小熊慎司

おぐましんじ

小選挙区(福島県第四区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数4(参1)回

小熊慎司の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月10日第190回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○小熊委員 改革結集の会の小熊慎司です。  我々は、改革結集の旗印として、四つの大きな骨太の方針を出させていただいています。日本の最大の問題である人口問題を初めとして、消費税の増税を凍結、憲法改正、そして原発ゼロ社会といったものを挙げておりますけれども、この中で、増税の前にやは...全文を見る
○小熊委員 きょう配付させていただいた資料の中に、各国においては、今確かに個人献金のハードルは高いわけでありますけれども、税制上の優遇とかをとっている国もあるわけです。  ただ単純に今のままで多くの皆さんの理解を得るというのはなかなか難しいと思いますけれども、こうした税制の部分...全文を見る
○小熊委員 いずれこういう事件が起こるたびに政治不信が渦巻いて、政治から信頼が離れていってしまっているというのは大変残念なことであります。こうした問題をしっかりと我々も、企業・団体献金の禁止等を含めてまたさらに国会の中で議論を深めて、本来の正しいあり方、また民主主義のコストという...全文を見る
○小熊委員 いずれ、あの発言によって大きな影響を受けてくるというふうに思います。  風評被害に関しても、今、原発事故の対応については大分風化もしていて、こういう質問をしても、福島県だけの問題で日本全体の問題じゃないというふうに言われたりもします、残念ながら。でも、これは、総理も...全文を見る
○小熊委員 周りが気を使って、もう銘柄を言いますが、獺祭を使うので、ぜひ、そこを抑えて福島を使ってくれと。どうせなら、百四十八年前の戊辰戦争はまだ我々は手打ちはしていませんが、お酒は長州と会津の両方を海外にぜひ持っていってください。よろしくお願いします。  以上で終わります。
02月18日第190回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○小熊委員 改革結集の会の小熊慎司です。  きょうは、お忙しい中、四名の意見陳述者の皆様には、本当にありがとうございます、御礼を申し上げる次第であります。  この福島のこととなると、私も地元でありますし、よくよく考えると、ちょうど県議会にいたときに、山崎さんも選管の委員として...全文を見る
○小熊委員 これは、実は風評被害の話にもつながってきます。先日、ちょっと地域の新年会で、若い人が地域の新年会に出ていて、実家に戻ってきたのと聞いたら、大熊町の避難者で、もう帰らないから会津若松に永住しますと。それは何でと聞いたら、線量の話ではなくて、くすぶった原発が近くにあるのに...全文を見る
○小熊委員 ありがとうございます。  類型化も、私からいうと受けているのに類型から外れるのもあって、震災以降、売り上げが上がっている会社が幾つかありました、私の地元でも、知っている方で。県外はめちゃくちゃ売れなくなって、県内で頑張って売ったら、震災前の売り上げを超えたからもう補...全文を見る
○小熊委員 ありがとうございました。  震災が起きて、福島はこの原発事故も抱えていますからまた特別な部分もありますが、ほかの宮城、岩手を見てみても、もともと地方での人口減少があったんですが、災害によって、震災によって人口流出が加速化したという側面があります。  少子化について...全文を見る
○小熊委員 時間ですので。  どうもありがとうございました。
02月24日第190回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○小熊委員 改革結集の会の小熊慎司です。  本日は、公述人の皆様におかれましては、本当にお忙しい中おいでいただきまして、ありがとうございます。  まず初めに、竹森さんと工藤さん、それぞれにお伺いいたしますけれども、消費税の話がありました。軽減税率の話もあります。私も地元に帰る...全文を見る
○小熊委員 軽減税率といいながら、一〇パーか八パーかで、これがゼロだったらまた話は別だという話もあります。  先ほど、足立さんのあれで二つのグループというのが、私は同じ党だったんですけれども、二つのグループじゃなくて三つ目のグループだったんですけれども、一緒に仲よくやっていたこ...全文を見る
○小熊委員 東京が損をしていると。損とか得というのは、余り地方と東京で争わない方が私はいいと思っています。  次に、武田さんにお聞きいたします。  安倍政権の経済政策についての評価がありました。確かに、地方と都市部との格差は、数字で見ると縮まってきているというのも事実です。 ...全文を見る
○小熊委員 長いスパンで取り組まなきゃいけない。  人口問題というのは最大の課題だと私は思っていますし、ただ、実は昔から起きていた危機であって、長いスパンでやらなきゃいけない部分もあるんですが、日本のあちこちの中山間地域だと、例えば私の地元だと、この十年間で福島県内の市町村ごと...全文を見る
○小熊委員 これまでも、各地方、また過疎地域でも、その地域の人、また首長さんや議員さんたち、みんなで頑張ってきていても結果が出ていない、今、一億総活躍、地方創生とはいえですね。短期的にすぐ数字が出るわけではないんですけれども、やはり都市に流出していくという流れは変わらないというこ...全文を見る
02月25日第190回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○小熊分科員 改革結集の会の小熊慎司です。  まず初めに、少子化については、人口減少が今、日本の最大の課題の一つでもあるというふうに言われていますが、この少子化対策、予算においても三世代同居に支援をするなど、いろいろやっているところではありますけれども、いろいろデータを見ると、...全文を見る
○小熊分科員 今言った非婚化の、未婚化のものは、生涯未婚率がすごく近年ふえていて、二〇〇〇年代には男が一二・五七、女性が五・八二。ずっと一九七〇年代ぐらいまでは一とか二とかという割合が、二〇〇〇年になってふえて、今は、直近のデータでいうと、男性は五十歳まで二割結婚しない、女性は一...全文を見る
○小熊分科員 意識が変化したのは何でか。それは価値観の変容なのか、社会に問題があるのかというのは分析したことはありますか。  意欲がないというか、求めないわけですよ。それも結構な割合がいるわけですよ。ここは分析していますか。データをとっていますか。
○小熊分科員 私、それは手元にあるんですけれども。  それは意識が変わってきている。でも、民間の調査でもっと踏み込んでやっていて、これは結構な割合で、恋愛は面倒くさいとかですね。  この間、私は余りテレビは見ないんですけれども、「ケンミンSHOW」というのを福島県が出るから見...全文を見る
○小熊分科員 私はバブル世代でしたから、車だ、アルバイト代を稼げばすぐにみんなで飲んで使っちゃうとかやっていましたけれども、そういうふらちな学生ではなくて、逆に、若い人たちは真面目になり過ぎていて、何の欲もないというのは、これはやはり社会にどこか問題があるんじゃないかな、個人の価...全文を見る
○小熊分科員 今の若者は欲がなくて逆に偉いなというぐらい、達観している若者が多いというのが、逆に、今までと違う、今の若者の状況だというふうに思います。  まずそれをちょっと深掘りして、意識調査をした上で、その実態把握をした上で政策を打っていかないと、気がない人ばかりふえていると...全文を見る
○小熊分科員 ちょっと時間がないので、その際、女性の社会進出の部分も一緒なんですけれども、今言った企業の改善というのも、大企業とか公的機関は伸び代があると思うんですけれども、本当に小規模の事業所は、そういうふうにやってくださいよという理想はわかるけれども、実態として難しいんですね...全文を見る
○小熊分科員 最後に大臣にお聞きしますが、ある意味では政治決断が必要だと思います。厚労省だってデータ、大臣はもちろんお詳しいと思いますが、公費負担でやる財政負担と、やらないことによって不幸にも病気になってしまって生じている保険料を考えれば、しっかり国が公費負担をして接種することを...全文を見る
