小熊慎司

おぐましんじ

小選挙区(福島県第四区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数4(参1)回

小熊慎司の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第186回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。  午前中は大変高尚な質疑が続きましたが、私も頑張りたいと思います。  まず初めに、我が党の阪口委員も御指摘をされましたけれども、いわゆる衛藤晟一首相補佐官の発言について、これは公私の区別とかいろいろあるとは思うんですが、やはり政治家の...全文を見る
○小熊委員 これは大臣だったら絶対言わないことですし、何となくの記者会見とかでぽろっと出た話でもなくて、ユーチューブでやったんですから、確信的なものであったというふうにやはり思わざるを得ません。  今大臣のおっしゃったような努力を積み重ねていくしかないんですけれども、もうこれは...全文を見る
○小熊委員 各国との連携という中に、これはアメリカもコメントしていますけれども、やはり最大の支援国の中国に対しては働きかけていかなければいけないという姿勢もアメリカ政府として発信をされています。  今、日中間、大変冷え込んではいますけれども、副大臣から答弁がありましたとおり、関...全文を見る
○小熊委員 そういった意味では、先ほど渡辺委員の答弁の中にもあったように、人権理事会の理事国に中国も入っているということでもありますから、この人権理事会の中ででも、やはり中国とのやりとりをしていかなければいけないというふうに思っています。  ただ一方で、この報告書に関しては北朝...全文を見る
○小熊委員 とりわけ拉致家族にとっては時間がないというのもありますから、ぜひ最大限の努力をして対応をとっていただきたいというふうに思います。  次に移ります。  いわゆる日台漁業協定ですけれども、二月七日の参議院の予算委員会で、我が党の儀間議員からも、この件については大臣と質...全文を見る
○小熊委員 十七年にわたる努力は充実していたのかもしれませんけれども、現場サイドではそれが伝わっていないですし、まだまだ意見の吸い上げが足りていなかった、その思いが、この沖縄の周辺海域で漁をしている漁業関係者からいうと、まだ不満が相当残っているということでもありますし、操業ルール...全文を見る
○小熊委員 手元になくても、これは日本が主導してやった北太平洋公海漁業条約、この委員会でも質問しましたけれども。  だから、法の支配とか安倍外交も言っていますから、そういう意味では、台湾も法の支配のもとにちゃんと操業していきましょうよということを我々が主張して、台湾に守ってもら...全文を見る
○小熊委員 増加しているといっても本当に気持ち程度で、かつてあった予算から見たらちょっと戻しているぐらいの話で、全然やはり足りていないと思うんですね。  これは六十周年契機ですから、今までの選択と集中というやり方で、そういう言葉を使いながら、やはりそれは削ってきた、削る、カット...全文を見る
○小熊委員 そういう中で、あと、人間の安全保障ということも先ほど出ましたけれども、そういう意味でも、もちろん、防衛力とかそういうハードな部分での安全保障もありますが、やはり人間の安全保障ということで、地域の安定、世界の安定、日本の平和を確保していく、重要なテーマでもあります。 ...全文を見る
○小熊委員 ありがとうございます。  ぜひ、選択と集中と拡大という新機軸でODAに取り組んでいただくことを申し述べて、質問を終わります。ありがとうございました。
02月24日第186回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。  復興をテーマに、とりわけ東京電力福島第一原子力発電所の原子力事故災害について主に質問をさせていただきます。  昨年、私の地元福島県の会津では、総理初め閣僚の皆さんも見ていただいていたというふうに思いますけれども、NHKの大河ドラマ「...全文を見る
○小熊委員 オール・ジャパンで取り組むということは、もちろん当然のことだというふうには思います。しかし、過日の総理の答弁でもありましたとおり、福島県というこの地域の背景を考えれば、やはりしっかりとその対策をとっていかなければなりませんし、日本の安全性、海外でも風評被害が広がってい...全文を見る
○小熊委員 ぜひこれをしっかりと、今答弁のあったとおり進めていただきたいと思います。  また、外野の方から、これは県議会の質問かなんということが出ていますけれども、福島の問題は、福島県議会だけの問題でも、福島県だけの問題でもないんですよ。日本全体の問題としてどう捉えるかというこ...全文を見る
○小熊委員 政府としても取り組んでいるということは今の大臣の御答弁のとおりでありますし、地元としても、福島県のアンテナショップが四月には日本橋にオープンをされます。また、各市町村単位ででも、先週の土曜日には、葛飾区の皆さんにお世話になって、私の地元の湯川村、会津坂下町のアンテナシ...全文を見る
○小熊委員 おっしゃるとおりで、基準値以内ではあるんですけれども、同じ基準値以内のものでも、福島県産品とほかのものと比べると、やはりどうしても避けられてしまうという側面がありますし、ある意味、基準値以内で、百ベクレル以下ということで、例えば二十ぐらいだったといっても、ゼロではない...全文を見る
○小熊委員 これは、党派関係なく、与党、野党関係なくやっていかなければいけない問題だと思いますし、過日の、汚染水のさまざまな不祥事が起きるたびに福島県が福島県がということで、そのたびにやはり消費行動にも、また観光客の入れ込みにも大きく影響するところでありますし、原発災害の完全収束...全文を見る
○小熊委員 区域の見直しも今言及されました。これは、除染や空間線量の状況に応じた一つの判断基準がありますけれども、一方で、完全収束していない原発施設の周辺地域に帰すということは、私は、それは避けなければならないというふうに思っています。安全に廃炉に向けた作業が行われていればいいん...全文を見る
○小熊委員 実際、まだ、原子力事故が、一号機から三号機は本当の状況はわからないわけですよ。それで大丈夫だというようなことは言い切れないというふうに思います。この点については今後の委員会の中でも議論を続けたいと思います。  次の質問に移らせていただきます。  原子力の再稼働につ...全文を見る
○小熊委員 今の答弁を九月の経済産業委員会でも茂木大臣から聞いたんですけれども、茂木大臣はその先も言っていただいたんですよね。福島は別物だということを言っていただいたんですけれども、総理はどう思いますか。
○小熊委員 これは、地元の声といっても、県も県議会も全て、県民を代表する機関として、廃炉というふうに言っているわけでありますから、もう県の意思というのは示されていますので、総理の決断、事業者の判断ということもありますけれども、第一原発の第五、第六に関しては廃炉という、総理が現場に...全文を見る
○小熊委員 最終処分場の法制化については、これは中間貯蔵が決まらなければできないんですか。切り分けては法制化できないんですか。
○小熊委員 切り分けるという表現は私もよくありませんでしたけれども、並行して法制化はできませんか、大臣。
○小熊委員 これは、先ほど言ったとおり、この進め方でいうと、中間貯蔵がやはり最終処分場になってしまうんじゃないかという懸念は払拭されないんです。昨年の予算委員会でも言いましたけれども、それで三十年後に決まっているのかどうか、その不安が非常にあるわけですよ。それで帰るか帰らないか決...全文を見る
02月25日第186回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。  今、同僚の三木委員の、甲状腺の検査、私の子供も小学生が三人いますから、ある日、家に帰ったときに、甲状腺の検査の申込書が置いてあったときは、一瞬、えも言われぬ感情に襲われたのも事実であります。  私は原発から遠く離れた会津ではあります...全文を見る
○小熊委員 これまで、本来であれば、汚染水からトリチウムを取り除く、そういった技術の検討もしてきたんですけれども、なかなか現実的な、今、現時点の技術ではできないということで、さまざまな選択肢、六つ、分離、タンク貯蔵、洋上貯蔵、地下貯蔵、大気放出、海洋放出、大ざっぱに六つぐらいだと...全文を見る
○小熊委員 さまざまな専門家の提言を私も拝見しましたけれども、放出という選択肢を、これはちゃんとした手続とやり方というのは検討しなければいけないんですけれども、そういうことの提案をされていますが、この放出に関して、どんな方法でしっかりやるかというのを明らかにしなければなりません。...全文を見る
○小熊委員 済みません、私の質問の仕方が悪かったです。選択肢はいっぱいあるというのはわかっているんです。これでということじゃない。  放出の場合に、どこで放出するかというのも、またこれは選択肢の一つに入れなきゃいけない。それは福島県沖以外というのも選択肢に入ってくるんですかとい...全文を見る
○小熊委員 そうなれば、地元の合意形成というのは、福島県だけでしゃべっていてもしようがない話になってくるんですね。そこも想定してやってください。福島県が前提ということでなく、今言ったんですから、選択肢の中で、どこで放出するかというのはいろいろな選択肢があると言いましたから。そうな...全文を見る
○小熊委員 この法制化に関して、具体的な場所じゃなくても、その選定に至るスキームとか、実際、住民合意をとらなきゃいけないんですけれども、住民合意の定量的な仕組みもできていないんですよ。何をもって設置する場所の住民合意とするのか。町長さん、村長さん、市長さんがオーケーとすればいいの...全文を見る
○小熊委員 大臣の答弁だと、まずは中間貯蔵という言葉しか出てこないんですよね。そうではないんでしょう、実際は。ちゃんと並行してやっていくわけでしょう、選定に当たっては。今も作業しているわけですよね、今の説明にあるとおり。きのうのは、ちょっと、余りいい答弁ではなかったと私は思うんで...全文を見る
○小熊委員 それはそれで大臣の考えですよ。でも、それによって、だから、最終処分場は結局できなくて、大臣、つまらない顔をしていないで。わかるでしょう、地元でも。それだと中間貯蔵が恒久化されてしまうという不信は払拭できないんですよ。どうやってそれを払拭していくんですか、大臣。まずは中...全文を見る
○小熊委員 その説明を福島県でしても、法制化をしてくださいという要望書が上がってくるんですよ。結局、理解、納得していないということなんです、それでは。していますって、それはしているでしょう。していないと言っていませんよ。しているでしょうけれども、それがちゃんと伝わっていないんです...全文を見る
○小熊委員 前政権からもちろんそれはありますよ。でも、移住、生活支援ということも、新たな提案を、逆に、民主党とは違った形でやりましたよね。  今言ったように、最終処分場を福島になんというのはとんでもないことなんですよ。だけれども、それを県外にということもとんでもないことです。そ...全文を見る
○小熊委員 これは引き続きやっていきますけれども、きのう言っていた環境省の資料では、中間貯蔵をつくったら法制化しますという表現ぶりになっていますから、そこはちょっと表現ぶりを改めていただかないと、大臣の真意も伝わりませんから、要検討をお願いいたします。  質問を終わります。
02月26日第186回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○小熊分科員 日本維新の会の小熊慎司です。  まず初めに、ワクチンの接種についてお伺いをいたします。  常任委員会の中でも、このテーマについてはこれまでもさまざま議論してきたところであるというふうに私も承知をしております。  改めて、今、子宮頸がんの部分でも課題をちょっと抱...全文を見る
