますので、ぜひよろしくお願いいたします。  もう一つ、ちょっと細かい話になるんですが、未利用の公共用財産という問題があります。  私、二、三年前に、埼玉県の川口市と戸田市の間を流れている緑...全文を見る
○奥野(総)委員 結局、事業官庁が全部土地を把握していて、財務省は台帳を見ながら監査していくということだと思うんですね。それではなかなか、先ほど申し上げたように、事業官庁の側は事業継続を主張して、売却が進まないということになると思います。  ですから、どこかが責任を持って、全て...全文を見る
○奥野(総)委員 要するに、借換債の発行抑制が目的だということだと思いますが、それはとりもなおさず、国債のマーケットがもう飽和状態になっているということをやはり懸念しての措置だと思います。  ですから、もうこれ以上の新発債の発行というのは私は厳に慎むべきだと思いますし、今回、建...全文を見る
○奥野(総)委員 今のは、中期財政フレームを堅持するということでよろしいんですね。
○奥野(総)委員 以上、堅持するということで終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
02月14日第183回国会 衆議院 総務委員会 第1号
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○奥野(総)委員 民主党・無所属クラブの奥野総一郎でございます。トップバッターとして質問をさせていただきます。  まず、新藤大臣、大臣就任、おめでとうございます。  総選挙の前、およそ一年間、決算行政監視委員長を新藤大臣は務められておりまして、私も委員の一人として一緒にお仕事...全文を見る
○奥野(総)委員 今のお話を伺うと、改善した、一括交付金とはいっても結局各省に話を持っていかなきゃいけなくて、ワンストップになっていなかったからそこを改善されたんだというお話のようでありますけれども、一括交付金、究極のイメージは、やはり各省の影が見えないというお金ですね。これは農...全文を見る
○奥野(総)委員 今のお話ですと、地方負担分、補助率を個々の事業に掛けて地方負担分を積み上げて、それに〇・八を掛けると大体一・四兆になるというお話でありました。  これは事前のレクを受けたときに伺ったんですが、法定補助分については充当できない、法定補助分の裏負担についてはこの補...全文を見る
○奥野(総)委員 これは、消化し切れるかどうか、そして、地方単独事業分に幾ら回るかということは把握できているんでしょうか。
○奥野(総)委員 通告と若干違ったのであれなのかもしれないですけれども、私が伺ったのは、単独事業分は一体幾らぐらいかおわかりになりますかという話なんですが、それは恐らく機械的に出てくると思うんですね。地方負担分を積算するときに補助率を掛けて恐らく積み上げているんでしょうから、その...全文を見る
○奥野(総)委員 今すぐに出てこないようでありますから、機械的に出る数字だと私は思っています。後ほど資料でいただければと思いますが。  今の答弁ではっきりしたのは、悪く言えばつかみで積算をしているんじゃないか、しかも、来年度に自治体がどう使うかもこれから決まっていく、極めてずさ...全文を見る
○奥野(総)委員 今回限りの補助金、まあ、ばらまき補助金でありますから、こんなのを年じゅうやっていては日本の財政が破綻してしまいます。臨時の措置ということを確認させていただきます。  問題はやはり、額ありきで、規模ありきで補正予算を組んで、補正予算という非常に財政規律が働かない...全文を見る
○奥野(総)委員 今の質問は震災復興特別交付税の話をしていまして、今、普通の、一般の交付税の話ですよね。答えになっていないんですが、時間もありますので、大臣に伺いたいんです。  今回つくる、津波被災地域の住民の定着促進のための震災復興特別交付金、これは繰り越しなしで、きちんと今...全文を見る
○奥野(総)委員 地元のニーズがあるということだと思いますので、そこをまず確認させていただきます。  まず、津波被災地域の住民の定着促進のための震災復興特別交付税ということで、この積算根拠、どうやってこの金額を出しているかということを伺いたいと思います。
○奥野(総)委員 お手元に資料をお配りしています。ポンチ絵に描かれていますが、今の説明は、この絵の2の部分ですね。  これまでは、建築基準法に基づく災害危険区域の方が移転する場合にはそれなりの助成があったということでありますけれども、それ以外、災害危険区域以外の被災地域、津波浸...全文を見る
○奥野(総)委員 この被災地域、病院のほかに商店街の話もあると思うんですが、この2の地域で、例えば商店街を再建しようとする場合に、かさ上げをできるスキームはあるんでしょうか。
○奥野(総)委員 非常に前向きな御答弁でありました。  最後に、今お話ございましたけれども、結局これは交付税で誘導してやっていこうということなんですね。本来、この話というのは総務省の所管なんでしょうかというのを感じます。やはり国土交通省なり復興庁なりが前面に出て、一般的なかさ上...全文を見る
○奥野(総)委員 以上で終わります。ありがとうございました。
02月14日第183回国会 衆議院 本会議 第6号
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○奥野総一郎君 私は、民主党・無所属クラブを代表し、平成二十四年度補正予算案について、反対の立場から討論を行います。(拍手)  まず申し上げたいことは、本日、この場において採決が行われることについて、私は、時期尚早の感が否めません。  今、日本は、デフレを脱却し成長軌道に乗る...全文を見る
03月15日第183回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○奥野(総)議員 私は、提出者を代表いたしまして、消費税率の引上げが国民生活及び我が国の経済に及ぼす影響を踏まえ早急に講ずべき措置に関する法律案の趣旨を説明いたします。  民主党、自民党、公明党は、社会保障・税一体改革の残された課題について、年明け早々より、二十五年度改正の項目...全文を見る
03月18日第183回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○奥野(総)委員 民主党の奥野総一郎でございます。  まずは、総理の御英断に敬意を表させていただきます。TPP交渉参加、反対論がある中、よくぞ決断されたという思いであります。  私も、交渉参加自体は賛成であります。しかし、守るべきものは守っていただかねばならない。総理も会見で...全文を見る
○奥野(総)委員 完了する部分があるということでありますね。逆に言えば、そこで何らかの取り決めが行われることもあるということでしょうか。総理、いかがですか。
○奥野(総)委員 これまでの交渉の経緯ということでありますけれども、パネルをちょっと用意してありますが、これは、ことしの二月に内閣官房が出した、TPP交渉参加に向けた米国との協議という資料をもとに、ほぼそれをそのまま、ここに私が作成して持ち込んでおります。  この二月の時点、日...全文を見る
○奥野(総)委員 協議中だから言えないということでありますけれども、これが事実だとすれば、TPPに入る意義、かなり私はそがれると思うんですね。自動車関税は、アメリカだけではありません、ほかの十カ国も当然関税がかかっています。高いところは四〇%、八〇%という国もあるやに聞いています...全文を見る
○奥野(総)委員 私の質問は、では、関税を維持した場合にどれだけ影響を受けるのかということをしておりますけれども、これは、私、持ち時間が少ないので、恐らく、ないという答えになるんだと思いますが、しかし、絶対これは試算して影響を考えておくべきだと思います。  総理に伺いたいんです...全文を見る
○奥野(総)委員 先ほど茂木大臣の方から、とり方によりますけれども、米も譲ったんだから工業製品でも譲るべき部分があるであろうというニュアンスの話もございましたけれども、一番の得意分野はやはり自動車です。これは、私は、国益のために断じて譲っちゃいけないと思います。そこをはっきりまず...全文を見る
○奥野(総)委員 午前中もちょっと議論のすれ違いがあったんですが、これについてはアメリカは何も言ってきていないという理解でよろしいんですね。
○奥野(総)委員 まず、そこを確認させていただきました。国民皆保険制度には触れない、触れさせないということをはっきり言っていただきました。  その上で、郵政の話でありますけれども、パネルをごらんいただくと、何が書いてあるかというと、要するに、日本政府はかんぽ生命に新サービスを提...全文を見る
○奥野(総)委員 ちゃんと条件が整えばしっかり認可していただけるということで、御回答いただいたということだと思います。  そして、この保険、さっきアヒルの会社と言いましたけれども、主として関心があるのは、このパネルにも出ていますけれども、がん保険の提供にやはり関心があるんじゃな...全文を見る
○奥野(総)委員 今のお話だと、過去の最も高く売れた事例を参考にということだと思うんですね。  この間のJTでも、大体一兆円いかないですね。JTは国際的な超優良企業であります。一方で、日本郵政、残念ながら郵便は赤字ですね。そして、かんぽ、これは新しいサービスが認められないと、今...全文を見る
○奥野(総)委員 総理、もう一度、今の私の質問、守るべきものは守るということをはっきりさせていただきたい。
○奥野(総)委員 私の印象としては、これらの分野については、牛肉も含め一方的に譲っている感じがいたします。  そこで、では何がとれたのか。  時間もなくなってまいりましたけれども、ここに、TPP対策に関する決議、自民党の決議、総理もお持ちだと思いますが、手元にございます。その...全文を見る
○奥野(総)委員 どうもありがとうございました。
03月19日第183回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
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○奥野(総)議員 お答えさせていただきます。  税制というものは、国民にとって納得のできる、そして公平で透明性の高いものでなければなりません。しかし、租税特別措置につきましては、租税歳出であるにもかかわらず、これまでも、実態を踏まえたものとなっているのか、不適切な実態があるので...全文を見る
03月19日第183回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○奥野(総)委員 奥野でございます。  昨日は、大臣、予算委員会で答弁をお願いしたにもかかわらず、私は緊張しておりまして、指名するのを忘れてしまいまして、大変失礼をいたしました。恐縮でございます。きょうはじっくりとお話をさせていただきたいと思います。  きょうは交付税法案と税...全文を見る
○奥野(総)委員 国が下がったんだから、その分地方が相対的に上がって見えるということなのかもしれませんが、私もいろいろな地方議員の方から伺っておりますと、そもそも、ラスパイレス指数自体、算定方式自体が公正に数字が出ていないんじゃないかというふうな声もございます。  具体的に、そ...全文を見る
○奥野(総)委員 継続的に傾向を見るという意味では一つのやり方だと思うんですが、では、本当に、相対的に高いか低いかということを比べるには、私は若干疑問があると思っております。  ちょっと通告しなかったんですが、諸手当を含めた地方公務員と国家公務員の平均給与月額の数字はありますで...全文を見る
