小熊慎司

おぐましんじ

小選挙区(福島県第四区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数4(参1)回

小熊慎司の2020年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第201回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○小熊委員 共同会派立国社の小熊慎司です。  多核種除去設備等処理水、いわゆるトリチウム水等と風評被害についてお伺いをいたします。  まず、経産大臣に。  このトリチウム水の処理に関しましては、小委員会が設けられ、三年余り議論されてきて、過日、一月三十一日に取りまとめが示さ...全文を見る
○小熊委員 今大臣から出た関係者というのは、具体的に、また、地元というのはどの範囲をいうのか、想定しておられるのか、お聞きいたします。
○小熊委員 ということは、大気放出だと広い範囲になりますが、海洋放出であれば、これは福島ありきということですか、地元、福島県内にとどまるということであれば。
○小熊委員 もう一度認識を聞きます。  放出をする際にどうなのかということを意見を求めるわけですから、今あるタンクについての自治体の意見というのは、それは今もあるわけですから、いろいろな影響があるわけで、放出する場合に、どんな影響があって、どんな意見を持つのかということを意見を...全文を見る
○小熊委員 これは、具体的にそういう意見聴取をする公聴会なりというのも、小委員会でも公聴会を開いていますけれども、さらに政府として、そういった意味では、その関係者だけでなく、公聴会のようなものを開く予定は想定していますか。
○小熊委員 これは先ほど言ったとおり、福島県内の関係者だけ聞くと福島で放出することが前提となってしまいますので、しっかりそういう懸念を払拭できるような意見の聴取の仕方をしていっていただきたいと思いますし、これ、時間的にはどういうふうに今のところ、想定できる範囲で。
○小熊委員 今大臣言われたとおり、二〇二二年の夏までがもう限界、これは、東電の敷地内にタンク増設が限界だということです。  一方で、海洋放出をどこかに決めたといっても、準備に二年ぐらいかかるというふうに原子力規制委員長の更田さんが言っています。決めてからも二年ぐらいかかる、準備...全文を見る
○小熊委員 報告書は、私も指摘したとおり、大臣が今言及されたとおり、敷地外、新たな、東電の敷地のほかのところのは難しいという結論を導き出していますけれども、でも、大臣としては、敷地外も選択肢に入れて、保管を二〇二二年以降も続けられるようにするという選択肢も入れて検討するということ...全文を見る
○小熊委員 では、まずはこの夏までには一定程度の中間的な報告がなければならないと思います。そこで決めないのであれば、それは敷地外保管を入れなきゃいけないわけですから。そういう理解でよろしいですか。
○小熊委員 その大臣の思いはわかりますけれども、物理的に、この夏に決めなければ敷地外保管という選択肢をきちっと進めなければならないという今の現実は、大臣も認識していますよね。
○小熊委員 であれば、この夏にその手法を決めるということがなければ敷地外の用地確保に入っていかなければなりませんし、これ、夏までに決めるということで、この後外務大臣にも質問しますけれども、国際的な風評被害というのもしっかり対応しなければなりません。今韓国が、科学的根拠のない、風評...全文を見る
○小熊委員 だから、私は、これは報告書にもあるとおり、具体策は示していませんけれども、風評被害がゼロではないと。これまで政府が、また県が、地元の方々が盛んに努力してきて、遅々として進まずではなくて、遅々として風評被害払拭も進んできましたが、固定化もしている。また、復旧復興がやっと...全文を見る
○小熊委員 僕、この報告書も読んで、今の大臣のリスクという言葉がありましたけれども、地上保管したら、それは漏れたりなんだりしたときに影響があるからリスクがあるという言い方なんですけれども、この取りまとめでもそうですけれども、そのリスクのあるものを海に出すんですよ。  これは、処...全文を見る
○小熊委員 だから、それでは、今具体化されていないというのが危惧されます。夏までにはどうするかは、最終的な結論、もし、さっきから言うとおり、敷地外に保管を続けますよということであればまた時間ができるんですけれども、敷地外にやらないということであれば、二二年から海洋放出のことが実施...全文を見る
○小熊委員 僕はスケジュールありきで決めるわけにはいかないと思いますし、まだまだ時間がかかると思います。放出の場所も決定されていませんが、放出される場所が決定されれば、その地元理解だって相当の時間を要しますから。  そういう意味では、時間を確保するために、東電の敷地外の保管につ...全文を見る
○小熊委員 ありがとうございます。これは隣県ですから、その辺はわかっていると思うので、ぜひ、敷地外保管が実行できるように、その中で、まさにそれであるからこそ、大臣が言ったように期限を区切らないでいろいろな意見が議論ができるということですから。  次に移りますが、環境大臣にお聞き...全文を見る
○小熊委員 今大臣が言ったとおり、いろいろな過去の事例を紹介されたとおり、科学的根拠とは別に、その心理が働きます。これは消費者庁なり復興庁なりが一義的には取り組む話かもしれませんが、一番そういう環境を守ってきた省として、また、団体とのつき合いもある中で、逆に、環境省こそが、そうし...全文を見る
○小熊委員 最後の質問をしますけれども、安倍政権は、福島の復興なくして東北の復興なし、東北の復興なくして日本の再生なし、国が前面に立つ、閣僚全員が復興大臣という発言をしてきました。  今、復興五輪というのもありましたけれども、本当に復興五輪になったかどうかは、五輪の、みんなで盛...全文を見る
○小熊委員 以上で終わります。  ぜひ、決められる政治、小泉さん、心に刻んでくださいよ。実行に移してください。
