小熊慎司

おぐましんじ

小選挙区(福島県第四区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数4(参1)回

小熊慎司の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月12日第183回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司でございます。  東日本大震災、そして東電の原発事故災害から、昨日で二年が経過をしました。昨年、私は地元福島県の追悼式に出席をし、昨日は政府が主催する追悼式典に出席をさせていただきました。  その際、各党代表の献花が行われていたわけであります...全文を見る
○小熊委員 官房長官の真摯なる御答弁に感謝を申し上げますとともに、しっかりと、これは政局にするわけにもいかないですし、政策の話でもありませんので、あえて我が党の立場を、この際、官房長官の言葉を通じて、改めて姿勢を表明させていただきますということを冒頭述べ、また感謝も述べて、質問に...全文を見る
○小熊委員 再度、消費者担当大臣にお聞きしたいと思いますけれども、こうした実態をしっかり把握するということの中で、森大臣も福島県、復興担当大臣、根本大臣も同じ福島県ということで、二人の大臣が福島県から輩出されたということは、党派を超えて、本当に心強いところであります。  この二...全文を見る
○小熊委員 地元自治体だけではなくて、地元の経済人たちがさまざまな協議会をつくって、そこで、自費で他県に出かけていって、さまざまな取り組みをしているというところもありますから、そうしたきめ細かなPR活動に対してもしっかりと気配りをして、使い勝手のいい予算となりますよう、指摘をさせ...全文を見る
○小熊委員 真意が伝わっていないので残念なんですけれども、では。
○小熊委員 今後の取り組み、注視していきたいと思いますけれども、簡単に言うと、福島県のトマトとほかの県でつくったトマトをはかってみたらほぼ同じじゃないかということを示さない限り、これはゼロなんてないわけですから。  でも、ゼロに思っている人も国民の中に多くいますし、もう国内のも...全文を見る
○小熊委員 今、一定の枠組み、スキームが示されましたけれども、この考え方、方向性は、今現在福島県内にある冷温停止中の東京電力の福島第一原発の五号機、六号機、また停止中の東京電力福島第二原発の四基の原発にもこの考え方を当てはめるという考え方でありますか。
○小熊委員 わかりやすく言ってください。  ということは、だから、五号機、六号機、あと東電の福島第二はその対象に入っているということですね。
○小熊委員 では、地元の根本復興大臣に聞きます。  福島県は、これは全て廃炉を、第二原発も含めて求めておりますし、福島県議会でも一昨年決議をされました。ことしに入ってからの地元紙での県民アンケートでも、七割を超える全基廃炉の県民の声が上がっていますけれども、根本大臣は、こうした...全文を見る
○小熊委員 期待するではなくて、我々が、政治が決断していく、決める政治ですから。期待ではなくて、大臣、どうですか。現場主義、また被災者に寄り添うということをさまざまな場で根本大臣は発しておりますけれども、これだけの県民の意思というものを、期待しておりますではなくて。  これは福...全文を見る
○小熊委員 これは、あしたもありますから、引き続きやりますけれども、決められる政治と言っているんですから、それだったら、これは技術的にとか原子力委員会の話ではなくて、県民は、精神的な意味で廃炉としてくれと言っているんですよ。  であれば、正直に、そういう意見もあるけれども、科学...全文を見る
03月13日第183回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。  昨日に引き続きまして、質疑をさせていただきます。  まず初めに、原発事故災害における子供の健康についてお伺いをいたしたいと思いますけれども、過日も、環境省の調査によって、福島県外の子供たちの甲状腺の状況、これは福島県とほとんど変わり...全文を見る
○小熊委員 この法案はもともと政権交代前に参議院の野党で力を合わせてつくった法案でありますし、そういう意味で、当時の参議院の自民党の先生方も一生懸命努力してつくったものであります。その後、民主党政権下では、ある意味ほっておかれたというか具体的に進まなかったという部分でありますので...全文を見る
○小熊委員 WHOでは、私の知る限りでは、そこは足りていないという指摘もあるようでございますし、これまで、震災以降、さまざま議論してきた中で、安全と安心は残念ながら違うんですね。本来であれば、国民の皆さんが、政治が、政策がとった安全対策で納得をいただくというのが本来のあり方ですけ...全文を見る
○小熊委員 そういう意味では、大臣も現地に入られて、そこは、専門家ではないんですよ、やはり政治家としての判断ですよね。  科学的知見に立って、きのうもやりましたけれども、リスクコミュニケーションをしっかりと確立していく中で皆さんに御理解をいただくということは正しい方向性だとは思...全文を見る
○小熊委員 そういう意味では、今、被災地におきましては、とりわけこの原発事故災害におきましては、これは、福島県ということで一くくりにもできない。また、市町村別という枠組みでもない。地域、もしくは個々人の家庭、家庭、その家庭内でも、その家族の中でも意見が分かれている。さらには、一人...全文を見る
○小熊委員 長々とありがとうございました。  副読本については、今、改訂のための予算もついているということで、私の地元ではやはりちょっとあれはよろしくないというところもありましたから、ぜひ、現場の声を聞いて、しっかりフィードバックをしていただきたいと思います。  これは、学校...全文を見る
○小熊委員 今、地元の観光関連の経済人たちも、独自にキャラバンを張って、他県の学校を回って理解を求めているところであるんですけれども、きょう提示はしていませんが、例えば宮城県においては、都市部の、やはり仙台市が戻りが悪いんですね。都市部の生活者の中には、これは生徒数も多かったりし...全文を見る
○小熊委員 修学旅行に立ち戻ってあれなんですけれども、それを言っちゃうと、屋内で遊んでいる地域には修学旅行へ行けないみたいになっちゃうところはあると思うんです、まあ、それはいいんですけれども。  人口流出の問題は、そういう意味では、ある意味ではこれもまた特殊な地域かもしれません...全文を見る
○小熊委員 企業立地も、会津もそれは恩恵を受けていますし、全県的に認めていただいた。残念ながら、浜通りよりは中通り、会津にちょっと寄ってしまっているという部分もありますから、そこもしっかり今後対応していかなければならないというふうに思っています。  人口流出に関しては、ぜひ、こ...全文を見る
○小熊委員 そうすると、間、これは最大公約数をとれないんですよね、もう帰らないという人と帰るという人。住民の合意を形成していきますといっても、これはどこまでいっても交わらない意見なんですけれども、今の総理の見解でいうと、帰らないという人よりは帰るという人を重視して、これから最大限...全文を見る
○小熊委員 そうすると、これは補償の問題、賠償の問題にかかわってくるんですけれども、一定程度して、除染もして、ここは大丈夫だから帰ってくださいと。だけれども、もうそこに帰りたくないという人のものは、その所有者に戻すわけです。でもその本人は、もう帰らないんだから使わないんですね。で...全文を見る
○小熊委員 帰還の中には時間軸も大事だと大臣も常に言っておられますけれども、確かにそうですよ。人それぞれ時間の感じ方というのは違う部分はありますが、とりわけ、働き盛り、子供を抱えた親御さんたち、一年、二年というのは、やはりこれは重いですよね、待つといっても。これは早く決定をしてい...全文を見る
○小熊委員 その後の除染がしっかり進まなければならないんですけれども、今、一時保管も決まらずに、仮置き場の仮置き場みたいなことになっちゃっているわけですよ。  中間貯蔵に関しては、これはしっかりタイムスケジュールも示されて、そのとおり、今努力をしているところではありますけれども...全文を見る
○小熊委員 その当該地域が国有地であれば、地権者の同意は要らないわけですけれども、周辺住民の御理解という言葉が、合意という言葉がありましたけれども、これは何か定量的な指標というのはあるんですか。住民合意、住民の理解というものに定量的なものはありますか。
○小熊委員 全然その基準値内の福島県外の瓦れきも、東京都や大阪市や北九州は受け入れた、ほかの自治体ではなかなか、そういったものでも受け入れないという。こうした住民の感情を考えると、最終処分場の建設というものは、これはなかなか、その住民の理解というのは到底得られないようなものである...全文を見る
○小熊委員 中間貯蔵ができれば、福島県内の除染された廃棄物はそこに集められますけれども、他県のものは結局仮置き場になっているわけですよ、栃木や茨城や、ほかの県のものは。そうですよね、そこのものは福島県の中間貯蔵に持ってくるわけじゃないんですから。
○小熊委員 そういった中では、これこそまさに住民の最大公約数はとれない、こういう分野だと私は思っています。そういう中で、あくまでも総体的に住民の合意を得て決めますというのであれば、これは決まらない政策です、残念ながら。一部の反対者があったとしても、具体策を講じるためには決断と英断...全文を見る
03月15日第183回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。  安倍政権発足後、総理、岸田外務大臣初め、ほかの閣僚の皆様、また森元総理も、さまざまな国に行って外交関係の深化を遂げようと努力をされてきたところでもありますし、また、不幸な事件ではありましたけれども、アルジェリアにおいて城内政務官の活躍...全文を見る
○小熊委員 私、参議院時代にODAの特別委員会にも入っていて、ASEANを公務で視察させていただきましたけれども、ASEAN自身も、韓国、中国といった支援している国もありますけれども、日本と三カ国の中では、やはり日本に対する期待が非常に大きいものを感じてきましたし、また逆に、もっ...全文を見る
○小熊委員 今、そうした取り組み、先ほどのASEANもそうですけれども、そうすると、やはりODAの予算をどんどんふやしていかなきゃいけないと思っているんですね。  被災直後、参議院のODAの特別委員会を中心に、有志で、震災で大変だということで当時の民主党政権が予算をカットしてし...全文を見る
○小熊委員 国民の理解というのがまだしっかり浸透しているとは私は思わないんですね、震災のときの減額に対する反対意見を表明したときのさまざまな御意見をいただいていると。やはり国民自身は、これは善意でやっているということが大部分だというふうに、それは善意の部分もありますけれども、これ...全文を見る
○小熊委員 私も、震災以来、風評被害対策とかということで、地元の方々と福島の物産展を開催しにアメリカに四、五回ほど行っていたんですが、その際にさまざまな要人と会ったときにも、この日米同盟の深化について議論させていただくと、最終的には、あとは日本の決断ですみたいなことを言われるんで...全文を見る
○小熊委員 そうなると、やはり九条の問題にもかかわってきますけれども、しっかりそういう憲法問題も含めて対応していかなければなりません。  今の質問は、実は、私自身、政治家になる前は、地方議員、またその前は秘書をさせていただいていて、岸田大臣の同僚の、また同じ宏池会にいた伊東正義...全文を見る