○奥野(総)委員 実際にもらっている額をならしてみると、実はそう変わらないんじゃないかというのが今の数字であります。もちろん、いろいろなとり方があると思うんですけれども、ラスパイレス指数だけをもって、地方公務員がもらい過ぎているということには必ずしもならないんじゃないかと今の数字...全文を見る
○奥野(総)委員 国家公務員は割とわかりやすいんですね。全体の、まさに国家の奉仕者で、国の奉仕者であるから、震災のために身を削って、そのお金を復興財源に充てるというのは非常にわかりやすいんですが、地方公務員の場合に、震災復興というわけでもないし、今の仕組みだと、防災、減災の方に回...全文を見る
○奥野(総)委員 ただ、この間の補正ででも、元気が出る交付金でしたっけ、地域の元気づくり交付金でしたっけ、ああいうものがあって、本当にじゃぶじゃぶとお金が舞っているわけでありまして、我が党は再三指摘させていただいておりますけれども、全国、公共事業だらけで、生コンが足りないとか人が...全文を見る
○奥野(総)委員 今の御答弁を伺いますと、今年度限りの措置といいながらも、話し合いによっては引き続き引き下げもあることを否定しないというふうな受けとめもできるんですが、そこはそういうことなんでしょうか。
○奥野(総)委員 そもそも、やはり地方公務員の給与というのは自治体で自律的に決めていかなければならないものだというふうに私は思いますし、それが地方自治の本旨だというふうに思います。  我々もこの間、ちょうど解散のときに、地方公務員改革法、労働基本権付与のための法案をたしか出した...全文を見る
○奥野(総)委員 出さないということなんだと思います。  こういう話は我々が言っているだけではなくて、給与引き下げについては地方六団体からも声明が一月に出ております。  一部読ませていただきますけれども、「そもそも地方公務員の給与は、」「議会や住民の意思に基づき地方が自主的に...全文を見る
○奥野(総)委員 技術的助言とおっしゃいますけれども、従わないと、恐らく交付税額が減ったり、いろいろなことが起こるんだろうと思います。ですから、交付税を使って引き下げさせるというのは私はおかしなやり方だと思いますので、断固反対をさせていただきます。  ちょっと早いですけれども、...全文を見る
○奥野(総)委員 午前に引き続き質問をさせていただきます。よろしくお願いをいたします。  午後はまた一括交付金の話をさせていただきたいと思いますが、前に御質問したときに、使い勝手をよくするんだと。要するに、各省に行かなきゃならないけれども、書類を少なくしたりして使い勝手をよくす...全文を見る
○奥野(総)委員 今の御答弁を聞くと、非常にありがたかった、すばらしいということであります。だから、これはなくさない方がいいわけですよね。
○奥野(総)委員 沖縄の重要性に鑑みて、法律でやったということだと思うんですが、使い勝手が悪ければ、別に法律を変えて潰せばいいわけでありまして、潰せと言っているんじゃないですよ、潰すと言っているわけではないんです。恐らく変えようという要望がないんだというふうに今受けとめさせていた...全文を見る
○奥野(総)委員 我々も、まだ発展途上だった、もう少しやらせていただければもう少し改善を加えられたというふうに思います。ですから、もっと大胆な発想で、出先も含めて、省庁のあり方も含めて考えるぐらいの気持ちでやれば、もう少し自由度の高い一括交付金になるというふうに思います。ぜひ地域...全文を見る
○奥野(総)委員 確かに一般財源はずっと同水準で確保しているということかもしれませんが、ただし、臨時財政対策債の発行額はふえているわけですよね。これは、交付税をたくさんもらって臨財債の発行を抑えるという考え方もあったと思うんですけれども、いかがですか。
○奥野(総)委員 税収をしっかり確保していくというのは、私も全くそのとおりだと思います。  ただ、地方財政といってみたときに、折半ルールがもうことしで、今年度で終わりですかね。こういうびほう策は、びほう策とあえて言いますけれども、もう限界に来ていると思うんですね。抜本的に見直し...全文を見る
○奥野(総)委員 以上で私の質問を終わります。どうもありがとうございました。
03月21日第183回国会 衆議院 総務委員会 第4号
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○奥野(総)委員 民主党の奥野総一郎でございます。  昨日に引き続き、質問をさせていただきます。  私は、放送というのは非常に大事なものだと思っています。それを見ることで国民が一つになれる、一つの文化を共有できる。安倍総理の言葉を使えば、国柄を育むのが放送だと思っております。...全文を見る
○奥野(総)委員 今、ちょっと次の質問にかかるまでお答えをいただいてしまったようでありますけれども。  ここに、国際放送の視聴実態調査というのがございます。これは、チャンネル名称認知度と、実際に視聴経験があるかないかということで調査をされているようでありますけれども、大体、BB...全文を見る
○奥野(総)委員 今、いろいろなジャンルと。これが番組表でありますけれども、十五のジャンルに分けてさまざまな番組をこれから放送していくんだというお話でありますけれども、ちょっとこう言うといけないのかもしれないですが、やはり、BBCとかCNNというのにはなかなか今さら追いつけないと...全文を見る
○奥野(総)委員 今、ドラマとか音楽というのはなかったような気がするんです。これは非常に大事なんですね。韓流ドラマというのは結構与えた影響は大きいですから、ワールドTVに限らないんですが、もっとドラマとか音楽の発信に努めていくべきだと私は思いますが、大臣、クール・ジャパンの観点か...全文を見る
○奥野(総)委員 今大臣から、いいコンテンツをという話がございましたけれども、NHKのドラマというのは、やはりいいコンテンツが非常に多いと思うんですね。ドキュメンタリーもそうですが。こういったものをもっとしっかりNHK御自身が積極的に海外に売り込んでいく、こういうワールドTVのよ...全文を見る
○奥野(総)委員 制度と同時に、NHKさんの前向きな姿勢も必要ということだと思います。ぜひ、NHKさんの方もしっかり取り組んでいただきたいと思います。  最後に、災害の問題で今回予算で本部機能のバックアップを要求されておるようでありますけれども、私はむしろ、本部、放送センター自...全文を見る
○奥野(総)委員 以上で、私の質問を終わります。ありがとうございました。
03月22日第183回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号
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○奥野(総)委員 民主党の奥野総一郎でございます。  新藤大臣とは四日続けてということで、月曜日の予算委員会、緊張して指名するのを忘れて失礼いたしましたけれども、きょうで四日目ということで、まずは、ぜひよろしくお願いをいたします。  まず、この執行経費の経緯をちょっとおさらい...全文を見る
○奥野(総)委員 法案の趣旨を踏まえてということでありますけれども、法案は通らなかったので、ではその後どうしたかというと、地方自治法上の技術的助言ということで、効率化を図ってくださいということで、自治体に助言、やってくださいということで要請してきた。その結果を踏まえて、では、実際...全文を見る
○奥野(総)委員 開票時間がうまくいかなかったと。ただ、検査院の報告なんかを見ると、平均的な開票時間は三・七とか、四時間を切っているということなので、一部できなかったところがあるということだと思いますけれども。  それで、直近の四十六回衆議院選挙、これについては現行法が生きてい...全文を見る
○奥野(総)委員 まだ、これは結果を締めていない、決算に至っていないと思うので実績額はわからないと思うんですが、前回の参議院選と同じように効率化が見込め、費用の、予算の実績値の縮減が見込めるという理解でよろしいんでしょうか。
○奥野(総)委員 通告と若干表現が変わりますが、こうした経緯を踏まえて今回の法案があるわけでありますが、今回の法案は、仕分けというよりは、会計検査院の指摘事項をきちんと全部踏まえてできているのでありましょうか。
○奥野(総)委員 しかし、前回の予算に比べては、今回の予算は若干ふえているということのようでありますけれども、これは、ふえている積算根拠は一体何でしょう。
○奥野(総)委員 中を見ると、選挙公営費の部分がふえていったり、また、多党化に伴ってふえているところもあるんでしょう。  そこで、もう一点伺いたいんですが、さっき、開票事務が四時間を達成できなかったということがあったと思うんですが、これは今回きちっと、できなかったところについて...全文を見る
○奥野(総)委員 先進的な事例、イチゴパックとかという話もありましたけれども、こういう事例集をまとめておられて、これに基づいてどんどんやっておられるということでありますけれども、一つ、やはり、トヨタ方式じゃないですけれども、標準的な作業の手順とか、いいものは全部取り入れて、台の高...全文を見る
○奥野(総)委員 次に移りたいと思います。  同じく、先ほど申し上げた二〇〇九年の仕分けの中で、啓発活動の縮減とか明るい選挙推進運動について廃止とかという判定が出ていましたけれども、啓発予算については、この参議院の執行経費の中にどのように含まれているんでしょうか。あるいは、明る...全文を見る
○奥野(総)委員 仕分けを踏まえということだと思いますが、駅で幾らティッシュを配っても、あるいはテレビコマーシャルで流してもなかなか普及啓発、あるいは研修を幾ら内輪でやっても投票率の向上にはなかなかつながっていかない。数字が示していると思うんですね。  ですから、これ自体、私は...全文を見る
○奥野(総)委員 形だけではなくて、しっかりやっていただきたいし、できれば、きょうは文科省はいませんけれども、学校のカリキュラムの中できちんと時間を設けて、選挙の重要性、投票に行くことの重要性というのは私は教えるべきだと思います。このままだと、六割というと本当に民主主義国家として...全文を見る
○奥野(総)委員 きょうは、効率化で削る話ばかりしていますけれども、こういうところはきちんと、ふやせるところはふやしていくべきだというふうに思いますから、削るところは削って、余った額をこういうところに回していくというのは、私はぜひ必要だと思います。  大臣、この件について伺いた...全文を見る
○奥野(総)委員 時間がなくなってきましたが、最後に、定数削減についてちょっと政治家としての大臣に伺いたいんですけれども、我々は、きょう後藤委員もいらっしゃいますけれども、当時の民主党の当選一期生で、定数削減八十というのをずっと訴えてまいりました。結果、法案、四十五というのを我々...全文を見る
○奥野(総)委員 党の話だとおっしゃらずに、ぜひしっかり所管の、主管の大臣としてもお願いをいたします。  以上で、私の質問を終わります。
04月02日第183回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第5号
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○奥野(総)議員 民主党の奥野総一郎でございます。  お尋ねの件でありますけれども、報酬を払っていいかどうかということについては、個々具体的に事例に即して判断されるべきものだと思います。  例えば、特定の候補者の投票依頼に関する内容の電子メールについて、メールをつくる人が文案...全文を見る
○奥野(総)議員 機械的というところを捉えれば、先生の御指摘はまことにごもっともだと思います。  ファクスについても、メディアの特性で、お年寄りの方が使われているというのであれば、私は前向きに考えてもいいと思うのでありますけれども、今回は、しかし、インターネットの解禁ということ...全文を見る
