小里泰弘
おざとやすひろ
比例代表(九州)選出
自由民主党
当選回数6回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月03日 | 第177回国会 衆議院 予算委員会 第5号 議事録を見る | ○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 まず、高病原性の鳥インフルエンザの感染が、年末以降におきましても、十道県二十二例に及んでおります。面的な広がりは少ないものの、あちこちに飛び火をしております。しかも、野鳥の感染が多い。したがって、野鳥対策がまず求められるものであ...全文を見る |
○小里委員 動物衛生関係は日本がたけております。ぜひ主導権を発揮して取り組んでいただきたいと思います。 そこで、例えば鹿児島県の出水市の場合、殺処分のできないツルの保護区、そして日本一の養鶏密集地帯が隣接をしている、そこにこの難しさがあるわけであります。いわば火薬庫の上に火花...全文を見る | ||
○小里委員 現場の感覚とはかなり距離があると思います。現場は、法的な裏づけがないから今苦労しているんです。そこをしっかりと整備をしていただきたいと引き続きこれは求めてまいりたいと思います。 発生農場の防疫措置、区域内の発生状況の確認検査あるいは清浄性の確認検査、消毒ポイントに...全文を見る | ||
○小里委員 現場の実態を踏まえまして、しっかりした対応をお願いしたいと思います。 続きまして、新燃岳の噴火についてお伺いをいたします。 お話をいただきましたように、新燃岳の噴火に関しましても、防災大臣、また国交大臣、現地に赴いていただきまして、車両等の手配、いろいろお世話...全文を見る | ||
○小里委員 ハード、ソフト両面からおっしゃいましたので、特に砂防堰堤なども状況に応じてしっかり対応していただきたいと思います。 火山性ガスによる健康被害が心配であります。避難勧告の材料とするためにも、定置の計測地点を複数設置して大気調査を実施すべきと考えます。あるいは、降灰対...全文を見る | ||
○小里委員 降灰や日照不足によりまして農作物の被害も深刻であります。農水大臣、対応をお伺いします。 | ||
○小里委員 特に財政的な支援につきましては、例えば野菜などは農業共済に入っていない農家が多いんですね。そういったところも含めてしっかり対応をお願いしたいと思います。 なおまた、国立公園内でありまして、規制看板の設置についてはいろいろな制限がある。したがって、まず国における迅速...全文を見る | ||
○小里委員 質問に対する答えになっていないわけであります。 あたかも、FTAAPへの一つのかぎを握るのがTPPであるかのような今の説明でありました。同時に、APECにおいてはASEANの位置づけもなされているはずでありまして、そのASEANで見た場合に、きのうの議論でもありま...全文を見る | ||
○小里委員 しかし、既にもう走っているんですよ。総理はそうおっしゃるけれども、メリットもわからないままに、もう走っているんです。政府のそういった扇動的な表現によりまして、国民の意識もどんどん走ってしまっている。取り返しのつかないことになるんじゃないか、それを私は心配しているんです...全文を見る | ||
○小里委員 交渉に入るための検討であっても、その前提として必要な材料、情報、心づもりというものは当然なくちゃいけないんです。全くないじゃないですか。ただやみくもに霧の中に突っ込んでいくような話であって、話にならぬわけであります。 TPPは、原則として除外、再協議は認めません。...全文を見る | ||
○小里委員 例えば経産省の試算では、TPPに入らなかった場合の滅失利益として、EUや中国の分を入れているんですね。明らかにTPPとEUとをリンクさせているわけであります。 確かに、韓国が米国とEPAを進めた、それに刺激されて韓国とEUが進んでいった面はあるかもしれません。 ...全文を見る | ||
○小里委員 農業サイドでは何がひっかかっているんですか。 | ||
○小里委員 そのとおりであります。一部の乳製品、特に畜産の方でいうと豚ぐらいのものでありましょう。また、前原大臣からもお話しいただきました。要するに、農業サイドについては、交渉に入るに当たって問題となるものは、さしたるものはないんですよ。交渉の中で何とか乗り切れるものでありましょ...全文を見る | ||
○小里委員 全く中身のない話でありまして、これまた心づもりも何もないということが明らかになったわけであります。 生産力が落ちたとおっしゃいますが、生産性はたしか三倍以上に上がっておるんですよね。為替、円高傾向の中で、この十年は自給率を何とか維持もしております。あるいは、担い手...全文を見る | ||
○小里委員 きれいな言葉が並んでおりますけれども、相変わらず中身がうかがえないわけであります。 例えば、総理、米が国際価格まで、国際価格とは大体三千四百円ぐらい、中国産米のMA米で見るとそのぐらいになっておりますが、これまで下がった場合に、米だけでも所得補償をしようとすれば、...全文を見る | ||
○小里委員 所得補償政策につきましては、改めてその是非について議論をさせていただきたいと思います。 まず、事実として、農業予算がこれだけ削られて、その配分においても大変な矛盾があるわけです。要するに、今は様子を見ておられるということじゃないかなと。農業がTPPによって崩壊して...全文を見る | ||
○小里委員 若い人たちが海外に留学をするためとかおっしゃいますけれども、留学とTPPというのは関係あるんですか。留学を促進するんだったら、そのための環境づくりを急げばいい話でありまして。 そもそも、普天間の問題で米国との関係をこじらせた、そこにつけ入るかのようにして尖閣諸島の...全文を見る | ||
○小里委員 このままでは議論に値するような材料が全く政府から出てまいりません。ぜひ、今後はそこをしっかりとわきまえてお願いしたいと思います。 以上で終わります。ありがとうございました。 | ||
02月17日 | 第177回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号 議事録を見る | ○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 新燃岳対策についてお伺いをしてまいります。 まず、降灰により農地の土壌が酸性化をしておりまして、使い物にならなくなってしまうわけであります。そこで、pH検査などをしながら、石灰をすき込んでいくとか、そういった土壌改良が必要に...全文を見る |
○小里委員 降灰によりまして農地の土壌が酸性化をしまして、したがって、石灰をすき込むとか、土壌改良の必要性に迫られております。その対応策をお伺いします。 | ||
○小里委員 石灰の量の確保がまず大きな問題でありまして、口蹄疫、鳥インフルエンザで多量の石灰をまだ必要としつつあります。まず、その量の確保を含めて、しっかり、よろしくお願いしたいと思います。 そこで、今お話にありましたように、桜島対策として、従来、今、森山議員からも質問があり...全文を見る | ||
○小里委員 現在、桜島対策としては、事業費十数億の中で、県が八、国が二という負担割合で事業が行われております。しかも、国が二の部分は農山漁村地域整備交付金の中でやっております。したがって、実際、二割をどのように確認するのか、従来指摘をされたところでございます。これが、先ほどの質問...全文を見る | ||
○小里委員 ぜひよろしくお願いします。 前回、予算委員会で質疑をさせていただきまして、火山性ガスによる健康被害に対応するために大気調査をすべきであるという質問に対しまして、災害対策大臣の方から丁寧な御答弁をいただいたところでございます。その後の観測の状況、そして結果、例えば健...全文を見る | ||
○小里委員 引き続き、よろしくお願いします。 最後に、ホテル、旅館の関係についてお伺いします。 大分キャンセルが相次いでおりまして、六、七割減になっておるというような状況が連休明けまで続く見通しである、そんな状況でございます。 まず、雇用機会が失われつつあります。緊急...全文を見る | ||
○小里委員 どうもありがとうございました。 | ||
02月28日 | 第177回国会 衆議院 予算委員会 第18号 議事録を見る | ○小里委員 私は、自由民主党・無所属の会を代表して、平成二十三年度予算に対し反対、我が党提出の編成替え動議に賛成の立場から討論を行います。 財源を含めマニフェストの破綻が明らかになった今、そのマニフェストに基づく予算には全く正当性は認められません。 具体的に問題点を申し上...全文を見る |
03月09日 | 第177回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号 議事録を見る | ○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。きょうは貴重な質問の時間をいただきまして、まことにありがとうございます。 まず、新燃岳噴火関連についてお伺いをいたします。 御案内のとおり、新燃岳の噴火が長期化をしておりまして、それに伴いまして、旅館、ホテル等の宿泊客のキャン...全文を見る |
