小熊慎司

おぐましんじ

小選挙区(福島県第四区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数4(参1)回

小熊慎司の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月24日第177回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号
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○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。被災に遭われた方々にお見舞いを申し上げ、質問に入りたいと思います。  先ほど来お話も出ているとおり、地震直後には国連事務総長が、日本は世界に対して最も尽くしてくれている国です、被害に直面している日本の人々の立場に立ち、今度は世界があらゆる...全文を見る
○小熊慎司君 それで、その活動の中で、青年海外協力隊の目的として、帰国後の人材育成や社会還元ということを大きくうたっております。先ほども同僚委員のお話もあったとおり、これがデータ化しっかりされていないんですね。私も先般、外務省に問合せをしたところ、例えば学校の教員が教育現場にどれ...全文を見る
○小熊慎司君 ちょっと趣旨がうまく伝わらなかったようですけれども、協力隊の隊員が帰ってきて就職がないということではなくて、社会還元どうしているんだということでありますし、一年後ではなくて、十年たってもどうしているんだということがまさにそのエビデンス、根拠になりますから、この予算化...全文を見る
03月25日第177回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
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○小熊慎司君 この度の災害に遭われた方々に深くお見舞いを申し上げます。  この言葉も何回言ってきたか分かりませんし、私も福島県ということでありまして、早々に委員長始め委員の皆様からは温かいお見舞いの言葉をいただきましたことをこの場をお借りしまして御礼申し上げます。ありがとうござ...全文を見る
○小熊慎司君 今大臣おっしゃったとおり、NGOとか民間企業といったものの連携というのをより強くしていかなければならないと思いますし、あと、過日、緒方理事長、JICAの方の理事長とお話ししたときにも、今まで援助されていた国が経済的に良くなってきて逆に援助する側に回ってくるという意味...全文を見る
○小熊慎司君 次に移りますが、今国際的な気候変動を含む様々グローバルな環境問題、取り組んでいるんですが、今までクリーンエネルギーと言っていた原子力の問題、私の地元で発生をして広範囲に今影響を及ぼしているわけであります。私も福島県会議員を経験した中では、原発容認、推進、プルサーマル...全文を見る
○小熊慎司君 私の言いたかったことは、今まで環境分野においても国際的にリーダーシップを発揮していた日本ではありますが、今回のこの災害を受けて少しやはりその方向性の見直し強化というものをしなきゃいけないという指摘をさせていただいたところでありますので、しっかりとそこを外務大臣として...全文を見る
○小熊慎司君 最後に一点だけ。  今日、官房長官は、訳の分からない自主避難というまたグレーゾーンをグレーゾーンのままに、南相馬ですね、置きましたけれども、次にお願いしたいのは、私も行きました、政務官も行って分かるとおり、現地にはバスでも運べない要介護者が五、六百人以上いるんです...全文を見る
03月28日第177回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。  まず初めに、東北関東大震災で亡くなられた方々には心から哀悼の意を表します。被災者の皆様には重ねて心よりお見舞い申し上げ、質問に移らさせていただきます。  先ほど来議論がされておりますけれども、私も被災地に赴いて様々な活動をさせていた...全文を見る
○小熊慎司君 私、地元、福島県でありますけれども、とりわけ、いろんな市町村を見てまいりましたが、相馬市においては非常に混乱が少なくて、市長のリーダーシップの下に市民一丸となってこの災害に対応を取っているというところであります。  私も災害対策本部の会議に、市長が見ていけというこ...全文を見る
○小熊慎司君 しっかりと市町村ごとのこうした情報を把握をして、国として、昨日も官房長官がこれは総論でやるものではなくて各地域にきめ細かく対応していくんだという、対応するための情報がなければ対応できませんから、しっかりとこの情報収集に努めていただきたい。  そしてまた、相馬市の隣...全文を見る
○小熊慎司君 物資も届いてきているのは分かりますし、いろんな店舗も大分営業するようになってきたのも私は見ていますから、分かっていますよ。ただ、逃げなきゃいけないのか、とどまっていいのかが中途半端な状態だからまずいと言っているんですよ。  そして、これ自主避難と言いますけど、市に...全文を見る
○小熊慎司君 行ってみたら分かりますよ。車だけでなんか生活できませんよ。外を出歩いたりもするんですよ、みんな。買物に行ったり、そしていろんなボランティア活動をしたり。そして、今でも、今でもですよ、今でも家族を捜して浜辺をさまよっている人たちいるんですよ。それ、車でどうやって捜せと...全文を見る
○小熊慎司君 普通のバスでは運べないんですよ。救急車だって一台で一人しか運べませんよ。これ、しっかり考えておかなきゃいけない。  あと、屋内で活動してくれってもうはっきり言っているんですよ。自主避難とか屋内退避といったって、行ってみてくださいよ、普通に経済活動、生活してますよ。...全文を見る
○小熊慎司君 屋内退避、その二十キロ、三十キロのグレーゾーンやめてくれという話なんですよ。白か黒かはっきりしてくれという話なんですよ。そんな二週間も三週間も屋内だけで暮らせるわけないんですよ。経済活動もしなきゃいけないんですよ。どうなっているんですか。それ答えられないんですか、副...全文を見る
○小熊慎司君 認識の違いというか、もう感覚の違いでコミュニケーションが取れないのが残念でありますけれども、ただ、あそこの南相馬でこれからこの町を立て直していこうという人たちの思いというものをしっかりと感じ取っていただきたいと思います。  次に移りますが、統一地方選挙、福島県議会...全文を見る
○小熊慎司君 何が言いたいかというと、六か月後にやるということが見越せるのであれば、あそこの双葉郡は大丈夫だということの証左になるんですよ。六か月後、双葉郡がどうなっているかといえば、収まっているというふうには言えないですね、もう既に。もし原発問題が収束したとしても、すぐあそこに...全文を見る
○小熊慎司君 午前中、財務大臣も答えられましたけれども、元に戻すのではなくて、新たなエコシティーとかコンパクトシティーとか、新たな概念で町づくりをしていかなきゃいけないということであれば、これは国主導というよりやっぱり地元の方々が主役にならなければならない。でも、今までの状況では...全文を見る
○小熊慎司君 あと農産物に関して、補償対象が原発事故との相当な因果関係というふうに大臣も言及されましたけれども、この相当な因果関係の明確な基準を出していただきたいと思いますが、御見解は。
○小熊慎司君 時間がないので。  出荷制限が解かれた後も、福島県産の農産物がどのように売れていくのかはしっかりと見ていただいて対応を取っていくことを望みます。  最後に、もう福島イコール放射能汚染という、そういった悪いイメージが国際的にも付いてしまいました。こうした状況におい...全文を見る
03月30日第177回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○小熊慎司君 外務省、防衛省におかれましては、両大臣を始めとして関係各位に、震災対応に連日、不眠不休で御精励されていますことにまず感謝を申し上げる次第であります。  私も地元福島県ということで、あちこち被災地を見て回っておりますけれども、昨日はどうしても寝れなくて、夜中散歩して...全文を見る
○小熊慎司君 御承知のとおり、我が党は、TPPに関しての賛否をここで論じるつもりはありませんが、協力的な推進の立場を取っておりましたが、今回の震災においてのこの被害の状況、また、とりわけ福島におきましては原発事故に対する様々な風評被害という目に見えない影響が出ております。そうした...全文を見る
○小熊慎司君 この震災前は原子力開発商戦などといって、国際競争取り組んでいくべきだというような、こういう風潮があったわけでもありますけれども、やっぱりこの震災、そして原発事故後は大きく世の中の雰囲気も風潮も変わったというふうに思っておりますし、私も福島県会議員時代は、これは当時の...全文を見る
○小熊慎司君 一昨日の予算委員会でもお示しをしましたが、福島県内においては、食べ物ではなくて電子部品とかプラスチック成形の金型とかまで拒否をされていると。これは県の商工労働部という所管する部署とお話をしましたけれども、ここまで安全保証をもししなければならないとなれば、工場のちり一...全文を見る
○小熊慎司君 これも長い取組になると思いますので、是非よろしくお願いをいたします。  次に、防衛省・自衛隊のことについてでありますけれども、この震災においては自衛隊も被災者でもあります。航空自衛隊松島基地も浸水をし、そしてまた二名の自衛隊員の死亡、そして一名の行方不明、家族にお...全文を見る
○小熊慎司君 済みません、時間経過しているんですが、更に一点だけ。  遺体収容の話もありましたが、実はその二十キロ圏内、捜せないんじゃなくて、もうそこにあるということが分かっている御遺体があります。やはり、私の会津でも百四十三年前の歴史にこだわるというのは、これは死体片付けられ...全文を見る
03月31日第177回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○小熊慎司君 四条約についてお伺いをいたします。  租税条約に関してでありますけれども、今進展する世界経済の中で、この中で日本の経済がしっかりと活性化をしていくという意味においては、これは健全な投資活動、また技術移転等が必要でありまして、そのインフラ整備の一つとして租税条約があ...全文を見る
○小熊慎司君 これ、租税条約ではちょっと網羅し切れない部分があるんですけれども、この経済交流を活発化させていくという目的のために、ODAの委員会の派遣でメコン三か国に行って、ベトナムに行った折でしたけれども、御当地の日本人商工会の方々とお話ししたときに、狙い撃ちされるんですね、所...全文を見る
○小熊慎司君 是非、見直しも、見直しというか、深化させるという意味での見直しも含めて取り組んでいただきたいというふうに思います。  次に、ヨルダンとの条約についてでありますけれども、先ほど岸委員からもありましたとおり、日本の原発事故の背景が、今年に入ってから、ヨルダンにおいては...全文を見る
