小里泰弘

おざとやすひろ

比例代表(九州)選出
自由民主党
当選回数6回

小里泰弘の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月18日第183回国会 衆議院 予算委員会 第15号
議事録を見る
○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。  さて、TPPの問題では、現場の皆様を初め、国民の皆様に大変御心配をおかけしております。  私は元来、この問題は慎重な立場でありますが、特に与党になりましてからのこの議論...全文を見る
○小里委員 ありがとうございます。  我々自民党は、機関決定におきまして、米、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源等の重要品目は、国民皆保険制度などとともに最優先の聖域として、もしこれを確保できない場合には交渉から脱退も辞さないものとする決議をいたしました。  そもそも、日本の農...全文を見る
○小里委員 農業は自然が相手であります。限られた土地条件の中で、一生懸命いいものをつくって頑張っております。それでも、新商品の開発とか商品の差別化とかコストダウンとかいったようなことは、他の製品のようにはいきません。そもそも、市場経済の原則とはなじまないものがあります。だからこそ...全文を見る
○小里委員 日本は極めて厳しい選択をいたしました。大変厳しい交渉が予想をされます。だからこそ我々は、守り抜くべき国益を示して、これを決議したのであります。  政府の手足を縛ってはいけないという声もありますが、そんな低次元の話ではありません。この我々の決議が、国益を守るとのかたい...全文を見る
○小里委員 ぜひ、自信と大きな覚悟を持って、粘り強く当たっていただきたいと思います。  TPPは、多国間交渉であると同時に、二国間交渉の側面も持っております。交渉の本題に上げにくい課題は、二国間で、いわゆるサイドレターという形で公文を交わして約束をさせられるおそれもあります。米...全文を見る
○小里委員 ぜひよろしくお願いします。  農業の構造改革や農産物の輸出を促進すれば関税撤廃も怖くないという幻想があります。全く現場を知らない考えであります。  例えば、構造改革とは、規模拡大であり六次産業化でありましょう。北海道の十勝の農業は、平均作付面積が三十八ヘクタール、...全文を見る
○小里委員 余り知られておりませんが、漁業補助金制度の廃止を求めてくる、現に求めてきております。これが廃止になりますと、今、一生懸命復興に向けて頑張っている東日本の方々、その壊れた漁港の整備、回復、あるいは失った漁船の取得支援もできなくなります。  ぜひ、これは我が国の特性を踏...全文を見る
○小里委員 私たちも、自由貿易の推進は大事であると考えてきました。  一方で、RCEPという方法もある。むしろRCEPを中心にして、日本にとって余り害のないルールをつくって、もってそこにアメリカとの橋渡しをしていこう、そういう考えで我々は来たのでありますが、このRCEPの方も並...全文を見る
○小里委員 ありがとうございました。
04月03日第183回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
議事録を見る
○小里委員長代理 次に、吉田泉君。
04月15日第183回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
議事録を見る
○小里分科員 自由民主党の小里泰弘でございます。質問の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。  まず、私の地元の川内川の治水関係からお伺いをしてまいります。  平成十八年の戦後未曽有の集中豪雨災害を受けまして進められてまいりました鹿児島・川内川の河川激特事業であ...全文を見る
○小里分科員 阿波井堰改築、鶴田ダム再開発事業という、激特とは別個の事業が進んでおります。その進捗状況をお伺いしたいところでありますが、ちょっとここは時間の関係で、しっかり予定どおり二十七年には完成をするように、よろしくお願いをしたいと思います。  その川内川の治水事業でありま...全文を見る
○小里分科員 ありがとうございました。  どうか、川内川をモデルにして、しっかりと全国の治水を促進していただきたいと思います。  続きまして、日本航空の再生につきましてお伺いをしてまいります。  この問題は、いろいろ指摘がありますが、しっかり検証して、今後の企業再生にいかに...全文を見る
