小熊慎司

おぐましんじ

小選挙区(福島県第四区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数4(参1)回

小熊慎司の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月04日第189回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。  政府におかれましては、今、理不尽なテロの対応で大変苦慮しているところ、また、検証しなければなりませんけれども、一定程度の評価をしたいというふうに思っています。  また、理不尽なことというのは、四年たとうとしておりますけれども、東日本大震...全文を見る
○小熊委員 ここでぜひ留意していただきたいのは、被災県といっても、東日本大震災というのは、それは東北三県だけではなくて関東、北関東にも及んでいるものもありますけれども、残念ながら、今継続中の災害である原発事故災害ということを考えると、やはりほかの県と福島県というのはまた違うところ...全文を見る
○小熊委員 総理も、福島の復興なくして日本の再生なしというのは何回も言っておられます。この手の質問、昨年の予算委員会で言ったら、与党席の方から、県議会の質問かなんて来ましたけれども、そういうことじゃなくて、やはり福島の復興が日本の再生につながるという、この総理の姿勢をしっかり具現...全文を見る
○小熊委員 そもそも、今現場で起きているのは、社長、これは、いろいろな手続をやりに行くと、今までも払い過ぎていたんだみたいなことを社員が言うんですよ。申しわけありませんと反省していながら、実際、現場ではもうそんな雰囲気ですよ。(発言する者あり)一部ですけれども、そういうことがある...全文を見る
○小熊委員 今大臣が言われた相当な因果関係というのも、これは民主党政権時代から出ていた言葉ですけれども、相当な因果関係というのは、明確には出せない部分もやはりあるのも事実です。  一方で、やはり売り上げが落ちていたり、観光客が戻ってきていなかったりというのもありますから、我々は...全文を見る
○小熊委員 大臣が言うとおり、尊重するようにと言っていますから、東電に聞きますけれども、そうでありながら、幾つかの案件に関しては、このADRの和解案について、再考を求めるように書類を幾つか出していますよ。これは尊重していないということになるんじゃないですか。社長、どうですか。
○小熊委員 そうはいいながら、もし和解案が拒否されれば裁判になっちゃうんですね。本当は裁判しなくていいようにADRができているんですけれども、その狙いとは外れた方向に行ってしまうんです。  裁判になれば長期化します。今でも、この段階で浪江町の訴訟の人たちの中には、二百人以上がも...全文を見る
○小熊委員 今大臣が言ったことで、だから進んでいないんですよ。  東電というのがありますけれども、東電の最大の株主というのは政府じゃないですか。政府がそうやって尊重すべきと言っているんだったら、株主としても言わなきゃいけないんじゃないですか。こういうことが、決められない政治なん...全文を見る
○小熊委員 これは、昨年、前の経産大臣の茂木前大臣も、委員会で質疑したときには、事業者次第みたいなことも言っていますけれども、ただやはり、ほかの、福島県以外の原発とは同列に考えられないということまで踏み込んでいただいているんですね。  さらに、小泉政務官にお聞きしますけれども、...全文を見る
○小熊委員 しかし、今の政府の対応は、こうした慎重に、そして、ほかの原発と分けて考えると前大臣、茂木大臣は言っていただいていたんですけれども、結局、同じなんですね、慎重にということで。そのことに対する見解はどうですか、今の政府の、事業者次第という、先週の総理の答弁も含め。
○小熊委員 今の答弁が、まさに福島県民の心に寄り添っているという答弁だと思いますけれども、それを受けて、総理はどうですか。
○小熊委員 事業者といっても、だから株主は政府なんですね。これは政府が、政治が復興に関してしっかり責任を持つと言っていながら、肝心なところでは、事業者ですと。  これだから、年末、県内で首長のアンケートをとりましたけれども、残念ながら、安倍内閣の復興に関しては十分でないというの...全文を見る
○小熊委員 これは総理も昨年、慎重に判断すると。慎重にということじゃないと思うんですね。いろいろなことを勘案してというけれども、これはやはり福島県の立場に立って、小泉政務官の言うとおりにやっていただくことが重要だというふうに思いますし、小泉さんも未来の総理と言われていますけれども...全文を見る
○小熊委員 今、現時点においては、三十年以内にはこれは搬出完了にしなきゃいけないんですね。そうすると、ぬるいことを言っていられなくて。今の、現時点では、その候補地が、国が指定する方法なのか、市町村が手を挙げる方法なのかというのもしっかり決まっていないのが事実です。  これは県外...全文を見る
○小熊委員 そうではありながら、説得すると言っていながら、それはほかの、当該市町村長だってそれは大変な問題ですよ。今でも、宮城県や茨城県や栃木県、それぞれの最終処分場も決まっていないわけですよ。政治家みずからが自分のところでもいいよと言うぐらいの迫力がない限り、人の説得なんかでき...全文を見る
02月26日第189回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。  この一週間、西川前農水大臣、また、きょうの下村大臣、政治と金ということでは、我が党は、文書通信交通滞在費の公開ですとか、またいろいろ内規の中でさまざまな取り組みをしているところであります。  この政治と金というのはしっかりと、国民の納得...全文を見る
○小熊委員 ちょっともう一つ単純な疑問があって、東京の博友会は登録をしていて、地方の方は任意の団体で、活動も、年何回かの講演をしている、その中の人によっては、会としてではなくて、任意でパー券を買ってもらっている。  私もじっくり調べたわけじゃないんですけれども、ぱっと取り寄せた...全文を見る
○小熊委員 回数の違い。でも、活動内容は余り差がないような気もするんですけれども。  例えば、私は福島県ですから、私の地元近くでいうと仙台の江陽グランドホテル、仙台でもいいホテルですから、そこで場所を借りて飲み食いしたら一万円ぐらいいくんだろうなというのは、自分の印象ですけれど...全文を見る
○小熊委員 これは見解の違いですから。  どういう経緯で領収書が出ているかわからないんですが、地方の博友会の方々に、東京第十一支部の三万円の領収書は年会費と書いてあるんですね。支部で年会費というのも私もちょっと初めて聞いたんですけれども、そういうことが起きているわけですよ。東京...全文を見る
○小熊委員 これは多分単純な事務所のミスだったのかもしれません。だから今はやっていないということですけれども。  そういう積み重ねがこういう疑念になってきていますから、だから、これは義務としてではなくて、必要以上に説明責任を果たさないとこの疑念は晴れないというふうに思いますので...全文を見る
○小熊委員 ちょっと長かったんですが、名前が変わった、それはまあ表紙が変わるのも大事、中身も大事ですから。  ここで私、もう一点いいなと思ったのは、特にアジア諸国の中で、被ドナー国からドナー国に変わっていく国もいっぱいあります。その国との日本の、日本ならではというのも出していか...全文を見る
○小熊委員 まあまあ、大臣のでそのとおりなんですよ。ここだけ見ると減っていたんですけれども、全体で見ると微増はしているんですけれども、微増じゃだめなんですよ、国家戦略でやっていかなければ。まして日本は、GDPで考えたら世界的には少ないんですよ。  まして今、世界が変化している。...全文を見る
○小熊委員 何かいつもの林大臣じゃないなと。経緯はわかっている、今までの経緯、努力して外していく、これからも外していく努力はするんですけれども、外れない状況の中で攻めの農業をやらなきゃいけないときに、どう支援していくんだという話の政策をつくらなきゃいけないでしょうということなんで...全文を見る
○小熊委員 ですから、これは選択肢が幾つかに限られていて、先行きが見えない話ではなくて、それを前提にこの地域を返すか返さないかというのも、これは判断が住民は変わってきますから、それはしっかりと説明をして、被災者の人たちにまさに寄り添って丁寧な説明をしていく。  二〇二〇年になっ...全文を見る
○小熊委員 ぜひよろしくお願いします。きょうは、多分、夜は任意の団体の勉強会で大臣と一緒になりますから、そこでもまた議論したいと思います。よろしくお願いします。  ありがとうございました。
03月10日第189回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○小熊分科員 維新の党の小熊慎司です。おはようございます。  まず初めに、キャリア教育の件についてお聞きをいたします。  これは、経産省だけではなくて、厚労省、文科省、それぞれ所管もしているわけでありますけれども、経産省においては、二〇一〇年、キャリア教育アワードというものを...全文を見る
○小熊分科員 そこで、先ほど言ったとおり、これまでは実は、その後もうちの地元のその商工会議所青年部も経産省といろいろ取り組みをさせていただいている中で、やはり省庁の壁というのは非常にあったんですけれども、今年度に入ってから急に経産省も変わったというので、これはよかったなと思うんで...全文を見る
○小熊分科員 今、職場体験というのもありました。これは本当に私的な所見ですけれども、親の背中を見て育つとよく言うんですが、昨今、それがなかなかかなわない。  昔は、家業があったり、農業であったり、一次産業とか、また商店の皆さんなどというのであれば親の姿を見るんですけれども、今、...全文を見る