○小熊慎司君 ヨルダンがどうなるのか、実際政変が起きて革命が起きるのかは分かりませんが、注視はしていかなきゃいけないなというふうには思っていますし、今ほど大臣がおっしゃったとおり原子力行政そのものの在り方が、これからまた三月十一日以前のように大手を振って原子力開発競争に日本が邁進...全文を見る
○小熊慎司君 在日米軍駐留経費特別負担協定についてお伺いをいたします。  現時点では、百年後、二百年後という話であれば別ですけれども、現時点では日米同盟というのはこれは堅持をされなければなりませんし、そういった下においてのこの堅持の協定というものは非常に重要なものであるというこ...全文を見る
○小熊慎司君 ひがみという言葉もありました、副大臣のじくじたる思いというのもありましたけれども、先ほど午前中にも松本大臣、察してくれというのがありましたが、いやいや、聞いているんじゃなくて、結局は、情報がなかったというのは私は検証はしていませんが、情報はちゃんと開示をされていたと...全文を見る
○小熊慎司君 あと一点、全体経費の中で平準化を求めていかなきゃいけないという部分もありますから、この再編の経費とかも含めて、その点についてはどうお考えですか。
○小熊慎司君 最後に、大臣は伊藤博文さんのゆかりの方であります。私は会津でありますけれども、その会津人が大臣を察したわけでございます。今後、もし与野党という立場が変わっても、これはやはり政局ではなくて、政策、国益、世界平和のために政治家がどうあるべきかということは決してゆめゆめ忘...全文を見る
04月12日第177回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○小熊慎司君 余震が続いていて、昨日も亡くなられた方がいらっしゃいますけれども、深く哀悼の意を表したいと思います。  今ほど来様々な観点から質問が出て、重複する部分もありますが、とにかく風評被害が大変ひどいというところでもあります。我が福島県のみならず、海外においては、日本全体...全文を見る
○小熊慎司君 あと、この風評被害で直接被害が出たところは貿易保険でカバーをしていくんだという方針も出されていますが、その貿易量の中の一割程度しか多分カバーされてないというふうにも聞いておりますが、実際、この保険加入状況と、未加入の方が多いわけですから、それに対するこの風評被害の対...全文を見る
○小熊慎司君 検査体制も強化するということなんですけれども、福島県はもうやっていて、やって初日で一日の処理能力の十倍来ちゃっているんですね。人員も機械も足りないというところもありますし、これは本当に容易なことではないというふうに思っています。  大臣も、各国大使館やられていると...全文を見る
○小熊慎司君 私、地元の県会議員と話をさせていただいたときに、安全と安心は違うという話をしていました。  事実を正確に伝える、これは大事です。もう常に正しい事実、情報を伝達していかなければならないんですが、安心というのは、これはイメージの部分でもあります。残念ながら、我が県の民...全文を見る
○小熊慎司君 この際言っておきますが、隊員の安全は確保しなければなりませんが、データとして取っていればそれはもう明らかなわけですし、警視庁と県警が入っていますし、谷岡委員、大野委員も行っていただいて分かるとおり、あそこでスクリーニングやって、当たり前にですよ。二十キロ圏内入りまし...全文を見る
04月12日第177回国会 参議院 文教科学委員会 第5号
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○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。  公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部を改正する法律案についてお伺いいたします。  これまでの質疑の中でも出ておりますが、重複する部分もあるかと思いますけれども、あえてお伺いをいたします。  今回の法律...全文を見る
○小熊慎司君 福島県は今の知事じゃなくて前の知事ですね、玄葉さんの義理のお父さんからやっていたんですが。  行政評価も福島県取っているんですけれども、この生徒側の視点というのがやっぱり大事でありますし、今後国においても拡大していく上で評価の仕方、今これもう既に各県では行政評価し...全文を見る
○小熊慎司君 その場合、福島県の反省もあるんですが、先生のアンケートだけではなくて、やっぱりPTAとか地域とか、そういったものも表していかなければなりませんし、福島県もこれでいじめが減ったって言っているんですけど、実態は顕在化してないだけなのかなというところもありますし、厳しくそ...全文を見る
○小熊慎司君 これ、教育の成果というのはすぐ出るわけではないので、これは不断の努力が必要ですけれども、しっかりとこれはとらえてやっていかなきゃいけないというふうに申しておきます。  先ほど来もお話出ていますが、この大震災における避難者の就学支援についてでありますけれども、私も地...全文を見る
○小熊慎司君 実際、浜通り、被災地の方は鉄道が分断されている、公共の交通も今麻痺をしているところで、既存の高校も通えないというのがあるんですね。  大臣、真剣に取り組みますと言っていますが、もう学校始まっているんですよ。この後、実は浪江町というのも二本松の東和地区というところに...全文を見る
○小熊慎司君 今日、福島原発もレベル7に上がりましたし、実際は県だって、集団移転といったって、どのぐらい生徒がいてとか、毎日移転、避難所も替わってまだ移動が続いているんです、福島県の避難所は。中には、教育の背景がしっかりとしていないから、じゃ東京に出ていきますとか、そういうのもあ...全文を見る
04月14日第177回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○小熊慎司君 今ほど余震もありましたけれども、今の余震でけが人や、また原発事故の対応に支障がないことを祈るばかりでありますけれども。  環境整備法についてですが、先ほど榛葉委員からもお話がありましたとおり、私も過日、東松島の方に調査に行きましたが、ひどい惨状でありましたけれども...全文を見る
○小熊慎司君 これは法律のタイトルにあるとおり生活環境の整備ですから、これは被災地のところと被災地でないところは生活環境が違うという背景の違いがありますから、これはしっかりととらえて今後の対応、御期待を申し上げる次第であります。  次に、日米安保協議委員会、この震災で大型連休に...全文を見る
○小熊慎司君 また、前段にクリントン国務長官が来日されて、震災の日米連携について協議をするために来られますけれども、その際にこういった話にも触れられるかどうか、ちょっと確認をしたいんですが。
○小熊慎司君 今回の震災対応での様々な協力を踏まえて今後のこの日米の安保の在り方についてはしっかりと取り組んでいただくことをお願い申し上げて、次に移ります。  先ほど来もお話の出ているいわゆるODAの予算の減額の件でありますが、榛葉委員からも誤報じゃないかという発言もありました...全文を見る
○小熊慎司君 もちろん全ての議論を否定するわけではないんですが、やはりこういう議論が表に出てしまうということ自体がODAに関する認識が正しく理解されていないということと、もちろん私も現地に入れば、それは海外にお金を出すよりこっちに使ってくれというのも国民感情の一部としてあることも...全文を見る
04月14日第177回国会 参議院 文教科学委員会 第6号
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○小熊慎司君 いわゆる三十五人学級の点でありますけれども、これまでも議論をされてきましたし、過日のこの委員会でも、私の経験上、福島県においては既に三十人学級をやっていると。議論の中でもあったとおり、量だけではなくて質がどうであるかということが問われていかなければなりませんし、この...全文を見る
○小熊慎司君 三十五人かどうかというのは、結局その条件、条件というか環境整備の部分であって、問題はやっぱり先生の質というところでありますし、大ざっぱに言っちゃえば、先生の力があれば四十人であろうと三十五人であろうと五十人であろうと、これはちゃんとした教育をしてくれるわけですよ。 ...全文を見る
○小熊慎司君 これも、だから、過日もお話しさせていただいたように、福島県も三十人学級に行くときにはかなりのエネルギー使うんですね、現場でも。もうそれで目的が達成されたという錯覚が起きる場合もありますので、是非、今後も三十五人、またほかの学年に増やす場合も含めて、これが目的化しない...全文を見る
○小熊慎司君 具体的になるべく早くというのはいつですか、もう新学期が始まっているので。
○小熊慎司君 いや、調査が二つあるとは思うんですが、その基準がどういう影響を及ぼすかという調査と、現場での校庭がどうなっているとか通学路がどうなっているという調査はまた別ですから、どっちのことを言っているんですか、調査って。
○小熊慎司君 その前に基準はどうですか。
○小熊慎司君 いや、その十ミリシーベルトがいいのか悪いのかということを調査するのかということじゃないでしょう。
○小熊慎司君 ちょっとコミュニケーションが取れてないんですけれども。  だから、その数値がどの程度人体に影響、子供たちへ影響を及ぼすのかということを調査するのかどうかという意味で調査って使っているんですか。そうじゃなければ基準なんてすぐ決められるはずなんですよ。それを言っている...全文を見る
○小熊慎司君 そうした指標があるんであれば、もう既に出せるはずなんです、そんな時間掛けないで。これは子供たちの命にもかかわることですし、福島県でも、これは今もう既に体育を体育館の中でやっているとか、課外活動もできない、部活もできない。私も小学校の子供抱えていますけれども、スポ少だ...全文を見る
○小熊慎司君 じゃ、決めるまでのスキームをちょっと示していただけますか、何でこれがすぐ出ないのか私分からないので。どういう段階を経て最終的に基準を示すかどうか。そのスキームも決まってないという状況なんですか。
○小熊慎司君 そこまで分かっているなら、数値出せないんですか。したり顔でそんな、これ見よがしに説明されても、昨日だって私、南相馬に行っていたけれども、自転車で中学生がふらふらもう走っているんですよ。基準値出せばいいでしょう。出して、その上で、後は調査に基づいて、その基準によってこ...全文を見る
○小熊慎司君 問題認識が甘いのは、だから、県内の学校現場で、二十ミリじゃないんだと、じゃ何なんだというところで混乱しているわけですよ。私のいる会津はそんなにないんですよ。ないけれども、体育を体育館でやらせたり、そういう判断になっているわけですよ。基準がないから、分からないから。そ...全文を見る
○小熊慎司君 はい。  じゃ、調べて二十ミリ以下であればオーケーというふうに出すんですか。また違うのが出てくるということですか。そこだけ確認させてください。
04月19日第177回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○小熊慎司君 在外公館についてでありますけれども、今ほど山本委員からもありましたとおり、在外公館によっていろんな環境が違うということと同時に、また在外公館自体も、その国の政情また環境というものが激変していく国もあるというふうに思っております。そういった状況の変化に、こうした職員の...全文を見る
