小里泰弘

おざとやすひろ

比例代表(九州)選出
自由民主党
当選回数6回

小里泰弘の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月20日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○小里大臣政務官 お答えを申し上げます。  質問通告と若干の違いがあるようでございますが、地域の活力創造プランの策定の経緯についてのお尋ねでございます。  これは基本的には、御案内のとおり、昨年、自民党におきまして議論をいたしまして、農業・農村所得倍増目標十カ年戦略を策定いた...全文を見る
○小里大臣政務官 農林水産業・地域の活力創造本部は、農林水産業と農山漁村の活性化、これは待ったなしである、構造改革は待ったなしという現状認識のもとに、総理を本部長、関係閣僚を構成員として、内閣を挙げて取り組むために組織をされております。  一方で、食料・農業・農村政策審議会は、...全文を見る
○小里大臣政務官 御懸念はごもっともであろうと思います。  基本的には、規模拡大を図りながら強い安定的な農業をつくっていかなければなりません。しかしながら、地域の農地、用水、農道等の維持管理というものは一人でできるわけではありません。御指摘のように、地域を挙げて、地域のきずなの...全文を見る
○小里大臣政務官 御指摘のとおり、農地の集約化を進めていきますと、では、農道、農地あるいは用水路といったところを誰が管理するんだということになります。  そのために、要するに、地域を挙げてそこを支援していくために、今度、多面的機能支払制度を充実強化したわけであります。予算的にも...全文を見る
○小里大臣政務官 今申し上げました農地維持支払制度におきましては、農振農用地以外の農用地も対象といたします。国において、必要な考え方をこれから検討して決めまして、それに基づいて県や市町村が判断をしていくということになります。
○小里大臣政務官 そのとおりであります。  具体的には、農地の有する緑地機能、環境機能に着目して適正な保全が図られる生産緑地法に基づく生産緑地、地方公共団体との契約等により多面的機能の維持を図る観点から適正な保全が図られている農用地、多面的機能の発揮を図るための取り組みを農振農...全文を見る
○小里大臣政務官 今申し上げましたように、地域で共同で取り組むための支援として新たな制度を充実強化いたしましたので、これをまずは運用を図ってまいりたいと思います。それで、足らざるところはまた補完していく必要もあろうと思います。  まず、これでしっかりとやって、その前に、担い手を...全文を見る
○小里大臣政務官 日本の農業、農村というものは、本来的に、食料安保、そしてまた多面的機能の維持という大変大事な役割を担っておりますから、なかなか通常に言う市場経済の原則とはなじまないところもあろうと思います。  その本来の趣旨に立って、我々は、農業、農村を守り、育成をしていく、...全文を見る
○小里大臣政務官 この厳しい交渉を、政府・与党、あるいはまた野党の皆さんも含めて、そして現場とが一体となって乗り切っていくためにあの決議を行ったわけであります。  現状では大きな隔たりがアメリカとの間にあるというふうに聞いておりますけれども、安易に妥協することなく、しっかりと決...全文を見る
○小里大臣政務官 お答えします。  先ほど生産局長から答えたことに重なろうかと思いますが、本来、まず、この関税の制度も調整金の制度も、生産者の努力では埋めがたい内外価格差を埋めるためにございます。もって国内生産の安定的な運営を期していくということがございます。また、そこから徴収...全文を見る
○小里大臣政務官 先ほども申し上げましたように、砂糖は国民の大事な食料資源であります。本来、農業、農村、食料安保という大事な機能を担っております。そして、豊かな自然を守る、あるいは国土を守る、かけがえのない地域の、あるいは日本の歴史、伝統、文化を守ってきた、そういった多面的な機能...全文を見る
○小里大臣政務官 先ほどその部分は答えてしまったことだろうと思いますが、要するに、二つ考え方がありまして、消費者負担でいくのか、国民の納税負担でいくのかという考え方で、先生は後者の方を考えないのかという御指摘であったろうと思います。  それは理論としては考えられなくもないでしょ...全文を見る
○小里大臣政務官 厳しい交渉を何とか乗り切っていきたいという先生のお気持ちはわからないでもないんですが、やはりどう考えても、これはカードとしては難しいなと。また、そういうカードがあるということを示すこと自体が、相手に対して、譲歩の用意がある、そういう心証を与えかねないわけでありま...全文を見る
○小里大臣政務官 生産者団体とはJAを想定しているものであります。生産者団体、都道府県や市町村の行政、現場の生産者や関係機関など、広く水田農業に関係する方々が一体となって、行政による数量目標の配分に頼らずとも需要に応じた生産が行える状況の実現に向けた取り組みを推進していく、こうな...全文を見る
02月25日第186回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号
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○小里大臣政務官 御指摘の昨日発表の被災対策五項目につきましては、全国の被災農業者、この冬の被災を受けた方々が対象となります。したがって、近畿の二府四県の被災農業者も要件を満たせば全て対象になります。
○小里大臣政務官 山梨県の被害額につきましては、今御指摘のような発表が行われております。  全国の農業被害金額につきましては、この冬の豪雪による全国の農作物の被害及び農業ハウス等の施設被害額として、三十三都道府県からこれまでに報告がありました。その総額は六百八十億円となっており...全文を見る
○小里大臣政務官 先ほどから御指摘がありますように、昨日、五項目にわたる対策を発表しました。  その中では、今御指摘の融資以外に、特に農業用ハウス等の撤去に要する費用は今回初めてであります、これを助成します。それから、強い農業づくり交付金、これも別枠を設けて、今回、共同利用施設...全文を見る
○小里大臣政務官 具体的な対策につきましては、深掘りした対策をとりあえず発表したところでございます。これはもう委員お詳しいところであろうと思います。  さらに、現場の状況を見ながら、また各品目ごとの状況を見ながら、しっかりと現場に届くように対策を講じてまいります。
○小里大臣政務官 今御指摘をいただきましたように、融資に限らず、補助、助成措置を各分野にわたって講じようというところでございます。  特に、御指摘をいただきました農業用のハウスにつきましては、従来の再建、修繕の支援に加えて、倒壊したハウス等の撤去、これがまずないと復旧あるいは復...全文を見る
○小里大臣政務官 先ほど後藤委員の方からもこの周知方について御意見がございました。  私も、過去、特に阪神・淡路大震災の対策で経験をいたしました。大きな災害になればなるほど、いろいろな対策を打つんだけれども、これが現場に届いていかないという面があります。そこをしっかりと周知を図...全文を見る
○小里大臣政務官 大変大事な観点であります。  これまでに、ビニールハウスの損壊の被害につきましては、一万四千五百三件の被害が報告をされております。非常に復旧復興に向けての需要が集中することが懸念をされます。  そこで、まずは、国内の主要なパイプメーカーに対しまして、二月二十...全文を見る
02月26日第186回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○小里大臣政務官 御指摘のとおり、オランダは我が国の九分の一程度の国土面積であります。それでいながら、世界第二位の農産物輸出国ということであります。  いろいろな要因があると思いますが、まず、オランダは欧州の中央に位置するという地理的な好条件があります。また、ロッテルダム等の良...全文を見る
○小里大臣政務官 ハウスに対するいわゆる経営体育成支援事業の中身についてのお尋ねであろうと思います。  この事業は、大臣がお答え申し上げましたように、意欲を持って再建をしていこう、農業を今後とも続けていこうということを支援するために、復旧等に要する経費を国が支援を行うものであり...全文を見る
