小里泰弘

おざとやすひろ

比例代表(九州)選出
自由民主党
当選回数6回

小里泰弘の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月16日第169回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号
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○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  さて、我が国では、城郭や武家屋敷、町家、神社仏閣などの歴史的建造物をよすがとしながら人々の生活が営まれ、その歴史の流れの中で、城下町、門前町、宿場町といった地域固有の市街地が形成...全文を見る
○小里委員 ありがとうございました。  今本当に御丁重に、我がふるさとの特に出水の武家屋敷を念頭に置いた御紹介をいただいたところであります。そのように、我が鹿児島県には、歴史的な価値の高い、国民共有の文化的資産としての建造物が残されている、そういった市町村が多く見受けられるわけ...全文を見る
○小里委員 ありがとうございました。  そのような、御紹介をいただきましたような地域におきまして、歴史的建造物を保存し、それに象徴される地域の歴史や伝統文化を生かした個性豊かなまちづくりを促進する、そして地域の歴史的風致を後世にしっかりと継承していくことが望まれるところでありま...全文を見る
○小里委員 ありがとうございました。  地域の期待は非常に高いと思います。ぜひ実効あるものとなるように、具体的な推進を図っていただきたいと思います。  町家あるいは武家屋敷、そういった建造物群などにとどまらず、例えば、歴史的な農業用水路や水門等、周囲の施設と一体となって歴史的...全文を見る
○小里委員 ありがとうございました。  次に、観光圏の整備による観光旅客の来訪及び滞在の促進に関する法律案についてお伺いいたします。  週末、地元に帰りまして地域を歩きますと、豊かな自然はもとよりでございますが、由緒ある関所跡や街道など、今まで知らなかった歴史スポットや個性あ...全文を見る
○小里委員 宿泊旅行の促進が経済効果の観点から重要である、そういう数字の紹介でございました。  そこで、この法案におきましては、滞在型観光を促進するために、地域におけるどのような取り組みを支援しようというのか、具体的事例も含めて国土交通省にお伺いいたします。
○小里委員 ありがとうございました。具体的事例を交えて御紹介をいただいたわけであります。  そこで、制度としてどのような支援制度を創設しようということか。すなわち、予算補助とか税制優遇措置等、この法案そのものには規定されていない支援制度もあると思います。具体的メニューとしてどう...全文を見る
○小里委員 ありがとうございました。  そこで、農林水産省にお伺いしたいと思います。  農山漁村部の衰退によりまして、耕作放棄地の増大や森林の荒廃のみならず、農山漁村の景観やかけがえのない伝統文化も廃れてまいります。高齢者や小規模農家も含めて地域総参加で地域活性化を図る、その...全文を見る
○小里委員 ありがとうございました。ぜひよろしくお願いしたいと思います。  本当に成果のある観光地づくり、そのための支援を行うには、単に地域にお任せをするということではなくて、国が幅広く助言をし、地域と一緒になって、一体となって汗をかく、そういう姿勢が観光行政に求められていると...全文を見る
○小里委員 ありがとうございました。  最後になります。観光立国の実現のためには、この法案による観光圏整備だけではなく、人材育成や休暇の取得促進など、観光立国推進基本法に基づくさまざまな施策を着実に実施すべきであると考えます。  関係省庁や官民の総力を挙げての観光立国の実現に...全文を見る
○小里委員 以上で質問を終わります。ありがとうございました。
05月08日第169回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
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○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  参議院審議そして当委員会における審議を通しまして、民主党提出の戸別所得補償法案につきましての多くの矛盾点、問題点が明らかになってまいりました。  まず第一に、対象農産物の範囲、...全文を見る
○小里委員 民主党は、一兆円の所得補償で食料自給率五〇%を目指すとされております。  ちなみに、自給率五〇%と仮定した場合の麦、米、大豆の生産量を前提として、まず、民主党の公約にありますように生産費まで米を所得補償する。そしてこれに見合うだけの補てんと転作加算を麦、大豆に行う。...全文を見る
○小里委員 ありがとうございました。  集落営農あるいは品目横断につきましても、その手続書類は半分とか三分の一になったわけでありまして、かなり簡素化はしておる。その要件につきましても弾力化を図りまして、希望すれば、意欲を持って取り組めばだれでも参加できる、そんな制度に改善をされ...全文を見る