02月25日第201回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○小熊分科員 立国社の小熊慎司です。  よろしくお願いします。  まず、新型コロナウイルス感染症についてお聞きをいたします。  今は、一日も早い終息が望まれるところでありますけれども、もちろん、国民、またあらゆる世界じゅうの人々の命が大事ではありますが、また一方で経済的な影...全文を見る
○小熊分科員 もちろんインバウンドもそうですけれども、国内、これから修学旅行時期を迎えて、私の娘も東京に四月に来ることになっているんですが、どうなるかということで今PTAや学校で話し合っているところでもありますし、国内の旅行もきちっと把握しなければなりませんし、あと、サプライチェ...全文を見る
○小熊分科員 これは比べるものではないのかもしれませんけれども、まさに九年前の東日本大震災原発事故災害の後の自粛ムードがやはりありましたが、それよりもちょっと広範囲にわたっているという実感がありますし、そのときの状況はまた違うんですけれども、広い範囲でこうした自粛が広がっていると...全文を見る
○小熊分科員 ぜひ幅広くこれをやらなきゃいけないということです。  さっき言ったとおり、飲食店から、流通が滞って回らない店舗や、そういった業種もあったりしているわけですし、まあ、部品が入らないで、なっているというのもありますし、こういったことをしっかり状況把握をして、このことが...全文を見る
○小熊分科員 ここでしっかりやって、いろんな、融資にしたって何か基準ができてくると思うんですけれども、震災のまさに風評被害対策も相当の因果関係がなければ払わないということになっていますけれども、これは、いわゆるいろんな経済事情とか人口減少とかがあって、何がそれで下がったのかがはっ...全文を見る
○小熊分科員 その際には、現時点に、原発事故災害での風評被害が相当の因果関係ということ、ほとんど無理な証明をさせようとしている部分がありますから、あそこまでいっちゃえば使えなくなりますし、そういうことのないように、しっかり今後の推移を見きわめながら適正な経済政策を打っていただきた...全文を見る
○小熊分科員 過日の予算委員会で、私がもう二年と、更田さんの言葉を使って言い切っていましたけれども、今答弁であったとおり、経産省としても二年程度かかるということの認識をお示しいただきました。  ということであれば、今の推移で処理水がたまっていくのは、二〇二二年の夏ごろに敷地内で...全文を見る
○小熊分科員 大臣の地元でも、漁協関係また県の方からも、早期の海洋放出には反対だという意見が寄せられているところでありますけれども、あらゆる選択肢ということであれば、小委員会の取りまとめでは、今の東電の敷地外はなかなか現実的に難しいということが一部示されていましたが、大臣の手元で...全文を見る
○小熊分科員 じゃ、その前段に、この御地元の漁協また県知事の方から意見が表明されましたが、そのことについてはどういった見解をお持ちですか。
○小熊分科員 小委員会の取りまとめでは、どんな方法をとったとしても、風評被害は完全に払拭はできないということも指摘をされています。ただ一方で、これまで、政府また関係者の中でやってきたことは、安全性をしっかり言っていくということは盛んに言われてきました。だけれども、それだけでは足り...全文を見る
○小熊分科員 であれば、今大臣、私も明確な答えを持ち合わせているわけではありませんが、もうこれはもがき続けるしかない、チャレンジし続けるしかない。ただ、そこで、科学的根拠で大丈夫だから、世界じゅうのどこの海でも流しているから流せというのは、我々はその論理は受け入れるわけにはいかな...全文を見る
○小熊分科員 であれば、海洋放出は、やるのであれば夏までにやらなきゃいけない、決めなきゃいけないんですけれども、二年の準備がかかるということですから、敷地外保管がなければですね。この半年間で、これは、いろんな地元、またさまざまな関係者の説明が必要だということになっていますが、この...全文を見る
○小熊分科員 これは茨城からも意見が寄せられているということであれば、福島県以外のさまざまな、そういう漁協とか茨城県とか、若しくは、風評被害であれば、その隣のまた隣の千葉県まで行った部分もありますから、そうしたものも想定をされていますか。
○小熊分科員 処分方法にもよるということですが、では、大気放出も検討して説明会を開くということですか。
○小熊分科員 大気放出であればより広範囲に関係地域が広まりますが、それも想定していろんな話合いを進めるという、説明会をやるということですか。
○小熊分科員 であるならば、これはかなりいろんな関係団体、対象者がふえますから、これは、今言った、敷地外の手続をとるのにも、土地を借りる、また法律を変えなきゃいけないです。  であれば、敷地外保管だって準備がかかりますから、これはやはり半年もたたないうちに、数カ月のうちに一定程...全文を見る
○小熊分科員 じゃ、一定程度の方向性は、期限を決めるわけではないといっても物理的な制約を抱えています。これは法律を変えたり土地を求めなければ、この夏には決めてやらなければならない。でも、それまでの間にそれだけ多くの説明をする機会ができるのか。何回も、毎日のように説明会をやったって...全文を見る
○小熊分科員 大臣に認識を持ってほしいのは、タンクにずっと抱え続けるのもリスクですという言い方が小委員会の取りまとめでもありましたけれども、これはそもそもあのタンクの八割がちゃんとした処理じゃないから不安なんですよ。完全トリチウム水だったらまた別の言い方があるんですよ。さも置いて...全文を見る
○小熊分科員 これを海洋放出するにしても、どういう基準で流すか、その幅がありますから、でも、そうするとやはり何十年かかるわけですよ、一定程度の基準であれば。であるならば、やはり、また予算がかかるかもしれませんけれども、一次処理でだめだったものは早急に二次処理してそれをためておくと...全文を見る
○小熊分科員 ぜひ、私は、二年後に海洋放出というのはあり得ないというふうに思いますし、それは大臣の地元の茨城の多くの方々も同じ思いだというふうに思います。  長期保管する上では、早期の決定をして、敷地外保管、これはいろんな手続、土地の取得、借り上げ、必要ですから、早急に準備に入...全文を見る