○小里分科員 今の御答弁にありますように、その手法において、制度の活用において例外ではあっても、別に違法ではなかったわけであります。そして、公的な支援が過剰にあるいは不当に行われた経緯はなかったということを確認したいと思います。  続きまして、日本航空の二〇一三年三月期予想では...全文を見る
○小里分科員 まさにおっしゃいましたように、円高あるいはまた燃料費が意外と低くて済んだ、そういった外部要因、そして何より自助努力によるものが大きかったと認識をするところでございます。  放っておけば市場から淘汰されるであろう企業を政府が支援するということは、大なり小なり競争環境...全文を見る
○小里分科員 私の指摘と同じ考えであると最初に御答弁でありましたが、まさに、平等な競争環境というものを維持しながら、日本航空の体力に応じてしっかりとその業容を拡大していく、そして、国民生活、国民経済、そしてまた世界にウイングを広げて大きな役割を果たしていけるように、ぜひ御配慮をい...全文を見る
○小里分科員 個別の事業の特性に応じて適切に対応していくという今の答弁でございました。また、その期間の捉え方、国の事業にとらわれずに地方公共団体の事業も取り入れていくという答弁でございました。その柔軟な考え方に立って、能力のある企業が意欲を持ってチャレンジをしていける、そんな環境...全文を見る
○小里分科員 関連して、いわゆる低入札の問題があります。  この低入札によりまして、地域の企業経営が厳しい状況に追い込まれております。いわゆる調査基準価格が予定価格のおおむね八五%に設定をされまして、そこに入札がへばりつく傾向があることがその大きな要因になっているわけであります...全文を見る
○小里分科員 早急に検討するということでございました。ありがとうございます。どうかよろしくお願い申し上げます。  また、きょうは、西回り高速道路、整備新幹線等々、さらに質問を申し上げる予定でありましたが、せっかく準備をいただきましたけれども、時間の関係でまた別の機会にしたいと思...全文を見る
06月19日第183回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
議事録を見る
○小里委員 ただいま議題となりました決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を説明申し上げます。  案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきたいと存じます。     我が国の農林水産物・食品の輸出拡大に関する件(案)   我が国では、少子高齢化等により農...全文を見る
10月29日第185回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
議事録を見る
○小里大臣政務官 おはようございます。  このたび、農林水産大臣政務官に就任いたしました小里泰弘でございます。  林大臣のもとに、江藤副大臣、吉川副大臣そして横山政務官と一体となって、農林水産業のあるべき姿を見据えて力を尽くしてまいりたいと存じます。  委員長を初め諸先生方...全文を見る
10月29日第185回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
議事録を見る
○大臣政務官(小里泰弘君) おはようございます。  この度、農林水産大臣政務官に就任をいたしました小里泰弘でございます。  林大臣の下に、江藤副大臣、吉川副大臣、そして横山政務官と一体となって農林水産業のあるべき姿を見据えてしっかりと務めてまいります。  委員長を始め先生方...全文を見る
10月30日第185回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
議事録を見る
○小里大臣政務官 お答えします。  おっしゃるとおり、日本短角種などの特定品種、これにつきましては、例えば粗飼料の利用性が高い、あるいは良質な赤身肉の生産能力が高いといった特徴を有しております。その付加価値を生かして、しっかりと販売戦略としてこれを図っていくことが大事であると思...全文を見る
○小里大臣政務官 おっしゃるとおりに、海外、特に欧米の大手種子メーカーは、トウモロコシ、菜種等に見られますように、土地利用型作物の遺伝子組み換え種子を売り上げの大きな柱としております。これは、特に害虫とか防草剤、除草剤に強い種子を大きな柱としているわけであります。これに対して、我...全文を見る