○小熊慎司君 あと一点指摘したいんですが、民間との調査の比較というものもありますが、いわゆる住宅の手当とか車の手当とか、そういったプラスアルファの部分もしっかり見て民間と比較しないと、一概にさらっと民間と比較したから民間に倣っていますということにもならないということを指摘させてい...全文を見る
○小熊慎司君 今大臣言ったとおり限られた予算ですから、優先順位をしっかり付けて、こっちの手当付けるんだったら、じゃ電話買っておこうかとか、そういうことになってくると思いますので、是非よろしくお願いをいたします。  また、先ほど、来日されましたクリントン国務長官との日米外相会談の...全文を見る
○小熊慎司君 会津人は人に裏切られても自分は裏切らないという哲学があるんですが、うがった見方するわけではありませんが、先ほど宇都委員の言ったとおり、例えば、外務大臣も地元で見ていられたと思いますけれども、阪神・淡路の後、それまで神戸港が果たしてきた役割がその後、釜山の方に移ってし...全文を見る
○小熊慎司君 今、日本国中で、頑張れ頑張れという言葉、常に一緒にいますよと。私も福島県でありますが、大変有り難いんではありますけれども、まだまだ避難所で苦労されている方々もいますが、暴言になるかもしれませんが、同情するなら仕事くれという状況で、支援金で暮らしていこうなんてゆめゆめ...全文を見る
○小熊慎司君 またあわせて、その経済復興のためには今、福島県また隣県に起きているこの風評被害、特に外国の、政府には働きかけはしているのは分かっているんですが、やっぱり禁輸措置はとってなくても、その国の民間業者が拒否をしているという状況も多々あります。国内においても、元外務大臣のゆ...全文を見る
○小熊慎司君 近々大臣も訪米されるということでありますから、訪米の際には是非その点も、もし行った国、この後もいろんな海外に行かれると思いますけれども、その際にはそうした民間の方々への情報発信をしっかりとしていただきたいというふうに思います。  また、次に移りますが、今回の震災に...全文を見る
○小熊慎司君 宮城、岩手、また福島はちょっと違う実は状況で、あと個別案件は取り上げませんが、だぶついている、資金が余っているNGOも実はあるので、これしっかりと整理をしていただきたいというふうに思います。  最後に、北澤防衛大臣始め防衛省の皆さんには御努力をいただいて、三十キロ...全文を見る
04月19日第177回国会 参議院 総務委員会 第8号
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○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。  今回の改正法案についてですけれども、先ほど来お話も出ていますとおり、電波にしろ電気通信事業者にしろ、これは国家国民のためでなければならないわけでありますけれども、先ほど来お話出ているとおり、今回の災害時においては大変いろんな不具合も出...全文を見る
○小熊慎司君 四月の八日の最大余震のときに私塩竈にいまして、海沿いのホテルだったんですけれども、すぐ停電になって、テレビも見れない、携帯もつながらない。携帯でテレビ見れますから見てたんですけれども、これ光通信にもかかわってきますが、私の地元で西会津町というのがあるんですが、古くか...全文を見る
○小熊慎司君 ひとつよろしくお願いいたします。  次に移りますが、今、今朝こっちの私が借りている宿を出たときに選挙カーの音が聞こえたのではっとしたんですけれども、私、福島県ですから地元で喜多方市の選挙やっていますけど、町の選挙もやっていますが、申合せで選挙カー走らせないとかとい...全文を見る
○小熊慎司君 私の質問の仕方が悪いのか、ただ、そこを聞いていて、福島県の選管に総務省から昨日メールで行っているんですよね。回答は二十一日、木曜日出せと言っているんですよ。月曜日ですよ、月曜日に聞いて、県の選管に。県の選管はまた今度市町村に投げかけをして、木曜日に出すんですよ。今そ...全文を見る
○小熊慎司君 私、地元の会津若松市としゃべりましたけれども、大きな被災地ではないんですが、避難者の方引き受けて、いろいろ対応取っているところでもありますし、市の選管ともしゃべりましたけれども、やっぱりこれは、準備等にやっぱり二、三か月掛かると。今決めたってですよ、もう七月、八月に...全文を見る
○小熊慎司君 感じた段階って、今感じていないですか、これ。福島県できますか、双葉郡、南相馬。あと、今言われたのだってそうですよ。私も宮城県、岩手県も行ったけど、町の中心部やられているところはできないですよ。感じた段階じゃないでしょう、もう既に想定しなきゃいけないですよ。  もう...全文を見る
○小熊慎司君 それが詭弁なんですよ。統一地方選挙やっていると言いながら、福島県にもう既にどうしますかって投げかけ、ヒアリングしているでしょう。詭弁ですよ、それ。投げかけるということは、福島県の選管なんてできないと言うに決まっているじゃないですか。全然違いますよ、それ。統一地方選挙...全文を見る
○小熊慎司君 分かりました。やれることとすれば選択肢は限られていると思います。再延長。ただ、どこまで延長していいのか分からない、福島県の場合は。若しくは、三宅島とか山古志村が避難して行った先で選挙をやったという経過もあります。そのように、もう集団移転している町村がありながら無理く...全文を見る
○小熊慎司君 したり顔で言うのも、そのとおりですよ。やらなきゃいけないんですよ。やりたいんですよ。やりたいけど、できないんだもの。  一定時期って、まあそれは大臣の個人的な見解でいいですよ。一定時期と言っていますから、九月までは絶対できませんから、福島県は。一定時期って、再延長...全文を見る
○小熊慎司君 それは我々で決めるというのは、そんなのは分かっていますよ、そんなことは。大臣としてはどうかということを聞いただけですから。  あと、更に半年ということはちゃんと踏まえておいてくださいよ。二月、三月に掛かるんですよ。これ本予算決める議会ですよ、県議会だって。そういう...全文を見る
04月25日第177回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○小熊慎司君 福島県出身、福島県在住の小熊慎司です。  質問させていただく前に、今回の震災、原発事故で亡くなられた方々、そして被災をされた方々に深く哀悼の意とお見舞いを申し上げますとともに、そして全国から被災地に向けて様々な、国内外を問わず支援をいただいたことに心よりこの場をお...全文を見る
○小熊慎司君 真意が伝わっていないんですけれども。その被害、受けられた方の範囲はそれでそうなんですよ。そうじゃない、例えば私がいる会津なんてその実害はない部分もある、まあ数値も出ていますけれども、実害がない部分もありますよ。でも、確実にこの原子力事故ということで福島県に訪れる人が...全文を見る
○小熊慎司君 今まさにこの風評被害というものは、安心の部分です。安全は、科学的根拠に基づいて数値を表すものです。しかし、その数値が幾ら正しくても、正確で安全なものでも、安心というものが生まれないのが現実です。  会津はほとんど数値も出ていません。県内でも、数値出ていないところあ...全文を見る
○小熊慎司君 伝わらないのが非常に悲しいところであります。だから、その制度を超えたところで害が出ているというところを見ていかなきゃいけないという話をしているんですよ。そのぐらい大変なことですよ。  先ほど浜田委員にあったとおり、実は福島県内でも、福島県という名前変えようかという...全文を見る
○小熊慎司君 これ、だからイメージの部分、イメージ回復のためにはあらゆることをやらなきゃいけないと思います。  かつて九・一一が起きたときのアメリカにおいては、このテロに対する安全対策をしっかりしているということを表明するためにもダボス会議を誘致をされたということは、総理も御承...全文を見る
○小熊慎司君 今、外野の方から聞こえない声が聞こえてきましたけれども、原発事故が収束しないからやれるわけないでしょうと。やらなくてもいいですよ。じゃ、そこに住んでいる福島県民はどうなるんですかということです。大丈夫だから逃げなくてもいいですよと言っているんですよね。大丈夫だったら...全文を見る
○小熊慎司君 大事なことは結果を出すことですよね。それを確認させてください。結果を出せばいいんですよね、復興のために、復旧のために。結果を出すことが総理の一番の願いですよね。もう一度答弁をお願いします。
○小熊慎司君 収束もいつまで掛かるか分からない、そして復旧復興というのは長い道のりになります。そんな十年も二十年も総理やってもらうわけにはいかないんです。  そして、やっぱり一番大事なことは、これは与野党しっかり一致結束して、この日本の災害、そして原発事故に対応すること、そして...全文を見る
○小熊慎司君 私の師匠筋の政治家に伊東正義先生がいますけれども、表紙を変えても中身を変えなければ駄目だという名言残しています。  もちろん表紙を変えただけじゃ駄目なんですけれども、表紙を変えないことによって中身が駄目になっているというのが今の政治状況だということを御認識をいただ...全文を見る
04月26日第177回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○小熊慎司君 この間の委員会でも、今回の被災に関してNGO、国際的な諸外国のNGOの在り方について、マッチングがしっかりするように外務省としても力を発揮していただきたいということを申し伝えさせていただきましたが、その件についてでありますけれども、実際、被災地にどういった、この諸外...全文を見る
○小熊慎司君 今話に出たジャパン・プラットフォームとかでも、私の家内は御承知のとおり協力隊のOBで、福島県においてもOB会の役員やっているんですが、いろんなJANICとかからの問合せもあるんですけれども、ジャパン・プラットフォームで福島県内の活動が余り会議で出てこないというんです...全文を見る
○小熊慎司君 御承知のとおり、飯舘村、あと川俣の一部はこれから計画避難ということで、このときも自衛隊にも一生懸命お世話になるわけですけれども、そういったNGOの手を借りなきゃいけない場面も出てくるかもしれない。そういう部分にもしっかりと手伝ってほしい、こういうことが望まれるという...全文を見る
○小熊慎司君 今大臣言われたように、海外から見れば福島というよりもう日本全体がそういうふうに見られているということですから。でもこれ、いろんな会議を九州でやったり四国でやったりしてもインパクトが弱くて、福島でやるから一番安全性を、日本が大丈夫だというPRになりますので、特段のそこ...全文を見る
○小熊慎司君 私は会津で、これ歴史的にいろいろありますけれども、これは戦争に負けたからじゃなくて遺体を片付けられなかったから、いまだに百四十年たっても我々が歴史にこだわる部分というのはあるんですね。これはやっぱり家族からすれば、そこにあるのに収容できないということは、これは今だけ...全文を見る
