小熊慎司

おぐましんじ

小選挙区(福島県第四区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数4(参1)回

小熊慎司の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
09月09日第175回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。  三点ほど質問をさせていただきます。  まず初めに、来年三月に期限切れとなる在日米軍駐留経費負担、いわゆる思いやり予算の特別協定の改定についてお伺いをいたします。  まず確認させていただきますけれども、民主党としては過去に、野党時代...全文を見る
○小熊慎司君 我が党もこの見直しについてはしっかりなされるべきで、財政的な観点もありますけれども、やはり国民と国土を守る、生命、財産を守るという観点からもこの在日米軍のプレゼンスをしっかり確保しながら、そしてまた日本が自国をしっかり守るという世界に対するメッセージを確保する上で適...全文を見る
○小熊慎司君 まあ相手のあることということですから、アメリカ軍側も増額を求めるということも聞き及んでおりますけれども、またこの一方でアフガンの支援とか更なる米軍にかかわる経費も日本は拠出をしているわけでありますから、そういった包括的な観点からこの見直しをしていただきたいというふう...全文を見る
○小熊慎司君 非常に心情的な問題でありますから、もちろん沖縄に対する基地負担の軽減また中長期の振興策といったことはこれは考えなければならないところではありますけれども、非常に心情的なところを壊してしまったということであります。  外務大臣は今までなかったことというふうには言いま...全文を見る
○小熊慎司君 ですから、この委員会、この国民を代表する委員会としてこの問題を審議している中で、そして官房長官が中心であると言っている以上ここに官房長官が来て出席をするべきであるというふうに主張するところでありますけれども、今日はどういう理由であるか分かりませんが出席をされておりま...全文を見る
09月28日第175回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第2号
議事録を見る
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司でございます。  今般の尖閣諸島沖接触事案についてお伺いをいたします。  今回の事案は、海上保安庁の職員、領海で漁業、また生活を営む方々の命、安全、安心が脅かされたことはもとより、我が国の主権、外交及び国益が脅かされた重大な事案です。国民の生...全文を見る
○小熊慎司君 そうした国際社会の中においての様々な説明責任果たされているとは思いますけれども、残念ながら今回の処分保留、釈放については、政府としては法的な瑕疵はない、またその起訴便宜主義においても逸脱をしていないということでありますけれども、様々なこれまでの答弁の中で、事象をしん...全文を見る
○小熊慎司君 その心意気はよしといたしますけれども、結果として、十月四日、五日に開かれるASEMについては、当初は総理は欠席をする、しかし、ここ一両日で出席の方向になったという報道がなされております。それによって一日から始まる臨時国会の日程も影響を受けたと。当初の、本来そういう大...全文を見る
○小熊慎司君 それでは、公式的な情報発信だけではなくて、やはりソフト的な情報発信、メディアを通したものとか直接他国の国民に呼びかけるといった対応もしていかなければ、これはやはり中国のやり方には負けてしまうというふうに私は思っております。  またさらに、今回のこの再発防止について...全文を見る
○小熊慎司君 今回の事案について政府が取った行動、選択によって、政策選択によって非常に外交的にはまずい状況になったということはこれまでの審議の中でも指摘をされてきましたが、今度は漁船だけではなくてまさに監視船がその様子をうかがっている。監視船という名前でありながら実際はトラが羊の...全文を見る
○小熊慎司君 今回のこの事案、非常に難しい局面をますます深めているというふうに考えます。  これまでの政府の対応、またこれから取ろうとしている対応についても、その理念といったものが、しっかりとしたものが感じられません。  それはやはり、その一つ要因となっているものにはやはり日...全文を見る
○小熊慎司君 最後に、先般の委員会でも、大臣はおられませんでしたけれども、私も実は会津の人間であります。来年、教科書にも採択をされる、ならぬことはならぬという言葉があります。一寸たりとも日本のこの主権そして領土、これを譲ってしまえばいつかはすべてを失う。ならぬことはならぬという精...全文を見る
10月21日第176回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
議事録を見る
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。熊そのものの漢字の小熊慎司でございます。  良くも悪くも、尖閣諸島沖での中国船の衝突事案以後、国内はもとより国外からも日本の外交、防衛について日中の二国間の動きを注目されている中でこの参議院の外交防衛委員会が開かれているわけでありますけれ...全文を見る
