小熊慎司

おぐましんじ

小選挙区(福島県第四区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数4(参1)回

小熊慎司の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月24日第180回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号
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○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。  今日は、荒木参考人、山田参考人、本当にありがとうございます。  まず、荒木参考人の方にお聞きいたしますけれども、先ほど日本のODA、人がいいという言葉もありましたが、私もそういう印象も持っていますし、各国と比較すると日本は比較的広域...全文を見る
○小熊慎司君 再度、荒木参考人に、参考までにですが、私見として、具体的に、今ここ薄いと、この国が薄いと、この分野でやれれば戦略的にやれるのにというところがあれば、お示しいただきたいと思います。
○小熊慎司君 ありがとうございました。  私も昨年度この委員会でASEANの方に派遣して、まさに日本の評価、また期待度というのも身をもって研修させていただいたので、本当に貴重な意見をありがとうございました。  山田参考人にお伺いをいたします。  いろんな今後のODAの方向性...全文を見る
03月22日第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
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○小熊慎司君 まず初めに、福山委員長を始め、広田筆頭、佐藤筆頭、理事の皆さんには、通例の質問順序ではなく、ちょっと諸会議が重なっていますので替えさせていただくことをまず御礼を申し上げる次第であります。  両大臣がそろって初めての私の質疑になりますが、私、個人的には感慨深いものが...全文を見る
○小熊慎司君 ありがとうございます。  私もこの常任理事国入りは日本の政府としては努力すべきだというふうには思います、これは安保理改革、国連改革と併せてですが。  一月にちょっと党の派遣でアメリカの方に行ったんですけれども、政府関係者と様々お会いをして、この常任理事国入りにつ...全文を見る
○小熊慎司君 私、個人的には、今大臣示された中の一つの考えですけれども、今の理事国とは違うまた在り方もあっていいというふうに思いますし、アメリカから集団的自衛権の件を言及されたとしても、今までの見解を変えずにその役割を果たすんだということを、日本だからこそ国際的に示すことができる...全文を見る
○小熊慎司君 端的にお願いします。  私も言ったとおり、原則は変えないんですけれども、原則等というところがいろいろ時代によって変わってきて、その等のところが三木首相、当時の首相はある意味では全面禁止に近い形のことを、慎むべしというのはあったと思うので、その後ケース・バイ・ケース...全文を見る
○小熊慎司君 具体的に言えば、今まで例外的にやってきたので、その際に様々な事務手続、いろんな取決めがあって非常に事務が煩雑になったり、また時宜的に遅れてしまったりというものがある状況を整理をするんだということだというふうに思うんです。それが包括的ということですから。  それは、...全文を見る
○小熊慎司君 原則は変えないというのは、それはもう確認はしていますから。いろんな日本の防衛産業の進展、また国際情勢の変化の中で、原則に合致しているんだけれども、よりタイトに解釈をしていたので技術供与できなかったのが今までだというふうに私は現状があると思います。  これ、新たな運...全文を見る
○小熊慎司君 分かりやすく言えば、これ武器輸出三原則等というのはブレーキであったわけですよね。利き過ぎたブレーキであったんですけれども、今度は適正にちゃんとブレーキを掛けていくということですが、そうなると、緩和されるというか、今まで利かせることのなかったブレーキを掛けちゃっていた...全文を見る
○小熊慎司君 これと併せてやらなきゃいけないのは、ある意味、日本が死の商人になったのかみたいなうがった見方も出かねませんので、これは国内的にも国外的にも、この具体的に包括的な基準を運用していく上に当たっては、そうした国内外の理解も併せて説明責任も果たしていくことが重要ですし、今の...全文を見る