○小里委員 昨年の口蹄疫でもかなりキャンセルが相次ぎました。そこから何とか立ち直って、特に、あと三日後ですか、九州新幹線が全線開業するということもありまして、これに合わせてしっかりまた再起を図ろう、そのやさきの今回の噴火でございました。ダブルパンチで大変な状況に追い込まれているわ...全文を見る | ||
○小里委員 申し上げましたとおり、ホテル、旅館だけでなくて、周辺の土産物店、タクシー、食品業界を初め、幅広い産業に大変な影響が出ているわけであります。いつかはおさまるわけでありますが、普賢岳の場合も半年ほどで観光客の大体九割が返ってきた、そんな話も聞いておるところでございます。そ...全文を見る | ||
○小里委員 ありがとうございます。 ここからいかに利用拡大を図っていくか。宝の持ち腐れにしてはいけないわけでありまして、沿線自治体の努力もあわせて、しっかり利用拡大を図ってまいりたいと思います。 そこで、整備新幹線全体として見た場合は、決してこれで終わりじゃありません。こ...全文を見る | ||
○小里委員 御指摘の収支見通しを初め、経済効果等々、総合的な観点から吟味をして、政府・与党でこの三区間についてはしっかりつくっていくということを計画し、また申請も行っているわけでありますから、ぜひよろしく推進方をお願いしたいと思います。 そこで、御指摘の財源についてであります...全文を見る | ||
○小里委員 前大臣の苦渋の決断ということでありました。また、現大臣からも、共通の思いを抱くという御答弁でございました。本当になけなしの財源なんですね。ここに気づかなかった我々もまた責任を感じているわけでありまして、ここから何とかこれを有効に生かしていく、その方途を探っていきたいと...全文を見る | ||
○小里委員 さらに、既設新幹線譲渡収入というのは、平成二十九年度上期まではこれを整備新幹線の財源に充てるとなっております。ただ、平成二十九年度下期以降の分は常磐新線建設費の利息分の返済などに充当するとなっておりますが、なおかつ、計算をしますと、五、六千億円を整備新幹線の方に使える...全文を見る | ||
○小里委員 札幌から鹿児島まで国土に一本の背骨を通す、その信念のもとに進められてきた整備新幹線であります。これが一本につながって初めて最大の効果が発揮し得るわけでありまして、ぜひその目標に向けまして旺盛にお願いをしたいと思います。 最後になりますが、川内川、米之津川関連でござ...全文を見る | ||
○小里委員 阿波井堰の来年度着工内容、また今後の完成に向けての段取り、見通しについて、最後にお伺いをいたします。 | ||
○小里委員 通常で考えますと、おっしゃったとおり、来年度は工事用道路、用地買収を行う。二十四年度、通例として、まず片方を工事する、そして二十五年度、片方を工事する。そして、二十六年度に水路をつくって、最後に固定堰の撤去に向かう、大体そんな段取りだろうと思います。よろしいですか。 | ||
○小里委員 具体的にその辺の工程が見えてきて初めて地域の人たちも安心しますので、今の御答弁でかなり先が見えてきたと安心していただけると思います。どうぞ今後ともよろしくお願いします。 | ||
○小里委員 どうもありがとうございました。 | ||
03月10日 | 第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号 議事録を見る | ○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 早速、家伝法の関係からお伺いをしてまいります。 まず、防疫指針を新たに定めて、また定期に見直していくということでございます。 農水省の家畜衛生部会において関係団体の意見も聞くと認識をしておりますが、その際、特に畜産、養鶏...全文を見る |
○小里委員 東京の霞が関とまた現場との間に乖離があるということは、都度都度感じてきたことでございます。ぜひその点、現場の意見をしっかり受けとめていただくように、また、制度上生かしていただくように、よろしくお願いしたいと思います。 埋却地等の確保に関しまして、先ほど江藤議員から...全文を見る | ||
○小里委員 埋却だけじゃなくて、焼却、レンダリングを含めた多様な方法でしっかり対応していくという御答弁でございました。 あわせて、先ほど江藤委員からもいろいろな問題点の御指摘があったところでございます。総合的に勘案をしながら、現場に過度な負担が行かないように、そして合理的にこ...全文を見る | ||
○小里委員 移動制限の範囲を早期に縮小するとかいうことでございます。また、いわゆる中抜き屠体の話も今いただいたわけであります。 ところが、出水で見た場合に、二月二日に移動制限区域が五キロに縮小されております。本来であれば肉の処理ができるはずでありましたけれども、残念ながら、五...全文を見る | ||
○小里委員 関連しまして、食鳥処理場が工場閉鎖に追い込まれて従業員を一時的に自宅待機させる、こういった対象について、雇用調整助成金、これはその対象になるんでしょうか。確認をさせてください。 | ||
○小里委員 今大臣も即座にはお答えできなかったように、周知されていないんですよ、これが。県の段階でもこれが周知されていない。現場もわかっていない。したがって、利用していないんです。しかもまた、今江藤議員から聞くところでは、非常に使い勝手が悪い。いろいろな問題がありそうです。これは...全文を見る | ||
○小里委員 これは先般災対特でも指摘をさせていただきましたが、現在、活動火山の方は、農山漁村地域基盤整備交付金の中で対応しております。これがいわゆる一括交付金に衣がえをするわけでありまして、そうなると、さらに農水省の顔が見えにくくなる、どの分がどこに行くのか見えにくくなるわけであ...全文を見る | ||
○小里委員 要するに、乳牛が宮崎から鹿児島側に移動した場合は、そこで搾乳をされる分は宮崎側の分としてカウントされるという理解でよろしいですか。その辺がまた現場に周知されておりません。現場で不安がありますので、ぜひ周知方、よろしくお願いしたいと思います。 噴火によりましてシカな...全文を見る | ||
○小里委員 本来の鳥獣被害自体がなかなか抜本的な解決になっていないわけでありまして、これに輪をかけて大変な被害が予想されます。ぜひ効果的な対応をお願いしたいと思います。 次に、ちょっと細かな話で恐縮ですが、キノコの栽培におきまして、原木に灰が付着するとなかなか植菌がうまくいか...全文を見る | ||
○小里委員 お茶の農家も、降灰防止・降灰除去施設等整備事業等があるわけですが、この適用条件が、三戸以上で組合をつくるという部分があるんですね。これが結構ひっかかっております。要件緩和を求める声も大きいんですが、この辺はどうでしょうか。 | ||
○小里委員 県に聞きましても、なかなかその辺がちゃんと対応できている状況じゃないんですね。その辺も、国としては、隣県宮崎の例も勘案しながら、宮崎に起きたことは鹿児島にも起きる可能性が十分にあるわけでありまして、国の方にやはりその辺のノウハウもあるわけですから、ぜひ、県に対して遠慮...全文を見る | ||
○小里委員 今後、これから新燃岳の噴火活動の長期化、そして風向きの変化によりまして、さらに広範囲にこれが及んでまいります。しっかりとそこを見ながら積極的な効果的な対応をとっていただくようにお願いをいたしまして、新燃岳関連はこれで閉じさせていただきます。 次に、TPP関連につい...全文を見る | ||
○小里委員 平野副大臣、いかがですか。 | ||
○小里委員 農水大臣の御答弁に対しまして、今の平野副大臣の御答弁、いかにも型どおりの答弁であって、中身がない、心がこもっていないと思いますよ。 事実として、パネリスト、各マスコミも評価をしましたように、非常に偏った人選になっているんですよ。従来、このTPPをめぐりましては、平...全文を見る | ||
○小里委員 では、引き続き、今までの国会での審議を踏まえながら、政府の矛盾点をただしてまいりたいと思います。 例えば、TPPに中国、韓国は参加しない、当然であります。そして、日本は、TPP参加九カ国のうち六カ国とは既にEPAを結びつつありまして、ペルーだけがあと署名だけですか...全文を見る | ||
○小里委員 今の副大臣の答弁からにじみ出ておりましたが、要するに、今までの答弁でも、TPPを一つの奇貨としてFTAAPが進んでいくんだ、そういう論調であります。しかしながら、今も若干お触れになったように、APECにおいては、TPPと同時に、ASEAN、ASEANプラス3等も一つの...全文を見る | ||
○小里委員 松下副大臣も気骨のある方でありますのでなかなか譲られないと思いますが、我々は我々で地元を代表して、また日本全体の農業を考え、国民生活を考えて信念に基づいて議論をしていきたいと思いますので、ぜひ、真摯な議論、そして良心的な対応をお願いしたいと思います。 TPPにより...全文を見る | ||
○小里委員 これも予算委員会の政府答弁で、輸入しても国内で食品加工はできる、輸入したらその分の輸送も出てくるとして、関連産業への影響を否定されました。これはもう、ここにいらっしゃる皆さんは、当然これが奇想天外な答弁であるということはお気づきであると思います。 サトウキビを丸々...全文を見る | ||
