小熊慎司

おぐましんじ

小選挙区(福島県第四区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数4(参1)回

小熊慎司の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第198回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○小熊分科員 国民民主党の小熊慎司でございます。  金子さんも福島ですけれども、私も福島なので。福島が続きますから、質問の中にもちょっと福島のことも触れますので、ぜひ前向きな答弁をいただきたいと思います。  まず初めに、食品ロスについてですけれども、これもいろいろ議論もされて...全文を見る
○小熊分科員 今言ったそれはみんな知っている話で、だから、供給カロリーが高いところにあって、もったいないを直していくということは、摂取カロリーを上げていくことでやっていくのか、こっちを下げるのかという話なんですよ。出ているものを全部食べましょうといったら、摂取カロリーはふえていく...全文を見る
○小熊分科員 それと、これは農水省だけではやれない話であって、自由経済の我が国としては、ざっくり言うと総量規制みたいな話も本当はしていかなきゃいけないということです、輸入業者にしても、加工業者にしても、農業をやる側にしても。そういう意味では、ある意味、大規模化して生産性を上げてい...全文を見る
○小熊分科員 これは、ぜひ大臣の手元でしっかり考えてほしいと思うんです。人間ってすばらしい部分もありますけれども。だって、もうかろうと思えば、じゃ、お前の方を減らせよといったって、向こうが売っているから、こっちも売るのを減らしませんというのが普通です、よっぽど規制をかけない限り。...全文を見る
○小熊分科員 残さないで食べるということをやっていけば、余計に買わなくなるということで、実際は供給カロリーが下がっていくという側面もあるけれども、あるうちは買うし、値段次第だけれども、やはり廃棄はなかなかとまらないし、これは、ぜひ大臣、真剣に。問題意識は共有できたというふうにさせ...全文を見る
○小熊分科員 私、親戚にもちょっといるので、今言ったのは多分現場では、それはもう全て大体取り組んでいる中で、足りていません。実際足りていません。今言ったとおり、労働力不足が、外国人も入れられない分野においていえば足りなくなってくる、これではやはり解決できないというふうに思います。...全文を見る
○小熊分科員 トラック協会の人たちも、足りない、もうこれ以上仕事を受けられないというのが現状ですから、しっかり見きわめてやっていただきたい。そこでも、だから、結局、二十四時間化をやめるということも。これはやめられないんだけれども。トラック協会の人はどうと言ったら、いや、二十四時間...全文を見る
○小熊分科員 これは、いろいろ民間にやられると、乱開発につながるんじゃないか、外資系が入ってくるんじゃないか、大手だけの論理になるんじゃないかという指摘もあったんですけれども、私は違った視点を持っていまして、大臣の方も同じですけれども、東北、北海道は国有林割合が多いわけですよ。西...全文を見る
○小熊分科員 これは法改正もされましたので、しっかり成果が上がるように力を入れてやっていただきたいと思いますし、私もそういう側面から、地元の人たち等も含め、支援をしていきたいと思います。  最後に、森林環境税。  これは、御承知のとおり、もう各地方公共団体でも三十以上が導入し...全文を見る
○小熊分科員 ぜひ、そこはよろしくお願いします。  安倍総理が常々言っているとおり、安倍政権は各大臣が復興大臣だという理念で運営していくと言っていますから、ぜひ、大臣におかれましても、今言った地域連携の中でも、とりわけ被災三県、また今継続中の災害を抱えている福島県の部分について...全文を見る
03月08日第198回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○小熊委員 国民民主党の小熊慎司です。  一月二十八日の河野大臣の外交演説、私もすごくよかったなというふうに思いますし、我が党の同僚議員である篠原孝代議士も御自身のブログで大絶賛をしていまして、安倍総理の空疎で美辞麗句はもう聞くにたえなかったけれども、河野大臣の外交演説はすばら...全文を見る
○小熊委員 まさにそのとおりでもあり、また、常任理事国の話もありましたけれども、常任理事国も大きく国が変容していて、ソ連とロシアは本当は違う国なんですけれども常任理事国にとどまっていて、中国も今や自由貿易を叫び、ファーウェイなんかは三権分立と、自分の国が三権分立があるのかどうかと...全文を見る
○小熊委員 これは日本の外交力、総力を挙げてやらなければいけないと思いますし、我々議員の側も、与野党を超えて、議員外交なども通じて、こういうことに力を加えていきたいというふうに思いますので、ぜひまたいろいろな形で意見交換をさせていただき、連携をとらせていただきたいというふうに思っ...全文を見る
○小熊委員 私も、最近、海外の人が日本に来ていて、何で日本に興味を持ったのというと、やはり漫画、アニメということが本当に多くなりました。  ただ一方で、これは確かに足りていないし、効果は、今大臣言ったとおりで、あるんですけれども、例えば漫画といっても、フランスで一番評価されてい...全文を見る
○小熊委員 僕もゴルゴが好きなので、あれはよかったなと思ったんですけれども、若い人には、あれは知らぬということで、だから、一人の熱い思いというのも大事なんですけれども、そういうことではなくて、前にもフィギュアもちょっと売り込みをやっていたようなところもありましたから、自分が好きな...全文を見る