○小里大臣政務官 我が国の種苗産業は、さまざまな特色を有する優良な種苗の供給を通じまして、国内の農業生産を支える大変重要な役割を担っております。事業規模が小さい会社が多数存在する構造にあるのが、我が国の種苗産業であります。  近年、新品種の育成に必要な遺伝資源、かけ合わせの種を...全文を見る
○小里大臣政務官 確かに、御指摘のとおりに、国におきましては、品種改良等々の支援、また、みずから開発をしておりますが、これは穀物、果樹を中心とした、長期的な取り組みを必要とする分野にどっちかというと特化をしてまいりました。一方で、御指摘のとおりに、民間においては、野菜、花卉とか、...全文を見る
○小里大臣政務官 御指名ありがとうございます。  ついこの間まで、私は自民党の農林部会長としてやっておりました。  細かいことは申し上げませんが、今の農政改革はまさに待ったなしであります。しっかりと新規就農者をふやして、担い手を育成して、それぞれの担い手が頑張っていただく。頑...全文を見る
○小里大臣政務官 みんなの党、渡辺代表から要請をいただきました、その取り組み状況ということでございます。  まず、九月十三日に、飼料の輸送費について東京電力へ要請内容を伝達しております。  二つ目に、九月二十六日に要請全般につきまして福島県と協議をしております。  また、十...全文を見る
○小里大臣政務官 御指摘の趣旨はわからないわけでもありませんし、大変悩ましい問題でございます。  また、後ほど御質問もいただくんだろうと思いますが、これを進めるに当たって地域住民の理解というものが必要になってくる。また新たな風評被害を生むかもしれない。いろいろな懸念が予想をされ...全文を見る
○小里大臣政務官 関係県、市町村、生産者団体、また地域住民の皆様だと思います。
○小里大臣政務官 まず、この受け手、出し手はもちろんでありますけれども、これによって影響を受けるであろう住民の方々、また、関係生産者団体、そして県、市、自治体、こういったところも十分に御理解をいただきながら進める必要があるということでございます。
○小里大臣政務官 宮城県、福島県は牛肉の出荷制限の対象地域であります。そのため、両県が厚労省の了解のもとに出荷検査方針というものを定めております。これは、暫定許容値を超える汚染稲わら等について、県と市町村はその処分、焼却とか先ほどのすき込みとか、これがまず前提にあるわけです。その...全文を見る
○小里大臣政務官 御質問の趣旨に沿ってお答えをしたいと思いますが、御案内のとおり、旧警戒区域内の南相馬市と浪江町にまたがって御質問の牧場は存在をしております。  平成二十五年四月一日及び十六日にそれぞれ再編をされまして、当該牧場の大半が居住制限区域に指定されていると承知をしてい...全文を見る
○小里大臣政務官 経営所得安定対策の見直しの議論がどういう時間軸でどのように進んでいくかという御質問でございます。  この問題は、御案内のとおり、先ほどからまた議論にありますように、多面的機能支払い制度、そして米政策全般、この二つとともに、いわば三点セット、さらに言えば、水田作...全文を見る
○小里大臣政務官 自民党における公約では、経営所得安定対策を見直しして、一方で、多面的機能、すなわち日本型直接支払い制度の導入を図っていくと公約をしておるわけであります。  二十五年度につきましては、先ほどから御指摘のある、現場に混乱を与えてはいけないということで、制度そのもの...全文を見る
○小里大臣政務官 これも、ここでずっと議論が行われてまいりましたし、また党内でも議論を行ってまいりました。  企業はすぐれた販路、ノウハウを持っておりますから、これを最大限に活用を図ってまいりたい、その方向性で議論を進めてまいりました。  その一方で、五年前でしたか、農地制度...全文を見る
○小里大臣政務官 御指摘のとおり、農地制度改革議論のときからその懸念はございました。すなわち、リース方式で行っても、企業が不耕作、あるいは転貸を目的として農地の利用権を取得するのではないか、あるいは担い手への農地利用集積に支障を来すのではないか、そういった懸念がございました。 ...全文を見る
11月06日第185回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
議事録を見る
○小里大臣政務官 お答えします。  国土の大宗を占める農山漁村でありますから、土地、水、バイオなど豊富に存在をしておりまして、その再生可能エネルギーにおけるポテンシャルははかり知れないものがあろうと思います。  具体的にどの程度のポテンシャルがあるかにつきましては、さまざまな...全文を見る
