小里泰弘

おざとやすひろ

比例代表(九州)選出
自由民主党
当選回数6回

小里泰弘の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月28日第164回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○小里分科員 自由民主党の小里泰弘でございます。  私は、耐震強度偽装事件について、特に再発防止策を中心にお伺いをしたいと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  今回の事件を契機として、はしなくも制度上の多くの問題が浮き彫りになっております。これらの問題にいかに対応し...全文を見る
○小里分科員 ありがとうございました。  今、罰則の強化について、検討中であるということでございました。今後、偽装の再発を防ぐ上で、大きな抑止力として期待をするところであります。  一方でまた、今回の問題の本質は、業者のモラルの問題であると認識をいたします。すなわち、建築士ら...全文を見る
○小里分科員 ありがとうございました。  指定検査機関制度でありますが、平成十年の法改正におきまして、民間にできるものは民間にとの、官と民との役割分担の見直しによりまして、それまで行政が行っていた建築確認業務を民間機関が行えるようにしたものであります。いわば規制緩和による民間開...全文を見る
○小里分科員 どうもありがとうございました。  従来、建築確認制度上、建築士の故意に、悪意による偽装は想定されておりませんでした。これが裏切られたのが今回の事例であります。こういった悪意による偽装を含めて、設計ミスや違反を見逃さない仕組みを確立することが今必須の課題であります。...全文を見る
○小里分科員 ありがとうございました。  最後に、被害者の救済のあり方、補償のあり方についてお伺いをいたします。  今回、政府においては、多岐にわたる被害者救済策がとられつつあります。これは、本来、確認審査業務が公の事務であるということ、あるいは、居住者あるいは近隣住民の皆さ...全文を見る
○小里分科員 以上で質問を終わります。本当にありがとうございました。
03月31日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第9号
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○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  先日、当委員会の視察に参加をさせていただきました。現地の状況は、はるかに想像を超えるものでありました。この十年間で、商店街の通行量は四分の一近くまで落ち込み、商店の数は三五%減、販売額に至っては...全文を見る
○小里委員 制度の反省点について経済産業省にもお伺いいたします。
○小里委員 ありがとうございました。  中心市街地は、申し上げるまでもなく、それぞれの地域の特有の歴史や伝統、文化をはぐくみ、各種の大事な機能を果たしてきた、町の活力の象徴ともいうべき存在であります。中心市街地のにぎやかさを取り戻す、そして地方都市の活性化を図ることは、喫緊の課...全文を見る
○小里委員 同様に、経済産業省にもお伺いします。
○小里委員 我が国は、今までに経験したことのない少子高齢化の進展、人口減少時代に直面をしております。各分野において、抜本的な新たな対応が求められております。  都市もまた、時代の変化に対応した新たな利用と、それを実現するための長期的な戦略が求められると認識をいたします。例えば、...全文を見る
○小里委員 この前の視察の中で、前橋市長が、商いを営みながらそこに住んでいた人たちが郊外に転出をしてしまった、このことが市街地衰退の大きな原因になったと嘆いておられました。  人が住んでこその町であります。時代の変化に応じて、高齢者、子育て世代そして単身者など、多様な世代や世帯...全文を見る
○小里委員 今回の改正、まさに時代の転換期、過渡期における改正であります。それゆえに、いろいろな不安もあるし、批判もあると思います。  例えば、郊外大型店の出店規制は規制緩和の流れに逆行するのではないかといった指摘があります。あるいはまた、従来の政策との矛盾を指摘する声もありま...全文を見る
○小里委員 今回、伊勢崎市の総敷地面積十五万平方メートルという巨大な店舗を視察いたしました。これが、隣接する前橋市の中心市街地に大きな影響を及ぼしているということでありました。これは、七年前における法整備上の不備の典型的な例であろうと思います。  今般の見直しにおきましては、こ...全文を見る
