小沢一郎
おざわいちろう
比例代表(東北)選出
立憲民主党・無所属
当選回数18回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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05月17日 | 第164回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第2号 議事録を見る | ○小沢一郎君 前原代表の後を引き継ぎまして、民主党の代表に選任されました小沢一郎でございます。そのおかげで、久しぶりに小泉総理のまた御指導をいただく機会を得まして、どうぞひとつよろしくお願いいたします。 本論に入ります前に、ちょっと総理に私から苦言と御提案、お願いを申し上げた...全文を見る |
○小沢一郎君 総理も、国会の審議については、お互いに十分意を尽くしてやっていくということについては賛成だというお話です。強行採決したばかりで賛成だと言われても、ちょっと困るんですけどね。まあどうぞ、ひとつその趣旨をですね……(発言する者あり)ちょっと聞いていてくださいね。総理のそ...全文を見る | ||
○小沢一郎君 ただいま総理からも現状の社会についての憂い、認識をお聞きいたしましたが、今日の社会の、かつての日本ならばあり得ないような事件ばかり起きているというこの日本社会の現状を考えるときには、やはり戦後体制というものからひもといて考えていかないといけないんじゃないかというふう...全文を見る | ||
○小沢一郎君 ただいまの総理のお話は、戦後の結果としてのいい点を指摘されながらのお話だったと思いますが、私がお聞きしたかったのは、いわゆる国の、国家の組織や制度として、大きく戦前と戦後というのは変わりました。その中で、俗説的に言われております占領政策、俗に、あるいは日本の弱体化政...全文を見る | ||
○小沢一郎君 今の総理の話は、家庭教育あるいは社会教育ももちろん含まれるかもしれませんが、その視点からのお話だったと思いますが、私がお聞きしたいと思いましたのは、学校教育、教育行政の今の仕組みについて、その責任はということをお伺いしたんですが、もう一度お願いします。 | ||
○小沢一郎君 再度、申しわけないんですけれども、私がお伺いしておりますのは制度論であり、今日の教育行政の責任がどこにあるかということ、それがさっきから言っていました戦後体制そのものの私は問題だと思っているんです。ですから、これは小さい問題ではなくして、本当に教育の根本に関する問題...全文を見る | ||
○小沢一郎君 教育の問題がやはり大事だということについては同感であるというお話で、ただ、私は繰り返して言いますが、戦後体制、しかも教育、これについて今文部省が直接的な責任は負っていない形に制度的になっているんですよ、指導助言ということで。しかし、実質的にはやっている。私はそういう...全文を見る | ||
○小沢一郎君 そういう教育の、私から言わせれば戦後のゆがんだ教育行政の是正というような視点が全くないんですよ。だから、私はさっきからいろいろ聞いているんです。 私どもの日本国教育基本法におきましては、きちんと教育行政は国の責任ということをうたっております。それから、各学校には...全文を見る | ||
10月18日 | 第165回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第1号 議事録を見る | ○小沢一郎君 民主党の小沢一郎でございます。 まず、安倍総理に対しまして、このたびの御就任、お祝いを申し上げます。 私は、総理の御尊父であられます安倍晋太郎先生に大変御指導いただいた一人でございます。私は先輩として非常に尊敬しておりました。立派な方でありましたし、この次に...全文を見る |
○小沢一郎君 今、憲法改正の必要性、根拠について、理由について、三点、総理からお話がありました。一点目が私申し上げたところですが、二点目、三点目といいますのは、それは日本国憲法に固有の問題ではないのではないか、他の法律であれ制度であれ何であれ、それは時代の変遷に伴って、国民のため...全文を見る | ||
○小沢一郎君 ドイツ基本法にも、明確にではないですけれども、そういった趣旨、思想があらわれた規定がありますけれども、総理のおっしゃるような考え方をストレートに条文化している憲法を持っている国、私も別に世界じゅうの憲法を調べたわけじゃありませんから、そんな大きなことは言えませんけれ...全文を見る | ||
○小沢一郎君 今、安倍総理が、日本国憲法の基本的な民主主義やら基本的人権やらそういったいろいろないいところがたくさんある、そしてまた既にもう定着している、そういうことをお話しになりました。事実そのとおりだと私自身は思っております。 そうしますと、結局、さっき言ったように、三つ...全文を見る | ||
○小沢一郎君 今の総理のお話も、要するに、安保条約、日米同盟、これは日本の安全保障にかかわるお互いの同盟、取り決めですよね。そして、周辺事態法というのも、そのまま放置すれば武力攻撃のおそれがあるようなことなど日本の平和と安全に大変重要な影響を持つ事態というふうに第一条で説明してあ...全文を見る | ||
○小沢一郎君 ちょっと、静かにしてください。 私はあらゆる機会で自分の考えを申しておりますから。 ですから、国際社会への協力作業は、国際の要請があれば日本は全面的に参加するべきだと私は思っております。だから、そういう考え方が政府でもって、安倍総理自身も、それだけ日本の自立...全文を見る | ||
