小里泰弘
おざとやすひろ
比例代表(九州)選出
自由民主党
当選回数6回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月21日 | 第174回国会 衆議院 予算委員会 第2号 議事録を見る | ○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。昨年十月に引き続きまして質問の時間をいただきまして、ありがとうございます。 まずは、小沢氏関連の土地購入疑惑についてお伺いをしてまいります。 今回の事件は、このパネルを見ていただきたいと思います。 まず、1の部分でございま...全文を見る |
○小里委員 引き続き、この事件に対する総理の認識というものをお伺いしてまいります。 まず、政治資金収支報告書は、政治家の政治資金に係る収支を国民の前に明らかにすることで政治活動の透明化を図り、政治に対する国民の判断材料とするものであります。 そもそも、四億円もの収入を記載...全文を見る | ||
○小里委員 総理は、自分の言葉、自分の行動に対してしっかりと責任を果たしていく、そのことをまずお願いをしたいと思います。 引き続き、この事件に対して総理の認識がどんなものか、随分甘いんじゃないか、そんな感じを持っておりますが、お伺いをしてまいります。 今回の事件では、多く...全文を見る | ||
○小里委員 私はただ素朴な普通のことをお伺いしているわけでありますが、当然、午後に得た金は午前には使えないのであります。 すなわち、銀行からの借入金は土地購入に充てられず、実際には小沢氏からの資金が使われたものの、これが収支報告書に記載をされず、隠されておりました。これは、小...全文を見る | ||
○小里委員 これも小沢氏からの資金の存在をわかりにくくする偽装工作だと推定をするのが当然であろうと思います。 また、土地購入に係る支出は購入の翌年にあったものとして収支報告書に虚偽記載をされており、また、小沢氏からの資金四億円は二〇〇七年に小沢氏に戻されておりますが、これも収...全文を見る | ||
○小里委員 何が真実かわからないから解明をしようというわけであります。 小沢氏はよく議会制民主主義を口にされておりますが、議会制民主主義の基本は徹底して説明責任を果たすことにあります。ここは、この場は国民の信託を受けた国会であります。国民の代表が集う国会であります。国会議員に...全文を見る | ||
○小里委員 法務大臣に。 | ||
○小里委員 まさに事件の核心でありますので、ぜひ公正な捜査をお願いしたいと思います。 続きまして、先ほど柴山議員からも触れておりました、民主党から自由党への寄附、改革国民会議への資金移動の問題についてお伺いをしてまいります。 パネルBをごらんいただきたいと思います。平成十...全文を見る | ||
○小里委員 この時点での自由党には十三億円以上の金が残っていたということをまず申し上げておきます。 先ほどの証拠の話につきましては、きちんと報道の記事を…… | ||
○小里委員 私は、報じられていると申し上げたわけでありまして、その報道の記事をまた後日お持ちしたいと思います。 さて、この問題について、当時の政調会長だった民主党の枝野議員は、平成十九年十月に出演したテレビ番組で、こう述べております。枝野議員はこう述べております。自分は何一つ...全文を見る | ||
○小里委員 これはテレビで述べたことでありまして、ちゃんと残っておりますから、これはまた後ほどお持ちしたいと思います。 | ||
○小里委員 そして、自由党の解散直前に、自由党から改革国民会議に、政党交付金を含む十三億円もの資金が寄附をされております。 政党助成法では、国民の税金たる政党交付金について、解散時に残金がある場合は、総務大臣は国に返還を命じることができるとあります。 原口総務大臣、一般論...全文を見る | ||
○小里委員 国民の税金でありますから、残っていた場合は国庫に返還するのが当たり前であろう、当然であろうと思います。解散直前に駆け込み的に巨額の資金を他の団体に移動させたことは、返還逃れと言われても仕方ないと思います。 改革国民会議は、自由党解散後も政治団体として存続をし、小沢...全文を見る | ||
○小里委員 自由党解散時に改革国民会議に行った資金には政党交付金が含まれている、これは事実であるということは指摘をさせていただきます。 続きまして、平成十四年、自由党解散の前年、小沢氏が自由党の代表時に、自由党の政党交付金から、当時民主党幹事長であった藤井前財務大臣に十五億円...全文を見る | ||
○小里委員 先日は、藤井財務大臣の突然の辞任でありました。真相を知っておられるであろう藤井氏の突然の辞任はこの問題と関連があるんじゃないか、そんな憶測もあるわけであります。 細川政権下、政治改革を実施し、政党交付金制度を導入したのは小沢氏であります。小沢氏がつくったこの制度を...全文を見る | ||
○小里委員 以上、小沢氏に係る政治資金の原資についての疑惑をお伺いしてまいったわけであります。 委員長、この小沢氏、藤井前財務大臣の参考人招致をお願いしたいわけでありますが、どうですか。 | ||
○小里委員 予算委員の先生方にお願いをいたします。 今ごらんになったように、委員長と私とのやりとりさえ聞こえないんです。どうか、議員の皆さんには、この審議に御協力をお願いしたいと思います。 さて、小沢氏関連の疑惑について、昨年十一月十日、我が党の西田参議院議員が予算委員会...全文を見る | ||
○小里委員 御答弁にありましたように、調査するどころか、自分の御判断で検討せず、放置していたことになります。 総理は、御自分の偽装献金事件、巨額脱税疑惑において説明責任を果たしておりません。小沢氏の問題への対応の甘さは、御自分の問題があったからではないでしょうか。 総理は...全文を見る | ||
○小里委員 捜査は公平公正に行われているということでよろしいんですね。 | ||
○小里委員 全くそのとおりでございます。 先ほど、私の話が事実に基づかない話であるということでありました。枝野議員の話については、テレビで述べられたと私は申し上げました。これは平成十九年十月七日「サンデープロジェクト」で述べられたものでありますので、どうか御確認をいただきたい...全文を見る | ||
○小里委員 総理の説明責任のお話は、外でやろうというばかりであります。 繰り返して申し上げますが、国会議員の不始末については、国民の代表たる議員の皆さんが集うこの国会においてしっかりとその疑惑を解明し、説明をし、責任の所在を明らかにしていく、そして国民の信頼回復に努めていく、...全文を見る | ||