○小熊委員 ありがとうございます。  先ほど櫻井議員も質問されていましたけれども、私は、大臣が言ったNGOとの競争みたいなところは、逆に、切磋琢磨してお互いに相乗効果を上げていくというふうに解釈をしましたし、私は今まで、まあ、JICA本体そのものがどうかは別として、協力隊の隊員...全文を見る
○小熊委員 その募集の件については、JOCAの手から離れてこっちに行っちゃっているので、これはちょっと厳しく見た方がいいと思いますので、よろしくお願いします。  次は、原発輸出政策についてお話をさせていただきます。  これは、はっきり言えば破綻を来しました。安倍政権の中では成...全文を見る
○小熊委員 破綻していないという認識でありますけれども、これは、各マスコミ含め、そんな認識ではいない。このずれをまず感じていただかなければならない。破綻していないと言っているのであれば、多くの国民またマスコミ等を含め、大きくずれていますので、それに対して理解を得られる説明責任も果...全文を見る
○小熊委員 全然違う世界の人と話しているみたいで議論がかみ合わないんですけれども、世界の潮流でも、総電源における原発の比率は下がっていて、こんなのは電源の中枢になっていないんですよ、ベース電源になっていないんですよ。だったら、もっと違う、原発以外のところの技術を売っていくことの方...全文を見る
○小熊委員 安倍内閣の一員として、河野外務大臣としても、しっかり成長戦略の柱から外して、違う形で世界に貢献していくということにぜひ取り組んでいただきたいということを、先ほど言ったとおり、原子力技術を輸出していくということは、ある意味では核の不拡散からも違う形になってしまいますから...全文を見る
03月14日第198回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○小熊委員 国民民主党の小熊慎司です。  東日本大震災等での原発事故から丸八年が経過し、九年目に入りました。改めて、お亡くなりになられた皆様方に深く哀悼の意をささげますとともに、いまだに避難生活をされている皆様方にもお見舞い申し上げ、また、震災関連死もふえている状況でもあります...全文を見る
○小熊委員 今のこの説明、ありましたけれども、ちょっと確認ですが、この法律は、後継組織ができれば、その後継組織が所管するということになるんですかね、この法律に関しては。
○小熊委員 それであるならば、後継の組織はまた具体的にはこれからでありましょうけれども、後継組織ができたとして、それが所管するということでもありますから、ぜひ、その後継組織の議論とあわせてこの特別措置法の強化をしていくという、組織体は後継組織だけれども、若干、どこが変更されるかは...全文を見る
○小熊委員 ぜひ、被災者、また地元の皆様方、あと、国としてしっかり責任を持つという、はっきり言って国が責任を持つという部分はまだまだ足りていないというふうに思いますし、それだからこそ、これは党派関係なく、福島県内においては政治に関しての不信感も高まっているところでありますし、過日...全文を見る
○小熊委員 今、文科省、これは政府の答弁ということでありますけれども、まさに、懸念、疑念、「三つの誓い」、みずから言っている「三つの誓い」を守ってほしいと。改めて要請をするということでありますが、東電はどうですか。
○小熊委員 増子審議官が言われた疑念、憂慮というのは、すごい重い言葉ですよ。  今言った答弁は今までどおりのことで何も変わっていなくて、教科書どおりのですけれども、憂慮しているという、政府が憂慮しているという言葉に対してはどういう見解がありますか。憂慮しているんですよ。
○小熊委員 丁寧な対応といっても、行動でなければだめなんですよ。政府でさえ疑念も持っているんですよ。「三つの誓い」、ちゃんとやっていないという疑念ですよ。再度要請すると言っているわけですよ。  文科省の増子さんが言ったのは、大げさに言っていないですよ、強目に言っていないですよ。...全文を見る
○小熊委員 これは、今は大臣として御出席いただいているので答弁はできないと思いますが、東電も、これは株式会社です。一番の大株主は政府です。株主という立場からも物を言ってほしいと思います。  ずっとこれは議論していますけれども、文科省もあそこまで強く、正しく言っていただいているの...全文を見る
○小熊委員 次に移りますけれども、除染についてですが、帰還区域の除染費用については、東電、直ではなくて、事実上、免責をされています。改めて、ここはどのぐらい費用が、予算がかかっているのか、確認をさせてください。
○小熊委員 今答弁がありましたけれども、これは国費でやっている。これは決めですからあれですけれども、もちろん、国策で進んでいた原子力政策では、やはり国の責任というのもこれはあったわけでありますけれども、そもそも、だから免責ですから、本来果たすべき役割は事業者である東電であったはず...全文を見る
○小熊委員 これは、そういう姿勢もあらわしていくのに、先ほど言ったADRの和解案ものむということにも含まれてくると思いますので、視察も行ったときにいろいろな資料映像を見て、とんでもないことを私たちはしてしまったという言葉も使って資料映像をつくっていましたけれども、我々が感じるのは...全文を見る
○小熊委員 教育旅行は次の質問であったんですけれども、もう答弁していただきましたが。  これは皆さんのお手元にもありますけれども、だから、大臣所信でも、東北のは伸びました、今詳細に、二四〇%、二倍になりました、二倍以上になりましたと。  お帰りですか。どうもありがとうございま...全文を見る