○小里大臣政務官 新規就農・経営継承総合支援事業につきましては、入札によりましてこの基金の管理をどこがやるかということを決めるわけなんですね。そこから今度は、例えば青年就農給付金という形で、全国のそれぞれの実施主体にこれが渡っていくわけであります。  そういった中で、農業会議所...全文を見る
○小里大臣政務官 私のうちも実は林業経営者の一人でございますが、御指摘のとおり、これをいかに担っていくか、大変大きな課題であります。  森林の育成、林業の成長産業化を実現していくためには、その担い手の確保というのが大きな課題であります。そういった中で、森林組合の果たす役割という...全文を見る
○小里大臣政務官 農地集積、そして基盤整備との関連をお尋ねでございます。  まず、農地中間管理機構がみずから基盤整備をして、農家に負担がなるべくかからない形で再配分をするという方策がございます。  あわせて、中間管理機構を経ない場合でも、農地集積型の圃場整備、基盤整備につきま...全文を見る
○小里大臣政務官 担い手に農地集積を図っていく、そのために農地中間管理機構という制度を、これもまた池田委員の御指導もいただきながらつくったわけであります。この機構に十分な予算を持たせる、強力な権限を持たせようということで、画期的な機構になっていくと思います。  理想的には、地域...全文を見る
○小里大臣政務官 まず、我が国におきましては、伐採される立木の約半分に当たる量が林地内に放置されている、そういう現状があります。  このように利用されていない間伐材等の木質バイオマスを、先ほど御指摘をいただきましたような次世代型の園芸施設等にしっかり利用を図っていくということが...全文を見る
○小里大臣政務官 御指摘のように、近年不漁が続いております。  原因につきましては、明確な因果関係はわかっていないのでありますが、指摘をされておるのは、シラスウナギや親ウナギの過剰な漁獲、あるいは生息環境の悪化、そしてまた気候変動等による海流の変化等が挙げられているところであり...全文を見る
03月05日第186回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○小里大臣政務官 私どもは、農家の所得を上げるために、ぜひプラス思考でいきたいなと思っております。  今、反収のお話がありましたが、実証圃場では、多収性の品種で反七百キロとれる品種もございます。こういったものを中心にしてぜひ普及を図っていきたいわけでありますが、制度的には、そう...全文を見る
○小里大臣政務官 今申し上げましたように、非主食用米を強力につくっていける、そういう制度を準備しましたから、これをぜひ活用していただきたい。  いろいろな課題があることはわかっております。しっかりと、非主食用米を作付していけるための環境整備を図りながら、これを現場と一体となって...全文を見る
03月18日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○小里大臣政務官 今回の大雪による農業用のハウスあるいは畜舎の損壊等を合わせた被害額としましては、三月十四日現在の各都道府県からの報告によりますと、二万七千四百二十四件、被害金額は約八百十六億円となっております。  こういった被害に対して、例えば撤去については、国がその二分の一...全文を見る
○小里大臣政務官 御指摘のように、国産材の有効活用の有力なツールとして、このCLTを政府としても位置づけております。そのために、例えば、JASの規格を昨年十二月に制定するとともに、JAS規格に適合したCLT製品が早期に生産、流通されるように、促進を図っているところであります。 ...全文を見る
○小里大臣政務官 全く御指摘のとおりであると思います。  同じく、CLT普及を強力に後押しする、そのまた有力な手段になっていくと思います。今後とも、関係機関に対してCLTの活用を働きかけながら、御指摘の趣旨に沿った取り組みをしてまいりたいと思います。
○小里大臣政務官 はい。先ほど申し上げたように、災害公営住宅等を含めて、東京オリンピック・パラリンピックもまた含めて、被災地の資材をしっかり使いながら、CLTの普及を図ってまいりたいと存じます。
○小里大臣政務官 次世代、新たな青年就農者がしっかりと意欲を持ってやっていく、そのためにITを農業分野でしっかり活用していくことが必要であるという御指摘でございます。そのためにさまざまな施策を講じているところでございます。  特に、当省所管の独法や大学等による研究を支援していく...全文を見る
○小里大臣政務官 御指摘のとおり、農業高校は、これからの農業を担う人材の育成機関として大変重要な位置づけに捉えております。そういった中で、五、六%程度しか就農していないというのは非常に心もとない状況であります。  そういったところも勘案しながら、農水省としましては、まず就業体験...全文を見る
○小里大臣政務官 食料安保を進める上で、まず、カロリーベースの食料自給率が一般的な指標であります。ただ、これも大事な指標でありますけれども、この食料自給率の概念だけでいきますと、例えば自給率の低い品目はなかなかつくりにくいということになってしまいます。  やはり地域の実情に合っ...全文を見る
03月26日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○小里大臣政務官 御指摘のとおり、現在は、国及び都道府県に職員を配置しまして、保険事務の大半を都道府県に委託しております。それをさらに、その事務の大半を森林組合連合会に再委託しておる、そういう体制でやっております。  今後のことでございますが、森林総合研究所において、現行制度下...全文を見る
○小里大臣政務官 申し上げましたような総合的な体制、直接森林総合研究所が行う部分、また、これを森林組合に委託して行う部分、そして、いざ大規模な災害が発生したときには森林総合研究所から直接派遣をする、あるいは出先機関の職員をしっかりと使っていくといったことに加えて、都道府県に従来委...全文を見る
○小里大臣政務官 おっしゃるとおり、従来、森林総合研究所の業務がございます。これはしっかりと確保をしてまいりたいと思います。  今回の改正に伴いまして、森林保険業務を担う内部組織というものを既存の研究開発等の組織とは別に設置いたします。また、その経理も明確に区分をいたします。ま...全文を見る
○小里大臣政務官 森林経営計画制度は、面的なまとまりの確保による施業の集約化、また計画的な路網整備を進めていくことを目的とするものであります。ところが、今御指摘にありましたとおり、民有林の面積に対して目標値二五%というものに対して、現状は一七%の計画作成面積となっているところであ...全文を見る
○小里大臣政務官 今、大きく二つ御質問をいただきました。  まず、市町村への支援でございますが、市町村は、市町村の森林整備計画の策定、そして森林経営計画の認定を行うといった重要な役割を果たしております。そのため、森林経営計画の認定、市町村森林整備計画の策定、さらには、地域の森林...全文を見る
○小里大臣政務官 大変恐縮ですが、最初に訂正をさせてください。  施業対象の要件緩和のところで、集落単位で三〇%と申し上げたかもしれません。これは三十ヘクタールの間違いでございますので、よろしくお願いします。  御指摘のとおり、間伐に限らず、むしろ若い木の方がCO2吸収力が大...全文を見る
○小里大臣政務官 森林は、国土の保全、水源の涵養、地球温暖化の防止、そして林産物の供給などの多面的な機能を有しております。森林の適切な整備保全によりまして、こういった機能を将来にわたって保持していくためにはいかなるビジョンを持って臨むか、そういう御質問であろうと思います。  平...全文を見る
○小里大臣政務官 国土の七割を占める森林であります。特に、戦後造成された人工林が本格的な利用期を迎えております。そういった中で、豊富な森林資源を循環利用して、林業の成長産業化を促していかなければなりません。  そのため、昨年、官邸の方で決定をされた農林水産業・地域の活力創造プラ...全文を見る