○小里委員 毎月毎月千五百万円もの母親からのお金が何十回も目の前を過ぎていったわけなんですよ。これに気づかないわけがありません。一般家庭であれば親の援助を知らなかったというような言いわけは到底通用いたしません。私的な支出も含めて全部秘書任せだったとは信じがたいし、鳩山家の資産が関...全文を見る | ||
○小里委員 総理は、裕福な家庭に育ったものだからとか、周りが全部やってくれていたからわからなかったとか、そんな答弁を何回も繰り返してこられました。あたかも金持ちだから悪質性はないと言わんばかりの総理の姿勢であります。 もし百歩譲って本当に知らなかったとすれば、これは国民が不幸...全文を見る | ||
○小里委員 総理は、この株式について、二十代のころから持っていた、寝かせていたたんす株のようなものであった、そう答えておられます。五億円分以上ものたんす株がありながら、それに気づかないのでありましょうか。 売却所得七千二百万円につきましては、所得等報告書にも記載をされておりま...全文を見る | ||
○小里委員 七千二百万余の株式売却所得、そのもととなった株式の銘柄は何か、いつ、どのように取得をされたか、お伺いをいたします。 | ||
○小里委員 ぜひ、この資料を提出いただきたいと思います。 あくまで、総理は、二十代のころから持っていたたんす株のようなものとおっしゃっていましたから、その趣旨に沿う銘柄であることを信じておりますが、ぜひ資料請求をお願いしたいと思います、委員長。 | ||
○小里委員 また総理の発言が微妙に変わってくるわけであります。そもそも、七千二百万円余の株式を、この売却所得を隠していたというところからこの話は始まったのであります。ぜひ、その全容の解明に向けまして、疑いを受けることのないように、しっかりした資料をお示しいただきたいと思います。 ...全文を見る | ||
○小里委員 政治資金規正法のねらいは、まず、政治に係る金の流れの透明化を図り、国民の信頼を確保することにあります。今回は、政治資金収支報告書の大半を改ざんし、国民を欺いたこと自体がまず大きく問われるものであります。 さらに、政治資金規正法は、政治家本人から資金管理団体への寄附...全文を見る | ||
○小里委員 今の、贈与か、あるいは政治資金か貸付金か、その辺の議論は、先ほどの柴山議員の話において、この疑惑が、この問題提起がなされたわけでありました。その点は引き続きまたこの場においてお伺いをしてまいりたいと思っております。 国民から税金を徴収し、税金の使い道を決めることが...全文を見る | ||
○小里委員 全く説得力のないお話でありました。ぜひここは、国民の皆様の疑惑を晴らすためには、使途を明らかにしていただきたい、このことを改めて御要望申し上げておきます。 | ||
○小里委員 委員長に申し上げます。使途について資料請求をいたします。 | ||
○小里委員 これは国民注視のもとで行われた資料請求であります。ぜひよろしくお願いしたいと思います。 さて、虚偽記載額も、申告漏れ額あるいは脱税額も巨額でありまして、寄附者を偽装し、パーティー収入を水増しするなど、はかりごとの限りを尽くして、母親からの贈与を隠して、長年にわたっ...全文を見る | ||
○小里委員 総理は、一方では、国策捜査だとかつて批判をされ、今回は、検察の捜査があったから決着済みだと、あたかも検察からお墨つきをいただいたようなことを言われます。まさに御都合主義だと言わざるを得ないわけであります。 さて、借用書もない、金利もない、返済の実態もない、催促のな...全文を見る | ||
○小里委員 時間となりました。以上で質問を終わります。ありがとうございました。 | ||
02月18日 | 第174回国会 衆議院 本会議 第8号 議事録を見る | ○小里泰弘君 自由民主党の小里泰弘でございます。 私は、自由民主党・改革クラブを代表して、ただいま議題となりました予算委員長鹿野道彦君解任決議案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。(拍手) まず、案文を朗読いたします。 本院は、予算委員長鹿野道彦君を解任す...全文を見る |
02月26日 | 第174回国会 衆議院 予算委員会 第17号 議事録を見る | ○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 きょうは、貴重な機会をいただきまして本当にありがとうございました。今後の子育て、教育、そして農政を考える上で、大変ありがたい、ためになる御意見をいただいたと思っております。いただいた御意見を踏まえながら質問を申し上げたいと思いま...全文を見る |
○小里委員 ありがとうございました。 あと十分足らずの間に、堀井さん、五十嵐さんに二問お願いしたいと思いますので、それぞれ簡潔にお願いできればと思います。 先ほど、生産調整、米価のお話がございました。今度の新たな農政におきましては、モデル事業あるいは水田利活用自給力向上事...全文を見る | ||
○小里委員 五十嵐さん、済みません。次の質問の方が五十嵐さんに関係ありますので、その点を五十嵐さんにお伺いしたいと思います。 といいますのは、土地改良のお話がございました。新潟でも圃場整備はまだ五十数%しか進んでいない。あるいは、圃場整備が進んでいるところでもだんだん担い手が...全文を見る | ||
○小里委員 どうもありがとうございました。 | ||
03月01日 | 第174回国会 衆議院 予算委員会 第18号 議事録を見る | ○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 きょうは農政についてお伺いをしてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。 新たな転作奨励制度が始まります。私の地元のある地域では、例えば大豆、飼料作目、ネギ、カボチャ、ゴボウ、これを地域の振興作目と定めまして、地域で話...全文を見る |
○小里委員 要するに、麦や大豆を戦略作目としてとらえて食料自給率を上げていこう、そういう考え方だと思います。ただ、このように食料自給率だけを求め過ぎますと、カロリーの低い野菜や地域の振興作目がつくれなくなってしまうんですね。 そもそも、食料安保の基本というものは、農地やあるい...全文を見る | ||
○小里委員 全く総理のおっしゃるとおりであります。ただ、そのとおりに制度がマッチングしていないわけであります。 先ほど申し上げましたように、激変緩和措置にいたしましても、一方通行なものですから、野菜とかその他作目から麦、大豆へ交付金は行っても、その逆は認めない、ここに問題があ...全文を見る | ||