○小熊委員 ぜひしっかり、エリアごと、県ごと、事情が違うわけですから、事業としては東北とくくっていますけれども、実施体制の中ではそれをしっかり配慮していただいて、この数字の開きも、開いているということを認識していただいて対応をお願いしたいと思うし、教育旅行については、大臣からも副...全文を見る
○小熊委員 これは、私の聞いたところで、環境省の説明では、JESCO法は、県外最終処分を明記しているだけで、減容化や再利用について制限するものにはなっていませんという説明なんですけれども、県民感情からすれば、これは話の前提が違う、そこからは始まっていないということです。そういう意...全文を見る
○小熊委員 今、国民の理解と言ったんですけれども、基本的には福島県民の理解でしょう。  でも、再生利用ということであって国全体で使うということであれば、これは、まず一つの案ですけれども、環境省のどこか庭でもそうやって再利用でもしてもらって、率先してやったらいいんじゃないですか。...全文を見る
○小熊委員 実証実験はあります。では、本格的には、だから県外もあり得るということですね、今そこは否定していませんから。そういう理解でいいですか。全国的に、実証実験は今、南相馬、二本松ですけれども、実証実験が終わってというんであれば、対象は全国に広がるという理解でいいですか。
○小熊委員 そういう説明をしていけば、また県民感情は変わりますよ。そういう説明が足りていない。  県外ということも含むのであれば、これはまさに大臣、まさに安倍政権の閣僚の皆様方、率先してこれを引き受けるということをやっていただければ、これは福島県民の皆さんも大きく心が動くし、逆...全文を見る
○小熊委員 国民の理解というものは、実証実験、だから、理解を得られていないのでとめておいてほしいですね。  我々がリトマス試験紙みたいになって、安全だったら全国展開、そういう言い方もちょっと、別にうがった見方かもしれませんけれども、ちょっともう一回、今の答弁は見直して、丁寧な言...全文を見る
○小熊委員 今までたまってきたことを計算する、そのとおりなんだけれども、いろいろな推測は成り立つので、それは変わりますから推測は成り立たない、明確にはできないというのは当たり前だけれども、毎年どのぐらいたまったかは大体の平均値が出ますから、そうしたらもう出るんですよ、数年後という...全文を見る
○小熊委員 時間が参りました。終わりますけれども、森山局次長が、全国でやるという方向性を示していただきました。これは、大臣含め政務三役だけではなくて、委員長を始めこの復興特の皆様も、ぜひ頭の中だけでも、また地元でも御議論いただいて、我々で引き受けようかということを、ぜひ話合いだけ...全文を見る
04月03日第198回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○小熊委員 国民民主党の小熊慎司です。  大臣におかれましては、お体を大切に御公務に励んでいただきたいと思います。大臣の体自身はお父様とお母様からもらった体ではありますが、外務大臣という立場でありますので、ある意味では公共財でもありますので、ぜひお体を大切にしていただいて、日本...全文を見る
○小熊委員 もちろん、例えば、地方の空港でも大きいところへ行って、またそこから周遊してもらえばいいという考え方もありますけれども、地方の今言った大きな空港じゃなくて、私の資料にあるとおり、それぞれの小さな地方空港かもしれないけれども、それが直接海外と結びついていれば、そこからの広...全文を見る
○小熊委員 復興のお金もありますけれども、今言ったように、二十七、総合的にということは平均的なんですよ。平均的にやっていけば、多少の差も出てくるかもしれないけれども、この差は埋まらないんですね。これは差を埋めてくれという話ですから。  それは復興の予算でという話じゃなくて、直接...全文を見る
○小熊委員 あと、相手の国また航空会社の意思もあるんですけれども、西高東低ということは、これは逆に外務省になってきますが、やはり日本の宣伝をどうしていくか、地域の宣伝をどうしていくかということにかかってくるというふうに思います。  やはり、私も海外に行くと、東日本に対してはまだ...全文を見る
○小熊委員 ぜひお願いしたいと思います。  私も中国の航空会社のCEOにも直接お会いして、ぜひ結びたいんだという話をしていました。(発言する者あり)今、言っていただけるということだったので、ぜひそのときも。  具体的には春秋航空のCEOと私も会っていますけれども、ぜひ結んでい...全文を見る
○小熊委員 今、取組の最中ですが、おくれているわけですよ。じゃ、具体的に、この国別行動計画というのはどのぐらいの目標で策定をするということになりますか。
○小熊委員 できるだけ速やかに。だから、先ほど言ったとおり、G20がことし我が国で行われるわけですし、そのときにはよりもっと具体的な発表ができるように、ぜひスピード感を持ってやっていただきたいというふうに思います。  先ほど言ったとおり、国際社会では現代奴隷制という言葉になって...全文を見る
○小熊委員 もう一歩踏み込んで言いますけれども、こうしたサプライチェーン上の問題を解決するのに法制化していくということが私は必要だというふうに思っています。今言った民間の努力では足りていかないし、この間、オーストラリアの前外務大臣ともしゃべって、オーストラリアでできたものは報告義...全文を見る