○小熊分科員 いや、私、福島県の人間として言えば、それを説明しておけばいいんですよ。全く目に見えないという形じゃなくて、持ち出せるか、持ち出せない可能性もありますよと今のうちから言っておかないと。二〇二〇年になって、安全に運ぶ技術がないので持ち出せません。ということも言わないと、...全文を見る
○小熊分科員 これは、確かに、不要な不安をあおらないというのも重要なんですが、大臣も広島だからわかると思いますよ。我々の知り得ない一九四五年以降のまた苦難の道、いろいろな差別というか風評被害、人間に対する誤解というのもあったと思いますけれども、これは今、国は帰還させると言っている...全文を見る
○小熊分科員 これは、先行きが見えないのが県民、被災者の不安になっていますから、経産省の方ともしゃべって、例えば、再処理できるといっても、再処理だって、国際的には、核保有国以外で再処理工場を大っぴらに持っていますというのは日本だけですし、再処理して、それをまた再利用のサイクルがち...全文を見る
○小熊分科員 時間が来ましたので、最後に指摘にとどめますけれども、東電はもはや自己改革、自己浄化はできない企業ですから、過去の経緯を見れば。それを踏まえて、本来であれば、グッド東電、バッド東電を分けて、処理機構をつくって、第三者の技術者をきちっと入れてやっていくというのが私はいい...全文を見る
03月25日第189回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。  質問をさせていただきます。  まず初めに、先日、アメリカのオバマ大統領夫人が来日をされて、また、非常にいい来日、成果も上がったというふうに思いますが、その成果の一つとして、安倍首相の昭恵夫人とともに、女子教育推進に向けた日米協力に関する...全文を見る
○小熊委員 そのとおりです。  これをしっかりやっていくためには、気合いだけではいけないわけですよ。かかるものがあるわけです。  そこで、新たにいろいろな取り組みをしていくんですけれども、限られた予算の中でやっていくしかないんですが、来年度のODA予算について、過日、予算委員...全文を見る
○小熊委員 増額とはいっても、それはちょっと過大広告に近い表現ぶりで、民主党政権のときに、減らしていったのをV字回復した、こういう言葉、元の玄葉大臣も言っているけれども、V字回復でもなくて、返し針ぐらいの、ちょっと変わったぐらいの話ですし、〇・二%ですよ。今、円安の中の為替のこと...全文を見る
○小熊委員 私、ODAをふやした方がいいというのは、幾つかの意味が実はあるんです。  日本は、人口が減少して、ある意味縮小していく国家になっていきます。だからこそ、今まで以上に世界とのかかわりを努力しないと、下りのエスカレーターに乗っているのと一緒なんですよ。現状を維持しようと...全文を見る
○小熊委員 ぜひ、その際は、〇・二%、日本風に言えば何厘の世界ですよ。倍増とまで私は言いたいんだけれども、一割増とか、何割ふえましたぐらいのことをこれからやっていかなきゃいけないし、大臣、国際協力大綱というのは開発協力大綱……(岸田国務大臣「済みません」と呼ぶ)そもそも、そこから...全文を見る
○小熊委員 そもそも、我々維新の党は、昨年立ち上がって、旧日本維新の会のとき、あと、一緒になった結いの人たちもそうですけれども、原子力輸出に関しては慎重な態度をとっています。  その原発輸出に関して、首相は、原発事故の経験と教訓を世界と共有する責務という言葉を使って、だからこそ...全文を見る
○小熊委員 長い答弁、ありがとうございました、最後の一行だけでもよかったんですけれども。まあ、しっかりここをやっていただきたい。  また、あと、脆弱性を考えてODA卒業国にも支援していくという、これは総理もたびたび言っているんですが、例えの例で、CARICOMの話が先立っている...全文を見る
○小熊委員 だから、その方向性はいいんですよ。それをどんどん撤廃に向けて努力してもらうのはそうです。今までもしていることも否定もしません。成果も上がっているのも否定もしません。  ただ、もう用意ドンと始まっていて、でも、ハンディがあるところをどうするのという話なんですよ。そのハ...全文を見る
○小熊委員 それは政府全体でやるんですけれども、誰が音頭をとるのといったら外務省なんですよ。国際的なこういう風評被害、こういうものに対応するのは外務省なんですから。外務省がきっちり中心となって、関係省庁、音頭をとってやっていただきたいと思います。  だから、今言ったとおり、観光...全文を見る
03月27日第189回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第3号
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○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。  午前中の質疑も、同僚委員の質問、ほかの委員会もあったりして出たり入ったりはしていたんですけれども、党派を超えて大変すばらしい質問も出ていましたし、また、大臣の答弁もすばらしい答弁が多かったと思います。これはやはり、本来であれば、多くの国民...全文を見る
○小熊委員 大臣のおっしゃるとおりで、私も、政治というのは、選択をしっかりふやしていって、どういう考えのもとでどういう人生選択をするかは個々人の問題で、私は子供が三人いますけれども、それが立派だとか、いいとか悪いとかというのは、それは個人の問題であって、独身主義も認めなきゃいけな...全文を見る
○小熊委員 今も答弁にありましたとおり、若者の意識調査の経年変化、改選前のこの委員会でも私もそれを取り上げてやりましたけれども、この委員の中にも多分メンバーがいるんですかね、イクメン議連というものもつくって、しっかり育児にかかわっていこう。出産というのは女性しかできないものですけ...全文を見る
○小熊委員 そういった意味では、本当に総合的にやらなきゃいけないと思うんですよ。子供を育てるのも地域のかかわり方とかをやっていかなきゃいけないし、なるほど、大きいところでもセクションが限られていれば人材の有効活用ができないというのがありますから、ぜひその点も知恵を出してやっていか...全文を見る
○小熊委員 大学のことはこれから聞こうと思ったら、もう答弁していて、同僚議員がこの後、大学のこともちょっと触れます。  これはやはり大きな鍵になってきますよ。私も地方に暮らしていて、都市と地方との教育の格差というのは大きくありますし、大学が偏在しているということで、大学が地元に...全文を見る
○小熊委員 言っていることはわかるんです。でも、一方で、全体が減っていく中でコンパクトにしましょうということは、ではどこから持ってきてコンパクトにするんですかという話をすると、結局、そういう中山間地域、集落の人が町中に住んで歩いて暮らせるようにしてくださいよという話と、これは整合...全文を見る
○小熊委員 高齢化の話はまさにそのとおりですけれども、私は量の部分だけ今はちょっと言ったので。  そうはいっても、量としてはやはりこの東京圏は確保される、それで地方にふぐあいが生まれるということを、これはしっかりやらなきゃいけない。ある意味では、極端な言い方をしますけれども、本...全文を見る
04月01日第189回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。  まず、過日、大変な被害に見舞われた、サイクロンで被害を受けたバヌアツ等の地域において、日本もさまざまな支援をして、また、政務官も迅速に現地に飛んで、バヌアツの外相とも会談をされたということでありますけれども、どういう支援をしてきたか、しっ...全文を見る
○小熊委員 そういう意味では、長期的な視点に立って今後どうしていくかというのは、これは過日の防災会議でもありましたし、不幸なことで、本当はなくてよかったんですけれども、東日本大震災という経験を日本がしておりますから、今、そうした復興に向けての中でも、この中長期的な取り組みというも...全文を見る
○小熊委員 一年でそうした状況ですから。でも、細かい案件を見ると、やはり家族観というものが国によって違ったり、法体系も多少違うというところで、納得がいってその決定に従っている案件が全てではないというふうに思いますので、これはしっかり今後も対応していただきたいなというふうに思います...全文を見る
○小熊委員 大塚政務官もお子さんがいらっしゃって、家庭円満ですから、こういうことは大塚政務官の家庭ではならないとは思っていますけれども。  今仕組みの話もされて、では、その仕組みがうまくなっているかというと、実際、政務官も担当していますからわかるとおり、日本の場合、やはり女性の...全文を見る
○小熊委員 日本は一定程度の条件を突きつけていますから、今後、それがクリアしたら参加するということもあり得ますか。
○小熊委員 参加するかしないか、これはアナリストたちもいろいろ意見が分かれているというのも承知をしていますし、今後の展開でどうなるかというのは、確かに今は慎重な発言をすることが適切だとは思います。  一点、私自身、感じるのは、中国もやはり国際協調のルールをつくっていくんじゃない...全文を見る
○小熊委員 いずれにしろ、このAIIBについて、日本は、むちゃくちゃなことはさせないということはやっていかなきゃいけないので、中に入ってそれをしっかりやるのか、それとも、外側にいて、アメリカのように世銀で協調関係でいろいろな事業をやっていくというように、アジア開発銀行でどういうふ...全文を見る