○小里委員 その現状認識はほとんど変わらないと思いますし、一緒の思いを持っております。  ただ、その「まず」の部分が、この補てんの基準にしても対象品目にしても、財源の積算根拠にしても、全くあいまいでありまして、「まず」の部分にも対応できていないんです、民主党のおっしゃるこの制度...全文を見る
○小里委員 ありがとうございます。  我々も直払いは大事であると思っております。ただ、EUの場合は、生産抑制に向かう過程で、そのために直払いを導入した、そういう歴史があるということは御認識をいただきたいし、かの国々と日本とは事情が違うんです。そして日本では、直払いにプラスして、...全文を見る
○小里委員 ありがとうございました。  そもそも、戸別に補てんすると言いながら、規模拡大を書き込んでおられます。これはやはり論理矛盾なんですね。戸別とは、ばらばらに払うという強烈なメッセージであります。それは、規模拡大や組織化あるいは農地の集積といったような概念とは相入れない考...全文を見る
○小里委員 三百万トンの備蓄構想は一たん引っ込めて、今いろいろな問題点を再検討しているという答弁であったと思います。それでよしとするのか。  例えば、「すべての農家の所得補償」「貿易自由化の推進」「食料の完全自給」「そして備蓄三百万トン」と、いかにもいいとこ取りでインパクトのあ...全文を見る
○小里委員 強い農家も必要だ、あるいは効率化も必要である、規模拡大も必要であると。大分考え方が近づいてきたような気がいたします。  ちなみに、新制度になりまして、米や大豆では以前の施策を上回る加入実態があります。担い手の数も認定農業者数で二十万人から二十四万人、あるいは集落営農...全文を見る
○小里委員 ありがとうございました。  そうしたいということじゃなくて、どうしても心配なんです。例えば、既にさんざん指摘をしてまいりましたし、この委員会審議を通じても御指摘がありましたが、民主党の政策ビラの中で、中国からどんなに安い野菜や果物が入ってきても、その下落分を補てんす...全文を見る
06月04日第169回国会 衆議院 国土交通委員会 第23号
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○小里委員 おはようございます。自由民主党の小里泰弘でございます。質問の機会を賜りまして、本当にありがとうございます。  早速ですが、申し上げるまでもなく、航空市場におけるグローバル化は加速度的に進展をしております。今まさに航空再編の時代を迎えていると言われるゆえんであります。...全文を見る
○小里委員 ありがとうございました。  本邦航空事業の健全なる発展を図り、空の運航における安全性と利便性を確保していく、これが、観光やビジネスの振興はもとより、国家の危機管理と安全保障にも直結をし得る極めて大事な要素であると認識をしております。それゆえに空港は極めて公共性の高い...全文を見る
○小里委員 世界各国が規制をかけております。例外的に規制をしなかった国におきましては、安全性あるいは利便性において多くの弊害が顕著になっているところでございます。そのような中で日本が外資規制なり大口規制なり規制をかけない合理性というものを私は今に至るまで見出し得ないのであります。...全文を見る
○小里委員 規制をかけない状態におきましては、経営陣は大変な苦労を強いられることになります。  例えば、取引先に株式を保有してもらう、安定的な保有先を探すという、いわゆる株主安定化工作のために相当な苦労をまず強いられるでありましょう。あるいはまた、エクイティーファイナンスをしよ...全文を見る
○小里委員 お話にありましたように、燃油高騰等によりまして今後また経営が後に戻るんじゃないか、そういった懸念もされております。  かつては、国策航空会社としてナショナルフラッグを掲げまして、世界一安全な翼あるいは世界一のサービスとして非常に高い評価を受けておりました。まさに世界...全文を見る
○小里委員 ありがとうございました。  若干地方の側からの視点に立ってお伺いしたいと思います。  少子高齢化の急速な進展や地方自治体の厳しい財政状況等を背景といたしまして、地方の活力の減退が懸念をされております。そういった中で、地域資源を生かした地域活性化をいかに図っていくか...全文を見る
○小里委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  続きまして、離島航空の関連でございます。  我が国における有人離島は四百二十三島、人口減少、高齢化が顕著であります。産業は一次産業に集中する傾向がある中で、沖縄、鹿児島県などは観光資源に頼る離島も多いと認識をいたします。この...全文を見る
○小里委員 ありがとうございました。ぜひとも、離島のまさに生命線でありますから、今後の存続に向けての取り組みをお願いしたいと思います。  最後になります。  戦後の占領政策の中にありまして、航空機の研究開発と生産が禁じられた、いわゆる空白の七年間があったわけでありますが、その...全文を見る
○小里委員 以上で終わります。ありがとうございました。
09月18日第169回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