○小熊分科員 時間になりましたので、ぜひ大臣、前向きに取り組んでいただいて、寿命の話だけではなくて、これは障害を抱えて生涯を送ってしまう場合もあるわけです、ワクチンを打たなかったことによって。だから、寿命だけの問題じゃないんです、障害の問題もありますから、ぜひ広い観点から推進して...全文を見る
02月25日第190回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○小熊分科員 改革結集の会の小熊慎司です。  たくさん通告はしていたんですが、これまでも質疑の中で出たと思いますけれども、東電の「福島第一原子力発電所事故当時における通報・報告状況について」というのが、私の事務所にもきのう報告が来ましたが、またかという印象でありました。大臣を初...全文を見る
○小熊分科員 今までどおり、いろいろなことが起きるたびに、それは検証しているんでしょうし、経産省としても何らか言っているんですけれども、直っていないんですよ、全然。この五年前の事故以前から変わっていないんです。五年前の事故だけじゃないんです。その前からこの体質が変わっていない。こ...全文を見る
○小熊分科員 こういうマニュアルが東電にあるというのは以前から把握されていましたか。
○小熊分科員 では、このマニュアルがあると知ったのはいつですか。こういうマニュアルがあるんだというのを知ったのはいつなんですか。今回の件があって、マニュアルがあってそのとおりじゃなかったというのは今回知ったんですか。
○小熊分科員 こういうマニュアルがあるというのを知らなかったということ自体も問題だと思うんですね。それについてはどうですか。知っておくべきだった、把握しておくべきだったんじゃないですか。
○小熊分科員 原発政策というのは国が国策でやっているものでありますから、把握していなかったという点については、安全管理のためにそういうものがあって、それは国としても問題があるというふうに思いますけれども、これはお役人さんの方じゃなくて、大臣か副大臣のどちらか、どう思いますか。
○小熊分科員 できる限りというより、完全にやっていかなきゃいけないというふうに思いますし、事故当時、東電の本部にも政府の人間は入っていきましたよね、事故処理として。そのときも把握できなかったんですよね、確認しますけれども。
○小熊分科員 だから、その検証の結果を待たなければいけないんですけれども、単なるミスだったのか、作為的に隠していたのかでは大きく違うわけでありますし、そもそも、事故の混乱とはいえ、この会社は混乱の前からこういう体質があったわけです。今回も、これがミスだとしても、十年以上前にデータ...全文を見る
○小熊分科員 東電だけではなくて、ほかの電力会社もこういうマニュアルはあるわけですね。今回、それの情報収集は努めていますか、ほかの電力会社に関して、こうした内部のマニュアルについて。
○小熊分科員 これは全てのことを想定内に入れてやっていかなきゃいけない問題だったんですけれども、私も含めてだと思いますけれども、やはり安全神話に寄りかかっていたということの一端も今回の件はあるというふうに思いますから、これを機に、こうした社内マニュアルにしても、自主的にやるもの、...全文を見る
○小熊分科員 今、副大臣がおっしゃったとおり、いろいろな事故調査委員会がありましたけれども、これはもう調査を終わっているんですが、また根幹を揺るがすような事実だったというふうに思います。というのは、今回、単に報告がおくれた、間違った報告をしていたということの検証もさりながら、また...全文を見る
○小熊分科員 その検証の結果、作為的にやっていたのか不作為だったのかを見なければいけない、当然だと思いますけれども、どっちにしろだめですよ。作為的にやっていたら、とんでもない問題。不作為だとしても、単なる凡ミスじゃないですから、これは。大きなミスですよ。そんな会社にこんな原発とい...全文を見る
○小熊分科員 ここは、本当は大臣も怒らなきゃいけないんですよ、はっきり言って。大臣、きょうは分科会で一日あれですけれども、本当は東電の役員を大臣室に呼んで指摘をしなきゃいけないんじゃないですか。この件について役員を呼びましたか。不作為であろうと作為であろうと、今回起きたことは大き...全文を見る
○小熊分科員 これは経産省としての姿勢も問われていますから、起きた問題に対してどういうふうな姿勢で臨むかというのは。これは直接呼んで、検証の結果を待たずに呼んで、しっかり指摘をしていただきたいと思いますし、こういうことが福島の復興の足を引っ張っているというのも認識はされていますよ...全文を見る
○小熊分科員 禁輸措置の話も出ましたから、確かにそうなんです、福島県だけじゃなくて、近隣の県においても。特に政府、また外務省が努力をして、この五年間の中で科学的根拠のない禁輸措置、外れていった国が多いんですが、ただ、アジアの国が逆に残しているんですね、これから一番経済活動をやって...全文を見る
○小熊分科員 いや、それはもちろんです。その段階まで行っていないんですよ、御承知のとおり。さきの予算委員会でもやりましたけれども、この首都圏、国内で、福島県というだけで買わないというのは、二〇%ぐらいの人がずっと固定化しています。海外においても、観光客が二千万人に迫る勢いですけれ...全文を見る
○小熊分科員 どうもありがとうございました。  報道で見ていますから、ぜひ近々に、先ほど言った東電の役員を大臣室に呼んでしっかり指導していただくことをお願いいたして、質問を終わります。  どうもありがとうございました。
03月09日第190回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○小熊委員 改革結集の会の小熊慎司です。  まず初めに、この後、夕方四時から、まさにこの委員会室で、アイスランドの議員さんたちとの懇談があるわけでありますけれども、前外務委員長の土屋委員が超党派の友好議連の会長もされていて、きのうも議連の方では懇談をさせていただきました。  ...全文を見る
○小熊委員 今の答弁、土屋会長が言うには、いろいろな分野でと言いますけれども、いろいろな分野でいろいろな手法でというのを、そこは具体的に言ってもらわないと、四時からの会合で、こういう答弁ですと、こんな抽象的ではちょっと会長が恥をかいちゃうから、これだけじゃなくて、いろいろな分野で...全文を見る
○小熊委員 ぜひ、議連に入って、もう少しお勉強していただきたいなとも思います。  アイスランドが非常に重要だというのは、北極圏、北極海のあり方というのが今問われているところでもありますし、北極海航路を活用していけば、ヨーロッパへ行く航路も三分の二ぐらいになるわけですよ。  そ...全文を見る
○小熊委員 ですから、この条約にこだわらず、連携を深めていきたいというものの一つのまた道筋として、この北極海航路、北極圏のあり方といったものでアイスランドと連携を深めていくということが必要になってくるわけです。  それで、今答弁がありましたけれども、実は、昨年十一月だったかな、...全文を見る
○小熊委員 まさに、そういう意味で大臣のリーダーシップが求められているというふうに思いますし、まさにこの外相会合を通じて、今まで先鋭化してしまった対立を、核兵器国と非核兵器国がしっかり共同でやっていくという素地づくりのきっかけにこの会合をしていかなければいけないというふうに思いま...全文を見る
○小熊委員 いや、だから、これは同じ会社が二回やっているわけですよ。おととしやって、去年もやって。こっちから言っていることを聞いてもらえないということがどの辺に問題があるのかと把握をしていないから、出れば、申し入れしてやめてもらうというのは、何の改善にもなっていないんですね。根本...全文を見る
03月11日第190回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○小熊委員 おはようございます。改革結集の会の小熊慎司です。  私、本来的には順序が一番最後なんですけれども、きょう三月十一日、地元福島の追悼式に参加をするということで、先に質問させていただく機会を与えていただきましたことを、まず、委員長、理事の皆様初め、皆様方に御礼を申し上げ...全文を見る