○小里委員 全くその仕組みが現場に届いていないし、現場で進んでいないということを指摘申し上げたわけであります。 また、民主党の戸別所得補償制度では、すべての対象品目に生産数量目標を課して、これを達成しないと交付金が出ない、そういう仕組みになるわけであります。こういったことも考...全文を見る | ||
○小里委員 そういった方々もいるかもしれません。しかし、最初述べましたように、新たな転作奨励制度が地域の創意工夫や自主性を損なった結果、転作意欲を失わせているのは事実であります。また、今まで一生懸命生産調整に参加してきた人たち、協力してきた人たちが、正直者がばかを見たということで...全文を見る | ||
○小里委員 大臣としてはそう言わざるを得ないんだろうと思います。ただ、現に米価は下がっているんですよ。佐賀農協の人が、米価は下がる一方で、反一万五千円の戸別所得補償分まで下がるのも時間の問題だと嘆いているんです。相場は先を読むんです。 我々は、生産調整と米価については一つの筋...全文を見る | ||
○小里委員 我々が与党時代に農林省と議論をしてきた中では、政令でこの対象作目は定めるようになっていると。米も政令で定めればその対象となるわけであります。 ただ、生産局長が気にされたのは、その対象者、旧制度では担い手となっておる。それが今度は販売農家ということ、その辺を気にされ...全文を見る | ||
03月01日 | 第174回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第3号 議事録を見る | ○小里分科員 自由民主党の小里泰弘でございます。 きょうは、質問の機会をいただきまして、本当にありがとうございます。 チリ地震につきましては田中委員の方から質問がございましたので、重複を避けさせていただきますが、災害対策といいますと、私たちの日本、国土にとって大変大きな課...全文を見る |
○小里分科員 ありがとうございます。 阪神・淡路大震災に触れていただきまして、重ねて御礼を申し上げたいと思います。私も、当時は大臣秘書官として現地へ飛びました。週末ごとに二十数回飛びまして、被災地を駆けずり回ったことを思い出しているところでございます。当時の教訓もございまして...全文を見る | ||
○小里分科員 ありがとうございます。ぜひよろしくお願いします。 続いて、また関連して地元の話で恐縮でございます。川内川鹿児島県部の最上流部、湧水町吉松町部であります。ここの川内川の部分で、河川激特事業の中で掘削事業というものが採択をいただいております。 あわせて、阿波井堰...全文を見る | ||
○小里分科員 急な質問で恐縮でございましたが、吉松町部は激特事業の中で掘削事業があります。これに続く事業として阿波井堰を国交省においてとらえていただきまして、おととし、これをしっかりやっていこうと互いに確認をさせていただいております。先ほど申し上げたような経緯でございますので、ぜ...全文を見る | ||
○小里分科員 ありがとうございます。ぜひよろしくお願いしたいと思います。 続きまして、整備新幹線についてお伺いをしてまいります。 昭和四十八年、いわゆる整備五線の整備計画決定以来、歴代の先輩の方々そして沿線の皆様の涙ぐましい努力のもとに、札幌から鹿児島まで国土に一本の背骨...全文を見る | ||
○小里分科員 ありがとうございます。 この財源の問題は、我々も本当に長年一生懸命議論をし、研究をしてきました。相当に難しいです。難しいから、我々もまだ答えを持っていないわけでありますが、何とか知恵を絞っていかないと、新たな需要にこたえられない、新たな期待にこたえられないわけで...全文を見る | ||
○小里分科員 ありがとうございました。 実際に実験の現場の人から聞きますと、かなり大きな壁にぶち当たっております。恐らくこれは無理だと思いますね。どうか大臣、しっかりとそこを再度確認いただいて、英断をもって正しき今後の方針をまた決めていただきたいな、そんなふうに思います。 ...全文を見る | ||
○小里分科員 どうぞよろしくお願いします。 地域を歩きまして、住宅地に行きますと、通学路が狭い。どうも子供さん方が危ないな、何とか道路を広げてほしいと。あるいは、限界集落に行きますと、道路がまともにないから若い人たちがみんな出ていくんだ、ぜひ道路を整備してほしい、そんな声は典...全文を見る | ||
○小里分科員 ありがとうございます。 着々と進めていただく、計画どおり目指していただける、そういうふうに解釈をさせていただきたいと思います。 続きまして、社会資本整備総合交付金についてお伺いいたします。 二〇一〇年度に、個別の交付金、補助金を統合して、社会資本整備総合...全文を見る | ||
○小里分科員 二〇一〇年度の公共事業費総額が大幅に削減をされました。そういった中で、結果として、社会資本整備がおくれている地方の整備がさらにおくれる、地方間格差が拡大をする懸念が生じているわけであります。地方自治体への予算の配分に際しましては、そういった社会資本整備のおくれた地域...全文を見る | ||
03月23日 | 第174回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号 議事録を見る | ○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 質問の機会を賜りまして、ありがとうございます。早速入らせていただきます。 農業改良資金助成法の改正によりまして、農業改良資金の貸付主体が都道府県から日本政策金融公庫に変わります。転貸による実際の窓口はJAとなることが想定をさ...全文を見る |
○小里委員 農業信用保証保険法の改正についてお伺いします。 従来、通常の融資における債務保証、約六兆七千億円分が農協系統と地銀等について行われてまいりました。今回の改正によりまして、大口融資、約八十億円分の融資保険の対象者が地銀等に拡大をされるわけであります。これによりまして...全文を見る | ||
○小里委員 ぜひ、しっかりとした運用を図っていただきたいと思います。 それでは、次のテーマに入りたいと思います。 食料安保の基本は、農地と担い手を確保することにあります。ところが、平成二十年中に全国で八千二百件もの違反転用事案が発見をされております。こういった事態を受けま...全文を見る | ||
○小里委員 資料をお配りしておりますが、この中で、七三二—一、七という部分が農振農用地であります。それ以外は、従来、農地でありました。小野沢さんというのは義弟に当たられるわけであります。 毎日新聞によりますと、輿石氏は、八九年ごろ、行政書士に相談をされまして、違法状態であるこ...全文を見る | ||