○小熊分科員 リスクゼロということは、これは世の中全てあり得るわけではないというのは承知をしています。ちょっと話題がそれるかもしれませんけれども、私は福島県ですから、いろいろな風評被害とか、これを払拭しようとしても、リスクゼロというのは、日本の国民は求めたがる嫌いがあるなというふ...全文を見る
○小熊分科員 命と財政的なお金の話を並行して語るというのは、余り、私も本当は好ましくないとは思うんですが、でも、限られた財源でありますし、青天井ではないので。  財源という意味でも、もう大臣は御承知だと思いますし、常任委員会でもたびたびその辺も出ますけれども、有名な神谷先生は、...全文を見る
○小熊分科員 私も、これまでHibとかいろいろな、かかってしまった子供さんとか、その親御さんとお会いをしたことも何回かありますけれども、やはりこれは余り時間をかけてやるべきものではない。毎年毎年、罹患している方が出てきてしまっている。でも、それは、ワクチンさえ接種すれば防げるもの...全文を見る
○小熊分科員 公明党さんの中にも、ワクチンで有名な、女性の議員でいますけれども、ワクチンのマドンナと言われている方です。  本当に時間のかかる部分もあります、本当に慎重にやらなきゃいけないですから。  そういう意味では、順次やっていくという感じではなくて、ぜひ田村大臣、優秀な...全文を見る
○小熊分科員 そういう意味では、できればワクチンごとに、このワクチンについては五年以内に定期接種について、まあ、しますというよりは、どうするか結論を出しますということは言っておかないと、下手に希望を持ってしまったり、全然不信が出てきたりということがありますから。やはりある程度の検...全文を見る
○小熊分科員 大臣が言われたように、本当はイクメンという言葉すらなくならなきゃいけないんです、特別なことじゃないということで。最終的にはですよ。  いろいろな支援制度とかも必要だと思います。男性の育休取得率というのも一つの指標だと思うんですけれども、ただ、これはやはり、先ほど最...全文を見る
○小熊分科員 時間が来ましたので、とにかく、これはもう与党、野党関係なく大事なテーマでありますから、引き続き、このイクメン議連と政府の三役の皆様も含めて共闘していくということを宣言いたしまして、終わります。  どうもありがとうございました。
03月07日第186回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。  まず、先ほど民主党の小川淳也委員からも質疑がありましたウクライナの件についてですけれども、先ほどの質疑でもありましたとおり、談話を発表されたということではありますが、アメリカも制裁を発動して、これからそれを実行していくという段に入って...全文を見る
○小熊委員 ウクライナの、侵攻という言葉が、ロシアは否定するんでしょうけれども、その理由も、アメリカ政府に至っては介入の虚構ということも言っておりますし、大体、ウクライナのロシア系人民を守るというような理由でこんなことを許したら、さすがの中国でもやらないと思いますけれども、どこか...全文を見る
○小熊委員 そういったことであれば、ちょっと通告した順序が変わるんですけれども、さまざまな国際機関がありますね。こういう災害に対するとか環境に対する国際機関もあるんですけれども、これまでも、この委員会でも質疑をさせていただきましたけれども、一例ですけれども、例えば南太平洋地域でS...全文を見る
○小熊委員 ここに関しては減らす一方なので、これは本当に改めなければいけませんよ。ひとりよがりのODAになりかねない。  今言った、国際機関に入っていくことによって我々のODAの知見も高まってくるということですから、本当にこれはしっかり、外務省、頑張ってこれまでの流れを改めてい...全文を見る
○小熊委員 そこで、このODAの広報が足りていないんですね。参議院のときもやったんですけれども、例えば、協力隊の隊員たちが日本に帰ってきてどうなっているんだという調査をしていますかと言ったら、学校の先生に復帰しましたとか、医療現場に復帰しましたというぐらいにしか使っていなくて、実...全文を見る
○小熊委員 多分、今までも広報はしていたと思うんです、国内において。でも、それではやはりなかなか国民の理解が広まっていないというのは事実なんですよ。  ちょっととっぴな提案をしますけれども、これまでポスターも、あのポスターもいいポスターで、私は事務所に飾っていますけれども、ポス...全文を見る
○小熊委員 かわいそうな答弁ですよ。一・何%、〇・何%ふえたとか言っている。もう本当に情けない。一割とか二割とか、そういう数字で語らなきゃいけないんですよ。一割増加しましたと言ったら、まあ、それはそうだよねと。私は二倍にしろと言っていますけれども、現実的には、一割、二割ぐらいまで...全文を見る
○小熊委員 ぜひ今後とも頑張っていただきたいと思いますし、私もこの拡大については与野党の立場を超えて頑張っていきたいと思います。  私の提案した選択と集中と拡大が政府方針に採択されるよう強く求めて、質問を終わります。  ありがとうございました。
03月14日第186回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○小熊委員 まず初めに、在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律についておただしをいたします。  過日、我が党でも党内手続をとったときにいろいろ議論が出ました。逆に、我が党は、在勤手当とかこういう話よりも、外交活動の経費をもっと増額すべきだとい...全文を見る
○小熊委員 今言われたとおりであって、かつては民間調査機関も活用されていなかったので、今度は審議会でも活用するようになったということと、あと、民間と比べましょうという意見もあるんですが、やはりこれは、外務公務員と民間との仕事の内容、立場が違うということで、比べようがないというのも...全文を見る
○小熊委員 そういう意味で、先ほど渡辺委員が質問していた、逆に一生懸命在外公館はやっているんですが、私も海外に行かせてもらって、それぞれの在外公館の方にお世話になりますけれども、ほとんど優秀な方ばかりなんですが、残念ながら、一番重要な、外務公務員に必要なコミュニケーション能力とい...全文を見る
○小熊委員 本当に政治家の皆さんはノミニケーション能力が高い人たちが多いんですけれども、外務省の人たちは真面目なので、なかなかそういう人が、まあ、いるんですよ、本当にすばらしいなと思う人もいるんですが、やはり私は、外交力強化という意味では、在外公館の外交活動、これは経費も含めてし...全文を見る
○小熊委員 大臣が言っているように、実態はそうなんです、〇・七を達成している国は少ないというのは、実態はそうですけれども、しかも、国際社会、日本も含めて、目標を掲げているわけですから。例えば、山を登るのであれば、この辺の一合目でちょろちょろしていて、なかなか厳しいよねとアメリカと...全文を見る
○小熊委員 ODA六十周年ですから、この知見と経験、この六十周年を契機に、今言われたことをしっかりと努力していただいて、また、それもしっかり国民にも発信していくということが大事ですから、やっていただきたいというふうに思います。  ただ、このODAに関して、また新たな状況変化が起...全文を見る
○小熊委員 適切な支援、あと工夫をされていくという前向きな答弁もありましたけれども、でも、これは、すごい最貧国から比べれば、まあまあ発展はしているのも事実ではありますから、これまでの援助のあり方とかではなくて、過日の委員会でもお話しさせていただきましたけれども、やはり日本人という...全文を見る
○小熊委員 引き続き、日本の外交力強化、在外公館の強化、ODAの選択と集中と拡大のために、大臣初め努力していただくことをお願い申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
03月18日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。  まず初めに、森林の件についてお伺いをいたします。  私の地元も、福島県で、北海道、岩手に次ぐ面積を抱えて、森林面積も多数抱えていますけれども、今、大変森林も荒廃をしていて、鹿やイノシシや猿や熊が頻繁に出て、農産物や、また人にも危害を...全文を見る
○小熊委員 大臣には、参議院時代に、大変御指導いただきまして、親しくさせていただいたところでありますけれども、私は会津で、大臣は長州であります。これは本当は余り言いたくないんですが、国有林の割合も、実は、明治維新以来の西軍、東軍の禍根が残っていて、西日本は国有林は少ないんです。払...全文を見る
○小熊委員 まだ導入が決まっておりませんけれども、導入の際に、導入している県との事業の一体性、連携性といったものにしっかり取り組んでいかなければならないというふうに思います。  それから、森林は、その県においての受益、その県民、地域の人の受益もありますけれども、水や空気、また電...全文を見る
○小熊委員 その人材育成は、広く、これからもっとしっかりやっていかなければいけない分野でありますけれども、まず、このCLTの普及促進においては、象徴的な建物に使っていくということが、広く世間的にも認知を上げていく、また、かかわっていく技術者も集めやすいということになってくるという...全文を見る
○小熊委員 これは具体的に取り組んでいってくださいね、公営住宅、復興住宅はどんどん建っていますから。しかも、なるべくなら被災地のCLTを使ってやっていただきたいというふうに思います。  また、さらに、二〇二〇年の東京オリンピックの際にも、これはある意味では、政府も被災地の復興な...全文を見る
○小熊委員 抽象的に、御指摘の趣旨に沿ったということは、では、被災地の木材をとりわけ意識していただいて、復興の象徴にしていただくという理解でよろしいでしょうか。
○小熊委員 ありがとうございます。  そういうことであれば、私も、このCLT関連の予算、しっかりと応援をしてまいりたいというふうに思いますので、今後とも積極的な取り組みをお願い申し上げまして、次の質問に移ります。  今、TPPでいろいろ、この委員会でも、予算委員会やほかの委員...全文を見る
○小熊委員 三回しか開かれていないからというのは理由にならないと思う。TPPは交渉参加の前に大変な議論があったわけですよね。だから、情報発信が足りていないんじゃないかなというふうに思うんです。そうですよね。TPPは交渉参加の前に報道等、まあ、報道もやらないからかもしれませんけれど...全文を見る
○小熊委員 わかりました。  では、先ほども答弁で努力していますということですが、実際、この交渉の中で、科学的根拠のない、エビデンスのない禁輸措置をとっている国に対しては、強く言っていただかなければいけないというふうに思います。  これはまた、広く農業関係者の意見も集約をして...全文を見る
○小熊委員 それは地域によって変わっていくんですけれども、今言っているのは、攻めの農業、もうかる農業ということですよ。  となれば、大潟村だと大体二十町歩が一つの経営体ですから、二十町歩が一つのモデルとしましょう。  それはできないところもありますよ、もちろん。でも、集約化と...全文を見る
○小熊委員 そういう意味では、ちょっと米ばかり話しているのは、福島県でいうと、全体で米の生産高は農業生産高の四割弱なんですけれども、同僚の村岡議員のところの秋田とか私の地域の会津なんかは七割近くが米なんですね。  米でもうかるかと二十町歩で計算すると、一反当たり十俵、私のところ...全文を見る
○小熊委員 最後に、今、農水省もいろいろ取り組んではいるんですが、これまでの取り組みでも大幅な改善というのはなかなか出ていないというのが実態です。  大幅な改善がされていないというのが実態ですから、やはりもっと抜本的なところに手を突っ込んでいかないと、農業が衰退してしまうという...全文を見る
03月26日第186回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。  まず初めに、次代の社会を担う子どもの健全な育成を図るための次世代育成支援対策推進法等の一部を改正する法律案について、読み上げるだけで大変なんですが、質疑をさせていただきます。  これは今まで、くるみん認定制度、マークを使っていました...全文を見る