○奥野(総)議員 行政の電子化あるいは選挙の電子化ということで、将来に向けて前向きに取り組むべきだと思いますけれども、今お話あったとおり、本人の認証がいまだ確立していないということでありますから、成り済まし投票とかそういうのを防ぐ技術をきちんと確立した上でなければなかなか難しいん...全文を見る
○奥野(総)議員 今の答弁と大体同じでありますけれども、有権者の方々から見れば、いつでもどこでも候補者の主張を動画で見ることができる、あるいはネットを通じてチラシで見ることができる、あるいはポスターを見ることができるということで、自分が望むときにより多くの情報に触れることができる...全文を見る
○奥野(総)議員 これは無制限に送れるわけではなくて、第三者がメールを送る場合でも、相手方の電子メールを名刺交換などで通知を受けているということが要件になりますから、チェーンメールという言葉は適切でないと私は思います。
04月03日第183回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○奥野(総)委員 民主党の奥野総一郎でございます。  私は、海賊対処について主として伺ってまいりたいと思います。  二〇〇九年から部隊を派遣しておりますけれども、そのかいあってと申しますか、二〇一二年におきましては、海賊事案が三分の一ぐらいに減ったというふうに聞いております。...全文を見る
○奥野(総)委員 今、三つ理由を挙げられましたけれども、やはり自衛隊のプレゼンスが大きかった。アデン湾内においては特に大きくて、たしか中国とかインドとかとも協力されていると思いますが、アデン湾内の海賊事案はほとんどなくなって、むしろ、外の外洋の方に広がっているということで、そこは...全文を見る
○奥野(総)委員 そこで、民間武装警備員の特措法についてこれから少しずつ伺っていきたいと思いますが、諸外国の状況についてまずは伺いたいと思います。  私は、国家が責任を持つのが原則だと申し上げました。ある意味、その原則にのっとって、民間じゃなくて、海上保安官あるいは軍とか、公的...全文を見る
○奥野(総)委員 今、民間武装警備の法的手当てをしていないと、次に聞こうとしたことまでお答えいただいたわけでありますけれども、公的なガードを乗せている国というのは、代表的なのはオランダがそうですね、海運国の中でオランダがそういう仕組みをとっている。一方で、その他の国、多くの国はも...全文を見る
○奥野(総)委員 諸外国に倣って民間の武装警備員を乗船させていくということであります。公的ではなくて民間にここは委ねていくということだと思います、諸外国もやっていると。  そこは通告していないんですけれども、現実に、日本船籍の船というのを調べますと、大体今百五十隻弱なんですかね...全文を見る
○奥野(総)委員 現実には、多くの日本の船がそうした形で民間の武装ガードを乗せてやっている、現実がそこまで進んでいて、それを後追いしていくということだと思います。  しかし、これはなかなか法律にすると難しいんだと思います。まだこれは閣議決定前でありますから、なかなか発言しにくい...全文を見る
○奥野(総)委員 この武装警備の話は随分前から上がっていまして、海賊の話が出たころから、日本の船舶にもという話があったかと思うんですが、なかなか進んでこなかった原因、恐らく、我々の政権のときもそうでありますけれども、このあたりがなかなか難しかったんじゃないかと思うんです。日本国内...全文を見る
○奥野(総)委員 あのあたりの海域は、どうもマグロがたくさんとれて、私の知人が言うには、韓国とか台湾はあそこで密漁をしているということなんですね。この間、あるテレビ局で、日本の某おすし屋さんの社長が、ソマリアに行ってマグロをとるんだと、実際に行ったかどうかはともかくも、言っていま...全文を見る
○奥野(総)委員 以上で私の質問を終わりにしたいと思います。
04月05日第183回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第7号
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○奥野(総)議員 二十代、三十代の方々というのは、やはり日常的に、iPad、携帯端末を持ったり、スマートフォンを持ったり、パソコンを扱っておられる方々だと思うんですね。そういう方々に、例えば電車の中でも車の中でも、車を運転しながらはまずいんでしょうけれども、情報に触れていただく。...全文を見る
○奥野(総)議員 まず、選挙公報や選挙運動ビラについてでありますけれども、これについては、第三者も、政党、候補者本人も当然のことながらウエブサイトにアップできると。加えて、我が方は、第三者も、一般有権者もメールに添付して送信することができます。  それから、政見放送についてであ...全文を見る
○奥野(総)議員 御指摘の点、ごもっともでありまして、自宅で投票できれば投票率も飛躍的にアップすると思います。また、ITの利活用という面からも、これに取り組んでいかなければならないと思いますが、その上で、我が方の民みん案の改正案では、附則の五条二項において、インターネットを利用し...全文を見る
○奥野(総)議員 我が方の法案では、電子メールアドレスをみずから通知した者に対して送信することができる、候補者、政党、それから一般有権者も含めて送信することができるということでありますから、事前に名刺交換をする等の行為があれば、いつでも送れるということであります。
○奥野(総)議員 ここは同じでございまして、そういうものをアップすること、仮にそこへアップしたときに投票依頼のような文言があっても、それはオーケー、そしてそれに記入して送り返すことも、これは文書図画の頒布には当たらないということでオーケーということになります。
○奥野(総)議員 済みません。遠山委員の補足に、さらに我が方の案についても補足をさせていただきますが、文書図画の頒布には当たらないと申し上げたのは、先ほど遠山委員がおっしゃったとおり、不特定多数の者に送り返したわけじゃなくて、候補者、政党に送り返した、特定の者に送り返したというこ...全文を見る
○奥野(総)議員 同じく、合法であり、可能であります。
○奥野(総)議員 同じでございまして、今回の改正は文書図画の頒布について解禁するものであって、掲示については今回は解禁しない。掲示については公職選挙法の百四十三条で限定列挙ということで決められておりまして、一般的に言って、こうしたパソコンとかiPadのようなものに掲示する行為は、...全文を見る
○奥野(総)議員 再三申し上げていますが、インターネットを使って皆さんに政治に参加していただく、熟議の政治に持っていくということが今回の目的でありますから、それを妨げるような適用の仕方、運用の仕方にならないように、ガイドライン等をつくっていきたいと思っております。
04月08日第183回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○奥野(総)委員 民主党の奥野総一郎でございます。四十分間、時間をいただきました。しっかり頑張ります。  まず、TPPについて最初に伺いたいと思います。  私の地元は、半分都市部、半分農村でありまして、いわゆる都市近郊農業が営まれています。葉物の野菜とかそういうもので生計を立...全文を見る
○奥野(総)委員 こういう間接的な影響まで含めるとマイナス三兆じゃ済まないということかもしれないということなんですね。  大臣が、これは時事の記事でありますけれども、三月二十二日の閣議後記者会見で、「政府統一試算について「さらに情報が入れば、前提を変えた試算を行うことはあり得る...全文を見る
○奥野(総)委員 ありがとうございました。  次に、この前の集中審議でも伺ったんですが、自動車についてまた伺いたいんです。  あのときに、私は、アメリカとの事前協議で折れて関税撤廃を先送りにした場合に、ほかとの交渉にも影響が出るんじゃないか、こう懸念したのでありますけれども、...全文を見る
○奥野(総)委員 大体こういう答弁になるんだと思いますけれども、各紙書いているということは、何かそういうことがあるんだろうというふうに思われます。  これはオーストラリアだから、オーストラリアの自動車産業というのはちょっと私もよくわからないんですが、日本にとってそんなに影響はな...全文を見る
○奥野(総)委員 林大臣の方は、前提が変われば試算をしてもいいんじゃないか、こうおっしゃっておられましたけれども、自動車についても、前提が変われば試算を出すおつもりはおありでしょうか。
○奥野(総)委員 なぜ自動車か、なぜ農産物かというと、やはり日本の国益に一番かかわるところだという思いで言わせていただいております。  ですから、国益を最大化するというのであれば、ぜひそこを見えるようにしていただきたい。特に国会で我々が議論をするときにそうした数字は必要だと思い...全文を見る
○奥野(総)委員 そこで焦って、くれぐれも余計なべた折れをしないように、安く売らないようにということをお願いして、このTPPについて質問を終わります。  続きまして、行政事業レビューについて伺いたいと思います。  先週の金曜日ですか、行政事業レビューの新しい閣議決定が出ました...全文を見る
○奥野(総)委員 基金のシートについては、従来も、基金から先のお金の流れについても追っていけたと思うんですが、切り離して別にするということでありまして、その基金のシートについてはこれからつくるんだということで、現段階でどういうものになるかは見えていないんですね。だから、それを大き...全文を見る
○奥野(総)委員 では、事業のくくりは基本的には変えないという理解でよろしいんでしょうか。
○奥野(総)委員 では、事業数は何件から何件になるんでしょう。
○奥野(総)委員 では、変わらないということでよろしいんですね、そこは。
○奥野(総)委員 では、対象はそうだ、シートを、たしか五千枚つくるということは変わらないということで理解をいたします。  我々のときは、特徴として、外部の有識者を入れていたんですね。全事業について外部有識者をかかわらせていたんですね。各省に予算監視・効率化チームというものをつく...全文を見る
○奥野(総)委員 だから、結局、外部の人が見るのは五分の一ぐらい、千件ぐらいに減っているということであります。  この千件というのは、どういう基準で誰が選んでいるんでしょうか。
○奥野(総)委員 だから、選定は役所でやるわけですよね。外部有識者は一切かかわらずに、外部有識者は出されたものを機械的に見ていくということなんですよね。
○奥野(総)委員 だから、ほとんど役所主導に、事業の選定も戻ってきているということだと思うんですね。  さらにこの中から、公開レビューということで、いわゆる事業仕分けの手法、我々のときにやっていたもの、公開のものを選ぶということであります。  我々のときは、行政刷新会議が選ん...全文を見る
○奥野(総)委員 我々のときは、コーディネーター、まとめ役は刷新会議が選んだ外部有識者がやっていたんですね。議論をリードする役目はそういう方だったんですが、今回は誰がやるんですか。
○奥野(総)委員 中立性を考慮してというんだったら、やはり外部の方にやっていただくべきじゃないですかね。官房長というのは省益の代弁者と言ってもいいと思うんですね。そういう人に任せてしまって、本当に客観的な議論ができるんでしょうか。
○奥野(総)委員 これは、廃止という項目がなくなるんですよね、報道によれば。どうなんでしょうか。