○小里委員 いわば既成事実を積み重ねる中で、なし崩し的に農地の不正使用がなされていくわけでありまして、これはぜひ厳格に対応していただきたいと思います。 また、この事件が発覚をしまして日も経過をしておりますが、農水省としてまだ調査もしておられないということであれば、それはそれで...全文を見る | ||
○小里委員 一般論ながら、宅地として課税されるべきであるという今の御見解でございました。いわば脱税状態にある、あったということは明確であります。これは強く指摘をしておきたいと思います。 輿石氏の自宅部分が建築されたのは昭和五十年でありますが、以来、この母屋部分の輿石氏所有の宅...全文を見る | ||
○小里委員 先ほどの大臣の御答弁では、できるだけ早く農地に戻していただきたいということでありましたが、間違いないですね。 | ||
○小里委員 まずは農地への原状回復、当然のことであります。そして、ばれたから戻すということでは、これはどこかの総理と一緒であります。ぜひ、その責任をしっかりとっていただくように対応をお願いしたいと思います。 次の話に入ってまいります。 先日の予算委員会で質問をさせていただ...全文を見る | ||
○小里委員 一方では、カロリーベースの自給率目標は引き上げられております、これは当然でありますけれどもね。 新たな計画における十年後の品目別自給率を見ますと、麦、大豆は大きくふやされております。しかるに、野菜、果樹、畜産は従来の自給率目標より減らしておられるんですね。しかも、...全文を見る | ||
○小里委員 大臣と思いは同じであろうと思います。しかし、制度がそうなっていかないんですよ、本当に。本音ではそう思っておられるんじゃないでしょうか。 食料安保は、確かに国が最後まで責任を持つべき最たるものであります。ただ、それが決して国家による無理な押しつけにつながってはいけな...全文を見る | ||
○小里委員 交付金千五百億円を有効に使っていくという御答弁でございました。 この千五百億円は、御案内のとおり、農業、林業、水産業に充てられます。農業に来る割合がどのくらいになるのかわかりませんけれども、恐らく、この農林水産の公共事業費にそれを含めて考えましても、六五%に減るん...全文を見る | ||
○小里委員 すなわち、貿易自由化があった場合に、内外の生産条件の格差を埋めるため、農産物の価格が下がった場合にそれを埋めるため、それが生産条件不利補正交付金であるという今の御説明でありました。 現行の安定対策におきましては、生産条件不利補正交付金として麦、大豆等について補てん...全文を見る | ||
○小里委員 ちょっと遠慮がちな表現でありましたが、要するに、政令でもって米も指定できるわけであります。 先般の予算委員会で同じ質問をいたしましたが、そのときは、たしか別の局長の御答弁でありましたが、違う御答弁をいただきました。あえて申し上げませんが、私の質問の仕方も適切でなか...全文を見る | ||
○小里委員 現状で、現場は非常に混乱を来しております。また、きょうは時間がなくてちょっと議論できませんでしたが、生産数量目標をすべての対象品目に課していくとなりますと、大変なコストと事務作業が必要になるわけであります。これを、農家の希望を聞いて生産数量目標を割り当てて、すべての品...全文を見る | ||
○小里委員 以上で終わります。ありがとうございました。 | ||
04月06日 | 第174回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号 議事録を見る | ○小里委員 自民党の小里泰弘でございます。 早速質問に入らせていただきます。 新たな基本計画では、農業が果たしている多面的機能の重要性にかんがみまして、農業、農村の活性化には国民の理解と行動が大切だと訴えております。当然であります。 ただ、国民に理解を求めるべきは、農...全文を見る |
○小里委員 検討は、何も食品安全庁に限ったことではなくて、よく見ていただければ、かなり多岐にわたって、十八カ所に及んで検討するという言葉を使っているわけであります。 それと、説明は当然であって、説明以前の問題を私は申し上げているんです。説明すべき中身がないということを申し上げ...全文を見る | ||
○小里委員 私がお伺いしたのは、この野心的な生産目標に対して、それにたえ得る販路をちゃんと検証してあるかどうか、そして財政需要が幾らになるかということであります。 販路を考えずに、つくらせることだけはつくらせようとしても無謀でありまして、生産数量目標を課す以上は、その販路は国...全文を見る | ||
○小里委員 残念ながら、今の説明では、野菜、果樹、畜産等だけを、数量目標を下げるという説明にはなっておりません。 例えば大根は、昨年は大変な値下がりでありました。畑に大根が山積みをされていた、御案内のとおりであります。ことしは一転して、値が三倍になっているんですね。これほど値...全文を見る | ||
○小里委員 そのとおりです。バングラデシュは、栄養不足人口二七%、深刻な、局所的食料不安にある国とされております。 そのバングラデシュの穀物自給率は九五%であります。日本の穀物自給率は二七%。穀物自給率や食料自給率が大臣のおっしゃった、国の食生活水準と一致するわけじゃないんで...全文を見る | ||
○小里委員 おっしゃったようなそれぞれの体系になっていることは大体理解しておるつもりであります。 私が申し上げたいのは、戸別所得補償制度を含む基本計画、もっと言えば、日本の農政全体として理念と政策が一致していないといけないんです。そして、その政策が具体的に示されないといけない...全文を見る | ||
○小里委員 無謀な農政に突入をしようとしているということでありまして、まさに危ない橋を渡ろうとしている、このことを指摘申し上げまして、質問を終わらせていただきます。 大臣、よかったらどうぞ。 | ||
○小里委員 ありがとうございました。 | ||
05月13日 | 第174回国会 衆議院 総務委員会 第16号 議事録を見る | ○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 本日は、総務委員会におきまして、質問の機会を賜りましてまことにありがとうございます。 まず、本題に入ります前に、口蹄疫の関係について、二、三お伺いし、また御要望を申し上げたいと思います。 去る四月二十日、宮崎県におきまし...全文を見る |
○小里委員 今大臣がおっしゃいましたように、例えば、殺処分をした牛、豚等につきましては、五分の四は助成金が出る、残り五分の一については共済でもってというのが従来の制度でありました。それで、共済に入っている人もいるし、いない人もいる、共済も十分な人もいるし、そうでない人もいる。そこ...全文を見る | ||