○小熊分科員 長期保管するということは敷地外になっていきますから、その水がどういう水になっているのかということの心配もされますから、ぜひそれも同じく並行して検討をしていただいて、まさに地域の方々、被害者の方々、それぞれの地域の住民の思い、漁業者に思いを寄せていただいて、決定を早急...全文を見る
03月06日第201回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○小熊委員 立国社の小熊慎司です。  同僚議員もしていましたが、新型コロナウイルス感染症についてお聞きをいたします。  世界的な広がりを見ています。今、大臣も、しっかり数字を見ていくということでありましたけれども、私も、地元で会合がなくなったりして、過去のいろいろな感染症のド...全文を見る
○小熊委員 薬の開発にも時間がかかるということも指摘もされていますし、これはしっかりとこの病気の撲滅のために協調関係の中で取り組んでいかなければならないんですけれども、現場サイドを見る、実際の社会を見ていると、これはかつて、ちょっと質が違うところもありますが、福島県民が震災後いろ...全文を見る
○小熊委員 正しい情報発信の中でも、なかなか、それぞれの国の事情もありますけれども、いわゆる世間的な感覚というのは、科学的根拠に基づかない判断をしてしまう人がどうしても社会の中に一定程度いますし、震災から九年たった今でも風評被害が根強く一定程度残っているということもおわかりのとお...全文を見る
○小熊委員 私は、これも実際に今後派遣されたときにまた議論していきたいなというふうに思っていますが。  日本が、平和外交また地球儀を俯瞰する外交を、安倍政権のもとで。地球儀を俯瞰するといっても、実は、松本委員長が言葉がおかしいと何年か前に言っていまして、地球を俯瞰するというのが...全文を見る
○小熊委員 宇宙空間の安全保障上の必要性というのは私も感じますけれども、今のところは国際的な、大臣が言うとおり、ルールがちょっと欠けている部分がありますから、ぜひ日本が主導して、新たなルールづくりのもとに適正な宇宙空間の利用が国際的になされるようにしていただくよう、取組をより一層...全文を見る
○小熊委員 拡大に関しては、より、絞るのではなくて、しっかり魚種をふやしていくということが重要だと思いますので、そういった方向でしっかり対応していただきたいと思います。  ただ、一方で、魚種をふやしていくと、確かに漁業者の負担、またいろいろな、これは日本全体でやりますし、各地域...全文を見る
○小熊委員 今言われたところ、沿岸や沖合、また漁法によっても立場が違ったりします。地域によっても違うということで、幅広くいろいろな関係者でやっているということですが、これはやはり、その議論、利害調整の場はオープンでなければなりませんし、決まった後に意見がまた噴出してしまわないよう...全文を見る
○小熊委員 決まった後に不公平性や非透明性が不満を引き起こしますので、ぜひその点についてはしっかり留意をしていただきたいというふうに思っています。  先ほども答弁の中にもありましたけれども、水産業におけるICTの活用を推進しようとして、今取り組んでおられますし、議論も深まってい...全文を見る
○小熊委員 ぜひ、今の議論してきた中でのいろいろな電子情報というのをもっともっと推進をしていかなければなりません。なおかつ、水産庁の中でも、縦割りでその情報が共有化されていない、利活用されないということも、現時点でまだ課題が積み残されているというふうに思います。  ぜひ、電子的...全文を見る
○小熊委員 茂木外務大臣も、海洋秩序は重要で、日本がこれをリードしていくんだと言っている割には、水産庁のこれまでの取組は、足かせになっていた部分が、足を引っ張っていた部分がありますから、ぜひ、さらなる努力で挽回をしていって、まさに水産資源を守っていく、海洋資源を守っていくという分...全文を見る
○小熊委員 ぜひ大臣、一緒に、フェニックスルートの開発をやっていくためにも、和田さんのところの宮城も大事だからそれもやりますけれども、ぜひこれから取り組んでいきたいというふうに思いますので、よろしくお願いをします。  以上で質問を終わります。  ああ、じゃ、言いますか。
○小熊委員 ありがとうございました。
03月10日第201回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○小熊委員 立国社の小熊慎司です。  あすで丸九年、全てのお亡くなりになられた方々、被災された方々に哀悼の意とお見舞いを申し上げつつ、現在でも震災関連死の方々がいらっしゃり、ことしは残念ながら新型コロナウイルスへの対応ということで政府主催の追悼式が中止、また、私、地元の福島の追...全文を見る
○小熊委員 これは比べるのが適当ではないのかもしれませんが、広島や長崎の原爆の追悼式、これはそれぞれの市が主催をしており、政府関係者が参列するという形をとっています。もちろん、地元にも、閣僚がそれぞれの地元の追悼式に出てほしいという意見があるというのも、検討になった一つの意見、あ...全文を見る
○小熊委員 ぜひ、これは打切りありきではないという形で受けとめましたので、まさに風化をするんじゃないかというおそれから、地元でも逆に政府主催を打ち切ることに反対をしている人もいますから、慎重にこれは検討していただきたいというふうに思いますし、国が前面に立つと言っていながら、これを...全文を見る
○小熊委員 次に、ちょっと汚染土についてお聞きしますけれども、これは再利用について。八千ベクレル以下のものを遮蔽したりして再利用していく、今、実証実験も県内で行われているところでありますけれども、これをやっていけば中間貯蔵施設になっているあの土が大幅に減容化できるということですが...全文を見る
○小熊委員 であるならば、今言ったように全国ですよね、対象地域は。  田中大臣にお聞きいたします。  風評被害にも前面に立っています、言われました。僕はもう常々言ってきましたけれども、大臣というか我々自身がそれぞれ、岩手、宮城、福島だけではなくて、皆さんの家庭も現場だという話...全文を見る