○小熊慎司君 あらゆる手だてを講じて、あらゆる機会を通じて一〇〇%これは日本が正しい立場だということを強く訴えていくことが必要でありますし、そして今、反日デモなどでの状況も御承知のとおり、このネットの世界の中でもしっかりとそうした書き込みがあるものに関しては日本政府の立場を明確に...全文を見る
○小熊慎司君 済みません、私のつたない質問で、その答弁は次の質問をもう答えられておるんですけれども。  ネットの世界の中で日本の主権をしっかりと主張していかなければいけない。正式な報道機関だけではなくて、今ネット社会でもありますから、そういうものに対して日本の政府としての領土問...全文を見る
○小熊慎司君 私、不得手なところですけれども、我が地元には会津大学というコンピューターの単科大学がありますので、いろいろ通じて御提案をしていきたいというふうに思います。  逆に答弁が出てしまったので質問しにくいのでありますけれども、今この瞬間にも中国での在留邦人の、あるいはまさ...全文を見る
○小熊慎司君 その要請の結果、今現時点では、日本の政府として中国政府がちゃんと対応しているという判断をされていますか。
○小熊慎司君 一方で、中国の農業省によると、監視船三隻をこの尖閣諸島に出航させたという情報が入っております。  大人の対応、お互いに紳士的な対応をしなければならないこの時期にこうした中国の牽制がされているということは大変ゆゆしき問題であります。現時点、今直近の一番近いところでの...全文を見る
○小熊慎司君 その姿勢、了としたいところでありますけれども、実際にこの監視船が具体的に領海内に入ってきたときどのように対応するのかということは、海保の方と協議をしてそのシミュレーションはされているのかどうか。  また、そうした行動を取ったとき、また今緊張感をはらんだ牽制を中国政...全文を見る
○小熊慎司君 国家の安全対策上機密でなければならない分野は重々承知をしております。しっかりとした対応策があるということの確認をさせていただきました。  過日大臣には「会津魂 ならぬことはならぬ」というTシャツをお贈りさせていただきましたけれども、ならぬことはならぬという精神で一...全文を見る
○小熊慎司君 副長官もおられるので、政府としての見解はどうですか。
○小熊慎司君 いずれにしても、この三原則の基本的理念、この普遍的な価値観というものは守っていかなければなりませんし、日本自身のこの防衛の在り方、そしてこの地域、世界に対する平和への貢献、これは外してはならないというふうに思っております。大臣のおっしゃったとおり、この冷戦構造時代に...全文を見る
10月26日第176回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
議事録を見る
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。  本日、委員会が開催された後に前原大臣も名古屋での閣僚級会合に出席されると。昨日の夕方まで、委員会を開くか会合に出席するか、ハムレットのような心境であったと思いますが、委員会がしっかりと開かれたことは大変良かったというふうに思いますし、...全文を見る
○小熊慎司君 六十九か国、国際機関が十四機関参加されるということであります。そのリーダーシップを発揮していくという、これからのそのCOP16に向けてということもありますけれども、我が党も環境分野に関しては、これは環境保全も含めて、あとはその経済的な側面も含めて日本が国際社会でリー...全文を見る
○小熊慎司君 貴重なこの委員会を削ってまでも行かれるわけでありますから、しっかりとした成果を、目に見える成果を上げていただくことを御期待申し上げます。  では、この会合の中身とは多少ずれてはいくんですけれども、この会合に中国の関係者も参加をしておられます。今回、この会合の参加に...全文を見る
○小熊慎司君 偶然、たまたま廊下で一緒に歩いた際には、会談、交談、雑談等するおつもりはありますか。
○小熊慎司君 是非、尖閣諸島の自然は、我が国固有の領土であるので、そこは中国が心配することなく我が国がしっかりと環境保全に努めるということを強く訴えていただきたいというふうに思います。  おととい、中国の監視船が尖閣諸島付近に現れたわけでありますけれども、これまでも、先月の衝突...全文を見る
○小熊慎司君 あともう一個確認しますけれども、監視船ですが、これは漁船はその付近にはありましたか。確認していますか、その点。
○小熊慎司君 監視船といいながら監視するものがない、まさにこれは日本の対応を監視していると言ってもいいんではないかというふうに思います。  これまで頻繁に要請、抗議をしているのにもかかわらず、一向に改まらない。私も三人の子供を持つ親でありますけれども、三回言っても分からないのか...全文を見る
○小熊慎司君 大人の対応といいながら、中国のこうした行動はやはり確信犯的に大人の対応ではないなというふうに思いますし、さすがの仙谷官房長官も余り気持ちよくないという不快感を表していますけれども、余りではなくてとても気持ちいいものではない、義憤を感じるわけでありますけれども。  ...全文を見る
11月17日第176回国会 参議院 本会議 第9号
議事録を見る
