小熊慎司

おぐましんじ

小選挙区(福島県第四区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数4(参1)回

小熊慎司の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月30日第196回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○小熊委員 私は、希望の党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました政府提出の平成二十九年度第一次補正予算二案について、反対の立場から討論を行います。  まず冒頭、森友学園の問題について、総理と財務大臣が適材適所だと高く評価する佐川国税庁長官について、一日も早く、一刻も...全文を見る
02月05日第196回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○小熊委員 希望の党の小熊慎司です。  希望の党は国政政党の中で平均年齢が一番若い四十九歳ということで、ちょうど私、四十九であります。また、戊辰百年のときに生まれた小熊慎司でございますが、旧会津藩の小熊が、旧長州藩河村委員長のもと、旧長州藩安倍総理を始め大臣にお伺いいたします。...全文を見る
○小熊委員 少なからず何人かの沖縄の方が活躍されたのは私も知っています。機会の平等だったかどうかということで言っているわけです。それは、会津の人も活躍した、東軍のいろいろな人も活躍した、鈴木大臣の御地元の南部藩の人も活躍しているわけでありますけれども。  野田総務大臣が言ってい...全文を見る
○小熊委員 長々の説明、もう、歴史の話をしたら多分何時間あっても足りない、一年ぐらいかかりますから、総理、またどこか別のところで、委員長の仕切りのもとでやりたいと思います。  御紹介申し上げますが、十一年前、総理、会津若松にお越しになりました。参議院の補選の応援です。そのときは...全文を見る
○小熊委員 その結果としては、多分、これは世耕大臣にもほかの経産大臣にもこれまで質疑してきましたが、事業者の判断というので終わっていると思います。でも、政治が前面に立ってこれをやらなきゃいけないという意味では、事業者の判断ということは非常に県民にとってむなしいというのも、大臣、わ...全文を見る
○小熊委員 あとは総理にどう言ったかということも聞きたいんですけれども、昨年の三・一一の慰霊祭のときには、総理の言葉の中に原発事故というのが入っていなくて、これは地元で大きな騒ぎになりました。そのことを吉野大臣の会見で記者からも質問されて、ことしはどうするんですかと言ったら、総理...全文を見る
○小熊委員 では、総理に伺います。それはちゃんと伝わっているのかどうか。  あと、もう一点聞きますけれども、ことしの施政方針演説の中に福島のことに言及がありましたけれども、脱炭素社会で福島の復興を牽引していくと言っていますが、お手元の皆さんの資料にもありますけれども、福島の復興...全文を見る
○小熊委員 それなら素直に再生可能エネルギーと言っていただきたかったというのはありますし、既に私の選挙区管内にはこれだけのダムがあって、原発五基分ぐらいのものを既にやっているんですね。  県と一体と言っていただきました。どっちかというと復興は本当に浜通りの方が大変御苦労されてい...全文を見る
○小熊委員 全県的な意味で、しっかり再生可能エネルギーで世界の先頭に立つ、そういうことをしっかり後押ししていただきたい。そういう意味でも、言葉の使い方というのは大事ですし、これはしっかりそこも捉えて、大臣、福島県民ですから、しっかりやっていただきたいというふうに思います。  次...全文を見る
○小熊委員 茂木大臣に改めて聞きますけれども、この手帳と線香の配り方は、この百九十九条の三に抵触をしていない形でやっているという認識でよろしいですか。
○小熊委員 これは参議院の方でも質問が出たんですけれども、それはお答えがなかったんですが、どのぐらい線香を買って何軒配って、手帳を何冊買って何軒配ったかというのは、お示しは難しいですか。
○小熊委員 この百九十九条の三の前に二があります。これは本人のことです。  秘書さんがやっていることについては今の見解なんでしょうけれども、先生自身が、大臣自身が、では、新盆参りとかお参りに行くときに線香を持っていったり、また、いろいろな支援者、有権者に、訪問するときに手帳を持...全文を見る
○小熊委員 私のも含め、ここにいろいろな政治家の収支報告書があって、ずっと見直してみました、自分のも含め。  そうすると、本当に、お金がかからない選挙、公平公正な選挙とはいいながら、白か黒かといえば、真っ白と言える人もいないなと。これは総務省見解も個別の判断ですと言っていますけ...全文を見る
○小熊委員 大臣としては、本人が勘違いするものは別として、本人は持っていっていない。  ただ、ここに、先ほど私の手元に手に入れることができましたが、過日の週刊新潮でもありました新盆リスト、このリストがありますけれども、秘書対応と代議士対応ということで分かれていて、ということは、...全文を見る
○小熊委員 それでは、大臣は、いろいろな形で大臣が回っているというリストもあるんですけれども、本人は行っていない、いや、行ったとしても、そうしたことは……(茂木国務大臣「行っていないなんて言っていないよ、前段」と呼ぶ)いやいや、行ったとしてもそこでは配っていないということの確認を...全文を見る
○小熊委員 最後になりますけれども、この際、御提案を申し上げたいと思いますけれども、これは、与党、野党問わず、自分自身にも私は今回問いかけました、二十年前の私の師の新井先生の死も思い浮かべて。これは、ルールがどうだかじゃなくて、やはりお金のかからないようにしていくという新たなルー...全文を見る
02月09日第196回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○小熊委員 希望の党の小熊慎司です。  今ほどの立憲民主党の山内議員でもありましたけれども、新たな事実が出てきましたので、冒頭申し上げます。  今ほどの答弁で財務大臣は、正常の過程でしっかり情報開示をしているということではありましたけれども、やはりこれは、多くの国民が注目をし...全文を見る
○小熊委員 ただ、映画の保存、アーカイブ、取り組んでいるのは知っているんですが、重要文化財というのは実は映画フィルムは三つぐらいしかなくて、もっともっとやっていかなきゃいけないというふうに思います。  そういう意味で、昨年からことしにかけていろいろあったので、私も寅さんを見て癒...全文を見る
○小熊委員 明治百五十年は、沖縄では今のところ、政府の関連事業としては一個しかないんですね。ジョン万次郎が上陸したとか、何かそんなことしかなくて、これは、大臣、もっとしっかり、戦後の苦難の道もありますけれども、本土復帰後の苦難の道もありますけれども、やはり、明治、今言われた琉球藩...全文を見る
○小熊委員 ぜひ具体的に実行に移していただきたいと思います。  次に、今、人口問題を抱えているわけで、きょうは質問が多いので、文科大臣、端的にお願いしたいんです。あと地方創生担当大臣。  大学改革で二十三区のいろいろな制限というか、やっているんですけれども、二十三区に大学が多...全文を見る
○小熊委員 減少の率で見たということで、総体的には数が多いわけですよ。ここをいじらなければ根本に触れられないと思いますので、これは引き続き議論をしていきたいというふうに思いますよ。  だから、それは大学側の思いはあるんですけれども、やはり大学が一つ地方にあるだけでこれは地域の活...全文を見る
○小熊委員 次は、外交についてお聞きをいたします。  まずODAについてですが、一点、外務大臣のお考えをお聞きしたいのは、大臣に就任前、ODAに対してはかなりシビアな目で見られていたというふうに思いますが、私はODAに関しては、震災の後、ODAの予算が削られたときに、もうお亡く...全文を見る
○小熊委員 そういう意味では、見えていないものをもっと見える化しなきゃいけないと思っています。  例えば、ジャパン・ハウスなんかも、これは重要だとは思うんですけれども、あの予算をかけてやっていることの是非はまたおいておいて、例えば青年海外協力隊の青年、またシニアボランティアがあ...全文を見る
○小熊委員 ぜひ検討していただきたい点があって、これはアメリカに限られますけれども、月曜日の予算委員会でも御紹介させていただきましたが、初めて集団で入植した明治二年、これは会津の人たちです。来年で百五十周年になるんですけれども、明治の精神、チャレンジ精神ということを一つ政府は挙げ...全文を見る
○小熊委員 ぜひ、そこはまた引き続き外務委員会でやりたいと思います。  次に移ります。選挙権の話です。  これは昨年のこの予算委員会でも同僚の津村委員が指摘していただきましたけれども、これは毎日新聞の調査で、その後、後追い調査をしたらちょっと違う点もあったんですけれども、北海...全文を見る
○小熊委員 大臣にお伺いしますけれども、これは、だから、国民の選挙権を合理的な理由なく奪うというのはいかがなものかということに対する見解と、これは今、実態調査をやっとしてもらっています。これは、津村さんの質問の後、やるとなって、その前に僕がずっと総務省とやっていても、それは市町村...全文を見る
○小熊委員 住民票で十分だと思うんですね。二重投票の防止とかも住民票であれば防止できますし、その正確性を有するというのが大事なことであって、若者のことだけじゃない。国民の権利として、奪われているという話ですから、若者の政治の話じゃないです。国民の権利の話です。  総務省も、「引...全文を見る
○小熊委員 吉野大臣、特段何かありますか、この点について。
○小熊委員 賠償に関しては吉野大臣もよく聞いていると思いますけれども、地元から相当の不満が出ています。丁寧に対応すると言っておいて、全然丁寧に対応されていない。それはケース・バイ・ケースで考えますと東電は言っているんですけれども、たとえ一件でも二件でも、これはそんな対応したらだめ...全文を見る
○小熊委員 いわゆる風評被害の営業損害、これは、大臣は過日の予算委員会でも、まだ厳然として残っていると言っていただいた。厳然として残っているけれども、一件一件の賠償になるとまた別の話になっちゃう。  風評被害の方にちょっと移りますけれども、消費者担当大臣、だから、風評被害という...全文を見る
○小熊委員 ちなみに、よく政治家がやるパフォーマンスで、大丈夫ですよというので自分が食べたりしますけれども、江崎大臣、福島のものは日常どのようなものを食されて、周りに大丈夫だというのを発信されていますか。お酒ですか。
○小熊委員 飲み過ぎには注意していただいて。  このリスクコミュニケーションをどうやるかというのは、下がってはきても、厳然として残っているんですね。ここをどうするかという切り口なんですよ。先ほど言ったとおり、もう既にいろいろなパンフレットは、もうこれ以上ない、これ以上のものはな...全文を見る
○小熊委員 そういうのはもうずっとやってきたから、新たなアプローチをぜひ、ちょっと提案しますから、大臣、よろしくお願いします。  最後に、第二の廃炉、東京電力福島第二原子力発電所廃炉ですが、これまで何回もやってきましたけれども、経産省、経産大臣含め、これまでの副大臣、政務三役含...全文を見る
○小熊委員 これは経営者の判断と経産大臣はずうっと歴代言い続けているんですよ。固有名詞は言わないけれども、前の前の経産大臣のときは株主のこともありますからと。福島県民より株主。株主は、大体半分以上が国なんだから。今聞いたでしょう。国の基本計画にも合わせてと言っているんですよ。じゃ...全文を見る
○小熊委員 では、最後に経産大臣に聞きますよ。  もう間もなく、第二の第一は四十年を迎える。これを動かすなんていうことは到底考えられないんですよ。もうやったらいいんですよ、これは福島県民の願いだし。再生可能エネルギーで、原発に依存しない社会で福島県が世界をリードしていくと訴えて...全文を見る
○小熊委員 政治が主体的にやらなければこれは解決できない問題です。  吉野大臣、期待していますから、しっかり政府の中でやってください、これは。今の経産大臣の答弁では、到底福島県民も納得しません。  以上で質問を終わります。