○小熊委員 これも、私も参議院時代からもTPP交渉参加は当たり前だという話をしていて、交渉なんですから、全てをテーブルの上にのせて、そこから後、どう引いていくかというのが交渉ですよね。聖域なき交渉、聖域なきというのは、それは私はあり得ないと思っている、交渉するんですから。だったら...全文を見る
○小熊委員 これは、締結した内容によってプラスの部分もあるし、打撃をこうむる部分もありますから、そういう意味では、先ほど言っている、例えば農業なんかで、農業がだめになりますという議論なんておかしいんですよ。農業でも、きめ細かに、こういう分野はこうなります、この品目はこうなりますと...全文を見る
○小熊委員 答弁ありがとうございます。  そういう意味ではもう既にいろいろ国際的連携をしておるところでありますけれども、その一つに、南太平洋諸国のこういった国際機関の中にSPREPがありますけれども、これは日本はすごく貢献しているんですよ。本当に、今言われた人材育成もしています...全文を見る
○小熊委員 SPREPへ入ることの効果が限定的というのはちょっと見解が違いますし、外交上の予算だけじゃなくて、国家の予算の中でいえば、各党ともこれは無駄があるとも今言っています。そういう意味では、そんなに大きなお金じゃなくてやれて、プレゼンスが上がって、逆に今、入っていないのに一...全文を見る
○小熊委員 SPREPへの正式加入については、今後もしっかり議論をさせていただきたいというふうに思いますし、あと、この気候変動センター、サモアから要請があった段階で、また再度この委員会で深く議論していきたいというふうに思います。  最後にお伝えさせていただきます。  私は、入...全文を見る
03月25日第183回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。  五項目ほど通告をさせていただいておりますけれども、まず初めに、原子力災害による被災者支援策パッケージ、また、これと子ども・被災者支援法については大きく関連をしますので、二つあわせて、それぞれ質問を織りまぜていたしたいというふうに思いま...全文を見る
○小熊委員 先ほども吉田委員が世界各地の放射線の話もしましたけれども、ローマの名誉のために言っておきますけれども、ローマは二・四で、世界平均がほぼローマと一緒ですから。  そういう状況ではありますけれども、今後この基準をどう扱うかということもありながら、子ども・被災者支援法は、...全文を見る
○小熊委員 その対象地域が、これは森大臣御承知のとおり、この支援法は、当時は民主党政権でありましたけれども、基本方針をつくって、しっかり政策が実行されるようにしていかなきゃいけないから、議連を立ち上げて、今でもその議連の中で検証しておりますけれども、過日開かれた議連の中でも、足り...全文を見る
○小熊委員 そのために、この法の趣旨にのっとって、意見聴取会もやらなきゃいけないんですけれども、開かれていないんですよ、正式なものが。  基本方針を策定するまでにしっかりと広く国民の意見を聞く、この意見聴取会というのは、今後どうなりますか。
○小熊委員 これは早急にやらなきゃいけないので、具体的に、その意見聴取会を含めて、また基本方針の策定の期日も含めて、近々に明示をしていただきたいというふうに思っています。  この際に、支援対象地域が一番問題となるわけであります。この法律をつくったときには、予防原則に立って、被曝...全文を見る
○小熊委員 協力体制とかなんとかと言いましたけれども、やらないと、不安が払拭されないんですね。そこをしっかり捉えて検討していただきたいというふうに思います。一番不安なわけですよ、一番小さい子供たちですから。これが抜けてイコールで、検査が終わった後でもそれはイコールになるかもしれま...全文を見る
○小熊委員 今聞いたのは、ちょっと長々とやらなかったんですけれども、航空機モニタリングとかすると、これは風評被害にもつながっていくかもしれないから余り具体的に言うのははばかられるんですけれども、航空機のモニタリングを見ると群馬県も出ているんですけれども、この事業には群馬県は入って...全文を見る
○小熊委員 だから、やはりしっかりとした調査が必要だ。航空機とこの走行サーベイですけれども、これは除染のボランティアをしている人からも聞いたんですが、モニタリングのポストのところはきれいにやったりするから出ないんですけれども、やはりその後、風雨で動いたりして、いろいろな状況下にあ...全文を見る
○小熊委員 これは詳細なデータをもとにその地域の放射線量が明らかになることによって、この支援法の対象地域も、どこで線を引くのか、これは後を待たなければいけないんですけれども決まってくるわけですから、より細かなデータ収集、実態把握が必要だということを指摘させていただきたいとともに、...全文を見る
○小熊委員 森大臣が言ったとおり、だから、一ミリ以下でも不安なんですよ。さらに、一ミリ以上のところが県外にもあるわけですから、広くやろうということで、絞っちゃいけないという話でした。風評被害もそういうことですよ。数字において起きている事実ではないわけですよ。  実際、それは民主...全文を見る
○小熊委員 質疑時間が来ているんですけれども、椎木議員が私にどんどん使ってくれと言っているので、ちょっと続けたいというふうに思います。  安全性の主張は、これは私、地元でもしゃべったら、そうだ、そのとおりだと。そうやらないと、何ベクレルがどうだというのを素人が聞いても、実際わか...全文を見る
○小熊委員 その疑念が、その答弁では払拭されないんですよ。  帰るか帰らないかで今アンケートをとると、帰らないというアンケート調査も多く出ている、非常に悩ましいところでありますし、これがどこにつくられるか、ずっと永続するんじゃないかということも、帰る帰らないの大きな判断にもなっ...全文を見る
○小熊委員 残念なあれですけれども。  これは、法制化するということが国の姿勢を示すということですよ。だから、県民は疑念を持っているんです。中間貯蔵がずっとそこに置かれて、それが最終処分場になっちゃうんじゃないかと。  中間貯蔵でさえ三十年ですよ。一定程度の年齢を過ぎた人は、...全文を見る
○小熊委員 地元からそういう声が、法制化ですよ、どこにしろということじゃないですよ、明確にするという姿勢を示すということ。姿勢も示されないということでは、これは到底疑念が晴れないというふうに言わざるを得ません。  今後の最終処分場の決定に至るまで、このような姿勢では到底、決めら...全文を見る
○小熊委員 大臣、残念ですよ。大臣は優秀な政治家で、私も秘書時代から尊敬をしておりました。でも、今の役人答弁みたいなことでは、到底私は納得いきません。  これは福島県も、そうした総合的判断ではなくて、有無を言わさず廃炉と言っているんですよ。私も、二〇〇三年に県議会議員になったと...全文を見る
○小熊委員 根本大臣よりはいい答弁だというふうに思います。  決められる政治と格好いいことを言っているんですけれども、それは、民主党時代よりうまくやっている部分もありますよ。これは評価をしたいというふうに思いますが、民主党で決められなかった点というのは、こういう点であったり、中...全文を見る
04月04日第183回国会 衆議院 本会議 第14号
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○小熊慎司君 日本維新の会の小熊慎司です。(拍手)  グローバル化の進展とともに、日本人と外国人との国際結婚も増加し、各国との交流の幅が広がっていくことは、国際社会において相互理解の一助となり、歓迎すべきことではあります。しかしながら、一方で、国際離婚、またあるいは、夫婦が別居...全文を見る
04月05日第183回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。  長島議員のすばらしい質問の後にいささか緊張しておりますけれども、今の沖縄の基地も、沖縄の局地的な話ではなくて、これは全国民で考えるべきだという、すばらしい切り口だというふうに思います。  まず初めに質問したいのは風評被害についてなん...全文を見る
○小熊委員 今言ったことは前政権下でもやっていて、状況を把握するというのは、それはもう農水省でも、どういう規制がかかっているかなんてホームページで出しているぐらいですから。  情報発信する、理解を求める、これはずっと今までやってきていて、でも、残っているわけですよ。科学的根拠の...全文を見る
○小熊委員 だから、前政権と今の政権と違った部分というのはどこですかということを聞いているんです。大臣じゃなくて、外務省、誰でもいいですから答えてください。
○小熊委員 それは前政権でもやっているんですよ。  だから、新しい政権のもとで、全員が復興大臣だという意識でやってくれと言っているんだったら、今までの努力で改善していればいいんですけれども、改善していないものがいっぱいあるわけですよ。であれば、やはり具体的に、さらなるではなくて...全文を見る
○小熊委員 これは、まず、風評被害の原因は何なんだ、何で起きているんだということをしっかり見きわめないと、それは取ってつけたような、やっています、情報発信しています、イベントをやっていますで終わっちゃうんですよ。  風評被害は何で起きますか、何で起きているんですか。それがわから...全文を見る
○小熊委員 半分ぐらいいいんですけれども、やはり最初の事故当時の初動、また情報の提供の仕方、エリートパニックも起こして情報を隠していたというのもありましたから、それで信頼を失ったというのもあります。  あとは、これまでいろいろな委員会でさまざまな議員も言っていますけれども、安全...全文を見る
○小熊委員 今大臣から中国のギョーザの事案も出ましたけれども、あのとき、中国の食品は売れなくなったんですけれども、震災以降、実は何倍も売れているんですよね。では、中国のあのギョーザ事件の後の検証を国民がしていたか、安全になったか確認して買っているのかといえば、違うわけですよ。つま...全文を見る
○小熊委員 ありがとうございます。  事故を起こした原発の廃炉まで三十年、四十年かかるだろうですからね。実際は早く終わるかもしれないし、もっとかかるかもしれない。福島の事故の起きた原発がどうだということが、常々、ずっと何十年間も情報発信されちゃうわけです。  そういう中で我々...全文を見る
○小熊委員 外務省の方の答弁でいいんですけれども、これは基金で賄われているわけですけれども、どうですか、今集まりぐあいというのは。
○小熊委員 まだ募金しているわけですよね。その集まりぐあいというのは、一回目は盛り上がると思うんですけれども、だんだん下がってきていると思うんですが、その状況、推移をお伺いいたします。
○小熊委員 今のとおり、下がってきているということは、今大臣、PRと言ったんですけれども、これは募金の集まり、基金の集まりぐあいだけで全ては語れませんが、PRしているといっても、これは届いていないという一つの指標になりますよね。  実際、私の地元においても第一回目のときはすごい...全文を見る
○小熊委員 事故検証がまだ終わっていないんですね。まさにこの衆議院でも原子力特委が設置をされて、これからやっていきますけれども、これまでの政府の事故調、国会の事故調、東電の事故調、あと民間の事故調とかもありましたけれども、これを見ていても、国会の事故調は、今回の事故は人災だという...全文を見る
○小熊委員 大臣初め皆さん御承知のとおり、平和条約には、互恵関係の推進とか、武力によって威嚇しない、覇権を求めない、そういうことが盛り込まれてはいるんですけれども、先ほどの長島議員の質疑の中でもありましたけれども、全てではないですけれども、一方で、この平和条約とはまた違う皮肉な局...全文を見る