○小熊慎司君 それはいつまでですか。
○小熊慎司君 はい。  大臣が在任中に一定の方向は是非、短いのかどうか分かりませんが、お願い申し上げて、質問を終わります。  ありがとうございます。
03月26日第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司でございます。  震災から一年がたち、そして福島県も「がんばろう ふくしま!」ということでやってきたんですが、御承知のとおり「ふくしまから はじめよう。」というスローガンに変えて、今県民一丸となって復興に向けて努力をしているところであります。 ...全文を見る
○小熊慎司君 そのとおりで、俯瞰して見なきゃいけない、大局的に判断しなきゃいけないものと現場の判断で済むものと、やっぱりまだ整理が付けていないというふうに思います。  土曜日の日に地元の相馬市、新地町の相馬港沖防波堤の災害復旧工事の着工式、私も出てまいりまして、吉田政務官、また...全文を見る
○小熊慎司君 職員が悪いというよりも、復興庁がこっちで復興局がそっちであれば、通り一遍にやっぱり上に上げておきますという言葉になるんですよ。ただ、普通、民間であればイエスからしか始まりませんから、やれるやれないは別として、やっぱりそこは直してもらいたいんですけれども。  だから...全文を見る
○小熊慎司君 皮膚感覚の違いなのかもしれませんけれども、それは大臣の説明のとおりですよ。そんなことを言っているんじゃなくて、さっきの復興庁、復興局の話もそうですけれども、まず仕組みとか賠償こうですじゃなくて、福島県全体に、放射線の影響がない会津も含めて、風評被害を含めて迷惑掛けた...全文を見る
○小熊慎司君 いや、済みません、私の言い方が悪いかもしれません。だから、被災者といっても、だから我々会津の人は明確な被災者じゃないかもしれないですよ、風評被害という意味では被害を受けていますけれども。だから、そうではなくて、賠償するしないとかじゃなくて、迷惑掛けたということが前面...全文を見る
○小熊慎司君 言葉一つなんですよ、言葉一つ。それが地元の人たちに合致しないということは、寄り添っていると言っても、やっぱり心が離れているようにしか感じませんので、その表現力、それはやはり現場の雰囲気見ればその表現力も付いてくると思いますから、そういうところから是非努力していただく...全文を見る
03月26日第180回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○小熊慎司君 みんなの党、福島県の小熊慎司でございます。  福島県ということで、私も、会津が、福島県が生んだ伊東正義先生の流れをくむ国会議員として、それは玄葉大臣も同じであります。また、残念ながら、田中防衛大臣、今、棒読み大臣とも言われてしまいましたけれども、今、名前を出させて...全文を見る
○小熊慎司君 そうであるならば、さきの国会で、先ほど述べました原子力協定等はやはり慎重に対応していかなければならなかったのかというふうに思っております。  今後、日本また被災三県でも予定をされていますけれども、大規模自然災害に関するハイレベルな国際会議であるとか、この後の今日旅...全文を見る
○小熊慎司君 今の答弁ですと、これは原子力を前提として維持をしていくということですか。
○小熊慎司君 福島県はこの新たなスタートを切るときに、今回の震災の教訓を踏まえて、自然の脅威への備え、そしてまた科学技術の力への過大な評価、そして原子力を扱うことの難しさを挙げて、二度とこのようなことを起こしちゃいけないと。今回の原発事故だけではなくて、私も県会議員の時代に事故隠...全文を見る
○小熊慎司君 私も県会議員時代は原発推進、容認をしてきました。そうした事故を踏まえても、してきてしまった反省があります。維持しようとするとどうしてもこれは止まらない、拡大するという懸念も持っています。しっかりと、日本の今回の経験が、これがまさに全世界的な脱原発につながっていくよう...全文を見る
○小熊慎司君 今大臣が言われたとおり、これ輸入規制の問題であれば、台湾、緩和しましたけれども、逆に食べ物じゃなくて二次製品がまだ解除になっていなかったり、本当に、努力はされているんでしょうけど、結果が出ていない。  また、中国とも先日、全人代のメンバーとこの参議院の方で日中議員...全文を見る