02月14日第196回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○小熊委員 希望の党の小熊慎司です。  本日は二月十四日、総理、きょうは何の日か。バレンタインデーでもありますけれども、きょうはふんどしの日でありまして、緊褌一番、しっかり気合いを入れてやっていきたいと思いますし、また、戊辰百五十年。義をもって倒れるとも不義をもって生きず、これ...全文を見る
○小熊委員 大臣が、おねだりと言われて、その後の記者会見でも、それは大分、新聞社に対してきつく言ったみたいだと思いますけれども、そのときにもいろいろな選択肢を大臣は挙げておられました。  大臣が指名したあのアメリカの飛行機は、およそ七十億を超えるというふうにも聞いております。あ...全文を見る
○小熊委員 その際に、大臣、記者会見かぶら下がりで答えていたのは、MRJは、足が短いと言ったらちょっとあれですけれども、航続距離が短いという指摘をされていましたけれども、逆に、航続距離が短くてもMRJを使うことによってまさに国益に資する、しっかり国産の飛行機を宣伝していくという意...全文を見る
○小熊委員 今ちょっと言いましたけれども、アジアの国々が多いんですけれども、英訳版だけですか、あるのは。中国版とかもなかったでしたっけ、大臣。
○小熊委員 こういった点は、消費者庁はやっている、風評被害払拭をやっているといいながら、これは抜けているんですよね。  これは、安倍総理が、昨年、不幸なことに今村前復興大臣が失言でやめられたときに、安倍政権は全ての閣僚が復興大臣というつもりでやっていくと言ってもらった。この言葉...全文を見る
○小熊委員 大臣におかれては、先週の金曜日の質疑で、福島県のお酒もたしなんでおられるということで、飲み過ぎには注意していただきたいと思いますが、その際、聞いていないけれども、ワラビも食べていると。  ワラビは結構規制がかかっていて、それは本当に福島県産のですかね、大丈夫ですか。...全文を見る
○小熊委員 これは、そういう意味でも、大臣、自分から食してやっておられるということでありますから。  とりわけこの山菜とかキノコは、科学的根拠といいながら、広いエリアで規制がかけられているんですね。これはしっかり、身をもって福島県のものを体験しておられるので、そういったことも関...全文を見る
○小熊委員 これは、そうすると言語の問題もあって、人員の確保、簡単に、やりますという努力目標ではなくて、もう三千万人近く来ているわけですよ。いろいろな言語の方がです。まあ、アジアの方が多い。アジアといっても、台湾の方、中国、北京語をしゃべられる方、韓国語と多いわけですから、多言語...全文を見る
○小熊委員 しっかり頑張りますは誰でも言えるんですよ。具体的にどうするか。今まで検討していなかったということなんですね、この指摘を受けるまで。これはしっかり意識があれば、だって、あれは消費者庁のデータですよ、国民生活センターで九割以上何もしていなかったというのは。データを自分のと...全文を見る
○小熊委員 大臣、福島県のもの、お酒を飲んだり、物を食べてもらうだけじゃなくて、そういうのをしっかり政策に、実行に移していただきたいと思います。  時間がないので次に行きますけれども、総理にお伺いをいたします。  今、北東アジアでは、北朝鮮の脅威など、その核に対する国民の心配...全文を見る
○小熊委員 この保有量、新しく出たら、また資料提供をお願いいたします。  数年前に日本の政府も、最小限のレベルに維持をしていくということを言っていますが、定量的に、最小限のレベルというのは何トンぐらいのことを想定して努力していますか。
○小熊委員 今、現時点で「もんじゅ」も廃炉が決定をして、プルサーマルも進んでいないという状況の中で、どれだけ使うのかというのは明確には言えませんか。わからない。
○小熊委員 我が国の立場としても、これはしっかりと明確にしなきゃいけないのは、国際的な不安を払拭していかなきゃいけないんです。これは明確でない。プルサーマルだって「もんじゅ」だってだめになっている中で、これを使っていきますと言ったって、何の国際的信用もありません。  これはやは...全文を見る
○小熊委員 使いますよと言っていても、それがちゃんと使われていないわけですし、それが国民的理解が今得られるとは思っていません。  次に、同じ話題に行きますけれども、パリ協定の中でも、パリ協定、この目標達成のためにも、二酸化炭素排出をしていかなければならない。でも、今の安倍政権の...全文を見る
○小熊委員 長々と答弁、ありがとうございました。  ずっと安倍総理は一貫してどこでも言っていますけれども、経済性と言いますけれども、総理が言われるとおり、世界でいろいろな気象条件というのは変わりますけれども、世界の潮流は、もうこれはコストが下がっていて、脱原発ですよ。まして、安...全文を見る
○小熊委員 ドイツの話は少し認識が違うので、後でまた議論をしたいというふうに思いますけれども、台湾だって韓国だって宣言しているじゃないですか。ドイツ、台湾、韓国と、日本の技術や人材が劣っているとは思いません。  そしてまた、原発をやめなければ、今存在もしていますけれども、これか...全文を見る
02月21日第196回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○小熊委員 希望の党の小熊慎司です。  本日は、各公述人の皆様におかれましては、お忙しい中、国会に来ていただいて、心より感謝を申し上げる次第であります。  まず初めに、私は佐藤先生にお伺いしたいんですけれども、財政の話がありました。ただ、一方で、安倍政権になってから、いわゆる...全文を見る
○小熊委員 先生の言われたように、補正予算の原則は我々もそれは否定するものではありませんが、では、この数年、この六年間の状況というのは、具体的に先生はどう思われますか。
○小熊委員 ありがとうございます。いい指摘をいただきました。我々もしっかりと国会でその点は議論していかなければいけないというふうに思っています。  一方で、けさ、実は私、地元の町村会の方と意見交換をしてきました。先生は地方財政にもしっかり取り組んでおられるところでありますが、先...全文を見る
○小熊委員 きょうはちょっと時間がないので、また先生、後で議論したいんですけれども、道府県もいろいろな道府県があって、私の地元の福島県は人口分散県なんですね。ほとんどの道府県が、県庁所在地、道庁所在地に人口が集中しているというところもあります。先生の御出身の、私と同じ東北ですけれ...全文を見る
○小熊委員 そういった意味では、海外でのテレワークとかフレックスの成功事例もあるんですが、成功するに当たっては、今言われた、時間の量とか、あと、場所を選ばずなんですけれども、今、ICTが発達していますから、常にメールも見なきゃいけないと逆に縛られてしまうというのを、海外で成功して...全文を見る
○小熊委員 もう一回だけ。  ざっくばらんに言えば、今の地方の介護士の平均的な給料は、一・五倍から倍ぐらいないと集まらないなというのが率直なところで、それは、その福祉施設で多少あれはありますけれども、実際、手取りでそのぐらいの給料しかもらっていないといえば、これは、倍というのは...全文を見る
○小熊委員 どうもありがとうございました。  高橋先生まで聞こうと思ったんですが、時間が来てしまいました。きょうは本当に、公述人の皆さん、ありがとうございました。
02月23日第196回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○小熊分科員 希望の党の小熊慎司です。  まず冒頭、この分科会ではありませんが、ほかの分科会で与党議員が、これまでの野党議員の質疑に対して誹謗中傷クラスという言葉を使ったことは、私も予算委員の一人として、これは遺憾であるということをまず表明させていただいて、質問に入らせていただ...全文を見る
○小熊分科員 惻隠の情で、思いが行き過ぎてこういうところがあったという。でも、これは、地方議員出身者だと、えっ何で、関係ないじゃん、総務省にそんな言われたくないよ。地域の人もですよ。側面的な支援というか、その環境整備はしていかなきゃいけないけれども、総務省に雇われて地方議員をやる...全文を見る
○小熊分科員 これは、この際、だから、今言われたとおり、行政のあり方そのものももう一回見直した方がいいと思います。  だって、これは定数を減らしていって、でも、減らせばいいという話じゃないですよね。十人とかという議会も地方にはありますけれども、委員会が成立しないみたいな話になっ...全文を見る
○小熊分科員 大臣、まさに、女性が活躍をまだされていない、議会においては特におくれているというのは、私も、そこはもっとふやせる、地方においてでも。なり手がいないというけれども、女性はいるんじゃないのというのがあって、女性の方が能力あるのにみたいのがあるんですけれども、そこはもっと...全文を見る
○小熊分科員 最後のところの見解が違う、私は。  まさに最初に言ったとおり、合理性、二重投票を防ぐということですから。二重投票を防ぐということが大事なんですよ、不正を防ぐ。住民票でもう事足りるんですよ。逆に、居住実態ということをやることによって実態とかけ離れるんですね。わかりま...全文を見る
○小熊分科員 そもそも、実態調査してくれという私の言葉には耳もかさなかった、そういうのはできませんと言ったんですよ。去年の特別国会で我が党の津村議員が言ったからやるとなっただけであって、そもそもやる気がなかったのにやってくれと言っていたんですよ。それは市町村に任せているから、我々...全文を見る
○小熊分科員 だから、その生活の実態というのは何。定量的にはかれないんですよ。市町村の判断になっちゃっているんだもの。どうなの。学生はあれだけれども。どうなっているんですか。  うちの地元でも、高校生から下宿生活しているような地域もあります。そこの村長さんに聞いたら、高校生には...全文を見る
○小熊分科員 それは正論だけれども、この際、申し上げます。はっきり言う。  我々同僚議員の中に、東京に娘や息子がいる、でも調べていなければ、住民票は地元に置いてあるから、自分のおやじ、おふくろのために投票する。もし自分の息子がそうなっても、会津若松市は調べているから無理だ。国会...全文を見る
○小熊分科員 これも引き続き議論しますけれども、別に居住実態を調べるのはいいけれども、投票権は住民票、これでやっていただかなければおかしいということを、ぜひ大臣、これはちょっと、いろいろ検証してみてください。不条理ですから、これは。
○小熊分科員 ありがとうございました。
02月23日第196回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○小熊分科員 希望の党の小熊慎司です。  この分科会ではありませんが、本日のほかの分科会で、与党議員が野党議員の質疑に対して誹謗中傷クラスと言ったことは、これはとんでもない発言でありまして、私も予算委員の一人として、こうした発言があった、不適切な発言があればこれは理事会で議事録...全文を見る
○小熊分科員 韓国だけじゃなくて、ほかの国々もまだ輸入規制は続いていますが、この韓国政府のコメントが、これはある意味、個人の買い控え、福島県産品またその被災地に近いところの風評被害をあらわしている言葉なんですけれども、韓国政府は上訴する、手続上ありますから、その手続にのっとってや...全文を見る
○小熊分科員 これと同じことが、これは台湾も規制しています。昨年、多くの議員と一緒に行ってきました。結局、これは政治問題です。  蔡英文総統は、年がかわりましたから、一昨年の暮れには実は緩和をしようとする政治判断をしようとしていたところに、最後やはり決断できなかったのは、野党の...全文を見る
○小熊分科員 でも、その攻めの農業をどうやったらいいんですかね、規制をかけられているところ。だって、参加できないんですもの。  では、それをもう一回答えていただきたいのと、あと、これは常々枕言葉に言っているみたいで、でも、実は届いていないんですね、福島県のみんなには。というのは...全文を見る
○小熊分科員 ちょっと質問の趣旨が伝わっていない。  だから、攻めるエリアが少ないので、規制をかけられている県は、逆に攻めの農業ということでは特段の配慮が必要じゃないかと思うんですけれども、もう一度お願いします。