○小里委員 ありがとうございました。  地域の歴史や文化を踏まえた美しく調和のとれた町並みは、愛すべきふるさとを形成する上で、あるいは、観光の推進や地域間の交流を促進する上で大きな要素となるものであります。  そこで、景観法でありますが、景観法は、我が国の都市等における良好な...全文を見る
○小里委員 ありがとうございました。  最後に、大臣にお伺いしたいと思います。  今回の視察の中で、中心市街地の惨たんたる状況について語るその前橋市長の表情には、悲哀すら感じました。そして、このたびの見直しが中心市街地の再生に向けて本当に実効あるものになるように、そのように仕...全文を見る
○小里委員 以上で終わります。どうもありがとうございました。
04月11日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号
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○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。  参考人の皆様には、質問の機会を賜りまして、まことにありがとうございます。  日本の航空、極めて大事な任務を担っております。国内外の交流や観光の推進、あるいは企業活動や経済活動の経済社会の活性化におけるその任務は、はかり知れない...全文を見る
○小里委員 同様に、西久保社長にお伺いします。
○小里委員 ありがとうございます。ありがたいんですが、多数の項目、質問を予定しております。なるべく要を得て簡潔にお願いしたいと思います。  続きまして、航空事業ですが、整備本部、運航、空港、客室本部、こういった航空にかかわる特有の責務を負ったセクションによって運営されております...全文を見る
○小里委員 安全確保のための円滑な意思の疎通、組織としての一体感、何より大事という話であります。その点におきまして、何となく私は日本航空に心もとないものを感じます。なぜなら、日本エアシステムとの経営統合、あるいはまた組合の存在、その組合のあり方ですね、九つに分かれておる、そのよう...全文を見る
○小里委員 しっかり融和を図っていただきたいと思います。  組織の一体性という観点から気になるのが、先ほど申し上げました労働組合のあり方であります。もとより労働組合は、その結成と活動、これは働く労働者の大事な権利でありますから、私もこれをしっかり尊重していきたいと思っております...全文を見る
○小里委員 航空事業というものは他の事業とは違うと思います。社会的責任も大きい、あるいは国民の生命を左右する決定的要素を持っております。おのずから、そこには他とは違う節度が組合にも求められるんだろうと。  また、折から大変経営環境の厳しい状況でございます。パンナムとかスイス航空...全文を見る
○小里委員 ちなみに、例えばアジアの航空会社で見た場合に、機長及び副操縦士の平均給与、日本航空さん、これは二〇〇一年の数字でありますが、二千二百四十八万。年収であります。これに対して、タイ航空一千百十一万、インド航空八百六十七万、大韓航空六百七十三万というような数字であります。例...全文を見る
○小里委員 しっかり団結をしてください。  続いて、スカイマーク航空にお伺いをいたします。  昨年十一月、スカイマーク航空におかれましては、東京—鹿児島路線そして東京—徳島路線からの突然の引退表明があったところであります。地元にとりましては全く寝耳に水の話でありまして、東京—...全文を見る
○小里委員 今後の経営努力を期待したいと思います。航空の果たすべき使命、そのことをしっかり認識しながら努力をしていただきたいと思います。  事はスカイマーク航空の問題だけではありません。航空会社の供給量を示す座席キロという数字がありますが、この数字で見た場合に、一九九八年からの...全文を見る
○小里委員 時間がそろそろ参ったようでございます。最後に一問だけお願いしたいと思います。  アライアンスというものがございます。すなわち、複数の航空会社による航空連合であります。これに加盟しますと、相手航空会社の資源を最大限に活用できる、そして相互に安全監視機能も働くというメリ...全文を見る
○小里委員 以上で終わります。ありがとうございました。
04月21日第164回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号
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○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。どうぞよろしくお願いします。  国民主権下における選挙権の行使は、国民固有の極めて大事な権利の一つでございます。先ほどから話にありましたように、約七十二万人とも言われる海外在住の有権者、その意思をしっかりと国政に反映させていく、その...全文を見る