○小熊委員 ちょうど大臣からゆるキャラの話が出ましたけれども、これはゆるキャラという位置づけなんですか、どうなんですか。そのカテゴリーに入れるんですか、入れないんですか。
○小熊委員 金子恭之委員の御地元のくまモン並みに有名になるためには、ゆるキャラのコンテストみたいなものもある中でいうと、これは入ってきていません、今のところは。そういうところでやっていくという意味であれば、いわゆるおかたい感じではなくて、やはりソフトな感じでどうキャンペーンを張っ...全文を見る
○小熊委員 打ち合わせをしたわけではないですけれども、希望どおりの答弁なんですが。  逆に言うと、いきなりプラチナなんですよね。副大臣の御地元の埼玉県は、ウーマノミクスプロジェクト事業、同じような子育て支援の部分ですけれども、これは、シルバー、ゴールド、プラチナとなっているんで...全文を見る
○小熊委員 今、段階的にやっている、中小企業に配慮しているというのはもちろんわかっていて言っているんですよ。それではまだきめ細かくないということで言っているので。さらに、そうした小規模企業者ですよ。  これは過日の予算委員会の分科会で大臣とも議論をさせてもらいましたけれども、や...全文を見る
○小熊委員 本当にそのとおりですよ。マークをつけても、受け取った人にこれは何ですかと言われたらだめなんですよね。すごいと言わせないとだめなので、それはしっかり努力をしていただきたいと思っています。  また、一方で、これも過日の予算委員会でもやりましたけれども、男性の育児休暇の取...全文を見る
○小熊委員 育休取得以外の努力をしなきゃいけないという話をさせていただいて、あとは、業種によっては違いますけれども、平日の労働時間が長くても、土日はあるわけですよ。我々、土日がないんですけれども。土日があるということを考えれば、では、お父さんたちは何しているのと。疲れて寝ていて、...全文を見る
○小熊委員 そういう雰囲気づくりというのは非常に重要だとは思います。ただ、企業はやはり営利を求めるわけですから、そこに優遇政策がなければ取り組まないと思います。精神論としてはわかる、それは誰だって否定しませんよ。だけれども、それでは会社が回らないよということになれば、これは進んで...全文を見る
○小熊委員 私、大企業がやってもすぐ中小企業にはなかなか波及しない、うちのおやじも中小企業の会社にいましたから、これは難しい、だからこそこの中小企業対策、零細企業対策をやらなきゃいけないと思っています。これは今後また議論していきますけれども。  一方で、昨年、ハーグ条約を日本が...全文を見る
○小熊委員 今あるもので対応ができていないから問題になっているんですよ。これは、実際連れ去られた親御さんからすれば、ハーグで海外とはやって、国内が放置されている問題でしょうということが盛んに議論されているから、いろいろな委員会、いろいろな機会でこれまでも議論がされてきた案件です。...全文を見る
○小熊委員 了解しました。  では、これは、ぜひその方向性で厚労大臣として関係省庁の所管の大臣と議論を深めていただきたいというふうに思いますし、イクメン議連でこのテーマで大臣を呼んでオフで議論もさせていただこうかなとちょっと今思っていますので、そのときはぜひ前向きな議論をしてい...全文を見る
○小熊委員 これは非常にいい仕組みだというふうに私は思います。あとは、これは、今言ったように罰則規定もしっかりありますけれども、さはさりながら、なかなかいきなり、用意ドンできれいにスタートできるというものでもありませんから、しっかりとこれが周知徹底、そして各現場現場において実行し...全文を見る
○小熊委員 これは本当にいい仕組みですから、しっかりとこれが運用されていくということが重要ですから、しっかり今後の努力を求めたいなというふうに思います。  また、一方で、これはパートの話ですけれども、少し話が膨らみますが、いわゆる生産人口ですね。推計でいうと減ってきます、この日...全文を見る
○小熊委員 これはやはり政治家の責務として、推計としては、目の前にそういう状況が来るというのは明らかなんですね。少子化だって、本当はもう何十年も前からわかっていた話がこうなってしまっている。年金の破綻や何かにしても、わかっていた話なんですね。でも、ちょいちょい、十年、二十年、三十...全文を見る
○小熊委員 大臣も選挙区は都会ではなくて地方の方ですけれども、地方では、限界集落とか、山奥のちっちゃい町や村ではもう既にその危機が起きているわけですよ、じわじわじわじわと。将来起きる話じゃなくて、もう今起きている地域もあるわけです。だから、本当にこれは危機として、国家の危機として...全文を見る
03月28日第186回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。  常日ごろ、ODAに関しては選択と集中と拡大ということを言い続けておったんですが、昨今悲しいニュースが入ったのは、インドネシアでの火力発電事業について丸紅が賄賂を贈っていたということで、アメリカに罰金を払い、外務省としても丸紅のODA事...全文を見る
○小熊委員 ぜひ、再発防止もしなければならない。また、国内外に向けて、日本のODAがしっかりとやっているんだと、これはイメージを損なわれたわけですよ、これはやはり高めていかなければならないんですよね。こういうことが起きると、私も本当に、拡大しろ拡大しろと言っても、おまえは何を言っ...全文を見る
○小熊委員 また、この間お聞きしたんですけれども、外務省またJICAの方で、サモアのODA案件の調査として来月職員を派遣するということも聞いております。これはサモアのODA案件についての調査だと聞いてはいるんですが、せっかく行くんですから、また、SIDSへの支援みたいなことをしっ...全文を見る
○小熊委員 それぞれの国はちっちゃいわけですけれども、カリブの方とかまたアフリカの方とか、本当に多くの国が集まる国際会議ですから、ぜひこれは、日本がしっかりと支援している、日本のプレゼンスを上げていくためにも、より積極的に、その行った際にまたいろいろなオーダーがあれば、これはどん...全文を見る
○小熊委員 今対策をしていてこれだけなんですよね。特にこの理科教師なんというのは、百二十九も来ていて二十七ですよ。今のような努力の延長線でこれが満たされるとは到底思えませんし、きのうの本会議でも我が党の村岡代議士が、農業高校を出る子供たちが何万人もいて、実際の農業者数は何百人しか...全文を見る
○小熊委員 いい答弁をありがとうございます。  その同意していただいたのを実現するためにも、外務省の予算も拡大をしていかなければいけませんので、大臣、これからまたさらに努力をよろしくお願いいたします。  次の話題に移りますけれども、今農業の話も少し出しましたが、今、TPP交渉...全文を見る
○小熊委員 それは本当に教科書どおりの答弁なんですね。  それをやっていくときに、選択肢として、先ほど申したとおり、ランドラッシュといった選択肢を積極的に日本政府が進めていくのか、あくまでも全く自由にしていくのか。先ほどお話ししたとおり、国によっては進出する農業者に支援をしてい...全文を見る
○小熊委員 今後の検討の中でしっかりとそれは結果を出していかなければいけないんですけれども、ただ、実は今、私自身がこれを推進するという意見を持っているわけではないんです。  やはり、やり方によっては、例えば、国内で付加価値をつけて海外に輸出していくものが、現地でもいいものがつく...全文を見る
○小熊委員 時間が来ましたので終わりますが、飛び火をさせないという意味では、国際社会と連携して、我々が言っていることと同じことを中国にも言わせることが重要だということが肝なんです。この案件は中国も一緒でしょう、これはまずいと思うでしょうと言わせていくということが大事だと思います。...全文を見る
04月01日第186回国会 衆議院 総務委員会 第11号
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○小熊委員 おはようございます。日本維新の会の小熊慎司です。  差しかえで総務委員会で質問させていただきます。よろしくお願いをいたします。  前段の佐藤正夫委員がやる予定の質問を、私、関連もあったので、そこから入りたいと思います。私は資料を配っていないんですけれども、佐藤正夫...全文を見る
○小熊委員 これをしっかり見ると、私もなかなか調べ切れていないんですけれども、携帯電話会社がもうけ過ぎているんじゃないかという印象があるんですね。あと、携帯ばかりに生活費が行っていると、ほかにお金が回らないということがありますから、やはり日本の経済を考えても、これをもっと、低廉な...全文を見る
○小熊委員 大臣のおっしゃるとおりですよ。携帯のない時代、私は文通で結婚しましたから、そんな発表しなくてもいいんですけれども、携帯のない時代の方が逆に豊かな部分もありました。  ただ、言いたかったのは、それは昔から比べれば本当に低廉になっていますけれども、今、賃金も上がっていな...全文を見る
○小熊委員 今、少子高齢化の中で、日本も、雇用の面においては、定年制の延長であるとか女性の社会進出を促進していかないと日本の経済力が保たれないという観点で、いろいろな施策を打っています。  消防団においても、いろいろな取り組みはしていますけれども、まさに雇用環境の改善をして女性...全文を見る
○小熊委員 質問しようとしたことを、大臣、答えていただいてありがとうございました。  まさに企業単位での理解、勤務地での活動を促進していくということがこれから重要になってくるというふうに思いますから、そういう意味でも、企業に理解をいただくという意味でも、消防の制度ではなくて、ま...全文を見る
○小熊委員 私は、大臣の言ったとおり、今の制度の中でもまだまだ議会側が努力すべきものはたくさんあるというふうにも思います。  私の地元もそうですけれども、議会基本条例をつくったり、私も市議会議員時代、県議会時代に議員条例というのも提出をしたりしてきましたけれども、予算に絡むのは...全文を見る
○小熊委員 まさに、先ほど言っているとおり、自治体の規模に応じてこういった議論も少し変わってくる部分もあります。ぜひ、今大臣が答弁した方向性で、予算編成権そのものを移すという改革じゃなくても、予算修正も今の制度ではやりにくいというのが経験上ありますから、修正権の拡大といったことも...全文を見る
○小熊委員 まさにそうなんですよ。適材適所なんですよ。けれども、例えば県と市町村の関係を見ても、副町長や副村長や副市長におさめるのは県のを持ってくるわけですね。そういう話を聞くと、県から予算を引っ張るためにはそれは必要なんだというのを水面下でしているわけですよ。  だから、性善...全文を見る
○小熊委員 私は、当事者である人たちの意見というのは大事ですけれども、震災から三年もたって、先行きもなかなかどうなっていくかわからないという状況の中で、こういうときも国が前面に立っていい部分はあると思いますよ。それは別に押しつけとかトップダウンではなくて、やはり国の英知を結集して...全文を見る
○小熊委員 大臣が言ったとおり、地域によって違いますし、とりわけ、言っているのは、長期の帰還困難区域の自治体。あと二、三年すれば帰れる地域も出てきますから、それはそれまでの支援でいいんですけれども、長期の場合、受け入れている自治体の財政措置はまたわかりますけれども、でも、どうして...全文を見る
04月02日第186回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。  午前中の質疑では、委員長を初め定足数が足りていないという状況、また、これは大事な協定の質疑ということであれば、外務委員会は、私は、ほかの委員会よりも質疑者も答弁者も含め非常に格調高い、いい委員会だとは思っているんですけれども、非常に残...全文を見る
○小熊委員 大臣は紳士的に答弁をいただいていますけれども、UAEとかほかのこれまでの協定を見たら、そういう規定がないんですよね、条文がない。やらないということの方が多いわけですよ。何でそういうふうにまとめられなかったのかな。  やはりトルコがこれを入れてくれと強く主張してきてい...全文を見る