○小熊分科員 前向きな答弁をありがとうございます。  だから、もう今既に解禁をしてもらっている国には、とりわけ規制をかけられている県は太く支援をしてほしいという趣旨でありますので、それを意識してぜひ、とりわけそういう、ほかの規制がかけられている、でもこっちは規制はかかっていない...全文を見る
○小熊分科員 それで、取組はいいんだけれども、今度、人が集まらないんですよね。猟友会の人が頑張っているけれども、私の地元だって六十後半で俺が一番若いというような、そんな感じが、多分全国的にそうだと思います。  あと、大臣御承知のとおり、これは多分、戊辰戦争の悲哀なんですけれども...全文を見る
○小熊分科員 時間もないので、先に森林環境税を聞こうと思ったら先に答えていただいて、ありがとうございます。  まさに森林環境税も鳥獣被害に使っていくんですけれども、今言ったとおり人材育成にも使うというんですが、今、地元の市町村長ともしゃべりました。御承知のとおり、福島県にも森林...全文を見る
○小熊分科員 それで、実は森林の、福島県が導入するときも、何で福島県が森林環境税をやらなきゃいけないんだと。この恩恵、水だって電気だって全部都会に送っているのに、何で福島県がそれを面倒見るのといったときに、そのときの知事は、山の近くに住んでいるから山の恩恵を受けているという答弁だ...全文を見る
03月23日第196回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○小熊委員 希望の党の小熊慎司です。  まず、RCEPの話をさせていただきます。  大臣、訪米お疲れさまでございました。一定の成果があったことだというふうに思います。評価をするところでもあります。  ただ、アメリカのトランプさんの政策がいろいろ、一つ一つあげつらっていい悪い...全文を見る
○小熊委員 その上で、質の高いというのは、各国によってこれは違うからここまで妥結がなされていないというところがありますし、大体、お互いの思い、中国やインドは早期の妥結で、少し緩やかな感じでもいいんじゃないかと言っている。日本やオーストラリアは、今言った質をちゃんと担保しなきゃいけ...全文を見る
○小熊委員 その上で、本来的にはアメリカもこの流れに乗っかってなきゃいけないんですけれども、逆にアメリカも、今大臣が言われた、懸念する国際的な流れの中のそっち側に入っちゃっていますから、このトランプさんのリスクをどうはねのけながら、逆にもう一回目を覚まさせてもらうということもやり...全文を見る
○小熊委員 これは、この委員のメンバーの遠山議員が代表でやっている日中次世代交流委員会というので毎年中国を訪中していて、私も副団長で行かせていただいて、このテーマを中国にぶつけると、もう政治問題ですということをはっきり言われます、中国政府の外交部からは。解決の仕方は、逆にこれだけ...全文を見る
○小熊委員 午前中に引き続き、答弁からお願いを。質問して終わっているので。
○小熊委員 ありがとうございます。  大事な点が二つありました。  大臣、若松コロニーと言っていただいたんですけれども、これはそういうふうになっているし、向こうの公園も若松ティーコロニーパークとなっているんですが、移民博物館はただのコロニーとなっているんですね。日本人で初めて...全文を見る
○小熊委員 今大臣言われたとおり、いろいろな、人材育成やら何やらとありますが。まさに、実は、いわきでやることの意味が、議長国のサモアも数年前に津波の被害に遭って、実は、私の妻が青年海外協力隊で赴任していたのがサモアで、何回か訪れてはいるんですけれども、その津波の後もしっかりと復興...全文を見る
○小熊委員 具体的に、7と8じゃ、どのぐらい付加する部分ってあるんですか。
○小熊委員 いずれにしても、それぞれが小さな国ではありますけれども、国連においては一つの国としてカウントされて、これは重要な国々でもありますし、また、日本に対する思いというのも大変近いものがあるということでもありますので、ぜひこのPALM8成功のために、しっかりとしたコミットメン...全文を見る
○小熊委員 これは、食料の安全保障という観点からも、しっかり把握していないということではよくないんですね。把握しなきゃいけないんですよ。  だって、今、日本食が世界的にもブームで、そもそも輸入する魚というのがほかの国にとられて入りにくいという状況の中で、ほかの国は、先進国は、こ...全文を見る
○小熊委員 今マグロの話も出ていましたが、この中で覚えておられる方もいらっしゃるかもしれませんが、北太平洋の漁業資源を守る国際条約を、リーダーシップを発揮して枠組みをつくったのは日本です。こういう取組もありますが、そのときに、魚種が決まっていったり、いろいろ対象国が決まっていった...全文を見る
○小熊委員 EUとかアメリカは、これから取り組むのは、彼らは、漁獲量を船ごとにも制限をかけて、そうした秩序を守っていこうという方向性になっています。それによって、もう既にそういった形で取り組んでいるヨーロッパの国々は、乱獲がとまったり、こういう違法操業というものが減ってきたという...全文を見る
○小熊委員 ありがとうございます。結局、これはそういった方向性でしっかりやっていかないと、やはり漁業従事者の方々もいろんな意味で格差が生まれてくるというところもありますし、適正な漁業、そして適正な環境保護といった意味でも、船ごとのということがこれからは大きな中心となっていかなけれ...全文を見る
○小熊委員 韓国とは比べなくてもいいんですけれども。  いずれにしても、これは北太平洋の漁業協定みたいなものをやったみたいに、ぜひこれは海洋国家日本としても、指摘される側とか後追いしていく側ではなくて、まさにこれは世界の先頭に立っていくということが重要であります。まさに食文化と...全文を見る
○小熊委員 これはしっかりやらないと、日本のイメージにもかかわることで、ただでさえ、日本は乱獲している、世界のいろいろな漁業資源を食い荒らしているみたいなイメージを持っている部分もほかの国には多分にありますから、そうしたものを払拭するためにも、しっかりこれは世界の先頭に立っていく...全文を見る
03月28日第196回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○小熊委員 希望の党の小熊慎司です。  まず、マラケシュ条約についてお聞きをいたします。  これまでも同僚議員の質疑にもありましたとおり、この意義や目的というのは大いに賛成するところでありますが、実態としてこれをしっかり、障害のある方々に読書に触れやすい環境整備をしていくとい...全文を見る
○小熊委員 基本的にはその自治体の判断がありますけれども、自治体の財政規模によって、やれるところと手が回らないところの差が出てきますから、地域の格差が出ないような手当ては国として考えなきゃいけないと思います。  自治体の判断ですよ。自治体の判断なんですけれども、何百万人という自...全文を見る
○小熊委員 周知徹底はいいんですが、とどのつまりは財政支援がどうだかということですよ。
○小熊委員 今、人口減少でいろいろな課題を抱えている中で、新たな課題解決の宿題が与えられるわけですよ、自治体においては。だから、これは新たに考えなきゃいけないという趣旨です。今までこうやっていますじゃなくて、これからどんどんどんどん、私の地元もそうですけれども、人口減少になってい...全文を見る
○小熊委員 まあ、そうです。だから、財政的なことがあるので、今後の目標として、しっかりそれを現状認識して取り組んでいただきたいという点と、ただ、確かに、限られた財源の中でやっていかなければいけないので、効果的な方策を考えなきゃいけないというふうに思っています。  そういう意味で...全文を見る
○小熊委員 この条約の肝というのは、そういう、障害のある方、また著作物に触れにくい方の垣根を低くしていくということの中で、いろんなハード、ソフトの整備、ソフトの部分でも、だから、先ほど言ったとおり、日本のデータではない、世界の全体のデータですけれども、先進国でも印刷物の七%しかな...全文を見る
○小熊委員 それで、あとは、先ほど同僚議員もいろいろな数字を出していましたけれども、世界的な割合があるんですが、ここにも実は格差があって、先進国と途上国では倍違うんですね。そういう意味においても、この途上国における支援というのは先進国以上にしっかりやっていかなきゃいけないという問...全文を見る
○小熊委員 シップリサイクル条約に移ります。  これは、先ほど来お話が出ているように、日本がリーダー的役割をしてきた。大臣からも、日本は造船立国としての立場もあるということで、日本がこれからまさに果たしていく役割というのは多いと思います。  いろいろ私なりに調べさせてもらった...全文を見る
○小熊委員 これまでも日本は調査をしていて、その上でインドに支援をしているんですけれども、インドのシップリサイクルのやり方というのは非常に単純というか、満潮時に岸の方に持ってきて干潮時に作業するという、非常に素朴なやり方をしていますが、パキスタンとかも同じやり方でやっていますよね...全文を見る
○小熊委員 いろいろな船の仕組みというのは、皆さん御承知のとおり、日本籍船と造船数が違うわけですよね。日本は船はつくっているけれども、日本に所属している船が全てイコールではないというのは、これは船の世界の話ですけれども。日本は造船立国ですから、かなりの船をつくっているという責任に...全文を見る
○小熊委員 ありがとうございます。  それにあわせて、一つのデータによれば、いわゆる船の寿命、大体世界的には二、三十年と言われていますが、日本はそれより短いとも言われているんですね、十五年、二十年と。普通の国が二十年、三十年というところ、十五年、二十年ということになってくれば、...全文を見る
○小熊委員 ありがとうございます。  いずれにしましても、これは、条約が、日本がリーダー的な役割を果たした、海洋国家日本、造船立国日本としても、発効後の日本の取組というのがまさに重要でありますし、この条約の目的達成のためには、国際的連携のもとに、こうした環境、また労働条件の改善...全文を見る
○小熊委員 きょう、条約の審議ではありますが、ちょっと重要な案件なので質問させていただきます。  報道にありますとおり、北朝鮮の要人が北京入りをしたという報道がなされております。今、朝鮮半島をめぐる、緩和に向けた加速度的な動きの一環であろうかなとは思いますけれども、政府として、...全文を見る
○小熊委員 済みません、まず、質問の冒頭に大臣に御礼を申し上げなければいけません。本当にありがとうございました。また、訪米の際に、我が党の国対控室にお土産をいただきましたことを、まず御礼申し上げます。私からも地元のものを少し大臣の方に御提供させていただきますので、快くお引受けいた...全文を見る
○小熊委員 ぜひそのような方向でお願いをいたします。  私自身は、やはり日本の果たすべき役割というのは、国際的な連携がしっかりなるための役割を果たしていかなければならないと思いますが、今現時点で、側面的には、アメリカ、中国、韓国を見たら北朝鮮との交渉事に主導権争いみたいなことに...全文を見る
○小熊委員 イギリス以外の国でも、外交官の追放といった措置をとっていますが、日本政府としてはこれは選択肢には入っていませんか。
○小熊委員 仮定の話にはお答えにならないでしょうが、時と場合によっては、その選択肢も消えていないというふうな理解をしたいというふうに思います。  時間がないので。次に、一方で、また、ロシア軍が択捉島を拠点に、これは初めてです、戦闘機の訓練、迎撃訓練をされましたが、これまでもいろ...全文を見る
○小熊委員 大臣の言っている、もちろん北方四島を日本へ取り返さなきゃいけないというのが最大の目標ではありますが、ここ数年、そういうふうに言っている割には、逆に基地化が進んでいってしまっている。今回の戦闘機は、ハバロフスクから来てハバロフスクに帰っていきましたけれども、懸念されるの...全文を見る
○小熊委員 アメリカともそうですけれども、首脳同士、これは、その是非については私の立場から言いませんが、安倍政権が長いことによって、各国の首脳との人間関係が深くなってきているのも一つの側面だとは思いますが、アメリカにせよロシアにせよ、仲がいいと言っていながら、トランプ大統領とゴル...全文を見る
