小里泰弘

おざとやすひろ

比例代表(九州)選出
自由民主党
当選回数6回

小里泰弘の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月23日第197回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○小里副大臣 お答えします。  技能実習制度は、国際協力の観点から、技能移転を進めることを目的とする制度であります。発展途上国に技能移転のニーズがあることに加えまして、また、技能実習二号の対象職種・作業となるためには、実習生を受け入れようとする業界団体の合意が前提となってまいり...全文を見る
○小里副大臣 まず、実技の話でありますが、農業において求められる実技とは、必要な農作業を農作物や家畜の生育状況に応じた適切なタイミングと作業手順でみずから考えて実施することができるかどうかであります。  そのためには、移植に適した苗、摘果すべき果実、餌の種類等を正確に見きわめた...全文を見る
02月27日第198回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○小里副大臣 お話しのとおり、新規就農の促進のために、まずは農業次世代人材投資事業による、就農準備段階や経営開始直後の青年就農者を対象とした資金の交付、また、農の雇用事業による農業法人等における雇用就農者の研修の支援、そして、無利子融資等を活用した機械、施設等の取得の支援等を実施...全文を見る
○小里副大臣 親元就農についてでありますが、これも御指摘のとおり、大分制度は進化してきておるんですね。  もともとは、例えば青年就農交付金にしても、親元就農に対してはなかったんです。これを設けまして、ただ、最初は、農地をしっかり移転登記をしないといけないというのがありました。そ...全文を見る
○小里副大臣 少子高齢化等によりまして国内の食市場の規模の縮小が見込まれる中にありまして、海外への農林水産物、食品の輸出拡大を図っていくことは、農林水産業の維持発展を図る上で極めて重要であると考えております。  我が国の農林水産物、食品の輸出額は、平成三十年は九千六十八億円とな...全文を見る
○小里副大臣 農業の生産基盤を強化するためには、土地改良によりまして農業水利施設の長寿命化や農村地域の防災・減災対策による国土強靱化、そして担い手への農地集積、集約化を促す農地の大区画化、汎用化による農業の競争力強化といった、二本の柱を強力に推進することが重要であります。  こ...全文を見る
○小里副大臣 有明海の再生につきましては、平成二十七年度から、有明海沿岸四県と国が協調した取組を進めておりまして、本年度は有明海の特産魚介類であるタイラギ、アサリ等の移殖や着底環境の改善に取り組んでいるところであります。佐賀県鹿島市沖では、約二十年ぶりにアゲマキ漁が再開されるなど...全文を見る
03月06日第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○小里副大臣 平成三十一年度農林水産予算の概要を説明申し上げます。  平成三十一年度農林水産予算の総額は、関係府省計上分を含めて、二兆四千三百十五億円、その内訳は、公共事業費が八千百六十六億円、非公共事業費が一兆六千百四十九億円となっております。農林水産予算の編成に当たりまして...全文を見る
03月07日第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○小里副大臣 昨年発生しました猛烈な風を伴った台風第二十四号では、全国で農作物の塩害、ハウスの損壊、果樹の落果や枝折れなどの被害が発生し、議員の御地元であるところの愛知県でも、約二十五億円の被害が発生をしております。  お話にありましたとおり、愛知県には、大臣の御指示によりまし...全文を見る
○小里副大臣 御指摘のとおり、現場におきましては、養豚農家の方々が大変な緊張感の中にこの防疫措置を行っていただいているわけであります。そういった中から、何とかワクチンに頼りたいという声が出てきている、これは痛いほどわかります。ただ、これまでの経験上、ここは飼養衛生管理を徹底するこ...全文を見る
○小里副大臣 お話しのとおり、豚コレラを始め、家畜伝染病の防疫を的確かつ迅速に行うためには、全都道府県の防疫レベルを高位平準化するということが極めて重要であると考えております。  鹿児島県におきましては、お話にありましたように、口蹄疫への対応あるいは豚コレラへの対応がありました...全文を見る
○小里副大臣 鹿児島の例も含めて、これまでの各地における家畜伝染病への対応、その経験を踏まえたノウハウを今後に生かしていくために、また防疫措置の中身について検討し、またそれを一つの体系として確立をして、これをまた使っているわけでありまして、今回、その一つとして、全国の農家に対して...全文を見る