○小熊委員 これは、やはり入れるべきじゃなかったと思うんですよね。ここは削ってつくるべきだったと思うんですよ。  再処理のあり方とか、国によっていろいろな取り組みをしているというのであれば、先ほど言ったように、本来であれば、原発というのは、我が党の議論の中であったとおり、核燃料...全文を見る
○小熊委員 だから、それをわかっていながら入れてくれと言ったトルコの意図ですよ。そこをどういうふうにしんしゃくしているのか。やらないんだけれども書いてくれと言ったわけでしょう、これを入れ込んでくれと言ったわけでしょう。それはやりたいからでしょう。そうなんですよね。一応気持ちをおも...全文を見る
○小熊委員 もう堂々めぐりになるからこの件については終わりますけれども、結局、その可能性を、大臣は絶対ないんだと言っても、これは可能性は残すんですね、今後、未来にわたって。やらないと言っても、大臣がかわったらわからないですよ。また、いろいろな国際的な情勢でわからないかもしれない。...全文を見る
○小熊委員 負けたことの経過、日本の取り組みをもう一回検証して、こっちの地域でまたやられたら、先ほど言ったように同じような仕組みで調査捕鯨をしていますから、何も努力をしなければやはり厳しい結果が出るというのは、推測することは簡単です。  また、一回禁止されてしまった南極海にどう...全文を見る
○小熊委員 その際、通り一遍の、自治体とか、また学校単位とか、その枠にとらわれずに、逆に、青少年のいろいろな活動をしている団体というのは、そういう公的な機関、学校や町単位とかではなくて、課外活動みたいな、スポ少とか、やはりああいうものが結構多いと思うんですよ。  さらに、今回私...全文を見る
○小熊委員 これは終わったプロジェクトと言いますけれども、いまだに復旧復興は道半ばでありますし、ましてや我が福島県は、原子力災害は継続中の災害でもあります。だから、これは、さらに延長する、またバージョンアップして延長していくということが必要ですし、その際には、これまでの積み上げた...全文を見る
04月03日第186回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第2号
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○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司でございます。  今、原発の収束に向けては、関係各位に努力をしていただいているところでありますけれども、たびたび汚染水の問題が出たり、また多核種除去施設も思ったように動かなかったり、完全な収束まではやはり長い時間を要さなければならないなというふ...全文を見る
○小熊委員 だから、今後の課題として、具体的にこれを実施していく上で、地下埋設にしても、どこで地下埋設するか。海洋放出も、福島県沖じゃなくてもいいわけですね、実際は。  確かに、私もいろいろ調べましたけれども、世界的には、既存の原子力施設で、一定の基準を持ちながら海洋放出をした...全文を見る
○小熊委員 つまり、何を言いたいかというと、午前中の復興特の質疑でも中間貯蔵の話がありました。除染した除去土壌の廃棄物に関しては、中間貯蔵は福島県、最終的には三十年後には県外となっているわけですよ。であるならば、トリチウム水だって、県外という選択肢を除外するということは、なしにい...全文を見る
○小熊委員 まさにこれは、世の中、火のないところに煙は立たないという言葉がありますけれども、火のないところに煙が立つのが実は現実の世の中としてあるわけでありまして。副大臣、福島にもしょっちゅう来ておられるからその状況がわかるとおり、大丈夫だろうと思っていながらもなかなか、ネガティ...全文を見る
04月08日第186回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○小熊委員 おはようございます。日本維新の会の小熊慎司でございます。  これまで予算委員会等々でも、大臣とも議論をさせていただいてまいりましたけれども、いわゆる除染で生じる除去土壌等の中間貯蔵施設、最終処分場にかかわる件について質問させていただきます。  今、大臣を初め、政府...全文を見る
○小熊委員 私は、従来、もっと大幅に国有化をして、新しいところで、しっかり移住をしてもらった方が現実的ですし、時間を無駄にしないという立場に立ってはいますけれども、それはそれとして、住民、地権者のそうした要望がかなわないから土地買収が進まないということになれば、除染で生じた土壌等...全文を見る
○小熊委員 ちょっと私の質問の仕方が悪かったと思います。  施設ができていなくても、土地が確保されていれば、今だって仮置き場みたいに野積みになっているようなところもあるわけです、県内各地で。であれば、そこの当該用地が、ある程度、全部一〇〇パーじゃなくても、そこそこ国有化できて、...全文を見る
○小熊委員 だから、今まだ土地の購入がこれからで、これもどういうふうに進んでいくかわからないわけですよ。ですから、来年の一月時点で、やっと土地が買えたという状況で、土地は確保しているけれども、まだ何にも施設が構築されていなかったという場合でも、そこの更地のところに持っていくんです...全文を見る
○小熊委員 仮に一月から搬入が何らかの形で可能になったということ、これは努力でしていただかねばなりませんけれども、その中でいうと、三年間でやり切るということなんですよね。県内の除去土壌の搬入を三年間でやっていくとなれば、大体、やはり一日五百台ぐらいのトラックがそこに搬入されなけれ...全文を見る
○小熊委員 これは、原発事故災害、国が前面に立つと言っているわけですから、何もなければ、通常の生活の中で道路がどう管理されていくかというのは、それぞれの自治体でやっていくべきだと思いますけれども、除染によって交通量が変わってくる。そして、それも尋常な数ではないわけですよ、一日当た...全文を見る
○小熊委員 先ほど言ったように、一月から搬入開始するということであれば、現時点でもう道路の整備もおくれていると言わざるを得ません。中通りでも山間部は雪が降ります十一月、十二月で。今決まっていなくて、では道路をどうするといったら、間に合わないんですよね。今の状態で道路を使っていくと...全文を見る
○小熊委員 これは一日何百台ということですから、道路整備とあわせてトラックターミナルみたいなものをつくっておかなければ、トラックの運転手が休む、交代するというようなところも現実に起きてくるわけですから、それを道路端でやってもらっても困りますし、そういう整備もしなければなりません。...全文を見る
○小熊委員 しっかりそれは対応しなければいけませんし、そうすると、やはり一月というのはなかなか難しいなというふうに思います。雪の降っていない地域はいいですけれども、雪の降っている地域に一回埋めたものをまた出すというのはなかなか大変でありますから、これは一日も早く搬入が開始されなけ...全文を見る
○小熊委員 それは、これから一回出しただけで地元も納得するかどうかわかりませんし、それなりのキャッチボールをして話し合いをしていかなければならないので、そういう意味でも、なかなか一月搬入というのは難しいなというのがこの時点でも見えています。とにかく努力をしていただいて、さまざまな...全文を見る
04月09日第186回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。  まず、武器貿易条約についてお伺いをいたします。これは、いろいろ外交上も日本が主導的役割を担った、大変いい条約だというふうに思います。  まず、事実的な確認からですが、これは五十カ国が締結をしてから効力を発揮していくということになって...全文を見る
○小熊委員 これはそれぞれの国々で手続を踏むものですから、一日も早く発効できるように祈るしかないというか、期待するしかないところであります。  この中で、武器輸出国が世界には幾つかありますけれども、大口の武器輸出国、おおむねトップテンぐらいで結構なんですが、その国がこの条約に対...全文を見る
○小熊委員 実際、この条約が、日本が主導して、本当にいいものではあるんですけれども、実態としては、こういう大口の武器輸出国がこの条約に入ってこないと、本来的な、世界の安定を守る、しっかり武器を管理してやっていくという趣旨の達成は実現していかないわけですよ。  この大口でアクショ...全文を見る
○小熊委員 これは、先ほど申し述べましたとおり、この条約の本当の成果が上がるというのは、そういう大口の国が入ってこなければ達成されませんから、ぜひしっかりと取り組んでいただきたいんですけれども、その中で、近年、トップテン圏外からトップテンに入ってきたウクライナが武器輸出国でありま...全文を見る
○小熊委員 ウクライナの軍需産業がどのようにウクライナ国内で分布しているか私も把握しているものではありませんけれども、ロシアが不法な形で占拠したというか侵攻していっている中で、多分、そういう武器産業のところも含まれているというふうに思います。そうすると、ウクライナだけではなくて、...全文を見る
○小熊委員 ウクライナの件については、後の質問にちょっと絡まってくるので、違う観点からまた質問します。  これまでも主導的な役割を日本は担ってきました。でも、これがゴールではありませんし、発効したからゴールでもないというふうに思います。今、輸出国のことに限定して言いましたけれど...全文を見る
○小熊委員 ぜひ、これが世界で広く、その趣旨に沿った形でこの条約が発効されて、その実態に合った形で動いていくことを求めたいと思います。  私も詳しく把握しているわけではありませんが、やはり武器に関しては、アンダーグラウンドな取引が世界の中ではあるわけですから、そうしたところにも...全文を見る
○小熊委員 これはさらに、次の質問とちょっと絡まってくるんですけれども、今月、オバマ大統領が来日をされます。ここで話し合われる首脳会談のテーマは、二国間の件もあるでしょうけれども、グローバルな課題もあるというふうに思います。とりわけ沖縄の基地負担、普天間基地の課題といったものも話...全文を見る
○小熊委員 アメリカ大統領としては国賓待遇というのは十八年ぶりですか、これはそういう意味では世界も注目する訪日だというふうに思っています。国賓待遇ということだけで、表紙だけで終わるのではなくて、やはり中身をしっかり決めていかなければならない。  でも、TPPの話題も出ましたけれ...全文を見る
○小熊委員 ぜひオバマ大統領の訪日が特段の成果が上がるように御期待を申し上げるところでもあります。  もう一度、武器条約の方にちょっと立ち返るんですが、これはオバマ大統領と安倍総理が直接話し合うようなことではないのかもしれませんけれども、ぜひ実務者レベルでも結構ですので。  ...全文を見る
○小熊委員 ぜひここは御期待を申し上げる次第でありますし、対中国に対しても、価値観を共有する国に引き入れていくということの一つのツールでもありますので、ぜひ今後ともしっかりとした対応をしていただきたいというふうに思っています。  とりわけ、このウクライナ情勢に関しては、本当に、...全文を見る
○小熊委員 ネットの中でいろいろ言っているのは、間違った話も本当に出ていて、我々政治家もいろいろ大変ですけれども、そこは何とか、それは政府がしっかり情報発信をしていくしかないんですが、これは、単に正面で通り一遍に政府間同士でやる、物を申すということだけでは足りなくて、これは一企業...全文を見る
○小熊委員 どういうことができるか、ほかの国ですから、こっちが規制をかけるというわけにはいかないので、これはコメントを出すしかないんですよ。香港政府を通じてでも、直接でも、やるかやらないかですよ。ポスターを張ってあるのはもうわかっているんですから。調べるといったって、簡単な話です...全文を見る