○小熊委員 今副大臣が言われたことを進めていくための取り組まなければいけない課題の一つに、これは前政権下はいろいろありましたけれども、ここは私、評価したい点が、いわゆる武器輸出三原則の、原則は変えずに運用みたいなもので少し発展させていくという踏み込んだ取り組みを前政権下でもしまし...全文を見る
○小熊委員 引き続き、こうした問題は取り組んでいきますので、またこれからもよろしくお願いします。  ありがとうございました。
04月05日第183回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○小熊委員 態度は小さく、志は大きく頑張ってまいります。  私も、渡辺敬夫市長、また馬場町長と同じく、福島県会議員の出身でもございます。ちょうど十年前に県会議員にさせていただいて、まさにあれから十年たちましたけれども、今こうしてあるのも先輩方の御指導のおかげであります。  ち...全文を見る
○小熊委員 常日ごろ、歯にきぬ着せぬ発言の多い市長ですから、そういった意見を復興庁にぶつけたとき、どんなことを言っていましたか、復興庁は。
○小熊委員 改めて、渡辺いわき市長と馬場浪江町長にお聞きします。  民主党政権下での復興政策、私はずっと野党ですけれども、やはりいろいろ至らなかった点があったとは思います。今度は、決められる政治ということで、自公政権が誕生しました。  民主党政権から比べて進んでいるものもある...全文を見る
○小熊委員 ありがとうございます。  先ほど馬場町長からも指摘のあった子ども・被災者支援法、参議院発議でしたから、私も賛同者の一人としてかかわった一人です。  この間の予算委員会、また復興特別委員会の中でも質疑をさせていただきましたが、町長のおっしゃるとおり、基本方針が策定を...全文を見る
○小熊委員 低線量の見解については、これは専門家でも分かれておりますし、また低線量のことが風評被害にもいろいろかかわってきます。  私も実は商工会議所青年部の一員で、いわきの青年部にお世話になっていまして、先月、沖縄の那覇で青年部の全国大会、シンポジウムも開かれたときに、若手国...全文を見る
○小熊委員 陳述人の皆様、きょうは本当にありがとうございました。また引き続き、御指導のほどをよろしくお願いいたします。
04月08日第183回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号
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○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。  黒川参考人初め元事故調の皆様には、本当に、これまでの御努力に感謝を申し上げます。  また、とりわけ蜂須賀さんにおかれましては、私も会津でございますので、浜通り、会津、同じ福島県ですけれども雪国と南国ぐらいに差がある気候の中で、我々、...全文を見る
○小熊委員 ありがとうございます。  事故調も、これは国会の事故調、政府の事故調、東電の事故調、あと民間においてはさまざまな提言、報告書も出されているところでありますけれども、国会の事故調がとりわけ秀逸であったというのは、これは人災ということを明確に言い切っているところでありま...全文を見る
○小熊委員 ありがとうございます。  そうした過去の検証を生かせないということが、また同じような事故を起こしてしまいかねない。この反省に立たない限り、事故は繰り返されるというふうに思いますし、全てを想定内に入れておくというのは、まさにそのとおりであります。  野村さんから、二...全文を見る
○小熊委員 今ほどお話しさせていただいたように、二〇〇三年、四年を過ぎたら、我々も、喉元過ぎればで、もう大丈夫だ。さっき野村参考人が言ったように、二〇〇六年、指摘を受けて、それは我々県議会も知り得た事実で、それを知ったら、もう一度この原発の議論をしなきゃいけなかったのに、あそこで...全文を見る
○小熊委員 次のテーマに行きますけれども、SPEEDIに関して、これは各事故調査委員会のを見ると、政府の方も、東電の方も、また民間の方も、これをもう少し有効活用した方がいいという報告の内容なんですが、逆に、国会の事故調の方は、SPEEDIの効果に関してはちょっと限定的な調査報告書...全文を見る
○小熊委員 ありがとうございました。  この点については、今後の原発事故災害における避難計画のつくり方にも大きくかかわってくることですから、我々国会の中でもしっかりこのSPEEDIの活用の仕方というのは今後深く議論していかなければならない点だなと思いますので、引き続き、さまざま...全文を見る
○小熊委員 とりわけ、東電の体質というものは、先ほども御指摘させていただいたとおり、私も十年前に感じ入ったところでありますし、御地元の蜂須賀さんなんかも本当に肌身に感じているところであるというふうに思います。  きょうは参考人に対する質疑ということではありますけれども、ぜひ、委...全文を見る
04月15日第183回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
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○小熊分科員 日本維新の会の小熊慎司です。  今、消防の話、いい話だったなというふうに思います。私も地元で消防に入っていますし、震災のときは、さまざまな国会議員が被災地に入っていましたけれども、党の服を着たり院の服を着たりしていましたけれども、私は消防団の服を着て入っていて、自...全文を見る
○小熊分科員 いい答弁だったと思いますが、実態的には、今大臣言われたとおり、お互いの役割がきちっと整理されているのかというと、やはり中央に偏り過ぎているというものがあります。  今雲仙の話もありましたけれども、私の地元の福島県でも、これは津波だけじゃなくて原発災害がありましたか...全文を見る
○小熊分科員 今大臣が言ったとおりです。その役割がどこにあるべきかということと、肝心なときに国が出ていかなきゃいけないのに、出ていく仕組みがない。あと、逆に国が出ていかなくてもいいのに口を出す。  今言われたとおり、全国一律じゃだめなんですね。そうすると、今の地方自治制度という...全文を見る
○小熊分科員 私は市会議員が出だしだったんですけれども、その前に、歴史は浅いけれども民主主義の国家としては先輩であるアメリカをずっと放浪してきたんです。地方自治の制度も見ると、世界のあらゆる制度が入っていて、シティーマネジャーなんといったって、議員同士の互選もあれば任命制もあれば...全文を見る
○小熊分科員 これは自民党さんだけじゃなくて各党やっていましたし、私も地方議員時代から狂ったようにやっていたぐらいです。  あれも、我が党に今一緒になっている松浪議員が自民党時代に大分積み上げたものがベースになっているということですから、これは真の地方自治を確立して国の発展を求...全文を見る
○小熊分科員 これはなかなか完璧にはいかないんですけれども、今、県内でも、避難者も含め、受け入れ側も含め一番懸念されることが、仮の町というのはいつまで続くのということなんですね。恒久化しちゃうんじゃないか。  二十年、三十年という単位でいえば、人一人の一生で考えれば、私ぐらいの...全文を見る
○小熊分科員 最後に申し伝えておきますけれども、今言っていた、放射線量がどうこうというのはあるんですが、廃炉まで三十年、四十かかると言われているんですよ。そこの地域が除染して空間線量オーケーといっても、廃炉が終わっていない、くすぶっている原発のそばに帰ってくださいということ、森林...全文を見る
04月15日第183回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○小熊分科員 日本維新の会の小熊慎司です。  私も福島県出身でございますし、今ほどもさまざま議論もありました。また各種委員会、予算委員会でも、またこの環境省に係る環境の委員会でも、議論がずっと積み上がってきているところもありますが、再度基本に立ち返って質問させていただきたいとい...全文を見る
○小熊分科員 これは基準を見直して、今、線引きがされている、避難指示解除準備区域とか居住制限区域とか帰宅困難区域といったものも、いろいろ実態に合わせて変わっていくとは思いますけれども、それだけで、実際、住民がその判断のもとに、帰る、帰らないを決めていないということも御承知のとおり...全文を見る
○小熊分科員 そうすれば、今、事故を起こした東電の原発が三十年、四十年廃炉。それは、早くなればいいんですけれども、まだ見通しが立っていない。水漏れが起こる、電源もネズミで落としてしまう。  まして、東電の体質ですよ。私も県会議員のときに東電の体質を見ていましたけれども、情報を小...全文を見る
○小熊分科員 役人の皆さんはそう答えるしかないんですけれども、これは政治的な決断も必要ですから、大臣か、副大臣でも結構ですが、安心基準というのはどのぐらい注視をしていますか。いや、大臣か副大臣、お願いします。安全基準でいろいろ決めているんですけれども、安心基準といっても、これは幅...全文を見る
○小熊分科員 今、その基準ではなくて。  基準はそうですよ、ただ、収束していない原発施設がありますね、それがある限り安心なんてできないでしょうという話で、それをどういうふうにおもんぱかるんですかということですよ。質問の趣旨、わかっていますかね。  委員長、ちょっと整理してくだ...全文を見る
○小熊分科員 水かけ論になるからあれですけれども。だから、そういう基準を出したって、安心が醸成されてこなかったんですよ。それは民主党政権からそうですよ。自民党になったから変わったという話じゃないし、そうやって、科学的知見をもとにしっかり理解を求めていきますといって、それは民主党政...全文を見る
○小熊分科員 双葉郡内の森林も復活すれば、それはいいんですけれども。この間も県の森林組合の方々が来られました。それは、全県的には福島県の林業を復活したいということでしたが、双葉郡内の人たちは、復活という前に、森林の補償が、これがなかなか、不備という言葉が適切かどうかわからないです...全文を見る
○小熊分科員 除染はそういうふうにやっていかなきゃいけないですけれども、しっかり今の住んでいる人の状況を考えて対応していただきたいと思います。  極論を言いますけれども、大丈夫だというんだったら、本当に政治家の皆さんに言いたいですよ、後援会旅行でも何でもしてくださいよ、そこに行...全文を見る
○小熊分科員 その際に、国直轄のところは国がやるからあれですけれども、市町村の判断でと言っているところもありますね。私のところも、会津若松市は除染計画をつくっていないけれども隣町はやっている。大して線量は変わらないのに。  これは自民党政権じゃなかったからあれですけれども、そも...全文を見る
○小熊分科員 これは大臣、副大臣にも申し伝えさせていただきたいと思います。  不適切な除染もありましたが、これは市町村の方の除染もなかなかいろいろな問題がありますよ。国直轄のものは大手ゼネコンがとって下に流す。市町村のものは、あれは普通の公共事業と違いますから、例えば、全然関係...全文を見る
04月16日第183回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。  まず初めに、アスベストの対策についてお伺いをいたします。  数多くの国会議員の方々も、被災直後、さまざまな被災地に入って瓦れきの中を見て回ったり活動された方は多いと思いますけれども、私自身もそのときに感じたのは、ほこりが舞っている中...全文を見る
○小熊委員 今の答弁のとおり、これからどうこの現状を把握していくかという意味では、この後の法改正もいろいろありますけれども、今御指摘のあった自治体の権限強化ということも必要ですし、現状でも、この今のモニタリングは地方自治体にさまざま協力を願っているところでもあるわけですから、そう...全文を見る