○小熊委員 聞いたことは、汚染土を、これはさっき石原環境副大臣がおっしゃっておられた全国が対象ですから、じゃ、復興大臣として前面に立つ、復興のトップに立っているわけですから、これは大事な話ですから、大臣の地元ではどうですかという話です。
○小熊委員 そうなんですよ。これは、大臣だけではなくて、我々自身の問題でもあります。私だってこれは、浜通りじゃなくて会津ですから、会津の造成に使えと言ったら、それはなかなかしんどいですよ。  でも、これは、じゃ、どうなるかといえば、八千ベクレル以下は再利用しますよと言っていなが...全文を見る
04月03日第201回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○小熊委員 共同会派、立国社の小熊慎司です。  新型コロナウイルスによってお亡くなりになられた方、また、今罹患されている方にお見舞い申し上げますとともに、この終息のために尽力をしている全ての皆様方に感謝と敬意を申し上げる次第であります。  これは未曽有の国難と位置づけられてお...全文を見る
○小熊委員 この後、一年の猶予、一年後にどうなるかというのはまだ予断を許しませんけれども、こうした中で、しっかり福島の明るい姿を世界に情報発信をしていくということを意識しながらも、こうした悪いニュースが一方であるというのもまた、復興半ばでありますし、原発事故災害は継続中の災害です...全文を見る
○小熊委員 九年前の災害被災地は広範囲に広がっていますが、ぜひ意識していただきたいのは、原発事故災害はまだ継続中の災害だということでありますから、そこはしっかりその点を注視をしていただきながら、情報発信、取組をしていただきたいというふうに思います。  オリンピックについては、後...全文を見る
○小熊委員 次に、またコロナウイルス対策の対応についてでありますけれども、これは国内の終息が大変重要であり、全精力を傾けて行っていかなければなりませんが、これは世界に広がっているわけであります。しっかり地球を俯瞰する外交として、日本も人道支援をこれまでやってきた経緯もありますから...全文を見る
○小熊委員 国際機関にやってくれというのは、この後もちょっとあるんですけれども、中国にそんたくをしていると言われているテドロス事務局長が日本の支援金に対してもちょっと異例のリップサービスを行っているのがニュースで流れていますから、それは知っているんですが、今言ったとおり、二国間の...全文を見る
○小熊委員 水際対策もやりながらこれもまた対応していかなければいけないということで、大変な中でありますけれども、しっかり対応していっていただきたいというふうにも思います。  また、新型コロナウイルスによって、言うなれば、在留邦人も、在外邦人もいますが、とりわけその子供たち、日本...全文を見る
○小熊委員 今言われたとおり、国によって違いますから、相当期間学校を閉鎖するという国もあるということも私も承知しています。そうした点においては、そうした国々、長期に休校してしまう指示が出ている国のとりわけ支援といったものはしっかり文科省が支えていくべきだと思いますので、その点、注...全文を見る
○小熊委員 今の答弁で、これは与野党を含めどういうふうに印象を持たれたのか、それぞれであると思いますが、私、印象ですけれども、今の答弁では、心底、事の重大さというか、反省をしていない、また同じことを今後やってしまうんじゃないかということを、懸念を抱かざるを得ませんでした。  も...全文を見る
05月08日第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○小熊委員 共同会派立国社の小熊慎司です。  年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律案について質疑されているわけでありますが、この際、新型コロナウイルス対策についてお聞きをいたします。  罹患された方、また、このことによって亡くなられた方々にお見舞いを申し...全文を見る
○小熊委員 そうされたからそんたくしちゃいけないということを言いたかったんです。  事務局長は、国際的に中国へのそんたくが指摘をされています。もちろん、中国悪者論に私は乗っかるわけではありませんし、それは、橋本副大臣ともいろいろな中国への取組を毎年させていただいていることで、わ...全文を見る
○小熊委員 個人というよりは、機関の人間として初動態勢の不備が言われているわけですよ。そこが中国へのそんたくにも大きくかかわっているのではないかということですから、個人への見解ではなくて、まさに世界の機関のトップとして正しいリーダーシップを発揮したのかということにもかかわってくる...全文を見る
○小熊委員 終息した後ではなくて、先ほど言ったとおり、これは走りながら考えなければならないと思っています。終息したといっても、第二波、第三波だって来るということがあるので、今のWHOのあり方が正しくないのであれば、これは走りながらも改革をしていかなきゃいけない。  世界連携は重...全文を見る
○小熊委員 それは官僚答弁なんだけれども、それで官僚答弁としてはいいんですが、実際、このとき、ドイツも支持しているんですね、WHOを。フランスも支持しているんですけれども、四月の末になって、アメリカのトランプ大統領とフランスのマクロン大統領が会談をした後では、今度はフランスは改革...全文を見る
○小熊委員 終息が大前提でありますが、ただ、走りながらもやっていくべきこともありますので、その点についてはしっかり留意をしてやっていただきたいというふうに思いますし、折しも、本当に残念でありますけれども、橋本副大臣のお父様の首相補佐官を務められた岡本行夫さんが亡くなられて、私も何...全文を見る
○小熊委員 そうしたエッセンシャルワーカーの方々が生活の維持に大事なわけで、自粛生活をしながらも、活動自粛をしながらも、社会は維持していかなければなりませんから、そうした方々は非常に大事なわけであります。  ただ、この人たちが感染症のリスクにもさらされているわけでありまして、こ...全文を見る