○小熊委員 在外公館を新設するのにすごくお金がかかるわけですけれども、名誉総領事の場合、ちなみにどのぐらいの報酬というか謝礼金でやっているのか、ちょっとお示しをいただきたい。
○小熊委員 私は常々、ODAは選択と集中と拡大と言っています。それはなかなか大変な壮大な計画ですが、名誉総領事、月三百二十米ドル相当ということであれば、日本は今七十数名、八十人弱ぐらいの名誉総領事をやっているということですが、これを倍増することはそんな大した予算じゃなくてもできち...全文を見る
○小熊委員 私は安いなと思うので、もう少し値上げも考えていただきたいし、三百二十ドルのままであれば、外務委員会の皆さんが報酬から三万二千円ぐらい、三万ちょこっと、外務委員会だからそのぐらいの意識を持たなきゃいけないと思うんですけれども、やれば二十何人、あっという間に新設できるわけ...全文を見る
○小熊委員 ありがとうございました。  これも、サモア一カ国ではなく、SPREP、また南太平洋全体の気候を把握するということは日本の防災上も必要なことですから、ぜひ着実に今後も進めていっていただきたいと思います。  最後に、この名誉総領事倍増計画、それがまさに、積極的平和外交...全文を見る
03月16日第190回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○小熊委員 改革結集の会の小熊慎司です。  きょうは、協定について、ホスト・ネーション・サポートについて審議をする委員会ではあるんですが、その前にちょっと、先週、報道等でもありました、共同通信の配信ですから各新聞にも掲載されていますが、資料としてお配りしております。  アフリ...全文を見る
○小熊委員 丁寧にやらなきゃいけなかったという反省も今お聞きしたんですが。  これは大使館側から、復興に取り組んでいるときにマイナスイメージになるというんですけれども、これは中止になったことが、逆にマイナスイメージなんですよ。だから、これは慎重にやらなきゃいけない、誤解を受ける...全文を見る
○小熊委員 まさにそのとおりで、中止に持っていくんじゃなくて、開催するためにはどうすべきだったかというのをやるべきであって、今後そういうふうにしていくということですから、これはしっかりやっていただかなきゃいけないのと同時に、この中止になったということがマイナスイメージになっている...全文を見る
○小熊委員 今、副大臣の方がもっと踏み込んだ答弁で、大臣のはまだちょっと官僚的な答弁でしたけれども。  開催に向けてやはり努力すべきだったんですよ、情報発信をしなきゃいけない立場なんですから。なおのこと、外務省ですよ、大使館ですよ。人とのコミュニケーション能力がとりわけなきゃい...全文を見る
○小熊委員 大臣は広島ですから、では、想像してみてくださいよ。例えば、原爆の展示が、詳細がわからなくても、極端なものだったから中止にしたというイベントがあったとしたら、広島出身として、何だそれはという、詳細がわからなくても、中止そのものですよ、やらなかったという事実にやはりすごい...全文を見る
○小熊委員 あと、あわせて。ほかの国でもこれはやっているんですね。過去においても、原発の事故と広島の原爆のものも一緒の展示ブースでやっていたという過去の事例があるわけですよ。  中止に追い込まれたケースで調べにくいのであれば、では、震災以降これまで、こうしたものがジャパン・フェ...全文を見る
○小熊委員 大臣、福島のことを共有していかなきゃいけない、世界と共有していかなきゃいけない、では何をやっているんだという一つの事例ですから、それは把握していなきゃだめですよ。福島のことを共有しますと言っていながら、では外務省は具体的に何をやっているんですかといったら、何カ国でこう...全文を見る
○小熊委員 ありがとうございます。  これは冒頭の、木原副大臣が今後このようなことのないようにということですから、ぜひ今後はその言葉どおり、大臣が言われた共有していくという意味をしっかりと実行に移していくということと、今回のケースの詳細をしっかりと大臣としてもつかんでいただいて...全文を見る
○小熊委員 それであるならば、予算ということではないんですけれども、いわゆる協定の十七条ですね。これは、安倍政権も法の支配、価値観を共有していくと言っている、日本だって法治国家ですよ、それで何で、米軍の兵士が不祥事、何か罪を犯したときに、我々は法治国家でありながら、それを裁けない...全文を見る
○小熊委員 これは、だから、今大臣言われたとおり、結果としてよくない状態が続いているというふうに思いますので、改定に向けた努力をしていただきたいというふうに思います。  政府間同士ではそういう言葉は出てこないんでしょうけれども、アメリカの関係者としゃべったら、日本は取り調べのと...全文を見る
○小熊委員 改革結集の会の小熊慎司です。  午前中もいろいろ議論をさせていただいてまいりましたけれども、この日米同盟の強化ということは、これは党派を超えて、必要だというのは、これまでの質疑の間でも出てきた意見でもあります。  今の丸山議員のも、なるほどなと思いました、自国は自...全文を見る
○小熊委員 時間がないので最後に指摘させていただきますけれども、この後質問するデニーさんとも常々お話をするんですが、福島も国策でつくった原発で事故が起きて、今大変な状況になっていますけれども、こういうときも、安全と安心というのは違うという話題があります。  そういう意味で、沖縄...全文を見る
03月16日第190回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第5号
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○小熊委員 改革結集の会の小熊慎司です。おはようございます。  今回の地域再生法の一部を改正する法律案ですけれども、大きな項目の中で、私も地方にいる中でとりわけ大事だなと思うのは、生涯活躍のまち、これは新たな取り組み。海外を見ればこうした取り組みはもう行われているわけであります...全文を見る
○小熊委員 資料どおりの答弁なんですけれども、それはわかっているんです。踏み込んで言うと、結局、地域の大学とかなんとかということですが、一番はやはり、これは地域の差があるかもしれないですけれども、町内会とか、集落ごとに単位があるわけですね。その町内会、自治会へのアプローチというの...全文を見る
○小熊委員 それであれば、それを形に変えていく、形にというか、では支援体制としてどう支えていくんだというものは、メニューがなければいけないんですね。金が全てではないんですけれども、それは必要ですねというのは、必要性は訴えてくる、では具体的にどうなんですかとなると、ないんですよ、今...全文を見る
○小熊委員 大臣がおっしゃられたように、そういう視点で支援を、基本的には、一義的には市町村ということになってくるんでしょうけれども、その先にある町内会。町内会でも、地域によってですけれども、自治会、町内会があって、なおかつまた小学校単位で何々地区町内会連合会とかとあるわけですよ。...全文を見る
○小熊委員 しからば、今回の生涯活躍のまちの中でうたっている近隣転居型というのは、この近隣というのはどういう範囲なのかということなんですよ。  今、大臣のコンパクトシティー、コンパクトビレッジのことでいえば、一つの市町村単位の中でいえばその論理が通用するんですけれども、では、今...全文を見る
○小熊委員 私が今イメージしているのは、近隣転居型の移住をやって、今言ったとおり、生涯活躍、また、老後を安心して暮らしましょうといったときに、では、大臣が私の地元のことに言及していただきましたが、会津若松市がこれをやりました、この拠点をつくりましたと。呼びかけをしたら、隣の町、ま...全文を見る
○小熊委員 まさに大臣のおっしゃるとおりで、それをこれから我々政治家も言い切っていかなきゃいけないなというふうに思います。今のままだと、やはりまだまだちょっと右肩上がり時代の幻想が地域の方々にも残っていて、何とかなるんじゃないかということなんですが、もうこれは撤退戦ですから、残念...全文を見る