○小熊慎司君 過日の環境委員会の中の答弁でも、大量に発生をしている岩手、宮城のものに限って広域処理をということを申し上げなければ、逆に受け止める側が放射性物質の問題について心配をされて進まないということがありましたので云々というのがあるんですが、だからこれをしっかりと数字だけで言...全文を見る
○小熊慎司君 二〇〇九年のこのミサイル発射のときは東北上空を飛んでいったんですね。日本海側に落ちるのもそれは大変なことなんですけれども、これ太平洋側に落ちた。東北人の我々としては、寝ているときに顔の上をまたがれたような気分でしたよ。  そういう意味では、何の事故もないからよかっ...全文を見る
○小熊慎司君 外務大臣、余りレクチャーそこで、隣でしているのも、逆に大臣があれですから。  そういった、本当に大臣、分かっていますかね。今のその、申し訳ないですけど、外務大臣が耳元でささやいたのを見ていても、本当に日本の防衛大丈夫かというふうに心配になりますよ。さっきの質疑の中...全文を見る
○小熊慎司君 それでは、防衛大臣、これは専守防衛ではないんですね。先ほど宇都議員に答弁されたのは訂正をされるんですか。田中大臣、お答えください。
○小熊慎司君 端的にお答えください。専守防衛ではないんですね。どっちですか。さっきの宇都議員に答弁されたのは訂正されるんですか。端的にお答えください、専守防衛なのか防衛じゃないのかということ、そして先ほど宇都議員に答えたのは間違いだったというふうに。(発言する者あり)
○小熊慎司君 じゃ、先ほどの宇都議員の、対する答弁は訂正をされるということですね。委員長、整理してください。
○小熊慎司君 じゃ、しっかりと精査をお願いいたします。  次の質問に移りますが、この原発事故は、また大震災の知見は、これ防衛省・自衛隊の中でも高めていかなければなりません。二十四年度の予算の中でもこの原発事故災害に対応していくという予算も付いておりますし、先ほど来指摘をされてい...全文を見る
○小熊慎司君 残念ながら心には響きませんでした。福島県民も全国民もそうだと思います。残念です。  以上で質問を終わります。
03月27日第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。  玄葉外務大臣にお聞きいたします。  今年五月の二十五、二十六、皆様御承知のとおり、沖縄の名護市におきまして太平洋・島サミットが開催をされます。この親善大使には、玄葉大臣が委嘱をされましたけれども、私たちの地元である福島県いわき市のフ...全文を見る
○小熊慎司君 このサミットを通じてというわけではないんですが、小さな国々もしっかりと一国家として尊重していくという意味であれば、これは限られた予算、またいろんな制約もありますけれども、この太平洋の様々な国々においては、残念ながらやっぱり在外公館の整備が余りされていないというところ...全文を見る
○小熊慎司君 サモアの話もありましたが、サモアの建国今年五十周年という記念の年にもなりますし、今までは日付変更線の向こう側にあったんですけれども、今回はこっち側に入って、まさに日出る国に変わったということもありますし、非常に親日的な国、それだけではないんですけれども、車の左側通行...全文を見る
○小熊慎司君 端的に、常設の部隊、これ具体的に検討はどうですか。
○小熊慎司君 Jヴィレッジの今来ている部隊も、青森の部隊が交代交代で来ているということもあります。あれも、だから二十年も三十年も四十年も続けるのかといえば、これはもう臨時的な対応じゃないわけですよ、今言われたとおり。逆に、防衛大臣ですから、防衛大臣がきちっと旗を振って、必ず福島に...全文を見る
03月27日第180回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号
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○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司でございます。  私の妻も青年海外協力隊のOBでありまして、広尾で研修をいたしましたので、そのころから付き合っておりましたから休みのたびに広尾の訓練所に迎えに行ってあの辺でデートをしていたので私にとっても聖地ではあるんですが、ここでのろけてもし...全文を見る
○小熊慎司君 まさにそのとおりだというふうに思います。  また、その際に、先日の参考人の意見聴取のときもありましたけれども、参考人の方からは、欧米がやっているように戦略的にやる場合は地域を狙ってしっかりとやっていった方がいいというふうには言っていたんです。今、日本の場合は結構、...全文を見る