○小熊委員 今までの説明の中での大まかな定義の中で、また対処の中で、これはエッセンシャルワーカーに入っていないんですけれども、私の地元の福島の東電の第一原発の廃炉作業にかかわる作業員の方々、これも、一日たりとも復旧復興また廃炉をおくらせるわけにはいかない、ただでさえおくれているわ...全文を見る
○小熊委員 これは、副大臣もわかるとおり、三千人から四千人の方というのは、個人情報があるから私も詳細を把握はできていませんけれども、地元の人だけじゃないんですよ。他所から大勢が来ているわけです。アパートを借りたり、若しくは旅館に泊まったり、遠く福島市の旅館に泊まって通っている人た...全文を見る
○小熊委員 国が前面に立つということがまずあった方がいいと思います。作業そのものは東電が一番目でありますけれども、国が前面に立つ意識を絶対外さないでこれをやっていただきたい。  法案の審議をする予定でありましたが、重要なコロナの件でありましたので、この法案の審議ができなかったこ...全文を見る
05月13日第201回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○小熊委員 共同会派立国社の小熊慎司です。  新型コロナウイルス感染症について、まずお伺いをいたします。  過日も委員会で質問させていただきましたし、今の同僚の山内委員からもありましたとおり、国内の感染終息を万全の体制で目指さなきゃいけないという中にありながらも、国際的な連携...全文を見る
○小熊委員 供給状況は次の質問でやろうと思っていたんですが、今答えていただいたので。  まあ、そういう状況の中で、ただ、これは臨床研究目的なので、原則二十人分、最大でも百人分ということでもありますが、でも、これは、今大臣が言われたとおり、世界じゅうがある意味注目をしていただいて...全文を見る
○小熊委員 今後、柔軟に対応していただけるということでもあります。もちろん、まず国内の終息に万全の体制で臨まなければなりませんから、そうした中でも国際連携をしていくという中で、状況に応じてやっていただきたい。  今大臣からもありましたとおり、これは、アビガンだけではなくて、ほか...全文を見る
○小熊委員 その方向性、非常に大事でありますし、更にそこを突き詰めていけば、今起きていることというのは、まさに先ほど米中の話をさせていただきましたけれども、アメリカの大統領選があるから、そうした選挙の背景もあるかもしれませんが、アメリカもどちらかといえば覇権争いに、ポストコロナの...全文を見る
○小熊委員 具体的には言えないんでしょうけれども、ぜひ、まさに覇権争いではないという視点においては、中国やアメリカの覇権争いに巻き込まれている国もあるのも事実ですから、そうしたことにしっかりフォーカスをして、そういう影響力を排除していくためにも、少しピンポイントでそういう国々への...全文を見る
○小熊委員 そういう中で、終息が先ほどから言うとおり前提ではありますが、でも、一次補正にもゴー・トゥー・キャンペーンなんというのは入れていますから、これは国内の中でも、それから、和田さんの地元は私の隣、宮城ですけれども、緊急事態宣言も、これは宮城にしろ福島は解除はされていくんだと...全文を見る
○小熊委員 そこで、いわゆる受入れというのは、ある意味、観光業の人だけではなくて日本人全体でやらなきゃいけない中で、いわゆる福島県民が味わったような差別や誤解や偏見といったものも排除していかなければ、まさにおもてなしができないわけでありますし、観光業に携わる方々も大手を振って外国...全文を見る
○小熊委員 国際的な連携という言及もありました。そういう中で、ユネスコの方から各国政府に対して、独立系報道機関の不可欠な役割を損ないかねない表現の自由規制を課すのでなく、権力者にとって不都合な検証済みの情報や、十分な情報に基づく意見を発表することがあったとしても、ジャーナリズムを...全文を見る
○小熊委員 ぜひ、このファクトチェックに関しては日本は欠落している部分があると受けていますから、命にかかわる問題でもありますので、しっかりその点を留意しながら、今後、また改善をして対応していただきたいというふうにお願いを申し上げ、質問を終わります。  ありがとうございました。
05月21日第201回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○小熊委員 共同会派、立国社の小熊慎司です。  復興庁設置法等の一部を改正する法律案について審議をしたいというふうに思います。  今ほど玄葉委員が質疑されましたとおり、新たな十年というよりは、これはとりあえずの十年と言ってもいいのかな。復興に関しては長期にわたる取組が必要だと...全文を見る
○小熊委員 先ほど玄葉委員が指摘したとおり、しっかりとしたリーダーシップが図られなければなりませんし、この福島の再生、復興なくして日本の再生なしというふうに、言葉はいいんですけれども、その中身が伴っているかどうかという意味においてはまだまだ足りていない部分がありますし、毎年のよう...全文を見る
○小熊委員 言葉は整っているんですけれども、落ちついたらって、何をもって落ちつくのかというのが、今聞いても多分答弁では返ってこないでしょうし、これはある意味で私もわかりません。  緊急事態宣言が解除されたとしても、第二波が来るんじゃないかということのおそれがある中でこれはやって...全文を見る
○小熊委員 これは、大臣、最初の答弁からすると、コロナ禍においてまた考え直さなきゃいけないというのが現実であります。でも、こうやって粛々と動いちゃっているんですね。公募の状況も、これは通告していませんから聞きませんけれども、これも、コロナ禍とコロナがない状況では、多分公募の状況も...全文を見る
○小熊委員 ぜひ、今大臣言われたとおり、観光というのは非常に重要な産業です。復興においてでも重要な柱となってくるわけであります。  これは公募を一カ月延ばしたからといって対策がとられたとは思いません。一カ月後に状況ががらっと変わっているわけでもありませんし、これはまだ期間的には...全文を見る