03月30日第196回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○小熊委員 希望の党の小熊慎司です。  末松議員と同様、北朝鮮について、まずお聞きをいたします。  非核化に向けて動きが激しくなっている中でありますけれども、中朝首脳会談、そして四月には南北首脳会談、そして米朝首脳会談、場合によってはロシアとの首脳会談も行われるんじゃないかと...全文を見る
○小熊委員 今週水曜日の質疑の中でも、今大臣がおっしゃった、日本は連携の役割をしっかりやった方がいいという話を私はさせていただきまして、今の大臣の答弁のとおりではある、私も同意するところでありますが。  一方で、懸念されるところが、日本がスルー、パッシングされている部分もあるん...全文を見る
○小熊委員 しっかり国際連携ができていれば心配はないということではありますが、とりわけこの拉致問題に関しましては時間がないということもありますし、大丈夫だということではありますけれども、でも、中国やロシアに対してはしっかり確認がとれていないというか、私は信頼し切ることはちょっとで...全文を見る
○小熊委員 ぜひ、これは連携が大事だという話、私もそのとおりということもお話しさせていただきましたが、ただ、場合によっては、やはり日朝首脳会談をやっていくということも一方で努力をしていただきたいなというふうに思いますし、先ほど末松議員の質問の中にもありましたとおり、中朝首脳会談の...全文を見る
○小熊委員 ありがとうございます。  今いないんですけれども、何回か、超党派の日中次世代交流委員会、ことしの訪中の中には香港も行く予定でありますので、ぜひ確認をしてきたいと思いますし、また、林鄭さん、鉄の女という異名もとっている人だというふうに聞いていますが、ちなみに、行政長官...全文を見る
○小熊委員 ありがとうございます。  この規制解除、大臣、御努力いただいたことに感謝申し上げますし、また、これまでも、いろいろな国の規制解除が達成されていますが、ちょっと配付資料を見ていただきたいんです。  私の地元の新聞に載った記事でありますが、国内のことは消費者庁がいろい...全文を見る
○小熊委員 通告の際に、私、レクをやらないので、意思疎通があれなんですけれども。  だから、撤廃はそうなんですが、配付の資料のとおり、消費者にどうアプローチしていくかというところが一番大事で、規制撤廃はゴールじゃなくてスタートなんですね。  今言われたとおり、台湾においては逆...全文を見る
○小熊委員 その際、だから、いろんな取組、科学的根拠、先ほど証明書と言ったんですけれども、実は、福島県内のところはお米は全袋検査していましたが、これはちょっとどうしようかと検討しているんですね、県内で。結構な負担ですし、もうほとんど出ないということなので、サンプル検査だけにしてや...全文を見る
○小熊委員 大臣のお墨つきがあったので、ではいろいろ提案させていただきたいと思います。  農産物は、私も、東京にいても、ひところよりは百貨店で福島県の牛乳が置かれていたりお米が置かれたりするようにはなりましたが、実際数字を見てみるとやはり厳しいものがありますし。この委員会でも、...全文を見る
○小熊委員 いろいろこの点について調べると、在留外国人のいろいろな問題が起きたときにどうやって解決していくかというところで言うと、言語さえコミュニケーションをとれれば解決する問題も多数あるという調査データもあります。そういう意味では、いろいろな、福祉の分野であろうとか教育の分野で...全文を見る
○小熊委員 あのアプリ、うちの党の部門会議でも絶賛されていました。非常にいいなというふうに思います。  ああいったものを、ただ、一般の人は知らなかったりもしますので、どんどんそういった面も、日本国内の外国人ではなくて、日本人そのものにもしっかり伝えていかなきゃいけないですし、あ...全文を見る
○小熊委員 ちょっとそれますが、今大事なことを言っていただいたので。日本国民である以上、大事な選挙権。  一方で、国内においては、住民票と居住するところがずれているということで失われている投票の権利があるわけです。そういう人たちがいっぱいいるわけです。  この間、総務省で調べ...全文を見る
○小熊委員 いい答弁、ありがとうございました。次の総選挙と言っちゃうと、ことしあるかもしれないので、これは言えないんですけれども、ぜひ早目の実現をお願いしたいと思います。  それで、野田総務大臣にもこれは言っているんですけれども、あわせて、これは所管外ですけれども。  私の地...全文を見る
○小熊委員 ありがとうございました。全国で三千人じゃないですからね、うちのところだけで三千人ですから。
04月03日第196回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○小熊委員 希望の党の小熊慎司です。  まず初めに、震災、原発事故から丸七年が経過をして、昨年の追悼式の際には、総理の追悼の言葉の中には原発事故災害が入っていなかったということで、福島県を始め、多く議論を巻き起こしました。  ことしに入って、吉野大臣が記者会見で、これはちゃん...全文を見る
○小熊委員 進んでいる部分も言及しながら、しかしながらということで、いまだに避難者が多い、見通しが立っていないということに言及していただいたことに関しては、私も評価をするところであります。  大臣、ちょっと通告していないんですが、私も、福島の方の祈念式典に出ていて、国立劇場でや...全文を見る
○小熊委員 だから、福島県の祈念式典では何周年とは書いていません。例えば国でやっている終戦のやつも、追悼式というだけで、何周年とかは書いていないということで、広い意味では、それは時間をあらわす言葉ですから使えるんですけれども、ただ、一般的な心証としてはやはりひっかかるものがあると...全文を見る
○小熊委員 武藤副大臣、ありがとうございます。  大事な数字を間違えたというのは本当に大変なことなんですけれども、今の武藤副大臣の答弁というのは、私、非常に大事だというのは、これまで、七割、八割和解しているんですよというような雰囲気の答弁だったんですよ。これじゃだめなんですよね...全文を見る
○小熊委員 文挾さんが今言い足りていないのがあるんですね。それは、三つの誓いのうちの一つはそれです。和解案を尊重しなんですけれども、五つのお約束の中には、被害者の方々の立場に立ちとなっているんですね。単に和解案を尊重じゃないんですよ。  今言ったのは、和解案を尊重して真摯に対応...全文を見る
○小熊委員 これは予算委員会でも言いましたけれども、私が全員のアンケートをとっているわけではありませんが、私がふだん活動している中でいろいろな声を聞く中でも、予算委員会でも言いましたとおり、電話対応も非常にビジネスライクになっている、何回もたらい回しになってしまう。今、文挾さんが...全文を見る
○小熊委員 大臣だって、これは福島県にかかわる国会議員みんな陳情を受けていますけれども、浪江の件に関しても。  今、経産省を通じてと言いましたけれども、武藤副大臣、何かありますか。
○小熊委員 公平中立な和解案なんですよ、大臣が言ったとおり。それを受け入れられないというのは何があるのか、公平中立なのに。  これはしっかり対応しなきゃ、その受け入れていない理由もしっかり説明しなきゃいけないと思いますよ、それを訴えている方が納得するかはどうかとして。こういった...全文を見る
○小熊委員 言葉と行動が伴っていません。この五つのお約束の中でも「紛争処理の迅速化に積極的に貢献する」と言っているのに、これですよ。大臣だって、大臣になる前から、浪江の方々から陳情を受けているじゃないですか。  だから、時間が経過することもよくないんですよ。裁判で争っているわけ...全文を見る
○小熊委員 これまでいろいろやりましたけれども、いろいろな立場の人が、政府答弁は、これは事業者の判断と言っています。ただ、ほかの原発とは同列に扱えないと言っています。  でも、この間の予算委員会の質疑では、国のエネルギー政策の動向を見計らってと言っていますけれども、今、エネルギ...全文を見る
○小熊委員 福島のこの県内の原発、同列に扱えないというのは、具体的にどういうことですか。心情的なもので、具体的には、今言ったとおり、何も言えないということの確認でよろしいですか。
○小熊委員 まあ、曖昧な答弁、後ろから言われているけれども、指示する人に。とにかく、入っているか入っていないかもわからないということですよ。  吉野大臣、そういうことですよ、国は結局。同列に扱えないといったって、では明確に、どうなのと言ったら、入っているかもしれないし入っていな...全文を見る
○小熊委員 個別の案件にやらないということは、結局入っているということです、裏を返せば。違うの、後ろでううんと言っているけれども。じゃ、入っていないと言えばいいんじゃないの。  入っているか入っていないかは明言しないということですか。入っていないということは個別には言えない、入...全文を見る
○小熊委員 ということは、これまでの答弁、事業者の判断ではなくて、国としても決めていないと言わなきゃいけないんですよ。  大臣所信でもいろいろな政治家が言います、政治が前面に立つ。それはちゃんと枕言葉を入れておかなきゃいけないんですよ。東電の福島県内の原子力発電所のこと以外は政...全文を見る
○小熊委員 これは二月に我が党でも、東電の第一原発、玉木代表を先頭に、いさせていただきました。そのとき、東電の皆さんにも真摯に対応いただきましたが、この点を聞くと、何とも言えないというか、ああ、ちょっと一緒に行かれましたけれども、だから、では動かすということですかと言うと、動かさ...全文を見る
○小熊委員 これはずっと続くわけじゃないので、今大臣が、早く判断しろ、こういうふうに言っているわけですから、まして、これは客観的にも、あと四年後に四十年を迎える、いろんなことを考えれば、もうここ一年以内には判断をしなきゃいけないというのは、これは事実ですよね。  文挾さん、そう...全文を見る
○小熊委員 判断の時期については聞きません。  じゃ、検査期間、あと直す期間を考えれば、二、三年は必要ですよね、何日間とは言いませんけれども。四年後じゃないでしょう、判断するのは。数年前には、これは検査期間も考えれば、まあ来年とは言わず。  四年後ではないですね、判断するのは...全文を見る
○小熊委員 吉野大臣に頑張っていただいて、これは早く決定していただきたい。  大事なことは、二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピック、これは復興の姿を世界に示すと言っています。  御承知のとおり、福島県は新しいエネルギーで復興を果たしていくということですし、内堀知事も、全基...全文を見る
04月05日第196回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○小熊委員 希望の党の小熊慎司です。  高木先生の御高説を賜った後に、非常に恐縮ではありますが、質問をさせていただきます。  まず、在外選挙制度について、昨年の衆議院選挙でも、これは新しい制度でありますが、在外邦人が全て投票にかかわるということではありません、登録制度です。十...全文を見る
○小熊委員 では、野田聖子総務大臣にお聞きをいたしますが、これはだから、十万人程度なんですけれども、今言ったように、努力をし、新たな形になるということでありますが、意識的に登録している人にもかかわらず、結局選挙では二割ぐらいしか投票しないんですよ。一番低いと言われている若い世代よ...全文を見る
○小熊委員 選挙権というのは大事な権利です。先週の外務委員会でも、大泉部長は、日本国民である以上は国政選挙の選挙権を保障されている、こういう権利について、しっかりこれが行使されやすい、失われないようにということでいろいろ努力をしているということです。大臣の答弁も、その前提があると...全文を見る
○小熊委員 大臣にお聞きします。  だから、何か建前を言っているんですけれども、そのことによって実態は出てきていないんです。答えた方も、選挙のときなんかやっていませんから。確認しました、私の地元で。総務省のこのアンケートで答えていますと言ったけれども、この際やったわけじゃないで...全文を見る