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。菅総理の報告に対して、みんなの党を代表して質問いたします。  今回のAPECにおいて横浜ビジョンが採択され、緊密な共同体、強い共同体、安全な共同体といったアジア太平洋地域内での将来像が示され、その実現のための道筋が確認されたところです。そ...全文を見る
11月25日第176回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
議事録を見る
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。幾つか質問をいたします。  過日我々も委員派遣で与那国の方に行ってまいりましたけれども、かねてから大臣におきましては島嶼部での防衛の在り方の重要性というのを認識しておられるところは御承知のとおりでもございます。委員の報告に関しては後ほど榛...全文を見る
○小熊慎司君 この尖閣の問題も課題もありますし、また今般の半島有事もございます。これは、しっかりと速いスピードで南西諸島での防衛の在り方というものを実行に、強化の実行に移していくべきだということを申入れをさせていただいて、次に移ります。  先ほども出ておりました防衛次官通達につ...全文を見る
○小熊慎司君 先ほども佐藤委員の方からありましたけれども、民主党の応援も駄目だと。政治的発言というのは何をもって政治的発言というのか、例えば、北澤大臣が就任されたときに、北澤大臣の就任おめでとうございます、頑張ってくださいというのも政治的発言になりますか。
○小熊慎司君 発言ではないとすれば何なんですか。
○小熊慎司君 疑われないようにというのは非常にあいまいなあれですね、明確な基準がないわけですよね、人によって変わるということもありますし。これまでの中でも、今回のこの協力団体会長のあいさつまでは行かなくても、様々な程度問題はあれ政治的な発言はあったと思います。ましてや、逆に時の政...全文を見る
○小熊慎司君 隊員に対しての政治的中立性とこの参加者と、またそこが整理されていないように思いますけれども、いずれ、この発言に反応した、中立性というんであれば、じゃそれまでほかの、逆に政権を褒めるようなことは容認してきたということは、民主党政権というのは反対意見に対してやっぱり反応...全文を見る
○小熊慎司君 それは自衛隊のことであって、この団体の方の発言に対しては、こうした通達をそれに反応して出すべきではないというのが私の見解でもありますし、それは防衛のためにあるべき姿というのはありますけれども、この国民の理解というのもまた別のところでしっかりと確保していかなければなら...全文を見る
11月25日第176回国会 参議院 予算委員会 第9号
議事録を見る
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。  まず初めに、今回の砲撃事件で被害に遭われた方々に弔意を表しますとともに、けがをされた方々の一日も早い回復をお祈りを申し上げる次第であります。  これまでの質疑の中で様々明らかになってきましたけれども、やはりどのように総理が言葉を重ね...全文を見る
○小熊慎司君 あれだけの映像が様々な報道によって流されて、私、ちょうどその五時過ぎの時間は地元で警察署長さんと懇談をしておりましたけれども、そのとき既に私の地元の署長さんは、こういう事態においては様々なオペレーションがあると、シミュレーションをしていると、しかし何の指示もないとい...全文を見る
○小熊慎司君 その一般であると言うことが、もう危機意識の欠如だというふうに思っています。  九・一一テロのときの政府見解はこれは総理がやられているというふうに私の調査で明らかになっておりますけれども、総理自身がこの九時過ぎの声明も出さなければ、これは韓国との信頼、そして日本国民...全文を見る
○小熊慎司君 日米韓の連携の中でしっかりとこれは取り組んでいただきたいというふうに思っております。  さらに、北朝鮮に強い影響力を持つ国が中国であることは皆さん御承知のとおりであります。あの韓国の哨戒艦沈没事案のときもそうでしたけれども、中国の、ほかの国との協調を取らなかったこ...全文を見る
○小熊慎司君 過日のAPECの首脳会議の際に戦略的互恵関係を更に進展させていくというふうに確認をしたというふうに総理はおっしゃっていますけれども、アメリカと中国もこの後政府レベルでの様々な取組をされるというふうに聞いておりますが、総理自身は今回の件に関して、中国首脳との戦略的互恵...全文を見る
○小熊慎司君 この東アジア地域の中でのしっかりとした日本のプレゼンスを高めるためにも今回の対処をしっかりとしていただくことを求めて、次に移ります。  官房長官、よく冷静に対処をと言っておられますけれども、しっかりと危機管理をやって冷静にということで遅々として進まない対応はまずい...全文を見る
○小熊慎司君 官邸に入る時間も遅かったわけでありますし、その後の声明を出すのも遅かったという点で、その対応がまずかったというふうに私は思っております。
○小熊慎司君 今回の官房長官の、主導的な対応をして失敗をしたということは否めません。この失敗の危機管理を続けている以上、国民はまくらを高くして寝れません。官房長官を即刻更迭して、的確な危機管理ができる、国を守るにふさわしい官房長官の任命を要求したいと思います。それがなされなければ...全文を見る