○小熊委員 ちょっと前まで日本の外交は、価値観外交という言葉を使っていましたけれども、価値観外交という言葉を使って中国に対してもいろいろ日本政府は物を言ってきましたが、そうした価値観外交といった言葉を使っていたことを振り返ってみると、日本が国際社会の価値観から外れているんじゃない...全文を見る
○小熊委員 ありがとうございます。  関係省庁と連携をとって、大臣、リーダーシップを発揮していただいて、この問題に取り組んでいただきたいと思います。  次に移ります。  昨年は戊辰百五十年、場所によっては維新百五十年とか言っていたような感じでもありますけれども、我が県におい...全文を見る
○小熊委員 これはハワイの一地域、あの当時はアメリカではありませんでしたから、ハワイ王国でありましたから。  今回の日系アメリカ人初の入植地である記念式典に関しては、先ほど言ったとおり、総領事館挙げて御支援はいただいておりますけれども、こちらの式典の方には、これは六月にあります...全文を見る
○小熊委員 当時のカリフォルニアの新聞に、百五十年前の新聞に残っているんですけれども、連れていったプロシア人が、三十数名の一団であったんですけれども、この後何百人も連れてくる、会津松平家のプリンスも連れてくるという約束をしたんですね。  今回、その六月の式典に向けては、会津松平...全文を見る
○小熊委員 この答弁をしっかりアメリカ側の主催者にお伝えをしたいというふうに思いますので、ぜひ約束を果たしていただけるように、義の心でよろしくお願いいたします。  以上をもって質問を終わります。ありがとうございました。
04月10日第198回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○小熊委員 国民民主党の小熊慎司です。  日本国の自衛隊とカナダ軍隊との間における物品又は役務の相互の提供に関する日本国政府とカナダ政府との間の協定及び日本国の自衛隊とフランス共和国の軍隊との間における物品又は役務の相互の提供に関する日本国政府とフランス共和国政府との間の協定に...全文を見る
○小熊委員 確認ですが、外務省の資料によると、今言われた共同訓練に関して、やってはいるけれども、私が確認すると、過去五年間、カナダは三回、フランスは一回なので、ふえているというのは何をもってふえているんですか。フランスは、過去五年、一回ですよ。なかったから、一回ふえたからふえたと...全文を見る
○小熊委員 そういう意味では、今、太平洋地域の話にも言及されましたけれども、現行の我が国側の見方として、我が国の安全保障上、同盟関係にはないこうした二つの国とACSAを締結することによって、今少し触れられていた部分もありますが、我が国としては、今回の二国間とのそれぞれのACSAは...全文を見る
○小熊委員 そうした、カナダ側、フランス側からの期待、また、日本政府としての、そして安全保障上の意義を踏まえて、この二国間の前にオーストラリア、またイギリスともACSAがありますけれども、これらと同様に、ちょっと確認しますけれども、今回のこのACSAについては、武力攻撃事態などや...全文を見る
○小熊委員 引き続きまして、現在、カナダ軍やフランス軍はアメリカが主催するリムパックなどの多国間訓練に自衛隊とともに参加をしておられます。  先ほども御紹介あったとおり、最近では自衛隊との間での二国間訓練も実施されているところでありますが、我が国といたしましては、ACSAの締結...全文を見る
○小熊委員 今の答弁のとおり、実際、太平洋地域はいろいろな複雑な様相を呈しています。中国軍の台頭、また朝鮮半島の状況などもありますし、まさに、カナダとフランスと連携するということは、この地域の安定に資さなければなりませんし、また、余計な緊張感を持たないようにしなければならないとい...全文を見る
○小熊委員 それでは、更にお聞きいたしますけれども、このカナダとのACSA及びフランスとのACSA第六条の第一項と同様の規定は、オーストラリアとのACSA又はイギリスとのACSAにも規定されています。  百九十三回国会において、両協定承認案件の際の政府答弁では、そのような規定を...全文を見る
○小熊委員 これは有事ですから何が起きるかわかりませんが、今言われたとおり、我が国の法制をしっかり遵守して適正な対応をしていくという答弁でありましたので了としたいというふうに思いますし、こういう有事がないように国際社会が一致して外交努力で解決をしていかなければならないというのは言...全文を見る
○小熊委員 先ほど櫻井委員からもありましたとおり、今からでもしっかり、本来的にはこれは文書で取り交わすべきだというふうに私も思いますので、この点は指摘をさせていただいておきます。  ACSAからちょっと離れさせていただきまして、震災から丸八年以上がたちました、原発事故からも八年...全文を見る
○小熊委員 今までもやってはいただいていたんですよ。だけれども、こうしたことが起きてしまう、まだどうしても払拭できない部分もあるということで、この件については長年取り組んできて、外務省の皆さんとも意見交換させていただいていましたけれども、俗的に言えば、ちょっと真面目過ぎて、やって...全文を見る
○小熊委員 インフルエンサーを使うというのは観光庁でもやっていて、誘致したりして、私の地元にも呼んでいただいたりもしていましたが、そういう明るい情報発信の部分だけじゃなくて、まさにこうした風評払拭の、ネガティブな情報に対して、それを打ち返していくインフルエンサーの活用も今後は大き...全文を見る