○小熊委員 私は、まだこれは時期尚早だ、議論が深まっていないということで、では、二年後に東電の敷地内ではもう満杯になってしまうということが指摘されています。海洋放出を決めたとしても、この準備には二年程度かかるという答弁も以前のほかの委員会でいただいていますから、そういう意味では、...全文を見る
○小熊委員 大臣じゃないのでそれ以上踏み込めないんでしょうけれども、ただ、時間はありません。  私は、安易な決定に至らぬためにも、これは時間はかけなければいけませんから、ただ、東電の敷地内にも限界がありますから、敷地外保管、しっかりできるように、その選択肢をしっかり進められるよ...全文を見る
○小熊委員 ある意味、福島県においてはエッセンシャルワーカーでありますから、ここでクラスターを発生するわけにはいきませんので、ぜひ万全の体制をとっていただくと同時に、他県の人の作業員また技術者がいるということですから、ぜひ地元の不安がないようにも、関係自治体、地域においてのそうし...全文を見る
○小熊委員 この廃炉、非常に重要な、また長期にわたる取組でありますから、しっかり取り組んでいただきたいのと同時に、コロナにおいては経済の再生が大事で、電力事業も大事であります。ただ、この原発災害への対応といったものはまた更に重要でもあります。  この後に質問する山崎委員が今まと...全文を見る
05月22日第201回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○小熊委員 共同会派、立国社の小熊慎司です。  条約の質疑に入る前に、昨日、報道等でもありましたけれども、国際オリンピック委員会、IOCのバッハ会長が、一年二カ月後の状況は誰にもわからないとはしながらも、来年夏に開催延期されている東京オリンピック・パラリンピックについて、安倍総...全文を見る
○小熊委員 これは復興五輪というふうにも位置づけられておりましたし、延期発表前、直前まで、私の地元の福島県では、聖火ランナーがスタートする地点でもありましたので非常に期待をしていたわけでありますが。来年の開催に向けて、これは、本当にバッハ会長が言うとおり、コロナを全世界的に終息さ...全文を見る
○小熊委員 ぜひ、一年二カ月後、どうなっているかわかりませんが、しっかり開催に向けて取り組んでいただきたいというふうに思っております。  次に、条約に移りますので、河村審議官はもう結構でございます。
○小熊委員 条約について質疑をさせていただきます。  日・ベトナム受刑者移送条約、今ほど質疑をされました大西委員とも重なる部分もありますので、その点については割愛をさせて議論を進めたいというふうに思っております。  在日のベトナム人が増加をしていて、残念ながら犯罪件数も上がっ...全文を見る
○小熊委員 あわせて、これはコロナによって多分動きはとまっているとは思いますが、今年度来日予定の技能実習生の今の状況をお聞きいたします。
○小熊委員 数年前にベトナムの政府の方とお話ししましたら、特に留学生、累積ですけれども、世界的にはアメリカや中国の留学生が多いのが普通ですが、ベトナムにおいては日本が、中国、アメリカを合わせても、累積では日本の方が留学生が多いんですよということを教えていただきました。非常に日本に...全文を見る
○小熊委員 ぜひその点、実際、本来的には、日本に来たい、日本で働きたい、日本で学びたいというベトナム人の多くは、これは、日本が好きであり、日本をまた目標にしながら努力をしたいというところで来られているのが多いというふうにも思いますし、今、原因についても、一概には言えないけれども、...全文を見る
○小熊委員 ぜひこれは、きょうはお呼びしていないんですけれども、法務省の役割というのも非常に大きいものでありますし、今、法務行政が揺らいでいるさなかではありますが、その辺、外務省がしっかりリーダーシップを発揮して、法務省との連携も進めながら、本来、受刑者が発生しないということが理...全文を見る
○小熊委員 次に、今回、条約も審議になっているスウェーデンとフィンランドは、いわゆる海洋国家であります。スウェーデンは歴史的に大陸国家的な政策をとってきた点もありますけれども、いずれにしろ、この二つの海洋国家は、現在、脱原発の国際的な流れの中で、非常に洋上風力発電についても力を入...全文を見る
○小熊委員 現在、取組の中で、三つの区域ですか、促進区域指定を受けるべく現場で調整が図られていますけれども、今回のこのコロナの影響で、その協議会などのスケジュールに影響が出ているのではないかというふうにも思われております。  今後の洋上風力発電の促進区域指定などのスケジュールに...全文を見る
○小熊委員 コロナにしっかり対応していかなければいけないというのは優先事項でありますけれども、今回こうして条約の審議もしている中で、経済も動かしていくための、ある意味支える社保協定でもあります。先ほど答弁にもありましたとおり、いろいろなサプライチェーンも含めれば世界連携が必要で、...全文を見る
○小熊委員 次の質問に移りますけれども、このコロナ禍において、今ほど話題にもなりましたサプライチェーンの問題も指摘をされましたが、一方で、食料の安全保障についてもしっかり対応をとっていかなければならない点、日本の食料自給率の低さがまたあらわになったというふうにも理解をしております...全文を見る
○小熊委員 いろいろな形で、これは二次補正にもかかわってきますけれども、今現在聞いている農業分野においても、政府においては支援策を考えているというところでありますが、支援したとしても、人手がなければ動かせない。まして、もう農業が忙しくなってくる時期になってきている中で果たして間に...全文を見る
○小熊委員 それで、新たに今後の方向性として、アフターコロナ、実際、コロナが完全に終息しなければ、コロナウイズという言葉もあって、コロナがある状況の中で経済を動かし、世の中を動かしていくという意味では、これまでも農水省においては、小規模農業についても支援はしてきましたけれども、今...全文を見る
○小熊委員 この点については、後日また外務大臣と、これは、将来的に外務大臣が各国に行って食料を買い求める、そういう交渉をしていくというような状況が起きないように、食料の安全保障も大事でありますから、ぜひ後日また大臣とも議論したいというふうに思います。  以上で終わります。ありが...全文を見る