○小里副大臣 女性は、基幹的農業従事者の四割を占めておりまして、農業では欠かせない人材であります。また、女性が経営者等になっている農業経営体は利益の伸び率が倍以上大きいという調査データもあります。女性ならではのアイデアや感性を生かした経営発展も期待できると考えております。  農...全文を見る
03月13日第198回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
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○小里副大臣 今るるお話をいただいたところでございますが、小笠原諸島におきましては、昭和四十三年の本土復帰時には、旧農地のほとんどが荒れ地状態でありました。そのため、すぐに農地法を適用すると、農地として受けられる権利保護が受けられなくなっておりました。すなわち、農地法は荒れ地には...全文を見る
03月14日第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○小里副大臣 御指摘ありがとうございます。  おっしゃるとおり、確かに、イノシシに対する経口ワクチンの投与、その効果に期待するが余りに危機管理意識が低下してしまうことがないように、更に緊張感を持って対応していく必要があろうなと思うところであります。  そもそも、豚コレラの発生...全文を見る
○小里副大臣 原発事故に伴いまして諸外国・地域において講じられている放射性物質関係の輸入規制に対しましては、さまざまな機会を捉えて撤廃、緩和を求めてまいりました。  その結果、何らかの規制を設けている国・地域の数は、事故後の五十三から二十四にまで減少をしております。最近では、シ...全文を見る
○小里副大臣 先ほどから御指摘のとおりでありますが、和牛は、関係者が長い年月をかけて改良してきた、我が国固有の貴重な財産であります。そのため、和牛の、海外資源の、海外への流出には大変大きな危機感を持っているところであります。  農水省では、本件の再発防止に向けまして、全国の家畜...全文を見る
○小里副大臣 昨年十二月に漁業法が改正されまして、漁業を取り巻くさまざまな環境変化に対応するために、資源を維持、回復させる目標を関係者と共有して、これを実現するために、数量管理に軸足を移した資源管理を行うこととされたところであります。  法律の成立に際しまして、衆議院の附帯決議...全文を見る
○小里副大臣 まず、事実確認からさせていただければ、今お話しの、飼養衛生管理基準を守れば発生しないとは申しておりません。一方の、守られていればここまでの感染拡大はなかったと思うということは申し上げております。これは、記者団からの質問に答える形で行ったものであります。ワクチン接種に...全文を見る
○小里副大臣 微細な指摘かどうかというところは、いろいろな評価の仕方があろうと思います。  疫学調査チームの調査によりますと、先ほど申し上げたように、トラクターが野生イノシシのエリアを走って、そのまま消毒もせずに農場内に戻ってきたという事例、あるいはまた、柵につきましても、出入...全文を見る
03月20日第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○小里副大臣 ため池の補強等を実施する農村地域防災減災事業は、都道府県及び市町村負担分に対して公共事業等債が適用されまして、充当率九〇%、交付税措置率二〇%の措置が講じられることとなっております。  また、防災・減災、国土強靱化のための三か年緊急対策に基づく事業の中で、当初予算...全文を見る
04月11日第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○小里副大臣 地域の話合いを進めるに当たりましては、まずは地域内で担い手が見つからない場合、あるいは地域の外の農業者等の経営ノウハウを活用したい場合等におきましては、地域の合意のもとで外部の人材の活用も検討することが重要であります。  このため、従来から、農地バンクにおきまして...全文を見る
04月17日第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○小里副大臣 地域の話合いに基づく人・農地プラン、これは平成二十四年に開始をされまして、平成二十六年の機構法制定時に、農地バンク事業の円滑な推進を図るための手段として法的に位置づけられたところであります。  現在、九割以上の市町村、千五百八十七市町村において約一万五千のプランが...全文を見る
04月26日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○小里副大臣 同じく、そうは思いません。
○小里副大臣 視覚障害者につきましては、検証委員会の報告書にもありましたとおり、身体障害者障害程度等級表の記載の確認が十分ではなくて、矯正視力ではなく裸眼で判断するとの運用が続いていたところでありますが、これは、例年どおりの作業を毎年同じように行ってきたものでありまして、意図的に...全文を見る