04月24日第198回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○小熊委員 国民民主党の小熊慎司です。  先ほど小野寺委員も質問いたしましたWTOの上級委員会報告について質問いたします。  これは今後の対応、更にこれまでの努力以上にしなければいけませんし、私はホヤの話はしませんが、女川の町長は元県会議員の仲間でもございますので、たびたびい...全文を見る
○小熊委員 再度お聞きします。  であれば、第一審は日本産食品の安全性の認定をしたという、それを簡潔に表現したということでありますが、認定されたということでよろしいですか。
○小熊委員 これは本当にセンシティブな問題でもあって、報道ぶりでも、逆に新たな風評被害を生むことにもなりますし、実際、この細かな話はしなくても、WTOで結果がひっくり返ったという事実は、これが世界に広がっている中では、細かに読み込むような一般の方々は実は少ないわけでありますから、...全文を見る
○小熊委員 万全のことはやったということでありますが、再度お聞きいたします。  事前にどんな根回しをして、また、関係者、関係国などにはどのように対応してきたのか、もう一度確認させてください。
○小熊委員 上級委員会には接触してはならぬということでありますから、ただ、その周りの状況を考えると、今回、報告書にも指摘をされているところがありますけれども、日本の食品に対して設けている放射線量の基準は韓国の基準も満たしているという日本の主張は当然のことでありますし、これは韓国に...全文を見る
○小熊委員 丁寧にやっていたけれども、韓国国内のさらなる食品リスクの回避をしたいんだというのが韓国の主張ですけれども、そこに対しては具体的にどう言ったんですか。  今のは基準の話ですよ。基準が下回っているというのは認めているわけですよ、韓国だって。日本の基準で合致しているし、更...全文を見る
○小熊委員 韓国の国民感情というのもありましたけれども、更に健康に対するリスクを十分に考慮はしているんだけれども、韓国側の主張している潜在的なリスクに対しては、上級委員会の報告書でも、全然議論が欠けていたということで、これも根拠に、日本が一部、主張が退けられたというところがありま...全文を見る
○小熊委員 これが通らなかったわけですよ、残念ながら。たびたびこの委員会でもやっていますけれども、風評被害も、単なる科学的根拠を一本調子にやったところで払拭できないのと同じように、今回の韓国の上級委員会への提訴に関しても、科学的根拠を超えたところのまた感情的なものを含めてやってい...全文を見る
○小熊委員 これは、そうはいうものの、日本のマスコミにもちゃんと大臣のもとでもっと発信していくときに、あの当時、敗訴、敗訴、敗訴と並びましたし、与党の部会の中でも何だという指摘を受けたのが、これがだから世の中ですよ、一般的な感覚ですよ。認定されたということが伝わっていません。 ...全文を見る
○小熊委員 被災地だけじゃなくて、不当な輸入規制をかけられている県産品についてはどうですか。
○小熊委員 質問していないことで、先の質問を答えちゃっているんだけれども。だから、飯倉公館で今は被災地のを使っていると言ったけれども、今、二番目の質問、質問していないことを答えたからあれなんだけれども、ちゃんと聞いていてくださいね。  飯倉公館で今被災地のを使っていますと言った...全文を見る
○小熊委員 僕はちゃんと通告しているんですよ。飯倉公館などの会合で被災地や不当な輸入規制を強いられている産品の活用実績について伺うとやっているので、ちゃんと使ってくださいね。  だって、一年前か何かで、飯倉公館で使われていないといったときに、被災地だけじゃなくて規制をはめている...全文を見る
○小熊委員 私の言葉にやったけれども、それはもうやっているんですよ、レクで。規制をかけている国の人が来たらそれを出さなきゃいけないでしょうと。もう何でもかんでも出せなんて言っていませんから。レクの段階で言っていて、それで答弁が出てこないからもう一回言っていただけであって、大臣の言...全文を見る
04月26日第198回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○小熊委員 国民民主党の小熊慎司でございます。  平成最後の外務委員会となりますので、しっかりやっていきたいと思いますし、また、平成の世が、災害が多かったわけでありますけれども、日本においては戦争のなかった平和な時代だというのも、ひとえに、それは日本国民の努力もありますが、大臣...全文を見る
○小熊委員 大臣から議員外交ということも出たので、もちろん、大臣が言うとおり、私的な外交は便宜供与は要らないと私も思いますが、議員外交の大切さを言及していただきましたので、我々も、これは党派を超えて、日本外交の進展のために努力していきたいというふうに思います。ありがとうございます...全文を見る
○小熊委員 まだまだ、このアルゼンチンに限らず投資協定を結んでいくということでありますけれども、ぜひ、対応がおくれている部分については、今回のアルゼンチンのように、よりグレードの高いものをやはり求めて、交渉をまとめていただきたいなというふうに思っています。  先ほど来、櫻井委員...全文を見る
○小熊委員 今指摘した点は、この投資協定には入っていないけれども、違う形で今努力をしているという。  だから、この電子商取引はすごい進展をしていますし、消費税をどうするかわかりませんけれども、軽減税率はやめた方がいいとは思っていますが、その電子決済を政府としても進めようとして、...全文を見る