○奥野(総)委員 いや、やはり、余りひどいものについては廃止とやって、皆さんに注目していただいて、議論を進めるというのは私は必要だと思っています。そこは指摘をしておきます。  そして、行政事業レビューシートがありますけれども、結局、そうすると、この間伺ったところによれば、ここに...全文を見る
○奥野(総)委員 いわゆる政策評価、行政評価全般ではなくて政策評価の部分について、勧告を、ではどのぐらい出していますか。
○奥野(総)委員 個別施策については、やはり勧告は出していないんですね。だから、スルーで出ていっているわけです。同じように、行政事業レビューも、役所のお手盛りになってしまって外部チェックが入らないと、同じように効果のないものになってしまう懸念があると思います。  ここで提案なん...全文を見る
○奥野(総)委員 ぜひ一本化して、稲田大臣の力もふえるわけですね、勧告権を持てば。きちんと仕事ができるように。  今回言いたかったのは、やはり客観性を持たせたレビューをしないと、幾ら勧告権を持つことになっても全然中身が伴いませんから、きちんと行革会議の方でチェックを入れられる仕...全文を見る
○奥野(総)委員 私は、情報開示は誰が責任を持っているんですかという話をした。もっともっと開示しなきゃならない情報もいっぱいあるわけですよ。予算について言えば、もっと細目を開示していくべきだと私は思っていますし、とりわけ決算については、もっと、幾らの単価で発注したのかということま...全文を見る
○奥野(総)委員 やはり決算が一番大事なんですよね。具体的にお金がどう使われたかというのを国民に開示するのは、私は一番大事なことだと思っていますから、決算情報の開示、きちんと検討して、しっかりやっていただきたいと思います。  最後に、一点だけ。  さっき稲田大臣に伺おうとした...全文を見る
○奥野(総)委員 担当大臣がいないというふうに理解をいたしました。  以上で終わります。ありがとうございました。
04月11日第183回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第8号
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○奥野(総)議員 委員御指摘のとおり、混然一体として、なかなかわからないんですね。中で使われているかどうか、SMTPが使われているかどうかは確かに定かではないんですが、わかりやすい例として、転送機能があるんですね。私なんかも使っているんですが、お友達から書き込みがありました、メー...全文を見る
○奥野(総)議員 私の名前が出ましたので。  そのときの趣旨は今と同じでありまして、自分で撮った動画をアップロードすることは可能であります。また、政見放送、放送事業者に渡す前の動画ですね、同じものを著作権者である候補者がアップすることも可能であります。どんどん使えますので、ぜひ...全文を見る
○奥野(総)議員 同じく合法でございます。
○奥野(総)議員 同じでありまして、事例にもよりますけれども、なるべく人を陥れない、解釈、運用において自由にできるように心がけるべきだと思いますけれども、態様によっては、未成年の選挙運動ということで違法になることもあり得るということだと思います。
○奥野(総)議員 同じでございます。
○奥野(総)議員 我が方の案では、第三者も含めて選挙運動ができる、電子メールについてもできるということであります。その中には企業や団体も含まれるということでありまして、そうした者から選挙運動用のメールが電子メールをあらかじめ通知した者に送られることは、適法になるということでありま...全文を見る
○奥野(総)議員 選挙運動におきましても、個人情報保護の観点は極めて重要であります。残念ながら、選挙運動については、政治活動の自由の観点から、個人情報保護法の対象にはなっておりません。ただ、個人情報保護を見ますと、そのガイドラインによって、個人情報保護管理責任者を置くということに...全文を見る
04月15日第183回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○奥野(総)分科員 民主党の奥野総一郎でございます。  大臣、お疲れのところ質問させていただきますが、よろしくお願いいたします。  私は、民主党の成田空港ハブ化推進議連という議連の事務局をやっておりまして、選挙区も千葉県でありますので、きょうは成田の話、それから羽田の拡張に伴...全文を見る
○奥野(総)分科員 三十万回にふえて、そこの増枠を使って、どんどん国外の航空会社を呼び込んでいこうということであります。きょうも、朝日かな、済州航空が七月に成田空港に就航するという記事も出ておりまして、これはいわゆるLCC、ローコストキャリアなんです。  このLCCも、積極的に...全文を見る
○奥野(総)分科員 五万回ということで、これからふえる増枠をほとんどLCCで拾っていこうというふうに今受け取りました。  これは国交省からいただいた資料でありますけれども、世界の主要都市の発着を見ると、東京は現在、羽田、成田を合わせて五十六万回ですね。ロンドン、ニューヨークを見...全文を見る
○奥野(総)分科員 政策的に引き下げている国というのもあるんですかね。地域の拠点空港とするために政府が支援をして政策的に着陸料を引き下げている、あるいは空港の施設利用料を引き下げているというような国はあるんでしょうか。あるとした場合、日本でそういったことはできないのか。今、全くの...全文を見る
○奥野(総)分科員 やはり、政府として、国家として、アジアのハブあるいは世界のハブを奪いにいくという姿勢が私は必要だと思います。ぜひ御検討いただければと思います。  それから、もう一つ、成田の問題として、離着陸の制限時間、これまでは深夜の十一時から六時まで離着陸ができなかったの...全文を見る
○奥野(総)分科員 内陸空港の宿命として、やはり騒音問題というのはどうしても出てくるし、夜間の離発着は制限が出てくるんだと思いますけれども、ミュンヘンは成田の事例をよく研究した上で短時間で空港を建設して、このカーフューの仕組みもたしかミュンヘンかどこかで採用されたものだと思います...全文を見る
○奥野(総)分科員 ぜひお願いしたいと思います。  成田を世界のハブにということでしっかり取り組んでいただきたいと思うんですけれども、最後に、成田のさらなる発展について、大臣からお答えいただきたいと思います。
○奥野(総)分科員 ぜひお願いいたします。  それから、残りの時間で騒音問題について少し伺いたいのであります。  羽田の拡張に関連しまして、千葉市、千葉県に騒音の問題が発生しています。去年の夏には、当時の吉田おさむ国土交通副大臣に私の地元、千葉市の若葉区の方まで来ていただいた...全文を見る
○奥野(総)分科員 騒音の現状について伺いたいのでありますけれども、では、実際、どの程度の騒音が出ているのかということについて、お願いします。
○奥野(総)分科員 これを伺うと、そんな大した騒音じゃないんだ、伊丹とかほかはもっとうるさいんだというふうにおっしゃるんですけれども、ただ、もとからなかったんですね。横に新たに空港ができて騒音が来ますよと覚悟をしていればわかったと思うんですけれども、住民からすると、ある日突然、羽...全文を見る
○奥野(総)分科員 この間、千葉市長、佐倉市長、四街道市長、あるいは私も含めて政府の方にお願いをしてまいりまして、さまざまな対策を講じていただいております。  まず、西の方から来る南ルート、南方向から千葉市に進入してくるルートについては、今、試行的にでありますけれども、飛行高度...全文を見る
○奥野(総)分科員 これは夏場が問題なんですね。先ほども申し上げましたけれども、南風好天時ですから、夏、この千葉市上空を飛ぶ便がふえるわけです。夏ですから、さっきも申し上げたように、お年寄りなんかは、クーラーだと調子が悪くなるので、窓をあけておられます。ですから、夏に対策をとって...全文を見る
○奥野(総)分科員 まず、南ルートの高度引き上げの本格運用、それから北ルートの引き上げ、そしてジャンボ機の退役。今、深夜は、東京湾、南ルートは全部、陸地に入らないで、海の上を通って着陸しているんですね。これは便数が少ないからできるんですけれども、航空管制技術とか、あるいは機体の高...全文を見る
○奥野(総)分科員 以上で私の質問を終わらせていただきます。  どうもありがとうございました。
04月16日第183回国会 衆議院 予算委員会 第23号
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○奥野(総)委員 私は、民主党・無所属クラブを代表し、政府提出の平成二十五年度予算三案については反対、民主党提案の組み替え動議については賛成、共産党提案の組み替え動議については反対、生活の党提案の組み替え動議については反対、日本維新の会及びみんなの党提案の修正案については反対の立...全文を見る
05月21日第183回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○奥野(総)委員 民主党の奥野総一郎でございます。  きょうは、一時間、たっぷりと時間をいただきました。ありがとうございます。  電波利用料というのは、私が平成元年に役所に入ったときに最初に手がけました法律、いわゆるタコ部屋に入っておりまして、係員でありましたけれども、これを...全文を見る
○奥野(総)委員 高い周波数帯を技術開発で使えるようにしていく、第四世代については三・四ギガ帯、これはほぼめどが立っているということかもしれません。あるいは、既存の周波数を移行させて再編していくということですね。  いずれにしても、コストはかかる。財源を考えていかなきゃいけない...全文を見る
○奥野(総)委員 大きな流れの一環ということであると思いますけれども、この内容については、後ほどまたゆっくりと伺います。  最初の話に戻りますけれども、やはり周波数の再編、あるいは技術開発のために財源を確保していかなければならない、また、透明性を確保しながら配分をしていかなきゃ...全文を見る
○奥野(総)委員 今見直されるというふうにおっしゃいましたけれども、この見直しの具体的なスケジュール、あるいは研究会を開いたり、これはちょっと通告していませんけれども、そういうお考えはあるんでしょうか。
○奥野(総)委員 当面出されない、少なくともあの法案についてはあの形で出ていくことはないということでありますし、見直しについても具体的なスケジュールがないということでありますから、当面、この政権下においてはオークション法案は出ていかないというふうに理解はいたしました。  しかし...全文を見る
○奥野(総)委員 民主党政権時代の閣法とは若干の違いがあると思っておりますけれども、そのあたりを中心に、今回の法案の概要について御説明いただければと思います。
○奥野(総)委員 放送を除きながらも対象を非常に広くしたということ、それから電波利用料の性格も経済的価値というふうに改めたということで、電波の経済的価値に着目してオークションをやり、その結果、電波が市場を通じて有効利用されていく、そういう発想でできている法案だというふうに理解をい...全文を見る
○奥野(総)委員 確かに諸外国がもうやめてしまったかというとそうではなくて、これはそういう悪い例も確かにあったんですが、それを教訓として制度を改善して、セカンドプライスの落札とかいろいろなやり方を考慮しながらまだ続いているということなんですね。先例があるわけですから、そういうもの...全文を見る
○奥野(総)委員 外資もそうなんですが、結局、資金力のあるところに電波が買い占められて、国内でもそうですけれども、集中的に買い占められてしまうというようなことが起こるのじゃないかという懸念もありますが、その点についてはいかがでしょうか。