○小熊慎司君 最後に一点、その安全確保ですけれども、警察ではもう数週間前に安全確保して入っているわけです。自衛隊が警察が入ってから数週間たっても安全確保できていないということは、これは逆に自衛隊の能力が問われるところでありますから。これは安全確保、もちろん安全確保しないで行けと言...全文を見る
04月28日第177回国会 参議院 本会議 第13号
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○小熊慎司君 福島県のみんなの党の小熊慎司です。  まず初めに、今回の震災におかれまして亡くなられた皆様方に御冥福をお祈りするとともに、被災に見舞われた方々にお見舞いを申し上げ、また復興に際して数多くの御支援をいただいていることに感謝を申し上げる次第であります。  質問に先立...全文を見る
05月17日第177回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。  まず初めに、委員長を始め理事、また委員の皆さんに風評被害にあえぐ福島県に御配慮をいただき、本当にありがとうございます。  質問に移らさせていただきますが、十五日の日に福島県知事が自衛隊、警察、消防が捜索活動をされている警戒区域内に視...全文を見る
○小熊慎司君 山口の部隊の皆さんによろしくお伝えください。ありがとうございます。  この二十キロ圏内はやはり制約がありますので、御家族の方が直接行けないということであれば、もうこれは自衛隊、警察、消防の方々にお任せするしかないというところでありますので、これはどこまで行けば納得...全文を見る
○小熊慎司君 優等生的な答弁なんですけれども、実際アメリカに行ったときも、政府関係者とか議員は日本は大丈夫ですと言うんですよ。でも、言っている先で、私の知り合いがダラスにいるんですけれども、六月会津に帰りますからという連絡を受けたんですね。でも、行くと言ったら、近所のおばちゃんた...全文を見る
○小熊慎司君 アメリカへ行った際も、いや、東北大変でしょうと。今度、日本にいろんな議員とか、あといろんなミッションが来るので私も行きますと、東北へ行きますからと。どこへ行くんですかといったら、仙台ですと。そうなると、やっぱり福島県駄目なのかという思いになるんですよね。  いろい...全文を見る
○小熊慎司君 やりますとか、掛け声とか、精神論はよくて、実績出してください、とにかく。これは今後、しっかり見ていきますから、是非、そういう意味では海外の情報発信は外務省もしっかりとこれは担っているわけでありますので、これはもう会議のたびに日本に来てくださいということを外務大臣を始...全文を見る
05月18日第177回国会 参議院 共生社会・地域活性化に関する調査会 第5号
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○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。  私も、岩城委員、金子委員と同じように福島県でありますけれども、ちょっと選挙の話。  地域の復興に向けても、先ほど金子委員が言ったとおり、福島県内においてはそれすらも手付かずの状況にあって、さらには、今日も飯舘村の議会の皆さん陳情に来...全文を見る
○小熊慎司君 現地に行かなきゃ状況分からないということではなくて、もう既に分かるわけですよ、今のこの双葉郡始めその原発周辺の状況ですね。別途考えなきゃいけないということは、もう既に考えなきゃいけない状況に、もう判断に立てると思うんです、今の。  統一地方選挙のあの延長、この間、...全文を見る
○小熊慎司君 別のというのは、それは延長ということですか。新たな仕組みとかではなくて延長ということですか。
○小熊慎司君 これは選挙の話だけではなくて、地方自治の全てのパッケージとして、今後避難している方々の自治体がどうなるかということを含めての一つの話なんですよ、選挙というのは。基礎自治体として存在し得る要件を満たしているのかどうか。また、でも、住民の人たちもいますから、この民意の反...全文を見る
○小熊慎司君 函館が住んでみたい町ナンバーワン、会津若松市もナンバーワンを目指して今頑張っておりますけれども。長官、本当に会津にもお越しいただいて元気を付けて、ありがとうございます、あの起き上がりこぼし。  先日、実は私、超党派のミッションで訪米をしてきましたが、やっぱり観光と...全文を見る
○小熊慎司君 了解です。よろしくお願いします。  マラソンだけじゃなく、岩城委員はトライアスロンをされていますし、会津でも大会を、その都度来ていただいているんですが。とにかく本当にいろんな取組が必要であります。  特に、この情報発信に関しては正しい情報、私はほかの委員会でも言...全文を見る
○小熊慎司君 今の私の、私、商工会議所の青年部の役員でもあるんですけれども、若手経済人でいろんな取組もしていますので、是非その地元の実際活動している方々の取組というのはやっぱり注視をしていかなければならないというふうに思っています。そういう連携もしていきながら、しっかりと実績を積...全文を見る
○小熊慎司君 これまでの議論を踏まえ、意見表明をさせていただきます。  地域の活性化に一番必要なことは、徹底した地域主権の確立にあります。その地域がどのように発展をしていくのか、どのような町づくりをしていくのかということは、これはそこに住んでいる人たちが考え、そして力を出し、成...全文を見る
05月19日第177回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○小熊慎司君 三協定について、賛成の立場から質疑をさせていただきます。    〔委員長退席、理事榛葉賀津也君着席〕  いわゆる日印の、日本、インドとのEPAについてでありますが、御承知のとおり、現時点におきましては、日本の貿易額に占めますインドとのシェアというのは〇・七%と低...全文を見る
○小熊慎司君 今年の二月にインドのシャルマ商工相が来日をされた際のコメントとして、この締結によって両国間の貿易額を今後三、四年で倍増していくと具体的に申しているわけですね。これは単なる一大臣のコメントかもしれませんけれども、明確に示されているということであれば、インド側、しっかり...全文を見る
○小熊慎司君 なかなか明確な数字出しにくい部分あると思いますけれども、やっぱりより具体的な戦略の下でしっかりとこの協定の効果が上がるようにしていかなければなりませんし、一方で、日本に先行して、これはインドだけではなくてアジアの中、世界的にも、お隣韓国は自由貿易の協定、FTA、EP...全文を見る
○小熊慎司君 この日印だけではなく、やっぱり先ほど御指摘させていただいたとおり、このアジアの中ではやっぱり韓国、また中国も日本より先行している部分もありますので、しっかりとその遅れた分は、今おっしゃられたとおり、中身で取り返していくんだと言いましたから、しっかりそういう対応を取っ...全文を見る
○小熊慎司君 三月十一日、私、夜にもう既に宮城県に入っていったんですけれども、やっぱり停電、そしてネット環境もままならない、通信機器も使えないという状況を考えれば、やっぱりそういう状況にあってもどう伝達していくか。    〔理事榛葉賀津也君退席、委員長着席〕  もちろん、アメ...全文を見る
○小熊慎司君 今大臣言われたように、自衛隊の活用というのはすごい重みのあることでありますから、総理はもう一回そうやってぽろっと言っちゃっているんですね。  ですから、これは韓国だけのことではないので、これはしっかりと防衛省と検討をこれからしていくべきだということを御指摘をさせて...全文を見る
05月25日第177回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第4号
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○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。  常日ごろの皆様の御尽力に感謝を申し上げます。  昨年の十二月に、このODA委員会の派遣で大久保委員を団長としてメコン三か国を巡ってきました。その際に、私の友人がベトナムで政府のスタッフとして働いておりまして、ちょっとお話をしたんです...全文を見る
○小熊慎司君 時間がないので、これはお願いだけで返答は要りませんが、私、福島県でございまして、まだ復興に向けてははっきり言えば手を付けられない状況であります。二十キロ圏、三十キロ圏、またさらにこれから避難をしなければいけない町村があるわけでありますので、是非、この原発事故をどう乗...全文を見る
05月26日第177回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○小熊慎司君 今日は、六反田先生、下條先生、本当にありがとうございます。  今回のこの協定に関しては、表面上は日韓の友好、また日本の見返りを求めない大人の対応で引渡しという言葉を使っているわけでありますが、さりながら、現実的には一方で、先ほど下條先生がおっしゃったとおり、外交的...全文を見る
○小熊慎司君 どちらか、分かる方です、その辺の認識。
○小熊慎司君 じゃ、下條参考人、フランスの対応の仕方、まあ日本の対応の仕方には批判的でありますけれども、フランスの韓国とのやり取りはどう下條先生は思われますか。
○小熊慎司君 仮の話ですけれども、フランスと同じように五年の貸与といった場合には、韓国側の反応というのはどんなものがあったでしょうか。想像できますか。想像の範囲内でいいんですけれども。
○小熊慎司君 ちょっと話が飛ぶんですが、昨日、宮内庁の書陵部に行って現物を見させていただいて、非常にすばらしい資料でありますし、保存状態もすばらしいと思います。過日、アメリカに行って議会図書館に行って写楽の絵とか見たときに、保存はちゃんとしっかりしていたんですけれども、数年前だと...全文を見る
○小熊慎司君 今回、引渡しで大人の対応ということではありますが、私の印象としては、やはりこれは、さはさりながら、大人の対応をするんだから向こうも大人の対応をするだろうというやっぱり期待は多分日本としてはあるというふうに思います。これが例えば、長州から会津の宝が返ってくれば、会津人...全文を見る
○小熊慎司君 日本がリーダーシップのない国というのは、国の性質ではなく総理の個人的な性質に起因するというふうに、私は日本人の名誉のために言っておきたいとは思いますけれども。  これは政治の側の問題もありますが、是非学術的な観点からも、ある意味、元々あったところに返るわけではあり...全文を見る
○小熊慎司君 日韓の図書協定について幾つかおただしをいたします。  午前中の参考人の質疑、またこの午後の政府への質疑の中でも、大体皆さん一致していると思いますが、日本の思いとはやはり別に、片思いだなというのは本当に確認をされているところでもあります。さはさりながら、これは日本の...全文を見る