○小熊委員 そうすると、直後の状況がよくわからないということでありますけれども、先ほど冒頭申し上げましたとおり、阪神・淡路のときは、二カ月間だけ作業をした方が中皮腫になって亡くなられているということを考えれば、震災直後の二カ月、私もあちこち行きましたけれども、これは、業者さんだけ...全文を見る
○小熊委員 確認ですけれども、それは、明確にアスベストを使っていた建物じゃなくても、瓦れき処理全般にわたっての対象ということでよろしいですか。
○小熊委員 作業員はそれで管理はできるんですが、先ほどさまざまなお話をさせていただいたとおり、地域住民またボランティアの方々が数多く入っているわけですけれども、そこの把握はどうなっているでしょう。
○小熊委員 だからその調査は、被災直後の部分は万全じゃなかったわけですよね。
○小熊委員 だから先ほど申したとおり、阪神・淡路では、二カ月間従事した人が十七年後に亡くなっているんですね。  あの震災の当時の状況を考えれば、あの瓦れきの処理の仕方も私も見ていましたけれども、やはり、がさっとやっていましたから、ある状況であるとすればかなり飛んでいたな。それが...全文を見る
○小熊委員 これは多分数年後にいろいろな結果が出てくるというふうに思いますから、ぜひ対策会議の中では、広くしっかり対応できるような議論をして対策を打っていただきたいというふうに思いますし、作業員の方々は、これは労災認定とかという道はあるとは思うんですけれども、それ以外でも、本当に...全文を見る
○小熊委員 原発の低線量の影響で健康がどうなっていくかというのは、今まで世界的にも知見がないのでこれはしっかり見ていかなきゃいけないんですけれども、アスベストに関しては、出るときは確実に二十年、三十年ということで出てくるわけでありますから、しっかりとした対応、また、把握はなかなか...全文を見る
○小熊委員 今後は、細かい点でも、やはりこの中間貯蔵にかかわる、別に現地の立ち入りとかじゃなくても、政府の中で議論したこともしっかりと説明を、情報を提供していくということが、これは一度失われた信頼というか、信頼があったとしても、さまざまな部分でやはり疑念を持っていますから、そうい...全文を見る
○小熊委員 これは参考人でも結構ですけれども、予算委員会の中で中田委員も、あの前の日にちょっといろいろ打ち合わせしていて試算していたんですけれども、およそ二百万台ぐらいトラックが必要じゃないか、福島県内の放射性廃棄物を中間貯蔵に運ぶときに。こういった試算はどうですか、今、役所の方...全文を見る
○小熊委員 そういう意味では、中間貯蔵ができましたけれども、その運び込みが態勢がとれていないなんというそういった不手際がないように、今、ある程度の推計はできるわけですよね。今言われたとおり、その瓦れきの量もわかっている、では、それをトラック一台で運ぶのはどのぐらいの量か、それを試...全文を見る
○小熊委員 だから、その中間貯蔵を早く設置するということは大事なんですけれども、今言ったとおり、福島県内においては、最終処分場がちゃんと決まらないと中間貯蔵が最終処分場になっちゃうんじゃないかという疑念が晴れないわけですよ。政府も、一日でも早く努力しますと言っていれば、そんな言葉...全文を見る
○小熊委員 委員長、ありがとうございました。  一方で、中間貯蔵から今度は最終処分場に移すときも、この道路の問題はまたさらに、そのとき、また中間貯蔵のものが半減期を迎えていて多少減容化できるという事態になっているかもしれませんけれども、そこまで先を考えなきゃいけないんですよ。最...全文を見る
○小熊委員 先ほど言ったように、中間貯蔵と最終処分というのはほぼイコールで対応していかなければ福島県民の皆さんは納得いかないという点はしっかり受けとめていただいて、今後対応をとっていただきたいと思います。  ありがとうございました。
04月19日第183回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○小熊委員 国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約、ハーグ条約について質問させていただきます。  過日の本会議でも、私自身、党を代表して質問させていただきました。非常に重要な条約でもあり、本会議場でも質疑をさせていただいたときに表現をさせていただきましたけれども、これはもう...全文を見る
○小熊委員 ありがとうございます。  我が党の橋下徹代表も、同僚の浦野議員が府議会議員時代に、大阪府議会では共同親権という言葉で議論されていましたけれども、これは大事な哲学だ、理念だということは、当時の府議会時代の我が党の代表も明確に言っていることであって、今大臣が言ったとおり...全文を見る
○小熊委員 これは大臣の所管ではないのであれですけれども、そうした理念であれば、これはやはり、私も本会議で言ったとおり、各国とのこの事案に対する対応なんですけれども、国内においてもいわゆる連れ去り事案みたいなことが多くありますから、国際的にも、いろいろな批判はこのハーグ条約を締結...全文を見る
○小熊委員 外務大臣は法務大臣を兼務した方がいいなと、今いい答弁でした。先日の本会議場では、法務大臣の答弁はちょっと後ろ向きだったなというふうに私は思いますし、法務省も何かやる気がないみたいな話が聞こえていますから、ぜひ、外務大臣、リーダーシップを発揮して、しっかりやっていただき...全文を見る
○小熊委員 細かな点については各国違うわけでありますけれども、では、改めて問いますけれども、理念や、また監護権とか親権といったものに対する基本的な基準といったものは各国共有するものであるというふうに政府も認識しているということでいいですか。
○小熊委員 これは今ほども大臣がせっかくいい答弁をされて、子の最善の利益とは何だということでハーグ条約ができ上がっていますし、今各国の対応を見ても、これは連れ去り事案があっても、ほぼ返還拒否という判断をとらずに帰しちゃうわけですよ。この間、イギリスからアメリカに帰った子供もいまし...全文を見る
○小熊委員 まさに大臣の言うとおりですよ。  だから、総理のあの一月末の答弁は、今大臣が言った、規定は各国によって違うんですよ。でも、理念や子供の最善の利益といった基準とか価値観といったものは一致していて各国共通じゃないと、今後、ハーグ条約の締結後の運用、また、先ほど大臣言って...全文を見る
○小熊委員 これは神学論争みたいになるのでやめますけれども、表づらはそうですけれども、ハーグ条約、子の最善の利益、では具体的には何といったら、共同養育、共同親権なんですよ。それが前提ですよ。それで首をかしげたら、多分違いますよ。  具体的な事案の人たちと私も議論させてもらいまし...全文を見る
○小熊委員 そのとおりなんですけれども、そういう状況でありながら、各国が規定を持ってやっていますけれども、今締結している国同士の中において、ちょっと違うんじゃないかという話は私は今出てきていないと思います。  本会議場でも質問させていただいたとおり、返還拒否の裁判所のその事由に...全文を見る
○小熊委員 価値観外交は非常に大事なので、そうした視点は私も大いに賛同するところでありますし、しっかりとそういう点に立ってこういうさまざまな事案をやっていかなきゃいけませんし、このハーグ条約を締結した後にしっかり運用していくということも、これは本当に、価値観外交、日本は言葉どおり...全文を見る
05月08日第183回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号
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○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。  参考人の皆様には、お忙しい中おいでいただきまして、ありがとうございます。また、それぞれのお立場で復興に向けて御尽力されていることに深く感謝と敬意を申し上げる次第であります。  まず初めに、遠藤参考人にお伺いをいたします。  県内で...全文を見る
○小熊委員 借り上げ、仮設の言及がありました。  民主党政権から自民党政権にかわって、先ほど言われた自立する復興というのは非常に大きな視点で、これは政府も取り組んでいるところだとは思うんですけれども、一方で、自主避難者に対して、民主党政権でもやらなかったのを、自民党政権ではやる...全文を見る
○小熊委員 私は会津ですから、会津でも蜂須賀さん初め避難者はいらっしゃいますけれども、逆に家族の方も、働き場がいわきにあって、お父さん一人がいわきに行って、週末は避難先に戻ってきているという、家族が分断されているような状況ですから、これは、ふるさとが分断されるだけではなくて家族を...全文を見る
○小熊委員 震災の年に、参議院でありましたけれども、幾つかの野党で二十キロ圏内の国有化の法案を検討しまして、各町村にもお持ちして、そのときはもうぼろかすに言われました。とんでもない、帰るんだということを言われたんです。  そのときもやはり、森林の除染もありましたけれども、森林の...全文を見る
○小熊委員 きょうは本当にいい御意見をいただきました。本当に、それぞれの避難者の方、また地域のみんなも、いろいろ意見が多様で一つにはまとめられないというのが現実でありますけれども、たとえ反対があっても決断をするということが、これは逆に、それぞれの人の人生選択ができる状況をつくると...全文を見る
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。  まず、参考人の皆様には、本当にお忙しい中、ありがとうございます。また、それぞれのお立場で復興に向けて御尽力されていることに感謝を申し上げます。  まず、須田参考人、同じ県議出身で、十年来のつながりであります。また、復興に今大変御努力...全文を見る
○小熊委員 まさにこれは、災害復旧復興という側面と、ある意味、過疎対策ということを考えれば、須田町長の行政手腕、政治手腕、私も信頼、心服しておるところでもありますので、ある意味では全国の過疎問題の対策の先進地となれるように、これからも御努力をしていただきたいと思いますし、その段階...全文を見る
○小熊委員 なかなかこれは難しくて、特に福島県はひどいものですから、情報は出ている方で、検査もちゃんとしているんですけれども、理解を得られない。やはり東北、東日本、また西日本との状況が違うというのもありますし、きょうは宮城県の皆さんが多いのであれですけれども、例えば、私の会津のと...全文を見る
05月16日第183回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第5号
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○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。  田中委員長は、私の尊敬すべき高校の先輩でもありまして、会津高校というところで、本当に重責を担って御尽力されていることに深く敬意を申し上げる次第であります。  私も、国会議員になる前は福島県の県会議員をしておりました。何度か国会の、参...全文を見る
○小熊委員 これは本当は東電の人に聞くのが筋だったんですけれども、田中委員長に聞いたというのは、当時、保安院もちゃんとやっていくと言っていたんですよ。ところが、何の機能も果たさなかった。当時、福島県も、原発は推進の立場でしたけれども、保安院は分離してくれということを申し入れしてい...全文を見る
○小熊委員 何で決まっていないんですか。何か物理的な要因があるんですか。