○小沢一郎君 日本としてやれることをいろいろ考えることは、それは結構なことであります。 ただ、四十一条の経済制裁ということをみんな簡単に口に出しますけれども、経済制裁というのは、最終的には強制力を伴うものなんですよ。そうでしょう、海上の臨検であれ、陸上の封鎖であれ。ですから、...全文を見る | ||
○小沢一郎君 はい、わかりました。 法令の範囲内、範囲内とおっしゃいますけれども、日本の安全保障で最大の問題は憲法なんですよ。安倍総理……(発言する者あり)いや、安倍総理のおっしゃる憲法論議が、いつもいろいろな問題のときに出されるわけです。ですから、そういう意味において、何で...全文を見る | ||
11月08日 | 第165回国会 両院 国家基本政策委員会合同審査会 第2号 議事録を見る | ○小沢一郎君 総理にお伺いする前に、昨日北海道で大きな竜巻が発生し、九人の方がお亡くなりになったと、心から御冥福をお祈りいたします。また、けがをなさった方、そして被害を受けられた方、一日も早い回復をお祈りいたします。 そこで、総理にお伺いいたしますけれども、総理は最近、フィナ...全文を見る |
○小沢一郎君 そこで、こういう場でございますので、改めて現在の憲法九条、これをどのように総理としては、あのインタビューでも自衛権の問題とか国際貢献の問題とかというふうに触れられておりましたけれども、その条文を述べてもらうと、改正案の条文述べてもらうという意味ではなくして、そういう...全文を見る | ||
○小沢一郎君 自衛権を条文として明記する、あるいは国際貢献ということ、これまたきちんと明記するということは私もそれなりに理解できるわけでありますけれども、今の憲法九条の条項については、条文については、総理はどのようにお考えですか。 | ||
○小沢一郎君 それは、その明示したということ自体は、さっきから申し上げているとおりに分かりますし、私も一定の理解はいたしておりますけれども、今の九条の文言という、条文ですね、に書かれているその意味について、総理はどうとらえておられるかということをちょっとお聞きしたいんですが。 | ||
○小沢一郎君 そのことは総理の意見として重ねて聞かしていただいて分かりました。 ただ、九条に、要するに正義と秩序を希求し云々、国際紛争を解決する手段として、武力による威嚇、武力の行使はいけないという趣旨のことが書かれておりますが、この条文の意味するもの、そしてそれをどのように...全文を見る | ||
○小沢一郎君 非核三原則を守っていくと、堅持すると、それ変わりないという総理の今の答弁でしたけれども、私は、議員それぞれも同じ政党の中にあってもいろいろな意見ありますし、みんなそれぞれ意見を持っていることは当たり前のことですから、いろんな議論がなされること自体がいけないと言ってい...全文を見る | ||
○小沢一郎君 そうしますと、非核三原則を堅持すると、その方針は変わりないんだと、閣僚もみんなそういうことを前提の上で言っているんだと。 そうすると、そういうことを言いながら、核武装の論議は自由にしていいじゃないかというような、言葉の、言葉のあやは別として、そういう趣旨の、核武...全文を見る | ||
○小沢一郎君 私が申し上げたのは、別に核武装をするということで議論するというんじゃないんです。核武装に関する議論をいろいろしていいんだと、賛成、反対含めて核武装に関する議論をそれは個人の意見としてやっていいんだと。閣僚がそういう発言をすること自体にそれは私は問題だと思うんですけれ...全文を見る | ||
○小沢一郎君 私は、非核三原則ということを貫くということであれば、総理以下国務大臣もやはりそういう誤解を与えるような、あるいは内外の信用、信頼を失墜するような形の発言は慎むべきである。というのは、閣僚がそれに関する議論はしてもいいじゃないかということは、国際社会、ほかの人から見れ...全文を見る | ||
○小沢一郎君 総理自身が同じような考えだということであればそれ以上の議論にならないんですけれども、やっぱり私は本当に、総理始め国務大臣は国益をしょって日本を代表して政治を行っているんですから、そこは本当によく考え、慎重に言動をしてもらいたいというふうに私は思っております。特に、こ...全文を見る | ||
○小沢一郎君 そうしますと、そういう問題を解決していくために、あるいはゆがみを是正していくために、どのような政治として施策を講じていったらいいとお思いでしょうか。 | ||
○小沢一郎君 今総理の御答弁で学校現場や教育委員会云々というお話が出ましたが、現在、国会において教育基本法、私どもは日本国教育基本法という案を出しておりますが、総理も政府案、教育基本法の政府案を一日も早く通過さしたいという思いでおられると思いますけれども、今お話し、総理から指摘が...全文を見る | ||
○小沢一郎君 今日の教育の問題というのは、いろいろな要素があると思いますし、日本社会全体としてみんなでそこを正していかなければならないと思うんですけれども、政治の役割としては、やはり教育行政という観点から制度的なものにも踏み込んでいかないと私はならないんじゃないかと思うんです。 ...全文を見る | ||
○小沢一郎君 今総理が政府の教育基本法の政府案には原則を書いておるんだというふうに御答弁でしたけれども、私は、教育行政の戦後ずっと続いてきた、それこそ占領下から、これは正に根本の問題であり、大きな原則的な問題だと思うんです。ですから、私どもはそれを改革していく根拠になる規定を第七...全文を見る |