○小里委員 赤松大臣が外遊に旅立った四月三十日の時点で、口蹄疫発生事例は十二例、処分対象は四千三百頭でありました。外遊中の九日間に、新たに二十三例、四万五百二十三頭が発生をされ、対象となったわけであります。陣頭指揮をとるべき担当大臣が日本を離れている間に、これだけの被害拡大を見た...全文を見る | ||
○小里委員 つまり、在京の地上波の放送事業者が地方にネット局を開局する際に、そのキー局が株主になる場合はもちろんでありますが、放送事業者であるか否かを問わず、個人、法人を問わず、特定の者が当該キー局の発行済み株式総数の二割を超えてこれを所有してはならないということでございます。 ...全文を見る | ||
○小里委員 平成十六年十一月十九日、総務省情報通信政策局長名で、第三者名義による株式の保有状況等に関する自主的な点検の要請についてという通達が全国の総合通信局長にあてて出されております。 これは、第三者名義による株式の保有を通じて、マスメディア集中排除原則に定める出資制限の上...全文を見る | ||
○小里委員 通達がいつだったとか規則がいつだったかということじゃなくて、本来、放送事業がどうあるべきか、その原点に返ってしっかりこの問題は精査をしていかないといけない。その前提に立って、引き続きお伺いをしてまいりたいと思います。 テレビ局は、電波法の定めによりまして、五年に一...全文を見る | ||
○小里委員 今の株主構成がどうということじゃなくて、従来の株主構成において、公表されてきた株主構成と営業報告書における株主構成が相違をしておるんですね、そこの点が今問題になっておるわけでありまして、実際の株主はどうだったかというところをしっかりと調べる必要があると思うのであります...全文を見る | ||
○小里委員 想定したような御答弁であります。 小沢氏については、土地売買に係る疑惑のみならず、公共工事の受注に関して小沢事務所が天の声を発していると公判で検察が指摘をしているようなゼネコン疑惑があります。また、巨額の政党交付金の不正取得問題など、小沢氏については政治と金にまつ...全文を見る | ||
○小里委員 株主構成がどのように変遷をしてきたか、どの時点までどのような構成であったか、それによっては時効の対象にならない、現実に裁かれるべき可能性もあるのであります。何より社会に大きな影響を与える公共の電波として厳に公平性が確保されるべき放送事業が、特定政治家に偏って立ち上がっ...全文を見る | ||
○小里委員 続きまして、めんこいテレビの財務についてお伺いをいたします。 総会資料の計算書類などを拝見いたしますと、多少奇妙なことがうかがえます。最近、不況で税引き前利益が赤字で法人税を払えないという企業が多いのでありますが、岩手めんこいテレビは、税引き前利益が赤字にもかかわ...全文を見る | ||
○小里委員 名義株主の存在、そして名義株の処分とあわせまして、このような不可解な財務処理が疑われる岩手めんこいテレビであります。集中排除原則に関連する放送行政上の問題として調査する必要があると私どもは考えております。 岩手めんこいテレビの開局時から現在までの株主総会に提出をさ...全文を見る | ||
○小里委員 続きまして、第三のテーマに入ってまいります。 労働組合の資金上の問題でございます。 民主党小林千代美参議院議員の選挙や政治資金に関連しまして、公選法違反、政治資金規正法違反の罪で北海道教職員組合幹部及び自治労幹部が相次いで逮捕されたのは、御案内のとおりでありま...全文を見る | ||
○小里委員 各論についてお伺いをしたいと思います。 北海道教職員組合による政治資金規正法違反事件によりまして、労組マネーに係る経理の不透明な実態というものが浮き彫りになってまいりました。例えば、自治労の決算書を見ますと、収入についてはどこの組合からどれだけ集めたか、かなり詳細...全文を見る | ||
○小里委員 先ほど小林千代美議員につきまして参議院と言い間違えましたが、衆議院でありました。おわびをして訂正申し上げたいと思います。 大臣の答弁を受けて、さらにお伺いをしたいと思います。 労働組合は、組合員の労働条件の維持改善を目的としながらも、それを達成するために政治と...全文を見る | ||
○小里委員 政策実現に向けて一緒にやっていきましょうと語りかけたといいます。 そして、官邸と連合側との定期的な会談や協議を開催することを合意し、さらに、連合の元事務局長が行政刷新会議のメンバーになったり、高木会長が国家公安委員に任命されるなど、その関係を深めているのであります...全文を見る | ||
○小里委員 政策に強い影響力を行使するという状況が明白になってまいっております。 労働組合がどの政党を支持しようが自由であります。ただ、かつて企業ぐるみ選挙が批判をされ、政党と企業との人や金の関係が幾たびかの法改正で整理をされてきましたように、今度は民主党と労働組合との人、金...全文を見る | ||
○小里委員 労働組合と政権とのかかわり、それから、選挙とのかかわり、資金面における協力の体制のあり方、これが度を超えて今大変な状況になってきている。特に、政策の決定におきまして、その影響力の行使においては従来とは次元の違う状況になってきている。それを前提に置いた労働組合への対応の...全文を見る | ||
○小里委員 副大臣は数十円とおっしゃいました。数十円としましても、実際の購入費との開きはあるのでありまして、その差額は寄附金に当たるのだろうと思います。 それと、副大臣に限らず、収支報告書の一覧を見ますと、ずらっと民主党議員に対する金額が並んでおりまして、そのすべての方々が数...全文を見る | ||
○小里委員 申し上げましたように、地方公務員法における規定はあるものの、具体的な記述に欠けまして、特に、日ごろの政治活動、後援会活動への関与については、ほとんど具体的記述がないのであります。また、実態としてさまざまの違法行為、脱法行為が行われておりまして、抑止力を高めるためには、...全文を見る | ||
05月14日 | 第174回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号 議事録を見る | ○小里委員 自民党の小里泰弘でございます。 引き続き、口蹄疫についてお伺いをしたいと思います。 まず、現在の被害状況はどのような状況か、お伺いをいたします。 |
○小里委員 このような事態に至った責任についてどんなふうにお考えか、大臣にお伺いします。 | ||
○小里委員 十年前の口蹄疫の発生時におきましては、例えば宮崎では三例、三十五頭の段階で、まさに国と与党あるいは自治体が強靱な連携を講じまして、封じ込めに成功したわけであります。被害を最小限度に抑えることができた、そのように言えるんじゃないかと思います。この経験を踏まえまして、私ど...全文を見る | ||