04月02日第189回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。  福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律案につきまして質疑をさせていただきます。  これは地元自治体からの要望を踏まえて、県を通して国がこの改正に至ったという経緯は重々承知をしておるところでありますけれども、このいわゆる一団地の復興拠...全文を見る
○小熊委員 今後のあり方として、今おっしゃっていただいたとおり、国だけじゃなくていろいろな、マスコミも含め意向調査している中で、判断がつかない、では、どうすれば判断がつくんだというところであると、やはり除染であるとかですね。この除染は計画で見えていく、その結果によってまた上がった...全文を見る
○小熊委員 実は、私も参議院時代、浜田副大臣には大変お世話になって、一緒に法律もつくらせていただいたときに、双葉郡の地元の方々の取り組み、副大臣も聞いたことがあったと思うんですけれども、NPOでハッピーロードネットという団体があって、この人たちは、まさに広域で、それも町村単位では...全文を見る
○小熊委員 真面目な答弁なんですけれども、震災、特に福島県は原発事故を抱えた複合災害が今でも継続中。だから、通り一遍の既存の制度とか考え方で復旧復興というのは私は成り立たないというふうに思っています。  地元自治体の意向というのもあります。わかります。だけれども、今の復興の段階...全文を見る
○小熊委員 私も、上からどんということではなくて、大所高所からの意見としてやっていったらどうですかという話で、今大臣、そのはざまに入っていることを吐露していただいて、本当にそのとおりだというふうに思います。  その中で、いろいろな意見があるんです。これと決めるというのも難しいで...全文を見る
○小熊委員 今回のこの法改正、これはこれとして別に否定するものではありませんが、よりよく広域でどうしていくか。だって、想像してみてくださいよ。一万人いた、二万人いた町が、いきなり千人、二千人の町になるんですよ。これは今、地方創生でも人口減少問題に取り組んでいますけれども、何十年か...全文を見る
○小熊委員 この間もトラック協会の会長にちょっとお会いして、トラックのことについては、再三再四、今でも言っているというんですね。環境省は、わかった、適切にと言われましたけれども、その意見は結局は現段階では聞けないということですよね。
○小熊委員 これはずっと議論が平行線になりますから、またちょっと違うことを聞きます。  この中間貯蔵施設、法律では、これは三十年後に県外。これは、私、それは持っていきたいけれども、二月の予算委員会でもやりましたけれども、では、例えば竹下大臣の選挙区で適切な、全国が対象になるわけ...全文を見る
○小熊委員 今、福山政務官が言われたとおり、国民的理解といったものですね、定量的に何割の人が理解すればオーケーというところがないので、その方向性はそのとおりなんですけれども、言葉は立派ですが、現実として、それは何人かが反対すれば使えないですよ。  これは三十年後ですよ。想像して...全文を見る
○小熊委員 それはわかっているんです。  だから、薄くなっていて安全ですよというものは最終処分場には持っていかないことになっていて、薄いものはいろいろなものに使えますよといっても、使い道がなければ置いておかれちゃうわけですよ。膨大な量ですよ。減容化の技術が進めば進むほど大丈夫な...全文を見る
○小熊委員 今副大臣言ったところは私も承知をしております。ただ、選択肢が幾つかあるということも説明を受けていたんですが、一つの選択肢がないというのが一つあるのは、青森の施設は、通常のものを受け入れるということで地元と合意をしているので、これは、科学的にどうなのか、傷ついているのか...全文を見る
○小熊委員 それが常識的なことですけれども、言ったとおり、住民が帰る帰らないというのは、そこも決めてほしいと。そこが決まらなければ、それは、土地はきれいになったけれども、くすぶった原発のそばに行くという要因にならないわけですよ。そういう心理を見きわめて、復興を果たしましょうとやっ...全文を見る
○小熊委員 最後になりますけれども、風評被害、これはずうっと続くと思います、これは本当に廃炉になるまで。平均すると、三日に一遍いろいろなトラブルがあそこであるわけですよ、ボルト一個おっこちたとか、亡くなったという深刻な事故もあったりしますから。そのたびに、福島が福島がとなるわけで...全文を見る
04月08日第189回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。  緑の基金についてお聞きをいたします。  今ほど寺田委員のちょっと厳し目の質疑もありましたけれども、この気候変動対策、地球温暖化対策は、これは全世界を挙げて取り組まなきゃいけない喫緊の課題でもあります。この分野において日本がどのように国際...全文を見る
○小熊委員 百億ドルを目指して基金を集めたわけですけれども、途上国側からいうと、もっとなきゃいけないんだ、百五十億ドルぐらいなきゃいけないんだという声もありますから、今ほどの答弁のあったとおり、しっかり関係国と連携をして、この使い道や金額についてもしっかりと取り組んでいただきたい...全文を見る
○小熊委員 本来的には、これは全世界が共有して問題意識を持たなきゃいけないところで、今、ある意味、二つあればお互い切磋琢磨して底上げになるというところもありましたけれども、この緑の気候基金をつくる、やるというときに、そのときにこの発言が出てきているわけですね。  それはそういう...全文を見る
○小熊委員 温暖化対策は、いわゆるエネルギーのいろいろなインフラ整備もあるわけですから、そうなってきたときに、こっちの基金と向こうの基金とで、変な意味で、そういうインフラ整備のときの大きなお金も動くわけですよ、これで変な競争になったりしていかないように、これはしっかりと情報収集し...全文を見る
○小熊委員 地元の意見というか、これは日本全体の意見にしていかなきゃいけないわけですから、しっかりそこは今後もやっていただきたい。  やはり、そうした日本の発言が重みを増すためには、先ほど来質疑で出ているとおり、国内はどうなんだ、自分のところでやっていないくせに他人に厳しく言う...全文を見る
○小熊委員 細かい話ですが、今言ったとおり、この気候変動センターについても言及したらいいんじゃないですか。こういうところに日本はしっかり支援していきますということを、どこかの機会に。どうですか。
○小熊委員 ぜひ何かのタイミングで、日本がしっかり関与しているんだ、取り組んでいるんだ、支援しているんだということを言った方がいいと思います。  PCCC、気候変動センターはサモアにできるからサモアの関係者は知っているわけですけれども、ほかの国々また世界の人たちが知らないという...全文を見る
○小熊委員 以上で終わります。ありがとうございました。
04月22日第189回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。  通告に従って質問をいたします。  まずは、日本・モンゴル経済連携協定、今まで質疑が続いたので同趣旨のものになるかもしれませんが、モンゴルが一番最初に経済連携協定は日本ということでやっていただいたということの意味は、経済的な連携だけではな...全文を見る
○小熊委員 それはわかっているんですよ。安全保障の部分。地政学的にモンゴルはロシア、中国というところに挟まれた国ですし、日本にとっても重要な国の一つでありますから、今回の協定が契機となって、さらに両国の関係が深まるのは、もちろんそれもわかっていることです。  とりわけ安全保障に...全文を見る
○小熊委員 これはまだ始まったばかりの協議ですけれども、来月、大統領が来られるということもありますから、そこで一定程度の具体的なものというのは、そこでは出てこないんですかね。まだもっとかかるということですか。具体的な結果と今大臣がおっしゃいましたけれども、どの程度の時期にこういう...全文を見る
○小熊委員 先ほどお話しさせていただいたとおり、ロシアもいて、中国もいてというところでもありますから、これは関係強化はぜひしていくべきだと思いますけれども、しっかりとこの状況も踏まえながら、なおかつ、集団的自衛権の話もこれから進んでいきますから、そうした背景を見ながら、しっかりと...全文を見る
○小熊委員 EPA、FTAが進んでいく、そこで、紛争解決も多分またWTOに持ち込まれることも、世界各国で二国間の協定がふえていますから、そういう中でいうと、逆に、二国間での紛争が、そこでの解決でなく、やはりWTOに持ち込まれるのも、右肩上がりになるのはもう見えています。  今ほ...全文を見る
○小熊委員 抽象的な目的意識はそれはもちろんあれですけれども、具体的なところになると、去年ですよ、これを聞いたときに、アメリカ側も、片務的でもいい、日本人が先でいい、アメリカ人はなしでもいいと提案しているわけですよね、実際。何年も前から言っているのに、それは重要だと言いながら、取...全文を見る
○小熊委員 これは本当は多分積み上がっちゃっていたもので、もっと早く取り組めばよかったなとは思いますが、これ以外のシステムはどうですか。これも、通告でも、グローバルエントリー等類似のシステムも取り組むべきと言ってありますから。ほかの部分は、こういう自動化ゲートのところというのはど...全文を見る
○小熊委員 時は金なりといいますから、特にビジネスマンの人たちが空港でとられる時間を考えれば、やはりしっかりやっていかなきゃいけない。いろいろ、攻めの農業とかも言っていて、海外にどんどん展開しましょうと言っている中で、こうしたことで足をとられているわけにもいきませんので。  や...全文を見る