○小里委員 先ほどの政府の答弁は、TPPにより輸入がふえてもという前提での話でありまして、まさに日本の農業また農業関連産業への影響についての認識が余りにも不足をしておるということを申し上げたいわけでありまして、この点はぜひ閣内において周知をしていただきたいと思います。 よろし...全文を見る | ||
○小里委員 どうぞよろしくお願いします。 これまでの質疑の中で、日本はTPP参加国のうち六カ国とEPAを結びつつあります。その中で、とるべきはとり、守るべきものは守ってきたと私は認識をしているんです。それが、TPP参加となると、すべてが仕切り直しとなって今までの努力が無に帰す...全文を見る | ||
○小里委員 今、松下副大臣から、TPP以外の国、例えばメキシコにつきましても含めて、幅広く今までの対応について説明があったわけであります。しっかりと、とらえるところはとらえて、守るべきは守り、とるものをとってきた、それが今までの我が国のEPAにおける交渉であった、私もそう思ってお...全文を見る | ||
○小里委員 質問、答弁には流れというものがあって、あのときの流れからいえば、これは紛れもなくTPPを意識した答弁だったんですよ。TPP参加国の中で日本がEPAを結んでいる六カ国との関係がそのときは対象になったわけでありまして、その中でそういった答弁がありました。 ちなみに申し...全文を見る | ||
○小里委員 今の答弁でも、やはり、交渉に参加するかどうかを検討中であって今は情報収集中だということを盾にして、そのメリットについての明確な答弁は避けられるわけであります。それはそれでいいでしょう。だったら、最初に申し上げたように、開国フォーラムにおけるああいった前のめりの体勢、姿...全文を見る | ||
○小里委員 まさに、アメリカが二国間交渉を今避けている、だからTPPだというのは、相手の……(平野副大臣「そんなふうに言っていない」と呼ぶ)そういうことでしょう。アメリカは、今、日米のFTA交渉には消極的であって、TPPの方に一生懸命だと。それに乗っかるという話なんですよ。相手の...全文を見る | ||
○小里委員 まだまだ未消化、不完全燃焼でありますが、時間が参りましたので終わります。 ありがとうございました。 | ||
04月13日 | 第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号 議事録を見る | ○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。質問の機会をいただきましてありがとうございます。 震災対策関連についてお伺いをしたいと思います。 まず、自由民主党は、大震災が発生以来、相次いで部会を開催いたしまして、また、政府へ対策を提案し、また、党独自のボランティア活動を...全文を見る |
○小里委員 きょう、自民党の全体会議を開催しまして、第二次提言に向けまして議論をいたしました。そして、新たにまた二百四十項目ほどを取りまとめたところでございます。第一弾、第一次提言と合わせますと四百二十項目超になろうと思います。 そこには、我々の同僚議員が被災地復興、再生にか...全文を見る | ||
○小里委員 まずは、食料安保の観点から、どう農地を確保していくか、あるいは担い手をどう確保していくか。 大臣のお話にありましたように、単なる復旧にとどまらない、新たな農業、農村の形をどうとらえていくのか、村をどう維持していくのか、あるいは防災機能をどう位置づけていくのか、政府...全文を見る | ||
○小里委員 新たな農業、農村を目指していく上で、いろいろな要素があろうかと思います。日本の農業の従来のよさをしっかり生かしていく、それは当然であろうと思います。 そしてまた、肝心なことは、今お話にあったような戸別所得補償制度を初めとする従来の制度だけで本当にいいのか、従来の枠...全文を見る | ||
○小里委員 例えば、復旧が可能かどうかの判断、ここは極めて重要であろうと思います。復旧不能の農地を中心にして、海岸から二、三キロメートル以内は国有地化が必要だというのが仙台市長の話でありました。この仙台市長の要望、意向をどう受けとめておられるか、お伺いします。 | ||
○小里委員 まずは使える農地をしっかり確保していく、農地の回復を図っていく、これはまず第一義であろうと思います。あらゆる手を尽くした上で、どうしても再生不可能と判断された農地につきましては、国による買い上げ、あるいは転用を図っていくしかないんだろうと思います。 その際の転用手...全文を見る | ||
○小里委員 関連してまいりますが、従来の農地を離れて新天地で農業を展開しよう、そういう農業者も相当出てくるんだろうと思います。その際の代替農地を提供する、大変な作業であろうと思います。また、その代替農地を取得するまでの生活をどう支えていくか、雇用をどう図っていくか、そういった問題...全文を見る | ||
○小里委員 再生可能な農地についてなんですが、被災農地を一たん国有化した上で、土地改良を施して、これを意欲のある担い手に貸し出す、リース方式ですね。これも提案があるところでございますが、こういった考え、アイデアについてはどう受けとめておられるか、お伺いします。 | ||
○小里委員 先ほど答弁いただきましたように、従来の発想にとらわれない、大胆な対応が必要になってまいります。ぜひ、いろいろな選択肢を決して排除しないで、広くとらえて、しっかりと実効の上がる対応を図っていただきたいなと思うところでございます。 そこで、復旧可能な農地にしましても、...全文を見る | ||
○小里委員 これは忘れないうちに、一つ質問でございます。 各先生方から、また民主党の議員の方々からも要望があったと聞いております。緊急のつなぎ融資ではなかなか間に合わないんじゃないか、手続に時間がかかってしまうんじゃないかということでありまして、仮払いを求める声が与野党を超え...全文を見る | ||
○小里委員 被災者の心情にまず重きを置いて、実効が上がるようにしっかりと対応をお願いしたいと思います。 被害が深刻でありまして、広範囲に及んでおります。そういったことから、復旧事業が非常に長期にわたるんじゃないか、懸念をされております。この際、災害復旧事業の期間を大きく延ばす...全文を見る | ||
○小里委員 政権交代後、農業土木の予算が大きく削られました、あるいは一般公共の予算も大きく削られました。その結果として、地域の建設業者を初め、大きく疲弊しております。本来復旧事業に当たるべき業者が今大変な困難な状況にございます。その業者自体がまた被災もしておるわけであります。 ...全文を見る | ||
○小里委員 これはいろいろなバランスを持って取り組んでいく必要があろうと思います。まずは、被災地の業者が病んでいるからこそ、被災地の業者をまず優先的に活用を図っていくというのは当然でありますし、それで及ばないところをどう補っていくのか、非常にここはバランスの必要とされるところであ...全文を見る | ||
○小里委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。 農家が生産活動を再開して、その先、加工、流通、輸送、ここがないとなかなかまたその再生もかなわないわけであります。農業関連産業の復旧、復興に向けて農林水産省としてどういった方針をお持ちか、お伺いします。 | ||
○小里委員 今、まさに民主党の唱える六次産業化の大きな正念場だろうと思いますね。そこはぜひ、全体として配慮していただきながら、しっかり対応を図っていただきたいと思います。 原発による農業被害は手厚く補償すべきであろうと思います。一般の被災につきましては、激甚災法によりまして、...全文を見る | ||
○小里委員 原発被害の風評被害によりまして、海外からいろいろな誤解もある。日本の農作物の輸出戦略にとって大変な大きな影を落としているところでございます。そういった事態に、海外に対してどのような対応を図っていかれるのか、見解をお伺いします。 | ||
○小里委員 まず、隗より始めよでありまして、日本の消費者、特に消費者団体にまた広報を図ってしっかりと需要喚起を図っていく、それをまた海外に示していくという姿勢も必要であろうと思います。そういったことも含めて、広範囲に格段の措置を図っていただきたいと思います。 それと、いろいろ...全文を見る | ||
○小里委員 しっかりと日本の農業、農村を守っていただきたい、国民の食料安保を守っていただきたいし、そして国民全体にとっての財産である多面的機能をしっかり守っていただきたいと思います。 そこで、国の取り組む体制であります。 今回、二百項目に及ぶ緊急提言を行いました。これに対...全文を見る | ||
04月21日 | 第177回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第9号 議事録を見る | ○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。震災関連を中心にして、お伺いをしてまいります。 まず、松本大臣におかれましては、鹿児島の新燃岳あるいは鳥インフルエンザ関連では大変お世話になりました。心からの感謝を申し上げた...全文を見る |