○小里委員 長い御答弁でありましたが、私は言いわけにしか聞こえません。 赤松大臣が外遊に旅立った三十日の時点で、口蹄疫の発生事例は十二例、処分対象は四千三百頭でありました。外遊中の九日間に、新たに二十三例、四万五百二十三頭が発生をしているわけであります。陣頭指揮をとるべき担当...全文を見る | ||
○小里委員 当然、私どもも、持てるノウハウ、自民党の全能力を発揮して、対応の御協力に当たってまいりたい、それは言うまでもないことであります。 今になって、大臣が処分対象牛の全額補償を初めとする対応を発表しておられます。やはりこれは遅きに失しているんですよ。 あるいは、自衛...全文を見る | ||
○小里委員 これ以上、そういう無責任な言いわけによる失態はさらさない方がいいと思いますよ。(発言する者あり) | ||
○小里委員 全額補償の問題にしましても、時期の表現の多少のずれはあっても、遅かったというのは事実なんですよ。最初の時点でそんなことは宣言すべきなんですよ。 あるいは、五分の一、五分の四のお話がありました。五分の四は国が助成をする、五分の一は特交でというようなお話であったけれど...全文を見る | ||
○小里委員 現地対策本部はどうですか。 | ||
○小里委員 時間となりましたので、ここで終了させていただきたいと思いますが、今、風評被害のお話がありました。これは今、九州市長会で極めて大きな危機感を持って受けとめておられる、このことは先ほど申し上げたとおりであります。 それと、私が申し上げた現地対策本部というのは、政府の現...全文を見る | ||
05月17日 | 第174回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号 議事録を見る | ○小里分科員 自由民主党の小里泰弘でございます。 きょうもまた、口蹄疫の対策についてお伺いをしてまいります。 とにかく、この発生地域における感染を早急に封じ込めていく、これがまず求められるということは言うまでもありません。そのためには、発生箇所に対して事後的に対応するとい...全文を見る |
○小里分科員 この全頭殺処分につきましては、川南町の方はもう手おくれだと思いますね。物理的に無理だと思います。ただ、えびの市の方は、今後の感染拡大を防ぐ上でのまさにポイントであります。今からでも間に合うと思うんですよ。そこはぜひ御検討をいただきたいと思います。 大臣おっしゃる...全文を見る | ||
○小里分科員 とにかく、これもまた先回りした対応の大事な要素であると思いますので、しっかり知恵を絞っていただきたい。我々も、しっかりまた現地の声を聞いて、できる情報提供はしてまいりたい、そんなふうに思うところでございます。 清浄性確認検査というものがあります。潜伏期間にある牛...全文を見る | ||
○小里分科員 ぜひとも、これもまた、先回りした対応としてしっかり適切に実施をいただきたいなと思っております。また、これが実施をできるようにするためには、その前段階での対策をしっかりやる必要があるわけでありまして、そこを重ねてお願いしておきたいと思います。 情報提供でございます...全文を見る | ||
○小里分科員 風評被害ということでは、相手も行政ですから、そこはしっかりと遠慮なく緊密に連絡をとっていただきたいな、そんなふうにお願いをしておきたいと思います。 これもえびの市からの話であります。十キロメートルラインから外に蔓延をさせないということについては国の指導があります...全文を見る | ||
○小里分科員 山田副大臣、小川補佐官は常駐をされるということでよろしいんですね。(赤松国務大臣「そうです、はい」と呼ぶ)遅きに失したなという感がないわけではありません。しかしながら、ぜひしっかりした対応を図っていただきたいと思います。 先週申し上げましたように、山田副大臣また...全文を見る | ||
○小里分科員 ちょっと今いろいろな課題が混合されて御答弁になったので、それぞれどういう結論になっていくのか、もう一回確認をさせていただきたいと思います。 まず第一問目に申し上げたのは、新マル緊にかかる月齢要件の緩和、あるいは生産者拠出金の免除措置を、出荷の延期、競り市の延期、...全文を見る | ||
○小里分科員 時間が参りましたので、具体的にはここでとどめておきたいと思います。 実施状況を見ながらというお話でございました。今、鹿児島県にしましても熊本県にしましても、何とか未然に侵入を防止したいという思いにおきまして、自主的に、大変な思いの中に今対策を講じているところでご...全文を見る | ||
05月26日 | 第174回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号 議事録を見る | ○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 引き続き、口蹄疫の関連についてお伺いをしてまいります。 四月二十八日に、私ども、谷垣口蹄疫対策本部長を先頭にいたしまして宮崎の現地入りをいたしまして、現地の市町村、生産者の関係者の皆様を初め、意見交換をさせていただきました。...全文を見る |
○小里委員 大臣の今のような答弁は、もう何度も聞かされました。何度聞いても、本当に、大臣がこれだけの宮崎の悲劇と引きかえにしてかの地に行かれるような、そんな理由には私には全く思えません。 前回、答弁の中で大臣は、例えばキューバとの民間の間の長期債務の問題がある、この問題は、民...全文を見る | ||
○小里委員 もう結構です。時間がありません。(山田副大臣「ちょっと、一つだけ」と呼ぶ) | ||
○小里委員 委員長、全く審議が進みません。どうかお取り計らいをよろしくお願いします。 別に、大臣、私はゴルフの話なんてしていませんよ。ちゃんと裏をとった質問をしているわけであります。 連休の期間中に七日間、政務三役は出勤をしていないんです。このことについてのお答えはありま...全文を見る | ||
○小里委員 全くありきたりの、相変わらずの言いわけ答弁であります。 委員長、こういうだらだらした審議を待っている余裕は現地にはないんですよ。法案も早く成立をさせなければいけない。我々も必死なんだ。委員長、もっと審議促進をよろしくお願いしたいと思います。 一つだけ指摘をして...全文を見る | ||
05月31日 | 第174回国会 衆議院 本会議 第33号 議事録を見る | ○小里泰弘君 自由民主党の小里泰弘でございます。 まず最初に申し上げます。 五月二十八日、総務委員会におけるわずか六時間足らずの審議時間による郵政改革法案の強行採決、議長による与野党国対委員長会談開催の指示の無視、これを受けて野党四党の国対委員長が議長に申し入れのさなかに...全文を見る |