○小熊慎司君 午前中の参考人の質疑の中でもちょっとこういった話を質問させていただいたんですが、それが正しいかどうかは別として、その参考人の意見としては、フランスははっきり言えば略奪しているんですけれども、フランスが貸与、まあ事実上の返還と韓国は言っていますから、これをしたことに対...全文を見る
○小熊慎司君 文化庁として、文化財の返還問題というものに関しては日本としてはどういう見解を持っていますか。日本から散逸してしまった文化財に関してはどういう見解を持っておるのか。
○小熊慎司君 そういう意味では、今回のこの図書協定とは切り離して結構ですから、切り離した上で、今朝鮮半島にある日本の文化財なんかもしっかりと戻してもらうべき筋のものはこれはしっかりと韓国政府、韓国だけじゃなくて世界に散逸していますから、日本の文化財も。これはそういう対応が必要だと...全文を見る
○小熊慎司君 いやいや、文化財そのもので、外交問題ではなくて、日本の文化財をどう守っていくかということをやっているわけでしょう。その一般論で聞いているんです。だから、別に韓国だけじゃなくて世界に散らばっている、散らばってしまった、売ったとか買ってもらったとかじゃなくて、その文化財...全文を見る
○小熊慎司君 その一九七二年以前の文化財に関しては、そういうぼわっとした感じではなくて、しっかりと明確なこれは目的を持って対応していかなければならないというふうに私は思います。  ですから、今回の協定を切り離したとしても、対馬藩の書物に対してもそうですし、日本が、政府がどう対応...全文を見る
○小熊慎司君 最後に、これは日韓の文化交流のための引渡しでありますので、是非これは外務省としても、しっかり共同研究していこう、これは韓国原産の文化財ではあるけれども、これは人類普遍の文化財でもあるという視点からも、それは引渡しに関して強く申入れしてもいいと思いますよ。そうすること...全文を見る
05月31日第177回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○小熊慎司君 まだこの原発事故が収束しないことによって、私の地元福島県、私の住んでいる会津は百キロぐらい離れているんですけれども、なかなか非常に厳しい経済状況であります。ただ、それを嘆いてばかりいられないということで、私、地元で商工会議所の青年部のメンバーとして活動もさせていただ...全文を見る
○小熊慎司君 大変いい答弁でありましたが、具体的に早くやっていただきたいというふうにも思います。特に農産物においては端境期もありますので、時期を逸するようなものもありますし、今の答弁でもありましたとおり、私もゴールデンウイークに訪米したときに、様々な政府機関とか議員の皆さんは正確...全文を見る
○小熊慎司君 今副大臣から予算の話もありました。一次補正にこういうことは入っていない。今までの枠組みでやるという方針もありましたが、これは二次補正には是非これ、私もニューヨークの大使から是非福島県人会もあるし物産展やってくださいよって言われたものの、皆さんに声掛けてみたら、ニュー...全文を見る
06月08日第177回国会 参議院 災害対策特別委員会 第9号
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○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。  私は福島県会津若松市在住でありますので、遠く原発からは百キロほど離れた地域ではありますが、先ほど来お話の出ているとおり、これは本当は国がやるべきだったと思いますけれども、県が全県民の健康調査をこれからしていく。こういった万全の体制を取...全文を見る
○小熊慎司君 これ、評価委員会の中でも今回の災害に対してどうやったかということは評価の対象にしないというところではありますが、実態はしっかりと把握をして、今後の対応の参考にしっかりと知見を積み上げていくべきだというふうに思っております。  あと、これ細かいところが載っていなかっ...全文を見る
○小熊慎司君 数が多いんで、あえてこれも、時間もありませんし、細かく指摘はしませんし、犯人捜しみたいなことはやりませんが、この資料を読むと、何でここが、まあ活動してても活動が把握できてなかったというものもあるかもしれませんが、何でここが活動してないのかなというような独法もあって、...全文を見る
06月14日第177回国会 参議院 外交防衛委員会 第13号
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○小熊慎司君 まず初めに、租税条約、協定についてお伺いをいたします。  国際経済も日々刻々と変わっておりますし、また、この日本においても、内需、外需問わずしっかりと経済的な発展を遂げていかなければなりません。今回のこの協定、条約も、本来であればもっと早く締結をして、こうした国際...全文を見る
○小熊慎司君 震災からの復興復旧にはこれは経済が欠かせない部分でもありますので、しっかりと対応を取っていただきたいことを要望いたしまして、次に移ります。  先週、この委員会の皆さんと硫黄島に調査に行って、様々、これは訓練の部分をメーンに見てきた、調査してきたわけでありますけれど...全文を見る
○小熊慎司君 訓練も今続いていますし、訓練の重要性もこの間調査して私も承知しているところでありますけれども、とにかく厚労省はそれしっかり、その説明は全然私も分かっている話で、自分が遺族であれば、自分の親や兄弟がそこにいて、そこにしょっちゅう何千回も訓練やられていることを考えれば、...全文を見る
○小熊慎司君 この委員会で踏み込んだ発言は多分、大臣できないと思いますけれども、早期の素早い対応をしていただいて、そして一日も早い日本政治の信頼の回復をしなければ、幾らこの原発事故の対応や様々なことを情報発信したとしても、信なくば立たずですから、どうすれば信が回復できるのかという...全文を見る
06月14日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
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○小熊慎司君 松田公太議員の関連質問をさせていただきます。  四月の訪日外国人の数は、前年同月と比べて六二・五%も減っております。そこで、外国人の観光の意識を調査した結果、やはり原発事故に起因する放射性物質の危機感から訪日を避けている。そして、その背景として、やはり情報がちゃん...全文を見る
○小熊慎司君 そういう話は平成十五年も十六年も私、聞いているんですよ。何回聞いても同じなんですよ。今の社長の答弁も、それは文章化すればそれはきれいな文章になりますよ。だけど、信頼がないんですよ、そこに。  そして、その当時、保安院長も県議会に来られてこんなことを言っていますよ。...全文を見る
○小熊慎司君 時間が来ておりますのでこれで終わりますけれども、今の答弁でも一切国民の信頼が得られていないということを指摘して、質問を終わります。  ありがとうございました。
06月15日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○小熊慎司君 松田公太議員の関連で質問させていただきます。  今ほどありました東京電力の問題、まさに被災者への賠償、そしてまた電力の安定供給というものは、東京電力が存在するかどうかとはまた別の問題でもあります。  昨日も質問させていただきましたが、私も福島県議会議員をやってい...全文を見る
○小熊慎司君 昨日も言いましたけれども、四月に出ているデータで、訪日外国人六二・五%減っているんですよ、日本全体で。これも原発を起因としているんですよ。そこまでは多分想像していないはずですよね、大臣もね。そのぐらいのところまで影響が日本全体にあって、それを軽々しくやりますと言うん...全文を見る
○小熊慎司君 はい。ありがとうございました。
06月16日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○小熊慎司君 立谷参考人にお聞きいたします。両参考人も本当にありがとうございます。  相馬市においては、相馬市自身が大きな被災を受けているにもかかわらず、立谷市長の御努力によって周辺の被災の市町村も支援をしていたという、まさに本当に驚愕すべき対応をされていましたし、被災直後にお...全文を見る
○小熊慎司君 お褒めの言葉、ありがとうございます。  本当に私も会津で、風評被害、まあ浜通りよりはそういう部分がありますけれども、この間も、子供を小熊さん何で逃がさないんだと東京の人になじられたり、あるデパートで会津米って売っていたんですね。売り子さんに売れますかと言ったら、去...全文を見る
○小熊慎司君 立谷市長にもう一回お聞きしますが、クリーンエネルギーのまさに先進地にしていきたいと。  震災以降、私の事務所にも全国あちこちから、東北の復興、クリーンエネルギーでやりませんかと、風力で整備しませんか、太陽パネルで整備しませんかというのがあったんですが、でも、何かち...全文を見る
○小熊慎司君 七月二十三、あと八月十三日、ボランティアスタッフとして参加させていただきますので、よろしくお願いします。  ありがとうございました。
○小熊慎司君 参考人の皆様、本当にお疲れさまでございます。ありがとうございます。  まず、藤井参考人にお伺いをいたします。  本当に的確な状況把握、説明だというふうに思っております。私、会津なんですけれども、直接の被害というのは少なかったわけでありますが、この間、阪神・淡路の...全文を見る
○小熊慎司君 経営者はそれでいいんですが、働いている人が実際職場がない。会社は続けていくけど、今仕事が再建できない。給料払えませんよね、これ。そこをどうするかということなんですね、職場の部分で。
○小熊慎司君 それでは、藤井さんにお伺いしますが、さはありながら、やっぱり原発事故のところはちょっと状況が違って、確かに今言われたとおり、しっかりと未来大丈夫だということは大事だと思います、本当に。だけど、二十キロ圏内に関しては言い切れない、いつ戻れるか。戻りたいと言っている人た...全文を見る
○小熊慎司君 ありがとうございました。  栗田参考人にお伺いいたします。  私も三月十一日、山形にいまして、その夜すぐ宮城県に入って、ずっと被災地をそれから巡っていたわけですけれども、確かに初期のころは車の中で私も寝たりして、食べ物も会津に一旦戻ってクラッカーを持って、支援物...全文を見る
○小熊慎司君 これはよく国際援助のときに話が出るんですけど、被援助国には魚を与えるのではなくて魚の釣り方を教えるんだというのが本当の援助だというのがありますから、これは国内のこの被災においても、やっぱり被災の方も本当にずっといろんな人の支援がなければ生活がなかなか立て直っていかな...全文を見る
○小熊慎司君 本当に、三参考人には本当にありがとうございました。  藤井参考人にお伝えしますが、本日二時に、増税によらない復興財源を求める声明文というのが二百人以上の国会議員で出されましたので、お伝え申し上げておきます。  ありがとうございました。
06月17日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。  我が党は、結党以来、増税なき財政再建、経済成長による増税なき財政再建を訴えて、そして様々政策を提案してまいりました。  今回のこの復興に対しましても、復興そのものにはこれは国会挙げて取り組むべきだという意思はありますが、やはりその復...全文を見る