○小熊委員 政令指定都市とか大きい自治体ではこんな調査、できないんですよ。居住実態を調べて選挙人から外すなんという作業はできません。あと、私の地元でも、小さい自治体ほどやっていない。そんなお金ない、そんな人がいないということです。じゃ、やっている自治体が余裕があるかといえば、余裕...全文を見る
○小熊委員 時間がないので、最後に、会津人はちょっと生真面目過ぎていつも損を、歴史上もそうですけれども、ですから、ちょっと考えたいと思いますが、ただ、これは、今言いましたけれども、一つ問題は、先ほど言った地方選挙と国政選挙の意味合いがちょっと違うのもあります、憲法上も。でも、国民...全文を見る
04月13日第196回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○小熊委員 希望の党の小熊慎司です。  山川委員がODAに触れました。ODA倍増論の小熊慎司です。世界益、国益のためにはODA倍増。  大臣も課題を指摘しましたけれども、国民の多くがチャリティーだと思っていますから。その誤解を理解に変えていくところから始めなければ、効率性とか...全文を見る
○小熊委員 これは実は、来週かかる条約に関して我が党でヒアリングをしたときに、全般的におくれているのは質をちゃんとしたいからですという説明があったのできょうの質問につながっているんですけれども。まあ事前のヒアリングですからいろいろあっていいんですけれども、より丁寧にしていただかな...全文を見る
○小熊委員 これは、単なる二国間の関係ではなくて、マルチになってきている。とりわけグローバル化しているので、経済交流というのも、ただ相手の国のことだけ考えていればいいという状況じゃなくなってきているのが今の世界の現状だというふうに思います。  あわせて、これは旧ソ連関係の国の条...全文を見る
○小熊委員 今おっしゃられたように、しっかり日本企業には情報提供していかなければいけない。そういう意味では、先ほども出ていた情報収集能力というのが問われてきていますので、昨今のいろいろな国際情勢の情報収集能力、外務省はちょっとはてなマークがつくときもありますので、ぜひこれは、大臣...全文を見る
○小熊委員 連帯税についてはありがとうございます。  また、ロシアについては、経済交流もやっていかなきゃいけない、北方領土も粘り強くやらなきゃいけないですけれども、だめなものはだめですから。シリアに関してだってウクライナに関してだって、言うべきことは言っていく、対応すべきことは...全文を見る
04月18日第196回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○小熊委員 希望の党の小熊慎司です。  条約について質疑をさせていただきます。  過日も、先週も条約の質疑をさせていただきましたが、全般的な話として、日本の場合、今回のデンマーク、またアイスランドも、ほかの国から比べれば締結はおくれているわけでありますけれども、日本政府として...全文を見る
○小熊委員 これはほかの国よりおくれて取り組んでいるわけですから、そのおくれた分だけ利益が失われているものもあるんですね。でも、それをもってしてでも質を確保することによって、しっかり企業活動がしやすい、また利益が得られるということが大事だというふうに思いますので。  ただ、一点...全文を見る
○小熊委員 そこが大事ですから。ほかの国と同じようだったらスピード感を意識してほしいし、質を確保するというのならそれ以上のものをやはり仕上げていかなきゃいけないと思っていますので、よろしくお願いをいたします。  BEPSの方に移りますけれども、これもずっと質疑されてきましたが、...全文を見る
○小熊委員 わかりました。  いずれにしても、これはいろいろ見てみると、税理士会や何かで結構情報発信をされておりますので、大事なことは、このBEPSについて、こういうふうに変わるんだという情報提供はしっかりしていかなければならないというふうに思っています。その点はぜひ留意をして...全文を見る
○小熊委員 わかりました。  これは、どこまでやっても多分、二重課税であれば取れていたものが取れなくなる国もあるわけですよね。それは至極当然のことですし、取り切れていなかったものを逆に取れるというところもあって、ある意味税の取り合いというか、そうした側面もあるのも事実だというふ...全文を見る
○小熊委員 ありがとうございます。  いずれにしても、これはマルチの取組で、これがスタートで、これがゴールではなくて、これは、どんどんどんどん具体的に処理をしていく中で、いろいろな英知のもとにまたバージョンアップをしていかなければいけないというふうに思っています。  これはち...全文を見る
○小熊委員 今、そういう時宜にかなっているというふうに思っています。大臣言っていただいたように、出国税も、本来これは日本の国内だけの話ですが、これも本当は国際連帯税っぽい議論も日本の国内ですればよかったというふうに思っていますし、何人かの同僚議員はそれを提言していた方々もいるわけ...全文を見る
○小熊委員 ありがとうございます。  これは、島嶼国の議連、私もメンバーにさせていただいていますけれども、御承知のとおり、その中でも議論がありましたが、今政務官がおっしゃっていただいたとおり、海洋の法案というのもあるんですけれども、これは何でやらなきゃいけないかというと、豊かな...全文を見る
○小熊委員 私も、時間があればいわきの会場に行ってみたいなというふうには思っていますが、この第八回の島サミット、ぜひ成功していただいて、またさらなるこの地域の発展、また、ある意味、福島県内で行われますから、いわゆる復興の姿といったものもぜひ示す、世界発信できる形にしていただきたい...全文を見る
○小熊委員 とりわけ元アスリートの政務官でありますから。島嶼国の研修生が来て、いろいろなレセプションとかに私も参加したときに、非常に踊りの好きな国々が多くて、見ているんじゃなくて、そこにまじってやったら大変喜んで、心がつながったなという感じもしますので、スパリゾートハワイアンズで...全文を見る
○小熊委員 ぜひ頑張ってください。  テーブルの上のさまざまな外交も大事なんですけれども、やはりそれ以外のレセプションでの外交努力というのは、同僚の遠山委員は、その効果については実際私の努力も目の当たりにしていただいているので、ぜひ御検討いただきたいというふうに思います。  ...全文を見る
○小熊委員 曖昧な部分というのは、具体的にガイドラインのどこが曖昧だという見解を持っているんですか。
○小熊委員 ガイドライン一に触れていただいて、お配りの資料の三枚目がガイドラインでありますけれども。  今、ガイドライン一と言われましたので、ちなみに、ガイドライン一については、あってはならない事態ですけれども、日本が攻め込まれたときに、いわゆる学校、とりわけ、私の選挙区の地方...全文を見る
○小熊委員 それはそのとおりなんですけれども。いろいろなことが想定はされるし、実際の個別具体的なことについては今何も起きていない時点で述べられないというのも事実なんですけれども、それはどの国も同じですよね。日本が特殊な事情を抱えているわけでもなくて、どの国だって戦乱が起きればそう...全文を見る
○小熊委員 これは平成二十五年のときにも質疑させていただきましたけれども、今、各地の戦争や紛争で学校が標的になっている、そこがテロリストの基地になって教育の機会を奪われている子供がいる、なおかつ、とりわけ女性が不利益をこうむるのが圧倒的に多いわけですね。  そうなると、日本は女...全文を見る
○小熊委員 それで、この件に関して、お配りした資料の一枚目、二枚目を見ていただきたいと思います。  アメリカでも、銃規制に関して高校生が一大ムーブメントを起こしていますけれども、日本においても、この学校保護宣言の調印をするべきということで、高校生たちが立ち上がって、この「がっこ...全文を見る
○小熊委員 ありがとうございます。  大臣じゃないけれども、防衛省の対応はどうですか。
○小熊委員 河野大臣、ありがとうございます。  ぜひ、直接会っていただいて、彼らのいろいろな思いというものを、メッセージを受けとめて、それを真摯に受けとめた上で、具体的な成果が得られるように御検討いただきたいというふうに思いますし、これは木原委員ともどもしっかり頑張っていきたい...全文を見る
○小熊委員 大臣が言ったように、真実の解明をまずしなければなりません。各国、さまざまな国とという言葉もありましたが、ロシアは、これは逆に捏造だみたいな感じで言っているわけですね。シリアに対する攻撃も国際ルール上認められないということも言っていますが、そうしたロシアの見解に対して、...全文を見る
○小熊委員 ここでは厳しく対応していかなきゃいけないというふうに思っています。化学兵器の使用は断じて許しがたい行為でもありますし、まずは確かに事実確認をしっかりした上でということは前提でありますけれども。  だから、ロシアと友好を図りながら、北方領土の問題も解決をしていく上では...全文を見る
○小熊委員 そういう意味では、今北朝鮮の話も出ましたけれども、対話のための対話、これは北朝鮮だけではなくて、こうしたロシアの、ウクライナの話も出ました、これも許しがたい行為で、力による現状変更ですから、許しがたい行為だというふうに思っています。  そういう意味では、具体内容はい...全文を見る
○小熊委員 ウクライナの件についてはどうですか。
○小熊委員 同志国とやっていくということですが、ただ、スパイの件に関しては同一歩調じゃないですね。外交官引揚げとかやっている国もあるけれども、日本はそこまでいっていない。  その判断の違いは何ですか。
○小熊委員 ぜひ、その事実の解明がなされたときには、言葉ではなくて、具体的にどうロシアと対峙していくかということが求められるというふうに思います。  ただ、一方で、要らぬ緊張感も持たすわけにはいきませんし、北方領土は早期に解決をしなければなりませんし、また一方で、北朝鮮のことに...全文を見る
○小熊委員 そういう意味では、あれは総理の発言ですけれども、一〇〇%という言葉ではなくて、アメリカ一辺倒でもなく、やはり日本の独自の立ち位置というのが逆に大事になってくるんだろうなというふうに思っています。それをやれるのがまさに河野大臣だというふうに思いますので、これは、いろいろ...全文を見る
○小熊委員 そこで、ぜひ留意していただきたいのは、それは河野大臣の政治家としての実力も大事だとは思いますが、余りそれに寄りかかると属人的になり過ぎて、じゃ、河野大臣が大臣から外れたときに、また外交を一からやり直す必要があるという部分も出てきてしまいますので、そういう意味では、外交...全文を見る
○小熊委員 そういう意味では、この委員会でも議論させていただきましたけれども、議員外交というのは非常に大事だというふうに思っています。大臣も、大臣就任前も個人で議員外交、さまざま努力をしてきて、その意味、効果といったものも十分理解をされているというふうに思います。  ただ、今、...全文を見る
○小熊委員 時間が来ました。ありがとうございました。
05月16日第196回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○小熊委員 国民民主党の小熊慎司です。  まず、TPPに入る前に、北朝鮮についてお伺いをいたします。  直近の報道でもまた米朝会談がどうなるかというところがありまして、北朝鮮も、心理学的には安っぽい人の気を引く手法でやっておられますし、大臣が十四日のテレビでも言及された、北朝...全文を見る
○小熊委員 この点に関して、いろいろな方が日本は置き去りにされているんじゃないかというコメントもありますが、私は、必ずしもそういう側面ではないというふうには評価をしているところであります。  ただ、この廃棄に関してトランプ大統領は、ツイッター上ですよ、本心はわかりません、ツイッ...全文を見る
○小熊委員 トランプ大統領の喜ばしいというツイッターは全世界に発信されています。見る人も多いわけです。単純にこれを認めるということをやはり許してはならないと思います。交渉事で明らかにできないということであれば答弁は要りませんけれども、しっかりアメリカにくぎを刺さなきゃいけないです...全文を見る
○小熊委員 これはアメリカが、私はもう入らないというふうに思っています。もう日本でこれは質疑しているわけですから、衆議院の中で。これはだから、七万トン枠をどうするのかというのは、言っていきますじゃなくて、こうなりますということを言ってもらわないと、我々、賛成、反対ということも言い...全文を見る