04月01日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○小里大臣政務官 来年度以降の事業の継続についてもあわせて御質問でございました。  要するに、早急に産地の復興を図っていかなければなりません。そのために、今回の経営体育成支援事業におきましても、二十五年度そして二十六年度予算を活用して対応していこうということでございます。  ...全文を見る
○小里大臣政務官 加入率につきましては、非常に地域差が大きいんですね。新潟県とか秋田県のようにほとんどの農家が加入している地域もあれば、加入率が二〇%程度にとどまっている地域もあります。その要因の大きなところとしては、豪雪被害等に遭いやすいかどうかといったようなところが大きく影響...全文を見る
○小里大臣政務官 お尋ねの目標五〇%は、平成二十二年当時におきまして策定をされました食料・農業・農村基本計画において定められたものであります。  世界の人口の増加、あるいは中国やインド等の新興国が経済発展をすることによりまして、特に穀物等の需要が中長期的に逼迫をする、そういった...全文を見る
○小里大臣政務官 当時、民主党政権下でありますが、そこを将来的な可能性としてどの程度に捉えているか、私は存じておりません。ただ、まず五〇%という食料自給率目標があったということは認識します。そこから計算をして、それぞれの品目の生産目標が定められたものと認識をするところであります。
○小里大臣政務官 確かに、御指摘のとおり、最近、とみに国民の皆さんが食料安全保障ということに関して不安を覚えていらっしゃるということは認識をしております。  現在消費されている食料全てを国産で賄うということは不可能であります。それだけに、では、これを何%まで引き上げていけばいい...全文を見る
○小里大臣政務官 御指摘のとおり、定義につきましては、食料・農業・農村基本法第十九条におきまして、不測時における食料安全保障に関する条文が規定をされております。すなわち、食料安全保障とは、危機管理対応として、国民への食料の安定供給を図る上で、不測の事態が生じ、国内需給が著しく逼迫...全文を見る
○小里大臣政務官 お尋ねの事項につきましては、平成二十四年九月に策定をしました緊急事態食料安全保障指針におきまして定めたものであります。  輸入の減少とか異常気象等によりまして、米を初め特定の品目の供給が二割以上落ち込むといったような事態を想定しております。そのような場合には、...全文を見る
○小里大臣政務官 食料自給力についてのお尋ねでございます。  本来、私どもは、主には食料自給率に基づいて説明を申し上げてまいりました。ただ、特にカロリーベースの食料自給率だけでいきますと、なかなか説明がつかない部分があります。すなわち、では、野菜とか果樹とか、カロリーの低い生産...全文を見る
○小里大臣政務官 食料自給力とは、例えば、農地、農業用水といった農業資源、そして担い手、あるいは農業技術といったものによって構成をされます。すなわち、食料の潜在的な供給能力ということが言えようと思います。  ちなみに、食料供給力といえば、この食料自給力に、備蓄、そしてまた輸入力...全文を見る
○小里大臣政務官 食料自給力というものはいざというときに備えてのものだと申し上げたわけでありますが、仮に、今確保されている農地を前提に考えた場合に、もし何らかの理由で輸入が途絶えた場合に使える農地、これを表作も裏作も全部使って、熱効率のいい芋を主体にして作付をした場合に初めて国民...全文を見る
04月02日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○小里大臣政務官 御指摘のとおり、大分成熟をした北海道の農業とそれ以外の地域をその施策において同一に論ずることは、なかなか困難であるなと思います。  最近では、平成二十五年度に、全国から五百十八地区を抽出して、共同組織の活動状況を調査しております。それに基づきまして計算をしてお...全文を見る
○小里大臣政務官 まず、法制化について、私の方からお答えをいたします。  地域を歩いておりますと、いろいろな要望をいただきますが、例えば、農地・水管理交付金あるいは中山間地域払いの制度、これがこれからも続くんだろうかという不安の声が、実はTPPに次いで多いんじゃないかと私は認識...全文を見る
○小里大臣政務官 当時、自民党は野党であったわけでありますが、民主党の当時のビラに、例えば完全自由化、貿易自由化、完全所得補償、あるいは完全自給率の達成という言葉が躍っておりました。これが意味するところは、関税を引き下げて、一方で直払いをする、消費者負担から納税者負担に切りかえる...全文を見る
○小里大臣政務官 御指摘のとおり、平成二十二年度に策定した現行の食料・農業・農村基本計画、ここにおきまして、食料自給率目標を平成三十二年度でカロリーベースで五〇%、生産額ベースで七〇%としているところであります。  その実績を見ますと、カロリーベースにつきましては、天候や東日本...全文を見る
○小里大臣政務官 レファレンスレベルの効用につきましては、御指摘のとおりでございます。  まず、環境保全型農業直接支援につきましては、レファレンスレベル、すなわち営農における活動の水準の考え方に基づきまして、この水準を超えた取り組みのうち、一定の要件を満たすものを支援対象として...全文を見る
04月03日第186回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○小里大臣政務官 マイファーム亘理に対する共生地域創造財団からの支援、これをどう捉えていくかという御質問でございます。  もともとイチゴ農家であったものをトマトに転換をさせ、そして、販路開拓の面で当財団が寄与しておられるということを伺っているところでございます。  このマイフ...全文を見る
04月10日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○小里大臣政務官 食料の安定供給や多面的機能の維持という、農業の果たしているその重要な役割というものを考えますときに、やや委員とは考え方を異にするわけでありますし、また我々の考え方が国民に理解をされているものと信ずるところでございます。  従来、決議を踏まえて今回の交渉も取り組...全文を見る
○小里大臣政務官 やはり国内生産を基本として食料の安定供給を図っていくことが一番の消費者ニーズにかなうものであり、国民のニーズにかなうものであると信ずるところでございます。
○小里大臣政務官 御指摘のとおり、しっかりと交渉で、まずは農家を守る、その先をしっかりまた、強い農業を目指して頑張らぬといかぬという御指摘でございます。そのとおりだと思います。  肉用牛経営につきましては、これまでも、例えば子牛の補填制度あるいはマルキン制度等において、経営安定...全文を見る
○小里大臣政務官 御指摘のとおり、平成十三年の日本学術会議におきまして、多面的機能を分類、整理するとともに、それらのうちの一部の機能について貨幣評価額の算定が行われているところでございます。そういった答申が行われているところでございます。  一部の機能と申し上げましたのは、洪水...全文を見る
○小里大臣政務官 担い手経営安定法に基づくゲタ対策、生産条件不利補正対策でありますが、その対象農産物の要件の一つは、御指摘のとおり、食料自給率向上の観点から、国民に対する熱量の供給を図る上で特に重要であることでありますが、この国民に対する熱量の供給とは、その農産物自体を直接国民に...全文を見る
○小里大臣政務官 両方というのは、主食用米と飼料米ということですか。
○小里大臣政務官 わかりました。多面的機能払いと両方ということですね。  御指摘の前提に従って計算をしておりますが、二十六年産の主食用米の作付面積が十町歩であれば、自家消費米として十アール控除した九・九ヘクタールが交付対象面積となります。十アール当たり七千五百円の単価を乗じた七...全文を見る
○小里大臣政務官 十ヘクタールで飼料用米を多収性専用品種で作付した場合、十アール当たり十六俵、九百六十キログラム収穫できた場合の交付金ということでございます。  ただ、念のために申し上げておきますと、全国平均でいえば、六百八十キロとれれば、最高の十万五千円がもらえるということで...全文を見る