○奥野(総)委員 それから、技術的能力の問題ですね。  お金はたくさんあるけれども、落札しました、ところが技術的にちゃんと電波を使えない、そうした人が落札した場合というのが想定されます。免許人の質が比較審査に比べて落ちるんじゃないかということも想定されますが、これについてはいか...全文を見る
○奥野(総)委員 何事にもメリットとデメリットはありまして、デメリットに焦点を当てればできないという話になるんですけれども、これはメリットとデメリット、どっちが大きいかという判断だと思います。  諸外国では、先ほど申し上げましたように、これは続いている、さまざまデメリットはある...全文を見る
○奥野(総)委員 我が国は、電気通信の自由化は非常に世界に先駆けて進んで、競争も進んで、非常に安いコストで大容量の通信が使える世界に冠たる通信大国だと思いますが、事周波数の配分やオークション等については少し後塵を拝しているんじゃないか。私が最初に聞いたのがもう二十三年、四年前の話...全文を見る
○奥野(総)委員 さまざまなデメリットについて今反論をしていただきましたけれども、繰り返しになりますが、諸外国もやっているということで、日本もここはおくれをとらないで前向きに検討していただきたいと私は思いますし、これを導入することでさまざまな経済的なメリットもあると思うんですね。...全文を見る
○奥野(総)委員 ダイナミックな日本という言葉もございました。  そこで、原口大臣のときに情報通信省構想というのがたしかありました。今のこの法案では通信・放送委員会方式でありまして、さまざまな規制の方式があります。イギリスのOFCOMは規制だけやっている。FCCはもう少しあらゆ...全文を見る
○奥野(総)委員 御答弁ありがとうございました。  オークションの話はそろそろ終わりにしたいので、最後に一点だけ大臣に伺いたいんですが、七百メガ帯の周波数配分、我が党の中でも政権当時オークションを入れるべきだという話があったんですが、結局、民主党政権の判断としても、七百メガは比...全文を見る
○奥野(総)委員 あの案件については、我々もやられたという感じでございまして、やはり時代が大分進んできて制度が追いつかなくなっているということなんですね。いろいろな理由があってオークションがなかなか進みませんけれども、ぜひ前向きに考えていただければと思います。  そして、ようや...全文を見る
○奥野(総)委員 三年間ということでありますけれども、その前提として、消防救急については二十八年度中、二十八年の五月でしたかにデジタル化を達成する、こういうことが前提になっているかと思いますが、これは目標どおり、大臣、達成できるんでしょうか。
○奥野(総)委員 準動画がどのぐらい役に立つかというのは、我が党の中でも議論はあったのですが、チャンネル数がふえるとか、あとデジタル化で混信とか妨害を受けにくいというようなメリットもあるんですね。だから、消防救急についてデジタル化を前倒しでやっていくというのは、私は一定の意義があ...全文を見る
○奥野(総)委員 列車とか業務用は、妨害があっちゃいかぬとか情報伝送量がふえるというのは、ぴんとこなくはないんですが、自治体によっては、防災行政無線を整備していない自治体もあるわけですね。だから、必ずしもそれがデジタル化した形で必要かということについては、今の説明を聞いてもなかな...全文を見る
○奥野(総)委員 これは自治体側から見て、このデジタル化というのは必要なんでしょうか。こうした助成は必要なんでしょうか。それについて伺いたいと思いますが、通告と違うかな。
○奥野(総)委員 今の御答弁を伺いますと、とりあえず三年間で消防救急は終わる、防災行政は、これから跡地利用も含め、あるいは具体的な期限も含め考えていくということになりますと、いずれにしても、移行を促進していくことは必要だと。そうすると、これは二十八年度までの三年間の事業というふう...全文を見る
○奥野(総)委員 何となくわかったようなわからないような話で、みんなが利益を得ているんだ、電波の有効利用につながるんだから全員が利益を得ているんだというんですが、何となくぴんとこないですね。  それから、今の後段の話は、私は質問通告はしていたんですが今聞いていなかった話ですが、...全文を見る
○奥野(総)委員 おっしゃっていることはそのとおりだと思いますが、さっきの話に戻りますけれども、消防救急は二十八年度までに急いでやらなきゃいけない、それはそうだ。だから、こういう形で助成するというのは、電波利用料がいいかどうかは別として、あり得るでしょう。  一方で、防災行政無...全文を見る
○奥野(総)委員 これは、三十年度まで五年で返すというふうに伺っていますが、でこぼこはあるにしても単純に割ると大体百五、六十億、多くて二百億なんでしょう。  では、今年度と昨年度、地デジ化に一体利用料を幾ら使っているかというと、大体三百億円ぐらい電波利用料を使っているんですね。...全文を見る
○奥野(総)委員 共益費と性格づければ、当然下げるべきだという話になります。それを下げたくないという話になると、役所の悪いところで、無理やり何かお金の使い道をなんという話が出てくるような気がするんですね。だから、きょうの防災行政無線がそうだとまでは言いませんが、ただ、どうしても甘...全文を見る
○奥野(総)委員 時間が来ました。最後に二点だけ大臣に伺いたいんです。  今の議論で、電波利用料の性格を変えるべきだということについてどう思いますか。それからもう一点、ちょっと話がそれますが、スカイツリーへの移行ですね。今月末と言っていますけれども、放送の話が出たついでに伺いた...全文を見る
○奥野(総)委員 時間が来たので、終わります。どうもありがとうございました。
05月30日第183回国会 衆議院 総務委員会 第9号
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○奥野(総)委員 先週に引き続いて質問の機会をいただきました。民主党の奥野総一郎でございます。よろしくお願いをいたします。  きょうは、一般職の給与法の改正ということでございまして、概要を見ますと、五十五歳以上の一般職の給与表が適用になる職員について、昇給を抑制していこう、原則...全文を見る
○奥野(総)委員 平成二十四年の人事院勧告に基づいてということのようでありますが、人事院からその概要について伺いたいのであります。  今回、給与については、全体については引き下げ勧告がなくて、五十歳後半の昇給、昇格を抑制するという勧告がなされたというふうに理解しておりますけれど...全文を見る
○奥野(総)委員 総裁、ありがとうございました。  今のお話ですと、給与臨時特例法による引き下げ前においても、官民較差が、五十五歳より下の部分についてはほぼ解消している、〇・〇七%とおっしゃっていましたが、差がほとんどないということでありますが、一方で、五十歳後半については相当...全文を見る
○奥野(総)委員 特例法でこの世代については一〇%ぐらい引き下げられているというふうに理解していますから、特例法による引き下げ後においては均衡しているんだろうというふうに推測をされますが、その辺のデータは特にないということで聞いておりますので、ほぼ均衡しているんだろうということで...全文を見る
○奥野(総)委員 平成十七年ですか、今ちょっと出ていましたけれども、給与構造改革というのがありまして、そこでも従前同じような議論があって、たしか、給与カーブをなるべく民間に近づけて、フラットにしていこうという発想でされていたかと思います。  ただ、ちょっと手元で見ていると、平成...全文を見る
○奥野(総)委員 平成十七年に給与構造改革ということをやって、その成果と言っていいのですかね。五十歳より下の部分については若干官の方が低く、五十歳前半についてはほぼ均衡しているということについては、この給与構造改革、今おっしゃったように、特昇をやめて、号俸を四分割してきめ細かく上...全文を見る
○奥野(総)委員 先まで答えていただいてしまったんですが、なぜ五十五歳の給与差が残っているのかというのを聞こうと思ったんです。  せっかく十年の改正で昇給を五十五歳でとめていたのに、わざわざ十七年にまた昇給を戻しているんですね。幅を抑えたとおっしゃっているけれども戻して、フラッ...全文を見る
○奥野(総)委員 資料を見ると、確かに民間は五十歳を過ぎたところからカーブががくっと下がっているんですね、一方で国家公務員は角度は変わっていないように見えるんですね、今手元に資料はないですけれども。民間が下がったから開いたんだということは、確かに差は大きくなったでしょうが、一方で...全文を見る
○奥野(総)委員 退職前になりますと、地方に出て、地方の出先の部長や課長になってということで、昇格して給与がぽんと上がるということでありまして、その幅を抑えよう、同じ中でも号俸を抑えてということだと思います。それは既にやられているということでありますので、そういうふうに理解をいた...全文を見る
○奥野(総)委員 確かに、減額、不利益措置ではないのでということで、予見可能性という意味ではそういうことなのかもしれませんけれども、人事院勧告の尊重と、自民党の皆さん、野党のころからずっとおっしゃってこられたわけであります。  例えば、アベノミクスで物価が上がってきました、ある...全文を見る
○奥野(総)委員 引き下げについては必ず早急にやるけれども、引き上げについてはそれは考えなきゃいかぬ、こういうことになるんだと思うんですね。  その引き下げの話になりますが、特例法に基づく給与減額支給措置が二十六年四月までということで、特例、さっき人事院さんは、それは特例だから...全文を見る
○奥野(総)委員 何回もこの話は伺っているんですが、やはり全体的な見直しをやっていこうというふうに、はっきりとはおっしゃっていないが、そういう答弁だと思うんです。  であるならば、今回の給与の昇給の抑制についても、全体の流れの中でしっかりと考えてはどうかと思うんですね。野田内閣...全文を見る
○奥野(総)委員 今申し上げましたように、二十五年中に結論を得るとした、野田内閣が先送りした理由の一つは、やはり全体的なことを考えていこうということがあったと思います。  閣議決定にもあるように、雇用と年金の接続についてということも考えていかなければならない。年金の支給年齢がこ...全文を見る
○奥野(総)委員 三月二十六日の閣議決定で公務員の雇用と年金の接続についてというのを出しておられますけれども、その中で、確かに再任用については書かれています。  読み上げると、常時勤務を要する官職、フルタイム官職について当該職員を再任用するものとするということでありますが、ただ...全文を見る
○奥野(総)委員 閣議決定では原則フルタイムで再任用というふうに読めますが、現実は厳しくて、フルタイムは二割しかいないということなんです。これは恐らく定数とか座布団の話が関係していると思われますが、改めて伺いたいんです。  では、なぜ原則フルタイムと書きながら、これだけ短時間が...全文を見る
○奥野(総)委員 今のところ年金がちゃんともらえて、再就職も何となくあって、フルタイムでやる必要がないという今の説明だったと思いますが、これから年金の支給年齢が引き上がってきて、いわゆるあっせんとかそういうのもなくなって行き先がなくなってきたときに、やはり再雇用、再任用ということ...全文を見る
○奥野(総)委員 大体週の半分働いて十五万というと、うちの奥さんなんかがパートして大体月七、八万ですかね。それなりの知識、経験がある方がもらうにしては、そんなものかなとも思いますけれども、ちょっと少ない気もします。  今その上に年金を皆さんもらっているわけですね。では、こういっ...全文を見る
○奥野(総)委員 給与の方が大体月十五万の年間二百二十万、合わせると、大体三百五十万ぐらいですかね。そのぐらいだったら何とかリタイアした後は食べていけるのかなという標準的な数字かなと思いますが、年金がもらえなくなるとなかなか厳しいのかなというふうに思います。だからこそ、雇用と年金...全文を見る