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○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。よろしくお願い申し上げます。  さて、今回の事件は、流通先はもとより、食の安全を願う消費者、そしてまた日々安心、安全な食料の生産に励む生産者の方々にとりましても極めて大きなショックでありました。まずは、不正利用した業者の余りにも低い...全文を見る
○小里委員 いわゆるカドミウム米というものがありますが、カドミウム米は着色をして工業用に回しております。あるいは、他用途米は粉砕をして米粉に回している。今回の事故米も、本来粉砕されて工業用に回るべきものであったろうと思います、一応の前提としては。ところが、丸粒のまま、着色もしない...全文を見る
○小里委員 関連してさらにお伺いいたします。  輸入米が基準値オーバーと判明した場合、返品する、廃棄処分とする、工業用に回す、いずれかになるということであります。今回は、工業用に回されて、それが横流しをされたわけであります。  過去どんな対応をとってきたのか、お伺いをいたしま...全文を見る
○小里委員 消費者の観点からは到底納得のいくものではありません。生産者にしてみましても、農薬取締法、食品衛生法におきまして厳しい取り締まりを受けております。農薬散布の時期、濃度、生産履歴の記帳責任等々、規制でがんじがらめになっている。そういう中で、安心、安全な食料を安定的に供給し...全文を見る
○小里委員 訂正をさせていただきます。先ほどの鹿児島産のピーマンの場合は、農薬ではなくて地力活性剤が入っていた、そこに問題があったということでありまして、それでもああいう処分をしたわけでありますから、ましてやの話でございます。  続きまして、MA米に関連してお伺いいたします。 ...全文を見る
○小里委員 凶作に限らず、今回のような問題はさらに事態は深刻でありますから、しっかりした対応をお願いしたいと思います。  本来、貿易自由化交渉は自由な物の流れを前提としております。ところが、世界の人口増加や新興国の経済発展、これによる食生活の水準向上、あるいはエタノール需要等も...全文を見る
○小里委員 余っているものあるいは生産できるものを輸入しないといけないという状況があるとすれば、これは全く納得のいかない話でありまして、とにかく、国内の事情もさることながら、国際的に食料事情が今どうなっているのか、さらに、将来にわたってどうなっていくのか、それに備えて各国がどうい...全文を見る
○小里委員 基準値オーバーの原因がどこにあったのか。どこで混入をしたのか。生産現場か、あるいは乾燥、調整、もみすりの段階なのか、精米の段階なのか、あるいは輸送の船の中で混入をしたのか。政府としては、徹底的に究明をして説明をしていく責任があると思います。可能な限りの究明を望みたいと...全文を見る
○小里委員 ぜひ毅然とした態度でお願いをしたいと思います。  さて、中国からの事件では、冷凍ギョーザの事件もありました。そのような際に、水際でいかに防ぐか、これがまた大きな課題であります。我が国の食品の防疫体制はどうなっているのか、検疫所の数あるいは監視員の数は十分なのかどうか...全文を見る
○小里委員 安心、安全な食料を確保していく、これは言うまでもなく政治の最大の責任であります。国際情勢を見ますときに、そしてまた財政事情を見ますときに、なかなか困難な面もあるかもしれません。しかしながら、食料の安全保障と財政とをてんびんにかけるわけには決してまいりません。  今後...全文を見る
11月19日第170回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。質問の機会をいただきまして本当にありがとうございます。  きょうは、平素地域を回っておりまして要望の多い項目、あるいは不安に思っておられる向きが多い、そんな項目について特に質問をさせていただきたいと思います。  まず、農地、水、環...全文を見る
○小里委員 ありがとうございました。ぜひそれぞれ前向きにお願いをしたいと思います。  続きまして、でん粉原材料用カンショの経営所得安定対策についてお伺いします。  この制度に関連して、でん粉原材料用カンショというものは、この生産の地域の経済社会における重要性にかんがみまして、...全文を見る
○小里委員 おっしゃったように、意欲ある生産者が安定した経営を継続していく、そのための現場に合った運用、制度になりますように、ぜひお願いをしたいと思います。  続きまして、飼料用米についてお伺いをしたいと思います。  いよいよ飼料用米の生産拡大のための事業が来年度から本格化さ...全文を見る
○小里委員 ぜひこれは今後の農政の柱として大きく進めていただきたい、そんなふうに認識をするわけであります。  飼料米を生産拡大しても食料自給率としては十分の一にしかカウントされないじゃないか、そんな指摘があります。しかしながら、そもそも食料安保の基本というものは、農地と担い手を...全文を見る
○小里委員 ありがとうございました。  世界的な食料不足、あるいは食の安心、安全に対する国民の意識の高まり、こういったものを背景として、農業、農村、農政を取り巻く環境というのはこの七年、十年の間に大きく変化をしてきていると思います。むしろある意味では、農政を思い切って本来の方向...全文を見る