○小里大臣政務官 飼料用米をどのぐらいを目指して、作付をどこでどうやっていくんだというお問い合わせでございます。  まず、先ほど政府参考人の方からお答えをしましたように、毎年主食用米の消費が減っていく。その分が全体で七万トンだったかな、ございます。そしてまた、不作付地、これが水...全文を見る
04月15日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○小里大臣政務官 御指摘のとおりでございますが、新たな農地維持支払いにおいては、農業者だけでも取り組めるようになっているところでございます。  例えば、先般、新潟で地方公聴会が開催をされました。その場で参考人の方が、従来の制度であれば、非農家が入ることで、なかなか協定が結びにく...全文を見る
○小里大臣政務官 農村社会、集落のコミュニティーがこれで維持されていくのかというお問い合わせであろうと思います。  多面的機能支払いは、地域の共同活動に対する支援であります。支援水準も、共同活動に要する活動量をもとに設定をしております。それゆえに、地域の農村社会、コミュニティー...全文を見る
○小里大臣政務官 政府提出の法案では、農地維持支払い、資源向上支払い、中山間地域直払い、環境保全型農業の四つの支払制度を一本に法制化をするものであります。  本法案が、四つの支払いを一つの法案に盛り込んだその理由につきましては、多面的機能の発揮を促進する取り組みを行う農業者等に...全文を見る
○小里大臣政務官 御指摘のとおり、中山間地域等直接支払交付金の使途につきましては、交付額のおおむね二分の一以上を個人配分に充てることを原則にしつつ、最終的には地域の話し合いで決められているところであります。今回の法制化に当たりましても、この基本的な枠組みを維持することとしておりま...全文を見る
○小里大臣政務官 我が国では、まず水田を中心に、農業が土地、水のつながりによって地域ぐるみで営まれております。まとまりのある農地を共同で維持することによりまして多面的機能が発揮をされておるところでありますが、近年におきましては、農業者のリタイアあるいは高齢化等によりまして、なかな...全文を見る
04月16日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○小里大臣政務官 十三日に、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜の発生が確認をされました。以降、農水省としましては、熊本県、関係府省庁と連携をして、スピード感を持って初動対応を行ってきたところでございます。また、それ以上に、県初め現場がさらにスピード感、ボリューム感を持って対応して...全文を見る
○小里大臣政務官 御指摘のとおり、制度の創設当時から、農業者一人当たりの受給額の上限を百万円と設定しているところであります。  これは、この制度を導入するに当たりまして、一人の農業者が余りたくさんの交付金を受領するということについては国民の理解が得られにくいであろうということが...全文を見る
○小里大臣政務官 中山間地直払い制度の新たな交付の対象についてお尋ねでございます。  農業生産活動の継続を図っていくために、この交付金の使途については、市町村が集落に対して、交付額のおおむね二分の一以上を個人配分に充てることを原則としております。しつつも、最終的には地域の話し合...全文を見る
○小里大臣政務官 私も田舎育ちでありますから、昔なじんだメダカ、あるいはドジョウにしても、いなくなってしまった、大変寂しい思いをしておりまして、気持ちの上では、もちろん委員と同じくするところでございます。  では、農水省がどのように環境との調和を図ってきたかという御指摘でござい...全文を見る
○小里大臣政務官 食料安保の観点、多面的機能維持の観点から、しっかりと農地を確保していくことが重要な課題であります。  転用需要に適切に対応していくことが肝要でありますが、そういった中で、例えば農振農用地でありましても、農用地の集団化等に支障を及ぼすおそれがないこと、あるいは基...全文を見る
○小里大臣政務官 まず、トウモロコシが自給率に計算されないというお話でございますが、正確ではございませんで、トウモロコシを含めた飼料作物の自給率が現在二六%ですから、畜産を生産振興した場合は、二六%に換算して食料自給率に計算されるといった面はございます。  なおまた、トウモロコ...全文を見る
○小里大臣政務官 先ほど答弁申し上げましたように、飼料作物の自給率は、今二六%として計算をされております。  ただ、今政府参考人から、また先ほど私が申し上げましたように、畜産物の自給率を計算する場合は、中身が二六%しか国内で生産されておりませんので、二六%に換算して計算されてお...全文を見る
○小里大臣政務官 大事な御指摘であります。  まず、今回の米政策の見直しでは、需要に見合った米が現場主体でつくられていく、これを目指しているところであります。そのために、水田活用の直接支払交付金の充実、中食、外食ニーズに応じた生産、そして国によるきめ細かい情報の提供等の環境整備...全文を見る
○小里大臣政務官 まず、法案一本化の理由であります。  政府提出の多面的機能発揮促進法案は、四つの支払いを法制化するものであります。  本法案が一つの法案の中に盛り込んでいるのは、これらの支払いがいずれも多面的機能の発揮を促進する取り組みを行う農業者等に対する支払いであること...全文を見る
○小里大臣政務官 はい。  それを定量的に評価するということは、地域によって多様な多面的機能が存在するわけでありまして、なかなか難しいことから、多面的機能発揮のための共同活動に着目をしている、そういう次第でございます。
○小里大臣政務官 農水省の営みは、身近な自然環境を形成して、多様な生物種が生息、生育する上で大変重要な役割を果たすなど、環境省と大変かかわりが深いところであります。従来から、さまざまな場面において連携して取り組んでいるところでございます。  具体的には、御指摘の生物多様性につい...全文を見る
○小里大臣政務官 国民の理解、地域住民の理解を得ながらやっていくために、広報活動は大変大事な課題でございます。  近年の野生鳥獣による被害の深刻化、広域化は大変重要な課題となっていると認識をしておるところでございます。これは、農山村に居住する地域住民の理解と協力のもとに、連携し...全文を見る
○小里大臣政務官 御指摘のとおりに、改正案におきまして、集中的かつ広域的に管理を図る必要性があるということから、捕獲した鳥獣をその場で放置することも可能とする等の規制緩和が盛り込まれているということは承知をしております。  同法案では、当該事業における捕獲した個体の放置について...全文を見る
○小里大臣政務官 このシミュレーションは、委員も疑問に思われるように、私も十分なシミュレーションではないと思っております。  例えば、飼料米の計算をどうやっていくかなんですが、このシミュレーションの場合は、専用品種で最大限つくった場合に、まず十万五千円、それから耕畜連携は一万三...全文を見る
○小里大臣政務官 例示をいただきました日本酒につきましては、輸出額が現状九十億円、米菓は三十億、そして精米は七億となっておりまして、米関連でいえば、日本酒が有力な輸出品目となっているところであります。  昨年八月に、農林水産物・食品の国別・品目別輸出戦略を策定して、現状百三十億...全文を見る
04月17日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
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○小里大臣政務官 農地維持支払いと資源向上支払いの経理区分につきましては、お話をいただいたような理由によりまして、これをあわせて経理できるようにしてもらいたい、そういうニーズが上がってきているところであります。  そういったことを踏まえまして、両支払いの経理を一つのものとして行...全文を見る
○小里大臣政務官 農業の有する多面的機能につきましては、平成十三年の日本学術会議の答申におきまして、地域社会、文化の形成、維持に果たす機能も位置づけられているところであります。  そしてまた、御指摘のとおり、自民党法案でも、集落等の地域社会の維持を多面的機能の定義規定において例...全文を見る