○小熊委員 政府自体も科学的な根拠のない輸入規制をかけていますから、私は、政府に対しても、そしてまた香港吉野家に対しても、出していかなければ、国際的に風評被害を払拭しますと言っていますけれども、それは単に表面だけで、実態的な風評被害対策には全然なっていませんから、これは強くしっか...全文を見る
04月15日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。  今、農業のこれからについては、大きく社会が変化をして、またグローバル化をしている中で、今後の農業のあり方が問われていますし、また農村をいかに維持していくかということも非常に重要な課題であります。  そこで、今回提出されています法案、...全文を見る
○小熊委員 今これから聞こうと思っていた集約化に対しては、販売農家まで広げても、これはさお差すわけではないと。  今答弁席に座っています玉木委員の先ほどの質疑の中で小麦の話が出ていましたけれども、私が調査してみたら、実際は販売農家の八割が稲作農家なんですね。  稲作の話はこの...全文を見る
○小熊委員 今、農業従事者の高齢化の問題、またいろいろな貿易の関係の課題、そういうことを考えると、私は、集約化というのはスピードアップしていかなければいけない問題だと思っています。  そういう意味では、今回、販売農家まで広げているということは、インセンティブを働かせるとはいうん...全文を見る
○小熊委員 大臣の御答弁のとおり、やる気とか集約化ということを考えていけば、やはり焦点を当てて、フォーカスして対象者を絞り込んだ方が、よりこの狙いというのは発揮される、目的が達成されるというふうには思います。一方で、農村社会の維持という意味では、小規模農家、兼業農家というものの位...全文を見る
○小熊委員 農村の共同活動については、今まではやれていたんですよ。お金の問題ではなく、それは多分、お金はもらった方がいいんですけれども、でも、田んぼの周りの草刈りとか堰上げとか、普通に地域活動としてやっていた。農地を持ちながらも勤め人になって、農地を委託している人でも、休日には、...全文を見る
○小熊委員 ちょっと認識が甘いと私は思うのは、確かにこれは支援していくことで維持されていくと思いますけれども、御地元でも今までやっていたわけですよ。しかも、お金は出ないけれども、逆に、地域によっては、堰上げのときに参加しなければ罰金五千円ねとか一万円ねとかとやっているわけですよ。...全文を見る
○小熊委員 副大臣、一千三百七十万円は、これは純利益ですか、売り上げですか。
○小熊委員 これは、一俵当たり幾らの計算だとそれになりますか。一俵当たり幾らでそういうふうになっていますか。一反当たり何俵とれるという計算でそういうふうな積み上げになっていますか。
○小熊委員 今、お米は一万六千円もしないわけですよね、ブランド米とかはもっとしたりしますけれども。その計算だと、やはり甘い計算になっています。  今いろいろな資材が高騰しているところでもありますし、実際、私も現場を歩いていろいろ意見を聞くと、やはり年によっては、米の値段によって...全文を見る
○小熊委員 さらに、今後TPPがどうなるか、まだ決まってはいませんけれども、こうやって大きく情勢変化もしていく、減反政策も転換をしていく中で、非主食用もふやしていくというところもありますし、これはしっかり、稲作だけで、単体でやれていくかどうかというのは、やれていないというのが事実...全文を見る
○小熊委員 ですから、その認識のもとで、やはり状況を把握するためには数値を、目標じゃなくてもいいです。例えば、今の稲作の面積は、一町歩、二町歩の農家がほとんどですよ。でも、これを先ほど言った十五町とか二十町に変えていくと、どのぐらいやればどのぐらいの就業者で済むという話が出てくる...全文を見る
○小熊委員 そのとおりです。  現状で集約化、今のこの状況でさえ、ちょっと立ち戻りますけれども、農地維持支払い、多面的機能の支払いについても、お金を出していなかったからやらないんじゃなくて、やる人がいなくなって足りていないというのがあるわけですよね、農地を維持していくという意味...全文を見る
○小熊委員 一点御指摘をして次の質問に移りますけれども、今までも農家の人たちは、農業から離れても、集落に住んでいれば、この共同体を維持しよう、この農村を維持しようということでやっていたんですよ。お金が出ていなくても、やっていたんですよ。お金が出ないから、農村には住んでいるけれども...全文を見る
○小熊委員 今言ったのでいうと、研修生は通年じゃないんですけれども、現場では逆に、本省の顔色をうかがってかどうかわからないですけれども、一年と言っているんですよ。  なおかつ、今の実績でいうと、ほとんどが研修生は通年じゃないですか。三カ月以上であればいいということになっているん...全文を見る
04月17日第186回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号
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○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。  まず初めに、私の母校、高校の尊敬する先輩の一人である田中委員長にお聞きをいたしますけれども、きょうも質疑の中で出ていましたが、エネルギー基本計画についてであります。  これは、二月の原案が示されたときと、閣議決定されるまでいろいろ意...全文を見る
○小熊委員 これは、文言が重複しているからという説明があるんですけれども、これは精神論、心構えかもしれませんが、やはりこれが最初に入っていないというところは、今委員長の立場で言われたとおり、しっかり中立的な立場で客観的にというところを恣意的に原発に対して、政策に対して動かそうとし...全文を見る
○小熊委員 このいろいろなトラブルを見ていたら、国が前面に立ってやっていますけれども、実態的にはこれは東電が作業をやっているわけですよ。国も指導をしている、県も申し入れをする、でも、直接的には東電。でも、こうやってトラブルが続いてしまっている。作業員の問題とか、いろいろなこともあ...全文を見る
○小熊委員 国が前面に立つといって、我々日本維新の会も昨年の秋に現地の調査をさせていただいたときに、確かに国の人たちもいましたけれども、まだまだその段階ではうまく現場と有機的に取り組んでいなかったなという印象がありました。それからもう半年以上たって、今後もしっかりやっていくという...全文を見る
○小熊委員 今答弁にもありました副読本、二〇一〇年につくったのは、小学生向けは「わくわく原子力ランド」というタイトルがあって、また中学生向けは「チャレンジ!原子力ワールド」、これは二〇一一年からがらっと様相が変わっていますから、しっかりと抜本的に変えなきゃいけないんですけれども。...全文を見る
○小熊委員 我々日本維新の会は、原発フェードアウトと言っています。原発再稼働という政策も言っている方もいます。そういうことが誘導されないように、その選択はその教育を受けた子供たちがすべきであって、政策選択の誘導にならないようにということは、しっかりと見きわめて、これからも教育現場...全文を見る
○小熊委員 この原発事故以来、きょうの質疑にも出ています安全と安心といった切り口でいうと、トラブルも続いている中で、客観的には安全、数値的にも安全だ、基準値以内だというものはあるんですけれども、やはり、先ほど言った地元の理解という意味では安心感はまだ出ていません。  これは、こ...全文を見る
○小熊委員 であれば、これは推測ですが、場合によっては、六月実施ということがさらに延びるということの可能性もあるわけですよね、見解が違うまま実施するわけにはいきませんから。どうですか。
○小熊委員 ぜひ、今言われたとおり安全をしっかり確保するということと、あと、広くしっかり国民の皆さんにも、この経過も含めて情報を提供していただくことをお願い申し上げます。  最後の質問になりますけれども、今月の四日に大量の雨が降って、タンクの周りの堰から水が漏れてしまっていたと...全文を見る
○小熊委員 今、同じく、東電からそういう言葉は聞きたくないと。そのとおりだと思います。  国が前面に立つと言っているわけでありますから、国がやはり全てを想定して、これが足りていないということも言っていかなきゃいけないんです、これからはしっかりと。起きてから東電が言いわけしてきた...全文を見る
04月25日第186回国会 衆議院 外務委員会 第14号
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○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。  きょうの質疑でもこれまでもされてきましたけれども、改めて、日米首脳会談の成果と、今、日本を取り巻く、また太平洋地域のみならず国際的な情勢を考えれば、日米首脳会談で話し合わなければならない課題というのは数多くあったわけですけれども、限ら...全文を見る
○小熊委員 TPP、道筋というのは具体的にどういうことなんですか。
○小熊委員 非常に苦しい表現だったというふうには思いますが、我が党もTPPは推進をする立場でありますので、早期妥結に向けて、しっかりと国益を確保するという前提で努力をしていただきたい。  日米同盟がしっかりと確認されたということであって、大統領から、尖閣諸島も安全保障の範囲内と...全文を見る
○小熊委員 先ほど来も出ていますけれども、力による現状変更は認めないという、そうした観点がありましたけれども、それはクリミアにおいても同じことでありますから、これは引き続き関係国としっかりと共同歩調をとって、日本はロシアとの二国間関係もありますけれども、価値観を共有するということ...全文を見る
○小熊委員 その今後の具体的な検討の中で専門家を派遣するということを聞いているんですが、それについて、いつごろ、どういうふうに派遣するのか、確認させてください。
○小熊委員 いろいろな準備もありますから、年度内ということでよろしいですかね。年度内になれば、何も障害がなければ来年の夏ぐらいには閣議決定まで進んでいくのかなというふうに私は思っているんですけれども、そのような受け取り方でよろしいですか。
○小熊委員 年末までという具体的な時期が出ました。  これは、城内前政務官から石原政務官に引き継いでいただいて、しっかりと取り組んでいただいているところであります。これは気候変動センターなんですが、聞くところによれば、日本の思いとしては、やはりここに防災というものをしっかり入れ...全文を見る
○小熊委員 これはちょっと先取りした話になるかもしれませんけれども、ODAの中で予算化するとき、取り組みを始めた二年前ぐらいは、サモアの個別の案件として外務省も捉えていたんですね。でも、サモアの個別の案件でいえば、港の整備とか、その国の優先順位は違っていて、SPREPのこのPCC...全文を見る
○小熊委員 ありがとうございます。  本当に、二年前はそういう考えは外務省になかったんですよね。これは大きな前進だと思いますし、ODA六十周年ということで、選択と集中と拡大の年にしなければなりません。  外務大臣にお聞きしますけれども、いろいろなODAの対象国も、一カ国だけで...全文を見る
○小熊委員 城内政務官から石原政務官に至るまで、そういう視点でやっていただいた今回の成果ではあるんですけれども、最初はやはり外務省の中ではちょっとかたかったというふうに私は体験的に思いますので、そこは、今大臣がおっしゃった方向性で今後ODAにしっかりと取り組んでいただきたいなとい...全文を見る
○小熊委員 年間、自然災害で被害に遭われる方は世界じゅうでたくさんいらっしゃいます。今、集団的自衛権の議論も進んでいますし、また、アジア太平洋地域の安全保障のあり方というのもますます重要性を発揮していますから、日米のみならず、今御答弁であったとおり、オーストラリアとの連携とか、ま...全文を見る
○小熊委員 これは、いろいろ見てみると、一カ国の数値を見るとマクロ的には中所得国であるということであります。今ほど言った国内での格差の問題ですね。世界の貧困層の四分の三が中所得国に存在していて、ですから、国全体を見ると中所得国だから、まあまあ貧困から脱却したよねみたいなことになる...全文を見る