○小熊委員 その検討手順、やり方も決まっていなくて年内というのは、だから、それは精神論になっちゃうんですよ。これこれこういうことをやるから年内に出すんですというのがなければ、これも、だから、政治が信頼を失ってくるんですよ。  被災者のためにと言っていながら、ところが、法律、秋野...全文を見る
○小熊委員 基準の見直しに関しては、環境省も除染のことにもかかわってきますから、こんなスケジュール感でいいと思っていますか、秋野さん。政治家として、政務官として。
○小熊委員 もう抽象的な言葉は要らないんですよ、はっきり言って。この二年間、聞き飽きているんですよ。  精神論だったら、そんなのは誰だってできるし、民主党政権から自民党政権で、決められる政治と言っているんじゃないですか。これじゃ、何ら変わらないんですよ。誰がやったって同じになっ...全文を見る
○小熊委員 基準見直しは、とにかく科学的にです。その後、地元のいろいろな意見を聞いて、やるのは政治判断です。科学的なことなんですから、ルーチンワークですから、しっかりやってほしいですよ。  年内にと。年内でも本当は遅いんですよ。それで、決まった後に、やっと子ども・被災者支援法も...全文を見る
○小熊委員 私は、中間貯蔵にやったものを持っていく最終処分場の話をしていますから、その答弁をお願いします。
○小熊委員 秋野さんは、現場に行っていて、だからわかっているはずです。中間貯蔵と三十年後にそれをほかのところに持っていく最終処分場がセットでなければ、結局、中間貯蔵が恒久化してしまうんじゃないの、こういう不信を置いておいたままになるんですよ。これも一つのストレスです。そこを言って...全文を見る
○小熊委員 県民もいろいろな意見がありますけれども、もちろん中間貯蔵もセンシティブな問題にはなっていますが、それをつくらないから仮仮置き場みたいなことになっているわけですよ。ここと決めたら反対する人もいるけれども、総意としては、やはりつくらなきゃいけないよね、なきゃいけないよねと...全文を見る
○小熊委員 だから、これが決められない政治なんですよ。  今、我々日本維新の会でもいろいろな議論をしていますけれども、中間貯蔵が恒久化するのであれば、福島県外ということを民主党政権で言って、それを自公政権でも踏襲していますけれども、これは逆に幻想なんじゃないか。あちこちで反対運...全文を見る
○小熊委員 だから、被災者がしっかり決断するためには、それが足りていないということを自覚していただきたいと思います。中間貯蔵をつくっただけでは不安が払拭されないんです。不信が払拭されないんですよ。原発施設はトイレのないマンションだと言っていますけれども、除染作業も、最終処分場がど...全文を見る
05月23日第183回国会 衆議院 憲法審査会 第10号
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○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。  日本維新の会としましては、緊急事態の規定をしっかりと憲法に明記すべきと考えます。  日本維新の会は、国の役割を、外交・安全保障、危機管理、マクロ経済政策などに絞り込んで、地方の権限を強化するとともに国の機能を強化するということをうた...全文を見る
05月28日第183回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第6号
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○小熊委員 先日の委員会でも信頼と信認という言葉が出てきましたけれども、また原子力行政について、原子力研究開発機構の放射能漏れの報告が三十時間以上おくれたという、きょう東電の社長が来ていますけれども、東電だけじゃなくて、これはまさに原子力全体、いわゆる原子力村にかかわる、信頼がや...全文を見る
○小熊委員 もう十年前にもそういった言葉は聞いていて、何度も繰り返しているということの自覚と、今言ったことなんて、十年前に言っていて、直っていないんですよ。  もはや私は、福島県民からすれば、これだけうそをつかれてきていますし、改善されていないので、これはもう本当に今後の再チャ...全文を見る
○小熊委員 いや、その仕組みはわかっているんですよ。それで、今、最後にあったとおり、ほかの原発とは違うわけでしょう。もうこれは技術的な判断ではなくて政治決断ですよ。総合的な判断をするといったって、県民がノーと言っているんですから、もう判断できるんじゃないですか。  では、今確認...全文を見る
○小熊委員 法律をつくっているのは我々ですよ。  では、法律を変える意思はありますか、その現状を踏まえて。
○小熊委員 それでは、それは副大臣は決断できない、まあ決断する立場にはないのかもしれないですけれども。  答弁を整理すると、福島県内の原発は全て、しっかりと県民感情を考えて、ほかの原発とは違う判断のもとに、必要であれば法改正もして、全基廃炉という可能性も大いにあり得るということ...全文を見る
○小熊委員 これは、ぜひ政府には早期に検討いただいて、今、福島県においては東電の信頼なんか全然ゼロですから、これをやはり回復していくのも一つの姿勢だと思うんです。  使えるかもしれません、使える施設もあるかもしれないけれども、もう要らない。そこから福島県は再生をしていきたい。こ...全文を見る
○小熊委員 防護の基準、これは何ミリシーベルトというのが一つ出るわけじゃないんですね。こういう場合はこう防護した方がいい、こういう場合はこうした方がいい、そういう形になるというふうに思うんですけれども、それは規制委員会か誰か、答えられますか。  何ミリがどうなるというのは今はま...全文を見る
○小熊委員 その基準が、何ミリだとどう、何ミリだとどうと細かくなるんですか。何ミリ以上はこれで、何ミリ以下はこうだという一つの数字だけなんですか。幾つかの数字、一ミリがこう、五ミリがこう、十ミリがこう、十五ミリがこう、そんな基準の示し方になるんですか。そこを確認したいんです。
○小熊委員 防護の基準というのは一ミリと二十ミリという数字がありますが、これはもう動かさないということですよね。一つの数字がありますけれども、一ミリと二十ミリという。
○小熊委員 今の委員長の一ミリということであれば、副大臣、これはどうですか。この一ミリという数字に対して、今の見解は持っていますか、支援法の対象地域として。
○小熊委員 確かに、一ミリというと、西日本だって一ミリを超えているところがあって、ではそこは対象地域になるのかみたいな話になっちゃいますから、なかなか厳しい数字ではあるんです。  ただ、今議論させていただいたように、規制委員会で検討しているのはほぼイコールの数字ではない。それを...全文を見る
○小熊委員 二回目というのは承知はしておりますが、だから、今回新たな手順案が示されて、それに対する見解というのはどんな意見がありましたか。
○小熊委員 第一回目の会議のときには、そういった対象の県が、県内ではなくて県外に、福島に持っていった方がいいというような話も出たやに聞いております。  そういう意味では、今の説明だと、今のところ余りまだ、これから意見が出てくるというふうには思いますけれども、新たな選定手順案が示...全文を見る
○小熊委員 科学的には今のところは再汚染のあれは見受けられないということではありますけれども、今の実態というか認識としては、低線量のところは除染してもなかなか効果が出ない。では、何でだろう、やはり山から来るのかな、森林から来るのかなというふうに見ているのがほとんどの方々であります...全文を見る
06月13日第183回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第9号
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○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。  これまで、この委員会のほかでもいろいろ議論をしてまいりましたけれども、いわゆる線量について、今、原子力災害対策本部の方で防護基準についての検討を行っているところでありますけれども、冒頭、改めて、この線量基準に応じた防護措置についての詳...全文を見る
○小熊委員 この防護の基準、これと連動してくるものが幾つかあると思います。いわゆる子ども・被災者生活支援法、これはまだ一定の基準の地域、その対象地域が示されていないわけでありますけれども、過日の原子力特委の方でも規制委員長にお聞きをいたしましたところ、あくまでも、除染に関しては、...全文を見る
○小熊委員 これは復興大臣のところでやっているわけですけれども、線量基準の見直しというふうに、今回、その防護基準の検討が受け取られているところが世間一般でもあるわけであります。  これはしっかりと、除染については一ミリを目指すということは何ら変わりはないということは、過日のほか...全文を見る
○小熊委員 そうであるならば、三月七日の経産大臣の認識というのはあくまでも誤りであります。防護基準を示した結果、除染で出てくる指定廃棄物の量が変わるという認識は間違いです、あくまでも一ミリを目指して除染をしていくわけですから。減容化の結果、量が変わるという意見ならいいですけれども...全文を見る
○小熊委員 その策定は予算編成に間に合いますか。年内をめどにこの基準の検討をするということではあるんですけれども、今大臣が言ったように、今、支援はゼロではないんですけれども、残念ながら、一方で、やはり足りていない、まだまだ本筋が通っていない、こうした御意見もあるわけですから、この...全文を見る
○小熊委員 であるならば、この支援法が、基本方針が予算編成に間に合わない、指定対象地域もそこまでの検討がなされないということであっても、春に出した支援パッケージを今言われたとおり拡充したり、新たなプラスアルファをする支援政策が来年度の予算には反映できるよう今努力しているということ...全文を見る
○小熊委員 こうやってしっかり今冷静に取り組んでいるところでありますから、けさの新聞報道のことが事実であれば、これはまさに被災者の感情を逆なですることでもありますし、今、大臣初め多くの職員、そして関係者が努力している行為に泥を塗ったことになりますので、事実として確認されたのであれ...全文を見る
○小熊委員 対象の職員とは、この支援法の議員連盟の中でも何度かお呼びをして、ちょうちょうはっしのやりとりをしていたときに、そういうことを言う人だろうなということも私も何となく感じておりまして、やはりそうだったのかと。そうしたことを先送りすることが問題の解決だなんて言わせることは、...全文を見る
○小熊委員 今、先ほども議論でありましたけれども、この地域の町村によっては復興計画も立てているところでありますから、今検討と言いましたけれども、これはいつまでされるんですか。
○小熊委員 これは、今、損傷した炉心がどうなっているかわからないという状況でもありますから、科学的にしっかり客観的に判断するとはいえ、やはり、これは感情的な問題ですけれども、地域住民からすれば、完全廃炉になるまでそばに行けないというのが住民感情ですよ。科学的知見もありますけれども...全文を見る
○小熊委員 そうであるならば、完全収束に至っていない、もう本当に近いような地域に関しては、やはり最終的な収束までは帰れない地域も出てくるということが想定されるという確認でよろしいですか。
○小熊委員 安全確保は当たり前なんですけれども、その場合にしっかりと、住民の意識もありますけれども、やはり今の作業の中で、またさらに大きな地震が来る、津波が来るということも、ないだろうとは思いますけれども、それはわからないわけですよね。そうしたら、最悪の事態を考えて、地域住民にま...全文を見る