07月08日第201回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○小熊委員 立国社の小熊慎司です。  まず冒頭、今回の豪雨災害で被災された皆様方、亡くなられた皆様方にお見舞いを申し上げますとともに、災害対応に当たっている自衛隊の関係者に深く敬意と感謝を申し上げ、また、そのトップである河野大臣においても御奮闘されていることに感謝を申し上げる次...全文を見る
○小熊委員 今の発言に関しての深掘りはこの後の委員がやりますけれども、我が国の独自の判断でアメリカに頼んだんだという趣旨でありましたが、であれば、今回、いろいろな経緯でイージス・アショアのふぐあいがわかったわけでありますし、それについて、では、買うという判断をしたときに、防衛省の...全文を見る
○小熊委員 今回、イージス・アショアの場合、地元説明に落下について大丈夫だという説明をしてきましたが、私が調べた限りでは、今並べられた兵器の、例えば地元というか、配備されている地域において、そういう説明はしてこなかったというふうに思います。今回、イージス・アショアにおいてこれが焦...全文を見る
○小熊委員 今、自走のやつがありましたが、自走するやつであればどこでどういうふうになるか、PAC3も含め、あるわけですよ。一部識者からは、核兵器が飛んできて落下物を気にしている方がおかしいというふうな意見を言う人もいますけれども、それは一つの意見ではありますが、とはいえ、やはりそ...全文を見る
○小熊委員 秋田でイージス・アショアが停止になりましたから、秋田のやつはどんどん、有力な候補地として挙がっていますから進めていってほしいなというふうに思いますし、河野大臣が戻ってきたので、今、韓信の股くぐりか何かあれですけれども、脱原発のトップランナーとして頑張ってこられています...全文を見る
○小熊委員 最後に、大臣に聞きたいんですけれども、これは防衛の設備が万全の機能を発揮することが大前提ではありますが、今までいろいろな利益がぶつかっていて洋上風力発電が進まなかった側面もあります。これは柔軟に対応しながら、両方が並び立つように、ぜひ、脱原発の雄であった大臣にもこの点...全文を見る
○小熊委員 大臣に答弁を求めていない突然のあれでもしっかり答えられた、さすがだというふうに思いますので、ぜひ河野総理誕生の際には脱原発を推進できるように御期待を申し上げ、質問を終わります。  ありがとうございました。
11月13日第203回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○小熊委員 立憲民主党の小熊慎司です。  まず、茂木大臣に質疑をさせていただきます。  先日、あるテレビを漫然と見ていたんですけれども、ある番組で、ちょっと発言が許せないものがあったものですから。  そもそも、外交というのは、前近代的には、一部の人間がやって、秘密主義でやっ...全文を見る
○小熊委員 これは、前段には、大臣への待遇とか国会議員をアテンドしたりするみたいな話があったので、そういうことを捉えて言っているんだろうなと思いましたし、たかだかと言っては悪いんですけれども、たかだか二年しか財務省にいない山口何がしさんに言われてしまうというのは、だからこれは、あ...全文を見る
○小熊委員 私も超党派の太平洋島嶼国議連の役員の一角を担わせていただいていますし、何度も言っていますけれども、私の妻も協力隊でサモアという国に行っていたという経緯もあります。自分としても、島嶼国の連携を政治のテーマの一つとしています。  来年、島サミットも三重県で開催をされると...全文を見る
○小熊委員 次の質問まで答えていただいていたんですけれども。まだ一番目の質問だったんですが。  まさに、国際機関で経験を積んだのを育てていくということなんですけれども、いわゆる語学力というのもありましたけれども、今言った余っている大学院生、博士号をとった人たちというのは、海外で...全文を見る
○小熊委員 大臣のために、英語、フランス語ができる人が変な人が多いというのは大臣の個人的な見解で、周囲の人間の見解であるということを一応たださせていただいて、英語、フランス語ができる人でもすばらしい人はいるということを申し述べて次に移ります。  今課題になっています東電の福島第...全文を見る
○小熊委員 それでは今結果が出ていない。地元も具体的な風評被害対策になっていないという評価でありますから、引き続きこれは議論していきたいと思います。  ありがとうございました。
11月18日第203回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○小熊委員 立憲民主党の小熊慎司でございます。  きょうは、イギリスからツイッギーが来日した日ということで、イギリスに関連する質疑をさせていただきますけれども、包括的な経済上の連携に関するグレートブリテン及び北アイルランド連合王国との間の協定、いわゆる日英EPAについて質問をさ...全文を見る
○小熊委員 大臣に答弁を求めていなかったんですけれども、この質問は。何か、御苦労というか、ありましたか。
○小熊委員 ありがとうございます。  これまでの、合意に至るまでのそれぞれの国内でのアプローチというか経過をたどってみますと、イギリスにおいては、意見募集のための情報文書が出て、国民、また各業界団体、さまざま意見、百以上集まったというふうにお聞きしていますけれども、その後、イギ...全文を見る
○小熊委員 今、大臣答弁で、日・EUがベースになっておりますから、それでも、英国はそういう国内的な経過をたどりました。これは、ここでこれ以上の議論は避けますが、ぜひ、やはり、国民の支持を得て進める外交という意味においては、こうした意見募集のための情報文書をしっかり出していく。意見...全文を見る
○小熊委員 ありがとうございます。  先ほど言ったとおり、TPPにどう呼び込んでいくか。まず、先ほども答弁がありましたけれども、これはイギリスがそれを望んでいるというか、検討しているということでもありますので、より具体的に、どのように今後イギリスにアプローチをしていくのか、お答...全文を見る