○小熊慎司君 誤解のないように、逆に質問されましたので、我が党のこれ言っていることは、今の遂行している政策を、これは削ったりやめたりというところで国民生活にいろんな負担が出てくるのではないかということのものであって、そしてまた、提出者も御存じだと思いますけれども、昨日、超党派二百...全文を見る
○小熊慎司君 本当にこれ広い被害の範囲なんですよ、北海道から沖縄まで全体的に海外の観光客も減っているということでありますし。  で、安全と安心は私は違うということを常々言ってまいりました。例えば、今皆さんの飲んでいる水がチェルノブイリの水ですと言ったら、安全値ですと言ったってそ...全文を見る
○小熊慎司君 この辞める辞めないのときに、菅総理からの何か御提言を、海江田大臣を通じてでも、直接でも、何かありましたか。
○小熊慎司君 副大臣も病後の中であっても出席いただいて、ありがとうございます。ゆめゆめどこかの副大臣みたいに飲みに出歩いたりしないように、御自愛なされますことを申し添えさせていただきます。  総理、さっき新島襄の話をさせていただきましたけれども、新島襄の格言の中に、小言に腹を立...全文を見る
○小熊慎司君 時間を松田公太議員に譲ります。
07月11日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第8号
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○小熊慎司君 松田委員の質問にお答えをいたします。  御指摘の点、東電の救済にはなりません。また、一〇〇%被災者のための法案となっております。  御承知のとおり、この法案は、第九条第二項では、国は支払った仮払金の額の限度において、支払を受けた者が有する特定原子力損害の賠償請求...全文を見る
○小熊慎司君 お答えをいたします。  この法案では、原子力損害の賠償に関する法律の規定により東京電力が賠償の責めに任ずべき損害を受けた方への救済として国が仮払金の支払等を行うこととしておりますので、原子力損害賠償は東京電力が無過失責任を負うものです。そして、東京電力が支払を行え...全文を見る
○小熊慎司君 委員にお答えをいたします。  もちろん、それぞれの立場、またそれぞれの党の考え方もございますけれども、この法案とはまた別の議論といたしまして、政府から提出されております原子力損害賠償支援機構法案、これに対しては、委員御承知のとおり、我が党では修正案を用意をさせてい...全文を見る
○小熊慎司君 お答えいたします。  国がどうするかは政府の方でお答えすると思いますけれども、この法案の規定において説明をさせていただきますけれども、これは先ほど来議論されていますとおり、各方面、これはやはり全員野球でやっていかなければなりません。スピードが求められる施策でもござ...全文を見る
○小熊慎司君 お答えをいたします。  先ほど来も議論の中で明らかになっておりますけれども、これはまさに現場の中でしっかりとかゆいところに手が届く、しっかりその地域の実情に応じてなされていくべき施策でもございます。  そういう意味では、地元自治体においてしっかりとその地域の実情...全文を見る
07月14日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第9号
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○小熊慎司君 松田委員にお答えをいたします。  御承知のとおり、今回のこの原子力災害の問題は大規模にわたっておりますし、長期化もしております。そうした中でも、早期に被災者を救わなければなりません。そしてまた、この災害は現在進行形であり、損害も確定をしておりません。そうした観点か...全文を見る
07月25日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第15号
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○小熊参議院議員 柿澤委員にお答えをいたします。  私としましては、原子力損害賠償支援機構法案と今回の仮払い・基金法案が連携をするというふうには考えてはおりません。  もちろん、この法案によって国が仮払いをした場合には、東電に速やかに求償して、そして賠償金の支払いを確保しなけ...全文を見る
08月01日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第13号
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○小熊慎司君 関連の質問をさせていただきます。  私は会津に在住をしております。もう記憶が飛んでおりますけれども、昨年の暮れ、今年の年明けにかけては大雪に見舞われ、そして三月十一日、さらには先週末の豪雨、私も土曜日の早朝に南会津の方に赴きましたけれども、ひどいこの豪雨のつめ跡が...全文を見る
○小熊慎司君 私の手元にはその報告書の概要版があります。三十九ページにわたります。正式なやつは一千ページを超えるというふうにも聞いておりますけれども、この概要版だけ見ても、やっぱり福島県全体が風評被害であえいでいるわけでありますから、そういう意味ではなかなか救えない部分もあります...全文を見る
○小熊慎司君 大臣、泣いてもいいですけれども、是非頑張ってください。  終わります。
08月02日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第14号
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○小熊慎司君 支援機構法案について質問をさせていただきます。  この法案は、我が党の主張、端的に言えばやはり東電の救済法案になってしまうという観点から非常に問題のある法案であるというふうに認識をしております。そういった中で、この法案に対する緊急要望といったものも今日中に我が党の...全文を見る
○小熊慎司君 今の社長の言葉は、だから何年も前に私、聞いているんですよ。大臣も反省すると言ったけど、だから言ったとおり、罪だと言っているんですよ、当時の社長。それは法的なものではないかもしれないけれども、遅れること、不作為であっても罪だと言っているんですよ。何回もこんな言葉を我々...全文を見る
○小熊慎司君 大臣も経産省ですから保安院抱えていますし、これは私も福島県議会議員で、先輩の岩城委員、増子議員もいますけれども、私も県会議員としては当時は原発行政に関しては推進容認という立場でありましたから、これは自責の念も抱えていますよ。しかしながら、当時から福島県議会は保安院は...全文を見る
○小熊慎司君 総理は今回の、先ほど指摘させていただいた保安院のいわゆるやらせの問題は薬害エイズと同じ構造だというふうに指摘をされたところでありますけれども、この法案によって薬害エイズの構造と同じような原子力行政にかかわる構造が二度と続かないようには、これは総理、しなきゃいけないと...全文を見る
○小熊慎司君 ちょっと質問を変えていきますけれども、現時点で東電の純資産というのは一・六兆円というふうに聞いています。  まだ原発事故は収束はしていません。また、風評被害とかそういったものを含めたり、また我々福島県民の健康被害調査というのも、これは今日明日出るわけでもない、一年...全文を見る
○小熊慎司君 それが東電の生き残りにしかならないというふうに思います。  電力の安定供給、また被災者、被害者への賠償といったものは東電を通じてやる必要もありませんし、被害者からすれば、国が、東電が、また違う機構がやったとしても、とにかく自分の生活を再建できればそれが願いというこ...全文を見る
○小熊慎司君 時間がありませんので、総理、是非この貸付けという選択肢、是非真剣に検討をしていただきたいと思いますし、最後に、我が党も大変、最終日に、この採決の日に、遅れましたけれども、修正案をこれから出させていただいているところでもあります。  今回の法案は、これは経済原則上も...全文を見る
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。  私は、政府提案の原子力損害賠償支援機構法案に反対の立場、みんなの党提案の同法案に対する修正案に賛成の立場で討論をいたします。  政府提案の法案は、これまでの質疑からも明らかなように、東電を生かさず殺さず救済し、電力料金値上げで国民に...全文を見る
08月04日第177回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
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○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。    〔委員長退席、理事榛葉賀津也君着席〕  久しぶりの質疑でありますけれども、この間、佐藤委員長、また榛葉、岸両筆頭においては早急な委員会開催に努力をされていたところでありますけれども、政府の対応がよろしくなかったのかどうか分かりま...全文を見る
○小熊慎司君 先週も地元、この双葉郡内の町長さんたちとちょっとお話をしましたけれども、本当に感謝をしておりましたし、また福島県警の幹部ともお話ししたら、本当に有り難かったということも言っていました。  ただ、もう少し早くやればという思いは両者共にありましたし、また岩手、宮城の事...全文を見る
○小熊慎司君 もちろん複合的なものがあるんですけれども、先ほど最初に質問させていただいたように、一義的に誰かということは、私は政府だというふうに思っています。  これは、消費者が念には念を入れて本来安全なものでも回避してしまうというのは、安全ですよと言っている基準が信じられない...全文を見る
○小熊慎司君 はい。  詳細については次回に譲りますけれども、我が郷土の伊東正義先生は、中身変えなきゃ表紙変えても駄目だと言いましたが、実は表紙変えれば変わる場合もありますよ。雪印がメグミルクに変わって、内容なんか誰も精査していないのに企業は良くなったと思っているように、表紙変...全文を見る
08月09日第177回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
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○小熊慎司君 これまでの質疑でも風評被害について取り上げてまいりましたが、私の地元でこの日曜日には、会津若松市の市長選挙、市議会議員選挙、震災があったので延長してこの八月に行われたわけでありますけれども、その中でも、各候補者、やはりこの風評被害、払拭していかなければ地元が再生をし...全文を見る