08月03日 | 第175回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号 議事録を見る | ○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 早速質問に入ります。 今回の口蹄疫への対応を振り返りますときに、多くの教訓あるいは反省点を生んだと思います。例えば、初期のころ、国からの消毒薬の手配がおくれたと言われます。あ...全文を見る |
○小里委員 法定受託事務の話がまたありました。法定受託事務は本来的には国が果たすべき役割であるということは御案内のとおりであります。 ましてや、今回は、いわゆる大災害、国の危機管理に係る話であります。何より、食料安保というものは国が最後まで責任を持つべき最たるものであります。...全文を見る | ||
○小里委員 ありがとうございました。 しっかりと今回の教訓を生かして防疫体制の再構築をお願いしたいと思います。 さて、口蹄疫発生後の競り市が再開をされました。私どもの鹿児島で見ました場合に、例えば出水地域で平均で二万四千円値下がりをしております。指宿地域で二万六千円の値下...全文を見る | ||
○小里委員 県の平均価格にしていただいた、これはありがたいことでございます。 それと、四半期か単月ごとかというのは、農家が資金繰りに困っておりますから早期に支払いをお願いしたいということでございまして、その観点から対応をお願いしたいと思っているところでございます。 申し上...全文を見る | ||
○小里委員 基金の規模、対象地域、内容、窓口等についてお伺いをしたわけでありますが、考え方としては、大胆に、広範囲に、きめ細かに、そして実効ある基金となりますように、ぜひ職務に照らして大臣の御奮励、御指導をよろしくお願いしたいと思います。 時間がありませんので、赤潮被害の問題...全文を見る | ||
○小里委員 ありがとうございます。 今後、漁協あるいは自治体の方から具体的にまた要請があろうかと思います。地域の大事な基幹産業をここで絶やすことのないように、ぜひとも手厚い対応をよろしくお願いしたいと思います。 もう時間がありませんので、最後の一問でございます。集中豪雨に...全文を見る | ||
○小里委員 ありがとうございました。どうぞよろしくお願い申し上げます。 質問を終わります。ありがとうございました。 | ||
09月08日 | 第175回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号 議事録を見る | ○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 本日も質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 前回に引き続きまして、赤潮被害についてお伺いをしてまいります。 本年六月、熊本県、長崎県そして鹿児島県域において発生をいたしました赤潮被害、被害尾数にして二百八十...全文を見る |
○小里委員 現場の認識、現場から上がってくる声とはかなり隔たりがあると言わざるを得ないと思います。今後のことももちろん大事ですけれども、今をどう乗り切るか、そこで現場は今大変な状況にあるということをまず認識いただきたいと思います。 鹿児島では平成十四年に大規模な赤潮が発生をい...全文を見る | ||
○小里委員 三陸沖の津波被害のお話がございました。 ただ、大きな違いがあると思います。三陸沖の津波による被害、これにつきましては激甚災害の適用になっております。そしてまた、赤潮被害の場合は、二年連続、三年連続という連続する被害によりまして、まさに養殖経営が壊滅的危機に瀕してい...全文を見る | ||
○小里委員 全く、現状をどう乗り切るかということに対する答えにはなっておりません。来年の話を今現場に向けてしても、今現場の人たちが、ここで奮い立って頑張っていこうという気になるわけではありません。 もちろん共済制度については、これをさらに加入しやすい、さらにまた充実したものに...全文を見る | ||
○小里委員 補てんとあわせて、金融上の措置も必要になってまいります。養殖漁業者の経営の再建に向けまして、例えば、種苗購入費、施設整備費等の費用につきまして、無利子貸し付け、償還期限の延長、貸し付けに係る保証限度額の引き上げ等の措置が求められるところであります。目下の対応状況につい...全文を見る | ||
○小里委員 ちょっと答弁が錯綜しておりまして、理解が難しいところでありますが、可能な限りの金融措置をとっていただくように、現場の声を大事にしていただくように、切にお願いをしたいと思います。 そこで、今回の赤潮被害を振り返りましたときに、生けすを沈下させる、このこと自体は従来は...全文を見る | ||
○小里委員 要は、新規養殖漁場をしっかりつくる、そこに沈下式の生けすをしっかり整備する、既存の生けすもそっちへ引っ張っていく費用も見ます、そしてまた、よく菌の存在状況を調べて、その濃いところには海底に覆砂をして押し込めますよ、そういうことでいいんですね。うなずかれましたので、答弁...全文を見る | ||
○小里委員 どうかよろしくお願いしたいと思います。 ここまで、赤潮被害に対応しまして、養殖経営の再建と安定化のために必要な措置についてお伺いをしてまいりました。 特に現行制度に補てんの用意はありません。補てんを行うツールとして立法化が求められると思料いたします。給付を行う...全文を見る | ||
○小里委員 この基金の問題は、昨日、参議院の農水委員会におきましても、我が党の野村哲郎委員から再三再四にわたりまして質問を繰り返したところでございます。全く今の答弁と同じような答弁でございました。 現場はいつまでも待っておれない。今までの対策がそうであったように、さらに再生に...全文を見る | ||
10月26日 | 第176回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号 議事録を見る | ○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 まずは、今般発生をいたしました奄美地方における豪雨災害、これによりまして亡くなられました方々に衷心よりお見舞いを申し上げます。そしてまた、被害を受けられました多くの方々に対して心からのお見舞いを申し上げたいと思います。 けさ...全文を見る |
○小里委員 従来、この種の災害の被害状況の把握、査定には相当時間がかかります。この査定がないと激甚災の指定もできない。このタイムラグがつらいんだということを徳田議員も述べておりました。どうか、迅速にその査定を行っていただきたいと思います。例えば阪神・淡路のときは、推計値を用いまし...全文を見る | ||