○小熊委員 その新しいアジェンダに関して、それに見合った予算化もしていかなければなりませんから、そういう意味では、選択と集中というだけではこの新しいアジェンダに対応できないというふうに思いますので、その策定に当たっては、しっかりとした財政的な措置、大臣に頑張っていただいて、予算化...全文を見る
○小熊委員 必要のないということでありますけれども、この間閣議決定されたエネルギー基本計画を見ると、核燃料サイクルの部分と不必要なものというのが実態としてはなかなか連動してこない。だから、やはり国際的に、持ち過ぎだと。使う当てのないものを動かしたって、それ以上のものを持っているわ...全文を見る
○小熊委員 そういう中で、国会会期中は国会の了解を得て行かなければいけないんですけれども、それは、審議に影響しないということで許可があって、どの国に行っていいとか悪いとかという判断をすべきではないというふうに思っています。今回、我が党の有志が北朝鮮への渡航を断念いたしましたけれど...全文を見る
○小熊委員 今言われたように自粛ですから、強制力はないわけでありますし、国会の仕組みでいえば、先ほど言っているとおり、審議に影響があるかどうかだけで判断すべきであって、その国がどうかというのはまた別問題だということを我々は主張させていただきました。自主的に断念したわけでありますけ...全文を見る
○小熊委員 今回これは問題提起させていただきたいんですけれども、実際に行った隊員たちに聞くと、きょうはちょっと用意していませんが、この間配った職種の一覧を見ると、開発国ですから、実際、農業分野とかがもっと出てきていいはずなのに、これがないというのは、うがった見方かもしれませんけれ...全文を見る
○小熊委員 それはもう一回しっかりチェックをしてくださいね。多分、その会議の中では、国によってだと思いますけれども、オーダーがあるけれども、日本は人材がいないから、それは出さないでくれとかというのもあるかもしれないし、やはり素直にそのオーダーを見て、足りないのであれば人材育成とい...全文を見る
05月21日第186回国会 衆議院 外務委員会 第17号
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○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。  まず初めに、投資協定が三つかかっていますけれども、ミャンマーの投資協定についてお伺いをいたします。  昨年、外務委員会の海外調査で、私も調査班に入れていただいて、前委員長の河井委員、原田理事と一緒に南アジアを回って、ミャンマーにも行...全文を見る
○小熊委員 まさに、今副大臣の答弁にあったことを期待したわけです。同じ価値観、同じ制度、法の支配という意味では、まさにミャンマー国内の制度整備、法整備が必要であるというふうに思いますし、昨年外務委員会で調査に行ったとき、インドにも行ったんですけれども、インドは地方分権も強い国です...全文を見る
○小熊委員 このガイドライン、実際、言葉だけではだめなのであって、このガイドラインをつくることによって、こうしたナイジェリアの集団誘拐事件をどのように解決に結びつけられるのか、また、防止に努められるのかということを意識してこのガイドラインには取り組んでおられますか。この具体的なケ...全文を見る
○小熊委員 今、軍隊ということを意識していると言われましたけれども、私の十一月の質疑では、政府軍であれ反政府軍であれ、テロリストであれ、これを防止するためのガイドラインでなきゃいけないということを指摘して、それを受けて木原政務官に答弁してもらったんです。正式な軍隊という後戻りの議...全文を見る
○小熊委員 ここはやはり政治のリーダーシップが必要ですから、石原政務官、木原政務官に負けない答弁をちょっと期待したいんです。  これは国際社会でつくるガイドラインですから、ほかの国とのしっかりとした連携も必要なんですが、日本がリーダーシップを発揮してくださいと。やっていくんだと...全文を見る
○小熊委員 関与していくんですから。様子を見ているんじゃないんですよ、日本は積極的に関与していく。  そして、ナイジェリアの誘拐事件も、一カ月もたって解決していないんですよ。二度とこういうことが起きちゃいけないし、解決しなければならないし、これはまさに時宜に合ったガイドラインに...全文を見る
○小熊委員 大事な点は、ほかの国が証明書を求めている。日本全体じゃないですよ。福島県を初め、また隣県に求めているわけですよ。求めていない県もあるわけですよ。この差はどうするんですかということですよ。では、リスクを民間で負っていくということですか。  これはもう役人じゃなくて政治...全文を見る
○小熊委員 費用負担をどうするかという意味においては、これは永続的にやれという話でもないんです、本当は。だけれども、まだまだ風評被害を払拭できていない以上は、大丈夫なものでも証明書をつけなきゃいけないというのが実際のところです。そういう現実がありますから、そこはやはりいろいろな形...全文を見る
○小熊委員 これは推測の域ではあるんですが、そういうチャンスが生まれているということがやはり明らかになりましたから、いろいろなデータ集積が日本国内だけで行われていればいいんですけれども、先ほど言ったとおりグローバル化していて、情報集積のセンターが海外に置かれているということは、そ...全文を見る
○小熊委員 ちょっと確認したいんですけれども、日中共同声明また平和友好条約において、戦後賠償はこれで決着しているわけですよね。ただ、個人の賠償をどう考えるか。  ドイツにおいては、個人の賠償はまた別だという見解もあって、ただ、時効とかがあるからということで、そこは制限があるとい...全文を見る
○小熊委員 というのであれば、商船三井の場合は戦時下になかったということで、ぎりぎりのところで、非常に残念な例ではあったんですが、今ほど言われましたけれども、誘発をしてくる、そういう動きもあるということであります。  そうした中においても、戦時下での話で個人の賠償請求がいろいろ...全文を見る
○小熊委員 受理されたことが確定的になれば、これはしっかり強い対応をとっていただきたいと思いますし、こうした案件が続くのであれば、ある意味、適正なのかどうかわかりませんけれども、国際司法裁判所に、このあり方はおかしいということで、訴えられるのかどうかわかりませんけれども、日中間だ...全文を見る
06月05日第186回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第7号
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○小熊委員 日本維新の会の小熊慎司です。  きょうは、参考人の皆様におかれましては、大変お忙しい中、時間をつくっていただきましたことを、まず御礼申し上げたいというふうに思います。  私の方からは、私も、先ほどの吉野委員と同じく福島県議会の出身でもありまして、また、この震災のあ...全文を見る
○小熊委員 詳細を申せば、やはり一号機から三号機、本当に、事故の起きたところが今明らかになっていませんから、これはまた今後の検証を待たなければいけないところではあります。  二〇〇三年のデータ改ざん、事故隠しのときに、さまざま議論をしていった中で、国としてこうするべきだと、あの...全文を見る
○小熊委員 国が前面に立つと、今までも質疑の中でありましたけれども、政府においても、復興指針では、国が前面に立って原子力災害からの福島の再生を加速化させるというのを明記しておりますし、東電においても、第一原発を分社化して、ベテランの管理職員を五百人規模、福島県に異動させるとなって...全文を見る
○小熊委員 完全に収束するにはもう何十年もかかりますから、しっかりと、県民の願いとしては、国民、また世界からも注目されていますけれども、国が前面に立つ、東電が主体的にやる。これは何でもいいんですけれども、結果を出していかなければいけないんですが、結局、国が前面に立っていないという...全文を見る
06月06日第186回国会 衆議院 外務委員会 第19号
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○小熊委員 おはようございます。日本維新の会の小熊慎司でございます。  五項目ほど通告をさせていただいておりますけれども、きょうの質疑の中でも、中越の領海の問題については既に鈴木委員また黄川田委員がすばらしい質問をされましたので、ここは私なりの御提言というか考えを述べさせてもら...全文を見る
○小熊委員 私、その際にぜひ考慮に入れていただきたいなというふうに思うのは、これまでこの委員会でもたびたび質疑させていただいていますけれども、福島の原子力災害は、まだ続いている、現在進行形の災害でもありますけれども、その中でも、しっかりと福島県民一丸となってこれに対応しているわけ...全文を見る
○小熊委員 この勉強会は私、残念ながら参加できなかったんですが、その前に英国大使館の方といろいろ意見交換をさせていただいた中で、まさにどういう支援が日本から必要なんでしょうかということをその場でお聞きして、今政務官からも、物心両面でやっているんだといって、予算の話も出ましたけれど...全文を見る
○小熊委員 私も、先進国の中でお金だけが期待されているのかなというふうに思っていたんですが、いや、日本はすばらしい人材が多いので、ぜひ人材の協力をお願いしたいという期待がすごくありますよというふうに言っていただきました。  その後も、いろいろ議論したり、私なりにさまざま検証した...全文を見る
○小熊委員 これは、求める方も求める方でしっかりしなきゃいけないんですけれども、払う方も払う方であって、これはベトナムには厳しい措置というか、当然の措置だと思いますし、ベトナムにおいてはしっかりと再発防止の案を示していただいて、また再開できるように努力を期待しているところでありま...全文を見る
○小熊委員 これは、ODAに人格があったら本当に名誉毀損で訴えたいぐらいの話ですから、すばらしいODAを汚すような行為はもう許しがたい。本当に国民にも間違った印象を与えてしまいますので、ぜひこれは厳しく対処できるように御検討いただきたいというふうに思います。  また、このODA...全文を見る
○小熊委員 いい答弁をしていただいたなというふうに思っています。  ぜひ、そういう意味でも、国民的な情報発信、先ほど言った昨年の閣議決定の中で、戦略的に活用していくということが、ある意味、うがって捉えられている、歪曲して捉えられている部分で、いろいろな人が騒いでいるところがある...全文を見る
06月18日第186回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○小熊委員 おはようございます。日本維新の会の小熊慎司です。  これまで同僚の玄葉委員、また福田委員からもありましたけれども、大変残念な石原大臣の発言で、私の地元の福島県内はもとより、大きな影響を今及ぼしているというふうに断じざるを得ませんし、これは必要な施設ではありますけれど...全文を見る
○小熊委員 趣旨は今副大臣の説明したとおりであるとすれば、表現が、これは、ぶら下がりというか、正式な会見でなかったとはいえ、言っちゃいけないことを言ったな、不用意だったなというふうに思っていますし、また、残念ながら、石原大臣におかれましては、過去においても、この事故の起きた福島の...全文を見る
○小熊委員 大臣の気持ちは、それはそのとおりですけれども、これを前に進めるためには、県議会もきのう、この大臣の発言で県議会がとまるなんて、私も県議会を経験していますけれども、こんなことはなかったですよ。とめて、それで抗議文をつくったんですね。それで、発言の撤回を言及しています。 ...全文を見る
○小熊委員 だから、陳謝だけでは足りないので、撤回する必要があるんじゃないんですかと。最終的には、それを撤回するかどうかは石原さんの判断かもしれないですけれども、同じ閣僚として、また、その前に福島県民として、県議会でも発言撤回要求が出ているんですよ。そのことについて根本大臣のコメ...全文を見る