○小熊委員 アメリカが入らないという前提では、大きく変えなきゃいけないんですよ。参加国の中で貿易の取引量が小さいところであれば、これはそのサイズダウンの仕方はいろいろありますけれども、アメリカが入らないということは大きなサイズダウンをしなきゃいけないわけですから。アメリカを入れた...全文を見る
○小熊委員 これはだから、もう我々は審議しているので、アメリカが入る入らないというのもある程度確定した後、審議したいです、私は。全然違いますからね、入った場合と入らない場合では。だから、今採決することすら、私はこれはいかがなものかと思いますよ、委員長。そうでしょう、全然前提が違い...全文を見る
○小熊委員 では、大臣に聞きます。  そもそも、TPPに関しては出だしがよくなかったと思います。  私は、旧民主党の人間でもありません。TPP、野党の中でもずっと賛成をしてやってきていた。一般論として自由貿易というのは、これはやはり、もうかる国、もうからない国が出るんじゃなく...全文を見る
○小熊委員 大臣、本音はまた違うところを多分言いたいんだというふうに思います。  自由貿易を推進することによって貧しい国も経済の恩恵にあずかれるということですから、これはどんどん進めなきゃいけないんですが、やはり痛みを伴うのも事実です。産業構造改革もしなければなりません、それぞ...全文を見る
○小熊委員 これは未確定なので、ちゃんとなされない限り、これはもっと私は質疑の時間が必要だというふうに思いますし、まして、連合審査を求めて多角的にやっていかなきゃいけない中で、連合審査もまだどうなるか確定をしていません。  そして、アメリカが入るか入らないかで内容が大きく変わり...全文を見る
05月17日第196回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第2号
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○小熊委員 国民民主党の小熊慎司です。  まず、更田委員長にお伺いをいたします。  これまでの質疑にもありましたとおり、田中委員長への評価、また、初心が大事だ、緊張感を持って、公平公正というような話もありましたけれども、改めて、この大震災における東京電力福島第一原子力発電所の...全文を見る
○小熊委員 人災であったかどうかという点、少なからず、この委員会でも私も何回も発言していますけれども、私も関与してしまったという反省があります。  何の知識もありませんでした。県会議員当時に、東電に不祥事があって、データ改ざん等があって、原発をとめていて再稼働させるときに、何の...全文を見る
○小熊委員 副大臣、だから、四月三日ですよね、覚えていますよね、復興委員会に副大臣も来ていただいた。そのとき、経産省としても、今まではこのADRについては七割も八割も解決していますということだけ言って、まだ七割も八割もという言い方にしてくれ、二割、三割も残っているという言い方じゃ...全文を見る
○小熊委員 結果が出ていないとだめですし、これは浪江町の町民の方々が言っていることを一〇〇パー聞けというんじゃない、和解案ですよ。和解案に関しては、浪江町の方々も、一〇〇%思いがかなっていなくても、和解案やむなしで、ではこれで手を打っていきましょうかという話が折り合えないんですよ...全文を見る
○小熊委員 それで、更にお聞きいたします。  これは大きな予算でありますから、これは誤解のないように言うんですけれども、間々あることですけれども、市町村においての公共事業にしても、都道府県の事業における公共事業についても、地元をどれだけ使ったのかというのは意識をしなければならな...全文を見る
○小熊委員 武部政務官におかれましては、今答弁されたことをしっかり、とりわけ、与党議員ですよ、閣僚だけじゃない、与党議員に、そういうことが言及をされてしまっていますので、これはやはりそういったあらぬ疑いを晴らすためにも徹底をしていただきたいと思いますし、まして、森友問題、加計問題...全文を見る
05月18日第196回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○小熊委員 国民民主党・無所属クラブの小熊慎司です。  私は、会派を代表して、環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定、いわゆるTPP11の反対討論を行います。  まず最初に、今回、TPP11の審議時間は全く十分ではありませんでした。議論の進め方も、国会をまるで...全文を見る
05月30日第196回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○小熊委員 国民民主党の小熊慎司です。  大臣、きょうは節目の日、就任三百日、在職三百日、おめでとうございます。六百日ぐらい分の外交をされているなという個人的な印象を持っていますが、引き続きよろしくお願いいたします。  今、北朝鮮の話題であったので、これは過日もやりましたけれ...全文を見る
○小熊委員 この後の米朝会談、これもいろいろ、トランプ大統領にしろ、金正恩にしろ、伝統的な外交手法ではないので、一日にしてあれだけ変わると、一喜一憂せずにしっかり見守らなきゃいけない部分もあるなと思いつつ、米朝会談がしっかりと実現をし、非核化に向けて動き始めるということを望みたい...全文を見る
○小熊委員 これ、堀井さんに答えてもらえばよかったね、会っていたからね。でも、堀井政務官も中根外務副大臣も同じ大学だから、まあいいんだけれども。  これ、今答弁の中でちょっと足りていないのがあるんですよ。これは手話言語国際デーなんです。手話言語法を目指したい、手話言語の条例も制...全文を見る
○小熊委員 いろいろな具体的な施策のほかに、やはり価値観とか意識の部分の変換が必要ですから、その点は、堀井政務官が造詣が深いと思いますので、ぜひしっかり取り組んでいただきたい。概念をしっかり規定をしていくということです。日本社会の中で手話は言語だということをしっかり広めていくとい...全文を見る
○小熊委員 今の説明ありましたけれども、今、お配りの資料に載っている、経産省の資料ですけれども、医療ビザの発給件数というのは激増しています。よく見てみると、中国が一番多い。めちゃくちゃ多いんですけれども。  それにしても、今言った、医師会とかいろいろな関係団体との協議の中でも、...全文を見る
○小熊委員 これだけ激増、そのグラフにあるとおり激増していますから、多分、現実はなかなか追いついていないというふうに思っています。  私の地元でもやっていることは、民間の大きい病院ですけれども、研修生を受け入れていれば、医療通訳士じゃなくてもその国の言葉は何とかできるというのが...全文を見る
○小熊委員 高木副大臣は真面目な方なのであれですけれども。  これはもちろん、偽装はだめなんですよ、偽装はもちろんだめ、それはちゃんとやっていかなきゃいけないけれども、一方で、今の現行制度で、書類もそろっている、条件も合致している、でも明らかに制度のすき間を縫っているなという案...全文を見る
○小熊委員 ぜひ検討していただきたい。  ちょっと一点だけ指摘をしますけれども、例えば、こっちに会社があれば、ペーパーカンパニーを使って、それでやれちゃうというのがあります。高額医療になる場合は、五百万ぐらい捨て金で会社をつくって、やろうと思えばやれちゃう。こういったようなのは...全文を見る
○小熊委員 平日でも、実はきょう高校生たちが来ます、国会に。これは公明党さんの青年局とお会いになる。夕方です。夕方であれば別に学校をやっている平日でも大丈夫でありますので、平日の夕方も含め、お会いいただくことをぜひ検討して。会いますと言いましたから、内容も含めですけれども、とりあ...全文を見る
○小熊委員 これは木原さんがいろいろ骨折ってやっていただいて、四年以上にわたる起草の中でも、日本が大きな役割を果たしてきたものでありますけれども。  今、慎重な対応をするというような趣旨のことがありましたが、実際、いろいろ聞いてみると、実は、ガイドラインの一と五は想定していると...全文を見る
○小熊委員 独立国ではないので、直接的な投資というのは難しいとは思います。ただ、必要なことは、やはり、人的交流、交流人口をふやしていく。観光面もあるし、まさに教育の分野で人的交流をふやしていくということをとりわけやっていかなきゃいけないですし、あとは民民の、いわゆる官から民へでは...全文を見る
○小熊委員 復興副大臣、来ていますか。それでいいんですか。
○小熊委員 これはだめなんですよ。含まれているという考えはだめだというのは、逆に、吉野大臣が、昨年、安倍総理が慰霊祭のときに原発事故災害という言葉を使わなかったからこれはよくないということで、吉野大臣が、ことしの慰霊祭の追悼の言葉には入れるようにというのを言ってあるんですよ。 ...全文を見る
○小熊委員 これは私の個人の考えじゃないです。地元の新聞記者も、首脳宣言が出たときに地元の記者会見で指摘をされています。これは県民の意識です、県民の願いです。ぜひこれは復興庁が中心となって各省庁に徹底をさせてください。包含なんかはしない、ちゃんと並列で語る。ぜひお願いをいたします...全文を見る
06月06日第196回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○小熊委員 国民民主党の小熊慎司です。  今ほどの山川議員の最後の質問の答弁、まさにこのモントリオール議定書が、今回の改正がそういうことであって、確立されていない技術でありますけれども、まさに目標を掲げて、しっかり地球環境に寄与していこうということであります。  だから、目標...全文を見る
○小熊委員 それで、技術開発もさることながら、先ほども議論ありましたが、新たな冷媒も、まだこれだというものにはなっていないわけです。  今回の議定書の改正を踏まえて、いろいろな年限、数値目標を考えると、この新たな冷媒も、おおよそ二〇二五年ぐらいまでには確立というか、これでいこう...全文を見る
○小熊委員 事業者に開発を促していくということ、年限を切ってということですが、実際、この開発に関しては、単に年限を切って、これで頑張ってくださいと尻をたたくだけではなくて、やはりインセンティブを発揮していかなければいけないというふうに思っています、この開発に関してですね、開発者、...全文を見る
○小熊委員 インセンティブ付与を具体的に検討されているということで、これはだから二つあると思うんですね。開発のためのインセンティブ、あと、これを普及させていくための、使用する側の事業者へのインセンティブ。  まずは、技術、新しい冷媒が確立されていませんから、まずはそっちの方を先...全文を見る
○小熊委員 そういう意味では、先ほど山川議員の最後の質問にあって大臣がすごくいい答弁をされたとおり、この議定書自身が、まさにある意味画期的な取組だというふうに思っています。  まず目標値を掲げ、確立されていない技術であっても、目標値を掲げ、そこに英知を結集していく、そこで日本外...全文を見る
○小熊委員 このお話、実はこの委員会でも数年前にやったことがあるんですけれども、これは実は外交上も寄与していた話で、当時、不平等条約を解消したばかりである中で、日本の軍隊の当時の文化でいえば捕虜というのはひきょう者だということで、劣悪な環境に置かれ、非人道的な扱いをされていました...全文を見る
○小熊委員 堀井政務官、参議院の方があるそうですので退席していただいて結構でありますが、ぜひ、今大臣も言っていただいたので、しっかり成果の上がる検討をしていただくことをお約束していただいて、どうぞ退席してください。  今、大臣おっしゃっていただいて、これは経緯も推移もしっかり見...全文を見る
○小熊委員 これ以上そこは議論しませんが、ただ、リスクがあるということは、認識は大臣もしているというふうに思いますし、そもそも人種差別的な発言までする、これは大統領以前に人としてどうかと思う部分も持っているトップでもありますから、ぜひそこは冷静にやっていただきたいし、属人的な部分...全文を見る