○小熊委員 先日、WTOは僕もう要らないと言っちゃったので、WTOは古いルールでどうしようかということをやっていますから、あらゆる角度からこれはしっかりやっていただきたいと思いますし、この投資協定とかに限らず、個人レベルでもどうしていくのかというのは、インバウンドもふえているわけ...全文を見る
○小熊委員 そういう意味では、こそくな租税回避をさせないようにしなければなりませんし、ひところ、パナマ文書などでも問題になりましたけれども、日本は、私の印象としては、ほかの先進国よりはそれほど多くなかったのかなとは思いますが、そういった部分についてもしっかり目を光らせていかなけれ...全文を見る
○小熊委員 財務省は自分のところで査定するんだから、人員をどんどんふやすように。そのときはやはりODAをちょっとふやしてもらわないと、それは賛成しかねるところもありますけれども。  あとは、この課題、一年前か二年前にやったんですけれども、現状は、国際的な電子商取引に対応している...全文を見る
○小熊委員 予算獲得、よろしくお願いします。  外務省におきましても、テロ対策についてはしっかり対応するということで、ホームページ上にも、我が国のテロ対策といったことが掲載をされております。  その中に、テロに対する基本認識が示されておりますけれども、テロ組織と直接かかわりが...全文を見る
○小熊委員 外務省のホームページにも指摘はされていて、今はちょっと言及はなかったんですけれども、組織的なものだけではなくて、特定の個人だけで、ローンウルフと言われるようなテロ行為も散見をされていますし、そこまでいっちゃうと本当に何が何だか、大変な状況ではありますが、しっかり対応し...全文を見る
○小熊委員 しっかり取り組んでいただくことが重要であるということでありますが、このテロ対策施設というのは、原発が攻撃を受けたときに大事故に至るのを防ぐかなめです。  本当にあってはならない二〇一一年の原発事故災害でありましたけれども、起きたことによって、そこにとどまることをしな...全文を見る
○小熊委員 ぜひ経産省も気をつけていただきたいのは、この停止命令に関してもいろいろな議論が今起きています。一つには、これを停止したら、また電力供給が間に合わなくなってくるんじゃないか、また電気料金が上がるんじゃないかということが指摘をされていますけれども、安全にまさるものはありま...全文を見る
○小熊委員 これは大臣には答弁は求めませんけれども、規制委員会はしっかり筋を通しているわけですし、厳しく守っていくということでは、再稼働はもうなされないというふうに思います。順次停止をしていくんだというふうに思います。  そうした意味では、ある意味、エネルギー外交といったものも...全文を見る
06月05日第198回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○小熊委員 国民民主党の小熊慎司です。  本日は、けさほどの理事会で委員長からも御紹介がありましたけれども、同僚の公明党の遠山委員が誕生日ということで、肝心の本人がいませんけれども。  また、今週の土曜日、六月八日は、日系アメリカ移民百五十周年という記念すべき日でありまして、...全文を見る
○小熊委員 もう既にチケットの抽せんの受け付けがありましたし、海外の情報発信にしても、呼び込むためにはなるべく早くこれをどうするのか結論を出していただいて、海外の方に、来やすいですよというようなお知らせをしていかなければいけないと思いますので、ぜひスピード感を持って対応していただ...全文を見る
○小熊委員 そうした入り口の部分が狭まってくると、物理的に処理できなくなれば、日本に来たいという人たちの数もそこでブレーキがかかってしまいますので、ぜひこの点についてもしっかりした対応をしていただきたいというふうに思います。  あわせて、今度は逆にアウトバウンドの方ですけれども...全文を見る
○小熊委員 限られた予算の中でやっていくわけでありますけれども、今言ったとおり、アウトバウンドもふえ、また多様化しているということであれば、これはスクラップ・アンド・ビルドだけでは対応できませんし、今、体制強化をしっかりしていくということで、それも加速度的にやっていただきたいとい...全文を見る
○小熊委員 さらに、この四月から施行もされました外国人の労働者受入れのやつも、あわせて留学生なんかも受け入れる場合に、在留資格の審査については、さきの委員会でも大臣からも答弁がありましたけれども、訪日目的の確認に直接面接を外務省、在外公館がしているということになっています。  ...全文を見る
○小熊委員 この件に関して、前回、副大臣にお越しいただいて答弁いただいていますけれども、また、この改正された入管法によって、この特定技能とかのやつで、日本語学校なんかの悪質業者もいるのも残念ながら事実で、それで日本語をしゃべれないのに入ってきてしまっている、これは取締りはどうする...全文を見る
○小熊委員 ここであえて比べはしませんけれども、今数も出ましたが、こうしたことに関して、いろいろ対応している外務省の件数と今述べられた法務省の件数では段違いがあります。その分、外務省にしわ寄せが来ています。  本来責任を、一義的に実行すべきは法務省の部分が多いです。でも、それが...全文を見る
○小熊委員 これは、しっかり対応をとってください。外務省としっかり連携をした上で取り組むことをお願い申し上げます。  次に移ります。  今度のG20の会合でも議題になるというふうにも言われていますけれども、いわゆるIT社会の進展、またビッグデータの活用などについて、これはもう...全文を見る