○小里大臣政務官 まず、廃案となった法案と新たな法案との違いでございます。  私自身もこの間まで自民党の農林部会で議論をしてまいりました。その際、我々は、やはりこの新たな発電が地域にしっかり生かされるということ、地域の活性化につながるということ、そして農地が農地としてしっかり確...全文を見る
○小里大臣政務官 基本理念に書かれた地域の活力の向上、また持続的発展とはいかなるものかというお問い合わせでございます。  まず、農山漁村における再生可能エネルギー発電の促進が、地域の所得の向上など経済的、社会的な利益や関係者の機運の高まりに結びつくことを地域の活力の向上と表現し...全文を見る
○小里大臣政務官 平成二十四年七月に再生可能エネルギー電気の固定価格買い取り制度が開始をされまして、再生可能エネルギー発電の事業性が大幅に改善をされた中で、農山漁村に存在する土地、水、バイオマス等の資源を活用した発電を促進し、その利益を地域に還元させ、地域の活力の向上及び持続的発...全文を見る
○小里大臣政務官 本来つくっていただいた、廃案になった法案、そして新たな法案との違い、そしてまた、そこで懸念された、農地が農地として本当に利用されるのか、地域に利益が還元されるのか、そういったお尋ねであると思いますが、それに沿ってお答えをしたいと思います。  御指摘をいただきま...全文を見る
○小里大臣政務官 全く御指摘のとおりであります。  これから省令において基本方針を策定し、これに基づいて市町村で基本計画を策定いたします。それに基づいて、今度は設備整備計画が策定をされるわけであります。その中で、今おっしゃったようなことが具体的に盛り込まれていく。  例えば、...全文を見る
○小里大臣政務官 これから定める国の基本方針に基づきまして地域で基本計画を作成する、また、それに基づいて施設事業者が設備整備計画を定めるわけでありますが、その中にあって、具体的にいろいろな地域への利益還元策が盛り込まれていくわけであります。  午前中も御指摘がありましたように、...全文を見る
○小里大臣政務官 ありがとうございます。  大変有効な事例を御紹介いただいたと思います。全国各地にそういった事例が、モデル的な事例があろうと思います。よく耳を傾けて、直視しながら役立てていきたいと思います。
○小里大臣政務官 国土の大宗を占める農山漁村であります。土地、水、バイオマスなどの資源が豊富に存在をしておるところでございます。  具体的にどの程度のポテンシャルがあるかにつきましては、さまざま試算があるところでございますが、一つの試算としては、農業上の再生利用困難な荒廃農地の...全文を見る
○小里大臣政務官 ポテンシャルですか。ポテンシャルについては、今……
○小里大臣政務官 農林漁業の健全な発展に資する取り組みを行うことが求められておりまして、まず、売電収入の一部がこの取り組みのために使われ、地域に還元をされることになります。  また、あわせまして、農山漁村に再生可能エネルギー発電設備を整備した場合に、地権者は、農業上の再生利用が...全文を見る
○小里大臣政務官 御指摘のとおり、農林漁業の健全な発展と調和のとれた再生エネルギーを推進していくためには、まず、基本計画の作成を支援する体制づくりが重要であると考えております。  このため、市町村の基本計画作成につきましては、先ほど説明にあったような予算措置による支援を行うほか...全文を見る
○小里大臣政務官 そのとおりでございます。
○小里大臣政務官 念のために申し上げておきますが、本法案によりまして特例的に農地転用を認めるというわけではありません。基本は、耕作放棄地、それも再生困難な農地に限る、太陽光パネルの場合は特に、そういう前提に立っております。  そこで、本法案においては、再生可能エネルギー発電設備...全文を見る
11月07日第185回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
議事録を見る
○小里大臣政務官 まず、米政策の主眼というのは、需要に応じた米づくりで需給のバランスをとり、そのことで米価の安定化を図っていく、そのことから、現場の生産意欲のもとに、しっかりした主食の安定供給が図られる、また農地を確保していく、そこに本来の米政策の主眼があるんだろうと思います。 ...全文を見る
○小里大臣政務官 大変大事な観点であります。  生産者等が主体的な経営判断や販売戦略に基づいて、需要に見合った米生産の実現を図っていくということが重要でありまして、そのための整備を図ってまいりたいと思います。  このために、農水省としましては、中食、外食等を初めとした多様なニ...全文を見る