○小熊慎司君 私の地元でも商工会議所、商工会の青年部等が福島物産展を海外でやる計画で今動いているわけですけれども、その際に、やはり今連携していくというのは、外務省とその団体、外務省と企業、外務省と関係省庁というところ、そういう関係性しか今見えていなくて、やっぱり必要なのは、外務省...全文を見る
○小熊慎司君 是非、実施主体の団体と話していると、やっぱりワンストップで終わるように、このプロジェクトに乗っかって物産展やろうと思っている団体からすれば、いろんな話するときに、それはそっちの窓口に行ってくださいとやられるのがたまったものじゃないので、これはしっかりとそこのところは...全文を見る
○小熊慎司君 次長、今日だけですが、先週、実はやっていたのは数字だけじゃ駄目なんだという話もしていて、数字言っているのが、政府が主体的に言っているわけですけれども、その政府が信頼がないから国内的にも海外的にも風評被害止まらないという話をさせていただいたんです。  過日、榛葉委員...全文を見る
○小熊慎司君 観光庁長官もレディー・ガガにキスされて喜んでいるだけじゃなくて、是非福島でコンサートをやることに尽力をしていただきたいと思いますし、また、第二弾のPRビデオ、海外向けのを作る場合は是非福島をロケ地にして安全性をしっかり訴えていただきたいというふうに思いますし、そのと...全文を見る
○小熊慎司君 条約協定の質疑をさせていただきますけれども、とりわけ東南アジアにおける友好協力条約の件についておただしをいたします。  この条約によれば、今後EUが、この加入が可能になってくるということであります。とりわけ東南アジア、東アジア地域は、元々、多様性、多層性の地域でも...全文を見る
○小熊慎司君 午前中の質疑でもありましたけれども、さはさりながら、このアジア地域というのは様々な課題も抱えておりますし、先般もいろいろありましたけれども、南沙諸島とかそういったこともあります。また、これはお互いの国だけのことを考えてはいけないわけでありますけれども、しかしながら一...全文を見る
○小熊慎司君 この件についてはちょっと一点要望だけにとどめますが、ODAの特別委員会の方で昨年派遣をさせていただいてメコン三か国を回ってきましたけれども、中国が計画で、中国からシンガポールへの大きな鉄道を通すというようなこともありますが、とりわけ自然豊かな地域でそれがどうなんだろ...全文を見る
○小熊慎司君 教科書どおりの答弁ありがとうございます。  とはいうものの、総理の発言を見ていると、その今の大臣とまた違って、脱原発と言い切っちゃっているんですね、それが内閣の方針だと言っている。そのイメージというのは、やっぱりもう原発があしたからでもなくなるみたいなイメージにな...全文を見る
08月25日第177回国会 参議院 総務委員会 第23号
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○委員以外の議員(小熊慎司君) 寺田委員にお答えを申し上げます。  寺田委員も秋田、私も福島で同じ東北、この東日本の大震災は、御承知のとおり、これはもう地震、津波においては千年に一度、そしてまたあの原発事故に関しては、これだけ広範囲で長期にわたるものは、これは史上初と言っても過...全文を見る
○委員以外の議員(小熊慎司君) 寺田委員にお答えします。市会議員も私、経験をさせていただいていますけれども。  今回のこの法案の主たる目的は国がどうするかというところにもありますから、国が今財政状況が厳しい市町村に対して措置をするというところが主眼が置かれているところでもありま...全文を見る
09月09日第177回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第1号
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○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。  まず初めに、今回の台風十二号の災害によって亡くなられた方々に御冥福をお祈りいたしますとともに、被災された方に深く心よりお見舞いを申し上げます。また、あわせて、七月末の新潟・福島豪雨でも亡くなられた方いらっしゃいます、また被災された方い...全文を見る
○小熊慎司君 今回の豪雨では、只見町はもうこれは観測史上最多というふうになっているんですが、また大きな被害を受けた金山町の副町長さんとお話ししたんですけれども、七年前のときは沢も結構あふれていて、金山町においてはあふれて、避難をしたときも結構その場所が限定されたんですが、今回は本...全文を見る
○小熊慎司君 金山チョウじゃなくて金山マチと言うんですけれども。  これ、だから二〇〇四年もあって今回もあって、これ今言っていただいたとおり、しっかりと検証して変えるべきところは変えていくということを早急にお願いしたいというふうに思います。  次に移りますけれども、今回様々な...全文を見る
○小熊慎司君 的確な対応を是非よろしくお願いをいたします。  また次に移りますけれども、この奥会津と言われる地域は非常に高齢化率も高くて、南会津郡というところはもう平均で三六・七%で、只見町は四〇%を超えて、金山町はもう五五%高齢化率といった地域でありますし、先ほど来お話しして...全文を見る
○小熊慎司君 先ほどお話ししたとおり、只見町の町長と昨日お話をしたんですけれども、今言われたとおり、おおむね三年なんだけれども、やっぱり豪雪を考えれば五年ぐらいのスパンも是非考えて、五年掛けろということではなくて、そういう対応を是非取っていただきたいというふうに言っておりました。...全文を見る
10月06日第178回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 閉会後第1号
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○小熊慎司君 今話題となりました福島県会津出身の小熊慎司であります。会津を話題にしていただきまして、本当にありがとうございます。  さはさりながら、この福島県、東日本、考えてみれば、今年は豪雪で年が明け、そして三月十一日、そして七月の末には新潟・福島豪雨、そして先日の台風と、大...全文を見る
○小熊慎司君 細かいことはここでは議論しませんけれども、その制度設計、しっかり注視をしていきたいとは思いますが、現時点で言えるのは、ちょっとほかのときの話題にも触れますが、今、例えば先週、会津坂下町の町長さんから相談がありまして、一部報道でもありますけれども、原乳の規制の問題です...全文を見る
○小熊慎司君 これまでの経過では、先週私が町長から電話を受けて、今週お役所に来ていただいて説明を受けて、いつこれはどうなるんだと言ったら、分かりませんと言ったんですよ。結局もう調整付いたわけですよね。こんな簡単なことできるじゃないですか。これはやっぱり現場に近くないからこうなっち...全文を見る
○小熊慎司君 今この二十年にわたるデフレ、そして円高、こうした厳しいそれらの状況の中で福島県に企業を誘致するということは生半可なことではありませんから、これは通り一遍の制度ではなくて、これは思い切った優遇策を、税制の制度を是非御検討いただきたいというふうに思います。  先ほど来...全文を見る
○小熊慎司君 そういう中で、今日、観光庁長官お呼びしていますけれども、過日、会津若松市主催の鶴ケ城マラソンに十キロコース参加をしていただいて、率先垂範してこの観光業の復興に向けて努力をしていただいたところでありますけれども、本当は、本来はこの鶴ケ城マラソンにビッグネームを呼ぶとい...全文を見る
○小熊慎司君 私も持っていますけれども。  とにかくへこたれずにやっていかなきゃいけないというふうに思いますし、やっぱりいつまでもビッグネームが、溝畑長官が来ればビッグネームが通用するというふうには思わずにしっかりとやっていただきたい。  また、例えば修学旅行、大臣の方から、...全文を見る
○小熊慎司君 東電の社長も来ておられますので、これも何回も聞いてきましたけれども、明確にはこれまでは聞いてこなかった。その罪の意識というのはしっかりと認識していますか。情報の公開の遅れすらも罪だと言ったんです。あれは勝俣さん個人の意見ですか。東電の正式なコメントだと思いますよ、当...全文を見る
○小熊慎司君 今の話は、私は県議会のときに何回も何回も聞いていて、同じ答弁なんですよ。結局、何にもなってこなかったということを考えれば、我が党が言うとおり、やはり東電は解体してこれはやっていくしかないなというふうに思っています。  また、この中で、さらに次に移りますけれども、先...全文を見る
○小熊慎司君 時間がないので、最後に総理に。  昨日、相馬市の市長とお話ししたんですけれども、今子供たちが外で遊べない、これ小児成人病になりかねない。また、自分たちは子供を産めるんだろうかと、毎日そんなことを考えている、もう精神的にも参ってしまう。私も子供いますけれども、人間の...全文を見る
○小熊慎司君 ありがとうございました。
10月27日第179回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。    〔委員長退席、理事榛葉賀津也君着席〕  久しぶりの外交防衛委員会、若干メンバーも替わりましたけれども、能力、人格共にすばらしい委員の皆さんの下で、午前中に山本議員も、党の代表がいる、また委員長経験者、閣僚経験者もいる、そういう予...全文を見る
○小熊慎司君 非常にいい答弁だったと、まあやればできると言うと変な、高飛車になっちゃうんでそれは言いませんけれども、あっ、言っちゃっているんだけれども。  本当にこの武器輸出三原則、これはもう東西冷戦のときにしっかりと固まったもので、今大臣言われたとおり、国際情勢も大きく変わり...全文を見る
○小熊慎司君 その線に沿ってしっかりと議論を、国会でも尽くしていきますけれども、防衛省におかれましても検討をしていただくことをお願い申し上げまして、次に移りたいというふうに思います。  玄葉大臣、玄葉大臣とは公私共に古くから御指導をいただいておるところでありますし、同じ福島県、...全文を見る
○小熊慎司君 実態としてこういうことがあるというのは私も否定はしませんけれども、これをだから声高に言っていくと、そういう大変なときは出すことないでしょうというロジックにつながると思いますし、先日も緒方理事長とお話をさせていただきましたし、私の家内も青年海外協力隊の元隊員であって、...全文を見る
○小熊慎司君 このプログラム、もちろん成果が上がっている部分もありますし、もう既に来ていただいた元先生方が、今言われたブログとかツイッターとかフェースブック等で一定の効果が上がっているんですけれども、影の部分もあるんですね。おまえだけ日本に行っていろとか、広めるなとか。  私は...全文を見る
○小熊慎司君 玄葉大臣が臨時閣議を福島県でと言っていたというのは私も漏れ伝わる情報で知っておりましたし、ただ、そこに反対する大臣がいたというのは非常にじくじたる思いでありましたけれども、政府の発表する数字が信頼されないからこうした原発事故の安全、安心につながってこないということも...全文を見る