○小熊委員 私の今回のこの質問の趣旨は、大臣に細かいところまで立ち入っていただきましたけれども、結局、憲法改正も国民投票で決めるわけですよ。まさにこういう議論をしなきゃいけなくて、憲法改正というのは九条の話題ばかりというのが、論憲をしなきゃいけないということであれば、ちょっとフォ...全文を見る
○小熊委員 議論して方向性を出していかなきゃいけないという答弁、本当にありがとうございます。  大きな流れの中では、大臣言ったとおり、地方の大学を出てもこっちで就職しちゃうね、そういう抜本的な、根本的なところをきちっと捉えて対処していかなきゃいけないというところもありますが、大...全文を見る
○小熊委員 ありがとうございます。  大臣はどう思いますか。
○小熊委員 平均初婚年齢は、都道府県別でいうと福島県が一番早いんです。これは「ケンミンSHOW」という民間の番組で言っていましたけれども、結婚しなきゃいけないという意識が非常に高い県だというのもあって、もちろん、制度的なもの、社会環境というのもありますけれども、やはり意識というの...全文を見る
○小熊委員 今回のこの茨田北中学の話が出たときにふと思い出したのは、あのときの大臣の答弁が、えっ、聡明な大臣がそういう言い方をするんだというふうにちょっとショックだったので、覚えていたのであれなんですけれども。でも、本心からではなく、思わず言っちゃったというところだというふうには...全文を見る
03月18日第190回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○小熊委員 改革結集の会の小熊慎司です。  今ほど、椎木委員の質問、大臣もまあまあの答弁でしたけれども、今までずっと努力してきていて、結果が出ていないんですね、最後の理解を得られないところは。  何かのシンポジウムで、あのときは小泉さんもいらっしゃいましたけれども、現地に思い...全文を見る
○小熊委員 それは建前なんですね。それはわかった上で、福島県知事も県議会も県内の市町村も、廃炉にしてくれと。あと、午前中の質疑で亀岡委員が言ったとおり、新エネルギーでやっていくんだ、そういう看板を掲げているわけですよ、福島県、我々は。そこで、第二がある。  まして、二〇二〇年の...全文を見る
○小熊委員 その答弁であれば、政治主導じゃないということですね。ここは国が前面に立たずに、あくまでも一義的には事業者の判断でしかない、それを促すことも、復興を全面に背負っている大臣としてはそこは慎重だということでいいんですか、確認させてください。
○小熊委員 であるならば、廃炉なんですよ。当時政務官だった小泉さんにも聞きましたけれども、当時、小泉さんは言い切りましたよ。私は廃炉にすべきだと言ったんです。さすが未来の総理だなと思いましたけれども。  大臣は本気で復興をやるんでしょう。踏み込めませんか。事業者任せなんですか、...全文を見る
○小熊委員 地元の声はもう決まっているんです。県民総意です。地元の声は、廃炉です。それを踏まえても事業者の判断ですね。  ただ、我々も、これは今の原子炉等規制法の範囲内ですから、確かに事業者判断というのは法のたてつけです。であるならば、いろいろなことを考えてきました、取り組んで...全文を見る
○小熊委員 ぜひ、大臣、これは重要なことですから、風評被害とかそういうことにもかかわってくる重要なことですから、前向きに取り組んでいただくことをお願い申し上げて、質問を終わります。  ありがとうございました。
03月23日第190回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○小熊委員 改革結集の会の小熊慎司です。  まず初めに、冒頭、ベルギーで起きたテロにおきましては、犠牲となられた、亡くなられた方々、また負傷された方々には心から哀悼の意とお見舞いを申し上げる次第でありますし、また、こうしたテロ行為に関しては、日本も、国際的な連携の中で、テロに屈...全文を見る
○小熊委員 私も、それはそれでいいと思うんです、周辺国、八・一億米ドル出すわけですから、今大臣がおっしゃったことはそのためでもあるわけですけれども。  そういうことを国際的に表明していながらも、難民受け入れはどうするんですかという国際的な問いかけがありますし、もちろん、シリアの...全文を見る
○小熊委員 あわせて、開催をしていた場所も調査してくださいということを言ったんですが、これは通告もしてありますから、これまでの五年間の中で開催したというのは。
○小熊委員 私も震災直後に県内の若手経済人とアメリカで福島の物産展をやったりしていて、そのときは外務省も積極的にかかわっていただいていたというのがありますから、今回、エチオピアのことは、一件だけということでありますけれども、まさにこれも一つの、時間経過とともに、風化の象徴なのかな...全文を見る
○小熊委員 昨年、日中の議員間交流で中国の全人代の方々が来たときに、議運の方々がアテンドしていましたけれども、私もそこにまじって全人代の方々としゃべったときにこの話をしたら、科学的根拠はわかるけれども、やはり多分に政治的なことに絡んでしまっていますという。その一人のメンバーの発言...全文を見る
○小熊委員 そういう方向で頑張っていただきたい。まだ顕在化はしていませんが、アメリカの大学一つ一つを見れば、日本との授業料の格差の中で交換留学というのに余り利益がないなという不満がやはりありますから、そうしたものも見据えながらしっかりと留学支援をしていくということをお願い申し上げ...全文を見る
03月30日第190回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○小熊委員 民進党の小熊慎司です。  先週とは私も立場が少し変わりましたけれども、国際情勢の変化に比べれば大した変化ではないのかなと思っていますけれども、早速質問に移らせていただきます。  重なる質問もあるんですが、割愛していきますけれども、ちょうど五年ちょっと前に、私は参議...全文を見る
○小熊委員 支援のあり方として、もちろん、その国のオーダーを聞いて日本がいろいろ選択していくわけでありますけれども、外務省の資料を見たら、農業関係の部分が実はオーダーが余りラオスは出ていなくて、やはり工業化の部分が多くて、あとインフラ整備等の方が多くて。逆に、国全体で有機農法が行...全文を見る
○小熊委員 ラオスへ行った後ベトナムへ行ったら、三毛作、米をやっていても、化学肥料をばんばん使って、土地が痩せちゃってだめになっているというのを目の当たりにして、何で有機農法の方がいいかというと、大量生産で安直につくるよりも、その方が付加価値があって高く売れますよと、まさに流通の...全文を見る
○小熊委員 ラオスだけじゃなくて、我々も、例えば地元でこれはいいものだよと外の人から気づきを与えてもらうというのはよくありますから。  あと、クメール文化一体なので、カンボジア、ラオスと分けるのではなくて、アンコールワット遺跡群の、またカテゴリー的には一緒でありますから、そうい...全文を見る
○小熊委員 AIIBもできたので、今後はさらにそういうことを意識していかないと、中国はそのルールに入っていませんから、開発すると、自国から労働者を連れてきて、ばあんと置いていっちゃうわけですよ、カンボジアなんかでもその問題がありましたけれども。こうした問題についても、しっかりその...全文を見る
○小熊委員 何度も繰り返しますが、この間の委員会でも言ったけれども、エチオピアではそういうミスを犯しているわけですから、ぜひそういうことのないように。国際的な風評被害にも対応していきますと言っているのであれば、こんな質問が出る前に、こういうのがありますよと言ってもらわなきゃ困るん...全文を見る
04月20日第190回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○小熊委員 民進党の小熊慎司です。  まず初めに、日本・オマーン投資協定についてお伺いをいたします。  今、熊本、大分、九州地方で発生している地震が大変心配ではありますが、五年前、我が東北でも大震災があって、その折にオマーンからは大変な御支援をいただいた。  これは、緊急回...全文を見る
○小熊委員 今大臣答弁されたとおり、天然ガスとかそういった資源確保のためにも、これはしっかりとやっていかなければいけないんですが、この協定を結ぶことで、なかなかお示ししにくいかとは思いますけれども、その貿易量がどの程度拡大していくのか、また、日本としても、目標というか希望というか...全文を見る