○小熊慎司君 これ、先ほど来、日本人の誠実さというのがありますけれども、まさに、外務省の皆さんも大変優秀な方が多いんですが、まあ下手、下手な外交官というのはいないんでしょうけど、優秀な外交官若しくは、議員外交等もいろいろやっていますけれども、これは退任される緒方理事長ともちょっと...全文を見る
03月28日第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○小熊慎司君 質問の冒頭に申し上げます。  今日は、本来であれば、本来というか、二十四年度の予算の委嘱審査でありますけれども、PKOの集中審議のようになっていますが、先ほど宇都議員もおっしゃられたように大事な問題でありますし、また委員長もこれは大事な問題だというふうに言われまし...全文を見る
○小熊慎司君 私、地元の方々ともいろいろ議論をしているんですけれども、科学的根拠をしっかり示していこうということと、これは中身の話ですね。表紙もちゃんとしていかなきゃいけないという話もして、じゃ、表紙って何だっていう話というと、会津の金山町というところの町長が言われているんですけ...全文を見る
○小熊慎司君 大臣、いいことを言っていただきました。国内からやらなきゃいけない。だから、AKBを海外に持っていくんじゃなくて、逆に福島の国主催のイベントに使うとか、福島からどう情報を発信していくかという意味ではそういうソフトパワーをどんどん。だから、福島は少ないんです、ソフトパワ...全文を見る
03月29日第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。  私、十三年前に会津若松の市会議員からスタートしたんですが、その際に先輩議員に教えていただいたのは、一〇〇、ゼロじゃないんだと、やむなし賛成もあるし、やむなし反対というのもあるんだと。今回のこの特措法、昨日、森議員も、優しい顔しながら大...全文を見る
○小熊慎司君 この必要があるときというところが、これ哲学的な問題になってきますけれども。  補償されるべきは補償していかなきゃいけないんですが、やっぱりこれは、我々は自由な経済の社会で生きているわけですから、補償が前提ではなくて、これは後進国の人間と違います、それは後進国の人に...全文を見る
○小熊慎司君 それは今現実の、そのとおりなんですけれども、だから問題が起きているということなんです。どこか一歩引いて、いや、それは市町村、県の判断なんですよみたいなところなんですけれども。私の考えだと、これ、原発事故は東電が主犯で国が共犯者なんですよ。低線量であろうと何であろうと...全文を見る
○小熊慎司君 しっかり国が前面に立ってそのやっぱり基準を示さないと、これは今は現場混乱していますから、是非そこはしっかりと国が責任を持って示す。最終的には、それは県とか市町村が最終決定はするんでしょうけれども、これはやらなきゃ駄目ですよ。かなりの格差ですからね、これは市町村ごとに...全文を見る
○小熊慎司君 市町村の計画って私、要らないと思っている。国が計画をして市町村に協力してもらう、復興は市町村が主体で国が協力する、これが本来の整理した在り方だと思いますし、こういうやり方しているから、実は、これ福島特措法のあれですけれども、福島県以外のところどうなんだということです...全文を見る
○小熊慎司君 いや、それは大臣、そのとおりですよ、本当。難しい問題ですから、これ市町村、県でそれは手に負える問題じゃないんですよ。まして責任は国なんですから。これは是非、今大臣言ったとおりのことをしっかりとやっていただきたいというふうに思います。  次に、これ、福島の再生の場合...全文を見る
○小熊慎司君 大臣の経験も話されましたけれども、私も九州の方の地方議員としゃべったら、東北のもの買わないって言っていました。では、東北は買わなくて北関東どうなのということが、大臣のところより北関東の方が近いんですから、原発から。でも、今国民はそう見ているんですよ。だから、そういう...全文を見る
05月23日第180回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第5号
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○小熊慎司君 小熊慎司です。  緒方参考人、今日はどうもありがとうございます。また、長年にわたる重責遂行されて、本当に感謝を申し上げる次第であります。  私の方から、いろいろお聞きしたいんですが、一点だけお聞きします。  もう退任されるということではありますが、まだまだ緒方...全文を見る