○奥野(総)委員 半分とかそんな感じかと思いますけれども、民間も業績のいいところは義務化に合わせて再雇用の条件を引き上げたりしているところがあるやに聞いています。NTTが大体この前二百万円台だったのが三百万円から四百万円。さっきの公務員の数字に大体合うと思うんですね。今二百二、三...全文を見る
○奥野(総)委員 人事院さんの方でも御検討をしっかりやっていただきたいと思うんですが、とにかく、本年度以降の定年退職の場合に支給年齢が引き上がるわけですから、一刻も早く代償措置というかをやらなければならないんです。  大臣に改めて伺いますけれども、今は短時間が多いわけですけれど...全文を見る
○奥野(総)委員 当面ぜひしっかりやっていただきたいんですが、これはあくまで当面の措置でありまして、最終的には定年の引き上げという方向に進んでいかざるを得ないと思うんですね。社会全体がそっちの方に今動いているわけでありますから、最終的にはそちらに行かざるを得ないと思うんですが。人...全文を見る
○奥野(総)委員 まさに正論でありまして、筋でいけば、定年延長をやっていかなければいけないということであります。  この閣議決定にも「検証と見直し」ということで書かれておりまして、これをまた読み上げますと、「再任用制度の活用状況を検証するとともに、年金支給開始年齢の段階的な引上...全文を見る
○奥野(総)委員 ぜひ、これは社会全体のあり方にもつながりますし、民間の方も、これから若い人、人口減少社会でありますから、高齢者の方もしっかり働いていただく、その選択肢の一つとして定年延長ということもあると思いますので、民間もあるでしょうが、公務員も率先してやるということでお願い...全文を見る
○奥野(総)委員 あと、よく言われるのは指定職給与の話ですね。役所で一番働いているのは、係員、係長、課長補佐の皆さんが一番働いていて、指定職の皆さんになると、国会対応とか、夜は割と早く帰られている方が多いと見受けられます。一番働いている人に手厚く、そして幹部の方は給与を少し抑えて...全文を見る
○奥野(総)委員 指定職が働いていないというつもりはなくて、若い人にきちんと処遇をすべきじゃないかという趣旨でございます。  もう一つ、常々疑問なんですが、定数管理がありますね。例えば定数管理をやめてしまって、給与総額、総人件費の管理に切りかえて、ポストとかは任命権者が自由に決...全文を見る
○奥野(総)委員 業務量に応じてということでありますけれども、現場のことは現場に任せていく。だから、管理者がきちんとポストも割り振って、総人件費管理でやっていく方が私はいいような気がいたします。  その上でもう一つ、現場のことという意味で、自律的労使関係制度、ちょっと飛びますけ...全文を見る
○奥野(総)委員 公務員制度改革基本法は、二〇〇八年に自民党政権下でできまして、我々も協力して、三党合意のはしりみたいな法案でありますが、これはぜひ、内閣人事局も含めてしっかりやっていかなきゃいけないと思うんですね。我が政権のときは、二回か出して、結局通していただけなかったという...全文を見る
○奥野(総)委員 その中に協約締結権の付与も入っているわけでありまして、全体的に議論していただければと思います。  時間があれですが、最後に一問だけ、通告を全然していないんですが、郵政の話をちょっと伺いたいんです。  公明党の山口代表のホームページに新聞の記事が出ていまして、...全文を見る
○奥野(総)委員 時間が来ましたから終わりにしますが、やはり、事業をよくしたいという思いは私も一緒であります。政治介入、政治に翻弄されてきた郵政でありますから、ぜひこういったことは避けていただきたかったと思います。株主が人事を提案するというのは民間でもよほどの場合でありますので、...全文を見る
10月31日第185回国会 衆議院 総務委員会 第2号
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○奥野(総)委員 おはようございます。民主党の奥野総一郎でございます。  引き続き、この総務委員会に所属をさせていただきますので、皆様、よろしくお願いをいたします。  それでは、早速質問に入らせていただきます。  まず、地方財政でございますけれども、先日の日経新聞に、「地方...全文を見る
○奥野(総)委員 今の御見解、私も同感でありまして、地域にまではやはり景気回復の波はまだ及んでいないということだろうと思います。ですから、今ここでいきなり歳出特別枠をカットするというのは、私はタイミング的にはどうかと思います。財政再建の必要性というのも私も全く同感でありますけれど...全文を見る
○奥野(総)委員 別枠加算と歳出特別枠、これはなくならない、なくさないということでよろしいですね、この二年度については。
○奥野(総)委員 ありがとうございます。  この話題はここまでにさせていただきますが、次は、交付税に関連してと申しますか、例の給与削減ですね。地方公共団体における給与削減について伺いたいと思います。  この給与減額の実施状況について伺いたいと思います。
○奥野(総)委員 四分の一近くの団体が引き下げを行っていない、現時点で行っていないということだと思います。  私の地元に四街道市というのがあるんですが、そこでは、議案が議会で否決されました。市長が給与削減の議案を出したんですが、これは議会で否決される、こういう事態もございました...全文を見る
○奥野(総)委員 自治体はそれぞれ事情もありますし、地域によっては市役所あるいは町役場が最大の産業だったりもするわけであります。ですから、頑張る力を伸ばすという方向にぜひ考えていただきたいと思います。  繰り返しになりますけれども、地方六団体の一月の声明というのをもう一回読ませ...全文を見る
○奥野(総)委員 確認をさせていただきました。  そして、ちょっと専門的になるのですが、給与が出てきたところで、少し細かい話をさせていただきますが、臨時、非常勤職員の処遇についてということで伺わせていただきます。  今、民間ではおよそ四割、女性については六割程度がいわゆる非正...全文を見る
○奥野(総)委員 厳しい財政が影響しているというふうにも言えると思います。先ほどの話に戻りますが、やはり自治体の財政をきっちり考えていただきたいと思います。  そして、これから伺いたいのは処遇の話なんですが、やはりやる気を出して働いてもらわなきゃいけないと思うんですね。民間で非...全文を見る
○奥野(総)委員 いろいろやられているということのようでありますが、今申し上げましたように、少々中身が古くなってきていないか。また、今言ったように、なかなか実態は改善されていないということでありますから、重ねて伺いますけれども、当面、改めて、パート労働法や労働契約法の趣旨に沿った...全文を見る
○奥野(総)委員 これは制度の問題もあるんですね。  地方自治法の二百三条の二あるいは二百四条については、非常勤職員への諸手当の支給を認められないというふうに読めます。正規職員に対して支給される期末手当や退職金や諸手当、あるいは同等の支給を非常勤職員に制度上はできないとされてい...全文を見る
○奥野(総)委員 そうすると、現業も含めて諸手当の支給はできない、非常に厳しい規定ぶりとなっているということだと思います。  一方、では国家公務員はどうかといいますと、国家公務員の非常勤職員については、給与法二十二条で、常勤の職員の給与との均衡を考慮して、予算の範囲内で給与を支...全文を見る
○奥野(総)委員 国はちゃんとしているということだと思いますが、そうすると、やはり自治体の方が、制度の不備もあってなかなか進んでいないというふうに理解ができるわけであります。  我々民主党は、さきの通常国会で、自治体の臨時、非常勤職員の諸手当について均等待遇を図るための地方自治...全文を見る
○奥野(総)委員 時代が変わってきているということだと思うんですね。今、故事来歴、古い話もございましたけれども、ここまで、臨時、非常勤を全体の二割も使うというようなことは、恐らく当時は想定されていなかったということだと思います。  また、いろいろな仕組みがあって、短時間の方でい...全文を見る
○奥野(総)委員 委員会の方で引き続きこれはまた議論をしていきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。  このテーマはここら辺までにいたしまして、次は税の話であります。  消費税の引き上げに伴って、地方消費税分、これは地方に回ってくる分がふえるわけでありますが、普通に...全文を見る
○奥野(総)委員 交付団体ではこれが相殺されて臨財債が減額されて、結局お金が減ってしまうということだと理解をいたしますが、これでますます消費税引き上げに伴って財政力の格差が開いてしまう、何とかしなければいけないということだと思います。(発言する者あり)いや、きちんと最低限、行政が...全文を見る
○奥野(総)委員 それで、これまでそうした格差を水平的に是正するという意味であった制度としては、地方法人特別税と地方法人譲与税があったわけでございますが、この地方法人特別税、地方法人譲与税については、税制抜本改革法で、「税制の抜本的な改革において偏在性の小さい地方税体系の構築が行...全文を見る
○奥野(総)委員 今のお話ですと、来年度に向けては、地方法人住民税の法人税割については地方交付税の方に繰り入れる、そして、地方法人特別税については、これは当面やむを得ない措置ということで維持する、こういう理解でよろしいでしょうか。
○奥野(総)委員 あと、気になるのは、法人実効税率の引き下げ。  私も、これは日本の国益のためには全体としては必要だと思うんですが、財務省の資料なんかを見ると、やはり地方の法人税の割合が高いんだ、こういう資料があって、恐らく、地方法人税とか地方法人特別税、このあたりが狙い撃ちに...全文を見る
○奥野(総)委員 そこをしっかり、くれぐれもよろしくお願いをいたします。  中身をがらっと変えまして、今度はテレコム、ICTの関係に行きたいと思います。  携帯電話、今スマホに急速にかわってきています。そして、LTEが入ってきて、いつでもどこでもブロードバンドが利用できる、こ...全文を見る
○奥野(総)委員 これはいろいろな前提を置いてやっているんですが、各国の一番安い事業者の料金を比較してのことでありますので、まあ間違いないと思うんです。  ちょっと意外だったのは、日本は電気通信については競争政策がうまくいって、ブロードバンドについては、世界で最も安い料金で最も...全文を見る
○奥野(総)委員 三社に集約されているわけですが、これをまた新規参入で、いろいろ知恵を絞って、さまざまなビジネスに参入していただく、それによって競争が起こって料金が下がっていく、ぜひそちらの方にしっかり力を入れていただきたいと思います。  一方で、今大臣の方から、電波の有限希少...全文を見る
○奥野(総)委員 これはお金もかかるわけでありまして、財源をどうするかというのは一つあると思います。  今、電波利用料というのがありますけれども、これを充てるというのも一つの手でありましょう。また、電波利用料あるいはオークション制度、こういう対価を払ってもらうことの意味合いとし...全文を見る
○奥野(総)委員 電波利用料というのは共益費用、こういうふうに言われていまして、みんなで周波数管理とかに使うお金を出し合いましょう、基本的にはそういう考え方ですね。一部、経済価値の考え方も入っていますけれども、そういう考え方であります。  これは、地デジ化のために国庫債務負担行...全文を見る