○小熊委員 国際協定の役割というのは一定程度はあるんですけれども、今政務官が答えたとおりが現状だと思いますが、それだと、やはり、今言った生産国側の安定性とか経済性の向上とかといったことになかなか寄与できないというのが指摘はされています。  また、広く言えば、市場調整能力をある程...全文を見る
○小熊委員 コーヒーに関しては、市場というとニューヨーク市場がほとんどメーンになっていて、なおかつ四大企業が大体牛耳っているという状況でもあります。もちろん、ニューヨーク市場以外の取引をしている大手も、ヨーロッパには各社あります。  また、一方で、逆に、生産国側が非常に取り組ん...全文を見る
○小熊委員 だから、協定の果たす役割を考えれば、このコーヒー協定と同じですけれども、カカオぐらいですよ、カカオとコーヒーぐらいがちゃんと機能していて、ほかのはなかなか機能し切れていないというのがありますから、そういう意味では、今、中国とか東アジアも含め経済的に発展してきた国が、こ...全文を見る
○小熊委員 時間が来ましたので、以上で終わります。ありがとうございました。
04月24日第189回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○小熊委員 格調高い質問の後に恐縮ですが、一時間ほどやります。盛りだくさんですが、数が多いので答弁も端的にお願いをしたいと思います。  先ほど岡本委員も、サイバーテロ、ドローンの話が出ていました。また、昨日の本会議でもこの質問が出ていましたけれども、四月二十二日に総理官邸の屋上...全文を見る
○小熊委員 ドローン様のもの、あれはドローンなんですけれどもね。カメラ様のもの、あれもカメラなんですけれども、まあ、それはいいんですが。  一方で、政府の方でも、特区で、秋田県の仙北市で、これの利活用に向けて今取り組んでいるところでありますし、諸外国なんかでも、この可能性につい...全文を見る
○小熊委員 きのう質問通告したときも、どこの省庁が答えるかですごく右往左往しているので、そういう状況は非常に危惧されますから、しっかりとどこが所管するかを決めて、リーダーシップを発揮してやっていただきたいというふうに思いますし、その際に、これは残念ながら、やはり外国の方がいろいろ...全文を見る
○小熊委員 既に海外ではこうしたいろいろな事案がある中で、やはり日本はちょっと取り組みがおくれていたなというふうに思いますし、利活用の分野もですよ。私の地元の経済人が、アメリカのいろいろな技術の見本市に行ったら、ほとんどがドローンのブースだった、びっくりしたと言っていましたけれど...全文を見る
○小熊委員 今副大臣の答弁のとおり、相当詰まってきた、最終段階に入りつつあるということでありますが、アメリカ側の通商代表部のフロマンさんは年内の交渉妥結について言及していますが、そのことに対しての見解をお伺いしたいと思います。
○小熊委員 先日、緒方委員と城内副大臣とのやりとりでも、情報の公開のあり方について議論がありました。きょう、我々も法案を提出するわけでありますが、もちろん交渉中のものですから全てを出せというわけでもないですし、また、アメリカの議会と日本の議会の仕組みも違うわけでありますけれども、...全文を見る
○小熊委員 これは国民もちょっと誤解している部分があって、確認しますけれども、わかりやすく五項目、品目にすると五百八十六品目とかも言われていますけれども、五項目、それぞれパッケージで押し引きしているのではなくて、その品目ごとにやっているわけですね、報道ベースでも。同じ米の中でも加...全文を見る
○小熊委員 私、地元にいると、これは決議しただろうと。我々の党は、前身の党はまざっていなかったんですけれども、決議しただろうと言われるんですけれども、私の地元の、多分多くの国民の皆さんがそうだと思うんですが、五項目そのものなんですよ、フルパッケージで守れるというのが決議されたとい...全文を見る
○小熊委員 米全部じゃないんですよね、例えば米の中でもいろいろあるんですよね。品目でやっているんですよね。項目で五枚のカードしかないということじゃないです、五項目のカードだけじゃないわけですよね。何百品目のカードで押し引きしているということですよね。質問はわかりますか。
○小熊委員 これは選挙の際もやられたんだけれども、五項目を堅持しますとやっているわけですよ、政府・与党の皆さん。やらない人も多分、副大臣なんかはやらないで、正々堂々、TPP賛成でやっていたと思いますけれども。  国民の側も誤解しているんですね、この決議文の内容を。そういう部分も...全文を見る
○小熊委員 その会談の際に、AIIBについてのことで、参加を促されたということはありましたか。
○小熊委員 日本は慎重なスタンスであるということは、これまでのさまざまな質疑、また政府の閣僚の方々のコメントを見れば明らかではありますけれども、透明性をしっかり確保してくれということを日本政府としても打ち出していますし、アメリカなんかは、入りはしないけれども、世銀を通じての共同の...全文を見る
○小熊委員 今政務官が言った、透明性が確保されて、恣意的な運用がなされない場合で、北朝鮮の事案が採択されたということも、出てくる可能性はありますから。だから、AIIBに対するいろいろな見方の一つの指標として、物差しとして、北朝鮮にやる場合は日本はどういうスタンスをとるかということ...全文を見る
○小熊委員 宣伝していただいたので、また届けなきゃいけないのかなと思っていますけれども。  しっかり努力はしているんですけれども、正面突破はいかないので、私の認識では、科学的根拠と中国も言っているんですけれども、裏には、やはり政治的なものだと思いますから、いろいろな形で政治力を...全文を見る
○小熊委員 心意気はよしですし、これまでの努力も別に否定するものではないんですけれども、それで結果が出ていないので、やはり、これは違う形で、手法を変えていかなきゃいけないと思います。  韓国においても多分に、科学的根拠ではなくて、これもやはり政治的ないろいろな背景があるというふ...全文を見る
○小熊委員 同じ日韓関係であります。  ことしの六月二十二日で日韓基本条約の締結から五十年となりますけれども、日中は首脳会談が行われました。安倍総理と朴大統領との日韓首脳会談は開かれないままですが、この日韓首脳会談の見通しについてお伺いをいたします。
○小熊委員 朴大統領も国内でいろいろ大変な状況ですから、相手のあることですから、なかなか難しい部分もありますし、寺田委員じゃないですけれども、岸田大臣にエールを送れば、岸田大臣が総理であったらこれはもっと早く実現しているんだろうなというふうに思います。  やはり、外交というのは...全文を見る
○小熊委員 そうした局長レベルの積み重ねが首脳会談ということに、トップの会談に結びついていくと思いますので、しっかりとこれは取り組んでいただきたいというふうに思っています。  次に、日朝関係に移ります。  北朝鮮への独自制裁、一部解除はしていますが、北朝鮮の特別調査委員会の設...全文を見る
○小熊委員 抽象的な表現でしたが、制裁強化も入るということで、私は受けとめさせていただきます。  報道によれば、ことしの二月二十八、三月一日に、中国の大連で伊原局長と北朝鮮側とが非公式に協議したということが報道にありましたけれども、この事実関係について局長にお伺いいたします。
○小熊委員 内容のコメントを差し控えるというのはいたし方ないというふうに思いますが、これは税金を使っていることでもありますから、接触の有無ぐらいは言った方がいいんじゃないですかね、局長。
○小熊委員 結果を引き出すということの、結果責任もありますし、説明責任もある、これは公金を使っているわけですから。これは、交渉の内容を明らかにしろと言っているわけではなくて、その事実関係を認めるか認めないかということでありますから、今の答弁では私は納得がいかないんですけれども、多...全文を見る
○小熊委員 今、検討中ということですが、この会議とあわせて非公式会合みたいなものが開かれて、北朝鮮側が何らかの関係者が出席するということはどうですか。
○小熊委員 今まだ詳細が決まっていないということですから、そういうコメントになるんでしょうけれども、こういう機会もしっかり活用して、拉致家族を含め、北朝鮮の積み上がっている課題についての解決、どんな機会でも捉えてやっていかなきゃいけませんし、そういうことが行われたなら、やはり国民...全文を見る
○小熊委員 これはあと二週間ぐらいのことで、今決まっていないというのはどういうことですか。あともう二週間ぐらいですよね。いつこれは決めるんですか。行かないなら行かない、行くなら行く、行く行かないのデッドラインというのはどこですか。
○小熊委員 日ロ関係の友好とか、あと、一方で、ウクライナの問題もあるわけですよ。逆に、何もしないということは、かえってそれは後ろ向きで、いい結果を生まないというふうに思います。  しっかり日本政府、もう二週間後ですから、早く態度を決めて、そして、その中で、この国際社会の中でしっ...全文を見る
○小熊委員 適切に対応するということは、行った場合どうするかということだと思いますので、これはしっかりそれも踏まえて、いい対応、国益にかなう対応をお願いしたいというふうに思います。  ただ、二週間前で決まっていないということがちょっと信じがたいんですが、早急な決断をお願いいたし...全文を見る
○小熊委員 そうして前向きにやっていくということであれば、何回も言いますけれども、五月九日のものは政府としてしっかり対応しなきゃいけないと思いますよ。行った際に、そうしたことも含め話し合いの進展がなされるように、絶えず不断の努力が必要ですから、ぜひ近々に、近々にと言ってももう二週...全文を見る