○小熊慎司君 ありがとうございました。これからも是非後進の指導に努められますよう、御期待を申し上げます。
○小熊慎司君 はい、よろしくお願いいたします。  時間はありますが、常日ごろ皆さんにお世話になっていますので、時間を皆さんにお譲りしたいと思います。  どうもありがとうございました。
06月14日第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第8号
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○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。  まず冒頭、発議者の皆様にはこれまでの努力のことに敬意と感謝を申し上げる次第でありますし、これがゴールではなくて、先ほど森発議者からもありましたとおり、議連をつくって、しっかりとこの法律の実効性を高めていくということもありますので、まさ...全文を見る
○小熊慎司君 実際、この事故は東電が引き起こしたものでありますけれども、これは政府もこれは共犯者でありますし、これは、またちょっと話はずれますが、原子力の再稼働に関しても責任を取ると言っても、今回の事故に関しても責任まだ取られていないわけですよ。到底、私はこれは人間が責任を取れる...全文を見る
○小熊慎司君 川田発議者の御自分の人生も踏まえての答弁でありましたけれども、まさに、考えてみれば、大丈夫だろうとか、まさかそんなことないだろうということがあって川田議員も大変苦しまれた。二度とそういう、まさかとか、だろうで、実際事が起きてしまわないようにという思いを強く感じた次第...全文を見る
○小熊慎司君 どうもありがとうございました。     ─────────────
06月19日第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。  先週末、私もよわいを一つ重ねまして、ただ年を取るということだけではなくて、しっかりと、(発言する者あり)ありがとうございます、人間的にも成長して質問をさせていただきますので、大臣、どうぞよろしくお願いします。また、委員長、差し入れあり...全文を見る
○小熊慎司君 ありがとうございます。  あの時点ではあれが最大限だったというふうには思いますが、大臣の所信の中でも、動的防衛力の構築に努めると、これは自衛隊の運用に焦点を当てているわけでありますけれども、この動的防衛力の中には大規模災害等も含まれているというふうに認識をしており...全文を見る
○小熊慎司君 当時は、国際救助隊でさえ福島県は相馬市にシンガポールの五人と犬五匹しか来なかったんですね。今の装備で、トモダチ作戦とよくアメリカの方も言っていただいて、いや、私もありがとうございますとは言いますけれども、福島県はトモダチ作戦なんて一つもやっていないんですね。もちろん...全文を見る
○小熊慎司君 今の装備はちょっと二つに大きく分けなきゃいけない。原発事故そのものへの対処できる装備と国民の命を守っていくという装備にしっかり分けて整備体制というのはやっぱりやっていかなきゃいけないと思うんですが、今言われた装備、細かく言われたんですけれども、おおむね原発事故の方で...全文を見る
○小熊慎司君 先般ではなくて、今後、ではどうしていくかということではもっと必要なんじゃないんですか。先ほどの定員の問題もありましたけれども、やっぱりこれもう三月十一日経てしまった上では、通常業務以上のことを自衛隊の方々にやっていただきました。これはもう国民が、全世界がしっかり見て...全文を見る
○小熊慎司君 是非、この原発事故はまだ収束をしていませんし、現在もだから領土を奪われたまんまでありますから、いわゆる今後においては、除染とか、先ほど佐藤委員も指摘した四号機の問題とかもありますから、今でもしっかり自衛隊が、これ予算計上しっかりしていただいて、現時点でも的確な対応が...全文を見る
○小熊慎司君 現時点で、楢葉のJヴィレッジで青森の部隊が除染のことをやっています。これも、だから大変なんですよ、青森と行ったり来たりで。だったら、もう二十キロ圏内に常設して、先ほど知見を高めなきゃいけないと大臣も言いましたから、しっかり知見を高めて、もう常設の部隊にして、それも予...全文を見る