○小里委員 可能なものからというお話でもありました。全部可能なものでありますし、不可欠のものであると認識をしております。 我々は、決してこれをパフォーマンスで行ったわけではなくて、そしてまた、野党であるがゆえの高いハードルを設けたつもりでもありません。当然なすべき緊急提言を行...全文を見る | ||
○小里委員 決して不徳ではありません。大臣が発信してこなかったとおっしゃったその声を聞きながら思ったんですけれども、やはり、発信するには権限が必要なんですよ。 例えば、阪神・淡路のときは、一月十七日の発災でありましたから、その後の通常国会はフルにやりました。さながら震災国会に...全文を見る | ||
○小里委員 おっしゃるとおり、言いわけは許されません。震災対策に、やれないと言うことは許されないんですね。 今まで政府の動きを見ておりますと、どうしても各省庁がばらばらであります。役人の皆さんはそれなりに対応はしてくれます。しかしながら、のりを越えることはできないんです、制度...全文を見る | ||
○小里委員 その瓦れき処理にしましても、当時は半壊家屋、一部損壊家屋までは見ないことになっておりました。あるいは、公私の別をどうするのか、宗教施設をどうするのか、費用の分担を含めてすべてが初めてでありました。その瓦れき処理についても、すべて公費、公私の区別なく国の責任でやっていこ...全文を見る | ||
○小里委員 今の答弁でも、協力とか供給とか、言葉をどうも使い分けておられまして、定義がはっきりしないんですね。最近、そこが問題になっているところであります。 要するに、この間までは、少なくとも我々の認識では、あなた方は、供給とは資材と要員の確保であるというふうに言っておられた...全文を見る | ||
○小里委員 そこの定義をはっきりしていただかないと、やはり被災者の信頼というのは得られないし、ましてや、取り繕おうとしていらっしゃるとは思わないけれども、そこはぜひ、はっきりと言葉遣いを分けていただきたいと思います。 関連して言いますと、けさの記事にもありましたが、阪神・淡路...全文を見る | ||
○小里委員 大変な仕事ですが、本当にどうぞよろしくお願いします。 ありがとうございました。 | ||
04月22日 | 第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第16号 議事録を見る | ○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 本日は、質問の機会をいただきまして、本当にありがとうございます。 さて、自由民主党は、災害発生当初から各部会をフル稼働いたしまして、政府への提言もまた行ってまいりました。党独自のボランティア活動も行ってきたところでございます...全文を見る |
○小里委員 今までのところ、政府の対応におかれましては、各省庁がばらばらに動いているなという感を非常に強くするところでございます。 官僚の皆さんはそれなりに対応はされつつあると思います。しかしながら、やはり官僚の範囲にあっては、従来ののりを越える、制度を超えるところの対応はで...全文を見る | ||
○小里委員 阪神・淡路の例を今出されたところでありますが、阪神・淡路のときもそうでありましたけれども、やはり日々新たなニーズがどんどんどんどん出てくるんですね。それをどう受けとめるかでありまして、やはり基本は二十四時間以内に答えを出すということであります。 阪神・淡路のときは...全文を見る | ||
○小里委員 激甚災のお話もありました。阪神・淡路のときに初めて推定値を導入いたしまして、一週間足らずのうちにその指定を行った。今回もそれ以上にこれをやっていただいた、そこは評価をしたいと思います。 ただ、今回、阪神・淡路と比べて被害が広範囲だ、原発等もある、したがって対応がお...全文を見る | ||
○小里委員 よろしくお願いしたいと思います。 続きまして、自民党の緊急提言におきましては、被災した農地を譲渡ないし取得した場合、譲渡所得に対する特別控除の引き上げと一〇〇%の圧縮記帳による課税繰り延べ措置というものを求めております。 今回、閣法におきましては、ほかの土地と...全文を見る | ||
○小里委員 御案内のとおり、農地というものは、失うのは簡単であろう、語弊があるかもしれませんが。しかしながら、取得するというのは非常に困難をきわめるんですね。だからこそ、圧縮記帳だけじゃなくて、譲渡益に対するところをしっかりやっていただきたいと思うわけであります。ぜひここはお忘れ...全文を見る | ||
○小里委員 農業全般にわたりまして、どういったグランドデザインを描いて、全体をしっかりと調整を図りながら、効率的にその再生を図っていく、大変な作業であろうと思います。だから、こっちが決まらないとこっちも決まらないというところもあるんだろうと思います。しかし、この部分は非常に大事な...全文を見る | ||
○小里委員 最終的に自治体の負担になりませんように、特に生産者に間違っても負担がいくことのないように、ぜひよろしくお願いしたいと思います。 それと、これは要望でございますが、先ほどから申し上げましたように、かなり従来の発想を超えた農地への対応というものが必要になってくるんだろ...全文を見る | ||
○小里委員 被災で担保が傷んでおる場合もあろうと思います。したがって、担保提供についての要件を緩和する必要があろうと思います。 そしてまた、相続開始から五カ月後に会社の代表者であることを制度は求めておりますが、混乱の中に株主総会を開けないケースもあろうと思います。あるいは、認...全文を見る | ||
○小里委員 同じく、相続税、贈与税の納税猶予を受けている農地につきましては、本来、農業の用に供されていなくてはなりません。 しかしながら、今回、大震災によりまして経営再開が困難になったところが多い。したがって、経営廃止や耕作放棄とみなさない措置が必要でありますが、これも運用に...全文を見る | ||
○小里委員 ぜひよろしくお願いします。 私どもは、災害発生直後、第一次の緊急提言におきまして、思いやり基金というものを要望してまいりました。やはり、被災地におきましては、いろいろなケースに対応していかないといけませんが、制度のすき間というのがあるんですね。なかなか思うように制...全文を見る | ||
○小里委員 先般、被災地に行きまして、知事さんや自治体の皆さんから声を求めました。やはり、自由に使えるお金が少ない、もっともっといただきたいという声であります。 例えば、きずな基金に対する、きずな基金の使い道としてどういったことが考えられますかということを問うたわけであります...全文を見る | ||
○小里委員 どうもありがとうございました。 | ||
04月30日 | 第177回国会 衆議院 予算委員会 第22号 議事録を見る | ○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 きょうは時間に限りがあります。すべて総理にお伺いをしてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。 まず、本題に入ります前に、事前通告はしておりませんが、どうしても触れておかないといけない事態が発生をいたしました...全文を見る |
○小里委員 校庭の利用基準につきましては、彼は、国際常識とヒューマニズムにのっとっていない、放射線業務従事者でもこんな被曝をする人は少ないと述べて、強く抗議をしております。 安全委員会でも異論があったと聞きます。通常時の一般人の基準が年間一ミリシーベルトなのに対して、影響を受...全文を見る | ||
○小里委員 決して納得のいく説明ではございません。これは、ぜひしっかりと検証をされまして、本当にこの基準でいいのか、また明確な姿勢を示していただきたい。そして、それがすべての被災者の皆様、国民の皆様にわかるように、徹底した説明を要望するものであります。 次から次といろいろな人...全文を見る | ||
○小里委員 本来でありましたら、第一次の緊急提言分、二百項目分ぐらいは、提言がある前に政府みずからがとっくにやっていないといけない課題ばかりであります。 さらに、自由民主党は、第三次提言も見据えながら、党の持てるノウハウ、党の持てる情報をすべて提供してまいります。どうか、しっ...全文を見る | ||
○小里委員 何という認識でありましょうか。本部長として、政府の最高指揮官として、当然関心を持っていないといけない、そして主導すべきあなたの立場であります。 正確に申し上げます。おととい成立をしました災害復旧関係の二本を含めまして、五本成立をしております。これでもまだまだであり...全文を見る | ||
○小里委員 直ちに自衛隊に出動を命じた、そういう言葉が総理から繰り返されてまいりました。初日に被災地に派遣された自衛隊、八千四百人態勢でありました。その後、これじゃ足りないということで、二万人、三万人、五万人と追加をされまして、十万人態勢になったのは七日目のことでありました。 ...全文を見る | ||