04月22日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○小里大臣政務官 お話しのとおり、吉野家は、本来復興支援に大変熱心な企業でありますけれども、大変不幸な展開になっていると思います。  農水省から吉野家本社の方に聴取したところによりましても、まず同社は、復興支援のために、昨年十月、吉野家ファーム福島を設立して、そこで生産された農...全文を見る
○小里大臣政務官 特に米を活用した食糧援助でありますが、例えば、日本が無償で食糧の、米の援助をした場合に、その地域に他の国が米を輸出しようと考えた場合に、そういった本来の貿易をゆがめてしまうおそれがあるわけです。したがって、正常な貿易に支障を与えてはならないとの国際ルールでありま...全文を見る
○小里大臣政務官 御指摘のとおりであります。  米飯給食の推進は、これからの日本文化を担っていく児童に対して、米がおいしい、米に親しむ教育を、そういった環境をつくっていくということが大事な要素であると思っております。  そのために、各学校が米飯給食の実施回数をふやしていくよう...全文を見る
○小里大臣政務官 多面的機能払いから派生して、幅広く捉えての農地維持についての御質問であろうと思います。  多面的機能払いでは、今回の予算では、二百五十万ヘクタールから三百万ヘクタールを取り組むという前提で予算化をしております。現状は、例えば、農地・水管理で見れば約百五十万ヘク...全文を見る
04月23日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○小里大臣政務官 食糧法についてのお尋ねでございます。  御指摘のとおり、現在までは行政が生産数量目標の配分を行ってきたところでございますが、これを、今回の米政策の見直しにおきまして、五年後をめどに、行政による配分に頼らずとも、現場で需要に応じた生産が行われるように、環境整備を...全文を見る
○小里大臣政務官 減反について考えますときに、需要が減っていく米をつくり過ぎれば、コスト割れをしまして、安定的な米の生産あるいは安定的な米の供給というものが損なわれかねないわけであります。そのために、やむを得ず減反、減反で来たわけであります。  しからば、需要のある米をつくろう...全文を見る
05月14日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
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○小里大臣政務官 まずは、金子委員の国政への参加、そして当委員会への参加を同県人としても心から歓迎を申し上げ、そして期待を申し上げたいと思います。  サトウキビについてお尋ねでございます。  言うまでもなく、砂糖は、国民の生活上不可欠な基礎的食料でありまして、その原料であるサ...全文を見る
○小里大臣政務官 払戻金の所得税課税の取り扱い、これは当然国税当局の所管でありますが、競馬ファンへのサービス向上の観点からは、やはり競馬主催者がそれを周知することが必要であると考えております。  競馬主催者におきましては、今委員から御指摘がありましたように、払戻金が課税対象とな...全文を見る
05月21日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
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○小里大臣政務官 昨年、党や政府において決定をしました農林水産物・食品の国別・品目別輸出戦略に基づきまして、従来の輸出促進ロゴマーク、いわゆるおいしいマークや和牛統一マーク等のロゴマークを活用して、ジャパン・ブランドの売り込みを図ってきたところでございます。  今般、これに加え...全文を見る
○小里大臣政務官 大変大事な御指摘であると思います。  生産者にとっては、生産した農林水産物、食品の質に見合った利益を得られるようにするとともに、消費者にとっても、品質の高い農林水産物、食品を容易に選択できるようにする、ここが眼目であると思っております。  そのような制度の趣...全文を見る
○小里大臣政務官 これも大事なお尋ねでございます。  御指摘のとおり、海外において、高い評価に便乗するために、日本の地名を商標出願、登録する事例が相次いでいるところであります。  このような問題に対応するために、平成二十一年度から、農林水産関係団体、弁理士、弁護士等による、い...全文を見る
○小里大臣政務官 お話にありましたように、直ちに他国における保護の対象となるわけではありません。  しかしながら、地理的表示の登録を受けた産品にはマークを貼付することになっておりますが、このマークを主要な輸出先国で商標登録することによりまして、輸出先国においても我が国の真正な特...全文を見る
○小里大臣政務官 まず、なぜ今なんだということでございます。  御案内のとおり、昨年、与党で議論をして、所得倍増十カ年戦略を策定しました。これを受けて、政府の農林水産業・地域の活力創造プランが策定をされました。その中の大きな柱として、国別・品目別の輸出戦略、倍増戦略が組まれたわ...全文を見る
○小里大臣政務官 基本的に、これから地域が基準たる明細書をつくっていくということになるわけであります。そこには、当然、国も指導しながら、地域に特に経済的な負担等がないように、国がその窓口としてもしっかり充実をしながらこれを支援していくということになります。  具体的には、地域の...全文を見る
○小里大臣政務官 和牛の統一マークを例に引きながらのお尋ねであると思いますが、昨年の党、政府で定めた農林水産物・食品の国別・品目別輸出戦略に基づきまして、御指摘の和牛統一マーク等のロゴマークを活用することによりまして、ジャパン・ブランドとしての売り込みを行っているところであります...全文を見る
○小里大臣政務官 従来、地域団体商標制度が存在しながら、なぜ今回の制度かというのがまずお尋ねの核心であろうと思います。  確かに、従来、地域団体商標制度が存在してまいりました。しかしながら、我が国の地域団体商標制度では、商標登録の際に、産品の品質基準の登録、品質の確認までは求め...全文を見る
○小里大臣政務官 地理的表示として登録される産品は、品質や評価などの確立した特性を有しており、その特性が生産地と結びついているということが必要になってまいります。したがって、特性の確立に至るまでの一定の伝統性を具備しているということが求められるわけであります。  そのことを含ん...全文を見る
○小里大臣政務官 いわゆる地域外のフリーライドについての御質問であろうと思います。  これは、基本的には、やはり地域外のフリーライド、ただ乗り、物まねについては、本来のブランド価値を薄めるものであるという認識であります。地域と当該産品の結びつきを失わしめるものでありますことから...全文を見る
○小里大臣政務官 人員と体制ということであろうと思います。  本制度の着実な定着、活用を実現するためには、それ相当の体制整備が必要になってまいります。制度の十分な周知、不正使用への厳格な対応を通じた信頼の確保が重要であると考えております。  制度の周知については、生産者が本制...全文を見る
○小里大臣政務官 お話しのとおりであります。  海外において、不正使用、模倣品等があった場合には、国が異議申し立てあるいは訴訟を起こして、しっかり対応していくということになります。
○小里大臣政務官 ちょっとお尋ねの趣旨がよくわからなかったんですが、海外において不正使用等があった場合は、日本国が異議申し立て、訴訟を行うわけでありますけれども、逆のケースも当然あり得ると思います。  そういうお答えでよろしいんでしょうか。
○小里大臣政務官 念のために、先ほどの地理的表示に係る国の訴訟のあり方について申し上げておきたいと思います。  今回の法案が成立をしますと、この施行とあわせながら、海外で一斉に商標登録をしていくことになろうと思います。それが侵された場合には、国が訴訟を起こすことが考えられるとい...全文を見る
○小里大臣政務官 地理的表示として登録される産品は、品質や評価などの確立した特性を有していること、そしてその特性が生産地と結びついている必要があります。そういったことから、特性の確立に至るまで一定の伝統性を具備していることが求められるわけであります。したがって、新たに開発された商...全文を見る