○小熊委員 これはぜひ、各国とも連携していくということですから、今回、G20の議長国として、まさに規制と競争性と、また、逆に、エンドユーザーの利益といったものを両立させていかなければいけませんし、また、一部では、こうしたグローバル企業は、デジタル課税、租税回避とも言われていますか...全文を見る
○小熊委員 以上で質問を終わります。ありがとうございました。
10月23日第200回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○小熊委員 立国社の小熊慎司です。  まず初めに、このたびの台風十九号で犠牲になられました皆様方、また被災されました皆様方に心からお見舞いを申し上げる次第でありますし、十九号はもとより、ことしは台風十五号など水害も多かったので、それらの水害に遭われた皆様にもあわせてお見舞いを申...全文を見る
○小熊委員 昨年の臨時国会でもこのテーマについて質疑をさせていただいて、そのとき外務大臣の河野さんからは、日本がリーダーシップを、しっかり責任を果たしていくという言葉をいただいているんですが、ことし、幾つかのランキングが発表されました。  これは海外のコンサルですけれども、一つ...全文を見る
○小熊委員 今出たアメリカの方では州法でもやっていますけれども、これは厳しくトレーサビリティーをやっています。逆に、日本の流通業者がそれをしっかり支えている、逆に民間の方がちゃんとやっているという、先行している事例もありますから。  徐々に魚種を拡大していくということであります...全文を見る
○小熊委員 次は、インバウンドの推進についてであります。  着実にこの外国人観光客、進んできているわけでありますけれども、受入れのさまざまな対応はもっともっと進めていかなければなりませんし、また、このインバウンドの中の七割以上が中国、韓国、香港、台湾といった近隣の地域からの人た...全文を見る
○小熊委員 連携はいいんです、それはもちろん連携してもらわなきゃ困るんですけれども。  だから、ざっくり言うと、済みません、私の年代は野球にすぐ例えちゃうんですけれども、普通のホテルはピッチャーが厚生労働省、民泊は観光庁がピッチャー。これじゃよくない。どっちもそれは、主体的な監...全文を見る
○小熊委員 それは多分、国際観光ホテル整備法といったものの法関係だというふうに思いますけれども、今言ったように、これは、すごい人数が来たら、その整備法の範囲内の旅館、ホテルだけではなくて、もちろん安いホテルに泊まる外国人もいますから、普通の旅館、ホテルに泊まったりもするわけですよ...全文を見る
○小熊委員 今言ったように、規制緩和とか、逆に、やはり守りの方なんですね。アクセルの部分が見えてこないという意味では、アクセルはやはり観光庁ですから、ぜひそこは今後議論していただきたいというふうに思います。  次に移りますから、観光庁もいいです。
○小熊委員 厚労省も。
○小熊委員 先ほど触れました国際的風評被害、これはいまだに、国内もそうですけれども、続いているところであります。  最近話題になりましたいわゆる汚染水、トリチウム水の課題についてでありますけれども、もちろん、事実だけ言いますと、世界じゅうの今事故の起きていない原発からもトリチウ...全文を見る
○小熊委員 これは、二年で僕は理解を得られるとは思っていません。であれば、先ほど言ったとおり、東電の敷地外の土地を使ってタンクをつくっていくという選択肢はありますか。
○小熊委員 これは、あと二年といって、半分おどされた感じがしますよ、福島県民。まず、スケジュール感は遅いし、物理的制約があると言っているけれども、一番は、やっぱり福島県民の心、漁業関係者の理解ですよ。ここがなければなりませんよ。それじゃなくて、やはり重要なことは物理的ですとかと言...全文を見る
○小熊委員 ぜひ、ボリュームの点についても御指摘いただいたので、これはしっかりと形にあらわれるようにしていただきたいと思いますし、技術の面じゃなくて、青年海外協力隊、またシニア層のボランティアたちがその国の農村に行って、技術供与じゃなくて、日本人として真面目に働いている姿を見て感...全文を見る
11月15日第200回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○小熊委員 立国社の小熊慎司です。  今ほど大臣がよい時期に秋田にと言いましたけれども、我が委員会としては、早急に委員会で視察を求めているところでありますので、委員の皆様においては御協力をお願いしたいと思います。  まず初めに、救難飛行艇US2についてでありますけれども、この...全文を見る
○小熊委員 もちろん防衛省だけのセールスに関しては、これ、河野大臣が前の担当の外務大臣だったら答えてくれたんでしょうけれども、やはり外務大臣も本当は売っていかなきゃいけなかったんですけれども、そういう経験があったのかどうかは今は所管ではないので聞くわけにはいきませんが、ぜひこれは...全文を見る
○小熊委員 大臣は多分知っていると思いますが、警察といっても、常駐して何十人もいるわけではないです。私も、あの事故が起きる前に福島の東電の原発を何回か視察したことがありますけれども、装甲車両を置いていますけれども、それを運転する人が毎日いるわけでもなく、常にいるのは普通の警備業の...全文を見る
○小熊委員 それは、今言ったとおり、通常であればこれは一カ所にまとめて処分して、この処分場はないんですけれども、でも、これは多分大臣が総理になったとしても、私が政治家やめるときになったとしても、ここにいる人が生きている間に最終処分ができるということはなかなか難しい状況に今日本はあ...全文を見る