○小熊委員 表向きはいい答弁なんですけれども、残念ながら住民の総意はもうはかれないというのは大臣もわかっているとおりですよ。いろいろな意見がありますから、どれをとっても総意というふうにはならないですよね。  帰しますといって、帰りたい人は帰す、その意思を尊重して。帰らないという...全文を見る
○小熊委員 これは我々の改正案ではしっかり明記をしていますので、今の趣旨をしっかりと明文化したものになっていますから、否定されたものではないということで、しっかりとこれはやっていただきたいというふうに思います。  また、現在の設置法の中では、審査会は原子炉安全専門審査会と核燃料...全文を見る
○小熊委員 やり方はいろいろあるとは思うんですけれども、廃炉というのは非常に重要な案件でもありますので、しかも、なるべく早く完全廃炉、原発事故の収束ということが求められているわけでありますから、この委員会の仕組みとしても、こうした審査会を設置するということの有効性は非常にあると思...全文を見る
○小熊委員 これは大臣にお聞きしたいんですけれども、この設置法の改正の内容は、今申しましたとおり、廃炉をしっかりと明記すること、また、廃炉安全専門審査会を設置すること、原子力規制委員会の責務を明記していくことといったものを盛り込んだ改正案を、このお昼に参議院の方に提出をいたします...全文を見る
○小熊委員 これは院で決めることでありますけれども、ぜひ、大臣の方も、これが委員会にかかった際には積極的に質疑に応じていただきたいということをお願いいたします。  次に移ります。  この原発事故以来、福島県内における医療というものの再生が非常に困難をきわめているところでありま...全文を見る
○小熊委員 弾力的にということであれば、私は今、問題意識としては、二十七年度までではやはり足りないだろうと。それは再生のまだ緒についたばかりであって、原発事故が収束していませんから、特殊な事情が福島県内はありますし、そういう意味ではやはり長期の取り組みが求められていて、だからそこ...全文を見る
○小熊委員 支援体制がしっかり実行されれば、現場としてはこれは重要な話になってきますから、時間で区切るのではなくて、しっかり現状に合わせて、これはもちろん本当は地域で医療が自立していくということが前提ですが、本当は支援がなくたってやっていけるんだということがなきゃいけないんですけ...全文を見る
○小熊委員 ぜひよろしくお願いをいたします。  次に移ります。  これもほかの委員会でちょっとやったんですが、政府のことではないのであれですけれども、福島県内の原発施設は、事故の起きたもの以外全て、福島県内の各政党は全て廃炉にすべしというような意思を表明しているところでありま...全文を見る
○小熊委員 これは、福島県自体が再生可能エネルギーで県を復興させていくんだという方針をもう打ち立てていますから、そういう意味では復興にかかわる問題でもありますので、もちろん所管は経産省ではありますけれども、やはり復興の責任者は根本大臣でありますから、これはしっかりと復興の中の位置...全文を見る
○小熊委員 それは経産大臣が所管ではあるんですけれども、やはり復興にかかわることですから、別にそんな縦割りのようなことを言っていなくて、復興に向けて全基廃炉が必要だからということはどんどん言っていいと思うんですよね、具体的作業はそれは経産省にやらせればいいんですけれども。そこをも...全文を見る
○小熊委員 自主避難者の支援に関しては、私自身もまだ整理はされていないんです。自主避難、それは選択の自由ですから批判するものでもないですけれども、一方で、しっかりと踏みとどまって町を再生させていく人たちもいる中で、残念ながら避難をされているという現状もあって、私は、全ての自主避難...全文を見る
○小熊委員 そうした方向性は私もいいと思いますけれども、自主避難者の中には過敏に反応して逃げている人もいますから、多分、こうなって除染もあってしっかりなっていますよと言っても、その理解はなかなか得られないと思います。  今大臣の言ったとおり、復興の状況に応じて、自主避難に関して...全文を見る
○小熊委員 この件についてはこれからも質疑させていただきますけれども、じっくりということは絶対だめなんですよ。それはだめですよ。それは改めていただきたい。今後のまた違う機会で審議をしたいと思います。  どうもありがとうございました。
06月21日第183回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。  まず、北太平洋公海漁業資源保存条約についてお伺いをいたします。  これまでの質疑にもありましたとおり、この条約は、対象地域での海洋資源の利益、国際的な利益また日本の国益に関して、非常にこれが確保される条約であり、また、この条約に関し...全文を見る
○小熊委員 具体的に言えば、韓国が事務局を誘致したいという意向もあるようでありますので、今副大臣がおっしゃられたとおり、関係国としっかりとした交渉をして、韓国に置くこと自体が問題とは言いませんけれども、やはりこれは日本に置くことがこの条約のためにもいいというふうに思いますので、こ...全文を見る
○小熊委員 我が党は、是々非々でしっかり冷静に取り組むということ、国会に対してはそういう姿勢で臨んでいる党でもあります。与党にいるときと野党にいるときとでそうした国会戦術が変わるということが、外交上、やはり質疑においてあってはならないというふうに思いますし、外交といったものは、党...全文を見る
○小熊委員 私の認識では、RCEPの方はTPPよりは高い自由度、何が何でもというわけではなくて、配慮するということですけれども、基本的には、参加国の中の発展途上国、低開発国といったものに配慮するというところが第一義的で、高いレベルの自由度を目指していくというのは、そこの原則はRC...全文を見る
○小熊委員 そういう意味では、何人かの方と議論していると、RCEPは緩いから大丈夫だろうということで議論になっていないんだろうというような認識もあるので、そういうことではないと。これはしっかりと冷静な議論が必要ですし、自由貿易を促進していくという意味では、速度の違い、レベルの違い...全文を見る
○小熊委員 そういう意味では、このRCEPには中国が入っていますので、今、いろいろな形で食の安全といったことも議論されていますし、これは全体の話ではないですけれども、食の安全に関しては、中国のものに関しては、非常にいろいろな事案が散見をされますし、過去にもいろいろな事件、事故があ...全文を見る
○小熊委員 これは、特にASEAN、まさに経済的に発展している地域を含んでいますし、今のままでは、二国間の協定で、逆にビジネス上複雑なことになって不利益をこうむっている部分もありますから、これはしっかり取り組んで、また、国民的な理解も得つつ、国内対策もしっかりしていくという意味で...全文を見る
○小熊委員 日本の国産ジェット機、小型の分野でありますけれども、もちろん、この小型ジェット、ほかの国も取り組んでいて、これから国際競争上も激しくなってくる。今回のパリでも大分商談がまとまったようではありますけれども、やはり航空機の開発は長いスパンをかけてやりますから、これは長期の...全文を見る
○小熊委員 前政権下でも、ODAの戦略的な取り組みを検討しているときに、為替リスクをヘッジする仕組みの整備をしていかなければいけないということはもう既に検討しているんですね。これは、その都度、単年度で対応していくということではなくて、やはり前政権下でも指摘をして取り組むということ...全文を見る
○小熊委員 ぜひよろしくお願いいたします。  あとは、ODAの予算をどんとふやせば多少の差なんというのはのみ込めると思うので、そこもぜひ努力をしていただきたいというふうに思います。  また、過日、私、オーストラリアとの若手議員交流プログラムで、超党派でオーストラリアの方に訪問...全文を見る
○小熊委員 ぜひよろしくお願いします。  あと、これは通告はしていませんけれども、在外公館のスクラップ・ビルドの件に関して、豪州は、ヨーロッパの枠組みの中で人員整理がされてしまっているんですね。それでは非常によろしくないので、ASEANという地域の位置づけ、またオーストラリアの...全文を見る
09月30日第184回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。  東日本大震災、東京電力の原発の事故から二年半が過ぎて、過日の報道でもありましたとおり、宮城、岩手では震災瓦れきの処理状況が格段に進んでいる、仙台市では終了したという報道もなされた中で、一方で、私も福島県でありますけれども、福島県におい...全文を見る
○小熊委員 その四百七十億云々はもう既に広く県民も国民も承知をしているところで、今ほども議論がありましたけれども、その遮水壁についても有用性がどうなんだろうというところ、また、ALPSを初め多核種除去設備についてもまだまだこれから整備をしていかなければいけない、技術的に確立してい...全文を見る
○小熊委員 ぜひ、しっかりとしたものが出されることを期待申し上げたいと思いますし、その際には、国が前面に立つと言いながらも、国と東電との責任の分担、また指揮系統がばらばらになってはいけませんから、そうしたことも整理をしながら、また、その予算はどこまで国が出して、一方で東電が出すも...全文を見る
○小熊委員 今まで明らかになりましたとおり、海洋流出に関しては、二十二日の発表まで時間差があるんですね。  金曜日にこの委員会での質疑でもありましたとおり、東電側の言い分としては、しっかりとした情報を開示しなければいけない、データの整理に時間がかかったということと、あとは風評被...全文を見る
○小熊委員 数年前にも聞いたような言葉です、はっきり言って。これは福島県の県議会の議事録にも残っていますけれども、当時の役員の皆さんは同じようなことを言っていましたよ。  では、政府として、今言ったとおり、間違った情報は出しちゃいけないんですけれども、迅速性という意味においては...全文を見る
○小熊委員 これまでの愚は繰り返さないと。この二年半だけではないですからね。この十年間、今副大臣が言われたようなことは、やっていきますと言っていたんです、東電としては。だから、これは、やれなかった企業ということを前提に、やってこなかった、努力できなかった、結果も出せなかったという...全文を見る
○小熊委員 となれば、まだ見えていないわけですよ。汚染水処理もどうなるか、今設備がないという中で。二〇一四年度までにやると総理は言っているわけですから、これはある意味で国際公約ですよ、広く国民への約束だけではなくて。  そういう意味では、しっかり処理ができることと、あと、今言わ...全文を見る
○小熊委員 いや、いいです。次に移ります、時間がないので。  いわゆる五、六号機の廃炉を要請されましたけれども、福島県としましては、御承知のように、県としても県議会としても、県民の総意として、これは第二原発まで含めて全基廃炉ということをうたっています。そうした意味では、県の意向...全文を見る
○小熊委員 時間がありませんので。  まさに、第二原発については、さきの参議院選挙で、自民党の福島県連は全基廃炉と入れているんですね、党本部は入れておりませんけれども。そういうことを公約しているんです、地元では。県内の出身の閣僚はそれを是としているわけでありますから、そんなにも...全文を見る
10月22日第185回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。  冒頭、午前中の質疑で、我が党の山田宏議員からの質問に対して、甘利大臣から発言があるということの申し出がありますので、よろしくお願いをいたします。