○小里大臣政務官 本制度は、地理的表示に係る国内法制度の整備を行うものでありまして、本制度による登録を受けたとしても、直ちに他国で同様の保護を受けられることとなるわけではありません。  ただ、地理的表示の登録を受けた産品には、地理的表示の標章、マークを貼付することになっておりま...全文を見る
○小里大臣政務官 そこが先ほどから食い違いが若干あったかなと思うところでありますが、マークと地理的表示そのものとは区分けして、これは扱うことになります。  地理的表示の不正使用に対しては、民法の不法行為に基づく損害賠償請求や不正競争防止法に基づく差しどめ請求により民事請求を行っ...全文を見る
○小里大臣政務官 本制度の申請主体を考えた場合に、生産者を直接または間接の構成員とする団体としておりまして、これには、都道府県、市町村、農協や商工会などを構成員として各地で現に組織をされている地域のブランド協議会といった組織が申請してくることが大いに想定をされるわけであります。 ...全文を見る
05月27日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第17号
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○小里大臣政務官 土地改良に係る農家側の負担としましては、まずその事業の建設段階に係る、事業費に係るところの負担ですね。そして、その後の維持管理に係る負担があるわけであります。  まず、土地改良事業費に係るところにつきましては、先ほど委員もお触れになりましたように、中間管理機構...全文を見る
○小里大臣政務官 漆の自給率は二、三%程度でありますが、国産漆につきましては、御指摘のとおりに、文化財の修復や高級漆器の上塗り等の原料として使われていると承知をしております。こうした中で、国産漆の生産振興のためには、文化財を所管する文化庁、あるいはまた、漆器産業を所管する経済産業...全文を見る
06月04日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第18号
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○小里大臣政務官 特定農産加工業者とは、地域の農産物を利用して、その持てる専門性や加工技術のノウハウを生かしながら製造を行っているものであります。すなわち、農業者との連携による六次産業化、農商工連携によりまして、地元産の農産物を活用した、特色ある商品づくりを進めていくことが期待さ...全文を見る
○小里大臣政務官 大事な観点であると思います。  特定農産加工業者の経営改善を図っていく上で、その原料として使用する農産物が安定的に合理的な価格で供給されるということは重要なことであります。そのため、生産面においても、農業生産に関する産地の条件整備、生産性の向上、流通体制の整備...全文を見る
○小里大臣政務官 そもそも、特定農産加工業者は、輸入量、輸入シェアの増加等の厳しい経営環境の中で、単に価格競争に陥ることなく、輸入品に対抗できるための付加価値のある製品を製造していく必要があると考えております。新商品の開発、新技術の導入などの設備投資に対するニーズを強く持っておる...全文を見る
○小里大臣政務官 海外でのロビー活動、広く日本の食材、文化の海外への情報発信についてのお尋ねであろうと思います。  和食のユネスコ無形文化遺産登録の決定、東京オリンピック・パラリンピックの開催等によりまして、世界各国が日本に対して注目度を高めてきております。このような機運を背景...全文を見る
○小里大臣政務官 本法案が果たす、輸出拡大に向けた効能についてのお尋ねであろうと思います。  御案内のとおり、本法案は、そもそも守りの姿勢の方から入っておりますので、直接的には輸出拡大を目的とするものではありませんけれども、この法案を利用した事業者の中には、製造した商品の輸出に...全文を見る
06月11日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
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○小里大臣政務官 昨年八月に公表しました水産物の輸出戦略におきましては、水産物輸出額を二〇一二年の一千七百億円から三千五百億円に倍増することを目指しております。  この目標の達成に向けましては、特に有望な市場でありますところのEUへの輸出をふやしていくことが不可欠であります。 ...全文を見る
○小里大臣政務官 例えば、養殖魚の場合は、直接、水産加工施設に行きます。ところが、漁船でとれた魚は産地市場を経由していくわけであります。したがって、産地市場で水揚げされる水産物をEUに輸出するためには、その産地市場のHACCPの登録が必要であるということになります。  しかしな...全文を見る
○小里大臣政務官 まさに、シラスウナギの人工生産、大量生産技術の確立というものが切望されるところであります。  シラスウナギの人工生産につきましては、平成二十二年に水産総合研究センターが、委託プロジェクト研究の成果として、実験室レベルでの完全養殖に成功し、さらに、同センターが平...全文を見る
○小里大臣政務官 御指摘のとおりであります。データで、全体として見ますと、経常利益も従業員数も国産農産物の取扱量にしましても三割前後ふえておりますが、個別の事業者数で見ると、経常利益が減少した事業者の方が多いということでございます。  これにつきましては、このデータの平成十九年...全文を見る
06月18日第186回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号
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○小里大臣政務官 まず、畜産、酪農は、余り農地に関係ないから、もっと企業参入があるのではないかという御指摘でございますが、確かにそういった面はあろうと思います。  ただ、酪農は、やはり農地は必要とします。肉用牛も、餌基盤として、ある程度農地を必要としますが、豚、鳥については、農...全文を見る
○小里大臣政務官 御指摘のとおり、まきストーブで見れば、国産が二割前後に対して外国産が八割前後、実際ポイントが使われているという実態であります。一方で、木質ペレットストーブ、これは逆でありまして、国産が八割、外国産が二割前後、おおよそそんな数字になっております。合計すると、国産の...全文を見る
○小里大臣政務官 親ウナギの放流というものは、養殖場でシラスウナギを一定の大きさまで成長させたものを放流するわけでありますが、ウナギ養殖業者による放流、ウナギ漁業者による放流が行われているところであります。愛知県でも、ウナギ養殖業者において、鰻供給安定化事業を活用した取り組みをい...全文を見る
10月08日第187回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○副大臣(小里泰弘君) お答え申し上げます。  市町村会議で議論を重ねまして確定をした詳細調査を行う候補地の選定手法におきましては、御案内のとおり、自然災害を考慮して避けるべき地域、自然環境を特に保全すべき地域などは選定の対象から除外をしております。特に国立公園とか鳥獣保護区と...全文を見る
○副大臣(小里泰弘君) これまでに宮城県で三か所、栃木県で一か所の詳細調査を実施する候補地を提示させていただきまして、実際に調査を進めてきているところでございます。これらの候補地は、選定過程におきまして、先ほど申し上げましたように、自然災害を考慮して避けるべき地域や自然環境を特に...全文を見る
10月10日第187回国会 衆議院 環境委員会 第1号
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○小里副大臣 環境副大臣及び原子力防災を担当する内閣府副大臣に就任をいたしました小里でございます。  主には、除染や災害廃棄物の処理といった震災復興の関連、また、廃棄物、リサイクル並びに原子力防災を担当いたします。望月大臣を支えて、力を尽くしてまいります。  特に、除染や中間...全文を見る