05月08日第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○小里副大臣 我が国の主食用米の消費量は、毎年約十万トンが減少しているところであります。そういった状況の中で、令和元年産の作付の推進に当たりましては、主食用米の作付面積が大きい道県を中心にして、需要に応じた生産、販売を促し、米の需給及び価格の安定を図ることが重要であると認識をして...全文を見る
○小里副大臣 事務方から答弁を申し上げましたとおり、現時点において我が国の豚肉価格が高騰している状況にはないと考えているところでありますが、今後とも、引き続き、豚肉の価格動向等について注視をしてまいりたいと思います。  また、国内外での伝染病の発生や国際情勢の変化にかかわらず、...全文を見る
05月09日第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○小里副大臣 御指摘ありがとうございます。  御案内のとおり、今回の事案の困難性というものは、野生のイノシシに感染をして、これが主な発生源となっているというところにあろうと思います。このため、より高度な飼養衛生管理が農家に求められるというところでありますけれども、御指摘のとおり...全文を見る
○小里副大臣 林業の成長産業化を実現をしていくためには、木材の伐採、搬出の低コスト化が極めて重要と認識をしております。  このため、高性能林業機械の導入と路網ネットワークの整備による効率的な作業システムの構築を進めるとともに、近年発展目覚ましいICT等の先端技術を活用しまして、...全文を見る
05月10日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○小里副大臣 御指摘ありがとうございます。  農水省が補助している農福連携対策では、これまでに、事業実績報告におきまして、お話のとおり、雇用人数や売上げ等につきましては報告を求めているところでありますけれども、事業収入によって利用者等へ賃金や工賃が支払われていることや、経常収支...全文を見る
○小里副大臣 お話のとおり、厚労省とよく連携して、しっかり趣旨に沿うように対応してまいります。
○小里副大臣 農福連携の取組を全国に定着、拡大させるために、全四十七都道府県が参画をした農福連携全国都道府県ネットワークが平成二十九年七月に設立をされておりまして、各都道府県の福祉部局若しくは農林部局の担当課に事務局が設置をされているところであります。  これらにおいては、関係...全文を見る
05月15日第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○小里副大臣 林業の成長産業化を図って、また、所得の向上を図っていく、そのためには、林業の生産性の向上が極めて重要であると認識をしております。  御指摘のとおり、ICT等の先端技術を活用をし、また、高性能林業機械の開発等を進めることが求められております。このため、農水省としまし...全文を見る
○小里副大臣 出水市の事案につきましては、大変残念に思っております。  おっしゃるとおり、将来の伐採、また、将来の利用を楽しみにしておられたこの森林所有者の方の気持ちを思いますと、極めて深刻な問題であると考えております。  なお、無断伐採の未然防止に当たりましては、昨年四月に...全文を見る
○小里副大臣 委員の御意見、御提言をしっかり受けとめまして、また、被害者の方々の心情に思いをいたしながら、しっかりと対策を徹底をしてまいります。
05月22日第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
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○小里副大臣 昨年四月に施行されました改正畜産経営安定法によりまして、加工原料乳生産者補給金制度に参加する交付対象事業者は拡大をしたところであります。  そういった中で、例えば、みずから生産した生乳をブランド化をして加工、販売する取組を行っている事業者は、制度への参加を契機とし...全文を見る
○小里副大臣 野生鳥獣による農作物被害は、御指摘のとおり、営農意欲の減退など、被害額として数字にあらわれる以上に深刻な影響を及ぼしているものと認識をしております。  鳥獣被害防止総合対策交付金によりまして、地域ぐるみで行う侵入防止柵の設置や捕獲活動等への支援を行うほか、被害が増...全文を見る
○小里副大臣 有機農業は、消費者の農産物需要が高度化し、多様化をする中にありまして、農業生産に伴う環境負荷を低減をすることで農産物の付加価値を高めて、有利販売につなげることができる取組と考えております。  また、欧米諸国では、お話をいただきましたとおり、近年、有機食品市場が急拡...全文を見る