○小熊委員 それでは、質問に移ります。  先月、九月二十二日というのは、会津で行われた戊辰戦争終結の日でありました。総理も見ておられるかわかりませんけれども、「八重の桜」も戊辰戦争が終わって今京都の方に移っていますけれども、あの苦難の時代に、まさに、逆に戦争が終わってから明治時...全文を見る
○小熊委員 日本全体やっていくべきだと思いますが、福島ならでは、福島でしかやれない、福島でしかやらないということを仕掛けることによって、まさに情報発信がなされると思いますので、今後またこれは引き続き議論させていただきたいというふうに思っています。  次の質問に移りますけれども、...全文を見る
○小熊委員 質問していない先の質問まで答えていただきましたけれども、まさに中間貯蔵、最終処分場ですよ。  この週末も環境大臣に行っていただいて、大変これは苦労されているのをわかっていますけれども、実際、その建前はもうやめた方がいいと思うんですよ。三十年後に指定廃棄物を県外に持っ...全文を見る
11月06日第185回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○小熊委員 おはようございます。日本維新の会、小熊慎司でございます。  きょう十一月六日というのは、明治元年に、あのときは旧暦でありましたから、旧暦に直すと明治元年九月二十二日、これは会津戊辰戦争終結の日であります。まさにこうした日に会津人の私が御質問に立たせていただく。大臣の...全文を見る
○小熊委員 そつのない答弁ではありましたが、それでは足りていないんですよね。  オリンピックの招致にかかわっても、この間、私、予算委員会でちょっと事実と違うことを言ってしまいましたけれども、例えば、竹田理事長の、福島から二百五十キロ離れているという言葉ですよね。これも福島を追い...全文を見る
○小熊委員 しっかりと福島の安全性や福島の元気を発信できる、島サミットの一義的な目的は島嶼国の発展ではありますけれども、あわせて、福島の正しい情報と、そして元気、情報発信をしっかりとしていただくような会議に、サミットにしていただきたいというふうに思いますので、今後の取り組みの中で...全文を見る
○小熊委員 これは、韓国の場合も、政府は多分、科学的根拠はちゃんと把握はしていると思うんですけれども、やはり、韓国国内の消費者たちのいわゆる大きな意識ということを背景にして、こういう措置をとったというふうに思っています。  そういう意味では、内政干渉にならない形で、海外のいろい...全文を見る
○小熊委員 八月十二日、条約締結の日は過ぎましたが、三十五周年を記念して、ことしじゅうに民間レベルも含めてさまざまな記念行事も実施されるということを聞いていますので、こうした地道な努力をしながら、こういう表現がいいのかどうかわかりませんが、いわゆる中国の棚上げ論は我々は認められな...全文を見る
○小熊委員 サモアの支援ではなくて、そうじゃないと加盟国も言っているわけですから、ですから、その観点でぜひ検討していただきたい。これは早くやらないと、正式な話ではありませんが、いろいろな関係者とお話をしていると、多分、日本が支援していただけなければほかの国に要請をかけるというとこ...全文を見る
○小熊委員 大臣も重々承知かと思いますが、その六カ国全て大事ではありますが、とりわけブータンにおいては、インドと中国という大国に挟まれながら、御承知のとおり、国連の安保理常任理事国の、大国の大使館は置かないという方針の中で、日本の大使館の設置が決まれば、日本一カ国、ブータンとの関...全文を見る
11月08日第185回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○小熊委員 おはようございます。日本維新の会、小熊慎司でございます。  玄葉委員また玉城委員の大変ハイレベルな質疑の後、緊張しておりますし、また、先日の外務委員会でも、玄葉前大臣が若いころに使われた言葉で、外交こそ国益という意味では、大変さまざまな常任委員会がありますけれども、...全文を見る
○小熊委員 ぜひこの取り組みを、この北太平洋漁業委員会だけではなくて、まさにこの積極的平和主義という、先ほど大臣と玄葉委員とのやりとりで確認した、そうしたしっかりとした普遍的な価値観のもとに、この案件だけではなくて、日本がこの地域においても世界においても、そうした価値観を広めてい...全文を見る
○小熊委員 ぜひ、この成功例を一つにとどめることなく、ほかの分野に関しても、世界の中での日本のあり方として、ぜひ努力を積み重ねていっていただきたいというふうに思っております。  次の質問に移ります。  先日の委員会でも触れましたが、河井前委員長を先頭に、この夏には私も視察団の...全文を見る
○小熊委員 時間ですので、残余の質問は午後に移します。  ありがとうございます。
○小熊委員 午前中に引き続きまして、インドの件ですけれども、副大臣の答弁があったとおり、企業進出が大変伸びているところではありますが、午前中にも言及させていただいたとおり、我々視察をしたバンガロール、これはITの先進地で、大変各国の企業も集まっている中で、ほかの製造業は、まあまあ...全文を見る
○小熊委員 支援の制度とか、そういう部分は実は足りているのかもしれない。もちろん、日本の企業がどんどん海外に出ていって、国内が産業空洞化しても仕方ない話なんですけれども、ただ、世界のこうした趨勢を見ると、しっかり世界経済に食い込んでいって、逆にパイが大きいところを獲得していくこと...全文を見る
○小熊委員 まさに大臣の答弁は制度支援といったものですね。まさに、先ほど御指摘させていただいたとおり、商標とか著作権とか、ここが非常におくれている国でもありますし、そこで日本企業が進出しても、不利益をこうむることも想定をされますし、また、午前中の質疑であったとおり、民主主義とか法...全文を見る
○小熊委員 そのためには、先回の国会でも御提案申し上げましたけれども、こうした地道な取り組みをしながら、ただ、今ほど大臣からも出ました、TPPの参加国でもあり、まして、今また交渉しているRCEPの参加国でもある、こうした点も考えて、また安全保障上の重要性も考えれば、先回から再三申...全文を見る
○小熊委員 岸副大臣も、議員になる前に、民間人時代にオーストラリアで仕事をしていたという話も聞いていますから、兄弟で行ったらまた盛り上がるんじゃないかなと思いますので、ぜひ早急に具体化をしていただきたいというふうに思っています。  次に移りますけれども、いわゆる国連改革でありま...全文を見る
○小熊委員 JPO、今言及がありましたけれども、これが結果が出ていないんですね。その研修が終わった後に正式に採用されている人が、結果が出ていないんですよ。だからこの問題を提起しているんですね。今までの取り組みではだめなんですね。  最近、正職員になってくる、専門職になってくるの...全文を見る
○小熊委員 私は、ここにいろいろな対策が必要だと思うんです。  二つあって、JPOの応募も減っているというふうにちょっと伺っているんですけれども、そういう意味では、中高生の国際理解教育といったものもしっかりしていくということが必要でしょうし、国内における国連の役割を、そこで一生...全文を見る
○小熊委員 私は本当に、極端に、もう倍増してくれというぐらい言いたいです。そのぐらいやらなきゃ、もうこれまでのおくれは取り返せないと思います。  あと、今、さまざまな国が被支援国から逆に支援国になってきている現状もあります、特にこのアジア地域は。そういう意味では、一日の長がある...全文を見る
○小熊委員 UAEの方は合意された議事録はあるんですね。トルコの方はないんですけれども、これは何でですか。
○小熊委員 UAEの方の議事録を見たんですけれども、これも協定と重なる部分もあるんですが、丁寧につくっているわけですよ。その前のヨルダンのものもちょっと見てみたんです。これは外務省のホームページにもちゃんと堂々と載せているんですよね。それを見たって、織り込んでいるんだけれども、あ...全文を見る
○小熊委員 トルコがそれを入れたいということは、再処理したいから入れたいんですよ、日本はしないと言っていても。する気がなかったら、ほかのものと同じになるじゃないですか。これは、やはり譲歩したんですよね。  大臣がサインしないというんだったら、条約そのものを、再処理しないというこ...全文を見る
○小熊委員 だから、そこまでかたい意思があるんであれば、交渉でもここは絶対的に譲れないところだったと思うんですよ。まして、唯一の被爆国である日本がですよ。  トルコはやりたいわけですから、だから入れろとなっているんですから。ほかの国は求めてきていないから再処理しないとなるわけで...全文を見る
○小熊委員 私、世の中に絶対はないというふうに思っていますから、これは、だから、そこまで強い意思があるんであれば、交渉の過程でそんな条文にしなきゃよかったでしょうという話なんです。  これは、利益をとるために、ひよったんですよ、トルコに。いろいろなところは押したり引いたりありま...全文を見る
11月14日第185回国会 衆議院 国家安全保障に関する特別委員会 第13号
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○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。  まず初めに、何点か確認から入りたいと思いますけれども、これまでの質疑の中でも、原子力発電所また原発事故にかかわる情報のあり方について幾つか確認はされてきました。SPEEDI等の避難にかかわる情報というのは特定秘密に入らないという確認は...全文を見る
○小熊委員 再度確認しますが、常駐というのは、原発施設内に常駐ということでよろしいですか。
○小熊委員 三月十一日から少し変わったというのは承知しているところですけれども、私も何回か施設内、事故が起きる前も事故が起きた後も何度か訪れていますが、基本的には電力会社が契約をした警備会社の方が現場にいて。九・一一以降も、テロ対策ということで各都道府県警が対策をとったと。私、し...全文を見る
○小熊委員 これは架空の話なんですが、フィクションですけれども、テロリストが原発施設を制圧するという小説が十年ぐらい前に出ているんですけれども、そのとき、これはやはりよくないなと思って、人的にきちっと施設をどう警備していくかということは非常に重要だなというふうに思っているんですね...全文を見る
○小熊委員 そういう意味では、警察の警備だけではなくて、民間の警備会社も含めて、この法案ではそこまでは規定はしていないんですけれども、そういうことも含めて、この秘密、情報というのはどうあるべきかというのは、もう少し踏み込む。これは、私は、厳しくしていかなきゃいけないという観点から...全文を見る
○小熊委員 もし有事の際、いろいろな混乱が生じますけれども、テロ対策の情報と、住民の避難の、誘導しなきゃいけないというところが重なったりしたときに、その情報はどう取り扱いますか。
○小熊委員 これは、そのときの判断する長というのは誰に当たりますか。
○小熊委員 この件については、森大臣と私も福島県で、大臣が、SPEEDIの話についてはもうさんざん質疑をして、やはり県民に知らされなかったという、これが恣意的か偶然かというのはまた別問題ですけれども、その中で、非常に福島県民が不利益をこうむった、命にかかわる不利益をこうむったとい...全文を見る
○小熊委員 さらに、まだ県民の皆さん、県議会の皆さんが心配しておられるのは、テロ情報によって、これはもちろんテロリストに手のうちを見せるなんてばかなことをやっちゃいけないんですけれども、それを大きく解釈して、公共の秩序と安全のために県民の生命財産が侵されるということがないというこ...全文を見る