○小里委員 ありがとうございました。  選挙における公正で適切な判断に資する観点から、候補者の人格や識見、政策といった情報をいかに有権者に届けるか、大事な課題であると思います。在外選挙人にとりましては、日ごろから候補者に対してなじみがないケースがほとんどであります。顔すらわから...全文を見る
○小里委員 候補者情報が候補者名と届け出政党名のみというのは、いささか心もとない気がいたします。ただ、制度の草創期であります。しかも、制約の多い条件下であります。やむを得ないと思う次第でございますが、一方でインターネットの活用が言われております。現在は、公職選挙法上の文書図画に当...全文を見る
○小里委員 ありがとうございます。  ある人は候補者をよく知って投票する、また、ある人はほとんど知らないで投票する、そこにおのずから一票の質の問題が生じてくるんだろうと思います。候補者をよく知って投票する、公正で適切な判断の材料を提供する、これが大事である、これが選挙の要諦であ...全文を見る
○小里委員 先ほど登録の問題、指摘がございました。  海外在住の有権者七十二万人、その中で登録者数八万二、三千人、直近の投票率二六%であるということから、実際に投票する人は有権者の三%にすぎないという話でございました。登録の問題は、先ほど詳しく御指摘があったところでございます。...全文を見る
○小里委員 同様に外務省、お願いします。
○小里委員 ありがとうございました。  従来、衆参の比例代表選挙におきましては在外投票が行われてきたわけであります。その場合でありましても、在外公館の限られたスペースあるいは限られた人員の中で、相当困難があったと聞いております。これに今度から選挙区選挙が加わります。当然、投票者...全文を見る
○小里委員 最後に、選挙人名簿の閲覧制度についてお伺いをいたします。  近年、加速化をする情報化社会であります。だれもが安心して平穏に情報化社会を享受できる、そのための環境整備を図っていく、これは大事な課題であります。そのような観点において、このたびの法改正は時宜を得たものと思...全文を見る
○小里委員 以上で終わります。ありがとうございました。
06月14日第164回国会 衆議院 国土交通委員会 第28号
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○小里委員 おはようございます。自由民主党の小里泰弘でございます。  いよいよ通常国会も最終局面を迎えました。この国会中、多くの困難な課題に対して、毎日真摯に対応いただきました国土交通省各部署の皆様に対して、まず深く敬意を表したいと存じます。また、常に前向きに心を込めた答弁をい...全文を見る
○小里委員 ありがとうございました。  地域の実情に応じた対応を図るということでございました。地方の活力なくして国家の繁栄はないと申します。ぜひこういった地方部にも温かみのある運用を図っていただきたいと存じます。  続きまして、バリアフリー化に向けた現場のインセンティブをいか...全文を見る
○小里委員 目標の達成に向けて、制度の実効性が上がるようにしっかりと運用をお願いしたいと思います。  続きまして、ユニバーサルデザインの考え方についてお伺いをいたします。  高齢者や障害者などに配慮をしつつ、だれにとっても優しいデザイン、いわゆるユニバーサルデザインの考え方が...全文を見る
○小里委員 ありがとうございました。  高齢者や障害者が特別であることを感じさせない社会、そんな社会こそ真のバリアフリー社会であると考えます。ぜひこのユニバーサルデザインの考え方、さらに推進を図っていただきたいと存じます。  続きまして、移動情報の提供についてお伺いいたします...全文を見る
○小里委員 ありがとうございました。  最後に大臣にお伺いしたいと存じます。  少子高齢化と人口減少社会の到来を大きな時代背景として、環境問題や安心、安全への対応など、まちづくりは今大きなターニングポイントにあると認識をいたします。多様な国民ニーズにこたえながら、持続可能な、...全文を見る
○小里委員 ありがとうございました。  以上で終わります。
08月02日第164回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第10号