○小里大臣政務官 まさに、農協が販売の面においてしっかり機能を果たして、地域の農業所得の向上、地域の農業の発展に資していくということは、大変大事な観点であります。  現在でも、農協の中には、従来の委託販売という形ではなくて、地域ブランドを生かした農産物を買い取ってスーパー等へ直...全文を見る
11月08日第185回国会 衆議院 外務委員会 第4号
議事録を見る
○小里大臣政務官 お答えをいたします。  これまで我が国が締結をしたEPA、FTAの中で関税撤廃をしたことのない品目の中から、米、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源、いわゆる重要五品目と言われる分野に分類をし、合計をしたものが五百八十六ラインであるということであります。  これ...全文を見る
○小里大臣政務官 うそにうそを重ねるとおっしゃいましたが、そのことには私は反論がございまして、まさに先生が御指摘をいただきましたように、プロが見てもわかりにくいところはあるんです。我々が見ても、米に含まれると思っていたラインが砂糖にあったり、それから砂糖に含まれると思っていたライ...全文を見る
11月13日第185回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
議事録を見る
○小里大臣政務官 まず、アグリ社についてでございますが、ここは基本的に、生産部門を中心にして、そして、加工、流通分野にも支援をしていこうという本来の趣旨があります。  一方で、A—FIVEの方ですけれども、これは、パートナー企業も参加をしながら、加工、流通の方に中心を置いている...全文を見る
○小里大臣政務官 農地・水保全管理支払い、これと中山間地域を合わせて二百万ヘクタール、これをどうやって四百万ヘクタールへ持っていくんだ、そういう御質問であろうと思います。  農地・水保全管理支払いは、要件として、一般住民の参加する活動組織というのが一つの要件にあります。あるいは...全文を見る
○小里大臣政務官 公約にもうたってきましたように、この制度は多面的機能を維持することに対して支払っていくという本来の趣旨があるわけです。  では、いかなる農地が多面的機能を担っているのかとなりますと、これは水田に限らず、畑地、樹園地、あるいは草地も含めていくということであります...全文を見る
○小里大臣政務官 はい。  従来、中山間地あるいは農地・水保全管理支払いについては、協定集落あるいは活動組織が対象となっておりますが、実際の支払いにおいては、個別の農家において活動量が違いますから、日当制等を導入したりして、実際には半分近くが個人に行っているという現状にあります...全文を見る
○小里大臣政務官 御指摘の日台民間漁業取り決めにつきましては、今後の操業において不安の声があるということは十分に承知をしているところであります。  このような状況の中で、関係者の皆様が、漁業者協議会を設立して、日台間の漁業問題の対応について意見集約を図るべく、御尽力をされており...全文を見る
○小里大臣政務官 御指摘のとおり、この取り決めの締結後に、この適用水域において、多数の台湾のマグロ漁船が展開をしているということは承知をしております。  こうした水域におきましては、宮崎県、長崎県などの漁船が一部操業を行ったものの、沖縄の漁業関係者は、トラブル等を懸念してか、主...全文を見る
○小里大臣政務官 まさに、御指摘をいただきましたような大事な役割を都市農業は担っております。また、食料・農業・農村基本法の御指摘もございました。そういったことを踏まえて、都市住民の需要に即した農業生産の振興を図るための必要な施策をしっかり講じてまいらなければいけないわけであります...全文を見る
○小里大臣政務官 ちょっと余計なことを申し上げたかもしれませんが、これは自民党の行っておる新たな十カ年戦略の説明会でありまして、私は、従来の農林部会長としての行きがかり上、そこに講師としてお伺いをしたわけであります。与党においては、積極的にそういった勉強会を開催されていくものと聞...全文を見る
○小里大臣政務官 後ほどの御質問にもあるのかもしれませんが、基幹的農業従事者で見た場合に、六十五歳以上が六割、逆に、五十歳以下は二割であります。したがって、このまま放っておけば、遠からず、日本の農業の担い手は今の三分の一、四分の一になってしまう。これでは、食料安保も多面的機能の維...全文を見る