○小熊委員 そういうことだから、国が前面に立つ、これはチームでやっているわけでしょう。同じ閣僚として、まして、復興全体を担当する大臣として、このままではいけないと思えば、石原大臣には発言を撤回してほしいということを言ったっていいんじゃないですか。これも結局縦割りですか。石原さん個...全文を見る
○小熊委員 井上副大臣も、昔から旧知の間柄ですけれども、答弁もいやに役人っぽくなったなと思って、今残念な思いで聞いていましたよ。  被災者の心に寄り添うといったら、最初に言ったじゃないですか、細かい説明は実務者ですよ、冒頭に行って関係者に頭を下げるということが政治家として重要じ...全文を見る
○小熊委員 では、副大臣、環境省の一員として、発言撤回はどうですか、大臣にさせた方がいいんじゃないですか、副大臣、大臣を支える副大臣として。それを提言してくださいよ。
○小熊委員 でも、これは環境省としては遺憾でしょう。言ってはいけない発言でしたよね。大臣、見解はどうですか、この発言に関してどう思いますか、感想は。
○小熊委員 発言を撤回する主体は大臣ですけれども、環境副大臣としても、また復興大臣としても、撤回すべきだという意見は持っていいんじゃないですか。お互いそういうのを提案し合っていいんじゃないですか。大臣が決めることです、そんな答弁を聞いたら被災地の人たちはがっかりですよ。お互いに切...全文を見る
○小熊委員 それが復興大臣の考えであるのであれば、地元へ行っても、石原大臣の発言はひどいですよねと言われても、ひどいけれども発言を撤回するかどうかは大臣の判断だからと堂々と言ってくださいよ。言えないですよ、そんなこと。やはり復興大臣として、あと福島県民として、これはやはり許しがた...全文を見る
○小熊委員 であるならば、赤羽副大臣のまず私的な諮問機関からこれは始まっているとは思うんですが、この骨子案、では、今言った骨太方針に従ってこのイノベーション構想の骨子案がどのように正式化していくのか、骨子案の方の今後について、対応についてお聞きいたします。
○小熊委員 これは非常にいい構想であるというふうに思いますし、復興の大きな一助となるというふうに思いますので、ぜひこれも地元と連携をとりながら、しっかり形にしていくことが望まれておりますので、今後の取り組みに期待を申し上げたいというふうに思っております。  次に移りますけれども...全文を見る
○小熊委員 東京オリンピックも、ちょっと予算の関係でさらにコンパクトにしていかなきゃいけないところもありますけれども、残念ながら、うちの党はちょっと分党するんですが、一緒にいた石原共同代表が、ナショナルトレーニングセンターが実は足りていないんだという話もあって、これは、一過性のも...全文を見る
10月14日第187回国会 衆議院 本会議 第5号
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○小熊慎司君 まず、冒頭、相次ぐ台風の上陸により被害に遭われた全ての皆様方に、心よりお見舞いを申し上げます。  また、江渡大臣個人の問題で、国家にかかわる安全保障の課題が国会で議論を真っ当にされない、このかかる事態に遺憾の意を表明し、大臣の真摯なる対応を求めて、質問に入ります。...全文を見る
10月15日第187回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。  若井委員のエボラを引き継いで質問したいと思います。ここも野党共闘がちゃんとできているなと。  まず、エボラ出血熱の対策についてですが、これは本当に猛威を振るっていて、今のペースですと、一週間に千人以上犠牲者が出ている状況ですが、直近のW...全文を見る
○小熊委員 本当にあらゆる対策をとらなきゃいけないんですが、今回、この問題を取り上げましたのは、WHOに関しましては、とりわけ日本人は国際機関というといいイメージを持ってしまうんですけれども、国境なき医師団からも、このエボラの対策の認識の甘さ、実態把握がおくれていたというところが...全文を見る
○小熊委員 そうした連携の中でいろいろなまずい点があれば、しっかりとWHOに、日本としても、これは人もお金も出していくわけですから、効果が上がるようにしていただきたいというふうに思います。  次に移ります。  先月来日をされましたインドのモディ首相との首脳会談の際に、もう日本...全文を見る
○小熊委員 これは、それぞれの国のいろいろな思惑もあるんですけれども、実現をしっかりとして、その後も、一過性に終わるんじゃなくて、しっかりと活用していかなければいけないと思います。  さらに、この日米印の積極活用という中での、またその派生するところとして、総理も行っていただきま...全文を見る
○小熊委員 今回の枠組みの中の、また一方の問題として、これは対中国というのがそれぞれ、アメリカと中国との関係、インドと中国との関係、また日本と中国との関係というのも、その三カ国の枠組みの中の一つの課題としてまたあるというのも事実だというふうに思います。  ただ、そこは各国によっ...全文を見る
○小熊委員 本当に成果の上がった会議だったと思いますし、その中で日本のプレゼンスも上がったし、役割も関係国にしっかりと伝わったというふうに思いますけれども、今回この会議で話し合われた、まさに気候変動とかという部分についても、きょうは答弁は求めませんが、従来質問しているSPREPへ...全文を見る
○小熊委員 一方で、後発開発途上国の側にも問題があるのも事実です。  このLDCのカテゴリーに入っていればいろいろな恩恵を受けられますから、わざととまでは言いたくはないんですが、そこから卒業しないようにしてしまっている傾向も、これは指摘をされているのも事実ですから。  ただ、...全文を見る
○小熊委員 あと、特にこのLDCに関しては、国連の開発政策委員会、CDPで所管していますので、こういう国連を通してでも、新たな国際協力のあり方といったものをしっかり日本政府としても国際社会に提案していく必要があると思います。  そういう意味では、カテゴライズも、明確な基準があっ...全文を見る
○小熊委員 内容はいいんですけれども、何かおとなしくなっちゃったなというような。  きょう、大臣は、拡大という言葉を使っていただいたんですよ。今の副大臣の答弁は、拡大という言葉は入っていませんでした。拡大について。
○小熊委員 これは、ODAに関してはほかの委員も同じだというふうに思いますし、ちょっと資料としては配っていないんですが、今月の月刊誌で、尊敬する長島委員が、外交や安全保障についてはニュアンスやアプローチの違いはあっても、共通軸を持つことは自然なことだと思うということを、与野党を超...全文を見る
○小熊委員 これは、概算要求のときに本当は三倍ぐらいどんとやって、それで二倍ぐらいでおさまればいいのかなと。そんな簡単なことではないんでしょうけれども、そのぐらいの迫力を持って、ぜひ拡大路線、お願いしたいというふうに思います。  ちょっと時間がなくなりましたが、最後に、中根政務...全文を見る
10月28日第187回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。  本日は、酒井、渡邉両参考人におかれましては、お忙しい中おいでいただきまして、本当にありがとうございます。  また、渡邉参考人におかれては、私の地元の尊敬する高校の先輩ということで、公私ともに御指導いただいていることを、この場をおかりして...全文を見る
○小熊委員 フレコンバッグも、よくよく考えてみると、国の直轄のところは大きく仮置き場にまとまって置いてありますけれども、市町村でやっているものは、先ほど参考人からもありましたとおり、人家であればその家の裏庭に埋めて、五十センチ、また客土して置いてあるわけです。その人家というのは、...全文を見る
○小熊委員 また、今フォークリフト、クレーンの話も出ましたけれども、これも多分足りなくなってくる、確保できるのかという問題もあります。  あと、本当に震災当時、今大分、風評といったものもある程度はおさまってきている部分もありますけれども、福島ナンバー、会津ナンバーをつけている、...全文を見る
○小熊委員 ありがとうございます。確保の問題、人員確保もありますし、車両の確保の問題、保有のあり方の問題というのも明らかになりました。本当にありがとうございます。  また、酒井参考人にお聞きしますけれども、我々、三十年後に最終処分場に持っていく、これは国も約束して、これから法制...全文を見る
○小熊委員 こういう状況ですから、これからの運搬に関しても、最終処分場の話もぼわっとしていて、本当にそういう不安の中で福島県民は暮らしている中で、それでも負けないで、これから復興に向かって県民は一丸としてやっていくわけですけれども、しっかりとこの国会の中でも議論して、方向性をしっ...全文を見る
10月29日第187回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第5号
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○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。  今国会で、地方創生をテーマにして、とりわけ人口問題、これはさきの通常国会でも、私は、常日ごろは……(発言する者あり)  ちょっと今の、委員長、これは大臣のせいで始められなかったんですよ。(発言する者あり)それは違いますよ。
○小熊委員 地方の問題は非常に大事で、さきの通常国会でも、私はふだんは外務委員会にいますけれども、差しかえでいろいろな委員会に行って人口問題をやったんですが、厚労に行っても少子化の部分は答えていただきますし、農水に行って農村集落の話をしても、そこは答えるんですけれども、包括的な人...全文を見る
○小熊委員 道州制については町村会は反対をしているんですけれども、ただ、これは枕言葉があって、市町村を無視するような道州制には反対と。  今の四十七都道府県制度で市町村を大事にしているか、ちゃんと連携がとれているかといえば、これはこれで問題があるわけですから、本当の基礎自治体が...全文を見る
○小熊委員 総務大臣もそれでいいんですよね。
○小熊委員 しっかり連携をとって、ここはまた地方の声も聞きながらやらなきゃいけないというふうに思います。  続けて総務大臣にお聞きします。  震災のあった年に、私、震災直後から車で寝泊まりしながらあちこち回った中で、その後に、阪神・淡路大震災のときの国土庁の事務次官であった三...全文を見る
○小熊委員 両大臣の答弁、何も否定するものではないですし、そういうふうになったらいいなとは思うんですけれども、現実はなかなか成果が上がらないというのが事実ですし、では私自身も何か答えを持っているのかといえば、本当になくて悩んでいるところです。  私の地元に委員長がチョウチョウを...全文を見る
○小熊委員 ちょっとかみ合っていないので。大学の一極集中をどう是正するか。それぞれの地方の大学が頑張るというのは、頑張っていますよ。それはわかっています。今ある大学を、どう集中を是正していくかというのは、これから取り組んでいただかなければいけませんし、ある意味、暴論を言えば、総量...全文を見る
○小熊委員 育休取得率なんかも出るんですけれども、公務員とか大企業はできる部分はありますよ。でも、日本は中小企業の国でもありますから、そういうちっちゃい事業所が、育児休暇をとっていいよといってもそれはなかなかできないというのが現実で、中小零細、小規模事業所で働いている人たちがどう...全文を見る
10月31日第187回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。  大熊議員に引き続き、小さい熊ですけれども頑張っていきたいというふうに思います。  今回のJESCO法、これまでの過日の委員会での質疑、またきょうの質疑、やはりまず前提は、これは民主党政権時代、また自民党にかわってからも、信頼がなければこ...全文を見る