○小熊慎司君 大臣が私の質問を先取りしてしまったんですが、そういった意味では、アジア太平洋地域の安定に向けた取組として多国間の防衛協力・交流を図っていくということも所信で述べられていますが、多国間というのは今言われた、韓国、オーストラリアとかは二国間でやっていくということを言及し...全文を見る
○小熊慎司君 とりわけ、このアジア太平洋地域というのはデリケートな問題も含んでおりますし、過日、石井一会長を先頭に日本・フィリピン友好議員連盟でフィリピンを訪れたときに、また議連の活動とは別に、自民党の先生方とコーストガード、フィリピンのコーストガードをちょっと視察をさせていただ...全文を見る
○小熊慎司君 もちろん地元でも賛成、反対があって、賛成派は、いわゆる港湾だけではなくという意味では、四国西南空港整備とセットでやったらどうかということで賛成している方々がいるということでありますので、これはもちろん地元のコンセンサスも得なければなりませんし、そういう意味では地元の...全文を見る
07月26日第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。  大分委員会開かれなかったので大分たまっているんですけれども、ちょっと短いので。オスプレイはもうずっと続いて、また山内先生がいつもやるので。  外務大臣にお伺いをいたします。五月に行われました第六回島サミット、沖縄キズナ宣言を採択して...全文を見る
○小熊慎司君 是非、大臣で地元ということでやりにくい、大臣辞めたら是非その先頭に立って誘致運動に協力をいただきたいというふうに思っています。  それで、これは島サミットの直後に、もう本当にアジア大洋州局の皆さんはそういった中でも御努力されて、この南太平洋の島のサモアという国の五...全文を見る
○小熊慎司君 二年間検討して数百万の金が出ないというのは、なかなかそれはどうかなというふうに思いますし、今回、震災を受けて、この自然災害とか気候変動とか、日本は本当に大きな経験をしたわけですよ。それを踏まえても、検討というよりもう決断の時期だというふうに思いますし、何億円とか何十...全文を見る
○小熊慎司君 是非この島サミット、成功したというのは、何をやるか、形に残さなきゃいけないわけです。宣言だけで終わってはしようがないんですよ。その具体的実行としても、これは合致するというふうに思いますし、大きな予算でなくてできる話ですし、それは単なるこの災害、こういった島との連携だ...全文を見る
07月27日第180回国会 参議院 災害対策特別委員会 第9号
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○小熊慎司君 冒頭、九州北部豪雨におきまして犠牲になられた皆様方に哀悼の意を表しますとともに、被災されました皆様にお見舞い申し上げて、質問に入ってまいります。  ずっと今日一日の質疑の中でも出てきましたけれども、甚大な被害、広範囲にわたっておりますので、九州各地で海岸に漂着物が...全文を見る
○小熊慎司君 膨大な量なわけですね。これ、早急に処理しなきゃいけない。  また、今日の委員の指摘もありました漁業とか、また、考えてみれば、今漁期に入っていないような漁業もありますけど、ノリの指摘もありましたが、観光といった意味においては、もう夏休みに入っていて、委員派遣は我が党...全文を見る
○小熊慎司君 ということであれば、先ほど示した、今、現時点で四万七千というこの漂着物は迅速に手を着けたということでありますけれども、これ、ゴールどの辺になっていますかね。
○小熊慎司君 まず努力しているということなんですが、やっぱり結果を出していかなければいけないんですね。  これ、今年、九州北部でありますけれども、昨年、私の地元の新潟・福島豪雨、ちょうど一年になります。その後、紀伊半島の豪雨もありました。今回、大臣が迅速化、柔軟化とは言っている...全文を見る
○小熊慎司君 これ、災害関連の法律は、大臣の手元でしっかり見直してほしい。もう一回、本当にこれが既存の法律でやれているのか、今やれてないわけです、結果が出てないですから。これ、しっかり要求したいと思います。  それで、この際、いろいろ調べてみたんですが、九州は九州という一くくり...全文を見る
○小熊慎司君 是非これ、実際、今不調の数字言われましたけれども、実際起きているのは、もう赤字覚悟で請けてくれよとやって請けているのもあるわけですよ。そして、その現場の、まあ市町村でも県でも国でも、頼み込んでやっとこの数字にとどまっているということは是非これは認識をしていただきたい...全文を見る