○小里委員 相変わらずの御答弁であります。 内閣法を改正しなくても、大臣の所管の兼任でやりくりすれば専任大臣は設置できるはずであります。これは衆議院の法制局にも確認をいたしました。そうでしょう、総理。うなずいておられますが。 なぜやらないんですか。全くやる気がないんですよ...全文を見る | ||
○小里委員 この前、国土交通委員会でも、大臣が、その供給の定義をめぐって混乱をしたと、あれは副大臣でしたか、認めておられました。 国交省の役人の中から、途中で供給の定義が変わったという声が聞こえてきたんですよ。供給の定義が変わったのに目標が変わらない、だから大変だ、そんな声が...全文を見る | ||
○小里委員 私は、自由民主党・無所属の会を代表して、政府提出の平成二十三年度第一次補正予算案について、賛成の立場で討論をいたします。 大震災から一カ月半余りが過ぎました。いまだ厳しい避難生活を強いられている被災者の皆様、さらに福島原発の事故によって悲惨な環境に置かれている方々...全文を見る | ||
05月23日 | 第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号 議事録を見る | ○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 まず冒頭に、今回の東日本大震災によりまして多大な被害を受けられました皆様、そして貴重な命を落とされた皆様に、心からのお見舞い、そしてお悔やみを改めて申し上げる次第でございます。 さて、自由民主党は、これまでの幾多の災害体験に...全文を見る |
○小里委員 せっかくの緊急提言も、時期を逸しては何にもならないわけであります。 私たちは、今週の金曜日に、第三次緊急提言をまた、第二次補正を前提にした緊急提言を行う予定としております。自由民主党は、その持てるノウハウ、持てる知恵をすべて出し切って提案してまいります。どうかしっ...全文を見る | ||
○小里委員 では、何カ所の被災箇所に対応できるんですか。 | ||
○小里委員 まだ十分にというか、到底箇所数も把握できていないということでございまして、どうやって七千七百五十一億円を計上したのか、その積算根拠はないということになります。要するに、無駄を削らないで、国債を発行するかしないかもはっきりしないままに、そしてまた基礎年金という貴重な財源...全文を見る | ||
○小里委員 三セク鉄道などは、これはまちづくり計画とも関係なく、今あるところに復旧をしようということになっているわけであります。三セク鉄道はそういう方針になっているんです。そういった鉄道の復旧予算、これには現行制度では四分の一しか補助がつかないということになっております。その補助...全文を見る | ||
○小里委員 いまだにはっきりとした御答弁はいただけないわけであります。 阪神・淡路と比べてもはるかに被災規模が大きい、だからこそ急いでいかないといけないんですよ。これだけ、先ほどから申し上げてまいりましたように復旧事業を初め二次補正が待たれている、なのに、よもや早々に国会を閉...全文を見る | ||
○小里委員 阪神・淡路大震災と何もかも比べる、その妥当性はいろいろあろうと思います。 ただ、阪神・淡路大震災のときに、発災後三十六日で復興基本法が成立をしております。発災後三十八日で復興対策本部を立ち上げました。そして、今回の復興構想会議に当たる復興委員会からは、四十二日目に...全文を見る | ||
○小里委員 午前中の残り時間が少なくなりました。方向性がちょっとそれますが、瓦れき処理の問題について、一問だけお伺いをいたします。 きょうのメンバーでもあります小野寺議員から、瓦れき処理の国庫補助の問題で問題提起をいただいております。被災自治体の各首長さん方からもいただいてお...全文を見る | ||
○小里委員 当面、最低でも一割が一たん自治体の借金になるわけであります。一割といっても、全体量が大きいんですね、瓦れき処理の。したがって、これは莫大な借金になるんです。そこに自治体の皆さんが非常に大きな不安を抱いておられます。そういった自治体の皆さんに対応するお答えになっていると...全文を見る | ||
○小里委員 午前中の続きからお伺いをしてまいります。 先般、岩手県に行ってまいりました。山田町に参りましたところ、相変わらず職員が不足をしております。三月いっぱいは通常業務がストップしたということでございました。そして、避難所に職員をとられまして、応援の職員を得て、やっと最近...全文を見る | ||
○小里委員 要望を待っていてはだめだと思うんですね。 おっしゃるように、東北の人たちは遠慮深いかもしれない、あるいは我慢強いかもしれません。しかし、それに気を緩めると、判断を間違ってしまうんじゃないでしょうか。やはり国の方から手を差し伸べる、国の方から実態を把握しに行く、とり...全文を見る | ||
○小里委員 具体的に、現場にしっかりと届くように総理が主導してください。よろしくお願いしたいと思います。 次に入ります。 阪神・淡路大震災におきましては、発災後四十二日までに十本、特別立法が成立をいたしました。六十六日目までに十六本、全件が成立をしております。今回は、震災...全文を見る | ||
○小里委員 この特別立法というものに対する認識が非常に甘いと思うんですね。 阪神・淡路大震災と比べまして、石破政調会長が午前中述べましたように、非常に被害が広域的で甚大であります。あるいは、津波被害、原発被害という新たな事態が目の前にある。こういったことに対応して、当然、多様...全文を見る | ||
○小里委員 以上で終わります。 | ||
07月11日 | 第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第10号 議事録を見る | ○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 被災地で復興特別委員会を開こうと。私どもも大賛成でございます。ぜひよろしくお願いしたいと思います。 実は、私は、きのう宮城県、被災地に行ってまいりました。塩竈市を中心と...全文を見る |
○小里委員 復興大臣におかれては、これはおれがやるんだ、瓦れき処理はおれがやるんだ、そういう意気込みをぜひ示していただきたいと思います。 当然、この瓦れき処理は復旧復興への第一歩であります。瓦れき処理があって初めて道路の復旧が進む、瓦れき処理があって初めて海岸の復旧、漁港の復...全文を見る | ||
○小里委員 お話にありましたように、仮置き場への搬入の段階でまだ進捗率は三割程度でありまして、最終処分の見通しも立っていないという状況でございます。大臣がおっしゃるように、国が前面に立って、すなわち、おれがやるんだ、そういう姿勢をぜひ法文上明記していただきたい、我々の案をのんでい...全文を見る | ||
○小里委員 ぜひそれも法文上明記をしていただきたい、我々の案をのんでいただきたいと思います。 国の全額補助の問題でございます。 我々の案によりますと、国が代行する場合も、被災市町村が瓦れき処理を引き続き行う場合におきましても、そこに係る費用を国が全額負担をするとしたところ...全文を見る | ||
○小里委員 制度の仕組み、また自治体における現状というものを全くおわかりになっていない、そう感じざるを得ない御答弁であります。 現行制度では、最大九割までを国庫補助で行いまして、残るうち九五%を普通交付税で見よう、そして五%を特交で見ようという制度であります、普通交付税が先で...全文を見る | ||
○小里委員 国の事業であり、地方の事業だ、互いにそれを負担し合っていくんだ、その姿勢は平時であればいいんでしょう、こういう緊急時においてはなかなか現場には通じない話であります。 特に、この瓦れき処理というのは、極めて甚大な災害における最も大きな要素をなすわけでありまして、復旧...全文を見る | ||
○小里委員 なおまた、第五条におきましては、瓦れきの再生利用についても提案をしております。 瓦れき、重さにすればその四割がコンクリートくずであります。このコンクリートくずを、例えば防潮林を地盤を高くしてつくる必要がある、そこに使えばどうだろう。あるいはまた、まちづくりに当たり...全文を見る | ||
○小里委員 松島の町長さんがきのうおっしゃいました。自治体ではノウハウ的にも能力的にも対策を出せない、ぜひこのような具体案を軌道に乗せていただきたい、実施をしていただきたいということでございます。 そしてまた、この法案が実現をすれば瓦れき処理は大きく進むと皆さんが賛同されたわ...全文を見る | ||
○小里委員 いいところは自分でやり、厳しいところは部下に転嫁する、そういった総理の姿勢はいまだに続いているわけであります。 方針転換であります。今までの法令に基づく検査あるいはバックチェック、さらにはシビアアクシデントへの対応に関する確認措置等々に基づく今回の安全宣言であった...全文を見る | ||
○小里委員 極めて苦しい答弁だなと同情を申し上げるところでございます。 普通は、ストレステストにしましても、学術的に詰めてしっかりと出すべきものでありましょう。その過程が一切ないと思います。そしてまた、いかにも取ってつけたような、まさに菅総理らしい、場当たり的なこのテストであ...全文を見る | ||