○小里委員 大臣、受けとめていただいた、この甚大なる赤潮被害に対しまして、私たちは、赤潮被害対策特別措置法案を先般提出いたしました。 柱といたしましては、被害額のうち養殖共済が及ばない部分の国と県による補てん措置、赤潮被害に対処するために自治体において要した費用、例えば死魚の...全文を見る | ||
○小里委員 共済制度とのかかわりについて今言及がありました。 私どもが今まで議論した中では、その逆でありまして、今回、共済制度で、共済金が被害額の最大六割部分にしか適用がありません。残りの四割を国と県で補てんしようというものであります。 例えば、熊本県の方々からは、それだ...全文を見る | ||
○小里委員 前回もその点は確認、特に来年度予算については確認をさせていただきました。 今回の被害を検証しますときに、沈下式の生けす、沈めるようになった生けすを、特に、被害が出にくい海域に新規養殖漁場を整備して、そこに持っていく、あるいは今ある生けすをそこに持っていく、曳航のた...全文を見る | ||
○小里委員 ぜひ、実際に被害を受けた人たちがその対象になるようにお願いをしたいと思います。 そこで、関連をしてお伺いしたいわけでありますが、今お話にありました、補正予算においては、シストの調査、それと別個に大型生けすの整備などが予定をされていると認識いたします。その予算の内訳...全文を見る | ||
○小里委員 要するに、補正予算においては、まずはシストの調査ですね。これは現地の方々を雇っていただけると今のお話でありました。それと、もう一つの体系として、大型生けすの整備とか種苗施設の整備をする、そういったものが入っているように認識をしておりますが、それぞれの予算は幾らになって...全文を見る | ||
○小里委員 我々は、現在漁業者の皆さんが資金繰りに大変困っておられる、そのために補てん措置としておよそ二十億円が必要である、これは現地からの要請、県からの要請を踏まえて要望しているところでございます。 ところが、今の御答弁によりますと、実際現地に落ちるお金というのは、例えば今...全文を見る | ||
○小里委員 確かに、赤潮特約の部分は国と県でこれを負担いたします。ところが、その赤潮特約を受けるためには本体の共済に入っていないといけないんです。本体の共済ではちゃんと掛金を納めているわけでありまして、そこのところはぜひ認識をいただきたいと思います。 それと、先ほど申し上げま...全文を見る | ||
○小里委員 再三申し上げますが、共済に入っていない人たちにその共済金の部分まで補てんをしてくれと言っているわけではありません。共済金が及ばないところの被害を国と県で補てんしていただきたい、そう申し上げているわけであります。 それと、現場の人たちは、今申し上げましたように、今の...全文を見る | ||
○小里委員 ぜひ、検討だけじゃなくて実現をしていただきたいと思います。山田前大臣が、いつぞやの御答弁にありました、共済と積立ぷらすの充実でもって赤潮被害についても九割まで補てんをしていくという御答弁があったわけでありまして、ぜひそれが実行ならしむるものになりますようによろしくお願...全文を見る | ||
○小里委員 非常にその兼ね合いが難しいところであろうと思います。 いずれにしましても、漁業者の皆さんがしっかりと意欲を持って、将来にわたって安定的に経営に取り組んでいける、そのための制度としていかなければなりません。私たちも、しっかりとまた議論をしてまいりたいと思います。 ...全文を見る | ||
11月15日 | 第176回国会 衆議院 予算委員会 第9号 議事録を見る | ○小里委員 私は、自由民主党・無所属の会を代表して、ただいま議題となりました平成二十二年度補正予算三案について反対、自由民主党・無所属の会提出の編成替えを求めるの動議に賛成の立場から討論をいたします。 政権交代から一年余り、政治と金、普天間問題、相次ぐ公約違反、尖閣諸島問題等...全文を見る |
12月08日 | 第176回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号 議事録を見る | ○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 まず、口蹄疫に関連しましてお伺いをいたします。 競り市が再開をされましてから、七月から九月に競り市に出された子牛に対して補てん金が出ることになりました。また、余分に支払うことになったえさ代等についても補てんが出る。その支払い...全文を見る |
○小里委員 あれほど早期の支払いを要請してまいったわけでありますが、非常に残念な状況でございます。少なくとも年を越すことのないように、ぜひよろしくお願いしたいと思います。 続きまして、TPPについてお伺いをしてまいります。 先週末も地元に帰りまして、あちこちの農村に呼ばれ...全文を見る | ||
○小里委員 ありがとうございます。 そもそも食料安保の概念というのは、自由貿易あるいは市場経済の原則にはなじまないものであります。食料安保の基本というのは、担い手と農地をしっかりと確保する、そして、いざ不測の事態が生じたら、使える農地をしっかりと使って、カロリー含有量の多い芋...全文を見る | ||
○小里委員 ありがとうございます。 私は、食料自給率もさることながら、不測の事態下における食料自給力、潜在的な食料供給力、そこが大事であって、これは少なくとも保護されるべきものである、これを国際交渉上しっかり日本として持していかないといけないんじゃないか、そのことを申し上げた...全文を見る | ||
○小里委員 基本的な考えは一緒のようでありますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。 よく言われる、農業者一人当たりの作付面積、アメリカは日本の約百倍、豪州は二千倍であります。これに象徴されるように、コストが格段に違う。その上に、アメリカなどは、例えばマーケティングローン...全文を見る | ||
○小里委員 交渉に入るかどうかをこれから検討するんだということでありましょう。それであっても、やはりその前に基本的な条件、情報、材料というものはしっかりそろえておかないといけない。今、いかにも扇動的な言葉でもって、国民世論がもう走ってしまっているんです。そうなる前に、どういう心づ...全文を見る | ||
○小里委員 ありがとうございました。 ぜひとも、間違ったメッセージをこれ以上国民に与えないように、その辺の言葉遣いには気をつけていただきたいと思います。 そして、日本ほど開かれた国はないということ、そしてまた、それぞれの国ごとによって食料生産環境というものは違ってくる、土...全文を見る |