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○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。本日、質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。  まず、今回の豪雨災害におきまして亡くなられた皆様、そして多くの被災者の皆様に心から弔意とお見舞いを申し上げたいと存じます。また、連日真摯に対応をいただいております政...全文を見る
○小里委員 ありがとうございました。  抜本的な改良を行っていきたいということでございました。それを前提にして、さらにお伺いをいたします。  平成九年の豪雨災害に起因をする湧水町栗野地区の浸水対策事業の成果がありまして、今回、この地域の被害は軽微にとどまっております。また、多...全文を見る
○小里委員 ありがとうございました。  今回の災害は、申し上げましたように、各地域におきまして戦後最大級の災害となりました。したがって膨大な被害が発生をいたしましたが、それぞれの自治体が財政窮乏の自治体ばかりであります。また、大きな被害を受けながら災害救助法や被災者生活再建支援...全文を見る
10月25日第165回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
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○小里委員 おはようございます。自由民主党の小里泰弘でございます。本日は質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。  さて、災害対策について本日はお伺いしたいと存じます。  このたびの鹿児島県北部豪雨災害、川内川、米ノ津川、それぞれの流域を中心としまして、鹿児...全文を見る
○小里委員 ありがとうございました。心から期待を申し上げます。  水害に直面してわかることでありますが、抜本的治水対策が施されていた地域は今回も被害は軽微にとどまっております。一方で、危険箇所であることが認識をされながら、その対応が不十分であった地域が今回も大きな水害を生じてお...全文を見る
○小里委員 そのような認識を踏まえながら、関連してお伺いをいたします。  河川整備は、予算と時間とバランスとの闘いでございます。すなわち、限られた予算でいかに早期に上流、中流、下流のバランスある対応を図っていくか、そのために、今おっしゃいましたように、いかに効率的に投資を行って...全文を見る
○小里委員 どうぞよろしくお願いします。  今回、通常二カ月かかる激甚災害指定を一カ月半でいただきました。復旧事業も可能な限り急いでいただいているところでございますが、ただ、現場の感覚としては、激甚の指定も復旧の取りかかりも遅いと言わざるを得ません。  例えば治山事業などは、...全文を見る
○小里委員 激甚指定のあり方の見直し、それとともに、機敏な応急措置、復旧措置の実現に向けて、政府関係部署そして自治体の努力を促したいと存じます。  最後になりますが、今回、災害を感知してから浸水までの時間が早過ぎたという声が多く聞かれました。防災情報がなかなか伝わらない、あるい...全文を見る
○小里委員 それぞれ的確な答弁、まことにありがとうございました。  以上で終わります。
11月28日第165回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。本日は、質問の機会をいただきまして本当にありがとうございます。  さて、現在、世界の栄養不足人口は八億五千万人、さらに、人口の増加と食生活の向上で、早晩、水と食料とエネルギーは国際的争奪戦の時代を迎えると言われます。ところが、日本の...全文を見る
○小里委員 ありがとうございました。心から期待申し上げたいと思います。  関連して、EU諸国が農業復興に成功したのは、単収の増加と経営規模の拡大が進んだことによります。日本も、技術開発や機械化で単収はふえましたが、規模拡大は思うように進みませんでした。  原因の一つに、地価高...全文を見る
○小里委員 要諦であると思いますので、それぞれよろしくお願いしたいと思います。  時間の関係で、二問続けることをお許しいただきたいと存じます。  まず、輸出促進に向けてお伺いいたします。  松岡大臣は、攻めの農業の象徴として、農林水産物の輸出促進に大変力強く、かつ戦略的に取...全文を見る
○小里委員 ギブ・アンド・テークの関係、そして日本にとってのメリットが何なのか、極めてそこが要諦でございます。  けさの部会の議論でも、このFTA交渉、反対の意見がすべてでございました。こういった意見を体して、相手との交渉の前にしっかり確認をしていただきたい、慎重に対応していた...全文を見る