○小里大臣政務官 村岡先生、本当にありがたいことで、自民党の策定した所得倍増十カ年戦略、かなり研究をしておられると思います。それに基づいて、今、核心に触れる部分を御質問いただいておると思います。  十カ年戦略では、地域と担い手の所得を倍増するとしておるんですね。そのために、先ほ...全文を見る
○小里大臣政務官 御指摘のとおりであります。  一つ一つの政策はいい、担い手育成もいいだろう、農地集積もいい、六次産業化もいい、輸出倍増戦略もいい、しかし、それを実際に実行していく上では、まさに農業団体のことを御指摘いただきましたが、地域のプランナー、デザイナー、コーディネータ...全文を見る
11月19日第185回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
議事録を見る
○小里大臣政務官 表示の偽装問題、大変残念な事例が頻発をしております。  農水省におきましては、今説明がありましたとおり、先週十一日の関係府省庁会議で決定された対処方針を受けまして、外食関係団体を招集し、違反事例等の周知及び表示適正化の取り組み状況の把握、表示の適正化を進めるよ...全文を見る
○小里大臣政務官 梅輪紋ウイルスの目視調査でございますが、複数人のチームで行っております。都道府県職員が調査に参加することもありますけれども、必ず国の植物防疫官または病害虫防除に精通した都道府県職員がその任に当たっているところでございます。
○小里大臣政務官 この調査は、緊急防除の防除区域におきましては、サンプル調査ではなくて、対象植物の全てを対象に調査しております。
○小里大臣政務官 まさに御指摘のとおり、経済が成長する過程で二次産業、三次産業が発展をしていくわけですが、その中で、一次産業から二次産業、三次産業の方に人も資本も移行していった流れがあります。二次産業、三次産業では雇用、賃金の上昇があったわけですけれども、なかなか一次産業の方はそ...全文を見る
○小里大臣政務官 まさに、補助事業で支援をしてまいりますけれども、さらに、ノウハウの提供等も含めながら、そしてまた地域のプランナー、リーダーの育成も図りながら、構造として、生産者側が流通、加工の方の取り分までとっていけるような構造を目指していく、これが六次産業化であります。  ...全文を見る
○小里大臣政務官 六次産業化におきましては、農林漁業者自身が農林水産物の加工、流通の取り組みを一体的に行う場合のほかに、異業種のパートナー企業の参画を得て農林漁業の六次産業化に取り組む場合があります。  いずれの場合におきましても、御指摘のとおり、農林漁業者の所得向上、また地域...全文を見る
○小里大臣政務官 イオンアグリに絡む話でありましょうか。  とすれば、現在のところ、まだ六次産業化の認定には至っていないと承知をしております。実態的にも、イオンアグリが農業者として農場経営を行う、その中で、地域の農業者を雇用しているという実態であります。あえて言えば、流通の方を...全文を見る
○小里大臣政務官 先ほどから御指摘をいただいておりますように、六次産業化、農商工連携というそれぞれの形があるわけですけれども、特に六次産業化の本来の狙いとするところは、しっかりと農業者が加工流通の分野まで取り組んで、その利益を農業者、また地域に還元していくということにあります。 ...全文を見る
○小里大臣政務官 今後十年間で、アジアを中心にして、世界の食市場は三百四十兆円から六百八十兆円に倍増すると見込まれております。我が国の農林水産業、食品産業の発展を図っていくためには、ぜひこの市場を取り込んでまいりたいと思います。  グローバルな食市場の獲得のためには、日本食文化...全文を見る
○小里大臣政務官 御指摘の事態については、基本的に、これは出し手と機構との間の法律関係でありますから、機構が手続を行うことになります。すなわち、機構からの受け手が手続を行う必要はないということです。
○小里大臣政務官 私も以前、畑先生と同じ思いでこの問題を研究したことがあります。  ところが、固定資産税というものは、農地だから優遇をされているわけではないんですね。その資産価値に着目をして課税をされております。例えば、市街化区域においては、宅地並みの課税が行われておるわけです...全文を見る
11月27日第185回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
議事録を見る
○小里大臣政務官 まず、恐縮ですが、先ほどの飼料用米の供給可能量について、念のために申し上げておきたいと思いますが、毎年、主食用米の需要が減っていく分、これは当然であります。一方で、不作付地、これが水田面積の約八%あると思います。これも最大限生かしていくということは当然念頭に置い...全文を見る