○小熊慎司君 問題意識は共有していると思いますので、その信頼のためにやはり政治が変わらなければなりません。大臣も二十七歳のときに伊東先生の手紙の中の一つに、現在の地に落ちた政治家の倫理観や古い政治システムのまま新しい国際秩序の波に本格的にのみ込まれたら日本はどうなるんでしょうかと...全文を見る
11月02日第179回国会 参議院 本会議 第5号
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○小熊慎司君 福島県在住、みんなの党の小熊慎司です。  先般の野田内閣総理大臣の所信表明演説について、総理に質問いたします。  冒頭、改めて、東日本大震災、度重なる台風、豪雨災害でお亡くなりになられた方々に対し、心より御冥福をお祈り申し上げますとともに、御遺族に対し、衷心より...全文を見る
11月22日第179回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○小熊慎司君 来る十二月九日は国連腐敗防止デーという日になっております。  過日のこの委員会の中でも、ODAの在り方について、認識について大臣とやり取りをさせていただきました。これからもちろん日本が復興していくためには、この東日本の被災地をどうしていくかということもありながら、...全文を見る
○小熊慎司君 国際的な条約もあって、多国間とのしっかりそういうガバナンス力を上げていくというのは重要なことだと思います。  ただ、BツーB、民間ビジネス間の部分でも、結構やっぱり東南アジア、あとアフリカもそうですけれども、日本企業がきれいな分、逆にやられちゃっているというところ...全文を見る
○小熊慎司君 今副大臣の方からも、スピード感という意味では我が党はちょっと違う意見がありましたけれども、JBICも再分離して民間投資してやっていくんだと、国際戦略だと言っているわけですから、これは民間の人たちも困っているような話でありますし、今ほど言われたとおり、日本はそこはやら...全文を見る
○小熊慎司君 ありがとうございます。  そういうしっかりと、それは日本のまさに武器ではあるわけでありますから、これを外交上しっかり使っていくということと、また来年度に向けてのODAの在り方についてもしっかりと取り組んでいただきたいということをお願いを申し上げます。  また、こ...全文を見る
11月28日第179回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号
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○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。  今日は、両先生方、本当にありがとうございました。  これまでも出てきましたけれども、ODAの国内の理解度という件に関しては、体験的に申しますと、今年の春先、震災以降、減額補正がなされたときに、当時、中村委員長でございましたけれども、...全文を見る
○小熊慎司君 昨年、この委員会でメコン三か国、大久保団長の下で私行ってきましたけれども、この中でもやはり韓国、中国、日本とのこの三か国の在り方が比べられていて、日本に対する、日本の援助の仕方はやはりいいという評価はいただいておりましたので、そういう意味では今特にこの東アジア地域に...全文を見る
11月29日第179回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○小熊慎司君 メキシコ、ペルー、それぞれの協定についてお伺いをいたします。  過日の委員会でも、この貿易交渉上で今の原発事故後にいろんな輸入規制を設けている国々のことについて言及をさせていただきました。この度のペルー、メキシコ。ペルーは日本政府を信頼しているのか、それともおおよ...全文を見る
○小熊慎司君 物理的には影響はないということでありますけれども、風評被害といったものを考えればやっぱりその制約があるということで、日本製品全体ですよ、大臣もそうで私もそうですけれども、福島県のものだけではなくて。だって九州とか北海道のものは関係ないじゃないですか、ある意味。今徹底...全文を見る
○小熊慎司君 今ほど大臣から中国の話も出ましたけれども、中国も東日本の十何都府県かを輸入規制掛けていて、一番最初に解除したのが山梨、山形ですよ。何でだっていったら、輸入量が少ないからという、まあある意味ばかにされているのかなというふうに思いましたけれども、こういった状況をやはり外...全文を見る
○小熊慎司君 しっかりと取り組んでいただくことを御期待を申し上げます。  ペルーの方なんですけれども、これは先ほどもマルチとバイの話にもありましたけれども、一つ、ペルーに関しては十年間で往復貿易額の九九%、ほぼ一〇〇%近い形で、以上の品目が関税撤廃されるということになっています...全文を見る
○小熊慎司君 これEPA、バイの交渉ですけれども、これはマルチの交渉にも多少倣うというか、いい影響を与えなきゃいけない部分もありますから、しっかりとやっていただきたいというふうに思っています。  これは通告はしておりませんが、今日、十一月二十九日というのは松江春次さんという人の...全文を見る
12月06日第179回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○小熊慎司君 南スーダンのPKOについてお伺いをいたします。南スーダンそして日本の両国の発展が、国際平和、また国際社会の発展に寄与するためにも、官民挙げていろんな総合的にこの南スーダンの国づくりに対して日本が力を尽くすことは、全ての方々がこれは認識をしているところであるというふう...全文を見る
○小熊慎司君 独立したばっかりでも主要国が出しているということと、財政上の問題を言いましたけれども、イギリスも財政事情が非常に悪化している中で設置をしているわけであります。  国家戦略的に考えて、アフリカ全体また世界全体を日本がどう取り組むかという意味でも、非常にやはり内向きな...全文を見る
○小熊慎司君 副大臣もアフリカ貿易・投資促進官民合同ミッション行かれて、その必要性というのは重々承知しているというふうに思っていますし、しっかり今後、南スーダンのみならずアフリカに対して投資を促進していったり日本のプレゼンスを上げていく、また国際的に役割を果たしていくということを...全文を見る
○小熊慎司君 私は、アフリカとのヨーロッパの国の関係、関係なく、また、中国のやり方というのはやはり国際的にも問題があるというふうに指摘をされています。日本の国際貢献の在り方というのは私は世界で一番だと思っています。だからこそしっかりやっていかなければいけない。潘事務総長に言われた...全文を見る
○小熊慎司君 南スーダンは油田がたくさんあるということで、ただ政治は北側にある、これは中国が押さえているということですから、ODAとまた民間投資と有機的に合わせてしっかり日本のプレゼンスが上がるようにしなきゃいけないですし、南スーダンの国づくりにはやっぱり経済がしっかりすることで...全文を見る
○小熊慎司君 これ、検討しているのはいいんですけれども、これは早急にしなきゃいけないというふうに思っています。政府の方としては、いつごろ、大体、もう五年も十年も先ではなくて、これはもう一年以内にでも、来年の通常国会辺りにはしっかりその一定の方向は示さなきゃいけないと思いますけれど...全文を見る
○小熊慎司君 日本のためと、そしてまた自衛隊員の命にもかかわることですから早急な対応を求めたいと思いますし、最後に一言、大臣の出処進退は、それは大臣が決めることでありますけれども、野田政権の安全運転のために自分の立場を云々するのではなくて、国家国民のために自分の立場をしっかりと考...全文を見る
12月08日第179回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。  冒頭、私は、これまで福島県議会の経験もある中で、原子力に関しては推進の立場を取ってきましたし、また、原子力の国際商戦の中においては日本の成長戦略の中に組み込んでしっかりと対応していくべきだということを三月十一日以前はこの委員会でも主張...全文を見る
○小熊慎司君 我々が経験した福島県議会では、全党一致でもう原発は要らないというふうになっています。  これまでの知見また国際的な期待というところがありますけれども、私はその逆に意味を考えて、総理も国連で言ったとおり、事故の教訓、反省、そこから得た知見というものを国際社会と共有す...全文を見る
○小熊慎司君 最後の一点がだから違います。その期待に私はこたえるべきではないと思いますし、ヨルダンも、電力自給率が四%と言いましたけれども、そこに原子力を与えてしまえば原子力の依存度が高まるわけですよ。我々、原子力の依存度を下げていくと言っているのに、逆にその危険なものを、危険な...全文を見る
12月08日第179回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第10号
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○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。復興庁の設置法案に対しまして質問させていただきます。    〔委員長退席、理事岡崎トミ子君着席〕  我が党は、これは衆議院の方では反対という立場でありました。復興そのもの、復興庁そのものに対してどうこうするということではなくて、やはり、...全文を見る
○小熊慎司君 今大臣の言われたとおり、まさに量ではなくて質の問題が一番大事なところであります。そういう意味で、復興庁に関して、これはしっかりとした質を高めるという意味においては、我々もその量の問題を云々するつもりはありません。  そこで、そういう観点からいえば、この復興庁に関し...全文を見る
○小熊慎司君 いい答弁なんですけれども、ただ、ちょっと気になるのは、官僚というのは公僕、役人というのは公僕ですから、全ての職員がこれ熱意持ってなきゃいけなくて、でも確かに熱意持っていない職員もいますよ、残念ながら、はっきり言えば。全ての官僚が日の丸官僚でなければならないのにそうで...全文を見る
○小熊慎司君 いい答弁なんですけれども、もう一歩ですね。させたいじゃなくて、しますと言わなきゃいけないと思いますが、もう一度お願いします。
○小熊慎司君 大臣もいろいろ現場に行っておられる、また、この原発事故とか大震災だけではなくてもう水害の現場にも行っておられて、私の地元の奥会津にも早い段階で入っていただいて、その後私、差し替えで災害対策特別委員会でも行って、各省庁の方々とも行ったんですけれども、やっぱりその現場を...全文を見る
○小熊慎司君 この点についても法案提出者も努力はされていたわけでありますけれども、ワンストップになり切らないという懸念についてちょっとお伺いをいたしたいと思います。
○小熊慎司君 ベストじゃないけど今対応できる最善の努力をされたという、その件に関しては否定するものではありません。今まさにスピードを上げてやっていかなければなりません。ただ、やっぱり、この法案が成立したとしても、今後、ベストを目指して、改めることはばかるなかれ、まさにこの復興に向...全文を見る
○小熊慎司君 ありがとうございました。