○小熊委員 もう少し具体的には説明できませんか。だって、そういう理由であれば、これはうがった言い方をすれば、ちょっと気に入らない官僚がいれば、その理由で何ぼでも処分できちゃうんですよ、ふさわしくないというだけで。非常に定量的じゃないわけですね、客観的じゃない。  もう少し、客観...全文を見る
○小熊委員 具体的には言えませんか。
○小熊委員 報道にあるとおり、セクハラということでよろしいですか。
○小熊委員 このセクハラや、いわゆる一般の社会でレイプなどがなかなか顕在化してこないというのは、まさに被害者に対するいろいろな配慮であったり、また被害者側からも訴え出ないというのは、知られたくないという思いがあるからというのがあります。  ただ、今、これはまさに外務省のみならず...全文を見る
○小熊委員 信用を損なうって、誰の信用、国民の信用ですよね。国民は何があったかを聞いていないのに、信用を失うという話でもないんですよ。こういうことがあったからそれは信用するに足らぬというから、信用を損なうんです。  この信用を損なうというのは、国家公務員としての信用を損なうとい...全文を見る
○小熊委員 国民の信用が失われたというふうに思います。  ただ、これはちゃんと、どういうことが起きて失われたかというのは国民には知っていただかなければならない。もちろん、被害者の保護はあった上ででありますけれども。  これは多分、早晩、いや、わかりませんが、推測ですけれども、...全文を見る
07月19日第196回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○小熊委員 国民民主党の小熊慎司です。  四月三日以来の開催となりました。この間、大阪北部地震、また、まだ行方不明者のおられます西日本豪雨で亡くなられた皆様方、また被災された皆様方に、心よりお見舞いを申し上げます。  時間も限られています。三つありますけれども、オリンピックに...全文を見る
○小熊委員 方針が示されたときに、廃炉に至った理由を述べられていましたけれども、福島県民の皆さんに寄り添うとか言っていましたけれども、それはもう、もっと早い段階から、ではそれで判断できたんじゃないのというのがあって、ある意味、まだ信頼は一切ないので、今後の廃炉に向かう工程表のあり...全文を見る
○小熊委員 大臣、それは、この間、四月三日も、東電もそれは個別の事情と言っていますけれども、この和解案は、そもそも、全員に共通して個別の事情があるというふうに認定をして和解案を示しているんですよ、ADRは。個々のことがあるから和解案が決裂しているんじゃないんですよ。ADRが、これ...全文を見る
○小熊委員 これは迅速であることが大事です、大臣。これは集団訴訟の方々も、集団で提訴された方々も、もう八百人以上亡くなっているんですよ。  これは、ADRが何で設置されたのか。そして、今も個別、個別と言っているけれども、だから、ADRとしては共通した事情として認定したんです。だ...全文を見る
11月14日第197回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○小熊委員 国民の小熊慎司です。  まず初めに、遠山さんはいないんだけれども、この夏、武井委員とも一緒に中国に、超党派の、先ほど遠山委員からも御紹介あった六回目になる訪中をしてきましたが、北京、そして広東省、シンセン等を見て、その後、香港から出てくるときに、香港の大使館で大変い...全文を見る
○小熊委員 科学的根拠はもうそれらの国や地域もわかっていて、政治問題みたいにされているので、これは、今回香港でもお聞きしましたし、行政長官はわかっているけれども、議員の皆さんが一部あるということで政治問題化している。  台湾も、野党の、私と同じ国民党の人たちが騒いで、規制撤廃に...全文を見る
○小熊委員 この予算をふやすように、大臣もしっかりリーダーシップを発揮していただきたいと思いますし、今、あらゆる手だてを最大限と言いましたけれども、先ほど御紹介させていただいた遠山委員においては、香港の俳優、エリック・ツァンさんにも話ができるわけですよ、映画をこっちで撮れとか。 ...全文を見る
○小熊委員 今あったとおり、二〇一三年から一四年にかけても大流行しました。そのさかのぼること二〇〇三年から二〇〇四年にも大流行していて、これはワクチンで予防できる風疹に対して同じ議論をずっとしているだけで、結局また大流行しているんですよね。  もちろん、日本国民の中にワクチンに...全文を見る
○小熊委員 最後のところだけ言えばよかったんです。長々と要らないんだけれども。  最後のところも、だから、もう何年も前も同じことを繰り返して、検討していると言うのは、全然それは仕事していないのと一緒ですよ。  接種率だって、八割、九割やらなきゃ効果が出ないというのはわかってい...全文を見る
○小熊委員 お配りした資料のとおり、これは主催者が、遠山委員と小野寺筆頭も入っていますので、これはもう党派を超えて何とかしなきゃいけないということですから、日本が積極的な取組をしていかなければなりませんし、先ほど大臣が言っていた、まさにこれが裸の外交でしょう。これは、そんな後ろ向...全文を見る
○小熊委員 ぜひ、時間があれば、この会合は大臣ものぞいていただければなというふうに思っていますので、よろしくお願いいたします。  それでは、限られた時間で、次に移りますけれども、増加する訪日外国人の課題についてですが、入管法の改正もあります。  これは、ちょっともう時間がない...全文を見る
○小熊委員 いろいろ、入管法の改正は、本当はもっと議論していかなければいけませんし、しっかり訪日の人材を受け入れるという意味では、ちょっと時間が足りない中で来年四月からというのは、これは国がやると言ったって、実際受けとめるのは地域ですからね、市町村ですから。この体制整備なんか、地...全文を見る
○小熊委員 各国と比較しても領事の数は少ないです、日本は。五百人いっていません。人口の少ない英国では千六百人以上います。フランスでも千百人以上ですよ、日本より人口が少ない国で。  まあいろいろな背景もありますけれども、これは足りていないし、まして、いろいろ計算してみると、海外の...全文を見る
○小熊委員 質と量、両面の充実化が必要であるということを御指摘申し上げ、質問を終わります。  ありがとうございました。
11月21日第197回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○小熊委員 国民の小熊慎司です。  日中社保協定についてまずお伺いします。  もう既に質疑でも出ておりますけれども、これは、五百五十億の負担が軽減をされる、六万から七万人の人の分でありますけれども。ただ、これは、年金制度、中国と日本との差がある部分がありますが、この点もさっき...全文を見る
○小熊委員 恐らく、まあ、どんな人でも推測しますけれども、中国との経済的な連携というのはますますふえてくるわけでありますし、お互いの国民の行き来もますますふえてくるところでもありますので、この積み残されている課題、お互いの国の制度の差を埋めていくという努力はこれからまたしていただ...全文を見る
○小熊委員 あと、更に言えば、これは、どこに所属しての、雇用国の主義なのか出生地の主義なのかでも変わってきますから、対応しているということでありますけれども、それでもまだ漏れている部分、ふぐあいを生じている部分もありますから、きめ細かく不断の努力、見直し、また交渉を続けていただく...全文を見る
○小熊委員 これは、ぜひこの後、外務省で対応していっていただきたいことをちょっと提案させていただきますけれども、政府としてもインバウンドの目標値がありますよね。その中で、中国人の割合も大体同じように推移していくと仮定した場合、例えば、じゃ、インバウンドで五千万人になったときに、中...全文を見る
○小熊委員 推測によって仕事の量が見えてくる、合理化のところも多少見えるという中でも、大臣が言うとおり、これは青天井じゃありませんし、限られた財源ではありますけれども、でも、根性論でも乗り切れる話でもありませんから、ぜひ、その仕事の推測する分量と今の領事体制が、この差を、知恵とい...全文を見る
○小熊委員 まさにその点ですよ。今大臣がおっしゃったとおり、出張までして調べてこなきゃいけないというのは外務省の負担が多くて、今言ったとおり、その前提となっているのが在留資格認定証明書です。この真偽が問われていて調査をしているんですけれども、もともとこれは、外務省のものじゃなくて...全文を見る
○小熊委員 では、法務省、今言われた日本語教育機関に対する立入調査というのはどういうふうにしていきますか。
○小熊委員 やっていないというか、やっていてもこれは急増していて、結果が出ていませんし、今、河野大臣が言ったとおり、これはもっともっと出てきているということで、やっているのが足りていないんじゃないですかね。  もっともっと外務省としてはやってもらわなきゃ困るというのが大臣の発言...全文を見る
○小熊委員 これは外務委員会ですから、外務省の皆さんがちゃんと協議して、しっかりこの水際対策、本当に学びたいと思って来ている留学生や技能実習生がいる中でもありますから、それによって全体のイメージが悪くならないようにしなきゃいけないので、このチェック体制はしっかり強化をしてもらわな...全文を見る
○小熊委員 だから、その失踪の原因のところは、我々の調査で全然ずれが、大幅なずれですよ、誤差の範囲を超えていますから、これはしっかりもう一回調べ直して、しっかり水際対策も、外務省としっかり協議して連携をとれるようにやっていただくと同時に、入ってきた人に対しても、ちゃんとなっている...全文を見る
○小熊委員 最初は地方に行ったとしても、その後、職場をかわることはオーケーなんですよね。水が高いところから低いところに流れるように、やはり働く人は低いところから高いところへ行くんですよ。だから、最低賃金のところがあるから失踪もするわけですよ。  だって、私の地元でも、復興で浜通...全文を見る
○小熊委員 我々は、外国人の受入れに関しては、別にネガティブなことはないです。ただ、受け入れるためには、地域にしっかりと根差していかなきゃいけない、手をとり合ってやっていかなきゃいけない部分もあるし、そういう意味では、来年の四月というのは、働き方改革に合わせてやっているのかもしれ...全文を見る
11月28日第197回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○小熊委員 国民の小熊慎司です。  日・EU経済連携協定についてお伺いをいたします。  櫻井委員、また我が党の山岡議員が本会議でもちょっと質問したことと重なってはいきますが、本協定の第十六章「貿易及び持続可能な開発」には、ILO中核的労働基準の尊重、履行が盛り込まれているもの...全文を見る
○小熊委員 先ほど立憲の櫻井さんが具体的なロードマップと言っていたけれども、それはまだ慎重に検討する段階で出せないという答弁もありました。  今ほどあったとおり、国内法制との整合性についてなお検討すべき点があるというのがありますが、その検討すべき点というのを具体的にお示しできま...全文を見る
○小熊委員 今、具体的に検討すべき点をお示しいただきました。  その慎重に対応するという点については、それは了としたいんですが、今、具体的に検討すべき点が出されましたが、それについては、こんなに時間がかかるものなのかなというふうに思います。その点についてはしっかり精査をしなきゃ...全文を見る
○小熊委員 今言われたとおり、ILOのメンバーでもあって、これを尊重しなきゃいけないという立場でありながら、整合性を図る。  これはもう、答えは出ると思うんですよね。でも、日本の立場で批准しないとは言えないので先送りしているというのが現状だというふうに思いますが、しっかりとした...全文を見る
○小熊委員 それが通常どおりの見解なんですけれども、今、働き方改革とかいろいろ、これまた入管法の改正とかで、多分いろいろな、働く現場で変わってくる。また、公務員においてもそこはいろいろな改革をしていかなければならない。  公務員の特殊性ということもあって、今説明のとおり、人事院...全文を見る
○小熊委員 普通の民間のところより難しいんですが、ぜひ履行に向けて前向きな検討をお願いしたいというふうに思います。  次に移りますけれども、この協定、第十六章に、貿易及び持続可能な開発における労働監督機能の実効性確保に向け、国内諮問機関及び市民社会との共同対話における労働者団体...全文を見る