○小里大臣政務官 御指摘をいただきましたように、農地台帳につきましては、法定台帳として位置づけをして、さらに充実強化を図っていくことにしております。  農業委員会の活動に対しましては、これまでも、職員の設置等に要する基礎的な経費を農業委員会交付金として措置するとともに、農地台帳...全文を見る
○小里大臣政務官 御指摘のように、農地の集積を進めていく、その過程で、まず、我々は離農政策をとるわけではないということは申し上げておきたいと思います。  まさに、御指摘をいただきましたように、六十五歳以上の農業者が六割を占めるという現状でいきますと、放っておけば、これからどんど...全文を見る
○小里大臣政務官 るる御指摘をいただきましたように、皆さんで熱心に議論していただいた、そして策定した十カ年戦略、公約、これを具現化したのが今回の新制度であると認識をいたします。  その中で、特に北海道では、担い手への農地集積が既に八割を超えておる、十カ年戦略に定めた目標を既に超...全文を見る
○小里大臣政務官 飼料用米については、五年ほど前に自民党の中で大分議論をした経緯がございます。  そのとき、今おっしゃったように、畜種別にどのぐらい需要があるだろうかということを検証いたしました。全国の農家あるいは飼料メーカーから聞いて回ったわけでありますが、そのときは、おっし...全文を見る
○小里大臣政務官 今、全国画一ではない、それぞれの地域に応じた試算も必要なんじゃないか、施策も必要なんじゃないかという御指摘でございます。  私どもの党、また政府内で検討する際には、それぞれの地区別に、北海道、東北、関東、北陸、東海、中国、北九州、南九州と、それぞれの地域に応じ...全文を見る
12月18日第185回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
議事録を見る
○小里大臣政務官 御指摘をいただきましたように、畜産、酪農の規模拡大を初めとする足腰の強い高収益型の畜産経営、酪農経営を図る上で、飼料の安定供給、なかんずく自給飼料の供給体制をしっかりつくっていくことは極めて大事な課題であります。  そのために、御案内のとおり、まず新たな米政策...全文を見る
○小里大臣政務官 先般も北海道酪農家の方々がお見えになりまして、いろいろ話を伺いました。  年間二百戸が離農をしておるということでございます。その背景には、TPPの影による将来不安があるということがあります。そしてまた、飼料価格の高騰を大きな原因とする経営難があるわけでございま...全文を見る
○小里大臣政務官 平成二十六年度の補給金単価につきましては、算定ルールにのっとりまして、配合飼料価格等の生産コストの変化を適切に反映させて算定し、食料・農業・農村政策審議会の意見を聞いて、適切に決定してまいることになりますが、先生今御指摘をいただきましたような厳しい状況を踏まえて...全文を見る
○小里大臣政務官 お話をいただきましたように、チーズ市場は大変有望な市場であると認識をいたします。着実に成長を続けておりまして、我が国でチーズに向けられる生乳の量も、平成元年度の約二十四万トンから平成二十四年度の約四十六万トンへと倍増しているところでございます。  このことから...全文を見る
○小里大臣政務官 輸入乾牧草についてお答えをしたいと思います。  御指摘のように、これの国内価格が、主要産地、北米等の天候不順によりまして、高い水準となっております。これが、酪農経営においてコストが増嵩することにつながっていると認識をしております。  一方で、農林水産省としま...全文を見る
○小里大臣政務官 農林水産省としましては、農林水産省生物多様性戦略等を踏まえまして、自然生態系と調和しつつ人手を加えることによりまして高い生産性と生物多様性保全が図られる、表現いただきましたところの里海を適切に保全することが必要であると考えております。  このため、水産基盤整備...全文を見る
○小里大臣政務官 農村部における重要なバイオマス資源であります家畜排せつ物を利用したバイオガス発電を推進することは、おっしゃるとおり、地域の所得の補完を通じて、畜産農家の経営安定に資することであると考えます。同時にまた、エネルギー源として有効活用の面からも、極めて重要な課題である...全文を見る
○小里大臣政務官 御指摘のように、放牧により生産された牛乳、牛肉を差別化を図っていく、このことは、多様な畜産、酪農を展開する上で重要な課題であると思っております。  このような取り組みを推進するために、日本草地畜産種子協会では、平成二十一年から、放牧に取り組む牧場のうち、放牧面...全文を見る