○小熊委員 この協定、今の答弁のあったとおり、両国間の経済交流、また友好関係が進展するということが非常に大事だと思いますので、しっかりと取り組んでいただきたいのと同時に、中東にもいろいろな国がありますけれども、冒頭お話しさせていただいたとおり、私の確認したところでいうと、世界の中...全文を見る
○小熊委員 今、国際的な背景を大臣からもお示しいただいたとおり、イラン、これまでの近いところの歴史でいえば、いろいろ国際的にもあった中でありますけれども、大体、国の安定というのは、やはり経済が安定する、政治が安定するということがその国の平和、また地域の平和にもつながってくるという...全文を見る
○小熊委員 イランも、国際社会の中で平和に貢献をしていただかなければいけない。そのためには、経済が伸展することがやはり大前提の一つでもあります。今回のこの日本とイランとの投資協定の中で、両国が経済的に発展をしていくことが地域の平和安定に資するということで、ぜひこれもしっかりと取り...全文を見る
○小熊委員 これは、イメージ的には本当はもうちょっと近隣の国の方が多いんじゃないかなというふうに思っていて、でもイランはほかの国に比べて結構多いんですけれども。減ってはきている部分もありますが、先ほどちょっと言ったとおり、この傾向、イラン人の犯罪、どういう犯罪が多い、変わってきて...全文を見る
○小熊委員 では、先ほどの話、覚醒剤が多いということで。それであると、ほかの国籍別の受刑者を見ると、イランがほかの国に比べて非常に多い。もっと、観光客とか交流の深い国が犯罪者の率として多いんじゃないかなと思ったらイランが多いというのは、覚醒剤ということでは組織犯罪ということが大き...全文を見る
○小熊委員 ありがとうございます。  あと、その際に、今回、イランと日本の間でも、数年前にイラン人の受刑者が日本の刑務所はひどいなんというインタビューなんかを受けて、でも、刑務所も、テレビなどで見ていると、ほかの国は全然緩くて、ちゃんと刑務所なのというようなところがあって、日本...全文を見る
○小熊委員 こういう移送条約に関しても、まさに今政府が進めている価値観外交の一つのアプローチの仕方だというふうに思っています。もちろん刑法が大幅に違っちゃえばなかなか条約に結びつけられないわけですけれども、やはり、犯罪に対する考え方は国によって違ったりもしますが、受刑者への取り扱...全文を見る
○小熊委員 次に移ります。  丸山議員は今いませんが、ジャパン・ハウスの話で、日本の情報発信の仕方ということがテーマになってきました。  そこでお伺いをしたいんですけれども、どう日本が世界の中で役割を果たしていくか、またプレゼンスを上げていくかというのは非常に重要なことだとい...全文を見る
○小熊委員 実を申せば、私も地元で第九の会の会長をやっていて、全日本でも理事をやっているものですから。  ただ、この歴史的な事実というのは「バルトの楽園」という映画にもなったり、戦前にしては日本がなかなか国際的にいろいろ言われる歴史的な事実がいっぱいあるんですけれども、でも、こ...全文を見る
○小熊委員 非常にいい重点項目だと思うので、それをしっかりやっていただきたい。  私のもう一個の質問は、知日派、親日派をふやしていくためには、やはり次の将来世代、若い世代へのアプローチも必要だというふうに思います。  日本語教育というのも今大臣はおっしゃられたんですが、三年前...全文を見る
○小熊委員 その際、去年も外務委員会で視察をしてきました、中米の方へ行ってきましたが、考えてみれば、おもてなしの国と言っているわけですから、我々はちょっと経験しにくいんですけれども、例えば入管のときも、ほかの国に行くと、僕はアメリカは好きな国ですけれども、嫌なのは入管の、こんなふ...全文を見る
○小熊委員 これはほかの委員会でもやりますけれども、利用目的のないというのは、それは「もんじゅ」もうまくいっていない中でやはりそういう疑念は払拭されませんので、外務省においては、そういう疑念があるという前提でどうやっていくかというのはぜひ考慮に入れていただきたいというふうに思って...全文を見る
04月21日第190回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号
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○小熊委員 民進党の小熊慎司です。  冒頭、私からも、熊本、九州地方の地震において犠牲になられた方々、また被災された皆様には、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げる次第でございます。  昨日も、我が党の岡田代表が、官邸において総理に、今回の災害の激甚災害への指定とか、また首相を...全文を見る
○小熊委員 同様の質疑が参議院の方でもされた議事録を拝見して、そのやりとりも見ながら、原子力規制委員会の対応といったものに瑕疵があるとは私も思いませんし、朝日新聞の報道の仕方が少し誤解を招くような嫌いがあったのかなというのは私も印象としてはあるわけでありますけれども、今、最後に委...全文を見る
○小熊委員 ぜひそういった方向性で取り組んでいただきたいのと同時に、でも、なかなかやはり厳しいものがあります。  御承知のように、福島県内で、テレビで天気予報の前後に各地の放射線量というのを出しています。低い数値なんですけれども、そんな情報発表をしている地域なんてありませんから...全文を見る
○小熊委員 実際、とりわけ原発施設の地域住民の方々が今帰還されるような地域も出てきている中で、でも、中には、私の地元にも、避難していて、もう家を建てちゃった若い方がおられて、それは何でだと聞いたら、除染等がうまくいったとしても、くすぶった原発が近くにあるのでもう帰りませんというよ...全文を見る
○小熊委員 関係者の理解を求めていくということでありますけれども、敷地内に、処理してトリチウムだけが残った水がたまっていくのは、物理的に何年後というのは見えているわけであります。  その後、では、理解を得られなければ、それを超えるということになれば新たな敷地の確保も必要となって...全文を見る
○小熊委員 地域住民はもう結論が出ているわけです、廃炉してほしいというのは出ていますし、国の総合的なエネルギー政策といいますけれども、国も、総理大臣も含め、事業者の判断ですよと言い切っています。  東京電力の経営状況をこれは圧迫するんですか。まして動かすなんてこと、あえて規制委...全文を見る
○小熊委員 第一の処理に集中していると言っていますが、福島県民としては、第一をちゃんと処理することも含め、第二を廃炉にするというのも福島の復興には欠かせないものだというふうに言っています。  福島県も、再生可能エネルギーで新たな福島県をつくっていく、再生可能エネルギーの先進地に...全文を見る
○小熊委員 四年後には東京オリンピック・パラリンピックが行われて、第二原発の近くのJヴィレッジも再開をして、日本代表の合宿地にもすると言っています。いろいろな形を捉えて、政府の方でも、復興の情報発信にオリンピックをしていくということを言っていただいていて、宮城県ではサッカーをやっ...全文を見る
04月22日第190回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○小熊委員 民進党の小熊慎司です。  まず、質問の前に、熊本、九州地方で亡くなった方々、また被災に遭われている方々には、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げると同時に、これまでの質疑の中でも、東日本大震災のさまざまな知見、経験といったものがしっかりと九州地方の早期の復旧復興につな...全文を見る
○小熊委員 であるならば、これはやはり外しておいた方がいいと思うんですよね。原発をどうするかというのは党によっていろいろ見解が、エネルギー政策が違いますけれども、政府のエネルギー基本計画の中でベースロード電源と位置づけた中に、第二が入るか入らないかよりも、入らないということで書き...全文を見る