○小熊委員 この報告書ができた二年後にはチェルノブイリの事故も起きていて、これはまさに電源喪失のことが報告書の中に言ってあって、深刻の場合は八十キロぐらいだめになっちゃうよということも書いてあって、まさに三・一一のことが、報告書をしっかり利活用していれば、これはイフの話になるんで...全文を見る
○小熊委員 さはさりながら、三十年前のでもいろいろなシナリオが報告書の中でされていて、この福島の事故に似たような状況もこの報告書に書いてあるわけですから、まあ新しい知見に基づいて新しい規制、また避難計画のあり方も含め、それをやっていかなきゃいけないんですけれども、単純に、これは古...全文を見る
○小熊委員 テロの脅威も、三十年前より日本の場合は格段に高まっているというふうに思っていますし、これからの安全保障のあり方においてでも、その対応いかんによってはまさにそうした可能性が高まってきますから、ぜひ、外務省として新たな報告書作成について、検証についてお願いをしたいと思いま...全文を見る
○小熊委員 その際に、帰国者の実態把握というのはしっかりなされていませんから、そこから始めなければいけないと思いますので、そのスタートとして、充実化をしていく。  先ほど言ったとおり、青年海外協力隊員だけじゃなくて、シニアボランティアも含め、まさに草の根外交官として、本当に日本...全文を見る
04月24日第189回国会 衆議院 本会議 第20号
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○小熊慎司君 維新の党の小熊慎司です。  維新の党を代表して、通告に従い、質問をいたします。(拍手)  地方創生は安倍内閣の重要課題の一つであると位置づけ、これまで非常に複雑で大きな課題に真正面から取り組んでこられました。現在、本院におきましても、本会議や委員会などで真摯な議...全文を見る
○小熊慎司君(続) この課題を乗り越えるためにしっかりと改革を断行すべきであることをお願い申し上げ、お伺いをし、質問を終わります。  ありがとうございました。(拍手)     〔国務大臣石破茂君登壇〕
05月13日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。  きょうの午前中も質疑がありましたし、昨日、参議院の方でも質疑がありました。私自身は、外務委員会で、四月の二十四日にTPPにおける情報のあり方について西村副大臣と質疑をして、五月四日の発言はよかったなというふうに思っていたんですが、撤回をし...全文を見る
○小熊委員 ということであれば、五月四日の発言、これは多少誤解を与えたといっても、完全撤回ではないわけですよ。情報提供に関しては今後もいろいろ検討して努力していくということですよね。その方向性までも否定したんですか、この七日の日の撤回というのは。そこは否定していないんですよね。
○小熊委員 それは、副大臣、もっと堂々とやったらいいと思うんですよ。  だって、四月二十四日の外務委員会の質疑の中で、日本とアメリカの仕組みが違う前提で、日本としての情報提供はどうですかという、まさに制約がありますよと私も認めて、その上でどうですかと聞いて、前向きに検討していか...全文を見る
○小熊委員 そうすると、七日の日は逆に言い過ぎなんですよ、撤回するというのは、それすらも撤回したような印象を与えていますから。  今後は、もう一回修正をして、説明をしてください、国民に向けて。日本の限られた制約の中で、情報提供はしていく努力はしていくんですということはやはり言っ...全文を見る
○小熊委員 私だって知っているんですから、もっとほかの優秀な国会議員も、アメリカと全く同じことなんかできないなんというのはわかっていて副大臣の発言を受けていたんですから、そんなに臆しなくてもよかったのになと思いますから、これから積極的にやっていただきたい。  このやりとりを見て...全文を見る
○小熊委員 端的に確認ですけれども、情報開示は日本なりのやり方で進めるべきだという趣旨でよろしいですか。
○小熊委員 そういうことであれば、これは議会側に課せられた課題であって、同僚議員が発言をしていますが、民主党と維新の党で、いわゆるTPP等の情報開示促進法というのを提案しております。これをどうするかは議会での取り扱いになりますが、こうしたものについて、これはまさに情報開示、方向性...全文を見る
○小熊委員 我々でも、法案をつくれるわけですから、政府の方は人材も能力もあるわけですから、情報開示をやっていかなきゃいけないという認識のもとであれば、早急にどうすべきか、何ができなくて何ができるかなんというのは明らかなわけです。そのもとではっきりと具体的な方策を今後提示することが...全文を見る
○小熊委員 今考えるというのは、四月の質疑のときも考えると言っているんですから、もう時間は過ぎているんですよ、具体的な案を出せるはずですから。これは本来であれば、この民主党と維新の党の案をしっかり議論して成立させたいんですが、そうじゃなければ、政府でしっかり出して、それが成立した...全文を見る
○小熊委員 実際は、本当は、交渉が妥結して、いよいよそれぞれの議会にかかるというときに情報が全部開示されて、その中で国民の判断を仰ぐということもあろうかというふうには思いますから、これは、交渉の途中のやり方と、交渉が妥結した後のまた国民、そっちからが実は本格的な議論だと思うんです...全文を見る
○小熊委員 それが林大臣の誠意の示し方、混乱を起こさないということではあるんですが、だから、このままいくと、結果としてそういう意見になりますよということです。  ほとんどの農家の人が、項目が全部だと思っていますから。フルで守られると思っているんです。これは違いますよと言うと、い...全文を見る
○小熊委員 我が党はTPP積極賛成ですから、ちゃんと国民に説明をしたい。これは農業地帯へ行ったって、やんや言われますけれども、はっきり我々は言っています、選挙区に戻っても。  でも、そこで、政府だけじゃない、我々政治家の中でも、後ろ向きに、地元へ行けばTPPは慎重に、五項目守り...全文を見る
○小熊委員 福島のことを言っていただきました。それは復興というくくりでやっていますから、だから福島県以外もはまっているわけですよ、栃木とか群馬とか。これで日本全体で攻めの農業をやりましょう、世界に日本のいい農産物を売っていきましょうと言っているけれども、その戦いに参加できていませ...全文を見る
○小熊委員 私の質問の仕方が悪いのか。  だから、そうやっていても解除していないんです。でも、今や攻めの農業でやっているわけですよ。それで攻められない、この実態を解除に向けて努力するのは当たり前ですよ。そうじゃなくて、もう今は売り先が制約されちゃっているわけです。そのハンディを...全文を見る
○小熊委員 ありがとうございました。
05月19日第189回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第6号
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○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。  今、同僚の木内議員からもありましたけれども、おとといは、都構想、残念ながら否決をされました、僅差でありましたけれども。ただ、やはり、今特区なんかでもやってはいますけれども、国と地方とのあり方を見直していく、地方創生のためには、いろいろな仕...全文を見る
○小熊委員 大臣おっしゃったとおり、今回、大阪都構想の住民投票も、ある意味、いろいろな議論、市民レベルで議論を起こしたという意味では一定の成果があったというふうに思います。  ただ、そういった中で、我々も大阪に行っていろいろな運動、活動をして、また大阪の方々と意見も交換しました...全文を見る
○小熊委員 これはもう少しどんどん言っていっていいと思うんですよね。今の大臣の方向性というのは、私は了とするものですよ。ただ、明確に言っていないので。これはマスコミの問題もあると思いますけれども、東京一極集中是正だけを言っていたので、名古屋圏、近畿圏の人が何で外すんだということに...全文を見る
○小熊委員 その内容を見れば、東京は人口がいても世代間の比率の格差の問題もありますから、ただいま、まずは量の問題をちょっと提起させていただいているので、これは今後定量的なものをどう切るかというのは、はざまに入ったところは文句も出るでしょうけれども、やはり、階級別ではないですけれど...全文を見る
○小熊委員 私は、まあ、もう少し言葉がうまければよかったんですけれども、何とか手厚く保護しろということでもなくて、今現状でも、私の地元で山奥の町なんかは、十年間で二五%人口が減っちゃったんですよ。今から始まる話じゃなくて、もうこの十年で四分の一も減るということは、すごい激変です。...全文を見る
○小熊委員 今、広域連携というのは、まさにそれは次に質問しようとしていたんですけれども、この取り組みが、特に大都市のところ、地方といっても大きな人口を抱える市ではなくて、大臣のところとか私のところのように、市町村がいかに連携をしていくかというのは大事だと思います。  担当者とし...全文を見る
○小熊委員 どうもありがとうございました。
05月20日第189回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。  特許法条約についてお聞きしますが、これは非常にいい条約で、しっかり進めていかなければならないわけでありますが、一方で、国際的にもなのかもしれませんし、国民の多くは、まあまあ、日本は物まねだみたいなイメージがあって、でも、ちゃんとデータを見...全文を見る