○小里委員 再稼働をした上で並行してストレステストをやっていく、そういう方法もあるという認識でよろしいのでしょうか。 | ||
○小里委員 いずれにしましても、政府に対する不信がきわまっておりまして、今さら並行してやっていこうということも望むべくもないことであろうなと思うところでございます。このまま不信があり、また、ストレステストのやりようによりましては、いつまでも原発が再稼働しないという状況が続いてまい...全文を見る | ||
○小里委員 原発再稼働の問題にしましても、再生可能エネルギー措置法案の扱いにしましても、全体のエネルギーをこれからどうしていくのか、ベストミックスをどう考えていくのか、民主党の基本計画との整合性、新たな基本計画をどう策定していかれるのか。あるいは、CO2二五%削減との絡み、環境税...全文を見る | ||
07月14日 | 第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号 議事録を見る | ○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 再編強化法について、まずお伺いをしてまいります。 この法律は、要は、農協系統、漁協系統の金融機関に資本注入をして体力を強化していこう、そういう大きな柱になっていると理解をいたします。一方で、地域の信金、信組、地域に限定した基...全文を見る |
○小里委員 質問の趣旨は、信金、信組の場合は限定的な基盤、地域基盤であります。一方で、農協系統、漁協系統の場合は農林中央金庫を中心としてセーフティーネットというものがある。その違いを超えて農協系統、漁協系統に支援をする、その意味をしっかり説明していく必要がまずあるんだろうと思うん...全文を見る | ||
○小里委員 原則的に、本来的に、先々、金は返す仕組みになっております。支援協会の方に返していくという仕組みになっております。となった場合に、十年後、経営が上向いているのか、返す当てがあるのかといったところがまず問われるわけであります。そういったところを中心にして、どういった考えで...全文を見る | ||
○小里委員 あくまで賛成の立場での質問でありますが、他の金融機関との違いですね。基盤が違う、その上でこの措置を講ずる。そしてまた将来的にどういう心づもりで制度設計をされたのか、そこのところはきっちりと国民の皆さんに説明をしていく必要があると思いますので、改めて整理をしていただいて...全文を見る | ||
○小里委員 おっしゃるとおり、東北におきまして基幹産業として大変大きな役割をなしている農林水産業、大変な被災を受けまして、今危機的な状況にあります。ここを、しっかりと救援の、救済の手を差し伸べてその再生を図っていく、これがまず国に求められることだと思っております。 ところが、...全文を見る | ||
○小里委員 今いみじくもおっしゃったように、これは生産者にとりましては環境整備にすぎないんですね。融資の話にしましても、従来の制度の延長線上にすぎない話であって、直接的に農業者、漁業者に対する抜本的な支援策にはなっていないわけであります。 御案内のとおり、今回の震災によりまし...全文を見る | ||
○小里委員 抜本的に農業者、漁業者に救済の手を差し伸べていかなければならない、そういった観点から、早い時期から私どもは緊急提言の中で政府に対して提案をしてまいりました。しかしながら、なかなか抜本的な対策が及ばないところでありました。 先般、先週でありましたが、宮城の塩竈市を中...全文を見る | ||
○小里委員 政府・与党案におきましては、申し上げましたとおり、経済産業省所管の法のもとで、本来、中小企業を対象とした制度をもとにして今回の制度設計をしておられるわけでありまして、そこに農業者、漁業者を救済していくというのは、やはり制度的にかなり無理があると思うんですね。 実際...全文を見る | ||
○小里委員 ぜひ、本来の目的を踏まえて、しっかりとその達成に向けてよろしくお願いしたいと思います。 続きまして、次の質問に移ります。 例の、福島県南相馬市、農家が出荷した十一頭の肉用牛から国の基準を超える放射性セシウムが検出をされました。しかも、出荷時には発見ができずに、...全文を見る | ||
○小里委員 指導をしっかりする、チェック体制を強化するということはもちろん大事なことであります。同時に、今回のことに至った根本原因というものをしっかり解明して、そこに手を差し伸べていただくこともまた大事であろうと思います。 すなわち、えさがないからやむを得ず使ったというところ...全文を見る | ||
○小里委員 もちろん、畜産農家におきましてルールを逸脱してしまった、このことは当然責められるべき話であります。同時に、畜産農家に限りませんが、現地の人たちが大変な極限状態の中に置かれている。その中で、こういった問題を初め、いろいろな問題がまた発生をし得るんだろうと思います。そうい...全文を見る | ||
○小里委員 申し上げるまでもないことでありますが、食料安保の観点から耕作放棄地の解消、解消というのは、もちろんこれを食料供給の用に供していくという観点から、長年にわたりまして真摯な議論を重ね、また、その対応策を打ち出してきたわけでございます。ここに降ってわいたように太陽光発電への...全文を見る | ||
○小里委員 おっしゃいましたように、効率性という観点から、すなわち太陽光発電としてどれだけこれが用をなすのか、その観点においてはまだ未解明であるという今の御答弁であります。そこをしっかりとわきまえていかないと、本来の食料安保に対する国民の理解、なかんずく農地の確保ということに対す...全文を見る | ||
○小里委員 おっしゃいましたように、現在の耕作放棄地における太陽光パネルの構想、これは、まず食料安保との関連、そして経済効率性、発電効率性という観点からまだ未解明であるという御答弁でございました。そこをしっかりわきまえながら今後対応を図っていきたいという大臣の答弁であったと理解を...全文を見る | ||
○小里委員 飼料米、しょうちゅうのこうじ米に限った話でありましたから、そこで出た問題として用水の問題をまず取り上げたわけでありますが、これが、おっしゃったような対策もほとんど現場には届いておりません。農薬の問題がございます。 また、従来からある、どこで加工してどこが引き取って...全文を見る | ||
07月19日 | 第177回国会 衆議院 予算委員会 第26号 議事録を見る | ○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 まず、パネル一をごらんいただきたいと思います。 福島第一原発におきまして、事故収束に向けて作業をする作業員のうち六十九人が所在不明となりまして、さらにその後、その所在不...全文を見る |
○小里委員 ずさんな管理体制であったということをお認めになったわけであります。 監督指導すべき厚労省として、見解をお伺いします。 | ||
○小里委員 本来、福島第一原発におきましては、過酷な作業環境、居住環境、そしてまた健康管理のあり方が問題視をされてまいりました。それがゆえに人手不足にもつながっているんじゃないかと思います。さらに、この問題は、今後の作業の進捗というものに大変な影響を及ぼしかねないわけであります。...全文を見る | ||
○小里委員 炎天下の高温多湿の作業環境、そして密閉性の高い防護服を着ておりまして、まさにサウナ状態であります。加えて、被曝のリスクを負いながらの作業でありまして、今恐らく日本で一番重要な現場において携わっている作業員の皆さんであります。その環境の整備というものは、今後の作業の進捗...全文を見る | ||
○小里委員 まさに事故収束に向けまして大事な要素であります。官民含めて、しっかりした対応をお願いしたいと思います。 続きまして、パネル二をごらんいただきたいと思います。震災関連の主な法案、予算案の提出日と成立日を示したものであります。 ごらんになってわかりますとおり、それ...全文を見る | ||
○小里委員 もう一度パネル二をごらんいただきたいと思います。 今玄葉大臣の話で、自民党は一生懸命協力をしてきた、それを可能な限り政府は取り入れてきた、対策案を取り入れてきたということでございました。ただ、いかんせん、提言を受け入れる、実行する政府にスピード感がないんです。対策...全文を見る | ||
○小里委員 先ほども申し上げましたように、被災地の感覚とは大分隔たりがあると言わざるを得ません。 海岸堤防につきましても、これは国交省から、もっと早くこの準備を進めておれば、もっとましな復旧事業ができたんだ、もっと早目に対応できたんだ、そういう声が伝わってきておるんですよ。そ...全文を見る | ||
○小里委員 震災専任大臣の設置に言及がございました。 内閣法を改正するまでもなく、閣内の調整でこの担当大臣は設置をできたはずでありまして、実際に今回もそうなさったはずであります。そもそも、内閣法の改正を出したといいながら、我が方には、自民党にはほとんど働きかけはなかったんです...全文を見る | ||
○小里委員 全く答弁になっておりません。 先週、被災地の意見交換会で、多賀城市の議長さんだったと思いますが、こうおっしゃっておられました。学校のすぐそばに瓦れきが五メートルも積んであるんですよ、悪臭がたまらない、ハエがたかって授業にならないと。大変な声でありました。 グラ...全文を見る | ||