○小熊委員 これは通り一遍で、福島県民が聞いたら非常に残念だと思うし、党派関係なく、県内の方々はみんな廃炉だと言っているんですよね、かつて小泉政務官も言っていましたけれども。  それは同列に扱えないと言っているんですから、他県の原発はそれでいいですよ、個々のは扱えませんというの...全文を見る
○小熊委員 重要であるならば、では、政治としてこれからどう進めるかということです。  二〇二〇年の東京オリンピック・パラリンピックに向けてオール・ジャパンでやっていく、とりわけ復興を打ち出していきたい、福島県内でも、まだ野球とかソフトが正式種目になるかどうかもわかりませんから、...全文を見る
○小熊委員 政府からああいう法案を検討するということはないですか。特別な措置をして福島の原発を切り分けるという判断はないんですか。あくまでも現行法の中だけでやっていくということですか。
○小熊委員 であるならば、だから、これもねじれになるんですよ。いろいろな政策、都道府県ごとと政党の本部とのねじれはありますけれども、廃炉と言っているわけですよ、県内の各政党、全部。でも、今の言葉でいうと、今の仕組みでは事業者の判断以外でできないですよね。政治の立場から言えないじゃ...全文を見る
○小熊委員 現行法で決まらないわけですから、我々は立法府ですよ、役人じゃないんだもの、法律をつくればいいじゃないですか。考えましょうよ。だって、ほかの原発と違うという見解までは一致しているわけですよ。できないでしょう、ほかの原発と同じ扱いは。廃炉と言っているわけですよ、福島県民の...全文を見る
05月11日第190回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○小熊委員 民進党の小熊慎司です。  アメリカのオバマ大統領の広島訪問が正式に決定したということは大変喜ばしいことだというふうに思いますし、これも岸田大臣初め外務省のこれまでの努力のたまものかなというふうに思います。それも、外務省が先月発表した外交に関する世論調査によると、岸田...全文を見る
○小熊委員 過日の委員会でも、核不拡散、どうやって世界的な世論をリードしていくんだというお話もさせていただきましたけれども、まさに今回のオバマ大統領の訪問がそういったものに加速をしていくことになるように、ぜひ成功に終わっていただきたいというふうに思います。  また一方で、さはさ...全文を見る
○小熊委員 広島のところに石碑があって、二度とこうした過ちは起こさないというのが、主語がはっきりしていないわけでありますけれども、それはまさに、全世界として、全世界の人々がそれを共有する、二度とああいう過ちを起こさないというのを共有するために特定の主語がなかったんじゃないかなと私...全文を見る
○小熊委員 これは、情報公開されたのがまだ時間がそうたっておりませんので、膨大な量ですし、しっかり精査をしなければなりません。  ただ、これは世界的に大きな騒ぎ、問題になっていますけれども、とどのつまりは、金持ちばかりが得をして真面目な納税者が損するのじゃないかと。結局、本来納...全文を見る
○小熊委員 関心を持っているということを、おかたい国税庁にしてはちょっと踏み込んだ発言かなと思いますけれども、しっかりこれは調査をしていただきたいと思います。  冒頭述べましたように、タックスヘイブンによる租税回避というのは、別にパナマ文書だけではないわけですね。今回これが内部...全文を見る
○小熊委員 今回、この問題に関しては我が党も特別チームを立ち上げて、昨日も来ていただきましたけれども、その中の説明をちょっとお聞きしていて、少し認識が、ちょっともう少し厳しく持っていただきたいなと思ったのは、これは適法か違法かという、これは違法であればちゃんと取り締まっていただく...全文を見る
○小熊委員 ですから、ここは外務省も努力をしていただきたいところです。  富裕層がこうやって税金逃れをしていく、その後、中小企業や一般国民の皆さんにしわ寄せが寄っていく、国家財政が細っていく。法の秩序が崩れていくわけです。積極的平和外交、法の秩序、そういったものも価値観を共有し...全文を見る
○小熊委員 国によって税制が違うというのは、どこかすき間ができてしまうと思います。そのすき間を埋めるには、やはり国際的な連帯税という選択肢が、まあ魔法のつえではありませんけれども、やはりそのすき間をカバーする一つの政策だというふうに思いますので、ぜひ今回、この事件を契機に、より具...全文を見る
○小熊委員 ここは、ぴしっとプルトニウムの問題をやらないと、韓国はアメリカと、同じ同盟国でありながら、米韓原子力協定には、プルトニウムを再処理できないようになっているわけですよね。そうすると、日本とアメリカとの関係だけではなくて、国際的な中で、プルトニウムの再処理をどうするのかと...全文を見る
05月12日第190回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第4号
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○小熊委員 民進党の小熊慎司です。  五年前に発生しました東京電力の原子力発電所の事故以来、地震、津波だけでなかったわけですね、東日本大震災はこの原子力発電所の事故でいまだに継続中の災害ですし、複合的なさまざまなことが起きている中で、原子力災害というのは、長期間にわたって、しか...全文を見る
○小熊委員 地震予知に関しては確定的なものが出せないというのもまた事実でありますし、今委員長から御説明のあったところ、南西に延びていっても大丈夫だろうという判断ではあるんですが、ただ、まだ余震がずっと続いているので何が起きるかわからない、また周辺の断層にも影響を与えるだろうという...全文を見る
○小熊委員 私自身も詳しい話ではありませんが、その現場の声からすると、全てのことを想定内に入れると、全安全非常系統を駆使しても危険な場合を生じたときにどうするかということを考えておかなきゃいけないということも出ている。それは現場の声の一つで、それが正しいかどうかはあれですけれども...全文を見る
○小熊委員 とにかく全てを想定内に入れる、人知を超えたような天災があるのも事実ですから、想定外のことも起き得るというのが現実です。しかしながら、本当に、いろいろな対策、また原子力行政については、もう二度と福島の事故と同じようなことを起こしてはならないというふうに思います。そういう...全文を見る
05月18日第190回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○小熊委員 民進党の小熊慎司です。  国立西洋美術館が世界遺産にということで、大変いいニュースが飛び込んできました。文科省の努力もあるんでしょうけれども、これも、八七%の支持を誇る岸田外交の成果の一つかなというふうに感じ入ったところでありますけれども。  また一方で、世界記憶...全文を見る
○小熊委員 この方向性はみんな一致するのは当然だと思いますけれども、具体的になってきたときに、やはりこれは歴史認識ともかかわることにもなってくると思いますので、具体的にこれが本当にどう制度改正されるのかというのは、いろいろこれから努力をしていかなければならないというふうに思ってい...全文を見る
○小熊委員 日本はAIIBに参加をしないという判断、アメリカもそうでしたけれども、そういう中で、やはり私は、日本がさまざまな開発については一日の長がありますし、また、ほかの先進国の中でも、日本が国際的に果たしてきた役割というのは決して間違っているものではないというふうに思っていま...全文を見る
○小熊委員 やはり、価値観外交と言っている部分もありますから、日本の価値をしっかり普遍的なものに変えていくという意味でも、ぜひともこれから、協調融資といったものを積極的に行うことによってリードをしていくということを、ぜひ取り組んでいただきたいというふうに思っています。  そうい...全文を見る
○小熊委員 増額になったというのも、そんな声高に言えるぐらいの増額ではないので、むしろ、これは倍増と言っているんですから。だから、これはしっかりと、このサミットの機会にももうちょっと打ち出していいというふうに思います。ぜひ、時間は短いですけれども、この伊勢志摩サミットの中でも、し...全文を見る