○小熊委員 これまでの努力で査定率が上がってきたということでありますから、これからなお一層そこを努力していただきたいというのと、あわせてお聞きしますけれども、日本の場合、特許取得が重要という形になっているんですが、一方で、まさに特許出願率が高いアメリカでいうと、まず、とにかく出願...全文を見る
○小熊委員 国際的に平準化していくわけですから、といいながらも、同じルールで同じ価値観で競争しているかといえば、そうじゃない背景があるということでありますから、日本の国益のためには、そういった裏のルールというか攻め方の違いという部分に関しては、しっかりスポットを当てて、対策をとっ...全文を見る
○小熊委員 そこで、それはそれでやっていただいていいんですが、担当のあれを超えるのかもしれませんけれども、入り口をしっかり整備する、しっかり日本の国益を確保していくということはもちろんいいんですが、出口を見ると、出口というのは、結局、特許をとった結果どうなっているのかといえば、日...全文を見る
○小熊委員 さっき堂ノ上総務部長も、質の部分もと言ったというのは、まさに質というのは、だから、そういうことなんですよ。これをしっかりやっていかないと、査定率が上がったから喜んでいるだけじゃなくて、質を見ると言ったんですから、それは結果もこうなっていますよと言わないと、質を見ていま...全文を見る
○小熊委員 それで、次の質問はちょっと条約とは関係ないんですが、急遽起こった事件で、他の委員会でもちょっと話題になっていましたけれども、台湾が輸入規制を強化する、偽装によって。  今、外務省を初め関係省庁が科学的根拠に基づかない原発事故以後の輸入規制に関しては努力をしていて、こ...全文を見る
○小熊委員 だから、その原因をつくった会社への、ちゃんと調査をして、その会社が明らかになれば、台湾当局だけではなくて、そうした会社に対しても、わかっていないということ自体が、情報をまだつかんでいないということがちょっと私は信じられないんですけれども、これはしっかり情報を得て、その...全文を見る
○小熊委員 その際、明らかに企業が特定されれば、その企業に対しての何か対策をとるんですかという質問をさせていただいているんですが、そこはどうでしょうか。
○小熊委員 何のために事実を解明するかといえば、再発防止なわけですから、起こした会社に対してどうするんだという話なんですよ。今までやっていること、事実解明というようなことは、何回も二人とも答弁してわかっているんです。  何のために解明するのかといったら、再発防止じゃないですか。...全文を見る
○小熊委員 しっかりやってくださいよ。  前に、外務省が頑張ってくれたんですけれども、香港の吉野家が福島県産を使っていないから安全ですというポスターをばばっと張ったときには、あのときは香港側とは何の協議もなく、しっかり抗議したから外したんですよ。これはとんでもないことなんだから...全文を見る
○小熊委員 ちょっと答弁が、余り答弁が長過ぎる指示を受けない方がいいですよ、役人に。城内さんらしくない、そんなの。そんなのは今までも聞いてきたことですから。今、最後のところが大事だったんです。  今まで努力したのはわかっていて、やっていないんですから。中国の全人代の人が日本に来...全文を見る
○小熊委員 私としては、具体的進展が四年もたって見られていないし、今後新しい兆しも見られないので、もうその段階に来ていると思いますから、ぜひ御検討、そして対応、決断をよろしくお願いいたします。  以上です。ありがとうございました。
05月20日第189回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第7号
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○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。  昨日も大臣とは、私ながらにはいい議論ができたなというふうに思っておりますけれども、きょうも引き続きよろしくお願いをいたします。  こういう午後の時間帯になってきて、だんだん睡魔に襲われそうな方々もいっぱいいらっしゃいますけれども、目の覚...全文を見る
○小熊委員 課題は、今言われたとおりです。私も町の教育長とか学校の先生としゃべると、今言った、クラスがえができなくて競争性がなくなる。  そういうちっちゃい中学校、小学校が来たら、本当に純朴なのでいいですねと言ったら、小熊さん、それはいいんだけれども、こういう子たちは社会に出た...全文を見る
○小熊委員 丹羽副大臣は真面目だから。役所のつくったトーキングペーパーはどうでもいいんですけれども。  十二学級以下もいろいろなのがあるでしょう、いろいろなカテゴライズをしなきゃいけないんじゃないんですか。十二学級以下一くくりでも、さっき言ったとおり、一学年一学級で三つでも十二...全文を見る
○小熊委員 ちょっと次に進みますけれども、きのうも石破大臣と広域連携という話が出ました。これは本当に、小規模自治体、これからいろいろな分野で広域連携していかなきゃいけないと思います。  既にもう昔から、消防とかごみ処理とか、新たな時代になって介護保険とかも広域でやっていたりしま...全文を見る
○小熊委員 今やっていることは、それはいいんです。ただ、どうしても、現場の声を聞いても、地域の人たち、親御さんの声を聞いても、やはり量的な問題というのはそうやっても解決はできないんです。それは小規模校に対する支えであって、量の解決にならないんですね。どうしてもやはり、規模があるが...全文を見る
○小熊委員 今大臣が言っていた方向性、これはまたしっかり、それは選択肢の一つ、選択するのは結局地域ですから。  大臣の言った、確かに、地域からなくなる、さらに拍車がかかるということなんですが、でも、私は、大臣は易しく言い過ぎているなと思います。現状は、日本全体が人口が減っていく...全文を見る
○小熊委員 まさにそのとおりなんです。きょうはちょっと距離が遠いんですけれども、でも、中身はちゃんと近くなっていますから。  今私も言おうとしたのは、補助金もそうなんです。滑走路としての補助金というのは、私もありだと思います。でも、今言ったとおり、私も秘書をやって、逆に陳情を受...全文を見る
○小熊委員 最後になりますけれども、私のところは原発から大分遠く離れていますが、風評被害とかいろいろ、これも深刻な状況ですけれども、私のところは会津ですから、百四十七年前、戊辰戦争からもしっかり立ち上がった。でも、そこはやはり、日新館の流れをくむ教育、人を育てるという風土が日本の...全文を見る
05月22日第189回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
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○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。  通告に従って質問いたしますが、まずドローンについてです。  官邸の屋上にドローンが落ちていたということで、発見されるまで大分時間があった。私も、第一議員会館の官邸側にいるので、八階ですからよく見えるんですけれども、よく外を見て、官邸で菅...全文を見る
○小熊委員 これも、今特区の話も出ましたけれども、仙北市でやっているということで、やってみてどうかという検証もしていかなきゃいけないんですが、これはスピード感を持ってやっていかないと、本当に今、世界の各国で、報道もほかの国の規制はどうなっているかという話の方が多く散見されるんです...全文を見る
○小熊委員 あと、民民の話になってくるんですけれども、これは世界でも起きていますけれども、飛ばしていて、落ちて、人にけがをさせた。これは民民の話になるんですが、そういうことも含め、民間の方と連携をして、一旦事故があったとき、個人に事故があったときとかを含めて、ドローンが活用される...全文を見る
○小熊委員 今官房長官が言われたとおりなんですけれども、きょうの段階でも何のアクションもなくて、委員会で問題になっていて、外務委員会の方では、こんなことだったら外務委員会はとまるよというところまでいっていたんですね。  もうこれは先に報道されてしまいましたから、今後、情報発信の...全文を見る
○小熊委員 九・一一が起きたときは、私はその一年後にアメリカへ行ってそれを見てきたんですけれども、あのときはそういう施設は軍隊が守っていたんですね。多分、日本もあのときに、テロ対策ということで警察と自衛隊でどうするんだというのが多分あったんですが、警察がやるということになったんで...全文を見る
○小熊委員 とりあえず、全国のほかの原発施設もそうですけれども、福島の場合は、特にまだ事故の起きた建屋になっていてほかの原発施設よりは脆弱なことは否めませんから、この安全確保というのはもっと本当に真剣にやっていかなきゃいけないというふうに思っています。  これは、ドローンだけに...全文を見る
○小熊委員 その際には、もう総理が何をしゃべるかというのは固まっているんでしょうけれども、外務委員会でもやっていたんですが、東日本大震災というのは、地震と津波だけの災害ではなくて、特に福島は原発事故という複合災害になっていますから、この世界防災会議での言及はやはり足りていなかった...全文を見る
○小熊委員 そういう意味では、きょうニュースでも見ましたけれども、韓国の輸入規制に対して、科学的根拠がないということで、WTOに提訴をされた。  政府、外務省の努力で、禁輸措置をとっている国がどんどん外れていって、科学的根拠に基づいての規制に変わっていますが、とりわけ貿易の取引...全文を見る