○小熊委員 今の、国の責任の明確化、これは非常に大事です。  過日も、この委員会で参考人をお呼びしたときに、私の地元のトラック協会の会長さんをお呼びしたときに、搬入に係るいろいろな整備が必要になってきます。高速道路を使っていくということもあるんですけれども、各市町村ごともやって...全文を見る
○小熊委員 これは市町村道でも、その輸送経路の中にこれがあるとすれば、予算を国で面倒を見るということですか。端的に答えてください。国でお金をちゃんと財政措置するということですか。
○小熊委員 そのあたりの積み込み場のところの住民説明会も、これは市町村が主体になるのかどうかわかりませんけれども、これもだから国が責任を持って説明しなきゃいけないんですよ。そうですよね。それもちゃんと、国が率先して、地元住民への理解の説明会なりなんなりをするということでもいいです...全文を見る
○小熊委員 これも、だから、国がしっかり、市町村に任せて説明会を開かせるんじゃなくて、やっていかなきゃいけないわけですから、しっかりお願いしたいと思いますし、今の答弁で、この間の参考人の質疑のときにも、なるべくトラックが直接行く。行けないところもいっぱいあるんですよ。だって、個人...全文を見る
○小熊委員 我々というのは、これは政務三役含めてですね。技術的なことは環境省の職員ですけれども、冒頭に行って、一つ頭を下げるということで、これがまさに被災者、福島県民に寄り添うということになりますから、少しこれは丁寧にぜひやっていただきたいと思います。  実は、この五条件以外に...全文を見る
○小熊委員 大臣、そうした前向きな答弁をいただきましたので、ぜひ、文科大臣が、この和解案に対して東電が拒否していることに関して近々にコメントが出ることを私は期待したいと思います。大臣が言っていただいたおかげで文科大臣がこれについて言及してくれることを待っています。なければ、また違...全文を見る
○小熊委員 全てのですね。いろいろな条件をちゃんとつくって、その条件に合致したところは、北海道であれ、九州であれ、沖縄であれ、関西であれ、東京であれ、合致するところがあればそれは全て対象になる、選択肢になるということでよろしいですか。(望月国務大臣「はい」と呼ぶ)  それで、こ...全文を見る
○小熊委員 これは、今言ったとおりでは実はだめなところがあって、三十年後というゴールが決まっているわけですよ。減容化はまだしっかり確立していない部分もあるし、どうやるかというのがありますし、取り除いてきれいになったものといっても、例えがいいのか悪いのかわからないけれども、例えば、...全文を見る
○小熊委員 私、別に御指導できる立場じゃなくて、一緒に復興をやっていかなきゃいけないのであれなんですけれども、このテーマは時間内にもう一度触れますが、ちょっと先に細かな点で。  輸送のことでも、今明確になっていない。先日の参考人質疑の中でも、地元のトラック協会に具体的に相談がな...全文を見る
○小熊委員 使用後のトラックはどう処分するんですか。トラック業者も、それは、はい終わりました、除染しました、違うものを運びますとなかなかできないですよという話です。
○小熊委員 全然それじゃだめですよ。それだからだめなんですよ。  一点は、まず、想像してみてくださいよ。福島県内に住んでいて、目の前を毎日トラックが走っていく。有蓋車ならいいけれども、シートをかぶせればいいと言ったけれども、雨が降ったら、そこから流れてくるんですよ、荷台から。科...全文を見る
○小熊委員 だから、科学的に除染してオーケーでも、これは風評被害の話と一緒で、人間の心理的なものがありますよ。そこも踏まえて処理を考えていただかなきゃいけない。はい、ピピッとはかって、出ません、大丈夫なトラックですといってもだめですよという話。  ちゃんとしたデータはありません...全文を見る
○小熊委員 これは私の考えじゃなく、この間のトラック協会の参考人も同じことを言っていますから、まさにこれは政治判断でしっかり決めていただきたいというふうに思います。  またインフラ整備の方に戻りますけれども、この間も知事選があったので、私、久々にいわきの方も行ってみたら、大渋滞...全文を見る
○小熊委員 その場合にも、輸送経路のインフラ整備、国が面倒を見ると言っていただきました。あわせて、この輸送のために避難路を新たに整備しなければいけない、市町村でやらなきゃいけない場合も、これは国でやるべきですよ、国のせいでそういうふうになるんですから。そうですね。そこまで含めて、...全文を見る
○小熊委員 だから、輸送路が決まって、なおかつ、輸送路の状況によっては避難経路を新たに確保しなきゃいけないというものが出てくれば、これは国がきっちり責任を持って、そこは協力をしていただきたいというふうに思います。大臣からもそういう方向性を示していただいたので、しっかり、ここは考え...全文を見る
○小熊委員 だから、一生懸命やりますよというのは誰も否定しません。だけれども、今、県外のものも結果が出ていない。先ほど言ったとおり、減容化したとしても、これは大丈夫なものがどこかに持っていけるのかどうかということも検討してもらわなきゃいけないんですよ。科学的には大丈夫なものでも、...全文を見る
○小熊委員 先ほど言ったように、北海道から沖縄まで全部対象です。環境的に条件が合致すればどこでも対象になると言いましたよね。仮定の話だから答えられないかもしれないけれども、大臣の地元の選挙区内で合致する地域があれば、積極的に誘致に関して努力しますか、どうですか。
○小熊委員 だからだめなんですよ。そこの覚悟がないから、我々は信頼できないんだ。  我が党の橋下徹は、この中間貯蔵の最終処分場じゃなくて、使用済み核燃料の処分問題がある、これは新設なんかをしなくても、今の五十何基分、いずれ処分しなきゃいけない、我が維新の党の国会議員は、次の選挙...全文を見る
11月05日第187回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。  この質疑に先立って、ちょっと文科委員会の方に差しかえで質問に行ってきまして、文科委員会の方では、CSC条約の条約締結に伴う国内法の改正の質疑をもうしていて、きょう、決をとるらしいんですけれども、本来は、条約が締結をされるから国内法整備とい...全文を見る
○小熊委員 今大臣が言ったとおりの狙いというのは非常にいいですし、その狙いに合致するということでこの名称を変えていくということは、非常にいいことだというふうに思っています。国民の理解も含めて、新たな切り口でやっていく。  今大臣がおっしゃっていただいたとおり、さきの委員会でもい...全文を見る
○小熊委員 選択と集中と言っているなら、ある意味対象国をふやすことだと思います。拡大ですね。拡大になっていくわけですから、これはしっかりと説明責任を果たさなければいけないので、そこは、卒業国に対しても支援していくときのいろいろな理論構築はお願いしたいというふうに思います。  新...全文を見る
○小熊委員 そこで、さきの通常国会でもSPREPの支援を決めていただいて、今取り組んでいただいているわけですけれども、国ごとでじゃなくて、まさに地球規模の課題というのは、国境を越えて、エリアを越えて、広い範囲で抱えている課題というのも多いわけですから、今回の大綱でも、地球規模の課...全文を見る
○小熊委員 ありがとうございます。  私も、何でもかんでもということではありませんから。今までは本当にコストカットみたいな感じで、縮小の視点でありましたから、これは新しい大綱のもとに従って積極的にもう一回見直しをしていただく。もちろん、私も、全てやれと言っているわけではありませ...全文を見る
○小熊委員 私の意見は委員会で言っているから、私はパブリックコメントでやらなくても大丈夫ですよね。(岸田国務大臣「はい」と呼ぶ)  先ほど官民連携も言いましたけれども、これはビジネスの分野もそうなんですが、まさに国民の理解を得るという意味では、さまざまな市民団体、NGO等との連...全文を見る
○小熊委員 ぜひこれは進めていっていただいて、それがひいてはいろいろなODAの拡大にもつながってくるというふうに思います。  いよいよODAに対しての本論に入っていきますけれども、ちょっと確認ですが、一応ODAの目標は、対GNI比で打ち出していますが、〇・七%という目標は変わら...全文を見る
○小熊委員 これは〇・二三の前は〇・一七で、ちょっとはね上がったのはミャンマーの債務に対しての支援ですから、流れとしては一時的なはね上がりなんですね。例えば、〇・二三というよりは、流れとしては、やはりこれは〇・二も切るような今の日本の状況ですよ。  確かに各国と比べても、ほかの...全文を見る
○小熊委員 長い答弁、ありがとうございました。  本来、これは、中根政務官だって地元で、この委員の皆さんもそうですけれども、何で外務委員会なんという票にもつながらない委員会に入っているんだなんて言われたりもするのが現実ですよ。  今、官僚のトーキングペーパーじゃなくて、政治家...全文を見る
○小熊委員 これは、大臣、多分知らなかったと思うんですね、こんなことをされているのを。これはいろいろな省庁でやっていますよ、縦割りの弊害ですよ。クールジャパンというのは国家戦略ですから、これはちゃんと横串を通しておかなきゃいけないんですよ。まして、海外に対する情報発信というのは外...全文を見る
○小熊委員 ちょっと時間がかかり過ぎていますから。もうこれは検討しているんですよ、何年間も日本も。なおかつ、アメリカ側が、自分のところはいいから、まず日本人に対してグローバルエントリーさせてあげるから、それに取り組みませんかといっても、これも取り組んでいない。  まさに、海外交...全文を見る
○小熊委員 今言ったところ、アメリカ側からだけでいい、受け入れ側から先にやりますから、日本の関係法令関係なくやると言っているんですから、ぜひそれはお願いします。  以上で終わります。ありがとうございました。
11月05日第187回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。  私、常日ごろは外務委員会に所属しているんですけれども、きょうは差しかえで質問に立たせていただきます。  冒頭申し上げます。これは外務でも条約そのものがかかっているんですが、外務委員会はきょうお経読みで、来週質疑なんですね。これはやはり、...全文を見る
○小熊委員 今言っていた、無限責任を維持していく、これは非常に重要なことでありますから、いい答弁だったというふうに思いますけれども、パリ条約とかウィーン条約、ヨーロッパは国境を接していて、損害も多国にわたっていくことがあるからあれだけ厳しいものになっているというふうに思います。 ...全文を見る
○小熊委員 地元の願いとしては、これは政府がつくったADRですよ、そこで和解案を示したわけですよ、いろいろなやりとりの中で。被災者側もこれはある意味譲歩している部分もあっての和解案です。それがもう全くのゼロ回答ですよ、東電は。ここでやはり国が前面に立ってやるというのは、この福島の...全文を見る
○小熊委員 これは仮定の話には大臣も答えられないでしょうけれども、先ほどお話しさせていただいたとおり、今水面下では、浪江町長は、やはりゼロ回答のようだと聞いているというふうに言っていましたので、和解案を拒否となれば、ADRの存在そのものが、今後どうしていったらいいのかというのは、...全文を見る
○小熊委員 数字はそうですけれども、個別的にいくと、私も聞いている話、実際、直接聞きましたけれども、泣く泣く和解している人たちもいるんですよ。まして、震災直後は東電の人も頭が低かったですけれども、今や、例えば会津の場合、実害というよりは風評被害でいろいろな賠償をもらっていますけれ...全文を見る
○小熊委員 今は大臣、再三再四というのは、直接東電に言ったことはありますか。確認させてください。
○小熊委員 その際の東京電力の返答というのはどんなものでしたか。
○小熊委員 これは大事な話ですから、政治家がやはり先頭に立つべきですよ、省庁がやっていますということじゃなくて。今のお話を聞いたら浪江の人は、非常にがっかりだな、大臣が直接やってくれていないんだな。省がやっている、そんな話ではないので、これは、最終決定が出たときには、大臣として東...全文を見る