05月29日第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
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○小里副大臣 国産加工用トマトの主要な加工品であるところのストレートジュースは、輸入品の濃縮還元ジュースと品質面での差別化が図られておりまして、近年は、消費者の健康志向とも相まって、需要が高まっているところであります。しかしながら、原料となる国産加工用トマトの生産が追いついていな...全文を見る
○小里副大臣 御指摘のような経緯によりまして対象業種に追加をされたところでありますが、まず、パスタ製造業及び菓子製造業につきましては、EU産の高い品質とブランド力を有する製品との競合にさらされ、事業者の事業活動に影響が及ぶおそれがあること、砂糖製造業につきましては、安価な加糖調製...全文を見る
○小里副大臣 農産加工品の原料として国産農産物の利用を促すことは、地域農業の健全な発展を図る観点からも重要であると考えております。  本法に基づく計画の承認に当たりましては、地域の農産物の利用の促進又は地域の農産物の特色を生かした農産加工品の生産の促進に資するものであることを要...全文を見る
06月05日第198回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
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○小里副大臣 御指摘のとおりに、米の消費量が年間約十万トン減少をする中で、産地におきましては、家庭用のブランド米のみならず、中食、外食向けなど、多様な需要に応じた生産を進めることが重要であると考えております。  こうした中、青森県では、中食、外食等の需要に対応した収量性やブレン...全文を見る
10月30日第200回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○小里委員 自由民主党の小里泰弘でございます。  質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  まずは、本年夏から秋にかけて災害が相次ぎました。亡くなられた多くの方々にまずお悔やみを申し上げ、そして、被災された皆様にお見舞いを改めて申し上げたいと思います。  今次台...全文を見る
○小里委員 人を出す側も本来人手不足でありますから、よっぽど工夫をして徹底をしていかないといけないと思います。よろしくお願いしたいと思います。  復旧事業、なるべく無駄のないように、効率的に行う必要があります。従来、災害時に言われることでありますが、原形復旧にとどまることなく、...全文を見る
○小里委員 いつの災害でも言われることでありますけれども、ぜひ、再度、災害防止、財政の効率性の観点からも、しっかり、思い切って進めていただきたいと思います。  今次災害におきましては、被害が甚大であった一方で、インフラ整備による防災・減災効果が顕著にあらわれました。  狩野川...全文を見る
○小里委員 この防止効果という意味でいきますと、私の地元の川内川も、おかげさま、大分おさまってまいりました。災害を防止するだけでなくて、整備された河川をより地域振興に役立てていこうということで、かわまちづくりが進んでおりまして、観光振興等大いに進めていこうということであります。ま...全文を見る
○小里委員 災害時に道路が寸断をされまして地域が孤立化をした、そういった事例も多く見られます。まさに命の道でありますから、そういった観点からもしっかり整備を進めていただきたいと思います。  老朽化対策であります。  高度経済成長期に整備された社会資本が、五十年以上経過しまして...全文を見る
○小里委員 特に財政の効率化の観点からも、極めて重要な進め方であります。ぜひ集中的に、計画的に進めていただきたいと思います。  インフラの整備率でありますが、河川整備計画目標に対する国管理河川の整備率は約七三%、土砂災害対策実施率は約四〇%。それぞれ年間一%も伸びておりません。...全文を見る
○小里委員 ぜひとも危機感を持って取り組んでいただきたいと思います。  世界のマグニチュード六以上の地震、その約二割が日本周辺で発生をしております。極めて脆弱な国土であることを認識をしなければなりません。  加えて、有識者会議の提言によりますと、将来の気温上昇を二度以内に抑制...全文を見る
○小里委員 東日本大震災が発生しましたとき、私どもは野党でありましたけれども、ここはしっかりと対策案を提言をしていこうということで、党内に緊急対策プロジェクトチームをつくりました。そして、被災地の声を聞きながら、党を挙げて議論をして、避難所対策から復旧対策まで五百七十七項目の対策...全文を見る
○小里委員 ありがとうございました。