○小熊委員 次の質問に移る前に、思い起こせばちょうど七年前のこの十一月、大臣、知事選挙で、そこで私も手伝わせていただいて、そこからのおつき合いというか人間関係ができてきております。そのころもすばらしい方でしたけれども、本当にタフな大臣になられたなというふうに思っています。大臣も、...全文を見る
○小熊委員 今の、我が党とも、あとは民主党とも、みんなの党とかも、修正案が出てきて協議に入っていくんですけれども、今後といっても、次の通常国会にまたこれをかけていただけるのであればその時間はあると思いますけれども、この国会中というのであれば、今ここで具体的なものが出てこなければ、...全文を見る
○小熊委員 これは先ほどの長島委員も言われましたけれども、公文書館にこういうものを設置する、なかなかいい案だなというふうに私も思いました。  それでいうと、今現時点でも、この特定秘密じゃなくても、公文書館にどんどんどんどん公文書が持ち込まれて、知らない間に何万件も廃棄されている...全文を見る
○小熊委員 それはもちろん、この特定秘密にかかわるもの、またその情報のあり方といったものは、誰も否定する人はいません、どの党も。そして、今までこうしたものがなかったというのは、別に前政権だけではなくて、戦後の大きな反省点だというふうに思っていますし、今政治を担っている、過去の人を...全文を見る
○小熊委員 大臣の思いもわかりますけれども、本来的に大臣は権利意識については非常に高い方でありましたから、この間の委員会の質疑を見ていても、思っていることと答弁していることがちょっと違うところもあるのかなというふうに個人的には察していて。個人的にはですよ。これは今、大臣に対する質...全文を見る
○小熊委員 まさにそのとおりです。そのためには、具体的には、だから第三者機関の設置が必要である。それは具体的にお示しをしなければ我々も判断はできないということですし、修正協議の具体的なものについてはそこに委ねている。  ただ、方向性はいいということですよね、そこは。具体策は修正...全文を見る
○小熊委員 時間がないのであれですけれども、情報の扱い方、また国民の権利意識については、先ほども言ったとおり、どの党もそれはもう共有しているんですよ。それを具体的にどうしますかということをこの法律に織り込まなきゃいけないわけです。  そこの理念についての御理解というのは、みんな...全文を見る
11月21日第185回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号
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○小熊委員 おはようございます。日本維新の会の小熊慎司でございます。  我が党は、十月一日に、汚染水漏れの調査で、東電の福島第一原子力発電所視察を行わせていただきました。また、昨日は部会で、東電の方からいわゆる漏水に関しての聞き取り調査もさせていただいたところであります。  ...全文を見る
○小熊委員 船頭多くして船進まずというふうにならないようにこれはやらなければなりませんし、資金的なものは非常に重要だというふうに思っています。  この委員会ではありませんが、経産委員会の方で、民主党政権時代に、地下水の問題で遮水壁の課題が持ち上がったときに、一千億ぐらいかかるか...全文を見る
○小熊委員 実際の現場で作業をするのは公務員でも何でもなくて、作業員の方々で、この点についても聞きましたら、国が前面に立つからいいんだけれども、指揮命令系統がちゃんとしなきゃいけないし、現場が混乱するようになってはならないというコメントもいただいたところでもあります。  これか...全文を見る
○小熊委員 これでしっかり処理をして、一四年度中に完了しなければ、これは約束ですから、国際的な約束にもなっているはずですから、やらなければいけません。  今御指摘のとおり、トリチウムだけが残って、結局、処理したとしてもそれは海洋放出はできない。トリチウムの海洋放出に関しては、こ...全文を見る
○小熊委員 またそれも仮定の話ですから。これは、今の科学的なものだけではなくて、地元の理解と言っていますから、なかなか短期間では理解を得られないと思いますよ。  きのう、東電側は、八十万トンを超えたらどうするのと言ったら、また敷地内につくるしかないですねという話もありましたから...全文を見る
○小熊委員 各町村の事情というか、科学的知見によっては、別に、各町村、違ってはいけないので、そこは貫かなければいけないんです。きのうも全国町村長会があって、私の地元からも多数の町村長さんたちが上京して、また、夜、さまざまな勉強会で御意見をいただきましたけれども、やはり、一ミリとい...全文を見る
○小熊委員 今の説明は、私も調べたら、本当にいろいろあって、福島県内じゃなくて、西日本の方でも、ある市は四十でやっていたり、独自でやっているんですね。それはもちろん、おっしゃったとおり、地域の声とかPTAとの話し合いで決まっているんです。  福島県の例が出ましたから、それでやる...全文を見る
○小熊委員 食品の方もですよ、これもしっかり、そして発表ですよ。  ある意味でいうと、福島県からすると、これは抱きつき作戦みたいになっちゃっているんですけれども、北海道から九州、沖縄まで、何ら福島県産のものと変わりがないという数値を示していくことが、福島県産に対する風評被害の払...全文を見る
11月29日第185回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○小熊委員 おはようございます。日本維新の会の小熊慎司でございます。  去る九月の国連での安倍総理の演説は大変すばらしいものだったなというふうに私も評価をするものでありますし、とりわけ女性の社会進出については、国内についても、今後の日本の活力としてはこれにしっかりと取り組んでい...全文を見る
○小熊委員 現段階では、この三十億ドルのもう少し詳細については御説明は可能ですか。できればお願いしたいと思います。
○小熊委員 三十億ドルも貴重な税金ではありますが、私はもともとODA倍増論者でもございますので、ぜひ、三十億ドルということに限らず、それ以上の働きができる、お金が全てではないんですけれども、やはりしっかりと取り組んでいけるよう、これが増額されても私は圧倒的に支持をいたしますので、...全文を見る
○小熊委員 この人権担当大使というのは、ある意味、広報的にというか、情報発信の役割だというふうに思いますが、まだまだ国内的にも国外的にも発信力が足りていないのかなというふうに思っております。  先ほど質問させていただいた女性の支援に関しても、ぜひ、こうした人権担当大使も、その情...全文を見る
○小熊委員 この調査委員会のメンバーがどのように構成されているかというのはお答えできますか。
○小熊委員 こうした委員会に日本人が入っていくということがいいと言う方もいらっしゃるのではありますけれども、ある意味、日本と北朝鮮との間で生じている問題を考えれば、逆に、第三者的な国の人が入って、国際的な、普遍的な価値観からもおかしいということを見てもらった方がいいわけであります...全文を見る
○小熊委員 ぜひ、質も、そしてスピードアップもあわせてやっていただきたいと思いますし、また、この北朝鮮の人権問題というのは、我が国のみならず、また北朝鮮の国民のみならず、国際的に解決しなければならない課題ではあるんですが、とりわけ、日本と調査委員会の連携だけではなくて、日本はもっ...全文を見る
○小熊委員 ぜひこれは、一日も早く解決すべき問題でもありますので、大臣のリーダーシップを発揮して、日本が国際社会の中で積極的にこれに力を入れていけるように御期待を申し上げまして、残余の質問は、次の質疑に移ります。
○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。  万国郵便条約についてまずお伺いをいたします。  今、IT等が発達をしている世界になりましたけれども、郵便というのも人と人とをつなぐ非常に重要なツールでもあります。私ごとではありますけれども、遠距離恋愛の末結婚しましたが、妻とは六年に...全文を見る
○小熊委員 また妻の話で済みません、私は、結婚してからも、海外に行ったときは手紙を出して、この間、外務委員会で海外調査に行ったときも、原田委員も一緒でしたけれども、毎日はがきを家内に出していたんですが、ある国に行ったときにうっかり切手を張り忘れたんですが、届かないだろうと思ったら...全文を見る
○小熊委員 日本では本当に当たり前のことが、世界の紛争地域では逆に当たり前のように使われている。やはりこれは改善をしていかなければいけないということであります。  学校の軍事目的使用に関するガイドライン案というのも既にできております。二〇一四年の半ばには成案を得るような取り組み...全文を見る
○小熊委員 きょうは本来であればお配りしたかったんですけれども、もうガイドライン案というのもできているんですね。私もほかの言語は堪能でないんですけれども、私が見ても、一応、これもあるので、検討はもうできると思うんですよ。これが出ているのに、まだ詳細がわからないのでというのは、役人...全文を見る
○小熊委員 もう一歩なんですよね。  この件について、普遍的な価値観に沿ったものだと私は思っていますよ。細かな点は検討もしなきゃいけないんですが、国連で堂々と国際的に宣言しているんですから、積極的にタッチして、策定したものを了とするか否とするかではなくて、日本としては、このガイ...全文を見る
○小熊委員 私もかつては自民党の青年局で木原政務官にもいろいろお世話になりましたけれども、いい意味で大人になったのかなと思ったら、何かちょっと悪い大人になっているなという気がするんです。やはり丸くなるのにも丸くなり方がありますが、まだまだ若いんですから、もっとやっていってほしいん...全文を見る
○小熊委員 いい答弁。最初からそれを言えばいいんですよ。  策定過程までも積極的に関与して、日本の主張も、言うべきことは言って、総理が演説したことは間違った価値観じゃないんですから。どの国だって否定もできない、また、今後、未来永劫この価値観というのは否定されるものでもない言葉で...全文を見る
○小熊委員 よろしくお願いします。確認しなくても、これは積極的な国のリストに挙がらなきゃいけないので、ぜひ大臣、よろしくお願いいたします。  次の質問に移ります。  今国会でも国土強靱化法というのがありましたけれども、私も被災地出身の一人でありますが、エネルギーインフラの強靱...全文を見る
○小熊委員 実際、日本のガスの買い方が、安定的なメリットを求めて今の買い方をしていますが、やはり今、損をしているという状況でもありますし、LNG、液化天然ガスの比率が大き過ぎるということですから、ある意味、シェールガス、天然ガス、LNGという、こういうミックスしたバランスのいい形...全文を見る
○小熊委員 そこで、やはりこれはトップセールスもしていかなきゃいけないというふうに思います。そういう意味では、プーチン大統領の訪日とか、また、安倍総理、また大臣初め、訪ロといったこともやっていく中で方向性をしっかり決めないと、細かな点は、それは事務方、またそれぞれの現場でやってい...全文を見る
○小熊委員 そういう意味では、これはそれぞれの政治家によって立ち位置は違いますけれども、総理もトルコに原発を売りに行くより、こういったガス外交の方が国民の皆さんの支持も得るし、また早急に取り組まなきゃいけないことでもありますから、大臣の取り組みについてはお聞きいたしましたけれども...全文を見る
○小熊委員 プーチン大統領の訪日について積極的に取り組んでいく。今調整中というのは、物理的な問題があるのか政治的な問題があるのかわかりませんけれども、今言われたとおり、オリンピックもありますから、そこまでは大統領はなかなか外遊ということにもならぬのでしょうけれども、早期に来ていた...全文を見る