○小熊委員 沖縄から福島に来て、次は広島かなと思っていましたが、もう一回福島でさせていただきたいというふうに、ぜひ御支援をよろしくお願いします。  以上で終わります。
05月27日第190回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○小熊委員 民進党の小熊慎司です。  復興集中期間から、今、復興・創生期間に移行して、震災から五年以上が経過をしていますけれども、御承知のとおり、原発事故災害はいまだ継続中の災害でありますし、もちろん解決して進んでいるものもあれば、逆に、積み上がっていく課題なども山積をしている...全文を見る
○小熊委員 その心意気というか姿勢はもちろん大事でありますし、今ほど、廃炉がかなり時間がかかる、長期化するという話もいただきました。  先ほど真山議員も風評被害についてやりましたけれども、まさにこの風評とか風化といった問題も、ずっとこれは、廃炉の作業をしていれば、福島県民挙げて...全文を見る
○小熊委員 現場の声を聞くと、震災直後と最近では東電の態度も担当者の態度も全然違うし、今回の営業損害の一括払いの対象にならないという人たちが弁護士を通じてとかADRを通じて折衝していても、東電の方も担当者が毎日ころころかわって、その都度、電話をかけるたびに最初から説明をしなきゃい...全文を見る
○小熊委員 相当の因果関係というのが、危険なというか、相当の因果関係がなくたって、では福島のブランドが傷ついていないなんていう証明もできないわけですよ、逆に言えば。事業者の方から証明しなきゃいけないんですが、逆に東電側から、福島、影響ゼロだ、風評もなくなったなんていう、証明しろと...全文を見る
○小熊委員 正しい情報発信、これまでもしてきたんですけれども、そういった中でも風評被害がなくなっていかないし、間違った認識も流布されているという、これは範囲は本当にネットの世界まで言えば幅広くなっちゃうんですが、だから、この点についても厳しく、これまで以上に、間違った情報発信に対...全文を見る
○小熊委員 継続をしていくことが重要ですから、先ほど言ったように、残念ながら、風評被害というのは一朝一夕に解消しないというのが事実なので、継続をしていく。  その継続をしていくという姿勢がしっかり市町村に伝われば、いろいろな風評被害の払拭で市町村、いろいろな関係団体もやっている...全文を見る
○小熊委員 いろいろな取り組みで各学校に説明に上がっているのは、市町村だけじゃなくて民間の団体もやっていて、結局それがどうだったのかという御意見をお伺いすると、やはり親なんですね。  だから、今回の九都県市の首脳会議でも上田知事が言ったとおり、保護者の壁という言葉を使っていまし...全文を見る
○小熊委員 これは、全産業をどう支援していくか、バランスよくやっていかなきゃいけませんから、今までハード的なものは観光部門にちょっと少なかったので、ぜひこれをしっかり取り組んでいただきたいというふうに思っています。  また、今、観光庁の方で、海外での日本の情報発信、風評被害払拭...全文を見る
○小熊委員 あと、極端に言えば、観光とかそういった海外の旅番組を買い取って福島特集をやるとか、被災地特集をやって、それも楽しい旅行番組ですよ、買い取ってやるというのもちょっと検討していただきたいなというふうに思っています。  最後に、もう一回高木大臣に聞きますが、国が前面に立つ...全文を見る
○小熊委員 時間が来たので終わりますけれども、大臣が言ったように、関心を持っているだけで、前面に立っていないということが明らかになりましたから。これは、福島県民の前でも、ここは前面に立ちませんとはっきり今後言ってくださいね。何もアクションを起こせないんですから。  我々は、これ...全文を見る
10月26日第192回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○小熊委員 民進党の小熊慎司です。  現在、パリ協定についてですが、内容は条約の批准がこの委員会にかかったときに質疑しますけれども、どうしても、各国の批准の状況に関しては、やはり情報を見誤ったというふうに言わざるを得ません。これほどではなかったんですけれども、昨年のAIIBの状...全文を見る
○小熊委員 これは報道ベースで見ているだけじゃなくて、我々は党内の部門会議でパリ協定の情報をどう把握していたかというのを聞いた上できょう質問しているので。パリ協定のときに議論をしたいと思いますけれども、その説明の仕方が悪かったのかどうか、実態がどうなのかという問題もありますが、外...全文を見る
○小熊委員 中長期的にどうしていくんですか。来年度どうするとかじゃなくて、中長期的に取り組まなきゃいけない課題ですねと前に言ってあるので、その方向で具体的にどうしていくんですかという質問をしたかったんです。  まして、今言ったことは通常でもやらなきゃいけなかったこと、問題が起き...全文を見る
○小熊委員 十年というスパンで考えているということですから、それはしっかり着実に実行してほしいですし。数は目に見えてくるんですけれども、やはり質の部分は、どう向上していっているかというのは見えにくいものもありますし。  今後の条約の質疑の中でも、内容ではなくて、こういった問題の...全文を見る
○小熊委員 各国と意思疎通をしているということですから、そこは安心をいたしましたけれども。  先ほど原口委員が言ったとおり、東京宣言に関しては、これは、日本の外交史上、金字塔に値する出来事だったと思います、四島に帰属の問題があるということを両国で合意をしたということは、各国の、...全文を見る
○小熊委員 今の答弁は先ほどの何人かの質疑でも聞きましたので。  さらにちょっと踏み込みたいんですけれども、大統領が訪日の前にNHKの単独インタビューに答えて、南シナ海の件に関しては二国間でまずやっていくんですけれども、ほかの国の話も聞くとは言っているんですね、意外と聞く耳を持...全文を見る
○小熊委員 午前中は時間が来たので、あとは午後やらせてもらいます。よろしくお願いします。
○小熊委員 午前中に引き続き質問させていただきます。  午前中の最後の大臣の答弁で、フィリピン関係、友好を保っていかなければいけないということですが、これは大事なんですけれども、でも、だからといって、言うべきことを言わないというのは、日本の二枚舌っぽいところが出てしまいますし、...全文を見る
○小熊委員 この件に関しても、注視していくということではなくて、ほかの世界の中で、日本はちゃんと関与しているんだということをしっかり訴えていくというか、あらわしていかなければ、傍観者になって何にも言わないんだということになりかねませんから、そういうことがないように、積極的な姿勢を...全文を見る
○小熊委員 やっていますって、先ほど言ったソフト的なアプローチですから、現状とか、こんなふうに復興していますよということじゃなくて、政務官は真面目だからそういうふうに言っているんだけれども、旅番組とかグルメ番組とか、そういう方が効果あるでしょう、それで佐賀はそういうことで効果が出...全文を見る
○小熊委員 ついては、もう来年度の予算要求をしていますから、来年の予算の中でそういう番組を福島県でつくって、いろいろな国で放映されなければ、今度は厳しく追及させていただきますから、ぜひ御期待を申し上げ、質問を終わります。  ありがとうございました。
11月01日第192回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○小熊委員 民進党の小熊慎司です。  今村大臣に質問するのはこれが初めてであります。  内閣改造は総理の専権事項ではありますが、やはりこの復興、五年八カ月がたとうとしている中で、解決していく課題もありますし、いい状況に向かっていく課題もありますが、時間が経過するごとに課題が積...全文を見る
○小熊委員 細かな点までありがとうございました。この後の質問の部分もちょっと答えていただいたような感じで。福島の復興なくして日本の再生なしというところだけでも十分だったんですけれども、心意気は感じさせていただきました。  そういう大臣の姿勢のもとに、質問に移っていきますけれども...全文を見る