○小熊委員 これは、しっかりその労働監督機能の実効性が上がるようにいろいろな対応をしていかなければいけないと思いますし、そういう意味では、この専門委の体制整備というのが、具体的にどうしていくのかというのをしっかりお示しをいただきたいなというふうに思っていますので、今後またこれは注...全文を見る
○小熊委員 今説明があったのは、もうやってもらっているのもありますが、被災地域じゃないところのこともやっているんですね。特段の配慮をいただきたいということです。特段の配慮をいただきたいということを私は言っているんですね。今言ったいろいろなPRは、ほかの県のこともやっています。だか...全文を見る
○小熊委員 しっかりやってくださいね。  この際、日・EUの協定が発効されますから、それぞれの在外公館でどんな、そうだ、小野寺さんのところの宮城県の酒も、僕は見たことないですよ、在外公館で。これはしっかりちょっと調べ直して、そういうところからしっかりやっていただきたいと思います...全文を見る
○小熊委員 だから、粘り強くやっていただいていたんですよ。交流協会の沼田代表始め、やっている。私も昨年行って見てきましたし、政府においても、これは中国政府がいろいろ文句を言ったけれども、総務副大臣まで派遣してやってくれていたんですが、結局だめで、私、去年行ったときに、この委員会で...全文を見る
○小熊委員 これはぜひお願いします。大臣が台湾へ行くというようなことはできないと思いますから、逆に、日本に来た国民党幹部とかとは、我が党の幹部じゃないですよ、台湾の国民党の幹部とは積極的に接触していただいて、主張していただきたいと思いますし、我々は、これは、台湾はもう二年間足かせ...全文を見る
11月29日第197回国会 衆議院 本会議 第10号
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○小熊慎司君 国民の小熊慎司です。  私は、国民民主党・無所属クラブを代表して、また、本年は、戊辰百五十年の節目の年であります。会津人として会津魂を持って、さらに、一八九〇年、明治二十三年十一月二十九日、本日は第一回の国会が開会をされた記念すべき日でもあります。国会議員として、...全文を見る
12月04日第197回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○小熊委員 国民の小熊慎司です。  ちょっと、最初の質問は大分重なっておりますが、とにかく、認識として大臣に申し上げたいと思います。  復興庁は、復興・創生期間について、総仕上げとかという言葉も使っていますけれども、とりわけこの東京電力の原子力発電所の災害は、いまだに継続中の...全文を見る
○小熊委員 もう一回認識を聞きます。具体的なことは、それは今年度内ということですから。  継続中の災害ですから、何らかの組織は必要という認識、ありますよね。方向性を示すと言うけれども、だから、何らかはつくるということの理解でいいですか。具体的にどういうものをつくるというのは、そ...全文を見る
○小熊委員 復興庁がなくなるのは事実なので、後継組織ができても。それ以外に、これは答弁は要らないんですけれども、福島特措法もより強化をしなければならないと思います。後継組織ができる、どんなものができるかは今年度中に検討ですけれども、それにあわせて、その新しい後継組織が復興庁がなく...全文を見る
○小熊委員 僕とは見解がずれているんですよね。個別の事情って、この委員会でもやりましたけれども、もともとは個別の事情でなくて全体の共通の願いだということで、これは和解案が示されています。  政府の方にお伺いしますけれども、これは和解案を出していて、紛争解決の組織、ADRがもはや...全文を見る
○小熊委員 言葉は丁寧ですけれども、何にもなっていないんですよね。  大臣、あと、副大臣は前にも担当しておられるからわかるとおり、文科省の、白須賀さんは真面目だから全部読んだけれども、だめなんですよ、その答弁、実は。経産省は直してくれました。もうこれだけ実績がありますという言い...全文を見る
○小熊委員 これはいろいろな型がありますよね。既設のものと増設したものと高性能のもの、三つあるんですけれども、これでやっても、今言ったとおり。基準が厳しいということがありましたけれども、今月出たIAEAのサマリーレポートでも、最近のデータを見ていても、三〇%以上が残っているとIA...全文を見る
○小熊委員 ちょっともう一回確認をしたいというふうに思いますけれども、これはいろいろな場所で副社長も言っておられますが、高濃度のものは早く処理しなきゃいけないということですけれども、じゃ、吸着材の交換頻度を上げて、ちょっと時間はかかりますけれども、交換頻度を上げて処理すれば、トリ...全文を見る
○小熊委員 トリチウム以外のものは全て取り除ける、ちゃんとその精度を上げていく対応をしていくということをお約束したということでよろしいですか。もう一回。
○小熊委員 ただ、トリチウムだけ残っても、トリチウムはいろいろな普通の原発でも基準を持って海洋放出していますけれども、これは、私は、今の段階で言えば、到底それも許されないというところがあるというふうに思います。  次に移りますが、今回のこの核種が残っていたという公表の仕方も、こ...全文を見る
○小熊委員 審議官、反省したと言うけれども、もうずっと何年も前から続いているし、先ほど言ったとおり原発事故災害前から続いていて、反省しても、審議官もかわっていくから、そのたびにちゃんと伝わっていないんでしょうね、これは。もう一回最初からやり直しになるんですよ。これは何回も、言葉は...全文を見る
○小熊委員 ある元経産副大臣も相当怒っていた話を私は直接聞いていますけれども。大体、株主なんだから、政府も。  それで、東電に聞きますけれども、これは、だからもう繰り返しているんですよ、もうくせなんですよ、直らないんですよ。直っていないんです、今までも。だったら、もうこれは、国...全文を見る
○小熊委員 だから、データに関して、いろいろな公表が遅い、言われたら出すという態度は一切変わっていませんね、反省しても何しても。だから、行動を起こしてほしいという意味では、具体的にこれはちゃんとやってください。第三者機関にもチェックを受けなければ成り立たない会社だというふうに思い...全文を見る
○小熊委員 ただ、これは、さらっと今言ってもらいましたけれども、いろいろな現地説明会をしても理解は今得られていませんし、いろいろな処理の仕方で我々のイメージはトリチウム以外もう完全に取り除かれているというのが、残っているという事実も判明して、海外にまで情報が伝わって、先日、残念で...全文を見る
○小熊委員 これは、二次処理してもちゃんと取り除けるかどうかというのは、今、やればできるみたいなことを言っていますけれども、これすら疑わしいので、しっかりこれは第三者機関にチェックを受けてもらわなきゃいけない。ただ、トリチウムだけ残っても、私は海洋放出をする段階にはないというふう...全文を見る
○小熊委員 いつまでも保管し続けることが不可能な中という言葉が少し気になりましたけれども、これはできますよ。別に東電の敷地内だけにおさめる必要はないんですもの。ましてや、タンクが老朽化したら、また新しいのに入れかえればいいんですもの。大事なのは、県民やいろいろな消費者の理解、国際...全文を見る
○小熊委員 ぜひ、これは、ほかの人だと所管外ですからみたいに言っちゃうんだけど、復興庁だから全部背負わなきゃいけないので、今言ったとおり、省庁の壁を乗り越えて、しっかり、きつく言ってください。安易に発言することも本当にこれは風評につながりますから、ぜひ、その姿勢で大臣に臨んでいた...全文を見る
12月05日第197回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○小熊委員 国民の小熊慎司です。  IUU漁業についてお伺いをいたします。  御承知のとおり、このIUU漁業というのは、違法、無報告、無規制に行われる漁業のことで、英語のイリーガル・アンリポーテッド・アンド・アンレギュレーテッドの頭文字を並べてIUU漁業と言いますけれども、御...全文を見る
○小熊委員 その心意気はそのとおりで大変よろしいんですけれども、じゃ、具体的にどうなのかというと、日本では、漁獲圧力とか資源状態というのは必ずしも今大臣の言ったとおりには展開をされていないというふうに思います。ちゃんと取り組んでいないというのが実態だと思います。  以下、聞いて...全文を見る
○小熊委員 事例がないということ。  じゃ、これは、実態がそうだということでありますが、なぜ国際社会で日本はちゃんと適正にされていないというふうにずれが生じますか。実は輸入されているという指摘も受けていますけれども、この検査では事例がないということですが、このずれはなぜでしょう...全文を見る
○小熊委員 ちょっと観点を変えてお聞きいたします。  今まで言ったのはPSMAですけれども、国内への水産物輸入量のうち、このPSMAの検査対象となる水産物はどのくらいの割合が占められていますか。
○小熊委員 アメリカでは、ちょうど二〇一六年、ピュリッツァー賞をとったAP通信の記事をきっかけに、これはいろいろな強制労働、児童労働みたいなことがあったのが報道され、ピュリッツァー賞をとった後に、アメリカでは、輸入に関して、アメリカの国内市場に流入するのを防ぐために、輸入時の確認...全文を見る
○小熊委員 ちょうど今、マグロの話が出されましたけれども。  昨年、水産庁はこれをしっかりいろいろ指導していたんですが、北海道で、北海道庁が、いわゆるマグロ、商品にならないようなやつを洋上投棄をするという実態も漁業の中ではあって、これも適正な資源管理にはつながらないんですけれど...全文を見る
○小熊委員 北海道庁とのやりとりは結局どうなりましたか。
○小熊委員 できる限りになっちゃっているので、これは厳しくやらないと。  それはそうですよ。今言ったように、商品にならないようなものをとったときにはカウントしたくないから黙って捨てちゃう部分があるわけですから、これが頻発しているわけで、できる限りじゃなくて、これをしっかり、いろ...全文を見る
○小熊委員 そうしますと、洋上での、海上での確認又は陸揚げ時の確認というのが非常に重要になってくるわけでありますけれども、これは水産庁だけではやり切れない部分がありますから、いわゆる第三者機関みたいなものと連携をしてやっていくというような検討はされていますか。
○小熊委員 さらに、あと流通段階でどう規制をかけていくか、取締りをしていくかということで、今般、漁業法が改正をされましたけれども、その点に、ちょっと我々はいろいろ意見がありますが、この漁業法改正のところにこういうものは盛り込まれていないというのは、結局、だから、IUU漁業に対して...全文を見る
○小熊委員 今、ICTのお話も出ましたが、これはもう既に携帯等のアプリでも見られるんです。どんな船がどの辺で操業しているかというのが見られるんですけれども、今言った流通段階、洋上での規制、そしてまた陸揚げ時という話もさせていただきました。  この洋上なんかでの監視も、さっき言っ...全文を見る
○小熊委員 いろいろずっと今質疑してきましたけれども、日本としては精いっぱい対応している感じもありながら、先ほど言ったとおり、国際的には、日本、だめですよと。  アメリカの基準やEUの基準に当てはめると、漁獲圧力が適正に管理をされていないという指摘をされているのも事実です、これ...全文を見る
○小熊委員 大臣、どう思いますか、これは。  いろいろな国際会議で、しっかり日本の立場を、取組を訴えていかなければ、実際、これは批判を浴びている案件です、国際的には。いろいろなほかの国の基準からいうと、日本は甘い、できていないというふうにも言われています。そうしたものをしっかり...全文を見る
○小熊委員 いずれ、これはいろいろな数字もあるのも水産庁もわかっているというふうに思いますけれども、この数字のとり方もいろいろですから、どれが正確でということが言い切れない部分もありますけれども、日本に厳しい数字が、これはいろいろな国際機関からも、NGOなんかからも指摘をされてい...全文を見る
○小熊委員 その適切さが第三者からも国際的にも評価をされる処置であることを望んで、質問を終わります。  ありがとうございました。