○奥野(総)委員 大臣が非常に力を入れておられるのはよくわかりました。そこは我々もしっかり応援していきたいと思います。  最後に、セキュリティーの話を少しさせていただきたいと思います。  ブロードバンドで便利になって、あちこちにネットワークが張りめぐらされている、こういう状況...全文を見る
○奥野(総)委員 私は、やはり報道の自由、そして取材の自由というのはしっかり確保していただくべきだと思いますので、この件はまた別のところで議論させていただきたいと思います。  きょうは、長時間ありがとうございました。
11月06日第185回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○奥野(総)委員 民主党の奥野総一郎でございます。  きょうは、質問の機会をいただきまして、理事の皆さん、本当にありがとうございます。  私は、この委員会、あるいは予算委員会でも何度も話題になりました汚染水の問題を、改めて、おさらいも兼ねて質問させていただきたいと思います。 ...全文を見る
○奥野(総)委員 全てのタンクにこれから水位計をつけるように対処されるということで、それは評価したいと思いますが、しかし、それにしても、やはり設計管理上はお粗末だったと言わざるを得ないと思います。  それから、八月十九日、例の三百トンの汚染水漏れがありました。これは高濃度の汚染...全文を見る
○奥野(総)委員 パッキンが傷んでそこから漏れたということなんですが、そう簡単に傷むものなんでしょうか。  いろいろな話を人から伺いますと、よもやそんなことはないと思いますけれども、コスト削減を気にする余り、きちんとした施工が行われなかったんじゃないか、例えば素材の質を落とした...全文を見る
○奥野(総)委員 本来であれば、そこの施工されたところを調べて、同じタンクがないかどうかもきちんと精査し、また、そこにはもう発注しないということだろうと思います。余りこの問題には立ち入らないようにしますが、そう対策をとるべきだと思います。  規制庁に伺います。  今、二つの例...全文を見る
○奥野(総)委員 特に、事故のあったフランジ型のタンクを一個一個全部検査して、漏れがないかというのをやっていただかなきゃならないと思うんですね。というのは、水が漏れると、タンクの汚染水処理の全てのシナリオが狂ってしまう。これからそのあたりを少し質問していきたいと思いますので、ぜひ...全文を見る
○奥野(総)委員 まあ、海に流れているんでしょう。  ここからが問題なんですが、例の三百トンの漏れた汚染水の話です。これは一体どこへ行ったんですか。
○奥野(総)委員 報道によれば、観測用の井戸を掘っておられて、そこの水を検査したところ、かなり高い線量の放射線が出ているという報道が最近なされていましたが、これは事実ですか。
○奥野(総)委員 もし資料があれば、後ほどいただきたいと思います。具体的にどういう数字になっているか。  そうすると、可能性としては、山側から流れてきて海に向かっている三百数十トンの中に、フランジ型のタンクから漏れた三百トンの一部がまざっている可能性があるということですね、今の...全文を見る
○奥野(総)委員 地下水バイパス用の井戸というのは、タンクと建屋の間にあるんです。漏れて、しみ込んでいる。そうすると、まだ到達していない可能性はある。そのうち流れてきて、ゆっくり流れてくるんでしょうから、いずれ地下水バイパス用の井戸からも検出される可能性は否定できないということだ...全文を見る
○奥野(総)委員 タンクの増設の関係で、地下水バイパスは一つの鍵になっているんですが、地下水バイパスは一応ことし三月からやることになっていて、安全だということですが、なかなか御地元の理解が得られていないということで、現時点でもまだ行われていないということだと思います。  この問...全文を見る
○奥野(総)委員 私も、いたずらに不安をあおるつもりはない。地下水バイパスは一つの鍵ですから、これはやらなきゃいかぬとは思います。しかし、こういう事態になってしまった。ですから、先ほどしっかり指導を願いたいと言ったのは、さらに漏れたりするとまた影響が出るわけですから、二度とそうい...全文を見る
○奥野(総)委員 時間が来ましたが、最後に、陸側遮水壁を見ますと、これは二十七年九月から稼働ということでありまして、それまで待っていると多分タンクが足りなくなるということだと思います。もちろん万難を排してあらゆる手を打つべきだと思いますが、予想ではタンクが足りなくなるということを...全文を見る
○奥野(総)委員 どうもありがとうございました。以上で質問を終わります。
11月07日第185回国会 衆議院 総務委員会 第3号
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○奥野(総)議員 御説明をさせていただきます。  近年、全国の自治体では、行政需要の増大、拡大、そして多様化への対応を求められている一方、厳しい財政状況、そういう制約も考慮しなければならないという中で、正規職員の削減が進められ、一方で、基幹的な業務においても臨時、非常勤職員への...全文を見る
○奥野(総)議員 先ほど来御説明をしておりますが、多くの臨時、非常勤職員の方々は長時間働いておられるということでありまして、そういう勤務の実態を踏まえながら、常勤の職員に準ずる者とは、勤務時間などの勤務形態が正規職員に準じている臨時、非常勤職員を指します。  また、お尋ねの、短...全文を見る
○奥野(総)議員 先ほど政府側の答弁からもございましたように、国家公務員においては、現在も諸手当が法律上支払えるように読める、実際、支給もされているということでございます。一方、地方公務員については、地方公務員法あるいは地方自治法の解釈として、読めない、手当は支給できない、法律上...全文を見る
○奥野(総)議員 先週、私は、所信に対する質疑の時間をいただきまして、この問題を大臣の方に質問させていただきました。ぜひこの地方自治法等の一部改正をお願いします、こう申し上げたんですが、大臣の方から、同じような話ですね、任期つきの短時間勤務職員制度がある、それをまずは活用されては...全文を見る
11月13日第185回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○奥野(総)委員 民主党の奥野総一郎でございます。  きょうは、質問の機会をいただきまして、理事の皆さん、本当にありがとうございます。改めてお礼を申し上げます。  私は、この法案の全体像について、いろいろな角度から質問してまいりたいと思います。  目的規定を見ますと、「産業...全文を見る
○奥野(総)委員 野心的な目標を掲げて達成を目指していく、可能な目標だ、こうおっしゃるんですが、達成した七十兆円が十年間の平均の名目三%あるいは実質二%につながるかということを今伺っているわけでございます。  設備投資の水準について言えば、日本はアメリカと比較して必ずしも少ない...全文を見る
○奥野(総)委員 今回の法案の中で、事業再編ということを一つの投資効率を上げるための手段としてとっているわけでありますけれども、これについてマスコミあるいは経済界から懸念の声が上がっておりまして、例えば日経新聞の社説では、「今回の法案には、供給過剰などで事業再編が必要な業界を国が...全文を見る
○奥野(総)委員 今回の法案は、いわゆる産活法の廃止、そして、その産活法そのものがこの法案全体の三分の二に当たるというものでございます。  そこで、そうした産業界の懸念、ないとおっしゃっておられましたけれども、マスコミ等で報じられる懸念の原因の一つとして、産活法の評価というのが...全文を見る
○奥野(総)委員 昔から、産業政策ということで、「官僚たちの夏」のいわゆる特振法の世界、よく通産省時代の話で言われるのはホンダの自動車参入を阻止しようとしたとか、官主導の産業界再編はずっとこれまで失敗してきた、こういう評価もされているところでございます。ですから、くれぐれもそうい...全文を見る
○奥野(総)委員 ベンチャーファンドの問題点は、先ほど岸本委員の御指摘のとおりでございますので、ぜひ改めていただきたいと思います。  しかし、それだけで本当にうまくいくのかというところもあります、起業教育の推進とか。やはり一番ネックになっているのは、個人保証の問題だと思うんです...全文を見る
○奥野(総)委員 これはぜひ機能するように、金融庁にも前面に出ていただいて、しっかりやっていただきたいと思います。  それから、創業関係でいえば、創業支援事業ということで、市町村に計画を作成してもらって企業を支援していこう、百七十市町村に計画をつくっていただくことを見込んでいる...全文を見る
○奥野(総)委員 自治体がこれを喜んで進んでやるともなかなか思えないんですね。むしろ、既存の商工会とか商工会議所とかがありますから、そこに情報提供してあげて、そこを窓口にして、自治体と連携させてワンストップでやるような仕組みを考えた方がより効果的ではないかと思います。絵に描いた餅...全文を見る
○奥野(総)委員 申請があって、事業所管官庁と規制官庁で協議して答えを出すという仕組みだと思いますが、認められない場合に異議申し立ての方法はあるんですか。例えば行政不服審査法の異議申し立てとか、何らかの形で、認められなかった場合に異議を申し立てる仕組みは入っているんでしょうか。
○奥野(総)委員 仮に出して、だめだという話になってしまうと、だめ出しになって、だめだという事実だけが残るということですね。確定判決みたいになってしまう可能性があると思うんです。  この法案に書かれていることは皆さんが通常やられていることでありまして、経産省も非常に熱心に、規制...全文を見る
○奥野(総)委員 その調整プロセスが今うまく機能していないからなかなか規制改革が進まないんだということを指摘させていただき、あと、この法案をいろいろ見てきましたが、経産省の努力は多としますけれども、どうも経済産業省強化法案というようなイメージを持ってしまいますので、それを一言つけ...全文を見る
11月19日第185回国会 衆議院 本会議 第11号
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○奥野総一郎君 私は、民主党・無所属クラブを代表いたしまして、ただいま議題となりました産業競争力強化法案につきまして、修正に賛成する立場から討論を行います。(拍手)  近年の日本の産業政策において、歴代政権は、選択と集中により、生産性の低い部門から高い部門への経営資源のシフトを...全文を見る
11月27日第185回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
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○奥野(総)委員 民主党の奥野総一郎でございます。きょうはお時間をいただきまして、理事の皆さん、本当にありがとうございます。  私も、幹部人事の一元化の方からお話をさせていただきたいと思います。  これはやはり一番大事、縦割り行政を排していくという意味、それから政権がかわって...全文を見る
○奥野(総)委員 それで、今、近藤委員の方からも話がありましたが、幹部育成課程の研修ですね。研修について、私はやはり大事だと思います。  先ほど話がありましたけれども、本来であれば、やはり一括採用。私も省庁出身でありますけれども、一括採用が一番いいと思うんですね。というのは、各...全文を見る
○奥野(総)委員 全体研修が望ましいといいましても、確かに大変なので、そればかりやっているわけにはいかない。だから、各省に分担して、指針を示してやっていただくということは、わかるにはわかります。その指針の中身、どういうことを各大臣がやるかという中で、六十一条の九で運用の基準という...全文を見る