○小熊委員 あと、最後、一点だけ細かい話を。  総理が獺祭をいろいろなところで活用されていますけれども、そこに会津の酒があると、会津と長州になるのでさらにいいんですが。ぜひ御検討をよろしくお願いしまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
05月27日第189回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第10号
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○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。  きょうのみならずこれまでも石破大臣とは、ほかの委員もそうですけれども、大変いい議論が続いているなというふうに拝察をしていたんですが、特別委員会の宿命か、きょう、常任委員会も開かれていますので定足数ぎりぎりで、まあ、きょうはちょっと割れまし...全文を見る
○小熊委員 その説明が政府のホームページにも載っていますけれども、こういうところで、近畿圏整備法とか、こういうことが根拠になっていると言っているんですね。  前回の質疑でも、定量的なもの、いろいろなランクづけというか、人口規模に応じてカテゴライズされていくだろう、それに応じてい...全文を見る
○小熊委員 であれば、この間の質疑でも言いましたけれども、指定都市の市長会では、これについて反対の意見が出ている。  また、与党の中でも、党内議論の中では、名古屋の方々とか大阪の方々とかから非常にいろいろな意見が出ているというのも聞いておりますし、また、今、定量的な問題、大臣は...全文を見る
○小熊委員 この事業所密度というのも一つの指標ではあるんですけれども、きょうお配りの幾つかの資料がありますが、いわゆるこれは推計値ですから、この推計が正しい正しくない、そのとおりになるかどうかはまたいろいろな変化はありますけれども、一応、これは指標にしなければいけないというふうに...全文を見る
○小熊委員 前向きな答弁をいただきました。  まさにそのとおりで、いろいろな指標、それも、客観性があり公平性があり、そして国民の皆様の納得のいく、こうだから、こういう指標があるからこういう枠がはまるんだよねとか、こういうところを優遇していくんだよねというのがわかるようにしなきゃ...全文を見る
○小熊委員 その中で、ちょっと個別具体的な話に入っていきます。  二〇一一年、東日本大震災があった年、新潟・福島豪雨というのがあって、私の地元の只見線が壊れて、いまだに復旧していなくて、地元から何とかしてくれという中で、自民党の方でまだ党内手続が、コンセンサスが得られていないと...全文を見る
○小熊委員 原案は自民党からいただいているんですけれども、できる規定なので、JRがやりますと言わなければ税金を突っ込むこともできない。  今、気象の変化でいろいろな災害が起きているということであれば、今後、これは只見線だけではなくて、多分全国的にも、赤字路線がこういう自然災害で...全文を見る
○小熊委員 私も、ずっと意識して会津人というのは、若いときはなかったです。東京に出てきて新井将敬さんの秘書をやって、もう東京にずっといるものだと思っていたら、ある日突然、新井先生から大田区の区会議員に出ろと言われたときに、いや、僕は会津人ですから、バッジをつけるのなら地元に帰りま...全文を見る
05月29日第189回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第11号
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○小熊委員 おはようございます。維新の党の小熊慎司です。  それぞれの参考人におかれましては、大変お忙しい中、また、急遽の参考人質疑に御出席をいただきまして、御礼を申し上げる次第であります。  早速質問に移りたいと思いますけれども、地方の人口問題というのは今に始まったばかりで...全文を見る
○小熊委員 これは、今お二人の市長さんからの話を聞いたとおり、東松島は、仙台経済圏の中で、その衛星の中でいろいろな条件も整っている部分もありますし、全国を見れば、近年でいえば、盛岡の近くの滝沢村というのは、ベッドタウン化して、市にいきなりなっちゃったというのもあります。そういう生...全文を見る
○小熊委員 ありがとうございました。  中山参考人が言われたとおり、本来であれば、三大都市圏をどうするかとメスを入れなきゃいけないんですけれども、推計でいうと三大都市圏はまずまず人口が微減か維持をされて、日本全体は二割以上減るわけですから、その分のへこみは各地域においては二割以...全文を見る
○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。  これまで大臣とも地方創生についてさまざま議論をしてきて、まだまだ議論は尽きない中でありますが、法案の採決もしなければならないということで、今後も、今ほど福田委員からありましたとおり、また違った形でいろいろなことをしていかなければいけないし...全文を見る
○小熊委員 その際に財源的な問題が必ず出るというふうに思います。今でも消防とか広域でやっていて、人口割りで負担額を決めたりいろいろしていますけれども。私も地方議員として、そういう広域的なお金の出し方の中で、負担割合というのを人口規模で決めたりはしているんですけれども、その中でもや...全文を見る
○小熊委員 その方向性は私もいいというふうに思います。  これはまた、先ほどの福田委員の質問でもありましたとおり、定住自立圏構想とか、これは検証して、いろいろ整理をしていかなければいけないというふうに思いますし、先ほど参考人の質疑でも、東松島市は仙台という大きな都市の衛星市みた...全文を見る
○小熊委員 その際に、短期的には、最初に出した企業の地方拠点強化、これも各市町村間で連携しながらやってもらいたいんですと担当者は言うんですけれども、では、既存の制度で、今ある制度で企業誘致、この七千五百社を東京から地方に呼び込むときに連携してやっていこうとしたとして、何か使える制...全文を見る
○小熊委員 これは再三再四これまでも述べさせていただきましたけれども、人口問題は日本が取り組まなきゃいけない最大の課題だというふうに私は思っています。その上では、国としても一億人を維持するというところで目標を掲げている中で、今ある市町村の形がそれぞれどうなっていくのか、やはり人口...全文を見る
○小熊委員 私は、維新の党を代表して、ただいま議題となっております地域再生法の一部を改正する法律案に対して、反対の立場から討論いたします。  この法案の集中地域については、現時点では、いわゆる三大都市圏の一部が想定されておりますが、政府は、地方創生の長期ビジョン、総合計画で、東...全文を見る
06月09日第189回国会 衆議院 環境委員会 第10号
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○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。  今、田島委員が大体質疑したんですけれども、改めてさせていただきます。  今回の法律、東日本大震災の教訓、知見を踏まえということでありますが、私も現地にそのとき車で寝泊まりしながら入っていて、大分混乱もありました。本当にあれだけの大規模災...全文を見る
○小熊委員 先の質問にまで答えていただいたような感じなんですが。  そうなんです。私も現地に入っていて、やはり市町村と県の連携というのが、混乱していましたから、なかなかとれない。あと、民間との連携というのも必要だったと思いますけれども、これもままならなかった部分もありますし、大...全文を見る
○小熊委員 それは資料を読めばわかったんですけれども、地域ブロックも飛び越えた連携というのはどうなりますか。そういうのも必要だと思いますよ。実際、この大震災のときは、東北だけでやったわけでもない、関東だけでもない。日本全国から御支援いただいたということはありますか。
○小熊委員 これは、自治体間だけじゃなくて、さっきの民間のお話を大臣もしてもらったとおり、では、誰が運ぶのとかというのも含めれば、実際行うのは民間業者だったりしますから、こういうのも含めて、ブロックも越えてどうするか。トラックも壊れてままならない、運ぶものもない、ガソリンもないと...全文を見る
○小熊委員 これは、あとは、さっき知見を、後世にも伝えていかなきゃいけないわけです。やはり、喉元過ぎればというのは人間ありますから、これをどうやってやっていくかという意味では、いろいろな防災訓練なんかに行っても、仕組みだけ、ペーパーだけ用意しても、実際動かしてみないとわからないと...全文を見る
○小熊委員 海外に行ったものはそうなんですけれども、国内でおさまった場合、この想定はしていますか。
○小熊委員 あと、これは附帯にも入ってくると思いますけれども、原子力災害だけではなくて、化学物質とかそういう工場が被災した、そこからそういうものが出てしまったとなると、普通の災害瓦れきと処理が、多分これは難しくなると思うんです。普通のごみをここに処理しますよというのは、住民説明、...全文を見る
○小熊委員 もう少し深掘りしなきゃいけないと思うのは、阪神・淡路のときはそのものがそこなんですよ。東日本大震災は津波でしたから、ばさっといって、私も現地に入って、アスベストの話が出ましたけれども、大分飛んでいるのかなというような感じを受けましたよ。そこのものがそこにないんですもの...全文を見る