○小熊慎司君 方向性がしっかり大臣分かっているわけですから、最後にもう一度申し上げますけれども、結果としてはこの新潟・福島豪雨、特にこの福島県側は、国の着工率が三八%ですよ、今の段階で。これを踏まえて、実際、言葉だけじゃなくて結果を出してください。  以上で質問を終わります。
07月31日第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。四協定について質問させていただきます。  六番目ともなると、大分もう出がらしのようなものになって非常に、通告はしているんですが、大分重なっておりまして。それでは、偽造品の取引の防止に関する協定、ACTAについてさせていただきます。  我...全文を見る
○小熊慎司君 事前にしっかり努力をしていれば、フォローするエネルギー使うこともなかったと思うんですよ。やっぱりそこは今後の反省として、この協定だけではなくて、これは福島県の大先輩におこがましいんですけれども、得意淡然、失意泰然という言葉もありますけれども、やっぱりどこかなめて掛か...全文を見る
○小熊慎司君 そういった中で、比較的、交渉中とかいろいろ含めて、アフリカが特段ちょっと取組が遅れているというふうに思います。来年TICADもあるので、そういったことも含めて、これ協定を推進していく上でやっぱり戦略的に考えていかなきゃいけないという意味では、空白の多いアフリカをしっ...全文を見る
○小熊慎司君 来年のTICADまで大臣が同じ大臣か分かりませんが、是非、特にアフリカは我々の先人である野口英世博士が本当に大きな功績を残したところでありますので、福島県出身の大臣としても是非その取組を推進していただきますようお願い申し上げて、質問を終わります。  ありがとうござ...全文を見る
08月22日第180回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。  平成二十二年度の決算について質疑をさせていただきます。  平成二十二年度年度末、三月十一日には東日本大震災、東電の原発事故ということでございます。  この委員には、常日ごろ党派を超えて公私共に御指導いただいて、また、復興に原発事故...全文を見る
○小熊慎司君 安全と安心が違うということはこれまでさんざん私もお話をさせていただいてきましたけれども、なぜ安心に結び付いていかないのかといえば、これは伊東先生もよく言われた、信なくば立たずという言葉がありますけれども、やはり政府若しくは政治全体に信頼がない、日本に信頼がない、情報...全文を見る
○小熊慎司君 三月十一日の知見を踏まえて、この気候変動とかそういった環境対策というのは日本はとりわけやっていかなければならないということは、みんなのこれは納得のするところだと思いますし、これまでも取り組んできてしっかり成果を上げるという意味でも。ただ、二年前に要請が来ていて検討し...全文を見る
○小熊慎司君 それで、昨年のその減額されたときに、当時ODA委員会の委員長は中村博彦委員長でしたけれども、委員長の下に党派を超えて決議文を首相官邸に届けた際には、国民からはすごいバッシングを我々は受けました。でも、正しいと思っていますから、これは、あえてその批判は甘受はしましたけ...全文を見る
○小熊慎司君 是非この対応をしっかりできるようにと。  あと、これ、除染も含めて今後自衛隊も能力持たなきゃいけないと思いますよ。竹島も不法占拠、北方領土も不法占拠、そしてこの福島県の二十キロ圏内も、これは国と東電の責任によって、放射性物質によって不法占拠されているんですよ。領土...全文を見る
08月27日第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第10号
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○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。  まず初めに、森林の除染について、まだ最終決定がされていないところではありますけれども、これまでの取組の経過と今後の見通し等についてお示しをください。
○小熊慎司君 そうした経過の中では、大臣御承知のとおり、方針が固まったやになったときに、県内市町村、県も含めて、私のところにも要望書来ましたけれども、それじゃいかぬだろうということで、また見直しを大臣指示されたという、こういった流れが、大臣よく福島県にも来ていただいていますけれど...全文を見る