10月14日第187回国会 参議院 環境委員会 第1号
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○副大臣(小里泰弘君) 環境副大臣及び原子力防災を担当する内閣府副大臣を務めることとなりました小里泰弘でございます。  主には除染や災害廃棄物などの震災復興、廃棄物・リサイクル、原子力防災を担当いたします。  望月大臣を支え、力を尽くしてまいります。特に、除染の推進、中間貯蔵...全文を見る
10月16日第187回国会 参議院 環境委員会 第2号
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○副大臣(小里泰弘君) 御指摘の五県、指定廃棄物の保管が逼迫をしている五県につきましては、それぞれの県におきまして市町村長会議を開催いたしまして、詳細調査候補地の選定手法を確定をするなどのそれぞれの県における手続を進めてきたところでございます。  このうち、宮城県におきましては...全文を見る
10月16日第187回国会 参議院 総務委員会 第2号
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○副大臣(小里泰弘君) 環境省としましては、地元の方々の御理解を得られるように丁寧な説明を行う努力が必要と考えておりまして、これは今でもこの考えに変わりはございません。  宮城県で申し上げますと、昨年十一月の確定でございましたが、市町村長会議を通じた選定手法が確定をされたわけで...全文を見る
○副大臣(小里泰弘君) 申し上げてまいりましたように、地元の方々の御理解を得ることは非常に重要であると、環境省としましては心得ているところでございます。また、申し上げてまいりましたような各種の方法を通じまして説明を心掛けてまいりました。  そもそも、詳細調査は施設の安全性を確認...全文を見る
○副大臣(小里泰弘君) 強制的な調査であるかどうかということは、前後の、今申し上げてまいりましたような市町村長会議において選定手法を確立していただいて、それに基づいて丁寧に進めてきたその経緯を評価いただいて、皆様が、あるいは地元の皆様がそれは評価される話であると思います。
○副大臣(小里泰弘君) そんなことは申しておりません。あくまで地元の皆様の御理解に努めながら努力を重ねてきているところでございます。  そもそも、御案内のとおり、栃木県内におきましては百七十か所、そして宮城県内におきましては三十六か所にこの指定廃棄物が分散して一時保管をされてお...全文を見る
○副大臣(小里泰弘君) 例えば、栃木県知事がおっしゃっておりましたけど、栃木県でいえば今百七十か所ですね、およそ、に分散してこれが一時保管をされております。例えば、昨今、竜巻の被害が連続しておりますが、そういった竜巻がこれを直撃した場合にどうなろうかというようなことも心配をしてお...全文を見る
○副大臣(小里泰弘君) まず、だまし討ちとおっしゃいましたが、八月の二十一日だったと思います、井上前副大臣が現地にお伺いをしまして、これから詳細調査を行う旨表明をしております。また、私が九月十七日、また十月二日にお伺いした際にも、その旨申し上げているところでございます。あとは手続...全文を見る
○副大臣(小里泰弘君) まず、宮城県で申し上げますと、市町村長会議を経てその選定手法を確立をしていただいたわけであります。それにのっとって進めてきておりますから、全体として御理解をいただきながら進めてきておるつもりではございますが、今後ともしっかりと情報開示をしながらやっていきた...全文を見る
10月17日第187回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○小里副大臣 お話をいただきましたように、九月十七日に三市町の現場に伺いました。また、その際に、特に加美町からは質問書をいただきましたので、その回答も兼ねて、十月二日には再度加美町にお伺いして、また、現場も回答書と照らし合わせながら視察をしたところでございます。  御指摘をいた...全文を見る
○小里副大臣 林委員とは農林水産委員会で随分議論させていただきましたが、地元の方々にとって本当に大事な農林水産物あるいはまた観光面での風評被害、極めて御懸念が大きいということは痛感をしておりまして、これは特に気をつけてかからなければならない問題であると認識をしているところでござい...全文を見る
10月28日第187回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○小里副大臣 御指摘のとおり、中間貯蔵施設の整備、運営管理等、全体として国が責任を持って取り組んでまいります。  具体的には、国は、現地、すなわち福島県内に事務所を置きまして、職員を配置して、用地取得、施設の整備等を進めてまいります。  一方、JESCOにつきましては、国の責...全文を見る
○小里副大臣 跡地利用、特に地上権設定の土地との混在の問題について、まずお尋ねでございます。  中間貯蔵後の施設跡地につきましては、地域の活性化、振興に役立てる必要があります。そのために、魅力ある将来像を国と地元が一体となってつくっていく、その姿勢、また段取りが肝要であると考え...全文を見る
10月31日第187回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○小里副大臣 委員御指摘のとおり、公共工事の実施の場合は、その契約時点における正常な取引価格によって評価されます。また、御指摘のような補正を行うことになっておるところでございます。  いろいろな考え方があろうと思いますが、まず、将来の復興を見越した価格等も勘案して、ここに定めて...全文を見る
○小里副大臣 お答えします。  御指摘のとおり、まさに国交省の方針にも沿うものでありますが、公共用地の取得に伴う損失補償基準要綱に、事業の施行が予定されることによって当該土地の取引価格が低下した場合は、事業の影響がないものとしての正常な取引価格によるものとすることが規定をされて...全文を見る
○小里副大臣 処理施設につきまして、それぞれ御意見をいただきました。  特に宮城県の場合は、一つだけですが、詳細調査に入っていないということでありますが、正確には、八月下旬から入っております。詳細調査もさまざまあり……(福田(昭)委員「まあ、いいですよ。ですから、強行するのかし...全文を見る
○小里副大臣 積み込み場については、地域の方からいろいろ不安の声をいただいているということは承知をしております。例えば、仮置き場のように、そこが長期に置かれるんじゃないかといったような御心配をいただいております。  そこで、まずは、積み込み場を使う必要がないように、直接大型トラ...全文を見る
○小里副大臣 今の御指摘いただいたところをしっかり心得て頑張ってまいります。  積み込み場は、ある程度はやはり必要でありますから、それをどう克服してつくっていくのか、しっかりとまず説明で申し上げる必要があろうと思います。また、直接輸送も大きく捉えていきますが、いずれにしましても...全文を見る
○小里副大臣 輸送車両の調達は大変重要な課題であると認識をしておるところでございまして、福島県のみならず、全国からの輸送車両の調達が必要になろうと考えております。  安全かつ効率的な輸送を実施することで極力必要台数を抑えるとともに、市場の動向を踏まえた関係機関また関連団体との連...全文を見る
○小里副大臣 使用後のトラックでございますが、除染で使用した車両についても特別な措置を講じているわけではなく、現時点では買い取るといった対応は考えておりませんけれども、車両確保の観点から、長期かつ継続的な使用を促すなど、現場の状況等を踏まえて適切に対応してまいりたいと存じます。
○小里副大臣 お答え申し上げます。  委員の御指摘、それぞれ大変参考になっております。除染の経験も踏まえながら、しっかりと検討を進めてまいります。
○小里副大臣 御指摘のとおり、心理、また安全性の確保、そしてまた使用後のことも考えると、調達をいかにスムーズに進めていくかに直結をする問題だと思います。  よく委員の御指摘を勘案しながら、今後、政治的に判断しながら進めてまいりたいと存じます。