○小熊委員 そういう意味では、この法律、方向性はいいとしても、まだまだ足りていない部分がありますから、しっかりと今後もさらにいいものにしていくように、対応を怠りなくしていただきたいと思います。  次に移りますけれども、この法律そのもの、附帯の方には少し入ってきますが、結局、災害...全文を見る
○小熊委員 これは進んでいないんですよね。千葉へは副大臣が行かれたのかな。行った後で、逆に、自民、民主、公明さんで、反対というのが、議会で強い意思を示されていますけれども、丁寧に真摯に説明しても、結局はそういうことなんですよ。地元住民理解といっても、定量的に、何かをもってして、で...全文を見る
○小熊委員 真面目にやっておられる、大臣も真面目ですからね。でも、その真面目さが実はこれは事が進まないというか、理屈はそうなんですよ。反対があるというのは理屈ではもうないんですよ。ちゃんと科学的な知見も、それも安全性も示していますけれども、やはり地元の人から、風評被害になるから嫌...全文を見る
○小熊委員 これは、多分、まだ折り合っていないので、引き続きしっかり関係団体と協力を得られるようにしていただきたいと思いますし、トラック一つでこうなんですから、東京ドーム二十数個分のものも、減容化してそのものは有効活用しますというけれども、それは理屈はそうだけれども、そんなもので...全文を見る
○小熊委員 県内のはそういうことで、県外に持っていくのは今から始めたっていいわけですし、待っている方からすれば、三十年間で技術が進みますからと言ったって、三十年間どうなるかわからないのに待たされる方は酷ですよ。そういういいものであればうちへ持ってきてもいいと言ったっていい政治家な...全文を見る
07月08日第189回国会 衆議院 内閣委員会 第18号
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○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。  今御紹介いただきましたドローンユーザーでもあります。  大体もう議論は出尽くしたところもありますけれども、今回の立法に当たっては、提出者の皆さんには大変な御努力をされたことに敬意と感謝を申し上げる次第であります。  これはずっと議論も...全文を見る
○小熊委員 今答弁があったように、災害なんかも、昨年、大変痛ましい広島での被害がありましたけれども、そのときも国交省が飛ばしてやっていたりするのを私もニュース等で拝見しました。この間も、私の地元でちょっと春先に土砂崩れがあったところの町に行ったら、空撮の資料をいただいたんですけれ...全文を見る
○小熊委員 では、次に移りますけれども、これはまだ始まりの法案ですから、今回、積み残された課題というのもあると思います。規制にしても、もっと配慮しなきゃいけない観点も、これまでの議論の中でも、公的施設といっても副議長公邸が入っていないとかいろいろありますから、積み残された課題、そ...全文を見る
○小熊委員 ちょっとドローンの名誉のために。ドローンは実は操縦しやすいんですよ。同僚の泉健太議員は普通のヘリを持っているというんですが、私もヘリを持っているんですけれども、これはめちゃくちゃ難しいですけれども、ドローンは比較的簡単で、安いものでも落下しないようなとか、いろいろ安全...全文を見る
○小熊委員 これは、やると決めればすぐできると思うんですね。自転車なんかよりも高い機材もあったり、ユーザーといえば、自転車に乗る人よりは多分少ないので、これの把握は容易にできるというふうに思います。  だから、ここは、民間団体でやるのか、義務づけにしていくのか。また、昨今では自...全文を見る
○小熊委員 これは、政府の方ではそういう検討があったといいますが、今回は議員立法ですから、そうした議論というのは立法者の中でありましたか。そういったことを想定して、どうしようという話はありましたか。
○小熊委員 今度また法案をつくるときはぜひ私も呼んでいただきたいなというふうに、今回から呼んでいただければもう少しいろいろな意見を言えたと思うんですけれども。  これは、世界的にもまた新しい技術、製品でもありますし、さっき業界団体と言いましたが、残念ながら、まだメーカーは海外が...全文を見る
07月10日第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第19号
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○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。  まず初めに、国際平和対処事態における復興支援活動について、維新提出者と、そして政府と、それぞれお聞きをしたいというふうに思います。  国際平和対処事態における武力紛争時の後方支援活動が行われた後、紛争が終結すれば、そのまま人道復興支援活...全文を見る
○小熊委員 政府の方にも同じ質問を。
○小熊委員 手続が必要なのか、一連の復興支援活動がスムーズにいけるかどうかという意味でも、この維新案の方が私はすぐれていると思います。  ただ、一点、維新の方にもう一度確認をしたい点があります。  支援活動はスムーズに行うことが必要ではあるんですけれども、停戦合意がなされてい...全文を見る
○小熊委員 この維新の案について、では、防衛大臣にお聞きいたしますけれども、我々の方が一連の活動をしやすいことになっている、なおかつ、危険な場合も回避する仕組みも入っているということに関して、大臣の見解をお聞きしたいと思います。
○小熊委員 両方の答弁者の話を聞いても、やはりスムーズに、実際、実効性、また実行してしっかり成果が上がるというのは、どうしてもその手続を入れてしまうことによってその目的が達成されない、そういう印象を私は受けていますので、これはやはり維新の案の方がいいなというふうにしっかり確認をさ...全文を見る
○小熊委員 では、政府の方にも同じ……。
○小熊委員 再度、政府に聞きますけれども、武力行使の一体化というか、武力行使に当たりますか、これ。当たるわけですね。(発言する者あり)当たらないという判断ですね。  維新の方では、これは武力行使の一体化のおそれがあるということでよろしいですか。では、もう一度、答弁をお願いします...全文を見る
○小熊委員 これは、先ほど来、我々、同じパネルでありますけれども、まさに維新案が憲法適合性がある、政府案については憲法適合性が疑わしいという点の、まさに象徴の一つですよ。  細かなようで、これがまさに大事な点、憲法に合致しているのかどうかということは大事なことですし、例えば、こ...全文を見る
○小熊委員 ちょっと答弁が長かったんですが。  こうした点も、維新も案を出したということで、今後も議論、九十時間、百時間、参考人まで、百時間、きょうで超えるというふうに聞きました。だけれども、維新案が出たことによって、また対比するものができて、ここからまさに国民的理解が深まって...全文を見る
○小熊委員 ありがとうございます。  これをずっとやっていても切りがないので次に移りますけれども、二年前、平成二十五年の暮れに国家安全保障戦略が閣議決定をされました。これは、積極的平和主義、この理念に立って日本が世界平和の中でどういう役割を果たすかということが、この理念が規定さ...全文を見る
○小熊委員 ODAというのはまだ国民的な理解もなかなかないというのが私は事実だというふうに思います。国民の多くは、国家の安全保障とか世界の安全保障とかという観点で捉えるんではなくて、ODAというのはチャリティーだというふうに捉えている人たちが多いので、日本が大変なときにODA予算...全文を見る
○小熊委員 努力を重ねてしっかり結果を出すということですから、年々縮小していって、あと、微増ぐらいでODAは何とかなっていますということではなくて、しっかり形を示していただきたいというふうに思います。  あと、きょう、やっとこういった維新の案が出てきて、国会の審議もこれから深ま...全文を見る
08月28日第189回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○小熊委員 維新の党の小熊慎司です。  三つの投資協定、租税協定、社会保障協定とありますけれども、質疑をさせていただきます。  日本・ウクライナ投資協定について、通告はしていたんですけれども、もう既に緒方委員、また長島委員からも同様のが出ていますが、今、クリミア問題を抱えてい...全文を見る
○小熊委員 クリミアがちゃんとこの範囲内に入っているということは、ロシアに対しては、力による現状変更は認めないということの一つのメッセージ性にもなるわけでありますし、ロシアとの友好もしっかり図っていかなければならないところでありますけれども、力による変更を認めないというある意味の...全文を見る
○小熊委員 優秀な答弁だとは思いますが、悲劇を味わった側からすると、それは実は甘いんですね。反省しなきゃいけない、直視するのは当たり前です。私が先ほど言ったとおり、国民の側に立った場合と、政治家として歴史を背負っていく、その中でどう行動していくという意味では、政治家としては謝罪は...全文を見る
○小熊委員 規制に関しては韓国以外もまだ残っている国々がありますけれども、そうした国や地域に対してはWTOへの提訴というのは検討されていますか、どうですか。
○小熊委員 これまでも政府は努力してきたんです。努力を積み上げてきたんですけれども、結果が出ていない国々があるということです。  ケース・バイ・ケースによってよりよい手段をとりたいと言いましたけれども、もうこれまで大体の手段はとってきたと思うんですね。その結果、残っているという...全文を見る