○小熊慎司君 ちょっと今の答弁で二点ほど指摘させていただきたいというふうに思います。  一点は、フルオープンでありますから、まだ仮定の段階も決定事項のようにマスコミが先行して書いてしまう場合というのもあることも私は承知をいたしますけれども、だからこそ、今大臣が言ったことはそのと...全文を見る
○小熊慎司君 是非、これは福島県だけじゃなくて、東日本、大きく言えば日本全体にかかわってくる問題ですし、先ほど上野議員からも風評被害、まさに私の隣の栃木県も大変観光産業に打撃を受けている。  私もこの週末地元を歩いたときに、観光地を歩いたら、個人客は八割戻ったけど観光バスは五割...全文を見る
○小熊慎司君 ここでしっかりとした意識を持っていただきたいというのは、あくまでも私は、この原発事故は東電と国が加害者であって、これは県は、これは一部の報道ですよ、報道だから正確じゃないかもしれないんですけれども、県が仲介役として役割を果たしていないという政府内の御意見もあるという...全文を見る
○小熊慎司君 大臣、苦労されているのは分かりますよ。私も、昨年のちょうど今ごろですね、我が党として二十キロ圏内の土地の有効利用という、まあ抽象的な言葉ですけど、いわゆる土地の借り上げ買上げ法案というのを原案を作って、私、県内の関係する市町村、二十ぐらい回ったんですけれども、もうぼ...全文を見る
08月28日第180回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。  尊敬する佐藤先輩の高尚な質問の後に非常にやりにくいんでありますけれども、私も、これ重要な問題ですから、竹島また尖閣のことについて順次お聞きをいたします。  昨日も予算委員会で様々質疑されていましたし、その中で我が党の松田公太議員も、...全文を見る
○小熊慎司君 韓国ではカラオケまで曲で作って歌われているという、そこまで国でやれとは言いませんけれども、やはりこれからどんどんそういう積極的な対応をしていくためには、外務省なり、あと、通告はしていませんけど、先ほど触れさせていただいた教科書にもきちっと記述をしていくということであ...全文を見る
○小熊慎司君 この予算が補正予算なのか来年度の本予算、まあそれが民主党が作るかどうかは分からないにしても、これはしっかりと内部の中で早期の検討事項にしていただきたいというふうに思っておりますし、また、先ほど大臣も触れましたが、ICJへの付託の意図は、本当は聞こうと思っていたけど大...全文を見る
○小熊慎司君 これは相手の国もありますし、情勢の変化等々もあるでしょうから、是非そういう国際機関の訴え方というのも、はっきり言えば、本当に今までちょっと手を着けなさ過ぎたというふうに思いますから、今後は、毎年やれるのがいいとか悪いとか私も言いませんから、是非そういうことを、しっか...全文を見る
○小熊慎司君 そのためには不法な上陸のこれは再発を防止していくということが重要であって、海保の方々も頑張っていただいて、来たら追い返す、またいろんな漁船のレベルのものもいっぱいありますから、これしっかりやっていくわけでありますけれども、これは対症療法にしかすぎないので、やっぱり外...全文を見る
○小熊慎司君 みんなの党の小熊慎司です。  在外公館法案について質疑いたします。  クックや南スーダンには大使館が設置され、一方でポートランド、またハンブルクの総領事館は廃止という、栄枯盛衰、諸行無常の響きもあるところであります。政界もそういったところもありますけれども。 ...全文を見る
○小熊慎司君 それは在留邦人だけではなくて、その当該地域の国の方々も含めて是非お願いしたいと思います。  それで、あわせて、これ、この法案ではないんですけれども、過日の質疑でもサモアの駐在官事務所について少し触れさせていただきましたが、先ほど大臣も実館の方がいいんだということな...全文を見る
○小熊慎司君 ありがとうございました。  その五十周年のときに、ニュージーの大使が物件を探してまだ見付からないというので、そんなに広い国ではないのですぐ見付かりそうなものなんですけれども、是非しっかりとやっていただきたいのですが。  ここで、実はその超党派のサモア議連の設立の...全文を見る
○小熊慎司君 あと、これは大臣にかかわる、政府にかかわることではないんですが、大臣も若いときに外交こそ国益と言いましたけれども、我々議員もやっぱり考えなきゃいけないのは、これは議連も、私は中小零細政党でありますから非常に苦しいところがあるんですけれども、超党派の議連がある一方で民...全文を見る