○小里副大臣 それぞれ御指摘ごもっともであると思います。  実施計画を作成する段階で、しっかり勘案して対応してまいります。
○小里副大臣 先般来、加美町を初め、私の方で頻繁に接触をしております。いろいろ委員からも御指摘のあったとおり、現地からは、この施設について、また詳細調査について、懸念する声を大きくいただいております。  そういった中で、詳細調査は実質的には八月下旬から進めてきておりますが、実際...全文を見る
11月06日第187回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○小里副大臣 お答え申し上げます。  宮城県におきましての三カ所の候補地でございますが、これは、安全性や危険性の度合いといったところをスクリーニングした上で、その上で水源からの距離や植生自然度などの項目によって総合評価をした結果として選定されたもの、絞り込まれたものであります。...全文を見る
○小里副大臣 建設ありきではないか、また、総意とはどういう意味なのか、お尋ねでございます。  宮城県内の指定廃棄物は、現在、県内三十六カ所に一時保管をされております。不安定な状況で保管をされておりまして、これをぜひとも早期に堅固な施設で安全に処理することが求められております。 ...全文を見る
11月07日第187回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○小里副大臣 特措法におきまして、国の責務は、原子力政策を推進してきたことに伴う社会的責任に鑑み、事故由来放射性物質による環境汚染への対処に関し、必要な措置を講ずるものとされております。  また、同法におきまして、地方公共団体の責務については、国の施策への協力を通じて適切な役割...全文を見る
○小里副大臣 まず、双葉郡を中心にして、放射性物質に汚染された廃棄物が大量に発生しておりまして、復興を進めるためには、できるだけ早くこれを処理する必要があります。また、十万ベクレル以下の廃棄物については、特措法の処分基準に従って、既設の管理型最終処分場で安全に処分できます。このた...全文を見る
○小里副大臣 この指定廃棄物の処理は、特措法におきまして、あくまで国の責務で行うこととされております。  市町村長会議は、その中で明示的に、要するに法律上、位置づけられているものではございません。新たな選定プロセスの一環として、地元との共通理解を醸成する、あるいは参考意見をいた...全文を見る
○小里副大臣 宮城県におきましては、七回の市町村長会議を経て、八月四日の市町村長会議で、村井知事がさまざまな、市町村長さん方から出された意見を取りまとめをして、市町村長の総意として詳細調査を受け入れるとの御報告をいただいたのでありまして、その報告を重く受けとめて、環境省において対...全文を見る
○小里副大臣 県議会からそのようなお申し出はいただいておりません。したがって、環境省としては、その事実関係を確認できないところであります。
○小里副大臣 その全文はなんですが、おおよそのことは、報道としては承知をしております。  また、知事からは、指定廃棄物を他県に集約して処理を行うことが可能となるよう、基本方針の見直しの可能性を検討していただきたいとの話を従前よりいただいているところでございます。  これに対し...全文を見る
○小里副大臣 あくまで市町村長会議の御意見を受けて、現在進めております。詳細調査は進めてまいりたいと思います。  ただ、並行して、何とか御理解をいただけるように、説明に努めてまいります。
11月12日第187回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
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○小里副大臣 東日本大震災が発災をしましてから、時の大畠国土交通大臣と気持ちを同じくして復旧復興に向けて取り組んだな、そういう感想を持っております。また、現政権になりましてからも、東日本大震災からの復興なくして日本の経済の回復はない、そういう信念でもって、一丸となって取り組んでき...全文を見る
11月13日第187回国会 参議院 総務委員会 第3号
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○副大臣(小里泰弘君) まず、大変恐縮でございますが、原発再稼働の条件としての議論になりますと、これは御存じのとおり、三条委員会との関係で私からはコメントできないということになりますので、これは切り離してお答えをさせていただきたいと思います。  御指摘のとおり、今回も放射性物質...全文を見る
○副大臣(小里泰弘君) あえて議論をしているかどうか、いないのか、そこはちょっとお答えが難しいんですけど、御指摘をいただきましたように、いざ事故が起きてみないとというか、もちろん起きちゃいかぬわけでありまして、まずは、事故発生を防止するための規制、安全策というものをしっかり講じて...全文を見る
○副大臣(小里泰弘君) 半ば同様の答えになってしまうかもしれませんが、お話をいただきましたように、四回にわたる市町村長会議を開催しております。また、アンケートを実施して、あるいはまた県の職員が個別に各市町村を回っていろんな御意見を伺ったということも聞いております。そういった市町村...全文を見る
○副大臣(小里泰弘君) 念のために申し上げておきますと、市町村長会議の性格というものは、環境省からこの処理施設につきまして説明を申し上げまして、あるいは詳細調査の内容について説明を申し上げて、理解を醸成する場であると。お互い、また意見交換する中で参考にする場であるというふうに受け...全文を見る
11月17日第187回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○副大臣(小里泰弘君) 御指摘をいただきましたように、福島県におきまして子育て支援の観点から十八歳以下の医療費助成を行っているところでございまして、十八歳を超えるとこれが途絶えてしまうんじゃないかと、そういう視点からの問題提起をいただいたと心得ます。  環境省では、福島県民の原...全文を見る
○副大臣(小里泰弘君) 学校等における特措法施行前の除染により生じた土壌などの処理について、大変苦慮しておられる実態は認識をしておりますし、また県や学校等から、あるいは市町村から、強く要請をいただいているところでございます。  環境省としましては、これらの処理につきましては何ら...全文を見る
○副大臣(小里泰弘君) お答え申し上げます。  今政府参考人の方からも説明がありましたので、そこはなるべく割愛させていただきたいと思います。  福島県外でも、委員御指摘のとおり、放射線による健康不安を持たれているということは認識をしておりますし、また検査を希望されている方々が...全文を見る
11月18日第187回国会 参議院 環境委員会 第6号
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○副大臣(小里泰弘君) 輸送の順番についてのお尋ねでございますが、十一月十四日に確定、公表しました輸送基本計画に基づきまして、具体的な輸送に向けた輸送実施計画を策定をします。この実施計画に沿って、まずはおおむね一年程度、パイロット輸送という形で、全市町村から一千立米程度ずつこれの...全文を見る
○副大臣(小里泰弘君) まず、インターチェンジの問題についてお答えをしたいと思います。  輸送基本計画におきまして、施設周辺の道路・交通対策として常磐自動車道からのアクセス性強化などを検討するとしておるところでございます。本格輸送における新たなインターチェンジの有効性等の観点か...全文を見る
○副大臣(小里泰弘君) これはインターチェンジからの中間貯蔵施設への道路整備ということですね。当然、それはインターチェンジをもし整備することとなれば、それを工事用道路としてつないでいかないといけないわけでありますから、併せてよく状況を見ながら相談し、また検討していきたいと思います...全文を見る
○副大臣(小里泰弘君) 来年一月からの搬入開始ということにつきましては、大変厳しい情勢であるということは認識せざるを得ません。ただ、諦めずに、今も最大限の努力をしているところでございます。