○小熊委員 ありがとうございます。ケース・バイ・ケースで、一つ一つ丁寧にやっていく。  現状では、高木副大臣のところにも届いていると思いますけれども、震災直後と最近では東電の担当者の態度が明確に変わっているのも事実ですし、二年分前倒しといっても、今までもらっていたのに、二年分前...全文を見る
○小熊委員 教育旅行はなかなか、校長が決めてもPTAの何人かが反対するとやりにくいというのがありますから、これは大臣だけじゃなくて委員の皆さん、全ての国会議員にも言いたいですけれども、地元でしっかりと、いろいろなPTAの人と、やるやらないは別として話し合ってみてほしい。被災地に行...全文を見る
○小熊委員 では具体的にはどうするかなんですよ、言葉だけじゃないんですよね。ただ、政府答弁は事業者の判断なんですから。一義的じゃないんですよ。それだったら、政治は前面に立つけれども、第二の廃炉に関しては前面に立てません、一義的には東電ですと、注釈を入れてしゃべってほしい。前面に立...全文を見る
○小熊委員 これだけ一面を飾って、県民も喜んだ方々が多かったんですが、今の副大臣の答弁では非常に残念であります。  でも、こうやって法律をつくれば、政治が前面に立てるんですね。現行法では確かに事業者の判断でしょう。だけれども、法律をつくればできます。なおかつ、大株主は政府です。...全文を見る
○小熊委員 それは優等生の答弁で、いや、言外にじゃだめ。前面に立つと勢いよく言ったんですから。  法律改正する予定もないんですね。株主として、東電に強くその判断を求めることもないんですね。この二点について、イエスかノーかでお答えください。
○小熊委員 時間が来たので終わりますけれども、いずれにしろ、大臣、すばらしい能力と人格をお持ちの方で私も評価していますが、この点については政治が前面に立つと言っていて、それは福島県民からすれば立っていないなという印象になってしまいますし、今村大臣だけではなくて、与野党を含め政治全...全文を見る
11月02日第192回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○小熊委員 民進党の小熊慎司です。  田島委員も御指摘しましたし、また、過日の外務委員会でも指摘をさせていただきましたが、今回のパリ協定についての発効時期を見誤ったことについてであります。  前回、ちょっと建設的な視点から質問させていただきましたが、やはり大いなる反省点に立っ...全文を見る
○小熊委員 丁寧で、実はちゃんと答えていないんですけれども。どこぞの大臣と違って失言はないですけれども、核心に触れていただけていないんですね。  見込みと違った、何で見込みと違った情報しか入らなかったのか、見込みどおりにならなかったのか、どこにそれの原因があったんですか、それに...全文を見る
○小熊委員 昨年のAIIBのときの見込み、そこもちょっと違っていたなというのがあって、やはりこれは、前回も言いましたけれども、長期的には、逆に、今五千数百人の外務省職員を、極端なことを言えば、倍増して、質的にはもう十倍ぐらいにしていくというぐらいの長期計画のもとに強化をしていかな...全文を見る
○小熊委員 ありがとうございます。今、次の質問の部分まで答えてもらっちゃっていたんですけれども。  まず、国内の目標をしっかり達成する。達成もしていないのに、国際的にリーダー的な役割を担えませんから。あと、今言ったとおり、途上国支援というのは、パリ協定のまた一つの柱だというふう...全文を見る
○小熊委員 そこで、国際的にもこれはやっていきましょう、各国がやっていきましょうということではあるんですけれども、いろいろな、今、国際的な緑の基金とかを通じても対策をとっているわけですが、もう既に専門家の間では、パリ協定がしっかり動いて途上国支援をしていくとしても、途上国のいろい...全文を見る
○小熊委員 これは、大臣、ここでこそ、こういう途上国支援、これから増大していくであろうというところでは、先進国一丸となってやっていかなきゃいけないところでありますから、まさに、日本がリーダーシップを発揮するという意味では、こういったところに力を入れていかなきゃいけないというふうに...全文を見る
○小熊委員 指摘させていただいている一部の専門家ですけれども、中長期的にはさらに一千億ドルかかるんじゃないかということも指摘されていますから、その辺もしっかり調査をしていただいて、そういうことがいきなり来て、いきなりどうしようという話ではなくて、しっかりその状況を見きわめながら、...全文を見る
○小熊委員 ぜひそういった取り組みを進めていくという上で、もう一度ちょっとお話しさせていただくと、脱炭素社会に向けて世界的には原子力発電というのは主流になっていないということをまず指摘させていただきます。  一九九七年の原子力の全世界でのシェアというのは一七%でしたけれども、今...全文を見る
○小熊委員 ぜひこれは努力して、一・三兆円対六百億ですから、これはやはりしっかりと、全然足りていないということを認識していただいて努力をしていただきたいのと、ちょっと今、気になる一点は、資源の少ない国と言っていますけれども、日本はもちろん国土面積、世界でも六十一位ですけれども、い...全文を見る
12月08日第192回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○小熊委員 民進党の小熊慎司です。  まず、十二月三日、今村大臣におかれましては、福島県を御視察いただきまして、私の選挙区にも訪れていただきましたことは、復興は党派を超えて取り組まなきゃいけない課題でありますので、大変ありがたいなというふうに思っておりますし、いろいろな考え方も...全文を見る
○小熊委員 今御説明のとおりですが、大臣からは国が前面に立って復興をやっていくんだと先日の委員会の答弁でもありましたけれども、福島県、被災地も、いろいろな課題を抱えながら、県民挙げて今努力をしているところであります。その施設整備に関しても、それは今の通常のルールの説明でありました...全文を見る
○小熊委員 ありがとうございます。そういう認識のもとにしっかりと、具体的に形も出していただきたいというふうに思います。  次に移ります。  今、御承知のとおり、福島県民は全国のさまざまな地域に避難していて、それぞれの避難先で大変皆さんにお世話になっているというのも事実でありま...全文を見る
○小熊委員 ぜひしっかりやっていただきたい。また、子供のこと、教育のことですから、次世代を担う重要な人材でありますし、いじめられた側だけじゃない、いじめる側もよくない形で大人になっていくということは、そのまま見過ごすわけにはいきませんから。  ただ、今の寝た子を起こすという表現...全文を見る
○小熊委員 尊敬する私の大学の先輩の井原大臣政務官にもう一回お聞きしたいんですが、損害が続く限りと。  過日、今村大臣にも答えていただきましたけれども、今回もいろいろな風評被害の実態を見ていただいたと思いますが、例えば、廃炉に向けてずっと取り組んでいく中で、県民挙げて、また国の...全文を見る
○小熊委員 私は会津が選挙区で、被災地からは遠く離れていて実害というのがほとんどない、風評被害の色濃く残る地域であります。  今言われたとおり、なくなるのがいいことでありますけれども、実際、ほかの世界の国の、これはチェルノブイリだってそうです、あとはいろいろな公害、そういったこ...全文を見る
○小熊委員 今おっしゃったとおり、私の地元でも実は意見が分かれていて、やはりやり続けなきゃいけないというのと、やらない方が安全と見られるんじゃないかと。だからこれは慎重にやらなきゃいけないですし、流通業者また消費者の理解も得られなきゃいけないところですから。これは県の判断もあるで...全文を見る
○小熊委員 確かにこれは被災地域でも町村によって実態が違いますけれども、やはりとりわけ自治体が丸ごと避難しているところは、住民サービスの提供をがっちりやっているかといえば、できていないわけですから、そこから住民税をがさっと取るというのはなかなかしんどい話でありますから、今言ったよ...全文を見る
○小熊委員 ありがとうございます。  時間がなくなったので、ちょっと指摘にとどめたいんですが。済みません、堀内政務官も来ていただいているのに。  例えば介護の問題も、全国的な人手不足というのがあります。あと鳥獣害の被害も全国で今広がっていて、私も小熊ですから、うちの地元も熊が...全文を見る
○小熊委員 ありがとうございました。