○小熊委員 そもそも、日本とイギリスとの貿易、これは重要な友好国ではありますが、客観的に見れば、日本の貿易全体の中の輸入が約一%、輸出が二%と、量に関しては非常にちっちゃいわけでありますけれども、しかし、今回のこのEPAの意味というのは、今後のいろいろな世界とのかかわりの中での大...全文を見る
○小熊委員 ぜひこれは、国内においてはデジタル庁の設置もされるわけでありますので、国外との関係の中でもこうした分野における進展は必要ですし、この日英EPAの成果というのは、ある意味、その先のいろいろな波及効果ということを考えれば、今大臣の言っていただいたとおり、ほかの部分に関して...全文を見る
○小熊委員 適切にというところ、より具体的に答えられませんか。
○小熊委員 今言及になられた三つの柱の一つ、5Gやその他デジタルテクノロジーに関する機器の供給に関して、イギリスは中国に依存している。  こうした状況を回避するために、今言われた、イギリスだけじゃない、フランスもと言いましたけれども、イギリスが提言したのが、G7に加えて、オース...全文を見る
○小熊委員 これはその後そんなに動きがないというふうにも捉えていますが、先ほど大臣がおっしゃられたとおり、自由で開かれたインド太平洋の実現の中で、その柱にもこうしたものが織り込まれております。  これは、うがった見方というか、ちょっと激しい言葉を使えば対中包囲網というふうにも捉...全文を見る
○小熊委員 ぜひ、この分野に関しては寡占状態を許すわけにはいきませんから、もちろん中国のこうした行き過ぎた対応、また一方で、自由主義陣営でもGAFAがちょっと大きくなり過ぎているという議論もアメリカの中でありますので、やはり日本がしっかり世界の利益のためにこの分野に関してもリード...全文を見る
○小熊委員 これまでのこの協議の中で課題、障害となってきたものが死刑制度であります。この点についても、この大筋合意に入ったんですか。相当この六年間の協議の中で、オーストラリアは死刑制度がありませんから、日本にはあるということで、これが大きな障害になってきて、時間もかかってきてしま...全文を見る
○小熊委員 では、外務省か法務省か、どちらかに答えていただきたいんですが、報道ベースでまたその議論の過程を見ていると、折り合いをつけるためにはどうするかという中で、公務外でオーストラリアの軍人が日本で罪を犯し、死刑相当の罪を犯してもそれを適用しないということでまとめようとしている...全文を見る
○小熊委員 変更は求めないと、今、鷲尾副大臣。田所副大臣は、一概には言えないと。一概には言えないということは、そういったことも可能性があるという含みとして捉えていいですか。田所副大臣、どうですか。
○小熊委員 いや、今の具体的に交渉中のことを言ってくれという話じゃなくて、鷲尾副大臣は、お互いのそういう法律には踏み込まないと言っているのであれば、それはケース・バイ・ケースなんという答弁にはならないはずなんです。田所副大臣は、場合によってはあるかもしれないという答弁ですよね、そ...全文を見る
○小熊委員 端的に言えば、鷲尾副大臣は、お互いそういうものには踏み込まないと言ったんだから、そのとおり、ちょっとずれがあるように思いますが。  実際、これは私も丹念に追っかけさせていただいていますけれども、六年間の協議の中で、死刑制度がこの円滑化協定交渉の中で、これが課題になっ...全文を見る
○小熊委員 これは、私はあってはならないと思います。仮定の話には答えないということですし、交渉中ということでありますが、一部報道等で仄聞しているような結果に終わるということは、日本人とオーストラリアの軍人が最高刑が違うということは、あってはならないことになりますし。  もちろん...全文を見る
○小熊委員 ぜひ、これは慎重にじゃなくて、菅政権お得意の、総合的に、俯瞰的にしっかり問題を捉えて国民的議論に資していただきたいと思いますし、きょう出た、法務副大臣、漆原先生に誕生日おめでとうと電話して、死刑制度について教えてくださいとやっていただきたいと思いますよ、きょう、誕生日...全文を見る
12月01日第203回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○小熊委員 立憲民主党の小熊慎司です。  まず、処理が完璧ではない、七割以上が汚染水のままである、政府は処理水と言っていますけれども、トリチウム水についてお伺いをいたします。  この扱いについては、適切なタイミングで結論を出すというふうに述べていますけれども、また、これは経産...全文を見る
○小熊委員 具体的に客観的に、その適切なタイミングというのは何ですか、それを聞いているんですよ。丁寧に丁寧にと言っていますけれども、時間は迫っているわけですよね。継続保管は望まないというのはほんのわずかですからね。それで鬼の首をとったように、今の説明はちょっと許しがたいんだけれど...全文を見る
○小熊委員 これは多分出てこないんでしょうけれども。  責任を持ってというのは、先ほど言ったとおり、どういう自覚があるのか。これは、私は納得者が出なければ、責任を持つということに、見切り発車してはいけないというふうに思いますよ。その辺の感覚についてはどうですか。
○小熊委員 科学的スタンスは、もちろん科学的根拠を示すのは大事です。先ほど玄葉委員のもありました、ほかのトリチウム水とどう違うのか、同じであるということでありましたけれども、風評被害というのは、そういう科学的根拠ではなくて、また違った意識が働きます。先ほど公明党の高木委員も言って...全文を見る
○小熊委員 私も、都内のある百貨店で販売会をやっているのを拝見をしました。でも、福島の魅力発信ではなく、何かやっているなぐらいにしか感じなくて、そういうところを酌み取っていただきたい。やった感だけ出していてもしようがないということですから、さらなる研さんを積んでいただきたいと思い...全文を見る
○小熊委員 専門的見地じゃなくて、福島の心にどう寄り添うかですよ、福島出身の大臣。それがなければ、大臣である意味はありません。  以上で終わります。