○小熊委員 であるならば、これはとりわけ日本海側に多数存在をしていて、今この日本を取り巻く東アジア、朝鮮半島をめぐる情勢というのは緊張感があるというのは、たびたび政府から発信をしているところでありますし、先ほど申し述べたとおり、二年前の衆議院選挙のさなかでは、まさにその危機を、あ...全文を見る
○小熊委員 そういう意味では、私なりに検証しましたけれども、日本海側の原子力施設のある位置、防衛においてはそれだけじゃないですけれども、守らなきゃいけないものは全て守らなきゃいけないんですけれども、とりわけ先ほど言ったとおり、一たび攻撃されれば多大なる被害を及ぼすという意味では、...全文を見る
11月26日第200回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○小熊委員 立国社の小熊慎司です。  まず、田中大臣にお伺いをいたします。  先日の所信、大臣の発言の中で、インバウンドに関しては堅調に推移をしているという発言がありましたけれども、これまでもこの委員会でも、私は外務委員会にも所属していますので、このインバウンドに関して質問さ...全文を見る
○小熊委員 これはどうやって比べたか、去年と比べての伸び率で言っているんでしょうけれども。だから、もう全国は十年前と比べたら三倍になっているんですよ。それから比べたら、去年と比べたらそれは少しずつ伸びているから、ほかのところは大体もう高どまりになっているんでしょう。そういう見方を...全文を見る
○小熊委員 もうあと少ししかないんです。だけれども、僕はほかの委員会でも言いましたけれども、これは、敷地外、国が責任を持ってやれば、タンクは増設できるんですね。時間を区切って、福島県民を追い込むようなことはやめてほしい。  大臣、どう思いますか、このトリチウム水に関しては。
○小熊委員 ぜひ、大臣、お聞きしたいんですけれども、大阪の市長が大阪湾にと言いました。現実的な話かどうかは別として。大臣のところにも川崎の海がありますよ。ここにと想像してみてください。でも、それ言えますか。科学的に大丈夫であればオーケーじゃないですか、どこに流しても。実際、世界じ...全文を見る
○小熊委員 大臣がどう思うかということは、要するに、所管の委員会では、この間、外務委員会でも確認しましたけれども、敷地外も選択肢に入れると言いましたから、当分はそういうふうになっていくと思いますけれども、大臣自身がどう考えるか。被災者に寄り添う、被災地に寄り添うとはそういうことで...全文を見る
○小熊委員 だから、時間が進んでいるために、三十年じゃないんですよ。これ、大臣に言っておいてください。三十年後なんという話じゃないんだ。危機感がない。そういう中でやっています。  これ、減容化するんですよ。東京ドーム何十個分が全部県外じゃなくて、減容化していって、今、きれいにな...全文を見る
○小熊委員 まあ、これが実態ですよ、言えないんだもん。  皆さん、トリチウム水はまだ処理が決まっていないけれども、この減容化した土に関しては、全国で使えるのが対象ですから。使うとなったときに、どんな住民の意見やどんな風評被害が起きるか、想像できる人もいると思います。もしこれが県...全文を見る
○小熊委員 ぜひこれは、安心のところで努力してください。  私、たびたび言っていますけれども、かたい情報発信じゃなくて、ソフト的なアプローチが必要だと。映画やドラマやバラエティー番組、旅番組、これをどんどんどんどんつくっていかなきゃいけない。ぜひ、東電がスポンサーになって、海外...全文を見る
11月28日第200回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
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○小熊委員 立国社の小熊慎司です。  災害に遭われた全ての皆様方にお見舞いを申し上げつつ、質問に入ります。  前回の台風、私は福島県でありますけれども、それはいろいろな被害の程度がありましたが、全県的に被害に見舞われました。深刻な被害もあったわけでありますけれども、とりわけ稲...全文を見る
○小熊委員 今JAの話も出ましたけれども、JAの皆さんにも御協力いただいてこれをやっているわけですが、今言ったすき込みという話であると、田んぼの中でも偏っちゃっているので、やはり、逆に、分散させた上ですき込まないと田んぼにはよくない。  御承知のとおり、すき込むのが遅くなって、...全文を見る
○小熊委員 そうですね、福島県はJAさんが一生懸命頑張っているんですけれども。  今、軽トラック、三立方と言ったけれども、三立方積むためには、平ボディーですから、囲ってやらなきゃいけなくて、さらっと載せたら一立方積むか積まないかですし、今土地改良も進んでいて一つの田んぼも大きい...全文を見る
○小熊委員 この際に必要なのは、やはり情報がしっかり伝わっていくことだというふうに思います。一カ所がだめでも、その県全体がだめだなと思ってしまうのが、それは世間的なあり方であるというのは副大臣も御承知だと思いますので。  補助制度もありながら、いや、本当の被災地に行って復旧を邪...全文を見る
○小熊委員 副大臣は、党におられるときは、さまざまな、プロパガンダと言っちゃいけないけれども、いろいろやっていて、ITも活用していたとおりなので、役所がやることはかたいので、ぜひその今までの経験、知見を生かして、インフルエンサーなどを使う方が多分今の時代、いいということで、ぜひそ...全文を見る