○奥野(総)委員 そういうお答えは予想されるのでありますが、これは、実は前回の我々の二十二年法、二十三年法の中には、このハというのはなかったんですね。イとロがあって、今回新たにハが入ってきているわけであります。  もっと言えば、基本法はもうちょっと一般的な研修、いわゆる幹部に要...全文を見る
○奥野(総)委員 しかし、それは当たり前でありまして、そこの省に就職して、そこの省で仕事をしているわけですから、その仕事ができないようでは幹部候補生にはなれないというわけでありまして、わざわざここにこういうことを規定することは、むしろ私は、縦割りを前提にしているようにしか思えませ...全文を見る
○奥野(総)委員 今の御答弁ですと、同じ位のポストにいる人と比べてどうか、相対評価、それから、ほかの人がその職についたときにどうか、あるいは、その人が横滑りしたときに受けられるポストがあるのかどうか、こういう極めて抽象的な判定基準で、これで本当に降任ができるのかということだと思い...全文を見る
○奥野(総)委員 標準職務遂行能力、これはコピーを持っているんですが、極めて抽象的に書いてあるんですね。これで具体的に本当に判定ができるのかというのは極めて疑問であります。結局、この降任の規定があっても絵に描いた餅になるんじゃないか、こういう気がするわけでございます。  そして...全文を見る
○奥野(総)委員 確かに基本法にはそう書いてあるんですが、弾力的にやるという以上、あるいは、内閣の一体性を確保する、一元化という意味において、こういう規定、管理職への降任は、私は必要だと。  基本法には書いてあるからできないと。もちろん、書いていないこともやっていいわけでありま...全文を見る
○奥野(総)委員 これは、幹部職員から管理職員への降任が全くできないかというとそうではなくて、七十八条の一般的な規定がありまして、「次の各号に掲げる場合のいずれかに該当するときは、人事院規則の定めるところにより、その意に反して、これを降任し、又は免職することができる。」こう書いて...全文を見る
○奥野(総)委員 あるにはあるということなんですが、これは、二十一年法案のときには、その七十八条第一号に括弧書きをつくって、そこは規定されていたんです。もともと書いてあったんですね、そういうふうにできると。今回書かれていないというのは、理由は何なんでしょうか、できないという。大臣...全文を見る
○奥野(総)委員 確認ですが、そうすると、適格性審査を行って、幹部候補者名簿に載せられないということになると、幹部職員から管理職への降任というのは、この七十八条の原則に従って、あるということですね。
○奥野(総)委員 ちょっと、これは通告はしていないんですが、この七十八条の規定で、実際に降任がされている例というのは、年間何件ぐらい、大体でいいんですが、あるんでしょうか。
○奥野(総)委員 だから、制度的には管理職への降任というのはあり得るけれども、この規定に該当するという方はほとんどないということだと思います。  それで、何を言いたいかというと、今まで言ってきましたが、人事評価の基準も極めて曖昧。  七十八条の二で、各号に該当する場合に、では...全文を見る
○奥野(総)委員 ぜひ前向きに受けとめて、弾力的な人事ということでやっていただきたいと思いますし、もし我々の案を取り上げていただけるのなら、ぜひ取り上げていただきたいというふうに思います。お願いをいたします。  そして、評価の話が出てきましたので少し話をかえますが、適格性の確認...全文を見る
○奥野(総)委員 そういうことだと思うんですが、しかし、局長クラスともなりますと、そういう特定秘密に触れる機会が多いということだと思いますし、ラインですから自動的に秘密が上がってくる、職責上、職務上自動的に秘密が上がってくるということになると思うんですね。  局長に任命されて、...全文を見る
○奥野(総)委員 もうちょっと言えば、当然、特定秘密は扱えなくなるわけですが、しかし、そうなると、局長としての職責も果たせない。ラインでありますから一切の情報が上がってくるわけですから、局長としての職責は果たせなくなるということになれば、そこは降格の対象あるいは異動の対象というこ...全文を見る
○奥野(総)委員 要するに、幹部候補者名簿に載るときは適格性だ、実際任用の段階にはそこは適性評価の結果を考慮してなるということで、よろしいのでしょうか。
○奥野(総)委員 これはもう衆議院を通過してしまったので言ってもしようがないんですが、適性評価としても、やはり公務員の職務と密接に結びついているというふうに思うんです。  だから、ああいう仕組みは私は必要だと思うんです。しかし、であれば、この国家公務員法の中に規定して、全ての管...全文を見る
○奥野(総)委員 我々は反対しましたから、ここで言いっ放しになりますが、ですから、適性評価のようなシステムは国家公務員法の中で私は扱うべきだというふうに申し述べて、この話は終わりにしたいと思います。  それから最後に、もう皆さん何回かお聞きかと思いますが、自律的労使関係について...全文を見る
○奥野(総)委員 我々、私も提案者になっていますが、この関係法律を今回出させていただいております。もちろん、代償機関である人事院を廃止して協約締結をやるという法案を出させていただいているわけであります。  我々の政権のときに、少なくとも国家公務員については法案を出した、一応議論...全文を見る
○奥野(総)委員 そこは私は異論がありまして、一旦整理をして出したことを改めて聞けば、また同じ話が出てくるわけでありまして、私はこれは前に進めるべき話だと思いますし、今回ちょっと気になるのは、人事院の関与がまた法案の中でふえているということでありまして、人事院の位置づけが少し中途...全文を見る
○奥野(総)委員 今、両大臣から御答弁をいただきましたけれども、官房長官、最後に、この協約締結権の問題について、政府としてしっかり取り組んでいただきたいとお願いして、一言いただきたいと思います。
○奥野(総)委員 しかし、基本法に書いてあるわけですから、いずれ結論を得なければならない。その結論までそんなに時間は私はないと思いますので、ぜひそこのところをお願いして、そして、我々の法案も御審議いただくのですけれども、ぜひ取り入れていただくことをお願いして、さまざま指摘いたしま...全文を見る
12月03日第185回国会 衆議院 総務委員会 第4号
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○奥野(総)委員 おはようございます。民主党の奥野総一郎でございます。  きょうは、質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  NHK決算でありますけれども、きょうは、NHKのあり方、ガバナンスを中心に少し議論をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいた...全文を見る
○奥野(総)委員 では、放送法をこれから見ていきますが、放送法にどういう規定があるかということであります。  経営委員の任命の基準というか、そういうものとして考えられるのは、三十一条のところに規定がございます。  三十一条を見ますと、その一項のところで二つ書かれていますね。一...全文を見る
○奥野(総)委員 そうすると、特に公平性、昔は地域代表という観念があって、そこは今もう削除されて、ないわけでありますけれども、そういう普遍性ということを考慮してこの五人が選ばれているということでよろしいんでしょうか。たまたまさっき言ったような記事の内容、たまたま総理に近い方が選ば...全文を見る
○奥野(総)委員 地域的にいえば、東北の方が今回いらっしゃらないとか、若干問題があると思いますが、法律違反では必ずしもないとそこは思いますので、これ以上この議論をしても議論が進まないと思いますので、我々としては、こういう記事があるということで注意を喚起しておきたいということにとど...全文を見る
○奥野(総)委員 経営委員長の方から、これは服務準則の解釈であります、どこまでが認められるのかということをちょっと伺いたいと思います。
○奥野(総)委員 前の経営委員長の数土さんが辞任された件があったんですが、あれは東電の社外取締役に就任したということで、それが不偏不党に反するんじゃないか、こういうことで辞任されたかと思うんですね。だから、あるときは厳しく、あるときはと、ダブルスタンダードのような気がします、これ...全文を見る
○奥野(総)委員 相当広く捉えているということだと思いますが、具体的な名前を出すのもあれですけれども、この間同意になった長谷川三千子さん、日本会議という団体のホームページを見ますと、そこの代表役員ということで名前が出ているわけであります。  今の、政治的な働きかけを行うというの...全文を見る
○奥野(総)委員 これは、解釈権は総務省が持っておられるわけですから、裁判でもしない限りはなかなか水かけ論になるわけでありますが、国民運動というのは、世論に働きかけて物事を進めていくということであれば政治運動とも言えるし、これはいろいろなネットの検索をしてくると、日本会議というの...全文を見る
○奥野(総)委員 今のお話だと、政治資金規正法上の政党をここで言う政党だということをおっしゃったということでよろしいですね。いずれにしても、疑念を招くということだけは指摘をさせていただきます。  それから、次でありますけれども、今度は、この経営委員会の不偏不党、個人というのでは...全文を見る
○奥野(総)委員 これもすれ違いといえばすれ違いなんですが、少なくとも拒否権を持ってしまうことは間違いないわけですね、四人。確かに今そういう事態になっていませんけれども、大臣はそういうことはされないかもしれませんが、仮に、政権がかわって、そういう人が出てくるかもしれない。そうなっ...全文を見る
○奥野(総)委員 そこで、再度確認をさせていただくと、それは読めるということでしょうが、そうすると、過去の重大な不祥事発生時に要職にあった人は対象としないということはここに含まれているということでありまして、今回の会長の選任に当たっては、こういう方、過去の重大な不祥事発生時に要職...全文を見る
○奥野(総)委員 お答えいただいていないのでもう一度聞きますけれども、過去の重大な不祥事発生時に要職にあった人は対象外だということでよろしいんでしょうか。含まれていると言っている以上、論理的にそうなると思うんですが、どうですか。
○奥野(総)委員 いや、だから、これは結局、確認できない。今の私の問いに答えていないわけでありますが、中身は変わった、これは、過去の重大な不祥事発生時に要職にあった人は対象としないということは事実上はもうおっこちてしまっている、こういうことですね、今答えがないところを見ると。そう...全文を見る
○奥野(総)委員 これはかなり問題だと思います。基準といいながら、非常に曖昧な基準でありまして、過去に一度経営委員会で決めたことも、知らないうちにこういうふうに変わってしまって、議論の経緯も我々には見えないわけですね。今、どう変わったのか、なぜ変わったのかということについても明確...全文を見る
○奥野(総)委員 ほかの制度に比べておくれている。会社法なんかもきちんと、報酬委員会、指名委員会、そして監査委員会、この三委員会を必置にして、まあ選択制ですけれども、必置にした上で法律で書いているということ。あと、BBCなんかもきちんとそういう仕組みになっていて、世の中、エンロン...全文を見る
○奥野(総)委員 時間がやってまいりましたのでこの辺で終わりにしたいと思いますが、今の答弁を見ると、会長はよくやっておられるというふうに評価しておられると受け取らせていただきました。  以上で私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。