○小里委員 やっている、やっているとおっしゃいますけれども、被災地には全く届いていないんですよ、徹底されていません。一度被災地で意見交換会をやってみてください。 通達だ何だと、そういうことで指示を出されましても、全く現場に届かないんです。だから、法律にしっかり定めることで行政...全文を見る | ||
07月28日 | 第177回国会 衆議院 本会議 第35号 議事録を見る | ○小里泰弘君 自由民主党の小里泰弘でございます。 ただいま議題となりました東日本大震災により生じた災害廃棄物の処理に関する特別措置法案につきまして、自由民主党・無所属の会、公明党、みんなの党及びたちあがれ日本を代表して、その提案理由及び内容の概要を説明申し上げます。 震災...全文を見る |
○小里泰弘君 吉川議員から、重要なポイントについて三点質問をいただきました。私からは、うち二点について答えさせていただきます。 まず、瓦れき処理の代行の主体は、環境大臣ではなく国と規定をしているが、どこに担当させるのか、今さら担当を変えると混乱を来すのではないかとの御指摘であ...全文を見る | ||
○小里泰弘君 高木陽介議員より、災害廃棄物の再生利用について御質問をいただきました。 今般の大震災におきましては二千二百万トンを超える大量の瓦れきが発生しており、その処理を進めるに当たりましては、適切に分別を行い、再生利用できるものについては、可能な限り再生利用を図っていく必...全文を見る | ||
07月29日 | 第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第17号 議事録を見る | ○小里議員 ただいま議題となりました東日本大震災により生じた災害廃棄物の処理に関する特別措置法案につきまして、自由民主党・無所属の会、公明党、みんなの党、たちあがれ日本を代表して、その趣旨及び内容について説明申し上げます。 まず、本法律案の趣旨について説明申し上げます。 ...全文を見る |
08月02日 | 第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第18号 議事録を見る | ○小里議員 お答え申し上げます。 御案内のとおり、今回の大震災におきましては、岩手、宮城、福島の三県だけで二千三百万トンを超える瓦れきが存在をしております。この処理なくして復旧復興はあり得ないという信念を持ってまいっております。 ところが、被災自治体におきましては、まさに...全文を見る |
○小里議員 被災地の過酷な環境、状況の中で作業に当たられる労働者の皆様、ここに十分な、適正な賃金が支払われるべきであるということは重要な要素でございます。生活支援等の観点からも、ここはしっかりとらえていきたいと思っております。 そのような観点から、御指摘のとおり、第五条第三項...全文を見る | ||
10月24日 | 第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号 議事録を見る | ○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 まず、瓦れき処理への対応からお伺いをしてまいります。 復旧復興への第一歩であるという観点から、瓦れき処理につきまして、特に、瓦れき処理特別措置法を私どもが立案、提起しまして、...全文を見る |
○小里委員 とすれば、第三次補正で年度内に措置されるわけでありますから、自治体にしてみれば、地方債を立てる必要がなくなるということでございまして、まさに実質的に一〇〇%国庫補助に等しいものになっていくわけであります。そういう受けとめ方でよろしいですか。 | ||
○小里委員 まさに、私どもが当初から目指してまいりました一〇〇%国庫補助が実質的に達成をされるということでございます。また、その他もろもろ提案をしてまいりました瓦れき処理の対策案、そのほとんどが我々の提案どおりにこれで実行されていくものと期待をするところであります。 そこで、...全文を見る | ||
○小里委員 特措法の成立から二カ月半を経過しているわけでありまして、その特措法の中における特に枢要な対策案、指針の策定がまだなされていないということでございます。復興大臣、これはしっかりと反省をしていただいて、お取り組みをいただきたいと思います。 特に、この指針におきましては...全文を見る | ||
○小里委員 指針につきましては、海の瓦れき処理に関する指針も求めております。あるいは、災害廃棄物の再生利用も求めておりまして、その他、いろいろな角度からこの対策案、措置法におきまして求めているところであります。それぞれ、まだほとんど進んでいないと認識をいたします。改めてこれはこの...全文を見る | ||
○小里委員 抜本的な再生への対策を打っていくべく重ねてきた議論であります。ここまでおくれてしまったことを、私どもの対応も含めまして、被災地に対して大変申しわけないなと思うところでございます。かくなる上は、迅速な国会審議によりまして早期の成立を図ってまいりたい、それに向けてまた御指...全文を見る | ||
○小里委員 引き続き、平野大臣にお伺いをしてまいります。 そのような考え方のもとに、野党案をベースにして、また民主党の実務者の皆様の協力を得ながら、債務免除、債権買い取り、二次ロス問題のそれぞれを法案でもってとらえていこうということであります。また、対象としましても、個人事業...全文を見る | ||
○小里委員 まさにおっしゃったように、今後の条文化、また国会審議を経てこれが実施をされていくわけであります。過去の災害時はこういうことはやらなかった。過去の災害時との整合性、あるいは地域間の整合性、従来の制度との整合性等、いろいろな議論がありました。しかしながら、これだけの大災害...全文を見る | ||
○小里委員 例えば、今回、被災地の経験にかんがみて、従来予定していた公共施設を高台に設置するように変更しよう、あるいは今回はまずは防災対策を急ごう、優先しようといったようなことで、計画の変更が行われる市町村が出てきているように伺っております。あるいはまた、震災復旧復興の影響で資材...全文を見る | ||
○小里委員 三セク鉄道につきましては、復興計画、まちづくりとは関係ありません、原状復旧でありますから。そして、トンネルが六割を占めておりまして、そのトンネル部分はやられていないわけであります。そして、単線であります。したがって、その気になれば復旧事業は決して難しい話ではないわけで...全文を見る | ||
○小里委員 瓦れき処理、二重ローン問題、そして復旧復興事業とお伺いをしてまいりました。申し上げましたように、それぞれにつきまして、まだまだ多くの課題がございます。それぞれにつきまして、今後、この場において、またそれぞれの委員会においてお伺いをしてまいります。しっかりと対応を図って...全文を見る | ||
10月26日 | 第179回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号 議事録を見る | ○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 私もTPPについてお伺いをしようと思いますが、その前に、農業者戸別所得補償制度、そのカテゴリーについて、日ごろどうしても腑に落ちない点がありまして、若干確認をさせていただき...全文を見る |
○小里委員 別に専門的な詳しい中身を聞いておるわけじゃありません、制度名だけ聞いておる。 戸別所得補償制度、中身は多岐にわたっていると思うんですね、いろいろな交付金がある、いろいろな制度がその中に入っておる。その中で、米の交付金部分以外にどういう交付金、どういう制度があるか、...全文を見る | ||
○小里委員 私の方からお答え申し上げます。 本来の米の所得補償交付金以外に、畑作物の所得補償交付金、水田活用の所得補償交付金、米価変動補てん交付金、それに各種の加算措置で構成をされているわけであります。 その中で、畑作物の所得補償交付金、これは、自民党政権時代からの品目横...全文を見る | ||
○小里委員 この規模拡大、言いたいことはいっぱいありますけれども、従来自民党が、五、六年前から議論をして真摯に進めてきた制度でありますが、民主党は当初から規模拡大には否定的でありました。 ちなみに、新制度における規模拡大加算は、自民党政権時代につくりました農地利用集積円滑化事...全文を見る | ||
○小里委員 大方そういう制度であります。 すなわち、緑肥作物、イタリアン等を栽培し、これを収穫せずに、連作障害を避けるために農地を一年間休ませて、そういった場合、すなわち緑肥作物をそこにすき込んでいく場合でありますが、これに対して交付をするもの。反当たり一万ということでござい...全文を見る | ||
○小里委員 今おっしゃった中山間地直払い制度、それから農地・水保全管理支払い交付金、環境保全型農業直接支援対策、それに加えまして、甘味資源作物・国内産糖交付金、さらに戸別所得補償経営安定推進事業というものが入っているわけであります。 これらもすべて、今若干お触れになりましたよ...全文を見る | ||
○小里委員 自民党政権時代の政策を評価していただいて、それを新しい政策に反映させていく、これは我々も賛同するところであります。 しかしながら、例えば、その看板だけつけかえて、特に、戸別所得補償制度という名のもとに、何もかんも入れ込んで体裁を取り繕うということはまさにまやかしで...全文を見る | ||
○小里委員 ということは、要するに、日本がこれからとっていくべきは、ASEANあるいはASEANプラス3を核にすべきであって、TPPに参加しないと世界の自由貿易圏から取り残されるわけではないということでよろしいでしょうか。 | ||
○小里委員 もう一つ歯切れのいい答弁を期待したいと思います。 午前中の議論で、TPPは関税の完全撤廃が前提である、これがないと交渉に入れないんだという認識が政府から示されました。そこで、それを前提にしてお伺いをしたいと思いますが、TPPを奇貨として、これを契機として、日本の農...全文を見る | ||
○小里委員 結果としてはそういうことになるんですが、OECDが毎年関税保護額というものを発表しておりまして、この直近のデータ、たしか二〇〇九年だったですか、その数字を見ますと、四兆三千五百億円となっております。今、副大臣がおっしゃった必要な措置というか、影響額、それに大体一致をし...全文を見る | ||
○小里委員 米国では来年十一月に大統領選挙を控えておるということは御案内のとおりであります。そして、TPP参加入りを各国が、議会が認めないといけない。特に米国議会に対しては、米国議会がそれを審議する三カ月以上前に通知をしないといけないということは御案内のとおりであります。したがい...全文を見る | ||
○小里委員 交渉に参加しても、途中で、日本にとって都合が悪いとなれば抜けていいんだということが民主党の幹部から発言がなされまして、それでもって民主党の反対派議員の皆さんをなだめようというふうに出ているように聞いております。一方で、昨日、玄葉外務大臣が、この交渉に参加後、途中離脱す...全文を見る | ||
○小里委員 今の御答弁からすると、要するに、内閣の中で不一致があるということなんですね、この認識について。これは改めてまた予算委員会等で取り上げてまいりたいと思います。 申し上げるまでもなく、日米関係の悪化を招いたのは民主党政権であります。要するに、アメリカに負い目をつくって...全文を見る | ||
○小里委員 今回の事態は、日本の農林水産大臣としてどのようにこれに対応されるか、極めてその真価というものが問われているわけであります。日本の農業、農村をしっかりと守っていく、その使命が、当然大臣には最たるものがあるわけであります。同時にまた、先ほどから議論にありましたように、各分...全文を見る | ||
○小里委員 いざというときに、日本の使える農地をフルに使って、そこにカロリーのある作物を作付しまして、例えば芋などを作付いたしまして、一人当たり最低限必要とされる一日当たり二千キロカロリーの食料生産基盤というものを確保していこうというのが食料安全保障政策の基本にあったと思います、...全文を見る | ||
○小里委員 今まで、与党議員の皆さんも含めて、このTPPについては議論がいろいろございまして、いろいろな意見がございました。またこの後も議論が続いていくんだろうと思います。まさに、今、日本の国の歴史的な、大変大きな正念場に立たされているんだろうなと思います。その中で、この農林水産...全文を見る | ||
11月18日 | 第179回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号 議事録を見る | ○衆議院議員(小里泰弘君) お答えをします。 被災地の被災事業者の事業再生のためには、債権買取り後も金融機関がしっかりと最後まで被災事業者を支援していくということが当然重要になってまいります。その縁をつなぐ、被災事業者と金融機関との縁をつないでいくためにこの損害担保契約がある...全文を見る |
11月24日 | 第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第8号 議事録を見る | ○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。早速、法案についてお伺いをしてまいります。 今回、初めて災害復興におきまして特区という手法を導入することになります。阪神・淡路大震災では、復旧の段階までは、国が主体的に、積極...全文を見る |
○小里委員 御答弁にありましたように、今回の災害の特異性ゆえに地域から人が流出をしていくんじゃないか、また企業が大量に流出をしていくんじゃないか、これを何とか食いとめないといけない、そういった観点から、例えば二重ローン救済法もそうでありましたけれども、各種の対策を提案し、これがま...全文を見る | ||
○小里委員 同じ課題について、引き続きお伺いをしてまいりたいと思います。 条例で法律上の規制を取り払えるようにしよう、いわゆる条例による法律の上書きでありますが、これを可能にしたらどうかという意見もあったように聞いております。むべなるかなと思うところでありますが、しかしながら...全文を見る | ||
○小里委員 せっかくつくった制度がしっかりと被災地に届かないと意味がないわけであります。国会も関与する形で、しっかりと、そして責任を持って実効あるものになるように我々も努めてまいりたいな、そのように思うところでございます。 続きまして、与野党協議の論点として、復興交付金の自由...全文を見る | ||
○小里委員 修正協議の結果を踏まえて、成立の暁にはしっかりとその対応を図っていただきたい、実効あるものとなるように、被災地にしっかりと届くように、対応を図っていただきたいと思います。 第三次補正予算におきまして、復興交付金、瓦れきの処理を含めて、地方負担分は復興特別交付税でこ...全文を見る | ||
○小里委員 引き続き次年度以降も年度内でしっかり手当てをされる、地方債をあえて立てる必要はない、そういう認識でよろしいわけですね。では、うなずかれましたので、そのように受けとめさせていただきます。 復興交付金を使い勝手のよいものにしていかなければなりません。復興計画、これから...全文を見る | ||
○小里委員 しっかりと、地方が使い勝手のいいものになるように、これから先も安心して復興計画、復興事業に取り組んでいけるように、政府としてきめ細かい対応を図っていただきたいと思います。 続きまして、これは農林水産大臣にお伺いをしてまいります。 被災地におきましては、災害に強...全文を見る | ||
○小里委員 代替地の方はどんな考えですか。 | ||
○小里委員 必要最小限にする、そしてしっかりと代替地を確保していくということが大事な要素であろうと思います。 同じような観点から、今の質問または御答弁が、面的な、ゾーンとしてとらえた場合の一つの観点であったろうと思いますが、次に、この農地の転用問題、点としてとらえた角度から確...全文を見る | ||
○小里委員 復興は地域主体であるべきだと思います。ただ一方で、食料安保というものは、国が最後まで責任を持つべき最たるものであると思います。その点はぜひ基本に据えて対応をしていただきたいと思います。 続きまして、土地改良についてお伺いいたします。これは質問通告していなかったかも...全文を見る | ||
○小里委員 しっかりと被災農業者の事情に思いをいたした対応を図っていただきたいと思います。 これも質問通告をしていなかったかもしれませんが、若干時間があるようでございます。基本的なことをお伺いしてまいります。 申し上げました、いわゆる災害に強い地域づくりに当たりましては、...全文を見る | ||
○小里委員 当然、統一をすべきと考えます。その方向で進んでいると確信をいたしますが、届きましたか。 | ||
○小里委員 続きまして、水産関係についてお伺いしてまいります。 今回の法案には、漁業法の特例としまして、地元漁業者主体の法人、七人以上となっておりますが、この地元漁業者主体の法人に対して、県知事が、直接、特定区画漁業権についての免許を付与できるとなっているところであります。 ...全文を見る | ||
○小里委員 特に、今大臣が触れられましたところの五つ目の要件、他の漁業者との協調に支障がなければという要件でございました。 本来、現行制度でも、地域の話し合いがつけば、例えば企業がマグロ等の養殖ができるようになっているわけであります。そこにあえてこの特例を設ける必要があるのか...全文を見る | ||
○小里委員 まだ若干時間がありますので、多少、細目をお伺いしてまいりたいと思います。 復興対策として税制上の特例を創設する、これは当然のことであります。例えば、新規立地の法人に対して、法人税の五年間無税の措置が行われるところであります。ところが、要件が厳しいとか、十分な効果が...全文を見る | ||
○小里委員 最後になります。 今回の復興特区の対象として、二百二十二市町村がそこに上がってくるわけであります。しかしながら、個々の特例を見ていきますと、すべての市町村が活用できない特例があります。特例を活用できない市町村がむしろ多いんじゃないかなと思います。例えば、隣の町は適...全文を見る |